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東京の友達「えっ、ダイヤちゃんって彼氏いたことないの!?」
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ダイヤ「い、いえ、今も地元にいますわ…w」
それから名前が男でも通用するという理由だけで
彼氏のフリしてLINEや通話の相手をさせられる曜ちゃん…
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男性に見える写真選んで送って下さいまし
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曜ダイは良いぞー!
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いいね
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ようだいすき
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めちゃくちゃ良い導入
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その前に聖羅さんが「私の彼女ですから」って言ってくれるよ
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|c||^.-^|| はよ
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https://i.imgur.com/yYkeI1w.jpeg
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果南と鞠莉も遠方で同じことやっててほしい
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陽岱鋼いいぞ〜コレ
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>>7
聖羅さん
なんか強そうで草
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東京の友達(聖良)「えっ、ダイヤちゃんって彼氏いたことないの!?」
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「えー、ガチ!?なんて名前!?」
ダイヤ「よ、曜さんという方ですわ…」
「へぇ!ねね、どんな人?優しい?てかイケメン?」
ダイヤ「どんな…?そ、そうですわね…曜さんは運動全般が得意で…」
「うんうん!」
ダイヤ「とても親切で、お優しい方ですわね」
「体育会系なんだ!」
「筋肉ありそう!」
ダイヤ「体力お化けなところは確かにありますわね」
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「彼氏さん、趣味とかあるの?」
ダイヤ「水泳とか高飛び込みはやっていますわね…あとは、コスプレとか…?」
「コスプレ!w」
「結構オタクな一面もあったり?w」
「地元に残ってるって事は、彼氏さんは静岡で進学したの?もしかして就職?」
ダイヤ「1つ年下の後輩ですので、まだ高校3年生ですわ」
「えぇ!?年下だって!」
「可愛い!w」
「写真!写真はないの、ダイヤちゃん!!」
ダイヤ(……困りましたわ……制服や衣装の写真は流石に……あ、雑誌の企画で男装した時のこれなら…)
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「見せて見せてw」
ダイヤ「ヒッ…か、勝手に覗き込まないで下さい!」
「ごめーんw」
ダイヤ「ええと…こ、こんな感じで…」
ダイヤ(まあ男装姿とはいえ流石に女性だとバレるでしょうから、この辺りで嘘だったと申し上げれば…)
「………」
「………」
「………」
ダイヤ「………あの…皆さん……?」
「ぎゃあああああああああ!!可愛い!!!!」
「うっそ!ヤバ!!!ダイヤちゃんの彼氏カッコ可愛い過ぎない!?!?」
「すっご!!うわすっご!!え、めちゃイケメンじゃん!!!すっっご!」
ダイヤ(まさか…バレて、ない…!?)
ダイヤ(これは……これは困った事になりましたわ…!!)
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いいぞ
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─週末 沼津
ダイヤ「……という訳でして……」
曜「えぇ……」
ダイヤ「後生です!後生ですから一度だけ東京に来て、私とデートして下さいまし!!」
ダイヤ「旅費や洋服代はもちろん、現地で必要な資金は全て私が負担致しますわ…!」
ダイヤ「ですから、この通り……!」ドゲザ
曜「わわ!顔を上げて!……もう、参ったなぁ…」
ダイヤ「つまらない見栄を張ったばかりに…面目次第もございません…」シュン…
-
続けて
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曜「えーと、つまり…男の子のふりをした私と、ダイヤさんと、ダイヤさんのお友達3人…の5人で東京でデートすればいいんだよね?」
ダイヤ「はい…」
曜「うーん……ま、断る理由もないか…」
ダイヤ「………!という事は…!?」
曜「うん、おっけー!」
ダイヤ「あ…ありがとうございます!!」ドゲザ
曜「だからそれやめてってば!」
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メノ^ノ。 ^リ 続けて
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─デート当日
「うわ、楽しみw」
「あのイケメン様に会えるなんて…!」
「ダイヤちゃん、本当にウチらも会っていいの?」
ダイヤ「え、ええ…構いませんわ…」
ダイヤ「ただその……曜さんは男性にしては結構声が高い方で……本人は気にしているので……なるべく気にしないようにして頂けますと…」ゴニョゴニョ…
「うん!わかった」
「…あ、あの人じゃない?」
ダイヤ「……あ!曜さん!」
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|c||^.-^|| おっほー!たまりませんわ
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曜「あー…ん゛ん゛っ……こ、こんにちは(低音)」
「うわー!マジだ!本物だー!」
「実物もめちゃくちゃイケメンじゃん!!」
「すっご!肌綺麗!!女の子みたい!!」
曜(ぎくっ!?)
ダイヤ「ほ、ほらほら!早く行きましょう!」
曜「………」コクコク
「そっか、曜くんは今日帰っちゃうんだもんね」
「高校生だし、さすがにね」
「沼津だと…夕方には解散かな?」
ダイヤ「時間がありませんから!あくあくAqoursですわ!」
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ダイヤ「…という訳で、やってきました!お台場・アクアシティ!」
「おー、生レインボーブリッジ」
「ウチ初めて来たかも」
「あーね、案外来ないよね。お台場」
曜「わぁ…!海だーっ!」
「「「!?」」」
ダイヤ「!?」
曜「あっ……コホン…ダイヤさん、海好きだもんね。はしゃいじゃうよね(低音)」
ダイヤ「えっ………あ!そ、そうですわ!私とした事がついはしゃいでしまいました……海だー!と…」
「……ダイヤちゃん、あんな声出せるんだね」
「初めて聞いたかも、ダイヤちゃんのあんなはしゃぎ声w」
「可愛いw」
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ダイヤ(………ふう…なんとかごまかせましたわ…)
曜「……ダイヤさん、ごめん…」ヒソヒソ
ダイヤ「大丈夫ですわ…」ヒソヒソ
「ちょっと早いけどお昼にしない?」
「いいね、何食べる?」
「じゃあハンバーガー食べない?クアアイナで」
ダイヤ「曜さんもハンバーガーでよろしいですか?」
曜「……」コクコク
「じゃあ決まりだねー」
「ウチ、チーズバーガーにしよっかなー」
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─店内
「ウチら注文してきたよー」
「席確保ありがとね」
「ダイヤちゃんと曜くんもいってらー」
ダイヤ「わ、私が曜さんの分も注文してきますわ!曜さんは座っていてくださいまし!」タッタッタッ…
曜「!?」
ダイヤ「……ふう……まだ始まったばかりだというのに、どっと疲れてしまいましたわ…」
ダイヤ「この調子では夕方までなんて、とても…」
店員「あの…ご注文は…?」
ダイヤ「…あ!も、申し訳ありませんわ……えーと、マヒマヒとクラブハウスサンドを…」
-
ダイヤ「曜さん、お待たせ致しましたわ…」
「お!どっちもサンドイッチにしたんだ」
「マヒマヒ頼んでる人初めて見たw」
「食べよ食べよ!」
曜「…」コクリ
ダイヤ(ふう…サンドイッチもあるお店で助かりましたわ…)
曜「……」モグモグ
「やっぱここのハンバーガー、大きくて食べ応えあるよねー」
「わかる」
「サンドイッチも美味しいよねぇ…渡辺曜"ちゃん"?」
ダイヤ「!?」
曜「……はぁ………ダイヤさん、ごめん」
ダイヤ「よ、曜さん!?」
-
「ごめんねダイヤちゃん。ダイヤちゃんがレジ行った隙に、全部聞いちゃった」
「あー、曜ちゃんは責めないであげて?ウチら大体わかってたからw」
「問い詰めたというより、答え合わせしたって感じかな」
ダイヤ「……一体いつからバレていたのでしょうか……」
「うーん…最初に写真見た時は男の子かな?って思ったんだけど…」
「ダイヤちゃんが入ってたスクールアイドルのグループ調べたら、渡辺曜ちゃんって子がいるのに気づいてw」
「ダイヤちゃんが見せてくれた写真と顔も名前も一緒だし、女子じゃんって」
曜「ごめん…さすがにAqoursのMVとかラブライブ優勝した時のインタビューとか出されたら認めるしかなくって…」
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ダイヤ「…いえ、元はと言えば全て私が下らない嘘をついたせいですわ…」
ダイヤ「むしろ曜さんを巻き込んでしまい……本当に申し訳ありませんでした…」
「そーそー。曜ちゃんには謝った方がいいよー」
「ま、ダイヤちゃんは嘘吐いたかもだけどウチらも分かってて黙ってたから…おあいこってことでw」
「じゃ、こっからは普通に女子会しよ!」
曜「…騙そうとして、ごめんなさい…」
「いいのいいのw悪いのはダイヤちゃんと、悪ノリしたウチらだからw」
「せっかくだし、ここからは普通に遊ぼうよw」
「海見に行ってもいいし、ジョイポリで遊んでもいいし!」
曜「……!はい!」
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─夕方
曜「あー!楽しかった!」
「曜ちゃん、運動神経すごいね!」
「めっちゃ撃たれたわw」
「体力お化けってのは本当だったんだね」
ダイヤ「曜さん、今日は本当に申し訳ありませんでした…」
曜「もー!それはもういいって!私も楽しかったし」
ダイヤ「よろしければまた、こちらへ遊びに来て下さいまし」
曜「もちろん!次のデートも楽しみにしてるね、ダイヤちゃん!」
「おー、イケメンや」
「顔が良い…w」
「レズじゃないけど曜ちゃんには惚れそう」
ダイヤ「もう…いい加減にしてください!」
曜「みなさんもありがとうございました!…ちょっと見栄っ張りな私のダイヤちゃんを、今後ともよろしくお願いしますっ!」ペコリ
「イケメン過ぎる…」
「顔も性格もいい…w」
「ダメだ…もう仕方ねえ、ちょっとレズになるわ」
ダイヤ「も、もう!曜さんったら!!///」
曜「ふふっ…じゃあまたね!沼津に向かって全速前進、ヨーソロー!」
おわり
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ええやん
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ありがとう
最高だ
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メノ^ノ。 ^リ 真面目が服を着た大和撫子×陽キャなスポーツ少女、良いわね
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素敵なようダイ
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久しぶりの曜ダイ濡れたわ
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乙です
ダイヤの友達にお持ち帰りされてほしい
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良いSSに仕上がりましたね
乙です
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なんか良SS上がってた
素晴らしい
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乙
とても良かった
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読み切った
素敵すぎる、好き!
ようダイいいよね
またこういうの読みたい
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