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綴理「こず、1年生の頃にやった遊び覚えてる?」
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綴理「こうやって指と指の間を絡めながらお互い見つめ合ってね、先に目を逸らした方が負けってゲーム」
綴理「思い出した?うん、こずはいつも負けてた」
綴理「久しぶりに勝負する?いいよ、あそぼ」
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ギュッ
綴理「それじゃあ...よーいスタート」
綴理「....」
綴理「そういえば、このゲームでこずはいつもボクの顔を褒めてくれてたよね。いざ思い返すと...あれは作戦?」
綴理「作戦かぁ〜。けどボク褒められて嬉しかったな」
綴理「今も綺麗?ありがとう、こずも1年生の頃からずっと綺麗だよ」
綴理「あ、今こずの瞳が揺らいだ。もしかして逸らした?違う?ボクの気のせい?なら仕切り直しだ」
綴理「ふふ、今日は長期戦だね。楽しいな...」
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どのカードを引けばこれが聴けますか!
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綴理「うん?今度はなぁに?さやが呼んでる?そうかな?ボクにはさやの声が聞こえなかったけど」
綴理「....これも作戦でしょ。こずの考えてる事、分かってきたかも」
綴理「だってずっと一緒に居たからね」
綴理「確かに...こずが何を考えているのか分からない時もあったけどね」
綴理「今は大丈夫」
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綴理「....ん」
綴理「こず、なんだか顔近い?...おでこがくっつきそう....んっ」
ちゅ...
綴理「....っ」ピクッ
綴理「あ....こずから目を逸らしちゃった。ボクの負けだ」
綴理「そうだね。これは反則じゃない...こずの作戦勝ちだ」
綴理「もう一回勝負する?いいよ」
綴理「今度はボクの番ね」
おわり
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すき
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続きはまだかしら…
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素晴らしいわね
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素敵な作品ありがとう
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こういうのでいいのだけれど
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いいねゾクゾクしてくる
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たまらん
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これ梢視点の一人称漫画でイメージしたらちんちんたった
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⏜ ⏜
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流石にイライラして我慢の限界だったのだけれど
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