夏美「今日はぬぁんと、きな子に告白しますの！」
夏美「というのも、現在🆓スレに荒らしが湧くらしいですの！」
夏美「この非常事態にきな子に告白すれば吊り橋効果が期待できますの！」
夏美「そして失敗したとしても荒らしに埋め立てられて有耶無耶に出来ますの！」
夏美「にゃはっ、我ながら天才ですの！」
夏美「というわけで高評価とチャンネル登録お願いしますですの！」
夏美「最初に荒らしが湧いたら企画スタートですの！」
夏美「荒らしはハエみたいにすぐに湧くと思ってたけど時間がかかるんですの？」
夏美「待ちきれないのでとりあえず普通に生活を初めますの！」
夏美「早く荒らしに来いですの！」
夏美「きな子！ おはようですの！」
きな子「夏美ちゃん、おはようっす！」
夏美「私たちが一番乗りみたいですの」
きな子「そうっすね。あれ、夏美ちゃんだけっすか？ 冬毬ちゃんはどうしたんすか？」
夏美「ちょっと用事があって後から来ますの」
夏美（冬毬にはかのん先輩のカフェに寄ってもらって少し遅れるように頼んでおきましたの〜）
夏美「きな子こそ早いですの」
きな子「だって、人一倍練習しなきゃっすから」
夏美「偉いですの」
きな子「そんなこと無いっす！ 夏美ちゃんのほうが頑張ってるっすよ！ 家も遠いのに！」
きな子「えっ」ﾋﾞｸｯ
きな子「な、なんすかこれ？ 意味不明なのが湧いてきたんすけど……！」
夏美（おびえるきな子は可愛いですの〜！）
きな子「ひぃ、どんどん来たっす！ キモいっす！」
夏美「きな子、安心してほしいですの。きな子のことはこの夏美が守りますの」ｷﾘｯ
きな子「夏美ちゃんっ！」ｳﾙｯ
夏美（とはいえ余裕をこいてると告白する前に埋め立てられるかも……それでは本末転倒）
夏美（好感度アップはほどほどにして、イケると思った段階で告白したほうが良いですの）
きな子「夏美ちゃん、どうしようっす……このままじゃ埋まっちゃうかも……」ﾋﾞｸﾋﾞｸ
夏美「しっかりするんですの。次期生徒会長のきな子なら大丈夫ですの！」
ですの
ですの
夏美「きな子……ここにいるのはきな子と夏美だけ」
きな子「そうっす……」
夏美「まずは自分たちの身を守ることを優先しますの！」
きな子「た、確かに」
夏美「まずは部室の鍵を締めて安全を確保しますの！」
きな子「わかったっす」ｶｷﾞｶﾞﾁｬﾘ
夏美（にゃはっ！ これで合法的に密室をつくれましたの！）
きな子「Liella!の仲間や生徒のみんなは大丈夫っすかね？」
夏美「気持ち悪いだけで直接危害は加えてこないからきっと大丈夫ですの」
きな子「夏美ちゃん……なんだかいつもよりかっこよくて、頼りになるっす//」
夏美「なっつぅ//」
夏美（こ、これは告白するチャンスですの！）
ﾊﾟｰﾝ!
きな子「？」
夏美（やばい……いざとなると緊張しますの……）
夏美（言え……言うんですの！）
夏美「えっと、実は……//」ﾓｼﾞﾓｼﾞ
夏美「きな子！ きな子のことが大好きですの！//」ｷﾘｯ
夏美「だ、だからお付き合いして欲しいですの！！///」
夏美「……//」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾊﾞｸﾊﾞｸ
夏美（言えましたの！！！）
きな子「……」
↓のレスの秒数が偶数だった場合：告白成功
奇数だった場合：聞こえていない
夏美「！？」
きな子「ごめんっす！ 外がうるさくてよく聞こえなかったっす！」
夏美（そ、そんな〜〜〜！！）
きな子「何て言ってたっすか？」
夏美「いや、その//」
の゛！
の゛！
夏美（でも諦めませんの……もう少し良い雰囲気をつくりますの！）
きな子「？？？」
夏美「き、きな子……隣りに座って良い？」
きな子「もちろんっす！」ﾁｮﾝﾁｮﾝ
夏美「ありがとうですの」ﾁｮｺﾝ
きな子「夏美ちゃんが隣にいると……なんか安心するっす」
夏美「私もきな子の隣、好きですの//」
きな子「夏美ちゃん、その……手、握っていいっすか？//」
夏美「う、うんですの//」ｺｸﾝ
ｷﾞｭｯ
ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ
夏美（もう一度告白するチャンスが突然目の前に舞い降りましたの！）
夏美（い、言いますの）ｺﾞｸﾘ
夏美「あの、きな子……私はきな子のことが//」
きな子「……」
↓のレスが「の」だった場合：告白成功
それ以外だった場合：聞こえていない
きな子「え、ええ〜！！///」ﾎﾞｯ
夏美「今度は聞こえたみたいですの……//」
きな子「夏美ちゃんが、きな子のことを……//」
夏美「返事を聞かせてほしいですの！」
きな子「う、うん//」ｶｧｧ
きな子「きな子も、夏美ちゃんのことが大好きっす！！//」
夏美「え……じゃあ」
きな子「両想いだったから……その、これからよろしくおねがいしますっす//」
夏美「！！」ﾊﾟｧ
風呂入ってくるっす
きな子「あの、夏美ちゃん……//」ｼﾞｰ
夏美（う、上目遣いでこっちを見て……これってまさか、き、き、キッスしたいってことですの？）
きな子「ん……」ｽｯ
夏美（か、顔が近いですの！）
か>>102ん「おはよー！」ｶﾞﾁｬ
https://i.imgur.com/uqkoctN.jpg
夏美・きな子「！？//」ﾊﾞｯ
かのん「あれ、ふたりとも早いね！」
夏美「か、かのん先輩なんでですの！？」
きな子「鍵をかけてたはずっすけど……」
かのん「そうかな？ ちょっと固かったけど普通に開いたよ」
夏美（まさか、荒らしが湧きすぎてドアがダメージを受けてた？）
かのん「私も一緒にやるよ！ ランニング？ まずはストレッチからかな」
夏美（い、良いところだったのに〜！）
かのん「それにしてもずいぶんくっついて座ってるね。仲良し！」
きな子「あ、あはは//」
きな子（それにしてもってどんだけ言うんすか）
夏美（せっかくきな子と、き、き、き、キッスできるチャンスだったのに……）
夏美（こうなったら堂々ときな子との関係を伝えるべきかも）
きな子「夏美ちゃん……」ｼﾞｯ
夏美（アイコンタクト……きな子も同じ気持ちですの）
夏美「あの。かのん先輩。大事な話があるんですの」
かのん「えっ！？ 何、待ってこわいこわい！」ﾋﾞｸｯ
夏美「ですの///」
かのん「……」
↓のレスが「の」だった場合：聞こえている
それ以外だった場合：聞こえていない
かのん「きな子ちゃんと夏美ちゃんが……へぇ〜」
きな子「あの、部活には絶対に支障がないようにするっすから！」
夏美「認めて欲しいんですの！」
かのん「もちろんだよ！ おめでとう！」ﾆｺｯ
きな子「ありがとうっす！！」ｳﾙｯ
かのん「そんな、お礼言われることじゃないって！」
かのん「ふたりが仲良いのは知ってたし、ちょっとびっくりしたけど私も嬉しいよ！」
かのん「わかった！ みんなには私から伝えておくね！」
きな子「え、いや、違くて……」ｱｾｯ
かのん「えー？ ちょっと荒らしがうるさくて聞こえないなぁー！」
かのん「とにかく私は行くね！ ふたりで練習してて！」ｶﾞﾁｬ ﾀﾞｯ
夏美「良いですの。どうせかのん先輩に知られたら漏れるのは時間の問題ですの」
夏美「それにもしかして、かのん先輩は私たちをふたりっきりにするためにわざと……//」
夏美（いや、考えすぎですの……？ でも今なら……）
夏美「きな子……さっきの続き……//」ｶｧ
きな子「あ……うんっす//」ﾎﾟｯ
きな子「……//」ｸｲｯ
ﾁｭｯ
きな子「ふ、ふわあぁ//」ﾎﾟｰ
夏美「ですの//」
夏美（これがきな子の唇の感触、味……//）
夏美「なっつぅ！ きな子可愛すぎですの！//」
きな子「夏美ちゃんも最高に可愛いっす……んっ」ﾁｭｯ
夏美（色々あったけど上手く行きましたの〜！）
ｻﾞﾜｻﾞﾜ
恋「みなさんおはようございます。荒らしが湧いているようですが授業や部活は通常通り行います」
恋「気を付けて登下校してくださいね」
メイ「おいおい、また荒らしかよ。うっぜえなあ」
四季「ゴミ」
マルガレーテ「何の役にも立たないどころか迷惑をかけるなんて恥ずかしくないのかしら」
罵倒たすかる
可可「本当にくだらない存在デス！」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ
千砂都「まあまあ、気にするだけ無駄だよ。練習しよっ！」
冬毬「迷惑なゴミでも、稀に役に立つ時もありますよ」
マルガレーテ「はあ？ そんなことあるの？」
冬毬「はい、そのエビデンスがこちらに走ってきます」
かのん「おーいみんなー！ 大ニュース！」ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ
冬毬「ふふ、おめでとうございます……姉者」ﾎﾞｿｯ
おわり
夏美ちゃんとのいちゃいちゃをみんなに見られるの恥ずかしいからこのスレは埋め立てておいてくれっす
ハッピーエンドっすね
サンキュー結ヶ丘の拡声機