果林「テストプレイという名の宣伝ね」
璃奈「私たちに頼んだのはそれもあるけど、最大13人プレイっていうのもある」
エマ「璃奈ちゃんも参加するんだね」
璃奈「うん。だから私も詳しい中身までは知らない」
せつ菜「能力バトルとは燃えますね！ どんな能力があるんですか？」
璃奈「能力は全員違って秘密。だから私も聞いてないけど、これがルールだって」
〜ルール〜
・制限時間2時間
・フィールドは虹ヶ咲学園キャンパス内を模したフィールド
・能力と勝利条件は全員異なり、ゲーム開始時に自分のもののみ知らされる
状態異常（共通）
・気絶： ダメージを受けると発生。15秒間その場で操作不能＆状況把握不可。他プレイヤーはその間アイテムを一つまたは所持金全額を奪える。（ハメ防止のため同じプレイヤーからの攻撃で連続して気絶しない）
・バースト：一部の攻撃を受けると発生。スタート地点に戻る。アイテムと所持金全てロスト
・アウト：3回バーストするとアウトとなり敗北
初期装備（共通）
・所持金 1万円
栞子「勝利条件も違うんですか？」
璃奈「うん。どうやら戦うだけのゲームじゃないらしい」
ランジュ「早くやりましょう！」
ミア「勝つのはボクさ……」
――GAME START!!!――
歩夢「教室だ。えっと、能力は……」
能力：他のプレイヤーの視界に入っていない間、屋外のあらゆる場所に花を咲かせる。花は一部攻撃で消える。
勝利条件：花を咲かせられる場所全てを花で埋め尽くす
歩夢「屋外ってことはここから窓の外に咲かせるのは出来るのかな？ えいっ」ﾎﾟﾑﾎﾟﾑ
🌸🌸🌸🌸🌸
歩夢「わぁ、咲いた！ 地道に頑張っていけばいいのかな。とりあえず外に出てみよう」
璃奈「能力と勝利条件……あった」
能力：指定した現象を起こすスイッチを作成できる。作成には【電子部品】と【電池】を消費する。作成には【PC】が必要。作成したスイッチは他プレイヤーも使用でき、持つだけで効果を理解できる
初期装備：【電子部品】と【電池】2セット
璃奈「なるほど、起こせる現象はこのリストから選べるみたい。かなり種類があるけど二個しか作れないから慎重に選ばないと」
璃奈「【PC】はこの部屋にあるけど、他にあるかな？ ノートPCを買えたりしないかな」
璃奈「能力自体はかなり強力。リスクは素材の制限、PCという制約、スイッチを奪われることくらい……あ、勝利条件が厳しいのかも」
勝利条件：なし
璃奈「……面白い」
ミア「ははっ、これがゲームの世界か！ Excellent！」
能力：日本語のダジャレを言うことで氷結攻撃ができる。氷結状態は10秒間動けなくなる。言うダジャレは事前にノートに書いておく必要がある。同じダジャレを2回以上言っても効果がない。同じ相手を連続で凍らせられない
初期装備：クリスタル
勝利条件 ダジャレノートに100個のダジャレを書く
ミア「Shit！」
ミア「なんだよダジャレって。よりによってボクがこれって不利じゃないか！」
ミア「……いや落ち着くんだ。このゲームでただダジャレを考えるだけなわけがない。どこかにダジャレがたくさん書いてあるんだ」
ミア「あるよな？」
〜ショップ前〜
栞子「あ、しずくさんすみません。実は私だけマップを持っていないのですが、3000円でマップを見せてもらえませんか？」
しずく「へぇ、もし5000円って言ったら？」
栞子「他にもお金が必要なのでマップにはこれ以上払えません。それなら他の方にお願いします」
しずく「うーん、じゃあ3000円でいいよ。ちょうど欲しいもの買えそうだし」
栞子「ありがとうございます」
璃奈「アイテムやお金は交渉してやり取りできるんだ。スイッチをたくさん作れたら有利に動けるかな？」
璃奈「あのショップは武器を売ってるみたいだけど、私の能力を考えたら必要なさそう」
璃奈「値段の相場的にPCや電子部品は高そう『璃奈ちゃんボー……ゲーム内だった』
璃奈「さて、とりあえず一つスイッチを作りたいけど、今持ってる材料で作れるのは……」
・強制的に晴れにするスイッチ
・一番近くにいるプレイヤーを発光させるスイッチ
・オブジェクトやアイテムをお金に変えるスイッチ
・目の前の人と同じ能力と勝利条件になるスイッチ
璃奈「能力と勝利条件をコピーするスイッチ、何回も使えるみたいだけど一度押すと『スイッチを作る能力』にだけは戻れなくなるんだ」
押すと勝利するスイッチ（必要：クリスタル）
璃奈「このクリスタルを探す方を第一目標にしつつ、他の人の能力を探ろう。となると」
カタカタ ッターン
璃奈「出来た、『オブジェクトやアイテムをお金に変えるスイッチ』。まずは金策」
果林「愛……なんでスクワットなんか？」
愛「うわ！ なんだカリンかびっくりしたー。準備運動ってね」
果林「へぇ、やる気ね」ｼﾞｰ
愛「まあね……どしたのカリン？」
果林「……」ｼﾞｰ
愛「！」ｻｯ
果林「あら、警戒されちゃったかしら？」
愛「カリンのことだから今のがブラフかもしれないけど」
果林「めっちゃ警戒されてるじゃない。まあいいわ。行くわね」
愛「バイバイ」
愛（……外したら更に警戒されるな、やめとこ）
果林（……クリスタル、何のことかしら？）
エマ「あ、栞子ちゃんだ」
栞子「エマさん、ちょうどよかったです。少しお願いが……」
〜空き教室〜
彼方「エマちゃんと栞子ちゃんが一緒……これはチャンスなのでは？」
能力：プレイヤーに憑依することができ、1分間そのプレイヤーとして行動できる。射程距離15メートル。インターバルは5分。憑依相手の能力はわからず使えない。
初期装備：水着（ロストしない、憑依すると憑依対象も水着を持っていることになる）
勝利条件：他のプレイヤー1人に水着を着させる。ただし憑依中に自分で着ることは出来ない。本人または憑依したプレイヤーから渡された水着のみ
栞子「はい。3000円支払うので――」
彼方（代われ！）ｸﾜｯ
栞子「――」ﾌﾟﾂﾝ
エマ「栞子ちゃん？」
栞子（彼方）「ううん、なんでもありません。この水着を着て欲しいんです」
エマ「！ いいの？」
栞子（彼方）「はい、エマさんに似合うと思うので〜」
エマ「……本当に着るよ？」（低音）
彼方（！？）ｿﾞｯ
栞子（彼方）「は、はい。お願いします」
エマ「えっと、着替えは……」ｶﾞｻｺﾞｿ
彼方（きたっ！）
エマ「じゃーん！」
チュドーン！！！！
彼方：バースト
初期位置リスポーン&所持金0円
エマ「あれ、服が元に戻っちゃった」
栞子「あれ、一体何が……」
エマ「栞子ちゃん、さっきの水着何だったの？」
栞子「水着？ あの、私30秒ほど気絶していたはずなんですが」
エマ「気絶？ でも栞子ちゃん、さっき3000円支払うから水着を着てって言ってきたんだよ」
栞子「……私は誰かの能力で操られていたのでしょうか？ とにかく水着についてはわかりません」
エマ「そっかぁ」
栞子「とりあえず私はあっちに行くので、それでは」
エマ「じゃあね」ﾌﾘﾌﾘ
エマ（……最初にお願いがあるって話しかけたのは“栞子ちゃん”だよね？ それに“爆発”について何も言わなかった）
シーン
歩夢「あれ、花が咲かない……？ どうして」
能力：他のプレイヤーの視界に入っていない間、屋外のあらゆる場所に花を咲かせる。花は一部攻撃で消える。
歩夢「！ 誰かいるの！？」ｷｮﾛｷｮﾛ
かすみ「ギクッ！？」ｻｻｯ
歩夢「今の、かすみちゃん？ なんか武器で私を狙ってたのかな」
歩夢「そっか、この能力は感知も出来るんだ」
能力：空を曇らせることが出来る。曇り状態は1分間持続する。インターバルなし
初期装備：ダジャレ手帳
勝利条件：どこかに隠された宝箱を見つける
ランジュ「いや、考えるのよ。宝箱を見つけることが目的だから、曇りと晴れでそれぞれ手がかりを見つけることが出来るってことじゃないかしら？」
ランジュ「ならまずは全体が見渡せる屋上を目指すわ！」
能力：何度バーストしてもアウトにならない。アイテム、所持金のロスト無し。ノータイムでリスポーン。行ったことのある階層のどこからでもリスポーン出来る。
勝利条件：屋上に到達する
侑「しかも条件も簡単！ そこの階段からすぐじゃん！」
侑「よーし、行くぞー！」ﾀﾞｯ
ドン
侑：バースト
侑「え？」
特殊体質：非常に貧弱。一部アイテムは重すぎて持てない。
侑「私今壁にぶつかっただけでバーストした？」
かすみ「お金を奪うのがダメならやっぱり……」
〜スロットマシンコーナー〜
かすみ「なんでニジガクにこんなものがあるんですか！」
能力：ギャンブル当たり時のリターンが2倍になる。
初期装備：パチンコ
勝利条件：所持金を10万円以上にする
かすみ「ここで一人スロットでお金を稼ぐだけのゲーム……ぐぬぬ」
チャリン
ガラガラ
かすみ「……」
チャリン
ガラガラ
かすみ「…………」
そしてこの初期アイテムや能力の数々
もしかすると、このゲームには真の目的があったりして
シーン
歩夢「！」ｷｮﾛｷｮﾛ
栞子「歩夢さん」
歩夢「あ、栞子ちゃんは狙ってこないんだね」
栞子「狙う？ わぁ、すごい花ですね」
歩夢「そうだね」
栞子「歩夢さん、この『移動速度アップ薬』欲しくないですか？」
歩夢「どうしたの急に？ まああったら便利かも」
栞子「これショップでも4000円で売ってるんですけど、2000円でお譲りします」
歩夢「お金に困ってるの？」
栞子「はい、ショップでは売れないみたいなのでこうして交渉しようかと」
歩夢（栞子ちゃんがお金で何をしたいのかわからないけど、私の勝利条件的に移動速度は絶対あった方がいい……）
歩夢「うん、じゃあ――」
栞子「あ、まずこれを受け取ってください」つ3000円
歩夢「え？ うん」
栞子「では薬を渡しまして、5000円下さい」
歩夢「そうだよね、2000円だもんね」
栞子「ありがとうございました。では」ｽﾀｽﾀ
歩夢「なにこれ？ まあいっか」
栞子（これで所持金は6000円ですね）
「皆さん！ BGMサブスクリプションの解約は0:10までですよ！」
果林「！ せつ菜？」
せつ菜「あ、果林さん」
果林「ねえ今のって何？」
せつ菜「私の声でしたね。なんでしょう？ あ、設定にBGMサブスクリプションがありました！」
果林「え、せつ菜も知らないの？ というかサブスクリプションって」
せつ菜「あぁ、ゲーム開始時からずっと聞こえるBGMはお金を取られるみたいですね。10分毎の更新で解約できるそうです」
果林「何よこれ、そんな説明なかったじゃない」
せつ菜「こうして気付けると有利になるということでしょうか。10分100円なので気付けて良かったです」
果林「そうね」
果林（せつ菜、全然目を合わせてこないわね。なんか様子もおかしいし一旦引きましょう）
隠しルール
全プレイヤーはBGMサブスクリプションに加入している。10分毎に更新し100円所持金が減る。解約することで次の更新でストップする。
ミア「とりあえず誰かと出くわしてもすぐダジャレを言えるな」
璃奈「ミアちゃん」
ミア「璃奈！ 調子はどうだい？」
璃奈「まだなんとも。ミアちゃん何かアイテム持ってない？」
ミア「あーなんかクリスタルを最初から持ってたな」
璃奈（『押すと勝利するスイッチを（必要：クリスタル）』……！）
璃奈「実は私、アイテムをお金に変えるスイッチを持ってる。多分クリスタルだからすごく高額になると思う」
ミア「へぇ」
璃奈「山分けでいいからそのクリスタルちょうだい」
ミア「ああ……」
璃奈「……」
ミア「布団がふっとんだ！」
璃奈「！？」ﾋﾟｷﾋﾟｷ
ミア「Sorry璃奈！」ｻｻｯ
彼方「……そういえばBGM無くなってる。不具合かな？」
隠し仕様：BGMサブスクリプションは所持金が０円になると自動解除になる
かすみ「……ああっ！ 当たりそうだったのに！」
彼方「かすみちゃん？」
かすみ「彼方先輩……あんまり見られたくないところに」
彼方「これでお金を稼いでるんだ」
かすみ「彼方先輩もやりますか？」
かすみ（まあ彼方先輩は当ててもちょっとしかお金増えないけど）
彼方「今お金ないんだよね。これじゃ買い物もスロットも出来ないよ〜」
かすみ「あーお金あれば他の人と交渉出来たり……！」
かすみ「彼方せんぱーい、ちょっとお願いがあるんですけど〜」
彼方「う、足元見られてる気がするんだぜ……」
かすみ「かすみんちょっとお金が必要なんですけど、他にお金を増やすいい方法がないか調べてきてもらえますか？ いい情報があったらお金を分けちゃいます！」
彼方「なるほど、どのみち調べることだしお金も貰える……」
かすみ「彼方先輩にも悪い話じゃありませんよ」
彼方「よし乗った！ 代わりにどんな情報でも1000円は保証してね」
かすみ「流石彼方先輩！ お願いしまーす」
侑「よし、なんとか踊り場まで着いた……慎重に」ｽﾞﾙｯ
侑：バースト
侑「また下からやり直しだー！」
歩夢「侑ちゃん？」
侑「歩夢！ どう、そっちは？」
歩夢「まだ様子見って感じかな。このゲーム結構色んなことが出来るみたい。侑ちゃんは？」
侑「私はまず２階に行きたいんだけど」
歩夢「２階？ 行けないの？」
侑「うん、この階段を登るのが難しくてさぁ」
歩夢「よくわからないけど、それならエレベーターで良いんじゃない？」
侑「！ そうだよエレベーターなら段差が無いから危なくない！ 最上階までひとっ飛びだ」
タッタッタ
コケッ
侑：バースト
侑「よーし！」
歩夢「虹ヶ咲は広いから大変だよ。栞子ちゃんから移動薬買ってよかった」ﾎﾟﾑﾎﾟﾑ
🌸🌸🌸
歩夢「また咲かなく……ランジュちゃんだ」
ランジュ「歩夢ー！ 見て見て！」
歩夢「どうしたのランジュちゃん？」
パチン
☁☁☁
ランジュ「ランジュは天気を操れるわ！」
歩夢「ああっ！」
ランジュ「ど、どうしたの歩夢？」
歩夢「実は私花を咲かせないといけないんだけど、曇ってると咲くのが遅くなっちゃうの」
ランジュ「それは、残念ね。勝負だから歩夢に勝たせたくなかったらずっと曇らせるしかないわ」
歩夢「そんなぁ」
ランジュ「でもランジュも晴れさせる必要があるときもあるはずだから、歩夢のことは気にせず天気を変えるわ！」
歩夢「ごめんねランジュちゃん、私がうっかり自分の能力を喋っちゃったから」
ランジュ「無問題ラ！ お互い頑張りましょう！」
歩夢「うん」
ランジュ（“曇り状態”が歩夢の能力に影響するってことは、他の子にも影響があるかもしれないわね）
歩夢（侑ちゃん、どこにいるんだろう？）
〜物陰〜
愛「しおってぃ、人を探してるっぽいな」
愛「今私からはしおってぃしか見えない。しおってぃも誰かを見つけた様子はないし、今なら目撃されない……」
愛「愛さんビーム！」ﾋﾞﾋﾞﾋﾞ
栞子「！」気絶
愛「よし、追撃よりアイテムだ」
栞子
所持金：6000円
アイテム：コート、双眼鏡
愛「何だこれ……双眼鏡頂き！」
タッタッタ
栞子「はっ、一体何が」
栞子「双眼鏡を盗られましたね、誰かに売れると思ったのですが」
せつ菜
所持金12000円
アイテム：盾、ブーメラン、無敵薬、金の玉
せつ菜「これだけ歩き回ってもまだ――」
「皆さん！ カフェテリアの入り口付近には3万円が落ちていますよ！」
せつ菜「カフェテリアは遠いですね。探索ついでに見つけられたら行きましょうか」
果林（彼方）「ねえ、せつ菜。今の声ってあなたの？」
せつ菜「え、果林さん？ ……っ！」つブーメラン
シュルシュル
果林（彼方）「ちょっ！？」ﾋﾗﾘ
せつ菜「果林さんじゃありませんね！？ 誰ですか！？」
果林「――」ﾌﾟﾂﾝ
果林「な、何？ いきなり移動した？」ｷｮﾛｷｮﾛ
せつ菜「？？？」
〜物陰〜
彼方「何で気付かれたかはわからないけど、良い情報手に入れたぜ〜」
エマ「うーん、服はどれも高くて1着しか買えないんだ」
・防火服：1万円
・スーツ：2万円
・コート：7000円
・ドレス：5万円
・おしゃれな生地：2000円
エマ「もしかして生地からも服が作れるの？」
〜おしゃれな生地〜
安価だが品質のいい生地。ミシンがあれば布製品に加工できる。
エマ「じゃあコートと生地下さい！」
エマ
所持金：3700円
アイテム：金の玉、コート、おしゃれな生地
謎のオブジェ
ランジュ「複雑な立体だけど……やっぱり、影の形が文字に見えるわ！」
影： ジ ツシツ
ランジュ「じつしつ……開いてる部分に文字が入るなら『○じ○つしつ』ね！」
パチン！
☁☁☁
ランジュ「そして曇りになると……」
謎のオブジェ「……」
ランジュ「影が消えたわ」
💡
ランジュ「こんなところにランプなんておかしいわ」ﾎﾟﾁｯ
💡ピカー
影：ギ ュ
ランジュ「きゃあっ！ わかったわ！ 『技術室』ね！」
ランジュ「太陽と逆方向にあるランプだから、曇りにしないと影が見えないようになってたのね」
璃奈「さっき【電子部品】を買えたから【電池】も欲しい」
璃奈
所持金：64500円
アイテム：アイテムをお金に変えるスイッチ、【電子部品】×3、【電池】×1
〜ショップ〜
・電池：500円
・ライト：500円
・ノートPC：3万円
・スタンガン：5000円
璃奈「電池だ！ しかもノートPCもある」
璃奈
所持金：31500円
アイテム：アイテムをお金に変えるスイッチ、【電子部品】×3、【電池】×6、ノートPC
璃奈「私にはミアちゃんと戦う武器が必要、だから……」
カタカタ ッターン
璃奈「出来た。『目からビームを発射するスイッチ』、そして『3秒間無敵になるスイッチ』」
目からビームを発射するスイッチ
押すと目からビームが出る。射程距離無限。インターバル15秒。気絶させる。
3秒間無敵になるスイッチ
押すと3秒間無敵になり、ダメージや状態異常を受けない。インターバル1分
侑「エレベーター乗るのも一苦労だよ。お、もうこの階にはリスポーンできるみたいだね」
侑「よし、じゃあ屋上目指して――」ﾄﾞｽｯ
侑：バースト
歩夢「あ、侑ちゃんごめ……侑ちゃん？」
侑「ありゃ、歩夢とぶつかっちゃったか」
歩夢「え、ワープ？」
侑「なるほど、私は実質ワープ能力があるのか」
歩夢「侑ちゃん！」ﾀﾞｯ
侑「あゆ――」
侑：バースト
侑「ごめん歩夢、たぶん私に近づきすぎない方がいいと思う」
歩夢「？？？」
璃奈「果林さん、ミアちゃん見なかった？」
果林「見てないわね」ｼﾞｰ
エマ「果林ちゃんどうし……！」
果林「え？ 何？」
チュドーン！
愛：バースト
璃奈「！？」
果林「爆発！？ これは一体……ってどうしたのエマ？」
エマ（コート着用）「今愛ちゃんが私たちのことを狙ってたんだよ」
璃奈「愛さんが？」
エマ「うん、実は愛ちゃんがビームを撃ってるところを見たんだよね」
果林「なるほど、3人まとめて金品根こそぎ頂こうって算段だったわけね」
エマ「璃奈ちゃーん、お顔が怖いよ？」
果林「どうやって愛を倒したの？」
ダッ
果林「あっ、待ちなさい！」
タッタッタ
璃奈「逃がさない」ﾎﾟﾁｯ
ビビビビ
エマ「！」ｻｻｯ
璃奈「外した」
果林「何なのよもう！」
タッタッタ
行き止まり
エマ「！」
果林「璃奈ちゃん、ビームは待ってね。先にエマの能力を聞き出してからよ」
璃奈「うん」
璃奈「！」
果林「璃奈ちゃんのビームよりも早いってことね。距離を取らないと自分も巻き込まれるから逃げたと」
エマ「うん、この距離なら大丈夫だけどね」
果林「……エマの能力は、服を着替えることがトリガーよ」
エマ「！」
璃奈「え？」
果林「そのコートに何の効果があるのかはわからないけど、おそらく効果を発揮していない」
璃奈「だから着替えること自体がトリガーになってる……」
果林「璃奈ちゃん、もう撃っちゃいましょう。強奪は譲るわ」
エマ「！」ｻｻｯ
果林「物陰に隠れても無駄よ。そっちの視界にも入らな――」
チュドーン！
エマ「甘いよ果林ちゃん、“爆発させる対象”も嘘だもん」
果林：バースト
璃奈「エマさんには恐れ入った」
エマ「！？」
璃奈「私の能力がビームだけだと思った？」
エマ「……やっぱりゲームで璃奈ちゃんには敵わないなぁ」
璃奈「金の玉が爆発したのを見た。マップ中に落ちてるよね」
エマ「うん」
璃奈「悪いけどエマさんの服を一着貰うよ」ﾎﾟﾁｯ
エマ
能力：着替えることで半径20mの金の玉が一斉に爆発する。近くの金の玉の位置を把握できる。金の玉はマップ上にランダムに配置されている。爆発は巻き込まれるとバースト、または気絶。
勝利条件：服を5着入手する
彼方「かすみちゃん、やっほー」
かすみ「彼方先輩！ 何か情報は掴めました？」
彼方「うん、なんと3万円が落ちている場所の情報を手に入れたのだ〜」
かすみ「本当ですか！ どこですか？」
彼方「うーん、1000円じゃここまでかなぁ」
かすみ「な゛！？」
彼方「山分けが妥当だよね〜。1万5千円ちょうだい」
かすみ「ぐぬぬ……嘘かもしれないし他の人に取られてるかもしれないのに半分もなんて」
彼方「じゃあ彼方ちゃんのお願いを聞いてくれたら1000円でいいよ」
かすみ「！」
彼方「この水着をかすみちゃんに着てもらいたいんだけど」
彼方（憑依なんてまどろっこしいことしなくてもこうすればよかったんだよ〜）
かすみ「最高じゃないですかー！ 着ます着ます！」
彼方「はい、これ」つ水着
かすみ「えーっとこれを……」
「皆さん！ 璃奈さんは今所持金68500円と『目からビームを出すスイッチ』と『一瞬無敵になるスイッチ』と『アイテムをお金に変えるスイッチ』を持っていますよ！」
かすみ「え！」
彼方「な、なんだ？」
かすみ「こうしちゃいられません！ 4万でありったけの武器を買ってりな子から奪っちゃいますよ〜」
ピューン
彼方「そんな……」
せつ菜「おかしいですね、公開情報しかお知らせは来ないはずですが……」
ミア「は？ 知るわけないだろ。ボク音楽科なんだから」
ランジュ「何でマップに載ってないのよ！」
ミア「はぁ……あと50個も思いつかないよ」
ランジュ「マップを真っ二つ……」
ミア「！？ おい、今何を？」
ランジュ「え？ ああ、ダジャレ手帳を最初から持ってたのよ。何かの役に立つかと思ったけど、関係なさそうだからミアにあげるわ」
ミア「！？！？」
ランジュ「じゃあね、ミア」
ミア「……」
ミア「勝った」
果林
能力 5秒間目を合わせた相手の勝利条件を知ることが出来る。
勝利条件：なし
果林が知った勝利条件
愛：クリスタルを手に入れる
侑：屋上に到達する
彼方：他プレイヤーに水着を着させる
エマ：服を5着入手する
璃奈：なし
果林「私の勝利条件がないということは、あとから勝利条件を得る方法がある。だとすれば、私と同じように勝利条件がない子がいる」
果林「今日の狙いは君にき・め・た！」
果林「璃奈ちゃん💙」
歩夢「なんでお金がどんどん減ってるんだろう？」ﾎﾟﾑﾎﾟﾑ
🌸🌸
歩夢「あれ、BGMサブスクリプション？ これにお金取られてたんだ」
OFF
歩夢「うーん、また曇ってるなあ。でもあと1割くらいまで咲かせられた」
ピンポンパンポン
歩夢「放送？ なんだろう」
『――皆さん！ 校門前にいる歩夢さんがもう少しで勝利条件を満たせそうですよ！』
歩夢「！？」
〜放送室〜
せつ菜「やっぱり外が曇ってると『非公開情報』を教えてくれるようですね。しかし歩夢さんが勝ちそうになってるとなると……妨害しに集まる可能性がありますね」
せつ菜
能力：お知らせを聞くことが出来る。自動で発動。内容は公開情報。せつ菜から音声が出るので周囲にいるプレイヤーも聞くことが出来る。
隠し仕様：曇り状態だとランダムで非公開情報を聞ける。
勝利条件：生き残ってる全てのプレイヤーのBGMサブスクリプションがオフになる
かすみ「歩夢先輩を止めないと！ ついでにりな子も校門前に来てるかも？」
タッタッタ
かすみ「ってえーっ！？ なんでこんなところに跳び箱があるの！？」
跳び箱：ドン
かすみ「もう！ これじゃ出られないじゃん！ 仕方ない、遠くの出口から……」
ビビビビ
かすみ「」（気絶）
愛「ごめんかすみん……うーん違うか、無敵薬貰ってくね」
タッタッタ
ミア「行かせないよ」
歩夢「ミアちゃん！ くっ」ﾀﾞｯ
ミア「猫が寝転んだ！」
歩夢「――」ﾋﾟｷﾋﾟｷ
ミア「歩夢の足止めしながらダジャレ考えるの難しい！」
ビビビビ
ミア「うわぁ！？」ｻｯ
愛「へへっ、ミアチー大人しく愛さんに撃たれちゃいなよ」ﾌﾝｯﾌﾝｯ
ミア「スクワットしながら怖いこと言うな！」
愛
能力：スクワットを10回すると射程無制限のビームを撃てる。ビームは一発まで保持できる
勝利条件：クリスタルを手に入れる
ミア「愛、歩夢を放っておいていいの？」
愛「仏はほっとけ！ 仏だけに！」ﾌﾝｯﾌﾝｯ
ミア（よし！）
ミア「僕に撃っても意味ないよ！」
愛「無駄なビームだな、なんつって！」
ミア（foooooo! Yeahhhhhhhhh!!!!）
愛「愛さんビーム！」
ビビビビ
ミア「しまっ」
愛「あれ？ 途中で消えた……」
ミア「助かった……」
歩夢「っ」ｻｻｯ
しずく「歩夢さん後ろ！」
歩夢「え？ うわっ！」
せつ菜「邪魔されましたか……」つブーメラン
しずく「歩夢さん逃げてください！」
歩夢「うん、ありがとうしずくちゃん！」ｻｻｯ
ミア「歩夢は逃げたか……」
愛「もう少し近づけば届くかな？」
璃奈「愛さん、どいて」
愛「り、りなりー？」
ミア「璃奈……」
愛「！ へぇ、奇遇だね。愛さんもクリスタル欲しいんだよね」
ミア「二人に狙われてる、でも逆に二人が牽制しあってボクには手を出しづらいみたい」
璃奈「関係ない。まずは愛さんを」
愛「させないよ！」ﾋﾞﾋﾞﾋﾞ
璃奈「無駄」ﾎﾟﾁｯ
愛「効かない！？」
璃奈「私の勝ち」ﾎﾟﾁｯ
ビビビビ
愛：気絶
ミア「無駄なビームだな！」
ピキピキ
ミア「よしっ」
バリーン
ミア「what’s !?」
璃奈（コート、凍結無効）「同じ手は二度は喰らわない」
こういう地味に嫌な制限あって使いづらい能力、バトル物で一番好き
璃奈「ビームのインターバルも終わり。じゃあね」ﾎﾟﾁｯ
ビビビビ
ミア：気絶
璃奈「クリスタルを貰うね。そして」
カタカタ ッターン！
璃奈「出来た。『押すと勝利するスイッチ』」
せつ菜「！ 『時』を止めろッ！ 『スイッチ』を押させるなッ！」ﾀﾞｯ
璃奈「いいや『限界』だ。押すね」
せつ菜「そ、そんな……」
果林「勝利を確信したタイミング……私が狙うのはこの瞬間よ」つスタンガン
果林：『押すと勝利するスイッチ』をゲット
せつ菜「そんな、何か手立ては……」
「皆さん！ BGMサブスクリプションの解約は1:40までですよ！」
果林「それがあなたの能力？ この場では何の意味もないわね」
しずく（歩夢さんが勝つかと思ったけど、果林さんもアリなのでは！？）ﾆﾔﾘ
果林「ゲームセット。私の勝ちよ」
一同「！？」
ミア「どういうことだ？ そのスイッチは押したら勝ちじゃないのか？」
栞子「私は人の能力と勝利条件を見ぬけます。そしてしずくさんの勝利条件は『誰かが勝利条件を満たしたときに生き残っている』ことです」
果林「それじゃあ……」
しずく「栞子さんの言うことを信じるんですか？ 果林さんにスイッチを押させないために付いた嘘だと思いますよ」
果林「わたしも勝利条件を見抜けるのよ。そして今わかった。しずくちゃんの勝利条件がね」
璃奈「ということは果林さん以外の皆は……」
せつ菜「しずくさんを守りながら果林さんを倒さないといけない！」
しずく「ふふっ、皆さんせいぜい私を守ってくださいね。まあその間に歩夢さんが勝利条件を満たすかもしれませんが」
栞子
能力：3000円支払った相手の能力と勝利条件を見抜く。隠し仕様も見抜ける。3000円の支払いが成立すれば支払う理由はなんでも良いが、金額が異なると発動しない。
勝利条件：生き残ってる全てのプレイヤーの能力を見抜く
しずく
能力：他のプレイヤー、NPC、オブジェクトに擬態できる。
ルール：一回バーストした時点でアウト
勝利条件：誰かが勝利条件を満たすとそれを無効にし自身が勝利する
愛（しずくはわざとカリンのそばに立ってるな。しずくに誤射したらその瞬間カリンの勝ち、カリンも下手に動いて失敗したら負けだから膠着状態が続く）
栞子（膠着状態が続くほどしずくさんに有利になる……！）
リスポーン：侑
侑「隙あり！」つピコピコハンマー
ピコッ
愛「！」
愛：気絶
璃奈「ワープ！？」
侑「えーっと……無敵薬！ 私の勝ちだ！」
せつ菜「させません！」ブーメラン
侑「ぐへっ」
侑：バースト
栞子「侑さんは無限にどこにでもリスポーンできる能力です！ このままでは無敵薬を使って侑さんが勝ってしまいます！」
しずくがアウトになったら果林が即スイッチ押して終了だから
ビュン
侑「え！？ どうしよう無敵薬飲んじゃったからリスポーン出来ない！」
果林「愛も璃奈ちゃんもいない！ チャンス！」ﾀﾞｯ
しずく「きゃーせつ菜さん守ってくださーい💙」
せつ菜「二人まとめて倒します！」
ミア「アルミ缶の上にあるみかん！ クソっ届かない！」
ダダダダダダ
かすみ「うおおおとりあえずしず子金よこせえええええ！！！」つ10tハンマー
ガツン
しずく「ぐへっ」
しずく：バースト&ゲームオーバー
せつ菜「何やってるんですかかすみさん！」
ミア「今しずくを倒したら果林が！」
果林「勝ちだら！」（八丈島）
ポチッ
ランジュ：WIN！
歩夢「あとちょっとだったのに……」
ミア「かすみのせいだよ」
かすみ「えー？ こっちはお金集めないといけなかったんだもん！」
愛「へぇ、ランジュの曇りのせいでビーム届かなかったんだ」
彼方「彼方ちゃん無理ゲーでは？」
エマ「でも最初私がたまたま爆発に巻き込まなかったら彼方ちゃん優勝だったよ？」
璃奈「けっこう悔しい『璃奈ちゃんボード、台パン』」
しずく「あとちょっとランジュさんが早ければ私の勝ちだったのに」ﾌﾟｸｰ
侑「やっと屋上に行けると思ったらこれだよ……」
せつ菜「誰ですか！ 最後までサブスク解除しなかった人は！」
栞子「私ですよ。これ解除しなかったらとりあえずせつ菜さんを封殺できるので」
ランジュ「ランジュが天気を使った謎解きをしてる間にそんなことがあったのね」
終わり
歩夢
能力：他のプレイヤーの視界に入っていない間、屋外のあらゆる場所に花を咲かせる。花は一部攻撃で消える。
隠し仕様：曇り状態だと花がゆっくり咲く
勝利条件：花を咲かせられる場所全てを花で埋め尽くす
『勝利条件を98％達成』
ランジュ
能力：空を曇らせることが出来る。曇り状態は1分間持続する。インターバルなし
初期装備：ダジャレ手帳
勝利条件：どこかに隠された宝箱を見つける
『謎を解き宝箱を見つけた。勝利』
璃奈
能力：指定した現象を起こすスイッチを作成できる。作成には【電子部品】と【電池】を消費する。作成には【PC】が必要。作成したスイッチは他プレイヤーも使用できる上、持つだけで効果を理解できる
初期装備：【電子部品】と【電池】2セット
勝利条件：なし
『押すと勝つスイッチを作成後、気絶によりスイッチを奪われる』
ミア
能力：日本語のダジャレを言うことで氷結攻撃ができる。氷結状態は10秒間動けなくなるが認知可能でアイテムは奪われない。言うダジャレは事前にノートに書いておく必要がある。同じダジャレを2回以上言っても効果がない。
初期装備：クリスタル
勝利条件 ダジャレノートに100個のダジャレを書く
『ダジャレを95個書いた』
せつ菜
能力：お知らせを聞くことが出来る。自動で発動。内容は公開情報。せつ菜から音声が出るので周囲にいるプレイヤーも聞くことが出来る。
隠し仕様：曇り状態だとランダムで非公開情報を聞ける。
勝利条件：生き残ってる全てのプレイヤーのBGMサブスクリプションがオフになる
『ゲームオーバーのしずくと栞子、侑以外のBGMサブスクリプションがオフになった』
果林
能力 5秒間目を合わせた相手の勝利条件を知ることが出来る。
勝利条件：なし
『押すと勝つスイッチを入手後、押す前にランジュが勝利』
能力：3000円支払った相手の能力と勝利条件を見抜く。隠し仕様も見抜ける。3000円の支払いが成立すれば支払う理由はなんでも良いが、金額が異なると発動しない。
初期装備：移動速度アップ薬、コート、双眼鏡
勝利条件：生き残ってる全てのプレイヤーの能力を見抜く
『果林、ミア以外の能力を見抜いた』
彼方
能力：プレイヤーに憑依することができ、1分間そのプレイヤーとして行動できる。インターバルは5分。憑依相手の能力はわからず使えない。本体または憑依中は水着をいつでも持っている
初期装備：水着（ロスト無し）
勝利条件：他のプレイヤー1人に水着を着させる。ただし憑依中に自分で着ることは出来ない。本人または憑依したプレイヤーから渡された水着のみ
『エマに水着を着せたが爆発の判定の方が早くバーストし無効に』
愛
能力：スクワットを10回すると射程無制限のビームを撃てる。ビームは一発まで保持できる
隠し仕様：曇り状態だと射程が10メートルに減衰する
勝利条件：クリスタルを手に入れる
『クリスタルを入手できず（ミアがリスポーンするとクリスタルも新たに現れる）』
しずく
能力：他のプレイヤー、NPC、オブジェクトに擬態できる。
ルール：一回バーストした時点でアウト
隠し仕様：曇り状態だと擬態した像が少し歪む
勝利条件：誰かが勝利条件を満たすとそれを無効にし自身が勝利する
『かすみの10tハンマーでバーストしアウト』
エマ
能力：着替えることで半径20mの金の玉が一斉に爆発する。近くの金の玉の位置を把握できる。金の玉はマップ上にランダムに配置されている。爆発は巻き込まれるとバースト、または気絶。
勝利条件：服を5着入手する
『服を2着入手後璃奈にコートを奪われる。その後2着入手』
かすみ
能力：ギャンブル当たり時のリターンが2倍になる。
隠し仕様：曇り状態だと当たる確率が倍になる
初期装備：パチンコ
勝利条件：所持金を10万円以上にする
『無一文で終了』
侑
能力：何度バーストしてもアウトにならない。ノータイムでリスポーン。行ったことのある階層のどこからでもリスポーン出来る
ルール：非常に貧弱。一部アイテムは重すぎて持てない。
勝利条件 屋上に到達する
『無敵薬を飲んで屋上へ行く階段を駆け上がる途中で璃奈と場所が入れ替わった』
彼方ちゃんが教室に隠れたりしててあれだけどあんまり隠れる場所はないってことで補完オナシャス
しずく視点ではわからないけど栞子のようにしずくを探す＆勝利条件を見抜く存在が引きこもりを防止してるというデザイン
追記
どんな能力があるかわからないのでしずくは擬態を駆使して状況を把握したり勝ちそうな人をサポートしてました
しずくの描写少な過ぎたな
愛→完堕ちガニ股スクワットスレ
せつ菜→サブスク解約を呼びかけるスレ
ランジュ→曇らせネタ
かすみ→まゆちのパチンコ
しずく→ミイの擬態？
璃奈→できた。〇〇するスイッチ
栞子→3000円見抜き
彼方→あかりん「代われ！」
エマ→キンタマ爆発スレ
ミア→秀ちゃんのダジャレ
侑→ザコ侑ちゃん
果林ちゃんだけ分からなかった
迷子ネタとか使えそうだなとか思ったが
どこかに辿り着ければ勝利だけど自力じゃ絶対に目的地に辿り着けないとか
果林の勝利条件はかなりきついね
栞子はマジで3000円で見抜いてるの草所持金10000円スタートで結果的に30000円＋サブスク代を支払ってるのは健闘してる
面白かった
皆が皆妨害とかを兼ねて目的を目指す中、1人で勝手に終わらせてるランジュがランジュらしくて良かった
ある意味ではパーティゲームを楽しんだ上で負けた皆と、1人でゲームを完遂て勝っちゃったのが対比っぽくて
栞子の能力を見抜くが好き
果林ちゃんはみゆたんと部長のあれかと思った
唯一わからなかったんだけど>>27でせつ菜が果林と目を合わせなかったのはなんで？
加入後は副会長とか栞子に正体誤魔化す時汗かいて目が泳いでた印象ある
>>17で嵐珠が曇らせてる
せつ菜が果林と遭遇する前に果林の非公開情報（能力）を聞けたから目を合わせなかった
とか？
いずれにせよ面白かった！作者ありがとう！
ネタの落とし込みと組み合わせがよう出来とる
あと、ほぼ1人で勝利したランジュの能力が他のとこで隠し仕様として影響してるのいいな