「私が綺麗にしてあげるよ」
と言うので綴理は慈にスッと右手を差し出した。
慈は少し頬を赤くしながら綴理の手を口元に近付けて、人差し指指が唇に触れた瞬間ぱくっと口に咥え込む。
「わ」
綴理は慈の思いもよらなかった行動に声を漏らした。
二人しか居ない静かな部室ではちゅぷっ...ちゅぱ...という音だけが鳴っている。
しばらくして「さっきからえっちな音出ちゃって恥ずかしいな」と思った慈は舌を使って指を舐め回す作戦に、と同時に綴理は今どんな表情なんだろうと慈は気になり少し顔を見上げる。
綴理は微笑んでいた。いつものように口角を少し上げてにこりとしていた。
ようやく慈と目が合ったので綴理は口を開く
「ありがとう、めぐ」
慈はしばらく綴理の顔を見れなくなってしまった。
そんなつづめぐ
「間に挟まる方法」で検索して頂戴
なんのために私と沙知先輩がクラブを守ったと思っているの
こんな理由なのかよ！
嫌だよつづめぐがイチャイチャしてるの見てクラブを守れて良かったわってしみじみしてる梢先輩…