綴理「...あれ、こず...？....さやは...？」
梢「さや？まったく、寝ぼけてるのかしら...
後少しで竜胆祭のステージが始まるのよ
準備はできてるの？」
綴理「こず、竜胆祭はもう終わったよ」
慈「もー！綴理ってば、勝手に終わらすなっての！これからめぐちゃんのパーフェクトなパフォーマンスでみんなをメロメロにしてやるんだから！」
沙知「まったく、ライブ前だって言うのに相変わらず騒がしい子達だねぃ、緊張という物を知らないのかい」
綴理「さち？なんで部室にいるの？生徒会のお仕事は？」
沙知「部長が部室にいるのは当然だろう？
それになんであたしが生徒会の仕事をしないといけないのさ」
綴理「さち...部長？みんながなにを言っているのかわからない......さやは？さやはどこ」
梢「さっきからそのさやって誰のことなのよ」
慈「夢の中の登場人物じゃないの？
もしくは綴理の恋人とか！」
沙知「こらこら、あんまり綴理をからかうもんじゃないよ、ほらもうステージの時間だ皆いくよ」
梢「綴理、あなた本当に大丈夫なの？」
慈「寝ぼけてるだけだって、いつものことじゃん、綴理はこんなんでもパフォーマンスだけは完璧なんだから」
梢「それもそうね、じゃあ花帆も行くわよ」
〜〜〜
ﾒｸﾞﾁｬﾝﾉｶﾜｲｻﾐｾﾂｹﾙｿﾞｰ!
ﾊｼｬｷﾞｽｷﾞﾃｽﾃｰｼﾞｶﾗｵﾁﾅｲﾖｳﾆﾈ
ｺｽﾞｴｿｳｲｳﾉﾊﾌﾗｸﾞｯﾃｲｳﾝﾀﾞﾖ
ｿｳﾀﾞｿｳﾀﾞ!ｵﾁﾀﾗｺｽﾞｴﾉｾｲﾀﾞｶﾗﾅ!
ﾅﾝﾃﾞﾉｳﾅﾙﾉﾖ!
〜〜〜
綴理「どうなってるんだろう....さやは.....」
綴理「あれ、ペキンダックのトサカがリボンになってる...」
今回も素敵なスクールアイドルライフを
Re:bootを行い復旧を試みます
大切なものが失われる可能性がありますがよろしいですか？
>はい
いいえ
かしこい
タイミングによっては話してもない幼馴染のことを知ってるのを気味悪がられるかもよ？
この世界では"役割を演じて"貰わないと
得意でしょう、お人形さん？」
https://i.imgur.com/eyQxsQn.jpeg
なぜ102期時代に花帆ちゃんがいるのかとか、それ自体がエラーである事に綴理が気づいて奔走するみたいなストーリー考えちゃう
こういうの好き
パラレルワールドに飛ぶやつってなんか他にもあった気がするが思い出せん…
おすすめあったら教えて。
同じ金沢のボトルネック以外で
何度も失敗し、その都度怪我に苦しむ慈を見て、ついに慈が怪我をしない未来に辿り着く。もちろん自分へのスカウトも明確に断り梢が変になることも回避した
しかしその未来には花帆もさやかも瑠璃乃も現れなかった
3年生となった卒業間際、ラブライブ優勝こそ叶わなかったがスクールアイドルとしてそれなりに活動し、かつての自分であれば大いに満足したはずの高校生活を過ごした綴理は、しかしもう一度あの日へと時間を戻すことを決意する。愛しい後輩たちと出会うために
自分は随分と欲張りになってしまった。そう自嘲する綴理のもとへはしかし、慈の怪我を回避するとどうしても103期生たちは現れなかった
慈が怪我をしないとあの愛する103期生たちは現れないのかもしれない。そんな考えが綴理の頭をよぎってしまった
慈の怪我を放置すればより良い未来が待っているのかもしれない
綴理は、ついに決断をする
自分のことを無償で心配してくれる優しい友人に、辛い経験をさせる決断を