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「新入生は日野下花帆くん」√梢

1名無しさん@転載は禁止:2024/07/31(水) 00:52:44 ID:B1WnxJww
とってもいい天気。
窓から覗く日差し。ぽかぽかのお日様。

最高の目覚めだったけど、絶対におかしな光景。

どうしてじっかの

214名無しさん@転載は禁止:2024/09/18(水) 01:20:25 ID:zrtFtr1A
☆☆☆

……と、まるで眠れたかのように思えたけれど。

花帆「……zzz」

梢「っ、ん、っ……」

……あんな事をして。
私自身……何も感じない訳もない。

下着は替える必要があるほど湿っていた。
……これが終わったら、と自慰行為を続ける。
ベッドの中で、花帆の目の前で。

梢(か、花帆ばかり気持ちよくなって……ずるいのよ……)

私だって触られたい……気持ちよくしてほしいけれど、花帆からはまだ動きはない。

だからまだ、人の手で味わう快感を、私は知らない……。

梢「人の手で……」

……頭によぎる。
今、目の前に紛れもなく。
花帆の手が、指がある。

梢(か、花帆が悪いの……してくれないから……)

恥ずかしいかもしれないけれど、次はぼくが、と男気を見せてほしい。

だから、今日は……。

梢「っ、ぁ……!」

花帆の指を、私の……クリトリスに触れさせる。
たったそれだけなのに……。

自分のものじゃない、人の指。
しかも眠っている花帆の。
してはいけない事をしている、その背徳感。

梢(あっ、だめ、ぁっ──)

甘い、甘い痺れ。

花帆の目の前で……。

梢(……こんなの……癖になってしまう……)

……そうしてなんとか満足できた私もようやく眠るのだった。

215名無しさん@転載は禁止:2024/09/18(水) 03:46:05 ID:tp6IxgLA
男を見せるんだ花帆!

216名無しさん@転載は禁止:2024/09/18(水) 08:06:10 ID:XetaAYt2
いいや、自分から手を出してはダメだ
ただのエロ男子と変わらなくなってしまう

217名無しさん@転載は禁止:2024/09/18(水) 23:34:59 ID:zrtFtr1A
☆☆☆

お正月気分も抜ける1月中旬。

いよいよ私は限界を迎えそうになっていた。
はっきりと言うなら性欲が。

梢「……」

あまりこういう事は言いたくはないけれど。
花帆。
私の相手もして欲しいわ……自分ばかり気持ちよくなるんじゃなくて。

梢(それなら私からしてほしいと言えばいいじゃない)

わかってはいるけれど、どうしても言い出せない。
恥ずかしい……。

そう考えると、花帆はきちんと自分の気持ちを伝えられる分、私より立派ね……。

218名無しさん@転載は禁止:2024/09/18(水) 23:59:48 ID:zrtFtr1A
……よし。
それなら私も、ちゃんと素直になるべきね。
……今夜、花帆がしてほしいって言ってきたら私からも伝えましょう。

そう考えていたら、もう夜になる。

梢「いらっしゃい、花帆」

花帆「失礼しま〜す……」

今日は中学校の頃の話だったり、将来の話だったり。
お互いの知らない事を、たくさん知った日。

そして……いつもなら、と言った時間に近づく。

219名無しさん@転載は禁止:2024/09/19(木) 00:35:56 ID:V3S1LFy2
いつもなら、そろそろ……!

花帆「……梢センパイ」

きた……!

梢「し……仕方ないわね、もう……」

花帆「へ?」

梢「え……?」

花帆は布団を被っていた。
どういう事……?

花帆「……寝ないん、ですか?」

梢「え?! え、えぇ、そうね……」

そ、そんな……どうして今日は……!?

☆☆☆

最近、あたし自身反省しないといけないなと思っている事。
それはここ最近……ずっと梢センパイにしてもらっちゃってる事。

梢センパイは嫌がる素振りも見せず射精させてくれるけど……いつもいつもは、言葉にはしなくてもきっと嫌だよね。

……本当はあたしも……梢センパイの身体に触りたい。
でもそれが言えない……。

花帆(とりあえず今日は……ああいうことがしたいだけじゃなくて、梢センパイの事本当に好きなんだってわかってほしいな……)

花帆「おやすみなさい、梢センパ……」

い、が言えなかった。
お腹の上に圧迫感。
目を開くと、梢センパイがあたしの上に跨っていた。

梢「花帆……」

花帆「梢センパイ……!?」

何故か涙目になっている梢センパイ。
どうしたんだろう、あたし何かしちゃった……!?

梢「私には……魅力を感じない……?」

花帆「え……?」

220名無しさん@転載は禁止:2024/09/19(木) 00:48:37 ID:V3S1LFy2
梢「花帆……お願い……」

梢センパイが身を寄せる。
そして……あたしたちの。
何かが壊れる音がした。

梢「私を……抱いて……?」

☆☆☆

触れるだけの生優しいキスじゃない。
お互いを求め合う、性的なキス。

花帆「ごめんなさい梢センパイ……ぼく、ずっとそんな想いをさせていたなんて……」

梢「いいの、私も……素直になれなかったから……」

221名無しさん@転載は禁止:2024/09/19(木) 00:48:52 ID:V3S1LFy2
また明日に。

222名無しさん@転載は禁止:2024/09/19(木) 12:21:30 ID:2snPPJoE
うひょー

223名無しさん@転載は禁止:2024/09/19(木) 13:00:04 ID:1vsiAJzI
こずせん、どこで性的知識を仕入れたの?

224名無しさん@転載は禁止:2024/09/19(木) 23:56:35 ID:V3S1LFy2
>>223
かなり痛い所を突かれましたね。
なんとか調べられた事にしておいて下さい。

225名無しさん@転載は禁止:2024/09/20(金) 00:42:34 ID:S2eOT55k
梢センパイはあたしを押し倒して、夢中でキスを続ける。
力が強くて抵抗が出来ない。

……されるがままになってしまう。

梢「……でも、ごめんなさい。するのは……お互いにとっての前戯だけ……その先は、ちゃんと避妊出来る時に、ね……?」

花帆「は、はい……」

梢センパイの口からそんな単語が出るとドキドキしてしまう。

梢「ん……」

する……と布がこすれる音。
梢センパイが服を脱いでいく。
……下着だけになると、そのスタイルの良さが際立つ。
綺麗に細く割れた腹筋、なのに吸い付く様な柔らかい肌。目に入れても痛くなさそう……言葉通りの意味で。

花帆「梢センパイ……あの……」

梢「……見たい?」

花帆「そ、そりゃあもちろん……」

ブラを外して、たゆんと揺れる2つのお山。
お、大きい……大きすぎる……。分かっていた事なのに。
なんなら、女の子だった頃に見た事あるのに、初めて見た気分になっていた。
あまりの迫力に言葉が出なくなっちゃった。

226名無しさん@転載は禁止:2024/09/20(金) 01:02:20 ID:S2eOT55k
花帆「さ、触っていいですか……?」

梢「もちろん……」

お言葉に甘えて、両手をその胸に沈める。
……この時、まっさきに感じた事は。
柔らかいとか、手に収まらないとかもあるけれど。

触っちゃった、が1番大きい。
こんなあたしが、こんな良い想いをしてしまっていいのかな……。

梢「……花帆」

花帆「は、はい……」

梢「好きな様にしていいのよ、花帆がしたい事を、私にぶつけて……?」

そんな事を言われたのなら。
遠慮なんて何もしない。
その胸に飛び込む。

梢「ぁ……♡」

胸に、乳首に吸い付く。
無我夢中で、音をたてながら……。

梢「もう……赤ちゃんみたいね……♡」

227名無しさん@転載は禁止:2024/09/20(金) 01:05:23 ID:S2eOT55k
虹ヶ咲完結編が気に入りすぎてまたアフターとか書きたいと思ったりもします。完結編3章までには。

228名無しさん@転載は禁止:2024/09/20(金) 02:08:02 ID:0MLHVkIk
もしアフター書いてくれたらとてもとても嬉しいです

229名無しさん@転載は禁止:2024/09/20(金) 23:34:34 ID:S2eOT55k
吸い付いては離して、ちゅぱちゅぱとあたしが梢センパイを求めれば求めるほどに。

梢「……花帆」
 
梢センパイの手があたしの手を掴む。
そしてそのまま、下半身へと。

梢「……ここも触ってくれる?」

花帆「は、はひ……」 

ついに梢センパイの全てがさらけ出される。
綺麗に整えられたアンダーヘアー。
ドキドキする、異常に。

230名無しさん@転載は禁止:2024/09/23(月) 05:07:21 ID:LWgP830Y
……変な話、自分でする分。
女の子の頃、一人でシてた時……どうしたら気持ちよくなれるかは分かる。
でも人にしてあげるとなると……どうするのが正解なんだろう。

花帆(そうだ……)

興味があった事。
それは、女の子にとってかなり敏感で繊細な場所。
そこを舐められたりしたら、どうなっちゃうんだろうって。

その箇所に顔を近づけ……クリトリスを舌で舐める。

梢「えっ……?!」

触るでもなく、いきなり舐めだしたからかなり驚いていた。

231名無しさん@転載は禁止:2024/09/24(火) 09:46:51 ID:hrxZTaBA
明日再開。

232名無しさん@転載は禁止:2024/09/24(火) 12:34:52 ID:XqoHpP6w
待ってます

233名無しさん@転載は禁止:2024/09/25(水) 02:30:06 ID:8ys7hb7s
☺️

234名無しさん@転載は禁止:2024/09/26(木) 17:14:02 ID:yHseO73k
また延期された…

235名無しさん@転載は禁止:2024/09/28(土) 08:44:40 ID:2x2s0A/.
梢「か、花帆、そんなところ舐めたら汚いわ……」

花帆「そんな事、ないです……梢センパイの身体はどこもきれいです……それに、ぼくのも舐めてもらってたんだし、ぼくが出来ないなんて言えません!」

クリトリスを飴玉をゆっくり溶かすように、舌で優しく丁寧に。
少し大きめだから、舐めやすい……舌先で突くと、その度に梢センパイは声を漏らしていた。

236名無しさん@転載は禁止:2024/09/29(日) 22:23:30 ID:sHJgy4dA
花帆(あたし、ちゃんと出来てるんだ……)

それが自信に繋がって、あたしの気持ちも高まる。

梢「あっ、ぁ、っ、ん……あっ……!」

梢センパイは声を抑えられないみたい。
……声が響いてバレたりしたらまずい。

花帆「……梢センパイ」

梢「か、かほ、んっ……」

梢センパイの口をキスして塞ぐ。
片手は梢センパイのクリトリスを、くにくにと弄る。

梢「ん、ん……」

ぎゅうっ、と枕を握っている。
もう限界が近いのかな……?

梢「ふぁ……か、ほ……私、私……!」

花帆「っ……はい、このまま続けるので、いつでも……」

梢「はっ、ぁ、ぁ、あっ……!」

梢センパイの腰が一瞬浮く。
その後はふるふると震えて、腰が力なくベッドに沈む。
イッちゃったんだ……あたしの指で。

237名無しさん@転載は禁止:2024/09/29(日) 22:48:02 ID:sHJgy4dA
……次は。

梢「……花帆は、なにがしたい?」

……本音を言えば、もう……最後までしてみたい。
だけど今日はダメ、ちゃんと避妊しないとだから……。

花帆「あの……それじゃあ……」

梢センパイの股に擦り付ける……素股、っていうらしい。
そして足を閉じて……太ももに包まれる。

花帆「っ、ぁ……」

梢センパイの太ももむにむにしてて気持ちいい……。

238名無しさん@転載は禁止:2024/09/29(日) 23:22:06 ID:sHJgy4dA
そして時折触れるクリトリスの突起が、裏筋を撫でて……それが、また……。

……でも。
こうしていると、段々と強くなる。
このまま入れたら、どうなるんだろうの疑問。

そして次第にそれは願望になっていく。

花帆「こ、梢センパイ……」

梢「ん……どうしたの……?」

梢センパイも、どこか心ここにあらずと言った感じで、ぽ〜……としている。

花帆「あの……その……」

ダメってわかってる。
我慢しなきゃって分かってる。
でも……。

花帆「……ご、ごめんなさい、なんでもないです」

梢「……」

239名無しさん@転載は禁止:2024/09/29(日) 23:51:58 ID:sHJgy4dA
梢「……花帆」

花帆「は、はい」

梢「……ちゃんと、外に出すって約束出来るなら……」

梢「……このまま、最後まで……」

花帆「……! い、え、ぁ、はい!」

梢センパイからの許しが貰えた。
あたしはもうそれだけで一気に身体の中心から、ぐわぁっ〜と熱くなる。

……梢センパイの、その大切な場所。
亀頭を押し付けると……本当に、びっくりするくらい熱い。

でもその温かさが、触れるだけで気持ちいい。
あたしはこれから……この中に……。

花帆「う……」

梢「ん……」

ぐっ、と思っているよりも押し込む。
にちち……と肉をかき分ける音。
亀頭にぞりぞりとした刺激。
その上体内の熱が伝わる。

要はどういう事で何が言いたいのかというと……。

花帆(き、きっ、きもち、ぃいっ〜……ぁあっ、うっ……!)

動かなくても気持ちいい。
じゃあ動いたらどうなっちゃうんだろう……。

240名無しさん@転載は禁止:2024/09/30(月) 00:02:35 ID:XSGWEbyw
梢「っ……全部、入れられた……?」

花帆「は、はいっ……で、でも……気持ち良すぎて、う、動けないです……」

梢「……それなら」

そう言って、梢センパイはあたしの身体を抱き寄せて、胸に沈める。
頭をよしよしと撫でながら……。

梢「少し落ち着くまで、こうしていましょう……」

花帆「ふぁ、い……」

241名無しさん@転載は禁止:2024/09/30(月) 00:14:41 ID:Uk3txsIw
はい、射精

242名無しさん@転載は禁止:2024/09/30(月) 00:25:09 ID:XSGWEbyw
あ……すごい……。
今あたし……すっごく贅沢な状況だ。

梢センパイとこんな事が出来て……。

花帆「梢センパイ……すき……」

梢「えぇ……私も……」

10分くらい……そんなに経っていないかもしれないけど、あたしはようやく落ち着いた。

花帆「う、動いてみます……」

不慣れながらも、腰を動かしてみる。
引き抜いて、前に押して。
テクニックも何も無い、ただ出し入れしているだけ。
今のあたしには、そんな技術はないから……。

そんなあたしを、梢センパイは愛おしそうに見守ってくれている。

梢「花帆……きもち、いい……?」

花帆「す、すごく……」

☆☆☆

あぁ、ついにこの一線を越えてしまったと。
花帆の身体を抱いて。
 
泣きそうな顔の花帆。
私はどうしても花帆には甘くなってしまう。

それに……。

梢(っ、た、たまに当たるっ、こ、これ……)

かり、かり……と引き抜く時に引っかかるこの感じ。
それは明確に気持ちいいと感じた。

思わず「そこが良い……」と言いかけるけれど、羞恥心が勝って口を噤む。

花帆「はぅ、あっ、ぅ……こ、梢センパイ……!」

顔を歪ませて、限界が近いと訴える。

梢「ん……出す時は……お腹の上に……」

花帆「はぁっ、ぁっ、は、はいっ……!」

にゅぽん、と勢いよく引き抜いたとほぼ同時に、花帆は限界を迎えて射精していた。

勢いよく飛んだ精液は私のお腹の上に……。
熱くて……たくさん……。

花帆「はっ、はぁ、はぁ〜……」

恍惚とした表情の花帆。

梢「……次は、ちゃんと避妊をしましょうね」

花帆「はい……」

☆☆☆

そうして私達の初体験が終わった。

243名無しさん@転載は禁止:2024/09/30(月) 00:25:57 ID:XSGWEbyw
もう少し続きます。
また明日に。

244名無しさん@転載は禁止:2024/09/30(月) 00:42:45 ID:gpcl1JWI
少ししか続かないの…?

245名無しさん@転載は禁止:2024/09/30(月) 03:11:51 ID:gLCYtNX6
初々しいクンニ好きなので作者さんには感謝しかありません

246名無しさん@転載は禁止:2024/09/30(月) 23:52:14 ID:XSGWEbyw
あの体験は私達の関係こそ変えないけれど。
距離をより近く、濃く。

全てを許した相手として。
ここにきて見る目が変わった。

花帆の一挙手一投足が愛おしい。
やる事すべて、目で追ってしまう。

慈にも「見すぎだよ」と言われてしまった。

247名無しさん@転載は禁止:2024/10/01(火) 00:24:56 ID:Rws7iu/U
けれど仕方ないじゃない。
この感情は理屈じゃない。

好きなものは、好きなのだから。

そして今日は、そんな花帆の為に。

梢「今日は頼りにさせてもらうわね、さやかさん」

さやか「いえいえ、私もお力になれるように頑張りますね」

バレンタインに向けて、花帆へ送るチョコレートを作る。
良いものを作ってあげたいから、ここは料理の得意なさやかさんに力を借りる。

さやかさんは手際よく全ての工程を進めていく。
それに続いて私も作り上げていく。
チョコレートのタルト。

さやかさんのおかげで満足のいくものが出来た。

さやか「楽しみですね。花帆くん、喜んでくれるといいですね」

梢「そうね。……さやかさんもありがとう、協力してくれて」

☆☆☆

248名無しさん@転載は禁止:2024/10/01(火) 00:33:36 ID:Rws7iu/U
花帆「──わぁ! すっごく美味しいです!」

梢「ふふ、喜んでもらえてよかったわ」

放課後、私の部屋で2人。
花帆は手作りのチョコレートのタルトを嬉しそうに頬張っている。

梢「もう、口の端についてるわよ」

花帆「ふぁむ……」

249名無しさん@転載は禁止:2024/10/01(火) 00:42:35 ID:Rws7iu/U
ハムスターみたいに頬を膨らませて。
こんなに可愛らしいのに。

夜は……しっかり男性としての姿を見せてくる。

あの夜から1ヶ月。
後日私は外出して、避妊具を買ってきた。
ちゃんと着けてからするようになり、経験回数も増えた。
花帆もその度に経験値を積んでいるのか、明確に気持ちよくされている、と感じてきている。 

それでもあまり声を出さないように等、気を使うことがまだ多い。

いつかは、2人で外泊して……。

花帆「梢センパイ?」

梢「……あっ、なにかしら?」

花帆「ホワイトデーのお返し……なにがいいかな、と思って」

250名無しさん@転載は禁止:2024/10/01(火) 00:48:47 ID:Rws7iu/U
梢「……ホワイトデー」

花帆からのお返し……。
今私が一番欲しいもの……。

梢「……それなら、私は。花帆と2人でお出かけ……デートがしたいわ。花帆の時間をくれるかしら?」

花帆「そんな事ならお安い御用ですよ! むしろ、ぼくにとってもご褒美です!」

花帆は嬉しそうに私により掛かる。
この子は本当に、感情を身体で表すのね。

花帆「あっ、それじゃあお互い、外出届け出しておかないとですね!」

梢「……」

花帆「あれ、梢センパイ?」

梢「花帆……外出届けじゃなくて……」

梢「外泊……に、しましょう」

251名無しさん@転載は禁止:2024/10/01(火) 00:49:01 ID:Rws7iu/U
また明日に。

252名無しさん@転載は禁止:2024/10/01(火) 12:17:36 ID:aKe/l03s
外泊!
外泊!!

253名無しさん@転載は禁止:2024/10/02(水) 00:19:23 ID:ugKEjfuU
花帆「えっ……お泊りって事ですよね?」

梢「そうね……夏に、皆で泊まった別荘があるでしょう? 夜はそこに、2人で……」

花帆「2人きり……」

梢「……誰の、じゃ……介入もない、静かな夜を過ごしましょう」

花帆(今邪魔って言いかけた……)

花帆(それだけ……)

花帆「……じゃあ、外泊届け。ちゃんと提出しないとですね」

☆☆☆

それからの日々は。
どうにもどこか、呆けているというか。
身が入らないというか。

1日が経つ毎に、そわそわしてくる。
理由はもう分かっているよ。
ホワイトデーが近付いてくる。

梢センパイとお泊り。
しかも2人で。

254名無しさん@転載は禁止:2024/10/02(水) 00:46:11 ID:ugKEjfuU
そんなの意識しちゃうに決まってるよ。

でももちろん、純粋にデートも楽しみだよ?
誰に、何の言い訳をしているか分からないけれど。
気付けば、もうその日が迫っていた。

☆☆☆

いよいよこの日が来たホワイトデー。
あたしと梢センパイはお泊りに……。

☆☆☆

慈「一応2人共、そうだとは言わなかったけどさ〜。絶対2人でのお泊りだよね」

瑠璃乃「花帆くんとか、そわそわしてて落ち着きなかったし」

さやか「まぁ……あんまり詮索はしないであげましょうよ。察するって事で……」

綴理「お泊り、いいな。ボクも行きたかった」

さやか「綴理先輩、それは察しが悪すぎます……」

255名無しさん@転載は禁止:2024/10/02(水) 00:50:54 ID:ugKEjfuU
☆☆☆
☆☆☆

梢センパイとショッピングモールでお買い物。
洋服を見たり、アクセサリーや小物。

お洒落なカフェで休憩して、カラオケに行ったり……。
今夜別荘で作る晩御飯の食材を買って、その後に食べようねとアイスも買ったりして。

楽しいなぁ。
本当に、楽しい……梢センパイといられて。
あたし、こんなに幸せでいいのかな?
いいんだよね?

256名無しさん@転載は禁止:2024/10/02(水) 00:56:50 ID:ugKEjfuU
別荘につき、梢センパイと一緒に晩御飯作り。
ビーフシチュー……もう梢センパイの手作りってだけでもあたしにはものすごい付加価値。

何倍にも美味しく感じた。
お喋りして、楽しく夜を過ごして……、後はお風呂と、眠るだけ。

梢「……花帆。良かったらだけど……」

花帆「? なんですか?」

梢「……お風呂、一緒に入らない?」

257名無しさん@転載は禁止:2024/10/02(水) 00:57:47 ID:ugKEjfuU
また明日に。
全員ホワイトデーが最後のイベントって感じでやっていきます。

258名無しさん@転載は禁止:2024/10/02(水) 01:15:32 ID:j0f4uNK.
クレープ食えよ

259名無しさん@転載は禁止:2024/10/03(木) 00:14:13 ID:SpVBoG8A
花帆「えっ……それはつまり……」

梢「か、花帆! ……入るの? 入らないの……?」

花帆「あ……はい……」

☆☆☆

別荘についているお風呂はやっぱり広くて。
二人きりだとそれが際立つ。

梢「……花帆。浸かる前に体……ちゃんと洗っておきましょう」

花帆「は、はいっ……」

梢センパイの裸は……この2ヶ月くらいで何度か見た。
触れもしたけど、あたし自身に梢センパイの裸への耐性があるかといえばそういうわけでもなく。

まだまだ目のやりどころには困るし、見られるのも恥ずかしい。
横目でおっぱいチラチラ見ちゃう……。

梢「ほら、座って」

シャンプー泡立てながら梢センパイはあたしを腰掛けさせる。
梢センパイの指が頭を揉む。
まるでマッサージみたいに洗ってもらえる。
気持ちいい……うっかり寝ちゃいそう……。

260名無しさん@転載は禁止:2024/10/03(木) 00:31:35 ID:SpVBoG8A
梢「痒い所はないかしら?」

花帆「いえ、むしろ気持ち良すぎて……」

梢「ふふ、そう言ってもらえると嬉しいわ」

261名無しさん@転載は禁止:2024/10/04(金) 00:41:08 ID:FHT.qSpw
梢センパイの指使いが丁寧でシャンプー途中なのにウトウトとしてきてしまう。

梢「……花帆、寝ちゃダメよ」

花帆「ふぁ……!」 

むにゅ、とうなじ辺りに柔らかな感触。
梢センパイが胸を押しつけてきていた。

梢「……さ、流すわね」

頭を洗った次はと言うともちろん体だ。
ボディタオルにボディソープを染み込ませ、また泡立てて。
あたしの背中を流してくれる。
背中、肩、脇腹。
だんだんと下へと向かい……。

梢「ここも……しっかり洗わないといけないから……」

花帆「あっ……」

あたしの股間に梢センパイの手が迫る。
優しく包みこんで、泡で洗われて。

梢「ちゃんと剥いて、綺麗に……」

亀頭までしっかりと。
……でも、これだと。

梢「……花帆、大きくされちゃったら、洗いにくいわよ?」

花帆「だ、だって、こんなの……」

ほぼ手でしてもらってる様なもので。
反応するなっていう方が無理だよ……!

262名無しさん@転載は禁止:2024/10/04(金) 12:53:01 ID:qJwJzRJU
おほーっ!

263名無しさん@転載は禁止:2024/10/04(金) 13:32:16 ID:.lsY5Q/c
花帆くんは早い
間違いない


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