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「あなたは昔から男の子だよ?」√ミア
1
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/17(日) 00:22:10 ID:kY4V8VBY
春。
出会いと別れの季節、春。
それはここ、虹ヶ咲学園にも当然訪れる。
三年生は卒業して、新入生が新たに加わる。
それは今までもあったことだし、今更戸惑うこともない。
たった一つだけ、あることを除けば。
歩夢「──どうしたの? 今日は朝からなんだか調子が悪そうだけど……」
侑「あ、あぁ……いや、なんでもないよ、歩夢」
歩夢「ならいいんだけど……何か困ってることとか、悩みごとがあったら、なんでも相談してね!」
幼馴染みの上原歩夢。
自分で言うのもなんだけど、可愛い女の子だと思う。そんな子が幼馴染みだと……羨ましがられるんだ。
そう──特に、今は。
歩夢「そういえば、今日は身体測定があるんだって。『女子』は更衣室使うみたいだけど、間違って入っちゃだめだよ〜」
自分が──女の子から、男の子に変わってしまっている今は。
☆☆☆
侑「はぁ〜〜〜なにがなんだか……」
まさか眠りから覚めたら男の子になっちゃってるなんて……いや、わけわかんないよ。
わけわかんないけど、仕方ないから順応する。
わかっていることは、歩夢とは変わらず幼馴染みであること、自分のことは僕と呼ぶ事、そして一番驚いたのは、ここではスクールアイドル同好会が存在しないこと。
スクールアイドルという文化自体はあるようだけど……。
先生「はい、身長169センチ、体重は57キロね」
侑「ご、57……」
先生「ん? どうしたの?」
侑「いえ……」
女の子の体のときを、かんがえるとちょっとショックだったけど、別にこれくらいが普通、というかちょっと軽いらしい。
むしろ身長はもう少し欲しいくらいだね、なんて言われた。
(むしろ、視線が高くなって変な感じ)
まさか歩夢を見下ろす日が来るとは思わなかった。
(でも、なにはともあれ、だよね)
どんな理屈、ファンタジーで私が男の子になってしまったのかはわからないけど、普通に日常を送らないと。
もしかしたら、そのうち元に戻れるかも……しれないし。
「え〜と、となると気を付けないといけないことは……」
うっかり女子トイレにはいらない、男子のちんちん見えても動揺しない、僕っていうこと、男の子っぽく過ごすこと。
2
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/17(日) 00:24:58 ID:kY4V8VBY
一先ずミア√からです。
歩夢の登場はほぼないです。振られるシーンもないです。
3
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/17(日) 03:36:59 ID:DwdS4gMY
時系列的には歩夢√までの間かな?
ようやく掴んだ幸せの後にまたループだと流石に壊れそう
4
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/17(日) 23:15:47 ID:kY4V8VBY
得には考えていませんでしたが、それが一番ですね。
歩夢√が最後ということにしたいですし。
5
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/17(日) 23:28:27 ID:kY4V8VBY
★★★
ミア「はぁ……」
ボクはため息をつく。
この虹ヶ咲学園は退屈だからだ。
刺激もなく、あくびのでるカリキュラム。
高校になんて今更行ったところで、特に意味はないと思うのだけれど。
ミア「ボクもお人好しだな、作曲だけならわざわざ日本に来ることもなかったかな……」
6
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/18(月) 04:15:50 ID:ZPhhdiSU
ミア(まぁいいさ。来年には卒業だ。その時が来たらとっとと帰るだけ……)
ボクを退屈させない何かがあるなら話は別だけど、そんなこともないだろう。
ミア「ん……」
音楽室から聞こえてくるピアノの演奏。
7
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/18(月) 04:57:28 ID:ZPhhdiSU
ミア(誰かが引いてるのか……)
何とはなしに、それに耳を傾けてみた。
ミア「……これは」
★★★
ピアノを見つけたとき、私は何気なく座りその指を踊らせていた。
というより、まぁ引きたいから引いていただけ。
だけ、なんだけど……。
侑「わぁ、なんか今のすごい良いの引けたな……」
頭の中で思いついただけのメロディーを引いてみると、自分でもグッと来てしまうくらいのものが出来てしまった。
侑「う〜ん、でも好きなように引いただけだしな……」
8
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/18(月) 05:18:55 ID:ZPhhdiSU
けれど、そうじゃない。
このときの私は知らなかった。
人の感情、涙腺を刺激する必殺のメロディーラインを作り上げるのは、天才や名だたる作曲家でもなく。
ただの素人が偶然産み出すこともあるのだと。
ミア「キミ、どこかで作曲したことある?」
侑「へ?」
……誰だろう。
パッと見、歳下だけど……でもリボンの色は3年生だった。
9
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/18(月) 05:45:44 ID:ZPhhdiSU
ミア「あぁ、ごめんね。ボクはミア。ミア・テイラー」
侑「ミア、ちゃん……」
ミア「ちゃん? ……ボクの方が先輩なんだよ」
侑「あっ、そっか……」
ミア・テイラー……外国人ってことか。
だから、というわけじゃないけれど、幼くは見えるが美人だと思った。
ミア「で、質問なんだけど」
侑「えっ、あぁ……いや、初めてです」
10
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/18(月) 05:46:27 ID:ZPhhdiSU
自分の信じる歳下先輩を書きます。
また次回。
11
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/18(月) 17:20:18 ID:ZPhhdiSU
ミア「初めて? へぇ……」
私がそう答えると、ミアちゃんは──胸の内ならいいよね──面白いものを見つけたという顔をした。
ミア「いいね、キミ。名前は?」
侑「高咲侑、です」
ミア「別に敬語じゃなくていいよ。それより、今のもっと聴かせてよ」
今の、というとやっぱりさっきの演奏の事か。
でも好きなように引いただけだから、特に決まったものがあるわけではないから。
いざ引き直そうとしても、最初とは少し違うテイストになる。
けれどミアちゃんはそれも気に入ったようだ。
12
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/18(月) 17:34:57 ID:ZPhhdiSU
ミア「良いセンスだね。」
13
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/18(月) 17:55:07 ID:ZPhhdiSU
ミア「良いセンスだね」
侑「ありがとう」
ミアちゃん……そういえば聞いたことがある。
世界的に有名なテイラー家の一員だとか。
そんな子に褒めてもらえるなんて。
侑「ミア……さんはどうして虹ヶ咲学園に?」
ミア「連れてこられただけ。あやうく中学に行くところだったけど、飛び級制度があってよかったよ」
14
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/18(月) 18:38:40 ID:ZPhhdiSU
また明日再開。
15
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/18(月) 22:54:29 ID:sdS0vYZg
3話見てゆうミアの想像色々捗ったけどこっちはどうなるかな
16
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/19(火) 08:33:22 ID:MJj9d3q6
侑「え? 中学?」
ミア「14歳だからね」
侑「14歳!?」
そう言われれば、その年齢に伴った幼さも見える気がするけれど、そこは外国の血のおかげか、逆に年齢よりも大人びて見える。
ミア「音楽科?」
侑「いや、僕は……普通科」
ミア「音楽科に来なよ。キミのこと、もう少し知りたいな」
侑「……でも、さっきのはたまたまだよ? いつでもいい演奏ができるわけじゃ……」
ミア「たまたまだろうと、引けない人はずっと引けないんだから自信持ちなよ」
17
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/19(火) 08:42:20 ID:MJj9d3q6
今回相当性癖が出るかもしれません。
18
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/19(火) 12:26:04 ID:YBqvvTzA
弾く、ね
19
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/19(火) 12:56:23 ID:zBatkMNw
歩夢√でもかなり性癖出てる感じだったけどまだまだ抑えてたのか
20
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/19(火) 18:04:03 ID:MJj9d3q6
侑「そう、なのかな」
ミア「そうさ。ボクの暇つぶしのためにも、ね」
ミア「だめかな?」
その部分だけを聞けば、結構な我儘というか。
無理にそれを聞いて転科する必要はないのだろうけど。
でも私は。
それも面白いかも、なんて思ってしまった。
21
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/19(火) 18:57:12 ID:MJj9d3q6
不思議な雰囲気の娘だった。
私はそれに飲まれたのかもしれない。
そうして私は、歳下の先輩……ミアちゃんのお誘いに乗り音楽科へ転科した。
★★★
ミア「やぁベイビーちゃん、来てくれたんだね」
22
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/19(火) 18:57:27 ID:MJj9d3q6
また明日に。
23
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/20(水) 07:55:13 ID:5T1LuPdM
侑「先輩の頼みはね。聞かないと」
ミア「良い子だね」
ミアちゃんの印象は、クールな自信家、だった。
実際、その自信に見合った力はあるのだろうけれど。
侑「でも、どうして僕を誘ったの?」
ミア「言ったはずだよ? 面白そうだったからさ」
ミアちゃんにとって、高校の授業は退屈のようで、刺激を求めていたらしい。
ミア「悔しいけど、あのとき聴こえたものはいいな、って思ったからさ。ここに来てからは初めての事だった」
24
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/20(水) 16:20:41 ID:LGiX6m8k
うひょーたまんねえー!(14歳とセックスはまずいですよ!)
25
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/20(水) 17:05:52 ID:5T1LuPdM
侑「……でもすごいね。見ず知らずの、それも男子に声をかけて」
ミア「ふふ、ボクにとっては皆ベイビーちゃんさ」
まぁ確かに、大学も経験しているミアちゃんからすればそうなのかな。
まだ14歳なのにね。
どんな頭脳してるんだろう……。
侑「休みの日とかは何してるの?」
ミア「作曲活動、それとベースボールの観戦かな」
侑「ベースボール……野球、好きなの?」
そう問うと、ミアちゃんの表情が変わった。
ミア「ふふ……」
★★★
ミア「……ということでね、それで……」
熱くなって話し込んでいた。
ミアちゃん、野球が本当に好きみたいだ。
26
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/20(水) 17:26:02 ID:5T1LuPdM
ミア「おっと、もうこんな時間かぁ……」
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう。
ミアちゃんは背伸びをして体をほぐす。
ミア「他の女子は詳しくなくてね」
侑「男子なら話せる人もいるんじゃないの?」
ミア「やだよ、わざわざ男子とだなんて」
侑「??? 僕は?」
27
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/20(水) 17:43:29 ID:5T1LuPdM
ミア「キミはまた別だよ」
侑「そっかぁ……そういうものかぁ」
よくわからない特別扱いだった。
けどまぁ、悪い気はしなかった。
★★★
侑「で、キャッチボールと」
ミア「話してたら気分が上がってね。付き合ってくれる?」
侑「まぁいいけどね」
28
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/20(水) 17:56:45 ID:5T1LuPdM
放課後、近場の公園でミアちゃんとキャッチボール。
ミア「良い肩してるね」
侑「そっちもね」
キャッチボールなんて久しぶりにした。
侑「観に行くこともあるの?」
ミア
29
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/20(水) 17:59:35 ID:5T1LuPdM
ミア「of course。テレビでみるのもいいけど、実際にあの熱気を感じるのも最高だ」
ミア「ライブみたいなものさ。直接エネルギーをもらえる」
30
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/20(水) 17:59:59 ID:5T1LuPdM
また明日に。
31
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/20(水) 23:48:33 ID:Rva.Q9XU
年下の先輩に良いように弄ばれる
って良いんじゃない?
32
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/21(木) 07:58:00 ID:A1jqNeq2
わからせ系になるかと。
33
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/21(木) 17:57:10 ID:A1jqNeq2
侑「ライブみたいなもの……」
確かに、それはわかるかも。
熱気の伝わるパフォーマンス、応援する側の一体感。
あの感覚は、たしかに画面越しだけじゃ満足できないかも。
侑「それは確かにわかるかも」
ミア「だろう? 機会があれば、一緒に観戦しにいくかい?」
まだ出会って間もないけれど、結構グイグイ来るな。
全然いいんだけどね。
34
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/22(金) 02:46:19 ID:NV276UnI
わからせ系… ゾクゾクしますな
35
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/22(金) 16:46:45 ID:muoHT6OU
しばらくキャッチボールをして、日が暮れる頃。
ミア「そろそろ帰ろうかな。十分楽しんだしね」
ミアちゃんはグローブを回収して帰っていった。
ミアちゃんは日本では一人暮らしらしい。
結構いい部屋とのこと。
侑「というか14歳って一人暮らしとかできるのか……まぁ良いならいいのかな」
36
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/22(金) 17:47:55 ID:muoHT6OU
★★★
自宅にて新たな作曲活動。
しかしどうにも上手くいかない。
ミア「引っかかるんだ、やっぱりあれが……」
音楽室で見た、聴いた、短いながらも侑の演奏。
ボクには出来ないものだった。
ミア「どうしてかな、あの姿が忘れられないのは……」
★★★
ミア・テイラー、14歳。
無自覚の一目惚れだったが、それに気付くのはまだ先の話。
37
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/22(金) 17:54:16 ID:muoHT6OU
明日夜再開。
38
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/23(土) 04:27:10 ID:.VmRyoDo
一目惚れミアちゃん可愛い
39
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/24(日) 23:10:27 ID:Y1uJdVJs
★★★
ミアちゃんと出会ってから既に2ヶ月が経っていた。
変わらず良好な友人関係を保っている。
というより、ちょっと生意気な従兄妹と遊んでいるようなものか。
でもまだ一緒に出掛けたりだとかはない。
ミア「侑、今週の休日はなにか予定はある?」
侑「特にはないよ。どうしたの?」
ミア「実はベースボールの試合の観戦チケットをね、『間違えて』2枚購入してしまってね。もし侑も興味があれば、どうかなって」
侑「お、いいね。それなら同行させてもらおうかな」
40
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/24(日) 23:21:06 ID:Y1uJdVJs
本当は、間違えたわけじゃない。
普通に誘おうと思っていたけれど、なぜだかそう出来なかった。
素直に、一緒に行きたいから行こうとは言い出せなかった。
そう言葉にして、侑に直接伝える場面を想像すると、口が閉ざされてしまった。
ミア(なんでだろう。一応男子だから、緊張したのかな)
そう理由づけて、ボクは侑との約束を取り付けた。
41
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/24(日) 23:30:28 ID:Y1uJdVJs
★★★
侑「やっほー、いい観戦日和だね」
ミア「時期が時期だから雨じゃなくてよかったよ」
ミアちゃんはスポーティなファッションにキャップを被っていた。
侑「楽しみだね」
ミア「ボクもさ。何度来てもいいものだからね……」
42
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/24(日) 23:31:32 ID:Y1uJdVJs
早くミア個人回が来てほしいです。
また明日に。
43
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/25(月) 22:04:01 ID:4O8saVqA
14歳で高2の彼氏がいてヤリまくり(の予定)
こう書くとすごくエロい子に思えてくる
44
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/27(水) 00:30:30 ID:cc2AeM2U
明日再開。
展開早めになりそうです。
ミアは付き合ってからを書きたい気持ちが強いです。
45
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/27(水) 23:51:42 ID:cc2AeM2U
侑「ん……あれ、それ」
ミア「ふふ……」
観客席に座るとミアちゃんはそれを取り出した。
侑「グローブ?」
ミア「そうだよ。だってホームランボール、欲しいからね」
グローブをはめてニギニギと。
侑「……そうだね。ここまでかっ飛ばしてくれたら嬉しいね」
なんだか娘を連れてきたお父さんの気分だ。
46
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/28(木) 00:05:41 ID:xWkoOr9I
★★★
ミア「いけっー! そこだー! かっとばせー!」
侑「かっとばせー!」
ミア「声が小さい! それじゃ選手に届かない!」
侑「かっとばせー!!」
ミア「ユ・タ・カっー!」
★★★
侑「いやぁ……いい試合だったね」
ミア「Excellent! やっぱりベースボールは最後の最後までわからない……勝利の女神が微笑むのもね」
47
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/28(木) 00:15:31 ID:xWkoOr9I
9回裏、さよならホームラン。
さすがにホームランボールは取れなかったけれど。
ミア「今日はいい日だったよ! また良かったら一緒に……」
侑「もちろん。また一緒に観戦しに来よう」
ミアちゃんの住むマンションの前で解散。
★★★
ミア「ふう……楽しかった」
部屋に入るなり、そうつぶやいた。
まるで再確認、誰かに聞かせるように。
一人、しんとした部屋の中で。
48
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/28(木) 00:17:11 ID:xWkoOr9I
ミア「……楽しかった、から、だ」
誰もいない部屋で、返事が帰ってこないことが。
寂しいと、感じるのは。
ミア「今さらなにいってるんだか……」
けれども、頭の中では侑の顔が浮かぶ。
ミア「……」
49
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/29(金) 08:00:52 ID:oMsohcWA
大人びてても14歳だし寂しくて当然だよね
50
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/30(土) 01:16:31 ID:/tUAwIu2
こんなこと初めてだ。
人間関係なんて煩わしいと思っていた。
……いや、違うか。
そうじゃない、ボクが気にしていたのは。
ボクの事を、ただの女子として扱ってくれたこと。
テイラーの名前が、そうさせてこなかったから。
ミア「日本で、最初の異性の友人か……」
51
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/30(土) 01:36:36 ID:/tUAwIu2
★★★
侑「もうこの季節は暑いよね〜……海かプールにでも行きたいよ」
ミア「プール……プールか」
ミアちゃんは何かを思い出そうと、人差し指をこめかみに。
そしてすぐに「あぁ」とひらめく。
ミア「それなら、いいところがあるよ」
★★★
そのいいところとは。
侑「ここは?」
ミア「別荘。二人でなら広すぎるくらいのプールがある、ね」
52
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/30(土) 22:38:31 ID:/tUAwIu2
侑「うへぇ〜、さすがにお金持ちなんだ」
ミア「ボクがすごいわけじゃないよ。……とりあえず、遊ぶのなら着替えおいでよ」
★★★
ミアちゃんに言われた通り、着替えてプールサイドに。
侑「テレビで見る、芸能人の所有してるやつみたいだなあ」
実際そんなものか。
ミア「おまたせ」
ミアちゃんも水着に着替えてやってきた。
真っ白な、独特な形のビキニ。
侑「……」
ミア「ん? どうしたの、そんなジロジロと」
侑「あぁいや……」
14歳のスタイルじゃない気が……。
53
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/30(土) 23:16:08 ID:/tUAwIu2
侑「可愛い水着だなぁ、って……」
正直にスタイルが良いと思った、なんて言えない。
ミア「当然だよ、それに見合うようにプロポーションを整えてるんだから」
侑「あ……やっぱり普段から何かしてるんだ」
ミア「自己鍛錬は大切だからね。自己肯定感の向上にも繋がる」
54
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/04/30(土) 23:40:01 ID:jBg05FdU
年上の男の子を別荘に連れ込むとかさすがアメリカンは進んでるぜ
55
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/01(日) 17:45:16 ID:nvg/tQSE
ミア「ま、そんな話も後にしようよ」
侑「そうだね、よ〜し遊ぶぞー!」
★★★
泳いで勝負したり、浮き輪に浮かんで空を眺めたり。
侑「ふう、ちょっとトイレかりるね」
ミア「中入って、すぐ右手側にあるよ」
侑が一旦トイレへ向かう。
ボクは体の力を抜き、水面に浮いていた。
ふと、思う。
ミア(なんでボク、別荘に呼び出してるんだろう)
大人しくレジャー施設のプールにでも行けばいいのに。
56
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/01(日) 18:03:53 ID:nvg/tQSE
ミア「まぁ、別にいっか」
体制を変えようと
57
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/01(日) 18:15:29 ID:nvg/tQSE
ミア「まぁ、別にいっか」
体制を変えようと力を入れる。
けどその加減がおかしかったのか、両足が攣ってしまった。
ミア「わ、わ、わ……!」
体が沈んでいく。
ばしゃばしゃと水しぶきをあげながら。
ミア「ゆっ、侑っー!」
このプールは深めに作られている。
不自由な体では、溺れるのには十分だ……。
ミア「がぽっ……」
★★★
侑「──ミアちゃん!」
名前を呼ぶ声がしたから、急いで駆けつければミアちゃんが沈んでいっていた。
私もプールに飛び込む。
58
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/01(日) 18:40:46 ID:nvg/tQSE
どれくらい水中にいたんだ、声をかけても返事をしないミアちゃんを抱きかかえて這い上がる。
侑「息してない……」
とにかくがむしゃらだった。
救急車を呼ぶだとかよりもまず。
どうにかして、ミアちゃんを助けたい一心で。
ごめん、後でいくらでも文句言ってくれていいから──
★★★
……朧げとも呼べない薄い意識。
意識があるのかないのか、よくわからないくらいだった。
ミア「っ、げほっ、げほっ……!」
侑「ミアちゃん!」
酸素が入ってきて肺が喜んでいる。
生きている事を実感する。
59
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/01(日) 18:51:41 ID:nvg/tQSE
ミア「ぁ、れ、ボク……」
侑「溺れてたんだよ、それで意識を失ってて……」
ミア「そ、そっか……侑が助けてくれたんだ」
ミア(……あれ、でも)
唇に、少し違和感。
プールの水とも違う湿り。
侑「……」
ミア「……」
60
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/01(日) 23:46:03 ID:nvg/tQSE
ミア「……した?」
侑「い、いやまぁ、緊急事態だったし、あくまで人命救助のためだから……」
馬鹿だな。
そんな事はわかってるのに、聞いてしまうボクは。
ミア「……なんてね。むしろ迷わずに助けてくれてありがとう」
そもそも人工呼吸をキスにカウントすることもおかしいだろう。
61
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/02(月) 00:00:24 ID:.DjW0U5I
それにボクは意識がなかったんだ。
変な意識をすることはないだろう……だけど……。
侑「……」
★★★
鼻を閉じ、顎を支えて。
侑「ん……」
呼吸を送る。
初めての人工呼吸。
本当にこれであっているのか、不安になりながらも続けた。
その時は何も感じていなかった。
だけどミアちゃんが目を覚まして、安心してしまうと。
唇が柔らかかった、なんて考えてしまった。
62
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/02(月) 00:10:06 ID:.DjW0U5I
侑(何を考えているんだ私は……相手は歳下、14歳だよ……)
3つしか変わらないかもしれないけれど、高2と中2と書けば……うぅん、どうなんだ?
……案外これ、難しい話じゃない?
ロリコン扱いされるんじゃ……いやそもそも何の話だ。
侑「と、とにかく……気をつけようね」
ミア「……うん」
63
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/02(月) 00:31:17 ID:.DjW0U5I
★★★
その後、少しギクシャクしながらも遊びを再開した。
くたくたになって疲れたけれど、夕日が沈む水平線が綺麗だったから。
それは疲れじゃなくて、達成感のようなものだ。
侑「……」
ミア「どうしたんだい、そんなに呆けた顔をして」
侑「いや……楽しかったけど、ここから家まで帰るのはしんどいなぁと」
そこそこ距離あるし。
ミア「なら泊まっていけばいいじゃないか」
侑「へ?」
64
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/02(月) 00:49:47 ID:.DjW0U5I
★★★
侑(なんだろう、この状況……)
なんでいきなり泊まることになってるんだろ。
シャワーにうたれながら、ぱさついた髪を洗い流す。
侑「……」
めちゃめちゃ意識してるじゃん、私。
なんでこんなに……。
侑(これも、体が男の子になったことの弊害なのかな……)
とにかく平然を装いつつ、この夜を越えよう。
★★★
侑「ぬおぉ、なんて豪快なステーキ」
ミア「ステイツじゃ普通だよ」
65
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/02(月) 01:13:58 ID:.DjW0U5I
豪快に塩コショウで味付けされたステーキ。
付け合せの人参のグラッセ、ウェッジカットのポテト。
……ミアちゃんが?
ミア「これくらい一度覚えれば出来るよ。それより食べよう、せっかくの作りたてだから」
ミアちゃんお手製のステーキにかぶりつく。
ぶりんと噛みちぎれて、心地よい噛みごたえ。
侑「うまうま」
ミア「当然だよ、ボクが焼いたんだから」
66
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/02(月) 01:16:01 ID:.DjW0U5I
今回はここまで。
次回添い寝です。
また明日。
67
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/02(月) 01:21:48 ID:3kE0t1DI
LLD最新号のおさげのミアがとても可愛かったので何かのネタになれば
68
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/02(月) 01:26:29 ID:mYK7jKDk
添い寝すき
69
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/03(火) 00:09:42 ID:sftJQ2nw
豪快なステーキを豪快にいただき、お腹も満たされて満足だった。
侑「そういえば、着替えありがとうね」
ミア「たまたま来客用のものがあって良かったよ」
さて、ご飯もお風呂も終えてしまった。
70
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/03(火) 00:20:29 ID:sftJQ2nw
寝るにはまだ少し早い気もするけれど、昼間に目一杯遊んだ疲れからか、まぶたがうつらうつらと閉じかける。
ミア「おねむかい、ベイビーちゃん」
侑「ふぁ……そうだね、ちょっと眠いかな」
ミア「向こうの部屋にベッドが用意されてるから、そこを使って」
侑「ありがとう。……えっと」
少し、照れくさくなりながら。
侑「おやすみ」
ミア「Good night、侑」
★★★
71
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/03(火) 00:41:04 ID:sftJQ2nw
いつもと違うベッド。
いつもと違う環境、だからというわけじゃないけれど。
眠気はあるけど、うまく眠ることが出来ない。
侑「……」
人命救助のため。
人工呼吸だから、それをキスとカウントすることは違う……それはその通りだ。
侑「……ん?」
コンコン、とノックの音。
誰──なんて、一人しかいない。
ミア「まだ、起きてる?」
72
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/03(火) 01:04:57 ID:sftJQ2nw
侑「ミアちゃん?」
ミア「もう普通にちゃん付けだね。まぁいいけど」
ミアちゃんは枕を持ってそこに立っていた。
ミア「あの……その」
★★★
無理だ。
『寂しいから一緒に寝てほしい』だなんて、プライドが許さない。
ミア(でも……)
侑「……そっか。じゃ、こっちおいで」
ミア「へ?」
自身の隣をぽんぽんと手でならす。
ミア「な、なにを……」
侑「え? だって、今寂しいから一緒に寝てほしいって……」
こ、声に出てた!?
73
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/03(火) 01:14:06 ID:sftJQ2nw
ぐぁぁっと首から上が熱くなる。
ミア「ち、ちがくて……ボクはただ……」
侑「?」
ミア「さ、寂しいからだなんてそんなわけないだろ! ボクは、ボクはただ……そう! 眠るときは抱きまくらがないと眠れないんだ!」
侑「だ、抱きまくら?」
74
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/03(火) 01:25:03 ID:sftJQ2nw
ミア「ぅ……そ、そうだよ。だから今日は仕方なく、侑を抱きまくらにしようとね!?」
我ながら、とんでもない事を言っている。
侑「そ、そっか……まぁそういうことなら……」
★★★
同じベッドに二人で潜り込む。
ミア(あぁ、ボクはなにをしてるんだろう──)
侑に抱きついている、と言うよりも。
添い寝をされている方が正しいか……。
75
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/03(火) 01:41:05 ID:sftJQ2nw
侑「……眠れそう?」
ミア「う、うん……」
想像よりもたくましい胸板。
体温がダイレクトに伝わってくる。
ミア「……」
侑「……zzz」
呑気なものだ……もうすやすやと眠ってる。
ミア(こっちはそれどころじゃ……!?)
侑「うぅん……」
ミア「ひゃっ……!?」
ゴロンと寝返りをうつ。
それと同時に、侑の腕の中で抱かれていた。
ミア「ちょ、ちょっと……!」
侑「むにゃ……」
ミア(むにゃじゃない!)
76
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/03(火) 01:47:27 ID:sftJQ2nw
今回はここまで。
また明日に。
77
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/03(火) 03:25:33 ID:wJwxsX4E
ついさっきまでキス(人工呼吸)の事とかほんのり意識してたのに、甘やかしモードになると急に菩薩になる侑ちゃんくんすき。
78
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/03(火) 16:31:59 ID:sftJQ2nw
離れようにも身動き取れず、離れられない。
ミア(なにこれなにこれ、嫌なわけじゃないけど……胸が熱い)
でも……これは。
誰かの胸の中で眠るなんて。
ミア(安心する……心地良い……)
その胸に顔を埋める。
79
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/03(火) 17:05:30 ID:sftJQ2nw
……まるで。
ミア(もしボクに、兄がいたら……)
こんな風に甘えたりするのかな……。
ミア(兄さん、お兄ちゃん……ふふ、ガラじゃないな)
冷静を保っているように見えるかもしれないが、ドキドキして眠れないからいろいろ考えているだけだ。
ミア「……また、明日」
80
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/03(火) 19:25:29 ID:sftJQ2nw
★★★
侑「うぅん……あ、朝……」
目が覚めてから、そうだ自分の家じゃないんだと気付いた。
そして、腕の中のミアちゃん。
年相応の幼い寝顔。
ぎゅっと私のパジャマを握りしめていた。
ミア「ん……」
侑「おはよう、ミアちゃん」
81
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/04(水) 00:09:07 ID:o.HkrvxE
璃奈√みたいな雰囲気になります。
また明日に
83
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/05(木) 01:01:31 ID:fqC21KqA
ミア「ぁ……おぁよう……」
なんて?
ミア「んぅ……」
まだウトウトとしている。
だいぶ隙だらけだ、朝は弱いのかな?
侑「よし、それなら……」
★★★
ミア「ん……アレ……」
ほのかに甘い香りに、鼻をくすぐられる。
ミア「侑……?」
隣で抱きまくらにしていた侑がいない。
けれどすぐに見つかる。キッチンで何かを作っていた。
84
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/05(木) 01:13:42 ID:fqC21KqA
侑「おはよう、ミアちゃん」
ミア「おはよう……なにつくってるの?」
フライパンを覗き込むと、その甘い香りの正体がわかった。
ミア「フレンチトースト、か」
侑「勝手に食パンとか使ったけど、大丈夫?」
ミア「構わないよ。全然」
ボクは二人分のコーヒーを淹れる。
ミア「コーヒーにはミルクいれる?」
侑「おねがーい」
85
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/05(木) 02:12:45 ID:fqC21KqA
★★★
私が作ったフレンチトーストと、ミアちゃんが用意してくれたフルーツとコーヒーで優雅な朝食だ。
侑「さて、お味は……」
一口分切り分けて口の中に。
侑「ん、美味しい美味しい」
ミア「確かにね」
二人でフレンチトーストを美味しくいただく。
侑「そういえば、よく眠ってたね。やっぱり抱きまくらのおかげ?」
ミア「んぐっ……ま、まぁね」
86
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/05(木) 02:33:18 ID:fqC21KqA
★★★
ミア(……た、確かに結果的にはよく眠れてしまった)
侑「僕も遊んではしゃぎすぎたのか、ぐっすりだったよ」
ミア「そ、そっか」
今さらながら、昨夜の己の言動を振り返る。
抱きまくらにさせろだなんて、とんでもないことを。
ミア(でも最後は自分からも抱きついてしまったし……)
悶々としながらコーヒーを飲み干す。
この話を続けていたら、いつまでもペースを乱されそうだ。話を変えよう。
ミア「……で、今日はどうする? またプールで遊ぶのもあれだけど」
侑「うーん……あ、そういえば最近新しくめっちゃおっきいアウトレットモールできたよね。ここからも近いみたいだから、せっかくだし行ってみたいかも」
87
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/06(金) 00:14:46 ID:P4QlmYXk
ミア「いいね、行ってみようか」
★★★
当たり前のように二人でお出かけ。
私の昨日のような悶々とした気持ちはどこかに行っていた。
まるで妹の相手をしているみたいだ。
そんなこと言ったら怒りそうだけど。
侑「わぁ、本当に広いね」
新しくできたばかりの大型モールだから、遊びに来ている人もかなりの数だ。
侑「はぐれないようにね」
ミア「子供扱いして」
88
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/06(金) 00:46:25 ID:P4QlmYXk
ミアちゃんは不満気だったけど、こっそり私の服の袖を掴んでいた。
それくらいしたって大げさじゃないくらいだったから。
まぁこのご時世、スマホで連絡すれば大丈夫だろうけどさ。
侑「おー、お店も多いねぇ。あ、スタバ行こスタバ」
私は新作のストロベリーフラペチーノ。
ミアちゃんは宇治抹茶。
侑「アメリカと比べたら日本のスタバってどうなの?」
ミア「小さい。向こうじゃ最低でもtallだよ」
89
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/06(金) 00:56:31 ID:P4QlmYXk
やっぱり食文化の違いか。
ハンバーガーの大きさもだいぶ違うってぷりぷり言ってたし。
そりゃあ海外の人は体も大きいわけだ。摂取する栄養の量が違う。
ミア「それに、味も薄い」
侑「えー? これとかめちゃ甘だよ? 飲んでみなよ」
ミア「……」
ミアちゃんに差し出す。
少し間を置き、ストローに口をつけた。
90
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/06(金) 00:59:44 ID:XL2SOrf2
侑君まだほとんど意識してない感じか
91
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/06(金) 01:30:38 ID:P4QlmYXk
ちうちうと私のストロベリーフラペチーノを飲んでいる。
侑「どう?」
ミア「……美味しいよ」
そう呟くと、ミアちゃんは自分の持っていた宇治抹茶を差し出してきた。
ミア「ボクのも……一口あげるよ」
侑「いいの? ありがとっ」
貰えるものは何でも貰う。
92
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/06(金) 01:47:34 ID:P4QlmYXk
侑「うん、初めて飲んだけどこっちのもいいね」
ミア「……」
侑「うん? どうしたの?」
ミア「なんでもない」
★★★
なんだ。
人工呼吸をキスみたいだなんてうろたえるのに、間接キスはなんとも思わないと!?
ミア(いや、ボクが意識しすぎなのか……?)
侑「あ、見てみて。おっきい観覧車」
ボクの気持ちなど知らない侑はのんきだ。
93
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/06(金) 02:13:58 ID:P4QlmYXk
ミア「……」
これじゃ、やっぱりボクが子供扱いされてるみたいじゃないか。
侑(あれっ、なんかちょっとスネてる?)
侑「……あっ! みてよミアちゃん、見たことないハンバーガー屋! はいってみようよ!」
ミア(ふん、ご機嫌を取ろうたって、そうはいかない──)
★★★
ミア「あむ……♪」
アメリカ育ちも満足させるボリュームのハンバーガーに、ミアちゃんもご満悦な表情でかぶりついていた。
94
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/06(金) 02:29:31 ID:P4QlmYXk
侑「あぁほら、ほっぺにソースついてるよ」
おしぼりでソースを拭き取る。
ミア「んぅ……」
侑「ゆっくり食べなよ、ハンバーガーは逃げないよ」
ミア「むぐ、わかってるさ」
美味しいのはわかるけどね。
シャキシャキとしたレタスと紫玉ねぎ、みずみずしいトマト。
肉厚、肉汁が溢れるビーフパティ。
特殊なソースと薄切りのベーコン。
それぞれが邪魔をするわけでもなく、それらが一つとなり絶妙なテイストになっていた。
95
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/06(金) 02:39:44 ID:P4QlmYXk
後半になれば、溢れた肉汁が染みたバンズも、行儀のいい食べ物では無くなるけれどそれが良かった。
脂ぎったその塊を、コーラで流し込む。
こりゃ参ったね。ぜっーたい体に良くないけど一番旨いと感じてしまう。
ミア「ふふ、いいじゃないか日本のハンバーガーも」
侑「でしょ?」
お互いたっぷりハンバーガーを堪能してお店を出る。
その後も服を見て回ったり、靴や帽子も。
結局何も買いはしなかったけど、それでも十分楽しかった。
96
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/06(金) 02:40:07 ID:P4QlmYXk
今回はここまで。また明日に。
97
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/06(金) 13:05:36 ID:P4QlmYXk
侑「さて、明日からまた学校だし、そろそろ帰ろうかな」
ミア「……」
侑「じゃあミアちゃん、また明日……?」
解散しようとしたけど、後ろ髪ならぬ袖を引かれた。
侑「ミアちゃん?」
ミア「いや、これは……その」
何かを言いかけたけれど、その口をつぐんでしまった。
侑「……」
98
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/06(金) 17:36:28 ID:P4QlmYXk
それが正しい行為なのかはわからないけれど、私はミアちゃんの頭を撫でていた。
ミア「な……なんのつもり?」
侑「……うーん。したかった、からかな」
ミアちゃんも嫌がりはしない。
撫でられるがまま、私に撫でられる。
侑「……また明日、ね」
ミア「……うん。また明日」
99
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/06(金) 18:07:55 ID:P4QlmYXk
ミア「……あっ、や、やっぱり待って!」
両手で止められる。
ミア「ら、来週……金曜日から予定空けておいてくれる?」
侑「金曜日から……うん、いいよ」
ミア「……泊まり込み、で」
侑「え?」
ミア「……だめ?」
侑「だめというか……」
100
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/06(金) 18:22:01 ID:P4QlmYXk
ミア「〜〜〜っ、さ、寂しい、んだよ……」
侑「……一人暮らしだから?」
ミア「そ、そうさ。……侑のせいだよ、誰かといることが楽しいって、気付かせたから……」
ミア「……その分、一人の夜が寂しいんだ」
ミア「責任取ってよ、週末くらいボクの寂しさを埋めるために」
101
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/06(金) 18:44:40 ID:P4QlmYXk
侑「……それくらいなら構わないよ」
★★★
そして約束を守るため、私は週末にミアちゃんの住むマンションに。
ミア「やぁ、いらっしゃい」
侑「おじゃましま〜す」
やっぱり、というべきか一人で生活するには広すぎる部屋だった。
確かにこれは寂しさを覚えても仕方ないだろう。
102
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/06(金) 18:45:13 ID:P4QlmYXk
今回はなんでこれで付き合ってないんだよをマシマシで行きます。
103
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/06(金) 20:33:26 ID:V31UE1.k
とてもいいマシマシだと思います
104
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/06(金) 21:57:21 ID:vOMgjFuo
ハンバーガーですぐ機嫌なおるミアちゃんかわいすぎか
105
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/06(金) 23:14:51 ID:P4QlmYXk
侑「ちゃんと片付けてるんだね」
ミア「まぁね。いいものを作るには、身の回りの整理は大切だからね。……今日はデリバリーのピザを頼もうと考えてるから、先にバスタイムと行こうか」
★★★
入浴を済ませて、デリバリーのピザを一緒に食べた。
それからはクイズ系のバラエティ番組を観てまったりと。
ミア「……」
22時に近付いてくると、ミアちゃんがウトウトとしていた。
侑「眠い?」
ミア「ぅん……」
そういうところは14歳だなぁ。
106
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/06(金) 23:29:49 ID:P4QlmYXk
侑「じゃあ、寝る準備しようか。僕はどこで……」
ミア「え……一緒に寝るんじゃないの?」
侑「……まぁそれならそれで良いけど」
パジャマに着替えてミアちゃんと一緒にベッドに。
侑(要は、甘えたいってことだよね)
それなら私は目一杯甘やかすだけだ。
107
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/06(金) 23:58:04 ID:P4QlmYXk
布団の中でミアちゃんが抱きついてくる。
ミア「暑くない?」
侑「平気だよ」
季節はたしかに、くっついて寝るには暑いと言える。
でもまぁ、暑いというのもやぼだろう。
私はミアちゃんを抱き寄せる。
ミア(落ち着く……)
眠りにつく。
その寝顔を見ていたら、私も釣られて眠気に襲われる。
侑(おやすみ……)
108
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/07(土) 00:57:47 ID:vpJbeLvI
★★★
朝。
ミアちゃんの隣で迎える、清々しい朝。
侑「んー……」
枕元に置いていたスマホを取り時間を確認する。
7時半……よく眠った。
ミア「……zzz」
まだミアちゃんは腕の中で可愛らしい寝息をたてていた。
侑「……」
動くのも可哀想だったから、私は音を小さくしながらもYou Tubeでも見ていた。
109
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/07(土) 01:03:52 ID:vpJbeLvI
川の魚やサワガニとかを調理して、ラーメンやらなんやらを作ったり、バッタの串焼きとか食べたりする……そんな動画。
ミア「……バッタの串焼きってのも、なかなかにすごい絵面だね」
侑「あ……起こしちゃった?」
ミア「ううん、ちょうど目を覚ましただけ……」
そう言うけれど起き上がりはせず、ミアちゃんも寝たまま一緒に動画を観ていた。
侑「これすごいよねー、タニシで出汁とるんだって」
ミア「理解に苦しむな……」
110
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/07(土) 01:21:51 ID:vpJbeLvI
それから2、3本の動画を観た後、ようやく私達はベッドから起き上がる。
侑「今日はどうしようか?」
ミア「ボクが決めていい? 最近上映された映画を観に行きたいんだけど」
侑「もちろん構わないよ、行こうか」
朝食、着替えを済ませて私達はお昼前に映画館へ。
侑「……ミアちゃんってオシャレだよね」
ミア「そうかな? でもありがとう」
もちろんセンスも良いのだろうけど、ミアちゃんによく似合っている。
韓国風なのかな、オーバーサイズのダボゆるトップスをタックイン、8ホールのブーツ。
そしてキャップ。
侑(美人さんだから、中学生には見えないかもね……)
111
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/07(土) 01:32:07 ID:vpJbeLvI
オーラが他の子と違う。
実際、道で人とすれ違うとき、何人か振り向いていた。
侑(でも、反面甘えん坊なんだよなぁ)
それを知っているのは私だけ、というのも少しだけ優越感。
ミア「あ、上映もうすぐだって」
侑「よしよし、ポップコーンと飲み物買っておこう」
★★★
★★★
ミア「ぅ、うぅう〜……!」
侑「あははは……」
……上映終了後、私はミアちゃんをおぶっていた。
どうしてそうなったのかというと。
ミアちゃんが観ようと言っていたのは、腰が抜けるほど怖いと噂のホラー映画だった。
112
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/07(土) 01:35:07 ID:vpJbeLvI
……いや、まぁ。
後は言わなくてもわかると思うけれど。
侑「まぁ〜、最後のあれはずるいよねぇ」
ミア「ふ、普通スタッフロールの後はもう何もないのが普通じゃないか! Cパートでもない、あんな驚かしは……卑怯だよ!」
まんまと腰を抜かし席から立てなくなっていた。
だからシアターから外まで、ミアちゃんをおぶって歩いていた。
すれ違う人が微笑ましいものを見る目で眺めている。
113
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/07(土) 01:39:21 ID:vpJbeLvI
今回はここまで。また明日に。
114
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/07(土) 03:16:12 ID:NMHZBu4w
かなり幼い振る舞いしてるミアちゃんは安心して甘えてる感じで可愛いね
115
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/07(土) 19:25:23 ID:vpJbeLvI
侑「とりあえずこのまま家まで帰ろうか?」
ミア「うん……」
ミアちゃんをおぶったまま帰路につく。
侑「もう立てる?」
ミア「大丈夫」
玄関の前でおろして部屋の中に。
ミア「侑は怖くなかったの?」
侑「いや怖くはあったけど──」
その隣でもっと余裕のない子がいれば、逆に落ち着きを取り戻せるというか。
116
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/07(土) 20:49:56 ID:vpJbeLvI
侑「よーし今からはなにしようか」
ミア「ゲームしようよ」
そう言ってミアちゃんはいろいろ準備してくれた。
侑「お、スプラトゥーンとかもある」
ミア「TPSやFPSは良くするからね」
侑「僕は逆にしないからなぁ、できるかな」
117
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/07(土) 23:31:06 ID:vpJbeLvI
ミア「それならボクが教えてあげるよ、慣れれば適度に遊べるくらいにはなれるよ」
侑「お、それならそうしてもらおうかな」
★★★
ミア「判断が遅い! 敵の気配を感じて! いちいち手元を確認しない! 体に染み込ませろ!」
侑「は、はい〜!」
めちゃめちゃスパルタじゃん!
118
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/07(土) 23:40:09 ID:vpJbeLvI
侑「あ、あのミアちゃん。僕、エンジョイできるくらいでいいから……」
ミア「口答えしない!」
侑「ハイ」
それからも、ミア教官による指導が続いたのであった……。
★★★
ミア「へっったくそだね……」
侑「ひぇん……」
ミア「……まぁでも、楽しみ方、っていうのもあるしね。侑は一人でも倒せれば満足みたいだし」
侑「十分だよ、ミアちゃんみたいにはすぐにはなれそうにもないしさ」
しばらく楽しんでいたけれど、もう夜がやってくる。
侑「そろそろお風呂でもいいんじゃない?」
ミア「ん……あぁ、そうだね……」
119
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/07(土) 23:50:15 ID:vpJbeLvI
侑「ミアちゃん先に入ってきなよ。僕が先なのも悪いしさ」
ミア「あ、あぁ……じゃあ、そうしようかな……」
そうは言うけれど、なかなかお風呂場に行こうとしない。
なにか言いたげに私を見ていた。
侑「……どうしたの?」
ミア「いや……その……」
そこで私は「もしかして」と一つの予想。
さっき観てきた映画に、お風呂で襲われるシーンがあったんだけど……。
侑「……さっきの映画で怖くなってる?」
ミア「なっ、そ、そんなわけないよ! ぼ、ボクがそんな、フィクションに影響されて……」
侑「じゃあ早く入ってきなよ」
ミア「…………」
120
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/07(土) 23:57:13 ID:vpJbeLvI
侑「……やっぱり怖いんでしょ?」
ミア「あぁ怖いよ! 悪い!?」
若干涙目。
出会った頃を思えば、すごく素直になったなぁと思わなくもない。
しかし一人で入るのが怖いときたけど、どうしたもんかな……。
ミア「……っしょに……」
侑「え?」
ミア「いっしょに、はいってよ……」
侑「!?」
121
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/08(日) 00:06:42 ID:9H1kiUUg
★★★
侑「……」
ミア「な、なにさ」
侑「い、いや……確かにお互いさ、裸で入るわけにもいかないから、水着を着るのはわかるんだけど」
私は腰にタオル巻いただけだけど……。
侑「なんでスク水?」
ミア「いや、むしろこんな状況でおしゃれ用の水着は着ないでしょ」
いやまぁ確かにそれはそうだけど。
お風呂場でスク水なのも、なかなか変な感じがして……。
侑「でもそれじゃ体全然あらえないんじゃ」
ミア「……その時だけ脱ぐ」
侑「へぇ?」
ミア「だ、だからそのときは絶対こっち見ないでよ。見たら怒るからね!」
122
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/08(日) 00:13:56 ID:9H1kiUUg
★★★
ミア「ん……」
言われた通り、ミアちゃんが体を洗うときは後ろを向いてやり過ごす。
水着をずらす音、脱いだ水着を置く音……。
ボディーソープを泡立てる音、それで体を包む音。
目も閉じているから聴覚が敏感になっている。
なにより、この真後ろで一糸まとわぬ姿のミアちゃんがいるかと思うと……。
侑(だ、だめだためだ! 何考えてるんだか……ミアちゃんだよ? そんな気持ち湧いちゃだめだよ!)
123
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/08(日) 00:14:20 ID:9H1kiUUg
今回はここまで。
また明日に。
124
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/08(日) 01:58:56 ID:hbvtIuwc
14歳でもあのスタイルだからな…
125
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/08(日) 22:24:06 ID:9H1kiUUg
侑(あとシンプルに実質3学年は歳下の子に興奮するのはなんか恥ずかしい……)
ミア「もういいよ……」
侑「う、うん……うエッっ!」
スク水を着直したのはいいけれど、問題なのはたっぷりの水を吸っていることだった。
ぴっちりと肌に張り付いて胸の形がなまなましく浮かび上がる。
ミア「なっ、なにジロジロ見てるのさ! 変態!」
侑「ぁっ、ご、ごめん……!」
126
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/08(日) 22:29:04 ID:9H1kiUUg
怒られて、ぷいっと背を向けて体を隠される。
……でもそれも逆効果かもしれない。
お尻に食い込んでいるのも、それはそれは……。
侑(ぁっ、やば勃ちそう……)
頭の中で違うことを考えるんだ!
おばあちゃんとか……!
127
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/08(日) 23:50:48 ID:9H1kiUUg
いいぞ、シワシワのおばあちゃん……申し訳ないけど己を抑えるために犠牲になって……。
侑(ふう……)
ミア「なに悟りを開いたみたいな顔をしてるんだ……」
実際そうかもしれない。
とにかくやばい波は超えた。
ミア「……ボクはもうあがるから、侑もとっとと体洗っちゃいなよ」
128
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/09(月) 00:24:33 ID:j5ciC7gQ
★★★
一足先に、お風呂場の外へ。
ミア「人の体をあんなに見て……」
……でも、鏡に写った自身を見て思う。
ミア「こんなに胸露骨に浮かび上がるか……」
じゃあ、あれは、あの目は……。
ボクの身体に……。
ミア「……」
見られることを意識してしまった。
そして案外……悪い気はしないかもだなんて。
129
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/09(月) 00:25:03 ID:j5ciC7gQ
今回はここまで。
また明日に。
130
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/09(月) 19:26:38 ID:GskZAoBU
最初からここまでの流れ、なかなか良いんじゃない?
131
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/09(月) 22:19:27 ID:j5ciC7gQ
★★★
いやしかし、今更な気もするけれど。
侑「普通さ、ここまで気を許すのも不思議だよね」
ミア「別にボクは、誰にだってそうしてるわけじゃないよ」
侑「人の膝の上でまったりされながら言われてもね」
映画を観ながらゆったりとした夜の時間を過ごす。
今度はホラー要素皆無のコメディ映画。
ミア「埼玉県民はみんなこうなの?」
侑「いやぁそれは僕にもわからないよ」
132
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/09(月) 23:36:05 ID:j5ciC7gQ
ミア「こういうの観てると、東京に住むボクたちは幸せなのかな」
侑「それは、人それぞれだよねぇ」
住む場所によって幸せが変わるのなら。
私は十分幸せだ。
ミア「……なんで急に男同士でキスしだしてるの?」
侑「そういうギャグだよ」
これをギャグと言ったら、怒る人がいそうだけど、明らかにこれはそうだからあえてそう表現した。
133
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/09(月) 23:43:05 ID:Om7Ram/U
飛んでお台場
134
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/09(月) 23:58:07 ID:j5ciC7gQ
ミア「ふーん……」
妙に艶めかしいキスシーンにジワる。
けど膝上の女の子はそうでもないようだ。
ミア「……」
なんだろう、親と洋画を見ていたらセクシーなシーンが飛んできたような空気。
何も言わないあたりがそれらしい。
侑「いや、何照れてるの」
ミア「なっ、いや別に照れてないけど」
135
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/10(火) 00:11:56 ID:YUNjGKDE
侑「可愛いじゃん」
ミア「……」
ぽむぽむと頭に手を置く。
まるで子猫をあやすように。
……子猫みたい、か。
侑「……」
何とはなしに、首から顎の間を撫でる。
ミア「んぅ……」
嫌がりはしない。
くすぐるように触れ続ける。
136
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/10(火) 00:19:29 ID:YUNjGKDE
そうやって、ずっーとそれを続けて30分。
小さな寝息が聞こえだした。
侑「ミアちゃん?」
ミア「……zzz」
すやすやと私に背中を預けて寝落ちていた。
侑「可愛いなほんと……」
食べちゃいたいくらいってよく言うけど、こういうことかなぁ。
侑(男の状態で言うと、違う意味に聞こえそうだけど……)
ミアちゃんを抱えてベッドに。
起こすのもかわいそうだったから、そのまま私も寝ることにした。
侑「ん……?」
いつの間に掴まれていたのか、私の右手がぎゅっと握られていた。
無意識なのだろうけど、しっかり掴んで離れない。
侑「……おやすみ、ミアちゃん」
★★★
137
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/10(火) 00:21:43 ID:L8HVJhRo
氷の微笑やスピーシーズ見ようぜ
138
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/10(火) 00:30:09 ID:YUNjGKDE
今回はここまで。
やっぱり二期が始まると更にキャラの掘り下げがあっていいですね。璃奈とかは今やればもっと上手いこと書けたのかなぁと思わなくもないです、あっさり表情を手に入れてしまったのは凡人の考えでした。
でもミアのキャラクターをまだ掴みきれてないので早くメイン回が欲しいところですね。
139
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/11(水) 00:54:25 ID:smKh44jA
★★★
侑『なぁミア……いいだろ?』
ミア『だ、だめだよ……ボクたちはそんな関係じゃ……』
侑『同じベッドで寝ておいて、何を今更。それに、興味あるでしょ? そういうこと』
ミア『そ、それは……』
あぁだめだ。
もうボクは、それを拒絶することが出来ない──
★★★
ミア「ふはぁっ!?」
目が覚める。
……とんでもない夢だった。
侑が唇を近づけてきて……。
夢の中とは言え、どうしてボクは……。
140
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/11(水) 01:05:26 ID:smKh44jA
ミア「……」
隣で眠る侑の顔を覗き込む。
ふと、ボクたちの関係について考えてみた。
……ボクたちは学校の先輩後輩だ。
それで……友達と呼んでもいいだろう。
141
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/11(水) 01:18:07 ID:smKh44jA
友達同士だから、家に泊まることもあるだろう。
……でも、ボクたちは。
そうだ……。
友達である前に……。
ミア(男と女だ……)
そんな当たり前のことに、今更気付いたんだ。
ミア(男女間の友情……)
そんなものはありえないと言われる。
142
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/11(水) 01:21:03 ID:smKh44jA
ミア(だけどボクは……それを信じている)
侑といると楽しいんだ。
だからこれ以上の関係になる必要は……。
でももし、侑の方からそれを求めてきたら?
ボクはどうするのだろうか。
143
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/11(水) 01:26:47 ID:smKh44jA
ミア(……)
仮に……侑が彼氏として。
ミア「……」
あ、だめだ……想像したら顔が熱く……。
ミア(……彼氏だったら)
それは、きっと……。
すごく、嬉しいだろうなって……。
144
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/11(水) 01:31:33 ID:smKh44jA
ミア(……これが、好きってことなのかな)
初めて会ったときから、感じていたもの。
あの時からか、この気持ちを抱えていたのは……。
ミア「単純だな、ボクは……」
でも清々しい気分だ。
ミア「……」
……でも。
ミア(……ボクたちの関係が今後どう変化しようと……ボクは卒業すれば……帰らないといけないんだ……)
145
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/11(水) 23:07:10 ID:smKh44jA
侑の胸にのしかかる。
ミア(……時間が限られているのなら、それを無駄にするわけにはいかないな)
侑「ぅ、うーん……」
胸に押しかかるボクに、侑が苦しげにしている。
侑「……あ、おはよう、ミアちゃん」
ミア「おはよう、侑」
侑「……なんか今日近くない?」
146
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/12(木) 06:36:24 ID:F23bU4hE
ミア「嫌?」
侑「……嫌ではないけど」
ミア「じゃあいいじゃないか」
侑(……)
意識をすれば、侑に対する接し方は変わると思っていた。
だけどボクは、そうではない。
147
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/12(木) 12:08:32 ID:SGpdiwBc
可愛い
148
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/12(木) 19:55:39 ID:F23bU4hE
まだ侑は眠そうだ。
ミア「好きだよ」
侑「んー……?」
ミア「ボクの彼氏になってよ」
侑「ぅん〜……」
ミア「いい?」
侑「ぃぃよ……」
侑「……zzz」クカー
ミア「……じゃあ……」
149
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/12(木) 20:04:24 ID:F23bU4hE
★★★
二度寝を仕掛けていた、薄れる意識の中。
私の意識はようやく覚醒した。
その、直前に。
ミア「ん……」
侑「んっ!?」
反射的にその唇を手のひらで防いだ。
150
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/12(木) 22:50:12 ID:F23bU4hE
ミア「むぐ……」
侑「いや……なにしてるの?」
ミア「何って……キスだよ」
それはわかるんだけどさ。
なんで今それを……。
ミア「なんで、って……話を聞いてなかったの?」
侑「……寝ぼけてたしねぇ」
ミア「なっ……」
151
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/12(木) 23:04:13 ID:F23bU4hE
侑「ごめんね、もう一回言ってほしいんだけど……」
ミア「……」
ミア「好きだよ」
侑「……」
ミア「ボクと付き合ってほしい」
侑「……一つ確認しておきたいんだけど」
ミア「なに?」
侑「……それはさ、本当に恋心?」
152
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/12(木) 23:43:28 ID:F23bU4hE
侑「……ミアちゃんの事を拒絶しているわけじゃないよ。でもここのところさ、僕達の距離感はすごく近かったから」
ミア「うん」
侑「こんな風に抱き合って眠ることも、良くない影響を与えてるんじゃないかと思ってたんだ」
ミア「……」
侑「……いや、要はさ。僕と違って、ミアちゃんには音楽家としての未来があるから。……僕なんかにんむぐっ!?」
襟元を手繰り寄せられて、無理やり唇を奪われた。
153
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/12(木) 23:55:23 ID:F23bU4hE
ミア「っ、ぷあ……っ、勝手なことばかり」
侑「ミアちゃん……?」
ミア「ボクは、絶対に侑が好きだ! それに家のことは関係ない、これはボクの選んだことだ……!」
ミア「だから……ボクと付き合って……」
侑「……女の子に、そこまで言わせちゃったらダメだね」
侑「……これからは先輩後輩じゃなくて、彼氏彼女だね」
ミア「!」
154
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/13(金) 00:07:36 ID:VJQ//yvs
これから夏が来る。
暑い、夏の季節が。
★★★
……まぁ付き合ったはいいものの。
親になんて紹介しよう。
外国人で14歳……たぶん予想外過ぎて驚かれるだろうな。
そして、その当本人のミアちゃんはというと。
ミア「侑〜、冷凍庫からアイスとって〜」
侑「はいはい」
夏休みに突入した私達は、ミアちゃんの家でまったりと過ごしていた。
155
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/13(金) 00:08:37 ID:VJQ//yvs
今回はここまで。
次回AV見せつけてイロイロと。
また明日に。
156
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/13(金) 04:25:48 ID:CkiDauWo
期待
157
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/15(日) 00:48:38 ID:ezLhJjAA
来週はついにミア回みたいですね
アニメもこちらも楽しみ
158
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/15(日) 01:41:41 ID:n3ZWHfyw
大きな子猫をお世話している気分だ。
それも随分と懐いてくれている、ね。
侑「ハーゲンダッツ……」
ミア「バニラ」
自分の分も持ってソファに。
けれどミアちゃんは座らず、ごろんと私の膝に寝転がる。
侑「どうやって食べるのさ」
ミア「あー」
当然だろ? と言いたげに口を開ける。
食べさせろってことか。
159
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/15(日) 01:42:36 ID:n3ZWHfyw
スクスタの絆エピの感じで行ってましたが、アニメ版はまただいぶ違いますね……。
160
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/16(月) 18:45:54 ID:Q/UpZYdQ
明日再開。
161
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/17(火) 07:30:59 ID:8.xz0GSA
侑「ほら、あーん」
ミア「あー」
赤ちゃんかな?
侑「おいしい?」
ミア「変わらぬ美味しさってものがあるね」
まぁハーゲンダッツに外れはないか。
私もうまいこと自分の分を口に運ぶ。
162
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/17(火) 12:24:33 ID:9LzmbJzg
可愛い
163
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/17(火) 16:41:29 ID:8.xz0GSA
のんびりとYouTubeを見ていた。
そんな時、途中で挟まれる広告で。
最近よくある、妙にエロで釣るやつ。
これ、どういう理由で作られてるんだろう。
私はあんまり好きじゃない。
飛ばそうとした……時、ミアちゃんの様子がおかしいことに気付いた。
164
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/17(火) 17:58:57 ID:8.xz0GSA
いつかの家で映画を見ていたときみたいに、気まずそうに無言になって。
侑「……」
なんか面白いからあえて飛ばさずにいる。
ミア「ち、ちょっと……」
侑「ん?」
ミア「な、なんで飛ばさないの」
侑「んー、みたいから。……恥ずかしい?」
ミア「そ、そんなわけないだろ? こんなので狼狽えるなんて……」
侑「ふーん……」
それなら……。
165
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/18(水) 04:11:45 ID:63OOYqZs
そろそろ全裸になる準備しとくか…
166
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/19(木) 08:05:46 ID:.kPeVWx2
ミア「ボクはこんなので騒ぐような子供じゃなっ!?」
なんだかいろいろチョーシに乗っていたから少しいじわる。
適当なAVを見せつけてあげた。
ミア「なっ、なにしてるんだよ! 馬鹿じゃないの!?」
侑「平気だっていうからさ」
ミア「だ、だからってこんな……」
ぬいぐるみを抱くように、ミアちゃんを抱き寄せてスマホでAVをみせる。
侑「見たことないの?」
ミア「……べ、別に」
あるなこりゃ。
167
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/19(木) 17:34:43 ID:.kPeVWx2
侑「ほら、平気ならそんな目をそらさなくてもいいよね?」
ミア「ぅう……」
ミアちゃんの後頭部しか見えないけれど、白い耳が赤くなっていた。
画面越しの女優が喘ぎが響く。
ぷるぷると震えながらミアちゃんが振り向く。
ミア「You are such a pervert……」
侑「なんて?」
ミア「変態……」
涙目でそう訴えられた。
ちょっと意地悪しすぎたかな──そう思うのが普通なのだろうけど。
ゾクゾクした。
168
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/19(木) 17:47:56 ID:.kPeVWx2
侑「可愛いね……ね、ミアちゃん」
ミア「な、なにさ……」
侑「キスしていい?」
ミア「へっ!? え、えとそれは……」
侑「するね」
ミア「えっ!? ぁ、ふんむ……!」
これを我慢できずに襲ってしまったと言うのかな。
だって食べちゃいたいくらい可愛かったものだから……この場合『食べる』の意味が変わりそうだけど。
169
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/19(木) 17:58:44 ID:.kPeVWx2
また明日に。
170
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/19(木) 18:31:49 ID:qRcoEW3g
はよ明日こい
171
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/19(木) 21:49:12 ID:3x2cAX7c
14歳の子に何してるんだ侑くん
172
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/20(金) 03:40:25 ID:6sYrmh2o
チョロいぜ
173
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/20(金) 07:25:07 ID:giKj/oPI
侑(襲っちゃお……)
ミア「んっ、んんん〜……!」
侑「んむ……」
ミア「んうっ!?」
舌をいれたらポカポカと弱々しく殴られた。
それの反撃に、さらにねっとりと絡ませる。
そうすると、ポカポカとしたパンチは。
次第にヘニャヘニャになって。
体も倒れ込んでいって。
174
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/20(金) 07:27:14 ID:kdui2arI
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞✨
175
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/20(金) 07:50:46 ID:giKj/oPI
ミア「ん、ん、んん、ぁ……」
ぎゅっと私にしがみついて。
唇を離すと、惚けた蕩けた顔をしていた。
ミア「ばか……飛ぶかと思った……」
侑「飛ばしてあげてもいいんだよ?」
ミア「……」
ごくりと生唾を飲む。
どうやら、そういうことにはしっかり興味はあるみたいだ。
侑「さっきまで見てたAVみたいなこと、しよっか」
ミア「……」
こくり、と頷いた。
176
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/20(金) 08:01:22 ID:giKj/oPI
★★★
しかし……。
侑(14歳に、文字通り手をだしちゃったな……)
考えだすとなんか罪悪感みたいなものがでるからやめとこう。
……それに考えすぎか?
別にお互い、まだまだ子供だし、悪いことじゃない。
……いやでも、もし友達が彼女ができたと言って、中学生をつれてきたら「あ、へぇー」って妙な反応はしてしまいそうだ。
177
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/20(金) 12:53:36 ID:aENN1AiI
飛ぶかと思った…… ってえっちすぎんか?
178
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/21(土) 07:56:00 ID:i3a0I4qI
手を出したって……、本番までやったの?
179
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/21(土) 18:40:53 ID:UUkE8906
★★★
まぁそれはそれだ。
とにかく今は……目の前のミアちゃんだ。
興味があること、全部教えてあげよう。
侑「どうしたい? 先に何かされたい? それともしてみたい?」
ミア「……」
侑「言うのは恥ずかしい? じゃあ何かされたかったら、抱きついてよ」
腕を広げてミアちゃんを待つ。
すると、ゆっくりと胸に抱きついてきた。
180
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/23(月) 03:36:42 ID:GYCv7nCE
あと一回くらい全員のイチャラブえっち書きたいんで、短めですがアフターやります。
181
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/23(月) 03:39:02 ID:DOn3xtCI
やっっったぜ!!!
182
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/23(月) 15:25:44 ID:6zt2P8.c
YEAH!!!!!
183
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/23(月) 19:50:58 ID:GYCv7nCE
というのも、最初にやった璃奈√の璃奈のキャラが全然掴めてなくて、自分で見直してコレジャナイ感すごかったので……せっかくだし全員やるかという感じです。
184
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/23(月) 23:51:52 ID:GYCv7nCE
侑「へへ……ほら、キスしよ」
ミア「うん……」
唇をはむはむと食べる。
服を少しずつ脱がせていく。
シャツがなくなると、意外(?)にもセクシーな黒いブラが私の眼前に晒される。
それもあったけれど、私が驚いたのは、その年齢からは想像できないスタイルだった。
小柄な体……なのに出るところ出ている。
侑(今でこれなら、大人になったらどうなるんだ……)
185
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/24(火) 00:10:42 ID:75WzYXmY
唇から首筋、鎖骨にキス。
胸の見えている部分だけをキスしていく。
背中に指を這わせる。
中心を、部屋の隅を指でなぞる姑みたいに。
文字通り、いやらしく、だ。
それは次第に下半身へと。
お尻の始まり、そこへ到達すれば、次はその片割れを揉む。
侑(お尻の小さな女の子、ってか……)
ブラを外して、その胸を堪能する。
ミア「はぁっ、はぁ……!」
気持ちいいかどうかよりも、胸を吸われて興奮してもらおう。
186
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/24(火) 00:24:13 ID:.6DjbcV.
>>183
あれはあれで全然ありだし好きだった
何回も読み直してるけど全然飽きない
187
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/24(火) 00:25:14 ID:75WzYXmY
わざとらしくちゅうちゅうと音をたてる。
ミアちゃんに余裕があれば、「本当にベイビーみたいだね」なんて言いそうなものだけど──
ミア「うっ、ぁ、…あ…」
その顔に余裕は感じ取れなかった。
初めての体験に、頭の中がパニックになっているのだろう。
188
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/24(火) 00:29:49 ID:75WzYXmY
今回はここまで。
そういった感想がいただけると嬉しい限りです。
個人的には虹では栞子と歩夢が良く書けたかなと。
189
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/24(火) 01:57:06 ID:lztCK74A
あの璃奈ルートはそんな違和感なかったけどな
190
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/24(火) 06:46:10 ID:lDb/tH32
>>188
自分はその2つとかすみ√が好きですね
残りの話とアフター楽しみにしてます
191
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/24(火) 15:43:05 ID:w8b9/Zj2
栞子歩夢のはストーリーだけじゃなくてエロも濃くてよかったな
192
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/24(火) 23:28:31 ID:75WzYXmY
侑(ゆっくり慣れさせてあげよう……)
下着の上から、ミアちゃんの女の子の部分をまさぐる。
一つ違和感があるとすれば、一切の膨らみ──つまりは陰毛を感じられなかった。
侑(外国の、アンダーヘア事情ってやつか……)
つるつるの触り心地。
なかなかに癖になりそうだ。
193
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/24(火) 23:48:00 ID:75WzYXmY
下着も脱がせて、ミアちゃんの体を好きに扱う。
ミア「あ、あんまり見ないでよ……」
侑「見なきゃできないよ」
あまりにも汚れを知らないその割れ目に、私はむしゃぶりつく。
広げるように舐めて、唾液をたっぷりなじませる。
クリトリスを舌先でねちっこくじらすように。
194
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/24(火) 23:59:27 ID:75WzYXmY
侑「ミアちゃん、オナニーはしてる?」
ミア「な、なんでそんなこと……」
侑「気になってさ」
ミア「……し、してるよ、わるい?」
侑「いやいや……健全だよ」
これから不健全にするんだけど……。
ミア「ふぁうっ……!」
中指を侵入させて、じっと待つ。
ミアちゃんが慣れるのを。
195
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/25(水) 00:04:28 ID:8YDC6UR.
なんだか不思議と……その指に伝わる感覚に、違和感があった。
なんだろう……想像よりもふにふにとした柔らかさというか……。
日本人と、少し違うのか?
まぁでも……。
ミア「うっ、あっ、は、ぁ……!」
感じる顔は、世界共通なのかもね。
196
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/25(水) 00:06:26 ID:8YDC6UR.
今回はここまで。
読み直してる報告ありがとうございます。
また明日に。
197
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/25(水) 23:36:34 ID:8YDC6UR.
侑「可愛いねミアちゃん、そういう顔ときめいちゃう……」
クールぶってるけれど、弱々しく声を漏らして喘ぐ姿はたまらない。
侑「学校ではミアちゃんが先輩だけど……学校以外では、関係ないんだよ」
ミア「あっ、ぅ……!」
侑「あっ、キュってなったね。イキそう?」
ミア「ふっ〜っ、ふっー……!」
198
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/25(水) 23:42:39 ID:8YDC6UR.
侑「ほらっ、イケっイケっ……!」
ミア「ふぅうぅ!?」
びくっと腰が浮く。
ねとりと愛液が手につく。
侑「あは、すごいことになってる……」
ミア「ば、か……んんっっ……!」
イッたばかりだけれど、いじわるして愛撫を続ける。
当然ミアちゃんも。
ミア「も、もうイッたっ、イッたばっかり、ぁっぁ……!」
199
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/27(金) 23:42:22 ID:wPAPgGMY
すみません、マジで難しいです。
アニメでミア回が来たら再開します。
200
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/28(土) 00:05:58 ID:sGaV8s7o
ランジュはやりたいことは決まっているのですが……。
気分転換というわけじゃありませんけど、同時にアフターやります。
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/10627/1653663929/
201
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/29(日) 02:33:51 ID:A30Yrwpk
日曜再開。
かっこかわいい子でしたね。
202
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/29(日) 04:26:16 ID:rBN.gGFw
独り言言いながら作曲してるシーンちょっと怖かった…w
203
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/30(月) 04:49:34 ID:dHui9lKY
手を止めてあげると、ミアちゃんは激しく呼吸を乱していた。
ミア「ハァッ、はぁ、ば、ばか……ほんとにバカ……」
侑「あはは、ごめんごめん……」
じとっと睨みつけられる。
でも迫力なんかなくて、弱々しい中で必死に見せた抵抗だった。
侑「よしよし♡ 可愛いねミアちゃん……」
頭を撫でると照れくさそうに手をどかされる。
204
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/30(月) 05:01:29 ID:dHui9lKY
……さて。
侑「……ミアちゃんに余裕があれば、この先もしたいんだけど」
ミア「……ボクは、別に構わないよ……」
ありがとう、そう言ってわたしは……、
あ。
侑「あっ、ごめん、避妊具も何もなかった……」
さすがに生でするわけにもいかないから……。
ミア「……じゃあ」
★★★
じゃあ、ということで。
今日は本番は無しで……素股というやつで。
ミア「わ、わ……」
ミアちゃんの背後から股に挟み、まるでミアちゃんからちんちんが生えているみたいにみえる。
ミア「で、でっか……なにこれ……」
……変な話、普通の子に言われるよりちょっと嬉しいような気もする。
205
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/31(火) 17:11:33 ID:.WYL3S0k
侑「動いていい?」
ミア「う、うん……いいよ」
その割れ目に竿を擦り付ける。
ぷにぷにとした肉の感触がたまらない。
ひんやりとした小さなおしりに、臍下あたりを叩きつけて、ぱちんぱちんと小気味良い音が響く。
206
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/01(水) 17:44:08 ID:2gHZnRP6
★★★
ミア「はっ、はぁっ、ぁ……?」
自身の身に起きている事態に、頭の上に大量のハテナマークが浮かぶ。
こんな、お互い人に見せるような物じゃないモノを擦り付けて。
わからない。
わからないけど──
ミア(これがすごくイヤラシイ事だってことはわかる……!)
侑のソレをすごく熱を持っていて、固くて長くて……。
次第にそれが湿ってきていることがわかった。
ボクの体から溢れた体液だ……。
207
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/02(木) 22:57:48 ID:IsAcHEt.
https://www.girlsheaven-job.net/aichi/ma-22/sa-163/musespa/blog/44978008/
208
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/03(金) 01:36:06 ID:EeRfL/0c
たった1年で2万倍成長、NFT市場の最新動向。急拡大の一方、
電撃的買収や犯罪の増加も
2021年に急成長したNFT(非代替トークン)市場。BNPパリバの調査会社
L’Atelierによると、2021年の取引額は176億ドル(約2兆円)に膨れ上がり、
前年比21000倍という脅威的な数字をマークした。
その普及に大きく貢献しているのが、NFTプラットフォームの「OpenSea」である。
「NFT版Amazon」の異名を持つOpenSeaの登録コンテンツは400万以上。
手軽さや使い勝手の良さ、豊富なコンテンツなどから人気を呼び、150万人
以上のアクティブユーザーを抱える巨大プラットフォームに成長した。
2022年1月には取引額が約50億ドルと過去最高をマークしている。
209
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/03(金) 07:06:12 ID:GsHCXl5.
胸も揉まれて……こ、こんなの……。
ミア(死ぬほど恥ずかしい……!)
頭が沸騰しそうとはこの事か。
……やばい、でもちょっと悪くないと思っている自分もいる。
ミア(……)
触ってみる。
両の手のひらに伝わる熱。
血液が集まり膨張している……だけで説明できないものがあった。
210
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/04(土) 07:54:01 ID:GohviuM6
ミア「ね、ねぇ……これはさ……」
侑「ん……なに?」
ミア「これは……ボクに興奮してるってことでいいの?」
侑「……そういうことだよ」
そういうと侑はさらに腰を早く動かせる。
侑のそのモノのさきっちょから、透明な液体……カウパーというやつか。
それのせいでさらに湿り気粘り気がましてきていた。
211
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/06(月) 00:49:17 ID:bVb8.VU6
ミア「14歳相手にっ、何をそんなに興奮してるんだか……」
侑「仕方ないって、なってるものは……!」
股に挟まった熱いものがびくびくと震えている。
出そう……ってことかな……。
侑「っ、ぅ、ミアちゃん……ごめん、僕……」
ミア「で、でそう?」
侑「うん……このまま良い……?」
212
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/08(水) 01:03:19 ID:El7Y6x/M
射精を許可すると、侑はさらに腰を早く振る。
ボクは両手で侑の亀頭を包み込む。
侑「キスさせて……」
ミア「んむ……」
上も下もぐちゃぐちゃになっている。
頭の中もポワポワしてしまっていた。
そしてその体が震えた時、手の中で熱く粘ついたものが広がった。
213
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/08(水) 01:42:35 ID:El7Y6x/M
ドクンドクンと脈打ち、指の隙間から精液が溢れていく。
ミア「手……ベトベトなんだけど……」
侑「ごめん、気持ち良すぎて……」
臭いが強烈で、腰よりも下から鼻まで届く。
このままなのもアレだから二人でシャワーを浴びる。
でも熱いお湯をあててしまって、たんぱく質だから手のひらにカピカピとこびりついてしまった。
214
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/08(水) 01:51:27 ID:El7Y6x/M
ミア「……本当にたんぱく質なんだこれ」
卵の白身をお湯に落とすとこんな感じだよな……。
侑「まぁね……ところでミアちゃん」
ミア「ん?」
侑「次はさ……してみてもいい?」
それは当然……今回できなかったセックスのことだろう。
ミア「……ま、まぁいいよ……」
それを許容するということ、なんだか気恥ずかしかったけれど……興味があるのは本当だったから。
215
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/08(水) 02:15:12 ID:El7Y6x/M
★★★
そんな約束をして、私達は同じベッドで眠った。
侑(やらしいことも、健全なことも……たくさん出来たらいいなぁ……)
少し不純だろうか?
それでも、それくらい考えるのが普通だろう。
むしろ考えないほうがおかしいか……。
おかしいよね?
この自問自答、何回したかわからない。
216
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/08(水) 02:27:24 ID:El7Y6x/M
まぁそういう事を考えちゃうのも……全部ミアちゃんが可愛いからってことにしておいてほしい。
私は悪くない。
★★★
ミア「たまには体を動かそうか」
そう言ってミアちゃんに連れてこられたのは、どこにでもある公園。
グローブと白球をもって。
キャッチボールからスタートだ。
ミア「よーし、ばっちこーい!」
侑「いくよー」
軽く投げたボールはミアちゃんのグローブに吸い込まれる。
217
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/08(水) 02:29:28 ID:El7Y6x/M
今回はここまで。
10話のミアとランジュが可愛くて書き出して良かったなぁ、と。
218
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/08(水) 14:31:22 ID:Y/KeABrA
ランジュちゃんどんどん可愛くなってるよね
今のが素のキャラなんだろうな
219
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/09(木) 22:46:58 ID:T6r.oWWo
晴れた日の、青い空の下で。
可愛い子とのんびりとキャッチボール。
すごくいいね。
ミアちゃんも楽しそうだし、あの笑顔だけでこちらも癒やされる。
ミア「よーし、もうちょっと離れてやってみようよ」
投げる距離が遠くなる。
でもまだまだ余裕だ。
220
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/09(木) 23:26:05 ID:T6r.oWWo
ミアちゃんもキャッキャッとはしゃいでいて、歳相応の姿を見せていた。
★★★
遊び疲れて、夕暮れ。
子供みたいに一日中、公園で遊んでいた。
喉が乾いたからとコンビニに寄る。
ミアちゃんは適当に好きな飲み物を買い、先に外へ出た。
私は……。
★★★
ミア「はぁ、汗かいちゃった。早くシャワーを浴びたいよ」
侑「一日遊んでたもんね。僕も」
221
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/09(木) 23:40:23 ID:T6r.oWWo
侑「僕もシャツがびしょびしょ」
ぴっちり張り付いちゃってる。
侑「ミアちゃん先に入りなよ。僕は後で入るからさ」
ミア「うん……」
ピタりと止まる。
ミアちゃんは私に背を向けたまま、ぽそりとつぶやいた。
ミア「そんな状態で待ってたら、夏でも風邪引くだろ……別に、一緒にはいればいいじゃないか」
侑「えっ、でも……」
ミア「……あれくらいの事したんだから、別に構わないよ」
222
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/10(金) 00:10:32 ID:tGVtyEZg
★★★
お互い身を隠す衣服を、全て洗濯機に。
なんだか体をジロジロみるのも悪いような気もして、目をそらしていたけれど……鏡に反射して、どうしても目に入る。
そういえば、全身真っ裸は初めてだ。
ミア「……ジロジロ見ていいとは言ってないよ」
侑「ぁ、ごめん……」
でもまだまだうぶな私達は、この状況で無く、自然体でいるなんて無理な話だった。
223
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/10(金) 00:25:38 ID:tGVtyEZg
★★★
ミア「はぁっ、ぁ、ばか……盛りすぎ……」
侑「ごめん、ごめん……でも無理……」
シャワーの音。
それを背中に、私はミアちゃんを壁に押しやりキスをしていた。
股間はがっつりそそり立っていた。
ミア「す、するならベッド、んむ……!」
舌を味わう。
唾液のこの感覚、混ざり合う感覚。
今から、セックスするぞと逸る気持ちを抑えきれない。
224
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/10(金) 00:37:19 ID:tGVtyEZg
★★★
濡れた体を簡単に拭き、ベッドに向かって愛撫を始める。
天然モノの無毛のソコにしゃぶりつく。
本当にツルツルだ……ありえるんだこんなの……。
ミア「ぁっ、ぅ、ぁ……!」
妨げるものが何もない。
でも、舌を侵入させるとキツイ。
……舌でこれだと、ちんちん入るのか?
少し不安になるけれど、考えても仕方ない。
大きさは変えられないから……。
225
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/10(金) 00:43:35 ID:tGVtyEZg
また明日に。
226
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/11(土) 00:33:48 ID:hUsAbBrY
とにかくはち切れそうなほど勃起している。
……正直はやく挿れたい。
その気持ちがクンニに現れたのか、むしゃぶりついて離れない。
なんか美味しいとさえ感じてきてしまう。
侑(ぅあ〜……)
ゴム買っとい良かった……。
侑「……ミアちゃん、いい?」
ミア「……」
こくりと頷く。
大丈夫、優しくするから。
227
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/12(日) 01:37:35 ID:7qPhHIKo
ゴムをつけていざ挿入……と行きたかったけれど。
侑(き、きつ……)
あまりにも狭い入り口に一瞬戸惑う。
本当に大丈夫かコレ。
壊れちゃうんじゃないかと心配になってしまった。
そんな私の様子に気付いたのか、ミアちゃんは──
ミア「大丈夫、大丈夫だから……でも、優しくしてほしいな……」
手を握って、弱々しく願望を。
そんなのは当然だ。
侑「よし……」
さきっちょだけ入っていく。
そこからは下手に止めずに、けれどゆっくりといけるところまで入れていく。
ミア「っつ、……!」
苦悶の表情。
握る手に力が入っていた。
228
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/12(日) 01:46:08 ID:7qPhHIKo
侑「ごめん、痛いよね……」
ミア「っ、……す……して……」
侑「えっ……なに?」
ミア「キスしてて……それなら気が紛れそう……」
望むがままに、優しくキスで包み込む。
そうしてそのまま挿れたままをキープしていた。
229
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/12(日) 02:30:31 ID:7qPhHIKo
キスをしたまま数分が経ち、ミアちゃんは「もう大丈夫かも……」と私の目を見つめて言った。
侑「動くよ……」
ゆっくりゆっくりと、壊れ物を扱うように。
少し抜いたら、文字通り純血が滲んでいた。
侑(ぐぅ、すんごい締り……)
でもミアちゃんの様子は……。
ミア「っ、ぅ、ぐ……!」
やはり体の中に何かが入る異物感に苦しんでいた。
侑「……」
少しでもマシになるように、私はミアちゃんに目一杯キスをする。
何度も、いつまでも……。
230
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/13(月) 04:42:33 ID:deC00kPI
えちちちち
231
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/13(月) 17:50:42 ID:K/nD5nSU
★★★
ボクを気遣ってか、たくさんキスをしてくれる。
これだけ長くキスをしていたのは初めてだったから、少し唇の感覚が鈍くなる。
ふやけていくみたいで、でもその分、入っている部分の痛みが和らいでいく。
ミア「……もう大丈夫。動いてもいいよ」
ボクの中で侑が動いている。
初めてのセックスに、体はまだ慣れていない。
でもボクは早くそれを感じたい。
もちろん侑とのつながりを大切にしたいからという気持ちもあるけれど、シンプルにボク自身もセックスに興味があったから……。
232
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/13(月) 17:59:53 ID:K/nD5nSU
自分で書いてなんですけど、かすみ√だけすごく異質ですね。好きなんですけどね。
233
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/13(月) 23:46:23 ID:iU7.ilnc
かすみは間女とかいけない関係も似合うからアリ
234
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/17(金) 08:22:27 ID:1HBlzg/2
ちょっと忙しく。
日曜には再開できればと。
235
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/20(月) 23:05:36 ID:dzPlILhQ
スーパースター、やるかわかりません。
ひとまずはミアとランジュ、アフター全員、あともうやりたいだけの一年生ズとの5P物やってから考えます
236
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/20(月) 23:24:37 ID:P6Y8vsV6
どうか鞠莉のアフターを…
237
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/21(火) 01:17:35 ID:118RHbjA
スーパースターは作者さん的にピンと来ない感じ?
虹ちゃんシリーズ楽しみにしてます
238
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/21(火) 22:22:27 ID:qnVAQ7Y.
https://www.girlsheaven-job.net/aichi/ma-22/sa-163/stage_4/movie/
239
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/21(火) 23:45:36 ID:FvD/QlUc
そういえば確かに鞠莉だけアフターやってませんでしたね……どうしましょうか。
240
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/23(木) 00:03:59 ID:J/B7I7jo
ひとまず、明日再開。
なるべく多めに書けるように。
241
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/24(金) 00:17:30 ID:/6XG27lA
少しずつ少しずつ、侑のモノが出たり入ったり。
うまくいえないけれど、体の中に侵入してくるこの感覚。
まだこれが気持ちいいかはわからない。
でも……。
侑「うっ、うぅっ……!」
眉をゆがませて、呼吸が荒くなる侑をみて、ボクは不思議な気持ちになった。
なんだか、そう。
嬉しいかもしれない、って……。
ぽたりと、侑の額からボクの頬に汗が滴る。
ミア「……気持ちいい?」
侑「めちゃめちゃ……」
242
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/24(金) 00:26:32 ID:/6XG27lA
侑の腰の動きが早くなる。
パチンパチンと腰と腰がぶつかる音。
侑「ごっ、ごめんミアちゃん……もう出そう……」
ミア「ん……い、いいよ、好きなときに……」
射精の許可を出す。
それを聞いた侑は、なりふり構わずガンガン腰をふって……。
侑「あっ、ぁっ、でる……!」
ビクビクと、ボクの中で震えている。
ビュービュッー、って、たっぷり出している……。
侑「ぅあ〜……」
243
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/27(月) 04:51:47 ID:zVoc2nTA
★★★
初めてのセックスが終わり、ボクたちは汗と体液を流すため風呂へ。
侑「次は、ミアちゃんも気持ちよくなれるように……」
ミア「……まぁ、頑張ってよ。ボクはそんなに気にしないけどさ」
侑「気にするよ。こっちばかりじゃ、何だか申し訳ないしね」
244
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/27(月) 05:07:29 ID:zVoc2nTA
ミア「ま……ゆっくりお願いするよ」
侑「頑張るよ」
不思議な約束をした……それは、また次もしようという意味でもあった。
★★★
侑「なんか、当たり前みたいになってるよね」
ミア「なにが?」
侑「いや、人の懐に潜り込んで何を……」
眠る時、基本的に抱きつかれている。
245
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/06/30(木) 04:47:02 ID:gm5Wi1o2
ニヤニヤ
246
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/01(金) 07:01:27 ID:OTkj4UmA
土曜日再開
247
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/02(土) 09:19:30 ID:n06L5KDM
ミア「だめ?」
侑「だめでは、ないけども」
さっきまでエッチしたばかりだから、若干気恥ずかしいというか。
ミア「ボクたちは恋人同士なんだ、これくらい普通だろ?」
侑「……確かにね」
248
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/02(土) 09:26:39 ID:n06L5KDM
頬をぷにりと指で押す。
侑「やわかいね」
ミア「当然だろ? ボクの体は、どこだって柔らかいよ」
侑(確かにどこも柔らかかったな……)
どことは口にはしないけど。
249
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/02(土) 18:33:16 ID:n06L5KDM
しかしまぁ、本当に整った顔をしている。
お人形さんみたい、って感じ。
侑(目の色も、日本系とはまた違う)
それでいて、こんなに日本語が上手だから不思議な感覚だ。
ミア「……zzz」
もう寝てる。
体の成長がいいのも、こうやってよく眠るからなのかな。
250
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/02(土) 22:18:59 ID:r.KGMBn.
https://www.girlsheaven-job.net/aichi/ma-22/sa-163/stage_4/movie/
251
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/05(火) 00:28:39 ID:2gAwXj1E
侑(私も寝よ……)
★★★
ミア「……ものは一つ、相談なんだけど」
侑
252
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/05(火) 00:32:28 ID:2gAwXj1E
侑「相談?」
ミア「ボクはさ、3年生だから当然来年卒業だろ?」
ミア「……ボクと会えなくなったら寂しいかい?」
侑「それはもちろんだよ……帰っちゃうの?」
ミア「今のところはね……こればかりは、ボクの意思だけじゃどうにもできない」
253
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/05(火) 00:33:47 ID:2gAwXj1E
ここ最近疲労が溜まりまくりでかなりペースが落ちてますが、最後まで書き切ります。
254
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/05(火) 01:40:05 ID:DIZot2rI
猛暑ですから創作活動を一旦お休みするのも
手だと思いますよ、無理は禁物です。
作者さんの書きたい時に書くのが一番で
〆切が有る訳でもないですから(^ー^)
255
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/06(水) 14:33:04 ID:pjapkvlg
体をお大事に!
256
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/08(金) 04:34:18 ID:DoiNLeEE
確かにそれは、子供だけの意思ではどうにかできないだろう。
一瞬、ミアちゃんがテイラー家じゃなければと思った。
けどそれは考えても仕方ないたらればだ。
ミア「だから今はさ、もっとたくさん侑と遊んでいたいんだ」
侑「そうだね。……今の時間を大切にしないとね」
257
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/08(金) 04:35:34 ID:DoiNLeEE
日曜に多めにやれれば。
ランジュはやりたい事は決まってるんで、ペースは戻るかと。
ミアは個人的にしずく並みに難しいです。
258
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/08(金) 10:19:07 ID:jtgDipAw
ランジュちゃんエロいから楽しみ
でも意外と純情そうだからどうなるか楽しみ
259
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/09(土) 14:01:24 ID:STNUjhfo
ミア√ここまでの流れめちゃいいと思う好き
過去の他の子の√の展開やシチュと被ってしまっても1ならミアならではの良さ出してくれると確信してる(プレッシャー感じたらすまん)
ゆるゆる続き待ってる
260
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/11(月) 04:10:53 ID:NG1vWvgw
もっと純粋に。
楽しいことだけをしよう。
★★★
夏を過ごして。
秋を過ごして。
冬が、やってきていた。
261
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/11(月) 04:13:29 ID:NG1vWvgw
侑「お、見てみて。めっちゃでっかい肉まん」
ミア「食べ物にならなんでも反応するだなんて思ってない?」
侑「思ってないよ! でも食べるでしょ?」
ミア「まぁ、ね」
幸せそうに肉まんを頬張る。
小さな口には大きい、まるで顔を埋めているようだった。
262
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/11(月) 17:17:41 ID:NG1vWvgw
ミアちゃんと付き合い始めてから、最初の冬。
一緒に過ごす時間が短くなることを、自覚していた。
来年の春には、ミアちゃんは日本にいない。
……仕方ないことだけどね。
ミア「……なに? そんなにジロジロ人の顔を」
侑「いや……ね」
263
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/12(火) 09:17:59 ID:mRKmLQVY
侑「僕さ、考えてることがあって」
ミア「なに?」
侑「……留学しようかなぁ、って」
★★★
それを聞いたミアちゃんは、止めるでもなく。
むしろものすごくやる気になって勉強を教えてくれた。
歳下に勉強を教えられるのも変な感じだけど、まぁいいか。
264
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/12(火) 09:24:20 ID:mRKmLQVY
ミア「ほら、侑はまだ一年あるんだから、みっちり教えるよ!」
侑「わかってるよ、ありがとう」
ミア「まったく、それいうことなら早く言ってくれたらいいのに」
265
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/12(火) 11:42:08 ID:Ev5MiyTs
将来のこと考えたら嬉しいよね
266
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/12(火) 16:40:06 ID:mRKmLQVY
留学する前提として、しっかりと日本での勉強を怠らない事を強く言われた。
ミア「いっそ海外の大学にいけばいいのに」
侑「いやぁ、やっぱり結構厳しいかな……」
それも考えてみたけど、目的が「ミアちゃんに会いたい」だけでその冒険も少し違うかと思ったから。
ちゃんと、将来のことも考えていたかったから。
267
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/14(木) 17:27:42 ID:67DE6qho
7月中にはランジュ編はじめたいです。
そのあとに一年生ズ5Pものを。
268
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/15(金) 01:54:42 ID:7G6N.p9E
マジですか、楽しみです!
確かハーレム物はなかったですもんね。
269
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/15(金) 10:52:53 ID:8mmHysow
侑「……まあそれに、離れてる距離と時間が二人の想いを高めるとも言うし?」
ミア「はは、自分で言うか……でも、そんなこと言って、向こうで僕が他の男にとられたって知らないよ?」
270
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/16(土) 07:27:11 ID:uzLVxceI
侑「他の男に、ねぇ……」
ミア「なにさ」
侑「いや……そんなところ想像できなくてさ。あれだけ夢中になられると」
ミア「デリカシーってものがないね」
侑「あはは、少なくとも、ミアちゃんを満足させてあげられるだけの自信はあるからね」
271
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/20(水) 02:04:40 ID:SYxF4hZs
すみません、ミア√はあと一回イチャラブやって終わりです。
272
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/20(水) 03:51:15 ID:9Ld4vDiA
きたい
273
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/20(水) 09:16:54 ID:z9MOJAiQ
待ってるぞ
274
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/20(水) 09:19:44 ID:z9MOJAiQ
あ、ごめんバグって更新されてなかった
コメントした途端めっちゃ更新されたわ
楽しみにしてます
275
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/21(木) 23:56:00 ID:DIH/yvDY
付き合いだしてから、関係が更に深く濃くなれば、することも増える。
いろんな意味で、することも増えた。
最初はぎこちなかったえっちも、回数をこなせば慣れてきてミアちゃんも可愛い声を聞かせてくれるようになっていた。
ちゃんと気持ちよくなれていた。
結構癖になったのか、割とミアちゃんの方から求めてくることが多かった。
276
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/22(金) 00:01:50 ID:wZ8KlQFg
ミア「……じゃあ満足させてもらおうかな」
侑「あれ? そういう気分?」
ミア「だからデリカシーがないってば……」
侑「ごめんごめん。そんな風に直接的なの、初めてだったから」
ミア「いいだろ別に……時間も、限られてるんだしさ」
277
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/22(金) 00:09:48 ID:wZ8KlQFg
時間も限られている、それは確かにその通りだった。
侑「そうだね、……大事にしないとね、今の時間を」
それが健全な遊びであっても、ちょっと性的でも。
この二人でしか出来ないことをしよう。
278
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/25(月) 17:36:44 ID:buxr0GHw
★★★
なんだかんだ言ったけれど、結局するのはえっちなことだった。
侑「一緒にお風呂はいるのも慣れたね」
ミア「ずっとそうしてきたんだから、そりゃあね」
侑「ふふ、だね。というより、お互いの裸みても少しは平気になったってところかな」
279
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/25(月) 17:37:24 ID:buxr0GHw
7月以内になんとかやりきります。
280
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/25(月) 23:23:20 ID:obK6Vno.
今月中完結とな!のんびり楽しみに待ってるで
281
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/26(火) 01:22:49 ID:nIqLQ11c
>>279
そんなに気負わなくても大丈夫ですよ
無理しないで。
282
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/26(火) 17:51:12 ID:ROCVyVYw
ミア「そうかもね……ぅぉっ」
ミア「……急に触るのはびっくりするからヤメロ」
侑「ん〜、ごめんごめん」
脱ぐとわかりやすく、結構ある胸。
ぽにょぽにょと柔らかくって、ずっと触っていたくなる。
283
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/28(木) 23:26:19 ID:SZvazsx.
ミア「ほんと、なんで男ってそんなに好きなんだろうね」
侑「自分にはないものだからかな……ベッド行こうか」
★★★
ミア「んむっ、んっ、ん……」
侑「うまくなったね、口でするのも……」
ミア「毎回侑がさせるからだろ?」
284
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/28(木) 23:48:06 ID:SZvazsx.
だってやっぱりフェラって気持ちいいし……。
してくれるのなら、毎回してほしい。
そうお願いして、嫌がらないでしてくれるものだから。
侑「あぁ待って待って……」
ミア「でる?」
侑「ん……ちょっとタンマ」
285
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/31(日) 01:14:57 ID:Z4itBShY
出すのなら、セックスの中でがよかった。
というより、ミアちゃんの中がよかった。
ミア「んっ、んく、ふ……!」
侑「全部入るようになったね、すごいすごい……」
少しずつ慣れていき、私のモノの形に広がっていく。
最初こそきつかったけれど、今ではこの通りだ。
286
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/31(日) 18:40:49 ID:Z4itBShY
侑「ふふ、まったく……だめなんだよ? そんな歳からこんなにハマってちゃ……!」
ミア「ハメてるのはそっちだろ……! っんぅっ……!」
生意気な口は塞いで黙らせる。
そうすると簡単に大人しくなるから可愛いものだった。
287
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/31(日) 22:54:33 ID:Z4itBShY
侑「好きだよミアちゃん……」
ミア「ボクも……」
お互いまだまだ子供だけれど。
相手を大切にすることは、大人より気をつけてるつもりだ。
好きだという気持ちを素直に伝えて。
侑「ミアちゃん……本当に帰っちゃうの?」
ミア「……シてる時にする話じゃないと思うな」
侑「ごめん、でも……」
ミア「……それは仕方ないよ」
288
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/31(日) 23:14:37 ID:Z4itBShY
本当は、そんなことを考えられないくらいに集中したいのだけど。
どうしても頭をよぎる。
ミア「……なら、そんなことも考えていられないようにすればいい」
そう言ってミアちゃんは私の体を押して離れてしまう。
なにを……そう思ったけれど、ミアちゃんは私のつけているコンドームを取っ払ってしまった。
侑「なにして……」
ミア「……最後に、想い出」
289
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/31(日) 23:23:16 ID:Z4itBShY
侑「それは……え、生……」
ミア「一回くらい、いいでしょ?」
侑「……」
答えは一つだった。
★★★
侑「ウァ……生やば……」
ミア「ふっ、ぅん……!」
ゴム越しではわからなかった、膣肉のあたたかさ。
いれた瞬間にちょっと出そうだったけどなんとか我慢した。
290
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/31(日) 23:43:06 ID:Z4itBShY
最後の想い出と称してはじめた生。
いろいろと危ないかもしれないけれど、細かいことは無しだ。
侑「生すごいね、こんなの……」
他のこと考えてる余裕なんかない……!
ミア「うっ、っく、ぅう……!」
ミアちゃんは声を聞かれることを恥ずかしがる。
だから今も……枕を噛んで耐えている。
侑「ちゃんと聞かせて……」
ミア「あっ……!」
ミアちゃんを抱きかかえて、噛むものなんか無くさせる。
対面座位で、その声をしっかり聞かせてもらおう。
ミア「はっ、あっ、ぁぁっ、んぁ……♡」
耳元で甘く蕩けた嬌声。
それがたまらない。
291
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/31(日) 23:44:27 ID:Z4itBShY
なんとか復帰です。
明日には終わりです。
292
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/08/01(月) 23:50:22 ID:jEWwtH.s
こみ上げてくる射精感に抗う。
さすがに中はまずい、それは避けないと、と少し腰のペースを落としたら。
ミア「……今日だけなら、そのままでもいいよ」
侑「えっ」
ミア「中でもいいってこと……」
侑「……いいの?」
本当なら、私はそれを断らないといけないのに。
ミア「いいよ……」
いいと言われたら。
私は……。
293
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/08/02(火) 00:12:22 ID:hzXdvv8M
侑「はぁっ、はぁ、ぁ……!」
それなら中に出すよねって話だ。
侑「ごめん、ちょっと激しくなる……!」
言う前から激しくしていたけど、ミアちゃんも気持ちよさそうにしていたから良しとした。
侑「だす、よ……!」
ミア「んぅ……♡」
腰を突き出し、遠慮なしの中出し。
脳がチカチカする。
とびきりの射精に蕩ける。
ミア「……ぜんぶでた?」
侑「もうちょっと……」
最後の一滴まで。
ミア「……次は、また会えたら、ね」
294
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/08/02(火) 00:19:04 ID:hzXdvv8M
★★★
★★★
ミアちゃんが日本を離れてから数ヶ月。
ミア『場所はわかる?』
侑「うーん、たぶん。あのおっきい時計台みたいなやつかなぁ」
ミア『おいおい頼むよ……あ』
295
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/08/02(火) 00:23:13 ID:hzXdvv8M
侑「あ──」
さて。
ここから先の話は、また。
ミア「久しぶり、やっときたね、侑」
私とミアちゃんの、再開の日のことは。
また、別の機会に、ね。
ミア√END
296
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/08/02(火) 00:24:09 ID:hzXdvv8M
過去1でどうしても話が思いつきませんでした。あとはアフターで。
297
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/08/02(火) 00:26:37 ID:hzXdvv8M
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/10627/1659367560/
1年生ハーレムです。
やりたい放題やります。
298
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/08/02(火) 23:43:05 ID:WgYICFkQ
https://www.girlsheaven-job.net/aichi/ma-22/sa-163/musespa_health/?gop=newc
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