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愛「へー……3人の名前に因んでるのかぁ」
1
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/06/16(水) 03:10:35 ID:6SrrO8Rc
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1572862705/
↑これの改造版
基本りなあいだけどモブが喋りまくる
設定もスクスタの遥か前に勝手に組み上げたのほぼそのまま
198
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/03(火) 21:07:43 ID:PyAnwMIs
続き来た
五十嵐君羨ましすぎる
と思ったら何か良からぬことでもあったのか
199
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/03(火) 23:06:24 ID:g7xUXvgw
まさか更新があるとは
202
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/06(金) 00:16:50 ID:sTkOJ2JU
.
.
.
前回までの虹ヶ咲!
.
.
.
……目を醒ますと、そこは知らない天井だった
窓から見えるのは、見慣れた東京の街並みではない、どこか遠い国の摩天楼
朦朧とする意識の中、歩夢は自身に起きた事態を何とか思い出そうとする
スクールアイドル同好会……2人の大切な人……そして、知らない記憶の断片
そこに突如として現れた愛と部長は、歩夢に対して驚愕の事実を告げる───
それは歩夢の意識の奥底に眠る、かつての彼女の弱さ、醜さの片鱗
過去に捨て置いてきた筈の、独占欲と逃避衝動の発露……
───歩夢が無意識に抱いていた、剥き出しの願望の顕れ
一体……彼女に、このような悪夢を見せたのは誰なのか?
今朝2時頃、豊島区上空にて観測された謎の巨大思念波との関連は?
そして、時を同じくして就寝中の近江彼方を襲った怪現象の正体とは……?
全ての鍵は……あの宮下愛が握っている……?
…………
…………
-虹ヶ咲学園 生徒会室-
栞子「ん……ねえ、もしかしてテレビつけてるの?」
栞子「うん、少しボリューム落として。声よく聞こえない」
栞子「……」
栞子「ん、良い感じ。聞こえる聞こえる」
.
203
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/06(金) 00:17:46 ID:sTkOJ2JU
栞子「……うん……うん……へえ、そんな事が」
栞子「こっち? うん、元気だよ皆。愛さんも会いたがってた」
栞子「いや、一緒に日が暮れるまでバスケで勝負してた人でしょ。憶えてないの?」
栞子「そう……」
栞子「…………」
栞子「本当? ……じゃあ、うん。分かった、やってみる」
栞子「うん……うん……スケジュールは何とか調整してみるね」
栞子「……うん、私も楽しみにしてる」
栞子「それじゃ……うん、またね」ピッ
栞子「ふう……」
遥 「えへっ」ヒョコ
栞子「わっ!?」
遥 「みーふねさん! そんな隅っこで、お電話ですか?」
栞子「こ、近江さん……もしかして聞いてたの?」
遥 「今の英語だよね! 三船さん英語もペラペラなんだ!」
栞子「ま、まあね……小さい頃から海外には行ってたから……」
遥 「誰? 誰と話してたの? もしかして三船さんって親戚に海外の人が───」
栞子「ち、違うから……中等部の頃、ショートステイでウチに来てた子」
遥 「?」
.
204
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/06(金) 00:24:43 ID:xf0qQFuI
遥 「ショートステイ?」
栞子「そう、ショートステイ。1週間のね」
遥 「……」
遥 「あ、ああ! ホームステイのこと!」
栞子「そう、香港から」
遥 「ほんこん……」💭
栞子「……ちなみに、その島は台湾の方」
遥 「きゃー! 人の考え覗かないでー!」
.
205
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/06(金) 00:25:16 ID:xf0qQFuI
遥 「中等部って事は、1年か2年前くらいの話?」
栞子「つい去年の話」
栞子「前年にショートステイ行事が中止になったからって理由で、その年は夏と冬の2回あったんだけど……その子、何と2回ともうちにステイ希望したの」
遥 「えっ何でさ」
栞子「……その、私の家って結構な日本家屋で……それが気に入ったみたいで。帰国してから今までも割と連絡を取ってるの」
遥 「ほおー……愛されちゃってますなあ三船さん」
栞子「べ、別に? 愛されてるのは私の家の方だし」
遥 「ぬぬ! 三船さんが照れています! 遥さんジェラシーですよジェラシー!」
栞子「馬鹿じゃないの……」
.
206
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/06(金) 00:25:44 ID:xf0qQFuI
遥 「それで、今のは何の電話だったの?」
栞子「今度、こっちで会う約束をね。……向こう、結構な財閥の娘さんで、ちょっと無茶な所あって」
栞子「こうと決めたら絶対に曲げないタイプなの。決して悪い子じゃあ、ないんだけどね」
遥 「……ふふふふ」
栞子「なに」
遥 「あ、ううん。ちゃんと三船さんにも仲良い子いてよか……あ、何でもない」
栞子「ばっ馬鹿にしてんの?! 友達くらいいるわ普通に!」
遥 「こないだ見たけど三船さん教室で1人だったじゃん」
栞子「あ、ぐ……う、うるさい! 友達なんか多くても面倒なだけだもん!」
遥 「え」
栞子「は?」
.
207
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/06(金) 00:26:16 ID:xf0qQFuI
遥 「……ほ、本当に1人なの?」
栞子「───」
栞子「!!!」カアァァ
遥 「その、流石に予想外でした」
栞子「こ、こ、この……! 騙し、騙した……!」
栞子「この卑怯者お!!」
遥 「うひょー!」
会長「…………」
遥 「あ」
栞子「あ」
……………………
……………………
遥 「怒られたじゃん……」ヒソヒソ
栞子「あんたのせいでしょ……」ヒソヒソ
.
208
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/06(金) 00:27:22 ID:xf0qQFuI
遥 「でも……そっか、三船さんの家かあ」
遥 「───」
遥 「……よし」
栞子「嫌だからね」
遥 「わたし今度、三船さんの家で勉強合宿したい」
栞子「聞きなさいよ」
遥 「意外に思うでしょうが、わたし実は学業成績が芳しくございません」
栞子「うちの役員で知らない人はいないと思うけど」
遥 「きこえなーいきこえなーい」
栞子「……(呆れ)」
遥 「三船さんとわたし、何だかんだ知り合ってちょっと経つ訳だし、これを機に更なる親密性の向上を図りたい!」
栞子「なら後で一緒に自習室……」
遥 「却下します」
栞子「あなたね」
遥 「お願いします。三船さんと同じ環境で、同じ負荷を受ける事で、何か得る物がある筈なのです」
遥 「そのためにも何卒、近江遥、近江遥を三船さんのハウスに……」
栞子「選挙カーか」
.
209
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/06(金) 00:27:50 ID:xf0qQFuI
遥 「お願いします……! 何でもします……!」🙇
栞子「だーかーら……」
栞子「…………」
遥 「…………」🙇
栞子「はあ……分かった。まあ正直、私も近江さんの成績は不安だったから」
遥 「!」
栞子「私で良ければ見てあげる。その代わり、今度の定期で結果出さなかったら酷いからね」
遥 「やったーい!」
遥 「……」
遥 「酷いとは?」
栞子「さあ? その時に乞う御期待って事で」
遥 「ぬぐっ……が、頑張るぜ!」
栞子「その意気その意気。何でもするって言ったからね、あなた」
遥 「こ、近江遥は過去を振り返らない」😼キリッ
.
210
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/06(金) 00:28:32 ID:xf0qQFuI
遥 「この合宿を通じ、近江遥は優等生に生まれ変わってみせる」
栞子「はいはい」
遥 「頼りにしてるよ三船さん」
栞子「任せなさい。私、割と人に教えるのは得意なんだから」
遥 「おおー」
栞子「……で、本心は?」
遥 「三船さんの家どんなのか気になります!」
栞子「そんなこったろうと思ったわ!!」
会長「呼んだ?」
栞子「ないです、ごめんなさい……」
会長「静かにね」
栞子「はい……」
遥 「やーい怒られた」
会長「…………」
遥 「ごべんなざい……」
.
211
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/06(金) 00:32:21 ID:xf0qQFuI
>>198
そんな深くシリアスに潜る事はないので安心してね
>>199
何とか完結まではこぎ着けたい
212
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/05/06(金) 09:33:03 ID:HMCXcRic
急になにかと思ったわw
ランジュも出るのかなこれは
213
:
名無しさん@転載は禁止
:2023/07/01(土) 23:41:09 ID:ywxN01d.
───受け継がれる愛
-虹ヶ咲学園 普通科特進(FB)1年教室-
ざわ… ざわ…
ざわ… ざわ…
菜々「そもそも作中にプリキュアが1人だけっていう案は過去にあったものなんですけど、震災の煽りを受けて一度は立消えになっちゃった背景がありまして」
歩夢「そうなの? え、震災ってあの?」
菜々「です。震災のあった翌年に“1人で孤独に戦うヒロイン”はどうなの、って事で色々と計画が見直されて───」ペラペラ
歩夢「あー……そういう感じのね」
菜々「はい! で最終的に、その年は当初と真逆の“5人で力を合わせる”コンセプトに落ち着いた経緯があるんですよね」ペラペラ
歩夢「へえー……じゃあこれも、その企画のリベンジを今になって、っていう事なのかなあ」
菜々「まさに! そういう事なんですよ! いや公式は何も明言してないんですけど、ファンとしては本当、遂に来たか! って感じで!」
菜々「しかもタイトルが……もう原点作に喧嘩を売ってるとしか思えませんって、こんなの」
歩夢「“ふたりは”に対する“わたしは”って事なんだね」
菜々「そうなんですよ! しかも予告PVを見るに敵組織は小さい女の子向けアニメを原作とするものにあるまじき───」ペラペラ
🚪<ガラッ!
彼方「へーい歩夢チャーン!」
菜々「ッ!?」
彼方「おっ、菜々チャンもおるやん」
歩夢「わっ……彼方先輩?」
.
214
:
名無しさん@転載は禁止
:2023/07/01(土) 23:42:38 ID:ywxN01d.
彼方「あーごめんごめん驚かした? 今度から静かに登場しようね」
歩夢「大丈夫ですけど……何か御用ですか?」
彼方「そーよ。あーちょっと1個お願いなんだけど……どっちかジャージ貸してくんない?」
歩夢「ジャージ……?」
彼方「せやせや。申し訳ないんだけど、この後の体育で使うんだよー」
彼方「昨日の朝、確かに洗濯したんだけど……うっかり鞄に入れとくの忘れてたっぽいんだよねー」
彼方「今日グラウンド授業だから、この寒さで半袖短パンは流石にキツくってさ」
菜々「……すいません、私のは今日は無いですね」
歩夢「あ、じゃあわたしが貸しますよ。ロッカーに予備の置くようにしてますので」
彼方「おお! いやー助かるよ歩夢チャーン。今度モンエナでも奢ったげるね」
菜々「あ、いいな」
歩夢「あはは、お気持ちだけで大丈夫ですよ」😅
菜々「えっ」
彼方「あらそう? 遠慮せんでいいのに」
歩夢「あ、じゃあ待っててください、いま取ってきますので」
彼方「ごめーん、感謝感激よ」
菜々(もんえな……)😫
彼方「後で無理矢理にでも渡すから、歩夢ちゃんにくれるよう頼んでみな」
菜々「な、何も言ってないです!」
歩夢「?」
……………………
……………………
.
215
:
名無しさん@転載は禁止
:2023/07/01(土) 23:47:33 ID:ywxN01d.
歩夢「はい、これです」
彼方「おうセンキュー」
彼方(すげー良い匂いするんだが)クンクン
歩夢「ナチュラルに嗅がないでくださいよ!」
菜々「でも、どうして先輩ここまで借りに来たんですか?」
彼方「んー?」
歩夢「あ、そうですよね。ここLD科から離れてますし」
彼方「おう……ははは、悲しいことに彼方ちゃん、LD科じゃ友達ゼロのボッチちゃんだからね」
歩夢「え」
菜々「え」
彼方「冗談どえーす」
歩夢「あらっ」ガクッ
菜々「何なんですか! もう!」
彼方「ここの近く通り掛かったタイミングで、たまたま忘れてるの思い出したってだけよ」
.
216
:
名無しさん@転載は禁止
:2023/07/01(土) 23:50:51 ID:ywxN01d.
菜々「でも……それにしたって学年違うとジャージの色も違いますよ? それで授業出たら目立つんじゃ……」
歩夢「そうだよね」
彼方「ははは……彼方ちゃん別に気にしないよ、そんな事」
彼方「それにね君ら、彼方ちゃん達は仮にもアイドルやってるんだよ? そんな目立つ事なんて今更だと思わんか」
歩夢「え、ええ……? それは何か目立ち方のベクトルが違う気が」
菜々「ロックですね彼方先輩……」
菜々「(ボッチだけに)」
彼方「何か言った?」
菜々「あっいえ、さすがは彼方先輩だなあ、と」
彼方「褒めるな褒めるな。まあ彼方ちゃんはそろそろ引退だけどねー」
……………………
……………………
.
217
:
名無しさん@転載は禁止
:2023/07/01(土) 23:51:59 ID:ywxN01d.
彼方「んじゃそーゆーことで! 洗って明日に返すねー!」😉
歩夢「お、お構いなく」😅
彼方「しーゆーれいらー」
🚪<ガララ……パタン
菜々「……行っちゃいました」
歩夢「言動がのんびりしてるだけで、実は賑やかな人だよね」
菜々「ですねえ、あれで友達いないは無理がありまくりですよ」
歩夢「大体あの人、果林先輩って友達がいるもんね。言ったら全力で否定しそうだけど」
菜々「あの2人、いい加減お互い素直になれば良いのにって思いますよね」
歩夢「あはは、本当だよね。それで……。……あ、あれ? 何の話してたんだっけ」
菜々「えっ?」
歩夢「ほら1つ挟まるとすぐ忘れちゃう。歳かな」
菜々「やめてくださいよ、私達まだ高校生ですよ……」
菜々「確か……えーと……あれ、何の話してたんでしたっけ」
歩夢「菜々ちゃんもじゃん。わたし達、若年性健忘症コンビだね」
菜々「急にリアルな病名出さないでください! うぐぐ……私は若者……私は若者……」←自己暗示
歩夢(若年性健忘症コンビ……次回の配信で使ってみようかな。例のサジェスト消せるかも)
菜々「えーとえーと……あ、そうだ! 大人向けプリキュアがアマプラ限定で配信される話!」
歩夢「ああっ! そうだったそうだった! もー2人揃っておばさんじゃん」
菜々「私は若者ですもん……あーそれで、確かタイトルが原点作に……」
菜々「……」
.
218
:
名無しさん@転載は禁止
:2023/07/01(土) 23:53:50 ID:ywxN01d.
菜々「……」
歩夢「菜々ちゃん? え、どうかした?」
菜々「あ、いえ……ちょっと冷静になる時間があったので」
歩夢「え?」
菜々「よくよく考えたら私、さっきから自分ばかり話してて……」
菜々「その、ちょっと調子に乗り過ぎたかなと」
歩夢「……どういうこと?」
菜々「私、その……アニメの事とか話し始めると際限無く、みたいな所ありますよね?」
歩夢「───」
菜々「彼方先輩を挟んだら、急に自覚が出てきて……それで、ちょっと」
歩夢「……」
菜々「あの、歩夢さん?」
歩夢「あ、ううん、何でもない」
歩夢「なるほどね。もしかして菜々ちゃん、それで友達に引かれちゃった経験があったり?」
菜々「うっ……は、はい、実の所」
歩夢「ふふふ、ごめんね変なこと訊いて」
菜々「い、いえいえ! そんな事は!」
.
219
:
名無しさん@転載は禁止
:2023/07/01(土) 23:54:44 ID:ywxN01d.
歩夢「でも、菜々ちゃんの気持ち分かるよ。話したい事が溢れて止まらなくなる時、あるよね」
菜々「え?」
歩夢「何を隠そう、わたしもそうだもん」
菜々「そ、そうなんですか? 歩夢さんも?」
歩夢「うん、気付いたら自分ばっかり話してたりね」
歩夢「でも、そういうの割と誰にでもある部分だから、あんまり気にしなくて良いと思う」
菜々「……そう、言ってくれるのは、嬉しいですけど……」
歩夢「別に菜々ちゃんの顔色とか伺ってる訳じゃないよ? わたしの本心だよ、これは」
歩夢「それに、菜々ちゃんの話って聞いてて元気が出るし、菜々ちゃんがどういう人かも知れるから、わたし嬉しい」
菜々「!?」
歩夢「だから、そんな事は気にしないで、これからも沢山お話してね」😊✨
菜々「……あ、わ」
菜々「……」ササッ
歩夢「あれ……菜々ちゃん? え、どうしたの、急にそっぽ向いて」
菜々「いえ……その」
菜々「すいません……いまの歩夢さん、私には眩し過ぎて直視出来ないです」
歩夢「えええ?」
菜々(この人、本当に元対人恐怖症なのかな……)
.
220
:
名無しさん@転載は禁止
:2023/07/01(土) 23:55:22 ID:ywxN01d.
───別れ、の、その先に
かすみ「ヴ……えぅ……」😢
菜々 「おはようござ……うわ」
しずく「あ、おはようございます」
愛 「よっすー。ピーナッツ食べる?」ポリポリ
菜々 「あ、どうも」ポリポリ
菜々 「……どうしたんですか、彼女。何かヘッドホンして泣いてますけど」ポリポリ
愛 「あー……ね。何か時間差で来た寂寥感、だそうだよ」
菜々 「え?」
しずく「“イニシアティブ”を聴いてるんですよ、さっきからずっと」※果林ソロ曲
菜々 「果林先輩の……」
しずく「はい、卒業式の後はスッキリお別れ出来てたみたいですけど……」
愛 「週が明けて部室に来たら、この1年間のこと色々と思い出しちゃったみたいでさ。さっきからずっと、あの調子」
愛 「イニシアティブは果林先輩とデュオで歌った事もあったし、きっと思い出の曲なんだろね」
菜々 「……そういうことですか」
かすみ「うぐ……うぇ……」😢
.
221
:
名無しさん@転載は禁止
:2023/07/01(土) 23:57:17 ID:ywxN01d.
愛 「アタシ2番目に部室に来たんだけど、その時からずーっとあんな感じ」
愛 「肩ゆすって、どうしたのって聞いたら……」
───ただの時間差で来た寂寥感です、放っておいてくださいませ
愛 「って」
菜々 「何かキャラ変になってる……でも、そ、そうですか……じゃあ、そっとしておいてあげましょう」
愛 「だね」
しずく「かすみさん大丈夫かな……今日も練習なのに」
愛 「そこは……大丈夫っしょ、かすみ絶妙にクレバーな所あるから」
菜々 「ですね、練習に対してはストイックですもんね。いざ始まればコロッと練習モードですよ、多分」
しずく「信頼度が凄まじい……」
愛 「ここに入るために虹ヶ咲を受けた、なんて豪語された側とすりゃね」
菜々 「試しに練習開始のチャイム鳴らしてみます? 即座にヘッドホン放り出しますよ」
しずく「や、やめたげてください、怒られますよ」😅
かすみ「ぐすっ……ひっく」🎧🎶
.
222
:
名無しさん@転載は禁止
:2023/07/01(土) 23:57:59 ID:ywxN01d.
愛 「3人いないだけで、本当に静かになるもんだよねぇ」
しずく「もう2人の喧嘩も、エマ先輩が何かやってるのも見られないんですもんね……」
菜々 「な、何かやってるって何ですか」
愛 「あー……そういやエマっちって、いつも何かやってたもんね……」
菜々 「分からないでもないですけど……でも、もう少し他に無いんですか表現的に」
しずく「一度、部長さんから貰ってプラモデル作ってた事ありましたよね、あの……ええと、あの大きいの」
菜々 「VF-31AX“カイロスプラス”!」キリッ
しずく「な、名前までは憶えてないですよぉ」
愛 「あー、あったね。接着剤が指に付いて半泣きになっててさ」
愛 「……あれ今どこにあるんだろ。持って帰ったのかなエマっち」
しずく「他にも発掘恐竜やってたり、スライムで遊んでたり……」
愛 「あと一時期ネット麻雀にハマってた事もあったっけ」
菜々 「ありましたありました。本当、何事も全力でエンジョイする人でしたよね」
愛 「最初の頃、2人で横浜まで遊びに行った事あって、その時に聞いたんだけど……ずっと憧れてた土地らしいんだよね、この国」
愛 「だから、滞在してる間は楽しくて仕方なかったんだと思うよ」
しずく「何か妙に嬉しくなっちゃいますね。日本に住む1人としては」
愛 「ねー」
.
223
:
名無しさん@転載は禁止
:2023/07/02(日) 00:00:09 ID:Fbp8BXWI
かすみ「ぐす……えぐっ」🎧🎶
愛 「ちなみに横浜には、雑誌に載ってたベーカリー目当てで行ったんだけど……」
しずく「えっ!? もしかしてそのベーカリーが……」😲
愛 「かすみん家じゃないんだなあ、これが」😁
しずく「あらっ」ガクッ
菜々 「愛さんはもう……意味も無くそういう事しますよね」
愛 「だはは……あー、かすみはまだ泣いてるね」
しずく「果林さんの曲、もう何ループ目なんだろ……」
菜々 「そういえば果林先輩、勉強見てあげたり、かすみさんには何かと良くしてあげてたみたいですよね」
彼方 「赤点連発者同士、ほっとけなかったんだよ。あいつ昔はマジのドベだったからね」
愛 「え」
菜々 「……私も話には聞いてましたけど……果林先輩って本当に勉強が苦手だったんですね」
.
224
:
名無しさん@転載は禁止
:2023/07/02(日) 00:02:19 ID:Fbp8BXWI
しずく「私の知ってる果林先輩は、あまりそんな感じしませんでした」
彼方 「そう。あいつ1年の頃ずっと勉強で苦しい思いしてたから。かすみちゃんに同じ苦労を背負わせたくなかったのさ」
菜々 「果林先輩が……」
彼方 「当の自分は体調崩して人に迷惑掛けて……どこまでもアホだった癖にね」
しずく「そうだったんですか……でも、お優しい人だったんですね」
しずく「……」
菜々 「……」
菜々 「かなたせんぱい?」
彼方 「よう菜々ちゃん」
しずく「かな、た先輩?」
彼方 「ハローしずっちゃん」
愛 「……」
愛 「ピーナッツ、食べる?」
彼方 「おっ! せんきゅー愛後輩!」
菜々 「え、えっ!? (💥ガッ)あ痛ッちょあっ!? な、なん、彼方先輩なんで!?!」
しずく「か、彼方先輩!? どうして?!」ガタッ
かすみ「すみませんちょっと静かに……!?」
かすみ「えええ彼方先輩!?」ビクビクッ
彼方 「おう、彼方先輩! 元気してるか皆!」
ガチャ
歩夢 「こんにちはー……え、彼方先輩!?」
部長 「どうした歩夢彼方先輩!?」
しずく「彼方先輩!」
菜々 「彼方先輩!」
- 彼 方 先 輩 ! ? -
愛 「皆ちょっと落ち着きなって」
璃奈「彼方先輩……」
彼方「いえーい、皆さんお揃いで」ポリポリ
.
225
:
名無しさん@転載は禁止
:2023/07/02(日) 00:04:12 ID:Fbp8BXWI
───何でここにいるんですか!? 卒業しましたよね!?
───いやあ、ちょっと特待生の最後の仕事が残ってて
───最後の仕事……?
───来年の1年共に学科代表メッセージを残さなくちゃならないんだけど……
───間抜けなことに、先生がそれウッカリ忘れてたみたいでねー
………………
………………
愛 「はは、まさか彼方先輩が来るとは。別れの余韻ブチ壊しだよ」
愛 「でも、これで今度こそ、明日から7人だけになっちゃうね……」
璃奈「……うん」
愛 「璃奈は寂しい?」
璃奈「……」
璃奈「ううん、寂しくない」
愛 「お?」
璃奈「もう二度と会えない訳じゃないし……それに」
璃奈「皆がいるから」😊
愛 「……」
愛 「へへ、そっか」😁
.
226
:
名無しさん@転載は禁止
:2023/07/02(日) 00:09:22 ID:Fbp8BXWI
>>212
ごめん
出す予定ない
227
:
名無しさん@転載は禁止
:2023/07/02(日) 02:12:39 ID:wY8v3qUY
突然の復活
228
:
名無しさん@転載は禁止
:2023/07/04(火) 10:25:40 ID:v3e57M62
───だって女子ばっかだし気は遣うし
愛 「夏はガリガリ君に限るね!」
エマ 「すいかばー❤ すいかばー❤」
📲♪
***************
朝香果林 :この時期いちご練乳氷あるわよね? あれで
かなたそ :完熟マンゴーのアイスバーよろ
かす☆みん:ラムネバーを所望します
桜坂しずく:チョコモナカジャンボお願いします
宮下AI :あずきバーとかじゃなくて?
桜坂しずく:チョコモナカジャンボお願いします!😡
NNNA :アイスの実カフェオレ味!無ければぶどう味で!
ぽむさん :あいすくりん最中
宮下AI :それ高知限定だわ!
ぽむさん :じゃあバニラのワッフルコーンで
R!NA :スイカバー食べたい
EMMA.V :あ、わたしと同じだ❤
R!NA :❤
宮下AI :❤
R!NA :💔👋
宮下AI :😭
***************
.
229
:
名無しさん@転載は禁止
:2023/07/04(火) 10:27:40 ID:v3e57M62
ミーンミンミン…
-セブンイレブン 学園前店-
愛 (あいつから返ってこないな……アタシと同じで良いか)
愛 「エマっち日本の夏は好きかい」
エマ 「あんま好きくないです……」
愛 「愛さんもー……」
愛 「でも虹ヶ咲学園は最高だね、どの部屋もエアコン完備だもん」
エマ 「学園の夏は好きです!」
愛 「愛さんも! 戻ったら涼しい中で練習とかいう天国が……」
店員A「御会計¥(#値下げしろ全日本)です」
愛 「あっはい、ペイペイで」📱
店員A「かしこまりましたー」
.
230
:
名無しさん@転載は禁止
:2023/07/04(火) 10:28:40 ID:v3e57M62
<アリガトーゴザイマシター
ミーンミンミン…
愛 「うわ暑ッ!? 外あっつ!? ヤバいヤバい、早く部室に戻らないと皆のアイス溶けちゃう」
エマ「早く戻ろうね」
愛 「うん……うわ見てよ、外気37.8℃だって……まさに酷暑」😳
エマ「国書?」
愛 「酷い暑さで“コクショ”ね」
エマ「あえ……えーと……“猛暑”じゃないんですか?」
愛 「どっちでも同じだよ。好きに使えば良いの」
エマ「日本語難しいです……」
愛 「分かる」
愛 「アタシもモスクワから日本に来たての頃はそう思ってた」
エマ「そうなんだ」
エマ「……」
エマ「……えっ!? 愛ちゃんロシアに住んでたの!?」
愛 「生まれも育ちも豊島区巣鴨でーす」
エマ「……」イラッ
愛 「エマっち?」
エマ「ッ! な、何でもない! 何でもないよ! もー愛ちゃんてばあ」
愛 「?」
エマ(危ない危ない……ここではエマは優しい子……簡単には怒らない子……)🌀ミョンミョン
.
231
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名無しさん@転載は禁止
:2023/07/04(火) 10:29:54 ID:v3e57M62
-虹ヶ咲学園 スクールアイドル同好会部室-
愛 「ふー焦ったぁ……早いとこ冷凍庫に入れちゃおこれ」
エマ「ひゃー練習前なのに汗びっしょりだよぉ。エアコン付けて良いかな」
愛 「多分もう付けられると思うよ。でも涼しくなるまで暫く温風が出てくるだろうなあ」
エマ「うぐっ……で、でも天国のためなら」ピッ
エアコン:冷房運転を開始します
愛 「うわっ……」😵
エマ「な、生温い風がぁ……」😣
愛 「が、我慢だぞエマっち……暫くすれば、涼しい中で皆とアイスの時間が待ってるからな!」
エマ「ううう……もうYシャツ脱ぎたいよぉ」←汗だく
愛 「そ、それはアカン! 特にエマっちは!」
エマ「脱ぎたいよぉ……ベタベタやだよぉ」😭
232
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名無しさん@転載は禁止
:2023/07/04(火) 10:31:06 ID:v3e57M62
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ミーンミンミン… _、<(_>''|: : :\: / : \/: : :/\: : : :/\: : : :/\: : : /: : : \:/: : : :/ / /..::.////,: :|
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.._|\/\/ /|/ /\/\__j|-‐|…'T¨|二ニ=||‐ |¨¨¨¨~:|三三三|二ミ| |``'|_|,,.. ⊥ -一 |'' ~ ̄|ミト|ミ|TT丁|ミ|二二二二
二二| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄丁|二| ̄ ̄| ̄|¨|-‐|…'T¨|二ニ=||‐ |\: .:.:.:|三三三|二ミ| |.:.:.:|_|,,.. ⊥ -一 |'' ~ ̄|ミト|ミ|Tr────''"´ ̄
 ̄| ||¬iー┬┴┬::|-‐|…'T¨|二ニ=||‐ |/\__|三三三| |\|´|_|,,.. ⊥ -一 |'' ~ ̄|ミト|ミ|:::| |工工工工工工
__|_____..|..| | | :| ̄ ̄|-‐|…'T¨|二ニ=||‐ |アアアアアアニ| | |=|_|,,.. ⊥ -一 |'' ~ ̄|ミト|ミ|:::| | |::::::| |二二二
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233
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名無しさん@転載は禁止
:2023/07/04(火) 19:20:55 ID:llUCYmBo
ポイ活にオススメな2つの方法を紹介します!
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234
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名無しさん@転載は禁止
:2023/09/11(月) 23:56:04 ID:bYssF/66
愛 「Foo! やっと少し涼しくなってきたね!」
エマ「うう……まだ汗で気持ち悪い」
愛 「そうだねー……練習で流す汗は気持ち良いくらいなのに」👜;ガサゴソ
愛 「……お、あった。シート使う? 小さいやつだから顔しか拭けないけど」
エマ「ありがとー❤❤❤」😍
愛 「喜びっぷりが凄まじいなオイ」
エマ「あっ……ご、ごめんね、今度から校内でも持つようにする」
愛 「お、おうアタイ別に怒ってるわけやないよ」
.
235
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名無しさん@転載は禁止
:2023/09/11(月) 23:56:49 ID:bYssF/66
エマ「顔サッパリ❤ でも身体ベタベタのまま……」😣
愛 「そっちは練習に入れば気にならなくなるって。それに練習後のシャワー、きっと極楽だよ」
エマ「それもそっか」😆
愛 (表情コロコロ変わるな)
───校内にいる生徒の皆さん、夏い中での部活動、お疲れ様です
───体調に注意して、健やかな一時を過ごしましょう
愛 「お、そろそろ皆も来る頃だね」
エマ「皆とアイス♪ 皆とアイス♪」
愛 「はいはい、もう少しだからね……あー、やっとマシになった」
エマ「アイス♪アイス♪」
愛 「そんなに楽しみか」
エマ「うん!」
🚪<ガチャ
部長「あれ、早いな」
愛 「おーっす、ガリガリ君でいい?」
部長「いや何の話だよ」
エマ「部長サンお疲れー」
部長「先輩も暑い中ありがとうございます」
エマ「いえいえ♪」
.
236
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名無しさん@転載は禁止
:2023/09/11(月) 23:57:36 ID:bYssF/66
…………
…………
部長「え、アイス?」
愛 「そうだよ……アンタ本当に個人アカの反応薄いよね。アイス買ってくるから何にするかって送ったのに」
部長「え、マジで? じゃあ俺あずきバー」
愛 「遅いわ! もう買っちまったよ! 大人しくアタシとガリガリ君をガリガリしろ」
部長「なんてこった……でもありがたく貰う」
愛 「冷凍庫の中に入ってるから皆が来たら一緒に食おうぜ」
エマ「皆とアイス❤」
愛 「……さっきから変に拘るね? エマっち」
エマ「うん! わたし夏の日本で大勢の友達とアイス食べるの夢だったの!」
愛 「随分ピンポイントな夢だね!?」
エマ「好きな小説にそういうシーンがあって、ずっと憧れてたんだ!」👜ガサゴソ
エマ「ほら見て、風鈴もある! これ吊っておけば、もっとアイス美味しくなるんだよね!」🎐
部長「それは初耳なんですが……」
愛 「本当エマっちってアタシらより日本人してるよね」
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237
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名無しさん@転載は禁止
:2023/09/11(月) 23:58:38 ID:bYssF/66
部長「……え? てゆーか、もしかして俺も頭数に入ってます?」
エマ「もちろんだよ?」
部長「えー……ハードル高ェ」
愛 「?」
愛 「あ、もしかして女子ばかりの中でアイス食べんの恥ずかしいみたいな?」
部長「ぐ」
愛 「はははっ全員アンタが集めた癖に情けないねー」😁
部長「うっせえ! 9:1だぞ当たり前だろ!」😠
エマ「恥ずかしくなんかないよ部長サン! 皆、部長サンのこと大好きだから気にしないで!」
部長「……」
愛 「見なよエマっち、美人に優しくされてキョドッてる(笑)」
エマ「愛ちゃん! 意地悪ダメ!」
部長(後で憶えてろコイツ……)
🚪<ガッチャ!
かすみ「っひゃあ゙あ゙涼しい゙ィ゙!!💢 かすみのアイスはどこですか!!💢💢」
愛 「いや開口一番それかよ!」
.
238
:
名無しさん@転載は禁止
:2023/09/11(月) 23:59:33 ID:bYssF/66
🎐チリン
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239
:
名無しさん@転載は禁止
:2023/09/12(火) 08:38:28 ID:hVMOFrWI
まさかの更新
240
:
名無しさん@転載は禁止
:2023/09/17(日) 11:49:09 ID:kqEqPCqw
───没ネタ供養、最も外れた“微ギャル設定”
しずく「ええ! ナンパですか!?」
愛 「そーなんだよねー」
愛 「この前、歩夢と渋谷に行った時に……何と2人揃って誘われちゃったよ」
しずく「大丈夫だったんですか!?」
歩夢 「だ、大丈夫だよ……こうして今ここに居るんだから」
しずく「あ……そ、そういえばそうですね(恥)」
彼方 「ナンパねぇ……漫画だけの話だと思ってたけど、そういうの本当にあるんだねー」
愛 「うん、本当に漫画で見るような、古くさーい感じのナンパだった。 “お茶しなーい?”って」
歩夢 「あー……もしかしたら、あの外見で相当なオジさんだったのかもよ?」
愛 「うわ一気にキモくなった」
.
241
:
名無しさん@転載は禁止
:2023/09/17(日) 11:49:35 ID:kqEqPCqw
しずく「でも、何か変な事とかされたり言われたり……」
愛 「……された?」
歩夢 「あんまり、そんな感じの事は無かったよね」
愛 「だよね。普通にランチ誘われたくらい」
彼方 「典型的やん」
歩夢 「え?」
愛 「何が?」
彼方 「付いていかなくて良かったねー。それ実は危ないパターンだよ」
かすみ「というと?」
彼方 「簡単には逃げられない状況を作る口実なんだ」
彼方 「店の絶妙に奥まった席、楽しいランチの最中……男が何の脈絡も無く、万札数枚をギュッと握らせてきて───」
歩夢 「!」ゾワッ
愛 「うわぁ(笑)」
かすみ「ぎゃああああああキモいキモいキモい無理無理無理!!」ゾゾゾゾ
しずく「彼方先輩そういうの急に出すのやめてくださいよ……」←鳥肌
彼方 「はっは、失敬失敬(笑)」
かすみ「なーに笑ってんですか! 本気で背筋に来ましたよ!」ゾクゾク
歩夢 「つ、付いてかなくて良かったね、本当に」
愛 「ねー」
.
242
:
名無しさん@転載は禁止
:2023/09/17(日) 11:50:04 ID:kqEqPCqw
歩夢 「でも……あれかな。わたし達って、そんなに遊んでそうに見えるのかな」
かすみ「いやいや、愛先輩はともかく歩夢先輩は別にそんな事ないですよ」
愛 「おい!」
しずく「そうですよ」
しずく「軽そうに見えたとかじゃなくて、歩夢先輩がそういうのに慣れてなさそうに見えたから、行けると思ったんじゃないですか?」
歩夢 「え」
しずく「きっと、その人は愛先輩より手頃な相手と決め付けて歩夢先輩を狙ってたんですよ」
歩夢 「えええ……失礼ここに極まれり」
しずく「本当ですよね」
愛 「おいコラ、まるで愛さんは慣れまくってるみたいな言い方やめろや」
彼方 「いや、そうとも言えねえかもよ。もしかしたらそのおじさん(確定)ギャル好きなのかも」
かすみ「え?」
しずく「え?」
彼方 「まあナンパ男の考えなんて分かったって何の得も無いけど……」
彼方 「厳然たる事実としてさ、歩夢ちゃんて同好会じゃ愛後輩に次いで派手そうじゃん。見た目の話」
歩夢 「えっ!?」
彼方 「性格云々は別にしてね」
歩夢 「え、えええ!? そんな事は───」チラ
しずく「…………」
かすみ「…………」
歩夢 「ないよね!? わたし地味でしょ!?」
彼方 「諦めーや」
愛 「髪色、ピアス(小さいけど)、アクセ。派手っちゃ派手だね」
歩夢 「ガチギャル星人にまで派手って言われた!」
愛 「何なん君らさっきから」
.
243
:
名無しさん@転載は禁止
:2023/09/17(日) 11:53:15 ID:kqEqPCqw
(※璃奈とかのあれは漫画的表現ということで)
彼方 「別に知らなくても無理は無いよね。歩夢ちゃんエゴサとかしなさそうだし」
歩夢 「エゴサ?……確かに精神に悪そうなのでした事ありませんけど」
歩夢 「急に何の話ですか?」
かすみ「ああ、もしかしてあれの事ですか。知らないんです? 歩夢先輩と愛先輩のコンビが何て呼ばれてるか」
愛 「あー……あの」
歩夢 「え、わたしと愛ちゃんにコンビ名なんか付いてるの……? 嫌なんだけど」
愛 「おい」
歩夢 「でもわたしと愛ちゃんなら……普通に幼馴染コンビとか」
彼方 「虹学ギャルコンビ」
歩夢 「にじがくぎゃるこんび!?」
しずく「虹学ギャルコンビ……」
かすみ「あれ、しず子も知らなかった?」
しずく「うん。そもそも私ネットとか殆ど見ないから……」
かすみ「な、なるほど……」
.
244
:
名無しさん@転載は禁止
:2023/09/17(日) 11:53:41 ID:kqEqPCqw
歩夢 「ぎゃる!? わたしファンからギャル認識されてるんですか!?」
彼方 「その筋で、まことしやかに」
歩夢 「まことしやかに!?」ガーン
愛 「まあ、ぶっちゃけ他メンバーと比べて髪色が明るくて、アタシと頻繁に組んでるから、ってだけな気もするけど」
愛 「つまり、ほぼ愛さん補正だね」
歩夢 「それだけの理由でぇ……?」ゲンナリ
しずく「確かに……ありますよね、そういうの」
しずく「黒髪ロングってだけで思考の古臭い清楚キャラにされたりとか」シミジミ
彼方 「いや、しずくちゃんは清楚でしょ」
しずく「え」😓
歩夢 「うん、しずくちゃんは清楚だよ。特に古臭くはないと思うけど」
愛 「寧ろ清楚しかないっしょ、って感じだね。たまに茶目っ気あるのも清楚」
かすみ「下手したら国で保護されるレベルの清楚」
しずく「そんな!?」😨
.
245
:
名無しさん@転載は禁止
:2023/09/17(日) 11:54:25 ID:kqEqPCqw
しずく「最近メイクも変えたのに……」😢
かすみ「ドンマイしず子」
歩夢 「うう……で、でも! ピアスして髪ちょっと染めてるくらいでギャルなんて……」
彼方 「分かってないね、歩夢ちゃん」
歩夢 「え……」
彼方 「世間からしてみりゃね、結局は“見てくれ”だけが答えなんだよ」
彼方 「“そう”見えるから“そう”に違いない。もしかしたら違うのかもしれないけど、(視界の範囲の)皆が納得してるし本人達も何も言わないから“そう”で良いだろう」
彼方 「悲しいけど、それが解釈ってものなのさ」
かすみ「ですよ歩夢先輩。きっと彼らの中にも、本当は“いや歩夢ちゃんはギャルじゃないだろ”って思ってる人もいるんです」
歩夢 「……理不尽だよぉ」
愛 「髪は染めてるしピアスもしてる。外見だけならアタシに次いで派手だし、そのアタシと仲良いから、歩夢はギャルだろう、そういう程度の認識なんだよね。確かに理不尽ではある」
歩夢 「違うもん……わたしギャルじゃないもん……遊び慣れてなんかないもん……」
しずく「先輩、仲間はここにいますよ」
歩夢 「……しずくちゃん、ちょっと今から金髪にしてこよっか」
しずく「い、嫌ですよっ!」
かすみ「自分から目線を逸らさせるつもりですか歩夢先輩……」
.
246
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名無しさん@転載は禁止
:2023/09/17(日) 11:54:50 ID:kqEqPCqw
彼方 「それに、まだ君ら2人は良い方じゃん」
歩夢 「?」
彼方 「彼方ちゃんと果林ちゃんが何て呼ばれてるか、教えてやろうか?」
歩夢 「彼方先輩と果林先輩……」
歩夢 「……あ、“漫才コンビ”とかですか?」
彼方 「ははは、それがねぇ───おい何で分かった」
愛 「それは……うん、何となく分かるっしょ」
かすみ「ですね」
しずく「あはは……」
彼方 「解せぬ」
.
247
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名無しさん@転載は禁止
:2023/09/20(水) 00:05:13 ID:BQY4p3ng
―別の日―
歩夢「……」📱ポチポチ
歩夢「……」📱
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🔍 上原歩夢 ×│🎙 🔍
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🔍 上原歩夢 ソロ
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🔍 上原歩夢 嫌い
歩夢「……」
歩夢「ああああああ……」
歩夢「見るんじゃなかった……」
.
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