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穂乃果「イメチェンしたら、大騒ぎになっちゃったっ!?」

1 ◆bK3.D2B8eM :2019/10/20(日) 10:11:22 ID:5N.c3b1Q
・話のメイン=穂乃果&ことり&あんじゅ
・基本アニメ準拠+一部SIDネタ
・ご都合主義&超絶ベタ王道展開
・超スローペース進展ストーリー
・オリジナル設定有り(やや多め)
・誇張表現&長回し台詞有り(多め)
・穂乃果ハーレム要素有り(強め)
・長編(前作より大幅に長くなる予定)

※公式アンソロ作品「穂乃果イズム」をきっかけに思い浮かんだ妄想ストーリーです
※数多くの先駆者様SS作品の影響を受けており、もしネタ被りの際には何卒ご容赦願います
※SS投稿二作目となります(↓粗い出来ですがこちらが一作目です)
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/10627/1552425466/l50

401 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/14(土) 16:12:18 ID:ESIAGFd6
穂乃果「へ…?」


ギュウウーーッ☆


穂乃果「…ーっ!?///まっ、真姫ちゃ…///」


真姫「こっち見ないでっ!///それに黙っててっ!///」


穂乃果「え、ええーっ!?///」


真姫「いいからっ!!///」


穂乃果「…っ!!///」コクコク!


花陽「……あ、あの真姫ちゃん…が…!?///」

凛「自分から…思いっきり、抱きついたにゃ…!!///」


にこ「フン、やれば出来るじゃない。最初からそうしてなさいっての…ったく。」

402 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/14(土) 16:24:45 ID:ESIAGFd6
真姫「………穂乃果。」


穂乃果「………」コクコク


真姫「……もう、喋ってもいいわよ?」


穂乃果「……ぷは〜っ!よ、良かった〜!」ゼー、ゼー…


真姫「…何でわざわざ、息まで止めてるのよ?」

穂乃果「な、何となく…勢いで、そのー…そうなっちゃって…あはは。」


真姫「…もう。貴女って、本当に……」ギュッ…


穂乃果「ま、真姫ちゃん…!?///」


真姫「どこまで行っても……穂乃果なのね。」


穂乃果「え、えっと……う、うん…?///」

403 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/14(土) 16:35:13 ID:ESIAGFd6
真姫「…どんなに……今の…貴女の姿が……」

穂乃果「え…?///」


真姫「こんなにも……美しくなっても…//////」ギュウッ…


穂乃果「…っ!!//////」ドキッ


ことり「…っ!」ズキン 


真姫「…穂乃果って、やっぱり…とっても温かいのね…//////」

穂乃果「…真姫ちゃん…//////」


穂乃果「真姫ちゃんだって…とっても、あったかいよ…?//////」ギュウッ…

真姫「…そうかしら…?//////」ギュウッ…


ことり「……っ…!」ズキンズキン

404 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/14(土) 17:21:35 ID:ESIAGFd6
真姫「……穂乃果…//////」ジー…

穂乃果「……真姫ちゃん…//////」ジー…


花陽「…な、何だか…見てはいけないモノを、見てしまっている気がシマス…!///」ドキドキ

凛「うん…凛も、そんな気分だにゃ…!///」ドキドキ


ことり「……〜〜っ!!」ズキンズキンズキン


ことり「あ…ああっ、あのあのっ!!」ダッ


絵里「ことり…?急に大声出して…何かあったの?」

希「ことりちゃん、いきなりどうしたん?あ、もし具合でも悪くなったんなら…」


ことり「あ、あの…!そうじゃなくて…えっと、えっと…!」 


穂乃果「ことりちゃん…ねえ、どうしたの?」

真姫「もう…何をそんなに慌ててるのよ。もしかして、どこか調子でも悪いの?」

405 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/14(土) 17:40:06 ID:ESIAGFd6
ことり(…あ……二人とも……離れて、くれたんだ。)ホッ…


ことり(………私、何やってるんだろう……こんな時だっていうのに……)


ことり(……みんなに、謝らなきゃ。)

ことり(本当の事は、誰にも言えなくても……それでも…みんなに謝ろう。)


ことり「…みんな、ごめんなさい。実は、ことり…今日はこの後、大切な用事があって……」 


絵里「あら…そうだったの?」


ことり「う、うん……本当は、さっきの合間の時に…ちゃんと言っておけば、良かったのに…」

ことり「だけど…まだ大事な話の途中だったから…何だか、ずっと言い出せなくて……」


ことり「ただ、もう少しだけなら…まだ一応、時間はあるんだけど……もしも、その……」

406 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/14(土) 18:00:47 ID:ESIAGFd6
にこ「ああ、そうゆう事ね。今日あんたの様子がヘンだったのって、それも関係あったワケかしら?」


ことり「……うん。」


にこ「ま、確かに今日の流れじゃさ?言い出しにくい空気だったってのも、そりゃ分かるけどね。」


ことり「…ごめんね。みんな、本当にごめんなさい。」


にこ「別にあんたが謝る必要はないでしょ?元はと言えば、私の話が長くなったからなんだし。」


穂乃果「に、にこちゃんのせいでもないよ…!だって元々は、私が原因だったから…」

希「はい、ストーップ。そんなんでアレしても、時間が無くなっていくだけやん?」


絵里「そうね。それでことり、時間の方だけど…後どれくらいまでなら、大丈夫なのかしら?」


ことり「あ…え、えっと……さ…三十分くらいまでなら…その後からでも、時間には間に合うかなって…」

407 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/14(土) 18:27:12 ID:ESIAGFd6
絵里「分かったわ。それなら…ここからは、なるべく手短に行く事にしましょうか。」


絵里「にこ、それでどうかしら?」

にこ「そうね…ま、いいんじゃない?」


絵里「希も、それでいい?」

希「うん、それでええと思うよ。」


凛「凛も、それでいいにゃ!」

真姫「貴女はもう、一番最初に終わってるじゃない…」


絵里「クス。穂乃果は、それで特に問題無いかしら?」

穂乃果「あ、うん…私は聞かせて貰う方だし、みんなが決めてくれて大丈夫だから。」


絵里「了解よ。じゃあ今からの人達は、それで行きましょう。」

408 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/20(金) 12:11:29 ID:h/.p.UyM
ことり「あの…みんな。私の都合で、色々と振り回しちゃって…本当にごめ…」


にこ「こ・と・り?今日、何度も言ったでしょ?」

ことり「あ…そ、そうだったよね。」


にこ「ほら、あんたの時間の事もあるし。早く残りを進めるわよ?」

ことり「うん…ありがとう。」


海未「すみません、その前に少しだけ。」

ことり「海未ちゃん…?」


海未「ことり。今日は色々と有りましたから、貴女も疲れは残っていると思いますが。」

海未「それとは別で、今の貴女はどこか体調が優れない…という訳では無いのですね?」


ことり「えっと…うん。まだ少し疲れてはいるけど…特にそうゆう事はないから。」


海未「そうですか…分かりました。今一度、その事だけは確認しておきたいと思っていましたので。」

409 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/20(金) 12:36:23 ID:h/.p.UyM
ことり「……?」


海未「では、ことり。何にしても…無理だけはしないで下さいね。」

ことり「あ…うん……ありがとう、海未ちゃん。」


絵里「さて、そろそろ話を再開するけど…もう大丈夫かしら、海未?」

海未「はい。横から失礼しました。」


絵里「OK。それじゃあ、続きに戻るとしましょうか。」

絵里「まだ話が終わってないのは、私と希。そして、ことりの三人ね。」


希「ううん…えりち?」


絵里「え?あら…そうだったわね、ごめんなさい。私ったら、うっかりしていたわ。」


希「そう…3人やなくて4人や。にこっちを入れて。」フッ…

410 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/20(金) 12:55:34 ID:h/.p.UyM
希「な、にこっち?」


にこ「…分かってるわよ。」フン


にこ「ってゆーかさ。わざわざ自分で台詞アレンジしてまで、思わせぶりに言ってんじゃないわよ。」

希「まあまあ。それくらいの遊び心は、ちょっとはあってもええやん?」


にこ「はいはい。」ヤレヤレ


絵里「…希。」チラッ

希「うん。」コクリ


絵里「ねえ、にこ。私と希なんだけど、二人一緒でも構わないかしら?」


にこ「…ま、いいんじゃない?ここからは時間も限られてるし。穂乃果、あんたもそれでいい?」

穂乃果「え?う、うん…私もいいけど。」


絵里「流石にこと穂乃果ね。話が早くて助かるわ。」

411 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/20(金) 13:30:26 ID:h/.p.UyM
絵里「じゃあ、ことり。私と希で、先に行かせて貰うわね?」

ことり「あ…うん。」


絵里「それとね、にこ。私と希の『答え』の方は、出来るだけ簡潔にしようと思うの。」


にこ「…一応、先に聞いとくけど。ことりをダシにして、自分達だけラクする気じゃないでしょうね?」


絵里「もう、本当にイジワルな言い方するのね?ちゃんと分かってるくせに。」

にこ「フン…何の事かしらね。」


絵里「だって。にこは私の答えなんて、もう知ってるんだから。」

にこ「………」


絵里「ううん、私だけじゃないわ。貴女が聞きたがっていた、私達の穂乃果への答え…その気持ち。」

絵里「みんなの穂乃果への伝え方は、それぞれで違っていても。その答えや気持ちは、みんな同じだって事。」

絵里「にこ…それを貴女は、本当は最初から分かっている。その上で、何かの理由で私達に答えを求めた…そうでしょう?」

412 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/20(金) 14:08:34 ID:h/.p.UyM
にこ「…さあ、どうかしらね。」


絵里「フフ…だからね?私からは、こう答えるわ。」

絵里「私は勿論、イメチェンした今の穂乃果に『賛成』よ☆」


穂乃果「絵里ちゃん…」


希「にこっち。ウチもえりちと同じく『賛成』やから、そうゆう事で宜しく。」


にこ「…ま、そう来るわよね。やっぱりあんたも。」


希「フフ、当然やん。何だかんだで結局、みんなの答えは一緒なんだって。」

希「えりちの言う通り、にこっちは知ってるんやからね。」


にこ「…あっそ。」ツン


希「クス…みんなの話を聞きながら、さっきから少し占ってみてたんやけどね?」

希「今までの印象から大きく変わった、これからの穂乃果ちゃんは…」

413 名無しさん@転載は禁止 :2020/01/12(日) 17:46:41 ID:PDJafS7g
スレ主さん元気してる?
次回も待ってるよ

414 ◆bK3.D2B8eM :2020/01/13(月) 13:00:05 ID:jdPhTp6k
メッセージを下さった方、どうもありがとうございます。

今現在、年末年始には忙しくて出来なかった次のPCへの移行の準備を進めています。
故に今のPCとは今日でお別れとなりましたが、その前にこちらへ来られて本当に良かったです。
今後は新しいネット環境が整い次第、投稿の方を再開させて頂く予定ですので
宜しければその際には、また改めてお付き合い頂ければ大変嬉しく思います。

最後に。三週間も音沙汰無しになってしまっていたにも関わらず、
それでも待っててくれた人がいて下さった事…ものすごく嬉しかったです。本当にありがとうございました。

415 ◆bK3.D2B8eM :2020/01/27(月) 07:00:11 ID:wK9W8XRc
希「この先…穂乃果ちゃん自身の意思や行動、その願いとは別に…」

希「ウチらのいるこの世界へと、より強い影響力を及ぼす存在となる…と。」

希「カードはウチに、そう答えて来たんよ。」


穂乃果(…私がこの世界に…強い影響力を、及ぼす…?)


穂乃果(…そう言えば……確かあんじゅさんも、朝の別れ際の時に…)

穂乃果(今の希ちゃんと、よく似てた事を……私に話してくれてた…よね。)


希「それだけやない。穂乃果ちゃんによる影響力は…これから次々と、ハッキリとした形で具現化されてゆき…」

希「そして遂には、とても近い未来に……世を揺るがす、巨大な事象を生み出すまでの力へと…必ず至る。」

希「カードは、そうも言ってたんや。」


希「ただ…それが穂乃果ちゃん自身や、ウチら周りの人間達にとって…」

希「果たして、吉と出るものか、或いは…凶と出るものとなるのか。」

希「それを聞いても、カードもそこまでは答えてくれなかった。」

416 ◆bK3.D2B8eM :2020/01/27(月) 07:10:20 ID:wK9W8XRc
希「だから、ウチが今の時点でハッキリと言えるのは…この一つだけ。」

希「穂乃果ちゃんの力によって、これから形創られてゆくであろう『何か』が。」

希「とても強く、そして大きいものである…という事。」


花陽「…よ…世を揺るがすって……それって…とと、とんでもない事デスっ…!」

絵里「ええ…そうね。でも、希がそう言っている以上は…決して大げさな話では無いと思うわ。」


海未「ですが、幾ら穂乃果と言えども…それ程の出来事を、本当に起こし得るもの…なのでしょうか。」


真姫「それでも…今の穂乃果なら、本当にそうなったとしても……おかしくないと思うわ。」

凛「うん、凛もそう思う。それに希ちゃんの占いって、ホントによく当たるもんね。」


海未「…確かに、そうかも知れませんね。」


ことり(………)


にこ(…希の言った通りになるのは、もう間違いないでしょうね。それくらいの事は、私だって…とっくに分かってたし。)チラッ

417 ◆bK3.D2B8eM :2020/01/27(月) 07:25:23 ID:wK9W8XRc
穂乃果「………」


にこ(今日、この屋上に来てから…イメチェンの意味や重さとか、スクールアイドルの儚さとか。)

にこ(散々時間をかけまくって、アレコレと語ってきたけどさ。特にコイツに…穂乃果に聞かせる為に。)


にこ(当然の事だけど…私が今日話した事の内容自体には、嘘も偽りも絶対にありはしない。)

にこ(これについては、この私の全てを懸けてでも誓えるわ。)


にこ(だけど、それでもね。ちょっと普通に考えてみればよ?)


にこ(『たかが人気スクールアイドルの一人』が、『たかが少しイメチェンをした程度』で。)

にこ(最悪の場合、私達にまで破滅レベルの影響力があるだの何だのと。大真面目な顔で、延々と語りっ放しだなんて。)

にこ(そんなの余りにも現実味がない上に、すごくバカらしくってさ。もう笑い話にもなりゃしないじゃない。)


にこ(そうよ、何かのマンガやアニメじゃあるまいし。そんな大ゲサな話が、実際にあるワケないでしょーが。)

にこ(ホントにバッカじゃないの?こんな妄想まみれのイタイ話、実にくだらない。本当にくだらないわ。)

418 ◆bK3.D2B8eM :2020/01/27(月) 07:49:18 ID:wK9W8XRc
にこ(…何てね。)


にこ(私が今日してきた話が、誰かにそう思われたとしても。)

にこ(本当なら、それは仕方ない事でもあるもの。)


にこ(そう…話をしてる時の私は、つい勢いで怒っちゃってたけど。真姫や凛が、私の話を大ゲサに思ったのも。)

にこ(それに、絵里が話にピンと来なかったってのも。実を言ってしまえば、別に何もおかしい事じゃなかったのよね。)


にこ(だって本来なら、その方が常識的な思考なんでしょうし。むしろそんな風に感じる方が、きっと正常な感覚なんだから。)

にこ(そうね…そう感じる事が普通であり、自然であって当然。当然だった筈、なのよ。)


にこ(だから…今日の自分が、こんなにも重々しく長々と話をする事になるなんて。)

にこ(きっと私自身が、他の誰よりも…思ってはいなかった。)


にこ(今日の午後、かなり遅れて学校に着いて。そしてコイツ…穂乃果の噂を聞いた時の私は。)

にこ(もしも、似合ってないフザケたメイクだったら…ブン殴ってでもすぐにやめさせて、ちょっとばかし説教もしてやって。)

にこ(反対に、そこそこに似合ってるメイクだったら…それを今後も上手く生かせる様に、最低限のアドバイスだけ伝えておく。)

419 ◆bK3.D2B8eM :2020/01/27(月) 08:26:44 ID:wK9W8XRc
にこ(ま、どっちだったにしても。私からのコイツへの介入は、その程度で終わるモノだろうと。)

にこ(確かに噂を聞いてから暫くは、多少の焦りはあったとは言っても。)

にこ(それでも終わってみれば、割と些細な結果で済む出来事だろうと…そう思っていたわ。)


にこ(だからこそ、今みたいな予想外の状況になるだなんて…考えてもいなかった。)

にこ(あの時コイツを…イメチェンした今のコイツの姿を……私がこの目で見るまでは。)


にこ(ええ、そうよ……常識なんて壁すら、平気でアッサリ壊してしまって。そんなモノなんて、それこそドコ吹く風で。)

にこ(こんなにイカれてて、フザケた存在のヤツに。こんな能天気で単細胞で、ホントにムカつくヤツに。)


にこ(そんなヤツに、この私が…出会っていなかったなら。)

にこ(そして今日…『それ』に気付いてしまってさえ、いなかったのならね。)


にこ(こんなにも面倒くさくて…いつも世話を焼かせてばっかりで。)

にこ(本当は、ずっと前から…こんなにも自分の近くにいた……『怪物級(モンスター)』に。)

420 ◆bK3.D2B8eM :2020/01/27(月) 08:48:18 ID:wK9W8XRc
希「…にこっち。」


にこ「……聞こえてるわ。」


希「じゃあ…続けるよ?」


にこ「…ええ。」


希「この先…本当にウチの占い通りになっていくとしても。」

希「それでもウチは、やっぱりこう思うんよ。」


希「今までも…ううん、今この時だって。穂乃果ちゃんは、やっぱり穂乃果ちゃんで。」

希「そんな穂乃果ちゃんが、これからも穂乃果ちゃんでいてくれるなら…ウチらは大丈夫なんやって。」


穂乃果「希ちゃん…」


にこ「…ま、確かにあんた達の言った通りよね。あんたも絵里と同じく、私の予想してた答えだったし。」

希「それなら、期待に応えられて何よりやね。」クスッ

421 ◆bK3.D2B8eM :2020/01/27(月) 09:05:14 ID:wK9W8XRc
穂乃果「希ちゃん…ありがとう。」


希「いえいえ。礼には及ばんよ、穂乃果ちゃん。」


絵里「あらあら?どうやら希に、全部持っていかれちゃったみたいね。」

絵里「私だって穂乃果に、もっと良いトコ見せたかったのになー。」フフッ


穂乃果「ううん。絵里ちゃんだって…ありがとう。」


にこ「…それで、絵里に希。今から何を始めるつもりなのかしらね?」

にこ「あんた達が話の時間を早めたのは、他にも何か理由があるんでしょ?」


希「お。なかなか鋭いやん、にこっち。」


にこ「私を誰だと思ってんの?それくらいお見通しよ。」

にこ「さっき『答えの方は簡潔にしたい』って、絵里がそう言ってたものね。」


絵里「フフ…やっぱり流石ね、にこは。」

422 ◆bK3.D2B8eM :2020/01/27(月) 09:36:26 ID:wK9W8XRc
にこ「それはどーも。で、結局は何なの?」


絵里「ええ。実は、私達って〜…」

絵里「まだ一つだけ、すっごく大事な問題が残ってるのよねぇー。」


にこ「問題?」


絵里「そうよ。だって私達より前の四人は、みんなとても楽しそうにしてたじゃない?」

絵里「そ・れ・な・の・に〜。その後の私達だけ、この美少女とのスキンシップが無いっていうのも…ねえ?」フフッ


希「そんなの不公平やんなぁ?」ニタニタ 


穂乃果「…へ?」


絵里「つまりね?私達だって、穂乃果とイチャイチャしたい!って事よ☆」クスッ

希「そうそう。トーゼンウチらにも、その権利は…ある筈やん?」ニヒヒヒ

423 ◆bK3.D2B8eM :2020/01/27(月) 09:47:11 ID:wK9W8XRc
にこ「あー…はいはい、そうゆう事ね。んじゃ〜、好きにしたら?」


穂乃果「え、ええっと…?」


にこ「あー、そうそう。まだ一人いるんだから、時間も程々にしときなさいよ?」

絵里「ええ、分かってるわ。じゃあ、そうゆう訳だからー…」


絵里「希、先に行かせて貰うわよ?」キリッ

希「フフ…仕方ないなあ。」


希「だけど、えりち?ウチの分の時間も、しっかり残しといてな?」ニヤリ

絵里「クス☆了〜解っ!」


穂乃果「え…?えっ?あ、あの〜…?」


絵里「ほーーのかぁーー♪」


ギュウーーッ☆

424 ◆bK3.D2B8eM :2020/01/27(月) 10:04:58 ID:wK9W8XRc
穂乃果「うわわぁっ!?」

絵里「フフ♪」


ギュウウーーッ☆


穂乃果「ぅえりちゃん…!?ちょっ、ちょっと〜!!///」


絵里「ん〜、さっすがは穂乃果ねぇ〜///」

絵里「この抱き心地と温かさ…うん、完璧だわぁ…ハァーラショォ〜!///」チカァ 


穂乃果「もっ、もう…!///ちょっと悪ノリし過ぎだよ、絵里ちゃんっ!///」

絵里「だって私、ずーっと待ってたんだから///こうやって穂乃果を抱きしめる、この時をね☆///」


ギュウウーーッ☆


穂乃果「わわわっ!?///」


絵里「クス……ねえ、穂乃果?」ギュ…

425 ◆bK3.D2B8eM :2020/01/27(月) 10:29:49 ID:wK9W8XRc
大変遅れながら、新年明けましておめでとうございます。

新しいPCの環境が整った直後に風邪をこじらせてしまい、暫くの間ダウンしていましたが
ようやく体調も整ってきましたので、本日から投稿を再開させて頂く事となりました。
前回から一か月以上も空いてしまいましたが、その分もこれからまた頑張っていきたいと思っています。

それでは改めまして、今後ともどうか宜しくお願い致します。

426 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/01(土) 15:33:06 ID:4PgsOZYg
穂乃果「ちょっ、絵里ちゃ……って、どうしたの…?」


絵里「あのね…?私、ずっと前から…思っていた事があるの。」

穂乃果「思っていた事…?」


絵里「ええ。穂乃果、貴女って…」

穂乃果「……?」


絵里「まるで、王子様みたいな人だなって。」


穂乃果「へ?私が…王子様?」


絵里「そう、王子様。何かに囚われているお姫様の前に、眩しい光と共に颯爽と現れて。」

絵里「その温かい手を、力強く差し伸べてくれて。そのままお姫様を、外へと連れ出してくれて。」

絵里「そして…まだお姫様が見た事のない、広くて新しい世界を見せてくれるの。」


絵里「そんな、強くて優しくて。笑顔が誰よりも眩しい…とても素敵な王子様。」

427 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/01(土) 16:04:35 ID:4PgsOZYg
絵里「あの時、私が貴女に手を差し伸べて貰ってから……ううん。」

絵里「きっと本当は、もっと前から…そう思っていたの。」


穂乃果「そ、そうなの…?自分じゃ、よく分からないけど…」

絵里「クス…でもね。私が言っている事、きっとみんなには分かって貰えると思うわ。」


絵里「ね?そうでしょう、みんな?」


花陽「うん……私…すごく分かるかも。」

凛「凛にも分かるよ。穂乃果ちゃんって、いざって時すっごくカッコいいんだにゃ!」

真姫「まあ…絵里の言いたい事自体は、私にも理解出来なくもないけどね///」クルクル


海未「フフ…そうですね。普段は危なっかしい事も多い、とにかく元気な王子様ですけど。」

ことり「あはは…可愛い王子様、だね。」


希「んー?にこっちも、何か思うところがあるって顔しとるよ?」クスッ

にこ「……フン。」プイッ

428 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/01(土) 16:51:37 ID:4PgsOZYg
ことり(……穂乃果ちゃんが…王子様。)


ことり(そっか…形は違っていても、ここにいるみんなには…)

ことり(そう感じられる様な、穂乃果ちゃんとの繋がりが…それぞれにあるから。)

ことり(私にも…ことりと穂乃果ちゃんにだって……そんな繋がりがあるのも……確か、だけれど。)


ことり(それでも…ことりにとっては……)

ことり(ことりにとっての、穂乃果ちゃんは……)


ことり(…………)


絵里「ね、穂乃果?」フフッ


穂乃果「あはは…私も一応は女の子だから、素直に喜んじゃってもいいのかなー…なんて。」


絵里「ええ、そうね。」


穂乃果「…?絵里ちゃん?」

429 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/01(土) 18:40:09 ID:4PgsOZYg
絵里「私達から見て、まるで『素敵な王子様』みたいな穂乃果。」

絵里「でもね。本当は『そんな貴女』も、貴女が持っている魅力の一面に過ぎない。」

絵里「ただ…私や貴女の周りの多くの人達が、その貴女の一面に目が向かい過ぎていただけで。」


穂乃果「絵里…ちゃん。」


絵里「穂乃果、今の貴女は…本当に可憐で、気品に満ち溢れていて。」

絵里「それでいて、とても艶やかで。そして何よりも…誰もが驚く程に美しいわ。」


穂乃果「ちょ、ちょっと絵里ちゃん…!?///」


絵里「そう。こんなにも素敵な魅力を持っている貴女に…私は今日まで、ちゃんと気付けていなかったの。」


絵里「私ね、それが悔しいのよ…すごく悔しいの。私は貴女に、これまで何度も助けられてきたのに。」

絵里「それなのに私は…今まで一体、貴女の何を見てきたんだろうって。」


絵里「このやるせない気持ち…きっとみんなも、今の私と同じ様に感じているんじゃないかしら。」

430 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/01(土) 19:43:30 ID:4PgsOZYg
海未「確かに、絵里の言う通りです。特に私は、穂乃果とは幼い頃からの親しい間柄ですので…本当にそう感じています。」

希「正直言うと、ウチもそうやね。穂乃果ちゃんの魅力を見抜き切れてなかった事、悔しいなって思ってたりするんよ。」

花陽「うん…今の絵里ちゃんや、みんなの気持ち……私にも、よく分かるよ。」


絵里「そうね……やっぱりみんな、私と同じ気持ちだったのね。」


ことり(……ううん。違うよ…絵里ちゃん。)

ことり(『同じ』気持ちだったのは…『みんな』じゃないの。)


ことり(今の絵里ちゃんが指している『みんな』は…穂乃果ちゃん以外の、ここにいる『全員』だけど。)

ことり(でもね…?その中の『一人』だけは……その『同じ』気持ちを、共有する事は…出来ないの。)


ことり(だって、その『一人』だけは……)

ことり(ずっと前から…ずっとずっと前から……)


ことり(他の誰よりも早く…『今の穂乃果ちゃん』の事も、知っていたから…)

ことり(二人が初めて出会った、その時から……あの日、あの時から……気付いていたから。)

431 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/01(土) 20:39:02 ID:4PgsOZYg
絵里「穂乃果…私ね?」

穂乃果「あ…う、うん。」


絵里「私は、私なりのカタチで。私だから出来る、私らしいやり方で。」

絵里「今の自分が感じている、貴女への気持ち…この想いを。」

絵里「ちゃんと貴女に伝えたいって…そう思ってるの。」


穂乃果「え、ええっと…?あの…絵里ちゃん?」


絵里「クス…さあ、穂乃果。」

穂乃果「え…?」


絵里「私の方に向けて、手を出してくれる?」


穂乃果「…?手を…?」  


絵里「ええ。ほら、早く?」

432 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/01(土) 20:44:37 ID:4PgsOZYg
穂乃果「う、うん…」


スッ…


絵里「フフ…良い子ね。」


穂乃果「絵里、ちゃん…?」


絵里「………」ストン…


穂乃果「……?」


キュッ…


穂乃果「…え?」


チュッ…


穂乃果「……〜〜っ!?///」

433 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/01(土) 21:16:02 ID:4PgsOZYg
絵里「我…切に願う。」


絵里「今日…麗しの時より。輝かしくも終わり無き、永久の未来へと。」

絵里「この可憐にて美しき、我が愛しの姫君に。」

絵里「幾千の富、幾万の愛、幾億の…幸あれ。」


穂乃果「ぅえ…ええっ、絵里ちゃんっ…!?///」


絵里「ウフフ…♪今日ばかりは立場逆転ね、穂乃果☆」


穂乃果「ななっ、何でその…手に…キ、キスを…!?///そっ、それに…いい、今のって…!?///」


絵里「クス☆だって今の貴女は、こんな素敵な『王子様』がキスしたくなるくらいに〜…」


絵里「この世界で一番輝いてる、最高の『お姫様』だからよっ?」パチッ☆


穂乃果「〜〜っ!!//////」プシュー

434 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/01(土) 21:23:36 ID:4PgsOZYg
花陽「…カ、カッコイイデス…!///」

真姫「あの穂乃果相手に『王子』で決めてみせるなんて…絵里ったら、やるわね。」


花陽「あ、絵里ちゃん…すごくカッコ良かったよ…!」

絵里「あら、ありがとう☆」フフッ


凛「絵里ちゃんスゴイにゃー!これでついに、PEの汚名挽回にゃっ!」


絵里「もう、挽回してどうするのよ…後ね、凛?」

凛「にゃ?」


絵里「ソレ…もう忘れて頂戴?お願いだから…」ポンッ

凛「にゃにゃ?」


穂乃果(……ま、まだ…ちょっとドキドキ、してる…みたい…///)


ことり「………っ…」ズキンズキン…

435 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/01(土) 21:38:09 ID:4PgsOZYg
絵里「待たせちゃったわね、希。」

希「フフ…やるやん、えりち。流石の穂乃果ちゃんも、アレはかなり効いてるんやないかな?」


絵里「まあねー☆私だって、みんなにも…それに何よりも。」チラッ

絵里「あの可憐で麗しいお姫様に、イイトコ見せたかったからね♪」


にこ「ハイハイ…ほら、希?穂乃果にスキンシップなり何なりするなら、早くしなさいよ?」

希「おっと、そうやね。じゃあウチも、そろそろ行かせて貰おうかな。」スッ


希「さーてさて…おーい、穂乃果ちゃん?」


穂乃果「……///」ポケー…


希「クス…予想通りやね。なら遠慮なく〜…行っくでぇーっ!」ワキワキ


ぐわしっ!!


穂乃果「きゃあああっ!?//////」

436 名無しさん@転載は禁止 :2020/02/01(土) 23:45:50 ID:47MhdES2
支援

437 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/02(日) 13:48:16 ID:oTk5wKvg
ことり「ーーっ!?///」


希「ほ〜れほれ〜♪ま〜だボーッとしてるんやったらぁ〜…」

希「開幕から一気に、パワー上げていってまうよぉ〜っ!?」


わしわしっ!わしわしっ! 


穂乃果「ひゃああっ!?//////ちょっ…の、希ちゃ…あっ、や…やめっ…!//////」


希「フッフッフー。やーっとウチの番だってゆうのにー。」

希「ポケーッとしてる穂乃果ちゃんが、アカンのやからねぇ〜?☆」キシシ


わしわしわしっ!わしわしわしっ!


穂乃果「きゃああんっ!?//////やっ…そ、そんな事…言われたって……あっ、やぁ…ん…!/////」


ことり「…〜〜っ!!///」プルプル…!

438 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/02(日) 14:02:32 ID:oTk5wKvg
希「う〜ん、相変わらずのええ感触やね〜♪にしても……もしかして、穂乃果ちゃ〜ん?」

希「この二つの素敵なモンやけど〜…実はコッソリ、大きくなってるんやないのぉ〜〜っ!?」ウリャウリャー


わしわしわしわしっ!わしわしわしわしっ!


穂乃果「やああぁんっ!//////ちょっ…やあっ、あ…っ……んっ、い…いやぁ、あっ…//////」


絵里「…こ、これは……今の姿の穂乃果に、この状況は……危険よ、余りにも危険過ぎるわ…!//////ドキドキ 


花陽「ほほっ、穂乃果ちゃん……ものすごく…えええ、えっち…デスッ…//////」ドキドキ

凛「コレって…ファンのみんなには、絶対に見せちゃダメなヤツだよ…!//////」ドキドキ


真姫「………//////」ドキドキ


凛「あー!真姫ちゃんがすっごく熱い目で、穂乃果ちゃんのコト見てるーっ!」

真姫「なっ…!//////べっ、別にそんな目で見てないわよっ!//////」チラッ…

439 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/02(日) 14:27:55 ID:oTk5wKvg
凛「そう言いながらも、すぐに視線を穂乃果ちゃんに戻してしまう。そんな真姫ちゃんであったにゃ。」シミジミ

真姫「う、うるさいわねっ!/////だから違うって、そう言ってるでしょっ!?/////」チラッ…チラッ


にこ(ハア…ま、確かに凛の言う通りね。今のコイツのこんな姿を、もし大勢の前で晒したりでもしたら。)

にこ(そりゃもう、とんでもなくヤバい事態になるわ……ド派手に世間を騒がすレベルでさ。)


にこ(…にしても……こうゆう時の穂乃果って……こんな表情や声、なのね…//////)ドキドキ


にこ(……って、ちょっとぉ!?///ぬわんでこの私が、コイツに見惚れなきゃいけないのよっ!?///)

にこ(ああ〜、もう…!///ホント、どこまでもムカつくヤツだわっ…!!///)



海未(…今の私の中で、こんなにも激しく昂っている…この感覚は一体、何だというのでしょうか…?//////)ドキドキ


海未(ハッ…!?もしや、この騒めく気持ちこそが…いわゆる『背徳感』と呼ばれるもの、だとでも…!?)

海未(そ、そそっ…そんなはしたない感情を、大切な幼馴染みの親友に抱くだなんてっ…!///)

海未(いい、いけませんっ…!///そんなの…そんな事……ははっ、破廉恥ですっっ!!!//////)ズガガーン

440 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/02(日) 14:34:24 ID:oTk5wKvg
希「そ〜らそら〜♪まだまだやで〜、穂乃果ちゃ〜ん?ウチの必殺わしわしの本番はー…ここからやっ!!」


わしわしわしわしっ!!わしわしわしわしっ!!


穂乃果「や、やあっ…はぁ…あん……ダ、ダメ…だよぉ…//////の、のぞ…み、ちゃ…あっ……はぁ、も、もう…やっ、やめ…//////」


わしわしわしわしっ!!わしわしわしわしっ!!わしわしわしわしっ!! 


穂乃果「あっ、ああ…んっ…やぁ……やめっ、て……あぁ…んっ…//////はぁ、やぁ…ん……あ…ん、んんっ…あ…あぁ……////////」


ことり「もうダメええええぇぇーーーーっっ!!!><」


ザザザーーッ!!


パッ!


パッ!

441 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/02(日) 14:44:55 ID:oTk5wKvg
希「およ…?」


穂乃果「わっ…!?とっと、と……はあっ…はあ…っ…///」

ことり「穂乃果ちゃんっ!」


穂乃果「はあ……はあ……た、助かったよ……ことり、ちゃん…///」

ことり「ほ、穂乃果ちゃん…!あの…大丈夫、なの…?」


穂乃果「う、うん……はぁ……はぁ……何とか、大丈夫…だよ…!///」

ことり「えっと…それなら、いいけど……」 


穂乃果「…はぁ……ふぅ……ふぅ〜……うん、よし…!ありがとう、ことりちゃん…!」ニコッ

ことり「…穂乃果ちゃん……」


ことり「……〜〜っ!」キッ! 


希「なんや〜…いけずやね、ことりちゃん。」

442 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/02(日) 14:55:57 ID:oTk5wKvg
ことり「希ちゃんっ!!」

希「は、はいっ!?」


ことり「今のはっ!流石にやり過ぎですっ!!><」プンプン!

希「そ、それは…えっと、そのー…つまり、なんてゆうか…」タジタジ


穂乃果「そうだよー!いきなりでビックリしたし、ひどいよ希ちゃん…もうっ!」プンプン!


希「…うん、そうやね。ウチが調子に乗り過ぎてたって思う。」


希「だから…穂乃果ちゃん、ごめんね。」ペコッ


穂乃果「え…?あ…う、うん。別に私、そんなに怒ってる訳じゃないし…」

穂乃果「希ちゃんが分かってくれたなら、それで充分だから…」


希「おおきに、穂乃果ちゃん。ことりちゃんも手間掛けさせて、すまんかったね。」ペコッ


ことり「…私こそ、大声出しちゃって…ごめんなさい。」

443 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/02(日) 15:17:35 ID:oTk5wKvg
希「ううん、それもウチのせいなんやから。」 


穂乃果「でも…どうして希ちゃんは、その……わ、わしわし…なんて、えっと…して来たのかな?」


希「それは……何でやろうね。」


穂乃果「…あのね?確かに希ちゃんって、悪フザケする事も結構あるけど…」

穂乃果「そのタイミングを、絶対に間違えたりはしない人だって…私は思ってるよ。」


希「………」


穂乃果「だからなんだ。どうして、こんな時に…」

希「こんな時だからこそ、かな。」


穂乃果「え…?」


希「やれやれ……敵わんなぁ、穂乃果ちゃんには。」

444 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/02(日) 15:38:46 ID:oTk5wKvg
穂乃果「やっぱり本当は…何か理由があったんだよね?」


希「…そうやね。」


穂乃果「話して、くれるかな?」

希「うん…勿論。」 


にこ「フン。道化ぶるのもラクじゃないわね、希?」

真姫「それに関しては、にこちゃんに同意よ。」


希「あいたたた…何か最近のウチって、こんなんが多い気がするんやけど。」


真姫「貴女が自分でそうしてるんでしょ。本当…不器用な人ね。」

絵里「まあ良くも悪くも、それも希の持ち味だから…ね?」クスッ


希「ハァ…キミ達に『不器用』なんて言われると、本気で凹みそうになるやん。」ポリポリ

445 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/02(日) 16:03:16 ID:oTk5wKvg
希「さて…待たせちゃってすまんね、穂乃果ちゃん。」

穂乃果「ううん。それじゃあ、私に聞かせてくれるかな?希ちゃんの…本当の気持ち。」


希「……うん。」


穂乃果「希ちゃんの事で、私がよく知らなかったりする事…まだ色々あるから。」


希「………」


穂乃果「だから私…もっと知りたい。もっと分かるようになりたい。」


穂乃果「絵里ちゃん、真姫ちゃん、にこちゃんみたいに。」

穂乃果「私も…私だって希ちゃんを、ちゃんと受け止められる様になりたいの。」

穂乃果「今よりも、もっともっと。希ちゃんの事、いっぱいいっぱい。」


希「……!」


穂乃果「だからね。希ちゃんの本当の気持ち、私に聞かせて欲しいな。」

446 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/02(日) 16:39:53 ID:oTk5wKvg
穂乃果「希ちゃんが感じている事、想ってる事や願ってる事を。もっと私に、いっぱい。」


希「……ええ、そうね。」


希(……『本当の気持ち』を…か。)


希(『本当の理由』ではなく…『本当の考え』や『本当の狙い』でもなく…)

希(知りたいのは『本当の気持ち』…それは『想い』や『願い』達から成り立っている…私の『本当の心』。)

希(この子にとって大事なのは、その一点。『ウチ』の奥の『私』が、いつも隠し続けている…その『本質』のみ。)


希(そう。この子は、他の何よりも『それ』を知りたいと…私に言っている。)

希(『絵里』達の様な、私との付き合いの長さや距離の近さが無くても…)

希(それでも…この子は『それ』と向き合う為に。今も私の目の前で、その真っ直ぐな瞳で…私の言葉を待っている。)


希(……本当、敵わないわね……この子には。)

447 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/02(日) 16:51:49 ID:oTk5wKvg
今回は、ここまでとなります。次回もどうか宜しくお願い致します。

コメントを下さった方、どうもありがとうございます。
投稿を再開させて頂くまでに、随分と時間が空いてしまっていた為に
正直色々な不安がありましたので、支援のメッセージを頂けて本当に嬉しかったです。

448 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/09(日) 11:42:37 ID:hBgTHCPU
希「…穂乃果ちゃん。」


穂乃果「うん。」


希「ウチね…見せたかったんよ。穂乃果ちゃんにも、みんなにも。」

希「今日だからこそ、今の穂乃果ちゃんにだからこそ。いつものウチを…いつもの日常を。」


希「さっきの占いでも、ウチが少し言ってた事やけど。」

希「これから穂乃果ちゃんは、ウチらの世界に強い影響を及ぼす『存在』となっていく…必ず。」


穂乃果「………」


希「…ずっと今まで閉まっておいた、眠りし『力』を閉じていた『蓋』。」

希「でも…もし一度でも、その『蓋』が開けられたのなら。その瞬間から『力』は目覚め、眠りし場所から解放される。」

希「そして解放された『力』は、激しい勢いで外へと広がっていき…やがては世界の『何か』にまで、大きな変化をもたらす。」


希「それ程の代物なんよ。穂乃果ちゃんの『蓋』の奥に眠っていた…その『力』は。」

449 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/09(日) 12:04:49 ID:hBgTHCPU
希「最も…こんな事を言われてみても、今の穂乃果ちゃんとしては。」

希「『余りピンと来ない』っていうのが、正直な感想ってトコやないかな。」


穂乃果「……えっと…ごめんね。私、どういう事なのか…よく分かってなくて。」


希「クス…そうやね。こんな話を『普通』に聞いても、大げさで現実味に欠けた与太話でしかない。」 

希「それは話をしてるウチ自身だって、よく分かってる事なんやから。」


穂乃果「あはは…そう言われちゃうと私、何て言えばいいのか…ちょっと困っちゃうかも。」 

希「勿論、それもよく分かっとるよ。」フフッ


穂乃果「もー…希ちゃんのイジワル。」プクー


にこ(…フン。大したモンよね、希のヤツも。)


にこ(…私がこれまでに得てきた、数えきれない程の『アイドル』の知識と情報。そして経験。)

にこ(その財産を元に…私は見抜いた。今の穂乃果が『それ』である事を。)

450 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/09(日) 12:53:05 ID:hBgTHCPU
にこ(だけど希の場合…確かに妙な知識も含めて、アレコレと知ってるヤツではあるけど。)

にこ(『アイドル』や『それ』に関しては、そこまで詳しいと言える程ではなかった筈だわ。)


にこ(それでも希は、自らの直感と鋭い洞察力で…明らかに辿り着いている。)

にこ(希本人にとっては、まだボンヤリした形でありながらも…穂乃果の『それ』へと。)


にこ(全く…あんたってヤツも。あんたの言う、スピ…何とやらってヤツも。)

にこ(私からすれば、本当に厄介モノだわ。)フン



希「穂乃果ちゃん…ウチ、信じてるんよ。」

希「今日のみんなの言葉、その想いを。」


希「これから先、どんな事があったとしても。」

希「みんなの…ウチらの穂乃果ちゃんへの気持ちは、決して変わらないって事を。」


穂乃果「希ちゃん…」

451 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/09(日) 13:40:23 ID:hBgTHCPU
希「どんなに穂乃果ちゃんが、これまでと大きく変わっていっても。」

希「そんな穂乃果ちゃんの『力』によって、この世界が激しく揺れ動く事になったとしても。」


希「それでも、ウチらにとっての穂乃果ちゃんは。」

希「これからも、いつまでも…ずっとずっと大切な穂乃果ちゃんなんやから。」


穂乃果「…うん。ありがとう……すごく嬉しい。」


希「…ただ、それでも。ウチらの世界においては…全ての人がそうやない。」


希「大きな『力』や、それによって生じる『変化』ってモノは…不安や恐怖という感情を、人々に与えてしまう事も多い。」

希「そんな感情が、幾つも幾つも重なり合って……その結果、深く重い悲しみを生んでしまう事だって…時にはある。」


穂乃果「………」


希「だからこそ、今もウチは…こう思ってる。」

452 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/09(日) 15:46:22 ID:hBgTHCPU
希「そんな悲しみが、いつか待っているかも知れない状況へと…もしも誰かが、身を置いた時に。」

希「その誰かと、いつも一緒にいた別の誰かが。今までと何も変わる事なく、ずっと側にいてくれるんなら。」


希「いつも通り、一緒にお喋りをしたり。一緒に好きな事をしたり、一緒にバカな事もやったり。」

希「そんな風に…いつもの自分達のままで、ずっと一緒にいてくれる人が…その人の側にいるんやったら。」


希「例え、その人の先に待っている世界が……辛く悲しい世界だったとしても。」

希「それでも…きっと。その人は、その人のままで…ずっと、いられるんやないかな…って。」


穂乃果「…希ちゃん…」  


希「本当にごめんな…穂乃果ちゃん。」

希「ウチは穂乃果ちゃんに…あんなやり方でしか、自分を見せる事が出来んかった。」


穂乃果「………」


希「以前に、真姫ちゃん達に言われてるんやけどね。ウチって不器用で、それに面倒臭い人だって。」

453 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/09(日) 16:29:24 ID:hBgTHCPU
希「本当にその通りやって、自分でも思ってるんよ。ウチは普段から、おどけたりイタズラしてばかりで。」

希「そうやって『バカ』をして見せる事でしか、自分の気持ちを伝えられないんやから…こんな時にでさえも。」 


希「そんな臆病で、ズルくて…情けないウチを……そんな『私』を。」


希「どうか…許して下さい。穂乃果ちゃん。」 


穂乃果「………」


スッ…


希「……え…?」


ギュッ…


希「……あ…」


ナデナデ…

454 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/09(日) 16:41:34 ID:hBgTHCPU
希「………穂乃果、ちゃん…?///」


穂乃果「えへへ……どうかな、希ちゃん?」


ナデナデ…


希「…ど、どうって……言われても…///」


穂乃果「あのね…?さっき花陽ちゃんとお話ししてて、私が泣いちゃった時に…」

穂乃果「花陽ちゃん、そっと私を抱きしめてくれて…頭を撫でてくれたの。」


穂乃果「こんな風に……静かに、ゆっくり。」


ナデナデ…


希「………///」


穂乃果「そんな花陽ちゃんの手と体温が、とっても温かくて…本当に優しくて。」

455 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/09(日) 17:47:44 ID:hBgTHCPU
穂乃果「花陽ちゃんのおかげで、辛かった気持ちも和らいでいって…また元気になれたんだ、私。」


希「…で、でも……どうして…穂乃果ちゃんは……それを今、ウチに……///」


穂乃果「うん。だって希ちゃん、寂しそうだったから。」


希「…っ!」ドキン


穂乃果「迷子になって、すごく不安そうで。怖くて寂しくて、独りぼっちで震えてて。」

穂乃果「そのまま、すぐにでも泣いちゃいそうな…まるで小さな子供みたいだったから。」


希「……〜〜っ…//////」カアア


穂乃果「そんな顔、してたんだよ…?私がこうする前の、さっきまでの希ちゃん。」


希(……まいったなあ…///内心はともかく…顔にまで出した覚えは、無かった筈なんやけど…///)


希(それでも…見抜かれてしまうんやね。いつも『本質』に向き合おうとする…この子には。)

456 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/09(日) 19:02:12 ID:hBgTHCPU
穂乃果「だからね。花陽ちゃんが私にしてくれた事を、今度は私がしたいって思ったんだ…希ちゃんに。」

穂乃果「私がこうやって、希ちゃんに癒しパワーを送って。それで希ちゃんに、もっと元気になって貰いたいなって。」


穂乃果「ただ…花陽ちゃんよりは、ちょっとだけ荒っぽいかも知れないけど。」

穂乃果「そこは一つ、大目に見てくれると嬉しいかなー…なんてね☆」


希「……穂乃果ちゃん…」


ナデナデ…


花陽(穂乃果ちゃん……えへへ…本当に良かった。)

花陽(さっきの事は、元々私のせいだったし…あれくらいの事しか、私には出来なかったけど。)

花陽(それでも、穂乃果ちゃんにとっては…そんな私でも、少しは力になれてたんだね……すごく嬉しい。)


ナデナデ…


希「……うん……本当に気持ちが…落ち着くんやね。」

457 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/09(日) 20:23:43 ID:hBgTHCPU
穂乃果「えへへ…私でも、それなりの効果はあったのかな?」


ナデナデ…


希(…それなり、なんかやない……溢れんばかりの勢いで…この身に伝わってくる。)

希(強さと温かさ…そして優しさ。そんな心地良い感覚達が、穂乃果ちゃんの手と体温から…次々と届いてくる。)

希(まるで太陽エネルギーの様な、穂乃果ちゃんのパワーが……ウチの全身へと…広がっていく。)



にこ(ヤレヤレ…希もホントに、色々と手間が掛かるヤツよね。)クスッ


にこ(…そう言えば。私が見た感じだと、まだ花陽は…気付いてないみたいね。)


にこ(…花陽の『アイドル』への情熱は、時にこの私を唸らせる事だってあるわ。)

にこ(そう…あの膨大な知識量と卓越した『目』は、並大抵の『好き』で培えるモノじゃない。)


にこ(それに…花陽クラスのヤツなら、とっくに常識だものね。『アイドル』世界の『それ』にも通じてる事くらい。)

にこ(だからこそ、未だに穂乃果の『それ』に気付いてる様子がないのは…ちょっと意外なのよね。)

458 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/13(木) 10:04:32 ID:bwvfsbvU
にこ(私と花陽は『アイドル』が大好きで、似てる面も確かにあるけど。『アイドル』を見る時の『視点』は、根本的に大きく違う。)

にこ(常に『アイドル』の『意識』や『姿勢』を重要視する私に対して、客観性が強い花陽は『先見』や『分析』に優れているものね。)

にこ(それなのに、とでも言うべきなのか。私が気付いて花陽は気付いてないって事には…私としても、少し不思議に思ってるんだけど。)


にこ(ま…それでも花陽の事だから、割とすぐに自分で気付くと思うけどね。わざわざ私が伝えるまでもなく。)

にこ(だって、花陽ってさ?あの頃の観客0だった穂乃果達に…他の誰よりも早く、そして強く惹かれたヤツなんだから。)



希「…おおきに、穂乃果ちゃん。ウチなら、もう大丈夫やから。」


穂乃果「そっか。うん、良かった。」


スッ…


希「ふう〜……ありがとな、穂乃果ちゃん。」

穂乃果「ううん、どういたしまして。」


希「うーん…!おかげさんで、何だか生き返った気分やね。」

459 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/13(木) 10:27:07 ID:bwvfsbvU
穂乃果「ねえ、希ちゃん。」


希「ん…?穂乃果ちゃん、どうしたん?」


穂乃果「あのね?イタズラが大好きな人って、とっても寂しがり屋なんだって。」

穂乃果「本当はいつだって、とってもとっても寂しがり屋さんなの。それこそ年中無休でね。」


希「………」 


穂乃果「イタズラ好きの寂しがり屋さんは、相手の人に構って欲しいから。自分の事を、その人に見て欲しいから。」

穂乃果「だって本当は、その人の事が大好きだから。でも、なかなかその気持ちに素直になれなくて。」

穂乃果「それでもね。やっぱりその人の事が大好きだから、どうしても自分に気を引きたくなって…いつもイタズラしちゃうの。」


希「…うん。そうかも知れんね。」


穂乃果「だけど…やっぱりイタズラって、相手の人を困らせちゃう事だって多いから。」

穂乃果「どんなに『大好き』な気持ちでも、相手の人にちゃんと伝わらなければ…すごく寂しいって思うんだ、私。」

460 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/13(木) 10:44:07 ID:bwvfsbvU
希「…その通りやね。ヘタしたら、その人に…嫌われてしまうんやから。」


穂乃果「うん。だから、希ちゃん?」

希「え…?」


穂乃果「いつもイタズラしてばかりの、そんな悪い子には〜…」キラーン☆


希「…?穂乃果ちゃん?」


穂乃果「今から私が、しっかりと罰を与えたいと思います!」エッヘン


希「………へ?」


穂乃果「コホン…!えー…では、これより。」

穂乃果「えっちでイタズラ大好きな、とっても悪い子の東條希ちゃんに!」


ビシィッ!

461 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/13(木) 11:03:18 ID:bwvfsbvU
穂乃果「この私、高坂穂乃果がー…ドーンとおしおきをしちゃいますっ!」ドドーン


希「………」ポカーン


穂乃果「フッフーン。これからは希ちゃんが、もう悪いイタズラなんて出来ない様に!」


穂乃果「この穂乃果ママが、タップリと反省させてあげちゃうよっ!」ドヤッ


希「………」


穂乃果「さあ、希ちゃん!覚悟は出来てるよねっ?」フンス


希「………プッ…」


穂乃果「あーっ!希ちゃん、今笑ったーっ!私、これでも真剣なのにー!」プクー


希「…ご、ごめんな…穂乃果ちゃん……プッ、クク…でも、おっ…可笑しくて、つい…!」

462 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/13(木) 11:21:55 ID:bwvfsbvU
穂乃果「むー…なら希ちゃんっ?今からとびっきりのヤツ、遠慮なくお見舞いしちゃうからねっ!」


希「ク、ククッ……ま、まあ…そう、怒らんといてっ…?」

希「その気持ちは…ホントに、う…嬉しいんっ、やから……フフッ、フフフ…!」


穂乃果「むむむぅー…じゃあ、いいもん!もう手加減なんて、絶対してあげないからっ!><」プンプン


希(プッ…!そ、そんな…可愛らしい顔で…プンプンって、怒られても…ク、ククッ…余計に、お…可笑しくなるやんっ?)クククッ…


穂乃果「それじゃー、いっくよーっ!?くらえーっ、希ちゃーーんっ!!」 


希「フ、フフッ…い、いやいや…!堪忍してーな、穂乃果ちゃ……」


穂乃果「えーーーいっ☆」


チュッ♪♪


希「…ーーっ!?//////」ドキーン

463 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/13(木) 11:36:39 ID:bwvfsbvU
ことり(え…えええーーっ!?//////)


ツン☆ツン☆


希「ーーーっっ!!?/////////」ドギューーーン


パッ


穂乃果「はーい☆おしおき完了だよっ♪」ニコッ


希(……な…なっ……い、い…今のって…!?/////////)バクンバクン


穂乃果「へっへーん♪流石にビックリしたでしょー、希ちゃんっ?」フフーン


希(…は……鼻の頭に、不意打ちで…キ、キスしてきて…!//////)

希(し…しかも、そのまま…しっ、舌先で……つついてっ、くるなんて…!!/////////)


穂乃果「えへへー。前に同じトコをカプってした時、何だか驚いてたっぽい感じだったもんね。」

464 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/13(木) 12:16:55 ID:bwvfsbvU
穂乃果「だから今回は、ちょっとだけアレンジしてみたの☆それならきっと、また驚くと思ったんだよねー♪」

穂乃果「まあ本当は、ついさっき思いついたんだけどね。でもアドリブにしては、効果バツグンだったでしょ?」フフン


希(あ…それって……そう、やったんか…//////)

希(あの時の事…まだ穂乃果ちゃんも、覚えててくれたんやね…//////)


穂乃果「うんうん!珍しく希ちゃん、かなりビックリしてるみたいだし☆よーし、作戦大成功〜♪」ブイッ!


希(…はは……やられたなぁ、カンペキに……ホント…堪忍して欲しいやん、もう…//////)

希(あの時だって、ウチ…危うくアッチの世界に、行きかけるトコやったっていうのに…//////)

希(今の穂乃果ちゃんに、あんな事されたら……本気で最後の防衛ラインを、越えてしまってたかも知れんやん…?//////)


希(ふう〜……あの時にも思ってたけど…やっぱり穂乃果ちゃんは、ウチら『μ's』の中でも…一番の爆弾やね…///)


穂乃果「ねえ、希ちゃん?これに懲りたら、もうイタズラばっかりなんて…ダ・メ・だ・よっ?」メッ!


希(…クス。そう言ってる自分こそ…イタズラっ子そのものって顔、さっきまでしてたんやけどね。)

465 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/13(木) 12:36:14 ID:bwvfsbvU
希「あはは…まいったわ。肝に銘じとくよ、穂乃果ちゃん……重ね重ね、ありがとね。」


穂乃果「うんっ!」


花陽「…穂乃果ちゃんが、希ちゃんの鼻に…キ、キスしちゃうなんて……ビックリしちゃった…///」

海未「ハア……ああいった事を、平気でやって来るから…穂乃果という人は、大変なのですよ///」ヤレヤレ


凛「だけど穂乃果ちゃん、何だか希ちゃんのお母さんみたいで…ちょっとカッコよかったにゃ///」


にこ(…穂乃果のああいう不意打ちには、私も気を付けないとね。特にこれからは…今まで以上に。)ウンウン


ことり(……穂乃果、ちゃん……)


ことり(…あはは……もう…これで何回目、なのかな……この痛みって……)ズキンズキン…


穂乃果「あ…!それと希ちゃん、後一つだけ!」


希「ん?どうしたん、穂乃果ちゃん?」

466 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/13(木) 13:07:16 ID:bwvfsbvU
穂乃果「えっと…あのね?私だって一応は、その…お、女の子なんだから…///」


穂乃果「幾ら相手が、自分と同じ女の子でも……む、胸を…いっぱい触られるのはっ、やっぱり困りますっ!///」


ことり「…っ!!」ギクッ 


穂乃果「希ちゃん、いっつも急に触ってくるし…それに手加減とか、全然してくれないし…///」

ことり「………」


穂乃果「しかも平気で、遠慮なしに…思いっきり掴んできたり……も、揉んできたりするし…!///」

ことり「………」タラー…; 


穂乃果「だ、だから…そうゆうのは、あの……されてる私の方は、すっごく恥ずかしいんだからっ…!///」

ことり「………」コソ…コソコソ


ソローリ……ソローリ……


凛&花「「………?」」

467 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/13(木) 13:45:05 ID:bwvfsbvU
凛「…ねえ、かよちん。ことりちゃん、何かヘンな動きしてるけど…急にどうしたのかにゃ?」


花陽「うん…両手を後ろに組んで、その姿勢のままで…横に逸れてく感じで、ゆっくり歩いてるよね。」

凛「そうそう。何だかアレって、カニみたいだにゃ。」


真姫「…多分だけど。」


花陽「真姫ちゃん…?」


真姫「穂乃果の視界から外れる位置まで、バレない様に少しずつ移動してるんじゃない?」


花陽「あ…やっぱり真姫ちゃんも、そう思う…?」

真姫「少なくとも、私にはそんな風に見えるわね。」


凛「…あ、ホントだ!穂乃果ちゃんの後ろ側に、あのまま回り込もうとしてるっぽいよ!」


真姫「余りにも不自然過ぎるのよね、あの動きって。アレは絶対に怪しいわ…きっと何かあるわよ?」

468 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/20(木) 04:41:56 ID:LAzdumNk
海未「恐らくですが…居心地が悪いのでしょうね。今のことりの心情としては。」


真姫「海未…?それって、どうゆう事?」


海未「実は……私と穂乃果とことりの3人は、昔から一緒に銭湯に行く事があるのですが。」

海未「その度に、ことりは…その……私や穂乃果が、ちゃんと成長しているか…等と言ってきて…」

海未「それで…いつも楽しそうにしながら、私達2人の……体に、触ってくるのです。」


花陽「え?あのことりちゃんが…?」


海未「はい…それでも私の方は、警戒や防御等はしていますので。」

海未「全体的に見るのであれば、まだ被害は少ない方と言えるのですが…」


真姫「…成る程、読めて来たわよ。それで、穂乃果ね?」 


海未「ええ…その通りです。いつも穂乃果は、無防備で隙だらけですし…それに次の機会には、もう忘れてしまっているせいで…」


凛「えっとー。つまり穂乃果ちゃんって、今までことりちゃんにー…」

469 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/20(木) 05:07:55 ID:LAzdumNk
凛「いっぱいいっぱい、おっぱいとか触られまくってるんだにゃ?」


海未「り、凛…!///もう少し言い方を、柔らかくと言いますか…は、はしたないですよっ?///」


凛「でもでも、ホントはそうゆうコトなんでしょ?」

海未「…ま、まあ……間違っている訳では、ありませんが…」


凛「それにさ?お風呂でってコトは、トーゼンみんなハダカなんだよね?」

海未「え、ええ…一応、そういう事になりますね。」


凛「それって、ひょっとしたらー…ことりちゃんの方が、希ちゃんよりもエッチなんじゃないかにゃ?」

海未「…?それは、何故…なのでしょうか?」


凛「だって希ちゃんの方は、まだ服の上からのわしわし〜だけど。」

凛「ことりちゃんの場合だと、いっつもナマで触ってるってコトだし。ハダカの穂乃果ちゃんのおっぱい。」


海未「…た、確かに…その……そんな見方も、無い訳では……無い様な…?///」

470 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/20(木) 05:44:23 ID:LAzdumNk
花陽「…あれ…?そう言えば……前の曲作りの合宿で、3つのグループで別れた時に…」

花陽「穂乃果ちゃんと、ことりちゃん…それに私の3人で、一緒に露天風呂に入ったんだけど。」

花陽「でも…その時のことりちゃんって、穂乃果ちゃんにそういう事とか…特に何もしてなかった覚えが…」


真姫「それを言うなら、花陽。温泉には私達9人でも、夏の合宿で入った事だってあるじゃない?」


花陽「あ…そうだよね。でも、それなら……もしかして、ことりちゃんは……」

真姫「そう。ことりも場はわきまえてる…と言うより、きっと私達には知られたくないんでしょうね。」


真姫「その代わり。幼馴染みだけでの入浴の時には、タガが外れたことりは好き放題。」

真姫「特に、いつも隙だらけの穂乃果相手にはね。そうでしょ、海未?」


海未「ええ…そういう事になります。ただ…ことりに触られている時の穂乃果は、いつもくすぐったがってる様子でしたし。」

海未「希にされる程には、恥ずかしがっていた訳では無いので…実際には、そこまで気にしていないとは思うのですが…」

海未「それでもことりとしては、今の状況は落ち着かないのでしょう。この件には、自分も無関係では無い訳ですから。」


真姫「まあ、そうでしょうね。ことりが穂乃果にやってた事って、話を聞く限りでは希と大して変わらないんだし。」

471 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/20(木) 06:21:24 ID:LAzdumNk
真姫「多分、今のことりって……もし穂乃果に今のタイミングで、自分の事まで思い出されでもしたら。」

真姫「自分も希みたいに言われる事で、これまでの所業がみんなに知られてしまうかも…だから何とか、それは避けておきたい。」

真姫「なんて、思ってるんじゃない?」


海未「そうですね、私も真姫と同じ考えです。最も実際にそうなる可能性は、割と低いであろうとも考えていますが…」

海未「恐らくことりも、その事自体は分かっていると思います。それでも今の場が治まるまでは、安心は出来ないのでしょう。」


真姫「だけど結局、私達3人にはバレちゃった訳なんだけどね。話してくれた海未としては、これで良かったの?」


海未「はい、それは構いません。ことりのこの件に関しては、私としても昔から困っていましたので。」

海未「むしろこうなる事で、本人への良い薬になって欲しいくらいですから。」 


真姫「そう、海未も苦労してるのね。とにかく要約すると…こういう事ね。」


真姫「さっき希の事を、あんなにも怒ってたことりだけど…」

真姫「実はその自分だって、幼馴染みと一緒の時には『触り魔』で。」

472 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/20(木) 06:52:38 ID:LAzdumNk
真姫「特に…穂乃果がターゲットの時のことりは、あの希以上にタチが悪いかも知れない。」


花陽「えっと、つまり…ずっと前から、穂乃果ちゃんの事を…ことりちゃんは……そ、その…///」


凛「スイホリ歌詞のねこまんまに!『ことりのおやつ』にしてたんだにゃっ!」


花陽「ナンデ『ねこ』イレチャッタノオォッッ!??」ズガーン



ことり(…ふぅ。これで今は…何とか思い出されずに、済みそうかな…?)ホッ


ことり(…ん…?何だか…誰かの視線を、感じる様な……気のせい…?)チラッ


花陽「………」ジー

凛「………」ジー

真姫「………」ジー


ことり(あ…あれれ…?私、花陽ちゃん達に…じーっと見られてる、みたいだけど……で、でも…どうして…??)

473 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/21(金) 07:05:11 ID:COELNoi2
ことり(…あ……そう言えば、海未ちゃんって……今は、花陽ちゃん達の側にいるけど…)

ことり(確か、さっきまでは…もう少し離れた、絵里ちゃん達の近くにいた筈…だったよね…?)


ことり(………)

ことり(………)

ことり(………っ!?)


ことり(も…もしかして……う、海未ちゃんっ…!?)アセアセッ


海未(ことり…分かっていますね?これに懲りたなら、今までの自分の行ないを反省しつつ。)

海未(あの様な破廉恥な行動は、今後はもう自重して下さいね?)ジー


ことり(う、ううっ…海未ちゃ〜〜んっ!!><;)ナンテコト!


海未(こればかりは、貴女の自業自得です。)ジロッ

ことり(そ、そんなぁ〜…!)オロオロ

474 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/21(金) 07:28:38 ID:COELNoi2
ことり(さっき、ことりを気遣ってくれた…あの、あの心優しい海未ちゃんは…)

ことり(一体、どこへ…どこへ行ってしまったの…!?)ウルウル


海未(それとこれとは、全く話が別ですから。)ツーン

ことり(う…海未ちゃんが、とっても冷たいよぉ〜…!)シクシク


花陽「………(憐れみの目)」ジー

凛「………(生温かい目)」ジー

真姫「………(ジト目)」ジー


ことり(すっごく嬉しくない視線で見られてるっ!?)チュン!?


ことり(…クスン……今の私って、シリアスに落ち込んでる最中なのに…)

ことり(こんなカッコ悪い形で、もっと追い討ちが来るなんて…ひ、ひどいよ〜…!><;)エーン


海未(知りません。)プイッ

475 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/21(金) 12:00:05 ID:COELNoi2
ことり(ふぇ〜ん、海未ちゃんのイジワル〜〜ッ!T-T)



穂乃果「…だから、希ちゃんっ?これからは気を付けてよねっ!///」プンプン


希「うん、そうやね。よく分かったよ、穂乃果ちゃん。」


穂乃果「うんうん。ちゃんと分かってくれたなら、それでいいよ!」


希「勿論やん。次からは、もうちょいパワー落としていくから!」フンス


穂乃果「全然分かってないよっっ!??∑( ̄△ ̄;)」ガビーン


希「大丈夫、大丈夫♪スタートの時は、出力20%くらいに抑えとくし☆」


穂乃果「お願い希ちゃんっ!!ここまでの私の時間と労力っ、今すぐまとめて返してっっ!!?\(T△T)/」ウワーーン!


希「冗談や♪」ペロッ☆


穂乃果「もぉーー!希ちゃーーんっ!!><」プンスコ!

476 名無しさん@転載は禁止 :2020/02/21(金) 19:40:55 ID:4vuQ3Eqg
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477 名無しさん@転載は禁止 :2020/03/05(木) 09:14:05 ID:DdCQ2.jg
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478 名無しさん@転載は禁止 :2020/03/08(日) 18:21:08 ID:48toN.AA
作者さん元気してる?
コロナウイルスと花粉で結構大変だろうけどお体に気を付けてな

479 ◆bK3.D2B8eM :2020/03/11(水) 07:09:33 ID:NhaOKz6c
絵里(フフ…良かったわね、希。)

絵里(貴女の胸の奥にある寂しさを、こんなにも癒してくれる人に出会えて。)


絵里(私達9人が集い、想いを共にしていく事。その気持ちは、今の9人全員の願いでもあるけれど。)

絵里(でも、それを誰よりも強く願い続けていたのは……希、きっと貴女だったわ。)

絵里(そして…その始まりであるこの子に、私達は巡り会えた。だから私達は、今もこうして共にいる。)


絵里(ねえ、希…?例えどんな未来が、この先の私達に待っていたとしても。)

絵里(貴女と私を救ってくれた、私達の大切なこのコを。)

絵里(これからも、ずっと一緒に支えてゆきましょうね……ずっとずっと。)


絵里「さて…次は、ことりだけど。時間の方は……うん、何とか予定範囲内で来てるわね。」


ことり「………」ショボーン


絵里「ねえ、ことり。念の為に貴女も、話の前に時間を確認して貰えるかしら?」

ことり「………」ブツブツ…

480 ◆bK3.D2B8eM :2020/03/11(水) 07:24:36 ID:NhaOKz6c
絵里「ことり…?」


ことり「………」サッキマデノアノナガレハ、ゼッタイニオカシイヨネ…キット、ナニカノインボウニチガイナイチュン…


絵里「こーとーり?」ポンッ


ことり「ちゅんっ!?」


絵里「これから貴女の番だけど…どうかしたの?」


ことり「あ…ご、ごめんねっ?私、またボーッとしちゃってて…その……」


絵里(…?何か、独り言を言ってた気もするけど…多分、余り突っ込まない方が良さそうね。)


絵里「それでね、ことり。貴女の時間の方だけど、まだ大丈夫なのかしら?」

ことり「え…?う、うん。」


ことり「あの、少しくらいなら…時間がオーバーしても、何とかなると思うから。」

481 ◆bK3.D2B8eM :2020/03/11(水) 08:23:33 ID:NhaOKz6c
絵里「そう、それなら良かったわ。じゃあことり、次は貴女から宜しくね。」パチッ☆


ことり「あ……うん、了解です☆」


スッ…


ことり「えっと…それでは。穂乃果ちゃんもにこちゃんも、それにみんなも。」

ことり「今からは、ことりの時間です♪」


穂乃果(…ことりちゃん、やっぱり…ちょっと無理してるっぽいよね。)

穂乃果(さっき、今日は少し疲れてるって言ってたし…それなのに、この後も用事があるみたいだけど。)


穂乃果「あの…ことりちゃん。」


ことり「…そんなに心配しないで、穂乃果ちゃん。ことり、もう元気だから♪」


穂乃果「う、うん……それなら、いいんだけど。」

482 ◆bK3.D2B8eM :2020/03/11(水) 08:44:30 ID:NhaOKz6c
ことり「えへへ……ありがとう、穂乃果ちゃん☆」


にこ「で、まだかしら?さっきから待ってるんだけど。」


ことり「あ、うん。待たせちゃって、ごめんね?」


にこ「ったく、早くしなさいっての。あんたの時間の件だって、あるんでしょ?」

ことり「はい、そうでした〜><にこちゃんも、ありがとう☆」


にこ「フン。」


ことり「それでは〜…みんな聞いてください♪」


ことり「えっとね?ことりは、今の穂乃果ちゃんが〜…」


ことり(………)

ことり(…………)

ことり(…………っ…!)ギュッ

483 ◆bK3.D2B8eM :2020/03/11(水) 09:53:05 ID:NhaOKz6c
ことり「初めて見た時には、とってもヤキモチ妬いちゃったくらいに><」

ことり「もうもう〜、最高だって思っちゃってます♪やんやんっ☆」


にこ「ハア…?ヤキモチって、何よソレ?」


ことり「だってだって〜。今の穂乃果ちゃんって、もう可愛いだけじゃなくって。」

ことり「とっても綺麗で、それに色っぽくって♪すっごく素敵な女の子なんだもん☆」


絵里「フフ、確かにそうね。それについては、誰も異論は無いんじゃないかしら?」 


凛「異議ナーシ!」ノ

花陽「わ、私も…異議な〜し…!」ノ

真姫「…まあ、いいんじゃない?///」ノ


穂乃果「そ、そんな…///」テレッ


ことり「クス♪ねえ、穂乃果ちゃん?」

484 ◆bK3.D2B8eM :2020/03/11(水) 11:27:03 ID:NhaOKz6c
ご無沙汰しております。

コメントを下さった方、どうもありがとうございます。
こちらのサイトに入れない時期が暫くあったり、一週間以上体調を崩していたり等で
またしても間が空いてしまいましたが、今日はこうして無事に投稿出来て良かったです。
お気遣い頂けた事、すごく嬉しかったです。本当にありがとうございました。

それでは、次回もどうか宜しくお願い致します。

485 ◆bK3.D2B8eM :2020/03/12(木) 08:19:12 ID:Jff9LKBg
穂乃果「え…?///」


ことり「やっぱりみんなも、ことりと一緒なんだね☆」

穂乃果「え、えっと……あ…ありがとう…//////」カアア


ことり「でもね…だからなの。今日の朝、私が穂乃果ちゃんに会った時に…」

ことり「イメチェンしてた穂乃果ちゃんが、すっごくすっごく魅力的だったから。」


にこ「…だったから?」


ことり「穂乃果ちゃん、本当に素敵だったんだ。同じ女の子として、とっても羨ましくなるくらいに。」

ことり「それに気付いた時には、私ったら穂乃果ちゃんに妬いちゃってたの…ああ、思い出すと恥ずかしいよ〜…><」


にこ「はあ…『妬いちゃってた』って、あんたがねえ。」


絵里「なる程、そんな事もあったのね。ただ、それにしても…」

希「『女の子らしさの象徴』みたいなことりちゃんが、いつも大好きな穂乃果ちゃんにヤキモチとはね。」

486 ◆bK3.D2B8eM :2020/03/12(木) 09:14:59 ID:Jff9LKBg
海未「ええ。ことりは朝の時にも、今と同じ事を穂乃果に言っていましたから。」

真姫「まあ…要するに今の穂乃果って、それ程に魅力的だって事なんじゃない?ことりから見ても。」クルクル


ことり「うん、そうなの♪今の穂乃果ちゃんは〜、最高に素敵で無敵なんですっ☆」


ことり「だけど…それでヤキモチなんて、私が妬いちゃったせいで。」

ことり「今日の朝はちょっとだけ、穂乃果ちゃんと気まずくなっちゃって…><」


ことり「でもね?穂乃果ちゃんは優しいから、全然怒ってなくて。だから、すぐに私の事を許してくれて。」

ことり「そのおかげでヤキモチなんて、あっという間にどこかへ飛んで行っちゃった。」


ことり「もう当たり前の事なんだけど…その時に改めて思ったの。」


ことり「やっぱり私は、穂乃果ちゃんがホントに大好きなんだって♪えへへ☆」


穂乃果「ことりちゃん…」


ことり「だから、私は……ことりは。」

487 ◆bK3.D2B8eM :2020/03/13(金) 15:27:36 ID:VBHYqCHs
ことり(…………っ……)グッ…


ことり「大好きな穂乃果ちゃんには、いつも素敵な穂乃果ちゃんでいて欲しいな☆」

ことり「いつか世界中のみんなが、穂乃果ちゃんを大好きになっちゃうくらいにね♪」ニコッ


穂乃果「…ことりちゃん……ありがとう///」

穂乃果「私もことりちゃんの事、とっても大好きだよ…!えへへっ///」


ことり「…うんっ♪」ズキッ…


ことり(……今の私には…何も出来ないから……だから……仕方ない、よね……)


ことり「…あ、ええっと〜…ちゅん♪ことりからは、以上ですっ☆」


絵里「クス、本当に仲良しで微笑ましいわね。ちょっと妬けちゃうわ。」フフッ


絵里「さてと…凛から海未、次に花陽と真姫…続いて私と希、そしてことり。」

絵里「これで私達7人は、全員が話を終えた事になるわね。」

488 ◆bK3.D2B8eM :2020/03/13(金) 16:43:12 ID:VBHYqCHs
希「うん、そうやね。ところで〜…ことりちゃんはどうするん?穂乃果ちゃんとのスキンシップ♪」ニヤリ

ことり「もぉ〜、希ちゃんと一緒にしないでっ!><」プンプン


希「フフ。まあことりちゃんは、穂乃果ちゃんにいつもベッタリやし。」

希「あんまり時間もない今の状況で、改めてやる必要も特にないって事なんやろうね。」


凛「だよねー…(生温かい目)」ジー

花陽「デスヨネ…(憐れみの目)」ジー

真姫「デショーねえ…(ジト目)」ジー


ことり(ううっ……また、あの突き刺さる視線達が……とってもイタイです…><;)


海未「…さて、にこ。私達7人の意思は、これで全て出揃いました。」

にこ「………」


海未「それぞれの形は違ってはいても、皆の穂乃果への気持ちは同じであるという事。」

海未「もう貴女にも、それは充分に伝わっていると私は思っています。」

489 ◆bK3.D2B8eM :2020/03/15(日) 15:32:17 ID:JE37GNa6
海未「最も…この話が始まる前の時点で、にこは既に分かっていた筈です。絵里と希が言っていた様に。」

にこ「………」


海未「にこ…私達7人は、穂乃果との話を終えました。ただ…最後の一人だけが、まだ残っています。」


絵里「そうね。後は…にこだけよ。」

にこ「………」


穂乃果「…にこちゃん…」

にこ「………ふう。」


花陽「…大丈夫だよ、穂乃果ちゃん。」

穂乃果「花陽ちゃん…?」


花陽「にこちゃんは…ちゃんと話してくれるから。」

穂乃果「…うん。」

490 ◆bK3.D2B8eM :2020/03/15(日) 16:57:02 ID:JE37GNa6
花陽「ね、にこちゃん?」

にこ「……ええ、分かってるわ。」


花陽「良かった…えへへ。」 

にこ「…ま、そうゆう約束だったものね。」


花陽「うん…そうだね。」ニコッ


にこ「…フン。」プイッ


絵里「フフ。どうやら流石のにこでも、花陽相手には時々押され気味になるみたいね。」

海未「確かに…何かと気難しい面も目立つにこですが、花陽に対しては柔らかい態度も多い気がします。」


穂乃果「…二人とも『アイドル』が、すごく大好きで…そこから通じ合ってるところも、きっと沢山あるんじゃないかな。」

海未「穂乃果…」


穂乃果「そんな二人だから…お互いの事がよく分かっていて、とっても強く繋がってるんだろうな…って。」

491 ◆bK3.D2B8eM :2020/03/15(日) 18:20:47 ID:JE37GNa6
絵里「大きな共通点がある故に、お互いへの理解も深まる…という事なのでしょうね。それって、すごく素敵な関係だと思うわ。」

海未「そうですね。大好きなものを共有し合えるからこそ、そこに生まれ得る『絆』とも言えるのかも知れません。」


穂乃果「うん。だから私、ちょっと二人が羨ましいかも。」


にこ「ねえ、そこのあんた達3人。いつまでヒソヒソとお喋りしてんのよ?」


穂乃果「あ…ゴメンね、にこちゃん!><」

絵里「ごめんなさい、にこ。話を振ったのは私なの。」

海未「いえ、私もつい…大変申し訳有りません。」


にこ「ったく。あれだけ人に話せって言っといて、ほったらかしにしてんじゃないわよ。」ムスッ


穂&絵&海「「「はい…ごめんなさい。」」」


花陽「ま、まあまあ…にこちゃん。みんな、ちゃんと謝ってるんだし…だから、ね?」

にこ「…ハア……分かったわよ。」

492 ◆bK3.D2B8eM :2020/03/19(木) 05:09:45 ID:klHUU3TQ
絵里「それじゃあ…にこ。聞かせてくれるかしら?」

絵里「今の穂乃果への、貴女からの…」


にこ「『合格』。」


絵里「え…?」


にこ「『合格』よ。」


穂乃果「へっ…?」キョトン


にこ「『合格』だって言ったの。」


絵里「『合格』ね…もう。もっと他の言い方だって、あっても良さそうなのに。」ヤレヤレ


にこ「別にいいでしょ?これが私の答えよ。」フン


希「まあ、にこっちらしい返答やとは思うけどね。」フフッ

493 ◆bK3.D2B8eM :2020/03/19(木) 06:12:33 ID:klHUU3TQ
にこ「あー、そうそう。一応、私からも言っとくけど。」

にこ「あんた達7人の意思ってヤツ、トーゼンこの私はハナから分かってたわ。」


にこ「だけど…それでも確認しときたかったのよ、あんた達の事も。」

にこ「今の自分の中の、ゴチャ混ぜになってたこの気持ちを…ちゃんと自分で整理する為にもね。」


花陽(…?今のにこちゃんの顔……ちょっと悔しそうで……何だか、寂しそうな……)

花陽(それに…何かを決意したみたいな……そんな、すごく複雑な表情だったけど……どうしたのかな…?)


にこ「…まーさ。ある程度の事は理解してた上で、あんた達が私に付き合ってくれた事には…感謝はしてるわ。」


真姫「…本当、面倒くさい人よね。」

凛「全くだにゃ。」


絵里「フフ、それには同感ね。」

希「うんうん。」

494 ◆bK3.D2B8eM :2020/04/23(木) 06:05:59 ID:D3HIpaIw
にこ「フン…あんた達には言われたくないわよ。」スッ


スタスタ……


ピタッ


にこ「………」ジー


穂乃果「え、えっと……にこ、ちゃん…?」


にこ「穂乃果……よく聞きなさい。」


穂乃果「え…?う、うん。」


にこ「これから先、今まで以上に…いいえ、今までの比なんかじゃないくらいに。」

にこ「私達『μ's』の中心としても。それに、あんた個人としても。」

にこ「あんたは世間から、とても大きな注目を浴びる事になるわ。必ずね。」

495 ◆bK3.D2B8eM :2020/04/23(木) 06:29:25 ID:D3HIpaIw
にこ「それだけじゃないわ。その規模は間違いなく、今後ドンドン拡大していくでしょうね。」


穂乃果「…で、でも……本当に…そうなる、のかな…?」


にこ「……ハア……ああー、もう…!」

穂乃果「…あ、あの〜…にこ、ちゃん…?」


にこ「こんのっ、あほのかぁーーーっっ!!!」ウガーッ!!


穂乃果「いきなりヒドイっっ!??><;」ガーン! 


にこ「あんたねえ…!今日、この学校の中だけで!それも、たった半日足らずで!」

にこ「どっかの誰かさんのせいで、一体どれだけの騒ぎになったと思ってんのよっ!?」


穂乃果「そ、それは…その…ええっと……」タジタジ


にこ「大体ねえっ?これは私だけじゃなく、さっき希だって言ってた事でしょーがっ!」

496 ◆bK3.D2B8eM :2020/04/23(木) 06:40:38 ID:D3HIpaIw
にこ「それを肝心のあんたが、ちゃんと理解してなくてどーするってのよっ!?」ガミガミ

穂乃果「ご…ごごっ、ごめんなさい〜っ!><;」ヒエエー


にこ「ハア、ハア……ホントに、あんたってヤツは……ったく、もう。」

穂乃果「…すみませんです。」シュン


にこ「…あんたの周りは、もうとっくに変わり始めてる。」

にこ「それにまだまだ、この先だって。もっと激しく変わっていく事になるわ。」


にこ「それでもあんたは、これからも沢山の人間達と関わり合っていく。」

にこ「だって、そこに終わりなんてないんだもの…そうでしょ?」


穂乃果「…そう、だね。」


にこ「そう…その事実だけは、いつまでも変わらないのよ。絶対に。」

にこ「例えあんたの周りの世界が、どれだけ変わっていったとしてもね。」

497 ◆bK3.D2B8eM :2020/04/23(木) 06:55:12 ID:D3HIpaIw
穂乃果「………」


にこ「でもね…穂乃果。あんたには『μ's』が…私達との大きな繋がりだって…あるでしょ?」

穂乃果「…うん。」


にこ「さっきまでの話、ちゃんと聞いてたわよね?今のあんたへの…『8人』の気持ちをさ。」

穂乃果「うん…勿論だよ。だって私、本当に…すごく嬉しかったから。」


にこ「ま、ならいいわ。あれだけの時間をかけたのが、ムダにならずに済んだのならね。」 

穂乃果「あはは……手厳しいなあ、にこちゃんは。」


にこ「フン。それよりも、あんたには私から…伝えておくべき事があるわ。」

穂乃果「伝えておくべき、事…?」


にこ「そうよ。この私にこにーが、今のあんたに対して…言っておくべき事があるのよ。」

穂乃果「えっと…何だか、急に改まった感じなんだけど…どうしたの、にこちゃん?」

498 ◆bK3.D2B8eM :2020/04/23(木) 07:12:27 ID:D3HIpaIw
にこ「うっさいわね。そんな事、今はどうでもいいのよ。」


穂乃果「そ、そう言われても…いきなりだと、どうしたらいいのか…私だって困っちゃうし。」


にこ「い・い・か・らっ!」ズイッ

穂乃果「わわっ…!?」


にこ「あんたは今から私が言う事を、しっかりと覚えておきなさい。いいわね、穂乃果っ?分かったわねっ!?」ズズイッ

穂乃果「う、うん……分かった。」タジタジ


にこ「コホン……穂乃果。これからだって、あんたは大勢の人前に出る事になるわ。」

にこ「それはライブ会場だけじゃない。ネットを通しての場合だって多いし、時にはTVに映る事だってある。」

にこ「その理由は簡単でしょ?何故なら『スクールアイドル』なんだから、あんたは。」


穂乃果「うん……そう、だけど。」

499 ◆bK3.D2B8eM :2020/04/23(木) 07:27:55 ID:D3HIpaIw
にこ「だから当然、世間からは注目される。そして活躍の場が広がっていけば、人気も知名度も更に上がっていくわ。」

にこ「でも、そんなポジにいるからこそ。スクールアイドルとしての『イメージ』も、それに比例して大切になってくる。」


にこ「ま、それについては今更よね。私が長い時間をかけて、ずっとあんた達に話してた事だからさ。」


穂乃果「あ、でも…すごく良いお話だったし、勉強にもなったって…私はそう思ってるよ。」

穂乃果「きっとみんなも、そう思ってるんじゃないかな。」


にこ「……それはどうも。」プイッ


穂乃果(あ…テレてるみたい。)


にこ「……ふう。」


にこ「…悔しいけど……この際、ハッキリ言うわよ。」

500 ◆bK3.D2B8eM :2020/04/23(木) 07:41:58 ID:D3HIpaIw
穂乃果「え…?」


にこ「私、今日あんたにさ。何度もこう言ってたわよね?」

にこ「下手な小細工しただけのイメチェンだったら、ブン殴ってでもやめさせるつもりだったって。」


穂乃果「…うん。」 


にこ「…そのメイク。あんたが自分で色々考えて、始めたんじゃなかったって事も。」

にこ「きっと、それを教えたヤツに勧められたんだろうって事も。」

にこ「だからこそ、あんたが自分でよく理解してなかった事も…私にはすぐに分かったわ。」


穂乃果「………」


にこ「だけど…だけどね。そんな私の色んな考えなんて、すぐにどっかへ飛んでっちゃうくらいに…」

にこ「この私が、本気で目を奪われるくらいに…今のあんたは、文句ナシに……すごく魅力的だったのよ。」


穂乃果(……にこちゃん…)


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