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穂乃果「イメチェンしたら、大騒ぎになっちゃったっ!?」

354 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/04(水) 08:37:32 ID:7UPvWyhg
今回は、ここで終了です。次回もどうぞ宜しくお願い致します。

次回からはイチャイチャタイム突入です。ようやくここまで来られました…><

355 名無しさん@転載は禁止 :2019/12/04(水) 11:47:44 ID:qin2Hl5E
wktk

356 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/05(木) 12:18:51 ID:qd8DTAs.
凛「はいはーい!凛が一番目でもいいかなっ?」ノ


絵里「フフ、分かったわ。トップバッターは宜しくね、凛?」

凛「うん、まっかせるにゃー!」


にこ「ま、多分そうなるだろうって思ってたけどね。」

凛「だって凛、じっと順番を待ってるのって苦手なんだよー。」


にこ「はいはい…じゃあ早速だけど、あんたからの見解を聞かせてくれる?」

凛「了解にゃ!」


凛「あ!でもでも、その前にー…」

にこ「……?」


凛「穂乃果ちゃーんっ!」バッ

357 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/05(木) 12:27:57 ID:qd8DTAs.
穂乃果「へ…?」


ギュウーーッ☆


穂乃果「わわっ!?」

凛「えへへー!」ギューッ


穂乃果「あ、あの…どうしたの、凛ちゃん?」

穂乃果「急に抱きついてきたから、ちょっと驚いちゃったけど。」


凛「うん!なんとなく穂乃果ちゃんに、こうしたくなったんだよ!」


穂乃果「そうなの?えっと…よく分からないけど。」

凛「実は凛も、自分でよく分かってないんだにゃ!」


穂乃果「あはは…そう言われると、私も反応に困ったりしちゃうかも。」


凛「うーん…多分なんだけど、今の穂乃果ちゃんがね?」

358 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/05(木) 12:39:30 ID:qd8DTAs.
穂乃果「…?今の私が…?」


凛「ちょっと元気なさそうだったから、なのかなって。」

穂乃果「…あ……えっと…」


凛「凛ね?やっぱり穂乃果ちゃんには、いつも元気でいて欲しいんだにゃ!」 

穂乃果「…凛ちゃん。」


凛「だからー…それそれー☆」スリスリ


穂乃果「わっ!?り、凛ちゃんっ?///」


凛「ほらほらー☆」スリスリ

穂乃果「ちょ、ちょっと…顔がくすぐったいよ〜!///」


凛「まだまだ、いっくにゃー☆」スリスリ

穂乃果「も、もぉー…!///」

359 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/05(木) 12:49:31 ID:qd8DTAs.
穂乃果「それなら…穂乃果からも、お返しだよ!///」スリスリ

凛「にゃにゃっ!?///」


穂乃果「えいえいっ!///」スリスリ

凛「うぬぬぬ…!反撃してくるなんて、さすが穂乃果ちゃんだにゃ…!///」


凛「でもでも!このスリスリ対決で凛に勝とうなんて、百年前早いんだにゃっ!///」スリスリ

穂乃果「むむー、穂乃果だって負けないよっ!///」スリスリ 


にこ「はーい、あんた達ー?そのまま続けてたら、ついついうっかりキスコース一直線よ?」スッ


凛「にゃっ?」

穂乃果「えっ?」


にこ「とゆーワケだから、凛。あんたはこっちに来なさい?」ヒョイ

凛「にゃあっ!?」

360 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/05(木) 13:04:25 ID:qd8DTAs.
にこ「大体あんたねえ?『百年前早い』とか、真姫じゃないけど意味分かんないわよ?」ヤレヤレ


真姫「…何で私が、そこで出てくるのよ。」ムー

花陽「ま、まあまあ…真姫ちゃん。」


真姫「だって…別に私は、あの台詞に拘ってる訳じゃないのに。」

花陽「で、でも…きっと悪気とかは、特にないんじゃないかな…?」


真姫「…まあ、そうかも知れないけど。」


凛「もーっ!なんで凛のコト、ネコづかみにするんだにゃーっ!」ジタバタ

凛「それに『イミワカンナイ』は、凛の得意技なんだから!勝手に使っちゃダメにゃっ!」


真姫「ちょっと凛っ!いい加減にしなさいよっ!!」

花陽「まま、真姫ちゃん落ち着いてっ?凛ちゃんが真似したがるのは、真姫ちゃんが好きだからで…!」アワアワ

361 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/05(木) 13:12:21 ID:qd8DTAs.
真姫「それは私の決め台詞でしょっ!?」ドドーン


花陽「真姫チャンケッキョクドッチナノオオッッ!!?」ピャー


にこ「はいはい。そんな事は、別にどうでもいいから。」

凛「どうでもよくないにゃーっ!」ジタバタ


にこ「ああ、もう…今はあんたが、穂乃果の事を話す時間でしょ?」

凛「あ、そうだったにゃ。」ピタッ


にこ「ハア…ほら、凛。あんたの後にも、まだいるんだから。」

凛「うん、分かったにゃ!」


にこ「…扱いやすいんだか、扱いにくいんだか…よく分からないヤツね。」


穂乃果「あはは…でも素直で元気なのも、凛ちゃんの魅力だって思うよ。」

362 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/05(木) 13:25:59 ID:qd8DTAs.
にこ「……そうかもね。」

穂乃果「うん!」


にこ(ま、あんた自身がその象徴みたいなヤツだもの。)

にこ(それ故に共感出来るモノが、自分と似ている凛にはあるんでしょうね。)

にこ(最もあんたの事だから、自分じゃ気付いてないだろうけどさ。)


凛「えっとー、凛はね?今の穂乃果ちゃん、すっごくいいと思ってるにゃ!」


凛「ただね?最初は凛だって、ホントにビックリしてたんだ。」

凛「だって穂乃果ちゃんが、とってもとっても美人さんだったから。」


穂乃果(り、凜ちゃん…///そんなにストレートに言われると…は、恥ずかしいよ…!///)


凛「だけど穂乃果ちゃんは、可愛くても美人さんになっても。」

凛「やっぱり穂乃果ちゃんだから、今だって穂乃果ちゃんなんだよ。」

363 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/05(木) 13:35:57 ID:qd8DTAs.
凛「だから凛は、今の穂乃果ちゃんも大好きにゃっ!」


穂乃果「…凛ちゃん…///」


にこ「…あんたと一緒で、実にシンプルな答えね。」


凜「うん!だって、それが凛だからね!」


穂乃果「…ありがとう、凛ちゃん…///」

穂乃果「それに…私の事、その…美人だって、言ってくれて…///」 


凛「だって、ホントに美人さんなんだもん。穂乃果ちゃんは、もっと自信持っていいんだよ?」

穂乃果「〜っ!//////」カアア


穂乃果「あ、あのね…?///今まで、ずっと言いそびれてたんだけど…」

凛「にゃ?」

364 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/05(木) 13:54:47 ID:qd8DTAs.
穂乃果「凛ちゃんは、いつも元気で明るくて…だけど本当は、とっても女の子らしくって。」

穂乃果「そんな凛ちゃんは…いつだって、すごく可愛い女の子なんだって…私は思ってるんだ。」


凛「…ほ、穂乃果ちゃん…///そんなに褒められると……凛、テレちゃうんだよ…?///」


穂乃果「それにね?凛ちゃんは、とっても優しい女の子だって思ってるの。」

穂乃果「さっきだって凛ちゃんは、私の事を元気付けてくれて……私、とっても嬉しかったんだよ?」


凛「…穂乃果ちゃん…///」


穂乃果「だから…凛ちゃん。私にいっぱい元気をくれて、本当にありがとう。」

凛「えへへ…///それくらい、お安い御用だにゃ!///」


穂乃果「…凛ちゃん、えっとね…?」

凛「…?穂乃果ちゃん、どうしたにゃ?」


穂乃果「凛ちゃんはさっき、穂乃果の事を……美人って、何度も言ってくれたけど…///」

365 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/05(木) 14:07:53 ID:qd8DTAs.
凛「うん、だってホントのコトだよ?」サラッ

穂乃果「〜〜っ!//////」カアア 


穂乃果「で、でもねっ?///あの真っ白なドレスが、とっても似合ってた…」

凛「え…?」


穂乃果「あの時の、凛ちゃんだって…すっごく美人さんだったよ…!」


凛「…〜っ!//////」カアア 


穂乃果「もう眩しいくらい、綺麗に輝いてて…本当に素敵だったんだから。」


凛「えへへ…///ありがとうにゃーっ!//////」バッ


ギュウーーッ☆

366 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/05(木) 14:16:32 ID:qd8DTAs.
穂乃果「わっとと……クス。やっぱり凛ちゃんは、いつも元気で可愛いね。」

凛「えへへー///こーんなに美人さんの穂乃果ちゃんに、いっぱい褒められたにゃ!///」


穂乃果「り、凛ちゃん…あのね?///凛ちゃんの気持ちは、本当に嬉しいんだけど…///」

穂乃果「やっぱり、そうやって言われると……私、すごく恥ずかしいから…///」


凛「えー、そんなにテレなくてもいいのに。さっきから穂乃果ちゃん、顔まっかっかだよ?」


穂乃果「え、えっと…そう、それよりも…!///」

凛「にゃ?」 


穂乃果「私ね?凛ちゃんに一つ、お願いしたい事があるんだ///」

凛「凛に、お願いしたいコト?」キョトン

367 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/05(木) 14:41:36 ID:qd8DTAs.
穂乃果「うん…あの真っ白なドレスを着た、あの時の凛ちゃんを……」


穂乃果「いつか穂乃果の前でも、見せてくれるかな…?///」


凛「……あ…///」


穂乃果「私、楽しみにしてるから……ね、凛ちゃん?///」ニコッ


凛「…うんっ!!//////」パアア


ギュウウーーッ☆


凛「あのねあのねっ?///その時は二人で一緒に、写真撮るにゃっ!///」ギューッ☆


穂乃果「うん、そうだね…いっぱい撮ろうよ!///」ギュー☆


キャッキャ☆ウフフ♪

368 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/05(木) 15:40:45 ID:qd8DTAs.
海未「フフ…微笑ましい光景ですね。あの二人を見ていると、まるで実の姉妹の様に思えてきます。」


にこ「ま、あの二人って似てるトコも多いから。良くも悪くもさ。」

海未「ええ、私もそう感じています。」


海未「さて…どうやら凛は、話を全て終えた様子ですね。この次は、私でも宜しいでしょうか?」


にこ「…てっきり幼馴染みのあんたは、最後の方かと思ってたけどね。」


海未「私にとって、順番等は特に問題では無いですから。ただ……」

にこ「…ただ、何よ?」


海未「今の私が抱いている、新しい姿の穂乃果に対しての…その正直な気持ちを。」

海未「にこ。今の貴女に、少しでも早く伝えたいと思っています。」


にこ「…そう。」

369 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/05(木) 15:45:34 ID:qd8DTAs.
今回は、ここで一旦終了です。また次回も宜しくお願い致します。

コメントをくださった方、どうもありがとうございます。
今まで抑えていた妄想リミッターを、今後は徐々に開放してゆくつもりですが、
これから先、少しでもご期待に応えられる様になりたいと思っています。

370 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/08(日) 13:47:54 ID:XAHyqqmw
にこ「ま、いいわ。じゃあ……穂乃果ー?次が決まったから、こっち来なさい?」


穂乃果「あ、うん…!凛ちゃん、ごめんね。今から海未ちゃんが、話をしてくれるみたいだから…」


凛「凛のコトなら、気にしなくてオッケーにゃ!」

穂乃果「うん。ありがとう、凛ちゃん。」スッ


穂乃果「二人とも、待たせちゃってごめん。」


海未「ええ、私は大丈夫ですよ。」

にこ「じゃあ、海未…宜しく。」


海未「はい。では、まず初めに…にこ。」

にこ「ん?どうしたのよ?」


海未「貴女の『μ's』への想いは、私個人としても…本当に嬉しく思っています。」

にこ「…それはどうも。」

371 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/08(日) 13:58:20 ID:XAHyqqmw
海未「ですが…今の穂乃果が、単なる仮初の紛い物等とは…私は決して思ってはいません。」

にこ「………」


海未「穂乃果が今の姿になったのは、確かに今日が初めての事ではあります。」

海未「ですが…伝わって来るのです。今の穂乃果は、本来より在った穂乃果であると。」


にこ「…幼馴染みのカンって、ヤツかしら?」


海未「ええ…そうかも知れませんね。穂乃果とは、長い付き合いですから。」


海未「ただ…私の中にある気持ちを、正直に述べるのであれば。」

海未「今の姿の穂乃果に対して、不安や戸惑いが全く無い訳ではありません。」


にこ「…まあ、そうでしょうね。」

372 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/08(日) 14:34:43 ID:XAHyqqmw
穂乃果(…海未ちゃん……そう…だよね。)

穂乃果(だって……そう思うのが、きっと…当たり前の事なんだから……)


海未「しかし…」

穂乃果「…え?」


海未「それでも、今の私は。」

穂乃果「…海未ちゃん…?」


海未「これまでの自分が、しっかりと見えていなかった姿でもある…そんな今の穂乃果を。」

海未「心から尊いと…強く胸に感じています。」


穂乃果「……っ…」


海未「幼い頃からの長い時間、今の関係に慣れ親しんできて…それ故に、今日まで気付かずにいた私だからこそ。」

海未「今こうして、これ程までにも輝いている穂乃果を…私の大切な親友で、大切な幼馴染みを。」

373 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/08(日) 15:11:32 ID:XAHyqqmw
海未「私は…これからも懸命に支えていきたいと、心から思っています。」


海未「そして…この先の穂乃果が、例えどんな姿であったとしても。」

海未「今の私が胸に抱いている、この気持ちは…決して変わる事はありません。」


穂乃果「……海未、ちゃん……」


海未「にこ。これが私の、嘘偽りの無い答えです。」


にこ「……分かったわ。」


穂乃果「……海未ちゃん…海未ちゃんは、やっぱり……ズルイよ。」


海未「…穂乃果。」


穂乃果「いつも穂乃果に、厳しくて…怒ってばっかりなのに……それなのに、こんな時には……」

374 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/08(日) 15:35:54 ID:XAHyqqmw
穂乃果「いつだって……本当に、本当に優しい…海未ちゃんなんだもんっ!」バッ


ギューッ☆ 


海未「…もう自分では、多少なりとも慣れたつもりでいた筈でしたが…」

海未「実際は、なかなか慣れていないものですね…穂乃果の抱擁には…///」


穂乃果「えへへー。海未ちゃんって、昔から……ううん。」

穂乃果「やっぱり今だって、恥ずかしがり屋さんだもんね?」クスッ


海未「貴女がこうして人目も気にせずに、すぐに抱きついて来るからではありませんか…!///」


穂乃果「ふっふっふー。ねえ、海未ちゃん?今の穂乃果には、それって逆効果なんだよっ?」

海未「逆効果…?どうゆう事ですか…?」


穂乃果「それはねー…?えーーい♪」


ギュウーーッ☆

375 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/08(日) 15:51:05 ID:XAHyqqmw
海未「なっ!?///穂、穂乃果っ…!?///」


穂乃果「えへへー!///うーみちゃーんっ!///」ムギュー   


海未「は、離してください穂乃果…!///みんなだって、見てるんですからっ…!//////」


穂乃果「やーだもーんっ!///」


ギュウウーーッ☆


海未「も、もう…!///にこ、穂乃果を何とかしてくださいっ…!//////」


にこ「ハア……はいはい。」


にこ「穂乃果ー?海未も話し終わったし、後だって支えてるんだから。その辺にしときなさーい?」


穂乃果「あ、そっか…でも、ちょっと残念だなぁ///」ペロッ☆


パッ

376 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/08(日) 16:09:42 ID:XAHyqqmw
海未「……ふう。にこ…助かりました。」

にこ「どーいたしまして。」ヒラヒラ


海未「全く…穂乃果、本当に貴女という人は。」

穂乃果「えへへ、仕方ないよ。」


穂乃果「だって海未ちゃんは、私の大切な幼馴染みで親友なんだもん!」


海未「…もう。いつも調子良いんですから。」フフッ


ことり(…大切な幼馴染みで、大切な親友……それは……)


ことり(海未ちゃんから、穂乃果ちゃんへも…)

ことり(海未ちゃんから、ことりへも…)

ことり(ことりから、海未ちゃんへも…)

377 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/08(日) 16:32:37 ID:XAHyqqmw
ことり(そして…穂乃果ちゃんから、ことりへも…)

ことり(きっと……その全ての想いは…一緒だって思う。) 


ことり(…それなのに。)

ことり(ことりから、穂乃果ちゃんへの想い……それだけが。)


ことり(そう…私だけが……ただ、ことり一人だけが……)


海未「穂乃果。貴女は私にとっても、掛け替えの無い大切な幼馴染みで親友です。」

穂乃果「うん…!ありがとう、海未ちゃん。」


海未「私が穂乃果に厳しくしてしまうのは、そんな大切な貴女故に…いつも心配になってしまうからです。」

穂乃果「大丈夫、ちゃんと分かってるよ。それが海未ちゃんの、優しさなんだって。」


海未「…それでも。時にはどうしても行き過ぎてしまう事も、これまでに多々ありました。」

378 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/08(日) 16:58:34 ID:XAHyqqmw
海未「その様な時には、いつも貴女に対して…大変申し訳無く思っていました。」


穂乃果「ううん…いいの。だって、自分でも分かってるから。」

穂乃果「海未ちゃんが私に怒る時は、ほとんどは穂乃果の何かが原因だって…あはは。」


海未「…そう言って貰えるのであれば、正直私の方としても助かります。」


海未「では…穂乃果、少し良いですか?」

穂乃果「え?どうしたの、海未ちゃん?」


海未「敢えて私から貴女へ、今一度言わせて貰うのであれば。」


穂乃果「…ちょっと、イヤ〜な予感が……」タラー…;


海未「それは貴女が、いつも強引で無計画で。それに危なっかしくて。」゙


穂乃果「やっぱりーっ!><;」

379 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/08(日) 17:34:37 ID:XAHyqqmw
海未「その反面、本当はやれば出来るのに。面倒だと思う事には、やる気の波が激しくて。」クドクド

穂乃果「……だってー…」イジイジ


海未「私が貴女に対して厳しくなるのは、この様な理由が多過ぎるからでもあるのですよ?」

穂乃果「……むー。」プクー


海未「フフ…外観的には、そんなにも気品を感じさせる様になっていても。」

海未「今のその顔では、それも台無しですよ?」クスッ


穂乃果「…ぶー。やっぱり海未ちゃんは、私にイジワルだー!><」ヒドイヨー


海未「おや?本当の事ではありませんか。」フフッ


穂乃果「やっぱり、イジワルだよーっ!><」ポカポカ


花陽「クスクス…穂乃果ちゃんと海未ちゃん、本当に仲良しだよね。」


にこ「…花陽。次は、あんた?」

380 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/08(日) 17:46:20 ID:XAHyqqmw
今回は、ここで終わりとなります。また次回も宜しくお願い致します。

前回の投稿分にて、またしても誤字が複数ありました…大変申し訳ありませんでした。

381 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/12(木) 04:55:08 ID:3NXAZA6E
花陽「うん。にこちゃん、あのね?」

にこ「ん?何よ?」


花陽「私達って…いつも明るくて、とっても元気で…」

花陽「そんな穂乃果ちゃんばかりを、ずっと見てきて…」

花陽「そして…気が付いたら、それに慣れ過ぎちゃっていて。」


花陽「だから私達、今まで気付けてなかっただけで…」

にこ「………」


花陽「穂乃果ちゃん、ちょっとメイクしただけなのに…本当に奇麗になったけど…」


花陽「それでもね…?今ここにいるのは、やっぱり。」

花陽「ずっと、私達と一緒にいた…穂乃果ちゃんなんだって。」

382 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/12(木) 05:12:36 ID:3NXAZA6E
花陽「だから私、今の穂乃果ちゃんは大丈夫って…そう思ってるの。」

にこ「…あんたがそう思う、その根拠は?」 


花陽「うん…ほら見て、にこちゃん。」

にこ「……?」チラッ


穂乃果「……〜〜!><」ヤッパリヒドイヨー!


穂乃果「……〜〜!><」モー!イジワルー!


花陽「…ね?」ニコッ


にこ「…ま、言いたい事は理解したわ。」ツン


花陽「うん。」クスッ


穂乃果「あ、いけない…!花陽ちゃん、ごめんねっ?」

383 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/12(木) 05:21:14 ID:3NXAZA6E
穂乃果「穂乃果の事で、大事なお話をしてくれてる時なのに…!」


花陽「え?あ……わ、私の方こそ。ごめんね、穂乃果ちゃん…!」

花陽「私が勝手に、にこちゃんに話を始めちゃったせいで…」


穂乃果「ううん、花陽ちゃんのせいじゃないよ…!みんなが私の事で、順番を待ってくれてるのに…」

穂乃果「だから…私が誰よりも、気を付けてないといけなかったんだよ。それなのに…」


花陽「穂乃果ちゃん…」


穂乃果「こんな時まで、私っておっちょこちょいで…本当にごめんなさい…!」


花陽「え、えっと…でも、やっぱりね?私が先走っちゃったのが、いけなかったって思うの。」

穂乃果「……だけど…」


花陽「ただ…私の思ってる事は、にこちゃんに伝わってくれたみたいだから。」

穂乃果「………」

384 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/12(木) 06:08:13 ID:3NXAZA6E
花陽「と、とにかく…私の不注意が原因で、穂乃果ちゃんが悪い訳じゃないの。だから、そんなに気にしないで…?」

穂乃果「………」


花陽「それに、ほら…?また後で、二人で話す事だって出来……」

穂乃果「………っ……ぅ……」


花陽「…え?穂乃果、ちゃん…?」


穂乃果「…っ……うっ………ぐす…っ……ふぇ…っ……」


花陽(…ホ……ホホッ、穂乃果チャンナイチャッテルノォォーーーッッ!!?)エエエエッ!?


穂乃果「…っ…ぐすっ……ひっく…っ……花陽ちゃん……ごめんね…っ……ちゃんと……聞けなくて…っ…ぅ……」


花陽(ど…どどっ、どうしてそんな…!?ほ、穂乃果ちゃん…泣いたりなんて…!)アセアセッ


花陽(…私達がしてた、穂乃果ちゃんの話を…一緒に聞けなかったから…?)

花陽(で、でも…だからと言って……どうして、こんなにも…泣いて……)

385 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/12(木) 06:18:46 ID:3NXAZA6E
花陽(………)


花陽(……話を…聞けなかった…)

花陽(……話を、聞けなかったから…)

花陽(だから…それが辛くて……穂乃果ちゃんは、泣いてる…?) 


花陽(……あ………もしかして……穂乃果ちゃんは………) 


『……聞いて欲しかったよ…?穂乃果ちゃんには……』


『……私が、もう少し周りを見ていれば…こんな事には、ならなかった……』


花陽(……そっか……だから、きっと……)

花陽(今、穂乃果ちゃんは……こんなにも後悔してるんだ。)


花陽(自分の大切な人の…自分だって関係してる大事な話を、ちゃんと聞けなかった事が…)

花陽(穂乃果ちゃんにとっては……とても辛くて、悲しい事…なんだね。)

386 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/12(木) 06:55:34 ID:3NXAZA6E
花陽(それに…これは前から、少し気になってた事だけど…)

花陽(穂乃果ちゃんは…泣いてる時や怖がったりしてる時に…一時的に、小さな子供に戻るみたいな…)

花陽(そんな状態になりやすい傾向が…多分、あるんじゃないかな…?)


花陽(だから…今みたいに、そうなってると感じる時には…)

花陽(不用意に、余分な刺激を与えたりしない様に…接し方には気を付けた方が、いいよね。)  


穂乃果「…う…っ……ぐす…っ……ひっく…っ…」


花陽(…でも……ごめんね、穂乃果ちゃん。)

花陽(こんな事を思ってるのは…不謹慎だって、怒られちゃうかもだけど…)


花陽(今、穂乃果ちゃんが…こんなにも泣いてるのは…)

花陽(穂乃果ちゃんにとっての、大切な人に…)

花陽(私も、その一人に…なってくれてるからなんだって。)

387 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/12(木) 07:21:21 ID:3NXAZA6E
花陽(だから私、それが嬉しくて……今、すごく嬉しいの。)


花陽(穂乃果ちゃんが泣いてる時に、こんな事を思っちゃって…本当にごめんね。)


花陽(とにかく…今の穂乃果ちゃんは、私のせいで悲しんでるんだから。)

花陽(でも、それなら…今の私に出来る事って、一つだよね?)ヨシ…!


花陽「あのね、穂乃果ちゃ…」


穂乃果「…ぐすっ……花陽ちゃん…」ウルウル

花陽「…っ!///」ドキン 


穂乃果「本当に…ごめんね……花陽ちゃん…」ウルウル…

花陽(な……ななっ…!?///)


穂乃果「…穂乃果の事…っ…本当は……怒ってるんじゃ…ないかな…?」ウルウル…ジー

花陽(こっ、ここ……コココッ…///)

388 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/12(木) 07:41:07 ID:3NXAZA6E
穂乃果「……何も、言ってくれないのは…っ…やっぱり…ぐすっ……怒ってるから、なんだよね…?」ポロ…

花陽(ココッ、コレは……コレはコレハ…!!///)


穂乃果「…ぅ……ひっく…っ…ごめんね……花陽…ちゃん…っ…ごめん…ね…?」ポロポロ…


花陽(コ レ ハ マ ズ イ デ ス ッ ッ !!!//////)


花陽(元々犬チックな可愛らしさの穂乃果ちゃんのこのシチュには以前より非常に危険度の高いものであったにも

関わらずそれがよりによって綺麗さ色っぽさ気品に大人っぽさ等等更に更なる魅力を放出しまくっている今現在の

穂乃果ちゃんが今目の前の私に私だけにこれまでの数倍数十倍或いは数百倍の破壊力殺傷力で襲撃してくるなんて

そんなの聞いてないデス聞いてないんデス一体全体どうなってしまってるんデスか嗚呼もう何を言ってるのか自分

でも訳が分からなくなってきましたこのままではダメですダメナンデスダダダダレカタスケテーーーーッッ!!!)チョットマッテテー 


穂乃果「…っ…花陽…ちゃん…?」グスッ…


花陽(……ハッ!?違うっ、違いマスッ!!)ブンブン!

389 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/12(木) 07:56:19 ID:3NXAZA6E
花陽(今の私に、必要とされている事…!今の私が、穂乃果ちゃんへ出来る事は……ただ一つだけっ!)スッ


ギュッ……


ナデナデ…


穂乃果「……あ…」


花陽「…ねえ、穂乃果ちゃん。」


ナデナデ…


穂乃果「………///」


花陽「私達、これからも……ずっと、一緒だよ?」

穂乃果「………ホント…?///」


花陽「うん…本当だよ。私、穂乃果ちゃんの前から…いなくなったりなんて、しないから…」

390 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/12(木) 08:18:15 ID:3NXAZA6E
穂乃果「………うん…///」


花陽「これからも、一緒にいるから……だから…また二人で、話そうね…?」ニコッ


ナデナデ…


穂乃果「…花陽ちゃん……うんっ!//////」パアアア


花陽「はぁうぅっ!?//////」ズギューーン


花陽(…こ、この…お日様みたいな笑顔……何て眩しい、実に眩しいデス…!//////)クラクラ…


花陽(でも…そ、それ故に……コレは危険デス…!非常に…非常に危険DEATHっ!//////)


花陽(と、とにかくデス…!今はただ…更なるダメージを、もう受けない様にしないと…//////)

花陽(そうしないと…コ、コレ以上は……私の身も心も、持たなくなってしま……//////)

391 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/12(木) 08:39:32 ID:3NXAZA6E
穂乃果「花陽ちゃん…穂乃果の事、慰めてくれてありがとう…大好きだよ☆//////」


チュッ☆


花陽「」ズガガーン


穂乃果「えへへ…☆//////」


花陽(……今…私の頬には……言葉を失う程に、柔らかくて…とても心地良い……そんな感触が…//////)


花陽(…ああ……ダレカ…タスケテ……くれなくても…//////)


花陽「もう………いい、かも……」ガクッ


穂乃果「え…?は、花陽ちゃん…?ね、ねえっ、どうしたの…!?」


凛「ああっ、かよちーんっ!しっかりするにゃーっ!!」ユサユサッ


花陽「………」(へんじがない。ただの しかばねの ようだ。)

392 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/12(木) 08:51:30 ID:3NXAZA6E
凛「むむー…こーなったら仕方ないにゃ。」


凛「穂乃果ちゃん!ちょっとかよちんのコト、支えててっ!」 

穂乃果「へ?ええっと……こ、こんな感じでいいの…?」 


花陽「………」(へんじがない。ただの しかばねry)


凛「うん、バッチリにゃ!それじゃあココにー、この角度からー…」


花陽「………」(へんじがない。ただのry)


凛「せーのぉー……」


凛「てりゃーーーっ!!」


ビシィィーーーーッ!!


花陽「ピァアアァアァーーーーッッ!!?」

393 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/12(木) 09:00:05 ID:3NXAZA6E
穂乃果「えええーーっ!?」


花陽「」カクン


凛「よーし、大成功にゃっ!」ブイッ!


穂乃果「そうなのっ!?」コレデッ!?


凛「うん!こうゆう時のかよちんってね?今みたいにやると、ちゃんと目が覚めるんだー。」

穂乃果「そ、そうなんだ…」


穂乃果(…トドメを刺した様にも、見えたんだけど……だ、大丈夫…なのかな…?)ドキドキ 


花陽「………米……」ブツブツ…


穂乃果「あれ…?今、確かに……ねえ、花陽ちゃん…?」


花陽「………白…米……」ブツブツ…

394 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/12(木) 09:18:01 ID:3NXAZA6E
穂乃果「あ…気が付いたのかな。花陽ちゃん、大丈夫…?」


花陽「……白米……白米、黄金米…!」ブツブツ…


穂乃果「…?あのー…花陽ちゃん?」


花陽「ごはんっ!ごはんが食べたいデスっ!!」ムクッ


穂乃果「うわああっ!?」


凛「ね?大丈夫だったにゃ!」ドヤァ


花陽「ごはんっ!私のごはんっ!!一体ドコデスカーーーッッ!!?><」ピャーー!


穂乃果(…これって本当に……大丈夫、なのかな…?)タジタジ


真姫「もう…相変わらず騒がしいんだから。」マッタク


にこ「…次は真姫、あんたかしら?」

395 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/14(土) 14:16:26 ID:ESIAGFd6
真姫「まあ、それでもいいんじゃない?」クルクル


にこ「…本当、あんたも相変わらずよね。」


にこ「で、あんたはどうなのよ?今の穂乃果について。」


真姫「…私も、みんなと同じって事でいいわ。」


にこ「…何よそれ。どうゆうつもり?」


真姫「言葉通りよ。もう3人も同じ意見を伝えてるんだから、これで分かるでしょ?」


にこ「…あんたねえ。こうゆう時くらいは素直に、自分の言葉で答えたらどうなのよ?」


真姫「…そんなの別に、必要ないじゃない。」プイッ


にこ「はぁ?」

396 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/14(土) 14:35:19 ID:ESIAGFd6
にこ「ちょっと真姫…あんたさ。今、自分が何言ってんのか…本当に分かってんのっ?」


真姫「当たり前でしょ?その上で必要ないって、そう言ってるのよ。」ツン

にこ「だから私達にも、ちゃんと分かる様に言いなさいよっ!」


穂乃果「ま、待って…!にこちゃん…!」


にこ「穂乃果…!今話してんのは、あんたに一番大事な話なのよっ?なのにコイツは…!」 


穂乃果「分かってる、分かってるよ…!だけど…!」

穂乃果「真姫ちゃんは、みんなと同じでいいって…!ちゃんと言ってくれたよっ?」


にこ「……あんたはそれで…そんな答えでも、いいの?」


穂乃果「うん…!だって、言葉は少なくても…言い方には、少しトゲがあっても…」

穂乃果「その言葉の奥にある、真姫ちゃんの気持ちは…私にも伝わってるから。」

397 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/14(土) 14:59:30 ID:ESIAGFd6
にこ「穂乃果…」


穂乃果「凛ちゃんや海未ちゃん、花陽ちゃんと同じでいいって…そう言ってくれたって事は。」

穂乃果「それは…真姫ちゃんも今の私を、受け入れてくれてるって意味だって…思うから。」


穂乃果「私ね、それが分かっただけで充分なの。それだけでも、すごく嬉しいんだ。」


真姫「………」


にこ「…まあ、あんたが真姫の事、そこまで分かってるんなら…それでもいいわ。」


穂乃果「うん。それにね?にこちゃんだって、本当は分かってるんでしょ?」


にこ「…何がよ?」


穂乃果「真姫ちゃんの気持ちが、だよ。」


真姫「……!」

398 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/14(土) 15:25:45 ID:ESIAGFd6
穂乃果「真姫ちゃんの気持ちを、にこちゃんは分かってたから…その優しさが、私にも伝わって欲しかったから。」 

にこ「………」


穂乃果「だからにこちゃんは、真姫ちゃんを叱る役になってでも…真姫ちゃんと私の為に、頑張ろうとしてくれたんだよね?」

真姫「……っ…」


にこ「……フン。意地っ張りなコイツが悪いのよ。」


真姫「…何それ、にこちゃんには言われたくない。」ツン

にこ「そーゆートコも含めて、意地っ張りなのよ。」ツン


真姫「その言葉、そっくりそのままノシ付けてお返しするわ。」フン

にこ「あーら、ごめんなさい?丁重に受付拒否させて頂くから、自分で持って帰ってくれる?」フン


穂乃果「えへへ…良かった。やっぱりにこちゃんと真姫ちゃんって、とっても仲良しなんだね☆」


に&真「「ハア!?これのどこがよっ!?」」

399 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/14(土) 15:42:32 ID:ESIAGFd6
穂乃果「ほら、こんなに仲良しだよ?」クスクス


にこ「……///」

真姫「……///」


穂乃果「ねっ?」ニコニコ


にこ「……ほら。」

真姫「……何よ?」


にこ「一言くらいは、何か言ってあげなさいよ。」ボソッ

真姫「………」


にこ「今日という日を、あんたが後悔しない為にもね。」


真姫「……本当、お節介よね。」 

にこ「あんたには負けるわ。」

400 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/14(土) 15:57:46 ID:ESIAGFd6
真姫「何それ…意味分かんない。」フン


スッ…


穂乃果「…真姫ちゃん?」


真姫「…穂乃果。」 


穂乃果「うん。どうしたの、真姫ちゃん?」


真姫「…私、面倒な事って嫌い。大嫌いなのよ。」


穂乃果「…え、ええっと…?」? 


真姫「面倒な言葉を綴って、アレコレ伝えようとしたり。勿論そうゆうのも…大っ嫌いよ。」

穂乃果「う、うん……あの…??」??


真姫「だから…私は……態度で示すわ。」スッ

401 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/14(土) 16:12:18 ID:ESIAGFd6
穂乃果「へ…?」


ギュウウーーッ☆


穂乃果「…ーっ!?///まっ、真姫ちゃ…///」


真姫「こっち見ないでっ!///それに黙っててっ!///」


穂乃果「え、ええーっ!?///」


真姫「いいからっ!!///」


穂乃果「…っ!!///」コクコク!


花陽「……あ、あの真姫ちゃん…が…!?///」

凛「自分から…思いっきり、抱きついたにゃ…!!///」


にこ「フン、やれば出来るじゃない。最初からそうしてなさいっての…ったく。」

402 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/14(土) 16:24:45 ID:ESIAGFd6
真姫「………穂乃果。」


穂乃果「………」コクコク


真姫「……もう、喋ってもいいわよ?」


穂乃果「……ぷは〜っ!よ、良かった〜!」ゼー、ゼー…


真姫「…何でわざわざ、息まで止めてるのよ?」

穂乃果「な、何となく…勢いで、そのー…そうなっちゃって…あはは。」


真姫「…もう。貴女って、本当に……」ギュッ…


穂乃果「ま、真姫ちゃん…!?///」


真姫「どこまで行っても……穂乃果なのね。」


穂乃果「え、えっと……う、うん…?///」

403 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/14(土) 16:35:13 ID:ESIAGFd6
真姫「…どんなに……今の…貴女の姿が……」

穂乃果「え…?///」


真姫「こんなにも……美しくなっても…//////」ギュウッ…


穂乃果「…っ!!//////」ドキッ


ことり「…っ!」ズキン 


真姫「…穂乃果って、やっぱり…とっても温かいのね…//////」

穂乃果「…真姫ちゃん…//////」


穂乃果「真姫ちゃんだって…とっても、あったかいよ…?//////」ギュウッ…

真姫「…そうかしら…?//////」ギュウッ…


ことり「……っ…!」ズキンズキン

404 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/14(土) 17:21:35 ID:ESIAGFd6
真姫「……穂乃果…//////」ジー…

穂乃果「……真姫ちゃん…//////」ジー…


花陽「…な、何だか…見てはいけないモノを、見てしまっている気がシマス…!///」ドキドキ

凛「うん…凛も、そんな気分だにゃ…!///」ドキドキ


ことり「……〜〜っ!!」ズキンズキンズキン


ことり「あ…ああっ、あのあのっ!!」ダッ


絵里「ことり…?急に大声出して…何かあったの?」

希「ことりちゃん、いきなりどうしたん?あ、もし具合でも悪くなったんなら…」


ことり「あ、あの…!そうじゃなくて…えっと、えっと…!」 


穂乃果「ことりちゃん…ねえ、どうしたの?」

真姫「もう…何をそんなに慌ててるのよ。もしかして、どこか調子でも悪いの?」

405 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/14(土) 17:40:06 ID:ESIAGFd6
ことり(…あ……二人とも……離れて、くれたんだ。)ホッ…


ことり(………私、何やってるんだろう……こんな時だっていうのに……)


ことり(……みんなに、謝らなきゃ。)

ことり(本当の事は、誰にも言えなくても……それでも…みんなに謝ろう。)


ことり「…みんな、ごめんなさい。実は、ことり…今日はこの後、大切な用事があって……」 


絵里「あら…そうだったの?」


ことり「う、うん……本当は、さっきの合間の時に…ちゃんと言っておけば、良かったのに…」

ことり「だけど…まだ大事な話の途中だったから…何だか、ずっと言い出せなくて……」


ことり「ただ、もう少しだけなら…まだ一応、時間はあるんだけど……もしも、その……」

406 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/14(土) 18:00:47 ID:ESIAGFd6
にこ「ああ、そうゆう事ね。今日あんたの様子がヘンだったのって、それも関係あったワケかしら?」


ことり「……うん。」


にこ「ま、確かに今日の流れじゃさ?言い出しにくい空気だったってのも、そりゃ分かるけどね。」


ことり「…ごめんね。みんな、本当にごめんなさい。」


にこ「別にあんたが謝る必要はないでしょ?元はと言えば、私の話が長くなったからなんだし。」


穂乃果「に、にこちゃんのせいでもないよ…!だって元々は、私が原因だったから…」

希「はい、ストーップ。そんなんでアレしても、時間が無くなっていくだけやん?」


絵里「そうね。それでことり、時間の方だけど…後どれくらいまでなら、大丈夫なのかしら?」


ことり「あ…え、えっと……さ…三十分くらいまでなら…その後からでも、時間には間に合うかなって…」

407 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/14(土) 18:27:12 ID:ESIAGFd6
絵里「分かったわ。それなら…ここからは、なるべく手短に行く事にしましょうか。」


絵里「にこ、それでどうかしら?」

にこ「そうね…ま、いいんじゃない?」


絵里「希も、それでいい?」

希「うん、それでええと思うよ。」


凛「凛も、それでいいにゃ!」

真姫「貴女はもう、一番最初に終わってるじゃない…」


絵里「クス。穂乃果は、それで特に問題無いかしら?」

穂乃果「あ、うん…私は聞かせて貰う方だし、みんなが決めてくれて大丈夫だから。」


絵里「了解よ。じゃあ今からの人達は、それで行きましょう。」

408 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/20(金) 12:11:29 ID:h/.p.UyM
ことり「あの…みんな。私の都合で、色々と振り回しちゃって…本当にごめ…」


にこ「こ・と・り?今日、何度も言ったでしょ?」

ことり「あ…そ、そうだったよね。」


にこ「ほら、あんたの時間の事もあるし。早く残りを進めるわよ?」

ことり「うん…ありがとう。」


海未「すみません、その前に少しだけ。」

ことり「海未ちゃん…?」


海未「ことり。今日は色々と有りましたから、貴女も疲れは残っていると思いますが。」

海未「それとは別で、今の貴女はどこか体調が優れない…という訳では無いのですね?」


ことり「えっと…うん。まだ少し疲れてはいるけど…特にそうゆう事はないから。」


海未「そうですか…分かりました。今一度、その事だけは確認しておきたいと思っていましたので。」

409 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/20(金) 12:36:23 ID:h/.p.UyM
ことり「……?」


海未「では、ことり。何にしても…無理だけはしないで下さいね。」

ことり「あ…うん……ありがとう、海未ちゃん。」


絵里「さて、そろそろ話を再開するけど…もう大丈夫かしら、海未?」

海未「はい。横から失礼しました。」


絵里「OK。それじゃあ、続きに戻るとしましょうか。」

絵里「まだ話が終わってないのは、私と希。そして、ことりの三人ね。」


希「ううん…えりち?」


絵里「え?あら…そうだったわね、ごめんなさい。私ったら、うっかりしていたわ。」


希「そう…3人やなくて4人や。にこっちを入れて。」フッ…

410 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/20(金) 12:55:34 ID:h/.p.UyM
希「な、にこっち?」


にこ「…分かってるわよ。」フン


にこ「ってゆーかさ。わざわざ自分で台詞アレンジしてまで、思わせぶりに言ってんじゃないわよ。」

希「まあまあ。それくらいの遊び心は、ちょっとはあってもええやん?」


にこ「はいはい。」ヤレヤレ


絵里「…希。」チラッ

希「うん。」コクリ


絵里「ねえ、にこ。私と希なんだけど、二人一緒でも構わないかしら?」


にこ「…ま、いいんじゃない?ここからは時間も限られてるし。穂乃果、あんたもそれでいい?」

穂乃果「え?う、うん…私もいいけど。」


絵里「流石にこと穂乃果ね。話が早くて助かるわ。」

411 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/20(金) 13:30:26 ID:h/.p.UyM
絵里「じゃあ、ことり。私と希で、先に行かせて貰うわね?」

ことり「あ…うん。」


絵里「それとね、にこ。私と希の『答え』の方は、出来るだけ簡潔にしようと思うの。」


にこ「…一応、先に聞いとくけど。ことりをダシにして、自分達だけラクする気じゃないでしょうね?」


絵里「もう、本当にイジワルな言い方するのね?ちゃんと分かってるくせに。」

にこ「フン…何の事かしらね。」


絵里「だって。にこは私の答えなんて、もう知ってるんだから。」

にこ「………」


絵里「ううん、私だけじゃないわ。貴女が聞きたがっていた、私達の穂乃果への答え…その気持ち。」

絵里「みんなの穂乃果への伝え方は、それぞれで違っていても。その答えや気持ちは、みんな同じだって事。」

絵里「にこ…それを貴女は、本当は最初から分かっている。その上で、何かの理由で私達に答えを求めた…そうでしょう?」

412 ◆bK3.D2B8eM :2019/12/20(金) 14:08:34 ID:h/.p.UyM
にこ「…さあ、どうかしらね。」


絵里「フフ…だからね?私からは、こう答えるわ。」

絵里「私は勿論、イメチェンした今の穂乃果に『賛成』よ☆」


穂乃果「絵里ちゃん…」


希「にこっち。ウチもえりちと同じく『賛成』やから、そうゆう事で宜しく。」


にこ「…ま、そう来るわよね。やっぱりあんたも。」


希「フフ、当然やん。何だかんだで結局、みんなの答えは一緒なんだって。」

希「えりちの言う通り、にこっちは知ってるんやからね。」


にこ「…あっそ。」ツン


希「クス…みんなの話を聞きながら、さっきから少し占ってみてたんやけどね?」

希「今までの印象から大きく変わった、これからの穂乃果ちゃんは…」

413 名無しさん@転載は禁止 :2020/01/12(日) 17:46:41 ID:PDJafS7g
スレ主さん元気してる?
次回も待ってるよ

414 ◆bK3.D2B8eM :2020/01/13(月) 13:00:05 ID:jdPhTp6k
メッセージを下さった方、どうもありがとうございます。

今現在、年末年始には忙しくて出来なかった次のPCへの移行の準備を進めています。
故に今のPCとは今日でお別れとなりましたが、その前にこちらへ来られて本当に良かったです。
今後は新しいネット環境が整い次第、投稿の方を再開させて頂く予定ですので
宜しければその際には、また改めてお付き合い頂ければ大変嬉しく思います。

最後に。三週間も音沙汰無しになってしまっていたにも関わらず、
それでも待っててくれた人がいて下さった事…ものすごく嬉しかったです。本当にありがとうございました。

415 ◆bK3.D2B8eM :2020/01/27(月) 07:00:11 ID:wK9W8XRc
希「この先…穂乃果ちゃん自身の意思や行動、その願いとは別に…」

希「ウチらのいるこの世界へと、より強い影響力を及ぼす存在となる…と。」

希「カードはウチに、そう答えて来たんよ。」


穂乃果(…私がこの世界に…強い影響力を、及ぼす…?)


穂乃果(…そう言えば……確かあんじゅさんも、朝の別れ際の時に…)

穂乃果(今の希ちゃんと、よく似てた事を……私に話してくれてた…よね。)


希「それだけやない。穂乃果ちゃんによる影響力は…これから次々と、ハッキリとした形で具現化されてゆき…」

希「そして遂には、とても近い未来に……世を揺るがす、巨大な事象を生み出すまでの力へと…必ず至る。」

希「カードは、そうも言ってたんや。」


希「ただ…それが穂乃果ちゃん自身や、ウチら周りの人間達にとって…」

希「果たして、吉と出るものか、或いは…凶と出るものとなるのか。」

希「それを聞いても、カードもそこまでは答えてくれなかった。」

416 ◆bK3.D2B8eM :2020/01/27(月) 07:10:20 ID:wK9W8XRc
希「だから、ウチが今の時点でハッキリと言えるのは…この一つだけ。」

希「穂乃果ちゃんの力によって、これから形創られてゆくであろう『何か』が。」

希「とても強く、そして大きいものである…という事。」


花陽「…よ…世を揺るがすって……それって…とと、とんでもない事デスっ…!」

絵里「ええ…そうね。でも、希がそう言っている以上は…決して大げさな話では無いと思うわ。」


海未「ですが、幾ら穂乃果と言えども…それ程の出来事を、本当に起こし得るもの…なのでしょうか。」


真姫「それでも…今の穂乃果なら、本当にそうなったとしても……おかしくないと思うわ。」

凛「うん、凛もそう思う。それに希ちゃんの占いって、ホントによく当たるもんね。」


海未「…確かに、そうかも知れませんね。」


ことり(………)


にこ(…希の言った通りになるのは、もう間違いないでしょうね。それくらいの事は、私だって…とっくに分かってたし。)チラッ

417 ◆bK3.D2B8eM :2020/01/27(月) 07:25:23 ID:wK9W8XRc
穂乃果「………」


にこ(今日、この屋上に来てから…イメチェンの意味や重さとか、スクールアイドルの儚さとか。)

にこ(散々時間をかけまくって、アレコレと語ってきたけどさ。特にコイツに…穂乃果に聞かせる為に。)


にこ(当然の事だけど…私が今日話した事の内容自体には、嘘も偽りも絶対にありはしない。)

にこ(これについては、この私の全てを懸けてでも誓えるわ。)


にこ(だけど、それでもね。ちょっと普通に考えてみればよ?)


にこ(『たかが人気スクールアイドルの一人』が、『たかが少しイメチェンをした程度』で。)

にこ(最悪の場合、私達にまで破滅レベルの影響力があるだの何だのと。大真面目な顔で、延々と語りっ放しだなんて。)

にこ(そんなの余りにも現実味がない上に、すごくバカらしくってさ。もう笑い話にもなりゃしないじゃない。)


にこ(そうよ、何かのマンガやアニメじゃあるまいし。そんな大ゲサな話が、実際にあるワケないでしょーが。)

にこ(ホントにバッカじゃないの?こんな妄想まみれのイタイ話、実にくだらない。本当にくだらないわ。)

418 ◆bK3.D2B8eM :2020/01/27(月) 07:49:18 ID:wK9W8XRc
にこ(…何てね。)


にこ(私が今日してきた話が、誰かにそう思われたとしても。)

にこ(本当なら、それは仕方ない事でもあるもの。)


にこ(そう…話をしてる時の私は、つい勢いで怒っちゃってたけど。真姫や凛が、私の話を大ゲサに思ったのも。)

にこ(それに、絵里が話にピンと来なかったってのも。実を言ってしまえば、別に何もおかしい事じゃなかったのよね。)


にこ(だって本来なら、その方が常識的な思考なんでしょうし。むしろそんな風に感じる方が、きっと正常な感覚なんだから。)

にこ(そうね…そう感じる事が普通であり、自然であって当然。当然だった筈、なのよ。)


にこ(だから…今日の自分が、こんなにも重々しく長々と話をする事になるなんて。)

にこ(きっと私自身が、他の誰よりも…思ってはいなかった。)


にこ(今日の午後、かなり遅れて学校に着いて。そしてコイツ…穂乃果の噂を聞いた時の私は。)

にこ(もしも、似合ってないフザケたメイクだったら…ブン殴ってでもすぐにやめさせて、ちょっとばかし説教もしてやって。)

にこ(反対に、そこそこに似合ってるメイクだったら…それを今後も上手く生かせる様に、最低限のアドバイスだけ伝えておく。)

419 ◆bK3.D2B8eM :2020/01/27(月) 08:26:44 ID:wK9W8XRc
にこ(ま、どっちだったにしても。私からのコイツへの介入は、その程度で終わるモノだろうと。)

にこ(確かに噂を聞いてから暫くは、多少の焦りはあったとは言っても。)

にこ(それでも終わってみれば、割と些細な結果で済む出来事だろうと…そう思っていたわ。)


にこ(だからこそ、今みたいな予想外の状況になるだなんて…考えてもいなかった。)

にこ(あの時コイツを…イメチェンした今のコイツの姿を……私がこの目で見るまでは。)


にこ(ええ、そうよ……常識なんて壁すら、平気でアッサリ壊してしまって。そんなモノなんて、それこそドコ吹く風で。)

にこ(こんなにイカれてて、フザケた存在のヤツに。こんな能天気で単細胞で、ホントにムカつくヤツに。)


にこ(そんなヤツに、この私が…出会っていなかったなら。)

にこ(そして今日…『それ』に気付いてしまってさえ、いなかったのならね。)


にこ(こんなにも面倒くさくて…いつも世話を焼かせてばっかりで。)

にこ(本当は、ずっと前から…こんなにも自分の近くにいた……『怪物級(モンスター)』に。)

420 ◆bK3.D2B8eM :2020/01/27(月) 08:48:18 ID:wK9W8XRc
希「…にこっち。」


にこ「……聞こえてるわ。」


希「じゃあ…続けるよ?」


にこ「…ええ。」


希「この先…本当にウチの占い通りになっていくとしても。」

希「それでもウチは、やっぱりこう思うんよ。」


希「今までも…ううん、今この時だって。穂乃果ちゃんは、やっぱり穂乃果ちゃんで。」

希「そんな穂乃果ちゃんが、これからも穂乃果ちゃんでいてくれるなら…ウチらは大丈夫なんやって。」


穂乃果「希ちゃん…」


にこ「…ま、確かにあんた達の言った通りよね。あんたも絵里と同じく、私の予想してた答えだったし。」

希「それなら、期待に応えられて何よりやね。」クスッ

421 ◆bK3.D2B8eM :2020/01/27(月) 09:05:14 ID:wK9W8XRc
穂乃果「希ちゃん…ありがとう。」


希「いえいえ。礼には及ばんよ、穂乃果ちゃん。」


絵里「あらあら?どうやら希に、全部持っていかれちゃったみたいね。」

絵里「私だって穂乃果に、もっと良いトコ見せたかったのになー。」フフッ


穂乃果「ううん。絵里ちゃんだって…ありがとう。」


にこ「…それで、絵里に希。今から何を始めるつもりなのかしらね?」

にこ「あんた達が話の時間を早めたのは、他にも何か理由があるんでしょ?」


希「お。なかなか鋭いやん、にこっち。」


にこ「私を誰だと思ってんの?それくらいお見通しよ。」

にこ「さっき『答えの方は簡潔にしたい』って、絵里がそう言ってたものね。」


絵里「フフ…やっぱり流石ね、にこは。」

422 ◆bK3.D2B8eM :2020/01/27(月) 09:36:26 ID:wK9W8XRc
にこ「それはどーも。で、結局は何なの?」


絵里「ええ。実は、私達って〜…」

絵里「まだ一つだけ、すっごく大事な問題が残ってるのよねぇー。」


にこ「問題?」


絵里「そうよ。だって私達より前の四人は、みんなとても楽しそうにしてたじゃない?」

絵里「そ・れ・な・の・に〜。その後の私達だけ、この美少女とのスキンシップが無いっていうのも…ねえ?」フフッ


希「そんなの不公平やんなぁ?」ニタニタ 


穂乃果「…へ?」


絵里「つまりね?私達だって、穂乃果とイチャイチャしたい!って事よ☆」クスッ

希「そうそう。トーゼンウチらにも、その権利は…ある筈やん?」ニヒヒヒ

423 ◆bK3.D2B8eM :2020/01/27(月) 09:47:11 ID:wK9W8XRc
にこ「あー…はいはい、そうゆう事ね。んじゃ〜、好きにしたら?」


穂乃果「え、ええっと…?」


にこ「あー、そうそう。まだ一人いるんだから、時間も程々にしときなさいよ?」

絵里「ええ、分かってるわ。じゃあ、そうゆう訳だからー…」


絵里「希、先に行かせて貰うわよ?」キリッ

希「フフ…仕方ないなあ。」


希「だけど、えりち?ウチの分の時間も、しっかり残しといてな?」ニヤリ

絵里「クス☆了〜解っ!」


穂乃果「え…?えっ?あ、あの〜…?」


絵里「ほーーのかぁーー♪」


ギュウーーッ☆

424 ◆bK3.D2B8eM :2020/01/27(月) 10:04:58 ID:wK9W8XRc
穂乃果「うわわぁっ!?」

絵里「フフ♪」


ギュウウーーッ☆


穂乃果「ぅえりちゃん…!?ちょっ、ちょっと〜!!///」


絵里「ん〜、さっすがは穂乃果ねぇ〜///」

絵里「この抱き心地と温かさ…うん、完璧だわぁ…ハァーラショォ〜!///」チカァ 


穂乃果「もっ、もう…!///ちょっと悪ノリし過ぎだよ、絵里ちゃんっ!///」

絵里「だって私、ずーっと待ってたんだから///こうやって穂乃果を抱きしめる、この時をね☆///」


ギュウウーーッ☆


穂乃果「わわわっ!?///」


絵里「クス……ねえ、穂乃果?」ギュ…

425 ◆bK3.D2B8eM :2020/01/27(月) 10:29:49 ID:wK9W8XRc
大変遅れながら、新年明けましておめでとうございます。

新しいPCの環境が整った直後に風邪をこじらせてしまい、暫くの間ダウンしていましたが
ようやく体調も整ってきましたので、本日から投稿を再開させて頂く事となりました。
前回から一か月以上も空いてしまいましたが、その分もこれからまた頑張っていきたいと思っています。

それでは改めまして、今後ともどうか宜しくお願い致します。

426 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/01(土) 15:33:06 ID:4PgsOZYg
穂乃果「ちょっ、絵里ちゃ……って、どうしたの…?」


絵里「あのね…?私、ずっと前から…思っていた事があるの。」

穂乃果「思っていた事…?」


絵里「ええ。穂乃果、貴女って…」

穂乃果「……?」


絵里「まるで、王子様みたいな人だなって。」


穂乃果「へ?私が…王子様?」


絵里「そう、王子様。何かに囚われているお姫様の前に、眩しい光と共に颯爽と現れて。」

絵里「その温かい手を、力強く差し伸べてくれて。そのままお姫様を、外へと連れ出してくれて。」

絵里「そして…まだお姫様が見た事のない、広くて新しい世界を見せてくれるの。」


絵里「そんな、強くて優しくて。笑顔が誰よりも眩しい…とても素敵な王子様。」

427 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/01(土) 16:04:35 ID:4PgsOZYg
絵里「あの時、私が貴女に手を差し伸べて貰ってから……ううん。」

絵里「きっと本当は、もっと前から…そう思っていたの。」


穂乃果「そ、そうなの…?自分じゃ、よく分からないけど…」

絵里「クス…でもね。私が言っている事、きっとみんなには分かって貰えると思うわ。」


絵里「ね?そうでしょう、みんな?」


花陽「うん……私…すごく分かるかも。」

凛「凛にも分かるよ。穂乃果ちゃんって、いざって時すっごくカッコいいんだにゃ!」

真姫「まあ…絵里の言いたい事自体は、私にも理解出来なくもないけどね///」クルクル


海未「フフ…そうですね。普段は危なっかしい事も多い、とにかく元気な王子様ですけど。」

ことり「あはは…可愛い王子様、だね。」


希「んー?にこっちも、何か思うところがあるって顔しとるよ?」クスッ

にこ「……フン。」プイッ

428 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/01(土) 16:51:37 ID:4PgsOZYg
ことり(……穂乃果ちゃんが…王子様。)


ことり(そっか…形は違っていても、ここにいるみんなには…)

ことり(そう感じられる様な、穂乃果ちゃんとの繋がりが…それぞれにあるから。)

ことり(私にも…ことりと穂乃果ちゃんにだって……そんな繋がりがあるのも……確か、だけれど。)


ことり(それでも…ことりにとっては……)

ことり(ことりにとっての、穂乃果ちゃんは……)


ことり(…………)


絵里「ね、穂乃果?」フフッ


穂乃果「あはは…私も一応は女の子だから、素直に喜んじゃってもいいのかなー…なんて。」


絵里「ええ、そうね。」


穂乃果「…?絵里ちゃん?」

429 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/01(土) 18:40:09 ID:4PgsOZYg
絵里「私達から見て、まるで『素敵な王子様』みたいな穂乃果。」

絵里「でもね。本当は『そんな貴女』も、貴女が持っている魅力の一面に過ぎない。」

絵里「ただ…私や貴女の周りの多くの人達が、その貴女の一面に目が向かい過ぎていただけで。」


穂乃果「絵里…ちゃん。」


絵里「穂乃果、今の貴女は…本当に可憐で、気品に満ち溢れていて。」

絵里「それでいて、とても艶やかで。そして何よりも…誰もが驚く程に美しいわ。」


穂乃果「ちょ、ちょっと絵里ちゃん…!?///」


絵里「そう。こんなにも素敵な魅力を持っている貴女に…私は今日まで、ちゃんと気付けていなかったの。」


絵里「私ね、それが悔しいのよ…すごく悔しいの。私は貴女に、これまで何度も助けられてきたのに。」

絵里「それなのに私は…今まで一体、貴女の何を見てきたんだろうって。」


絵里「このやるせない気持ち…きっとみんなも、今の私と同じ様に感じているんじゃないかしら。」

430 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/01(土) 19:43:30 ID:4PgsOZYg
海未「確かに、絵里の言う通りです。特に私は、穂乃果とは幼い頃からの親しい間柄ですので…本当にそう感じています。」

希「正直言うと、ウチもそうやね。穂乃果ちゃんの魅力を見抜き切れてなかった事、悔しいなって思ってたりするんよ。」

花陽「うん…今の絵里ちゃんや、みんなの気持ち……私にも、よく分かるよ。」


絵里「そうね……やっぱりみんな、私と同じ気持ちだったのね。」


ことり(……ううん。違うよ…絵里ちゃん。)

ことり(『同じ』気持ちだったのは…『みんな』じゃないの。)


ことり(今の絵里ちゃんが指している『みんな』は…穂乃果ちゃん以外の、ここにいる『全員』だけど。)

ことり(でもね…?その中の『一人』だけは……その『同じ』気持ちを、共有する事は…出来ないの。)


ことり(だって、その『一人』だけは……)

ことり(ずっと前から…ずっとずっと前から……)


ことり(他の誰よりも早く…『今の穂乃果ちゃん』の事も、知っていたから…)

ことり(二人が初めて出会った、その時から……あの日、あの時から……気付いていたから。)

431 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/01(土) 20:39:02 ID:4PgsOZYg
絵里「穂乃果…私ね?」

穂乃果「あ…う、うん。」


絵里「私は、私なりのカタチで。私だから出来る、私らしいやり方で。」

絵里「今の自分が感じている、貴女への気持ち…この想いを。」

絵里「ちゃんと貴女に伝えたいって…そう思ってるの。」


穂乃果「え、ええっと…?あの…絵里ちゃん?」


絵里「クス…さあ、穂乃果。」

穂乃果「え…?」


絵里「私の方に向けて、手を出してくれる?」


穂乃果「…?手を…?」  


絵里「ええ。ほら、早く?」

432 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/01(土) 20:44:37 ID:4PgsOZYg
穂乃果「う、うん…」


スッ…


絵里「フフ…良い子ね。」


穂乃果「絵里、ちゃん…?」


絵里「………」ストン…


穂乃果「……?」


キュッ…


穂乃果「…え?」


チュッ…


穂乃果「……〜〜っ!?///」

433 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/01(土) 21:16:02 ID:4PgsOZYg
絵里「我…切に願う。」


絵里「今日…麗しの時より。輝かしくも終わり無き、永久の未来へと。」

絵里「この可憐にて美しき、我が愛しの姫君に。」

絵里「幾千の富、幾万の愛、幾億の…幸あれ。」


穂乃果「ぅえ…ええっ、絵里ちゃんっ…!?///」


絵里「ウフフ…♪今日ばかりは立場逆転ね、穂乃果☆」


穂乃果「ななっ、何でその…手に…キ、キスを…!?///そっ、それに…いい、今のって…!?///」


絵里「クス☆だって今の貴女は、こんな素敵な『王子様』がキスしたくなるくらいに〜…」


絵里「この世界で一番輝いてる、最高の『お姫様』だからよっ?」パチッ☆


穂乃果「〜〜っ!!//////」プシュー

434 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/01(土) 21:23:36 ID:4PgsOZYg
花陽「…カ、カッコイイデス…!///」

真姫「あの穂乃果相手に『王子』で決めてみせるなんて…絵里ったら、やるわね。」


花陽「あ、絵里ちゃん…すごくカッコ良かったよ…!」

絵里「あら、ありがとう☆」フフッ


凛「絵里ちゃんスゴイにゃー!これでついに、PEの汚名挽回にゃっ!」


絵里「もう、挽回してどうするのよ…後ね、凛?」

凛「にゃ?」


絵里「ソレ…もう忘れて頂戴?お願いだから…」ポンッ

凛「にゃにゃ?」


穂乃果(……ま、まだ…ちょっとドキドキ、してる…みたい…///)


ことり「………っ…」ズキンズキン…

435 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/01(土) 21:38:09 ID:4PgsOZYg
絵里「待たせちゃったわね、希。」

希「フフ…やるやん、えりち。流石の穂乃果ちゃんも、アレはかなり効いてるんやないかな?」


絵里「まあねー☆私だって、みんなにも…それに何よりも。」チラッ

絵里「あの可憐で麗しいお姫様に、イイトコ見せたかったからね♪」


にこ「ハイハイ…ほら、希?穂乃果にスキンシップなり何なりするなら、早くしなさいよ?」

希「おっと、そうやね。じゃあウチも、そろそろ行かせて貰おうかな。」スッ


希「さーてさて…おーい、穂乃果ちゃん?」


穂乃果「……///」ポケー…


希「クス…予想通りやね。なら遠慮なく〜…行っくでぇーっ!」ワキワキ


ぐわしっ!!


穂乃果「きゃあああっ!?//////」

436 名無しさん@転載は禁止 :2020/02/01(土) 23:45:50 ID:47MhdES2
支援

437 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/02(日) 13:48:16 ID:oTk5wKvg
ことり「ーーっ!?///」


希「ほ〜れほれ〜♪ま〜だボーッとしてるんやったらぁ〜…」

希「開幕から一気に、パワー上げていってまうよぉ〜っ!?」


わしわしっ!わしわしっ! 


穂乃果「ひゃああっ!?//////ちょっ…の、希ちゃ…あっ、や…やめっ…!//////」


希「フッフッフー。やーっとウチの番だってゆうのにー。」

希「ポケーッとしてる穂乃果ちゃんが、アカンのやからねぇ〜?☆」キシシ


わしわしわしっ!わしわしわしっ!


穂乃果「きゃああんっ!?//////やっ…そ、そんな事…言われたって……あっ、やぁ…ん…!/////」


ことり「…〜〜っ!!///」プルプル…!

438 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/02(日) 14:02:32 ID:oTk5wKvg
希「う〜ん、相変わらずのええ感触やね〜♪にしても……もしかして、穂乃果ちゃ〜ん?」

希「この二つの素敵なモンやけど〜…実はコッソリ、大きくなってるんやないのぉ〜〜っ!?」ウリャウリャー


わしわしわしわしっ!わしわしわしわしっ!


穂乃果「やああぁんっ!//////ちょっ…やあっ、あ…っ……んっ、い…いやぁ、あっ…//////」


絵里「…こ、これは……今の姿の穂乃果に、この状況は……危険よ、余りにも危険過ぎるわ…!//////ドキドキ 


花陽「ほほっ、穂乃果ちゃん……ものすごく…えええ、えっち…デスッ…//////」ドキドキ

凛「コレって…ファンのみんなには、絶対に見せちゃダメなヤツだよ…!//////」ドキドキ


真姫「………//////」ドキドキ


凛「あー!真姫ちゃんがすっごく熱い目で、穂乃果ちゃんのコト見てるーっ!」

真姫「なっ…!//////べっ、別にそんな目で見てないわよっ!//////」チラッ…

439 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/02(日) 14:27:55 ID:oTk5wKvg
凛「そう言いながらも、すぐに視線を穂乃果ちゃんに戻してしまう。そんな真姫ちゃんであったにゃ。」シミジミ

真姫「う、うるさいわねっ!/////だから違うって、そう言ってるでしょっ!?/////」チラッ…チラッ


にこ(ハア…ま、確かに凛の言う通りね。今のコイツのこんな姿を、もし大勢の前で晒したりでもしたら。)

にこ(そりゃもう、とんでもなくヤバい事態になるわ……ド派手に世間を騒がすレベルでさ。)


にこ(…にしても……こうゆう時の穂乃果って……こんな表情や声、なのね…//////)ドキドキ


にこ(……って、ちょっとぉ!?///ぬわんでこの私が、コイツに見惚れなきゃいけないのよっ!?///)

にこ(ああ〜、もう…!///ホント、どこまでもムカつくヤツだわっ…!!///)



海未(…今の私の中で、こんなにも激しく昂っている…この感覚は一体、何だというのでしょうか…?//////)ドキドキ


海未(ハッ…!?もしや、この騒めく気持ちこそが…いわゆる『背徳感』と呼ばれるもの、だとでも…!?)

海未(そ、そそっ…そんなはしたない感情を、大切な幼馴染みの親友に抱くだなんてっ…!///)

海未(いい、いけませんっ…!///そんなの…そんな事……ははっ、破廉恥ですっっ!!!//////)ズガガーン

440 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/02(日) 14:34:24 ID:oTk5wKvg
希「そ〜らそら〜♪まだまだやで〜、穂乃果ちゃ〜ん?ウチの必殺わしわしの本番はー…ここからやっ!!」


わしわしわしわしっ!!わしわしわしわしっ!!


穂乃果「や、やあっ…はぁ…あん……ダ、ダメ…だよぉ…//////の、のぞ…み、ちゃ…あっ……はぁ、も、もう…やっ、やめ…//////」


わしわしわしわしっ!!わしわしわしわしっ!!わしわしわしわしっ!! 


穂乃果「あっ、ああ…んっ…やぁ……やめっ、て……あぁ…んっ…//////はぁ、やぁ…ん……あ…ん、んんっ…あ…あぁ……////////」


ことり「もうダメええええぇぇーーーーっっ!!!><」


ザザザーーッ!!


パッ!


パッ!

441 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/02(日) 14:44:55 ID:oTk5wKvg
希「およ…?」


穂乃果「わっ…!?とっと、と……はあっ…はあ…っ…///」

ことり「穂乃果ちゃんっ!」


穂乃果「はあ……はあ……た、助かったよ……ことり、ちゃん…///」

ことり「ほ、穂乃果ちゃん…!あの…大丈夫、なの…?」


穂乃果「う、うん……はぁ……はぁ……何とか、大丈夫…だよ…!///」

ことり「えっと…それなら、いいけど……」 


穂乃果「…はぁ……ふぅ……ふぅ〜……うん、よし…!ありがとう、ことりちゃん…!」ニコッ

ことり「…穂乃果ちゃん……」


ことり「……〜〜っ!」キッ! 


希「なんや〜…いけずやね、ことりちゃん。」

442 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/02(日) 14:55:57 ID:oTk5wKvg
ことり「希ちゃんっ!!」

希「は、はいっ!?」


ことり「今のはっ!流石にやり過ぎですっ!!><」プンプン!

希「そ、それは…えっと、そのー…つまり、なんてゆうか…」タジタジ


穂乃果「そうだよー!いきなりでビックリしたし、ひどいよ希ちゃん…もうっ!」プンプン!


希「…うん、そうやね。ウチが調子に乗り過ぎてたって思う。」


希「だから…穂乃果ちゃん、ごめんね。」ペコッ


穂乃果「え…?あ…う、うん。別に私、そんなに怒ってる訳じゃないし…」

穂乃果「希ちゃんが分かってくれたなら、それで充分だから…」


希「おおきに、穂乃果ちゃん。ことりちゃんも手間掛けさせて、すまんかったね。」ペコッ


ことり「…私こそ、大声出しちゃって…ごめんなさい。」

443 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/02(日) 15:17:35 ID:oTk5wKvg
希「ううん、それもウチのせいなんやから。」 


穂乃果「でも…どうして希ちゃんは、その……わ、わしわし…なんて、えっと…して来たのかな?」


希「それは……何でやろうね。」


穂乃果「…あのね?確かに希ちゃんって、悪フザケする事も結構あるけど…」

穂乃果「そのタイミングを、絶対に間違えたりはしない人だって…私は思ってるよ。」


希「………」


穂乃果「だからなんだ。どうして、こんな時に…」

希「こんな時だからこそ、かな。」


穂乃果「え…?」


希「やれやれ……敵わんなぁ、穂乃果ちゃんには。」

444 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/02(日) 15:38:46 ID:oTk5wKvg
穂乃果「やっぱり本当は…何か理由があったんだよね?」


希「…そうやね。」


穂乃果「話して、くれるかな?」

希「うん…勿論。」 


にこ「フン。道化ぶるのもラクじゃないわね、希?」

真姫「それに関しては、にこちゃんに同意よ。」


希「あいたたた…何か最近のウチって、こんなんが多い気がするんやけど。」


真姫「貴女が自分でそうしてるんでしょ。本当…不器用な人ね。」

絵里「まあ良くも悪くも、それも希の持ち味だから…ね?」クスッ


希「ハァ…キミ達に『不器用』なんて言われると、本気で凹みそうになるやん。」ポリポリ

445 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/02(日) 16:03:16 ID:oTk5wKvg
希「さて…待たせちゃってすまんね、穂乃果ちゃん。」

穂乃果「ううん。それじゃあ、私に聞かせてくれるかな?希ちゃんの…本当の気持ち。」


希「……うん。」


穂乃果「希ちゃんの事で、私がよく知らなかったりする事…まだ色々あるから。」


希「………」


穂乃果「だから私…もっと知りたい。もっと分かるようになりたい。」


穂乃果「絵里ちゃん、真姫ちゃん、にこちゃんみたいに。」

穂乃果「私も…私だって希ちゃんを、ちゃんと受け止められる様になりたいの。」

穂乃果「今よりも、もっともっと。希ちゃんの事、いっぱいいっぱい。」


希「……!」


穂乃果「だからね。希ちゃんの本当の気持ち、私に聞かせて欲しいな。」

446 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/02(日) 16:39:53 ID:oTk5wKvg
穂乃果「希ちゃんが感じている事、想ってる事や願ってる事を。もっと私に、いっぱい。」


希「……ええ、そうね。」


希(……『本当の気持ち』を…か。)


希(『本当の理由』ではなく…『本当の考え』や『本当の狙い』でもなく…)

希(知りたいのは『本当の気持ち』…それは『想い』や『願い』達から成り立っている…私の『本当の心』。)

希(この子にとって大事なのは、その一点。『ウチ』の奥の『私』が、いつも隠し続けている…その『本質』のみ。)


希(そう。この子は、他の何よりも『それ』を知りたいと…私に言っている。)

希(『絵里』達の様な、私との付き合いの長さや距離の近さが無くても…)

希(それでも…この子は『それ』と向き合う為に。今も私の目の前で、その真っ直ぐな瞳で…私の言葉を待っている。)


希(……本当、敵わないわね……この子には。)

447 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/02(日) 16:51:49 ID:oTk5wKvg
今回は、ここまでとなります。次回もどうか宜しくお願い致します。

コメントを下さった方、どうもありがとうございます。
投稿を再開させて頂くまでに、随分と時間が空いてしまっていた為に
正直色々な不安がありましたので、支援のメッセージを頂けて本当に嬉しかったです。

448 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/09(日) 11:42:37 ID:hBgTHCPU
希「…穂乃果ちゃん。」


穂乃果「うん。」


希「ウチね…見せたかったんよ。穂乃果ちゃんにも、みんなにも。」

希「今日だからこそ、今の穂乃果ちゃんにだからこそ。いつものウチを…いつもの日常を。」


希「さっきの占いでも、ウチが少し言ってた事やけど。」

希「これから穂乃果ちゃんは、ウチらの世界に強い影響を及ぼす『存在』となっていく…必ず。」


穂乃果「………」


希「…ずっと今まで閉まっておいた、眠りし『力』を閉じていた『蓋』。」

希「でも…もし一度でも、その『蓋』が開けられたのなら。その瞬間から『力』は目覚め、眠りし場所から解放される。」

希「そして解放された『力』は、激しい勢いで外へと広がっていき…やがては世界の『何か』にまで、大きな変化をもたらす。」


希「それ程の代物なんよ。穂乃果ちゃんの『蓋』の奥に眠っていた…その『力』は。」

449 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/09(日) 12:04:49 ID:hBgTHCPU
希「最も…こんな事を言われてみても、今の穂乃果ちゃんとしては。」

希「『余りピンと来ない』っていうのが、正直な感想ってトコやないかな。」


穂乃果「……えっと…ごめんね。私、どういう事なのか…よく分かってなくて。」


希「クス…そうやね。こんな話を『普通』に聞いても、大げさで現実味に欠けた与太話でしかない。」 

希「それは話をしてるウチ自身だって、よく分かってる事なんやから。」


穂乃果「あはは…そう言われちゃうと私、何て言えばいいのか…ちょっと困っちゃうかも。」 

希「勿論、それもよく分かっとるよ。」フフッ


穂乃果「もー…希ちゃんのイジワル。」プクー


にこ(…フン。大したモンよね、希のヤツも。)


にこ(…私がこれまでに得てきた、数えきれない程の『アイドル』の知識と情報。そして経験。)

にこ(その財産を元に…私は見抜いた。今の穂乃果が『それ』である事を。)

450 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/09(日) 12:53:05 ID:hBgTHCPU
にこ(だけど希の場合…確かに妙な知識も含めて、アレコレと知ってるヤツではあるけど。)

にこ(『アイドル』や『それ』に関しては、そこまで詳しいと言える程ではなかった筈だわ。)


にこ(それでも希は、自らの直感と鋭い洞察力で…明らかに辿り着いている。)

にこ(希本人にとっては、まだボンヤリした形でありながらも…穂乃果の『それ』へと。)


にこ(全く…あんたってヤツも。あんたの言う、スピ…何とやらってヤツも。)

にこ(私からすれば、本当に厄介モノだわ。)フン



希「穂乃果ちゃん…ウチ、信じてるんよ。」

希「今日のみんなの言葉、その想いを。」


希「これから先、どんな事があったとしても。」

希「みんなの…ウチらの穂乃果ちゃんへの気持ちは、決して変わらないって事を。」


穂乃果「希ちゃん…」

451 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/09(日) 13:40:23 ID:hBgTHCPU
希「どんなに穂乃果ちゃんが、これまでと大きく変わっていっても。」

希「そんな穂乃果ちゃんの『力』によって、この世界が激しく揺れ動く事になったとしても。」


希「それでも、ウチらにとっての穂乃果ちゃんは。」

希「これからも、いつまでも…ずっとずっと大切な穂乃果ちゃんなんやから。」


穂乃果「…うん。ありがとう……すごく嬉しい。」


希「…ただ、それでも。ウチらの世界においては…全ての人がそうやない。」


希「大きな『力』や、それによって生じる『変化』ってモノは…不安や恐怖という感情を、人々に与えてしまう事も多い。」

希「そんな感情が、幾つも幾つも重なり合って……その結果、深く重い悲しみを生んでしまう事だって…時にはある。」


穂乃果「………」


希「だからこそ、今もウチは…こう思ってる。」

452 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/09(日) 15:46:22 ID:hBgTHCPU
希「そんな悲しみが、いつか待っているかも知れない状況へと…もしも誰かが、身を置いた時に。」

希「その誰かと、いつも一緒にいた別の誰かが。今までと何も変わる事なく、ずっと側にいてくれるんなら。」


希「いつも通り、一緒にお喋りをしたり。一緒に好きな事をしたり、一緒にバカな事もやったり。」

希「そんな風に…いつもの自分達のままで、ずっと一緒にいてくれる人が…その人の側にいるんやったら。」


希「例え、その人の先に待っている世界が……辛く悲しい世界だったとしても。」

希「それでも…きっと。その人は、その人のままで…ずっと、いられるんやないかな…って。」


穂乃果「…希ちゃん…」  


希「本当にごめんな…穂乃果ちゃん。」

希「ウチは穂乃果ちゃんに…あんなやり方でしか、自分を見せる事が出来んかった。」


穂乃果「………」


希「以前に、真姫ちゃん達に言われてるんやけどね。ウチって不器用で、それに面倒臭い人だって。」

453 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/09(日) 16:29:24 ID:hBgTHCPU
希「本当にその通りやって、自分でも思ってるんよ。ウチは普段から、おどけたりイタズラしてばかりで。」

希「そうやって『バカ』をして見せる事でしか、自分の気持ちを伝えられないんやから…こんな時にでさえも。」 


希「そんな臆病で、ズルくて…情けないウチを……そんな『私』を。」


希「どうか…許して下さい。穂乃果ちゃん。」 


穂乃果「………」


スッ…


希「……え…?」


ギュッ…


希「……あ…」


ナデナデ…

454 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/09(日) 16:41:34 ID:hBgTHCPU
希「………穂乃果、ちゃん…?///」


穂乃果「えへへ……どうかな、希ちゃん?」


ナデナデ…


希「…ど、どうって……言われても…///」


穂乃果「あのね…?さっき花陽ちゃんとお話ししてて、私が泣いちゃった時に…」

穂乃果「花陽ちゃん、そっと私を抱きしめてくれて…頭を撫でてくれたの。」


穂乃果「こんな風に……静かに、ゆっくり。」


ナデナデ…


希「………///」


穂乃果「そんな花陽ちゃんの手と体温が、とっても温かくて…本当に優しくて。」

455 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/09(日) 17:47:44 ID:hBgTHCPU
穂乃果「花陽ちゃんのおかげで、辛かった気持ちも和らいでいって…また元気になれたんだ、私。」


希「…で、でも……どうして…穂乃果ちゃんは……それを今、ウチに……///」


穂乃果「うん。だって希ちゃん、寂しそうだったから。」


希「…っ!」ドキン


穂乃果「迷子になって、すごく不安そうで。怖くて寂しくて、独りぼっちで震えてて。」

穂乃果「そのまま、すぐにでも泣いちゃいそうな…まるで小さな子供みたいだったから。」


希「……〜〜っ…//////」カアア


穂乃果「そんな顔、してたんだよ…?私がこうする前の、さっきまでの希ちゃん。」


希(……まいったなあ…///内心はともかく…顔にまで出した覚えは、無かった筈なんやけど…///)


希(それでも…見抜かれてしまうんやね。いつも『本質』に向き合おうとする…この子には。)

456 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/09(日) 19:02:12 ID:hBgTHCPU
穂乃果「だからね。花陽ちゃんが私にしてくれた事を、今度は私がしたいって思ったんだ…希ちゃんに。」

穂乃果「私がこうやって、希ちゃんに癒しパワーを送って。それで希ちゃんに、もっと元気になって貰いたいなって。」


穂乃果「ただ…花陽ちゃんよりは、ちょっとだけ荒っぽいかも知れないけど。」

穂乃果「そこは一つ、大目に見てくれると嬉しいかなー…なんてね☆」


希「……穂乃果ちゃん…」


ナデナデ…


花陽(穂乃果ちゃん……えへへ…本当に良かった。)

花陽(さっきの事は、元々私のせいだったし…あれくらいの事しか、私には出来なかったけど。)

花陽(それでも、穂乃果ちゃんにとっては…そんな私でも、少しは力になれてたんだね……すごく嬉しい。)


ナデナデ…


希「……うん……本当に気持ちが…落ち着くんやね。」

457 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/09(日) 20:23:43 ID:hBgTHCPU
穂乃果「えへへ…私でも、それなりの効果はあったのかな?」


ナデナデ…


希(…それなり、なんかやない……溢れんばかりの勢いで…この身に伝わってくる。)

希(強さと温かさ…そして優しさ。そんな心地良い感覚達が、穂乃果ちゃんの手と体温から…次々と届いてくる。)

希(まるで太陽エネルギーの様な、穂乃果ちゃんのパワーが……ウチの全身へと…広がっていく。)



にこ(ヤレヤレ…希もホントに、色々と手間が掛かるヤツよね。)クスッ


にこ(…そう言えば。私が見た感じだと、まだ花陽は…気付いてないみたいね。)


にこ(…花陽の『アイドル』への情熱は、時にこの私を唸らせる事だってあるわ。)

にこ(そう…あの膨大な知識量と卓越した『目』は、並大抵の『好き』で培えるモノじゃない。)


にこ(それに…花陽クラスのヤツなら、とっくに常識だものね。『アイドル』世界の『それ』にも通じてる事くらい。)

にこ(だからこそ、未だに穂乃果の『それ』に気付いてる様子がないのは…ちょっと意外なのよね。)

458 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/13(木) 10:04:32 ID:bwvfsbvU
にこ(私と花陽は『アイドル』が大好きで、似てる面も確かにあるけど。『アイドル』を見る時の『視点』は、根本的に大きく違う。)

にこ(常に『アイドル』の『意識』や『姿勢』を重要視する私に対して、客観性が強い花陽は『先見』や『分析』に優れているものね。)

にこ(それなのに、とでも言うべきなのか。私が気付いて花陽は気付いてないって事には…私としても、少し不思議に思ってるんだけど。)


にこ(ま…それでも花陽の事だから、割とすぐに自分で気付くと思うけどね。わざわざ私が伝えるまでもなく。)

にこ(だって、花陽ってさ?あの頃の観客0だった穂乃果達に…他の誰よりも早く、そして強く惹かれたヤツなんだから。)



希「…おおきに、穂乃果ちゃん。ウチなら、もう大丈夫やから。」


穂乃果「そっか。うん、良かった。」


スッ…


希「ふう〜……ありがとな、穂乃果ちゃん。」

穂乃果「ううん、どういたしまして。」


希「うーん…!おかげさんで、何だか生き返った気分やね。」

459 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/13(木) 10:27:07 ID:bwvfsbvU
穂乃果「ねえ、希ちゃん。」


希「ん…?穂乃果ちゃん、どうしたん?」


穂乃果「あのね?イタズラが大好きな人って、とっても寂しがり屋なんだって。」

穂乃果「本当はいつだって、とってもとっても寂しがり屋さんなの。それこそ年中無休でね。」


希「………」 


穂乃果「イタズラ好きの寂しがり屋さんは、相手の人に構って欲しいから。自分の事を、その人に見て欲しいから。」

穂乃果「だって本当は、その人の事が大好きだから。でも、なかなかその気持ちに素直になれなくて。」

穂乃果「それでもね。やっぱりその人の事が大好きだから、どうしても自分に気を引きたくなって…いつもイタズラしちゃうの。」


希「…うん。そうかも知れんね。」


穂乃果「だけど…やっぱりイタズラって、相手の人を困らせちゃう事だって多いから。」

穂乃果「どんなに『大好き』な気持ちでも、相手の人にちゃんと伝わらなければ…すごく寂しいって思うんだ、私。」

460 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/13(木) 10:44:07 ID:bwvfsbvU
希「…その通りやね。ヘタしたら、その人に…嫌われてしまうんやから。」


穂乃果「うん。だから、希ちゃん?」

希「え…?」


穂乃果「いつもイタズラしてばかりの、そんな悪い子には〜…」キラーン☆


希「…?穂乃果ちゃん?」


穂乃果「今から私が、しっかりと罰を与えたいと思います!」エッヘン


希「………へ?」


穂乃果「コホン…!えー…では、これより。」

穂乃果「えっちでイタズラ大好きな、とっても悪い子の東條希ちゃんに!」


ビシィッ!

461 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/13(木) 11:03:18 ID:bwvfsbvU
穂乃果「この私、高坂穂乃果がー…ドーンとおしおきをしちゃいますっ!」ドドーン


希「………」ポカーン


穂乃果「フッフーン。これからは希ちゃんが、もう悪いイタズラなんて出来ない様に!」


穂乃果「この穂乃果ママが、タップリと反省させてあげちゃうよっ!」ドヤッ


希「………」


穂乃果「さあ、希ちゃん!覚悟は出来てるよねっ?」フンス


希「………プッ…」


穂乃果「あーっ!希ちゃん、今笑ったーっ!私、これでも真剣なのにー!」プクー


希「…ご、ごめんな…穂乃果ちゃん……プッ、クク…でも、おっ…可笑しくて、つい…!」

462 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/13(木) 11:21:55 ID:bwvfsbvU
穂乃果「むー…なら希ちゃんっ?今からとびっきりのヤツ、遠慮なくお見舞いしちゃうからねっ!」


希「ク、ククッ……ま、まあ…そう、怒らんといてっ…?」

希「その気持ちは…ホントに、う…嬉しいんっ、やから……フフッ、フフフ…!」


穂乃果「むむむぅー…じゃあ、いいもん!もう手加減なんて、絶対してあげないからっ!><」プンプン


希(プッ…!そ、そんな…可愛らしい顔で…プンプンって、怒られても…ク、ククッ…余計に、お…可笑しくなるやんっ?)クククッ…


穂乃果「それじゃー、いっくよーっ!?くらえーっ、希ちゃーーんっ!!」 


希「フ、フフッ…い、いやいや…!堪忍してーな、穂乃果ちゃ……」


穂乃果「えーーーいっ☆」


チュッ♪♪


希「…ーーっ!?//////」ドキーン

463 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/13(木) 11:36:39 ID:bwvfsbvU
ことり(え…えええーーっ!?//////)


ツン☆ツン☆


希「ーーーっっ!!?/////////」ドギューーーン


パッ


穂乃果「はーい☆おしおき完了だよっ♪」ニコッ


希(……な…なっ……い、い…今のって…!?/////////)バクンバクン


穂乃果「へっへーん♪流石にビックリしたでしょー、希ちゃんっ?」フフーン


希(…は……鼻の頭に、不意打ちで…キ、キスしてきて…!//////)

希(し…しかも、そのまま…しっ、舌先で……つついてっ、くるなんて…!!/////////)


穂乃果「えへへー。前に同じトコをカプってした時、何だか驚いてたっぽい感じだったもんね。」

464 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/13(木) 12:16:55 ID:bwvfsbvU
穂乃果「だから今回は、ちょっとだけアレンジしてみたの☆それならきっと、また驚くと思ったんだよねー♪」

穂乃果「まあ本当は、ついさっき思いついたんだけどね。でもアドリブにしては、効果バツグンだったでしょ?」フフン


希(あ…それって……そう、やったんか…//////)

希(あの時の事…まだ穂乃果ちゃんも、覚えててくれたんやね…//////)


穂乃果「うんうん!珍しく希ちゃん、かなりビックリしてるみたいだし☆よーし、作戦大成功〜♪」ブイッ!


希(…はは……やられたなぁ、カンペキに……ホント…堪忍して欲しいやん、もう…//////)

希(あの時だって、ウチ…危うくアッチの世界に、行きかけるトコやったっていうのに…//////)

希(今の穂乃果ちゃんに、あんな事されたら……本気で最後の防衛ラインを、越えてしまってたかも知れんやん…?//////)


希(ふう〜……あの時にも思ってたけど…やっぱり穂乃果ちゃんは、ウチら『μ's』の中でも…一番の爆弾やね…///)


穂乃果「ねえ、希ちゃん?これに懲りたら、もうイタズラばっかりなんて…ダ・メ・だ・よっ?」メッ!


希(…クス。そう言ってる自分こそ…イタズラっ子そのものって顔、さっきまでしてたんやけどね。)

465 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/13(木) 12:36:14 ID:bwvfsbvU
希「あはは…まいったわ。肝に銘じとくよ、穂乃果ちゃん……重ね重ね、ありがとね。」


穂乃果「うんっ!」


花陽「…穂乃果ちゃんが、希ちゃんの鼻に…キ、キスしちゃうなんて……ビックリしちゃった…///」

海未「ハア……ああいった事を、平気でやって来るから…穂乃果という人は、大変なのですよ///」ヤレヤレ


凛「だけど穂乃果ちゃん、何だか希ちゃんのお母さんみたいで…ちょっとカッコよかったにゃ///」


にこ(…穂乃果のああいう不意打ちには、私も気を付けないとね。特にこれからは…今まで以上に。)ウンウン


ことり(……穂乃果、ちゃん……)


ことり(…あはは……もう…これで何回目、なのかな……この痛みって……)ズキンズキン…


穂乃果「あ…!それと希ちゃん、後一つだけ!」


希「ん?どうしたん、穂乃果ちゃん?」

466 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/13(木) 13:07:16 ID:bwvfsbvU
穂乃果「えっと…あのね?私だって一応は、その…お、女の子なんだから…///」


穂乃果「幾ら相手が、自分と同じ女の子でも……む、胸を…いっぱい触られるのはっ、やっぱり困りますっ!///」


ことり「…っ!!」ギクッ 


穂乃果「希ちゃん、いっつも急に触ってくるし…それに手加減とか、全然してくれないし…///」

ことり「………」


穂乃果「しかも平気で、遠慮なしに…思いっきり掴んできたり……も、揉んできたりするし…!///」

ことり「………」タラー…; 


穂乃果「だ、だから…そうゆうのは、あの……されてる私の方は、すっごく恥ずかしいんだからっ…!///」

ことり「………」コソ…コソコソ


ソローリ……ソローリ……


凛&花「「………?」」

467 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/13(木) 13:45:05 ID:bwvfsbvU
凛「…ねえ、かよちん。ことりちゃん、何かヘンな動きしてるけど…急にどうしたのかにゃ?」


花陽「うん…両手を後ろに組んで、その姿勢のままで…横に逸れてく感じで、ゆっくり歩いてるよね。」

凛「そうそう。何だかアレって、カニみたいだにゃ。」


真姫「…多分だけど。」


花陽「真姫ちゃん…?」


真姫「穂乃果の視界から外れる位置まで、バレない様に少しずつ移動してるんじゃない?」


花陽「あ…やっぱり真姫ちゃんも、そう思う…?」

真姫「少なくとも、私にはそんな風に見えるわね。」


凛「…あ、ホントだ!穂乃果ちゃんの後ろ側に、あのまま回り込もうとしてるっぽいよ!」


真姫「余りにも不自然過ぎるのよね、あの動きって。アレは絶対に怪しいわ…きっと何かあるわよ?」

468 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/20(木) 04:41:56 ID:LAzdumNk
海未「恐らくですが…居心地が悪いのでしょうね。今のことりの心情としては。」


真姫「海未…?それって、どうゆう事?」


海未「実は……私と穂乃果とことりの3人は、昔から一緒に銭湯に行く事があるのですが。」

海未「その度に、ことりは…その……私や穂乃果が、ちゃんと成長しているか…等と言ってきて…」

海未「それで…いつも楽しそうにしながら、私達2人の……体に、触ってくるのです。」


花陽「え?あのことりちゃんが…?」


海未「はい…それでも私の方は、警戒や防御等はしていますので。」

海未「全体的に見るのであれば、まだ被害は少ない方と言えるのですが…」


真姫「…成る程、読めて来たわよ。それで、穂乃果ね?」 


海未「ええ…その通りです。いつも穂乃果は、無防備で隙だらけですし…それに次の機会には、もう忘れてしまっているせいで…」


凛「えっとー。つまり穂乃果ちゃんって、今までことりちゃんにー…」

469 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/20(木) 05:07:55 ID:LAzdumNk
凛「いっぱいいっぱい、おっぱいとか触られまくってるんだにゃ?」


海未「り、凛…!///もう少し言い方を、柔らかくと言いますか…は、はしたないですよっ?///」


凛「でもでも、ホントはそうゆうコトなんでしょ?」

海未「…ま、まあ……間違っている訳では、ありませんが…」


凛「それにさ?お風呂でってコトは、トーゼンみんなハダカなんだよね?」

海未「え、ええ…一応、そういう事になりますね。」


凛「それって、ひょっとしたらー…ことりちゃんの方が、希ちゃんよりもエッチなんじゃないかにゃ?」

海未「…?それは、何故…なのでしょうか?」


凛「だって希ちゃんの方は、まだ服の上からのわしわし〜だけど。」

凛「ことりちゃんの場合だと、いっつもナマで触ってるってコトだし。ハダカの穂乃果ちゃんのおっぱい。」


海未「…た、確かに…その……そんな見方も、無い訳では……無い様な…?///」

470 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/20(木) 05:44:23 ID:LAzdumNk
花陽「…あれ…?そう言えば……前の曲作りの合宿で、3つのグループで別れた時に…」

花陽「穂乃果ちゃんと、ことりちゃん…それに私の3人で、一緒に露天風呂に入ったんだけど。」

花陽「でも…その時のことりちゃんって、穂乃果ちゃんにそういう事とか…特に何もしてなかった覚えが…」


真姫「それを言うなら、花陽。温泉には私達9人でも、夏の合宿で入った事だってあるじゃない?」


花陽「あ…そうだよね。でも、それなら……もしかして、ことりちゃんは……」

真姫「そう。ことりも場はわきまえてる…と言うより、きっと私達には知られたくないんでしょうね。」


真姫「その代わり。幼馴染みだけでの入浴の時には、タガが外れたことりは好き放題。」

真姫「特に、いつも隙だらけの穂乃果相手にはね。そうでしょ、海未?」


海未「ええ…そういう事になります。ただ…ことりに触られている時の穂乃果は、いつもくすぐったがってる様子でしたし。」

海未「希にされる程には、恥ずかしがっていた訳では無いので…実際には、そこまで気にしていないとは思うのですが…」

海未「それでもことりとしては、今の状況は落ち着かないのでしょう。この件には、自分も無関係では無い訳ですから。」


真姫「まあ、そうでしょうね。ことりが穂乃果にやってた事って、話を聞く限りでは希と大して変わらないんだし。」

471 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/20(木) 06:21:24 ID:LAzdumNk
真姫「多分、今のことりって……もし穂乃果に今のタイミングで、自分の事まで思い出されでもしたら。」

真姫「自分も希みたいに言われる事で、これまでの所業がみんなに知られてしまうかも…だから何とか、それは避けておきたい。」

真姫「なんて、思ってるんじゃない?」


海未「そうですね、私も真姫と同じ考えです。最も実際にそうなる可能性は、割と低いであろうとも考えていますが…」

海未「恐らくことりも、その事自体は分かっていると思います。それでも今の場が治まるまでは、安心は出来ないのでしょう。」


真姫「だけど結局、私達3人にはバレちゃった訳なんだけどね。話してくれた海未としては、これで良かったの?」


海未「はい、それは構いません。ことりのこの件に関しては、私としても昔から困っていましたので。」

海未「むしろこうなる事で、本人への良い薬になって欲しいくらいですから。」 


真姫「そう、海未も苦労してるのね。とにかく要約すると…こういう事ね。」


真姫「さっき希の事を、あんなにも怒ってたことりだけど…」

真姫「実はその自分だって、幼馴染みと一緒の時には『触り魔』で。」

472 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/20(木) 06:52:38 ID:LAzdumNk
真姫「特に…穂乃果がターゲットの時のことりは、あの希以上にタチが悪いかも知れない。」


花陽「えっと、つまり…ずっと前から、穂乃果ちゃんの事を…ことりちゃんは……そ、その…///」


凛「スイホリ歌詞のねこまんまに!『ことりのおやつ』にしてたんだにゃっ!」


花陽「ナンデ『ねこ』イレチャッタノオォッッ!??」ズガーン



ことり(…ふぅ。これで今は…何とか思い出されずに、済みそうかな…?)ホッ


ことり(…ん…?何だか…誰かの視線を、感じる様な……気のせい…?)チラッ


花陽「………」ジー

凛「………」ジー

真姫「………」ジー


ことり(あ…あれれ…?私、花陽ちゃん達に…じーっと見られてる、みたいだけど……で、でも…どうして…??)

473 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/21(金) 07:05:11 ID:COELNoi2
ことり(…あ……そう言えば、海未ちゃんって……今は、花陽ちゃん達の側にいるけど…)

ことり(確か、さっきまでは…もう少し離れた、絵里ちゃん達の近くにいた筈…だったよね…?)


ことり(………)

ことり(………)

ことり(………っ!?)


ことり(も…もしかして……う、海未ちゃんっ…!?)アセアセッ


海未(ことり…分かっていますね?これに懲りたなら、今までの自分の行ないを反省しつつ。)

海未(あの様な破廉恥な行動は、今後はもう自重して下さいね?)ジー


ことり(う、ううっ…海未ちゃ〜〜んっ!!><;)ナンテコト!


海未(こればかりは、貴女の自業自得です。)ジロッ

ことり(そ、そんなぁ〜…!)オロオロ

474 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/21(金) 07:28:38 ID:COELNoi2
ことり(さっき、ことりを気遣ってくれた…あの、あの心優しい海未ちゃんは…)

ことり(一体、どこへ…どこへ行ってしまったの…!?)ウルウル


海未(それとこれとは、全く話が別ですから。)ツーン

ことり(う…海未ちゃんが、とっても冷たいよぉ〜…!)シクシク


花陽「………(憐れみの目)」ジー

凛「………(生温かい目)」ジー

真姫「………(ジト目)」ジー


ことり(すっごく嬉しくない視線で見られてるっ!?)チュン!?


ことり(…クスン……今の私って、シリアスに落ち込んでる最中なのに…)

ことり(こんなカッコ悪い形で、もっと追い討ちが来るなんて…ひ、ひどいよ〜…!><;)エーン


海未(知りません。)プイッ

475 ◆bK3.D2B8eM :2020/02/21(金) 12:00:05 ID:COELNoi2
ことり(ふぇ〜ん、海未ちゃんのイジワル〜〜ッ!T-T)



穂乃果「…だから、希ちゃんっ?これからは気を付けてよねっ!///」プンプン


希「うん、そうやね。よく分かったよ、穂乃果ちゃん。」


穂乃果「うんうん。ちゃんと分かってくれたなら、それでいいよ!」


希「勿論やん。次からは、もうちょいパワー落としていくから!」フンス


穂乃果「全然分かってないよっっ!??∑( ̄△ ̄;)」ガビーン


希「大丈夫、大丈夫♪スタートの時は、出力20%くらいに抑えとくし☆」


穂乃果「お願い希ちゃんっ!!ここまでの私の時間と労力っ、今すぐまとめて返してっっ!!?\(T△T)/」ウワーーン!


希「冗談や♪」ペロッ☆


穂乃果「もぉーー!希ちゃーーんっ!!><」プンスコ!

476 名無しさん@転載は禁止 :2020/02/21(金) 19:40:55 ID:4vuQ3Eqg
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477 名無しさん@転載は禁止 :2020/03/05(木) 09:14:05 ID:DdCQ2.jg
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478 名無しさん@転載は禁止 :2020/03/08(日) 18:21:08 ID:48toN.AA
作者さん元気してる?
コロナウイルスと花粉で結構大変だろうけどお体に気を付けてな

479 ◆bK3.D2B8eM :2020/03/11(水) 07:09:33 ID:NhaOKz6c
絵里(フフ…良かったわね、希。)

絵里(貴女の胸の奥にある寂しさを、こんなにも癒してくれる人に出会えて。)


絵里(私達9人が集い、想いを共にしていく事。その気持ちは、今の9人全員の願いでもあるけれど。)

絵里(でも、それを誰よりも強く願い続けていたのは……希、きっと貴女だったわ。)

絵里(そして…その始まりであるこの子に、私達は巡り会えた。だから私達は、今もこうして共にいる。)


絵里(ねえ、希…?例えどんな未来が、この先の私達に待っていたとしても。)

絵里(貴女と私を救ってくれた、私達の大切なこのコを。)

絵里(これからも、ずっと一緒に支えてゆきましょうね……ずっとずっと。)


絵里「さて…次は、ことりだけど。時間の方は……うん、何とか予定範囲内で来てるわね。」


ことり「………」ショボーン


絵里「ねえ、ことり。念の為に貴女も、話の前に時間を確認して貰えるかしら?」

ことり「………」ブツブツ…

480 ◆bK3.D2B8eM :2020/03/11(水) 07:24:36 ID:NhaOKz6c
絵里「ことり…?」


ことり「………」サッキマデノアノナガレハ、ゼッタイニオカシイヨネ…キット、ナニカノインボウニチガイナイチュン…


絵里「こーとーり?」ポンッ


ことり「ちゅんっ!?」


絵里「これから貴女の番だけど…どうかしたの?」


ことり「あ…ご、ごめんねっ?私、またボーッとしちゃってて…その……」


絵里(…?何か、独り言を言ってた気もするけど…多分、余り突っ込まない方が良さそうね。)


絵里「それでね、ことり。貴女の時間の方だけど、まだ大丈夫なのかしら?」

ことり「え…?う、うん。」


ことり「あの、少しくらいなら…時間がオーバーしても、何とかなると思うから。」

481 ◆bK3.D2B8eM :2020/03/11(水) 08:23:33 ID:NhaOKz6c
絵里「そう、それなら良かったわ。じゃあことり、次は貴女から宜しくね。」パチッ☆


ことり「あ……うん、了解です☆」


スッ…


ことり「えっと…それでは。穂乃果ちゃんもにこちゃんも、それにみんなも。」

ことり「今からは、ことりの時間です♪」


穂乃果(…ことりちゃん、やっぱり…ちょっと無理してるっぽいよね。)

穂乃果(さっき、今日は少し疲れてるって言ってたし…それなのに、この後も用事があるみたいだけど。)


穂乃果「あの…ことりちゃん。」


ことり「…そんなに心配しないで、穂乃果ちゃん。ことり、もう元気だから♪」


穂乃果「う、うん……それなら、いいんだけど。」

482 ◆bK3.D2B8eM :2020/03/11(水) 08:44:30 ID:NhaOKz6c
ことり「えへへ……ありがとう、穂乃果ちゃん☆」


にこ「で、まだかしら?さっきから待ってるんだけど。」


ことり「あ、うん。待たせちゃって、ごめんね?」


にこ「ったく、早くしなさいっての。あんたの時間の件だって、あるんでしょ?」

ことり「はい、そうでした〜><にこちゃんも、ありがとう☆」


にこ「フン。」


ことり「それでは〜…みんな聞いてください♪」


ことり「えっとね?ことりは、今の穂乃果ちゃんが〜…」


ことり(………)

ことり(…………)

ことり(…………っ…!)ギュッ

483 ◆bK3.D2B8eM :2020/03/11(水) 09:53:05 ID:NhaOKz6c
ことり「初めて見た時には、とってもヤキモチ妬いちゃったくらいに><」

ことり「もうもう〜、最高だって思っちゃってます♪やんやんっ☆」


にこ「ハア…?ヤキモチって、何よソレ?」


ことり「だってだって〜。今の穂乃果ちゃんって、もう可愛いだけじゃなくって。」

ことり「とっても綺麗で、それに色っぽくって♪すっごく素敵な女の子なんだもん☆」


絵里「フフ、確かにそうね。それについては、誰も異論は無いんじゃないかしら?」 


凛「異議ナーシ!」ノ

花陽「わ、私も…異議な〜し…!」ノ

真姫「…まあ、いいんじゃない?///」ノ


穂乃果「そ、そんな…///」テレッ


ことり「クス♪ねえ、穂乃果ちゃん?」

484 ◆bK3.D2B8eM :2020/03/11(水) 11:27:03 ID:NhaOKz6c
ご無沙汰しております。

コメントを下さった方、どうもありがとうございます。
こちらのサイトに入れない時期が暫くあったり、一週間以上体調を崩していたり等で
またしても間が空いてしまいましたが、今日はこうして無事に投稿出来て良かったです。
お気遣い頂けた事、すごく嬉しかったです。本当にありがとうございました。

それでは、次回もどうか宜しくお願い致します。

485 ◆bK3.D2B8eM :2020/03/12(木) 08:19:12 ID:Jff9LKBg
穂乃果「え…?///」


ことり「やっぱりみんなも、ことりと一緒なんだね☆」

穂乃果「え、えっと……あ…ありがとう…//////」カアア


ことり「でもね…だからなの。今日の朝、私が穂乃果ちゃんに会った時に…」

ことり「イメチェンしてた穂乃果ちゃんが、すっごくすっごく魅力的だったから。」


にこ「…だったから?」


ことり「穂乃果ちゃん、本当に素敵だったんだ。同じ女の子として、とっても羨ましくなるくらいに。」

ことり「それに気付いた時には、私ったら穂乃果ちゃんに妬いちゃってたの…ああ、思い出すと恥ずかしいよ〜…><」


にこ「はあ…『妬いちゃってた』って、あんたがねえ。」


絵里「なる程、そんな事もあったのね。ただ、それにしても…」

希「『女の子らしさの象徴』みたいなことりちゃんが、いつも大好きな穂乃果ちゃんにヤキモチとはね。」

486 ◆bK3.D2B8eM :2020/03/12(木) 09:14:59 ID:Jff9LKBg
海未「ええ。ことりは朝の時にも、今と同じ事を穂乃果に言っていましたから。」

真姫「まあ…要するに今の穂乃果って、それ程に魅力的だって事なんじゃない?ことりから見ても。」クルクル


ことり「うん、そうなの♪今の穂乃果ちゃんは〜、最高に素敵で無敵なんですっ☆」


ことり「だけど…それでヤキモチなんて、私が妬いちゃったせいで。」

ことり「今日の朝はちょっとだけ、穂乃果ちゃんと気まずくなっちゃって…><」


ことり「でもね?穂乃果ちゃんは優しいから、全然怒ってなくて。だから、すぐに私の事を許してくれて。」

ことり「そのおかげでヤキモチなんて、あっという間にどこかへ飛んで行っちゃった。」


ことり「もう当たり前の事なんだけど…その時に改めて思ったの。」


ことり「やっぱり私は、穂乃果ちゃんがホントに大好きなんだって♪えへへ☆」


穂乃果「ことりちゃん…」


ことり「だから、私は……ことりは。」

487 ◆bK3.D2B8eM :2020/03/13(金) 15:27:36 ID:VBHYqCHs
ことり(…………っ……)グッ…


ことり「大好きな穂乃果ちゃんには、いつも素敵な穂乃果ちゃんでいて欲しいな☆」

ことり「いつか世界中のみんなが、穂乃果ちゃんを大好きになっちゃうくらいにね♪」ニコッ


穂乃果「…ことりちゃん……ありがとう///」

穂乃果「私もことりちゃんの事、とっても大好きだよ…!えへへっ///」


ことり「…うんっ♪」ズキッ…


ことり(……今の私には…何も出来ないから……だから……仕方ない、よね……)


ことり「…あ、ええっと〜…ちゅん♪ことりからは、以上ですっ☆」


絵里「クス、本当に仲良しで微笑ましいわね。ちょっと妬けちゃうわ。」フフッ


絵里「さてと…凛から海未、次に花陽と真姫…続いて私と希、そしてことり。」

絵里「これで私達7人は、全員が話を終えた事になるわね。」

488 ◆bK3.D2B8eM :2020/03/13(金) 16:43:12 ID:VBHYqCHs
希「うん、そうやね。ところで〜…ことりちゃんはどうするん?穂乃果ちゃんとのスキンシップ♪」ニヤリ

ことり「もぉ〜、希ちゃんと一緒にしないでっ!><」プンプン


希「フフ。まあことりちゃんは、穂乃果ちゃんにいつもベッタリやし。」

希「あんまり時間もない今の状況で、改めてやる必要も特にないって事なんやろうね。」


凛「だよねー…(生温かい目)」ジー

花陽「デスヨネ…(憐れみの目)」ジー

真姫「デショーねえ…(ジト目)」ジー


ことり(ううっ……また、あの突き刺さる視線達が……とってもイタイです…><;)


海未「…さて、にこ。私達7人の意思は、これで全て出揃いました。」

にこ「………」


海未「それぞれの形は違ってはいても、皆の穂乃果への気持ちは同じであるという事。」

海未「もう貴女にも、それは充分に伝わっていると私は思っています。」

489 ◆bK3.D2B8eM :2020/03/15(日) 15:32:17 ID:JE37GNa6
海未「最も…この話が始まる前の時点で、にこは既に分かっていた筈です。絵里と希が言っていた様に。」

にこ「………」


海未「にこ…私達7人は、穂乃果との話を終えました。ただ…最後の一人だけが、まだ残っています。」


絵里「そうね。後は…にこだけよ。」

にこ「………」


穂乃果「…にこちゃん…」

にこ「………ふう。」


花陽「…大丈夫だよ、穂乃果ちゃん。」

穂乃果「花陽ちゃん…?」


花陽「にこちゃんは…ちゃんと話してくれるから。」

穂乃果「…うん。」

490 ◆bK3.D2B8eM :2020/03/15(日) 16:57:02 ID:JE37GNa6
花陽「ね、にこちゃん?」

にこ「……ええ、分かってるわ。」


花陽「良かった…えへへ。」 

にこ「…ま、そうゆう約束だったものね。」


花陽「うん…そうだね。」ニコッ


にこ「…フン。」プイッ


絵里「フフ。どうやら流石のにこでも、花陽相手には時々押され気味になるみたいね。」

海未「確かに…何かと気難しい面も目立つにこですが、花陽に対しては柔らかい態度も多い気がします。」


穂乃果「…二人とも『アイドル』が、すごく大好きで…そこから通じ合ってるところも、きっと沢山あるんじゃないかな。」

海未「穂乃果…」


穂乃果「そんな二人だから…お互いの事がよく分かっていて、とっても強く繋がってるんだろうな…って。」

491 ◆bK3.D2B8eM :2020/03/15(日) 18:20:47 ID:JE37GNa6
絵里「大きな共通点がある故に、お互いへの理解も深まる…という事なのでしょうね。それって、すごく素敵な関係だと思うわ。」

海未「そうですね。大好きなものを共有し合えるからこそ、そこに生まれ得る『絆』とも言えるのかも知れません。」


穂乃果「うん。だから私、ちょっと二人が羨ましいかも。」


にこ「ねえ、そこのあんた達3人。いつまでヒソヒソとお喋りしてんのよ?」


穂乃果「あ…ゴメンね、にこちゃん!><」

絵里「ごめんなさい、にこ。話を振ったのは私なの。」

海未「いえ、私もつい…大変申し訳有りません。」


にこ「ったく。あれだけ人に話せって言っといて、ほったらかしにしてんじゃないわよ。」ムスッ


穂&絵&海「「「はい…ごめんなさい。」」」


花陽「ま、まあまあ…にこちゃん。みんな、ちゃんと謝ってるんだし…だから、ね?」

にこ「…ハア……分かったわよ。」

492 ◆bK3.D2B8eM :2020/03/19(木) 05:09:45 ID:klHUU3TQ
絵里「それじゃあ…にこ。聞かせてくれるかしら?」

絵里「今の穂乃果への、貴女からの…」


にこ「『合格』。」


絵里「え…?」


にこ「『合格』よ。」


穂乃果「へっ…?」キョトン


にこ「『合格』だって言ったの。」


絵里「『合格』ね…もう。もっと他の言い方だって、あっても良さそうなのに。」ヤレヤレ


にこ「別にいいでしょ?これが私の答えよ。」フン


希「まあ、にこっちらしい返答やとは思うけどね。」フフッ

493 ◆bK3.D2B8eM :2020/03/19(木) 06:12:33 ID:klHUU3TQ
にこ「あー、そうそう。一応、私からも言っとくけど。」

にこ「あんた達7人の意思ってヤツ、トーゼンこの私はハナから分かってたわ。」


にこ「だけど…それでも確認しときたかったのよ、あんた達の事も。」

にこ「今の自分の中の、ゴチャ混ぜになってたこの気持ちを…ちゃんと自分で整理する為にもね。」


花陽(…?今のにこちゃんの顔……ちょっと悔しそうで……何だか、寂しそうな……)

花陽(それに…何かを決意したみたいな……そんな、すごく複雑な表情だったけど……どうしたのかな…?)


にこ「…まーさ。ある程度の事は理解してた上で、あんた達が私に付き合ってくれた事には…感謝はしてるわ。」


真姫「…本当、面倒くさい人よね。」

凛「全くだにゃ。」


絵里「フフ、それには同感ね。」

希「うんうん。」

494 ◆bK3.D2B8eM :2020/04/23(木) 06:05:59 ID:D3HIpaIw
にこ「フン…あんた達には言われたくないわよ。」スッ


スタスタ……


ピタッ


にこ「………」ジー


穂乃果「え、えっと……にこ、ちゃん…?」


にこ「穂乃果……よく聞きなさい。」


穂乃果「え…?う、うん。」


にこ「これから先、今まで以上に…いいえ、今までの比なんかじゃないくらいに。」

にこ「私達『μ's』の中心としても。それに、あんた個人としても。」

にこ「あんたは世間から、とても大きな注目を浴びる事になるわ。必ずね。」

495 ◆bK3.D2B8eM :2020/04/23(木) 06:29:25 ID:D3HIpaIw
にこ「それだけじゃないわ。その規模は間違いなく、今後ドンドン拡大していくでしょうね。」


穂乃果「…で、でも……本当に…そうなる、のかな…?」


にこ「……ハア……ああー、もう…!」

穂乃果「…あ、あの〜…にこ、ちゃん…?」


にこ「こんのっ、あほのかぁーーーっっ!!!」ウガーッ!!


穂乃果「いきなりヒドイっっ!??><;」ガーン! 


にこ「あんたねえ…!今日、この学校の中だけで!それも、たった半日足らずで!」

にこ「どっかの誰かさんのせいで、一体どれだけの騒ぎになったと思ってんのよっ!?」


穂乃果「そ、それは…その…ええっと……」タジタジ


にこ「大体ねえっ?これは私だけじゃなく、さっき希だって言ってた事でしょーがっ!」

496 ◆bK3.D2B8eM :2020/04/23(木) 06:40:38 ID:D3HIpaIw
にこ「それを肝心のあんたが、ちゃんと理解してなくてどーするってのよっ!?」ガミガミ

穂乃果「ご…ごごっ、ごめんなさい〜っ!><;」ヒエエー


にこ「ハア、ハア……ホントに、あんたってヤツは……ったく、もう。」

穂乃果「…すみませんです。」シュン


にこ「…あんたの周りは、もうとっくに変わり始めてる。」

にこ「それにまだまだ、この先だって。もっと激しく変わっていく事になるわ。」


にこ「それでもあんたは、これからも沢山の人間達と関わり合っていく。」

にこ「だって、そこに終わりなんてないんだもの…そうでしょ?」


穂乃果「…そう、だね。」


にこ「そう…その事実だけは、いつまでも変わらないのよ。絶対に。」

にこ「例えあんたの周りの世界が、どれだけ変わっていったとしてもね。」

497 ◆bK3.D2B8eM :2020/04/23(木) 06:55:12 ID:D3HIpaIw
穂乃果「………」


にこ「でもね…穂乃果。あんたには『μ's』が…私達との大きな繋がりだって…あるでしょ?」

穂乃果「…うん。」


にこ「さっきまでの話、ちゃんと聞いてたわよね?今のあんたへの…『8人』の気持ちをさ。」

穂乃果「うん…勿論だよ。だって私、本当に…すごく嬉しかったから。」


にこ「ま、ならいいわ。あれだけの時間をかけたのが、ムダにならずに済んだのならね。」 

穂乃果「あはは……手厳しいなあ、にこちゃんは。」


にこ「フン。それよりも、あんたには私から…伝えておくべき事があるわ。」

穂乃果「伝えておくべき、事…?」


にこ「そうよ。この私にこにーが、今のあんたに対して…言っておくべき事があるのよ。」

穂乃果「えっと…何だか、急に改まった感じなんだけど…どうしたの、にこちゃん?」

498 ◆bK3.D2B8eM :2020/04/23(木) 07:12:27 ID:D3HIpaIw
にこ「うっさいわね。そんな事、今はどうでもいいのよ。」


穂乃果「そ、そう言われても…いきなりだと、どうしたらいいのか…私だって困っちゃうし。」


にこ「い・い・か・らっ!」ズイッ

穂乃果「わわっ…!?」


にこ「あんたは今から私が言う事を、しっかりと覚えておきなさい。いいわね、穂乃果っ?分かったわねっ!?」ズズイッ

穂乃果「う、うん……分かった。」タジタジ


にこ「コホン……穂乃果。これからだって、あんたは大勢の人前に出る事になるわ。」

にこ「それはライブ会場だけじゃない。ネットを通しての場合だって多いし、時にはTVに映る事だってある。」

にこ「その理由は簡単でしょ?何故なら『スクールアイドル』なんだから、あんたは。」


穂乃果「うん……そう、だけど。」

499 ◆bK3.D2B8eM :2020/04/23(木) 07:27:55 ID:D3HIpaIw
にこ「だから当然、世間からは注目される。そして活躍の場が広がっていけば、人気も知名度も更に上がっていくわ。」

にこ「でも、そんなポジにいるからこそ。スクールアイドルとしての『イメージ』も、それに比例して大切になってくる。」


にこ「ま、それについては今更よね。私が長い時間をかけて、ずっとあんた達に話してた事だからさ。」


穂乃果「あ、でも…すごく良いお話だったし、勉強にもなったって…私はそう思ってるよ。」

穂乃果「きっとみんなも、そう思ってるんじゃないかな。」


にこ「……それはどうも。」プイッ


穂乃果(あ…テレてるみたい。)


にこ「……ふう。」


にこ「…悔しいけど……この際、ハッキリ言うわよ。」

500 ◆bK3.D2B8eM :2020/04/23(木) 07:41:58 ID:D3HIpaIw
穂乃果「え…?」


にこ「私、今日あんたにさ。何度もこう言ってたわよね?」

にこ「下手な小細工しただけのイメチェンだったら、ブン殴ってでもやめさせるつもりだったって。」


穂乃果「…うん。」 


にこ「…そのメイク。あんたが自分で色々考えて、始めたんじゃなかったって事も。」

にこ「きっと、それを教えたヤツに勧められたんだろうって事も。」

にこ「だからこそ、あんたが自分でよく理解してなかった事も…私にはすぐに分かったわ。」


穂乃果「………」


にこ「だけど…だけどね。そんな私の色んな考えなんて、すぐにどっかへ飛んでっちゃうくらいに…」

にこ「この私が、本気で目を奪われるくらいに…今のあんたは、文句ナシに……すごく魅力的だったのよ。」


穂乃果(……にこちゃん…)

501 ◆bK3.D2B8eM :2020/04/23(木) 08:02:26 ID:D3HIpaIw
にこ「…あんたにチャッカリ、そのメイクを吹き込んだヤツだけどさ。」

にこ「一体どこの誰だか、私は知らないけどね。ホントに、本っ当に…大したヤツよ?」


にこ「一見、割と簡単そうなメイクに見えて…実はその全てが、完璧と言える程に計算されていて…」

にこ「あんたの持ってた、ずっと今まで隠れてた…そんな良いトコを、この私でさえも驚く程のレベルで…」

にこ「もう、これでもかってくらいに……最大限にまで引き出してるんだから。」


穂乃果(…あんじゅさんが……私の為に……) 


にこ「…さっき、海未や絵里達が言ってた様に。私だって…今日まで気付けてなかった。」


にこ「あんたの中にあった、あんたがずっと持ってた…今のあんたの魅力ってヤツに。」


穂乃果「………」


にこ「でも、それに気付けた今だから…ホントにムカつくけどね。一つ、ハッキリ分かった事があるわ。」

502 ◆bK3.D2B8eM :2020/04/23(木) 08:22:34 ID:D3HIpaIw
にこ「いい、穂乃果?一度しか言わないから…絶対に聞き逃すんじゃないわよっ?」

穂乃果「あ…う、うん…!」


にこ「……穂乃果。もう生半可なヤツじゃ…例えプロのアイドル達でさえ、どんなに束になったトコで……」


にこ「今のあんたには……あんた一人に………絶対に適いやしないわっ…!!」


穂乃果「…っ!!」


にこ「……だから……穂乃果。」


にこ「これからのあんたは…もっと自分に対しての、自覚と自信を。そして誇りとプライドを…しっかり持ちなさい。」

にこ「『μ's』の中心としても、一人のスクールアイドルとしても……一人の女の子としても。」


穂乃果「……にこ…ちゃん……」


にこ「この先ずっと、あんたが今の姿でいるにしても…いつかは、前の姿に戻るつもりだとしても。」

にこ「それだけは、絶対に…絶対に……何があっても、忘れるんじゃないわよ?」

503 ◆bK3.D2B8eM :2020/04/23(木) 08:42:45 ID:D3HIpaIw
穂乃果「…っ……うんっ……」


にこ「…これは、部長命令よ。分かったわね、穂乃果っ!」


穂乃果「……うん……うんっ…!」


にこ「ったく…この私に、ここまで言わせるなんて。」

にこ「ホント、とことんムカつくヤツよね……あんたは。」


穂乃果「えへへ…そうだよね……ありがとう、にこちゃん…!」

にこ「……フン。」


穂乃果「私、今ね…?にこちゃんに言って貰えた事が、すごく嬉しい…すっごく嬉しいの。」


穂乃果「だから……ねえ、にこちゃん?」

にこ「…何よ?」


穂乃果「えーーーいっ!!」

504 ◆bK3.D2B8eM :2020/04/23(木) 09:08:25 ID:D3HIpaIw
ギュウウーーッ☆


にこ「ちょっ!?なっ、何すんのよ!?こらっ!!///」


穂乃果「えへへ〜!///にっこちゃーーんっ!///」

にこ「こ、このっ…!///はっ、離しなさいよっ!!ちょっとっ!?///」 


穂乃果「やーーだーーっ!//////」スリスリ


にこ(ーーっっ!!?//////)


にこ(ヤ…ヤバッ!!//////い、今の穂乃果のコレはっ…マジでヤバイッッ!!!//////)

にこ(ぐうぅ…!!//////こっ、こうなったら…!!//////)


にこ「ああーーっっ!!?あんな所に『期間限定・スペシャルゴージャス世界百種類の味ミックスランチパック』がーーーっっ!!!」


穂乃果「ええーーっっ!!?ドコにドコにーーーっっ!??」キョロキョロ

505 ◆bK3.D2B8eM :2020/04/23(木) 09:35:00 ID:D3HIpaIw
にこ「あるワケあるかああぁぁーーーーっっ!!!」スッ


スパアアァァーーーーーーーンンッッ!!!


穂乃果「あいたぁぁーーーーっっ!!?(T□T)」


にこ「ぜーーっ、ぜーー、ぜーー………あ……危なかった、わ…!///」


花陽(…にこちゃん……にこちゃんは…もしかして……)


花陽(…ううん。だって…そうとしか、考えられない…よね。)

花陽(それに…きっと希ちゃんが言ってた事も、そこに繋がってるって思うし…)


花陽(だから…さっきのにこちゃんが、穂乃果ちゃんに言ってた事って……やっぱり……) 


にこ「ふーっ…ふーっ……ああ〜、もう…!こんのっ…あほのかぁっ!!///」


穂乃果「ううぅ〜〜…にこちゃん、ひどいよぉ〜〜…」ウルウル

506 ◆bK3.D2B8eM :2020/04/23(木) 10:03:42 ID:D3HIpaIw
にこ「うっさいわね!///あんたは加減ってモノを、もうちょっと覚えなさいよっ!///」


穂乃果「クスン…大体そのハリセンって、どこから出したの…?ううっ……まだ、アタマが痛い……」シクシク

にこ「フンッ///それはあんたが悪いんでしょーが…!///」


凛「あーっ!にこちゃんの顔、まっかっかだにゃー!」


にこ「はあぁっ!?///さっきからイチイチうっさいのよ!このバカ猫がっ!」ウガー!

凛「なにをーーっ!?」シャーッ!


花陽「エ、エエーッ!?コレマタハジマッチャウノォォッ!?」


にこ「何よっ、またやる気っ!?上等じゃないっ!!」

凛「それはこっちのセリフだにゃーーっ!!」シャシャーッ!


花陽「ダ、ダダ……ダレカタスケテェーーッ!!」ピャーー

507 ◆bK3.D2B8eM :2020/04/23(木) 10:24:39 ID:D3HIpaIw
真姫「全く、本当に騒がしいんだから……結局は私達って、いつも通りなのね。」ヤレヤレ 


絵里「クス…そうね。それも私達らしくて、いいんじゃないかしら?」

海未「ええ、確かにそうかも知れません。」


絵里「あら。海未がそう言うなんて、明日は雨かしらぁ?」チカー

海未「私が何年、穂乃果の幼馴染みをやっていると思っているのですか?流石に馴れました。」フフッ


希(…海未ちゃんも、随分と柔らかくなったもんやね。いい顔で笑う様になったやん。)


希(まあ、それにしても…これからの穂乃果ちゃんは、きっと色々と大変やろうから。)

希(だから、ウチらも勿論やけど…特に幼馴染みの二人には、今まで以上に…)

希(渦中の人となる穂乃果ちゃんを、しっかり支えてやって欲しいんやけどね。)チラッ


ことり「………」


希(…ふむ。やっぱり後で、カードに聞いてみた方がいいかな…?)

508 ◆bK3.D2B8eM :2020/04/23(木) 11:19:10 ID:D3HIpaIw
ご無沙汰しておりました。
前回から一か月以上も間が空いてしまいましたが、今回久しぶりに投稿させて貰う事が出来ました。
こちらに気付いて下さってお付き合い頂けた方、本当にありがとうございます。

509 ◆bK3.D2B8eM :2020/04/25(土) 08:12:04 ID:OedBcVls
花陽(…ふう……良かった。何とか、落ち着いてくれたみたい。)


花陽(…ねえ、にこちゃん。さっきにこちゃんが、穂乃果ちゃんへ伝えていた事…)

花陽(そこには、すごく重い意味が込められてたって…私には思えたの。)


花陽(だって…にこちゃんが『アイドル』の事で、大切なお話をする時には…)

花陽(軽口でお世辞を言ったり、適当な言葉で誤魔化したりなんて…絶対にないから。)


にこ『でも、それに気付けた今だから…ホントにムカつくけどね。一つ、ハッキリ分かった事があるわ。』


にこ『……穂乃果。もう生半可なヤツじゃ…例えプロのアイドル達でさえ、どんなに束になったトコで……』


にこ『今のあんたには……あんた一人に………絶対に適いやしないわっ…!!』


花陽(……やっぱり、にこちゃんは…私が今、気になって考えてる事を…)

花陽(今日の穂乃果ちゃんを、教室で初めて見た時から…もう感じ取っていたのかな…?)


花陽(『スクールアイドル』…今や止まらない勢いで、世間で人気急上昇中の…新しい形での『アイドル』達。)

510 ◆bK3.D2B8eM :2020/04/25(土) 09:01:25 ID:OedBcVls
花陽(その中でも、きっと穂乃果ちゃんは……)


花陽(…ううん。そうじゃない、よね。)


花陽(『スクールアイドル』っていう、限られた枠内だけじゃなくて…)

花陽(色々な場所で活躍してる、沢山の『プロアイドル』達も含めて…だよね。)


花陽(そう…今、私達の前にいる穂乃果ちゃんは…)

花陽(あの日、私が初めて出会った時には…密かに惹かれていた『アイドル』は…)


花陽(私達のいる、この時代の『アイドル』の世界…その全ての中で…)


花陽(一際の『輝き』を持って…ここに現れた……)


花陽(『怪物級(モンスター)』なんだ…って。)





511 ◆bK3.D2B8eM :2020/04/26(日) 07:45:31 ID:rzcF94oI
穂乃果「…ねえ、ことりちゃん。今日はかなり疲れてるみたいだけど、本当に大丈夫…?」


ことり「あ…うんっ。ことり、ホントに大丈夫だから…ほら、この通りだよ♪」ポーズ☆


穂乃果「…やっぱり今日のことりちゃんって、ただ疲れてるだけじゃ…なさそうだよね。」

ことり「べ、別に…そんな事……」ドキッ…


ことり「…あっ……えっと…実はね…?昨夜もちょっと、夜更かしをしちゃって…それで……」

穂乃果「夜更かし…?」


ことり「う、うん…新しい衣装の事でなんだけど…最近、少しスランプ気味みたいで…」

ことり「それで…ここ暫くは夜更かしの日が、気付いたら増えてたから…あはは。」


穂乃果「…そうだったんだ。でも、それなら……」スッ…


穂乃果「あのね、ことりちゃん。」ジーッ…

ことり「え…?ほ、穂乃果ちゃん…?///」

512 ◆bK3.D2B8eM :2020/04/26(日) 08:47:51 ID:rzcF94oI
穂乃果「私にも、何か手伝える事があったら…いつでも言って欲しいな。」


ギュッ…


ことり「…あ…///」


穂乃果「私に出来る事って…余りないのかも知れないけど。」

穂乃果「それでも私、精一杯頑張るから。例え少しでも、ことりちゃんの力になれる様に。」


ことり「……穂乃果、ちゃん…」


ことり(…いつだって、穂乃果ちゃんの手は…こんなにも温かいのに……それなのに……私は……)


穂乃果「ね、ことりちゃん?」ニコッ


ことり「…うん……ありがとう。」ズキン…


プルルルルル…プルルルルル…

513 ◆bK3.D2B8eM :2020/04/29(水) 07:15:03 ID:fFK/qsbQ
穂乃果「あれ?電話が鳴ってる…誰からだろう?」


穂乃果(あ、でも…今は、ことりちゃんの事が気になるし…どうしよう。)

穂乃果(うーん…ちょっと申し訳ないけど、後でこっちから掛け直そうかな…?)


ことり「あの…穂乃果ちゃん。私なら大丈夫だから、気にしないで…?」スッ…


穂乃果「…うん、ごめんね。まだお話の途中なのに……って、そう言えば…!」


穂乃果「ことりちゃん、これから大切な用事があるんだったよね?」

ことり「う、うん…そうなの。」


穂乃果「それで、時間の方は大丈夫なのかなって。」

ことり「え…?あっ…そ、そうだよねっ…!」


穂乃果「…ん?いやいや、これって…私が引き留めてたからじゃん!ごめんね、余り時間なかったのに…!><」


ことり「う、ううん…!そんな事ないよ…?だって私、すごく嬉しかったから…」

514 ◆bK3.D2B8eM :2020/04/29(水) 07:24:20 ID:fFK/qsbQ
ことり「それに今の時間なら、まだ間に合いそうだし…うん、大丈夫だよ☆」

穂乃果「そっか…それなら良かったんだけど。」


ことり「だからね、穂乃果ちゃん。今は私の事よりも、早く電話に出てあげて…?」

穂乃果「うん…分かった。ありがとう、ことりちゃん。」


ことり「ううん…私こそ、ありがとう……じゃあ、そろそろ行くね…?」


穂乃果「うん、気を付けて行ってきてね。」

ことり「えへへ…了解です♪」ビシッ☆


タッタッタ……


穂乃果「……ことりちゃーんっ!」


ことり「…えっ…?」クルッ


穂乃果「バイバーイ!また明日ねーーっ!」ブンブン!

515 ◆bK3.D2B8eM :2020/04/29(水) 07:34:14 ID:fFK/qsbQ
ことり「…穂乃果ちゃん……うんっ♪」フリフリ


ことり「また…明日。」


ことり「………」クルッ


タッタッタ……


ことり(……穂乃果ちゃん……私の事……あんなにも…心配してくれてたのに……)


ことり(それに…みんなだって……私の事を……ずっと…気に掛けてくれてたのに……)


ことり(……だけど…私は……自分の本心を隠す為に…その場で思い付いたウソを…ただ繰り返してばかりで……)

ことり(私の大切な人達からの…私への優しい気持ちを……何度も…何度も……踏み躙っちゃって…たんだ……)


ことり(………穂乃果ちゃん……みんな………本当に……本当に………)ポロ…


ことり(……っ……ごめん……なさい………)グイッ…

516 ◆bK3.D2B8eM :2020/04/29(水) 12:45:08 ID:fFK/qsbQ
穂乃果(…ことりちゃん、やっぱり無理してた感じ…だったよね。)


プルルルルル…


穂乃果「…と、そうだった!今は電話に出ないと…!」ゴソゴソ


プルルルルル…


穂乃果(出るのが遅れちゃった事、ちゃんと謝らないとね。ええっと、誰から………あっ…!)


ピッ♪


穂乃果「あのっ、もしもし…!?」


穂乃果「あっ…はい、穂乃果です…!ごめんなさい、お待たせしちゃって…!」


穂乃果「……はいっ、時間なら大丈夫です!今から家に帰るところだったので……えっ?」

穂乃果「あはは…みんなからも、よく言われちゃってます。すみません、騒がしくしちゃって…///」ポリポリ

517 ◆bK3.D2B8eM :2020/04/29(水) 12:59:14 ID:fFK/qsbQ
穂乃果「……へっ…?あーっ!そういうのってズルいですよー、もぉー!」プクー


穂乃果「……はい…はい……クス、そうですね。ちょっとビックリしちゃいました!」

穂乃果「こんなに早く電話してきてくれるなんて、思ってませんでしたから。」


穂乃果「……え…?そ、そんな……えへへ。」

穂乃果「私の方こそ、また二人でお話が出来て…とっても嬉しいです!」


穂乃果「あんじゅさ……ううん。」


穂乃果「『あんじゅお姉ちゃん…!』///」






518 ◆bK3.D2B8eM :2020/05/01(金) 07:43:43 ID:zhyTdbXs
SCENE 15.【UTX高校・『A-RISE』専用ルーム】


あんじゅ「……あらあら、それは興味深いわね。フフ、楽しみにしてるから♪」

あんじゅ「……ええ……ええ……そうね、分かったわ。それじゃ穂乃果さん、また明日ね☆」ピッ


あんじゅ「さて…これで後は、残りの準備を整えるだけね。」


あんじゅ(ウフフ…本当に楽しみね♪今から待ちきれないわ☆)

あんじゅ(ねえ、穂乃果さん。明日のこの街の主役は…きっと貴女よ☆)


ガチャッ


ツバサ「…やっぱり、此処に居たのね。」

あんじゅ「あら、ツバサじゃない。もしかして私に、何かのお誘いかしら?」


ツバサ「…貴女ねえ。それ、ワザとやってるでしょう?」ジトー

あんじゅ「気のせいじゃないかしら?」メソラシ

519 ◆bK3.D2B8eM :2020/05/01(金) 08:31:40 ID:zhyTdbXs
ツバサ「ハァ……貴女にも困ったものね。英玲奈、多分怒ってるわよ?」

ツバサ「レッスンの時間になっても、貴女一人だけが来ないんですもの。だから…」


あんじゅ「ツバサが英玲奈を宥めつつ、私を呼びに来てくれたって訳ね。あ・り・が・と♪」パチッ☆


ツバサ「…最初からこうなる事が分かってるのなら、ちゃんと時間には来なさいよ、もう…」ゲンナリ

あんじゅ「フフ…ごめんなさ〜い☆」


ツバサ「全く…貴女って、本当に気紛れなんだから。急に振り回される私達の身にも、少しは…」

あんじゅ「あ〜ん。そんなに怒っちゃ〜、イ・ヤ☆」


あんじゅ「そもそもツバサだって、私の事は言えないんじゃなーい?」

あんじゅ「貴女の持ち前の強引さには、私も英玲奈も何度振り回された事かしらね?」フフン


ツバサ「…ふぅ……まあ、いいわ。」

ツバサ「貴女がそれを言い出したら、結局は水掛け論にしかならないでしょうから。」

520 ◆bK3.D2B8eM :2020/05/01(金) 09:02:56 ID:zhyTdbXs
あんじゅ「そういうコト☆やっぱり人間って、常日頃の行いが大事なのよねえー。」ウンウン


ツバサ「その言葉こそ、貴女にだけは言われたくないわね?」

あんじゅ「まあまあ☆そこは私とツバサの仲じゃない♪」


ツバサ「はいはい…本当に調子良いんだから。」


ツバサ「ところで……ねえ、あんじゅ。」


あんじゅ「あら、どうしたの?」


ツバサ「私の方で、少し小耳に挟んだのだけれど…」

ツバサ「昨夜は貴女、二人だけで一緒に居たそうね…高坂さんと。」


あんじゅ(クス…情報が早いわね。流石はツバサだわ。) 


あんじゅ「ええ、そうよ。昨日の夜に会った時に、私の方からあのコをお誘いしてね?」

あんじゅ「二人で仲良くお喋りをしながら、夜の街をドライブデートしてたの♪」

521 ◆bK3.D2B8eM :2020/05/01(金) 11:24:20 ID:zhyTdbXs
ツバサ「…なっ…」


あんじゅ「その後は、あのコを私の家にご招待して〜…お泊まりして貰っちゃったの☆」


あんじゅ「あ、そうそう♪寝る時も私の部屋で、ずっとあのコと一緒だったのよ?」

あんじゅ「私のベッドって大きいから、二人で一緒に寝ても全然余裕だったわ☆」


ツバサ「………」ポカーン


あんじゅ「ビックリしてるみたいね?」


ツバサ「……そうね。確かに…驚いているわ。」


あんじゅ「ツバサのそんな表情、随分と久しぶりに見た気がするわよ?」フフッ


ツバサ「…だとしたのなら。それも已むを得ない事、なのでしょうね。」


ツバサ「だって、今の話をしていたのが…他ならぬ『貴女』なんですもの。」

522 ◆bK3.D2B8eM :2020/05/04(月) 07:10:31 ID:rKNkdvNg
あんじゅ「やーん。何だかその言い方って、ちょっと引っ掛かっちゃうわ。」


ツバサ(…でも……成る程。確かに今の話の通りであるなら。)

ツバサ(どうやら私の推測は…当たっている可能性が高そうね。)


ツバサ「…ねえ、あんじゅ。まだ後一つ、貴女に聞きたい事があるの。」


あんじゅ「ええ、いいわよ。でもその前に、何か私に見せたいものもあるんでしょう?」


ツバサ「話が早くて有り難いわ。貴女のその察しの良さ、いつもながら大したものね。」ピッ


あんじゅ「『お褒めに預かり光栄よ♪』って、言いたいところだけど。それはツバサだって同じじゃない。」フフッ


ツバサ「さあ、それはどうかしらね……これよ。」スッ


あんじゅ「あらあら☆とっても楽しそうね♪」


ツバサ「私と仲の良いクラスメートで、大の『μ's』ファン…特に高坂さんのファンの子がいるの。」

523 ◆bK3.D2B8eM :2020/05/04(月) 12:23:38 ID:rKNkdvNg
あんじゅ「まあ♪『意外な場所』でも見つかるものなのねえ。大好きな気持ちを共有する『同志』って☆」ジーッ


ツバサ「…そういう理由で仲良くなった訳ではないわ。そんな事よりも…話を続けるわよ?」ジトー


あんじゅ「はーい、ごめんなさーい。」ペロッ☆


ツバサ「…もう。私が聞いた話によると、その子も交流の機会が多い『μ's』ファンの人達での集まりがあって。」

ツバサ「その繋がりの中には、高坂さん達と同じ音ノ木坂の生徒も居るらしいわ。」


あんじゅ「ふむふむ、つまり。まずはその音ノ木坂のコが、ツバサのお友達にラインで知らせてー。」

あんじゅ「次にこの件を知ったお友達のコが、ツバサにも情報を提供してきた…と☆」


ツバサ「ええ、そう言う事。このイメチェンした高坂さん、学校全体での規模で大人気だそうよ。」

あんじゅ「フフ、そうみたいね。さ〜て、どれどれ〜…?」


あんじゅ「へえー。集合写真に、2ショットに……どれも良い感じで撮れてるわね☆」


ツバサ「………」

524 ◆bK3.D2B8eM :2020/05/04(月) 12:56:01 ID:rKNkdvNg
あんじゅ「あらあら、このコったら。真っ赤な顔で照れくさがってる写真ばかりじゃない。」クスクス

あんじゅ「だけど、それがまたキュートなのよね♪だってこのコって、どんな表情でも絵になってしまうもの☆」


ツバサ「………」


あんじゅ「クス♪きっと『一緒に写真撮って欲しい』って、学校中のコ達からお願いされちゃってたのね。」


ツバサ「……それで、どうなのかしら?」 


あんじゅ「あら、どうって?」 


ツバサ「…本当に面倒な人よね、貴女って。」ゲンナリ


あんじゅ「それは私のせいじゃなくて、ツバサが色々と簡略化し過ぎるからでしょう?」フフッ


ツバサ「初めから私の意図を分かっている時でも、時々わざと聞き返してくる人の言葉とは思えないわね?」ジーッ


あんじゅ「あらぁー?それは買い被りだと思うわぁー。」ボウヨミ

525 ◆bK3.D2B8eM :2020/05/06(水) 10:02:39 ID:2YrCt/16
ツバサ「ハァ……なら、そういう事でもいいわ。」


ツバサ「それで…?この高坂さんのイメチェンって、やっぱり貴女の仕業かしら?」

あんじゅ「さーて、どうなのかしらねえ?」


ツバサ「ハッキリしないのね?この高坂さんのメイクは、貴女がしてあげたものではないの?」


あんじゅ「その質問への答えなら『NO』ね。そのメイクを『した』のは『私じゃない』わ。」


ツバサ「そう、よく分かったわ。」

あんじゅ「分かってくれた?」


ツバサ「ええ。高坂さんが自分一人でも出来る様に、このメイクそのものを『教えた』のは『貴女』だって。」


あんじゅ「ウフフ…だいせいかーい♪」


ツバサ「「やれやれね…全く。でも、やっぱり貴女だったのね。」

526 ◆bK3.D2B8eM :2020/05/06(水) 11:08:27 ID:2YrCt/16
ツバサ「昨日の夜、貴女が高坂さんと二人だけで会っていたという件。その翌日に起きた、音ノ木坂での大規模な騒ぎ。」

ツバサ「この二つの情報を知った時点で、恐らく高坂さんの件には貴女が絡んでいると。私はそう推測していたの。」

ツバサ「単純にタイミングだけで考えてみたとしても、其処に何も関連性が無いと判断する方が余程不自然だったものね。」


あんじゅ「そしてツバサは、さっき私から直接話を聞いた事によって。」

あんじゅ「その『推測』が『確信』へと変わっていった。そういう流れって訳ね☆」


ツバサ「確信だったのかはともかく、そんな感じではあったわね。ただ…それにしても。 」


あんじゅ「ん?なぁに?」


ツバサ「…改めて驚かされているのよ。昨日…そして今日の、貴女の高坂さんへの態度と行動に。」


あんじゅ「あら、ツバサったら。私とあのコとの事、随分と気にしてるのね?」フフッ

ツバサ「ええ、勿論よ。」

527 ◆bK3.D2B8eM :2020/05/06(水) 13:22:03 ID:2YrCt/16
あんじゅ「へえー。私のこういう問いに即答なんて、貴女にしては珍しいじゃない。これって明日は大雨警報かしら?」クスッ


ツバサ「その『貴女にしては珍しい』は、むしろ私が『今の貴女』に対して向けるべき言葉だと思うわよ?」


あんじゅ「ふむふむ…其処はそう返して来るのねえ。」


あんじゅ「それなら是非とも、貴女が驚いている『理由』を聞かせてくれるかしら?」

あんじゅ「ツバサがそこまで言うって事は、それだけの何かがあるんでしょうし。」


ツバサ「そうね。その『理由』を説明するのであれば、私の見解からはこうなるわ。」


ツバサ「まずは『常に他人とのパーソナルスペースを、一定のラインで保ち続ける。』」

ツバサ「どんな時であろうと、そのスタンスを絶対的な信条としている『貴女』という人が。」

ツバサ「わざわざ自分の方から、進んで他人と関わろうとした事。」


ツバサ「この点だけを考慮しても、既に十二分の驚きに値するでしょうね。」


あんじゅ「ちょっとぉー?その言い方だと、まるで私が冷徹人間みたいじゃない?」ムスー

528 ◆bK3.D2B8eM :2020/05/11(月) 06:37:14 ID:yzAKbgbE
ツバサ「私は貴女に纏わる事実とそれに関する意見を、客観的な視点から見た上で述べているだけよ?」

ツバサ「そもそも今の話を最も理解出来る人物は、他の誰でも無く『あんじゅ自身』だと私は思っているわ。」


あんじゅ「むー…そりゃあ、確かに…『私が誰かにここまでするのって、とっても珍しい事なのよ♪』みたいな事とか…」

あんじゅ「自分で、あのコに言ったりはしてたけれど…それにしたって、もう少し言い方があるんじゃないかしら。」ブツブツ


ツバサ「それにね、あんじゅ。」

あんじゅ「…それに、なぁに?」ジトー


ツバサ「貴女が昨日の夜に、あの人当たりの良さでも知られている高坂さんと出会って。」

ツバサ「その高坂さんが、貴女に対して積極的に歩み寄って来た…という話であるのなら、まだ理解は出来るわ。」

ツバサ「でも、実際はそうではなかった。だって歩み寄って行ったのは、貴女の方だったのだから。」


ツバサ「私がさっきの貴女の話から知った、普段の貴女では『考えられない』高坂さんへの数々の行動。」

ツバサ「そして高坂さんの話をしている時の、今日の貴女のとても楽しそうな表情。」

529 ◆bK3.D2B8eM :2020/05/12(火) 17:36:16 ID:YjtZts6I
ツバサ「『昨日の夜に高坂さんと出会うまでの優木あんじゅ』の事を、それなりに知っている人間なら誰であろうとも。」

ツバサ「これらに対して『驚き』を強く感じるというのは、極めて『自然』な反応であると言えるでしょうね。」


あんじゅ「むぅー…結局のところは、私って『普段は冷たい人間』扱いになってるじゃなーい。失礼しちゃうわねえ、もう。」

あんじゅ「いーい、ツバサ?私だってこう見えても、ガラスの様にデリケートでピュアなハートの『乙女☆』なのよ?」キリッ

あんじゅ「だから余り酷い言い方ばかりされると、当然傷付いちゃう事だってあるんですからねっ?」プンプン


ツバサ「ただ、これはまた別の話になるのだけれど。」


あんじゅ(華麗にサラッとスルーしてくれちゃったわねえ……やっぱりツバサって、本当に侮れないわ。)ムムム…


ツバサ「私としては、まだ他にも気になっている事があるのよ。」


あんじゅ(しかもスルーした相手である私に対して、全くお構いなしで話を進めるこの『強引さ』…これぞ正しくツバサね。)ムゥ…


ツバサ「昨日の貴女が高坂さんに対して、ずっと主導権を握っていたという事は。」

ツバサ「それは『あの高坂さんが、相手の人に一方的に振り回され続けていた』…という意味でもあるわ。」

530 ◆bK3.D2B8eM :2020/05/12(火) 18:32:17 ID:YjtZts6I
ツバサ「あの『カリスマの象徴』たる高坂さんにも、そんな一面があったというのは少し意外だったけれど。」

ツバサ「同時に私にとっては、実に興味深い情報であり発見でもあったわね。」


あんじゅ(ん…?何だかこれってー、ちょっと面白い流れに…なって来てるんじゃないかしら?)キラーン☆


ツバサ「何しろあの高坂さんったら、私と初めて会った時こそ緊張している感じだった筈なのに。」

ツバサ「その後で私の『貴女達には負けない』宣言を堂々と受けて立った挙句、笑顔でお礼まで言って来たんですものね。」クスッ

ツバサ「正直あの切り返しには、私も驚かされていたのよ。でもそんな彼女に対して、更なる関心を抱いたのも事実だったわ。」スラスラ


あんじゅ「あらあら、ツバサったらー♪気が付けばあのコの事、とっても熱心に語ってるのねえ☆」クスクス


ツバサ「……少し、喋り過ぎたわね。」コホン


あんじゅ「クス♪私は全然構わないわよ?」スッ


あんじゅ「それに今のツバサの本音としては、私よりもあのコの事が気になってるんでしょう?」ツンツン☆プニッ

531 ◆bK3.D2B8eM :2020/05/12(火) 19:00:35 ID:YjtZts6I
ツバサ「…そこまでは言った覚えは無いわ。」プイッ


あんじゅ「けれど、そう『思ってはいる』のよね?別に隠さなくたっていいじゃない♪」ポン☆


あんじゅ「あ、でもー。貴女の『相棒』である立場の私としては、これって結構な由々しき事態なのよねえ。」

あんじゅ「『ああ…私ったら、このままツバサに捨てられちゃうのかしら?それって、とってもショックだわぁ〜><』」


ツバサ「もう…からかわないで。」ムスッ


あんじゅ「フフ、そんなに照れなくても良いのに☆」スッ


あんじゅ「本当にツバサって、穂乃果さんの事が大のお気に入りなのね♪」


ツバサ「…『穂乃果さん』?」ピクッ


あんじゅ「ええ♪私からは『穂乃果さん』って、そう呼ぶ事になったの☆」


ツバサ「………」

532 ◆bK3.D2B8eM :2020/05/14(木) 12:27:19 ID:.5YKYiug
あんじゅ「それにね?あのコったら私の事、時々『お姉ちゃん』って呼ぶのよ☆それがまた可愛くって♪」ウフフッ


ツバサ「……高坂さんと、随分親しくなったのね?昨夜から今朝の間に。」


あんじゅ「さあ、それはどうなのかしらね。面と向かって話す機会が出来たのは、何しろ今回が初めての事だったもの。」


あんじゅ「それに貴女も言っていた様に、あのコって誰に対しても人当りが良いコみたいだから。」

あんじゅ「本当は振り回され続けて困っていながらも、何かと合わせてくれていただけなのかも知れないし。」

あんじゅ「珍しく『自分が受け手側になる相手』だったと考えられる、とにかく強引な私に押されながらもね。」


あんじゅ「それでも穂乃果さんと、少しでもお近付きになれてるといいなって。私の希望としては、今もそう思っているの。」


ツバサ「…以前から高坂さんと、時折顔を合わせる程度の機会はあった…という訳では無いの?」


あんじゅ「違うわよ?昨日の学校帰りに、たまたま穂乃果さんと出会ったの。これは本当に偶然だったわ。」

あんじゅ「つまり私と穂乃果さんとの『縁』は、あの時の出会いという形での『接点』から始まった事になるでしょうね。」


ツバサ「…そう。」

533 ◆bK3.D2B8eM :2020/05/14(木) 13:06:53 ID:.5YKYiug
あんじゅ「ねえ、ツバサ。今の貴女の表情だけどね?」

あんじゅ「私に先を越されて『ちょっと悔しがってる』って、そんな顔してるわよ?」


ツバサ「…何が目的なの?」ジロッ


あんじゅ「あぁーん、またしても酷い言われ方だわぁ。そろそろ私だってー、本当に傷ついちゃうわよ?><」

ツバサ「誤魔化さないで。」キッ


あんじゅ「ちょっとぉ〜。そんな目で睨まないでよ、もう…仕方ないわねえ。」


ツバサ「……言葉が過ぎた事は謝るわ。ごめんなさい。」


あんじゅ「…フフ。私、割と嫌いじゃないわよ?ツバサのそうゆうところも。」


ツバサ「…助かるわ。」


あんじゅ「クス……昨日の夜にね?普段よりも帰りが遅くなった私が、学校を出ようとしてた時に。」

534 ◆bK3.D2B8eM :2020/05/21(木) 10:26:27 ID:jfOC6d2Q
あんじゅ「『私達』の曲と映像が流れていた外の街頭モニターを、見上げる様に佇んでいたの…穂乃果さんが。」

あんじゅ「その少し儚気な姿が、私には何だか気になったのよ。それにあのコって、実は元より私の興味の対象でもあったから。」

あんじゅ「それで『きっとこれも何かの縁』と思って、とりあえず私から声を掛けてみる事にしたわ。」


あんじゅ「それから二人で、少しの間お喋りをしていたの。ただそうしている内に、段々と楽しくなってきちゃってね。」

あんじゅ「だってあのコったら、とっても面白くて可愛らしいんですもの。普通に話してるだけでも、全然退屈なんてしなかったわ。」


あんじゅ「だから二人で話せば話す程に、このコと『もっと一緒にいたい』って。そう思う様になっていったの。」

あんじゅ「そして私の方から、その場で思い付いたドライブデートに穂乃果さんを誘ったのよ。ちょっと強引に、だったけれどね。」


ツバサ「…昨日の『偶然』の出会いこそが、貴女と高坂さんにとっての『始まり』だった…成る程ね。」


あんじゅ「ええ。あの時の私が、あのコに気付いて声を掛けた事…本当に良かったって、今でも思っているわ。」


ツバサ「…人の『縁』って、不思議なものね。『何時』『何処で』『誰が』『誰と』『何故』『何の為に』…繋がるのか。」

ツバサ「実際に繋がってみて、それが初めて分かるのかも知れない…そんな不確かな要素が、余りにも強いものなのだから。」

535 ◆bK3.D2B8eM :2020/05/21(木) 11:21:09 ID:jfOC6d2Q
あんじゅ「ふむふむ。そう考えてみると、昨夜の私と穂乃果さんとの出会いってー…」


あんじゅ「所謂『運命の出会い』なんじゃないかしら☆」ウフフッ


ツバサ「…貴女がそれを言うと、凄まじいまでの違和感だけが伝わって来てしまうわね。」

あんじゅ「もぉー。本当にツバサったら、私には平気で酷い事言うんだからぁー。」ムゥー


ツバサ「素直に感じたままを言っただけよ。別に他意は全く無いの。」

あんじゅ「むー…ツバサの言い方って、どうも納得が行かないのよねえ。」プクー


ツバサ「気を悪くしたのなら謝るわ。だから…続きをお願い出来るかしら。」


あんじゅ「もう…やり辛いわねえ。急にそうやって素直になるんですもの。」ヤレヤレ


あんじゅ「…それからドライブに行って、二人で色々と話をしていたわ。」

あんじゅ「でも…すぐに分かったのよ。あのコが、ある悩みを抱えていた事に。」


ツバサ「…高坂さんは、何かに悩んでいたの…?」

536 名無しさん@転載は禁止 :2020/07/21(火) 23:05:45 ID:TRv8Al0o
支援

537 ◆bK3.D2B8eM :2020/07/27(月) 07:53:46 ID:ZuvzNXyE
ご無沙汰しております。そして支援コメントをくださった方、遅くなってしまいましたが本当にありがとうございます。
今現在リアルでの時間や状況の見直しをしており、近日中にまた投稿を再開させて頂ける様にしたいと考えています。
宜しければ無事に再開出来た折には、また改めてお付き合い頂けるなら大変嬉しく思います。
こうして時間が空いてしまっていても支援をして頂けていた事、凄く感謝しております。本当にありがとうございました。

538 ◆bK3.D2B8eM :2020/08/09(日) 10:31:17 ID:aVLH8z2I
あんじゅ「ええ。元々私が声を掛けた時にも、何だか元気が無さそうな感じではあったの。」

あんじゅ「最もあのコが悩んでると確信してからは、その原因自体が判明するのも早かったけれどね。」


ツバサ「…それで、その悩みの原因って…一体何だったの?」


あんじゅ「そうね…あのコは……穂乃果さんは。」


あんじゅ「自分自身の『女の子』としての魅力に、かなり自信を失いかけていたわ。」


ツバサ「……!」


あんじゅ「ねえ、ツバサ。貴女になら、その理由が…何となく分かるんじゃない?」

ツバサ「……何故、そんな事を聞くのかしら?」


あんじゅ「その問いへの答えは、貴女自身がよく知ってる筈よね…ツバサ。」

ツバサ「………」

539 ◆bK3.D2B8eM :2020/08/09(日) 11:00:54 ID:aVLH8z2I
あんじゅ「だって、あのコと直接出会う前から。ずっとずっと、その前から。」

あんじゅ「初めてパソコンのモニター越しで出会った、その時から。あのコに惹かれ続けていた…貴女ですもの。」


ツバサ「………」


あんじゅ「あのね、ツバサ。『今日のあのコ』に関しての貴女の態度は、余りにも普段と変わらず『冷静』そのものだったわ。」

あんじゅ「私と会った時には、既にその『情報』を得た後だったとはいえ。貴女の表情には、全く『揺れ』が無かったのよ。」


あんじゅ「別に、さっきのお返しって訳じゃないけれどね。これって何だかおかしいって、普通なら誰もが思うんじゃないかしら?」

あんじゅ「あのコと関わりの少なかった筈のコ達までも含めて、向こうでは学校中で大騒ぎってくらいの事態になっているのに。」

あんじゅ「それでも、ずっとあのコを見てきた貴女の顔には…驚きも喜びも、それ以外の感情も。何一つ、其処に生まれていなかったもの。」


あんじゅ「そして、その理由はただ一つよね?ツバサにとって今のあのコの姿は、特別な何かを『今更』感じるものでは無かったからよ。」

ツバサ「………」


あんじゅ「でもそれって、貴女からすれば『当然』の事なのでしょうね。」

540 ◆bK3.D2B8eM :2020/08/09(日) 11:29:03 ID:aVLH8z2I
あんじゅ「人は『自分が既に知り得ている事実』に対して、新たに何らかの感情を抱く必要は無いのだから。」


あんじゅ「つまりツバサが関心を持っていたのは、既に『自分には分かっていた』あのコの『変化した姿』ではなく。」

あんじゅ「あのコが『何故』あの姿に変化する事になったのか、という疑問への『答え』についてのみだった。」


あんじゅ「そして、その求めていた『答え』の先に待っていたのが…」

あんじゅ「昨日の夜からの、私と穂乃果さんとの間での出来事だった……とまあ、こんな感じかしらね。」


ツバサ「………」


あんじゅ「…貴女が初めて穂乃果さんと出会った、あの夕暮れの時。勿論、よく覚えているでしょう?」

あんじゅ「あの日のあの時、貴女は一目であのコに気付いたわ。学校外の付近には、沢山の人達が集まっていたにも関わらず。」

あんじゅ「何故そんな状況の中から、貴女はあのコを見つけ出せたのかしら?それも離れた学校の中から、いとも簡単に。」


ツバサ「………」


あんじゅ「確かにあのコには『音ノ木坂の制服を着ている』という、一つの『記号』的なものはあったわね。」

541 ◆bK3.D2B8eM :2020/08/09(日) 11:53:15 ID:aVLH8z2I
あんじゅ「だけど貴女にとって、それは特に意味を持たないものだった。そんな『記号』なんて、元より貴女は見てなかったもの。」

あんじゅ「だってあの時のツバサは、もっと別のものを見ていたから。もっと別の『何か』だけを、最初からずっと見ていたのだから。」


ツバサ「……!」


あんじゅ「まだ表面的には、ほとんど出てきていなくても。それ故に、他の人達が全く気付けていなくても。」

あんじゅ「あのコから微かに見え隠れしていたその『何か』を、映像での出会いの時から感じ取っていた貴女だからこそ。」

あんじゅ「『それ』の持ち主である穂乃果さんを、貴女はすぐに見付ける事が出来た……そうでしょう?」


ツバサ「………」


あんじゅ「そうね…ツバサ。貴女だからこそ、すぐに『気付いた』のでしょうね…きっと。」

あんじゅ「穂乃果さんの周りにいる、沢山の人達も。そして穂乃果さん自身でさえも、自分で気付いていなかった…」


あんじゅ「その『輝き』に。」


ツバサ「…っ!」

542 ◆bK3.D2B8eM :2020/08/09(日) 12:10:20 ID:aVLH8z2I
ツバサ(………)

ツバサ(……『輝き』…か。)

ツバサ(…悪くない比喩ね……確かに…)


ツバサ(……でも。)


あんじゅ「だから、ツバサは――」


ツバサ「待って。」


あんじゅ「……分かったわ。」


ツバサ「…本当に感服するわね。貴女の察しの良さと…その鋭さには。」

あんじゅ「あら。それは褒め言葉として、素直に受け取っても良いのかしら?」


ツバサ「そう思ってくれて構わないわ。よく見てるのね…人も周りも。そして、私の事も。」

あんじゅ「フフ…だって、これでも貴女の『相棒』なんですもの☆」

543 ◆bK3.D2B8eM :2020/08/09(日) 13:05:29 ID:aVLH8z2I
ツバサ(『相棒(パートナー)』…こんなにも自分の事を、いつも側で見てくれている人って…とても貴重な存在なのでしょうね。)


ツバサ「……ただ…あんじゅ。貴女に、後一つだけ…お願いがあるの。」


あんじゅ「…ええ。聞かせてくれる?」


ツバサ「……私と高坂さんとの話は…今は、まだ……これ以上は…しないで欲しいの。」


あんじゅ「………」

ツバサ「………」


あんじゅ「……そうね。私ったら、少し立ち入り過ぎたかも知れないわ。」


ツバサ「いいえ…これは、私の我儘だから。」


あんじゅ「ふぅ……とにかく。気を付けるわね、ツバサ。」

ツバサ「ありがとう…感謝するわ。」

544 ◆bK3.D2B8eM :2020/08/09(日) 13:27:58 ID:aVLH8z2I
ツバサ「それでね…あんじゅ。今は……」

あんじゅ「さっきの話の続きが聞きたい、でしょう?」


ツバサ「ええ…聞かせて欲しいわ。」


あんじゅ「んもうー。貴女にずっとそんな顔されてたら、私の方まで調子狂っちゃうじゃない。」ムー

あんじゅ「普段は何事にも優秀で、このUTX学院が誇るエリートなのに。こういう時だけは不器用なのよね、ツバサって。」


ツバサ「…どうなのかしらね。」


あんじゅ「…でもね、ツバサ。さっきも少し、同じ様な事を言ったけれど。」

あんじゅ「貴女のそんな一面だって、私的にはー…結構気に入ってるのよ?」パチッ☆


ツバサ「…フフ。そう言って貰えると、私としては有り難いわね。」

あんじゅ「あら☆ちょっとは調子、出て来たのかしら?」フフッ

545 ◆bK3.D2B8eM :2020/08/09(日) 15:39:30 ID:aVLH8z2I
あんじゅ「さて…それじゃあ、さっきの話に戻るわね?」

ツバサ「そうね…お願いするわ。」


あんじゅ「…私ね。あのコにはもっと、自分に自信を持てる様になって欲しいって…そう思ったの。」


あんじゅ「『一人の女の子』としての魅力だって、本当は沢山持ってるって事に…」

あんじゅ「こんなにも貴女は、凄く綺麗で素敵な女の子だって…絶対に気付かせてあげたかった。」


あんじゅ「最も…私はツバサの様に、最初から『気付いていた』訳じゃなかったわ。」

あんじゅ「それにあのコと二人で過ごした時間だって、たった半日程度の僅かなものだった。」


あんじゅ「でも…それでもね。私、ハッキリと分かったの。あのコ…穂乃果さんは……」

あんじゅ「他の誰よりもキラキラした、本当に素晴らしい女の子の魅力を…そんな美しい『輝き』を。」


あんじゅ「『彼女』は……絶対に持っているんだって。」


ツバサ「……あんじゅ…」

546 ◆bK3.D2B8eM :2020/08/09(日) 16:08:04 ID:aVLH8z2I
あんじゅ「今日…あのコが学校中で大騒ぎになる程の評判だったと知って、とても嬉しく思っているわ。」

あんじゅ「恐らくはあのコも、その影響での戸惑いはありつつも。きっと少しは、元気や自信を得られたでしょうから。」


ツバサ(…そういう事、だったのね。)

ツバサ(それであんじゅは…高坂さんの為に……)


あんじゅ「でもね…まだなの。まだまだ、なのよ。 」

ツバサ「……?」


あんじゅ「だって…あのコの持っている本当の『魅力』は、学校の中で収まる程度のものじゃないわ。」

あんじゅ「そう。まだまだ、これからなのよ…あのコにとっての『真の始まり』は。」


あんじゅ「だから…だから、私は……」


ツバサ(…あんじゅ…?貴女、一体……)

547 ◆bK3.D2B8eM :2020/08/09(日) 16:20:55 ID:aVLH8z2I
あんじゅ「…ねえ、ツバサ。」


ツバサ「…ええ。何かしら?」


あんじゅ「明日、楽しみにしていてね☆」


ツバサ「明日…?それって、どういう――」


ガチャッ


ツバサ「あ……英玲奈…?」


英玲奈「………」 


あんじゅ「あら、英玲奈じゃない。今日も一日、ご苦労様〜♪」フリフリ


英玲奈「…やはりな。」ハア…


英玲奈「ツバサ。ミイラ取りのお前が、ミイラになってどうする?」

548 ◆bK3.D2B8eM :2020/08/09(日) 16:37:01 ID:aVLH8z2I
ツバサ「…本当にそうね。ごめんなさい、英玲奈。」


英玲奈「全く、お前らしくもない。それと…あんじゅ。」ギロッ


あんじゅ「あ、あら〜。もう、英玲奈ったら〜…」

あんじゅ「スクールアイドルをやってるキュートな女の子が、そんな怖ーい顔してたら〜…ダメよぉ?」タジタジ


英玲奈「今日のレッスンメニュー、お前には50%割増し券をプレゼントだ。」

あんじゅ「そ…それは、ちょっと〜…ご遠慮願いたいな〜、なんて…オ、オホホホ。」ソソクサ


英玲奈「そうか?何なら特別サービスで、更に20%割増し券を進呈してやっても良いのだが。」


あんじゅ「…っ!?あっ…あぁ〜…その〜……あ、あのねっ?えっ、ええっと〜…」アセアセ


あんじゅ「ほ、ほらっ?そろそろ、レッスンルームに移動しないとぉ〜…私、先に行ってるわねぇ〜?」ピュー


タッタッタ…!

549 ◆bK3.D2B8eM :2020/08/09(日) 16:50:08 ID:aVLH8z2I
英玲奈「…ハァ……あんじゅにも、困ったものだな。」


英玲奈「ああ見えても、普段は練習も真面目な方だし。時間にルーズだという訳でも無いのだが。」

英玲奈「根が気紛れなのか、時々あの様な感じになってしまう。」


ツバサ「そうね。だけど、今回に関しては…どうやら今までとは、話が大きく違いそうよ。」


英玲奈「…やはり『高坂穂乃果』なのか?」


ツバサ「ええ、それは間違い無いわ。私の目から見ても、あれはかなり…熱をあげているわね。」

英玲奈「…これまでのあんじゅを考えると、どうも信じ難い話ではあるのだがな。」


ツバサ「でも、それだけじゃないのよ。ついさっきも『明日を楽しみにしていて』…なんて言っていたわ。」

ツバサ「その言葉が『何に対しての事なのか』までは、あんじゅは口にしてはいなかったけれど…」

ツバサ「それでも『高坂さんに深く関係がある話』という事だけは、ほぼ確実だと考えて良いでしょうね。」


英玲奈「そうか……まさかお前だけでなく、あのあんじゅまでとはな。」

550 ◆bK3.D2B8eM :2020/08/09(日) 17:04:00 ID:aVLH8z2I
ツバサ「あら、英玲奈。その点については、私とあんじゅを一緒にしないでくれるかしら?」

ツバサ「私は節度をキチンと守った範囲内で、常にその場での状況等も把握しつつ。何よりも高坂さんに迷惑な事は決して…」ウンヌンカンヌン


英玲奈「ふぅ…分かった、分かった。」


英玲奈「時間が惜しい、私達も早く移動するぞ。」

ツバサ「そうね…急ぎましょう。」


英玲奈「ちなみにツバサ。お前にも30%割増し券を進呈だ。」

ツバサ「………」


ツバサ「主犯のあんじゅよりは、軽めのサービスにしておいたぞ。有り難く受け取れ。」


ツバサ「…せめて20%で、お願い出来ないかしら?」


英玲奈「その問いに対しての返答は必要か?どうしてもと言うのなら、別に答えてやっても良いが。」

英玲奈「最もその場合には、更なるプレゼントも一緒に進呈となるだろうがな。」

551 ◆bK3.D2B8eM :2020/08/09(日) 17:30:10 ID:aVLH8z2I
ツバサ「…愚問だったわね。」 


英玲奈「さあ、急ぐぞ。」

ツバサ「ええ…そうね。」


バタン


タッタッタ…!


英玲奈(…それにしてもだ。あの『μ's』の中心人物である、彼女…高坂穂乃果に。)

英玲奈(まさかツバサだけでなく、あんじゅまでもが入れ込んでしまう事になるとはな。)


英玲奈(二人のプライベートに関してまでは、私が口を挟む権利も…元よりそのつもりも無いのだが。)

英玲奈(今日の様なケースを何度も繰り返されるのは、流石に勘弁して貰いたいものだな。)


英玲奈(いざという時の為の対策案については、私の方で一応考えておく事にするが…)

英玲奈(まあ、それでもあの二人なら…流石にそこまで深刻な事態までは行かないだろう。)

552 ◆bK3.D2B8eM :2020/08/09(日) 17:43:00 ID:aVLH8z2I
英玲奈(とにかく、二人の高坂との件に関しては…そうだな。)

英玲奈(もう暫くの間は、様子見に留める事にしておくとしようか。)


英玲奈(そう言えば…明日あんじゅが何か動きそうだと、先程ツバサが言っていたが…)

英玲奈(それが本当だとした場合、あんじゅの奴が何をしでかすつもりなのか…少々気になるな。)


英玲奈(さて…どうしたものか。明日は私も、あんじゅの動きを見る事に念を置くべきだろうか…?)

英玲奈(ツバサがそう考えていたのであれば、高坂が関わってくる可能性が高いのは間違い無さそうだが…)


英玲奈(ただ、それならば。私達『A-RISE』への、今後の影響等も見極めておく為にも。)

英玲奈(あんじゅだけでなく、高坂穂乃果の方も。そして、この二人によって起こり得る『何か』を。)

英玲奈(やはり私としても、出来る限りは追っておきたいものだがな。)






553 ◆bK3.D2B8eM :2020/08/09(日) 17:55:33 ID:aVLH8z2I
長い間ご無沙汰しておりました。今回、本当に久しぶりとなる投稿をさせて頂きました。

リアルでの忙しさに流されたまま、気が付けば前回の更新から二か月以上も経ってしまいましたが、
今回の再開をきっかけとして、また可能な限り定期的に投稿を続けていければと思っています。
そして支援コメをくださった方に、今一度この場でお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

それでは改めまして、今後ともどうか宜しくお願い致します。

554 名無しさん@転載は禁止 :2020/08/15(土) 01:14:49 ID:6pAhmhuw
支援

555 ◆bK3.D2B8eM :2020/08/19(水) 07:19:38 ID:yhLAY2/E
支援コメントを下さった方、本当にありがとうございます。
近々時間が何とか取れそうですので、数日中にまた更新させて頂く予定です。
その際には宜しければ、引き続きお付き合い頂ければとても幸いです。

556 ◆bK3.D2B8eM :2020/08/23(日) 10:17:19 ID:KSoqJWPo
SCENE 16.【通学路・帰宅ルート途中】


海未「……ふう…」


海未(少なくとも…己自身の体力面に関しては、人並み以上との自信を持っている私ですが…)

海未(そんな私であっても、流石に今日ばかりは…結構な規模での疲労感が、この全身を支配している様ですね。)

海未(しかし…それもその筈です。私の今の状態は、成るべくして成った結果…という事なのでしょうから。)


海未(今日の穂乃果による学校での出来事だけでも、心身共にかなりの消耗度であったのに加えて…)

海未(その穂乃果と二人での、先程までの帰宅の際にて…私は更なる労力を、大幅に費やす状況となりました。)


海未(私が穂乃果を家に送り届けるまでの間。ずっと途切れる事も無く、穂乃果に向けられていた…あの数多くの視線達。)

海未(老若男女を問わず、街を往くあらゆる人達が穂乃果を見ていました。その誰もが熱を帯びた様な感情を、それぞれの瞳に宿しながら。)

海未(その光景は、ある意味では異質とも思える程でしたが…何にせよ街を歩く穂乃果は、瞬く間も無く人々の注目の的でした。)


海未(それを目の当たりにした私は、改めて強く実感していました。にこや希の話は、決して誇張されたものでは無かった…という事を。)

557 ◆bK3.D2B8eM :2020/08/23(日) 11:06:49 ID:KSoqJWPo
海未(そして…気が付けば私達の周辺は、隙あらば穂乃果に迫ろうとする『気配』で溢れていて…)

海未(特に危険を強く感じたのは…やはり私の予想していた通りに。見るからに近寄りがたい風貌をした類の…若い男性達でした。)

海未(明らかに邪な目で穂乃果を見ていた彼らが、あの時に一体どんな表情をしていたか……正直、思い出したくもありません。)


海未(しかしながら、実に困った事に。その自分の置かれていた状況を、当の本人は今一つ分かっていなかった様で…)

海未(無論、それ位の事は私の想定内でもあり。だからこそ穂乃果と下校すると共に、私の方で護衛役を務める事にしたのですが…)


海未「ハア……全く。学校の中だけでも、あれ程の騒ぎにまでなったというのに。」

海未「こういう事には、筋金入りの鈍さですからね…穂乃果という人は。」


海未(にこに『もっと自覚を持ちなさい』と言われて、穂乃果もその言葉の重さを受け止めてはいた様子でしたが…)

海未(ただ、だからと言って…まだ時間も経っていないその日の内から、急に理解出来る様になる…という訳でも無いのでしょうし。)


海未(とにかく…常に周囲への警戒を怠らず、同時に穂乃果の側からは決して離れずに。)

海未(少しでも穂乃果に近付く気配を見せた者には、私の出し得る最大級の『殺気』を即座に放って。)


海未(私が穂乃果を送り届けるまでの間、終始それらを繰り返し続けた結果として…少なくとも今日に関しては、特に大きな問題も無く。)

558 ◆bK3.D2B8eM :2020/08/23(日) 13:56:06 ID:KSoqJWPo
海未(穂乃果が自分の家の側に到着するまで、何とか無事に護り抜く事が出来ましたが……)


海未(ふぅ……私としても、事前にある程度の予測はしていた状況だったとはいえ。)

海未(実際に自分の目の前で起きた『事の重さ』は、当然ながら予測等の比ではなく。)

海未(故に…もしも私が側に居なくて、穂乃果一人だけでの下校だったのならば……一体どうなっていたのでしょうか。)


海未「……そう考えてみただけでも…本当に恐ろしくなりますね。」


海未(そして…この件には重大な問題点が、まだ残っています。)


海未(私としては今後も可能な限り、先程の様に自身で穂乃果を護りたいと…そう思っているのですが。)

海未(しかしながら…やはり現実問題として。必ずどこかでその限界が生じてしまうのは、どうしても避ける事は出来なくなります。)


海未(勿論、私の事情がどうであろうとも。穂乃果一人だけでの下校等は、これからも絶対にあってはいけません。)

海未(それが余りにも危険過ぎる行為なのは、既に火を見るよりも明らかなのですから。)


海未(穂乃果の他人を疑わない素直さや純粋さは、確かに人としての美徳でもありますが…)

559 ◆bK3.D2B8eM :2020/08/27(木) 03:08:26 ID:csr9wNI2
海未(悲しくも世の中には、そこに付け入る良からぬ輩が多いという事も…一つの真実でもあるのですから。)


海未(そして、何よりも。女性としての魅力が強烈なまでに解放された、今の穂乃果が一人で街を歩く等というのは。)

海未(正に『凶暴で飢えた狼の群れの中に、か弱い羊を放り込む』に等しい行為でもあり。)

海未(文字通り『飛んで火に入る夏の虫』となってしまう、極めて愚かな選択であると言わざるを得ません。)


海未(よって今の穂乃果が『一人で下校』等というのは、論外中の論外であって。)

海未(必ず、そして常に『誰かと一緒の下校』でなければいけないのです。)


海未(ただ…そうなりますと。何らかの事情によって、私が穂乃果と一緒に帰る事が出来ない場合に。)

海未(その私の代わりに穂乃果を、家まで安全に送り届ける護衛役となる存在。)

海未(今の穂乃果…そして、私にとっても。この非常に重要な役目を引き受けてくれる人が、早急に必要となるのですが……)


海未(正直この護衛役については、私でも一人ではかなり大変だと感じています。)

海未(ですからこの役目を、もしことりにお願いしたとしても。今の穂乃果を護るには、流石に一人だけでは難しいかも知れません。)

560 ◆bK3.D2B8eM :2020/08/27(木) 06:03:31 ID:csr9wNI2
海未(従来通りならばことり一人でも、充分にこなせていた役であった筈でしたが…)

海未(今となっては、穂乃果への『危険』となり得る存在達。その規模自体が、これまでとは全く違うのです。)


海未(それに…今日の学校でのことりの様子も、少し気掛かりですし。)

海未(恐らく今のことりには、この護衛役を頼む事で…色々と無理をさせてしまうかも知れません。)

海未(ですから、その点を考慮してみても…少なくとも現状に於いては、やめておいた方が良さそうです。)


海未「……ふう。やはりこの件、私が考えていた以上に…決して簡単な問題ではない様ですね。」


海未(…今、必要となるのは。私が不在の際に帰宅する穂乃果に対して、何かしらの危険が迫りそうな時。)

海未(その迫り来るであろう数々の危険から、必ず穂乃果を守ってくれる存在となる人。)


海未(ですが、その為には…『あらゆる状況に応じて様々な対処が出来るだけの判断力や行動力』等が、大いに求められる事になります。)

海未(何故なら、この絶対的条件を満たしている人物でなければ。この『護衛』という役割を務める事は、決して出来ないでしょうから。)


海未(しかし…そう考えてはみたものの。この大事な役目に必要とされる条件に全て適う人が、私達の知人の中から見つかるでしょうか…?)

561 ◆bK3.D2B8eM :2020/08/27(木) 07:16:51 ID:csr9wNI2
海未(そうなのです…この護衛役には『私達の知人である』という点も、とても重要となります。)

海未(まず第一に、私達と同じ音ノ木坂の生徒であり。時間にある程度の都合がつく様に、出来れば部活には無所属であって。)

海未(そして『一緒に帰宅する』という行動を取る以上、『穂乃果のよく知る人物』である事。これこそが最も望ましいのです。)


海未(しかも、それだけではありません。更に後一つ、非常に重要となる条件…それは『一人では人数が足りない』という点です。)

海未(例えば私の様に、護身術等に人並みの心得でもない限り。女生徒一人だけでは、やはりこの役目は困難となる可能性が高くなります。)

海未(ですから、護衛役となるのは一人だけではなく…最低でも二人……いえ、三人は居て欲しいところです。)


海未(そして、その人達同士でもお互いに知り合い以上であって。それぞれ信頼関係が築かれている間柄でもあり。)

海未(その強い繋がりから、チームワークにも優れているのならば。この護衛役としても、実に理想的であると言えるのですが……)


海未「…最もそんな人達が都合良く、私達のすぐ側に居てくれるのかは…また別の話なのですよね。」ハア…


海未(さて……一体どうしたものでしょう。)

海未(まずは『μ's』のメンバーに、この件を相談をしてみるべき…なのでしょうか?)

562 名無しさん@転載は禁止 :2020/11/01(日) 21:56:01 ID:iXRDecwE
支援

563 名無しさん@転載は禁止 :2020/11/10(火) 00:43:12 ID:0d4XkzDo
〜人類の歴史は2032年で終わり〜

木村秋則
「長さが5キロメートル以上あるUFOの内部で宇宙人(人類と同じ姿をしてるが人類より綺麗で朗らかでギリシャ彫刻のような顔をしてる)から地球カレンダーを見せられた。
それにこれから地球で起こることが書かれていた。
それを見ていくと枚数が少なかったのでなんでここで終わるのと聞いたら『そこで人類の歴史は終わり』と言われた」

それは口外してはいけないことになっていたが去年酒に酔った木村秋則はその年をポロッと言ってしまった。
それが2031年か2032年。

木村秋則によると・・・
・宇宙人は物を小さくする爆弾を持ってる。
・小型のUFOの側面の壁の厚さはビニール袋より薄い。これを手で触ると透明になり外が見えた。これのサンプルを手で折ろうとしても折れず、足で踏んでもまったく変形しないほど硬かった。
・宇宙人は人類をすごく見下してる。
・宇宙人は240種類の元素を知ってる。人類は120〜130種類ほどしか知らない。
・宇宙人のUFOは人類が10億年かかる距離を一瞬で移動できる。
・宇宙人は空中を浮遊できる。
・宇宙人は手を使わずに家の窓や扉を開けることができる。
・宇宙人との会話はテレパシー。考えたことがすぐに宇宙人に伝わり答えが返ってくる(頭の後ろから聞こえてくる)。

木村秋則(世界で初めて無農薬・無施肥のリンゴの栽培に成功した日本の農家)

グレイやビッグフットは宇宙人が作った生体ロボット。

木村秋則「人類は何とかしないと駄目だよ。もう残された時間が無いのだから・・・」

↑キリストが亡くなった31年か32年から2000年間でダメだったら滅ぼすと決めてたみたい。

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〜松原照子の世見(予言)〜

「近いうちにUFOが来るよ」(2020年8月に世見)

「今から20年以内(2032年まで)に富士山の噴火も含めた大災害が起きる」(2012年2月に世見)

「近未来に小惑星が地球に衝突する日が必ず来る気がしています。もし小惑星が地球に衝突したら日本は消滅します」(2019年2月に世見)

「東海、東南海、九州よりの地震がくる」

「首都直下地震がくる」

「南極のオゾンホールは拡大を続けています。日本でも強い紫外線が原因となる病気がこれから深刻化する。
皮膚癌が増加。白内障は高齢者だけの病気ではないので若い世代も気をつけるべき。
免疫力が低下しヘルペスや感染症も増えていく。
これからの30年にもっとも気をつけるのは紫外線です」(2019年2月に世見)

「トランプ大統領は再選しない」(2019年2月に世見)

564 ◆bK3.D2B8eM :2020/11/11(水) 14:20:16 ID:OGxZmgP2
またしても大変ご無沙汰しておりました。
そして支援コメを下さった方、どうもありがとうございます。
なかなか自分の思う様に時間の方が取れず、更新期間が数か月単位で空いてしまっている現状でありながら、
それでも支援して頂けている事に凄く励まされました。本当に感謝しております。

565 ◆bK3.D2B8eM :2020/11/11(水) 14:42:45 ID:OGxZmgP2
海未(ですが、もしこの件を皆にお願いするにしても…希は神社でのお手伝い、真姫は病院での用事、にこは家の事等で。)

海未(普段の練習が終わった後には、それぞれの予定や事情で忙しい事も多いですから…それを考えると、色々と難しいかも知れません。)


海未(…ならば、仮に交代制を設けてみるとして。その日毎に都合のつく人達が、穂乃果と一緒に下校する…という形にするのであれば…)

海未(ただ…これも当面は毎日必要となる訳ですし。必ず誰かには、何かしらの負担を掛けてしまうのは…確実に避けられない事でしょう。)


海未(それでも、私が皆に事情を話したのであれば。全員が穂乃果の為に協力してくれる事は、まず間違いないとは思います。)

海未(しかし、だからと言って…まだ別の手段の可能性を残したまま、安直に皆の好意に甘えてしまっても良いものか…とも考えてしまいます。)


海未(そう…実は先程から今に至るまでの間に、私がずっと気になっている『別の手段』とは…それは『μ's』のメンバーよりも。)

海未(もっとこの役目に相応しい人達が、実はまだ他にいるのではと……そんな気がしてならないのです。)


海未(何故に今の私が、特に根拠も無くその様に思っているのか…正直その理由までは、自分自身でも分かってはいませんが。)

海未(にも関わらず、不思議とそう感じてしまっている。そんな私が、今の自分の中にいる事も…どうやら確かな様であって。)

海未(もしかしたら…これが所謂『勘』なのでしょうか。) 


海未「…フフ。本来ならそういった類のものは、私ではなく穂乃果の十八番なのでしょうけど。」

566 ◆bK3.D2B8eM :2020/11/11(水) 15:02:12 ID:OGxZmgP2
海未(さて…それにしても。本当に…どうするべきなのでしょう。)


海未(…いいえ。その答えなら、もう既に出ています。)


海未(ええ…そうですよね。今すぐにでも、探すしかありません。)

海未(例えそれが、とても難しい事であると分かっていても。これらの条件に適うであろう『誰か』を。)


海未(しかもです。その『誰か』を少なくとも二人以上は、今日中にでも見つけなくてはいけないなんて。)

海未(更に加えるなら、仮にその人達を見つけられたとしても。この件の承諾を得られなければ、それこそ全く意味が無いのです。)


海未「ふぅ……我ながら、無茶な話ですよね…本当に。」


海未(と、また今も……どうも今日の私は、無意識での溜息が多い様です…気を付けるとしましょう。)


海未(とにかく…もし穂乃果が、今の私の立場であるなら。これ位の事では、決して諦めたりはしないのでしょうね。)

海未(穂乃果のそういった姿勢には、これまでにも振り回される事が多かったのですが。)

海未(しかし、穂乃果は…それ以上に。本当にかけがえのない沢山のものを、私やことりに…いつも与え続けてくれました。)

567 ◆bK3.D2B8eM :2020/11/26(木) 12:05:58 ID:rXVFQMAw
海未(ですから、今は私も。穂乃果のその前向きな姿を、素直に見習ってみたいと…そう思っているのです。)


海未(クス…そうですね。今となっては、自分自身でも自覚している程に。)

海未(私も穂乃果からの影響を、こうして強く受けてしまっています。)


海未(さて……これより私が取るべき行動は、穂乃果の護衛役に適任となる人を早急に見つけ出す事。)

海未(ですが、その行動に移る前に。確認の意味合いも含めて、今一度重要となる点を考慮しておきましょう。)


海未(まず第一に。私が今から探す対象となるのは、これまでに挙げていた条件を全て満たしている人物であり。)

海未(そして次に。護衛の安全性をより高いものとする為にも、必要とする人数は最低でも二人…可能であるなら三人。)

海未(更に。もし無事に見つけられたとしても、その人達からの承諾を即時に頂かなくてはならない……)


海未(…やはり、改めて考えてみても。この一つ一つの全てが、相当な難問となるであろう事は…まず間違いないでしょうね。)

海未(しかし、だからこそ…そうであればある程に。私が先程から気になっていた、この役目に相応しいであろう『誰か』が。)

海未(本当にその様な人達が、穂乃果や私達の周りにいてくれたのなら…一体、どれ程に――)


???「おーい、海未ちゃーん!」

568 ◆bK3.D2B8eM :2020/11/26(木) 12:16:26 ID:rXVFQMAw
海未「えっ…?」クルッ


ヒデコ「おー、ホントに海未ちゃんだ!」

ミカ「ほらほら、やっぱりそうだったでしょ?」ドヤッ


ヒデコ「うむ、実に大儀であった。褒めて進ぜようー。」

ミカ「ハハ―、ありがたき幸せでございまするー。」


ヒデコ「ところで、ミカよ。この間の山吹色の菓子だが、中々の美味であったぞ?」ニヤリ

ミカ「それはそれは。ヒデコ様のお気に召して頂けたようで、何よりでございますなぁ。」ニヤリ


ヒデコ「うむうむ。はっはっはっはー。」

ミカ「ほっほっほっほー。」


海未「………」ポカーン


フミコ「はいはい。ほら二人とも、三文芝居はそこまでにね?海未ちゃんが置いてけぼりになってるから。」

569 ◆bK3.D2B8eM :2020/11/26(木) 12:56:58 ID:rXVFQMAw
ヒデコ「おおっと!これは大変失礼しましたー<(_ _)>」

ミカ「私もつい、ノリノリになっちゃってた。ゴメンなさーい><」


フミコ「やれやれ。それと、ゴメンね?急に呼び止めちゃって。」


海未「い、いえ…どちらも別に、謝って頂く程の事では…どうか気にしないで下さい。」


ヒデコ「うん、ありがとう。そう言って貰えてホッとしたよー。」

ミカ「あはは、私もー。ところで海未ちゃんも、これから帰るトコだったの?」


海未「え?あ…その。私の方は……」


ミカ「ん?そう言えば海未ちゃん、今日は穂乃果達と一緒じゃないんだね?」

海未「あ、いえ…穂乃果とは、先程まで一緒でしたが…恐らく穂乃果の方は、もう帰宅を終えている筈です。」


ヒデコ「ああ、なる程。じゃあ海未ちゃんは、穂乃果を家まで送って行ってあげてたのかな?」

海未「ええ…そういう事になります。私の個人的判断ではありましたが、その方が良いと思いましたので…」

570 ◆bK3.D2B8eM :2020/11/26(木) 13:15:00 ID:rXVFQMAw
ヒデコ「そっか、ご苦労様。まあ今日の穂乃果の騒動っぷりじゃあ、それも仕方ないんだろうけどね。」

ミカ「うんうん。すっごい人気だったからね、今日のイメチェンした穂乃果。きっと帰り道でも、目立ってて大変だったんでしょ?」


海未「…はい。私が事前に予想していた、それ以上の状況でした。」


フミコ「……ジー―……」


海未「…あ、あの……どうか、されましたか…?」


フミコ「ジーー……何だか、元気ないね?」


海未「え…?」ドキッ…


フミコ「それに、ただ疲れてるだけ…って感じじゃないみたい。」

海未「そ、そう…でしょうか?」


ヒデコ「ふむふむ、やっぱりフミコもそう思ってたんだ。実を言うと、私もなんだよね。」

571 ◆bK3.D2B8eM :2020/11/26(木) 13:24:08 ID:rXVFQMAw
ミカ「うん、私もちょっと気になってたよ。今日の海未ちゃんって、何だか難しそうな顔してるから。」


海未(…今の私は、そこまで分かりやすく…ハッキリと顔に出ていたのでしょうか…?)

海未(私自身としては、不必要に己の感情を表立って出さない様『常日頃から冷静であれ』と…そう心掛けているつもりなのですが…)


海未(ふぅ……どうやら私は、自分で思っている以上に…まだまだ修行が足りない、という事なのでしょうね。)


ヒデコ「さてと。海未ちゃん、あのね?」


海未「あ……は、はい。」


フミコ「もしも海未ちゃんが、何か悩みとかあるならなんだけど。」


ミカ「私達で良かったら、幾らでも相談に乗っちゃうよ!」


海未「……!」


フミコ「ま、そういうコトだね。」パチッ☆

572 ◆bK3.D2B8eM :2020/11/26(木) 13:46:32 ID:rXVFQMAw
海未(…不思議なものです。私が悩んでいた帰り道の途中に、ヒデコさん達と偶然出会って…)

海未(それに…私個人とは交流が少なかったにも関わらず、こうして温かいお気遣いを頂けるなんて…)

海未(本当に世の中とは…何時如何なる時に、何が起こり得るのか分からないもの…なのですね。)


ヒデコ「それで、どうなのかな?海未ちゃんが今、ホントに困ってる事とかあるなら。」

フミコ「遠慮なんてしないで、私達に話してみて欲しいなって。」


海未「…あ、あの……」


ミカ「ん?なになに?」


海未「…私としては、その……皆さんのお気持ちは、大変嬉しく感じています。」

海未「ただ…やはりと言いますか……流石に色々と、皆さんのご迷惑になってしまうのでは……」


ヒデコ「なーに言ってんの?そんな訳ないじゃない!」

ミカ「そうそう!穂乃果の大事な友達は、私達にとっても大事な友達なんだから。」

573 ◆bK3.D2B8eM :2020/11/26(木) 13:59:25 ID:rXVFQMAw
海未「…ヒデコさん…ミカさん……」


フミコ「だからね、海未ちゃん。私達3人で、今の海未ちゃんの力になれる事って…何かないかな?」


海未「…フミコさん……ありがとうございます。皆さんの、とても温かいお気遣い…心より感謝します。」ペコリ


ミカ「いやいや、そんなに畏まらなくても大丈夫だよー。」


ヒデコ「まあ『μ's』のみんなと比べちゃうと、私達じゃ何かと物足りないかもだけど。そこは一つ、我慢して貰うしかないよねー。」タハハ


ミカ「あいたたたー><そこを言われちゃうとキッツイなあー。」

フミコ「あはは。でも、こればっかりは本当の事だからね。」


海未「そ、そんな…!そんな事は、絶対にありません…!!」キッ


ヒデコ「うわっと!?」

574 ◆bK3.D2B8eM :2020/11/26(木) 14:54:20 ID:rXVFQMAw
海未「…まだ私達が三人の時から、今日に到るまでの『μ's』が…皆さんからの力と優しさに、どんなに助けられてきた事でしょう。」

海未「もしも貴女方が、私達の側に何時も居てくれなかったのなら…私達『μ's』は、一体どうなってしまっていた事でしょうか。」


海未「ですから…穂乃果達だけでなく、私だって…!」

海未「本当に皆さんには、数え切れない位の感謝でいっぱいで…!」


海未「そして、そんな皆さんの事を…!私達はいつだって、心から頼りにして――」 


海未「――っ!!」ハッ


ミカ「……ん…?あれれ…?」


フミコ「何だか海未ちゃん、私達に嬉しい事を言ってくれたと思ったら…」

ヒデコ「…急に固まっちゃったね。」


海未(………そう……そうです。)

575 ◆bK3.D2B8eM :2020/11/30(月) 12:14:57 ID:nbh1jiAk
海未(僅か数分前の私が、ヒデコさん達と出会う直前まで…その瞬間まで、ずっと気にしていた事ではありませんか。)

海未(それなのに、私は…本当に情けない事に。今の今まで…全く気付けていませんでした。)


海未(きっと私の中に、初めから『在ってくれた』筈の…この大切な『答え』に。)

海未(どんな時でも、私達の側に居てくれて…そして今も、私達を支え続けてくれている…とても大切な人達の存在に…!)


ヒデコ「おーい、海未ちゃーん…?何かよく分からないけど、大丈夫かなー…?」フリフリ


クワッ!!


海未「皆さんっ!!」ギロッ


ヒフミ「「「ひっ!?」」」ビクッ


海未「どうか…どうか…!これから私の話を…聞いて頂けますか…!?」ジィィーー…


ヒフミ「「「……は…はいっ…!」」」タジタジ

576 ◆bK3.D2B8eM :2020/11/30(月) 12:19:10 ID:nbh1jiAk
海未「ありがとうございます…!それで、その話というのは……実は。」ジィーー…


ミカ「……じ、実は…?」

フミコ「な、何…かな…?」


海未「ヒデコさん…フミコさん、ミカさん。」

海未「私から皆さんに、どうしても…ご相談したい事があるのです。」


ヒデコ「…え、ええっとー……私達に…相談したい、事…?」


海未「はい。それは……」


海未「今後の…明日からの穂乃果の事について、なのですが――」







577 ◆bK3.D2B8eM :2020/12/03(木) 04:42:03 ID:RgwXq3gg
SCENE 17.【高坂宅・裏側出入口 近辺】


穂乃果(ふぅ〜……疲れたぁ。)


穂乃果(今日は朝から、色んな事が立て続けにあったし…ビックリしちゃう様な事も多くて、本当に大変だったけど…)

穂乃果(でも…学校のみんなが、あんじゅさんにメイクして貰った私の事を…いっぱい褒めてくれて…///)

穂乃果(それに『μ's』のみんなが、今の私を優しく受け入れてくれて…すごく嬉しかったなぁ…えへへ///)


穂乃果(あ…そういえば。さっきまでの帰り道の途中で、海未ちゃんが…何度もキョロキョロしながら、私達の周りを見てたっけ。)

穂乃果(時々私が何か話しかけても、返事は『シッ!』ばかりで…それでも私の側からは、絶対に離れようとしなかったし。)


穂乃果(私達って普段なら、途中で別々になってから帰ってるけど…それなのに今日は、私の家の近くまで一緒に来てくれて。)

穂乃果(そして別れ際の時には、まだ少し不安そうな顔をして帰って行った…そんな今日の海未ちゃん。)


穂乃果(私には、よく分からなかったけど…きっと海未ちゃんとしては、私の事を心配してくれてたのかな…?)

穂乃果(うーん……よし。また今度海未ちゃんと、ゆっくり話せそうな時にでも聞いてみよっと。)

穂乃果(本当にそうなら『心配してくれてありがとう』って、ちゃんと海未ちゃんに伝えたいもんね。)

578 ◆bK3.D2B8eM :2020/12/03(木) 05:03:58 ID:RgwXq3gg
穂乃果(あ、そうそう…!明日はあんじゅさんと一緒に、ショッピングに行く約束をしたんだよね。)

穂乃果(今から楽しみなんだけど、実はすこーし不安もあったりして…貰ったばかりの私のお小遣いでも、予算って足りるのかなあって。)

穂乃果(でも、まあ…きっと何とかなるよね?いざとなったら、お財布に優しい『ウィンドウショッピング』でもいいんだし。)


穂乃果(…明日、あんじゅさんに会えるんだ。一緒にいた時間が、ちょっと空いただけなのに…何だか不思議。)

穂乃果(またすぐに会える筈なのに、何だかそれが懐かしく感じるなんて……早く会って、色んな事…お話したいな。)

穂乃果(お礼を言いたい事、いっぱいあるし。それに、聞いて欲しい事だって…いっぱいあるから。)


穂乃果(…ことりちゃん、今日は様子がヘンだったけど…本当に大丈夫なのかな…?)

穂乃果(何だか、ずっと元気がなさそうだったし…先に帰って行った時も、かなり無理してた感じだったけど…)

穂乃果(ことりちゃんって、すごく優しいから…自分が辛いのに、誰かのために我慢しちゃう事も…結構あるんだよね。)


穂乃果(だから…もし今のことりちゃんが、何かに悩んでるのなら。私じゃ全然、頼りないかも知れないけど…それでも。)

穂乃果(やっぱり私は、ことりちゃんの力になりたい。悩んでることりちゃんのために、私が出来る精一杯の事を…したいな。)


穂乃果(ことりちゃんが、早く元気になってくれて。そして…いつもみたいに、優しく笑って欲しいから。)

579 ◆bK3.D2B8eM :2020/12/03(木) 05:21:19 ID:RgwXq3gg
SCENE 18.【高坂宅・一階 居間】


ガラガラ…


雪穂「…あ、お姉ちゃんだ。」


亜里沙「え?穂乃果さんが帰って来たの、雪穂?」

雪穂「うん。あの音はお姉ちゃんで、絶対間違いないよ。」


亜里沙「ハラショー…物音だけで分かるなんて、さっすが雪穂だね!」

雪穂「まあ、いつも聞いてる音だからさ。いい加減、耳で覚えちゃうんだよね。」


亜里沙「雪穂のだーい好きなお姉ちゃんの、帰って来る音だもんね?」ニコッ

雪穂「べ、別に…そんな事…ないし///」プイッ


亜里沙「それに穂乃果さんとは、昨日の朝ぶりの再会なんでしょ?」

580 ◆bK3.D2B8eM :2020/12/03(木) 06:29:19 ID:RgwXq3gg
雪穂「い、一日ちょっと会えなかったくらいで…全然、寂しくなんてないから…!///」


亜里沙「ねえ、雪穂。私は別に『寂しかった?』なんて、一度も雪穂に聞いてないよ?」フフッ

雪穂「……むむぅ…///」 


亜里沙「やっぱり穂乃果さんの事、とっても大好きなんだね♪」ニコニコ

雪穂「…も、もう…!//////」カアア


亜里沙「クスクス。私も今日は、穂乃果さんに会えるのが楽しみだったんだよ。」

雪穂「あ…そっか。最近だと亜里沙って、お姉ちゃんとはお喋りとか出来てないんだっけ。」


亜里沙「うん…だから雪穂が『今日だったら、ゆっくり会えるかも知れないよ』って教えてくれて、本当に楽しみだったの☆」


亜里沙(そう。今日は穂乃果さんと、久しぶりにお話が出来そうなんだから…ちゃんと伝えたいな。)

亜里沙(それに今日こそは、いっぱい穂乃果さんと一緒にいられるチャンスなんだもん。よーし…頑張らなきゃ!)

亜里沙(うん、穂乃果さんに伝えよう。もっと私と仲良くして欲しい、今の私の…この気持ちを。)

581 ◆bK3.D2B8eM :2020/12/03(木) 06:38:34 ID:RgwXq3gg
亜里沙(亜里沙は…雪穂と一緒に、穂乃果さんにギュッとして貰った時の…あの時の、とっても優しい気持ちを。)

亜里沙(とってもポカポカになる、あの日の温かさを。もっともっと穂乃果さんから…これからも、いっぱいいっぱい貰いたいから…!)


スタスタスタ…


亜里沙「…あ!そろそろ穂乃果さんが、こっちに来るんじゃないかな?」

雪穂「そ、そうだね…///」イソイソ 


雪穂(もう…亜里沙があんな事言うから、何だかヘンに意識しちゃうじゃん…!///)


穂乃果「ただいまー。」ガラッ


雪穂「あ…あの!お姉ちゃん、おか……え……」

亜里沙「こんにちは。お邪魔してます、穂乃果さ……」


穂乃果「あ、雪穂。ただいまー!」

582 ◆bK3.D2B8eM :2020/12/03(木) 06:52:28 ID:RgwXq3gg
雪穂「…………」


穂乃果「亜里沙ちゃん、いらっしゃい!やっぱり来てたんだね。」


亜里沙「…………」


穂乃果「玄関にそれっぽい靴があったから、きっと亜里沙ちゃんかな…って、二人とも…どうかしたの?」


カランカラン…


高坂母「ああ、穂乃果。もう帰ってた、のね…って………」


穂乃果「あ、お母さん。ただいまー…って……お母さんまで、どうしたの…?」


雪穂「…………」

亜里沙「…………」

高坂母「…………」

583 ◆bK3.D2B8eM :2020/12/03(木) 07:11:20 ID:RgwXq3gg
穂乃果「…ええっとー……ねえ、みんなー?もしもーーし?」


雪穂「………あのぉー……」


穂乃果「え…?雪穂…??」



雪&母「「…どちら様でしょうか…??」」



穂乃果「ちょっ!?それってヒドくないっっ!??∑( ̄△ ̄;)」ガーン!







584 ◆bK3.D2B8eM :2020/12/07(月) 13:24:46 ID:Du4OX.4o
穂乃果「もー!みんなホントにヒドいよー!」プンプン=3


雪穂「だからゴメンってば〜…!でも本当にさ、一瞬だけ分からなかったんだよ///」


穂乃果「むー…まあ亜里沙ちゃんは、まだ仕方ないにしてもだよ?実の家族までが、すぐに気付いてくれないなんて!」

穂乃果「これでも私、結構ショックだったんだからねっ?全くー!」プクー


雪穂「ま、まあまあ…だって余りにも、いつもと雰囲気が違ってたからさ///」

雪穂「つまりお姉ちゃんのイメチェンが、それくらい効果バッチリだったって事じゃん?///」ネ?


穂乃果「…そうかも知れないけど……ん?ねえ、雪穂。何か…顔が赤くない?」

雪穂「え…?///」


穂乃果「ひょっとして、風邪でも引いちゃってた…?」

雪穂「あ、ううん…!全然、そんな事ないよ…!///」


雪穂(実を言うと私さー、ずっとお姉ちゃんに見とれてたんだよねー☆…なんて言える訳ないじゃんっ!///)

585 ◆bK3.D2B8eM :2020/12/07(月) 13:58:18 ID:Du4OX.4o
穂乃果「そうかなぁ…?ほら、ちょっと顔見せて?」スイッ

雪穂「ーーーっっ!!?//////」ドキーン 


雪穂(ちょっ!?//////そそそ、それはマズイでしょっ!?//////)

雪穂(今やそこら辺の美人が、泣いて逃げ出しそうな…!//////その顔!顔っ!顔ーっ!!//////)


穂乃果「うーん…見た感じだと、結構赤くなってるよね?どれどれー…?」ピトッ

雪穂「っっ!!!/////////」ボーン!


穂乃果「あ…やっぱり熱いかも。雪穂、ちょっと待ってて?今、風邪薬を取って…」

雪穂「だだだっ、大丈夫だからおおお姉ちゃんっ!!/////////」


穂乃果「え?で、でも…」


高坂母「雪穂ー。ちょっと厨房まで、お菓子を取りに来てくれるー?」

高坂母「お父さんがねー?次の新商品の試作品、みんなに味見して欲しいって言ってるからー。」

586 ◆bK3.D2B8eM :2020/12/07(月) 14:22:40 ID:Du4OX.4o
雪穂「ああああーっ、えっとえっとえっとえっとっ!!/////////」


雪穂「お母さんが呼んでるから私厨房に行って来るねそれじゃーーっっ!!!/////////」ピュー


穂乃果「あ、雪穂…って、行っちゃった。うーん…本当に大丈夫なのかなぁ…?」


亜里沙「………//////」ポー…


穂乃果「…あ、いけない!あの…亜里沙ちゃん、ごめんね?さっきからずっと、ほったらかしにしちゃってて。」

亜里沙「………//////」 


穂乃果「もぉー、お母さんったらー。今は亜里沙ちゃんが来てくれてるんだから、何も雪穂じゃなくて私を呼べばいいのにー。」

亜里沙「………//////」


穂乃果「本当にごめんね、亜里沙ちゃん。雪穂が戻って来るまで、もう少し待ってて貰える……ん?」

亜里沙「………//////」

587 ◆bK3.D2B8eM :2020/12/07(月) 14:42:13 ID:Du4OX.4o
穂乃果「あれれ…?おーい、亜里沙ちゃーん?」ヒラヒラ


亜里沙「………//////」プツン


グワシッ!!


穂乃果「わっ!あ…亜里沙、ちゃん…?」

亜里沙「……穂乃果…さん…//////」


穂乃果「え、ええっと…どうしたのかな?突然、私の肩を掴んで……」

亜里沙「……お願いが、あります…//////」


穂乃果「お願い…?亜里沙ちゃんが、私に…?」

亜里沙「……はい…//////」


穂乃果「えっと…うん、いいよ。よく分からないけど、私で出来る事なら…」

亜里沙「……いいんですね…?//////」ジー


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