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ブレイブ&モンスターズ!掲示板

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1 : 雑談スレ(373) / 2 : 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第六章(34) / 3 : 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第五章(345) / 4 : 番外編投下用スレ(22) / 5 : 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第四章(341) / 6 : 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第三章(263) / 7 : 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第二章(159) / 8 : 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第一章(81)
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1 雑談スレ (Res:373)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 1
1 ◆POYO/UwNZg :2019/01/20(日) 20:48:16
雑談、相談、なんでもどうぞ!

367崇月院なゆた ◆POYO/UwNZg :2020/03/27(金) 20:53:56
むむ。こっちのタグは使えないか……。


368名前欄で遊んでたけどネタ切れ ◆92JgSYOZkQ :2020/03/27(金) 22:24:46
まさかいきなりマル様親衛隊が登場するとは(笑)

>ジョン君
このままの流れだと自分のターンだけど(前回抜き打ちピックアップ章でたまたま先頭になってた)
今回は予告ありピックアップ章だからもし良ければジョン君に先頭に入って貰うのもアリかなって思ったり
書き始めるのは早くとも明後日夜になりそうなのでもし先頭に来てみるなら2、3日中に連絡よろしくです~


369ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2020/03/28(土) 18:39:06
えーと・・・忙しくて色々出遅れてしまってすまない。

みのりさんにはおめでとう
エンバースには・・・早く帰ってこいよ
といっておく。簡潔で申し訳ないが・・・色々言いたい事も言って長くなるとアレだしね・・・。


>ジョン君に先頭に入って貰うのもアリかなって思ったり

自分では考えてもいなかったが・・・でもせっかく声を掛けてもらったし、2番手やってみようと思う。
章が終わったら順番をどうするかは・・・まあそのとき決めればいいか。

というわけで今から書くので期限は今から一週間にしてもらえないだろうか。
もちろんフルに使う予定はないが・・・念の為という奴さ。


370崇月院なゆた ◆POYO/UwNZg :2020/03/29(日) 16:40:32
>>2番手やってみようと思う。

かしこま!
じゃあ、わたし→ジョン→カザハ→明神さんってことでいいのかな?
昨日から1週間っていうのも了解!


371ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2020/03/29(日) 23:06:22
一週間必要だといったな?あれはウソだ。

>じゃあ、わたし→ジョン→カザハ→明神さんってことでいいのかな?

順番はそれでお願いするよ
章終わった時に戻すかどうするかはお任せします


372カザハ&カケル ◆92JgSYOZkQ :2020/04/01(水) 00:31:25
3月は忙しいって言ってたからどうかな~って思ってたけど安定の早さ……!
ケショーヒンなんて面白そうなものを出されたら広げざるを得ない


373明神 ◆9EasXbvg42 :2020/04/07(火) 06:26:14
おまたせ!
親衛隊登場は予想外過ぎてテンション上がりすぎちゃった
こんなん絶対楽しいやつやん。。。


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2 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第六章 (Res:34)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 2
1 ◆POYO/UwNZg :2020/03/27(金) 20:10:47
――「ブレイブ&モンスターズ!」とは?


遡ること二年前、某大手ゲーム会社からリリースされたスマートフォン向けソーシャルゲーム。
リリース直後から国内外で絶大な支持を集め、その人気は社会現象にまで発展した。

ゲーム内容は、位置情報によって現れる様々なモンスターを捕まえ、育成し、広大な世界を冒険する本格RPGの体を成しながら、
対人戦の要素も取り入れており、その駆け引きの奥深さなどは、まるで戦略ゲームのようだとも言われている。
プレイヤーは「スペルカード」や「ユニットカード」から構成される、20枚のデッキを互いに用意。
それらを自在に駆使して、パートナーモンスターをサポートしながら、熱いアクティブタイムバトルを制するのだ!

世界中に存在する、数多のライバル達と出会い、闘い、進化する――
それこそが、ブレイブ&モンスターズ! 通称「ブレモン」なのである!!


そして、あの日――それは虚構(ゲーム)から、真実(リアル)へと姿を変えた。


========================

ジャンル:スマホゲーム×異世界ファンタジー
コンセプト:スマホゲームの世界に転移して大冒険!
期間(目安):特になし
GM:なし
決定リール:マナーを守った上で可
○日ルール:一週間
版権・越境:なし
敵役参加:あり
避難所の有無:なし

========================

28明神 ◆9EasXbvg42 :2020/04/07(火) 06:13:04
>「……ねぇ、なんか焦げ臭くない?」

夕暮れにさしかかり、そろそろ野営の準備をしようというところ。
ガザーヴァと『いっせっせーの』をしていた俺は、なゆたちゃんの声に背筋を伸ばした。
馬車の前に回ってみれば、麦畑がぼうぼうと燃えている。
焼畑農業の季節でもない。穂を丸々実らせて収穫を待つ麦が、炎上していた。

>「ボ、ボクじゃないぞ!? ボクはやってないからな! 無罪! ノットギルティ!」

「分かってるよ!ガチの下草火災とかなんも面白くねーからなぁ!」

言ってる場合じゃない。
密集した麦は簡単に延焼し、またたく間に一面が炎に包まれる。
黒々とした煙が風に巻かれ、視界を灰色に染め上げる。

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29明神 ◆9EasXbvg42 :2020/04/07(火) 06:13:38
>「なゆ達より僕のほうがスナイパー処理に慣れている!僕がでる!許可をくれ!」

燃えていない麦畑に飛び込み、頭を低くしていると、馬車の方からジョンの声が聞こえた。

「ばっか、出てくんな!俺たちでどうにかしてやらぁ!」

そりゃジョンの言う通り、対狙撃戦ならこいつの方が分があるだろう。
だけどそれは、ジョンを再び戦場に引きずり出すことになる。
こいつの終焉を、早めることになる。

>「く……、こんな、ところで……!」

なゆたちゃんの悲痛な叫びも、狙撃と炎に飲み込まれる。
追い詰められていた。進退極まり、壊滅は時間の問題だ。

(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


30明神 ◆9EasXbvg42 :2020/04/07(火) 06:14:21
三人の女は全員、この世界のいかにも中世欧州っぽい服装ではなく、
俺たちのよく知る地球のものを着ている。
それに、マシュマロ女の足元に居るのはスライムヴァシレウスだ。
高レアの準レイド級……こんな初期マップの僻地に出てくるようなモンスターじゃない。

つまりは――

「新手のブレイブだと……!」

俺たちと同じように、アルフヘイムに拉致られてきたブレモンプレイヤー。
『異邦の魔物使い(ブレイブ)』が三人、目の前に現れた。

>「自分たちがたまたま通りかかってよかったっスね。恩に着て欲しいっス」
>「だよねだよねぇ~☆ ウチらがいなかったら、今頃死んでたんじゃなぁ~い? キャハッ☆」

(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


31明神 ◆9EasXbvg42 :2020/04/07(火) 06:15:08
ブレモン界隈において、関わっちゃいけないやべえ奴とされる存在はふたつある。
ひとつは言うまでもなくうんちぶりぶり大明神とかいうクソ荒らし野郎だ。
ブレモンのネガキャン行為に至上の悦びを見出す変態、救いようのない馬鹿である。

そしてもうひとつが――『マル様親衛隊』。
今目の前に居る三人は、その主要メンバーだ。

マル様親衛隊は、『聖灰の』マルグリットをこよなく愛するプレイヤーで構成されたギルドで、
規模の大きさやファン活動の"濃さ"で高い知名度を誇る。マル様クラスタ最大手と言って良いだろう。
対人ガチ勢の親衛隊長をはじめ有力プレイヤーが何人も在籍してるしな。

一方で、親衛隊には悪名も多い。
連中はかなり極端な同担拒否であり、身内以外のマル様ファンを蛇蝎の如く嫌っている。
解釈違いを巡ってしばしば他のファンギルドと衝突しては、その尽くを殲滅して後には草一本残らない。
我こそはマル様を一番に愛する者と、臆面もなく喧伝するその姿はもはや狂信者の類である。
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32明神 ◆9EasXbvg42 :2020/04/07(火) 06:16:42
親衛隊の後ろから、ローブ姿の男が一人、歩み出た。
狂犬どもの熱っぽい視線を反射するようにキラキラ輝くプラチナの長髪。
いっそ腹立たしいまでに白い歯と、彫刻じみた凄絶な美貌。

――『聖灰の』マルグリット。
親衛隊が現人神と崇拝し、その一挙一動を礼賛する、十二階梯の継承者が一人。

試掘洞での邂逅以来、ローウェルを巡る因縁の発端となった男と、俺たちは再会した。

「出ちゃったよ……狂犬どもの御神体が……」

相変わらず何言ってっかわかんねーなこいつ。
ニホンゴムツカシイネ。俺IQ低いからなんも伝わんねえわ!

>『あいつらはパパの仲間なんかじゃないぞ。
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33明神 ◆9EasXbvg42 :2020/04/07(火) 06:18:00
>「お嬢様方、お近づきの印にこれをどうぞ。王都で話題のケショーヒンセットです。
 僕達のしっている化粧品とはちょっと違う物ですが・・・効果は間違いないですよ!あのバロールもみとめた品です」

ってガチの営業する奴があるかよ!
粗品で化粧品配るとかお前保険のおばちゃんかよぉ!?
だがこれは良い流れだ。どう転んでも美味しい。よっしゃ、乗ったるで!

>「?どうしたんだみんな?」

「いやちょっと、ちょっと待ってよジョン君さぁ……初対面でこんな高価なプレゼント渡すぅ?
 なんぼ羽振りの良いスポンサーがついて金余ってるからって、ほら皆さん引いちゃってるじゃん」

初対面の相手との交渉は、初動でどれだけマウントとれるかがキモだ。
高価な贈り物は、『この程度は粗品みたいなもんどすえ?』という資金力の示威になる。
石油王!俺に力を貸してくれ!京都人の奥ゆかしき交渉術を見せてやろうぜ!
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


34明神 ◆9EasXbvg42 :2020/04/07(火) 06:19:28
「ああああ!若さが!若さが失われていく!醜く老いさらばえていく!
 な、な、なぁ!ケショーヒンもっとくれよ!まだあるんだろ?もっとくれよぉ!!」

……おっと、取り乱してしまいましたな。失敬。
親衛隊はドン引きしながら一部始終を見ていた。勝ったな。

「それはそれとしてだ。久しぶりじゃんマル公、穴蔵で狩りパ組んで以来だな。元気にしてた?」

親衛隊の連中をチラ見しながら、あえて親しげにマル公に声をかける。
奴らにとってマル公は神だ。対等であることを自身に許さず、その足元に傅くことでのみ近づける。
再会したマル公が俺たちとの『過去』を示唆したことは、内心穏やかじゃあないだろう。

俺はマル公と一緒に狩りもしたことあるお友達だぜ!お前ら信者とは親しさのランクがちげーんだよっ!
……という小学生から政治家まで幅広く用いられるマウントテクニックだ。
それに加えて、もう一捻り入れてみようか。
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3 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第五章 (Res:345)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 3
1 ◆POYO/UwNZg :2019/09/24(火) 22:17:16
――「ブレイブ&モンスターズ!」とは?


遡ること二年前、某大手ゲーム会社からリリースされたスマートフォン向けソーシャルゲーム。
リリース直後から国内外で絶大な支持を集め、その人気は社会現象にまで発展した。

ゲーム内容は、位置情報によって現れる様々なモンスターを捕まえ、育成し、広大な世界を冒険する本格RPGの体を成しながら、
対人戦の要素も取り入れており、その駆け引きの奥深さなどは、まるで戦略ゲームのようだとも言われている。
プレイヤーは「スペルカード」や「ユニットカード」から構成される、20枚のデッキを互いに用意。
それらを自在に駆使して、パートナーモンスターをサポートしながら、熱いアクティブタイムバトルを制するのだ!

世界中に存在する、数多のライバル達と出会い、闘い、進化する――
それこそが、ブレイブ&モンスターズ! 通称「ブレモン」なのである!!


そして、あの日――それは虚構(ゲーム)から、真実(リアル)へと姿を変えた。


========================

ジャンル:スマホゲーム×異世界ファンタジー
コンセプト:スマホゲームの世界に転移して大冒険!
期間(目安):特になし
GM:なし
決定リール:マナーを守った上で可
○日ルール:一週間
版権・越境:なし
敵役参加:あり
避難所の有無:なし

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339ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2020/03/18(水) 03:01:19

「ん・・・?ここは・・・?」

目覚めるとそこは牢屋と思わしき場所の中。
体に何十にも巻かれていた鎖は今は取り外され、手足に枷もなく牢屋という場所だという事を除けば自由な状態だった。

「いくらなんでもこれは警戒心がなさすぎじゃないか・・・?」

王都の時も思っていたがこの程度の牢屋に中の囚人に枷を付けていないのはセキュリティ的にどうなのかと思う。
力を使って壁をぶち抜いてそのまま脱出できそうなレンガの壁に囲まれいる牢屋。

先ほどより頭が冷静なお陰でスキルを使おうとは思わないが・・・。

「目が覚めましたか?」

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340ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2020/03/18(水) 03:01:46

「~~~~~~~~♪」

ステージ上でなゆとマホロが楽しそうにダンスを踊っていた。

「一体これは・・・!?」

つれてきた兵士に事情を聞こうと振り返ると。

「おお~~~~~~~!やっと起きたでござるか!いや~~~~よかったでござるな~~~~」

兵士達に囲まれあれよあれよと宴会の席に着かされた。

「ちょ・・・君達は僕の事がキライだったんじゃないのか?」

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341ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2020/03/18(水) 03:02:07
なゆは宴の最中に考え込んでいた。
理由は当然僕だろう、当然彼女はこう考えているはずだ・・・

ジョンを助けるにはどうしたらいいだろう



「なゆ・・・考える必要なんてない僕を素直に見捨ててくれれば・・・」

>「……エーデルグーテ」

その名は知識としてしっていた・・・。
聖属性の要所ゲームでも知らないプレイヤーは居ないといわれるほど必ずプレイヤーが訪れる場所。
僕も一度なにかのクエストで生かされた気がするが・・・。

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342ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2020/03/18(水) 03:02:51
の後僕は自主的に牢屋に戻った、試したい事があって部屋より牢屋のほうが適していたからだ。

「ふうう・・・!」

ブラッドラストを発動させる、アジダハーカの時のように全力ではなく少しずつ。

戦闘時でもない限り全力発動は気分的に難しいが・・・。

それでもこれからふと気分が高揚するたびに暴走してはたまらない
だからどの程度までいけるのが試す必要があった。

「バロールの魔法が効いている今が試すにはちょうどいい!」

視界が赤く染まる、本能がむき出しになっていくような感覚。
力が強くなる・・・感覚が鋭くなる・・・体に溜まっていた今日一日の疲労がなくなる・・・
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343embers ◆5WH73DXszU :2020/03/23(月) 23:22:45
【フィロソフィカル・バーンド・コープス(Ⅰ)】


焼死体の肉体が燃え尽きていく/その末端から中心に向けて、灰化の進行は止まらない。

〈マスター。あなたはもう助からない。誰を呼んだところで、もう間に合わない〉

「……ああ、そうだな」

〈だから……私をサモンして下さい。まさか、このまま顔も合わせずにお別れするつもりですか?〉

暫しの逡巡――焼死体の灰化した指先が、ひび割れた液晶に触れた。
魔力の燐光が渦を巻く/小さな騎士の輪郭を描く。
そして純白の騎士が、主を見上げた。

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344embers ◆5WH73DXszU :2020/03/23(月) 23:23:29
【フィロソフィカル・バーンド・コープス(Ⅱ)】


『おぉ~っ! みんな、おかえりなさーいっ!』

「……【自爆】と【死線拡大】のコンボか?いや、違うな――」

そして物語は進行する/何の変化もなく。

『マホ――』
『おおーっと! ヤボは言いっこなしだよ? 月子先生……』

「なるほど。マホたんと俺達だけの秘密か――蠱惑的な響きだ」

[■■■■の成れの果て/闇霊]は完全に、焼死体として振る舞う。
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345embers ◆5WH73DXszU :2020/03/23(月) 23:24:00
【ロスト・グローリー(Ⅳ)】


『――駄目です。やはり誰とも連絡取れません。ログインの形跡もなし』

『……そうですか。では、仕方ありません。事前の取り決め通りに事を運ぶのです。
 かのクランは最新コンテンツにおける不正ツールの使用が確認された。
 故に、そのコアメンバー全員をアカウント凍結処分とする』

『本当に、いいのですか?運営が、意図的に誤BANを行うなど……』

『日本代表選手とそのチームに失踪されたとなれば、我々の沽券に関わるのです。
 彼らが本当に引退したのなら――どうせ、真相は誰にも分からないのです』

『……一体、何があったのでしょう』
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4 番外編投下用スレ (Res:22)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 4
1 ◆POYO/UwNZg :2019/03/20(水) 18:54:52
本編の補完、補足、外伝等ブレイブ&モンスターズ!関連SSの投下用スレです。

16とある報告書 :2019/12/17(火) 16:40:10
・・・だが何事にも例外はある。

人間の中にも犯罪者、社会不適合者その他色々・・・と呼ばれる者たちがいる。
その殆どは人間特有のルールという名の波に乗れなかっただけの弱者である。

改善の余地もある者が大半であるし、そこまで特別気にする必要もない連中だ。

だがその一部の更に一部。

人間が人間足りえる全てを利用して自分の欲望欲求を満たす者達がいる。

人間が持つ知性・理性・欲求を持ち、だがそれでいて自分を律する事をしない者達。

考える事が動物と同レベルでありながら人間として生まれてきてしまった者達。

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17幸せな家族の記憶 :2019/12/17(火) 16:41:42
オギャーオギャー

「おう・・・おうおうおおおおおおお!よくがんばったな!」

「ふふ・・落ち着いてくださいあなた・・・ああ・・・私のかわいい子・・・」

親に祝福され、みんなに祝福された幸せな男の子。

親は子を愛し、子は親を愛した。

彼は愛を一心に受け、きっと素晴らしい人間になるだろう。
名を残すような事はなくとも普通の人間として行きていくだろう。



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181/3 :2019/12/27(金) 17:12:45
*コンコン*

「やぁ、調子はどうだい?」

「あら、わざわざおいで頂きまして恐縮やわー
あらかた目を通し終えたところよ~」

「いやいや、こちらとしても一人で全部やっていたからねえ、手伝ってもらえるのは大歓迎さ
目を通し終えたところならお茶しないかい?」

「おおきにさん、頂きますえ~」

「それにしてもよくこれだけの資料、帳簿に目を通せたねぇ
私だってもう嫌になる量だというのに」

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192/3 :2019/12/27(金) 17:13:06
「ふふふ、まあそれはそうと、聞きたい事があってなぁ」

「な、なんだい?」

「うちらの世界とこの世界の繋がり、そしてこの世界の魔法の事やわ」

「ほう……魔法を教えてほしいという事ならばやぶさかではないが、それなりに才能と時間が必要になるね」

「それは言い換えれば、異邦人であるうちでも魔法が使えるようになるって事やんなぁ
うちらの世界では魔法は存在しいひんけど、その実、こちらの世界から見れば素人の身でありながらスマホを介する事で高等魔法を自在に使えているわけやし?
適性や才能という面では異邦のうちらの方が高いと言えるんやないかしらねえ」

「そうだね、だからこそモンデキント君はわずかな期間と指導で『蝶のように舞う(バタフライ・エフェクト)』を習得できたし、うんちぶりぶり大明神君は死者との対話を成立させることができた
あれらは本来才能ある者が正しい指導者に導かれ相応の年月をかけてこそなしえる事だったのさ」

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203/3 :2019/12/27(金) 17:13:24
こんばんは、お久しぶりです
こちら冬休みに入り点数的にはまだ安心できないけど、模試での順位的には一応大丈夫っぽい位置まで漕ぎつけて一息ついたところです

ほんの数カ月ですけどとても懐かしい感じがします
離脱させてもらってから本スレの方は全く追えておりませんけど、ブレモンの事が頭に浮かんできちゃって
みのりのその後、というかストーリーの本筋から離れた背景で起きている流れも好きだったりするので、そんな一場面を投下です
第五章から本スレを読んでいない状態で書いているのでおかしいところも出ているでしょうけど、そこは本スレとは全く関係ないちょっとしたお話だということで

これから冬期講習や受験に向けて加速して行くのでまた離れますが、いつまでもブレモンが楽しく続いていくようにとお祈りしています~
それでは、お目汚し失礼しましたー


21崇月院なゆた ◆POYO/UwNZg :2020/01/01(水) 11:08:29
其は、広大無辺の闇。
其は、深遠無窮の淵。

ただただ昏い闇の中に、ぼう……と光が灯る。
それはひとつ、ふたつと数を増やしてゆき――やがて、定数に達して止まった。

その数、十と二。

「……アルフヘイムの『異邦の魔物使い(ブレイブ)』は随分、派手にやっているようだな」

闇の中、ぼんやりと照らされる柱。
高さも距離もランダムに林立するそれらの上に佇み、あるいは座した十二の影が、ゆっくりと口を開く。

「アコライト。懐かしい響きではないかね? 特に……君にとっては。そうじゃないか? ククッ」

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22ブレイブ&モンスターズ!~異邦の勇者達~ :2020/03/20(金) 22:28:27
ttps://dotup.org/uploda/dotup.org2092256.mp3.html

崇月院 なゆた:VY1
embers:鏡音レン
ジョン・アデル:MEITO(MEIKOの男声調整)
明神:KAITO
五穀 みのり:IA
カザハ:VY2
シャーロット:初音ミク

【なゆた】
はじまりのとき 分かたれた 歴史が 今再び 交差する
虐げられた 無辜の民 守り抜くために

【embers】
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5 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第四章 (Res:341)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 5
1 ◆POYO/UwNZg :2019/03/18(月) 20:11:11
――「ブレイブ&モンスターズ!」とは?


遡ること二年前、某大手ゲーム会社からリリースされたスマートフォン向けソーシャルゲーム。
リリース直後から国内外で絶大な支持を集め、その人気は社会現象にまで発展した。

ゲーム内容は、位置情報によって現れる様々なモンスターを捕まえ、育成し、広大な世界を冒険する本格RPGの体を成しながら、
対人戦の要素も取り入れており、その駆け引きの奥深さなどは、まるで戦略ゲームのようだとも言われている。
プレイヤーは「スペルカード」や「ユニットカード」から構成される、20枚のデッキを互いに用意。
それらを自在に駆使して、パートナーモンスターをサポートしながら、熱いアクティブタイムバトルを制するのだ!

世界中に存在する、数多のライバル達と出会い、闘い、進化する――
それこそが、ブレイブ&モンスターズ! 通称「ブレモン」なのである!!


そして、あの日――それは虚構(ゲーム)から、真実(リアル)へと姿を変えた。


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ジャンル:スマホゲーム×異世界ファンタジー
コンセプト:スマホゲームの世界に転移して大冒険!
期間(目安):特になし
GM:なし
決定リール:マナーを守った上で可
○日ルール:一週間
版権・越境:なし
敵役参加:あり
避難所の有無:なし

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335明神 ◆9EasXbvg42 :2019/09/23(月) 23:45:22
「カザハ君、カザハ君よぉ。飲んでるか?カケル君はお酒いける口なの。
 お馬さんはビールが結構好きらしいぜ。もともと麦食ってるからかな」

俺はずっとこいつに聞きたかったことがある。
疑問が形になったのは、クーデター閉会式の時だ。

>「いい名前じゃん。よろしくね、瀧本さん。……カケル、背中貸してあげて。タッキー&ツバサ――なんちゃって」

「お前さ、ホントはいくつなの」

カザハ君がポロっとこぼしたセリフは、はっきり言ってオヤジギャグの類だ。
俺の本名とカケル君の翼をかけた、特に深い考えもない一言だったんだろうが――
ネタが、古い!マジで古い!二十年近く前のアイドルやぞそれ!
俺が小学生の時に流行った連中じゃねえか!タッキーなんか社長になっとるぞ!

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336明神 ◆9EasXbvg42 :2019/09/23(月) 23:46:04
>「条件はひとつだけ。わたしがパーティーリーダーを務めるにあたって――
 明神さんをサブリーダーに指名します。もちろんパーティーメンバーはみんな平等で、誰が偉いとか一番とかはないけど……。
 わたしがいなくて、何かを決定する必要があるときは。みんな明神さんの指示に従ってくれればって思う」

そうして敗軍の将に、裁定が下った。

「……マジで?」

煮るなり焼くなり好きにしろとは言ったけれども。
反逆者に次席のポストが与えられるとは想定すらしてなかった。

「いいのかよ。遺恨残らない?自分で言うのもなんだけど結構酷いことしたよ俺」

色々酷いことも言ったし、人事不省のなゆたちゃんに一方的に襲いかかりもした。
そもそも性根がクソコテ気質のうんちぶりぶり野郎だし、その性格を改めるつもりもない。
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337明神 ◆9EasXbvg42 :2019/09/23(月) 23:46:31
「ちょ、ちょっと待てよ!一体どういう風の吹き回しだ!?」

言うまでもなく石油王は俺達の防御の要、メインタンクだ。
こいつがいなけりゃ消し炭になってたことなんか一度や二度じゃない。
そしてタンクである以上に、俯瞰視点から戦況を見渡すこいつの冷静さには何度も救われてきた。

その石油王の離脱表明は、少なくない衝撃をもって俺達を襲う。
なんで。クリスタルを使い切って戦えなくなったってわけじゃないだろう。
バロールから物資提供の確約は取り付けてるし、石油王には万象法典のカードプールもある。

それなら。命がけの戦いを続けられなくなった?
いくつもの疑念が頭を擦過していくが、石油王の真意はそのどれでもなかった。

>「だってこの魔王様、色々とガバガバの穴だらけで見てられへんのやもん
 兵站管理や情報伝達とか、この人に任せてたら前線に出るうちらは命がいくつあってもたりひんわ
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


338明神 ◆9EasXbvg42 :2019/09/23(月) 23:47:08
>「えー。私の意思っていうものは考慮してくれないのかい? ひどいなぁ!
 でも、確かに五穀豊穣君が私の手伝いをしてくれるなら心強いかな。なにせ、今は全部私ひとりでやってるものだから!
 睡眠時間もないし、愛しのメイドたちと愛を語らう暇もなかったんだよね!」

……ホントに大丈夫かなぁ?
このセクハラ魔王、テンション上げてんじゃねえよ。
メイドさんめっちゃ冷ややかな対応しとるがや。

>「寂しくなるけど・・・永遠の別れってわけじゃないし、さよなら、とは言わないからね」
>「よし!みんなしんみりした雰囲気はなしだ!今日は派手にやろう!」

ジョンが陽キャ仕切りで暗い空気を払底する。
俺も同感だった。送り出される側が辛気臭いツラしてちゃ、石油王も枕高くして寝れねえよな。

>「そうしよう、そうしよう! みんな、かんぱーいっ!」
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339明神 ◆9EasXbvg42 :2019/09/23(月) 23:47:39
一日くらいなら、どうにかなると思ってた。
24時間ずっと訓練ってわけでもないし、いい感じのところで切り上げて英気を養うもんだとばかり。
だがジョンの『訓練』は俺の想像を超えるどころか、常軌を逸していた。

「はぁ……はぁ……ひぃ……」

ようやく課されたランニングのノルマが終わり、俺は石畳の上に五体を投げ出した。
本当に、本当にキツかった……。
ジョンの講義は護身術の座学に始まり、実戦組手でぶん投げられること数多。
何度ゲロ吐いたか数えてもないが、体中にできた青痣だけは治癒魔法ですぐに治った。

そして仕上げとばかりに王宮ランニング。
俺より5周近く多く走ったジョンは涼しい顔でタオルを手渡して、どっかに行ってしまった。
多分風呂だろうな。俺はしばらくここから動けそうにない。

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340明神 ◆9EasXbvg42 :2019/09/23(月) 23:48:24
こいつが自分のしたことに自分で責任をとるのなら、俺はもう何も言わない。
こいつが呼び付けて、死んでいったブレイブ達の恨み節は、俺が代弁するべきじゃない。

「私の立場でこんなことを言うのは些か不義理かもしれないけど……。
 君たちには、死なないで欲しい。世界を救うだけではなく、生きて帰って来て欲しい。
 ――何より。君たちが戻らなければ、私は五穀豊穣君に絞め殺されてしまうからね」

「へっ、お前に言われなくたって死ぬつもりはねえよ。あいつらを死なせるつもりもない。
 生きて帰らなきゃ、お前がブレイブ達の墓参りすんの見れねえだろうが」

「ははっ!そういえば約束をしていたね。うん、それが良い。
 全部終わったら、私もまた旅に出られる。君と諸国を巡れる日を、楽しみにしているよ。
 ……そして見届けてくれ。私の、贖罪を」

何に満足したのかぴくちりわかんねえけど、バロールは微笑みだけ残して去っていった。
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341明神 ◆9EasXbvg42 :2019/09/23(月) 23:48:55
「……ジョンのことは任せとけ。俺も昔とった杵柄で、多少はタンクの心得がある。
 アコライト行ってからでも、お前の伝えた知識を俺が補完することは出来るはずだ」

タキモトとしてプレイしていた頃の俺は、本職こそアタッカーだったが、
サブロールとしてタンクも人並み程度には齧ってる。
戦線を維持する責任の重いタンクは基本的に人手不足の引く手数多で、足りないPTでは兼任も珍しくなかった。
あの頃から多少環境も推移したが、ロールとしての立ち回りは変わってないはずだ。

「あの野郎には訓練で貸しがあるからな。スパルタ式でビシバシ教え込んでやるよ」

だから心配するな。俺達はうまくやれる。
お前は安心して、バロールのところで支援に専念してくれ。
そんなようなことを、歯切れの悪い言葉で、俺は石油王に伝えた。

これで終わりでいいのか?
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6 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第三章 (Res:263)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 6
1 ◆POYO/UwNZg :2019/01/29(火) 21:46:59
――「ブレイブ&モンスターズ!」とは?


遡ること二年前、某大手ゲーム会社からリリースされたスマートフォン向けソーシャルゲーム。
リリース直後から国内外で絶大な支持を集め、その人気は社会現象にまで発展した。

ゲーム内容は、位置情報によって現れる様々なモンスターを捕まえ、育成し、広大な世界を冒険する本格RPGの体を成しながら、
対人戦の要素も取り入れており、その駆け引きの奥深さなどは、まるで戦略ゲームのようだとも言われている。
プレイヤーは「スペルカード」や「ユニットカード」から構成される、20枚のデッキを互いに用意。
それらを自在に駆使して、パートナーモンスターをサポートしながら、熱いアクティブタイムバトルを制するのだ!

世界中に存在する、数多のライバル達と出会い、闘い、進化する――
それこそが、ブレイブ&モンスターズ! 通称「ブレモン」なのである!!


そして、あの日――それは虚構(ゲーム)から、真実(リアル)へと姿を変えた。


========================

ジャンル:スマホゲーム×異世界ファンタジー
コンセプト:スマホゲームの世界に転移して大冒険!
期間(目安):特になし
GM:なし
決定リール:マナーを守った上で可
○日ルール:一週間
版権・越境:なし
敵役参加:あり
避難所の有無:なし

========================

257明神 ◆9EasXbvg42 :2019/03/10(日) 19:27:28
 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 

前代未聞の大災害に見舞われ、死者こそ出なかったものの甚大な被害を負ったリバティウム。
ようやく復興が始まった街の中を、俺はしめじちゃんと連れ立って歩いていた。

「交易所も半壊かぁ。また遊べるようになるまでしばらくかかりそうだな」

ひび割れた石畳を張り替える石工たちが、移動屋台を呼び止めて昼餉を購入する。
俺たちもその行列に並んで、ワイルドボアの串揚げを買った。

「やっぱ脂の味しかしねぇなこれ。ちゃんとしたトンカツが食いてぇよぉ」

世界を救ったあと、俺はアルフヘイムに永住するつもりだ。
現実世界で仕事に追われながら細々と暮らすより、きっとこっちの方が面白おかしく生きられる。
だけど一つだけ悩みがある。俺は現実世界の、飯だけは好きだった。
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258明神 ◆9EasXbvg42 :2019/03/10(日) 19:28:09
「ロクな奴じゃなかったよ。ガサツで、傲慢ちきで、気に入らないことがあるとすぐ殴る。
 おれはあいつの腰巾着だったから、バルゴスを見る路地裏の奴らの目をよく知ってる。
 用心棒なんて気取っちゃいたがよ、おれたちゃ鼻つまみ者だったのさ」

注いだワインの残りを、ゴロツキは自分で呷った。

「だけど……それでも、俺たちの仲間だった。
 喧嘩にめっぽう強いあいつのおかげで、おれたちは他のチンピラに虐げられずに済んだ。
 曲りなりにもこの街を守ってた奴の最後にしちゃ、あんまりだよ」

バルゴスを喰い殺したのはバフォメットであり、それを使役するライフエイクだ。
だけど、奴がバフォメットと対峙する理由を作ったのは、俺だった。
俺があいつをこの件に巻き込まなけりゃ、バルゴスは死なずに済んだだろう。
言い訳のしようもなく、バルゴスが死んだのは俺のせいでもあった。

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259明神 ◆9EasXbvg42 :2019/03/10(日) 19:28:43
俺は墓標代わりの大剣の前で、両手を合わせて祈った。

バルゴス。悪かった。死なせるつもりはなかったんだ。
そして、お前がバフォメットと対峙してたおかげで、俺たちは致命的な挟み撃ちを受けずに済んだ。
ありがとう。……って言っちまったら、またお前は怒るかな?
俺がこの先死ぬことがあったら、あの世でもっかい詫びるよ。どうせ行くところは同じだ。

隣でしめじちゃんも手を合わせている。彼女は何を祈ってるんだろうか。
一通り心の中でつぶやき終えた俺は、ゴロツキの指示通りに回れ右した。

「待ちな」

いつの間にか墓標まで歩いてきていたゴロツキが、俺の背後から声をかけた。
振り向くと、鞘に収められた大剣が放物線を描いて迫る。
反射的に掴めば、ずしりと筋を痛めそうなくらいの重さを感じた。
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260五穀 みのり ◆2zOJYh/vk6 :2019/03/17(日) 13:34:23
既に結末はわかっていた
3ターン稼ぎ、腹いせ紛れの一撃を食らわせた時点でこうなる事はわかっていた
この時間稼ぎのために力と財力を使い果たしたが、仲間たちはそれに見合う結果を出す事は

仰け反るミドガルズオルムに背を向け降下を開始したみのりの目に映るのはマリーディアとライフエイクの邂逅……そして散華
縫合者は強力な複数の魔物を繋ぎ合わせるため、被験者は拒否反応により耐え難い苦痛に苛まされ続ける事になる
事実ゲームで登場した縫合者は正気を失い狂える存在となっていた

そんな苦痛に数千年の時を耐え続けたライフエイク
マリーディアと再会した時点で結末は決まっている
個人的にはこのような邂逅など認められるものではないが、事ここに至っては仕方がないと納得するしかないだろう
今更マリーディアの首を刎ねようにももはや間に合わないし、何よりこの邂逅を良しとし奮戦した仲間たちの意思を尊重しようと思えたからだ

では何ゆえにイシュタルを装甲のように身にまとい、収穫祭の鎌(サクリファイスハーベスト)によって召喚された大鎌を携えるのか
それはみのりの中ではまだ戦いが終わっていないからだった
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


261五穀 みのり ◆2zOJYh/vk6 :2019/03/17(日) 13:34:58
今までいついかなる時でも余裕を持ち思考を巡らせられていたのは、自分は安全である
それだけの力(パズズ)を有しているから、という揺ぎ無い精神的な支柱があったからだ
それをなくした今、目の前に立ちはだかる絶対的な力に成す術を見出すことができないでいた

しかし、ミハエルの言葉とは裏腹に、イブリースに戦う意思はなかった
言葉を交わしミハエルを伴い門に消えて行ったのを見送り、みのりは文字通り崩れ落ちる

「はぁ~~~因果な話やねえ……
王の刺客とか言われてもうたけど、何となく色々と合点がいったわ
うちらがガチャ回してパートナーモンスターを引くように
ニヴルヘイムは確定ガチャ一回で金獅子はんを召喚
アルフヘイムは十連ガチャで不特定を召喚
いう感じなのカモやねえ」

なぜに自分たちが召喚され、いいように戦わされているのか?
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


262五穀 みのり ◆2zOJYh/vk6 :2019/03/17(日) 13:41:37
【五穀みのり追加情報】

みのりはスマホ2台複数アカウント持ち
ブレモン世界への転移において周囲を信用せず自身の切り札として隠し持っていた
またデッキ情報を開示してから秘かにデッキ構成を変更するなど、共に旅する仲間も騙していた

最大の切り札は超レイド級複合モンスターパズズであったが、召喚するだけでクリスタル4桁、召喚維持のために秒単位でクリスタル二桁単位で消費してしまうため、現在のクリスタル残量7
膨大なクリスタルと超レイド級戦力の喪失により、大きな心境の変化が訪れている?

パートナーモンスターは従来一人レイドしていた時のパートナーモンスターに変更済

【パートナーモンスター】

ニックネーム:ノートル
モンスター名:カリヨンシェル
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263第三章「人魚の泪」ダイジェスト :2020/01/24(金) 20:34:09
人魚の泪を手に入れるためにリバティウムに訪れた一行。
その街は様々な重要な施設を擁しており、その中でもアルフヘイムではリバティウムにしか無いというカジノへ情報収集へ向かう。
みのりは莫大な財力を駆使し派手な勝負を繰り広げることで注目を集め、
支配人の気を引いてVIPルームに通され支配人と直接接触することに成功。
なゆたがライフエイクと名乗る支配人に人魚の泪について尋ねると、あっさりとある事を認めた。
そして、1週間後に行われるトーナメント戦である『デュエラーズ・ヘヴン・トーナメント』の優勝者に副賞として与えるとのこと。
なゆたは、パーティーを2つに分け、片方がトーナメントに出場して人目を引き付けている間にもう片方がライフエイクの真の目的を暴く作戦を提案。
なゆた・真一・みのりが出場組、明神・ウィズリィ・メルトが潜入組となった。
真一はレアル・オリジンと対決、なゆたは煌めく月光の麗人(イクリップスビューティー)と対決し、それぞれ勝利。
戦い終えた真一は謎の少年(ミハエル)に話しかけられる。
彼はリバティウムに伝える人魚の伝承を語り、ライフエイクの目的が世界蛇ヨルムンガンド(ミドガルズオルム)を呼び起こすことだとほのめかすのだった。
真一はなゆたとみのりを伴い、明神達を追ってカジノの方へ向かう。
一方の明神達はライフエイクの息がかかっていると思われるバルゴスの襲撃を受けるも、制圧して邪魔をしないことを約束させる。
しかしバフォメット2体に襲われてしめじが死亡。
ピンチに陥ったところに13階梯の継承者の一人虚構のエカテリーナが助けに現れる。
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7 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第二章 (Res:159)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 7
1 ◆POYO/UwNZg :2019/01/22(火) 11:12:57
――「ブレイブ&モンスターズ!」とは?


遡ること二年前、某大手ゲーム会社からリリースされたスマートフォン向けソーシャルゲーム。
リリース直後から国内外で絶大な支持を集め、その人気は社会現象にまで発展した。

ゲーム内容は、位置情報によって現れる様々なモンスターを捕まえ、育成し、広大な世界を冒険する本格RPGの体を成しながら、
対人戦の要素も取り入れており、その駆け引きの奥深さなどは、まるで戦略ゲームのようだとも言われている。
プレイヤーは「スペルカード」や「ユニットカード」から構成される、20枚のデッキを互いに用意。
それらを自在に駆使して、パートナーモンスターをサポートしながら、熱いアクティブタイムバトルを制するのだ!

世界中に存在する、数多のライバル達と出会い、闘い、進化する――
それこそが、ブレイブ&モンスターズ! 通称「ブレモン」なのである!!


そして、あの日――それは虚構(ゲーム)から、真実(リアル)へと姿を変えた。


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ジャンル:スマホゲーム×異世界ファンタジー
コンセプト:スマホゲームの世界に転移して大冒険!
期間(目安):特になし
GM:なし
決定リール:マナーを守った上で可
○日ルール:一週間
版権・越境:なし
敵役参加:あり
避難所の有無:なし

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153崇月院なゆた ◇uymDMygpKE :2019/01/29(火) 21:41:15
>「戻れ……!クソッ、戻れ!」

明神が何度も何度もスマホの液晶をタップする様子を、なゆたは眉を下げて見遣った。
誰が見ても、バルログは死亡している。あのタイラントに上半身と下半身を真っ二つにされたのだ、当然と言えるだろう。
ゲームのブレモンでは、パートナーは例え死んだとしても教会などで復活させることができる。
しかし、自分たちの今いるアルフヘイムは、ゲームのそれとは似て非なる世界。
ならば――

――死ぬと、復活できないんだ。

当たり前といえば、あまりに当たり前の事実に、なゆたは今更ながらに戦慄した。
今までは、何となくゲームの延長線上のノリで行動している部分が多かった。例え負傷したり、最悪死んでも何とかなるだろうと。
だが、そうではなかった。この世界での死、それはゲームの死なんかではない。
現実世界と何も変わらない、本当の死――。
バルログはそれを教えてくれた。今後は慎重の上に慎重を重ね、安全を確保することを第一に考えて行動しなければならない。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


154崇月院なゆた ◇uymDMygpKE :2019/01/29(火) 21:41:33
「ぅ……」

三日ぶりの、燦々と輝く太陽。その光の眩しさに、右手で額に庇を作って目を眇める。
次に気が付いたとき、一行はクエストに潜った試掘洞がある鉱山の麓にいた。
ポータルはきちんと仕事をしたということだ。しかし、崩落が起こってしまった今となってはもう二度と行けまい。
あの場所は古の暴君の墓所として、岩と瓦礫に埋もれてしまった。
ガチ勢としてはタイラントのドロップアイテムなどを微細に調査したいところだったが、已むを得まい。
命あっての物種、というやつだ。

>「ここは……鉱山の麓か。山を降りる手間は省けたな、はは」

>「あ~~お日様が気持ちええわ~
>真ちゃんお疲れ様~なゆちゃんもよう頑張ったねえ、吹き飛ばされたみたいやったけど怪我はあらへんようでよかったわ~
>真ちゃん信じて全部託すとか、女っぷりが良かったよー」

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155崇月院なゆた ◇uymDMygpKE :2019/01/29(火) 21:41:50
「♪太古の眠りより目覚めし赤鋼(あかがね)の巨人 神の似姿より放たれるは 万象を灼き穿つ憤怒の雷光――
  其を撃ち斃せしは異界よりの使者 その名も猛き五人の『異邦の魔物使い(ブレイブ)』――
  闇の暴威に慄える者よ 今ぞ蒼穹を視よ 紅き光輝放ち翔くる『紅玉の竜騎兵(ルビードラグーン)』の雄姿其処に在り
  御名を讃えよ 彼等の御名を その名も猛き五人の『異邦の魔物使い(ブレイブ)』――」

マルグリットが何やら妙な節をつけ、即興で作った恥ずかしい歌を歌っている。やたら声がいいのが逆にイラっと来る。

>「戻ろう、ガンダラに。そこのイケメンには聞かなきゃならないことが沢山ある。
>三日ぶりにまともな寝床と食事にありつけるぜ。……マスターも、待ってるだろうしな」

そんなマルグリットになゆたと同じくイラッとしたのか定かではないが、明神がそんなことを言う。
マルグリットは歌を中断すると、しっかり頷いた。

「無論。『異邦の魔物使い(ブレイブ)』の申し出とあらば、このマルグリットに否やはない。
 この脳髄に納められし智慧の幾許かでも、御身らのお役に立てるのであれば喜んで。我が賢師もそれをお望みのはず」
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156赤城真一 ◇jTxzZlBhXo :2019/01/29(火) 21:43:21
タイラントのコアを撃ち抜いた音は、真一とグラドの背を追って、後方から聞こえてきた。
人と竜が一体となって敢行した、音の速度さえも超えた突撃。
剣を握る両手に残った衝撃が、その威力の程と、それが齎した結果を雄弁に語っている。

>「バルログ、戻れ……!」

>「戻れ……!クソッ、戻れ!」

次いで真一の耳に届いたのは、地面に倒れ伏せるバルログに対し、尚も懸命に呼びかける明神の悲痛な叫びだった。
スマホでステータスを見る余裕は無かったが、あのバルログがタイラントによって胴体を引き裂かれるシーンは、真一も確かに目撃していた。
確認するまでもなく――バルログの命は既に喪われてしまったのだろう。

もしも、自分が同様にグラドを喪ったら、一体どんな心境になるのだろうか。
明神とバルログには、ほんの一時の繋がりしかなかったが、あの二人は間違いなくパートナーだった。
自分たちを救ってくれた仲間の死を弔い、真一は両眼を閉じて、僅かばかりの黙祷を捧げた。
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157赤城真一 ◇jTxzZlBhXo :2019/01/29(火) 21:43:56
>「ここは……鉱山の麓か。山を降りる手間は省けたな、はは」

そして、真一は力なく笑う明神の元へ歩み寄り、バツが悪そうに頬を掻きながら頭を下げる。

「今回ばかりは、アンタとバルログに助けられたよ。
 バルログは……俺の無茶のせいで死なせちまったようなもんだ。
 俺たちを助けてくれてありがとう。……あと、ごめん!」

何とも不器用で、目上に対する礼儀を知らない真一らしい言葉ではあるが、その想いは明神に伝わっただろうか。
恐る恐る目を上げてみるものの、明神の横顔からは、彼の真意を読み取ることはできなかった。

>「あ~~お日様が気持ちええわ~
真ちゃんお疲れ様~なゆちゃんもよう頑張ったねえ、吹き飛ばされたみたいやったけど怪我はあらへんようでよかったわ~
真ちゃん信じて全部託すとか、女っぷりが良かったよー」

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158??? ◇jTxzZlBhXo :2019/01/29(火) 21:44:36
アルメリア王国領内、とある廃墟にて。

――遥か古の時代。
人と魔が誇りと名誉と、一つの聖地をかけて争った“天門戦争”と呼ばれる戦いに於いて、その廃墟は最前線を守護する要害として機能していた。
城を取り囲む高い城壁は、数え切れないほどの傷を受けて尚健在であり、跳ね橋へと続く荘厳な城門を見れば、兵士たちの活気で賑わうかつての姿が目に浮かぶようであった。
――しかし、そんな砦も今は昔。
すっかり朽ち果て、民衆からも忘れ去られたこの場所は、現在では人ならざる者たちが根城とする魔窟と化していた。

そして、その廃墟の中庭で一人、夜空を見上げながら立ち尽くす少年の姿があった。
年の頃は十代後半くらいだろうか。肩ほどまで伸びたブロンドの髪は絹のように美しく、前髪の隙間から覗く青い瞳は、切れ長で意志の強さを感じさせる。
一見すると性別が分からないほど中性的でありながら、されど彼の容貌は、世の女性が思わず振り返らずにはいられないくらい整っていた。
そんな少年が黒いローブを纏い、月明かりの下でワーグナーを口ずさむ姿は、まるで童話の一節を切り取ったかのように幻想的であった。

「また、ここに居たのか。ミハエル・シュヴァルツァー」

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159第二章「古の守護者」ダイジェスト :2019/01/29(火) 22:20:27
王都に向けて発進した魔動機関車だったが、途中で燃料(クリスタル)切れとなってしまった。
そこで一行は、クリスタル9999個が報酬となるローウェルの指輪入手のクエストに乗り出すこととなる。
クエストの舞台である鉱山都市ガンダラに赴いた一行は、明神の尽力により、
魔銀の兎娘(ミスリルバニー)亭のマスターである雄々しき兎耳の漢女(マッシブバニーガイ)から情報を入手することに成功。
ローウェルの弟子、『聖灰のマルグリット』がガンダラ鉱山奥『第十九試掘洞』に篭っているとのことだった。
洞窟に突入した一行は、門番のアイアンゴーレム達の猛攻を切り抜け、ついに地下10階に到達。
そこでは上級魔族のバルログと聖灰のマルグリットが戦闘を繰り広げているところだった。
激戦の末にバルログを倒し、明神がそれを捕獲することに成功。
それを見て一行を異邦の勇者と認めたマルグリットは、あっさりとローウェルの指輪をくれたのだった。
帰ろうとしたその時、ゲーム中では背景でしかなかった超大型ゴーレム”タイラント”が起動し、一行に襲い掛かってきた。
捕獲したばかりのバルログの尊い犠牲により辛くも勝利。
こうしてクエストをクリアーし街に戻った一行は、マルグリットから情報を聞き出す。
それによると――
(以下本スレより抜粋)
現在アルフヘイムは“侵食”と呼ばれる未知の現象に見舞われ、以前までは確認されたこともなかったモンスターが多数現れたり、有り得ない規模の災害が街を襲ったり、或いは使い方も分からないような機械や武器が海岸に流れ着いたり――など、世界各地で様々な異変が発生しているらしい。
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8 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第一章 (Res:81)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 8
1 ◆POYO/UwNZg :2019/01/20(日) 20:19:33
――「ブレイブ&モンスターズ!」とは?


遡ること二年前、某大手ゲーム会社からリリースされたスマートフォン向けソーシャルゲーム。
リリース直後から国内外で絶大な支持を集め、その人気は社会現象にまで発展した。

ゲーム内容は、位置情報によって現れる様々なモンスターを捕まえ、育成し、広大な世界を冒険する本格RPGの体を成しながら、
対人戦の要素も取り入れており、その駆け引きの奥深さなどは、まるで戦略ゲームのようだとも言われている。
プレイヤーは「スペルカード」や「ユニットカード」から構成される、20枚のデッキを互いに用意。
それらを自在に駆使して、パートナーモンスターをサポートしながら、熱いアクティブタイムバトルを制するのだ!

世界中に存在する、数多のライバル達と出会い、闘い、進化する――
それこそが、ブレイブ&モンスターズ! 通称「ブレモン」なのである!!


そして、あの日――それは虚構(ゲーム)から、真実(リアル)へと姿を変えた。


========================

ジャンル:スマホゲーム×異世界ファンタジー
コンセプト:スマホゲームの世界に転移して大冒険!
期間(目安):特になし
GM:なし
決定リール:マナーを守った上で可
○日ルール:一週間
版権・越境:なし
敵役参加:あり
避難所の有無:なし

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75佐藤メルト ◇tUpvQvGPo :2019/01/22(火) 11:08:16
唇をなぞる液体の感触
それは、乾いた砂漠で過ごした為に罅割れかけていたメルトの唇に潤いを与える
水分を求める身体は、無意識にもかかわらずその液体を求め……桃色の唇は小さく開き、流れ込んできたそれをゆっくりと嚥下する

「はい……これは……桃の天然の……」

そして、その行動に反応したメルトの意識が覚醒し、目を開く――すると、その眼前には【見慣れない見知った光景】が広がっていた
まるで王宮の様な豪奢な意匠が施された、けれど王宮とは思えない細長く狭い形状
窓から入り込む光を内部で屈折させ幾何学的で美しい模様を描く、神秘的な灯り
それを目にしたメルトは、寝ぼけ眼を擦りながら無意識に口を開く

「……知ってる天井です……運営は列車移動のスキップの実装を――――って、ここどこですか!?」

そして叫ぶ。己が目にしている光景が何百回と見た魔法機関車の室内グラフィックであり、尚且つ
それが画面越しではない肉眼で捕えた物である事を自覚した瞬間、メルトは勢いよく上体を起こそうとし
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76佐藤メルト ◇tUpvQvGPo :2019/01/22(火) 11:08:28
困惑しながらも認めざるを得ない可能性
というよりも、メルト自身の脳に異常が有る訳でないのならば、現状それ以外に説明のしようがない
となれば、眼前の少年少女達は……メルト自身が倒れた時に周囲に人がいなかった以上、恐らくは、【駅】でメルトが遠目に見たベルゼブブと戦闘していた者達であるのだろう
そして、自身が気絶していた以上、ここまで運んできたのも眼前の彼等にちがいない
混乱する頭を無理やりに働かせ、何とか思考をそこまで持ってきたメルトは、

「あ、あのっ!!……ど、どうも。私はPL名【メタルしめじ】です。、ええと、皆様が私をここまで連れてきてくださったのでしょうか……?
 もしそうなら、ありがとうございます……それで……《私は新参でとても弱いので》この訳が判らない状況に着いていけそうにありません
 なので……なので、寄生みたいで申し訳ないのですが、暫くの間皆様に同行させて頂きたいのですが……」

自己紹介やら懇願やらの混じった言葉を吐き出して、体を椅子に隠したまま頭を下げた

……勿論、これは本当に恐怖に怯えきっての言動ではない。いや、恐怖もあるにはあるが、今のメルトの思考の半分以上を占めるのは【眼前の人物たちをどう利用し、生き残るか】というもの
もしも、現在自分が置かれている環境が【ブレイブ&モンスターズ!】に酷似した世界であるというのであれば、自分が気絶する前に目撃した「あの」レトロスケルトンをパートナーに据えた、
アイテム増殖バグ用のゴミ編成で生き残れる筈がないと。そう考えての打算的行為であった
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77赤城真一 ◇jTxzZlBhXo :2019/01/22(火) 11:09:39
真一はグラドの背の上に乗ったまま、ゆっくりと荒野へ降下する。
死闘で火照った体を冷ます夜風の感触が、妙に心地良く思えた。

「あれは、魔法機関車か……?」

そして、戦いの終わりを告げるゴングのように鳴り響く警笛の方に目をくれると、遥か彼方まで続くレールの上を汽車が走って来ていた。
一昔前の蒸気機関車を連想させる、レトロな外観でありながら、荘厳さも併せ持った豪奢な装飾。
あれは、ブレモンのプレイヤーなら誰もが知っている乗り物――魔法機関車に他ならなかった。

汽車が疾駆する様を眺めつつ、地上に足を着けたグラドの背から、真一はひょいと飛び降りる。
それから真一が優しくグラドの頭を撫でてやると、グラドは嬉しそうに鼻先を擦り付けてきた。

「お前にも、随分無茶させちまったな。……ありがとよ、相棒。あとはゆっくり休んでてくれ」

真一はスマホを操作して〈召喚解除(アンサモン)〉のボタンをタップする。
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78赤城真一 ◇jTxzZlBhXo :2019/01/22(火) 11:09:59
>「……心配、させないでよ……。あんたにもしものことがあったら、わたし……。
 あんたの家族に、なんて説明すればいいのよ……!?」

>「テンションが上がっちゃったのはわかるけど、もう二度とあんな無茶なことはしないでね!
 じゃないとぉ~……真ちゃんの好きなハンバーグ、もう作ってあげないから!
 わかった!? 『はい』は!?」

女に泣かれると弱いのは、あらゆる男の性というやつだ。
真一は気不味そうに目を逸らしながら、右手の人差し指で頬を掻いた。

「……まぁ、なんだ。お前に心配させちまったのは悪かったよ。
 もうあんな無茶はしない――とは言えねーけど、お前と一緒に元の世界に帰るまで、絶対に死なないってのは約束する。
 ……その、お前が作ったハンバーグを食えなくなっちまうのも困るしな」

真一はそう言いながら、両目に涙を浮かべるなゆたの頭を、右手でポンポン叩く。
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79赤城真一 ◇jTxzZlBhXo :2019/01/22(火) 11:10:25
>「えーと……、こんばんは?」

>「……こんばんは。メロという子は知らないけれど……ええ、この乗り物が『王』の迎えよ」

そんなこんなでようやく魔法機関車に乗り込むと、中には既に先客らしき少女が居た。
しかしながら、彼女はこれまで出会って来た何人かとは違い、現実世界の人間ではないようだった。

魔女さながらのローブを纏い、黒髪とオッドアイの双眸を持つその姿は、真一もゲームの中で見たことがある。
あれは――“魔女術の少女(ガール・ウィッチクラフティ)”というブレモンのモンスターだ。
その愛らしい容貌などで人気があり、真一がブレモンを通じて話すようになったクラスメイトの小林君(キモオタ)も、パートナーとして愛用していた記憶がある。

>「ナユに、シンイチ、それにミノリね。それから……」

>「俺は……『明神』とでも呼んでくれ。本名プレイは好きじゃないんだ」

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80赤城真一 ◇jTxzZlBhXo :2019/01/22(火) 11:11:09
>「まずは、道すがら事情を説明してもらえるかしら?それから――あなたのことをなんて呼べばいいのかも、ね」

>「そうね。話せば長くなる……と言いたいところだけど、わたしもそのすべてを把握しているわけじゃない。
 わたしにわかる範囲の話でよければ、ミョウジンがトイレから戻ってきてから話すわ。
 詳しい話は、『王』から話していただけることになっているから、それを待って頂戴。
 ……あと、ユーザーフレンドリーとかクソゲーとかは……恥ずかしながら、よく分からない。ごめんなさい」

なゆたの相変わらずなマシンガンクエスチョンで、相手も若干たじろいでいたが、聞きたいことは大体言ってくれた。
しかし、どうやらこの案内者も、スノウフェアリーのメロと同じくそこまで深い事情を知っているわけではないらしい。
結局のところ、真一たちがここへ連れて来られた理由も、元の世界に帰るための手段も、王都へ行かないことには分からないようだった。

>「ちょっ、うあっ、そして痛いですっ!?」

そんな最中、真一が魔法機関車まで運び、なゆたが膝の上で寝かせていた少女が目を覚まして座席から転げ落ちた。
真一となゆたが「あっ」と声を上げる間もなく、少女はそそくさと隣の席に身を隠してしまう。
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81 第一章「旅立ちの夜」 ダイジェスト :2019/01/23(水) 21:03:58
ブレイブ&モンスターズ! 通称「ブレモン」。
パートナーモンスターと共に敵と戦いながら冒険する本格RPGの体を成した大人気のスマートフォン向けソーシャルゲームである。
平凡な高校生の赤城真一は、帰りの電車の中で「ブレイブ&モンスターズ!」の対戦でもしようかと
アプリを立ち上げたところ、突如ブレモンの世界の中に転移してしまった。
戸惑う真一の前に、サンドワームという蛇型のモンスターが出現。
追い詰められあわや餌食になろうとしたところ、スマホから何者かの声が聞こえ、何故かブレモンのアプリが起動されていた。
藁にも縋る思いで召喚のボタンをタップしたところ、パートナーモンスターであるグラドが目の前に現れたのだった。
グラドと力を合わせサンドワームを撃破した真一。そこに向かってくる人影があった。
それは真一の幼馴染であり、彼と同じくこの世界に飛ばされていたガチ勢重課金プレイヤーの崇月院なゆたであった。
二人は情報を得るために、手近な駅らしき廃墟を探索することとする。
すると、二人の前に、メロと名乗るスノウフェアリーが現れた。
メロは、アルフヘイムというこの世界が危機に瀕しており、そのために彼らが召喚されたと言い
まずはこの国の王様に会って欲しいと告げる。
そこに強力なボス級モンスターである“蝿の王”ベルゼブブが出現。
メロはもう少ししたら王の迎えが来ると言い残し早々に飛び去ってしまった。
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