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平行融合異能世界-『外典英雄異端録』

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1 : お知らせ(470) / 2 : 第三外典:無限聖杯戦争『冬木』(96) / 3 : 第二外典:融合血戦世界『White World』(73) / 4 : 幕間(17) / 5 : 設定資料集(4) / 6 : 第一外典:魔法少女管理都市『瀬平戸』(160) / 7 : 第六外典:人類最終防衛圏『瑞穂』(1)
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1 お知らせ (Res:470)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 1
1名無しさん :2018/04/21(土) 17:45:08
まとめwiki
https://www65.atwiki.jp/narikiri_epilogue/

464名無しさん (ワッチョイ bb55-8d66) :2020/03/18(水) 01:39:45 ID:BA2U50J600
待機


465名無しさん (ワッチョイ 2696-c082) :2020/03/28(土) 05:25:48 ID:l0PJCDVQ00
まだ待ってます


466作者 :2020/04/01(水) 02:33:48 ID:???00
随分とおまたせしました、第三外典の方に投下を終了しました
新生活と、仕事で死ぬほど脳味噌が疲れていたのですっかり文章を書く気力が無くなってしまっていました
ウイルスとか怖いですが、これからは更新また頑張ります
アニメマギレコが終わってしまいましたので、次はルミナスウィッチーズを待ち望んでいます


467作者 :2020/04/03(金) 02:32:28 ID:???00
エイプリルフール(激遅)
https://imgur.com/v3Q3ZOY

https://imgur.com/KIS0jeQ


468名無しさん (ワッチョイ 307b-8a5f) :2020/04/03(金) 02:50:00 ID:C2c5v1EY00
投下乙です、大変そうですが頑張ってください
ノベルゲー、ちょっと欲しい……残りのメンツの絵とかも期待してます


469名無しさん (ワッチョイ 307b-765d) :2020/04/03(金) 06:27:58 ID:C2c5v1EY00
オネ子ちゃんにまで乳袋描いてるのとスカートの短さに主の性癖が見える見える……


470名無しさん (ワッチョイ 9e20-cf3a) :2020/04/03(金) 23:44:03 ID:SeAganlE00
投下乙です!
リアルとは創作における上での本当の強敵である。
これからも楽しみに投下を待っています…


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2 第三外典:無限聖杯戦争『冬木』 (Res:96)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 2
1名無しさん :2018/11/14(水) 22:54:34

                          人斬り              真柄無双           偽なる聖剣     
                              大逆の魔槍

                        聖槍                 
                                           輝ける/狂えるガラティーン


                                    無限聖杯戦争『冬木』


                      鋼鉄の航海者                    オルタナティブ・フィクション
                                          無名
                    序列五十九番

                                アーサー・オリジン

90名無しさん (ワッチョイ 3fd5-f3da) :2020/04/01(水) 02:27:40 ID:N1M.zHcY00




「居眠りをしていたな、主よ」

「……うるさいな」

……間桐凱音は、図書室に来ていた。
フィールドに出なきゃ行けない理由は存在しない。一人分のキーの回収は終えている。だから後は情報収集するのみだ。
対戦相手は剣の騎士だった。どんな剣を振っているか分からない。見た目だけで言えば西洋人の騎士だが、特定できる要素は少ない。
だが、難しくとも絞り込まなければならない。少しでも、少しでも、少しでも……勝てる確率を上げなければいけない。

「……そうだ、俺なら上手くやれる。もっともっと、上手くやれる」

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91名無しさん (ワッチョイ 3fd5-f3da) :2020/04/01(水) 02:27:55 ID:N1M.zHcY00



「……いきなりキーが一つ手に入ったのは、拍子抜けだけれど」

「そのまま2つとも、自分のものにしてしまえばいいだろう、マスター。
 元よりあの少年は敵だ。義理を果たす必要はあるまい」

「そういう問題じゃないでしょ、これだからイギリス人は……」

――――赤霧火々里は、図書室の扉を開いた。
あの子供(?)達から渡された2つのキー。そのうちの一つは凱音へと向けて渡されたものだ。
託されたのだから、約束は果たさなければならない。確かに間桐凱音という少年は、随分と嫌な奴で、癪に障る人ではあるけれども。
彼はあの時確かに、固有結界の中に飛び込んで、そして子供達の命を助けてくれた。これは、間違いのない事実なのだから。
彼にも受け取る権利があるし、何より渡してほしいと約束されたのだから。
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92名無しさん (ワッチョイ 3fd5-f3da) :2020/04/01(水) 02:28:10 ID:N1M.zHcY00

「これ。きのうの、柘榴と、セラフィと、ミラから」

「……はぁ?」

「だから、あの娘達がお礼にくれるって言ってたの。だから、ほら」

差し出されるそれに、凱音は困惑の瞳を向けた。
彼女が何を言っているか分からない。あの子供達……が、キーを……何処かで拾ったとでも言うのだろうか。
そして何故、自分がそれを受け取らなければならないのか、思考が全く、上手くまとまらない。

「な……何言ってんだ? あんなの全然大したことないしっ!
 それに俺はもうキーを2枚揃えてんだよね、魔術師として、お前とは格が違うっていうの?
 だからさ、情けのつもりならやめてくれない? 寧ろ命拾いしたんじゃないの、良かったじゃん、せめて戦いの場に……」

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93名無しさん (ワッチョイ 3fd5-f3da) :2020/04/01(水) 02:28:25 ID:N1M.zHcY00



「でも、貴方には受け取る権利がある」



「……!?」


94名無しさん (ワッチョイ 3fd5-f3da) :2020/04/01(水) 02:28:51 ID:N1M.zHcY00

これは火々里が凱音に対してかけた情けでもなんでもない。
ただ彼女達の思いをこうして差し出しているだけだ。それを隠してまで、勝ち残りたいとは思わない。

――――――――本当は、恐ろしい。出来ることならば、これを抱えておきたい。

だが、それをしたら勝つよりも大切なものが失われてしまう気がする。だからこれは、彼へと向けて差し出さなければならない。


「……それじゃあ」


これ以上ごちゃごちゃと拒否されても困る。それにこれからもう一つ、キーを探さなければならない。
図書館での情報収集もやってみたいところだが、そちらを優先しなければならないこの状況では好都合だったかもしれない。
それを置いて、背を向けて立ち去ろうとする。これで受け取らざるを得ないはずだ。
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95名無しさん (ワッチョイ 3fd5-f3da) :2020/04/01(水) 02:29:04 ID:N1M.zHcY00

「……え?」

「借りを作りたくないんだよね。しかも、お前みたいな弱小魔術師なんかにさ。
 だからそれやるよ。貰いっぱなしとかムカつくし、三枚も持ってても、どうせ次は集め直しだから意味ないし」

たしかにそれはキーだ。少なくとも素人目から見れば、何か細工されているようには見えない。
それを見下ろして、それから凱音の方を見た。バツの悪そうな顔をした凱音は、その爪先で火々里の脚を蹴った。

「あ、痛っ! ちょっと……!!」

「分かったらさっさと消えろよ! 俺はお前と仲良しこよしするつもりなんて無いからな!!」

「何すんのよ!!!」

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96名無しさん (ワッチョイ 3fd5-f3da) :2020/04/01(水) 02:29:17 ID:N1M.zHcY00




「いってえ……あのゴリラ女……!!」

図書室のテーブルに戻る。蹴られた部分が未だにジンジンと痛んでいた。
こんな痛みを負うのは久し振りだ。屈辱的だ。あんな、魔術師として比べ物にもならないような相手に、こんな風にされるなんて。
何か、妙なことを言っていたが、それでも間桐凱音という人間がやることに変わらない。全ては、ただ一人のために。

「……本当、本当に……馬鹿みたいだ……」

英国史の資料を捲りながら、独り言を呟く。
霊体化したバーサーカーに向けるでもない。ただただ、それは自分の口から漏れ出るものであった。
そもそも、あの少女は馴れ馴れしいのだ。確かに、自分たちは予選の間――――友達同士という、設定ではあったけれども。
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3 第二外典:融合血戦世界『White World』 (Res:73)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 3
1名無しさん :2019/04/07(日) 01:59:49


                       心眼                             
                                     聖王凱旋 

    終炎
                                 融合血戦世界『White World』   


                                    正義執行          
                                                      聖剣喰らうべし
       
                        ワンショット・カノン        
                                             神殺交響曲 

       鏡の如き心にて一太刀を閃く

67名無しさん (ワッチョイ eb32-bc3a) :2020/02/17(月) 00:05:16 ID:TU.0I8LI00
第二話 戦禍開幕 -STAND UP TO THE VICTORY- 二節 終


68名無しさん (ワッチョイ ae21-65fa) :2020/03/04(水) 00:03:45 ID:.YF1803A00

「世界を守る……? 冗談キツすぎるわ。
 こっちは一つの国だって守りきれなかったっていうのに、いくらなんでも……」

最初に声を挙げたのは、小桜柚月であった。
彼女はかつて、一つの国の将だった。年若い将軍として、剣客、将軍、偶像として存在していたが、その最果てを見届けるには至らなかった。
……どころか、個の力の限界を実感させるにすら至った。空を覆う巨大極まる魔法陣、城壁に空けられた規格外の大穴。

「貴女の素性は既に把握させて頂いた。隊長殿があなたと“同じ世界”の出身ですので……。
 王国、小桜柚月将軍――――その上で言わせてもらおう。世界を守る手伝いをして頂きたいのだ」

外道院の言葉に、柚月が数度、瞬きをした後、諦めたように首を振った。
自身という存在を理解した上で、そう断言されたのであればどうしようもない……その背後にいるものも気になるし、何より。
この世界について把握しなければならないのは、間違いのないことだった。

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69名無しさん (ワッチョイ ae21-65fa) :2020/03/04(水) 00:04:22 ID:.YF1803A00

「何を言っている、《真界武装》があるだろう」

「……グノーシス・ギア?」

訝しげに眉を顰めながら、外道院はそういった。
未来には見に覚えのない言葉であった。横にいる一刎と、星導に耳打ちをされて、外道院はなにか考え込んだあと、再度口を開いた。

「《真界武装》――――魂を用いて構築される、超常兵器だ」

その言葉を皮切りに、外道院が語り出す。

原点はこの世界、可能性世界。古代遺跡や大災害に見舞われた街などで極稀に発見される超常の兵器である。
通常の手段では絶対に傷つけることが出来ず、異能の力を用いた対抗以外を許さない。
極めて強力な出力を持ち、深層心理に装備を反映し、感情に呼応して出力を上昇する力を持つ……ただし、それを装着できるのはミドルティーンまで。
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70名無しさん (ワッチョイ ae21-65fa) :2020/03/04(水) 00:04:40 ID:.YF1803A00

「そんな……でも、私にはそんなものを手に入れた覚えは……」

「……どうやら自覚がないようだな、未来雪菜」

「な、何故私の名前を……?」

「失礼ながら持ち物を改めさせてもらった。それから、少々の検査もな。
 ……確かにその体内に“ロンギヌスの破片”があることが分かっている」

……その記憶を以て、思い起こされるのは……軍服の男との邂逅だ。
あのとき、自分を貫いたものはなにか。あの時から自分に記憶がなかった。それが貫いた胸元へと手をやると……何か硬いものに触れた。
つまり、あれは銃弾や、攻撃の類ではなく……。

「……まさか、あれは……」
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71名無しさん (ワッチョイ ae21-65fa) :2020/03/04(水) 00:04:51 ID:.YF1803A00

「私達はこの世界の原生人類ではない。それは君達も同様のはずだ。
 そしてこの世界には、我々と同じ……謂わば異世界人が無数にやってきて。“侵略の憂き目”にすらあっている」

「い、異世界……侵略……?」

次々と並べられていく情報。咀嚼するにも時間が足りない。聞き続けるのが精一杯だった。
外道院もまた、それは分かった上で話を続けていく。

「理由は分からない。だが現に……。
 “カノッサ機関”。“聖王の騎士団”。“神殺機関”。そして我ら“D.O.T.A.”が争っているのが現状だ」

その言葉とともに、星導がプロジェクターを起動し、一刎が部屋の照明を消した。
煌々と輝く中に、四つの紋章が輝いた。

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72名無しさん (ワッチョイ ae21-65fa) :2020/03/04(水) 00:05:02 ID:.YF1803A00

「……奴らが求めるもの――――我らが守るべきもの。それがこの、《ハートキー》だ」


73名無しさん (ワッチョイ ae21-65fa) :2020/03/04(水) 00:05:18 ID:.YF1803A00

第二話 戦禍開幕 -STAND UP TO THE VICTORY- 四節 終


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4 幕間 (Res:17)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 4
1名無しさん :2019/07/25(木) 22:39:10
 数多の物語の、他愛の無い空白。

11名無しさん (ワッチョイ 5e85-0778) :2019/11/04(月) 23:08:05 ID:iny/H3.E00
https://imgur.com/a/Z1Scgdb


12名無しさん (ワッチョイ 3d27-44b1) :2019/11/14(木) 00:37:32 ID:ck7K2Gh200
https://imgur.com/a/WbVSBh9


13名無しさん (ワッチョイ ef11-e2ca) :2020/01/07(火) 01:30:56 ID:N6K1SHiM00

「それでは、チーム藤宮からの入場です!!!!」

黒百合ドームに鳴り響く、静かに響き渡るアナウンスの声――――観客席を埋め尽くす少女達の歓声。
ぷしゅう、という音とともに左翼側の入り口から白い煙が噴き出した。設置された出入り口のLEDが七色に輝いて、現れる選手を歓迎する。
その向こう側から現れたのは――――


「我らが黒百合学院生徒会長!! パーフェクト・バッティングお嬢様!! 藤宮明花ァァァァァ!!!!!!!!!」


「――――ノブレス・オブリージュ!!!!」


黒百合学院生徒会長、藤宮明花その人であった。
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14名無しさん (ワッチョイ ef11-e2ca) :2020/01/07(火) 01:31:11 ID:N6K1SHiM00


「やっちゃえー!! ひよりちゃーん!!」


アースフラワー、もしくは久城地花が、その手に持った旗をバタバタとはためかせて観客席からエールを送っている。
そんな彼女へと向けて、レッドカーペットを歩きながら、サムズアップをぐっと送りながら、藤宮明花の下へと正対する――――身長的には見上げる形になるのであるが。
特に臆することはなく……どころか。腕を組んで、足を開いて、挑発的な態度で立ってすら居た。


「お久し振りですねぇ、雛菊ひよりさん。その節はどうも……」


先に口を開いたのは、藤宮明花の方であった。
あくまでも淑やかに。空気感を嗜みながらも、余裕を崩すことはなく……しかしながら残された禍根を忘れているわけではないと。
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15名無しさん (ワッチョイ ef11-e2ca) :2020/01/07(火) 01:31:33 ID:N6K1SHiM00

「あーっとこれは……!! 本来のルールでは木製バット以外の使用は禁止されているのですが、一体どういうことかー!?」

ざわつく会場、しかしひよりはそんなことを気にすることもなく……彼女へと差し出した。
そして右手に持った金属バットを……あろうことか、藤宮へと差し出した。

「どうぞ、使ってください」

基本的には……あらゆる違いに関して詳しく述べることは控えるが、木製バットと比べれば、金属バットのほうがボールはよく飛ぶ。
今回のルール――――野球盤を模したこのゲームにおいては、当然ながらよく飛ぶ金属バットのほうが有利になるだろう。
それを差し出したということは、つまり……雛菊ひより側から言い渡される、“ハンデ”の申し入れであった。

「一回私、勝ってますからね。ハンデあって当然なので。どうぞ?」

そしてトドメの、ふてぶてしい笑い。
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16名無しさん (ワッチョイ ef11-e2ca) :2020/01/07(火) 01:31:46 ID:N6K1SHiM00

「それでは参ります!! チーム藤宮より!! 生徒会長を狙うランカーキラー!!!!! 黒百合学院ナンバー2!
 生徒会長の椅子役から脱却できるのか!? 名前が一番長い!! ヘレネ・ザルヴァートル・ノイスシュタイン選手!!!!!!」

「なんか全体的に悪意がねえか!?」

「続きましてチーム雛菊より!! 関西からのチャレンジャー!! ポジション自在のラッキークローバー!
 負ける気せぇへん地元やし!! 一番野球に詳しそう、天王寺ヨツバ選手!!!!!!!」

「関西人みんな野球に詳しいと思うなや!!!」

「チーム藤宮より!!! 無色透明の盤上の支配者!! 果たして野球場の支配者に成り得るのか!!!!
 本名は知りません!!! なんだかネタにしにくい、ゲームマスター選手!!!!!」

「わー」
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17名無しさん (ワッチョイ ef11-e2ca) :2020/01/07(火) 01:31:58 ID:N6K1SHiM00





「夢ですか……」

来栖宮紗夜子は、一人身体を起こした。
そこは自室であった……今はちょうど正月。横たわるのは一人ではなかった……そもそもそこは、無理矢理設置された炬燵の中であったし。
それぞれ一辺ごとに、少女達が寝入っている。たしかこうなったのは……誰かが持ってきた酒をぐいぐいと飲み始めてから……無礼講のムードに呑まれてしまったのはあるのだが。
……まさか、あんな夢を見ることになるとは。既に時刻は十時を回っている。普段であれば考えられないような起床時間であった。

「……はぁ。もう少し寝ましょう……」

今日はなんとなく、寝た気がしなかったのも相まって。
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5 設定資料集 (Res:4)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 5
1名無しさん (ワッチョイ f724-236f) :2019/09/05(木) 01:03:43 ID:SQ16lVxk00
数多の物語の、他愛の無い記録。

2名無しさん (ワッチョイ f724-236f) :2019/09/05(木) 01:04:06 ID:SQ16lVxk00

-《藤宮明花/グランド・フィナーレ》
骸姫第二位、グランド・フィナーレと融合した藤宮明花の姫獣形態。
骸姫の中でも飛び抜けて戦闘能力が高く、実質的な首魁の役目を果たしていたグランド・フィナーレの力を支配下に置いている。
本来藤宮が有する固有魔法、他者の魔法を支配する『黒百合の支配者』、世界に負荷をかけて擬似的に時間を止める『黒百合の大輪』の出力が超強化されている。
『黒百合の支配者』によって発動される魔法は本来より出力が強化される。また、この魔法の発展形が魔法を納めたプレートであり、こちらは技術として体系化されている。
モチーフは歯車と女王。その通りに心無い女王として頂点に相応しい力を発揮したが、そのために今まで踏み躙った魔法少女という可能性に打ち破られることとなった。
また、本来ヘレネ・ザルヴァートル・ノイスシュタインが務めるべき「再生者」としての役目を無意識に簒奪し執行している。
そのため、外典の中でも瀬平戸は少々だが特異な存在となっている。

-《コノハナ少佐/切り裂き少女》
骸姫第七位、切り裂き少女と融合したコノハナ少佐の姫獣形態。
刃物の姫獣、切り裂き少女の能力と姫獣の身体能力強化による他の魔法少女とは一線を画する戦闘能力を発揮する。
コノハナの技能と精神が能力と上手く組み合わさり、強力な戦闘能力を発揮するが、存在としての本質はコノハナ少佐と切り裂き少女の相性がよくない。
そのため、他の姫獣に比べれば落ち着いた性能を発揮する。それでも魔法少女と比べるならば一段違う戦闘力を持つが。
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3名無しさん (ワッチョイ f724-236f) :2019/09/05(木) 01:04:22 ID:SQ16lVxk00

-《ヴォーパルアリス・ブレイドクィーン》
ヴォーパルアリスが本物の指輪を使用して多段変身した強化体。
本来魔法少女ロワイヤルの魔法少女でないため、厳密にはシステム上違う存在であるが為に指輪の効果は疑問視されているが、少なくとも瀬平戸では使用可能となっている。
衣装の変化は最小、2つ目の固有魔法は存在しないが、純粋に身体能力が大幅に強化されており、研ぎ澄まされた技巧と相俟って実数値以上の攻撃能力を誇る。
攻撃性能のみで言うならば姫獣変身態にも匹敵し、実際にコノハナ少佐とは互角以上の戦いを繰り広げた。

-《ミヅハノメノカミの魔装》
ミヅハノメノカミに扮するバランス・ポリシーが使用していた魔装。
実際にミヅハノメノカミが戦力補強のために使用していたものであり、既存の魔装の継ぎ接ぎになっている。
作中では黒崎マヤ有するスパイディの蜘蛛糸、神流水月が有するBattle-dressのパイルバンカー、ジェットエンジン等が使用されていた。

-《MG-99》
山本有香が使用していた魔装。拳銃型のデバイスを使用することによって全身に展開する。
魔装の他、他世界の技術、主にセイバーユニット、AIEの力を解析してさらなる発展を遂げた魔装であり、その戦闘能力は指輪の魔法少女を有に上回る。
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4名無しさん (ワッチョイ f724-236f) :2019/09/05(木) 01:05:24 ID:SQ16lVxk00

-《ラッキークローバー・インバース》
ラッキークローバーが、プレートとして封じられていたインバースの魔法と共鳴して誕生した姿。
存在として希少であるが再現性が無く、前例があまりにも少ないために生徒会からは軽視されていた存在であり、奇跡と言ってもいいもの。
インバースの力とラッキークローバーの力を並行して扱え、更にお互いの共鳴によって純粋な魔力は魔法少女二人分以上のものになる。
指輪以上の出力を持ちながら、デメリットも存在しない、自由意志によって変身できるというのも大きな利点。

-《ラッキークローバー・バーニングインバース》
ラッキークローバー・インバースに、更にバーニングハンズの力が共鳴しさらなる進化を遂げた姿。
希少と言われる純粋融合魔法少女でありながら、新たに力を得たのは一重にラッキークローバーという存在が積み重ねてきたものによるものなのだろう。
バーニングハンズによる火力、インバースによる搦手、ラッキークローバーによる物量による圧倒的な攻撃性能は姫獣をすら打ち倒す。
バーニングハンズ、インバースの魔法が使われようとしたことそれ自体も含めて、奇跡的な魔法少女。

-《オーネストハート・メイガス》
骸姫第一位、『魔法少女』と融合したオーネストハートの姫獣形態。
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6 第一外典:魔法少女管理都市『瀬平戸』 (Res:160)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 6
1名無しさん :2018/04/25(水) 15:48:01
                                    魔法少女で在り過ぎる      ラッキークローバー         
          ルシフェル               ゲームマスター                   
                       少女境界   
                  剣鬼                          永劫回帰
               骸姫

                              魔法少女管理都市『瀬平戸』

                                                   正直な心
             大いなる終幕
                          斬殺少女
                                  輝ける黒百合

154名無しさん (ワッチョイ 1698-bc14) :2019/08/19(月) 02:22:40 ID:9DnBN41U00
第八話 MAGICAL GIRL ROYAL 第五節 終


155名無しさん (ワッチョイ 1698-bc14) :2019/08/19(月) 03:51:05 ID:9DnBN41U00

「……親玉を倒したら、全部解決やと、勝手に思っとったけども……別にそんなことなかったわ」

瀬平戸ショッピングモール。その中のフードコートで、雛菊ひよりと天王寺ヨツバの二人は気を抜いていた。
藤宮明花との最終決戦を終えてから三日――――魔法少女としての脅威を排除した今、目下の目的は元の世界……ゆりかご市の在る世界への帰還こそが最重要となってくる。
正確には、来栖宮紗夜子一人を送り返せばそれでいい……というのは暗黙の了解であるが。ともあれ、その手掛かりは、これっぽっちも掴めていないという有様であった。

「それはそうでしょう。……あの人は、寧ろ対応する側でしたから」

藤宮明花は、魔法少女達の鏖殺を目的としていたが、魔法少女を呼び寄せたわけではない。
寧ろ、呼び寄せられた魔法少女達への対応に追われていた側と言った方が正しいだろう。彼女の目的も併せて考えると、その気苦労自体は途方も無いものだろうとは思える。
ともあれ戦い自体が終わっている以上、多少気を抜いているというのが現状であった。

「そういえば、あの二人は何時くらいに来るん?」

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156名無しさん (ワッチョイ 1698-bc14) :2019/08/19(月) 03:51:26 ID:9DnBN41U00

――――突如として、静まり返るフードコート。
先程まで、平日とは言えそれなりの人数が居たそこが静まり返っている。客どころか、店員の姿すらも見えない――――大凡ショッピングモールに有り得ない、異様な沈黙だ。
すぐさま変身できる準備をしながら、周囲を見渡すが、そこに人の気配はない……だというのに。かつ、かつ、と。甲高い足音が、静まり返ったショッピングモールに響いている。

意識を張り巡らせていたというのに、まるでそこに現れたことに気付かなかった。気が付いたら居た、とすら言いようがないほどに。

傍らのフードコートの椅子に腰を掛けていた。


「これにて、瀬平戸の物語は一度の終りを迎え、魔法少女達の物語にはピリオドが打たれる……おめでとうございます」


……"魔法少女ではない"。スーツ姿の男だった。黒い髪に青い瞳の男は、一冊の本へと目を通しているようであった。
彼女達には、全く未知の存在であった。超常の存在と言えば、魔法少女以外にほかならない……そういう世界に居た以上、"成人男性"が超常的であるように振る舞うというのは。
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157名無しさん (ワッチョイ 1698-bc14) :2019/08/19(月) 03:51:53 ID:9DnBN41U00

「ええ、"あの"です。少しばかり、彼女は他の方とは様子が違ったでしょう」

「……確かに、そうでしたけど。あなたは……一体?」

名を問うのとは違う。本質的な、その詳細に迫る。
必要であれば、オーネストハートとして質問の魔法を振るうことも辞さない――――だが、その前に、リチャード・ロウはその問いかけに対して口を開く。


「宜しい。折角達成したのです、その戦いに免じてお答えしましょう。

 我々は、この世界を編纂し、再生する――――"再生者"、と括られるものです」


何一つとして理解は及ばなかった。だが、一つ察することが出来るものが在る。
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158名無しさん (ワッチョイ 1698-bc14) :2019/08/19(月) 03:52:04 ID:9DnBN41U00

「それでは、皆々様方。やがて来る滅びの時まで――――幾久しくお健やかに」


パタン、と片手に開いていた本が閉じられる。天王寺ヨツバは、思わず……そこに刻まれた、本のタイトルを読み上げた、



「外典、英雄異端録」



本が閉じるとともに、その男はいつの間にか姿を消していた。フードコートは人で賑わっていて、不気味な静寂など嘘のように消えている。
雛菊ひよりは、天王寺ヨツバと顔を見合わせた。何が出来るのかは分からない。分からないが――――――――"きっとここから先には、新たな戦いが控えている"。
向こうから、車椅子を押してやってくる二人の少女の姿があった。この事は、先ず真っ先に二人へと話さなければならないだろう。
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159名無しさん (ワッチョイ 1698-bc14) :2019/08/19(月) 03:54:30 ID:9DnBN41U00



第一外典 魔法少女管理都市『瀬平戸』 終幕



.


160名無しさん (ワッチョイ 1698-bc14) :2019/08/19(月) 03:55:50 ID:9DnBN41U00











for the next Apocrypha――――――――



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7 第六外典:人類最終防衛圏『瑞穂』 (Res:1)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 7
1名無しさん :2018/05/28(月) 17:23:49

                    バトル!バトル!                         
    藤宮少佐は今日も御機嫌                      決戦皇国
                        フィーンド・ナイト
        
                  人類最終防衛圏 『瑞穂』   

         MONOCHROME MOON           クロウ・クルワッハ
                               空往く橘花        鉄の城、海行かば
                        陽咲一閃!
      アイドルは止まらない                   シュネーフーン

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