- 1 :管理人 ◆NMkStPc61Q :2018/02/24(土) 17:58:50 ID:J6UJwrl.
- ヤンデレ小説を投下するスレです
字数は全角4000字、行数は100行まで投稿できます
※ 注意 ※ ・特殊な内容を投下する際、苦手な人のために注意書きを! (工口グ口、特殊性癖など) ・毎投下終了後には終わりの報告をお願いします ・読み手にわかりやすいよう、投下はできるだけまとめてお願いします ・誰かがSS投下中にSSを投下する際、できるだけ待つか一言断りを入れてください ・なるべく読み手も書き手を労ってくださいね
- 28 :甘えた :2019/08/14(水) 15:49:29 ID:???0
- 召喚スレの高スペ甘えたヤンヤンが好きな属性だから書きたかったけどセリフだけは難しすぎたのと長くなったのでこちらに
2スレほどです
気持ちがはやりすぎて周りが全く見えない。 電車に乗り込む時、降りる時の二度にわたり扉に額をしたたかに打ち、しかし痛みを気にする余裕もなく、階段は一段どころか二,三段飛ばしで駆け下りた。改札にICカードをかざす一手間すらもどかしい。はやくはやくはやくと気ばかりが焦り、あまりの愛おしさに、恋しさに、走りながら叫び出してしまいそうだった。 日が落ちたというのにむわむわと熱気の篭もる道をひた走り、ああそう言えばここから先には何も店がないということに気が付きあわてて駅前のコンビニへ戻った。 どうしてこんなに不便なところに住んでいるのだろう。駅前にはコンビニや小規模のスーパーマーケットはあるが、あとは住宅が並ぶだけの面白味もない街だ。駅から家までも離れている。毎日の通勤、買い物はさぞかし大変だろう。 僕はこの街が嫌いだと、来る度に思う。彼女に住処として選ばれたこの街が妬ましくて、羨ましくて、大嫌いだ。 彼女の好きなものをいくつか購入し、振動で中身が駄目にならないようコンビニ袋を両腕で大事に抱えてまた走る。 僕の家に住んでくれれば良いのに。駅から徒歩5分という好立地のタワーマンション。その上階だから見晴らしは抜群だし下界の音も聞こえない。 駅周辺にはもちろん各種のコンビニが立ち並び、スーパーマーケットには高品質の物だけが置かれている。彼女の好きなオシャレなカフェも、時間をつぶせる書店も、凡そ彼女が満足してくれる全てが揃っている。だからこそ選び購入した僕の家に、しかし彼女は住んでくれない。彼女のためだけの家なのに。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 29 :甘えた :2019/08/14(水) 15:50:31 ID:???0
- 「喪子ちゃん!!!!!!」
「ひぇ…! ヤンさん声でか」 「わああ喪子ちゃん喪子ちゃん!!!会いたかったよおおお!!!!」 「声、すみません声もう少し抑えて」 「喪子ちゃん喪子ちゃん喪子ちゃん!!!!」 「近所迷惑ですから! うわ、重っ、まっ、待ってとりあえず中に」
だって会いたくて走ってきたんだ。会うために何もかも放り出して走ってきたんだ。 気持ちだけなら電車より僕の方が速く走れるはずだし、車で来るつもりだったけど渋滞や信号待ちで発狂する自信があったからやめたんだよ。それにフルスロットルで飛ばしで警察に追いかけられたら困ると思って、車は会社に置いてきたんだ。 僕ちゃんと自分のこと分かってるでしょ、偉いでしょ褒めてよ。一生懸命、君のために生きてる僕のことをいい子いい子って抱きしめて、たくさん愛して僕のことだけ好きでいてくれてるって全身全霊で感じさせて。 喪子ちゃんに抱きついた時、あんなに大事に抱えていたコンビニ袋を落とした。中のスイーツが潰れたかもしれない。 けどそれもどうでもいい。喪子ちゃんが欲しいなら、また走って買いに行く。 今は一時も離れたくなくて部屋に入った瞬間から玄関の壁に彼女を押し付け、ぎゅうぎゅうと抱きしめ続けた。 僕の体にすっぽりと包まれる喪子ちゃん。足を絡め、喪子ちゃんの動きを全部封じ込めるようにするのが好き。 凹凸がピタリとはまるように、僕と彼女の体は互いを求めるようにできている。空気の入る隙間もないほど僕達は密着して、このまま溶接されてもきっと違和感もなくて、ふたりでひとつの生命として生きて死ぬ。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 30 :名無しさん :2019/08/18(日) 23:17:34 ID:???0
- デレしかない気がするのはヤンデレに慣れすぎてしまっているからか
思考回路は立派にヤンデレだと思うんだけど
執筆お疲れ様です ごちそうさまでした、これで盆明けという地獄に少しでも立ち向かえる気がする
- 31 :名無しさん :2019/08/19(月) 18:03:33 ID:???0
- >>30
読んでくれてありがとう 病み成分薄くてごめん ヤンデレに好かれるなんて自分にとって幸せでしかないから喪子も受け入れ体制ばっちりで書いてしまいがち 受け入れつつも明らかにいかれたヤンデレとわかるようなものが書けるように精進します
- 32 :名無しさん :2021/04/07(水) 00:14:58 ID:???0
- 地球がヤンデレだったら
はぁ、はぁ喪子ちゃん喪子ちゃん 君は気づいてないかもしれないけどいつも喪子ちゃんの側にあるよ! だって君が立つ大地も、君が感謝することはないがこれなしには生きれない大気も僕のそのものだからね! そして喪子ちゃんの髪の毛一本、唾液一滴まで…君を構成する分子は元々は僕に由来するんだ 喪子ちゃんは僕!僕の一部!つまり僕の番! え?他のホモサピエンス?他の動植物?いってる意味がよくわかんないけど…喪子ちゃんは特別!
喪子ちゃんにホモサピエンスのオスが発情しないようにしたはいいけど、君はすぐ死んじゃう 喪子ちゃんは僕に還るけど、喪子ちゃんという生き物は地球から消える 決めたよ 喪子ちゃんっていうホモサピエンスとは別の人種を作ればいいんだね 僕がある限り何度も生まれ変わる喪子ちゃん 生態系の頂点に存在する喪子ちゃん (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 33 :名無しさん :2021/04/11(日) 06:05:53 ID:???0
- >>32
喪子ちゃんが喪女なのは地球ヤンのせいだった……!? 「君が感謝することはないが」って一文がヤンデレらしい直向きさで好き ヤンデレごちそうさまでした
- 34 :名無しさん :2021/05/28(金) 08:52:10 ID:???0
- 「ヤン君の絵、私はアートに詳しくないからよくわからないけどなんか好き、独特だしかっこいい…」
記憶の中の喪子ちゃんの初めての言葉。 挨拶や事務的な会話ならクラスメイトとしてしていたけど、喪子ちゃんを風景から個人として認識したのはこれからだったと思う。 浮いた者同士、ただ誰かと言葉を交わしたかっただけなのかもしれない。いつも一人で、ただ友達がいない事を誤魔化すために絵を描いていた僕なら話しかけやすかったのかもしれない。だって君は本当に、優しくて、繊細で、謙虚で、本当は合理的でシニカルな思考も持ち合わせていて、清楚でアンニュイな美しい人だから。
それから、数ヶ月後も数年後も、卒業後しても僕の絵を褒めてくれてやっと、僕は君が本心で僕を認めてくれていたのだと安心することができた。君が僕の絵を褒める言葉も、君の感性に彩られた言葉に変わっていった。 それなのに君は、いつまでも自分を醜いと思ってる。僕が送った君の絵も、自分はこんなにきれいじゃないと。僕は君への気持ちも、君が僕にいつもくれる言葉みたいに鮮やかに躍動して伝えることはできないのに。確かに写実的に喪子ちゃんを描いたわけでないけど…
だったら僕が世界中の人々から、喪子ちゃんが美しいということを認めさせる。喪子ちゃんが自分は美しいと信じられるように。 君が褒めてくれる今までの絵も、まともに人と話せない僕をたくさんの人が愛してくれるようなったあの絵も、僕の絵はほとんどが喪子ちゃんを、僕の君への思いを描いた。でも、あの頃の君はもういない。君はもう、自分は醜いと呪いの言葉を吐いて泣くことも、僕を元気付けることもできない。
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