■掲示板に戻る■ ■過去ログ 倉庫一覧■

律「澪の夢?」 澪「うん」

1 : いえーい!名無しだよん! :2014/12/23(火) 22:23:45 JuhSNInAO
変態澪から、かなり微妙な変態澪に路線変更してみました。
苦手な方は、失礼ながら閲覧を避けていただきたく存じます。


"
"
2 : いえーい!名無しだよん! :2014/12/23(火) 22:25:35 JuhSNInAO
律「澪の夢ねぇ…」

澪「夢というか…言われたい台詞というか、シチュエーションというか…」

律「んん?」

澪「その…律にバカって言われたい…////」

律「…バカじゃないの?」

澪「バカとは何だバカとは!」

ボカッ

律「ぐおっ!」

律「何すんだよ!ちゃんと言ったじゃんか!」

澪「そういう意味じゃない!」

律「意味わかんないから!」

澪「言われたいシチュエーションがあるんだよ!」

律「はあ?」

澪「だって明日は『せいなる夜』だから////」

律「あー…。そのシチュエーションを私に実行しろ、と」

澪「///////」

律「おいおい。私はサンタクロースじゃ…はぁ、まっ、いっか。せっかくの聖なる夜だしな」

澪「本当か!?」パァアア!

律「おう。りっちゃんに二言はない!」

律(おーおー、喜んじゃって。)

律(ま、言われたい台詞はちょっとあれだけど、可愛い幼なじみのために…)

澪「じゃあまず、ベッドに座って、ちょっと服をはだけさせてくれ」

律「」

澪「律?」

律「ごめん。今聞いてなかった」

澪「しっかりしてくれよな」

律「悪い悪い」アハハ

澪「まず、私に背を向けてベッドに座って。こう…ペタンって感じで」

律「ほいほい」ヨイショ

澪「それから肩から肩甲骨の辺りまで服をはだけさせて…」

律「何でやねーん!!!」


3 : いえーい!名無しだよん! :2014/12/23(火) 22:27:18 JuhSNInAO
澪「なっ何だよ律!ビックリするじゃないか」

律「こっちの台詞だよ!ビックリしすぎるくらいビックリしたわ!」

澪「え…あ、そうだよな。ブラは取っておかないとな。私が預かるよ」

律「ちょ待てよ」

澪「あ、でも、前のボタンは全部外してほしいかも/////」

律「だからちょっと待てって。いや、すっごく待て」

澪「何だよ?」

律「それもこっちの台詞な。つーか何で人の下着預かろうとしてんの?」

澪「何でって…。ブラが邪魔だろ?だから私が貰っておいた方が有意義だし」

律「無意味だし。あと怖いし」

澪「律!」

律「お、おう!」

澪「律のブラを手に入れる事が無意味だなんて、その台詞こそが無意味だ!」

律「え?何で怒られてんの私?」

澪「その台詞が律の口からじゃなくて、他人の口から出てたら悪意さえ感じるぞ!」

律「どうしよう。はなしについていけない」

澪「律は自分でも気付かないうちに国宝…いや、世界文化遺産なみのお宝を手にしてるんだぞ!分かったか!?」

律「わー私の下着ってすげー(棒)」

澪「下着が凄いわけじゃない!律が凄いんだ!」

律「某ドラマの青島刑事みたいな言い方止めろ」

澪「つまり!私は!何ものにも代え難いくらい律を愛してるって言いたいんだよ!」

律「」


4 : いえーい!名無しだよん! :2014/12/23(火) 22:29:49 JuhSNInAO
律「ーーーーーっ!」

律「みっ///////」

律「澪のバカぁあああああああああ!」

澪「えぇえー??!」ガーン

律「なっなんでこんな時にそんなこと///////」

澪(あれ?)

律「だだだだだだ大体!そういう事は、あぁ!もー!」

澪(そういえばこいつ、甘々な台詞とか押しに弱いんだっけ)

律「その、そーゆーのは、もっと、大事な時とか、雰囲気とか、そ、それこそシチュエーションとか…」

澪(その分思いっきり乙女なんだよな〜)

律「だから、つまり、えーっと…」

澪「律」

律「い、いや、ちょっと、待って、ちがくて…」

澪「りーつ」

律「…なぁに?澪」

澪「愛してるよ」ニコッ

律「あぅぅ…////」キュン

律「澪のばかぁ…//////////」

澪「」

澪「萌え萌えキュン!」ガバッ

律「うわっ」

律「もー…」

律「えへへ。澪のばぁか…」






性成る…もとい聖なる夜に幸あれ!


5 : いえーい!名無しだよん! :2014/12/23(火) 22:32:26 JuhSNInAO
おまけ編

紬「はっ!」キュピーン

純「ムギ先輩?」

紬「今、無垢なる乙女の心の叫びが聞こえたわ!」

純「あー、なんとなく察しがつきました」

純(澪先輩は無垢どころか、どす黒い欲望の持ち主なんじゃ…)

紬「あ、ごめんなさい純ちゃん」

純「いえいえ、慣れましたから」

純「それよりも本当にコタツなんて買ったんですか?」

紬「うん。お父様にお願いしてみたの」

純「ほえー。しっかしムギ先輩のお父さんもビックリしたでしょうね〜」

紬「どうして?」

純「だってコタツをプレゼントしてくれ、なんて子滅多にいませんよ」

紬「?」キョトン

純「あれ?だって今お父さんに頼んだって…」

紬「あ、違うの。コタツは自分のお金で買ったんだけど、私のお部屋といまいち合わなくて」

純「それは確かに…」

紬「だから、違うお部屋を用意してもらったの」

純「お、お金持ちだ…」

紬「日本家屋風なのよ」

純「せ、セレブリティだ」

紬「どうせだから離れの茶室のそばに建てようって張り切っちゃって」エヘッ

純「それ家ですよ!」

紬「張り切っちゃって」エヘッ

純「セレブってすごい(愕然)」

紬「きっと楽しいよ。テレビやみかんもあるし」

純「もはやセレブなのか庶民なのか」


"
"
6 : いえーい!名無しだよん! :2014/12/23(火) 22:33:58 JuhSNInAO
紬「だってせっかく純ちゃんとコタツで過ごせるんだもん」

純「なんか本格的にお邪魔な気が…」ズーン

紬「へ?」

純「なんか私のプレゼントがみすぼらしく思えてきた…」ズーン

紬「そ、そんな事ないよ!私とっても嬉しいよ!ねっ?」アセアセ

純「うぅ…」

紬「…純ちゃんは嫌?こんな私」

純「えっ?それはないです」キッパリ

紬「重くない?」

純「全然」

純(あー…。そっか。この人は…)

純(人が喜ぶ事が楽しくて嬉しくて、人と一緒に何かをするのが好きな人だったっけ)

紬「変なやつだって思った?」

純「あ、それはよく思います」

紬「!」ガーン

純「あはは!良い意味で、ですよ。ギャップですギャップ。ギャップ萌え〜って感じです」

紬「そう」ホッ

純「そうそう」

紬「ところで純ちゃん!」

純「何でしょう!ムギ先輩!」

紬「手を繋いでもよかですか?!」

純「へへっ」

純「どんとこいです!」

紬「えいっ」ギュッ

純「あ〜、あったか〜い」

紬「早く行かないと風邪ひいちゃうよ」

純「そうですね」

紬「楽しみだな〜。みかん」

純「でも良かったんですか?お泊まり会なんて。
お父さんがせっかくムギ先輩のために家を建てたのに」

紬「ううん。敷地をもらっただけで、費用は私が出してるから、好きにしなさいって」

純「えっ」

紬「あとね、この前純ちゃんが言ってたアニメのDVDを買ったの。
今日はちょっと夜更かしして見ようね」ニコニコ

純(ほ、本物のセレブやー!)






END


"
"

■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■