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憂「明日お姉ちゃんの誕生日なんだけどさ」
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梓「任せといて!」
憂「そうじゃなくてさ、今年はサプライズ的な事を一切考えないで欲しいなぁって」
梓「わかったわかった」
憂「今年っていうか、もう二度とあんな真似しないで欲しいんだ」
梓「OK牧場」
憂「前フリじゃないからね!? なんで笑ってんの!?」
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純「去年なにがあったか絶対に聞かないでおくからね?」
梓「唯先輩の誕生日が危なく私の命日になるところだったんだよね」
純「聞いてる?」
憂「それどころか私の初体験を梓ちゃんで済ませちゃうところだったよ」
純「えっ!?」
憂「人殺しの……」
純「なんだよかった、びっくりしたぁ……」
純「ちっともよくなかった」
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憂「もし今年も人間大の箱がウチに届けられたら、問答無用で叩き壊してやろうと思うんだ」
梓「唯先輩に届いたプレゼントに何てことするの」
憂「川に沈めたほうがいいかな?」
梓「ちゃんと唯先輩の部屋に運んであげなよ」
憂「あっ、生き埋めにしたほうがいい?」
梓「でも唯先輩に中身を確認してもらったほうが」
憂「よし、焼き殺そう」
純「あなたたちは誕生日の話をしてるんだよね?」
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憂「真面目な話、『私がプレゼント!』みたいなのはもう古いと思うんだ」
梓「憂は唯先輩のノリをわかってないからなぁ」
憂「え? なに? そのふざけたツインテールを引きちぎられたいって?」
純「確かに唯先輩のセンスって変わっ……独特……凄いからね」
憂「こんなのを可愛いって言うくらいだしね」
梓「あばばばばばば」 ギチギチギチギチ
後日、鈴木純はこう語ったという
人間の頭部が
あれほどスピーディーに振れるのを
初めて見た………と
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梓「天使にふれたよ!」
純「死にかけたんだね」
憂「お姉ちゃんってスッポンモドキとかアズニャンとか
わけのわからない生き物を可愛いって言いだすから困っちゃうよ」
梓「ギー太とかトンちゃんとか愛称をつけるのは
やっぱり特別な思い入れがあるんじゃないかな」
憂「そこらへんの野良犬と変わらないと思うけどなぁ」
梓「憂は唯先輩に愛称つけてもらえなかったの?
Wiiにゃん とか 憂鬱ヒステリックブルー とか」
憂「う〜ん、私は お 姉 ち ゃ ん と 私 の 名 前 を もじって
U&I ってタイトルの名曲を作ってもらったくらいかなぁ」
梓「私だっ
憂「え? あくまで部活の先輩として作ってもらった曲がどうしたって?
確かに U&I はお姉ちゃんの思いだけが込められた神曲だけど……」
梓「………」
純(帰りたい……)
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憂「梓ちゃんさ、去年いろいろやらかしてくれた後に全裸で土下座しながら
もう二度とお姉ちゃんに妙な真似をしないって誓ったの覚えてる?
今から一緒に動画見る? あっ、純ちゃんも見る?」
純「そんなマニアックなAVみたいな映像を見せられてもなぁ」
憂「誕生パーティーにハプニングが起きただけだよ」
純「誕生パーティーの動画ってもっとこう、笑顔がいっぱいで」
憂「見ようによっては笑えるけど……」
梓「いや、興奮しちゃうから見せちゃダメだよ」
純「興奮? 私が?」
梓「私が」
純「………」
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梓「でも恋って障害があったほうが燃えるよね」
憂「障害があるのは梓ちゃんの頭脳のほうなんだけどね」
梓「女性は 『自分が好きな人』 より 『自分を好きな人』 と
一緒になったほうが幸せになれるらしいし」
憂「でも私が髪型変えただけでお姉ちゃんと見分けがつかなかったし、
梓ちゃんの気持ちなんてその程度に過ぎないんだよ」
梓「唯先輩と付き合ったら間違って憂とベットインしないか心配だね」
憂「私は梓ちゃんの思考回路のほうが心配かな 」
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唯誕?なのに唯が出ないww
久々に面白い梓VS憂選手が見られそう。
いつも通りの純も。
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純「梓は唯先輩に普通のプレゼントあげたりしないの?」
梓「付き合い始めて初めての誕生日だし、ビックリさせたくて」
憂「まず付き合い始めてないよね」
梓「そんなのは些細な問題だよ」
憂「ビックリっていうかもうドン引きされてたけどね」
梓「刺激がないと愛は長続きしないものなんだよ」
純「始まってすらいないのに……」
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梓「唯先輩を驚かせつつ喜んでもらうのがベストなんだけど」
梓「自然な流れでベットインできるような雰囲気で……」
憂「梓ちゃんが花火に扮して木端微塵になるっていうのはどう?」
梓「やっぱり私が全裸になって生クリームを塗りたくってケーキに
憂「焼き殺すよ」
純「去年なにがあったかなんとなくわかってきたよ」
梓「逆に押し倒して無理矢理アレしたら驚いてくれるかな」
憂「ツインテールの両端を思い切り引っ張って顔面を引き裂くよ」
純「それは確かに驚くだろうけど」
梓「じゃあ逆にさ……」
憂「それなら……」
純「だったら……」
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梓「という事で、憂と付き合う事になりました!」
唯「えっ」
梓「サプライズです」
憂「お姉ちゃん、誕生日おめでとう!!」
唯「えぇ!?」
ショートコント 『誕生日』
おわれ
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何という力技…
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真面目にいい感じの唯誕書きたかったのに間に合わなかったので
腹いせに後先考えずに書き殴ってたら途中で行き詰まって
粗末な話になって申し訳ございませんでした
なんだこのオチ……
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ワロタwww
乙!
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