■掲示板に戻る■ ■過去ログ 倉庫一覧■
唯「仲良し姉妹ブラ?」
-
けいおんSS
"
"
-
<部室>
紬「ねえ唯ちゃん、ちょっといい……?」
唯「どうしたの、ムギちゃん?」
紬「唯ちゃんと憂ちゃんにね、これを贈りたいの」
唯「……何これ?」
紬「あっ、待って! 中身は部活が終わってから家に帰るまでのお楽しみ。そのプレゼントは“憂ちゃんと二人で”開けてほしいのっ!」
唯「うん、わかったよ。でもどうしてわたしたちだけに? りっちゃん、澪ちゃん、あずにゃんには……」
紬「えっ!? えーっと……これは二人へのちょっとした気持ちなの……いつもお世話になっているから」
唯「お世話? そうかなあ〜……」
-
紬「……それに、わたし以外に妹がいるのは唯ちゃんだけだから」ボソボソ
唯「?」
紬「ううん、気にしないでっ! と、とにかく、そのプレゼントは二人にしか渡せない物なの!」
唯「そ、そっか……。とにかくありがとね! 大切にするよ」
紬「うん! じゃあカバンにしまっておいて」
唯「はーい」
紬「…………」
唯「家に帰るまでが楽しみだよ〜♪」
紬「うふふ……」
-
ガチャ
梓「こんにちは。あれ、律先輩と澪先輩は?」
唯「二人とも今日は掃除当番だよ」
梓「そうですか……うー……部室も少し寒くなってきましたね……」
唯「紅茶飲んで温まりなよ!」
紬「はい、どうぞ」
梓「ありがとうございます……はぁ〜……あったか……」
紬「……楽しみにね」
-
♯
<平沢家>
唯「ただいまー」
憂「おかえり、お姉ちゃん!」
唯「暗くなると寒くなるね〜……」
憂「風邪引くといけないから、手洗いとうがい忘れないでね」
唯「ほーい。あっ、そういえばムギちゃんにプレゼントもらったんだ。わたしと憂へ、って」
憂「プレゼント? 紬さんに?」
唯「うん、なんかわたしと憂の二人で開けてってさ」
憂「うーん……何だろう……」
唯「すっごいお菓子かなあ?」
"
"
-
憂「とりあえず、先に制服着替えてきなよ」
唯「そだね。ちょっと待ってて」トトト
憂「……何が入ってるのかな?」
~~~
唯「お待たせ〜」
憂「あっ、暖房入れておくね。少しだけ寒いから……」
唯「ありがとね。じゃあ開けよっか! 何が出るかな〜何が出るかな〜♪」
パッ
憂「あっ」
唯「……これは?」
憂「ブラジャーだね……」
-
>>6
訂正ミス
憂「とりあえず、先に制服着替えてきなよ」
唯「そだね。ちょっと待ってて」トトト
憂「……何が入ってるのかな?」
~~~
唯「お待たせ〜」
憂「あっ、暖房入れておくね。少しだけ寒いから……」
唯「ありがとね。じゃあ開けよっか! 何が出るかな〜何が出るかな〜♪」
パラッ……
憂「あっ」
唯「……これは?」
憂「ブラジャーだね……」
-
唯「な、なんですとっ!?」
憂「紐が水色で……ブラ本体は黒色……。同じのが二つ」
唯「でもドットの柄とハートの柄の二種類あるよ!」
憂「紬さんはこのブラジャーを私たちに……」
パラッ……
唯「ん?」
憂「なにか落ちたよ」
唯「なんだろう……“仲良し姉妹ブラ”?」
憂「姉妹ブラ?」
唯「えっと、“仲の良い姉妹向けに開発されたブラジャーです。近年高まる女性同士の絆をコンセプトと致しました。約半年をかけて制作・構想されております。我々の情熱を全て注ぎ込みました。デザインはもちろん、着け心地も快適な商品でございます。ぜひご活用頂ければ幸いです”……だってさ」
憂「そ、そっか」
-
唯「せっかくだから着けてみよっか!」
憂「う、うん……」
唯「憂も着けるでしょ? ドットとハートどっちがいい?」
憂「う、うーん……ドットでいいかな」
唯「じゃあわたしはハートの柄にするね」
憂「(……今でも一緒にお風呂入ったりすることはあるけど)」
唯「うーんと……ほっ!」
憂「(お姉ちゃんの着替えをじっくり見るのはお風呂の時と違って……なんか恥ずかしい……!)」
唯「じゃーん! どうかな?」
憂「ちょっとだけサイズがおっきいかも……?」
-
唯「ありゃりゃ……プレゼントだからサイズ測ってないもんね。憂も着けてみなよ!」
憂「そうだね……(お、お姉ちゃんに見られてる……)」
唯「うーん……やっぱり憂の方がおっぱい大きいねえ……」
憂「!! ……どうかな?」
唯「うん、憂にはちょうどぴったりのサイズだね!」
憂「ありがとう……(うれしいけど、ちょっとだけ恥ずかしいよ〜!)」
唯「あれ、これなんだろう……“姉”と“妹”?って書いてあるよ」
憂「多分それはパッドかな。ブラに入れてサイズ調節する時に使う」
唯「ああ、あれかぁ。じゃあ大きい方を入れてっと……どう? これで憂と同じくらいになったよ!」
-
憂「(お互いに下着姿を見せ合って……)」
唯「わたしたち、そっくりだね!」
憂「(お風呂の時、お姉ちゃんの裸を見ても何も思わなかったのに今日はどうしてこんな……)」
唯「あれ? 憂、顔が真っ赤だよ?」
憂「そ、そうかなっ!?(バ、バレちゃった……!)」
唯「熱測ってあげるよ。おでこ出して?」
憂「あっ、あ、あ、あ……」
ピトッ……ムニッ
唯「んー? 赤いわりにはあんまり熱くないかも……?」
憂「…………」ドキドキ
唯「どうしてだろう……って、ええっ!?」
憂「どうしたの……って、ええっ!?」
-
唯憂「ブラの色が変わってるよ!!」
唯「な、なんで……?」
憂「どうしてかな……」
唯「……まあいいや。水色で……雪の結晶の柄かな? 今の憂、とってもかわいいよ!」
憂「お姉ちゃんだって! 水色よく似合ってるよ!」
唯「ありがとう! ふふ〜……う〜いっ!」ギュッ
憂「わっ! ……えへへ」
唯「かわいい、かわいい……」
憂「お姉ちゃん、あったかいね……」
唯「憂もあったかあったかだよ……」
-
♯
<琴吹家>
紬「菫、どうかしら?」
菫「うん、バッチリだよ(黒色下着姿のお姉ちゃん……やっぱりいつ見てもすごくセクシー……)」
紬「じゃあ菫も着けてみて! スカートの“それ”も着け忘れないでね」
菫「う、うん」
紬「……だいじょうぶみたい。サイズは菫もピッタリね!」
菫「えへへ……」
紬「スカートの方もオッケー。じゃあ、こっちに来てわたしの隣に来てみて!」
菫「?」
-
紬「うん、そこね。ちょっと待ってて、カメラのタイマーセットしないと……」トトト
菫「えっ、写真撮影するの!?」
紬「もちろん! 今回はちょっと試したいことがあって……」
菫「(は、恥ずかしい……)」
紬「じゃあボタン押すね」
カチッ
紬「はい、カメラの方を向いて……5、4、3、2、1」
グッ
菫「!!」
パシャッ
紬「さて、どんな写真になったかしら♪」
-
菫「(お姉ちゃん……撮影の瞬間に少しだけ腰元寄せてきた……?)あっ、今回はピンク色に変わるんだね」
紬「ええ、どんどんカラーバリエーションを増やしていかないと! いずれは一つのブラで七色を目指すわ!」
菫「すごいね……」
紬「まあっ! 菫、成功したわ!」
菫「どんな写真になったの?」
紬「見てみて!」
菫「あっ……スカートの所に着けたのが……!」
紬「そう、二人が密着して並ぶとハート型になるのよ!」
菫「よく考えたね……これはすごいよ!」
紬「二人の女の子が密着することによってブラの色が変わり、同時にスカートに取り着けたハートの色も変わる! これぞ理想のカップルね! ふんすっ!」
-
菫「あはは……(お姉ちゃんがここまでのめり込んだのは……私のせいなのかな……!?)」
紬「実験も成功したことだし、このハートの部分も唯ちゃんと憂ちゃんに贈らなくっちゃ! いずれは“親友ブラ”も考えないと……ふふふ」
菫「(けどまあ、こうして生き生きしてるお姉ちゃんが見られるのならそれでいいや!)」
紬「菫、わたしもっとがんばるわ。みんなのために!」
菫「私も応援するからね、お姉ちゃん!」
おわり!
-
元ネタは
トリンプ『仲良し姉妹ブラ』
色が変わるとかはググってくれればわかると思う
-
乙 かわいいわぁ
つか本当にブラあるのかw
-
乙乙
"
"
■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■