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律「記憶にない私の誕生日」
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元ネタ:こち亀147巻「記憶にないわしの誕生日の巻」より
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律「お誕生日おめでとう!!」
友達A「えへへ,なんか照れるなぁ〜」
友達B「私からプレゼントだよ。」
友達A「お,服か。ありがとう。」
律「私からもプレゼントだよん♪」
友達A「お,何々?」
律「はいこれ。」
友達A「お!! これ前から欲しがってた『妖怪ウォッチ2 元祖』じゃん!! ありがとう。」
律「どういたしまして。」
一同「ワイワイガヤガヤ」
律(…ん?まてよ。 私の誕生日は?)
澪「8月21日は律の誕生日だったじゃん!!」
唯「あー!! 忘れてたー!!」
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訂正
×友達A「お!! これ前から欲しがってた『妖怪ウォッチ2 元祖』じゃん!! ありがとう。」
○友達A「お!! これ前から欲かった『妖怪ウォッチ2 元祖』じゃん!! ありがとう。」
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すみません,
正しくは「お!! これ前から欲しかった『妖怪ウォッチ2 元祖』じゃん!! ありがとう。」
です。
>>3は無視して下さい。
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梓「練習しててそれどころじゃなかったですよね。」
澪「新しいカチューシャ欲しがってたのにな。」
唯「私もまんじゅう買っちゃったよ。」
澪「お前は食べ物しかないのか!」
梓「私はドラムスティック買ったんですけど。」
紬「超高級コーヒー買ったんだけど。」
梓「どうしましょうか?」
唯「忘れてたならやらないでいいんじゃない?」
澪「いや,何かのきっかけで思い出すかも…」
ほわんほわんほわーん
律『忘れたのをいい事にごまかそうとしていたのかー−−ー』
澪『そんなわけでは…』
ほわんほわんほわーん
梓「怒りますね。」
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唯「じゃあ日を改めて誕生日をやろう!」
梓「でもなぜ8月21日にやらなかったを責めますよ! きっと!」
紬「絶対責めるわよねー。」
澪「確かに。」
ほわんほわんほわーん
律『どーせ忘れるほどの誕生日ですからー。いいですよ,今更プレゼントなんか! だーれにも覚えてもらえない誕生日ですか
らねー。』
ほわんほわんほわーん
澪「あいつのことだからチクチク嫌みを言うと思うぞ。」
梓「そうですよね…」
唯「行くも地獄,戻るも地獄か…」
澪「八方塞がりだな…」
紬「誕生日をやった…ってことにする?」
澪「どういうことだ? ムギ。」
紬「りっちゃんには悪いんだけど… 私たちが忘れたのではなく,りっちゃんが忘れた…という事に。」ピッピッ
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紬「4人が同時に気づくということは… りっちゃんも気づいた様な… いやな予感がするので… 早めに手を打った方がいいと
。」
梓「でもどうするんですか?」
紬「そこは私に任せて。」
律「思い出したぞくそ〜 あいつら〜」タタタタ
律「誕生日にはいろんな約束したくせに〜 すっかり忘れやがって!!」タタタタ
斉藤「お嬢様,指示された物全て製作しました。時間がなかったのですが… 合成は十分の出来と…」
紬「ありがとう。」
斉藤「検索ナビでは田井中氏がこちらに向かっています。あと1分で到着します。」
澪「やはり気づいていたとは…」
執事「来ました! 早く!」
斉藤「成功をお祈りしております。」
紬「ありがとう。」
斉藤「どうぞ。」
律「あ,どうも… 何だ,あの人達? まあいいか。」
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ガチャ
律「お前ら〜 私の誕生日を忘れ…」
紬「いや〜 楽しかったわね。」
澪「ああ。」
唯「最高だったよ。」
梓「いい誕生日会だったですね。」
律「えっ?」
澪「律の誕生日でしょう。」
紬「8月21日にやったじゃない。」
律「私の誕生日パーティーやったっけ?」
澪「やったじゃないか。」
唯「りっちゃん何言ってんの〜。」
紬「あと時りっちゃん物凄く喜んでて。」
梓「もう大はしゃぎでしたよ。」
律「記憶にないんだけどな〜 全然覚えてない…………」
澪「めずらしくあいつ記憶がしっかりしているぞ。」
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紬「ここで例の物を使うから。」
紬「その時の写真があるわよ。」
律「え? 写真?」
紬「ほら。」
律「あー!!」
紬「ほら!」
律「あー あー」
澪「でしょ?」
律「思い出したぁ!! あの時はしゃぎまくってたなー!! パーティーやったなー!!」
紬「お誕生日会やったでしょう。」
梓「やりましたよ!」
澪(単純なやつだ…)
律「ごめーん,はしゃぎまくってたから忘れちゃって。」
唯「いいっていいって。」
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澪「そうそう。」
律「ところで私プレゼントなんてもらったっけ?」
唯澪紬梓「」ドキッ
澪「も,もらったじゃないか。」
紬「そうよ,写真があるもの,ほら。」
律「あー!!」
唯「でしょー!!」
紬「だけどすぐあけちゃったんだよね。」
唯「そうそう。」
梓「あの時,律先輩が『私は一気に全部使うぞ!!』なんてこと言いましたからね。」
律「そ,そうだっけ?」
紬「その時の動画があるわよ。」
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律「え?」
澪『律,お誕生日おめでとう。』
梓『お誕生日おめでとうございます。』
律『おー,みんなありがとう!!』
唯『私からプレゼントだよー!!』
律『お,何々… まんじゅうか。全部食うぞー!!』
澪『おい律,無理するな。』
律『かまわん。』
紬『り,りっちゃん……』
紬「それでまんじゅうは全部りっちゃんが一気に食べちゃったわ……」
律「でも他にもらった記憶がないんだけど…」
澪「何を言っているんだ? ちゃんともらっただろ。」
澪『はい,これ新しいカチューシャ。』
梓『これは新しいドラムスティックです。』
紬『私からは超高級コーヒーよー。』
律『うおー!! みんなありがとー!!』
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澪梓紬『どういたしまして。』
律『よっしゃー!! さっそくカチューシャ付けるぜ!!』
澪『お,似合うよ,律。』
律『さてと,ムギのコーヒーでも飲むか!!』
紬『はい,どうぞ〜』
律『いただきま〜す…て,熱い!!』
ガシャーン
律『あー,落としちゃった… ムギ,もう一杯!!』
紬『ごめんなさい…… それ一つしかないの……』
律『何だとー!!』
澪『あきらめろ。』
梓『気分晴らしにドラムでも叩いてみたらどうでしょうか?』
律『そうするか。』
律『うおー,これいいな。叩きやすい。』
唯『りっちゃん,よかったね。』
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律『ああ,よかった…て,うわー!! ドラムスティックがー!!』
澪『どうした,律?』
律『……割れた。』
梓『えぇ!?』
律『チクショー,せっかくくれたのにー!!』
紬『りっちゃん,そのカチューシャは!!』
律『』
澪『カチューシャも真っ二つに…』
唯『お気の毒に…』
律『うおー,何て不運な誕生日なんだー!!』
紬「……といった感じ。」
律「私そんなことしてたんだ!!」
紬「そうよ。」
律「チクショー,今考えて見るともったい事したなー。」
澪「そ,そうそう,残念だったな。」
唯「りっちゃん,ちゃんとしてよね。」
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律「お前には言われたくない!!」
梓「ま,まあとにかくいい誕生日会でしたね。」
紬「ええ,最高だったわね。」
澪「いやー,改めておめでとう!!」パチパチ
唯「おめでとう!!」パチパチ
紬「何とかクリアーしたわ。」
唯「ホッとした。」
澪「あいつはああいうタイプだからな。」
梓「とりあえずよかったです。」
律(うーん,何か怪しい気がする……)
律「8月21日だと? その日は誕生日パーティーをやっていたぞ?」
姫子「何言っているんだい? 私達と一緒に買い物行ったろ?」
エリ「ほら,このレシート見てみ?」
律「本当だ。でもあいつら8月21日といってたし…」
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律「そういえば不審な事が数々あるが…… う〜む。」
その夜
律「やはりあの写真は合成だ。すべて私の過去の映像や声を使用している… あいつら私を騙したな!!」
聡「ねーちゃんうるさい!!」
律「ごめんごめん,誕プレくれない上騙すとは…… 仕返してやるからな…」
翌日
律「たーのもー!!」ドガーン
澪「ビビらせるな!!」ゴチン
律「あいて!!」
梓「そういえば今日やけにテンションが高いですね。」
律「お,気づいたか。いやー,誕生日パーティーの記憶が全て戻ってさー。」
紬「よかったね。」
律「第二回誕生日パーティーをやることも思い出したよ。」
唯澪紬梓「え?」
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律「ほうらムギが『5兆円の旅』をプレゼントすると言ってたろ。」
紬「え!?」
紬「そ…そんなこと言ったっけ?」
律「ちゃんとケータイで撮っておいた。」
律「ほら。」
紬『第二回誕生日パーティープレゼントは,世界一周5兆円の旅だよ〜』
律『やったー!!』
唯『ムギちゃんすご〜い!!』
梓『ムギ先輩さすがです。』
紬「お…おかしいな… 全然記憶にないわ…」
律「世界中で『金』使いまくるからよ・ろ・し・く。」
紬「……」
律「次,唯。」
唯「ほえ?」
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律「焼肉100人前おごってくれるそうで。」
唯「私そんなこと言ってないよ〜」
律「証拠がここにある。」
唯『りっちゃん,焼き肉100人前おごってあげる!!』フンス
澪『お.唯さすが。』
梓『唯先輩太っ腹です!!』
律「澪や梓も証人だよ。」
律「自分の言った記憶が蘇ってきただろー!! 私みたいに!! 私と同じように!!」
律「明日の第二回誕生日パーティーがたのしみだなぁ 肉の味をしっかり覚えてるからな。100人前。」
唯「……」
律「次,澪。」
澪「な,何だ…」
律「新しいドラムセット買ってくれるんだよなー,ほら。」
澪『律,新しいドラムセット買ってあげる。』
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紬『澪ちゃんさすがー!!』
唯『すごい!!』
澪「お,おかしいなぁ… 言った覚えがないのに…」
律「最後に梓。」
梓「は,はい?」
紬「ばれてるわね,手の内…」
澪「その様だな…」
律「梓もすごーくいい物買ってきてくれるんだよなー」
梓「え!?」
澪「なんとかせんとどんどんゆすられそうだぞ…」
紬「こちらも奥の手を…」
プルルルルル
紬「もしもし,斉藤。例の物お願い。」
斉藤『承知しました。』
その夜 田井中家
律「Zzz…」
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律の腕に注射を打つ斉藤。
斉藤「これで1週間は眠り続けます。」
紬「ありがとう。」
紬「すみません。お願いします。」
律母「事情は分かりました。1週間部屋で寝かせておきます。」
1週間後
律「何だって!?」
紬「りっちゃんの希望を全て叶えたわよ〜。『1週間の5兆円世界の旅』記憶なくなるほど楽しめたでしょう。」
唯「いいなぁ〜 うらやましい。」
澪「これで無事に第二回誕生日パーティーは終了したな。」
律「やられた…」
唯「りっちゃん今度は私達も連れて行ってね。」
律「なんて日だ!今日はいったいなんて日だ!」
以上
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りっちゃん誕生日おめでとー!!!!
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訂正
>>13
×律「チクショー,今考えて見るともったい事したなー。」
○律「チクショー,今考えてみるともったい事したなー。」
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>>8
×紬「あと時りっちゃん物凄く喜んでて。」
○紬「あの時りっちゃん物凄く喜んでて。」
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