■掲示板に戻る■ ■過去ログ 倉庫一覧■
唯「どこかいこっか」梓「雨降ってますよ」
-
唯「あー」梓「何やってるんですか」の続き
"
"
-
唯「傘差せばだいじょうぶだよ!」
梓「それはそうですけど……」
唯「あずにゃん雨きらい?」
梓「晴れの日の方が好きです」
唯「私もそうだよ。けど、たまにはいいかなーって」
梓「まあ……たまにはいいかもしれませんね。わかりました、いきましょう」
-
唯「やったー! ではさっそく!」
梓「あ、でも、もう相合傘はしませんからね」
唯「えーっ? どうして?」
梓「この前みたいに日傘ならまだしも、今日は雨じゃないですか。濡れて風邪でも引いたら大変ですよ」
唯「そだね。じゃあ、しゅっぱーつ!」
-
~~~
唯「♪」
梓「楽しそうですね、唯先輩」
唯「二人でお散歩楽しいよ。あずにゃんは楽しくないの?」
梓「いえ、そうじゃないんですけど、雨だなー……としか」
唯「梅雨だからねえ」
梓「でも小降りでよかったです。これくらいなら涼しいと思えますし」
唯「でしょ? 風も強くないからラッキーだね」
梓「そうですね。風が強いと横風で雨がかかりますし……」
唯「傘差しながらぶらぶら歩くのもけっこうのんびりできるね」
-
梓「あっ、そこ水溜まりありますよ」
唯「おおっ! のんびり歩いてるだけじゃダメだね」
梓「気をつけましょう」
唯「じゃあ下向いて歩くね」
梓「ちゃんと前も向きましょうよ」
唯「わかった。じゃあ一緒に前を向こう!」
梓「はい」
唯「えへへ。 ……あーめふーりの〜 ラララ♪」
梓「急にどうしたんですか……歌なんて……」
"
"
-
唯「傘片手に持ってると急に歌いたくなっちゃって」
梓「マイクじゃないんですから……恥ずかしいからやめてくださいよ……」
唯「だいじょうぶだよ。雨の音で聞こえないよ」
梓「いや、でも……」
唯「あずにゃんにさえ聞こえればそれでいいんだよ」
梓「(そういうことじゃないんだけどなあ……)」
唯「あーめふーりの〜 ラララ つーゆーの〜日の〜 キララ しずくがひと〜つ〜 なみーだーのーよう〜♪」
梓「……今考えて歌ってるんですか?」
唯「ううん。ここ最近雨続いてるでしょ? 家にいる間、ずっと考えてたんだ」
-
梓「そう、だったんですか」
唯「インスピレーション!だよ。もったいなかったからさ」
梓「いい曲だと思います」
唯「ありがとう! うれしいな〜♪」
梓「あ、アジサイですよ、唯先輩」
唯「綺麗だね」
梓「それにしてもすごい量ですね」
唯「囲まれているみたいだね、いろんな色のアジサイに」
梓「音楽を聞くのもいいですけど、今日みたいな自然の雨音を聞きながらこんな光景を見つめるのもいいことですね」
-
唯「そうでしょ。だからこれからも一緒にお散歩いこうね」
梓「はい。また違う季節模様が見られる日にでも」
唯「うん。そうしよう」
梓「そろそろ帰りますか?」
唯「だね。お腹も空いてきたし……」
梓「そういえばこの前買った風鈴、まだ付けてませんでしたね。窓の辺りにでも飾りましょう」
唯「家に帰ってからの楽しみがふえたよ、一緒に付けようね!」
梓「もちろんです!」
おわり。
-
素敵な唯梓、ありがとう。
-
他の人たち死んでるのかな?
"
"
■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■