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和｢それでって？｣
律｢うん、いや、凄いとは思うよ。科学の進歩ってやつだよな｣
和｢日進月歩とはこの事ね。
それで律は私の子供を孕めるわけだけど、どうする？｣
律｢うん。ちょっと何言ってるか分かんない｣
和｢冗談よ｣
律｢なんだ…脅かすなよ…｣
和｢流石に在学中の身で…なんて非常識な事はしないわ。私としては職について収入が安定するまで待っててほしいの。律はどう？｣
律｢そうじゃなくて｣
和｢もちろん律に不自由はさせないわ。できる限り家事も協力するし、子育てだって弟達の世話をしてきたから問題ないと思うんだけど…｣
律｢聞けよ｣
和｢ふふ…。分かってるわ。最初はちゃんとほぐすから心配しないで私にすべて任せて｣
律｢…うん？ほぐす？｣
和｢ピュアな律かわいい////｣ｷｭﾝ
律(何をほぐすんだ？マッサージ？肩凝ってないけど…。聞いたら負けな気が…)ﾑﾑﾑｯ
和｢分かってない律かわいい｣
律｢わ、分かってるし！｣
和｢それじゃあ、ナニをほぐすのか聞かせて頂戴。さあ！さあ！｣
律｢ぐっ…｣
和｢さあ！律の口からハッキリと卑猥な言葉を！｣
律(ひわい？それってエッチって意味だよな…)
律(ま、まさか…)
律(むむむむむむむ胸？！ほぐっえっ…胸ぇ？！)
律(はっ！分かったぞ！エイプリルフールか！そうか！そうだよなマジメな和が胸を揉…………触るなんて言わないよな！)ﾊﾟﾆｯｸ
和｢…今５月よ｣ｼﾚｯ
律｢さっきまで凄い勢いだったのに何このテンション？｣
和｢勢いでヤられる方がいいの？｣
律｢んん？｣
和｢バカな律かわいい////｣
律｢誰かバカだ｣
バターン！
澪｢話は聞かせて貰ったぁ！｣
律｢おお！澪！助かっ｣
澪｢律は私の子を産むんだ！｣
律｢てねー。ぜんっぜん助かってねー。むしろアウトだわー｣
澪｢昔からずっと律を狙ってたんだ。誰にも渡さない｣
律｢想われてるんじゃなくて狙われてんのかー。いやー全然気がつかなかったー｣ｱﾊﾊ
律｢さよなら｣ﾀﾞｯｼｭ
澪｢行かせない！｣ﾃﾞｨｰﾌｪﾝｽﾃﾞｨｰﾌｪﾝｽ
和｢待って！律｣ﾃﾞｨｰﾌｪﾝｽﾃﾞｨｰﾌｪﾝｽ
律｢お前ら仲いいなちくしょう｣
和｢あら、ヤキモチ？｣ﾃﾞｨｰﾌｪﾝｽﾃﾞｨｰﾌｪﾝｽ
澪｢心配しなくても私は律一筋だぞ｣ﾃﾞｨｰﾌｪﾝｽﾃﾞｨｰﾌｪﾝｽ
律｢なにそのポジティブシンキング｣
和｢あら？それは澪の方じゃない？｣
律｢いやいや、２人とも怖いからな｣
バターン
梓｢ちょっと待ったぁ！｣
梓｢律先輩は私とニャンニャンするです！｣
律｢何だよニャンニャンって、やらねーよ｣
梓｢ふふっ。生意気な後輩に迫られて…ドキッ…なんてよくある話…｣
澪｢それなら、普段は大人しい幼なじみに迫られて…｣
和｢真面目な生徒会役員に迫られて…｣
律｢よーしお前ら！そろそろ現実見ようぜ！｣
澪｢ちゃんと見えてるよ｣
和｢律という可愛くて愛らしい存在が、ね｣
梓｢そして私とニャンニャンする未来が、ね｣
律｢もうやだこいつら帰りたい｣ｼｸｼｸ
澪｢おおっと！帰ってナニをするつもりだ？私とベットインか？｣
律｢誰が…ベット…！ん？…ベットイン？？？添い寝？｣
澪和梓｢｢｢…｣｣｣
澪｢えーっと、だな…律…つまり…｣
梓｢澪先輩に押し倒される…と言いますか…。もちろんそうなる前に可愛くて生意気な後輩に押し倒されてドキッ展開に…｣
澪｢は？｣ｷﾞﾛｯ
律(押し倒す？ベットで？寝てるのに？相撲…じゃないよな？)
梓｢もしかして、律先輩ってそっちの知識ゼロなんでしょうか？｣ﾋｿﾋｿ
澪｢あー…確かに…。少女マンガとか貸すと、顔を真っ赤にしながら｢うっわーこいつらハズいよなー！ないない！｣とか言ってすぐ本を閉じて別の話題にしようとするし…｣ﾋｿﾋｿ
梓｢え？澪先輩少女マンガとか読んでるんですか？｣ﾋｿﾋｿ
澪｢か、歌詞の参考にな！｣ﾋｿﾋｿ
和｢参考ねぇ…｣ﾋｿﾋｿ
澪｢その話は置いといて…。雑誌で女の子の初体験のコーナーなんてあると、さりげないふりして不自然にページとばすし｣ﾋｿﾋｿ
梓｢モロじゃないですか…｣ﾋｿﾋｿ
澪｢お前にサンが救えるか？｣ﾋｿﾋｿ
和｢あれは正直、ヤックルからすると迷惑な話よね｣ﾋｿﾋｿ
梓｢誰がジブリの話しをしましたか｣ﾋｿﾋｿ
律(今のうちに逃げたいけど…)
ヒソヒソ
律(あいつら完全にドア塞いでるしなー)
梓(本当に救われないのは和さんと澪先輩の恋心だけどね｣
澪｢あ？｣
和｢は？｣
梓｢失礼。声に出てましたね｣
律(どうしよう…。こいつら、しつこそうだし)ｳｰﾑ
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澪｢チャンス？｣
梓｢無知な律先輩に脇なめプレイが普通である、と認識させるチャンスです！｣
和｢えぇ〜…｣
澪｢誤った知識を植え付けてるだけじゃないか…｣
梓｢心外ですね。新境地の開拓と言ってほしいです｣
澪｢なにいってんの？あたまだいじょうぶ？｣
梓｢ふう、やれやれ。想像力に乏しい人達ですね…｣
梓｢詳しく説明してあげますから、目を閉じて想像して下さい｣
和｢何で偉そうなの？このワキニャン｣
澪｢ワキニャン(笑)｣
梓｢ぶっ飛ばしますよあんたら｣
梓｢いいから、とっとと目を閉じて下さい｣
澪｢しょうがないな…｣ｽｯ
和｢面倒くさい子ね…｣ｽｯ
梓｢想像して下さい…。ベットの上…、押し倒されて不安げな律先輩…｣
澪｢うんうん｣
和｢素晴らしい…｣
梓｢はだけた服から覗き見えるブラ…｣
和澪｢…｣
梓｢一つ、また一つ。ボタンを外します｣
和澪｢…｣ｼﾞｭﾙｯ
梓｢恥ずかしがる律先輩が、胸を隠そうと腕で覆いますよね？｣
澪｢うん｣
和｢うん｣
梓｢その手をゆっくりとどけると、露わになったブラと脇…｣
澪和｢…｣ｺﾞｸﾘ
梓｢しかし…｣
梓｢そこであえての脇！｣
澪｢な…｣
和｢なん…だと…｣
梓｢当然ながら驚く律先輩…。そしてこう言うのです｣
あ、梓？どこ舐めて…
梓｢どこって？｣
だって、梓、変なとこ…
梓｢え？知らないんですか？こんなのみんなやってますよ？｣
そ、そうなのか…？
梓｢そうですよ。律先輩…本当に知らないんですか？｣
ちがっ！知ってるし！
梓｢じゃあ、いいですよね｣ﾍﾟﾛｯ
ひゃっ
梓｢ふふふ、律先輩かわいい｣ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ
やっ、くすぐったい…
梓｢くすぐったいだけですか？｣ﾁｭｯ
んっ！やだ梓ぁ…
梓｢そうして…じっくりと脇を堪能した後にむしゃぶりつくすのです｣
澪｢…ふう｣
和｢…ふう｣
澪｢梓、私たち間違ってたよ｣
和｢ええ、ワキニャンなんてバカにしたのを撤回させてくれる？｣
梓｢分かって頂ければいいんです…｣
澪｢梓…｣
和｢梓ちゃん…｣
律(あいつらいつまで話し込んでんだろ)
律｢なあ、さっきから何の話してんだ？｣
梓澪和｢！｣ｷﾞｸｯ
和｢な、何って…｣
梓｢色々と大人な話題をですね…｣
律｢ずーっと３人でコソコソしちゃってさー、感じ悪いでやんのー｣
律｢なんつー話をしてんだ！/////｣
和｢なにそれ見たい｣
梓｢澪先輩ずるいです！｣
澪｢ふっ…。許せ…幼なじみの特権さ…｣
律｢お前ら黙れぇえぇぇー！｣
唯｢おいっすー｣
紬｢どうしたの？すっごい声が部室の外まで聞こえてきたけど｣
唯｢律ちゃん元気だね〜｣
律｢ムギ！唯！｣
律｢２人は私の味方だよな？！｣
唯｢どうしたの律ちゃん？｣
紬｢それはもちろん…｣
澪｢ちょうど良かった。２人は私と和と梓、誰が律に相応しいと思う？｣
澪｢もちろん、幼なじみ兼、親友でありつつ夜は優しくリードする私だよな｣ｷﾘｯ
和｢時期生徒会長候補でありながら、影で律を支え、夜はじっとりと攻める私じゃない？｣
梓｢部内のマスコットキャラでキュートな後輩。夜はイタズラな猫になる私ですよね？｣
唯｢ん〜？つまり〜、みんな律ちゃんが好きって事でいいのかな？｣
紬｢そうみたいね｣
梓｢まさか、唯先輩とムギ先輩も…｣
紬｢わ、私は見てるだけでも幸せかな｣
唯｢私も律ちゃん好きだよ〜。一緒に遊ぶと楽しいもん！｣ﾌﾝｽ
和(唯は問題ないわね)
梓(ムギ先輩は…グレーと言ったところか…)
澪(積極的ではないにせよ律に憧れてる節はあるからな)
律｢あー…なんか知らない間にどんどんハードル上がってる気がするのなんでだろ？｣
紬｢り、律ちゃん？｣
唯｢目がうつろだよ…｣
和(とりあえず…ムギをさり気なく警戒しつつ…)
澪(メインはこの２人…)
梓(となると…)
梓(先手必勝！)ｸﾜｯ
梓｢律せんぱ〜い｣
律｢あん？｣
ダキッ
和｢！｣
澪｢あ！｣
梓｢澪先輩と和さんが何だか怖くて…｣
律｢えっ？｣
澪和｢…｣ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ
律｢こわっ！って、２人とも！梓が怯えてるだろ！｣
梓｢ふっ…｣ﾆﾔﾘ
澪(やられた…)
和(こうも早く行動に移すとは…)
和(そう…。まあ引く気がないのは知ってたけれど…)
澪(慌てるな…。付き合いの長い私が一番有利…いや、そうも言ってられない…)
梓和澪(一刻も早く律(先輩)を手に入れなければ！)
唯(とか思ってるんだろうな〜)
唯(精々３人で潰しあってくれればいいな〜。醜く争ってる間に入って私が貰うし)
唯(…見てる｢だけ｣で幸せじゃなくて見てる｢だけでも｣かあ…)ﾁﾗｯ
紬｢？｣
唯｢えへへ〜大変そうだね〜｣
紬｢本当にね〜｣
唯(みんなムダに腹黒そうだな〜)
わいわいギャーギャー
律をめぐる戦い…。火花は切って落とされた！
知らぬは律のみ！
どうするぅ？！どうなるぅ？！続くゥ！…かも？
>>12
糞ってのはオメェの様な律アンチの事だよ、ボケがっ!!
完結まで読んだのって、どれくらい振りでしょうか。
律ハーレムは好みに直撃するシチュエーションなので、続きがあればまた覗きたく思います。
淑やかな紬や腹黒い唯、直情的な三人、そして初な律、
この勢力図の織り成す愛憎劇、結末まで頑張って頂きたく。
付言、律の性に対する姿勢が上手く書かれていると思います。
乙女だけど欲張りで興味津々な律のキャラを捉えているな、と。
リドル乙
律厨キモい
失せろカス!!
律アンチの屑が１番キモいんだよ!!
律房であってもなくても、頭を空っぽにして読めるSSを目指しております。
人により感想も様々。
非常にありがたく思います。
争っても何もありません。
落ち着きましょう。
つ旦
自演乙