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さわ子「あいつら…」
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2002/1/31 0:00
さわ子「…」カリカリ
pipipi
さわ子「おー、続々来たわね、日付変更と同時にメール!ふふ」
さわ子「どうしようかな…今読んだらもう集中力切れそう…あと二問ぐらいやろうかな…」
pipipipipipi
さわ子「…え、電話?誰よ…紀美じゃない!」pi
さわ子「もしもし?」
紀美『もしもーし?起きてるー?』
"
"
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さわ子「寝てるー」
紀美『そ、んじゃオヤスミ』
さわ子「ちょっと!さすがにそれはないでしょ!?」
紀美『あっはは、ごめんごめん。んで、勉強ははかどってんの?』
さわ子「まぁね。二次なんてぶっ飛ばしてやるわ」
紀美『はっ、自信満々だね。よかったよかった、ある意味よかったんじゃない?』
さわ子「え、何が?」
紀美『あのときさわ子がフられてなかったら今頃イチャイチャして勉強手につかなかったんじゃない?』
さわ子「こら!蒸し返さないでよ!!」
紀美『ふふ、ご〜めんごめん』
さわ子「んもう、あんた何しに電話してきたのよ〜…」
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紀美『んー?さわ子がちゃんと勉強してんのか気になっただけ』
さわ子「あら、ほんとにそれだけ?何か重要なこと忘れてない?」
紀美『何かしらね?』
さわ子「もー、切るわよ?私他のメンツに返事しなきゃいけないんだから」
紀美『あー待って待って、わかったわよ、お誕生日おめでとうございます、さわ子ちゃん』
さわ子「何よその呼び方…ふふ、まぁありがと」
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紀美『なんだか悪いね、さわ子だけ誕生日会ナシになっちゃって』
さわ子「しょうがないわ。受験真っ只中なんだもん。ま、それなのにみんな律儀に日付変わった瞬間にメール送ってくれてありがたいわね」
紀美『さすがにいつもみたいにパーティでバカ騒ぎできないわよね、この時期に。準備と当日と翌日死んで合計3日ぐらいは勉強できなくなるわ』
さわ子「言えてる」
紀美『だからその分ちゃーんと勉強しなきゃね。オリンピック見過ぎんじゃないわよ?』
さわ子「大丈夫よ、てかそっちこそ勉強してるの、紀美?」
紀美『まぁぼちぼち』
さわ子「…あんたはいつもそんな感じねぇ…それでそれなりにやれてるんだから何だか憎たらしいわ」
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紀美『私の話は置いといて、そうそう、さわ子の誕生会できなかったかわりに、受験終わったら、アレよアレ。覚えてる?』
さわ子「もちろん!あぁ早くディズニーシー行きたいわ〜」
紀美『天下のデスデビルがファンシーなテーマパークにうつつを抜かすなんて堕ちたもんよねぇ、キャサリン?』
さわ子「私たちだって素顔は普通の女子高生なのよ。てかその名前で呼ばないでって言ったでしょ、体が疼いて勉強できなくなるから!」
紀美『お〜怖い怖い。卒業ライブは今までで最高級にヤバイ演奏になるわね、色んな意味で』
さわ子「さすがにしばらくギター触ってないから衰えてるわねきっと…」
"
"
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紀美『気迫でぶっ飛ばせばなんとかなるっしょ』
さわ子「でも誤魔化したくはないわね。デスデビルに妥協はありえないわ」
紀美『私もあんたに負けるつもりはないわよ。受験終わったら早速戦いの始まりね』
さわ子「ええ。そのためにも…はぁ、勉強しなきゃ…」
紀美『んじゃそろそろお開きにしますか』
さわ子「お開きって何よ」
紀美『テレフォンプチ誕生パーティがね』
さわ子「ああ、そういう…ありがと紀美。やる気出たのか出ないのかわかんないけど励みに頑張るわね」
紀美『ま、今すぐ寝たほうがいいんじゃない?ギターに触ったら終わりよ』
さわ子「よくわかってるじゃない…メール返事したら寝るわ」
紀美『ん。じゃ、おやすみ。健闘を祈るわ』
さわ子「はいはい。わざわざありがとね、おやすみ」
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pi
さわ子「……」
さわ子「久しぶりにギターで暴れたくなっちゃったじゃない…」
さわ子「ダメダメ!みんなに返事して寝よ」
pipipi
さわ子「あれ、不在着信あったの? …って、5件…あいつら…」
さわ子「…これ、1人ずつ全員かかってくる感じ…?こりゃ寝れないわね」
pipipi
さわ子「…まずはミホコから来たわね…ふふふ、面白い、受けて立ってやろうじゃねぇか、てめえらぁ!!」
pi
おわり
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おつおつ。仲良しデスデビルよかった。
さわちゃん誕生日おめでとう。
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乙
さわちゃん誕生日オメ
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さわたんおめ
さわちゃんの高校時代ってすごい昔な気がしてたけどディズニーシーある時代なんだな
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