- 1 :ルロイ@管理人 :2006/05/09(火) 22:48:41
- 水陸両用モビルスーツの第1号機は、ジオン軍のMS-06Mザク・マリナーであった。
この機体は、連邦軍のジャブロー基地を攻略するために、試験的に開発された物だ。 当初は防水シールドの実験程度に思われていたが、 モビルスーツの水中行動は予想以上に困難で、単なるザクの改修にとどまらなかった。 第一に、本体内部に浮沈のためのバラスト・タンクを設け、推進用のハイドロ・ジェット・エンジンを開発する必要があった。 しかも開発途中から、北大西洋の潜水部隊への配備が考えられ、水深400mの水圧に耐えられる耐圧設計が要求され、 最終的にザクのボディをほとんど使用せず、大半が新造パーツとなった。 だが、試作機の完成後、本格的水陸両用モビルスーツ、MSMシリーズの開発が開始され、ザク・マリナーの大量生産計画は中止された。 試作機は、M-1型、M-2型の2種類作られた。 M-1型は、初期に開発された機体で、耐圧性能は低いが、水中航行速度はM-2型よりも速い。 M-2型は、要求性能変更後のもので、各関節に防水用シーリングを、モノアイ保護用に大型モニター・シールドを加えている。
終戦後、ザク・マリナーを始めとするジオンの局地戦用モビルスーツは、連邦軍に接収され、各地の連邦軍基地に配備された。 ザク・マリナーは試作機であるため生産台数が少なく、M-1型がダカール基地に、M-2型がニューギニア基地に配備されている。
(M-1型ザク・マリナー) この機体は、ジオン軍のM-1型をもとに連邦軍が再設計したもので、 リニア・シートの装備以外にも多くの改修が加えられている。 しかし、0088年のネオ・ジオンのダカール降下作戦において、 ダカール基地は第一次降下部隊に降下し、 所有するモビルスーツを全て接収されてしまった。
第一次降下部隊に降下…?降伏の間違いか?
- 30 :名無しのガンダム考察者 :2012/10/27(土) 21:40:36 ID:???
- ●トリモチ
MSの搭載している応急処置用具。 スクランブル・バルーンの別称。 主にマニピュレイターの小指の付け根にランチャーが取り付けてある。 →スクランブル・バルーン
●スクランブル・バルーン
与圧室の空気抜けを防ぐための接着風船。 緊急時に用いられる。 空気漏れが起きた個所に漂っていき、 破損部分にぶつかるとともに破裂、 接着剤と化して穴を塞ぐのである。 どんな艦艇にも標準装備されている、 なくてはならない応急修理品。 →トリモチ
旭屋出版フィルムブック ZガンダムPart2 宇宙世紀事典『Zガンダム』篇
やはり与圧室用。艦艇には標準装備らしい。
- 31 :名無しのガンダム考察者 :2012/10/31(水) 23:13:27 ID:???
- LEG UNIT[脚部]
人間の形を模したMSであるが、その外部は堅い装甲材に覆われているため、 人間とまったく同じ動きをすることは出来ない。 各部パーツの装甲を細かく分割し、動きに合わせてスライドさせれば、 より人間に近い動きをとることが可能となるが、 装甲の隙間を生み、防御力の低下を招く。
だが、キラ・ヤマトの運用を想定した本機では、 最終設計段階で、新たな試みが取り入れられることとなった。 それは、極限まで運動性能を上げることにより、 被弾率を0にまで下げるというものだ。 言い換えれば、敵の攻撃に当たらなければ、 装甲など必要ないという考え方だ。 量子コンピューターによるシミュレーションでは、 被弾率0にはならなかったが、 わずかに生まれる装甲の隙間によるデメリットより、 運動性の向上によるメリットの方が大きいと判断された。 また、開発を担当した技術者たちの間では、 キラ・ヤマトに対する絶大な信頼があり、 それが採用を後押しすることとなった。 完成した本機の脚部は、ほぼ人間と同じ動きをすることができた。 そして、その対価として、装甲と装甲の間に無防備な空間が生まれることになった。 実戦では、パイロットであるキラ・ヤマトの卓越した操縦テクニックは、 シミュレーションのデータを上回っており、戦場においてまったく被弾する事が無かったという。 それどころか、もしこのシステムを採用していなかった場合, キラの反応速度に機体がついてこれなかったであろうことが分かっている。 また装甲の隙間には、関節部から機体内部に漏れ出た余剰パワー(発光現象)の排出にも役立っている。 本機の成功により実戦でのデータが潤沢となり、 エースパイロットの使用を前提として機体の一部(パイロットの能力に合わせてカスタム化される)に (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 32 :名無しのガンダム考察者 :2012/11/02(金) 21:16:09 ID:CNWs.xs2
- フォン・ブラウン工場
【Von Braun Mill】
一年戦争当事、おもにザク系MS量産を行った施設を アナハイムが買収した大規模なMS開発、製造プラント。 連邦軍が使用する量産型MSのほとんどを生産している。
機動戦士ガンダム MS大図鑑8 SPECIALガンダム大鑑 p46 MS用語辞典
フォン・ブラウン市はザクを製造していたとする記述
- 35 :名無しのガンダム考察者 :2012/11/09(金) 21:10:44 ID:???
- LEG FRAME
RX-178の脚部は、全身と連動するバランスのフィードバックや 空間戦闘における機動性の確保には不可欠な部位であり、 この機体の”人体を模した”運動性能の根本を支える非常に重要なポイントである。
RX-178の脚部は、基本的にRX-78と同程度の可動ポイントを持っているが、 装甲材の改善や戦闘のノウハウの蓄積によって構造自体がかなり異なっているように見受けられる。 もっとも大きな差異は主に可動部分の露出度の高さだが、 これは実はビーム兵器の普及に伴って採られた措置なのである。 対MS戦闘においてビーム兵器を完全に無効化することは困難であり、 その防御のため一年戦争時に投入されたMSは可能な限り可動部分を露出しないように設計されていたが、 過剰な装甲の配置は、機体の機動性と運動性を著しく低下させる。 当然、最大可動のためのクリアランスは確保されていたが、 それもビーム兵器の直撃を受ければほとんど無意味な物であることが戦闘データから明らかとなった。 そこで提案されたのが、どのみちビーム兵器の直撃を受ければ損壊してしまうなら、 機体を軽量化することによって運動性と機動性を向上させ、 致命的な損壊を回避する確率を向上させた方が望ましいという考え方である。 RX-178はまさにそのような考え方で設計されており、 脚部には無駄な装備や過剰な装甲はほとんどない。 RX-78は足底にもバーニアが装備されていたが、 RX-178は、機体もジェネレーターも十分に小型軽量化されていたため必要なかったのである。 また、その構造ではフレームそのものに機動用の装備を内装することになるため、 ムーバブル・フレーム実用化のテストヘッドとしての機体の性格にそぐわないと判断されたためでもある。
MG GUNDAM Mk-II 説明書
Mk-IIとストフリの類似性及び脚部構造に特殊な装備が無い記述。
- 37 :名無しのガンダム考察者 :2012/11/10(土) 10:55:10 ID:???
- WAIST UNIT & LEG UNIT
百式の脚部は、既存のどのMSとも一線を画す画期的な構造を持っている。 すなわち、MSの最終装甲の形状の再検証と、 可変MSの開発に不可欠な"可動部の露出"という問題対策の模索でもあった。
百式の脚部は、意図的に思えるほど内部フレームが露出している。 これは、可変MSというコンセプトを放棄したための"欠損"ではなく、 むしろ、運動性の向上と機体軽量化の徹底を指標とし、 さらに、後の可変MS開発のための基礎研究を行うための構造なのである。 MSは、一年戦争の期間中に"擬人化"をほぼ達成した。 ムーバブル・フレームは、その構想をさらに推し進めたものだ。 しかし、MSは兵器であるが故に装甲を必要とし、 装甲がMSの擬人化や運動性向上のひとつの障害でもあった。 百式は、フレームから最終装甲を"浮かせる"ことで、 四肢の運動性を飛躍的に向上させることに成功した。 無論、これは本来Mk-IIによって実現された機能だが、 Mk-IIの装甲移動は基本的にパッシブ(受動的)であり、 躯体の可動に応じて装甲を移動させるものであった。 百式は逆に、自機の可動や被弾状況などに応じてアクティブ(能動的)に移動するのである。 これが、実戦投入によって稼動ソフトの開発にも貢献し、 可変MSの形状変化レスポンスを大幅に引き上げることを可能とし、 可変MSの巨大な躯体を、 ほぼ"一瞬"で変形させることを可能としたのである。
MG 百式+バリュートシステム 説明書
一年戦争当事にMSが擬人化を達成させていたとする資料と、 アクティブフロート装甲に対する記述
- 38 :名無しのガンダム考察者 :2012/11/14(水) 22:34:03 ID:???
- SKIRT VERNIER
ジオングは、U.C.0079年12月31日の出撃時、 言わば"脚が付いていない"状態で出撃したと言われているが、 装備していたスカートバーニアは、 実際には並行していた別プランを満たしたものであった。
MSN-02の完成度は80%であり、 上腕部の装甲や脚部ユニットが未装備のままだったと言われている。 無論、脚部は他の機体同様、 歩行の他、巨大な機動装備としても機能する予定で、 ア・バオア・クーの工廠において、 腰部関節への実装を待つばかりであったらしい。 しかし、実際の構造としてみれば、 この機体の股関節部分には脚部を装備するための充分なクリアランスは無く、 相当する部位にはプロペラントタンクなどをはじめとする スラスター系の設備が実装されていたのである。 スカート後部の5基のバーニアは 設計当初から設置される予定のものだったようだが、 本来なら脚部が装備されたであろう部位に装備されている2基の紺フォーマルバーニアは、 脚部そのものの代替デバイスなのである。 つまり、少なくとも、実際に出撃したジオングの腰部より下は、 "歩行"を想定した構造にはなっていない。 ジオングに連なる機体計画の内、歩行機能をオミットし、 空間戦闘用兵器とするプランがあったことは、 「サイコミュ・システム高機動試験型」と呼称される、 MS-06ベースの試験機MSN-01の存在からも傍証が得られており、 一般に言われる「80%の完成度」が、脚部の存在の有無とは必ずしも合致しないのである。 例えば、機体の建造を発注した軍上層部からすれば、 この機体自体に複数のプランが並行しており、 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 39 :零戦 :2016/09/22(木) 09:01:19 ID:UOevd9xIO
- フライアロー
連邦空軍 制空戦闘機。
TV版第15話に登場。ポイント305の島(ククルス・ドアンの島)に不時着していたところをアムロに救助されるが、2名の搭乗員は程なく死亡している。これ以外の登場回はない。3発エンジンの複座機であり、グレー系の塗装で機首部に左右各2門計4門の機銃口が確認できる。本放送から程なく出版された『ガンダムセンチュリー』には「フライアロー制空戦闘機」としてイラストが掲載されているものの、飛行や戦闘をする場面がなかったためか忘れられたメカに 、ジャブローには出てません、コミックの機動戦士ガンダム MSジェネレーション、MS-GENERATIONに登場するフライアローはGT-FOURのを護衛する2機のフライアロー+空中給油機と一緒だった。ガンダムレガシィー二巻に登場「奪還作戦/前編・後編」 連邦軍の基地が存在するポートモレスビー(余談ですがポートモレスビーはパプア・ニューギニアの首都です)に着艦要請を仰ぐ2機のフライアロー。搭乗しているのは今回の主役でもあるマックスとジミー。様子がおかしく基地に何が起こったか尋ねるとジオンの奇襲を受けているとの事でポートモレスビー基地と周辺の町はジオンの占領下となってしまう。[ここでのフライアローはいろいろな角度で見れます]。
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