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あんなにうえのさんだったのに
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あんなにうえのさんだったのに 久はもう違う名字
ありふれた優しさは君を遠ざけるだけ
冷たく切り捨てた心は彷徨うばかり
そんな格好悪さが生きるということなら
寒空の下 片目を閉じていよう
あんなにうえのさんだったのに
言葉ひとつ通らない 加速していく背中に今は
あんなにうえのさんだったのに 久はもう違う名字
せめてこの月明かりの下で 静かな眠りを
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あんなにうえのさんって何だよ
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ほとんど改変してねーじゃねーか
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君は僕に似ているも改変あくしろよ
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純真さがシンプルな力に変わるとき
世界に影を作りだす
雀卓に横たわる
光の存在に触れたくても
振り上げた手 下ろせなくて
落ちるようにしゃがみこんだ
Prototype Hisa 己の妄想だけで
語り継ぐような美談にもならないけど
この病室を失いそうなギリギリの場所が
哀しいくらい似合ってる
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久の欠片を集めて 部屋を飾り 眠る
時の砂散りばめても あの頃へ 還れない
生きる意味探している 誰も皆 旅人
遙かなる旅路辿り 私は今 *類Ⅸ个*
棘の 道の向こうへ.....
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