ママ＾〜
ピョートル1世※「･･･なんかモスクワは可愛くないにぃ･･･きらりん、ちょっと外国人居留地に遊びに行ってくるよー☆（ﾄﾞｽﾄﾞｽﾄﾞｽ）」
春香「あっ、陛下！皇帝（ツァーリ）陛下！勝手に出かけちゃ困りますって！主に春香さんが！」
（※ロシア皇帝ピョートル１世。1672年生まれ。身長2ｍ13cmという、巨漢ぞろいのロシア人の中でも飛び抜けた巨人。筋力的にも業績的にもまさに豪腕の人で、未開のロシア帝国
を軍事、制度、技術、風習などあらゆる面で大幅に近代化・西欧化した。また、北方の大国スウェーデンを陸海で破り、バルト海での覇権を確立。壮大な帝都ペテルスブルグも建設した）
（青年皇帝時代）
きらり「兵隊さんたちおっすおっす！今日も戦闘訓練するよー☆今日のきらりは砲兵隊の軍曹さんだから、将校のおじさんは命令おにゃーしゃー☆」
春香「ｾﾞｲｾﾞｲちょ、ちょっと待って、陛下･･･神聖なお産まれの陛下がそこらの農奴と同じ兵隊の真似事して、万が一のことがあれば春香さんの首がヤバイんですって〜！！」
きらり「う〜ん、この大砲、砲耳が取れかけてる〜！きらりんパワー（物理）で直しちゃうにょわ〜☆ハンマーでトントンっと！（ｶﾞｼﾝｶﾞｼﾝ！）お、真っ直ぐになったにぃ〜☆」
春香「え？直せちゃうんですか？･･･ていうか、鍛冶屋の真似事までしないで下さいよぅ〜！危ないじゃないですか！」
きらり「お〜し！次はお船に乗っちゃおっと☆春香ちゃん、錨をあげるだにぃ〜、きらりは帆を揚げて舵を取るよ〜！うっひょーい☆」春香「やめて〜！」
（※膂力と同時に手先の器用さに恵まれ、好奇心の塊のピョートルは、様々な職業の外国人のいる居留地に入り浸り、片っ端から職人の技術を学んだ。また、歴戦の外国人傭兵将校
たちを教官として貴族の子弟や浮浪児たちを中心に親衛隊を組織、自らも一兵卒から将軍まであらゆる仕事をこなしたという。近代海軍の始まりも、この当時のピョートルの船遊び
がきっかけとされている。）
（外国へのお忍び大旅行）
春香「えー、この度は我々ロシア大使節団をお受け入れ下さり真に有難うございます。モスクワにいらっしゃいます我が主君ピョートル陛下も宜しくと･･･」
きらり「ちょっと時間知りたいな〜時計見せてに〜☆」輿水貴婦人「きゃあ！ぼ、ボクの服の中に手を突っ込まないで！」きらり「時計めっけ！にょわーいい時計だにぃ、もらっちゃお☆」
春香「（聞こえない聞こえない）遠くモスクワにおります主君に代わりあつくお礼を･･･」
きらり「ほらこれ！オランダでおっきな造船所でウチの国の軍艦をきらりが一から作るの頑張りましたって証明書！こっちは歯医者さんに虫歯の抜き方教えてもらって、きらりが抜いた家来
のお兄さんたちの虫歯コレクションだにぃ〜☆」杏姫「うわ、肉こびりついてるよ、グロ･･･っていうか、皇帝に生まれたのになんでワザワザ働いてんの？働かなくていいじゃん（いいじゃん）」
きらり「え〜、だって機械作ったり大砲撃ったり楽しいよ〜？ねぇ春香、この子かわぅいからお持ち帰りするね☆」春香「国際問題になるのでやめて！」
（※西欧大好きピョートルは、何百人という貴族を連れてヨーロッパ各地を視察する旅行に出ている。オランダで造船工の家に転がり込んで、偽名で造船所で働いたり、酒場で大立ち回りしたりと逸話にキリがない。
それでいてあくまでお忍び、自分は一介の随行員にすぎないという建前を諸外国に押し付けた。さぞかし各国当局は胃が痛かっただろう）
（北方戦争）
きらり「カールちゃん、いざ尋常に勝負だにぃ〜☆」春香「ちょっと戦場で一騎駆けは危ないですって〜！」
きらり「にょわー！きゅんきゅんぱわー☆」（ｷｭﾝｷｭﾝ）春香「あっぶな！あ、陛下、帽子と胸の十字架に銃弾当たってますって！」
レーヴェンハウプト元帥「もはやこれまで･･･降伏する･･･」きらり「Pちゃん、きらりん大勝利だにぃ！」
（※バルト海に君臨する強国スウェーデンは、1700年、名将カール12世のもと強力な陸海軍をもってロシアとの戦争に突入した。スウェーデン軍は強くロシア軍は
各地で敗北を重ねたが、焦土作戦を繰り返しながら奥地へと誘い込み、衰弱しきったスウェーデン軍と1709年、ポルタヴァで激突し壊滅させた。）
また明日立て直しますん
今日はついてないや・・・
ただ母性の話から千早が来るこの流れには草は生える
なお
（ペテルスブルグ建設と西欧化）
きらり「やっぱりこれからのロシアの首都は海に面してなきゃダメ！みんなお引越しするにぃ〜☆」
春香「お引越しって、何にもない漁村じゃないですか！ていうか、完成するまでどこに住むんですか！？宮殿なんてないですよ？」
きらり「ザ・野宿！きらりは自分で小屋立てるから、そっから毎日工事現場で働くよ！ほっほーい☆」
春香「あと、このヒゲに税金かけるってなんですか？」きらり「だって、ヨーロッパの人たちヒゲ生やしてないじゃん。時代遅れのオジサマ達は、
きらりに税金払ってくれれば、そのお金でおしゃれな帝都が立てられるにぃ〜！」
（※バルト海に面した華麗な大都市ペテルスブルグの建設には、ロシア中から労働者が駆り出され、10〜20万人が過酷な労働条件の犠牲になったという。）
春香「･･･う〜んう〜ん、やっぱピョートルは無茶苦茶だよ･･･でも棍棒振り回した治外法権の巨人が迫ってきたら言うこと聞くしかないもんなぁ･･･
あの腕力に対抗できる人いないかなぁ･･･あ！まっちょちy」
千早「それ以上イケナイ（ﾎｯﾍﾟｷﾞｭｯ）」
AILEくん待ってたらダラダラ長くなってしまいました。きらりんぱわーでも中和しきれない逸話多すぎ
興味のある方はトロワイヤ「ピョートル大帝」をお勧めします