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のんたん十番勝負!青嵐編
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(前回までのあらすじ)
のんたんは死んではいなかった!地獄のウィラメッテから奇跡の生還を果たしたのんたん。
しかしホッとしたのも束の間、新たなる試練がのんたんに襲いかかろうとしていた!
えりち「のんたーん!大変よ、学食で変な黒ずくめの男の人が暴れているの!はやく何とかして!」
希「よっしゃ!ウチに任せとき!」
?「滑稽だねぇ!こんな三流品のチキン南蛮定食をありがたがるとは。名門校の学食が聞いて呆れるぜ!」
凛「・・・朝から今日の日替わり定食はチキン南蛮だにゃ〜!美味しいにゃ〜!って盛り上がっていた自分がバカみたいに思えてきたにゃ・・・」
えりち「なんてこと!?さっきまであんなにも和気藹々とランチを楽しんでいた生徒たちが、まるでお通夜のように・・・」
?「おう、馬鹿舌猿の猿山の親玉がお出ましか!俺の名はネオ山岡士郎!のんたん、お前を倒しに来た朧月団の刺客さ!」
希「その額の悪のマーク・・・洗脳されたんやな・・・だが情けは無用!学園の平和を乱す者にはお仕置きが必要やね!」
【学食の肉おうどんさん一本勝負!】
山岡「このうどんは出来損ないだ、食べられないよ。麦は農薬ドップリの中国産、出汁は化学調味料たっぷり、おまけに麺は機械打ちで
コシもないときた。こんなものをありがたがって食べるなんてこっけいだね!」
希「う、うう・・・」
かよちん「げえええええ!あののんたんが、お肉さん&おうどんさんの最強タッグだというのにほとんど箸が進んでいない!何で!?」
真姫「あれは近づく者皆傷つけていたギザギザハートの初期山岡士郎!えげつない料理への罵声!それが洗脳技術でより洗練され、
心をえぐるほどの威力になっている・・・あの精神攻撃を食らっては、どんな美味しいものでもゴミクズ同然に思えてしまう!」
山岡「三日後にまた来てください。あんたたちに本当の肉うどんをご馳走しますよ。でも今日は食うな」
希「(アカン、ウチの底なしの食欲がまるでからっけつや・・・ていうか、せっかく人が美味しくご飯食べてるところであないに大声でマズイだの
出来損ないだの言うってオカシイんちゃう!?あ、だんだん腹たってきた。こうなったら・・・)」
山岡「こんなもんは料理じゃねえ!毒物だ!だいたい・・・」希「のんたん愛の手※!バシッ」
(※のんたん愛の手とは!要するにビンタである!)
山岡「殴ったね!親父にも殴られたことないのに!(嘘気味)」
希「エエ加減にしとき!食べるってことはな、生を実感すること、生きる喜びと幸せを謳歌することなんや!そして、自分を生かしてくれるお肉さん、お野菜さん、お米さん、そして料理を作ってくれた人、材料を作ってくれた人、自分を育ててくれた人・・・そういった全てに感謝する神聖な儀式なんや。
だから他人の食事をマズイだの出来損ないだの言って貶すのは、その人の人生そのものを貶すのと同じくらい罪深い行為なんやで!
・・・なあ、山岡はん。アンタも純真だった子供の頃は、食べることにもっと純粋な喜びを、そしてアンタを喜ばせるために一生懸命料理してくれたオカンに純粋な感謝の気持ちを持っていたはず。ええか、まず愛がそこになければ美味いマズイなんて意味のないことなんやで・・・?」
山岡「愛・・・お袋・・・うっ、頭が!(ピカーン)はっ、ここは!?」かよちん「ネオ山岡が光に包まれたと思ったら、額の悪の文字が消えた!?」
山岡「ありがとう京極さん。あんたのおかげで一番大事なことを思い出せた気がするぜ」柱の後ろから覗いていた雄山「士郎・・・成長しおったな・・・(ガッツポ)」
希「ええんよ山岡さん。悪いのは山岡さんを洗脳した奴らや!四条総帥、必ずウチが倒してみせる!」
山岡「その味噌汁、ワカメと豆腐が入ってるのか。具が多いと味噌汁がにごってマズイんだ。あとそのチキン南蛮も・・・(クドクド)」かよちん「(あっ、元からそのキャラなんだ・・・)」
穂乃果「え?いや、女子高に不法侵入して暴れてるって、ただの不審者でしょ!?希ちゃんじゃなくて警察呼ぼうよ!あと、山岡さん食べられないって言ってたし、そもそも大食い対決になってないよ!」
雄山「士郎はワシが育てた」穂乃果「うん、たぶんそれが一番問題なんだと思う」
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まぁたのんたんが食べずに勝ってしまったか
のんたん頑張れ!
負けるなのんたん!
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美味しんぼの初期のキチガイっぷり好き
もう終わりなんですかね、美味しんぼ
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青嵐って聞くと百鬼夜行抄思い出す
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