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赤外線仕掛けの焼肉
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〜東條家〜
希「お願いしまーす!」
(解凍された肉、冷蔵庫から取り出される)
肉「…」
希「あっ、もしもし〜?あ、お疲れ様です〜。はい。あ、オ・ニクです。はい。オニクです」
希「はい。今希さんのところ(胃袋)から(あの世に)帰るところでして、はい、あ、はい。すいません。早急に戻りますんでぇ。はい。はい。失礼します」
希「お肉さ〜ん。オ・ニクさーんどうぞ〜」サッ
(肉をザイグルへ投入)
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希「今日はどうしたん?」
肉「…」
希「あ、今日練習中にぃなぁ、ちょっと空振りしちゃってぇなぁ、それでお腹がペコペコしちゃって辛いんよぉ〜」
肉「…」
希「今日は5キロ食べられるかな?」
肉「…」
希「いや、ダイエット中、なんやけど…」
肉「…」
希「そう(ダイエットに関心なし)」ジュル
(早くも待ちきれずにイライラし始める希)
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なんか一人焼き肉ニキも来た!
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希「お肉さんは10分後ぐらいに焼けるから、それまでOzack(すきやき味)で」ガサッ
バリボリ
希「うまい」
バリボリ
希「じゃあ今日は、カルピスも飲んで、今まで控えてた糖分取っちゃおうかな〜」キュポン
希「んっ…ゴクゴク…ぷはぁぁぁ〜!やっぱりカルピスは原液が一番やね!!」
(希の携帯が鳴る)
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希「ピッあ、もしもし?あ、海未ちゃん。はい。はい。あ〜、ちっと今ランニング中でなぁ、うん。うん。晩御飯は温野菜サラダなぁ。うん。うん。じゃまたなぁ〜」
(慌ててザイグルに野菜投入)
(希、待ちきれずに立ち上がり、冷蔵庫を覗く)
希「すいませーん、ウチやけどぉ〜。ま〜だ時間かかりそうですかねぇ〜?えーとここら辺に…あったあった」
(マヨネーズを手にする希。次は冷凍庫を覗く)
希「あっ!…ホルモンさん解凍してへんかった…」
希「何やってんやウチ…!」
ジュブッ!ジュルルルル! グッポグッポ! ジュバッッ!
(希が怒りに身を任せマヨネーズにしゃぶりつく、といった自分の行動に興奮して自分の腹をまさぐる希)
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もう始まってる!
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希「カルビさんまた明日いらしてくださいな」
カルビ「…」
希「はい」
希「明日は、おうどんさんも買ってくるから、一緒においしくなろうなぁ?」
(希がふと振り返ると、ザイグルの肉がいい具合に焼けている)
希「あ、お肉さんが!ちょっと待ってなぁ!」ダダッ
(希の言葉を無視して肉はちょっぴり焦げ気味)
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肉「…」
希「なーにやってんだ希。俺も胃袋に入れてくれよ〜」
(言いながら肉をレタスで包む)
希「何言ってるんや…ぉぉええやん」
肉「…」
希「焼けちゃって(マジキチスマイル)」パクー
希「ハフハフ…んんん!!!」
希「なんだこのオニクサン!」
希「やめなさい」(生焼け肉に手を出そうとするが必死で自分を抑える)
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いいぞ〜、コレ
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行動がまんまフグオじゃねーか!(中の人的にも)
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ピーマン「…」
希「なんだよぉ〜、お前らばっか二人でいい思いしてんなよ〜」
希「何言ってるんや!」パクー
希「ええやんこれぇ〜」
(生焼け肉に詰め寄る希、左手で箸を止めようとする)
希「ちょっと、やめぇ〜」
肉「…」
希「何だよぉ、お前よー」
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希「アアー!ウゥー!アァー!タベタイ」
肉「…」
希「希がペコペコでいらっしゃるよ(笑)。食べさして差し上げろ」
(再び肉を箸で掻っ攫う)
肉「…」
希「咥えてあげなさい。おい、(ピーマン)咥えろ」
希「そんなことしなくてええから」
(肉をピーマンとドッキング)
肉「…」
希「ポン酢もかけててあげなさい。(ゆずぽん)かけてあげろよ」
(ゆずぽんに肉を投入)
にんじん「…」
希「先生、俺も食べてくれ」
(さらに肉とにんじんをゆずぽんへ投入)
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ピーンポン ピーンポン ピーンポン ピポンポンピンポン、はい園田です。開けてください希。開けてください。絵里、合鍵持ってましたよね?はい、ありがとうございます。ガチャ…
希「アー!イクでぇ!・・・・・パク・・・んアー!すぴりちゅあぁ^〜ん!」
(希、肉を頬張り大満足。股間から胸あたりまでに肉汁そのた諸々が弾け飛ぶ)
海未「…」
希「んまっ…!赤外線ってやつは…ハフハフ…ここまで出来る子やったんか〜…あっ…そっかぁ」
〜目を瞑って覚悟を決めた一人は終了〜
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まぁたのんたんが一人で焼き肉を食ってしまったのか
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なんだこの文才!?(驚愕)
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一人焼き肉のんたん大好き
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>今希さんのところ(胃袋)から(あの世に)帰るところでして
生きたまま食べたのか(困惑)
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