まずはね、とり肉さんを縛り付けて地下の処理室で寝かしておくんよ。そうやねぇ、１週間ぐらいやね。
そうすると、とり肉さんから余分な塩分や、ワタが抜けてくるんよ。年期の入ったお肉さんはこのシオヌキ、ワタヌキをしっかりとせんと食べられたもんやないからね。
さ、１週間がたったで！
そろそろあのとり肉さんは食べ頃やないかな？早速、チェックや！
お、ええ感じにシオもワタも抜けとるね！これならもう食べ頃やね。
じゃ、とり肉さんを解体してくで。
よっ…と、やっぱり下ごしらえをしとくとお肉さんが暴れなくてええなぁ。まずはね、血抜きをするんやけど、いきなり首を切ったらあかん。生きとるうちに切るとな、血がふきでてえらいことになってまうんよ。だから、まずはこの細い針金に細長い布を巻きつけたので首をキューッと絞めるんよ。こうすると、まだ残っていたシオとワタが抜けていくからおすすめやで。
じゃ絞めて死んでもらったし、血抜きをしてあげようね。
うーん…、やっぱり年期の入ったお肉さんは血がちょっと脂でねとつくねぇ。これやと、内臓はちょっとやめといたほうが良さそうやな…。
とりあえず、流水にさらして３時間おいとこかな。
よっし！ようやっと、とり肉さんの解体がてきる。
流石に１週間は長かったからねぇ…。
まずは、お腹をかっ捌いてっと…あぁやっぱり内臓さんはだめやねぇ。肝臓さんが炎症おこしとる、こんなんたべても美味しくないから捨てとこっと。
結局なんやかんやで食べられそうなのは、柔らかいもも肉さんと手羽元さんくらいやね。やっぱ若いお肉さんのほうが無駄なく食べられるから今度はそっちにしよっと。
さ、今日ははえりちが遊びにくるから、とり肉さんのからあげやね！
これはママですね…
あっ…(察し)