（精肉屋のおばちゃんの前を希が通り過ぎる）
店主「今の彼女でいいんじゃない？」
おばちゃん「ｱﾝﾀ、声かけるわよ（営業）」
（おばちゃん、希に話しかける）
おばちゃん「のぞみちゃん！今日はいい肉入ったわよ…（営業）」
(希、一眼レフを片手に肉と対面)
希「カメラ撮れてるん？」
ﾊﾟｼｬ、ﾊﾟｼｬ
希「まず歩留と等級をなぁ」
希(肉)「歩留まり等級はA、肉質等級はAの国産です」
希「ほんとぉ？」ｼﾞｭﾙｯ
希「兵庫県産です」
希「じゃあちょっと悪いんだやけどちょっと脱いで…もらえるなぁ？」
(肉、包装容器から取り出される)
希「まぁその分は…おいしく食べてあげるんやから…」ｸﾞﾍﾍ
希「すぐ終わるからなぁ、じっとしててや」
希「んしょ･･･」ｽｽｯ
（腕まくりをする希）
希「ｴﾌﾟﾛ…ﾝも…」
（エプロンを着る希）
希「ん〜、これで持たせるしかないんかなぁ？」ｻｯ
(焼肉さん太郎×10を胸の谷間から取り出す)
希「これかぁ？」
希「すーっ、んー…一気にいこかぁ」ﾊﾞﾘｯﾊﾟｸｩ
（焼肉さん太郎、封を切られ希にしゃぶりつかれる）
希「んぁ＾〜ふぉいすぅぃ＾〜」
希「じゃあ続きはうちの腹が空いてからて感じで…」
希(肉)「はい」
ｶﾞﾁｬｺﾝ
(肉、冷凍庫へ)
ｸﾞ〜
希「とりあえず冷蔵庫から出てくれへんんかなぁ？」
ｶﾞﾁｬｺﾝ
希「いい匂いしてんやねぇ」ｽﾝｽﾝ
希(肉)「そうっすか？」
希「ニンニクもいるやん…」
ｶﾞﾁｬｺﾝ
(野菜室から取り出される葫)
希「じゃん丸君…」
希「ハァ＾〜えぇ匂いやわぁ」
希「よっこらしょういち」ﾖｯｺﾗ
(タレ壷を取り出す希)
希「悪いんやけどさ、ここに漬かっ…てもらえへんかな？」
希「じゃあ、そのままねぇ。うん。ゴー。」ﾌﾞﾁｬｰ
希「でタレに漬かってる所見えっ、見えるように…漬かってくれへん？」ｼﾞｭﾙ
希「ﾀﾚﾃﾞ、ｵﾆｸｻﾝ…」
(希の涎塗れの口アップ)
希(カメラ)「うん、撮れてるよのんたん！」
希「じゃあオッケーやね、いくでぇ〜」
(岩塩プレートの上に載せられる肉)
希「どこまでやけばえぇんかなぁ？」
希「まあ食べられるところまででえぇかぁ」
希「食中毒とかは勘弁してやぁお肉さん」ｼﾞｭﾙ
希(肉)「大丈夫大丈夫、牛肉だからヘーキだって」
（ここから希がおにぎりを投入 おにぎりをコロコロし始める）
希「ん〜次、は蒲焼さん太郎でいこかぁ〜」ﾊﾞﾘｯ
（希が蒲焼さん太郎を胸の谷間から取り出し貪り始める）
希「なぁんなぁんふぉのなぁつふぁすぃあずぅいわぁ」ﾑｼｬﾑｼｬ
ｺﾞｸﾘﾝｺ
希「うん、おいしいやん」
でもデブネキに食われたスレがなんなのか皆目見当がつかへんで
希(肉)「はい」
（希は半笑いで火力を強める）
希「熱かったらいうんやで」
希(肉)「大丈夫大丈夫」
肉「…」ｼﾞｭﾜｰ
希「いやもう無理やん！」ｶﾞﾀｯ
(希、箸と小皿を取り出す)
希「いや、まだまだや･･･」
希「いやもう限界やん」
希(肉)「もうちょっと我慢してよ」
希「いやほんと食べたいんやからもう無理やん？」ｶﾞﾀｯ
希(肉)「なんだのんたん食いしん坊さんだね」
希「だから食べたいっいってんやん！！！！！！！」
（希が箸を放り投げ、希はわざとらしく倒れる）
希「だから生焼けでも食べたいっていうてるやん！もーヤダヤダぁ」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ
希(肉)「だって約束したじゃないの？のんたん！」
(箸を拾い交戦体制に移る希)
希「こっちの事情も考えてやぁ」ｸﾞｷﾞｭｷﾞｭｷﾞｭｷﾞｭ
希(肉)「あのさぁ、もう焼き加減はいいから、塩かけてもらってさ、もう食べてでいいんじゃない？」
希(肉)「我慢もできないん？」
希「そんなんじゃ甘いやん」ﾊﾟｸｯ
（嬉々と食べる希）
希「あのふぁ、もっと塩とかふかぁってふぇふぇ？」ﾓｺﾞﾓｺﾞ
（希は咀嚼をやめ塩を振り掛ける）
希(肉)「かけちゃうの？食べてよ、お腹へってるんでしょ？」
希「あのさぁ…」ﾕﾀﾞﾚﾀﾞﾗｰ
（勢いよく肉をトングで掻っ攫い、そのまま噛り付く）
希「調子こいてんやないよぉこのお肉さん！タンパク質の塊のくせにやぁ、何が日本一のお肉さんやぁ、食べるでぇ。ほらうまいやん、ほら食べられるんや！」ﾊﾟｸﾊﾟｸ
（一眼カメラで肉を食べる自分を自画撮り）
希「ほらあ〜ん」ﾊﾟｸ
ｶｼｬｶｼｬ
希「あ＾〜おいしい、ほのかちゃんに写メ送ろうかなぁ〜」
ﾋﾟﾛﾘ~ﾝ
(うどんを投入)
希「はい、よーいスタートや！」
（しばらく希の焼きうどん作り）
(しかし、肉が見当たらない)
希「ふぁ！？お肉さんが無くなってるやん！？こんなんじゃ焼きうどんにならへんよぉ〜」
希「もっとお肉さん追加やぁ！」
（希、豚バラを投入）
希「じゃあ豚さん、しばし焼けてやぁ」
ｼﾞｭｰｼﾞｭｰ
希「ふんふん、まじび〜ふぅ〜」ｼﾞｭﾜｰｼﾞｭﾜｰ
希「食べられそうや、食べられそうや…」
希「アッーッス…ハッーッス…」
希「スピリチュア＾〜ン！！」ｽﾞﾙｽﾞﾙｽﾞﾙ
(希、焼きうどんを吸う)
ｼﾞｭｩｩｩｩｩｩｽﾞﾙｽﾞﾙｽﾞﾙｽﾞﾎﾞｫｫｫｫｫｫ
希「んんまぁ〜いい！！」
希「んんん、ふんふんふぉいすぅぃ･･･」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
ｹﾞﾌﾟｯ
希「じゃあうち、お腹も膨れたから寝るわぁ」ｽﾔｧ
ﾎﾞｽﾝｯ
〜一人は焼肉を堪能してオヤスミ〜
明日食べるんやろ？(すっとぼけ)
今度焼肉する機会があったら塩やわさびで食ってみるかな〜俺もな〜
肉の脂とわさびのスーッとした爽快感がマッチしてスピリチュアルやん？
僕はにこのぞです。