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サーナイトエロ小説総合スレ2
1 名前:水銀将軍 投稿日:2006/05/21(日) 22:41:45 [ KCelOWBI ]
通常小説スレに
『18歳未満の方すいません』
なんて言いながら書くよりは分化した方がいいんじゃないのかなと。

先人達への敬意の念と、これからのこのスレの発展を込め、
私はサーナイトエロ小説総合スレ2の発足をここに宣言します!

内容が内容だけにsage進行で、このスレでこっそりと。

2 名前:水銀将軍 投稿日:2006/05/21(日) 22:42:48 [ KCelOWBI ]
ちょっとやりたいことがあるんで先走ってスレを立てました。

駄目だったら削除依頼をだしますんで・・・

3 名前:水銀将軍 投稿日:2006/05/21(日) 22:43:24 [ KCelOWBI ]
「おーい、何かお前に来てるぞ」
「?」

俺が事務所で救助後書類を書いているときだった。
誰からか封書が送られてきた

「何だろう?」
破って中を見てみる
『先日はウチのヒマナッツを助けていただき有難うございました。』
手紙の送り主はこの前の仕事の依頼者だった
「わざわざ手紙で・・・ん?」
『こんなお礼しかできませんが、遊園地のチケットを差し上げます。パートナーのポケモンと出かけてはいかがでしょうか』
中には遊園地のペア入場券が入っていた


「ペアか・・・」

 ここはやっぱりエンブレスと行くしかないでしょう
→いやいや、ヒマナッツ救助はアストレアとだったからアストレア

4 名前:水銀将軍 投稿日:2006/05/21(日) 22:43:55 [ KCelOWBI ]


「アストレアがやってくれた仕事だったしな・・・誘ってみようかな・・・」
アストレアの住むアパートに行く
ピンポーン
「はーい、・・・何だ、アンタだったのね、余所行きの声出して損した」
アストレアが出てきた
「あ、あの・・この前の仕事の依頼主から遊園地のペアチケット貰ったんだ。一緒に行かないか?」
「え!?あ、アタシ!?」
「そうだけど・・?」
アストレアは予想外の自分の選抜に驚く
「な、何でアタシなの?エンブレスと行けばいいじゃない」
俺はこのチケットを貰った経緯を話す
「そう、この前の依頼の時のね・・・」
「だからこのチケットはお前の物なんだ、だからどう?」
アストレアにチケットを渡す
「・・・ま、まあしょうがないわね、アンタにそこまで頭を下げられたら行くしかないわね。」
アストレアは顔を赤くしながらチケットを受け取る
「べ、別にアンタと行きたいわけじゃないのよッ!ここで行かなかったらくれた人に申し訳ないから行くんだからねッ!!か、勘違いしないでよ!!」
「そ、そうか、じゃあお前の仕事の都合がいい日があったら教えてくれ、じゃ」
俺はアストレアのアパートを後にした

「これって・・・デートよね・・・」
アストレアは受け取ったチケットを見ながら一人呟く
「嬉しい・・・マスターとデートだなんて・・・」
アストレアは顔を押さえながら家の中に入っていった

5 名前:風邪丸少佐 投稿日:2006/05/21(日) 23:03:50 [ GkE2l2BA ]
これはデジャブ…否!分岐ルートか!
遊園地デートかぁ…ツレとの中がだい(ry
執筆応援してますゼ!

6 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/05/22(月) 18:50:24 [ 2yDxg7y2 ]
おぉ、新(神)スレとは、流石です閣下、
そして、某スレでは吸いませんでした・・・
これからも応援しています・・・
その内俺の小説もココに投稿しようかと思っていますので、
その時は宜しくお願いします・・・

7 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/05/22(月) 18:51:12 [ 2yDxg7y2 ]
本当にすいません!!
誤ってageてしまいました・・・
本当の本当にすいません・・・

8 名前:水銀将軍 投稿日:2006/05/22(月) 22:54:15 [ KCelOWBI ]
今日はアストレアルートを書きました。

正直、初めての試みが皆さんがどう受け止めて下さるか不安です。

でも頑張って書くので感想待ってます。

9 名前:水銀将軍 投稿日:2006/05/22(月) 22:54:45 [ KCelOWBI ]
『マスターと始めてのデート・・・何を着ていこうかしら・・・』
アストレアは仕事中もずっとナースステーションでデートの事を考えていた。
「なーにニヤニヤしてんの?」
ガバッ
「わっ!びっくりしたぁ・・・」
アストレアに飛び掛ってきたのは同僚のブラッキーだった
「なんだ・・ブラッキーか、驚かさないでよ」
「アストレアこそ、何ニヤついてんのよ」
「え?分かる?エヘヘヘヘヘ」
アストレアは照れ隠しに後頭部をポリポリ掻く
「あ!もしかしてあの憧れのマスターとデートするんでしょ!」
いきなりの正解だった
「バレた?エヘヘヘヘヘヘ」
我慢しようとするが、ついついニヤけてしまう
「本当!!えー!どこ行くのどこ行くの!?」
恋愛ごとに興味津々なブラッキーは身を乗り出して聞いてくる
「見る?・・・・これ・・・」
アストレアは鞄からビニールに入ったチケットを出す
「えー!!!これって最近できた遊園地のチケットじゃない!!いいなぁいいなぁ!!!」
興奮して大声で叫ぶブラッキー
「でもこのチケットって入手困難のハズよ、よく手に入ったわね」
そう、最近できたこの遊園地は毎日長蛇の列ができるほど大盛況で、入場券もそうとうの値がついているという代物だ
「それね・・・マスターがくれたの・・・アタシに・・」
顔をほんのり紅くして、うつむきながら答えるアストレア
「もしかしてそのマスターもアンタに脈ありなんじゃない?このこの!」
肘でアストレアをツンツンつつくブラッキー
「・・・・そうだったら・・・・いいな・・・」
アストレアの声のトーンが一段下がる。
それはまるで現実を悟ったかのようだった
「・・・・・・・・・」
気まずいことを言ってしまったな・・とブラッキーのテンションが下がる
アストレアを見ていられなくなり、チケットを見る
「あ!この日の夜、花火が上がるらしいわよ!!この日にしなさいよ!」
チケットに記載されているイベントの日を指差すブラッキー
「うん、だけどこの日は私夜勤が・・・・」
アストレアが言い切る前にブラッキーが
「この日私休みだから代わってあげるわよ!!」
「え・・・いいの?」
キョトンとするアストレア
「もちろんよ!!だからアスは、マスターを振り向かせられるように頑張ってきなさい!!!」
息を荒げながら熱弁するブラッキー
「有難う・・・アタシ・・頑張ってみる・・・」
「ファイトよ!アス!!」

10 名前:鋼野伍長 投稿日:2006/05/22(月) 23:42:24 [ n07jZvyU ]
閣下が帰ってきとる!
通夜のように静まり返ってただけに
sageで続いていたことにも気がつきませんでした。
しかもいきなりアストレアルート・・・
アストレアの存在がかなり目立ってきましたな。
そしてブラッキーも本編登場、これからも目が離せんです。
ご執筆頑張ってください。

11 名前:水銀将軍 投稿日:2006/05/25(木) 22:13:10 [ KCelOWBI ]
たとえこのスレにいるのが私一人になっても書き続けます。
それが私の使命ですから・・・・
このスレが忘れ去られようと私はいつまでも皆さんを待ちます。

>>10
本当に人が少なくなりましたね。
アストレアルートも頑張ります

12 名前:水銀将軍 投稿日:2006/05/25(木) 22:13:42 [ KCelOWBI ]
そしてデートの日がやってきた

「待った?」
「いや、今来たとこ」
「そう、じゃあ行きましょうか」

駅で待ち合わせをしていた俺達、その後すぐに来た電車に乗り込んだ

ゴトンゴトン・・・ゴトンゴトン・・・
「結構電車に乗っていかなきゃならないのね・・・」
アストレアが車内に貼ってある路線図を見ながら言う
「そうだな、乗り換えもしなきゃいけないから俺からはぐれるなよ」
「アンタこそアタシからはぐれるんじゃないわよ」
その間も電車は走り続ける
ゴトンゴトン・・・ゴトンゴトン・・・
「それにしても今日は多いな、休日だってのに・・・」
「皆出かけるのかしら?」
席は満席だったので俺とアストレアは出入り口付近に立っていた。
全員つり革などに掴まることができる人数だ


ギギギギギーーーーーーーー
プシューッ


電車が止まり、ドアが開く

ゾロゾロ・・・
人が数人乗ってくる

「人が増えてきたな、アストレア、壁際に寄っといて」
「ええ」
アストレアと俺は一人でも多く乗れるように壁際に移動した

ゴットン・・・
電車が再び動き出す

「まさかアタシに痴漢しようなんて考えてないわよねw」
アストレアが疑うような目で見てくる
「バッカ、そんなことするわけ無いだろw」
電車内は確かに混んできた。が、まだ自由に動けるぐらいである。

プシュー・・・

電車が止まり、俺たちがいた側とは逆の方の扉が開く

「おーい!お前ら、電車が来たぞ!!乗り込め!!」
「押忍!!」

ゾロゾロ・・・
扉が開くと同時にやけに気合が入った声が聞こえた。
そして扉が開くと巨体の男が数十人ゾロゾロと入ってきた
中にいた乗客たちは奥に詰めてゆく
「おわわわ!!!」
俺も例外なく押し込まれる
「マズイ!!」
俺は壁に両手を着き、アストレアがつぶされないようにする
「ちょっと・・アンタ・・・」
伸ばした両腕の間に顔を紅くしたアストレアがいる
「大丈夫か?きつくないか?」
「きつくは無いけど・・・」
必死にアストレアを守ろうとスペースを作ったが、とんでもないことに気がついた

近い・・・

正面を向くとアストレアの顔がある。しかもかなり近い
「ご、ご、ごめん!!」
とりあえず謝る
「あ、アンタもアタシを守ろうとしてやってくれたのは判ってるわ・・・でも・・」
アストレアは頬を紅くしながら目を反らす

「は、恥ずかしいなら俺に背を向けろよ」
俺としてもそうして欲しかった。このままアストレアの顔が近くにあったら何かやらかしてしまいそうだ
「う、うん・・・そうする・・・」
アストレアはゆっくりと後ろを向く



アストレアの体のラインが目に入ってくる


・・・ゴクッ・・

思わず生唾を飲み込む
でもまぁこの状態なら何もできないからいいか

13 名前:水銀将軍 投稿日:2006/05/25(木) 22:16:05 [ KCelOWBI ]


ギャギャギャギャギャ!!

カーブに差し掛かり、電車が傾く

「おわっ!!」
乗客が俺の方向に寄りかかってくる
俺も流石に耐え切れず、アストレアと密着してしまう


「いてて・・・」
「ちょ・・・ちょっと・・・」
アストレアが後ろを見てくる
「どうしたんだ?」
「その・・・手・・・どけてくれない?」
「手・・?はぅぁ!!」
伸ばして壁につけていた腕がさっきの衝撃で思わず曲げてしまっていた
しかも手のひらはアストレアの胸に当たっている
「す、すぐどけるから・・・」
腕を伸ばそうとするが、人が俺の方に寄りかかってきているので伸ばせない
ムニュ・・・
「ァッ・・・な、何してるのよ・・・」
アストレアの胸も、壁に押し付けられている
「と、取れない・・・」
アストレアの胸にめり込んだ指が思うように動かない
ムニュムニュ・・・
「ンハッ・・ま、真面目に取る気あるの?」
「真面目にやってるよ!」
硬い壁と柔らかいアストレアの胸に挟まれた手を取るのは不可能だった

そして新たな問題が浮上してくる

「ちょっと・・・アンタ・・・」
「・・・ごめん」
アストレアのお尻のところにちょうど俺の股間が来るようになっている
アストレアと密着し、胸に手が当たっている状態である。
これ以上の説明は必要ないであろう・・・一言で言うならば、『通常時ではない』

「こんな状況で・・・馬鹿・・・」
アストレアは呆れたように言う
「仕方ないだろ!男なんだから・・・」

14 名前:名無しさん 投稿日:2006/05/26(金) 05:44:52 [ gsBhtxEI ]
やっぱり、このスレの住人は恥ずかしがり屋がおおいんです。大丈夫です。閣下はみんなに愛されてますよ。

15 名前:名無しさん 投稿日:2006/05/28(日) 18:43:57 [ CQi9ifvo ]
ガンガレ水銀閣下!!

16 名前:鋼野伍長 投稿日:2006/05/28(日) 19:50:48 [ n07jZvyU ]
>15 だからE-mail欄にsageって書かないと・・・

口下手で大したことも言えん俺ですが忙しい中いつもご苦労様です。
今後とも小説頑張ってください。

17 名前:HALL 投稿日:2006/05/28(日) 23:44:34 [ bu1Api2I ]
閣下殿!!相変わらずSSが上手いで御座るな・・・差し入れで御座る(忍者5回目・・・
バン!!
つ[サイコソーダならぬ・・・最古操柁弐式]
成分表示
甘さ…★★★
苦さ…★★
酸味…★★★★★
青春…★★★★
恋の味…★★★★
加速…★★★★
ハンドル…★★
グリップ…★★★
危険な薬品…★★★★★★★★・・・
∟エロ薬
∟過激な物
∟ニトログリセリン
∟サータンのXXX
∟火薬
etc…

元気ハツラツ〜?(こんな物飲んだら死ぬよ!!
閣下殿、期待してるで御座るよ・・・忍忍!!

18 名前:名無しさん(二等兵) 投稿日:2006/05/29(月) 01:12:11 [ pveFwlj2 ]
>>17
閣下にそんな危ないモン飲ませられるわけないでしょ!
代わりに俺が危険な薬品の部分(サーのXXX除く)取り除いて飲みます!

さよなら…水銀将軍閣下…。安全なとこをお楽しみあれ…。

19 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/06/01(木) 14:45:03 [ wnAebMK6 ]
お、おい!!二等兵殿!!大丈夫か!?
死ぬな、死ぬんじゃない!!
死んだら閣下の作品が読めなくなってしまうぞ!!
そうだ!!
オファニエル!!
『呼びました?』
お前、ヒーリングが出来たよな?
『ええ♪お安い御用ですよ♪』
なら、先程、毒物を飲んであの世に逝こうとしている二等兵殿を助けてやってくれ!!
『分りました、二等兵さんの為!!私!!一肌脱ぎます!!』
アッチの意味で脱ぐなよ?
『まあ、その辺はサービスと言うことで♪』
パサリッ♪
『ちょっと寒い・・・』
本当に脱ぎやがった・・・
『じゃあ、治療を始めますね♪』
・・・(恥ずかしくて見ていられない・・・)

20 名前:HALL 投稿日:2006/06/01(木) 17:23:52 [ bu1Api2I ]
こうなったら (お前元凶だろ
つ[超回復薬]

材料
① ドーピングコンソメスープ
② 危険物
∟サーナイトのXXX
∟サーナイトのXXX
∟サーナイトのXXX
③ サービスマン
④ 石仮面
⑤ 魔王
⑥ 恋のキューピット
⑦ 五右衛門
⑧ スライム
⑨ 八億の男

21 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/06/01(木) 18:52:28 [ wnAebMK6 ]
それ・・・回復じゃなくて・・・
『挑発・・・』
そんなに二等兵殿に逝ってほしいのか?
『二等兵さんは私に任せて・・・ふぁ・・・ふぁっ・・・ふぇっくしょん!!』
お前もいい加減服を着ろよ・・・
とにかく・・・
『HALLさん・・・ふぇっくしょん!!』
今は魔法少女スレでの不祥事に対しての対策と、
小説の練習をしてください!!
『悪いことは言いませんから・・・くしゅんっ』
まぁ、感想は書いても良いと思うけど・・・

22 名前:水銀将軍 投稿日:2006/06/01(木) 22:19:01 [ KCelOWBI ]
最近お腹の調子が悪いと思ってましたら・・・
そうだったのですか・・・
どうやったのかは知りませんが、これはちょっと意外でしたよ・・・

はじめてですよ・・・
わたしのお腹を壊した人たちは・・・
まさかこんな結果になろうとは思いませんでした・・・

ゆ・・・
ゆるさん・・・

ぜったいゆるさんぞサーナイトスレ住民ども!!!!!
じわじわとアストレアとエンブレスで(*´Д`)ハァハァさせてやる!!!!!
ひとりたりとも逃がさんぞ覚悟しろ!!!


一度言ってみたかった。
人が少ない今だからこそ言えた・・
誰にも望まれていない続きを投下します。

23 名前:水銀将軍 投稿日:2006/06/01(木) 22:19:46 [ KCelOWBI ]
ゴトンゴトン・・・ゴトンゴトン・・・
狭い列車の中、密着してしまった
(ちょ・・・マスターのが・・・あたしのおしりに・・・)
アストレアのお尻のラインに沿って熱くたぎったモノが押し付けられる
(このままじゃ・・・どうにかしないと・・・)
アストレアは腰を動かして逃れようとする
グイグイ・・・
(はぁぅっ!!)
アストレアが腰を動かしたところで二人が離れるわけ無かった
「ちょっ・・・アストレア・・・」
アストレアが腰を動かしたことは物事を正反対へと進めた
(ま、マスターのが・・擦れて・・)
「あ、アストレア・・・う、動くな・・・」
(でも、でもぉ・・こんなのを押し付けられたら・・あたし・・・)
アストレアは欲情していた。
胸と腰を同時に刺激され、更に公共の場というのがアストレアをより一層興奮させる
(もう・・限界・・・)

24 名前:名無しさん(二等兵) 投稿日:2006/06/02(金) 00:21:57 [ pveFwlj2 ]
…うがぁー!何だかんだ言ってもアストレアのエロさで黄泉返りできますた。ゴッジョバ!

>>22
圧倒的な萌えとエロスを前に初めての涙を流しても良いですか?

25 名前:水銀将軍 投稿日:2006/06/02(金) 00:43:17 [ KCelOWBI ]
>>24
つ[ティッシュ]

26 名前:鋼野伍長 投稿日:2006/06/02(金) 00:47:37 [ n07jZvyU ]
あのサーナイトスレ住民のように?・・・奴のことか・・・
・・・ストライクのことかーーーーーっ!!!!!!(違


たかが遊園地行く電車で欲情したり限界を感じるアストにハァハァです。
ちゃっかりマスターと呼んでるあたりも・・・
エンブレスと同時進行で かなり 苦労してると思いますが頑張って下さい。

27 名前:水銀魔将軍 投稿日:2006/06/02(金) 01:00:50 [ NNoN5F6Y ]
>>26
ストライクw

アストレアの脳内では主人公はマスターなんです。
表面はツンツンしてるけど中身はデレデレ
アパートで一人、マスターのことを思いつつ手を股間に伸ばし・・・

つーか主人公の名前が無いってのはだんだん書き辛くなってきた・・・
近い内に名前を明らかにしようかな・・・

28 名前:名無しさん 投稿日:2006/06/03(土) 02:28:04 [ ld2ubMDY ]
GJです!!
ツンのデレなアストレアも良いものですなあ( *´ー`)

主人公の名前は・・・個人的には明かさない方が感情移入しやすいので有難いのですが
閣下にお任せします。

29 名前:水銀魔将軍 投稿日:2006/06/05(月) 01:43:19 [ KCelOWBI ]
>>28
そうですね、今まで何とかしてきたんですし、これからも名無しの主人公でいきます。

こちらの方の続きもちゃんと考えているんでしばしお待ち下さい

30 名前:名無しさん 投稿日:2006/06/16(金) 01:07:01 [ IQsXJfBA ]
エンブレス編怖いのでこっちの展開に期待www

31 名前:水銀魔将軍 投稿日:2006/06/18(日) 23:57:27 [ KCelOWBI ]
>>30
何ならこっちも怖くしてもいいんですよ?

エンブレスルートばっかり書いてますが、アストレアの事もちゃんと考えています。
でも自分の文才の無さで少し時間を要するみたいです。
頑張りますので少々お待ちくださいね。

32 名前:名無しさん 投稿日:2006/06/19(月) 09:06:11 [ zSjeb0uQ ]
文才が無いなんてそんな!閣下の作品は人を惹き付ける力がありますよ!エンブレス編に続きアストレア編も頑張って下さい!

33 名前:水銀将軍 投稿日:2006/06/20(火) 00:38:14 [ KCelOWBI ]
>>32
アストレア編もエンブレス編共々よろしくお願いします。

エンブレス編の空気から一転、アストレア編を投下します。

34 名前:水銀将軍 投稿日:2006/06/20(火) 00:38:45 [ KCelOWBI ]
『扉が開きます』
プシュー・・・
ドサドサッ
「きゃっ・・」
「おわああああ!!!」
扉が開き、俺とアストレアは駅のホームに押し出される
「痛たたた・・・大丈夫か?アストレア」
「アンタ!何列車の中で欲情してんのよ!!!」
アストレアは胸と股間を手で隠す
「仕方が無いだろ!こうなるのが自然だよ!!」
立ち上がってアストレアに反論する。が、必然的に腰が引けたようになる
「まったく・・・」
頬を膨らませながらアストレアは駅名の看板を見る
「あ、ちょうど降りる駅だったわね。いいわ、行きましょ」
「ちょ、ちょ、待って・・・」
完全に熱が冷め切っていない俺はヘコヘコとへっぴり腰でアストレアの後ろに着いて行った



そしてやっと遊園地に着いた

「ほら、何やってんの!早く行くわよ!!」
「お、おう!」
機嫌が直ったっぽいアストレアは妙なテンションで受付に向かっていった

受付を終え、俺たちはゲートを潜り、おとぎ話にでも出てくるような世界に入っていった。


「地図貰ってきたぞ!さ、どこから攻めようか?」
俺は無料で配っている地図をアストレアの前で広げる
「そうね、アタシこんなとこに来たこと無いからアンタの行きたいとこでいいわ」
「そう?じゃあ『遊園地はジェットコースターに始まってジェットコースターに終わる』って言うからこの『流星』ってのに乗りに行こうか」
流星・・・地図の紹介によるとこの遊園地の人気№2ジェットコースター、№1じゃないが、相当のスリルを味わえるらしい
「どんなのか分かんないけど、じゃあそれに乗りましょうか」
俺とアストレアは早速『流星』の乗り場へ急いだ

35 名前:名無しさん 投稿日:2006/06/21(水) 23:36:21 [ aU8VJF6g ]
ジェットコースターΣ(゜Д゜)最近乗ってないなー。関係無いけど
アストレアは速い乗り物系に弱い気がしてならない
ということは、ここでまた臆病なアストレアでハァハァ出来そうですなwww

36 名前:鋼野 投稿日:2006/06/22(木) 20:04:24 [ n07jZvyU ]
この後マスターの腕にしがみつくアストに期待!!
楽しみです。


それとは別に、近々このスレを借りるかもしれません。
たぶん!たぶんですよ!

37 名前:名無しさん 投稿日:2006/06/22(木) 21:29:47 [ zSjeb0uQ ]
>>36借りるってどーゆー事?何か新企画?

38 名前:水銀魔将軍 投稿日:2006/06/22(木) 22:44:08 [ KCelOWBI ]
>>35
自分は高所恐怖症なんで「世界一怖い」とか「時速○○km!!」とかが売り文句の絶叫マシーンには乗ったことありません・・・
そんな大したことが無いつぶれる寸前の遊園地のジェットコースターでも怖がる始末なんです・・・
>>36
私からしてみるとやっとエロ小説の新作が読めるんですね・・・
長かった・・・(私が書いたものじゃハァハァできませんしね)
>>37
私も期待

では、アストレア編の続き投下しまーす

39 名前:水銀魔将軍 投稿日:2006/06/22(木) 22:44:49 [ KCelOWBI ]
『10分待ちでーす、列に並んでお待ちくださーい』
拡声器を使った係員の指示に従って列の最後尾に並ぶ俺達
「マジ怖かったよね〜」
「おめえちびったんじゃね?」

乗り終えたと思われるカップルが出てくる
そのカップル達の会話を聞いたアストレアの顔がこわばる

「ちょ、ちょっと・・これってもしかして怖いやつ・・・?」
「いや?別に?スピード感があって気持ちいいだけだと思うよ?」
「そ、そう?ならいいけど・・・」
段々と順番が回ってくる
『はい、ここまででーす』
俺たちの直前で定員オーバーとなり、係員に止められた

『発車しまーす』
カタカタカタ・・・
ゆっくりと『流星』はスタートしていった
「何だ、実際に見てみるとそんなに速くないわね」
「え?怖いの?アストレア?」
アストレアに意地悪く聞いてみる
「こ、怖くなんて無いわよ!!」
「本当かぁ?」
「本当よ!!!」

『はーい、次の方々どうぞー』
『流星』が帰ってきて、ついに俺たちの番になる
『前の方の席から詰めてくださーい』
「お!前か!特等席だなw」
俺はアストレアをエスコートしながら席に着く
『ベルトをしっかり締めてくださーい』
係員の指示に従い、3点ベルトを締める
「アストレア、怖くなったら俺の手を握ってもいいからな」
「べ、別に怖くなんてないから余計なお世話よ!!」
『では発車しまーす』

カタカタカタ・・・・

『流星』はゆっくりと動き出した

40 名前:水銀魔将軍 投稿日:2006/06/22(木) 22:46:59 [ KCelOWBI ]
『流星』はゆっくりと動き出した

少しずつ高いところに上っていく
「ちょ、こんなに高いなんて聞いてないわよ!!」
アストレアは大声で文句を言い出す
「え?外で見なかったのか?コレ・・?」
「イヤーッ!!降ろして!!」
「無茶言うな!!」
カタカタカタ・・・カタッ
そうこういっているうちに流星は頂上にたどり着く
「止まった・・・?フン!全然怖くなかったわ」
アストレアが減らず口を叩いた時だった
ギュンッ!!!
流星がレールに沿って落下を始めた
「キャアアアアアアア!!!!!落ちてる!!!落ちてるっ!!!!」
アストレアは俺の手を探り当てて全握力を使って握ってきた
物凄いスピードで上昇、下降、旋回を繰り返す流星
「キャアアアア!!!!」
「落ちるっ!!落ちるっ!!!」
「飛ぶっ!!飛んでっちゃう!!」
「イヤアアアアアアア!!!!」



プシュー・・・

『ハーイ、お疲れ様でしたー!またの機会をお待ちしていまーす』
『流星』が戻って来た
「楽しかったな、アストレア!」
「・・・・・」
「どうしたんだ?」
下を向いたまま動かないアストレア
「馬鹿・・怖くないって言ったじゃない・・・」
「ごめんごめん、そこまで怖くないのをセレクトしたつもりだったんだけど・・やっぱ怖かった?」
「ん・・・」
「何?」
両手を差し出すアストレア
「腰が抜けて立てないのッ!罰としてアタシを抱えて行きなさい」
「ハイハイ・・・」
アストレアの脇に手を伸ばし、抱えあげる
「お?意外と軽いな」
「うるさいッ!黙ってアタシを抱えていればいいのよッ!」
俺はアストレアを『流星』から降ろし、背中に背負ってして乗り場を去った

41 名前:名無しさん 投稿日:2006/06/23(金) 07:49:32 [ CpsVIq2k ]
アストレア(*´Д`)
最後の方の「腰が抜けた」は萌死にましたww

42 名前:パシリ二等 投稿日:2006/06/23(金) 22:10:12 [ o7deGrqw ]
ウオォォォォ!!アストレアサイコー!!
次どこ行くんだ!?お化け屋敷か!?それともベンチに座ってイチャイチャすんのか!?

43 名前:名無しさん 投稿日:2006/06/24(土) 00:16:09 [ t17Odp.c ]
しかし主人公は羨ましいなー、いいなー…
もうアストレアをポケモンとして見てないじゃないかw

44 名前:水銀魔将軍 投稿日:2006/06/24(土) 11:19:33 [ KCelOWBI ]
>>41
狙ったわけじゃありませんが、結果としてよかったのなら無問題
>>42
エンブレス編もあるんでどうしようか検討中
>>43
初期の主人公はサーナイトをポケモンとしか見れないかった時期がありました。

続きを投下します。

45 名前:水銀魔将軍 投稿日:2006/06/24(土) 11:20:31 [ KCelOWBI ]
スタスタスタ・・・
とりあえず俺はベンチを探した。アストレアを休ませるためだ。
アストレアの体は思っていた以上に軽かった、もしかして念力かなんかで自分の体重を支えているのかもしれない。

・・・それよりも・・・

ムニムニ

アストレアが俺の背中にしがみついているため、胸の感触がモロに伝わってくる。
一歩進むたびにその豊満な胸は俺の背中で弾けていた

「何背中に全神経集中してんの!」
ボカッ
「痛ぇっ!!」
「アタシはアンタの考えていることなんかお見通しなんだからね!!」
しまった・・・アストレアは相手の心が読めるのだった・・・
「罰としてあのソフトクリーム買ってきなさい!」
アストレアが指差した先にはソフトクリームの出店があった。
客の数も数人並んでいるくらいで大行列と言う程ではない。
しかも好都合なことにベンチまで用意されている。
「分かった分かった」

ベンチにアストレアを降ろし、俺はソフトクリームを買い求める者達の列に並んだ。

どうやら並んでいるのは男ばっかりで、誰もが2つ注文していた。きっと彼女の分だろう。
そんなことを考えているうちに俺の順番が来た

「ソフトクリームを2つください」
「はい、ソフトクリームね、少々お待ちを」
店のおじさんは裏にいる店員にソフトクリームを2つと伝えていた

「店長!コーンがあと1つしかありません!」
女性店員が慌てて出てきた
「何!すぐに買出しに行って」
「はい」
すぐに向き直ったおじさんは
「申し訳ありませんお客様、今コーンを切らしておりまして1つでもよろしいでしょうか・・・?」
深々とお詫びをされる
「そうなんですか、じゃあ1つでもいいです」
「かしこまりました」
そういうとおじさんはすぐにソフトクリームを持ってきた
「150円になります」
俺は財布からお金を出し、おじさんに渡し、店を去った

46 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/06/24(土) 11:24:59 [ a7Xs43kA ]
なんか後先見えてきたような気がする・・・

47 名前:水銀将軍 投稿日:2006/06/26(月) 01:30:47 [ 7sx3NK9A ]
>>46
ウハッもしかしてバレてる?

まあバレるのも当然かな。コテコテの展開だから。

48 名前:水銀将軍 投稿日:2006/06/26(月) 01:31:18 [ 7sx3NK9A ]
「ほら」
ベンチで休んでいるアストレアにソフトを渡す。
「有難う・・・あれ?アンタのは?」
「ああ、売り切れだってさ」
「そう・・・」
悪いことをしたような表情でアストレアはソフトクリームを舐め始める
俺もベンチに腰掛け、一休みをする。

特に何もすることが無いのでソフトクリームを舐めるアストレアを見つめる
どこを見ているか分からない目線でソフトクリームを舐め続けるアストレア
端麗な顔立ちゆえか何をさせても絵になる。
・・・やっぱり可愛いなコイツ・・・

ずっと見ていると段々とその白い肌が赤みを帯びてくる

「な、何よ、そ、そんなにコレ食べたいの?ホラ・・・」
アストレアは頬を紅く染めながら途中まで舐めたソフトクリームを俺に向けてきた
「いいって」
俺は顔を引く
「ずっと物欲しそうに見てたでしょ、食べなさいって」
アストレアは無理矢理ソフトを俺の口に持ってくる
「やめろって」
ペチャ
ソフトクリームが俺の頬にくっつく
「あーも、仕方ない食べるから!」
俺は舌を出してソフトクリームを一舐めする

・・・甘い
いや、ソフトクリームが甘いのは当然だが、その・・何と言うか・・クリームだけの甘さじゃなかった気がした

「どう?美味しかった?」
アストレアはそういうと再びソフト舐めを再開する

「あ、ごめん、クリームくっつけちゃったみたいね。取ってあげるから動かないで」
ペロッ
不意に頬を舐められる
「うん、とれた♪」
「ちょ、お前!!」
「何?」
満足そうにアストレアは唇をペロリと一舐めする。
「い、いきなり何するんだよ!」
動揺で上手く回らない口をフル稼働させる
「ふふーん、周りのカップル達がやってるから真似したの。どうだった?」
同だったと聞かれたら・・そりゃあ・・・よかったけどさ・・・
「と、とにかく驚くことするなよ!」
「ふーん、ウブねぇ。」
アストレアがソフトクリームのコーンを食べ終える
「ね、今度はどこに連れてってくれるの?」
俺は地図を広げ、次のアトラクションを探した。

49 名前:水銀将軍 投稿日:2006/06/26(月) 01:36:03 [ 7sx3NK9A ]
たとえ飽きられたとしてもリリーフ書き手がいない今、
自分が書いて少しでも人の減少を抑える他無いんですけどね。

自分の文を読んで「コイツよりうまく書ける自信があるぜ」
って方はぜひとも書いてください。
私も是非上手い作品を読んで切磋琢磨したいので。よろしくおねがいします。

50 名前:水銀将軍 投稿日:2006/06/26(月) 01:39:55 [ 7sx3NK9A ]
おっと書き忘れ

「武器商人殿に見透かされている!?」と思った時、
また不良を絡ませて今度は№1に助けに来てもらおうと考えました。
でもさすがに不良ネタばっかりじゃ駄目だと思ったんでテンプレートな方向で貫き通しました。

51 名前:名無しさん 投稿日:2006/07/03(月) 21:16:30 [ n07jZvyU ]
エロなのかギャグなのかシリアスなのかよくわからないハナシ


今日も俺は無茶苦茶疲れて仕事から帰ってきた。
だが家には取って置きの楽しみがある。
留守番をしているサーナイトにも早く会いたい。
ガチャリ。
「ただいま」
「! おかえりなさいませご主人様」
相変わらずどっかの喫茶店のような出迎え方だ。
喫茶といえば・・・
俺は上着を脱ぎながら戸棚を空けた。
「・・・」
一見なんてことのない戸棚である。
しかしそれは見る者によって大違いだ。
「・・・なあサーナイト、俺の取っておいたケーキ知らないか?」
「いえ知りません。」
「ふうん・・・」
俺はサーナイトの顔を見つめまわす。
サーナイトは少し顔を赤らめる。
そんな可愛いサーナイトに俺はもう一度問う。
「本当に食べてはいないんだろうな。」
「食べてません。」
「なら・・・」
サーナイトの顎に手を当てこちらに引き寄せる。
「この頬についてるクリームはなんなんだ?」
「!!そ、それは・・」
ベロンッ
俺はクリームを舐め上げる。
「この味は!・・・嘘をついてる味だぜ・・・サーナイト!」
「あう!・・・」
サーナイトは真っ赤になる。
「嘘吐きにはお仕置きが必要だな」
俺はサーナイトの服を掴んだ。
「ご、ご主人様何を・・・」
「ケーキはお前が食っちまったし、俺がお前を食ってやる!」
そう言うと俺は抵抗するサーナイトの服を引っぺがした。
「うう・・これから私をどうするんですか・・・」
涙目になって震えるサーナイトは正直、たまらない魅力を発していた。
「そうだな、たぶん痛い目にはあわせない。」
「たぶんって・・・ん!」
俺はサーナイトの言葉を封じるがごとく唇を奪った。
「んーっ!んーっ!」
(もがくなって)
俺はサーナイトの背中に手を回し、そのまま背筋を撫で上げ、撫で下ろした。
そうしているうちにサーナイトの体から力が抜けていった。
俺は舌をサーナイトの口内に挿入する。
「ん・・・」
サーナイトはもう抵抗しなくなってきた。
(結構軽いな・・・)
そう思っているとさっきまで目を固くつぶっていたサーナイトが、目を開いた。
目と目が合う。お互いの目に、釘付けになる。早い鼓動を感じる・・・
充分見詰め合うと、俺とサーナイトは離れた。

52 名前:名無しさん 投稿日:2006/07/03(月) 21:18:29 [ n07jZvyU ]
サーナイトは口の周りを手で軽く拭くと言った。
「ふぅ・・・食べるって・・こういうことだったんですね・・・」
「いいや、まだ序の口さ」
俺はそう言うとサーナイトを抱き上げ、ソファの上に寝かせた。
何をされるかわからず、ただただこちらを見つめるサーナイトの胸に、俺は手をあてようとする。
当然ながらサーナイトは手で制止する。
「・・恥ずかしい・・です・・・」
「そんなに嫌か?」
「・・・いえ・・」
サーナイトは恥ずかしそうに手をよせる。
(最初は抵抗するくせに結局逆らえないんだな・・・)
俺はそう考えながらも、念入りにサーナイトの胸を揉みしだく
「ああっ!・・やめ・・あっ!!」
今度は口も動員してやる
「そこ・・舐めない・・・ああぅ!!」
今度は吸い付いてやる
「ああぁん!!・・・もう駄目です・・これ以上は・・・」
「駄ー目ーだ。もっと味あわせろ」
「そ、そんな!」
俺の攻撃は数分の間及んだ。
サーナイトは息も絶え絶えに四肢を投げ出していた。
「ハァ・・・ハァ・・・・・」
「もうヘトヘトだろうが、こっちは出したくてしょうがないんだよな・・・」
ズボンを脱げば、俺のアレは、もうビンビンと立っていた。
ぐったりして目をつぶっていたサーナイトは目を開き、それを見た。
「ご主人様・・まさか・・・」
「疲れきってるとこ悪いな。でもここはお前にしごいて欲しいんだよ」
「うぅ・・・で、どうすれば・・」
サーナイトは仕組み自体は大体分かっているようだったが、一般的にトイレで流すあれが出てくるのではないかと怯えていた。
「まずこうやって」
「・・はい」
俺は物凄い勢いで落ち込んだサーナイトの手を持ち、しごき方を教えた。
しゅっ、しゅっ、しゅっ・・・
「駄目だな、勢いが全然足りないぞ」
「でも・・・」
サーナイトは内心半泣きの状態だった。
「しょうがないな、手で駄目なら口だ!」
「そんなー!!」

53 名前:名無しさん 投稿日:2006/07/03(月) 21:19:37 [ n07jZvyU ]
・・・チュッ・・チュ・・チュパ・・・
(ううう・・・)
サーナイトはいつ汚い液体を口の中に噴き出されるのか怯えながら、必死にそれをしゃぶり続けた。
ビクン・・ビクン・・
(え?今・・?)
ビュルッ!
「!!」
限界に達したそれは、サーナイトの口内に液を噴き出した。
「やっ!!?」
サーナイトは思わず口から離す。白い液体がサーナイトの体に付着した。
「・・あれ?思ったより臭くないし・・白いし・・・この味は・・」
「いったい何を想像してたんだよ」
「いえ、何も・・・それに意外と・・美味しいです・・・でも・・・」
「でもどうした」
サーナイトは軽く微笑んで答えた。
「でも・・あのケーキのほうが・・美味しかったです」
「こ、こいつ〜、次はお前の番だぞ」
そう言うと俺はサーナイトの秘所に手を当てた。
思ったとおり、そこはじっとりと濡れていた。
「ご主人様ぁ・・そこ・・・あまり・・触らないでください・・・」
サーナイトは恥ずかしそうに言う。が
すりっ・・・
「ぁん!・・・いや!擦らな、ぁあん!」
サーナイトの言葉を無視して俺は手のスピードを速める
すりすりヌルリヌルッ・・・
「ああっっ!もう駄目です!!私、私ぃ!!」
まだまだ・・・
俺は追い討ちをかけるように、割れ目から、サーナイトの内部に指先を滑り込ませた
「アアアアン!!今度は・・中からアアアッ!」
指先は奥へ進み続け、サーナイトの核に到達した。
サーナイトの濡れは激しくなっていった。
(そろそろだな・・・)
俺はサーナイトの脚の間に移動し、割って入ろうとする。
恍惚状態のサーナイト、だがしかし
「ご主人様・・それは・・いけません・・!」
サーナイトは脚を閉じようとする。
俺は止まろうとせずに言う。
「ここまできてそう言うなよ」
「駄目・・なんです・・・!!」
サーナイトは目に涙を浮かべながら制止した。

54 名前:名無しさん 投稿日:2006/07/03(月) 21:47:17 [ BCOhE3YU ]
GJ!
続きが楽しみ

55 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/07/03(月) 22:44:01 [ 5YASxN62 ]
お久しぶりです
新しい執筆人が出てきたようですな・・・
GJ!!

56 名前:名無しさん 投稿日:2006/07/04(火) 01:14:05 [ QaPtTBNM ]
先生…俺、エロ小説が好きです…

57 名前:ケーキの人 投稿日:2006/07/04(火) 05:25:06 [ n07jZvyU ]
エロ小説に関しては初心者なんで
背景描写や擬音が少ないとかその辺はカンベン。

「ではこの後もお楽しみくださいませご主人様」

58 名前:ケーキ 投稿日:2006/07/04(火) 19:29:29 [ n07jZvyU ]
「駄目・・なんです・・・!!」
サーナイトは目に涙を浮かべながら制止する。
「サーナイト・・・なんで・・・」
流石に俺は動揺した。
「それは・・・私が・・・サーナイトだからです・・・」
「?」
俺には言葉の意味が全くわからなかった。
サーナイトは泣きながら続ける。
「ご主人様に・・大事にされて育って・・怒られて・・笑って・・・
本当に嬉しくて・・・ご主人様のことが大好きでした・・・でも・・でも・・うう・・」
「サーナイト・・・」
「私はポケモン・・・それに・・それにポケモンの中でも私は・・生き物より・・
幽霊のような・・そんな・・そんな私とご主人様は一つになっちゃ駄目、なん・・です・・ううっ」
「・・・・・・オイ・・・」
「うう・・ひっく・・何、ですか・・ぅ」
「お前がポケモンだからなんて・・サーナイトだからなんて・・関係無いだろ!!
俺も・・お前のことが好きなんだから!!お前は俺の・・!!大事なパートナーだろ!?」
「でも・・」
「でもじゃない!!お前は・・俺の生き甲斐なんだ!!
だから・・自分をけなして・・俺から遠ざかるのは止めてくれ!!」
「ご主人様・・・」
そっと・・・サーナイトは俺の体を抱きしめ、耳元に囁いた
「わかりました。ご主人様に、私の体はお預けします・・・」
「サーナイト・・ありがとう・・・」
俺はそう言うと、軽くサーナイトの唇に口付ける。
「いくぞ」

59 名前:ケーキ 投稿日:2006/07/04(火) 19:30:12 [ n07jZvyU ]
「いくぞ」
「はい」
俺は自身をサーナイトに埋めて行く。
「大丈夫か?サーナイト」
「っ・・・少し・・痛いです」
「我慢できそうか?」
「はい・・・」
ズッ・・ズッ・・・
「ぅ・・くっ!」
ズズズッ
「あ、あああん!!」
「サーナイト!」
「大丈夫です・・ご主人様が、いてくれるなら・・・」
「サーナイト・・・」
サーナイトはさっき俺に好きだと言ってくれた。そして今も俺に体を預けてくれている。
俺に出来ることといえば、サーナイトが苦しまないように、早く終わらせることしかない。
「サーナイト、一気に行くからしっかり掴まってろよ」
「はい!」
俺は再び挿入を開始する
ズン!ズズズズッ!
「うぐ・・っつああ!!」
サーナイトは最後の痛みを耐え切った。

60 名前:名無しさん 投稿日:2006/07/04(火) 19:31:39 [ n07jZvyU ]
「はぁ・・ご主人様が・・中に・・・」
「やったな・・サーナイト・・・」
「はい・・あの・・」
「どうした」
サーナイトはもじもじしながら言った。
「今度は・・覚悟は出来ているんで・・その・・・もう一度・・キスしてください・・」
「ああ、いいぞ。」
2人の影は完全に一つになった。
やがて、俺はさっきより巧みに舌を絡ませ、サーナイトの舌はより従順に迎え入れる。
プハァ・・
「そろそろいくぞ」
「はい・・」

ズズッ・・・・
「ぁん!」
俺は自身を後退すると、サーナイトは鳴き声を上げる。
ズズッズププッ・・・
今度は中に押し込む
「ああっイイです!ご主人様、もっと・・」
「全くこの食いしん坊・・」
サーナイトの要望どおりペースを速めてやる。
ズズルッ!ズッ!ズプルルル!
「そ、そんな急には!・・はぁ!・・速いっ!ですぅ!」
「速くなるのも・・お前のせいだ・・ろっ!」
事実サーナイトは自身の内部で愛液を分泌し、滑りがどんどん良くなっている。
ジュプッ!ジュププッ!
「ご・・主人、様ぁ!も、もうぅー!!」
サーナイトの腰はもうガクガクだ。
「うっ!・・・こっちも!!」
いくら我慢してももう出してしまいそうだ。というか限界だ。
「出すぞ!・・サーナイト!」
「はい!っああぁぁぁん!!!」
サーナイトが大きく痙攣する。その動きが刺激となり、こちらに伝わってくる。
「あああっ!!」
俺は完全に限界を迎えた。体がグンと強張る。
「アアァンッ!!!!」
ビュルルッ、ドプッ、ビクン!ビクン・・
サーナイトの体内に大量の精液が溢れ出す。俺もサーナイトも力が抜け、重なり合って倒れた。

61 名前:名無しさん 投稿日:2006/07/04(火) 19:34:41 [ n07jZvyU ]
「ハァ・・ハァ・・・」
サーナイトは胸を上下しながら、余韻に浸っていた。
「サーナイト・・・大丈夫だったか?」
俺はサーナイトと繋がったまま聞く。
「はぃ・・・」
よかった・・・でも俺が上にいたままでは重いだろう。
俺はサーナイトからアレを抜いた。
「ぁんっ・・・」
時計を見ると結構長い時間が経っていた。すぐ終わるつもりだったんだけどな・・・
ソファは俺とサーナイトが上で暴れたせいで少し汚くなってしまった。
――俺たちも体を洗ったほうがいいな・・・
俺は無言でサーナイトを抱きかかえた。
「あ・・ご主人様、何を・・・」
「体洗わなきゃ駄目だろ。ほら、風呂場まで抱いてってやるから」
「はい・・・あの・・・」
サーナイトはまた赤くなりながらもじもじしている。
「どうした?」
「私・・ご主人様と一緒になれて、本当に幸せです・・・」
俺は黙ってサーナイトに口付けを落とす。
「俺も、な。」
「ご主人様・・・」
サーナイトはうっとりとした表情になる
「あと・・・」
「なんだ?」
「ご飯作っておいたのでお風呂が終わったら食べてくださいね」
「おっけ。」
俺はそのままサーナイトを風呂場まで運んでいった・・・

62 名前:名無しさん 投稿日:2006/07/04(火) 19:36:33 [ n07jZvyU ]
カコーン・・・

「では、私は準備があるので先に戻ります」
「おー。」
あーいい湯だ。
家のサーナイトは超能力は全くのパーだが料理に洗濯、掃除、家事全般ができる。
普通サーナイトは強力な念力を操るというが・・・これはこれで平和的だし、そこも魅力的だ。
少し天然なところもあるけどあまり気にならない。
・・・今までサーナイトが俺のこと好きなことは薄々気づいてたけど、言われるとやっぱり嬉しいな・・・

ザバァ・・・

さて今日の夕飯は何だろな・・・
一昨日はハンバーグにグリーンサラダ、昨日はカレーライス・・・
子供向けな気がしないでもないけどサーナイトの料理はいつも美味いし気にならない。

ガチャッ。

「あ♪ご主人様!」
サーナイトがエプロンを着けて待っていた。
テーブルの上に乗っていたのは・・・


「おいサーナイト・・・それは何だ・・・」
「はい♪私がご主人様のとっておいたケーキを食べてしまったから・・・
その代わりにたっぷりケーキを作っておきましたぁ♪」

テーブルの上はケーキだけ、他のメニューは無い。
種類は色々あるがケーキはケーキ、ケーキ、ケーキ・・・

「おいサーナイト・・・」
「何ですか?」
「食べ終わったら覚悟しとけ・・・後でお仕置き再開だ」
「え〜〜〜っ!?」


――完―

63 名前:水・・名無しさん 投稿日:2006/07/04(火) 19:43:48 [ as1tgOSY ]
お疲れ様です。
ケーキ殿の小説、楽しませていただきました。

やっぱり他の方が書いた小説はいいですね。(ハァハァできてw)
可能なら続きキボン

64 名前:名無しさん 投稿日:2006/07/04(火) 20:14:27 [ n07jZvyU ]
>>63
ケーキは小説の名前だァァァァ!!!
でもこの方はいいエロ小説書いてくれそうなので許します。


この名前無しサーナイトの性格作りには手こずりました。
普通な(純愛パタンの)サーナイトは少し気が進まず
他作品とかぶらないようにしたら
興味津々なのはエンブレス、心を読んでしまうのはエアリィ、
大人っぽいのはクロトンとか先生、ツンデレはアスト、
しかもツンツンなメイティアまで出てきた・・・

挙句の果てに完成したサーナイトはメイドっ娘に・・・OTZ
畜生、俺は「マスター」か「ご主人」と呼んでくれるサーナイトが良かったのにィ!!


とりあえずこれは短編を目標に作ったので続きは難しいと思います。
でもこのサーナイトの名前くらいは公開したいのでまた書くかもしれません。
ではまた。

65 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/07/04(火) 22:27:43 [ CRmjWCXU ]
一応、エロ小説はストックが有るのですが・・・
『最初の一話がね・・・』
どうも馬鹿らしいし、エロ展開が無いし、以上に長いし・・・
『二話目からエロ展開でしたからね』
う〜ん・・・
『見たい方、居るんでしょうか?』
まあ、居てくれたらその内出そう・・・

66 名前:ケーキの・・いやもうケーキでいいや俺 投稿日:2006/07/04(火) 23:36:42 [ n07jZvyU ]
書いてみたらどうですかね。
てかもっと新作見たいです。

67 名前:水・・名無しさん 投稿日:2006/07/05(水) 01:53:29 [ 5GmhYlh6 ]
>>66
ごめんよ、私が間違って呼んでしまったばっかりに・・・
今は力が無いからどうすることもできない・・・ごめんね

68 名前:メイティア 投稿日:2006/07/05(水) 22:19:31 [ 5GmhYlh6 ]
>>65
ふむ、案ずるより産むが安しだ。投稿することをお勧めする
おっと、自己紹介が遅れたな。私の名はメイティア。
そっちはオファニエルと言ったか、同じサーナイト同士仲良くしよう。

私としてはオファニエルとそのトレーナーの夜の生活の方が気になるな

69 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/07/06(木) 17:00:40 [ d60sM8lU ]
え・・・
『よ、夜の生活ですか?』
普通に飯食って、パソコンで小説書いて、布団敷いて寝てるけど?(鈍感
『まあ、布団は二人で一枚ですけど・・・』
それ以外は特に何も?(ド鈍感
『まあ・・・マスターは私が抱き付いても動じない方ですからね♪』
何時もの事で慣れたからね・・・
『と、まあ、これが答えですが・・・』
小説・・・
『困りましたね』
まあ、物は試し、出してみるか・・・
『そうしましょう♪』
と言うわけで、何かレスが付き次第、載せます(小心者

70 名前:名無しさん 投稿日:2006/07/11(火) 00:21:18 [ xLRHRQQ2 ]
ここが新スレでいいんですね?

71 名前:名無しさん 投稿日:2006/07/11(火) 00:22:10 [ WadeuX3M ]
下げ忘れ・・・
スイマセン・・・

72 名前:名無しさん 投稿日:2006/07/12(水) 15:24:04 [ h77vdRRg ]
>>69
投稿待っております ノシ

73 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/07/12(水) 21:57:10 [ OVHjQpGE ]
ギクッ・・・
『ギクギクゥッ・・・』
わ、分かりました・・・

74 名前:名無しさん 投稿日:2006/07/12(水) 23:15:38 [ n07jZvyU ]
>>72
同じく

75 名前:水銀将軍 投稿日:2006/07/13(木) 00:04:45 [ RlESlgGs ]
>>73
がんばってー
ノシ

76 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/07/13(木) 00:09:55 [ OVHjQpGE ]
orz
『げ、元気出してください♪』
自信ねぇ〜
『ファイトォ〜♪』
イッパァァッツ!!
『はい、元気出た♪』
おい・・・

77 名前:水銀魔将軍 投稿日:2006/07/13(木) 02:13:34 [ RlESlgGs ]
武器商人殿の作品が完成するまでこの私が相手だ!かかってこい!!

とか言ってみたいw

>>76
かなり期待しております。頑張れブッキーw

さて、言った手前アストレア編の続きで時間稼ぎしますか。

俺は地図を広げ、次のアトラクションを探した。

「アストレア、次に行きたいところ決めていいよ」
「・・・・・・」
地図を広げたまま黙っているアストレア
「どうした?」
「その・・・やっぱりいいわ、アンタが決めて」
アストレアは突き返すように地図を俺に渡した
「その様子じゃ行きたいところがあるんだろ?いいよ、言ってみろよ」
何か隠していると思い突き詰めてみる
「・・・・笑わない?」
「ああ、もちろんさ」
「・・・・・・・これ・・」
アストレアが指差した先には『メリーゴーラウンド』と書かれていた

メリーゴーラウンドに乗っているアストレアはまるで子供のようだった。
それにしても意外だった。
あのアストレアがだ。

引き込まれるような釣り目
控えめに塗られているが魅力を引き立てているルージュ
破壊力がありすぎる純白のナース服に絶対領域のニーソックス

これらの装備を使いこなすアストレアが今、俺の目の前でメリーゴーラウンドに乗ってはしゃいでいる。

このギャップがまた可愛かった・・・

乗り場から出て、アストレアに問う
「どうだ?楽しめたか?」
「・・・そ、そうね、まあまあかしら」
コイツは・・・あれだけ笑顔浮かべていた奴が発する台詞じゃないだろ?
「次は何に乗りたい?」
俺は再び地図を広げた


コーヒーカップ、魔女の城、100円で動く乗り物・・・

アストレアが選ぶ物は子供が好むようなものばかりであった
「(正直楽しくは無いけどアストレアがいい笑顔してるから結果オーライかな・・・)」

だいぶ日も落ちてきた

「ね、もう日も暮れてきたし、アタシももう疲れた。最後はあれで締めましょ」
アストレアが指した先には観覧車があった。

78 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/07/13(木) 16:45:43 [ mLGpL5TE ]
なんかまた先が読めてきたぁ〜(orz)
『それ、言っちゃ駄目ぇ〜』

79 名前:水銀将軍 投稿日:2006/07/13(木) 16:56:54 [ RlESlgGs ]
>>78
出たな!さあ、観念して小説を投稿してもらおうかフッフッフ

80 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/07/13(木) 19:09:58 [ mLGpL5TE ]
GYA〜〜〜(∃Д・)〜〜〜〜ッ!!!
い、今しばらくの御時間をぉ〜
『必要と有らば、私の体を』
いや、それは思いとどまれ・・・

81 名前:メイティア 投稿日:2006/07/13(木) 20:35:59 [ v77DBI2c ]
>>80
ふむふむ、必要とあらばネタの為に自分の体をも利用するのだな。
実話を元にした濡れ場を期待しているぞ

82 名前:ケーキ(・・・) 投稿日:2006/07/14(金) 22:19:14 [ n07jZvyU ]
少し久しぶりかもしれませんケーキです。
閣下の小説のエンブレス編、楽しませていただきました。
アストも意外性発見で今後も期待が持てそうです。
何より新作が楽しみで楽しみで仕方ないですなぁフッフッフ・・・

83 名前:ケーキ 投稿日:2006/07/14(金) 22:22:11 [ n07jZvyU ]
そういえばキルリアや♂のサーナイトも使用可能ですか?
現在ちょっとしたものを書き進めているのですが・・・
駄目なら無かったことに・・・

84 名前:名無しさん 投稿日:2006/07/15(土) 07:14:22 [ 5Y4UATTU ]
全然問題ないと思います。どんどん来て下さい!

85 名前:名無しさん 投稿日:2006/07/16(日) 22:46:15 [ r4sPzPAk ]
まさかウホ?

86 名前:名無しさん 投稿日:2006/07/16(日) 23:45:10 [ EYPEzrvc ]
アッー!

87 名前:水銀将軍 投稿日:2006/07/17(月) 00:35:16 [ 5dZkTzrI ]
>>83
バッチコーイ!


少なくとも自分は構いません。のびのびと書いてください。

キルリアと雄サーナイトがどう料理されるのかが楽しみです。フッフッフ

88 名前:ケーキ 投稿日:2006/07/17(月) 20:47:32 [ n07jZvyU ]
ごめん軽い冗談(蹴)
でも新作はいつかもってくる

89 名前:名無しさん 投稿日:2006/07/18(火) 21:22:03 [ ld2ubMDY ]
サーナイトの夢食いはエロいイメージがあるんですが、なぜでしょうか

90 名前:水銀魔将軍 投稿日:2006/07/20(木) 01:32:00 [ UbAJg2Vw ]
>>88
期待してます。(ウホッ?)
>>89
サキュバスってやつですか?

で、アストレア編の続きです。

ゴウンゴウンゴウン・・・

俺とアストレアを乗せたゴンドラはゆっくりと上がっていく

「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
何故か沈黙する俺たち
「あの・・・」「なあ・・」
雰囲気に耐えかねて何かを話そうとすると同時になってしまった
「先にいいわよ・・・」
「いや、お前から・・・」
譲り合ってしまい話がぜんぜん進まない

「じ、じゃあ私から・・・」
アストレアはお土産の紙袋を弄り回している
「この後・・・時間ある・・・?」

へ・・・?

「その・・えっと・・・そう!前から行きたいレストランがあって・・一人じゃ入りにくくって・・」

「え・・ああ、うん、いいけど・・・」

「あ、お金は気にしないでいいのよ。この前お給料日だったからアタシがおごったげるから」

アストレアの話ってそれだけか・・・?

・・・なんかアストレアの大事な話って何度も聞いているような気がする。
だけど何故だか思い出すことができない・・・
アストレアと結構会ったり話をしたりしているはずなのに何故だか記憶がはっきりしない・・・

「で、アンタの話しは?」

「いや・・・『この後なんか食べに行くか?』って聞こうと思ってただけだから・・・」

俺がアストレアに言われた【大事な話】を思い出そうとしているうちにゴンドラは降り場に着いた



遊園地を出て、駅のコインロッカーにお土産を預ける。
そして俺は自宅に電話をかける

プルルルル・・・・プルルルル・・・
ガチャ
『はい、もしもし』
出たのは聞きなじみのある声だった
「あ、エンブレスか?」
『その声は・・・ご主人!』
「はは、留守をすまないな。で、今日なんだけどな、少し遅くなりそうなんだ。だから夕飯はいいよ」
『そう・・・ですか・・・』
「そう気を落とすなって。そうだ!俺の引き出しに封筒があって、そこにお金が入っている。それで何か美味しいものでも食べに行ってくれ」
『はぃ・・・』
「そういうことだ。じゃ」
『あ・・・ごsy・・・』
ツーッツーッツー
これで良し・・と

91 名前:水銀将軍 投稿日:2006/07/20(木) 01:33:46 [ UbAJg2Vw ]
はい・・・言いたい事は分かっております・・・
でもコレはあくまでもアストレアルートなんで・・・
まぁ・・・お許しください・・・

92 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/07/20(木) 11:42:28 [ TVz3qDQs ]
なんか・・・
『エンブレスさんって・・・』
気の毒そうだなぁ〜・・・

93 名前:ケーキ 投稿日:2006/07/23(日) 22:28:23 [ n07jZvyU ]
アストレアの記憶消すワザが「夢食い」なのではないかと考える今日この頃
小説なかなか完成しないな・・・

94 名前:ケーキ 投稿日:2006/07/23(日) 22:33:09 [ n07jZvyU ]
なにやら物騒になりそうなのでsageます

95 名前:名無しさん 投稿日:2006/07/27(木) 23:38:03 [ WadeuX3M ]
だれか…だれか何か書いてくれ〜〜orz
ほんとお願いしますm(_ _)m

96 名前:名無しさん? 投稿日:2006/07/28(金) 00:15:04 [ 2WyFRwwI ]
俺の出番のようだな・・・

明日投稿するから少し待っていてくれ。

97 名前:ケーキ 投稿日:2006/07/28(金) 22:27:14 [ n07jZvyU ]
ウホッいい予感

98 名前:名無しさん 投稿日:2006/07/30(日) 22:13:30 [ wLZjrzKo ]
 新参者で申し訳ないです。
 とりあえず書きたいんですが、宜しいでしょうか?

99 名前:名無しさん 投稿日:2006/07/30(日) 22:24:13 [ 2WyFRwwI ]
どうぞどうぞ

100 名前:98 投稿日:2006/07/30(日) 22:42:37 [ wLZjrzKo ]
 書くにあたって色々とお尋ねしたい事があるのですが……。

 何か条件とか規約とかそう言う類のものってありますか?
 もしあるのでしたら、知りたいのですが……。

101 名前:98 投稿日:2006/07/31(月) 00:52:18 [ wLZjrzKo ]
出来ました。
物足りないかもしれませんが、エロ小説なんぞ初めてなのでご容赦くださいー。

***

ワカバタウン、住宅街。

 ポケモンリーグサイユウ大会より1週間が過ぎた。
 現・チャンピオンに見事打ち勝ったその男は、ワカバタウンの自宅で眠っていた。
 手持ちポケモンはオダマギ博士の研究所にいる。

 どの位育っているか、興味があるのだという。
 だがそのうちの一匹、いや一体?
 彼のパートナー「サーナイト」だけは彼の家にいた。

「マ・ス・ター!」

「ん……ぎゅ」

 男はまるで潰されたカエルのような声を上げ。
 窓から入ってくる日差しに、思わず目を瞑る。

「今日もいい天気ですよ? リーグチャンピオンになってからずっと家にいっぱなしじゃないですかー」

「仕方が無いだろう。暫くは家でのんびりしたかったんだから。旅の疲れを癒す、ってやつだな」

 ここ一年、家で休んでいない。
 リーグが終わった今だからこそ、こうして休む事が出来るのである。
 なおも布団から出ようとしない男に、サーナイトは布団を引っ張りあげた。

 抵抗する男。
 引っ張るサーナイト。
 これだけ見ればとてもトレーナーとポケモンと言う関係には見えない。

 勝負はサーナイトの勝ち。

「何をする!」

「起きてください、いい加減に。お掃除が出来ません」

「それは俺の仕事だ。勝手にやるな」

 頬を膨らませるサーナイトに、男はようやく起き上がり。
 パジャマを脱ぐ。

 それをじろじろと見るサーナイト。
 何なのか。
 男は眉間にしわを寄せ。

「何を見てるんだ?」

「い……いえ」

 若干頬が赤い。
 何を想像したんだか。
 男はパジャマを持ち、一階に降りた。
 朝ごはんを作り、食べていく。

「サーナイト、今日あいつらが帰ってくるって言ったよな?」

「はいー。マスターとの二人っきりの時間がなくなってしまいますね」

「……なに?」

 ひきつる男とは逆に、サーナイトは目の前のポケモンフーズを食べていく。
 サーナイトは限りなく人間に近いポケモン。
 だがこうしてポケモンフーズを食べている姿を見ると、改めて彼女はポケモンだという事を思い知らされてしまう。

 何を考えているんだろう、俺は。
 サーナイトはポケモン。
 俺はトレーナーであって人間。
 「そう言う関係」になる方が難しいというのに。

「すまない、ちょっと出かけてくる」

「ふぇ? 気をつけてくださいー」

 男が家を出た。
 一人残されたサーナイト。
 ポケモンフーズを食べ終え、食器を片付ける。

102 名前:98(続き 投稿日:2006/07/31(月) 00:53:02 [ wLZjrzKo ]
今日、あいつらが返ってくるって言ったよな?

 そんなさっきの言葉が彼女の頭の中で繰り返される。
 他のメンバーがオダマギ博士のもとに預けられてから5日が過ぎていた。
 かちゃん、と軽い音を立てて食器が流しに落ちた。

 もう、二人きりでいられなくなる。
 皆が帰ってくる。
 何故だろう。
 何故かとても悲しくなってくる。

 サーナイトは先ほど男が着ていたパジャマを洗濯するために、脱衣所に向った。
 籠の中の洗濯物を洗濯機の中に入れていく。
 そしてふと、男に来ていたパジャマを手に取った。

「ふぁ……マスター……」

 サーナイトの瞳から涙が流れた。
 そして、同時に体が熱くなった。
 下半身が疼く。
 今まで秘めていた男への想いが、溢れていた。

 サーナイトはその場にしゃがみこみ、男の着ていたパジャマの匂いをかぎ始めた。

「ああ……マスターの匂いがするぅ……。ん、ふぁあ……」

 下半身に手を伸ばした。
 脱衣所に、音が響く。

「ん……マスター………。ふあ……ん、んきゅっ!」

 サーナイトの体がピクリと浮き上がった。
 どうやら一番感じる部分を触れてしまったようだ。

 なおも自らの秘部を弄っていく。
 次第に愛液が溢れ、サーナイトの声も喘ぎへと変化していた。

「マスター……マスター……あ……こんなに、好きなのにぃ……」

 そう、自分はあの男が好きなのだ。
 愛おしい。
 ポケモンと人間と言う、種族の壁さえなければ。
 自分はあの男に体をゆだねていただろう。
 
「ん……ああっ! マスター……、もっと、もっとぉ……んぁっ、はう、ひぁぁ……」

 ダメだ。
 いくらしても物足りない。
 そこまで自分は飢えているのか。
 男の事を思えば思うほど、サーナイトの秘部は濡れていった。
 愛液が滴り落ち、目は涙を絶え間なく流している。

「マスター、すきぃ……大好きですぅっ! ん、あ……ああああっ!」

 絶頂に達した。
 自分の好きな男の事を思いながら、自分を慰めてしまった。
 その瞬間、サーナイトはどうしようもない虚脱感に襲われた。

103 名前:98(続き 投稿日:2006/07/31(月) 00:53:37 [ wLZjrzKo ]
「ただいまー」

 男が帰ってきた。
 そして気付いた。
 どううにも静かすぎる。

 男が家の中を見回す。
 サーナイトがいるはずなのだが。

「ん?」

 男は脱衣所で眠っているサーナイトを見つけた。
 頬には涙の跡がある。
 そして床には何かの液体が広がっていた。

 それを指でさわり、2、3回弄ってみる。

「………そう言うことか」

 男のパジャマを抱いたまま眠っているサーナイトを見る。
 とても幸せそうに眠っている。
 起こしては、可哀相か。
 男はパジャマを洗濯機の中に放り込み、そのまま脱衣所を出た。

104 名前:98(続き4 投稿日:2006/07/31(月) 00:54:20 [ wLZjrzKo ]
オダマギ博士が言うには午後の3時くらいになったら引き取りに来て欲しいとのこと。
 現在午前11時。
 男はただ、リビングのソファーに座っていた。

「マスター……」

 静まっていたリビングにか弱い声が響いた。
 サーナイト。
 そこの彼女がいた。

 男は勤めて平静に、彼女に接した。

「よう。どうした?」

 サーナイトは答えない。
 男も彼女が何をしていたか分かっている。
 でも、言わない。
 言いたくないのだ。

 それを言ったら、今までのように接する事ができなくなりそうで。
 男の隣に座ったサーナイト。
 気まずい空気が流れる。

「そ、そう言えば。いつ引き取りに行くんですか?」

「ん? 午後の3時くらいって言っていたからなぁ……。それよりもちょっと早めに家を出る」

「そう、ですか……」

 再び訪れる沈黙。
 違う。
 自分が聞きたいのはこんな事じゃない。
 サーナイトは、口を開いた。

「マスター」

「ん?」

 不意打ちだった。
 男の唇と、サーナイトの唇が重なった。

「ん、ちょ……お前」

「マスター……私、もうダメなのかもしれません」

 そう言うと男のちょうど股の上に座り。

「私、マスターの事が好きなんです……。でも、私とマスターは人間とポケモン。そう言う関係になれないって事は分かっているのに……」

 声が震えている。
 彼女は今必死なのだ。
 自分の考えを伝えたくて。
 でも上手くまとまらなくて。

 声が出れば出るほど、同時に涙も出てくる。
 
「分かっているのに……私はマスターのパジャマで……………自分を」

「言うな」

 男がサーナイトの口を封じる。
 それ以上は聞きたくない。
 もう戻れないかもしれない。
 だが、サーナイトばかりに言わせては悪い。
 今度は自分の番。

「お前と初めて会った時の事、覚えているか」

 旅に出てから2日が経過した時。
 男は102番道路で傷ついていたラルトスを見つけた。
 野生のポチエナに襲われたのだろう。
 酷く、傷ついていた。

「あの後、お前をポケモンセンターに連れて行ったんだよな……。別にゲットなんかして無いのにお前は俺についてくるし」

 仕方が無いので自分の手持ちに加えた。
 その後、そのラルトスは男のメンバーの中でも1、2を争うポケモンへと成長していった。
 そしてキルリアを経て、サーナイトへ。

「俺はお前に感謝してるさ」

「マスター……私……」

 サーナイトを抱き寄せ、軽く頭を撫でてやる。

「お前がしたいようにすれば良い。いつもは俺が命令してばかりだが、今日ばかりはお前がしたいようにしろ。俺はただそれを受け止める」

105 名前:98(続き5 投稿日:2006/07/31(月) 00:54:52 [ wLZjrzKo ]
「ん……ちゅ、はむ……」

 サーナイトは男の肉棒を舐めていた。
 男も恥ずかしいのだろう、耳まで赤い。

「あー、その、何だ。お前、いきなりこれは無いだろう……」

「んちゅぅ……そう、れふかぁ?」

 サーナイトは上目で見てくる。
 彼女はとにかく自分のマスターである男を体で感じたいらしい。
 だから、こうして。

「らいひょうぶれふ。ひっとひもひいいれふから」

「咥えたまま喋るなよ……聞き取りにくい」

「ん……じゅ、ぷふゃあ。大丈夫ですよ、きっと気持ち良いですからって言ったんです」

 丁寧に訳す。
 そして、咥える。

「はむ、んじゅぅ……ぴちゃ、はみゅ、ん、れろ……」

 サーナイトの執拗なまでの舌使いに、男の顔から笑顔が消えた。
 まさか、こうしてサーナイトにしてもらう時が来るとは。
 旅に出た当初は考えもしなかった。

「んじゅ、んじゅ、はむ、れろ……んじゅぅ、れるれる……」

 次第に激しくなる。
 そして男の射精の時もまた近い。

「ん、まふたぁ……ひもひ、いいれふかぁ……? んじゅ、れろれろ、ぴちゃぴちゃ……」

「おま、ちょっと待て! マジで、ヤバイ!」

「ふぇ」

 どぷっ……

 男の肉棒が激しく動いた。
 先端から、精液が溢れ、サーナイトの顔に付着した。
 それは鼻を突く匂いを放ちながらも、どこか淫靡な、そんな香り。
 サーナイトはそれを指ですくい、口に含んでいく。

 心配そうに男は見ていた。
 大丈夫なのだろうか。
 仮にも自分の体内から出た、得体の知れない液体なのに。
 
「ん……あむ、ちゅる……」

「おいおい、大丈夫かよ……そんなの飲んで」

「マスターのなら……私は」

 そこまでサーナイトは男を愛していた。
 それを聞いた時、男もどこか申し訳ない気持ちで一杯だった。
 どうして今までこいつの気持ちに気付いてやれなかったのだろう。
 どうして泣き果てるまで放置してしまったのだろう。

 そんな後悔の念ばかりが男の心には生じていた。 

「マスター、もっと……マスターを感じていたいです………」

106 名前:98(続き6 投稿日:2006/07/31(月) 00:55:32 [ wLZjrzKo ]
サーナイトは男の肉棒に向って腰輪を下ろした。
 痛みが全身を駆け巡る。

「んぁあっ! マスター!」

「くっ……お前、良いのか?」

「はい……」

 再び問うことは出来ない。
 サーナイトは本気だった。

「んっあっ! はっ、あっ、んっ!」

 サーナイトの体が上下する。
 痛さで泣いているのか。
 それともずっと好きだった自分のトレーナーと一緒になれた事に対して、嬉しさで泣いているのか。
 
「マスターが、なかでぇっ! あばれて、いますぅっ! んんっ、ふあぁっ!」

 更に激しくなるサーナイトの動き。
 ギチギチと、締め付けられるようなその感覚。
 
「もっとぉ、もっとついてぇ! 私の中で、私の中でマスターっ!」

「サーナイト、サーナイト……!」

 男も腰を動かし始める。
 先ほどまでは痛みが駆け抜けていたが、今は違う。
 痛みよりも心地よさが、そして嬉しさが体中を走り回っている。

「はぁっ、はぁっ……んああっ、マスター! マスター! いいです、いいですぅっ!」

 だが、どんな事にも始まりがあるように、どんな事にも終わりがある。
 男の射精の時が近づいていた。
 更に激しくなる腰使い。
 もう、危ない。

「くっ……すまない!」

「ひああああああっ!」

 サーナイトの膣に、男の精液が注ぎ込まれた。
 暖かくなるサーナイトの膣内。
 そして二人はぐったりと、そのままへたり込む。

「はぁ……はぁ、マスター……」

「な、んだよ」

「はぁ……ふぅ、気持ち良かったですか?」

 男は正直に答える。
 気持ちよかったと。
 ボロボロと涙を流すサーナイト。
 そんな彼女を男は頭を撫でてやる事しかできなかった。

107 名前:98(続き7 投稿日:2006/07/31(月) 00:56:33 [ wLZjrzKo ]
午後4時。
 オダマギ博士の所へ他のメンバーを引き取りに男が家を出てから1時間20分が経過していた。
 あの行為の後、二人はなるべく自分の気持ちを打ち明けるように約束した。
 そしてまた一つになろうと、約束した。

 そうする他にも、互いの気持ちを知る方法があるのかもしれないけど。
 一度見も心もすっきりしてしまった方が、色々と話やすいだろう。

「ただいまー」

 男が帰ってきた。
 サーナイトは立ち上がり、玄関へと向う。
 最高の笑顔で、出迎える。

「おかえりなさい、マスター」


(完)

***
これで全てです。
もし連投禁止でしたら申し訳ないです。

108 名前:名無しさん 投稿日:2006/07/31(月) 10:01:04 [ WadeuX3M ]
いいものみせてもらいました!
超GJです!

109 名前:水・・名無しさん 投稿日:2006/07/31(月) 14:07:41 [ 2WyFRwwI ]
うはぁっ!!昼間っからいいもん見せていただきました。
・・・コホン、お疲れ様です。
やっぱり人が書いた小説はいいですね。(ハァハァできてw)

>>100
条件や規約・・・そうですね・・・サーナイトが出てればOKじゃないかと
あと、強姦もの等の好き嫌いが分かれるようなものは避けたほうが無難かと(私はそれで叩かれました。)
もしそういうのを書く際は前もって言っておいたほうがいいです。(それでも叩かれましたが・・・)
>>107
少なくとも小説を書かれる方は連投は構わないと思いますよ。(自分も連投しまくってますし・・・)

とにかくGJです。


続きも期待

110 名前:98 投稿日:2006/07/31(月) 14:44:00 [ wLZjrzKo ]
新参者なのに、ありがとうございます。
先述しましたが、何分エロは初めて故に叩かれたりスルーされたりするんじゃないかとビクビクしてました。

>>108の名無しさん
 あまり鬼畜や強姦とかそう言うのは受け付けないので……。
 ほのぼのエロが僕は得意のようです。
 超GJという評価を頂けて嬉しいです。

>>水…名無しさん
 ありがとうございます。
 主人公の名前がなかったり、サーナイトはこんなにえちぃ性格なのか? とか色々言われそうですが。
 上記しましたが、これからもほのぼのエロで頑張っていきたいと思います。

>規約の件
 教えていただきありがとうございます。
 強姦ものは僕もちょっと苦手なので、多分書かないとは思いますが……。
 
>連投について
 あまり長くなるようでしたらサーバーを借りてそちらにアップするという事を考えていましたが。
 確かに連投をしないと、ちょっと無理なようですしね。

 色々とありがとうございました。
 今週中にもう一つアップしたいと思います。

111 名前:98 投稿日:2006/07/31(月) 23:44:14 [ wLZjrzKo ]
どうも、こんばんは。98です。
今日、何かアップしようと思ったのですが……ちょっとバイトで力尽きました。
今週末には何かアップしますので。

***

そして先日アップした小説ですが、需要があるかどうか分かりませんが一応設定なるものを考えました。
「エロ小説に設定なんていらねぇ!」とか「エロにストーリーを求めてはいけない!」と言う意見を様々な場所で
多々読みますが、設定を考えない時がすまない性分なので、軽く流してもらって結構です。

***

・主人公(男):とりあえずまだ名前はありません。いつも小説では捻った名前しか出さないので、こういう時に困るのです。
        性に関しては敏感でもなく鈍感でもなく、微妙な線。一応リーグチャンピオン。

・サーナイト(♀):男の手持ちの中で、唯一のエスパー。人語を喋れるのはデフォルトです。むしろしゃべれないと話が広がらないですね。
          トレーナーである男の事が好きで好きで仕方ないお人です。そして、男がいないと寂しくなって自分を(ry

・その他:おそらく今後の小説でも出てくることはないかと思います。

***

今後アップする小説はこの設定にのっとって書きたいと思います。
正直、設定が無いと不安で不安でたまらないので……。

112 名前:名無しさん 投稿日:2006/08/01(火) 03:16:02 [ 7idipDqY ]
素直ヒートって知ってるかい・・・
ググってみなよ・・・
新境地だ・・・!

113 名前:98 投稿日:2006/08/01(火) 09:17:17 [ wLZjrzKo ]
おはようございます、98です。
早速ググッてみました。

……これはアリですねw

114 名前:98 投稿日:2006/08/01(火) 14:52:23 [ wLZjrzKo ]
ワカバタウン、住宅街。

 今日も今日で男は惰眠をむさぼっていた。

「マスタァァァァァッッ!! 好きだァァァァァァっ!!」

 いきなり叫び始めたサーナイト。
 男は引いた。
 何でいきなり叫んだのか。
 ちょっと訊ねてみた。

「いえ、巷では今「素直ヒート」とか「ツンデレ」とか……そう言うのが流行っているらしくて」

「そうなのか……知らなかった」

 そう言う流行に関しては疎い男だ。
 今何が流行っているかなど、別にその人それぞれなのでどうでも良いと思ってしまう人だから。

「で、今のはどっちなんだ?」

「とりあえず素直ヒートを試してみました……ダメですか?」

 瞳を潤ませて見てくる。
 ダメと言う事は無いが、若干の違和感を感じたのは確か。
 サーナイトはサーナイト。

 今までのままで良かったのだが。

「違和感があるなぁ……。何と言うか、今までのお前はほわほわしていたから……急にそんなに張り切られてもなぁ」

「あうぅ……じゃあ、ツンデレの方も試してみますか?」

「マジか」

 息を整え、サーナイトが言う。

「ねえ、これ食べる?」

 そう言ってポケモンフーズを男に渡す。
 戸惑いながらも男はそれを受け取った。
 すると差無いとは若干頬を赤く染めながら。

「ふ……ふん! 別にアンタが好きだから、渡したんじゃないんだから! ちょっとだけ余って、あんたが物欲してるから渡すんだからね!」

「はあ……」

 ダメだ。
 どうにも慣れない。
 首をかしげる二人。

 今までのキャラが男の中では根を張っていて、今更素直ヒートやらツンデレなどやられても。
 ただ、どこかでそれもアリかなとは思っていた。

「まあ、その、アレだアレ。お前は今までのままで良いんだ」

「そうですかー……」

 しょんぼりするサーナイト。
 ちょっと悪いことをしたかなと言う念に囚われてしまう。

 ため息をついた。

115 名前:98 投稿日:2006/08/01(火) 14:52:56 [ wLZjrzKo ]
暫くして一通の郵便が届いた。

 それはミナモデパートからのDMだった。
 旅の途中でミナモデパートの会員になっていたということをすっかり忘れていた。
 どうやら今日は商品が2〜3割引だという。

 別にこれと言って欲しいものがあるわけでもないが。
 サーナイトが興味を持っていた。

「あ、あの、マスター!」

「んや?」

「これ、欲しいんですけど」

 彼女が指差したのはあるペンダント。
 大切な人との距離を縮める効果があるとか。

 先日、あんな関係になってしまった。
 これ以上何をどう縮めろというのか。

「お願いしますぅ」

「……んー、まあ小遣いとかも結構あるから……別に大丈夫だけどさー」

 どこか気乗りがしないのだろうか。
 いまいちはっきりしない歯切れの悪い答え。

 実へこういうものに限って効果がなかったりする。
 あとで泣き寝入りをしなければ良いが。

 そうは言っても暇なので足を運ぶくらいは構わない。
 このDMを持って一路、ミナモへ。

「と、その前にカイナか」

 カイナから連絡船タイドリップ号に乗り、ミナモへ。
 片道2時間。

「なあ、今からだとどの船があるんだ?」

「えとー……今が10時30分ですよねー。カイナ発11:10分と言うのが一番近いです」

 今から105番道路を通っていけば早い。
 すぐに支度をする。

116 名前:98 投稿日:2006/08/01(火) 14:53:27 [ wLZjrzKo ]
で、カイナ。

「潮風が気持ちいいですねー」

「だな。久しぶりにワカバの外に出たなぁ……」

 連絡船乗り場でチケットを買い、先に船に乗り込む。
 彼らの買ったチケットによると、202と言う部屋が割り振られていた。
 連絡船なのにちゃんと部屋が割り振られている。

 さすがハギ老人が関わった船だけある。

「………」

 部屋に入ったはいいが、二人とも黙ってしまった。
 話す事が、ない。

 そうして時間は過ぎ、タイドリップ号はカイナ港をでた。
 エンジン音が大きく、耳にはそれしか入らない。

「あ、あの……」

 そんなサーナイトの声が届くはずもなく。
 男はただうだうだしていた。

 サーナイトはすっと、近づく。

「ふぅっ……」

「ぴぅっ……んぎゃああああああああああああああああっ!?」

「あははー可愛いですー」

 耳に息を吹きかけられた。
 思わず声が裏返り、悶える。

 サーナイトは男の弱点が耳だという事を知っている。
 知っていて、こんな事をしたのだ。
 当然男は黙っていない。

「おま、何すんだよぉっ!」

 半分涙目で詰め寄る。
 サーナイトのその薄紅の瞳を見る。
 凄く綺麗で、凄くかわいらしい。
 
 うっすらと笑みを浮かべるサーナイトは口を開いた。

「こうしていると、何だかデートみたいですね」

「それを、言いたかったのか?」

「えへへー」

 デート。
 その言葉に男が反応した。
 事細かに言えば男自信が反応したわけではないが。

「あ」

「あ」

 股間に注目する。
 反応していたのはそこだった。
 何ともまあ素直な。

117 名前:98 投稿日:2006/08/01(火) 14:53:59 [ wLZjrzKo ]
「仕方の無いマスターですねぇ……」

 おもむろにズボンのジッパーを下ろす。
 怒張した肉棒が勢い良く外に現れた。

 それをサーナイトは優しく手で包み込んだ。
 柔らかい手が、硬い肉棒を包み込む。

「ふぅ……」

 息を吹きかけるとぴくぴくと反応する。

「マスターの……こんなに大きくなって……」

 部屋には肉棒をしごく音が響く。
 次第に先端が濡れてきた。
 それがサーナイトの手に滴り落ちる。

 くちゃくちゃと、いやらしい音を立てながら。
 サーナイトはしごいていく。

「はふぅ……マスタァ、すごいですぅ……。ぬるぬるしていて……気持ちいいですかぁ?」

「くっ…ふぁっ!」

 睾丸をもみしごく余裕のサーナイトに対し、男はちょっときつそうな顔をしている。
 あまりの気持ちよさに、最初の射精の時が来た。

 びくびくと波打ち、濃い精液が発射される。
 それがサーナイトの手に、顔に胸に。
 いたるところに付着していく。

「ん、ちゅう、じゅるる……マスター、こんなに元気だったんですねぇ……。はぅ」

「お前があんなにするからだろう……全く」

「ふふ、まだまだ若いって事ですよ」

***

 さて、まだ時間がある。 
 
「あの、マスター……」

 サーナイトが自分のスカートをめくる。
 そこには彼女が秘部が露になっていた。
 先ほどの行為で、愛液が溢れ濡れていた。

「今度は、マスターが私にしてください……」

「良いのか、そんなの」

「この間は私がマスターのことを感じました。今度はマスターの番ですよ

118 名前:98 投稿日:2006/08/01(火) 14:54:33 [ wLZjrzKo ]
サーナイトが備え付けのベッドに腰を下ろした。
 足を開く。
 自らの手で更に秘部を開く。

「サーナイト……こんなに、濡れて……ちゅ」

「ふああっ! マスタぁぁぁ……」

 秘部に軽くキスをして、男はサーナイトの秘部を中心に舐め始めた。
 
 拭っても拭ってのあふれ出るサーナイトの愛液。
 それはまるで湧き水のように。
 が、そのとき事故が起きた。
 船が大きく揺れた。

「うわっ!」

 男がバランスを崩し、サーナイトの秘部に突進した。
 顔をうずめる。

 ぷに。

「ひあああああああああああああああああっ!! だめだめだめ! ダメですぅぅっ!」

 瞬間。
 サーナイトの秘部が潮を吹いた。
 びちゃびちゃと男の顔に降り注ぐ。

「うああああああああっ! ちょっと、止まれ!」

「ふえぇぇっっ、無理ですぅ! 止まりません〜!」

 顔をどかそうと動かしたとき。
 サーナイトが足を閉じた。
 どういう事だ。
 
 じたばたと腕を上下させる。
 だが、足を外そうとしない。

「あふっ、マスターの吐息が……んっ、かかって……ふぁ……くすぐったいですぅ」

「ほのまへにあひをひらけ!」

 その前に足を開け、と言っているが。
 もう既にサーナイトの耳には届いていない。

「ふあ、気持ちいいです……んっ、ふああぁ、つっ、ふぇ……吐息がぁ……んにゃぁっ!」

 ぴくんと体が反応する。
 体をくねらせる。
 サーナイトの熱い吐息が外に漏れる。

 若干汗ばんできた。

「んんぅ……もっとぉ……。マスター、もっとしてくださいぃ……」

 サーナイトの潤んだ視線が男に届く。
 その前に足をどかしてくれればいくらでもしてやる。
 そう考えていた男だった。

119 名前:98 投稿日:2006/08/01(火) 14:55:07 [ wLZjrzKo ]
間もなくタイドリップ号はミナモ港に到着します。お降りの際はお忘れ物などなさいませんよう……」

 そんなアナウンスが聞こえてくる。
 だが、男とサーナイトは一心不乱に交わっていた。

「んっんっ、ふっ、あっ! ふあっ、んっ、ま、すたぁ!」

「くっ……うあっ、サーナイト……くぅっ……」

 喘ぎ声はエンジンの音に紛れて外に聞こえる事は無い。
 二人は愛し合った。
 港に着くまで、時間はかからない。

「なかに、中に出してください! ますたぁ……!」

「うっ、ふぁっ!」

 サーナイトの膣内に、濃い精液が放たれる。
 その量は何度目かと言うのに多く、濃いもの。
 入りきらなかったのだろう、サーナイトの秘部から精液が溢れた。
 こぽ、と言う音を立てて。
 ゆっくりと精液があふれ出る。

「ふわぁああ……マスターの、こんなに出たんですねぇ……」

「……」

「どうしたんですか?」

「いや、これじゃあいくつ体があっても足りないなぁ……と思ってさ」

 こんな調子ではいつか死ぬかもしれない。
 サーナイトはあふれ出た精液を指ですくっている。
 終いには、男の肉棒に付着している精液を舐め始めた。

「んじゅぅ……ぴちゃ……んんっ、ちゅぅぅぅぅぅぅぅぅ……」

「お前、そんなに飲んで大丈夫なのか? 体に悪いぞ?」

「平気ですよー」

 なおも美味しそうにすすっていく。
 男の方ががっくりとうな垂れたのは言うまでも無い。

***

 タイドリップ号がミナモ港に到着した。
 一気にざわつき始める船内。

 そんな周囲とは逆に男は疲れ果てていた。
 この後、サーナイトの買い物に付き合わされる。 
 そう考えただけでも鬱になる。

 無論、目当てのペンダント以外にも大量に購入させられることになるのは。
 お約束である。

(完)

120 名前:98 投稿日:2006/08/01(火) 14:56:40 [ wLZjrzKo ]
 2作目です。
 何か、どんどんと別の方向へ向っていきそうです。
 このままだとエロ描写がマンネリ化するのも、そう時間はかからないかもしれません……。

 ちなみにカイナへどうやって行ったかは突っ込まないでください。

121 名前:水・・名無しさん 投稿日:2006/08/01(火) 21:52:19 [ 2WyFRwwI ]
マンネリ化・・・それはどうしても避けることの出来ない壁・・・
自分も苦労しています・・・

とにかくGJ!

122 名前:98 投稿日:2006/08/02(水) 10:41:06 [ wLZjrzKo ]
>>水・・名無しさん
 マンネリ化が解消されればそれはそれで凄いですけどね。
 書いていて吹いたのは、「船が揺れる→サーナイトの秘部にダイブ」という素敵ハプニング。
 もう、書いていて……w

123 名前:名無しさん 投稿日:2006/08/02(水) 13:39:25 [ n07jZvyU ]
>>「船が揺れる→サーナイトの秘部にダイブ」

この発想は無かった・・・GJ!!

124 名前:98 投稿日:2006/08/02(水) 15:17:03 [ wLZjrzKo ]
>>名無しさん
 素敵ハプニング、楽しんでいただけたようで何よりですー。
 これイラストにしたら凄いんでしょうね。
 おっと、鼻血が……。

 ちなみに個人的意見ですが、サーナイトってぷにぷにしてて柔らかそうですよね。

125 名前:水銀将軍 投稿日:2006/08/02(水) 23:09:33 [ X9eYBvXI ]
>>124
ぷにぷにもしてそうだけど、私的にはすべすべなイメージがあります。

さて、他の方のリフレッシュにでもなればと思い、アストレア編の続きを投下します。
エロ展開はまだですが・・・

126 名前:氷銀将軍 投稿日:2006/08/02(水) 23:11:00 [ X9eYBvXI ]
電話を終えた俺は自販機の前で待つアストレアの元へ行く

「どうだった・・・?」
「ああ、お金の在り処は教えたし、何とかするだろう」
「そう・・・」
これから美味しい物を食べに行くというのにアストレアは沈んだような顔をしていた。
「どうしたんだ?」
「なんでもないわ・・・」
アストレアは何かを振り払うかの様に頭を二度三度振って立ち上がる
「さ、行きましょ。ここから歩いてすぐの場所だから」
俺はアストレアに手を引かれながら駅を後にした。


ドオオオオオオォォォォォンンンンン・・・・・・
「ここは・・・」
俺の目の前にはまさに『ドォーン』という効果音が似合う高いビルが聳え立っていた。
「ここよ、入りましょ」
アストレアはズンズンとビルの中に入ってゆく
「ちょ、ちょ、待て!!」
「何?」
何ってあなた・・・
「あ、あのな、お前解って入っていってるのか?」
「何のこと?」
「ここって高級ホテルだろ?こういうところのレストランって高いんだぞ」
「お金の事を心配してるの?」
アストレアはそういうと鞄から何かを出した
「コレがあるから大丈夫よ」
それはお食事券の束だった
「おま・・・どうしたんだコレ!」
「え?ああ、えーっとね、入院している患者さんに貰ったのよ。社長さんにね」
「そ、そうか・・」
「ほら、さっさと行くわよ」
「おわっ」
アストレアに強引にエレベーターに乗せられ、最上階にあるレストランへ向かっていった。

ウィィィン・・・

ゴウン・・・
いつも感じることなのだがエレベーターの止まる時のあの振動はどうにかならないものかね

ピンポーン
エレベーターが開く

「いらっしゃいませ」
正装に蝶ネクタイと言った姿の初老のウエイターさん(?)が迎えてくれた。

正直、俺の今の姿は場違いだ。摘み出されるのではないか?

「あ、予約していたアストレアです。席は・・・」
「お待ちしておりました。どうぞこちらへ・・・」
ウエイターさんに窓に近い席へ案内された。

「ではごゆっくり・・・」

127 名前:98 投稿日:2006/08/02(水) 23:32:23 [ wLZjrzKo ]
 ぷにぷにですべすべ。サーナイトって凄いですね。

 食事券……用意周到とはこのことかしら。それにしても束の食事券、その束で頬をぺちぺちされたら……。
 高級ホテルのレストランは高いかもしれませんが、バイキングだったらがっついて食べればいいんですよね。
 そして元を取ればオールOKなのです。

 食事の後……何だかアレは匂いがぷんぷんとしてます。
 次の投稿かその次辺りでえちぃ展開でしょうか。楽しみに待ってます。

128 名前:名無しさん 投稿日:2006/08/04(金) 15:19:38 [ n07jZvyU ]
アストレア・・・
やっぱり女がいるマスターと付き合うのは辛いんだろうな・・・
同情。

129 名前:新参衛生兵 投稿日:2006/08/06(日) 06:29:54 [ J9nTErW. ]
どうも初めまして、新参衛生兵と申します。
何なんですかここは?こんないやらしい物を見て喜んでいるなんて・・・
ホントけしからんスレですねここは。







 望 む と こ ろ だ が



そんな事はさて置き、将軍閣下様やそのほかSSをお書きになっている方、
ここに顔を出している方々へ差し入れです。

つ搾りたてのモーモーミルク

入手元はご想像にお任せします。

130 名前:98 投稿日:2006/08/06(日) 11:56:17 [ wLZjrzKo ]
ワカバタウン住宅街。
 今日も今日で男は暇をもてあましていた。
 そして妄想。

「………うへへ、ダメだってば……そんなの」

 涎をたらしながら。
 どういう妄想をしているのか。

「マスター? 何してるんですか?」

「うわぁっ!」

「ひぃっ!」

 何故か双方共に驚く。
 サーナイトも何歩か後ずさりをする。
 息を整え、サーナイトが言う。

「何、してたんですかぁ?」

「まあ、その。人に迷惑をかけないストレス解消法をですね……」

「んにゅ」

 絶対訳の分かっていないサーナイト。
 彼女が「んにゅ」といった時は十中八九そうである。
 その後も何度かサーナイトの邪魔は入ったものの、男は妄想に耽っていた。

 妄想は人に迷惑をかけないストレス解消法だということを誰かが言っていた。

「さーて、どうすっかなー」

「マスター、お外に行ったらどうですかぁ? 良い天気ですー」

「だなー。外行って寝てくるか」

 そう言うと外に出る。
 やってることは中でも外でも変わらない。
 サーナイトは部屋の片づけを始めた。
 
「あうー、片付けてくれれば楽なんですけどねー……よいしょっ、と」

 布団を持ち上げる。
 が。
 彼女は力が無い。
 すぐに重みに負けて倒れてしまう。

「ひやああああああああああっ!」

 布団が上に被さり、手足をじたばたとさせる。
 傍から見ているととてもこっけい。
 ふと、布団の良い匂いが彼女の鼻を突いた。

「あふ……」

 この前からだ。
 初めて男を体を交わせた、あの時から。
 妙に体が熱い。
 秘部が熱い。
 心が熱い。
 我慢が出来ない。

「んふぅ……んみゅ……」

 くちくちと、秘部が音を立てる。
 サーナイトは自分の平べったい胸を触りながら、秘部を刺激していく。
 もうこうなったら止まらない。
 なおも秘部を刺激していくが。
 何か物足りなさを感じた。

「あう……足りない。何か足りないわ……」

 考える。
 色々「しすぎた」ため、彼女自身がこれでは物足りないのか。
 だが、それでも手は止まらない。

「あうっ! ここぉ……気持ち良いっ………! んんぅっ!」

 体をくねらせる。
 布団に染み付いた男の匂いが彼女を刺激していく。
 指が早くなる。
 それにつれて彼女の感度も右肩上がり、良好になっていく。

「ふにゃぁっ、んっ! ああぅ……。ひあっ!」

 一際大きく、体が跳ね上がる。
 床に染みが広がっていく。
 そのまま彼女は、ぐったりと動かなくなった。
 余韻に浸り、息を整えようとするが。
 整えようと息を吸うと、またも火がつきそうになる。
 いっその事ここらで一回眠った方が落ち着くかも。
 そう考えたとたん、サーナイトの意識が落ちた。

131 名前:98 投稿日:2006/08/06(日) 11:56:48 [ wLZjrzKo ]
「んへぇ〜……マスターぁ………んにゃぁ」

 ぷに。
 何かが彼女の頬をつついている。
 それはなおも続く。
 で、気が付いた。

「んにゅぅ……誰ですかぁ?」

 寝ぼけている。
 気が付くと彼女の上に被さっていたはずの布団が無い。
 床の染みも綺麗になっている。
 そして何より不思議なのが彼女の位置。
 あの行為の後、床にぐったりと寝そべっていたはず。
 しかし今は男のベッドの上。
 まさか男が自分をベッドの上に乗せたのだろうか。
 
「あなたは、誰?」

 違った。
 そこにいたのは男ではなく。
 自分がそこにいた。
 ところどころの雰囲気は違うが、確かに顔立ちや身長など全てがそっくりの自分がいた。
 まるで鏡でも見ているのだろうか。
 
「私はあなた……ですわ」

 何だろう、この感じ。
 目の前の自分を見ていると、何だか不思議な気持ちに。

「早く言うと……「みがわり」のようなものですわ」

「はぁ……」

 まただ。
 この人に見られると、おかしな気分に。
 すると、目の前の「自分」が彼女の秘部に手を伸ばした。

「ひやっ!」

「ふふ……ここ。まだこんなに熱くなっていますわ……」

「ダメ……そんなにくちゅくちゅしたら……」

 彼女にされるがままに、サーナイトはされていた。
 この指使いも何も、自分と同じだった。
 しかし一人でするときとはまた何かが違う。
 サーナイトの唇と、彼女の唇が交わる。
 サーナイトの口の中で二人の舌が絡み合う。
 何だろう。
 一人の時よりもずっと気持ちがいい。

「んちゅ……あむ、んふぅ……ぴちゃ」

「んぅ……れろ、はむ……。……ふふ、とても気持ちが良さそうですわね」

「違うもん……」

「口ではそういっても、体は!」

 秘部と胸を同時に刺激する。
 声が漏れる。
 なおも攻め続けられる。
 その度に秘部から愛液が漏れる。
 今までとは比べ物にならない。

「ふあっ! ダメっ! そんなに刺激したら……私っ!」

「ふぅ……」

 彼女の吐息がサーナイトの秘部にかかる。
 生暖かい。
 それがとても良い刺激となる。
 
「もう、我慢できないんでしょう? ほぅら、こうしてぇ……」

「ふああああああっ! らめぇっ!」

 愛液が、噴出した。
 だが、攻める指は止まる事は無い。
 くちゅくちゅと言う軽い音からやがてぐちゅぐちゅと言うどこか重い音に。
 
「ふあぁぁっ……一杯出てるぅ………」

「どう、気持ち良かったでしょう?」

「……」

「どうかなさいました?」

「あの」

 サーナイトは口を開いた。
 別に墜ちるところまで墜ちたわけではない。
 ただ純粋に。

「とても、気持ちよかったですぅ」

132 名前:98 投稿日:2006/08/06(日) 11:57:25 [ wLZjrzKo ]
男が帰ってきた。
 ぶらぶらしたつもりがいつの間にかトウカまで足を運んでいた。
 そこでセンリと話をし、まらいつか対戦してくれといわれた。
 帰ると、サーナイトが椅子に座っていた。
 そしてもう一人の「サーナイト」が。

「おかえりなさい、マスター」

「………そちらの方は?」

 見知らぬ彼女を見る。
 見たところサーナイトに似ているが。
 やはりところどころが違う。
 何と言うか、サーナイトは平べったいが。
 彼女はちゃんと谷がある。
 豊満だ。

「どうやら彼女曰く「みがわり」らしいのですが……」

「「みがわり」? 俺、お前に「みがわり」なんて覚えさせてねぇぞ?」

「え?」

 男はサーナイトに「みがわり」を覚えさせて事が無い。
 よく考えればサーナイトもそれくらいはずだが。
 あの時はそんなことに気が付くほどの余裕が無い。

「だってこの人が……」

「あら、私はただ「みがわり」のようなものと言っただけですわ」

「あう」

「ようなものって事は違うのか」

 彼女が語る。 
 どうやらサーナイトの男を強く想う気持ちと、彼女自身のサイコパワーが結びつき、もう一人のサーナイトが生まれたと言う。
 厳密に言えばサーナイトではなく、「サーナイトの男を想う気持ちが具現化した存在」らしい。
 
「もしあなたを強く想っていたのがサーナイトではなく、バクオングでしたら私の姿もバクオングになっていたと思いますわ」

 バクオングと自分……。
 最近起きた事をサーナイトからバクオングに置き換えてみる。
 吐き気がした。

「良かったですわね、サーナイトで」

「確かに。バクオングにあんな事やこんなことされても……」

 何だか鬱な気分になってきた。
 余計な事など考える事ではない。

「まあ、大体の事情は分かった。で、どうしようか。多分ここに住むことになるんだろうけど……」

「名前の事ですよね。どうしましょうか」

「好きに決めてくださって結構ですわぁ」

「んー………じゃあ「アルト」ってどうだ? 「天」って意味なんだけど」

「あら、良いじゃありませんか。便宜上、私はこれからあなたのことを「ご主人様」とお呼びいたしますわ」

 マスターとご主人様。
 なんだか幸せな気分になった。

133 名前:98 投稿日:2006/08/06(日) 11:57:59 [ wLZjrzKo ]
***

 その日の夜。
 男は風呂に入っていた。
 鼻歌を歌いながら。

「ご主人様、お湯加減はいかがでしょう?」

「ん〜? あー、ちょうど良いなぁ」

「サーナイトから聞きましたもの。ちょっと温めのお湯がご主人様はお好きだって」

 早速サーナイトと家事を手伝ってくれるアルト。
 急に家族が出来た。
 そんな感じだ。

「それでは、私も」

 男が反応するよりも早く。
 アルトが風呂場に現れた。
 あられもない姿で。

「んぎゃあああああっ! な、何を!」

「ふふ、そんなに赤くならなくても宜しいではありませんこと? お体をお流しするのが、私のお仕事ですわ」

「そんな仕事を頼んだ覚えは無い!」

「まあまあ。そう力んでも始まりませんわ。でも、ここはしっかり反応していますけど?」

 アルトの柔らかい手が男の肉棒を包んだ。
 そのまま優しく、しごいていく。

「くっ……うあ」

「こんなにぴくぴくさせて……可愛いですわぁ、ご主人様」

「こんなの……」

 だが気持ち良い。
 更にはその豊満な胸で包み込んだ。

「ん、ふぅ……こうしてぇ、こうすると……」

 未知の快感が男を襲う。
 アルトはサーナイトの気持ちが具現化したもの。
 そう考えると全て合点が行く。
 胸があるのも、こうして性行為に及んでいるのも。
 全てサーナイトの願望・気持ち・想いが具現化した。
 そう考える。

「んちゅぅ……ふふ、どうですか? おっぱいとぉ、舌でぇ、こうして……刺激されるのは」

「ちょ……凄い、気持ち良いよ、アルト……」

 唾液を纏わせ、男の肉棒を美味しそうになめていく。
 あるとの胸が汗ばみ、肉棒にぴったりと密着する。

「んんぅっ、はむっ、んちゅう……んみゃ、じゅっ、んぷぅっ!」

 胸と舌の攻めで、もう意識が飛びそうだった。
 
「はふっ……ごひゅひんしゃまぁ……もう、でしょうれひゅかぁ?」

「うあ、出る……」

「たぁっぷりと、おだひくらひゃいな」

 そして精液が飛び出した。
 アルトは漏らさず口に含んでいく。
 射精が終わった後も、アルトは肉棒に吸い付いている。
 どうしたものか。

「ふふ、たくさん出しましたわね。ご主人様?」

「………搾り取られた」

「これからも一杯ご奉仕して差し上げますわ、ご主人様」

 上機嫌で風呂場を出る。
 体を流しに来たのではないのだろうか。

(完)

134 名前:98 投稿日:2006/08/06(日) 12:00:35 [ wLZjrzKo ]
3作目です。
相変わらずこの馬鹿みたいに長い本文はどうにかしないと。
若干描き方を変えました。今までは本文のなかでもセリフ以外は一行空けをしていたんですが、今回は若干抑え気味に。

そして1つの話の中で2つえちぃ展開に。
これも彼も新キャラのせいです

>>129の新参衛生兵さん
モーモーミルク、ありがとうございました。
新参者ですが、美味しく頂きました(ぉ

135 名前:水・・名無しさん 投稿日:2006/08/06(日) 23:38:34 [ qvQB5liI ]
ほう・・・2匹のサーナイトを出してきましたか・・・
私のような失敗をしないように大切にしてあげてくださいね。

そのうち元のサーナイトの名前も出てくるんだろうなぁ・・・

>>馬鹿のように長い本文
はは・・・心に響きますね・・・ハァ・・・

>>129
絞りたてのモーモーミルクでアイスを作ったら美味しそうですね。

136 名前:名無しさん 投稿日:2006/08/07(月) 00:53:00 [ WhtfJvhA ]
>>126
いつの間にか氷銀将軍になってるw

137 名前:新参衛生兵 投稿日:2006/08/07(月) 11:13:01 [ LVSO1XIY ]
>>135
水・・名無しのコメントを見て作ってみますた。

     。 +
  +  。゚ ゚。 /
 +   。゚  ゚。/
  、-。゚~u゙~U゚。-、
  ト゚ー―――-゚ノ
   ヽ_ __ノ
    ∠__\
つ練乳()

138 名前:新参衛生兵 投稿日:2006/08/07(月) 11:59:11 [ vCQZzSdw ]
スンマセン、ミスりました・・・orz

139 名前:98 投稿日:2006/08/07(月) 13:44:41 [ wLZjrzKo ]
>>135
 マスターと呼ぶけど、胸は無い。だけど大人しいサーナイト。
 ご主人様と呼ぶけど、胸はある。だけどちょっと勝気なアルト。
 呼び方を換えれば完璧でした。
 ちなみにサーナイトはサーナイトのままですよ。どうもあだ名付けって苦手なので。

>>馬鹿みたいに長い本文
 こういう投稿式小説だと悩まされますよね。短くすると説明不足に。
かと言って長くすると見辛い。そのちょうどよい長さと言うのがなかなか小説を書いていても分からないんですよね。

140 名前:新参衛生兵 投稿日:2006/08/08(火) 21:19:33 [ LVSO1XIY ]
誰も居ない…
(´・ω・`)


腐らない内に誰かが飲んでくれることを願って置いて行きますね。
     ξ
(´・ω・)つ∇←モーモーミルク使用

141 名前:98 投稿日:2006/08/08(火) 22:53:58 [ wLZjrzKo ]
 えと、一応いますよ。
 毎日欠かさずチェックさせてもらってます。
 如何せん僕も小説を書くペースと言うのがまちまちなので、顔出しできてませんが……。

 モーモーミルク、今から頂きますね(ぉ

142 名前:新参衛生兵 投稿日:2006/08/09(水) 01:23:17 [ ok2SCn2g ]
>>141
あ、いや、別に急かすわけじゃ無いのですが…
急かす様に感じてしまったのならスンマセン。

143 名前:シア 投稿日:2006/08/09(水) 09:50:40 [ 0eGbxFFM ]
ageないようにしましょう

144 名前:新参衛生兵 投稿日:2006/08/09(水) 10:24:26 [ f9fEPTYs ]
>>143
スンマセン、吊ってきます…orz

145 名前:名無しさん 投稿日:2006/08/09(水) 14:36:54 [ CwF3O9Us ]
のんびりと小説を待ってみる。

146 名前:名無しさん 投稿日:2006/08/09(水) 23:28:21 [ vQ/8zlgk ]
今から一時間以内に書き込みが無かったら、世界のサーナイトは俺のもの

147 名前:>>146 投稿日:2006/08/10(木) 00:33:33 [ f9fEPTYs ]
誰かが止めてくれるのを期待していたんだが…
まぁいいや、予告通り世界のサーナイトは頂いて逝きますね。

148 名前:98 投稿日:2006/08/10(木) 10:56:00 [ wLZjrzKo ]
ただいま執筆中ですー。
午後〜夕方にはアップできそうなので、お待ちくださいー。

149 名前:名無しさん 投稿日:2006/08/10(木) 12:02:37 [ KCbKxgu6 ]
>>148
かなり楽しみに待ってます。

150 名前:新参衛生兵 投稿日:2006/08/10(木) 12:08:10 [ hhvPAXBY ]
>>148
ワクテカが止まりませんよ

151 名前:98 投稿日:2006/08/10(木) 12:47:36 [ wLZjrzKo ]
>>149
>>150
うむー、そういわれるとかなりプレッシャーが……。
 ここは新参衛生兵さんがくれたモーモーミルクを飲んで落ち着くことにします。

152 名前:新参衛生兵 投稿日:2006/08/10(木) 13:55:55 [ f9fEPTYs ]
>>151
種類も豊富に取り揃えておりますので、ご自由に御取り下さいまし。

つおいしい水
つサイコソーダ
つミックスオレ
つモーモーミルク
つ木の実ジュース

153 名前:98 投稿日:2006/08/10(木) 14:03:10 [ wLZjrzKo ]
ワカバタウン住宅街。
 朝の6時。
 男はまだ眠っていた。
 眠っている時が一番体が休まる。
 そう言う意味では睡眠とは実に貴重なのだが。
「ん……」
 何か違和感を感じた。
 段々と意識がそちらに向いていく。
 何か。
 下半身がもぞもぞする。
 生暖かい感触。
 男はそれを感じ取っていた。
 だが、男の脳はまだ覚醒していない。
 それを知るのに、そう時間はかからない。
「ん、じゅぅ……ぷ、ふふぁぁ……。じゅっ、れろ、はむぅ」
「あん……? 何だ?」
 上半身を起こす。
 そこにはアルトが。
 自信の下半身を弄りながら男の肉棒を舐めていた。
 男が覚醒した。
 叫んだ。
「う、うわあああああああああああああああっ!?」
「あら、おはようございます」
 アルトが肉棒から唇を離した。
 なまめかしく、その唇を舐める。
 唾液とか色々な液で鈍く光っている。
「何してんだ、お前!」
「何って……朝のご奉仕に」
「夜這いならぬ朝這いか……。しかも逆」
 朝からこんな事をされては。
 でも、ちょっとだけ嬉しい。
「それでは、続きをいたしますわぁ。んちゅぅっ」
 アルトが吸い付いた。
 的確に、ピンポイントに。
 男の肉棒を攻めていく。
「あむ……」
 肉棒を咥え、口内で嘗め回す。
 意識が朦朧としてきた。
「ふふ、こんあに……ん、ぴくぴくさせてしまって……。まったく、いやらひい……」
「半分お前のせいだけどな」
 ふと、廊下に足音が聞こえた。
 そして「マスター、どうしたんですかー?」と言う声が。
 サーナイトが起きたのだ。
 先ほどの叫び声が原因だろう。
 このままではちょっと不味い。
「アルト、おま……今すぐやめろ!」
「んふぅぁ……いやれふわぁ……」
 段々とサーナイトを近づいてくる。
 どうしたものか。
 動きたい。
 でも、こんな状況だ。
 動けない。
「んじゅぅ……ちゅぱ、れろれろ……」
「バッ……」
「マスター……?」
 サーナイトが顔を出した。
 男のベッドを見る、いや、凝視している。
 瞬間、男は射精した。
 アルトの口内に。
 アルトは放たれた精液を飲み込んでいく。
「ん、んんぅ……。ふぅ朝一番はやっぱり濃いですわぁ」
 サーナイトは何も言わない。
 けど、その目には涙が。
「あう……朝から何してるんですかぁ……」
「あのですね、これには訳がありましてね」
「どうして誘ってくれなかったんですかぁ! 仲間はずれは嫌ですぅー!」
 あー、そこか。
 一瞬でもあやそうとした自分が馬鹿だったのかもしれない。

154 名前:98 投稿日:2006/08/10(木) 14:03:44 [ wLZjrzKo ]
朝の惨劇、いや喜劇から数時間。
 家の中は異様に重い空気に包まれていた。
 気まずい空気が流れている。
「あの、サーナイトさん?」
「……」
 反応が無い。
 まだ気にしているのか。
 すんすん、と嗚咽を漏らしている。
 男の向かいにはアルトが座っている。
 涼しい顔で麦茶を飲みながら。
(お前のせいじゃないか! 朝からあんな事!)
(あら、では朝でなければよろしいんでしたの?)
(そうじゃないけど……!)
(それに。ああ言うことをするのは召使としての役目ですわ)
(誰が召使いか!)
 と、まあ小声で話し合うが。
 サーナイト様が見てる。
 どうしたら良いものか。
「まあ、その、何だ」
 男がサーナイトの隣に座る。
「朝はあんな事になっていたけど、何もお前を仲間はずれにしたわけじゃあないさ。あるとの奴が勝手にやっていて……」
「……ふぇ」
 思い出したのか、再び涙目に。
 このままでは堂々巡り、どうしようもない。
 そう思っても良い考えがまとまらない。
 アルトはニヤニヤしながら男を見る。
 元はといえば彼女が原因なのに。
 今にも本格的に泣き出しそうなサーナイト。
「じゃ、じゃあさ!」
 この後の男の発言で、更に自分の首を絞めることに。
「3人でしないか!」
 何を考えてこんな事をほざいたのか。

155 名前:98 投稿日:2006/08/10(木) 14:04:17 [ wLZjrzKo ]
サーナイトを泣かないようにさせ。
 更にアルトも満足させるにはこうするしかなかった。
 だけど、この状況は……。
「ん、ふぅ……ん、まふたぁ……まふたぁのにおいがひまふぅ……。ん、あんっ!」
「ふふ……朝あんなに出したばかりだというのに、もうこんなにかちこちにしてしまうとは……恐ろしい性欲ですわ」
 アルトは男の肉棒をしごき、サーナイトは肉棒を嘗め回す。
 今になって後悔した男だった。
 これじゃあまるで。
 まるで。
(まるで俺がダメな男みたいじゃないか!)
 今頃気付いたのか。
 そんな男の気持ちとは裏腹に、サーナイトとアルトは息を合わせて攻めていく。
 元は一人だったのだ、息が合うのも頷ける。
 サーナイトの舌が、肉棒を嘗め回す。
 アルトの方が上手であるが、サーナイトは一生懸命に。
「んっ、れろれろ……ちゅぅぅぅぅぅっ……ぴちゃ、れるぅ……」
 流石に付き合いが長いだけある。
 アルトは、その綺麗な足で弄り始めた。
 すべすべした、その足で。
 男の睾丸を刺激していく。
「ふぁぁっ・・・…こんなにぴくぴくさせてぇ、ご主人様のぉ……んっ、ふあぁぁっ……。足で弄られるの、どうかしらぁ?」
 ぐにぐにと男の睾丸の形が変わる。
 そのたびに肉棒本体がぴくぴくと動き、サーナイトはその刺激を受け止めている。
「んっ、そんなにぃ、暴れないでくださいぃ……。ぺろぺろ出来ませんよぉ」
「そんなこと言っても、これは……!」
「あら、もうイきそうですの? 早漏なんですのね」
「ぐっ……」
 精液とは違う液体が男の肉棒の先から溢れ始める。
 それを丁寧に舌で集め、舐め取っていく。
「んっ、ごくごく……ぷふぁ! もう、出ないんですか?」
「ほら、彼女が訴えてますわよ?」
「……ればな」
「ればな?」
「二人でしてくれればな!」
 もう吹っ切れた。
 そのことを聞いたサーナイトとアルト。
 二人で肉棒にしゃぶりついた。
「はみゅ、んみゅぅ……んんっ、んきゅぅ……じゅっ、んぱぁっ、んぷぅっ……」
「じゅぅぅっ、じゅっ、じゅぱっ! はむっ、んぷぁ! じゅっじゅっじゅぅぅぅ……」
 サーナイトはゆっくりと、アルトは激しく。
 全く攻め立てるスピードが違う。 
 だがそれが良い。
「んぁ、まふゅらぁ……ちゅ、ちゅぱぁ……ひもひいいれふよねぇ? んじゅるぅぅぅぅ……」
「ごしゅひんしゃま………ほんはにひくひくしえまふわぁ」
 一心不乱に嘗め回す。
 二人の唾液で男の肉棒はべとべとだった。
「ふぁ……二人とも、出る!」
 言うと同時に。
 白濁色の液体が放たれる。
 それは勢い良く二人の顔に付着した。
 顔だけではなく、体中に飛び散る。
「マスターのぉ……精液ぃ……。んじゅるぅ……」
「……まったく、ご主人様の精液は無尽蔵なんですの? こんなにぃ、一杯出すなんてぇ……」
 だけど、まだまだ二人はやめようとしない。
 第2ラウンド開始である。

156 名前:98 投稿日:2006/08/10(木) 14:04:51 [ wLZjrzKo ]
まずはサーナイト。
 自らの秘部を男の肉棒に擦り付けている。
 先ほどの行為の最中に彼女の秘部は会い液で濡れていた。
 それが非常に良い感じに男の肉棒を包み込む。
「マスター、聞こえますかぁ? ここが、こんなに嫌らしい音を立ててるんですよぉ……くちゅくちゅって、とぉっても嫌らしい音がしますぅ……」
「ああ、聞こえるよ。本当に嫌らしい……」
「ふぁぁぁっ! きもひいいれすぅ……」
 サーナイトの腰の動きが早まる。
 そのたびに秘部から愛液が流れる。
 それは男の肉棒を伝わり。
 床に流れていく。
「マスター、中に、中に入れてください……」
「分かった。入れるぞ?」
 中に肉棒が入った。
 みちみちと、裂けそうな音がするが。
「ふあああああああっ!?」
 サーナイトが声を上げる。
 少し入れただけでもう射精しそうになる。
 男の肉棒が締め付けられ、動かすたびに痛み似た快感が走る。
 最初はゆっくりと腰を動かしていた男だが。
「んっ、あっ! ふあっ! マスター、もっと! もっとしてください! ふあっ、ひあっ!」
「くっ……うあっ、こうで、ん、いいのか?」
 素早く打ち付ける。
 サーナイトの華奢な体が激しく揺れ動く。
 壊れるんじゃないかと、心配するくらい。
「ふあ、ふあ! いい! 気持ち良いですぅ!」
「出るよ、サーナイト!」
 サーナイトの膣内に射精する。
 びくびくとサーナイトが震え上がり。
 肉棒を抜くととろりと秘部から精液が離れた。
 我ながらこの性欲はどうしたものか。
 サーナイトは肩で息をし、口を開いた。
「マスター、気持ちよかったですかぁ……?」
「ああ、良かったよ……。さて」
 アルトを見る。
 目を細め、口元には笑みを浮かべ。
 これで、最後。

157 名前:98 投稿日:2006/08/10(木) 14:05:23 [ wLZjrzKo ]
ふふ、今日一日で何回性行為をすれば気がお済になりますのかしらね」
「知らんがな」
 男が返す。
 サーナイトは男のベッドの上でぐったりしている。
「もう分かっていると思いますけど、私は彼女のようには甘くはありませんことよ?」
 彼女の性格からもそれは分かる。
「それでは、横になってくださいな」
 言われるがままに横になる。
 サーナイトとの性行為ではリードしようとしたが、どうもアルトが相手だと調子が狂う。
 むき出しのままの肉棒を、アルトは足でしごいていく。
 先ほどは睾丸。
 今回は本体を。
 手ではされた事があるが、肉棒本体を足でしごかれた事など無い。
「ふふ、残り汁が溢れてますわぁ……。とっても卑猥な、ご主人様だこと」
「うぅ……」
 泣きたくなる。
「どうですの? 足でしごかれる気分は」
「どうって……初めてだから何とも言えない……」
「あらあら……」
 アルトの足が裏筋を攻め立てる。
 そのたびに何度か射精の感に襲われる。
 するとアルトはしゃがみこみ、両足で肉棒を包んだ。
「く、うぁっ……!」
「そんなに可愛いお声を出されると……ついついいじめたくなりますわぁ、ご主人様?」
 しごくスピードを上げる。
 程なくして射精した。
 勢いは落ちているものの、相変わらず出るものだけは出ている。
 アルトは足に付着した精液を口に含み、豊満な胸で肉棒を刺激した。
 自らの秘部を男の眼前に密着させて。
「ご主人様、さあ、お舐めくださいな……」
 男の呼吸の吐息がアルトの秘部にかかる。
「あむ、ぴちゅ……」
 胸と舌を使い、舐めていく。
 男もアルトの秘部を指で広げ、愛液を舐めていく。
「アルト、こんなに濡れてる。お前らしくも無い」
「ふあぁ……ご主人様がぁ、私の……んぅっ! 舐めてるぅ……! 私も、いっぱいご奉仕を……んぷぁ! して差し上げますわ」
 アルトの舌使いが激しくなる。
 アルトの胸が、乳首が。
 彼女の体が男の肉棒をしごいていく。
「んぅ、ちくびがぁ……こりこりしてぇ……、ふぅぁぁぁぁっ……気持ち良いですわぁ……」
 彼女の口から唾液が垂れ落ちる。
「アルト、そろそろ出るよ?」
「来て……出してください、ご主人様ぁ!」
 ふぅっ、と息を吹きかけると。
 勢い良く精液が飛び出した。
 とても4回目とは思えない。
「ふあああああああああっ! ご主人様のぉ……精液がぁ……………」
 つんとした匂いが彼女の鼻を突く。
 何にせよ、これで一段落したのは間違いない。

158 名前:98 投稿日:2006/08/10(木) 14:05:56 [ wLZjrzKo ]
その後3人で風呂に入りさっぱりした所で、昼過ぎ。
「楽しかったですねー」
「そうですわね。サーナイト、あなたの機嫌も直ったようですし」
「えへへー」
 そんなどこか肌がつやつやしている二人とは逆に男はぐったりとしている。
 まさかアレだけするとは。
 思わなかった。
 そんな今の男にぴったりのことわざがある。
 口は災いの元。
 そのことを身をもって証明した男だった。
 しかしながら、自分も嬉しかったのは言うまでも無い。

(完)

159 名前:98 投稿日:2006/08/10(木) 14:07:47 [ wLZjrzKo ]
 4作目です。
 やっぱり2人いると色々幅が広がって良いですね。
 何と言うかサーナイトよりもアルトの方に描写が気合が入っているのは気のせいかと。
 
>>152
 全部まるっとすりっと頂きました。美味しかったですー。

160 名前:名無しさん 投稿日:2006/08/10(木) 20:53:45 [ 65xUorys ]
>>159
GJ!!です。
今回は良い意味で色々濃かった。次回作にも勝手に超期待しときまつ

何にせよ乙。

161 名前:名無しさん 投稿日:2006/08/10(木) 22:14:19 [ JR9Lyd/Y ]
98氏乙。
ささ、冷たい内にどうぞ
つサイコソーダ

162 名前:新参衛生兵 投稿日:2006/08/10(木) 22:14:38 [ Aq9fgjqg ]
98氏乙。
ささ、冷たい内にどうぞ
つサイコソーダ

163 名前:名無しさん 投稿日:2006/08/10(木) 22:54:39 [ n07jZvyU ]
二人がかりは想像だになかった・・・
それにしてもグッジョブ。乙です。

164 名前:98 投稿日:2006/08/10(木) 23:52:50 [ wLZjrzKo ]
うお、皆さん感想ありがとうございますw
とにかく今回は2人攻め〜個別えちぃ展開に。
当初の予定だった「ほのぼのえちぃ小説」はどこへ行ったのか……。

>>160の名無しさん
 読み返しましたが、確かに濃かったです。
 特に中盤の2人攻め〜終盤にかけてなんて……。
 次回作、超期待ですか。ううむ、頑張らねば……。

>>161の新参衛生兵さん
 いつもながら差し入れありがとうございますー。
 うはー、冷たいー(何

>>163の名無しさん
 2人がかり……書いていて楽しかったですねー。
 男の慌てふためく様子が目に見えるようで。
 とりあえず4作目にして最大級のえちさを叩きだしたような気がしますー。

165 名前:名無しさん 投稿日:2006/08/11(金) 17:47:36 [ f9fEPTYs ]
最近閣下がお見えになってないな

166 名前:鋼野 投稿日:2006/08/11(金) 21:21:42 [ n07jZvyU ]
>>164
>>163の名無しさん」とか「ケーキ」とか呼ばれてますが

正直な所「鋼野」と呼んでいただきたいです。(じゃあ名乗れよ)

167 名前:水銀将軍 投稿日:2006/08/11(金) 22:18:12 [ uKT7Udf. ]
>>165
県外の友達の家に泊まりに行ってました。
気にかけてくださって有難うございます。

98さん
感想を言うと
そうきたか・・・って感じです。
私ができなかったことをやってくれるので、とても楽しく読ませていただいています。

さて、自分も続きを書くかな・・

168 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/08/11(金) 23:51:11 [ FOXNt7Bg ]
俺もいい加減ネタを温存しないで書かないと・・・
『このままだとマスターのメンツは丸つぶれですからね・・・』
と言う訳で近日中にでも書き始めようかと思っております・・・

169 名前:名無しさん 投稿日:2006/08/12(土) 01:40:13 [ bFfAd/no ]
>>167 >>168
連日読めたら最高すぎる・・・
読む準備万端なのでww 執筆の方頑張って下され。

170 名前:98 投稿日:2006/08/12(土) 23:39:12 [ wLZjrzKo ]
>>167の水銀将軍さん
 感想ありがとうございますー。
 今回は色々と、はっちゃけさせていただきました。
 ただこれからにかなり響きそうなんですけど……。
 こんな感じで書けていけたら良いなぁと思ってますよー。

171 名前:名無しさん 投稿日:2006/08/13(日) 13:53:07 [ 7Ef75yAw ]
サーナイトの性器にダブルニードルをねじ込むスレ
ttp://aa5.2ch.net/test/read.cgi/aasaloon/1134129941/l50
(((絵師降臨中!!)))


根元までだかんな


 くちゅ・・・
「あ・・あ・・・あ・・・」
 ぐぷ・・・ぐぷ・・・ギチ!
「うあああぁぁ゛!!」
 ・・・ギチィ! ビキビキっ ビキっ ゴリッ ゴリッ ゴリッ!
「ひぎぃいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」

まだおわらねえぞ なに横になってんだバカ おらぁ!あと一本残ってんだろぉw
 スッ
二本入れねえと “ダブルニードル”にならねぇだろバカw
 チクッ グリュ・・・グリュ・・・
「はあ゛あ゛あ゛あああ゛あ゛あ゛ やぁあ゛あ゛ああ゛ぁ゛っ う゛う゛っ う゛っ う゛っ」
何叫んでんだ 糞エスパーwwww  畜生・・・けっこうきっついな・・・ おらぁ!!

 ゴリ・・・ゴリ・・・・・・ブチっ・・・・・・ブチィっ! グチャァアアア ビチビチビチ!!

「おぁあ゛!!くぁぁああああ!!?!?!!おぁぁああああ!?!! はぁああああああああああああ!!!んあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛おおおお!!」

172 名前:名無しさん 投稿日:2006/08/13(日) 14:39:41 [ dak1Y3SM ]
http://aa5.2ch.net/test/read.cgi/aasaloon/1134129941/150

173 名前:名無しさん 投稿日:2006/08/13(日) 14:42:10 [ dak1Y3SM ]
↑に一応171のスレ載せたけど全然違うじゃねーか

174 名前:鋼野 投稿日:2006/08/15(火) 00:03:21 [ n07jZvyU ]
>>171に激しく騙されたorz
閣下でも98殿でも武器商人殿でも(大本命)
誰でも良いから小説で助けてください・・・

175 名前:名無しさん 投稿日:2006/08/15(火) 00:49:09 [ jmkntRCI ]
駄目だ・・・
やっぱ閣下の小説orレスがないと1日そわそわして眠れん
かといって98氏や武器商人氏にも降臨していただきたいし・・・

176 名前:水銀将軍 投稿日:2006/08/15(火) 00:50:37 [ U9WEnDj6 ]
>>174
私的にはケーキ殿に今一度復活していただきたいものだが・・・ん?

177 名前:氷銀将軍 投稿日:2006/08/15(火) 00:53:10 [ U9WEnDj6 ]
向かい合うように席に着く
「今日は楽しかったわ・・・ありがとね」
「別にお礼なんて言わなくっていいよ。俺も楽しかったし」
「そ、そう・・・そ、それにしても、あ、暑いわね。冷房効いてるのかしら・・・」
顔を赤らめたアストレアは出された食前酒を一気飲みしていた。
アストレアがグラスをテーブルに置くと、どこから見ていたか知らないが、ウエイターさんが注ぎにやってきた。
普通、食前酒って一気飲みしたり何杯も飲んだりするものじゃないよな?

前菜が運ばれてきた。
野菜や生ハムなどが綺麗に盛り付けられている。
これが前菜とは驚きだ。俺だったらコレだけでご飯3杯はいけちゃうぜ?
アストレアは上手にフォークを使い、サラダを口の中に運んでゆく
逆に俺はたどたどしい手つきで食べていた。どっかに割り箸無いか?
「馬鹿、ファミレスじゃないのよ」

次にパスタが運ばれてきた
「コレがメインか・・・」
「何言ってんの。メインはまだ後よ」
アストレアはフォークを持ち替えるとパスタをくるくる巻きだした。
「う〜ん・・・」
俺は慣れないフォークにまたも悪戦苦闘していた。
「アンタ本当に下手ね。普段どうやって食事してるの?」
「フォークって普段使わないんだよ・・家でパスタ食うときは箸で食ってるからなぁ・・・」
「仕方ないわね・・・今度アタシが教えてあげるわ。光栄に思いなさい」

俺がパスタと戦っている時だった
「ワインはいかがでしょうか?」
先ほどのアストレアの飲みっぷりを見てなのか、ウエイターさんがワインボトルを持って来た。
「そうね、少しいただくわ」
アストレアと俺のグラスに注がれていくワイン

アストレアは香りを味わった後、グラスに口付けてワインを飲んだ。
「これ、香りも良いし、まろやかで美味しいわ」
アストレアは左手を頬に当てながら余韻に浸っていた
「どれどれ・・・」
俺も飲んでみた・・・が、ワインの事について詳しくない俺はただ、『ワインを飲んでる』としか解らなかった。
「ね?美味しいでしょ?」
「あ、ああ・・・そうだな」
アストレアが空になったグラスを置くとウエイターさんは黙ってお代わりを注いでいた。

178 名前:氷銀将軍 投稿日:2006/08/15(火) 02:16:53 [ U9WEnDj6 ]
「本当に美味しい・・・」
「その様に言っていただけて光栄です」
ウエイターさんはぺこりと頭を下げ、空になったボトルを持って退場した。
「お前、よく飲むのか?」
「たまに・・ね・・職場の友達と一緒にとか、後は家で一人で・・とかね」
うーん、友達と一緒というのは想像が付くが、家で一人ってのはよく解らない
無理矢理想像しても、アストレアが一升瓶を持ってつまみを食べている図しか思い浮かばない。

そんなことを想像していたらウエイターさんがまたやってきた
「アストレア様、当店では味の解るお客様だけに出している特別なワインがございますがいかがでしょうか?」
ワゴンに乗せられているのは、いかにも高そうなワインボトル。
「でも・・・」
アストレアは俺の方をチラリと見る
「俺に遠慮しないでいいぞ。飲みたいんだろ?」
「そ、そう・・・じゃあ・・・」
アストレアはグラスを差し出し、ワインを注いでもらう。
俺が「味の解るお客様」に入っていないのは残念だが、ワインの味はいまいち良く判らないから当然か
「ほわぁ・・・何て言ったらいいのかしら、こう・・・口の中に広がる葡萄畑って感じかしら・・・」
そんな例えを出されても俺にはまったく解らない。デタラメ言ってるんじゃないよな?
「流石アストレア様・・・お目が高い・・・」
さっきの例えで判るのか・・・・

気をよくしたウエイターさんはアストレアのグラスが空になる度にワインを注ぎに来た。
特別なワインが無くなるのでは?

数分後、料理は運ばれてきた。が、アストレアが・・・
「ほぇ〜これもおいひぃ〜」
完全に出来上がっていた。舌が回ってないぞ。
「おい、飲みすぎじゃないか?そろそろ止したほうが・・・」
「なにいっへるんですかぁ〜まだまだですよ〜」
ああ、コリャ駄目だ。口調がおかしい。
アストレアってのはもっと棘々しい言葉使いのハズだ

「あれぇ?そろそろ時間のはずなんですけどぉ・・・」
アストレアはしきりに時計を気にし始めた
「今度はどうしたんだ?」

その時だった

ドォーン

窓に巨大な花火が映し出された。
「これを見せたかったんですぅ〜」
酔って顔が真っ赤なアストレアは満面の笑みを浮かべながら花火を見つめていた。
「もしかして・・・これの為にここに・・・?」
「は〜い、そのとおりで〜す」
「こいつ・・・」
アストレアはすべて計算済みだったということか・・・
「きれいですぅ〜」
「ああ、綺麗だな・・・」
この窓際の特等席で俺は幻想的な気分に浸っていた。

最後の大玉が打ちあがり、花火は終了した。
「良かったな・・・なあアストレア」
「くー」
アストレアはテーブルに突っ伏して眠っていた。
「寝ちゃったか・・・」

俺はアストレアを背負い、会計を済ませて(もちろん食事券は使わせてもらった)ビルを出た。

179 名前:氷銀将軍 投稿日:2006/08/15(火) 02:17:31 [ U9WEnDj6 ]
「コイツのアパートってこっちでよかったっけ?」
土産を駅で回収した後、闇の中をアストレアを背負って歩く俺
「う〜ん・・ますたぁ〜」
くそっ、こいつは何か夢見てやがる・・・これだから酔っ払いは・・・
ぎゅー
アストレアが抱きしめて来た。コイツ、起きてるんじゃないのか?
確かめるすべが無いのでそのままにさせる
「駄目ですってばぁ〜ますたぁ〜」
その夢の中のマスターってのを殴ってやりたいね。耳元でこんなことを言われる身にもなってみろってんだ。

それにしても・・・
アストレアのボリュームたっぷりな身体が押し付けられているのはどうすればいいのだろうか・・・
背中にはふくよかな胸が。俺が歩くテンポをずらして揺れてやがる・・・
支えている手にはムチムチな太腿が。手から質感が伝えられてくる。
この極上バディに加えて耳元での囁き、こりゃ拷問だな。俺のが戦闘態勢にならないのを祈るばかりだ。
夜、眠っているサーナイトを背負って股間を常時発射体勢にしている奴なんか即行牢屋行きだ。
我慢をしていると脂汗が滲んでくる。

アストレアのアパートが見えてきた。
「よいしょっと」
アストレアを降ろして、鞄から鍵を取る。
ガチャ
ドアの鍵は一つだけだったのですぐに開いた。
「電気、電気っと・・」
手探りで部屋の電気のスイッチを探す。

パッ

綺麗に片付けられた部屋が照らし出される。
化粧品等が棚にきちんと並べられている。マメだなぁ・・・

「布団は・・・」
タンスから布団を出し、畳の上に敷く。
布団からはアストレアの香りがしてくる・・・おっと、イカンイカン・・・
アストレアを布団に寝かせて・・・よし、これで任務完了だな。

俺は水道を借り、顔を洗わせてもらうことにした。
ジャブジャブ・・・
その時だった。
後ろに何かが立っている気配がした。

「マスター・・・」
そう、先ほど布団に寝かしつけたアストレアが俺の後ろに立っていた・・・

180 名前:氷銀将軍 投稿日:2006/08/15(火) 02:23:39 [ U9WEnDj6 ]
うーん・・・最近読んだ小説の影響受けまくってるなぁ・・・
気づいても笑って許してくださいね・・・
>>175
心配(?)してくださって有難うございます。
お陰でもう少し頑張ろうと思い、行為の手前まで書き進めることができました。

さて、次回は濡れ場・・・になると思います。

181 名前:98 投稿日:2006/08/15(火) 09:00:57 [ wLZjrzKo ]
そうか、アストレアさんは酒豪なんですね。「酔った勢いで〜」という展開でしょうか。
ああ、見ていてくすぐったい気分に……。
べろんべろんになるまで飲むとは。ワインとは言え、かなりの量ですよね。そう言う人、個人的にツボヒットです。
とはいえ次回がアレなのはもう回避できない事実……。マスターはどう出るんでしょう? 楽しみに待ってますー。

182 名前:98 投稿日:2006/08/15(火) 09:02:22 [ wLZjrzKo ]
ああ、連投すいません。
自分の小説、明日にはアップできそうです。
前回が前回だったためちょっとえちぃは控えめにして、物語的に動かそうかとー。
もうちょっとお待ちをー。

183 名前:鋼のケーキ(こうなるとはな…OTZ 投稿日:2006/08/15(火) 21:28:56 [ n07jZvyU ]
>>177〜179
酔っ払うアストにメロメロの萌え萌えです。
アスト可愛いよアスト。エンブレスの存在忘れかけました。
背負ってる間の描写や次回へのつなげ方もさることながら
「一升瓶」とか「即行牢屋行き」のネタが無性に笑えます。

>>182
控えめとはいえ毎回通り続きが楽しみで楽しみでしょうがないですな・・・

>>176
実は企画中。
別の仕事と平行して作る予定なのでしばしお待ちを。

184 名前:名無しさん 投稿日:2006/08/15(火) 23:09:23 [ jmkntRCI ]
うはwww
閣下様きとるwwwwwww
アストレアにとても萌えました。
なんにせよ投稿乙です。

185 名前:98 投稿日:2006/08/16(水) 10:58:33 [ wLZjrzKo ]
ワカバタウン住宅街。
 この日も男は朝バカみたいに眠っていた。
「ほらぁ、マスター……。私のおっぱい、こんなに大きくなりましたよぉ」
「ちょ、おま!」
「ぎゅー」
「んぎゅ、苦しい……」
「ぎゅー」
「うあぁぁぁぁっ……」
 男が目を覚ました。
 シーツも寝巻きも汗で濡れている。
 何と言う夢を見たのだろう。
 ちなみに下半身は。
 無事だ。
 安堵した。
 現在7時40分。
 今ならサーナイトもアルトも起きているはず。
 いそいそと着替え、降りることに。
「おはようございますー、マスター」
「おう」
「あら、やっと起きたんですの。ご主人様」
 サーナイトとアルトが出迎える。
 何一つ変わらない朝だった。
「まあ、これ以上遅かったらまた昨日のように寝こみを襲って……」
「それはダメですー!」
 サーナイトが止めに入る。
 あんな事になったら困るが。
 反面嬉しかったりする。
 そんな感じで、今日も過ぎていくと思っていた。
 だけど、今日と言う日があんなにも辛い事になるなんて。

186 名前:98 投稿日:2006/08/16(水) 10:59:37 [ wLZjrzKo ]
さて男はこの日、食料の買出しに出ていた。
 本当ならば遠出−カイナとかミナモに行きたかったが、如何せん家にはアルトとサーナイトを置いてきてしまった。
 仲が良いようで意外とそうではない。
 早めに帰らないといけない。
 そんな男の予想通り、家では一悶着あった。
「サーナイト」
「何ですか、アルトさん?」
「あなた、ご主人様の事、どう思っているんですの?」
 突然のアルトの問い。
 サーナイトは戸惑った。
 今まではトレーナーとポケモンと言う関係だった。
 でも、今は違う。
 互いの肉体を交わらせ、その快感に目覚め。
 昔のような関係には戻れない。
「何を……突然」
「突然も何も、前から聞きたかった事ですわ」
 ふいに、アルトの手が伸びる。
 それがサーナイトの胸に触れる。
「ひゃっ……」
 ぴくりと、体がはねる。
「どうなの?」
 もう一方の手がサーナイトの秘部に触れる。
 お湯に触れた時のような生暖かい感触がアルトの指先に生じた。
 そのままゆっくりと、指を動かす。
 サーナイトの声も次第に悦を帯びている。
「さあ……言ってごらんなさい」
「あっ……ふぁっ! ひやっ……!」
 その快感に囚われなかなか口を割らない。
 スピードを速めるアルト。
 愛液が溢れ始めた。
 愛液の付着した左手を離し、それを舐める。
「ご主人様の事を思って、こんなに愛液が出たのかしら? それとも……ただ単に気持ちがよかった?」
「うぅ……」
 アルトは更にサーナイトの胸を舐め始めた。
 まるでキャンディーでも舐めるように、ゆっくりと、艶やかに。
「ふわぁっ……ら、らめぇ……!」
「ん……ぴちゅ……れろれろ……。さっさと言えば、解放されますわよ……? でも言えばこの気持ちよさからも解放される……」
 この時サーナイトはアルトの考えている事が全く分からなかった。
 いきなりあの男について尋ねてきたと思ったら、こんな事。
 自分の胸を舐めているアルトを見る。
 あんなに大きな胸。
 同じサーナイトとして羨ましい成熟された体。
 いや、違う。
 アルトは「サーナイト」と言う種族ではない。
 アルトは自分の男に対する強い想いから生まれた、存在。
 もしかしたら、アルトは悩んでいたのかもしれない。
 自分がどういう存在なのか。
 この世界にいても良いのか。
 いつも気丈な態度で振舞っているのは、その事を隠すためだとしたら。
 サーナイトは悩んだ。

187 名前:98 投稿日:2006/08/16(水) 11:00:17 [ wLZjrzKo ]
数分の後、男が帰ってきた。
 他愛も無い会話が続いていたが。
 ふとこんな話になった。
「ご主人様は、胸があるのと無いの、どちらが好みですの?」
 ウーロン茶を吹いた。
「何を突然……」
「いーえ、別にぃ」
 男は考えた。
 確かにある方も良いが、無いほうもなかなか。
 そんな感じで考えていた。
「マスターは無いほうが好きですよねー」
「へ?」
「あら、ある方が良いに決まってますわ」
「はい?」
「無いほうです!」
「ある方ですわ」
「あの、ですね……二人とも?」
「マスター。ぎゅー」
「ご主人様ぁ……。ぎゅう」
 苦しい。
 これでは朝見た夢のままではないか。
 すると男とはなんと正直な物なのだろう。
 男の「モノ」が反応している。
「あらあら、流石ですわね。こんなに反応して……」
「マスターったら……」
 二人が一緒に男の肉棒を取り出した。
 どうやら二人でしてくれるようだ。
「気持ち良く……して差し上げますわぁ。ちゅっ……」
「マスター、いっぱいいーっぱい、気持ち良くなってくださいね。んちゅぅ……」
 結局はこうなるらしい。
 しかし今回は二人ともかなりやる気だった。
 最初からハイペースで飛ばしていく。
「れろ……んじゅぅ……ちゅぅ………ぴちゅぴちゅれろ、はみゅぅ……」
「んじゅ、はむ、んぅ、ぷひゃ……」
 アルトの舌と胸が。
 サーナイトの舌と指が。
 男の肉棒を刺激していく。
「マスター、こんなにパンパンになってますよぉ……。こうやってふにふにすると、ああ……もう我慢できないですぅ」
 サーナイトが男の睾丸を揉みしごく。
 心地よい気持ち良さが男を襲う。
「ふふ……マスターったら、ぴくぴくさせて……。そんなにおっぱいが好きなんですの?」
 アルトの胸が男の肉棒を包み込み、上下に揺れた。
 柔らかい肉の感触が、射精を誘う。
 だが、どこかサーナイトの顔が翳ってしまう。
 そして、射精の時。
 性行為が終わり、風呂に入る。
 火照った体を風に晒す。
「さあ、ご主人様。さっきの問いの答えを」
 忘れていた。
「いや、その、だな……」
「マスターはおっぱいが好きなんですよねー」
「サーナイト……?」
 いつもとは違うサーナイト。
 頬を膨らませている。
「ねー、さっきだっておっぱいで射精したようなものですしー」
「お前何言ってんだよ……」
「本当のことを言ったまでですー」
 何だか不穏な空気が流れ始めた。
「そんなにアルトさんのおっぱいが好きならアルトさんと一緒になれば良いじゃないですかー」
「だから……何を言って」
「このおっぱい星人ー」
「サーナイト!」
 ついに男が怒る。
 今までサーナイトの事を怒った事など一度も無い。
 けれど、今回ばかりは。
「さっきから何をツンツンしてんだよ!」
「ツンツンなんかしてないです!」
「してんじゃねぇかよ!」
「してないです!」
 ついにはケンカを始めてしまった。
 それをただ見ているだけのアルトだが。
「もう良いですー! マスターなんか嫌いですー! 死んじゃえー! バカー!」
 サーナイトが家を飛び出した。
 が、すぐに戻ってきて。
「このおっぱい星人ー!」
「テメェ!」
 サーナイトの後を追おうとする。
 とりあえず一言アルトに言おうと思って。
 だけどアルトの姿が見当たらない。
 すぐに見つかったが。
「ああ、そこだったかアルト……。悪い、混乱していて……。ちょっと、アイツの後を追ってくる」
「追ってどうするんですの?」
「あん?」
「サーナイトは、もうあなたのことが嫌いなんですのよ? 今更追ったところで……」
「だからって!」
 男の声が響く。
 その様子にアルトは微動だにしていない。
「…………放っておくわけにはいかないだろ。あいつは俺の」
 男の視線が泳ぐ。
「パートナーだから」
 男も家を出た。
 一人残されたアルト。
 そんな後姿を見届けて。
「ふふ、さすが……ご主人様ですわ………」
 どこか寂しげなアルト。
 あなたと出会えて、良かった。

(完)

188 名前:98 投稿日:2006/08/16(水) 11:01:51 [ wLZjrzKo ]
と、言うわけで5作目です。
ちょっと本編は少なめに、えちぃ展開も少なめに。
今回と次回で話が大きく動くと思います。
多分勘の言い方ならば展開は読めたと思いますけど……。展開の読めやすいこの癖、どうにかしないと……。

189 名前:98 投稿日:2006/08/16(水) 11:03:33 [ wLZjrzKo ]
>>183の鋼のケーキさん
 毎回楽しみに下さっているようで、ありがとうございますー。
 書く方としてはそう言われるのが、実に嬉しいのですw

190 名前:新参衛生兵 投稿日:2006/08/16(水) 17:47:23 [ jz3jR8wk ]
おぉ、自分が居ない間に2つもネタが…
将軍閣下、98氏乙です。
今夜は久々(?)のネタで寝付けぬやもしれませぬ!(笑)




…と、忘れるとこだった、どうぞ。
つサイコソーダ

191 名前:鋼のケーキ 投稿日:2006/08/17(木) 00:49:52 [ n07jZvyU ]
ご苦労様です。


ある日のサーナイト図鑑。(想像)


???/サーナイト  特性:マイペース
覚えている技:ねんりき、かげぶんしん、ドわすれ、プレゼント
主人に忠実なサーナイト。戦いは出来ないが家事料理は残像が見える程のやり手。

エンブレス/サーナイト  特性:シンクロ
覚えている技:サイコキネシス、テレポート、みらいよち
主人をいつも傍で支えるサーナイト。アストレアの妹。

アストレア/サーナイト(色違い) 特性:トレース
覚えている技:サイコキネシス、テレポート、さいみんじゅつ、ゆめくい
エンブレスの主人に惚れてしまった色違いのサーナイト。普段は病院で働いている。

サーナイト/サーナイト  特性:不明
覚えている技:不明
主人に一途なサーナイト。可愛いがチャンピオンのメンバーなだけに戦闘能力は…

アルト/???  特性:不明
覚えている技:不明
サーナイトが無意識に作り出した存在。見事なテクと少し勝気な性格で波乱を起こす。

メイティア/サーナイト  特性:不明
覚えている技:不明
イケイケに主人を愛するサーナイト。必殺技は目覚めのキッス。


・・・勝手なこと書いてすみません

192 名前:98 投稿日:2006/08/17(木) 00:56:12 [ wLZjrzKo ]
>>190の新参衛生兵さん
 サイコソーダの差し入れ、いつもありがとうございますー。
 そう言えば代金未払いですが宜しいのでしょうか?(ぉ

>>191の鋼のケーキさん
 うお、サーナイトとアルトが、入ってるw
 ありがとうございます、GJですー。
 この調子でこれからも増えると良いですよねー。

193 名前:名無しさん 投稿日:2006/08/17(木) 09:24:04 [ NwBVgw7A ]
>>191
GJ!
だけど、エンブレスの表記に気になった点が・・・
「アストレアの妹」と書いてしまうと主がアストレアになってしまうので、
この場合はアストレアの欄に「エンブレスの姉」と書いた方がしっくりくると思います。

194 名前:鋼のケーキ 投稿日:2006/08/17(木) 18:24:26 [ n07jZvyU ]
>>193
言われてみるとその通りですよね。

あと閣下のサナ姉妹の特性だけ書いてあるのは消し忘れです。
「不明」と書きなおすのを忘れていました。


・・・小説まとまんない orz

195 名前:98 投稿日:2006/08/18(金) 15:32:40 [ wLZjrzKo ]
トウカの森。
 気が付けばここまで走って来てしまった。
 サーナイトはそんな森の木に寄りかかって座った。
 もっと、もっと見て欲しいのに。
 気が付けば自分はアルトに嫉妬していたのかもしれない。
 自分の願望が全て詰まったアルト。
 と、言う事は今の自分にとって足りない物が全て詰まっている。
「マスターの……バカァ………」
 自然と涙が流れてきた。
 ついには泣き始めた。
 ふと、草むらががさがさと音を立て揺れている事に気が付いた。
 何かと。
 サーナイトが近づいてみると、鋭くとがった何かがサーナイトに襲い掛かった。
 グラエナ。
 そう呼ばれるポケモンがサーナイトの前に飛び出してきた。
 あくタイプのグラエナ。
 エスパータイプのサーナイト。
 こちらが不利ではあるが。
 しかしこちらは幾つもの戦いを潜り抜け成長した。
 やられはしない。
 が。
「きゃあああああっ!?」
 グラエナの「とっしん」で後方に飛ばされるサーナイト。
 トレーナーの手持ちとなったポケモンはモンスターボール内の特殊な波長により、技を自ら使用する事ができない。
 体がきしむ。
 彼女の弱点。
 肉体的にも精神的にも打たれ齢と言うこと。
 現に「とっしん」を一発喰らっただけで、体中が悲鳴を上げている。
 グラエナが迫る。
 それを見切り、避けていくが。
 辺りが暗いため、何が来るか分からない。
 更にはグラエナの黒い体毛が相まって更に捉えにくくなっている。
「このままでは……! っいたあああああああああああっ!?」
 左肩に痛みが走る。
 グラエナの「かみくだく」。
 サーナイトの左肩から血が噴出した。
 思わず片膝をついた。
 このままでは、死ぬ。
 「ひんし」どころの騒ぎではない。
 確実に殺される。
 更にグラエナはサーナイトの右足に噛み付いた。
「きゃああああああああああああっ!」
 やはり自分は、無力だった。
 男がいないと何も出来ない。
 グラエナが眼前に迫った。
 確実に、殺られる。
「10万ボルトっ!」
 ふとそんな声が聞こえて。
 体が無意識で反応する。
 両手を構え、目の前で交差させる。
 中心部に電撃が収束され。
 グラエナ目掛けて放たれる。
「サーナイトっ! 大丈夫か!」
「マ……マスター……」
「やれるか、サーナイト」
 サーナイトはうつむいたまま答えない。
 微弱だが、肩が震えている。
「やれるのか、やれないのか!」
 男の声で顔を上げる。
 そしてにっこりと笑い。
 答える。
 やれる、と。
 男も何時になく真剣。
「かげぶんしん!」
 サーナイトの分身がグラエナを取り囲んだ。
 グラエナが「とっしん」するが、まるで当らない。
 こっちはチャンピオン。
 相手は野生。
 負けるわけにはいかない。
「めいそう!」
 サーナイトは「めいそう」を始める。
 今まで荒ぶっていた心が嘘のように静まっていく。
 まるで何もいない世界が広がっていくように。
 サーナイトが眼を開いた。
 グラエナはためらった。
 目の前にいるのは今までとはまるで様子が違う。
 今動いたら負ける。
 だが、負けると分かっていても攻撃したくなるのがグラエナの闘争本能。
 グラエナが、走った。
「勝ちを焦ったか……。10万ボルト!」
 10万ボルトで十分。
 2発目の10万ボルトはグラエナの意識を奪った。
 地面に倒れたグラエナ。
 チャンピオンになってから暫く戦っていなかったが。
 もう半年したらまたリーグが始まる。
 それまで力をつけないと。

196 名前:98 投稿日:2006/08/18(金) 15:33:15 [ wLZjrzKo ]
グラエナを撃退した後、男はサーナイトと対峙した。
 木の根元に座り込み、話を始める。
「その……俺は昔から女心が分からない奴って言われてな」
 サーナイトは静かに聴いていた。
「今回の事ではっきりしないから、お前を傷つけたのか……? それともお前を見ないからお前が俺を嫌いになったのか……?」
 男の声が段々と小さくなるが。
 何とか振り絞る。
「それは、やっぱり分からなかった」
「……」
「だけどさ。こんなダメ男な俺だけど……また、戻ってきてくれないか?」
「………………そんなこと言っても、どうせマスターは私ではなくてアルトさんを」
「そーれはちがいますわよ」
 ふと声が響いた。
 そして目の前にアルトが現れた。
 どうやって来たのか。
 それは全て今から語られる。
「アルト……」
「アルト、さん……」
「まったく、最後の最後まで……世話が焼けますわね」
 それだけ言うとアルトが倒れた。
 抱き上げたのはサーナイト。
 息が荒い。
 額からは汗が流れ、頬に。
「何があった……? お前……何で!」
「ふふ……慌てなくても、一つ一つ教えて差し上げますわ」
 サーナイトはアルトを木に寄りかからせ。
「知ってますわよね。私は、サーナイトの強い想いで生まれた存在だと……」
「ああ」
「それは知ってますけど……」
「私のような存在が消えるのは、その逆の事が生じた時の事……」
 その逆。
 アルトがサーナイトの男を強く想う力が生み出した存在ならば。
 サーナイトが男を嫌う時、自分は消えてしまう。
 サーナイトとアルト。
 こうして2つの存在として今は生きているが。
 根底のところでは繋がっているのだ。
 元が同じ生命艇であるからこそ、互いが互いを感じる事が出来る。
 故にアルトはここまで来ることができた。
「そう言うことか……」
「まったく……あれほど仲良くなさいと仰ったのに……」
「ごめんなさい……………」
 と、アルトの体が消え始めた。
 ぷつり、ぷつりと。
 彼女の体が千切れ、風に吹かれて消えていく。
「アルト!?」
「どうやら、最後の時が来たようですわ……。二人とも、宜しいかしら?」
 二人が何かと思った時だ。
 サーナイトと男の唇と唇が触れた。
 それはアルトの持つサイコパワーによるもの。
「どんな亀裂も、くっ付いてしまえばどうと言う事はありませんわよ……」
 アルトが微笑む。
 まったく、誰が上手い事を言えと。
「それでは、またどこかで……」
 アルトが、消えた。
 トウカの森に、絶叫が木霊した。

197 名前:98 投稿日:2006/08/18(金) 15:35:25 [ wLZjrzKo ]
第六作目ですー。
本当はマジでアルトが消える予定だったんですけど……。やめました。
鋼のケーキさんの「サーナイト図鑑」に「波乱を巻き起こす」と書いてあったので、波乱を巻き起こしてみました(ぉ
さて、次回以降どうしようかしら……。

198 名前:98 投稿日:2006/08/18(金) 15:36:11 [ wLZjrzKo ]
必ず性行為をした後は風呂に入らなければならない。
 何となく気持ちが悪いから。
 風呂から出た男とサーナイトは、リビングでぼけっとしていた。
 やはり、アルトがいないとどうにも調子が狂う。
「サーナイト、何か飲むか?」
「あ、じゃあ牛乳お願いします」
「じゃあ私は麦茶で宜しいですわよ」
「んーと、サーナイトが牛乳でアルトが麦茶……」
「んにゅ?」
「お?」
 そこには、いないはずの彼女が。
 二人は絶叫した。
 そこにはにんまりと笑みを浮かべてるアルトがいた。
「なっ……お前、何で!?」
「何をしてますの、早く麦茶をご用意なさい」
 わけが分からない男とサーナイト。
 また問いただすしか他ならない。
「あら、どうなさいましたの? サーナイト?」
「あの、どうしてここに……。アルトさんはトウカの森で」
「それはご主人様が戻ってきてからお話いたしますわ」
 そう言うとサーナイトの頭を撫で始めた。
「はいよ」
 男が戻り、座った。
 さて、全てを話してもらおう。
「何が何だか分かって無いような顔ですわね」
「当たり前だ! トウカの森でお前は消えて……」
「あれはテレポートの一種ですわ」
 テレポートなどサーナイトは覚えていない。
 アルトはサーナイトから生まれた存在。
 性格はともかく、ステータス、使用する技、特性など全てがサーナイトと同じである。
 しかし一つ違うのは。
 アルトが「この世界で生まれたのではない、実にイレギュラーな存在」と言うこと。
 アルトは以前こんな事を言った。
 もし男を愛していたのがバクオングなら、私の体はバクオングのものになっていた、と。
 つまるところアルトと言う存在は実体を持っていないのだ。
 今はこうしてサーナイトの体で活動しているが、その気になればどんな姿にもなれるという。
 ただしその際に何かしらの「副作用」が彼女の体に生じる可能性がある。
 だからしたくはないのだと言う。
「じゃあ、あれはどうなんだ? サーナイトが俺の事を嫌いになったら消えるって。現にサーナイトは俺の事を嫌いになって……」
「ああ、言葉が足りませんでしたわね。あれは「心から」嫌いになった時だけですわ」
 あの時のサーナイトは、口では「嫌い」だとか「バカ」とか言っていたものの。
 心の奥底、深層心理の部分ではとても後悔していたのだという。
 サーナイトと根底の部分で繋がっているからこそ、判明した事だった。
「では、今までアルトさんはどこにいたんですかぁ? 家に戻ってきてもどこにも……」
「あれはご主人様のクローゼットの中にいたのですわ。驚かそうと待っていたのに、いきなり性行為を始めてしまうんですもの……」
 頬を赤らめるアルト。
「つい、私も一人で……」
「したのか!?」
「ええ、つい。あ、お掃除頼みましたわよ。結構出してしまいましたから」
 男の首ががっくりと垂れた。
「それにしても、驚きました? 私がこうしてここにいるなんて」
「当たり前だろ!?」
「そうですー、ひどいですー!」
 きょとんとするアルト。
 もっと怒られると思っていたが。
 怒るを通り越して、二人は泣いていた。
「もう、心配なんかかけるんじゃねぇよ……」
 やっぱり、ここにいて良かった。
 アルトはそう考えた。

 何はともあれ、アルトは無事だった。
 それだけで、男とサーナイトは嬉しかった。
 何だかんだ言ってもあるともこの家の一員。
 今回の事で色々と学んだ男とサーナイトだった。

199 名前:98 投稿日:2006/08/18(金) 15:39:26 [ wLZjrzKo ]
ちょっと、スイマセン。何か事故ったみたいです……。
>>198の前にこちらをお読みください。
レスを無駄の消費してしまい申し訳ないです……。

 その後、家に戻った男とサーナイト。
 アルトがいなくなったと思うだけで、家が広く感じてしまう。
 そして静か過ぎる。
「いつもなら、アルトさんが出てくるんですけどね……」
「ああ……」
 互いの視線が交わる。
 男はそっとサーナイトを抱き寄せる。
 そして唇を重ねた。
 どんな亀裂もくっ付いてしまえばどうと言う事は無い。
 ならば今からいっぱいくっ付こう。
 男はサーナイトを抱き上げ、部屋に戻った。
「マスター……」
 頬が紅潮しているサーナイト。
 男もそうだ。
 最近はアルトに振り回されっぱなしだったが。
「んちゅ……んっ…………はぁぁぁぁ……」
 長いキスの後、サーナイトは男の服をゆっくりと脱がし始めた。
 男の体があらわになる。
「マスター……ちゅぅ、れろ……」
 サーナイトが男の乳首を舐め、右手で肉棒をしごき始める。
 自分はアルトほど胸も無いし、積極的でもない。
 手数で攻める。
 それが彼女のやり方。
「ん、じゅっ! はむ、ちゅぅぅっ……。れろ、あむ……、ちゅるっ! ずじゅぅぅぅぅっ……」
 まるで赤子のように胸に吸い付くサーナイト。
 もちろん、肉棒をしごく手の方も疎かになっていない。
 肉棒をしごき、あふれ出る先汁を纏わせ、更に優しくしごいていく。
 時には亀頭をいじり、刺激を積み重ねていく。
「はぁぁぁっ……マスター、凄いですぅ………。こんなにおつゆが溢れて……」
 乳首から口を離すとサーナイトはあふれ出る先汁を飲み始めた。
 いつものサーナイトと違い、どこかアルトのしかたに近いような。
 皮を伸ばし、溢れる先汁を飲み込んでいく。
「じゅるぅっ、じゅぽっ! んじゅぅぅぅるるるっ……」
「お前……気持ちよすぎ……!」
 見事なまでの舌技に、男の意識が飛びそうになる。
 それに比例して、男の肉棒がひくひくと動き、中から先汁が溢れる。
「ぷぁっ! マスター、凄いですぅ……! こんなに、とろとろした……ちゅうちゅう、んぷぁ! もう、イきそうなんですか?」
「ああ、悪いな……」
「大丈夫です……いっぱい、出してくださいねぇ」
 男の肉棒を深く咥えると、そのまま舌を使って刺激していく。
 一際肉棒が大きく動いたと同時に、精液が口内に吐き出された。
 今までとは量が違う。
 口から少しこぼしてしまったものの、それを飲み込んでいく。
 更に搾り出すように肉棒を前後にしごく。
 びゅるびゅると言う音と共に、なおも精液は吐き出されていく。
「んっ! けほっ、けほっ!」
 あまりの量にむせ返ってしまった。
「大丈夫か、サーナイト?」
「はひぃ、大丈夫ですぅ……」
 口に残った精液を飲み込む。
 そのまま自らの濡れた秘部を男の肉棒に擦り付ける。
「んっ、ふああああぁぁぁぁっ! すりすりすると、気持ち良いですぅ!」
 くちゅくちゅと接合部が音を立て、サーナイトの口からは唾液が零れ落ちる。
 精液を吐き出したばかりの男の肉棒は、萎えてしまったが。
 この刺激によりまた復活してしまった。
 なおも秘部を擦り付けるサーナイトに、男はちょっとだけ意地悪をしてみる。
 サーナイトの乳首を摘み、伸ばしたり捻ったりしてみる。
 そのたびにサーナイトの声が艶を帯びる。
「んっ、ふあっ、ひあっ! もっと、もっと気持ちよくなりたいですぅ!」
「ああ、俺もだ、サーナイト……!」
 そのままサーナイトに秘部に肉棒を挿入する。
 男は立ち膝をし。
 サーナイトは上半身をベッドに押し付け、腰を振っている。
「んんっ! ああっ! あはぁっ! マスターのがぁ、わたしのなかでぇっ! うごいてますぅぅっ!」
「くっ……お前の中………どんだけきついんだよ……」
「ふあっ、あっ! そこっ! そこはダメですぅっ!」
 こつこつと男の肉棒に何かが当っている。
「んにゃぁっ! ふみゃっ! あふっ、あうっ! もっと、もっときてください!」
 その言葉の通りに男の腰が激しく動いた。
 サーナイトの目が虚ろになってきた。
 そして、射精。
 2回目とは思えないほど、勢いよく、大量に。
 サーナイトの中に注がれていく。
「ふああああああああああああああああああああっ………」
 肩で息をするサーナイト。
 男も深呼吸を何度もする。
 二人とも、ぐったりと寝そべり。
 そして、寄り添った。

200 名前:さな 投稿日:2006/08/18(金) 19:21:59 [ GlYkmhyc ]
200は頂きますね。

201 名前:水銀将軍 投稿日:2006/08/20(日) 15:04:58 [ U9WEnDj6 ]
むむむ・・・大変だなぁ
サーナイトとマスターの愛が深まるとアルトが存在し
逆にアルトがいなくなるということは愛も無くなる・・・ということですな。

202 名前:98 投稿日:2006/08/20(日) 19:11:11 [ wLZjrzKo ]
>201の水銀将軍さん
 今回、事故ってしまったために非常に見にくくなってしまいました。
 すいません……。

 アルトなんですが、今回で役回りが「男とサーナイトのバロメーター」のような存在になりました。
 男とサーナイトにとっては愛が深まれば良いし、アルトも二人の愛が深まればこの世界に存在できるので、損はほとんど無いんです。
 アルトがいなくなった時が、本当にこの話の最後、と言うことになりますね。

203 名前:水銀将軍 投稿日:2006/08/20(日) 19:31:31 [ 8qBnQPCs ]
>>202
確かに最後ですねwバッドエンドと言う名の

さて、私のほうですが、アストレア編の最後になります。
では〜

204 名前:氷銀将軍 投稿日:2006/08/20(日) 19:33:33 [ 8qBnQPCs ]
「アストレア・・・?」
俺が振り向いた瞬間だった
チュッ
待ち構えていたようにアストレアは俺の唇を奪ってきた。
ちゅっ・・ちゅるるるるる・・・・
アストレアは激しく吸い、俺の舌を引っ張り出し、自分の口に招きこむ。
顔を掴まれているので逃げることができない。
くちゅくちゅ
舌と舌が絡みあう。
アストレアの口の中は・・・何と言うか、ワインの味がしていた・・・
「ぷあっ!!いきなり何をするんだ!!」
一瞬の隙を突き、アストレアの口から脱出することに成功する。
「えへへへ〜ますたぁ〜のおくち、いただいちゃいましたぁ〜」
まだ酔ってやがるのか・・・
「し、仕方ないか。今したことは忘れてやるから、な?じゃあ俺は帰るから・・・」
俺は振り返って帰ろうとした。
「ますたー!!!」
突然アストレアが叫んだので振り向いた。その時
カッ
目が合った瞬間、アストレアの目が光った。
「な・・・力が・・・」
玄関に座り込んでしまう俺
「きょうはかえしませんよぉ〜、ますたぁ〜♪」
念力で引きずられながら布団の上に連れて行かれる
「えへへへへ〜」
仰向けに倒れている俺の上にアストレアが覆いかぶさる。
四肢に力が入らないので押しのけることができない。
「ちゅーのつづきですよぉ〜」
アストレアは俺のアゴを適度に開き、舌を進入させてきた。
ちゅぷちゅぷ
一方的に舌を弄ばれる。
「ますたぁ〜・・・」
アイスキャンディーを舐めるように、何度も何度も俺の舌を出し入れするアストレア
身体は動かないが感覚は生きているのでアストレアの舌の感触が伝わってくる。

205 名前:氷銀将軍 投稿日:2006/08/20(日) 19:34:08 [ 8qBnQPCs ]
「ますたぁ〜はおっぱいがすきなんですよねぇ」
アストレアはそう言うとベールを脱ぎだした。
「あたしのおっきなおっぱいでまたごほうししてあげますぅ〜」
ぽよんとアストレアの胸が現れる。
ってちょっと待て!“また”ってどういうことだ!俺は一度も・・・
「もがっ!!」
アストレアの胸で口が塞がれてしまう。
「あはぁん・・・ますたぁ〜ってば・・・かんじゃだめですぅ」
そんなこと言われても身体が自由に動かない今、噛むことなんてできるわけが無い。
もにゅもにゅ
アストレアは俺の歯に乳首を引っ掛けるように出し入れを繰り返す。
俺が動けないからか、アストレアの胸による攻撃は意外と速く終わった。
「こんどはますたぁ〜にきもちよくなってもらいますぅ」
アストレアは俺のズボンをあっという間に脱がせ、それと同時にトランクスも脱がせていた。
「えへへ〜こっちもいただきまぁ〜す」
半立ちのアレを咥えるアストレア
じゅるるるる・・・ずぷっ
「や、やめろ・・アストレア・・・」
いつも同じ台詞を言っている気がするが、気のせいだ。
身体が動かないならば最低限こう言って抵抗するしかない。
「だめですぅ〜♪ますたぁ〜のお○○○んはあたしがもらったんですぅ〜」
コラ、酔ってても女の子がそんな言葉使うんじゃありません。
ちろちろ
「アッ・・・マジで止めろ・・・アストレア・・・」
舌先で先っぽを舐められたら・・・
「うあっ!」
ビュクッ!!ビュルッビュルッ・・・・
出ちまった・・・アストレアは躊躇わず、一升瓶の底に残った酒を飲むように白い液を飲み干した。
「お酒もいいですけど、やっぱりますたぁのお汁がもっとおいしいですぅ♪」
? 初めてだよな・・・?コイツに飲まれるの・・・?
記憶に無い事を思い出そうとしても思い出せないのは当然である。

「ほらぁ、みてください・・・ますたぁ〜のをしゃぶっていただけで・・・あたしの、もうとろとろですぅ」
アストレアは指で秘部を広げ、こちらに見せ付けてくる。
「じゃあますたぁ〜のお○○○ん、したのお口でもいただきますね〜」
アストレアは発射後でも仰角を変えない我が主砲を跨えた
「アストレア!!・・目を・・目を覚ましてくれっ!!・・・・・アッー!!」
アストレアは俺の腰の部分に完全に座り込んだ。


「見てくださいますたぁ・・・あたしのお○○○とますたぁのがつながってますよ・・・」
ああ・・・その通りだな・・・はぁ・・・
「うごきますね〜」
ずぶっずぶっずぶっ
リズミカルな動きで腰を上下させるアストレア。
「ああ〜ん・・・ますたぁ〜」

その後、アストレアはずっと腰を振り続けていた。

「ますたぁ〜!!あたし、あたしいっちゃう〜」

その間、アストレアは何度も絶頂を迎えているようだったが、何度も蘇って俺に跨っているのであった。

俺も何度もアストレアの中で果てた。アストレアの中は俺が出した汁で満たされているのであろう。
その証拠に中に納まりきれなかった分がアストレアの入り口付近で泡立っている。

そして俺の意識は遠い所に飛んでしまった。

206 名前:氷銀将軍 投稿日:2006/08/20(日) 19:34:39 [ 8qBnQPCs ]
ザッザッザッ・・・・
誰かが俺を運んでいる・・・白い肌、青い髪・・・
まだ意識がはっきりしない・・・

『ごめんね・・・酔ったふりしてて・・・』

何かを言っているみたいだ。よくは解らない・・・

ザッ

止まった・・・どこだここは・・・

ガチャ

ドアが開き、誰かが出てくる。白い肌、緑の髪・・・

『ご主人・・・何故姉さんが・・・?』

何かを話しているようだ。が、何と言っているかは聞き取れない

『居酒屋でコイツと会ってね。酔いつぶれてたからアタシがつれて来たの。』
『言ってくれれば良かったのに・・・御免なさい姉さん』
『いいって。そうそう!!ハイこれ!この前友達と遊園地行って来たの、そのお土産よ』
『わぁ。有難う。』
『ちょっと休ませてもらっていい?サイコパワーを使いすぎちゃったみたい』
『それは大変。休んでいって』

俺は二人に肩を貸されながら連れて行かれる。
そして何かに寝かされる。寝床ではないな。

『アンタ、何してたの?』
『私?ご主人待ってたら・・・寝ちゃってた。』
『馬鹿ね、風邪引くわよ』
『ご主人が帰ってきたときに誰もいないんじゃ駄目でしょ?』
『・・・・・・そう』

『エンブレス、アタシの目を見て』
『何?急に・・・アッ!!!』

薄暗い部屋に閃光が走った。
青い髪の方が緑の髪の方を抱えながらこちらへ来た。
緑の髪の方は気を失っている。
青い髪は緑の髪を俺の横に寝かせた。

『いい?アンタ達は今日、遊園地にデートをしに行ったの。途中不良に絡まれたってことにしましょう。
そこをアンタが戦って切り抜けた。そして、アンタ達は遊園地でいい雰囲気になって、帰りにホテルで愛し合った。
結果、アンタ達の仲はこれまで以上に強くなった。』

なにやらブツブツ言っている。

『そして、今日の記憶は私が手を鳴らした瞬間に消える・・・残念だけど・・・』

パシッ





次の日、目が覚めたらエンブレスが隣で寝ていた。
「くー・・・」
普段は俺より早く起きるやつなのに・・・昨日、あれだけ動き回ったんだから当然か・・・
「昨日はあの後軍団の連中と食べ放題に行ったんだっけ・・・ボスゴドラが飲ませまくるから大変だったな・・・」
俺は布団の上で昨日の事を思い出していた。

207 名前:氷銀将軍 投稿日:2006/08/20(日) 19:36:48 [ 8qBnQPCs ]
「これで・・・良かったのよね・・・」

アストレアはぽつりと呟くとテレポートで消え去った。
宙に雫を残して・・・

208 名前:98 投稿日:2006/08/20(日) 20:37:27 [ wLZjrzKo ]
アストレアさん、エローーーーーーーーーーーース!(ぉ
リアルタイムで氷銀将軍さんのえちぃシーンを見ましたが、良かったですー。
僕のえちぃシーンが若干間接的なものならば、氷銀将軍さんのえちぃシーンは直球ですね。
到底僕には無理です。ビビリ性なので。

で、最後に記憶の補完。
どうも「アストレア=多数性行為をしている様子」と「主人公=そんなの身に覚えがねぇよ」で矛盾していて「?」と言う感じだったんですが。
アストレアさんも大変ですね。
次の話も楽しみにしてますw

209 名前:水銀将軍 投稿日:2006/08/20(日) 21:34:46 [ 8qBnQPCs ]
もうばれていると思うんでネタばらしを

アストレアは記憶を操作することができます。
それはもう、記憶消去、記憶の捏造、夢扱い等と反則的な事ができます。

悪用しないアストレアだからこそ持ち得た能力です。(主人に使ったのをどう捕らえるかは別として・・・)

>>208
前スレのアストレアが関わった話を読んでくだされば解るのですが、かなりの回数やっちゃってます。彼女・・・
しかしその殆どの回でアストレアによって記憶を消されているので主人自身には身に覚えはありません。
アストレア自身の記憶は残っているのでぽろっと出てしまうこともあります。

解決できたのなら幸いです。

210 名前:シア 投稿日:2006/08/20(日) 22:17:39 [ 0eGbxFFM ]
とりあえずお疲れ様でした。アストレアは悲しいものですねー。
カワイソス(つД`)

211 名前:鋼の 投稿日:2006/08/20(日) 22:50:57 [ n07jZvyU ]
アストー!!!!「お○○○ん」って何度も言うなァーッ!!!
・・・でもアスト主体の最後はやっぱりほろ苦い終わり方です。
彼女が幸せになれるのはほんのひと時なのが改めて感じられます。


それとは別に、記憶消すのはゆめくいではなく別の能力ですね・・・

>>209
病院でのアレを本当に夢だと思っていた俺は少数派のようです。

212 名前:98 投稿日:2006/08/20(日) 22:57:00 [ wLZjrzKo ]
>>209
 詳しい説明ありがとうございました。
 使いどころによってはなかなか良いですよね、記憶操作って。
 逆に相手(マスター)に「襲われたー!」とか云々で話が広がりそうですし。
 ……アストさんはそんなことしないと思いますけど。

213 名前:新参衛生兵 投稿日:2006/08/21(月) 11:03:25 [ vCQZzSdw ]
氷銀閣下乙です。
つミックスオレ(微糖)

泥酔アストレア激モエス
(*´д`)
あの何か甘えた様な口調が(・∀・)イイ!!ですね。

ただやはりアストレアがメインのお話の最後は何か辛いものを感じますね…
幸せになってもらいたいものです。

214 名前:98 投稿日:2006/08/21(月) 11:38:46 [ wLZjrzKo ]
ワカバタウン住宅街。
 あの一軒(前回&前々回参照のこと)以来、サーナイトは男にべったりだった。
 まさに片時も離れたくないとはこのこと。
 隙あらば男のそばに身を寄せていた。
「あらあら、仲の良いこと良いこと」
「えへへ〜。ぎゅぅ〜」
 照れているのか何なのか。
 男は一言も話さない。
 サーナイトの小さな胸が男の右腕を刺激する。
 柔らかい感触が心地よく、つい手を出しそうになるが。
 必死で理性を保とうとしている男。
 つい顔に出てしまっているようだ。
「あら、そんなに我慢する事ありませんわよ」
 アルトが男の左に座る。
 ソファが軽く沈んだ。
 そしてサーナイトと同じように身を寄せる。
 サーナイトととは違う、豊満な胸が男の左腕を包む。
 そしてそのまま胸をアルトは寄せた。
「そういえば、質問の答え、聞いていませんでしたわ」
「質問……?」
「あー、そうですぅ。胸があるほうが良いのか無いほうが良いのかっていう」
 そんなことがあった。
 と、言うのもその質問のせいであんな事になったのだからあまり触れたくはなかったが。
 男は口を開いた。
 本当ならば先日言うべきだった事を言葉にした。
「俺はある方も無いほうも、別にどっちだけ一方が好き、と言う事は無いさ」
 そんな男の言葉が二人の心に真摯に届く。
「サーナイトはサーナイト、アルトはアルト。それぞれの個性なんだからさ。二人の事が好きなんだから、俺は」
 何だか上手く逃げられた気がするアルト。
 感動したのか瞳を輝かせているサーナイト。
 まるで対照的な二人だが。
「だろ? そう言うことだ」
「ま……マスタァァァ〜……」
「ご主人様にしては上手くまとめましたわね」
「悪いか?」
「いいえ。両刀持ち、と言うことで」
 アルトが微笑む。
 サーナイトはまるでネコのように懐いてくる。
 両刀持ち。
 それはそれで別に構わないが。
 何だか不穏な響きがするのは嫌だ。

215 名前:98 投稿日:2006/08/21(月) 11:39:20 [ wLZjrzKo ]
「そう言えば、ご主人様?」
 3人でお茶をしている時。
 アルトが訊ねてきた。
「ご主人様、一応リーグチャンピオンですのよね?」
「ああ、そうだけど?」
 部屋にはリーグチャンピオンになったトロフィーと賞状が置かれている。
 どうやら内面は適当だが、実力はあるようだ。
「そのときのお話、してくださらないかしら?」
「ん? まあ、別に良いけど……」
「懐かしいですよねー。フヨウちゃん、元気かしら」
 ポケモンリーグサイユウ大会。
 全大会は総勢250人による大会至上3番目に多い参加者数だったらしい。
 第一次予選で100人にまで減らされ、第二次予選でその半分の50人に。
 その50人による3日間のトーナメント戦を経て、優勝者を決定。
 その後2日のインターバルを置いて、ポケモンリーグ四天王との勝ち抜きバトル。
 これがサイユウ大会の全容だった。
 その中でもサーナイトは四天王のフヨウとの間に友情が芽生えていた。
 今でこそ連絡を取っていないものの、また遊びたいと考えていた。
「中でも一番辛かったのは……やっぱりゲンジさんとのバトルだな……。手持ちに氷技を使える奴がいないんだもの」
「仕方ないので私のサイコキネシスの力押しで勝ったんですよねー」
「最後は結局力押しですの? まあ芸が無いと言うか何と言うか……」
 アルトがため息をついた。
 否定はしない。
 どんなに巧みなテクニックを持っていても。
 どんなに上手く作戦を立てていても。
 結局のところピンチになると力押しに頼るしか他無い。
「ま、リーグチャンピオンの実力云々は分かりましたわ。し・か・し」
 アルトが男の股間をさすった。
「がふぉっ?!」
「こちらでもチャンピオンになってほしいものですわね」
「アルト! 貴様ぁっ!」
「おほほほほー」
「でも」
 サーナイトが言う。
 どこか悟ったようなその表情と。
 どこか寂しげなその声。
「楽しかったですよね、旅をしていたとき……」
「……何だかんだ言ってな。ダイゴさんや、ミクリさん……色んな人に会えたし」
 色々は人に会い。
 色々な物を見て。
 色々な事を体験した。
 かつてグラードンとカイオーガと言う伝説上のポケモンが出現。
 ルネシティを中心にその力を奮ったと言う事件があった。
 そのとき、男は愕然としていた。
 今まで自分達のパートナーとして一緒にしてきたサーナイトや他のメンバーも。
 もしかしたらこんな風に暴れるのではないだろうか、と。
 不安に駆られた。
 しかしそんなことを吹き飛ばしたのは、彼が出会った人物の中でも一番助けられたダイゴ。
「君はただポケモンを、パートナーや仲間を信じてやれ。それがポケモンにとってもトレーナーにとっても一番良い方法だ」
「何ですの、その言葉は」
「マスターのお世話になった人が言っていた言葉なんです。良い言葉ですよねぇ」
 その後も、他愛の無い話で盛り上がり。
 だけどちょっと考えるとこがあるといって、男は自室にこもった。

216 名前:98 投稿日:2006/08/21(月) 11:40:12 [ wLZjrzKo ]
「マスター? まぁーすぅーたぁー?」
 サーナイトが男の部屋に顔を出した。
 男は毛布にくるまっていた。
「どうしたんですか? もうそろそろ夕ごはん……」
「なぁ、サーナイト」
 男が顔を出す。
 ただし、上半分だけ。
「……このまま、リーグに出ても良いのかな?」
「?」
「リーグチャンピオンになってから暫く経つけど……何もしてないし。多分リーグ委員会の方から手紙来るし……」
 毎年リーグチャンピオン以下トップ8には手紙が届くと言われている。
 それは今年の大会にも参加するか否かの手紙。
 自分は、このまま出ても良いのか。
 チャンピオンになってからろくに訓練もしていない。
 自分が。
 男は怖かった。
 チャンピオンと言う肩書きが。
 もし次の大会に出て負けたらどうなる。
 チャンピオンなのに負けやがった。
 チャンピオンなのに。
 そう言われるのが嫌だった。
「多分、あの時以上の力はもう出ないんだと思う……」
「大丈夫ですよ」
 サーナイトがベッドに腰を下ろした。
 そして優しく男の頭を撫でる。
「マスターなら大丈夫ですよ。だってマスターは頑張りやさんですから」
「……………どういう理屈だか」
 でも、サーナイトにそう言われると不思議と安心できる。
 男は上半身を起こした。
 頑張りや、か。
 考えると初めて言われたような気がした。
 昔から何に対しても中途半端だった自分がここまでやってこれたのは、頑張ったからだろうか。
 それ以上にサーナイト達に助けられていた。
「サーナイト」
「ふぇ?」
「ありがとな」
 それだけ言うと、男の顔が接近した。
 そのままサーナイトの唇に触れた。
「ん……」
 サーナイトの口内で柔らかい舌と舌が絡み合う。
 互いの吐息が熱い。
「このまま……してください」
「良いのか?」
「早くしないと、アルトさんに怒られちゃいますぅ」

217 名前:98 投稿日:2006/08/21(月) 11:40:54 [ wLZjrzKo ]
サーナイトが男のベッドに横たわる。
 自らの指で秘部を刺激し、愛液を溢れさせた。
「いきなり本番で良いのか……」
「さっきも言ったじゃないですかぁ。早くしないと、アルトさんに怒られますよぉ?」
 サーナイトの顔は艶かしく。
 男を挑発してくる。
 男はサーナイトの足を広げ、その間に両膝をついた。
 そのまま怒張した肉棒をサーナイトの中に挿入した。
「んっ……あはぁっ! マスターの……入ってきましたぁ………。あふぅ……」
 きゅぅっ、と締め付けられる。
 ちょっとでも動いたら射精してしまいそうになる。
 男も最初はゆっくりと腰を動かした。
「くっ……あっ、サー、ナイト……。気持ち良いか……?」
「ふあっ、あふっ! んっ、きゅぅっ! きもひ、んぁっ! いいれふぅ!」
 サーナイトの華奢な体が壊れてしまうのではないかと心配してしまうほどに、激しく揺れていた。
 小さな胸が精一杯揺れている。
 中で収まりきらない愛液がシーツに広がっていく。
 それがちょうど良い潤滑油となり、スムーズに肉棒が動く。
 サーナイトの秘部内の肉の壁が、ひくひくと動き。
 男の肉棒を包み込んだ。
「もっろぉ、もっとぉ! ああっ! んふぁっ! もっと、突いてくださいぃっ! あはぁぁぁんっ!」
 男よりも先にサーナイトが絶頂を迎えてしまった。
 ぐったりとするサーナイトに、男も一時動きを止めた。
「おい、大丈夫か……サーナイト」
「あまりの……気持ちよさに、先にイっちゃいましたぁ……。すいませんですぅ……」
「いや、別に良いけど……」
 サーナイトの秘部から肉棒を抜いてみる。
 怒張した肉棒はなおも引くひくと動いている。
 愛液でコーティングされたそれを、静まらせる方法は射精しかないのだが。
 サーナイトが絶頂を迎えた以上、これ以上の性行為は望めないか。
「マスターぁ……」
 サーナイトの舌が肉棒に触れる。
「マスターの……こんなにてらてらして、とってもきれいですぅ……」
「サー……ナイトさん?」
 ついさん付けになってしまう。
「んじゅぅ……私の嫌らしいお汁で……こんなになってしまいましたねぇ………。きれいきれいしてあげますよぉ……」
 そのままサーナイトは口と舌を使って肉棒を舐めていく。
 下から上へ、先を重点的に舐め。
「はむぅ……ごしゅじんさまのぉ、まだおおきくなってますよぉ? うふふ……こぉしてぇ、こうするとぉ……」
「う、あ゛!」
「あはぁっ! なにかでてきましたよぉ! んちゅぅぅぅぅぅぅっ………」
 精液では無い何かを吸い取るサーナイト。
 長い長いその吸い付き。
 男の肉棒は元気になるばかり。
「もう、出ちゃいますかぁ? マスターのぉ……」
 肉棒にしゃぶりつき、睾丸を刺激する。
 一際びくびくと動き、勢いよく精液が発射された。 
 それは真っ直ぐにサーナイトの口の中へ。
「ん!? ごほっ、けほっけほっ……」
 むせ返るサーナイト。
 何だか居たたまれない気持ちに男はなった。
 一応口の中に入った分の精液は飲んでいく。
 こぼした分は男がふき取っていく。
「あー、疲れた……」
「さ、ご飯ですー」
 けろりとしているサーナイトを尻目に、男は精液をふき取っていた。

218 名前:98 投稿日:2006/08/21(月) 11:41:39 [ wLZjrzKo ]
「全く……ご主人様の相談に乗っていて遅くなった、といういうことですの、そうですの」
「すいません……」
 アルトが夕飯の支度をしていたおかげで降りたその足で夕飯にありつけた二人。
「ご主人様もご主人様ですわ。何もお食事前に相談する事も無いでしょうに」
「面目ない……」
 白米を食べる男。
「まあ何にせよ、解決したようで。「良かった」ですわね」
 やや含むような言い方をするアルト。
 この時はまだ気が付いていなかった。
 夕飯を食べ終え、男は脱衣所にいた。
 一番風呂に入るのが彼の趣味。
 服を脱ぎ、ドアを開ける。
「あら、ご主人様」
「……」
 目の錯覚だろうか。
 男はドアを閉めた。
 一番のはず。
 再びドアを開ける。
「何をなさってるんですの?」
「何でいるのーーーーーーーっ!?」
 男の声が風呂場に響いた。
 アルトは浴槽に使っておらずただ座っていた。
「五月蝿いですわ。お風呂場、声が響くんですから、もう少し抑えてくださいな」
 男は素早く、浴槽に浸かった。
「それにしても」
 アルトが浴槽の淵に座る。
「相談に乗ってもらっていた、とは……上手い言い訳ですわね」
「な、何の事かなぁ……?」
 視線が泳いでいる。
 アルトはそんな男の顔を両手で掴み、自分の顔の方へと向ける。
 サーナイトとは違う若干ツリ目の彼女の瞳が。
 男の心の中を覗き込むように見ている。
「言ったでしょう……? 私とサーナイトは根底の部分で繋がってるって……。だから、貴方たちがしていた事も全てお見通し……」
 逃げられない。
 アルトのこの目で見られると、どうにも逃げ出す事ができない。
 まるで獲物を捕らえる時の豹のような鋭い目。
 アルトが舌で自分の唇をなめまわす。
 そのためにぴちゃ、と言う音が聞こえてくる。
「ご覧なさい、私のここ……。こんなに濡れてしまったんですのよぉ……。どうしてくれるんですの? お食事のときも気になって気になって」
「……くっ」
「ご主人様のここも、もうすっかり起きたようですわね……。いやらしい、先ほど「した」ばかりでしょう?」
 男がふと浮かび上がった。
 目には見えない力、アルトのサイコパワー。
 風呂場の床に横たわる男の、ちょうど腹の部分にアルトも横になった。
 ふくよかな胸が、男の肌に触れた。
「体をきれいにして差し上げますわ、ご主人様……」
 そういって取り出したのはボディーソープ。
 それを自らの体に降りかけるアルト。
 それは彼女の体を伝い、男の肌に落ちる。
 ひやりとした冷たい感覚が、次々と男の肌を刺激していく。
 アルトはボディーソープまみれの体を男の腹の上でくねらせた。
「ふあっ! ア、ルト……」
「こういう性行為……したこと無いのでしょう? んんぅ……」
 胸が、腰が、足が。
 アルトによって洗われていく。
 ぬるぬるとした不思議な感触。
 アルト自身もこの悦びに、酔っていた。
「はぁぁぁぁ……ご主人様ぁ、どうですか? 私の胸で、お尻で、足で、手で。いっぱい洗って差し上げますわぁ」
 怒張した肉棒に狙いを定め、太ももで締め上げる。
「くぁっ!」
 太ももを器用に動かし、扱きあげる。
 秘部も器用に使っている。
「何か、溢れてきましたわね……。流石に早すぎるんじゃなくて?」
「仕方……ないだろ。気持ちよすぎるんだから……んぷぅっ?!」
 突然、アルトの胸が男の顔を包んだ。
 圧迫に似た刺激が、男の肉棒の動きを活発にさせた。
「んふぁぁっ……ご主人様の、これぇ…………ひくひくしてますわぁ……。私のあそこが、とても敏感になってますのよぉ……」
 肉棒が動くたびにアルトの秘部に当る。
 ボディーソープのせいだろうか、とても滑らかに。
「んっ、はぁっ……おっぱい、気持ち良いでしょう……? ふふ、とても気持ち良さそう……ふあっ!?」
 アルトの足に暖かい物が付着した。
 胸で締めつけているため、聞こえなかったが。
 どうやら射精したようだ。
「ふあぁぁぁっ、熱ぅいぃ……。ご主人様の精液……とろとろしていて………メタモンのようですわね」
「ほのはほえはおうかとおもうへど……」
「あら、苦しいんですの?」
 胸を顔から離す。
 空気を思いっきり吸った。
「死ぬかと思った……」
「気持ちよすぎて?」
「まさか」
 太ももに付着した精液をすくって、口に含んでいく。
 その様に、何か官能的なものを想像した。

219 名前:98 投稿日:2006/08/21(月) 11:42:15 [ wLZjrzKo ]
そこで男はある事を思いついた。
 アルトはサーナイトから生まれた存在。
 そして何もかも一緒と言う事なら。
 男はあるとの首筋に甘噛みした。
「っ!? ひゃああああああああああああああああああああああああんっ!!」
 アルトが絶叫し、秘部から愛液が噴出した。
 やっぱり思ったとおりだった。
 サーナイトは昔から首筋を触るとくすぐったいと言っていた。
 アルトがもし「性感帯も何もかも同じ」だとしたら。
「何を、なさいますの!」
「んっふっふっ〜……」
 いつもは攻められていたが。
 今回は違う。
 ここで男の意地を見せなければ。
「あ・る・と〜」
 再び首筋に軽く噛み付く。
「ひあっ! あふっ……お止めなさい………! んっ、ふあっ!」
 ボディーソープのせいで肌が敏感になっているため、いつもより何倍もの刺激に襲われている。
 男は執拗に首筋を攻める。
 噛んだり舐めたり、キスをしたり。
 そのたびにアルトの秘部から愛液が噴き出す。
 ちょっと多すぎる量の愛液が、風呂場の空気を変えていく。
「ちゅっ……ちゅぅぅぅぅぅ」
「あ、はぁっ! らめ……くびすじぃ………ちゅぅぅぅぅってぇ、らめぇぇ!」
 アルトの目がとろん、と据わり。
 無意識だろうか、自らの秘部を弄っている。
「んっ……ぴちゃぁ……。じゅっ、ずちゅるぅぅぅぅぅぅぅ……」
 わざと音を立てて首筋にキスをする。
「あ、ふあぁぁぁぁぁ……」
 首が力なく傾いた。
 息が荒い。
 しまった、やりすぎたか。
「アルト……?」
「………んぅ」
 アルトが目を開いた。
 少しだけ頬が紅潮している。
 ここまで大人しいアルトは逆に怖い。
「すまない……調子に乗りすぎた」
「ふふ、良いんですのよ、たまには……。それにしても」
 アルトは抱きついて。
「やればできるじゃないですの」
「え?」
「その調子で、攻めれば良いんですのよ? バトルも……リーグも」
「お前……」
 立ち上がりシャワーでボディーソープを洗い流す。
 アルトは知っていたのだ。
 男が悩んでいた事も、その内容も。
 全てはアルトにお見通し。
 そう言うことだ。
「それじゃあ、ごゆっくりどうぞ」
 アルトが風呂場から出た。
 何だかんだ言って、自分は支えられているのだ。
 サーナイトにも、アルトにも。
 やるしかない。
 再びチャンピオンになるしかない。
 男は、浴槽に浸かった。

220 名前:98 投稿日:2006/08/21(月) 11:44:43 [ wLZjrzKo ]
 第7作目ですー。
 今回はかなり長い(レス6つぐらい消費……)です。
 結構短くしようと練ってはいるんですけど、やっぱり色々と心理やらなにやら入れると長く……。
 
 今回は男の心情と、初めてアルトが「攻められる」側に。
 サーナイトもどこか活発になりました。
 やっぱり2人より3人、3人よりも……。

221 名前:紅の兵 投稿日:2006/08/21(月) 13:34:55 [ lYU7Bq9w ]
最近、閣下の小説を知りまして
楽しく読ませて頂いております。
もちろん98殿の作品も毎回楽しく読んでおります。

閣下、これからもがんばり下さいませ(日本語変かな?

222 名前:新参衛生兵(そろそろ「新参」抜こうかな…) 投稿日:2006/08/22(火) 03:37:54 [ SnEdqoQQ ]
>>214-220
98氏、新作乙です。
「…このまま、リーグに出ても〜」とゆうことはこれからはリーグ編に突入ですか!?
(・∀・)
だとしたらサーナイト以外のメンバーが気になるところ…
閣下のとこのマスターはボスゴドラやハッサムが結構出てきますが、98氏のとこのマスターの主力メンバーは一体どんなポケモンが…
楽しみですな
 
>>221
初めまして紅の兵さん、新参衛生兵と申します
このスレの住人として、これから宜しくお願いします

223 名前:新参衛生兵(そろそろ「新参」抜こうかな…) 投稿日:2006/08/22(火) 03:38:09 [ LVSO1XIY ]
>>214-220
98氏、新作乙です。
「…このまま、リーグに出ても〜」とゆうことはこれからはリーグ編に突入ですか!?
(・∀・)
だとしたらサーナイト以外のメンバーが気になるところ…
閣下のとこのマスターはボスゴドラやハッサムが結構出てきますが、98氏のとこのマスターの主力メンバーは一体どんなポケモンが…
楽しみですな
 
>>221
初めまして紅の兵さん、新参衛生兵と申します
このスレの住人として、これから宜しくお願いします

224 名前:紅の兵 投稿日:2006/08/22(火) 20:21:40 [ v7aunzdQ ]
自分が来た瞬間活気なくなりましたね・・・

新参衛生兵さん
こちらこそよろしくおねがいします。
初っ端から二重投降するあたりいい味出してますよ。

225 名前:98 投稿日:2006/08/22(火) 22:56:15 [ wLZjrzKo ]
どうも、98です。

>>221の紅の兵さん
 初めまして、98です。
 僕の小説、楽しく読んでいただいているようで。
 やはりどんな場所であれ、どんな小説であれ、読者の方に「楽しく読んでます」とか言われると嬉しいです。
 
>活気なくなりましたね
 多分、皆さん小説を練っているのではないでしょうか。
 一応僕は2〜4日に1つアップするようには心がけていますが……。
 まったり待ってみてはどうでしょう?

>>222の新参衛生兵さん
 感想ありがとうございます。
 とりあえずまだリーグには行きませんよ。何しろサーナイト&アルトとあんな関係なので。
 多分リーグに行ってもあの関係は無くならないのでしょうけど・・・…。
 それに風呂場での行為の時にアルトに励まされたとは言え、まだまだ男の中には葛藤がありますので。
 チャンピオンと言う肩書きが彼の足枷になっているんです。
 それを取り除かない事にはどうにも……。

 ちなむところ彼のメンバーはまるきり僕のパーティと一緒にします。

226 名前:水銀将軍 投稿日:2006/08/22(火) 23:40:46 [ 96ug87Fc ]
感想有難うございます。
皆様の感想が私の動力源となっております。

>>210
自分で書いておきながらアストレアに悪いことをしたと思っています。
何とかせねば・・・
>>211
酔ってるふりをしてたわけだから許してあげてw
>>212
アストレアはエンブレスと主人の関係を壊さない為にこの能力を使ってますからね。
>>213
この書き込みを読んでいた時にリアルでクリーミィメロンソーダを飲んでましたw
>>221
頑張ります。よければ読んだら感想をお聞かせください。
>>222
主人のポケモンのメンバー構成は終わっておりますw
後はどう出すか・・ですね。
>>224
恥ずかしがってるだけだと前に聞いた覚えがあります。

そして、98氏もGJ!
お陰様でゆっくりと書くことができます。感謝

227 名前:水狼将軍 投稿日:2006/08/22(火) 23:48:44 [ 96ug87Fc ]
時間稼ぎに書いたものを投下します。

でも少しばっかりスレ違いな気もしたんで直接投稿はしません。
落ちることもあるので読みたい方はお早めに・・・

http://www.uploda.net/cgi/uploader2/index.php?dlpas_id=0000020455.txt

DLパス suigin

228 名前:水狼将軍 投稿日:2006/08/22(火) 23:49:32 [ 96ug87Fc ]
・・・hを抜くの忘れてました・・・すいません・・・

229 名前:鋼のケーキ 投稿日:2006/08/22(火) 23:52:41 [ n07jZvyU ]
相変わらず見ていて気持ち良いです。

そろそろ例の天然サナと馬鹿主人の話の続編を書きたいわけですが
・まだ文字の状態にしていない
・出す予定の登場人物の設定を作成中
・笑いを入れる予定だがオチは考えていない
・なんか別の小説(しかもまた新作)が頭から離れない
でかなりの時間がかかる予定です。まあ期待せずにお待ちください。

230 名前:鋼のケーキ 投稿日:2006/08/23(水) 00:26:21 [ n07jZvyU ]
あり?入れ違いのようです
保存してみた結果・・・
まあスレ違いとも言えますが個人的にはストライクゾーンど真ん中です。


彼らにこれからも変わらない良い「人生」を!!

231 名前:98 投稿日:2006/08/23(水) 01:12:36 [ wLZjrzKo ]
 回線が込んでいたのか、僕の使っているPCがぼろっちぃのか……。
 ようやっと読むことが出来ました。
 とりあえず感想書いて寝ます。
 そうは言ってもネタバレはしないほうが良いでしょうか。

 そういう展開でしたか。よもやもよもや、と言った感じですー。
 エンブレスさんもすっかり変わられて……。
 スレ違いかどうかは僕にはあまりピンと来ませんが、その事を差し引いても良い物でした。
 彼らとその「宝物」にずっと幸せがそばにいると良いですねw

232 名前:名無しさん 投稿日:2006/08/23(水) 06:59:37 [ r4sPzPAk ]
>>227
(゚∀゚)

233 名前:シア 投稿日:2006/08/23(水) 10:43:19 [ 0eGbxFFM ]
>>227 ダウンロードして読ましてもらいました。いやーハッピーエンドでしたねw
   見ていて幸せな気持ちになりました。いいもん見せてもらいましたよ。
   これからもがんばってくださいです。(´∀`)

   えー申し送れました。シアといいます。これからよろしおねがいします。

234 名前:シア 投稿日:2006/08/23(水) 10:44:08 [ 0eGbxFFM ]
遅れる・・でした

235 名前:98 投稿日:2006/08/23(水) 21:06:09 [ wLZjrzKo ]
ワカバタウン住宅街。
 今日も良い感じに空は澄んでいる。
「ん〜、良い天気ですわぁ〜」
 アルトが外で背を伸ばした。
「最高の洗濯物日和ですねー」
「そうですわね。っと、そろそろご主人様起こさないと間に合わないんのでは?」
 サーナイトが慌てて男を起こしに行く。
 男は今日、リーグ委員会に呼び出しを受けていた。
 先日リーグ委員会から手紙が届いていた。
 それにはリーグ参加の有無を訊ねるものだが。
 男は迷っていた。
 期日は今週末。
 そのせいで男はサイユウシティに向わなければならなかった。
 カイナからミナモへ、そこからトクサネへ向いサイユウ行き連絡線に乗らなければならない。
 あいにく男の手持ちに「そらをとぶ」を覚えたメンバーはいない。
 歩く方が楽しいから。
「マスター、早く起きてくださいぃ〜」
「あみゅ……くー」
 まだまだ起きそうに無い。
 体をゆすっても、反応が無い。
 しかしながら本当に時間が無い。
「お・き・てぇー!」
 布団を引き剥がす。
 そして男は床へ。
「った! うおぉぉぃ……何をする!」
「マスター、船に間に合わなくなりますよ! ねぼすけさんなんですからぁ」
 急いで着替える。
 何しろサイユウまで結構な距離がある。
 遅れれば遅れるほど、後々に響いてしまう。
「お掃除とかは私とアルトさんでしますからぁ、急いで急いで!」
「あわわわ……すまない! ボールボール……」
 一応一匹だけ連れて行くことにする。
 何かあったら困るから。
「あや、ブラッキーさん。お久しぶりですぅ」
「……何か、変わったなぁ、キミ」
 ブラッキーが言う。
 悠長に話している暇など無い。
 ブラッキーをつれて男はサイユウへ向う。

236 名前:98 投稿日:2006/08/23(水) 21:07:37 [ wLZjrzKo ]
さて、残された二人で掃除などをこなしていかなければならない。
「では始めますわよ」
「はーい」
「私は一階の掃除をしますわ。サーナイト、貴方は二階の掃除を」
「わかりましたぁ」
「くれぐれもご主人様のお部屋で………なんてしないように」
 頬が赤くなるサーナイト。
 何しろ男のパジャマや布団に付着した匂いでしてしまうほどだから。
 掃除などしていたら……もしかして。
「し、しませんよぉ! 心外ですー!」
「そ。それなば良いですわぁ」
 アルトが室内箒を手に取る。
 意外と似合っている。
 サーナイトは掃除機をもって二階へ。
 まずは廊下の掃除、その後男の部屋サーナイトの部屋、トイレと続く。
 家中に掃除機の駆動音が響き渡る。
「次はー、マスターの部屋ぁ〜」
 ドアを開け、掃除機をかける。
 机の下や、部屋の隅などに埃が溜まりやすい。
 サーナイトは掃除機をベッドの下に入れた。
 すると、掃除機の先に何かが詰まった。
「んにゃ。何でしょう……。む、取れない……むうぅー………ひゃっ!」
 詰まった物を摂ろうと手を伸ばした拍子に、上半身がめり込んだ。
 じたばたと足を動かすが、どうにも動かない。
 恥ずかしい。 
 まさかこんな形になるとは思ってもしなかった。
「ん〜、むー、てやぁー! ……どうしましょう」
 ぴったりと嵌っている。
 ベッドと床の隙間に挟まるなんて、考えてもいなかった。
 何とか抜け出そうと足を先ほどよりも激しく動かす。
「もう、何なんですの! 先ほどからどたばたと……」
 男の部屋に入ってきたアルトは、それを見つけた。
 ベッドと床の隙間に挟まったサーナイトを凝視していた。
「……何、してますの?」
「あうぅ……掃除機の先に何か詰まったので、取ろうとしたんですけどぉ……」
「逆に詰まってしまった、と?」
 ただただサーナイトは泣くばかり。
 ちょっと可愛く見えてきた。
 足を動かすしぐさが。
 外に出ようと腰を振るしぐさが。
 アルトの心に火をつけた。

237 名前:98 投稿日:2006/08/23(水) 21:08:20 [ wLZjrzKo ]
「可愛いですわぁ……」
「ひゃっ!」
 アルトがサーナイトの腰を捲くり、あらわになった真っ白な尻をなめた。
 アルトの唾液で、サーナイトの白い尻が光る。
「ふあっ……アルトさん、マスターのお部屋でえっちな事をしてはいけないって……あふっ、言ったじゃないですかぁ……んふぁっ!」
「あら、一人でしてはいけないと、私は言ったんですのよ? 二人で……気持ち良いこと、しましょ?」
 その丸い尻に軽くキスをする。
 アルトは尻を揉み、更にサーナイトに刺激を与えていく。
「ふふ、すべすべでぷにぷにしていて……あなたのお尻、可愛いですわよ」
「やぁっ……んっ! アルト……さぁんっ! くすぐったい、ですぅ……」
「お尻のラインだけでしたら、私よりも上ですわね……。何かムカツク……」
 アルトは右手をサーナイトの秘部に潜らせた。
 そのまま秘部の奥へ奥へと手を伸ばす。
 今のサーナイトは抵抗する事ができない。
 抵抗しようものなら逆に体を痛めてしまう。
 成すがままに、サーナイトはされていた。
「んひゃぁっ! そこは、ダメぇ……。んっ……声が、漏れちゃいますぅ……! あふ、ひぁぁぁっ!」
「胸は無いのにお尻のラインが良いとは……私とそこは逆ですのねぇ…………。ほぅら、こうしてお尻とそこを同時に」
 尻の穴と秘部を同時に攻め立てるアルト。
 未知の快感に体をくねらせるサーナイト。
 そのしぐさを見て、更に心を躍らせるアルト。
 サーナイトの秘部の愛液をすくい、知りに塗りたくる。
 アルトの唾液と相まって、その光はとても淫靡に。
「ああ、とても嫌らしい匂いがいたしますわよ……。あなたのお尻、こんなにいやらしく成り果てましたのよぉ…………」
「あ、あはあぁっ……ダメ、ですぅ………。それ以上刺激されると、私……わたしぃ……」
 サーナイトの足が汗ばんできた。
 ぬめぬめに光っているサーナイトの尻を、執拗に攻める。
 寄せ挙げたり、放したり。
 粘土をこねるように。
「ふあ、ふあああああああああんっ!」
 サーナイトは絶頂を迎えてしまった。
 そのままぐったりとしたが。
「せいやぁっ!」
 突然サーナイトの体が動いた。
 ベッドと床の狭い隙間から、まるで「すぽーん」と言う擬音が似合うように。
「ふ、ふぇ……?」
「全く、手間をかけますわね……」
 汗ばんでぐったりすれば、幾らか抜け出す機会がある。
 アルトはそれを狙っていたのか。
 偶然だったのか。
「それにしても……」
 床に広がった染みを見るサーナイトとアルト。
 かなり広範囲に広がっている。
 まるで雨後の水溜りのようだ。
「ここまで出しますの、普通?」
「あうぅ……だってぇ、気持ちよくって、つい……」
 そう言うと掃除機を引き抜いた。
 元はと言えばこれのせいだった。
 スイッチを切り、先に詰まっている物を見た。
 それは、一冊の雑誌だった

238 名前:98 投稿日:2006/08/23(水) 21:08:55 [ wLZjrzKo ]
サイユウシティ、リーグ本部。
「失礼します」
 男が会議室に入る。
 中の空気は最悪だった。
 ぴりぴりしている。
「どういうことかね! 出した手紙の返事を出さないとは!」
「そのことで実は相談がありましてですね……」
「だいたい、次の大会はもう半年後に迫っていると言うのに……! 前大会から君は動いていないそうじゃないか!」
「そんなことではリーグチャンピオンの名が廃ってしまうぞ!」
「それどころかリーグの存続さえ……!」
 足元のブラッキーが不安そうに男を見上げている。
 こう言う空気が男は一番嫌い。
 その事を分かっているから。
 結局委員会はトレーナーの育成よりも、自らの立場や名誉。
 リーグ開催の際に入る補助金が目当てなのだ。
 現に男もプロバカンダとして扱われているという事に嫌気が差していた。
 チャンピオンと言う肩書きによる「重圧」。
 そして自らがプロバカンダに使われていると言う「現実」。
 小さく男は舌打ちををした。
 小さくても数人しかいないこの部屋で、その舌打ちが聞こえないわけが無い。
「何なのかね、君のその態度は!」
「まったく、これだから今の若いトレーナーは……!」
「私たちが現役の頃はもっと……」
 ぐちぐちと小言を並べるばかりの委員会。
 我慢の限界だった。

239 名前:98 投稿日:2006/08/23(水) 21:09:40 [ wLZjrzKo ]
「まるでアンタ達が全てのトレーナーの見本になるような有能な存在、そんな風な言い方ですね」
 顔は笑っている。
 声は笑っていない。
「若いトレーナーがダメで、自分たちのように良い場所にいる引退したトレーナーは優秀だと……なるほど」
「何を言っているのだ、君は! とにかく君は大人しく参加をすればいいのだよ!」
「で、優秀なトレーナーが出てきたら掌を返したように接する……。御得意のパターンですねぇ」
「それ以上愚言を続けるのなら、容赦はせんぞ!」
「どうぞどうぞ。既に引退した老人に負けるほど、俺だって落ちぶれちゃあいませんよ」
 ブラッキーが前に出る。
 委員会も皆、ボールを投げ、目の前に委員会のポケモンが現れる。
 オオスバメにグラエナ、ダーテングにバクオング。
 それにジュプトル。
 5対1と言う不利なこの状況。
 こうなるだろうと、予想していた。
 そのためのブラッキーだ。
 一斉に襲い掛かる委員会のポケモン。
 でんこうせっか、かみくだく、だましうちにハイパーボイス。
 極めつけはリーフブレード。
 それぞれがブラッキーに直撃した。
 狭い部屋の中での戦闘。
 もちろん大型のポケモンでは機動性が殺される。
 小型、あるいは中型のポケモンならば十分大型のポケモンに立ち向かう事が出来る。
 煙が晴れる。
 ブラッキーは無傷。
「あれだけの攻撃を受けたと言うのに……」
「残念でした。何で俺がブラッキーを連れてきたか、教えましょうか」
 理由は二つ。
 一つは先述したとおり、ブラッキーは中型のポケモン。
 これだけで狭い空間では有利となる。
 二つ目は防御力。
 ブラッキーの特筆すべき点はその防御力。
 ダブルバトルやサバイバルでは攻撃も大事だが、防御も捨てる事はできない。
「いきなり先手から全力の攻撃……ものを考えて戦わないと」
 ブラッキーが構えた。
「息切れしますよ。ただでさえ老い先短いんですから。ブラッキー、シャドーボール!」
 漆黒の球体がブラッキーより放たれた。
 真っ直ぐに委員会のポケモンに命中する。
 5体のポケモンが吹き飛ぶ。
「すまないな……。お前達には恨みは無いんだがこれもバトルの一つ。勘弁してくれ」
 踵を返し会議室から出る。
 ドアノブに手をかけたとき、男は振り向いた。
「そうそう。言い忘れてましたよ。リーグにはもちろん参加させていただきます」
 ブラッキーが部屋から出て。
「忘れてませんよね? 俺、チャンピオンなんですよ」
 それだけ言うと、男も部屋を出た。
 圧倒的なまでの強さに、委員会の5人も打ちひしがれていた。 
「良いのか、あんなことして」
 連絡船の中で男はブラッキーと話していた。
 先刻の出来事の事。
 内心ブラッキーは冷や冷やしていた。
 なにしろ彼は真面目な性格だから。
「良いんだよ。一度ああ言う奴は痛い目見た方が良いんだ」
「そうか……」
 そう言うとブラッキーは眠りについた。
 家につくのは今から5時間後くらいか。
 今のうちに寝ておくことに。
 だけど、本当に大変なのだ家に帰ってからだった。

240 名前:98 投稿日:2006/08/23(水) 21:10:34 [ wLZjrzKo ]
午後4時30分。
 男は家に着いた。
「ただいまー……あー、疲れた」
「お帰りなさいですぅ、ご主人様ー」
「あー、おう……」
 出迎えたのはサーナイト。
 だが、何か違和感を感じた。
 振り返るとそこにはフリルの付いた服を着て、立っているサーナイトが。
 メイド服を着ていた。
「な、……えぇっ!?」
「お帰りなさいですわぁ、ご主人様」
 アルトの声がした。
 目の前に現れたアルトもまた、メイド服を着ていた。
「何だ、その格好!」
「えっとですねー、今日マスターのお部屋を掃除してたらぁ、こんな本を見つけたんですぅ」
 それは俗にエロ本を呼ばれる本。
 ベッドの下に隠しておいたはずだが。
「掃除機でお掃除していたらぁ、引っかかっちゃいましたぁ」
「俺のワンダーランドがぁぁぁっ!」
「あら、こんな物もう必要ありませんわぁ」
 アルトがエロ本をポイと投げ捨て、ゆっくりと男の服を脱がす。
 サーナイトが器用にズボンを脱がす。
「私たちが、いるではありませんの」
「そうですよぉ。マスター……けふけふ、ご主人様?」
 勢いよく男の下着を剥ぎ取る。
 二人の姿を見て興奮したのか、既に千党体制には言っている肉棒がそこにはあった。
 ソファーに据わる男の前にひざまずくサーナイトとアルト。
「それでは、私たちがぁ」
「ご奉仕させていただきますわ、ご主人様」
「あの、一つ質問です」
「はい?」
「他の本は……」
「全部捨てましたわぁ」
 泣きたくなった。
 そんな男を慰めるように、アルトとサーナイトの手が男の肉棒を包んだ。
 そのまましごき始め、息を吹きかける。
 生暖かい吐息と、柔らかい手の感触が男の理性を奪っていく。
「ふぅ……大丈夫ですよぉ、痛くはしませんからねぇ……」
「ふふ、たった数回しごいただけですのに……こんなにパンパンにしてしまって、とっても悪い子ですわぁ……」
 確かに男の肉棒は射精前のようにパンパンに膨らんでいた。
 手でしごき、言葉で挑発するアルト。
 サーナイトは手でしごいて、自らの愛液を肉棒に塗りたくっていく。
 潤滑油の役目をしているため、にゅるにゅると不思議な滑り方を味わう事が出来る。
 するとサーナイトがメイド服の胸の部分のボタンを外し、自らの胸をはだけさせた。
 真っ白で、小ぶりなサーナイトの胸。
 その胸を使って肉棒を刺激する。
「小さいですけどぉ、一生懸命ご奉仕しますぅ……。んっ、ふぅっ……あふぅ……」
「あらあら、もうそこまでするんですの? お早いこと……」
 アルトもきつそうな胸のボタンを外す。
 豊満な胸で男の顔を包み込み、右手で肉棒を優しく擦る。
 彼女達の親身な奉仕に、男も抵抗はしなかった。
「あぁんっ! ダメですわよ、ご主人様ぁ……。おっぱい、そんなにちゅうちゅう吸ってはぁ……。んもぉ、まるで赤ん坊ですわぁ」
「ちゅっ……んちゅっぷ。ごひゅひんしゃまぁ……わらひのおくひれもぉ、かんひてくらひゃいぃ……。じゅぅぅっ、んじゅっぷ!」
 肉棒を舐めるサーナイトと、自らの胸を舐められるアルト。
 どちらも刺激は違うが、そのうちには確実に刺激は溜まっていた。
 男の肉棒の先から透明な汁が少しづつ溢れ、奉仕をする二人の行動も尚一層激しさを増していた。
「んっ、はむ……じゅぅ、るろぉ……れろれろ……んじゅぅぅるるるるるっ! ご主人様、ここをしげきするとヒクヒクするんですねぇ。可愛いですぅ……」
「ふっ……ああんっ! ご主人様、そんなに胸を刺激なさらないでください……! んっ、あまり刺激すると、早く絶頂を迎えてしまい……ふぁっ! つまらなくなりますわぁ……」
「ちゅぅ……ちゅぱっ! そっか、そうだよな……」
 アルトの無防備な腰がくねり、男の肉棒に触れる。
 サーナイトも肉棒から口を離し、秘部を擦り付ける。

241 名前:98 投稿日:2006/08/23(水) 21:11:06 [ wLZjrzKo ]
「ふあっ! あっあっ、あはぁっ! マス、タァ! ここぉ、気持ち良いですよぉ! んっ、こうしてぇ、ひあっ! ぴったりとぉくっけてぇ……すりすりするとぉ………んひゃぁんっ!」
 サーナイトの肉壺から愛液が溢れる。
 アルトも秘部をすりつけ、更なる刺激を求めていた。
「ふあっ……ふふ、ご主人様……見てくださいまし………。サーナイトと私の……ここがぁ、とてもいやらしく光ってるんですのぉ……」
 二人の愛液が交わり、更に男の肉棒の光は増した。
 男の肉棒も耐え切れなくなったのか、内側に溜めた精液を吐き出した。
 どろどろの精液がサーナイトの顔とアルトの腰周りに付着した。
「んくっ……マスターのぉ、精液……とろとろしていて……ず、じゅるるるるるぅっ………」
「はぁはぁ……んっ、熱いですわぁ……。お腹の辺りが、とても熱いですのぉ……」
 いつもよりもちょっと濃い目の精液だった。
 二人で精液を吐き出した肉棒に口をつけた。
 まだまだ男の肉棒は精液を吐き出している。
 まるで委員会で味わったいらつきを吐き出すかのように。
「んっ、まだまだ、こんなにぃ……ちゅぅ、ちゅっ。ちゅぷっるるるるる……マスタァ……」
「ご主人様、毎日しているのにこんなに濃いものを造れるなんて……流石ですわよぉ……じゅぽっ、んむぅっ……じゅぅぅぅぅっ!」
 肉棒周辺に付着した精液を綺麗にふき取り、メイド服を直した二人は。
 改めて男に近づいた。
「マスター……見てください。私のここぉ、こぉんなにヒクヒクしてますよぉ………?」
「ふふ、ご主人様の嫌らしい精液のせいで私のも、こんなに濡れてしまいましたわ……。どう責任とってくれるんですのぉ……?」
 二人が濡れた秘部を眼前にあらわにする。

242 名前:98 投稿日:2006/08/23(水) 21:11:45 [ wLZjrzKo ]

 まずはサーナイトだった。
 メイド服をスカートを捲くり、ガーターベルトを外す。
 そのままゆっくりと、腰を下ろした。
「んっ……んあああっん! マスターの根元まで食べちゃいましたぁ……」
「凄いな……何か奥で当ってるけど……」
 サーナイトが動き始めた。
 サーナイトの中の壁が、動くたびに男の肉棒を包み込む。
「ふあっ、あっ、あはぁっ! ま、マスター! 中、でぇっ! こりこりってぇ! いってましゅぅっ! ふわぁっ! あひゃあぁん!」
 中で暴れる男の肉棒に、サーナイトもひたすらによがっていた。
 腰を激しく振り、男の肉棒を愛液が滴り落ちる。
 体勢を変え、サーナイトが馬乗りのような体勢になった。
 なおもサーナイトの腰は落ち着くことを知らず、激しさを増す一方だった。
「ひあっ、んっ! にゃっ、あんっ! んっ、ふあっ!」
「サーナイト……出るっ!」
 サーナイトの膣内に精液が放たれる。
 流石に2回目なので量は少なくなっていた。
「あっ、あっ! ふああああああっ…………私の中が……マスターでいっぱいですぅ……。とっても、とってもぉ温かいですぅ……」
 サーナイトが男の腰から降り、次はアルト。
 少しも休ませてくれないようだ。
「昨日は少し不意を疲れましたけど……今日は、たっぷりと楽しませていただきますわよ、ご主人様」
「頼む……」
「では、その前にまずは前戯ですわぁ……」
 胸で肉棒を圧迫する。
 まずは一度吐き出すものを吐き出させることに。
「私の胸の中で……ご主人様のこれがぁ、ぴくぴくしていてぇ……生きているみたいですわぁ………」
 相変わらずアルトの胸と舌による刺激は心地よかった。
 柔らかい舌と胸のコンビネーションに、すぐに男は射精した。
「んぷぅっ!? じゅぅるるるるるっ……。んっ、ちょっと早いですわよ?」
 唾液を十二分に纏わらせ、自らの膣内へ誘う。
 既に2回、射精しているのだがサーナイトの愛液のおかげですんなりと入れることが出来た。
「あはぁぁぁっ……やっぱりこの瞬間が気持ちいいですわぁ………」
 恍惚とした表情を浮かべるアルト。
 サーナイトと同じようで違う、肉付きの良い秘部が大きな口を開き、肉棒を咥えている。
 そのまま腰を上下させるとあたかもアルトの口で奉仕されているような錯覚にさえ陥る。
「うふふ……どぉう? サーナイトの膣よりも……私の方が肉付きは良いはずなんですのよぉ……? んっ、聞こえますわぁ……」
 より一層動きを早め。
「ご主人様のがぁ……んぅっ、私の中で激しく暴れているのがぁ………体の中を通って私の耳に届いてますわぁ…………んはぁっ!」
 アルトの体が真っ直ぐに伸び、小刻みに痙攣を起こす。
 どうやら中で出されたようだ。
 肉棒を抜くと、アルトの秘部から精液が溢れた。
 アルトもぐったりしているが、男もぐったりしていた。

243 名前:98 投稿日:2006/08/23(水) 21:13:06 [ wLZjrzKo ]
その後、いつもの様に風呂に入り。
 出てきて男はボールをポケモンセンターに預けた。
 そろそろ、か。
 そろそろ行動を起こさなければ。
 委員会の老人どもにああ言った手前、前大会以上の成績を残さなければ。
 前回は手持ち6匹のうちサーナイト以外の手持ちメンバーが、最後の四天王戦で倒されてしまった。
 今回はその半分の3匹、いや。
「…………完全勝利しかないか」
 それを残すしか他には無い。
 奴らに教えてやる。
 ポケモントレーナーは都合の良いプロバカンダではない。
 そう言うことを。
  
 第8作目です。
 今回もバカみたいに長いのでご了承ください。
 バトルなんて描写を入れなきゃ良かった、と今更ながら後悔してます。

244 名前:メイティアの人 投稿日:2006/08/23(水) 23:54:07 [ ykgvghho ]
98氏、いつもながらGJ!

皆様に質問なのですが、エロが含まれない小説をこのスレに投下するのはやっぱり駄目でしょうか?
いや、素直に小説総合スレに投下すればいいんですけど、こちらのスレの雰囲気が落ち着くので・・・
意見をお願いします。

245 名前:98 投稿日:2006/08/24(木) 17:22:31 [ wLZjrzKo ]
どうも、98です。

>>244
 やはり今回バトルの描写は不要だったのかもしれないですー……。

>質問
 ここにきてまだ日が浅い僕がとやかく言えた義理ではないのかもしれませんが。
 とりあえず一つの意見としてみていただければ幸いです。

 このスレの>>1に「『18歳未満の方すいません』なんて言いながら書くよりは
分化した方がいいんじゃないのかなと」、と明記されています。
 そう書かれている以上、やはり分けたほうがいいのではないでしょうか。
 確かにこのスレの雰囲気は落ち着きますが……。
 
 一つの手段としてうpロダを使用するとか、さまざまな方法はあると思いますー。
 うpロダだったらこのスレに「投稿をしている」ということではないのでOKかと。

 長文・乱文申し訳ございません。
 作品が完成しましたら、読ませていただきますので。
 それでは、失礼します。

246 名前:0.1 投稿日:2006/08/24(木) 21:37:29 [ OvE5kOyU ]
新入りです。よろしくです。
98様と閣下様の小説、実はずうっと見てましたよ。
すごいですね。お礼に差し入れを。
溶けないうちにどうぞ。

 ●
 ○ ←アイスクリーム(ダブル)
つ▽
もひとつ。
つロ←おいしいみず

では。

247 名前:名無しさん 投稿日:2006/08/24(木) 22:16:07 [ 6uYRuxFo ]
>>246
ageないでsageてくれ。

248 名前:シア 投稿日:2006/08/24(木) 22:19:44 [ 0eGbxFFM ]
>>246これからよろしくおねがいします。シアです。
   自分もずっと閣下の小説や98様の小説見ていて見てばっかりはいけない
   と思い感想など投稿しています。
  (自分まだ新入りなのでたいそうなことはいえないです。
  
   あとここはsage進行ですからレスするときは
   mall欄にsageと書いて下さいです(´∀`)

249 名前:鋼のケーキ 投稿日:2006/08/24(木) 23:24:10 [ n07jZvyU ]
このスレがこう盛り上がるのも少し久しいですな。
前スレで軍隊みたいな名をつけてたころが懐かしいです。

>>244
俺も新入りなので小説総合スレ3にどうしても入れません。
完全なROM状態です。
まあそこで目をつけたのが練習スレですが

250 名前:0.1 投稿日:2006/08/25(金) 09:49:13 [ nXIOENEI ]
>>247
は、はい。気をつけます。
>>248
よろしくお願いします。
シア様も新入りでしたか。

一応sageましたが、

251 名前:0.1 投稿日:2006/08/25(金) 09:52:50 [ nXIOENEI ]
忘れてました。続きです。
絶対に自分(0.1)宛にメール出さないで下さい。
お願いです。

252 名前:シア 投稿日:2006/08/25(金) 13:21:36 [ 0eGbxFFM ]
>>251 出しても届かないから大丈夫

253 名前:名無しさん 投稿日:2006/08/25(金) 16:24:22 [ KY1GOVS2 ]
まぁ、なんです。新人の方も常連の方もガンガン投稿よろです。

254 名前:98 投稿日:2006/08/25(金) 22:48:45 [ wLZjrzKo ]
どうも、98です。

0.1さん、初めまして。
ずうっと、と言う事は頭の方から読まれたのでしょうか?
えちぃ描写とかはまだまだ未熟なので、恥ずかしいのですが……。
これからも頑張って生きたいと思います。


あと、ちょっとしたお知らせです。
現在「サーナイトえちぃ小説詰め合わせ」なる物を作ってます。
今までに投稿した第一作目〜第八作目までの詰め合わせと、簡単なキャラ紹介。
サーナイトとアルト、主人公のイラストとかサーナイト(ラルトス)と男の出会いとか。
そんな感じのものです。
もし需要があるようでしたら、2年ほど前からレンタルサーバーを借りているのでそちらのアドレスを貼り付けます。
多分その都合で次の小説が来週の頭になると思います。
その詰め合わせも来週の末までには仕上げたいですが……。

255 名前:0.1 投稿日:2006/08/26(土) 04:21:58 [ jsYupyNs ]
皆さん宜しくお願いしますね。
>>252
届きませんか。よかったです。安心しました。
>>253
はい。小説は出せませんが少しづつ馴染んでいきます。
>>254
はい。頭のほうから読んでます。
これからも頑張ってください。

256 名前:名無しさん 投稿日:2006/08/26(土) 19:09:52 [ akAWor.Q ]
最近閣下が来られないなぁ・・・

257 名前:シア改めアシ 投稿日:2006/08/26(土) 21:24:12 [ 0eGbxFFM ]
>>256 閣下も忙しいのでしょう。気長に待ちましょうよ。

258 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/08/26(土) 22:13:28 [ PaYUAa96 ]
やっと西ノ宮の実家(親)から開放された
『夏休みの宿題、終わってませんでしたからね♪』
明るく言うような事じゃないだろ・・・
と言う訳で今から早速書き始めようと思います!!

259 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/08/26(土) 23:20:34 [ PaYUAa96 ]
序に一つ・・・
俺は擬人化ネタを多様する男です(サーナイトはしませんが・・・
こう言うのが駄目なら見ないで下さい・・・

260 名前:98 投稿日:2006/08/27(日) 01:03:24 [ wLZjrzKo ]
ttp://www.geocities.jp/windmill0012002/sarnight.zip

こんなのを作ってみました。
直リンは危険なのでアドレスの頭の「h」を抜いてます。
もし興味のある方はどうぞ。

「今までの小説(1〜8)」と「サーナイトとアルト(イラスト)」、「男とサーナイトの出会い」、「登場キャラ紹介」です。
今までの小説をただ収録しただけなので、内容的に薄いですが……。

ちなみに小説の続きは出来たら明日、無理でしたら月曜日にアップします。
少々お時間をください。それでは、失礼します。

261 名前:名無しさん 投稿日:2006/08/27(日) 19:07:46 [ z/bBl5og ]
>>260
乙。そしてGJ。ついでに新作ガンガレ!!

262 名前:鋼のケーキ 投稿日:2006/08/27(日) 19:54:53 [ n07jZvyU ]
>>260
1話から読み返しました
このサーナイトの性格はやっぱ好きです

263 名前:アシ 投稿日:2006/08/27(日) 21:03:58 [ 0eGbxFFM ]
>>260
今日ここに来たらこんな素敵なものが
何度見ても飽きないです。(*´Д`)b

264 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/08/27(日) 22:45:52 [ 3SWgos0Y ]
今出来ている部分(要するに一話目
を載せます、見て解ると思いますがまだエロ展開には成っていません・・・

エリア・1

ヒュゴォォォ・・・
鮮やかな水色をした空を物凄いスピードで飛び回る、
蒼いラインが入ったボード、
そしてその上には、右目に一風変ったスカウターと思われる機械を着けた、
蒼い髪の青年が乗っている・・・
・・・・・・・・・・・・
ココはカントー地方、マサラタウン・・・
海と陸の交わる場所・・・
・・・
そして、この町に、先程の奇妙な青年が降り立った・・・
・・・
・・・・・・・・
初めまして、俺はこの小説の主人公、(右奈原 葵)だ、
まあ、読んで見れば解ると思うけど、この世界は、
ゲームの世界なんかより、ずっと科学が進歩している、
まあ、一番発展しているのはバイオテクノロジーと、地球外から持ち込まれた技術、
要するにオーバーテクノロジーだ、
まあ、発展し過ぎた科学の所為で、俺ら人間やポケモンにも色々と災難が降りかかったりした、
おかげで、人間なのに、ポケモンが本来持っている能力、
例えば、水、炎、空気や風、電気を操れるように成った、
人間の亜種「アークエンジェル」が生まれて、今じゃこの星の殆どの人がそれだ、
因みに俺は風とエスパーの能力を持っている、
それ以外にも、ポケモンが本来持って居ない筈のタイプ、
例えば、電気タイプのサンダースに地面タイプやが混じってしまったりする、
この現象が起きたポケモンはδ種と呼ばれている、
まあ、この種類は比較的少ない、
で、たぶん読んでいる方々は、何で俺が右目に変なスカウターを着けているのか気に成る事だろう、
まあ、之には複雑な家庭事情が有る訳ではないが、
俺の父親が、軍関係の科学者でオーバーテクノを扱っているのだが、
早速作った試作品のカメラ式スカウタープロトタイプを人権無視して、
ガキだった俺に無理やり装着しやがったんだ、
しかも、簡単なテンキーコントロール式では無くて、脳の神経細胞に直接電極を繋いで、
自己の意識で操作するタイプ、
おかげで、このスカウターを外すと、右耳の後ろに生々しく操作用の凹プラグが・・・
親父め・・・幼かった俺に何て事を・・・
おかげで小学校の頃は全く友達が出来なかったし、
事有る毎に女子共の100ホンをゆうに超える防犯ブザーも真っ青の大音響を聞かされるわ、
色々と酷い目に有った・・・
おっと、そんな事ばっかり話しても仕方が無い、
今俺が乗っていた蒼いラインの入ったボードは「リフドライブボード」通称、RDBと言って、
ゼロドライブと呼ばれる特殊な石を鍵の様に円形の操縦基盤の中心に差し込んで起動させ、
空気中に漂う反物質の粒子をボードの表面で加速させ、後ろに押し出すことによって推進する仕組みで
水素爆弾一億個分のエネルギーを僅か二立方糎の結晶に固めたゼロドライブを使って、
初めて動く機械で、之も家の親父の発明品・・・
最近はゼロドライブが一般に普及し始めた為、
親父の友達の子供とかが小型のRDBで遊んでいたりするが、一般には売られていなかったり・・・
そんな事はさて置き・・・

265 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/08/27(日) 22:46:40 [ 3SWgos0Y ]
ガチャッ(玄関を開ける音
サーナイト「あ、お帰りなさい、マスター♪」
俺が家に入って、真っ先に出迎えてくれた、このサーナイトの名前は『イシス』
極普通のサーナイトだけど、本来綺麗にカールしていてショートカットの筈の髪が、
少し伸びていてあんまりカールしていない上に、内ハネと外ハネが混じったような髪型、
まあ要するに、普通のサーナイトが、真上から水を被った時の様なヘアスタイルだ、
因みに、元々は俺の通っていた高校のクラスメートで、
唯一人俺を毛嫌せず、友好的に話しかけてきてくれた存在でも有る、
で、何で一緒に住んでいるかと言えば・・・
・・・
それを話し始めると長くなるから止そう・・・
そして・・・
「おかえりっ♪」
ムギュッ
突然部屋の向うから現れて、俺に抱き着いて来た、鮮やかな赤い髪の毛をした少女、
と言っても、さほど俺と年の差は無い、
前髪がかなり伸びており、右目と鼻が隠れてしまっているが、
右の髪を弐本のヘアピンで止めて居る為、少しは表情がある
そして、胸には青い三角形の紋章・・・
アオイ「おいおい、行き成り抱きつくなよ、イシスが見てるよ?」
俺がそう言うと、彼女は少し俺から離れた、
その様子を悔しそうな目で見て居るイシス・・・
イシス「カオリさん!!マスターは今疲れているんです、ちょっと位休ませてあげて下さい!!」
「何?イシスさんも僕みたいにアオイさんに抱き付きたいの?」
その言葉に頬を真赤にして怒るイシス
イシス「そ、そいう訳じゃ無いです!!私は唯マスターの事を考えて///」
たぶん文脈から解ると思うけど、今俺に抱き付いている少女の名前は(神風 薫)
人間みたいな名前だけどラティアスだ、因みに俺の手持ちと言う訳じゃなくて、
勝手に住み着いて、俺に懐いただけ、要するに居候・・・
序に、彼女の一人称は「僕」で有る、
そして、更に部屋の奥から若い男の声が響いた
「カオリ〜、あんまりアオイさんやイシスさんを困らせちゃ駄目だよ〜」
カオリ「は〜い」
彼女は少し残念そうに返事をすると、俺から離れて、また部屋の奥へ消えた
イシス「(私もおもいっきりマスターに抱き着いて見たいな・・・)」
そういえば、あと二人、俺の仲間が居る
まあ、今リビングで寛いでいるみたいだから紹介しよう、
「あ、お帰りなさい」
俺がリビングに入ってまず俺に挨拶をして来た鮮やかな青い髪をして居て、
腰まで伸びている後ろ髪をゴムで細く括っている俺と同年代の青年は(神風 翼)
カオリの兄で、重度のシスコン患者、
胸には赤い三角形が有り、解ると思うけどラティオスなんだ、
普段は人間の姿だけど・・・
で、あと一人、

266 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/08/27(日) 22:47:11 [ 3SWgos0Y ]
「・・・」
この、目を瞑ったままの、
鮮やかな水色の髪をしていて、オレンジ色のゴーグルを額に着けた男は(砂海 椿)
色違いのフライゴンで、俺の手持ちではかなりの実力者で、
鋼の属性を持つδ種で、岩を砕いた砂ではなく、金属を削った砂を操る金属使いだ、
こいつ一人でボーマンダの群れを見事に制圧できる、
が、かなりヤル気の無い奴で、しょっちゅう居眠りをする、
アオイ「御母さんが危篤だそうだよ(ボソッ」
と、俺が耳元で囁くと・・・
ツバキ「ママ〜!!!」
彼はそう言って飛び起きた
ツバキ「僕を置いて死んじゃうなんて酷すぎるよママ!!」
見ての通り、隠れマザコンで有る、普段は母親の事なんか気にも留めて居なさそうなのに・・・
このネタでしか起きないし・・・
そうそう、恐らくこの小説を読んでいる皆さんは、何で俺の仲間のポケモンがイシス以外
全員人間(正式にはアークエンジェル)の姿に成っているのか気に成っているだろう、
まずカオリとツバサ、
二人は、自分の意思で体の細胞を即座に変換して、人間の姿に成れる能力が元々備わって居たらしい、
因みに、擬人化後の姿は、ポケモンのときの姿が反映されるらしく、
カオリが人間のときに可愛いなら、ポケモンに戻った時も、
周りのポケモンからみて可愛いと言う事になる、
ツバサにも同じことが言える
そしてツバキだが、
彼の場合、やっぱり親父の影響だ、
なんか、家の親父がポケモンとのコミニュケーションをし易くしたいとかで、
家のカオリとツバサの能力を応用して作ったポケモン擬人化装置バルサン型の所為で、
世界中に分布しているポケモンの一部が、ナチュラルやδ等関係なく擬人化する能力を得てしまった
ツバキもその中の一人、因みに何でイシスはサーナイトのままなのかと言うと、
擬人化装置の擬人化物質を、無意識の内に念力のバリアで防いだ所為らしい、
まあ、あいつはあのままで十分綺麗だから良いんだけど・・・
ツバキ「酷いよ、僕がママの事を大好きなのを知ってるくせに!!」
アオイ「ああでもしないとお前は起きないだろ?」
ツバキは、目に涙を溜めて喚いている、
ツバサ「(ツバキさんの気持ち・・・痛いほど分かるなぁ〜)」
カオリ「(もっとアオイさんに好かれたいなぁ〜)」
で、ごちゃごちゃ言い合っている俺とツバキを見つめる赤と青の兄妹・・・
イシス「(何で私って、こんなに内気なんだろ・・・
このままじゃ本当にカオリさんにマスターを取られちゃう・・・)」
彼女は、そんな事を考えながら、自分の入っているMBを布で磨いていた・・・

267 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/08/27(日) 22:51:24 [ 3SWgos0Y ]
解り辛いと思いますが、カオリの体型や顔のモデルは
「ネ○ま」の本屋ちゃんです
性格は全く違いますが・・・
序にイシスの髪型は家のオファニエルと同じなんです・・・
評判さえよければ続きを書いて行きたいと思います・・・

268 名前:98 投稿日:2006/08/27(日) 23:41:19 [ wLZjrzKo ]
どうも、98です。

>>261
>>262
>>263
 まとめての返信で申し訳ございません。
 DLしてもらえたようで、嬉しいです。
 何せこのスレにまだあるのに再収録ですから……。我ながら馬鹿なことしたなぁ、と反省しています。
 新作、明日にはアップできると思います。
 もう第9作目なんですよね……。そろそろ2桁ですか。飽きっぽい性格ながらここまで続いたものです。

>>267
 読ませていただきましたー。
 カントーを舞台とした「ポケモン+ファンタジー」のような設定なんですね。
 δ種といったポケモンの亜種がどのように活躍するのか。
 主人公である葵も風とエスパーを持っているようですし……、いざとなれば自らがバトルの前に立つことも出来るんですか?
 そうなるとイシスと葵のコンビが見れる……。楽しみですー。

269 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/08/28(月) 01:52:42 [ 3SWgos0Y ]
いや、カントーに留まらず、全国を舞台としています、
因みに、この世界では、町や都市そして森や川が、
全て数百の「エリア」に分けられていて、
例えばマサラタウンなら「エリア1」
トキワシティなら「エリア3」と言った様な感じです、
因みにホウエンにある「エリア」はおよそ七十個で、
カントーはおよそ六十、
ジョウトなら五十、
シンオウなら八十
ナナシマには四十個の「エリア」が有ります・・・
ただいま二話目を執筆中也・・・

270 名前:98 投稿日:2006/08/28(月) 13:05:15 [ wLZjrzKo ]
ワカバタウン住宅街。
 この日、いつもと何かが違っていた。
「………」
 男は目を疑った。
 目の前にはフリフリのメイド服に身を包んだサーナイトの姿がある。
 昨日のコスプレ以来、どうにも気に入ってしまったようだ。
 確かに可愛いは可愛いが。
 ちなむところこの男にメイド属性は無い。
 そんな話はさておき。
「マスター、おはようございますぅ」
「あ、ああ……うん」
 突拍子も無いサーナイトの行動。
 慣れたと思っていた自分がいた。
 男がソファに座ると、メイドよろしくサーナイトがお盆にサラダを載せて運んできた。
「どうぞ〜」
 そういってサラダが目の前に出される。
「なぁ、サーナイト」
 男が口を開いた。
 サーナイトは男の前にひざまずいた。
 何だかどうにも調子が狂って仕方が無い。
 男はその口で、メイド服を脱ぐように言った。
「………」
 いわれた当の本人は口をぽかんと開けている。
 数秒の後、しなやかに服を脱ぎ始めた。
「そんなぁ……マスター、いきなり脱げだなんてぇ……」
「は……? お前、激しく勘違いして無いか?」
「んぅ……まだ朝ですよぉ………せめて夕方からなら」
 どうにかして欲しかった。
「あらあら、朝からお盛んだこと」
 アルトがひょっこり顔を出した。
 今からどこか行くのだろうか。
 玄関に立った。
「ちょっとカナズミまで行ってまいりますわ」
「気をつけてな」
 そんな感じで見送る。
 サーナイトもメイド服を丁寧にたたみ、タンスの中にしまった。
 しかしカナズミに何をしに行くのだろうか。
 それが気になるところだが。
「買い物、ですよね〜」
「ふぅん、買い物ねぇ……」
 買い物と言っても、アルトは手持ちを持っていないはずだが。
「あれ、気付きませんでした?」
 サーナイトが人差し指を立てた。
 そして微笑みながら。
「マスターのお財布もって行きましたよ〜」
「ちょっと連れ戻しに行ってくる」
 が、時既に遅し。
 アルトはワカバタウンにはいなかった。
 一体幾らくらい使い込まれるのだろう。
 男の背筋に寒いものが走った。
「マスター、ご飯冷めちゃいますよぉ?」
「ああ、悪い。せっかく作ってくれたのにな」
 ソファにすわり、フォークを持つ。
 サラダを口に運ぶ。
「はい、マスター」
 サーナイトがもう一本のフォークでベーコンを指し、男の前に出した。
「……何?」
「あーん、ですー」
「……………そんな事するのか?」
「一度してみたかったんですよ〜」
 男ももう抵抗する気にもなれないのだろう。
 そのベーコンを一口で食べた。
「はふぅ〜」
 満足したサーナイト。
 男もちょっとだけ嬉しかったりする。
 生まれてこの方、女にこんな事をしてもらった事がなかったから。
「じゃあ、片付けますね」
「いいよ。それくらい俺がやる」
 サーナイトの手から食器を奪い、洗っていく。
 すると背中に暖かい感触が生じた。
 後を見なくても分かる。
 サーナイトだ。
「えへへ〜」
 背中から手を回し、抱きついている。
「全く……」
 食器を片付け終え、サーナイトの頭を撫でてやる。
 サーナイトは頭を撫でられるのが好きのようだ。
 ふわりと、良い匂いが広がる。
 まるで良い日差しの時に布団を干した時のような。
 そんな匂い。
「ずぅっと、マスターとこうしていたいですぅ〜」
「そっかそっか……」
 サーナイトの頬に軽くキスをする。
 サーナイトが目を閉じる。
 そんな彼女も男の唇にそっと触れた。
「マスターのお口……ぷにぷにしていて……可愛いですね」
「そういわれたのは初めてだ」
「そうですかぁ」
 再び唇と唇が触れた。
 男の口の中で互いの舌が絡み合う。
 唾液と唾液が交わり、舌と舌が優しくうごめく。
 唇を離すと、唾液の糸が二人を繋げていた。
「……上に、行くか?」
「はい……お願いしますぅ」
 サーナイトを抱き上げ、二階の自室へと連れて行く。

271 名前:98 投稿日:2006/08/28(月) 13:05:55 [ wLZjrzKo ]
そのころのアルトは。
 カナズミの路地裏にいた。
「いらっしゃい」
 薄暗い部屋の中に足を踏み入れた。
 その中である商品を手に取る。
「これくださいな」
「お嬢ちゃん、お目が高い」
 レジを打ち店員。
 ちょっとだけ価格を安くしてくれた。
 それは桃色をした、小さな卵のようなもの。
「ん……?」
 ふとあるとは体に違和感を感じた。
 体の奥底が熱い。
 店を出たアルトは物陰に隠れて自らの秘部を見た。
 別段何をしたわけでもないのに、秘部が濡れている。
「ははぁ……そう言うことですのね」
 サーナイトと男が性行為を始めた事。
 このまま行為が進めばアルトも家に帰ることがままならなくなる。
 アルトはその場に座り込み、先ほど買ったものを取り出した。
「これがあればご主人様との行為が……うふふ〜」
 スイッチを入れる。
 最初はゆっくりと振動する卵形の機械、ローター。
 それを秘部にそっと当てる。
「んっ……振動が………はぁぁんっ!」
 ぴくぴくと動くアルトの体。
 おそらく家にいるサーナイトもこの感覚を味わっているはずだが。
 始めは外側にローターをあて、徐々に内側へ。
 それに伴い振動を強くしていく。
 ふと、左手で自らの胸を揉んでいた。
「ふあっ……あうっ! んくぅっ……!」
 柔らかい胸が次々と形を変える。
 何とか寄せ挙げ、勃ちあがった乳首を吸い始める。
「んちゅぅっ……じゅっじゅぱぁっ………んじゅるぅ、ちゅぅちゅぅ……んぷぁっ! はふぅ、ご主人様……もっと、もっとぉ……!」
 ローターの振動を最大にまで跳ね上げた。
 激しい振動がアルトの体を駆け巡る。
「ああああっ! ここ……ぉ、ここいいのぉ……。じゅっ、ずちゅるぅぅぅ……んぷぁ、はみゅぅ、んじゅぅっ!」
 乳首を吸い上げるスピードも早くなる。
 ローターを奥まで入れ、空いた両手で胸をまさぐる。
 体が火照る。
 汗ばんできた。
「あう、あふぁぁぁっ! ご主人様、ご主人様! ひああああああああんっ!!」
 一際激しく体が跳ね上がる。
 絶頂を迎えたアルト。
 ローターを秘部から引き抜く。
 そのローターには愛液が大量に付着していた。
 ローターの威力に感心する。
「うふふ……待っていなさい、ご主人様……。おーほほほー」
 いそいそと身支度をして家に帰るアルト。
 微妙にキャラが斜め上に向っていっている気がする

272 名前:98 投稿日:2006/08/28(月) 13:06:35 [ wLZjrzKo ]
アルトがカナズミで自慰行為に励んでいたころのサーナイトと男は。
 自室で体を交わせていた。
「ん……ますたぁ、もっとぉ……そこ、ぺろぺろしてくださいぃ……」
「ん? こうか?」
 男の舌がサーナイトの秘部の奥に入る。
 サーナイトの秘部は何だか甘い匂いがしていた。
「ふあぁぁぁっ……。そこ、そこですぅ……! んにゃぁぁっ!」
 内側の肉の壁をひたすらに舐め続ける。
 溢れ出る愛液を舐めあげ、胃に収めていく。
 わざと音を立ててすいあげる男に、サーナイトは尚一層の快感を得ていた。
「ますたぁのぉ……おくちがぁ………いや、らしいおとをたててぇ、わたしのえっしなおしるをのんでるぅ……」
「まだまだ出てくるよ、サーナイト。ほら、見てごらん」
 口を離し、サーナイトが自らの秘部を見た。
 どうやらアルトの自慰行為での快感も相まっているようで。
「んっ……なにもしてないのにぃ、わたしのあそこがぁ……んきゅぅっ、ひくひくしますぅ……!」
 ちょっとだけ触ってみた。
 ぷにぷにとした肉の感触が心地よい。
 続いて自らの指で秘部をいじり始める。
 左手で男に見えるように秘部を広げ、右手でいじり始める。
「んっ……ますたぁ………見えますかぁ?」
「ああ、見えるよ。きれいなピンク色だ」
「ふえぇ……ここが、マスターのを加えているんですねぇ……んきゅぅっ……」
 サーナイトが小さな豆のような部分をいじる。
 ぴん、と軽く弾くと大きな快感がサーナイトの秘部に生じた。
 そのまま何度も何度も弾き続けた。
 やがてぷっくりと大きくなった。
「サーナイトのここ、大きいな……。ぴちゃ、れろ……」
「ふあっ!? マスター……!」
「んっ、いつもサーナイトは俺のにしてくれているだろう? 今日はそのお返しだ」
 舌の上で「それ」を転がすように味わう。
 その度その度に秘部がひくひくと動く。
 まるで男の肉棒を欲しているかのように、その口を動かしている。
 今まで以上に愛液が溢れ、男の口の周りは付着した愛液で光っていた。
「じゃあ、マスターのにも……してあげますねぇ」
 男が横になり、サーナイトは男に秘部を預けたまま肉棒を舐め始めた。
 男の肉棒の皮を口で挟み、伸ばして下ろした。
「マスターの……もう先っぽから透明なお汁が溢れてますぅ………。我慢、していたんですね」
「そうだ。お前があまりにも……」
 男がサーナイトの秘部に口をつけた。
「可愛いからな」
 大きい音を立ててサーナイトの秘部の愛液を吸い上げる。
 その音は部屋中に、いや家中に響かんばかりの音だった。
「ず、じゅるるるるるるるるるぅぅぅっ………。はむ、じゅるぅっ! んじゅぅぅぅっ!」
 サーナイトも負けじと音を立てて肉棒に吸い付いた。
 睾丸を両手で刺激し、更に先汁を搾り出す。
 精液と違う透明な液は、男の肉棒の先から溢れ、肉棒の根元へと流れ落ちる。
 流れ落ちる先汁を吸いあげる。
 むせ返るように多い量。
「サーナイト……もう、出そうだ」
「んじゅぅっ、れろ、ずじゅぅっ……、ぷふぁぁっ! もう、出ますかぁ? んぅ……出して良いですよぉ………。ちゅぅちゅるぅぅ」
「うあ……」
「るろるろぉっ……えろれろ……ふふ、マスターの何時出るか分かりませんね。こんなにぴくぴくして……」
 執拗に攻めるサーナイト。
 男の意識がスパークした。
 同時に白い精液がサーナイトの顔目掛けて発射された。
 その勢いは止まらず、顔だけでなく小さな胸や腹にまで飛び散った。
「んんっ! ふあああぁぁっ! マスターのぉ、とぉってもあつぅいぃ……」
 恍惚とした表情で精液を吸い取っていく。
 とろとろとした精液はサーナイトの口の中で唾液と交わり、飲み込まれていく。
 そんな精液のシャワーを浴びたころ、アルトが帰ってきた。

273 名前:98 投稿日:2006/08/28(月) 13:07:06 [ wLZjrzKo ]
アルトは真っ先に男の部屋に入ってきた。
「はぁはぁ……まだ、していたんですのね」
「アルト、さん……?」
 アルトは自らの秘部をさらけ出した。
「ご覧なさい! こんなにびちゃびちゃになってしまって! 帰り道、一体何人の子供に「あー、あのお姉ちゃんお漏らししてるー」って指をさされた事か……」
「すごいですぅ、まるで洪水ですねぇ」
 その一言がアルトの心に火をつけたのか。
 アルトはサーナイトを座らせた。
 足を固定し、秘部をあらわにする。
 サーナイトの秘部も十分濡れていた。
「こんなに濡らして……いけない子ですわね。ちょっとおしおきが必要ですわぁ」
 アルトは先ほど買ったローターを取り出した。
「お前……それを買いに行っていたのか」
「そうですわ」
「俺のサイフ持って?」
「そうですわ」
 スイッチを入れる。
 初めて見るローターにサーナイトはおびえている。
「大丈夫ですわ……。すぐに慣れますわよ」
 それをサーナイトの秘部に当てると、サーナイトの口から艶を帯びた声が漏れた。
「んっ……ふぁっ! なん、ですかぁ……これぇっ! 私のあそこがぁ、んぅっ、ぴりぴりしますぅ……あひゃぁうっ!」
 ローターを動かすと、サーナイトの体も軽く痙攣する。
 まるでローターと繋がっているように。
「ふふ……ここもこんなにぷっくりさせてしまって………。ほぉら、ここ、気持ちよくしてあげますわ」
 サーナイトの陰核をローターで刺激する。
 今までと違いはっきりとした刺激がサーナイトの理性を奪っていく。
 再度、愛液が溢れ始めた。
 ローターの振動を強くすると、その振動によりサーナイトの愛液が飛び散る。
「さあ、ご主人様。まだまだ物足りないのでしょう?」
 アルトに言われて自分のを見てみる。
 先ほど吐き出したはずなのにまだまだ元気な自分の肉棒。
 それをサーナイトの顔に擦り付ける。
「んぷぅ……マスターの、まだまだぁ、んくっ……! お元気ですねぇ……」
 男の怒張した肉棒を手で支え、唾液にまみれた舌で舐める。
 下から上へ舐めあげる。
「れろぉ、れろぉっ……。ああんぅ……上のお口も舌のお口もぉ、とっても気持ち良いですぅ……」
「あなたのその顔……ついついいじめたくなりますわぁ」
 ローターの振動を最大まで強くした。
 低く、唸るような振動音が男とサーナイトの耳を貫く。
「んじゅぅ、ぺろぺろ……じゅっ、じゅるるぅっ! んじゅぅっ、るろぉ! はむぅっ、じゅぱっ! んぐっ、じゅろろろぉっ!」
「ふああ、私のあそこも……熱を帯びてきましたわぁ……」
 アルトが自分の秘部をサーナイトの足に擦り付ける。
 愛液がサーナイトの足に付着する。
 アルトの陰核がサーナイトの膝に当たり、刺激される。
 男はそんなアルトの胸を揉んでいる。
 豊満な胸を揉みしごき、勃っている乳首を指でつまむ。
 一心不乱に男の肉棒を咥えるサーナイト。
 その快感に身を任せているアルト。
 いつもとは逆の立場になってきている。
「二人とも……もうそろそろ!」
 肉棒から先汁がとめどなくあふれ出し。
 アルトも肉棒にしゃぶりついた。
 似ているようで違う二人の刺激。
 サーナイトは優しく、包み込むように。
 アルトは素早く、攻め立てるように。
 その違う刺激が心地よく、勢いよく射精をした。
「ふああああああんっ! また、またマスターの濃くて熱いのがぁ……私のお口の中にぃ…………いっぱい注がれてますぅ」
「んくぅっ?! ご主人様のとろりとした濃い精液……ふふ美味しいですわぁ………。んっ、ちゅるちゅぱぁ……」
 二人とも尚も肉棒から垂れ落ちる精液をすくい上げ、飲み込んでいく。
 まだ欲しいのかアルトは睾丸を刺激する。
 残っていた精液が肉棒からにじみ出た。
「まだまだ出ますのねぇ……本当に嫌らしいご主人様………」
 サーナイトも吸い付いた。
「ん、ぺろぺろ……マスターのここ、キレイキレイしてあげますねぇ〜。んじゅぅ、れろれろ……ちゅっ、ずちゅるるるるぅ……」
 再び始まった二人の「掃除」に男も身を任せることにした。
 ベッドに座り込み、サーナイトとアルトに任せたのだった。

274 名前:98 投稿日:2006/08/28(月) 13:07:41 [ wLZjrzKo ]
それから男は何回も射精をした。
 部屋中に充満する精液の匂い。
 窓を開け放つと、涼しい風が部屋の中に入ってくる。
「ん〜、良い風ですぅ〜」
「そうですわね。何と言うか、今まではちょっと臭かったですもの」
「それはお前達のせいだ」
「違いますぅ。マスターがあんなに……」
 言うのをやめる。
 気が付けばもうお昼を過ぎていた。
 昼食の用意をするべく、下に降りる3人。
 そこへ一通の手紙が届いた。
「俺宛の手紙……? 誰から」
 差出人の名前は無い。
 封筒の中身は1通の手紙が。
「………親父からだ」
「ふぇ、お父様からですか?」
「へぇ〜、ご主人様のお父様からですの?」
 本文を読む。
 それによると今男の父はカントーにいるらしい。
 そこにはホウエンにはいない珍しいポケモンがたくさんいるという報告だった。
 だが、真に伝えたいのはそれではなかった。
 末尾。
 そこに男の目が向う。
「リーグには気をつけろ」
 そこで文は途切れていた。
 リーグといえば先日の委員会の件がある。
 何を伝えたいのか。
 謎は、深まるばかりだった。

275 名前:98 投稿日:2006/08/28(月) 13:11:14 [ wLZjrzKo ]
 第9作目ーと言うか9話目ですね、もう既に。
 第4話目以来の濃いえちぃ展開に……なったかどうかは分かりませんが。
 アルトがカナズミ路地裏の店をどうやって知ったのか、は置いといて良いとして。
 最後の手紙の真意は少しづつ語っていきます。
 
 しかし最初のころに比べるとサーナイトもずいぶん積極的に……。

276 名前:98 投稿日:2006/08/28(月) 23:09:05 [ wLZjrzKo ]
 まず初めにろくでもないことでの書き込みをする事をお許しください。

 今日、自分の小説を読み返していたんです。
 伏線回収とか、今後どうするかを練るために。
 そこでちょっとした違和感が。
 主人公の住む町です。仮にもこの話はホウエンの話。

 勘の良い方なら分かったでしょう。主人公の町の名前、ワカバではなくミシロタウンでした(汗
 多分今まで読んでいて分かった人もいるかと思います。
 今後は「ミシロタウン住宅街」で始まります。

 本当、どうしようもない……。

277 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/08/29(火) 00:05:13 [ WHu8eAkw ]
なるほど、之で全ての謎が解けた、
今までどうやって移動していたのか解らなかったし・・・
ようやく納得が出来た・・・
まあ、俺も一応ジョウトにエリアを造っておいてはいるが、
物語に出て来るかどうか・・・
ジョウトってあんまり知らないからなぁ〜・・・
『マスター、愚痴になってますよ・・・』
あ、すまんすまん・・・

278 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/08/29(火) 16:16:00 [ Ny2x5Ids ]
やっとエリア・2が完成したっす・・・

エリア・2

アオイ「フアァァァ・・・眠っ・・・」
俺が大きくのびをすると、それを見ていたイシスが優しく話しかけてきた、
イシス「もう少しで秋ですから・・・」
ツバサ「寒いの嫌いだなぁ〜」
ツバキ「涼しく成るね〜」
と、まあ皆ヤル気を無くす夏の終盤・・・
カオリ「でも、どんなに寒く成っても、僕とアオイさんの愛で温めてあg」
アオイ「未だ夏なんだから暑くなる様な事言うな」
カオリ「あうぅ・・・」
彼女も結構暑さに参っているらしい・・・
アオイ「テレビでも見るかな・・・」
と俺がおもむろにリモコンを取ると・・・
ツバサ「あ、僕コメディ番組」
イシス「じゃあ私はニュースを」
カオリ「じゃ僕、映画」
ツバキ「僕はクイズ番組で」
その瞬間、俺の持っているリモコンにピシッと言う音と共に一筋のヒビが・・・
アオイ「エェイッ、喧しい!!俺はどこぞのファミレスのウェイターか!!
テレビは一台しかないんだ!!飲み物見たいに次々と番組を頼むな〜!!」
一同「ひぃ〜(涙目」
俺が怒鳴ると、皆はイシスの後ろに隠れた
イシス「え、何で私の後ろに!?」
一同「なんとなく」
なんかこいつ等の行動を見ていると本当にコメディを見ているようで面白い
アオイ「まあ良い、俺はニュースを見るからな」
俺はそう言いながらリモコンのスイッチを入れた
カチッ・・・
・・・(シーン
アオイ「あれ?」
カチッ、カチッ・・・
アオイ「点かない・・・」
何度リモコンのスイッチを押してもテレビは反応しない
と、ココでカオリが何かに気付いた
カオリ「元栓が入っていないんじゃ・・・」
ココで全てのなぞが消えた
アオイ「orz」
案の定、テレビ本体の元栓は入っていなかった、
ヴンッ
一同「(やっと点いた・・・)」
しかも都合良く朝のニュースをやっていた
と、ココで気に成るニュースが・・・
アナウンサー「此方、「エリア176」の金槌です、
近年、この海域の雨量が異常に少なく成ってきていると言う情報が入ってきています」
エリア176と言えば、ホウエン地方の127番水道の有る所だ、
確かあの変は毎年数々の船舶を海底に沈めてきた世界でも有数の大嵐製造地点の筈だ、
その理由は、数多く有り、
気流や海流の関係で低気圧が溜まりやすい所為だ、とか、嵐の神様の住処が有るからだとか、
中には、変な組織が絡んでいるなんて説もある、
その海域の雨量が少なく成って来たって事は・・・
アオイ「なかなか面白そうじゃないか?」
イシス「えぇ〜、危ないですよ、行かない方が良いですよ、絶対何かありますよ(涙目」
何でこいつはこんなに気が弱いんだろ・・・

279 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/08/29(火) 16:17:17 [ Ny2x5Ids ]
アオイ「ツバキは如何だ?」
俺は話をツバキのほうに振って見た、
ツバキ「ん?ああ、良いんじゃない?僕は一応賛成」
カオリ「じゃあ僕も賛成♪」
ツバサ「カオリを危ない所につれて行くのはあんまり気が乗らないけど・・・」
彼とイシスだけは、どこか浮かない顔をしている
アオイ「じゃあ、今日は俺とツバキにカオリで行くか」
カオリ「うん♪」
ツバキ「ん」
二人は、返事を返すと、フライゴンとラティアスの状態に戻った
イシス「何時も言ってますけど・・・」
アオイ「気をつけて下さい、だろ?」
俺が彼女の言おうとしていた言葉を言うと、彼女は少し寂しそうな顔でゆっくりと頷いた、
ツバサ「ああ、カオリに何かあったら僕は、僕はぁ〜」
彼は頭を抱えて色々と叫んでいる
アオイ「じゃ、行って来る」
俺は部屋の隅に置いてある、十字の切れ込みが入り、
蒼いラインが入った細長い六角形のRDBを取ると、家の外に出た、
アオイ「さて・・・」
俺はRDBをホルダーに着けるとスカウターのあるプログラムを起動した、
すると、スカウターの画面に、世界地図が写り、
「Quantum teleport」の文字が画面上に浮かび上がった、
アオイ「エリア176に転送準備」
俺がそう呟くと、スカウターの画面と俺達の足元に円形の幾何学模様が緑色のラインで描かれ、
円の淵から天に向かって光りが放たれた、
アオイ「転送開始、エンタングル!!」
キュイィィィィィン・・・ジジジジジジシュパァァァァァン!!!
「エンタングル」の言葉の瞬間、天に向かって放たれている光りに沿って、
小さな光の正方形が大量に現れ、俺達の体が小さな光りの粒になって、
その正方形の中に吸い込まれていった、
そして、俺達の体が完全に消えた瞬間、地面に描かれていた模様が消え、
俺達を吸い込んだ正方形の集りは、弾け飛ぶ様に消えた・・・
・・・
ゴォォォォ・・・
・・・
ココは、ホウエン地方127番水道、通称「エリア176」の遥か上空のジェット気流、
そして、その虚空の空間に、まるで水玉を池に落したかのような波紋が広がり、
その波紋の中心に向かって緑色をした光の粒達子が次々と集まって来て、
巨大な光りの球と成った後、一気に弾けた、するとそこには、
先程カントーのマサラに居た筈のアオイ達の姿が有った・・・
・・・
アオイ「転送完了〜」
と俺が呟いた瞬間、俺の中の重力感覚が消えた
まあ無理も無い、今まで地面に立っていたのが、突然雲の上の上だからな、
落ちるのは当たり前・・・
真っ逆様に落っこちる俺、そして其のあとを追うように急降下してくるカオリとツバキ・・・
アオイ「この無重力感が溜まんないんだよな〜」
と、俺が自由落下を楽しんでいると・・・

280 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/08/29(火) 16:17:59 [ Ny2x5Ids ]
カオリ「そんな事言ってる場合じゃないよ〜(汗」
ツバキ「早くRDBを起動させてよ」
二人は、少し心配そうな顔で俺を見ている
アオイ「はいはい(汗」
俺は、二人に笑みを見せると、体の体制を建て直し、
背中に付いているRDBと、ペンダントに着けてあるゼロドライブに手を掛けた
アオイ「RDB、起動!!」
俺はそう叫びながらRDBをホルダーから外し、底面を下に向けて空中に浮べた、
すると、ボードに入っている十字の切れ込みが開き、
中から円形の操作基盤と、足を置くステップが現れた、
俺は、其の上に飛び乗ると、首からゼロドライブをペンダントごと引き千切る様に取り、
操作基盤の中心に有る穴に差し込んだ、
カキッ♪
キュィィィィンン・・・
在り来りな起動音と共に、ボードに入っている蒼いラインが淡く光り始め、
ボードの底面後ろ半分から黄緑色と、水色がマーブル模様に混じった波の様な物が出始めた、
加速され、押し出された反物質の波である、
カオリ「(あぁ・・・あの後ろに乗ってタンデムとかして見たいな・・・)」
ツバキ「(毎回毎回ああやってスリルを楽しむのは良いけど、其のうち大怪我しそうだな・・・)」
二人はそんな事を考えながら猛スピードで雲海の上を滑走する俺の後ろを追いかけた、
アオイ「そろそろ目的地に行くかな・・・」
俺は、基盤に置いている手を捻ってRDBの速度を落すと、白銀に輝く雲の中へ急降下した、
四秒もしない内に雲海を抜け、群青に輝く海と、上には灰色の雲が蠢く世界と成った、
暫らくすると、俺と同じようにカオリとツバキが雲から抜けて着た、
カオリ「もう、僕達だけ置いて先々行かないでよ///」
ツバキ「何時もの事だけど・・・」
カオリは、どこか恥かしそうな表情をして怒っている、
まあ、そんな彼女の仕草を可愛いと思うのは俺だけでは無い筈・・・
しかし、幾ら勢力を弱めたとはいえ、流石は大嵐製造海域、
太陽の光りが入る隙間も無いくらいに雲が立ち込めて居る、
朝の筈なのに、まるで夕方のような暗さだ、
暫らく海面すれすれを滑空していると、丁度二十人程が立てそうなロの字型の浅瀬を見つけた、
俺は其の浅瀬に降りると、RDBからゼロドライブを外した、
すると、今まで展開していたRDBが、カシュンッ、と言う音と共に収納され、
また、十字の切れ込みが入った細長い六角形の板に戻った、
アオイ「さて、海底洞窟と言えば、この辺だった気がするけど、
合ってるか?ホウエン出身のお嬢さん?」
俺がカオリの方を見ると、彼女は頬を少し染めて答えた、
カオリ「うん、合ってるよ///」
アオイ「ん、解った」
俺はそれだけ言うと、スカウターから、電子化されていた小型エアカプセルを出した、
俺のスカウターは、MBの技術を応用して、生き物ではない全ての物を収納できる、
収納できる道具の限界は、保存用のメモリが続く限り収納できる、
アオイ「ほらよ、お前らダイビングなんて覚えてないだろ?」
二人「うん・・・」
二人は、少し寂しそうな顔をしながら、エアカプセルを受け取り、口にくわえた、
そして、俺も同じようにカプセルを口にくわえた、
アオイ「潜るよ・・・」
俺はそれだけ言い残し、静かに波打つ海に飛び込んだ、
それに続くように、カオリやツバキも飛び込んできた、
・・・
アオイ「(スカウターが無かったら何も見えないな・・・)」
・・・
水と岩以外、何も無い世界、
遥か上空を覆う雲の所為で、一点の光も無い、
暗視センサー(赤外線、超音波振動、光増幅)を装備している
俺の親父特製のスカウターが無かったら、今頃上も下も解らず、途方に暮れていただろう・・・
カオリ「(僕がエスパーじゃなかったら、今頃完全にアオイさん達と逸れちゃってるよ・・・)」
ツバキ「(砂の流れを読むのを応用すれば、カオリさんとアオイさんの位置を探れそう・・・)」
・・・
ピッピッピッピッピッピ・・・
・・・
真っ暗な海の中に、スカウターのスキャニング音が響く・・・
・・・
アオイ「(さて、海底洞窟の入り口はどこかな・・・)」
と、俺が後ろにある岩の壁を見た瞬間・・・
ピーッ!!
アオイ「(おっ?)」
突然、かなり深い洞窟と思われる窪みを発見した、
アオイ「(ビンゴ♪)」
俺は、スキャニングモードを終了すると、その洞窟に入っていった・・・
カオリ「(あっ、待ってよぉ〜)」
ツバキ「(ん?見付けたみたいだな・・・)」
二人も、俺の後を付いて来た・・・
案の定、奥まで行くと、上から淡く光が差し込んできた、
アオイ「(さて、待ってろよ・・・海の神様・・・)」
俺達は、揺らぐ光に向かって浮上した・・・

281 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/08/29(火) 16:37:38 [ Ny2x5Ids ]
中途半端な終わり方ですいません・・・
このままじゃ何時エロ展開に持ち込めるやら・・・
しかも、持ち込めたとして、(アオイ・イシス)コンビじゃない可能性も・・・
如何しよう・・・orz

282 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/08/29(火) 18:49:42 [ Ny2x5Ids ]
序に、これから仲間をあと二人出す心算です、
男か女かは・・・
『ひ・み・つ♪ですよ♪』
秘密にする必要性は無い気がするような・・・

283 名前:名無しさん 投稿日:2006/08/30(水) 16:49:39 [ 7CXRyqnM ]
>>282
乙カレ〜。

284 名前:98 投稿日:2006/08/30(水) 20:10:19 [ wLZjrzKo ]
>>282
 最新作読みました。
 やっぱりRDBやスカウターのような道具があると色々移動範囲とか情報とか自然に繋がりますね。
 仲間もあと二人増えるようですし、楽しみにしてます。

 自分の方は金曜日か土曜日更新予定ですー。

285 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/08/30(水) 20:57:26 [ MlxJUo9c ]
御感想有難う御座います・・・
さて、エリア・3でも書き始めるかな・・・

286 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/08/31(木) 22:23:16 [ 4OO8DCo. ]
最近、閣下がいらっしゃらない気がする・・・

287 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/08/31(木) 22:51:17 [ 4OO8DCo. ]
エリア・3完成〜
『パチパチパチ〜♪』

エリア・3

ザバァァッ
俺達が水面に出た其の瞬間、まるで昼間のように明るい世界が俺達の目の前に広がった、
アオイ「何でこんなに明るいんだ?」
カオリ「眩しい・・・」
ツバキ「・・・」
俺が、辺りを見回すと、壁のあちら此方に、超小型発光装置シール型が貼り付けられている、
アオイ「先客有りって訳か・・・」
俺は、エアカプセルを外し、カオリとツバキの分を受け取ってスカウターに入れた、
カオリ「もう地上だから人の姿に成っても良いよね?」
ツバキ「ん」
二人が目を瞑ると、二人の後ろから光の帯が現れ、二人を包み込み、
やがて光の球がシャボン玉の様に消えると、中から擬人化した二人が現れた、
ツバキは何時も通り、眠そうな顔をしている、
アオイ「さて・・・先客さんたちと競争だな・・・」
俺は其れだけ呟くと、目の前にある洞窟の入り口に入って行った・・・
そして、少し進むと・・・
「おい、誰だ貴様!!」
ドクロマークの書かれたバンダナに青と白の囚人服の上と青いズボンを履いた集団が現れた、
アオイ「人に名を尋ねる時は先ず自分から、と、ガキん時にママから教わらなかったか?」
と、俺が返すと、集団の内の一人が俺に飛び掛ってきた
「なめてんのか?!この野郎!!」
アオイ「・・・」
そして、彼の拳が俺の顔面に当ろうとした其の瞬間、スカウターが喋った
スカウター「Clock up!!」
そして、其の瞬間、男の視界から俺が消え、同時に彼の後ろに俺が現れた、
スカウター「Clock over!!」
アオイ「親父が言っていた、(未熟な苦瓜は苦い、未熟者ほど喧嘩をする)ってな」
カオリ「アオイさん、格好良いぃ〜!!(≧∀Ⅶ)」
ツバキ「(ん?今の言葉・・・何処かで聞いたことが有るような・・・)」
カオリは、ピョンピョン飛び跳ねてはしゃいでいる、
で、ツバキは何処か微妙な表情をしている、
「くっ、クソッ・・・」
彼は、軽く舌打をして、奇妙な集団の中に戻っていった、
すると、中から一際筋肉質の多そうな男が出てきて、俺の前で立ち止まった
男「俺の部下が失礼な事をした様だな、すまん、我らの名は(アクア団)、
とある目的の為、極秘に活動している秘密結社だ」
と、彼はココまで話すと、握りこぶしを握った
其の拳からは火花が出ている
アオイ「雷使いか?」
男「そうだ」
彼は其れだけ言うと、其の拳を俺に向かって飛ばしてきた、
スカウター「Clock up!!」
其の瞬間、俺の周りの光景が全て、スーパースローを掛けたビデオの様に成った、
俺は、静かに彼の後ろへ回り込み、手の平に風を集めて球状に集束させた、
アオイ「あいよ」
俺が其の手を男に当てると、勢い余った男は其のままスローで吹っ飛んだ、
スカウター「Clock over!!」
男「アウアァァァッ!!!」
ズドォォォォン!!!
無論、体がでかい分、勢いを付けなければ拳を放つ事なんて出来ない、
その勢いを利用すれば、通常の倍の速さで吹き飛ぶのは当たり前・・・
俺は、カオリとツバキに念で確認を取ると、スカウターから昔のギャグ漫画に良く出てくる、
爆弾のような形をしたボールを出した、
アオイ「手前らにプレゼントだ、受け取りな」
俺は、其れだけ言い残しその球を地面に思いっきり叩き付けた、
すると、ボンッ、という音と共に、大量の煙が巻き起こり、
アクア団に覆い被さった、

288 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/08/31(木) 22:51:55 [ 4OO8DCo. ]
アオイ「(よし・・・)」
俺は、軽くガッツポーズを取ると、洞窟の先に向かって、一気に走った、
其の後ろを、同じく走って追い駆けて来るカオリとツバキ、
カオリ「ま、待ってよぉ〜(≧Ⅶ)」
ツバキ「・・・」
と、ココで二つの通路に分かれる道まで来た、
アオイ「さて、どっちに行く?」
ツバキ「どっちでも・・・」
カオリ「僕、アオイさんと一緒が良いな〜」
二人は、返事こそした物の、マトモな答えはよこさなかった、
アオイ「(要するにどっちに行けばいいんだよ・・・)」
悩んだ末に、俺はRDBを倒して、倒れた方向に行くと言う事にした、
ガゴンッ
で、倒れた方向は・・・
ツバキ「もと来た道?」
アオイ「帰れってか?」
俺とツバキが呆然としていると、突然カオリが俺の手を掴んで、右側の道に連れ込んだ、
カオリ「僕達右側の方行くから、ツバキさんは左の道に行ってね〜」
無論、未だ俺はRDBを拾っていない・・・
アオイ「(なんかヤナ予感・・・)」
因みに、この嫌な予感は直ぐに的中した、
イイィィィィィンッ!!
置き忘れ防止システムの起動によって飛んできたRDBがカオリの後頭部を直撃したのだ、
ゴンッ★
カオリ「ほぇぇっ!!(☆Ⅶ)」
無論、かなりの勢いで飛んできたので、カオリの痛みは相当の物だった
カオリ「痛あぁい・・・(≧Ⅶ)」
彼女は直撃した場所を手で抑えながら、目に涙を浮べている、
アオイ「おいおい・・・大丈夫か?(汗」
俺が、彼女の頭を優しく撫でてやると、彼女は行き成り俺に抱き着いた、
カオリ「もっと撫でてくれたら治るかも・・・」
この期に及んで未だ甘えようとして来た、
ポカッ♪
カオリ「ほぇっ!」
俺は、彼女の頭を軽く叩くと、立ち上がって地面に落ちているRDBを回収し、先を急いだ
カオリ「ふぇ〜ん、何で打つの?〜」
アオイ「お前に付き合っていたら、切りが無いから」
彼女は新たに出来た瘤も手で抑えながら、俺のあとを付いてくる、
一方其の頃ツバキはと言うと・・・
ツバキ「あぁ〜あ、面倒臭いな〜、何処かで寝てようかな〜」
そんな事を考えながら、洞窟の中を普通に歩いていた、
すると・・・

289 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/08/31(木) 22:52:46 [ 4OO8DCo. ]
ピシュンッ、ピシュンッ!!
突然、氷で出来た剃刀のように薄い刃がツバキ目掛けて飛んで来た、
ツバキ「おっとッ(焦」
彼は、一瞬で地面から金属を削り出し、体の前に集中させて氷の刃を防御した、
ツバキ「誰だ!!」
ツバキが呼びかけると、暗い洞窟の向こう側で、何か、人影らしき物が、動いた、
ツバキ「(さっきの奴らの仲間か?)」
暫らくその人影を見つめていると、
また、其の人影から、今度は稲妻を纏った水の矢が大量に飛んで来た、
ツバキは、其の矢をアオイの様な超高速で動いてかわし、先程の砂鉄を小さな矢の形に固め、
先程の人影に向かって放った、
ツバキ「百発百中!!鋼砂一閃!!」
しかし、其の人影は、物凄い速さで動いて矢を避け、何処かへ逃げて行った、
そして、放たれた矢は後ろの岩壁に刺さった、
が、瞬時に矢がまた砂のようになり、人影が逃げた方向に向かってまた矢と成ると、
さっきの倍の速度で飛んで行った、
と、其の瞬間・・・
ツバキ「(手ごたえ有り・・・いや、掠っただけか・・・)」
彼は、軽く舌打をすると、人影が逃げて行った方向に向かって、
ゆっくりと歩き始めた・・・
そして、アオイ達は・・・
アオイ「・・・なあ、ココって海の中だよな・・・」
カオリ「うん・・・」
アオイ「じゃあ何でこんなに暑いんだよ!?」
二人の周りは、かなりの湿度が有り、序に温度も高い、要するに「蒸し暑い」状態に成っていた
アオイ「何なんだ?近くに温泉でも有るのか?」
カオリ「う〜ん・・・もし温泉なら一緒に入りたいような・・・」
アオイは、上に羽織っている黒いジャケットを脱いで、腰に巻いている、
そして、カオリは、羽織っている赤い半袖のジャケットを脱ぎ、白い長袖のTシャツだけに成っている
しかしながら、スカウターの湿度計が70㌫を指しているのは如何言う事だ?
とんでもない熱を持つ物が近くに居ない限り、こんな大量の水蒸気が起きるなんて有り得ない、
アオイ「畜生、目の前まで白く濁ってやがる・・・」
と俺がスカウターの熱源感知センサーを起動した瞬間・・・
ピーッ!!!
突然、警告音が鳴り、画面に膨大な熱量を持つ物体が写った
そして、「Warning!!」の文字・・・
アオイ「ヤバイな・・・まさか、こんな季節に遇っちまうなんて・・・」
カオリ「まさか・・・そんな・・・」
カオリの目に不安が過ぎった瞬間、俺は彼女を突き飛ばしていた、
ピキュンッ!!
アオイ「ぐっ・・・」
突如、その熱源から、炎の矢が飛来したのだ、
俺は、体の前に真空膜を作って防御したが、
真空膜を突き破って飛んで来た炎に当り、来ているTシャツの左肩部分が少し焦げた、
真空膜を通していなかったら今頃どうなっていた事やら・・・
そんな事を考えただけで冷や汗が出て来る、
アオイ「いい加減出て来いよ、さっきので宣戦布告した心算だろ?」
と、俺が呼びかけると、煙っている洞窟の中から、赤い浴衣のような和服を纏った、
紅蓮の髪をした女性が、ゆっくりと現れた、
スカウターのサーモグラフィーに写る彼女の姿は、真っ白である、
服の袖には、黒い円から三本の線が出た文様、
要するにグラードンの手に描かれている文様が染められている、
そして、暗い赤をしたショートカットの髪はストレートで、あまりボサッとしていない、
もみ上げの辺りの髪がかなり伸びており、カオリの伸び過ぎた前髪を切れば、それっぽく成りそうだ、
後ろ髪は背中まで伸びていて、ツバサのように縛っては居ない、
黄色く輝くその瞳は、凄まじいまでの殺気を放っているが、
きっとこの殺気を取り除きさえすれば、物凄く美人なんじゃないかと思う、
カオリやイシスみたいに童顔の雰囲気も有るし・・・
って、そんなこと考えている場合じゃなかった・・・
アオイ「さて、戦う前に自己紹介をするのが最低限のマナーだが?」
俺が、少し明るめに言うと、彼女は少し明るい声で答えた
「人に名を聞くときは、先ず自分から言うべきではないのか?」
おっと、まさか俺の台詞でダメ押しされる破目に成るとはww
アオイ「右奈原 葵だ、お前は?」
「アオイか、良い名だ、私の名はエミ、冬月 炎美だ」

290 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/08/31(木) 22:57:07 [ 4OO8DCo. ]
はい、三作目の訳ですが・・・
『完全にバトル主体ですね(汗』
如何しよう・・・
『さっき、(カオリ・イシス・アオイで3Pをやらせてみる)とか、言ってませんでした?』
(ギクッ・・・)
な、何の事かなぁ〜(大汗
『ジィー』
そんな事はさておき、増える仲間が三人に成りそう・・・
如何しよう・・・
完全に袋綴じ・・・じゃない!!
袋小路に迷い込んだ・・・

291 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/08/31(木) 23:37:35 [ 4OO8DCo. ]
言い忘れ・・・
カオリの発言のとき、極偶に付ける (≧Ⅶ)や(☆Ⅶ)、(≧∀Ⅶ)は
カオリの表情を表したものです(解り辛くて御免なさい・・・
右側にある、(Ⅶ)は、彼女の左目に掛かっている前髪です・・・

292 名前:98 投稿日:2006/09/01(金) 13:09:30 [ wLZjrzKo ]
ミシロタウン住宅街。
 今日も今日でいい天気だった。
「ふぇ〜……良いお天気ですぅ〜」
 布団を干すサーナイト。
 この日も男は委員会に呼び出しを受けていた。
 最近委員会に呼び出しを受ける頻度が高くなってきている。
 ベランダの手すりに布団をのせ、布団叩きで叩いていく。
 こういう良い天気の日の布団は非常に良い匂いがするものである。
 布団を干し終え、次は掃除。
 アルトに任せているのだが、果たして。
「アルトさーん、終わりましたかぁ?」
「ええ、もうとっくに。次は玄関の掃除ですわよね?」
「そうですぅ。あ、角の方もちゃんと掃いてくださいね」
「分かりましたわ」
 アルトが箒を手に持つ。
 サーナイトは風呂掃除を始める。
 やはり二人だと掃除がはかどる。
 もっとも男がいれば更に楽なのだが。
 委員会に呼び出されたのならば仕方が無い。
 浴槽を洗うサーナイト。
「にゃ……目に泡が………」
 目に泡が入ったようだ。
 しみる。
 手でごしごしと目をこするが。
 痛みは取れない。
「サーナイト、玄関の掃除終わりましたわ……と、何をしてるんですの?」
「あうぅ……目に泡が……痛いですぅ」
 閉じられた目から少量の涙をこぼし。
 アルトに言う。
 アルトは「仕方ないですわね」と告げ、サーナイトに寄る。
 そのまま抱き寄せ、彼女の閉じられた目を舐めた。
「んっ……アルトさん……?」
「んちゅぅ……毒は吸い出したほうが早いんですわよ? ごしごしこするよりもね。ほら、これで大丈夫ですわ」
 言われて目を開く。
 確かに痛みはなかった。
 アルトが見ている前で風呂掃除を終わらせ、リビングでくつろぐ事に。
 男がいないとこんなにも静かなのだろうか。
 そうサーナイトは考えていた。
「サーナイト」
 ふと、アルトが肩を寄せてきた。
 彼女の柔らかい感触が、サーナイトの感覚を刺激する。
「ア……アルトしゃん!?」
 突然の事だったので噛んだ。
 顔を真っ赤にして。
 アルトの豊満な胸がサーナイトの腕を包んでいた。
「たまには……二人っきりで、いたしませんこと?」
 それだけ言うと、アルトはサーナイトの口を封じた。
 唇と唇が重なり。
「んっ……!? ふぁ……じゅっ、じゅぷぅっ…………」
「じゅぅっ、んじゅ……ふぁぁ……サーナイトの唇、ぷるぷるしていて可愛いですわ」
「アルトさんの唇も、可愛いです」
 互いの唇を舌で舐めあう。

293 名前:98 投稿日:2006/09/01(金) 13:10:11 [ wLZjrzKo ]
二人はなおも愛し合った。
 まずはアルトがサーナイトを攻めていた。
「ふふ……サーナイトのここ、こんなに熱くなってる……。ほぉら、こうしてくちゅくちゅすると……?」
「んっ、ふぁっ! や、ダメ……ですぅ! くちゅくちゅ……ダメですぅ!」
 アルトの手がサーナイトの秘部を刺激する。
 開いていた左手でサーナイトの控えめな胸を揉む。
 控えめながらも形の良い胸。
 撫でるようにしたり。
 つまむようにしたり。
「サーナイトの胸も、大きくなると良いですわねぇ」
「あふ……私のおっぱいぃ、すごい………気持ちいいですぅ」
「ならもっと気持ちよくしてあげますわ」
 アルトが自分の乳首をサーナイトの乳首に当てる。
 そのまま体をくねらせるアルト。
 硬くなった乳首がサーナイトの覚醒していない乳首を襲う。
 こりこりとした硬い感触が、サーナイトの意識を奪っていく。
「んぅ、ふぅ、あふぅ……はぁ、ふぁ……」
 サーナイトの息が荒くなる。
 アルトはサーナイトを寝かせると、ちょうど彼女のお腹の上に座り込んだ。
 そのまま豊満な胸を中央に寄せると、サーナイトの眼前に。
「アルトさん……」
「言わなくても分かりますわ……。私はあなた、あなたは私……。この胸に吸い付きたいのでしょう?」
 サーナイトが頷く。
 彼女の顔に触れるか触れないかと言う絶妙な位置。
 甘い匂いがサーナイトの鼻をくすぐる。
 まるで犬が餌を待っているときのように。
 サーナイトの暖かい吐息がアルトの胸に吹きかかる。
「好きなだけ……んっ、吸い付きなさいな………。あなたの、気の済むまでね」
 言うが早いが、サーナイトはアルトの胸に吸い付いた。
 赤ん坊のようにアルトの胸を吸う。
「ふふ、サーナイト……まるで赤ちゃんのように胸に吸い付いて……ちゅうちゅう音を立てて私の胸にぃ……!」
「ちゅぅ……んちゅるぅ……じゅ、ちゅぱ…。はむっ……じゅぅじゅぅ……」
 目を閉じ口の中でアルトの胸を味わう。
 舌でアルトの乳首を転がし、弄り。
 勃起した乳首は不思議な感触をしていた。
 硬いのに、どこか柔らかい。
 ぷるぷるとしたアルトの乳首。
「あんっ! サーナイトぉ……そんなに乳首ばかり弄られるとぉ、イってしまいますわぁ……んぅっ! んっ……」
「れろれろぉ……ちゅぱっ、んじゅぅ……! アルトさんの乳首……コリコリしていて、おいしいですぅ……」
 更に乳首に吸い付く。
 いつの間にか攻守が逆転していた。
 初めはアルトが攻めていたが。
 サーナイトには天性の才能でもあるのだろうか。
 そんな才能、どうかと思うが。
「んふぁ……サーナイトのここ、もうぐっしょりとしてますわよぉ……。嫌らしい愛液がこんなに溢れてぇ……すくってもすくっても溢れてくるぅ……」
 指で愛液をすくってみるが、その量の多さにアルトも悦を感じていた。
 自らの体でサーナイトがこんなに濡らしている。
 そう考えただけで彼女は。
「ふふ……あなたの愛液、吸い取って差し上げますわぁ……」
 サーナイトの首恥部から胸を離し、代わりに秘部を押し当てる。
 そのままアルトもサーナイトの秘部に触れる。
 濡れているサーナイトの秘部は、甘い匂いが染み出していて。
 水道から溢れる水のように愛液が溢れていて。
 肉の壁がヒクヒクと動いていて。
 とても綺麗だった。
「んぅ……アルトさんのここぉ、えへへ〜……気持ちよくしてあげますぅ」

294 名前:98 投稿日:2006/09/01(金) 13:10:50 [ wLZjrzKo ]
二人は目の前の秘部を舐め始めた。
 サーナイトの舌がアルトの陰核を弄り始めた。
 それまで別段何でもなかったアルトの口から声が漏れた。
「あっ、あぁぁぁぁぁっ! そこっ! そこっ、らめぇ! んひゃああああああああっ!!」
「アルトさん……ここにぃ、弱いんですねぇ……れろれろ。んふぅ、こりこりしてまふぅ……」
 抗うようにアルトの唇がサーナイトの愛液を吸出していく。
 その力は弱いが。
 かえってそれがサーナイトに心地よい刺激を与える事になっていた。
「んっ……私のあそこ……とてもぴりぴりしてますぅ………」
 お返しとばかりに陰核を攻め立てるサーナイト。
 無邪気ゆえに彼女は色々と知りたいのか。
 陰核ばかりを攻められ、アルトの口からはだらしなく唾液が垂れ落ちる。
「あ、あはぁぁぁっ……サーナイト、そこばかり攻めちゃ……ダメ、ですわよ………」
「アルトさぁん……足、開かなきゃダメですよぉ……」
 アルトを座らせる。
 ぐい、と足を開きサーナイトはアルトの秘部を舐める。
「あぁぁぁぁっ!」
 陰核を軽く噛まれる。
 その噛んだままこりこりと弄られるアルト。
 今彼女の中には耐えられないくらいの刺激が走っている。
 彼女の性感帯は陰核だった。
 陰核から口を離し、指で弾いてみる。
 ぷるん、と揺れる陰核。
 同時にアルトの秘部から愛液が噴出した。
 その愛液がサーナイトの顔に降り注ぐ。
 性のシャワーを顔いっぱいに浴びるサーナイト。
 気持ち良さそうに笑みを浮かべている。
「見てください……。アルトさんのえっちなお汁で………こんなにびちゃびちゃになってしまいましたよぉ」
「………はふぅ……綺麗ですわぁ」
 アルトの舌がサーナイトの顔に付着した愛液を舐めていく。
 本当の犬のようだった。
「ぺろぺろ……ぴちゃ、んくっんく……れろ、はむぅ……」
「う……ん、くすぐったいぃ……」
 その心地よさからか、ついつい自らの秘部を弄ってしまうサーナイト。
 数時間にも及ぶ性行為で、彼女の肉壺は愛液でべっとりしていた。
 アルトからローターを借り、秘部に押し当てる。
 肉の壁にローターが触れるたびにぴくん、ぴくんとサーナイトの体が浮く。
「んっ! あっ、はぁっ!? あそこのうちがわにぃ、ろー、たーがぁ、あたってぇっ! んひゃぁぁん! 気持ち良いのぉ!」
「んじゅる、ぴちゃ……サーナイト、気持ち良さそうですわぁ」
 サーナイトとアルトでそのローターを挟み込んだ。
 ローターの振動を最大まで引き上げる。
 低く、大きな振動音が二人を襲う。
「ん、ふあぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!」
「気持ち、良いですわぁぁぁぁぁぁんっ!」
 二人とも愛液を吐き出した。
 ローターに降りかかる愛液。
 スイッチを切り、その愛液を二人は舐め取った。
 男の肉棒を想像しながら。
 性のパーティは、まだまだ続く。

295 名前:98 投稿日:2006/09/01(金) 13:14:13 [ wLZjrzKo ]
第10話ですー。
今回は今まででいちばん短め……。これもそれも雨のせいでですね(ぉ
と言うか完全にネタ切れなのです。どうしましょう。
とりあえず次回は来週半ばになると思いますー。


>>291
 読みましたー。
 きっとアオイはカブトファンw
 やっぱりバトルがあると盛り上がりますね。僕の小説だとバトルはアレー?
な感じですけど……。

296 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/01(金) 18:55:44 [ XK2W8r6o ]
御愛読有難うございま〜す(違
因みに、アオイがカブトファンなのではなく、(俺)がカブトファンなだけです
この世界で、クロックアップを使えるのは、風使いとエスパー、そして水、炎使いだけです
スカウターが喋ったのは、アオイの父親が仕組んだ仕掛けで、
クロックアップを展開する時に出す、特殊な脳波を感知して、喋っています、
それと、女性陣の性感帯については、
唇、胸、秘部はデフォルトで、それに+αする形で、それぞれの個性を出そうかと・・・
バトルに関しましては、
技のエフェクトや効果に加えて、描写を入れる事が出来れば、難無く書ける筈です
序に、家のキャラクターにはそれぞれ専用の武器を持ってます、(イシスは除く)
例えば、ツバキなら弐㍍の木製棒で、真ん中の止め具を外すと、
棒が二つに折れて、中から互い違いに刀が出くる等、
二段階の武装変換が可能です、
その他の方々の武装は小説を読んでからのお楽しみっす♪
エロ展開はもう少し待ってください・・・

297 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/01(金) 21:19:07 [ XK2W8r6o ]
すまん、誤字を発見した、
エリア・3の、したから十五行目の所、
(黒い円)ではなく、(青い円)です・・・

298 名前:0.1 投稿日:2006/09/02(土) 03:04:25 [ mbRKvtAU ]
こんばんは。
密かに見てます。
凄いです。

299 名前:名無しさん 投稿日:2006/09/02(土) 17:49:49 [ 9ypwMyxM ]
>>298
私と一緒ですねw

300 名前:水銀将軍 投稿日:2006/09/02(土) 18:09:44 [ g9VDHofA ]
お久です。
沢山の投下があって喜ばしい限りです。皆様頑張ってください。

301 名前:アシ 投稿日:2006/09/02(土) 18:20:02 [ 0eGbxFFM ]
>>300
お久しぶりです閣下、ついでに300getオメ

皆さま久しぶりです。小説がだいぶ多くなりましたね、
がんばって下さい。

302 名前:98 投稿日:2006/09/02(土) 22:50:36 [ wLZjrzKo ]
>>298
 10話は個人的に失敗だったのは言うまでもなく……。

>>300
 水銀将軍さん、300ゲットおめでとうですー。

 11話、来週半ばといっていましたが明日には投稿できそうです。
 バイト中に急にネタが浮かんだので。

303 名前:98 投稿日:2006/09/03(日) 02:20:39 [ wLZjrzKo ]
サイユウシティ。
 男は委員会長に呼び出しを受けていた。
 サイユウシティの気候は嫌と言うほど晴れていた。
「失礼する」
「ほう、来たかね」
 委員長が椅子に座っていた。
 リーグに出るともう告げたはず。
 なのに今更、何用か。
「君に見せたいものがあってね」
「見せたいもの……だと?」
 委員会長は立ち上がり男を連れて。
 エレベーターに乗り込み、ボタンを押した。
(7、7、2、4……? 何だ、この押し方)
 エレベーターが急激に揺れた。
 階数を表すディスプレイが「1」を超え「B15」を表している。
 地下15階。
 そこにはただむやみに広い空間が広がっていた。
 その中央に、何かいる。
 部屋の中は薄暗く、ぼんやりとしか分からないが。
 少なくとも人間ではない。
「その昔、世界を作り上げた2体のポケモンがいた」
 委員会長が突然語り始めた。
「一体は陸地を、もう一体は海を作り上げ、我々人間はその上に住み始めた」
「……貴様っ!」
「しかしその2体のポケモンはやがて対立し、一体は陸地をむやみに広げ、もう一体は海をむやみに広げた」
 それは昔の話。
「やがて力を使い果たした2体のポケモンはそれぞれ休むために身を隠した。えんとつ山と海中神殿……」
 委員会長は続ける。
 その声は無機質で。
「しかし10ヶ月前、マグマ団とアクア団と言う2台勢力が半ば強制的にその2体を目覚めさせ、この地方は未曾有の危機を迎えた。だが」
 その話に身に覚えがあった。
 なぜなら。
「一人のトレーナーとポケモン達、虚空より現れし緑の竜がその2体を沈め、事なきを得た……。その後2体は人知れず眠りに付いた」
 その2体を止めたのが、自分だから。
「その2体を手に入れることが出来たら、凄いと思わないかね?」
「何を……!」
 委員会長がその空間の証明を点けた。
 男は目を疑った。
 自分の目の前には、かつて眠りに付いたはずの2体のうちの1体がいた。
 紅い体をしたそれは、静かに男を見下ろしていた。
 グラードン。
 そう呼ばれるポケモンがそこにいた。
「貴様は、グラードンを呼び起こしたというのか!?」
「グラードンだけではないさ。いまやカイオーガも我が手中……」
 そういって委員会長が取り出したのはこの世界で最高のモンスターボール。
「マスター……ボール! 何故貴様がそれを2つも!? それはリーグチャンピオン、もしくは四天王にしか与えられないはず!」
「君は私がどんな地位にいるのか分からないのか? 委員会長と言う位置にいるのだ」
「くそ……こんな事だろうと思った!」
 男が手持ちのポケモンを全て繰り出した。
「ほう、勘が良いな。どこで気が付いた?」
「サイユウの気候さ! こんなに晴れることなど、まず自然現象じゃあない! それにこの日照り……味わっていたからな!」
「それならば話が早い。このグラードンのデータを取るために、生贄になってもらうぞ! 現・ポケモンリーグチャンピオン、ユウ!」

304 名前:98 投稿日:2006/09/03(日) 02:21:17 [ wLZjrzKo ]
「きゃああああああああっ!!」
 アゲハントが散った。
 ユウの足元にアゲハントが横たわっている。
「アゲハント!?」
 その他にも、サンドパン、スターミー、バシャーモが戦闘不能になっていた。
 サーナイトをやはりつれてくるべきだったか。
 サイユウに着いた時点で、引き換えしてでもつれてくるべきだったのだ。
「まずいぞ……ユウ」
 ブラッキーが言う。
 彼もその目で、肌で感じていた。
 目の前にいるグラードンは、10ヶ月前とは比べ物にならない力をつけている。
「これが……グラードンの本当の力なのか……? だとしたら、俺は……」
「ユウっ!」
 ブラッキーが叫んだ。
 気づいた時にはもう遅い。
 地面をも砕く衝撃波が、ユウに直撃していた。
 左腕が悲鳴を上げて砕けた。
 体中の骨がきしんでいる。
「がああああああああああああああああああああっ!?」
「ユウ!? くそっ!」
 ブラッキーがその小さな体でぶつかっていく。
 だが、グラードンには蚊ほども効果が無い。
「腕が……死んだかっ?」
「ふん、どうした。もっと張り切ってくれないとデータが取れないな。リーグチャンピオンとは言え、この程度か」
 グラードンが接近する。
 ブラッキーが埃を払うかのように振り払われた。
「うあっ!」
「ブラッキー……! 貴様ぁぁぁぁぁっ!」
「まあ良い。グラードンの慣らしにはなっただろう。役目は終わりだ。死ね」
 グラードンが力を溜める。
 「はかいこうせん」。
 本当に殺す気だ。
 しかしユウの体が動かない。
 動かそうとすると全身が悲鳴を上げる。
 こんなところで、死ねないというのに。
 死んだら、サーナイトやアルトが悲しむに決まっている。
「くっそぉぉぉぉっ!」
 「はかいこうせん」が放たれた。
 それは真っ直ぐに、ユウ目掛けて。
 眼前に迫る死の光を、ユウは見ていた。
 ふとその光と自分の間に何かが割って入った。
 それは薄汚れたマントをしている。
 顔まで隠しているので、誰かは分からないが。
 薄い紫の皮膚をしている。
 それは、いとも簡単にグラードンの「はかいこうせん」を防いでいた。
「お前は……?」
「そんなことはどうでも良い。それよりも早く逃げろ」
 低い声で支持されたユウは、きしむ体を引きずってエレベーターに乗り込んだ。
 助けてくれた者を残して逃げるなんて、性に合わないが。
 何故か無事であるという根拠の無い自信が自分の中にあった。
 直後にサイユウシティが揺れた。

305 名前:98 投稿日:2006/09/03(日) 02:22:01 [ wLZjrzKo ]
「あうー、マスター……」
 ミシロタウン住宅街。
 サーナイトはユウの家のテーブルに突っ伏していた。
 サイユウに向ってから既に半日。
 アルトとの性行為も無事終わり、今は疲れたのかぐったりしている。
「遅いですわね、ご主人様。何か事件に巻き込まれていなければいいですわ」
「ぶ、物騒なこと言わないでくださいー! そんなことあったら、私……ばだじばぁ〜」
 泣き始めてしまった。
 あやすように頭を撫でてやる。
 すると扉が叩かれた。
 かなり弱弱しい。
「はいー……? 誰ですかぁ……?」
 扉を開けると一人の男が倒れこんだ。
 全身傷だらけのその男。
 サーナイトのマスター、ユウだった。
「ま、マスター!? マスター、どうしたんですか! マスター!?」
「ちょっと……酷い傷じゃありませんの! すぐに救急車を!」
「あうあうあうぅ……」
「お、落ち着きなさいな!」
 慌てながらも救急車を呼び、すぐにユウは病院へと搬送された。
 サーナイトとアルトも救急車に乗り、病院へ向う。
 病院に着くなりすぐに診断が始まり。
 そのまま手術室へ運ばれる。
 サーナイトとアルトは待合室で待つことに。
 何故、あんな姿で戻ってきたのか。
 サイユウで何があったのか。
 二人は祈っていた。
 ユウの無事を。
 それから5時間の後。
 ユウは手術室から出てきた。
 命に別状は無いと言うが、左腕は粉砕骨折、体中の傷がいえるまで最低でも3ヶ月はかかると言う。
 まさにボロボロの状態。
 個人病室のベッドに横たわるユウ。
 サーナイトとアルトもこの日は病室に泊まる事にした。
「マスター……。アルトさん……マスターが」
「大丈夫、ご主人様はこんな事で死ぬほど柔なお方ではないのでしょう?」
「でも……」
「あなたが信じなくてどうするんですの? あなたのほうが一緒にいる時間が長いのですから」
 そう言うアルトの顔はどこか寂しそうで。
「ちょっと、風に当ってきますわ」
 彼女なりの気遣いを施す。
 静かな病室。
 それを照らすのは月明かり。
 サーナイトは、ゆっくりとユウの唇にキスをした。

306 名前:98 投稿日:2006/09/03(日) 02:22:36 [ wLZjrzKo ]
 朝。
 ユウが目を覚ました。
 昨日の死闘から一夜明け。
 ユウは自分が病院にいるのだと言う事を、ゆっくりと感じ始めた。
 そして傍らにはサーナイトとアルト。
 ずっと見ていたのだろうか。
 朝だと言うのに二人は眠っている。
「おい、二人とも……朝、だぞ!」
 体が痛いため大きな声は出せないが。
 それなりの声で二人を起こす。
「ん……んにゅぅぅ……」
「ふあ……あふ……」
「起きたか、二人とも?」
 男が笑う。
 サーナイトとアルトもやや遅れて。
「マスタァーっ!!」
「ご主人様!? 気がついたんですのね!」
 二人が抱きついた。
 途端に体中の骨と言う骨が悲鳴を上げる。
「病室では静かにしてくださいねー」
 注意された。
 すぐに離れる二人。
 これ以上体を壊すわけにはいかない。
「それにしても……良かったですぅ……。マスターが無事で」
「んー、正確には全然無事じゃないんだけど……」
「サーナイトも私も、心配したんですのよ」
「悪いな、電話くらいしておくんだったけど」
 あんな状況で、電話などできるはずも無い。
 するとユウの唇がふさがれた。
「んっ……!?」
 サーナイトだった。
「心配……したんですからぁ……! ばかぁ……!」
「サー……ナイト……」
「これだけ心配かけたんだから、ご主人さまも「罪滅ぼし」が必要ですわよ」
 嫌な予感がした。
 10分後にはユウの下半身は丸出しになっていた。
「これが、罪滅ぼしか……」
「んっ、ぷっ、はむっ! んじゅりゅ……じゅぱぁっ!」
「仕方が無いではありませんの。今のご主人さまの体では、多くを欲するのは酷と言うもの」
 アルトが病室の扉に手をかける。
 どこへ行くつもりなのか。
 というか、加わらないのか。
「私はそこの待合室におりますわ。終わりましたら敵等に声をおかけくださいまし〜」
 出る前に、一言付け加えた。
「本当に、サーナイトはご主人様の事ばかりを、考えておりましたのよ?」
 そう言うとアルトは病室から姿を消した。

307 名前:98 投稿日:2006/09/03(日) 02:23:09 [ wLZjrzKo ]
自分はなにをしているのか。
 サーナイトを置いて。
 帰ってきたらこんな傷だらけの姿になっていて。
 心配しかかけていない。
 そんな自分が、サーナイトの今している好意を止めさせる権利など持ちえているはずが無い。
 サーナイト。
「ほひゅひんひゃま? ろうひたんれふかぁ?」
 男の肉棒を口に咥えたまま、上目遣いで見てくる。
「いや、何でもない。好きにするといいさ、お前のな」
「ほうれふか……。んじゅぅ、ぴちゃ……」
 優しく舐めるサーナイト。
 その姿は実に妖艶で。
 実に可愛らしく見えてきた。
 睾丸をなめ、肉棒の根元から先へ目掛けてゆっくりと舐め上げるサーナイト。
 唾液をたっぷりと含んだ彼女の舌は実に柔らかく。
 また、実に心地よかった。
 舌が這いずる度に、ユウの肉棒は射精の感に襲われそうになる。
 その度その度にぴくぴくと動き、サーナイトの口の中で暴れている。
「んっ……暴れないでくださいぃ………。舐め辛いですぅ」
 しっかりとその細い手で押さえる。
 今度は先の部分を重点的に舐める。
「れろ、んちゅぅ……ちゅぅちゅぅ………あはぁ……」
 恍惚とした表情で、彼女は舐め続ける。
 先汁が溢れ、肉棒を伝っていく。
 そんな先汁を一心不乱に吸い取っていくサーナイト。
 病室に、吸引音が響き渡る。
 彼女の秘部もまた濡れていたが、今はそんなのはどうでも良かった。
 一秒でも長く、ユウを感じていたかった。
 ユウの鼓動を、ユウの暖かさを。
 ユウの全てを。
「マ……ふたぁ……。らひて、んじゅぅるるるるっ、くらひゃい……! いっぴゃい……らひてぇ……!」
 サーナイトのストロークが激しくなる。
 肉棒のそこから何かがこみ上げ。
 サーナイトの口内へ吐き出された。
「んんっ!? ん……んくんくっ………じゅっ、るるるるるっ……んくぅ………」
 精液を飲み込み、いつもと変わらない笑みを浮かべる。
 ティッシュで顔についた精液をふき取ると、男の肉棒についた精液もふき取る。
「悪いな、サーナイト」
「いえいえ〜」
「それで、すまないが売店に行ってプクリン印のプリンを買ってきてくれないか? サイフはそこにあるから」
「了解ですぅー」
 サーナイトが病室を出た。
 待合室の方からアルトを呼ぶ声がする。
 病院では静かにするのか鉄則だというのに。

308 名前:98 投稿日:2006/09/03(日) 02:23:41 [ wLZjrzKo ]
ユウ以外誰もいなくなった病室。
 が、ユウには分かっていた。
 もう一人いることが。
「いるんだろ? 出てこいよ」
 そう言うと、現れたのはサイユウで自分を助けてくれたあの男。
「分かっていたのか」
「まあ、何となくだけど……。なあそろそろその顔とか見せてくれても良いんじゃないのか? あと名前もな」
「………………分かった」
 マントを脱ぎ捨てたその下には。
 人間ではなく、ポケモンの姿があった。
 しかし、どこか不自然な感じが見受けられる。
「お前は……」
「私には名前が無い。あるとしたら「MEW-TWO」という架空の名前」
「ミュウ……ツー……。聞いたことがある」
 ミュウツー。
 カントーで勢力を伸ばしていた組織、ロケット団。
 その組織が手に入れた幻のポケモン−いや、全てのポケモンの始祖といっても過言ではないミュウと言うポケモンの遺伝子データから作り上げた人工のポケモン。
 ミュウツーが完成間近になって、研究所が事故にあい、ミュウツーは脱走。
 以後の行方は知られていないと。
 何かの記事で読んだことがある。
「私はこの世界を見るべく、様々な場所を渡り歩いてきた。カントー、オレンジ諸島、ジョウト、ナナシマ、そして今はこのホウエンにいる」
「何のために……そんな事を?」
「私の遺伝子の奥深くで誰かが言っているのだ。世界を見て渡りたいと。おそらく私の中のミュウの遺伝子だと思うがな」
 ミュウツーはその悲しい瞳で外を見た。
 自分は何のために生まれてきたのか。
 自分と言う存在が一体誰のために役にたつのだろう。
 それを知るべく。
 そして自分を生み出した世界は一体どうなっているのかを知るべく。
 ミュウツーは旅をしているのだ。
「このホウエンに来るまでにも様々なトレーナーと出会った。お前のような「良い」トレーナーにな」
「そっか……色々なものを見たんだな、ミュウツーは」
「そうだ。お前もまた、私に色々なものを与えてくれそうだ」
 ミュウツーはマントを被り、宙に浮いた。
「私はまだホウエンにいる。この地は実に興味深い事ばかりだ。縁があったらまた会おう……」
 そう言うとミュウツーは病室から消えた。
 代わりにサーナイトとアルトが病室に入ってきて。
「すいませ〜ん、プクリン印のプリンがなかったので、マリル印のブルーハワイゼリー買ってきちゃいましたぁ」
「ああ、構わないよ、とりあえず何か食べたかったから」
 サーナイトが椅子に座る。
 ゼリーの蓋を開け、プラスティックのスプーンですくい上げる。
 ぷるんと、ゼリーが揺れる。
「はい、あ〜んですぅ」
「………全く。あ〜」
「えいっ」
 ゼリーが口の中に入る。
 意外と美味しい。
 こんなところでくすぶっているわけにはいかない。
 もっと強くなって、グラードンを止めなければ。
 それは多分、自分にしかできないことだから。

309 名前:98 投稿日:2006/09/03(日) 02:26:23 [ wLZjrzKo ]
 第11話です。
 12時から書き始めて気付いたらこんな時間……。眠いけど、もう何だかすっかり目が冷めたのでこのまま朝まで
起きてようかしら。

 何だか今回はエロは控えめにして話も動き出した、と言った感じでしょうか。

310 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/03(日) 12:24:39 [ RXhh7b02 ]
やはり98さんはエロ小説を作るのが上手い
『どんな展開に成っても必ずエロ展開に持ち込んでくれますね♪』
コレも一つの才能か・・・
『でもなんか途中からデジャヴが・・・』
それは言わない御約束・・・

しかしながら・・・
やはり俺の小説は人気が無い・・・
『それも言わない御約束ですよ・・・』
やっぱり、バトルばっかりは問題ありか・・・
よし、断言するぞ、エリア・5に必ずエロ展開を載せてみせる!!
『あれ?エリア・4は?』
と言う訳で早速書き始めよう・・・
『無視・・・orz』

311 名前:アシ 投稿日:2006/09/03(日) 18:37:33 [ 0eGbxFFM ]
>>310 それは人の個性だと・・おもうよ・・。(このネタわかる人いるんか?
   とにかく武器商人様応援してますよ。

312 名前:名無しさん 投稿日:2006/09/04(月) 06:17:38 [ vKY/KbGU ]
バトルシーンも読んでて楽しいですよ。
武器商人さん応援してます!

313 名前:98 投稿日:2006/09/04(月) 09:32:57 [ wLZjrzKo ]
おはようございます、98です。

>>310
 エロ小説とういよりも、「小説の中に無理やりえちぃ展開をねじ込んでる」と言ったほうが正しいのかもしれないです。
 えちぃ展開がマンネリになり始めた今では、話で引っ張っていくしか……。
 エリア・4、楽しみにしてますね。

314 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/05(火) 01:14:24 [ 1SUIPj3o ]
皆さん、応援有難う御座います、
やっとエリア・4が出来ました、
異常に長くてすみません・・・

エリア・4

エミはそう答えると、手の平に炎を集め始めた、
エミ「どうやってココに来たかは知らんが、私の存在を知った以上、生きて帰る事は許さん」
アオイ「可愛い顔して随分と怖い事を言うじゃねえか」
俺が、風を両手の間で集束させながら言うと、彼女の頬がほんのりと赤くなった、
エミ「馬鹿にするな!!」
其の瞬間、彼女の手の上で球状に固定されていた真赤な炎が、瞬時に細長くなり、
俺目掛けて飛んで来た、
アオイ「おっと(汗」
俺はよろけるフリをし、エミ目掛けて真空波を放った、
しかし・・・
キンッ
俺の放った真空波は、彼女が取り出した「何か」に弾き返され、洞窟の天井に当った、
エミ「悪いが、早めに蹴りを着けさせて頂く」
彼女は其れだけ言うと、先程出した「何か」を俺に向かって投げてきた、
そして、俺が頭を横に逸らした瞬間、俺の頬を何かが掠め、
後ろの壁に当った、
銀色に輝く、槍の先端部に良く似た形状・・・
アオイ「クナイ・・・か?」
俺が、それを「クナイ」と認識した頃には、エミは既に八本の新しい小型のクナイを指の間に挟み、
何時でも投げられる状態に成っていた、
エミ「余所見をするな」
其の瞬間、受けの体制を取っていない俺に向かって、八本のクナイが襲来した、
が・・・
キキキキキキキキンッ!!!
突然真横から先の割れたナイフが現れ、全てのクナイを打ち落とした、
カオリ「僕の事、忘れてないよね?」
彼女は、優しい笑みを俺に見せている、
アオイ「有難う、恩に着る」
今頃になって思い出したが、カオリはワスブダガー(スローイングタイプ)を暗器として、
常に数十本持ち歩いているんだった、
え?何処に忍ばせているかだって?そりゃ、勿論親父の作った暗器専用小型収納器ポケット型の中さ、
エミ「なるほど、私と同じ暗器使いか・・・」
アオイ「さて・・・如何した物か・・・」
女に手を出すのはあまり好ましくないが、まあ、エミの場合は別だろう・・・
アオイ「俺もなんか武器だすかな・・・」
俺はスカウターから電子化されていた武器を、取り出した
其の形は、良く格闘映画とかで出てくる中国武器の一つ、トンファーに良く似ているが、
持ち手の形が銃のグリップの様であり、人差し指で握る所には引き金のような物が付いている、
そして、グリップの下部分は、普通のトンファーより一回りほど大きい逆さ台形の角柱で、
前の方には昔の鍵穴のような形をした突起と、銃のリボルバーのような物が付いている、
俺は、その武器を両手に装備すると、カオリの方を向き、念を送った
アオイ(コレで、俺の事を上手くサポートしてくれたら、あとで好きなだけハグしてやるからな)
この念を送った瞬間、カオリの目が今までに無く輝き始めた
で、この返信・・・
カオリ(僕、頑張るよ!!アオイさん!!)
何で俺・・・こいつにこんな好かれてるんだろ・・・解らん・・・
エミ「二人まとめて、相手になってやる、覚悟しろ」
そんな俺達を見ながら、彼女は不敵な笑みを浮べていた・・・
其の頃ツバキは・・・
ツバキ「さっきの人は一体・・・」
彼はそんな事を考えながら、狭い洞窟の中を歩いて行った、
そして、先程の人影が消えていった角の所まで来ると・・・

315 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/05(火) 01:15:16 [ 1SUIPj3o ]
ツバキ「光?」
微弱では有るが、彼の目に蒼い光が見えた、
彼は、ポケットの道具保管器から、電子化されて収納されていた一本の棒を取り出し、
真ん中のジョイントを外して二つに折り、中から互い違いに収められていた刀を出し、
逆さに持った、
所謂、逆手流の持ち方だ、
ツバキ「さっきの人が居るかもしれないし・・・一応武器は出しておかないと・・・」
彼はそんな事を考えながら、光の差し込んできた部屋に入った、
其の部屋は淡い光で満たされ、居るだけで心が落ち着くような、そんな感じがした、
が、光源らしき物は見当たらず、部屋の向こう側の隅から差し込んできていることが解った、
そして、静かな波の音・・・
ツバキは、ゆっくりとその光源に向かって行き、
そっと、影から光源を覗いて見た、
ツバキ「誰も居ない?・・・」
其のまま暫らく覗いていると、部屋の隅から、ザバァ〜という音が響き、
群青の髪をした素裸の女性が部屋の隅から現れた、其の体は、濡れている様にも見える、
ツバキ「・・・(カチャッ)」
彼は無言でゴーグルを目に当て、映像をオレンジ色でぼやかした、
暫らくすると、体が乾いたのか、下においてある服を着始めた、
服の種類は和服、浴衣に似ていて、色は青、
袖には赤いラインでカイオーガの手に描かれている紋章が染められている、
そして、右手首には、赤いルビーの粒が盾に並べられた、銀色に光るバングルを付けている、
顔立ちはとても良く、まだ幼さが残っている感じだ、
ツバキ「・・・(ちょっと可愛いかも・・・)」
彼がそんな事を考えていると、彼が寄り掛かっていた岩が、崩れて少し落ちた、
「誰!?」
ツバキ「(ヤバ・・・気付かれた・・・)」
彼が身構えた時には既に遅く、
青い稲妻を纏った水の矢がツバキ目掛けて大量に飛んで来た、
ツバキ「(っく、近くに水が有る分、矢の数も多くなってる・・・)」
彼は、刀を構えて、飛んでくる水と電気の矢を待ち構えた
と、其のとき・・・
「っ・・・」
突然、矢を放ってきた女性が倒れた、と同時に飛んで来た矢も、自我を失って落ちた、
ツバキ「大丈夫か!?」
彼は反射的に彼女の元へ駆け寄り、体を抱き起こした、
「ん・・・」
彼女はゆっくりと眼を開き、ツバキの方を見た、
「貴方は・・・誰?・・・」
彼女が訊ねると、ツバキは彼女の手首を握って脈を確めながら答えた
ツバキ「あんたに散々攻撃された可愛そうなフライゴンだよ」
「そう・・・ですか・・・」
彼女は其れだけ言うと、ゆっくりと目を瞑った
ツバキ「よかった、脈は安定している・・・」
彼は其れだけ言うと、彼女の額に手を当てた
ツバキ「完全に冷え切ってる・・・それに顔色が悪い・・・」

316 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/05(火) 01:17:14 [ 1SUIPj3o ]
彼は自分が羽織っている半袖のジャケットを脱ぐと、彼女の体に掛け、
ポケットの道具保管機から針の付いた試験管のような物を取り出し、
彼女の指先に針を軽く刺し、
血液を少しだけ取った
そして、其の試験管を何かの機械に入れた
ツバキ「重度の貧血か・・・血液型は僕と同じO型RHプラス、罹っている病気等は無し・・・」
かれは其れだけ呟くと、使った試験管を砂鉄でつぶして地中に埋めた、
ツバキ「自分の体に針を刺すのは嫌だけど・・・」
彼は、保管機から両端に針が着いた透明な管を取り出して、彼女の静脈に刺すと、
自分の腕を捲って動脈に慣れた手つきで刺した
ツバキ「っつ・・・」
すると、透明なカテーテルが直ぐ真赤に染まり、ツバキの血液が彼女の体に入っていく
ツバキ「(ああ・・・血が抜き取られて行く・・・)」
で、一分後・・・
ツバキ「(もう良いだろ・・・頭がクラクラする・・・)」
彼はカテーテルに付いているコックを閉め、腕にガーゼを当てながら注射針を抜いた、
ツバキ「まあ、これで少しは持つかな・・・」
彼は彼女の腕からも針を抜き、病院とかでよく貼って貰える「あの」絆創膏を自分と彼女の腕に貼った
と、ココでやっと彼女の眼が開いた
「ん・・・んきゅ?」
ツバキ「気が付いた?」
「う、うん・・・」
彼女は、力なく頷き、直ぐに顔をしかめながら右の二の腕を左手で抑えた
ツバキ「ん?如何した?」
「あの・・・さっき貴方が撃って来た矢が・・・ココに当って・・・」
ココで、ツバキの表情が曇った
ツバキ「あ、ご、ごめん・・・」
彼はそう言うと、保管機から包帯を取り出し、
着物の破れている所から、傷口を見た、
ツバキ「(ああ、確かにコレは掠った程度の傷じゃ無いな・・・)」
彼は、敗れた所から手を差し入れ、傷の状態を見た、
ツバキ「未だ完全に血が固まり切って無いな、ちょっとだけ服脱いでくれる?」
「え?///」
ツバキの、かなり猥褻な発言に、彼女は頬をかなり赤らめた
ツバキ「いや、包帯が巻けないからさ恥かしいかもしれないけど、我慢して?」
「うん・・・」
彼女はゆっくりと頷き、上半身だけ着物を肌蹴させた、
「その・・・あんまり大きくないから・・・ジロジロ見ないでね・・・///」
彼女は左腕で胸を隠しているが、大きさまでは隠しきれていない、
ツバキ「(見ちゃ駄目だ見ちゃ駄目だ見ちゃ駄目だッ!!)」
と、心の中で念じていても、欲には勝てぬご様子、
完璧に視線が皿を伏せたような形の胸に釘付けされている、
まあ、手だけはキッチリと「任務」をこなしているが・・・
ツバキ「よし、応急処置程度には成った筈だよ?」
彼が包帯を巻き終えると、シズクは手早く着物を調え、ツバキから離れた
「て、手当てしてくれた事はお礼を言うよ、有難う、
でも、私にとって貴方は未だ侵入者という名の敵、其の敵を私は倒さないといけない」
彼女は其れだけ言うと、右手に水玉を作り始めた
ツバキ「血まで分け与えてもらって良くそこまで恩知らずな事が出来るね」
彼は、包帯の切れ端を保管機に戻すと、下に置いておいた弐本の刀を取り、
向かい合わせると、互い違いに仕舞い込み、一本の棒に戻した
「幾ら怪我をしているとは言え、力が弱くなった訳じゃ無いんだから!!」
彼女はそう言うと、作り出した水玉を矢にして放った
ツバキ「フライゴンの機動性をなめないでよ・・・」
彼は、いつの間にか彼女の後ろに回り込んでいた
「!!」

317 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/05(火) 01:17:56 [ 1SUIPj3o ]
ツバキ「さっきより技のキレが悪いよ?やっぱり体のほうは正直だね」
彼は、棒の先を彼女の首筋に当て、左手を掴んで背中に回し、動きを封じた
「・・・解った・・・冷静に話し合うことにするよ・・・」
彼女は、瞬時にツバキと自分との力の差を見抜き、抵抗をせず、その場にへたり込んだ
ツバキ「ん、まあそれが一番正しい選択だね、僕の名前はツバキ、
砂海 椿(サカイ ツバキ)って言うんだ」
「私はシズク、水面 雫(ミナモ シズク)だよ」
彼女はそう言うと、ツバキに優しげな笑みを見せてくれた・・・
・・・
其の頃アオイとカオリは・・・
アオイ「はぁ・・・はぁ・・・っく・・・」
カオリ「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
エミ「はぁ、はぁ・・・未だだ、私は未だ戦える」
俺の頬には複数の切り傷があり、服や腕には焦げた様な痕が残っている、
必要以上にカオリを庇った所為だ、
カオリは、比較的無傷に近いが、結構フォローをしてくれたので、体力を消耗しているらしい、
俺の持っているトンファーは、下のほうにある旧式の鍵穴のような形をした突起が前に倒れて、
内部に螺旋状の切れ込みが入った穴が現れていて、穴は煙を吐いている、
そして、肝心のエミと言えば、体中に切り傷やかすり傷が有る、
恐らく俺のガントンファーから放たれた銃弾の所為だろう、しかしその弾ももう切れた・・・
エミ「私の武器が小型のクナイだけだと思ったら大間違いだ・・・私にはまだコレがある・・・」
彼女はそう言うと、着物の両袖から三本の長い爪の様な刃が付いたナックルダスターの様な物を出し、
両手の指にはめた、
アオイ「パンテラか、こりゃまた物騒な物を・・・」
カオリ「もう・・・僕・・・駄目ぇ・・・」
彼女は其れだけ言うと、その場に座り込み、壁に寄り掛かった
この場の熱も、俺と彼女の体力を奪っている、
アオイ「パンテラにガントンファーはきついな・・・」
俺はそう呟くと、ガントンファーのグリップの上に付いているダイヤルをカチッと少し回した、
すると、グリップの下部分が外れ、グリップと同じくらいの長さの棒が内部から現れ、
本体をグリップの付け根を軸に手早く持ち上げ、グリップと平行な位置に持って来たそして、
グリップのトリガーの周りの防護カバーのジョイントと本体のジョイントを繋げて固定、
別の形態に成った、
アオイ「女を斬るのは本っ当に気が進まないんだけど・・・」
俺がそう呟いたときには、既にエミのパンテラの刃が俺の咽喉元に突きつけられて居た
エミ「今回は、私を女として見ない方が見の為だぞ?」
アオイ「女は女だよ」
俺は振り向き様にエミの足を引っ掛けてバランスを崩させ、
其の隙に離れた、
アオイ「弐式黒風、抜刀!!」
俺がそう叫んだ瞬間、変形したガントンファーの元々肘側に有った面から、
電子化されていた物が勢い良く飛び出し、
刀の形を作った、其の刃の色は黒く、また、鋭い、
持ち方は、逆手で二刀流、
刃の長さは壱㍍と、それなりの長さだが、まあコレくらいの長さで丁度って所だろう、
エミ「ほう、刀か、面白い、其の刀で私に勝てると言うのなら、やって見ろ!!」
アオイ「少しは女らしくして見ろ、お前、地は物凄く美人だぜ?」
この俺の一言で、彼女の眼に曇りが生じた、
アオイ「貰った!!」
スカウター「Clock up!!」
其の瞬間、エミの視界から俺が消え、と同時に真後ろから黒く光る刃を首筋に当てられ、
彼女は固まった、
スカウター「Clock over!!」
・・・

318 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/05(火) 01:33:59 [ 1SUIPj3o ]
はい、第四話目です・・・
パンテラとは↓のサイトのナイフ→大型ナイフ→右から参番目、上から二番目のところに写真が載ってます
http://www.taiyo-planet.co.jp/konc/
ワスブダガーは、↓のです
http://www.no1shop.jp/annai/knife/nage/uc728.html
アオイのガントンファーの元ネタは↓の人が持ってる奴です、(関係無さそうな写真を貼ってすいません)
http://page.freett.com/mtgkou/elsa.htm
ガントンファーの変形ギミックは俺のオリジナルです・・・
コレで人気が落ちない事を祈る・・・
『マスター、マイナス思考になってますよ?』
いや、すまんすまん・・・

319 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/05(火) 01:38:15 [ 1SUIPj3o ]
言い忘れ、パンテラの説明のところですが、
ナイフ→大型ナイフ→右から参番目、上から二番目のところ、
の順番に間違いを発見いたしました
正式には、
商品紹介→ナイフ→大型ナイフ→右から参番目、上から二番目のところ
の順です・・・

320 名前:水銀将軍 投稿日:2006/09/05(火) 04:57:14 [ g9VDHofA ]
待たせたな!!
前に書いた奴の逆版を書いてみました。
では

321 名前:氷銀将軍 投稿日:2006/09/05(火) 04:57:55 [ g9VDHofA ]
「ご主人・・・その・・お願いがあるんですけど・・・」
午後11時、テレビを見ている俺にパジャマ姿のエンブレスがモジモジしながら話しかけてきた。
「何だ?」
エンブレスがこんな感じのときは、『ご主人・・今日も一緒に寝ていいですか?』という言葉が出てくる前触れだ
「その・・怖い夢を見たときにご主人がそばにいてくれたら安心できますから・・その・・一緒寝ていいですか?」
ふふ、やっぱりだ、俺はエンブレスの事なら何でも知っている自信がある
その間もエンブレスはパジャマの裾を指で弄りながら俺の返事を待っている
「・・・・ああ、いいよ」
「え!!本当ですか!!じ、じゃあ私、歯を磨いてきますね!」
エンブレスは嬉々として洗面所に駆けていった
「やれやれ・・・」
俺はテレビの電源を消し、新聞をマガジンラックに戻して寝室へと向かった

カチ
枕元のライトスタンドのスイッチを入れ、俺はベッドに入り、いつも読んでいる冒険小説を読む

カチャリ・・・
寝室への扉が開き、エンブレスが入ってくる
「お待たせしました・・・・」
「さ、入れよ・・」
「はい・・・」
布団を捲り、エンブレスをベッドに迎え入れた

コチ....コチ....

静まり返った寝室、聞こえてくるのは時計の音だけ・・・

並んで仰向けで寝る二人・・・

「あの・・・・」「なあ・・・・」
話しかけようとするとついタイミングが合ってしまう

「どうぞご主人」
「いいよ、エンブレスから」
譲り合ってしまい、話が進まない
「じ、じゃあ・・・ご主人、その・・腕枕ってのをしてくれませんか・・・?」
「え・・あ、ああ・・・・」
上げられたエンブレスの頭の下に右腕を通す俺
エンブレスもゆっくりと頭を下ろしてくる
ポフ・・
腕枕をしたことにより、必然的にエンブレスとの距離が縮まる
「じゃあ次はご主人の番ですね、何ですか?」
「え、ああ、いや、もういいんだ・・」
エンブレスに『もっと近くに来いよ』と言おうと思っていたから腕枕は好都合だった
「ねえご主人」
エンブレスが体ごとこちらの方を向いてきた
「何?」
「私が眠るまで手を握っていてくれませんか?」
「いいよ、ほら」
俺は腕枕をしていないほうの手をエンブレスの前に差し出す
エンブレスは両手でその手を握り、ゆっくりと目を閉じていった
「お休みなさい、ご主人・・」
「ああ、お休み」
俺は一度手を離し、電気スタンドのスイッチを切り、再びエンブレスの手を握った
その数分後俺の意識は途絶えた

322 名前:氷銀将軍 投稿日:2006/09/05(火) 04:58:31 [ g9VDHofA ]
朝、いつもより早く目が覚めた。

「あれ・・なんでエンブレスが・・・あ、そうか、一緒に寝たんだったな・・・」
今日は仕事が休み、二度寝するか・・・


眠れない・・・

そりゃそうか、昨日は少し早めに寝たし、普段ならもう起きてる時間だしな

「ふみゅぅ・・・ご主人・・・」
はっとしてエンブレスの方を向く・・・何だ寝言か。

エンブレスのパジャマの襟の辺りがはだけているのに気が付いた
そこから胸の谷間が若干見えている

俺はエンブレスの頭の下からゆっくりと腕を抜く

「よし、起きてないな・・・」
エンブレスのパジャマのボタンを上から一つずつ外してゆく。
すべて外し終え、ゆっくりと捲る
少しずつエンブレスの白い胸が現れてゆく
別に怒られる訳ではないが何故か気づかれないようにやってしまう。
そのバレないようにというが俺を興奮させた
エンブレスの胸はもう半分近くまで現れた。そして
ぽろん、という効果音が適切であろう。エンブレスの胸の中央に位置する乳首がついに俺の目前に光臨した。

エンブレスの胸に手を伸ばし、優しく揉んだ。
ふよふよと柔らかいそれはこの世の物とは思えない。
しかし今日は何故こうも燃えるのだろうか、エンブレスに気づかれないように―と言う縛りがここまで効果を発揮するのか。

指でエンブレスの乳輪をなぞる
「ん・・・ふぅん・・・」
エンブレスが声を上げた!!
俺の背中を何かが流れてゆく・・・マズイ、バレたか!?
「ふぅ・・ムニャムニャ・・・」
何事も無かったかのようにエンブレスは眠り続けた。良かった、まだ起きてない・・・
俺はエンブレス弄りを再会する。

今度はエンブレスの乳首を指で軽く転がす
ころんころんと俺の指から逃げる様はとても可愛い
転がされている内に乳首は雪球のように段々と大きくなっていった
「ん・・・はぁ・・・はぁ・・・」
エンブレスの寝息も段々荒くなっていった。きっとエッチな夢を見ているんだろうな
俺はそっとエンブレスの乳首に口付けた。
コリンとした硬さを持つそれは俺の唇に挟まれる。

ちゅぱ・・・ちゅ・・ちゅ・・・
エンブレスの乳首を軽く吸う。この加減が難しい
「ぁ・・・ん・・・ハァハァ・・・」
時々強く吸うのを織り交ぜる。その度にエンブレスは小さい声を上げる。
ちゅぷぁ・・・
一旦口を離してみるとエンブレスのそれはピンク色に染まっていた。
「ハァハァ・・・」
寝息を荒げているエンブレスを見ると何故か苛めたい願望が湧いてきた
「片方だけじゃ不平等だよな」
エンブレスがビクッと反応する。
俺はその反応を知らん振りして逆の乳首にも同じ事をしてやった。

323 名前:水銀将軍 投稿日:2006/09/05(火) 05:01:40 [ g9VDHofA ]
続きます。

さて、前の投下から間が開いてしまいましたが、
皆さんの反応はどうなんでしょうか?

とりあえずよろしくお願いします。〆

324 名前:98 投稿日:2006/09/05(火) 09:29:47 [ wLZjrzKo ]
 おはようございます、98です。

>>319
 武器は男の憧れですね。ダガーとかナイフとか……。
 トンファーなんて、そんな近接戦闘の良さをもろに味わえる武器ですしね。
 この流れだとツバキが仲間になるのでしょうか?
 確か3人ほど仲間になるといわれていたのですが、ツバキがそのうちの一人?
 次回はいよいよえちぃシーンを書かれるとか。楽しみにしてますね。

>>323
 待ってましたーw
 うわぁ、読んでいて気恥ずかしく……。
 腕枕とか手を握るとか……。
 その後の男の「気づかれないように」やっているのも、良いですよね。
 次回は本番か、もしくは「起きる→修羅場」でしょうか?続き、待ってますね。

 さて12話でも書くかな。

325 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/05(火) 15:30:17 [ 2LD4rmoA ]
すまぬ、ツバキは元々仲間だ、
仲間に成るのはシズクとエミの方だ、
もう一人はまだ秘密です、
アオイのガントンファーが変形した姿の、
「弐式黒風」は、刃を一千度の超高温にする事が出来て、
斬った瞬間に相手の傷口を焼いて出血を止め、痛みだけを残す事が出来ます
なので、首とか心臓とか、急所以外を斬らなければ、
少なくとも出血で死ぬことはありません、
因みに、ガントンファーの射程殺傷距離は二百メートル程、
護身用の小型ピストルと似たような物です、
カオリの持っているワスブダガーを収納している収納機は、
手首に巻き付ける様にして付いており、
服の袖で隠してあります、
カオリの脳波をキャッチして、必要な分のダガーを自動的に実体化させ、
カオリの手に滑り込ませてくれます、
因みに収納できる限界数値は二百本です、
ツバキの持っている棒の正式名称は「鋼刃弐刀棒」
棒術と剣術が使えない限り使いこなす事は困難で、
元が一本の棒なので、柄の長さは壱㍍有ります、
なので逆手流専用、
本体表面に特殊加工が成されており、熱、衝撃、冷気、腐食、を防ぎます、
エミのクナイは銀製で、女性の指の間に十分収まる位の大きさに縮小化されています
カオリのダガーと違い、保管機は付けておらず、
胸パットの役目も合わせて、懐に所狭しと並んでいます、
パンテラは、専用のホルスターが手首の内側に付いていて、
そこに隠されています、
止め具を一個外せば自然と落ちてきて、彼女の指に嵌るように成っています
その他の武装はまだ秘密・・・
エリア・5、楽しみにしていて下さい・・・

326 名前:98 投稿日:2006/09/05(火) 23:46:31 [ wLZjrzKo ]
>>325
 ………………やっちまったorz
 いや、本当に申し訳ないです。
 一番やっちゃいけないことなんですよね、登場人物を間違えるとか。
 何年小説書いたり、感想書いたりしてんのよ自分。
 スイマセンでした。

327 名前:98 投稿日:2006/09/06(水) 21:10:31 [ wLZjrzKo ]
ミシロタウン病院。
 この病院、こじんまりと経営しているが町の人がよく訪ねてくる。
 もともとミシロタウンがひっそりとした空気の良い田舎町。
 そんな町にある唯一の病院なのが、その理由だが。
 朝9時。
 ユウは目を覚ました。
 カーテンは既に開け放たれており、全開にまで開かれた窓から涼しい風が入り込んでくる。
「ふああああぁぁぁ〜……あふ」
 退院までおよそ1ヶ月。
 その後もリハビリなどで感知するには早くて3ヶ月。
 その後2ヶ月特訓してポケモンリーグに出場。
 なかなか有意義な5ヶ月になりそうだ。
「………それにしても、グラードンか」
 グラードン、それにカイオーガまで手中に抑えていると、委員会長は言っていた。
 何をするつもりなのか。
 おおよその予想はつくが。
 マグマ団もアクア団も壊滅した今、グラードンとカイオーガの事などすっかり忘れていた。
 しかし忘れてはいけない事が一つ。
「何時の時代にも、力を欲する奴がいる……か」
 ベッドを起こし。
 テレビをつけた。
 テレビでは昨日のサイユウでの出来事が放送されていた。
 ただし、内容はかなり異なっていたが。
『昨日、午前11時ごろサイユウシティにてマグニチュード6の大きな揺れがありました。この自身による死者・負傷者は無しとの事です』
 地震と言うことになっていた。
 まさかあの地下でグラードンが暴れていたなんて、思うまい。
 何しろ委員会長を止めなければ。
 そうしなければきっと、皆が苦しむから。
「マスター、起きてますぅー?」
 サーナイトが顔を出した。
 手には果物の入った籠が。
 中を見てみるとかなりの量だ。
 ぶどうにリンゴ、なしにみかんやイチゴ。
 アルトもその手に雑誌を持ってやってきた。
「あら、お邪魔だったかしら」
「どーしていつもは気をきかすことが無いのにこういう時ばかり気をきかすかな」
「ふふ、それが私ですわ。これ、買ってきてあげましたわよ」
 そういってベッドの上に雑誌を放り投げた。
 ちょうどユウの骨折している左腕の辺りに。
「ぎゃあああっ!」
「ま、マスター!」
 何時にも増して騒がしい。

328 名前:98 投稿日:2006/09/06(水) 21:11:04 [ wLZjrzKo ]
ちょっと間をおいて、落ち着いたとき。
 サーナイトがリンゴを取り出した。
「マスター、リンゴを切りますね」
「ああ、悪いな」
「何かリクエストありますか?」
「リクエスト?」
「形ですよ、形」
 病院で切るりんごといえば。
 うさぎの形をしていたりと手の込んだものが有名である。
 ユウは何にしてもらうか迷っていた。
「うさぎにしますか? それともメタモンに? それともラルトスの形に」
「待て。何だその選択肢は」
 うさぎは分かる。
 しかしその後の2つは一体、どう作るというのか。
 するとサーナイトが説明し始めた。
 まずリンゴを立方体に切る。
 余ったやつは誰かに食べてもらうか、パーツとして使用するという。
 その立方体のリンゴを彫刻の要領で形作っていくという。
 これを応用すれば事実上作れないものは無い、と豪語する彼女。
 そこまで手先が器用だったのか。
 もう長い事一緒にいるが、初めて知った事実。
「まあ、見ててください〜。それぇ〜」
 リクエストを聞く前に切り始めた。
 ユウの意見は無視か。
 アルトも雑誌を読むのを止めてそちらを見ている。
 病室にリンゴを切る音が響く。
 最初はおぼろげだった輪郭がはっきりとしていく。
「おお、スゲェ……」
「まぁ、素晴らしいですわね、この手つき……」
 最初に切り取ったリンゴをパーツとして使用し。
 段々とその形が見えてきた。
 それは人間のようで人間でなかった。
「出来ましたー」
 サーナイトが出来上がった。
「いや、正直ヒクほど凄いわ……。お前、器用だったのな」
「えへへ〜」
 誉められているのか、そうでないのか微妙だが。
 一応彼女は良い方向にその意味をとったようだ。
 食べるのが勿体無いが、食べなければ腐っていく。
 男は差し出されたサーナイトの形のリンゴを食べようと、フォークで。
「痛いですぅ、ますたぁ」
「ちょ、アルト。そう言うことを言うな」
 そのリンゴを食べていく。
「あぁ……マスターが私を食べてますぅ………。あふぅ、そんなところ……あ、ひゃぁん!」
「おまえもどうしてそう言うことを言う?」
 一口で食べる。
 甘い味が口の中に広がっていく。
 かなり美味しいリンゴのようだ。

329 名前:98 投稿日:2006/09/06(水) 21:11:37 [ wLZjrzKo ]
ふと、サーナイトが売店に行くと言い出した。
 どうやら昨日、プクリン印のプリンが買えなかったのが何となく嫌になったらしい。
 今日こそはあると思いますよ、と根拠の無い自信を見せている。
「じゃあ、お願いするかな」
「はい〜」
「他に何か欲しかったら好きなものかってきていいから」
「本当ですの?」
 その言葉に反応したものが約一名。
 アルトだった。
 先ほどまで雑誌を読んでいた風はどこへやら、何でも買っていいという言葉に反応する。
 現金にもほどがある。
「お前じゃない。サーナイト、頼むな」
「はーい。アルトさんもプリン食べますか?」
「あら、じゃあ頼もうかしら」
「えと、マスターとアルトさんと、私で……3つ買ってきますぅ」
 足早に病室から出るサーナイト。
 残されたアルトとユウ。
「さて、ご主人様。どういうことか説明してもらいましょうか」
「ん? 何をだ?」
「とぼけないでくださいな。サーナイトはどうか分かりませんが、少なくとも私の目は節穴ではありませんわ」
 突然だった。
 アルトの目は真剣に。
 そして真っ直ぐにユウを見ている。
「入院している名目は何でしたっけ? トラックに轢かれて大怪我? トラックならば今頃死んでますわよ?」
 やはりアルトは勘が鋭い。
 と言うよりも男の嘘が下手すぎるのだが。
「全て、お話していただけますわよね?」
「……隠し通せる空気じゃないしな。サーナイトが戻ってきたら話すさ」
 その言葉に嘘偽りなど無い。
「マスター、アルトさん。買って来ましたよー」
 サーナイトが売店の袋を手に、病室に入ってきた。
 三人でプリンを黙々と食べる。
 プクリン印のプリンは数あるプリンの中でも最高の人気を誇るプリン。
 プリンといえど、甘すぎないその味が人気である。
 その代わり多少小さいのが欠点なのだが。
「ぷひゃぁ〜、美味しかったですぅ」
「そうだな……と、ちょっと二人とも良いかな?」
(来ましたわね)
 ユウが話し始める。
 事の始まりはサイユウに向かった時の事。
 委員会長に連れられて地下室へ向かった事。
 そのままグラードンとの戦闘になった事。
 全ての手持ちが倒された事、攻撃によるダメージでこんな大怪我を負ったこと。
「情けねぇよ……」
「マスター……?」
「どうしようも無いくらいに情けねぇよ、俺は……」
 チャンピオンと言う肩書きに怯え。
 委員会の人間に堂々と啖呵を切っておいて。
 だが肝心のところで大怪我。
 どうしようもないくらいに自分が惨めで情けなく思えてきた。
「でも、これからのことは決まったじゃないですかぁ」
「決まった……?」
「はい〜。早く怪我を治して」
「委員会長を止める、そう言うことですわ」
 二人に言われ、ユウは考え込んだ。
 今の自分に勝てるのだろうか。
 グラードンだけではない。
 カイオーガも奴の手の中にいる。
 あの2体を相手にするのだ。
 かつてのルネシティでの決戦とはまたワケが違ってくる。
 あの時はグラードンもカイオーガも互いを敵と認識していてこちらには大した攻撃もしてこなかった。
 だが、今回は双方ともに自分を敵と認識している。
 やれるのか、自分は。
 いや、やらなければならないのだ。

330 名前:98 投稿日:2006/09/06(水) 21:12:10 [ wLZjrzKo ]
その日の夜だった。
 サーナイトとアルトは家の留守番をするために、家にいた。
 二人で風呂に入り、ちょっとしたハプニングもあったが。
 無事、今日を終えることが出来た。
「戸締りもOKですわね……ふぁ〜、んにゅんにゅ……」
「アルトさぁん……」
 サーナイトが2階から降りてきた。
 もうてっきり寝たのかと思っていた。
 するとサーナイトはその真紅の瞳から、涙を流し始めた。
「ふぇ……ふぇぇ〜……」
「ちょっと、どうしたんですの? サーナイト?」
 原因が分からず泣き始めた。
 アルトはサーナイトをソファに座らせ、自分もその隣に座った。
 涙を拭いてやる。
「ほら、泣かないの。どうしたんですの?」
「ふぇ……ひぐ…………あうぅ」
 一向に泣き止まない。
 どうしたものか。
 嗚咽を漏らしてただ泣いているだけでは分からないのに。
 ここは一つ、無理やりにでも止めるしかない。
 アルトの唇がサーナイトの唇を塞いだ。
「んっ!?」
 すると見る見るうちに嗚咽が止まっていく。
 ビックリした事に気をとられて、嗚咽が止まったのだろう。
 しゃっくりなどと同じ原理である。
「落ち着きましたの? サーナイト」
「……はい」
 ようやく落ち着いたサーナイトは息を整え。
 ため息をついた。
「で、何があったんですの?」
 と、何度目かの問いをした。
 少し間が空いた。
 暫くするとサーナイトが消え入りそうなほどの小声で話し始めた。
「…………マスターの事を考えていたんです」
「ご主人様の事を?」
「はい。マスター本当は大変な事に巻き込まれていたんだなぁって。それで、もしマスターの身に何かあったと思うと……ふぇ………」
 またも泣きそうになる。
 確かにアレだけの大怪我で命があるということこそが奇跡に近い。
 だが医師はユウに対して「絶対安静」を言い渡している。
 もし少しでも無理をしようものなら、ユウの体にはかなりの負担がかかる。
 下手をしたら、体が全く機能しなくなるかもしれない
 だからリハビリも最初は軽く、徐々にピッチを上げるしかない。
 時間はかかるかもしれないが、それが一番良い方法。
 が、人間はポケモンとは違う。
 何時、どこでその一つしかない命を落とす事になるか分からない。
 もしかしたら今この時だってユウの身に何か起こっているかもしれない。
 サーナイトはそう考え、涙していたのだ。
 ユウの事を一番に考えている、サーナイトらしい考えだった。
「大丈夫ですわよ」
「どうして、ですかぁ?」
「だって、サーナイトの「ご主人様」ですわよ? 今までずっと色々な事を潜り抜けてきた、最高の、ね」
 アルトの視線が天井に注がれる。
 その目に涙が浮かんでいた。
 不確定な存在の自分をすんなりと受け入れてくれたユウ。
 朝に昼に、夜にあんな性行為などしても、その後も嫌な顔せずに接してくれたユウ。
 そして、世界でただ一人身を許す事の出来る人間であるユウ。
「どんな事があっても、無事に生き抜いてきた。それがユウ、私たちのご主人様なのでしょう?」
「そうですけど……」
「ずっとそばにいたあなたが信じてあげなくてどうするんですの? 信じて上げなさいな」 
 それだけ言うと、サーナイトを抱き寄せる。
 ふくよかな胸にサーナイトの顔が埋まる。
 何だかとても暖かかった。
「うにゅ……アルトさんの胸、ふわふわして気持ちいいですぅ」
「ふふ、今夜はこのまま眠ってもよろしいですわよ?」
「ふにゅぅ……」
 次第にサーナイトのまぶたが閉じられていく。
 そして寝息を立ててサーナイトは眠り始めた。
 アルトもそのまま、サーナイトを抱いたまま眠りについたのだった。

331 名前:98 投稿日:2006/09/06(水) 21:14:05 [ wLZjrzKo ]
 第十二話です。
 今回は短めな上にえちぃ展開が……。
 持って行く事もできたんですけど、本編の雰囲気でえちぃ展開に持っていっても正直辛い……。
 ちなみに主人公であるユウが入院している名目はかなり無理やりですが……。

332 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/06(水) 22:57:47 [ vqBZxYOw ]
まあ、たまにはこんなのも良いでしょう・・・
『マスターのと真逆ですね♪』
いらん事言うな
『はいはい♪』
カイオーガとグラードンですか・・・
どうしてもシズクとエミが頭に浮かぶ・・・
『同一人物(人物?)ですからねえ・・・』
性格も結構違うし・・・
『エミさんは結構良い線行ってると思いますよ?』
あの人はツンデレなだけ(ツン6:デレ4)
『ふ〜ん・・・』
因みにシズクはツン2:デレ8
『そんなこと聞いてません』

333 名前:名無しさん 投稿日:2006/09/07(木) 02:13:34 [ syovBfHk ]
閣下、ずいぶんご無沙汰でしたね。
久しぶりに読めて嬉しかったです。
引き続き応援してます!
つ「ミックスオレ」


98殿、武器商人殿もどうぞ
つ「コーヒー」

334 名前:0.1 投稿日:2006/09/07(木) 09:59:29 [ xxjeop6Y ]
拝見しました。
腕は変わらず・・・
主人公はユウとゆうんですね。
はいダジャレです。我ながら古いシャレですな・・・
あ、閣下様と98様と武器商人様に差し入れです。

つ囗←暇つぶし用の玩具です。

つまらない物ばかりですみません。

335 名前:98 投稿日:2006/09/07(木) 11:08:24 [ wLZjrzKo ]
おはようございます、98です。
本当に今起きました(ぉ

>>332
 感想ありがとうございます。
 エミさんとシズクさんはそちらでは仲間なんですよね。
 ただしこちらのグラードンとカイオーガは仲間には……。
 ツンのデレ、僕は若干苦手なのですが……アルトがそれになりつつあるという罠が。
 若干アルトもデレの比率が高いようです。

>>333
 差し入れありがとうございます。
 コーヒーがあれば夜中でも万事大丈夫ですw
 夜は弱いので……。

>>334
 ありがとうございます。
 散々引っ張っておいて、主人公の名前が単純ですからね。
 色々捻ろうとして失敗したんです。ああ、未熟……。
>主人公はユウとゆうんですね
 何時かは来ると思ってましたw
 暇つぶし用の玩具、ありがとうございます。
 これとコーヒーで大丈夫ですねw

336 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/07(木) 22:36:28 [ .KXoDi.s ]
エリア・5完成、
無理やりエロ展開に持ち込みました(苦笑
次回から、またアクション中心になってしまいます・・・
すいません・・・

エリア・5

アオイ達がホウエンで奮闘(?)している頃、カントーのイシスとツバサは・・・
イシス「全く、何でマスターの部屋(序に私の部屋)ってこんなに散かってるんでしょうか?」
ツバサ「さぁね?僕とカオリの部屋は何時も綺麗だよ?」
イシス「貴方達の部屋は唯単に何も無いだけです」
どうやら二人は家の中の整理をしているらしい、
イシス「はぁ、唯一綺麗なのは、私の寝ている所の周りだけですか・・・」
深く、深ぁ〜く、溜息を吐くと、
アオイの布団の周りを片付け始めた、
ツバサ「僕はちょっと散歩にでも行ってこようかな〜」
彼は、いかにも「我関せず」と言いたそうな表情で、玄関まで歩いていった
イシス「あ、逃げる心算ですか!?」
ツバサ「僕に課せられた選択肢は二つ!!この場から逃げるか、部屋に引きこもるか、どっちかだ!!」
彼は偉そうに捨て台詞を吐き、目にも止まらぬ速さで家を出て行った、
イシス「全く・・・何時も何時も、掃除となると逃げ出すんだから・・・」
彼女は、額に手を当てて呆れた様な溜息を吐くと、
自分とアオイの部屋に戻り、
散かっている雑誌やティッシュ、スカウターメンテナンス用の工具などを片付け始めた、
イシス「何でこんなに散かるんだろう・・・普通男の人って、
女性が一緒に居る時は部屋の中を綺麗にして、良い所を見せようとする物なんじゃないのかしら?」
彼女は、ほっそりとした華奢な手で雑誌を拾い集めると、綺麗に整えて
本棚(今や雑誌棚)に立てた、
そして、丸められて散かっているティッシュをかき集めて腕に抱き、
ゴミ箱の所まで行くとドサッという音を立てさせながら捨てた、
イシス「もしかして、私には自分の在りのままを見て欲しいからこうやって散らかしてるのかしら?
やぁんそんなぁ〜、恥かしいです〜♪」
彼女はそんな妄想をしながらまた部屋に戻ってきた、
イシス「でも・・・」
彼女は、少し悲しそうな顔をしながらアオイが何時も寝ている布団を見つめた、
イシス「やっぱり、サーナイトとアークエンジェルじゃ・・・割に合わないですよね・・・」
確かに、人間の心を持つアークエンジェルと人間の心を持つサーナイトとでは、
ポケモンと人間という壁が見事なまでに成立するため、
一般にはあまり受け入れてもらえない、
それに、サーナイトの持っている人間の心と言うのも、完全な物ではなく、
本来人間の女性に有るべき羞恥心という感情が皆無で、
例えば普通のサーナイトの場合、胸や外部生殖器官と言った様な、
女性特有の物を見せる事には何の躊躇いも無いが、
学校の過剰な性教育を受けたサーナイトやその他の人型ポケモンは、
恐らく、異性とコミュニケーションをする上で最も必要な羞恥心が、
物凄く曖昧に成ってしまう為、
余計に異性とのコミュニケーションが下手に成ってしまうと言う現象が起きる、
イシスの場合がまさに其れだ、
彼女の場合、小学校低学年(ラルトス)の頃から学校の過剰な性教育を受けていたため、
外部生殖器官を見せる事には少量の羞恥心を見せる様になったが、
胸を見せる事には何の躊躇いも見せないため、はっきりといえば、
同姓している人々から見れば、女性らしからぬ行動として見られ、
距離を置かれてしまう、
要するに、普通の学校に通っていた人型ポケモンが人間と結ばれるなど、
先ず有り得ない話だ、

337 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/07(木) 22:37:10 [ .KXoDi.s ]
イシス「私がどんなにマスターを想っても・・・マスターはきっと私の事なんか・・・」
そんな事を考えるだけで、彼女の眼には涙が溜り、溢れ出す、
そして、何よりも先に頭に浮かんで来るのが、
何時もアオイにベッタリなカオリの姿、
彼女も確かにラティアスというポケモンの一種だが、
人間の姿でいる事の方が多いので、少なくともイシスよりは完全な人間の心を持っている、
イシス「このままじゃ・・・本当にマスターをカオリさんに取られちゃう・・・」
事をマイナスに考えれば考えるほど、涙の量は増えて行く、
気が付けば、万年床状態のアオイの布団に寝転がり、アオイの枕で自分の涙を拭っていた、
恐らく、今の彼女にとって見れば、アオイの匂いと温もりが残る布団が、
唯一の慰めになり、心の休まる所と成るであろう・・・
イシス「グスッ・・・泣いてばっかりじゃ・・・駄目ですよね・・・」
彼女はゆっくりと起き上がり、洗面所で涙の後を洗い流すと、
もう一度アオイと自分が一緒に寝る部屋に戻ってきた
イシス「マイナスに考えちゃ駄目だ、何時までも想い続けていれば、
きっと其のうちマスターも私に振り向いてくれるはず、きっとそうに違いないです!!」
彼女は、アオイの布団を見ながら、誰に言う訳でもなく、独り言を喋っていた
イシス「そういえば、マスターの本棚の整理が未だでした・・・」
彼女は本棚の前に座り込むと、順番の違う本や、種類の違う本を整理していた、
と、ココで一番下の段にある百貨辞典を取り出して整理している時だった・・・
イシス「ん?コレ・・・百貨辞典じゃないです・・・」
と、彼女が手に取ったのは百貨辞典(あ〜か行)と書かれた大きな本のカバー、
しかし、引っくり返して見ると、百貨辞典ではなく、薄い雑誌が綺麗に仕舞われている、
と、ココで彼女はカバーを引っくり返し、中野雑誌を一冊出した
イシス「コレって・・・///」
その表紙には裸の女性の写真が堂々と載せられていた
イシス「マスター・・・こんな所に隠してたんですね・・・」
彼女は呆れた様な顔をすると、雑誌を一ページ捲った、
いやらしいポーズを取った女性の写真が現れる、
イシス「人間の女性器って、毛深いんですね・・・」
彼女は黒い毛で覆われた女性器を見ながら、私的な感想を喋った、
イシス「私達の何て・・・毛は愚か、黒ずみさえ無いのに・・・」
毛むくじゃらで、黒ずみのある人間の女性器は、彼女の眼に(汚い物)として映った様だ、
イシス「私の・・・綺麗なピンク色をしてる・・・」
彼女はスカートを捲り、土手を指で開き、未だ一度も使った事が無い閉じた状態の花弁を見ながら、
少しだけ頬を染めて呟いた
イシス「やっぱり・・・マスターも毛が有った方が良いのかな・・・」
彼女はそんな事を考えながら次のページを捲った、
其処には、毛を綺麗に剃り上げた女性が足をM字に開き、
花弁を開けた状態の女性器がアップで出ていた、
イシス「コレが・・・処女膜って言うんですね・・・」
彼女は、自らの花弁を開き、写真のモノと比べながら観察した、
イシス「なんか・・・私のより処女膜が大きいです・・・」
確かに、彼女の処女膜は、人間の物以上に小さく、無いに等しいが、何とか確認できる程度だ、
そして、次に目が行くのは写真の上のほう、
花弁の始まりの辺りにあるポチッとした小さな豆粒の様なモノ
イシス「私のには・・・見当たらないです・・・」
彼女はそんな事を考えながら、開いている指で花弁の始まりの辺りの小さな細長い丘をなぞって見た、
すると、なぞった場所がちょっとだけ上に動き、
下にある穴から、写真の様なモノがピョコッと現れた、
イシス「ふぇっ・・・こんな所に隠れてたんですか・・・」
彼女は、偶然見つけた秘豆を、何も知らずに指で触った
ツンッ
イシス「ひゃうっ!・・・」

338 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/07(木) 22:37:40 [ .KXoDi.s ]
突然彼女の体を電気の様な物が走り、同時に花弁の間が少し湿っぽく成った、
イシス「なんか・・・気持ち良い・・・」
彼女は正座をしたまま、足を開き、秘部を触りやすくすると、優しく擦り始めた
イシス「あっ・・・んっ・・・」
彼女はもう片方の手で雑誌を閉じると、念力で雑誌を元のカバーの中に仕舞い、本棚に戻した、
そして、秘部を弄って居るのと反対の手で、
ベールの上から灰皿を引っくり返したような大きさの胸を、軽くもみ始めた
イシス「何で・・・私・・・こんな事を・・・ふぁっ」
彼女は、其のまま畳の上に倒れ込み、足をM字に開き、秘豆と花弁の間をなぞる様に刺激した、
秘豆を弄るたびに、しわの無い、小さな花弁の間から愛液が少しずつ溢れて来て、
指を介して秘豆に纏わり付き、彼女の興奮度を上げる、
イシス「こんな事・・・しちゃ行けない筈なのに・・・体が・・・勝手に・・・ひあぁっ」
彼女は胸を覆っている緑色のベールを肌蹴させ、小さくてピンク色をした乳首を露にした、
そして、それを指で摘み、軽く捻ったり、引張ったりしてみる、
イシス「あっ、駄目っ、マスタァ・・・んっ」
自然と、心の中にアオイの姿が形作られ、
アオイにして貰ってる様な錯覚に襲われる、
そんな事を考えるだけで、秘部の濡れは激しくなり、
イシス以外誰も居ない部屋の中に、クチュクチュと言う、いやらしい音が響く、
イシス「ひあぁっ、やっ、駄目っ、駄目ぇ・・・そんな、強く弄らないで下さいぃ」
彼女は自分で秘豆を強く刺激している所を、アオイにやって貰っている心算で居るため、
自然と、独り言が出てくる、
その言葉が、彼女を一層興奮させる、
そして、遂に指が処女膜を破らないように膣の中へ入ってきたのだ、
イシス「くあぁっ、駄目っ、其処だけはやめてえぇ」
ツププッ
彼女の指が完全に入り切ると、膣の入り口からはさっきよりも多く愛液が溢れ出てきた
そして、意図してか、意図せずか、彼女の指は膣の中で動き回った、
イシス「マ、マスタァーッ、ひゃぁん、駄目ッ、ダメェッ!!」
と、ココで指が彼女の尿道海綿体(Gスポット)に触れ、彼女は一瞬で絶頂に達した、
イシス「あぁっ!!マスター!!」
ピュピュッ
彼女の体はビクッと痙攣して仰け反り、秘部からは少量の潮と思われる液体が飛び出した、
そして、彼女の顔は初めての体験に悔しそうな、また恥かしそうな表情を浮かべている、
イシス「マスター・・・御免なさい・・・私、マスターの事・・・考えながら、イッちゃいました」
彼女は、秘部に手を当てたまま余韻を味わっていた・・・
と、ココで足に何か温かい物が触れた
イシス「ひゃっ!!も、漏れてるぅ!!」
彼女は絶頂を迎えた際に、尿道の力を抜いてしまい、
今まで溜まっていたオシッコを漏らしてしまっていたのだ、
最初は、勢いの無かったオシッコも、彼女が意識を取り戻すのと同時に勢いを増し、
プシャァァァァァ
と言う音を立てて広がっているスカートの上に溜まって行った、
イシス「ふぁぁ、恥かしいですぅ・・・こんなとこ誰かに見られたら・・・」
そんな事を考えるだけで、顔が真赤になる、
止めようとするが、止められない、
イシス「ああん、もう如何しようも無いですぅ〜」
数秒後、彼女の放尿は静かに終わった、
イシス「何とか証拠を隠滅しないと・・・」
彼女はそう呟くと、サイコキネシスで溜まったオシッコを球状にして浮かせ、
トイレまで持っていくと、一気に流した、
イシス「後は濡れちゃったおま○こを洗って・・・染みの付いちゃった畳を綺麗にして・・・」
彼女は先ず夥しい量の愛液で染みが付いてしまった畳を念力で浮かせ、
水を濾過するのを応用し、染み込んだ愛液を透過させて取り出した、
イシス「上手く行きました♪」
彼女は取り出した愛液をまたトイレに捨てると、
ベールを脱ぎ、風呂場に入った、
蛇口を捻り、熱い飛沫を浴びる、
イシス「何時にも増してシャワーが気持ち良いですぅ〜♪」
彼女は頭から湯を被った後、シャワーの取っ手を取り、
愛液でビショビショに濡れた秘部に当てた
イシス「ひゃうっ・・・なんか、水圧が・・・気持ちいです・・・」
彼女はそのまんまもう一度自慰を始めてしまった・・・
それから一時間、ツバサが帰って来た後も彼女は放心状態に陥っていた・・・
そして、アオイ達は・・・

339 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/07(木) 22:39:31 [ .KXoDi.s ]
『今回はイシスさんの一人エッチですね♪』
あんたがいっつもしている事を書いたまでだ
『いやぁん、恥かしいですぅ〜♪』
恥かしがってる様には見えないが・・・
まあ、次回辺り、アオイ達の戦いは決着が着くでしょう・・・

340 名前:98 投稿日:2006/09/08(金) 23:01:59 [ wLZjrzKo ]
>>339
 就活やら何やらで遅れました(汗
 拝見しました。

 今回は全編に渡ってイシスさんのアオイへの思いと一人えちぃでしたね。
 やはり一人えちぃ発動の鍵は大切な人を想う所から〜。
 
 「彼女は胸を覆っている緑色のベールを肌蹴させ」の部分で改めて彼女達は擬人化しているんだなぁ、と思いました。
 普通のポケモンだったらまず皮膚とかですしね。
 そう考えると、僕の小説のサーナイトやアルトは服装と呼べるのは腰のロングスカートだけ……。
 上半身いつでも裸ですかそうですか。

341 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/08(金) 23:48:06 [ CLJKEbbM ]
すまぬ、イシスは擬人化しておらん・・・
やはり俺の情景描写能力はまだまだか・・・
エリア・1でイシスは擬人化していない、と書いた筈なのに・・・
受け入れて貰ってないのだろうか・・・
『マスター、元気出して下さい・・・』

orz・・・

342 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/10(日) 01:11:23 [ SrqM4Vv. ]
エリア・6です、
途中であからさまなパクリネタがあります、
気が付いた方はどうぞ、御ツッコミ下さい・・・

エリア・6

・・・
エミ「くぅ・・・(悔」
彼女は、手錠を使って手を背中で拘束され、
洞窟の壁に座った状態で寄り掛かって俺とカオリを睨み付けていた、
アオイ「すまんな、暴れるお前を落ち着かせる為にはこの方法しかないんだ(汗」
カオリ「アオイさん、僕頑張ったよ?約束守ってくれるよね?ね?」
彼女は、俺の腕に抱き着き、俺の腕に頬ずりをしながら、はしゃいでいる、
アオイ「分かってるよ、家帰ってからな?」
カオリ「わーい♪」
誰が如何見たって、彼女を立派な十八歳と見ることは出来ないだろう、
まあ、結構天然系の人間(?)だからな・・・
エミ「確かに落ち着きはした、だからいい加減この拘束具を外してくれないか?」
彼女は、悔しさの中に殺気を込めた目で俺を睨みながら、落ち着いた声で喋っている、
アオイ「とりあえず、お前さんの目から殺気が消えない限り手錠を外す訳にはいかん」
エミ「むぅ・・・グスッ・・・(涙」
彼女は、可愛げのある膨れっ面をすると、目に涙を溜め始めた、
アオイ「泣くなよ・・・後処理が面倒じゃないか・・・」
エミ「じゃあ外してくれ・・・(涙」
アオイ「交換条件かよ・・・orz」
俺は、仕方なく彼女の手錠を外した、
エミ「有難うな・・・」
彼女は、少しだけ俺に笑みを見せると、真顔に戻った
エミ「突然攻撃した事は謝る、すまなかった、
だが此方にも攻撃した理由というものが有ってだな・・・」
アオイ「ほう?」
カオリ「なに?何でも言って?」
俺達が返答すると、彼女はパンテラを突然装備して俺の顔に向け、
冷たい目で答えた、
エミ「先ず、お前達が私の領域に入って来た事が大きな原因だ」
アオイ「なんとなくそれは分かる、だからその物騒な物を仕舞え」
俺が黒光りする刃を手で抑えながら下ろすと、彼女はパンテラを袖の中に仕舞った、
そして、少し頬を染めて話を続けた、
エミ「序に言えば、私は力の有る者を見るとどうしても闘いたくなってしまうのでな・・・」
二人「「(たった其れだけの理由で、今まで散々戦わされてきたの?)」」
俺達が唖然としていると、俺達が元来た道から十人、いや二十人程だろうか、
とりあえず、複数の人間がやって来きた、
やがて、集団は霧を潜って現れた、
其の格好は、赤いフード着きのパーカーの様な物と、
グレーをした昔のモンペのようなズボンを履いた集団がやって来た、
「さぁて、その娘を渡して貰おうか?」
「我々の目的を達成する為には其の娘が必要なのだよ」
集団の中で、一際強そうな男二人が、しゃしゃり出て来て、
俺達に冷たい視線を送りながら話し掛けて来た、
アオイ「この暴力娘の何処が良いんだ?」
エミ「私の何処が暴力娘なんだ?」
アオイ「それくらい自覚しろよ・・・」
エミ「お前、もう一度痛い目に遭いたいか?」
完璧に口喧嘩と成った
其の頃、カオリは二人の男に話しかけていた
カオリ「あの・・・どちら様ですか?」

343 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/10(日) 01:12:05 [ SrqM4Vv. ]
「我々はマグマ団」
「大地を愛し、燃える人材を探す地下の組織だ」
カオリ「(また変なのが出て来ちゃったよぉ〜)」(≧Ⅶ)
彼女が一、二歩引き下がると、
集団の内の一人が彼女の手を掴んだ、
カオリ「ちょっと、放してよぉ〜」
「へっへっへ、娘を渡さない限りお前は逃がさねえぜぇ」
と、ココでカオリの手を握っていた男が吹き飛んだ
エミが放った火球が、男を直撃したのだ、
エミ「誰が・・・お前達に渡されるだと?」
アオイ「まったく、マグマだかモグラだかしらねえけど、
家の居候に手ぇ出して貰っちゃ困るんだわ」
二人「少し痛い目に遭わせないとな・・・」
何気に俺達の息はピッタリ合っていた、
カオリ「アオイさ〜ん、頑張って〜♪」
彼女は、俺達の後ろに来ると、何処からとも無くポンポンを取り出して俺達に声援を送っている
エミ「さて、誰からあの世に行きたいんだ?」
アオイ「親父が言っていた、(誰かの物を盗む奴は、もっと大事な物を無くす)ってな」
この言葉が発せられた瞬間、エミの頬がほんのりとピンク色に染まった、
エミ「誰かの・・・物?」
そして、そう呟きながら俺のほうを見てきた
アオイ「・・・さぁな、自分で考えてみろよ」
俺は前を向いたまま彼女に笑みを見せ、後ろにいるカオリに聞こえないよう、返事を返した、
エミ「・・・(何故だろう・・・アオイと一緒に居ると・・・胸の音が・・・激しくなる・・・)」
彼女がパンテラを両手に、そんな事を考えていると、アオイのスカウターが喋った、
スカウター「Clock up!!」
其の瞬間、アオイの前に立っていた全てのマグマ団員総てが一気に吹き飛び、
その場から消えた・・・
スカウター「Clock over!!」
エミ「私も・・・」
彼女は、フッと微笑を浮かべると、体の回りに拾弐個の火球を作り、
総ての火球を炎の矢に変え、立ちはだかる総てのマグマ団員に向かって放った、
ピシュルルルルッ・・・シパアァァァァン!!
マグマ団達「ウワァァァ!!」
一同「(凄くありがちなやられ方だな・・・)」
そして、残るは最初にしゃしゃり出て来た二人だけとなった、
「さぁて、如何したものか・・・」
「まあ、所詮は捨て駒ですからね・・・」
二人の手には、それぞれ同じ大きさの紫色をした球状の何かが浮かんでいる、
アオイ「影(悪タイプ)使いか・・・」
エミ「問題ない!!」
彼女はそう言うと、二人に飛び掛って行った、
アオイ「お、おい、ちょっと待てよ・・・」
俺の静止は彼女の耳に届いていないようだ、
アオイ「まったく・・・猪突猛進な娘さんだこと・・・」
俺はガントンファーを取り出してグリップの上のダイヤルを回した
ガキッ、ウィィィー、ガコンッ!!
すると先程のようにグリップと本体が外れて変形し、グリップと本体が平行に成った、

344 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/10(日) 01:12:38 [ SrqM4Vv. ]
アオイ「弐式黒風、抜刀!!」
俺がそう叫ぶと、本体から電子化されて収納されていた黒く光る刃が本体から伸び、
ガントンファーから弐式黒風への移行が完了した
アオイ「はぁ・・・」
俺は深く溜息を吐くと、未だ立ち上がって戦おうとするマグマ団員の残党を潰しに掛かった・・・
スカウター「Clock up!!」
・・・
其の頃、シズクとツバキは・・・
ツバキ「ふむ、要するに、君は僕が勝手にこの領域に入って来たから、僕を攻撃したんだね?」
シズク「うん・・・御免なさい・・・」
彼女は、怪我をした右腕を押さえながら、足を抱え込むように座り、後ろの壁に凭れている、
ツバキ「まあ、君が悪い人じゃなくて良かったよ、でも君人間だろ?
それに未だ若いし、何でこんな所にいるの?」
この質問に、シズクは俯いた
シズク「その・・・聞いても驚かない?」
ツバキ「うん」
シズク「えっと・・・その・・・私、カイオーガなんだ・・・」
この答えに、ツバキは微笑みながら答えた、
ツバキ「成程、流石は隅々まで効く某殺虫剤をモデルにした擬人化装置だね・・・ん?
ってことは、君はもう既に何億歳も歳を取っている事に成る訳?」
すると、シズクは慌てたように返した
シズク「ちちっ、違うよ、何億歳も歳を取っていたのは私の父さんと母さん、
もう二人共寿命で死んじゃったけど・・・
私はまだ産まれてから十七年しか生きてないから、未だ十七歳だよ」
ツバキ「僕の一つ下だね(⑱歳」
余談だが、この世界のポケモンやアークエンジェルは、
二十歳までは人間と同じ成長速度だが、
二十歳を超えると、成長速度が著しく下がり、
人間の感覚で言う一年が一ヶ月分にしかならず、
十二年経ってやっと一年分と成るので、
最低でも七百二十年は生きる事が出来る、
何故こうなったのかと言えば、
およそ一万二千年前、この星にオーバーテクノロジーが伝わった頃に、
カントーに居た「日下部 桜」という名の科学者が不老不死の研究を行い、
出来上がった薬品を気体化させて空気中に混入させた結果、
その薬を吸い込んだ総ての生物が、不死とまでは行かなかったものの、
不老に成り、寿命が飛躍的に上がってしまった訳だ、
アオイの父親以上に傍迷惑な事を遣って退けたサクラ教授は、
其の後数々のマッドサイエンティスト(アオイの父親を含む)を世に送り出した後、
頁数一千を超える超長文のオーバーテクノ百科なる論文のような自伝の様な図鑑のような、
要するに良く分からない本を出版してその下らない人生の幕を閉じた・・・
因みにアオイ達は未だ十八なので、人間と同じ感覚で生きていける、
シズク「ねえ、用が無いなら早くココから出て行ってくれないかな?」
彼女は、暇そうにしているツバキを見上げるような目つきで見つめながら言った、
ツバキ「そんな事言われてもね、今更うかつにこの迷路みたいな洞窟を歩き回ったところで、
いい事なんて無さそうだし、アオイさんやカオリちゃんと落ち合わない限りはなんとも言えないね」
シズク「アオイ?カオリ?だれなの?」
彼女は、キョトンとした目つきでツバキを見ている
ツバキ「この洞窟に一緒に来た僕のマスターと仲間の名前だよ」
シズク「へぇ・・・」
二人が、部屋の横の淡く光る池を眺めていると、
ツバキが入ってきた方向から数十人のアクア団員達が一斉に現れた
ツバキ「しつこいなぁ、しつこい男は嫌われるよ?」
彼が鋼刃弐刀棒を構えながら言うと、
団の中の一人の女性が、堂々と答えた
アクア団員♀「あら、私はちょっとしつこい位の男の人の方が好きよ?」
アクア団員♂一同+ツバキ「マジで!!??」
そして、総ての♂アクア団員の目がツバキとシズクに向いた、

345 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/10(日) 01:13:10 [ SrqM4Vv. ]
「ヤルゾォォ!!!」
アクア団員♀「頑張ってね〜♪」
ツバキは襲い掛かってくる大量のアクア団員を鋼刃弐刀棒で薙倒しながら、
地中から大量の砂鉄を取り出した、
そして、その砂鉄を池の反対側の岸壁に向かって放った、
岸壁に当った砂鉄は其のまま高速で回転し、岩盤を物凄いスピードで削って行き、
新しいトンネルを作り出した、
ツバキ「こういうときはコガネジャンケン風に行くのが正解なんだよね」
一同「は?」
ツバキ「逃げるが勝ちって事だよ!!」
彼は其れだけ言うと、池に砂鉄で道を作り、
シズクの左手を掴んで新しく作った洞窟に向かって走り出した、
ツバキ達が通ると、下にあった鋼の床は砂鉄となって散り、足場を消した、
シズク「あ、あの、何処へ連れて行くの?」
ツバキ「とりあえず何処かの壁と繋いだから、其処に出れば上手く逃げられるかも・・・」
彼がふと後ろを見ると、
何とアクア団員たちは気合と根性と忍耐で水の上を力走し、
ツバキの掘った洞窟に入ってきた
ツバキ「嘘だ嘘だ嘘だぁ!!」
「ウォォォォォォ!!アイユエニ〜アイユエニ〜」
と、ココでツバキの中で何かが切れた
ツバキ「くたばれ変体共ぉ!!」
彼は、鋼刃弐刀棒を刀の状態にし、体を取巻く砂鉄を無数の矢の形にし、
完璧に変人と化しているアクア団員達に向かって放った
「ウオォォォ!!そんなのでやられるアクア団じゃないぜぇ!!」
ツバキ「手前等は命とたった一人の女への愛とどっちが大事なんだ!!」
この問いに対して、アクア団員達は即答した
「愛に決まっておろうがぁ!!!」
シズク「ッて言うか何で私達を追っ駆けて来るの〜?!」
「知るかそんなの!!」
二人「駄目ジャン・・・」
二人は心の中で、こう「orz」なった、
ツバキ「鋼壁断絶!!」
彼がそう叫ぶと、先程アクア団員達に襲い掛かっていた砂鉄たちがツバキの元へ戻ってきて、
巨大な鋼の壁となった
ツバキ「今の内に・・・」
シズク「うん・・・」
二人は暗い洞窟の中を掛けて行った・・・

346 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/10(日) 01:15:21 [ SrqM4Vv. ]
はい、第六話目です・・・
『結局、決着つかなかったですね』
それはひょっとしてギャグで言っているのか?(AA略
『そう言う訳では有りませんが・・・』
次回は嫌でも決着が着く筈です・・・

347 名前:名無しさん 投稿日:2006/09/10(日) 02:55:24 [ MlIMrfpc ]
>>346
GJ

閣下、もっと読みたいです。

348 名前:名無しさん 投稿日:2006/09/10(日) 06:43:35 [ SVAHdtUA ]
>>347
何かが著しく間違っている・・・

349 名前:98 投稿日:2006/09/10(日) 10:48:41 [ wLZjrzKo ]
>>346
 むむぅ、やはりバトル主体の小説って読み応えがありますよね。
 マグマ団、アクア団が出てきたことでこれからアオイ達の敵は双方に?
 それとも彼らをかませ犬にして他の組織が? それこそZECTのような組織の全体図が見えてこないような……。

 僕のほうの13話、著しく遅れておりまして……。
 本当は今日アップ予定でしたが、明日アップしようと思います。

350 名前:水銀将軍 投稿日:2006/09/10(日) 13:29:16 [ bST8mX9s ]
>>347

これは1行目は武器商人殿に向けられた言葉で、2行目が私に向けられた言葉でしょうか?

とりあえず了解しました。頑張って書きますね。

351 名前:347 投稿日:2006/09/10(日) 14:00:31 [ APUqAMjU ]
>>349
楽しみにしています。

>>350
Yes

352 名前:アシ 投稿日:2006/09/10(日) 16:46:20 [ 0eGbxFFM ]
お二人方ともに期待しております。がむばってくだはい

353 名前:名無しさん 投稿日:2006/09/10(日) 17:26:51 [ .cjDYU1s ]
>>352
武器商人様もお忘れずに。

354 名前:アシ 投稿日:2006/09/10(日) 18:50:54 [ 0eGbxFFM ]
>>353 もちろん武器商人さんの事も応援しておりますよ。

355 名前:98 投稿日:2006/09/10(日) 23:16:54 [ wLZjrzKo ]
ミシロタウン病院。
 病院の朝は早い。
 7時に起床し、朝の検温がある。
 その一時間後に朝食と言う日程だった。
 そんなユウの病室の前に2つの影が。
「ん? はい」
 ふと病室のドアを叩く音が響いた。
 ユウが返事をする。
「検温の時間ですよー」
「うーい」
 そういって看護士が中に入る。
 朝起きたばかりなので頭が覚醒していない。
 すると看護士はユウのズボンを引き剥がした。
「なっ……! お前ら……!」
「えへへ、マスター」
 そこにはナース服を着たサーナイトとアルトが立っていた。
「どういう格好してんだよ! それにこんな夜這いみたいな……!」
「マスター、夜じゃなくて朝ですよぉ」
「分かってるけど、ほら、例えが見つからなくて……」
 それだけ言うとユウはズボンを穿かせるようにサーナイトに言うが。
 サーナイトはユウの肉棒を凝視している。
「マスターとこうするの、久しぶりですよねぇ。……ちゅっ」
 サーナイトが軽くキスをする。
 その刺激が心地よく、肉棒が覚醒した。
 アルトもユウの口を唇で封じた。
「じゅっ……んふぅ、んぷぁ! ふふ、今日はたっぷり可愛がって差し上げますわよ、ご主人様……」
 サーナイトが肉棒を優しく擦り、アルトがユウの顔を胸で包み込む。
「ん……にゅぅ……ちゅるぅ、ちゅぱ……はみゅぅ……………れろれろぉ……。マスター、おくち、気持ちいいですかぁ?」
「ふふ、ご主人様ったらこんなにお顔を赤くして……可愛いですわ」
 それは圧迫されている事による窒息と言うことに気付いていないらしい。
 現に時々緩めないとユウは息が出来ていないらしい。
「んっ、ここをぉ……ぺろぺろするとぉ、ふふ、ぴくぴくしてますぅ。マスターの弱点ですねぇ……」
「んむー! んむー!」
「あん、そんなに喋らないでくださいまし。胸に響きますわぁ」
 そういってサーナイトもアルトもより一層激しく攻め立てる。
「じゅっ、じゅるっ! んぷぅっ、はむっ、ちゅぱ、れろれろ! んひゃぁぅ、じゅる、ぴちゃぴちゃ、はむぅっ!」
「ああ、ご主人様……そんなにおっぱいばかり吸われると私……気持ちよすぎてぇ、んぅっ! 何か、出そうな感じがしますわぁ!」
 ユウの肉棒が激しく動き、白濁した液体を吐き出した。
 サーナイトがそれを口に含んでいく。
 アルトも胸を緩め、サーナイトの口の中の精液を自分の口に移していく。
 サーナイトとアルトの唾液。
 そしてユウの精液。
 その3つがアルトの口の中で混ざり合った。
「んっ、ごく……んくっ! ご主人様の精液、とても濃かったですわ」
「それはいいから早くティッシュを……」
「だめですぅー。まだするんですぅー」
「ちょ、早くしないと検温の時間が……!」
「早くだなんて、そんなぁ、マスターはせっかちさんですぅ」
 そして地獄が。
「ユウさーん、検温の時間で」
 ノックをして入ってきた看護士の動きが止まる。
 くんずほぐれつの今の状況。
 見られていた。
 ユウの顔から血の気が引いた、真っ青になっている。
 弁解の仕様がなかった。

356 名前:98 投稿日:2006/09/10(日) 23:17:27 [ wLZjrzKo ]
「まあ好きと言う形は人それぞれだから、別に私は否定しないわ」
 先ほどの看護士も交えての話をしていた。
 看護士のネームプレートには手書きだろうか、「レン」と書かれていた。
「でもね、一応ここは病院と言うことを弁えてね。それにユウさんは怪我人なんだから」
「すいません……」
「ごめんなさいですぅ……」
「ごめんなさい」
 3人が一斉に謝る。
 レンが窓を開け放つ。
 涼しい風が入り込んでくる。
 このレンと言う女性、どうやらユウとサーナイト、アルトの性行為についてはとやかく言うつもりは無いらしい。
 ただ怪我人であるということを自覚して欲しいと、それだけだった。
「あの」
「なぁに?」
「レンさんは、さっきのことについて何も言わないんですね」
「それはね、言ったところで人の好きと言う気持ちは止められないのよ」
 そう言ったレンはユウの顔を覗き込む。
「私が言って、その人が相手を好きにならなくなっちゃったら……それは人の恋路を邪魔した事になるの」
「はぁ……」
「それが嫌だから私はえっちに関しても、人の恋のあり方についても口を出さないようにしているのよ」
 大人の考えだった。
 今まで脇に入れていた体温計をレンに渡す。
「ん、平熱ね。それじゃあ、何かあったらナースコールしてね。すぐ来るから」
 レンが病室を出る。
 何だか、すごい悟らされた気分になった。
 サーナイトもアルトも、そんなレンの考えにただただ口をあけていた。
「妙な説得力があったなぁ……レンさんの考えって」
「ですねぇ。私、感動しましたよぉ」
「私もですわ。あんなにしっかりした考えを持っているなんて……」
 やはり大人の人は違う。
 レンの座っていた椅子を見るユウ。
 何だか不思議な人だった。
 雰囲気とか話していた事が。
「マスターはああ言う人が好きなんですか?」
「どうして?」
「んー……何となく、ですぅ」
 好きとかそう言う気持ちは今は芽生えていない。
 ただ一種の尊敬の念は抱いていた。
 同じ人間として、見習うべき考えを持っていた。
「年上好きですものね、ご主人様は」
「なにをいっているのかわからないなぁ」
「あら、ベッドの下の本の山は」
「それ以上言うな」
 男の持っている本のことを言っていた。
 それからも話に勢いがつき、きゃあきゃあと騒ぎ始めた。
 何だかんだでサーナイト達がいると退屈しない。
 サーナイトが懐いてきたり―そのせいで全身の骨が悲鳴を上げたが。
 アルトが怪しい視線を送ってきたり―そのせいで肉棒が覚醒したり。
 終いには2人一緒に眠ってしまった。
 サーナイトはユウのベッドに突っ伏して。
 アルトは窓辺に突っ伏して。
 静かな寝息を立てて眠っていた。
「すー……すぅ。ふにゅぅ……すぴぃ……くぅー…………」
「くー……うふふー、ご主人様ったらぁ……くぅ」
 サーナイトの頬を撫でてみる。
 すべすべの白い肌。
 撫でるたびにサーナイトの口元が緩んでいるようだった。
 今度は頭を撫でてみる。
「全く……騒ぐだけ騒いで、こいつらは」

357 名前:98 投稿日:2006/09/10(日) 23:17:58 [ wLZjrzKo ]
そのまま午後になった。
 かれこれ3時間は眠っていた。
「夕方の検温ですよー」
 レンが入ってきた。
「あらあら、仲の良いこと。はい、体温計」
「あー……すいません。ほら、起きろよ、お前ら」
「んにゅう……ふみゃ?」
「あーうー……変に寝たから頭が重いですわぁ」
 二人ともぐったりとしている。
 下手に寝るからこうなるのだ。
「ふふ、寝かせておいても良かったのに」
「そうは言いますけどね、いつまでもここで寝られていても……」
 レンが点滴を変える。
 眠そうに目をこするサーナイトと、寝ぼけ眼のアルト。
 そんな二人をレンは。
「なっ……」
 抱き寄せる。
 やや時間が空いた。
「きゃっ!」
「な、何なんですの!?」
「目が覚めたかしら? ね、こうすれば早いでしょ」
 そういってユウを見て、微笑んだ。
 確かに驚けば目が覚めるものだが。
 どこか考えがずれているらしい、このレンと言う女性は。
「はい、平熱平熱」
「ふわぁ……良い匂いがしましたぁ」
「香水かしら。とても甘い香りでしたわ」
「あら、分かるの? これ、ローズアロマって言ってね」
 再びきゃあきゃあと。
 女は化粧品の話になるとエンジンの調子が上がるという。
 ユウは取り残されていた。
「ユウくんにも」
 そう言って顔を近づける。
 甘い香りがした。
「ふふ、顔を真っ赤にしてますわ、ご主人様ったら」
「はうぅ……何だかレンさん、ちょっぴりえっちですぅ」
「じゃあ、私は次の患者さんがいるから」
 看護士と言うのは大変な職業である

358 名前:98 投稿日:2006/09/10(日) 23:18:33 [ wLZjrzKo ]
夕方。
 サーナイトとアルトは夕飯の材料の買出しのため、少し早めに帰宅した。
 病室ではユウが一人で暇をもてあましていた。
 正直入院生活は暇である。
 故にアルトに漫画を持ってきてもらったのだが。
 それも読み終えてしまった。
「ユウくん、夕食です」
「あ、すいません」
「良いのよ、仕事だから」
 夕食が運ばれてくる。
 入院中のため、塩分控えめで量は少なめ。
 ちなみに腕の自由が利かないのでレンに手伝ってもらう。
 白いご飯を食べていく。
 付け合せは味の薄い漬物。
 味噌汁も塩分が控えめ。
 物足りないのだが、入院中は仕方が無い。
「美味しい?」
「いや、美味しいかどうかと聞かれても……」
「だよねぇ。病院の食事って薄いもん、味」
 ちょっとだけ彼女も不満があるらしい。
「ねぇ、ユウくんってリーグチャンピオンなのよね?」
「そうですけど……?」
「じゃあ今度の大会にも出るの?」
「そのつもりですけど……」
 出なければならない事情もある。
 今のところニュースを見ても大きな動きは無いようだが。
「そうなんだ。私、応援に行くよ!」
「そうしてくれると嬉しいですよ」
「あと退院したら、弟に会ってくれないかしら」
「弟さん?」
 レンには9個下の弟がいた。
 現在レンは19、弟は10歳なのだという。
 そんな弟が昔からポケモントレーナーに憧れているのだが。
 レンの近辺にトレーナーはあまりいなかった。
 レン自身も看護士と言う仕事上、あまり弟に構う事ができない。
 そんな弟にも、もしポケモンがそばにいたらどれだけ楽しいか。
「レンさんはポケモン連れていないんですか?」
「んー、一匹だけ……。ロコンをね」
「ロコン、ですか」
「そうなのよ。私にとって、大切なポケモンなの。どう言うわけかロコンよりキュウコンの方が良いって皆言うんだけど……」
 ロコンとキュウコン。
 ロコンはその愛くるしい外見からブリーダーが好んで使うという。
 一方キュウコンはロコンとは違い、美しい外見からコンテスト向けのポケモンといえる。
「ほら、今はポケモンを使った犯罪とか起きてるじゃない? だから手元に一匹はね」
「なるほど……」
「あれ、知らないの? 手元に一匹ポケットモンスター、って言うフレーズ」
 そんなフレーズ、聞いた事がなかった。
「いや、知らないです」
「まだ流行ってないんだ、このフレーズ。いつかは流行ると思うのに」
 その何時かとは何時なのか。
「とりあえず退院したら、弟さんの面倒見ますよ」
「ありがとう〜。助かるわぁ」
 あはは、と笑ってみせる。
 姉として弟の幸せを願うのも分かる。
 だが看護師として働いているため、弟の面倒を見る時間が少ない。
 そんな姉心、ユウは快く引き受けた。
「あまり厳しくはしませんが、適度に適度に」
「うん、ありがと」
 何時までいるつもりなのだろうか。
 気がつけば1時間が経過していた。
「あら、長居しちゃったわね。ゴメンね」
「いや、大丈夫ですけど……確かにマズイですよね」
「不調に色々言われちゃうわ……」
 別段慌てていない様子。
 どこまでマイペースなのか。
「あ、それと」
「はい?」
「ちゃんと定期的に処理するのよ。溜めておいても良い事無いから」
「ちょっ、レン……さん?」
「何なら手伝ってあげようか?」
 冗談のつもりだろう。
 ニコリと微笑み、病室の扉を開けて戻っていった。
 何だかサーナイトとはまだ違うおっとりした人だった。

359 名前:98 投稿日:2006/09/10(日) 23:20:35 [ wLZjrzKo ]
98です。第13話ですー。

もう入院と言うことで暫くはシチュエーションが固定されたので、新キャラを投入。
流石にユウサイドの人間が一人もいないので、新キャラは人間に。
それにしても、もうえちぃ展開はマンネリと言うか何と言うか……。

360 名前:名無しさん 投稿日:2006/09/11(月) 01:06:11 [ 1osHNIgc ]
>>359
相変わらず素晴らしいです。
レンさんにも期待ですが(何を)、サイユウも楽しみにしています。


ここにはたくさん書き手がいて嬉しいですな。
大満足です。

361 名前:347 投稿日:2006/09/11(月) 05:20:29 [ 1osHNIgc ]
天然のようなアルトがなかなかツボ。
ユウ君を窒息させるとわw
サーナイト≦アルトになりそうです。(サーナイト<アルトにはならない)
イカンイカン。

レンさんは19歳なのに危ないことを…
あ、ユウ君は何歳という設定でしょうか。

362 名前:アシ 投稿日:2006/09/11(月) 09:01:28 [ 0eGbxFFM ]
おおう、まさか新キャラが人間とは思わなかった。あいかわらずGJですな。
下手したらこのさき4Pとかありえるんだろうか・・。次回を楽しみにしています。

これおいていきますね。つ栄養ドリンク

363 名前:98 投稿日:2006/09/11(月) 15:53:54 [ wLZjrzKo ]
こんにちは、98です。

>>360
 ありがとうございます。
 レンさんにも期待ですか。どうやって絡ませようかしら。
 サイユウは色々と大波乱になりそうですからね。今から準備が大変ですw

>>361
 そうか、アルトは隠れ天然だったんですね(え
 胸で窒息、男として一度は味わいたいですー。
 
 ちなみにユウは19歳、レンさんと同い年です。
 ちょっと遅めにトレーナーになったのです。

>>362
 ここらで人間を出さないと、サーナイトとアルトだけでは……。
 やはりシチュエーション固定なんてするんじゃなかったと、激しく後悔してます。
 4Pですかー……。一回くらいはやってみても良いですね。ユウの体がもてばですが。

 栄養ドリンク、ありがとうございます。
 正直バイトや就活で体がボロボロなのですー。

 あとお知らせを。
 現在詰め合わせその2を製作中です。
 出来上がり次第またアドレスをぺたりと貼りますので。
 もし興味のある方がいたら、もう暫くお待ちください。
 内容は。
・サーナイトH小説10〜15(10には短い上に納得がいかないので、加筆・修正込み)
・別のサーナイトを中心としたシリアス小説
・アルトとサーナイトのイラスト(現在下書き中)
・ユウとレンのイラスト(バストアップになるかと)
 この内容になりそうですー。

364 名前:アシ 投稿日:2006/09/11(月) 18:39:59 [ 0eGbxFFM ]
>>363
 98様もたいへんですなー。バイトや就職活動、無理はしないでくださいね。
 体を壊したら元も子もないですので、
 まぁこれからもいろんな意味で支援をしていきたいと思います。執筆ガンガレ!

365 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/11(月) 18:41:07 [ bEuJe.Mk ]
サーナイト大好きな皆さんにお詫び・・・

どうしても俺の小説はイシス一人にアオイの愛を注ぐ事は出来そうに無いです・・・
女性キャラを創り過ぎました・・・
先に言うと、カオリ、イシス、エミ、の三人はアオイ側、
シズクはツバキ、
もう一人仲間に成る予定の女性一人はツバサだし・・・
それぞれに均等なエロを振り撒かないと安定しないので・・・
因みに次のエロ展開は二話から三話位後になりそうです(大汗

366 名前:98 投稿日:2006/09/11(月) 23:29:46 [ wLZjrzKo ]
>>364
 無理してでも内定取らないといけない状況なんですけどねー。
 腰が重いからなかなか動けないんです。
 執筆、色々あるので週に2回くらいの更新を目指して頑張りますー。

367 名前:347 投稿日:2006/09/11(月) 23:45:59 [ qOZtaT/I ]
>>363
 感情移入しやすい設定で何より。(年齢)
 詰め合わせ、期待していますよ。
 個人的にはサーナイトH小説1〜9も入ってると嬉しいです。
 お体を大切にし、無理なく続けていただけたらこの上ない幸い。

>>365
 エロい話でないと盛り上がらないのは悲しいですね(滝汗


水銀殿の続き、心より楽しみにしています。
なにせ、サーナイト小説に出会う切っ掛けはあなたでしたから。

368 名前:98 投稿日:2006/09/12(火) 00:03:06 [ wLZjrzKo ]
>>367
 1〜8ですが、詰め合わせの1に収録済みです。9は単に書き忘れ、詰め合わせ2には「9〜15を収録予定」です。
 このスレの「>>260」にありますので。よほどの事が無い限りサーバーから消さないので、良かったらどうぞー。
 体調崩すと何をするにも辛いですからね。
 皆さんにそういわれると、嬉しいのですw

>>365
 個人的に考えてみたんですが、キャラが増えすぎた時は2つの方法があります。
 1つは「メイン・サブ」、もう1つは「イベント」です。
 
 前者はあくまでえちぃ展開を多用するのは「メインキャラ(この場合はイシスさん)と設定。
 他のキャラはえちぃ展開をほどほどにする。
 こうすれば無理はなくなるかと。

 もう1つの「イベント」はもっと簡単です。
 イベントを起こし、暫く戦線から退いてもらう方法です。
 そしてほとぼりが冷めたころに戻らせる。
 ただ、後者はあまりおススメしないですけど……。
 理由として、「離脱した人間が戻ってくる「理由」付けがもの凄く面倒」、
「戻ってくる間、何をしていたか」などなど……。
 単に僕が面倒くさがりや……なだけかも。

 以上、役にたたないアドバイスでした。

369 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/12(火) 00:36:14 [ dxw8sT4o ]
まあその辺は考えて有りますので・・・
さて、集団プレイで行くか、個人プレイで行くか・・・
迷う・・・
『個人プレイで良いんじゃないですか?』
そうするか・・・

370 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/13(水) 19:10:27 [ gyq/MZZk ]
すまん、十三話の十一行目弐文字目の文字ですが
「不調」ではなく「婦長」では有りませんか?

371 名前:0.1 投稿日:2006/09/13(水) 20:03:49 [ .Y31TPnM ]
・・・凄いですねぇ。
ユウ君にお見舞いです。
サーナイトさんかアルトさんに届けさせておいてください。
小説に出すかどうかは98様の自由です。

つ○←トドゼルガ

持ち物:カゴのみ(眠りから覚める木の実)

のしかかり
ねむる
はかいこうせん
ぜったいれいど

レベルはユウ君のポケの平均レベルよりちょっと高いくらいです。
ではユウ君も98様も頑張って下さい。

372 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/13(水) 20:46:29 [ gZ4qDkG2 ]
すいません、俺も0.1さんに便乗して、
つ●←レックウザ
技、
ドラゴンクロー 
冷凍ビーム
雷 
神速
と、使う機会が有るかどうか分かりませんが、
予備用に「空を飛ぶ」です
カイオーガ、グラードンと来たら多分コイツでしょう
あくまでも多分ですよ?多分・・・

373 名前:98 投稿日:2006/09/13(水) 21:37:08 [ wLZjrzKo ]
こんばんは、98です。
 
>>371
 届け物ですか。ハンコが無いのでサインで(ぉ
 トドゼルガ、受け取りました。
 ただ、出すかどうかといわれるとちょっと微妙な線です……。
 申し訳ないのです。

>>372
 誤字の指摘、すいませんでした。
 確かに不調ではなく「婦長」ですね。詰めあわせの時には直しておきます。
 レックウザですかー。
 どうやってユウと合流させようかしら。
 もしかしたら彼にはミュウツーもバックにいるわけですし……。

374 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/13(水) 21:40:50 [ gZ4qDkG2 ]
ふむ、考えてみたのだが、
ミュウツーは絶体絶命時の助っ人で、
レックウザは修練の為に訪れた空の柱で出会い、
カイオーガとグラードンの件を話して、仲間に成ってもらう
と言うのは如何だろう?
あくまで、俺の考え方ですよ、俺の・・・

375 名前:98 投稿日:2006/09/14(木) 21:08:08 [ wLZjrzKo ]
>>375
 そこら辺はもうちょっと捻ろうかとー。
 ミュウツーの立ち居地は言われたとおりになりかねませんけど、少なくともレックウザはもうちょっと違うです。
 そもそもミュウツーは仲間になるの断りそうですけど。

376 名前:98 投稿日:2006/09/15(金) 15:26:17 [ wLZjrzKo ]
ミシロ中央病院。
 それは突然に聞かされた。
「今日から、ですか」
「そ。今日からリハビリよ」
 それは朝の検温の時だった。
 レンがユウに「今日からリハビリ」と言うことを伝えた。
 午前と午後、1日2回、1時間ずつのリハビリ。
 次第に時間は延びていくが、暫くは1時間のリハビリとのこと。
 ユウの怪我も粉砕骨折以外は特に外相も目立っていない。
 脚も右足が痛むものの、歩けないわけではない。
 ただし長距離の歩行はまだ無理なので、レンに車椅子を押してもらう。
「サーナイト達が来たらどうしよう……」
「置手紙でもしておいたらどうかしら?」
「あー……そうですね」
 ユウがその辺の紙にペンで殴り書いた。
 そのメモを机に置いた。
「ねぇ、ちょっと良いかしら」
「はい?」
「もし今日頑張ったらいいことしたげる」
 いきなり何を言うのかこの人は。
 大体の予想はつくが。
 レンが車椅子を運んで、ユウがゆっくりと座った。
 まずは車椅子がどんなものか、体験する必要がある。
 今まではサーナイトやアルトに買出しに行ってもらっていたが、これなら自分の足で向かう事が出来る。
 レンに押されて売店へ。
 ユウはこの病院の売店に来るのは初めてだった。
「この売店ねぇ、結構いいもの売ってるのよ」
「へぇ〜」
 エレベーターで地下へ降りる。
 地下は入院患者の憩いの場である休憩所や、売店、手術室などが存在していた。
「ここが売店。行き方分かったかしら?」
「まあ、大体は」
「そ、良かったわ。これから私は他の人の検温だから、もう行くわね。それじゃ、またリハビリで」
 レンはにっこりと微笑むと、足早に立ち去った。
 リハビリは午前10時30分から。
 現在8時50分。
 売店をうろついてみる事に。
 品揃えはそこら辺のフレンドリィショップと大差ない。
 モンスターボールまで置いてある。
「すげぇな、品揃えが。見事にトレーナー目当てだろ」
 中でもホウエン地方では入手は不可能とまで言われている「ピッピ人形」が置かれている。
 誰がこんなものを仕入れたのか。
 とりあえず1つ買って帰る。
 病室にでも置けば多少雰囲気は変わるか。

377 名前:98 投稿日:2006/09/15(金) 15:27:36 [ wLZjrzKo ]
病室に戻った時には既に朝食が運ばれていた。
 毎日毎日代わり映えのしないメニューだが、これはこれで慣れてきた。
 手早く食べると、テレビをつける。
 今日も特に目立ったニュースは無い。
 あれから、グラードンとの戦闘から1週間が経過した。
 なのにまだ何も動きが無いとは。
 動きが無いのではなく、動けない?
 どちらにしろ、まだ今は「猶予期間」と言うことなのか。
「くそっ……動ければ今すぐにでも、特訓したいのに」
「片付けに来ましたー」
 看護士が病室に入ってきた。
 レンではない。
 食器を運んでいき、病室から姿を消す。
 少しだけレンが来たらいいのにと、期待していた自分がいる。
 が、その直後に来たのは。
「マースーター! んにゅぅ〜」
「あら、ご主人様。車椅子に乗ることになったんですのね」
「ああ、お前達か」
 サーナイトとアルトが来た。
「すまないけど今日から俺、リハビリなんだ。10時30分からちょっと出るよ」
「リハビリですかぁ」
「ん。レンさんによれば歩行訓練だとか」
 するとアルトが接近。
 股間を擦る。
「ふぁっ……!」
「ふふ、ここもリハビリいたしましょうか? ご主人様ぁ……?」
 すりすりとアルトの手で擦られる。
 そのままズボンを下ろす。
 少しアルトに擦られただけの肉棒だが、もう硬くなり、怒張していた。

378 名前:98 投稿日:2006/09/15(金) 15:28:11 [ wLZjrzKo ]
「ふふ………ぺろぺろ、して差し上げますわ……。サーナイトはどうしますの?」
「私は……外にいます、見張りですぅ」
「あら、そう? 3人でしようかと思いましたのに」
 サーナイトが外に出るのと同時に、アルトはユウの怒張した肉棒を胸で包み込んだ。
 柔らかい感触が心地よくユウの理性を奪っていく。
「こうしてぇ、胸を上下に……んっ、ふぁっ………」
「アルト……」
「まだまだ大きくなりますのね……」
 さらに巨大化する肉棒の先を、指で刺激する。
 先汁が溢れ、ローションのようにとろとろになる。
 それを掬い上げ、胸にたらしていく。
 いやらしく先汁でコーティングされるアルトの胸。
 そのお蔭で潤滑が良くなり、更なる刺激が。
「あっ! んっ……すごい、ぬるぬるしてぇ………ご主人様の、舐めても舐めても、んじゅる……あふれてくるぅ!」
 一心不乱に肉棒にしゃぶりつくアルトの唇は、唾液は汗、先汁で濡れていた。
 ユウも、中途半端に溜まっていたものがこみ上げてくる。
 アルトの唇と舌が、胸に包まれたユウの肉棒の先を舐める。
 先汁は段々と濃くなってきている。
「じゅる、じゅるぅ! んじゅぱっ、あむっ、んじゅぅるるるるるっ! るろぉっ、れろれろっ! ん、ぷぁ! はむぅ、じゅぅ!」
「はぁ……んぁっ! アルト……! 出る、出る!」
 ユウの肉棒が跳ね上がる。
 アルトの口の中に勢い良く精液が吐き出された。
 それは濃く、どろりとしていた。
「んっ、げほげほっ! 凄い、濃すぎてぇ……飲みきれませんわ」
「いや、別に飲まなくても……」
 何とかその精液を全て飲み込むと、アルトはユウの腰の辺りでたち膝をし、秘部を開いた。
「はぁ……下のお口にも、くださいな」
「ん、むぅ……」
 ただしユウは動けない。
 そこは仕方が無い、アルトが腰を下ろした。
 秘部がめりめりと小さな音を立て、ユウの肉棒を咥えていく。
「ふあはああっ……! ご主人様のが……入って、くるぅぅっ!」
 アルトが少しづつ腰を動かす。
 多分、外にいるサーナイトの秘部も同じ感覚が流れているはずだ。
 そう考えると、あるとは少しづつそのペースを早くする。
「んっ、ふぁっ! く、みゃっ!?」
 何か腹部に近いところでぶつかる感覚がある。
 体の中をこつこつという小石がぶつかるような音が響き渡る。
 さらには愛液で滑りが良くなった肉壁がユウの肉棒に絡みつく。
 だらしなく口から唾液を垂れ流すアルト。
 いつもの強気な彼女はどこへいったのか。
「んぁっ、ふぁっ、ひうっ! んはぁん! ご主人様ぁっ、もっと、もっと下さい! 中に! んぅっ、ん! 中にぃぃっ!」
 アルトの体が上下に激しく動く。
 同時に、あまりにも激しいためにユウの体に負担がかかり始める。
 痛い。
 全身が痛い。
「すっげ、締まって……! ギチギチ言ってる……」
「ごひゅ、ひん……しゃま! んんぅっ! んはあああああああああああああっ!」
 アルトの体の奥に向って射精した。
 奥がじわじわと熱くなる。
「熱いですわ……お腹の奥底が、とても……」
「こっちは体が痛いけどな。ラストスパートをかけ過ぎだ、お前」
「ふふ、ごめんなさいね」
 何とか中に溜まった精液を出さないようにトイレへ向う。
 そろそろリハビリの時間だ。
 上半身を起こし、車椅子に乗る。
 ちょうどのタイミングで、レンが入ってきた。

379 名前:98 投稿日:2006/09/15(金) 15:28:45 [ wLZjrzKo ]
「病室で何してたのかなー?」
 ユウは黙り込んだ。
「何していたのか、大体分かるけど、体は大事にしないとダメよ? 今はケガ人なんだから」
「分かってますって」
「そ。ところで」
 レンがエレベーターのボタンを押す。
 出会ってから気になっていたことが。
 エレベーターに乗り、ドアが閉まった。
「どうして敬語使ってるの?」
「そうしてって……だって年上には敬語を使うのが」
「私? 年上じゃないよ」
 ユウが首をかしげた。
 確かにレンは出会ってから一言も「年上」とは言っていない。
 勝手にユウが思い込んでいただけだった。
「ちなみにユウくんは何歳なの?」
「俺は……19ですけど」
「ふふ、お・な・じ」
 そういって額をつつく。
 同じと言う事は、つまりは。
「う、え……あっ!?」
 そう言うことである。
 エレベーターの扉が開いた。
「19なんですか!?」
「そゆことー」
 リハビリ室は広々としており、何人もの患者がリハビリに励んでいた。
 今日のメニューは歩行訓練。
 まずは歩けなければ話にならない。
 腕のリハビリは二の次である。
「てっきり俺は自分より年上かと」
「あらぁ、年上に見えるのぉ?」
 何と言うか、包容力だけは抜群にありそうな人だから。
 それだけでレンは年上と勘違いしていた。
「年上のお姉さんは嫌いなの?」
「嫌いじゃあないですけど……」
 立ち上がるユウ。
 まだふらふらする。
 何とかバランスをとると、手すりに掴まる。
 医師の指示のもと、リハビリが始まる。
 最初はゆっくり歩く。
 そして今になって、彼は気付いた。
 脚もかなりダメージを受けているようだ。
 歩く事も、危ぶまれる。
 しかしそこは執念に近いもので乗り切ろうとする。
「あまり無茶をすると、かえって体にダメージになるから気をつけるんだよ」
「分かってますけど……」
 もっと、もっと早く。
 早く治さなきゃならない。
 そうしないと、間に合わなくなるから。
 ふと、視線が落ちた。
 次の瞬間には右半身に痛みが走る。
「つっ、痛っ……!」
「大丈夫かね。全く無茶をするから」
「すいません……」
 医師に手伝ってもらい立ち上がる。
 まさか自分の体すらこんなにも満足に動かせないとは。
 歯がゆい気持ちだけが広がっていく。

380 名前:98 投稿日:2006/09/15(金) 15:29:19 [ wLZjrzKo ]
リハビリが終了したのは一時間後だった。
 終わるころにはすっかり汗だくになっていた。
 リハビリ室の前ではサーナイトとアルトが待っていた。
「あらあら、お迎えなんて。良いわねぇ」
「そう言うこと言わないで下さいよ、レンさん」
「あらぁ? 私たち同い年なんだから、敬語もさん付けも「めっ」よ」
 どうも調子が狂う。
 車椅子を押され、病室へ戻った。
 これから昼食まで時間がある。
 ちょっとだけ昼寝をしよう。
「ねぇねぇ、マスター」
 そう思ったがやめた。
「どうした?」
「このヌイグルミ、どうしたんですか?」
「そう言えば、こんなの昨日まで無かったですわ」
「ああ、買ってきたんだ。朝売店に行ったから、ついでに」
 ピッピ人形を弄くり倒すサーナイト。
 アルトも手を引っ張ったり、つついてみたりしている。
 すると、再びレンがやってきた。
「ユウくん、ちょっと良いかな?」
「何ですか?」
「うん、先生がちょっと……」
 サーナイトアルトに大人しくしているように言うと、ユウは病室を出た。
 てっきり、診察室へつれてかれるのだろうと思った。
 けど、実際は違って。
 何故か屋上に。
 うすうす嫌な予感が。
「あの、嘘、ですよね」
「………ごめんね」
 そう言うが早いが、レンの唇が触れた。
 突然の事なので反応が遅れる。
「っぷ! 何を……!」
「言ったでしょ? リハビリ頑張ったらいいことしたげるって」
 物陰に運ばれ、レンが看護服を脱いだ。
 白い下着があらわになる。
「初めて会ったとき、あんな激しいえっちを見せられたら……こうもなるわよぉ」
 ぎゅっと、ユウを抱き寄せる。
 アルトとはまた違った柔らかい胸が、ユウの顔を優しく包む。
 不思議と抵抗する気にはなれなかった。
「サーナちゃんや、アルちゃんにここ……いつも気持ち良くしてもらっているんでしょ?」
 ユウの入院服のズボンを下ろして。
 両手で包み込む。
 そのまま優しく、ゆっくりと上下に擦っていく。
 たまに息を吹きかけられ、ぴくぴくと反応してしまう。
「ふぅ……ねぇ、気持ち良い?」
 レンが上目で見てくる。
 とても眩しすぎて見れない。
 白衣の天使とはよく言ったものだ。
 別に言葉で言わなくても、肉棒を見ればよく分かる。
「ふぅ、ふぅ……ほら、こんなになってるぅ」
「んぅっ……」
 レンの息がかかるたびに射精しそうになる。
「朝、アルちゃんとしてたのに……もうこんなに」
 レンの舌が肉棒の先を舐める。
 わざとらしく嫌らしい音を立てて、肉棒に吸い付く。
「はむっ」
 ついには咥えた。
 この屋上に誰も来ないか内心冷や冷やしているというのに。
 レンはマイペースに、口の中で肉棒を舐め続ける。
「んじゅぅ! じゅるろぉぉっ、れろぉ……」
 ゆっくりとだが、ねっとりと肉棒を攻めてくる。
 睾丸を揉みしごき、肉棒を攻め立てられる。
 口内でぴくぴくと肉棒が動いた。
 すると先から先汁が垂れ落ち、レンの舌の上に。
「んちゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!」
 ディープストロークが終わるころには、レンの口内は精液でいっぱいになっていた。
 こぼしたり、服についたりしたらとるのが大変になる。
 その精液を、全て飲み込む。
 行為終了後、もっていたポケットティッシュで、肉棒を拭いてもらい。
 肉棒をしまう。
「ふふ、しっかり処理しないと体に毒なんかだら。分かった?」
「分かりましたよ……」
 どこか疲れたようなユウとは裏腹に、レンは変わらず元気。
「今度は、胸でしてあげようか? アルちゃんと一緒に」
「……………」
 想像してみた。
 鼻血を吹いた。
「ちょ、ユウくん!? ユウくーん! ふえぇー!」

381 名前:98 投稿日:2006/09/15(金) 15:30:12 [ wLZjrzKo ]
おくりびやま、頂上。
 ここには古来より紅き球と蒼き球が安置されている。
 それは古代ポケモンの力をセーブするのに必要となってくる。
 そこに委員会長であるあの男が現れた。
「今は封じられた力、解放する必要がある」
 目の前の老人に言う。
「ふむ、禍々しい力を感じる……。一体何のために必要なのか」
「貴様に語る舌などもっていない。死に行く貴様にはな」
 老人の目の前に、2体のヘルガーが現れる。
 老人も身の危険を感じたのだろう、ゲンガーを繰り出して応戦するが。
 全く勝てなかった。
「老いた力などこれからの世界には不必要。さあ、散れ」
 ヘルガーの牙が老人に襲い掛かる。
 10分後、辺りは血で覆われた。
「ふん、「べにいろのたま」、「あいいろのたま」。この二つは貰っていく。もはや貴様ら「防人」の力など無に等しい」
 足元に散っている肉片などには目もくれず。
 男はおくりび山を出た。
 これで残すはただ1つ。
 リーグが開催すれば。
 そうすれば、ホウエンはおろか、カントーもジョウトも。
 全て我が手中に。
 

(第十四話  完)

382 名前:98 投稿日:2006/09/15(金) 15:34:24 [ wLZjrzKo ]
第十四話ですー。
うん、レンさんのえちぃが書けただけで満足です。
レンさんはこんなに「あれ」な性格だったのかと、書いていて思いましたけど。


あと、詰め合わせの報告ですー。
大体80%は完成してます。来週第十五話をアップしてそれからアドレスをぺたりと。
もう少しお待ちください。

383 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/15(金) 21:38:00 [ 4W/eC0U2 ]
委員会長さん怖っ!!
軽く人殺しちゃってるよ・・・
エリア・7はもうちょっと待ってくだされ・・・

384 名前:アシ 投稿日:2006/09/15(金) 21:45:23 [ 0eGbxFFM ]
レンさんも意外と大胆なんですねー(・∀・)ニヤニヤ
これからも楽しみです。

385 名前:347 投稿日:2006/09/16(土) 00:17:50 [ JvhH002. ]
良いですねー
ユウ君を取り巻く女性陣のキャラが最高です。
リーグも大変なことになっているようで…
続きに期待。


執筆されると直ぐにレスがつくということは、皆さん頻繁に覗いているのですね。
ちょっと安心。

386 名前:98 投稿日:2006/09/16(土) 19:52:14 [ wLZjrzKo ]
こんばんは、98です。
皆さん感想ありがとうございます。

>>383
 もう皆さん分かっていると思いますが、ラスボスなんですよ。
 ヘルガーも見た目からして人を殺しそうですからねぇ。
 本当はグロイの、苦手なんですけどね、僕自身が……。

>>384
 嫌にレンさんが積極的に。
 お姉さんっぽいのは完全に僕の趣味ですが。

>>385
 なるべく被らないようにしているんですけどね。
 アルトとは被りようがないにしても、サーナイトとレンは紙一重です。
 リーグも開けるのかどうか……。

 
 現在第十五話執筆中ですー。
 早ければ今日の深夜にでもアップ出来そうです。

387 名前:347 投稿日:2006/09/16(土) 20:15:01 [ vUlUgOUw ]
それでは、首を長くして待っていますよ。

しかし、ラスボスということはそろそろ終わってしまうのですか…
悲しいな。

388 名前:98 投稿日:2006/09/16(土) 20:25:19 [ wLZjrzKo ]
>>387
 いや、まだ終わりませんよ?
 ラスボスなんですが、まだまだ決戦は先なのです。
 それにしても他のサイト、と言うか掲示板でよくここまで続いたものです。
 飽きっぽいのに……。

389 名前:98 投稿日:2006/09/16(土) 22:43:37 [ wLZjrzKo ]
ミシロ中央病院。
 この日もリハビリのためにユウはリハビリ室へ足を運んでいた。
「そうー、ゆっくりとー、落ち着いてー」
 レンと医師の指示でゆっくりと歩く。
 焦る気持ちばかりが先走りする。
 ゆっくりと、落ち着いてなんかいられない。
 それは朝のニュースを見ていた時。
 おくりびやまの頂上に安置されていた「べにいろのたま」、「あいいろのたま」が消失した。
 そしてそれを守る「防人」の末裔の老人が無残な姿で発見された。
 「べにいろのたま」、「あいいろのたま」があればグラードンとカイオーガをある程度コントロールできる。
 あとは扱うトレーナーの技量次第。
 誰にもなびかない古代ポケモンを扱うのがどういうことか。
「はい、午前のリハビリはここまで。午後は4時からリハビリだから、遅れずに来るように」
 ユウは車椅子に座った。
 レンは他の患者の回診で手が離せないらしく、今日は一緒ではない。
 代わりにサーナイトとアルとが付き添ってくれていた。
「一応歩けるには歩けるんですのね。ご主人様」
「リハビリだから手すりが無いとキツイけど……」
「マスターは頑張りやさんですから大丈夫ですぅ。私も出来る限りのサポートをしますよぉ」
「あら、「私」ではなく「私たち」ですわぁ」
 こういうときに支えてくれる人がいるという事はとても嬉しい事で。
 エレベーターに乗り、病室に。
「そういえば、レンさん、今日は来ませんね」
「回診だから仕方が無いさ。看護士って大変な仕事だから」
 広い病院をまさに走り回る看護士。 
 想像以上に大変な仕事なのだ。
 ナースコールがなればひた走り、医師に呼ばれてひた走り。
 ミシロ中央病院も、都市の病院に比べれば差ほど大きいとはいえない。
 しかしミシロタウンでは数少ない総合病院。
 患者の数も多い。
「今日のご飯、何でしょうねー」
 サーナイトが言う。
 大して変わらないと思うが。
 と言うよりも何故そこまでこだわっているのか。
 理解できなかった。
「と、ニュースニュース」
 気になるのは、おくりびやまでの殺人事件。
 何か発展があればいいが。
 相変わらず現場では各テレビ局の記者が報告をしていた。
 惨殺された死体は既に運ばれ、今は原因究明に当っているとのこと。
「……惨殺って」
「酷いことをしますわね」
「………あの野郎!」
 怒ったところで今のユウには何もできない。
 まずは体を治す事。
 それが全て。

390 名前:98 投稿日:2006/09/16(土) 22:44:09 [ wLZjrzKo ]
昼食を運んできたのはレンだった。
「レンさん、忙しいんですかぁ?」
「うん、急患の人が来てね。手が足りないからって、駆り出されたの」
 あまり喋っている時間は無いのだろう。
 すぐに出て行ってしまった。
「何か、今日は落ち着かない日ですわね」
「仕方ないだろ。病院なんだから」
 ユウがスプーンでおかゆをすくう。
「あー、マスター。私が食べさせてあげますぅ〜」
「いや、これくらい出来るからさ。大人しく座っていてくれ」
 サーナイトが座る。
 これでは家と何ら変わらない。
「そう言えばご主人様?」
「あん?」
「こんなのが届いてましたわよ」
 アルトが紙袋から小包を出した。
 差出人の名前は無い。
 有るのは「ユウへ」と書かれた紙の張られた箱のみ。
 それをバリバリと破る。
 中には1つのモンスターボールと、手紙が入っていた。
「あー、親父からか」
 何となくだが分かる。
 帰ってくればいいものを。
 わざわざ小包を出すような人間だ。
「今度のリーグに向けて頑張りなさい。………え、何。これだけ?」
 モンスターボールの中を覗く。
 中には一体のポケモンが。
 中身は何故かエネコだった。
「………何で?」
「可愛いですよ〜」
 早速ボールから出すと、サーナイトが抱き上げた。
 エネコも「にゃー」と鳴くと、サーナイトの顔をぺろぺろと舐める。
 ともかくどうしてエネコなのか。
 小一時間ほど問い詰めたくなった。
「いや、ここはさハッサムとかミロカロスとかならね。何でエネコかなぁ……」
「あら、裏にも続いてますわ」
 裏にはこう書かれていた。
『エネコって可愛いよね』
 父がこの場にいたら殴っていたと思う。
 それでもちょっとした癒しには良い役だ。
 まあ戦闘で使うことは無さそうだが、遊び役には良いだろう。
「ふえぇ〜、くすぐったいですぅ〜。ひゃうぅっ!」
「まったく……」

391 名前:98 投稿日:2006/09/16(土) 22:44:43 [ wLZjrzKo ]
結局サーナイトとアルトは昼も病室で過ごし、リハビリの時もついてきた。
 夕方、リハビリが終わると同時に買い物をして帰ると言った。
「買い物ねぇ……。俺がいないからそんなに物も減ってないだろ?」
「そうでもないですよ。やっぱり2日に1回は食料を買わないと」
 何しろ今は二人で暮らしているのだ。
 色々と迷惑をかけてしまっている。
「ごめんな、二人とも。色々迷惑かけて」
「私はそんなの気にしてませんよぉ?」
「私もですわ。今はゆっくりとおやすみなさいな」
 二人のそんな優しい気遣いに、ユウも安心して体を治すことが出来る。
 サーナイトとアルトが帰った後の病室は嫌に静かだった。
 きっと家もこんな感じなのではないだろうか。
 自分がいないだけで、人が一人いないだけで空間と言うものは変わる。
 今は少し慣れたのかもしれないが、最初は泣いていたかもしれない。
「……今日来たエネコもいれば、つまらなくはない……………かな?」
「あうー、つーかーれーたー」
 レンが入ってきた。
 ユウの病室を休憩室か何かと勘違いしているのではないだろうか。
「ありゃ、一人なの?」
「そうですよ。サーナイトもアルトも帰りました」
「そうなんだー」
 自分から聞いておいてどこか軽い返事。
「てか、ここ俺の病室ですよ? 良いんですか、、こんなところで油売っていて」
「何で?」
「いや、ここ病室ですよ?」
「大丈夫よ。多分……きっと」
 自信が無いのか。
 無いなら早く戻ればいいのだが。
「あー、まだカルテ整理が残ってるぅー」
 何か一人で盛り上がっていた。
「頑張ってください」
「あうぅ……じゃあ、もう行くね」
 がっくりと肩を落として。
 とぼとぼとレンが病室を出る。
 何だか悪いことをした気分になる。
 と、夕方のニュースの時間。
 例の事件について情報は進展は無いようだ。
 しかし二つの球を手に入れたことであの男は確実にグラードンとカイオーガを操れるようになる。
 が、気になるのは。
 どうして今すぐにでも行動を起こさないのか。
 別にリーグを待つ必要など無いのに。
 そこだけが、気がかりだった。

392 名前:98 投稿日:2006/09/16(土) 22:45:17 [ wLZjrzKo ]
就寝前。
 寝付けずにいた。
 何故か今日は眠れず、ただ起きていた。
「はい、皆さん寝ましたかー」
 廊下から声が聞こえてきた。
 就寝させるための見回りだろう。
 声が近づいてくる。
 ホラーではこれは実は幽霊で……などと言うオチがある。
「寝ましたねー」
 ふと、ユウの病室の前で声が止まる。
「しつれー」
「うはぁっ!?」
 レンだった。
 懐中電灯を持ったまま、ナース服を着たまま。
「何ですか? 俺、何かしたっけ……」
「んーん。今日はほら、ほとんど顔合わせていなかったから」
 今から帰るからその前に。
 椅子に座る。
 ちなみに病室の扉には「面会謝絶」の札が。
 夜なので誰も来ないだろうが。
「良いんですか、帰らなくて。弟さんが……」
「大丈夫。いつも金曜日は遅くなるって言ってあるから」
 いつもこんな感じなのだろうか。
 弟さんも大変である。
「ねぇ、ユウくん?」
「はい? ……っぷぁ!?」
 突然抱き寄せられる。
 固まるユウとはにかむレン。
 そのままユウは頭を撫でられる。
「負けちゃダメだよ? 負けちゃ」
「………レンさん」
「負けそうになったら、サーナちゃんやアルちゃん、私がいるじゃない。すがったっていいの、頼っていいの」
 急にこんなことを言われ、戸惑う。
 いつもよりもずっと年上に。
 いつもよりもずっと心強く見える。
「何だかリハビリの時のユウくん、焦ってるの……。もっとゆっくりでも良いじゃない」
「だって、早くしないと」
「焦って失敗するよりも、少しづつ歩いた方がいいじゃない。ね……?」
 そのまま唇をふさがれ。
 目を閉じる。
 二人の吐息が、互いの肌に触れる。
「私だってサーナちゃんだってアルちゃんだって、みんなみんな、心配なんだから……。一人で背負い込んじゃ、「めっ」よ?」
 そう言ってユウを放した。
「じゃあ、私……帰るね。また、明日」
 軽く手を振って、病室から出た。
 急な静けさが、ユウを襲う。
 時計の針だけが、響いている。
 点滴の雫が生真面目に滴り落ちる。
 自然と涙が、落ちた。
 ああ、そうか。
 これが「支え」と言うことなんだ。
 何を焦っていたんだ、自分は。
 色々な人に支えられているという事を忘れて。
 一人で何を焦っていたんだろうか。
 自分には自分を支えてくれる人たちがいるじゃないか。
 その人たちのために、ゆっくりでも良い。
 一歩ずつでも良い。
 怪我を、体を治していこう。
「う……うあぁ……」
 苦しい。
 人に支えてもらうという事がこんなにも自分が苦しくなるなんて。
「づぁぁぁぁっ……」
 同時に気付いた。
 もしかしたら、自分は。
 自分は。


(第十五話  完)

393 名前:98 投稿日:2006/09/16(土) 22:47:46 [ wLZjrzKo ]
第十五話ですー。
まさか今日中にアップできるとは思いませんでした。
夜中になるかと思ったんですけどね……。
今回もえっちは無しで、寸止めで。
思いのほかラストがシリアスになったのです。

それにしてもレンは動かしやすいキャラです。

394 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/17(日) 00:16:53 [ zejgXI76 ]
シリアスキター・・・
まあ、そういうのも良いんじゃないですかね?
俺も、エリア・7が完成したので、
今から載せようかと思います・・・


エリア・7

アオイ「ったく、倒しても倒しても切がねえ」
俺は必死にマグマ団たちを吹き飛ばしているのだが、
彼らはゴキブリの如く立ち上がって向かってくる
アオイ「あんたら本当に人間か?」
「熱き心を持つ人間だぁぁぁぁ!!!!」
アオイ「暑苦しい心の間違いだろ・・・」
俺がそう言うと、彼らは口を(゜д゜)ポカーンと開けて次々と「orz」の状態に成っていった、
「暑苦しいって・・・暑苦しいなんて・・・ブツブツ・・・」
アオイ「(え、俺、なんか変な事言っちゃった?)」
突然彼らは鬱モードになった
アオイ「(なんか知らんけどラッキー♪)」
と、アオイがエミの方を向くと・・・
エミ「なんだ、この程度か・・・」
彼女は二人を相手に軽々と戦っている、
「困りましたね・・・」
「仕方ない、荒療治は好きではないが・・・」
二人の内の一人が、ポケットの中に手を入れた、
「少し大人しくしていろ」
其の瞬間、男のポケットから赤く眩い光が放たれ、
エミが崩れるように倒れて、跪いた
エミ「な・・・ぜだ・・・力が・・・入らない・・・」
彼女が苦しんでいると、男がポケットから赤く光る小さな球を出した
「コレは紅色の球と言う古代の道具だ、コレがあればグラードンを意のままに操る事が出来る」
「手に入れるのには随分苦労しましたがね」
男は、完全に戦えなくなったエミを、蹴り倒し、腹に一撃を喰らわせて気絶させると、
表面にMの書かれた紫色のMBを取り出した、
「これで、我々の野望は達成される」
「ふっ、梃子摺らせやがって、まっ、簡単に蹴りが付いたから良いか」
アオイ「(ヤバイな・・・)」
カオリ「(僕も手伝った方がいいかも)」
と、ココで俺はある事に気が付いた、
アオイ「(あいつら、エミを捕まえるのに夢中で完全に無防備だな・・・)」
俺はさり気無く二人に近づき、
すばやくマスターボールを奪った、
「っく、またしても邪魔するか!!」
「コレは御仕置きをしないといけないようですね?」
アオイ「マスターボールか、上等な物持ってるじゃねえか、ココに来たかいがあったってもんだ」
俺がマスターボールをスカウターに仕舞うと、二人は突然拳銃を取り出し、
俺に向かって撃って来た
アオイ「甘いな、エミの攻撃はもっと凄かったが?」
俺は大気を流動させて弾道を変え、弾が当らないようにした、
「くそっ!!」
「困りましたね、アレが無いとこの計画は遂行されないのですが・・・」
と、ココで二人の持っている拳銃が真っ二つに割れた
カオリ「一応僕も戦えるんだけど?誰か相手してくれるかな?」
彼女は両手の指の間全てにワスブダガーを挟み、
何時でも投げれる状態に成っていた、
アオイ「手伝うのが遅すぎだよ、さっきの約束は無しな」
カオリ「ほぇ〜!?そんな〜、酷いよ酷いよ、僕頑張ったのに」
彼女は、目をウルウルさせながら俺を見ている
アオイ「そんな目で見るな、とりあえず、この後のお前の実戦成績で決めるからな」
カオリ「アオイさんの意地悪ぅ〜」
彼女は、俺に対する鬱憤を晴らすかのように、持っているナイフを二人に向かって投げた、
「危ないですね、当ったらどう責任取る心算なんですか?」
「全く、最近のガキは危ないもんばっかり持ってやがる」
アオイ「あんたら人の事言えるのかよ・・・」
二人は黙った・・・

395 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/17(日) 00:17:34 [ zejgXI76 ]
カオリ「隙あ〜り♪」
ピシュンピシュンッ!!
突然、俺の顔側面スレスレを八本のナイフが通り、
俺の前に突っ立っている男達に向かって飛んで行った、
アオイ「お前、俺を殺すつもりか?」
カオリ「大丈夫だったんだから良いでしょ?」
彼女はべーと舌をちょっとだけ出して、悪戯な笑みを見せている、
其の頃、マグマ団の幹部と思われる二人は、カオリの放ったナイフを全て避け、
手に紫色をした球体を持って、何時でも攻撃できる状態に成っている
「これ以上我々の邪魔をすると」
「本当に痛い目を見ますよ?」
二人は、かなりの殺気を放ちながら、俺達を冷たく睨む、
アオイ「ま、俺らの目的は闘いじゃないからね」
スカウター「Clock up!!」
零点三秒後・・・
スカウター「Clock over!!」
其処には、気絶したエミを御姫様抱っこの状態で抱えている俺の姿があった
アオイ「逃げるぞ、カオリ」
カオリ「う、うん!!」
俺達は軽く言葉を交わすと、全速力でマグマ団達と逆の方向に向かって走り出した、
「クソッ、追え!!サッサと追え!!」
「必要と有らば、殺してしまっても構いませんよ」
一同「お〜(無気力」
彼らは、ゆら〜っと立ち上がり、へなへなとヤル気のない走りをしながら俺達を追いかけてきた、
「我々マグマ団は燃えてこそ本領を発揮するのですよ」
「俺の心のように、熱く赤く燃え上がれぇ!!」
一同「オォ〜!!!(気力増大」
彼らは、突然気力を取り戻すと、全速力で俺達を追いかけてきた、
アオイ「何なんだあいつ等?」
カオリ「そんなこと知らないよぉ!!」
と、ココで突然彼女の足が止まった
カオリ「うわぁあ、ちょちょ、ちょっとストップ!!」
彼女の前には、切り立った崖と、
壁から溢れ出す膨大な量の水によるナイアガラも真っ青な滝が高く高く聳え立っていた、
上に穴が有るらしく、光が差し込んできている、
アオイ「なにぃ!!」
俺も、その断崖絶壁を見て脚を止める、
が、直ぐに後ろからマグマ団たちが追い駆けて来る足音がやって来た、
カオリ「どど、如何しようぅ(≧Ⅶ)」
彼女は、崖の淵でアタフタしている、
アオイ「もう、仕方ない、カオリ、許せ」
ドンッ★
カオリ「ほぇっ、ほえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ・・・」
俺はカオリの控えめな尻を軽く足で押し、
ジタバタするカオリを崖から突き落とした、
アオイ「ったく、落ちるのはコレで弐回目だな、今日は・・・」
俺も、エミを抱えたまま断崖絶壁から飛び降りた、
落ちる先は、滝の水しぶきでよく見えないが、
取り合えず、物凄く高い事は確かだ、
アオイ「RDB、起動!!」
俺は、エミを抱えながら片手でRDBを固定しているバンドを解除し、
RDBを下に落した、
すると、先程のように十字の切れ込みが割れ、
中から円形の幾何学模様が刻まれた操作基盤と、足を置く為のステップが現れた、

396 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/17(日) 00:18:45 [ zejgXI76 ]
俺は如何にかしてゼロドライブを首から外し、
RDBに乗っかると、ゼロドライブを操作基盤の中心に叩き付ける様な勢いではめ込んだ、
キュイィィィィンッ!!
ゼロドライブをはめ込んだ瞬間、操作基盤と、RDBに入った蒼いラインが光り始め、
ボードの後ろから黄緑色と水色のマーブル模様をした波の様な物が出てきた、
そして、俺の体に確かな重力の感覚が戻ってきた、
アオイ「おい、いい加減起きろ〜」
俺は、可愛らしい表情で気絶しているエミの額を、人差し指でピンッと軽く弾いた、
エミ「んっ・・・う、ウワワワワ!!なな、何で私が、お、お前などに抱かれている!?///」
彼女は、顔を真っ赤にしてジタバタするが、今自分達の居る場所の高さを知ると、
とたんに、俺に抱きついてきた、
アオイ「取り合えず前が見えないから後ろに移動しろ」
エミ「でで、でも・・・」
アオイ「でも?」
俺が訊くと、彼女は抱きつく力を強めて答えた
エミ「こ、怖い・・・から、怖いからだ!!」
アオイ「(いや、そう偉そうに言われても困る・・・)」
と、ココで、俺達を追い掛けて来たマグマ団員達に目が留まった
マグマ団「大地を制する者は大空をも制する!!RB位、持っておるわ!!!」
彼らは、普通のスノーボードをちょっと幅広にして長くした様な板に乗って俺達を負いかけて来ている
その板の後ろからは、俺のRDBと同じ黄緑と水色をマーブル模様にした波の様な物が出ている、
因みに、RB(リフボード)とは、RDBの無動力式版の事を言い、
RDBの前身だ、反物質の上を自在に滑ることのみを考えて作られている為、
RDBのような加速器は付いていない、
一応、この道具は年齢関係なく免許が貰える上、
一般に意外と低額で売られているため、
最近の若者達の間ではかなり流行っているらしい、
まあ、初めて発売された十年前から大流行だったけど・・・
俺の家にも、ガキの頃俺が使っていた、超旧式のRBが倉庫入りしている、
アオイ「ははぁ〜、そう言う事ですか〜」
俺は、俺に抱き着いているエミの腕を解くと、
無理やりRDBから落した、
エミ「え・・・ワアァァァァァ・・・ァォィ〜」
彼女は、俺を恨めしそうな目で見ながら、滝の水しぶきの中へ消えて行った・・・
と、ココで赤い影が水しぶきに映った、ポケモンの状態に成ったカオリで有る
カオリ「酷いよ酷いよぉ!!幾ら僕がラティアスだからって、あの崖から僕を突き落とすなんて!!」
アオイ「突き落としたんじゃない、蹴り落したんだ」
カオリ「問題は其処じゃないよ(ツッコミ」
と、ココで彼女の背中に目が行った、
仁王立ちで俺を睨みつける紅蓮の髪をした少女(?)
エミ「アオイ貴様ぁ、よくも私を落してくれたな!!」
アオイ「まあ落ち着け、喧嘩の続きはまた後でな」
エミ「むぅ・・・後で覚えておけ?」
彼女は、可愛らしく頬を膨らませると、
不満そうに答えた、
アオイ「取り合えず二人は先に逃げてろ、マグマ団共は俺が蹴りを着けて行く」
カオリ「無茶しないでね?」
彼女は、心配そうな顔を俺に見せると、光の差し込む方へと飛んで行った、
マグマ団「待ちやがれぇ!!」
カオリとエミを追い掛けようとするマグマ団達の行く手を、俺のRDBが遮った、
アオイ「おっと、あんたらの相手は俺の筈だが?」
俺の手には、既に弐式黒風が握られ、
滝の水しぶきを浴びて湯気を出している、
スカウター「Clock up!!」
其の瞬間、俺の周りで動いている全ての物がスローモーションに成った、
俺はRDBから飛び降り、
マグマ団員が乗っている全てのRBを次々に飛び移りながらマグマ団員達を滝壺に突き落としていった、
勿論、落ちる速さもスローである、
そして、俺はもう一度、静止しているRDBに戻り・・・
スカウター「Clock over!!」
マグマ団「ワアァァァァァァァァァ・・・・」
アオイ「一丁あがりぃ〜、精々、生き延びな〜」
俺は、落ちて行くマグマ団員達に軽く敬礼すると、
横に視線を戻した
「ふふふ、流石は軍の犬と呼ばれた天才風使い」
「道理で強いわけだな」
先程の男二人が、RBに乗って俺を見据えていた、
アオイ「さて、あんた等がラスボスって事で・・・良いんだよな?」
この問いに、二人は冷たく微笑んだ、
アオイ「ま、如何でもいいけど、その紅色の球、俺に譲ってはくれないよな」
「ふっ、奪える物なら奪ってみろ・・・」
「私達はあの雑魚達とは一味違いますよ?」
球を持つ男は、冷たい視線を俺に向けながら、
手に紫色の球体を浮かべ、紅色の球を輝かせていた・・・

397 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/17(日) 00:19:33 [ zejgXI76 ]
すいません、結構行数を取っていたので、
こんな無理やりな終了法になってしまいました・・・

398 名前:98 投稿日:2006/09/17(日) 21:42:01 [ wLZjrzKo ]
>>397
 話の変わり目らしく、ちょっとシリアスにしました。
 次回からまた話が動くかと思います。

 で、そちらの感想です。
 いよいよ次回辺り大ボス戦でしょうか。
 楽しみにしてますよw

399 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/17(日) 22:46:04 [ mA43mKQo ]
残念ながらラスボス的キャラは居ませんのです(汗
少なくともエリア・50までは行きたいので・・・

400 名前:98 投稿日:2006/09/17(日) 22:52:48 [ wLZjrzKo ]
>>399
 そうなんですか……。
 50と言う事は、一般的なアニメと同じくらいの長さですよねー。
 頑張ってくださいねw

 
 さて、サーナイト詰め合わせのその2が完成しました。
 一応その1のアドレスも貼っておきます。スレ内にあるのですが、「探すのがめんどー」
と言う方もいるかと思いましたので。
 上のアドレスが「その1」で、下のアドレスが「その2」です。

http://www.geocities.jp/windmill0012002/sarnight.zip
http://www.geocities.jp/windmill0012002/sirnight2.zip

その2のセット内容は、
・サーナイトH小説「9〜15(10は加筆・修正済み)」
・サーナイトSS(シリアス風味)
・イラスト3枚(ユウ、レン、サーナイト&アルト)
 以上ですー。
 もし興味のある方はどうぞー。

401 名前:水銀将軍 投稿日:2006/09/17(日) 22:54:26 [ YSVJXanQ ]
ひぇ〜皆さん頑張ってますね・・・

自分も頑張って書きます。
が、今台風直撃中で、停電しなければいいのですが・・・

武器商人殿、98殿頑張ってくだされ。

402 名前:98 投稿日:2006/09/17(日) 23:06:36 [ wLZjrzKo ]
すいません、直リンだとDL出来ないようです。
[h]を抜いてありますので、コピペしてお使いください。
申し訳ないです。
ttp://www.geocities.jp/windmill0012002/sarnight.zip
ttp://www.geocities.jp/windmill0012002/sirnight2.zip

>>401
 台風直撃、大変ですね。
 停電で下手したらデータが飛びますし……。
 執筆の方、大変かと思いますが頑張ってください。

403 名前:347 投稿日:2006/09/17(日) 23:14:30 [ sxbFaioM ]
詰め合わせ乙
これから楽しんできます。

台風ですか、こちらは全く被害を受けなかったのでわかりませんが。

皆様ガンガレ!

404 名前:0.1 投稿日:2006/09/18(月) 01:24:27 [ MHbooZe6 ]
皆様も大変ですね。
ところでこの前、うちの窓ガラス、割っちゃいました。
ガムテープべったべたにしたんですけど、
台風来たらどうしようと悩んでます。
あと、98様(正式に言うとユウ君)にお届けものです。
つ○ポケモンのタマゴ
ストーリーに出す場合、中身は秘密です。
というより98様がお好きに決めて結構です。
トドゼルガ出せませんか・・・まあ都合というのもありますしね。
結構ですよ^^

405 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/18(月) 08:28:01 [ J9iFlKSU ]
おれも詰め合わせ(っぽいもの
を作りました↓
ttp://lugiatohouou.hp.infoseek.co.jp/novel.zip
今回書いているもの以外に、前回書いていた未完小説も入っています、
読んでみたかったら読んでください
面白いと言う保障は皆無です、
一番上にあるのが、
ココに投稿している小説で、
エリア・8は書きかけですのであまり読んでほしくありませんorz
弐番目に有るのが、俺が一番最初に書き始めた小説で、
出来はあんまり良くありません、
エロ展開は無しです、
下にある三つの小説は、
第二、第三、第四、の順に読んでください、
すべて未完成ですが、
其のうち完成されるのではないかと・・・
登場人物の絵に関しては、
いま絵の修行中なのでありません、
近い内、試作品か何か載せて見ようかと思います・・・

406 名前:98 投稿日:2006/09/18(月) 10:05:54 [ wLZjrzKo ]
おはようございます、98です。
ううむ、眠い……。

>>404
 タマゴですか。
 ユウに果たしてタマゴを育てるほどの才能が(ry
 中身は僕が決めていいんですか。何にしようかしら……。

>>405
 DLさせていただきました。今から読んできます。

407 名前:アシ 投稿日:2006/09/18(月) 11:39:52 [ 0eGbxFFM ]
98様 武器商人様 お疲れです。突然ですが自分もこうゆうの作ってみました。
皆さんに比べればしょうもないものですが・・。
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader1/index.php?dlpas_id=0000154079.jpg
パスはsanatannです。(DL数は50)一枚の絵ですが何かと皆さんの力になればと・・・。
またいつか新しいものができれば貼って行きますが、皆様どうでしょうか。

408 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/19(火) 17:27:35 [ pldQCxR. ]
皆さんは覚えているだろうか?
つttp://www.hamq.jp/i.cfm?i=sanaero

409 名前:アシ 投稿日:2006/09/19(火) 18:41:13 [ 0eGbxFFM ]
408 もちろんですとも

410 名前:98 投稿日:2006/09/20(水) 12:58:57 [ wLZjrzKo ]
ミシロ中央病院。
 ここの入院して1ヶ月が過ぎていた。
 ほとんどの外傷はもう治り、今もユウはリハビリに励んでいた。
 その一方でユウの心の中には少しの変化があった。
「検温よー」
 今日も定時に朝の検温にレンがやってくる。
 体温計を受け取ると、そっぽを向いた。
(ダメだー……まともに顔すら見れねぇ)
 あの日の夜以来。
 ユウはレンの顔をまともに見ることが出来なかった。
 すがったていいの、頼ってもいいの。
 その言葉がユウの中で何度も何度も繰り返される。
 ふと目の前が翳る。
 レンがユウの顔をのぞいている。
「どうしたのかなぁー?」
「んきゃっ!?」
 すっとんきょうな声を上げてしまった。
「なぁに? そんな声出して……」
「…………何でもないれす」
 恥ずかしかった。
 そこへやや早めの時間だが、サーナイトとアルトがやってきた。
 今日もリハビリ室についてくるのだろうか。
 そんなサーナイトは何かを抱いていた。
「あ、ますたぁ〜」
 にへら、と微笑む。
 彼女が抱いていたのはポケモンのタマゴだった。
 まさかサーナイトが生み出したわけではあるまい。 
 しかし、それに思い当たる節があるから怖い。
「これ、すごいでしょ〜」
「………どうしたんだ、そのタマゴは……」
 いきさつを説明してもらう。
 レンも興味があるようだ。
「拾ったんです」
「捨ててきなさい」
 即答だった。
 ふえぇと情け無い声を出す。
 道に落ちていたものを拾ってくるとは。
 「ものひろい」の「とくせい」があるわけでもないのに。
 しかもそれが何のタマゴかすらも分からない。
 そんな得体の知れないものを育てるほど、ユウには余裕が無い。
「ご主人様、良いじゃないですの。全てサーナイトに任せれば」
「お前はサーナイトが無事に卵をふかさせることが出来ると思うか?」
「返してらっしゃいな」
「そんなぁ〜……」
 アルトも考えが変わるのが早い。
 サーナイトの気持ちも分からないでもないが。
「はいはーい!」
 突然声を上げてレンが挙手した。
「私が育てるー」
 そう来るだろうと思った。

411 名前:98 投稿日:2006/09/20(水) 12:59:31 [ wLZjrzKo ]
「しかしだな、俺はやっぱり返してきた方がいいと思うんだ」
 リハビリ室に向う通路でユウはサーナイトに告げた。
 きっと親ポケモンも心配しているだろうと、情に訴える作戦に出る。
 レンも仕事で忙しいのだ。
 そんないつも持ち歩くようなまねが出来るわけ無い。
「でもー、もう渡しちゃいましたしー」
 開き直る。
 どうしたものか。
「ユウくーん」
 噂をすれば。
 リハビリ室から顔だけ出して手を振っている。
「今日から1時間30分のリハビリだね」
「そうですね。……って、何ですか。そのぽっこりとしたお腹は」
 ユウの視線はレンの腹部に注がれていた。
 妙に大きい。
「まさかご主人様……」
「いや待て。その想像は間違っているぞ、アルト」
「あー、これね。これタマゴよ。ほら」
 器用にタマゴを取り出す。
 どうしてそう言う誤解を招くような事を平気な顔でするのだろう、この人は。
 車椅子から立ち上がり、リハビリをする。
 最初のころに比べれば大分歩きなれてきた。
 短距離ならば手すりも必要としないほどに。
 ユウはもともと旅をしていたため、怪我に対して体の抵抗力も高めなのだ。
 そのために回復力も若干早い。
 ただ、左腕の骨折だけはどうにもならない。
 ちゃんとボルトを埋め込み、治るまでそのままにしなければならない。
「はい、ガンバレー。それ、ガンバレー。やれ、ガンバレー」
「ちょっと静かにしてくださいよ」
「ぶぅ……」
 静かになったレンはサーナイトやアルトと話している。
 何をしにきたのだろうか。
 そんな3人が喋っていると、1時間半なんてあっという間に過ぎていく。
 リハビリが終わった後のユウは汗を掻き、ぐったりとしている。
「マスター、大丈夫ですかぁ?」
「……やっぱ体を動かしていないときついわ」
「ではこれから病室で体を動かしますこと?」
「……………まーたそう言うことを言う」
 今はただ休みたい。
 それがユウの願いだった。
「あ、待って」
 そんな3人をレンが止める。
 何だろうか。
「今日私午前だけなの。今着替えてくるからここで待ってて」
 いわゆる午前謹と言うやつか。
 午後はユウの面倒でもみてくれるのだろうか。
 レンが次に姿を現わすまでに10分とかからなかった。
 早着替えが得意なのか。

412 名前:98 投稿日:2006/09/20(水) 13:00:05 [ wLZjrzKo ]
レンが合流し病室で眠りに着こうとユウはベッドに横になった。
 疲れているのかすぐに眠ってしまった。
 残された3人。
 話を始めた。
「ねぇ、サーナちゃんはとアルちゃんはユウくんのこと好き?」
 こういう話になった。
 サーナイトもアルトもしばし考え。
「私は一人の男として好きですわ」
「私は……」
 サーナイトの言葉が詰まる。
 好きは好きだ。
 だがアルトのように「一人の男として好きかどうか」で考えると。
 悩んでしまった。
「好きですよ、マスターの事」
「それはマスターとして? それともユウくんとして?」
「え……?」
 核心を突かれた。
 どちらの意味で自分はユウのことが好きなのだろう。
 分からない。
 分からない。
「でも、私はマスターが危ない目にあえばこの身を投げる覚悟があります」
 それはユウのポケモンとしてなのか。
 それとも好きだからその身を投げるほどの決意があるのか。
「マスターにとって私がどういう存在なのかわかりませんが……私はマスターのことが大好きです」
 そういってユウの顔を見る。
 眠っている。
「ユウくんってサーナちゃんやアルちゃんに本当に愛されているのね。良いトレーナーだわ」
「愛しているだなんて……」
「そんな大層なものではありませんわぁ」
 レンがユウの頭を撫でる。
 本当に幸せそうに眠っている。
「うちの弟も、トレーナーになったらこうなるのかなぁ……」
「弟さん、ですか?」
 レンの弟。
 前にもユウとの話で出てきた。
 今はまだトレーナーではないが、行く行くはリーグに挑戦したいといっていた。
「そ。最近遊んであげていないから……ふてくされていないかしら」
 レンは弟を溺愛していた。
 そして大きくなった弟をどこかユウに重ねているのかもしれない。
 それは失礼な事なのかもしれない。
 だけどレンはユウのことが好きだった。

413 名前:98 投稿日:2006/09/20(水) 13:00:51 [ wLZjrzKo ]
ユウが目を覚ました。
 気がつくと目の前には昼食があった。
 どうやらぐっすりと眠っていたらしく、頭もすっきりとしている。
「あ、マスターが起きましたよー」
「あらぁ、お・は・よ」
「ふふ、ご主人様の寝顔、可愛かったですわ」
 起きるなり3人にいじられる。
 何だか妙な気分に。
 いつもよりも味付けの濃くなった食事を食べる。
 と言うよりもユウの場合内臓が悪いというわけでは無いので、最初から普通の食事でも大丈夫だったのだが。
 何かのイジメかと。
「ねぇ、ユウくん。屋上に行ってみない?」
 ご飯を噴いた。
「んもう、汚いですわよ!」
「ゴメン……」
 レンと屋上と言うとあの事しか思いつかない。
 しかし今回はサーナイトとアルトもついて来ると言う。
 まあ2人がいればレンも下手な事はできないだろう。
 そう思っていた時期がユウにもありました。
 現実は甘くなく―いや、この場合もの凄くユウは美味しい思いをしたのかもしれない。
 食事を食べ終えたユウはサーナイトたちと一緒に屋上にやってきた。
 もう夏にさしかかろうとしているのか、結構暑い。
「暑いな……」
 屋上は太陽の熱を直に浴びるため、高温になりやすい。
 放熱しきれない熱は床を熱するしかない。
「ふぅ〜、暑いわぁ……」
「ぶっ!」
 レンが服を脱いだ。
 アルトにも負けると劣らない豊満な胸が現れる。
 するとサーナイトアルトも脱いだ。
「涼しいですわねぇ〜」
「いや、待て、その発想はおかしい」
「マスターも脱いだらどうですか?」
 サーナイトが上目遣いでユウを見る。
 アルトが抱きついて。
「ご主人様……ほぅら、すりすり〜」
 いつものようにアルトに股間を擦られる。
 レンの手によりズボンを脱がされる。
 同時にパンツも。
 怒張した肉棒が現れる。
 前回のように内心冷や冷やしているが。
「今日は3人でしたげるね」
「どうしてそう言う発想に……」
「マスターは、嫌いですかぁ?」
 サーナイトにそう言われると弱い。
 車椅子のタイヤにロックをかける。
 上手い事日陰に潜ると、3人がユウの足元に座った。

414 名前:98 投稿日:2006/09/20(水) 13:02:18 [ wLZjrzKo ]
3人がほぼ同時にユウの肉棒に舌を這いずらせる。
 彼女達の唾液が絡み合い、肉棒をデコレーションしていく。
「ん、じゅるるぅぅっ……んぷぁ、ん、サーナちゃん……もっとそっちを舐めてあげてぇ……」
「んうぅっ、はいぃ……ここ、ですね? れろれろ……マスターの味がしますよぉ、アルトさぁん」
「はみゅぅ、じゅぱ、れろれろ、んじゅるるるるるるるう! 凄いぴくぴくしてますわぁ……。こんなに元気で、はち切れそうなくらい……」
 今まで以上の快感に、ユウの頭の中も真っ白になっていた。
 3人の舌がいやらしく、ぬめぬめと肉棒を舐めていく。
 レンの舌が肉棒の先を刺激する。
「んぅっ……先っぽぉ……ぺろぺろすると、気持ち良いのぉ……。私のあそこも、じゅくじゅくしていてぇ………んぅっ!」
 アルトの舌が裏筋を下から舐めあげる。
「ここ……男の人が舐められると感じるのですわぁ……。こうして、アイスを舐めるように下から……れぇろぉ……れろれろぉ。ん、もう先汁が溢れてますの?」
 サーナイトがユウの睾丸を揉みしごき、舐める。
「まふたぁ、ここにまふたぁのがはいってるんれふねぇ? もふもふ……ふにふにひへへ、んじゅぅ、きもひいいれふぅ。んじゅ、れろれろ、じゅるぅっ!」
 そんな3人のバラバラの攻め立て。
 だがそれは確実のユウの射精の感を誘っていた。
「ふふ、ここ? ここが良いのかしらぁ……?」
「あぁ………ご主人様の、こんなに大きくてぇ……じゅる、んじゅるっ! んちゅ、れろ、あむゅぅ!」
「はふぅ、マスター、いっぱい出してくださいねぇ〜。頑張ってぺろぺろしますからぁ」
 射精の感に襲われ、肉棒が動く。
 しかし、レンの手が肉棒の根元を強く握り締めた。
「ぐっ!」
「だ〜め。まだ、んじゅ、出しちゃダメよぉ。いっぱい楽しむんだからぁ。れろれろ……」
「ですわ」
「ですぅ」
 すっかり彼女達のペースである。
 すると、レンがその胸でユウの肉棒を挟んだ。
 散々舐められたため、唾液ので滑りがよくなっている。
 アルトもここぞとばかりに胸で挟んだ。
 二人の胸に挟まれ、しごかれる。
「んふふ、ユウくんって赤ちゃんみたい。おっぱいで挟まれて、ここ、ぴくぴくさせてるぅ」
「ん、ふぁっ……どうですの、ご主人様……。私たちのおっぱいでしごかれるのはぁ……。あんっ、乳首がコリコリしてぇ……んぅっ」
 ふと、取り残されたサーナイトがユウの上着を剥いだ。
 そしてその小さな口でユウの乳首を刺激する。
「ぴちゃ、れろぉ……マスターも、おっぱい舐められると感じるんですかぁ? んっ……私は胸が無いのでこういうことしかできませんけど……」
 サーナイトに舐められ、徐々に乳首が硬くなってくる。
 肉棒と胸を刺激され、気がついたときには息が乱れていた。
「はぁふぅ……ユウくん、また出そうなのぉ? でも、出させてあ・げ・な・い。ちゅっ、じゅるぅ、んはぁっ!」
「ふあっ、んっ、ああん……ご主人様のが、胸の中で暴れてぇ……気持ち良いですわぁ………あぁんっ!」
「マスター、私のここ……びしょびしょですぅ。拡げてぇ、舐めてぇ……」
 サーナイトの秘部をユウが舐める。
 肉の壁はサーナイトの愛液でひどく濡れていた。
 その愛液をユウはすすっていく。
 甘いとも、苦いとも取れる不思議な味。
 その愛液がサーナイトの奥からとめどなく溢れ、ユウの口元を汚していく。
「あふぅ、マスターがぁ……わたしのえっちなおしるをのんでりゅぅ……。あはぁ、ますたぁのしたがぁ、んぅぅっ、なかでぇ……くにゅ、くにゅって、ひあぁん!」
 サーナイトの口から唾液が垂れ墜ちる。
 もっと舐めてもらいたい。
 その思いでサーナイトはユウの口に秘部を強く強く押し当てる。
「あぁん、ユウくんの先っぽからぁ、先汁が出てるぅ。ぺろぺろ、ちゅるるるるぅ……んぷぁっ、おいしい……」
「ずるいですわよ? 私やサーナイトの分も残しておいてくださいなぁ……れろれろ」
「ふぁっ、あっ! そんな、おくにぃ、すいついちゃ! らめ……らめれふゅぅ! んにゃあぁぁぁっ!」
 もう、限界だった。
 ユウの肉棒の先から勢い良く精液が放たれる。
 一回目の射精は止められために、その分も。
「あぁんっ! すごぉい……ユウくんの精液が、顔にかかっちゃったぁ……」
「んぶぅぅぅぅっ!? ご主人様の精液、ドビュドビュ出てるぅ……」
「ふあぁぁぁぁ……ご主人様の精液、ちゅぱ、ちゅぱ……背中が熱ぅい………」
 サーナイトが胸から口を離し、精液を飲む。
 アルトもレンもユウの濃い精液を口に含む。

415 名前:98 投稿日:2006/09/20(水) 13:02:52 [ wLZjrzKo ]
まだ出し足りないのか、ひくひくと波打つ肉棒。
 その様子をレンが目撃するや否や。
「ふふ、若い証拠ね……。これだけ激しく出したのに、まだ精液を出し足りないのかしら?」
 レンが懐からメガネを取り出し、かける。
「メガネキャラだったんですか……レンさん」
「ん? ダメ……?」
 秘部を自らの指で拡げると、肉棒を挿入した。
「ふあぁぁぁっ……すごいよぉ! 中で、ミチミチ言ってるのぉ!」
 サーナイトやアルトのそれに比べてかなりきついレンの秘部。
 レンが激しく腰を動かす。
 きつめの秘部の壁が、肉棒を包み込む。
「んっ、あっ、はふ! いい、ユウくんの、すご、く! いいの! 気持ち良いのぉっ!」
「レンさん……!」
「ふあっ! 奥の壁にぃっ! あ、たってぇ! んぁぁぁんっ! すぐにイッちゃうぅぅぅんっ!」
 すると、レンの秘部から血が流れ始めた。
 破瓜した証拠。
 レンの処女が奪われたのだ。
 愛液と破瓜のために生じた血が混ざり、綺麗なピンク色へと変化していた。
 その後もレンの声からは甘い嗚咽しか漏れなくなった。
「あはぁぁっ! イく、イくのぉっ!」
 レンの秘部の中で、激しく波打つ肉棒。
 2回目の射精を向かえ、レンの下腹部が仄かに温かくなる。
「んはぁ……ユウくんの精液、私のお腹の中にたっくさん入ってきてるよぉ……。妊娠しちゃいそうだよぉ……」
 脚を開き秘部を拡げると、中に放たれた精液がどろりと溢れた。
 ごぽっ、と空気の漏れる音が響いた。

416 名前:98 投稿日:2006/09/20(水) 13:03:22 [ wLZjrzKo ]
「次は」
「私たちですよぉ」
 サーナイトとアルトが互いの秘部を重ねる。
「ここに、挿入しますわよ?」
 秘部と秘部を重ねた僅かな隙間。
 そこに二人は夕の肉棒をゆっくりと差し込んだ。
 そのまま二人は抱き合い、腰を動かす。 
 同時に唇を重ね、舌を絡ませる。
「ちゅ、んぷぁ……サーナイト、ほら……」
「あみゅ、んぴゅぅ………アルトさんのおっぱいが……気持ち良いですぅ」
 一心不乱に絡ませる。
 そうすることで互いの秘部から愛液が溢れ出し、潤滑を良くしていく。
「ああん、ご主人様ぁ、そんなにぴくぴくさせないで下さい……クリトリスに当ってますわぁ」
「ふあぁっ、私のにも、当ってますぅ……」
 ユウの肉棒が波打つたびに二人の陰核に当る。
 それはとても心地よく、淫靡な感覚が二人の体を駆け巡る。
 ユウはさらに、二人に肉付きの良い尻をもみ始める。
 そのたびに二人の口から甘い吐息が漏れる。
「んぅっ! マスターがぁ……お尻を触ってるぅ……! 気持ち良いよぉ……」
「おっぱいだけではなくて……お知りも好きなんですのね……。ふふ、本当に赤ちゃんみたいですわぁ」
 今度は上下に肉棒をこするのではなく、互いに締め付ける。
 秘部が拡がり、陰核が肉棒に密着する。
 そのまま上下にこすると、陰核もつられて上下にゆれる。
「んっ! だめぇっ! えっちなお汁が止まらないのぉ! マスターの、こすれてぇ! いっぱい出てくるのぉ!」
「あはぁっ! いい、いいですわぁっ! お汁が、お汁がドピュドピュでてくるぅっ! あはぁぁぁぁんっ!」
 そして3度目の射精。
 腹部に、胸部に精液が放たれる。
 流石に勢いがなくなってきたが、それでも水準以上は出ている。
「あぁ……マスターの精液……とっても濃くて、喉に引っかかっちゃいますぅ………んぐっ、ごくごく……ちゅる、んぷぅっ」
「はぁぁぁ……こんなに出て、ご主人様の精液ぃ……れろ、ちゅ、じゅりゅぅぅぅっ……美味しいですわぁ……。んぅ、クセになりそう……」
「あぁん、私も飲むぅ。ちゅる、んじゅるぅ……」
 レンも加わり、精液を飲んでいく。
 サーナイトはレンの秘部の精液に目をつけ、吸い付いた。
 レンの秘部の奥からユウの精液が吸いだされる。
「ずじゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ……………じゅるっ、じゅぱぁっ、ずじゅ、んじゅるるるぅぅっ!」
「あはぁぅっ! サーナちゃん、もっと、もっと吸って良いよぉ! 奥から、何かでるぅぅっ!」
 精液が漏れ、それをサーナイトがすすっていく。
 途中からアルトも加わり、精液を口に含む。
 レンの腹部に入っていたため、人肌程度に暖められている。
 二人はもっと欲しいのか、レンの秘部を舐める。
 2人の舌が、レンの秘部を刺激する。
「ひゃぅっ! そんなに急に舐めちゃダメよぉ……! すぐにイっちゃうのぉ!」
 精液の他に愛液が溢れ始めた。
 まるでミルクを舐める猫のように。
 舐めるたびにサーナイトとアルトの口の吐息がレンの秘部に降りかかる。
「あふぅ……二人の吐息が暖かくて、くすぐったいよぉ……」
「ぴちゃぴちゃ……もう、精液出てこないんですかぁ?」
「んぅ、ごめんね。もう無くなっちゃったみたいなのよぉ……」
 だが二人は舐めるのをやめない。
 その結果、最終的にレンは2回ほど絶頂を迎えてしまった。

417 名前:98 投稿日:2006/09/20(水) 13:03:54 [ wLZjrzKo ]
屋上での性行為が終わったのは午後2時だった。
 気がつけば2時間も性欲に身を任せていた。
「………なんか、凄かった……」
「はうぅ、マスターとあんなにえっちしたの久しぶりですぅ」
「楽しかったですわよ?」
「ユウくん。またしてあ・げ・る・ね」
 それぞれの感想を述べる。
 これからリハビリだというのに。
 こんなに疲れてどうするのか。
 今日はよく眠れそうだった


(第十六話  完)

418 名前:98 投稿日:2006/09/20(水) 13:06:20 [ wLZjrzKo ]
第十六話です。
メモ帳ファイルで約15KBと言う今まで出2番目に長い話です。
ちなみに一番長いのは「17KB@第八話」です。

前半は書き手である僕のテンションがちょっとアレだったのですが、後半のえちぃシーンになると振り切りました。
うん、長すぎました。スイマセン……orz

0.1さんのポケモンのタマゴ、結果的にレンさんの手に渡ってしまいました。

419 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/20(水) 15:26:47 [ j.aR8N9Q ]
丁度、俺もエリア・8が出来たところです、

エリア・8

・・・
ツバキ「そろそろ出口のはずなんだけど・・・(家族が一人増えそう・・・)」
シズク「・・・(もしかしてツバキ君、私を助けに来てくれた王子様なのかな?)」
彼女は、そんな見当違いな事を考えながらツバキと手を繋ぎ、
ツバキが新しく作った洞窟の中を歩いていた、
すると、突然洞窟が上り坂に成り、
上から光が差し込んで来るように成った、
ツバキ「出口だよ?」
シズク「うん・・・(ココで・・・御別れなのかな・・・)」
二人が洞窟の外に出ると、
其処は海の上に出来た大き目の岩場で、
二人の前には直径三メートルほどの大穴が有り、
中から滝の音が聞こえてくる、
ツバキ「さて、これから如何する?」
シズク「んきゅ?如何するって?なにを?」
彼女はキョトンとした表情でツバキを見ている
ツバキ「取り合えずアオイさんと連絡を取んないと・・・」
彼は、ジャケットの内ポケットから、携帯電話を出し、
テンキーをカタカタと弄った、と、其のとき
カオリ「ほぇっ!!やっと外に出れた」
エミ「いい加減降ろせ!!私は高いところがあまり好きじゃないんだ!!」
ツバキ達の前に有る大穴から、
エミを乗せたカオリが飛び出してきた、
ツバキ「カオリちゃん!?ってことはこの下にアオイさんが居るの?」
カオリ「そうそう」
彼女が細長い首の先をブンブンと縦に振ると、
シズクがエミの方を向いた
シズク「きゅ?」
エミ「にゅ?」
二人「!」
二人は御互いに指差すと、
目を丸くした
シズク「え、エミちゃん!?」
エミ「し、シズク?!な、なんでこんな所に!?」
エミは、カオリの背中から飛び降りると、シズクに歩みより・・・
ポンッ♪
シズク「きゅっ♪」
エミは、シズクの頭に手を置き、優しく撫でた
エミ「元気そうだな」
シズク「エミちゃんこそ、元気そうで何よりだよ♪」
二人が再開を喜び合って(?)居る傍ら・・・
ツバキ「えっと、あのエミって娘、何処で会ったの?」
カオリ「ああ、ちょっと話すと長くなるかな、ツバキ君こそ、あのシズクって娘は誰?」
ツバキ「シズクさんは、僕が進んでった洞窟の奥で出会ったんだ、
カイオーガが擬人化した姿らしいよ?」
ツバキがこう答えると、カオリはちょっと驚いたような顔をした
カオリ「ほぇっ?カイオーガなの?エミさんは僕とアオイさんが進んだ道で出会ったんだ、
シズクさんと同じく、グラードンが擬人化した姿らしいよ?」
ツバキ「ふ〜ん・・・ん?って事はちょっと不味いんじゃないの?」
彼の、微妙に的確な指摘に、カオリは目が(・・)に成った
カオリ「確かに・・・」
二人は、何時シズクとエミが大乱闘を起すのか、と言う不安を心に抱いたが、
当のご本人達は戦う気など全く無い様子・・・

420 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/20(水) 15:27:49 [ j.aR8N9Q ]
エミ「相変わらずその口癖は治っていないみたいだな?」
シズク「きゅ♪」
どちらかと言えば、仲が良さそうな雰囲気だ、
ツバキ「なんか、伝説って・・・」
カオリ「すっごく、曖昧・・・」
二人「だよね・・・」
二人が気を抜いていると、
突然、目の前の大穴から爆音が響いた、
ドォォォン・・・
ツバキ「え!?」
カオリ「ほぇ!?」
シズク「んきゅ!?」
エミ「うにゅ!?」
と、同時に水しぶきが穴から吹き上がった、
カオリ「アオイさん!!」
彼女は、突然穴の中へ飛び込んで行った、
ツバキ「あ、カオリちゃん!!」
彼は、持っている刀を棒に戻し、
保管機に戻すと、
フライゴンの姿に戻り、カオリの後を追って、穴の中に飛び込んでいった、
エミ「アオイ・・・」
シズク「ツバキ君・・・」
二人は、穴の淵から、中の様子を覗き込んでいる、
・・・
アオイ「確かに、雑魚では無さそうだな」
「当たり前です、我々マグマ団の幹部を甘く見ないで頂きたい」
「ふっ、初めてだ、俺の攻撃を受けて立っていた奴は」
俺達は、RB(RDB)の上に立ち、
空中で対峙していた、
カオリ「アオイさん!!」
ツバキ「アオイさん大丈夫?この人達は誰?」
と、ココにカオリとツバキが駆け付けた、
アオイ「話は後、取り合えずあの球と奪回しないと・・・」
スカウター「Clock up!!」
俺は二人の後ろに回りこんだ、
が、既に二人の背中にはバリアが張られており、
俺は触れる事が出来なかった、
スカウター「Clock over!!」
アオイ「ツバキ、カオリ、手伝え」
二人「うん!」
二人は、俺に向かって頷くと、
余裕の表情を浮かべている二人の男に目を遣った、
と、ココで上から青い人影が落ちて来た
そして、その人影はツバキの上に落ちた、
シズク「んきゅっ!!」
ツバキ「シズクさん!?駄目だよ、怪我してるんだから」
シズク「んきゅぅ、私だってツバキ君の力になりたいから、態々手伝いに来たんだよ?」
彼女は、ツバキの背中に正座して、ツバキと言い合っている
アオイ「すいません、どなた?」
シズク「あ、初めまして、貴方がアオイさんですね?
私はシズク、(水面 雫)って言います、種族はカイオーガで海の領域の現支配者です、んきゅ♪」
・・・
果たして彼女は戦力になるんだろうか?
・・・
不安が残る・・・

421 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/20(水) 15:28:21 [ j.aR8N9Q ]
アオイ「御察しの通り、俺の名は(右奈原 葵)だ、あんたに会えて嬉しいよ」
シズク「きゅ♪」
どうもコレが彼女の口癖らしい、
アオイ「早速だが、あの紅色の球を持っている奴を誰か押さえ込んでくれないか?」
俺がそう呟くと、真っ先にカオリとシズクが手を挙げた、
二人「はいは〜い♪僕(私)がやりま〜す♪」(んきゅ♪)
アオイ「(二人同時に手を挙げるなよ・・・)じゃシズクに決定」
カオリ「(ガーン)」
シズク「んきゅ♪」
カオリは残念そうな顔をしている
アオイ「ま、新メンバーの御手並み拝見と行きますかな・・・」
俺が男達の前に移動すると、男達は少し目に不安を濁らせていた、
「カイオーガ・・・」
「コレはまた、厄介なのが来てしまいましたね・・・」
と、彼らがバリアを張ろうとした頃には時既に遅く、
シズクの両手から放たれた稲妻に拘束されてしまった
シズク「ロックボルト、電気ショックの応用だよ、コレに締め付けられたら最後、
私を倒さない限り貴方達は絶対に動けないんだ♪んきゅ♪」
一同「(コイツ、可愛い顔と声して、かなり怖い・・・)」
マグマ二人「く、くそっ、動けない・・・」
二人は、蒼い電気の縄に縛られ、身動きが取れないで居る、
アオイ「弐式黒風、納刃!!」
俺がそう叫ぶと、黒風の刃が見る見るうちに電子化されて本体に吸収され、
グリップと本体を固定していたジョイントが外れて、移動し、
元のガントンファーに戻った、
アオイ「エミ、今自由にしてやるからな・・・」
俺はそう呟くと、紅色の球を持つ男の手の下に入り込み、
球をガントンファーから発射された弾で弾き、
弾かれた紅色の球をカオリにキャッチしてもらった
「くそっ・・・こんな、拘束具さえなければ・・・」
「そ、それを返しなさい、それが無いと、私達の計画は遂行出来なくなってしまうのです」
二人はRBの上で両手両足を電気の縄に拘束されながらも、
口だけは達者に働かせている、
アオイ「で、こいつら如何する?」
シズク「んきゅぅ・・・」
カオリ「滝壺に落しちゃおっか?」
ツバキ「賛成〜」
俺達が、この相談をしている間、
動けなくなっている二人の男の顔を流れる汗は、ドンドン増えていった
そして、ツバキが鋼の砂を回転鋸のように回転させながら、
二人に近付くと・・・
「ま、まて、早まるな」
「わ、分かりました、私達の負けです、許してください」
二人「本っ当に反省してますから!!」
突然二人は命乞いをし始めた
アオイ「んなこと行き成り言われてもな〜」
カオリ「もう用は済んじゃったし」
ツバキ「いっそ楽に成った方が良いんじゃないの?」
シズク「同感〜」
この、異様な言葉攻めに、二人の顔は見る見る蒼褪めていった、
アオイ「(流石にこれ以上やると可哀そうだしな・・・)冗談だよ、ジョ・ウ・ダ・ン」
マグマ二人「へ?」
二人は、目を丸くして俺達を見つめている
アオイ「シズク、縄解いてやれ」
シズク「りょーかーい♪んきゅ♪」
彼女は、俺に堂々と敬礼し、二人を縛っている稲妻を消した、
「くそっ、覚えてろ!!」
「今度遭った時、必ず貴方達を消しますからね!!」
二人は、それぞれ捨て台詞を吐くと、
量子テレポートをして消えた、
アオイ「なんだ、呆気ねえの」
ツバキ「なんか開き直ってたし・・・」
シズク「あのまま絞め殺しておけば良かったかなぁ?んきゅぅ〜」
カオリ「(やっぱりシズクちゃん、可愛い顔と声して言ってる事が怖すぎるよ・・・)」
結局、あの集団が何をしたかったのか、
判らず仕舞いだった・・・

422 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/20(水) 15:41:29 [ j.aR8N9Q ]
はい、第八作目です、
シズクの口癖は、見ての通り「んきゅ♪」です、
カオリは「ほぇ」
エミは疑問視限定で「うにゅ?」です
イシスは特にありませんが、たまに「ふぇ」と言う事があります
紅色の球は、アニメのような大きさではなく、
少し大きめのビー玉と同じ位の大きさです、
藍色の球も同じです、
それでは、エリア・9を、お楽しみに〜

423 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/20(水) 19:29:01 [ CDQVnDHM ]
遅れまして、98さんの小説の感想ですが・・・
取り合えずレンさんはドMみたいですね、Sの気も入ってるような気がしますが、
取り合えず、本来なら激痛を伴う(はず)破瓜を、痛いの一言も言わずに、
直ぐ絶頂を迎える辺り、彼女がどれだけ感じやすい体質かと言うことを知らしめてくれますね、
で、ユウ・・・
完全に尻に敷かれてますが・・・
結局三人の内誰を選ぶ心算なのやら・・・
取り合えず、ユウが羨ましくてしょうがない・・・
そしてサーナイトとアルト、
大分前に閣下の小説のエンブレスが言ってましたが、
本当に、「無限性欲発生装置」とはこの二人の事なのかも・・・
取り合えず、98さんの小説は読んでいて飽きませんね、
ところで何で98と言うHNなんですか?

424 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/20(水) 22:17:10 [ CDQVnDHM ]
今気が付いた、
↑の文章には「取り合えず」の一言が四個もある・・・
使いすぎと言うか失礼と言うか使い方を間違えているというか、
すいませんでした・・・

425 名前:0.1 投稿日:2006/09/21(木) 20:59:26 [ ZU5htkSk ]
どうもです。
このスレ上げたいんですよねorz
タマゴ、レンさんの手に渡りましたね。
別に返さなかっただけでも嬉しいです。

426 名前:98 投稿日:2006/09/21(木) 21:14:19 [ wLZjrzKo ]
どうも、98です。
久しぶりの学校は眠かった……。

>>423
 レンさんはMなんでしょうかね……。書いていて自信がなくなってきました。
 多分比率的に「S:M」が「3:7」くらいかしら。
 体質と言うか、何と言うか……。
 サーナイトとアルトとレンのうち誰を選ぶのか。書き手の僕も悩んでます。
 誰を選んでも残った人に悪い事をするかなー、と。

 ちなみにHNの98ですが、このスレに始めて書き込みしたのが「レスの98番目」だったんです。
 そこから98です。多分これからもこのHNで通すと思います。

>>425
 上げたい気持ちも分からないでもないですが、内容が内容ですしね。
 そこは我慢と言うものでしょうね。
 「sage」入力をしておけばOKですけどね。

 タマゴ、ものの見事にレンさんの手に渡っちゃいました。
 案を出していただいたのに申し訳ないです。
 彼女のことですから、手厚く育てると思いますー。

427 名前:347 投稿日:2006/09/22(金) 01:30:51 [ 199xueF6 ]
>>426
大学の夏休みは非常に長い(らしい)ですね。

今回のは自分を失いかけ…た…orz  ユウ君が羨まs(ry
病院はいろいろなことができるので便利ですね。
「思い当たる節があるから怖い」など、ツボにはまったところが多々。
相変わらずGJ。ただ、誤植が数ヶ所。爾来の詰め合わせは訂正後のものをお願いしたい。

>>401
台風大丈夫でしたか? 停電したらしいですが。
無事を祈ってます。そして続きを願ってます。

428 名前:98 投稿日:2006/09/22(金) 23:57:33 [ wLZjrzKo ]
こんばんは、98です。
ちょっとほろ酔い中。

>>427
約2ヶ月あった夏休みも残すところあと2日です。
この2ヶ月色々ありましたけど……、ああ、振り返りたくないことばかりです。

病院は便利ですねー。
何をするにも格好の舞台ですし、看護士という役職の人もいますしね。
「思い当たる節が〜」の件は、ユウが一番冷や汗をかいたのではないでしょうか。
サーナイトとユウの子供、ようはラルトスとユウが合体したもの……。

誤植は申し訳ないです。次の詰め合わせの時には訂正後のものを収録したします。
結構読み返したのですが、まだ残っていたようです。

429 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/25(月) 20:21:32 [ ioR.Ag9c ]
最近みんな来ないな・・・
『そうですね・・・』
そんな事はさておき、
『さておき?』
皆さんやっぱり自分のホームページとか持ってるんだろうか?
『マスターが持ってるくらいなんだから、皆さん持ってるんじゃないですか?』
どういう意味だよそれ・・・

430 名前:98 投稿日:2006/09/25(月) 23:02:30 [ wLZjrzKo ]
こんばんは、98です。
今日から学校なのです。

>>429
 一応僕もサイト持ちです。
 趣味に走ったサイトですが。

431 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/25(月) 23:29:05 [ ioR.Ag9c ]
因みにアドレス↓
ttp://lugiatohouou.hp.infoseek.co.jp/
『スレ違いじゃないですか?』
むしろ板違いだろ
『分かっているならしないで下さい』

432 名前:347 投稿日:2006/09/26(火) 00:34:31 [ gcBhtF.w ]
>>428
ユウ君とラルトスが合体ですか…
……………(絶句
あ、でも哺乳類とポケモン類(?)の間には子供ができないことを祈りたい。うん、そうしよう。
ラルトスは卵生だからきっとそうなんだ!(何
考えてみれば当然のことですがね。

>>429
私は毎日ここを覗いていますが(暇人)、やはり小説が書かれていないと書き込むことが無いです。
あ、暇人と申しましたが、一応受験生でもあり忙しいのでサイトはありません。

というわけで、お二方とも応援しています。勿論閣下も。

433 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/26(火) 01:36:19 [ ioR.Ag9c ]
しかし、俺の小説の中だとサーナイトを含む一部のポケモンは胎生・・・
おかげでアークエンジェルと言う予想外の生物が・・・
書いている自分でも吃驚してましたし、
本当にごちゃごちゃしてきて訳わかんなく成って来た、
俺の書いた小説についての疑問、質問、苦情等ありましたら気兼ね無くどうぞ

434 名前:名無しさん 投稿日:2006/09/26(火) 01:56:37 [ q0j/JzH6 ]
>>433
「このスレではなく私のhpの掲示板に」が抜けていますよ。スレ違いに注意

流れが段々と変な方向に行ってる気がします。
宣伝も程々に

435 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/26(火) 15:19:10 [ EADQXIOE ]
すいません

436 名前:水銀 投稿日:2006/09/27(水) 22:40:24 [ TyqRA1Os ]
いいよなぁ、お前ら・・・俺なんかどうせ・・・

もう閣下も将軍も無いんだよ・・・


お前らぁ・・・、俺と一緒にサーナイトハァハァ地獄に堕ちよう・・・

水銀ジャンプ・・・『suigin jump』
水銀キック・・・『suigin kick』


なんちゃって。最近のお気に入りです。
気分を害されたとしたらお詫びします。


>>324
ベタベタなのがサーナイトスレには合ってる気がしたんで・・・
>>333
シンオウ地方の飲み物も期待してます。
>>334
こ、これはぁ・・・!!!
>>367
どうもです。私もサーナイトがきっかけで皆さんに出会えたわけですからね。


さて、続きいきますよ!
『change! general mercury!!』

437 名前:氷銀将軍 投稿日:2006/09/27(水) 22:43:15 [ TyqRA1Os ]
「くぅん・・・ああっ・・・あっ・・・ん・・・」
逆のを舌で転がす。舐める度にエンブレスは息を荒げる。

「あん・・・ダメデスゥ・・・」

静まった部屋の中、何かが聞こえた。
「何か聞こえたようだが・・・気のせいか!」
俺はわざと聞こえないふりをする。
エンブレスは顔を顰めながら眠り続けている。彼女の額は汗でびっしょりだ。

「さてと・・・」
俺はエンブレスのパジャマのズボンのウエストの部分を掴み、脱がしに掛かる。
スルスル・・・
意外と簡単に脱がせることができた。腰が勝手に上がったりしていたのはきっと偶然か何かだろう。

必死に目を瞑って眠っているエンブレス。身に着けているのはグリーンの紐パン一枚だ。

「さて」
エンブレスのお腹を指でつーっと撫でる。
ビクンと反応するのが面白い。
その指を少しずつ胸の方へ動かし、敏感な場所へ・・・と見せかけて触らない。
「!!」
肩透かしを喰らったからか、眠っているエンブレスがピクピク動く

胸の膨らみをらせん状に駆け上っていく指。だが、山頂には登らずに下山してゆく
「んー・・んー・・・」
眠りながら呻いているエンブレス。そう簡単には触ってやらんよへっへっへ。

指を一度離し、エンブレスのショーツの紐を解き、引き抜く。紐パンはこういうときに便利だ。

エンブレスのお腹を指で再び撫でる。

指は下腹部を移動し、神秘の湿原の近くにたどり着いた。
当然湿原に行くだろうと思われた指だが、直前でいきなり進路を変え、太腿の方向へ行ってしまった。

「オネガイデス…ジラサナイデクダサイ・・・」
何か幻聴のような音が聞こえたが気のせいだろう。

指の突然の進路変更によるものかは解らないが、湿原から一筋の水が垂れた。
エンブレスのソコは焦らしに焦らされ、何か別の生き物のようにヒクヒクと蠢いていた。
そろそろだな・・・

クチュ・・・
湿り気を帯びた音が響いた
「ん!アアッ!!」
エンブレスも声を張り上げる。
グチュッグチュッ
散々焦らされていたので水音も激しい
「はっ!・・・あっ・・・やっ!!・・・」
もう寝たふりも出来ない状態みたいだな・・・

ちゅっ
エンブレスにキスをする。
ちゅるちゅる・・・
舌を入れると絡ませてくる。

438 名前:氷銀将軍 投稿日:2006/09/27(水) 22:44:11 [ TyqRA1Os ]
ちゅっ
エンブレスにキスをする。
ちゅるちゅる・・・
舌を入れると絡ませてくる。

―――――――――
―――――――――
「んーーーー!!!!・・・・ぷあっ!!」
長ーいキスの末、先に根を上げたのはエンブレスだった。
「よう、お目覚めか?」
白々しく聞いてみる
「もう・・・ヤリタイナラヤリタイッテイッテクレレバイイノニ・・・」
最後の方はブツブツ言っていたので良く聞き取れなかった
「いや、ごめんな。お前があまりにも可愛くって・・・」


「・・・ご主人・・・」
「ん・・・?」
「続きも・・・おねがいします・・・」
「あ、ああ・・・」
俺はエンブレスの濡れそぼった入り口に照準を合わせる
「その前に・・・キス・・・してください・・・」
「好きだな、お前」
「ん・・・んちゅ・・・」
エンブレスと口付けを交わす。
それと同時に俺の特殊部隊がエンブレスに密着し・・・
ぬるん・・・
とエンブレス内部に突入した。
「んんっ!!あっ、アアッ!!」
散々焦らされたエンブレスはビクビクしながら俺のを受け止めている。
「アッ・・・アッ・・・ハァハァ・・・」
エンブレスの目は大きく開かれているが焦点が合っていない
「ど、どうした。大丈夫かエンブレス」
「ご、ごしゅじん・・・う、うごかさないでください・・・」ビクッビクッ
俺は言われたとおりにエンブレスの中にモノを突き立てたまま動かない
エンブレスは手を俺の背に回している。その間もエンブレスの痙攣は止まらない
ちゅっ・・・ちゅぱっ・・・
抱きついているエンブレスは俺の肩、鎖骨、首にキスをしている。
「うっ!」
くすぐったくって思わず身を引く、それにつられて腰も動く
ニュル
「アッー!!だ、だめですってばぁ・・・」ピクッ
エンブレスのソコがきゅうっと締め付ける。何ともいえない感覚
「・・・エンブレス・・・俺もう我慢でき無い・・・」
「え、ちょっとま・・・アアッ!!」
俺は腰を激しく前後させる。
ずちゅっずちゅっ
「ご!ごしゅ、ご主人!!だ、だめぇ!!アアッ!!」キュゥゥゥゥ・・・・
深く入れる度にエンブレスはイっているようである。
「もう、もう勘弁してください、アンッ!・・・あ、頭真っ白になっちゃいま・・・す・・・イッ!!・・・」
ぬぷっぬぷっ
「も、もうッ!!らめですぅっ!!!」
「お、俺ももう・・・」
ずぶっ!!
エンブレスの一番深いところまで入れ・・・
どぷっ!!どくどく・・・
「ひゃっ!!は、入って来てるぅッ!!」
ごぽっ!コポコポコポ・・・
収まりきれなかった分が溢れ出して来る。
「あ、熱いッ!!アッ!!」
エンブレスが再び俺のを締め付けてくる。
「ちょ、エンブレス・・・やべ・・・」
俺はエンブレスの中から愛刀を引き抜き
びゅるっ
とエンブレスの胸に熱いのを発射した。
「あっ・・・あっ・・・」
ピクッ・・・ピクッ・・・
エンブレスは小刻みに体を震わせながら余韻を味わっていた。


「もう、ご主人!やりたいならやりたいってどうして言ってくれないんですか!?」
「ご、ごめん・・・その・・・寝ているお前が余りに可愛くって・・・」
朝食の席で俺はエンブレスに説教されていた。
「今度は私が起きてる時にやってくださいね」
エンブレスは唇に指を当てながらキッチンに戻っていった。
「それって・・・」
今日は残業か・・・

439 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/27(水) 22:57:52 [ gvvhTYYA ]
≫436・・・
不覚にも噴いてしまいました(汗
閣下、ご一緒させてください!!
もう少しでエリア9が完成しそうなんです、
この書き込みを見た方はまだ寝ないでくれぇ!!
『マスター、それは無理って物ですよ・・・』
冗談の心算なんだけど、本気にして頂いておおいに結構であります。
で、閣下の感想を・・・
何時も通り、


素晴らしい!!!


の一言しか出ないです(笑
エンブレス可愛すぎだww
『私も御手本にしたい位です♪』
俺も閣下のような小説家に成りたい・・・

440 名前:98 投稿日:2006/09/27(水) 23:14:50 [ wLZjrzKo ]
>>436
 ちょwwwwwwヤサグルマさんwwwwww
 
 と、冗談は置いといて。
 お帰りなさいですよ、氷銀将軍さん
 本編の方も相変わらずレベルの高い内容ですね。
「そう簡単には触ってやらんよへっへっへ」、このセリフ、つぼに入りました。
 うわぁ、もの凄い悪人で。
 
 さて、自分も頑張らんと……。
 とりあえず明日の夜にはアップできるように頑張りますー。

441 名前:347 投稿日:2006/09/27(水) 23:37:46 [ HYApAoT2 ]
>>436
いや、ホントに相変わらず。
台詞や描写のひとつひとつに無駄がありません。
その上、エンブレスのキャラが最高に萌えます。
素晴らしい。

>>439>>440
そちらも期待していますよ、大いに。


皆さんリアルタイムw

442 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/27(水) 23:52:29 [ gvvhTYYA ]
はは、確かにww

443 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/27(水) 23:54:36 [ gvvhTYYA ]
よし!!
エリア・9が完成したぞ!!

エリア・9

俺達は、上にある大穴に向かって上がって行き、
外に出た、
と、同時にカオリが、先程キャッチしてくれた紅色の球を俺に渡してきた、
カオリ「コレをエミさんに渡すのは、アオイさんだよ♪」
アオイ「あ、ああ、わかった・・・」
俺は紅色の球を受け取ると、エミの方に歩み寄った、
エミ「・・・///」
俺が、球を差し出すと、彼女の頬はほんのりとピンク色に染まった、
アオイ「ほらよ、コレはお前が持っていた方が良いだろ?」
エミ「あ、ああ、有難う・・・」
彼女は、紅色の球を受け取ると、まじまじと球を見つめていた、
エミ「コレが、私の体を抑え付けていた・・・」
彼女が、軽く指先で突くと、
突然球に掘られているグラードンの手に描かれているのと同じ青い紋章が光だし、
スーッと浮き上がると、赤い小さなシャボン玉の様な物を展開し、
彼女の手の平に落ちて、シャボン玉のような物が弾けると、
中に有った紅色の球が手の平にスーッと吸収されるかのように入って行き、
淡く彼女の体がポッと赤く光ると、元に戻った、
球は依然、彼女の体に吸収されたままだ、
エミ「なんか、体が軽くなったような気が・・・」
アオイ「ふむ、要するにあの球は、お前の体を制御するための物ではなく、
お前の身体エネルギーを結晶化させた物で、あの球に圧を加えると、
その球に掛かっている圧がお前にも反映されて、制御されているかのように見えた訳だ」
彼女は、肩を回して、体を解している、
シズク「きゅ?ってことは私にも、エミちゃんみたいに、
力を封印された球みたいのがあるって事?」
アオイ「そうなるな」
正直、これ以上彼女にパワーアップされても困るんだけどな・・・
アオイ「さて、用は済んだし、帰るか?」
カオリ「帰ろ帰ろ〜♪」
彼女はラティアスの姿のまま俺の背中に抱きつき、長い首を俺に凭れ掛けて頬ずりをしている、
アオイ「お前が俺をハグして如何するんだよ?」
カオリ「別にいいでしょ〜♪」
まったく、彼女は何でこんな俺に懐くんだろ?
ポケモンってやっぱり物好きなんだろうか?
エミ「(何でだろう・・・アオイの事を見ていると・・・体が・・・熱く成って来る・・・)」
シズク「(んきゅぅ・・・ツバキ君ともっと一緒に居たかったぁ・・・)」
二人はそんなことを考えながら、緑色に光る魔方陣の中心に立つ俺達を見つめていた、
アオイ「で、お前らは着いて来るのか?」
俺がそんな二人に話しかけると、二人はビクッと反応して、俺を見つめた
エミ「あ、あの、その・・・わたしは・・・///」
シズク「わ、私は・・・その・・・つ、ツバキ君と、い、一緒に居たい・・・けど・・・///」
二人がモジモジしている間に、俺の足元にある魔方陣は天に光を放ち、
魔方陣の淵から緑色の正方形が光に沿って現れ始めた、
アオイ「来ないって事で、良いんだな・・・」
カオリ「少しの時間だったけど、楽しかったよ♪」
ツバキ「・・・」
俺は、二人に軽く敬礼をすると、こう呟いた
アオイ「任務完了、エンタングルタイムアウト」
其の瞬間、俺達の周りを取巻いていた正方形の物体が拘束で回転し始め、
眩く光り始めた、
ツバキ「じゃあね、君と出会えて、良かったよ」
彼が、そう呟くと、シズクの目から一粒の涙がこぼれた
シズク「私・・・私、ツバキ君の事、大好きだから!!だから・・・だから私も連れてって!!」
彼女は、そう叫ぶと、眩く光る魔方陣の中に飛び込んできた、
エミ「シ、シズク!!まて!!」
そして、俺達が緑色の粒子となって消えようとした瞬間、
エミまでもが魔方陣の中に飛び込んできたのだ、

444 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/27(水) 23:55:08 [ gvvhTYYA ]
アオイ「お、おい、行き成り飛び込まれたら・・・ウワアァァァァ・・・」
イィィィィィィィ・・・ジジジジシュパアァァァァァァァン!!!!
俺がスカウターの量子転送プログラムを解除しようとした時には既に遅く、
俺達の体は緑色の粒子になって高速で回転する正方形の物体に吸い込まれて行った、
そして、全てがその場から消えると、魔方陣は静かに消え、
正方形の物体は弾け飛ぶ様にして消えた・・・
数分後・・・
ゴゴゴゴゴゴ・・・
アクア団「ウオォォォォォ!!!」
ツバキの鋼壁断絶に道を塞がれていたアクア団員達が、
もはや誰も居なくなった岩の孤島に辿り着いた、
そして、洞窟から出て来ると・・・
「待たせたな諸君!!我らがアクア団の前にひれ伏すが良い!!・・・って、あれ?」
「誰も居ないな」
「何処行った?」
彼らは、誰も居なくなった岩場で、キョロキョロと辺りを見回した、
アクア団「どうして誰も居ないんだよぉぉぉぉ!!!!」
木霊「よぉ〜、よぉ〜、ょ〜、ょ〜」
・・・
マサラタウン
・・・
ピキュゥゥン、パシュゥゥゥゥゥ、シュパアァァァン!!
アオイの家の前で、水面に水を一滴落したときのような波紋が広がり、
緑色の粒子が集ってきて一つの大きな球となり、そしてシャボン玉の様に弾けた、
すると、其処にはアオイたちの姿が・・・
アオイ「っつ〜、ったくなんだよ!!一緒に来るなら来るって言えよ!!」
カオリ「ほぇ〜(+Ⅶ)」
ツバキ「・・・シズク・・・さん」
俺は突然転送陣に飛び込んで来たシズクとエミに怒鳴り声をあげ、
カオリは突然のトラブルで目を回して地面に伸び、
ツバキはシズクの突然の告白に混乱していた、
エミ「す、すまん、シズクが勝手にあの変なのの中に飛び込んで行ったから止めようと思って・・・」
シズク「ツバキ・・・くん・・・」
エミが必死にシズクと自分の弁護をしている中、
シズク一人だけツバキの方に四つん這いの状態で寄って行き、
地面に座り込んで混乱しているツバキを押し倒し、上に圧し掛かると、
ツバキの唇を奪った、
ツバキ「んっ・・・」
シズク「ん・・・」
一同「(えっ?!)」
俺達が目を丸くしてツバキとシズクのラブシーンを見ている間、
二人は濃厚なキスを続けていた
アオイ「(シズク・・・恐ろしい子・・・)」
エミ「(シズク・・・私より年下の癖に・・・)」
俺達は、取り合えずラブラブ(?)な二人を生暖かい目で見ながら、
論争を再開した、

445 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/27(水) 23:56:03 [ gvvhTYYA ]
アオイ「とにかく、転送には規定重量と言うのが有るんだ!
お前らの所為で重量オーバーに成ったんだぞ!大体、お前が重すぎるんだ!!
950㌔って、一体どんな巨漢だよ!?」
エミ「黙れ、重さの殆どは暗器の重さだ!!実際はもっと軽い!!
大体、それが女性に対して口を利く態度か!?」
アオイ「お前を女性として認識しろって言う方が無理有るだろうが!!この男女!!」
この発言の直後、俺の体が宙に浮いた、
エミのアッパーが俺のアゴにクリーンヒットしたからだ、
ドスッ
アオイ「ゴフッ、何すんだよ行き成り!!」
エミ「その減らず口を弐度と利けなくする事も私には出来るんだぞ?良いのか?それで?」
そうだ、今のエミは紅色の玉を取り戻した影響で以前より強くなっているんだった・・・
色々な戦闘で体力を使い切っている今の俺が彼女に勝つなど・・・あり得ん・・・
アオイ「取り合えず、暴力はやめろ」
エミ「ごめん・・・」
彼女は、ショボンとした表情をすると、へたり込んだ俺に手を貸してくれた、
それと同時に、ツバキとシズクの飛び切り濃厚なキスは終わった、
シズクがゆっくりと唇を離すと、二人の間に銀の糸が出来上がった、
シズク「ツバキ君・・・大好きだよ、んきゅ・・・」
彼女はそう言うと、ツバキの胸に顔を摺り寄せた、
ツバキ「・・・シズクさん・・・」
彼はそんなシズクの頭に手を置くと、優しく撫でた、
アオイ「イチャつくのは良いけど、自分の部屋でやってくんないか?」
二人「(ビクッ)」
二人の驚き顔は、マサラの地平線に沈もうとしている夕日ととても似合っている、
カオリ「ほぇっ、そういえば今日見たい番組が有るんだった!!」
彼女は突然飛び起きて人間の姿に成ると、目の前にある俺の家に飛び込んでいった、
アオイ「(見たい番組って・・・ォィォィ・・・)」
エミ「(相変わらずの能天気ぶりだな・・・)」
俺達がカオリに続いて家に入ると、シズクとツバキも起き上がって家に入ってきた、
すると、先ず先にイシスが出迎えてくれた、
何故か知らんが頬がほんのりと赤く成っている、
イシス「御帰り・・・なさい、マスター///」
アオイ「熱でも有るのか?」
俺が彼女の目を見つめながら返答すると、
彼女は首をブンブン横に振り、俺にタオルを渡してきた、
イシス「(さっきのオナニーの所為で・・・マスターへの思いが強くなって・・・直視できない)」
彼女は、俺から目を逸らしながら、モジモジとしている、
アオイ「??」
その様子を見ていたエミは・・・
エミ「(ああ、なるほど、このサーナイトはアオイに惚れているな・・・)」
そんなイシスの思いが俺に通じる筈も無く・・・
アオイ「取り合えず、家族が二人増える事に成ったんだ、御茶を出してやってくれ」
イシス「は、はい!!」
彼女は、俺に深々と御辞儀をして、リビングに駆け込んで行った、
エミ「なあ、アオイ?」
アオイ「ん?」
俺が返事をすると、彼女は少し頬を染めて答えた
エミ「いや・・・何でも無い・・・」
彼女は、赤と白でカラーリングされた運動靴を脱ぎ、綺麗に揃えると、
リビングに入っていった、
ツバキ「とにかく、一回あがって?」
シズク「うん」
ツバキが靴を脱いで廊下に出ると、
シズクは青と白でカラーリングされた運動靴を脱いでエミと同じように綺麗に揃えた、
シズク「ツバキ君と恋人になれて嬉しいよ、んきゅ♪」
ツバキ「え、あ、うん、僕も、シズクさんみたいな女の子が恋人で嬉しいよ」
二人は、御互いに優しく微笑み合い、俺やエミと同じようにリビングに入ってきた、

446 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/27(水) 23:56:36 [ gvvhTYYA ]
其処には、既に湯飲みの中に淹れられた緑茶と、机の上にはモクモクと煙を吐く急須・・・
相変わらずイシスの動作は変な所だけ速い、
あいつに御茶を出せと言ってからまだ数分も経ってない筈なのに・・・
もしかしてアイツ、禁断の電磁波BOX(電子レンジと言うらしい)を使ったんじゃないだろうな・・・
俺は、気に成って電子レンジの蓋を開けた、
モワンッ♪
開けた瞬間に俺の顔を撫でる白い蒸気・・・
スカウターの画像がぼやけた、
カメラが曇った所為だろう、
アオイ「おいイシス、何回言ったら分かるんだよ?電子レンジは湯沸しに使うなって言っただろ?」
俺が、皿を取り出しているイシスにそう言うと、
彼女は、いかにも「やってしまった」と言わんばかりの顔をし、
小さい声で、
イシス「すいません・・・」
と言ってきた、
因みに、何で電子レンジが駄目かと言うと・・・
一度コップに入れた冷めている御茶を温めようとして、
有ろう事かラップをして電子レンジに入れ、
二分を設定した結果・・・
膨張した水蒸気がラップを突き破って噴出し、
タイマーに使用されていたコンピューターをショートさせて誤作動させ、
急に沸騰した御茶が一気に爆発して電子レンジの中はビショビショになり、
ショートした際に出た火花が引火して二次災害が起きるわでもう大変な惨事になった事がある、
もう分かると思うが、犯人はイシスだ、
と言うわけで、イシスは液体を電子レンジで温める事を禁じたのだが・・・
またやってるし・・・
電子レンジを新型に買い換えて置いて良かった・・・
そんな事は置いといて・・・
イシスは、皿をお盆の上に載せると、冷蔵庫から葛餅四個とケーキ三個を取り出して、
皿に盛り付け、リビングに持って行った、
イシス「マスターは、和菓子党でしたっけ?」
アオイ「ああ」
俺は電子レンジの蓋を閉めると、リビングに戻った、
イシス「カオリさんも和菓子党でしたよね?」
カオリ「うん」
因みに、我が家では、俺とカオリにツバキが和菓子党でイシスとツバサが洋菓子党だ、
エミ「私は和菓子で良い」
彼女は、何故か椅子の上に正座している、
シズク「私はケーキでいいよ」
どうやら、エミが和菓子党でシズクが洋菓子党らしい・・・
まあ、今回考える事は其れではない、

二人の寝床だ・・・

447 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/28(木) 00:02:44 [ gvvhTYYA ]
すいません、また中途半端な終わり方に成ってしまいました(泣
シズクとツバキは早々にくっ付きましたがご安心を、
未だ唇の段階です、裸の付き合いとまでは行ってません、
絶対にイシス×アオイを一回目にします!!
まだ見捨てないで下さい(TT)

追伸・・・
98さん
続き、楽しみにしてますよ。
347さん
期待に副えなかったかもしれませんが、
次こそは期待に副える作品を書きたいと思っています、
楽しみにしていて下さい!!

448 名前:水銀 投稿日:2006/09/28(木) 02:51:18 [ TyqRA1Os ]
>>439-440
おい・・・今俺の事笑っただろ・・・?
水銀j(ry

>>439
エンブレスは前回少し可愛そうな目に会わせてしまったので、
今回は可愛さ400‰増にしてみました。
>>440
『そう簡単には触ってやらんよへっへっへ』はモロに私の趣味ですw
これがまた効くんですよねw
>>441
そう言って貰えると書いた甲斐がありました。
ただ、書いている途中に

エンブレスは○○を〜〜して・・・
俺は、エンブレスの○○を、歯で優しく、●●してやると・・・

等の様に
誰が、何を、どのように、どうした
と言う表現ばっかりになっている気がしてしまいます・・・
難しいもんですね・・・

さて、今からバイト先のコンビニにポケモン取りに行って来ます。

449 名前:98 投稿日:2006/09/28(木) 22:51:15 [ wLZjrzKo ]
ミシロタウン中央病院。
 あの乱交寸前の性行為から2日が経過していた。
 あの後もサーナイトやアルト、レンは絶え間なくモーションをかけてきた。
 幾らなんでもちょっと酷いのでユウは注意をした。
 そのせいか、若干だが落ち着いたようだ。
「で、気になることがあってな」
 ユウが寝転びながら言う。
 それはリハビリ終了後の昼の事だった。
 病室にはサーナイトとアルト。
 気になること。
 それはサーナイトが拾い、レンに渡したあのタマゴの事である。
 一体何のタマゴなのか。
 そしてどうしてこのミシロタウンの道に落ちていたのか。
 親ポケモンが落としたとしたのなら無用心すぎる。
 もっと獰猛なポケモンだったら今頃中身を食されている。
 そしてトレーナーが捨てたとしたら許されない。
「あのタマゴ、本当に拾ったんだよな」
 何しろ何回サーナイトの膣に性欲の暴れるがまま、精液を吐き出したか分からない。
 サーナイトはウソをつくようなやつでは無いと言うことくらい分かっているが。
 それでも人は時として異常なまでに心配になるときがある。
 ユウの場合は今がまさにその時であって。
「拾ったんですよー。道に落ちてたからですぅ」
「あのタマゴが生まれたらさ、顔が俺で体がラルトスなんて事は無いよな?」
「何を心配しているんですの、ご主人様は。サーナイトがウソをつくとでも?」
 アルトに言われる。
 流石に疑りすぎたか。
 しかしサーナイトはきょとんとしている。
 その薄紅の瞳を丸くして。
 ちょっと可愛い。
「マスターと私の赤ちゃんですかぁ〜。はうぅ〜……」
 どうやら激しく勘違いをしているようだ。
「ま、マスター! 今からでも遅くありません! 赤ちゃんをもう一人や二人や三人ほど……!」
「いや、多いよ! 多いから、それ!」
 興奮気味のサーナイトを押しのける。
 若干だが、今の発言は引いた。
 アルトも乗り気なのか、誘惑の眼差しでユウを見る。
 この目で見られたら、もう逃げられない。
 その豊満な胸をぎゅうぎゅうと押し付けてくる。
「ふふ、私たちの赤ちゃんも……欲しいですわぁ。ね、ご主人様」
 頬に軽くキスをされる。
 何なんだ、この状況は。
 本当にこの状況にレンがいたら収集がつかなくなると思う。
「ねぇ、ご主人様。こんなとこ硬くして……いけませんわね」
「あーうー……これは、ほら、ね。その、アレだ」
「ふふ……慌てるご主人様」
 アルトが腰に乗る。
 そのまま胸でユウの顔を包み込む。
「可愛いですわ」
「ん!? んぶー! んむー!」
「はうぅ……私にもアレくらい胸があれば……マスターを悩殺できますのに」
 その膨らみかけの小さな胸を寄せてみる。
 見事にぺったんこ。
 涙が出てきた。

450 名前:98 投稿日:2006/09/28(木) 22:52:00 [ wLZjrzKo ]
そんなどたばた騒ぎでもユウはきちんとリハビリをこなしていく。
 もうかなりの距離を歩けるまでになっている。
 ただ、そうは言っても無理は出来ない。
 車椅子生活はまだまだ続きそうである。
「今日のリハビリはここまで。お疲れ様でした」
「お疲れ様です〜。つ、疲れた……」
 1時間から1時間半、そして今は2時間のリハビリ訓練。
 正直辛い。
 だがこれも早く退院できるようにするために。
 そこでふと思いついた。
 退院したら、レンとは会えない。
 今まで親身になって自分を診てくれたレンに。
 そうなったら寂しくなる。
「ん? どうかした?」
 レンがユウの視線に気付いた。
 慌てて首を振るが。
 エレベーターに乗ったところで、蒸し返された。
「ねぇ、何さっき見てたの?」
「いえ、別に……」
「あ、分かった。お姉さんの事好きになっちゃったとか?」
 近からずも遠からず。
 自分でも分からないところでレンに惹かれているのだろうか。
 でも、そうだとしたらサーナイトやアルトはどうなる。
 彼女達もユウのことを好きでいる。
 もし、自分がレンを選んだら。
 サーナイトはどうなる、アルトはどうなる。
「なんてね、冗談よ」
 そう言うレンの声も、今のユウには届かない。
「むー……お姉さんの言う事を無視するとはぁ………。こうしてやるぅ!」
 がしがしと頭をかき回される。
「うあぁっ!? 何するんですか!」
「お姉さんの事を無視するからよ」
 怒っているのか冗談なのか。
 相変わらず分からない。
「………てか、お姉さんて。何度も言ってますけど、俺とレンさんってタメなんだから」
「あら、タメなら敬語を使う必要ないわよね?」
「うぐ……」
 すると後ろを向いて。
 何かを取り出す。
 振り向いたレンの顔にはメガネが。
「お姉さんのこと、キライなのぉ……?」
「なっ」
「ひん……ぐすっ………えぐ」
 泣き脅しである。
 上目遣いで夕の事を見てくる。
 こうしてみてみるとナース服が体にぴっちりと密着していて、体のラインが浮き上がっている。
 実に官能的な絵だった。
「そんな、泣かないで下さい。ほら開きますよ、扉」
 エレベーターの扉が開く。
 何事もなかったかのようにレンは車椅子を押し始める。

451 名前:98 投稿日:2006/09/28(木) 22:52:40 [ wLZjrzKo ]
「そうだ、タマゴはどうなってるんですか?」 
 病室に戻る廊下でユウは訊ねた。
 この間のようにお腹のところに入れて、ぱっとみ妊婦の振る舞いをしていたあの時とは違い。
 今日は特に何も無い。
「ひゃん! おなか触っちゃだめぇ!」
「ごめんなさい」
「もう……。タマゴねぇ、ここにあるよ?」
 そう言うと腰からモンスターボールを取り出した。
 その中には確かにタマゴが入っている。
 タマゴが孵化するのは、トレーナーが常に一緒に歩く事。
 それが大前提である。
 故に肌身離さず持ち歩くことが必要不可欠。
 レンはボールの中に入れていた。
「何が生まれてくるのかなぁ〜。楽しみぃ」
「俺も、気になりますよ。…………別の意味で」
 どのポケモンのタマゴか分からない以上、生まれてくるのを待つしかないのだが。
 ただミシロタウンでそのタマゴが生まれたとなると結構限定されてくる。
 ミシロタウンに住み着いている野生のポケモンはポチエナ、ジグザグマ、スバメ、タネボー、ハスボーなどなど。
 それらのポケモンのどれかだろうが。
「可愛いポケモンが良いなぁ〜。ロコンと仲良くしてくれるかしらぁ」
「大丈夫でしょうよ、きっと」
「んふふ〜」
 そうとう楽しみにしているようだ。
 ハズレくじを引かなければ良いのだが。
「はい、ついたよ」
「ありがとうございます、いつも」
「良いのよ、良いのよ」
 手を振るとユウの下から去った。
 病室のドアを開けると、サーナイトとアルトが眠っていた。
 仲良くベッドにもぐりこみ、すやすやと寝息を立てながら。
 当然の事だが、似ている。
 似ているというか同じである。
 ボディラインこそ違うが、こうして眠っているところを見るとそれが実感できる。
 サーナイトはともかく、アルトはどう思っているのだろう。
 自分はポケモンではく、不確定な存在。
 そのことに対して、恐怖しないのだろうか。
 いつも強がってはいるが、心の奥底では不安なのではないだろうか。
「まったく……可愛い顔で寝ている」
 二人の頭を撫でる。
 暫くすれば、本当に忙しくなる。
 リーグに、あの事件の事もある。
 最近では動いている様子は無いようだが。
 一体、どうなるのだろう、自分は。
「ん……ふぁ……ますたぁ………?」
 ふとサーナイトが声を漏らした。
 そしてそのまま起きてしまった。

452 名前:98 投稿日:2006/09/28(木) 22:53:40 [ wLZjrzKo ]
 サーナイトが車椅子を押している。
「悪いな。寝てたのを起こしてしまって」
「いえ、大丈夫ですよ。2時間も寝たおかげですっかり元気です!」
 それは良かった。
 人間にしろポケモンにしろ、睡眠は大事なことである。
 体の調子を整えるという生活には欠かせない役目を担っているのだから。
「今日も良い天気ですね」
「そうだな。こう天気が良いと、ついウトウト……」
 暖かい日差しだと眠くなるのが自然の摂理。
 だけどサーナイトがこうして押しているので、眠るわけにはいかない。
 そうやって中庭を散策していると、大きな木が目に入った。
 その木は、人々の病気が治るのを静かに見守るようにたたずんでいた。
 その木陰に差し掛かると、静かに風が吹いた。
 涼しくも、どこか温かみのある風だった。
「あふぅ……」
「まだ眠いのか? さっきまで寝てたのに」
「ふぇ………天気が良いですからね」
「じゃあ一緒だな」
 車椅子から降りると、横になった。
 サーナイトも一緒に。
 ぽかぽかと暖かい日差しと涼しい風。
 本格的に眠くなってきた。
「マスター……」
 サーナイトが抱きついてきた。
 幸い人の気配はないようだ。
 そのままサーナイトの手は股間へ。
「マスター、何を想像しているんですかぁ?」
「いや、男だったらこの状況で想像しないと言うのは無理な話でですね」
「して、あげましょうか?」
 まるで泣きじゃくる赤子をなだめるようなサーナイトの言葉。
 興奮を覚えたのか、股間の肉棒が怒張し始めた。
 病院服のズボンの下から、その存在をアピールしている。
「大丈夫ですよ。周りに人いませんし」
 ズボンの窓を開け、肉棒を取り出す。
 もうすっかりパンパンに張っていた。
 脈をうち、早くしてもらいたいかのように小刻みに上下している。
「もう、仕方の無いマスターですぅ。ぴちゃ、んちゅぅ……」
 その小さな口で肉棒に舌を這いずらせる。
 裏筋を舐めあげ、睾丸を手で揉む。
 柔らかい手が、口がユウの肉棒を包み込んだ。
 わざと音を立てるように舐めると、今度はほおばる。
「んぷぅ……ちゅる、じゅっ、ましゅたぁ……ん、もっと、してほしいでふかぁ?」
「んぁ……お前が、してくれるなら」
「はむ……わかりまひたぁ。こうして、手でこうしてぇ……れろれろ、なめてぇ……じゅるぅぅぅっ」
 サーナイトの攻め立ては留まる事を知らない。
 肉棒の先から透明な先汁があふれ出した。
 それを丁寧に舐め摂ると、口に含んで飲み込む。
「ん、ますたぁの……んじゅ、ぢゅっ、んみゅっ!」
 口から唾液が垂れ墜ちる。
 サーナイトのストロークが早くなる。
 唾液と先汁が混ざり合い、サーナイトの口に広がっていく。
「んはぁ! とても、あまくてぇ……じゅりゅ、んぴゅ! おいしいれすぅ! んぢゅっ! はむ、んぢゅるるるぅっ!」
 本当に美味しいのかどうかはさておき、サーナイトはその得体の知れない液を飲んでいく。
 肉棒の先をちろちろと舐める。
 その度に少量だが、先汁が滲み出してくる。
「んっ! ますたか、の! すごい、ひくひくして……! ひゃぁぁぁんっ!」
 白く濁った精液が吐き出された。
 それは勢いよくサーナイトの顔に飛び散る。
 ゆっくりと、精液をすくいあげる。
「いっぱい出ましたねぇ……。嬉しいですぅ」
 えへへ、とはにかむ。
「早く顔を洗って来いよ、まったく……。でも」
 サーナイトの頭に触れる。
「その、何だ……悪いな」

453 名前:98 投稿日:2006/09/28(木) 22:54:25 [ wLZjrzKo ]
サーナイトが顔を洗って戻ってきた。
 早く病室に戻らないとアルトやレンに何を言われるか。
 そんな時、サーナイトはちょっと前から思っていたことを口に。
「マスターは」
「あん?」
 でも、ためらう。
 こんな事、ユウに聞くことではないのかもしれない。
「いえ……何でも」
「何だよ、最後まで言えって」
 そう言ってみるが、サーナイトは口を閉じてしまっている。
 性行為をしている時と通常時のこのギャップは何だ。
 普通は逆だろうが。
 通常時は明るく、性行為をしている時は恥らうものではないのか。
 昔から感じていたが。
 サーナイト、どこかずれている。
 結局彼女が何を言いたかったのか分からず終い。
「マスター、またしましょうね。いっぱいぺろぺろしますぅ」
「……その気持ちだけ受け取っておくよ」
 病室に戻るとやはりと言うか何と言うか。
 アルトがおきていた。
 ベッドに座り脚を組んでいる。
 正直怖い。
「あらあら……二人してどこにいってらしたのかしら?」
「いや、その、散歩に……」
「そうですの……散歩に行くとお股が濡れるんですの」
 腰を捲し上げる。
 アルトの秘部は確かに濡れていた。
 そしてユウは忘れていた。
 サーナイトとアルトは繋がっているという事を。
 当然、サーナイトが感じればアルトも感じる。
「それでは、今から私が味見をいたしますわ」
「あ、あああああああああああああああっ!」
 ユウの声が、響き渡った。


(第十七話  完)

454 名前:98 投稿日:2006/09/28(木) 22:59:13 [ wLZjrzKo ]
第17話ですー。
ほらね、やっぱり書いていて思ったとおりにグダグダな展開に……。
えちぃシーンも少ないですし。
やはり一週間で小説を3本上げるのは無理があったです。学校も始まりましたし。
せめて一週アップ、日曜日を今後目指して生きたいと思います。

455 名前:武器商人(一等兵) 投稿日:2006/09/28(木) 23:34:09 [ OwpHZzy6 ]
まあ、ソフトで良いと思います
俺なんてソフト所じゃないですから・・・
次の次辺りでエロ展開を出す心算です・・・

456 名前:347 投稿日:2006/09/29(金) 00:07:45 [ ELX6GWQA ]
>>454
お疲れ様です。
良い作品だと時間がかかっても待ってられますので。

>>455
前回以上に期待。
ストーリー重視もいいですよ。やはりエロ展開もですがね。

457 名前:メイティアの人 投稿日:2006/09/29(金) 19:02:19 [ TyqRA1Os ]
どうも、新作を書いてきたんで読んでください。

素直クールサーナイトメイティア−メイティアと海1−

8月上旬
太陽は稼ぎ時とばかりに燃え盛っている。暑いというより熱いだ・・・
こういうときはクーラーの効いた部屋でのんびりするのが一番だ。
俺はクーラーの設定温度を1℃下げ、優雅で快適で賢いサマーライフを送ることを選択した。

が、それを許さぬ者がいた。

「リュウ!!」

そう、俺のサーナイト『メイティア』だ
暑苦しいひらひらが沢山付いているメイド服を、メイティアは涼しい顔をして着ている。
コイツに暑いという概念はあるのか?
で、何故メイド服なのかというと、彼女曰く「家事をしやすいから」だそうだ。決して俺が強制したのではないぞ。
「うわっ、何だこの部屋は・・・24℃?下げすぎじゃないか?」
ピッ
ぶうぅぅぅん・・・
ああっ、俺の延命機器の電源を落としやがった!
「何するんだ!これじゃ暑いだろ!」
「なに?もしかしてわざと寒くしおいて私と暖めあうつもりだったのか?それならそうと言ってくれれば良かったのに・・・」
メイティアはするするとメイド服の胸元の紐を解き始めた
「だーっ!俺が悪かった!!すまん!!」
メイティアの肩が露出されたところで俺の方から折れた。あぶないあぶない・・・

「リュウ、暑いからって家の中でクーラーに当たってばかりと言うのは健康上良くないぞ」
そんなこと分かってる。だが、外に出て何をしろと言うのだ
「そこでだ、リュウ、海に行かないか?」
いつも突発的な事を言い出すなコイツは・・・
「海か・・・ここ数年行ってないな・・・」
「よし、決定だな。じゃあ今日は水着を買いに行こう!!」
メイティアは物凄い速さでメイド服から普通のサーナイトの格好に着替え、俺のTシャツの裾を摘んで家から飛び出した。
この行動力を行政にも見習って欲しいねぇ・・・

458 名前:メイティアの人 投稿日:2006/09/29(金) 19:02:54 [ TyqRA1Os ]
メイティアに連れて来られたのは大型スーパー。スーパーと言っても地方なのでかなりでかい。

「いくつか試着してみる。少し待っていてくれ」
メイティアは数着の水着を持って試着室に入っていった。
俺はボーっとメイティアが入っていった試着室のカーテンを眺めていた。
試着室のカーテンは中に人が入っているのが判かるように足が見える。なのでメイティアの白い足が見える。
ぱさっ・・・
メイティアのベールが足元に落ちる・・・
やべ・・・なんか・・・色っぽい・・・
俺が見とれているとシャッと試着室のカーテンが開いた。
「どうだ?これ」
メイティアが着ているのはオレンジ色のビキニだった。
ううっ・・・認めたくないが・・・可愛い・・・
スタイルが良いから目のやり場に困る・・・
「どうしたリュウ、目を逸らさないでも良いんだぞ」
近づいて来ないでくれ・・・直視したら目が・・・
「ふむ・・・リュウの好みではなかったか・・・じゃあ次のだな
シャッ
はぁはぁ・・・助かった・・・
パンパン!!
よし、気合を入れなおして・・・
シャッ!
「リュウ!これはどうだ!?」
ぶはぁっ!!
「す、スクール水着だとぉ・・・!?」
次に着てきたのは何の変哲も無いスクール水着。
だが、メイティアが着る事によって破壊力が数乗にもなっている。
「最近流行っているらしいな、確かここに『めいてぃあ』って書かないといけないと聞く」
やめてください。私が今の貴女と海岸を歩くと恥ずかしさでいてもたってもいれません。貴女は平気でしょうけど・・・

「うーん・・・これも駄目か・・・うん、でもリュウが気に入らないなら駄目だな!じゃあ次・・・」
シャッ

その後、メイティアは数着の水着を見せてきた。
パレオ付き、競泳水着、マイクロビキニ、ハイレグ、ベアバッグ、何を間違ったか潜水服、etc.etc・・・

「うー・・・リュウの好みに合うのは無いな・・・」
「こうなったらその水着の山に手を突っ込んで掴んだのにすればいいじゃない」
「そうだな、リュウがそういうなら・・・」
メイティアは手を水着の山の中に突っ込んでいた
バッ
「これは・・・」
メイティアが掴んだのは薄緑色の紐ビキニだった。
メイティアは試着室に入り、そのビキニを着て出てきた
「ど、どうだ・・・?」
色がメイティアのグリーンと合っていて、とてもよく似合っていた。
「うん、似合うぞ」
「ほ、本当か?」
ああ、本当さ、目に毒なのは相変わらずだが・・・むごっ!!
「有難うリュウ!!!私は、私は!!」
感極まったメイティアが抱きついてきた。む、胸が・・・く、苦しい・・・
「さ、次はリュウの水着だな!安心しろ、私が品定めをして、着替えから何からすべてやってやる!」
「ちょ、ちょっと待て、お前その格好のまま行くのか!?」
「リュウに褒められたんだ。いつだってこの格好でいてやってもいいぞ」
「ちょ、待て、メイティア落ち着け、アーッ!!」

その後、メイティアが選んだ様々な水着を着せられ、それを披露する度に抱きつかれた。

はぁ・・・

459 名前:食料調達兵(?) 投稿日:2006/09/29(金) 19:20:58 [ VGYn6oAA ]
どうも、初めまして、前から見ていましたが、黙っていました。よろしくお願いします。
水銀将軍様、98様、武器商人(一等兵)様、其の他の方々、差し入れをお持ちいたしま
した。

こちらに置いておきますね。

つ     ■×10(アーボのエキス等々・・・入りのスタミナドリンク)
つ     ◇×10(コガネシティから取り寄せた駅弁)

弁当は腐らないうちに食べていただければ・・・。
長文すみません。

460 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/09/29(金) 19:28:35 [ 4azxcJYY ]
弁当、ありがたく頂きます、
『マスター、あーん♪』
自分でやるからいい
『そんなこと言わないで下さいよぉ』
スタミナドリンク、一気に飲み干しておきました、
昨夜金縛りに遭ってよく眠れなかったので・・・
『大丈夫ですか?』
寝不足状態・・・

追伸、
補給は有り難いが、ageないでくれ

461 名前:食料調達兵(?) 投稿日:2006/09/29(金) 20:16:51 [ VGYn6oAA ]
どうもスミマセン、これからは気をつけます。

462 名前:98 投稿日:2006/09/29(金) 23:08:38 [ wLZjrzKo ]
こんばんは、98です。
今回の書き込み、感想レスや他の方への感想、その他諸々などで異常なまでに長くなりそうな予感……。

>>455
 ありがとうございます。
 最初、ここに来たときに申しましたが、えちぃ小説を書くのが初めてなので……。
 あまりはっちゃけることができないんです。
 あまりハードなのを好まない性分も相まってか、とてもユルいえちぃシーンしか……。

>>456
 ありがとうございます。
 もともとストーリー重視の小説ばかり書いてましたからね。
 えちくて、ストーリーも楽しめる小説がいつか書けたら良いなぁ、と思っております。
 ただ、その絶妙なバランスをとるのが難しいです。

>>459
 初めまして、98ですー。
 差し入れ、ありがとうございます。
 しかしスタミナドリンクとは、今疲れている僕にとってはまさに嬉しい差し入れですねw
 ちなみに「E-mail」欄に「sage」と入れれば良いだけなので楽ですよー。

 さて、ここからは小説の感想です。

>>447
 小説を書く上で、どうしても中途半端な終わり方と言うのはしてしまうものなのですよ。
 あまり根をつめても、頭がパンクしますよー。
 
 で、小説を読みました。
 アクア団の皆さんは愉快ですね。「ひれ伏すが良い!」って……。
 イシス×アオイと言う事は次回辺りがそうでしょうか?
 どうも次回えちぃ展開があるということですので。楽しみにしてます。

>>458
 読みましたー。
 そうか、素直クールってこういうことなんですね。
 水着を選ぶメイティアさん、想像したら鼻血が……orz
 スク水は反則です、先生!
 ………自分で描いたスク水サーナイトの絵を思い出しました。詰め合わせに入れようかしら。
 次回作も楽しみにしてます。

463 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/09/29(金) 23:27:41 [ 6QA429XY ]
98さん、
すいません、次の回ではなく、
次の次辺りです、
待たせてすいません・・・

464 名前:水狼将軍 投稿日:2006/09/30(土) 14:11:05 [ TyqRA1Os ]
こんにちは水銀です。
もう皆さんご存知でしょうが、分岐のアレ(一応ネタバレ防止)出ましたね。
自分もどう絡ませようか考えるだけでワクワクしてきます。

それでもエンブレス、アストレアをお忘れなく

浅瀬の洞穴編

「なあ」
「何だよ」
話しかけてきたのは俺の同僚テル。学生時代からの親友でもあり悪友でもある
「お前、このリーグに出ない?お前の実力ならいいとこ行けるんじゃね?」
奴が見せてきたのはポケモンリーグのチラシ
「は?くだらねぇ。興味ないね」
「そうか、でもお前のポケモン達ってかなり強いだろ?ハッサムとか、ボスゴドラとか・・・」
「そういうので力を誇示したくないんだよ俺はな。それにこいつらが怪我することも考えられるし・・・」
そう、強さを示すだけがすべてじゃない・・・俺は昔の“あの”事件で十分解っているつもりだ・・・
「お前が出ればいいじゃないか。エーフィで十分勝ち抜けるだろ?」
「あー・・・一人で出るのは何か気が引けちまってな」
「少なくとも俺は出る気は無いからな」
「ノリ悪いなぁ・・・」
談笑をしていると
「でもご主人が出たいって言うなら私は構いませんよ」
エンブレスとエーフィが頼んでいた缶ジュースを買ってきた。

「お、ありがと」
俺たちは缶ジュースを受け取る
「戦うのはあまり気が乗りませんけどご主人の望みなら・・・」
「(私も、マスターが望むなら戦っても構わない。)」
「エーフィさんもそう思います?」
コクリ
黙って頷くエーフィ

「ま、考えてみてくれや。行くぞエーフィ」
「(ではまた、エンブレス)」
テルとエーフィは車に乗り込んで去っていった。

「・・・ご主人、本当は出たいんじゃないんですか?」
「そんなこと無いさ。戦いの勝ち負けがポケモンのすべてじゃないだろ?」
「そうですか・・・」
「さ、仕事だ。今日の仕事は・・・」

今、俺とエンブレスは船に乗っている。
今回の依頼は浅瀬の塩と貝殻を持って来て欲しいという依頼だった。

―で、それらが採れる洞穴にやってきた。

「じゃあ、夕方になったら迎えにくっから、それまでに終わらせておけよ」
顔なじみの船長と別れ、俺とエンブレスは洞窟に入った。

465 名前:アシ 投稿日:2006/09/30(土) 18:19:12 [ 0eGbxFFM ]
こんにちは、おひさです。
>>464  うはw今度も名前変わっとるw
    自分は今やっとこさダイパを買ってきました。(とりあえずダイアモンドのほうで。
    どうなるか楽しみです。(両方の意味で。

小説の方、見れなかった分全部見さしていただきました。もう良すぎてお腹いっぱいです。ゲフッ
98様、武器商人様、閣下がんばってください。
つサーナイト手作り肉じゃが 仲良くお召し上がりください、味は食べてからのお楽しみですよ
(・∀・)ニヤニヤ ではノシ

466 名前:食料調達兵(?) 投稿日:2006/10/01(日) 09:33:57 [ VGYn6oAA ]
どうも、食達兵です。
>>465 肉じゃがありがとうございました。おいしかったです。
自分もちょっと持ってきました。
ここに置いておきますね。
 ___
つ|○| 
 |○| (フエンせんべい10枚入り)
  ̄ ̄ ̄
つおいしいお茶

それでは

467 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/01(日) 11:53:12 [ UI5JrHMc ]
↑煎餅は嬉しい、否!!

ageないでくれ、何度も言わせるな

468 名前:アシ 投稿日:2006/10/01(日) 16:06:57 [ 0eGbxFFM ]
>>466 E-mail欄にsageと書く、これ常識

469 名前:347 投稿日:2006/10/01(日) 22:03:30 [ d7nRMoDU ]
>>457
素直クールいいですね。やべ、ちょ、ハマった…
「わざと寒くしておいて〜」はグッときました。
次回に激しく期待。

それにしても、ここには神が多い。

470 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/01(日) 22:21:40 [ UI5JrHMc ]
俺と読者を除く全てが神だ!!
と言ってみる、
俺なんてマダマダ・・・

471 名前:ケーキ 投稿日:2006/10/01(日) 22:54:19 [ n07jZvyU ]
お久しです。半死人ですがかろうじて生きてます。
期待度0の続編書いてますので貼るときはよろしくお願いします。

>>437
起きていたのかというか寝たふりするエンブレスが可愛すぎます。
俺もエンブレスに説教食らいたい・・・

>>443
新しい仲間も良いですね。
置いてけぼりアクア団はカワイソス…

>>「恐ろしい子・・・」
おふたりさーん!!!(爆)

>>449
タマゴの中身がラルトスな気が、いや産まれるまでわかりません。
冗談抜きでバグオング出たら嫌だn(ry

>>「ユウは忘れていた」
幸せ者であると同時に苦労人ですなぁ(笑)

>>457
メイティア可愛い・・・そして行動力が恐ろしい・・・
2が楽しみです。

>>464
>>「水狼将軍」
銀ですらねぇしwwwwww
こればっかりはつっこまずにはいられません。

>>「ハッサムとか、ボスゴドラとか」
またしても残りのメンバーわからず・・・残念。
3匹のうち1匹の予想はついてんですけどね・・・たぶん悪タイプ。

472 名前:98 投稿日:2006/10/01(日) 23:13:03 [ wLZjrzKo ]
こんばんは、98です。
アレほど酒には気をつけろといわれたのに(ry

>>463
 次の次でしたか。何かそれっぽい表現がちらほらと見えたもので……。

>>464
 うあぁ……そちらの主人公、うちのユウとは真逆のキャラですね。
 強さだけが全てではないには同感です。
 
>>465
 肉じゃが、今日の夕飯でした。偶然ですけど。

>>466
 半角で「sage」と入力すれば万事解決ですよー。

>>471
>タマゴの中身がラルトスな気が
 何が生まれるかはお楽しみですー。

今から18話書いてきますー。

473 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/01(日) 23:21:55 [ UI5JrHMc ]
そろそろエリア・10が出来る・・・
皆様、しばしお待ちを・・・

474 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/01(日) 23:32:45 [ UI5JrHMc ]
できた〜!!!
次回はいよいよエロ展開だ〜!!!

エリア・10

・・・
エミ「ふむ、なかなか美味しい和菓子だったな」
シズク「やっぱり、緑茶にはケーキだよね、んきゅ♪」
すいません、決して家に有る和菓子は美味しくありませんし、
ショートケーキに緑茶は似合いません・・・
アオイ「さて、君達二人が俺達の家族になる過程で、先ず先に決めなければ行けない事が有る」
二人「?」
二人は、緑茶を飲み干すと、
俺の目を見つめた、
シズク「(なんか・・・アオイさんの右目を見ていると・・・気分悪く成って来る・・・)」
エミ「(アオイの右目・・・無表情だけど・・・引き込まれそうな威圧感を感じる・・・)」
確かに、俺の右目はスカウターのカメラなので機械だが・・・
問題は其処じゃない・・・
アオイ「二人の寝床だ」
二人「(ギクッ)」
二人は、同時に苦笑いを浮かべ、急須から御茶を湯飲みに継ぎ足した、
ツバキ「シズクさんは、僕の部屋で寝なよ、毎日一人だけで寂しかったし」
シズク「んきゅ♪」
彼女は、瞬間的に苦笑いから太陽の笑顔に、顔を作り変えた、
と、ココでイシスが口を挟んだ、
イシス「エミさんはマスターと私の部屋で如何ですか?」
アオイ「ああ?ああ、無理無理、もう散かっててスペースないよ」
イシス「片付けましたけど・・・」
彼女の冷やかなツッコミに、俺は悪寒を感じた、
アオイ「・・・」
なんとなく、エミが俺の隣に寝るのかと思うと、少しゾッとする、
何と言うか・・・エミって結構美人だし可愛いし・・・
何時か俺が、理性を失って彼女を襲かも分からん、
そんな位置に彼女を寝かせられる訳が無い・・・
と、ココで何かが頭を過ぎった
アオイ「そういえば、俺の布団って、ココん所押入れに仕舞ってないよな?」
イシス「ミスター万年床ですからね(汗」
一応、イシスは布団を畳みの上に畳んでソファー代わりにするような奴だから、
押入れなんて使わない、
要するに、俺部屋の押入れの中には殆ど何も入っていないと言う訳だ、
いや・・・
俺が昔使っていた布団が一式入っていたかな?
アオイ「じゃあ、エミは俺の部屋の押入れって事で、文句は言うなよ?」
エミ「おい、他にも部屋くらい有るだろ?」
アオイ「無いな」
俺が其れだけ言うと、彼女は頬を真赤に染めた、
エミ「仕方ない・・・其処しかないのなら、其処で良い・・・///」
彼女は、其れだけ言うと、俺の部屋に入って行った、
と、同時にツバキとシズクも自分達の部屋に入って行き、ドアを閉めると、カチャッと鍵を閉めた
一同「何がしたいんだ?」
イシスはツバキとシズクの行動に首を傾げながらも、
緑色のベールに包まれた細い腕で食器の後片付けをし始めた、
カオリは、先程言っていた「見たい番組」とやらに夢中だ、
どうやらラブ&コメディ系の映画らしい、
コイツはこんなのが好きなのか?
そして、ツバサはと言うと、
道具保管機から二挺の小型ガトリング砲(片手で持てるタイプ)を取り出し、布切れで磨いていた、
と言うか、アノ機関砲・・・確か一挺五十キロ位だよな・・・
其れを片手で持つって・・・しかも両腕装備だし・・・
親父の作った物だしな、やっぱり反重力低重量化ユニットでも組み込まれているんだろう・・・
俺は、エミの様子を探る為に自室へ入った、
すると、其処には開け放した押入れを前に、呆然と立ち尽くしているエミの姿が・・・
エミ「すまん、何で既に布団が敷かれているんだ?」
アオイ「ああ、たまに其処で寝るんだ、落ち着くんだよ、そこ、
要するに、俺の第二の寝床とでも言って置けばいいのかな」
この言葉の直後、エミは俺に背を向けたまま返事をしてきた
エミ「要するに・・・私はお前が寝ていた布団で寝る事に成るのだな?」
アオイ「そうなるな、でもまあ気にするな、大して汗とか染みてないだろうし」
俺は、このとき彼女の顔が確かに赤くなっている所を見た、
が、其のときはあまり深く考えなかった、

475 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/01(日) 23:33:19 [ UI5JrHMc ]
エミ「・・・仕方ない・・・ココで寝るか・・・(何だ?この胸の高鳴りは?)」
彼女は、押入れに敷いてある布団の上によじ登ると、
布団に寝転がって障子を閉じた、
アオイ「もう寝るのか?」
エミ「う、五月蝿い!別に良いだろ、少し休むだけだ」
彼女の言葉は、何処か上擦っている
アオイ「お休み、夕食のとき、起しに来てやるよ」
エミ「うん・・・有難う・・・」
其れっきり、彼女の返事は返って来なくなった、
アオイ「良い夢をな・・・」
俺は其れだけ言い残して部屋を出た、
エミ「・・・(なんだか・・・アオイの匂いがする・・・)」
彼女は、そんな事を考えながら、布団にしがみ付いて頬を擦り付け、
静かに眠りへと落ちて行った・・・
・・・
三時間後・・・
アオイ「おい、起きろ、夕食だぞ?」
エミ「ん、む?何だ、もうそんな時間か・・・」
俺が障子を開けて小さな寝息を立てているエミを揺すり起すと、
彼女は愛らしい寝ぼけ顔で目を擦りながら降りてきた、
アオイ「寝心地は如何だ?」
エミ「え?あ、うん、まあ良いんじゃないか?」
アオイ「なんだよそれw」
なんか、俺に対する彼女の態度が幾分か柔らかく成って来たような気がする、
リビングに出ると、
既に皿の上には料理が盛り付けられている、
イシスとカオリが作った物だ、
カオリは、料理こそ出来るが、作った後の片付けが出来ず、
散かしたままにしてしまうのが悪い癖だ、
なので、補助と片付けの為にイシスが傍で見ているのだ、
俺達が食卓に就くと、エプロン姿のカオリとイシスが台所から現れた、
カオリ「今日はエミさんとシズクちゃんの分も作ったからご馳走だよ♪」
シズク「わぁ、おいしそうだね、んきゅ♪」
ツバキ「まあ、カオリちゃんの料理は並みの料理人の作った物より美味しいからね」
やっぱりツバキとシズクの席は隣同士だ、しかもかなり寄せ合ってるし・・・
イシス「まったく、今日の片付けは手間取りましたよ、
シズクさんったら、揚げ物なんか作るんですから」
アオイ「お疲れさん、後でなんか好きな事してやるよ」
俺がそう言うと、イシスはビクッと反応し、頬を染めると、
俺と反対側の席に座った、
カオリは、エプロンを外すと、我先にと言わんばかりの勢いで、俺の右隣の席に座り、
席を寄せて来た、
カオリ「ア・オ・イさん♪」
で、腕に抱き着いてきたわけだけど・・・
アオイ「何だよ?」
カオリ「僕との約束、覚えてくれてるよね♪」
そういえば、すっかり忘れてた・・・
アオイ「分かった分かった、後でな」
カオリ「わーい♪」
すいません、利き腕に抱き付かれると飯が食べれないのですが・・・

476 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/01(日) 23:33:56 [ UI5JrHMc ]
エミ「(料理か・・・産まれてから一度も食べた事が無いものばかりだ・・・)」
料理を食べた事は無くとも、箸はきちんと持つ事が・・・
出来てない・・・
ツバサ「エミさん、箸の持ち方間違ってるよ?」
俺に抱き着いているカオリの横に座ったツバサが、
明らかにおかしいエミの箸の持ち方に注意をいれた、
エミ「そんな事言われても、私は産まれて此の方、箸なる物を持った事がない、
分かる訳が無いではないか」
其れも確かに正論である、
箸の持ち方がなってないのは、シズクも同じのようだ、
シズク「んきゅぅ、私産まれてから魚と海草しか食べた事が無かったし、
どうやって持てば良いのか分かんないよ」
ツバキ「教えてあげるよ、手を貸して?」
ツバキも最初は箸の持ち方がまるで駄目だったが、今では他の奴に教えられるまでに成ったか・・・
エミ「ふむ成程、こう持てば良いのだな?」
イシス「はい、そうです♪覚えるのが早いですね♪」
エミ「戦闘武術も今は亡き母上と父上に教えてもらって、一週間で習得したからな」
彼女は、得意気な顔で箸をカチカチと鳴らしている、
一方シズクは・・・
シズク「分かんないよぉ、んきゅぅ・・・」
逆に物覚えが遅いらしい・・・
シズク「私なんて、いまの戦闘技術と言葉を教えてもらうのに十年も掛かったんだよ・・・」
一同「(其れは遅すぎ)」
まあ、何だかんだで何とかシズクは箸を持つ事が出来るように成った、
未だ動きがぎこちないが・・・
一同「頂きます」
一時間後・・・

477 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/01(日) 23:34:30 [ UI5JrHMc ]
一同「御馳走様」
エミ「ふむ、ハッキリ言おう、美味しかった」
シズク「んきゅぅ、箸が上手く持てなくて机汚しちゃったぁ」
確かに、シズクの周りだけカオスな状態に成っている・・・
が、今回の食事に皆不満は無かったようである、
イシスとシズクが台所にて皿洗いをしている間、
俺はラブコメドラマを見るカオリとエミに、半ば無理やりつき合わされていた、
と言うのも、海底洞窟の中でしてしまった取り返しのつかない約束をさせられていたからだ、
アオイ「はぁ・・・早く寝たい・・・」
カオリ「くぅ〜♪」
一応、向かい合わせではなく、俺が胡坐をかき、其の上にカオリが俺に背を向けて座っている状態だ、
俺が頭を撫でてやると、彼女は可愛らしい鳴き声(?)を出す、
其の様子を羨ましそうに見るエミの冷え切った視線・・・
エミ「(羨ましすぎる・・・)」
そうこうしている間に時計の針は十一時を指していた、
ツバサは早々に自室で寝てしまっている、
カオリも、俺の腕の中でウトウトし始めた、
エミは既に押入れの中で寝てしまったようだ、
アオイ「寝るか?」
カオリ「うぅぅん・・・」
眠そうな顔で目を擦る彼女が可愛く思えてきた、
俺は、彼女を自室に送り届けると、
俺とイシス(エミ?)のへやに入った、
既に、三畳ほどの狭い部屋には布団が敷かれ、
イシスがパジャマ姿で布団に座り、文庫本を読んでいる、
俺はズボンだけをパジャマに履きかえると、布団に潜り込んだ、
一方、イシスは呼んでいた本にしおりを挟んで閉じると、
体を俺のほうに向けた、
イシス「あの・・・私の・・・好きな事・・・してくれるって、本当ですか?」
アオイ「・・・んん!?」
・・・
・・・
ヤベッ、完全に忘れてた・・・

478 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/01(日) 23:35:45 [ UI5JrHMc ]
はい、焦らす様な終わらせ方ですいません・・・
次回は初っ端からエロ展開の筈ですので、
どうか、見捨てないで下さい・・・

479 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/02(月) 21:16:56 [ da1k.cqE ]
言い忘れました、
ツバサの持っているバルカン砲と言うのは、
↓の様な物です↓
ttp://catalog.bandai.co.jp/neco/itemM/4543112006264000.jpg
注)トランクモードには成りませんのです
実際は↑のより回転砲身部が弐十センチ程長いです

480 名前:食料調達兵(?) 投稿日:2006/10/02(月) 21:20:09 [ VGYn6oAA ]
>>467>>468 え?ちょっ、まっ、すみません、ちゃんとE−mail欄に
sageっていれてますよ?!

481 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/02(月) 21:29:03 [ da1k.cqE ]
↑一言、
前のには 」�age と書かれていた

482 名前:98 投稿日:2006/10/02(月) 22:45:59 [ wLZjrzKo ]
>>478
 インターバルですね。
 箸をもてないシズクさんに密かに「いいなぁ」と思ってみたり。
 魚と海草ばかりて、もの凄く健康体ですよね。
 次回は初っ端からえちぃシーンだというので楽しみにしてます。

>>480
 ヒント:前回の僕の書き込み

483 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/02(月) 23:02:42 [ da1k.cqE ]
↑はい、とっても健康体です、
胸に栄養は全く行ってないですが・・・
今更だが、俺は貧乳好きです、
パイ○ン派です、
=変体です、
以上、
すいませんでした・・・

484 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/03(火) 18:44:20 [ yhNFC4XE ]
はい、皆さん御待ちかねのエリア・11です・・・

エリア・11

イシス「やっぱり・・・嘘ですよね・・・」
俺の反応に、彼女は暗い表情をした、
アオイ「え、あ、いや、本当だ、で、何がして欲しい?」
まあ、日ごろ彼女には世話になってるし、
何かしてあげても良いだろう、
イシス「じゃあ・・・」
彼女は、其処まで言うと、少し頬を染めながら俺の布団の横に座った、
アオイ「ん?何でも言ってみ?」
イシス「じゃあ、私に・・・私に、キスをして下さいっ!!!」
其の瞬間、俺の耳に、彼女の声以外のドンナ音も聞こえなくなった、
アオイ「なっww何?www何だって?www」
イシス「だから、私にキスをして欲しいんですっ!!恥かしいから何度も言わせないで下さい!!」
何と言うか、どういうことだ?
何でイシスが俺なんかとキスをしたがっているのかが分からない、
アオイ「すいません、冗談と受け取って良いんだな?」
イシス「何で、分かってくれないんですか?私とキスをするのが嫌なんですか?」
俺がドン引きしていると言うのに、彼女の顔は至って真面目だ、
とても冗談で言っているとは思えない、
アオイ「すまん、何でお前が俺とキスをしたがっているのかが俺には分からない、何故だ?」
俺がそう尋ねると、彼女は突然、目に涙を溜めながら色の薄い控えめな唇を開いた、
イシス「マスターの事が好きだから、ずっと、ずっと前から、出合った其の時から好きだったから!!」
アオイ「好きって・・・おまえ・・・」
イシス「マスターの事を愛しているから、大好きだから!!だから・・・一度で良いから・・・」
彼女は、其処まで言うと、目から涙を溢れさせ、
俺の布団に手を突いて泣き始めた、
其のとき、やっと俺も彼女の気持ちを理解する事が出来たような気がした、
アオイ「イシス・・・ごめん、俺そういうのに凄い鈍感だからさ・・・」
イシス「マスタァ・・・」
彼女は、泣き顔のまま俺に抱きついてきた、
そんな彼女を俺は優しく抱き締めた、
イシス「マスター・・・」
アオイ「イシス・・・」
そして、ゆっくりと唇を近付け、
そっと、重ね合わせた、
イシス「ん・・・」
初めてのキスは、何処か、涙の味がした、
アオイ「(イシス・・・お前の事が・・・好きだ・・・)」
イシス「(はい・・・マスター・・・)」
俺達は、そんな念話を交わし、唇をゆっくりと離した、
イシス「その・・・私、初めてですから・・・優しく・・・お願いします・・・」
彼女は、頬を真赤にしながら、ゆっくりとパジャマのボタンを外し始めた、
いつものベールを着ていない、真っ白な手が、ボタンを丁寧に、一個ずつ外していく、
其の手を、俺はゆっくりと止めた
アオイ「ちょっと待って・・・」
俺は彼女の体を百八十度回転させ、後ろから抱き込む形にした、
そして、ゆっくりと、その小さな胸に手を添えた、
イシス「ふぁ・・・」
やっぱり、彼女の胸は常人より小さい、
小学校六年生の女子と同じ位の大きさだ、
揉む事は出来るが、吸う事は出来そうに無い
だが、先端が硬くなっている事は、直ぐに分かった、
アオイ「お前、本当に初めてか?」
イシス「は、初めてです」
アオイ「初めてでこんなに成るのか?」
俺は、パジャマの上から、米粒のように小さい先端を軽く摘み、パジャマの布で擦ってみた、
イシス「ふあぁっ」
普通、初めての人はこうは成らない筈、
アオイ「もしかして、オナニーでもしてるのか?」
イシス「そんな事・・・言わせないで下さい・・・ふぁっ」
どうやら図星らしい、
俺は、ボタンを一気に全部外し、パジャマを肌蹴させた、
すると、綺麗なピンク色をし、先端がピョコンと立っている、可愛らしい胸が露に成った、

485 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/03(火) 18:44:57 [ yhNFC4XE ]
イシス「は、恥かしいですぅ・・・」
アオイ「そんな事言って、本当はもっとして欲しいんじゃないのか?」
俺は、わざと小さな乳輪の所だけを触って、焦らした、
一応言っておく、
俺は何気にサディストだ、
イシス「じ、焦らさないで下さい・・・」
アオイ「分かった」
キュッ
俺は少し強めに、彼女の乳首を摘んだ、
イシス「ひゃあぅっ」
アオイ「お前、結構可愛い声出すんだな?」
イシス「そんな事、言わないで下さい」
俺は、片方の手を胸から離し、腹を伝わせ、彼女のズボンの上に添えた
と、同時に、彼女の耳(?)に息をフッと吹きかけてみた、
イシス「ひゃっ、そ、其処は弄らないで下さい」
アオイ「どっちの事だ?」
俺は、彼女の耳の先端を口に含んで、軽く噛み、ズボンの上から彼女の股を優しく摩った、
イシス「りょ、両方ですっ、ひゃっ」
彼女は足を閉じて必死に抵抗するが、
既に俺の手はがっちりと彼女の性感帯を抑えており、
足を閉じれば閉じるほど指が彼女の秘豆をパジャマ越しに押し、刺激を加える、
流石に、快感と羞恥心が強すぎたのか、それとも俺に体を弄ばれるのが嬉しいのか分からないが、
目にまた涙を溜め始めた、
イシス「お願いだから・・・焦らさないでぇ」
アオイ「ん、分かった」
俺は手をズボンから腹に戻し、
ズボンの隙間から手を殿間に侵入させ、直に彼女の秘部を触った、
パンツは履いていないらしい、
ネットリとした愛液で、ビショビショに濡れている、
イシス「ひゃぁ、じ、直に、マスターの手が、私の、おまんこに・・・」
アオイ「何処でそんな単語覚えたんだ?」
俺は、彼女の耳元で、わざと息が吹きかかる様にしながら話しかけ、
乳首を捻り、もう一方の手で割れ目に指を食い込ませた、
イシス「ふっ、あっ、ま、すたーの・・・エッ、チな本っ、です、ひゃっ!!」
俺は胸を弄るのを止め、彼女の口元に指を持っていった、
すると、彼女はその指の先っぽを銜えて、なめ始めた、
やっぱり、初めてでは無さそうだ、
俺は、思い切って秘豆を摘んでみた、
イシス「ひゃぁ、クリトリスは摘んじゃ駄目ぇ」
何と言うか、吐き出す単語が直球的すぎるような気も・・・
俺は、彼女が銜えている方の手をズボンの裾にあて、
一気に半分だけ脱がした、
毛が全く無いパイパンで、
まだ花弁が完全なピンク色の秘部が露に成り、
花弁はヒクヒクと動き、愛液と言う名の蜜を少しずつ吐き出している、
見た目は人間のソレと全く同じだ、
土手も丁度良い具合に膨らんでるし、
包茎もキッチリある、
俺としてはベストな状態だ、
イシス「毛がなくて・・・御免なさい・・・」
アオイ「謝るなよ、俺としてはパイパンの方が良いよ?」
イシス「嬉しいです・・・」
と、ココで彼女の真っ白な手が、俺の殿間に触れた、
イシス「マスターのココ、おっきく成ってますね、私の中に入れたく成っちゃったんですか?」
アオイ「ココまで来たらそれ以外にすること無いだろ?」
俺は、秘豆を弄るのを止め、秘部から手を離すと、
指を開閉させて愛液の糸を作って見せた、

486 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/03(火) 18:45:33 [ yhNFC4XE ]
アオイ「こんなに濡らして、お前も淫乱に成ったな」
イシス「マスターこそ・・・私の体を弄ってオチンチンをこんなに大きくして、いやらしいです」
彼女は、クルリと向きを変え、俺と向き合うと、
俺のズボンとパンツを下ろし、巨大化したモノを手で軽く扱くと、
先端部だけ口に含んだ、
アオイ「うっ・・・お前、何処でそんなテクを教わったんだよ?」
イシス「(マスターの隠していたエッチな本ですよ♪)」
コイツさっきより余裕を見せ始めやがった、
俺は、必死にフェラをする彼女のエメラルド色をした髪を優しく撫でた、
暫らくすると、ずっとモノを銜える事に飽きたのか、
口を離してしまった、
イシス「あの・・・私の処女・・・奪って良いですから・・・中に出して・・・良いですから・・・」
彼女はズボンを脱ぎ、俺に秘部を向けて寝転がると、指で土手と花弁を開き、秘豆を弄り始めた、
アオイ「まだだ」
イシス「え?」
俺は、彼女の手を秘部からどけると、秘豆を舌で突いた、
イシス「ひゃっ、舐めちゃ駄目です、汚いです、オシッコした後全然拭いてませんからぁ・・・あっ」
確かにちょっとしょっぱい様な・・・
だが、別に不味い訳でもないし、尿は排泄物の中でも最も清潔と言われてるし、大丈夫だろ、
アオイ「お前は俺のを舐めたんだ、俺にも舐めさせろ」
それにしても、彼女の秘部は綺麗だ、
一片の濁りも汚れもない、色の薄い綺麗なピンク色、
舐めていて、とても気分が良い、
イシス「マスター・・・ひゃうっ・・・」
アオイ「なんだ?もうイきそうなのか?」
俺がそう尋ねると、彼女は弱弱しく頷いた、
アオイ「じゃ、入れてあげるかな・・・」
俺は体勢を変え、彼女の秘部に、未だ健在のモノを宛がった、
アオイ「行くぞ?」
イシス「はい」
ツプッ
イシス「っく・・・」
俺が、先端を少し入れると、
彼女は苦しそうな表情を浮かべた、
ググッ
イシス「痛っ、あっ・・・」
更に奥へ入れてみる
イシス「あっ、あぁっ!!痛いです、マスター!!」
遂に泣き始めてしまったが、
既に半分以上入ってるし、今更抜くと余計に痛さが残って苦しいだけだろう、
アオイ「ごめん、もうチョッと耐えてくれ・・・」
イシス「はい・・・ひゃぁっ!!」
俺は、一気に体重を掛けて根元まで全部入れた、
先端部が何かに当っている、
アオイ「全部入ったよ?」
イシス「まだ・・・痛いけど、私、幸せです・・・」
俺とイシスとの接合部からは、少量の血が滲み出ている、
アオイ「まさか、お前に童貞を奪われるとはなw」
イシス「私、幸せです、マスターに処女を奪ってもらえて、大好きな人と、一つになれて・・・」
俺は、破瓜の鈍痛に耐えながらも、俺に笑顔を見せてくれている彼女を抱き上げ、
もう一度唇を重ねた、
しかも、今度は舌も絡め合わせた、
所謂、ディープキスと言われている物だ、
彼女の体の中は温かく、適度に締め付けがあるが、それ程きつくもない、
イシス「(マスターの・・・私の中で・・・またおっきく成ってきてる・・・)」
俺が、ゆっくりと唇を話すと、俺と彼女との間に銀色の糸が出来上がった、
アオイ「動かすよ?」
イシス「最初は・・・ゆっくりにして下さいね・・・」
俺はゆっくりとモノを先端部直前まで抜き、
また、ゆっくりと奥へ入れていった
なんとも気持ちの良い感覚が、電気のように体中を駆巡る、
イシス「ふぁ・・・なんか・・・気持ち良いです・・・」
彼女も、快感を体で感じているようだ、
俺は、突く度にテンポを少しずつ上げて行き、
快感をより強く感じるようにしてみた
すると、俺達の接合部から、
ジュプッ、ジュプッ
と言う音が響き始めた、
イシス「マスター、私、もうイッちゃいそうです・・・気持ち良過ぎます・・・んっ」
アオイ「俺は未だなんだけどな〜」
俺は、そう呟くと、彼女の秘豆に指先を触れさせ、
軽く押した
イシス「ふぇ、クリトリスは弄っちゃ駄目って、さっきも言ったのにぃ、ひゃっ」
アオイ「じゃあこっち」
俺は、秘豆を弄るのを止めずに、彼女の耳を優しく噛んだ、
耳は彼女の性感帯らしい、
しかしながら、
彼女の胸と背中に有る赤い突起は何とか成らないものなんだろうか?
抱くにしても、向き合った状態だとモロに腹を直撃するし、
後ろから抱き込むような形でも同じだし、
まあ、気にしなければ良いか・・・

487 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/03(火) 18:46:15 [ yhNFC4XE ]
俺は、秘豆を弄る手を、彼女の赤い突起に触れさせてみた
イシス「あっ、ソレは触っちゃ駄目ぇ!!」
かなり大事なものらしい、なら触らないほうが良いだろう、
イシス「マスター、本当に、私、イッちゃいますぅ」
俺がモノを抜くたびに、接合部から愛液が溢れ出る、
そして、俺がモノを奥まで突き込むと、彼女の膣が激しく痙攣しているのが良く分かる、
アオイ「俺もそろそろ出る」
イシス「中に、中に出して下さい、私、マスターの子なら、孕んでも構いませんから」
ジュプ、ジュプ、ジュプ、ジュプ、チュク、チャプ、
イシス「ふぁっ、私、もう、だめぇ・・・もう、イッちゃいますぅ・・・」
アオイ「おれも・・・もう、限界・・・」
俺が、一気にモノを彼女の中に入れると、
彼女が体全体で痙攣して、イッてしまった
イシス「ひゃっ!!マスター!!」
イッてしまった彼女の膣の痙攣により、俺の射精も促され、
直ぐに俺もイッてしまった、
アオイ「イシス、もう、出るっ、うあ!!」
ビュルルルルルッ、ピュッ、ピュッ
イシス「ふぁぁ、熱い、熱いですぅ、マスターの精液が、私の御腹の中にぃ」
奥の方で出しているので、俺の放った精液は全て彼女の子宮の中に入ったと思う、
このまま放って置けば確実に子供が出来てしまう、それだけは何とかして避けたい、
アオイ「イシス、余韻に浸っている所申し訳ないが、チョッと口をあけてくれ」
イシス「?」
彼女が、少し口をあけた所を狙って、俺は彼女の口の中に一つのカプセル薬を入れた、
案の定、彼女は其の薬をキッチリと呑んでくれた、
イシス「ん・・・何ですか?今呑ませたの?」
アオイ「俺の親父特製の避妊薬だ、正式には薬ではなく、受精と着床を妨害する為だけに作られた、
ナノマシンだ、コレであと一ヶ月は避妊治療をしなくて済む」
イシス「私と子供を作るのは・・・嫌ですか?」
俺としては良かったのだが、彼女は少し残念そうだ、
イシス「マスターの子供・・・欲しかったな・・・」
そんな所まで考えていたか・・・
アオイ「また、何時かな、其のときまで、幸せは取っておけ」
イシス「はい・・・」
俺は、もう一度彼女を抱きしめ、唇を重ね合わせた、
ふと、スカウターの時計を見ると、既に午前弐時をまわっていた、
そんな長い時間ヤッていた記憶がないんだが・・・
セックスとは人の時間間隔を狂わせる力が有るらしい・・・
気をつけなければ・・・
俺が彼女の秘部からモノを抜くと、少しだけ、入り切らなかった精液が、膣口から溢れてきた、
その精液をティッシュで拭くと、また、綺麗なピンク色をした彼女の秘部が見えてきた、
ココでまた発情してしまっては永久にループしてしまうので、
性欲を押え付けて、放心状態の彼女にパジャマを着せた、
と、同時に俺のモノに付いている愛液もティッシュで取り、
パンツとズボンを履きなおして、
布団に潜り込もうとした瞬間、イシスとは別の声が、俺の後ろから発せられた
エミ「全部見させてもらったぞ」
二人「ギクッ!!!」
驚いて振り向くと、障子から少し眠そうな顔を覗かせているエミの姿が・・・

488 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/03(火) 18:46:47 [ yhNFC4XE ]
彼女は寝巻として、真っ白な浴衣を着ているらしい、
白い肌と良く似合っている、
エミ「青春を送るのも良いが、もう少し静かにしてくれ、眠れなかった・・・」
アオイ「それ以前に、こうなる前に注意してくれよ」
イシス「覗いてたんですか!?そんなぁ、恥かしいですぅ」
彼女は、突然目に気力を取り戻し、
顔を真赤にすると、自分の布団に飛び込んで掛け布団に包まってしまった、
エミ「安心しろ、誰にも言わん、私達だけの秘密だ」
アオイ「誰かに言ったら、今度はお前を犯してヤるからな」
エミ「ソレくらい分かっている・・・」
彼女はそれだけ言うと、押入れの障子を閉じてしまった、
エミ「(むしろ・・・犯して貰いたいくらいなんだけどな・・・)」
彼女が指を這わせる先は、ビショビショに濡れていた・・・
エミ「(あんな、凄いのを見せられたら・・・私だって・・・濡れてしまう・・・)」
と言うわけで、彼女だけ一人で弐回戦目に突入していった・・・
俺も、布団に入ると、念力で豆電球状態の電気を消した、
アオイ「イシス、エミ、お休み・・・」
ソレっきり、俺の意識は無くなっている、恐らく初めてのセックスで疲れた所為だろう・・・
・・・
・・・
エリア・253、ナナシマの一つ、七の島上空・・・
七の島の上は厚い雲に覆われている、台風だ、
そして、その巨大とも言える台風の目の、遙か上空を飛ぶ、人間・・・
その体の後ろと側面を六枚のRBのような形をした光の翼が取り囲んでいる・・・
突然、ピピピと言う呼び出し音が鳴り、
その人間の前に男の顔が写る、小さなホログラムのウィンドウが展開された、
???「台風の発達状況は如何だ?」
この問いに、その人間は軽く笑みを浮かべて返答した、
??「はい、特にジフェイタスへの影響は無さそうです」
???「ふむ、分かった、天気予報ご苦労様、君に大事な話がある、一度戻って来い」
??「はい、分かりました」
其の人間は、ウィンドウを閉じると、
東の方角に、とんでもない速さで消えていった・・・

489 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/03(火) 18:52:26 [ yhNFC4XE ]
なんか、あんまりハァハァ出来そうになくてすいません、
情景描写やら焦らしやら入れていたら二百八十四行に渡る、
長編に成ってしまいました、どうぞ、お許しください、
直球的な言葉に御気を悪くした方には、深くお詫び申し上げます・・・
取り合えず、メインのエロシーンが(イシス×アオイ)に出来て良かったです、
一歩間違えば(ツバキ×シズク)に成っていましたから・・・
次回は新しいキャラを出す予定です、どうぞ、御楽しみに

490 名前:347 投稿日:2006/10/03(火) 21:12:23 [ qt7g5yKE ]
>>489
待ちましたよーw
イシスさんは嘗てのアストレア以上にストレートですな。
「私と子供を作るのは・・・嫌ですか?」でウッときた。
エミさんもなかなかいい味出てますし。


(もっと下がらないと駄目かな…)

491 名前:食料調達兵(?) 投稿日:2006/10/03(火) 21:56:29 [ VGYn6oAA ]
どうも、食達兵です。今度こそ半角英数でsageと入れました。
>>489 ご苦労様です。感想の代わりに、熱いコーヒー置いていきますね。
  
 ( )
 () 
つС□←コーヒー(ブラック)

短い感想すら述べられない自分・・・・orz
それでは。

492 名前:ケーキ 投稿日:2006/10/04(水) 00:15:27 [ n07jZvyU ]
>>484
突然ですがイシスにグッときました。
想いも伝わってなぜかこっちまで一安心です。
一人で2戦目突入してしまうエミさんもいい味出してます。

493 名前:98 投稿日:2006/10/04(水) 18:09:58 [ wLZjrzKo ]
ワカバ中央病院。
 気がつけばユウがこの病院に入院してから、一月が経過していた。
 怪我の方も外傷はほとんど目立たず、脚のほうも順調に治っていた。
 ただ問題は左腕。
 ボルトを入れて固定するにしても骨が粉々では。
 今は人口骨で繋ぎとめているものの、直すのは難しい。
 ユウの心にはもどかしさが生まれていた。
「うーん、流石に腕のほうはどうにも出来ないな……」
 定期健診を受けているユウ。
 付き添い出来ていたサーナイトとアルトもその話を聞いていた。
 ミシロタウン唯一の病院、中央病院。
 やはり都会の病院に比べれば、施設などにも限界がある。
「この中央病院では治せないと……?」
「結論から言えば、そうなるかな」
 主治医の説明は続けられる。
 ここで手術をしても治る確率は低い。
 多少遠いがカナズミやカイナ、ミナモに赴くことを勧められた。
 都会の病院ならば何とかなるかもしれない。
 そう言うことである。
「何とかしてあげたいけど……すまない。力不足だ」
「先生……」
 立ち上がり、松葉杖を支えに歩き始める。
 腕が治らなければどうしようもない。
「マスター、思い切って他の病院に移ってみてはどうでしょうか」
「他の病院……か」
 他の病院に行けば治るかもしれないが。
 どこへ行けばいい。
 自分は、どこへ向えば良い?
「もしかして、ご主人様……」
「ん?」
「レンさんと別れるのが辛いんじゃなくって?」
 そうか。
 中央病院を離れると言う事はレンとも会えなくなると言うこと。
 この一月「ユウ、サーナイト、アルト、レン」の四人組が既に定着しつつあった。
 もう少し、考える時間が欲しい。

494 名前:98 投稿日:2006/10/04(水) 18:10:35 [ wLZjrzKo ]
その日、午後から雨が降ると言う予報だった。
 現に昼には空は曇り始めていた。
 こういう天気の日は自然と鬱になる。
 病室にはいつもの四人が顔をあわせていたが。
「はぁ……」
 ユウだけはため息ばかり。
 これで何回目のため息だろう。
 レンはサーナイトとアルトに耳打ちをした。
(ねぇ、ユウくんどうしちゃったの?)
(その、何と言うか……)
(先ほどの定期健診で、この病院では腕を治せないと言われたんですわ)
 それはがっかりするだろう。
 ユウの場合別のことも含んでいるが。
 ため息ばかりのユウ。
 そんなユウの頭をレンは撫でてみる。
 そして微笑み。
「大丈夫よ。きっと腕治るわよ」
「レンさん……」
「お姉さんが言うんだから間違いないわ」
 その自信はどこから来るのか分からないが。
 今だけはいつものように「タメなんだから」と突っ込むのも面倒。
「ね?」
「そうですよ、大丈夫ですよ!」
「そんな事でへこたれるなんて、ご主人様らしくありませんわよ?」
 サーナイトはどう思っているか分からないが、アルトは気付いているはず。
 本当はレンと離れたくないと言うことが。
 好きと言う感情まではいかない。
 けれど、一緒にいたい。
 そんな微妙ともいえる念に、ユウは囚われていた。
 それから抜け出すのは、至難の業。

495 名前:98 投稿日:2006/10/04(水) 18:11:13 [ wLZjrzKo ]
さて、その日の午後。
 ちょうどリハビリまで2時間と迫った時だった。
「ふえぇ、また負けました……」
 ユウたち三人はカードゲームをしていた。
 メディア何とかが出しているポケモンカードゲームである。
 何百種類のあるカードを60枚の山札として競い合う人気のカードゲーム。
 ユウが趣味で集めていたものを、サーナイトとアルトが持ち込んだのだ。
 もちろん初心者も初心者、「ど」がつくほど初歩的なデッキなので大会などで勝てるわけが無い。
 しかしこうして仲間内で遊ぶにはちょうどいいのである。
 対戦成績はユウが1勝2敗、アルトが3勝0敗。
 そしてサーナイトが。
「まさか……サーナイトがここまでカードゲームに弱いとはなぁ……」
 サーナイト、0勝3敗。
 どのデッキもそんなに差は無いはずだが。
「お前、カードを出すタイミングが早すぎるんじゃないか……?」
「と、いうよりも正直すぎる気がしてなりませんわ」
「えう……」
 泣きのもう一回。
 今度はサーナイトが勝てるようにしてみようと。
 かなり手加減をしたつもりだが。
「ふえぇ……」
「………」
 絶望的な弱さだった。
 誰だって得意不得意があるものだが。
 これは少し、弱すぎる。
「他の事でもするか」
 その後もババ抜き、ポーカー、ウノなどなど。
 様々なカードゲームをしたが。
 サーナイトが勝てたのは僅か一回。
 それもババ抜きで運よく。
 ポーカーにいたっては、よい手札だとすぐにやけていた。
 ポーカーと言う名前の意味を知っているのだろうか。
「ごめんなさい……」
「いや、謝らなくても良いよ。うん」
 何だか微妙な空気になってきた。
「ま、誰にでも不得意なものはありますわ」
 アルトが慰める。
 何だかほほえましい光景だった。
「ユウくん、いるー?」
 レンが病室に入ってきた。
 リハビリには早すぎる。
「遊びに来たよー」
「遊びにって……」
「仕事はどうしたんですか?」
「今は休憩なのよ。だから暇でねぇ」
 そう言うと椅子に座る。
 ふと、ベッドの上に散らかっているトランプを見つけた。
「あー、トランプー。私もやるー!」
「良いですけど……」
 レンを交えてのババ抜きが始まった。
 初めは、また先ほどと同じ結果になるんじゃないかと。
 そう思っていた時期がユウにもあった。
 が、それは開始早々に覆された。
「あがりですー!」
「うぇ、ちょ、早っ!」
 サーナイトが一抜けをした。
 いきなりトランプの腕でも上がったのか。
 そんなことは無い。
 ユウたちが弱くなったのか。
 それもない。
 原因は、レンにあった。
「あれー……? 手札事故が起きちゃったー」
 サーナイト以上のカードゲーム下手だった。
 ときどき手札が見えているから困る。
 注意しようにもこの手のタイプの人は自覚が無いので、逆に怒られる可能性が高い。
 結果的にレンが負けたのだが。
 何だか悔しくなった。
 もう一勝負してみる事に。
 結果。
「わはーい、また勝ちましたー!」
「ば……バカな……! さっきまであんなに弱かったサーナイトが2回続けて一抜けだと……!」
 そう。
 何故かサーナイトがもう一度一抜け。
 その後の順位はアルトが二抜け、ユウが三抜け、そしてレンが一番最後だった。
「あ、あはは……ごめんね、弱くて」
 どこかで見たような光景だった。

496 名前:98 投稿日:2006/10/04(水) 18:12:02 [ wLZjrzKo ]
さて、トランプの時間は過ぎ。
 ユウはリハビリのために病室を出た。
 サーナイトとアルトも、帰ると言い出した。
 足の調子も良い。
 車椅子ではなく、もう松葉杖で十分だった。
 あとは粉砕された腕だけ。
 砕かれた骨はもう全て摘出されたのだが。
 動かないということがこんなにももどかしいとは思わなかった。
 リハビリは順調に進んでいった。
 とりあえず松葉杖が取れるまでは、このリハビリを続けるつもり。
 その後の事は分からないが。
「はい、その調子でゆっくりとー」
 初めのころに比べるとダイブ落ち着いて歩けるようになっていた。
 焦ってばかりだったあの頃。
 だけど様々な人に励ましてもらって。
 ここで躓くわけにはいかない。
「はい、ご苦労様」
 リハビリが終わる。
「手伝おうか?」
「あ、いえ、大丈夫ですよ」
 松葉杖で歩いていく。
 手伝ってもらえば早くに病室につくことが出来るが、これもリハビリの一環として捉えればどうと言う事は無い。
 意外と松葉杖で歩くのは体力を消耗する。
 これは気付かないうちに体力アップになっているかもしれない。
 と、ちょっとだけ邪推してみる。
「おお、やっと着いた」
 いつもならば5分足らずで病室に着くところだが。
 松葉杖では慣れていないのか10分が経過していた。
 病室のドアを開ける。
 サーナイトもアルトもいない。
 トランプも綺麗に片付けられている。
「今日は静かに終わりそうで良かった……」
 ベッドに潜る。
 いかん、眠くなってきた。
 が、その前に。
「何でだろう……、起きっぱなしじゃないか」
 股間が膨らんでいる。
 別にそっち方面の事を考えたつもりは無いのに。
 仕方が無い。
 一人で処理をするしかない。
 ティッシュ箱を用意する。
 ベッドに潜ったまま、ズボンを下げる。
 誰かに見られるわけには行かないがやはり窮屈。
 そこで少しだけ布団を捲くる事に。
 夕食までまだ時間はある。
 検温も今日はもう無い。
 誰かが入ってくる可能性は万に一つもない。
「くっ……はぁ……うあっ!」
 まさに絶頂を迎えそうになった。
 が、ここで人が入ってくるのがやはりお約束と言うもので。
「ご主人様ー? 失礼しますわー」
「っ!?」
 病室の扉が開いた。
 そこにいたのはアルトだった。
 アルトは横になっているユウの、まずは顔を見て。
 次にゆっくりと視線を移していく。
 ユウは硬直したまま。
 体も股間も。
(ひぃぃぃああああああああああああああっ!?)
 小刻みに震え上がるユウ。
 その様子を見てあるとはにやりと笑みを浮かべる。
「あらあら、いけませんわねぇ……一人で処理をしては」
 鍵をかけられた。
 アルトがベッドの淵に座る。
「ダメですわよ? 一人でしては」
「仕方ないじゃないか……こうするしか」
 ベッドの中にアルトが潜り込むと、いつものように肉棒に口を近づけた。
 が、今日はそこまでだった。
 怪訝そうな表情を浮かべるユウ。
 暫く考え込むアルト。
「いい事を考えましたわ」
「なにか?」
「ご主人様、そこに座ってくださいな」
 そういって床を指差す。
 もちろん股間は丸出しのまま。
 逆らうと後が怖そうなので一応従う。
「ふふ……良い事をして差し上げますわよ」

497 名前:98 投稿日:2006/10/04(水) 18:13:06 [ wLZjrzKo ]
床に座ったユウの股間にアルトの足が伸びる。
 優しく包み込むと、上下にゆっくりとしごき始める。
 俗に言う足コキと言うやつ。
「ふふ、足でされてぴくぴく動いて……ご主人様ったら」
「う、ふぁ……! くっ……うぅ」
 足で擦るたびに肉棒が動く。
「口や手でされるよりも、んぅ……よっぽど興奮しませんこと?」
「確かに……これは………」
 口や手と違い、えもいわれぬ快感に襲われる。
 次第に汗ばんできたアルトの足。
 ぴったりと肉棒にくっ付く。
「はぁ……んっ、ご主人様の、これ……ひくひくして、もう出そうですか……?」
「多分……そろそろ」
「でも、まだダメですわ」
 きゅっ、と根元を締め付ける。
 今まで高ぶっていた射精感が嘘の様に引いていく。
 なのに先汁だけは溢れてくる。
 なおも足でしごかれ、射精しそうになると根元を締め付けられる。
 その繰り返しだった。
 射精したくても射精できない。
 なんていう拷問だろうか。
「あ、はぁ……サーナイトも、ん、この感じ、味わっていますわよ……」
「そうかも、な……」
「辛いんですのよ? 気持ちが高ぶっているのに……こういうことが出来ないのって。帰ったらサーナイトの相手をしてあげないと」
「それって、とどのつまり……レ」
「それ以上は言ってはいけませんわ」
 根元を締め付けられる。
 これで何回目だろうか。
 だが、限界だったようだ。
 肉棒が膨れ上がり、今まで溜めていた精液が吐き出される。
 その精液はアルトの足の裏にべっとりと付着した。
「あらあらぁ……こんなに吐き出して。よっぽど溜まっていたんですのねぇ」
「いや、アルトが無理に止めるからー……」
 最後まで言う前に、ユウの顔の前に足が出された。
 何のつもりだろうか。
「何? これをどうしろと……」
「舐めて欲しいですわね」
「なめ……えぇっ!?」
 くいくい、と足を動かして挑発する。 
 どうして今日のあるとはこんなにも積極的なのだろう。
 いや、いつもそうなんだろうけど。
 早く、早く、とまるで言っているように動くアルトの足。
 やらなければ終わらないだろう。
 なるべく精液の付着した足の裏には舌を回さないように。
「………ぴちゃ、じゅりゅ……」
「ふあぁ……ご主人様が私の足を…………犬のようにぺろぺろ舐めてるぅ……!」
 背筋に冷たいものでも当てられたかのように震え上がるアルト。
 ユウは指を口にくわえて舐め続ける。
 ユウを征服したという感覚がアルトの中に芽生えていた。
「あぁ、そうやって……まるで立場が逆転したようですわぁ……んぅ」
 自らの秘部を弄ぶ。
 愛液が溢れ、太ももの内側に広がっていく。
 秘部の内側に指を滑らせる。
「あっ! んふあぁ……んっ、すごい、嫌らしい音がぁ……! んあぁんっ!」
 一際、体が跳ね上がる。
 愛液が今まで以上に溢れ、シーツを濡らしていく。
 ユウの口から足が離れた。
 もう良いのだろうか。
 絶頂を迎えたあるとはただベッドの上で痙攣していた。
 頬が紅潮している。
 こうしてじっと見るとサーナイトよりも幾分か色っぽかった。
 のどが鳴った。
「アルト……!」
 その濡れたままの秘部に、肉棒を挿入した。
「んぅ……今日のご主人様……いつもよりも素敵ですわぁ」
 足を持ち上げ、ひたすらに肉棒でついていく。
 濡れた秘部がきゅぅっ、と肉棒を締め付ける。
 先ほどの足とはまた違う締め付け。
「んあ、ふぁむぅ! ひゃぁっ! ご主人様! ごしゅじんさま!」
 先ほどとはうってかわって、大人しく攻められる。
 胸が揺れ、目からは涙が。
 ただ辛くて泣いているのではなく。
 またそれは別に理由なのだが。
「アルト……、アルト!」
「ふあ、ふぁああああああああああんっ!」
 アルトの膣内には精液が吐き出された。
 一通り吐き出し終えると、肉棒を抜いた。
 アルトの秘部から納まりきらなかった精液が溢れた。
 まず人間だったら妊娠していたかもしれない。
 相手がレンではなくてよかったと、つくづくそう思った。

498 名前:98 投稿日:2006/10/04(水) 18:14:04 [ wLZjrzKo ]
アルトとの性行為の後、彼女はすぐに家に帰った。
 まだこれからサーナイトの相手をしなければならないのだ。
 なるべく早く帰って早く終わらせたいとの事。
 ユウもシーツを何食わぬ顔で洗濯室に出していた。
 さすがに愛液やら何やらで濡れたシーツで寝るわけにはいかない。
 隠蔽工作としてわざとジュースをこぼしておいたからばれる事は無いと思うのだが。
「ふぅ、これで大丈夫……かな」
 病室に戻ると同時に、一陣の風が吹いた。
 そしてそれはベッドの上に横たわっていた。
 ボロボロのマント。
 薄い紫色の皮膚からは血が流れている。
「ミュウツー!?」
「う……ぐ……」
 
(第十八話  完)

499 名前:98 投稿日:2006/10/04(水) 18:21:50 [ wLZjrzKo ]
第18話ですー。
次回辺りからまた話が動き出しそうです。
それにしても「アルトに攻められてぇ」、と書いていて思った僕はもう末期症状です。

>>484
 作品読みました。
 とりあえず……アオイさんもイシスさんもお疲れ様でした。
 次回からそちらの話も急展開でしょうか。
 楽しみですねw

500 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/04(水) 18:27:03 [ WP/nFQ2A ]
おお、新作ですね、
やはりこっちの方が上手いです、
さて、ミュウツーは一体如何したんでしょうか?
『グラードンとカイオーガにボコられたんじゃないんですか?』
良い歳した女の子が『ボコられる』なんて単語、言うもんじゃ有りません
『すいません』
とにかく、98さんの小説は面白いです、はい、
『同意見です♪』
これからも頑張ってくだされ

501 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/04(水) 18:39:23 [ WP/nFQ2A ]
言い忘れ、次の話で仲間を一人増やす予定です・・・

502 名前:347 投稿日:2006/10/04(水) 23:26:07 [ LUGXmNaY ]
>>499
サーナイトも寂しいのですね。

えちぃ展開ばかりになるとマンネリ化しやすいので、ストーリーの方にも期待。
えちぃ小説はストーリーとのバランスが難しいと聞きます。
(「えちぃ」という表現が気に入りました。露骨なのはイヤなので。)

>>500
おめでとう!

503 名前:98 投稿日:2006/10/05(木) 22:39:49 [ wLZjrzKo ]
こんばんは、98です。
短大の成績ヤベェー……。

>>500
 500おめですー。
 まあ確かに言われているとおりボコられたんですけど、ただボコにされたわけではありません。
 ちゃんと理由もありますよー。

>>502
 最近ユウが病院にばかりいるので寂しいんですー。
 アルトとサーナイトの絡みも書きたかったんですけど、無理でした……。
 えちぃという響き、僕も好きです。
 エロいんだけど、エロさをあまり感じさせないので。
 もうえちぃシーンがマンネリ化してきたので、しばらくえちぃシーンは取っ払います。
 いよいよストーリーを進めないと完結しなさそうなので。

504 名前:水銀将軍 投稿日:2006/10/06(金) 22:41:42 [ TyqRA1Os ]
どうも、今晩は。寒くなってきましたね。朝晩は冷えるので気をつけてください。
自分はサーナイトと温め合(ry

>>465
名前を微妙に変えるのがなかなか楽しいです。
ダイパの方ですが、私は全然進んでおりません。あー、早くサーナイトを見たい!
>>471
説教といっても『こいつぅー』って感じの説教ですけどねw
残りのメンバーについては・・・フッフッフ
>>472
彼は昔何かあったんですよ・・・謎が多い奴です。
短大頑張って下さい。

さて、続きを投下します。

505 名前:水狼将軍 投稿日:2006/10/06(金) 22:42:36 [ TyqRA1Os ]
「今は潮が引いてるけど所々に水溜りがあるから気をつけろよ」
「はい」
浅瀬の洞穴、海のど真ん中にあるその洞窟は浅瀬の塩と貝殻が取れることで有名な場所。
塩は料理や清めの儀式などで幅広く使われ、貝殻はその綺麗さから装飾品として人気がある。

「依頼はこの麻袋一袋分か・・・俺とエンブレスだけじゃ時間が掛かり過ぎるな・・・」
俺は№3のボールに手を掛けた。
「出て来い!ハッサム!」
ボールを放ると光に包まれながらハッサムが出てくる
「(三番!ハッサム!馳せ参じました!!)」
相変わらず礼儀正しい奴だ。力を抜いていいぞ
「ハッサム、任務だ。」
「(ハッ!)」
「この袋一杯に浅瀬の塩を詰めること、これが今日の依頼だ。お前も手伝ってくれ、じゃ」
俺は採取ようカップを持って塩を探しに行く
「(御意・・・はっ!ご、ご主君!!拙者の腕は見ての通りハサミでありまして、どうやって採取するんですかぁ!!)」
ハッサムがあたふたしていたが、気にしている暇はない、早くしないと潮が満ちてくる

「ご、ご主君も無理を・・・!? そ、そうか!!これも修行でござるな!!
よ、よし・・・このハッサム、何としてもあの袋一杯の塩を採取してみせるでござる」
歩くこと数歩、塩が吹いているところを発見した。
「よ、よし・・・」
ハサミを開き、塩を覆うように被せる
「このまま・・・」
ゆっくりとハサミを閉じる
ガボッ
「で、出来た!!ん・・・?」
塩を採った後の地面を見るとハサミで抉ってしまっている。
「だ、駄目だぁ!!砂まで一緒に採ってしまている!!」
塩の中に砂が入ってしまっては駄目である。
この塩はそのまま使うから良いのであって塩と砂を分別する作業をしないのである。
「お、おのれ・・・こ、これも修行でござる・・・」
「どうしたハッサム!困っているようだな!」
ハッサムは後ろから聞こえた声に振り向いた。
「お前は!!」

506 名前:水狼将軍 投稿日:2006/10/06(金) 22:43:12 [ TyqRA1Os ]
「ご主人、ハッサムに塩採りを任せてよかったんですか?」
「ああ、あいつの素早さを生かせばすぐだろ」
俺とエンブレスは塩盗りをハッサムに任せ、浅瀬の貝殻を採りに洞窟の奥深くに向かっていた
「そうじゃなくって、ハッサムのあのハサミで塩なんか採れるんですか?」
「!!」
そうだった!ハッサムの手はハサミだってことを忘れてた!!
「あの人絶対『修行でござる』とか言いながらやりますよ」
「う・・・」
「あーあ、可愛そうなハッサム」
エンブレスは呆れている
「早く貝殻を見つけて手伝いに行ってやろう・・・」

エンブレスと歩いていると水が溜まっている所があった。
「かなり深いな、泳いでいくわけにもいかないからな・・・」
「私が向こうまで念力で浮かせてあげましょうか?」
「うーん・・・結構遠いからな・・・仕方がない」
腰に手を回し、№5のモンスターボールを取る
「ギャラドス!!出番だ!!」
光に包まれながら蒼い龍が姿を現す
血走った目、鋭く尖った牙、そしてその長く太い体
「グオオオオオオォォォォォォォォォ!!!!!」

507 名前:98 投稿日:2006/10/07(土) 16:48:27 [ wLZjrzKo ]
>>506
 こんにちは、98です。
 風が凄い……。

 今回はギャグ回ですか?
 ハッサムのうっかりぶりに萌えwww
 君主に真面目に使えているキャラほど、ギャグでは大いに活躍するということですか。
 「うたわれるもの」のトウカ然り、ハッサム然り……。
 
 次はギャラドスの出番?
 早く終わらせてハッサムを手伝ってあげてください(ぉ

508 名前:0.1 投稿日:2006/10/08(日) 11:43:00 [ rEMinCgg ]
98様も閣下様も凄すぎですな。
ハッサム可愛いですねw
ハッサムの考えを悟ったエンブレスも可愛いですw
ギャラドス暴走しなければいいんですが。

509 名前:98 投稿日:2006/10/08(日) 18:36:52 [ wLZjrzKo ]
ミシロ中央病院。
 ユウのベッドに、ミュウツーは横になっていた。
 外傷は「じこさいせい」で治っていたが。
 内面的な怪我が響いているのだろう、動くことは厳しいようだ。
「すまない……」
「いや、俺は別に良い。怪我もほとんど治っているから椅子でもな」
 ユウは椅子に座っていた。
 ちなみに現在夕方の5時30分。
「で、何があった? お前がそんなにボロボロになるなんてな」
「………私は、あの山に行ってきたんだ」
 ユウがこの病院に入院したてのころ、ミュウツーが現れて少しだけ話をして消えた。
 それはこのホウエンを見てまわるために。
 その旅の初めのとき、彼はある人物達と会っていた。
「おくりびやま……このホウエンに住む人々にはそう言われているあの山に」
 ミュウツーは語り始めた。
 
 旅を始めたころ、ミュウツーはふとミナモシティの近くにそびえ立つ山に登っていた。
 死んでしまったポケモンをトレーナーが見送る場所。
 おくりびやま。
 トレーナーとポケモンの、本当の絆が見られる場所。
 ミュウツーはその内部、墓地に足を踏み入れた。
 多くのトレーナーが悲しんでいた。
(私には、そう言うトレーナーはいないな……)
 何せ自分は作られた存在。
 トレーナーと呼ばれる者はいない。
 かつて自分を意味もなく生み出した世界に「逆襲」しようと、多くのトレーナーを集めたことがあった。
 しかしそれは、一人のトレーナーによって阻止。
 ミュウツーもまた、考えを改める事になった。
 思えばその時からだった。
 少しは人間を、信じてみてもいいかと思い始めたのは。
 ミュウツーは別の出口を見つけた。
 外に繋がっているようだ。
 おくりびやまの山道を登っていく。
 外には野生のポケモンが多数住み着いていた。
 かといって戦う素振りも見せない。
 ミュウツーは、頂上を目指して登った。
 そこに何があるのか、全くの見当もつかない。
 石段を登り、頂上に着いた。
 当たりは霧で覆われており、残念ながら周囲を眺めることはできない。
 しかしながらそれはそれでとても神秘的な光景だった。
「人間はこういうときに、「綺麗」と言う言葉を使うんだな……」
「お客さんかな?」
 不意に後方から声が響いた。
 そこには60過ぎと思われる老夫婦が立っていた。
 ミュウツーはマントに備え付けられているフードを被る。
 別に顔を隠さなくてもいいと思うが。
 そこは彼なりの心境と言うものがあって。
「これは珍しい……。こんなちんけな場所に人が来るなんて」
「私は……」
「ゆっくりとしていくと良い。そうは言っても何も無いところだけどねぇ」
 老婆が言う。
 何故だろう。
 この二人は分かっているはずだ。
 自分が人間では無いと言うことくらい。
 自分が自然体のポケモンではない事くらい。
 だけどどこか安心できる。
 実に久しぶりだった。
 心を許す事の出来る人間に出会ったのは。

510 名前:98 投稿日:2006/10/08(日) 18:37:33 [ wLZjrzKo ]
それから数日、ミュウツーはおくりびやまに滞在した。
 ホウエンにまつわる古代ポケモンの話を聞き。
 この頂上に祭られている2つの宝珠の話を聞いて。
「ところでお前さんはどこから来たのかな?」
「……どこから、と言われましても」
 自分がどこから来たのかなんて分からない。
 気がついたら、この世に生まれていた。
 カントーから来たといえば嘘ではないが。
 それは自分が作り出された場所。
 自分はどこから来て、どこへ行くのか。
「自分はどこから来て、どこへ行くのか……未だ分かりません」
「そうかえ。人間も同じじゃ」
 老婆の淹れてくれたお茶を飲む。
「人間も、どこから来てどこへ行くのか誰にも分からん。言うなればお前さんはポケモンではなく、「人間に程近いポケモン」として生きればいいんじゃないかのう」
「人間に程近いポケモン……?」
「人に憎しみを理解し、悩み、こうして旅をしている。人に必要なもの全てをお前さんはその中に持っておる」
 人とポケモンは違う。
 しかしこの人はその考えを根底から覆していた。
「人に必要なのは力でも権力でもない。悩んだり、苦しんだり、喜んだりする「心」じゃよ」
「それを無くしたときがその存在の終わる時……と言うことだ」
 その言葉がミュウツーの脳裏に焼きついた。
 心の無いものは生き抜くことが出来ない。
 そしてその存在は偽りとなる。
「………そろそろ、行かなければ」
「もう行くのかね?」
「ええ。心と言うものは何か、この地方を回って学びたいと思います」
「そうかえ、そうかえ。もし良かったらまた寄ってくれると嬉しいねぇ」
「ぜひ」
 ミュウツーはマントを着て。
 おくりびやまを降りていった。
 その日は嫌に風の強い日だった。
「………………と、こんな事があってな」
 ユウは黙って聞いていた。
 まさかおくりびやまの老夫婦とミュウツーにそんな事があったとは。
 だが、肝心の怪我についてはまだ語られていない。
「お前もいろんなことを学んだんだな……。俺が入院してる間に」
「そう言うことだ。そろそろ話を続けてもいいか?」

511 名前:98 投稿日:2006/10/08(日) 18:38:35 [ wLZjrzKo ]
おくりびやまを出たミュウツーはそれから再びホウエンを見てまわった。
 その途中でサイユウシティに辿りついたミュウツーは、ふと何かの気配を感じた。
 重々しく、禍々しい。
 息の詰まるようなその気配は、地下からだった。
 そう、ミュウツーとユウが初めて出会い。
 ユウが入院する原因となった地下室での戦いだった。
 見ず知らずの男を助ける。
 少し前では考えられない事だった。
「早く、逃げろ」
 ユウを逃がす。
 死ぬかもしれない。
 だが不思議と恐怖は無い。
 しかし勝てると言う自信も無い。
 ここは、下手に立ち回らないほうが吉か。
「……はぁぁぁっ!」
 目には見えない強力な力がグラードンに働く。
 巨大なグラードンの体が持ち上がり、勢いよく叩きつけられた。
 今だけは感謝しよう。
 最強のポケモンを目標に自分に与えられたこの力。
 今だけは。
「今だけは!」
「何を……!?」
 激しく揺れる地下室。
 そうしてミュウツーは姿を消した。
 ミシロ中央病院でユウに自らの姿を晒し、彼は再び外へ。
 ユウが大怪我を負った。
 そしてあの老夫婦から聞いたグラードンとカイオーガが目覚めた。
 あの男がもし本気を出したらこのホウエンは消えてなくなる。
 どうしたら良いのか。
 そこであの老夫婦の話をもう一度思い出すことに。

「昔、まだホウエン地方がこの世界に生まれる前。
 2体のポケモンが互いの力を競い合っていた。
 一体は陸地を広げ。
 もう一体は海を広げ。
 互いに互いの力を見せ付けあうように、競い合っていた。
 しかしそれはやがて、破滅への道へと変貌していた。
 人々は恐怖した。
 2体のポケモンは、果て無き力で相手を潰そうとしていた。
 そんな時、どこからか緑色の竜が現れ、2体を鎮めた。
 そして人間達に紅い宝珠と蒼い宝珠を授けた。
 その後、2体のポケモンはどこかへと去っていった。
 緑色の竜は告げた。
 その宝珠があればあの2体は大人しくなる、と。
 心正しき者が扱えば、未来永劫の平和が約束され。
 心悪しき者が扱えば、未来永劫の平和は約束されない。
 人々は2体のポケモンにこう名づけた。
 グラードンとカイオーガ」

512 名前:98 投稿日:2006/10/08(日) 18:39:54 [ wLZjrzKo ]
そう言うことか。
 ミュウツーはもう一度おくりびやまへ向かう事にした。
 地下室での戦いでは男はグラードンの力を上手く制御できていなかった。
 ただし、もしあの男が2つの宝珠を手に入れれば。
 おりびやまに着く頃には地下室での戦いから4日が経過していた。
 前来たときと何ら変わらない。
 違うと言えば。
「人間が、いない……」
 変な言い方だが、何時もはおくりびやま内部の墓地は人で溢れていた。
 それが今日は一人もいない。
 頂上へと続く道を歩いていく。
 人が一人もいなかったがポケモンも一体も姿を現わさないのはどういうことか。
 辛うじて、チリーンを見つけた。
 一体これは何事か。
 そう尋ねるが、チリーンは答えない。
 いや、答えられないのか。
 小刻みに体が震えている。
 頂上で何があったのか。
 足取りを速める。
 石段が見えてきた。
 頂上まであと少し。
 が、最大の異変に気付いた。
 おくりびやま頂上付近は、霧で立ち込めている。
 その霧は一説だと2つの宝珠を守るためのものだと言われている。
 その霧が、その時は発生していなかった。
 宝珠を守るための霧ならば、霧が発生していないのは。
「……遅かったか」
 頂上にたどり着いた。
 そう、全ては遅かったのだ。
 血まみれの祭壇。
 辺りに立ち込めているのは霧ではなく、異臭。
 散っている肉片が、その惨状を物語っている。
 肉片は、ここで出会った老夫婦のものだった。
 ミュウツーの膝が折れ、地面についた。
 祭壇に宝珠が無い。
 あの男が持っていったのだろう。
 宝珠を、奪うためだけにここまでするのか。
 何と愚かなのだ、人間は。
 欲しいもののためには他人の命など無碍にする。
 ミュウツーの手が、肉片に触れた。
 死後硬直が始まっているのだろう、既に肉片は硬く。
 冷たくなっていた。
「う、うあ……!ううああああああああああああああああああああああああああああああっ!!」
 彼の叫びが山に木霊する。
 その時だ。
 風が震えた。
 味わった事がある、この威圧感。
 そう、地下室で。
 後ろを振り向くと、そこにはグラードンとカイオーガを手中に収めたあの男が立っていた。
「き、さ……ま!」
 風の影響でフードが外れた。
「ほう、誰が来ているかと思えば……人工的に作られた忌むべきポケモン、ミュウツーか……。これは珍しい」
「貴様がこの老夫婦を殺したのか……」
「さて、な」
「殺したのかと聞いている!」
 久しぶりだ。
 こんなにも人間を殺したいと思ったのは。
 答えは分かっている。
 だが、この男から、その口から聞かなければ気がすまない。
「答えろ!」
「答えは……貴様の思っているとおりのことだ、ミュウツー……!」
 地面が揺れる。
 グラードンが現れた。
「殺してやる……! 貴様をこの手で殺してやる!」

513 名前:98 投稿日:2006/10/08(日) 18:40:37 [ wLZjrzKo ]
戦闘は一方的だった。
 宝珠の力により、グラードンの力は解放されている。
 しかし大人しく男の命令を聞いている。
 宝珠を持てば誰もがグラードンとカイオーガを操る事が出来る。
 しかしその後の結末は操るものの心次第。
 故にこの地に安置されていたのだ。
 心正しき者でも、何時から力に溺れその道を踏み外す。
 真に心の正しい者が現れるまで、安置される。
 はずだったのに。
「サイコ、キネシス!」
 幾らグラードンに攻撃しても、怯まない。
 幾らグラードンに攻撃しても、平然と立ち向かってくる。
 当然だ。
 何せ大陸1つを作り上げるほどの力を持つポケモンなのだ。
「グラードン、「じわれ」だ」
 地面を割るほどの衝撃がミュウツーを襲う。
 辛うじてその衝撃を避けるが、猛攻は止まらない。
「はかいこうせん」
 グラードンの口から「はかいこうせん」が放たれる。
 ミュウツーはそれを防ごうとするが。
 簡単に破られる。
 直撃を受けたミュウツーの体が後方へと吹き飛ぶ。
 そして追撃。
 追撃に次ぐ追撃。
「ふん、他愛も無い……。グラードン、「じわれ」だ」
 動けない。
 「じわれ」の衝撃がミュウツーを襲う。
 その衝撃に身をゆだねたまま、ミュウツーはおくりびやまより転落した。
 何度も岩場にぶつかり、体が傷ついていく。
 何と無力なのだ自分は。
 最強の名を欲しいままにするために生み出されたと言うのに。
 自分を受け入れてくれた人の仇を取ることすらできないなんて。
 悔しい。
 悔しくて悔しくてたまらなかった。
 自分は最強ではない。
 自分は、弱く、脆い存在。
 消え行く思考の中、ミュウツーは頂上を見ていた。
 待っていろ。
 肉片も残らないほどに貴様を嬲り殺してやる。
 地面に叩きつけられた。
 「じこさいせい」をするほどの精神力も「テレポート」をするほどの集中力も無い。
 が、ここに長居をする必要も無い。
 ミュウツーは歩き始めた。
 行く当てもなく。
 そのボロボロの体を引きずって。

514 名前:98 投稿日:2006/10/08(日) 18:41:27 [ wLZjrzKo ]
どれだけの日が流れただろう。
 どこへ向えばいいのだろう。
 自問自答しても答えは見つからない。
 ただ、あるとしたら。
 あそこしかない。
 そう考えた瞬間、ミュウツーの姿が消えた。
 次に彼が現れたのはミシロ中央病院。
 つい先ほどである。
「……これで全てだ」
「お前でもグラードンに負けたとは……」
 前に止めた時とは何もかもが違う。
 望みはあるのだろうか。
 そんな念に囚われていた時、彼女がやってきた。
「ユウくんご飯食べよー……て、あら」
 レンだ。
 椅子に座っているユウを見た後。
 ベッドに横になっているミュウツーを見る。
 別に慌てる様子も無い。
「怪我、してるみたいだけど……大丈夫?」
「お前……私を見てもどうのこうの言わないのか」
「知ってるよ。ミュウツー、いでんしポケモン。人工的に作られたポケモンでしょ?」
 意外と博識。
 それを聞いたときのミュウツーはうつむいてしまった。
「でも、どうして私があなたのことをどうのこうの言わなきゃいけないのかしら〜」
「何……?」
「だって、ねぇ。色々言う事無いもん」
 独特の考えを持つレンだが、今日は何だかまともな事を。
「怖く、ないのか? こんな姿形で」
「怖くないよ。むしろ優しい目してるわよ」
 優しい。
 ミュウツーは初めてだった。
 人から優しいなどと言われたのは。
 それからもレンを交えて、話は盛り上がった。
 ミュウツーは、安堵感を覚えていた。
 そしていつの間にか別の考えも。
「お前」
「ん?」
「私を捕まえろ」
「ふぇ」
 突発的な発言だった。
 その理由として。
 ミュウツーはもっと強くなりたかった。
 そのためには自分一人ではどうにもならない。
 他のポケモンのように、人間の下に下るというのは多少癪ではあったが。
 少なくとも、トレーナーと一緒ならばもっと強くなれる。
 そう考えたのだ。
 そしてそんな彼が選んだのがレンだった。
 何故レンなのか。
 それは先ほどのレンの言葉。
 優しい目をしてる。
 そう言ってきたのは彼女が初めてだから。
「良いの?」
「とにかく俺は強くならなければならない」
「……分かったわ。ちょっと待っててね」
 病室を出るレン。
 しかし世界中のトレーナーが羨ましがるかもしれないこの状況。
「モンスターボールで良いよね」
 どうやらボールを持ちに行っていたようで。
 ミュウツーにボールを投げる。
 ボールが二つに割れ、ミュウツーが中に収納される。
 やがて、ボールの動きが止まる。
「レンさん、ミュウツー怪我しているからポケモンセンターに連れて行ってあげてください」
「うん、じゃあ帰りに寄るね」
 そう言うとミュウツーの入ったモンスターボールを持ち上げる。
「えへへー、よろしくね、ミュウツー」
 何だかんだでミュウツーを手に入れた連は強運の持ち主だと思う。

(第19話 完)

515 名前:98 投稿日:2006/10/08(日) 18:42:56 [ wLZjrzKo ]
第19話です。
前回のあとがきでも申しましたが、暫くえちぃ展開は控えようかと。
しかも今回はサーナイトのサの字も出てきません。
これで良いのか、98よ(ぉ
シリアスは書いていて疲れますー……。

516 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/08(日) 21:46:29 [ 5noMrCbM ]
うむ、たまにはエロ展開無しも、心が落ち着きますぞ・・・
98のはまだましです、
俺のなんて、エリア・1とエリア・2からおよそ五話分ほどイシスが出て来ませんでしたから・・
そんなことはさておき、俺の小説も、もうソロソロ完成しそうです、
今日の夜中か、明日の朝頃には完成する見込みです、
皆さん、お楽しみに

追伸

俺としてはシリアスを書く方が楽です、
やっぱり中二だと、考えが捻くれるんですかね?

517 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/08(日) 22:13:26 [ 5noMrCbM ]
↑しまった、98さんを呼び捨てしてしまった、
本当にすいません!!
何かの手違いです、わざとでは有りません!!

518 名前:347 投稿日:2006/10/08(日) 23:40:23 [ zRFqyo.I ]
パール手に入れました。ついでにLiteも。
送るためのサーたんは準備できてますw

>>504
ハッサムらしさが出てますね。そして彼に声をかけたのは…
あぁ、ご主人につっこむエンブレスもカワエェ…

>>509
なんだかんだいっても、やはりレンさんは大人ですね。しっかりしてます。
委員会長はカイオーガも手に入れてしまったんですよね。
これからが楽しみです。
えちぃのは気が向いたらでよろしいかと。

519 名前:0.1 投稿日:2006/10/09(月) 00:05:22 [ g7uCYC3U ]
何と!そういう展開でしたか。
では強くなりたいというミュウツーさんにプレゼントを。

つ□←プロテクター(ダイパより)
つ■←ラジカセ
つ『←まがったスプーン

ラジカセを大音量で流すと、うるさくて集中できませんよね。
だから集中力を養う為の道具です。
プロテクターはダイパによると結構重いみたいです。
だから攻撃力と素早さを上げる道具です。
本来の使い方は違うんですがね。
まがったスプーンはそのままです。
エスパーの威力が上がる道具です。
レンさん、強運でもトランプは弱いんですね(つД`)
ユウくんとも仲良くなって来たようですね。

520 名前:アシ 投稿日:2006/10/09(月) 07:47:14 [ 0eGbxFFM ]
ただいまダイパの進行状況はジム二つ目(たいして進んでねぇ
まだ全国図鑑などには程遠いいです。キルからの新しい進化形も見たいけどいつになるやら・・

>>506 いやーマスターは大事なとき(?)抜けているんですなw必死にがんばるハッサムカワイス、
   これからの展開に期待です。

>>515まさかレンさんにつくとは・・意外な展開で、これからどうなるやら(°々。)期待

>>516え・・中2なんですか? 勘違いならスマソ

521 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/09(月) 09:02:24 [ guaWbyXI ]
はい、中二です・・・
小6から中一まで、親から隠れて見ていたエロサイトから得た知識で今までやって来れたような物です・・・
規定の十八歳まであと五年もあるんです・・・
今まで黙っててすいませんでした・・・

522 名前:食料調達兵(?) 投稿日:2006/10/09(月) 20:55:02 [ VGYn6oAA ]
>>521 俺もです。黙っててすみませんでした。

523 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/09(月) 23:13:11 [ 3iJNGqc2 ]
一応、エリア・12が出来たので載せます、
貴方方が中二の俺を受け入れてくれるのなら、どうぞ、読んで下さい・・・

エリア・12

翌朝・・・
外にはチルットやスバメにオニスズメ達が、美しくも五月蝿い音色を奏でている、
そんな、平凡な夜明けの一ページを切り裂く、
衝撃が、アオイの住い事、右奈原家に走った、
シズク「キャアァァァァァァァァッ!!!!!!」
ツバキ「ウワアァァア!!!」
一斉に飛び去る小鳥ポケモン達・・・
シズク「やっちゃったぁ・・・(泣」
ツバキ「ビックリしたぁ〜(汗」
布団の上に座り込みながら泣いているシズクと、
其の横でユックリと起き上がりながら息を整えるツバキ、
シズクは、寝巻として真っ白の浴衣を着ている、エミと同じだ、
ツバキは、緑色の半袖Tシャツに、水色と白の縦縞が入ったパジャマを着ている、
当然だが、いや、意外とか?
二人は別々の布団で寝ていた、
ツバキ「突然叫び声なんか上げて、一体如何したの?」
彼は、服を着替えながら未だに泣いているシズクに話しかけた、
シズク「グスッ、ヘゥッ、御免なさい・・・」
彼女は、唯それだけしか答えなかった、
ツバキ「一体何が有ったの?怒らないから話してみて?」
シズク「ほんとに怒らない?」
彼女は、目に涙をたっぷりと溜めて、ツバキを見た
ツバキ「怒らないよ、何でも言ってごらん?」
シズク「その・・・お漏らし・・・しちゃったんだ・・・」
彼女は、恐る恐る、自分が座っていた場所から退いた、
すると、其処には見事なまでの完成度を誇るホウエン地方の地図が、
ほんのりとアンモニアの臭いを発する液体の染みで描かれていた、
ツバキ「うっ・・・(怒っちゃ駄目だ怒っちゃ駄目だ怒っちゃ駄目だぁ〜!!!)」
勿論の事ながら、シズクの真っ白な寝巻にも、失禁の跡は残っている、
だが、真っ白な浴衣を着て、恥かしそうに頬を真赤に染め、
膝を抱えて座り込む彼女の姿は、
今にも爆発しそうなツバキの気を紛わすには十分すぎる可愛さを持っていた、
シズク「本当に、エグッ、御免なさい・・・へぅっ」
ツバキ「う〜ん、17歳でお漏らしって、普通しないような・・・
でもまあ反省しているみたいだし、次からは気をつけてね?」
この、怒りを押し殺してまで掛けたツバキの優しい言葉に、シズクは首を振った、
シズク「私、何時もなんだ、ツバキ君と出会う前だって、お漏らししなかった日なんて、
一日も無いんだ、寝る前にトイレ行っても、水を飲まなくても、
どうしても我慢が出来ないんだ・・・」
ツバキ「(♯^ω^)」
ガチャッ・・・キィィィ・・・バタンッ
・・・
ツバキ「ゴォォルゥゥアァァッ!!!!!(♯゜д゜)」
彼は、遂に我慢が出来なくなったらしく、一目散に家を出て行くと、
目の前に有る海に浮かぶ岩山に向かって、巨大な鋼の矢を放った、
某聖書の一㌻の様に、真っ二つとなる海面、
水飛沫を上げて消え去る岩の孤島・・・
ツバキ「はぁ、はぁ、はぁ、やっと落ち着けた・・・」
其の様子を窓から見ていたシズクの目は見る見るうちに涙でいっぱいに成って行った、
シズク「やっぱり怒ったぁ(涙」
ツバキ「怒ってない!!」
傍から見たら漫才である、
ツバキは、息を整えて落ち着くと、
部屋の隅でビクビクと怯えているシズクの元へ戻った、
ツバキ「安心して、もう怒らないから」
シズク「怖かったぁ(涙」
彼女は、目に涙を一杯に溜めながら、ツバキに抱きつき、全く離れなくなった、
ツバキ「全く、これからは自分で処理するんだよ?(まだまだ甘えん坊だな・・・)」
シズク「んきゅ・・・」
誰が見ても、父親と其の娘である、

524 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/09(月) 23:13:51 [ 3iJNGqc2 ]
一方其の頃アオイの部屋では・・・
アオイ「っつ〜、誰だよ今しがた奇声を発した野郎は!?」
イシス「多分、シズクさんですぅ〜 (‐‐)〜゜」
頭を抱えながら起き上がるアオイと、眠そうな表情で布団に包まるイシス、そして・・・
エミ「ああ、もう!!五月蝿い、五月蝿い、うるさぁぁぁい!!!私はまだ弐時間しか寝てないんだぞ!!」
障子を勢い良く開け、目に涙を浮かべながら怒鳴り声をあげるエミ・・・
彼女が弐時間しか寝ていない理由は、皆さん多分御分かりだろう、
弐回も自慰をしたからだ、
だが、そんな疑問は今のアオイやイシスの頭に無かった、
アオイ「取り合えずもっかい寝よ・・・」
エミ「うむ・・・」
エミは、小さく欠伸をすると、また障子を閉めて寝始めた
俺も、布団の中に潜り込んで、もう一度寝ることにした、
イシス「私も寝たほうが良いでしょうか・・・」
彼女は、朝日が昇ろうとしている水平線を暫らく眺めると、
ユックリと立ち上がって、眠そうな目を擦りながら部屋を出て行った、
数秒後、
洗面所から、シャグシャグシャグ、と言う音が響き始め、
更に数秒後、ゴロゴロゴロ、ブクブクブク、バシャァァァ、という嗽の音が鳴り、
更に更に数秒後、バシャバシャッ、バシャァァァッという、顔を洗う音が響き、
十秒後に彼女は同じ部屋に戻ってきた、
イシス「ふぅ、二度寝なんかすると、起きれなく成っちゃいますからね・・・」
彼女は、パジャマのボタンを外すと、
目を静かに瞑り、意識を集中させ始めた、
イシス「ウェアトランスレイション・・・」
彼女がそう呟くと、着ているパジャマが淡く光り、
白と緑の微粒子に分解され、原型を失って彼女の体の周りを回り始めた、
その奥には、イシスの真っ白な肌と、鮮やかな赤色をした胸の突起が、
朝日に反射して、美しく輝いている、
イシス「守護のベールに分子変換・・・」
彼女がそう呟いた瞬間に、
彼女の体の周りを回転していた粒子が、一気に彼女の体に張り付いて、
また元の布製の服に戻ったが、
パジャマではなく、サーナイト特有の、
緑色をした袖口の無い服と、真っ白なスカートの、戦闘装束である、
先程彼女が口にした「守護のベール」とは、コレの事である、
正式名称「ディフェンスウェア」
サーナイトの血筋はありとあらゆる衣類をコレに変換できる、
イシス「さてと、朝御飯の用意をしましょうか♪」
彼女は、布団に包まっているアオイにキスをして、部屋を出て行った、
と、同時に、アオイの体に、冷たい風が吹き抜けたかのような感覚が走った
アオイ「ワァオッ!!スッキリ爽快な目覚め・・・じゃ無くて!!
こら、イシス!!お前、一体どんな歯磨き粉を使ったんだよ!!」
彼が叫び声をあげると、台所からイシスの勝ち誇ったような声が返ってきた、
イシス「青と赤と白い色の縞模様をした、ミントのきつぅいやつですよ♪
恋人のキスで起きられるなんて、幸せじゃないですか♪」
昨晩の一軒の影響だろうか、いつもより彼女が明るくなった気がする、
アオイ「確かにお前のキスで起きられれば幸せの極めだが、
折角もう一度寝る事が出来たのに起されたら、寝不足の極めになっちまうだろうが!!」
イシス「すいませんです、はい」
アオイはいつもより彼女とのやり取りが楽しく感じていた、
恐らく、恋人同士に成った所為だろう、
エミ「五月蝿いぞ、アオイ」
アオイ「いっその事起きてみたら如何だ?其の方が気分いいぞ?」
エミ「むぅ・・・(もっとアオイの匂いを感じていたいのに・・・)」
彼女は、ユックリと起き上がり、
押入れから降りると、可愛らしく口に手を当てて欠伸をした、

525 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/09(月) 23:14:25 [ 3iJNGqc2 ]
アオイ「そういえば、エミお前武器は何処にやったんだ?」
エミ「ああ、それなら枕元に置いてある」
彼女はそう言うと、枕元の布団を捲った、すると、
黒く光るパンテラと小型のクナイ・・・
そして、ガンベルトを思わせる形の収納機・・・
エミ「暗器をつけていないから、今の私は物凄く軽いぞ?」
アオイ「いや、三拾五㌔は痩せ過ぎだと思う」
確かに、アオイよりエミは弐十センチ程小さいし、体型も標準より少し痩せている、
恐らく、アオイ達と出会う前の食生活に問題が有ったのだろう、
エミ「痩せた女は、嫌いか?」
アオイ「いや、嫌いでも無いかも・・・」
彼は、ズボンを履き替えると、ジャケットを持って部屋を出て行った、
エミ「(やはり・・・私の想いも伝わらないか・・・)」
彼女は、枕の中から赤い浴衣を取り出すと、ソレを持ってまた押入れに上り、
障子を静かに閉めた・・・
其の頃リビングでは・・・
アオイ「はぁ、体内時計が三時間ほど狂ったような感じがする・・・」
イシス「良いじゃないですか、其の方が健康的ですよ♪」
エプロン姿のイシス、
其の姿が、アオイには其の姿が一際綺麗に見えていた、
と、其処に真赤な髪の毛をした乱入者が・・・
カオリ「アオイさんオッハヨ〜♪」
ムギュッ♪
アオイ「おいおい、朝っぱらから抱きつくな」
彼女は、彼に正面から飛びついてきて、今はアオイの胸に頬ずりをしている、
アオイ「(こりゃあ、懐くの度を越えてるきがしないでもない・・・)」
カオリ「ねえねえ、久しぶりにミニスカート履いて見たんだけど、似合ってる?」
彼女は、昨日と同じ長袖のTシャツに、下は赤いミニスカートだ、
しかし、似合っている、
アオイ「似合ってるんじゃないの?」
カオリ「良かったぁ〜♪」
彼女の顔は、これ以上は無いと言えるほど幸せそうである、
ツバサ「カオリ〜、朝なんだから程ほどにね〜」
カオリ「は〜い」
彼女は、少し不服そうに返事をすると、アオイから離れて、テーブルに就いた、
そして、テーブルの真ん中に置いてあるパンを一つ取ると、一口サイズに千切って食べ始めた、
イシス「(やっぱり、カオリさんもマスターが好きなんですよね・・・)」
彼女は、そんなことを考えながら、唯黙々と朝食を作っている・・・
エミ「なんだ・・・皆起きてたのか・・・」
数秒後、何時もの姿に着替えたエミが、目を擦りながらリビングに出てきた、
カオリ「あ、エミさんおはよ〜」
エミ「今日はミニスカートか、似合ってるんじゃないか?」
カオリ「うん、ありがとっ♪」
アオイのスカウターに表示されているエミの重さは950㌔、既に暗器を装備している、
だが、体の動きは、装備なしの時と、何ら変りはない、
其の頃ツバキとシズクは・・・
ツバキ「よしよし」
シズク「んきゅぅ」
未だに抱き合ったままだ、
二人とも、朝食や、失禁後の衣類と布団の処理を忘れているご様子・・・
ツバキ「(シズクさんの気が済むまで一緒に居てあげよう・・・)」
シズク「(ツバキ君の体・・・あったかぁい・・・)」
この調子だと、あと三十分はこのままだろう・・・
其のころリビングでは・・・
アオイ「さて、これから如何する?」
アオイ達は、朝飯のトーストとベーコンエッグを食べながら、
今後の予定について話し合っていた
エミ「何かやる事でもあるのか?」
アオイ「ハッキリ断言しよう!!やることなど無い!!!」
一同「orz」
現場一同が唖然としているところに、アオイが追い討ちを掛けた
アオイ「総員!!いざ!適当に!!!」
一同「_l ̄l●”」
一同は一斉に机に突っ伏した、
エミ「何だソレ」
イシス「いつものことです〜」
カオリ、ツバサ「もう飽きた・・・」
四人とも、アオイ以上にヤル気をなくした模様・・・
其の頃、家の外では・・・
カラララ・・・
長い石畳に響く、インラインスケートの音・・・
そのスケートの踵部分には、虹色に光るラインが入った、モーターケースの様な物が付いている、
???「あ、ありました、ありました♪アオイさんの家♪」
灰色をしたショートヘアーに、前髪の上から顔の横に垂れ下がった首位までの髪、
そして、真赤な瞳、整ったにこやかな顔、そして、
白い半袖のTシャツに、クリーム色のカーゴパンツ、
???「やっぱり、マサラタウンはジフェイタスより空気が綺麗ですね〜♪」
彼女は、グ〜ッと伸びをすると、アオイの家に向かって、ユックリと滑っていった・・・

526 名前:98 投稿日:2006/10/09(月) 23:17:40 [ wLZjrzKo ]
こんばんは、98です。
眠ひ……。

>>518
 とても19の思考じゃないですけどね。
 普段、天然が入っているのですが言う事はきちんとしている。
 それが彼女です。

>>519
 何か、ダイパって面白そうなアイテムがあるんですね。
 そう言えばエスパー技の威力を上げるアイテムって無いですね。
 むしろ僕が知らないだけかしら。
 トランプ、運の他にテクニックも必要ですから。
 レンさんに必要なのはテクニックw

>>520
 もともとミュウツーはユウの手持ちになる予定でしたが、そうなると現在の手持ちから
1匹外す事になってしまいます。
 それだけは何とか個人的に避けたかったのです。
 だからレンさんの手持ちに。
 何だかんだ言ってトレーナーでも良い線いきそうですけどね。

527 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/09(月) 23:23:00 [ 3iJNGqc2 ]
以上です、皆さんが望むのなら、エリア・13はきっとここに載せられるでしょう、
今回は、シズクのチョッとイタイ欠点と、ツバキのストレスの溜まりやすさ、
序に御二人の能天気さと、
新しいキャラクター登場の兆しを出しました、
今回は、イシスの幸せぶりも書いた心算です、
「青と赤と白い色の縞模様をした、ミントのきつぅいやつ」
コレ分かった方は一杯居る筈です、某コマーシャルをモデルにしてますから・・・
では、皆さん、出来ればこれからも宜しくです!!

528 名前:水銀将軍 投稿日:2006/10/10(火) 01:54:53 [ TyqRA1Os ]
この問題はあえてスルーさせていただきます。

>>507
今回は付箋の回収に充てたいかなと思いまして
>>508
ハッサムは真面目故、いじりやすいというか・・・ww
>>518
声をかけたのはもちろん・・・
>>520
やるときはやりますよ、彼。

さて、続きを投下しますね。

529 名前:水狼将軍 投稿日:2006/10/10(火) 01:55:48 [ TyqRA1Os ]
「ギャラドス!!出番だ!!」
光に包まれながら蒼い龍が姿を現す
血走った目、鋭く尖った牙、そしてその長く太い体
「グオオオオオオォォォォォォォォォ!!!!!」

「(うわっ!!な、何でぼ、僕なんですか!!せ、戦闘ならほ、他の人で!!)」
「ご主人、普段通り怯えてますよギャラドス・・・」
「うーん、コイツの小心者は治ってなかったか・・・」
「(イヤーッ!!イヤーッ!!戦うのはイヤーッ!!怪我するからイヤーッ!!)」
紹介しよう、俺のギャラドスだ。
コイツは顔の割に気が小さく、戦い嫌いときたもんだ。
「お、落ち着け!!ギャラドス!!俺はお前を戦わせるために出したんじゃない!!」
俺は暴れるギャラドスに届くよう大声を上げる
「俺はこの水路を渡りたいだけだ!!お前の出番はそこだけだ!!」
「(イヤーッ!!いやー・・・・え?)」
ギャラドスが暴れるのをやめた
「誰もお前に戦ってもらおう何て思ってないさ、さ、俺とエンブレスを向こうまで乗せていってくれ)」
「(な、なんだぁ・・旦那も早く言ってくださればいいのに・・・)」
落ち着いたギャラドスは水に入り、頭を下げて俺とエンブレスを乗せた。

ザブザブ・・・

ギャラドスに乗って対岸を目指す俺達
「(ごめんなさい、僕、戦いだと思って思わず取り乱しちゃいました・・・)」
エンブレスとギャラドスが話をしている。正直エンブレスの言葉しか俺には判らない
「何言ってるの、いざって時は私もあなたもご主人の為に命を捨てる覚悟がないと駄目なのよ」
「(それは分かってるつもりなんですけど・・・)」
「おいおい、何て話してるんだよ、言っとくが俺は、お前達に戦ってもらわなければならない場面なんて作る気は無いからな。」
「でも、止むを得ず戦わない時も少なからずともありますよ」
「(で、出来れば・・こ、来ないで欲しいですけど・・・)」

そうこう言ってる内に対岸に着いた。
「ギャラドス!ご苦労。」
「(戦い以外なら呼んで下さいね〜)」
俺はギャラドスをボールにしまい、エンブレスと洞窟の中の洞窟に入っていった。

530 名前:水狼将軍 投稿日:2006/10/10(火) 01:56:25 [ TyqRA1Os ]
「レディアン!!どうしてここに?」
ハッサムの後ろから聞こえた声の主はレディアンだった。
「ふふふ、このレディアンの存在に気が付かぬとは、お前も鈍くなったな」
「う・・・」
「まあいい、で、お前は何をやっているんだ?」
レディアンはハッサムに近づく、が、ハッサムは少し距離を置く
「どうした?」
「い、いや、べ、べ、別に・・・」
ハッサムが珍しくうろたえている。
「何意識してるんだか・・・私とお前はもうただならぬ仲ではないか・・・」
顔を赤らめながらハッサムのわき腹をつんつんつつくレディアン
「あ、あれは・・お主が・・・」
「そんな事言うお前も最後辺りは・・・(ポッ)」

「だぁーっ!!もうその事は忘れたいんだ!!拙者は今、塩採りの修行中だ!邪魔をしに来たなら帰れ!!」
記憶の傷を抉られたハッサムがついにキレた!
「塩採り?なら私も手伝ってやろうではないか。」

レディアンは勝手に手伝いだした。手が多いためにスムーズに塩を採ってゆく
「この袋をいっぱいにすればいいんだな?」

レディアンの問いかけもハッサムの耳には届かない
「ぐっ・・・・」
周囲に異様なオーラを発する程の超集中力を発揮しながらハッサムは塩と対峙している。
「浅くハサミを閉じれば確かに土は入らない、が、その分量も少ない、一粒でも多く採り、尚且つ土の入らないようにするには・・・ブツブツ」

「どういう修行なんだ?一体・・・」

531 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/10(火) 21:00:14 [ U9fWVTdI ]
もういいや、俺は成人を先取りするぞ!!
学校の幼稚なやつらなんか見下してやるわ!!
『ソレはそれで問題かと・・・』
五月蝿い、ばらしてしまったんだから仕方が無いじゃないか、
いずれ話そうと思っていた話だし、
閣下もスルーしてくれたし
『ソレって、要するにもう相手にする気を失ったってことじゃ・・・』
何事もポジティブに考える事にした
『orz』
誰が何を言おうと、俺はこのスレを敬愛しこのスレ存在し続ける!!
『はいはい(汗』
そんな話は置いといて・・・(・ω・)ノシ
やっぱり閣下の小説は素晴らしいです
『それは何時も言っている事です』
何度見ても飽きません、続きが気に成ります
完全にデレと化したレディアンも可愛いですし、
戦い嫌いのギャラドスも良い味出してます、
それにしても、レディアンはどうやって浅瀬の洞穴まで来たんだ?
『謎ですね、量子テレポートでも使ったんじゃないですか?』
エンタングル!!・・・じゃないだろ、普通・・・

532 名前:風邪丸兵卒 投稿日:2006/10/10(火) 21:12:16 [ a2GgOFig ]
皆さん、そして閣下、お久しぶりです。
本日やっと日本に帰ってこれました(出張でとある国にいたので)。
とりあえずまとめサイトといままでのログ読んできますノシ

533 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/10(火) 21:16:05 [ 0XAj.Ago ]
>>531
そういう問題じゃない。

534 名前:風邪丸少佐 投稿日:2006/10/10(火) 21:20:57 [ sL6E/2g2 ]
人の名を勝手に借りないでくれ
…いままで名無ししてました、閣下すみません
ではまた名無しに戻ります故
そして武器商人殿GJ

535 名前:風邪丸少佐 投稿日:2006/10/10(火) 21:33:08 [ aRIoOBWs ]
読まないで長いから作品かと思って書き込んでた…
武器商人殿、私もその事に対してスルーします

536 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/10(火) 21:44:54 [ U9fWVTdI ]
長書きすいません、
アレくらい言わないと気が済まなかった物で・・・
生まれつき嘘がつけない性格なもんで・・・

537 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/10(火) 22:04:09 [ ld2ubMDY ]
何の為に分けてたんだろうね、普通の小説スレと・・・

538 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/10(火) 22:14:53 [ U9fWVTdI ]
見たまんまだと思います、
俺以外にも、未成年でこのスレを見ている人は多いはずですし、
普通の小説スレよりも居心地がいいのは、確かです、
今まで通りやっていけば良いんじゃないでしょうか?
年齢制限なんて考えていたら限が無いし・・・

539 名前:98 投稿日:2006/10/10(火) 22:42:55 [ wLZjrzKo ]
こんばんは、98です。
第20話を書いて寝るか……。

>>530
 感想ですー。
 ギャラド……えぇぇぇぇぇっ!? もの凄いギャップですね。
 そんな洞窟で暴れたら洞窟が崩れて……そりゃあもう大惨事になりかねませんね。

 ハッサムとレディアン、何だか良いカップルですね。
 この二人の動向は、果たして……。

 


 ちなみに例の件については僕もスルーするです。

540 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/10(火) 23:56:43 [ s89bzQUw ]
〉〉538
規定の歳になるまでROMってろ。閣下や98氏が見て見ぬふりをしてくださった以上、出てけとは言わん。

541 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/10(火) 23:57:46 [ Js0aXz0o ]
空気嫁の3文字も理解できないだろーから無理無理。

542 名前:347 投稿日:2006/10/11(水) 01:11:49 [ MfS2PBiE ]
>>529
やはり。

臆病なギャラドス、初めて見ましたよー
すごいです、どんなポケモンでもキャラを操るその文才。
そしてエンブレスのサーナイトらしい発言に感動しました。


ちょっと落ち着きましょうか。

543 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/11(水) 07:40:29 [ 0Wgk5c/Q ]
1にもアルトおりここは18歳未満の方すみませんて書く必要をなくす為に別離したわけだし。
年齢制限がないとは言えど明かすのはいらないと思うよ。
あと厨と知ったからって急にひどい発言するのも悪いと思うよ。

544 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/11(水) 11:32:12 [ hpEs.leA ]
武器商人さんの小説をぱっとみた感じでは
エロ展開よりもストーリー重視みたいなので、ここじゃなくって普通の小説スレで続けた方が良いと思う。

545 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/11(水) 17:29:36 [ kPShBvnM ]
orz・・・
これからエロ展開を進めて行こうと思ってるのに・・・
と言うより、もう戻れないんです、ストーリーを結構進めてしまったので、
今更SS総合スレや練習スレに行ったとしても、読み辛いだけでしょうし・・・
ここでは駄目ですか?

546 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/11(水) 19:02:56 [ Js0aXz0o ]
お前はもうレスするな。な?

547 名前:食料調達兵(?) 投稿日:2006/10/11(水) 19:32:21 [ VGYn6oAA ]
ここから出て行くのは俺だけで十分です。
名無しさん、>>545の小説をここで書かせてやってください。お願いします。
この通りです。m(__)m

その代わり、俺はここで絶対にレスをしません。だめでしょうか?

548 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/11(水) 20:12:10 [ kPShBvnM ]
調達兵殿・・・
皆さん、俺達厨房を見捨てないで下さい、
この際、俺は年齢制限を忘れたいんです、
名無しの方々が俺達厨房を煙たがるのは分かりますが、
厨房を馬鹿にしないで頂きたい、
皆さんだって、厨房だった時代がある筈です、
大人の世界に憧れませんでしたか?
大人と対等に語り合いたいと思いませんでしたか?
俺はそうしたかった、
だから、このスレに書き込む事を決めたんです
今まで隠してきた事は謝ります、御免なさい、
ですが、何を言われても、俺はこのスレから退く気は有りません

549 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/11(水) 20:47:02 [ B.pHuXF2 ]
厨房だろうと台所だろうと、ローカルルール守れないような人は
年齢や性別、その他の要素を問わず叩かれて当然なのを自覚するしなさい。

550 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/11(水) 20:53:47 [ kPShBvnM ]
叩かれるのには慣れてるし、自覚は十分にしている心算です

551 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/11(水) 21:02:47 [ HWWXGUp6 ]
>>550
お前がよくても他の人が困る(特に書き手)
人の迷惑ってのを考えたことあるか?

下手すればこのスレが無くなる可能性もあるんだぞ?

552 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/11(水) 21:50:46 [ kPShBvnM ]
どの様な迷惑か、具体的な例を挙げて説明していただきたい、
俺も出来る限りの改善はしたい

553 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/11(水) 21:51:24 [ Js0aXz0o ]
お前が書き込まないだけで全て解決

554 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/11(水) 21:59:31 [ kPShBvnM ]
一言、普段はたまにしか何も言わない癖に、
こういう時だけ口を挟んでくる・・・
貴方方に俺達厨房を罵倒する権利は無い筈です、
何時までも俺達が腰を低くしていると思っていたら大間違いですよ、
俺だって、反論ぐらいは出来るんですから、
少なくとも、あなた方名無しよりは語学堪能な心算です、
冷静に話し合う気が無いのなら、口を挟まないで頂きたい

555 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/11(水) 22:04:49 [ SAywyseE ]
みんなはきっと厨であることを隠していたことではなく、厨であることをブッちゃけたことを怒ってると思うんだ。

556 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/11(水) 22:09:03 [ kPShBvnM ]
それに関しては何度も謝ったはず、
厨である事を気にしなければ平和、
そういうスレのはず・・・

557 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/11(水) 22:20:28 [ wLZjrzKo ]
いや、むしろ開き直っている態度に怒っていると俺は思う。

幼稚な自己正当化も甚だしい。
自分以外にもきっと未成年でも見ている人がいるはず?
今まで通りやっていけば良いんじゃないでしょうか、だと?
だから自分のことを気にせずに今までどおりやっていけば良いじゃないか、だと?

ふ ざ け る な。

お前が静かにROMっていれば良いだけの話しのこと。
そもそも貴様が余計な事を書き込まなければこんなに荒れることにはならなかった。
本当に謝った、本当に許してもらいたいと思うのなら、色々言われても反論などしないはず。
静かにROMれば良し、ROMらずにいちいち相手を逆撫でするような下手な反論ばかりしているから終わらない。
いい加減自重しろ。

558 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/11(水) 22:25:33 [ Js0aXz0o ]
中学生の癖にコンビニでエロ本買おうとして止められたけど
「河原に捨てられてるボロボロのエロ本はみんな読んでるじゃん!
 それがいいのに、何で俺はエロ本買っちゃダメなの!?」
と逆ギレしてるようなもんですかな?

559 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/11(水) 22:30:40 [ kPShBvnM ]
さっきも言ったが、普段は何も言わない名無しの分際で、でかい口を叩くな、
自重するのはそっちの方だ、
ソロソロ黙れ、

ふ ざ け る な ?

其の言葉、そっくりそのままあなた方無能な名無しに返してあげますよ

560 名前:347 投稿日:2006/10/11(水) 22:37:53 [ UXSFeXuM ]
皆さん落ち着きましょう。
スルー組の私が口を出すのはおかしいかもしれませんが、
これ以上挑発的な態度をとっても誰も得はしません。

閣下や98さんを見習いましょうよ、ね?

561 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/11(水) 22:40:53 [ Js0aXz0o ]
18歳未満お断りは承知の上で、調子に乗って自爆した挙句、開き直って逆ギレ。
もうこれだけ煽りまくった以上、君が書き込むたびにスレは大荒れだろうね。
将軍や98殿、その他まだ見ぬ職人様がこの惨状を見てまともに投下しようと気になるかしら
不特定多数が我慢するのと、
君一人が我慢するのと、どっちが平和的解決でしょうかね。
そんなに続きが書きたいなら自分でブログ作ってそこで好き放題書いたら?

562 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/11(水) 22:41:18 [ kPShBvnM ]
俺はもうそうしたい、と言うわけで、
これから名無しの罵倒文は無視する事にします
恥かしい所をお見せしてしまい、本当にすいませんでした

563 名前:98 投稿日:2006/10/11(水) 22:45:10 [ wLZjrzKo ]
ミシロ中央病院。
 ミュウツーがレンのポケモンになった次の日。
 ユウは眠りこけていた。
「ぐー……んぎゅ……がー……」
 最近ちょっと寝不足気味だった。
 ここぞとばかりに眠っている。
 実に心地よい朝だった。
「ユウくーん、ユウくーん?」
 レンが入ってきた。
 この人は病室を自分の家か何かと勘違いしているのではないだろうか。
「早く起きないと検温に間に合わないよぉ?」
「んにゅー……ぐぅ」
 なおも寝たままのユウ。
 どうしたものかと、レンは一通り考えた。
 つねってみる。
 怒りそうだからやめる。
 放っておく。
 こちらの仕事に支障が出そうなのでやめる。
 ならば選択肢は一つ。
「よいしょ、と」
 添い寝をした。
 言わずもがな、ユウに怒られた。
「何してるんですかぁー!?」
「何って、起きないから食べようかと」
「だめー! それはだめー!」
 朝から騒がしい。
 もうユウは慣れてしまったが、レンのお腹がぽっこりと大きくなっている。
 中にはポケモンのタマゴが入っているせいであるが。
 そのタマゴも最近では若干動いているようで。
 もうすぐ生まれるのだろう。
「で、何か用なんですか? 検温までもうちょっと時間があるのに」
「うん。ねぇ、バトルしよ」
 バトル、すなわちポケモンバトルである。
 何がどうなってそこへたどり着いたのか。
 ユウには分からない。
「バトルって、こんな病院内でですか?」
「大丈夫。中庭で皆やってるのよ? 入院中のストレス発散に良いみたい」
 知らなかった。
 それは年中サーナイトやアルト達と交わっていたら気がつかないだろう。
 とにかく、断る理由もなかった。
 それに最近バトルと言うものをしていなかったため、ここらで腕を試す意味をこめて。
「良いですよ。じゃあ昼休みにでも」
 いくらトレーナーではないレンとは言え、今の彼女にはミュウツーがいる。
 気合を入れて頑張らねば。
 サーナイトとアルトが来たら伝えなければ。
「あ、そうだ。対戦形式は? シングルですか? それともダブル?」
「シングルよ。私2体しかいないもん」
 ロコンとミュウツーか。
 相手の手の内が分かっているならばこちらとしても対策が立てやすいが。
 ただ、レンがどのような感じで攻めてくるのか分からない。
 不意を突かれないようにしなければ。
「マスター、おはようございますー」
「あら、もう起きていたんですの?」
「サーナちゃん、アルちゃん、おはよー」
 レンに気づいたサーナイトとアルト。
 サーナイトとアルトが来たので、先ほど決まった事を伝える。
 アルトは別に戦闘要員ではないため易々と了承してくれた。
 しかし問題はサーナイトで。
 ユウから決定事項を聞いたとき、口をぽかんと開き、首をかしげていた。
「サーナイト……?」
「い」
「い?」
「いやですーいやですー! レンさんとバトルしたくないですー!」
 ほらきた。
 本人が戦いたくないのなら仕方が無い。
 他のメンバーを選ぶ事に。
 とりあえず病院に備え付けられているパソコンからメンバーを引き出した。

564 名前:98 投稿日:2006/10/11(水) 22:45:50 [ wLZjrzKo ]
「これはどういうことか説明してもらうぞ、ユウ!」
 バシャーモが怒っている。
 他のメンバーもそれぞれ怒っている。
「あ、いや、その、本当に、スイマセン。ほら、ね、ブレイズキックの態勢は解こうか、ね?」
 病室には彼と共に旅をしたメンバーがそろっている。
 バシャーモ、スターミー、アゲハント、ブラッキー、サンドパン、そしてサーナイト。
 一応の事情を説明する。
 彼らはアルトとレンに会うのは初めてだった。
 そしてレンやサーナイト、アルトとあんな関係になっている事は知らない。
 言うつもりも無いが。
「まあ大体の事情は分かったわ」
 アゲハントがユウの頭に停まった。
「ただ、突発的過ぎる気もしないかな」
「確かに」
 属性的には苦手であるスターミーとサンドパン。
 ほぼ同時期に入ったためか、やけに気が合う二体。
「お前がサシでやればいいじゃねぇか」
 そんな提案をするのはバシャーモ。
 素手でミュウツーに勝てるわけが無い。
 それ以前にこの怪我でどうしろと。
「俺はユウの提案に従うぞ?」
 さすがブラッキー。
 昔からの付き合いである。
「そんなわけで頼む! サーナイトは出来るだけ戦いたくないって言っているんだ!」
「ま、サーナちゃんは優しいからねぇ」
「優しいとかそう言うもんじゃねぇだろ、アゲハント」
 アゲハントとバシャーモのけんかが始まりそうになるのでそれを静止する。
 結局、メンバーはサンドパンとスターミーにした。
 この二体ならば安定して戦える。
 そんな気がした。

565 名前:98 投稿日:2006/10/11(水) 22:46:33 [ wLZjrzKo ]
さて、昼になり、ユウは中庭に足を運んだ。
 確かにバトルをしている患者がたくさんいる。
 主に子供や10代後半の男や女が多い。
 ユウもそんなフィールドに立つ。
 久しぶりだ、この緊張感。
「ユウくーん!」
 来た。
 おおよそバトルに不似合いなピンクのナース服。
 さわやか過ぎる蒼い髪、レンその人である。
「待った? 待ってないね、うん」
「えー……?」
 レンが向いに立つ。
 まさか久しぶりのバトルの相手がレンだったとは。
「ルールのおさらいね。2体2のシングルバトル、交代は無し。先に2体とも倒れた方の負けだからねぇ」
「はいはい」
「それじゃあいくよー。いけ、ロコン!」
 ボールからロコンが現れた。
 つぶらな瞳に、赤茶色のふわふわの体毛。
 素で可愛い。
「いけ、スターミー!」
 スターミーが繰り出された。
 属性で見ても、その腕で考えても圧倒的にユウが有利だが。
 レンも引き下がる気は無いらしい。
「ロコン、かえんほうしゃ!」
 ロコンの小さな口から勢い良く炎が噴出される。
 それを余裕で避けていくスターミー。
 反撃しようと、ユウが指示を出す。
 が、それよりも早く青白い炎がスターミーを襲う。
 「おにび」。
 相手を必ず火傷状態にしてしまう特殊技。
 それは水タイプであるスターミーも例外ではない。
「くそっ……やけど!? スターミー、スピードスター!」
 決して避けることの出来ない星型の弾丸。
 威力こそ低いものの、ちくちくと相手の体力を削っていく。
「続いて、サイコキネシス!」
 見えない力がロコンを襲う。
 ロコンの華奢な体が持ち上がる。
「あぁー、ロコーン!」
 そんなレンの声にユウの気が緩み、その事をスターミーも感じ取ったのだろう。
 サイコキネシスが緩んだ。
 ロコンが地面に降り、立ち上がる。
 そして隙を見て、突進した。
 ユウのスターミー、素早いが防御力だけは低かった。
 おにびで体力も減っていた。
 そこに加えて、あのとっしん。
 戦闘不能になってしまった。
「…………やったー! すごいよぉ、ロコーン!」
 ロコンを抱き上げる。
 そしてそのまま頬ずりをする。
「スターミー……悪い、俺のせいだ」
「んー、大丈夫だ。気にするな」
 細かいことは気にしない、それがスターミー。
 何にせよ波乱の幕開けとなってしまった。

566 名前:98 投稿日:2006/10/11(水) 22:47:22 [ wLZjrzKo ]
さて2戦目。
 レンはミュウツー、ユウはサンドパン。
「一度、お前と戦ってみたかったせ、ミュウツー!」
「………それは私とて同じこと。全力で行かせてもらう!」
「あー、せめて私の言う事は聞いてね?」
 そんなやり取りが交わされる。
 さきほどはレンの声に惑わされ、スターミーが負けた。
 だが、もう容赦はしない。
 ユウの目つきが変わった。
「サンドパン、きりさく!」
 その鋭い爪でミュウツーに肉薄する。
 咄嗟のところで避けるミュウツーだが、僅かに切っ先が掠った。
 ミュウツーの頬に傷がついた。
「レン、やつは本気だ。こちらも本気で行かなければ、やられるぞ!」
「分かってるよぉ。でも」
「でも、何だ?」
「技が分からないよぉ!」
 空気が凍った。
 ミュウツーの腹部に激痛が走る。
 そのまま吹き飛ばされた。
 呆気なく戦闘は終了した。
「みゅ、ミュウツー!」
 ぎゅぅと抱きしめる。
「むぅ……」
 おい、胸が当っている。
 そう言いたかったミュウツーだが、そこは野暮と言うものか。
 言わずにおいた。
 とにかく双方共に1体1。
 ロコンを繰り出した。
 地面タイプのサンドパンと、炎タイプのロコン。
 ロコンが若干不利である。
「えーい、ミュウツーの仇!」
「こっちだって負けるわけにはいかない! サンドパン!」
 サンドパンとロコンが交わる。
 ロコンが炎を吹くと、サンドパンが防御する。
 サンドパンが接近すると、ロコンが距離をとる。
 意外とロコンのレベルが高い。
 が、負けるわけにはいかない。
 ユウにもプライドがあった。
 チャンピオンとして、トレーナーとして。
「あぁ、ロコンが!」
 それは一瞬だった。
 ロコンのかえんほうしゃを潜り抜け、サンドパンが切り裂いた。
 ロコンが地面に倒れた。
「………あいつ、半ば本気だよ。大人げねぇ」
 バシャーモが言うが、結局のところユウの勝ち。
 大人気ないのは分かっているが、負けたくも無い。
 ユウがレンに接近し、手を差し出した。
「あの、すいません。何か、大人気なくて」
「ん〜? 大丈夫よ、気にしてないから。もともと勝てるとも思わなかったしねー」
 それでもスターミーを倒すという大金星をあげた。
 それだけでレンは嬉しかったのだが。
「んや?」
「どうかしたんですか?」
 周りにユウのポケモンが集まっていた時、レンのお腹がぴくぴくと動いていた。
 お腹に入れていた卵を取り出す。
 カタカタと動き、ひびが入っている。
「もうすぐ生まれるのか……?」
 皆が注目している。
 タマゴはトレーナーが常に一緒に持ち歩くと早く生まれるという。
 看護師と言うレンの歩き回る職業が幸いしたのだろう。
 殻が少しづつはがれていく。
 そうして生まれたのは。
「にゃー」
 ピンク色の体毛をした、愛くるしい姿。
 エネコだった。
 暫しの間を置いて、レンが声を上げた。
「かーわーいー! かぁいいよぉ〜!」
「にゃー、にゃ」
 エネコも懐いている。
 ユウの手持ちの女性陣もエネコの可愛さにもうメロメロだった。
「俺だって同じじゃねぇか」
「いや、待てバシャーモ。その発想はどうだろう」

567 名前:98 投稿日:2006/10/11(水) 22:48:05 [ wLZjrzKo ]
さて、模擬戦から数時間。
 ユウは病室にいた。
 その病室にはバシャーモ達メンバーもいる。
 パソコンから出してしまった以上、この場においておくしかない。
 パソコンに戻すとまたブーイングの嵐だろう。
「ユウくーん、リハビリよー」
 松葉杖をついて立ち上がる。
「マスター、大丈夫ですかー?」
「あ、うん。何とかな。心配するな」
 バシャーモ達も見ている。
 リハビリ室に向ったユウ。
 今日は長距離歩行訓練。
 リハビリ室の端から端まで歩くリハビリである。
 今までは平行棒を使って歩いていたが、このリハビリが終わればもうこの部屋にくることも無い。
 自然と力んでしまう。
 そうすれば転倒するのが、怪我人の末路と言うもので。
 ユウが転んだ。
 やはりまだまだリハビリが足りないようだ。
 焦らず、じっくり。
 何時かレンに言われた事を思い出した。
「大丈夫かね? 焦らず、じっくり頑張ればいいんだから」
「あ、はい……」
 やはり言う事は同じである。
 ユウと言う男、実はかなりせっかちだったりする。

 リハビリが終わったのは午後6時。
 何時もより遅かった。
 それもこれもユウが下手に無理して歩こうとしたからである。
 そのたびに転んで転んで。
 体中アザだらけである。
「あー、いてて……」
 病室に戻ると、サーナイトもアルトもいなかった。
 もちろんバシャーモ達も。
 家にでも帰ったのだろうか。
 静かにベッドに横になる。
 こんなにアザだらけになったのは久しい。
「いたたたたっ……退院がどんどん遠のいていく………」
「失礼しますー。ユウくん、大丈夫?」
 心配になったのか、レンが病室に顔を出した。
 大丈夫ではない事くらいユウの体中のアザが物語っている。
 けれど看護師として怪我人のことを心配せずにはいられないわけで。
 簡単にレンが体を調べる。
 骨などには異常が無さそうだ。
「一応湿布を貼ったげる。上着脱いで」
「え?」
「上着を脱いで? 大丈夫よ、変なことしないから」
 ちょっと前までは平気でしていたくせに。
 上着を脱ぐ。
 やはり二の腕から肩にかけてが酷かった。 
 湿布を張ってもらったときの、あの妙な冷たさがユウは苦手だった。
「ん・ふ・ふー」
 ふと、変な笑い声が聞こえた。
 見るとサーナイトがいた。
 声にならないほどの小さな悲鳴を上げる。
「な、何してるんだサーナイト!」
「あのですねぇ、アルトさんの忘れ物を取りに来たんですー」
 そう言うとイスの上の漫画本を手に取った。
 何時もアルトが読んでいる漫画本だった。
「マスター、湿布が苦手なんですねー。初めて知りました」
「んぐ……知らなくても良いことを。……なぁ、バシャーモ達は?」
「家にいますよ? 今日から大家族ですぅ!」
 今まで2人で住んでいたのが急に5人も増えたのだ。
 喜ぶのも分かる。
 が。
 サーナイトが言いたいのはそれだけではなかった。
「マスター」
「ん?」
「レンさんとイチャイチャしちゃダメですよ?」
「うぉっ!?」
「なになに? 何の話? お姉さんにも教えてー!」
 この上レンまで懐いてきた。
 どうやらまだまだユウは落ち着けそうに無いようだ。

(第二十話 完)

568 名前:98 投稿日:2006/10/11(水) 22:50:34 [ wLZjrzKo ]
第20話ですー。
早いものでこのスレに来て、もう20話目なんですよねー。
今回もえちぃてんかいはちょっとなしと言う方向で。
申し訳ないです……。

さて、次は何時になることやらー……。

569 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/11(水) 23:02:58 [ Js0aXz0o ]
>>568
激しく乙です。
いいものが見れるのならいつまでも待ちますよ!
納得いくまで練ってくださいな

570 名前:347 投稿日:2006/10/11(水) 23:26:21 [ UXSFeXuM ]
>>568
「サンドパンとロコンが交わる」
これを見て噴きました。恥ずかしい…orz
サーナイトやレンさんとのやりとり、面白いですね。お腹いっぱいです。
そしてその他ポケモンのやりとりも。GJ

571 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/11(水) 23:27:34 [ kPShBvnM ]
おお、久しぶりの98さん!!
いや、久しく感じるだけかな?
とにかく御疲れ様です、
俺の次の話は特にえちぃ展開はありませんが、
その次はエロ展開を盛り込む心算です、
カップルは(ツバキ×シズク)に成るかと思いますが、
どうぞ、幅広い心で御賞味ください、
イシスとアオイもいちゃつかせますから(苦笑

572 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/11(水) 23:32:06 [ Js0aXz0o ]
誰かさんとは言わないけど、ここまで図々しいと脱帽するしかないな

573 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/11(水) 23:36:52 [ kPShBvnM ]
してください

574 名前:忠告者 投稿日:2006/10/11(水) 23:36:55 [ NNoN5F6Y ]
>>571
いい加減他の人の意見を聞いてはどうですか?
名前を名無しにして読み手側に回った方がいいですよ。
あなたがいることで荒れて98さんや閣下さんにまで迷惑がかかりますよ。

575 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/11(水) 23:41:14 [ kPShBvnM ]
ハッキリ言います、無理です
あなた方名無しが無駄に罵倒文を書くから荒れるわけで、
間接的に閣下や98さんに迷惑をかけているのはあなた方名無し、
確かに俺も十分過ぎる位に迷惑を掛けた、ごめん、
だが、もう其の話は忘れた方が良いと思う、
限が無い、
大体、小説を書きもしないで文句だけを言うあなた方名無しは、
唯の通りすがりで荒しをする馬鹿よりも性質が悪いと思う

576 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/11(水) 23:45:50 [ Js0aXz0o ]
ここは18歳以上の方のためのスレッドですよ?
それ以下の方に退場をお願いする行為のどこに問題があるのでしょうか。

577 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/11(水) 23:55:30 [ kPShBvnM ]
元々年齢制限が嫌いでここに来たんです、
唯単に、俺のほうが皆さんより五年遅く生まれただけの話、
思考が幼稚と言う訳では有りません、
俺よりも五年早く生まれただけの名無しが、
先輩面して悠々と文句を付けて来る所が、
俺には気に食わない、
何で同じ人間としてみてくれないんですか?

578 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/11(水) 23:59:04 [ Js0aXz0o ]
質問に答えてください。
ここは18歳以上専用。
そしてあなたは13歳。だから退場してください、そう言ってるわけです。
何か間違ったことを言っていますか?

579 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/12(木) 00:03:38 [ kPShBvnM ]
いいえ?
ですが、退場する気も有りませんし、ROMる気もありません、
先程も言ったでしょう、年齢制限が嫌いだと、
それに、質問に答えていないのはあなた方も同じ、
どうして俺よりも五年早く生まれただけの名無しが、
先輩面して悠々と文句を付けて来るのですか?
どうして、同じ人類としてみてくれないんですか?
俺が質問に答えた以上、貴方方にも質問に答える義務がありますよね?
ちがいますか?

580 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/12(木) 00:06:23 [ SAywyseE ]
年齢制限が嫌でここに来た理由がわからない
寧ろ年齢制限が嫌なら練習スレに行くんじゃないの?

581 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/12(木) 00:10:14 [ kPShBvnM ]
嫌いな物には逆らうのが俺のモットーなのでね、
それに、消防の頃からこっちの世界に興味があったから、
そして、あなた方大人と呼ばれる人間の中に溶け込む事が出来るように成りたかったから、
俺が答えられる事は以上です、他に何か?

582 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/12(木) 00:11:07 [ Js0aXz0o ]
どんな我侭を言おうが、あなたがいきなり5歳年をとるわけでもナシ。
はたまたボーダーラインが13歳まで下がるわけでもナシ。
ここに書き込む以上、我々は18回の誕生日を迎えてるものとして認識しているわけです。
さて、私は何も間違ったことは言っていませんとあなたも認めました。
ルールは守らなければいけません。
学校で習いましたね。
そして決まりを守らない人間が責められるのも至極当然のことです。
罰を受ける。これも当然です。
だから退場してください。

ただあなたがこのスレッドを見るだけなら我々もそこまでは把握できません。
名無しで感想を書き込むとしても同じです。
あなたがここで書いた話を完結させたいのなら、
ここではないどこかで続きを書いてください。
さて、まだなにかありますか?

583 名前:水銀将軍 投稿日:2006/10/12(木) 00:16:30 [ TyqRA1Os ]
>>532
お帰りなさい。
>>534
!?
では532の風邪丸さんは一体・・・!?
最近姿を見ないんで「ひょっとして飽きた・・・?」と思って落ち込んでいました。
名を変え潜んでいたんですね。まるで忍者ww
>>539
臆病なギャラドスの感じはどうでしょうか?
前々から練っていた計画でした。

あと、ハッサムとレディアンはナイスコンビだと自負しております。
>>542
何が“やはり”なんですか!?
もしかしてギャラドスが来るだろうって判ってましたか!?
ちくしょぉぉぉ!今頃

予 想 通 り

ってやってるんだろうなぁー!!

>>すごいです、どんなポケモンでもキャラを操るその文才。
有難うございます。個性を出さないと誰が誰だかわかりませんしね。

584 名前:水狼将軍 投稿日:2006/10/12(木) 00:17:03 [ TyqRA1Os ]
「ご主人、貝殻ありました?」
「全然見つからないな・・・」
熊手を持って浅瀬の貝殻を探している俺とエンブレスだが、これがなかなか見つからない。
「ご主人・・」
いつの間にやらエンブレスが俺の後ろに立っていた。
「どうした?」
ぎゅっ
しゃがんでいる俺が振り向こうとした瞬間にエンブレスが後ろから被さってきた
「ご主人、最近私と二人っきりって全然ありませんでしたよね?」
え?何を言ってらっしゃるんでしょうか
二人っきりはおろか、最近夜は二人で寝てたりしてません?エンブレスさん
「そんな事ないですぅ。さっきはギャラドスがいましたし、その前はハッサムがいたでしょ」
俺を抱きしめている腕の力が強くなる。きっとコイツ今、頬を膨らませてるな

って、コイツの最近ってのは30分以内も含まれているのか!?

「今、ご主人は私だけのものです。誰にも邪魔はさせませーん」
顔をすりすりと俺の背中に擦り付けてくる。まあこのくらいならいっか

エンブレスは俺に抱きついたまま離れない。俺はヤドカリのようにエンブレスを背中に乗っけたまま貝殻探しを続けた。

585 名前:水狼将軍 投稿日:2006/10/12(木) 00:17:35 [ TyqRA1Os ]
すんすんすん
(はぁ〜ご主人の匂い、ご主人の匂い・・・)
すぅーっ・・・
(あー・・肺の奥までご主人の匂いが・・・)
モゾモゾ
(あ、生え際にほくろがある・・・)
くいくい
(耳かきしてあげたいな・・・もちろん私の膝枕で)
ぷるんぷるん
(耳たぶ・・・噛んじゃだめかな・・・)
かぷ
ピクッ!
(あっ!カ、カワイイ・・・)

グン!
(移動するんですか?あっ、ご主人、私が落ちないようにお尻に手を・・・)

ススス・・・
(今度はここですね・・・熊手を一生懸命使ってるご主人も・・・いいですね・・・)
さすさす
(胸筋!胸筋!)
クリクリ
(いつもとは逆にご主人の乳首を触っちゃいます)
ピクッ
(あ、男の人のも立つんですね〜ちっちゃくてカワイイ)



好きなようにやらせていたが・・・
コイツは・・・・痴女か!?
段々エスカレートして来ている・・・

ちゅっちゅっ

あっー!生え際にチュッチュするな・・・ち、力が抜け・・・

バタッ

586 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/12(木) 00:22:23 [ kPShBvnM ]
先程も言いましたよね?
人に従ったり、決められたルールに従ったりするのが嫌いだと、
ですから、一見物人である貴方に従うのは真っ平御免です、
元々退場する気は無いと何度も言ったでしょう?
ボーダーラインを下げて貰いたくも有りませんし、
十八まで年を取る気も有りません、
罰を受ける?
あなた方に何が出来る?
精々幼稚な罵倒文と偽善振った諭しの文くらいでしょう、
そんなものはもう読み開きました、聞き飽きました、
こんな文で、レスを充たしたいなんて誰も思っちゃいませんよ?
飲み込むのはあなた方の方、
年齢を気にするからこんなトラブルが起きる、
自分の事を棚に上げて言うが、ここは言い争う為のスレじゃない、
言い争わないと言うルールは有っても、言い争うルールは無い、
ソレこそ、小学校で習うようなルールです、
そのルールを守っていないあなた方にも非があると思いますけどね?
俺はなにか間違った事を言ってますか?(前六行除く)
長文、失礼しました・・・

587 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/12(木) 00:26:04 [ kPShBvnM ]
閣下、申し訳有りません、
折角閣下の素晴らしい作品の後だと言うのに、俺の文句で締めてしまって、
本当にすいませんでした、
エンブレス、可愛いです、
そして、其のエンブレスの攻めを大人しく受けるご主人も、愛嬌があります、
次はいよいよ本番でしょうか?

588 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/12(木) 00:27:30 [ Js0aXz0o ]
私はあくまでもあなたが自分から納得して立ち去っていただくようお願いしてるのです。
分かって頂けないのなら残念です。
あとは私にできることと言えば、
管理人様にあなたをアクセス禁止にしていただくようお願いするだけなのですが。

589 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/12(木) 00:29:21 [ kPShBvnM ]
最近管理人様を見かけませんが?

590 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/12(木) 00:32:12 [ kPShBvnM ]
それに、俺が厨房と言い出す前に、何か問題でも起しましたか?
俺が起した問題といえば、今回の事件しか思い当たりませんが?
問題を何度も起している様ならアク禁にすれば良いですけど、
前科一犯でアク禁はやり過ぎかと、
別に俺は荒らしてませんし、荒らしているのは名無しの方々ですし

591 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/12(木) 00:55:27 [ SH7ajTuY ]
えーと、武器商人さんに罵声を浴びせ続けてる名無しさんへ一言、
今までROMってた者です。
が、初の書き込みがこんなのもどうかと思うが、正直言って


 貴 方 の ほ う が 痛 い で す よ 。


これ以上スレを荒らすのは止めてください。
そんなに中学生(厨房)が嫌いなら
無視すればいいじゃないですか。
貴方の年齢がいくつか知りませんが
もし18歳以上であるならば大人気ないですよ。

592 名前:sio 投稿日:2006/10/12(木) 01:40:55 [ Dpkzzshs ]
久々に見たらこいつは・・・何が「ルールに従うのが嫌い」だよ。
自分の思い通りにいかなきゃ嫌、って時点で思考が幼稚すぎる。
ルールを守るのは人間社会で生きるための最低限のことだろう・・・

>あなた方名無しが無駄に罵倒文を書くから荒れるわけで、
お前がアホなこと言わなければ荒れなかった。

>確かに俺も十分過ぎる位に迷惑を掛けた、ごめん、
なら反抗的な態度をとるな。

>元々年齢制限が嫌いでここに来たんです、
 唯単に、俺のほうが皆さんより五年遅く生まれただけの話、
 思考が幼稚と言う訳では有りません、
 俺よりも五年早く生まれただけの名無しが、
 先輩面して悠々と文句を付けて来る所が、
 俺には気に食わない、
 何で同じ人間としてみてくれないんですか?

決められたルールを守ることもできないから。自分勝手で十分幼稚だから。

>嫌いな物には逆らうのが俺のモットーなのでね、
 人に従ったり、決められたルールに従ったりするのが嫌いだと、

人間社会から出て行け。

>自分の事を棚に上げて言うが
棚に上げるな。全ての問題の元凶はお前だ。

>別に俺は荒らしてませんし、荒らしているのは名無しの方々ですし
誰のせいでこんな状況になってるんだ?

これから先お前が小説など投稿しようが誰もまともに見てくれない。
これほど図々しくて不愉快なガキは初めて見た。

593 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/12(木) 07:46:35 [ .GH6EPlc ]
唯のガキがここまで文章を書けると思いますか?
自分が不愉快な書き込みをしていることは重々承知してますが、
名無しの発言レベルに合わせたからです、
第一、嫌いな物に逆らうのがモットーとは言いましたが、度はあります、
何でもかんでも逆らっていたら生きていけませんからね、
俺が逆らいたいのは年齢制限や身長制限、そして、縛り付けるようなルールです
常軌を逸している人間がこんな文章を書けると思いますか?
それと、反抗的な態度を取るなと言いますが、
あなた方は何様の心算ですか?
歳を取りすぎて、偉そな性格になったんですか?
別に、今小説を投稿するなんて一言も言ってませんよ?
幼稚なのは元々です、其れを言えば、一厨房に罵声を延々と叫び続ける名無しの方々も幼稚だと思いますけどね、
まあ、厨房をガキ扱いする貴方も大人気ないと言えば大人気有りません、
なら反抗的な態度を取るな?
偉そうな命令に大人しく従うのは、今の時代、優等生君しかいませんよ?
俺が年齢を明かす前は普通に振舞ってた癖に、厨房で有る事を明かした瞬間にコレだ、
大人気無いですね、まだ順応性に長けた消防や厨房、工房の方がマシだ、
俺は十分謝った、其れを無視してきたのは、スルーしてくれた方々以外の、貴方方皆です、
人の謝罪も受け入れられない貴方達は消防以下、
大人の体を持った ガキ です、
アクセス禁止にしたかったらすれば良いじゃないですか?
其れまで俺はあなた方心無い大人と戦いますから

594 名前:98 投稿日:2006/10/12(木) 09:05:29 [ wLZjrzKo ]
おはようございます、98です。
寝坊した! 授業に遅れる! と思ったら授業は午後からだったという罠。

>>569
 感想ありがとうございます。
 良いものかどうかは、さておいて。
 楽しんでいただけるのなら幸いですー。

>>570
 感想ありがとうございます。
 あれ、新しいカップリングが見つかりましたよ? ロコン×サンドパン?
 どちらも緑でしか登場しないポケモンですしね。

>>585
 ああ、エンブレスさん……。
 やっていることも、何もかも可愛い。
>胸筋!胸筋!
 何故かは分かりませんが、噴いたw

595 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/12(木) 09:39:26 [ 4Kez1hVc ]
>>592-593
この小説面白いな
で・・・肝心のサーナイトはいつ出てくるの?

596 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/12(木) 12:43:52 [ Js0aXz0o ]
>>591が自演くさいな(笑

597 名前:武器商人(フリーランスの傭兵) 投稿日:2006/10/12(木) 15:45:54 [ bj2x4.g2 ]
ログ見りゃ直ぐ分かるだろうけど、
俺じゃない、
さて、そろそろ皆さんも落ち着いてきたようですし、
今日から来週の土曜日まで俺はROMる事にします、
一週間で皆さんが落ち着いて平和になったならば、俺はひっそりと戻ってくると思います
其れと、一言、
罵声だけでは荒しにしか見えませんし、浴びせられた本人を余計に立て籠もらせます、
注意や警告をするのなら、削除依頼スレに居る名無しの言った言葉のように、
もう少し頭使ってクールかつ知的に立ち振る舞うべきだと思います、
オタクを嫌う人達も恐らくは、貴方方の汚い言葉遣いの所為でオタクを良く思ってくれないのでしょう、
まあ、今の時代、あんな汚くて幼稚な言葉遣いしか出来ないのは消防から厨房ぐらいまででしょう、
そんな言葉しか喋れないのでは、ハッキリ言って、同類の不良友達しか出来ませんよ?
人を気遣う心を最初から覚えなおすべきだと思います、
来週の土曜日、俺の事を皆さんが受け入れてくれたなら、
貴方方が少し大人になった証拠です、
受け入れられないなら、まだ人とのコミニュケーションが上手く出来ていない事に成ります、
どちらに成るかはあなた方次第です、
俺は、皆さんと仲良くやって行きたかった、
このスレで、ずっと小説を書き続けたかった、
言いたいことは、それだけです、
其れと、この書き込みに対して何か言っても、来週の土曜日まで返事は来ませんから、
其の心算で居てください、
>>sioさん
世の中、図々しくて不愉快な厨房、消防なんて星の数ほど居ます、
見るのは初めてじゃないはずですよ?
其れと、子供の事をガキなんて言うのは子供嫌いの証拠、
子供のプレーヤーが多いポケモンの世界で、
其の性格はとても痛いと思います、
直した方がいいですよ?

長文、失礼しました、来週の土曜日まで「さようなら」良い再開が出来る事を祈っています。

598 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/12(木) 16:01:37 [ Js0aXz0o ]
どうでもいいけど「心算」って言葉使いすぎな上に、使い方間違ってるんだが。
難しい言葉使いたいのは分かるけど、大して難しい言葉でもないし
恥ずかしいからやめたほうがいいよ。

599 名前:sio 投稿日:2006/10/12(木) 22:03:05 [ Dpkzzshs ]
>俺が逆らいたいのは年齢制限や身長制限、そして、縛り付けるようなルールです

逆らうなよ。何のために制限が、ルールが作られたんだよ。

>それと、反抗的な態度を取るなと言いますが、
>あなた方は何様の心算ですか?

自分が悪いと思ってるんなら反抗しないはずだろ。

>俺が年齢を明かす前は普通に振舞ってた癖に、厨房で有る事を明かした瞬間にコレだ、
大人気無いですね

明かしたお前が悪い。
「13ですけど年齢制限嫌いなんで堂々と参加させてもらいます」
こんなこと言う奴が制限ありの場所に
図々しく居座るのが認められるわけないだろ?

>俺は十分謝った

謝れば済む問題じゃないだろ。

>厨房をガキ扱いする貴方も大人気ないと言えば大人気有りません

中学生はガキだ。ルールに逆らう、制限を無視する時点でお前の精神は立派なガキだ。

>そんな言葉しか喋れないのでは、ハッキリ言って、同類の不良友達しか出来ませんよ?

お前は人生の何がわかってるんだ?13の分際で。

>人を気遣う心を最初から覚えなおすべきだと思います、

社会の決まりごとを最初から覚えなおせ。
多くの人間が話し合い、完成したのがルールだ。

>受け入れられないなら、まだ人とのコミニュケーションが上手く出来ていない事に成ります

完全に自分の脳内だけで世界が出来上がってるな。恥を知れ。

>子供の事をガキなんて言うのは子供嫌いの証拠、
子供のプレーヤーが多いポケモンの世界で、
其の性格はとても痛いと思います、
直した方がいいですよ?

「はい、中二です・・・
小6から中一まで、親から隠れて見ていたエロサイトから得た知識で今までやって来れたような物です・・・
規定の十八歳まであと五年もあるんです・・・
今まで黙っててすいませんでした・・・ 」

↑お前のほうが遥かに痛い。

恥を知れ。
道徳を知れ。
悪いのはルールすら守れず、しかも開き直っているお前なんだ。

「俺が正しいんだ!俺の考え方が絶対に正しいんだ!」
「社会のルールをやぶって開き直ってるけど俺が正しいんだ!」

これがお前だ。これだけ言ってまだ図々しく戻ってくるようなら
もう何も言わない。完全に無視する。
できれば自分がどれだけ身勝手で恥知らずな行為をしているかということに気付いて欲しい。
お前は決して馬鹿じゃないはずだ。

600 名前:98 投稿日:2006/10/12(木) 22:10:11 [ wLZjrzKo ]
そして空気も読まずに600ゲトー(えー
ただいま二十一話を構想中です。

601 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/13(金) 06:20:03 [ ujnW/Weo ]
将軍の名前の由来を知ってるくらい初期からの住人なんだけど、
最近書き手が多くなって良くなってきたなって思ってたのに何だこの流れ。
べつにいいんじゃないの?実際武器商人さんの態度は悪いかもしれないけど
小説は面白かったし、特に何も問題は起こしてなかったでしょ?
前までGJとか言ってたのに手のひらを返したように武器商人さんを
責めるのはおかしいと思う。
以上、スレ汚しスマソ

602 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/13(金) 07:32:01 [ SQUCBZKk ]
なんか叩くきっかけを待っていたような感じがするな。

603 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/13(金) 14:47:38 [ Js0aXz0o ]
閣下や98氏にGJを言っている名無しは居ても
武器商人にGJを言っている名無しは見当たらない件

604 名前:604… 投稿日:2006/10/13(金) 18:07:30 [ n07jZvyU ]
久々に来たら大変なことなってますね。

攻められる対象がキルリアとサーナイトじゃないから俺は中立派ってことで。
エルレイドは・・・どうだろう(笑)

605 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/13(金) 19:01:56 [ Dpkzzshs ]
何も言わなければ良かったのにね、彼。
黙っていれば年なんかわからないから一緒に酒が飲めるのに
俺実は厨房なんだ。でも年齢制限とかルールとか嫌いだからかまわず飲むね。
なんて言われて堂々と飲まれれば周囲の大人が文句言わずにはいられないだろう・・・

606 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/13(金) 20:07:31 [ Js0aXz0o ]
「ポケモン育て屋
あなたのポケモン育てます」

キンセツシティから全く離れていないのに、ギリギリ117番道路。
そんなほんのちょっと戸惑ってしまう住所に、俺のやってる育て屋がある。
月日が過ぎるのは早いもんで、この店を継いで今年で5年目だ。

ポケモン好きの老夫婦の道楽のようなイメージがあるであろうこの仕事。
そんな仕事を、どうしてピチピチヤングガイの俺がやることになったのかというと・・・
ありゃ何年前だったけかな。18のときに手伝い始めたから7年前か。
夫婦で育て屋をやっていた、俺のじっちゃんばっちゃんのうちの
じっちゃんの方が心筋梗塞でポックリと逝ってしまった。

当時、ポケモントレーナーとは名ばかりのプー太郎生活を謳歌してた俺。
そんな俺の親戚内での評判は察してくれ。
そんなわけでばあちゃんが俺に
「じいちゃんが死んで人手不足になったから手伝ってくれ。
どうせ他にやることもないんだろう。」
と言うのは当然なわけで。

チャンピオンになる夢なんてとっくに捨ててた俺に、
断る理由が見当たらないのも当然なわけで。

607 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/13(金) 20:08:21 [ Js0aXz0o ]


そんなこんなで、ばあちゃんのもとで育て屋のノウハウを基礎から仕込まれることに。
そりゃあばあちゃんのシゴキは厳しかったけども、
2年もすれば、それなりに仕事も覚えて、やりがいを感じ始めていた。

しかしそんな矢先、今度はばあちゃんが逝去。
そういえば死ぬ一ヶ月前くらいから、ばあちゃんは
「わたしが死んだらお前がこの店を継いでおくれ」
と言っていたのは自分の死期を悟っていたからなのかどうなのか。

一応これって遺産の形になんのかな、だとしたら口約束だけで俺がこの育て屋貰うのはどうなんだろう
と、色々心配したりしたわけだが。
どうもばあちゃんは生きてるうちに、俺以外の人にも触れ回っていたらしい。
父ちゃん母ちゃんや叔父さん叔母さんは、俺が育て屋を継ぐことに全く反対しなかった。
そんなわけで、あれよあれよという間に、俺はこの育て屋を正式に継ぐことに。
そして町の人からは「育て屋の若旦那」なんて小っ恥ずかしい名前で呼ばれるようになったわけだ。

608 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/13(金) 20:09:04 [ Js0aXz0o ]
で、人手不足が理由で俺は働きはじめたのに、俺一人になって育て屋はやっていけたのかと云うと
全くもって問題無かったわけですな。
うちには優秀な助手が2人、いや2匹居た。

「モモンの実剥きました。冷えてますよ」
「ん、ありがとサナさん。」
事務所で日誌を書いていたところに、モモンを持ってきてくれたのは
経理、応接、その他諸々担当のサーナイトのサナさん。
彼女は俺がここで働きはじめたときから、ばあさんの手伝いをしていた。
年齢が非常に気になるところである。

ガラガラ
「宿舎の掃除終わりましたー」
「ご苦労様、ミオちゃん。ちょうどサナさんがモモン剥いてくれたんだ。一緒に食べよう。」
ゴム手袋にゴム長、そして作業着姿で事務所に戻ってきたのは、
飼育、雑用、その他諸々担当のサーナイトのミオちゃん。
俺がこの娘に始めてあったとき、まだキルリアだったからミオちゃんはちゃん付けである。
俺より先輩であるということはサナさんと変わらないのに、
まるで妹のように扱われることをたまに愚痴ったりする。

「んー!ちょうど喉渇いてたんですよねー」
「あら、ミオちゃんの分は冷蔵庫に閉まっちゃったわ。ちょっと待っててね。」
はーい、と云いながら近くにあったバケツを片足で寄せてその中にゴム手袋を放る。
そしてフンフンと鼻歌を歌いながら、事務所の自分の席に座った。

609 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/13(金) 20:09:47 [ Js0aXz0o ]
彼女たちは姉妹ではない。
俺は途中で挫折した組なので、詳しい話は知らないのだが
どうもポケモンリーグのチャンピオンを目指すトレーナーは数多くのポケモンを繁殖させて
その中から僅かな固体の違いを見極め、自分の納得のいく究極の一体を探し出すそうだ。
彼女たちはその作業の途中で、間引かれそうになっているところをじいさんが貰ってきた子たちである。

俺も詳しい話を聞く前にばあさんが逝ってしまったので、よく知らないのだが
人手不足を感じたじいさんが、何とかせにゃならんと新しく働き手を捜そうと思ったらしい。
が、バイト代を出せるくらい稼ぎがあるわけでもない。
というわけで、人間社会でも働いてるポケモンを1から仕込んで育てようと考えたのだ。
育てることに関してはこちらはプロである。
ラッキーとラルトスどっちを貰うか悩んだらしいが、
人語を解するだけでなく話せるようになるという点でラルトスを選んだ。

あとはうちの常連のトレーナー数人に、いらないラルトスはないかと聞いて一匹のラルトスを貰った。
それがサナさんである。
この一匹だけのつもりだったから、ラルちゃんキルちゃんサナちゃんと非常に安直な名前になったのだ。
まぁ、あとは似たような感じでそれから少し繁盛して、またまた人手が足りなくなったからまたまたラルトスを貰った。
それがミオちゃん。
一時期サナさんは自分はこんな名前なのに、ちゃんと名づけてもらったミオちゃんに対して
ジェラシーを感じてひと悶着起こしたことがあったらしいけど、それはまた別の話。

兎も角まだ小さなころから、徹底的に仕込まれただけあって、二人ともとても優秀。
まだ何も分からなかったころは、彼女たちに細かいところを手取り足取り教えてもらった。
ばあさんが存命のときは、俺が居なくてもぜんぜんやってけたんじゃねぇか?
そんなわけで、ここの従業員3人中、人間は俺1人だけであっても困ることはなかった。

610 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/13(金) 20:10:30 [ Js0aXz0o ]
俺の席から右にミオちゃん、左にサナさんの机がある。
俺はサナさんの向いてくれたモモンを食べながら、午後の予定について考えていた。
「んぐ、ちょっとティッシュ取ってください。」
モモンを口いっぱいに頬張ってるミオちゃん。
彼女のお皿には何も乗っかってなかった。
おいおいもう全部食べちゃったのかよ。

ついさっきまでモモンを刺していた爪楊枝でシーハーしているミオちゃん。
この娘、あまり行儀はよろしくない。
「うーベタベタするー。」
「ミオちゃん、もう少しお行儀よく食べないとダメよ。」
サナさんが布巾で手を拭きながら、台所から出てきた。
少し呆れた顔をして、「これを使いなさい」とミオちゃんの前に布巾を置く。

口の周りを拭いて、ふぅ、と一息つくミオちゃん。
「そうそう。イイヅカさんとこのコイキングがLv19になったんでボールに戻しときましたよ。」
「あ、そう?んじゃ取りに来るように電話しないとなぁ。」
俺はポリポリと頭をかきながら答えた。
イイヅカさんはうちの常連の一人で釣り人だ。
「自分でギャラドスにさせるから19まででいいよ」という注文である。

「あの人、今日も釣り行ってそうだなぁ。まぁいいか。電話しちゃえ」
今はもう11時だし、流石に寝てるなんてことはないだろう。
留守電だったら用件入れておけばよし。
そう思いながら受話器に手を伸ばした。

611 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/13(金) 20:11:42 [ Js0aXz0o ]
「すいませーん!」
ちょうどそのときカウンターの方から声が聞こえた。お客さんだ。
「私が行ってきましょうか?」
俺とミオちゃんが食べた皿をおぼんにのせて片付けようとしていたサナさんが聞いてきた。
「いや、いいよ。俺が行く。サナさんはイイヅカさんとこに電話しといて。
 ミオちゃん、休憩は20分までね」
「はーい」

「はいはいすいません。いらっしゃいませ」
カウンターを挟んで、目の前には12歳くらいの男の子が立っていた。新顔だ。
「えっと、ポケモン預けたいんですけど。」
「あぁ、うちは初めてかい?」
「はい。」
俺はカウンターの横にある、少々年季の入ったテーブルを指差す。
「あそこに用紙があるから、君の住所とか預けたいポケモンについての詳しいこととか書いてください。」
「あ、はい。」
少年はその腰くらいのテーブルまで歩いていき、用紙に必要事項を記入し始めた。

タンパンにTシャツ、腰につけてるボールは3個・・・
典型的なタンパン小僧か。ちくしょう、エロい太ももしやがって。
彼が用紙を書いてる間に、俺は管理用タグの準備をする。
「あの、書けました。」
少年が差し出した用紙にざっと目を通す。
2匹か・・・うん?このポケモン達・・・
少々気になる点を見つけた俺が質問する前に、少年が先に口を開いた。
「それと、ちょっと聞きたいことがあるんですけど」

612 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/13(金) 20:15:17 [ Js0aXz0o ]
まったく・・・うちの主人にケチをつけはじめたらキリがない。
ラルトスのころに捕まってしまったのが、私の運の尽きだった。
以来、私は主人・・・タケルのポケモンとして、非常に、ひっじょ〜〜〜に不本意ながら
タケルに力を貸しているのである。
私には誇り高きエスパーポケモンとして「サーナイト」という種族名があるのだけれど
タケルは私に「カレン」という名前をつけた。
由来は可憐に育ってほしいから。
なんて単純な名前なんだろう。ま、それほど嫌いではないんだけど・・・

それにしてもタケルは・・・
けしからんことに、私という主力ポケモンが居ながら
最近は私じゃなくて、新入りのサマヨールばかり使っているのだ。
まったく、何のために強くなってやったのか・・・
いやいやいや!私が強くなるのは私自身のためだ!いったい何を言っているんだろう。
そんなわけで、今日も後でタップリとタケルに嫌味を言ってやろうと思っていたのだ。

しかし現在、私の入っているモンスターボールはタケルの腰にではなく
どこかの薄汚いカウンターのようなところに転がっている。
いったいどういうことなんだろう。耳を澄ますと、話し声が聞こえた。
私はモンスターボール内の壁に耳をくっつけた・・・うう、これってけっこう屈辱的なポーズだわ。
「ここって・・・を・・・早く・・・れるって・・・ですけど」
「うちは・・・3日・・・で1個・・・」
うーん、何を言っているのかよく聞こえないうえに理解できない。

613 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/13(金) 20:16:10 [ Js0aXz0o ]

「それじゃ・・・このサーナ・・・預からせて・・・ます」
!?
ちょっと待って、この男の人今ひょっとして私を預かるって言ったんじゃ・・・
慌ててモンスターボールの窓からタケルが居たであろう方向を見ると、
タケルは今まさにドアを開け、外に出ようとしていた

「タケル!ターケールー!!」
ダメだ!ボールの中じゃどれだけ叫んでも聞こえない!
無駄とは分かっていながらも、ボールの壁に向かってサイコキネシスを念じる。
・・・
ップハーーー!うう、ダメだ。ビクともしない・・・
ひょっとして私タケルに見捨てられた・・・?
いやそんなことはないはず。むしろ厄介払いが出来てせいせいするわ。
・・・グスン。

はぁ、いったい私はこれからどうなるのかしら。
体育座りをしてこれからのことを考えていると、
突然モンスターボールを持ち上げられたような揺れが。
「キャン!」
ちょ、もうちょっと丁寧に扱いなさいよお。
どこに連れてかれるのかしら・・・

614 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/13(金) 20:18:46 [ Js0aXz0o ]
続く。

うーん。
サクっとエロだけ書こうと思ったら、勝手に登場人物が出てきた。
ていうか、投稿すると結構短く感じる。
やっぱり最後まで書いてから投稿したほうがよかったかしら。
ともかく次回はエロです。

615 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/13(金) 20:37:45 [ n07jZvyU ]
>>614
激しく期待

616 名前:98 投稿日:2006/10/13(金) 23:18:21 [ wLZjrzKo ]
こんばんは、98です。
内定が決まったはずの会社から内定取り消しを受けました。
今からまた就活です。

>>614
 おお、新しい書き手の方ですね。
 主人公が育てやさんの孫……色々な出会いがありそうで良いですね。
 次回、楽しみにしてます。

617 名前:水狼将軍 投稿日:2006/10/13(金) 23:48:47 [ TyqRA1Os ]
>>616
私が言っていいのか判りませんが、めげずに頑張ってください!

>>614
GJ!かなり面白いです。
続きに期待

618 名前:アシ 投稿日:2006/10/14(土) 09:52:48 [ 0eGbxFFM ]

>>616 人生いろいろ必ずいいことはあります、頑張ってくだはい! 
>>614 新たな神が降臨!これからの展開に期待。

619 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/14(土) 23:48:45 [ kFOPWEXk ]
>>614
激しく期待2

620 名前:アシ 投稿日:2006/10/15(日) 07:09:31 [ 0eGbxFFM ]
↑ageないでくれ、E-mail欄にsageと書いてくれ

621 名前:射的の景品 投稿日:2006/10/15(日) 10:55:45 [ kFOPWEXk ]
 味の無い唇が離された。
 再び目の前にアップになったリアの顔は普段のそれより赤みを帯びていて、目は何か遠くの物を見ているかのようにとろんとしている。
「お前……」
「セイヤ様……怒らないでください、貴方が好きで好きで堪りません」
 俺とサーナイトは本当に生まれたときから一緒だった。
 俺の両親は共働きで、しかもかなり忙しい部類の人だった――無論、忙しさと比例して収入もあったが――
 俺への遊び相手にと両親はブリーダーである知人から生まれたばかりのラルトスを貰った。
 当たり前の事だがお互いに知らない事は無い、共に成長を歩んで行ったのだから、確かにキルリアに進化した時はかなり戸惑ったがその中身は変わらない、そこには常に俺より大人びたリアが居るのだ。
 リアはもう一度俺と唇を重ねる、甘い味なんてしない、誰だよファーストキスはレモンの味とか言った奴は。
「ちょっ……ちょっと待てよ!?」
 サーナイトの両肩を掴み俺から引き剥がす。
「セイヤ様……私では駄目でしょうか?」
「違う! リアの事は大好きだ、だけど……」
 俺はリアを恋愛の対象として見た事は無かった。勿論人間とポケモンであると言う点でもそうだが――最近では結構世間でも立場を確立してきた――それ以前に俺とリアは姉弟のような関係だったから。そこに居るのが当たり前で、良い姉さんで、大好きだけど……心の中の何かが俺の邪魔をする。
 俺とリアはしばらく無言になってお互いの目を見つめあっていた、でも俺はそれに耐えられなくなって目をそらした。
「……申し訳……ありませんでした」
 リアはそれだけ言って、スッと立ち上がると寝室の中に入っていった。
 俺はそれを引き止めるわけでもなく呆然と見送る事しか出来なかった。
 精神的な疲れで、このまま眠れてしまいそうだった。

「セイヤ……なんで……」
 普段は二人で寝ているベッドにリアが一人だけ横たわっていた。
 左手でシーツを握り締め、右手は己の秘部を弄っている。
 クチュクチュと官能な水音とリアの荒い息遣いだけが部屋中に響いている。
「ハッ……大好きなのにぃ……」
 中指を肉壁に沈める。
「んひぃ……ハッ……ハァ」
 肉壁を擦るように刺激するとそれだけで体は陸に上がった白魚のように跳ね上がり達してしまいそうになる。
 それでも物足りないのか、リアはシーツを握り締めていた左手も秘部へと移動させぷっくりと膨れ上がった肉芽を手の平全体で擦った。
「ああっ……セイヤ! セイヤぁ……ぁ、ぁ、」
 瞬間的に大きく跳ね上がり、静かになる、どうやら絶頂を迎えたようだ。
「こんなに好きなのにぃ……」
 しかしリアは余韻に浸るわけでもなく泣いていた、ほろほろと、殆ど声を上げず静かに泣いていた。




どうも、619でageてしまった不届き者です。

小説にはかなり自信が無いですがどうぞよろしくお願いします。

622 名前:347 投稿日:2006/10/15(日) 22:38:17 [ 7vSr79XA ]
盛り上がってますね。読み手として嬉しい限りです。

>>614
これからどうやってえちぃ展開にするのか期待してます。

>>621
リアさん頑張って!

623 名前:98 投稿日:2006/10/15(日) 22:49:08 [ wLZjrzKo ]

 こんばんは、98です。
 ああ、へこむ……。
>>621
 えちぃ展開の描写が何だか凄いですねw
 次回作も期待です。

 前の書き込みについてレスを下さった皆さんありがとうございます。
 個別にお礼できなくて申し訳ございません。
 そんなわけですので、ちょっとこれからは毎日顔を見せること、アップする事が難しいかもです。
 しかもPCがすこぶる調子が悪い……。
 とりあえずこれから二十一話をアップしますー。

624 名前:98 投稿日:2006/10/15(日) 22:49:44 [ wLZjrzKo ]
「はい、ミシロ中央病院」
 それは一本の電話だった。
 何の変哲の無い一日が、変わる。
 その前触れだった。
「はい、……そうですか。分かりました、伝えておきます」
 
 医務室に呼び出されたのはユウ。
 なにやら大切な話だと聞いた。
 そこには何時もの主治医一人だけ。
 レンはいない。
「何か用ですか?」
「君の腕を治してくれるかもしれない病院が見つかった」
 まずはホウエンの地図を広げた。
 そして医師が指を指したのは。
 北東に浮かぶ島、トクサネシティ。
 ここの宇宙開発センター直属の病院ならば何とかなるかもしれない。
 先ほどその連絡が入った。
「ついては、明日迎えが来る」
「明日ですか……? いやに急ですね」
「まあ、事態はいつでも急なものだ」
 その後の説明で紹介状や診断書などを作成するという。
 渡されるのはまた明日の事だが。
 当然今日のリハビリもなし。
 ユウは唐突に退院させられた。
 その事をサーナイトたちにも伝える。
「そうですか、トクサネに向うんですね」
「ああ」
「まったく、お前の怪我のせいで俺たちまで巻き込まれるとはな!」
「すまないな、バシャーモ」
 ユウが入院服を脱ぎ、私服に着替える。
 腕が曲がらないのでそこはサーナイトとアルトに手伝ってもらう。
 このこと、レンは知っているのだろうか。
 いや、知っていなければおかしい。
 彼女ほどこの病院関係者でユウに接触している人間はいない。
 一応、自分からも伝えておこう。
 ユウはナースステーションに足を運んだ。
「あの、レンさんいます?」
「あ、ちょっと待ってね」
 一人の看護師が奥へと消える。
 明日で彼女とも別れると思うと。
 なんだか寂しいものがある。
「なーにー?」
「ちょっとお話が」

625 名前:98 投稿日:2006/10/15(日) 22:50:29 [ wLZjrzKo ]
 ユウがレンを連れて来たのはあの屋上だった。
 ここで色々な事があった。
「もう知ってますよね」
「ん?」
「俺がトクサネに移るってこと……」
 レンが黙る。
 どうやら知っていたようだ。
 レンとの会話が途切れてしまった。
 彼女も寂しいのかもしれない。
 それはユウも一緒。
「だからもしかしたら明日どたばたして、こうして話すのも今日で」
「言わないで」
 そういったレンの顔は、陰り。
 それ以上聞いたら泣いてしまうから。
 現に彼女の瞳には、涙が浮かんでいた。
 ちょっとでも動いたら零れ落ちてしまうほどの。
 落ち着くために深呼吸をしているのか、レンの肩が2,3度大きく動いた。
「ねぇ、ユウくん」
「はい?」
「………………」
 レンが抱きついてきた。
 ふくよかな胸が押し付けられる。
 そしてユウの胸はレンの涙で濡れた。
 嗚咽を漏らして泣き始めるレン。
 そんなレンをユウはただ慰める事しかできなかった。
「泣かなくても大丈夫ですよ。死んだわけじゃあるまいし……」
「でも、でもぉ〜……」
「またすぐに戻ってきますって。トクサネ、ミシロよりもかなり都会ですから。大丈夫ですって」
 そんな妙な根拠の無い自信はどこから出てくるのか。
 以前のユウだったら出てこなかったかもしれないその自信。
 レンと付き合い始めてからかもしれない。
 思えば、この中央病院で過ごして1ヶ月弱。
 色々な事があった。
 レンとであって、3Pにもつれあって。
 ミュウツーがレンのものになったり。
 他愛も無い話で盛り上がることなどしょっちゅうだった。
 もう、やめよう。
 今度はこっちが辛くなる。
 だから。
 ユウはレンから離れた。
 このままだと彼女に依存してしまいそうな錯覚に陥る。
「それじゃ……俺は家に戻ります」
「うん」
「明日、もし会えたら……」
「良いね」
 二人の間に風が吹いた。
 風は様々なものを運んでいく。
 喜びも。
 悲しみも。
 怒りも。
 何もかも。
 今吹いた風は、二人の何を運んだのだろうか。
 それは風にしか分からない。

626 名前:98 投稿日:2006/10/15(日) 22:51:01 [ wLZjrzKo ]
 久しぶりの我が家は何だか懐かしく思えて。
 いやにすっきりして見えた。
 サーナイトやアルトが毎日掃除をしていてくれたおかげで、埃などもない。
 入院前の状態そのままである。
「久しぶりの家はどうですか?」
「うん? ああ、何だか、懐かしいなぁって思ってな」
「ではこれからご飯ですね?」
「うを、早いな」
 早いのも当たり前である。
 出来合いのものしか出てこなかった。
 ユウが作れば、ちゃんとした料理が出てくるが。
 サーナイトだけはユウのことを気遣い、ちゃんと食べさせたりしているが。
 他のメンバーは実にマイペース。
 自分の食べたいものを食べている。
 そんな食事だ、ユウ以外の食事は30分ほどで終わった。
 ユウの食事も遅れること10分、無事終了した。
 で、そんなユウは自分の食べたものの乗っていた食器を片付けようとしていた。
 が、そんな食器をバシャーモが取る。
「お前は静かにしてろ」
「は?」
「いいから静かにしてろ。へまをして傷でも開いたら迷惑だからな」
「……」
 ユウが口を開けたまま硬直した。
 不振そうに見るバシャーモ。
「何だよ」
「いや、ありがとな」
「ばっ……勘違いするなよ! お前のためじゃねぇよ! その、アレだ。さっきも言ったとおりだからな!」
 それだけ言うと乱暴に食器を持って言ってしまった。
 何だか、悪い気がしてきた。
 やることが無いのでユウは、明日の準備をすることに。
 トクサネへ向うので、もっていくものを持っていかないと簡単には家に戻れない。
 着替えを持ち、道具を持ち。
 必要最低限のものを持っていく。
「ご主人様、コレも」
「ん?」
 渡されたのは成人誌だった。
「脅威! エッチテクニック48手……却下だ、却下!」
 ぽいとその本を捨てる。
 アルトにとってはどうしても持っていきたかったのだろうか。
 それとも冷やかしか。
 案の定冷やかしだったらしく、その本を拾って部屋を出た。
「まったく……」
「ねぇ、ユウくん」
 アゲハントが飛来した。
 このアゲハントも人のことに首を突っ込むのが好きで。
 どうやらアルトとは気があっているらしい。
「あのナースさんとはどこまで行ったの? A? B? それとも、もうCとか!?」
「相変わらず考えが古いな……」
 その質問には答えない。
 答えたところで自分には何も得が無い。
 その後もサンドパンとスターミーがやってきて、手伝ってくれたり。
 ブラッキーと話をしたり。
 そうして夜は更けていった。
 気がつけばもう夜の10時で。
 明日は長旅になるので体力を温存しておきたい。
 布団に潜る。 
「マスター、マァスター」
 サーナイトの声がした。
 部屋の前にいるのだろう、扉を開ける。
「どうした? そんな、枕を抱いて」
「あう……一緒に、寝てもいいですか?」
 それ自体は別に構わなかった。
 二人して布団に潜る。
 そこから静かな部屋で、語り始めた。
「あの、マスターは寂しくないんですか?」
「うん?」
「レンさんと離れちゃう事に」
 それが今、サーナイトが一番聞きたいことだった。
「まあ、寂しく無いって言ったら嘘だけど……」
「マスター……」
「でも、また戻ってくるさ。この町にな」
 それだけ言うとサーナイトの頭を撫でる。
 サーナイトも猫なで声で甘えてくる。
 そんな様子を扉の前で聞くのは。
 アルトとバシャーモ、ブラッキーだった。
「まったく……ユウは相変わらずサーナイトに甘い」
「まあ良いんじゃないんですの? お似合いですわ。私が入る余地も無いくらいにね」
「なんだ。お前、狙っていたのか」
「べ、別にそんなこと言ってませんわ! ほら、さっさと寝ますわよ!」
 アルトが部屋の前から踵を返した。
 バシャーモもブラッキーもため息をつくと、部屋の前から去った。

627 名前:98 投稿日:2006/10/15(日) 22:51:55 [ wLZjrzKo ]
 朝。
 今日はちょっと早めに目が覚めた。
 病院に寄って紹介状と診断書を貰ってカイナへ。
 その後タイドリップ号に乗ってミナモへ向い、トクサネへ。
 完全な長旅である。
 病院につくころには、朝の8時になっていた。
「はい。コレが診断書で、こっちが紹介状。これが無いとトクサネで受け入れてくれないからな」
「ありがとうございます」
「いや、良いんだ。これが仕事だからな。向こうに行っても頑張るんだぞ?」
 医師に励まされる。
 向こうで頑張れば腕が治る。
 そうすればあとはリーグに向けて特訓をするのみ。
 病院に玄関に差し掛かったところで振り返る。
「レンさんは、いないのか……」
 最後の最後くらい、会いたかった。
 けど、それも叶わなかったようだ。
 ユウは病院を出た。
 後ろ髪を引かれる思いだったが、ここで立ち止まるわけにはいかない。
 カイナへは近道で105番道路を通っていく事にしている。
 スターミーの「なみのり」で川を渡っていく。
 サイクリングロードを下っていく。
 カイナにはすぐに着いた。
 タイドリップ号出発まであと30分。
 ミナモ行きのチケットを出し。
 待合室で出発を待つ。
 するとボールに入っていないアルトがそわそわし始めた。
 同じように、サーナイトのボールがかすかに振動している。
「どうした、二人とも」
「ふふ、どうやらお見送りがきたようですわ」
「見送り?」
 振り向くとそこには青い髪の女性が立っていた。
 何時もと変わらない服装で。
 何時もと変わらない笑顔で。
 そして、何時もと変わらないその人が。
「レンさん……」
「良かった……追いついた。もう行っちゃったかと思ったわ………」
 肩で息をしている。
 走ってきたのか。
「ミュウツーのテレポートでカイナまで行こうとしたんだけど、ミュウツー、カイナに行った事がなくて……。キンセツから、走ってきたの」
「そんな……どうして! 病院は!?」
「ユウくんに、これ……渡したくて」
 それは封筒だった。
 受け取り何度か光に透かしてみた。
 中には手紙が入っているのか、光を通さない部分が黒く見えた。
「それと、これ……」
 ユウの手に握らせたのは、フェルトで出来た小さなキーホルダーだった。
 それはユウを模っている。
「お守りだよ。持っていって」
「………………ありがとう、ございます」
 するとレンが近づいて。
 唇と唇が触れた。
 それは今までのどんなキスよりも甘く、純粋で。
 忘れられないキスだった。
「じゃあ、気をつけてね」
「はい……」
「さよならは言わないよ? すぐに戻ってくると思うから」
「はい」
「それじゃあ、頑張ってね! 次に会う時は、私……もっとしっかりした人になってるからね!」
「はい!」
 タイドリップ号発射間近のアナウンスが流れる。
 タイドリップ号に乗り込んで、チケットに記された部屋に入る。
 そこに荷物を置き、甲板に出る。
 潮風がユウの顔をなでた。
 そんな彼の目に入ってきたのは、レンだった。
 じっと、ユウの事を見ている。
 じゃあね。
 そういった気がして。
 ユウが手を振る。
 レンも手を振っている。
 タイドリップ号が、出港した。

 さて、部屋に戻り、先ほど渡された封筒を破いた。
 そこにはやはり手紙が一通だけ、入っていた。
 そこには、こんなことが書かれていた。

「私は貴方が好きでした。
 貴方に会った時からずっと、好きでした。
 けれど貴方は遠くへ行ってしまって。
 貴方の事を思うと、私は何でも出来る気がした。
 貴方がいたから私は頑張れた。
 それほどまでに、貴方と言う存在が大きく、とても尊くて。
 貴方に送ります。
 頑張ってください。
 そして、またその笑顔で支えてください」

 それを読んだ時、何故か涙が溢れて。
 泣くべきところではないのに、何故か泣いてしまう。
 レンがこんなに自分のことを想ってくれていた。
 それが嬉しかった。
 やっぱり、ミシロに残った方がよかったのではなかったのではないかと。
 そう思えてきたが。
 戻る事はできない。
 医師に励まされ、レンに励まされ。
 自分は皆に支えてもらっているのだ。
 ちゃんと、腕を治して戻ってくる。
 それが、レンとの「約束」だから。


(第二十一話  完)

628 名前:98 投稿日:2006/10/15(日) 22:55:07 [ wLZjrzKo ]
第二十一話です。
もうなんか「通常小説スレでやった方が」と言われるくらい普通の小説になってしまっていますけど……。
次回からまたえちぃ展開を盛り込んで生きたいと思います。
今まで休んだ分を取り戻していこうかと。

レンさんが一時離脱した事で、これでまた「ユウ×サーナイト×アルト」と言う構図に。
何だか久しぶりですけどね、この構図。

629 名前:sage 投稿日:2006/10/17(火) 20:53:42 [ HMfqj3wg ]
みなさんの小説に生きる希望を感じている今日このです、みなさんこれからも良い小説をよろしくお願いします

630 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/20(金) 18:31:31 [ WadeuX3M ]
誰も…誰もいないのか!?
もう書き込みのないこのスレを見るのはいやだ…

631 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/20(金) 18:31:42 [ u/QYZ8V6 ]
誰も…誰もいないのか!?
もう書き込みのないこのスレを見るのはいやだ…

632 名前:98 投稿日:2006/10/20(金) 19:32:02 [ qKtWwW12 ]
こんばんは、98です。
パソコンが中破したので携帯から失礼します。

>>631

何と言いますか、理由上記の通りなので、アップが出来ないんですよ。 何とか来週中にはパソコンを直したいです。

直っても今度は就活であまり来れないかと・・・・・・。

一人でも楽しみにして下さる方がいる限り、アップはしていきます。
ただ次回がいつになるかはまだまだ未定です。
それでも待っていてくれたら嬉しいです。

633 名前:メイティアの人 投稿日:2006/10/20(金) 20:57:28 [ TyqRA1Os ]
こうなったら私の出番ですね・・・時間稼ぎにでもなれば幸いです。

見渡す限りの人、人、人
どっから湧いてきたのかと問いたくなるくらいの人が、
決して綺麗とは言いがたい海水や砂浜の上で蠢いている。
わざわざ暑い中海水に浸かるために人ごみの中に飛び込むんだろうね、人間と言うものは。
俺はブツブツ言いながらビニールシートを敷き、ビーチパラソルを立てていた。

「リュウ、待たせたな」
来たか、人ごみ嫌いな俺をこんなところに連れ出した張本人が
そう、言うまでもない。俺のサーナイトメイティアだ。

メイティアはこの前一緒に買いに行ったグリーンの紐ビキニを身につけていた。
「どうだ?リュウ、似合っているか?」
似合ってはいるけど・・・
お前、この日まで毎日俺に着て見せてただろ?新鮮味も何も無いぞ
「だからこそ近くで見て新たな発見をするものだ。ほれほれ」
がしっ、もにゅもにゅ
ぐはっ!!こ、こら、胸に俺の頭を押し付けるな・・・い、息が・・・」
「リュウになら水着無しでやってあげても良いんだぞ・・・」
おばあちゃん今行くよ・・・
「大げさだな」
とりあえず俺はメイティアを顔から引っぺがした。

634 名前:メイティアの人 投稿日:2006/10/20(金) 20:57:59 [ TyqRA1Os ]
ふぅーっ!!ふぅーっ!!
何をしてるかって?海遊びの必需品ビーチボールを膨らませているのさ
だけどなかなか膨らまないな・・・
「・・・・・・・・」
メイティアも黙って俺を見ている
ふぅーっ!ふーっ!
10分後
「ふぅーっ!!やっと膨らんだ・・・はぁはぁ・・・」
キッ
あの・・・何に怒ってるんですか?メイティアさん
「お、おのれ・・・ビーチボールめ・・・わ、私のリュウのく、唇をじ、じゅ、10分も独占しおって・・・」
な、泣くな!!お前は無機物にすら敵対心を抱くのか!?
「リュウ、浮気をした罰だ・・・後で超濃厚ちゅーをしてもらうぞ、覚悟していろ・・・」
超濃厚とはいったい・・・
その後、メイティアとビーチバレーをした・・・が、メイティアの強烈なアタックでビーチボールは無残な姿になってしまった・・・

さて、昼だ。
メイティア特製おにぎりを食べ、お茶を飲んでゆっくりすることにする。
「ふあっ・・・食べたら眠くなってきたな」
「休むといい、どれ、私が膝枕をしてやろう」
「いや、いいって・・・」
「遠慮するな」
メイティアに頭を掴まれ膝の上に押さえつけられる。
あ・・・ふわふわしてて気持ちいい・・・
メイティアに頭を撫でられていると自然に俺の意識が途切れていった・・・

635 名前:メイティアの人 投稿日:2006/10/20(金) 21:00:29 [ TyqRA1Os ]
未完成ですがお許しください。
このスレに活気が戻りますよーに

636 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/20(金) 21:49:24 [ HMfqj3wg ]
GJです!

637 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/20(金) 22:12:54 [ n07jZvyU ]
ビーチボールに嫉妬するメイティアが可愛過ぎるwwwwwwwww

638 名前:347 投稿日:2006/10/20(金) 23:47:50 [ 9bheel5Q ]
>>631
活気が戻ってきました、感謝します。

>>633
GJ
発言がちょっと危険なメイティア、笑わせてくれますね。カワイいよー
結局サーナイトはどんな性格でも合うのか…流石。

639 名前:武器商人 投稿日:2006/10/21(土) 00:03:47 [ H4FlA9FM ]
御久しぶりです、どうやら平和が戻ってきたみたいですね

640 名前:98 投稿日:2006/10/21(土) 00:10:36 [ sATEYEhM ]
>>635
GJですよー。
無機質に嫉妬するメイティアさんは可愛いですね。
次回も頑張ってください。

641 名前:0.1 投稿日:2006/10/21(土) 00:29:56 [ 6jCDEpiM ]
そういえばこのスレも半分切りましたね。
サーナイトエロ小説総合スレ3は立てるんですか?

>>633>>634
GJです。
今更ですがメイティア可愛いですね。

今このスレ眺めてたんですが、
98様の小説にまだ見てない部分がありました。
っていうか見逃してましたorz
そこでタマゴ孵ってたんですね。
エネコですね。
確かユウ君の父親もエネコ送ってきましたね。
そのエネコの子供でしょうか。
僕のわがままを聞いてくれてありがとうございます。

642 名前:武器商人 投稿日:2006/10/21(土) 00:58:21 [ H4FlA9FM ]
98さんの小説、全部読ませて頂きました、
仲間にバシャーモが居ると言う事は、ユウ君は最初にアチャモを選んだってことになる訳で・・・
なんだかユウ君のバシャーモを見ていると、「ツンデレ」と言う言葉が自然と頭に浮びます、
レンさんはユウ君に完全に惚れているみたいですし、
この先、サーナイトにアルト、そしてレンさんの三つ巴が始まるのかと思うと、
少し楽しみの様な、不安なような気がします、
俺の読みだと、レンさんが孵化させたエネコが、
この先の重要な鍵を握るのではないかと思いますが、深読みしすぎでしょうかね・・・

>>632 パソコンが中破したとの事ですが、大丈夫でしょうか?

643 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/21(土) 01:21:23 [ pveFwlj2 ]
ここで♂×♂とか書いたら…きっと命無いだろうなぁ。今盛り上がってるし。

644 名前:武器商人 投稿日:2006/10/21(土) 01:29:17 [ H4FlA9FM ]
>>643 くそみそネタは受け入れられる方が少ないのかも知れませんね、私見ですが・・・
ですが、書いて見る価値はあると思います、反対は誰もしないと思いますし

645 名前:育て屋 投稿日:2006/10/21(土) 01:53:22 [ IoW266KE ]
ミツルきゅんと♂サナネタを、育て屋書き終わった後書いてみようと思ってますた。

646 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/21(土) 15:29:38 [ pveFwlj2 ]
>>644
分かりました。秋の夜長にぴったりな切ないの仕上げてきます。

見せてやるぜ!数字板直伝の、本物の♂×♂を!

647 名前:育て屋 投稿日:2006/10/21(土) 20:15:00 [ 00SeMYXc ]
ッポン、パカッ
ん、明るい・・・やっぱりモンスターボールから出るのって慣れない。
それにしてもここはどこかしら・・・。地面を踏みしめる。
草、ということは、原っぱ?外?
あっちには柵が見えるわね。ということは閉じ込められてるってこと?
「あのー」
っ!?誰!

思わず面食らってしまった私の顔は、さぞ間抜けだったろう
振り返ったすぐ先に立っていたのは、私と同属のサーナイト。
それだけなら今までにもたくさん見てきたのだけれど、このヒトは違う。
吸い込まれるような赤い瞳。雪のような白い肌。
とても整った目鼻立ちは、まるで人形のよう。でもその微笑には温かみを感じる。
私たち、サーナイト属が元々生まれ持ったパーツを徹底的に磨き上げるとこうなるのだろうか。

「あ、あ」
なにをこんなに舞い上がってるんだろう!それも同性のサーナイトに!
彼女はクスリと笑った。あぁ、やっぱり人形じゃないんだな。

「こんにちわ。」
「ここっこんにちわ。」
「お話は、あなたのご主人様から伺っていますか?」

648 名前:育て屋 投稿日:2006/10/21(土) 20:15:39 [ 00SeMYXc ]
「おっおひゃなしですか?」
何とか無理やり平静を取り戻そうと、必死に苦心する私だったが、
その努力むなしく、スットンキョウな声をあげて返答しまった。
恥ずかしい・・・

「その様子ですと、お聞きになっていないようですね。」
「は、はあ。」
私は狼狽して答える。
そこで初めて、彼女が何か持っていることに気がついた。
「こちらをご覧ください。」

彼女がそれを渡す。
どうやら何かの紙のようだ。
黙って私はその無機質な紙に目を通す。
なになに、ポケモン預かり用紙。
ん、この字はタケルの字ね。
こちらに預けるポケモンの種族とニックネームをお書きください・・・

種族、サーナイト
名前、カレン

頭を何かで殴りつけられたような衝撃が巡る。
まだ他にも色々書かれていたけど、もう何も入ってこない。
そう言えば柵の向こう側の景色は、タケルがいつもふらついている117番道路。
あはは・・・いつか、この柵の向こうはどうなってるんだろうと、ふと思ったことがあったけど
こうやって確かめる機会が訪れようとは夢にも思わなかったわ。

649 名前:育て屋 投稿日:2006/10/21(土) 20:16:20 [ 00SeMYXc ]
タケルはいつ迎えにくるのかな。もし来なかったら?
新しいポケモンが私よりも強かったら。
そう言えば最近は私よりもサマヨールばかり・・・
あの柵の向こう。
いつかタケルが歩いていくだろう。
そのとき、私が叫んでも、タケルは、私に、振り向いて、くれるのかな?

思考という名のF1マシンが、ネガティブという名のサーキットで、全てを振りきり暴走を開始する。
心臓はぎゅうぎゅう締め付けられて、背筋には大きなミミズがずりずり這いずり回っているかのような悪寒が燻る。
ダメ、落ちてしまう。イヤ、イヤ

ぎゅっ
「大丈夫ですか?」
終わりの無い暗黒世界に落ちかけたところを、
柔らかくて、温かい手に導かれて私はこっちの世界に戻ってきた。
目の前のサーナイトが、冷や汗でべちょべちょに濡れた私の両手を柔らかく包んでいた。
彼女に包まれた両手から、温かい気がじんわりと流れ込んでくるよう。
私たちの特性、シンクロだ。

しばらくそうやって、彼女に手を包んでもらっていた。
お母さんのような安心感。
そうやって、彼女に会って初めての平静をようやく取り戻す。

650 名前:育て屋 投稿日:2006/10/21(土) 20:16:50 [ 00SeMYXc ]
「ありがとうございます。」
「いえ、あなたの辛い気持ちもよく分かりますよ。」
そう答えた彼女の、赤い瞳は少し潤んでいた。
私の中で暴れていた怪物たちは彼女にも少し流れてしまったようだ。
どうにも自分のこういうところがが情けなくなってしまう。

彼女は私を包んでいた両手を離す。

「もう大丈夫ですね。」
「はい。」

正直なところ、とっても心地いいからもう少し握っていてほしい。
でもそんなことは死んでも言えるわけない。

私たちは、育て屋の建物にでちょうど影のできる位置に置いてあったベンチに座った。
それからの話は実にスムーズだった。
ぶっちゃけ要約すれば、
・私は育て屋に預けられたということ。
・3日後にタケルはやってくるということ。
この2点につきる。

651 名前:育て屋 投稿日:2006/10/21(土) 20:17:37 [ 00SeMYXc ]
「3日後?」
「えぇ、3日後です。」
拍子抜けした声で私は尋ねる。

「3日でタケルは来るんですか?」
「えぇ、あなたのご主人様は3日コースであなたを預けていかれました。」

なんだ、たったの3日我慢すればいいのか。
何とも言えない安堵感が広がる。
私はタケルに見捨てられたわけじゃなかったんだ。
おそらく、何かやむにやまれぬ事情があったから私をここに預けていったのだろう。
でもいったいなんだろう?それならパソコンに預ければいいのに。
まぁいいや、3日後タケルに聞いてやる。

爽やかな風が私たちの間を通り抜ける。
そう思うと、ここも悪くはないところのように思えてきた。
綺麗な小川もある。私たちヒトガタのための休憩場も見える。
そんなに広くはないけど、3日間くらいなら退屈はしないだろう。
ゆったりとしたスローライフをここで満喫するのも、それほど悪くないかもしれない。

652 名前:育て屋 投稿日:2006/10/21(土) 20:18:11 [ 00SeMYXc ]
「まぁ、大体こんなとこですね。他に何か質問はありませんか?」
「いえ、特に。」
「それじゃ、ちょっと腕を出してください。どちらでもよろしいですよ。」

彼女はゴソゴソとして何かを取り出して私に見せる。
それはゴムで出来た緑色の腕輪・・・なのかな?

「管理用タグです。まぁリストバンドみたいなものですよ。」
私の心を読んでいるように彼女は答える。
「さ、腕を出してください。」

彼女が私の方に体を寄せる。
いい匂い・・・触れ合った肩から、この人の体温が伝わってくる。
心拍数が急激に上昇するのが分かる。

「い、いいですよ。それくらい自分でやれます。」

うろたえながら答える私。

「いえいえ、これって意外とつけるのが難しいんですよ。」

私を腕を柔らかく掴みながら彼女は言う。
そして少し屈んで、私の腕にリストバンドをつける。
ちょうど位置的に私の胸の中に彼女の身体が。
あぁ、ち、近い。
いい匂いで、温かくて、今すぐにでも抱きしめたい・・・

653 名前:育て屋 投稿日:2006/10/21(土) 20:19:18 [ 00SeMYXc ]
「はい、出来ました。」

はっ、わ、私は何を・・・
腕にはリストバンドが。あぁ、そ、そうか。
ああ、でもまだ胸ががドキドキする。

呆けたようにただただリストバンドを見つめる私。
「そのリストバンドが光ったら、またここに来てください。
 それが食事の時間です。」

そして隣に座っていた彼女が立ち上がった。
「また何か困ったことがあったら、遠慮なく聞いてください。
 私は大抵この中に居ますから。」

そう言って彼女は私たちの後ろにある建物の壁をコンコンと叩く。
「それでは失礼しますね。」
「あ、あの!」

ガタっという音を立てて、私もベンチから立ち上がった。
立ち去ろうとする彼女を呼び止める。
不思議そうな顔で私を見つめる彼女。

「名前を、教えてください。」
続けて彼女はしまった、という表情をして、
そしてうっすらと微笑みながら、言った。

「すいません。そういえば申し遅れましたね。
 私はサナと言います。これから3日間、よろしくおねがいしますね。」

サナ、と名乗ったそのサーナイトはそうして建物のドアを開けて中に入っていく。
私はその後姿を見ながら、まだ微かに彼女の温もりの残る腕をさすって、
その感触を忘れないようにしばらくの間、ただ立ち尽くしていた。

654 名前:育て屋 投稿日:2006/10/21(土) 20:19:49 [ 00SeMYXc ]
日も暮れて、街灯が辺りを照らす。
あれから私は少しこの育て屋の中を散策した。
地面、岩ポケモンのための岩場。林と森の中間程度の雑木林はちょっとした探検気分だ。
私たちヒトガタのための屋根の下に木の椅子やテーブルの置かれた休憩場。
洞窟もあったし、綺麗な池に繋がる小川も静かにせせらいでいる。

私以外のポケモンにも会った。
池ではコイキング。雑木林ではエイパムにアゲハント。
各々がこのゆったりと時間の流れる場所で、主人の迎えを待っているのだ。

しかし、中々広い。
この育て屋の中を把握したときには日も暮れ始めていた。
少し疲れて、休憩場で休んでいたときにリストバンドが光った。

今日の食事はシチュー。
サナさんから一緒に食べようと誘われたときは、とても嬉しかったなぁ。
そして建物の中のリビングと思われるところに招かれる。
そこにはサナの他にミオちゃんというサーナイトと、二人から店長と呼ばれている人間が居たっけ。

ミオちゃんは、大人っぽいサナさんとは対照的で、活発な子だった。
あんまりにも騒がしいから、サナさんによく怒られていた。
そのやり取りを「店長」さんは苦笑しながら見ていたなぁ。
あれが、ここの団欒なんだな。

655 名前:育て屋 投稿日:2006/10/21(土) 20:21:02 [ 00SeMYXc ]
そしてサナさんが作ったというシチューはあまりにも美味しくて
思わずおかわりして、ちょっと食べ過ぎてしまった私はお腹を擦りながら
小川に脚をつけて、ぼんやりと考えていた。
水が冷たくて気持ちいい。

ぼふっ
そのまま身体を放って、腕を広げて目をつぶる。

サナさんかぁ・・・不思議な人・・・
考えるだけでこんなに胸がドキドキするなんて、初めて・・・

「カレンさん?」
そうそう、こんな優しい声で・・・
「カレンさん!」

目を開けると、サナさんがしゃがんで私を見下ろしていた。
「うわぁ!!」

びっくりして声をあげてしまった。
い、いったいどうしてここに。

「ふふ、変なヒト。」

サナさんは私を見てコロコロと笑う。
恥ずかしくて、顔中が熱くなってくるのが分かる。

656 名前:育て屋 投稿日:2006/10/21(土) 20:21:38 [ 00SeMYXc ]
「よいしょ」

サナさんが私の隣に座った。
甘い香りが私の鼻腔をくすぐる。
「サ、サナさん。どうしてこんなところに」

投げ出した身体を起こしつつ、私はしどろもどろになりながら、何とか声を絞り出す。
「散歩してたら、偶然見かけたので。
 こんなところで寝たら風邪引きますよ?」

あぁ、今すぐここから消えていなくなりたい。
私は「あぁ」だか、「ぐぅ」だかよく分からない呻き声で返答した。
サナさんはそんな私を見て相変わらず微笑んでいる。

「カレンさんのご主人様ってどんな方なんですか?」
サナさんが私を見つめたまま尋ねてきた。
月明かりのせいでやけに艶っぽい。

「な、なんでそんなこと聞くんですか?」
思いもしない質問に、私は上擦った声で答える。

「あなたが、ここに預けられたって分かったとき、まるで世界が終わったみたいな顔をしていましたから・・・
 私も色んなポケモンをここで見てきましてけど、ああいう反応は自分のトレーナーを信頼しているポケモンしかしません。
 それで、カレンさんが信頼するトレーナーってどんな方なんだろうなぁ、って・・・
 ・・・いや、口が過ぎました。ごめんなさい。」

657 名前:育て屋 投稿日:2006/10/21(土) 20:22:09 [ 00SeMYXc ]
わ、私がタケルを信頼している?
そんなことあるわけないじゃない。
アイツは私がついていないとダメで、私が面倒みてやらないと何もできない甘ちゃんで・・・
だから、タケルが私を必要としないってことは、もう私が居なくても大丈夫ってことで・・・
ああ、だから私はもうタケルとは会えないってことなのかな・・・

「大丈夫です。」

思考の海で溺れかけた私は、サナさんの声で再び戻ってくる。

「大丈夫。あなたのご主人様はまだまだあなたが必要なんですよ。」
「本当にそうですか?」

抑えきれないものが胸の中からこみ上げてくる。
悲しくて、悔しくて、涙が溢れてくる。どうして?どうしてタケルのことを考えるとこんなに苦しくなるの?
ふるふると肩を震わせて泣く私を、サナさんは何も言わずに抱きしめてくれた。

「大丈夫、大丈夫よ。」
「ぅぅ、ぅうう・・・」

赤い突起物が温かい、サナさんの胸の中で私は、ただただ泣いた。
まるで子供のように泣く私をサナさんは、まるでお母さんのように包んでくれる。

「あなたは本当に自分のご主人様が大好きなんですね。」

サナさん胸の中で見上げる。
整った顔が私を見ている。紅潮した頬。潤った唇。妖しく光る赤い瞳は相変わらず吸い込まれそうだ。
そう吸い込まれそう・・・あぁ、頭が重くなってきた。でも身体はふわふわと浮いているよう・・・
サナさんの瞳から目を逸らすことができない。
あれ、これって・・・確か・・・さいみん・・・じゅ・・・つ。
そこで私の意識は途切れた。

658 名前:育て屋 投稿日:2006/10/21(土) 20:23:49 [ 00SeMYXc ]
続け!
1週間間空けた挙句、エロじゃありませんでした。
でも次はもう間違いなくエロなので勘弁してください。

659 名前:射的の景品 投稿日:2006/10/21(土) 21:50:19 [ kFOPWEXk ]
 翌日、体の痛みで目が覚めた、床の上で変な体勢になっていた、結局あの後そのまま寝たようだ。
 確か今日はS級トレーナーの集まりがあったはずだ、時計を見る。まだ余裕はあった。
 そう言えば昨日は飯を食っていなかった。何かを作らなければ。

 身支度を整え、寝室のドアの前に立つ、開けようとしたが、ノブが回らなかった、どうやら鍵を閉められたようだ。
「……飯できてるから……行ってくる」

 金属の扉独特の音がして扉が閉まった。
 リアはベットから降り、寝室の鍵を開けドアを開けた。
 キッチンに入る、机の上にはハムエッグとスープがあった。どちらも出来立てでまだ温かそうだった。
「……馬鹿」
 リアはそう言ってまた寝室に戻った。
 また、泣いていた。
 どうせなら冷たくされた方がまだマシなのに……
 あの人は中途半端に温かすぎる。
 まるでわたし様に作られたスープみたいに。
 扉を閉めた。

 身を切るような風が俺を襲う。
 結局、頭の固い老人が集まると終わる物も終わらなくなる。
 今はもう日付が変わろうとしている。
 俺はリアの事が心配で心配でならなかった。
「ただいま!」
 いきおい良く扉を開けるが相変わらず中は殺伐としている。
 キッチンへ行くと朝に用意した物がそっくりそのまま残っていた。少々やるせない。俺はパンしか食べてないのに。
 寝室のドアの前に立つ。
「……あのさ、とりあえず何か言ってくれよ、ほらそしたらさその……安心するから」
 返答は帰ってこない。
「声だけでもさ……」
 終始無言。
「さもないと……入るよ、ほら、鍵だってあるし」
 これは本当の事だ、と言うか当たり前だろう。
「……本当に入るよ?」
 返事はない、流石にここまで徹底されるとこっちも引き下がれない。
 鍵を差し込み回す。ノブを捻ると簡単に開いた……まぁ当たり前だが。
「……おいっ! リアッ!」
 リアは床の上に突っ伏していた。慌てて駆け寄る。
「すぅー……すぅー……んっ」
 ……寝てるだけか。ああ、そういやこいつ、寝相悪かったな。

 リアを抱きかかえ再びベッドに寝かせる。また落ちないかどうか心配だ。
 泣いたのだろうか、瞼が微妙に腫れてる気がする。
 ……俺は……こんなリアが愛しくて堪らない、今だってそうだ、リアに何かあったら俺はいつになく必死になるだろう、やっぱり俺はリアの事が好きなのだ、でも、それは俺にとっては妹や姉を好きになるのと同じ事だ……そんな事……そんな事が……
 無言でリアの唇を指でなぞる、昨日と変わらず柔らかい、リアの全てが愛しい。
 俺はリアを起こさないようにそっと口付けをした。感触は昨日と同じだったが、今日はなんだか甘い味だ。
 いつまでもこうしていたい、しかし、それは希望に終わった。

 リアの両手が俺の背中を抱きしめ体ごと俺を引き寄せた。
「セイヤ様……」

660 名前:射的の景品 投稿日:2006/10/21(土) 21:51:50 [ kFOPWEXk ]
とりあえず二話うp
次は確実にエロだと言っておきます。
しかしまぁ…
何時になる事やら。

以上、射的の景品でした。

661 名前:98 投稿日:2006/10/22(日) 11:39:28 [ wLZjrzKo ]
 おはようございます、98です。
 中破したパソコンも直りました。これでアップできる……。
 感想やらレスやらで長文になりそうですが、ご了承ください。

>>641
 タマゴ、孵りましたよー。
 中身はエネコでした。これはちょっとした複線……とでも考えてください。
>「僕のわがままを〜」 
 僕も一人で書いているわけではありませんからね。
 皆さんから何か良いアドバイスやらなにやらあれば積極的に取り込んでいきたいと思ってますし。
 
>>642
 厳密に言うと、最初にユウが持っていたのはイーブイで、2体目がラルトス、3体目がアチャモです。
 バシャーモ(せいかく:ツンデレ)て……一応♂なんですけどね。
 ♂、というよりも男のツンデレってどうなのかしら。

>>658
 読みましたー。
 もうこの話の時点でちょっとえちぃ……。
 仄かにえちぃ匂いがします。
 次回、楽しみにしてますー。

>>660
 こちらも次回はえちぃ展開なのですね。
 なんだか次回アップされる作品のすべてがえちぃ展開……(僕のも含む)。
 祭りの予感がします。
 次の話も、がんばってください。

662 名前:武器商人 投稿日:2006/10/22(日) 19:01:53 [ u1HdSvlQ ]
>>661
おお、98さん!!
パソコン治りましたか、
其れは良かったです!!
また98さんの小説が読めるのかと思うと、胸の高鳴りが止まりません!!
バシャーモのツンデレ、なかなか良いと思います、
ツンデレに男も女も関係ないと思います(そんな訳無い
いざと言うときに全力を発揮してくれそうです

663 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/24(火) 00:21:06 [ n07jZvyU ]
続きが楽しみwww
首がこんがらがりそうです。

664 名前:水銀将軍 投稿日:2006/10/24(火) 23:08:55 [ TyqRA1Os ]
まとめに載せる予定で没になったのを投下します。
本編とは一切関係ないのでご了承ください。

「ご主人、ご主人、さぁ、一緒に寝ましょう」
ちょっと待て、今、俺がどんな状況か知って言っているのか?
俺は溜まった救助後書類を書いているんだよ、それも期限は明日まで。しかも遅れたら今月の給料無し!
それになんで俺の布団にお前が寝ているんだ?
「いいじゃないですか。そんなのを気にする間じゃないでしょ?」
わーかった、一緒に寝てやるからもう少し待て、もうすぐ終わるから
「うふふっ、待ってますね」

―30分後―

「ふぅーっ、終わった終わった・・・あれ?」
「すぅーすぅー・・・」
「寝ちゃったか・・・エンブレスも寝た事だし俺はソファーで・・・」
ガシッ
「ごしゅじん〜〜逃げちゃ駄目ですよ〜〜」
「おわっ!!やめろ!!引きずり込むなー!!」
ズルズルズル・・・

「ご主人」
「ん?何だ?」
「寒いです・・・」
「ああ、最近、夜は冷えるからな」
ピト
「ん?」
「ご主人の手って温かーい・・」
(まあ手だけなら・・・)
「あっ、手だけじゃなくって体も温かいんですね」
ガシッ
(抱きついてきたよ・・・俺は抱き枕じゃねえぞ)
「おい、エンブレス、そろそろやめと・・・」
ガバッ
「ご主人の胸板も温か〜い・・・」
(覆いかぶさってきたよ、俺どうなるの?)
「この私の腿に当たってる特に熱いのは何かしら?これを私の中に入れたらもっと温かくなれる気がする」

「ちょ、ま、エンブレス、やめ・・・アッー!」

665 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/25(水) 16:54:50 [ HMfqj3wg ]
水銀殿、GJです

666 名前:水銀将軍 投稿日:2006/10/25(水) 23:16:49 [ TyqRA1Os ]
なんとなく悪魔のレス番ゲット

667 名前:武器商人 投稿日:2006/10/26(木) 00:57:49 [ C2/mVswE ]
>>666 流石は閣下だ・・・

668 名前:98 投稿日:2006/10/26(木) 09:11:44 [ wLZjrzKo ]
おはようございます、98です。
ポケモンFRを始めました。主人公はユウ、ライバルは未だ名前を明かさない委員会長です(ぉ

>>664
 読みましたー。
 良いですねぇ、没ネタ。
 酷すぎて載せられない人がここにいますから。
 「アッ!!ー」って、この後に何があったのかは容易に想像できますがw
 GJですー。

669 名前:98 投稿日:2006/10/27(金) 14:49:00 [ wLZjrzKo ]
トクサネシティ。
 それは会場に浮かぶ大きな島の上にできた町の名前。
 そして別名が「宇宙に一番近い町」。
 その理由として「トクサネ宇宙開発センター」の存在が大きい。
 ポケモンは宇宙より来た使者である。
 そう言ったのは誰だろう。
 この宇宙開発センターには、そんな宇宙に取り付かれた人達が働いている。
 時を同じくして、トクサネポート。
 ミナモとトクサネを結ぶ連絡船が着いたのは、午後2時のことだった。
 ユウがトクサネに降りた。
「んー、久しぶりだな。この空気」
「ですねー」
「で、まずはどこへ向かうんですの?
 まずはトクサネ総合病院。
 トクサネ総合病院は先述した宇宙開発センターの管轄下でもあり。
 ホウエンの病院の中でも高い技術力を持っている。
 病院はジムのすぐ近く。
 早速病院に向かう。
 が、その病院で思いもよらぬ真実を聞かされることに。
「んー……それはどういう意味なんでしょうか?」
 ユウは目の前の医師に尋ねた。
 紹介状と診断書を渡した後のことだった。
「まあ、一度レントゲンを撮ってみればわかるよ」
 そう言われれば撮るしかない。
 レントゲンを撮り、それを基に詳しく説明を受けた。
 
 今、ユウの腕には人口骨が埋め込まれている。
 それはただ単に腕が治るまでの仮骨組みをかねているものだと彼は思っていたが。
 ここである事実が明かされた。
 その人口骨がすでにユウの骨と同化しているというのだ。
 つまるところユウの腕はもう治っているのだ。
 後はリハビリで左腕の調子を取り戻す必要がある。

「そういうことだ」
「そういうことですか。と、言うことは入院とかは」
「あ、しなくていいよ。通院はしてもらうけど」
 2日に一回通院し、2週間程度で来なくてもいいといわれた。
 なんだか、トクサネに来た意味というものが見出せなくなってきた。
 病院の待合室でカルテを出し、手続きをとる。
「良かったですね、マスター」
「あん?」
「腕が治っていたようで」
 サーナイトが言う。
 確かに自分の知らない間に腕が治っていて正直驚いた。
 人間の体の神秘というやつか。
 通院手続きを終えると、途方にくれる。
 正直トクサネよりもミシロに帰りたかった。
 出来るなら今すぐにでも。
 と、いうのも。
「………はぁ」
 やはりレンの存在が大きい。
 レンと別れて一日と経っていない。
 が、いつも一緒にいたせいかちょっとでも自分たちと一緒にいないとなんだか心細くなっていた。
「マスター……」
「まったく、うじうじするなんて男らしくないですわよ? シャキッとなさいな」
 アルトが背中を叩いた。
 微妙に痛い。
 そんなユウを、サーナイトは寂しげに見ている。
 そして思い立ったように。
「マスター!」
「は、はい……」
「ちょっと来てください! ほら、ボール置いて!」
 バシャーモ達の入っているボールをアルトに預けられた。
 そのままユウはサーナイトにすごい勢いで引っ張られていった。
「何なんですの……?」

670 名前:98 投稿日:2006/10/27(金) 14:49:36 [ wLZjrzKo ]
サーナイトに連れられてやって来たのは、人気のない岩場だった。
 海に隣接しているため、波の音が大きい。
「何だよ、こんなところにつれてきて……。通院手続きだって、まだ……」
「マスター……」
 サーナイトが腰のベールを外した。
 秘部を露にする。
「サー……ナイト?」
「マスター……」
 ユウのズボンを下ろす。 
 まだ覚醒しきっていない肉棒を擦り上げる。
 サーナイトのぷにぷにとした手が、指が。
 やさしくユウの肉棒を包み込む。
「んっ……んはぁ、マスターと……するの、久しぶりですぅ……」
「ちょ、待て! どうしていきなり……!?」
 サーナイトは答えない。
 が、いつもと違うのは。
 明らかに目が据わっている。
 酒を飲ませた覚えもない。
 というか、サーナイトは酒を飲まない。
 ならばこの状態は何だ。
 催眠術?
 混乱状態?
 訳が分からない。
 サーナイトの口が肉棒にしゃぶりついた。
 いやらしく音を立て、あふれ出す先汁をすすっていく。
「ん、じゅるぅっ! じゅりゅ、はみゅ、うん、んぷぅっ! んぢゅぅ! れろ、じゅりゅ、んみゅぅっ!!」
 いつもよりも激しいサーナイトの攻め立て。
 気がつけばユウの肉棒は覚醒していた。
 サーナイトの口の中で先汁と睡液が混ざり合い、肉棒をコーティングしていく。
 何だろう。 
 今日のサーナイトは、いつもよりも。
「んじゅぅぅっ?! あむ、はむ……んおうぅっ!」
 いつもよりも。
「んぶぅっ!? ……んく、んく……」
 危ない。
 頭の中の警鐘が鳴り響いている。
「お前、どうしたって今日はこんなに…………」
 何が原因でこうなったのか分からない。
 けれど、サーナイトは泣いていて。
「だって……えぐ、マス、ターは……ひぐ、いつ、も、いつもレンさんのことばかり……えっぐ、見ていて……! 私のことなんか、もう見てなくて……」
「お前……」
「寂しいんです、辛いんです! マスターが、ひん、私からどんどん遠ざかっていて……! だから、だから!」
 知らない間にサーナイトを傷つけていた。
 レンといつも一緒にいて、サーナイトもレンに非常に懐いていた。
 けど実際はそれは違って。
 サーナイトはユウのそばにずっといたいと思っている。
 なのにユウはレンのことばかり。
 ユウはサーナイトを抱き寄せる。
「ごめんな」
「ひう……」
「たとえば俺がレンさんになびいたら、お前とアルトは絶対に悲しくなると思う。もし俺がお前になびいたら、レンさんもアルトも悲しくなると思う」
 それは少し前から考えていたこと。
 なかなか言うタイミングをつかめないでいた。
 だけど、今日のこのタイミングでならば。
 言える。
「それが嫌だった。俺の決断ひとつでお前やアルト、レンさんが悲しくなるのが」
「マスター……」
「勝手な偽善かもしれない。ずるい男だと思われるかもしれない。
 それでも、自分は不器用だ。
 誰か一人だけを好きになることなんてできない。
「幻滅しただろ?」
「………はい、正直」
「ん、やっぱり」
「でも」
 サーナイトが頭をなでる。
 なんだか不思議な気分になってきた。
「それがマスターのお考えだというのなら、私は従いますよ?」
「……悪いな」
 そういって口付けをした。

671 名前:98 投稿日:2006/10/27(金) 14:50:39 [ wLZjrzKo ]
ユウの手がサーナイトの胸に触れる。
 そのままこねるようにもみしごく。
「んぅ……」
 そう、今はサーナイトだけを見ていよう。
 思えば、最低な男である。
 本当は死ねばいいのかもしれない。
 けどサーナイトは受け入れてくれた。
 いずれアルトとレンにも言わなければならない。
 その時どんなことを言われても構わない。
「マスター、どうぞ……」
 サーナイトの秘部に肉棒を挿入した。
 勢いに身を任せるように、肉棒を突いていく。
 毎度のことながら華奢なサーナイトの体が折れないか心配。
「んくっ! あふっ! おく、んぅっ……! 奥の壁、かべぇ……! ひゃうんっ!」
「くぅっ……! ちょっ、おま……!」
 どんどん締め付けられる。
 その度にサーナイトの口からあえぐ声が漏れ。
 秘部から愛液があふれる。
 くちゅくちゅと、卑猥な音がユウの耳に届く。
 とはいえ、辺りの波の音でほとんどかき消されてしまう。
 愛液の量が増えると、肉棒の動きも滑らかになる。
 陰核がぷるぷると揺れる。
「そこ、そこ! あふぅ! そこがいいですぅっ! マスタァッ!」
「サーナイト、出るぞ……!」
 そう言ってから数秒の後。
 サーナイトの秘部に白濁とした精液が放たれる。
 痙攣したようにサーナイトの体が跳ね上がる。
 息を整え、サーナイトはユウを見た。
「えへへー」
「何だよ」
「何でもないですー」
 立ち上がると、そのまま歩き始めた。
「どこに行く?」
「ちょっと洗ってきますー」
 精液にまみれた秘部を洗ってくるという。
 一人残されてしまったユウ。
 波の音が空しい。
「では次は私の番ですわね」
「うん? ん?」
 振り向くとそこにはアルトがいた。
 急に抱きつく、小声で言う。
「ずるいですわよ、ご主人様もサーナイトも。私に内緒でキャッキャッウフフと……」
「いや、これには」
「理由は聞きませんわ」
「うう……。ところで、どの辺りからいたんだ?」
 ユウが尋ねる。
 いったいどの辺りからここにいたのだろうか。
「えーと、サーナイトとご主人様の語らいの辺りですわ」
 一人を愛することはできないとか、どの辺りである。
「さあ、ご主人様!」
「ひぃっ! やめろ!」
「そんなに恥ずかしがることはありませんわよ。すぐ終わりますわ」
「すぐ終わるって……俺は早漏じゃない!」
 どたばたと暴れる二人。
 そんなところへ。
「あーうー、お股がひりひりしますー」
 サーナイトが戻ってきた。
 どうも海水で洗ってきたらしい。
 それは痛いだろう。
「マスター、帰りま」
 そこにいたのは、アルトとくんずほぐれつのユウ。
 サーナイトの手が震える。
「ま」
「……ま?」
「マスターのバカァァァァァッ!!」

(第22話  完)

672 名前:98 投稿日:2006/10/27(金) 14:52:46 [ wLZjrzKo ]
第22話です。
まず初めに……。

ちょっと手違いでageてしまいました……。すいません!

本編のほうもなんだか微妙で……。
あれだけ引っ張っておいてユウの腕は実は……だったり。
最終的にいつものどたばたになったり。
短いですし。
次のアップはいつになるのかしら。

673 名前:武器商人 投稿日:2006/10/29(日) 19:59:05 [ yf3IrFwg ]
久しぶりにエロ展開で笑いました、
サーナイトも何時もどおり可愛いですね、
それにしてもアルトはユウから預かったバシャーモ達を何処へ・・・
サーナイトとアルトはアレだけ中田氏されていながら、
どうやって避妊をしているのか・・・謎です。
まあ、妊娠が判明するほど時が経ってないのかも知れないですが・・・
わざとageた訳ではないので、皆も許してくれる筈ですし、
他のスレが上がってきたので、特に問題は無い筈です。
それにしても、最近皆来ませんね・・・
忙しいのでしょうか?

674 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/30(月) 20:53:03 [ 55LLhC1U ]
ヒント:リア厨常駐

675 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/30(月) 22:41:20 [ I7GXGzQw ]
>>674 その話はもう終ったと思ったのだが、
    もしかしてまだ続いていたのか?

676 名前:98 投稿日:2006/10/31(火) 22:33:46 [ wLZjrzKo ]
こんばんは、98です。
今週の金曜日が休みだと言うことに今日、気がつきました。バカス。

>>673
 感想ありがとうございますー……が。
 一つどうしても腑に落ちない点が。

>久しぶりにエロ展開で笑いました
 えー、えちぃ展開の中で笑える要素など一つもないのですが……。
 と言うか今回は「ユウの内心告白→サーナイトがそれに気づく→より一層仲が良くなる」
と言う結構重要っぽいシリアスな話だったんですけどね。

677 名前:名無しさん 投稿日:2006/10/31(火) 22:48:05 [ hncNsI7M ]
本人の希望通り存在自体スルー推奨

678 名前:武器商人 投稿日:2006/10/31(火) 23:41:07 [ ObL/uglo ]
>>676
いや、俺は、一番下の行の、
「マスターのバカァァァァァッ!!」
で「クスッ」という程度に笑っただけです(汗
シリアスな展開なのは重々承知だったのですが、
書き忘れていたようで、すいません。

679 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/01(水) 00:34:38 [ Nqe9X19. ]
>>674
>>677
いい加減にしろ。

折角98さんが新作を投稿してくださったんだ、
武器商人を支持する訳じゃないが、感想くらいは書け。
ココはサーナイトエロ小説を投稿して、感想を書くスレだ、
厨を叩くスレじゃない。
文句を言うだけ言ってどこぞへ消えたsioと、
その他大勢の叩くのが大好きな名無し共、
これ以上書き手や感想を書いている奴らに迷惑を掛けたくなかったら、
さっさと出て行け。

それと武器商人、オマエも少しは自重しろ。
これ以上叩かれたくなかったらな。

>>669-671
サーナイトとユウの絡み、
とくとこの目に焼き付けておきました。
行為の後に海水でお股を洗うサーナイトが可愛くて可愛くて・・・

680 名前:yuri 投稿日:2006/11/02(木) 19:58:34 [ 7z29pdLI ]
こんばんは、98さんとか水銀将軍さんの小説見てました。すごいですね、
これからもお願いします。

681 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/02(木) 23:10:33 [ v29X6s1. ]
                      ,..-‐−- 、、
                   ,ィ":::::::::::::::::::;;;;;:ii>;,、
                   /:::::::::::::::;;;;;;;;iii彡" :ヤi、
                  i::::::::::::;:" ̄     ::i||li
                  |:::::::::j'_,.ィ^' ‐、 _,,. ::iii》
                  |:::i´`  `‐-‐"^{" `リ" 
                   ヾ;Y     ,.,li`i    個々をみたまえ
                    `i、   ・=-_、, .:/  
                      ヽ    ''  .:/     
                 ´ /:.:.!:.:t_|::::|__ノ:.ト、\
            __      /:./´',:.:.:.:!::::!:.:.:.:,' \:.\
        ,.---<´  ヽ、__/_:∠,_  !:.:._=-'-:.:.i   ヽ、_\   ,.---、
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    ',  /´  ``ヽ、ニ ヽ、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,.イt-イ--- 、| ,'  !!
    '/         ヽ、ヽ、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/_,. -'"´     レ'ヽ |!

682 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/03(金) 04:26:40 [ v29X6s1. ]
俺のサーナイトがああああああああああああああ

683 名前:yuri 投稿日:2006/11/03(金) 14:23:56 [ 7z29pdLI ]
私もネタがあるので書いていいですか?

684 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/03(金) 15:09:25 [ 6WiGjvqE ]
>>680-683
OK、ageるな、
メル欄にsageと入れろ。

ageられると、内容が内容なので筆者の方々が投稿できない。
sageれば、投稿出来る。
このスレのルールがsage進行。

以上の理由から、貴様らのメル欄に「sage」を書き入れる事を命ずる。
出来ないならROMれ。

685 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/03(金) 17:29:48 [ kBzD27fk ]
>>683

念のために問う。
もちろん18より上だろうな?

686 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/03(金) 19:01:31 [ 6WiGjvqE ]
>>685
其の話はもうやめないか?
過去の災いを掘り返しても切りがないし、
ネットの特性上、鯖を読むことだって有るだろう。
そういう質問は、意味を成さないはずだ。
気分を害するようなら謝るが、
君が18歳以上であるという確証も無いわけだし、
他の住民が疑心暗鬼に陥りかねない発言は控えるべきじゃないか?

687 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/03(金) 20:25:06 [ GJuagtmw ]
>>686

ネットの特性で「サーバー」なんて読まないけどな。リア房乙。

つーか、その意見の出し方が武器商人そっくり。まさか、武器商人ですか?

688 名前:604 投稿日:2006/11/03(金) 21:34:19 [ n07jZvyU ]
続きまだですかねぇ・・・
個人的には催眠術かけたサナさんの目的が気になって気になって眠れない・・・

689 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/03(金) 21:52:27 [ 6WiGjvqE ]
>>687
「鯖を読む」という言葉をご存知か?

>>688
先ずベッドの上で静かに目を閉じ、サーナイトに添い寝して貰っている心算になってみろ。
自然と眠れるはずだ。
続きが楽しみなのは分かる、
全て時が解決してくれるさ。

再び>>687
そう言うのを「疑心暗鬼」って言うんだとおもうぜ?

690 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/03(金) 21:52:28 [ srGGn4R2 ]
>>687
あんたはただの馬鹿だな。
「鯖を読む」って単語知らないんですか?
漢字の使い方もあってるし、小学生でも分かりますよ?
ネットの特性って、顔が分からないとかそう言う事だと思うのですが。
誰も掲示板なんかで使う特別な言葉の話なんかして無いですよ?
小学校からやり直したらどうです?

691 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/03(金) 22:08:57 [ 6WiGjvqE ]
>>690
まあまあ、落ち着け。
>>687が馬鹿なのは分かるけど、もう少し言い方ってもんがあるぜ?
それと、メル欄に「sage」と書きなさい。

692 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/03(金) 22:11:04 [ srGGn4R2 ]
>>691
他人の振り見て我が振り直せです。
心からそう思います

693 名前:yuri 投稿日:2006/11/04(土) 08:34:00 [ 7z29pdLI ]
すいません。ちょっとフインキがアレなので小説投稿はまた後で。

694 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/04(土) 12:30:58 [ BHWkcCVs ]
>>693
フインキ×
フンイキ○ ですぜ。

695 名前:yuri 投稿日:2006/11/04(土) 13:24:22 [ 7z29pdLI ]
本当?すいませんでした。

696 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/04(土) 19:57:49 [ uiDzrzQI ]
>>690
単語×
慣用句○ ですぜ。

>>687>>695
釣り?

空気読め、俺

697 名前: ◆/Kexvx.LWc 投稿日:2006/11/05(日) 04:18:03 [ OEJbgcjM ]
まさかこんなスレがあるとは思わなんだ…
久々にポケモンやってサーナイト見てキタコレ!とか思いながら探したら
こんなスレがあるんだもん

698 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/05(日) 21:58:12 [ TwOV5zJ2 ]
最近閣下がいらっしゃらない。
と言うか全般的に小説が投稿されない。
俺達のせいなのか?

699 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/05(日) 22:20:00 [ qlax00hw ]
久しぶりに覗いたけどずいぶん変わったなぁ。

閣下の登場と新人の小説が投下されることを祈って カキコ

700 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/05(日) 23:05:22 [ XcD6y5KQ ]
うるさい方々のスレでもたてたほうがいいよ

そしたら、みんな小説を・・。

701 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/06(月) 17:41:23 [ 7z29pdLI ]
水を注してすいませんがそんなに同時にたくさん小説が投稿されたら少
し大変じゃ無いですか?

702 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/06(月) 17:44:24 [ BHWkcCVs ]
たのむからageないでくれ

703 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/06(月) 17:46:19 [ 6mc9I/nw ]
>>701
OK、ageるな。
と言うか、最近ageて来る馬鹿野郎が多いけど、
なんでだ?

704 名前:yuri 投稿日:2006/11/06(月) 18:05:48 [ 7z29pdLI ]
うっかりじゃないですか?

705 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/06(月) 19:02:24 [ 6mc9I/nw ]
>>704
じゃあ貴様はわざとだな。

706 名前:yuri 投稿日:2006/11/06(月) 19:13:42 [ 7z29pdLI ]
分かりました。じゃあ今からsageときます

707 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/06(月) 19:28:01 [ 55LLhC1U ]
隔離板にも隔離スレが必要なのか?
何はともあれ、将軍、98氏、いつもGJです。
これからも頑張ってください。
こんなものしか用意できませんが…

 8
つ甘 ←お茶

708 名前:98 投稿日:2006/11/06(月) 23:36:04 [ wLZjrzKo ]
こんばんは、98です。
近頃これなかったのはストレスやら悩みが溜まりに溜まって「うつ」一歩手前まで行ったわけで。

さて、現在23話を書いているのですが、そろそろ「アレ」の時期になりました。
詰め合わせですー。

今回は16〜23話、サーナイトとユウの融合体のイラスト(予定)、>>570で347さんが言われた事の実行とか。
そんな感じです。

>>707
熱っ!(えー

709 名前:武器商人 投稿日:2006/11/07(火) 00:19:57 [ 6mc9I/nw ]
御久しぶりです・・・
と言うか、スレの雰囲気が暗かったのでROMっていました・・・

>>709
ストレスやら悩みやらって、一体なにがあったんですか?
無力でも、力に成れる事は有るはずです、
困っている事が有ったら、何でも言ってみてください、
少しは気が楽になるはずです、
其れと、サーナイトとユウの融合体イラストと詰め合わせ、
かなり楽しみです、
・・・
自作小説か・・・何もかも懐かしい・・・

長文駄文失礼いたしました

710 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/07(火) 17:26:59 [ fEq1Stg2 ]
>>709
出来れば名無しに戻って欲しい、理由はなんとなくわかるよね?

711 名前:武器商人 投稿日:2006/11/07(火) 17:35:23 [ CPDjPVc2 ]
>>710
分かるには分かりますが、
了解し難い注文です、
HNを持っている方なら分かるかも知れませんが、
俺はこのHNに愛着もあるし、誇りだってあります、
出来ればこの名前で感想を書いて行きたい次第です、
其れと「戻る」とはどう言う事ですか?
俺が名無しになった事なんて殆ど有りませんよ?

712 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/07(火) 19:05:21 [ rgiGtmrM ]
>711
連絡・削除依頼スレの>158周辺には返事してないのね、君。
君への書き込みなんだよ。その殆どが。
俺は、「まぁ『武器商人』の名で書き込んでないんだし…
改心して名無しになってるんじゃないかな、今は。」とか希望的に考えてたんだけど。

ROMってただけか。しかも理由が、なんというかもうね。
…助言も忠告も君には無意味なんですか?
板の皆がその内「もう付き合いきれん」って無視し出すかも知れないよ?

向こうのスレで言っても目に留まらないかなと思っての発言でした。
スレ違い申し訳ない。

713 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/07(火) 19:36:42 [ BHWkcCVs ]
>>711
板の雰囲気がまた悪くなるのでそういうことは言わないように。
人によっては喧嘩売っているように見えるからね。
誇りがあるならこれ以上自分の名前を汚さないようにしないか
汚れたらなかなか元には戻らないぞ。名無しになり、ほかの人のふりをする
かROMるのどちらかを選ぶのを勧める。そんなに頑固になってもいいことは無いよ。
皆も大人なら大人なりの対応をお願いします。
以上長文失礼

714 名前:713 投稿日:2006/11/07(火) 19:52:42 [ BHWkcCVs ]
すみません、手違いでageてしまいました。
ort

715 名前:347 投稿日:2006/11/07(火) 21:19:08 [ PSceWdhA ]
お久しぶりです。冷えてきましたね、朝がツラいです。
新しい書き手さんが多いのはなにより。

>>708
詰め合わせ、楽しみに待っています。
今回は特にイラストに期待が膨らみます。

716 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/07(火) 21:23:46 [ CPDjPVc2 ]
重要に見える話をしている所悪いけど、
最近スレがよくageられるね。
何処の馬鹿がageてんだ?

717 名前: ◆/Kexvx.LWc 投稿日:2006/11/08(水) 03:11:05 [ OEJbgcjM ]
じゃあバカじゃない>>716に質問

なんでageたらいけないのかな?
>>716は知ってるのかな?

知りもしないのに人のことバカ扱いするのは良くないことだよ〜

718 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/08(水) 09:50:18 [ 72mHiYYU ]
>>717
>>1を良く見ろ、
お前が愚かな事が良く分かる。

719 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/08(水) 10:15:55 [ fu8NAvng ]
>>717

つ[>>1
>>1に書いてあることをよく読みましょう。

720 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/09(木) 15:55:37 [ MBWFNbfk ]
>>717
>>1を読めば謎は全て解ける。

721 名前:98 投稿日:2006/11/09(木) 22:39:07 [ wLZjrzKo ]
こんばんは、98です。
特に語ることはn(ry

>>715
 何気に期待されてるんですよね、ユウトス。
 頑張らんといけんとです。

722 名前:98 投稿日:2006/11/10(金) 16:57:15 [ wLZjrzKo ]
トクサネホテル。
 海岸での行為の後ユウはアルトがチェックインをしたホテルにいた。
 こういうときに便利よね。
「………申し訳ございませんでしたぁっ!!」
 ユウは部屋に入るなり土下座をしていた。
 相手はバシャーモたち。
 実は海岸に行く前にアルトにバシャーモたちのボールを渡したのだが。
 アルトはホテルのチェックインを済ませ、その与えられた部屋にバシャーモたちを置き、彼を追いかけたのである。
 もちろん、バシャーモたちは不信感を募らせていた。
「良い度胸してるよなぁ、ユウ?」
「ひぃぃっ! ブレイズキックだけは勘弁を!」
「…………聞くところによるとサーナちゃんといい雰囲気だったらしいしねぇ」
 アゲハントが詰め寄る。
 いまだかつて手持ちのポケモンたちにここまで攻め寄られるトレーナーがいただろうか。
 いや、いない。
 とにかくユウは謝った。
 何度も何度も頭を上げた。
 唯一ブラッキーだけは何も言わなかったが。
 逆にそれが怖い。
「というわけで、ユウくんは明日、私たち全員に対してトクサネをエスコートすること」
 アゲハントの提案に皆が盛り上がる。
 夜だと言うのに。
 直後に苦情が来たのは言うまでもない。

723 名前:98 投稿日:2006/11/10(金) 16:58:05 [ wLZjrzKo ]
日が昇り、朝になった。
 なぜかユウがトレーナーなのにベッドを占拠され、床で眠っていたときのこと。
 不意に顔に何かが当たる。
 半分眠っているような頭だ。
 それを確認するまでに、時間がかかった。
「んー……」
 まるで抱き枕のようにそれに抱きつく。
「あらあらぁ、大きな赤ちゃんですわねぇ」
「くぅ……む?」
 目を開け、それを確認する。
 2つの大きな山。
 柔らかかった。
 そしてそんなユウを見ているのは、アルトだった。
「うあっ!?」
「ふふ、したいならしたいと言えば宜しいのに……」
「ばっ、おま! こんな皆がいるところで……!」
「だからスリルがあるんでしょう?」
 そういうとユウを連れ出す。
 大丈夫だ、皆ぐっすりと眠っている。
 ユニットバスに入ると、アルトはユウのパジャマのズボンを下ろした。
 中のパンツの中心がくっきりと出ている。
 その部分をすりすりとなぞってみる。
 パンツの上だからだろう、妙にざらついている。
「一体どんな夢を見ていたんですの? 気になりますわぁ〜」
 かなりあくどい笑みを浮かべ、アルトはなおもその部分を重点的に刺激していく。
 その部分の怒張がさらに大きくなり、染みが生じる。
 大きな声を出すことはできない。
 出した瞬間に自分は死んだほうがいいだろう。
「お口でしましょうか? それとも胸が良いかしら? あら、両方使うって言うのもありますわね」
「どっちでもいいよ……」
「それじゃ、つまりませんわ。どちらかを必ず選択してくださいな」
 そう言うと、さらにすりすりと。
 逃げ出そうにも、密室。
 と、言うよりも逃げてどうする。
「じゃあ、胸で」
 結構乗り気じゃないか、ユウ。
 パンツの窓から腫れ上がった肉棒を取り出すと、唾液で肉棒をコーティングしていく。
 ローションの代わりというわけだ。
 下手に生のままでしてしまうと、かなりのダメージになるらしい。
「れろ、んじゅぅ……ちゅぅちゅぅ」
 たっぷりと塗りたくり、いやらしく光るユウの肉棒。
 その肉棒を胸で包む。
 寝ていて汗ばんでいたのか、妙にアルトの胸が吸い付いてくる。
 縦にしごいたり、圧迫したり。
 縦横無尽に変形するアルトの胸に、ユウの理性は飛びそうになっていた。
 もともと男というものは生理現象として朝は危ない。
 そこをこんな風に刺激されるのだ。
 理性どころかいろいろと飛びそうになる。
「ふふ、もうこんなに先汁が溢れてますわ……。このままだと「早漏」になってしまいますわよ? 男ならもう少し我慢をしないと、ね?」
「………泣くぞ」
「んっ、ふぁぁ……どうですの……? 胸でしごかれるの、好きですわよね?」
 ユウの言葉を半ば無視して、その行為に集中するアルト。
 硬くなった乳首をすり合わせ、更なる刺激を与えていく。
「あうっ……! 乳首が擦れてぇ……ひくひくしちゃぅぅ……!」
 肉棒の先、真っ赤に張れている部分に軽くキスをする。
「んぅ……こんなに赤くなって、んちゅぅ……痛いですの?」
「まあ、ちょっとだけ……」
「だったら手厚い看護をして差し上げますわ」
 胸でしごき、口で肉棒にしゃぶりついた。
 ひくひくと動き始めたユウの肉棒。
 とても喜んでいるように見えた。
 先汁を舌で掬い上げ、飲み込んでいく。
 そして蛇口から溢れる水を飲むかのように、吸い付いて、飲み込んで。
 出てくる先汁をすべて吸い取られる。
「んじゅぅぅぅぅぅぅぅっ…………ぷぷぁ! もう、限界なんですのね……?」
 つんと先をつついてみると。
 勢いよく精液が噴出した。
 それがアルトの顔に付着する。
 彼女は精液を指でつまむと、口の中に入れる。
 一度射精しても収まらないユウの肉棒。
 アルトは秘部をあらわにした。
「ここに、入れたいのでしょう?」
「う……」
「さぁ、どうぞ……」
 ユウがアルトの秘部に肉棒を挿入した。

724 名前:98 投稿日:2006/11/10(金) 16:58:57 [ wLZjrzKo ]
アルトの中のヒダが肉棒に絡み付いてくる。
 さらには愛液で滑りが良くなっている。
「ふあぁぁぁっ……中に、入ってくるぅぅぅ……」
「動かすぞ、アルト……!」
「んっ! ふぁぁっん! いっ、きゅぅっ!! んふぁぁぁんっ!」
 アルトの声がユニットバス中に響く。
 あまり声を出すと皆が起きると言うのに。
 だが、ユウも手加減することはなかった。
 アルトの声を聞いているだけで、もっと頑張れそうな気がするから。
「ああああっ! おく、の……! おくのいりぐちぃ……、あたってりゅ……! こつこつって、いってるのぉっ!」
 アルトの中がきつくなってきた。
 急激な締め付けにより、射精の感が高まる。
「んぅっ、なか、にぃっ! だし、てぇっ!」
「うあっ!?」
 2回目だと言うのに勢いよく発射される精液。
 アルトの下腹部辺りが暖かくなっていく。
 2、3度痙攣して、アルトの秘部から肉棒を抜いた。
 秘部からはどろりと、精液があふれ出した。
「……ふふ、2回目だと言うのに…………濃いですわね」
 ユウの顔に手を添え、キスをした。

ユニットバスから出ると、もう部屋は光に照らされていた。
 カーテンを左右に開き、窓を開ける。
「オラー、朝だぞー! 起きろー!」
 ユウが皆を起こす。
 眠そうに起き上がるサーナイトたち。
 布団を片付けていく。
「それにしても変な夢見たなぁ」
 そう言ったのはバシャーモだった。
 ユウが尋ねると。
「ああ、ユウとサーナイトがえっちなことしてる夢」
 麦茶を噴いた。
 実際にはサーナイトではなくアルトだが。
 しかも他のメンバーも見たといい始めた。
 うん、ほとんどバレているようなものだ。
「しかしある国では同時に何人もの人間が同じ夢を見たという例が報告されているらしい」
 ブラッキーが告げる。
 意外と博識なのだ。
「きっと今回のはそれだろう」
「それにしても……なぁ?」
 ふと、ユウはそこで気がついた。
 どうしてブラッキーはこんなことを言ったのだろう。
「なぁ、ブラッキー」
「なんだ?」
「お前はどこまで知っている?」
「さぁな」
 それから、ホテルを出て街中を歩いて回った。
 店で色々なものを買ったり、食事をしたり。
 道行くトレーナーとバトルをしたりもした。
 そうして時間は過ぎていき。

725 名前:98 投稿日:2006/11/10(金) 16:59:50 [ wLZjrzKo ]
「ぎゃああああああああああああああああああああっ!!」
 バシャーモが叫び声をあげる。
 同じようにサンドパンも。
 今ユウたちは海にいる。
 スターミーの上にはサーナイトが座っている。
 バシャーモもサンドパンも水が苦手。
 どうして海に来たのだろう。
 ユウは砂浜に座っていた。
 隣にはアルトがいる。
「ふぅ……今日はどっと疲れたわ………」
「若い男が何を言ってるんですの?」
「……………朝からあんな目にあってみろ」
「あはは……」
 いつになく乾いた笑いが響く。
 そのまま話は途絶えてしまったが、いつごろだろう。
 アルトが口を開いた。
「ご主人様は」
「うん?」
「サーナイトとレンさん、どちらも大切なんですの?」
 そう言ったアルトの顔は真剣で。
 どうやら昨日の話の続きをしたいらしい。
「いや、どうしてその選択肢の中にお前はいないんだ?」
「私は……」
 視線をそらす。
「私はポケモンでも、人間でもありませんわ」
「そんなの」
「私は心のどこかで、やきもちを妬いていたのかもしれませんわ」
 ポケモンでも人間でもない。
 自分の好きな人と一緒にいられるのも、日を追うごとに怪しくなってくる。
 そしてサーナイトはいつもユウにくっついている。
 だから、彼女は。
「いつかは消えてしまうような不安定な存在。だから私は不安なのですわ。ご主人様、貴方と別れることが」
「馬鹿か。いつかは消えてしまうような偽りの存在でも、「今」は俺の家族だろうが」
「……」
「そんなにしんみりした話は、お前のキャラじゃないだろう?」
 ユウがアルトの頭をなでる。
 それはいつもサーナイトにしているように。
「ご主人様……」
 アルトが抱きついてきた。
 皆がいるというのに。
「少し、こうしていても宜しいでしょうか?」
「…………仕方がないな」
 見るとサーナイトが手を振っている。
 軽く手を振る。
 こうして、いったいどれくらいまで皆と一緒にいられるだろうか。
 サーナイトも、アルトも、バシャーモたちも。
 ずっと一緒にいるということがどんなに幸せか。
 ユウは後に、知らされることになる。
 命と引き換えに。

(第二十三話  完)

726 名前:98 投稿日:2006/11/10(金) 17:02:33 [ wLZjrzKo ]
こんにちは、98です。
これからバイトなので、あとがきは短めに。

前回がサーナイトだったので今回はアルトメインで。
巨乳キャラはいいですね(ぉ
ただ、前回からかなり間が開いてしまったのは事実で……。
近日中に詰め合わせをアップするので、そちらのほうでご確認ください。

自戒の24話から軽くリハビリをして、軽く特訓をしていよいよポケモンリーグになる予定です。
何話ぶりくらいに実行委員長も出てきますし。
それでは、失礼します。

727 名前:武器商人 投稿日:2006/11/10(金) 19:30:19 [ ws194.Ec ]
>>722-726
読みましたです、
アルトさん、可愛いです。
ただ・・・
最近シリアスが多いような気がして・・・
まあ、当然というか当然ですが、
少々後先が不安になるというか、余計楽しみというか・・・
とにかく御疲れ様です!!
詰め合わせ、楽しみにしています!!
勿論絵の方も・・・
何時かは俺も詰め合わせの様な物をひっそりと出したいと・・・
やはり駄目でしょうか・・・

728 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/10(金) 23:50:10 [ 55LLhC1U ]
>>98
GJなんですが…
し、死にオチですかい!?

>>武器商人氏
自重しろと言われながらも、それを無視して安穏としているばかりか今度は詰め合わせか。
ここまでだと呆れるな…

729 名前:にゃも 投稿日:2006/11/11(土) 05:03:24 [ OEJbgcjM ]
名前統一しない?

730 名前:L 投稿日:2006/11/11(土) 21:02:57 [ J/dmiuDc ]
>>728

貴方には「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや」と言う格言がお似合いですよ。

731 名前:728 投稿日:2006/11/11(土) 21:40:18 [ 55LLhC1U ]
おもしろい言葉出してきましたねw
でも意味ちゃんと分かってます?
俺がちっちゃい奴だってのは分かりました。で、何が鴻鵠の志に当たるんですか?

732 名前:L 投稿日:2006/11/11(土) 22:05:05 [ J/dmiuDc ]
武器商人氏の詰め合わせを出そうか...
と言う考えだが何か?
小さく愚かな名無し風情よ。

733 名前:武器商人 投稿日:2006/11/11(土) 22:06:09 [ q6YZuDV6 ]
>>729
一体其れはどういう意味なんですか?

734 名前:604 投稿日:2006/11/11(土) 22:06:43 [ n07jZvyU ]
>>728-731
君達、ちょっと落ち着け。俺の小説並に見苦しいぞ。

>>726
サーナイトも可愛いけどアルトも好きです。
バシャーモは別の意味で可愛いし・・・

735 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/11(土) 23:59:25 [ 55LLhC1U ]
>>732
じゃあアンタはコテさえあればどんなことしても構わないと言うのか?
それにそういう人を見下した態度は2ch本板以外では通らんと思え。

736 名前:スレ違い 投稿日:2006/11/12(日) 00:07:52 [ OuW10s5Q ]
>>732
漢検勉強中につき2月(受検日)まで期間限定で書ける諺発見。
ニヤけてしまった・・・
孟母断機と自分に言い聞かせ、磨穿鉄硯しています。
しかし、その程度の諺を知らないからといって、無知蒙昧というわけではないんじゃない?
どうせ辞書の杜撰脱漏な記述を生呑活剥したか、道聴塗説の知識だし、
そういった羊頭狗肉で羊質虎皮、また魚目燕石(笑)な社会人はたくさんいると思う。
まぁ君がどんな芝蘭玉樹な碩師名人かは知らないが全豹一斑すべきではないかと。
そんなに鷹視狼歩のように蚕食鯨呑しなくてもいいんじゃないかな。どうせ鎧袖一触なんだから。
廓然大公・温柔敦厚・虚心坦懐になるべきだね。

>>731
妖言惑衆だと言ってくれ。

>>734
ごめん。

さあ君はいくつの四字熟語が書けるかな?
(必死な俺、吊ってきます)

737 名前:98 投稿日:2006/11/12(日) 00:15:55 [ wLZjrzKo ]
こんばんは、98です。

>>727
 最近シリアスすぎるのはもうそろそろ終盤だからですよ。
 ギャグが不作な訳じゃないですよ!? 決して。

>>728
 うふふー、それはどうかしらー? と言ってみるテスト。
 「誰か」はネタバレなので言いませんが……。
 あらかたの予想はついてると思いますので、あとは本編で表現されるのをお待ちください。

>>734
 別の意味とは……良かったね、バシャーモ(えー
 アルトもいるもはあんな言動をしていますが、心の底では嫉妬していた、と。
 嫉妬と言っても、昼ドラのようなドロドロとしたものでなく、軽めですけど。
 こういうキャラは書いていて実に楽しいので僕も好きですー。

738 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/12(日) 12:39:10 [ f70lPLUc ]
やっぱ皆さんの書く小説はどれも内容深いですね。早く続き見たいなー!
水銀将軍様達来ないな…

739 名前:L 投稿日:2006/11/12(日) 17:26:56 [ J/dmiuDc ]
>>735
何をどう履き違えたのか。
感想書くくらいしかしない名無しには、
小説を書いているモノの考えなど理解できないだろうな、と言っただけだ。

>>736
幼稚だな;
哀れに思えてきた。

740 名前:武器商人 投稿日:2006/11/12(日) 17:35:38 [ McmPRC0U ]
>>738
待つ時間が長いほど、
作品を読んだ時の楽しさと喜びは大きいものですよw

741 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/12(日) 17:45:21 [ gsBhtxEI ]
閣下は>>777まで来ないんじゃない?
いや、ただの独り言だ。

742 名前:604(無駄レスでスマソ) 投稿日:2006/11/12(日) 18:15:52 [ n07jZvyU ]
>>741のみらいよち! >>741はこうげきをみらいによちした!」

命中率は波乗り以上燕返し以下を予想。

743 名前:武器商人 投稿日:2006/11/12(日) 19:31:10 [ McmPRC0U ]
>>742
>>741はサーナですか?
それとも知恵の神ユクシーですか?

744 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/12(日) 20:18:17 [ 55LLhC1U ]
言っておくが俺はエロ書かないだけで、普通の小説は書ける。
書く者の立場になって考えてもやりすぎだと思っただけのこと。
俺がコテ名乗らないのは必要がないから。
俺個人のことを全く知らん奴に小説書かないだの愚かだのちっぽけだの言われる筋合いはないと思うがな。
小難しい言葉並べて人見下したいなら2chの政治板でもvipでも行け。

745 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/12(日) 20:52:34 [ OVsE3O9o ]
>739
じゃあ君も小説を書いてみたらどうなのかな?
その名前で小説が投稿されてるのを僕は見たことが無いよ。
書いたこともないのに小説を書いているモノの考えとかグダグダ言うのは…
流石にどうかと思うな。
後、偉そうな台詞は君に似合わないよ。ああいう風な台詞は大人が使うものだからね?
…18歳未満に感じられるよ、君の書き込みを見るとね。
18歳以上にしても、うーん…
精神年齢は確実に低いんじゃないかな?w
自己顕示欲が強く、気に入らぬ意見ならば受け入れない。否定ばかりする。
まさにお子様のすることでしょ、そういうのってw
ま、こんなとこかな。これ以上はスレ違いになっちゃうしね。
本来ならスルーすべきだけど、言ってもらわないと理解出来ないタイプかな、と思って。

>ALL
皆、この掲示板にいる以上(一部除く)18歳以上のはずです。もう少し大人な対応をしようか。
ウザければスルー、手に負えないと感じたらスルー。
無視はこういうのに対する一番効き目のある行動なんですが、ね…

それじゃあ仕切り屋は退散しますよっと。お目汚し失礼しましたー。

746 名前:L 投稿日:2006/11/12(日) 22:43:15 [ J/dmiuDc ]
ああ、ごめんね。私はポケモンの小説は書かないからお見せできないよ。
見せたくも無いけど。
あんた等も大人の事を理解してないと思う。
どうせ大きくなりすぎたただのガキだろ。

747 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/12(日) 23:14:23 [ McmPRC0U ]
この名前ならば皆さんは話を聞いてくれそうなのでこの名前で書き込みますが・・・

感想に十八歳未満も以上もあるんですか?
ちゃんとした教育を受けていれば人が一生懸命書いた小説に感想を書くのは当然のこと、
ましてやその小説が素晴らしい物となれば、感想を書かない人は居ない筈です。
いまやただの感想を書くしか出来ないちっぽけな人間、
叩く要素を何一つ出していない、
何かと理由をつけて叩く、
>>674 >>677 >>712 >>728 >>735 の方。
同一人物かどうかは知りませんが、コレだけは言わせてください。
貴方方は相手が抵抗しないのを良い事に、
獲物を見つけたハイエナの如く襲い掛かり、相手を従わせて優越感に浸っているのです。
大昔から現代まで根強く存在するいじめっ子と同等の思考を持っている人間、
何かと言えばごたくを並べて相手を罵倒する、
そうですね、簡単に言えばドラ○もんのジャイアンとスネ男です。
思考回路は小学六年生レベル、非情に幼稚です、
中学生を罵倒する前に、大人としての自分を見直したら如何ですか?
98さんや水銀将軍さん達、小説を投稿してくださる方々は、
貴方なんかよりずっと大人な対応をしてます。
大体、大人がどういう意味かご存知ですか?
心身共に成熟した人間の事を大人と言うのであって、
身体ばかり成長して、心が子供のままの人間を大人なんて言いません。
いうなれば、貴方も厨房同然です、
そんな貴方が、中学生を注意する資格や権限は無いも同然。
まあ、インターネットと言う名の世界では、
顔も見れませんし、実際の年齢だって分かりません。
まあ、文字だけなら幾らでも年齢を偽れます、
貴方も、書き込みは十八歳以上を気取っているが、
ウィンドウの向こう側は小学生、なんて感じのネットサーファーなのかもしれません。
最近公開されたデスノートのキャラクターで言うなら、
負けず嫌いで幼稚な性格の癖に大学生の夜神月と言った所。
まあ、この書き込みに対してもまた何か理屈を言って来るだろうけど、
そうすると、貴方は本当に負けず嫌いと言う事に成ってしまいますね。

長文失礼

748 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/12(日) 23:56:45 [ BuwCZrOQ ]
       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \
  / o゚((●)) ((●))゚o \  ほんとはエロいのが見たいんだお・・・
  |     (__人__)    |
  \     ` ⌒´     /



       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \
  /  o゚⌒   ⌒゚o  \  でも漏れはまだリアル厨房なんだお…
  |     (__人__)    |  
  \     ` ⌒´     /



       ____
     /⌒  ⌒\
   /( ●)  (●)\
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \   だけど開き直って居座るお!
  |     |r┬-|     |
  \      `ー'´     /

749 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/13(月) 00:05:53 [ McmPRC0U ]
>>748
武器商人の言葉通りに考えると、お前は負けず嫌いって事になるな。

750 名前:728=735 投稿日:2006/11/13(月) 00:15:12 [ 55LLhC1U ]
>>747
ごめん、俺負けず嫌いだってのは自負してる。
言わせてもらうが、途中で言ってることが間逆になってるぞ。例えが分かりにくいし。
小説に感想を述べるだけなのはちっぽけなのかい?

>叩く要素を何一つ出していない、
>何かと理由をつけて叩く、
俺も叩く理由がない奴なら叩かん。
それに、俺は20代。信用しろ、とは言わんがな。

751 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/13(月) 11:23:28 [ fDyNxWAs ]
>>747
これからも名無しのままで感想を書いてくれ。
感想を書くのは最低限のマナーだからな。

でも『武器商人』の名はここでは使わないようにしてくれ。
おまいさんがここで叩かれると閣下や98さんの作品が流れてしまう、それだけは防ぎたい。

武器商人の名を気に入ってるのは解るが集団行動には譲り合いが大切だと思うんだ、皆が名無しでなら感想を残してもいいって言ってくれてるんだから少しは妥協してくれ。

あと、閣下や98さんがスルーしたのは「自分の悪印象を作って読み手を減らしたくない」というのがあると思うぞ。

ちゃんと感想を書いてくれる君を失いたくないから言ってるんだ。どうかよろしく頼む。


ウェイ

752 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/13(月) 16:33:23 [ bGsFckWg ]
          ____   
       / \  /\ キリッ
.     / (ー)  (ー)\      
    /   ⌒(__人__)⌒ \    <武器商人の言葉通りに考えると、お前は負けず嫌いって事になるな。
    |      |r┬-|    |   
     \     `ー'´   /
    ノ            \
  /´               ヽ              
 |    l              \
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、.    
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))





          ____
        /_ノ  ヽ、_\
 ミ ミ ミ  o゚((●)) ((●))゚o      ミ ミ ミ
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\   /⌒)⌒)⌒)
| / / /     |r┬-|    | (⌒)/ / / //  <だっておwwwwwwwwwwwwwwwww
| :::::::::::(⌒)    | |  |   /  ゝ  :::::::::::/      勝ちとか負けってなんだおwwwwwwwwwwwwwwww
|     ノ     | |  |   \  /  )  /
ヽ    /     `ー'´      ヽ /    /     バ
 |    |   l||l 从人 l||l      l||l 从人 l||l  バ   ン
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、    ン
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))

753 名前:yuri 投稿日:2006/11/13(月) 23:55:05 [ 7z29pdLI ]
そろそろ小説投稿していいですか?
一応皆さんの許可を、もらった方が良い
と思うので、意見を下さい。

754 名前:水銀将軍 投稿日:2006/11/13(月) 23:57:20 [ aV5iNLXY ]
>>753
どうぞどうぞ

755 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/14(火) 01:34:20 [ hncNsI7M ]
いつのまにかID出るようになってるんだね。


743 名前:武器商人 投稿日: 2006/11/12(日) 19:31:10 [ McmPRC0U ]
>>742
>>741はサーナですか?
それとも知恵の神ユクシーですか?

747 名前:名無しさん 投稿日: 2006/11/12(日) 23:14:23 [ McmPRC0U ]
この名前ならば皆さんは話を聞いてくれそうなのでこの名前で書き込みますが・・・

749 名前:名無しさん 投稿日: 2006/11/13(月) 00:05:53 [ McmPRC0U ]
>>748
武器商人の言葉通りに考えると、お前は負けず嫌いって事になるな。

[ McmPRC0U ]
[ McmPRC0U ]
[ McmPRC0U ]

な に こ の ひ ど い 自 演

ID更新されたと思って書いたんだね。

756 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/14(火) 10:04:43 [ MBWFNbfk ]
>>753
ぜひ

757 名前:武器商人 投稿日:2006/11/14(火) 15:24:20 [ amEn.Yz. ]
>>755
大当たりです、
まあ、ID見られるの覚悟の上での自演ですからw
ま、負け惜しみにしか聞こえないでしょうけど・・・

758 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/14(火) 15:37:14 [ bGsFckWg ]
ねぇねぇ、自演がバレて強がり言うの恥ずかしくない?
 どのツラ下げて書き込んでんの?今どんな気持ち?
        ∩___∩                     ∩___∩
    ♪   | ノ ⌒  ⌒ヽハッ    __ _,, -ー ,,    ハッ   / ⌒  ⌒ 丶|
        /  (●)  (●)  ハッ   (/   "つ`..,:  ハッ (●)  (●) 丶     今、どんな気持ち?
       |     ( _●_) ミ    :/ 武器商人:::::i:.   ミ (_●_ )     |        ねぇ、どんな気持ち?
 ___ 彡     |∪| ミ    :i        ─::!,,    ミ、 |∪|     、彡____
 ヽ___       ヽノ、`\     ヽ.....:::::::::  ::::ij(_::●   / ヽノ      ___/
       /       /ヽ <   r "     .r ミノ~.    〉 /\     丶
      /      /    ̄   :|::|    ::::| :::i ゚。     ̄♪   \    丶
     /     /    ♪    :|::|    ::::| :::|:            \   丶
     (_ ⌒丶...        :` |    ::::| :::|_:           /⌒_)
      | /ヽ }.          :.,'    ::(  :::}            } ヘ /
        し  )).         ::i      `.-‐"             J´((
          ソ  トントン                             ソ  トントン

759 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/14(火) 15:57:26 [ amEn.Yz. ]
ああ、君達の幼稚な挑発に少々呆れ気味だよ。
それ以前に、中学生相手にムキに成る君達も恥かしくないのかい?
おれが君達の立場なら恥かしいけどね、
大人気無くて。

760 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/14(火) 16:05:28 [ bGsFckWg ]
あれあれ?
その幼稚な挑発に乗って自爆したのはどこの誰だったかな? ̄m ̄)ププ

761 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/14(火) 16:48:30 [ amEn.Yz. ]
恐らく、今俺に対して挑発分を書いているのは、
>>755 >>758 >>760
の二人みたいだね、執念深くて幼稚なのが見て取れる。
前言撤回だ、君達は夜神月以下だ、
言い直すよ、君等は北の将軍 金正日 と同等の脳みそだね、
ごめんね、君達のような馬鹿を相手にした俺が悪かったよ
アホ犬の遠吠えを続けえくれたまえ。
ああ、それと、
>>749
の発言、実はID見られないと駄目だったんですよ、
君達大人気無い人たちがどれほど突っ掛かって来るかテストしてみたくてね。
ココはあくまでも小説スレ、あほらしい挑発文を書く場所じゃない、
呆れて声も出ない、なんて人も居るだろうけど、
上の奴らよりはマシさ、

「今、どんな気持ち?ねぇ、どんな気持ち?」
そうだね、この台詞をそっくりそのまま君に返してあげるよ、
ろくに勉強も教えてくれない馬鹿親に育てられた馬鹿息子の君達にね。

762 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/14(火) 17:19:02 [ bGsFckWg ]
図星指されたから人格批判&釣り宣言ですか。
なんか最初からID出てるのを知ってるような口ぶりだけど、
IDが出たのってチミが自演したあとじゃね?
それを・・・ねぇ?

あ、いやいや、最初から狙ってたんだったね。
本人以外には分からない超高度なレベルで(プッ

763 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/14(火) 17:32:00 [ amEn.Yz. ]
>>762
きみ、本当に馬鹿だったんだ・・・
IDが出始めたのは十一月九日からですよ、
それ以前のものは自演ですが、
それ以降の自演はすべて、君達の反応を見るためのテスト。
そのテストに君達はまんまと食いついてきた、
ほんと、笑みがこぼれるくらいにね。
まあ、馬鹿すぎる君には分からないだろうけど・・・

764 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/14(火) 17:45:47 [ bGsFckWg ]
ウッソ、そうだっけ。
まぁいいや。記憶違いくらい誰にでもあるべ。
これまでのやりとり見りゃ武器商人っていう人間がどういう性格してんのか丸分かりだしな。

ふふふ、私を倒したくらいでいい気になるなよ・・・
貴様はそのために、貴様が思っている以上に重い代償を払ってしまったということを努々忘れるでない・・・

765 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/14(火) 18:06:39 [ 55LLhC1U ]
>>757
なんと言うか…まぁ自演だったのはいいとして(本当はよくないんだが)、>>751の言うとおり、名無しで感想書くなら誰も叩かないと思う。
ID晒されてるからしつこい奴は突付いてくるかもしれんが、頑張れ。

>>煽ったりAA張ってる奴ら
不必要に煽るのはやめていただきたい。スレ加速させないでくれ。

>>それ以外のALL
ID見れば分かると思いますが、俺も叩いていた一人です。
つい頭に血が上って、こういうことをしてしましました。
正直言って、今は反省しています。以後、こういうことがないようにします。
申し訳ありませんでした。

766 名前:yuri 投稿日:2006/11/14(火) 20:24:10 [ 7z29pdLI ]
許可も頂いた所で早速書きたいと思います。初めてなので
下手ですが感想下さい。


「・・・・て下さいマスター」

「早く起きて下さいマスター」

「・・・もうっ」
シャーーー

何かの音がする・・そう思った瞬間急に眼が痛んだ
「うっ」
思わず呻き声を漏らした。
「やっと起きてくれた、マスターもう12時ですよ!」
だんだん眼が見えてきた。
何かいる・・・緑の髪、赤い眼、白い体俺のサーナイト
のファルリーだ。
どうやらファルリーがカーテンを開けたらしい、
「だからってそんな起こし方は無いだろう」
「だってぜんぜん起きなかったんですから」
「でも・・・」
「とにかく下に下りてご飯食べて下さい!」
そう言ってファルリーは家の1階に下りて行った。
黙って下に下りると手持ちのエーフィーと、家に住んでい
るもう一匹のサーナイト、サラが本を読んでいた。
サラは家で住んでいるものの、俺の手持ちじゃあ無い。
つまり居候だ。サラはサーナイトだが髪を丸く固めないで
長くしている。本人によると普通サーナイトの髪はは、体
のサイコパワーで固まっているがサ自分は頭にサイコパワ
ーが上がらない体質のため、髪が固まらないらしい。
オマケにサラはいつも人の服を着る。サラは元々着ている
様な物は結局、皮膚なので別に着たっていいじゃないと言
っていて、いつも深緑のスカートとカーディガンを着てい
る。
俺が席に着いて残してあった朝食を食べていると、エーフ
ィーが近寄ってきた。
「遅かったけど、どうしたの?」
「ん、ああ寝坊してさ」
「ふーん」

プロロロロロ

突然電話が鳴った。ファルリーが電話を取った。
「マスターにです」
ファルリーから受話器を受け取った。
「もしもし」
電話は俺の友達からだった。
「おう、久しぶりだな、俺の家の近くでポケモンバトルの
大会があるんだ!暇だったら来ないか?」
「なんだよいきなり。んまあ一応行くかもな、いつやるん
だ?」
「ああ一週間後だよ。いくんだな?待ってるぜ」
ガチャッ
「マスター、何だったんですか?」
「ああ、友達が近所でやるポケモンバトルの大会
に出ないかだとさ」
「で、行くんですか?」
「ああ、暇つぶしになるし」
「暇つぶしなんてよく言えた物ね。」
サラがここで口を開いた。
「何でだよ」
「あなた弱いじゃない」
「なっ」
「まああなたがその大会で優勝でもしたらさっき
の言葉撤回してもいいけれど・・・・・ああ、フ
ァルリーちゃん、私2階に行ってるから。」
そう言ってサラは部屋を出て行った。


どうでしょうか。長い上に大して面白く無いような気がします。
良かったら感想下さい。では

767 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/14(火) 21:03:10 [ BHWkcCVs ]
またageてある・・。だれなんだ一体
>>766 久しぶりの小説ですなー。初めてにしては上手いと思いますよ。
   主人公も今までとは違うタイプですし。これからに期待

768 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/14(火) 21:03:54 [ amEn.Yz. ]
ふむ・・・
まあ、続きが気に成る終り方ですね、
ですが・・・

ageないで下さいとなんど言えば・・・

769 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/14(火) 21:58:05 [ hncNsI7M ]
yuri殿、sageの最初のsが全角になっていますぞ。

770 名前:604 投稿日:2006/11/14(火) 22:22:26 [ n07jZvyU ]
>>766
期待してます。

よし、俺も新作書く気沸いてきた。

771 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/15(水) 10:56:19 [ MBWFNbfk ]
>>766
期待してます。

よし、俺も新作見る気沸いてきた。

772 名前:yuri 投稿日:2006/11/15(水) 17:54:58 [ 7z29pdLI ]
皆さん感想ありがとうございます。
名無さん、sageの最初のSが大文字になっていたのを教えてくれて
ありがとうございました。
次は大会の話です。楽しみにしてください。
では

773 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/15(水) 18:09:30 [ hncNsI7M ]
そういっておいて何故半角に直さないのでしょう?

774 名前:yuri 投稿日:2006/11/15(水) 18:50:05 [ 7z29pdLI ]
えっ直したつもりですけど。

775 名前:604 投稿日:2006/11/15(水) 23:04:13 [ n07jZvyU ]
「・・・マスター」

夜空の下、1匹のサーナイトが主人を呼ぶ声がする

「はぁ・・ま、すた・・・ぁっ!! 好きッ・・・ですっ・・はぁっ」

否、主人を想い独り喘ぐ声である

サーナイトの主人は2日程戻らない、といって出掛けて行ったのだが
彼女にはたった2日会えないだけでも寂しくて堪らない
それほどまでに主人に想いを寄せる彼女だが、控えめな性格故に
今も尚想いを告げることが出来ず、己の手で妄想にふけっていた

くちゅ・・くちゅ・・
「はっ・・・はぁ、もう・・限界ですっ・・」

「おっ!面白そうなことしてるな!」
昇り詰めようかというその時、招かれざる第三者の声がした
「・・・何か用?」
サーナイトは手を止め、声の主を睨む
女として羞ずべき場を見られただけに彼女の目は臨戦態勢のようにキッとしていた

776 名前:604 投稿日:2006/11/15(水) 23:08:18 [ n07jZvyU ]
冒頭部です。早くもアレな展開でスマソ。
少し下がるまで間を見ながら残りを書いて投稿します。

777 名前:水銀将軍 投稿日:2006/11/15(水) 23:08:35 [ aV5iNLXY ]
皆の銀さんが777ゲット

778 名前:水銀将軍 投稿日:2006/11/15(水) 23:10:47 [ aV5iNLXY ]
あっー!生え際にチュッチュするな・・・ち、力が抜け・・・

バタッ

俺たち以外誰もいない洞窟の最深部、俺はエンブレスに押し倒され(?)た。

「ご主じーん、横になったって事は・・・いいって事ですか?」
どういう見解だそれは!どう見たってお前が押し倒したんだろ!
と、言ってやりたかったが地面に突っ伏しているので喋れない。
「それじゃあ脱いでくださいね〜」
エンブレスは手をベルトに回し、バックルとズボンのホックを外す。
「や、やめろ」
俺は這いながら脱出を試みる。が、
「あ、私が持ってますから、そうそう」
エンブレスがズボンとパンツの腰部分を握っている為、逃げると脱げてゆく。
それに気づいて俺は動きを止めた。
「えーい!」
エンブレスが一気にズボンとパンツを引き剥がした。
ブーツの中に裾を入れているので脛付近にズボンは止まった。
「な!エンブレス!!やめろって!!」
いくら叫んでも何も聞こえないようだ。完全にスイッチが入っている。

「ご主人ばっかり私のに入れてるから今日は私が入れます」
ちょっと待って!何、指を舐めてるの!?何処に入れるの!?何を入れるの!?
「きゅって引き締まってますね。じゃあ……」
ずぷ
「あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」

エンブレスの指が入ってきた。
座薬ともウォシュレットとも違う異物感。
「ご主人、いつも私のにこうしますよね?」
エンブレスの指関節が曲がり、俺の内壁をほじるように動く
「え、エンブレスやめ……アッー!」
前立腺を弄られると無意識に声が出てしまう。
「どうです?ご主人は私にこんなことしてるんですよ?」
声が出てくるのが楽しくなったエンブレスは穴を広げるように指を掻き回す
「お、アゥ……お前……こ、こんなことし……ウッ! て良いと……ハゥッ! 思ってるのか……」
途切れ途切れになるところがまた情けない……
「ご奉仕しているんですよ。それより、気持ちいいですか?ここもこんなに……」
エンブレスは使っていないほうの手で俺の棒を摩り始めた。
四つん這いになっている俺。エンブレスは膝立ちで俺の棒と穴を弄繰り回している。
「ご主人、こんなに大きくして……出したいんですよね?」
エンブレスは子牛がミルクを飲むように俺の下に潜り込むと、巨大化している俺のにしゃぶりついた。

779 名前:604 投稿日:2006/11/15(水) 23:10:59 [ n07jZvyU ]
どう見ても別人です本当に(ry

780 名前:水銀将軍 投稿日:2006/11/15(水) 23:11:20 [ aV5iNLXY ]
「ハッサム、塩はこの袋を満たせばいいのか?」
「そうだ!だから今すぐにでも鋏で塩を取る修行を完成させなければならないのでござる!」
「もうこの袋には入らないぞ?」
「にゃにぃ?」
ハッサムは急いで袋の中を確認した。
そこにはあふれんばかりの塩が入っていた。
「こ、これは……?」
「私が採った。これで任務完了だな」
レディアンが腰に手を当てながら偉そうにふんぞり返る。
「むむむ……拙者の修行は……」
ハッサムは鋏をパカパカさせながらレディアンを見る。
「私とお前、それぞれに得意と不得意があって良いではないか」
「むむむ……でも修行……」
ハッサムが残念そうにした時であった

ビュオッ!!

冷気が洞窟内を吹き抜けた。
「何奴!?」
ハッサムとレディアンは素早く戦闘態勢に入る。
「お前らか!!さっきから洞窟内で騒いでいる奴らは!!」
奥から巨大な氷の塊と着物を着たポケモンが現れた。

781 名前:水銀将軍 投稿日:2006/11/15(水) 23:12:17 [ aV5iNLXY ]
>>779
・・・・・・orz

782 名前:604 投稿日:2006/11/15(水) 23:12:43 [ n07jZvyU ]
やべっ本物でしたwwwwwww
攻めエンブレス萌えますwwwwwww

783 名前:水銀将軍 投稿日:2006/11/15(水) 23:16:43 [ aV5iNLXY ]
まあ落ち込むのもこの辺にして・・・
水銀です。皆さんお久しぶりです。

書き手の方がまた増えたみたいで喜ばしい限りです。
皆さん頑張ってください。

デスノートではなく銀魂にはまっている水銀でした。

784 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/15(水) 23:31:27 [ 55LLhC1U ]
しょ、将軍が帰ってこられた…!
また将軍の小説が読めて感動です、ハイ。
今回のエンブレス、いつにも増して激しいですなwww

785 名前:yuri 投稿日:2006/11/16(木) 16:28:46 [ 7z29pdLI ]
やっぱり水銀将軍さんは凄いですね、
まさかあのエンブレスがああなるとは・・・

786 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/16(木) 21:03:20 [ Zd1PscM6 ]
え・・・エンブレス・・・だよね?
積極的過ぎる・・・
だが其れが良い!!
家のイシスもコレくらい積極的なら良いのに・・・

787 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/16(木) 21:18:13 [ BHWkcCVs ]
うほっ!いい小説。
エンブレスもかわいいが主人も(ry
新たに登場するポケモンは大体感じでわかりますが今後に期待です。

788 名前:98 投稿日:2006/11/16(木) 21:47:12 [ wLZjrzKo ]
あ、あれ……エンブレスさんってこんなにも積極的でしたっけ……。
確か前立腺をいじりすぎると、えちぃの時にちょっとばかし厄介になるとかなるとか(ぉ
ちょっと調べてきます。

ハッサムは相変わらず、ツボにはまるキャラで困ります(良い意味で
レディアンが勝ったのは、手の数とかその他の要因だからでしょうか。
次回も楽しみですー。

789 名前:604 投稿日:2006/11/16(木) 22:21:13 [ n07jZvyU ]
昨日は間違ってスイマセンでした。
>>1のIDと違ってたのでつい書き込んだら
小説が投稿されてて訂正入れようとしたら
orz状態になってて・・・吊ってきます。

790 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/17(金) 21:56:59 [ 0YgQoYuY ]
ageま〜す

791 名前:水銀将軍 投稿日:2006/11/18(土) 00:32:26 [ YqUbNAGM ]
>>782>>789
イ㌔
>>784
待たせてスイマセンでした。
出来るだけ続きも早く投下できるようにします。
>>785
それほどでも……///
>>786
うーん……時間が開いたから私自身も流れをつかんでいないのかもしれませんね……
>>787
ヒントどころかそのまんまですからねw
>>788
前立腺は男性版Gスポですよ。
触られると意識に関係なく声が出ます。

さて、皆さんにエンブレスが異常に積極的だと指摘をいただきましたが……
そうですかね?
自分としては普段通りに書いたつもりだったんですが……
そうだとしたらいつものテンションに戻す必要がありますね。
ご指摘どうもです。

792 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/18(土) 00:48:15 [ NLSGEP1k ]
にち、にちッ・・・ぐちゅ
「うッ・・・ぁあ・・・」

聞きなれない音 なんだろう、粘着質なもののような・・・


その日、サーナイトは深夜に目を覚ました
深夜、と言ってもあたりはただ暗いまま、部屋には時計もないので大方の検討をつけて思ったのだが

サーナイトは人一倍神経質な小説家に仕える忠実なポケモンだった
この家はサーナイトの主人の別荘で、主人は執筆に行き詰まるとこの別荘へ足を運び一人黙々と机に向かう
夜遅くまで仕事をすることはよくあることで深夜に起きていたっておかしくはない
しかし、不可思議なうめき声に謎の音・・・もしかしたら、

「もしかして、ど、泥棒さんとか・・・っ・・・?」

サーナイトは部屋においてある護身用のバットを身構え、抜き足差し足と音を立てないように隣の主の部屋へと近づく
明かりはついていないようだ 真暗で、ごそごそという物音に、やはり主人のもがくような声

(大丈夫、大丈夫、大丈夫・・・!たたたたたとえ泥棒さんだって話し合ったらわかってくれるかもしれないし・・・!)

そう頭の中で繰り返しながら、サーナイトはぎゅうっとバットを握りなおした。
深呼吸し、彼女は慎重に扉を開ける

目に映った、ものとは


ベッドの上で、何かに 否誰かに覆いかぶさり、獣のように腰を振る主人
主人の下にいる人物は、胸のふくらみやかすかに聞こえる声からして 女
めまいがする 足が震える

「あ、るじ・・・さ ま・・・?」

霞のような声は届かず、サーナイトの存在にさえも男は気づいていない
ただ、ぐちゅぐちゅという淫靡な音が 部屋に そしてサーナイトの耳に響いてた



・・・
やはりこのスレはいつ来てもイイです。夜になったらなおさらよし。
ついでにいらん恥物を置いてROMってます。
では

793 名前:604 投稿日:2006/11/18(土) 04:07:18 [ n07jZvyU ]
活気良いなぁ
今後忙しくなりそうなので書いているところまで投稿します

794 名前:604 投稿日:2006/11/18(土) 04:08:22 [ n07jZvyU ]
そこにいたのは4匹のポケモン・・・いずれも同じ主人のものだが
彼らはサーナイトと違って正規チームメンバーではなく、
トレーニングも曖昧にごまかす2軍どまりのポケモン達である

「いやぁお遊びなら俺たちが相手してやろうと思ってさァ・・・へへ」
「どう?男ってのを味わってみないかい?」
「ヒヒ・・俺達で手取り足取り教えてあげるからさぁ」
「俺はお姐さんにイロイロ教えて欲しいなァ・・・」

「ヤラシイわ、消えなさい。私の気持ちなんて分からないくせに。さもないと、痛い目に遭わせるわ」
4匹はお互い顔を見合わせた。しかし
「じゃあさ、軽〜くじゃ駄目?」

「当然無理」

「じゃ、実力行使」

そう言うなり4匹は同時に飛び掛って来た
「・・・」
サーナイトは手を交差させ構えると一番手前の霊ポケモンを念力で吹き飛ばした
次を狙おうとするが今度は悪ポケモンが右端からいきなり中央へ割り込んできた

「げひゃひゃっ!こうすりゃあ得意の念力も使えないだろ!?」
「・・・っ!」

サーナイトは手に溜めた念エネルギーを雷のエネルギーに変換しようとした、が

「捕ま〜えた♪」

サーナイトの片腕が左端から襲い掛かってきた毒ポケモンに自由を奪われた

「ちょ・・やめなさい!!」

サーナイトが振りほどこうとするも腕はがっしり捕まれ動かない
おまけにもう片方の腕には悪ポケモンがしがみ付いた

残る1匹の格闘ポケモンが両腕の自由を奪われたサーナイトの前に現れた

「一人気絶しちゃったけど、おとなしく頼むよ?」
「くっ・・・」

サーナイトは状況の打開策を張り巡らせていた

(こうなったら精神を集中させて構え無しで念波を発射するしかない・・・
 残りが怯んだ隙に十分な間合いを空ける・・・!! )

彼女は目を閉じ、体の念エネルギーを溜め始めた
その間にも格闘ポケモンの腕はサーナイトに伸びている

(焦りで精神力が上手く保てない・・・あと少し、あと少し・・!!)

そんな彼女の願いも虚しく、彼女の念エネルギーが一瞬で途絶えた

「・・・え?」

「とりあえずコレは没収。万が一抵抗されたら困るからさ♪」

格闘ポケモンの手には彼女のサイコパワーを溜める核、赤い突起が握られていた
逆に彼女の腹部からは突起が抜かれ、ぽっかりと穴が残り彼女の無力感を表しているようだった

「・・・そ、そんな・・・」
突起が再生する方法はいくつかあるが、今の彼女の置かれた状況ではどうしようもない

最早サーナイトは、襲われる寸前の、ただのか弱い乙女でしかなかった

795 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/18(土) 10:55:04 [ BHWkcCVs ]
だれかこのサーナイトに救いの手を・・・
うわなにするくぁwせdrftgyふじこlp;@

796 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/18(土) 12:08:06 [ bqtVCmHA ]
強姦ものキターorz
強姦ものが苦手な俺は負け組みですか・・・
そうですか・・・

797 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/18(土) 14:03:10 [ BHWkcCVs ]
>>796(´Д`)人(´Д`)

798 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/18(土) 18:07:42 [ pw6617gA ]
閣下が鬱物書いてる時も言いたかったけど、
自分に合わないなら読まなければいいじゃん。
書き手の人は頑張って書いてるのにそれを何だと思ってるの?

ごめん、少し言葉が悪かった。

ちなみに私は604氏では無いので

799 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/18(土) 18:50:37 [ bLgNfpI2 ]
>>798
ID見りゃ608氏ではない事くらい分かる、
其れと、其処まで言うなら自分で書いてください。
感想書いてください。

800 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/18(土) 18:52:39 [ bLgNfpI2 ]
しまった、604だった・・・
ごめんなさい・・・



序に800ゲット

>>797
(´Д`)人(´Д`)

801 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/18(土) 19:22:03 [ 6lqmEJHI ]
武器商人は黙ってろよ(笑

802 名前:604 投稿日:2006/11/18(土) 20:59:36 [ n07jZvyU ]
誰も俺のIDが強姦モノとバッドエンドが嫌いな
でしゃばり屋と同じなことには気づいていないらしい。

さて、続き出来次第投稿するとします。
控えめなはずなサーナイトの口調がきついのはスルー方向で。
設定上、主人公2日間帰ってこない・・・はず

803 名前:アイルーン 投稿日:2006/11/19(日) 00:31:25 [ 7z29pdLI ]
さあ私も書きます。

今、俺は旅の用意をしている、明日の大会に出場
するためだ。
道具もバックに詰め終わり、俺は階下に下りた、
階下には俺のエーフィーとクチート、そしてサー
ナイトのファルリーが待っていた。
「マスター、リオンさんとガイルさんはいつ来る
んですか?」
「ああ、もうすぐ来るだろ、外で待っていよう」
今は昼前、まだ少し涼しい、そう思って待ってい
ると・・・

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ

ドカーン!!
数メートル離れた地面が飛び散った、土煙の中か
ら大きな影が出てきた。
鋭い目、大きな緑の体、俺のバンギラス、ガイル
だ。
「よお、久しぶり」
「久しぶりです親分!」
ガイルはなぜか俺を親分と言って慕っている。
「久しぶりの故郷はどうだった?」
「ああ、皆に会えてとても良かったですよ」
「そうか、良かったな、後はリオンだけか・・・
・と思ったら来たな」
ヒューーーー ドッ
「久しぶりだったな、リオン、傷は治ったか?」
「久しぶりです!マスター、傷はこのとおり、治
りましたよ。」
リオンは色違いのフライゴンで、ナックラーの時
111番道路で捕まえた、数日前まで大きな傷を受
けていて、遠くのポケモンセンターで入院してい
たのだ。
「これで全員揃ったな、オーイサラ!留守番頼む
ぞ!」
窓からこの様子を見ていたサラに言った。
「泣いて帰ってくるなんて事が無いようにね、」
「・・・・・・・まあ良いや、向こうまでリオン
に乗って行くことにしたからとりあえずリオン以
外はボールに入ってくれ」
そういって俺は皆をボールに戻した。
「じゃあ行こう、リオン、そらをとぶだ!」
「はい!」
リオンに跨ると、上昇し、目的地に向かって飛ん
でいった。


今回はこれで終わりです。次回は到着して、大会
の始まりまで行きたいと思います。では

804 名前:yuri 投稿日:2006/11/19(日) 00:35:38 [ 7z29pdLI ]
ああっ!また名前かえるの忘れた!皆さん本当に
すいませんでした!

805 名前:リュウマ 投稿日:2006/11/19(日) 00:45:54 [ UdTLDUmA ]
おはつですー
リュウマと申します、
水銀将軍さま、
スレ1からずぅ〜〜っとみてました
よくすごい御話しが作れますね♪
これからも新作お願いします!

806 名前:リュウマ 投稿日:2006/11/19(日) 12:18:49 [ UdTLDUmA ]
みなさんいませんねぇ・・・
続きを楽しみにしてるんですけど・・・
僕がつくってみよっかな、と思うと
なんかパクリそうなんでやめときます
見て感想書くぐらい

807 名前:yuri 投稿日:2006/11/19(日) 17:07:31 [ 7z29pdLI ]
私の小説の感想が来ませーん。
やっぱり名前変えるの忘れたのがやばかったかな?

808 名前:水蒸気銀将軍 投稿日:2006/11/19(日) 18:48:05 [ lklAkESM ]
>>807
感想は要求するものではなく、来る物ですよ。
気長に待ちましょう。

立場上私が感想を述べることは出来ませんが、頑張ってください。

809 名前:リュウマ 投稿日:2006/11/19(日) 19:14:06 [ UdTLDUmA ]
水銀将軍s
こないかな・・・
あの話しが一番好きなんですけどね・・・
エンブレスよりもアストレアの方が好きですねー

810 名前:リュウマ 投稿日:2006/11/19(日) 19:59:18 [ UdTLDUmA ]
なぜだれもいないのでしょうか・・・
いつもはいるのに・・・

811 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/19(日) 20:17:45 [ 55LLhC1U ]
ここはチャットじゃないんですから…

812 名前:リュウマ 投稿日:2006/11/19(日) 20:20:42 [ UdTLDUmA ]
すいませんでした、
でもお話しの続きがきになるんですよね♪

813 名前:yuri 投稿日:2006/11/19(日) 22:45:11 [ 7z29pdLI ]
すいません、ちょっと言葉が過ぎました。

814 名前:リュウマの携帯 投稿日:2006/11/19(日) 23:56:43 [ qKtWwW12 ]
エンブレスがすごく気になりますね

815 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/19(日) 23:59:16 [ XFYR9o16 ]
>>814
空気嫁

816 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/20(月) 19:13:34 [ 55LLhC1U ]
小説って1日や2日でほいほい書けるもんじゃないんだよ。
それなのに催促ばっかり1日に何回もするのは書き手に対して正直失礼な話。
ここはチャットじゃない、と昨日言ったが、チャットみたいに何度も投稿すると、その分ログが流れる。
ログ荒らしだと間違われても仕方ないぞ?
それに、ここはsage進行。携帯からだとどうしても上がるんだろ?じゃあ携帯からは投稿しないことだ。
長文失礼。

817 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/20(月) 19:38:49 [ UdTLDUmA ]
はぁ・・・
スイマセンでした、
ずっと見てるだけにします、、

818 名前:水蒸気銀将軍 投稿日:2006/11/20(月) 21:19:59 [ lklAkESM ]
>>805
応援有難うございます。
続きを期待してくださるのは有難いことです。
が、急ピッチで書くと間違いや変な展開になることがあるので催促はご遠慮くださいね。
のんびりお待ちください。

では少し早く続きを投下しますね。

819 名前:水蒸気銀将軍 投稿日:2006/11/20(月) 21:20:33 [ lklAkESM ]
「ん……」
エンブレスは口の中に出された白濁液を残さず飲み込んでいた。
「ハァハァ……エンブレス……も、もういいだろ?」
精気を搾り取られた俺は息も絶え絶えにエンブレスを見た。
そのエンブレスはまだ物足りないかのようにMAX時より萎んだアレをしごいていた。
「まだです。もっと下さい」
エンブレスの手の動きによって萎んでいたモノは強制的に立たせられた。
びゅる
普段より勢いの無い我が子種はエンブレスの吸う力によって加速され、彼女の喉に吸い込まれていった。
どれだけ吸われたのだろう?もう数える思考が残っていなかった。
こうなったら仕方が無い……
「え、エンブレス……もう勘弁してくれ、な? 帰ってベッドでやろう? な?」
これ以外にエンブレスを止める方法を思いつかなかった。スマン、未来の(今晩の)俺……
「ご主人のエッチィ〜。でも楽しみにしてます」
どっちがエッチだオイ……

オオオオオオオオオォォォォォォォォ

「!?」
「ご主人、今の……」
洞窟の奥から地を揺るがすような鳴き声が響いた。

ドスン!!ズルズル……ドスン!!

何かが這い迫って来ている! これはもしや……
俺はズボンを上げ、ベルトを締めなおした。

グオオオオオオオオッ!!!

それは見たことも無い大きさのトドゼルガだった。

大きさは3メートルはあるんじゃないかと思うくらいでかい! 普通の奴じゃない!

怒り狂ったトドゼルガは口から冷気を吐き出す、腰にきている俺は転がる事でしか回避が出来ない。
「ご主人!!」
それを察知したエンブレスが俺のところに駆け寄ってきた。
「トドゼルガ! 怒るのを止めて!! 冷静になって!!」
ドガッ!
エンブレスの説得も届かず、トドゼルガはその巨大な前足を振り回してきた。
俺はエンブレスに肩を借り、それをやり過ごす。
「こうなったら仕方が無い……頼む!!ボスゴドラ!!」
俺はボスゴドラのボールを取り出し、投げる。
ボールが開くと発生する煙と光と共に咆哮が聞こえた
「(オオオオ!!!出番だ!!!)」
煙が晴れるとトドゼルガの前足を受け止めたボスゴドラが立っていた。
「ボスゴドラ!!そいつはいま荒れ狂っている!!気絶させるんだ!!」
「(了解!!うおおおおお!!!!)」
ボスゴドラはトドゼルガと組み合う。力比べの体勢に入った。
「さ、ご主人、今のうちに」
俺とエンブレスはボスゴドラの邪魔にならないよう距離を置いた。


「親分には指一本ふれさせん!!」
「邪魔をするな!!人間に飼われた家畜が!!」
トドゼルガは勢いに任せてボスゴドラを押し潰しにかかった。
ズ、ズズズ……
「な!? この俺が押されている?」
ボスゴドラは足に力を込め、押し返そうとする。
が、砂が抉れて力が逃げてゆく
「な、何でだ!!」
いくら巨大なトドゼルガであろうとボスゴドラの鋼の体のほうが圧倒的に重く、押し合いでは負けるはずが無い。
それでもボスゴドラは押されてゆく
「うおらっ!!!」
一瞬の隙を突き、トドゼルガに頭突きをお見舞いする。
よろめくトドゼルガ
そこにボスゴドラは渾身の捨て身タックル。
「グオッ!」
口から体液を吹き出すトドゼルガ、流石は我が軍の石頭ボスゴドラ、『鋼の暴走機関車』の異名に違わない働きをしてくれる。
「んふーっ!!まだやるか!!」
ボスゴドラは鼻から勢い良く息を吹き出した。

820 名前:氷銀将軍 投稿日:2006/11/20(月) 21:21:38 [ lklAkESM ]
ありゃ、氷にするの忘れてた……orz

821 名前:リュウマ 投稿日:2006/11/20(月) 22:31:32 [ UdTLDUmA ]
スイマセンでした、、、
今回の話とてもよかったですよ!
これからも感想は書きますけど、
チャットみたいなことはしません
投稿はじめてなんで、
では、おやすみなさい

822 名前:にゃも 投稿日:2006/11/21(火) 01:48:55 [ OEJbgcjM ]
あれだよ
サーナイトの名前を統一しようぜ
いや、決して読みにくいとかそういう訳では…あ…ゴメン、石投げないで…

823 名前:yuri 投稿日:2006/11/21(火) 17:35:36 [ 7z29pdLI ]
俺達は今、カナズミシティに居る。
ここで行われる大会に出場するためだ。
まだ大会はやっていないので今は約束をしていた
友達の家を探している。
「えっと確かここだったかなー?」
「マスター忘れちゃったんですか?友達の家を」
「んな事言ったって久しぶりなんだから!・・・
・ってここだ」

ピンポーン

ガチャッ

「誰ですかーってお前かー!久しぶりだなー元気
か?」
こいつが俺の友達、ケイタだ。
結構せっかちで正直うるさい。
「お前一週間前電話したばっかだろ。」
「そうだっけ?まあ言いや、早く一緒に大会登録
しに行こうぜ」
「もう?まあ俺は良いけれど、じゃあ行くか」
少し歩いたら会場に着いた。
どうやら即席の会場でやるらしい。
「あそこが登録所か、行くぞ」
ケイタに手を引かれ、登録所に行った。
「大会に登録したいんですが」
「でわこの書類に必要事項をお書き下さい」

カリカリカリ

「はい、ありがとうございます。大会は明日です
ので遅れないようにお願いします。」
「じゃあ行くか」
そう行って少し歩いていたら、

ドンッ

誰かにぶつかった。
「アテテテッ、ああっ書類が!ん?あっすいませ
んでした!ちょっと急いでいたので」
ぶつかったのは人じゃ無く、色違いのサーナイト
だった。
しかし白衣を着ていて、眼鏡を付けていた。
さらに顔は笑っているように目が閉じていた。
「あっいいえこちらこそ・・・」
「そうだ!あの書類早く本社に運ばなきゃ行けな
いんだった。早くもって行かなきゃ」
そう言ってそのサーナイトは自分の落とした書類
をかき集めて急いでその場を後にした。



今回はこれで終わりです!最後に登場したサーナ
イトの顔の表現が変でしたが私のイメージは「ロ
ックマンゼクス」のジルウェです。
このサーナイトはまた後で出てきます。
名前はその時に、それではさようなら。

824 名前:yuri 投稿日:2006/11/21(火) 18:26:19 [ 7z29pdLI ]
間違いが有りました、十八行目の主人公の発言、あれ大
会明日なのに当日のように書いてありました。
どうもすみません

825 名前:yuri 投稿日:2006/11/23(木) 07:59:37 [ 7z29pdLI ]
もしかして私嫌われていたりしますか?

826 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/23(木) 10:16:44 [ BHWkcCVs ]
>>825人がいないだけ、気にするな。d(´∀`)

827 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/23(木) 10:48:21 [ ld2ubMDY ]
みんな書き込むのがちょっと恥ずかしいだけだよ!
心配しなくてもみんなみてる…はず

828 名前:yuri 投稿日:2006/11/23(木) 12:53:36 [ 7z29pdLI ]
どうもありがとうございました。

829 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/25(土) 23:47:52 [ E9UleDFk ]
yuriさん
応援してますよ。頑張ってください!

830 名前:604 投稿日:2006/11/26(日) 00:22:27 [ n07jZvyU ]
最近小説続き書いてなくてスマソ。
まあ理由は閣下と98氏の応援の意味でイラストを描いていたからですが・・・
うp準備はしたけど貼ったらマズイですかねぇ・・・

831 名前:yuri 投稿日:2006/11/26(日) 14:48:17 [ 7z29pdLI ]
>>829さんどうもありがとうございます。

832 名前:ブラクラマニア ◆hy74RtKEVs 投稿日:2006/11/26(日) 21:14:21 [ P8ofaOmo ]
これってまだまとめサイトないのかな?
ないんなら漏れがつくりたいんだが・・・
と、手持ちが6体全てサーナイトであるサーたん中毒者の漏れが言ってもm(ry

833 名前:98 投稿日:2006/11/26(日) 23:31:55 [ wLZjrzKo ]
こんばんは、98です。
この一種間、風邪で寝込んでました('A`)
何しろ久々に高熱を出したもので……。

さて、24話を書きますか。
ちなみに詰め合わせはもうちょっと待ってください。
来週までには必ず……。

834 名前:yuri 投稿日:2006/11/27(月) 19:19:15 [ 7z29pdLI ]
そうですかーお大事に、ああ、これがありましたー
つ■←かいふくのクスリ
あと98個あるのでおすそ分けでーす

835 名前:98 投稿日:2006/11/27(月) 23:32:27 [ wLZjrzKo ]
一人の女性が男と向き合っていた。
 その部屋のドアは硬く閉められていた。
「では、本当にその決断でいいのだね?」
 男が問う。
 女は黙って頷いた。
 女の決意は本物だった。
 いつもあの人の後ろを見ていた。
 いつもと言っても、最近はあの人は遠くへ行ってしまって。
 男の机の上には「退職願」と書かれた封筒がおいてある。
「もう一度聞く。後悔は、しないね?」
「はい!」
 とてもかわいらしい声で女性は答えた。
 レン、それが彼女の名前。
 彼女は今、看護師として働いている。
 しかし、ついこの間、一人の男と別れた。
 別れたといっても、恋愛関係ではなく、男が更なる治療のためにここミシロを出た。
 だから彼女は。
 彼の―ユウの後を追うことにした。
 看護師としてではなく、トレーナーとして。
「それにしても医師と看護師の間で恋愛関係になるkとはあっても、患者のことを好きになるとは……」
「えへへー……どこか弟に似ているんです、ユウ君。だから」
「あー、もう、その話は何べんと聞いたよ。この届けは受理しておこう。もう君は、この病院の関係者ではない」
 そういわれると何だか寂しい気分になる。
 でも、後悔をしてはいけない。
 そう決めたのだから。

836 名前:98 投稿日:2006/11/27(月) 23:33:17 [ wLZjrzKo ]
トクサネシティ。
 ユウがこの町に来てすでに2週間が過ぎていた。
 リハビリも順調にこなし、腕の調子もほぼ元に戻りつつあった。
「よし、もう通院しなくてもいいだろう」
「本当ですか?」
 腕のボルトも先日外し、これで自由になる。
 今まで左腕は窮屈でたまらなかった。
 長かった。
 ここまで来るのに実に長かった。
 さて、これからはミシロに戻って1ヵ月後に迫ったリーグに向けて訓練しよう。
 今までだいぶさぼってしまったから。
 いくらユウがチャンピオンの器だとしても、年々チャレンジャーの質は上がってきている。
 自分が負けてもおかしくないのだ。
 しかし、今回のリーグは何も勝つことだけが目的ではない。
 そう、全ての発端はあの男。
 大会委員長であるムミョウによるグラードン・カイオーガ覚醒に始まった。
 あれから、どれだけ経過しただろう。
 あの2匹をて名づけられるほどの実力が、彼には備わっている。
 なぜなら彼は。
「まーすーたぁー」
 背中にやわらかい感触が。
 サーナイトが抱きついてきた。
 そのほかにもアルト、バシャーモたちが待っている。
 皆がユウの退院を待っていた。
「ぃよう、遅いじゃねーか」
「待ちくたびれてしまいましたわぁ」
「ユウ君、やっと自由なのね〜」
「腕のほうは大丈夫なのか、ユウ」
「またがんばろーぜ」
「サンドパンの言うとおりだ」
 それぞれが出迎えてくれた。
 やっぱり、トレーナーで良かったと、彼は心底思った。
 さあ、帰ろう。
 ミシロに。
 全てはそれからだ。
 これからのことも。
 そしてムミョウのことも。
 ユウたちは歩き出した。
 まずは港に向かって、タイドリップ号に乗らなければ。
「ねぇねぇ、マスター」
「ん?」
「また、いろいろしましょーね」
 はにかむサーナイト。
 きっとアルトも同じことを考えているだろう。
 そんなサーナイトの頭を軽くなでてやる。
「ね?」
「だが断る」
 きっぱりと言い返した。
「えー? どうしてですかぁ」
「まぁ、その、なんだ。ほら、最近昇天するのが早くなってきているような気がするからさ」
 お天道様が出ている時間帯からなんという話をしているのか。
 そういうことは日が沈んでからするものである。
 事情を知らない人間が聴いてもなんとも思わないだろうが。
「ふふ、ご主人様の弱いところ……私は全てお見通しですわ」
 前を歩いていたはずのアルトが迫る。
 彼女の胸が押し当てられる。
「ねぇ、ご主人様……?」
 耳に息を吹きかけられる。
「ふいぃ……!」
 背筋が震えた。

837 名前:98 投稿日:2006/11/27(月) 23:34:33 [ wLZjrzKo ]
トクサネ出向の連絡船に乗り込んだユウたちだが。
 あいにく出向の直前だったために席を確保することができなかった。
 サーナイトたちをボールに戻し、ユウは甲板に出ていた。
 隣にはアルトがいる。
 アルトはボールに入ることができないためにこうしていつも外にいるのだが。
「それにしても本当に長かったですわねぇ。怪我が治るまで」
「そうだな。かれこれ2ヶ月とか休んでいたような気がしてならないな……」
 これからは今まで以上にハードな訓練となるだろう。
 気を引き締めないと。
「時にご主人様? なにやらあちらが騒がしいのですが?」
「うん?」
 みると甲板の中央付近が騒がしい。
 人の壁ができている。
 こういうとき、人間のに野次馬本能と言うものが起動する。
 ユウとアルトはその人だかりに向かう。
 そこではポケモンバトルが行われていた。
 戦っているのは短パン小僧と、ジェントルマンのようだ。
 ジェントルマンのマリルリが「みずでっぽう」を放つ。
 まっすぐに勢いよく放たれたその水流は、短パン小僧のオオスバメに直撃した。
 甲板に向けてまっさかさまに落ちるオオスバメ。
 そこへ追撃の「メガトンパンチ」。
「ああ、オオスバメ!」
「どうやら戦闘不能のようですな」
 オオスバメが気絶した。
 ジェントルマンの勝ちである。
「ふふ、さあ! どなたか私に挑戦する勇敢なトレーナーはおりませんか!?」
 ユウの体がうずうずしてきた。
 辺りのトレーナーがざわめく。
 どうやらあのジェントルマン、現在10連勝しているようだ。
 ちょっと調子に乗り始めている。
 ここらでその空かした面に泥を塗るのも悪くない。
「……ご主人様? 言っては何ですが、ものすごく悪い顔ですわよ?」
「何だ、腑抜けばかりか……やれやれ」
 ジェントルマンがそう言い放ったときに。
 ユウが勢いよく手を上げた。
 そして笑みを浮かべる。
 ジェントルマンが手招きをして、ユウが中央のスペースに呼ばれる。
 怪我が治ってから初めてのバトルだ。
 今までも何回かバトルは挑まれた。
 が、今回は全力で戦わせてもらおうか。
「キミ、名前は?」
「ユウ、だ」
「ユウ……ふむ、どこかで聞いたことがあるが、思い出せないな……。所詮キミはその程度のトレーナーということか」
「そりゃどーも。あとで吠え面かくなよ、おっさん」
 ユウがボールを構える。
 さあ、何を出す?
「ふふ、世界各地を旅してきたポケモン! 腕には自信がある! いけ、ライボルト!」
 全身から電気を放電している電気タイプのライボルトが繰り出された。
 本当なら、地面タイプのサンドパンを出したいところだが。
 もうボールを掴んでしまったので、今さら変えるわけにもいかない。
 ユウがボールを投げた。
「いけ、アゲハント!」
 かわいらしい蝶々のようなポケモン、アゲハントが現れる。
 すると、空気がおかしくなった。
 ライボルト対アゲハント。
 もう勝負は見えている。
 そう言いたいのだろう。
 相手のジェントルマンも舐め腐っている。
「ふっ、キミのようなトレーナーにはお似合いだよ! ライボルト、10万ボルト!」

838 名前:98 投稿日:2006/11/27(月) 23:35:09 [ wLZjrzKo ]
バトルは一方的な試合だった。
 ライボルトとアゲハントの戦いはアゲハントが勝利。
 その次のマリルリ戦はブラッキーで余裕。
 そして最後のキレイハナ。
 バシャーモの「ブレイズキック」の一撃で伸びてしまった。
 愕然とするジェントルマン。
「ば、バカな……! 私のポケモンたちが……こうも簡単に…………!?」
「一つ教えてやるよ、おっさん」
 ユウがジェントルマンを見下す。
「トレーナーの実力、外見で判断するんじゃねぇよ、おっさん」
 そこでジェントルマンははっとなった。
 どこかで見たことがあると思った。
 間違いない。
「き、キミは……現・チャンピオン……?」
「あん? 今頃気づいたのか」
「まあまあ、それ以上けなしてはかわいそうですわ」
 何と言うことだろう。
 完全に舐めていた。
 よもや現・ポケモンリーグチャンピオンという座についている男だったとは。
 ジェントルマンは、しばらく立ち直れそうになかった。
 そんなバトルを終えたユウ。
 なにやらボールが一つ、カタカタ鳴っている。
 それはサーナイトの入っているボールだった。
 言いたいことは分かる。
 どうして私を出してくれないんですかぁ!
 そう言いたいのだろう。
 サーナイトを出すまでもないと、彼が判断したからだろうが、どうやら彼女にはそれが伝わっていないようだ。
「で、どうするんですの? この始末は……」
「お?」
 見ると周りにいたトレーナーの目が光っている。
 次の瞬間。
 その場にいたトレーナーがユウに詰め寄った。
 皆ユウと戦いたいのだ。
 もみくちゃにされてしまう。
 アルトも迷惑がっている。
「ああもう! 押すな、押すんじゃない!」
「ちょっと、どこ触ってるんですの!?」
 ありえない剣幕になった。
 その後、全員捌いてやったのは彼の律儀な性格のなせる業だったが。

839 名前:98 投稿日:2006/11/27(月) 23:35:44 [ wLZjrzKo ]
ミシロタウンに着いたのは12時を少し過ぎてからだった。
 たった2週でも離れていると、懐かしく思えてくる。
 早速家に戻る。
 何ヶ月かぶりの我が家。
 一応サーナイトとアルトがいつも掃除をしていてくれたおかげで、きれいではいたが。
 さすがに2週もあけると埃も溜まっていた。
「あー、久しぶりの我が家だなー」
 ゆっくりしたいところだが、あいにくそんな時間は無い。
 まずは掃除だ。
 ユウが自分の部屋の掃除を始める。
 まずはクローゼットの中の整理。
 整理を始めて数分、何かが足りないことに気がついた。
「あれ……、確かここに……」
 そのクローゼットの隅にはダンボールが置いてあったはず。
 それが無くなっている。
 何しろ2ヶ月もの間家を空けていたから、どこかに移動させたのかもしれない。
 だが、その心配は無い。
 何しろそのダンボールの中身は。
「なぁ、サーナイト。俺の部屋のクローゼットの中のダンボール知らない?」
「あのえっちな本がたくさん入っていたダンボールなら捨てましたよー。だって、もういらないでしょー」
「俺のワンダーランドがぁぁぁぁっ!!」
 これは実にショックである。
 「orz」という感じに崩れ落ちるユウ。
 とうのサーナイトも悪いことをしたとは思っていないらしい。
 何しろ、えっちな本などに頼らなくても、本物があるのだから。
 そういう意味で言ったのだが、どうやらユウにはかなりダメージを与えたようだ。
「マスター……?」
「えぐえぐ……」
「泣いてるー……っ!?」
 そんなに大事なものだったのか。
 サーナイトは考えた。 
 こういう時、どうしたらいいのだろう。
 とりあえず。
「ガンバ!」
 励ましてみた。
「後でいっぱいしてあげますから、ね? それで許してください」
「良いのかよ……そんなにほいほい股を開いて」
「にゅ」
 頬を赤らめる。
 彼女が良いと言っているのだから良いのだろう。
 立ち上がるユウ。
 捨てられてしまったものは仕方が無い。
 気を取り直して掃除を続けよう。
 やはり窓際の埃などが結構溜まっていた。
「ふぃー、気合入れて掃除すると疲れんなぁ……」
「あら、じゃあマッサージでもして差し上げましょうか?」
 背中にふくよかな感触が。
 振り返らなくても分かる、アルトだ。
 そんなアルトの手がユウの胴を包み込む。
 そのまま頬を背中につける。
「あー、ぬくいですわぁー」
「ぬくくない、ぬくくない」
 動きにくいだけだった。

 さて、夕方。
 ユウたちは夕食の準備をしていた。
 今日は退院祝いということで、ユウの好きなビーフシチューを作ることになった。
 主にユウが。
 何が悲しくて自分のためにビーフシチューを作らなければならないのか。
「サーナイト、バターとって」
「はいはーい」
 バターを一かけら、ビーフシチューに入れた。
 そうして数十分煮込んでいく。
 完成が近づいたときだった。
 玄関のチャイムが鳴った。
 誰も出ようとしない。
 何故だ。
 ユウはキッチンから出た。
 後で全員おしおきしてやる。
 心にそう誓った。
「はーい、どちらさまですかー、っと」
 ドアを開けた。
 そこにいたのは驚くべき人物だった。

(第二十四話 完)

840 名前:98 投稿日:2006/11/27(月) 23:37:39 [ wLZjrzKo ]
こんばんは、98です。
まだ頭が朦朧とする……。

気がつけばもう24話です。
残り10話くらいで片をつけたいと思ってますー。

>>834
 どうもですーw
 風邪自体は治っているんですけど、その後の気だるさと朦朧とする頭はどうにかならないものかと。

841 名前:604 投稿日:2006/11/28(火) 01:07:46 [ n07jZvyU ]
>>835
体調すぐれない中、執筆お疲れ様です。
こういう和む回(ユウにとっては疲れる回)も好きです。

応援の意味を込めて↓
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader4/index.php?dlpas_id=0000007693.lzh

パスは「redeye」、内容はイラストです。
コテハン時代よりは画力上がってますが保存するには少し不足かも・・・

842 名前: 投稿日:2006/11/28(火) 16:54:16 [ ksOtl/ko ]
>>841
有難く頂戴しました。

843 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/28(火) 18:59:01 [ BHWkcCVs ]
>>841一応保存してみましたが自分みれないようです。
  イラストなのにプレイヤーが出てきてみれないとか・・ (´Д`;)なぜ?

844 名前:??? 投稿日:2006/11/28(火) 20:38:18 [ 7z29pdLI ]
私も書きまーす。


今、俺はあるポケモンバトルの大会で戦っている。
今は予選で、たいしたトレーナーも出て来ない。
これは楽勝だなと思った、・・・数分前まで・・・
・・しかしそこまで甘くは無かった。
今対戦している相手を倒せば予選通過だが、今の相
手のマンタインが地味に強い、俺の手持ちの三体を
この一匹で片付けている。
今残っているのはエーフィー、ファルリー、ガイル
の三体、相手は四体目だが正直ヤバイ、今はエーフ
ィーが戦っていて苦戦している。
「エーフィー!サイコキネシス!」
「こいつめー!早くやられなさいよ!」
「そんな者効くか!マンタイン、冷凍ビームだ!」
相手の言ったとおり、相手は薬を使っているのか何
故か本当に効かない、逆にエーフィーが相手の冷凍
ビームに当ってしまった
「きゃあっ」

カチーン

何とエーフィーが凍ってしまった。
「よくやった、そのままハイドロポンプだ!」
動けないままエーフィーの体力が削られていく。
「止めだっマンタイン!叩き付ける!」
エーフィーは凍ったまま吹っ飛ばされて壁にぶつか
り、氷が割れてエーフィー出てきた。
「きゅう」
「クソッこれじゃあ負けてしまう」
次に出したガイル、勝負は見えていたがやはり弱点
を突かれ惨敗した。
残るはファルリーだけ、正直戦いが苦手だが降参す
るよりはいい。
「行け!ファルリー!」
「ふあぁ、眠い・・・てもう私ですか?」
「おいっ!」
「何を出したって無駄だーマンタイン!突進だ!」
「きゃあっ・・・えっ?」
マンタインの突進が外れた。
「チッ外したか、まあいい、マンタイン!ハイドロ
・・・・」
「ファルリー!催眠術!」
何とか先制出来た、相手のマンタインは眠り、動き
が止まった。
「なっ、マ、マンタイン!早く起きろ!」
「そのまま夢食いだー!」
ファルリーが夢食いをして、マンタインが弱ってい
く。
勝てる!そう思ったが次に瞬間、マンタインが目を
覚ました。
「起きた!よしマンタイン突進だー」
「フ、ファルリー避けろ!」
しかしもう遅かった、夢食いをしたファルリーの攻
撃が失敗し、マンタインの突進が命中した。
「きゃあっ」
急所に当たった。
打たれ弱いファルリーはそのまま倒れてしまった。
奮闘虚しく俺は負けた。

845 名前:yuri 投稿日:2006/11/28(火) 20:41:05 [ 7z29pdLI ]
まーた名前変える忘れた、いつになったらこのう
っかりグセが治るやらOTL

846 名前:98 投稿日:2006/11/28(火) 22:43:48 [ wLZjrzKo ]
>>841
感想ありがとうございます。
そうですねー、やはりちょっとだけ間が空いてしまったのでえちぃ展開は次回へ持ち越しということになりました。

イラスト、DLさせていただきました。
ちゃんとサーナイトとアルトの差別が図られていて吹きました。
ありがとうございました。

>>844
拝見しました。
マンタインって特防が微妙に高いから、特殊技主体のパーティだとてこずるかも……。
負けてしまったということは次回あたり慰めの……(ry
楽しみに待ってます。

847 名前:クロノス 投稿日:2006/11/30(木) 21:41:57 [ OEJbgcjM ]
ちょい質問

ポケモンダイヤモンド&パールでサーナイトってでるの?
それによって買うかどうかが決まるww
誰か教えてくれぃ

848 名前:名無しさん 投稿日:2006/12/01(金) 00:19:33 [ /4l4kZjg ]
ラルキルが出ます。
手っ取り早く仲間にしたいならR・S・E・FR・LGからつれてくる事です。
全国図鑑にしないと駄目ですが・・・

849 名前:クロノス 投稿日:2006/12/01(金) 01:55:48 [ OEJbgcjM ]
買いだね。うん決定

ラルキルでエロパロできないかな?

名無しさん情報ども

850 名前:名無しさん 投稿日:2006/12/02(土) 23:37:33 [ CpsVIq2k ]
>>839
激しく続き期待!

851 名前:名無しさん 投稿日:2006/12/03(日) 04:51:34 [ .PZ3iiT2 ]
ちょっと失礼します。(−_−)
水銀将軍様へ
あなたの小説の続きがみたいです。
どうかもどって来てください。

まったく関係ないことを書いて、申し訳ありません。(:__)
本当にすみません。(;>_<)

852 名前:名無しさん 投稿日:2006/12/03(日) 07:48:09 [ BHWkcCVs ]
>>851 ならageないでくれ

853 名前:98 投稿日:2006/12/03(日) 11:00:02 [ wLZjrzKo ]
どうも、98です。
詰め合わせ3ができたのでアドレス張ります。
いつものように「h」を抜いているので、DLする際には「h」をつけていただけるとDLできます。

ttp://www.geocities.jp/windmill0012002/sirnight3.zip

内容は「サーナイトH小説16〜23」と「ユウトス」のイラストです。
それでは、失礼します。

854 名前:98 投稿日:2006/12/03(日) 22:25:44 [ wLZjrzKo ]
 ミシロタウン。
 それは日も暮れかけた夕方のことだった。
 ユウの家のチャイムが鳴り響く。
 誰も出ようとはしない。
 別段忙しいわけでもあるまいし。
「はいはーい」
 ドアを開けた。
 そこには二人の人間が立っていた。
 一人は黒髪の男だった。
 背はユウよりも10センチほど高い。
 その両手には紙袋が握られている。
 白衣がまぶしい。
 もう一人はほんわかとした女だった。
 茶色の髪を三つ網にして、胸のほうへたらしている。
 その二人を見てユウは開いた口が塞がらなかった。
 そこにいるのは。
「お……」
 そう、何を隠そう。
「親父!? それに母さん!」
「はっはっはっ、久しぶりだな、ユウ。元気にしてたか?」
「あらあら、そのリアクション。さすが私の息子だわ〜」
 ポケモンの研究とかで全国を飛び回っている。
 いつもなら帰る前に連絡をよこすのだが。
 今回はそれがなかった。
 いや、あったのかもしれないが。
 何しろここ2ヶ月ほど家を空けていたから、気が付かなかっただけかもしれない。
 念のために聞いてみよう。
「いつもなら連絡くれるのに、どうして今回は連絡ないのさ」
「しかたがないだろう、この荷物じゃあ」
「で、今回はどこに行ってたの? ジョウト? カントー?」
「今回はねぇ、シンオウに行ってたのよ」
 そういうと父であるユウジと母のカリンが荷物を床に置いた。
 このホウエンからシンオウまでかなりかかる。
 まあ何時、何処にいるか分からないような夫婦だ。
 心配といえば心配だが。
 おもむろにユウジがお土産を皆に配り始めた。
 まずはサーナイト。
「サーナイトにはこれだな」
「何ですか、お父様」
「グレッグルぬいぐるみ」
 愕然としたサーナイト。
 どうやら一瞬忘れていたようだ。
 ユウジのセンスは最悪ということが。
 次にユウ。
 ユウには特別大きな紙袋だった。
「はい、これ」
 紙袋の中身を取り出す。
 それは巨大な。
「……何?」
「ミミロップ抱き枕。安眠できるらしいのよ」
 抱いてみる。
 なるほど、ふかふかだ。
 そんな感じでバシャーモたちにも土産を配り。
 そこで気が付いた。
 前まではいなかった彼女に。
「貴方はどなた?」
「私のことですの?」
 アルト。
 ユウジとカリンに会うのは今日が初めてだ。
「お前がゲットしたのか?」
「いや、そのですね……」
 しどろもどろになる。
 説明すると長くなりそうだ。
 だから説明しない。
 適当に嘘をついてごまかすことに。

855 名前:98 投稿日:2006/12/03(日) 22:26:24 [ wLZjrzKo ]
「なるほど、勝手についてきたと」
「そう言うこと」
 何とかこの場は凌げそうだが。
「ちょっと、宜しいかしら?」
「アッー!」
 アルトにつれてかれる。
 二階へと上る。
 自室の鍵を閉められた。
「どういうことですの!? ちゃんと説明した方が楽ですのに……!」
「バカッ! サーナイトといちゃいちゃしてて、いつの間にかいた! なんて言えねぇだろうが……」
「もぅ……」
 アルトが背後から抱きついた。
「話すべきことは話したほうがいいですわよ?」
「……」
 そのままアルトが引っ付いたまま、一階に降りた。
 それにしても最近アルトはユウの背中によく引っ付く。
 多分本人も大した理由もなしにしているのだが。
「よし、夕飯はお母さんが作るわよー」
「夕飯?」
 何か忘れているような気がしてきた。
 夕飯。
 夕飯―――。
 思い出した。
「ぁはぅあっ! やっちまった!」
 すっかり夕飯はこげていた。
 結局カリンが作り直し、皆で美味しくいただいた。
 久しぶりの母の味だった。
 何しろ味気ない病院食ばかりだったから。
「お母様のご飯、相変わらず美味しいですね」
「サーナイトちゃんも、きっと美味しく作れるようになるわよ」
 そんな話で盛り上がった。

856 名前:98 投稿日:2006/12/03(日) 22:27:20 [ wLZjrzKo ]
リーグが一ヵ月後と迫っている。
 そのため明日から本格的な訓練をしなければならない。
「久しぶりに、旅にでも出てみるかなー……」
 初めてリーグチャンピオンになったあの時のような旅を。
 一ヶ月でどこまでいけるか分からないけど。
 ユウジもカリンもしばらくは家にいると言う。
 安心して家を空けることができる。
 ミミロップ抱き枕を抱いた。
 これは確かに安眠できる。
 うとうとしてきた。
 まさに眠りに落ちそうになったときだった。
「マスター!」
「ご主人様ー」
 サーナイトとアルトが襲撃してきた。
 二人して瞬時にユウのベッドにもぐりこんできた。
 二人でユウを見てくる。
「何だよ……。今日は言っとくけど、することはできないぞ? 親いるし」
「大丈夫ですよぉ。どうにかしますから」
 そういうとサーナイトとアルトがが手を振る。
 バチッ、と静電気が走ったときのような音が響く。
 何かが変わったようだが、別段何が変わったかは視覚的には分からない。
「何をした!?」
「ちょっとこの部屋を切り離させていただきました」
「切り離す……?」
 サーナイトが説明する。
 サーナイトとアルトのサイコパワー。
 それを瞬間的に増大させ、この部屋を包み込んだ。
 すると外部との接触を遮断するバリアーのようなものが出来上がる。
 それでこの部屋を切り離したという。
 こうすることで外に声が漏れることはない。
 逆に外からの声もこの部屋には一切入ってこないという。
「……」
「驚きすぎて声も出ないようですわね」
「いや、こんなこと出来るんだったらもっと早くからしていてくれればよかったのに……。特に病院とかで」
「あう」
 つい最近出来るようになったという。
 まあ、これならば外に声とか漏れなくても良いが。
「これなら、いっぱい出来ますよね……」
 サーナイトが口でズボンのチャックを下ろした。

857 名前:98 投稿日:2006/12/03(日) 22:27:55 [ wLZjrzKo ]
チャックを下ろして、外に姿を現したユウの肉棒。
 まだ起きていないらしく、柔らかい。
 そんな肉棒を、サーナイトはその柔らかい手で擦った。
「ん……」
「あらあらぁ、マスター、もう感じてるんですかぁ」
 ゆっくりと擦られていく。
 それだけで何回も射精しそうな錯覚に陥ってしまう。
 サーナイトの手つきは変わることなく、常に一定のスピードで肉棒を弄んでいる。
 その感触が心地よく、ユウの肉棒が覚醒した。
「やっと、大きくなりましたね……マスターの」
 ひくひくと動いている亀頭を舌で舐め、睾丸を手で揉む。
 サーナイトの得意とするテクニックだ。
 暇そうにしているアルトは、ユウの上半身に横になり。
 自らの秘部をユウの口に押し当てた。
 シックスナインと呼ばれる体位で、サーナイトと一緒に肉棒を舐める。
「サーナイトばかりずるいですわ、美味しい思いをして……」
 唾液をたっぷりと含ませたその舌で、這いずらせるように下から上へと舐めあげる。
 それが嫌に卑猥で。
 そして、嫌に感じてしまう。
「マスター、私とアルトさんの舌、気持ち良いですかぁ?」
「気持ち良いに決まってますよねぇ、ご主人様?」
 正直気持ちいい。
 声に出せないほどに。
 もっとして欲しかった。
「れろ……じゅりゅぅ、んぷぅ……あむあむ、んみゅぅっ……えろえろ……ずじゅ、るろぉ」
「はぁむ、んじゅぅ………じゅぅじゅっ、ちゅぱぁ、れろれろ……ちゅぴ、ちぅぅぅっ……」
 ここぞとばかりに二人がしゃぶりついた。
 口の中で生成される唾液が、口から溢れ、肉棒を伝わり落ちる。
 サーナイトは亀頭を重点的に。
 アルとは全体を満遍なく舐め続ける。
 一人では決して不可能な芸当。
「んぅ、はふはふ……まふたー、さきっお、ひもひよさそうれすぅ」
「ちゅぅ、ちゅぅ、んぴゅぅ……ふふ、まだまだこれからですわよ、ご主人様?」
 アルトが胸で肉棒をはさむ。
 やさしく、挟み込むと胸を上下させる。
 たぷたぷと波打つ肉の塊。
 腰をくねらせる。
 ユウの口に触れていた秘部が愛液を垂れ流していた。
 その愛液をユウは吸い取った。
 アルトの体が跳ね上がる。
「んひゃぁうん! そんなに、あぁ……気持ち良いですぅ」
「んじゅぅ……ありゅとひゃんばかり、じゅるぅ、れろれろぉ……ずるいれしゅぅ……」
 サーナイトが肉棒から口を離す。
 その代わりに秘部を擦り付けた。
 腰を上下させ、秘部から溢れる愛液を擦り付ける。
「んっ、あふ……マスターのと私のが、んぁぁん! こす、れ、てぇ……気持ち良いの……」
「サーナイトも、気持ち良さそうですわねぇ……」
 ときどきアルトの乳首にサーナイトの体が触れる。
 その自分でも分からないタイミングが妙にくすぐったい。
 今もまた、触れた。
「んっ……」
 小さく声を漏らすアルト。
 二人の攻めは激しさを増すばかりだった。
 裏筋に当たるサーナイトの秘部。
 肉棒全体を包み込むアルトの胸。
 まるで生きているかのように肉棒が動いた。
 その勢いのまま、亀頭から白濁とした液体が発射された。
 それはアルトの胸に付着し。
 サーナイトの秘部に付着し。
 なおも肉棒の奥底から勢いよく発射されている。
「ふぁぁぁぁぁん! ご主人様ぁ……!」
「あふぁ……マスターのぉ、こんなにいっぱぁい……」
 サーナイトがシーツやユウの睾丸に付着した精液を舐め取る。
 まるで犬がミルクを舐めるような体勢だった。
 サーナイトとアルトが互いの体に付着した精液を舐めあい。
「あん、くすぐったいです……アルトさぁん」
「ふふ、ここにも付いてますわ……れろぉ」
「ひゃうん!」
 秘部の近くに付着した精液を舌で掬い上げ。
 唇と唇を重ねて口移しをする。
 舌と舌が絡み合い、なんとも言えない淫靡な音を立てる。
 さて、まだ終わったわけじゃない。

858 名前:98 投稿日:2006/12/03(日) 22:28:33 [ wLZjrzKo ]
2週間ほど、トクサネにいた。
 その時、サーナイトとアルトはユウと交わることが出来なかった。
 その反動がきたのだろう。
 サーナイトとアルトが抱き合い、ベッドに横になった。
 ちょうど下がアルト、上がサーナイトである。
 秘部を付け合い、摺りあう。
「んぁぁふにゅ……アルトさんの…………私のに吸い付いてきますよぉ。とってもいやらしいですぅ」
「そういうサーナイトこそ、えっちなお汁を出しすぎですわよ……。あそこがヌルヌルしますわぁ」
「マスター、来てください……」
 サーナイトが手招きをする。
 合わさった秘部を見る。
 一度射精した肉棒が再び活性化した。
 サーナイトの尻を掴み、ユウは肉棒を挿入した。
 まずは合わさった秘部の間に。
 二人の愛液がぬるぬると肉棒をいやらしくコーティングする。
 潤滑が良くなり、感度も抜群に上がってきている。
「あん、あぁっ! ひゃぁぅっ、んぅっん! ましゅたぁ……、もっと、もっと来てくださいぃ……んっ!」
「あはぁっ! すご、ご主人……さま、ああんっ! ぬるぬるして、こりこりしてるぅっ……!」
「二人とも……すごい、暖かい……!」
 ユウのピストンも速くなる。
 サーナイトとアルトの陰核が勃起し、更なる刺激を与えていく。
 そして2回目の射精。
 とても2回目とは思えないほどの量と濃さの精液を吐き出した。
「ふぁああああああっ……あつぅい………! それにこの濃さ……さすが、ご主人様ですわぁ……」
「お腹に、べっとりついてますぅ……。マスターの、こんなに濃いなんて……」
「あ、あはは……」
 ユウの乾いた笑いが響く。
 でも、まだ物足りないようで。
 サーナイトが強制的にユウを横たわらせた。
 射精したばかりでカチコチの肉棒を、自らの膣内へと誘う。
「んにゃぁぁぁ……入ってくるぅ………」
 サーナイトが腰を動かす。
 ぴったりと吸い付いた内部の肉の壁が、強制的に動かされていく。
 ヒダが波うち、肉棒に再び射精の感を植えつける。
 動くたびに秘部がにゅぷにゅぷと、はっきりと聞こえるくらいの嫌らしい音をたてる。
 触感的にも、聴覚的にも今のサーナイトの気分は高揚している。
 おそらく今までで一番、卑猥だろう。
「あっ、あうっ! し、きゅうのいりぐち……いりぐちにきてるのぉ! ましゅたーのがきてるのぉっ!」
「サー、ナイト……おまえ、もうちょっと手加減しろ……! これじゃあすぐに……!」
 秘部からは愛液を、口からは隠語を漏らし。
 ユウの胴体に両手をついて、腰を更に動かす。
 絶頂が近いのか、サーナイトの腰使いが更に激しくなる。
 そして。
「くっ――――――――っ!」
「ひゃあああああああああっ……ぁぁぁっ……!」
 一気に下腹部が温かくなっていく。
 肉棒を抜くと、横になったサーナイト。
 自分で秘部を拡げてみる。
 中に吐き出された精液が、どろりと秘部より溢れた。
「こんなに……3回目なのにいっぱい出しましたね、マスター……」
「まだ、するんだよな……」
 まだアルトが残っている。

859 名前:98 投稿日:2006/12/03(日) 22:29:08 [ wLZjrzKo ]
 アルトはすでに臨戦態勢だ。
 サーナイトとユウがしている間に休んだからだろう。
 うつぶせになり、腰を浮かせる。
 自らの右手で秘部を拡げてみせる。
「さぁ、次は私の番ですわ、ご主人様」
「これで満足したら終わるのかしら」
「さぁ、それはご主人様次第ですわ……」
 腰を振って挑発する。
 ユウも、吹っ切れたのか。
 愛液で濡れているアルトの秘部に肉棒を挿入した。
 愛液のおかげですんなりと挿入することが出来た。
 サーナイトの愛液も肉棒に付着しているため、動かすのも苦ではなかった。
「ふぁっ! そこぉ……こつこつしてる、そこがいいのぉっ! ご主人様ぁ、もっと、もっとぉ!」
 アルトがよがってくる。
 シーツをぎゅっと握り締め、迫る快楽にじっと耐えている。
 しかし体は正直で秘部からは愛液が流れ落ちている。
 さらには感じると秘部が縮まり、肉棒を締め上げる。
「あぁぁっ! んくぅ……にゅるにゅるして、るぅ……! ご主人様のが私の中で、すご、ふぁぁぁっ!」
 スパンキングも交え、アルトを攻めていく。
 この柔らかく、暖かい感触。
 下手をしたら病み付きになってしまう。
 アルトの口から唾液がたれ落ちる。
 喘ぎ声と一緒に、吐息が漏れる。
「はぁ……んっ、もっと、つい、てぇ! ご主人様ぁぁっ!」
「無茶を、言うなよ……っ!」
 だけどこれで終われるのなら。
 アルトが四つんばいのように手で上半身を持ち上げた。
 肉棒がピストンする。
 それに連動してあるとの胸が前後に揺れ動く。
「あんっ、あんっ、あぁぁぁっ! すご、い……のぉ! ふあああああんっ!」
 そして4回目の射精。
 アルトの膣内へ発射する。
 さらに搾り取るように、肉壁のヒダがうねうねと動く。
 痙攣するように動くユウの肉棒。
 睾丸の中の精液が空になるまで、精液を吐き出す。
「あ、あぁぁぁぁぁ……ご主人様の、私の膣内に、吐き出されてるぅ……。とっても、とっても熱いのぉ……」
 肉棒を抜いた。
 サーナイトと同じように精液があふれ出た。
 ティッシュで肉棒を綺麗にしようとした。
 が。
「んふふ〜、マスター。汚れちゃいましたね」
 嫌な予感。
「綺麗にしてあげますー」
 愛液や精液でべとべとになった肉棒。
 それをサーナイトが綺麗にしていく。
 まだまだ終わらないようだ。

(第二十五話  完)

860 名前:98 投稿日:2006/12/03(日) 22:30:28 [ wLZjrzKo ]
第二十五話ですー。
この日の夜、ユウはラウンド10まで頑張ったとかそうでないとか。
それにしても久々にえちぃ小説らしいシーンを書いたような……。

それでは、失礼します。

861 名前:名無しさん 投稿日:2006/12/03(日) 23:12:04 [ QsXeow6c ]
>>854-860
流石です、すごいです、尊敬です、
俺もコレくらいの描写を書きたいです、
久々のえちぃ展開に俺のアッチのほうも321クリスタル!!
・・・
ごめんなさい、

862 名前:名無しさん 投稿日:2006/12/04(月) 16:28:21 [ .PZ3iiT2 ]
>>852 ageになってしまいすいません。

98さんがんばってください期待してます。(^^)

863 名前:名無しさん 投稿日:2006/12/04(月) 18:25:11 [ zpCEKBuU ]
>>862
貴方本当に反省していますか?
メル欄に「sage」とだけ入れればすむ話なんですよ?

864 名前:yuri 投稿日:2006/12/05(火) 02:19:10 [ 7z29pdLI ]
続き書きまーす。

「元気出して下さいよーマスター、何時までそうし
ているつもりですか?」
今、俺はケイタの家に居る。
先ほどの大会に予選落ちして落ち込んでいる。
「そうだぞ、別に予選落ちしたっていいじゃないか」
「予選通過したお前に言われたか無えよ」
「通過したってその後すぐやられたんだぜ、それに
お前が戦ったって奴、準優勝だったらしいじゃねえか」
「でもねー・・・・」
「そうだ、今日泊まっていけよ母ちゃんに頼んでみるから」
「ちょっと散歩していきますか?マスター」
「ん?ああ」
ケイタの家を出て、俺たちが広場の辺りのベンチに
座っていると・・・・

バタッ

目の前でいきなり老人が倒れて苦しみだした。
「だっ大丈夫ですか?」
「うっううう・・・」
「マッマスター、ちょっと人を呼ん
で来て下さい」
「え!?あっああ分かった」
幸い病院が近くにあってそこに老人は連れて行かれ
た。
病院のベンチで待っていると、
「ありがとうございました。患者さんがあなたたちに会い
たいと言ってましたよ。こちらへどうぞ」
言われるがままについて行くと、個室の中であの老人がいた。
「さっきはどうもありがとうございました。おかげで
助かりましたよ。」
「えっまあどうも・・・」
どこかで見たことのある顔だ。
「実は私デボンコーポレーションの関係者なんです。
そうだ、お礼に社内の見学しませんか?」
「ええ、ありがとうご・・・・ん?デボンコーポレ
ーション?・・・・・・ああ!どこかで見たことが
あると思ったらあなたデボンコーポレーションの社
ちょ・・」
「ちょっとその件は黙っていただけないでしょうか
?」
「え?ああすみません」
そんなことをしていたら隣で見ていたファルリーが
サイコキネシスで小突いたそしてテレパシーで、
(マスター!病院なんですから静かにしてください!)
「どうしますか?社内見学、用事があるならいいですけ
ど」
老人が聞いた。
「ええ、じゃあお願いします」
俺が迷っている隙にファルリーが答えた。
「分かりました。では明日あたりにどうぞ」
老人はそう言って笑った。
病院を出て俺はファルリーに聞いた。
「どうしてOKしたの?」
「だって失礼じゃないですか。それに面白そうだったので」
・・・・・・明日は変える日なのに・・・

結構無理やりでした。反省してます。

865 名前:98 投稿日:2006/12/06(水) 17:12:57 [ wLZjrzKo ]
こんにちは、98です。
ラジオ緊張した……。

>>850
 遅くなりましたが、続きを投下させていただきましたー。
 ミスリードが苦手なのですが、ご勘弁をw

>>861
 感想ありがとうございます。
 描写はまだまだですよー。
 王道物しか書けないので……。

>>862
 感想ありがとうございますー。
 次回も頑張りますー

866 名前:98 投稿日:2006/12/06(水) 23:51:26 [ wLZjrzKo ]
>>864
拝見しました。
早く帰りたいマスター、デボンを見学したいファルリー。
後に響いて戦闘中に県下とか面白そうですー。
次回はデボン見学編でしょうか? どんな様子になるのか、楽しみですw

867 名前:名無しさん 投稿日:2006/12/07(木) 06:20:29 [ /OaHHAXw ]
なんか過疎ってきた気がするが、おれはいつでも見てる!
職人さん、頑張ってください!

868 名前:グレイ 投稿日:2006/12/08(金) 02:58:31 [ 7z29pdLI ]
>>866はい、そうです。
だからエロい事は暫くありません、一人新キャラ入
れるつもりです。
前々回に出た色違いのメガネ掛けたサーナイトです。
ではお楽しみにー

869 名前:yuri 投稿日:2006/12/08(金) 03:02:43 [ 7z29pdLI ]
(´一`)<・・・・・・・・・・・・・・・・何
     │時になったら・・・・・・・

870 名前:yuri 投稿日:2006/12/11(月) 18:39:37 [ 7z29pdLI ]
お願いです、正直に答えて下さい。
この板で私の書き込みの後、数日間全く書き込まれ無
い事がありますがしませんが>>869こういうのが問題な
のですか?だったらこういうのは控えますが、誰も見て
いないというのは無いと思います。

871 名前:名無しさん 投稿日:2006/12/11(月) 19:02:27 [ hncNsI7M ]
見てはいるが書き込むことがない、
作家がたも忙しい、もしくはネタを考えている
等の理由でなかなか進行しないこともあるでしょう。
あなたの書き込みが原因であるということは無いです。
ただ、そういう書き込みはする必要はないでしょうね。
控えたほうがいいとは思います。
そのあいまいは書き込みを見た人はたぶん、
「こいつは何が言いたいんだろう?」
という印象を受けるでしょうから。

872 名前:名無しさん 投稿日:2006/12/11(月) 23:35:12 [ tjvY1mNU ]
>>870
まあ、取り合えず落ち着いて下さい。
コーヒーでも飲んで 
つ■<コーヒー(ブラック)
果報は寝て待てとも言いますし、残りのレス数も少ない訳ですから、
こんな無駄なレスでスレを埋めては成らない筈です。
昔は俺もココに投稿していましたから良く分かります、
筆者の方々も忙しいのです。
読み手の注文に一々従っていたら、自分の生活が成り立ちませんからね・・・
其れと、過去に捨てた「俺」にも言える事ですが、
もう少し改行と句読点を文章に入れて下さい、読み辛いです。

873 名前:名無しさん 投稿日:2006/12/11(月) 23:41:43 [ fEq1Stg2 ]
俗に言う過疎

874 名前:名無しさん 投稿日:2006/12/12(火) 18:27:10 [ OjvtNX6A ]
>>873
其れを言ったら何もかもお仕舞いですよ・・・
悲しくなるじゃないですか・・・

875 名前:名無しさん 投稿日:2006/12/12(火) 23:51:48 [ 55LLhC1U ]
>>874
まぁその通りなんですがね…
俺もネタさえあれば短編かSSでも放り込もうと思っているんですが、
何書いても将軍や98氏、その他ここに書き込んだ方の二番煎じになりそうで怖くて書けません。
これまでにないネタ、何かありませんか?(コラ

876 名前:水銀将軍 投稿日:2006/12/13(水) 01:00:42 [ HPrR3ezY ]
「馬鹿な!! 水銀だと!? 奴は死んだはずだ!!」
水銀「ああ、俺は死んださ。が、地獄の底から蘇ってきたぜ!!」

はい、お久しぶりです。水銀です。

>>851
続きを期待してくださって有難うございます。
ちゃんと考えておりますのでしばしのお待ちを

小説の方ですが、この過疎状態を打破するために短編を用意してきました。
とりあえず今日は前編を投下します。

勿論ですが本編の続きのほうもちゃんと考えておりますのでご安心を。

それと、あるプロジェクトも水面下で進行中です。ああ、早く発表したい……


では、短編投下!

877 名前:氷銀将軍 投稿日:2006/12/13(水) 01:01:50 [ HPrR3ezY ]
 トントントン……
 台所からテンポの良い包丁の音が聞こえてくる。台所からそんな音が聞こえると言うことは誰かが料理をしているのだろう。
 音の主はお玉を鍋に沈め、中で沸騰しているものを小皿に少量取って啜る。
「ん、いい味ね」
 コンロの火を弱め、先程切っていた大根を鍋に入れる。
「後は……」
 綺麗な髪をふぁさふぁさとなびかせながら冷蔵庫へ向かう
「コレと……」
 必要な材料を取り、エプロンの裾を直し厨房に立ち料理を再開する。
「今日も美味しいって言ってくれるかしら……」
 思わず顔がにやけてしまう。
 ガチャ
 ドアが開き、男が入ってきた。
「あ、お帰り。マスター」
 菜箸を持ちながら首を男に向けて最高の笑顔で迎える。
「ただいま」
 男と抱擁を交わし、軽いキスをする。
「もう少しで出来るから、テレビでも見ながら待ってて」
「ん」
 男はテレビに向かったか、と思われた時、後ろから抱きつかれた。
「何してんの?」
「んー? いや、アストレアが可愛くってな」
「もう……馬鹿……」
 アストレアは構わず料理を続けた。
 むにゅ
「ッ!?」
 胸に違和感を感じたかと思うと後ろから胸に手を回され、エプロンごと鷲掴みにされていた。
「ちょっと……これじゃ動きにくいじゃないの……」
「構わず続ければいい」
「ふん」
 こんなの手が胸に触れているだけだと思えばなんとも無い……筈だった。
 むにっむにっ くりっくりっ
「んっ」
 エプロンの上から的確に乳首の位置を確定し、それをうまく刺激する。
「ちょ、ちょっと……」
「ほらほら、料理に集中集中」
 脇を締めながら抵抗してみる。
 もぞもぞ……きゅっ
「はっぅ……」
 男の手はアストレアが身に着けている服の裾から中に進入しており、直に刺激を与えている。
「あぅ……」
「アストレアの……硬くなってきたよ……感じてるの?」
「そ、そんなこと無いっ! ひゃうっ!」
「本当かぁ?」
 スカートを捲り上げ、ショーツに触れてみる。
「濡れてるね、結構感じてるんじゃないの?」
「あ、あんたがこんなことするからじゃないっ!」
「じゃあ責任とらなきゃな」

878 名前:コピペの要塞 投稿日:2006/12/13(水) 04:32:41 [ KAmYjfNY ]
初めまして前スレの1からずっと見てました
閣下を応援してますよ〜

ちなみに私は小説は書きませんよ〜見てできるだけ感想書きます(ぇ
あーー武器商人s来てませんね当たり前か…

879 名前:名無しさん 投稿日:2006/12/13(水) 14:29:46 [ lL.JXqh. ]
>>878
その話は避けたほうが宜しいかと・・・
武器(ry
と言う名前は最早このスレではタブーの筈です。
スレの方々を刺激しないで下さい。
その名前は、このスレで墓穴を掘り居場所をなくした俺と共に捨てましたから・・・

880 名前:98 投稿日:2006/12/13(水) 15:47:47 [ wLZjrzKo ]
ども、98です。
一応生存報告を。

>>877
拝見しました。
アストレアさんから仄かに弱ツンデレの匂いが……。
直接本編には繋がらないサイドストーリーと考えてよろしいのでしょうか。
キッチンでキャッキャウフフ……裸エプロンw(ぉ

後編も楽しみにしてます。

で、自分のほうですが……。
ちょっと二十五話はまだ完成してません。
なので別に描いていたえち小説をそのうちアップします。
やりっぱなしにならなければいいですけど。

881 名前:名無しさん 投稿日:2006/12/13(水) 18:19:08 [ .PZ3iiT2 ]
>>877
願いが通じた?! もうあきらめかけててもう来ないかとおもってましたよ
閣下!!
これからも続き、がんばってください。
98さんも頑張ってください。期待してるひとがいるんですから。(*´д`)ノシ

882 名前:98 投稿日:2006/12/13(水) 20:06:29 [ wLZjrzKo ]
「ふふ……少し足でいじっただけで、こんなにガチガチ……」
 その声は艶やかで。
 男の股間から生えている醜悪な肉棒を妖艶な目で見ていた。
 彼女の足は度重なる男の先汁の噴射で光を反射し、てらてらと不思議な光を放っていた。
 男のほうは目隠しをされ、縛られ。
 肉棒だけを自由に動かすことを許されていた。
 しかし射精だけは許されない。
 射精しそうになると彼女は肉棒を弄るのを止めた。
 何で、こうなったのだろう。
 そもそも彼女は、男とどういう関係なのか。
 そこから説明しなければならない。
 男はシンゴという名前だった。
 シンゴと彼女が出会ったのは数ヶ月前のこと。
 しれはフエンタウンの近くだった。
 ボロボロの姿のまま、「ほうようポケモン」であるサーナイトは捨てられていた。
 首には赤い皮製の首輪。
 その目は、触るものを全て切り裂くような刃のように鋭く。
 サーナイトを見つけたシンゴは、拒絶するサーナイトを無理やりポケモンセンターに連れて行った。
 何しろ酷い傷だった。
 体のあちこちに虐待と思われる傷を受けていた。
「で、もう大丈夫なんだな」
「……」
 そのサーナイトは何もいわない。
 どうやら「いじっぱり」な性格のようで。
 シンゴはため息をついた。
 しかしこのサーナイト。
 恐ろしくプロポーションが良い。
 ついつい見とれてしまう。
「……何よ」
「は?」
「何を見ているの? いやらしい」
 それが彼女と初めて交わした会話だった。

883 名前:98 投稿日:2006/12/13(水) 20:07:00 [ wLZjrzKo ]
 それから、徐々にシンゴはサーナイトに振り回されていった。
 最初はかわいいものだった。
「喉が渇いた。何か買って来てちょうだい」
 そして次第にその要求は酷くなっていた。
「お風呂に入りましょう」
「はぁ……」
「体を洗ってちょうだい」
 最初はもちろん断っていた。
 けれど、言う事を聞いていれば。
 聞いていれば。
「ん……はみゅ……ちゅぅ……」
 サーナイトはシンゴの唇を奪った。
 口の中に舌をねじ込み、シンゴの舌に絡ませてくる。
 そう、これが「ご褒美」だった。
 言う事を聞いて、サーナイトが満足してくれれば、こうしてご褒美をもらえた。
 もちろん、初めのうちは戸惑った。
 けど、だんだんとこの「ご褒美」を受けるのが病みつきになっていた。
「ふふ、今日もよく頑張ったわね……。あなたこそ、私のペットにふさわしいわ……」
「ふ……ふぁ……」
「ん……服の上からでも分かるわよ。ここを、こんなに大きくしてしまって……」
 シンゴのズボンを下ろした。
 肉棒が、びくんびくんと脈打っている。
 サーナイトが「かなしばり」をシンゴにかけた。
 体の自由を奪われたシンゴ。
 サーナイトがゆっくりと腰を下ろした。
「今日は特別頑張ったわね……。更なるご褒美を、あなたに与えるわ……」
 自らの手で秘部を弄び、愛液を溢れさせた。
 その大量にあふれ出た愛液を彼の肉棒に塗っていく。
 弄っては塗り、弄っては塗り。
 そうして手で触るだけでも滑ってしまいそうなほどに、シンゴの肉棒はコーティングされていた。
「ここに、あなたのそれをねじ込んであげる」
 肉棒の先が秘部に触れる。
 つぷ、と軽い音が響く。
 そのままゆっくりと入れる。
 肉壁がうねうねとシンゴの肉棒を包み込み、いやらしく内部で動いていた。
「んぅー!! んぶぅっ!!」
 声すら出すことが許されないシンゴの閉じられた口から、うめき声が溢れる。
「んはぁぁぁぁん……気持ち、良いわぁぁっ……! あはぁぁっ……」
 目が据わり、サーナイトは腰を動かしていた。
 彼の肉棒に魅力を感じ、自分の性欲を発散させることだけを今は考えていた。
 腰を動かすたびに、陰核がこすれ。
 腰を動かすたびにサーナイトの胸が揺れる。
 上下への動きだけでなく、ときどき前後にも体を動かし、更なる刺激を求める。
「あ、あぷ、んぴゅっ! んっあ、う、ふぁぁっ!」
 サーナイトがさらに腰を下ろした。
「んうー! んぶー!! んおー!」
「ふぅっうん……! もう、イっちゃうのぉ……?」
 そういうとサーナイトは肉棒を引き抜いた。
 高ぶった射精感を急に止められたシンゴの肉棒は。
 だらしなく先汁だけを溢れ出していた。
 そこで「かなしばり」を解いた。
 その先汁を掬い上げ、口に運んでいく。
「ふふ、とても濃い先汁ね……。ペットにしては上出来だわ。精液はどれだけ濃いのかしらね」
「うあ……ど、うして……」
「教えて欲しいのかしら? だったら乞いなさい。哀れなペットに教えてください、とね」
 普通の人間ならば屈辱を覚え、決して声にはしない言葉。
 だがシンゴはもう手遅れだった。
 そのサーナイトの誘惑に完全に屈していた。
 最初は消え入りそうな声でつぶやいた。
 サーナイトはそれだけでは飽き足らず、もう一度言うように指示した。
 今度は大きくはっきりとした声で。
 そしてシンゴは。
 堕ちた。
「ふふ、本当に哀れなペットだわ……。どうして中で射精させてくれないのか? 決まってるでしょ?」
 サーナイトは彼のあごを軽く手で触れた。
「もっと、もっと楽しみたいからよ」

884 名前:98 投稿日:2006/12/13(水) 20:07:34 [ wLZjrzKo ]
それからというものの、サーナイトの指示のたびにシンゴは忠実に動いていた。
 指示後の「ご褒美」の時間が待ちきれなくて。
「今日はどんなことをしようかしらね。また強制的に足でも舐めさせようかしら?」
 シンゴは目隠しをさせられていた。
 サーナイトは近くに切り株に座った。
「ふふ、ほら足を舐めなさい……。ん、そうよ……もっと、嫌らしい音を立てて舐めなさい……んっ!」
 サーナイトの背筋がぞくぞくと震え上がった。
 ああ、気持ち良い。
 こうして彼を従えた時が一番生きているということを感じられる。
 シンゴの舌がサーナイトの足を舐める。
 唾液が足から垂れ落ち、地面に落ちていく。
 その様子をサーナイトは足組みをしてみていた。
 なんて、可愛いのかしら。
 そしてなんて嫌らしいのかしら。
「もっと、もっとお舐めなさい……! 足の裏や、ほら、太ももまでしっかりと舐めなさい!」
 命令され、自然とそのとおりに動く。
 サーナイトの足を両手で支え、サーナイトの太ももを舐める。
 れろれろと、舌の柔らかい感触が伝わる。
 そして彼女は秘部を弄っていた。
 シンゴの鼻に、心地よい匂いが届いていた。
「んっ、ペットに足を舐められてぇ……ここをいじる、のぉ……!」
 弄り始めは少量だった愛液がその量を増していく。
 彼はそんな匂いに頭の中を朦朧とさせながら、太ももにむしゃぶりついていた。
「あはぁ! ここぉっ! んぅっ、いいわ……。ほらペットにここ、舐めさせてあげる……」
 サーナイトが足を開いた。
 秘部はすでに、愛液でびっしょりと濡れている。
 シンゴはただただ息を荒げていた。
 目の前には、ぱっくりと口を開いた女の秘部。
「ほぉら……」
 サーナイトの右手が頬に触れる。
 そして甘く、とても隠微な声で。
「お・い・で」
 シンゴが秘部に顔を近づけた。
 2、3度匂いをかぐようなしぐさをし。
 舌で秘部から溢れる愛液を舐め取る。
「んぁ……ほら、ぁ……そっちからも溢れ、ひぅっ! ぅん、て、るぅ……!」
「はぁ、はぁ……ぴちゃ、れろ……」
 まるで本当の犬のようにサーナイトの愛液を舐める。
 彼の口周りは愛液でたっぷりと濡れていた。
 彼の吐息が秘部にかかるたびに、足を閉じてしまう。
「んぁっ……あ、ふぅっ……んぅっ! 熱い……あつぅいぃ……。ペットの舌がぁ、絡んでくるのぉ……」
 シンゴの顔を秘部に強く押し付けた。
 たまらなく甘い匂い。
 彼の理性はとうの昔に吹き飛んでいた。
 今はただ、「主人」である彼女に尽くしていた。
 その重いだけだった。
「はぁっ、んっ! ぴちゃぴちゃ……いやらしい音がしてるぅ………! ペットの舌が、舌が、とってもいやらしいのぉ……!」
「はぁ、あみゅ、じゅぅ……れろれろ、はぁはぁ……じゅっ、じゅぅりゅぅぅぅぅっ……」
 周囲に人がいたら聞こえてしまいそうなくらいに大きいバキューム音。
 極限まで貯められていた愛液が、一気に溢れ出した。
 シンゴの顔に潮を吹き、サーナイトは快楽の余韻に浸っていた。
「はぁ……ら、あぁ……。ペットにしては……上出来だったわよ……。んっ、まだ、敏感になっているみたいだわ……」
 くぱ、と秘部を開いてみせる。
 潮を吹いた秘部。
 むせかえるようなそんな匂いが、広がっていく。
 サーナイトはなおも秘部を刺激していた。
 このサーナイト、性欲が尽きないのだろうか。
「ふふ、ここまで楽しませてくれるなんて……」
 サーナイトが彼の肉棒をさする。

885 名前:98 投稿日:2006/12/13(水) 20:08:20 [ wLZjrzKo ]
そしてシンゴたちはテレポートで彼の家に戻った。
 彼の家は、静かな森の近くに建っていた。
 その家の中で、サーナイトはシンゴの体を縛り上げた。
 唯一肉棒だけは自由にされ。
 目隠し、猿ぐつわ。
 完全にシンゴの自由は奪われた。
 一部分を除いて。
「ここまで私を楽しませてくれたお礼に……」
 サーナイトが肉棒に頬ずりした。
「長い時間をかけてたっぷりと遊んであ・げ・る……ふふ」
 椅子に座り、ユウの肉棒に足を密着させる。
 そのまま両足ではさむと、上下にこすり上げた。
 今までとはまったく違う感覚に、猿ぐつわをしているシンゴの口からうめき声が漏れる。
「んー! んぶー、んぉーっ!!」
「あらあら、まったく躾のなってないペットだわ……。こんなにも勃起させちゃって……」
 そう言いつつも擦るのを止めない。
 足先で亀頭を刺激したり。
 器用に皮を伸ばしたり。
 ぬるぬるとした先汁を満遍なく塗りたくっていく。
「ふふ……少し足でいじっただけで、こんなにガチガチ……」
 その声は艶やかで。
 シンゴの股間から生えている醜悪な肉棒を妖艶な目で見ていた。
 ゆっくりと、次第に手早く肉棒を擦る。
「んヴーっ!! んぼぉーっ!!」
「あん、もうイきそうなのね。分かったわ……」
 肉棒から足を離す。
 ひくひくと射精しそうになっていた肉棒の動きが止まる。
 シンゴの息が荒くなる。
 肩で息をしている。
「でも、ダ・メ。あなたは私のペット……。好きに射精することは許さないわ」
 自分の首にしていた首輪を外し、肉棒にきつく締め付けた。
 これで射精しそうになっても外に精液は出てこない。
 射精の感が高まり、絶頂を迎えても。
 精液が残っている限り、その性欲は増していく一方。
「まだまだ始まったばかり……。ペットは、ご主人様の言うことを聞いていれば良いの……。分かった?」
 首を縦に振るシンゴ。
 そこまで彼は調教されていた。
「ふふ、良い子ね……。良い子だわ……。ここはこんなに悪い子なのに……。ああ、何ていやらしいのかしら……」
 サーナイトが舌で舐めあげる。
 足の次は口と舌。
 唾液をたっぷりと含ませた舌で、ねっとりと舐めあげる。
「んぶぅ、べろ……ねちゅ、んじゅ……えろえろ……ん、あむぅ、ふごい……ひくひくひてるぅ……」
「ん、んぼぉぉっ! んおぉっ!」
「もっとぉ? もっとして欲しいのねぇ……。こうして、タマタマも……」
 シンゴの睾丸を両手で揉み、裏筋を舐めたてる。
 陰毛はあらかじめ剃毛してある。
 睾丸を刺激するたびに、連動して肉棒がゆれる。
 先汁が滝のように漏れ、サーナイトの顔を濡らしていく。
 その状況に臆するどころか、ピッチを上げていく。
「れろれろ、んぶっ! はむっ、んじゅる、じゅる、じゅろぉ! んぶ、んぶ、んぶぅっ! もっと、もっとぉぉっ!」
 ほほの内側に大きくほおばり、顔を動かす。
「ほら、分かるわよね……? 私の口の中でペットのがぴくぴく動いてるのぉ……。先っぽからいやらしいお汁垂れ流しにして……」
 舌を絡ませる。
「お口の中がいやらしいのぉっ!」
 多分射精したかったんだと思う。
 激しく肉棒が動いた。
 しかし精液は外に出ない。
「今度はどこで楽しもうかしら? うーん……」
 まだ使っていないところが良い。
 そうなると。
「うん胸にしよう。気持ち良いわよぉ? 胸でしごかれるのって……ねぇ?」
 耳打ちをし、息を吹きかける。

886 名前:98 投稿日:2006/12/13(水) 20:08:55 [ wLZjrzKo ]
サーナイトがその胸で先汁や唾液で潤滑が良くなった肉棒をはさんだ。
 心地よい感触と、弾力。
 そしてむにゅむにゅと崩れる形。
「んっ、あっ、あはぁっ! すごぉい! 胸の中でひくひくしてるよぉっ! ペットのがすごいのぉ! ぴくぴくって! んはぁっ!」
 その動きにさらに口と舌を加えていく。
 怒張した肉棒はサーナイトの胸を貫いていた。
「あっ、あんぅっ! 先っぽぉ、先っぽがすごい、んふぅっ、んぅっ!!」
 丁寧に。
 そして素早く、シンゴの肉棒の裏を刺激し、さらに先汁を搾り取っていく。
 吸い取れきれない先汁が、胸に垂れ落ちる。
 それがさらに潤滑を良くしていく。
 そうして大きな胸に挟まれたシンゴの肉棒は、またも大きく動いた。
 これで何回目だろうか。
 いや、もう数えたくもない。
「あはぁぁぁんっ!」
 そんなサーナイトの声が、シンゴの性欲を掻き立てていく。
「ペットのをぺろぺろ舐めていたら、ここがこんなに濡れちゃったわ……どうしてくれるのかしら?」
 サーナイトが抱きついた。
 何度も射精の感がしているのに一向に萎える気配がない。
「そう、ねじ込みたいのね……良いわ、挿入してあげる」
 しかし首輪だけは外さず。
 秘部に肉棒を導いた。
「あ、ああああぁぁぁっ……。ペットのが、はいってきたぁぁぁ……」
 口からだらしなく唾液を垂らした。
 腰を動かす。
 そうして手早く射精の感を誘い。
 腰を止める。
 そしてしばらくしてからまた腰を動かす。
 また止める。
 こうして焦らしていく。
 先汁ばかりがサーナイトの秘部に充満していく。
 愛液と先汁。
 その二つが、混ざり合い妙な音を立てる。
「あっ、あっ! こつこつ、おくでこつこつゆってるぅっ! あはぁぁぁっ!! なかでひくひくしてるぅ!」
 肉壁がイソギンチャクのように動き回る。
 肉棒を全周囲から包み込む。
 その肉壁もすでに2つの混ざり合った液体で男の理性を奪い取る。
「んっ、んっうぅんっ!! ぬるぬるしてぇ、きもちいいよぉっ!」
 ベルトを瞬時に外した。
 刹那。
 男の肉棒から今まで放たれずにいた精液が膣内に吐き出された。
 子宮へと流れ込み、サーナイトの下腹部を暖かくしていく。
「あっ、あぁぁぁぁっ!」
 同時にサーナイトも絶頂を迎えた。
「あ、ああ……ほぉら、みなさい……」
 サーナイトが肉棒から秘部を離し、開いた。
 目隠しを外す。
 大量の精液が吐き出されていた。
 秘部からは濃い精液がとろりろ流れた。
「私の膣内……ペットのとろぉりと濃い精液でいっぱいなのぉ……。ああ、熱いわぁ……。熱くて熱くて仕方がないの」
 もう言葉も出ないシンゴに、サーナイトが抱きついた。 
 手は射精したばかりで敏感な肉棒を擦っている。
 睾丸に残された精液が吐き出された。
 勢いこそないものの、まだまだ溢れてくる。
 そしてその胸で顔をはさむ。
 両横から心地よく圧迫する。
「はぁぁんっ……まだ、ひくひくしてるぅ……。……っあん、そんなに胸が好きなのね、この子……」
 むしゃぶりつくように顔を動かすシンゴ。
「でも、お・あ・ず・け」
 シンゴから離れる。
 もうこの子は私のペット。
 好き勝手させない。

翌朝。
 サーナイトはリビングに下りてきた。
 リビングには昨日のまま、変わらず縛られていたシンゴがいた。
「ふふ、おはよ。私のかわいいペット……」
「んうー、んうぅー! んぶぅーっ!!」
 声だけで分かる。
 してほしいのだ。
 サーナイトに、たくさん。
「それじゃあ、朝一番の濃いやつ、出してちょうだい……」
 サーナイトは肉棒に吸い付いた。

(完)

887 名前:98 投稿日:2006/12/13(水) 20:11:30 [ wLZjrzKo ]
と、言うわけで本編二十五話の代わりにお目汚しを……。
今まであくまで「主人=トレーナー」だったのに対し、今回は「主人=サーナイト」で。
というかこのサーナイトが「ドS」すぎましたね、どうみても。

今までが今までだったので、若干抵抗あるかもしれませんね。
すいませんですー(´・ω・`)

888 名前:名無しさん 投稿日:2006/12/13(水) 22:37:25 [ VhtmJWmo ]
SM苦手ですが・・・
萌えました・・・
こんなサーナイトも悪くはないですね。

889 名前:水銀将軍兜 投稿日:2006/12/14(木) 01:39:53 [ HPrR3ezY ]
>>878
応援有難うございます。
>>880
98さんと力を合わせればどんなハァハァ要望にも対応できる。
そんな気がします。
>>881
年末は忙しくなりそうなので次の投下予定はまだありませんが、応援よろしくお願いします。


あと、あるポケモン関係のエロ系の絵版が著作権侵害(?)で警告を受けたそうです。(猥褻画像が著作物のイメージを落とすとかなんとか)
ポケモン系エロに対する風当たりが厳しくなると予想されますのでsage進行の徹底をお願いしたい限りです。

890 名前:名無しさん 投稿日:2006/12/14(木) 02:26:04 [ hncNsI7M ]
将軍殿、おかえりなさいまし
ご無理はしないでくださいね。

98殿、こういうサナもエロくて素晴らしい興奮度ですな。



あの絵版は残念でなりませぬ。

891 名前:コピペの要塞 投稿日:2006/12/14(木) 14:55:36 [ KAmYjfNY ]
>>879すみませんついつい本当にすみません…
閣下とお話できてうれしいな(*゚∀゚)

892 名前:名無しさん 投稿日:2006/12/14(木) 22:21:35 [ SM5oPyF. ]
あうう…サーナイトがなんか怖く思えてきた…
ひとつの小説それも98さんの小説で恐れを抱くなんて
自分はサナ好きとして失格ですよね…
変な事を言ってしまい、すいません・…

893 名前:初心者T 投稿日:2006/12/15(金) 15:32:58 [ soSloE3w ]
いつも楽しく読んでまーす誰かサナタン虐待エロ書いて〜
将軍ばんざーい

894 名前:T 投稿日:2006/12/15(金) 15:34:26 [ soSloE3w ]
俺が自力で書いてやるよ。

895 名前:名無しさん 投稿日:2006/12/15(金) 15:43:06 [ hrtYgcA. ]
>>893-894
自演なのか自演じゃないのか分かりません。
自演なら如何見てもネット初心者の上に俺より頭悪い人ですね、
せめて名前変えるかしてください。
自力で書けるなら書いて下さい。

896 名前:T 投稿日:2006/12/15(金) 15:46:33 [ soSloE3w ]
ここは、ある都会の片隅13歳の少年の目に入ったのは1匹のキルリア
この年にしてまだポケモンを持ったことのない少年は興味本位で近づいた
「あ、この子キルリアだ〜。」そういった瞬間少年は吹き飛ばされた。
「ギルウウウウー!」ドガッ、少年はすぐに起き上がり、キルリアを睨んだ
「いって〜なあ、クソッなにしやがんだ」そういって少年はキルリアを殴った
「ギ・・・・ルリイィ」キルリアは良く見ると傷だらけだった少年はソノキルリアを
ポケセンに運んで帰った。その夜少年は夢を見た「助けて、助けてください私たちの群れはあくタイプに滅ぼされかけています」
「その前に普通一言礼を言うだろ」少年は不満げいった。「あ、それはどうもじゃないんですお願いします私の群れの使者は好きにしていいですからから」
「そんなことあんま言わないほうがいいよ」「え・・あ・・夜が終わる」
「マッテヨサーナイトォォォォ!」気がついたら朝になっていた。

897 名前:T 投稿日:2006/12/15(金) 15:48:06 [ soSloE3w ]
続きはまたあとで学生オタもたいへんでっす。

898 名前:T 投稿日:2006/12/15(金) 15:50:50 [ soSloE3w ]
親がまだ帰ってこないので書き間っす

899 名前:T 投稿日:2006/12/15(金) 16:16:49 [ soSloE3w ]
少年は、無言で台所へ行き朝食を作る。
親が海外にいるためだ。慣れた手つきで作った食事を一人で食べた。
その後少年はポケモンスクールへ行きその後ヨスガジムのメリッサに会った。
どうやら講習会のようだ。(ちなみにここはヨスガシティですすいません。)
少年は昨日のことが気になりメリッサに授業の後会いにいった。
「メリッサさんエスパーポケモンは夢に出たりするんですか?」
「オー研究熱心ですね〜それとも何かアリマシタカ〜?」
この態度で少年はあきらめた。その後帰路につき帰宅した。
その夜「コン・・・・コン・・」不気味な音がする。不思議に思ってみてみると
ジョーイだった。「あの〜この子の家はここですか?」と聞かれた彼はすぐに「いいえちがいまああああ!?」
突然体の自由を奪われキヅクトジョーイは帰っていた。
なんなんだよ!、と少年は言ったするとキルリアがしゃべった。
私の群れを助けてください。すぐに少年は断るといって部屋に行った。するとへやからすすり(>_<")声が聞こえてくる
「ママァ・・・みんな・・・ごべんなざいぃ・・えぐっ・・・ヒック。」少年は罪悪感につつまれた。
「解った解ったからだまれえ!」少年は半ギレしていた。
「ウア〜ンア〜〜〜〜〜〜ン」解ったたのむなかないでくれ〜。
少年はいった。少年はまだ泣き止まないキルリアを見てあわてて旅支度をし、休学届けもだしてキルリアをなだめた
ホッホラねじゅんびしたし明日にはいけるよだからなきやんでよ。
じゃあ一緒にねてくれる?キルリアは潤んだ目で行った。ああいいよ
少年は疲れ果てていた。じゃあ風呂は行ってくるから寝てろよ。
「いや!私も入る!」断ったらどんな目にあうだろうそう思い風呂に入った
「よく考えるとこいつのせいでおれはたびにでなくちゃいけないのか・・」
少年はだんだんキルリアが憎く思えてきたそして少年はキルリアをつかみ浴槽に沈めようとした「だっこして〜」
手を見たキルリアにそういわれ自分を恥ずかしく思いそしてキルリアに心を奪われてしまった
いいよしょうねんはメロメロになってそのこをだっこした体も洗ってやった
この少年が性をしるのはこのこがサーナイトになってからである。
そして少年は眠りについた

900 名前:T 投稿日:2006/12/15(金) 16:33:18 [ soSloE3w ]
虐待は無理でした〜吸いません将軍

901 名前:98 投稿日:2006/12/15(金) 16:46:43 [ wLZjrzKo ]
>>888
感想ありがとうございます。
SM苦手ですか。いや、僕もですけど(ぉ
今回はSMというよりも「自分のものにしておきたい」、そういう欲がちょっと強いサーナイトの話でした。

>>889
そう言っていただけるとうれしいです。
水面下で進行中の企画って、クロスオーバーとかそういう感じのものでしょうか?
まさか……ね? ね?(´・ω・`)

>>890
いつもはのほほんとしたサーナイトメインですが、今回はちょっと違った感じのサーナイトメインでした。
たまにこういうのを書きたくなるから小説と言うものはやめられないのですー。

>>892
怖く思えてきましたかー。スイマセン……。
読み直してみるとちょっとやりすぎだったかもしれませんね。
加減せんと……。
あと「sage」を忘れないでくださいね。

902 名前:T 投稿日:2006/12/15(金) 17:06:39 [ soSloE3w ]
ここからは少年の目線でいきます
じりりりりりりりりりりどがあんいやな音が響き渡った。
みるとキルリアが壊れた目覚まし時計をにらんでいた
「あ、起きたねマスター」・・・・俺は恥ずかしくなり黙ってしまった
「もうちょっと違ういかたない?はずいんだよな」「じゃあご主人様」
俺は赤面した。一瞬遠い地域のモエタウンを想像した
「ええ〜いやなの〜しょーがないな名前何?あたしはエール(パクリですごめんなさい(>_<"))」
おれは「レン」「じゃあレンって呼ぶね?」「どうぞ」わーいじゃあ行くよ
「えっ?」「森に行くの」

903 名前:T 投稿日:2006/12/15(金) 17:13:56 [ soSloE3w ]
テレポートでいくの〜。わかったよ。
そして二人は森に飛んだ

904 名前:T 投稿日:2006/12/15(金) 17:33:33 [ soSloE3w ]
ここからは少年の目線でいきます
じりりりりりりりりりりどがあんいやな音が響き渡った。
みるとキルリアが壊れた目覚まし時計をにらんでいた
「あ、起きたねマスター」・・・・俺は恥ずかしくなり黙ってしまった
「もうちょっと違ういかたない?はずいんだよな」「じゃあご主人様」
俺は赤面した。一瞬遠い地域のモエタウンを想像した
「ええ〜いやなの〜しょーがないな名前何?あたしはエール(パクリですごめんなさい(>_<"))」
おれは「レン」「じゃあレンって呼ぶね?」「どうぞ」わーいじゃあ行くよ
「えっ?」「森に行くの」

905 名前:T 投稿日:2006/12/15(金) 17:55:41 [ soSloE3w ]
そして僕らは森についた底で見たのはとても恐ろしい光景だった
たくさんノグラエナがサーナイトの体をなめまわし
キル、ラルは小さな性器をしごかれていた
「うっ」おれは吐いてしまった。キルリアは向かっていったそのときキルリアの体が光
サーナイトに進化した「エールみんなを助けるんだ」が・・それは何が起こったのだろう一人の男が現れ何もかも吹き飛ばした
エールは何とか助けたが他のやつらがいない見ると男が捕まえていた。隣でグラエナたちが笑っていた」
「おっさんこれはあんたの仕業か!ゆるさねえ!」「どう許さないのかねそいつでわがグラエナたちと戦うのか?」
「ぐっエールはエスパータイプ勝てねえ」「見苦しいがきだしね」グラエナが襲い掛かってきた
「逃げるぞテレポートだ」「いやだっ仇をうつよあたし!」
「バッカヤロお前じゃ勝てないんだよ」「うるさい!」エールは駆け出した。
その後グラエナたちとエールが倒れていた。「少年、私は非常に不愉快だ死にたまえ」
ダーン!!底にはサーナイトとハンターが死んでいた
俺は泣いた泣いて泣いてそれからエールを埋めて帰ろうとした。
そのとき「ラルーラルーラル〜えぐえぐ」何かの泣き声がする
そこにはしんだサーナイトと卵の殻そしてラルトスが泣いていた。
俺と同じ孤独となった命おれはその子を抱きかかえた「帰ろう」なぜか俺はそういった
コクンコクンとうなずいた俺はそのことうちへ帰りまたおてんばにふりまわされることになる
このことはわすれないけれどこの命は守り抜きたい
おれはエールの墓に誓った。


906 名前:T 投稿日:2006/12/15(金) 17:57:28 [ soSloE3w ]
どうでしたか?
つぎはエル×女エリートトレーナーで行きます

907 名前:Tの弟 投稿日:2006/12/15(金) 18:07:00 [ soSloE3w ]
内の馬鹿兄がむちゃくちゃやってすいません。
もういじらせないようにするんですいません
きょうひらこうとしてほっといたらバ化兄が
ほんとすいません。

908 名前:Tの弟 投稿日:2006/12/15(金) 18:15:32 [ soSloE3w ]
将軍誠に申し訳ない限りです。
お許しください
私はこのスレに今日はじめて立ち入ろうと思ったのですが兄に教えたばっかりに。
ここをつかわしてください。

909 名前:名無しさん 投稿日:2006/12/15(金) 19:19:56 [ 55LLhC1U ]
>>896-905
とりあえず、まず文章をメモ帳か何かに下書きして、自分で校正し直してみて下さい。
それから、小説を書くときは、台詞ばかりにならないように注意すべきです。
台詞で情景を表現できる人もいますが、かなり熟練していないと難しいですので、
始めのうちは地の文で、誰にでも分かるように(ここ重要)情景を設定するようにした方がうまくまとまります。
あと、設定を後付けで継ぎ足すのは、極力避けた方がいいです。
どうしても足さなければならないときは、これまでの文と矛盾しないように、また、くどくなり過ぎないように注意してください。
最後に、一番大切なことを言いますが、
 句 読 点 打 っ て く れ 。
情景のこともそうですが、書き手は頭の中で想像しながら書いているので、ある程度は脳内補完できてしまいます。
しかし、その情景が頭に入っていない人から見れば、ただ読みづらい文章になってしまいます。
同じ原理で、読み手からすれば、句読点を打っていない文は、言わば弾幕系シューティングゲーム。
途中で息がつけないため、どこで区切っていいのか分かりづらくなります。

ここまで言ったことを注意すればもっと良い文章になると思いますよ。

910 名前:名無しさん 投稿日:2006/12/15(金) 21:27:49 [ soSloE3w ]
ついでにここでの礼儀やコツをおしえてください〜

911 名前:T 投稿日:2006/12/15(金) 21:38:05 [ soSloE3w ]
反省してます。
98さんがんばってください。

912 名前:98 投稿日:2006/12/15(金) 22:47:08 [ wLZjrzKo ]
こんばんは、98です。
ちょうど良い機会です。白黒はっきりつけましょうか。 

>>910にて「礼儀」や「コツ」を教えてくださいと書いてあるので。
「礼儀」と「ルール」を僕が僭越ながら考えてきました。
正直、「98ごときが出しゃばってんじゃねぇ!」と思う方もいるかもしれません。
そういう方は遠慮なく言ってください。
全部聞きましょう。ただし、荒れない程度に言葉だけは考えてください。

で、やっぱり「18歳未満お断り」だけではダメだと僕は考えました。
新スレも立っているようですが、次から書くことをテンプレとして記入していただきたかったですけど……。
遅かったようですね。
それでは、書かせていただきます。

1)スレのルールは必ず守ること。(どんなことがあっても、ここに足を踏み入れる以上は、ルールを守ること)
2)sage進行は基本中の基本。(これが守れない方はどうぞお帰りください)
3)小説を書くときの基本的なマナーを守ること。(公の場に小説を晒す以上、中途半端なものは読み手の方に失礼だと思ってください)
4)感想をもらったら、必ずそれに対するレスをすること。(僕は基本的に感想に対するレスをきちんとしてくれる方の小説を読みたいと思います)
5)分からないことがあったら、助け合う(調べるのもいいですし、僕なんかでよかったら相談に乗りたいと思います)

以上の5つを基本的なルールとして設けたいと思っております。
()内は僕の考えですので、読み流していただいて結構です。
前半の1と2はこのスレのみならず掲示板全体のルールです。
それすらも守れない方は正直……。
後半の3〜5は小説を晒す方として最低限のルールです。
これが守れていないと、後で手痛い目を見ると思います。

残り少ないレス数なので、なるべく消費しないようにまとめました。
それでは、お目汚し失礼しました。

913 名前:名無しさん 投稿日:2006/12/15(金) 23:59:15 [ 55LLhC1U ]
>>910
「コツ」というのは、すぐ見つかるものではありません。
俺も小説書きますけど、なかなか見つからず、暗中模索中です。
でも俺は、そういう模索中に、自分の作風や書き方が段々分かってくるものだと信じています。
ですから、あなたも上で98氏が仰っておられるルール、礼儀などを守りつつ少しずつ見つけていけばいいのではないか、と思いますよ。
ここに小説投下しない自分が言っても説得力はないと思いますが、参考までに。

914 名前:名無しさん 投稿日:2006/12/21(木) 20:53:10 [ .OUoktOs ]
アノ荒しが来て以来、何故か俺の確認する殆どのスレが停止しているような気がします。
年末だから忙しいのでしょうか?

915 名前:名無しさん 投稿日:2006/12/24(日) 01:10:15 [ PsHdE7hQ ]
フランス書院片手に書きゃそこそこエロくなるよ。

916 名前:水銀将軍 投稿日:2006/12/25(月) 05:27:02 [ aq3CHyiU ]
水銀です。お久
年末は忙しいんです。地獄絵図とはよく言ったもんだなとつくづく思います。

>>890
今回少し無理をした……かな?
>>891
私なんかでよければ……
>>901及び98さん
いえいえ、クロスオーバーではないです。
でもいつかやれたらやりたいもんですね。

さて、本編の続きとパラレルの続きを書かなければならないのですが、クリスマス用の企画があるのでそちらを先に投下します。
季節物は生ものですので時期を逃すと辛い……

急ピッチで書いたので少々見苦しい場面があるかもしれません。
本編・パラレルの続きまでの繋ぎになればと思います。
では投下します。

917 名前:水銀将軍 サタン・クロス 投稿日:2006/12/25(月) 05:29:12 [ aq3CHyiU ]
 12月、山も白く染まり、街は色とりどりの明かりが灯され、いよいよクリスマスシーズンとなってきました。

「はぁ・・・ご主人へのクリスマスプレゼント、どうしようかしら・・・」
 私は夕飯のお買い物で街へ来ていました。ついでにご主人へのクリスマスプレゼントの物色も
「ご主人、何が欲しいのかな・・・」
 ご主人なら何をあげても喜んでくれる。だけどどうせならご主人が喜ぶものをあげたい・・・メスの私じゃ男の人の趣向は解らない、みんなに聞いてみよう

「親分なら何でも喜んでくれるって!姉御の体にリボンでも巻いて『私がプレゼントです』ってやったらどうだい?ガハハハハ・・・すいません!!冗談です!!イヤッ!!その目やめて!!」

「ご主君に贈り物でござるか?心がこもってればなんでもいいと思うでござるよ」

「旦那に?手作りの何かってどうですか?僕ならそうしますけど・・・ご、ごめんなさい!!お役に立てなくって!!」

「主が欲しいものォ!?そりゃアレだ!!ほら、あれ・・・あの・・・」
「何言ってるかさっぱりっスよ。姐さん、隊長なら何でも受け入れてくれますって、心配するだけ野暮ってもんっスよ。」
「思い出した!アレだ、主がこの前『新しいマフラーに替えたいな』って言ってたぜお嬢!」

 皆同じことばっかり言ってる。けど、ご主人がマフラーを欲しがってるってことが解っちゃった。早速手芸屋さんに行かなきゃ♪
 
 手芸屋さんでブルーの毛糸を買ってきました。さっそく今日から製作開始です♪

 いつも通り夕飯を作って、片づけをして、お風呂に入って、皆が寝静まったら作業開始です。

…………

 12月中旬

「エンブレス」
「……」
「エンブレス?」
「……」
「エンブレス!!」
「!! ふぁい!!」
「どうしたんだ? 最近眠そうだな」
「いえ!! 何でもありません!!」
 いけない、毎日2時まで起きて作業してるからお仕事中に影響が出ちゃった……
「エンブレス、きついんなら休んでいてもいいぞ」
「(お嬢、無理は禁物だ。ゆっくりしてこい)」
「(安心してくだせぇ、親分は俺達がちゃんとサポートする)」
「(レディアンが屯所にいるから退屈はしないでござるよ?)」
「(そうだよ〜無理は良くないよ〜で、旦那、僕も屯所に……はい、スイマセン……)」
「(俺、エンブレスさんの分まで頑張るッス!)」
「皆……」
 皆、私が疲れている理由を知ってるから気にかけてくれる。
「有難う……じゃあ頼んでもいい?……」
 私がそういうと皆ニヤっと笑って送り出してくれた。
「な、何だお前ら!」
 言葉が解らないご主人は謎の団結を見て『?』を浮かべている。
「(ささ、親分、行きましょうぜ)」
「おいおい、押すなって……」
 ボスゴドラに背中を押されながらご主人は山に入っていった。


「さて、眠たいけど今の内に少しでも進めておこうかしら」
 私はこっそり持ってきておいた毛糸と編み棒を取り出して続きに入る。
「ふむ、器用に編むものだな、エンブレス」
 物珍しそうにレディアンちゃんが覗き込んできました。
「初めてだから不安だったけどそう言ってくれると嬉しいな」
「マフラーか、私もハッサムに何か贈るべきであろうか」
「ハッサムは『心のこもっていればなんでもいい』って言ってたわよ。でね、ボスゴドラが言ってたけど体にリボンを巻いて『プレゼントは私です』ってやると男の人は喜ぶって言ってたけど本当なのかしらね?」
「ふむ……リボンか……」
 この日はレディアンちゃんと話しながら結構進めることが出来ました。

 12月20日
 今日もご主人が眠ったのを見計らって作業開始です。大詰めです。頑張らなきゃ。

918 名前:水銀将軍 サタン・クロス 投稿日:2006/12/25(月) 05:29:44 [ aq3CHyiU ]
 12月23日
「エンブレス、明日はどうする? クリスマスパーティでもやるか?」
「良いですね。皆でやりましょう!」
「いや、あいつらは各々どこかへ行くそうだ。だからいるのはお前だけ、どうする?」
 皆私の事を気遣って……ありがとう
「じゃあ……二人っきりで……」
「ま、まあそうなるな。うん」

 24日
「「メリークリスマース!」」
 カチンとシャンパンの注がれたグラスを鳴らし、二人で乾杯しました。
「それにしてもすごいご馳走だな。どれから食べて良いのか目移りしそうだ」
 ご主人は取り皿に沢山の料理を盛っていました。
「沢山ありますからそんなにあせらなくても良いですよ」
「そんな事言ってもな……ん! んまい!」
 素直に美味しいと感想を言ってくれるご主人、これだけで私はまた作ろうと意欲が湧いてくる。
「んー!! 詰まった!! エンブレス、み、水……」
「えー!!」

 その後ご主人とゲームをしたり、借りてきた恋愛物の映画を見たりしてすごしました。
 
 そしていよいよ……
「ご主人……これ……」
「ん……何!? もしかしてプレゼントか!?」
「はい!」
 いやーっ! 何だか恥ずかしい!!
 手をもじもじさせてないと恥ずかしさでどうにかなってしまいそう。
「おっ! マフラーじゃん! そういえば“マフラーなんて何年も使ってなかったな”有難うエンブレス。」
 え? 何年も使ってなかった……?
「ご主人? 新しいマフラーに替えたいって……?」
「新しいマフラー? ああ、バイクのマフラーね。そろそろ新しいのにしたいなーって」
「そ、そんなぁ……」
 何てこと……ご主人が言ってたマフラーってバイクのマフラーだったのね……そうとも知らずに私ってば……ドジ……
 思わず涙が落ちてくる。今まで頑張ってきたことって何だったの?
「おい、どうしたんだエンブレス」
「だって……ご主人が欲しいのをあげたいって思って……」
 その時ご主人が私を抱きしめました。
「俺はね、欲しいものを貰える事よりも俺のために頑張ってくれた方が嬉しいんだよ?」
「ぐすっ……」
「毎晩遅くまで起きてたのはこの為だったんだよな? そこまでしてくれた物が嬉しくないわけ無いじゃないか」
「うわああん、ご主じーん!!」
 この後の事は恥ずかしくって書けません。
 私に出来たことはご主人の背中に爪を立てることくらい……

 余談 
 
 同時刻
「ハッサム!くりすますぷれぜんとだ!!」
「な、何でござるか!! その格好は!!」
 体にリボンを何重にも巻きつけたレディアン
「ぷれぜんとはわ・た・しだー!! 受け取れ! 心を込めた私の思い!!」
「うわあああああああああ!!!!!!!!  ………ああああああああ!!!!!!! アッー!」

919 名前:水銀将軍 サタン・クロス 投稿日:2006/12/25(月) 05:32:12 [ aq3CHyiU ]
以上です。
まとめサイトに載せる時に修正を加えようと思います。
では……

メリークリスマス

920 名前:名無しさん 投稿日:2006/12/25(月) 23:25:21 [ n07jZvyU ]
アッーwwwwwww

寂しいクリスマスでも気が晴れます。
では今後も頑張ってください。良い聖夜を。

921 名前:98 投稿日:2006/12/26(火) 12:50:17 [ wLZjrzKo ]
こんにちは、98です。
クリスマスもすぎ今年ももう1週間をきりました。
2006年、このスレにこれてよかったと思ってます。

>>919
 拝見しました。
 クリスマス特別版ということで、日記形式ですね。
 エンブレスさんのマスターへのプレゼントもさることながら、この話の落とし方も面白いです。
 ハッサム、アッー!


 クリスマス? ボコボコにしてやんよ
  *
  / \
 [ニニニ]
 ( ・ω・)=つ≡つ
 (っ ≡つ=つ
 /   ) ババババ
 ( / ̄∪

 それでは、失礼します。

922 名前:ラル川ラル男 投稿日:2006/12/31(日) 10:34:56 [ 4KfCTTgY ]
3の掲示板にも期待 水銀将軍さん

923 名前:ラル川ラル男 投稿日:2006/12/31(日) 10:38:39 [ 4KfCTTgY ]
昔やった♂サー×♀キルやれーーーーー!!!!

924 名前:ラル川ラル男 投稿日:2006/12/31(日) 10:44:45 [ 4KfCTTgY ]
だれかいる?へんじして

925 名前:キル川キル男 投稿日:2006/12/31(日) 10:47:09 [ 4KfCTTgY ]
来年来ます

926 名前:名無しさん 投稿日:2006/12/31(日) 12:11:31 [ wLKde6n6 ]
>>922>>925
なんなんだ?一体

927 名前:名無しさん 投稿日:2006/12/31(日) 12:30:25 [ D.B.eD9s ]
>>922>>925
痛い 帰れ

928 名前:キル川キル男 投稿日:2006/12/31(日) 12:31:25 [ 4KfCTTgY ]
ある町に、ある伝説がありました、その伝説とは、ある山の中に、万病を治すというキノコがあるという、伝説がありました。
その町の中に一匹のキルリアが、ある主人と住んでいました。しかし主人は10日まえから、とても重い病気にかかっていました。
そこでキルリアは、
キルリア「このままじゃ、主人が死んでしまう」
と思い、その伝説の山に生きました。
しかしながらこの山、とても真っ暗で不気味な山でした。そお思いながらキルリアは、どんどん山を登っていきました。
ある草むらから
「ガサガサガサ」
と音がしました。キルリアは、
キルリア「きゃあ」
っと叫び声をあげました。
そしてしりもちをつきころんでしまいました。
そしたら草むらから、細長いものが出て来ました。しかし、なんのへんてつもないただのアーボでした。しかし悲劇は起きた。
キルリアのいまの状況はころんでスカート?
がまくれていて、アソコが丸見えではありませんか!!、それをみたアーボは、ニヤニヤとわらいキルリアに襲いかかって来ました。
そしてキルリアは、背後を奪われ後ろからアーボが、巻きついて来ました。
そして、キルリアのアソコにシッポを入れ
口にアーボが、キスをしたでわありませんか、
キルリアは必死に抵抗しましたが、アーボが巻きついて、身動きが取れません。
アーボ「ほらほら、いっちまえよ」
キルリア「う〜んんんあ〜〜〜〜〜」
アーボ「ここがきもちいのか」
アーボはキルリアのアソコのなかにシッポを入れて出したり引いたりしました。
キルリア「あっいく、いっちゃうーー」
「じゅびびびびーーーーーーー」
と音がした瞬間
最後にアーボが、キルリアの口にシッポを入れて満足そうに帰っていきました。
そしてキルリアは30分くらいそこで倒れていました。
そして、べとべとになりながらも、
キノコを手に入れ、山をおりました。
そして主人のびょうきもなおり、
ときどき主人にねだってあれをしてもらいながら、平和に暮らしました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
はじめて小説書いたんですけど、どうですか?。
いままで水銀将軍様のをみるとよくおもいつくなと思って毎日書き込まずにみてました。わたしはキルリアやサーナイトやラルトス意外は好きになれなくなってしまいました。
人も好きに慣れない心になりました。
毎日毎日朝から晩まで心にラルトスが朝起きたら、となりでねてないかなと思います。
2007年も見させていただきます。
あなたがたの、小説を????。

929 名前:キル川キル男 投稿日:2006/12/31(日) 12:33:43 [ 4KfCTTgY ]
いつかまた書きます

930 名前:名無しさん 投稿日:2006/12/31(日) 12:44:01 [ drEpzxQw ]
もう少しで今年も終わりですね・・・

931 名前:キル川キル男 投稿日:2006/12/31(日) 12:49:21 [ 4KfCTTgY ]
そうですね

932 名前:キル川キル男 投稿日:2006/12/31(日) 12:51:10 [ 4KfCTTgY ]
1000スレもちかいですね

933 名前:キル川キル男 投稿日:2006/12/31(日) 15:01:58 [ 4KfCTTgY ]
誰か射る?

934 名前:キル川キル男 投稿日:2006/12/31(日) 15:33:48 [ 4KfCTTgY ]
誰可言留

935 名前:キル川キル男 投稿日:2006/12/31(日) 20:18:35 [ 4KfCTTgY ]
だれかいる?

936 名前:名無しさん 投稿日:2006/12/31(日) 20:23:53 [ J8snxSbY ]
無駄に加速してレスを消費させるな
っつーか上げるな

937 名前:キル川キル男 投稿日:2006/12/31(日) 21:31:28 [ 4KfCTTgY ]
すいやせん

938 名前:水銀将軍 投稿日:2006/12/31(日) 21:58:48 [ tZ0Kor4M ]
皆さん今晩は。
私がここに書き込むようになって早一年が経ちました。
最近は話を書く時間がなかなか取れず、
続きを楽しみにしてくださる方には申し訳ない事をしたと思っております。
時間を見つけて構想を練っておりますので近いうちに公開できると思います。お楽しみに

>>921
>>ボコボコにしてやんよ

     , -― ''"^'ー- 、
    /_, -――- 、、 ヾ-、
    l'´ ,..::'! .: {i,  ヽ、` 、` ー┐
    l _, 。ィ' li:.、ヒァ'  ヽ lj  /
   ノ  `ヾ、.:'.::`ミ/゙'、  Y^iイ_
  /  ⌒';,゙i, ri:.:i .::' メ、、_ノiトミ> <前が見えねェ
  l    ,:' /,';;;}:.ヾ:.   八リ
  丶    ' {;!゙' ::..  ,ィ'  ヽヽ
    ゝ−--- ― ァ'" ヽ
 (( イ    てヽ、{ そ ノ
   } 丶、、__(⌒Y⌒)i-、
   l   , -‐Z二二二ニ'^ー 、
   └r- ( (/ r==ュ  )  ) ))
     〉―ト(T)二二二二 彡イ
    ,)  ,l       |l!   l
   ゝ―ri,    シチュー l
   ` ̄´ l,         ,l
     (( l         /
       丶、、___ ノ


今年の目標が
『サー小説を書きまくって藻前らの金○をカラにすること 』
で、達成できたとは言えないので

来年の目標は
『サー小説を書きまくって皆のハァハァを満たすこと』

にします。

では、良いお年を

939 名前:98 投稿日:2006/12/31(日) 22:08:48 [ wLZjrzKo ]
もう今年も2時間をきりました。
いかがお過ごしでしょうか。98でございます。
ぜんぜん小説をうp出来てませんが、ちょびちょびと書いていますので。
来年の第1週に這うpしたいです。

>>938
クレしん吹いたwwwwww
まさかそれが飛び出してくるとはw

940 名前:名無しさん 投稿日:2006/12/31(日) 22:27:21 [ zkVTBNFI ]
閣下に98さん、御久しぶりです。
言いたい事は唯一つ!!
良いお年を!!
できれば、閣下の纏めサイトのチャットでカウントダウンとかしたかったです。
一応待ってますね。

941 名前:98 投稿日:2006/12/31(日) 22:43:01 [ wLZjrzKo ]
ミシロタウン。
 その日、ユウジとカリンは朝からいなかった。
 ユウが起きてきたとき、すでにサーナイトたちが起きていた。
「お、ねぼすけが来たぞ」
「あら、ねぼすけご主人様ですわ」
「マスター……」
 なんか酷いいわれようである。
 そして気づいた。
 両親がいない。
「あれ……親父たちは?」
「出かけたらしい。机の上に手紙があるだろう」
 ユウが寝ぼけ眼で手紙を読む。
 どうもサーナイトたちは目を通したらしい。
 落ち着いている。
「ん……」
 内容が頭に入らない。
 2〜3度読み返して初めて内容を把握することが出来た。
 ユウジとカリンはどうもフエンタウンにある温泉に向かったらしい。
 後でユウも来るといい、と書いてある。
 何が悲しくて、親と温泉に入らなければならないのか。
 が、たまにはいいかもしれない。
 立ち上がり、手早く支度をする。
 リビングで横になっているサーナイトたちに告げる。
「出かけるぞ」
「……どこに?」
「フエンタウン。温泉行くぞ」
 いやに唐突。
「マスターと温泉……ますたーとおんせん……ますたーと」
「ちょっ、サーナイトが! ユウ、サーナイトが!!」
「何で入る前にのぼせてんだ、コイツは……」
 とにかくボールの中にサーナイトたちを入れる。
 アルトはどうしよう。
「お前は……」
「留守番なんかしませんわよ」
「分かってる」
 外に出て「マッハじてんしゃ」を出してくる。
 ここからフエンまで約一時間ほど。
 待ってろ温泉。
 今すぐそこに向かってやる。
 なんだかんだ言って結構楽しみにしている彼でもあった。

942 名前:98 投稿日:2006/12/31(日) 22:43:35 [ wLZjrzKo ]
ミシロタウンを出て20分。
 ユウはキンセツシティにいた。
 この分ならかなり早く到着しそうだ。
 今、ポケモンセンターで休んでいる。
「ご主人様?」
「何か?」
「レンさんってどうしているんでしょうね」
「あー……」
 そういえば最近めっきり会っていない。
 一度だけ病院に顔を出したことがあった。
 しかしその時すでにレンは病院を辞めていた。
 今どこにいるのだろう。
 そもそもレンはどこに住んでいるのだろう。
 そんなことばかりが頭をよぎる。
「でも、どうして急に……」
「ご主人様おっぱい星人だから」
「まて」
 何だその偏見の塊のような発言は。
 そう言おうとしたが。
 あながち間違っていないのが怖い。
 今ここにサーナイトがいたら修羅場だろうが。
 ちなみにサーナイトの入ったボールががたがた音を立てていたのは言うまでもない。
「そろそろ、行くか」
 マッハじてんしゃにまたがる。
 アルトが宙に浮いた。
 アルとはポケモンではないために、ボールに入ることが出来ない。
 それでも見た目サーナイトなので勘違いされることもしばしば。
 だからこうして宙に浮くしかないのだが。
 111番道路。
 そこの北東は砂嵐が常に巻き起こっている地帯である。
 まあ今は別段用事がないのだが。
 そう、用事はなかったのだが。
 ユウが自転車を止めた。
「どうしたんですの?」
「声が聞こえる」
「声?」
 見ると砂嵐の巻き起こっている砂漠のほうから。
 ゴーゴーゴーグルを取り出す。
 これがあれば砂嵐も何と言うことはない。
 元来からの好奇心が災いして、ユウは砂漠の中に足を踏み入れた。
 声は確かに聞こえる。
 女の声だった。
「……みー」
「今、みーって聞こえましたわ」
「俺も」
「……ぷみー」
 今度は「ぷみー」。
 なんか怖くなってきた。
 だんだんと声が大きくなってきた。
 それだけ近づいていると言うことだが。
 ぼんやりと人影が見えてきた。
 多分そこにいる人だ。
「へるぷみー。 たーすーけーてぇー!」
「なんか、俺だんだん誰か分かってきたよ……」
「私もですわ……」
 瞬間、サーナイトのボールが勝手に開いた。
「レンさんの声です!」
「ちょ、おま!」
 確かにレンの声に「似ている」が。
 彼女だと言う保障はない。
 ゴーゴーゴーグルのピントを調節する。
「誰かー、たすけてー!」
 青い髪に年齢不相応の童顔。
 そして巨乳。
 間違いない、レンその人である。
「へるぷー、へるぷみー!」
「何やってんすか、レンさん!」
 ユウが走る。
 隣にサーナイト。
「ふぇ」
 半泣きの彼女。
 目の前にはノクタスが2体。
 砂漠地帯には稀に出没すると言う噂だが、まさか2体出てくるとは。
「バシャーモ、サーナイト、行け!」
「ぃよっしゃぁぁぁぁっ!」
「はい!」
 ノクタス、相手にとって不足はない。
 が。
「俺たちの相手じゃ!」
「ないです!」
 バシャーモが蹴り倒し、サーナイトがノクタスを吹き飛ばす。
 何と言うことはない、普通の戦いだった。
 とにかく今はレンをつれて、砂漠を抜ける。

943 名前:98 投稿日:2006/12/31(日) 22:44:27 [ wLZjrzKo ]
「で、話してもらいましょうか。ゴーゴーゴーグルも持たないで砂漠に入るなんて無茶ですよ!」
「うにゅー」
「ごまかさないでください」
 ほほを引っ張る。
 レンが半泣きで答える。
 実は弟がこのたびめでたく10歳を迎えた。
 そのため、何か欲しいものがあるかどうか尋ねたところ。
 弟はサンドが欲しいと答えた。
 ここは姉であるレン。
 サンドがいると言う砂漠へ向かったのだが。
 ゴーゴーゴーグルも持たない彼女にとって砂漠はまさに道の世界。
 サンドを捕まえるどころの話ではない。
 逆にノクタスの返り討ちにあったということだ。
「ミュウツーは家で弟と遊んでるし」
「ああ、ミュウツー……角が取れたなぁ……」
「エネコはひなたぼっこの最中だし」
「そういやエネコをパソコンから出してやらないとなぁ」
「……聞いてる?」
「ええ、ばっちり」
 そんな感じで話を続けた。
「ロコンは毒を受けてぐったりしてるし……」
「毒消しは?」
「ないのよぉー」
 それじゃあノクタス二体に絡まれて苦戦していたのも分からないでもない。
「それにしても……」
 レンが顔を近づける。
 ちょっとだけ後ずさりする。
「戻ってきたんだねぇ」
「ええ、腕も治って」
「うんうん、頑張った頑張った」
 頭をなでられる。
 不思議と悪い気分はない。
「で、どこ行くの?」
 きた。
 目をそらす。
 あまり、答えたくはなかった。
 言ったところでついてくる。
 言わなくてもついてくる。
「いや……その」
「温泉に行くんですよねー」
 死んだ。
「温泉? フエンタウンの?」
「ええ。レンさんもどうですか?」
「うん、行くよー」
 ああ……。
 やっぱりこうなるのか。

944 名前:98 投稿日:2006/12/31(日) 22:45:06 [ wLZjrzKo ]
フエンタウン。
「あら、ユウ。遅いじゃないの。お母さんたちもうでちゃったわよ」
 ポケモンセンターのロビーでユウジとカリンを見つけた。
 フエン温泉、それはポケモンセンターと一体型の大きな露天風呂のこと。
 それに入ればポケモンも人間もとてもいい気分になると言う。
 また、ここではないがナナシマと言う諸島にある温泉も気持ちが良いらしい。
「おう、ユウ! ……なんだなんだ、奥手だったユウが彼女連れてらぁ」
「もう、お父さんたら……。ごめんなさいね、今ちょっとお酒を飲んでてね」
「親父の酒癖の悪さは今に始まったことじゃないから良いけど……」
 ユウが二人にレンのことを紹介した。
 カリンと丁寧に挨拶を交わすレン。
 ユウジは相変わらず酷い酒癖で。
 とりあえずユウは脱衣所に。
 服を脱ぐ。
 出口が近いからだろうか。
 風が肌を通り過ぎていくたびに、冷たい感触だけが残っている。
 露天風呂にそんなに人はいなかった。
 よく見ると、清掃用具が出ている。
 もうしばらくしたら清掃が始まるのか。
 それで人がいないとしたら納得できる。
 まあなんにせよ大きな露天風呂に少人数ではいるのもなかなかゆったりしていて良いことだ。
「ふへー……」
「気持ちいいですねー」
「はふー……」
「ぽかぽかしてきました」
「まうー……ぁはうぁっ!?」
 ユウが立ち上がる。
 サーナイトがそこにいた。
「ゆっくり、せっかくゆっくり出来ると思ったのに……」
 ぼやく彼を尻目にサーナイトは頭にタオルを乗せていた。
 その直後、ブラッキーにアゲハント、スターミー。
 そしてアルトにレンも温泉に姿を現した。
 バシャーモとサンドパン。
 水が苦手な彼らはただただ見ているだけだった。
 それにしても湯気であまり見えないが。
 皆それぞれの時間を楽しんでいるようだ。
 アルとはサーナイトにちょっかいを出し。
 ブラッキーは静かに浸かっている。
 アゲハントはスターミーと戯れている。
 レンはタオルで前を隠して体を洗っている。
 こうしてみると、モデル張りの体つきをしている。
「んしょ、んしょ……ごしごしー」
 洗うたびに胸が揺れる。
 思わずそれに目が向かってしまう。
(うはー、スゲェー……)
「ユウくん、ユウくん」
「はい?」
「体洗ったげる。おいでおいで」
「いや、結構ですって!」
 レンが接近する。
 はらりとタオルが落ちた。
「あら、いけない」
「……っぷぅっ!」
 何度か体を重ねてきたレン。
 しかし今回は状況が違う。
 お湯で濡れた体。
 火照っているのか、高潮している頬。
 なんとも官能的だった。
「あらあら」
 そんなレンの声が聞こえた。

 ユウがぶっ倒れてから数時間。
 すっかり日も落ちかけていた。
「ん……」
 ユウが起き上がった。
 気がつけばポケモンセンターのソファに横になっていた。
「気がついた? ユウくん」
「レンさん」
「大変だったんだよ? ユウくん運ぶのって。バシャーモ君が温泉に落ちそうになるし、いろいろなところぶつけるし」
「ぶつけるって……そういえばところどころ痛いような…………?」
 しかも青あざになっているから余計にたちが悪い。
 動かすと痛みが走る。
 どこをどうぶつけたかは、あえて触れないが。
「……母さんたちは?」
「買い物に行きましたよ? マスターが寝込んでいる間に、フエンせんべいとか買ってくるって」
「なるほど」
 他の利用客は少ない。
 夕方だからだろうか。
 かなりまばらである。
「ねぇ、ユウくん」
「はい?」
「……そういえば聞いていなかったけど、あの怪我のこと」
「ぐ」
「あまり、無茶はしないでね? お願いだから」
 レンがそっと、手を置いた。
 ぷに、と柔らかく。
 ほんのりと、暖かいレンのその手。
 そして後ろに回り、抱きついた。
「ちょ、ちょ、ちょっ」
 ちょっと、が言えずにつっかえている。
「心配してるのは、サナちゃん達だけじゃないんだから……」
「……」
 何だか、悪い感じがしてきたユウだった。

945 名前:98 投稿日:2006/12/31(日) 22:48:36 [ wLZjrzKo ]
1月の1週目といっておきながら何だか話がすらすらと浮かんだので、うpします。
今回は温泉の話で、久方ぶりの「彼女」の登場です。
温泉という閉鎖空間なのでえちぃ展開に持っていけばよかったんですが、前回の小説で
ちょっと力が抜けまして……。今回は勘弁のほどを。

それにしても、ここまで遅々として進まないのはどうにかしたいです。
ジャ○プの漫画ではあるまいし。
それでは2006年最後の話でした。

946 名前:水銀将軍 投稿日:2006/12/31(日) 22:53:27 [ tZ0Kor4M ]
>>945
温泉良いですねぇ。
暇があったら私も行きたい・・・

>>940
私も参加しております。
何か話したいことがあったらどうぞ。

個人的にはいつか98さんと話してみたいですね。

947 名前:名無しさん 投稿日:2006/12/31(日) 23:07:53 [ zkVTBNFI ]
温泉・・・最近入ってないです・・・
今回は、ハァハァと言うより萌えの方が大きいですね。
来年も楽しみにしています!!

948 名前:気留利上 投稿日:2006/12/31(日) 23:40:49 [ 4KfCTTgY ]
来年こそ温泉へ

949 名前:881 投稿日:2006/12/31(日) 23:48:09 [ iRt/mDL. ]
ども、>>881です。これからは、881と、呼んでください。
にしても久しぶりにきてこんなにカキコされてるとは、
とにかく今年も後10分。閣下、98さんみなさん来年も
よろしく。OlZ(除夜の鐘響いてるww

950 名前:気留利上 投稿日:2006/12/31(日) 23:49:53 [ 4KfCTTgY ]
除夜聞こえない所

951 名前:気留利上 投稿日:2007/01/01(月) 00:00:36 [ 4KfCTTgY ]
あけましておめでとぉーーーーー!!!

952 名前:キル川キル男 投稿日:2007/01/01(月) 00:31:55 [ 4KfCTTgY ]
こちらこそ

953 名前:名無しさん 投稿日:2007/01/01(月) 17:34:33 [ eH61CZVo ]
皆さん明けましておめでとう御座います、
今年も宜しくお願いします。
嗚呼、初詣行ってない・・・

>>922-925 >>928-929 >>931-935
>>937 >>948 >>950-952
2006年に帰って下さい、この輝かしき2007年に貴方は必要ありません。
大宇宙という精密機械に貴方のような錆歯車はただの邪魔者、
新しい歯車と交換される運命なんですよ。
我侭を言わせて貰いますと、貴方にはこの言葉が御似合いです、

地に還れ、二度と甦って来るな

954 名前:名無しさん 投稿日:2007/01/01(月) 21:31:23 [ 0Wgk5c/Q ]
>>953 ちょ、精密機械なのに歯車はないだろwwwせめてICチップとかにしようぜ?

955 名前:キル川キル男 投稿日:2007/01/01(月) 22:45:51 [ WonAKi4c ]
新年から初突っ込みですね

956 名前:名無しさん 投稿日:2007/01/01(月) 23:28:57 [ wLKde6n6 ]
>>955
今更こんな事いうのもなんだがメール欄にsageといれろ

957 名前:キル川キル男 投稿日:2007/01/01(月) 23:39:54 [ WonAKi4c ]
実は私、この書きコミ
任天堂DSの特殊なソフトで書いているんです。

958 名前:ラル川 投稿日:2007/01/02(火) 09:17:06 [ WonAKi4c ]
はい。

959 名前:名無しさん 投稿日:2007/01/03(水) 10:06:24 [ J8snxSbY ]
>>950-952>>957-958
いい加減にしてくれ。自分のID見ろ。
 自 演 は す ぐ バ レ る か ら な ?
>>953
アンタ報告スレにも同じようなこと書いてたが…
日本語の語法が全く正しくない。
もうちょっと日本語勉強して来い。

960 名前:98 投稿日:2007/01/03(水) 18:22:08 [ wLZjrzKo ]
こんにちは、98です。
もう正月3が日も終わりですね。

>>946
 ありがとうございますー。
 かく言う僕も最近温泉に入ってませんけどね。
 温泉のもとなら家にいっぱい(ry

>>947
 ありがとうございますー。
 ハァハァは前回の読みきりで、今回は……すいません、力尽きてました。
 今年もよろしくお願いしますー。

961 名前: 投稿日:2007/01/05(金) 15:45:58 [ soSloE3w ]
aaaaaaaa

962 名前:T 投稿日:2007/01/05(金) 15:46:35 [ soSloE3w ]
sage

963 名前:キル川キル男 投稿日:2007/01/06(土) 13:00:31 [ vFRZvdeo ]
だれか小説書け

964 名前: 投稿日:2007/01/06(土) 13:17:51 [ soSloE3w ]
スレたてねえ?

965 名前:キル川キル男 投稿日:2007/01/06(土) 13:41:04 [ vFRZvdeo ]
もう3立ってますよ!

966 名前:名無しさん 投稿日:2007/01/06(土) 15:11:54 [ wLKde6n6 ]
>>963
偉そうな事いうな。それとメール欄にsageといれろ。
何度も言わせるな。

967 名前:メビウス1 投稿日:2007/01/06(土) 19:14:38 [ n4inJjoU ]
変わりにsage

968 名前:yuri 投稿日:2007/01/07(日) 02:56:54 [ 1.s3.nP. ]
久しぶりです、新年早々風邪引きました。
久しぶりに見てみると、あと少しでここも終わりですね。
(すると終われば自作自演のやりたい放題のVol.3で書くのか・・・)
とりあえず頑張ってください

969 名前: 投稿日:2007/01/07(日) 11:42:05 [ soSloE3w ]
さげ

970 名前: 投稿日:2007/01/07(日) 13:41:39 [ O1E3jC1Y ]
とりあえずsageの仕方も知らないDAME人間のために教えましょう
メル欄に[sage]って書きましょう
コレでスレがageられずにすみます
何も書かなかったり[???]等を書き込んだら自動的にスレがageられますので
sage進行のスレッドには必ずメル欄に[sage]と書きましょう
この説明でも分からない香具師はグーで殴ります

971 名前:ラルタロウ 投稿日:2007/01/07(日) 13:59:53 [ soSloE3w ]


972 名前:T 投稿日:2007/01/07(日) 14:00:36 [ soSloE3w ]
千はおれんものだ

973 名前:T 投稿日:2007/01/07(日) 14:01:30 [ soSloE3w ]


974 名前:名無しさん 投稿日:2007/01/07(日) 15:02:47 [ wLKde6n6 ]
>>971>>973
そんな事のために書くな。

975 名前:<削除> 投稿日:<削除> [ AyiN13nU ]
<削除>

976 名前:<削除> 投稿日:<削除> [ AyiN13nU ]
<削除>

977 名前:<削除> 投稿日:<削除> [ AyiN13nU ]
<削除>

978 名前:<削除> 投稿日:<削除> [ AyiN13nU ]
<削除>

979 名前: 投稿日:2007/01/09(火) 02:20:48 [ O1E3jC1Y ]
挑発に乗っちゃ負けです
荒らしは無視しましょう

980 名前:881 投稿日:2007/01/09(火) 14:17:46 [ inmkbwEc ]
>>979 そうそう。

このスレはまだ終ってないぞ〜!!

981 名前:yuri 投稿日:2007/01/09(火) 18:45:13 [ 1.s3.nP. ]
>>978
だから何ですか?

982 名前:名無しさん 投稿日:2007/01/12(金) 19:16:20 [ J8snxSbY ]
とりあえず流れを戻しましょう。
本当なら俺がSSの一つでも書ければいいんですが…

983 名前:名無しさん 投稿日:2007/01/13(土) 03:09:13 [ O1E3jC1Y ]
頑張れ!

984 名前:名無しさん 投稿日:2007/01/13(土) 09:41:12 [ IXyxAt42 ]
スレ復興になるかどうかは分かりませんが、
昔未熟な(今も未熟)俺が書いた小説をzip形式で出します。
何分一章が長すぎるので・・・

つttp://lugiatohouou.hp.infoseek.co.jp/novel.zip

アドレスに見覚えがある方はすいません、
大昔にうpしたのとは違うものを入れています。
「追放された奴が何堂々と出してんだ」とか言わないで・・・

985 名前:名無しさん 投稿日:2007/01/13(土) 12:39:20 [ sL6E/2g2 ]
>>984
投下はありがたく受け取るけど、正体をほのめかす発言はできるだけ控えたほうがいいですよ。

986 名前:名無しさん 投稿日:2007/01/13(土) 14:22:45 [ IXyxAt42 ]
>>985
すいません

987 名前:名無しさん 投稿日:2007/01/28(日) 18:36:04 [ 1xVp9R7Y ]
書いてもいいのかな?

988 名前:名無しさん 投稿日:2007/01/28(日) 18:50:05 [ 2HLqmlAY ]
>>987
「聞く前に書くべし」
ですよ。
かなり過疎化が進んでいるみたいですから、
何かインパクトの強いものがよろしいかと・・・

989 名前:名無しさん 投稿日:2007/01/29(月) 02:36:48 [ O1E3jC1Y ]
過疎化が進んでるから陵辱物でも書いてみるのがよろしいかと

990 名前:名無しさん 投稿日:2007/01/29(月) 07:23:44 [ xsxfE0yY ]
これだけ過疎ってれば何を書こうが文句は飛ばねえべな。

991 名前:名無しさん 投稿日:2007/01/29(月) 12:48:31 [ hMckK3Xk ]
そうか・・・1000いく前に出来ているのだけでも近いうちに投下しますわ。

992 名前:名無しさん 投稿日:2007/01/29(月) 16:48:50 [ O1E3jC1Y ]
あと8レスしか出来ないけどな

993 名前:名無しさん 投稿日:2007/01/29(月) 19:52:44 [ UKiQ7v9c ]
きっと前みたいに1000は閣下が取ってくれるのでしょう・・・
最近閣下を見かけないですね、98さんも。
忙しいのでしょうか?

994 名前:名無しさん 投稿日:2007/01/30(火) 02:08:36 [ O1E3jC1Y ]
んじゃ1000は閣下か98さん用に空けておきましょう



他の人が踏んだら、死刑だから!

995 名前:龍星 投稿日:2007/01/30(火) 13:30:53 [ XlFI6b46 ]
初めまして、龍星と申しますサーナイトの画像を探していたらここにたどりつきました、
いきなりですがこれからよろしくお願いします。

996 名前:名無しさん 投稿日:2007/01/30(火) 14:54:51 [ xyxc91BQ ]
>>994
ちょwwwハル(ピー)www

997 名前:名無しさん 投稿日:2007/01/30(火) 17:17:43 [ wLKde6n6 ]
ここのスレももう終わるんですね。
早いもんですね

998 名前:名無しさん 投稿日:2007/01/30(火) 17:59:44 [ lRQwTWqM ]
998…かな?
このスレが終わったら3スレ目に移動ですな。
要らんかも知れんが誘導
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/sports/5042/1166176701/l50

999 名前:名無しさん 投稿日:2007/01/30(火) 20:09:46 [ xyxc91BQ ]
なんとなく、スリーナインゲットです、閣下、98さん、1000ドウゾ。

1000 名前:名無しさん 投稿日:2007/01/30(火) 22:11:29 [ 6oD1riD6 ]
うにょ

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