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おもらし千夜一夜
1 名前:シャーリアル 投稿日:2002/10/20(日) 10:56
おもらしマニアの王様に聞かせる千のおもらし物語。
小説を書くのは大変なのであらすじのみで。
名前のところに第〜夜といれてください。

2 名前:第1夜 投稿日:2002/10/20(日) 11:26
 あてもなく旅を続けるひとりの女の子。
 ある日、朝からおしっこを我慢していた彼女は、ようやくたどり着いた町でトイレを探すが、なかなか見つからない。
 町の人にトイレの場所を尋ねると彼らはトイレというものはこの町にはないし、トイレというものが一体どういうものかも知らないと言う。
 野外で排泄するわけではない。彼らは排泄自体をしないのだ。
 彼女が町を訪れた直後、宗教上の理由からそれ以後30時間の町への出入りが禁止されてしまう。
 閉ざされたトイレのない町で苦悶する少女。そんな彼女を好奇な目で見る町の人々。
 町をさ迷い、偶然入った古道具屋で彼女はこの町で唯一存在するトイレの場所を知っているという老いた店主と出会う。
 どうやら昔はこの町にもトイレはあったらしい。それがある日突然、町の住人からトイレの存在と共に排泄に関する記憶が消されてしまったのだ。
 老人はかすかにではあるがトイレに関する記憶をもっていた。
 彼女は右手に老人から渡された古びた地図を持ち、左手は股間を押さえつけ、トイレのある場所に向かう。
 やっとたどり着いたのは教会の地下。
 たしかにそこにはトイレの入り口らしきドアがある。
 だが、そのドアは鍵がかかっていた。
 ノックをすると中から若い女の声がして、自分は魔女でもう99年11ヵ月29日23時間トイレに入り続けているという。
 そしてあと1時間で出てくるからもう少し我慢してほしいとも。
 とてもそんなに我慢できませんと言って少女はその場をはなれようとするがなぜか体が動かない。
 少女は股間を押さえつけ、必死に我慢するが1時間後、魔女がドアを開けると同時に盛大にもらしてしまう。

3 名前:第2夜 投稿日:2002/10/20(日) 11:45
 ある南の島で、ミスマーメードコンテストに参加した19歳の女性。
 順調に最終審査まで勝ち進むが、暑さのためにジュースを飲みすぎおしっこがしたくなってしまう。
 舞台の上で足をくねらせたり、腰を振ったりした悩ましげなポーズを取る水着姿の彼女。
 男性客はみな彼女の仕草に釘付けになる。
 彼女の尿意は急速に高まり、ついに限界という時、突然のスコール。
 彼女の水門が崩壊すると同時に雨は彼女の体を激しく濡らす。
 恍惚の表情でステージ上に立ち尽くす彼女。
 そして彼女はミスマーメードとなる。

4 名前:第3夜 投稿日:2002/10/20(日) 18:54
某有名病院に勤務する看護婦(25)。
自分勝手な患者のせいでトイレに行けず、ただ我慢を重ねるばかり。
そしてその患者の孫が見舞いに来る。
その孫と一緒に遊ぶ羽目になった彼女。
そのまま耐え切れずに・・・・。

そして今日は大学生たちが研修で訪れた。
多くのインターンの前で、再び失禁をしてしまう。
大人のプライドはボロボロに。

5 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/10/20(日) 22:13
おもらし物語を語るシェラザード姫萌え。

6 名前:第4夜 投稿日:2002/10/20(日) 22:55
 宇宙をさ迷う救命ポット。
 その中には幼い少女がひとり、うつろな目で漆黒の空間を見つめていた。
 彼女は人間ではない。精巧に作られたアンドロイドだ。
 正確に言うと人間のあらゆる性的ニーズに応えるために開発されたフェチロイドシリーズ768型Pipiだ。
 彼女の所有者は宇宙コロニーの爆発で命を失ったがその際、自分の身を犠牲にして彼女を救命ポットで脱出させたのだ。
 なぜ、彼が人間ではない彼女を救ったのかは分からない。もしかすると擬似人格を持つ彼女に恋愛感情をいだいていたのかもしれなかった。
 Pipiは狭いポットの中でソワソワと身をよじらせ、時折「トイレに行かせて」とか「おしっこしてもいい?」と言った台詞を幾光年も離れた星々に向かって投げかける。
 プレイモードに設定されたままポットに放り込まれた彼女の人工膀胱の中にははちきれんばかりの擬似的おしっこがあふれている。
 ただ、人間のそれとは違い、おしっこの増減は所有者の設定によって自由に調整することが出来る。彼女はおもらしギリギリの水量を膀胱に送り込まれ、それ以上増えることなくその水量を維持するように設定されていた。
 人間ではない彼女はコールドスリープに入ることもなく、その状態で何十年もひとり我慢を続けることになる。
 宇宙救助隊によってポットが回収されたのはコロニーの事故から64年後だった。
 ポットから出されたPipiは救助員に向かって「トイレに行ってもいい?」と言った。
 面食らった男がトイレの場所を教えるとPipiもびっくりした顔をする。今までトイレの許可などもらったことがなかったのだ。
 それでも彼女は立ち上がり、とてとてとてとトイレに向かって走り始めるが、途中ですてーんと派手に転んでしまう。
 その衝撃に何十年間も我慢していたものを放出してしまうPipi。
 床にしゃがみ込み、大声で泣き出すPipiに救助隊の男たちはおろおろと彼女の周りを取り囲む。

7 名前:第5夜 投稿日:2002/10/21(月) 11:40
 ドアをノックする音に男は青ざめた。
 この村の者で夜に徘徊するヴァンパイアの話を知らぬ者はいない。
 すみませんと、か細い女の声がドアの外から響く。
 実際、夜外に出てそのまま帰らぬ者が異常なほど続出していた。
 今では日が暮れると誰もがドアや窓に鍵を掛け、一歩も外に出ないようになっている。
 すみません、とまた声がするが男は無視をする。
 大丈夫と男は自分に言い聞かせる。ヴァンパイアは人が招き入れない限り、家の中に入ることはできないはずだ。
 あ、あの少しだけ中に入れていただけないでしょうか。
 無視。
 実はお手洗いをお借りしたくて
 笑止だと男は思う。この月明かりしかない夜の村で密かに用足し出来る場所などどこにでもあるではないか。
 あ、あのお願いです、お手洗いを・・・
 も、もう我慢できそうになくて・・
 お願いです、ここを開けてください
 男はかたくなに口を閉ざす。
 あ、ダ、駄目・・・
 お願いです、お願いです、お手洗いを・・・
 結局、男は一睡もせず、無言でドアを見つめたまま、夜明け近くまで過ごした。
 空が明るくなり始めても女の気配がドアの外にあった。
 恐怖が次第に疑問に変わる。
 もしかして外にいるのはただの人間の女ではないだろうか。太陽の下を歩くヴァンパイアなど聞いたことがない。
 男は十字架を握り締め、そっとドアを開けてみる。
 そこには若く美しいシスターが立っていた。彼女は両手で股間を押さえ、体をまるで痙攣のように震わせていた。
 男が声を掛けようとした時、しゃーという放水音が聞こえた。彼女の股間の辺りに黒いシミが広がっていく。
 シスターは恨めしそうに男を睨み、何か言おうとして口を開いた。2本の小さな牙が見えた。
 その時、太陽が向こうの山から顔を見せ、その光が彼女の後頭部を直射した。女は一瞬にして灰となり、風に乗って四散した。
 呆然と立ちすくむ男。
 結局、彼女は血を求めてこの家にやってきたのか、それとも本当にトイレを使いたかっただけなのか、男にはわからなかった。

8 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/10/21(月) 15:16
良スレだ!こういうのを待ってた

9 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/10/21(月) 17:23
>8
俺もそう思ってた。
良スレどころかこの板のメッカだ。

10 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/10/21(月) 17:24
>8
俺もそう思ってた。
良スレどころかこの板のメッカだ。

11 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/10/21(月) 17:24
>8
俺もそう思ってた。
良スレどころかこの板のメッカだ。

12 名前:第6夜 投稿日:2002/10/21(月) 23:15
 わずか17歳にして達人と呼ばれるまでに功夫を積んだ中国娘。
 父の仇である盗賊団の団長を倒すため、アジトのある廃村に忍び込む。
 村に残っているのは20名ばかりの盗賊たち。団長の姿はないが、日没までには戻ってくるはずだ。
 彼女は音もなく駆け、村に散らばっている盗賊たちを次々に打ち倒す。
 日没までにあと半刻あまりという頃になって5人の手下を引き連れて団長が戻ってきた。
 娘は物陰に隠れて彼を待ち受ける。団長は岩のような筋肉を持つ大男。他の雑魚とは違う。神技を極めたと言われる彼女でも一対一に持ち込まなければ勝利はおぼつかない。
 彼女の隣には美しい少年が寄り添い、恐怖に震えている。彼はある王の3番目の息子で、誘拐され、人質に取られていた所をアジトを急襲した娘に救い出されたのだ。
 娘はあらかじめ仕掛けておいたトラップで5人の手下を倒し、団長の前に出る。ようやく決着をつける時がきたのだ。
 ところがその時になって彼女は強烈な尿意を感じた。今まで緊張と復讐の高揚のために気づかなかったが、長時間寒空にその身をさらしていた結果だった。
 団長が娘に襲い掛かる。彼女はその攻撃をかわし、カウンターの攻撃を入れるが、いつもの技のキレが欠けていた。
 スピードでは娘の方がはるかに勝っていた。団長を翻弄し、次々に華麗な技を打ち込むが、どれも決定打に欠けている。
 彼女は唇を噛み、太股をすり合わせる。それを恐怖の表出と勘違いした団長のあざ笑い。
 彼女はしかし、それよりも少年の視線が気になってしょうがなかった。もしここでもらしたら自分の醜態は国中に知れ渡るかもしれない。そのことを想像し、娘は体を硬くする。
 団長は一瞬の隙を見逃さなかった。踏み込み、娘の腹部に正拳を入れる。痛み以上に尿意の波の大きさに彼女はその場に崩れ落ちた。
 さらに数発、拳を繰り出した後、団長は娘を仰向けにして犯そうとする。両手で娘の太股をこじ開けた。
 その時、彼女は動いた。両手の力で跳ね上がり、太股で団長の顔を太股で挟み込んだのだ。
 だが、それが限界だった。団長の顔を挟みこんだまま何度か身をよじらせた後、ついに彼女の結界はやぶられる。断末魔のようなうめき声と共に大量の液体が団長の顔に降り注いだ。
 その後のことを娘はよく覚えていなかった。気がつくと団長が彼女の足元にボロボロになって倒れていた。
 彼女の背後には食い入るような少年の視線があった。
 やがて中国全土に伝承されることになる聖水拳伝説のそれが由来であった。

13 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/10/22(火) 11:49
なんかここすごくいい。

14 名前:第7夜 投稿日:2002/10/22(火) 13:17
「だめだめ、無理無理、家までもたないって」
 まゆみは小さくお尻を振りながら口の中だけで呟いた。
 時刻は午前1時を回っていた。
 彼女は会社の忘年会を終え、家に帰る途中だった。
 最終電車に乗り、降りた駅で自転車の紛失に気がついた。
 しかたなく徒歩で家路に向かう彼女だったが、歩くと結構距離があるのである。
 尿意の急速な高まり。電車を下りた時点で感じてはいたのだが、寒さとビールとの相乗効果か、かつて経験したことのないスピードで限界点へと近づいていく。

「無理無理、絶対に無理」
 のぞみは腰をかがめぎみの姿勢で路地裏へと回り込む。辺りに人気がないのを確認するとスカートをめくり上げ、ゆっくりとその場にしゃがみ込む。
 ほっとひとつ息を吐き、顔を上げると目の前に何かがいた。
 犬だった。しかも巨大なセントバーナードだ。
 のぞみは声にならない悲鳴を上げ、立ち上がる。犬は不思議そうな顔つきでのぞみを見上げている。
 どうやら敵意はなさそうだ。彼女は震える足でそっとその場を離れた。

「もうだめ、本当にだめ、もう死んじゃう」
 のぞみは下腹部をそっと押さえながら今度は夜の空き地に足を踏み入れる。
 人気がないのを確かめるとその場にしゃがみ込む。
 叢から5匹の黒猫が顔を覗かせ、不機嫌そうな唸り声を上げた。
 ぞっとした。瞬間的に高まる尿意。のぞみは太股をすり合わせながら器用に走り去った。

「うわぁあ、出る、出ちゃう、出ちゃうんだから」
 のぞみはよろよろと畑の間にある、細い農道に入り込む。
 人気を確かめる余裕もなく、その場にしゃがみ込む。
 大きな蛇が鎌首をもたげた。のぞみはパンツを下ろしたまま、四つ足姿勢でしゃかしゃかと死に物狂い逃げ去った。

「なんなのよ、なによ、なんで蛇なのよ、今は真冬よ」
 のぞみは子供のようにしゃくり上げながら、幼児のように両手で股間を押さえつけ、よちよちと歩いている。
 いつの間にか彼女の住むマンションの前まで来ていた。
 一瞬、立ち止まり、泣き声半分でつぶやく。
「何よ、我慢できたじゃない、馬鹿みたい」
 左手で股間を押さえたまま、右手で鍵を取り出し、ドアを開けた。
 短い廊下を駆け抜け、トイレへと突撃する。
 はたして便器の上には新聞を広げたチンパンジーが座し、突然の来訪者に怪訝そうに顔を上げた。
 のぞみの左手に生暖かい感触がゆっくりと広がっていく。

15 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/10/22(火) 21:53
何か、ここいい・・・。

でも、俺には書けない。
打つ出し脳。

16 名前:第8夜 投稿日:2002/10/22(火) 21:56
 母校の高校で教壇に立つ教育実習の先生。
 童顔で下手すると生徒と区別のつかない彼女はちょっとシャイな性格。
 慣れない、教える側の立場に舞い上がってしまい、休み時間もトイレに行くのを忘れてしまう。
 結果、授業中に教壇の上でもじもじすることになってしまう。
 教室の後ろでは恩師が彼女の授業を見守っている。
 とてもトイレに行ってきますとは言い出せない。忘れ物を取ってくるというのもちょっと無理がある。
 だんだん我慢が出来なくなる。
 彼女は無意識のうちに足踏みを繰り返す。
 その行動が生徒たちの注目を浴びていることに気づき、彼女は顔を真っ赤にする。慌てて授業に集中しようとするが、思わず早口になるのを押さえられない。だんだん自分でも何を言っているのか分からなくなる。
 次第に意識が朦朧となってきた。
 水門がひくひくと痙攣する。
 ―だめ、だめ、だめ、だめ、だめ・・・
 彼女は右手にもったチョークを黒板に押し付けたまま凍りつく。
 スカートのお尻の部分に黒いシミが広がっていくのに生徒たちは気がついた。
 騒然とする教室。
 彼女はしゃがみ込み、すすり泣く。

 だけど彼女は翌年には非常勤ではあるが、正式に教師という立場になり、教鞭をふるうことになる。
 童顔で小動物のように愛らしくて、妙に周囲の保護欲を掻き立てる彼女は、生徒たちの熱烈な励ましによってなんとか立ち直ったのだ。
 その中には数奈という姐さん肌の女生徒がいて、彼女との奇妙な友情を育むことになるのだが、それはまた別の話である。

17 名前:第9夜 投稿日:2002/10/23(水) 07:42
「すみれ、私もうダメなの」
 隣を歩いていた睦月があたしのコートの裾を掴み、蚊の鳴くような声で言う。
「ダメって、何が?」
 すみれは赤面し、顔を伏せる。
「オシッコ」
 辺り一面の雪。耳が痛くなるような静寂。睦月の小さな声も必要以上に響き渡った。
「その辺ですればいいだろ?どうせ誰もいるわけがない」
 そう、誰もいるわけがない。みんな睦月が殺してしまったのだから。
「だって・・だって葉月が見てるんだもん」
 その言葉にあたしは胸の奥に小さな痛みを感じる。葉月。かつてのクラスメート、無二の親友だった少女。
「今も見てるのか?」
「ずっと見てるよぉ」
「だったらしょうがない。彼女が眠るまで我慢するだな」
 あたしの出した結論に対し、睦月は半泣きになって抗議する。
「そんなの無理だよぉ」
 涙目であたしを見上げ、くねくねと身をよじる。その言動からはとてもあたしと同い年とは思えない。
 ひとりで世界を滅ぼしたという事実などは全く冗談そのものに思えてくる。
 だが、信じないわけにはいかない。私は、人々が睦月の力によって無残に朽ちていくところを、この目で何度も見てきたのだから。
「お、お願い、すみれ、おトイレ探して」
「あるわけないないだろ、こんな所にトイレなんて」
 あたしはそっけなく言う。
「だって、だって・・・」
 おどおどとした声。極度に気が弱く、感受性の強すぎる睦月にとって他者は恐怖の対象でしかない。だから皆殺しにしたのだ。ガラガラ蛇の谷に突き落とされた男が手にしたマシンガンを乱射するように。
 ただし、睦月のそれは青大将一匹にダイナマイトを使うような行為だったけど。
 あたしだけが生かされたのは世話係のつもりか、それとも彼女が唯一殺せない相手、葉月に対する牽制のつもりなのか。まずはそんな所だろう。
「あっ、あああ、あああ」
 彼女は両手で股間を押さえ、足踏みを始めた。
「おいおい、こんな所で漏らしたら家に帰るまでに風邪ひくぞ。いい加減あきらめてその辺の茂みで・・・」
 あたしは不意に言葉を止めた。睦月の動きが急に止まったからだ。睦月はうつむけた顔を上げ、あたしを見た。
 そこには満面の笑顔があった。あたしがあこがれていた屈託のない笑顔だ。
 「葉月」はあたしを満面の笑顔で見つめ、そして全身全霊であたしを憎悪した。
 分かっている。なんとなく睦月と和解してしまっているあたしのことを彼女は許せないのだ。こういう状況になってなお、生に執着しているあたしを軽蔑しているのだ。
 彼女の笑顔は一瞬で泣き顔へと戻っていく。葉月が睦月へと変化する。
「あっ、あぅぅ・・ああああー」
 睦月は情けない声を上げた。足元の雪が生暖かい液体にさらされ、わずかに溶ける。睦月は股間に大きなシミを作って泣いていた。
「いやっ、葉月ぃ、見ないでよぉ・・・そんなに笑わないでよぉ」
 睦月は泣き叫ぶ。
 もともと葉月の裏人格であった睦月。だが葉月は、浮かび上がった睦月の人格が彼女の恋人と家族を殺して以来、ずっと意識の闇の中に沈んだままだ。
 しかたなく主人格を演じるしかなくなった睦月。葉月はそんな睦月を闇の中からじっと見つめ続けている。睦月が殺した他者たちの怨念すべてを背負いながら。
 葉月は睦月の人格を消滅させた後、自分も自殺するつもりなのだろう。
 だけど、こんな状況でも、葉月には分かってもらえないかも知れないけれど、あたしは葉月と共に生きていきたいのだ。
 だから錯乱した睦月には優しい言葉も掛ける。
「ほらほら、そんなに泣く事じゃないだろ」
 あたしは泣きじゃくる睦月を根気よくなだめ、泣き止むのをまってから一緒に家路についた。
 下半身を冷やして震える睦月があたしにしがみつく。あたしは彼女をコートで包み込み、肩を抱いてやる。
 彼女の尿を匂いを鼻腔に感じながらあたしはなぜか、ひどく安らかな気分に浸っていた。

18 名前:第10夜 投稿日:2002/10/23(水) 11:37
「お、お師匠様〜、私もう我慢できないかも」
 私は寄せては引き、引いては寄せる尿意の波についに根を上げた。
「なんですか、そんなみっともない声を出して」
 お師匠様は私の方を振り返り、ため息混じりの声で言う。
「今日は小水断ちの日。日没まではいかなることがあっても用足しは禁じられていることはお前もよく知っているはずです」
「で、でもいきなりお茶碗に白湯5杯なんてきついです。それに私は今日が初体験なわけで・・・その、少しはおまけしてくれても」
「駄目です。だいたいお前は常日頃から修行の準備をしておかないからこういうことになるです。私がお前の年頃には白湯十杯で丸一日は耐えたものでしたよ」
 ちなみに私はかぞえで14歳。お師匠様は見た目は二十歳をちょっと越えたぐらいに見えるけど本当はもっとずっと年増のはずだ。
「でもでもでも、本当にもう我慢できないんですよ〜」
 私は大げさに体をくねらせて見せる。街道を通る人々がちらちらこちらを見る視線が少し痛いけど今はそれどころではないのです。
「次から死ぬ気で頑張りますから、そこの茶屋で厠を拝借させてください。お願いします」
 私は下げた頭の前で両手を重ね合わせ、お師匠様を拝んでみせた。
「そんなことを言ってるからお前はこの年になっても未だに巫女姫修行御免状もいただけないのですよ」
 巫女姫修行御免状というのは・・・説明が面倒なので省略。
「だってお師匠様・・・」
「いいえ、駄目ですとも。死ぬ気でやると言うのなら、今、死ぬ気で我慢してみせなさい。後一刻もすれば日も暮れるでしょう。そのころには権正様のお屋敷に着いているはずです。そこではばかりをお借りすればいいでしょう」
 そう言うとお師匠様は一方的に話を切り上げ、すたすたと歩き出す。私は泣きたい気分でお師匠様の後をついていく。

 半刻後。
 私は本気でもう我慢が出来なくっていた。お小水の出口が絶え間なくひくひくと震えている。
「あっ、あん、うんっ、あはぁん」
 私の口から時折、怪しげな声が漏れていたが、お師匠様は何も聞いてないふりをしてすたすたと前を歩き続ける。
 もはやこれまで。私は意を決し、お師匠様に告げる。
「一足先に権正様のお屋敷に参りますっ」
 そう言うと私は走り出す。もちろん嘘だった。走ったところで間に合うはずがない。
 お師匠様を巻いて、どこかで用を足して、お師匠様には用足などしてないと言い張るのだ。みえみえの嘘だけどこの際しかたがないのです。
「あっ、これ、待ちなさい!」
 お師匠様は慌てて私を追いかける。足には自身があったけどはちきれんばかりのお小水を抱えてうまい具合に走れなかった。
 すぐに追いつかれて首根っこをつかまれた。
「あっ!」
 私は体の重心を崩し、半転して倒れた。それに引っ張られてお師匠様も私の上に倒れてくる。
 強い衝撃が下腹部を襲った。鉄砲水が裂け目から今まさに飛び出そうとする感覚。
 ふと見ると私の着物ははだけ、大事なところが丸見えになっていた。ちょうどその上にお師匠様の顔があった。
 まずいとは思ったけれど、もうどうしようもないのです。
 私の意志とは関係なしにお小水はものすごい勢いで飛び出し、お師匠様の顔を直撃した。
 かりそめの至福の後、重い沈黙が二人の間に立ち込めた。
 やがてお師匠様は懐から手ぬぐいを出して自分の顔を拭くと立ち上がり、無言で歩き始めた。私は慌ててその後を追いかけていく。

 その後、あの時のことはお師匠様はひとことも口に出さない。
 ただ、二人きりになった時など以前より重い空気を感じることがある。
 今でも小水断ちの修行は月に一回の割合で行われて、その度に私はちびりそうになるけど、お師匠様の無言の圧力を感じて、私は弱音を吐くことができなくなってしまった。

19 名前:第11夜 投稿日:2002/10/23(水) 13:06
 高校1年生の麦島萌香は、はじめてこの学校のマラソン大会に参加する。
 スタート地点は近くの小山の山頂で、そこからふもとに下り、周囲を一周してまたスタート地点に戻ってくるコースだ。
 萌香は下りのコースを快調に飛ばし、ふもとに下りた時点ではトップ集団に入っていた。
 ところがスタート前にあまりの暑さについつい水分を取りすぎたためにコース途中でおしっこがしたくなってしまう。
 萌香は尿意を気にしてずるずると順位を落とす。
 それでも上位3分の1ぐらいの位置をキープしていたのだが、山のふもとに戻ってきた頃にはいよいよ我慢がきかなくなってしまっていた。
 ふもとからゴールにかけては先に走り終えた男子生徒が女子の応援、というよりもほとんど女子観賞のためにその場にとどまっている。
 何よりこの学校の指定体操服は今では希少価値のブルマなのだ。
 萌香は片手でブルマの前を押さえるという恥ずかしい格好で男子たちの視線の中を走る。
 懸命に我慢を続けるが、山腹の中ほどでついに限界が来て漏らしてしまう。
 坂道を萌香の漏らしたおしっこが流れていく。
 しゃがみ込み、泣き崩れる萌香。

20 名前:17 投稿日:2002/10/23(水) 15:23
>>17
4行目
×すみれは赤面し、顔を伏せる。⇒ ○睦月は赤面し、顔を伏せる。

21 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/10/23(水) 23:22
な・・・なんでこんなところにこんな良スレがあるんだ?

22 名前:第12夜 投稿日:2002/10/24(木) 02:57
森の中大きな屋敷に震える少女が1人、彼女はこの屋敷のメイド。
些細な事で主人の怒りをかい、朝からお手洗いに行かせてもらえない。
尿意は高まり体を小刻みに震わせ続けている。
ティータイムに主人に紅茶を運ぶが、主人は自分はいらないからお前が飲めと言う。
断る事も出来ず、震える手でカップを持ち飲み干す彼女に、ポットに入ったお茶も飲むように促す主人。
顔を真っ青にしながらも命令には逆らえず、1杯また1杯と大量の紅茶を飲み続ける彼女。
やがて、紅茶を飲み終える事なく彼女に限界が訪れるのでした、、、

23 名前:第13夜 投稿日:2002/10/24(木) 14:25
 ドアを閉じたまま停止しているエレベーター。その中に制服を着た少年と少女。

 楓:「動かへんなぁ」
草汰:「ほんまやなあ」
 楓:「あれからどれくらいになるやろ」
草汰:「うーん、2時間ぐらいかなぁ」
 楓:「非常電話も通じへんし、もしかしてあたしら死ぬまでエレベーターの中やろか」
草汰:「なにアホなこというてんねん。すぐに誰か故障に気がつくはずや」
 楓:「せやけど現にこの2時間、物音ひとつせんやないの」
草汰:「落ち着きいな。60世帯が住んでるマンションやで。そのうち誰かが気が付いて管理人に知らせるに決まっとる。焦ってもしゃあない。気長に待とうや」

 しばしの沈黙。草汰、楓の額に汗の粒が浮かんでいるのに気がつく。

草汰:「なんや楓ちゃん、暑いんか?」
 楓:「草汰、お前な。今は12月や。暖房もろくに効いてないし。暑いなんてことあるわけないやろ」
草汰:「せやけど、すごい汗や」
 楓:「この汗はそいう意味とちゃうねん」
 楓、急に小刻みに震え出す。
草汰:「楓ちゃん、寒いんか?」
 楓:「いやそやからな、暑いとか寒いとかそういう問題じゃのうて。いや確かに寒いという事実は、この事象の原因の一端を担っているわけではあるけど、たとえその原因のファクターを除去してもその事象そのものが消失するわけではなく、その本質的問題とはやや核心を別にしているわけなんよ」
草汰:「なにわけのわからんこと言ってんねん」
 楓:「なあ、草汰」

 楓、草汰に対して背中を向け、天井の方に向かって口を開く。

 楓:「あたしは今、14歳や」
草汰:「知っとる。オレはひとつ下の13歳や」
 楓:「もう子供やないんや」
草汰:「大人でもないけどな」
 楓:「そう、微妙な年頃や。それにあたしは女の子や」
草汰:「少なくとも男には見えへんわな。結構、美人やし」
 楓:「要するに多感な乙女なわけなんよ。だからな、たとえ、幼馴染のあんたにも言えないことがあるわけなんや。分かるか?」
草汰:「だったら別に言わんでええわ」

 楓、草汰の方を振り返る。その顔が蒼ざめている。

 楓:「せやけど、せやけどな。たとえその秘密を乙女の胸にしまいこんだとしてもよ、悲劇の足音はもうすぐそこまで近づいて来ているわけで、悲劇の訪れた後にはその秘密など何の意味も持ちえなくなり、けれどもその秘密を打ち明けたところでその事象が改善される可能性は極めて低く、もし仮に事態の急転によって事象の改善が図られた場合、秘密の打ち明けそれ自体が乙女の汚点となることから、そこに年頃の娘としての葛藤が存在するわけなんや」
草汰:「だから要するになんなんや」

 楓、股間を押さえ、前かがみになる。

 楓:「だから要するにおしっこが洩れそうなんだってば!」
 しばしの沈黙。

草汰:「・・・それってやばいんか?」
 楓:「かなりやばい。信号の赤黄緑で言えば、赤。コンビ弁当で言えば、賞味期限が切れて24時間後。東大志望の予備校生で言えば偏差値49」
草汰:「だめだめやな・・・」
 楓:「うっ!」
草汰:「どないしたん」
 楓:「お、おしっこが出口でひくひくしてるねん。も、もう本当に洩れそうや」
草汰:「陳腐な言いかたでなんやけど、隅っこでやっちゃえば?オレがしたことにしとくから」
 楓:「ち、陳腐な言い方でなんやけど・・エッチ」」
草汰:「せやけど、そんなこと言ってる場合やないと思うんやけど」
 楓:「あかん、それだけは乙女のプライドが許させんのんや」

 急にエレベータが動き出す。

草汰:「あっ、楓ちゃん、動き出したで」
 楓:「た、た、助かった」
 やがて停止し、開くドア。二人が飛び出そうとすると閉まるドア。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「なんでやねん!」
ドアにつっこみを入れる楓。思わず、ドアを蹴り上げると一気に尿意がこみ上げてきた。
「あ、あかん」
 楓は股間を両手で押さえ、ピョンピョン、ウサギのように飛び跳ねた。その時、再びドアが開く。
「今や」
 草汰は楓の腕をつかみ、外に向かって走る。二人は半分転げながらエレベーターから飛び出した。
「はあ、助かったな、楓ちゃん」
「あかんねん」
 楓は床に膝をつき、股間を押さえたまま動かない。
「もう、おしっこ出てるねん」
 見るとめくれて丸見えになったパンツにゆっくりとシミが広がっている。それがたちまちすごい水流になって床に落ちてゆく。
 楓は恍惚と哀しみの入り混じった顔をしてつぶやいた。
「ああ、もうお嫁にいかれへん」
 その時、足音が聞こえてきた。足音はエレベータに向かって近づいてくる。
 草汰と楓は口を揃えて言った。
「どつぼや」

24 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/10/24(木) 19:29
どこかで見たような話ばかりなのに、
なんでこんなに魅力的なスレなんだろう・・・。

25 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/10/25(金) 01:40
>24
それは作者の文章力でしょう。

26 名前:第14夜 投稿日:2002/10/25(金) 15:07
 大きなお屋敷でちっちゃな女の子がトイレを探しています。
 いっぱいあるドアを次々に開けてみるけれどトイレはなかなか見つかりません。
 おしっこが出そうで女の子は、パジャマのズボンの前を両手でくしゃくしゃにして走ります。
 女の子はトイレと大きな文字で書かれたドアを見つけました。
 喜んで飛び込むとそこは学校の教室でした。
「なにしてるの、授業はもう始まってますよ」
 そう言われて女の子はパジャマのまま席に着きました。
 もじもじもじもじもじもじもじ。
 女の子は授業の間、ずっと体を揺すっています。
 おしっこが早く外に出してと泣いているのです。
 やっと授業が終わりました。
 女の子は教室を飛び出し、トイレに向かって走ります。
 しかし、廊下は女の子の走る方向と逆に向かって走るのでいつまでたってもトイレに着きません。
 死に物狂いで走ってやっとトイレに着きました。
 中に飛び込むとそこは遠足のバスの中でした。
「よーし、みんな乗ったな。出発進行!」
 そんな声がしてバスは走り始めます・
 ゆっさゆっさゆっさゆっさゆっさゆっさ。
 女の子は座席の上で体を前後に揺らして我慢します。
 おしっこは怒って、無理やり外に出て行こうとしてるのです。
 バスは渋滞に巻き込まれて中々前に進みません。
「早く、早く、早く、早く」
 女の子はおしっこの穴をきゅっと締めて必死で祈ります。
 やっとバスがパーキングエリアに止まりました。
 女の子はバスから飛び出してトイレに飛び込みます。
 間違いなくそこはトイレです。
 中に入ろうとすると同じクラスの友達がやって来て女の子に言いました。
「ここは夢の世界だよ。ここでおしっこするとオネショしちゃうよ」
 女の子は自分のほっぺたをつねってみました。
 ちっとも痛くありません。
 女の子は泣きながらバスに戻ります。
 女の子の我慢は続きます。

27 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/10/25(金) 21:03
他の人も書いた方がいいのかな?

28 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/10/25(金) 21:14
大いに書けばいいと思ふ。

29 名前:第15夜 投稿日:2002/10/25(金) 23:21
 眠り姫は夢と現の間をさ迷いながら王子様の訪れるのをひたすら待ち続けていました。
 いばらに覆われた深い森。
 魔女に眠りの魔法をかけられてすでに100年になります。
 年をとらないように新陳代謝は極端に押さえられていますが、それでも全くないわけではありません。
 百年の間におしっこもゆっくりと溜まっていきます。今ではもう貯水量ギリギリの所まできていたのです。
 眠ってはいても彼女にはぼんやりとした意識はありました。もれそうな彼女はなんとか眠りから覚めようとしますが、魔女の魔法は強力でびくともしません。
 疲れ果て、意識を深いところに静めると今度は悪夢が襲ってきます。
 宮殿の中、重臣たちの前でおしっこが洩れそうになる夢。
 舞踏会で大勢の来客の中、我慢ダンスを披露する夢。
 街の中を全裸でさ迷い、下々の者にトイレを貸してと必死で訴える夢。
 姫の体は眠りながら小刻みに痙攣しています。もういよいよ限界が近づいているようです。
 こうなれば一刻も早く、眠りの魔法を解く鍵となる王子様の口付けが必要です。
 ああ、わたくしの王子様。お願いですから早くわたくしを見つけてくださいまし。
 眠り姫は夢と現の狭間で必死に祈ります。
 願いが天に通じたのか、ひとりの王子様が眠り姫の噂を聞きつけ、いばらの森にやってきました。
 姫の眠る棺を見つけ、ゆっくりとそれを開けます。
 眠り姫のかすかに苦悶に歪む、美しい顔がそこにあります。
「私の愛しい姫様。今、お救いいたします」
 王子様はそう言うと眠り姫の唇にそっと口付けをします。
 眠り姫は目を開けました。
 百年ぶりに目を覚ますと尿意の感覚も一層激しくなり、もうどうにも我慢ができなくなってしまいました。
「ああ、もう駄目!」
 しかし、王子様は姫の目覚めに感動して、彼女をしっかりと抱きしめます。姫は身動きがとれません。
「ああっ、ごめんなさい、ごめんなさい」
 彼女は涙を流し、体を緊張の開放に打ち振るわせておしっこを流します。
 それから二人がどうなったかは誰も知りません。

30 名前:第16夜 投稿日:2002/10/26(土) 02:40
彼女は生まれつき重い病気を患っていた。
先天性腎不全。
しかし、医療技術の進歩は彼女のような症例をも克服する事を可能にした。
十四歳という彼女の若さがチャンスを生み、世界初の人工腎臓使用者として白羽の矢が立った。
手術後、彼女が目を覚まして最初に目にした相手は、術後の経過を心配する両親ではなく、点滴を交換しに来た看護婦だった。
「あら、そんなすぐに起きあがるものじゃないわ。気分は悪くない?」
上体を起こそうとする彼女を制するように看護婦は言ったが、彼女は首を振って起きあがり、自分の両手を見つめながら握って開いてを繰り返した。
看護婦が心配するのはもっともだが、彼女にしてみれば気分はすこぶる良い。
そんな彼女の様子を見ていた看護婦はインターフォンを通じて担当医と主任看護婦に連絡を取った。
「ホントに大丈夫なの?」
「はい、河原の方まで歩いて行けそうな気分です」
天気のいい日なら河川敷は良い散歩コースだ。
「外出については先生と相談してからね。起きたのならカテーテルは外してしまいましょ」
看護婦はそう言うとシーツをまくって彼女の股間に刺さっていたカテーテルをそっと引き抜く。
経験のない感覚に思わず彼女は身を震わせる。
丁度その時、血圧計を脇に抱えた医師と銀色のトレイを持った看護婦が彼女の病室に入ってきた。
「おはよう。やっぱり顔色いいね」
親近感を抱かせる口調でそう言った医師は、空いている手でストゥールをベッドの脇に下ろし、
血圧計をサイドテーブルの上に載せると、彼女に寄り添うような位置に置かれたストゥールに座って
「さっそくだけど、血圧と採血を済ませよう。それが終わったら着替えて、病院の中なら歩いてもいいよ。検査の結果次第では外出も出来るから」
医師はそう言って彼女の右腕に腕帯を巻いた。彼女の左腕には点滴針が刺さっている。
ディジタル式の血圧計はボタンを押すだけで腕帯に空気を送り込み、自動で血圧と脈拍数を計測する。
その間、医師と一緒に来た主任看護婦は採血用の注射器とガラス管、消毒綿の用意を進めていく。
「オシッコは?」
主任看護婦が最初から病室にいた看護婦にそう尋ねた。
「採れてます。カテも外しときました」
市販されている砂糖パッケージくらいの透明な袋ほぼいっぱいに山吹色掛かった液体が溜っていた。
それが自分のオシッコだと気付いた彼女はそれから目を逸らすように俯いた。
「恥ずかしがらなくても平気よ。オシッコがたくさん出るのは病気じゃないわ。むしろ病気が治ったおかげよ」
主任看護婦はさらりと言ってのけたが十四歳の彼女にとって気持ちの切り替えはそんなに簡単な事ではなかった。
医師は血圧計を操作して腕帯が膨らんだままの状態にし、彼女の腕をとって消毒をはじめた。
透析や検査で慣れている彼女にとって針刺しはさほどの恐怖を与えない。その為採血も滞りなく終わった。
医師と主任看護婦が出て行ったあと、彼女は再び看護婦と二人きりになった。
「どうする?着替える?手を貸すわよ」
まだ点滴が繋がっている為、袖を通す事は出来ないが、手術着の下には何も付けていない素っ裸同然の状態である。
彼女は看護婦に頼んで水色のサポートブラと花柄のショーツ、濃紺のスウェットを出してもらい。恥ずかしがりながら看護婦に着せてもらった。
点滴は替えたばかりなので早くてもまだ一時間は掛かりそうだったので、彼女は本を読む事にした。
しかし、読み始めてすぐに彼女は微かな尿意を感じた。彼女の経験では一時間で我慢できなくなることはないはずであった。
ところが、微かに感じていた尿意は信じられない早さで強くなり、本を閉じる前に股間を手で押えなければならなくなった。
腎不全という病気の為、オシッコが膀胱に溜るまで時間がかかっていた彼女にとって、急激な尿意の高まりは予想外であり、さらに膀胱周りの発達もやや未熟であった。
彼女は掌の中に暖かな湿り気が広がるのを感じた。彼女の弱い括約筋ではオシッコの圧力を止める事は出来ず、オモラシを止めようと力を入れても、隙間から漏れ出てきてしまう。
最先端医療は、彼女と腎不全という病気とを決別させたが、彼女にはオモラシとの長い付き合いの始まりとなってしまった。

31 名前:第17夜 投稿日:2002/10/26(土) 14:07
 はーい、全国200万の我慢マニアのみなさん、お元気ですかー。甘美な我慢やってますか?。
 こんばんわ、我慢探求団団長の鏡織絵です。
 実は、あたしは今、あるものを我慢しています。何を我慢しているかというのは・・後のお楽しみということで。
 えー、まずは最初のお便りです。福岡県福岡市のペンネーム、石の上にも剣山さんから・・。
                  (中略)
 すぺしゃるぷれぜんとこおなあー、どんどん!ぱふぱふ。
 えーこの番組ををお聴きの皆さんに我慢に関する素敵な商品をプレゼントするこのコーナー。
 今晩ご紹介するのは、テレビゲーム初、って言うかパソゲーにだってこんなのないよねーっていう、オシッコ我慢ゲー「I need to P」なのです。
 ひとことで言えば、3Dキャラを操作してダンジョンのような街の中でひたすらトイレを探すゲーム。
 これだけでもじゅーぶん変なゲームなのですが、さらにおかしいのは各キャラに格闘ゲームみたく技を出すコマンドが存在していることです。
 それがね、どんな技かって言いますと・・・。
 えー、「前押さえ」「もじもじダンス」「ダブルレッグガード」「太腿太鼓」・・・。
 よーするにこれ、オシッコ我慢のポーズのなの。バカでしょー。
 『パラメーターには尿意の波というのがあり、それが大きくなるほどおもらしの危険度が高まるので、色々な技を駆使して尿意の波を押さえければならい』って(笑)
 だーれ、こんなゲーム考えたの。
 でもね、これが実際にやってみると結構、スリリングだったりするの。
 主人公の苦しげなしぐさを見てるとちょっとドキドキ、これがまた。
 今日は、そ、そんなスリリングでお馬鹿なゲームをなんと十名様にプレゼントするのですが・・・。
 えーその前に、冒頭で言ったとおり、あたしは今、あるものを我慢しているわけですが・・。それがなにかと申しますと!
 ・・・実はあたし、オシッコを我慢しているのです、イエーッ!
 えー、なぜそんなことをしてるかと言いますと・・・。
 今からこ、この「I need to P」をスタジオでプレイしてみて、それをみなさんに実況中継しようと思うのですが・・・。
 実際にオシッコを我慢しながら中継した方が臨場感を感じてもらえるんじゃないかなーって思ったりするわけですよ。
 ・・・・・・・・・・・。
 ああっ、バカはお前だなんて言わないでー。
 我慢探求団の団長たるもの我慢に関してはあらゆるアプローチを試みなければならないわけなのです。うんうん。
 そ、それでは、あたしが今から「I need to P」をプレイしながら、り、臨場感あふれる実況をみなさんにお届けしようと思います。
 ・・・あっ、でも、本当のこと言うと、さっきらすでにもう結構やばかったりしたりして・・・。
 ・・・・・・・・・(汗)。
 ち、ちなみにキャラは男女5人ずつの全部で10人。あたしは小学生の可愛い男子キャラ、蓮くんを選択してみます。
 それではスタート!
 ・・・・・えー、ここは商店街のようですね。蓮くん、もうすでに苦しそう。あっ、デパートがありますね。こ、この中に入ってみましょう。
 ・・・。うーん、ト、トイレらしきものはありませんね。
 あっ、波が、コマンド、コマンド、えーと前押さえ、海老反り、ステップ、ステップ、前屈み・・・。
 な、な、なんとかおもらしは回避できたようです。あー、あっ、あっ、ちょっと・・・。
 こほん。・・・えー、デパートのトイレはどうやら故障中のようです。外に出てみましょう。
                  (中略)
 れ、蓮君かなり苦しそうです。早くトイレを見つけてあげないとやばいかも。・・・あーやばいよぉ(汗)。
 ハァ、ハァ・・公園です・・・公衆トイレを探してみましょう・・・。
 ・・ああっ、出る!あっ・・・・・こ、こ、公衆トイレは・・見当たら・・・ああっ・・。
 ・・ダメダメ・・あっ、波、・・ま、もじもじダ・・・・・・・・・。
 えーと。あ、危ないところで・・した・・・。では、こ、今度は駅の方に・・・・・・。
 あー、ちょっとタイム、待って、待って、ダメダメ・・・タイム、タイム・・・。
 ・・・あっ、あっ、ちょっと、あっ・・ああー。
 ・・・・・・・・・・・・・・・。
 ・・・し、失礼しました・・・ゲームオーバーです。
 ・・・い、いかがだったしょうか。どんなゲームか、分かっていただけましたか・・・。
 それでは・・えーと、えーと、リクエストの時間です。
 「哀しき主夫の唄」「ハードワーク・ハッピータイム」「ストレスの強い娘」3曲続けてお聞きください(涙)。
 
                      (ラジオ番組「ぼくらは我慢探求団」放送記録より抜粋

32 名前:弟18夜 投稿日:2002/10/27(日) 00:33
沙紀(仮名)は野球部のマネージャー。
野球部だけではなく、運動部のみんなから慕われていった。
しかし、彼女には同じ部に片思いの男の子がいた。

これはある日の話である。

この日なぜか学校中の女子トイレが故障していたため、
沙紀は学校に来てから、ずっとトイレに行けずにいた。
放課後になって、尿意がかなり強くなっていたが、
マネージャーの仕事を休むわけにはいかず、
彼女はそのまま、部活動に参加した。

沙紀は野球の練習中、強い尿意に耐えながら、
なんとかマネージャーの仕事をこなしていた。
そして、なんとか時間まで耐え切った。

彼女は、この日唯一使える、部活棟の共同トイレに駆け込んだ。
しかし、トイレにつく少し手前で、誰かにぶつかってそのまま、
後ろに倒れて尻餅をついた。
そのショックで、何時間も我慢していたものが、
彼女の水色のジャージの股の前の部分から染み出てきた。

彼女は高校生にもなってお漏らししてしまった自分に屈辱感を感じたのか、
その場で泣き出してしまった。
ぶつかった人は慌てて彼女に謝った。
彼女は顔を上げると、はっと驚いた。
その人は例の片思いの男の子だった。

沙紀は自分のことが嫌いになったろうと彼に言ったが、
彼はそんな事ない、むしろ好きになったと行った。
彼女は彼の胸の中で泣き出した。

しばらくして、2人は一緒に更衣室に入って、
沙紀は彼に手伝ってもらって制服に着替えた。
彼女はジャージもその下にはいていたブルマとパンツも
濡らしてしまったため、着替えがなかったので、
スカートの中は何もはかなかった。

彼も着替えて、2人で一緒に下校した。
このとき彼は、彼女にまたオモラシが見たいと懇願した。
彼女は恥ずかしがっていたがそれを快諾した。

この日以降、沙紀は学校のトイレを使うことはなく、
また、彼との下校時、スカートの下に何も履く事はなかった。

33 名前:第19夜 投稿日:2002/10/27(日) 13:53
 小惑星の衝突により人類は絶滅寸前まで追い込まれた。
 長い暗黒の時代を経て、ようやく文明社会の復興期が訪れるが、そこに現れたのは自らを独裁者と名乗る男。
 彼は強大な軍隊を組織し、全人類に宣言する。
 人類はあの時、死ぬべきであった。だから死に損ねた人類に止めを刺す、と。
 独裁者の軍隊は世界中に侵攻し、破壊の限りをつくす。
 世界を旅して回っていた少年・ダットと少女・リズも独裁者の軍の戦闘に巻き込まれる。
 あやうく命を落としそうになった彼らを救ったのが、元アメリカ海軍大佐・エドをリーダとするレジスタントの組織だった。
 ふたりはレジスタントたちと行動を共にすることになるが、戦闘は次第に激しさを増していく。
 やがて総力戦に敗れ、エドを失ったレジスタント組織は消滅の危機に直面する。
 しかし、なんとか残存兵力の集結に成功すると、最後の賭けに出る。
 独裁者のいる「バベルの塔」への奇襲である。
 一方、リズが独裁者の手によって囚われの身になったことを知ったダットもその戦いへの参加を決意するのだった。
 
 小さな振動が絶え間なく続いている。
 柱に縛られている少女は粉末状の破片が天井から落ちてくる様をただぼんやりと見つめていた。
 戦闘が行われているだろうということは予想できたが、防音設備の完備した部屋の中にはそれらしき音は何も聞こえてこない。
 弱々しい目の光が彼女の疲労を物語っていた。
 独裁者と交わした一昼夜に及ぶ熾烈な問答によって彼女はすっかり精神力をすり減らしていた。
 ふいにドアが開く。ドアの向こうに少年が立っていた。
「リズ」
 愛しい顔の少年は少女をそう呼んだ。少女の目の光がゆっくりと強さを増す。
「ダット」
 静かではあるが、力強い口調でリズは少年の名を呼ぶ。
 ダットは足早に近づくと彼女を縛っている皮紐をサバイバルナイフで切断する。
「さあ早く逃げよう。この塔はもうすぐ崩壊する」
 そう言ってダットは冷たくなったリズの手をつかむ。
「あの人はどうなったの?」
「死んだよ」
 意識してそっけない口調でそう言うと少年はナイフを床に投げ捨てた。その刃にはべっとりと血糊がついている。
―そう、あなたが殺したの。
 リズは心の中でつぶやいた。
 英雄に殺されたがっていたあの男―独裁者。彼は自分の死に果たして満足したのだろうか。
 倒されるべき相手、エドを倒してしまった男に代用品として利用されたダット。
 ダットはそのことを知っているのだろうか。
 色々な想いが胸をよぎる。
「さあ、早く」
 ダットがリズの手を引いた。
                   (中略) 
 塔を離れたグライダーはゆるやかな円を描き、虚空を旋回する。
 地上ではレジスタントによる敗残兵の殲滅戦が始まっていた。
 背後では塔の崩壊する爆音。
 しかし、しばらくするとグライダーは森の上に達し、辺りは静寂に包まれる。
「静かね・・」
 一人乗りのグライダーの中でダットの背中に密着しているリズがそっと言った。
「戦争も、もう終わりね」
「リズ、震えてるの?」
「うん、私ね、結構無理してたみたい。いろんなことに負けないようにね、頑張って必死で平気な振りをして・・・。
 でも緊張がとけたらすごく怖くなってきちゃった」
「ぼくもだよ、今、振り返ると自分の無茶さ加減にぞっとするよ」
「ああーっ!」
 リズが叫ぶ。
「どうしたの!?いきなり」
「私ね、今すごく大変なことに気づいちゃった」
「何?」
「考えてみたら私、つかまってから丸2日間トイレに行った覚えがない。今までそれどころじゃなかったから全然そんなこと考えなかったけど・・。
嘘みたい、信じられないわ。・・・でもそう言えばさっきから下腹部のあたりが・・・ううっ」
「もしかして、我慢できないとか?」
 ダットが慌てる。
「なんと言いますか、その―・・・ご、ごめんなさいっ!」
「ごめんなさいじゃないよ、こっちの身になってよ。我慢して!着陸するまでなんとか我慢して!」
「だって、だって」
 体を密着させたままリズが身悶える。
「あうっ、・・・・ねえ、ダット。もしここでおっしこ漏らしちゃったら私のこと嫌いになる?」
 うるうるとした声で尋ねるリズにダットはため息をつく。
「嫌いになんかならないよ。前にも言ったよね、ずっと好きでいるって」
 そう言ってからダットは自分の置かれた状況が急におかしく感じられ、クスクスと笑い出した。
 グライダーは森を抜け、新たな地へと向かっている。

34 名前:第20夜 投稿日:2002/10/27(日) 23:20
 女マジシャン・美羽。
 彼女はその可憐さと19歳とは思えない卓越したテクニックで絶大な人気を博していた。
 どこからも引っ張りだこで、今夜は立て続けに3つの舞台をこなすことになる。
 トイレにいく暇もなく3つ目の舞台に立った時はかなりの尿意を感じていた。
 それでも彼女は華のあるイリュ―ジョンを次々と披露し、観客を魅了する。
 しかし、尿意は容赦なくその圧力を増幅させ、美羽から集中力を削いでいく。
 カードマジックの途中で美羽は失敗してしまう。
 マジックの種が観客に丸見えになったのだ。
 だが、それは一種の愛嬌としてなんとかごまかす美羽。
 ようやく最後のマジックまでやってきた。
 舞台に上がってもらった10人の観客を一度に空中浮遊させる大マジックだ。
 体を不自然にくねらせながらもなんとかマジックには成功する。
 しかし、それが限界だった。
 美羽は10人の男女が宙に浮かぶと同時にその身を痙攣させ、舞台の上で失禁してしまう。
 観客席からざわめきが聞こえる。
 股間に感じる生ぬるい感触と舞台の床に広がっていく水溜り。
 美羽はその場から消え去りたかったが、あいにくと消失マジックのネタは用意していなかった。

35 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/10/28(月) 12:24
いつみてもステキなスレだ。語り手に感謝

36 名前:第21夜 投稿日:2002/10/28(月) 14:11
 江戸時代の末期。
 大坂の外れに「迷宮屋」という巨大な旅館が建てられた。
 その名の通り、中は複雑な迷路になっていて泊まりにくる客は必ずと言っていいほど宿の中で迷子になっていた。
 真偽のほどは兎も角、その迷路の複雑さは、宿の者の案内がなければ生きてそこから出られないと言われるほどである。
 その迷宮屋の廊下をひとりの男が歩いている。
 黒い喪服のような着流しの着物に刀を2本差し、音もなく歩を進めている。
 眼光が鋭い。頬のこけた顔に光るその目はまるで幽鬼を思わせる。
 男は案内もいないのに一瞬の迷いも見せずに自分の部屋にたどりつく。
 部屋の中に入ると灯りを点し、そうしてそのまましばらくの間、じっとその場に立ち尽くしていた。
「そこで何をしている」
 突然、男が口を開く。刹那、男は脇差を抜き、それを押入れの襖目掛けて投げつけた。
 中から掠れた悲鳴が洩れた。
 数瞬後、襖が開き、若い女が四つんばになって出てくる。
 目の前に誰かが立っているのに気づき、女は顔を上げる。
 その喉に抜き身の刀が突きつけられているのを知り、震え上がる。
「言え。何をしていた」
 その問いに女がうろたえる。
「お許しを、お許しを」
 震える声でそれだけを繰り返す。
「・・・幕府の手の者か」
 女は目を見開き、大きく首を横に振る。
「では、なぜこんなところに隠れていた」
「ま、まずはお話をお聞きくださいませ。私、江戸から参ったお雛と申すもの。江戸では亡くなった主人になりかわり商いを営んでおりまする。この度こちらの方で大きな商いの話がございまして、先方さんとお話し合いの場をもつためにこの宿に訪れたわけでございます」
 女はそこまでを早口で一気にまくし立てる。
「それで?」
「は、はい。それで今夜この宿の料亭にて先方さんとお会いしていたわけなのですが、私、会食の途中で、急に、その・・憚りに行きたくなってしまったのでございます」
 女はそう言って顔を赤らめる。男は女のそんな表情を見ても眉ひとつ動かさず、ただ無言で先をうながした。
「なんとか恙無く先方さんとの話し合いが終わりました頃には、辛抱も限界に近づきもういても立ってもいられない気持ちでした。連れの者もその場に残し、廊下に飛び出したまではよかったのですが、迷路仕立てのこの宿ゆえ憚りがどこにあるのか全く見当もつきません」
 いつしか女の体は小刻みに震え出している。
「もう辛抱も限界に達したとき、私、つい、はしたない誘惑に駆られたのでございます。誰もいない部屋に忍び込み、その押入れの中でならと・・・。そうしました所、急に貴方様がお戻りになられ・・・後はご存知の通りでございます」
 男が陰鬱な口調で言う。
「よもやそのような戯けた話、信じてもらえるとは思っておるまいな」
「ほ、本当の話でございます」
「では、どうすれば信じてもらえるかそれを考えるのだな」
 そう言って男は女の前に腰を下ろす。右手には刀をもったままだ。
「そのような事を申されましても・・・」
「とにかくこのままで帰すわけにはいかぬ。しばらく付き合ってもらおうか」
「あ、あの、では、せめて先に憚りだけも行かせてはいただけませぬか。私、本当にもう辛抱が・・・」
「ならぬ」
 男の声は氷のようだった。
「言っておくが、もし動こうとすれば容赦なく斬る」
 それからしばらくの間、部屋には静寂が立ち込めた。
「ううっ」
 四半刻が過ぎた頃、女が苦しげな声を上げた。
「後生でございます、憚りに」
 女が身悶えた。男は何も答えない。
「うっー、うっー」
 女は額に大粒の汗を浮かべ、獣のようなうめき声をもらす。
「ああっ、もう駄目でございます!」
 女は叫ぶように言うと大きくその身を捩った。
 激しい放水音が静寂の部屋に響き、女は両手に顔をうずめて嗚咽する。
 畳の上に大きな水溜りが広がっていく。
 それを見つめる男の顔にわずかに人間らしい表情が浮かぶ。
「すまぬな」
 女は男のその声に顔を上げた。女の口がかすかに動く。 
 次の瞬間、男は左目に激痛を感じた。
―含み針!!
 左手で目を押さえながらそう悟った男は反射的に手に持つ刀を横に払った。
 しかし、その時、女はその場にいない。正座した状態から一気に男の頭上まで跳躍したのだ。恐るべき業の持ち主である。
 男はそれでも刀を返し、宙に浮かぶ女を斬ろうとする。
 女のはだけた着物の奥に黒い茂みが見える。そのさらに奥から未だ放出されている女のいばりが男の右目を直撃する。
 男の視界は完全に奪われた。刀は虚しく空を斬り、次の瞬間、男の喉に女の簪が突き刺さっていた。
 動かなくなった男を見下ろし女は唇の端だけで笑う。
「甘い男。問答無用で切り捨てればいいものを」

37 名前:第22夜 投稿日:2002/10/29(火) 11:25
 小学生の男の子と女の子は幼馴染のクラスメート。
 二人とも負けず嫌いであらゆることで張り合っていた。
 ある日、二人はどちらがおしっこを我慢できるかを勝負することになる。
 そして二人は登校してからずっとトイレに行かずにいたが、昼休みになったころには二人ともかなり苦しくなっていた。
 自然と足がトイレの方に向かうが、お互いを意識し、踏みとどまる。
 5時間目は体育だった。男の子の大好きなソフトボールだったが、おしっこを我慢することで頭がいっぱいで楽しむ余裕などない。
 打席の中でも足踏みばかりしていたので結局2三振に終わってしまった。
 女の子は具合が悪いといって見学をしていた。もじもじと体を揺すり、思いつめた顔をしている。
 体育が終わると女の子はトイレに向かって歩きだした。
 トイレに入ろうとする所で男の子が追いつき、うれしそうに言った。
「やったー。僕の勝ちだね」
 女の子は半泣きの顔で怒って言う。
「違うもん!トイレじゃないもん」
 6時間目になると二人ともいよいよ限界になる。常に体の位置を変え、あらゆる方向に力を分散させて少しでも尿意を弱めようと必死である。
 お互いに相手の様子をうかがい、早くギブアップしてよと心で祈る。
 6時間目が終わるまでに男の子は2度、女の子は3度ちびりかけた。
 放課後、二人は一刻も早くトイレに飛び込みたい心境だったが、自分が苦しい時は相手も苦しいとばかりに意地を張り合い、トイレを素通りして学校の外に出てしまう。
 家が隣の二人は肩を並べて家路についた。しかし、もうまともに歩ける状態ではない。
 内股にしたり、ガニ股になったり、突然前を押さえて飛び跳ねたり。はたから見ればどう見ても異様である。
「もうだめだ!」
 学校と家との真中ぐらいの所で男の子は突然叫んだ。
 半ズボンのファスナーを下げ、まだ幼いいちもつを引っ張り出すと川に向かって放尿を始めた。
 この時点で女の子の勝ちが決定したが、彼女の考えたことは別のことだった。
(ああ、するいーっ)
 近くにトイレらしきものはない。やっとおしっこが出来るというのに今度はおしっこをする手段がなかった。
 男の子の気持ちよさそうな様を見ていると彼女は決定的に我慢が出来なってくる。
 顔を歪め、足踏みを繰り返す。
「あっ、出る、出る」
 女の子は足を広げ、とっさにスカートの前を持ち上げるとそのまま盛大におもらしを始めた。
 男の子がびっくりした顔をする。
 結局、なんとかスカートの無事を確保した女の子は、濡れたパンツを公園のごみ箱に捨て、足を洗って家に向かう。
 家に着くまでに男の子は、今日のことは絶対秘密にするよう、何度もしつこく約束させられた。

38 名前:第23夜 投稿日:2002/10/29(火) 16:40
小学生の山川みちよが、自分の尿意に気づいたのは、5時間目が始まってすぐだった。
その日の給食は大好きなカレーライスだったのだが、喉が渇いて昼休みについ水をがぶ飲みしてしまった。
授業中、みちよはもじもじと身体を揺すりながら我慢する。
しかし、予想以上の速さでおしっこは膀胱へと溜まっていき、尿意は耐えがたいものになっていった。
何度も先生にトイレの許可を求めようと考えたが、思いとどまった。
みちよの担任は、授業中のトイレを絶対に許さない先生なのだ。
その上、自己管理がなってないだとか、お説教までされてしまう。
みちよは何度も飛び出しそうになるおしっこを、歯を食いしばって耐えた。

そして、長かった5時間目の授業がおわった。
このあとは、ホームルームがあって下校となるのだが、みちよは担任にトイレに行くことを告げた。
しかし、その許可は下りなかった。ホームルームはすぐに終わるから、我慢しろというのだ。
帰りの会の間、みちよの身体はガクガクと震え続けていた。
やっとホームルームが終わり開放されると、みちよは真っ先に教室を飛び出してトイレに向かった。
ところがみちよの学年のトイレは、上級生が掃除中だった。
みちよは足踏みをしながらもう半泣きで、使わせてくれるよう頼んだが、
意地悪な上級生は、ニヤニヤしながらダメだと言い放った。

掃除が終わるまで、とても我慢できそうになかったので、徒歩10分の自宅まで帰る事にした。
走って帰りたかったが、そうするともうおしっこが出そうで、走れなかった。
何度もおしっこが漏れそうになり、その度に立ち止まりながら、ギリギリでおもらしせずに家までたどり着いた。
だがここでも、運命の女神はみちよに残酷だった。
家のドアには、鍵がかかっていたのだ。
みちよの母親は、買い物に出かけているようである。
あまりのショックに、とうとうみちよは、じゅわっ、とパンツの中に少しおしっこをしてしまった。
慌ててなんとかおしっこを止めたが、おもらしは時間の問題だった。
その時みちよの頭に、近所の小さな公園が浮かんだ。学校とは反対側に歩いて5分だ。
いつ帰ってくるか分からない母親を待つか、公園まで我慢して行くか。みちよは後者を選んだ。

だが公園までの道の途中、さっき一度は止まったおしっこが、再び暴れ出した。
スカートの前を押さえながら歩いていたが、いうことを聞いてくれないおしっこは、
少しずつパンツの中に染み出し、そして布地を通り抜けていく。
みちよが通った道筋には、ぽたぽたとおしっこの跡が続いていた。
それでも懸命に、泣きながら公園を目差す。
なんとか洪水になる前に、公園にたどり着いた。
公園では、みちよのクラスメイトの男子達が、寄り道をして遊んでいる。
みちよは、最後の気力を振り絞って、公園のトイレへと歩いていった。

だが、この日のみちよには、全く運がなかった。
「使用禁止」
たった一個のトイレのドアには、そう書いた張り紙がしてあった。
必死にガチャガチャとドアノブをまわしてみたが、鍵がかかっていて入れない。
みちよはもうどうしようもなくて、とっさに近くの茂みに飛び込んだ。
もうびちょびちょのパンツを降ろしてしゃがみ込もうとした時、そこにサッカーボールが転がってきた。
続けざまに、そのボールを追ってきた男子と、目が合ってしまった。

「うわっ! おーいみんな! 山川がこんなところで、ションベンしてるぞー!!」
「やっ…! ちがっ、違うの!」
あわててパンツをあげるみちよ。周りに集まってくる男子達。
「じゃあ、こんなところでパンツ下げて何やってたんだよー。言ってみろよ〜!」
「待って、違うの、ちが、ああっ…」
そこでみちよの限界が訪れた。とうとうダムは決壊した。
ぎゅっと押さえたスカートにしみが広がり、おしっこが落ちていく。
地面に広がる水たまりを、みちよはどうすることもできない。
「わー! 山川が漏らした〜!」
「うわ、きたねー! おもらし女ー!」

ゆかりは泣きながら、誰にも言わないでと懇願したが、
翌日にはみちよのおもらしは、クラス中に知れわたることとなった。

39 名前: 投稿日:2002/10/29(火) 16:47
>>38下から二行目、「ゆかり→みちよ」で。
途中で名前変えたんだけど、ここだけ置換し忘れてた。

40 名前:第24夜 投稿日:2002/10/30(水) 08:54
 土曜日の朝。小学校の校庭では野球の試合が行われていた。
 学校のクラブではない。近所の子供たちが集まって作った草野球チームの対戦である。
 両チームで唯一の女の子・沙希はピッチャーだった。
 小柄でスピードはそれほどないものの小学生の草野球レベルではまずお目にかかることの出来ない本格的なカーブを投げることが出来た。
 コントロールも抜群で次々と三振を奪っていく。
 三回を終わった時点で得点は4対0だった。沙希は相手チームをノーヒットに押さえていた。
 しかし、四回あたりから沙希はマウンド上で落ち着かない仕草をみせる。
 時々、そわそわと辺りを見回したりしている。
 沙希はあまりの暑さについついスポーツドリンクを飲みすぎておしっこがしたくなったのだ。
 もちろん校舎の中にはトイレはあるのだが、鍵が掛かって中に入ることができないようになっていた。
 この回、苦し紛れのバンドがたまたまうまく転がり、内野安打を許すが、沙希は後続を絶って零点に押さえる。
 5回になると尿意はますます激しくなる。下腹部が重く、沙希は投球の合間に時折、グローブで股間を押さえる仕草を見せる。
 すでに10三振を喫している相手チームはまともに打ってもバットに当たらないのならと徹底したバンド攻めに切り替えていた。
 左右に転がるボールを追いかける沙希。尿意の高まりを気にしてボールの処理が雑になり、自ら2つのエラーでツーアウト二三塁にしてしまう。
 その後、キャッチャーのパスボールで1点が入る。
 六回の表、自軍の攻撃の間に沙希は校舎の裏に回り、密かに放尿を試みるが、低学年の男の子がカンケリをして遊んでいたためそれを断念する。
 その裏、沙希のチームは思い切った前進守備でバンドシフトを敷く。相手チームはしかたなくヒッティングに切り替えるが、沙希のカーブにキレがなくなったため3連打で1点を奪う。
 さらに大きな尿意の波に襲われた沙希が暴投をし、3点目が入る。
 最終回の攻撃。打順は沙希からだった。バッティングどころではなかったが、相手チームのピッチャーが勝手にコントロールを乱し、フォアボールで1塁に出塁する。
 ファーストはすぐに沙希の異変に気がついた。タイムをかけ、ピッチャーに耳打ちする。
 ピッチャーはリードもとっていない沙希に牽制を繰り返し、投球を遅らせた。ファーストはボールを受け取ったグローブでわざと沙希の下腹部にタッチし、さりげなく彼女の膀胱を攻める。
 沙希は顔を歪め、身を捩る。ピッチャーはのらりくらりとした投球を続け、ようやくツーアウト。沙希は三塁に進んでいた。
 塁上で沙希は前かがみになり、股間を押さえていた。限界が近い。恥ずかしさに顔が真っ赤になる。
 次のバッターがレフト前のヒットを打ったが、沙希はもうまともに走ることができず、本塁でアウトになってしまう。
 その裏、沙希の異変はもう誰の目にも明らかだった。
 相手チームからは「もらせ、もらせ」の大合唱。
 沙希は半泣きで投球を続ける。ノーアウト満塁になった時についに限界がきた。
 ちょろちょろとおしっこがもれ始めたのだ。
 沙希はびっくと体を反らせ、次の瞬間、飛び跳ねるようにしてマウンドを降りた。
 彼女は再び校舎の裏に向かう。もう低学年の男の子たちはいなかったが、両チームの男子たちが後を追ってきたのでもう万事休すだった。
 沙希は立ち尽したまま、おしっこをすべて漏らしてしまう。
 結局、沙希はユニフォームを濡らしたままマウンドに立った。
 大泣きしながらやけくそでカーブを連投し、後続を3三振に討ち取る。
 
 それからしばらくして沙希はちびっこ草野球チームの間で「ションベンカーブのサキ」と異名を取るようになる。

41 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/10/30(水) 12:07
ションベンカーブ激ワラタよ!
意味違ってるし(w

42 名前:40 投稿日:2002/10/30(水) 14:37
ヒロインの名前が32とかぶってしまった。しかも野球つながり・・・。

43 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/10/30(水) 15:02
ここまでのおもらしヒロイン

第1夜 旅する少女
第2夜 ミスコンに出場した19歳の女性
第3夜 25歳の看護婦
第4夜 Pipi(少女型アンドロイド)
第5夜 シスターの姿をしたヴァンパイア
第6夜 17歳の中国娘(カンフーの達人)
第7夜 まゆみ(OL)
第8夜 教育実習の先生
第9夜 睦月(世界を滅ぼした少女)
第10夜 かぞえで14歳の少女(巫女姫修行中)
第11夜 麦島萌香(高校1年生)
第12夜 お屋敷で働くメイド少女
第13夜 楓(14歳の関西弁少女)
第14夜 ちっちゃな女の子(小学校低学年?)
第15夜 眠り姫
第16夜 先天性腎不全の少女(14歳)
第17夜 鏡織絵(ラジオのディスクジョッキー) 
第18夜 沙紀(野球部のマネージャー)
第19夜 リズ(小惑星衝突後の世界を旅する少女)
第20夜 美羽(マジシャン)
第21夜 お雛(幕府の刺客)
第22夜 小学生の女の子
第23夜 山川みちよ(小学生)
第24夜 沙希(ちびっこ草野球チームのエース)

44 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/10/30(水) 18:14
そして残り977夜・・・

45 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/10/30(水) 18:48
俄然絶好調だねー

46 名前:第25夜 投稿日:2002/10/30(水) 23:45
パーティはモーク高原を越える途中で雪もぐらに遭遇していた。
雪もぐらの攻撃パターンはデザートワームと同じで雪の下に潜っている間はいかなる攻撃も受け付けない。
プレイヤーたちを狙って地表に姿を現したところを攻撃する。それを繰り返すしかない。
自らを囮にするこの戦術ではどうしても消耗戦なってしまう。パーティの命運はプリーストのセピィにかかっていた。
ゲームの中でセピィのパーティが難局に立ち向かっているその時、モニターの前に座る鈴奈は別の難局に耐えていた。
(眠気覚ましのコーヒー飲み過ぎたなぁ)
戦闘が始まった頃から鈴奈は尿意を催していた。この状況でパソコンの前から離れる事は出来ない。
他のプレイヤーのサポートもあるが、鈴奈が操るセピィはとても脆弱で雪もぐらの攻撃を2度も受ければHPが0になってしまう。
その為、回復呪文や防御魔法を打ち込む一方で戦闘を避けるように逃げ回らなければならない。
既に頭の中は今にも洩れ出しそうなオシッコの事でいっぱいだが、この戦闘の間も鈴奈は一度もタイプミスをしていない。
ワープロ検定1級を持つ腕前の確かさもあるが、ゲームに集中する事で尿意を紛らわし、出来るだけ早く雪もぐらを倒してトイレに駆け込むつもりでいた。
レベル43のセピィが軒並みレベル90以上のこのパーティに加わっているのもセピィの詠唱技術(鈴奈のタイピング)を買われての事だった。
もはや太股を摺り合わせるだけでは堪えきれるものではなく、右膝は胸元で抱えるようにして左脚とクロスさせている。
雪もぐらは驚くほどタフで、レベル90のウォーリアーが3人がかりで斬りかかっているにもかかわらずなかなか倒れてくれない。
むしろ彼らにとってはこのくらい歯ごたえのある相手じゃなければ無視して通り過ぎてしまう。より強い的を求めてモーク高原までやってきてやっと出会えた格好の獲物であった。しかし新米のセピィにとっては荷が重い相手である。
ゲームの為なら徹夜も厭わないと言う古参プレイヤーたちの足手まといにならないように、気付けのカフェイン剤数錠と濃いめに淹れたコーヒーで準備をしていた鈴奈だったが、今はそのコーヒーが鈴奈の苦しみの原因になっていた。
大量の魔法アイテム(ほとんどが他のプレイヤーから貰ったレアアイテム)で補強されているセピィのMPいよいよ残り少なくなってきた。
そんなとき雪もぐらがセピィのすぐ近くに顔出した。常に密集陣形を取ってきたがセピィだけは戦闘に巻き込まれないように少し離れた場所にいた。
もちろん仲間の攻撃が届く間合いではない。セピィと雪もぐらとの距離は小さく逃げても逃げ切れない。
鈴奈は咄嗟にプリーストの攻撃魔法ホーリーライトニングを打ち込んだ。セピィの残りMPでは一度きりしか使えない。そしてそれを使うと回復呪文を唱える程のMPも残らない。
しかし鈴奈は迷わずエンターキーを叩いた。その時点でセピィを守る唯一の方法だっただろう。天空から雪もぐらめがけて雷が落ち、セピィに襲いかかろうとしていた雪もぐらの動きが止まる。
ブシュウッ
雷攻撃が決定打となって雪もぐらが倒れた。雪もぐらの外見はサンドワームの色違いだがその死骸は潰れた蛙の様だ。噴き出した黄色い体液が気色悪い。
その液体表現をみた鈴奈は意識から切り離していた尿意を思い出した。
(くうぅぅぅ。洩れるぅ)
決してキーボードから離れる事のなかった両手を股間に挟み込むようにして押さえ込むが、いまやどうにかオシッコの出口を塞いでいるのは太股の圧迫感だけである。
さらに長い時間同じ姿勢座っていた為、膝が痺れて脚に力が入らない。
(そんなぁ…)
立ち上がる事もままならない、その絶望の為であろうか、鈴奈の指の隙間から暖かな液体が溢れだし、太股やお尻を濡らしていく。

雪もぐらを倒した事でセピィはレベル44になった。
鈴奈もその程度でゲームをやめる気にはならなかったようで、翌週から鈴奈はコーヒーと一緒に携帯トイレも用意してゲームに挑んでいた。

47 名前:第26夜 投稿日:2002/10/31(木) 13:39
午前2時、スクーターを走らせていると背後からパタパタという足音が聞こえてきた。
 振り返るとすぐ後ろを6歳ぐらいの女の子が走っている。
 スクーターと同じスピードで・・・。

「えー、マジかよ」
 大学の学食で同じサークルの久美子に昨夜の話をすると彼女は身を乗り出してきた。
「そうか、やっぱり出るのか。すごいなあ」
 久美子はオレの話を聞いてしきりに感心している。久美子はこういう心霊系の話に目がない。
「やぱっりってなんだよ」
「あれ、知らないのか。走る少女霊の話」
「初耳だね」
「そうか、祥吾は地元の人間じゃないもんな。あそこは有名な心霊スポットなんだよ、2年前からな」
「・・・2年前に何かがあった?」
「そう、2年前にね下校途中の小学1年生の女の子がひとり、誘拐されたんだ。犯人は近所のひきこもりの青年」
「そう言えばそんな事件もあったような・・・」
「それで女の子は2階の部屋に監禁されていたんだけど、誘拐された日の夜になって窓から雨樋をつたって逃げ出したらしい。そのまま保護されていればよかったんだが、パニック状態だったんだろうね、四つ角を全速力で飛び出した所を運悪くやってきた車に撥ね飛ばされて・・・即死だったらしいよ」
 悲惨な話である。
「可愛そうになあ、それで未だに成仏できないでいるわけだ」
 オレがつぶやくと久美子はすでに立ちあがっていた。
「じゃあ、今晩1時集合ということでいいかな」
「い、いいかなって何が」
「決まってるだろ。心霊ツアー」
「マジですか!?」

「うーっ、寒い」
 時刻は午前3時半を回っている。
 オレは腕組みをし、小さく足踏みを繰り返していた。
「なあ、もう帰ろうぜ。きっと今日はもう出ないよ」
 返事はない。
「おーい、久美子。もしもーし?」
「あ、ああ、そうだな。かなりやばい感じがするし」
 その言葉にオレはぎくりとする。久美子は霊感が強いことで有名なのだ。
「何か・・感じるのか?」
「もうオシッコがもちそうにない」
「あっ、さいですか」
 オレは思わず脱力する。 
 その時である。ぱたぱたという例の足音が聞こえてきた。
「うわっ、出た!」
 思わず久美子の背中に隠れて見ると向こう側から例の少女が走ってきた。
 昨日は気がつかなかったが少女は両手で股間の辺りをぎゅっと押さえつけていた。そんな態勢で短距離選手並みのスピードで走ってくるのだから尋常ではない。
 だが、しかし、久美子は突然、物陰から飛び出すと、路上の中央に立ち、両手を大きく横に広げたのだ。
 オレは唖然とした。
「止まりなさい!!」
 久美子は大声で叫んだ。あとで彼女に聞いた話によると悲劇の再現を繰り返す少女の行為をなんとか立ち切りたかったということだが、その時オレは彼女のとっぴすぎる行動にただただ呆然と立ち尽くすばかりだった。
 しかし、少女はいささかも速度を緩めずに久美子の方に向かっていく。
 久美子と少女の体が重なった瞬間、少女の姿が消えた。
 次の瞬間、久美子は両手で股間を押さえるとまるであやつり人形のようなぎこちない動きで走り始めた。
―げっ、憑依しやがった。
 オレは、慌てて久美子を追いかけ、ほとんどタックルをかけるようにして久美子の動きを止めた。
「オシッコ、オシッコでちゃう」
 久美子の声ではない。
 ふいに合点がいった。少女が死に物狂いで走ったのは誘拐犯に対する恐怖ではなく、オシッコが洩れそうだったからなのだ。
 オレは暴れる久美子を押さえつけ、長い時間をかけてなんとかオレの部屋の前まで引きずっていった。
「ちょっと待ってな、この中にトイレがあるから」
 そう言ってオレは部屋の鍵を開けようとした。その時、久美子はぶるりと体を大きく震わせてた。
「もうダメ、出ちゃう・・・」
 そう言うと彼女はそのまま失禁してしまった。足元に大きな水たまりが広がっていく。
 彼女はおもらしをしながらうっとりと恍惚の表情を浮かべていた。
 しばらくして久美子は口を開いた。
「・・・成仏したみたいだな」
「久美子、お前、大丈夫なのか?」
「ああ、ちょっとびっくりしたけど、貴重な体験をさせてもらった」
 久美子はクールに言った。
「彼女、溶けるように消えてしまったよ。もう気配も感じない。とにかくよかった」
「ところで、あのさ・・・・・」
 感慨深げな久美子に対し、オレはすまなさそうに言う。
「つまり、その・・早くオレの部屋に入ってシャワーを使った方がいいと思うんだが・・それからコンビニに行って女性用の下着を買ってきた方がいい・・よな?」
 久美子は自分のジーンズを見下ろし、初めておもらしに気がついた。それからオレの顔を見て真っ赤になる。
「バカ・・・」
 久美子は消え入りそうな声で言った。

48 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/10/31(木) 23:33
腕を引っ張るようにして専務はS美を二次会へさそった。
「かならず行きますから」
指きりなどさせられてから、やっとS美は開放された。
とにかくは先ず、何を差し置いてもトイレに行きたかった。
S美はつんのめるようにして向かった女性用トイレには、ショムカの女性社員達が列を作って
ふざけあっていた。
S美は仕方なく、目を合わさないようにして後ろに並んだ。
トイレの列はなかなか進まなかった。
お腹が痛い程に我慢している尿意の切迫感と、重役たちを待たせている焦りに、
小さく足踏みをするS美。
「おーいS美くん、まだか」
専務の大声が背中から聞こえた。
S美は泣きそうになった。
お腹が痛いほど尿意を我慢している状態のままタクシーに乗るのは地獄以外の
何者でもなかった。
おろおろするS美に
「トイレ先にいいですよ」
女性達は案外親切に順番を譲ってくれた
小声で礼を言うとS美は身をすくめるよにしてドアの前に立った。
「大変ですよねえエリートの皆さんは」
「これから高級料亭で二次会なんですか」
「あ、い、いえ」

「おーい、皆さんお待ちしてるんだよ」
明らかに不機嫌な大声がまた聞こえた。
S美はほとんど半泣きになってパンツスーツの上着の裾を固く握り締めた。
「ちょっと、早く出てあげなさいよ」
女性の一人がドアを乱暴に叩いた。
また専務のいらだった声が聞こえた。
どうしようもなかった。
S美は小さく会釈すると出口へ向かった。
「ちょっと悲惨すぎない」
「もうテンパってたよね」

49 名前:第28夜 投稿日:2002/11/01(金) 00:59
和喜の目の前を長身の女性が通り過ぎていく。
スカートの下から伸びた脚は和喜の肩幅ほどもあるストライドを取り、ハイヒールが立てるカツカツという音は何処か威圧的な響きを含んでいた。
彼女の背中を目で追っていると、その方向から亜美が駆けてくるのが見えた。待ち合わせの時間まであと3分。亜美はデートで遅れた事がないが、いつも和喜の方が早く着いていた。
大して人出が多いわけでもないのに、急いでいた亜美はハイヒールの女性とぶつかりそうになった。そして詫びようと相手の方を向いた時急に亜美の顔色が変わった。
(あいつ、またやっちまったな)
亜美の変化に気付いた和喜が急いで亜美の元へ駆け寄ると、亜美は太股を閉じ合わせ少し前屈みになっていた。
「また、不用意に目を合わせたんだろ」
「だって、謝ろうと思って」
亜美はうつむいたまま応える。亜美がテレポテーション能力を持っている事を知っているのは、亜美自身と和喜の二人だけ。しかも、亜美の能力を先に見抜いたのは和喜だった。
亜美は自分の意思とは無関係に目を合わせた相手の体内に蓄えられた液体を自分の膀胱へ転送する能力を持っていた。もちろん亜美が望んで獲得した能力ではないし、持ち主である亜美にとってもこの能力は迷惑な代物である。
「大丈夫か?」
毎度の事なので和喜は素っ気なく訊いてみた。
「結構ヤバイ。あの人もトイレ行こうとしていたみたい」
やや強がり混じりに亜美が応える。
ハイヒールの女性が向かった先は駅の改札口だが、その先には駅のトイレがある。
和喜たちがいる二階でトイレの場所はそこだけ、一階にはない。半年前、駅ビルを改装した時一、二階にあったトイレは全て廃止された。ホームレスのねぐらになると言うのがその理由だ。
選択肢は二つ、他のフロアにあるトイレを使うか、駅の外でトイレを探すかだ。
「確か自転車置き場の方にトイレがあったはずだ」
和喜は迷わず後者を選んだ。能力をコントロール出来ない亜美を人気の多いところへ連れて行くのは危険だ。
亜美も自ら墓穴を掘るのをおそれ和喜の提案に従い頷いた。
大通りを避けるように線路沿いの道を少し進むと市営の駐輪場が広がり、駐輪場と隣り合うように公衆トイレが建てられていた。
もっとも駐輪場は有料なので駅に繋がるその道の両側は違法駐輪車が列を成し、自転車と自転車の間は人一人通れるだけの幅しかなかった。
亜美は両側の自転車を支えにするように進み、和喜は亜美を後ろに続いた。
「ああ、自転車邪魔ッ」
亜美が怒るのも無理はない。距離にして120m程だが、自転車の間を縫うようにして歩く為、思うように進まない。対向者がないのがまだマシというものだ。
それに亜美は膀胱を刺激しないように注意して歩を進めなければならないので余計イライラが募る。
「やっぱりイホチュウはよくないね」
亜美に同調するように和喜は言ったが、どちらかというと亜美の神経を逆撫でした様子で、しかも、和喜にもそのつもりがあったらしい。
「いっそその辺のヤツにひっかけてやったら?」
亜美の苦境を知りながら和喜は面白半分にそんな事を言ってみた。
「和喜ッ!」
睨め付けるような眼差しで亜美が振り返った時、和喜と目が合ってしまった。
その瞬間、亜美の膀胱は許容量を越え、今まで水圧に耐えていた水門は一気に決壊した。
その勢いは激しく、ショーツの布地越しでも衰えず、園芸用のスプリンクラーのようにしぶきを撒き散らした。
「あーあ、とうとうやっちまった」
和喜はしょうがないとでも言いたげに呟いたが、排尿を続けている亜美は萎えそうな膝を掴んで堪えている。通常の人間が蓄えておく様な量ではない。出しても出しても尿意は失せず、オシッコが勢いよく尿道を通過する振動が、亜美の敏感な部分に刺激を与えていく。
亜美がオシッコを出し切るまでたっぷり2分掛かった。長すぎる排尿のあとで、息は乱れ体の震えが止まらない。それにもかかわらず亜美は顔を上げ
「和喜…わざとね?」
とふて腐れ、和喜に食い下がった。
「何の事?」
和喜はとぼけているうちに入らないとぼけ方で返し、さらに
「着替え持って来てんだろ?どっかで着替えようぜ」
と付け加えた
「どっかじゃないでしょ。この確信犯」
「そうはいっても他に着替えれるような場所ってあるかよ?」
そう言うと和喜は踵を返して歩き始めた。
「どうしてデートの度にこういう展開になっちゃうんだろ」
亜美はそう呟くと和喜の後に続いた。
二人は人目を避けて大通りの一本違いの小道を歩いた。大通りとは対照的な人目をはばかるような場所。そこはホテル街であった。

50 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/11/01(金) 04:59
逆エスパー魔美(・∀・)イイ!

51 名前:第29話 投稿日:2002/11/01(金) 13:18
「もれちゃう、もれちゃう」
 若い女はリングの上で叫びながら、対戦者の周囲をバタバタと走り回っていた。
「もらせ!もらせ!」
 観客の大合唱が始まる。

「無様ね」
 少女は観戦室の中継モニターを見ながら呟いた。前髪をきれいに揃え、見事な黒髪を腰まで伸ばした純和風の美少女だ。
 着物姿でソファーに座っている彼女は湯呑のお茶をひとくち啜り、背後に控えているいかにも執事然とした男に尋ねた。
「ねえ五味田、あの女が私の次の相手なの?」
「左様でございます」
「ふん、あの女を倒せば地下競技の半分は制覇したことになりますわ。お父様の集めた女も大したことありませんね」
「油断は禁物ですぞ、お嬢様。あれは彼女一流のパフォーマンであって決して追い込まれているわけではございません」
「パフォーマンスねえ」
 少女は走る女の姿をいかにも疑わしそうな目で追う。
「まあいずれにせよ、武芸百般を極めたこの烏丸操の敵ではないですわ」
 操は5杯目のお茶を飲み干した。
 水分を多く取ることはスコールキッカーになるための鍛錬のひとつである。
「五味田、おかわり」
 そう言った彼女の体が激しい尿意でぶるりと震えた。

 佐々野沙良は対戦者の周りを走りながら次第にリズムを取り始める。相手の攻撃で高まった尿意の波が徐々に穏やかになものになっていく。
 対戦相手の石崎成美は必死で追撃を入れようとするが、沙良はそれを巧みにかわしていく。
 反撃のリズムが整ってくる。
 相手に見せ場を作ってやり、チャンピョンである自分の苦境を観客に楽しませ、それから逆転する。
 すべては予定通りである。
 もらせ、もらせの大コール。しかし沙良にはまだ余裕があった。逆に追撃しているはずの石崎成美の顔が蒼ざめている。
 限界が近い証拠である。本来なら股間を両手で押さえつけたいところだろうが、あいにく彼女の両腕は後ろ手に縛られている。そしてそれは沙良も同じだった。

 スコールキックとは基本的にキックで相手を攻撃し合う一種の格闘技である。
 手の使用は一切禁じられ、試合前に後ろ手に縛られるのが原則だ。
 しかし、普通の格闘技と大きく違う点は勝負はKOや判定ではなく、失禁によって決する所である。
 選手は試合前に利尿剤入りのドリンクを飲まされ、それに耐えねばならない。ただ耐えるだけでも苦しいのだが、さらに相手の攻撃がある。
 下腹部に相手の蹴りがまともにはいれば、ほとんどの選手が耐えきれず漏らしてしまう。そしてレフリーが漏らしたと判断した時点でその選手の負けが決まるのである。
 もちろんまともな競技ではない。烏丸財閥が世界中の金持ちを呼んで密かに行う地下での秘密競技。
 スコールキックはそこで行われる34の競技のうちのひとつだった。
 沙良はそのスコールキックで無敗の女王として君臨している。

 沙良は勝負を焦って不用意に向かってくる成美にカウンターのキックを入れた。
 かなり手加減はしたが、下腹部を直撃したそれは大きな衝撃となって成美の膀胱を襲う。
「ぐうっ」
 思わずうめき声がもれる。
「あなたの見せ場はこれで終わり。そろそろ沈んでもらおうかしら」
 そう言って沙良は残忍な笑みをみせた。マゾヒストからサディストに変わるこの瞬間が最高の快感だった。
 あまりの気持ちよさに身震いし、思わず溜めているものをもらしてしまいそうなぐらいだった。
 一方、成美は体をくの字に折り、太ももをぴたりと合わせ、必死に耐える。
 沙良はその太ももにローキックを放つ。それに対し、今にも洩れそうな成美は動くことができない。
 沙良は何発も何発もローキックを撃ち続けた。すぐには止めは刺さない。たっぷりといたぶってやるのだ。それが沙良のやり方だった。

「野蛮ですわ」
 操は眉をひそめた。その体が小刻みに震えている。彼女ももう限界が近い。
「ね、ねえ、五味田、まだお手洗いへ行っては駄目かしら」
「辛抱なさいませ。そんなことでは佐々野選手の攻撃には耐えれませんぞ」
 モニターの向こう側では石崎成美の盛大な放尿が始まっていた。
 レオタードの布越しにものすごい勢いでおしっこが噴出している。
 痛めた足では逃げ出すこともできず、彼女は呆然と立ち尽くしていた。
「あのような無様な姿、晒したくはないでしょう」
「ふん、あんな遅いケリ、す、すべてかわせばすむことですわ。あ、ああっー」
 最後の大きな波がきた。
 結局、操はトイレまで間に合わず、選手控え室にあったジャージを借りて屋敷まで戻った。
 操と沙良の激闘の27日前の出来事である。

52 名前:第30夜 投稿日:2002/11/01(金) 23:08
 おしっこが洩れそうなアリスは、迷路のような森を走り回ってようやく小さな公衆トイレを見つけました。
 ところがその公衆トイレは屋根がアリスのおへそあたりしかないような小さなもので、アリスは中に入ることができません。
 トイレの前で足踏みしているとアリスは屋根の上にビンが置かれているのに気づきました。
 『私を飲んで』
 ビンにはそう書かれています。
 アリスはためらいましたが、ビンのふたを開け、中身を飲み干しました。
 するとアリスの体はみるみる小さくなっていきます。
 アリスは大喜びでトイレの中に入りました。
 ところが、今度はあまりにも小さくなったのでアリスは便器の上に座ることができません。
 泣きそうな顔で便器を見上げていたアリスですが、ふと足元にビンが落ちてあるのに気がつきました。
『私を飲んで』
 やはりビンにはそう書かれてありました。
「これ以上飲んだらもれちゃう」
 アリスはそう思いましたが、背に腹は変えられません。
 アリスはビンを開け、無理やり中身を飲み干しました。
 アリスの体はみるみるうちに大きくなります。
 トイレの屋根をぶち破り、アリスの頭は遥か雲の上まで達しました。
 見下ろすと真下に豆粒ほどの便器が見えます。
「こんなところにオシッコできないよお」
 アリスは身を捩り足踏みをしました。すると地上では地鳴りがし、地面が地震のように揺れます。
「なんだい、あんたは!子ともたちが巣から落ちちゃうじゃないかい」
 大ガラスがアリスの顔の前まで飛んできて文句を言います。
「だって、オシッコが洩れちゃいそうなんだもん!」
 アリスが叫びます。
「うわっ、そんな大きな声を出すんじゃないよ。心臓が止まっちまう。しかし、お前さんのような大きなやつが使えるトイレなんてないさ。まずこの森の青い実を食べて小さくなるこったな」
 それを聞いてアリスは森の青い実をいっぱい食べます。ようやくトイレと見合った大きさになることが出来ました。
 ところが、トイレはアリスが巨大化したせいで壊れて使えなくなっていました。
『次のトイレは東3キロ』
 森の案内図にはそう書かれています。それを見てアリスは思わず数滴パンツの中にちびってしまいました。
 それでもなんとかオシッコをこらえ、東に向かいます。
「だめだよぉ、もれちゃうよぉ」
 トイレに向かう間にもちびり、ちびりとオシッコは少しずつ洩れていきます。
 ようやく次のトイレにつきました。
 トイレについてアリスは愕然としました。
『紳士用トイレ』
 そこにはそう書いてあります。中に入ると朝顔型の便器がひとつ置いてあるだけです。
 一瞬、アリスはいけないことを考えましたが、やっぱりそんなことは出来ません。
 アリスは便器の前でピョンピョンと飛び跳ねました。
 足元にビンが落ちています。
『私を飲んで』
 アリスはやけくそでビンの中身を飲み干しました。
 するとアリスは夢から覚めました。
 庭先の木陰で眠っていたアリスは目を覚ますと大慌てで家に飛び込みました。
 もうおしっこは出口まで押し寄せています。
 トイレは目の前。
 アリスはトイレのドアを開けようとしました。
 開きません。
「ちょっと待ってね」
 中からお姉さんののんびりした声が聞こえました。
 アリスは耐えきれず、びしゃびしゃと盛大なおもらしをしてしまいました。

53 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/11/02(土) 23:11
いろいろ思いつくもんだなァ・・・。

54 名前:軍曹 投稿日:2002/11/03(日) 01:00
私小説風からSF・ファンタジーまでOKと言う事だから、単純に“トイレに行けない”と言う状況を作り出すだけでも、使えるガジェットは非常に多い。
好みも十人十色だから中には反りの合わないのもあるだろうけどね。
俺的に第7夜みたいに馬鹿馬鹿しいのは好きだけど、第4夜はどうしても合わない。おもらしも感情もプログラムだと思うとどうも…

55 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/11/03(日) 04:12
多くは同じ人が書いてるのかな
題材も切り口もバリエーションあってイイ
第17夜みたいなゲームにあこがれたことあるよ。

56 名前:第31夜 投稿日:2002/11/03(日) 13:58
 人類が滅び、遺伝子操作の生物が森を跋扈する世界。
 森の支配者は巨大な蔦だった。
 蔦は成長すると最終的に直径数十メートル、長さは数キロに達し、巨木のように硬質化して、森の一部となる。
 森の8割以上はその蔦で構成されている。
 年老いた蔦は森の守り神のような存在だ。
 だが、若い蔦は危険だった。
 彼らは蛇のように全身を使って森を自在に移動していた。
 そして動物を見つけると襲いかかり、全身を縛り上げて、その養分を吸い取ってしまうのだ。
 人類の子孫にあたるミュータントにとっても若い蔦は天敵だった。
 ミュータントは地球上に二百以上の種が存在していたが、かつての人類のように文明を有するものはなく、強大な捕食者の糧として食物連鎖の一端を担っているにすぎなかった。
 美しい牝のミュータントが四足で森を駆けぬけていく。
 彼女は楽園猫の一種だ。
 牝の楽園猫は前足の爪と膝の上の突起物を巧みに使い、年老いた蔦を駆け上っていく。
 二足歩行も一応可能ではあるが、楽園猫が二本足で歩くことはめったにない。
 大脳皮質の発達から見て人類に匹敵する知能を持ちうる可能性を秘めているはずなのだが未だにその萌芽は見られない。
 牝の楽園猫、仮に名前をミュウとしておこう。
 ミュウは突然、立ち止まると落ちつかなげに辺りを見回した。
 彼女はさきほどから尿意に耐えていたのだ。
 蔦の森で辺りかまわず、排泄するのは自殺行為だった。
 排泄物の跡をかぎつけて集まった、若い蔦の群れに追い回されることになるからだ。
 安全に排泄するには吸飲花を利用しかない。
 吸飲花もまた、ミュータントの一種である。
 生後約半年で移動を止め、蔦と癒着してしまう彼らの栄養源は他の動物の排泄物。
 口を大きく開け、ひたすらその時を待っている。
 他の動物たちもまた、自分の排泄物をきれいに消化してくれる吸飲花を自らの安全のために利用する。一種の共存である。
 「みゃおー」とミュウは切なげに鳴いた。
 いつもは簡単に見つかるはずの吸飲花が今日に限ってどこにも見当たらないのだ。
 次第に耐えがたくなってくる尿意にミュウはいらだちを覚えていた。
 さらに彼女を困惑させるのはいつの間にか彼女を追跡しはじめた痴眼の存在だ。
 痴眼は目の大きなミュータントで基本的に牡だけで構成されている。繁殖期にだけ、その半数が牝に変異するのだ。
 痴眼は他の若い牝のミュータントを追いかけ、その大きな目でじっとその牝の行動を観察する。彼の気が済むまで観察をやめることはない。
 その行動が彼らの生存にどう役立っているのかは全くの謎だった。
 ミュウは振り返ると歯を剥いて威嚇したが、痴眼は一定の距離を保ったまま平然とミュウを見つめ続けている。
 ミュウは威嚇するだけで、痴眼を攻撃することはしない。痴眼はとても足が速く、追いつくことは不可能だからだ。
 急に尿意の波が襲ってきた。ミュウは太ももをすり合わせてそれに耐えた。
 じっと見つめ続ける痴眼。その大きな目に見つめられているとミュウは顔に血が上り、頬が熱くなるのを感じた。
 今までに経験したことのない生理的反応にミュウは戸惑う。それは恥じらいの感情であったが、彼女には理解できなかった。
「みゃごぅ・・」
 ミュウの体が震える。さらに大きな尿意の波。ミュウはお尻を振り、前足の爪を年老いた蔦に食い込ませて、排出の欲求を我慢する。
 尿が数滴、年老いた蔦の上に飛び散ちる。
「うにゃぁぁ」
 ミュウは欲情したような声を上げた。痴眼の目がさらに大きく見開かれる。
 その時である、密かに忍び寄っていた、全長5メートルほどの若い蔦がミュウに襲いかかった。
 ミュウは一瞬のうちに全身を縛られ、身動きがとれなくなってしまう。
 彼女は悲鳴をあげるだけでどうしようもできない。
 ミュウは本能的に死を覚悟していた。股間の括約筋が緩みかける。
 しかし、ふいに全身を締めつける力が弱くなった。若い蔦はしおれたように力を失い、ミュウの体からすり落ちていく。
 目の前に痴眼がいた。彼は若い蔦を二つに引き裂き、ミュウを救ったのだ。
 痴眼は足の速いだけの弱い生き物だと思っていたミュウは驚いて彼を見つめる。
 だが、彼は何事もなかったかのように再び、ミュウを観察しはじめた。しかも今度はミュウの目の前で。
 三度、尿意の波がこみ上げてくる。股間からにじみ出る尿。
 痴眼の視線を意識するとなぜか顔が真っ赤になる。
 彼女は理解しがたい感情に戸惑いながらも、尿の噴出を防ぐために前足で股間を押さえた。
 なんとか吸飲花を探さなければいけないと、彼女は二本足で歩き出す。
 震えながら歩くミュウの後ろを痴眼はゆっくりと追いかけていく。

57 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/11/03(日) 15:45
感想ありがとうございます。
定期的に書き込ませてもらっている者です。
そもそもここに書き出した動機と言うのが、ネットでおもらし小説を読み続けていたことにありまして、
最初は熱のこもった作品群に大いに感銘を受けていたのですが、最近はおもらし小説ってポルノ小説以上にバリエーションが少ないなと思うようになってしまって。
もっと毛色の違った作品を読みたいなと思っていた所にこの掲示板の太陽系で宇宙人同士の戦争スレを発見したわけなのです(w
これがおもしろくて自分でもいろんなバリエーションを考えてみようと試行錯誤をしているのが一連の書き込みです。
話的に中途半端だったり、おもらしの比重が軽すぎるものもありますが、あえて1話1レスに長さを限定してバリエーションを増やすことを優先して書いています(長い話を書くのが苦手なこともある)。
さすがに今のペースで書き続けるのは厳しいですが、今後も定期的に書き込んでいきたいと思いますのでよろしくお願いします。
また、最近は他の方の書き込みも増えてきているようなのでそちらのほうも楽しみです。

58 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/11/03(日) 18:02
>57
無理せずにがんばってください。
楽しみにしています。

59 名前:第32夜 投稿日:2002/11/04(月) 23:21
じょっ
おしっこがちびっとパンツの中ににじみ出ました。
あかねちゃんは片足を上げたまま固まってしまいます。
トイレまであと50メートル。
全速力で走れば10秒足らずの距離でしたが今のたかねちゃんにとっては歩くことさえ危険な行為でした。
授業中に我慢に我慢を重ねたおしっこはもう一刻もはやく外に出たいとあばれてます。
あかねちゃんは小さく息を吐き、大きな波をやりすごします。
ゆっくりと足を下ろします。
わずかな振動でも命取りです。
まるで縁ギリギリまで水を入れた洗面器を抱えて歩いているような気分です。
そろり、そろりとあかねちゃんは歩きます。
すれ違う男の子や女の子はみな珍しい動物でも見るようにあかねちゃんを見つめます。
泣き出したい気分でしたが泣いてる暇はありません。
あと30メートル。
じょわり。
かなり大きなおチビリです。
あかねちゃんはギクリとしてその場で硬直します。
おしっこの出る穴がひくひくと震えています。
決壊を防ぐために太ももを重ね合わせるとパンツがかなり濡れているのがわかります。
ぷるぷると体の震えが止まりません。
一刻も早くトイレに飛び込みたいのに少しでも動くと一気に放水が始まってしまいそうです。
自分を何度も叱咤し、ようやくあかねちゃんは前に進み出します。
そろりそろりそろりと。
あと10メートル。
あかねちゃんは顔面蒼白で目の前のトイレを見つめています。
手を伸ばせば、届きそうな距離なのに今のあかねちゃには永遠の距離のように思えます。
ハア、ハア、ハア。
思わず喘ぎ声があかねちゃんの口から洩れます。
ちびり。
また少しおしっこが出てしまいました。
でももう立ち止まることはできません。ここで立ち止まったら二度と動き出すことはできないように感じたからです。
あと5メートル。
あかねちゃんは両足を交差して体を前かがみにして、カタツムリのようなスピードで前に進みます。
ようやくトイレの中に入りました。
さいわい5つの個室のうち3つが開いてます。
あかねちゃんはさらに時間をかけ、一番手前の個室に入りました。
とりあえずドアをしめると、鍵も掛けずにしゃがみ込もうとします。
ところがジーンズを履いてきたあかねちゃん、前のファスナーを開けようとしたのですが、ファスナーは二センチほど動いただけでそれ以上下がろうとしてくれません。
あかねちゃんはパニックになって何度も何度もファスナーを下ろそうとしますが、ファスナーはびくともしないのです。
じわり。
またおしっこが洩れてきました。
このままではジーンズにもしみでてきそうです。
ついにあかねちゃんは泣き出し、片手でファスナーのつまみを持ったままその場で足踏みをします。
「でちゃう、でちゃう、でちゃう」
 涙声で言いながらファスナーをひっぱり続けますが、状況は変わりません。
じょわり、じょわり。
 おしっこは少しずつ洩れていきます。
 なんでスカートにしなかったんだろうとあかねちゃんは後悔しますがすでにあとの祭です。
じょー
 ついに本格的な放水が始まりました。
 ジーンズの前に大きなシミが広がります。
 あかねちゃんは呆然と立ち尽し、気持ちよさと哀しさにその身をまかせました。

60 名前:第33夜 投稿日:2002/11/05(火) 17:27
「眠い・・」
 気持ちのいい風の吹く五月の夜。
 連載漫画の締めきりをようやく乗り切った加南子は自室に戻るとベッドの上に突っ伏した。
 ベッドの上で眠れるのは何日振りのことだろう。遠い過去の記憶のような気がする。
 シャワーも浴びたかったが、そんなことは目が覚めてからでいい。22歳の淑女も絶対的な眠気には勝てない。
 よおし、泥のようにねむっちゃる。
 そう誓い、ふわふわのベッドの上に身を沈めた時、加南子はトイレに行き忘れたのを思い出した。
 原稿が落ちるすれすれの事態に彼女はトイレに行くのも我慢してひたすら描き続けていたのだ。
 たしか半日ほどトイレに行っていないような気がする。
 その間に飲んだコーヒーは一体何杯だっただろう?
 最後には太ももをすり合わせながら原稿を描いていたぐらいなのに、眠気に負けてついベッドに直行してしまっていた。
―ああトイレに行かないと。
 そう思うのだが加南子の体は微動すらしない。
「だって眠いんだもん」
 加南子はほとんど寝言のようにつぶやく。一度手放したらいつ再会できるかもわからないふわふわのマイ・ラヴァ―。一瞬たりとも離れたくはなかった。
 だけど尿意の方も睡魔に負けず、自己主張をしている。自分のベッドに横になるというもっともリラックスした状態にもかかわらず、おしっこは尿道口をこじ開けようとさかんに攻撃を繰り返していた。
―ううっ、ちょっとやばいかも・・・。
 加南子は思うが、それでも体はなかなか動いてくれない。
―あーあ、誰か代わりにおしっこさせてくれる人いないかな。
 加南子は半ば夢見るように妄想を広げていく。
 
 寝室のドアを開ける背丈1メートルほどの妖精。
 彼はそっと部屋の中に入ると加南子が履いているジャージのズボンを脱がし、手に持っていた尿瓶を彼女の股間に当てる。
 おもむろに大量のおしっこが股間から噴き出す。
 おしっこは宇宙の闇に満たされた尿瓶の中で拡散し、夜空の星となって闇を照らす。

 ぶるり。体が震える。
 変な妄想をしているとよけいにおしっこがしたくなってしまった。
―まずい、まずい。早くトイレに行かないと。
 しかし、それでも半分まどろみの中に身を置いている加南子はなかなか動き出そうとはしなかった。
―ああ、出ちゃいそう。でも眠い。でも出ちゃいそう。
 何を思ったか加南子はベッドの上でジャージのズボンを脱ぎ始めた。

 ドアが開き、巨大な蛇が部屋の中に入ってきた。その蛇には顔がなかった。頭は大きな吸盤になっていた。
 蛇は吸盤の頭を加南子のショーツの中に潜り込ませ、割れ目にぴたりと吸い付いた。そうして蛇は割れ目の奥に溜まっているおしっこを吸い出し始める。
 吸い出されたおしっこは蛇の長い体を下っていく。蛇の尻尾の部分は部屋の外、廊下を挟んでトイレの便器の中まで伸びていた。
 加南子のおしっこはその尻尾の先から便器の中へと排出されていく。

―あっ、バカ、バカ。
 まどろみの妄想につられて、思わずおしっこをしてしまいそうになる。
 加南子は慌ててショーツを両手で押さえ込んだ。
 ショーツは少し、湿っていた。
―しまった、やっちゃった。
 だが、それでもなお、睡魔は彼女をベッドの上から離してくれようとはしなかった。

「いっぱい我慢したんだね、子猫ちゃん」
 彼女の漫画の登場人物であるはずの彼は、加南子に囁きかけた。
 彼は加南子を抱え上げ、トイレに向かう。
 トイレに着くと彼は加南子のショーツを脱がし、便器に向かって幼児におしっこをさせるポーズを取らせた。
「さあ、思いっきりおしっこをおし、子猫ちゃん」
―してもいいの?
「もちろんさ、ここはトイレだもの」
―ああ、そうか、ここはトイレなのか。
「そう。もう我慢することはないんだよ」
―でも、なんか変。でも何が変なんだろう。ああっ、出ちゃう。
「出せばいいんだよ、子猫ちゃん」
 彼が耳元で囁きかける。
 加南子はベッドの上でショーツを濡らしていく。

61 名前:第34夜 投稿日:2002/11/08(金) 15:20
『銀河第7帝国の中央図書館は究極の図書館として銀河史にもその名を深く刻み込まれております。
 そこにはあらゆる書物があらゆるジャンルに部類されて理路整然と保管されていたといいます。
 その情報量は図書館としては、銀河全体からみても空前にして絶後であり、また、ディスクなどの記憶媒体ではなく、すべてが書籍の形を取っている点が愛書家たちのロマンを掻き立ててやまなかったのでしょう。
 というのもこの中央図書館に足を踏み入れることの出来るのは第7帝国の国民、それもそのほんの一握りのエリートに限られていたのです。
 総数にして約3000人たらずといったところでしょうか。
 そしてこの日、その幸運を手に入れた男が初めて中央図書館へ足を踏み入れたのです。
 男が向かった先は、地下56階の第896セクション。
 そのセクションの正式名称は「若年女性の尿意我慢及びその結果に伴う尿失禁関連のセクション」と言います。
 男は部屋に足を踏み入れるなり、眩暈に似た感動を覚えました。
 そこにはどう見ても百万を遥かに越える書物が並べられていたのです。
 おそらく一生をかけても読みきれない量でありましょう。そのすべてが若い女性の尿意と尿失禁に関する書物なのです。
 男が長年の夢がかなった感激でしばらくその場に立ち尽くしておりました。
 男は忘我の境地からいくらか自分を取り戻すとようやく足を前に進め、書架の本、一冊一冊に視線を移したのです。
 そこにはそれ自体単体では分かりづらかいのですが、このセクションの正式名称を思い浮かべれば、容易に内容が想像できるようなタイトルがずらりと並んでおりました。
 これは中央図書館で本を探す者が検索システムなどに頼らず、膨大な書物の中からでも直接本を見て選ぶ楽しみを享受出来るための配慮であり、そもそもそれらのタイトルは原題とは全くの別物だったのです。
 図書館に集められた本はすべて、より内容を連想できるタイトルを冠したレプリカに差し替えられていたわけなのです(ちなみに本物の本はさらに地下深く、わずか数十名のVIPしか入れない地下に厳重に保管されていたのですけれど)。
 気が遠くなるような作業でございます。
 まさに「書に淫する妖怪」と称せられた創設者の執念の賜物がこの第7帝国中央図書館なのでございましょう。
 それはさておき、男は本の背表紙に書かれたタイトルをゆっくりとながめておりました。

「その宇宙船に付け忘れた設備」「貞操帯と失われた鍵」「女神の足踏み」
「天女、雲上での我慢」「パジャマ娘と迷路」「股間を押さえる女戦士」
「冷え性の王女は夜会で」「大巨人少女、大いに困る」「卒業式の失敗」
「気球の上の女カメラマン」「美少女戦隊、一昼夜の激闘」「永劫の座禅」
「女提督は艦橋から離れられない」

 男の視線がぴたりと止まりました。男は「女提督は艦橋から離れられない」を手にした籠に入れ、再び視線を書架に戻したのです。

「ノンストップ大陸弾道列車は超満員」「少女総統18時間の強制演説」
「5万年の眠りから覚めた美女の切迫した欲求」「野外放水禁止条例」
「巨大ロボから出られない」「戦闘機のコックピットで身をよじる美女」
「ジーンズのファスナーが壊れた女保安官」

 男は一瞬、ぴくりと肩を震わせ、それから「ジーンズのファスナーが壊れた女保安官」を籠に入れたのです。
 どうやら「提督」や「保安官」といった語彙が男の琴線に触れるらしいのです。

「足踏みダンス、小学二年生」「給水しすぎた女ランナー」「我慢の特訓」
「女アンパイアと6時間27分の激闘」「動かないエレベーターと女教師」
「バスガイド、渋滞」「8時間耐久競歩で男の子しかできないこと」
「長時間の王室会議と震える幼女帝」「チアガール、大パレードでの醜態」
「悪の女幹部は叱咤する首領の前で言い出せない」

 男は3冊目を籠に入れました。
「女提督」「女保安官」「女幹部」。
 これで男の性癖がより明らかになったと言えるでしょう。言えるのではございますが、しかし、それでどうというわけでもありません。
 問題は、男の性癖よりも本の中身にあるのですから。
 とは言え、これは銀河に伝わる遥か昔の物語。今となってはそれらの本の中身を知る手立ては皆無と存じます。
 とどのつまりこの物語はここで唐突に終わりを告げるしかないのでございます。
 ですけども、そうがっかりすることもございません。
 それはまた、いずれ語られるかもしれない、いえ、語らずにはいられぬ、人の闇と性が生み出すどうしようもない業の物語なのでございますから』

 そう言ってシェラザード姫はシャーリアル王に艶然と微笑みかけた。

62 名前:第35夜 投稿日:2002/11/08(金) 23:29
五人の少女が旅をしていた。
五人の少女はおしっこをしたくなる。
五人の少女は我慢する。
五人の少女は股間を押さえ、
五人の少女は足踏みをする。
五人の少女は身をよじり、
助けて神様と哀願する。
五人の少女は我慢の限界。

一人の少女が公衆トイレをみつけた。
公衆トイレは故障中。
少女の足元に水たまりが出来て少女は四人になった。

一人の少女が百姓屋に行ってトイレをかしてと頼み込む。
百姓はよそ者を警戒し、冷たくドアを閉じる。
少女の足元に水たまりが出来て少女は三人になった。

一人の少女が物陰に隠れ、しゃがみ込む。
保安官に見つかり、詰問される。
少女の足元に水たまりが出来て少女は二人になった。

一人の少女は男のふりをして立ちションしようと試みる。
たまりにたまったおしっこは男のようにまっすぐ飛ぶはずもない。
少女の足元に水たまりが出来て少女は一人になった。

残った一人の少女はひたすら我慢を続けます。
我慢して我慢して我慢して
けれど水門はついに大決壊。
五つの水たまりを残し、
そしてあとには誰もいなくなる。

63 名前:第36夜 投稿日:2002/11/10(日) 13:43
 強い尿意で目が覚めた。
 頭の奥に鈍い痛みが走る。
 寒い。
 草と土の匂い。
 ここはどこだ?
 あたしは不安にかられ目を開ける。
 目の前に葉月の顔があった。
 葉月は弱々しい笑みを浮かべ、あたしを見つめていた。
「!」
 驚いて起き上がる。
 唖然とした。
 あたしは自分の部屋で眠っていたはずなのにここは近所にある小さな草むらだ。
 月の光が葉月を照らしていた。
 あたしは葉月をまじまじと見つめた。
 そして、はっとする。
 葉月が身につけている高校の白い制服。
 それが赤黒い染みで汚れている。
 鉄錆びに似た匂い。
「葉月、お前一体・・」
 葉月の笑みが凍りつく。彼女はぽろぽろと涙を流し始めた。
 わけがわからなかった。まるで悪い夢でも見ているようだ。
「ごめんね、すみれ・・」
 彼女はしゃくりあげて言う。
「私、殺しちゃった」
 再び、頭の奥に痛みが走った。満タンになった膀胱がキュっとしまり、あやうく失禁しそうになった。
「殺したって、だれを・・・」
 あたしの声は滑稽なほどにかすれている。
「お父さん」
 吐き出すように葉月が言った。
「お父さん?」
 沈黙。あたしは緊張のあまり数滴おしっこをちびってしまった。
「それにおかあさん、誠次・・・塔馬くん」
 誠次と塔馬。葉月の弟とボーイフレンドの名前だ。
 葉月はすがりつくような眼差しであたしを見ていた。
「すみれぇ、あたしどうしよう。どうしたらいい?」
 どうしたらいいかなんてわかるわけがない。第一状況が全くつかめない。
 家族と恋人を皆殺し?何かの冗談か?でなければこれは本物の悪夢に違いなかった。
「殺したってどういうことだよ?葉月がみんなを殺したって言ってるのか?どうしてそんな・・」
「分からない!分からないの」
 葉月は激しく首を横に振る。
「・・・私が急に私じゃなくなって、それであの力を使って」
「あ、あの力を使ったのか!?」
 胸が痛い。膀胱も痛い。おしっこが一気に洩れてしまいそうだ。
「違うの!私じゃない、私じゃないの!!」
 葉月は絶叫する。一陣の風が吹きぬけ、土煙が舞った。
 あたしはは反射的に手をかざし、目をかばった。
 再び、仰ぎ見るとそこにもう葉月の姿はない。
「葉月!」
 あたしは駆け出していた。急激な運動に膀胱が悲鳴を上げ、尿道口におしっこが押し寄せてくる気配を感じたが、そんなことを気にする余裕はなかった。
 目指すは葉月の家だ。歩いて30分ほどの距離をあたしは10分足らずで走破した。
 灯りの落ちた暗い家。鍵の掛かってない玄関のドアを開け、中に入ると明かりをつけた。
 あたしは悲鳴を上げた。
 そこにはほとんど原形を留めていないミンチのような人間の死体があった。
 一体、何人の死体か、それすらも判断できない阿鼻叫喚の地獄の家だ。
 股間が温かい。
 パジャマのズボンから勢い良くおしっこが噴き出していた。
 あたしは何度も何度も悲鳴を上げ続けていた。

 その日の早朝、あたしはおしっこまみれの状態で廊下の隅にしゃがみ込んでいる所を新聞配達の学生に発見された。
 若い男が悲鳴を上げるのをあたしはぼんやりと見つめていた。
 その時、あたしが思っていたのは早く夢から覚めたいということだった。

64 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/11/11(月) 14:45
パジャマのズボンから勢い良く噴き出すオシッコハァハァ

65 名前:第37夜前編 投稿日:2002/11/12(火) 06:24
 思わぬ大きな獲物に遭遇した。
 股間がそそり立つ。背中がぞくぞくするほどだ。
 南南西に50メートル。まだ視認はできないが、強力な思念波は大音量でオレの脳内物質を刺激する。

 洩れそう・ガマン・洩れそう・ガマン・洩れそう・ガマン・洩れそう・ガマン。

 切羽詰った二拍子のリズム。しかし、驚くべきは追い詰められていながらなお、彼女の思念にはほとんど乱れというものが感じられないということだ。
 強い意志で冷静さを保っている。今までにはないタイプだ。その強靭な意志が挫ける瞬間を想像してオレはひとりほくそえむ。
 角を曲がった先に獲物はいた。
 身長約170cm。ボブカットの髪に黒いスーツを纏ったモデル並にスレンダーな後姿。
 間違いない彼女だ。
 距離にして35メートル。そこから確認できる仕草からはまったくその兆候は見られない。淡々と歩いているだけの印象だ。
 けれどオレをごまかすことは出来ない。彼女は確実に限界の淵に立っている。
 オレは俗に言うテレパシスト。長年の修練によって尿意を感じている若い女性の思念を選り分ける能力を得た変態のエスパーだ。
 そしてこの一帯は獲物を追い込むオレの猟場。この辺りはトイレを利用できる施設も少なく、狩には絶好の場所なのだ。
 オレは彼女に向かってオレの思念を送り込み、トイレが絶対に見つからない場所へと誘導する。彼女にとってはオレの思念は自分の思考として認識されているはずだ。
 彼女は当たり前のようにオレの指定した道を選び、進んでいく。
 その人間の行動原理に反するようなことを強要するのは無理だが、無作為に道を選ぶと言った単純な判断であればオレは人の行動に干渉することが出来る。
 いつもと同じプロセス。必勝のシナリオだ。
 とはいえ、3ヵ月ほど前にただ一度獲物の誘導に失敗したことがある。相手はいかにもお嬢様然とした上品で清楚な女性だったが、なぜ誘導に失敗したのか未だにその原因はわからない。
 だが、この時は結果的にはいつも以上の成果を得ることができた。
 そのお嬢様はオレの誘導にはかからなかったが、結局トイレまで間に合わなかったのだ。
 愛くるしいお嬢様の苦闘の末の壮絶なお粗相。なんと素晴らしい光景だったことか。
 今回の獲物はそれに匹敵する成果をオレに予感させる。

 洩れる!洩れる!洩れる!洩れる!洩れる!洩れる!

 彼女の思念のリズムが早くなる。いよいよ限界のようだ。
 次の角を曲がると袋小路だ。そこで彼女を追い込むとしよう。
 彼女が角を曲がる。
 10秒後、オレが角を曲がると彼女は正面を向いて立っていた。まるでオレを待ち構えていたかのように。
 だが、それ以上にオレを動揺させたのは彼女の思念がぷつりと消えてしまったことだ。

66 名前:第37夜中編 投稿日:2002/11/12(火) 06:34
「お初にお目に掛かります、津村徹平さん」
 後姿はモデル並だったが、正面から見た彼女はモデル以上の美人だった。
「シナリオ通りの展開です」
 微笑む美女に罠に掛かったのは自分の方であることを認識した。
「あなたは知ってましたか?自分以外にも能力者がいることを」
 彼女はあざ笑うように言う。
「私は結界使い。結果内にいる能力者の能力を無効にすることが出来ます」
 能力者同士の出会い。考えたこともないシチュエーションだ。
「それで?オレをどうしようと」
「有り体に言えば、死んでもらいます」
 さも当然のように言い、彼女は懐から銃を取り出した。
「どうして?オレは確かに変態だが、女の失禁姿が見たいというささやかな夢をかなえているだけだ。能力者に命を狙われる覚えなどない」
 言い切るオレに彼女は苦笑する。
「お嬢様は申しておりました」
 お嬢様?
「あのような能力者の風上にもおけない輩はこの地上から消しておしまいと」
「どういう意味だ?」
「覚えているでしょう?あなたが3ヶ月前に卑劣な罠に追い込んだ女性のことを。彼女はあなたと同じテレパシストなのですよ」
 あのお嬢様が?合点がいく。どうりでオレの能力が通用しないわけだ。
「あなたの卑猥な心の声を聞きながら粗相をしてしまったお嬢様の屈辱がどれほどのものかあなたにはわかりますか」
「しかし、オレは思念による誘導に失敗した。結果的にだがオレは何もしていない」
「あなたの垂れ流す汚物のような思念がお嬢様を追い込んだのです!」
 彼女は急に激昂する。
「崇高な志を持つべき能力者の中においてあなたのような存在はまさに汚物!汚点!絶対悪!」
 彼女は銃口をオレに向ける。
「何か言い残すことはありますか?なければもう死ね」
「ま、待ってくれ!あんたは確かにトイレを我慢していた、それもギリギリの所で。なぜわざわざそんなことを?」
「当然です。あなたはテレパシストなのですから普通に近づけば殺意を悟られ逃げられてしまいます。調査によるとあなたの能力の有効範囲は半径700メートル。しかも眠っている間もあなたの受信能力はオープンになっている。これでは人知れずあなたを始末することなど不可能です。それどころかあなたの思念に操られ、返り討ちにあう可能性さえありますから」
 オレは思わず唇を噛んだ。オレが尿意に苦しむ女性を認識すると尿意の思念だけにチャンネルを切り替えることまで彼女は調べあげているのだ。
「尿意が強ければ強いほどあなたはその思念に囚われる。だから本当は死ぬほど苦しいのだけど私は利尿剤まで飲んで・・」
 その言葉にオレは興奮する。自分の命の心配より欲望を優先させるなど我ながらしょうもない性だ。
「言っとくけどこの辺にトイレはないぜ」
「知ってます、調査済みですから。だけどあなたは私が物陰で野ションもできないようなうぶな女だとお思いですか」
 野ション!美女の口からこぼれた言葉にオレの股間はそそり立つ。
「だけど、あんたは人に見られて小便ができるほど気丈なのかい?」
「人に見られて?誰に見られると言うのです、あなたが死んだ後に」
「透視能力と思念念写。それがオレの仲間の能力だ」
 彼女の目にわずかに動揺が走る。無意識のうちに太股をすり合わせている。
「見え透いたハッタリです。あの時、お嬢様はあなたの思念をずっとサーチしてましたが、仲間のことなど」
「当然だ。オレは狩の時、女の尿意に集中する。その時に無粋な出歯亀のことなど考えないさ」
「・・・」
「今まではオレが止めていたが、あいつはオレの何倍も変態で、何百倍も見境のないやつだからオレが死ねば、きっと今までの念写写真、ネットにばら撒くだろうな。その中には当然あのお嬢様とあんたの写真も含まれているというわけだ」
「そんな下らない嘘で時間を稼ごうとしても無駄なことです」
 彼女は撃鉄を起こした。
「これでも嘘だというのか」
 オレは内ポケットから一枚の写真を取り出すと地面に投げ捨てた。それはあのお嬢様の粗相の瞬間を隠し撮りしたものだ。
 彼女の視線が一瞬、凍りつく。

67 名前:第37夜後編 投稿日:2002/11/12(火) 06:40
 その瞬間、オレは動いていた。ダッシュし、彼女の顔に痴漢撃退用のスプレーをふりかける。
 彼女は目を押さえて身をよじる。反射的に彼女は引き金を引いた。
 サイレンサーの掠れた音と同時にオレは頬に熱いものを感じた。だがオレは気にせずに彼女の太股にスタンガンを押し付ける。
 彼女は悲鳴と共に膝をつく。股間に目をやったが変化はない。大した意志の強さだ。
 次にオレは手錠を取り出し、彼女を後ろ手に拘束した。
 オレは冷たく言ってやった。
「ご名答。仲間の話は全部はったり。だけど真に偉大な変態は一筋縄ではいかないものさ」
「本当に最低な人ですね」
 彼女の目には憎悪とある種のおびえが浮かんでいる。
「最低の人間だったらあんたをレイプしたり、袋叩きにするところさ。それにオレの命を狙ったおんたがそれを言える立場だとでも?だけど安心してもいい。オレは何もしないよ。もうちょっとあんたと話がしたいだけだ」
 彼女は股間の辺りをもぞもぞし始めた。額には汗が浮かんでいる。
「考えたんだが、もしあんたが自分の周囲に能力を無効にする結界を張れるのならこんな回りくどいことをする必要はない。結界を張ったままオレに近づけばいいんだからな」
 そう言って言葉を切るが彼女は何も答えない。彼女は歯をカチカチと鳴らしていた。立場を逆転され、一気に緊張の糸が切れたらしい。
「思うにあんたは自分の回りに結界を張るんじゃない、ある特定の場所に結界を作るんだ、なんらかの手順をふんでね。だからオレの狩場を調べたあんたはそこにあらかじめ結界を作り、オレを誘い込んだ」
「あっ、ダメ」
 彼女は小さな声を漏らす。
「とすればこの場から離れればどうなるか」
 オレはそう言うと彼女を引きずって無理やり袋小路から離れた。
 次の瞬間、彼女の強烈な思念がオレの頭の中に飛び込んでくる。

 洩れちゃう!出る!おもらし、ダメ!いや!最後のおもらし、幼稚園、絶対にイヤ!出る!出る!
 我慢できない!イヤ!痙攣!少し出た!?この男!ゴキブリ野郎!殺してやる!殺してやる!
 あっ、出ちゃう!トイレ!お願い!この辺り・・トイレない・・野ション・・この男を、ダメ!!!
 あふれる、決壊!おしっこ!あっ、もたない、おしっこ!おしっこ!修学旅行!ギリギリの我慢!
 渋滞、バスの中、でも今、その何倍・・ああっ!おもらし、絶対にイヤ!!ああっ!また出た!
 なんて!?なんで!!ああっ、お嬢様、お嬢様、助けて!助けて!お嬢様!いや!いや!イヤ!!
 ああっ、お嬢様、美久はもうダメです!すみません、すみません、すみません、すいません!!!


「あきらめたらダメだよ。美久ちゃん」
 そう言うとオレは手錠の鍵を外した。
「チャンスをあげよう。オレは君をこのカメラで追いつづける。美久ちゃんはおしっこを我慢して逃げ続ける。見事、女子トイレまで逃げ切れれば美久ちゃんの勝ちだ」
 美久はよろよろと立ちあがる。股間を押さえ蒼い顔をしてよろよろと歩き出す。
 その後をぽてぽてと水滴の跡を残しながら彼女は亀のような歩みで進んでいく。
「ちびってるよ美久ちゃん。ほら、もっとしっかりおまたを締めないと」
 変態モード全開のオレ。まさに至福の時。
「この辺のことを調べたのなら知っているだろう。トイレはここから1キロ先のビルの中にある。普通に歩けばたったの15分だよ」
 だが、彼女の歩みでは1時間たってもそこにはたどり着けまい。

                   出る出る出る出る出る
                  出る出る出る出る出る出る出る
                出る出る出る出る出る出る出る出る出る
               出る出る出る出る出る出る出る出る出る出る出る出
       出る出る出る出る出る出る出る出る出る出る出る出る出る出る出る
     出る出る出る出る出る出る出る出る  出る出る出る出る出る出る出る出る

 
 痙攣のような思念を垂れ流しながら彼女は泣いていた。大粒の涙がアスファルトの地面に落ち、尿と混じって複雑な水滴の跡を形作る。
 よろよろよろと彼女は歩き続ける。嗚咽が聞こえる。
 最高のショーだ。この時よ、永遠に続けとオレは思った。

 ガンバレ、ガンバレ、美久ちゃん!ガンバレ、ガンバレ、美久ちゃん!

 オレは思念のエールを美久に送った。

68 名前:65-67 投稿日:2002/11/12(火) 06:44
一話一レスで統一しようと思っていたが今回はムリだった・・。

69 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/11/13(水) 01:14
でも(・∀・)イイ!!

70 名前:第38夜その1 投稿日:2002/11/15(金) 14:53
―おいおい。
 沙良は思わず心の中でつっこみを入れていた。
 目の前に立っているのは2メートル近い大女である。
 野獣のような風貌をした黒人でブラックビューティなどという概念からはほど遠い物体である。
―こんなにのおもらしさせたって一体誰が喜ぶっていうのよ。
 沙良は自分の中のテンションが一気に下がっていくのを感じていた。
 スコールキックの試合はただ勝てばいいというものではない。
 まずじっくりと攻めることで相手の屈辱と羞恥心を自覚するいとまを与え、時間をかけて相手の格闘家という名の衣を剥がしていく。
 中から出てくるのは女というか弱い生き物だ。
 か弱い獲物の姿が露になり、その必死に耐えている姿を見て野獣たる男たちはいきりたつ。
 だが、まだとどめを刺してはならない。あくまでもじっくりとじっくりといたぶり抜き、じらされた観客たちが爆発寸前になったまさにその瞬間に勝負を決するのである。
 これこそが王者たる自分の役目だと沙良は思っている。
 彼女は常に観客へのサービスを忘れたことはなく、だからこそスコールキックの女王として不動の地位を保っているのだ。
 もし彼女が観客への配慮を忘れ、安易な勝利を求めていたとすれば、今ごろ不条理なハンディキャップ戦を組まされるなどして無理矢理チャンピョンの座を追われていただろう。
 しかし、実際の彼女はどんな相手であれ、その中から羞恥という名の女のエロスを引き出し、観客を満足させた上で格の違いを見せ付けて勝利をもぎ取っていた。
 とは言え、今回のマッチメイクはいかがなものかと沙良は思う。
 こんな奴の衣をいくらはずした所で羞恥とか女とかいった代物が出てくるはずもない。
 もしかして、と沙良は思う。
―もしかして、これってあたしに負けろってこと?
 目の前の大女がおもらしした場合と沙良がおもらしした場合の観客のリアクションを考えれば結論はおのずから出てくる。
―あちゃー、あたしってばプロモーターに何か不興を買うようなことしたのかしら?
 沙良は首を捻るが思い当たる節はない。しかし、例えそうだとしても彼女は負けてやるわけにはいかなかった。
 負ければ王者の座を追われ、彼女にとってこの上なく居心地の良いこの場所を失うことになってしまうのだ。
 沙良が色々考えている間に選手紹介は終わり、2人は後ろ手に手錠をつけられ試合開始となる。
 こうなれば自分が勝ってかつ観客を満足させる方法を考えるしかなかった。
 沙良はとん、と小さく跳ねて前に出た。
 相手の大女、リングネームはセダ・ジャンボ、彼女は沙良が前に出るのを見るとほとんど突進するようにして距離を縮め、沙良めがけて丸太のような足を振り回した。
 沙良はバックステップで難なくそれをかわす。そのまま彼女はセダの側部に回り込み、右足を跳ね上げる。
 セダは完全に死角をつかれその直撃を許してしまう。
 セダは上半身をよろめかせたが、すぐに攻撃態勢を立て直した。大したダメージはないようである。
 しかしこれはセダがタフだというよりも沙良が力を加減した結果と言った方が良かった。
 沙良としてはセダが一撃で沈んでしまっては困るのである。そんなことになれば観客席はブーイングの嵐だろう。
―さて、どうしたものかしら
 沙良が思い悩んでいる間にもセダの攻撃は止まらない。左右の蹴りが間断なく沙良を襲った。
 しかし、沙良はそれらすべてを舞うようにかわしていく。
 巨体の割にスピードはあったが、いかんせん攻撃が単調過ぎた。沙良にとってそれを見切ることなどいとも簡単なことだった。
―本当にこれがプロモータからの刺客だとしたあたしも舐められたものね。
 密かにほくそえんだ時、左のサイドキックが沙良を襲った。
 サイドキックと言っても30センチ以上の身長差がある二人にとってそれはそのまま上段蹴りとなる。
 沙良は上半身を反らしてそれをかわした。
 と、その時である。セダの左足は不意にその軌道を変えた。沙良の顔の前を横切る足先がいきなり垂直に落下を始めた。言ううなれば回し蹴りの途中からの踵落としへの移行である。
―なっ!?
 沙良は慣性の法則を無視したようなその動きに全く対応が出来なかった。
 落下するセダの踵は沙良の腹部を擦りながら交差し、そのままリングの床に着地した。
―ぐぅっ
 沙良は思わず体を折り曲げた。当たりは浅かったが急速に尿意が高まりつつある体にとって十分過ぎる衝撃であった。
 どん、と何かが爆発したような衝撃が太股の辺りから駆け上がってくる。
 セダが追撃のキックを放ったのだ。
 脳天まで突き抜けた衝撃はフィールドバックして下腹部へと集中する。
―ダメ、出る!
 さらに追い討ちをかけようとするセダから沙良は転がるような無様な格好で逃げ出した。

71 名前:第38夜その2 投稿日:2002/11/15(金) 15:00
 いつもわざと相手の見せ場を作ってやり自分の醜態を見せ付け、観客を喜ばせる沙良であるが今回は演技なしの100%本気である。
 いきなりMAXに達したような尿意の強さを感じ沙良はうろたえる。
―出る、出ちゃう。
 沙良は内股になったり、ガニ股で足踏みをしたりしてなんとかおもらしを回避しようとしていた。
 その間にもセダの攻撃は続く。最初の攻撃とは違い、フェイントを組み入れた巧みな連続攻撃だった。どうやら最初の攻撃は沙良を油断させるためのブラフだったらしい。
 それでも沙良は天才的なディフェンスでそれらをかわしていく。だが尿意の高波は彼女の防御から緻密さを剥ぎ取り、何発かに一発はセダの攻撃を受けてしまう。
 防戦一方の沙良は大波に翻弄される木の葉のようだった。
 なんとかしなければと沙良は思う。
―でないと本当にも、洩れちゃう!
 しかし、何かがおかしいと沙良は思った。
 まず、この尿意の高まり。確かに攻撃による衝撃のせいもあるが、それにしてもこの高まりの速さは異常だった。
 それに相手選手。彼女の攻撃からは尿意の高まりによる攻撃の逡巡など微塵も感じなかった。
 まるで尿意など感じてないかのように。
 しかし、そんなはずはないのである。あの薬を飲まされた以上、尿意を感じないわけがないし、沙良の目からそれを完全に隠すことなど不可能なはずだ。
 もしかして自分ははめられたのではないかと彼女は考える。
 しかし、そんな考えも爆発的な尿意の前では吹き飛んでしまう。
 あれこれ考えるのはこの試合に勝ち、そしてトイレに飛び込んだ後でいい。
 そう思った沙良は太股をすり合わせながら逆転の糸口を見つけることに集中する。
 ぶんと唸りを上げてセダの右足が飛ぶ。沙良はそれを上半身を反らしてかわした。
 右足の軌道が変わる。あの技だった。
 しかし、沙良に同じ攻撃は通用しない。
 振り下ろされる踵に対し、沙良は左膝を上げてその攻撃をブロックした。
 沙良が狙ったのは踵の後ろの脹脛の部分だった。 
 カウンターの攻撃にセダは悲鳴を上げる。
 沙良は間髪入れずに自分の身を捻り、体全体を沈めると弧を描く足でセダの軸足を払った。
 セダは尻餅をついて倒れる。
 沙良は身を起こすと追撃することなく後ろに飛んで距離を取った。しかし、そこはコーナーポストだった。
 すぐに起き上がったセダが彼女を逃がすまいとしてコーナーポストに詰め寄る。
 これでもう逃げ場がない。
 沙良は本当におしっこがもれそうで左右の足を交差して震えていた。その足にセダはローキックを放つ。
 刹那、沙良の姿が消えた。彼女はロープを足がかりに一気にコーナーポストのてっぺんまで飛び上がったのだ。
 見上げるセダの顔に動揺が走る。沙良はその瞬間を見逃さない。
 渾身の蹴りをセダの側頭部に叩きつける。セダの頭が大きく弾かれる。弾かれた頭が次の瞬間には何かに跳ね返され元の位置に戻る。
 沙良は瞬時の内に左右の蹴りをセダの両側頭部に放ったのだ。観客にはその瞬間、沙良がコーナーポストの上で浮かんでいるように見えた。
 沙良はコーナーポストの上からセラに向かって飛び降りた。
 両足を伸ばし、うつろな目をしたセダの顔面に靴の裏を舐めさせる。
 セダはマットの上に倒れ、そのままぴくりとも動かなくなった。
 通常失神した選手はそのまま尿を漏らすので自動的に敗北が決定する。
 しかし、セダの股間は全く失禁の兆候を見せていない。
 レフリーは戸惑いながらしばらく様子を伺っていたが、結局、試合続行不可能と判断し、試合終了のゴングを要請した。

72 名前:第38夜その3 投稿日:2002/11/15(金) 15:03
 一方、マットの上に着地した沙良はその衝撃によって尿意を究極までに高めてしまっていた。
 身よ捩り、リングの中を走り始める。
 観客からの「もらせ、もらせ」の大合唱。いつもならその声を余裕を持って聞いていた彼女だが、今はその声すらも下腹部に響き、危機的状況を増幅させる一因となっていた。
 スタッフが駆けより、手錠の鍵をはずそうとするが止まるともれてしまいそうな沙良は思わずそのスタッフを蹴り倒してしまう。
 観客席がどっと沸く。受けているのだ。
 どうやら彼女の試合は観客に満足してもらったらしい。それはいつもにもまして彼女の切迫した姿が真に迫っていたからだ。
 だが、彼女にそのことを喜んでいる余裕はなかった。
 ぴょんぴょんとマットの上を飛び跳ね、「出ちゃう、出ちゃう」と子供のように口走っていた。
 不意に熱いもの彼女の股間に広がった。ついに決壊がはじまったのだ。
 沙良はびくりと身をそらすと手錠をしたままリングの下に転がり落ちた。
 起き上がるとへっぴり腰で控え室を目指す。全身から冷や汗が流れ落ちていた。
 チャンピョンたるもの決して失禁姿を観客に見られてはならない。
 その矜持だけが彼女を支えていた。
 観客の冷やかしの声の中を沙良は落ちぶれた聖者のように花道から消えていく。
 その後には小さな水滴の跡が続いていた。

「無様ですわ」
 モニターを見ていた操は呟くように言った。
「しかし、これで佐々野選手の強さをご理解いただけかと存じますが。なにしろセダのあのパワーと技に加え、セダには利尿剤投与なし、一方の佐々野選手には通常の2倍の投与というハンディを与えてなおこの結果ですからな」
「確かに少しはやるようですわね。しかしそれにしてもよくお父様がこんなハンデ戦を許可したものですね。もしこれで佐々野が負けたらどうするおつもりだったのかしら?佐々野はこの地下競技でも花形選手なのでしょう?」
「それだけお館様が佐々野選手の強さを信頼しているということでございますよ。それにしてもお館様にお願いしたかいがありました。今の試合内容はお嬢様が佐々野選手と戦う時に大いに役に立つものですぞ」
「それでもお父様は私が負けるとお思いなのでしょう?思っているからお前のあんな無茶な要望を受け入れたのですわ」
 操は悔しそうに言った。
「結果で見返せばいいのですよ、お嬢様」
「それはそうですけど・・・」
 そう言って操は湯呑の中の飲みかけのお茶を憂鬱そうに覗き込んだ。
「ねえ、五味田。まだお手洗いに行ってはだめかしら?」
「辛抱でございます。お嬢様」
 五味田の無情な声が観戦室に響いた。

73 名前:70 投稿日:2002/11/15(金) 15:29
>>70
訂正
×サイドキック
○ミドルキック

74 名前:第39夜 投稿日:2002/11/17(日) 01:03
「お願い。外して」
そう叫んだ少女はメイドの恰好をし両手は後ろ手にまわされ、手枷が嵌められていた。
少女と言ったが彼女くらいの年頃になると、少女と呼ばれる事はほとんどない。背は大人の女性とかわらず、体つきも女性らしさを持ち始めている。
「言葉遣いはだいぶよくなりましたが、相手を敬う心が足りていません。要求がある時も、あなたは自分の立場をわきまえていただかないと」
どっしりとした革張りの椅子に腰掛け、彼女をなめ回すように見ていた白髪の男が冷淡な口調で彼女の言葉を非難した。
「お願い…もう、我慢出来ないの…」
震える声でそう言った彼女の目に涙が溢れはじめた。
手枷を嵌られているところを見るとこのメイドは何か失態をしでかしたのだろうか?
しかし、主人の書斎の様に見えるこの部屋ではメイドの折檻に相応しくない。
「目的語だけで会話をしていいのは相手が対等な立場にある時に限ります。何度も言うようですがあなたはもう一度自分の立場を見直してください」
白髪の男はそう言いながら彼女の膝の動きを楽しげに目で追っている。彼女の足は小刻みに震え、時々膝が右へ左へとくねくね動く。そして膝の動きに合わせて彼女のお尻もフルフルと揺れるのだ。
「お願いです。お手洗いへい、行かせてください。もうっ…我慢出来ないんです」
「ふっ、駄目だとは言いませんが、わざわざ行く必要はないんじゃないですか?」
「お願いです。もう!漏れちゃう…」
「昨日も同じ事を言ってましたね。もっとも思い出して欲しいのは言ったかどうかではなく、そのあとあなたがした事の方ですが」
「うっ、うっ、ううっ…」
彼女は嗚咽を漏らすと涙を流し、彼女の立っていた辺りの絨毯を濡らしはじめた。もちろん彼女の涙がではない。
「今日もオモラシですか。もっとも掃除洗濯はあなたの仕事ですから私は一向に構いませんが」
男はそう言うと椅子から立ち上がり彼女の背後に回って手枷を外した。
「着替えても構いません。ですが仕事もきちんとこなして貰います。夕食までに終わらせなければ罰を与えます」
男はそう言うと出て行き、そこに残された少女はうつむき時々嗚咽を漏らしながら自らが汚した衣服を脱ぎはじめた。
一週間ほど前、この屋敷の主が事故で死んだ。高度成長と共に発展をしてきた大会社の社長であったが、近年の不況の影響で経営は苦しく、大口の取引先を探し、銀行をつなぎ止めておく為に飛び回る日々が続く中での死だった。その突然すぎる死に方と、会社の状況から自殺説も取り沙汰され、いよいよ死に体となった会社はとあるグループに吸収されるかたちでの再建案をのまなければならなかった。社長の死からわずか二日で社長宅は抵当に入れられてしまった。
今この屋敷はかつて社長の執事だった男に管理を任されている。使用人たちは次々と暇を言い渡され、この屋敷に住む者は今や二人だけになってしまった。
かつては社長令嬢として羨望を集めた彼女だが、今は失禁の羞恥と自分の財産であった敷布や衣装を汚す屈辱に涙を流す日々を送っている。

75 名前:軍曹 投稿日:2002/11/17(日) 01:09
調子に乗って書いている時はいいんだけど、なんかの拍子で素に戻った時
自分の汚点をさらけ出しているみたいですごく嫌な気分になったりする。
そうなっちゃうと続きが全然書けなくなるんだが、
そうならない方法というか、モチベーションを維持するいい方法ないかな?

76 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/11/17(日) 08:04
>75
それは慣れるしかないでしょう。
俺は書いてて自分でハァハァできればイイと思う。


でも、最近忙しくて書けない罠・・・。

77 名前:sage 投稿日:2002/11/17(日) 21:41
>>75
>>76

自分も書く時間がなかなかとれないのが・・・
汚点をさらけだすという点ではネットってのはそもそも自分をさらけ出すための快楽装置だと個人的に思ってるんでそのことで自己嫌悪することはあんまりないですね。

78 名前:76 投稿日:2002/11/17(日) 21:44
>77
もはや汚点とは思っていませんが何か?

もし自分のカノがお漏らし好きだったら泣いて喜ぶな。

79 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/11/18(月) 00:39
>>75
すごくワカル。フェティシズムにはその傾向つきまとうよね。

まあけど、必ず気分や調子は回復してくるから
その時の感覚を大事にしたらいいと思う。
途中で醒めたら別のネタに移って、前のを続けるのは思い出した時で
いいのでは?

プロなら質のいいモノを期限までにクリエイトしようとすれば
割り切るか、気分までコントロールすることが要求されるんだろうけど
自分はそういう立場じゃないから、無理して絞り出さなくていいじゃんって
スタンス。

80 名前:第40話その1 投稿日:2002/11/18(月) 13:02
バニーガールの格好をした女の子が夜の街を走っている。
「もうダメ!」
「トイレどこ?」
「おしっこでちゃう!」
股間を押さえてぴょんぴょん跳ねている。
もう限界水量突破寸前。
爆発3分前解除不能という感じ。
うさぎは辺りを見まわす。
そこら中の建物や壁には荒っぽい字で「野ション禁止」「立小便お断り」の張り紙が。
けれどうさぎはどうにも我慢出来なくて大胆にも股間の布地を寄せて立ちションしようとする。しかし、どうにもアミタイツが邪魔だ。
用を足すにはどうしても衣装を全部脱ぐ必要がある。
「ううっ、だからうさぎは損だっていわれるのよ」
こんな所で丸裸になるのはとても危険だけど背に腹は変えられない。
「おい、そこで何をしている!」
低い唸るような声が夜の狭間に響く。
衣装に手をつけかけたうさぎの肩がびくりと震える。
振り向くと二本足で立った毛むくじゃらな山犬がそこにいた。
「まさかそこで小便をしようとしてたんじゃあないだろうな?わかってんのか、ここは俺様の縄張りだ」
「だ、だってもう我慢できないんですぅ」
うさぎは哀れっぽく訴えかける。
「知ったことか。俺様の縄張りに他の奴の匂いが混じったら狼どもになめられてしまうだろうが」
「だって、だって」
うさぎは両手で股間を押さえ、もじもじする。
「うるさい!じゃまだドケ!」
山犬はうさぎを押しどけると彼女が用を足そうとしたその場所に仁立ちになった。
巨根を天に向けて誇らしげにマーキングを始めた。
大量の小便が放出される。
「ううっ、いいなあ」
指を咥え、うらやましそうに山犬の立小便を見ているうさぎ。
そんな彼女を山犬がぎろりと睨みつける。
「おい、いつまでそこに突っ立てる気だ。何なら食っちまってもいいんだぜ」
うさぎは震えあがる。
「ごめんなさい!すいません!!」
うさぎは再び両手で股間を押さえ、ぴょんぴょんと山犬から遠ざかる。
遠くに明かりが見えた。交番だ。
貯水タンクにはもういくつも亀裂が走っている。いつちびってもおかしくない。
うさぎは大急ぎで交番に飛び込んだ。
「す、すいません、おトイレ貸してくだい」
うさぎは体をくねくねさせながら目の前のおまわりさんにお願いする。
「ふむ、トイレか」
犬のおまわりさんはうさぎの言葉に何か考え込んでいる。
「だが、本当にトイレなのか。本官をだまそうという気ではないだろうね」
「そんなことしませんよお、お願いですから早くトイレをかしてください!」
「いやいやそうとは言いきれんところが物騒な最近のご時世。現に先月、隣町でも・・・」
うさぎは絶叫する。
「いいから早くゥー。もう洩れる!!」
うさぎは前かがみになり、股間を激しく擦り始めた。
「やれやれせっかちな娘じゃ。だがそもそもこの交番にはトイレはないわけでな。我々犬のおまわりは仕事中には用を足さない習慣だからして。それをトイレを貸してくれとは全く・・」
うさぎは交番を飛び出した。
「やれやれせっかちな娘じゃ」

81 名前:第40話その2 投稿日:2002/11/18(月) 13:07
ぴょんぴょんぴょんぴょん、狂ったようにうさぎは走る。
夜明けが近い。さきほどもう3回ほど彼女はアミタイツの中にちびっていた。
「もう出ちゃうよお」
朝焼けに染まった空が涙でにじんで見えた。
その時、目の前に公園らしきものが見えた。
最期の望みをかけてうさぎはそこに飛び込んだ。
トイレは?トイレは?トイレは?
「あ、あ、あった〜!!」
公園の隅の小さな建物。
うさぎはよろよろとその中に入っていく。もうまともには走れない。
確かにそこは公衆トイレだ。
ドアを開けると便器の中で蛇がどくろを巻いていた。
「うわ、なんどすか、あんさんは。いきなり失礼なおひとやなあ」
「す、すいませんっ、で、でもあたしもうお、おしっこ我慢出来なくて」
うさぎはトイレの入り口でしゃがんだり立ったりの動作を繰り返している。
もう極限の切迫感だった。
「おねっ、お願いですから、そこをどいていただけないで、でしょうか!」
「まさかあんさん。ここでお小水をするとでも?全くもって失礼なお人や。ここはわいの住まいやで。そこに小便垂れ流すとは一体どういう了見や!」
うさぎは蛇の目の前で奇妙なダンスを踊っていた。
「そん、そん、そんなこと言ったって、ああつ、ダメ!」
うさぎは蒼白な顔をして股間を握り締め、悪寒を感じているようにぶるぶると震えている。
「どうしてもというなら、ワイを倒してからするんやなあ、いうとくけどわいの毒は猛毒やで」
うさぎは老婆のように身を屈め、死人のような顔色をして公衆トイレを飛び出した。
公園では亀の子供が一人で遊んでいた。
「どうしたの、お姉ちゃん」
「おしっこ!おしっこもれちゃうの!!」
幼児のような物言いに亀の子は目をぱちくりとさせた。
「ああ、それならボクの家のトイレを貸してあげるよ。すぐ近くだから」
そう言って亀の子は先に立って歩き出した。
「ううっ、早く、早く」
うさぎは体をそらし、唇を噛んで最期の決壊を堪えている。
「もうすぐだからね。我慢してね、ここでしたらだめだよ」
亀の子は後ろを振り向いて心配そうに言う。
そう言っても彼の歩みは時速300メートルほど。
「ああっ、ああっ・・・」
うさぎは耐えきれず何度もおちびりを繰り返す。
やっと亀の家についた時、股間の布地はびしょびしょになっていた。
「くぅぅう」
歯を食いしばりながらトイレに案内してもらう。
トイレの中に入り、彼女はバニーガールの衣装を脱ごうとした。
だが衣装はピッタリと彼女の体にはりつき、中々脱ぐことかできない。
「ああっ、んああっつ。どうしよう、どうしよう」
うさぎは足踏みを繰り返し、早く衣装を脱ごうとするがあせればあせるほど衣装は体にまとわりついてくる。
「はああああ」
ついに最期の波がやってきた。衣装に手をかけたままうさぎのダムはついに決壊した。
布地越しに大量の尿が噴出し、亀のトイレを濡らしていく。
放尿はたっぷり1分間続いた。
うさぎはしばらく放心状態で立ち尽くしていたが、トイレの惨状に気がついて蒼くなる。
トイレを誰かがノックした。
「ねえ、お姉さん、まだ?ぼくもなんだかしたくなっちゃった」
うさぎの全身から音を立てて血の気が引いていく。
「ちょ、ちょっと待って!」
彼女は慌ててトイレットペーパーでトイレの中をふき始める。
股間が温もりが急速に冷たくなっていく。
うさぎは自分の尿の匂いをかぎながらトイレをふき続け、
どうせこんなことをしても無駄なのだと思いながらぽろぽろと涙を流した。

82 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/11/18(月) 17:55
×アミタイツ
○ストッキング

83 名前:第41夜 投稿日:2002/11/18(月) 23:26
 麦島萌香は高校二年の女の子。
 夏の修学旅行。移動中のバスの中で彼女は尿意を催してしまう。
 バスは渋滞に巻き込まれ、中々前に進まない。
 萌香はクーラーの効きすぎた車内で冷たい汗を流しながら震えている。
 移動距離の半分を過ぎた辺りから彼女は何度も尿意の波に襲われる。
 7度目の波の時、彼女は潮吹きのようにおしっこをパンツにシュッと吹きかけてしまう。
 思わず腰を浮かす萌香。
 しかし、小さなおもらしはその後も続き、旅館に着いた頃には彼女のパンツはびちょびちょになっていた。
 バスから降りると萌香は旅館に飛び込むがトイレの場所が分からない。
 誰かに場所を尋ねる余裕もない。
 パニック状態の萌香は廊下に人気がないのを幸いにパンツを下ろし、しゃがみ込む。
 そのまま洪水のような大放尿。
 あまりの気持ち良さに体がぞくぞくする。
 ようやくすべてを放出した直後、不意に足音が聞こえ、その場から逃げ去る萌香。
 廊下のおしっこのことが問題になならないかドキドキしていたが幸い旅館を出るまでその話題が出ることはなかった。
 しかし、旅館から出たバスの中で萌香はまた尿意を感じてしまう。
 用心していたにもかかわらず、その尿意は昨日よりずっと早いスピードで高まっていく。

84 名前:第42夜 投稿日:2002/11/19(火) 22:28
廊下は走っては行けないって事は小学校の時から教えられます。大して広いわけでもないので人とぶつかるからあぶないというわけです。
とは言え、急がなきゃ行けない時ってものもありまして、そう言う時は人を縫うように走っちゃったりするわけですが、
いつもいつも上手く避けられるわけじゃないんですね。避けたと思ったら、脚がもつれそのままよたよたっと転びそうになって、誰かにドーンとぶつかってしまう。
まあ、走っていたのが女の子で、ぶつかった相手が男の子だったりすると言いシュチュエーションですよね
しかも、ぶつかった相手が密かな思いお寄せる相手だったりして…
あ、寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行松雲来松風来松食う寝る所に住む所藪羅漢図のぶら柑子パイポパイポパイポのシューリンガンシューリンガンのグーリンダイグーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助くんごめんなさい。
なんて事を言ったりしてね。
そんでもって彼女に抱きつかれた彼の方もちょっと照れながら
ぼ、僕は大丈夫だよ。それより君、大丈夫なの? 顔が赤いけど…
だ、大丈夫。寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行松雲来松風来松食う寝る所に住む所藪羅漢図のぶら柑子パイポパイポパイポのシューリンガンシューリンガンのグーリンダイグーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助くん気にしないで…
ホントに大丈夫? 今度は顔真っ青だよ。具合悪いんじゃないの?
ううっ、寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行松雲来松風来松食う寝る所に住む所、あうぅ藪羅漢図のぶら柑子パイポパイポパイポのシューリンガンシューリンガンのグーリンダイ…グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助くん…私、トイレに行くところだったんだけど…あんまり長いから間に合わなかったの
おあとがよろしいようで

85 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/11/19(火) 22:32
>84
ワラタ
でっも抜けた

86 名前:第43夜 side A 投稿日:2002/11/20(水) 23:24
アキはベッドに俯せになり啜り泣いていた。
今日の夕方、姉のマシロが両親の前で婚約者を紹介したのだが、その相手はアキの憧れの先輩トオルだった。
アキとマシロは一つ違いの姉妹で二人とも名門と呼ばれる高校を卒業し、アキは今年で医大の6年目、マシロは去年で同じ医大を卒業し今年から研修医としてとある総合病院での勤務を始めていた。
アキとトオルの馴れ初めは高校時代、スキー部の先輩後輩の関係だった。何事に対しても活動的であったアキに対し、マシロは影の薄い優等生タイプで部活には属さず、放課後は図書室に籠もって黙々と勉強していた。
もともとマシロは早いうちから医者を目指していた為、目立たぬところで人一倍努力し県下有数の名門校に入学ののち、地元国立大学の医学部に合格。着実に医者への階段を上っていった。
一方のアキは、優秀な姉に負い目を感じる事の無い様マシロに負けぬほどの努力をした。マシロと同じ高校に入学すると、部活の傍ら学年内でも高い成績を維持し続けたが、周囲はマシロの優秀さばかり褒め称え、姉の後追いになるアキはマシロに比べてバッとしないものがあった。
(いっつもお姉ちゃんばかり…いつもお姉ちゃんが美味しいところを持っていった…)
大学までマシロと同じでは自分はいつまで経っても姉の背を見て過ごす事になってしまう。マシロが医者になるのなら自分は弁護士にでもなろう。高校に入ってそう思っていたアキだが、憧れのトオルが卒業するとアキは途端に進路を変え、トオルと同じ大学を受験し見事に合格した。結果的に一年違いでマシロと同じ道を進む事になったが、追っているのがマシロではなくトオルだと思えば気にもならなかった。
(それなのに何でトオルさんはお姉ちゃんと…)
大学に進んだアキはそこでも積極的にトオルに声を掛けた。アキは自分からトオルに好きだと言った事はないが、トオルに対して自分をアピールし、やがてトオルの方からアキにアプローチしてくる。そう言う目論見だった。しかし医学部という所は実にハードスケジュールで、アキの恋愛の進展ははかばかしくないものだった。
アキ自身、今日までトオルのからのお誘いがないのは多忙さだけが原因だと思っていた。マシロは色恋には疎い女だと思っていたし、まさかトオルとマシロの間にそれほどの面識があるなどと思っても見なかった。
(先に生まれたってだけで何でもかんでもお姉ちゃんに取られちゃうの? もし、私の方がお姉ちゃんより先に生まれていたらトオルさんは私の事見てくれた?)
マシロへの嫉妬とトオルへの執念。夜の闇よりも黒い感情がアキの心を満たしていった。

87 名前:第43夜 side B 投稿日:2002/11/20(水) 23:24
マシロは身体の痛みを覚えて目を覚ました。気が付いてみると手足が動かず、自由の利かなくなった肩や膝の関節が鈍痛を放っている。長い事同じ姿勢でいた様だ。手足が動かないのは縛られているからだと推測した。
マシロの推測通り左手首と左足首、右手首と右足首はそれぞれ手錠で繋がれ、俯せに転がされている。しかも、そこはマシロのベッドの上だ。
「あ、お姉ちゃん気が付いた?」
そう言ったのは妹のアキの様だ。マシロは動かせる範囲で首を回してアキを探すが、見える範囲にアキの姿はない。
「アキなの? いったいどうなっているの?」
状況の判らないマシロはアキの事が気になり心配げに声を掛けるが返ってきた言葉は予想していなかったものだった。
「お姉ちゃんの躯って結構綺麗なんだ。でも、私だって負けてないよ。ううん、私の方が絶対勝ってる。トオルさんだって私の躯見たらきっと私の事気にいるわ」
「何を言っているの? いったいどうしたって言うのよ」
「お姉ちゃん、私ねトオルさんの事好きだったの、今でも。高校の時からずっとトオルさんの事見てたし、トオルさんがいたから今の大学に入ったの。だから、お姉ちゃんなんかよりずっとトオルさんの事知っているし、お姉ちゃんよりずっとトオルさんの事愛してる。私ね、お姉ちゃんにトオルさん取られるなんて耐えられないの。ずるいよね、お姉ちゃんだからって言っていつもいつもお姉ちゃんばかり褒められて、私が同じ事しても、お姉ちゃん以上に頑張っても、お姉ちゃんみたいに褒められた事ないの。どうしてなのかな?」
「アキ、悪ふざけはやめなさい!」
「私に命令しないで! 姉面して、優越感持って…ちょっと先に生まれただけで偉そうにして…絶対私の方が勝っているのに、いつも得するのはお姉ちゃん。」
マシロは背中に誰かがのしかかる重みを感じた。考えるまでもなくそれはアキだ。マシロからは判らないがアキは後ろ向きで馬乗りになりその手には何か光る物が握られていた。
「今日からマシロは私のお姉ちゃんじゃなくなるの。そして私がお姉ちゃんになるのよ」
「うっ、痛ッ」
マシロが呻き声を上げて仰け反った。マシロの腰に大きな注射器が突き刺さり、アキの右手がシリンダーを押し込んでいく。
「お姉ちゃんも医者だからよく知っているよね。麻酔事故で半身不随になるケース…重度の場合は歩けなくなるし、軽度の場合でも…ふふふ、排泄機能障害でオムツが必要な躯になるの」
「やめてっ、やめなさい!」
マシロは躯を捩ってアキから逃げようとするが、手足を拘束された状態ではほとんど身動きは取れず、いくらあがいても全く効果はない
「ふふふ、大丈夫よ。マシロが赤ちゃんになったら私がオシメ替えてあげる。トオルさんもマシロちゃんの事好きだからきっと面倒見てくれるよ。でも結婚は無理ね。オムツをあてた花嫁さんなんておかしいもの。だから私がトオルさんと一緒になってマシロちゃんの面倒見てあげる」
マシロの股間から湧き水の様な滲みが流れ出しシーツの上にシミを広げていく。
「マシロちゃん。感覚がないから判らないと思うけど、あなた今世界地図を描いているのよ」
「いやああっ! いやああっ!」
マシロは声を張り上げて叫ぶが麻酔が効いている為オモラシは止まらない。
「麻酔が切れてもオモラシする様にもう一本打っておこうか? 歩けなくなったらそれはそれで赤ちゃんと一緒だし」

88 名前:軍曹 投稿日:2002/11/20(水) 23:27
自分で書いて何だが
怖ぇ…

89 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/11/20(水) 23:36
>88
確かに怖ぇ…

でも(・∀・)イイ!!

90 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/11/22(金) 12:34
自分は我慢限界失禁が好きだけど
こういうおもらしもいいね!

91 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/11/22(金) 12:40
最新情報です。興味のある方は見てください。
http://f3.aaacafe.ne.jp/~tokudane/zyouhou1.html

92 名前:第44夜(前編) 投稿日:2002/11/24(日) 01:50
蓮田ミツ子がジュード・ロウファンである事はクラスの女の子たちの間ではあまり知られていない。
別の隠している訳ではないが、友達の多くは映画には興味がないらしく、話をする機会自体ないのだ。
ミツ子自身、中学生の身の上で映画館まで足を運ぶのは小遣いの額からして厳しいものがあり、公開中は我慢してレンタルを待って観る事にしている。
この日は新作レンタルの初日なので、授業が終わるとミツ子は行きつけのレンタルショップに急いだが、ミツ子を迎えた新作の棚はどれも『貸し出し中』のタグが付いていた。
せっかく楽しみにしていたのに貸し出し中だからと言って諦めきれるものではない。ミツ子は往生際悪く一つくらい残っていないかと棚のビデオを睨み続けた。
「あれ、蓮田じゃないか」
「あ、真井」
棚のビデオを睨んでいたミツ子に声を掛けたのは、一年のとき同じクラスだった真井鎮竜(まないしげたつ)。
特に親しくしたつもりはないが、鎮竜が映画好きだった事もあって同級生の男子の中では一番話しをした相手だった。
「蓮田のお目当てってこれ?」
そう言う鎮竜の手には貸し出し用の布袋。
「それ、ひょっとして」
「ああ、たぶん最後の一本」
「ね、タダでとは言わないから貸して」
「バカ、又貸しはダメに決まってんだろ。店の中で何言ってんだよ」
同じ店の会員であるミツ子がその規則を知らないはずはないが、観たい気持ちが先走り思わずそんな事を言ってしまっていた。
「何なら、俺んち来ない?」
「は?」
「だから、一緒に観ないかって言ってんの」
突然の提案にミツ子は戸惑ったが、鎮竜の手にある一本を除けば全滅。他の店を当たるよりも鎮竜の提案をのむ方が確実だった。
「真井が構わないなら…」
「俺は、蓮田の都合さえ良ければ構わないよ」
都合が悪いはずがない。ビデオを観る為に全く予定は入れていないのだから
「それじゃあ、言葉に甘えさせて貰うね」

鎮竜の家は店の近くにあり、ここならば一度で覚えられそうだとミツ子は思った。
「おじゃまします」
なにぶん初めて訪れる家なので幾分恐縮気味にミツ子は言った。
「誰もいないけどな」
「あ、そうなんだ」
玄関先でそんな会話を交わしたあと鎮竜はミツ子をリビングに案内し、テレビのスイッチを入れてデッキにビデオを差し込むと、台所に行って飲み物を取ってきた。
「コーラしかないけど」
そう言うと鎮竜はコーラのペットボトルとグラス二つをリビングテーブルの上に置き、リモコンを手に取って本編が始まるまで早送りした。

93 名前:第44夜(後編) 投稿日:2002/11/24(日) 01:50
映画は思ったよりもつまらないものだった。ミツ子にとって肝心のロウ様も主演女優の引き立て役でしかなく、ストーリーはあまりにも陳腐で中盤にさしかかった辺りでミツ子は飽きてしまっていた。
一方の鎮竜は対して面白くもないのに画面に集中している。
テーブルの上のコーラは残り半分くらい。そのほとんどはミツ子が飲んだ。あまりにも退屈で間を持て余し気味だった為、ほとんど飲み続けだった。
(飲み過ぎたなぁ。オシッコしたい)
終盤に差し掛かった辺りでミツ子は尿意を催していた。これが面白い映画なら熱中し過ぎて尿意を感じる余裕もなかったろうが、コーラの飲み過ぎに加えて退屈でなかなか終わらない映画。ミツ子の意識はどうしてもオシッコの方に向いてしまう。
(あとどのくらいかな)
雰囲気からしてそろそろクライマックスだと言う事は判るのだが、終わりそうでなかなか終わらない。中盤が退屈でも結末がいい映画は多いので、ミツ子としてもみすみすそれを見過ごすまねはしたくなかった。
しかし、ミツ子の尿意はどんどん強まっている。自分の家ではないのでポーズをかけてトイレに行くのもはばかられるし、今日初めて訪ねた家でトイレを借りるという行為自体どうしても及び腰になってしまう。
ミツ子がそんな事を考えながらそわそわしていると、ようやく映画が終わって画面がスタッフロールに切り替わった。
「なあ、どう思う?」
リモコンを取って巻き戻しを始めた鎮竜が自前の批評を語り出した。
「トイレ貸して」と言おうと気持ちの準備を整えていたところへ来て鎮竜の映画評。完全に言うタイミングを逸してしまった。
「あー、そう言う難しい事は考えた事ないなぁ。私はただ観てそのまんま感じた事しかわかんない」
どうと訊かれても答えようがなかったし、判らないのに相槌を打つのも鎮竜に失礼だろうと思って、ミツ子はそう答えた。実際にミツ子は鎮竜の言う様な難しい事を考えながら映画を観た事はない。
「じゃあ蓮田はどう思った?」
「えーと、真ん中当たりから結構退屈だった気がする」
「そうなんだよ、重要なポイントはほとんどが最初の30分に…」
(ううぅ、そんなのどうでもいいから、オシッコさせてよぉ)
ミツ子の膀胱はもう限界にきている。ミツ子の頭の中全域では警報の赤ランプが点滅している。
(ああ、これ潜水艦の映画みたい)
ミツ子が勝手に作り出したイメージにもかかわらず、ミツ子にはそんな感想が浮かんだ。
(もうすぐ、艦内に張り巡らされたパイプから水が噴き出してくるんだわ)
ミツ子の体からも水が噴き出そうとしている。その事態を回避する為には手段を選んでいるヒマはない。
「ごめんなさい真井くん!トイレ貸して」
鎮竜はいきなり話の腰を折られてやや唖然としたが、すぐにミツ子の窮状を理解すると
「そこを出て左にまっすぐ、奥から二番目だよ」
とトイレの場所を説明した。
それを聞いたミツ子は急いで立ち上がったが、その急激な動作が膀胱を刺激した。
「きゃっ、だめっ、出ちゃう」
二、三歩歩いただけでしゃがみ込みぶるぶると体を震わせた。
「ああああぁ、やあああぁぁぁ」
閉じ合わされた太股の間にオシッコが溜り、わずかな隙間を伝ってお尻の方へと流れ始める。限界まで溜められたオシッコの噴出量は太股の隙間から漏れ出る量を上回り両膝の間からは小さな滝を作った。
鎮竜に背を向けていたがミツ子は泣いていた。
(真井の前でオモラシなんて、もう明日から学校行けない。レンタルショップも、誰にも顔会わせられない)

ミツ子はこのあと一週間ほど不登校に陥るが、鎮竜の計らいによって再び登校する様になる。
もっともこれは別のお話。

94 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/11/24(日) 01:58
その別の話もキボソヌ

95 名前:第45夜(前編) 投稿日:2002/11/24(日) 03:23
「ねえ、オシッコしたい」
満佐江は隣に立つ恋人の晴哉にそう囁いた。
「うーん、このペースだと5分くらいで中入っちゃうぞ。それにトイレも並んでいそうだから今からじゃ、微妙なところだな」
いかに大規模な入場者数を想定していてもGWのTDLの混雑ぶりは殺人的といえる。全てのアトラクションで30分待ちは当たり前。随所に設置されているトイレも人気アトラクション近くでは順番待ちの行列が出来ている。
「社会人最初のGWは旅行にでも行かないか」と言い出したのは晴哉の方。「どこがいい?」と訊かれて「ディズニーランド」と答えたのは満佐江。二人は大学生の時からの付き合いでデートは専ら地元。二人だけで旅行へ行った事など一度もなかったが、社会人になりある程度の金回りが良くなるとちょっとはグレードを上げてみようと思うのも無理からぬ事。
そう言う訳でホテルの予約状況を訊いてまわった結果、連休終わりの二日間、一泊予定で上京を決めた。
スターツアーズはTDLのアトラクションの中でも古い方にはいるが、映画の新シリーズが公開された事もあって人気を盛り返している。
晴哉はこの映画が気に入っていて、来るときも運転しながら「TDLに行くならスターツアーズは外せない」と言い続けていた。これについては満佐江も異存なかったが、その時はスターツアーズで尿意に苦しめられるとは思っても見なかった。
晴哉の読み通り五分もしないで二人は建物の中に入ったが建物の中でも長い行列が続いていた。
「あとどのくらい掛かるのかな?」
「さあ、結構長そうだぞ。我慢出来ないか?」
「今はそれほどでもないけど…どっかにトイレないのかな?」
「たぶんあると思うけど、どうやってそこまで行くかだな」
通路いっぱいに埋め尽くされた人の列。トイレがあるとしてもそこへ行く為の道が空いていない。
「最悪、無かったとしても、なんとかなるよ。たぶん」
晴哉を安心させるためと言うより、自分を勇気づける溜めに満佐江はそんな事を口にした。
肝心のアトラクション本体に至までの20分間、随所におかれた宇宙船やドロイドを堪能した晴哉に対し、満佐江はそれらに興味を示さなかった。
ただ時折「オシッコしたい」「けっこうオシッコしたい」「かなりオシッコしたい」と言いながら足踏みを繰り返していた。

96 名前:第45夜(後編) 投稿日:2002/11/24(日) 03:24
ようやく晴哉たちの番が回ってきて、二人は隣り合った席に座ると、晴哉の方から
「今どれくらい?」
と訊いた。
「けっこうキツイ」
文字通り満佐江も辛そうにして身体を屈めている。
その直後、明かりが消え開始のアナウンスが流れ始めた。
「安全バー気をつけろよ」
最初は意味のわからなかった満佐江だが、安全バーが膝の上に降りてくると晴哉の言わんとする事が理解出来た。危うく下腹に直撃を受けるところだったのである。
アナウンスが終わると座席の下が持ち上がりツアーがスタートした。
ツアーは満佐江にとっては最悪の戦いであった。
前後に揺れれば下腹に安全バーが押し付けられ、左右に揺れれば反射的に脚を開いてしまう。
しかも、始終「いや、止めて、漏れちゃう」と口走る横で晴哉は「無理言うな、耐えろ、フォースを信じて」とあきらかに楽しんでいる様子で励ましの言葉(?)をかけ続けた。
ライドを降りたとき満佐江はへっぴり腰で歩くのもやっとと言った様子だった。晴哉はそんな満佐江の連れてスタッフの指示する出口の方へ向かって歩き出した。
ところが出口付近では人の流れが滞っていた。ちょうどそこはオリジナルグッズの販売所の前でグッズを求める人の列と、その列に堰き止められてさらなる人垣が出来ていた。
晴哉はそこをどう通り抜けたものかとひょいと背伸びをしてみると、その人垣の向こう側にトイレを示す看板が目に入った。
「この人混みの向こうにトイレがあるぞ」
晴哉は満佐江にそう言ったが、それを聞いても満佐江は浮かない顔をして
「も、もう、半分くらい…出ちゃってる」
それを聞いた晴哉は目を凝らして満佐江の脚を観ると、幾筋か雫の流れた跡があるのが判った。
「まだっ、全部じゃないよな」
「うん、全部じゃない」
「じゃ、じゃあ、残りはトイレで。あとの事はそれから考えよう」
晴哉達はどうにか人混みを突破し、満佐江をトイレに送り込むと、自分も男子トイレに入って用を済ませた。
そのあと二人はレストラン脇の植え込みの横まで来ると、晴哉は周りに人がいない事を確かめて
「ちょっとスカート捲り上げて」
と言った。
「え、ここで?」
「ここなら人いないだろ」
「う、うん」
そう言うと満佐江はスカートの前を持ち上げて、パンティが晴哉に見える様にした。
「わぁ、グッショリ」
晴哉は前当ての部分に人差し指を押し当てながら、満佐江の羞恥を煽る様にそう言った。
「う、言わなくたっていいじゃない」
「満佐江、濡れてるね」
「そんなんじゃないよぉ。わかってるくせに」
「満佐江ったら、こんなに濡らしてどうしたんだい?」
「違うもん、オシッコだもん、…ちょっとチビッちゃっただけだもん」
「チビッた?チビッたねぇ」
「チビッた!全部でたわけじゃないから、チビッたなの!」
「わかったわかった、替えのパンティ買ってやるから」
かくして晴哉はディズニーキャラのプリントパンツを買う羽目になり、満佐江はやや年齢不相応な下着を履く事になったが、二人とも満更でもない様子で、その晩は特に激しかったとか…

97 名前:第46夜 投稿日:2002/11/24(日) 05:06
「おまえなまいきなんだよ」
光平(みつひら)は芙美(ふみ)に向かってそう言った。
二人はこの学童保育の最年長。共働き家庭が多い為、同じ学区に住む年少の児童のほとんどはこの学童保育に預けられるが、学年が上がる毎に塾などに移っていくため、6年生はこの二人だけになってしまった。
6年間通い続けてとうとうボスになったと思っていたところ、男の自分より女の芙美の方が人望を集めており、夢見ていたボス暮らしは大きく狂っていた。光平の面倒見が悪いと言うようなことはないのだが女の子達はどうしても光平になつかず、1年生辺りでは男の子も芙美になつく始末。光平にはそれが面白くない。面倒見に関しては芙美も光平もどっこいどっこいなのに、芙美の方が体つきが大きく頼もしく見える。光平もその事はわかっているがわかっていても納得がいかない。
「だからなんだってのよ」
「ここではおれがリーダーだ。おまえもおれのゆうことをきけ」
実際この学童保育の名簿は光平の名前が一番最初に載っている。単に年長者から五十音順に並んでいるだけだが、光平にとっては自分がリーダーをやるべきだという啓示の様に見えた。
「なんであんたのいうこときかなきゃなんないのよ」
光平と違って芙美にはここを牛耳ろうなどと言う野心はないが、ただ女だと言うだけで同い年の男に舐められるつもりはない。芙美は幼いながらウーマンリブに目覚めつつあるのだ。
「そういうことはおれにかってからいえ」
光平自身芙美を打負かす事でしか完全な掌握を得られない事には気付いていた。しかし、体付きはあきらかに芙美の方が勝っているし、力比べで勝てるかどうか自身がなかった。
「ふん、あんたみたいなちび、かんたんよ」
芙美がやる気満々に立ち上がる。光平は覚悟を決め、手下に合図をする。光平配下の子供達はすぐにテーブルをずらし場所を空けるとマットを広げた。相撲やプロレスごっこをやるときに怪我をしない様に敷く衝撃吸収マットだ。
ルールはここの基本ルール『ぶたない、けらない、かみつかない』に加え引っ掻きと頭突きも禁止。マットに倒して押さえつけたり関節技で闘い、先に「まいった」した方が負け。
力の差はともかくこのルールでは体の大きい芙美の方が有利である。とにかく光平が勝つには「まいった」しない事である。
「れでぃいい、ごお」
開始と同時に芙美が光平を突き飛ばし、倒れた光平の両腕を押えて組み敷いた。しかし、密平は両足で芙美の身体を投げ飛ばし今度は光平が芙美の上に乗し掛かったが手を封じておかなかったため芙美は簡単に光平を捕まえロメロスペシャルを極めるが子供特有の柔らかな関節のおかげで光平はそのホールドを抜ける事が出来た。しかし、芙美は続けてチョークスリーパーを極めた。首を極められた光平は苦しさにもがいたが、芙美に「まいったしなさい」と言われる毎に気を持ち直し、首を極められたまま芙美を背負い投げにして脱出に成功した。マットに叩き付けられた芙美は無防備に背中をさすっていたため、光平は芙美の両足を掴みエビ十字固めに…しようと思ったがかけ方がわからないので、そのまま右足を芙美の脚の間に入れて電気按摩を仕掛けた。
「きゃあああ、きゃあああ」
芙美が悲鳴を上げたので効いていると思った光平はさらに強く踏んだ
「きゃあああ、きゃあああ」
芙美は何故か笑いながら悲鳴を上げている。効いているのか効いていないのか判らないまま光平は続けた。
「ひっ、ひいいいい、やめてぇぇ」
「まいったか?」
「もうだめぇぇぇぇ」
突然光平は靴下の先から暖かいものを感じた。
「うわっ、しょんべんもらしたっ」
慌てて飛び引いた光平に対し、芙美はその場で痙攣している。
「だ、だから、やめてっていったのにぃぃ」
勝負は光平の判定勝ちとなり、芙美は『おもらしおねえちゃん』と呼ばれ、卒業まで下級生のオモチャにされるのでした。

98 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/11/26(火) 20:59
いい(・∀・)

99 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/12/02(月) 06:02
よ、よんじゅうななわはいつですか…………ハァハァしつつ待つ!

100 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/12/02(月) 16:43
100ゲト

101 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/12/02(月) 21:13
書きたいけれど時間と気力が続かないなあ。
まあ、充電しつつぼちぼちと。
取り合えず誰か書くまでリクエストタイムということで、
要望などあればどうぞ。

102 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/12/02(月) 21:35
>101
拉致監禁されて拘束されて
トイレに行かせてもらえなくて限界失禁。

ってのはどうでしょうか?
我慢の過程もじっくりと観察して・・・。



って自分で書けよ俺。



時間が無くてムリ・・・スマソ

103 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/12/03(火) 00:42
ネタはあるんですが書くとなると大変ですよね
専門店スレはネタだけで済むから時々参加してるんですが

104 名前:第47話(前編) 投稿日:2002/12/03(火) 21:39
5時間目が始まって15分。みさきちゃんは椅子の上でもじもじと身体を揺すっています。
(おしっこしたいよお・・・あと30分なんて我慢できない。先生に言おうかな)
でも、みさきちゃんの中の悪魔が、それをやめさせようとします。
「おいおい、みさき。お前もう5年生だろ? 1年生じゃないんだから、授業中にトイレなんて行くなよな、みっともない」
(で、でも、早く行かないと・・・)
「じゃあお前、先生にこう聞かれたらどうするんだ?『なんで昼休みにトイレに行っておかなかったんだ?』って」
(え、それは・・・)
「正直に言うのか? 『友達とおしゃべりに夢中で、トイレに行くのを忘れてました』って。先生怒って、トイレに行かせてくれないかもしれないな。それなら恥をかかないで済む分、そのまま我慢したほうがいいんじゃないのか?」
(う、うう・・・)
みさきちゃんの頭の中には悪魔の言葉がぐるぐると駆け巡ります。
結局、みさきちゃんは座ったまま我慢を続けてしまいます。

残り25分になりました。
おしっこがしたくて、じっとしていられないみさきちゃん。椅子の上でおしりを左右に揺らして我慢を続けています。
みさきちゃんは、何度もトイレに行こうと決心しようとしますが、その度に悪魔が邪魔をします。
「みさき、お前もう11歳なんだぜ? いくらなんでも教室でおもらしなんかするわけないよな」
(そ、そんなこと言ったってもう、もれちゃう・・・)
「あーあ、そんなにおしっこしたけりゃ、トイレに行けば? でも、それを見て西崎の奴、どう思うかなあ?」
(えっ、西崎くん・・・!?)
西崎くんは、みさきちゃんと同じクラスの男の子で、今みさきちゃんは片想いをしているのです。
「授業中にトイレに行くような恥ずかしい女なんて、好きになってくれるかな? それどころか、逆にいじめられるかもしれないぜ?」
(そ、そんな・・・!)
西崎くんはそんな男の子じゃない、それはみさきちゃんにも分かっているのです。
でもみさきちゃんは、悪魔の言葉の恐怖から逃れられません。
結局また、みさきちゃんはトイレを言い出せず、我慢を続けてしまいます。

残り15分になりました。
(でちゃう、でちゃう! でちゃうよ〜っ!!)
みさきちゃんの両手は、しっかりとおしっこの出口を塞いでいます。がくがくと身体の震えが止まりません。
「うるさいなー。あと15分くらい我慢しろよな」
(だって、だってもう・・・あ、あっ)
半泣きになりながら、おしっこの波をやり過ごします。
(え〜ん、おしっこお〜!!)
「あーもー。我慢できないなら、そこでしちゃえばどうだ?」
悪魔が信じられないことを囁きます。
(それって、おもらししろってことじゃない!)
「そうじゃなくてさ。ちょっとだけ出しちゃって、すぐに止めればいいだろ。ほんの少しだけ、パンツに染みこませるのさ」
(え、でも、でも・・・)
「大丈夫だって。少しくらいチビったって、誰にも分かりゃしないんだから。」
(そ、そうかな・・・)
普段のみさきちゃんなら、絶対にそんな言葉には乗らなかったでしょう。
でも、延々とおしっこ我慢を続けている今のみさきちゃんには、その悪魔の誘いは何よりも甘く響きました。
「ほらほら。みさきを苦しめてるオシッコをちょっとでも出せば、絶対に今よりは楽になれるんだからさ」
(うん・・・)
とうとうみさきちゃんは、悪魔の言いなりになってしまいました。
ぎゅっと出口を押さえつけていた手の力を、そっと緩めます・・・。

105 名前:第47話(後編) 投稿日:2002/12/03(火) 21:41
『じょじょぉっ』
パンツの股布に、ピンポン玉くらいの大きさのシミができました。
(はあぁぁぁ・・・)
みさきちゃんの身体を、天国へのぼりつめたような快感が包みます。
けれど、すぐにおしっこを止めようとした途端、一気に地獄に突き落とされたような苦しみが襲いました。
(あっ、あああああっ!)
おなかの中にパンパンに溜め込まれていたおしっこが、出口を見つけて一気に押し寄せてきたのです。
みさきちゃんはぎゅうぎゅうと出口を手で押さえて押し戻そうとしますが、暴走をはじめたおしっこは言うことを聞いてくれません。
『ちょろっ・・・ちょろちょろっ』
(あっ、あっあっ)
一度だけ、ほんのちょこっとだけおしっこを出すつもりだったみさきちゃん。それなのに、こらえきれなかったおしっこが、少しずつみさきちゃんのパンツを濡らしていきます。
「おいおい、すぐに止めろって言っただろ? そんなにいっぱい、もらしちゃっていいのか〜?」
(だって、だって止まんな・・・いやあっ!)
『じょっ、じょっ、じょじょっ』
みさきちゃんは必死におしっこを止めるのですが、すぐにおしっこは出口をこじ開けてあふれ出してくるのです。
真っ白だった木綿のパンツはおしっこを吸って、薄い黄色に染まっていきます。
『じわ・・・』
それでも止まってくれないおしっこは、とうとう紺色のスカートにも染みていきました。
ゆかりちゃんのおしりの下のスカートに、黒々と染みが出来てしまいます。
「あーあ。これじゃあもう、おもらししたってバレバレだぞ。知ーらないっと」
(いや・・・いや・・・止まって・・・)
でも、おしっこは止まるどころか、どんどん勢いを増していきます。
『じょじょっ、じょっ、じょわわわああぁぁっ』
みさきちゃんの両手を、温かいおしっこが濡らしていきます。ぎゅっと押さえていた前側からもおしっこが染み出してきたのです。
その感触は、みさきちゃんから希望を奪い去りました。
(もうだめだ・・・あたし、おもらししちゃったんだ・・・)
同時に、みさきちゃんの支配を離れたおしっこが、勢い良く噴きだします。
『じゃあぁ〜〜〜〜〜〜』
椅子の上から、一気におしっこがあふれ、流れ落ちました。何本もの筋となり、床に水たまりを作っていきます。
(は・・・あ・・・はぅ・・・)
『ぴちゃぴちゃぴちゃ・・・』
自分のおしっこの匂いがツンと鼻をつき、みさきちゃんの目から涙がこぼれ出します。
椅子の下に大きな大きな水たまりを作って、おもらしは終わりました。
教室がざわめきだします。みんなが、みさきちゃんのおもらしに気付いたのです。
でも、椅子の上で脱力し、放心状態のみさきちゃんには、みんなが何を言っているのか聞こえません。
おしっこを全部してしまったみさきちゃんは、だんだんと冷たくなっていくおしっこの気持ち悪さの中、
どうして悪魔の誘惑に負けてしまったのだろうと、ただただ後悔するばかりでした。

106 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/12/04(水) 02:20
教室おもらし(・∀・)イイ!!

107 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/12/04(水) 14:58
。゚(゚´Д`゚)゚。ウワアァァァン!! 良すぎて涙が〜〜〜

108 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/12/05(木) 17:25
グレイト(;´Д`)ハァハァ

109 名前:第48夜(1) 投稿日:2002/12/06(金) 04:58
この話は千秋(中学3年生)と勇太(中学2年生)の姉弟の話です。



「う〜ん、ん」
千秋はゆっくりと目を開いた。まず薄暗く高い天井が目に入った。
ここはどこだろう?ぼ〜っとしたまま首を動かす、大量のドラム缶が目に入る。どこかの倉庫のようだ。
よいしょ〜と体を起こそうとして千秋は驚いた、自分の体の上に弟がうつぶせで半分乗っかっているではないか。
しかも両手は弟の体を抱きしめた状態できつく縛られている、同じく腰周りと両足首にも弟と密着したままきつく縛られている、
もそもそ体を揺らしても縄が緩む気配はない、瞬間的に拉致されたと気づいた。
そしていきなり頭の上で声がした、
「おっ、目ぇ〜覚めたか〜」
関西なまりのしゃがれた声だった。
あんた誰よ?千秋は怯えることなく強気に聞き返す。
すると目の前にひげ面の顔があらわれて、
「よぉ〜見たらかわええやないの〜」と言いニカッと笑った。
千秋はその不気味の笑顔に寒気を感じた。
質問を変え、なんで私たちをさらったのよ?とあえて強気に聞く。
「身代金が欲しいだけや〜悪ぅおもわんといてや〜」
「私の家はお金なんかないわよ」
「そんなわけあるかい、お前の親父はうちの組の銭持って姿くらましやよったんや」
「えっ」
「それ全部取り返してついでに慰謝料として500ぐらい貰おう思ってな」
男は立ち上がり扉の方へ歩いていく
「ちょっ、ちょっと待ちなさいよ」
「今から用事あんねん、そこでおとなしゅーまっとき〜」
「まずこの縄ほどきなさいよ〜」
「あと弟はきつい薬で落としとるからちょっとやそっとじゃ起きへんで〜」
そう言いながら扉に手を掛けた
「人の話をきけ〜〜」と千秋
「ほなまたな〜」
ガチャンと扉が閉まりあたりが静かになった。

うう〜、どうしよう...
実のところ千秋は先程目が覚めてから尿意を我慢していた
朝、時間がなかったため、少し催していたが遅刻を免れるために我慢したのと
ここの床が冷たかったので目が覚めたときにお尻と背中が冷えていたせいでさらに溜まりこんでいたが
自分が不利な状況を隠すためと、恥ずかしさでひげの男に伝えることができなかった。
うまく交渉して縄を解いてもらってさりげなくトイレに行く作戦は失敗に終わった。
悩んでいても仕方がないと、千秋はこのとてつもなく逃げ出すのが難解な状況を打破するために、知恵を絞って抜け出す方法を考えることにした。
状況を整理すると、仰向けの体の上にはうつ伏せの弟、手は弟を抱きしめる形で弟の背後にまわされ前手で縄、弟と合体したまま左右足首、腰にきつく縄。
「、、、全くダメじゃない」
そう思った瞬間ツーンとした刺激が出口の穴を襲う。
「んんんんんっ」
全く動くことができない状況での尿意の波に思わず声が漏れそうになる。
太ももを閉じようとしたそのとき勇太の膝が動き千秋の股間に軽く触れる形になった、さらに足首が固定されているので、千秋の足がつられて動く。
「ああああああっ、もうっ勇太ぁぁぁぁ」
「がぶぅ」と勇太の肩に噛み付いて波を堪える。
ぶるぶるぶるぶるっ、
なみだ目になりながら波が去ってくれることを祈る。
「う、う、う、...ぷはぁ〜」
勇太の肩から唇を離す、粘質の糸がつ〜と伸びた。
「はぁ、はぁ、はぁ、もういやぁ〜、早く自由になっておもいっきりおしっこしたいよ、
なんであたしがこんな目にあわなくちゃいけないの〜、姉がこんなにピンチなのに、
この弟は何気持ちよさそう煮に寝てんだか」
息を思いっきり吸い込んで耳元で叫ぶ、
「勇太ぁぁぁぁ〜〜、起きてぇぇぇぇぇぇ〜〜」
ぴくりと勇太が動いた、それを見て千秋はすかさず肩に噛み付く、
本来ならばもっと優しく起こすのだが口しか使えない緊急事態なので、しょうがない。
もぞもぞと勇太が動き出した、さらに寝返りをうった。
姉と弟の位置が入れ替わる、
「きゃあっ」
小さい悲鳴をあげ千秋は括約筋を閉める、振動が小さな膀胱を振るわせる、
手で押さえることが不可能なので出口を守りを固めるため勇太の右太ももを自分の太ももで挟み込み、股間を押し付ける
「ん、んんんんんんんっ」
さっきの体勢より幾分楽な体勢にはなったがここで決壊しては
何の意味もない。
必死で股間を押し付け体を揺する
「くぅぅ〜〜〜〜っはぁ〜〜〜〜」
この衝撃も歯を食いしばり耐え抜いた。

110 名前:第48夜(2) 投稿日:2002/12/06(金) 05:16
今の衝撃で勇太が目を覚ました。
ん?体が重いような、ぼぉーと瞼を開くと目の前になみだ目の姉の顔があった。
「やっと起きた〜、おねーちゃん何度も呼んだのになかなか起きないんだから〜」
落ち着かせるために普段のやさしい口調で千秋は言った、
「ここはどこ?」
千秋は落ち着いた口調でひげの男とのやり取りを話した。
自分が尿意を催していることは、黙っておくことにした。
仲のよい弟とはいえ恥ずかしいのである。
弟が尿意を訴えたら自分も言おうとかんがえた。
そして二人で縄を解く方法を考えることにした。
「よく見たら勇太両手自由じゃない、おねーちゃんは見ての通り動けないし、早く縄解いてよ〜」
「わかった」
二人とも横向きの体勢になり手を姉の腕の上から後ろに回して腰の縄を探ってみた、
何重にもなった縄は手探りだけでは結び目はわからない、
突然姉の腰がもじもじ動く、
「じっとしててよ、結び目がわかんないから」
「あっ、ごめん」
結び目を探そうと縄を引っ張ると再びもじもじと動く、
そのとき勇太は姉が尿意を堪えているのではないかと考えた。
そういえばいつもなら朝トイレにいくはずなのに今日は時間がなかったから行ってない可能性がある
でも、髪を梳かす時間があればトイレにくらい行っているはず
悩んだ末に縄を引っ張るときに自分の下腹部を姉の膀胱辺りに軽くくっつけてみた。
すると姉はビクッと腰を引き、きつく眉をひそめ「ぅ」と声を殺したうめき声を上げていた。
姉の膀胱がパンパンに張っていることを下腹部で感じた。
勇太は顔を真っ赤にして尿意に耐える姉にの姿に鼓動が速くなった。
少しの間黙っていて少し悪戯しやろうと考えをめぐらせていると、早く、早く〜と声がする。
「落ち着いてじっくり解かないと無理だよ〜、なんでそんなにあせってるの?」
勇太は普段のさりげない調子で聞く
「いや、あ…、なんでかな?あはは、あは」
とりあえず笑って誤魔化しながら少し考え、
「そう、そうよ、お姉ちゃんたちをさらった犯人が帰ってくる前に逃げなきゃいけないでしょう」
と正論を述べ、少し震えた後、身を硬くした。
勇太は姉が本当に危険そうなのをかんじて少しあせった。
「うん、わかった。結び目探すからあんまり動かないでね」
そういうと勇太は結び目に手を掛けた。
手探りだけで結び目を探し触ってみるが、きつく固く結ばれていてどうすれば解けるか見当もつかない。
「ねえちゃん、ダメだ。固くて解けそうにないよ」
「うぅ、そうなの...。万事休すかぁ〜」
消え入るような声で千秋はつぶやいた。
そして、自分の今の状態を弟に打ち明けた。
「あのね、、、お姉ちゃん今日の朝、、、トイレ、、、行ってないの、、、だから、、、だからね」
少し間をおいて次の言葉を続けた。
「もう、おしっこしたくて我慢できそうにないの〜!!」
そして勇太の肩口に顔をうずめ小さな声で、
「だから…、おしっこ、、、ひっかけ、、、ちゃうことになっても、、、怒らないでぇ」
そう囁くと、再び下半身がピクリと震えた。
「もう、そんなにやばいの。後何分くらいもちそうなの」
勇太は落ち着きのある声で問いかけた。
すると千秋は顔を上げ
「わかんないけど、、、もう長くは、、、でも、できるだけ我慢するからね。
 こんな寒い所で濡れちゃったら二人とも風邪ひいちゃうから」
と答え申し訳なさそうにうつむいた。
勇太はいつもめんどうを見てくれる姉に恥ずかしい思いをさせたくなかった。
このまま姉の決壊を待つより少しでもよい結果にもっていくために、
何かできることはないかと周りを首の動く範囲で見渡した。
目の片隅にキラリと光る物が映りこんだ。
割れたガラスの破片だった、長さは30㎝くらい、その場所までは距離にして約4m
頑張れば移動できない距離ではない。
「姉ちゃん、あっちにガラス片が見えるよ、あれがあれば腰の縄を切ることができるよ」

111 名前:第48夜(3) 投稿日:2002/12/06(金) 05:18
千秋に希望の光が射した。あれですべての縄を切ればまだ間に合う、
その辺の影に隠れて溜まりに溜まった物を下着を汚さず放出できる。
そう思うと急に元気が出てきた。
しかし問題はどうやって緩やかに移動するかである。
雁字搦めのこの状態で衝撃なく移動することが可能なのだろうか。
このまま転がると5回転くらいで届くが、今の膀胱が耐えられるはずがない
勇太が仰向けのまま手足を動かして滑らしながら移動するのも、あたしの手が下敷きになっているので無理、
考えている間も激しく重い尿意が下半身の体力を奪っていく。
どうしても他にうまい手が思いつかない。今度こそもうダメかと諦めかけたとき
勇太が姉を乗せたまま床に手を着き姉の縛られた手もろとも体を45°に起こした。
ひ弱な弟にこんなに力があるなんて思ってもいなかった千秋は驚いた。
「ゆ、勇太、、、大丈夫なの、」
ぷるぷると勇太の腕が震えている
「大丈夫、、、まかせて、、」
手足を器用にずらしてガラス片の方へ近づいて行く。
ずりずりと音をたてながら慎重に移動し1分ほどでガラス片が手に取れる所までたどり着いた。

勇太は休むことなく震えた手でガラス片を拾い上げ、上に乗っている姉の腰の縄にあてがい両手で握り力の限り前後に動かした。
太い縄の繊維がプチプチ音を立て裂けていく。
よし、もう少しだ、と雄太はさらに動きを速めた。
ピシッビリッと音がし、何重にも巻かれた縄が床に落ちた。
「きゃあっ!!」
千秋は予想外の刺激に悲鳴をあげた。
勇太は勢い余って姉のスカートを引っ掛けてしまい後ろ側を腰から半分破いてしまった。
「ごっ、ごめん姉ちゃん」
勇太はあたふたしながら謝る。
「うん、、、いいよ、、、、それより早く次の縄切って、、、もう、出ちゃいそう」
そう言うと千秋は股間を勇太の太股にきつく押し付けモジモジと動いている。
腰の圧迫感がなくなったので少しは楽になったものの、括約筋がもうしびれてきて感覚を失いつつあった。
「うん、もうあと1分くらいで自由になれるよ、だからもう少しがんばって」
勇太は足の縄に目を移し、今度は慎重に左右足首の縄を切った。
これで残りの縄は姉の手首の部分だけになった。
後ろ手で切るのは危ないので自分の体から抱きしめている形のまま固定されている姉の手を外すことにした。
「姉ちゃん、後は手をずらすだけだよ」
「う、うん、、、でも、押さえてないとがまんできないかも、、、」
すこしの沈黙を挟み千秋は恥ずかしそうに口を開いた。
「お願いっ、押さえてて欲しいの」
そういいながら千秋は勇太の太股からゆっくり腰を離した。
破れていたスカートがするりと落ちて淡い水色のショーツがあらわになる。
それも気にせず千秋は搾り出すような声で言葉を発した。
「勇太、早くっ、、、うう、、、」
勇太は女の子の股間を触るのは初めてで少し戸惑ったが、ゆっくり指をのばし軽く触れたところで指を止めた。
「そんなんじゃなくて、、、もっと強く押し上げて、、、早く、早くぅ〜」
尿道の奥がくすぐったいような感覚がだんだん強くなり、思わず括約筋が緩みそうになる。
勇太は悪友から「女のあそこは中指で触れ」と聞かされたことを思い出した。
勇太はまだ何のことか分からないがとにかくそういうものだと思い込んでいた。
姉の切迫した声にあわてて中指一本でショーツの上から押さえあげる
しかし勢い余って擦りあげるという形になってしまった。
「いやぁっーーー」瞬時に胸元で声があがった。
皮の上から力強く擦り上げられた小さな突起物が千秋の体中に電流を流す。
まだ15歳になったばかりの女の子のそれは、まだまだ耐久力に乏しく
皮の上からでも触れられれば、全身の力が抜けそうになる。
千秋は反射的に腰を引き、弟の胸に顔をうずめた。
勇太は姉の急な悲鳴に驚きパッと手を引っ込めた。
自分は言われた通りに押さえたのに、姉の予想外の反応におろおろする事しかできない。
「ごめんっ、姉ちゃんっ、痛かった」
おそるおそる聞いてみるが、返事は返ってこない。

112 名前:第48夜(4) 投稿日:2002/12/06(金) 05:19
千秋は普段大事にしまっている場所への未知の刺激により、一瞬意識が他の所へ飛んでしまっていた。
しかし、膀胱の出口にくすぐったい感触を感じて、我に帰った。
押さえていないと、もう数秒も堪えきれないはずの尿意を意識が飛んだことによって放置してしまっている事に気がつき
勇太の太股になりふりかまわず股間を押さえつけた。
(ダメ、、、力がもう、、、)千秋は心の中でそうつぶやき歯をくいしばった。
千秋の瞳から涙の粒がこぼれ落ちた。
「ねえちゃん、、、おしっこまだ、だいじょう、、、」 
じわり!
言葉を発し終わる前に片方の太股が温かく濡れるのを感じた。
「あっ」
勇太の口から思わず声漏れる、顔を上げ濡れた瞳でおそるおそる勇太を覗き込む。
そしてお互い無言で見つめあった。
勇太は鼓動が速くなるのを感じた、こんなとき何と声をかけてよいのかわからない。
今すぐ目を逸らしたいが姉の縋るような視線にそれも許されない。
とにかく何か言おうと口を開こうとしたそのとき、「しゅうううう、、、、」という音とともに
一瞬火傷してしまうかと思うくらいの熱が太股の周りに広がった。
「うう、ご、、、めん、、、勇太、ごめ、、、んね、、、うっ、、うぅ」
千秋は勇太の胸元に顔をうずめたまま嗚咽を漏らす。
声を殺して泣く姉と裏腹に太股の上では甲高い音を鳴らしながら熱が放出されている。
シューーーーシュィーーーシュィー
たまりに溜まった液体は止めどなく流れ出て容赦なく静寂の中に響き渡る。
勇太はたまらず姉の頭をかかえ頭をなでた。
姉に惨めな思いをさせたくない一心で「大丈夫、、、大丈夫だから、、」と呼びかけながら頭をなで続けた。
熱の放出は時間にして一分くらい続き、この小さい体のどこに収まるのかとゆうくらいの量を出した。
千秋の体がぶるっと震えどうしようもなかったこの悲劇に終止符が打たれた。


あとがき
この話にはプロローグとエピローグがあったのですがカットして投稿しました。
書いた後自分で読んでみると文章にまとまりがなく、かたい感じに仕上がってしまいました。
なんせ初めて小説を書いたもので、基本ができていなかったり、読んだ人が面白い作品になったかどうかもわかりません。
私の小説で少しでもこの掲示板が盛り上がれば、と思い書きました、最後まで読んでくださった方ありがとうございます。
なんらかの反響があればまた勉強して書きたいとおもいます。   ネットも初心者 新人M

113 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/12/06(金) 10:31
めちゃ 萌えたで。

114 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/12/06(金) 22:53
初心者でこれだけ書けたんかい・・・(;´Д`)ハァハァ
あんた文章の才能あるよ(;´Д`)ハァハァ

115 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/12/07(土) 23:40
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(・∀・)イイ!(・∀・)イイ!

116 名前:第49夜(1) 投稿日:2002/12/08(日) 06:23
湿気を含んだ蒸し暑い気候
夏の夕方、あたしたちは町内の肝試しのセッティングをするために裏山の会場に向かっていた。
肝試しはこの町では毎年行われる行事で、くじ引きでお化け役が決められ、
今年はその役にあたってしまった幼馴染みのゆうちゃんの付き添いとして駆り出される事になってしまった。
ゆうちゃんとは幼稚園の頃からずっと同じ学校で家もお隣さんということもあって、
とても仲が良く中学2年になった今でも一緒にあそんでいた。
沢田裕介(ゆうちゃん)、顔はたいしたことないし、天パだし、チビだし、勉強もてんでダメ、
ルックスでいいところといえばは笑ったときにこぼれる白い歯くらいだ。
でも、明るくて、落ち込んでいるときはいつも励ましてくれるし、
優柔不断なあたしをいつも引っ張ってくれる、あたしにとっては頼もしい存在だ。
だけど、2年前ある事件をきっかけに、あたし佐倉恵美(メグ)は、
ただ頼もしい幼馴染みだっただけの男にあたしは恋をしてしまったのだ。
そして今日その思いを彼に伝えようと思っている。

「ゆうちゃ〜ん、ちょっと待って〜」
山道は緩やかな傾斜だが、10分も上っていればそれなりに息も上がるものだ。
あたしは運動神経が鈍いほうではないが、
サッカー部のゆうちゃんは歩くのが速くとても女の子が追いつける速さではなかった。
「メグ、頑張れ〜。もう会場の明かりが見えてるぞ〜」
ゆうちゃんに、歩みを遅らす気配はなかった。
あたしは走った、肩まで伸ばした髪の毛がくすぐったい、
全力で駆け上がり後ろからTシャツをグイとひっぱった。
「ふう、ふう、、、、沢田裕介、、、逮捕します。」
あたしは、ぜえぜえ息をきらしながらゆうちゃんを捕まえた。
「なんだよ〜、こんくらいで息きらして、だらしねぇの」
ゆうちゃんは振り向き様にあたしのもちもちしたほっぺをつねりぐりぐりしながら言った。
「はひっ、、、ひはひ、ひはひ、はなひて、、よっ」
あたしはゆうちゃんの手をふりほどき、わきの下をくすぐった。
「うわっ、やめろ、やめろ、そこ弱いんだよ、、、バカ」
こんな感じであたしたちは、ずっと仲のいい友達の関係を続けていた。
いまさら恋なんて雰囲気ではないと思うかもしれないが、
あたしの頭の中はいつもゆうちゃんのことでいっぱいだ。

117 名前:第49夜(2) 投稿日:2002/12/08(日) 06:30
会場に着くと長机とテントがあり、
そこで受付に名前を書きゆうちゃんはお化けの衣装と飲み物を受け取った。
白いビニールで作られた簡単な衣装だった。
(しかし妙に大きい、、、)
「これは二人でひとつ、肩車して最後のボスになるんだってよ」
ゆうちゃんは衣装を広げながら言った。
「ええ〜、あたし下嫌だからね、ゆうちゃんサッカー部だから大丈夫、はい、決まり」
ゆうちゃんは少し考え
「わかったよ、俺がたくましい男ってところ見せてやるぜ」
「頑張ってね、おチビちゃん」
あたしはゆうちゃんの頭をなでなでした。
「お前に言われたくねーよ」
「なんで、あたし女としてはふつうだもん」
あたしは158㎝、ゆうちゃんは159㎝
中2の女子としてはま普通だから自分のことチビだと思ってないけど
ゆうちゃんはクラスメイトと並んだら見事にちっちゃかった。
「、、、まあ、身長の事は置いといて、、、景気付けだ」
そういうとゆうちゃんはペットボトルのふたを開けコーラをイッキ飲みした。
あたしも負けじとイッキで飲み干した、くぅ〜山登りでカラカラの喉にしみる〜
もう一本だ。
あたしは、受付係りの所へ行ってもう一本コーラをもらいイッキで飲み干した。
んぐっ、んぐっ、んぐっ、んぐっ
「は〜、きくぅ〜、、、ゲ〜フ」
うっ!!ゲップでちゃった、、、
「くはははは、品がねぇ〜、、、、」
ゆうちゃんはおなかをかかえて笑っていた。
「笑うな〜〜、もう、、、」
パァンと照れ隠しにゆうちゃんの背中を叩いた。

あたしたちは持ち場について第一号の人を待っっていた。
待てども待てども人は来ず。
ただ木のざわめきが聞こえるだけだった。
受付から1時間が過ぎようとしていた。
「誰も来ないよね」
あたしは、10回目のその言葉を口にした、
「うん、配置場所間違えたかな、ちょっと見てくる、」
ゆうちゃんはそういうと来た道駆けていった。

(実のところあたしおしっこ我慢してたのよね。調子にのって飲みすぎた〜)
あたしにとって予想外のピンチだったが臨機応変な
{何回も「誰も来ないよね」っていったら受付まで見にいってくれる作戦}で、ピンチ脱出〜
よしっ、じゃあ景気よく放出しよ〜、、、、


「ひぃぃぃぃ〜〜、しまったぁ〜〜〜〜」
あたしは女の子だ、無事にコトを済ませても、その後のことを考えなければいけない、
ああ、、神様、仏様、だれでもいいから、紙〜〜〜、、、
頭を抱え込もうとしたそのとき目の端に白い物体が映りこんだ。
あった、ははは、、、紙あった。
その紙はゆうちゃんが先ほど顔の汗をぬぐっていたポケットティッシュ。
出してそのまま、置いて行ったんだ、
一枚くらいならばれないよね。
早くしないとゆうちゃん帰ってきちゃうよ。
あたしは一枚ティッシュを抜き取ると森の奥へ向かった。

あたしたち間ではけっこう何でもありだけど、おしっこ関係のネタはタブーである。
それはなぜかというと、、、
二年前のあたしがゆうちゃんに惚れるきっかけになった、忌まわしい事件が関係してくる。
いま思い出しても恥ずかしくて恥ずかしくて死んじゃいたくなる話。
聞きたいかな?

118 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/12/08(日) 07:30
Yes, I want.

119 名前:第49夜(3) 投稿日:2002/12/08(日) 08:08
それは、あたしたちが小学校6年生の時の話。
北風が冷たい冬の昼休み、男子たちの間では缶けりがはやっていて
あたしは、それに参加するために2時間目から仲間に入れてもらえる方法を考えていた。
休み時間も考え続け給食の時間になり牛乳を飲み干した時点で、
{女子の集団パワーで頼む込む作戦}を思いついたのはいいんだけど、
それと同時に急に強い尿意に襲われて、、、
そりゃあたりまえだ、朝に家でしてからトイレいってないんだもの。
あと二分で給食も終わりトイレにいけるとあたしは考えてて、その場では先生にいわずガマンした。
そのときはまだ、10分くらいはガマンが効きそうとよんでたから
とりあえずチャイムが鳴り給食が終わりトイレへダッシュだ、、って考えてたけど現実は厳しくて、
運悪く5時間目が体育で女子は基本的に昼休みの最初の5分で着替えを済ますことが決まってて、
予想外の展開にあたしは泣きそうになった。
早く男子でてってよ〜とおもいながら体操服を用意して自分の机に座りじっとしていた。
正確に言うと、イスがガタガタしてじっとはできなかったけど。
それで、やっと男子が教室から出ってって、ブルマ穿いて、長袖ジャージ引っ掴んでトイレへGO!
うちの学校何故か冬でもブルマだ、
だから、冬の体育の時間がくると寒くてすぐおしっこしたくなるので体育の前には、
したくなくても絶対にトイレに行くようにしていた。
廊下をダッシュしてトイレに直行しようとしたそのとき、
ゆうちゃんが現れていっしょに缶けりしないかって言われて、即答。
「うん、やる」
今考えてもこのときのあたしは馬鹿だったと思う。

そのまま男子の輪に連れ込まれ、なし崩しでじゃんけんして、
ゆうちゃんといっしょに逃げてゆうちゃんの秘密の場所に二人きりで隠れたんだ。
その場所は学校の敷地内のボロ小屋の裏のトタンの板の裏の空間でぱっと見トタンの壁だが、
トタンを横からめくると狭くて二人が立って入るのがやっとの空間があって、
ゆうちゃんいわく反撃拠点だそうで、
あたしがモジモジしていると、ばれるから動くなよと一言
「おしっこしたいの」とあたしが言うと、そんくらい我慢しろよと一言
「ガマンできない」と言うと、また昔みたいに漏らすのかと意地悪く言ってきた
「もう6年だから漏らすわけないじゃん」
意地だった、いままでずっと一緒にすごしてきたから、
今までのあたしの失態を何度も見られてて、
それをいまさら掘り返されたんじゃ意地張るしかなかったんだよ〜。
ま、それも小3までだったけどそれにしてもあたしはよくお漏らしするほうだった。
昔ミミズにおしっこかけたのがまずかったのかも。
でね、なんで昼休み行かなかったんだ、と聞いてきたから、
トイレ行こうとしたら、ゆうちゃんが無理やり連れてたんじゃない。
漏らしたらゆうちゃん、一生恨むからね。と言ってやったのよ、
正論がズバっと決まって得意げになっていたら、
ゆうちゃんが「俺が誘ったらすぐ来たじゃねえか、お前この場所ばらすために送り込まれたスパイだな」
といってあたしのおなかの辺りを触ってきたの、あのときはほんとに漏れちゃうかと思ったよ。
でもあたしは堪えた、この年でお漏らしはご法度、
もう学校にこれなくなってしまう、お腹はパンパンに張って、痛いくらいガマンした。
ゆうちゃんもさすがに気づいて「お前大丈夫か」と心配そうに聞いてきて、
あたしが、あと1分持たないと答えると転がっていたジュースの空き缶を拾って「ん」と渡してきた。

120 名前:第49夜(4) 投稿日:2002/12/08(日) 11:39
「まさか、、、まさか、、これにしろってこと」
空き缶があってもあたしには考え付かない発想だったけど、男の発想ならありえる。
だってホース着いてるもん、女のあたしにどうしろと?
「出口にぴったり着ければ入るだろ」
「そんな、無理だよ、無理」
「いいからやってみろよ立ちション」
「そんな無責任な〜」
だけどそのときもう迷っている暇はなかった。
冬の風が体を冷やして、ガマンの機能を麻痺させてて、もういつ出口が開いてもおかしくない状態で、
それなのに新たな問題が発生した。
最近体に変化が起こってあの辺りには、、、
「どうした恥ずかしいのか?お前のションベン姿くらい何度も見てるぞ、いまさら何恥ずかしがってんだ」
「もうあの頃とは違うの、、、大人になったから見せれないんだよ〜」
「お前毛生えたのか、だから恥ずかしがってんの」
「うぅ〜、もうっ、うるさい、うるさい」
図星を突かれあたしの顔は湯気が出るくらい熱を発した。
「俺のを見ろよ」
ゆうちゃんは自分のホースを取り出してあたしに見せた。
「わっ、もじゃもじゃだ」
「だからお前も恥ずかしがんなよ、俺も一緒にションベンしてやるから」
うん、
あたしは勢いよくブルマを下着ごと下ろした。かわいい毛があらわになる。
「まだまだ子供だなっ」
「もうっ、うるさいなっ」
冷たい風がガード不能になったあたしの下半身を撫でた、
「んわっ」
大きな声を漏らしてしまった。でもおしっこでなくてよっかったと思う
まだ空き缶をあてがってない、というかどこにあてればいいのかわからない。
「やばい」っと思った瞬間
「パンツあげろ」
ゆうちゃんは押し殺した、しかしはっきりとした声で言った。

さっきの声でオニが探しに来たのだ。
自分のモノをしまうとあたふたしているあたしのパンツを引っ張りあげた。
「ええっ、、、待ってよ、もう出そうなんだよ、自殺行為だよ。」
内股で前かがみになり、太股を手でこすりながら半泣きで訴える
「堪えろ、いまシたら、ぜってー音でばれる、おまえションベンの音でけーから」
反論する気にもなれない、切羽詰ってるのに、あたしにはもう逃げ場がない
「パンツはいて寒さに耐えろ」
ゆうちゃんはあたしのほほに自分の額を当て首の後ろに手を回し少しでも暖かくなるようにしてくれた。
タッタッタッ、、、トタンの向こうから足音が聞こえる。
いま漏らしたら音でばれてクラスのみんなに知られるのかな〜
「この辺から声がしたぞ、探せ」
もし少しでも動いて音を出したらオニに連れて行かれるときみんなの前でしちゃうのかな〜
「あっちいたぞー」
ゆうちゃんのおでこ暖かいな〜
タッタッタッ、、、
足音が去っていく、、、、もう、、、どうでも、、、いいや。
そのとき下半身に冷たい風が吹き抜けた
ゆうちゃんはあたしの口が力なく開いたのを見て、
あたしの限界を感じ取って斜めにしゃがみパンツを脱がせてくれたのだ。
寒さであたしの意識は現実に戻ってきた。
もう、歯止めが利かず鉄砲水が通路を押し広げるのを感じた。
まだ薄い陰毛の下の亀裂からポタリと雫が滴った。
パンツに落ちちゃう、そう思ったとき、ゆうちゃんが手を伸ばし雫を手のひらの上にのせ、
そのまま手を上げ源泉を塞いだ。
塞いでも止まらないよ、だって、あたしおしっこ一度出たら止められないんだもの
次の瞬間シューシューとほとばしるお湯がゆうちゃんの手を激しく叩き、
飛び散った飛沫がもうもうと湯気をあげ、
その湯気があたしの鼻にアンモニアの香りを運んでくる。
やだっ、ゆうちゃんにおしっこのおいかがれちゃう、
あたし恥ずかしいよ、ゆうちゃん、、、

121 名前:第49夜(5) 投稿日:2002/12/08(日) 11:45
しかし今のあたしはゆうちゃんに全てを任せるしかなかった。
ゆうちゃんは手のひらに角度をつけ自分のほうへ水路を向けそれに従いお湯は水路に沿って流れ
上着の右手部分の色を変え肘の部分からぽたぽた滴り落ちた。
ゆうちゃんの顔は今まで見たことがないくらい真剣でかっこよかった、
あたしの癖を読みとっさにあたしを救う方法を考えてくれ、たとえ自分が犠牲になろうとも実行する。
男の中の男だ、今まで馬鹿にしてきたけど撤回するね。

あっ、
ふいに湧き水の勢いが増した、バルブが開ききって全開になったのだ。
水流は手のひらの上で跳ねてゆうちゃんの頭から顔にかけて降り注いだ
ゆうちゃんは表情ひとつ変えず飛沫を顔で受け止めていた。
あたしは涙が零れ落ちそうになった、、、なんてひどいことしてるんだあたしは、、、
しかし毒素放出の快楽には逆らえない、自分が浄化されていく気分。

き、も、ち、い、い、、、

やがて流れは弱まり、悪いとは思いながらもしっかり自分の意思で残尿まで出し切った。
ゆうちゃんの手の上で、、、

ゆうちゃんのおかげでパンツもブルマも濡らさずにコトを済ますことができた。
あたしの中ではゆうちゃんは英雄と化した。
ずぶ濡れのゆうちゃんが左手でポケットからハンカチを出し無言であたしの筋を拭いてくれた。
そんな優しさが、心音を加速させる。
そして、「こんなに我慢させて悪かった、よくがんばったな」
あたしの尿で濡れた髪がまたいつもと違う雰囲気をかもし出す。
この瞬間あたしは完全に恋に落ちた。

ゆうちゃんはその日早退した。
そして、その事件の日以来あたしに話しかけてくることはなかった。



あとがき
第48夜を書いたマミーです。
前作は読者の皆様方に多少なりとも喜んでいただけたようで光栄です。
今回は女の子の視点で書いてみたのですがどうでしょうか?

この作品には4部構成にする予定で書いているのですが、
書きたいことが先行して、視点がわからなくなったり
毎回微妙にタッチが変わってしまって、
修正するのに時間がかかって完成が遅れぎみです

この週末は4連休だったので、何回か徹夜で書きました(それにしては全然進んでないけど)。
ブラインドタッチが出来ず思いの他時間がかかり、6時間くらい同じ体勢でいるので、
体を痛めてしまい難儀してます。
小説を書いていると集中しているので時間が普段の5倍くらいの速さで進むし
なにより書いていて楽しいので、有意義な時間を過ごせるのですが、
最近はダーク・○ロニクルをしていて、なかなか時間が取れないので、
まったりと書いていきたいと思います。
今回趣味が合わなかった人でも全4話の中で、どこか合うところがあれば嬉しいかと、、、

122 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/12/08(日) 17:29
(・∀・)イイ!!

ムリをしないでがんばってください。

123 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/12/14(土) 15:46
(・∀・)イイ!(;´Д`)ハァハァ(・∀・)イイ!(;´Д`)ハァハァ

124 名前:第50夜(1) 投稿日:2002/12/16(月) 20:00
あの事件から1週間が過ぎた。
あいかわらずゆうちゃんは話しかけてこない。
あたしのほうも気まずくて話かけられない。
お互い学校で会っても目をそらし近所で会っても無視して家に駆け込むだけ。
もう、あの頃のように楽しく話したりできないのかな。

そんな状態がずっと続いたまま3ヶ月が過ぎ、あたしは中学生になっていた。
ゆうちゃんとはクラスが分かれてしまい仲直りのきっかけもつかめないまま離れ離れになってしまった。
彼は入学してすぐサッカー部に入ったようだった、あたしは放課後一生懸命練習している風景を毎日遠くから眺めることしかできなかった。
休憩中に先輩のマネージャーと楽しそうに談笑している姿に胸がチクリと痛んだ。

あたしはまだ、彼に恋をしている。

あたしは茶道部に入り女を磨いた、礼儀作法を学びどんなときでもお淑やかに振舞えるように。
性には合わなかったけど女らしくなれば、ゆうちゃんが振り向いてくれると思ったから。
女らしさついでに髪も伸ばしたかったけど部の規則で一年の間は伸ばすことを禁止されていて、いまだに小学校の時のままだ。
髪が短くてもあたしはたくさんの男の子から交際を申し込まれた。
もちもちした肌とぱっちりした目と薄い唇が男心をくすぐるらしい。
もちろんあたしは全て丁寧に断った、「あたし今、すごく好きな人がいるんです」と。

125 名前:第50夜(2) 投稿日:2002/12/16(月) 20:04
5月のゴールデンウィーク明けの金曜日、夕方に家の前で久しぶりにゆうちゃんと出会った。
ゆうちゃんは相変わらずチビだけど何かたくましくなっていた。
その日あたしは思い切ってゆうちゃんに声をかけた、
「ゆうちゃん」
呼びかけても返事はなく、いつも通りあたしを避けるように家に入って鍵を閉めた。
彼の父は仕事で夜遅くまで帰ってこない、
母は彼の9歳の誕生日に病気で亡くなっていて今、家の中にはゆうちゃん一人、
呼び鈴を押してもゆうちゃんが鍵を開けない限り中に入って話しをすることもできない。
あたしは彼の家の庭に入り、ブロック塀にもたれかかり体育すわりして開けてくれるのを待った。
5月になりずいぶん暖かくなったとはいえ、まだ肌寒い空気があたしスカートにもぐりこみ熱を奪っていく。
「開けてくれるまでここでずっと待ってるよー」
あたしは二階の彼の部屋に向かって叫んだ。
次に家の前で会ったら絶対に仲直りするんだ、と決意を固めていたので今日は引けなかった。
しかし2時間たっても3時間たっても扉は開く様子を見せなかった。
日は完全に落ち気温がぐんと下がる。カタカタ震えながらあたしはあのときのことを思い出していた。
(そうだよね、あんなにおしっこかけといて簡単に許してくれるわけないよね)
(しかも、頑張ればある程度の所で止められたはずなのに最後の最後まで小刻みに出して、
 あれじゃ軽蔑されても仕方ないよね)
(もしあの日雨が降っていたら、うまくごまかせたのにな)
(あっ、雨が降っていたら缶けりなんかしないか、、、)
(なんで全部だしちゃったのよ、あたしのバカ〜)
いまさらいっても始まらないが、あのときの事を思い出し「たられば」を繰り返していた。
そうこうするうちにあたしは、思い出さないようにしていた事まで思い出してしまった。
何かおなかの下がムズムズする、、、
座り込んで2時間目にお腹に軽い違和感を感じ、それを意識しないように、
ゆうちゃんとの楽しかった思い出を幼少の頃から順番に思い出して時間をすごしていたのだが、
最後の缶けりのシーンのあのときの快感を思い出したとき、あたしの脳と股間とがリンクして、
股間に刺激を与えろと脳が信号を送りだした。
そしてその刺激は、どんなに楽しい事を考えても消えることのないほど強く鋭かった。
「ずっと待ってる」と言った手前ここを一歩でも動くことはできなかった。
ここから離れてしまえばあたしの誠意は彼に伝わることなく終わってしまう。
この機会を逃せばあたしはもう永遠に彼とは話すことが出来ないだろう。
あたしはそんなのは嫌だ。
初めて恋をした女の子はその人の為なら何でもできるようになっている。
あたしは自分に試練を与えた。
見えない足枷を自分で嵌めた、それをはずす鍵は彼が握っていて、
ドアの鍵を外すと同時に外れる仕掛けになっている。
あたしは彼を信じるしかなかった。

126 名前:第50夜(3) 投稿日:2002/12/16(月) 20:05
それから10分過ぎた。チクチクとお腹が痛む。
あ〜つらいよぉ〜、、、もう、ここでしちゃおうかな、そんな弱気な考えが頭をよぎる。
でもここでしてる途中で彼がドアを開けたらもう嫌がらせとしか思わないよね。
最悪ガマンできなかったとしても、下は芝生だし、今度はゆうちゃんを汚すわけじゃない、
あたしのパンツとスカートが汚れるだけだからあたしの誠意はきっとゆうちゃんに伝わるよね。
神様は意地悪だよ。なんで人間をこんなふうにつくったのかな。
おかしいよね、だって一日に何回もおしっこしなきゃいけないのに、
出口をこんな恥ずかしい所に限定するなんて。
あたしは手でぱんつの上から恥ずかしい部分をなぞった。
緊急事態には手からでも出せるようにつくればよかったのに、、、
あたしは子供のような思考回路でいまの状況対策を考えていた。
そうすることによって少しでも尿意をまぎらわしていたのだ。
しかし尿意の波は何回もあたしの股間をノックした、
あなたもそんな暗い所から早く出たいよね
あたしも早く出たいよ、、ここから、、、

あたしは波が来るたび体を揺すって堪えた。
こんな寒空に一人ぽっちでおしっこをガマンしている姿自分のが情けなかった。
あまりの惨めさにあたしは泣きそうにさえなった。
でもこれは試練だと言い聞かせ、涙とおしっこを堪えることにした。

さらに10分が過ぎた、尿意とのバトルは平行線をたどっていた。
きついけれども先程と尿意の強さは変わっていない。
あ〜あ、お母さん心配してるだろうな、今何時だろう。
今日は学校終わって本屋とレコード屋を回ってきたからゆうちゃんと会ったのが6時くらいで、
それから3時間以上過ぎてるから9時過ぎか〜
昼休みの最後以来トイレに行ってないからあたしの中に8時間分のおしっこが溜まってるのね
今度は数学的に考えてまぎらわす作戦だった。
しかし8時間という数字に尿意が増した。作戦は失敗だった。
お腹がパンパンに張って痛みが伴う。
痛いよ、痛いよ、お願い、あたしをこれ以上いじめないで、、、
あたしはおしっこにお願いをした。
ひとりぽっちのガマンはつらくて寂しくて、誰でもいいから話相手が欲しかった、
助けてよ、ゆうちゃん!もうあたし耐えられないよ。
そのときあたしの祈りが通じたのか鍵の外れる音がしてゆうちゃんの声がした。
「入れよ」

127 名前:第50夜(4) 投稿日:2002/12/16(月) 20:09
少し開いたドアからゆうちゃんが顔をのぞかせた。
あたしは立ち上がりパンパンとお尻の芝生を払って玄関に向かった。
おしっこをガマンしてるそぶりを見せないようにしっかりと歩いた。
おしっこの事でこんなにギクシャクした関係になってるのだから
いきなりトイレ貸してなんてとても言えない。
「お邪魔します」
あたしは小声でつぶやきドアを静かに閉めた。
久しぶりのゆうちゃんの家の匂いは、あたしの胸にしみた。
「先、部屋あがってて」
ゆうちゃんはそう言うとあたし専用のかわいいふかふかウサギのスリッパを出してくれた。
靴下を脱いでこのふかふかのスリッパを履くのがあたしのこの家でのスタイルだ。
まだ捨てられてなかったんだ。じゃあ、またあたしがこの家に来てもいいってことだよね。
そう考えながらパタパタと階段を上がりゆうちゃんの部屋に向かった。
あたしはスリッパを脱ぎいつもの場所に正座して座った。
このとき、あたしの尿意は体を動かしていないと耐えることができないくらい大きくなっていた。
正座することによって無理な圧力が膀胱にかかり、体がぶるぶる震えた。
誠心誠意謝ればきっと許してくれるはず、早めに切り出して今日は仲直りだけ済ませて帰ろう。
そしてお母さんに見つかる前にトイレへ直行すれば十分間に合う、
見つかって小言聞いてたら間に合わないかも、、、
そんなことを考えているとゆうちゃんがお茶を持ってあがってきた。
あたしは茶道部で培った精神力で体の震えを止めた。
熱い緑茶があたしの前に置かれる、見ただけでおなかがむずむずする
「メグ、この緑茶好きだったよな」
たしかに好きだけど時と場合によっては嫌いなときもあるんだけど。
あたしは心の中でそうつぶやいた
いまからの話をうまくすすめる為には飲まないわけにいかなかった。
せっかくの彼のもてなしを無下に断れれば、話がこじれる可能性もある。
両手で湯飲みを持ち上げ静かに喉に流し込んだ。
飲み込んだお茶が一気に膀胱に流れ込む感覚に
正座している足の指先がもぞもぞ動いてしまう。
うわっ、変に動いたらおしっこガマンしてるのばれちゃうよ
あたしは再び気合を入れ、脚の動きを止めた。
これを飲んだ以上短期決戦に持ち込まねばダム崩壊は免れない。
あたしはあのときの話を切り出そうとした
しかし彼が先に口を開いた
「メグ、なんか、雰囲気変わったな」
「う、うん中学生になったし茶道部に入ったからかな」
こんな話は次会ったときに出来るよ。
早く謝らせて今日は家に帰して。
「あのときはごめんね」
あたしは本題を切り出した。
「ゆうちゃんにおしっこかけちゃって、、、反省してます。それにゆうちゃんとこんなにギクシャクした関係続けるのつらかった」
「へ?」
ゆうちゃんは不思議そうにあたしの顔を見つめる。
そして、すこし表情が和らいだゆうちゃんが言葉を続けた。
「俺はずっと恨まれてるのかと思って怖くて話しかけられなかったんだ、あの時漏らしたら俺のこと一生恨むって、、、」
「そういえばそんなこと言ったのかな」
「いったよ、俺もメグとこんな関係続けるのつらかったよ、何言われるか怖くて今日ずっとドア開けなかったんだ」
ということは、、、
二人とも相手が怒っていると思って話せなかったのか、、、
「じゃあ仲直りの握手」
あたしが手を伸ばすとゆうちゃんも手を伸ばしお互いギュッと握り締めた
話しがこじれることもなく仲直りできたことであたしは安堵の息をついた。
よかったこれで元の関係に戻れると思った瞬間、激しい刺激が膀胱の出口をつついた
「あ、あたし早く帰らなきゃ、お母さん心配してるし、、、」
「うん、じゃあ、また明日」
あたしは立ち上がったとたん急にふらついた、緊張したまま正座していたので足が見事にしびれていた
よろけてタンスにぶつかり上から縦長のクッションが落ちてきた。それを下に敷いてあたしは倒れこんだ。

128 名前:第50夜(5) 投稿日:2002/12/16(月) 20:14
ああ、ごめんごめん、大丈夫だから」
あたしは立ち上がろうと手に力を入れた、なぜか股間が温かい、
その瞬間、シューと音がしてぴしゃぴしゃ水の滴る音が聞こえた、、、
音はあたしの股の間から聞こえている、、、
あたしは倒れた衝撃に耐え切れずおもらしをしてしまったのだ。
8時間かけて徐々に蓄積されていったおしっこは、力を入れても止まる気配もなく
田舎の畑にあるスプリンクラーのようにシュィシュィ音を鳴らしながら噴き続けた。
あまりの快感にすこしトリップしているあたしに向かって
「何やってんだよ!!」
という怒声が響いた。
ゆうちゃんがあたしに近づき下敷きになっていたクッションを強引に引き抜いた。
あたしはその反動で仰向けにひっくり返りタンスに勢いよく肩をぶつけてしまった。
さらに制服のスカートがまくれ上がり、白い木綿のパンツが露になった。
その木綿のパンツを突き抜ける勢いで
噴出している自分のおしっこが絨毯を濡らしている様を見て
あたしはようやく自分がおもらししていることに気づいた。
ハッとしてゆうちゃんの方を見ると、
ゆうちゃんはあたしのおしっこで汚れたクッションを抱きしめブルブルと体を震わしていた。
あたしの顔は青ざめた、そのクッションはゆうちゃんが9歳のときの母からの誕生日プレゼントで
遺品でもあった。
重病のおばさんがもし自分が死んでも、ゆうちゃんが寂しくないようにと
命を削ってまで作っていた抱き枕だった。
ゆうちゃんは誰にもその抱き枕を触らせなかった。
無理に触ろうとすれば烈火のごとく怒った。
ゆうちゃんの一番の宝物だった。
こともあろうかあたしはその宝物に粗相をしてしまった。
「ご、、ごめんなさい、、、ああ、、、あ」
おしっこを止めることが出来ずあたふたしているあたしの鼓膜に、
耳を疑うような言葉が飛び込んできた。
「帰れ、、帰れよ、、、このションベン女!!うちには二度と来んな!!」
ゆうちゃんは顔をくしゃくしゃにして泣いていた。
「え?」
あたしは言葉の意味がよく理解できず呆然としていた。
そこに追い討ちをかけるように
「早く出て行けよ!!」
という言葉と同時におしっこがまだ吹き出ているあたしの股の間に向かって湯飲みが投げつけられ
ドスっという音と共に股間に鈍い痛みがはしった。
「うっ」
急所への思いがけない痛みに思わず声が漏れた。
その痛みであたしはとんでもないことをしてしまったんだと理解した。
「あ、、あ、、あたし、、、あたし、、、」
あたしの目からも大量の涙が流れ出た。
あたしは、しびれた足で、おしっこを垂れ流したまま這いつくばって部屋を飛び出した
ズキズキと股間が痛み、歩くことも出来ない。
階段までたどり着き手すりを掴み転げ落ちるように階段を降りた。
もう、うまく呼吸が出来ていなかった。
這って移動している間も、容赦なく溢れ出してくる大量の雫がパンツを突き抜け、
階段と1階の廊下をびしょびしょに濡らしていった。
玄関で靴を引っつかみ半ば這ったまま裸足で庭へ出た。
足の痺れと股間の痛みが少し引いたのであたしは、力の限りを尽くし走った。
門の前で仕事帰りのゆうちゃんのお父さんとすれ違った。
「おう、メグちゃんこんば、ん、、、」
あたしは立ち止まることなく走った。
あたしの走った道には、点々としたシミができ、恥ずかしい跡が残った。
裸足でアスファルトを蹴り、ようやく家の玄関までたどり着いた。
おしっこはもう止まっていたが、パンツやスカートに染み込んでいたそれが、玄関に滴り落ち
コンクリートの色を変えた。
ガチャリとノブをひねるとそのまま家の中に転がり込み、あたしは大声をあげて泣いた。
あたしの初恋は実ることなく最悪の形で幕を閉じたのだった。
 

あとがき
この話しは第49夜の続編で、結構前に完成していたのですが、
極上お漏らし百選の他の人の小説を読んで、
自分の作品が恥ずかしくなって投稿するかどうか迷っていました。
とりあえず1週間寝かして久しぶりに自分で読んでみると
少しは客観的に見ることが出来て、ここはこうしたほうがいいんじゃないか
というのが見えてきて手直しして投稿することに決めました。
この続きも少し書いているけれど全然前に進まず止まったままになっています。
しかし皆様の希望があればまた書き始めようと思っています。
1、2行でも感想をもらえれば励みになりますので、どうか応援をよろしくお願いします。
                                     
                                            マミーでした。

129 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/12/16(月) 22:01
終わりか?終わりなのか?
ゆうちゃんの目覚めはないのぉ〜?
する気のおもらしは萎えだから、メグちゃんの目覚めはないほうがいいけど
ゆうちゃんの前では、しちゃいけないというのがプレッシャーになって、
羞恥心がありながらも、クセになっちゃうぐらいを希望。

130 名前:マミー 投稿日:2002/12/16(月) 23:44
クセになるというのは、ゆうちゃんの前でのおもらしが快感でクセになるということでしょうか?

131 名前:129 投稿日:2002/12/17(火) 04:52
羞恥を感じても、快感を感じてはいけません。
一度間違えたお客さんの名前を間違えちゃいけないと思いすぎると、また間違えちゃうように、
おもらししちゃいけないという緊張感が、余計尿意を高める状態。
それがさらに発展して、ゆうちゃんと2人っきりになると、尿意がぐんぐんというクセです。(w

132 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/12/17(火) 10:49
ちょっとかわいそうなおもらし。
萌え。。

133 名前:sage 投稿日:2002/12/17(火) 12:03
6年生時    :49話(3)〜(5)
それから1週間後:50話
それから2年  :49話(1)〜(2)
という時系列ですな。
50話と49話(1)〜(2)の2年間にナニがあったのでしょうか・・・。

134 名前:129 投稿日:2002/12/17(火) 17:12
ゆうちゃんの前では、尿意が限界まで高まっても、トイレに行きたいと言い出せず、
水着のままシャワーでごまかしオシッコとか、
手を洗ってくると言って、洗面台に腰掛けてオシッコとか、
歩いていて靴紐ほどけたからと言って靴紐を結ぶふりしながら、
パンツをずらして側溝のふたの隙間にオシッコとか、
毎回ゆうちゃんに見つからずに、どうやってオシッコするかがヤマ場。(w

135 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/12/17(火) 19:54
>134
実際にそこまでやったら神

136 名前:マミー 投稿日:2002/12/17(火) 20:36
50夜の最初に1週間と入って誤解を招いているようですが
そのあと3ヶ月経過してゴールデンウイーク明けとなっています。
49夜(1)〜(2)中2の夏
49夜(3)〜(5)小6の2月「回想」
50夜(1)〜(5)中1の5月「回想」
一応上のような設定になっていますので。
ご了承を。
129さん>人知れず系ですか?
私的には誰かがおもらしに気づいて何らかの反応を示すことによって
本人が羞恥を感じるというものが一番頭に浮かびやすいので、
そのパターン中心に書いていますが、ごまかし系も少し考えてみます。

137 名前:129 投稿日:2002/12/17(火) 20:55
お願いします。楽しみにまってまーす。

138 名前:失敗作 投稿日:2002/12/19(木) 22:16
「いったい私をどうするつもりなんですか?」
いかにも聞いた様なセリフだと男は思った。
彼女はアルバイト先であるファミレスの改装工事に因る4日間の休みを利用した海外旅行へ行く途中で拉致された。彼女を拉致したこの男、実は彼女の勤めるファミレスの常連なのだが、まだ彼女はその事に気付いていない。
「ションベンしたくないか?」
男は感情を押し殺した声でそう言った。
「したくないわ」
彼女の方はやや強い口調で答えた。口で言うほど彼女は強くない。必要以上に強めの口調を使うのも虚勢の現れ。表向きとは裏腹に彼女は怯えている。男には彼女の内心が手に取る様に判った。
「そうか、したくないか」
「ええ、したくないわ。…残念ね期待はずれで」
彼女は内心ホッとした。成田までの所要時間を考え、家を出るときに済ませておいたおかげで、今のところ催しはない。もちろん油断はできないが、事態は男の目論見通りに進んでいるわけではなく、そうした手落ちが自分にとってのチャンスとなるときが来る。そう考えていた。
「そうか、したくないか」
男は再び繰り返すとポケットに入れていた手を、そこから抜いた。男の左手には紐の様なモノが入った透明なビニール袋、右手にはラテックス手袋…まるで殺人現場の刑事の様だ。
男は先にビニール袋を裂き、手際よく手袋をはめると袋の中のモノを慎重に摘み上げた。そして彼女の履いているGパンの前を開けて下着と太股が露わになるところまで下ろした。
「何する気っ!」
彼女は男の行動に貞操の危険を覚えそう叫んだ。今のところ特定の恋人がいるわけではないし、この歳で経験がないわけでもないが、意にそぐわない相手では不快感を覚えずにいられない。
男は無言で下着の股布を引っ張り、彼女の秘部を露わにした。そこまでされても手足が拘束されているため大した抵抗はできない。彼女はこれから起こる事を固唾を飲んで見守るしかなかった。
「なにっ?」
下半身から沸き上がってきた感覚は彼女の想像していたモノとは少し違っていた。男は左手で彼女の陰唇を広げ右手の物体で彼女の尿道口を突いている。
「やめてっ、そんな事したって…したくないものはしたくないんだから」
「だから望みを叶えてやろうって言うんじゃないか」
男はやや哄笑を含んだ口調で言い返し、その瞬間男が手に力を込めるとそれは彼女の括約筋を割って尿道に進入した。
「くうっ!」
尿道を押し広げる感覚にゾッとする。一瞬、洩らしてしまったかと思ったが、膀胱や股間から伝わってくる感覚にそれらしいものは含まれていない。しかし、尿道を逆進するおぞましい感触は彼女が意識的にブロックしていた感情を解放してしまった。彼女にはもう虚勢を張るだけの余裕もなく恐怖の為に言葉も出ない。
「こいつはバルーンカテーテルだ。ノゾミちゃんの膀胱まで入っているこいつの先端は、バルーンと言って空気を送り込む事で膨らむ様にできている」
ノゾミは男が自分の名前を呼んだ事でさらなるショックを受けた。度重なる衝撃はノゾミに絶望感を与え、抵抗する気力さえ奪ってしまった。
ノゾミが呆然としているうちに男はゴム球を繋ぎカテーテルに空気を送り込んでいく。その先端にあるバルーンはノゾミの膀胱の中で膨らみ出口を塞ぐと同時にカテーテルが抜けるのを防ぐ役割も果たすのだ。
「さあ、望み通りションベン出ないようにしてやったぞ。したくないって言ってた事だし…嬉しいだろ。したくても出来ないんだからな」

139 名前:失敗作 投稿日:2002/12/19(木) 22:21
ノゾミの下半身に悪魔の仕掛けを施した男は、首輪を嵌め鎖に繋ぐ代わりに手足の戒めを解いてやった。ノゾミが繋がれた鎖は天井を走る剥き出しの配管に繋がれ、鎖の長さは四方の壁に届く寸前の所で止められるように調整されていた。
一通りの事を終えた男は一旦部屋を出て行ったが、ほんの1,2分で缶ビール半ダースのを手にして戻ってきた。そしてノゾミのすぐそばにどかっと腰を下ろすと、これ見よがしに一本開けて一気に呑み干してしまった。そしてもう一本取ると今度はノゾミから離れ部屋の隅の方で腰を下ろすと、今度はノゾミを眺めながらチビチビとやり始めた。
10分ほどで落ち着きを取り戻したノゾミは衣服を直すとまず首輪が外せないかどうか確かめてみた。ノゾミの首に巻かれた首輪はまさにその目的のために作られたもので金属製の留め金には小さな鍵穴があり鎖も金属部分に直接繋がっている。裏地はよく判らないがナイロンデニムのような感触で引っ張ったくらいでちぎれるものじゃない事はノゾミにもよく判った。さらに部屋の様子を見回してみると。床はプラスチックタイル、壁は白く塗られたモルタルで今はかなり汚れている。さらに南面と思われる壁の高い位置に採光か換気のどちらかの目的で着けられた小窓があるが、鎖の長さの関係上そこまで手が届かない。出入り口は東側の一カ所だけで以前はドアが取り付けられていたようだが今では木の枠だけになっている。
「都合で旅行を取りやめる事になっても返金を受け付けない格安ツアー」
突然男が口を開いた。
「だから集合時間に現れなかった場合キャンセルとして扱われる」
それは確かにノゾミが行くはずだったツアーの契約規定だ。
「一緒に行く事になっていた知り合いもいない。一日一回自宅に連絡を入れる方かな? キミは」
全て男緒言う通りだった。この中途半端な時期に休みが取れる友達はいなかったし、帰りが遅くなるときや外泊する時もいちいち家に電話して、両親に事情を説明するのが面倒でここ何年かは電話する事自体無い。
「つまり、4日間に限って言えばノゾミちゃんが音信不通になっても、誰も不審に思う事はないってわけだ」

30分後、ノゾミは下腹部を襲う傷みに苦しんでいた。
最初に尿意を覚えてから30分。その間一度だけトイレに行かせてくれるよう頼んだが、男はあっさり断った。
「残念だが、この部屋から出すわけにいかないんだ。だから食うのも寝るのもナニするのもこの部屋でして貰う」
男はそう言っただけでノゾミの排泄の欲求に対しては何の追究もしなかった。しかし、その少し後になって事態は思った以上に深刻である事に気付いた。堪えきれないほどの尿意を催していても、排尿はおろか漏らす事さえ出来ないのだ。出口を塞がれた膀胱は限界をゆうに越え、張り裂けそうな痛みはノゾミにとってこれまで経験した事のない拷問そのものである。
「お願い…死んじゃう…このままじゃ…破裂しちゃうの…お願い…オシッコ…出させて」
ノゾミはそう言って男に哀願するより他なかった。
「したくないんじゃなかったのか?」
「お願い、させて」
「したいんだな?」
男は念を押すように強く言う。もちろんノゾミには拒絶する余裕などない。
「うん、したい。オシッコしたい」
それを聞いた男は立ち上がって、出入り口の陰に隠してあったある物を部屋の中に引き入れた。
「これにしたいのか?」
それは白鳥の意匠を取り入れた幼児用の便器、おまるだった。
「何でもいいからさせてぇ。したい、したいからぁ」
「ノゾミはおまるでしーしーしたいんだな?」
「したい。おまるでしたいっ」
「ノゾミはおまるでしーしーしたいんじゃないのか?」
なんと残酷な男だろう。ノゾミがこんなにも苦しんでいるというのに、敢えて自分の望む言葉を使わせようと言うのだ。
「ノゾミはぁお、おまるでしーしーしたいのぉっ。助けてっ、このままじゃぁ」
男はノゾミのすぐそばにおまるを下ろすと、無言のままノゾミに視線を投げた。ノゾミは自分からおまるに跨らなければならないのだ。一度目はGパンを履いたまま。それでは排尿できないことに気付いたノゾミは一旦腰を上げてGパンと下着を下ろして再びしゃがんだ。
男はノゾミの股間に生えたカテーテルに、先程のゴム球を繋ぐと今度は空気を抜き始めた。ノゾミの膀胱はバルーンの分だけ圧迫を失ったが、それでも限界を超えて溜められたオシッコは信じられないような水圧がノゾミの尿道へ集中する。
パシュンッ
カテーテルは引き抜くまでもなく水鉄砲にはじき飛ばされ、しぶきの先端がおまるの底に当たって甲高い音を立てた。
ドボボボ ドボボボボ
人間の排尿音とは思えない重たい音が断続的に鳴り響く。ノゾミが正気を保っていたなら恥ずかしさのあまり泣き出していただろうが、今は開放感に酔い恍惚としていた。

140 名前:軍曹 投稿日:2002/12/19(木) 22:26
上手く着衣失禁にもっていけねぇ

限界失禁は俺でなくても書けるので、一捻りしようと思ったらこんな感じ…

141 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/12/19(木) 23:17
いいですね!尿道責め!

142 名前:第51夜(1) 投稿日:2002/12/20(金) 23:19
あたしは玄関に突っ伏したまま、吼えるように泣いていた。
あたしの全てが終わった。もう、泣くことしかできなかった。
泣き声を聞きつけたお母さんが、あわてて駆けつけてきて、きつい口調で
「どうしたの!!何があったの!!泣いてちゃわかんないでしょう!!」
と怒鳴り、
「ほらほら、立った立った、、、、」
と言いながら、ただ泣きわめくだけのあたしに近づき両腋に手を差し込み抱き上げた。
お母さんは、あたしを立てらせると
あたしのスカートや足が濡れていることに気づいて、表情が険しくなった。
「あんた、、、話は後!!すぐお風呂入りなさい!!」
そう言うとあたしを引きずるように脱衣所まで運び、あたしが泣きじゃくったまま
動かないのを見てあたしの服を脱がし始めた。
脱衣所でお母さんに下着を脱がされているとき、2つ下の妹雨美(うみ)が、様子を伺いに来た。
お母さんが手に持ったびしょ濡れになっているあたしのパンツを見て、
「おねーちゃん、14歳にもなって、おしっこもらしちゃったの」
と冷めた口調でいい、素っ裸のあたしを憐れみの表情で見た。
すると、お母さんはパシンと頭をはたき、
「あんたはあっちでテレビでも見てなさい」
と言い放ち、雨美を脱衣所から押し出し、ガチャリと扉を閉め。
「ほら、あんたも気を確かに持って、自分でお風呂入りなさい、着替えは用意しとくから」
そう言うとあたしの脂肪の薄いおしりをパーンと叩き脱衣所から出て行った。
木の扉を通して「ほらこっち来てなさい」という声が聞こえた。
雨美が聞き耳を立てていたようだ。

143 名前:第51夜(2) 投稿日:2002/12/20(金) 23:22
肌寒い脱衣所に一人取り残されたあたしは、スンスンと2回鼻をすすって、
焦点はっきり合わすことができないまま、とぼとぼ歩き浴室の扉を開けた。
白いプラスチックの椅子に腰を下ろすとシャワーのコックをひねりお湯が出るまで待ち
細いシャワーの筋から湯気が上がるのを見計らって、頭にお湯をかけた。
お湯は普段なら飛び上がるくらい熱い温度になっていたが、今のあたしには全く気にならなかった。
このまま熱で溶けて流れてしまいたいとさえ思った。
あたしはシャワーを止め、シャンプーで頭を洗い、手グシで髪の毛を全て後ろに流し
頭の泡を洗い流すことなく、タオルで石鹸を泡立て、力なく体を擦った、
まずは、細い腕や足から洗い、次に背中と胸を洗い、お腹を洗い始めたとき、
妙な違和感を感じて、手を止めた。
(なんで、、、なんでまた、おしっこ、、、)
(さっきあれだけしたのに)
自分では気づいていなかったが、先程全て出さずにおしっこを途中で止めていたのだ。
さらにシャワーを止めたことによって体が冷え、先ほど体に入れたお茶が徐々に膀胱に送られ
新たな尿意が生まれるきっかけとなっていた。
(早くお風呂上がってトイレ行かなきゃ)
あたしは、排水溝をチラりと見たが、今はちゃんとトイレで用をたしたかった。
(もうお漏らしなんて嫌なんだから)
そう思いながら、あたしは、最後に特に汚れていた股の部分を擦った。
ズキっと鋭い痛みが走ったが手を止めることなく擦った。
いつもより時間をかけ念入りに洗っているうちに、さらに体が冷え、一段と尿意が増した。
ぶるっと体が震え、もう、出ようとシャワーのコックをひねり泡を洗い流そうと
水流を頭に浴びせたその刹那、心臓が一気に縮み、息が止まった。
急いでいたあまり水のコックだけをひねり頭からかぶってしまったのだ。
あたしの体は意思とは無関係に震えズキズキ頭が痛み出した。
あわてて赤いコックを捻るが時すでに遅く、冷え切っ体あたしの体はすぐには温まらず
湯船に浸からなければ、寒くてお風呂から出れそうになかった。
あたしは浴槽の中に座り熱いシャワーを浴びながら湯船の中にお湯が溜まるのを待った。
お湯が浴槽の半分程溜まった頃に1度目の危険信号があたしのお腹を突き始めた。
(ダメ、、、ダメ、、、まだダメ、、、)
あたしは伸ばしていた足を縮め、左手で抱え込み、右手で首筋にシャワーを当てたまま
うつむき身を硬くして危険状態が解除されるのを待った。
まだ小ぶりな胸が膝に押しつぶされ、ぽよぽよした弾力が膝に跳ね返る。
あたしは膝を着けたり離したりして、気を紛らわせた。
首筋が温まると自然と体中が温まり、お腹が楽になってホッとため息をつき、
お湯が胸の少し上まで溜まったのを確認してからシャワーを止めて再び足を伸ばし、
肩が浸かるまでゆっくりと体を沈めた。
あたしの体積でお湯がせりあがり浴槽から溢れちょろちょろと排水溝に流れ込む。
あたしは両手両足をピンと伸ばし深呼吸をして湿度の高い空気を吸い込み、
お湯に口をつけ意味もなくブクブクと息を吐き出しながら数を数えた。
ゆっくりと「イ〜チ、二〜、サ〜ン」と口ずさむ、
しかしその声は泡に吸い込まれ、ワワワワと浴室内に響き渡った。
5を口にした頃に息が切れ、再び息を吸い込み、今度は普通にロ〜クと数えてみると
声にエコーがかかり、自分の声の柔らかい響きに何気ない安心感を覚えた。
25を数えを終わった時、2度目の危険信号が徐々に押し迫って来ているのを感じた。
あたしは伸ばした足を何度も組み替えて内部からの刺激に対抗した。
お湯が波打ち左右に揺れ、チャプンチャプンと浴槽から溢れた。
あたしはささやかな抵抗では堪えきれないと判断し再び足を引き寄せ両手で抱え込もうとした。
勢いよく足を体に引き付けたそのとき、お湯の浮力で少し浮き上がったお尻が勢いよく滑り、
波打ったお湯の水圧に流され、あたしは丸まったまま後ろにひっくり返りお湯の中に沈んだ。

144 名前:第51夜(3) 投稿日:2002/12/20(金) 23:25
ザブーンという音が浴室内に響くと共にもうもうと湯気が上がり、浴室を白く染めていく。
あたしは手足をばたつかせてもがき、右手で浴槽の淵を掴んで、なんとか体を起こし、
少し間をおいてからゲホゲホと咳き込んだ。
咳の衝撃が膀胱を揺らしチビってしまったような感覚にとらわれる。
鼻の中にお湯が流れ込んだせいで、喉の上の辺りに不快感が広がったが、
今のあたしにはそんなことを気にしている暇はなかった。
切迫した尿意が今にも噴き出そうと、あたしの出口を攻めている。
あたしの、疲れきった括約筋の力だけでは、とても堪えれそうになかった。
かといって、ジンジン痛みを発している場所を直接手で押さえることもできない。
あたしは、このままではどうやっても我慢できないと判断し脱衣場に飛び出した。
トントン足踏みをしながら、バスタオルで体を拭くが、どうしても動作が大雑把になってしまう。
お母さんが用意してくれていたTシャツを掴み、ほとんど濡れたままの体に無理やり着せて、
ピンクのパジャマを羽織りパンツを手に取った時、もう自分が足を上げたまま静止できないことに気づいて、
バスタオルを腰に巻き脱衣所を飛び出した。
廊下に出ると、トイレの前に水色のパジャマを着た雨美がいるのが見えた。
どうも様子がおかしい。
小走りで近づくと、雨美がこちらを振り向いた。
「雨美ちょっと、どいてよ」
あたしは、雨美を押しのけトイレのドアノブを捻った。
ドアはガッ、ガッと引っ掛かり、開かない。
まさかの展開に、嫌な汗が額から吹き出した、そしてトイレの中から
「もうちょっとだけ待って」とお母さんの声が聞こえた。
「今のはおねえちゃん〜」と雨美が返す。
「えっ恵美もトイレなの、もう少しかかりそうだから、ちょっと我慢してて」
「わかったから早く〜」と雨美。
普段クールに振舞っている雨美が股に手を挟み足踏みしながら、
おしっこを我慢している姿が不思議でしょうがなかった。
いつもポーカーフェイスなので、苦痛に歪んだ顔がいっそう崩れてみえた。
でも、あたしも今こんな顔をしてるんだろうと思うと、少し情けなかった。
いつもは、あたしに見せることのない、姿を見せた為か雨実は急に言い訳を始めた。
「ドラマがなかなか終わらなくて、ずっとガマンして見てたら、先お母さんに入られちゃって
ココアいっぱい飲んでたから、もう限界」
さらに、あたしの下半身のタオルを見て、言葉をつなげた。
「おねえちゃんもガマンしてんの。お風呂でしてくればよかったのに」
「そんなことできるわけないでしょ」
「昔はこっそりしてたのに」
「あ、、、あのときは、子供だったから」
そんな会話をしているうちに水の流れる音と共に扉が開き、
「お待たせ〜」とお母さんが出てきた。
間髪いれず雨美がお母さんの横をすり抜けトイレに入ろうとした。
あたしは、両手で雨美のパジャマの袖を掴み、引き止めた。
腰に巻いたタオルが落ちて、下半身が丸出しになったが、気にならなかった。
ここで先に入られては間に合わないという気持ちが最優先だった。
「お願い、、、先に入らせて」
「わたしのほうが先に待ってたんだから。ガマンできないならお風呂でしてよ」
「ダメ、、、お風呂じゃ無理」
「何でよ、じゃあ外でしてこれば」
「それもダメ、トイレじゃないとできない」
「じゃあ少し待ってなよ」
「待てない」
「わががままばっか言わないで、もう放して」
そういうと雨美は、あたしの手を振りほどこうとした。
あたしは、きつく掴んだまま離さない。
「ホントに放して」
雨美の声が涙声になった。
言い終わると同時に下唇を噛み、一瞬痙攣したように震え、
その直後、雨美のパジャマの股の部分の色が変わった。
雨美は、歯を食いしばり内股になりながら片手でパンツとパジャマ膝までずらした。
ごくわずかに生えた陰毛の下の縦筋から、透明な雫がこぼれていた。
雫は少しうねりながらトイレの床に叩きつけられ、バタバタと音を鳴らした。
あたしは全く予想していなかった展開に驚き手をパッと離した。
雨美は閉まっていた便器の蓋を上げへたり込むように、便器に座った。
放物線が溜まっている水に向かって放たれ、ジョボジョボジョボと音を立てた。
雨美はその様子を呆然と見ているあたしを睨みつけ
「早く出てってよ、おねえちゃんのバカ」
と泣きながら言った。
固まったまま動けずにいるあたしをお母さんが引っ張り出し扉を閉めた。

145 名前:第51夜(4) 投稿日:2002/12/20(金) 23:28
「もう、あんたも我慢できないんでしょ、早くお風呂でして来なさい」
張りのある声が耳に入り込んでくる。
その言葉で忘れていた尿意が再び戻ってきた。
あたしは激しく足踏みをし、身をよじった。
「ほら、お風呂行きなさい!」
あたしは、首を横に振った。
「なんでダメなの、さっき泣いてた事と関係あるの」
あたしは何も反応しなかったが、お母さんは肯定とったようだ。
「もう、しょうがないわね、後で拭くからここでしちゃいなさい」
あたしはまた首を横に振り。
「違う、、、トイレじゃないとダメなの」と言った。
お母さんは「ハァ」とため息をつき
「雨美ー、まだなの」とトイレに向かって呼びかけた。
返事は返ってこない
「雨美、開けるわよ」
お母さんがノブに手をかけたそのとき、ガチャリと鍵が掛かった。
「雨美、開けなさい」
ドンドンと扉を叩きながらお母さんが怒鳴る。
すこしおいて雨美が言葉を返してきた。
「お姉ちゃんも漏しちゃえばいいんだ」
雨美はあたしがトイレ以外でおしっこできないとわかったので、トイレにこもって、
あたしが漏らすまで出てくるつもりはないらしい。
お母さんは無言で、リビングに戻り青い大きなプラスチックの容器を持ってきた。
「あんたもう膀胱炎になるわよ、無理にでもさせるからね」
お母さんは、砂の入った容器を床に置き、あたしを後ろから抱え上げた。
あたしは小さい女の子がおしっこするポーズにさせられた。
「トイレならいいんでしょ」
お母さんはそういいながらあたしの股を大きく開き体を揺すった。
もう、堪えることは不可能だった。
理由はどうあれ、今日二回目のおもらし。
あたしは、自分の尿意もうまくコントロールできない赤ちゃんになったような気がした。
しぶきは猫のトイレの砂めがけて一直線に飛び、一部の砂を溶かし、黒く染み込んでいった。
静かな廊下にシューーーと言う音だけが響く。
人間のおしっこは猫がする量とは比べ物ならない、
容器の中に並々と溜まっていく。
あまりの気持ち良さに全身の力が抜け、口から唾液がこぼれた。
やがて甲高い音もゆるやかなせせらぎに変わり、
ピュッ、ピュッ搾り出した残りのおしっこがお尻の方へ伝いポタりと砂に落ちた。
あたしは床に寝かされ、少し前まで腰に巻いていたバスタオルで筋をスゥーと拭かれた。
少しくすぐったくて気持ちいい。
あたしはお母さんに全てを任せた。
大きな母の愛に包まれて、固い廊下なのにすごく居心地がよい。
このまま天国へ昇れそうな気分だ。
バスタオルが何度も何度も筋を往復するうちに、あたしは違う液が出そうになっていた。
堪えようとしてもこればかりはどうしようもない。
抵抗しようにも力が抜けて体が動かない。
タオルのカドでヒダを下から上へ撫でられ最後に小豆をチョンと拭かれたとき、
あたしは堪えきれず粘質の液をにじませてしまった。
あたしの顔は羞恥の色に染まり、呼吸が少し荒くなった。
タオルが粘り気を吸い割れ目全体に塗り広げられた。
その直後粘質の穴に何かが入ってあたしの膜を突いた。
「痛っ」
あたしはいきなり現実に引き戻され、体を起こすとお母さんを見た。
お母さんの指がヌラヌラ光っている。訳がわからなかった。
混乱しているあたしに向かって、お母さんは言葉を発した。
「よかった、強姦されたんじゃなかったのね」
心底安心した様子で、あたしを見ている。
そうか、お母さんはあたしがレイプされたのかと思って心配してたのか
理由が分かりあたしもホッと息を吐いた。
それにしても娘の、アソコに指を入れるなんて、
なんて抜け目のない親だ。
「ホットミルク入れてあげるから、お風呂で股洗ってから、こっち来なさい」
お母さんはパタパタとリビングに戻って行った。

146 名前:第51夜(5) 投稿日:2002/12/20(金) 23:34
あたしが再び浴室に向かいシャワーで股の間を流し新しいバスタオルで拭き、
パンツをはこうとしたとき、濡れたズボンとパンツを持ち、下半身丸出しの雨美が脱衣所に入ってきた。
お互いの秘所をさらけ出したまま見つめ合う。
生えかけた陰毛が二年前のあたしのそこを思い出させた。
そのころは自分で見るのも恥ずかしかったのに、雨美は恥ずかしくないのだろうか。
そんなことを考えていると、
「おねえちゃんのせいだからね」
突然楕円形シミができたパンツがあたしの鼻先に突きつけられた。
「うっ」
ほのかにアンモニアの香りがした。
「謝っても許さないから、わたし限界だって言ってたのに、お姉ちゃん自分の事しか考えてなくて
 放してって言ったのに無理やり引っ張って、わたし我慢できなくなって、パンツ下ろすの間に合わなくて、
 こんなシミができちゃったのよ」
「雨美、ごめん」
「謝っても許さないっていってるでしょ、おねえちゃんなんか死んじゃえバカ」
パジャマのズボンを投げつけられた。
「パンツはいたら早く出てって、もう顔も見たくない」
あたしを睨みつける瞳が潤んで、今にも泣き出しそうだった。
あたしは本当に情けない姉だ。妹を追い詰め辱め、それでいて平然としている。
あたしは、無言でパンツをはき、雨美のすすり泣く声を背に脱衣所を後にした。



あとがき
今回は妹の雨美と姉の恵美の二本立てで作りました。
日を変えて読み返してみると、描写が薄いような気がしたのですが
どこから書き直していいのか見当もつかないのでそのままで投稿することになってしまいました。
軍曹さんの失敗作を見て、こんな作品をナンバーつけて堂々と投稿している自分が
少し恥ずかしく思えてきました。
考えていた話を軸にして、思いつきで、パッと新しいシーンを追加していくので
どうしても薄くなってしまいます。(愛液おもらしとか、猫のトイレとか)
雨美も最初はメグを元気づけるだけのキャラだったのですが、
私の思いつきであられもない姿をさらすはめになってしまいました
ここに投稿している皆さんはどんな方法で話を考えて書いているのでしょうか。
職人の皆様、何かよきアドバイスを。
この作品はあくまでも私のおもらし定義で書いているので
「なんでこうなんだ」と萎える人もいるかもしれませんが、そこはどうかご勘弁を。
個人的に同じキャラで何回もおもらしというのは苦手なので
サブキャラも使いつつメグシリーズを作っていきたいと思います。
最初は4部で終わりの予定だったのですが、書きたいことが増えてきたので
もう少し長くなりそうです。
129さんの言っていたごまかし系は、自分の趣味とは少し離れているので
なかなかいいイメージが浮かばず、構想に苦戦しています。
自分で納得できるものが思いついたら
そのうち、どこかで入れていく予定なので気長にお待ちください。
年末はいろいろ予定があるので、今年の投稿はこれで最後になると思います。             
それでは少し早いですがよいお年を。              
                             マミー

147 名前:129 投稿日:2002/12/21(土) 01:17
今回も、イイですねぇ〜。
そのシーンだけを書ける人は多いと思いますが、そこに持っていくまでの自然な(?)過程や
登場人物のキャラが立ってるところが秀逸だと思います。

あと、小さいところなんですが、
50夜(1)〜(5)中1の5月「回想」
となってるので、
「おねーちゃん、14歳にもなって、おしっこもらしちゃったの」
は12歳または13歳の間違いですよね?当方の希望としては12歳です。(w

148 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/12/21(土) 02:44
>マミーさん
あなたの作品自体、文句をつける人はそうはいないかと。
気になったのは>>147さんと同じで、時空列がどうなっているのかな、というところだけで。
すばらしい出来でした。
ただ、あとがきがちょっと自虐的すぎるかなとw

続編期待してます。また来年〜。

149 名前:マミー 投稿日:2002/12/21(土) 03:28
本当だ、間違えてました。私的には、なぜか12歳(小6)と14歳(中2)が好きなので
13歳が飛んでました。たしかに回想シーンで年齢が元に戻ってたら、
訳がわからなくなりますね。設定では雨美を12歳(小6)のつもりで書いたので、
恵美は13歳でおねがいします。
私は何の知識もなく突然書き始めたばかりのヒヨッコで、作品も思いつきで書くので、
どうしても自分の作品が駄作に見えてしまうんですが、皆様に誉められると少し自信を持てるようになりました。
これからも体を痛めない程度に細々と書いて行くので、また来年もよろしくお願いします。

150 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/12/21(土) 22:21
がんばってください。


ついでに150ゲット

151 名前:第52夜(1) 投稿日:2002/12/22(日) 00:49
特別房は看守達の間ではタワーと呼ばれている。直径4m高さ11mの円筒形で、かつての石造りの城が持っていた牢の形状と酷似している為、そんな俗称で呼ばれるようになった。
囚人番号78993番、西村陽子の罪状は窃盗および傷害致死。万引きの常習犯である彼女が親友の朱美と一緒に万引きをしていたところを私服警備員に見咎められ、朱美が手にしていた化粧水の瓶で殴ったところ当たり所が悪くその警備員は収容された病院で息を引き取った。手を下したのは朱美であったが、すぐに逃げ出した朱美とは対照的に、逃げ遅れた陽子が全ての濡れ衣を着せられ、結果としてこの女子少年院へと送られてきたのである。
『三度の粗相があった者は特別房送り』それは密かに知られたここの名物規則。
入ってしまえば同じと言えど“人殺し”に対して向ける視線は冷たいものがある。陽子がイジメのターゲットになったのもその為だ。
特別房送りに時間的な期限はない。彼女は『二度とおもらしはいたしません。』という文章を百行書き上げるまでの間この特別房で過ごさなければならないのである。
一見すると狭い部屋だが天井の開口部と床の高さに開けられ通気口が煙突効果を起こす為、部屋の中にいるだけでどんどん体温が奪われていく。
ここでは鉄格子の手前に置かれた電気ポットだけが暖を取る唯一の手段である。
それが罠だと言う事が見抜けぬ彼女ではないが寒さに耐えかねてついつい手が伸びてしまう。
たとえトイレに行きたくなっても看守が巡回に来るまでの間は房から出る事は出来ない。
巡回の頻度は約二時間おき。我慢が利くギリギリの線である。
この日は特に寒い日だった。暖かな空気は天井へと流れていき、通気口からは詰めたい空気が入ってくる。囚人服だけで耐えられる寒さではない。
かじかむ手を吐息で暖めながら筆台に向かう陽子であったが、どうしてもポットに目が行ってしまう。お茶を飲めばオシッコが近くなる事は判っていたが、冷えた体は温もりを欲している。ノルマはまだ四十行を越えたばかり。寒さのせいで筆が進まないが、進まなければこの地獄のような寒さから抜け出る事は出来ない。かじかむ手を暖めては少しずつ書き進めていくが、頻繁にお茶を飲むためなかなか進まない。トイレから戻ってきたばかりでもタワーの寒さに晒された瞬間に尿意を催してくる。寒さと水分摂取が次から次へとオシッコを作り出しているのだ。
(どうしよう…オシッコしてきたばかりなのに)
そもそもお茶には利尿作用がある。それを大量に取れば短時間に何度も催すのは当然。さらに寒さが追い打ちをかける。尿意と寒さのせいで震えが止まらない。
(あったかくなれば少しは楽になるかも…)
ポットに目を向ければそこには体を温めるものがある。しかし、それは陽子自身を苦しみに追い込む悪魔の液体でもある。

152 名前:第52夜(2) 投稿日:2002/12/22(日) 00:49
湯飲みにお茶を注ぐとそれを両手で抱えた。かじかんだ指にじんわりと温もりが伝わってきた。飲めば一時間足らずのうちにオシッコとなって陽子の膀胱に送り込まれる。飲まなければ触れた部分を暖める事が出来る。陽子はそれを飲まずに湯たんぽ代わりの湯飲みを胸に当ててみた。
(あったかい)
今度はお腹にあててみる。陽子の膀胱に温もりが伝わりほんの少しだけ堪えやすくなった。ところが手を滑らし湯飲みをひっくり返し、お腹から股間にかけてお茶がかかった。一瞬熱いと思ったが温もりはは急速に失われ濡れた囚人服は逆に冷たくなってしまった。
(やだ、冷たい)
濡れた囚人服は時間と共に冷たくなっていく。そしてその冷たい感触のため尿意を堪えるのがどんどんつらくなっていく。
(冷たい…冷たい…気持ち悪い…寒くなってきた…)
囚人服に染みこんだ液体はじわじわと広がっていく、濡れた感触は陽子の股間やお尻の方まで広がっていき、まるでオモラシしたような感触を陽子に与えた。
(やだ、変な事考えたら余計オシッコしたくなってきちゃった)
寒さで膀胱は収縮し水圧は陽子の括約筋の限界を超えようとしていた。冷え切った陽子の体の中にあって唯一暖かなもの、それは陽子の膀胱に溜ったオシッコの事であった。
(バカな考えはよすのよ。…いくら何でも)
しかし濡れた囚人服は陽子の体温をどんどん奪っていく。暖を取るもう一つの方法、つまりポットのお茶は諸刃の剣だ。
(ダメよ陽子…トイレに行かせて貰うまで我慢するの)
しかし、ここに時計はない。次の巡回まであと十分なのか一時間なのかすら判らない。鉄格子の先に目をやるが看守が向かってくる様子はない。
(だめっ、我慢して…でも、もうダメ…私もうダメだわ)
一瞬の諦めが致命的な過ちの原因となった。既に濡れて冷え切っていた陽子の股間やお尻に新たな温もりが生まれた。
(ああ…あったかい)
まるでオシッコを堪えていたのがバカみたいに思えた。こんな簡単な方法で体を温める事が出来る。
しかし、今度看守が回ってくるとき陽子は後悔する事になる。オモラシが原因でこの特別房に入れられた陽子が、特別房内でオモラシをした。陽子の生涯を狂わす悪癖はこの特別房での出来事から始まったのである。

153 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2002/12/23(月) 02:11
ハァハァしていいですか?

154 名前:マミー 投稿日:2002/12/25(水) 22:55
スレが寂しいので、
余りモノを一つ。
この話はメグ×雨美の禁断バージョンで、
第51夜(5)の別バージョンです。
実は流れで書いているとこっちの話が先に出来てしまって。
次考えている話しにうまく繋がらなくなったので、
とりあえず別に保存しておきました。
これを読んだらキャラのイメージが変わってしまうかも(w

「雨美、ごめん」
「謝っても許さないって言ってるでしょ、お姉ちゃんに、わたしと同じくらいの辱めを与えるまで、
 わたしはおねえちゃんを恨み続けるから」
「どうすれば、許してくれるの、、、」
「わたしがいいって言うまでわたしの奴隷になるの、できる」
雨美は少し首をかしげ、あたしの目を覗き込みながら言った。
あたしは少し考えた後、
「、、、わかった」
と静かに答えた。
「じゃあまずは、おねえちゃんのせいで汚れたわたしのここ舐めてきれいにしてよ」
雨美は股を指差しながら言った。
「四つん這いになって犬のように舐めてみて」
雨美が顔を火照らせながら言う、きっとS的な素質があるのだろう
あたしは四つん這いになりゆっくりと雨美の割れ目に近づいた。
淡いアンモニアの臭いが鼻につく、産毛のような陰毛が少し逆立っている。
あたしは思い切って産毛に舌をつけた。少しザラザラした感舌に伝わる。
そこから下に下がっていくと少ししょっぱかった。あたしとよく似たもちっとした肌の感触がした。
少しずつ、少しずつ雨美の味を確かめるように舌をずらしていく。
雨美は興奮し、肌を赤く染めながらあたしを見下ろしている。
ついに亀裂の間に舌が入った。あたしは恐る恐る雨美の突起を舐めた。
「うっ」
雨美は苦痛を感じたような声を漏らしたが
「まだっ、もっときれいに」
と少しだけ腰を突き出した。
あたしは膝を立て雨実のお尻を掴み舌で激しく突起を連打し
徐々に硬くなってきた突起の皮に唾液を含ませ何度も上下にこする。
「んんん、、、、」
雨美は腰を突き出すか引くか迷っているようにみえた。
舌が芯を包んでいる皮の上を何度も往復したときツルっと皮が剥け舌先に皮と違う弾力を感じた。
「くふぁ、、、あ、、、まっ、、、まって」
雨美はあたしの頭を押し、突起からあたしの舌を放そうとした。
あたしはかまわず舐め続けた。
この後雨美がどうなるか見たくなったのだ。
雨美は、まだ12になったばかりで、この突起の存在を見て見ぬふりをする年頃
皮の上からならまだしも、直に触ることはほとんどないはず。
そんな未熟な核を、少しザラつきのある舌でしつこく責めると、
どのような反応を示すのかものすごく興味が沸いた。
あたしは剥き出しになった小さな粒を唾液を含ませ舌先でこすった。
上下左右に往復させる。
顔を動かし、さらに動きを速めた。
「嫌、あ、、、ホントに待ってー、、、あ、、、ダメ、、、ん、、、やっ、何か出そっ、、、ん」
雨美が何かの放出を訴え、腰を引いて逃げようとした。
あたしはしっかりとお尻をつかまえ逃がさなかった。
あたしは、最高速で舌を動かし、さらに雨美の粒を攻めた。
「おねえちゃん、ホントもういいっ、、、あーー、、、でる、、、、でるっぅ」
必死であたしの頭を押して逃げようとする雨美、喰らい着いて離さないあたし。
ぷしっと音がして口の中にしょっぱい味が広がった。しかしアンモニアの臭いはしない
どちらかというと汗のような香りがする。
汗のような液体がぷしゅぷしっと音を立て突起の少し下側から次々と出てくる。
「うぅーーーー」
雨美の括約筋がうねる。
液体の放出を止めたいのだろう。
そんなことはおかまいなしにあたしは舐め続けた。
おしっこの穴を舌先で突付きチュウチュウ音を立てて吸った。
「もうでない、もうでないぃぃぃーーー、それ以上吸ったらおしっこが出るーーー」
雨美は力の限りあたしの頭を押した。
あたしは吸いついたまま動かなかった。
「ああ、、、あっ、、、んふぅ、、、」
雨美がブルっと震え力ない声をあげた。
ジュワリ、、、
今度は少し苦い液体が口の中に広がった。
アンモニアの臭いが喉の奥に広がる。
力なくちょろちょろと出てくる液体をあたしは喉に送り込み飲み干した。
雨美は力なく床にへたり込み、小刻みに痙攣している。
一気に奴隷の立場が逆転したようだ。
ゆうちゃんとはうまくいかなかったけど血の繋がった雨美とならうまくやっていける気がした。
明日からの生活が楽しみだ。

あとがき
え〜、次の話を読む前に、ここで見たことは忘れて下さい。
またボツになった話があったらこんな感じで、出していきたいと思っていますが、
こんなのもありですか?
なんか本編に影響でそうです、、、

155 名前:第54夜(1) 投稿日:2002/12/27(金) 00:07
トントトトトン トントトトトン
壁の向こうから叩く音がする。
詩穂と孝次との間でのみ通用する壁信号。その意味は「こっちに来て」だった。
孝次はやりかけの問題集をそのままにしてベランダに出ると隣との仕切板にそっと手をかけた。ベランダは非常時の避難路となるため、仕切板は簡単に破れるような軟らかい素材が使われているが、孝次はその板を枠に止めておく十本のネジを抜いておいたため、仕切板は枠にはまっているだけの状態で、それを外せば簡単に隣のベランダへ侵入出来る。子供の頃は手摺りに乗って行き来していたが、見つかるたびに叱られるし、落ちれば即死という危険を伴うため、密かにそこを開けられるようにしておいたのだ。
「何だよ。今、…って高野さん何でこんな所に」
「中里くんっ」
詩穂の横で貼り付いたような表情で孝次を見つめているのはクラスメイトの高野菫だった。
「遊びに来てるに決まってんでしょ」
突然の孝次の来訪に固まってしまった菫に代わって、調子のいい詩穂が答えた。
「高野さん友達は選んだ方がいいですよ」
「どういう意味よ」
「俺は身をもって体験しているからな」
「ホントに…詩穂ん家の隣って中里くん家だったんだ…」
菫の口からようやく吐き出されたような一言で両者は一時休戦状態となった。
「ね、言った通りでしょ」
「何だ、今までそんな事話してたわけ?」
「そうそう、あと越してきたばっかりの頃の話とか、孝次が小学生の時の事とか」
「まさか、俺呼ばれたのって単なる顔見せ?」
「ちがうちがうちがう」
再びベランダへと後退を始めた孝次を引き留めるように詩穂がまくし立てた。
「本題はこれから…ほら、菫っ」
「ダメ…無理よ、詩穂…だって…わたし、できない」
菫は怯えたように俯き、口元に手を当ててきれぎれにそう答えた。
「ごめん、詩穂。やっぱりわたし…」
そう言って立ち上がった菫を、さらに早く立ち上がった詩穂が羽交い締めにした。
「孝次ぃ、菫ちゃんはねぇ、アンタが好きなんだって」
「はあっ?」
菫を捕まえたまま孝次に呼びかける詩穂に孝次はそんな間抜けな言葉を吐いた。
「菫はねぇ、前に好きになった男がいたんだけどぉ」
「ダメッ、言っちゃダメ」
話の続きを口にしはじめた詩穂に、慌てた菫が言葉を遮ろうとするが、詩穂は構わず話を続けた。
「その彼に告白しようとしてぇ」
「イヤー、ダメッ、言わないでぇ」
「ものすごく緊張しちゃってね」
「言っちゃダメェ、お願い、言わないでっ」
「おもらしっ、…しちゃったんだって」
「イヤーーーーーーーーーーーーッ」
菫は息が切れるまで悲鳴を上げ続けていたが、詩穂が口にした重大な秘密を遮るほどの声量はなかった。
「だからね、また失敗しちゃうんじゃないかって…それが怖くて、孝次に告白できなかったんだってさ」
「ひどいっ…ウッウッ」
忘れたくても忘れられない過去を、一番知られたくない相手に知られたショックで菫は泣き出してしまった。
「孝次はさ、そう言う女の子の事どう思う?」
菫が抵抗しなくなったおかげで、詩穂がそう訊ねる口調は元の落ち着いた感じを取り戻した。
「カワイイじゃん」
菫の耳に予想もしなかった言葉が飛び込んできた。菫はベランダに孝次が現れた時からお腹の下の方に熱いものを感じていたのだが、孝次のその一言でその感覚はさらに熱を増した。
「ねぇ、目を開けてボクの顔を見て」
おそるおそる顔を上げてみると孝次は菫のすぐ眼前に迫っていた。
「カワイイね。菫は」
ドキンッ
その感覚は以前と同じだ。好きになった男の子の前でとっても恥ずかしい失敗をしたあの時と
菫にも自分が危険な状態にある事は判っていたが、孝次の顔を見た瞬間からまるで暗示に掛かったように動けないでいた。
ゆっくりとした動きで孝次の手が向かってくる。
全神経が覚醒状態となった菫には一分一秒が何倍もの長さに感じられているのだ。当然、目に映るもの全てにはスローモーションがかかったように見える。
その孝次の指先が菫の頬に触れたその瞬間
目の前が真っ白になり、全ての音が遠退いた。ただ感じるのは熱さ。
(熱い。アソコが熱い)

156 名前:第54夜(2) 投稿日:2002/12/27(金) 00:09
「あーらら、菫ったらやっちゃったのね」
菫が漏らしたオシッコは、羽交い締めにしていた詩穂の制服も濡らしていった。太股に暖かいものを感じた詩穂が覗き込んでみると、菫のスカートは前の方も濡れていた。
「極度のあがり症みたいだね。欠点じゃないって言ったら嘘になるけど、この程度の事で自分を卑下する事はないよ」
孝次が口にした慰めの言葉も菫には聞こえていない。目は開いているが焦点が定まらず、文字通り心ここにあらずの状態で立っていた。
「菫っ?すーみーれっ。この子、立ったまま気絶してるわ」
「しかも、目を開けたままな」
「どうやったら目を覚ますかしら」
「定番から試してみるか」
孝次はそう言うと菫の唇に自分の唇を押し当てた。
十秒…十五秒…
「きゃあっ」
十八秒で意識を取り戻した菫はとっさに孝次を突き飛ばし、菫を抱いていた詩穂も不意を付かれて菫を話してしまった。
「ごめんなさいっ、中里くん。今日の事は忘れてっ」
「ちょっと待って。そのカッコじゃ帰れないでしょ」
戒めの解けた菫は慌てて帰ろうと鞄を手に取り、ドアノブに手をかけたところで詩穂に止められた。おもらしの直前から意識が途切れていた菫は自分の下半身が濡れている事にも気付かず、ただそこから逃げ出す事しか頭になかったのである。
「一緒に洗ってあげるから脱いで」
「えっ?」
詩穂の言葉に耳を疑った。今、この部屋にいるのは菫と詩穂の二人だけというわけではない。菫は首を回し同じ部屋にいるもう一人の人物を視界に捉えた。
不安げな表情を見せる菫を見て「邪魔したな」と言いそうになった孝次だったが、孝次に向けられるもう一つの視線に気付いて口をつぐんだ。
「孝次が見てるから?でも、恋人に見せないで誰に見せるつもり?」
菫の背中に回った詩穂が菫の肩に手を置いた。強引に菫を押さえつけるようなものではないが、詩穂がその気になれば力ずくで言うことを聞かせようとする事くらいは菫にも判った。
「菫には言ってなかったけど、私たち八年もお隣さんやっているのよ。親に内緒でイケナイ事もずいぶんしたわ。でもわたしは菫の味方」
「詩穂?…付き合ってないって…」
「わたしと孝次の関係はそう言う言い方に当てはまらないの、そりゃ肉体関係持っちゃったけどどっちかって言うと姉弟みたいな感じよ」
「菫ちゃん。マンションて言葉の本来の意味は豪邸を指すんだ。金持ちの屋敷だよ。でかい家に親兄弟ばかりでなく従兄弟親戚から使用人まで一緒に暮らすんだ。名字は違ってもここの住人は一つの家族なんだよ」
「菫、わたしの事軽蔑する?」
「う、ううん」
詩穂の問い掛けに対し菫は反射的に首を振った。
「孝次の事嫌いになった?」
「そんな事ないっ」
「じゃあ大丈夫よ。みーんな孝次に任せちゃって」
詩穂はそう言うと菫のスカートのホックを外した。濡れて重くなっていたスカートはストンと床に落ち、少し離れた場所で見守る孝次の視線に黄色い水玉模様のパンティが晒された。
「カワイイの穿いているんだな」
「見ないで、恥ずかしい」
ぽつりと言った孝次の一言に恥ずかしさの募る菫だったが、「カワイイ」という言葉に何処か嬉しさを覚えている自分にも気付いていた。
「そうそう、おもらしパンツは恥ずかしいから脱いじゃえ」
詩穂の指がパンティのゴムにかかり、オシッコの雫が菫の太股を伝い降りる。
「イヤッ」
菫が反射的に身を捩り、その拍子でパンティにかかっていた詩穂の指が離れた。
「あら、孝次じゃイヤなの?」
「そうじゃないのっ…あの…あの、ああああ」
「俺が脱がせようか?」
孝次はそう言ってのそっと立ち上がった。

157 名前:第54夜(3) 投稿日:2002/12/27(金) 00:11
「わたしっ、自分で脱ぎます」
ほとんどやけくそに近い気持ちだったが、友達の詩穂とはいえ他人に脱がされるのはとても恥ずかしく、さらに自分の口から言えなかった告白の代わりに、自分の気持ちを示す機会が欲しかった。
菫は何かに取り憑かれたような早さでベストとブラウスを脱ぎ捨てると、ブラのホックを外しパンティに手をかけると、目を瞑って大きく息を吸い込み一気に足首まで下ろした。
菫は怖くて目が開けられなかった。靴下と一緒にパンティを足から抜き、その屈んだ姿勢のまま動けなくなった。目を開ける事も立ち上がる事も、何かを言おうにも言葉が思いつかない。
全て脱ぎ終えたものの、しゃがんだまま動こうとしない菫を見て孝次はある事を思いついた。菫の背中側に回って両足を抱えるとそのまま菫の体を持ち上げた。小さな子供を抱えてオシッコさせる時の抱き方だ。
「ははは、菫って軽いんだな」
「ひっ、中里くん?」
「孝次でいいよ」
「こ、孝次くん、何?どうする気なの?」
「何って、お姫様抱っこじゃん」
「あんたの価値観て相当腐っているわ」
孝次のトボケた言葉に、詩穂が毒の効いたツッコミを入れた。
「それより、洗濯頼むよ。泊って行けって言ったって菫が困っちゃうだろ」
「はいはい、ついでにベッドも貸したげる。あとでまとめて請求するから」
そう言うと詩穂は菫の服を抱えて出て行き、孝次はその背中に苦笑いを返した。
「なか…孝次くん。もう下ろして…いいよ」
「なんで?」
「わたし、重いでしょ…」
「そんな事ないよ」
ベッドのそばまで来た孝次は菫を抱えたままベッドの縁に腰掛けた。
「何で?お、下ろしてくれないの?」
「どうしたのさ?」
「だって、恥ずかしい…から」
そう言うと菫は両手で顔を覆った。
「何で?」
「だ、だって…あの、これ…」
「オシッコさせられる時のカッコだから?」
「ヤダッ、いやぁ…」
「菫、しーしーは?」
「いやぁ、お願い、ゆるしてぇ」
「はっはっはっ、さっきの今だから出ないよね」
「ひどいっ」
「菫がカワイイからさ、ついついいじめたくなっちゃうんだよね」
「ひどい…」
「ひどいついでに訊くけど、菫は初めて?」
孝次のその質問に菫は言葉ではなく一回だけ頷いて答えた。
「最初はね、どうしても痛いらしいんだ。全然気持ちよくないらしい」
「あの…できるだけ痛くないように…」
「もちろん。でも、菫もあんまり構えないで。構えちゃうと余計痛いから」
「うう…」
菫は顰め面になってそんな呻きを漏らした。
孝次は菫の気がそれているスキを突いて右手の人差し指で菫の筋を一撫でした。
「はああっうん」
予想もしていなかった喘ぎに、驚いた孝次はもう一度撫でてみた。
「あっああん」
演技などではなく菫はあきらかに感じていた。
「菫って、敏感なんだ」
「あっ、ごめんなさいんっ」
今度は爪で引っ掻くように刺激を与えてやると菫は息を呑むようにして言葉を切った。
「カワイイよ。菫」
「はああん」
菫の反応を見て大丈夫そうだと思った孝次は秘唇の中へ指を入れてみた。
「くううんっ」
菫の表情に苦痛の色が混じる。中は驚くほどの熱を持っていたが、愛液の分泌がまだ十分ではないようで、指先を濡らす感触はあるものの滴り落ちるほどのものではなかった。
菫が痛くないようにそっと指を抜くと、今度はその指で菫のクリトリスを摘み上げた。
「いやあああ」
悲鳴に近い声があがり、菫の体がガクガクと小刻みに震え始めた。刺激に対して敏感すぎるのだろうか?
孝次はもう一度捏ねるようにクリトリスを弄ってみた。
「だめええええっ」
突然振り下ろされた菫の手が孝次の手を振り払った。

158 名前:第54夜(4) 投稿日:2002/12/27(金) 00:12
「痛かった?」
孝次は突然の事に驚きながらも、菫をいたわるような言葉をかけた。
「そうじゃないの…そうじゃなくて…」
菫は要領を得ない答えを返すばかり。孝次は再び菫の股間へと手を伸ばしたがそこは菫の両手で覆われていた。
「菫?」
「お願い…中里くん、下ろして…」
「まだ始まったばかりだよ」
「お願いっ…」
「…怖い?」
「うううん…ごめんなさい、わたし…トイレ…」
菫は消え入りそうな声でそう言った。
「あれあれぇ、菫ちゃんはしーしーでしゅかぁ」
「いやぁぁ」
「はははははは、いいよ、連れてってあげるから」
孝次はそう言って、菫を抱えたまま立ち上がった。
「えっ、なにっ」
「だから、トイレに連れてってあげるって。そしたらしーしーってね」
「そんなっ、いやぁ、やめて、下ろしてぇ」
涙を浮かべて哀願する菫を無視し、孝次はドアを開けて廊下に出ると、素っ裸で脱衣所の入り口に寄り掛かる詩穂の姿が目に入った。
「ちょっと、何を始める気?」
「菫がシッコだってさ。ちょっと、トイレ開けてくれよ」
孝次にそう言われた詩穂は、孝次の前に出て言われた通りトイレのドアを開けた。
「いやぁ、お願い、やめてぇ」
その間も菫は泣いて乞うが、孝次はもちろん詩穂も聞き入れようとはしない。
「ほうら、菫ちゃーん。しーしーのお時間でしゅよぉ」
孝次は菫の両脚を広げてその股間を便座に向け、菫を促すようにそう言った。
「いやぁ、下ろしてぇ」
「ねえ、ホントにオシッコなの?」
詩穂が訝しげにたずねる。それも無理はない。菫がおもらししてから数十分しか経っていないのだ。
「ああ、アソコを弄ってたら急にな」
「いやぁ、もういや…」
「ねえ菫、ホントにオシッコ出そうなの?」
「お願い…下ろしてぇ…一人でさせてぇ」
「菫、孝次に任せて大丈夫よ」
「でもっ…でもぉ…」
「孝次はそれくらいで菫の事嫌いになったりしないから」
「詩穂、ちょっとほぐしてやってくれないか?」
孝次がそう言うと、詩穂は菫の腕を掴んで引きはがした。
「やぁん、やめてっ、詩穂っ、やめてっ」
菫の制止も聞かず、詩穂は菫のアソコに指を這わせる。
「ほうら、菫ちゃーん、しーしーしましょうね、しいーー、しいーー」
まるで詩穂の代弁するように孝次が菫を促す。
「いやぁぁん、漏れちゃうぅぅぅ」
それは詩穂の指が菫のクリトリスを擦った直後に起きた。菫の体がガクガクと震え、股間から一条の迸りが生じた。
チョボボボボ…
予想していたより短い放尿だった。
「カワイイよ。菫」
「いやぁ…わたしっ、もういやぁ…」
「カワイイ!ホント、カワイイなぁ。菫は」
孝次はそう言って菫の頬にキスし、菫をゆっくり下ろし始めた。
「えっ、えぐっ…もうっ、イヤ、こんな…わたし…」
孝次の腕から下ろされ、トイレの床に足が着くと菫はそんな嗚咽を漏らした。
「菫、孝次はこんな事気にしないわ」
「そうだよ。ボクのカワイイ菫ちゃん」
「でもぉ…わたしって…」
「体質はしょうがないよ」
「むしろ孝次好みね」
「ところで詩穂、菫を連れて先に行ってくれないか?俺もションベンしたいから」
「はぁ?別のものじゃないの?…まあ、いいけど菫の分は残しておきなさいよ」
そう言うと詩穂は菫の肩を抱いて連れだした。トイレに一人残った孝次は、ジッパーを下げ固く勃起したペニスを取り出すと、一人心地呟いた。
「勃っていると出にくいんだよなぁ」

159 名前:第54夜(5) 投稿日:2002/12/27(金) 00:15
菫を連れて部屋に戻った詩穂は、菫を自分のベッドに横たえると、寄り添うように自分も並んだ。
「詩穂」
ベッドに横たえられた菫が隣の詩穂に声をかける。
「どうしたの?」
「詩穂は、な…孝次くんと付き合ってたんだよね?」
「そうじゃない。と言っても理解するのは難しいわね。だからそうとも言えるとだけ言っとくわ」
「孝次くんは詩穂みたいな子の方がいいんじゃないのかな?って…」
「わたしよりも菫の方が孝次の理想に近いタイプよ。きっと…その事についてはそのうち話してあげる」
「でもわたし、詩穂みたいに快活じゃないし、どうしても引っ込み思案で、暗いってよく言われるし…」
「孝次はわたしみたいなのは生意気で目障りだと思っているわ。菫みたいに大人しい子の方がいいの」
「でもわたし…」
「菫」
詩穂は菫の言葉を遮るように言った。
「わたしは孝次にとっての可愛い女になれないわ」
そう言うと詩穂は菫のアソコに指を入れた。
「あっ」
孝次が入れた時とは異なり、詩穂の指が入っても菫の表情は苦痛に歪む事はなかった。
「孝次も言っていたけど菫は可愛い女よ。ここも…孝次のためにあるんでしょ」
「詩穂ぉ」
「菫の事好きよ。だから菫と孝次のためなら何でもするわ」
「詩穂…わたし何て言えばいいのか…」
近付いてくる足音に続いてドアが開かれた。
「遅いわ、菫の準備はできてるのよ」
「そうみたいだな」
孝次はベッドのそばまで歩み寄ると、詩穂の指が入っている菫の秘唇に人差し指を滑り込ませた。
「んんんっ」
二本の指が入り菫の口から呻き声が漏れたが、痛がっている様子はない。
「さっきは一本だって入らなかったのにな」
「オシッコの穴と一緒に弛んじゃったのね」
「いやぁぁん」
相変わらず愛液の分泌は少ないようだが、全体がオシッコでしっとりと濡れていた。
「じゃあ入れるか…」
「待って」
詩穂が孝次を制して、菫に囁きかける。
「ほら、孝次にお願いしなさい」
「…あ、あの…孝次くんして…ください」
「そうじゃないでしょ。あなたは孝次のモノになるんでしょ」
「は、い…孝次くん、菫を…菫を孝次くんのモノに…菫を女にしてください」
「いいんだね?」
「うん、…菫をあげる」
菫の目には涙が浮かんでいたが、その表情はとてもさわやかな笑顔だった。

160 名前:第54夜(6) 投稿日:2002/12/27(金) 00:16
孝次はベルトのバックルを外し、ジーパンとトランクスを一緒に下ろすと、勃起したペニスを掴んで菫のそこに押し当てた。
「いくよ」
そう言うと孝次はぐっと腰に力を入れた。
「んっふ」
菫も破り入れられる痛みを感じていたが、孝次に対する思いがそれを堪えさせていた。孝次は菫に負担がかからぬようゆっくりとしたスピードで侵入していく。そして全てが菫の中に埋まった。挿入を終えた孝次はしばらく動きを止め、菫が慣れるのを待った。
「判るか?菫。菫の中に俺のが入ってるんだ」
「う…ん、これが孝次くん…お腹が…アソコが孝次くんでいっぱい…」
「これで菫は俺のモノだ」
「うん、わたし、孝次くんのモノ…」
孝次はやおら菫の乳房、掴むとぎゅっと握った。
「柔らかいな。まるでティラミスみたいだ」
「あ、あ、わたし…ごめんね…わたしの…小さいから」
菫の胸は孝次の掌ですっぽりと収まってしまうほど。孝次の手が特に大きいと言う事もないし、高校生として菫は胸の小さい方に入ってしまう。
「カワイイよ、菫。誰かさんの洗濯板とは大違いだ」
孝次がそう言うと、すぐ横にいた詩穂が黙って孝次の陰嚢をつねり上げた。
「詩穂、ごめんね…」
菫の心に再び罪悪感が戻る。
「孝次とわたしじゃ、上手くいかない事は何年も前に判っていたわ。だから菫、うんと可愛がって貰いなさい」
そう言うと詩穂は二人の結合部のすぐ上にあるクリトリスを軽く撫でた。
「ふううんんん」
菫の体がぴくぴくと動く。同時に孝次をくわえている部分もうねうねと動き、孝次が動けるだけの余裕が生まれ、孝次はゆっくりとスライドを始めた。
「あうっ」
刺激になれていない菫の表情が歪んだ。しかし、孝次は徐々にスピードを上げていく。
「ううっ、くうっ」
菫が感じているのはあきらかに苦痛だ。まだ成熟していない粘膜は、その刺激を痛みとして認識していた。しかし、それも肉襞の動きをペニスの動きにあわせられるようになると快感に変わる。そうなるためには慣れるしかない。
ようやく孝次が射精の瞬間を迎えようとしていた。
「菫っ、出るっ」
その言葉と同時に菫の中で熱い迸りを感じた。
(熱い…)
孝次から放たれた熱が菫の下半身にじんわりとした痺れのような感覚をもたらした。
しょわわわわわわ…
突然、菫と孝次の結合部から、熱い泉が噴き出した。その正体は菫のソコから漏れだしたオシッコである。
「菫ぇ…」
下っ腹に暖かいモノを吹き付けられた孝次は、驚いた顔で菫を見つめた。
「ああ、そんなぁ…」
この日三度目のおもらしで菫は涙を流し脱力した。
「菫のマーキングってとこかしら」
ベッドを汚された不機嫌さを面に出しながらも、菫をからかうように詩穂が言った。
「菫、カワイイよ」
孝次はまたしても同じ言葉を繰り返した。

「送ってくよ」
洗濯の終わった制服を身に着けた菫に、孝次はそう言った。
「えっ、そんな…別に…」
菫は顔を赤らめ恥ずかしげにそう言った。
「送り狼に気をつけなさいね」
立ち上がった二人の間で、悠々と座ったままの詩穂が言う。
「孝次くん、そんな人じゃ…」
「そんな人よ。どう考えたって」
「お褒めいただき光栄です」
「バカな事言ってないで、さっさと送ってきな」
「判ってるよ。すぐ出るから外で待ってて」
孝次はそう言うと再びベランダに出て、窓から自室に入り、自宅の玄関で靴を履いて外に出ると、そこに菫が待っていた。
「じゃあ行こうか」
孝次が促し歩き出す二人。その道中会話はほとんどなかった。ただ、菫は少し歩き辛そうにぎこちない動きだった。
「ここでいいから…」
菫がそう言ったのは住宅街の中にある十字路。そこから菫の家まで近いのか遠いのかは判断付きかねた。
「菫、キスしていい?」
立ち止まった孝次は菫の方を向いてそう訊いた。
「えっと…あ…あの…」
菫の答えを待たず、いきなり菫の唇に孝次の唇が吸い付く。今度はあまり時間をかけなかった。
顔を離して菫の顔を見ると赤ら顔で惚けていたが、その両目にじわじわと涙がにじんだ。
「うっ、うっ、孝次くぅん…」
「あれっ、もしかして菫っ」
菫の様子を見れば、何が起きたかは明らかだった。
「カワイイなぁ、菫は」
「ふえぇぇぇ

161 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/01/05(日) 21:14
期待上げ

162 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/01/07(火) 22:18
神々はどこに行かれたのだろうか?

163 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/01/10(金) 21:28
正月休みだよ、キット。

164 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/01/11(土) 02:42
このスレには何体の神がおるんじゃろうか?

165 名前:第五十五話 投稿日:2003/01/11(土) 10:22
明治時代。
華々しい日本の飛躍の陰には、十五時間労働を強いられた女工達の姿があった。
彼女らは食事、入浴、就寝、起床、果ては排せつまでもが厳しく管理されていた…

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「起床、起床〜〜〜!!」
野太い、獣のような声が宿舎に響き渡る。今日もまた一日が始まってしまった。
私は起きようとするが激しい筋肉痛のせいで思うように体が動かない。

「起床と言ったのが聞こえんか!!」
突然布団がひっぺがえされた。と同時に棒のような物が振り下ろされた。
「い、痛い!」
「就業時間だ!さっさと持ち場へ行け!!」
「は、はい…すいません。」
ぼろぼろの体を無理矢理起こし、ふらふらと厠へと向かうが、突然肩を掴まれた。

「どこへ行くつもりだ?」
「は…あ、あの…厠に…」
そう答えた瞬間、平手打ちが飛んできた。
「あぁっ!!」
「貴様は幼児か!!さっさと仕事につけ!!」
「で、ですが…」
「ですが………、何だ?」
男の口元が急に吊り上がった。
「その…今行かないと…」
「職場で垂れてしまう、と言う訳か。」
あまりに率直な表現に言葉を返すことが出来なかった。
と、男の目が妖しく輝いた。
「ならばその心配を取り除いてやろう」
そう言うや否や、突然男は私の下腹部を圧迫しはじめた

「い、いやぁぁぁ!!」
男は規則正しく、セイヤセイヤとばかりに膀胱を押してくる。
「やめ、やめて下さい!!」
男は私の哀願に答えない。
「お、お願い…しま………」

股間が熱くなるのを感じた。
熱は太股を伝い、すねを経由し、足元の畳に落ちた。

「さあ、これで気がねなく仕事に専念できよう。」
その口調は、微かに上気していた。
私は泣きながら職場に向かう。

女工としての長い一日は、まだ始まったばかりである…

166 名前:マミー 投稿日:2003/01/11(土) 10:48
時代の古い話イイですね〜。私も知識があれば一回くらい書いてみたいのですが、、、

167 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/01/11(土) 11:36
>166
とりあえず、一回書いてみることをお勧めします。

>165
イイ!!

168 名前:番外編 投稿日:2003/01/14(火) 07:46
NERV本部でエレベータの到着を待っている一人の少女がいる。
名は惣流・アスカ・ラングレー。
先程のシンクロテストの結果が思わしくなく、気分が優れない様子だ。
チーンと甲高い金属音が鳴り、エレベーターの扉が開いた。
瞬間的にアスカの表情が強張る。
(何でこいつが乗ってんのよ)
エレベーターの中にはファーストチルドレン綾波レイが立っていた。
アスカはその少女を一瞥し、エレベーターの奥に乗り込み、腕組みをして壁にもたれかかった。
扉が閉まると空間が密閉され嫌な空気が流れ、ワイヤーの摩擦音だけが室内に響き渡る。
お互い無言のままで数十秒が過ぎた頃、レイが静かに口を開いた。
「心を開かなければEVAは動かないわ」
その言葉に苛立ったアスカは怒気を含んだ声で反論する。
「機械人形みたいなあんたにまで同情されるとは、このわたしも焼きが回ったわね」
「私は人形じゃない」
レイは感情を一切あらわにすることなく言葉を返す。
「うるさい、人に言われたまま動くくせに、あんた碇司令が死ねと言ったら死ぬんでしょ」
「そうよ」
その言葉にアスカの怒りは頂点に達した。
平手でレイの顔を叩こうとしたそのとき、ドーンという轟音と共にエレベータが激しく揺れ、
『ビー』と警告音を鳴らしどこかの階と階の間で止まった。
「何、何なのっ」
アスカが扉に向かってつぶやく。
レイは学生鞄の中から緊急マニュアルを取り出しページをめくっている。
アスカは非常用の回線ボタンを押し助けを呼ぶ。
しかしスピーカーは何の反応も示さなかった。
「しばらくすれば予備電源に切り替わるわ」
レイがマニュアルを見ながら言った。
アスカはため息をつき再び腕を組み壁にもたれかかった。
一方レイはマニュアルを鞄にしまい込むと一冊の文庫本を取り出し、体育座りして読み始めた。
一定のペースでページをめくる音だけが静かな空間に響く。
(最悪だわ。こんなやつと二人っきりで閉じ込められるなんて、加持さんならよかったのに)

169 名前:番外編 投稿日:2003/01/14(火) 07:47
エレベーターが停止して30分が経過した頃アスカは強い尿意を感じていた。
(く〜、こんなことになるんだったら先にトイレいっとけばよかった、、、)
アスカは、30分前と同じ体勢のままそんなことを考えていた。
尿意はシンクロテストの途中で催していたのだが
テストの結果が悪かったことを気にしていた為に尿意にまで気が回らず、
いざ密室に閉じ込められトイレに行くことができない状況になると
だんだんと下腹部がむず痒くなり強い尿意を感じるようになっていた。
壁にもたれかかったまま、つま先だけを少し動かしながら尿意を紛らわせる。
(あ〜、早く動きなさいよこのポンコツっ)

更に10分が経ちアスカの下腹部にかかる圧力がアスカの顔を歪ませる。
腕組みを解いて股間を押さえたいが、プライドの高いアスカが行動に出るには空気が重すぎた。
今のアスカには歯軋りをしながら尿意を我慢することしかできなかった。
アスカはまず自然に腕組み解く方法を考えた。
(そうだ、もう一回非常用ボタンを押せばいいのよ。それならごく自然に手の位置を変えられるっ)
アスカは、レイの横をすり抜けボタンの所へ近づき再び赤いボタンを押した。
「ちょっとぉ、誰かいないの、EVAのパイロットが閉じ込められてんのよっ」
レイはアスカを気にする様子もなく本のページをめくった。
結局反応は返ってこなかったがそれはアスカの予想の内だ。
アスカは『また重い空気になったら動きにくくなる』と読み今のうちにレイの死角に入ることにした。
肩を少しすくめてダメだというジェスチャーをしながら本に目を落としているレイの横を通り、
レイの後ろの壁にもたれかかった。
腕組みはせず、有事の際にすぐ抑えれるようにスカートの横を握り締めた。
(絶対におかしいっ、これだけ待っても予備電源に切り替わらないなんてー)
そんなことを考えているうちに更に10分が経った。

170 名前:番外編 投稿日:2003/01/14(火) 07:48
(くう〜っ、もう限界っ)
アスカの額には大量の汗がにじみ、我慢のつらさをかもし出している。
アスカは、レイのほうを少し見て本に集中していることを確認した後、
右手を股間に近づけ静かに押さえた。
若干楽になり静かにため息をつく。
少し落ち着きを取り戻したアスカはボタンの方に向かい早く動くように念じた。
(動け、動け、動け、動け)
EVAに乗っている時のように念じてみるもののエレベーターは動く気配をみせない。
そのとき、尿意が強まりアスカの下腹部に鋭い痒みがはしった。
「うっ」
突然の苦痛に思わず声が漏れる。
アスカがしまったと思ったのと同時にレイが後ろを振り向いた。
アスカは股間を押さえている手をパッと放し平静を装おうとした。
しかしアスカは膀胱の中の液体が尿道に流れ込もうとする感覚に耐え切れず、
前かがみになり両手でスカートの中心を強く押さえ込んだ。
レイの赤い瞳がその様子を凝視している。
「ちょっと、あっち向いてなさいよ!!」
アスカは顔を真っ赤に染めながらレイに向かって怒鳴る。
レイは視線をアスカの顔に移した。
お互いの視線がぶつかる。
「しょうがないじゃない、シンクロテストの途中から我慢してたんだから」
アスカは言ってから『しまった』と思った。
(なんでこいつにこんな説明しなくちゃいけないのよっ)
アスカは目を伏せ顔を更に赤くする。
一方レイは鞄の中から飲みかけのペットボトルを取り出し、
うつむいてモジモジしているアスカに無言で渡した。
「何よっ、、、これ、、、」
足踏みしながらアスカが問う。
「漏らすよりかはマシだと思うから」
レイは冷めた口調で言った。
アスカにとっては屈辱だったが、この状況では仕方ないと考えた。
しかし、よく見てみるとボトルの中には半分以上飲み物が残っている。
(こんなの入るわけないじゃないの)
アスカは少しだけ出して途中で止めることも考えたが、今の状態では到底無理と考え、
「こんなのいらないわよ」と
右手はしっかり股間を押さえたまま左手でレイに突き返した。
「私刺激臭苦手だから」
そう言ってレイは受け取ろうとしない。
その言葉にアスカはこれ以上ないほど顔を真っ赤にし
「あたしのオシッコはキツイ臭いなんてしないわよっっっ!!!
それに中学二年にもなってオシッコ漏らしたりしないわよっっっ!!!
あんた、ほんっっっとにバカじゃないのっっっ!!!」
と大声で怒鳴った。
「そう、それならいいけど」
レイはペットボトルをアスカの手から受け取り鞄にしまい再び本を読み始めた。

171 名前:番外編 投稿日:2003/01/14(火) 07:49
強気なことを言ったもののアスカの体力はもう限界の状態にあった。
プライドを守りたいという強い精神力だけで堪えていた。
膀胱は完全に伸びきってこれ以上腎臓から尿が送られてきても受けいれることが
出来ない状態にあった。
おもらししてしまうことの恐怖にアスカの膝が震える。
そんなアスカをよそに腎臓から管を通り、
新しい尿がアスカの満タンの膀胱に流れ込もうとしている。
『ジワリ』
物心がついた頃から一度も汚したことがなかった白い下着の中心部に小さなシミができた。
(あっ、、、くぅぅぅぅ〜)
アスカの体力は限界だった。
感覚を失った筋肉をこじ開けるように大量の液体が尿道を通り点のような穴から流れ出した。
その液体は綿の下着の隙間をすり抜けほんの少し黄色味を帯びた雫となり
バタバタとエレベーターの床を叩いた。
『シューーーーーーーシィーーーーーーーシュワーーーーーー』
アスカがスカートの上から力いっぱい押さえても、
ほとんど透明な液体の暴走は止まる気配は全くなく、音を変えながら勢いを増し、
立ったままスカートを押さえているアスカの手の間から溢れ出していた。
太股を伝った雫が靴下に染み込み、アスカを無理やり汚していく、
アスカの真下には大きな水溜まりができその面積が徐々に広がってゆく。
レイは学生鞄を掴むと静かに反対側の壁まで移動し、
アスカの失態を表情一つ変えずに眺めていた。
(止まれ、止まって、何で出てくんのよーーー)
アスカは歯を食いしばり下腹部に力を入れ抵抗を試みるが筋肉が動く気配はなかった。
たまりに溜まった尿はアスカの下着、スカート、靴下、靴をビショビショに濡らし、
約50秒間後に完全に沈黙した。
アスカは下唇を噛み目に涙を溜めながら、この現実を受け止めていた。
(よりによって、、、よりによってこんなやつの前でおもらしなんて、、、)
「うっ、、、ひっく、、、ひっ、、、」
アスカの目から堪えきれずに涙がこぼれた。
レイの前では涙を見せまいと堪えていたが、悔しさが胸を締めつけ泣かずにはいられなかった。
アスカはあれだけの啖呵を切った為、レイのほうを向くことが出来ず、しゃがみこみすすり泣いた。
水溜まりはエレベーターいっぱいに広がりレイの靴を濡らしていた。
レイは鞄を開けるとタオルを取り出し、しゃがみこんで泣いているアスカの方に歩み寄った。
「体、、、拭いたら」
レイはアスカにタオルを突き出した。
アスカは恐る恐る顔を上げる、無表情のレイが赤い瞳で見下ろしていた。

あとがき
EVAのパロディ?二次創作?(違いがよくわからない)でした。
最近早くもスランプに陥ってネタはたくさん溜まっていくのに、
それが全く文字に出来ない症状に悩んでいて、
気分を少し変えてみました。
今日の午前3時頃久々に調子が出てきて、
今書かないと次いつ書けるかわからないので
平日にもかかわらず徹夜で仕上げました。
パロディ(仮に)はキャラが決まっているので舞台設定等を決める必要がないところは楽ですが、
キャラの行動とセリフなどに制限が出てくるのでそのあたりが難しいと感じました。
何故EVAかというと、メジャーで私の家に資料(マンガ、ビデオ)があるものがこれだけだったので、、、
一応ここまでで全体の2/3です。ひと段落したので、とりあえず投稿しときます。
調子よく書ければすぐにでも続きが出来るんですが、
こればかりは私にもわからないので気長にお待ちください。
  マミー

172 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/01/14(火) 08:23
すっげ〜イイ!!じゃないすか!?

173 名前:129 投稿日:2003/01/14(火) 23:14
今回もヨカです。
情景が目に浮かびます。台詞まではっきり声優の声で聞こえてきます。
次回作にも、とっても期待!

174 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/01/18(土) 07:18
出来れば次はセーラームーンのセーラー戦士の誰かのおもらしも書いてください

175 名前:マミー 投稿日:2003/01/18(土) 17:40
129さん応援ありがとうございます。
次回はいつになるかわからないけど気長にお待ちください。

174さん、セーラームーンは手元に資料もないし、
あまり良く知らないので、私には書けません。ごめんなさい。
(喋り方や癖や人間関係等がわからないと書きにくいので)

176 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/01/22(水) 10:11
>174
自分で書いてみることを勧めます。

177 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/02/04(火) 16:23
廃れてきた(´д`;)

178 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/02/07(金) 02:40
神様、再度光臨してください! 熱望!

179 名前:YASHI 投稿日:2003/02/08(土) 03:12
ホントに廃れてきたな……。
最近別の所にも書いたんだけど、
ここ鋤だから復興させるために何か書いてみようかな。
出来は保証できんけど。

180 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/02/08(土) 07:22
>179
期待してます。

181 名前:第56夜(1) 投稿日:2003/02/10(月) 00:20
               日記

今日はお姉ちゃんと2人でお婆ちゃんの家に遊びにきました。
お婆ちゃんの家は車で1時間ぐらいかかる田舎の方にあります。
見た目は古くて、雨漏りなどが酷くもうすぐ取り壊す予定らしいので、
今日が最後のお泊りになるかもしれません。
昼間は普段出来ない自然の遊びをしてました。
夜は3人でテレビを見て、過ごしました。
とても楽しい一日でした。

宿題の日記を書き終わった私は電気を消して布団に入りました。
お婆ちゃんはトイレが近いのでトイレの近くの部屋で寝ていて
この部屋はお姉ちゃんと二人きり、お姉ちゃんの寝息だけが静かに聞こえています。
お姉ちゃんが寝ているのを確認すると、私は最近覚えた一人遊びを始めました。
パジャマのズボンに手を入れてお股の筋を触るといい気持ちになれるんです。
私変なのかな。汚い所だって分かってるのに、手が止まりません。
でもさっきお風呂入ったから今は汚くありません。
私は気持ちいいコリコリした場所を何度も撫でました。
こうすると変なヌルヌルしたモノが出てくるんです。
それがおしっこじゃないこともわかりました。
最初はおもらししたのかと思ってちょっとだけ、泣いちゃいました。
お姉ちゃんに相談したら、大人になった証拠だと言われただけで詳しい事はわかりませんでした。
ヌルヌルを指に着けて指を動かしおしっこの穴の上にある気持ちいいところ触ります。
だんだん息が荒くなって勝手に声が漏れてしまいます。
布団を噛んでお姉ちゃんに声が聞こえないようにして。
また触ります。
だんだんとお股の感覚がぼやけてきました。
ちょっと前これ以上触ったとき、気持ちよすぎておしっこが漏れてしまったので、
今日はここまででやめて寝ます。
おやすみなさい。
・・・
・・・
・・・


なんか、体が熱くて寝れないです。
私は、頭から布団を被り羊を数えました。
200匹目を数えたとき、何で羊なんだろうと考えました。
そして狼に変えて数えてみました。
また200匹目で今度はウサギを数えました。
そしていろんな動物を数えている間に私は困ったことに気付きました。
『おしっこしたい』
アソコが熱くなっててそのせいだと思っていたけど、
違いました。
これは大変なことになってしまいました。
私は布団の中で考えました。
トイレに行くかこのまま寝てしまうかを。
トイレが近くにあればすぐ行くのだけれどここはお婆ちゃんの家
トイレは長い廊下の先、
しかもその廊下に出る前に仏様がある部屋を通らなければなりません
白黒のご先祖様の写真がたくさん飾られていて不気味で、
昔からトイレ行くときはお姉ちゃんと二人で行ってました。
お姉ちゃんは寝ている時に無理やり起こすとお腹にパンチされるので
行くとすれば今日は一人で行くしかないようです。
そんなの怖くて出来ません。
でもこのまま寝てしまうとおねしょしてしまうかもしれません。
もう何年もおねしょなんてしてないので、この年になってしてしまうと恥ずかしいです。
でもでも、おしっこなんて簡単には漏れないはず。
前もおしっこしたいときに眠くて、そのまま寝ちゃったけれど、
おしっこ漏れる前に目が覚めておねしょにはならなかったし、
だから、今日も6時ぐらいまで寝てればおしっこしたくなって目が覚めるはず。
よし、寝ちゃえ。
私は枕を抱いてうつ伏せになりました。
このほうが寝やすいのです。
今度はホントにおやすみなさい
・・・
・・・
・・・

182 名前:第56夜(2) 投稿日:2003/02/10(月) 00:25
目を閉じると体の感覚が研ぎ澄まされ、お腹がちょっと張っているのがわかります。
もぞもぞと体の位置を変えながら寝る努力をしました。
だけど全く眠れる気がしません。
おしっこがどんどんしたくなってきてそれが気になって眠れなくなってきました。
お婆ちゃん家はジュース飲み放題なのでお風呂あがりに
いっぱい飲みすぎたのがいけなかったんだと思います。
時間が経つにつれて、膀胱の中におしっこがだんだんと溜まってきました。
私はあまり我慢が強くないので、この勢いだと朝まで我慢できないとおもいます。
時計を見るとまだ3時、お婆ちゃんが起きて来るまであと3時間あります。
布団の中が汗ばんで蒸し暑くなってきました。
いっぱい我慢してる証拠です。
時計の秒針を眺めながら祈りました。
『神様時間を速く進めてください』と
祈りもむなしく秒針はさっきと同じ速さで時を刻んでいます。
私は布団の中で足を動かし続けました。そうすることによって
じっとしているよりも我慢しやすいし、汗もいっぱいかくので
おしっこが溜まりにくいのです。
しばらく動き続け時計を見ると3時45分
私はもう限界でした。
半泣きになりながら、足を必死で動かしました。
それでも、3本も飲んだジュースが全て汗になることはなく
膀胱が鈍い痛みを感じ始めました。
どうしよう。。。
痛い。
んんんっ、、もう、、、ダメです。
私は一人でトイレに行く決意を固めました。
もうそうするしかありませんでした。
這って布団から出ると、体に寒さがまとわりついてきました。
布団の中でかいた汗が一気に冷え、鳥肌が立ち、おしっこの波が押し寄せてきました。
膝を摺り寄せて我慢しながら体が寒さに慣れるのを待ちました。
私の体は寒さと怖さで震えながら、ふすまをゆっくりと開きました。
暗闇の中でたくさんの写真がこっちを見ています。
私は写真と目を合わせないように下を向いて通り過ぎようとしました。
小走りで部屋の中心まで行くと廊下の方で物音がしました。
私はその小さな物音に驚き、動きが止まってしまいました。
静止した状態のまま、音のした方向に耳を傾けるとネズミの鳴き声が聞こえました。
ネズミ捕りの仕掛けに捕まったのでしょう。
ネズミ一匹でも廊下にいてくれると、一人じゃない気がして少し気が楽になります。
ホッとして顔を上げると白黒の写真が鬼のような顔でこちらを睨んでいました。
私は全身に鳥肌が立ち、おしっこの道を開いてしまいました。
パンツが少し暖かくなり、私は力を込め道を閉じました。
一度開いてしまった道を閉じると、おしっこがしたくてしたくてたまらなくなります。
立ち止まってじっとしているとなんとか堪えれるけど、これ以上動けなくなってしまいました。
私は我慢したまま暗い部屋ですすり泣きました。
顔を上げるとあの写真が見えてしまうので、
下をうつむいて声を殺してなきました。
このままおもらししてしまえば楽になれるのに、私は我慢し続けました。
少しだけ濡れてしまったパンツが冷えて、私のあそこも冷えてしまいした。
もう、あそこがしびれて、限界でした。

183 名前:第56夜(3) 投稿日:2003/02/10(月) 00:26
「おねえちゃん助けて」私は泣きながら叫びました。
お姉ちゃんは飛び起きて私の元に駆けつけてくれました。
「あんたこんな所で何してるのよ」
お姉ちゃんは私の肩を掴んで言いました。
「おしっこ我慢しすぎて動けなくなったの、もう漏れちゃう、」
私がそういうと
「トイレまで連れていてあげるからもうちょっとだけ我慢しな」
と言ってお姉ちゃんは肩をかしてくれました。
お姉ちゃんの肩を借りるとヨチヨチ歩きで廊下にでました。
裸足に冷たい感触が伝わってきます。
それが引き金となって再び道が開いてしまいました。
「あっ」
じわじわパンツが暖かく濡れて来ました。
私は腰をかかがめて出ているモノを止めようとしました。
しかし今回は気持ちよさが混じっていてもう止める事ができませんでした。
シィーーーと音がしてパジャマのお尻の部分からたくさんの雫が落ち廊下に叩きつけられました。
「ちょ、ちょっと」
お姉ちゃんが、あわててズボンを脱がして、私は中腰のまま後ろに向かっておしっこを飛ばしていました。
おしっこは湯気を上げながら傾いた廊下を川のように流れていました。
私は固まったまま動く事ができませんでした。
ジュース3本分のおしっこは、なかなか止まらず
お姉ちゃんは、廊下でおしりを突き出している私の情けない姿を見て笑っていました。
私もつられて笑ってしまいました。
おしっこが笑いに合わせて、シュッ、シュッと途切れました。
生まれてはじめての笑いながらするおしっこでした。
廊下に笑い声が響き渡り、更にネズミの鳴き声も合わさって、
楽しい気分になり、とてもいいことをしているように思えました。
全部おしっこを出し終えた私はお姉ちゃんに謝って一緒に後片付けをしました。
その後一緒にお風呂に入って、一緒の布団で眠る約束をしました。
お姉ちゃんの胸は温かくて柔らかいので、ぐっすり眠れそうです。
それでは、おやすみなさ〜い。

184 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/02/10(月) 04:40
(・∀・)イイ!
ありが㌧!

185 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/02/10(月) 08:10
( ゚∀゚)σ グッジョブ!

186 名前:マミー 投稿日:2003/02/10(月) 13:32
前の続きは、時間がかかりそうなので、
なんとなく思いついた話を簡単な日記形式で書いてみました。
小説、忙しくてなかなか書く時間ができません(T_T)

そういえば、私の小説『北神的離』さんの所に置いてもらえることになりました。
そのページ用にファンタジー系を一つ書こうと思っているので、
非現実な世界でも大丈夫な人はもし良ければ見に来て下さい。

YASHIさん次の話よろしくお願いします。
流れを作ってこのスレを復活させましょう。

187 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/02/10(月) 22:42
ほのぼのイイ!!



おねえちゃんにもお漏らしさせたい私は鬼畜ですか?
できれば二人一緒にハァハァ

188 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/02/14(金) 07:10
新作ありがトン♪

189 名前:YASHI 投稿日:2003/02/14(金) 13:28
>>186(マミーさん)
うーん、大口叩いといて申し訳ないんですが、
完成するのは来週以降になりそうです。
申し訳ない。

190 名前:第57話、その一 投稿日:2003/02/16(日) 04:14
先日、俺は資産家の娘と結婚させられた。
「良家との繋がりが欲しい」という地主の親父の意向によるものだった。

二人の結婚生活はそりゃあ冷めた物だった。
妻が飯を作る。それを俺が口に運ぶ。寝る。
妻が飯を作る。それを俺が口に運ぶ。寝る。…
ただその繰り返しだけの生活。
気が狂いそうな日々だった。

だが、ある日を境に二人の間には愛が芽生える。
それはとても奇妙な形で…

その朝、俺はいつもの様に飯が出てくるのを待っていた。
新聞に目を通す。



何かがおかしい。
いつもなら一面を読み終える頃には食卓は万事整っているはずだ。
ところが今日はどうだろう。
味噌汁はおろか、一杯のお茶すら出ていない。

(寝坊でもしたか。)
俺は、妻を起こしに寝室へと向かう。

191 名前:第57話、その二 投稿日:2003/02/16(日) 04:33
「家長の飯を作らず、のうのうと寝ているとは何事か。」
そう言いながら、ふすまをピシャリと開ける。
「よ、義雄さん!」
妻は起きていた。
「何をしておるのだ。さ、早うせい。」
「あの…」
「ん?」
「義雄さん…申し訳ありません…」
そう言うと、妻は突然目から大粒の涙を流し始めた。

訳が分からなかった。
「ど、どうしたのだ?」
そう言いながら妻に近づく。
と、その途端強烈なアンモニア臭がした。
「う…」

良く見ると、妻のおしりはぐっしょりと濡れている。
布団に目をやると、そこには立派な地図がこしらえてあった。
その時俺は万事を理解した。

「俊子…」
「ご、ごめんなさい…うっ、うっ。」

子供の様に泣きじゃくる妻に、俺は初めて愛しさを覚えた。

192 名前:第57話、その三 投稿日:2003/02/16(日) 05:11
「寝小便をしてしまったか…」
「うっ、うっ…」
恥ずかしさからであろうか。妻の耳が真っ赤である。

「…気にするな。その程度の失敗、誰にでも起こりうる。」
「…」
「ほら、泣くでない。」
ポケットから舶来のハンカチを取り出し、妻の涙を拭う。
「さ、着替えよ。風邪を引いてしまうぞ。」
「…」

ぐしょぐしょのネグリジェを脱がすと、白いショーツが露わになった。
水分をたっぷり吸い込んでピッタリと肌にはりついている。
びしょびしょになった女性の股体は、妖艶な雰囲気を醸し出していた。

「さあ、風呂にいって参れ。」
「義雄さん…」
「ん?」
「ありがとう…」
妻は再び涙をこぼす。

「い、いやぁ。」
俺は、思わず後頭部をポリポリ掻いた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

神光臨のつなぎって事で、自分のオナニー代わりに(w書きますた。
皆さんも寂しい夜には一筆、自分の欲望をブチまけてはいかがでしょうか?

193 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/02/16(日) 15:53
だんなが羨ましいハァハァ

194 名前:第58夜① 投稿日:2003/02/17(月) 19:34
さて……みなさん」
 イズミはおもむろに口を開いた。
 彼女を取り囲む、7人の男女。
 医者、弁護士、女流推理作家、未亡人とその娘、そして執事とメイド。
 一同は皆、イズミの言動に注目している。
 太平洋に浮かぶ孤島、その中央にそびえ立つ『水流館』で巻き起こった連続殺人事件。 その全ての真相が、今一人の少女によって解き明かされようとしているのである。

「犯人はこの中にいます!」
 波紋の様に広がる動揺、困惑、そして……反発。
「おいおい、お嬢さん。馬鹿行ってもらっちゃ困るなぁ。ここにいる人間には、誰にも犯行が不可能だって事はすでに検証済みの筈だが?」と池田弁護士。
「簡単なトリックですよ……」
 すでに頭の中で完璧に構築された推理を、イズミは淡々と、かつダイナミックに話す。その隙のない完成されたロジックには、誰も口を挟む事もできない。
 だが……敵はイズミの内側にいた。
 2時間程前から感じていた――尿意。
 まだ余裕で我慢できるはずだった。それに、時間の余裕もない。のんびりしてると新たな被害者を出しかねない。トイレに行っている暇など……。
 だが、いまやイズミの膀胱はそれの許容量をとうに越えている。
(やだ、おしっこ……)
 しかし一旦推理を始めてしまった以上、探偵役が途中で退席する訳にはいかない。
 イズミは黄金水の出口をキュッと締め、心持ち内股で推理を続ける。
 全ての推理を完成させ、犯人を自白に追いやれば……イズミの役割は終わりだ。
 後はトイレに駆け込むだけ――。

195 名前:第58夜② 投稿日:2003/02/17(月) 19:35
「……という訳です。以上の点から、帰納法により導き出される結論はただ一つ。
 犯人は――沼尾詩子さん! あなたです!」
 イズミの指さす先には、か細い少女が俯き加減で立っていた。
「いかがです……うっ」
 と、その瞬間イズミの大切な部分が悲鳴を上げた。
 尿意の波が再攻撃を開始したのである。
 少し、ほんの少しだけ……ショーツを濡らしてしまった。
 しかしイズミは脚を組み直し、それ以上の被害を必死で食い止めた。
「……いかがですか……詩子さん」
 だが、彼女は蒼ざめた顔を震わすだけで、答えない。
(早く……早く犯行を認めてよぉ。漏れちゃう……)
「ちょっと待って下さい。じゃあ、最初の事件はどう説明するつもりなんですか?
 あの時、被害者の部屋は完全な密室状況だったはずですけど」
 詩子の母親、沼尾夫人が言い返す。
「それも簡単な物理トリックです」
 再び、説明。
 一同に悟られない様に、イズミはこっそりと右手を自らの大切な部分にあてがう。
 もはや、そうしないと耐えきれないからだ。
「……と、こう、すれば、んんっ、なんなく、鍵のかかった、部屋から、はぁっ、出られるのです……」
 途切れ途切れに何とかそれだけ言い終えて、イズミは突如その場にしゃがみ込んだ。
 踵をワレメに当て、恥ずかしい液体が噴出しようとするのを物理的にとどめる。
(おしっこ……おしっこ……もうダメ……漏れる……出る……)
 次の瞬間、イズミは駆け出していた。
 もう、名探偵がどうのこうの言っている場合ではない。
 こんなにたくさんの人の前で、こんなに恥ずかしい姿を……晒す訳にはいかない!
「ちょっと待ちなさいよ!」
 部屋を出ようとしたイズミの腕をを、推理作家・水我茂瑠が掴んだ。
「じゃあ、3番目の事件の被害者が遺したダイイング・メッセージはどう説明するの!?」
「あ……あぁ……」
 慌てて右手をワレメに当てるが、もう遅い。
 彼女の大切な部分から溢れ出す水流は右手を伝い、リノリウムの床に水溜まりを形成していく。
「やだ……ダメ……ダメ……」

 シャァァァァ…………。

 遂にイズミは括約筋の緊張を解いてしまった。
 その場にへたり込む失禁名探偵に言葉をかける者は誰も、いない。
「……まだ解決編は終わっておりませんよ。イズミさん」
 執事の河原が重厚に言う。
「そうそう。まだ謎はたくさん残されてるんですから……」
 医者・雨宮の台詞は冷酷だ。

 それから数時間、イズミは真相の説明を強制された。
 詩子が動機を語り出すのは4時間後の話。
 イズミは濡れて冷えきったショーツを感じながら、
 もう二度と名探偵なんかやるものか……と決心したのだった。

196 名前:YASHI 投稿日:2003/02/17(月) 19:37
如何なものでしょうか?
史上初の「おもらし推理小説」を書こうとしたんですけど、
時間がなさすぎ……。
いつか長編で完成させたいですね。
こんなシンプルな話でスンマセン。

197 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/02/17(月) 21:03
激しく(・∀・)イイ!

198 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/02/18(火) 00:25
Good job!!

199 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/02/21(金) 21:11
イイ!いろんなタイプの話があると
千夜一夜らしくてすてきだ

ところで尿意を利用して犯人当てする話があるそうだが
知りませんか

200 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/03/02(日) 19:03
停滞気味なので一つ提案なのだが、
千夜一夜の中で、自分の好きな話を挙げてゆくと言うのはどうだろうか?
作家さん達がやる気を取り戻してくれるかもしれない。
皆で神の復帰を願おうではないか。

名付けてカムバック運動。


ちなみに俺は13夜がお気に入り。
テンポの良い大阪弁に萌え〜〜〜〜。
再び大阪弁作品書いて欲しいっす。
13の作者様カムバック〜〜〜〜〜。

201 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/03/02(日) 21:16
とりあえず、あっちと協力するのってどうよ?

202 名前:いえめん 投稿日:2003/03/02(日) 23:38
おねしょする子は大好きです。
それを飲むのは大嫌いです。

http://sugimouse.ddo.jp/lstation/lstation.html

203 名前:23 投稿日:2003/03/03(月) 11:12
>>200
ごぶさたしてます。
色々書いてみたいとは思っているのですが、なかなか時間が・・・。
なんとか頑張ってみますので期待せずに待っててくださいね。

204 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/03/04(火) 19:44
>>200
17夜 ラジオ番組
42夜 ジュゲム
27夜?飲み会    
などが好みかな。

ネタはあるが書けない
俺も書けたら書いてみよう

205 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/03/04(火) 21:41
>>200
24夜 ションベンカーブのサキ
ですね。「もらせ、もらせ」の大合唱が自分のツボに。

206 名前:第59夜 その1 投稿日:2003/03/05(水) 02:33
「ボトム、侵入者の始末はまだなの!?」
 ミス・ハイジは無線に向かっていらだった声を上げた。
「すいません、ボス。しかし、やつらエンジンルームに立て篭もってうかつに手が出せません」
 激しい銃撃の音に負けぬようボトムは声を張り上げている。
「いいわけは必要ないわ。あなたに30分の猶予をあげます。その間にコントルーキーを取戻して私の所まで来なさい。いいわね?」
 ミス・ハイジは相手の返事を聞かず、無線を切った。
「あ、ああ・・」
 色香の漂う声をあげ、ミス・ハイジはわずかに前屈みになる。
 彼女は今、厚い鋼鉄に囲まれた部屋に閉じ込められ、一歩も外に出ることができない。
 ここだけではない。
 組織の誇る要塞戦艦の内部は鋼鉄の隔壁によって分断され、孤立している状態だ。
 エージェントたちの仕業だった。
 彼らはミス・ハイジの持つコントール・キーを奪い、彼女をこの部屋の中に閉じ込めたのだ。
 コントルー・キーは各コマンドごとに暗証番号があり、それが分からぬ限り作動させることは出来ない。
 しかし、彼らは扉および非常用の隔壁のロックおよび解除を自在に行い、艦内を混乱に陥れている。
 情報が洩れたのだ、それもミスハイジの口から。
「ハア・・・」
 ハイジは悩ましげなため息をついた。
 この危機的状況に愚かにも敵の手によって閉じ込められ、何も手を打てないなどという状況はゾルゲルンの幹部としての沽券に関わる事態だ。
 しかし、それよりも差し迫った問題がある。
 もう尿意が限界なのだ。ボトムに与えた30分は彼女にとって本当にもうギリギリの時間なのだ。
 この部屋にトイレはない。いや、それ以前に彼女の股間に装着された貞操帯によって彼女は排泄不可能な状態にあった。
 すべては彼女が愛玩具として艦に連れこんだジェイの仕業だった。
 貞操帯の形をしたそれは本来拷問用の道具のひとつなのだが、彼女はしばしばそれらを奉仕の道具としてジェイにも使わせていた。
 ジェイはそれら拷問の道具を巧みにつかい、毎夜違う意味でミス・ハイジを攻めたてた。
 彼女はすっかりジェイに骨抜きにされていた。彼が政府のエージェントなど思いもせず、機密の一部まで漏らしてしまった。
 気がつけば、艦に10人を越えるスパイの潜入を許し、艦内は混乱の極みに達しようとしている。
 最悪だった。
「ううっ」
 尿意の波がミス・ハイジを襲う。括約筋が痙攣し、噴出の予感が背筋を駆け上る。
 彼女は身を仰け反らせ、硬直した。
 鋼鉄の扉がふいに音もなく開く。その向こうに銃を構えた若い男が立っている。
「お待たせして申し訳ございません、ミス・ハイジ」
 男はうやうやしく頭を下げる。

207 名前:第59夜 その2 投稿日:2003/03/05(水) 02:39
「ジェイ!」
 ミス・ハイジは引き攣った顔でジェイを睨みつけた。
「準備が整いました。私と一緒に来てもらいましょうか」
「どこによ?」
 断続的に襲ってくる尿意の波にミス・ハイジの声は弱々しいものになる。
「上のヘリポートに空軍の輸送ヘリが来ています。それで我々の本部までご案内します」
「この艦の破壊が目的じゃなかったの?」
「我々が興味があるのは貴方の身柄ですよ、ミス・ハイジ。あなたには色々と利用価値がある」
 ミス・ハイジは唇を噛んだ。相手に気づかれないように黒いドレスの下の太股をそっと擦り合わせる。
「その前にこれを外してくれないかしら、ジェイ。こんな格好にじゃあ、恥かしくてご招待に応じかねるもの」
 彼女は敵意を隠し、媚びるような眼差しでジェイを見た。
「何の話です?」
「あなたが私を監禁する前に、最後の夜伽に取りつけたものよ、鍵はあなたが持ってるんでしょ」
「ああ、あれですか」
 得心がいったという風にジェイは笑みをこぼす。
「残念ながら貞操帯の鍵はなくしました。本部に帰還すれば専門化に解除させますのでそれまでご辛抱願いましょう」
 ミス・ハイジの顔が蒼くなる。
「それにミス・ハイジ」
 ジェイは彼女の股間に視線を落としながら後を続けた。
「トイレに寄っている時間はありませんよ」
 その瞬間、ミス・ハイジの蒼い顔は朱に染まった。
 
「ああっ、だめ!」
 海上を飛ぶヘリの中、手錠を掛けられたミス・ハイジはひっきりなしに身もだえしている。
 周りの兵士たちはそれを見てニヤニヤと笑っている。
「もう少しの辛抱ですよ、ミス・ハイジ」
「も、もう、少しって・・ああっ、どのぐらいよ、ああっ・・」
「そうですね、ヘリの着陸まであと90分、それから専門家に解除させてトイレに案内するのに20分。ロスタイムも考えれば約2時間といったところでしょうか・・」
「む、無理よ、無理に決まってるじゃない!・・ああっ!」
 ミス・ハイジの太股をすーっと一筋の水滴が伝った。
「どうしました?」
 ジェイが澄ました顔で尋ねる。
「出る、出る、出るぅぅ」
 ミス・ハイジの狂乱の声が機内に響く。
「ジェイ、ジェイ、お願いもう許して!」
 しかし、それに対するジェイの答えはない。
 いつの間にか彼は困惑した顔で両手を上げている。
 その背後に兵士が立っている。深く被ったヘルメットを上げるとボトムの顔があった。
「遅くなってすいません、ボス」
 ボトムはジェイの背中に銃をつきつけたまま言った。周りの兵士たちも味方に化けたソンゲルの戦闘員たちに取り押さえられている。
「さあ、ボス。ご命令を・・」
「ボトム、ボトム・・・ああつ!!み、見ないでぇぇぇ」
 ミス・ハイジの黒いドレスに大きな染みが広がっていく。
 立ち上る白い湯気。
 大きな水たまりが彼女の足元に形成される。
 敵も味方も押し黙ってその情景に見入っていた。
「はあ、はあ、はあ・・・」
 涙を流しながらミス・ハイジは顔を伏せ、荒い息を吐く。
「ボス、命令を・・・」
 ボトムが実直に繰り返す。
「・・・・・」
「ボス・・・」
 ミス・ハイジが顔を上げる。
「皆殺しよ!」
 半泣きの声で言った。

208 名前:勝手にサブタイトル その1 投稿日:2003/03/05(水) 04:30

第1夜 トイレのない街

第2夜 ミス・マーメイド

第3夜 看護婦の失態

第4夜 宇宙漂流

第5夜 ヴァンパイアの村

第6夜 聖水拳伝説・序章

第7夜 真夜中の動物たち

第8夜 教育実習

第9夜 終末のふたり

第10夜 巫女姫修行

209 名前:勝手にサブタイトル その2 投稿日:2003/03/05(水) 04:45

第11夜 マラソン大会の萌香

第12夜 森の屋敷のメイド少女

第13夜 浪花のエレベーター

第14夜 トイレを探しつづける女の子

第15夜 眠り姫

第16夜 腎不全の少女

第17夜 ラジオ番組「ぼくらは我慢探求団」

第18夜 マネージャーの女の子

第19夜 塔からの脱出

第20夜 女マジシャン

210 名前:勝手にサブタイトル その3 投稿日:2003/03/05(水) 05:10

第21夜 迷宮屋

第22夜 我慢くらべ

第23夜 小学生、山川みちよ

第24夜 ションベンカーブのサキ

第25夜 ネットゲーマー鈴奈

第26夜 疾走する少女の霊

第27夜 飲み会の間幕

第28夜 エスパーガール

第29夜 スコールキッカーの女王・沙良

第30夜 尿意の国のアリス

211 名前:勝手にサブタイトル その4 投稿日:2003/03/05(水) 05:24

第31夜 楽園猫のミュウ

第32夜 おトイレまでの50メートル

第33夜 睡魔

第34夜 銀河帝国第7帝国中央図書館地下56階第896セクション

第35夜 おもらしマザーグース

第36夜 終末への序曲

第37夜 テレパシストの猟場

第38夜 女王・沙良の苦闘

第39夜 令嬢、調教

第40夜 バニーガールは夜跳ねる

212 名前:勝手にサブタイトル その5 投稿日:2003/03/05(水) 06:00

第41夜 修学旅行の萌香

第42夜 寿限無

第43夜 闇の姉妹

第44夜 男の子の部屋でビデオ鑑賞

第45夜 ディズニーランド

第46夜 プロレスごっこ

第47夜 みさきちゃんと悪魔の誘惑

第48夜 誘拐された姉弟

第49夜 恵美と裕介 その1−缶けりの想い出ー

第50夜 恵美と裕介 その2−失恋ー

213 名前:第60夜 その1 投稿日:2003/03/05(水) 10:30
「きっとこれは夢ね」
 時雨は小さな声でつぶやいた。
 透明な屋根から入ってくる自然光が明るく照らし出すアーケード街。
 その左右には書店やスーパーやCDショップなどの代わりにずらりと公衆トイレが並んでいる。
 建物の造りは様々だったが、どれも新築のようにピカピカで表には一様にお手洗いの表示の入った看板が取り付けられている。
 まったくもって夢以外には考えられない状況だ。
「いいこと、絶対に入っちゃダメだからね」
 時雨は自分に言い聞かせた。
 彼女は16になった今でもオネショが直らず、月に何度かは布団を濡らしていた。
 そんな時、よくこんな夢を見る。
 おしっこがしたくてトイレに飛び込み、用を足したところで目が覚める。
 目が覚めたときはもう手遅れで布団の上は悲惨なことになっている。
 だからこういう場合は我慢してじっと目が覚めるのを待つしかない。
 とは言え、時雨の尿意はもう限界が近い。
 現に片手で股間を押さえつけなんとか決壊を防いでいる状態だった。
「うううっ、何やってるのよ私。早く起きなさいよ!」
 時雨は思いっきり自分のほっぺたをつねってみた。
 激痛が走る。しかし、一向に目が覚める気配はない。
 早くしないとトイレに入るまでもなくこのまま漏らしてしまいそうだ。
「起きろっていってんのよ!!」
 時雨はグーで自分の頬を殴りつけた。
 するとまるでギャグマンガのように時雨の体は大きく吹っ飛んだ。
 さすがは夢の中である。
「イテテテ・・」
 時雨は頬を押さえながら立ち上がる。
 あまりの間抜けさ加減に泣きそうになった。
「君、大丈夫?」
 顔を上げると20歳ぐらいの青年の視線とぶつかった。
 青年の顔をみて時雨は赤面する。それは彼女が小学生の時、憧れていた近所のお兄さんの姿だった。
「だ、大丈夫です。なんでもありませんから、えへへ・・」
 時雨はこれが夢であることを忘れ、照れ笑いを浮かべて見せる。
「そう、よかった。あれ?もしかして君、しぐれちゃん?昔、近所に住んでいた・・」
「あっ、はい、上坂です、ご無沙汰してます、お久しぶりです、お変わりないですか」
 時雨は舞い上がり、早口で上滑りな言葉を重ねていく。
「いやあ、なつかしいな。見違えたよ」
「あ、はい、どうも・・・」
 時雨は口ごもり、もじもじと足をくねらしていた。
 忘れていた尿意が再びこみ上げてくる。
「どうだいこれからドライブでも?」
 夢だけに話は唐突な展開を見せる。
「はい、喜んで!」
 時雨は反射的にそう答えていた。

214 名前:第60夜 その2 投稿日:2003/03/05(水) 10:32
 気がつくと時雨はハイウエイを走る車の助手席にいた。
 道の左右にはやっぱり公衆トイレがずらりと並んでいる。
 彼女の欲求を象徴する心象風景と言うやつである。
 水門はもう崩壊寸前だ。
 時雨はシートの上で何度もお尻の位置を変えていた。
「ところで君は今、おしっこがもれそうなわけだが」
 運転席の青年に分析口調で言われ、時雨はあんぐりと口を開けた。
 再び赤面する時雨だったが、これは夢だと自分に言い聞かせ、なんとか冷静さを取り戻す。
「だったら何なんですか?」
「しかし、ここは本当に夢の世界だと思うかい?」
「夢に決まってるじゃないですか。だってこんなへんてこな世界、夢以外ありえないもの」
「そうとも限らない。たとえばこれはボクが造った世界だとか、ね」
 青年は時雨の方を向いて悪戯っぽく笑った。
「ど、どう言う意味ですか?」
 尿意がいよいよ苦しくなった時雨は太股をギュと重ね合わせながら言った。
「こういう考え方もできる。これはボクがコンピューターで作った擬似現実の世界で、君はその中で生きるAIだとかね」
「そんなことあるわけないわ。だってあたしは16年間、上坂時雨として生きてきた記憶があるもの」
「ボクが与えた記憶だよ。単なるプログラムさ」
「だったらこの尿意は何?」
 時雨は太股の間に両手を挟みこみ、腰を浮かせて言った。
「ボクの趣味さ。ちなみにこの世界をボクはループワールドと呼んでいる」
「嘘よ!」
「まあ証明することは出来ないけどね。ボクにとってはどっちでもいいことさ。ただ、君の困った顔が見れればそれでいい」
 青年は爽やかな表層を脱ぎ捨て、ニヤニヤ笑いを浮かべながら言った。
「あ、ああもうダメ・・・」
 ついにおしっこは水門の亀裂からちょろちょろと漏れ始めていた。
 時雨は車のドアを開け、公衆トイレに飛び込もうとして、猛スピードで走る車から外へ飛び出した。
 次の瞬間、時雨はベッドから転がり落ちていた。
「イテテテ・・」
 時雨は頭を押さえ、それから慌てて股間を押さえてみた。
 パジャマは濡れていない。
 ほっと胸を撫で下ろしたのもつかの間、悪寒にも似た尿意が彼女の体を駆け上がってくる。
 時雨はトイレに向かって猛然とダッシュした。
 トイレのドアを開けるとそこに見たこともないアーケード街が一直線に伸びている。
「きっとこれは夢ね」
 時雨は小さな声でつぶやいた。

215 名前:勝手にサブタイトル その6 投稿日:2003/03/05(水) 13:32

第51夜 恵美と裕介 その3−雨美−

第52夜 特別房

第53夜 雨美・バリエーション

第54夜 告白、その後

第55夜 女工哀歌

第56夜 田舎の夜

第57夜 愛の目覚め

第58夜 名探偵の敗北

第59夜 J−ミス・ハイジの屈辱−

第60夜 ループワールド

番外1>>138 尿道責め
番外2>>168 新世紀エヴァンゲリオン第X話「静止した匣の中で」

216 名前:第61夜 投稿日:2003/03/05(水) 23:18
「痛恨の極みだな」
 女はぼそりとつぶやいた。
 死体のように血の気のない白い肌。 
 人形のように端正な顔立ち。
 血のように赤い唇。
 ぞっとするような美貌。
 生ける死神
 死の舞踏家
 殺戮の赤い雨・・・
 十指に余りある彼女の通り名はすべて血に彩られたものばかりだ。
 その彼女がわずかに顔を歪め、つぶやいてみせる。
「どうかなさいましたか、大隊長殿」
 不精ひげを生やした三十男が怪訝な顔をして尋ねた。
「基地を出る前に手洗いに立つのを忘れていたよ。この体になってから新陳代謝が極端に遅くなっているものでつい油断する」
「手洗い、でありますか」
「ああ、実は3日前から感じていたのだが、戦いの前の興奮にね、今の今まですっかり忘れていたよ」
 女は苦笑の笑みを漏らす。唇の奥に小さな牙が見えた。
「今、下腹部にかなりの圧力を感じる。少し危ないかもしれないな」
「兵たちは向こうの林の中で用を足しております。大隊長殿もそこで・・・」
 男が言うと女は、ク、ク、ク、と声を殺して笑う。
「私は大貴族の娘だよ。そんなはしたない真似ができると思うのかね」
「はっ、失礼しました」
 男は神妙に謝罪しながら唇がほころびるの押さえられない。
「何を笑っている中尉」
「あっ、いえ、少し昔のことを思い出していました」
 昔・・大殺戮の夜、血の洗礼の以前、お嬢様がまだ人間だった日々を。
「何を思い出していた?」
「例えば、あのピクニックの日のこととか」
 そう言うと女は声を上げて笑う。
「確かにあれは傑作だったな。私は意地を張って我慢を続けて、挙句の果てに意識を失った」
「あの時は大騒ぎでした」
「ああ、だが今もあの時と同じくらい私は狂おしい欲求に攻めたてられている」
 女は自らの股間の上にそっと右手を添えた。
「こんなはしたない格好しなければならないほどにな。・・・中尉、何を考えている?」
「お嬢様は皆が思っているほど変わってはおりません」
 男が言うと女は憂い気に目を伏せ、ふうと息を吐いた。
「そうだな、私は相変わらず意地っ張りで恥かしがり屋だ」
 女は不意に前屈みになる。
「いよいよ、やばいな。だが、これもいいハンディだ。一方的な殺戮にはいささか飽きていたところだ」
「我慢できますか?」
「どうかな?もしまた気を失ったら後はよろしく頼むぞ、ビリー」
 そう言って女は赤い瞳を天に向けた。
「月の輝きが変わった。蛮族たちはすぐそこまで来ているな。さあ戦の準備をしよう」
 尿意の狂おしさは一時影を潜め、女の体は再び戦いの興奮に包まれようとしていた。

217 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/03/06(木) 23:10
うんうん

218 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/03/06(木) 23:22
活性化してる!
職人さんありがとう
こういうテイストはツボです

219 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/03/07(金) 04:06
いいねぇ。ヘルシングを連想したよ。

220 名前:第62夜 その1 投稿日:2003/03/07(金) 16:02
 初夏の昼下がり。
 周囲を水田に囲まれた人気のない道を制服を着た少女がよろよろと歩いていた。
 やや前屈みの姿勢で地面の一点を凝視してしきりにぶつぶつと呟いている。
 と、思えば時折、立ち止まり、キョロキョロと辺りを見回す。
 そしてまた視線を地面に落とし、独り言を繰り返す。
 はっきり言ってかなり怪しげである。
 これが夜で、近くに警察官がいれば間違いなく職務質問をされるところである。
「さあ、家までの距離は後2キロ、時間にして約30分。里村選手、果たして耐えられるでしょうか」
 ひとりごとにしてはえらく屈託のない声だった。
「彼女の根性、精神力には定評があります。しかし、しかし、かつてこれほどまでの苦境に追いこまれたことが果たしてあったでしょうか!」
 彼女の名調子は続く。
 ひとり芸に満足し、悦に入っているような感じだ。
 しかし、その両拳は強く握り締められており、彼女の声を裏切ってただならぬ緊迫感をただよわせていた。
「今、貯水量は明らかに500シーシーを越えています。これは彼女にとって未知の領域です。ここからは未知の体験、自分との戦いなのです」
 ようするに彼女はおしっこが漏れそうで、なんとか気を紛らわせようとしてひとりごとを喋っているのだ。
「どにかく、とにかくこれだけは言えます・・・。葉月ちゃん、大ピーンチ!」
「何がピンチなんや?」
 背後からおもむろに胸をつかまれた。
「ひゃいん!」
 葉月は飛び上がった。あやうくおしっこをちびりそうになる。
 振り向くと塔馬が立っていた。3月の終わりに近所に引っ越してきたひとつ年下の男の子だ。
「と、とーま。びっくりさせないでよ」
 葉月は自分の胸を押さえながら言った。
「いやー、葉月ちゃんはええリアクションしてくれるからうれしいわ」
 塔馬はそう言ってへらへらと笑う。
「とーま、いくら見かけが女の子だからって、あたしの胸はそんなに気軽に触れるほどお安くないのよ」
 葉月の言う通り、塔馬の外見には少なくとも服を着ている限り、男性の要素は全く見当たらない。
 背も葉月より数センチ高いぐらいで、体毛も女の子と変わらない薄さだ。
 目鼻立ちの整ったルックスもハンサムというより可憐といった方がふさわしい。
 実際、私服で街を歩いていて男に声をかけられた経験は十や二十ではきかなかった。
「ほな、いくら出せば触らせてくれんや?」
 塔馬がおどけて言う。
「おトイレと交換なら」
 葉月は真顔で答える。

221 名前:第62夜 その2 投稿日:2003/03/07(金) 16:03
「へ?」
 さすがに意表をつかれて言葉に詰まる塔馬。
 その前で葉月はぶるりと震える。
「うわあ。ダメ、ダメ、どうしよう・・・でちゃう、でちゃう」
 葉月は右足と左足を交互に上げながらその場をグルグルと回り始めた。
 奇妙な動物でも見るような目の塔馬。
「葉月ちゃん、もしかしてオシッコ漏れそうなん?」
「っていうかマジで漏れそうなのー」
 葉月は股間を押さえ、救いを求めるよな眼差しで塔馬を見る。
「うーん」
 塔馬は腕組みをしてしばらく何かを考えていたが、ふいに腕組みを解き、右手の拳で左の手のひらをポンと叩いた。
「えっ、なに?」
「うん、しゃーないな。ほな一緒にそこで連れションでもしょーか。ちょうどボクもちょっとしたいかなー、なんて思てたねん」
「ううっ。いくらあたしが、すみれから『お前の頭の中にはヘリウムガスでも詰まってるんじゃなんか』って言われてるからって・・・それはちょっと・・」
 葉月は力なく苦笑する。
「大丈夫やて。ボクも見かけは美少女やから恥かしいのは一緒や」
 わけの分からないことを言う塔馬に対し、しかし、もはやつっこむ余裕もない葉月は股間を押さえてピョンピョンと飛び回っている。
「ああっ、どうしよう、どうしよう。ああっ、トイレ、トイレ、トイレ、トイレェ〜」
 その時、ゴガンという凄まじい音と共に葉月の目の前に落ちてきた。
 一瞬、葉月の動きが止まる。
「・・・何、これ?」
「何って・・・もしかしてトイレやろか?」
 落下の衝撃でくの字に曲がり、それでも直立しているそれは、確かに工事現場などでよく見かける簡易トイレにそっくりだった。
 なぜこんな所に簡易トイレが落ちてきたのか。この場合、最大の問題はその一点に集約されるべきだが、今の葉月に必要なのは思考より行動だった。
 塔馬からトイレと言う言葉が出た瞬間、葉月はダッシュしていた。
 扉に飛びつくが、フレームが変形しているせいでびくりとも動かない。
「うーん」
 葉月は強引に開けようと思いっきり力んだ。
 ・・・・致命傷だった。
 体が硬直し、全身の力が抜ける。
「ふぁあああ〜」
 世にも情けない声と共にアスファルトの上に黒い染みが広がっていく。
「ト−マぁ・・」
 涙目で塔馬を見る葉月。これにはさすがの塔馬もばつが悪そうにぽりぽりと頭を掻く。
「いや、まあ、あれやな。人生いろいろ。空からトイレが降ってくることもあれば、いい歳しておもらししちゃうこともあるということや」
「いい歳で悪かったわね・・」
 葉月がぶすりと言った。
 結局その日の出来事(おもらしも降ってきたトイレのことも)は二人の間の秘密ということになった。
 この時、葉月は塔馬と付き合うようになるなどとは思ってもいなかったし、ましてやトイレを降らしたのが自分の力などとは考えも及ばぬことだった。
 その後、世界は葉月の力で滅ぶが、それはまだ先の話だ。

222 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/03/10(月) 23:27
イイ!!

223 名前:第62夜 その1 投稿日:2003/03/12(水) 04:08
「おしっこしたいよお・・・」
 ルチアナの吹き出しに表示される。
「だめ、トイレには行かさないから」
 ぼくはキーボードを叩き、そう入力する。
 それはぼくの操作する女性キャラ、シャロンの台詞となって反映される。
 台詞のやりとりが終えるとゲームスタートの合図。
 ルチアナはいきなりシャロンに背を向けると走り出した。
 ぼくは落ちついてシャロンを操り、ルチアナの後を追いかける。
 このゲームは逃げる者より追跡者の方が速度が出るように設定されているのである。
 案の定、シャロンはすぐにルチアナに追いついた。
 加速をつけ、そのまま後頭部にドロップキックを放つ。
 その刹那、ルチアナはしゃがんで攻撃をかわした。
 同時にルチアナは尿意の波を押さえる「しゃがみ押さえ」の姿勢に移行する。
 防御と尿意抑制を同時に行うなかなかの高等技術だ。
「やるじゃん」
 ぼくはネット回線の向かうにいる見知らぬ相手に賛辞の声をあげる。
 Pシリーズ初のネットゲーム「P.C.Figt008」は格闘ゲームをメインの要素として取り入れてある。
 もちろんただの格闘ではない。今回もまたおしっこ我慢の要素がふんだんに盛り込まれているのだ。
 プレイヤーは操作するキャラを選び、そして我慢する側とトイレに駆け込むの側のふたつの立場のどちらかを選択する。
 妨害する側は格闘技で相手の動きを止めてフィールド上にあるトイレに駆け込むのを妨害する。我慢する側は相手の攻撃をかわし、あるいは反撃して相手の動きを止めてその隙にトイレに駆け込む。
 そして無事トイレに駆けこむか、それともその前にもらしてしまうかで勝敗が決するのである。
 このゲームにはヒットポイントの概念はなく、いくら攻撃を受けてもKOされることはない。
 ただし、攻撃を受けると尿意の波が激しくなり、それだけおもらしの危険性が高まるのである。
 20連コンボなどという強烈な攻撃を受けると即失禁などということもある。
 また、攻撃を受けなくても全速力で走ったりすると波はそれだけ激しくなるのである。
 波を押さえる手段としてはこのシリーズではおなじみの「我慢ポーズ」が存在する。
 「しゃがみ押さえ」もそのひとつである。
 シャロンとルチアナはほぼ同時に立ち上がり、向かい合った。
 ルチアナが足払いを放つ。シャロンは小さくジャンプしてそれをかわす。
 そのまま体をそらしてムーンサルトキック。
 ルチアナは十字ブロックでしっかりとガードする。
 実力は互角のようだった。
 だが、実力の伯仲はそのまま我慢する側の不利を意味する。
 その点はゲームデザイナーも承知の上らしく我慢する側で勝利した時に得られるポイントは妨害する側のそれの実に3倍の設定をされている。
 もうすでにルチアナはもじもじと苦しそうに腰を振っている。
「いただきね」
 ぼくはそう呟きながら小学生の時、男の子達にトイレに行くのを妨害されておもらしをしてしまったことを思い出していた。
 死ぬほど恥かしい思い出だが、今ではぼくの性的リビドーの源となっている。
 このゲームにハマっているのもその内容がその思い出を強く喚起させるからだ。
 ぼくは好んで妨害する側を選択する。
 経験とは逆の立場を選ぶことによってぼくはあの男の子たちの悦楽も追体験しているような気分になっていた。
 ぼくとあの男の子たちは共犯者だったのだ。
 わけもなくそんな気さえしていた。
 ルチアナがシャロンの側面をすり抜けようとする。
 しかし、ぼくのシャロンはすばやくルチアナの頭部を捕らえ、ヘドロックを決めた。
 お尻を振りながら抜け出そうとするルチアナ。
 構わずそのままブレンバスターを決める。
 かなりのダメージ与えることに成功した。
 尿意の波が跳ね上がる。
 ルチアナは股間を押さえ、激しく屈伸運動を始めた。
 我慢コマンドのひとつ「上と下」である。
「さあ、決めるよ!」
 ぼくは小さく叫び、キーに添えた親指にわずかに力をこめた。
 シャロンの小キックジャンプ。
 体勢を崩すルチアナにすかさずパンチを連打する。
 だが、ルチアナは空中で受身を取り、宙返りをして後方に着地した。
「しぶとい・・・」
 ルチアナの両手は股間を押さえている。だがそのまま攻撃に転じてきた。
 ルチアナは股間を押さえたまま、空高く飛び、体をグルグルと回転させながらキックを放つ。
 難易度スペシャルAの超高等技だ。
 一発、二発、三発・・・。
 強烈なキックが次々とシャロンを襲い、彼女のガードを解除する。ついにシャロンはダウンを喫してしまう。
 ルチアナは股間から手を離さぬままトイレに向かって走り始める。

224 名前:第62夜 その2 投稿日:2003/03/12(水) 04:11
「早く立って!」
 ぼくはシャロンを叱咤する。
 ようやく立ち上がったシャロンにぼくは全力でルチアナを追いかけさせる。
 トイレまでの距離が3分の1ほどに縮まった所でようやく追いつき、後ろからタックルをしてなんとか相手の動きを止める。
 そのまま寝技に移行して時間を稼ぐ。
「あっ、やばい」
 ぼくは口走る。こっちもおしっこが限界に近づいてきた。
 いつもぎりぎりまで我慢してぼくはこのゲームに挑んでいる。
 そうすることによって我慢する側と妨害する側の一体感を味わうことが出来るような気がするのだ。
 とは言え、いつもは相手におもらしをさせてこちらは優越感に浸りながらトイレで用を足すのが常だったが、今日はマジでやばくなってきた。
 思わず片手をキーボードから離し、股間を押さえてしまった。
「あー、しまった」
 コントロールを離れたシャロンからルチアナが体がするりと抜け出してしまった。
再び、起き上がり走り出すルチアナ。
 シャロンも後を追い、スライディングキックで再びトイレに駆け込むのを阻止。
 ルチアナは立ち上がり、シャロンと対峙する。
 両手は股間から離れ、ファイティングポーズを取っている。
 トイレまでの距離は現実世界の尺度に置き直すと約5メートルといったところ。
 股間から手を離したルチアナの唇は蒼ざめ、体は激しく震えている。
 いよいよ限界が近いらしい。
 ここで最後の決着をつけるらい。
 ぼくも股間から手を離し、モニターに集中しようとする。
 だけど椅子から少し浮かせたお尻は自然と左右に揺れてしまう。
 ルチアナが動いた。
 ローキック。
 シャロンは足を上げてガードする。
 そのまま左回り込み。
 バックブロウ。
 しゃがみ、廻し蹴り。
 小ジャンプ、着地。
 掌底。
 ガード、ローキック、パンチ
 右回り込み、バックドロップ。
 投げ抜け、ジャブ、ハイキック。
 ガード、ミドルキック、バックキック。
 ガード、キャプト、ジャーマンスープレックス。
 踏ん張り、投げ崩し、追撃パンチ。
 側面転がり、立ち上がり、連脚。
 バックステップ、双手突き、ショルダーアタック。
 十字受け、ダブルバックブロー。
 しゃがみ避け。
「はあ、はあ、はあ・・・」
 激しい攻防の中、ぼくは股間に熱いものが徐々に広がっていくのを感じていた。
「だめだよお、もう我慢できないよぉ」
 ぼくはついにキーボードから両手を離し、股間に手をやった。
 その瞬間、ルチアナの必殺技がもろに決まり、シャロンはもんどりうって倒れる。
 ルチアナが背を向け、走る。だけどそれを阻止する気力はもうぼくにはない。
 それどころではない。
「だめ、動けない。トイレまで間に合わない」
 ルチアナがトイレに飛び込むのを見ながらぼくは頭の中が真っ白になっていくのを感じていた。
 ルチアナの姿がトイレに消えるとふた呼吸置いてスピーカーから水流音が聞こえてきた。
 その音に合わせるようにぼくの水門は緩む。
 薄い布地のパジャマを突き破るように激しい放水が始まった。
「ああっ」
 ぼくは体を仰け反らせた。
 放水はぼくの意思の預かり知らぬところでいつ果てるともなく続いている。
 モニターの中の世界が涙でぼやけて見える。
 ルチアナはトイレから出てくると勝ち名乗りを上げる。
「危ないところだったけど、我慢したあとのおトイレって最高ね」
 吹き出しにはそう書かれてあった。
「だけどおもらしはもっと最高!」
 ぼくはおしっこの海になった椅子の上に身を沈めながらそう返答した。

225 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/03/12(水) 04:25
↑↑↑
訂正
×62夜
○63夜

226 名前:第64夜 投稿日:2003/03/12(水) 10:38
 すでにおしっこはちびり始めていた。
「どうしよう、どうしよう、どうしよう」
 美柚はホットパンツの股間に小さなシミを認めてうろたえた。
 この迷宮に入ってどのぐらいの時間がたつのか。
 太陽の光が完全に遮断され、等間隔に並べられたランプの光が仄かに照らす迷宮内では時間の感覚が狂わされてしまう。
 それにしてもまだ24時間には程遠い。
 せいぜいが3〜4時間というところだろう。
「え〜ん、とても無理だよぉ」
 美柚は泣き声をあげる。
 彼女は21世紀の地球に暮らす少女だが、ワープ航法の事故に巻き込まれて古代文明に似た異世界へと飛ばされてしまったのだ。
 そこで彼女は異教徒として断罪され、この迷宮に閉じ込められたのだ。
 言葉は通じなかったが、なぜか日本語を理解する若い僧侶がいた。
 彼の話によると異教徒は巨大な迷宮の中で24時間閉じ込められるのだと言う。
 もし24時間後、迷宮の扉を開けた時、彼女が無事でいれば彼女は異教徒ではないということになり釈放される。
 しかし、この迷宮の中には恐ろしい怪物が棲んでいると男は説明した。
 そいつは目が見えないかわりに動物の排泄物の匂いを頼りに獲物を見つけ、襲う。
 つまり美柚が24時間生き残るためにはその間、排泄を一切我慢しなければならなかった。
 だが、迷宮に閉じ込められた美柚はすぐに尿意を感じてしまう。
 おそらくは神官によって無理矢理飲まされた緑色の液体のせいだ。
 美柚は怪物に対する今日から必死に我慢を続けるがそれも限界に達しようとしていた。
「いやだよお、死にたくないよお」
 美柚は太股を交差させながら泣き声を上げる。
 その時である。
 石畳の上をずるずると何かを引きずるような音が聞こえる。
 心臓が飛び上がり、美柚の全身を悪寒が襲う。
 恐怖のあまり今にもおしっこが飛び出てきそうだ。
(だめよ、出しちゃだめ)
 彼女は心の中で呟いた。
 ズルズルと不気味な音は続く。
 耳をすまし、どこか音が聞こえてくるのか見極めようとする。
 すると音は何時の間にか消えていた。
 美柚はほっと胸を撫で下ろす。
 だが、おもらしの危機は去っていない。
 ジワ。
 またおしっこがにじみ出てきた。
「やだよー、もう勝手に出てきちゃってるよぉ」
 美柚は辺りを見まわした。何か中におしっこが出来てしかも匂いが外に漏れないように密封出来るような容器はないかと探しているのだ。
 だが、迷宮内は石の壁と炎の光を包み込むランプ以外に何もない。
 美柚はガクガクと歯を鳴らす。
 ちょろちょろと細い糸になっておしっこが流れ出る。
「ダメだったら、お願い、止まってよぉ」
 なんとか止める事は出来たがもう隠しようも大きなシミ。
 彼女の体から再び血の気が引いていく。
「やだーよぉぉぉぉ、誰か助けてよぉ」
 美柚は両ひざを冷たい床の上に着き、しゃくり声を上げる。
 ふいに何か細長いものが美柚の首に巻きついた。
「うっ」
 美柚は両手で引き剥がそうとするが植物の蔓のような感触のそれは彼女の首に深く食い込みびくりともしない。
 美柚の恐怖が頂点に達したその時、美柚は引きずり上げられ、宙ずりになった。
 彼女はばたばたと空中で足を掻いて暴れるが、蔓のようなものはますます強力な力で彼女を絞め付ける。
 意識が朦朧とする。
 同時に盛大なおもらしが始まった。
 びしゃびしゃという音と共に大きな水たまりが広がっていく。
 美柚は白目を剥いている。
 やがて彼女の肉体は完全に弛緩し、冷たい肉塊と化していた。
 片方の先端を天井の蜀台に巻きつけ、もう片方の先で美柚の死体を捕らえている蔓状の化け物はそのまま彼女の体液を吸収する。
 長い時間をかけて食事を終えた「若い蔦」はミイラ状になった美柚を水たまりの上に捨てると闇の中にその姿を消した。
 どこからともなく若い僧侶が姿を現す。
「彼女も救世主ではなかったようです」
 彼は血で彩られたこの世界を平和に導く救世主の登場をずっと待っていた。
 救世主はこことは異なる世界からやってきて迷宮の試練を乗り越える者だと預言者は言う。
 だが、この試練を乗り越えたものはまだ誰もいない。
「ご冥福を」
 若い僧侶は美柚の死体に向かって手を合わせた。

227 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/03/13(木) 00:51
いい話だな〜。作家の皆さん夢をありがとう。

228 名前:第65夜 その1 投稿日:2003/03/13(木) 13:20
「あーん、困りましたわ」
 ローラは急にモジモジしだしたと思うと鼻につくカマトトぶった声でそう言った。
「何がだよ」
 オレは自分が一層、不機嫌になるのを感じながら言った。
「何って、嫌だわ。乙女の口からそんなこと・・・」
 ローラは目を伏せ、赤らめた顔を左右に振る。
 えーい、うっとうしい。
「要するにションベンがしたいんだろ?」
「まっ!随分ストレートで下品な物言い」
 ローラはむすっとして言う。
「そんなことだから貴方は殿方にもてないのよ」
「もてなくて結構。男となんか付き合っても煩わしいだけだ。それにオレは殿方じゃないんだからしなをつくるのはやめろ。気持ち悪いから」
「あら、ゴメンナサイ。レナの顔があんまり男みたいなもんだからつい」
 オレはローラを睨みつけ、自分の膝をローラの股間に押し付けてやった。
「あっ、バカ!ちょっとやめてよ、も、もれちゃうじゃない」
 ローラがくねくねと体を揺らしてもがく。
「だったら下らんことを言ってないで、ここから脱出する方法でも考えろ」
 オレはグリグリとさらに膝を押し付けながら言った。
「り、了解、了解ですわ」
 ローラは蒼ざめた顔で言った。
 オレとローラは今、向かい合わせで抱き合っているような格好でロープに縛られている。
 そのロープの先端は巨大なアームから垂れた鎖に結び付けられていた。
 宙吊りにされたオレたちの足元には砂丘が広がっている。
 高さにして約10メートル。
 この惑星の重力を考えればロープを切って下に落ちてもなんとか怪我をせずにすむ距離だ。
 だが、問題は砂丘の下に身を潜めている化け物の存在だ。
 蜘蛛の足を持つ蛙といった姿のその化け物は象よりも巨大で砂の上に落ちた生き物を何でも飲みこんでしまう。
 餌付けは完璧らしく、砂の中から目と鼻の先だけを出してオレたちが落ちてくるのを今か今かと待ち構えている。
「やな目つきだぜ」
 オレはそう呟き、化け物に向かって唾を飛ばした。見事、目の中に命中。だが、奴はこちらを見上げたままぴくりとも動かない。
「愛想のない奴だな、おい!」
 オレは悪態をつく。ロープをつなぐ鎖がギシギシと音を立て、オレたちの体が左右に揺らされる。
「レナ、揺らさないで!もう、結構・・厳しい状況なんだから」
 ローラが震える声で言った。本当にやばいらしい。
「おい、言っとくけどな、オレと密着したこの状態で漏らしたらただじゃおかないからな」
 オレが低い声で言うとローラは引き攣った笑みをもらした。
「い、いやですわ。そんな顔しちゃあ」
 オレがマジギレした時の恐ろしさを知っているローラは上目遣いをしてドギマギと言う。
「私がそんなはしたない真似、するわけないですわ」
 そう言いながらもローラはしきりに太股をすりあわせている。

229 名前:第65夜 その2 投稿日:2003/03/13(木) 13:21

 さて、いささか気が立っていたので相棒を脅してみたもののそれで事態の打開が図れるわけでもない。
 オレは右足を折り曲げると無理矢理手を伸ばし、ブーツの中からナイフを取り出した。
 オレたちをこんな目に合わせたエリックはこのナイフのことを知っていたふしがあった。
 知っていてわざとナイフを取り上げなかったのだ。
 要するに宙吊りになってそのまま餓死するか、下に落ちて化け物の餌食になるか、好きな方を選べということだろう。
 だが、はっきり言って奴はオレの戦闘能力を甘く見すぎている。
 ナイフ1本あればオレはあの程度の怪物とは互角に戦うことができるのだ。
 ただ、問題は目の前の相棒だ。
 こいつは完全な頭脳労働専業者で戦闘に冠してはクソの役にもたちゃしない。
 はっきりいって足手まといだ。
 いざ戦闘になった時、こいつを守りながら戦う、そこまでの自信はオレにはない。
 オレが思案に暮れていた時、ローラがふいに口を開いた。
「レ、レナ、ま、ま、まずいことになりましたわ」
 ローラは歯をガクガクと鳴らしながら言う。
 オレの太股にかすかに濡れた感触が伝わってくる。
 オレは決心した。
 相棒のションベンでびしょ濡れになるなんてまっぴらご免だ。
「自分の身は自分で守れよ」
 オレはローラの耳元でそう囁くとロープを一気に立ち切った。

 30分後。
 オレはローラの手を引きながら砂丘の上を歩いていた。
「ひどいですわ、ひどいですわ」
 ローラはぽろぽろと涙を流し、子供のようにしゃくりあげている。
「怪物を倒すのに私を囮に使うなんて」
「囮ぐらいしか役にたたんだろうが、お前は」
 ローラは泣きはらしたオレを睨む。
「あんな怖い思いをしたのは初めてですわ。お陰でそそうを・・」
 オレはローラの下半身を見た。ご自慢のセクシーな衣装が自分のションベンでびしょびしょに濡れている。
「人のせいにするなよ。漏らしてただろう?ロープを切る前から」
 そう言うとローラは真っ赤になって下を向く。
「意地悪」
「おっ、街が見えるぞ。よかったじゃないか。あそこに行けば着替えの服も帰るし、風呂も入れる」
 オレはローラを見てにやりと笑う。
「えっ、まさかこの格好であの街に?ねえ、レナお願いですわ。私ここで待っているから着替えを買ってきて」
「この辺はさっきみたいな化け物がウヨウヨいるから危険だぞ。いいじゃないか、そのあらわもない姿がタマランっていう殿方もいるかもしれないし」
「いやですわ、いやですわ」
 全力で抵抗するローラの手を強く握り締め、オレは一直線に街を目指した。

230 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/03/13(木) 23:19
素晴らしいの一言。
世界観とキャラクターがツボにヒットしますた。
次回はローラの逆襲?

231 名前:第66夜 投稿日:2003/03/15(土) 19:21
5時限目の授業が始まり10分ほど経つ頃
「あっ・・・!」
思わず瑞樹の口から声が漏れる。
瑞樹の尿意が限界に近づいていた。

時はさかのぼること20時間程・・・・・・
瑞樹は学校を終えて帰宅すると、ポストに一枚の封筒が入っていた。
その封筒には「北野 瑞樹さま」と書かれているだけで他には何も書かれていない。
瑞樹は恐る恐るその封筒を開封してみると、一枚の手紙が入っていた。
その手紙には、「明日は、おしっこをしてはいけない。 ご主人さまより」と書かれていた。
「!?そんなぁ・・・・・・無理だよぅ・・・・・・。」
と嘆く。

さらにさかのぼること2ヶ月・・・・・・
瑞樹はレイプされた。
その次の日、家に一枚の封筒が届いた。
開けてみると数枚の写真と手紙が入っていた。
その写真にはレイプされている瑞樹が写っていた。
そして手紙の方には、「俺の肉奴隷となれ。さもなければこの写真をばら撒く。」
と書いてあった。
レイプされたとき犯人は顔にマスクをしていたので誰だかはわからなかった。
しかし、それは身近な人間だと気づく。
隣の席の「北川 敦」だと。
瑞樹は気が弱く気づいても訴えることもなく北川の肉奴隷となることに・・・・・・。

時は現在・・・・・・
すぐ横から一枚の紙がすっと出てきた。
「もうがまんできないのか?」
瑞樹は動揺した。
それが引き金になったように尿意がさらにきつくなってきた。
思わず陰部を手で押し付ける。
そうするとまた一枚の紙が隣から流れてきた。
「手で押さえるな。平然としていろ。このまま後45分(授業が終わるまで)我慢できたらトイレへ行かせてやろう。」
瑞樹は慌てて手を離す。しかし尿意はさらに強まるばかり。
続けざまにもう一枚の紙が机の上に置かれた。
「もし漏らした場合は、「「皆さん私を見てください。」」とこの教室内に聞こえるように言え。」
「それだけはいやだ。」と瑞樹は思った。
残酷にも時が経つのは遅い。
瑞樹の苦しむ姿を見て北川の顔はにやける。
「誰か・・・・・・、助けて!!」と心の中で叫ぶ。
授業は後30分。そのときパンティーに暖かいものがかかる。少し漏らしてしまったのだ。
「あっ!」
思わず瑞樹は声を張り上げてしまった。
視線が瑞樹に突き刺さる。
瑞樹の顔が赤くなる。瑞樹は何事もなかったように「授業を続けてください」と言った。
北川は「チッ」舌打ちをした。
「あぁ、もうだめですぅ」さらに心の中で叫ぶ。
後10分という所でついに限界がきた。
尿道からチルッと暖かいものが流れる。
尿は勢いを増しパンティーだけでなくスカート、椅子を濡らしてゆく。尿は床へ落ちびちゃびちゃと音を立てる。
「あぁぁぁ・・・・・・」瑞樹は顔を押さえて泣き始める。
「うっ、ひっく、皆さんひっく、私を見てください!!ひっく」瑞樹はそのまま机に突っ伏してしまった。
その姿を北川は笑ってみていた・・・・・・


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
駄文スマソ

232 名前:軍曹 投稿日:2003/03/16(日) 17:49
>駄文スマソ
ホント…

233 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/03/16(日) 18:24
軍曹キタ━━(゚∀゚)━━!!



氏ねよ、口先だけの馬鹿は。

234 名前:軍曹 投稿日:2003/03/18(火) 00:54
>>233
ケンカの売り方くらい心得ているけど
と言うわけで231とほぼ同じシュチュエーション

 その朝、登校したばかりの瑞樹を迎えたのはクラスメイトの北川敦だった。
「おはよう、今日はぎりぎりじゃないか」
「お、おはようございます…ご主人様」
 瑞樹が敦のことを『ご主人様』と呼ぶことから判るように、瑞樹と敦の関係は単なるクラスメイトではなかった。敦の言葉を借りるなら、敦にとっての瑞樹は肉奴隷。もちろん瑞樹自身が望んでそうなったわけではないが、敦に押さえられてしまっている瑞樹の秘密と、二ヶ月間の間に受けた調教という名の性的な責めによって瑞樹は敦に逆らえないようになっていた。
「ほら、こっち来いよ」
 敦はそう言って瑞樹を階段下の倉庫に連れ込もうとした。元々予備の掃除用具や洗剤などを置いておく場所なのだが、一階と言うこともあって人目に付きにくいばかりではなく、存在自体が忘れ去られていることも多々ある様で、鍵がかけ忘れていることに敦が気づいて以来、敦はここを学校での調教場所として利用していた。
「でも、時間が…」
「まだ一分くらいはあるさ。それに鐘が鳴ってからでもここからなら間に合う」
 敦はそう言って強引に瑞樹を引き入れた。瑞樹が倉庫の暗がりの中に入ると、敦は瑞樹の太ももの間をまさぐり始めた。学校でこのようなことをするのも一度や二度ではない。しかし瑞樹にとってこの屈辱は慣れることが出来ずにいた。屈辱…しかし苦痛ではない。むしろ瑞樹の身体はそこから受ける感覚に悦びすら覚えており、瑞樹にとってはそのことがより屈辱的であった。いつもなら時間までこらえてやり過ごす瑞樹だが、今日は事情が違っていた。
「ううっ…もうやめて…」
 この程度のことで声を上げたことのない瑞樹が、そう言って哀願した。
「どうしたんだ今日は? もうたまらないのか」
 そんな瑞樹の反応に気を良くした敦は、瑞樹の秘所をつまみ上げる指に力を込めた。
「あうっ、トイレに…行かせてください」
「なんだ、オシッコか」
 今朝は寝過ごしてしまったため、家のトイレで済ませてくる時間がなかったのである。そこへ敦の指技が呼び水となり尿意という形で現れた。睡眠中蓄えられていたオシッコは瑞樹の膀胱をほぼ満杯にしていた。これ以上の刺激に瑞樹の括約筋は堪えきれそうもない。
「やめてやってもいいが…」
 敦はそう言うと指の動きを止めた。動きは止めたがその手はまだ瑞樹の股間から離されていない。
「お願いします…お願いです」
「そのかわり今日一日トイレ禁止なんてどうだ?」
「そんなっ、無理よぉ」
「そうか、それなら」
 敦はそう言うと再び瑞樹の秘所をつまみあげた。
「いやっ、やめてっ、わかったからぁ」
 たまらなくなった瑞樹がそう叫んだとき、始業を知らせるチャイム聞こえてきた。
「わかったな。今日はトイレなしだぞ」

 一度意識してしまった尿意が治まることはない。あの後、教室まで走ってきたので遅刻にはならなかったが、席に着いたとき一瞬漏れそうになった。そのため瑞樹は机に突っ伏さんばかりに前屈みなっていた。瑞樹の両手は太股に挟まれるようにしっかりと股間を押さえている。見る者が見れば瑞樹がどのような状況にあるかは明らかだった。そんな瑞樹の目の前に葉書大の紙片が差し出される。疑うまでもなく、それは隣の敦が寄越したモノだ。そこには走り書きの文字で『手で押さえるな 姿勢を正して平然としろ』と書かれていた。読み終えた瑞樹はあわててその紙片をしまった。実は瑞樹は敦の指示には逆らえない理由がそこにあったのである。

235 名前:軍曹 投稿日:2003/03/18(火) 00:57
 今から二ヶ月程前、瑞樹は好きなアーティストのライヴショーを観に行きその帰りは夜の九時を回っていた。瑞樹自身は夜遊びをするようなタチではないのだが、その日同様帰りが遅くなる事は度々あり、そのせいで油断もあった。瑞樹の家は住宅街の中の一軒家だが、所々街灯のない路地があり、近道になることもあってたとえ夜が更けてもそこを通ることに瑞樹はなんの疑問も抱いていなかった。しかし、そのことが瑞樹にとってもっとも思い出したくない事件に見舞われる結果となった。これと言った外傷はなく衣服の乱れもごまかしの効く範囲にとどまり、瑞樹が口外しない限り事件はなかったことになる…そのはずだった。
 翌日、瑞樹の家の郵便受けに一通の封筒が投函されていた。宛名も消印もないことから、それは郵送された物ではなく直接投函された物であることが伺えた。しかし、胸騒ぎを覚えた瑞樹はすぐに自分の部屋へ持ち帰り慎重に中身を確かめた。しかし、現実は瑞樹の希望を裏切ったのである。そこには一枚の写真が入っていた。写っていたのは瑞樹自身。ジーパンと下着をはぎ取られ両脚は抱え上げられ秘所を露わにするように開かされていた。疑いようもなく“あの時”撮られたモノであった。そして写真の裏側にはサインペンで『明日の昼休み屋上で待っています』と書かれていた。

 両手を机の上に置き、上体を起こして周りと同じように授業を受けている瑞樹だが、その両脚はぴったりと閉じ合わされ両手はペンを取ることもないままきつく握りしめられていた。隣席の敦はそんな瑞樹の様子を期待に満ちたまなざしで眺めていた。例の写真の持ち主。それがこの敦であった。なぜ敦がそんな写真を持っていたのか? 考えるまでもない。敦こそが瑞樹をレイプした犯人だったのである。今でこそ瑞樹もそのことに気づいているとはいえ、今でもこの二人以外に『事件』を知る者はいない。

236 名前:軍曹 投稿日:2003/03/18(火) 00:57

 一時間目はどうにか持ち堪えることが出来た。しかし、休み時間になっても瑞樹はトイレに行くことが出来ない。敦が見張っていることもあるが、敦の目を盗んでトイレに行った場合、敦がどんな行動に出るかが恐ろしかった。敦はいつでも『瑞樹の写真』を持ち歩いている。逆に言えば敦は瑞樹の目を盗んで瑞樹の秘密を暴露することが出来るのである。
「もう我慢できないのか?」
 その敦が瑞樹に声をかけてきた。
「お願いです。トイレに…」
 瑞樹の忍耐は限界にきていて言葉を発するのもやっとの事であった。しかし敦はさらに残酷な言葉を瑞樹に向けた。
「トイレに行くなとは言ったが、出すなとは言ってない」
 まるでこの場で漏らせと言っているような敦の言い分に、瑞樹は寒気を覚えた。
「ああっ…そんなぁ」
「大声で『見てください』って言いながらやってみろよ。そしたらネガを渡してやる」
 たとえ『ネガを渡す』と言われても、つまり敦から解放されるとしても、瑞樹にはそんなマネが出来るわけがなかった。

 二時間目が始まったときから瑞樹の様子は誰の目にも明らかな程おかしかった。しきりに足踏みや貧乏揺すりを繰り返し、時々堪えるようにきつく目を瞑る。
「北野さん大丈夫ですか?」
 担当教師は瑞樹の体調を気遣ってそう声を掛けたが、瑞樹はその場をごまかすように「はい…大丈夫っですから」と応えた。大丈夫でない事は誰の目のも明らかだったが、あえて追求しようとする者はいない。そんな教室の様子を敦はニヤついた目で見守っていた。
「くうっ」
 瑞樹は突然大きな尿意の波におそわれ思わずそんな声を上げてしまう。とっさの事で声を抑える余裕もなく、再びクラス中の視線が瑞樹に集中した。
「何でもありません」
 顔を紅潮させた瑞樹が静かにそう言った。何でもないはずがなかったが、今あえて踏み込んでいける者はこの教室にはいなかった。いや、一人だけいた。瑞樹の気持ちを踏みにじり事態を悪化させて、それ楽しむ者が…
『我慢できなかったら『ごめんなさい、私おもらししてしまいました』と大声で言うこと』
 瑞樹の前に新たな紙片が差し出された。瑞樹は我慢の限界を超えており、もはや失禁は時間の問題であった。そしてそれを見越したかのような敦の指示。瑞樹がこの場でおもらしする運命が決定されたようである。
(ああ…そんなのいやだぁ…いやぁ、いやぁ、いやぁ…)
 しかし瑞樹のそんな思いとは無関係に、瑞樹の股間から熱い液体が噴き出した。
(ダメェ…止まってぇ…)
 噴出に気づいた瑞樹があわてて止めようとしても、我慢に我慢を重ねた下半身は痺れて感覚を失っており、瑞樹の思い通りにはならなかった。
(いやだぁ、止まらないぃぃ)
 もう自分の意志ではどうにもならない事を悟った瑞樹の目から、こちらも熱い液体が零れ落ちた。
 隣の敦は踊り出さん程の喜びを堪えながら、瑞樹の足下に水たまりが広がる様子をじっくり観察していた。
(これでちったぁ従順になるだろう)
 写真で脅して従わせても、瑞樹はなかなか言う事を訊かなかった。そろそろ逆らうとどんな目に遭うかを判らせる必要があると感じていた敦だったが、ひょんな事からその機会が巡ってきたのだ。それを利用しない敦ではない。
(初体験がレイプで、しかもそれでイッちまうんだから素質は十分だろ)
 敦の女性遍歴の中でも瑞樹程のM性には出会った事がない。そしてそれを引き出すためにこの二ヶ月間調教を続けてきたのである。敦はこの二ヶ月間の成果を今この場で確かめてみる事にした。
「おいっ、北野お前っ」
「ごめんなさい、おもらししてしまったんです。ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」
 瑞樹は泣きながら謝罪の言葉を繰り返し、ほかのクラスメイトは呆気にとられそれを眺める事しか出来ずにいた。そんな中、敦だけは満足そうな笑みを浮かべ瑞樹を見下ろしていた。

237 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/03/18(火) 11:02
軍曹さん、うまいっす。
さすがです。
そそるっす。
でも、ちょっと大人気ないっす。

238 名前:第67夜 その1 投稿日:2003/03/18(火) 14:37
PM5:35

「きゃっ!」
 横断歩道のない車道を強引に横切った静香は歩道との段差に足を引っ掛けてしまい、ダイビングするような格好で歩道の中に飛び込んできた。
 突然、飛んできた若い女の姿に慌てて身をかわすサラリーマン。
 静香はそのままコンクリートの地面の上でヘッドスライディングを決める。
「ぐえっ」
 激痛に身じろぎひとつできず、情けない声を漏らす。
 通行人のざわめきが聞こえる。
 静香は顔が熱くなるのを感じていた。
(あっ、やだっ、ダメ)
 痛みが薄まると同時に下腹部の辺りを濡れた感覚が広がっていくのを自覚した。
 倒れたショックで自分の意志とは関係なしに漏れ出してしまっていたのだ。
 コンクリートの上をちょろちょろと流れる水流に周囲のざわめきが広がっていく。
 そのまま固まったように静香は動かない。いつの間にか遠巻きに通行人たちの輪が出来ていた。
 10秒、20秒、30秒・・・。
 突然、なんの前触れもなく静香はほとんど飛び上がる様にして立ちあがった。遠巻きにしていた人々はびくりと肩を震わせ、一斉に半歩後ろに下がった。
 涙目の彼女はキッと宙の一点を睨みつけ、唐突に叫んだ。
「汝は風に漂う悪しくも良き精霊か。ならば我の声に応え、時の扉をくぐらせん。イザンバレイト!」
 
PM5:27

 予想外の渋滞に大幅に予定を遅らせながらバスはようやく次の停留場に近づこうとしていた。
 静香は後ろの席に座って、身を固くしていた。
 あまりの情けなさに頭の中が真っ白になる。
(ううっ、あんまりよぉ、あんなの)
 静香は太股を擦り合わせながら心の中でつぶやいた。
 確かにそれは今となっては起こりうる未来の可能性のひとつに過ぎない。
 だが、新たに作り上げる未来はそれよりも上等なものであるとは限らない。
 危機は回避されたわけではなく、ただ反復しているすぎないのだから。
 静香は時間跳躍者である。
 過去に向かって10分だけ時の壁を飛び越えることができる。
 その能力によって彼女は今まで数々のピンチを未然に防いできた。
 強姦魔に襲われそうになった時も過去へ逃げ、危機を回避することが出来た。
 だが、今回の場合は完全な袋小路だった。
 おしっこをもらして飛び越えた先が10分前に乗っていたバスの中。
 バスを降りるにはまだ5分ほどの時間があり、そしておしっこは今にも吹き出してきそうなのだ。
 このまま連続跳躍するか?しかし、連続の跳躍はあと3回が限界だ。
 30分前の過去に跳躍した所でそこはやっぱり渋滞のバスの中で状況は何も変わらない。
 無理矢理バスを降ろしてもらったとしても30分前に走っていた地点では近くに利用できるトイレはない。
 結局、彼女はこのまま停留場まで我慢してトイレへのダッシュに再チャレンジするしかない。
「ううっ」
 下腹部を刺激する圧倒的な尿の圧力に静香は思わず、膀胱のある辺りに手を当て息を漏らした。
(大丈夫。さっきもバスから降りるまでは我慢できたんだから、今度ももつはずよ。素早くバスを降りて一直線に道路を横断する。そしたらデパートは目の前。トイレは2階だから一気に階段を駆け登る。その横がトイレよ。大丈夫、落ちついてやれば絶対にうまくいく。もうもらしたりなんかしない。絶対に大丈夫)
 彼女は何度も自分に言い聞かせた。
 バスが停留所に着いた。
 静香はバスから飛び降りた。素早くバスの後ろ側に回り、車が走る道路を一気に横断する。
 さきほどと同じタイミングの繰り返しだったので今度はうまくいった。
 反対側の歩道にたどり着いた静香はぎょっとして立ち止まったサラリーマンの横を擦りぬけ、デパートの入り口に向かう。
「あっ、ダメダメ、もれるっ・・」
 静香は声に出して呟いていた。デパートに飛びこんだ時、その右手は股間の上に添えられていた。
 頭で何度も反芻した通り一気に階段を駆け登り、2階にたどり着く。
 女性用トイレのマークが入ったドア。
 解放の悦楽の予感に胸を躍らせながら静香はドアのノブを廻す。
 しかし、ノブはピクリとも動かない。
(断水のためトイレは18時30分まで使用禁止とさせていただきます)
 張り紙をみて静香はうろたえた。
 キョロキョロと辺りを見回しながら足踏みを繰り返す。
 パンツの中に熱いものがじゅわと広がる感触に静香は弾かれたように階段を登り出す。
 4階のトイレにたどり着くがやはりそこも状況は同じだった。
 静香は太股を交差させ、身をくねらせ、断続的にほとばしる小規模の噴出に荒い息を漏らす。
「あの・・・」
 異様な雰囲気の静香を見咎め、女性従業員が声を掛けようとする。
 その時、静香は突然、直立不動の姿勢を取り、従業員を驚かせる。
「イザンバレイト!」

239 名前:第67夜 その2 投稿日:2003/03/18(火) 14:39
PM5:34

 バスから降りた静香は車道を横断しようとはせず、雑居ビルの並ぶビジネス街の方に走っていった。
 勤務を終えたサラリーマンたちがそろそろ帰途につく時間だ。人通りは多い。
 だが、彼女はなんとか彼らの目を盗み、ビルの谷間に忍び込むことに成功した。
 静香は、股間を強く押さえたまま奥へ奥へと進んでいく。
 壁と壁との隙間は数十センチほどで、スレンダーな体型の静香でも体を横にしてゆっくりと進むのが精一杯だった。
 中は日の光がほとんど届かず、暗く湿った嫌な空気が充満していた。
 10メートルほど進んで静香は外の方を振りかえる。
 相変わらず人通りは多い。だが、外からは中の光景は見えないはずだ。
「ううっ」
 もう限界は近い。
 しゃがむ事も出来ない空間で静香はミニスカートを捲り上げ、パンツの股間の部分を横にずらした。
 足を広げ、腰を前に突き出すと目の前の壁に向かって一気に放出する。
「はわわわ」
 あまりの開放感に静香は奇天烈な声を漏らす。足に飛び散る冷たい飛沫も全く気にならないほどの心地よさが全身を包む。
 長い長い永遠とも思えるほどの衰えることのない激しい放水。
「ああっ・・・・ああっ・・・」
 その間に静香は何度も甘い声を漏らす。
 ようやく放水の勢いが弱まり、未練がましくちょろちょろと何度か地面を濡らすと彼女の膀胱は完全に空となる。
 静香はポケットティッシュで股間を拭くとほうともう一度息を漏らした。
「こんなに気持ちいいおしっこは初めてかも・・・」
 恍惚の表情でしばらく立ち尽くしていたが、やがて思い出したように外に向かって横ばいに進み始める。
 外に出る前にビルの影から外をうかがう静香。
 見覚えのある男と目があった。
「し、しずちゃん・・・こんな所で何をしているの?」
 男の顔には不審の色がありありだ。
 サークルの先輩。確かこの辺りでバイトをしてると言っていたのを思い出した。
 静香は身を固くしてビルの狭間の一方の壁に張り付いている。
 男は彼女の後ろに広がる闇を覗きこんだ。
「もしかして・・・」
「イザンバレイト!」
 静香は思わず叫んでいた。

PM5:37

 ビジネス街を走っていた静香はきびすを返し、元来た道を引き返し始めた。
 おしっこは再び彼女の膀胱にはちきれんばかりに充填されていた。
「どうしよう、どうしよう・・・」
 天国から再び地獄に突き落とされた彼女は両手で強く股間を押さえ、前屈みの姿勢で走っていた。
 とにかくワケも分からずしゃにむに走り続ける。
 再び停留所にもどってきた。
 おしっこはすでに漏れ始めている。
 泣きながら車道を横断する。
 アスファルトの道に点々と水滴の跡が残る。
 デパートに飛びこみ、一気に階段を駆け上がる。
 トイレはやはり断水中だ。
「やだよぉ、もうやだよ!」
 静香は駄々っ子のように身をくねらせる。
「もうどうしていいかわかんないよぉ」
 太股からすうっと流れ落ちる尿の感覚。
 全身から力が抜けていく虚脱感。
 その時、階段の踊り場に放置されているプラスチックのバケツが視界の隅にとまる。
「!」
 静香は垂れ流しの状態のまま走り出し、そのバケツを拾い上げた。
「イザンバレイト!」
 静香は最後の跳躍を行った。

PM 5:32

 バスの後ろの席で静香はバケツを握り締め、ぶるりと震えた。
 バスはまもなく停留所にたどり着く。
 それまでに済ましてしまわねばならない。
 幸い乗客はまばらで後ろの席に座っているのは彼女だけだった。
 静香はパンツを降ろし、股間の間にプラスチックのバケツをあてがった。

240 名前:129 投稿日:2003/03/18(火) 17:46
>238,239
ひとつのオモラシで、何度も美味しいなんて”グリコ”以上ですね。
あー漏れちゃうぅって感じと、切迫した状況判断がとっても面白かったです。
実際、漏れそうな時って、後から考えると異常な判断をしてるんだよね…

241 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/03/18(火) 19:23
軍曹だから辛口なんだろう。231はいい仕事してくれたと思う。
>238、239新しいタイプのおいしい話ありがとう。

242 名前:lost number 投稿日:2003/03/19(水) 00:32
前王の崩御から8ヶ月。
4ヶ月後に迫った王位継承は王女サフィレイシスはほぼ決まりだろうと市井の噂話は王宮にまで聞こえてきていた。
「納得できぬっ!」
第一王子モウグアビアドは激吼した。
「なぜだ!なぜ私ではなく姉上などに王位を!」
「それが時代というものでありましょう。周辺諸国の手前、女子継承を受け入れなければ我が国はますます孤立を深める事になります。それになんと言ってもサフィレイシス様のお母様はこの国の出身ですので国民からの支持も強く…」
「父君に召し上げられた平民女ではないか、妾の子が王位に着くなどと…母上は何のためにこの国に嫁がれたのだ!」
皇室神官の言葉を遮りモウグアビアドはさらに怒気を強めた。
「元老院の御三方はサフィレイシス様の支持に回られました。ラズドル卿が我々の側に付いているほかはまだ態度を明らかにしておりませんが…」
「“隠者”は?あの者の影響力があれば、そ奴らすべてこちら側に付くのではないか」
「例によって居所は掴めておりません。どちらにせよ何者も“隠者”の心を変える事など出来ませぬ」
「なんと言う事だ。いまいましい」
「なにぶん非の打ち所がない御方ですからな。しかし…」
「しかし?」
「何らかの非が明らかになれば、皆々の心が離れていくかもしれませんな」
そう言った皇室神官は、名を捨ててまで神職を選んだ男とは思えぬ邪なオーラを纏っていた。

サフィレイシスは朝の微睡みの中、その朝がいつもの朝とは異なる事を感じていた。
妙に肌寒い…と言うより背中の方が冷たいのである。ぼんやりした思考の中で背中に手を回すとその指先にひんやりしっとりした感触が伝わってきた。
(しっとり?)
上掛けを剥いで起きあがったサフィレイシスの目に信じられないものが映った。先ほどまでサフィレイシスが寝ていたシーツはぐっしょりと濡れていた。
(いったいどうして?)
寝ている間にシーツが濡れるなんて事があるのだろうか?もちろんあり得ないわけではない。世間的によく知られる理由で…しかし
(そんなはずないわ。そんなはずないわ。そんなはずないわ…)
聡明なサフィレイシスにとってもそれを認める事は出来ないのであった。

「あの姉上がこれ程まであわてふためくとはな」
水晶玉を覗き込んでいたモウグアビアドは高笑いをあげた
「非の打ち所がない者程不測の事態には弱いものです」
「しかし“純潔寡婦”をあのように使うとはな」
純潔寡婦…かつて婚約者を戦争で失った乙女が命枯れるまで泣き伏し続けたシーツ。彼女の無念が染みついたそのシーツは決して乾く事がないとさえ言われていた。もともと遺族の手に残されていたそのシーツも、このいわくを忌み嫌う親戚の手で教会に預けられていた。
王立教会の長たる皇室神官ならばこのようなカースアイテムを取り寄せる事もたやすかった。
「何にせよ女王になろうという身でありながら寝小便垂れ…次期女王の座も危うくなるに違いない」
「事を急いてはなりませぬぞマイロード。濡れ衣ごときでレディの名誉を貶めたとあれば、私は神に顔向けできませぬ」
「何だと?」
モウグアビアドは皇室神官が怖じ気づいたのかと思ったが、その自信に満ちた表情からそうでない事を悟り、興味深げな目で言葉の続きを待った。
「濡れ衣が濡れ衣でなくなれば…」
その先を言うまでもなかった。二人の男たちは邪悪な視線を絡め合いお互い邪悪な笑みを浮かべていた。

243 名前:第68夜 投稿日:2003/03/19(水) 05:57
「まずいわ、もうもちそうにない」
 月明かりを避け、闇の中を音もなく走っていた女がふいに速度を緩めた。
「どうした?」
 先行していたふたりの男が、女の遅れに気づき振りかえる。
 女は男たちに追いつくと足を止め、曖昧な微笑を浮かべる。
 3人は闇に溶け込みそうな漆黒の衣装に身を包み、フードを深く被って顔を隠していた。
 しかし、中から時折、覗かせるそれはいずれもぞっとするほどの美貌であった。
「お体の具合でも悪いのですか?」
 まだ少年といっていいほどの若い男が女に尋ねる。口調は丁寧だが、その声は凍てつくような冷たさがあった。
 冷淡なのではない。そこに滲み出ているのは圧倒的な無感動さだ。
「体調は問題ないの。ただすこし計算違いをしたわ」
「計算違い?」
 3人の中で一番年長と思われる男が片眉を上げる。
「どうにも奴らのアジトまでもちそうにないの。有り体に言えばもうちびりそうなのよ」
「なんだと・・・」
 男の声に緊張が走る。
「それは困りましたね」
 微塵の動揺も感じない声で若い方の男が応える。
「なんとか我慢できないのか」
「努力はしてみるけど、多分無理よ」
 女の声は冷静さを保っていたが、わずかに震えを含んでいた。
「なんということだ。相手はあの『殺戮の赤い雨』だぞ。お前の黄金球の力なくては話にならん」
「それでは計画は中止して今夜は帰りますか?」
 若い男は表情を変えずに言った。
「バカな。あの女を殺さぬ限り我らに生き延びる道はない。そのチャンスは今夜しかないのだぞ」
「冗談ですよ」
「冗談?はっ!お前の口からそんな言葉が出てくるとはな」
「やるべきことはひとつです、レディムーン」
 嫌味を無視し、若い男は女に告げる。
「栓をしてください」
 小さなコルク栓を取り出して若い男が言った。さすがに女の顔が引き攣った。
「それしか手はありません」
 あくまでも無感動に言う。
 彼らは特殊な能力をもって傭兵と暗殺を生業とする闇の一族であった。
 しかし、陸軍中佐の肩書きを持つ女ヴァンパイアの出現によって彼らは存亡の危機に瀕していた。
 『殺戮の赤い雨』と呼ばれる女ヴァンパイアは近々、大軍を率いて蛮族掃討作戦を実行に移すという。
 それを阻止するには彼女自身を暗殺するしかなかった。
 だが、たとえ奇襲でも『殺戮の赤い雨』を仕留めるのは至難の技である。
 たったひとりで闇の一族百人と対峙し、自らは傷ひとつ付けずに相手を全滅に追いやったというその事実を前にすればそう言わざるを得ない。
 唯一の希望はムーンレディの存在である。
 特殊な薬水を飲み、気を練りながら膀胱に小水を溜めることで彼女はそこに黄金球を作り上げることが出来る。
 黄金球はそれ自体が目に見えぬ特殊な光の波を放ち、それに照らされた闇の一族はその戦闘能力飛躍的に高めることが出来る。
 満月の日に実行すれば、月の光との相乗効果を生み、無限とも思える力を生み出すことが可能なのだ。
 ただ、問題はその効力があまりにも強すぎるため、その力に耐えられる肉体と精神の持ち主が今のところ2人しかいないということ。
 もうひとつの問題は黄金球を形成している途中で小水を外部にこぼしてしまえばそのその効用は無に帰してしまうということである。
 黄金球は大きければ大きいほどその効果を発揮するが、同時に術者は自分の限界を見極め、耐えられる範囲に止めねばならない。
 女が計算違いと言ったのはそのことを指していたのである。
「ぐっうぅ」
 女がうめき声を上げ、体をくの時に曲げる。
「確かに他に手はないようだな」
 男が苦渋に満ちた声でいう。
「わ、分かったわ」
 女は蒼ざめた顔でうなずき、若い男からコルクの栓を受け取った。
 男たちから少し離れた闇の中で女はごぞごぞと股間の辺りをまさぐっていた。
 やがて振りかえるとぽつりと言った。
「終わったわ」
 額から脂汗が流れている。
「大丈夫か?」
「今にも破裂しそうよ」
 唇が紫色になっていた。
「もうすこしの辛抱だ。任務が終了したら『殺戮の赤い雨』の死体に思いっきり小便をぶちまけてやれ」
「それは痛快ですね」
 若い男がちっとも痛快でなさそうな声でいう。
「さあ急ぎましょう。どちらにしろ長くはもちそうにないから」
 3人は再び走り出し、闇の中に消えていった。

244 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/03/20(木) 15:14
千夜一夜が始まってちょうど5ヶ月。
番外編も入れれば投稿は2日にひとつぐらいのペースだな。

245 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/03/21(金) 04:40
>67夜
まじないの文句ワラタ

>68夜
おもらしより我慢好きなので、こういうのはたまりません。
あと、61夜との世界観共有がイイ!
GoldenFallの複数視点を思い出した

246 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/03/21(金) 04:45
おっと

>lost number
欠番ってことですか?

しかし、ここの職人さんホントすごい
独特の世界観と、それをさりげなくまとめる切り口も極上だけど
何よりこのスレに求められてる要素が魅力的な形で入ってる

247 名前:第69夜 その1 投稿日:2003/03/21(金) 22:22
 薄桃色の花弁がひらりと水面に落ち、小さな波紋を描き出す。
 そこは満開の桜の園だ。
「きれい・・・」
 氷見子は胸の前で掌を組み合わせ、感に堪えないといった感じの声で呟いた。
「気に入ってもらえましたか?」
 ちょっと得意げな声でそう言ったのはまだ10歳かそこらの少年だ。
「うん。さすがは嵯峨くん、惚れなおしちゃったよ」
「いやあ」
 嵯峨は照れて頭を掻く。
「せやけど、こう一面水浸しだと花見どころじゃないの違いますか?」
 二十歳前後と思われる美女が周囲を見渡しながら言った。
 確かに辺りは蒼く染まった水面が一面に広がっており、腰をおろす場所などどこにもないように思われた。
「大丈夫ですよ」
 嵯峨は微笑を浮かべるとなんの躊躇もなく水面に足を踏み入れる。
 鮮やかな波紋が広がる。だが、彼の足先は決して水面より下に沈むことはない。
 嵯峨は水の上をすべるように歩いていく。
「ほほう、さすがはサガやん。大したもんやなあ」
 感嘆の声を上げたのは眼鏡を掛けた小柄な少女。年の頃は氷見子と同じくらいだ。
「みなさんも早く!」
 先に進んでいた嵯峨が彼女たちの方を振りかえり、大きく手を振った。

「しかし、ほんまにきれいな所どすなあ」
 湯呑の茶を静かに飲み干し、薫子は見上げて言った。
 風もないのに一面に乱舞する桜吹雪。
 花弁のひとつひとつはゆっくりと水面の上に落ちていくが、小舟のように水を切って走っているうちにいずことなく姿を消していく。
 大量の花弁が舞い落ちているのに水面の上は常に不純物のない青一色に染まっていた。
 雲ひとつない青空もまた同じ色に染まっている。その色は深くまるでここが海の底のような錯覚に教われる。
 実際、太陽はどこにも見当たらず、にもかかわらず華やかな陽光に彩られている事実はここが尋常ならざる場所であることを示していた。
「うちは亜空間なんて所来るのは初めてやけど、こんなええところならもっとはよう連れてきてくれたらよかったのに」
 蘭子は手酌でついだ甘酒を飲み干し、嵯峨に言った。
「こんなところをずっとひとり占めなんてちょっとずるいんちゃうか?」
「とんでもないですよ」
 嵯峨は頬を膨らませ、不満げに言った。
「亜空間っていう場所は本来とても危険な所なんですよ。みなさんがどうしも行ってみたいと言うから座標の安定している場所を探し出したんですよ。すっごく苦労したんですから」
「まあまあ」
 顔を赤くした氷見子が嵯峨にしなだれかかってきた。
「嵯峨くんがいい子だってことはお姉さんが一番知ってますからね」
 そう言って氷見子は嵯峨をぎゅっと抱きしめる。嵯峨は氷見子に負けないぐらい顔を赤くした。
「氷見子はん、なんですかはしたない」
 薫子が口を尖らせて言う。
「まったく甘酒の2杯や3杯で酔えるとは幸せな奴やなあ」
 蘭子もあきれて氷見子を見ている。
「ふん、だ。嵯峨くんは誰にも渡さなもんねえ」
 氷見子はそう言って嵯峨のほっぺたに強くキスをした。
 すっかり出来あがっている。

248 名前:第69夜 その2 投稿日:2003/03/21(金) 22:24

 数時間後。
 あいかわらず花見は続いていた。
 3人は水に浮かぶござの上に腰を降ろし、静かな宴会に時を費やしている。
 薫子は湯呑を手にしたまま五感を研ぎ澄まし、周囲の風流に身を任しているようであった。
 蘭子は手酌で甘酒の盃を重ね、ひとり陽気にしゃべっている。
 嵯峨はほっぺたのキスマークを手で擦りながらニヤニヤと薄ら笑いを浮かべていた

 残りのひとり、氷見子は酔いつぶれて寝入ってしまっている。
 可愛い寝息が嵯峨の耳の奥を心地よくくすぐっていた。
「嵯峨はん・・・」
 不意に薫子が口を開く。
「え、あっ、はい」
 妄想に身を沈めていた嵯峨は慌てて顔を上げる。
「私、ちょっとお手洗いに行きたいのですが・・・」
「おっ、トイレか?そう言えばうちもちょっと・・・」
「なあに?おトイレ・・・あたしも・・・」
 いつの間にか目を覚ました氷見子が右手で目を擦りながら左手を上げていた。
「あっ、それじゃあそろそろ帰りますか」
「えーっ、もう帰るの?まだ来たばかりじゃない」
 氷見子が口を尖らす。
「っていうか、来て30分で酔いつぶれてたやん」
 蘭子が的確なツッコミを入れる。
「亜空間は一度外に出ると入るのは大変なんですよ。またいつでも連れてきてあげますから」
「それならば良し」
 氷見子は胸を張って言う。
 それから4人は手早く後片付けをすると来た道を引き返し始めた。
 ところがいつまで経っても亜空間から出る気配はない。
「嵯峨はん、まだどすか?」
 薫子がもじもじしながら言う。いち早く限界に近づいてきたようである。と言うか慎み深い彼女のことである。おそらくギリギリまで我慢していたのだろう。
 薫子の顔は蒼ざめている。
「えーと」
 嵯峨は困った顔をして人差し指でこめかみの辺りを掻いていた。
「どうやら座標軸の微妙な変化からこちらのナビゲーションマップとの齟齬が生じているようです」
「つまり、わかりやすく言うとどういうことなんや?」
「道に迷いました」
 しん、と嵯峨の周りが静寂に沈んだ。
 まばたき三つ分ぐらいの沈黙の後、蘭子が口を開いた。
「せやけど、このまま一生亜空間で迷い続けるなんてことには・・・」
「ああ、それは大丈夫です」
 名誉回復とばかりに嵯峨はにっこりと笑う。
「ナビゲーションマップをトレースし直せばなんの問題もありません。すぐに帰れますよ」
「すぐってどのくらい?」
 と氷見子が尋ねる。
「そうですね。多分2、3時間くらい・・・」
「・・・・」
 薫子が口を閉じたまま顔をこわばらせている。
「あかん、あかん、とてもそんなには我慢できへん。うちあっちの木の影でしてくるわ」
「ああっ。ダメです、蘭子さん!」
 駆け出そうとする蘭子を嵯峨は慌てて止める。
「座標が安定するまでぼくの周りから離れないでください。座標が不安定な状態でみなさんを見失ったら、ぼくでも探し出すことは不可能ですから」
 再び嵯峨の周囲に沈黙が落ちた。

249 名前:第69夜 その3 投稿日:2003/03/21(金) 22:25

 さらに2時間が経過した。
 嵯峨は目を閉じ、キーボードを操作するような指使いで虚空を叩いていた。
 その周囲に陣取る3人の娘は顔面蒼白、今にも卒倒しそうな様子で嵯峨の動きを見守っていた。
「ねえ、嵯峨くん。まだあ?」
 氷見子は両足を交差させ、太股をよじりながら言った。
「もう我慢できないよお」
 涙目で訴えている。
 薫子は無言で耐えている。だが悪寒に晒されているようにガタガタと歯を鳴らし、今にも崩壊しそうな様子である。
「あかん!もうあかんわ」
 ふいに蘭子は叫ぶとスカートの中に両手を突っ込んだ。
「ち、ちょっと蘭子はん。何をするつもりどすか!?」
 慌てて薫子がそれを止めようとする。
「何って、決まってるやん。うち、もう我慢できへんのんや」
「あきまへん。天乃橋家の人間がそんなはしたない真似を・・・」
 そう言いながらも薫子は欲求に耐えかね、お尻を小さく揺すり続けている。
「そんなこと言うたかてもう限界なんやもん」
「それでも辛抱するのです」
「無茶苦茶いいよるなあ」
 そう言いながらも蘭子はスカートに入れた手を引っ込めた。薫子に咎められ、決心が鈍ったらしい。
 その代わり彼女はその手を股間に持っていく。それに対して薫子は「はしたい」と言って咎めることはなかった。
 もうそれ以上口を開く余裕もない薫子は見て見ぬふりをしていた。
「嵯峨くん、ねえお願い、早く!あたしもう漏れちゃうよお」
 氷見子は半泣きである。
 その時、嵯峨の手がぴたりと止まる。
 目を輝かせ、氷見子の方を振りかえった。
「終了しました。これで通常空間に戻れますよ」
「ほんまか、た、助かったわ」
 蘭子は両手で股間を押さえたまま安堵の吐息をついた。
 氷見子と薫子はそんな余裕すらないらしくすがるような目で嵯峨を見つめている。
「さあ、こっちです。ついて来てください」
 先頭に立って歩き出す嵯峨の後ろを3人の娘はよろよろと歩き出す。
 3分ほど歩くと辺りの風景が一変した。
 幻想的な桜の園はかき消すように姿を消し、変哲のない原っぱに4人は立っている。
 車の音、人々のざわめき、慣れ親しんだ生活音。
 50メートルほど離れた公園に桜の花が咲いているのが見えたが、亜空間のそれに比べるといかにも凡庸な風景だった。
「さあ着きましたよ」
 嵯峨がそう言い終わらないうちに蘭子は「あかん、もれる」と口走りながら駆け出していく。
「あーん、待ってよ。蘭子」
 氷見子が前屈みの姿勢で後に続いた。
 嵯峨と薫子は公園のトイレを目指して走るふたりの姿を佇んで見守っていた。
「薫子さん?」
 嵯峨がふと薫子の顔を見上げる。
「おトイレ、行かなくていいんですか?」
「あっ、ダメ・・・」
 薫子は小さな声で呟いた。
「えっ?何ですか?」
 嵯峨が訊き直すと薫子の体が痙攣したかのように大きく震えた。
 つーっと彼女の足元を細い雫が垂れ、地面にゆっくりと水たまりを形成していく。
 続いて彼女の着物の股間の部分に黒いシミが広がっていく。
 嵯峨はその様子を呆然と見守っている。
 やがてことが終わると薫子は声を殺して泣き始めた。
「えーと」
 嵯峨はこめかみの辺りをぽりぽりと掻く。
「と、とにかく家にもどりましょう。今なら誰もいないし、このことはみんなには内緒にしておきますから」
 返事はない。ただぽろぽろと大粒の涙を流す。
「とにかく帰りましょう」
 嵯峨はとってつけたようにそう言うと水たまりを素早く土で生めた。
 そうして10歳近く年上の女性の手を引くと氷見子と蘭子の帰りを待たず、足早にその場を離れた。

250 名前:スレ活性中! 投稿日:2003/03/22(土) 02:42
長編サンクス!亜空間とは、新しい設定ですね。
キャラが大阪、京都弁なのが新鮮だし、文章も上手いし言うことないっす。

「イザンバレイト」そうか、そういうことだったんか。
みなさんいろいろと凝ってますね。

俺も時間が取れるようになったら久々に書こうかな。

みなさんスレを盛り上げる為にもできるだけ感想を書きましょう。
投稿しても反応無かったら、次の作品書くパワーが減るので。

読者のみなさんもスレ活性化に御協力お願いします。

251 名前:247-249 投稿日:2003/03/22(土) 23:30
感想ありがとうございます。
構想はまだまだいっぱいあるのですが腕前がそれに追いついてくれません。
おいおい発表していこうと思ってますのでこれからもよろしくお願いします。

252 名前:第70夜(1) 投稿日:2003/03/29(土) 02:49
部室には恭一と琢司が先に着いていて、なにやら話をしていた。
「わほっ、何やっってんの?」
先客に気づいた千夏が二人に声をかける。
「あ、ちな」
「ちなっちゃん知ってる?来週行く温泉って有名な心霊スポットらしいよ」
「え”っ」
心霊スポットと聞いて千夏は反射的に身構えた。
「ちょっとぉ、わたしがそういうの苦手なの知ってるでしょぉ」
ほとんどしゃがみ込むように身を縮めて琢司に抗議する千夏。そんな千夏の仕草を見る限りでも苦手などというレベルでないことは誰の目にも明らかであった。
(あーー、やっぱりボーコーに来たっ)
千夏の膝が太股を摺り合わせるように前後に動き出した。

半年前までは千夏もオカルト好きな少女の一人だった。しかし、ある恐怖体験が千夏の嗜好を180度方向転換させたのである。

肝試しをやろうと言い出したのは千夏だった。
小高い丘の海に面した斜面に建つ5階建てのその建物は、バブルの頃にリゾートホテルとして建てられたものであったが、バブルの崩壊とともにリゾート開発計画がご破算となり開業することなく閉鎖されたものだった。
しかし、そのホテルの前を通る幹線道路は有名な事故多発地代でホテルより山側に百数十メートルのところがいわゆる魔のカーブ、さらに下の海水浴場は水難事故によって毎年100人ほどの死者が出ることでも知られていた。そんなこんなでホテル自体にも出るとか出ないとか言う噂が立ち始めていたところへ、二年ほど前このホテルの建設会社の総務部長が自殺した。この人は別段リゾート計画に携わっていたわけではないのだが、この事件が決定打となり問題のお化けホテルは立派な心霊スポットとして定着してしまった。
地元の高校生だった千夏ほか十数名は卒業を間近に控え、思い出作りに駆け回っていたそんなさなか高校卒業記念の肝試しを催すことになったというわけである。

問題の会社は相当資金繰りが苦しかったようだ。敷地の入り口をふさぐ鉄柵を乗り越えてしまえば建物そのものの戸締まりは全くない。建物自体は完成しているようだが内装とガラスを入れる前に閉鎖したため、全面ガラスの自動ドアが入るはずだった正面入り口は、ただ大きく口を開けているだけだった。もう少しまともな場合は板を張って塞ぐなどしていただろうがそれすらないまま放置されていた。
(これじゃあ幽霊も猫も高校生も楽に入り込めるわ)
集合時間よりかなり早い時間に到着した千夏はがら空きのロビーに足を踏み入れながらそんなことを思っていた。この時間にここへ来た目的は肝試しの下準備のため。いくら心霊スポットといっても信用に足る目撃情報があるわけではなく、今回の参加者である美映や晶紀、恭一、琢司といった友人たちの意見も役不足という点で一致していた。
(幽霊さんのサービスが期待できないんだったら、このちなっちゃんがサービスしなくちゃね)
度が過ぎると逆に白けると言うことを知っている千夏が用意したのはコンパクトMDプレイヤーとライトの部分をブラックライトに取り替えた防犯照明。90分のMDには森田童子の曲を最小ボリュームで吹き込んであるが大部分がブランクになっている。散発的にか細い声が聞こえるのは何とも気持ち悪い。防犯照明の方もいきなりブラックライトが光ると白い物は何でも浮かび上がるように光りまるで何かが動いたような錯覚を起こす。
そのどちらも仕掛けるに当たって上手く隠さなければ意味がない。千夏はすべての部屋を見て回り、仕掛けのポイントと周回ルートについて試行錯誤を繰り返した。
着いたときは夕方だったとはいえ、仕掛けを終えた頃にはすっかり日が落ちていた。もちろん千夏も懐中電灯を用意してきているので、遅くなったからと言って気に病むこともなかったのだが、ふと気づいてみると周囲は驚くほどの静まりに満ちていた。どうやらこの建物は徹底した防音設計になっているらしい、街中からは離れているとはいえ目の前には幹線道路。いくら何でも静かすぎる。
(まあ、一応心霊スポットだしね)
内装がまだとはいえ廊下や部屋の床には赤いカーペットが張られており、千夏が歩いても足音一つたたない。ポケットから携帯を取り出して見るとここに着いてからもう2時間も経っていた。

253 名前:第70夜(2) 投稿日:2003/03/29(土) 02:52
(そういえば、ぜんぜんトイレ行ってなかった)
すっかり夢中になっていて気付かなかったが、千夏の膀胱はほぼ満タンで歩くのもつらい状態だった。
(水…出ないよねぇ)
バストイレユニットの取り付けは済んでいたが、備え付けのトイレットペーパーなどあるわけもなく、用を済ませたあと流すこともできない上に便座には煤埃が厚く積もっていた。これ以上の我慢は辛いのだが肝心のトイレがそれではどうしても二の足を踏むことになる。
近くにトイレを借りれるようなところはないかとベランダに出てみた。そこは最上階のスイートルームなので眺めは抜群に良いのだが、あいにく千夏が求める物は見当たらない。
(他の部屋のトイレなら…)
このあとの肝試しで友達がこの部屋を訪れることになる。そこへ排泄の痕跡を残しておくなど千夏ほどの年頃の少女には耐えられないのだ。
そんな時に懐中電灯の光が弱まりだした。
(あれ?電池切れかけてたのかな)
まさかこんなところで電池切れになるなどとは思わず。電池チェックなどは全くしていなかった。しかもその日は月無夜で部屋の隅の方などは何も見えない真っ暗闇。日中は暖かでも春先の風はまだまだ寒い。
ひゅううううう
夕凪から海風にかわりはじめた。5階という建物の高さに加えて経っている場所そのものが山手で周りには遮蔽物がない。千夏のヘアスタイルをかき乱すほどの風がガラスサッシのない窓から吹き込んできた。
キィィィィパタン
暗闇の向こうでドアの閉まる音がした。まるで見えない何者かの意志が働いたかのように…
(ははは、まさかね…)
興味本位で始めた肝試しで、予想外の事態の連続。オカルト好きの千夏といえども少々焦りはじめていた。
「とりあえず。おしっこが先ね」
気を取り直すべく、声に出して自分に言い聞かせてみたが、落ち着かない気持ちは相変わらず。トイレを探すためにも部屋を出なくてはならない。千夏は暗闇の方へと足を踏み入れていった。明るいところから見れば真っ暗闇でも闇に入ってしまえば微かにではあるがどこに何があるかが判る。だから千夏がドアにたどり着くのはさほど難しいことではなかった。千夏の手がドアノブを握った瞬間
ざらっ
とした感触が伝わってきた。
「なによ、これっ!」
密閉状態で温度湿度の変化の少ないリビング側と違い、吹きさらしで雨風にさらされ続けたベッドルーム側のドアノブは全面にサビが浮いていた。
(ああ、気持ち悪い)
手に着いたサビを払い落とし、今ので危うく漏れそうになった股間を手で押さえる。
(あぶないあぶない)
少し待って尿意が治まったところで再びドアノブを握り捻るように回す。
ガリッ
回らなかった。
(嘘でしょっ!)
千夏はあわてて左右にノブを捻るが、回るのはほんの少しだけ。そのままでは押しても引いてもドアは開かなかった。
(何でこんな時に…)
千夏は半べそをかきながらドアノブを捻ったり引っ張ったりを繰り返した。それがいけなかったのかガガガッっと言う音と共にドアノブが引っこ抜けてしまった。
(そんなっそんなっ)
ノブが無くなってはドアを開けることはできない。事実上千夏は閉じこめられてしまったのである。
(誰かに向こうから開けてもらえれば…)
千夏が入る時そうしたように、リビング側にはまだノブが付いているし回して開けることもできる。
(美映ちゃん出て…)
千夏は携帯を出して美映の携帯に掛けた。
ツーッ、ツーッ、ツーッ
(何でよっ!)
睨み付けるように携帯の画面を見るとアンテナマークの横には圏外の表示が出ていた。
(冗談でしょっ?こんなご近所でどうして圏外になるのよ?)
町外れとは言え人の来ないような僻地ではないのだ。だいたい中心街から3キロと離れていないのだから常識で考えても電波が届かなくなる距離ではない。しかし、現実に千夏の携帯は圏外の表示が出て通話ができない状態になっていた。
今千夏はベッドもガラス窓もないスイートルームに閉じこめられ、助けを呼ぶこともできない。しかも、膀胱は満タンで尿意は切迫している。
(どうしようどうしようどうしよう)
窓を何かが遮ったらしく、壁の影が一瞬濃くなった。
(何?)
千夏は振り返って窓の外にある物を確かめたがそこには何も見当たらない。
(鳥…かな?)
日没からもう1時間は過ぎているのだ。鳥が飛んでいる様な時間ではない。
(…ここ、5階よ…)
いったい何がこんなところを横切るというのだろう。
(ははは、まさかねぇ…)
再び強い風が吹き込んできた。風の音を除けば千夏が知っているような日常的な物音は一切無い。エアコンのうなり、どこかから漏れ聞こえるテレビの音、走り去る車の音、誰かの足音…
当たり前のようにさらされてきた雑音が、その空間には存在していなかった。気味が悪いほどの静けさ。

254 名前:第70夜(3) 投稿日:2003/03/29(土) 02:53
「誰かいますかぁ」
なにげに口にした千夏の言葉もほとんど反響せずに闇と静寂の中へを吸い込まれていった。この空間では自分の存在すらも朧にしか感じられない。
「誰かいるんですか?」
千夏は再び闇と静寂に向けて質問した。気配と呼べるものは何も感じない。ただ、誰かに見られている。何かに見られている。なぜかそんな気がするのだ。
(ここはほんとにあのお化けホテルなの?ここはわたしがいた世界?それとも異次元?わたしは存在しているの?美映ちゃんや晶紀ちゃんや恭一や琢司は実在するの?ひょっとしてわたしが作り出したイメージ?わたしって何?人間?人間て何?現実?見れる、触れる、聞こえる。見た気がする、触った気がする、聞こえた気がする…)
カチャッ
突然ドアノブが回る音がした。その瞬間千夏の全感覚はドアの向こうに振り向けられた。あまりにも特殊な環境にいたため千夏の神経は以上に研ぎ澄まされてしまっていたのである。もし千夏が通常の精神状態にあったなら自分の股間からあふれるぬくもりの存在を感じていたのであろうが…
「だれ?」
思ったことが何の抵抗もなく口から出た。
その答えを示すかのようにドアが開かれた。
「あ、いたいた」
「きょういち…」
ドアを開けたのは恭一だった。
つまりはこういうことである。集合時間を過ぎても肝心の千夏が現れない。しかし鉄柵の外には千夏の自転車が停めてあり、近くにいることは間違いない。ひょっとしたら事故に遭っているのではないかと心配した千夏の友達は、千夏を捜してお化けホテルの散策をはじめたというわけだ。
心ここに非ずだった千夏も、恭一の姿をみとめて平常心を取り戻したが、同時に取り戻した感覚から自分の以上にも気が付いた。
「やだっ、止まらないっ、嘘っ、見ないでっ」
シュウシュウという音を立てて千夏のジーパンを濡らしていく。溜まりに溜まっていただけあっておもらしの勢いは全く衰える気配を見せない。
「な、何があったんだ…」
懐中電灯を持っているとはいえ、暗闇の中で千夏がおもらししているなどとは夢にも思わない恭一は、訳がわからないまま千夏に光を当て続けた。
「止まって、止まって、見ちゃダメ、あっち行ってて」
恭一の懐中電灯が放つ光が自分の痴態をさらそうとしている。その光を払おうとするかのように千夏は両手で払うしぐさをするが、そんなことで光は払えない。
一方、恭一の懐中電灯は床のカーペットにできたシミを照らし出した。カーペットのシミ、千夏のジーパンのシミ、
(千夏の奴おもらししてやんの)
恭一にもようやく事態が飲み込めた。

それ以来千夏は怪談や心霊写真といったものが一切苦手になってしまった。しかも、千夏と恭一、琢司、美映、晶紀の5人は同じ大学に合格していたため、顔を合わせるたびにこの話題が振られるのである。しかも、この時のトラウマはただ苦手だけでは済まなかったのだ。
「あれ、ちびった?ちびっちゃった?」
千夏が太股を摺り合わせはじめたのを見て恭一が訪ねる。千夏のケースでは恐怖体験とおしっこ我慢が同時に盛り込まれていたため、千夏は心霊ネタに反応して尿意を催してしまうのである。
「からかわないでよ。もうやめてよホント…」
千夏が言いかけたとき何者かが千夏の脇腹を掴んだ。
「ーーーーーーーーーーっ」
じょろっ
「美映参上ッス」
親友の美映でさえこのときは味方ではない。唯一こういう時に諫めてくれる晶紀も今日はまだ姿を見せてない。
「うぅぅぅうぅぅ…」
千夏が半べそをかきながら呻きはじめた。
「ごめんねぇ、お姉さん悪気はなかったんでしゅよぉ」
もちろん嘘である。美映も琢司や恭一以上に千夏をおもらしさせて楽しんでいるのだ。
「ばかばかばかばかばかばかばかばかばかぁ」
千夏が子供のように癇癪を起こす。

とまあこんなことがこのあと6年間も繰り返されるのだが、千夏の結婚を機にそれも止むことになる。ちなみにその千夏の相手というのが(終)

255 名前:メイドさんおもらし萌えー 投稿日:2003/03/30(日) 00:13
「あの…ズルとかしてませんよね?」
差し出されたメイド服に目を凝らしながら勇輔は恐る恐るといった様子で訊いてみた。

王様ゲームで勇輔に課せられた命令は『メイド服に着替えて皆にお酌する』だった。
今年大学に入ったばかりの勇輔は同じ高校出の先輩に誘われるまま、親睦会の名の下にサークルの飲み会に連れてこられていた。
身長158cm色白で童顔、大抵の人が勇輔に対して“かわいい”という印象を抱く。文化祭などでは女装させられたことも二、三度あり、その写真が百枚単位で売れたとも言う。とにかく勇輔には男っぽさがない。そのため女の子達の間でも人気があるのだが、勇輔にしてみれば“かっこよく”てモテるのならともかく、“かわいく”てモテるなんて全然嬉しくなかった。

問題のメイド服はハンズで売っているような安物だったが、なぜか勇輔にぴったりのサイズだった。だいたい標準的な体格の男子が着るとすればLサイズでなければならないはずだが、勇輔にぴったりのサイズということはSサイズ。周りを見回してもこのサイズが着れそうな人はいなかった。
「おーい、メイドさーん。お仕事お仕事」
勇輔が着替え終わったのを見て何人かの先輩がグラスを差し出してきた。
「わかりましたよぉ」
勇輔は拗ねた声を上げながらも、ビール瓶を抱えて座敷を回り始めた。
「あー、ゆうちゃん」
一本目の瓶が空になり、空き瓶を隅の方に置いた時、勇輔を取り囲んでいた先輩の一人が声を掛けた。
「はい?」
「下着、どんなの穿いてるの?」
言うなりメイド服のスカートを摘んで捲り上げた。
「きゃっ」
軽い悲鳴と共に勇輔の手が反射的にスカートを押さえた。
「おーっ」
「かわいすぎっ」
「ホントの女の子みたぁい」
周囲の先輩達から次々と感嘆の声が上がる。
「何考えてるんですかっ」
そう言いながら勇輔はスカートめくりをした先輩に向かって手刀を構えた。
「定番だろ」
悪びれた様子もなくさらっと答えた。さらに
「常識だよな」
と他の先輩達も同調。
「そう言うわけだから見せて」
「マヂでっ?」
「いいじゃん、別に減るモンじゃないし」
正直引っかかりを感じたが、これ以上抗っても先輩方を喜ばせるだけと思って、自分からスカートをまくり上げ皆に見えるようにグンゼのブリーフを晒した。
「おー、白ブリーフか」
「日本男児たる者ブリーフだよな」
「でも、もうちょっと萌えるのがいいな」
「おーい、誰かオカズ用の下着持ってたら勇輔に貸してやってくれ」
「カンベンしてくださいよ」

256 名前:メイドさんおもらし萌えー 投稿日:2003/03/30(日) 00:14
それから三十分間勇輔は先輩達にお酌して回り、時には返杯を受けて飲み干したりとかなり忙しかった。
見た目に反して勇輔は酒に強い方なのだが、瓶ビールを三本も飲めばそろそろ出さなくてはならなくなってくる。
「すいません、ちょっとトイレ行ってきます」
勇輔がそう言って立ち上がると
「あ、俺も」
と二人ほど続いて立ち上がった。
「じゃ、放水いきます」
というなり勇輔より先に座敷を出て手洗い所の方に向かったので、勇輔もあわてて付いて行った。ところが勇輔がトイレに入ろうとしたところ先に入っていた先輩に遮られてしまった。
「おいおい、こっちは男子便所だぞ」
「判ってますよ」
「キミはあっちでしょうが」
と先輩が指差した先には女子トイレがある。
「いくら何でもそりゃ無茶ですよ」
冗談だと思った勇輔は強引に入ろうとしたが、先輩は力ずくで勇輔が入るのを阻止し続けた。
「恥女だぁ。恥女がいるぅ」
「ちーがーうー。って言うかイジワルしないでくださいよ」
そのうち最初に入った先輩が用を済ませて出てきた。
「何やってんだよ」
「ゆうちゃんてばお兄ちゃんにくっついて男子便所の中まで入ってこようとするんだよ」
「あーー、こっちは男の人しか入れないからゆうちゃんはダメだよ」
「ボク、もう冗談に付き合ってられる状態じゃないんです」
「ゆうちゃんおしっこ?だったらあっちね、こっちはダメ」
「さすがにそれはー」
「おーい、みんなゆうちゃんのこと待っているぞぉ」
別の先輩がやって来てそう言うとやはり男子便所へと入って行った。
「じゃあ、戻るよー」
先輩は勇輔の手を引いて座敷へと戻りはじめた。
「うそーーっ」

座敷に戻った勇輔に再び先輩達が殺到した。もうお開きの時間だというのに、注がれたビールは次から次へと飲み干されていく。そして勇輔はとぎれることなくビールを注いで回らなければならなかった。その間もじもじと膝を動かし左手でしっかりと股間を押さえながら
「この手は何ですか、お行儀悪いですよ」
先輩の一人が勇輔の左手を指差しそう言った。
「先輩達がいけないんです。トイレに入れてくれないから」
そう言う勇輔の声はもう涙声になっていた。
「みんなでボクのことからかって、オモチャにして…ボクもう…出ちゃう…」
勇輔の啜り泣きとともにメイド服のスカートのしたら水たまりが広がりはじめた。
「メイドさんおもらしー」
「ロリメイドおもらしー」
「メイドおもらし萌えー」
「萌え萌えー」
…無情

257 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/03/30(日) 13:19
女装おもらし萌え!
たまにはこういうのもいいですね。
でも千夜一夜的にはやっぱり番外編?

258 名前:勝手にサブタイトル その7 投稿日:2003/03/31(月) 11:12
第61夜 死神の苦渋

第62夜 終末への予感

第63夜 P.C.Fight008

第64夜 迷宮の試練

第65夜 レナ&ローラ〜捕らわれのふたり〜

第66夜 教室の隷奴

第67夜 時をかける少女

第68夜 レディ・ムーンの黄金球

第69夜 亜空間トライアングル

第70夜 肝試しのトラウマ

番外3>>234-235 リメイク66
番外4>>242 濡れ衣

259 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/03/31(月) 11:44
今、新作を構想中。
で、色々回想中。
曰く、温故知新。

第1夜 トイレのない街
第2夜 ミス・マーメイド
第3夜 看護婦の失態
第4夜 宇宙漂流
第5夜 ヴァンパイアの村
第6夜 聖水拳伝説・序章
第7夜 真夜中の動物たち
第8夜 教育実習
第9夜 終末のふたり
第10夜 巫女姫修行
第11夜 マラソン大会の萌香
第12夜 森の屋敷のメイド少女
第13夜 浪花のエレベーター
第14夜 トイレを探しつづける女の子
第15夜 眠り姫
第16夜 腎不全の少女
第17夜 ラジオ番組「ぼくらは我慢探求団」
第18夜 マネージャーの女の子
第19夜 塔からの脱出
第20夜 女マジシャン
第21夜 迷宮屋
第22夜 我慢くらべ
第23夜 小学生、山川みちよ
第24夜 ションベンカーブのサキ
第25夜 ネットゲーマー鈴奈
第26夜 疾走する少女の霊
第27夜 飲み会の間幕
第28夜 エスパーガール
第29夜 スコールキッカーの女王・沙良
第30夜 尿意の国のアリス
第31夜 楽園猫のミュウ
第32夜 おトイレまでの50メートル
第33夜 睡魔
第34夜 銀河第7帝国中央図書館地下56階第896セクション
第35夜 おもらしマザーグース
第36夜 終末への序曲
第37夜 テレパシストの猟場
第38夜 女王・沙良の苦闘
第39夜 令嬢、調教(軍曹)
第40夜 バニーガールは夜跳ねる
第41夜 修学旅行の萌香
第42夜 寿限無
第43夜 闇の姉妹(軍曹)
第44夜 男の子の部屋でビデオ鑑賞
第45夜 ディズニーランド
第46夜 プロレスごっこ
第47夜 みさきちゃんと悪魔の誘惑
第48夜 誘拐された姉弟(マミー)
第49夜 恵美と裕介 その1−缶けりの想い出ー(マミー)
第50夜 恵美と裕介 その2−失恋ー (マミー)
第51夜 恵美と裕介 その3−雨美−(マミー)
第52夜 特別房
第53夜 雨美・バリエーション(マミー)
第54夜 告白、その後
第55夜 女工哀歌
第56夜 田舎の夜(マミー)
第57夜 愛の目覚め
第58夜 名探偵の敗北(YASHI)
第59夜 J−ミス・ハイジの屈辱−
第60夜 ループワールド
第61夜 死神の苦渋
第62夜 終末への予感
第63夜 P.C.Fight008
第64夜 迷宮の試練
第65夜 レナ&ローラ〜捕らわれのふたり〜
第66夜 教室の隷奴
第67夜 時をかける少女
第68夜 レディ・ムーンの黄金球
第69夜 亜空間トライアングル
第70夜 肝試しのトラウマ


番外1>>138 尿道責め(軍曹)
番外2>>168 新世紀エヴァンゲリオン第X話「静止した匣の中で」(マミー)
番外3>>234-235 リメイク66(軍曹)
番外4>>242 濡れ衣

260 名前:第71夜 投稿日:2003/04/01(火) 00:24
入り口脇のプレートには山口知佳と書かれ、その横には面会謝絶のプレートが入れられていた。
専任看護婦が病室を訪れた時、ベッドの上の知佳は苦悶に顔を歪めていた。両手両足は固定ベルトで拘束され、無理矢理開かされた太股の間には飴色のゴムの管が挟まれ、そこから延びた反対側には透明なビニール袋・尿袋が繋がっている。本来ならベッドの横などに下げられ患者の身体より高い位置に置かれることの無い物だが、知佳の尿道に繋がったカテーテルの先には、どういうわけか点滴用のスタンドに掛けられた尿袋があった。点滴用スタンドと言ってもスタンドの高さは転落防止柵より少し高いくらいの長さに縮められ、尿袋そのものの高さが知佳の膀胱よりわずかに高い位置になるように調整されていた。
膀胱にある程度オシッコ溜ると排尿反射により膀胱が収縮し、膀胱から排出されたオシッコはカテーテルを通って尿袋に流れ込む。しかしオシッコを出し切った膀胱が弛緩すると、尿袋に溜ったオシッコはそれ自体の重みで高い位置から低い位置へと流れはじめる、つまり尿袋から膀胱へと逆流をはじめるのである。
いちど排尿を終えても排出されたオシッコは再び膀胱に流れ込む。途切れることなく尿意とオモラシの繰り返しを強要する仕組みなのだ。
「そろそろ限界ね。外してあげるわ」
看護婦はそう言うと知佳の尿道からカテーテルを抜き取った。
カテーテルを抜かれると尿袋の圧力で膀胱に留まっていたオシッコは一斉に出口に向い知佳の括約筋を直撃する。一時間もの間オモラシしっぱなしだった知佳にオシッコを堪える力は残っていない。
「いやぁ、とまらない…」
知佳は看護婦の目の前で見事な噴水を披露した。
「どう、力が入らなくてオシッコが我慢出来ないでしょ。この療法はね、繰り返していくうちにオシッコの感覚が狂って、そのうち何もしなくてもオモラシするようになるのよ。ふふふ、判るかしら…オシッコがしたくなると我慢できずにオモラシしちゃうの…」
「な、何でそんなことを…」
「これは治療よ。大人になってオモラシできなくなった女性を治療して、小さな女の子みたいにオモラシさせる為の。この病院はその道では世界一なのよ…さて、次は点滴をしましょうね。身体の中の水分が少なくなるとオシッコも出なくなっちゃうから、飲み物や点滴で補充しなきゃならないの。利尿剤だけ飲んでもオシッコとして出せるだけの水分がなかったら意味がないもの」
看護婦はスタンドを伸ばし、そこに大きな点滴容器を吊り下げた。
「ああ、トイレに行かせてください」
知佳は看護婦にそう頼んだが、看護婦の返答を待つどころか言った傍からオモラシした。
「いやぁ、こんな…いやぁ」
もう知佳は、オシッコを止めることも堪えることもできなくなりはじめていた。
「ふふふ、その様子だと退院も近いわ。それまでに一生オモラシが治らないようにしてあげる」

261 名前:第72夜(1) 投稿日:2003/04/03(木) 01:38
とある中学校のお昼休み、転校生の有美子はそわそわしていた。
今日は転校初日、トイレの場所が分からないからだ、人に聞けばいいのだがおとなしい性格で、しかも恥ずかしがりの有美子は恥ずかしくて聞けず自分で探していた。
朝から溜まり続けたおしっこは3時間目の途中で尿意を感じ始め、今ではもう切羽詰ってきていた
(おトイレどこ? どこなの? 早く見つけなきゃ、、、こ、このままじゃ、、)
太ももをきつく閉じ合わせ内股になりながら、必死に校舎中を探し回る、尿意も切迫してくると一歩踏み出すごとに振動が膀胱に響きとても辛い、しかも、もう探す所がないのだ。
最初は他の生徒がトイレに行く時に付いて行こうと思っていたが、教室から出る生徒はほとんどいないし、出て行く人は職員室に用事のある者ぐらい。
2時間目後の休み時間と3時間目後の休み時間で、校舎を隅々まで調べたが教室と特別教室と職員室以外の部屋は存在しなかった。
そしてさっきまで、もしやと思い体育館に調べに行ったがそこにもトイレらしき部屋は無かったし、校庭に有るのは体育用具入れの倉庫のみである。
ついに昼休みも終わりに近づいてしまった
(ああ、、、ダメ、次の休み時間までなんてとてもガマンできない)
そして尿意は限界になりつつる、この休み時間中にトイレに行けなければ最悪の場合、授業中に決壊してしまう。
もう恥ずかしがってる場合ではない、有美子は恥ずかしさで顔を赤く染めうつむきながら、思い切って一人のクラスメートに話し掛ける
「あの、おトイレはどこですか? 私、朝から探してるけど見つけられなくて、、、」
千佳は、さらりと言った
「トイレ? この学校の中にはおトイレないわよ」
千佳の口から発せられた言葉は信じられないものだった
「えっ??」
有美子はあまりに意外な言葉が飛び出てきたことに、一瞬何を聞いたのか分からない
(えっ、それってどういうこと? あ、学校の中に無いってことは外に有るんだわ、、そうよ、そうなんだわ)
そんなことは考えにくい、しかし、そうであって欲しいそう願いながら恐る恐るたずねる
「それじゃ、学校の外に、、、あるの?」
「残念でした〜 校則では一度登校したら下校するまでの間は、学校の外に出てはいけないことになってるの」
漠然とした不安が確かなものに変わる
「そ、それって、、、学校にいる間は、、、お、おトイレに、、、」
トイレに行けないと言うショックのためか、または尿意のためか、有美子は体をガクガクと震わせながらようやく言葉を出す
「そうよ、家に帰るまで  ガ・マ・ン 」
(そ、そんなことって有るの? でも、現におトイレは見つからないし、、、おトイレに行こうとする生徒すらも見つけられないし、、、でも、でも、、、もかして、騙されてる?)
疑っては見たが、みんな朝から我慢しているのは確かだ、それに本当に無いにしても、騙されているにしても、トイレに行けない事実に変わりは無い。
「あ、そうそう、念の為に言っておくけど、私、あなたが転校生だから意地悪してウソ教えている訳じゃないわよ、信じられないでしょうけどホントなんだから」
有美子の猜疑心を読み取ったように、そう言い残し自分の席に戻っていく、よく見るとわずかに内股ぎみに歩き尿意を我慢しているようにも見える。
今までトイレを探すことに必死になって気がつかなかったが、改めて教室を見回してみると、わずかに皆そわそわして落ち着きが無い。
(ホントなんだ、、、)

262 名前:第72夜(2) 投稿日:2003/04/03(木) 01:39
あまりのことに呆然と立ち尽くす、そんな有美子を見かねてか他の女子生徒が話し掛ける
小柄でまじめそうな子だ、
「ショックでしょうけど、千佳ちゃんの言ったことは本当なのよ、、私も半年前に転校して来た時びっくりしたもの、、、」
「そ、そんな、、、私、アッ、、もう、、、もう、、我慢ができないの、、、」
おしっこが今にも出てきそうになり、慌てて両手をスカートの中に入れる、辛うじて大規模な決壊は防げたがチビッてしまいパンティを湿らせてしまう
「がんばって、本当に辛いのは最初の1ヶ月だから、、、なれたらだんだん平気になるわ」
小柄の子、里香は有美子の今の姿を過去の自分に重ね合わせているのだろう
しかし、その里香も少しそわそわしている、慣れているといってもトイレに行かなければおしっこは確実に貯まる、我慢を強いられることに変わりはないのだ。
殺人的な尿意をどうすることもできないまま、有美子は5時間目開始のチャイムを聞き、全身を震わせながら、机に着く、、、
「起立!」
やがて日直の声が教室に響き、他の生徒が一斉に起立する有美子は他の生徒より1テンポ送れてヨロヨロと立ち上がる、
今にも噴き出しそうなおしっこを必死でガマンしているため、太ももがぶるぶると震え、全身にはおしっことして出せない水分を少しでも体外に出そうとしているのか、冷や汗が流れる。
「礼!」
(うっ、、、)
有美子の膀胱にかすかな負担がかかる、そのかすかな負担でさえ今の有美子にとっては耐えがたい苦痛だ、有美子の太ももを一筋の水滴が流れ落ちる、決壊は避けられてももう貯水量は限界を超えている、超えた分だけ溢れ出してきているのだ。
「着席!」
(お願い、、、お願い、、、早く終わって!)
始まったばかりの授業が一時も早く終わることを必死で願う有美子
しかし、例えこの授業を無事耐え切ったとしても、まだまだトイレには行けない、残りの授業がもう1時間に掃除、ホームルーム、その後片道30分の帰路、、、
すでに限界以上に貯えられたおしっこから無事開放されるのは、どう早く見積もっても3時間後である、、、

263 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/04/03(木) 11:01
おおっ、なつかしの「学校でトイレ禁止のいじめ」シリーズのような作風。
やっぱり学校ものっていいですね。

264 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/04/03(木) 15:38
>>263 同感?
>>261-262 続きそうだけど続くのかな?

265 名前:軍曹 投稿日:2003/04/03(木) 20:56
>>263
俺も彼の地出身だからキライじゃないね。
もっともシュチュエーションが限定されてしまう分ヴァリエーションに乏しくなるのがネックであるが
俺自身過去作が自分的足枷になっていて学校シュチュは書きづらく感じている

266 名前:261と262 投稿日:2003/04/03(木) 22:22
話はあとはご想像におまかせ、、、ってことで、あれで終わりです。
自分は文章書き始めて日が浅いから、学校もののシュチュが限られていた方が書き易いです。
ある意味、テンプレートができていると思うんです。
休み時間に行けないストーリーを作り、授業中はひたすら我慢。
その骨組みに、自分なりのストーリーで肉付けをしていく、、、って具合に。
それに、何時間目かによって「いままで何時間我慢している」って目安がつけれるものグッド!
自分は「長い間トイレに行けないシュチュ」に萌えますから、、、
急に襲いくる尿意より、ジワジワ時間をかけて高まっていく尿意がいい。

267 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/04/04(金) 01:36
>>266
>何時間目かによって「いままで何時間我慢している」って目安がつけれるものグッド!
>自分は「長い間トイレに行けないシュチュ」に萌えますから
すごく同感。

ところでスレの内容とズレるんだけど、小中高の授業時間や休憩、掃除なんかの
タイムテーブル覚えてる人いませんか。

268 名前:261と262 投稿日:2003/04/04(金) 02:29
中学か高校(若干違うかも)
8:30  ホームルーム
8:50  1時間目
9:40  休憩
9:50  2時間目
10:40 休憩
10:50 3時間目
11:40 休憩
11:50 4時間目
12:40 昼休み(昼食)
13:40 5時間目
14:30 休憩
15:40 6時間目
15:30 掃除
15:50 ホームルーム
16:10 ホームルーム終了
〜普段はここで終わり〜
16:30 7時間目もしくは委員会活動
だったと思う

登下校時間を除けば8:30〜16:10の7時間40分
委員会活動などがあれば8:30〜17:30の9時間

小学校は授業が45分の上、2時間目の後の休み時間が長かったが詳しい時間は忘れた

269 名前:軍曹 投稿日:2003/04/04(金) 12:46
私立のように通学圏が広い所では9:30開始の午前3午後3というパターンもあり。
一部の高校では65分制を採用してたりもする。
そういえば、大学に入ったばかりの女の子が90分制だという事を忘れてトイレ行かずに講義を受けて…って話が補完計画にあったな。

270 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/04/04(金) 13:57
>>268-269
ありがとうございます

この手の話でタイムテーブルがあったり
途中で何回か現在時刻が挿入されてたりすると
無条件で期待してしまいます。

271 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/04/04(金) 23:27
みなさんの話を聞いていると自分も何か学校モノを書きたくなってきた。
SF設定+学園モノとかどうですか?

272 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/04/05(土) 00:43
>271
期待してます。

273 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/04/18(金) 01:18
ところで、百選みたいにここもまとめページ↓
http://members.tripod.co.jp/gokuzyouomo/
を作ってほすぃ……と言ってみるテスト

274 名前:(MKXsgxRU) 投稿日:2003/04/18(金) 01:30
>>273
よかったら作りまひょか? 百選と同じ形式になると思うけど。

275 名前:274 投稿日:2003/04/18(金) 01:31
あ、2chとトリップ変わるのか。そりゃそーだな。
>>273のまとめページ作ってるものです。

276 名前:1 投稿日:2003/04/18(金) 04:03
>>274
ぜひお願いしたいです。
ああいうページがあれは書いている人も張り合いが出ると思うし。

277 名前:273 投稿日:2003/04/18(金) 11:14
>>274
ありがとうございます!
あそこを作っている人ですかぁ。
こりゃ面白くなってきたぞ。

278 名前:MADMAX 投稿日:2003/04/19(土) 00:43
洪が命じられたのは見張りと食事の世話だけである。
「外しなさいよ。これ、外しなさいっ!」
その娘がしゃべっているのは日本語だった。洪も半分は日本人だし、日本で暮らしていたこともあるので日本語ができる。だからといってその娘に同情する気にはならない。
ボスのビジネスについて洪が知っていることはそれほど多くないが、この娘本人ないしその家族がボスのビジネスにとって邪魔。たぶんそう言うことだ。
「外してって言ってるでしょ!このトンチキ。言っていることわかんないのっ?」
娘の左手首には手錠が嵌められ、その反対側には部屋の隅を這っているガス管だか水道管に繋がっている。それにしてもずいぶんと騒がしい娘だ。日本人にありがちなタイプではあるが
「わたしは見張りと食事の世話を命じられた。おまえを逃がすとボスに殺される。それがわたしの責任だ」
「日本語話せるんじゃない。ねえ、逃げないからこれ外して」
「だめだ。わたしは外せない」
「お願い。トイレ行きたいの」
「外せない。わたしには鍵がない」
「なっ、それじゃぁどうすんのよぉ。あんた鍵持ってる人呼んできなさいよ」
「ボスは仕事中だ。わたしはボスに見張るよう命じられた」
「ねえっ、他に外す方法はないわけ?」
「ある」
洪はそう言うと鞄から中華包丁を取り出し、娘の方に差し出した。
「結構いい物持ってんじゃない」
娘はそう言うと思い切り振りかぶってその刃を鎖に叩き付けた。しかし、キンッという音を響かせ鎖は包丁を受け止めた。
「やっぱり簡単には切れないか」
そう言うと娘は再び振りかぶった。
「無駄だ。その手錠を切るためにはパイプカッターがいる」
「じゃあ、こんな使えない物寄越してどうしろって言うのよ?」
「おまえの腕なら一振りで落とせる」
娘は洪の言葉に青ざめたが、それが治まると突如気が触れたように包丁を振るいはじめた。
「うああああっ、ああああっ」
キンッ、キンッ、
重い中華包丁が何度も何度も鎖を斬りつけるが、特殊鋼の鎖は傷一つ付かない。
「あああっ、ああ…」
それが無駄であることを思い知ったのか、手から包丁が滑り落ち、糸の切れた人形のようにその場にしゃがみ込んだ。
「うっ、うっ、うっ…」
どこからともなく水音が聞こえはじめると、娘のジーパンに濃紺のシミが広がりはじめた。
その様子を見ながら洪は悩んでいた。ボスが戻るまで放っておくべきか?それとも粗相の後始末をしてやるべきか?
洪が命じられたのは見張りと食事の世話だけである。シモの世話についてはなにも言われていなかった。

279 名前:274(MKXsgxRU) 投稿日:2003/04/19(土) 01:48
http://omo1001.tripod.co.jp/

一応できましたー。
突貫工事で作ったんで、ミスあるかと。
どこか間違っていたら、指摘よろ。


…昨夜、酔ってたんだよなー。
安請け合いしちゃって、この先の管理大丈夫だろうかw

280 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/04/19(土) 05:44
>>279
お疲れ様です

281 名前:1 投稿日:2003/04/19(土) 11:49
>>279
ありがとうございます。
感謝です。
無理のない程度に頑張ってくださいね。
私の方は今ちょっと休筆中ですが、またそのうち余裕ができたら
新作を投稿していこうと思ってます。

282 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/04/19(土) 14:40
画像うp用のうpろだです。
http://up.2cher.net/
もし宜しければ使ってください。

283 名前:第74夜 投稿日:2003/04/22(火) 00:37
(お願いっ、夢ならさめて)
お尻の下に広がる水たまり、クラスメート達から向けられる蔑んだ視線、そして周囲で交わされる会話に含まれる“おもらし”という言葉。テルヨの意識はそれらを否定しようとしていた。
(お願い…夢ならさめて)

気が付くと授業中だった。担当教師はチョークを鳴らしながら説明をし、クラスメートはノートを取るのに忙しく、そしてテルヨの制服は乾いていた。
(夢…だったの?)
それを裏付けるようにテルヨの下腹部は重い感覚に見舞われていた。
(ううぅ…ダメッ、もうおもらしなんてイヤ)
尿意を堪えながら時計を確かめると、授業が終わるまであと十分ほどであることがわかった。
(大丈夫、ガマンできる)
テルヨは自分にそう言い聞かせると、堪えやすいように前屈みの姿勢を取った。するとテルヨの眼前に信じられない光景が映し出された。
濡れて変色したスカート、椅子から垂れる無数の滴、床にできた水たまり
(セッちゃん…ガマンできなかったんだ…)
テルヨは前の席のセツコに同情した。しかし、今気を抜けばテルヨもセツコと同じ目に遭うのだ。
(おもらしは…ゴメンね、おもらしはイヤなの)
心の中でセツコに謝った時、授業を終わりを知らせるチャイムが鳴った。普段よりも五分早く…
「着替えが欲しい人は何人います?」
壇上の教師が奇妙な質問をした。するとセツコをはじめ数名の女生徒が手を挙げた。
「八人です」
日直の子が数えそう答えると、教師が出て行き入れ替わりに白衣の女性が何かを抱えて入ってきた。女性は手を挙げている生徒の席を回りながら、手にした物を配って歩いた。それがスカートであることにテルヨはすぐ気付いた。そして思った通りスカートを渡された生徒は汚れたスカートと下着を脱ぐと新しい物に穿き代えていった。
奇妙なのはそれだけではない。今教室にいる生徒達は誰一人として教室から出ようとはしていないのである。
「あれ?テル、授業中に済ませておかなかったの?」
呆気にとられていたテルヨにセツコがさらに奇妙な質問を浴びせた。
「す、済ませるって?」
「おもらしよぉ」
「お、おもらしって、そんな…」
「あららららら?テルったらゲイにでも目覚めちゃったわけ?」
「ゲイだなんて…だいたい何でおもらしなのっ?トイレじゃなく」
「イヤねぇ。トイレなんて男が使う物じゃない。穿き物を濡らすことこそ女の嗜みよ」
セツコの言い分ならすべての辻褄が合うが、テルヨには受け入れられるものではなかった。
(これは夢よ、夢よ、夢。夢、夢、夢夢夢夢…)

284 名前:准尉 投稿日:2003/04/22(火) 00:38
今ひとつハズミが付かないな…

285 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/04/22(火) 00:51
>>283
最高っす(*´Д`)
2chの方は変な奴がいてカキコしづらいから、今度からここにSSUPしようかな・・・

286 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/04/22(火) 01:01
>>285
志村ー!目の前!目の前!

287 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/04/22(火) 02:19
>>283は准尉でしょ?違うかな
こういう、違う価値観(特におもらし関係の)の世界というのは結構好き。
普通の世界のテルヨが授業中おもらししたと思ったら
違う世界に移ってたということで合ってますか?
続くのかな

288 名前:准尉 投稿日:2003/04/22(火) 07:47
変なもの思い付くのも変な奴ならではだよ(−−゛)

289 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/04/23(水) 12:45
軍曹さん降臨きぼん

290 名前:准尉 投稿日:2003/04/23(水) 18:00
>>289
そんなあなたに座布団一枚!

291 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/04/24(木) 01:24
いいスレなのにネ・・・

292 名前:289 投稿日:2003/04/24(木) 16:25
あれ、もしかして准尉さん=軍曹さん?

293 名前:lost number 投稿日:2003/04/24(木) 19:21
その夜レミィ・ガリバーは海岸でスイカを食べていた。小人族のスイカはサクランボほどの大きさしかないが、彼女がいままで食べたスイカの中で一番おいしかったので、荷馬車いっぱいのスイカを全部食べ尽くしてしまった。

スイカを食べ終えた彼女がふと町の方に目をやると、夜明けのように赤い光を放ち王宮が燃えていた。
(まあ、大変。火事だわ)
彼女は立ち上がって水はないかと辺りを見回す。探すほどのこともなく水はすぐに見つかった。彼女は手で海の水を掬うと駆け足で小人の町に向かった。

彼女は海と町を何往復もしたが、未だに火事を消し止めることはできずにいた。海で水を掬っても町に着くまでに彼女の指の間から漏れてしまう。それに彼女は海と町の間を走っていたために手の中で揺れる水は半分くらいこぼれてしまっていた。火を消し止めるには至っていないものの彼女が水を掛け続けているおかげで王宮は燃え落ちずに済んではいる。少量とはいえ水を掛けられて衰えた火の勢いも、彼女が海で水を汲んでいる間にぶり返してしまうのだ。
(こんな少しずつでは埒があかないわ)
しかし、ここは小人の国、彼女が必要とするような大きな器はどこにもない。
(それにおしっこもしたくなってきたし…)
先ほどまで彼女が食べていたスイカが利いたのだろう。彼女は尿意を催していた。
(おしっこしたい…でも火を消さなきゃ…それには水が…)
その時、彼女の中で一石二鳥の閃きを思いついた。
(でも…それは…)
彼女は一瞬躊躇したが他にいい方法も思いつかない。
「みんな。お願いだから見ないで」
彼女はそう叫ぶとズロースを下ろし、王宮に向かっておしっこをかけた。

彼女の機転のおかげで王宮の火事は消し止められた。もし、あのまま燃え続けていれば町にまで飛び火し、小人の国の王都は燃え尽きていた…
「ガリバー嬢。あなたのおかげでわたしの国と民は救われました」
小人の王はそう言って彼女に礼をした。大勢の人々の前ではしたない姿をさらした彼女も、
王のその言葉で報われた気持ちになった。しかし…
「東の砦が燃えてるぞぉ」
誰かがそう叫び、彼女が振り返ると東の方に火の手が上がっているのが見えた。さらに
「港だぁ。港が燃えてるぞぉ」
さらに海の方からも火が上がった。
「ガリバーさん。あなたならあのくらいの火、簡単に消せるはずだ」
「ミスガリバー。消火を手伝ってください」
「ガリバーちゃん。僕たちを助けて」
町のあちこちから火の手が上がり、町中の人々が彼女に助けを求めたが、同時多発的に発生する事態に彼女は混乱しどうしたらいいのか判らなかった。

小人族の王国は彼女の活躍により、一夜にして萌え尽きてしまった。

294 名前:准尉 投稿日:2003/04/24(木) 19:23
ジャブでいいんだよ。
出し惜しみしなければ

295 名前:伍長 投稿日:2003/04/25(金) 00:18
全然関係ない話だけどよ、なんで軍曹だったり准尉だったり
微妙な階級なわけ?その辺に何かこだわりでもあんのか?

296 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/04/25(金) 00:30
>>293
リリパットのパロディですな
ミスターガリバーは処刑されるとこだったのに
これがサガというものですかな

297 名前:二等兵 投稿日:2003/04/25(金) 18:19
>>295
貴方もですが(w

298 名前:准尉 投稿日:2003/04/25(金) 19:28
>>296
第二章では女達が目の前で手洗いを済ます事にうんざりさせられる描写があったりしますしね。

>>295
昇進が遅くて悪かったな!

それと297共々自作自演に見えるから止めてくれ。

299 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/04/25(金) 21:12
准尉=軍曹はココから出ないでくれ。
あっちにはくんな。むかつくから。

300 名前:曹長 投稿日:2003/04/25(金) 21:17
なんだか落ちつくまで両方とも停滞しそうな予感。

301 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/04/25(金) 23:50
女の子の実名アイドルのおもらしも書いてほしいな。
矢田亜希子や国仲涼子や市川由衣や上戸彩辺りでお願いしたいな。
もちろん上記の4人以外でも良いですけど

302 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/04/26(土) 03:30
>>301
千夜一夜はなんでもありだと思うけど
個人的には実名アイドルものはちょっと違う気がする
↓このスレが向いてるのでは?

人気女性アイドルのおもらし小説を書いてほしいな
http://jbbs.shitaraba.com/sports/bbs/read.cgi?BBS=2469&KEY=1024303935&LAST=100
あと、リクエストだけ書いてもあまり効果ない。
自分で書けないのならシチュエーションやあらすじだけでも
何例も書くとかして自分で盛り上げないと。
この千夜一夜も多分、立てた人が頑張って流れを作ったから
ここまでのスレになったんだと思うよ。

303 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/04/26(土) 03:34
あ、今>>302のスレは書きこみ禁止なのか。

304 名前:(5u2YhSgQ) 投稿日:2003/04/26(土) 07:49
>303
使うなら解除します。

305 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/04/26(土) 21:41
>>279
No.67が一部分だけ文字化けしてますね。
お時間がある時に修正して頂けると幸いです>MKXsgxRUさん

306 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/04/28(月) 01:11
>>303
それでは一応書き込み禁止の解除をお願いします。
誰かリクエストしたら神が現れるかもしれませんし。

307 名前:(5u2YhSgQ) 投稿日:2003/04/28(月) 07:23
>306
しました。

308 名前:274(MKXsgxRU) 投稿日:2003/04/28(月) 22:50
>>305
修正しました。
どうも、JBBSのスレをかちゅで読むと、一部文字化けすることがあるみたいですね。
もっと早くに修正したかったんですけど、一昨日から友達が家に
泊まりに来てたもんで、更新するわけにもいかず・・・w

ご指摘感謝です。
他にもミスがあったら、どんどん突っついてください。

309 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/05/03(土) 19:36
つーんつんっ。

310 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/05/09(金) 20:51
すっかり盛り下がってますな…

311 名前:第75夜 投稿日:2003/05/11(日) 00:03
朝目覚めてみると、マサエは裸でベッドではなく床に蹲っていた。
(あれ?夕べはちゃんとベッドで寝たはずなのに…)
起き上がって動こうとすると首に何かが巻かれているらしく、首が締め付けられた。
(なんだろ?これ)
マサエの首には侍るとのように幅日炉で堅いものが巻き付けられていた。そして振り向いてみるとマサエの首と部屋の隅がロープのようなもので繋がっていた。
(まるで、ペットを繋いでおくリードみたい)
そう思った時、マサエはハッとしてお尻に手をやった。お尻の穴に何かが埋め込まれていて、そこから何かフサフサしたものが伸びていた。さらに頭に手をやるとぬいぐるみの様にモコモコッとしたものがマサエの耳に被さっていた。
『どうなってるのぉ』
マサエはそう言ったつもりだったが、どういう訳かマサエの口から出たのは
「わん、わんわんっ」
とまるで犬の鳴き声をまねたような言葉だった。
(わたし、犬になっちゃった?)
マサエはもう一度自分の手や躯を見回してみたが、そこにあったのは毛むくじゃらの犬の胴体や前足ではなく、マサエのよく知っているマサエの手、マサエのおっぱい、マサエのおへそがあった。マサエのお尻に生えたしっぽもマサエの躯から直接生えたものではなくマサエの肛門を塞いだ小道具にすぎないし、耳たぶも何らかの方法で留めてある様だ。
マサエがそうして少しずつ状況を整理している時カチャリとドアの開く音がして何者かが部屋に入ってきた。
「マサエ、ご飯だよ」
『ハ、ハギくん』
マサエはそう言ったはずだったが、マサエの口から出たのはやはり普通の言葉ではなく
「わんわん」
と言う犬の鳴き真似だった。
「よしよし」
ハギはマサエの頭をなでながら手にした器をマサエの目の前に置いた。それはペット用の食器に盛られたドッグフードだった。
このハギという青年も本当ならマサエの恋人なのだが、ハギの目にもマサエの姿は犬に見えている様だ。
『ハギくんまで…』
「くううん、わんわん」
犬の鳴き真似もあまり上手とは言えないのだが、ハギにまで犬扱いされてしまうとマサエも自分が人間だという自信がなくなってしまう。
(犬ってもっと毛むくじゃらで、指だって短くて四本くらいなのに)
「どうしたんだいマサエ、食べないの?」
ハギにそう訊かれても、それに答えるマサエの言葉は全て犬語に変換されてしまう。いろいろと衝撃が多すぎて、食欲も湧かない。しかも
(オシッコ…したい)
元々、尿意で目を覚ましたマサエだったが、目を覚ましてから予想外の連続で今の今まで忘れられていた尿意は限界近くなっていた。
「おかしいね、具合でも悪いのかな?」
ハギはマサエを抱え上げて自分の膝に乗せると、マサエのおでこに手を当てた。
「お熱はないかな?」
『病気じゃないよぉ。ハギくん、わたしトイレに行きたいの』
「わんっわんわんっわん。わんわんわんわんわん」
「今日はずいぶんと落ち着かないね」
ハギはそう言ってマサエの躯を撫で回しはじめる。
『やん、くすぐったいっ。やめて、ハギくん。オシッコ漏れちゃうよ』
「わんわんっ、わんわんっ、わんわんわん」
「ふーん、ずいぶんとご機嫌だね」
マサエが吠えるたびにそれを喜んでいるものとハギは解釈しているようだ。
『そんなんじゃないよぉ。ハギくん下ろして。もう漏れちゃうっ』
マサエのお尻の下にはハギの膝がある。このままマサエがお漏らししてしまえば、マサエのオシッコがハギの脚を汚してしまう。にもかかわらずハギの手はマサエを撫で回すのをやめない。
『も、もうだめぇぇ』
「くぅぅぅんん」
マサエの股間からあふれ出したオシッコはマサエのお尻を伝わり太股を伝っていく。
「やだぁ、もう」
突如マサエの声が元に戻った。声だけではなくマサエはパジャマを着ているし、周りを見回してみてもそこはマサエの部屋のマサエのベッドの上だった。
「ゆ、夢?」
どうやらマサエが犬になっていたのは夢の中での出来事だったようだ。
しかし、マサエのお尻が濡れているのは、夢ではないようである。

312 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/05/11(日) 00:23
おねしょキタ━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━!!

313 名前:P 投稿日:2003/05/12(月) 14:56
夜尿キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

314 名前:時期的に不謹慎でスマン 投稿日:2003/05/14(水) 21:55
世界は絶望という名の未来に向かっている。
ただでさえ“暗い時代”と言われるのに、月曜日の朝はそんな気持ちに追い打ちをかける。
タカトシにとって唯一の救いは隣席のメグミの笑顔だ。そのメグミが今朝は浮かない顔をしている。
「おはよう。元気ないね」
「…わたし、発病したみたい」
“発病”という言葉から真っ先に思いつくのは、今社会問題になっているあの病気だ。
「発病ってもしかして…」
「うん…」
この週末にも病気を苦にしての自殺が三件もあった。致命傷になることこそないが、本人や家族にとっては辛い現実と立ち向かわなければならない。
「それじゃあ、今もアレを…」
タカトシがそう訪ねるとメグミは黙ってうなずく。
「あっ、あまり思い詰めちゃだめだよっ。こないだのニュースで発病者が全人口の一パーセントを超えたって言っていたし、そう考えたらうちの学校にだって同じ境遇の人がいるんだから」
「うん…」
メグミを励まそうとタカトシは気休めになりそうな話題を振り続けるが、メグミ表情は暗いままだ。
「んふっ」
突然メグミが顔を顰め、そんな風に喘いだ。
メグミの病気…ウィルス性尿失禁症と呼ばれているが、病気のメカニズムも、感染経路も未解明。もちろん治療法も確立していない。
メグミが発病したのでれば、今メグミに何が起きているのかは考えるまでもない。
「あの…大丈夫?」
しかしタカトシにはメグミにかけるべき言葉を見つけられず。ようやく出たのがそんなセリフだった。
一方のメグミはタカトシの言葉など聞こえていない様子で肩を震わせている。
そんなメグミを見てタカトシは苛立ちを覚えた。その苛立ちが何に対する苛立ちなのかは判らない。
「保健室に行こう」
タカトシは苛立ちを押さえてメグミにそう言った。正体不明の苛立ちになどかまっている場合ではない。メグミが可愛そう。ほっとけない。その気持ちの方が強かった。
「保健室に行こう」
再びそう言うとメグミの背を叩いた。今度はタカトシの言葉がメグミにも届いたらしくメグミは黙って頷き立ち上がった。

315 名前:時期的に不謹慎でスマン 投稿日:2003/05/14(水) 21:58
教室を出る時担任とすれ違ったが、事情はあとで説明しHRを欠席する旨を告げると、事情を察したらしく保健室へ行くことを許可してくれた。
保健室は開いていたが養護教諭の姿はない。養護教諭一人に対して保健室が二つもあるのだから片方が空になっていてもしかたがない。そのもう一つの保健室は隣なので必要ならばそっちに行けばいいことだ。
「あ、あのさ、換えは?」
勢いに任せて教室を出たタカトシだったが、実際には何をどうすればいいのか全く見当も付かない。
「…教室に」
「忘れて来ちゃったの?」
メグミは恥ずかしげに頷いた。
今から取りに戻るのもアレだと思い。タカトシは据え付けのキャビネットを開けてみた。
薬品が入れられている上の棚は鍵が掛かっていたが、包帯や布巾等が入った下の棚は鍵などかけられていない。と言うか鍵が掛かるような構造になっていなかった。そして目的のモノはそこから見つかった。
「あったよ」
TVCM等で目にすることはあっても、現物を目にし触れることはタカトシにとっても初めての経験だ。ウィルス性尿失禁症患者の必需品。当然保健室にも常備されている。
紙オムツ。これと同じモノがメグミのスカートの下に…そう思うとタカトシはドキドキした。
タカトシの手から紙オムツを受け取ったメグミは、それを確かめるように手にしたまま眺めていたが、再び泣き出しそうな表情でタカトシの方を向くと
「ダメッ、これじゃ」
と言ってタカトシに返してきた。
「だめって…あ、サイズか」
そう言ってタカトシはキャビネットの方を向いたが、その背中に向かってメグミが
「違うのっ、違うの」
とあわてた様子で声をかけた。
「違うって…」
「このタイプは…自分で着けるのが難しいの…」
それまでパンツとオムツの違いなど考えたことなどなかったタカトシだが、実際現物を目にするとメグミの言う通り自分で着けるのは難しそうだ。考えてみれば赤ん坊は自分でオムツを着けたりしないから、基本的なオムツのデザインは介護者にとって都合のいい形になっている。
「んんっ」
その時メグミの口からそんな声が漏れた。
先ほどの失禁から二十分ほどしかたっていないが、それもウィルス性尿失禁症の特徴の一つだ。
そんなメグミを見てタカトシの気持ちは固まった。
メグミが自分で着けれないのなら…
「俺が換えてやるよ」
そう言うとタカトシはメグミを突き飛ばし、メグミの身体はその後ろにあったベッドに滑り込んだ。

316 名前:時期的に不謹慎でスマン 投稿日:2003/05/14(水) 21:58
「えっ、何?」
突然のことに事態が掴めないメグミを差し置いて、タカトシはメグミのスカートを捲り上げる。
「ヤダッ、そこはっ」
スカートが捲り上げられると籠もっていた尿香がたちのぼり、パンツタイプの紙オムツが顕わになった。なるほど、これならば人の手を借りずに着けることができる。
「だめっ、汚いっ」
タカトシがオムツに手をかけるのを見たメグミはあわてて止めようとしたが、タカトシはそんなことにもお構いなしで剥ぎ取るようにオムツを脱がしてしまった。
辺りはムッとするオシッコの匂いに包まれ、メグミの秘部が顕わにされた。
「…ああ…ごめんなさい…」
「どうして謝るの?」
「だって…汚い…わたし…」
タカトシは思わず『きれいだ』と言いそうになったが、そんなことを言ってしまうことでメグミがよけい気にしてしまうのではと思い、口を噤んでメグミのお尻の下に新しいオムツを敷き広げた。
(えーと、こっちがここで、こっちが…)
タカトシにとっても初めてのこと、前当てを先に当てるのか横羽根を先に止めるのかも判らない。四苦八苦した末にどうにか形が出来ると。傍にあったスツールを引き寄せドカッと腰を落とした。
「うっ…えっく…えぐっ」
ベッドに伏せたメグミはそのまま啜り泣いている。無理もない。今日だけのことではなく、こんなことがこれから毎日続くのだ。今のところ治療法がなく、いつか治療法が確立されるという保証もない。悪くすれば一生そんな身体ですごさなければならないのだ。それに耐えられず自殺するモノも後を絶たない。
「…ぐすっ…ごめんなさい…」
メグミが再び謝った。むしろ謝るべきはタカトシのはずだ。
「こんな…汚いことっ…イヤな思いさせて…」
「汚いなんて思ってないよ!」
タカトシは思わず怒鳴った。
「俺は汚いなんて思ってない。キミを汚いなんて言う奴は俺がタダじゃおかない」
「そんなこと…」
「護りたいんだよ。キミを!世界は絶望に向かっているのかもしれない。でもこの世界にはキミがいる。キミといれば絶望だって恐くないんだ」
希望なんて信じたことのないタカトシ。ただ自暴自棄に生きてきたタカトシ。そのタカトシが自分から何かを成そうとし始めていた。
「病気は辛いことだけど、でもがんばってみようよ。俺もがんばるから」
いつの間にかメグミは泣きやんでいた。バカバカしいほどのタカトシのセリフに、なぜか勇気づけられた。どちらかというとタカトシが羨ましい。
病気の有無にかかわらず生きることは難しい時代だ。そんな中でタカトシはメグミのために生きると言った。こんな身体のメグミのために…
メグミ自身はもう自分は駄目だと思ったが、それでもタカトシはメグミが必要だという。ならばメグミはタカトシのために生きてみようと思い、顔を上げてはにかんだ。
「やっと笑ったな」
タカトシはそう言うとメグミに笑い返した。
パチパチパチパチ…
拍手の音に気付いて振り返ると入り口付近に怠慢養護教諭が立っていた。
「キミ、メンタルケアの才能あるねぇ。でも隣まで筒抜けだったよ」

その後、養護教諭の嫌味な小言を拝聴したあと、教室に戻った二人はクラスメイトにメグミの病気を打ち明けた。最初のうちはメグミのことをからかったり冷やかしたりするモノも多かったが、そのたびにタカトシが庇ったため、そんなことをする輩もほとんどいなくなった。
誰の目から見ての仲睦まじかった二人は、大学卒業と同時に結婚しいつまでも二人幸せに暮らしたのである。
「タカちゃぁん、アタチおむちゅぬらちちゃったのぉ」
「メグミはいつまでだっても赤ちゃんだなぁ」
訂正:いろんな意味でどこまでもシアワセな二人だった。

317 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/05/17(土) 12:09
なんかこういうパターンも、けっこういいッスね。

318 名前:第77夜 その1 投稿日:2003/05/20(火) 15:41
「好い月の夜じゃ」
素肌の上に真っ赤な襦袢を着流し、月光の中に佇む女が微笑んだ。
「まこと念願成就の良き夜じゃ」
切れ長の目がさらに細まり、邪悪な光を帯びる。
女はしばらくニヤニヤしたまま空を見上げ、月の光を浴び続けていた。
「さて・・・」
ふいに捕らえた獲物を目の先で見やると女は言った。
「何か言っておくことはあるかえ?」
「別に・・・」
その場にいるもう1人の女は何の感慨も感じさせない声で言葉を返した。
「あえて言うならこれで勝ったと思っているあんたが滑稽だということだけね」
「ほ、ほ、ほ、ほ、ほ」
 女は襦袢の裾で口を隠して押し笑った。
「水城よ、負け惜しみもそこまでくるといっそ爽快じゃ。そのありさまで一体どこにそなたの勝機が残されているというのかえ?」
女は水城を見上げて言った。
水城は宙に浮いていた。
彼女の体には細い糸が幾重にも複雑に巻き付き、彼女の自由を完全に奪い取っていた。
糸の両端は左右の電信柱に結び付けられ、その張力によって水城は宙高く浮かび上がっているのだ。
「この蜘蛛姫の一世一代の大仕掛けじゃ。そなたがいくら黄金球の持ち主だとて決して逃れることはかなわぬ」
蜘蛛姫はそう言うと自分の右手を水城の浮かぶ方角に向けた。
襦袢の裾の中から飛び出した糸は一直線に伸び、その先端が水城の下腹部に突き刺さった。
「うっ・・・」
水城は苦痛の声を漏らす。
糸はふたりの間にピンと伸び、微妙な振動を蜘蛛姫の掌に伝えていた。
「おおっ、素晴らしい、これは見事な黄金球じゃ」
蜘蛛姫は声を打ち震わせ、頬を紅潮させて言った。
「この力を手に入れればわらわは無敵じゃ。この国はわらわの手に落ちる」
「うっ、うっ・・・」
苦しげな水城の声。
「さすれば次は欧州じゃ。あの忌まわしき殺戮の赤い雨が守護する呪われた地じゃ。しかし、かの地には我が同志月姫がおる」
蜘蛛姫の目はまるで夢見る乙女のようにうっとりと潤んでくる。
「この黄金球の陽の力と月姫の陰の力を合わせれば殺戮の赤い雨など物の数ではない。おおぅ、おおぅ、なんと素晴らしきことじゃ」
蜘蛛姫は絶頂を迎えたかのように何度も体を小刻みに震わせた。そうして露出された白い太股をモジモジと重ね合わせ始めた。
今まで苦痛にうめいていた水城が口を挟む。
「はあ、はあ、いつまでも誇大妄想をぺらぺらと。あんたのような小物魔導師が本当にあの殺戮の赤い雨と張り合えるとでも・・うっ、うわああああ」
突然激痛に水城は身を仰け反らせて絶叫した。
蜘蛛姫が糸を通して衝撃波を送り込んだのだ。

319 名前:第77夜 その2 投稿日:2003/05/20(火) 15:43
水城の括約筋が緩む。今まで溜まりに溜まった黄金水が尿道口に殺到した。
蜘蛛姫はそれを糸を通して感じとっていた。
彼女は慌てて糸を操り、その先端をジーンズのウエストの部分から侵入させ、股間の中へと潜らせた。
わずか1秒に満たない時間で糸は水城の尿道口を縫合した。
「おおっ、危なき所じゃ。粗相されては身も蓋もない。それにわらわも、もう限界じゃ」
そう言って蜘蛛姫は左手をそっと股間に添える。
今夜の儀式にそなえて膀胱内に溜めた小水が今やはちきれんばかりに満ち満ちていた。
蜘蛛姫はぶるりと体を震わす。
「ああっ、もう漏れる、漏れそうじゃ。はあ、はあ、すでに準備は整った。さすれば儀式の始まりじゃ」
蜘蛛姫はお襦袢の前がはだけ、ずっと露になっていた秘部の茂みを右手でまさぐり、掌の中の糸の先端を尿道口へと差し込んだ。
「きゅうわぅ・・・」
急激な尿意の高まりを感じ、蜘蛛姫は背伸びをし、意味不明の声を漏らした。
水城の方は先ほどの衝撃で気を失ったままだ。
本人の意志とは関係なく、括約筋が緩み、排泄を始めようとしていたが蜘蛛姫の糸がそれをしっかりと防いでいた。
ふたりは今、一本の糸でふたつの膀胱を繋げていた。
水城の膀胱には黄金のエネルギーに満ちた小水が溜まっている。
蜘蛛姫の膀胱には秘法によって生み出した完全なる無臭無色の小水が満ち溢れている。
その無味無色の液体の中に一本の糸を通して黄金球の力を注ぎ込むのがこの儀式の目的だ。
蜘蛛姫は感じていた。
下腹部の辺りに次第に今まで体験したことのない力が溢れてくるのを。
しかし、同時に尿意もかつて経験したこもない爆発的な上昇をしめしていた。
「耐えるのじゃ、耐えるのじゃ。粗相をしてしまえば今までの苦労が水の泡じゃ」
蜘蛛姫はうわごとのように呟きながら、太股を交差させ、お尻を上下に動かしていた。
30分が過ぎた。
ようやく黄金球の力が自らの膀胱にすべて注入しおわろうとしていた。
「もう少しじゃ、もう少しじゃ」
蜘蛛姫は歯の根の合わない声を漏らす。
両足の親指を必死にそれぞれの第2指に押しつけていた。

320 名前:第77夜 その3 投稿日:2003/05/20(火) 15:44
「そこまでよ」
ふいに背後から聞き覚えのある声が冷たく響いた。
同時に喉元に細身の刃が押しつけられた。
「み、水城!?」
蜘蛛姫が驚愕の声を上げる。
「一体これはどういうことじゃ」
「だからあんたは小物だって言うのよ」
水城は蜘蛛姫の耳元で囁きかける。
「あたしの通り名を忘れたの?」
「人形使いの力か!?罠にかかったのはそなたが操っていた人形だと言うのじゃな?だ、だが合点がいかぬ。あの黄金球は確かに本物のエネルギーが感じられた。あれが人形のはずが・・・」
「人形だったのよ。ただね、膀胱の部分に使ったのは本物の黄金球」
ク、ク、クと水城の忍び笑いが蜘蛛姫の耳朶をくすぐる。
彼女は悪寒を感じた。
今にもちびってしまいそうだ。
「あたしね、一週間前にイギリスにちょっと旅行をね、してきたの」
「まさか・・・」
蜘蛛姫の白い顔からさらに血の気が引いていく。
水城は一呼吸置き、それから低い声で言った。
「レディ・ムーンは手ごわかったよ。あんたと違ってね」
しゅっ、と蜘蛛姫の股間から小水が吹き出した。
蜘蛛姫の顔が悪鬼の形相となる。
「お、おのれ!!」
彼女は両手を天に突き出し、襦袢の裾の中から無数の糸を吐き出した。
その瞬間、水城は蜘蛛姫の喉に当てていた刃を押しつけながら手元に引いた。
「がはっ!」
蜘蛛姫のくぐもった声と共に彼女の喉から鮮血が天に向かって吹き上げる。
股間からは黄金球のエネルギーと月の光を吸収し、黄金色に染まった小水が見事な放物線を描いて噴出していた。
真紅と黄金色の水の饗宴はいつ果てるともなく続いたが、やがてその勢いも衰え、沈静化する。
それと同時に蜘蛛姫の体は自らの血と小水に身を預けるかのように仰向けに倒れた。
そのまま蜘蛛姫は2度と動くことはなかった。
それを確かめると水城は天を見上げた。
「ホント、いい月の夜ね」
水城はぶるりと体を震わせる。
戦闘に備えて蓄えていた黄金球の小水がもう限界に達しようとしていた。
水城は家路を急ぐことにした。

321 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/05/20(火) 16:38
蜘蛛姫イイ!!
特に注入時最高

322 名前:第78夜(前編) 投稿日:2003/05/21(水) 00:01
「ただいまぁ」
委員会を終えて帰り着いた聡美の目に玄関に置かれた小さな靴が飛び込んできた。
こんな小さな足の持ち主は聡美の家族にはいない。しかし、その靴が誰のものであるか、聡美にはすぐ判った。
「ヨウちゃーん。来てるんでしょ?」
陽一は近所に住んでいる幼稚園児。陽一の家は陽一とお母さんの二人暮らしで、陽一のお母さんは仕事で家にいないことが多い。だから、聡美の家では陽一を預かることが多かったが、最近は陽一自身の意志で聡美の家に遊びに来ている。そして、弟妹のいない聡美はそんな陽一が可愛くてしかたがない。
着替えもせず聡美は陽一を捜し回る。今日はお母さんがパートの日。だから今家にいるのは聡美と陽一の二人だけ。聡美の帰りを待っていた陽一はさぞ寂しがっているだろう。
「ヨウちゃんゴメンねぇ。委員会遅くなっちゃったのぉ」
リビングにはおらず。聡美の部屋にもいない。和室を覗いてみるとそこにいた陽一は待ちくたびれたのかお昼寝の真っ最中だった。
「もう、風引いちゃうよ」
聡美はそう言うとタオルケットを出して陽一にかけてやった。そして聡美は添い寝するように陽一の横に寝そべり、見守るような視線で陽一を眺めた。
陽一の寝顔を見ていると、聡美はキスしたい衝動に駆られる。聡美自身に自覚はないが、陽一そそがれる聡美の視線は、弟を見る姉の目でも、子を見守る母親の目でもない。陽一に男を見いださないまでも、聡美の目に浮かぶのは女のそれであった。

「サトミちゃん」
誰かに声をかけられてはじめて聡美はボーっとしていたことに気が付いた。
「サトミちゃんてばっ」
「…ヨウちゃん」
聡美の目の前には陽一が立っていた。どういうわけかいつもより陽一の姿が大きく見える。そうではなかった。聡美の方が小さくなっていた。今聡美の体格は陽一と同じくらいの年頃のもの。
「もう、サトミちゃんてばボクのゆうこときいてくれないんだもの」
「ゴメンね…あやまるからいっしょにあそんで」
聡美はあまり深く考えず陽一と目線をあわせた今の状況を楽しむことにした。
そのあと聡美は時がたつのも忘れて陽一と遊んだ。フリ付きで歌を歌ったり、手を使ったゲーム。誰もが幼い頃にやったことがあるものばかりだ。
しかし、遊びに夢中になっていた聡美も時間の経過とともに遊びどころではなくなってきた。

323 名前:第78夜(後編) 投稿日:2003/05/21(水) 00:02
「ヨウちゃん。サトミおしっこぉ」
聡美はそう言って遊びを中断すると、手近なドアに駆け寄った。いつもなら難なく開けられるドアも、今の聡美の体ではめいっぱい手を伸ばさないとドアノブに手が届かない。
「サトミちゃんどいて」
聡美の隣に立った陽一がひょいと背伸びしてドアノブを掴むと、カチャッと音がしてドアが開いた。
「ヨウちゃんすごーい」
「えっへん」
部屋を出た聡美と陽一は廊下を進み、トイレのドアの前に立った。そこでも陽一がドアを開け二人はトイレに入った。
トイレに入ったものの聡美は困ってしまった。トイレに据え付けられた洋式便座は、聡美の小さな体には大きすぎた。便座の高さが聡美の喉の辺り。そこに上がれても聡美の小さなお尻では落っこちてしまう。
聡美が思案している横で、陽一が便座をよじ登りはじめた。飛び跳ねる要領で便座に乗ると膝立ちになった陽一はズボンを下ろして中心の水たまりに向かっておしっこをとばした。
(いいな。ヨウちゃんはオチンチンあって)
ついていない聡美には陽一のまねは出来ない。聡美がこのくらいの頃、家のトイレには補助便座が取り付けてあったはずだ。便座に上がるのは踏み台を使い、補助便座に座れば小さな聡美が便器の中に落ちる心配はない。しかし、このトイレには補助便座がついていない。
「あーっ、おしっこでちゃうぅ」
聡美の小さな体ではあまりおしっこを我慢できない。
「もぉれぇちゃぁうぅ、もぉれぇちゃぁうぅぅ」
聡美がそう叫ぶと聡美のパンツからじわじわとおしっこが染み出してきた。
「ふえええん。でちゃったあああ」

窓からはオレンジ色の日差しが差し込んできている。
気が付いてみれば聡美も陽一と一緒に寝てしまっていた。
風は入らなくとも夕方の空気には肌寒さを感じさせる。聡美が目を覚ましたのも肌寒さのせいだ。ひんやりとお尻の辺りが異様に冷たい。
(お尻?)
聡美のパンツはぐっしょりと濡れていた。夢の中でおもらししたせいで聡美はおねしょしてしまっていた。
(もーっ、おねしょなんてしたことないのにっ)
聡美はオムツ離れの早い子だったので、おねしょをしていた頃の記憶はない。
聡美は気になって目の前で寝ている陽一のお尻に触れてみたが、陽一がおねしょをした様子はない。
(ヨウちゃんも卒業しているのに、アタシがおねしょだなんてぇ)
聡美は慎重に立ち上がり、お尻に張り付いたパンツを脱いでいく。中学生になって初めてのおねしょ。陽一に感化されて幼児返りしてしまったように…
「ねえ、ヨウちゃん。こんなアタシでもお嫁さんにしてくれる?」
聡美はそう言うと寝ている陽一のほっぺにキスをし、濡れたパンツを持って和室をあとにした。

324 名前:准尉 投稿日:2003/05/21(水) 00:03
やってしまった…

325 名前:第79夜 その1 投稿日:2003/05/21(水) 09:42
「アチョオオ〜」
ガリガリに痩せた若い男は耳障りな怪鳥音を上げながらまるで泣きかけの子供のように顔を歪める。
「五味田」
操はいかにも執事然とした男をじろりと睨みつけた。
「はい、お嬢様」
五味田はしかし、平然とした顔で彼女の視線を受け止める。
「なんですの、あれは」
操は男を指差して言った。
五味田は指の先を追って窓越しにトレーニング室の中を見た。
あれ呼ばわりされた男は上半身を揺らし、リズムを取っていた。
厚いガラスに隔たれているのでふたりの会話は聞こえない。
ただ、逆にあの耳障りな怪鳥音はそのガラスを隔ててもはっきりと聞こえてくる。
「アチョ―、チョ、チョ、アチョ」
甲高い声を上げながら男は独特のリズムでステップを踏む。
時折、手足を軽く前に出し、相手を牽制するようなポーズを取った。
シャドーをしているのだ。
五味田は視線を操の方に戻し、答えた。
「もちろんお嬢様のスパーリングの相手でございます」
「五味田、私はキックのエキスパートを捜してこいと命じたはずですよ」
操の目が吊り上がっている。目の前に立っている男が五味田でなければ即座に張り倒されているところだ。
「誰が変態を連れてこいと言いましたか」
「いえ、ですから彼が地下格闘技界でナンバーワンのキックの使い手でございます」
「アチョ・・・アチャ!!」
男は架空の相手にカウンター攻撃を受け、床の上に倒れこんだ。
「アチョ」
即座に立ち上がり、朦朧とした意識を取り戻すように小さく頭を左右に振る。
「嘘をおっしゃい!あれはどう見てもただのカンフーおたくの変態ですわ」
「それは戦ってみればわかることでございます」
そう言われ操は汚らわしいものを見る目で男の動きを追った。
「アチョ!アチョ!アチョ!アチョ!」
男はいじめられっ子の反撃のような滅茶苦茶な動きで左右のパンチを繰り出していた。
「あまり気がすすみませんわ・・・」
「よりごのみをしている場合ではございません」
今度は五味田が厳しい声を出す番だった。
「佐々野選手との試合まで後一週間しかないのですぞ」
操は大きくため息をついた。
「わかりましたわ。スパーリングをすればいいのでしょう。着替えますわ」
「あ、お嬢様その前にこれをお飲みください」
差し出されたのは2粒の錠剤だった。
「これは?」
「利尿剤でございます」
操の顔が引き攣る。
「わ、私はもうお茶を12杯もいただきましたわ。それで充分ではなくて?」
太股を擦り合わせながら言った。
「いえいえ、それだけでは。本番の緊張感の中では想像以上に尿意の高まりは早くなるものでございます。日頃から充分以上の忍耐を身につけておかなければ到底耐えられるものではございません」
「そ、そういうもの、なの?」
「そういうものでございます」
ぐいっと差し出された錠剤を操は頬をひくつかせながら受け取った。

326 名前:第79夜 その2 投稿日:2003/05/21(水) 09:47
15分後、準備を整えた操は五味田を引き連れてトレーニング室に入っていた。
操はスコールキックの試合で着用するものと同じ種類のレオタードを身につけ、長い髪は後ろで束ねていた。
わずかに腰を引き、太股はぴたりと閉じられている。
彼女の尿意は効き始めた薬によってすでに限界近くに引き上げられていた。
操は真っ青な顔をして摺り足で男の方へ近づいていった。
男はふたりに気がつくと動きを止め、じっと操の方を見やった。
「山田様、お待たせいたしました」
五味田がふたりの間に入り、男に向かってにこやかに声を掛けた。
「彼女が先日お話した操様でございます」
操は男に向かって引き攣った笑みを浮かべた。
本来の彼女であれば挑発の言葉のひとつも投げつけるところだが今の彼女にはそれが精一杯だった。
それに対して男も何も口を開くことはせず、ただ小さく頷いただけだ。
「それではさっそく始めてもらいましょうか」
五味田はそう言うと男をリングの上に案内した。
操をそれに続いてリングの上に上がる。ロープを跨ぐだけでもうおしっこが吹き出してしまいそうだ。
「ぐううう」
操は懸命に耐え、リングの中央に立つ。
男と対峙し、なんとかスパーリングに集中しようとする。
操と男は五味田によって後ろ手に手錠を掛けられた。
五味田はリングから降り、やがてゴングがトレーニング室に響く。
その瞬間だった。
「アチョ―」
怪鳥音と共に男が飛び上がった。
「なっ!?」
気がついた時には男の膝が目線と同じ高さにあった。
恐るべき跳躍力である。
男はそのまま体をひねると空中で回転した。
恐ろしく打点の高いローリングソバットだった。
男の踵が操の顔面を襲う。
彼女は上半身を折り曲げ、それをかわした。
目の前に降下しつつある男の体があった。
操はその体に体当たりしようと前に半歩踏み込んだ。
刹那、先ほど操の顔面を襲ったのとは逆の足が急上昇を始める。
踵が一直線に操のあご目掛けて迫る。
「ひっ!」
操は慌てて体を後ろに反らす。
尻餅をつきながら辛うじてその攻撃から逃れた。
空中で高く蹴り上げた足の反作用で男の体は逆さになり、肩からリングの上に落ちたが、受身を取り、前転をしつつ立ち上がった。
それを見て操も立ち上がる。
「な、なか、なかかなや、るわね」
尻餅の衝撃で尿意はさらに高まり、歯の根が合わない。
男は、ふんと鼻で笑うような仕草をし、その場でステップを踏み始めた。
普段なら怒りに燃えるところだが、今の操にその余裕はない。
(ううっ・・早く勝負を決めないと出ちゃいますわ)
あせりのために操は不用意に前に出た。
そのタイミングを見計らって男はローキックを放つ。
太股から競り上がってくる衝撃に操の尿意はまたまた跳ね上がる。
「(で、でちゃう・・)」
男は右足が再びローキックの軌道を描く。
操は片足を上げて、それをブロックしようとする。
だが、男の右足は操の予想を裏切り、途中で大きく軌道を変えた。
跳ね上がり、操の側頭部を襲う。
片足を上げた不安定な状態で、しかも両手は使えない。
かわせないと判断した操は体重を前に預け、男に向かって倒れ掛かった。
男の脹脛の部分が操の側頭部にヒットしたが、ポイントがずれていたので対した衝撃ではなかった。
互いに片足の状態のふたりは完全にバランスを崩し、そのままもつれるようにリングの上に倒れこんだ。
「あちゃ」
男の口から苦痛の声がもれた。
操は素早く男の上に馬乗りになった。
完璧なマウントポジションだった。

327 名前:第79夜 その3 投稿日:2003/05/21(水) 09:56
「はあ、はあ、はあ」
操は男の腹の上で尿意の波が収まるのを待っていた。
やがて操は口を開く。
「勝負ありですわね。ふふっ・・もっと楽しみたいのは山々ですけど私、今日は急いでますの」
それに対して男は片眉を上げ、小バカにしたような笑みを浮かべた。
操のコメカミに青筋が浮かび上がる。
「と、どどめを刺させていただきますわ」
そう言ってから操ははっとした。
この状態では足は武器になり得ない。
両手は後ろ手で手錠を掛けられている。
つまりとどめのさしようがなかった。
「・・・」
操は固まった。
そして固まったまま時間が過ぎていく。
膠着状態が続き、操の尿意だけが高まっていく。
「うっ、うっ、こ、こうなったらやけですわ」
操は体を後ろに反らすとその反動で一気に体を前に倒した。
ヘッドバットである。
目標は男の顔面。
だが、男はあっさりとそれをかわした。
操の額がリングにめり込んだ。
「い、痛いですわ」
男は体を左右に振り、操のマウントを擦り抜け、脱出に成功する。
先に立ち上がり、操が起き上がるのを待っている。
手が使えれば人差し指でクイクイと挑発のポーズを決めているところだ。
操はよろよろと立ち上がった。
だが、もう戦えない。
尿意が臨界点を越えようとしていた。
「出る、出る、出ちゃうゥ」
太股をぴたりと閉じたままお尻を振り、尿意と戦うので精一杯だった.
「ヒユゥゥゥゥ」
男は息を吐き出し、腹筋に力をこめた。
「あっ、あっ、だめ、だめ」
操の動きが完全に止まる。
その瞬間を男が動いた。
「アチョオオオオ!」
男は助走をつけると渾身の力をこめて操の下腹部にサイドキックを放った。
身じろぎすらできない操はその直撃を受けた。
操はもんどりうって倒れた。
仰向けになった彼女のレオタードの布越しに水が吹き上げる。
噴水を思われる見事な放水だ。
放水は1分近く続いた。
「あちょぉぉぉ」
男が感嘆の声を上げる。
その股間がそそり立つ。
「許しませんわ」
ふいに地獄の底から響き渡るような声。
「許しませんわ」
操はよろよろと立ち上がった。
彼女の目は怒りと恥辱で吊り上がっている。
「あ、あちょ?」
男がとまどいの声をもらす。
無造作に操が男の間合いに入った。
「アチョオオ!」
男は反射的に操目掛け、サイドキックを放つ。
しかし、尿意から解放された操の反射神経は男のそれを凌駕していた。
半身になって蹴りをかわすとそのままカウンター気味にサイドキックを放った。
防御する間もなくその蹴りは男のそそり立つ股間に吸い込まれる。
「!!!!!!!」
白目を剥き、実にあっさりと男は悶絶した。
「ふん、弱すぎますわ」
気絶した男を見下ろして勝ち誇る。
「お嬢様!」
五味田が珍しく声を荒げる。
「おもらしをした後で相手を蹴り倒してどうしますか」
おもらしと言われ操は顔を赤くする。
「佐々野選手に近い技量を持つスパーリング相手を探すのに一体どれだけの苦労があると・・・」
「う、うるさいですわ。わかってますわ。今のはほんのはずみですわ。反省してますからさっさと次のスパーリング相手を探してきなさい」
こんな状況で小言を言われるのは耐えられなかった。
一刻も早くシャワーを浴びて、新しい服に着替えたかった。
「わかりました」
五味田が声のトーンを落としていう。
「しかし、今からでは彼以上のスパーリングパートナーを捜すことは不可能です。こうなれば・・」
「こうなれば?」
「私がお相手を務めます」
「・・・・」
「・・・・」
「な、な、なんですって!」
たっぷり10秒の沈黙の後、操は叫んだ。
「それでは昼食の後、午後からスパーリングを再会いたします」
「ちょ、ちょと、五味田・・」
「それでは私は昼食の準備がございますので」
五味田は一礼し、トレーニング室から出ていった。
後にはビショビショのレオタードを身に着けたまま呆然と立ち尽くす操と気を失ったまま泡を吹いている山田だけが残された。

328 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/05/22(木) 22:33
なかなかいい感じ。

ツヅキキボソヌ

329 名前:第80夜 その1 投稿日:2003/05/26(月) 12:38
 あっ、先輩、お久しぶりっす。
 すいませんねえ、いきなり呼び出したりしちゃって。
 それにしても暑いっすねえ。
 あっ、オレンジコーヒーひとつ。・・・はい、アイスで。
 えっ、先輩知らないんですか?
 今、女子高生の間で大流行なんですよ。
 そうっすね、先輩昔から流行には疎い種類の人だったから。
 ええ、まあそれはそうっすね。
 え?みんなっすか。ええ、みんな相変わらず元気っすよ。
 亜久美や佐奈なんて未だに先輩に会いたいなんてこぼしてますし。
 ほら先輩って年下の女にはモテモテの人だから。
 えー、そうっすか?
 でも、それって立派な才能だと思うっすよ。
 ああ、そうだ。今度みんなで集まって飲みましょうよ。
 えっ、またまた。先輩って相変わらずカタイっすね。
 それじゃあ、みんなでお食事会ってのはどうっすか。
 えっ、そうっすか、それは残念っすね。
 ああ、そうそう、そうでした。
 実は折り入って相談したいことがあるんですよ。
 先輩が高2の時に女ヴァンパイアの噂が広がったの覚えてますよね。
 ええ、ノックの音がしてドアを開けると白人のシスターが立っているというアレっす。
 あの時はそれらしい変死事件があったりして結構騒動になったりしたっすよねえ。
 なんでも中世ヨーロッパにもそっくりな伝説があるとかでちょっとしたグローバルなブームになっちゃたりして。
 え?あたしっすか?
 ソワソワしてるっていうか、モジモジしてるっていうか、それにはふかーいワケがあるっていうか・・・。
 つまりここからが本論なんすけどね、実は最近この町でまた噂が広まっているんです。
 いえ、今度はヴァンパイアじゃなくてもっと和風の、名前は赤目女っていって・・・。
 ええ、まんまっていうか、目が赤い女なんですけどね、これは前のヴァンパイアの時と噂の内容が似てるんですよ。
 ノックする所は同じなんです。でも玄関のドアじゃなくてトイレのドアで。
 トイレの個室に入って用を足しているとノックの音がするんです。
 で、ノックを返すんすけど、それでもノックし返されるんです。
 用を足している時にバンバン外からノックされると誰だって落ちつかないっすよね。
 それでイライラしながらドアを開けるとそこに目の赤い女が立っていてよく見るとそれはこびりついた血の塊で、なぜかその部分が爛々と光ってるんです。
 ・・・噂だと赤目女はトイレから出てきた女を足からむさぼり食うって。
 食われている本人は生きたまま食われて、下半身を食われてもまだ意識があって、悲鳴を上げ続けながら食われるって・・・。

330 名前:第80夜 その2 投稿日:2003/05/26(月) 12:45

 ・・・。
 あっ・・・。
 だめっ、やばいっす・・・。
 えっ・・・。
 そ、そうっす。
 実は、あたしずっとおトイレ、我慢してたんです。
 あっ、だめっす。
 ・・・。
 ・・・ふう。
 ・・・。
 なんとか持ち直したっす。
 今のはホントにやばかったっす。
 えっ?違うっすよ。
 いくらあたしがか弱い乙女だっていっても、単なる噂を真に受けておトイレに行けないほど子供じゃないっす。
 あっ、きたきた。
 やだー、尿意じゃないっす。
 ほらオレンジコーヒー。
 もー喉カラカラっす。
 えっ、飲むっすよ?
 それとこれは別っす。ほら背に腹は変えられないって、違うっすか?
 ・・・。
 ふう〜。
 やっぱこれ最高っす。
 あっ、そうそう。
 実はあたし、見ちゃたんですよ。
 何って、もちろん赤目女っすよ。
 一週間前なんですけどね、あれは部活が終わって夜の7時過ぎだった思います。
 帰りに学校のトイレに寄ったら外からノックがするですよ。
 そりゃ、びびったすよ。
 時間が時間だったから他に空いてるトイレなんかいくらでもあるはずだし、どう考えても変ですから。
 例の噂思い出してぞっとしたっす。
 でも、いつまでも学校のトイレに篭っているわけにもいかないし、きっと友達か誰かのイタズラだろうって自分に言い聞かせてドアを開けたんです。
 そしたらいたんですよ、赤目女が・・・。
 ええ、見ての通り無事だったわけですけどね、それが良く覚えてないんですよ。
 無我夢中で悲鳴を上げて、気がつくと赤目女はどこにもいなくて・・・。
 あたしの悲鳴を聞いて駆けつけた友達は、あんたは怖がりだから幻でも見たんでしょ、なんて言うんですけど。
 でもあたし間違いなく見たんです。
 それに後で色々調べてみると赤目女が出るのは夕暮れ時だけらしいんです。
 今の季節だとだいたい5時から7時くらいっすね。
 つまりあの時赤目女は何かの理由でタイムオーバーになって姿を消したんですよ、多分。
 先輩ってこの手のことに関しては一種の専門化じゃないっすか。
 ほら女ヴァンパイアの一件の時も大活躍だったし。
 今度もまたトイレの中で変死事件っていうか、血の海だけ残して行方不明になった人が出たりして、あたし怖くって・・・。
 それで・・・先輩にちょっと調べてもらえればなーと思ったんすけど・・・。
 えっ?OK?ホントっすか?
 ありがとうございます!
 先輩がいれば百人力っす。

331 名前:第80夜 その3 投稿日:2003/05/26(月) 12:48

 うっ・・・。
 え、ええ、なんとか・・・。
 あ、あたしあれから夕暮れ時にはトイレに行かなくてもいいように気をつけていたんですけど今日はちょっと行きそびれちゃって。
 先輩、今何時っすか。
 えっ、まだ6時っすか、無理っす、絶対に無理っす。
 せ、先輩、早く出ましょう。
 ・・・。
 ・・・。
 ・・・。
 え、ええ、大丈夫っす。
 こ、この商店街はあたしの庭みたいなものっすから、こんなこともあろうかと緊急避難場所は考えておいたっすよ。
 ほら、そこっす。
 この時間ならちょっと奥に入ってしまえば外からは絶対見えないっすよね。
 せ、先輩、悪いっすけど誰も入ってこないように見張っててくださいね。
 えっ、先輩、そんな意地悪しちゃあ、ダメっす。
 ホントに、が、我慢できないんです。
 もう、先輩のイケズ!
 ・・・。
 じゃあ、ホントに見張っててくださいね。
 ・・・・。
 ・・・。
(あ、ああ、漏れるっす、漏れるっす。)
 ・・・。
 ・・・。
(こ、こまでくれば大丈夫っすね)
 ・・・。
(それでは岬ちゃん待望ホーニョ―タイムっす。)
 ・・・。
 きゃ!
 せ、先輩、なにしてるんですか。
 ス、スカートの下から覗きこむなんて、いやらしすぎます、変態っす。
 いくら女同志だからってやっていいことと悪いことがあるっす。
 あっ、そんな所、な、なめないでください、うっ、も、もれちゃうっす。
 せ、先輩がレズだって噂、やっぱり本当だったんですね。
 っていうか、先輩の目、なんでそんなに赤いんですか。
 ・・・。
 っていうか、っていうか、先輩って、先輩ってなんのことっす?
 先輩っていうのは誰のことっすか?
 あれ?
 っていうかあなた誰ですか?
 っていうか、
 っていうか、
 ・・・。
 ・・・。
 ・・・。
(あっ、あたし今おもらししてるっす。気持ち・・いいっす。)
 っていうか・・・。
 ・・・。
 ・・・。
 ・・・。
 きゃああああああああああああああああああああああああああああああああ
 きゃああああああああああああああああああああああああああああああああ
 きゃああああああああああああああああああああああああああああああああ
 きゃああああああああああああああああああああああああああああああああ
 きゃああああああああああああああああああああああああああああああああ

332 名前:勝手にサブタイトル その8 投稿日:2003/05/26(月) 22:40

第71夜 おもらし病棟
第72夜 トイレのない学校
第73夜 捕らわれ娘と見張り男のジレンマ
第74夜 尿意と授業と夢の果て
第75夜 犬になった娘
第76夜 VINS―ウイルス性尿失禁症―
第77夜 月下の蜘蛛姫
第78夜 お姉ちゃん、幼女になる
第79夜 操VSエセドラゴン
第80夜 赤目女

>>256 番外5 酒の肴に美少年はいかが?
>>293 番外6 ミス・ガリバー、小人の国に行く

333 名前:女性にお勧め 投稿日:2003/06/02(月) 13:30
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334 名前:第81夜 投稿日:2003/06/22(日) 20:45
 あと3メートル動いたら。この足下のコンベアがあと3メートル動けば裏へ回れる。
それまではひたすら括約筋の力で堪えるしかない。わたしが演じているのは彫刻の女
なのだ。脚をすりあわせることも、まして股間に手を当てることなどできない。

 エージェントのマリは同僚の男ヨシとともに地下の劇場へ客を装って潜入した。敵国
の情報部員がここで情報のやりとりをしているというネタの真偽を確かめるためである。
しかし、そこで行われていたのは単なるストリップのようであり、気が抜けて尿意を覚
えたマリはトイレへ立った。ところがトイレを探していると
「あ、こんなところにいたの。だめじゃない、時間を守ってくれないと」
店の責任者らしい黒いタキシードを着たカマ口調の男が声をかけてきた。
「は?あの、あたし」
「さっき電話くれたメアリーさんでしょ。ほら、早速出番だから楽屋へ行って。ちょう
ど今日でやめた子がいて大変なのよ」
なりゆきで舞台に立ち「彫刻の女」を演じることになってしまったのだ。壁を挟んだベ
ルトコンベアー状の台に5人の女たちが立つ。不動の姿勢でポーズを取っていればいい
らしい。裏側にも一組の女たちがいる。もちろん、全裸だ。それくらいのことは訓練を
受けたマリには何でもない。尿意さえなければ。

 コンベアはゆっくりしか動かない。また波がやってきた。舞台に立っている以上、顔
はあくまでにこやかに。表情を保つのが難しくなってきた。あと1メートル。ああ、あ
と少ししたら解放される……。
  壁の裏に回った。ほっとして前屈みになり、満タンの膀胱に振動を与えないようそ
ろそろとコンベアから降りようとすると、舞台裏に立っていたスタッフが無情な声をか
けてきた。「まだ1周分残っている」
「でも、もう限界です」
思わず股間に手を当ててかがみこみ、尿意を訴えると、スタッフは目の前の小道具の棚
から取っ手のついた壺を引き出し、マリに渡した。しばし呆然としたが、体内の水に押
されてしかたなくマリは壺の上にしゃがんだ。

「ごめーん、お手洗い混んでて」
わざとらしい言い訳をしながらマリはヨシのいるテーブルへ駆け戻る。舞台に夢中だっ
た彼はそれほど気にしていないようだ。
「女性客少ないのにね。あ、さっきの彫刻、見られなくて残念だったよ。並んでいた中
に君に凄く似た人がいてさ」
一瞬バレたかと思ったが、平静を装って答える。「ふーん」
「……2回目に出てきた時、その人の繁みになんか水滴が光って見えたんだよねー。興奮
するなあ。もしかして舞台裏であの格好のままありあわせの容器にしゃがんでたんじゃな
いかと思うとさ。ってことは1回目は相当我慢してたのかな。あとちょっとでしちゃった
かも、どうせならそこまで見たかったなあ、なんて思うと」
「いやっ」
マリの赤くなった顔が目立たなかったのは派手な照明のおかげだ。

335 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/06/22(日) 22:06
人来たぁぁぁぁぁ。

336 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/06/23(月) 01:22
kita------------------------------!!

337 名前:第82夜 投稿日:2003/06/23(月) 22:07
 推理作家沙也加は2重にせっぱつまっていた。
雑誌に掲載する短編の締め切りを大幅にオーバーし、あと2時間で仕上げなければなら
ないのだ。しかも印刷所に直行するために編集者が仕事机の後ろにぴったりついている。
(困ったなあ)
枚数はあと5枚。それくらいプロの作家にはなんでもないが、トリックの解決を考えず
に書き始めてしまった。謎が解けないまま終わるわけには行かないのだ。それに加えて
……
「あのう、松田さん、ちょっとトイレいってもいいかな」
眠らないようにお茶やコーヒーを飲み続けだったため、だいぶ尿意が高まっている。
「だめです。先生は以前そういって逃げたことがあったでしょう。書き上げたら行って
ください」
編集者の松田は血走った目で言う。沙也加は信用がないのであった。尿意から逃避する
ため、目の前のパソコンの画面に集中する。美少女高校生探偵が謎解きを始めるシーン
である。
(ええと……被害者は死ぬ直前にメッセージを……ああっトイレ行きたい……)
全然まとまらない。足を頻繁に組み替える。股をすりあわせる。自然に腰が動いてしま
う。時計を見た。あと1時間。止められなくてもトイレに立つ時間も惜しい。
(そうだ!)
突然天啓のように打開策がひらめいた。解決編を一気に書き上げる。

「先生、素晴らしいです。被害者がただトイレに行きたかっただけだったとは。この引
っかけには参りましたよ」
「そうね……原稿は間に合ったみたいね……」
彼女は間に合わなかった。椅子に温かな染みが広がっていった。

338 名前:第83夜 投稿日:2003/06/24(火) 21:41
新人議員の真佐子は座ったまま震えていた。
(牛歩戦術なんて、聞いてないわよ!)
急逝した父の地盤を継ぐことになり、26歳の若さで与党議員となった真佐子。
ある法案の審議を巡って与野党が対立し、採決の場で牛歩戦術がとられているのだ。
採決中は終了まで議場を出ることが出来ない。出たらその議員の票は無効である。うか
つにも党の長老からこのことを聞いていなかった真佐子はのっぴきならない立場に追い
込まれてしまった。
(どうしよう……)
そのとき、隣の席の先輩議員が声をかけてきた。「もしかして……トイレか?」
男性に知られるのは恥ずかしいが否定しても無意味である。真佐子はうつむきながらう
なずいた。彼がとりだしたのは携帯トイレだった。
「念のためと思って用意しておいた。私は見ていないから使いなさい。君のお父さんに
はずいぶん世話になってね」
「あ、ありがとうございます」
真佐子はタイトスカートをまくり始めた。

「お、おい。あれ映せ」
カメラマンはディレクターからの指示でレンズを向けた。ほとんどアングルを変えるこ
とのない議会中継ではまれなことである。その先には若手女性議員として知名度全国区
の真佐子のあられもない姿があった。
――この日、議会中継は視聴率が80%を越えたという。
真佐子はのちに最年少で厚生労働大臣となり、女性用トイレの倍増計画を推進する。

339 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/06/24(火) 23:20
藁田

340 名前:第84夜 投稿日:2003/06/25(水) 22:07
 どこでもいい、狭い閉鎖空間。
急停止したエレベーターの中でも、渋滞の自動車でも、故障で停車した電車の車両でも、
いっそ時空のはざまでもかまわない。二人の少女が閉じこめられている。
「花見酒って落語を聞いたことがあるわ」
「私も。お酒を売ろうと花見に持っていった二人の男が……」
一人が飲み終え、息を継ぐ。一人は放心した表情。
「交互に樽の中の酒を飲んで、一杯分の銭しかやりとりしなかったのに」
「桜の元についたころには樽の中身は空になっちゃうのよね」
時間が経過し、先に飲んでいた少女が体勢をとる。もう一人が受ける。
「わたしたちの中身はいつ空になるのかしら」
空間はまだ、開く気配がない。

341 名前:准尉 投稿日:2003/06/26(木) 17:54
政治ネタ先越されちまった。

342 名前:第85夜1/2 投稿日:2003/06/27(金) 20:14
 わたくしがまだ若く新参の女房だった頃のお話です。
わたくしは右大臣の姫君三の君さまのおそば仕えをしており、六条と呼ばれておりました。帝の女御となるべく大切に育てられた姫様ですもの、下級貴族の暮らしとはまるで異なる目新しいことばかりでした。

 もちろん、普段じっと座っておられる姫様とて日に数度お手水はお使いになられます。
その時も決して口には出さず、手にした扇でそっとお足下の方をお示しになるのでした。
そば仕えの女房たちが姫様の合図に気づくと、背丈よりも長いお髪をまとめます。それ
から重ねた表着の裾を持ち上げ、袴を脱がせて差し上げるのです。そうしたところへ、
もっと身分の低い下女が「筺」をお出しします。姫様がそこにまたがられたとき、持ち
上げていた裾を下ろして「筺」の後ろに掛け、姫様と筺を隠します。ことがお済みにな
りましたら下女が柔らかな真綿で始末をしてさしあげます。
 と、これだけ申しますとなにやら大変のように思われましょうが、一日に何度も行わ
れること。慣れてしまえばそれほどお待たせすることもございません。

 ある日、古参の女房たちがそろって紅葉狩りに出かけ、わたくしと姫様が残されたこ
とがありました。しばらくして姫様が扇の合図をなさいます。お手水とすぐに解りまし
たが、わたくしはその頃おそばに参ったばかりで何事にも手間取っておりました。

343 名前:第85夜2/2 投稿日:2003/06/27(金) 20:15
袴をお脱がせするときに何枚も重なった表着の裾がもつれてうまくいきません。膝立ち
の姫様がついに
「六条、早よ」
と仰せられたときにはもう美しい眉をひそめておいででした。主人の役に立てないよう
ではおそば仕え失格です。わたくしはあわてて袴を引き抜き、姫様を大きく揺さぶって
しまいました。
「……あ……」
鈴を振るような声がして姫様の頬に薄く赤みがさします。むき出しになった真っ白な腿
が閉じられました。しずくが奥に光ったようです。わたくしはあわてて筺を探しました。
が……無いのです。いつもなら下女が差し出しているはずですが、あわてて伝えること
を失念していたのでした。
「ただいまお持ちします、いましばらく」
わたくしは姫様のお顔を見ないように急ぎ奥へ向かいました。
 普段使う道具類のおいてある所へたどり着くと、折悪しく誰もいません。ものの在処
を知らないわたくしはどうしたものかと気がせくばかり。なにか代わりになるものはな
いだろうか。懸命にさがし、ようやく蒔絵の文箱をみつけました。あとで謝っておこう
と思い、とりあえず姫様の元へ戻ります。

 姫様はまだ裾におみ足を隠したままお待ちでした。安心したわたくしは文箱をさしだ
し「申し訳ありません、今日はこれをお使いくださいませ」と申し上げました。すると
一目見た姫様はわっと顔を伏せお泣きになります。そして裾からはお水がこぼれ出てし
まったのでした。

 わたくしは帰ってきた女房頭にひどく叱られました。わたくしの差し出した文箱は姫
様の乳母をつとめた女性が亡くなるとき、形見にと渡されたものだったということです。
罰としてわたくしはその翌日、自分の手水を使うことを禁じられ苦しい思いをしたもの
でしたが――それはまた次にいたしましょう

344 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/06/27(金) 21:18
その次キボソヌ

そういえば最近SS書いてないな・・・。
最近忙しくて。

345 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/06/27(金) 21:42
81夜から書き込ませてもらったものです。
>>57さんのようにマンネリを感じていたのでこちらは実験的なものも
許されるようでしたので自分用に書いていたものを投稿してみました。
ネットで小説まがいを発表したのは初めてです。
読んでくださった方ありがとうございました。

346 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/07/01(火) 12:41
>>334-343
千夜一夜らしいバラエティに富んだ作風が実にイイカンジ。
新作も楽しみです。

347 名前:第86夜 投稿日:2003/07/06(日) 20:13
証言その1:サラリーマン
「ええ、見たことありますよ。制服を着た高校生くらいの女の子でしょ。前を押さえて凄
い勢いで山の方へ走っていったんです。反対方向の公園の中にトイレがあるのになあ」
証言その2:主婦
「ウチの前も通っていきましたよ。私『トイレ寄っていく?』って声をかけたんですけど
聞こえていないみたいで。山の……神社の方へ行ったんじゃないかしら」
証言その3:OL
「知ってる知ってる。オシッコ我慢してる女の子。普通我慢してるときってあんなに速く
走れませんよね。あっ、ごめんなさいわたしもトイレ!」

 我々取材班は山麓町に発生した噂話の真偽を確かめるべく調査に向かった。夕方になる
と、女子高生らしき人物がトイレを我慢した様子で神社へ向かっていくという。今回我々
も町に隣接する山にある神社に張り込むことになった。
 古びた鳥居に朽ちた賽銭箱が申し訳程度に置いてある寂れた神社で、片隅に汚れた男女
共用の公衆トイレがある。彼女はここを目指しているのではないかと推測されるため、赤
外線カメラを固定してセッティングした。

 結論から言うと、少女は我々の前に姿を現さなかった。長時間にわたる張り込みのため
失禁するスタッフも出たが、カメラの前には人影は現れなかった。だが、我々は今でもま
だ信じている。この世のどこかにトイレ禁止の女子高があることを。

348 名前:第87夜 投稿日:2003/07/07(月) 21:06
「水分補給よし。エンジン系統よし。兵装よし」
「強化部隊B、出撃します」
「Good Luck!」

 隣接するA国とB国の戦争は膠着状態に陥っていた。双方とも国力、軍事装備などがほ
ぼ拮抗していたからである。そこでA国の軍上層部は密かに空軍特殊部隊を検討し始めた。
それは人体改造をもタブーとしないものになった。その極秘会議に一人の軍医が興味深い
データを持ってきた。それは、小用を我慢している女性パイロットが落とす敵機の数は平
均を上回っているというものである。
「絶体絶命、というところから持ち直して生還するパイロットは機を降りると必ず股間が
びしょぬれでした。尿意を我慢している状態で分泌される脳内物質が女性ホルモンと合わ
せてGに対する耐性を高めているのではと思われます」
 こうして、微細な手術用ロボット――ナノマシンを用いて人体改造をする手段が確立さ
れた。尿意に敏感な人材を育成するためである。平行して、脳波を感知すると同時に高機
動を行う戦闘機の開発も進められた。

「これで2機目……くっ……まだ生き残りがいたのか」
作戦開始以来、尿意の波は最高潮に達している。解放の時を待つ下半身に気を取られなが
らもロックオン回避。攪乱物質を放ち反転。そのスピードに敵機はついてこられない。こ
ちらからもロックオン。発射――命中。
「はっ……」
甘美な水流にしばし我を忘れた。

 彼女たち強化パイロットはすでに改造手術を受け、実戦に出ている。尿意を高めた状態
で乗り込み、作戦を行うのだ。 失禁してしまうと脳内物質の濃度が下がり効果が薄れて
しまうため、生還できるというぎりぎりまで耐え抜かなければならない。
帰還率ほぼ100%。A国は停戦協定を有利に進める。この空軍特殊部隊は「蝉時雨特攻
隊」と呼ばれ、のちまで他国からおそれられることとなる。

349 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/07/09(水) 02:39
>86夜
題材もいいが描写の切り口も上手いなあ。
(番組で紹介するネタは温めているのでいつかここで書けるといいな)

350 名前:期待age 投稿日:2003/08/10(日) 16:02
1ヶ月
シャーリアル王はたいくつのあまり
国中の女性を処刑(失禁までおしっこ我慢の刑)されているようです

351 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/08/11(月) 20:24
尿意の無い世界

「何かよい話は無いのか!」
夕食をすませた王様は不機嫌そうに叫んだ、姫が旅に出て留守のここ1ヶ月王様は新作の話を聞かせてもらっていない、最近は王宮中のトイレを閉鎖し宮中の女性にトイレ禁止令をだして楽しんでいたが、それにも飽きかけていた
「よい話をしたものは褒美としてトイレに行くことを許すぞ」
そう言いあたり見回す、そばに並んで控えている侍女たちは皆俯いて足をもじもじとさせている
「ハア、、ハア、、」
「あ、あぁ、、、う、、、」
「、、う、、、ん、、はぁ、、、」
侍女たちの間からうめき声とため息が漏れる、おしっこを我慢している時は少しでも気をそらして尿意を忘れたいものだ、それをおしっこ我慢の話を考えることで尿意を改めて感じてしまい辛いのだろう、、、
彼女たちは全員朝からトイレに行っていない、加えて砂漠の中に建つこの城では昼間は暑いが、日が沈むと急に冷え込む、その冷え込みにより長時間我慢していた尿意が更に高まり限界に近づきつつある、、、
「ああ、、、ひ、姫様、、、1日もお早いお帰り、、を、、、」
侍女の一人がつぶやく、それは侍女全員の願いであった、この約半月の間王様が眠るまでトイレに行くことができず、多くの者が耐え切れず失禁している。
今、誰もがよい話をしてトイレに行かせてもらいたいと思っていたが、尿意の迫ったこの状況で姫様の話以上に王様を喜ばせる話を思いつくのは容易ではなかった。
「そ、それでは、私が、、、」
やがて侍女の一人が尿意に体を震わせながら声を上げる、
「おお、聞かせてくれるか?」
王様も1ヶ月ぶりの新作に胸をおどらせ、身を乗り出す
「王様、おしっこをしない人々の世界をご存知ですか?」
侍女が尋ねる
「いや、しらん!」
さっきまで機嫌のよかった王様は急に不機嫌になる、王様はおもらしマニア、おしっこをしない人々になど興味もくそも無いw
「しかし、その世界に普通の女の子が迷い込んだら、、、」
「聞かせてくれ」
急に王様の機嫌が良くなり続きを促し、侍女は語り始める

352 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/08/11(月) 20:25
ある世界に尿を必要としない種族の人間の世界がございました、この世界の人間の先祖は水分の無い環境を生き抜く過程で水分の排泄を必要としなくなったのです。
この世界にあるとき一人の少女が迷い込みました、最初は文化のそう違わないこの世界に馴染めそうでしたが、学校に通い始め一人だけおしっこをしなくてはならない少女にやがて災難が降りかかるのでございます、、、、
この世界の学校の生徒は小さいほうのトイレの必要が有りません、そのため午前中の授業は休み時間無しで4時間続けてあるのでございます。
「せ、先生、、、、あの、おトイレ、、、」
真里が悲鳴を上げたのは3時間目と4時間目の間でございます。
前の世界では休み時間の度にトイレに行っていた真里、2時間目が終わった時点で早くも尿意を感じ初めておりました、それでも何とか3時間目を耐え抜いたのです、今ではもう尿意は耐え切れないほど、、、しかし、その訴えはかないません
「何ですか集中力がないですよ、お昼まで我慢しなさい」
尿意を知らないこの世界の人々、尿意は眠気や空腹と同じ、我慢しようと思えば我慢できる物、と思われているのでございます。
この場合「トイレに行きたい」という真里の申し出は、こちらの世界の「おなかが空いたので、早めにお弁当食べていいですか?」と同じくらいの感覚なのです、当然許可が出るはずもございません、、、
「そ、そんな、、、、」
もう後1時間の我慢は彼女にとってはあまりに酷な事、、、
それでも健気に何とか我慢しようとふとももをすり合わせ、全身を震わせながら必死に耐えるしかないのでございます。
しかし、その様子もこの世界では理解できないもの先生に咎められてしまいます。
「真里さん、落ち着きが無いですよ、じっとしていなさい」
尿意に耐えているとき、とてもじっとしていられないなど先生は知りません。
「は、はい、、、」
真里は泣きそうでした、自分だけ感じる尿意が憎らしく、そして尿意を感じないほかの人がうらやましい、この世界の人たちは、おしっこを我慢することがどんなに辛く苦しいことか知らないし、漏れそうなおしっこを必死で食い止める辛さを知らない、、、おしっこの我慢の限界がくればおもらししてしまうことも知らないし、おしっこを我慢し過ぎておなかが痛くなり思わず前かがみになってしまうことなど一生経験することは無いのです。
「ど、どうして私だけ、、、」
この世界は彼女にとって地獄のようでありました
しかし、人前でおもらしするわけにはいかない、彼女は必死の思いで尿意に耐えるのでございます。
ようやく休み時間、トイレに行ける時間になりました、しかし、おしっこを我慢しすぎると思うように動けないもの、、、
膀胱をかばうように、そろり、そろり、と慎重に歩きながら教室を出てトイレに向かうのですが、その真里の手を急に誰かが掴むのです
「早く、おトイレ行きましょ」
由紀は真里の手を取って走り出します
「あっ、、、ちょ、ちょっと、まって、、、いま走ると、、、で、でちゃう、、、」
「?」
由紀は何を言われたのか分かりませんが無理もないでしょう、由紀にはおしっこを我慢中に走ることでどのようなことになるか知りません、由紀にとっては早くおトイレ行きたいと言いながらも、のろのろとトイレに向かっている真里の方が不思議な行動に見えるのです。
「早く行かないと休み時間終わっちゃうよ」
そう言うとぐいぐいと引っ張りトイレに向かって行きます
その手を振る払うこともできず引っ張られる真里、一歩踏み出す度に振動が膀胱に響き、限界まで貯まったおしっこがおなかの中を出口を求め暴れまわります
「あっ、ああっ、、、い、いや、、、放してぇ」
必死に叫ぼうとするが尿意の高まりと無理やり走らされた状態では声も思うように出せません
やがて振動に耐え切れなくなった出口が決壊を始めるのです
「い、、いやぁ、、、」
2人の通った後には水滴が点々と、、、
やがてトイレまであと少しまで来たころ、真里はしゃがみこんでしまいます
「あああああ、、、、」
完全に脱力してその場で残りの水分を完全に出し切ってしまうのです。
尿意の無い世界で一人だけ尿意を持った少女の悲劇でございました、、、

353 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/08/11(月) 20:26
語り終えるとその侍女はその場にうずくまりそうになりながら
「お、王様、、、お、お許しを、、、おトイ、、レに、、、」
話を語る間、常に紛らわすことなく感じ続けていた尿意は限界になりつつあった
「うむ、まあまあの話であった」
王様は少しだけ機嫌がよいようだ
「まあまあの出来だが、、、約束どうり褒美をやろう」
やった、トイレに行ける、侍女はようやく訪れる開放の時に期待を膨らませる
「トイレに行くことを許可する、、、、
侍女の表情がぱっと明るくなる、、、しかし王様は続ける
 なお、行くことは許すが使用は禁止する」
「?」
「わしはトイレに行くことを許すといったが、おしっこを許すとは一言も言っていないぞ」
「そ、、そんなぁ、、、」
侍女はその場にへなへなと崩れ落ちる
「ただ行くのも退屈じゃろう、今日のトイレ掃除はそちに任せる事にする」
便器を目の前にさせながの使用禁止、、、あまりに酷な命令である。
侍女は股間を手で押さえながらヨロヨロと歩いて王の間を出てトイレに向かっていく
後に残った者たちは何も言い出せず、ただ無言で尿意に耐えるしかない
30分ほど経ったころさっきの侍女が戻り、さっきまで控えていた所に直立の姿勢を取るが、体をガクガクと震わせている。
トイレに行き便器を目の前にしたことで彼女の排泄欲求はさらに激しいものへと変貌していた、もう限界は時間の問題だ
「はぁ、何かよい話は無いのか、、、」
王様はため息をつく
「あぁ、、、姫様、、、1日もお早いお帰りを、、、」
尿意に耐える彼女たちは姫様の帰りをただ祈るしかなかった、、、

354 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/08/13(水) 23:11
tudukikizonnnu

355 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/08/15(金) 01:14
すごくイイ!
88夜ってことでいいのかな

356 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/09/12(金) 22:52
2ヶ月
そろそろふつうのおしっこ我慢の刑に飽きたシャーリアル王は・・・

357 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/09/13(土) 23:36
ネタ、パクられた?
http://www.horipro.co.jp/ticket/kouen.cgi?Detail=38

358 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/09/14(日) 03:34
>>357
見た人レポートキボン

359 名前:??? 投稿日:2003/09/14(日) 19:28

ここに来て私に命令して!

http://alink3.uic.to/user/angeler.html

360 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/10/02(木) 21:12
「この時期に大雨だなんてどうなってんだかな」
「監督ぅ、いま社長から電話がありまして、重機を引き上げておくようにと」
「あのボンボンは何も判ってねえな…もっかい電話来たら言っとけぇ。ここの重機が流される時には、おめえんちも水浸しになってるってよ」

「所長、危険水量の10メートル手前まで来ました」
「警報を鳴らせ。放流の用意を」
「所長、これを見てください」
「何事だ」
「ここです。この白州地区では今河川改良工事中で、堤防も護岸も十分ではないそうです」
「なんということだ」
「しかし、この雨量では危険水量を超えるのも時間の問題です」
「キミ、警察消防その他関係各所に連絡。白州地区の住民は避難させるように」

(もう少し…もう少し)

ウーーーーーーウウウウ
「あれ警報じゃないですか」
「ああ、上のダムが放流はじめるってんだろ」
「それヤバイじゃないですか」
「そのために土嚢積んでんだろうが」
「カントクーっ、この辺一帯に避難命令ですぅ」
「そら言わんこっちゃない。おうよっ、警察との連絡は密にしておけよ。あと、必ず一人は車で待機しろ」
「ひ、避難しないんすか?」
「ばかやろうっ。俺達みたいなのは一番最後でいいんだ。それまで出来るだけ土嚢を積んどけよ」

(くうっっ!!ふっふううう…はあ、はあ)

「所長、危険水量です」
「わかった。白州地区の避難状況は?」
「まだ4割方残っているそうです」

(あ、あぶなかったぁ。でも、もうもたないよ…)

「発令所っ、ケーソンが雷みたいな音立ててるっ、さっさと水門開かねえととんでもねえ事になるっ」

「今から放流を開始して、水が白州地区に達するまでどのくらいかかる?」
「えっ、この距離だと10分、へたすりゃ8分です」
「見切り発車だが他に選択の余地はない。緊急連絡を!今から放流を開始する」

「カントクッ!緊急事態です。ダムが放流はじめたそうです」
「チッ、みんな引き上げだぁ。途中で逃げ遅れている住民がいたら拾ってやるんだぞ。さあ、行けっ」

(も、もう…だめっ…)
しゅううううううう

「いやー、最近の邦画は出来がいいよなぁ。ねえ、田村さん…あれ?どうしたのそれ」
「だ、大洪水ぃぃ」

361 名前:准尉 投稿日:2003/10/02(木) 21:15
微妙に正エントリー。微妙に番外。微妙に百選向きじゃない。

362 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/10/03(金) 05:01
微妙ですなあ。
今の百選なら向いてるんじゃない?
こっちは設定こそさまざまだけど我慢と失禁の描写は象徴的な描写より
ダイレクトというかメインにもってくる傾向があると思う

「所長、ダムが危険水位を超えます!放流の許可を!」
「?…雨量はたいしたことないが…。とにかく状況を報告したまえ。現在の水量は」
「およそ1200…」「1200万m3?安全水量じゃないか」
「安全水量じゃありません、もう決壊寸前です…は、早く許可をっ!」
「き、きみのダムかね!?ただちに放流してきなさい!」
こんな小ネタを思い出した。

363 名前:微妙 投稿日:2003/10/05(日) 01:44
「火炎弾!」
 火星の巫女の手から放たれた火球は、水星の巫女めがけまっしぐらに飛んだ。しかし、水星の巫女が印を結ぶと、火球の前方に水鏡が現れ、火球と衝突するとともに霧散してしまった。
 前の試合で月光の巫女の幻術を跳ね返した水鏡。巫女が使う技なら大抵のものは跳ね返す水鏡。しかし火星の巫女の火炎弾は水鏡の持つもう一つの特性を持って消し去った。
火と水。六星の中でももっとも相性の悪い組み合わせ。しかも二人の巫女の間にはさらに相性を悪くする関係があった。お互いの実力を推し量るような沈黙のあと、水星の巫女が口を開いた。
「この力を捨てたことを後悔してません?もはや、あなたに勝ち目はありませんよ。お姉様」

水星の巫女と火星の巫女は実の姉妹。なぜこの二人が袂を分かつことになったのか?実は火星の巫女も水の祠を護る水星の巫女の血筋なのだが、国一番の武人、金色の騎士と恋に落ち、駆け落ち同然に家を飛び出してしまった。しかし、そこは巫女の血を引く者。その身に宿る神力を抑えきれなくなった彼女は、夫である金色の騎士と相談の上で沙羅曼陀と呼ばれる仙人の下で神力を使いこなす修行を受け、火を司る力を手に入れた。
その後山を下りた彼女は火の祠を訪ね。そこにいた先代の火星の巫女に事の次第を話すと、彼女は喜んで火星の巫女の座を譲ると言い出した。先代には幼い娘がおり、その子が一人前になるまで母業に専念したいのだと言った。先代の夫は兵士だったのだが遠征先で病に罹り、そのまま帰らぬ人となったのだった。それを聞いた金色の騎士は、よりいっそう火星の巫女になるようにと妻に勧めた。夫の強い勧めもあって彼女は火星の巫女となり、今に至る。

この国では十年に一度六星の巫女を集めて神力比べが行われる。ときどき巫女同士を競わせることにより、個々の巫女が人力を高め、国王である大日とともに国を護る六星の力をより強固な物にするのが目的であった。
火星の巫女はシード権を得て一回戦を免れ、水星の巫女は一回戦の相手である月光の巫女を僅か五分で倒してしまった。そして今、勝ち上がった水星の巫女と火星の巫女の勝負が行われている。

364 名前:微妙 投稿日:2003/10/05(日) 01:44
「アタシの火炎弾を凌いだくらいで勝った気にならないで。泣き虫さん」
「わたしはもう泣き虫じゃありません。あなたがなるはずだった水の巫女の地位を得て、あなたを超える巫女になりました」
「どうせ最後に泣くことになるわ。火炎旋風!」
火星の巫女の前に炎の柱が立ったかと思うと、渦を巻きながら水星の巫女へと向かって動き出し、水星の巫女は炎の竜巻に飲み込まれた。しかし火に包まれているはずの彼女は平然と立っていた。
(あれは、水竜巻)
水星の巫女は自分を護るように水竜巻を発生させ、火炎旋風の内側からその中心を押し広げはじめた。そして火炎弾と同じように火炎旋風も霧散した。
「お姉様。降参してください。あなたの力ではわたしは倒せません」
水星の巫女は悠然と言った。一方の火星の巫女は悩んでいた。相性の悪さは予め判っていたことだが、どうしかけても防がれてしまうのでは打つ手がない。火星は攻撃性が強く多彩な攻撃技の割に防御技に乏しい。一方の水星は防御と治癒に特化している分あまり攻撃的ではないはずだ。無駄と判っていても攻め続ければ火星の方に有利なはず。ところが
「では、わたしの方から仕掛けさせていただきます」
水星の巫女はそう言うと指先から光の矢のような物を放った。
「火炎弾!」
なんであれ水系の攻撃なら火で打ち消せるはず。火星の巫女はそう考えて火炎弾を放ったが、光の矢は火炎弾をもすり抜け火星の巫女の体に吸い込まれた。
痛みはない。そう思った矢先激しい尿意が火星の巫女を襲った。
「知ってますかお姉様。人体の八割は水なんですよ。その水のほんの二パーセントを膀胱に送り込むと、ちょうど姉様のような状態になるんです」
確かにこの技の効果は絶大だ。大日様の手前はしたなく失禁するわけにもいかない。さらに大日様の隣には衛士隊長である金色の騎士も見ているのだ。
「スキだらけよっ」
尿意に苦しみながらも水星の巫女に向かって火炎弾を放つ。しかし、その直後さらに強烈な尿意が彼女を襲う。
「はうっっ」
火星の巫女の意識が逸れ、火炎弾は無数の火の粉となってはじけた。火系の技は常に神力を注ぎ込まないと火が消えてしまう。いわば神力を燃料として火を操るのが火星の巫女の力である。
「無駄です。今すぐ降参して手洗いに急ぐか、人前ではしたない姿を晒すかのどちらかです」
降参など出来るはずがない。彼女は衛士隊長にして英雄、金色の騎士の妻なのだ。大日様や夫の見ている前で惨めな負け方をするわけにはいかない。
「勝つのはアタシよっ。朱雀飛翔!」
火星の巫女の体が燃え上がるかのように炎に包まれ、そのまま水星の巫女に飛びかかった。水星の巫女も大津波を起こして火星の巫女の攻撃を防ごうとしたが、不死鳥と化した彼女の炎はその程度の水では消せず。水星の巫女に掴みかかると彼女のの体も炎に包まれた。
「さあ、早く降参しないと丸焼きになっちゃうよ」
完全に勝負の行方を掌握した火星の巫女は水星の巫女に向かって悠然と言った。火に対する耐性を身につけた火星の巫女とは対照的に、水星の巫女は水の力で護られているとはいえ炎に包まれその高熱に耐えられるはずもない。
「熱いッ、駄目、降参」
熱さに耐えきれなくなった水星の巫女が降参の声を上げると、二人を包んでいた炎が消され、火星の巫女は水星の巫女の体を足元に横たえた。
「へー、最後まで泣かなかったね」
「わたしもう子供じゃないんですよ。それよりお姉様、お手洗いに行かなくて大丈夫なんですか?」
「え?まあ、アタシも子供じゃないしね」
火星の巫女の体には火傷一つないものの、装束の耐火性については考慮していなかった様子で水星の巫女の装束同様あちこちに焼け焦げが出来ていた。
「お姉様。下着は替えた方がいいですよ」
「おだまりっ」

365 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/10/05(日) 03:45
活性化なるか!?
2ちゃん♂スレの起源にしてもそうだが
准尉はいい呼び水だなあ

366 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/10/05(日) 23:08
准尉は発言とタイミング次第では効果覿面だからな。
荒らしと変わらない奴になったりもするから困るんだが。

367 名前:姪浜奥 投稿日:2003/10/06(月) 00:01
そやって誉めるととんでもない嫌な発言するぞ。<准尉

368 名前:勝手にサブタイトル 投稿日:2003/10/07(火) 03:43

第81夜 彫刻の女
第82夜 女流ミステリー作家、ダブルクライシス
第83夜 若き女性議員の恥辱
第84夜 閉鎖空間
第85夜 姫水草子
第86夜 都市伝説の我慢少女
第87夜 蝉時雨特攻隊
第88夜 尿意の無い世界−シェラザード姫の不在−
第89夜 危険水量
第90夜 星巫女戦記秘話 火と水の姉妹

369 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/10/07(火) 04:42
あと10夜で100話達成。
みんなガンガレ。

370 名前:バルミサコ 投稿日:2003/10/10(金) 17:47
書いても良いですかね

371 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/10/10(金) 20:27
(女子アナ)「こちらが今回の実験装置になります。一つの部屋の広さは約三畳。ごらんの通りこちら側は透明ですが、被験者が観察者を意識せずにすむようマジックミラーになっています。」
*
(女子アナ)「それでは実験開始です。左側の部屋に女性が、右側の部屋に男性が入れられました」
(教授)「被験者には予め二リットルのお茶を飲んでもらってます」
(女子アナ)「男性は…こちらに向かってポーズを取っているようですが」
(教授)「鏡に映る自分を見ているんです。筋肉というのは男性にとってセックスシンボルですからね」
(女子アナ)一方の女性は…ああ、やっぱり肌のキメとか気になるみたいです…」
(三十分経過)
(女子アナ)「今動きがありました。男性の方ですが部屋の隅の方へ行って…」
(教授)「立ち小便です。しかも隅というのがポイントなんですよ」
(女子アナ)「隅がポイントなんですか?」
(教授)「ええ、隅というのは意外と人目を引く場所なんです。だから敢えてそこにマーキングを行うのはれっきとした自己主張になるんです」
(女子アナ)「女性の方は…こちらも催してきているようですが…」
(教授)「排尿しようとはしていませんね。いかにも女性らしいですが、ここにもマーキングの特徴が現れているんです」
(女子アナ)「教授。先ほどから仰られている。マーキングというのは犬が電柱にオシッコするアレですよね」
(教授)「そうです。野生動物の場合マーキングはテリトリーの誇示という性格が強いですが、飼い犬の場合はどちらかというとコミュニケーションの為に行うようです」
(女子アナ)「オシッコでコミュニケーションですか?」
(教授)「そうです、犬たちにとって電柱は伝言板と同じで、そこにおしっこをかけるのは『僕は元気だよ』と書き残すのと同じことなんです」
(女子アナ)「左の女性の方は、ガマンするのに精一杯みたいです。座り込んでしまいました。すでに排尿を終わらせた男性の方は、シャドウピッチングですか…投球フォームを鏡に映しています」
(教授)「尿の成分は体調によって変化します。健康のほか成長にともなう変化もあります。それと生殖。つまり発情ですね
(女子アナ)「は、発情!ですか」
(教授)「特に野生動物に多いのですが、発情期には雌が雄のテリトリーにマーキングを行うようになります。これは雌によるセックスアピールなんです」
(女子アナ)「教授。人間には発情期がありませんが」
(教授)「ええ。ですから人間の女性は自分の体臭に敏感です。念入りに体を洗ったり、香水を付けたり。逆にどこでもかまわずオシッコする女性はふしだらな傾向が強いですね。人前でオシッコしたり、オシッコの臭いが残っていたりするのは「私とセックスして」と言っているようなものです」
(女子アナ)「先ほどからオシッコを堪えている女性ですが…ああ、辛そうですぅ」
(教授)「あの実験用の部屋には消臭剤の類もありませんし、水道だって引いてません。ですからあの女性はセックスを拒否する意識が排尿行為を拒否しているのです」
(女子アナ)「ああ、ついに…失禁してしまったようです。女性が床に手をついています」
(教授)「隣の被験者も落ち着かなくなってきましたね。どうやら嗅ぎ取ったようです。もう少ししたら二つの部屋の仕切を取り払ってみましょうか」
(女子アナ)「すみません。私トイレ行ってきてもいいですか?」
(教授)「どうぞどうぞ。ちなみに女性がトイレにかける時間の平均は八分二十一秒だそうですが、私の研究によると四分以内ならオシッコ、大は十二分、二十分以上はオナニーと考えて間違いないようです。どうぞごゆっくりと」

372 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/10/11(土) 11:06
「結構なお手前で」

ホントここはバラエティに富んでて飽きません。

373 名前:ryuumatu 投稿日:2003/10/11(土) 15:45
誰か松嶋菜々子のおしっこのおもらし小説を書いてください。

シチュエーション
・松嶋菜々子がスコート(テニスのときにはく超ミニスカート)をはく。
・松嶋菜々子にとって嫌な男性とバドミントンをやる。
・男性が、おしっこがしたくなった松嶋菜々子を強引にトイレに行かせないようにする。
・男性が松嶋菜々子のアンダースコートを強引に奪い取る。
・男性がおしっこがもれそうな松嶋菜々子のおまんこを、白いパンティーはかせたまま指で愛撫でしたりバイブで刺激したりする。
・指やバイブの刺激に耐えられなくなった松嶋菜々子の白いパンティーは、股間の部分がおしっこで濡れてしまった。
・しばらくして溜まっていたおしっこがすべて溢れ出し松嶋菜々子は白いパンティーをはいたままおもらしをしてしまった。

374 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/10/12(日) 01:31
>>373
実在の人物だと、この千夜一夜スレより向いてそうなスレがありますよ。
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/sports/2469/1055532941/l100
リクエスト形式で書いてくださる方がいらっしゃるようですし。

375 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/10/12(日) 01:31
>>373
実在の人物だと、この千夜一夜スレより向いてそうなスレがありますよ。
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/sports/2469/1055532941/l100
リクエスト形式で書いてくださる方がいらっしゃるようですし。

376 名前:モーター 投稿日:2003/10/22(水) 14:12
‘おしっこ我慢学園’というスレ
http://jbbs.shitaraba.com/sports/bbs/read.cgi?BBS=2469&KEY=1066797908&LAST=100

377 名前:名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日:2003/10/22(水) 14:46
何気にこのスレ立ってから1年が過ぎている。

378 名前:名無しくん、もう。。。ダメ。。。 投稿日:2003/11/09(日) 00:39
この女子高は、数年前までは県内でも偏差値の低い学校だった。
しかし今では急激に成績を伸ばし、いまでは県内トップの進学率になるまでに至った。
そんな学校に新任の女性教師が赴任してくることとなり、校長室に挨拶に来ていた。
「申し上げにくいのですが、数年前では本校がこんなに進学率が上がるとは思っても見ませんでした、、、何か秘密の方法でも有るのでしょうか?」
女性教師は数年前この地方の他校を卒業していた、その時の高校の評判はすこぶる悪いものであった
「秘密ですか、、、まあ、しいて言えば飴とムチですかな」
「飴と、、ムチ、ですか、、、」
「まあ、ここにいても退屈ですし、教室を見に行きませんか?」
校長に促され2人は校長室を出て校舎に向かう
校舎の廊下から教室を覗くと皆熱心に授業を受けている、
しかし、一部の生徒が何故か落ち着きがない、授業も上の空でもぞもぞそわそわしている。
「集中力の欠ける生徒が多い様ですが、、、」
不思議そうに校長に尋ねる
「ああ、あれですか、あれが本校躍進の秘密ですよ」
「?」
「今日は冷えましたからな、、、」
「???」
「申し訳ありませんが、私には何の事かさっぱり、、、できれば詳しくお聞かせください」
「なぁに、彼女達はただトイレに行きたいだけですよ」
「はあ、それと成績と何か、、関係が?」
ますます何の事か分からない
「我が校では月に一度校内模試を行っていましてな、それで振り分けているのですよ」
「振り分ける? 何をでしょうか?」
「トイレに行ける者と、行けない者です」
「そ、それは、、、」
「成績が上位のものは何も問題ありません、しかし、成績の悪いものは問題です、ですからペナルティが必要なのです」
校長は続ける
「学年成績順の上位の2割は休み時間であれば自由にトイレに行ける権利を与えています、逆に下位の2割は校舎内のトイレの使用は硬く禁じています、残りの6割は昼休みにだけ使用を認めています、これが飴とムチです」
「で、では彼女達は、、、、朝から、、」
教室の中のそわそわしている生徒を心配そうに見つめる
「登校してから、かれこれ6時間といったところですから、尿意はかなりのものでしょうね、、、」
校長が時計を見ながら続ける
「、、、彼女達はこのまま下校するまでトイレは許されません」
「か、彼女達は、大丈夫なのですか??」
動揺しながら校長に尋ねる
「入学したての一年生は時々失敗しますけど、大抵は大丈夫ですよ」
その時、5時間目終了のチャイムが鳴る、数人の生徒が連れ立ってトイレに行き、校長達とすれ違う時軽く会釈をする、そして教室には大半の生徒が勉強を続けている。
もちろん、一番トイレに行きたい生徒達は教室の中から出ることなく、そわそわとふとももをすり合わせながら参考書に目を落としている、休み時間というのに皆必死で勉強している。
トイレに行った生徒もすぐに教室に戻り勉強を始める。
「向上心ですよ、、、トイレに行ける者はこの権利を守るため、行けない者はその権利を勝ち取るため必死になって勉強するのです、これが、我が校躍進の秘密です」
「し、しかし、、、」
「教育に甘さは禁物ですよ」
そう言うと2人は歩き始める、通り過ぎるどの教室にも必ず数人落ち着きのない生徒が目に留まる。
年頃の少女がおしっこを我慢するのはどんなに辛いことだろうか?
彼女達は朝からおしっこをすることができず、さらに残りの授業を耐えなくてはならないかと思うと可哀想で堪らなかった、そんな心配をしながら校舎を後にした。
しばらくして職員室での赴任の事務処理を終え教師が出てきた頃、授業を終え寮の方に帰っている生徒達が目に入る。
その中に内股でそろそろと歩いている生徒達、そう彼女達の試練はまだ続いている。
時々立ち止まり腰をくねらせたり足踏みを始めたりしている。
その姿を見て教師は少し興奮を覚えていた、、、

379 名前:名無しくん、もう。。。ダメ。。。 投稿日:2003/11/09(日) 00:48
一方、寮に戻った少女達の我慢は続いていた
「ああ〜っ、も、もうダメ、早く、早く、、、」
少女達は皆我慢も限界と言った様子で腰をくねらせたり足踏みを続けている
「あ、あなた、お昼におトイレ行ったんでしょ、何も今来なくても、、、」
こっちでは、足踏みを続ける生徒が前に並んだ生徒に文句を付けていた
前の生徒は成績が上位のため学校で一度トイレを済ませていた、一方後ろの少女は下位のため学校でトイレに行けない、朝から貯えられたおしっこを一時も早く開放したくてたまらない
「今は自由時間よ、あたしがいつおトイレに行っても文句を言われる筋合いはないわ、あなたもお昼におトイレに行きたければ成績を上げることね」
冷たく言い放つと空いた個室にゆっくりと入っていく
元々寮のトイレはそんなに多くない、そこに1日中おしっこ我慢を強いられた全校生徒の約2割が押しかける、トイレ前はさながら我慢大会である。
中でも一年生は特に我慢を強いられる
「せ、先輩、、、お、お、お先に、、ど、どうぞ、、、」
ここは3階トイレ、寮は3階建てでそれぞれの階にトイレが有る、3階は全部一年生の部屋割りになっているのだが、どの階のトイレも大変混雑するため1、2階で溢れた先輩達の一部が3階に上がってくる、上下関係に厳しいこの学校ではトイレも先輩優先と決まっていた。
股間を手で必死に抑えながら我慢している一年生が、全身を震わせながら次の番だったトイレを三年生の先輩に譲る
「お先に、、悪いわね」
「い、、いえ、、」
「次、よろしいかしら?」
「あ、、、は、、はい、、、ど、どうぞ、、、」
「私、その次ね」
「、、は、はい、、、」
次々に先輩がやってくる、その先輩達を先に通しながら、ふとももをブルブルさせながら小さな指で必死に股間を握りこむ。
「そんな所を力いっぱい握り締めちゃダメよ、はしたない、、、、女の子でしょ?」
「は、、はひっ、、、あっ、あああっ、、、」
先輩に指摘され手を放す、とたん支えを失った尿道からおしっこが噴出しそうになる
「だ、だめぇ、、、」
ふとももを閉じ、思わず股の間に行きそうな両手でふとももを掴み脚を内側に押し付けなんとか耐える
「お先に」
「、、、は、はい、、、、」
必死で尿意に耐える一年生達の、そのすぐそばで先輩達は次々におしっこを済ませトイレを去っていく
一方、一年生は次の順番のまま、いつまでたってもトイレに入ることができない。
「あ、、あ、、、も、もうダメぇ、、、」
「で、出ちゃう、、、」
一年生達の我慢はもう限界だが、三年生が終わった後は二年生の先輩の番、当然一年生の順番はさらにお預け
ようやく三階に上がってきた先輩達が全員トイレを済ませる頃には終業から30分以上が経過していた。
この頃には1、2階のトイレでは2、3年生がトイレを終えほとんど誰もいない状態になるが、一年生はそれらのトイレの使用は許されていない。
一年生は混雑した3階トイレを使うしかない、皆パンパンの膀胱をかばいながらひたすら順番を待つ。
先輩達が全員去った後、先頭の一年生にようやくトイレの順番がやってきた、今までの30分間トイレの目の前で延々とお預け状態で、一時も早く駆け込みたいところだが思うように動けない、ひょこひょことひよこ歩きでゆっくりと個室に入る
「早く、早く、、、」
焦って下着を下ろそうにもびしょびしょになったパンティは張り付いて思うようにおろすことができない。
もたついている間に個室に入った安心感で尿道が勝手に緩んでしまう、、、
「だ、だめぇ、、、」
必死に止めようとするが長時間我慢したおしっこはいまさら止まらない
ふとももを伝い流れ落ちようとするのをしゃがんで防ぐことで精一杯
「あとちょっとだったのに、、、」
すぐにしゃがんだため被害は下着だけで済んだ
「で、でも早く出なきゃ、、、みんなが、、」
自分はおしっこを済ませたが外にはまだたくさんの生徒達がいる、慌てて軽く下着を拭くと濡れパンツのままトイレを後にした、、、

380 名前:名無しくん、もう。。。ダメ。。。 投稿日:2003/11/09(日) 06:53
キタ――――!!

381 名前:名無しくん、もう。。。ダメ。。。 投稿日:2003/11/09(日) 14:01
神降臨!!!!!!!!!!!!!!!!!


1ヶ月ぶりの新作マンセ−

382 名前:名無しくん、もう。。。ダメ。。。 投稿日:2003/11/10(月) 20:44
こりゃ、、、、最高、、、、だ、、、、ぜ、、、、w

383 名前:モーター 投稿日:2003/11/17(月) 12:23
誰か美人バスガイドのおもらし小説を書いてください。

シチュエーション
・美人バスガイドMは現在お客さんと一緒に観光バスに乗っている。お客さんは全員変態そうな男だった。
・Mはおしっこをしたくてしょうがなかった。Mはすごい恥ずかしがりやなのでおしっこしたいことを悟られたくなかった。
・バスは高速道路上にあるが渋滞が100kmもあったのでほとんど動かなかった。
・サービスエリアはまだ何十キロも先にある。
・Mさんは白いパンティーの股の部分をおしっこで濡らしてしまった。
・客は、Mさんがおしっこを我慢していることを悟ってMさんの口を手でふさぐ。
・客はMさんのスカートの中に手をいれてパンティー穿かせたままおまんこや下腹部をいじりまくって
 Mさんの膀胱を刺激する。そして客はMさんのスカートとパンストを強引に奪い取る。
・とうとう刺激に耐えられなくなったMさんは白いパンティー穿いたまま溜まっていたおしっこをすべて漏らして
 足元には大きな水たまりが出来た。

384 名前:あぼーん 投稿日:あぼーん
あぼーん

385 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2003/12/24(水) 08:01
>274
この板のほかのスレの小説もまとめてホスイ

無理逝ってすみません。

386 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2003/12/24(水) 12:07
・・・オレの息子がジーパンを貫通しそうだぜ・・・

387 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2003/12/24(水) 12:07
・・・オレの息子がジーパンを貫通しそうだぜ・・・

388 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2003/12/25(木) 05:43
人様の作品を使ったやつで
しかも無駄にながいのを書いてしまった

389 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2003/12/29(月) 01:52
>388
ぜひキボンヌ

390 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/01/03(土) 23:47
年も明けたので昔書こうとしたやつのあらすじっぽいやつを。


昨晩飲みすぎて寝過ごした若奥様。17歳、ショートカットで小柄の眼鏡さん。
大慌てでだんな様を送り出して、家事どたばた。
朝からいけなかったトイレに行こうとしたところで訪問販売の男が訪れる。
長々喋る男をどうにか笑顔で追い返して表に出たところで、
オートロックで部屋の鍵がしまってしまう。

尿意を必死に我慢しつつエレベーターで(加速で重力のかかる箱の中で思わずしゃがみこんでしまったり)1階の管理人室に降りるものの、管理人は外出中。
知り合いの奥さんにトイレを借りようとするも留守。逆におしゃべり好きの奥さんにつかまってしまい延々と話をされる。訪問販売の男はちょっと怪しい、とかなんとか。

で、ふらふらと裏手に逃げてコンビニのトイレを使おうとマンションの裏に着たところで、さっきのエロ目的訪問販売員に捕まってしまう。触られるたびにおしっこが洩れそうで息を飲む奥さんに、ハァハァ言いながら勘違いして迫ってくる男。
で、下着をずり降ろされてしまったり。足にくるんと。(悲壮感でないようにしたいところ)

顔を近づけられて息を吹きかけられて、最初の限界に達しておもわずぴゅるっと出してしまう奥様。予想外の攻撃にひるむ男の隙をついて(ノーマルなひとだったらしい)叫び声を上げつつどうにか逃げ出す若奥様。

しかし満タンの貯水池を抱えて思うように走れるわけもなく。
ぱんつを脱がされてしまったままちょろちょろとおしっこをこぼしながら地面に染みを作りつつ、若奥様はコンビニへ。

しかし、無残にもトイレには使用不可の文字。くねくねしながら店員に話をするも取り尽くしまもなく、むしろ『ああ、あの奥さんおしっこしたいんだ』と客に知られてしまい恥をかくだけ。どうにか逃げ出そうとしてコンビニの前の駐車場で二度目のお粗相。
我慢できずしゃがんでしまった奥様の足の間を、ぽたぽたと雫が落ちる。
うしろから奇異と期待の視線、
真っ赤になって頑張る若奥様。
がまん、がまん両手でエプロンの上からスカートを押さえて立ちあがる。


汚いが最後の手段、公園のトイレへ。
が、今度は工事中。
裏の茂みで用を足そうとする若奥様。我慢に我慢を重ねて、おなかの中にずっと溜めこんできたおしっこがすごい勢いで吹き出して地面をえぐる。
またもボールを転がしてしまった子供の邪魔が入り、奥さんは激しい最初のひと吹きで地面をえぐりながらも、どうにかしてそこを脱出。

じんわりじわじわ湿ってゆくエプロンの上から股間を握りしめつつ、若奥様は管理人さんが帰ってきているかもしれないマンションへもどる。
返ってきた管理人さんからどうにか合鍵を貰った若奥様、今度は6階に向かう途中でエレベーターが故障。閉じ込められる。しばらくどんどんと壁を叩いたり通じない非常電話に喚いたりしていたけれど、どんどん膝を動かすもじもじは大きくごまかせないようになってゆき、とうとう若奥様は覚悟を決める。
非常事態だから、とどうにか自分を納得させ羞恥心をなだめて排泄しようとしたところで、また動き出すエレベーター。どうにか出かかったおしっこをすんでの所で止める若奥様。

ふらふらになって部屋に到着するも、焦ってドアが開かない、鍵が入らない。それも当然、管理人さんが鍵を間違えており、奥様はついに我慢できなくなってしまったおしっこを始めてしまう。最初は立ったままドアに浴びせかけ、その後はしゃがんで床のコンクリートにじゃぼじゃぼと直撃させて開かないドアと玄関前をびしょびしょに濡らしながら、盛大におしっこを漏らしてしまうのだった。

391 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/01/04(日) 00:38
あらすじだけでも良いですよ

>>1
>小説を書くのは大変なのであらすじのみで。

392 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/01/04(日) 23:17
93夜キタ――――!!
Thank you,good job.
素敵な初夢をありがとう。

393 名前:5094 投稿日:2004/01/05(月) 01:36
ミキ「タダくん・・・」
タダヒロ「ん?どうしたミキ。」
ミキ「あたし・・・おしっこもれそう・・・」
タダヒロ「えぇっ?マジで?」
ミキ「うん・・・マジもれそう。」
タダヒロ「なんでもっと早く言わないんだよ。」
ミキ「ごめん・・・」
タダヒロ「マジでもうダメか?」
ミキ「・・・・ダメかも」
ミキは自分の股間を押さえた。
タダヒロ「ミキ・・・恥ずかしくないのか?」
ミキ「だって・・・」
恋人にこんな姿を見られてしまって恥ずかしいのだが、もらすわけにはいかず
股間を押さえてしまうのは仕方がないことだ。
タダヒロ「絶対もらすなよ。」
ミキ「う・・・ん・・・・」
と、ミキは突然止まった。
タダヒロ「ミキ?どうした?」
と、タダヒロはミキのジーンズがだんだん黒くなっていくのに気づいた。
ミキ「タダくん・・みちゃダメ・・・」
ポタポタとミキのジーンズから流れ落ちてくる液体はアスファルトを濡らした。
タダヒロ「大丈夫か・・・?」
声をかけるが、ミキは放心状態になってしまい、声など聞こえなかった。
と同時にミキは地面に座り込んで泣き出してしまった。
タダヒロ「おいミキ、みんな見てるぞ。」
周囲の人間がミキに注目する。中には「かわいそう」という声もあがった。
タダヒロ「さぁ、早く帰るぞ。」
ミキ「ううっ・・・」
ミキは座ったまま残りのおしっこを出し、タダヒロと一緒に帰っていった。

394 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/01/06(火) 23:25
94夜キタ――――!!
後6夜で祭開始。

395 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/01/13(火) 13:55
新作書きてえ。
時間ねえ。

396 名前:第95夜 その1 投稿日:2004/01/16(金) 05:49
「あああっ、まだですの」
メルシアは体をガタガタ震わせながら、訴えるような目でパメラを見ている。
太股を露出した扇情的な衣装はメルシアの両手でワシ掴みにされ、くしゃくしゃな布切れと化している。
「うーん、もう少しのはずなんだけどな」
パメラはせわしなく足踏みをしながら、地図を見ている。
「・・・・もれそう」
大剣を背中に背負った大女がぼそりと言った。
一見クールな佇まいを見せる彼女だったが、虚ろで焦点の合ってない眼が彼女の窮地を物語っていた。
「だめよ、ガーナ。我慢しなさい」
パメラは子供を叱る先生のような口調で言った。
「うん、我慢してみる」
ガーナはその巨体に似合わぬ素直さでうなずいて見せる。
「で、で、でも、パメラ。もう長くはもちませんわ」
メルシアは恥じらいもなく、局部をその白い手で押さえつけ、だらだらと大量の脂汗を流していた。
「私だってもう限界よ!いいから黙って我慢してなさい。横でキャンキャンわめかれたら集中できないじゃない」
パメラ太股をすり合わせながら苛立った声を出した。
3人は今、巨大なダンジョンの中をさ迷っていた。
目指すはその奥にある聖なる祭壇だ。
そこには巨大な便器が祭られている。
彼女たちの一族は無敵を誇る戦士の一族だ。
だが、百年前の魔女の呪いにより1年に1度しか小便ができない体になっていた。
1年に1度の小便はそれぞれが夥しい洪水となり、村を臭気で覆う。
臭気は呪いを起動させるキーとなり村に災厄をもたらしていった。
そこで村では16の呪術的公衆便所を作り、呪いに対抗した。
それにより村は災厄から免れたように思えたが、魔女の呪いはそれだけではなかったのだ。

397 名前:第95夜 その2 投稿日:2004/01/16(金) 06:32
魔女を打ち倒した闘いの女神カトレアの娘、シーラが二十歳を迎えた歳のことである。
彼女は1年ぶりに尿意を感じ、呪術的公衆便所に入っていった。
あまりにも急速に高まる尿意に彼女は戸惑い、あやうくちびりそうになったところをかろうじて耐え、便器の上にしゃがみこんだ。
悲劇が起きたのはその時である。
今までとは比べも物にならない無尽蔵とも言える尿が噴出し、一瞬のうちに公衆便所に張り巡らされていた結界を打ち破った。
乙女の聖なる水は村全体を覆い、そこから放たれる得体の知れない呪詛はあらゆる災厄を呼び込んだ。
シーラは自らが放った呪いによって放尿を続けながらその命を失った。
そしてわずか三日の内に村人の半数が死に絶えたのである。
一族にかけられた呪いの表層の下で純度を高めていったカトレアへの呪い。
生き残った呪術師フォトウラフの調べでその最悪の呪いはカトレアの血を引くものが、20歳になった年に起動することが確かめられた。
シーラには15になる妹、ゼノがいた。
一族の強硬派は呪いの再来を恐れてゼノの命を絶つべしと主張したが、呪術師フォトウラフは英雄の血を引く者の命を一族自らの手で絶つ事こそ最大の災厄だとして強硬派の意見をはねのけた。
フォトウラフはかつて魔女の棲み家だった村のはずれのダンジョンのその強大な呪術的結界を利用して、魔女の真の呪いにも打ち勝つ究極の呪術的公衆便所を作ろうとした。
多くの犠牲を払いながらゼノが二十歳になった年に辛うじてそれは完成した。
尿意に苦しむゼノをダンジョンの最深部に導いたフォトウラフはそのまま行方不明となる。
ゼノはその巨大な便器で無事大いなる放尿をすまし、村に災厄をもたらすことなく生還を果たす。
その後ゼノは多くの子を産み、その子らもまた多くの子を産み、以来、カトレアの血を引くものは二十歳になるとこのダンジョンの奥に放尿をしに行くことになるのである。
だが、完成したとは言うものの祭壇までの道筋は決して安全とはいいがたかった。巨大なダンジョンの中には魔女によって生み出された魔物が無数棲みついている。
天才的呪術師フォトウラフの手によってもそのすべてを駆逐するのは不可能だった。
カトレアの血を引くものはみな屈強な戦士であったが、それでも何年かに1度は帰らぬものが出てくるのである。
その者たちの中には放尿を果たした帰り道に魔物に襲われ命を落とした者もいるし、祭壇での放尿を果たせずに力尽きていった者もいる。
途中で力尽きた場合、村は災厄に襲われたが、巨大なダンジョンの呪術的結界によって被害は最小限に押さえられた。
そして、今年二十歳を迎えたのがメルシア、パメラ、ガーナの三人の娘だった。
彼女たちは朝目覚めると三人同時に尿意を催し、あらかじめ準備していた荷物を手にダンジョンの中へと入っていった。
昼過ぎには祭壇へとたどり着くと思ってたがすでに丸一日が経過していた。

398 名前:第95夜 その3 投稿日:2004/01/16(金) 11:56
三人の尿意はすでにその限界を超えている。
比較的平静を保っていたパメラもそろそろ自分をコントロールできなくなってきていた。
「あうん、くううぅっ、はあ」
切なげな声を漏らし、左手でゆっくりと股間をほぐしていた。
右手には地図を持っていたが、絶え間なく襲いかかる悪寒によって激しく震え、まともに見ることが出来なくなっている。
先達たちの作った地図によれば祭壇はもうすぐのはずだ。
しかし、彼女たちはいつまでたってもそこにたどり着けない。
さっきから同じ所をぐるぐると回っている感覚に襲われていた。
「いやっ、ダメ!」
メルシアが鋭い声を上げる。
股間を両手で押さえつけたまま、激しく背を反らし、口から泡を吹いて痙攣している。
「出る出る出る出る出る出る出る出る出る出る出る出る出る出る出る出る」
メルシアが呪文のように同じ言葉を繰り返す。
「もらしちゃ、ダメ!」
パメラは悲鳴を上げた。
もしここで粗相したら3人とも即死に違いない。
魔女の強力な呪いから身を守るためにはどうしても祭壇までたどり着く必要があった。
メルシアは痙攣を続け、凍りついた時間が過ぎていく。
その時である。
闇の中からふいに魔物が飛び出してきた。
全身が花びらで覆われた二足歩行の大蜥蜴。
牙を剥き出しにして襲いかかる魔物。
メルシアとパメラは完全にふいを付かれていた。
だが、ガーナが反応する。
背中の大剣を抜き、神速の一閃で大蜥蜴と交錯する。
無数の花弁が舞い飛び、魔物は胴体の上と下とで両断され、二つの肉塊となってその場に崩れ落ちた。
ガーナは背中の鞘に刀を戻し、それから股間を両手で押さえた。
「もれる」
ガーナはぼそりとつぶやいた。

399 名前:第95夜 その4 投稿日:2004/01/16(金) 12:26
「ダメ―!!!」
パメラは大声で叫んだ。
その行為自体、彼女の尿意を限界のさらにその上に押し上げようとしていたがそんなことを気にしている場合ではない。
「もらしちゃーダメ!あたしまだ死にたくないんだから!!」
ぜいぜいと肩で息をするパメラ。
興奮のあまり一時的に尿意のことを忘れた。
「うん、もう少し我慢してみる」
ガーナは両手を股間にやったままあいかわらずつぶやき口調で返事を返した。
「はあはあはあはあ」
メルシアは地面に肩ひざをつき、息を切らしていた。
強烈な尿意感は相変わらずだが、突発的な波は次第に去ろうとしていた。
「だ、大丈夫ですわ。私とてカトレアの血を引くもの。そう簡単に粗相はしなくってよ」
そう言って引きつった笑顔を浮かべるメルシア。
しかし、そうは言うものの破滅の時が近いことに違いはない。
こうやって堂堂巡りを繰り返していては不幸な結末を避けることはできないだろう。
「多分、未知の魔物がここにいるわ」
パメラは結論を下した。
「そいつが私たちを迷わせてるのよ。そうとしか思えない」
「だったらどうだと言うんですの。私たちはその魔物の気配すら察知することができないのに」
「誘い出すのよ」
それを聞いてメルシアは凍りつく。
「そうよ、あなたの舞の力で」
メルシアの踊りはあらゆる魔物を魅惑し、眼前へと誘い出すことが出来る。それが彼女の能力だった。
「じょ、冗談じゃないですわ。こんな状態で踊ったりしたら私・・・」
メルシアが口篭もる。
「それしか手がないのよ。あなた言ったじゃない。カトレアの血を引くものだって。根性を見せてよ」
「わ、わかりましたわ」
メルシアはしぶしぶ同意した。

400 名前:第95夜 その5 投稿日:2004/01/16(金) 13:28
そして1時間。
メルシアは踊る。
「あん、ふぁっ、ひゃあっ、ああっ」
淫蕩な声を漏らし、切なげに腰を振って踊る、踊る、踊る。
その極限での舞はいつもにもまして妖しげで蟲惑的だった。
迷宮内の魔物たちがものすごい勢いで引き寄せられていく。
パメラは重力結界で魔物たちの動きを止め、ガーナが一刀両断のもとに切り捨てていく。
彼女たちの周りにはたちまちの内に魔物の屍の山が築き上げられていった。
しかし、彼女たちが標的とする道迷いの魔物は未だ姿を現そうとしない。
「くうっ、いや!ああっ」
メルシアの舞のリズムが激しく狂う。
彼女はもういつ水門の決壊を招いてもおかしくない状態だった。
パメラとガーナもギリギリの尿意を抱えた状態での戦闘で疲労が激しい。
2時間。
もう限界だと彼女たちが思った時、屍の山を乗り越え、一人の僧侶が姿を現した。
「さすがはカトレアの再来と言われる三人の乙女たちよ。まさかこの迷宮内の魔物たちをことごとく打ち破るとはな」
僧侶はフードを深く被り、顔を隠したまま低い声で言った。
「ならばしかたない。我が直々に相手をするとしよう」
そして一歩前に出る。
「誰よ?」
パメラはかすれた声を漏らした。
僧侶はゆっくりとフードを脱いだ。
声に似合わない美青年の顔がそこにあった。
三人の娘が息を飲む。
見間違おうはずもない。
村のあらゆる場所に飾られている肖像画。
その顔に瓜二つの顔がそこにある。
彼は伝説の呪術師フォトウラフそのものだった。

401 名前:第95夜 その6 投稿日:2004/01/16(金) 15:14
「何者です」
メルシアが震える声で僧侶に問いただす。
彼は忍び笑いをもらした。
「想像はつくのであろう?その通りだよ。我はフォトウラフだ」
「嘘よ」
メルシアが泣き出した声で言う。
「彼は死んだはずよ」
「それを見たものがいるかね」
彼は余裕たっぷりに言った。
「それにしても70年前と同じ姿で生きているなど尋常ではないわ」
パメラが言う。
「我は伝説の中に生きる魔人。不老不死の術を身に付けていたとしても不思議ではあるまい?」
「もし、あなたがフォトウラフだとしたらなぜこの迷宮の中に身を潜めていたのです。あなたの力をもってすればこの迷宮から抜け出すことなど造作もないはず」
「そうさ、なにしろ我は究極の呪術師。不可能なことなどほどんどないほどだ」
男の声がどす黒い邪悪さに覆われる。
三人の娘がぞくりと背中を震わせた。
もうすでに何十回目かの壮絶な尿意に三人の乙女は立ち尽くしたままのた打ち回る。
「もはや限界のようだな」
男はくすくすと笑う。
「我とてここで乙女たち恥をかかすのは本意ではない。ついてきたまえ、まずは祭壇へ案内してしんぜよう」
そう言って男は歩き出す。
他に選択肢のない娘たちは仕方なく彼の後ろにつき従う。
目的の地にはすぐに着いた。
今までまよっていたのが不思議なほどだ。
間違いなく彼が彼女たちを迷わせていたのだ。
「見たまえ、ここが君たちの目指した地だ」
男は目の前の光景に向かって手を差し出して言った。
そこはまさしく祭壇だった。
黒魔術の法に乗っ取ったきらびやかな装飾物。その呪術的な効果を反転させるために装飾物を覆う白魔術のための美術品。
悪と善とが入り乱れたイマジネーションの奔流。
そしてその中央に配置された巨大な擂鉢状の大理石の穴。
三人は一斉にその中を覗き込む。
飛び交う幽鬼蛍のおかげで祭壇はかなりの明るさを保っていたがそれでも、深すぎるその穴の最深部を肉眼で確認することはできない。
「さあ、乙女たちよ。ここが君たちが望んでいた聖なる地だ。だが、今はそれを使う時ではない。今より我と闘い、勝利したらば思う存分放ちたまえ」
男は芝居がかった口調で言った。
「なぜです」
パメラは切羽詰った声で叫ぶ。太股を不自然なままに交差させ、ふたつのまなこから小さな涙の粒をこぼしている。
「あなたは平和を愛した偉大な魔術師だったはず。それが何故?」
そうすると男は目を丸めて言った。
「それは誤解と言うものだ。我が平和を目指したことなど一度たりとえないのだよ」
「なっ!?」
「もういいですわ。この男がフォトウラフであろうとなかろうと。私たちは目の前の男を倒し、目的を達成する。それだけですわ」
メルシアは滝のような汗を流し、両足を交互に上げたり、下げたりしながら言った。
「もう、本当に限界」
ガーナはぼそりと言い、おもむろに剣を抜いて男に襲いかかった。

402 名前:第95夜 その7 投稿日:2004/01/16(金) 15:42
男が動く間もなく彼女の剣はその肉体を捕らえ、両断したかのよいに思えた瞬間、彼の肉体は虚空の中に消えていた。
「おしいな」
背後で声がする。パメラたちが振りむくとそこに男が立っていた。
「だが、我は伝説の呪術師。そう簡単に倒せると思っては困るな」
「ガーナ、もう一度よ!」
パメラが叫ぶ。同時に重力結界を展開して男の動きを止めにかかった。
「ぐうっ」
男の口から初めて動揺の声が漏れる。ガーナは両手で持っていた刀を右手一本に持ち替えた。
左手は勿論、股間の上に。
彼女はもはや戦闘中でさえ、水門を押さえておかなければならないほどの窮地に追い込まれている。
だが、それでも彼女の突進する速度にいささかの衰えもない。
彼女は重力結界の中に自ら飛び込み男の腹部を串刺しにした。
「ぐはっ」
男の口から鮮血が吐き出される。そしてそのままぐったりとして上半身をガーナの肩に預けた。
「や、やりましたわ」
メルシアは身をくねらせながら歓喜の声を上げる。
「さすがだな」
男はガーナの耳元で囁いた。
ガーナはびくりと肩を震わせ、男から離れようとする。
だが、男の体に吸い込まれた剣は癒着したようにぴくりとも動かない。
男は剣を掴む。刃の部分が手のひらに食い込み血がにじんだがかまわず男は力をこめる。
ポキリとあっけない音がして剣は真っ二つに折れた。
ガーナはその場で尻餅をついた。尾てい骨から脳天まで衝撃が突き上げ、ちびりそうになったのをかろうじて耐えた。
「破ッ!!」
男の気合と共に重力結界が消し飛んだ。
「どうしたカトレアの化身の乙女たちよ。もうおしまいかね?」
邪悪に満ちた勝ち誇った笑み。
メルシアは絶望感の中でこれまでの何倍激しい尿意の波にさらされていた。
「も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も」
メルシアは口から涎を流し、まるで男性の性行為のように激しく腰を前後し始めた。
「も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も」
その顔は狂気に彩られている。
メルシアは今、彼女以外の何かに変化しようとしていた。

403 名前:第95夜 その8 投稿日:2004/01/16(金) 16:02
やがてメルシアの動きが止まった。
彼女は金色のオーラが立ち上り、静かにその場で佇んでいる。
今までの狂態が嘘のような静かな顔つき。
その顔を透かして別の顔が二重写しに浮かび上がっている。
「カトレア・・・」
男がうめく。
「そうかね。今、偉大なる血が覚醒したというわけか」
男は腹部に突き刺さった剣を抜き、自らの武器とした。
「おもしろい。闘いの女神と伝説の呪術師。どちらが上か見物というわけだ」
男はおもむろに剣を投げた。
それは巨大な大蛇となりメルシアに襲いかかる。
「メルシア!」
パメラは叫ぶ。
だがカトレアの魂を宿したメルシアはただ手を前にかざしただけだった。
それだけで大蛇は元の剣に戻る。
「なかなかやる」
男は不敵な笑みを浮かべる。
メルシアは静かに歩を進め、男の間合いへと入っていった。
男はあっさりとそれを許す。
「で?」
首をかしげた男に対し、剣を振り上げ、そして振り下ろした。
だが、男の姿はその瞬間消える。
男はメルシアの背後に立っていた。
「カトレアよ、それが実力かね」
男は落胆したように言う。
メルシアは背後を振りかえり、男に向かって静かに微笑みかけた。
男の顔に縦に赤い線が走った。
それが喉・胸部・腹部・下腹部へと伸びる。
「ま、まさか・・・」
男の顔に驚愕の表情が浮かぶ。
「我が敗れると・・信じられん・・・しかし、そ、ん」
夥しい鮮血が吹出し、男の体が左右に割れる。
パメラとガーナのその光景を呆然と見守っていた。

404 名前:第95夜 その9 投稿日:2004/01/16(金) 16:17
「メルシア、メルシア、しっかりして」
パルマの声が聞こえる。
メルシアはうっすらと目を開ける。
「よっかった」
パルマは胸を撫で下ろす。
「私、どうしたんですの?」
そう言うメルシアの髪をパルマは優しく撫でた。
「あなた凄かったわ。あなたがあのフォトウラフを倒したのよ」
「私が・・・」
そうつぶやいて、メルシアははっとして上半身を起こす。
「そ、そうですわ。お、おしっこですわ。私、本当に我慢が・・・早く祭壇に」
「それなんだけど・・・」
パメラが口篭もる。
「もう少し我慢できないかしら」
「そんな、無理よ、決まってるじゃない」
「絶対、無理」
「でも、何か釈然としないのよ」
「何がですの!」
メルシアは狂おしい尿意に激しく左右に首を振る。
「あっ、あっ、出そうですわ、出そうですわ」
「だって、なんでわざわざフォトウラフはあたしたちを祭壇まで案内したのよ。彼は私たちが祭壇にたどり着くのを妨害しったのよ!」
「知りませんわ、そんなこと。それより今は用足しですわ」
メルシアはよろよろと立ち上がり、祭壇へと向かう。
「だめ、もうちょっと待って、何かこのままだととり返しのつかないことになるような気がするの」
「このまま粗相を待ってたらそれこそとり返しのつかないことになりますわ」
しがみつくパメラを引きずってメルシアは祭壇の穴へと進む。
ガーナはそんなふたりを見て股間を両手で押さえたまま立ち尽くしていた。

405 名前:第95夜 その10 投稿日:2004/01/16(金) 16:44
「ああ、悩める乙女たちよ」
闇の中で声がする。
フォトウラフの声だ。
「すべては我の手中の出来事よ」
彼は死してなお、その意識を祭壇の中にとどめていた。
彼の邪悪な魂はじっと三人の乙女を見つめている。
「お願いですから、その手を離して。私、もうもれそうですわ」
「あたしだって漏れそうよ。でも、でも」
「もう出る、カウントダウン開始」
三人の乙女の声が聞こえる。
いずれにせよ彼女たちはこの祭壇を利用するより他に手はないのだ。
そしてその時にすべてが終わる。
フォトウラフはこの日に備え、結界をすべて反転させておいたのだ。
呪いを封じ込めるべき祭壇は今や呪いの増幅装置だ。
フォトウラフは闇の中でほくそえむ。

三人の乙女たちの力はカトレアの化身と言われるほど強く、それだけ聖水に含まれる呪いも強力だった。
その彼女たちが究極まで耐えた聖水の呪いの深さには計り知れないものがあるだろう。
ほんとうはギリギリお所でやらてたふりをして祭壇を使用させるつもりだった。
だが、実際に敗れることになろうとは。出来ることなら生きたまま世界の最後を目にしたかった。
だが、まあいい。私を打つ破る力をもつならばその呪いもどこまで深く、果てないものだということだ。
三人の乙女が呪われた聖水を放った瞬間、世界にあらゆる災厄が舞い降り、あらゆる残酷とあらゆる醜悪とあらゆる責め苦の中で世界は終わりを告げるだろう。

それこそがフォトウラフの望んだことだった。
少年の日に見た魔女の圧倒的な悪徳の魅惑に彼はとりつかれてしまったのだ。
表では慈悲深い僧侶を演じ、その心の奥では世界の滅びを夢見ていた。
ゼノの暗殺に反対したのも呪いと破壊の連鎖を保守したかったゆえである。
「もれちゃう、もれちゃう、もれちゃう」
闇の向こうで乙女の声が聞こえる。
フォトウラフはそっと結末を待つことにした。

                       終劇

406 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/01/16(金) 20:45
抜かせていただきました…

407 名前:第96夜 その1 投稿日:2004/01/17(土) 03:48
「あっ、雪菜ちゃん。動いちゃだめよ。もっと背筋を伸ばして。そう。そのまま動かないでね」
 私はフレームの中に水着姿の美女を捕らえ、シャッターを押した。
「はい、OK、OK。きれいだよ。じゃあ次のポーズいってみようか」
「あの〜先生・・・」
 雪菜が遠慮がちに口を開く。
「あたし、おしっこもれそうなんですけど・・・」
 顔を赤らめて言う。彼女はさっきから何度も尿意を訴えている。
 それは撮影前に差し出した薬入りのジュースのせいだ。
「だめだめ。私のスタジオでは撮影中は部屋からでることは禁止事項なの。もうすぐ終わるからそれまで我慢よ」
「だって・・・」
 雪菜は体をくねくねと揺らし、口をとがらせた。
「おっ、その拗ねた表情もカワイイよ」
 私はシャッターを押した。
「もう先生ったら・・・」
 あきれ顔で苦笑する雪菜。どうやらもう少し我慢する気になったらしい。
 私はさらにシャッターを押しつづけ、彼女をおだてあげる。
 そして雪菜に次のポーズを指示する。
 雪菜はもじもじしながらも健気に私の要求に応えようとしてくれる。

408 名前:第96夜 その2 投稿日:2004/01/17(土) 04:07
 私が女性のおしっこ我慢に至上の美とエロスを感じるようになったのは中学1年の時だ。
 美術の授業でヌードモデルのデッサンがあった。
 中学の授業ではあるべきはずもないものだが、偏屈な美術教師の「絵の基本はヌードデッサンから:という主張にゴリ押しされてしまったのだ。
 男子の歓声と女子の反発の嵐の中、授業は始まった。
 そこに現れたのは凄まじく美しい女性だった。
 いや、そのビジュアルはすでに細部は霞み、記憶のもやの中で混沌としてしまっている。
 実際は十人並みの美人にすぎなかったのかもしれない。
 だが少なくとも12歳だった私の目にはものすごい美女に見えたのは間違いなかった。
 しかし、当時の私は性欲というものがよくわからず、彼女の裸を見てドキドキはしたものの欲情するにはいたらなかった。
 妙に緊張した空気の中で授業は進む。
 授業が始まるまでははしゃいでいた男子たちも神妙な面持ちで鉛筆を走らしている。
 20分ほど過ぎたころだろうか。
 私は妙なことに気づいた。
 モデルの女性が心なしか落ちつきを失っているように感じられたのだ。

409 名前:第96夜 その3 投稿日:2004/01/17(土) 05:38
 一見しただけではポーズを決め、不動の姿勢を保っているように思える。
 だが、私は気づいてしまったのだ。
 彼女の右足の親指でその隣の人差し指を力いっぱい押さえつけていることを。
 彼女の顔がはっきりとこわばっているのを。
 そして何より、初めて見る若い女性の局部がひくひくと痙攣していることを。
 私は思わず唾を飲み込んでいた。
 最初は推測に過ぎなかったが、じっと観察しているうちにそれは確信へと変わっていた。
 彼女は間違いなくおしっこを我慢している。
 それもかなり切羽詰まっている状態だ。
 鼓動の高鳴りが上昇曲線を描く。
 同時に股間が熱くなるのを感じた。
 倒錯した性の目覚めである。
 しかも次に私がとった行動は少し不可解なものだった。
 私は鉛筆を握りなおすと、今まで描いていた紙を破り捨て、新しい紙を使って猛然とデッサンを始めたのだ。

410 名前:第96夜 その4 投稿日:2004/01/17(土) 06:07
 その時の私の心理を正確に言い表すことはできない。
 しかし、ごく大雑把に言ってみるならば私はその光景を網膜の中に焼き付け、絵の中に永遠に留めておきたかったのだ。
 彼女の額に汗の粒が浮かんでいる。
 目がうつろにあたりをさ迷っている。
 授業終了まであと20分。
 果たして彼女は間に合うのだろうか。 残り10分。
 ふいに彼女ががくっと膝を曲げたかと思うと股間から太股にかけてつぅーと一筋の水滴が流れ落ちた。
 私の心臓は爆発寸前だった。
 だが、教室の中は何事もなかったように静寂に包まれたままだ。
 彼女もすぐに体勢を立て直し、再び不動の姿勢を取る。
 あっけなく10分がすぎ、授業が終わった。
 彼女はガウンを羽織ると平静を装って教室を出て行く。
 彼女が出ていってしばらくすると先生が授業の終了を告げた。
 私は猛然とトイレに向かって走っていった。
 彼女のその後を確かめに行ったわけではない。
 私もまた危機的状況にあったのだ。
 私は男子トイレの個室に飛びこむとそこで初めての射精を経験した。

411 名前:第96夜 その5 投稿日:2004/01/17(土) 06:35
 私の絵は先生から異様に誉められ、その後しばらく私は画家の道を志していた。
 勉強のために色々な絵を描いたが、趣味で描くものはすべて女性のおしっこ我慢に関するものだった。
 いずれ我慢百景などの大作を作り上げることを夢見て修行にいそしんでいた。
 が、元来の才能のなさと写真の即物性にひかれたこともあり、私はある日、あっさりとカメラの道に転身することになる。
 地道に堅気なキャリアを積み重ねる一方で、私はインディーズビデオ会社の雇われカメラマンをするなどして自分の欲求を満たしていった。
 おもらし系作品に出演する企画女優。
 実際に膀胱一杯におしっこをため、我慢を続ける女性たち。
 パッケージやポスターに使われるその我慢ポーズを雇われカメラマンの私は撮り続ける。
 彼女たちは一心に限界を訴えるが、私は許さない。
 偏執的にひたすら我慢を強要し、ぎりぎりの我慢を引き出していく。
 ついには限界を越え、その場で失禁する女性もいる。
 予定外の出来事だが、そんな時スタッフたちは大喜びだ。
 お宝映像として使い回しが可能だからだ。
 私のカメラマンの腕といよりも我慢を引き出す手腕は大いに評価され、おもらしビデオを製作する会社からは重宝されていたが、しだいに私は虚しさを感じるようにんっていた。
 そこにあるものは私が求めていたものとは微妙に違うものだった。
 まったく恥じらいがないわけではないとはいえ、おもらしを前提とする女性には何かしら開き直りのようなものが感じられる。
 かつて目撃した静かでそれでいて極限を感じさせる戦いとは別のものだ。
 私はあの日の神々しいまでの我慢の肢体を求めてまだ旅の途上にいた

412 名前:第96夜 その6 投稿日:2004/01/17(土) 07:43
「先生、ホントもうダメ。もれちゃうよ〜」
 雪菜が泣き声をあげる。それでも必死にポーズを取ろうとするが、膝が小刻みに震えてうまくバランスが取れない様子だった。
「雪菜ちゃん、そんな引きつった顔したら美人が台無しよ。ほら笑顔、笑顔」
 自分の要求が通らないと知って懸命に笑顔を作ろうとする雪菜。
 本当に健気な娘だ。
「そう、そう、可愛いわよ。はい、そのまま右手を腰に当ててみて」
 私はシャッターを押しつづける。
 堅気の娘のおしっこ我慢には逆にアダルト業界では求めえぬエロスがある。
 自分のスタジオを持ち、初めて我慢娘の撮影に成功した時の感動は中学のあの日の出来事に告ぐものだった。
 それから私は憑かれたように我慢娘を撮り続けて来た。
 充実した日々だった。
 雪菜はその中でも1、2を争うエロスの体現者となりうる素材だった。
 欲を言えばもう少し気品があればと思わないではないが、今は贅沢を言うのはよそう。
 ただ、目の前の素材の魅力を最大限に引き出す、そのことのみに集中しなければならない。
「よくがんばったわね」
 私は穏やかな笑みで雪菜の頑張りを称えた。
「ごめんなさいね、無理させちゃって。私ったら、ほら撮影が始まったらつい夢中になりすぎちゃって」
「いえ、そんな・・・」
 雪菜はもじもじしながら恥じらいの表情を見せた。
「行ってらっしゃい。おトイレはそのドアを開けて右の突き当りよ」
 雪菜の顔がぱっと輝く。
 ぺこりと会釈して、ドアの外に飛び出して行った。

413 名前:第96夜 その7 投稿日:2004/01/17(土) 13:12
 さて、彼女は今、開放の期待に胸膨らませていることだろう。
 だが、それが絶望へと変わるまで一分とかからないはずだ。

「先生〜」
 きっちり3分後、彼女は泣きべそをかいて戻ってきた。
「あら、どうしたの?」
「あ、あの・・・、トイレのドアが開かないんです」
「おかしいわねえ」
 私はしらをきってみせる。
 雪菜と一緒にトイレに同行し、あらためてドアが開かないことを確認する。
「変だわ、中に誰か入っている様子もないし」
 首をひねる私の横で雪菜は可愛いお尻をさかんに上げ下げしている。
「ちょっと、リュウちゃん!」
 私は若い助手を呼びつける。
「トイレが開かないのよ。多分、たてつけが悪いんだと思うからちょっと見てれない?」
 それから私は雪菜の方を見た。
「ごめんなさいね、すぐ直ると思うからそれまで部屋で待ってましょうか?」
 一瞬、彼女の顔がこわばったが、それでも素直にうなずいて部屋の方に戻り始める。
 私は雪菜が遠ざかるのを確認してから私の顔を助手の耳元に近づけた。
「わかってるな、計画どおりに頼むぞ」
 カマ口調ではなく、地声でそう囁いた。

414 名前:第96夜 その8 投稿日:2004/01/17(土) 14:04
「悪いけど」
 部屋に戻った私は本当にすまなそうに雪菜に話をもちかけた。
「あっ、は、はい」
 雪菜は気もそぞろで実際、まともに人の話を聞ける状態ではない。
「この後、スケジュールが立て込んでるのよ。だから待ってる間に残りの写真をぱっぱと撮ってしまいたいのだけど、どうかしら?」
 普通ならば数秒には開くかもしれない待ち時間に写真を撮ろうとする不自然さに疑念を抱くところだろうが、今の彼女には冷静な判断力はない。
「あっ、でも、私、その・・・」
 今や彼女は一時も同じポーズを保てず、さかんに身をくねらせていた。
「それにあの、こんなこと言って変態さんだなんて思われたらいやなんだけど、一生懸命我慢している雪菜ちゃん、すごく可愛いかなんて」
「・・・・」
 雪菜は黙り込む。
「あっ、ごめんなさい。今のは失言、忘れてちょうだい」
「はあ」
「でも、スケージュールが押しているのは本当なの、だからお願いよ」
「はあ」
 生返事を続ける雪菜。彼女はもはやこちらの話を聞いておらず、水がこぼれ落ちないように体の重心を変えるのに必死だ。
「ホントにごめんなさいね、助かったわ」
 私は返事を勝手に承諾のそれと解釈し、カメラを構えた。
「そう、そのポーズ、そこで止まって!」
 私が大声を出すと行雪菜は反射的に動きを止める。私はシャッターを押す。
「ベリーグー。今のは最高だったわ。素敵よ。さあ、この調子でじゃんじゃんいきましょうか」
「うっ、うっ、うっ・・・」
 彼女の目から涙がこぼれ落ちた。
 私は構わずシャッターを押しつづける。
 そしてちょうどフイルムを1本使い終わった時、ドアの外からノックの音が響いた。
「先生、トイレのドア、直りました」
 助手の声。
「あら、グットタイミング。こちらもちょうど終わったとこよ」
 そう言って私は煙草を一本、つまみ出す。
「雪菜ちゃん、お疲れ様。さあ今度こそおトイレに行けるわよ」
「うっ、うっ、うっ」
 雪菜は両目に涙をいっぱい溜めながらドアに向かってよろよろと進む。
 ノブを掴み、廻す。
 ドアは開かなかった。
「なんで、なんで、開かないよお、開かないよお」
 雪菜はドアにもたれかかって泣きじゃくる。
「キー、なんなのよそれ、リュウちゃん!一体どうなってるの!!」
 とんだ猿芝居。
 私の怒声に「すぐになんとかします」と答え、走り去る私の忠実なる助手。
 そして私は崩れ落ちる雪菜の肢体を見た。
(さて、今日は最高の作品が撮れそうだ)
 私は心の中で呟き、再び雪菜にカメラを向けた。

                   END

415 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/01/17(土) 17:06
続きキボソ

416 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/01/17(土) 22:09
スマン、続きはナイカモ

417 名前:第97夜 その1 投稿日:2004/01/17(土) 22:55
「3時間経過しました。競技参加者は新しいペットボトルを受け取ってください」
幻影学園の校庭に集まった生徒に向けて実行委員会による放送が流れた。
「ひゃっほう!」
栗鼠のような目をした幼い顔立ちの少女が突然奇声を上げる。
「残るは78人。さあ、じゃんじゃん我慢しちゃうわよ!」
「キララ、あんたテンション高いわね」
隣に立っていたボブカットの少女が非難めいた目を向けた。
「だってさあ、黙っているとなんか漏れちゃいそうじゃない」
キララはその場で小走りを繰り返しながら口を尖らせる。
「あたしはそんなにさわいでる方がやばいと思うけどな」
ボブカットの少女は胸の前で両腕を組み、あきれ顔でキララを見る。
「それにしても変な行事が多い学校よね。ったく、おしっこ我慢大会なんて完全なセクハラよね。訴えてやろうかしら」
「そう?なんかB級バラエティ番組みたいで結構楽しいけど」
「それはあんただけよ」
ボブカットの少女はお尻の辺りをもぞもぞさせながら言った。
「香夏子、だったらあんたはなんで参加さいているのさ。」
背の高い少女がふたりに近づいてきて言う。
「棄権するしないは別に自由なはずだろう?」
「芹那、そりゃあんた優勝者は全国有名私立どこでも特薦入学OKなんて言われた日にゃ花も恥らう乙女心も揺れちゃうってもんっすよ」
そう言って香夏子はアハハと笑った。

418 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/01/18(日) 04:30
急に活況ですな。同じ人かしら。
私は嬉しい。

419 名前:第97夜 その2 投稿日:2004/01/18(日) 10:56
委員会のスタッフが3人に近づき300mlペットボトルを手渡した。
「受け取った人からペットボトルの中身を飲み干してください。15分以内に全部飲めなかった人は失格となります」
放送の声が聞こえる。
キララはペットボトルのキャップを開けると腰に手を当て、得体の知れない液体を一気に飲み干した。
「ぷっぱあ〜、おいしいわね、これ」
「バカは気楽でいいな」
芹那がぼそりという。
「誰がバカよ!」
「あんただ、あんた」
すかさず、つっこむ香夏子。それから急に声を潜め、芹那に話し掛ける。
「ねえ、やっぱ、これってなんか入ってるよね?」
「まず間違いないだろうな。この炎天下、この程度の水分補給でここまで脱落者が出るのは不可解だ」
ゲーム開始から3時間。最初、400名いた参加者はすでに5分の1以下に減っていた。
適当な所で脱落する者はほとんどいない。多くの者は極限まで耐え、その後、悲壮な顔つきで校庭に配置された簡易トイレに飛び込んでいった(ちなみに校舎内のトイレを使うことは禁止されている)。
香夏子たちがまだそこまで追い込まれていないのはおそらく体質の違いだろう。
「だったらさ、なんとかこっそり捨てちゃえば相当有利じゃない?」
「やめとけ、イヌワシより目の利く幻影野鳥の会の皆さんが監視中だぞ」
芹那は四方の校舎の窓から覗く双眼鏡の一群を一瞥して言った。
「まったく、いい晒し者だわ。だいたいなんで参加者は全員水着着用なのよ」
「さあな、もしかしたら漏らした時に後始末が楽なようにとか」
「考えたくもないわ、そんなこと」
香夏子はうんざりとした顔をした。
「ねえねえ、そんなに嫌だったらさ・・やっぱ棄権する?」
キララが横から口を挟む。
「絶対にイヤ!」
香夏子はきっぱりと言い切った。

420 名前:第97夜 その3 投稿日:2004/01/18(日) 12:20
さらに1時間経過。
参加者はすでに30人を切っている。
「まずい、マジでやばくなってきた」
香夏子は腹を押さえ、唇を噛み締めた。
周期的にこみ上げる激しい尿意の波のせいで彼女は時折、めまいのようなものを感じた。
ふと危険な誘惑に乗ってしまいそうな瞬間がある。
香夏子は首を左右に振り、右の拳を強く握り締めた。
「もれちゃうよ♪〜もれちゃう、もれちゃう、どうしうしよう♪〜トイレに行きたい、行けば失格、どうしよう♪〜」
彼女の隣ではキララが苦笑いのような表情を浮かべ、珍妙な踊りを踊っている。
「あんたホントにうっとうしいわね」
香夏子はキララをジロリと睨む。
「だって、じっとしてたらもれちゃいそうなんだもん」
キララはクネクネと体を揺らしながら言った。
「二人とも大丈夫か!?」
芹那が香夏子の肩に手をかけながら言う。
「まだまだこれからよ・・って、なんであんたはそんな平気そうな顔をしてるのよ!!」
「何を言う。私もピンチだ」
「とてもそうは見えないけど・・・」
その時、実行委員会からの放送が流れる。
「それではこれより体育館で水着撮影会を始めます。残った選手の方は至急第一体育館に集合してください」
香夏子は次の瞬間、スピカ―の方向に向かって右腕を伸ばし、ビシッ!と人指し指を突きつけた。
「ちょっとそこ!!何よ、その水着撮影会ってのは〜!!!」
「香夏子ったらペチャパイの寸胴だから・・・。えへへ、あたしはスタイルには自信があるもんね」
キララは意外と凹凸のある肢体を伸ばし、震えながらポーズを決める。
「そういう問題じゃない!!!」
香夏子はくるりと体を反転させ、人指し指をキララの鼻の先に押しつけた。
「うぐぅ」
キララは鼻を押さえてしゃがみ込む。
「やばい、やばいよ、これは。ある、絶対に何かある」
「棄権するか?」
頭を抱える香夏子に芹那が問う。
「うーん、どうしよう。いや、ホント、マジで」

421 名前:第97夜 その4 投稿日:2004/01/18(日) 15:00
結局、棄権者は現れず、残った27人全員が体育館に集合した。
「香夏子ったらさ、ぶつぶついってたわりには結局最後まで参加しちゃうのよね」
「あたしはね、あんたと違ってバカじゃないけど学力に関しては少しばかり不自由してるのよ」
「だからあたしバカじゃないってば。こないだの期末試験だって学年で7番だったもん」
「ああっ、なんでこんな奴が・・・だいだいだったらなんでわざわざこんな変態イベントに参加してるのよ」
「だって、おもしろそうだったから」
「負けたくない、あんただけには絶対負けたくない」
香夏子とキララは体育館の隅で前屈みになり、太股をすり合わせながらぼそぼそと話し合っている。
「それにしても遅いわね。一体いつまで待たせるのよ」
「う〜、もれちゃうよ〜」
二人は同時にぶるりと体を震わせた。
尿意のせいだけでない。体育館の中は異様に冷房が効いていて水着一枚の体には明らかに寒すぎた。
炎天下でかいた汗が一気にひいていく。体は冷え、汗を含んだ水着が寒さに拍車をかける。
30分の間に新たに5人の選手が棄権し、残りは22人になる。
「これより水着撮影会について説明を行います」
ようやく実行委員会からのアナウンスがある。
体育館の前の扉が開き、白いブレザーを着た男が入ってきた。
端正ではあるが、どこか人に不快感を与える独特な顔つき。
男は壇上に上がると胸ポケットのワイヤレスマイクを通して一声を発した。
「学園に咲き誇る芳しきも美しい私の愛する乙女たちよ」
正気を疑う台詞に体育館の温度が一気に三度低下した。
参加選手、スタッフ、ギャラリー。
そのすべてが凍り付き、居心地の悪い沈黙が辺りを支配する。
その中で男は満足そうに参加選手のひとりひとりを目で追っていく。
彼こそが第28代幻影学園生徒会長にして幻影野鳥の会初代会長・夢原菊之介。
別名・絶対零度の変態紳士。

422 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/01/18(日) 21:07
つづきキボソヌ

423 名前:第97夜 その5 投稿日:2004/01/18(日) 23:04
「突然だが君たちに悪い知らせがある」
そこでもう一度間を置き、菊之介は体育館の各所に散っている生徒会役員に目配せをする。
「これより参加選手の棄権は一切禁止させていただく。つまりに完全な勝負の決着がつくまでは選手たちは強制的に競技に参加してもらうことになる」
同時に体育館のすべてのドアを施錠する音がわざとらしく響き渡る。
初めてざわめ声が上がる。
香夏子は『完全な勝負の決着』というのが何かを悟って気が遠くなりそうになった。
「まずいな」
芹那がぼそりという。
「なんだか、おもしろくなってきたね」
キララは両手で両足の太股を擦り、蒼い顔に笑顔を浮かべて言う。
「だからなんであんたはそういうことが言えるのよ」
「静粛に諸君。私の愛する乙女たちにこれ以上の苦難を与えることは実に忍びない。だが、栄光をつかむためにはそれに見合うリスクが伴うことをご理解していただきたい」
そして菊之介は口元に爽やかな笑みを浮かべると言い放った。
「だが、安心したまえ、私の愛する乙女たちよ。たとえ君たちがここで力尽き、失禁姿を曝そうとも君たちに対するぼくの愛は少しも揺らぐものでないことをここに誓おうではないか」
体育館の温度がさらに2度低下した。
「もうどうにでもしてよ」
香夏子は両手を水着の股間の部分にぴたりとつけ、直立不動の姿勢で力なき声をあげた。

424 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/01/19(月) 02:11
ここにきて引っ張るようになってきましたな

425 名前:第97夜 その6 投稿日:2004/01/19(月) 14:31
「それでは最終競技について説明しよう」
足踏みする少女 前屈みの少女 太ももを交差させる少女 
軟体動物のように体をくねらせる少女 体育座りをして一心に耐える少女
目を閉じてぶつぶつと何かをつぶやいている少女
がに股気味に足を広げ股間を押さえる少女 
股間を押さえようか葛藤して、手を局部の前にかざす少女
えびのような格好をして辺りを行ったり来たりする少女
それらひとりひとりを確認しながら菊之介は話を続ける。
「競技と言っても君たちは別段、なにもしなくて結構。ただ、壇上に上がり、カメラマンの指示に従って、写真を撮ってもらうだけだ」
「ど、ど、どうでもいいから早く初めて・・」
香夏子はいよいよやばくなっていた。顔全体をひきつらせ、体を奇妙に折り曲げている
「も・れ・ちゃ・う・・・」
「それのどこが競技かと疑問の向きもあろう。その疑問は当然のものだ。しかし、少し待って欲しい」
菊之介はそこで言葉を切った。
突然、天井の一部が開き、そこから巨大なスクリーンがゆっくりと下りてきた。
「は・や・く」
鬼のような形相の香夏子の横でキララは「わくわく、わくわく」と呟いている。
「さて、デジカメに写された乙女たちの画像は即座にこちらの画面に転送されるようになっている。そこでさきほどぼくの部下からスイッチを受け取った100人の男性諸君。その写真を愛で、その美しさ、可憐さ、高貴さ、麗しさ、芳しさを10段階で判定してほしい。100人の諸君の点数の合計が乙女たちの得点となる。満点はもちろん1000点。満点ならば問題なし、もし満点に満たなかった場合、仮に800点だったとしよう。すると残りの200点はこれで補ってもらはねばならない」
そう言ってどこからか例のペットボトルを取り出した。
「これを200ml飲んでもらうことになる。もちろん棄権はなしだ」
「そ、そんなあ・・」
香夏子はうめく。
「写真撮影は最後の一人になるまで何巡でも繰り返されることになる。各自どのようなポーズを取ろうと一切自由だ。ぜひ満点の花を咲かせてくれたまえ」

426 名前:第97夜 その7 投稿日:2004/01/20(火) 04:12

1巡目

キララ 945点
芹那  972点
香夏子 780点

「うぐぐぐ・・・」
香夏子は壇上の上で前屈みになり、太股を固く重ね合わせ、膝から下を外側に折り曲げなら苦悶の声を上げる。
手渡された220mlの液体を死ぬ思いで飲み込んだ。
キララと芹那はすでに撮影を終え、後ろに下がっている。
3人の中では香夏子の点数がダントツで低かったが、全体ではちょうど真中ぐらいの数字だ。
むしろあの二人の点数が異様に高く、22人中900点を突破したのは彼女たちだけだ。
飲み終え、後ろに下がるとキララがはしゃぐような声で香夏子に話し掛けてきた。
「あーん、あたしもうだめかも。ホント、今ならここで立ちションだってやっちゃうよ!」
しかし、香夏子はツッコム余裕すらなく、左手で水着の腹部、右手で股間の部分の布地を鷲づかみにしたまま押し黙っている。
よく見ると唇が紫色だ。
「ねえ、香夏子。なんだかゾンビみたいな顔色よ」
「お願い・・話し掛けないで・・・」
香夏子はうわ言のような力ない声でようやくそれだけを言った。
「ねえ、芹那。香夏子大丈夫かな?」
キララは芹那の方を向いて言う。
しかし、返事はない。
見ると芹那もいつのまにか顔色を失っていた。
「芹那?」
「すまん。少し黙っていてくれないか」
抑揚のない声で芹那は言った。

427 名前:第97夜 その8 投稿日:2004/01/20(火) 04:37

2巡目
キララ 905点
芹那  921点
香夏子 838点

ポーズを変えるとは言え、2度目の写真はインパクトが薄まりにみな一応に点数を落としていった。
唯一、香夏子が点数を上げたのはあまりに鬼気迫る我慢の表情にみんな圧倒される形になったからだ。
22人全員が2回目の撮影を終えたが、まだ脱落者はひとりもいない。
突然、香夏子がぼろぼろと涙を流し出した。
「どうしたの、香夏子?」
さすがにキララも心配そうな声を出す。
香夏子の涙は止まらない。
ふとキララの股間の辺りに100円玉ほどの小さなシミが出来ているのに気がついた。
「もしかしてやっちゃったの?」
「違うもん!違うもん!」
香夏子は激しく首を左右に振る。
そうしている間にも激しい尿は彼女の体を苛み、香夏子は泣きながらさかんにお尻でくの字を描いていた。
「だったらさ、もうここでもらしちゃえば。香夏子がするんだったさ、あたしも付き合うよ」
キララの悪魔の囁き。
だが、香夏子はそれを拒絶する。
「いやだもん、あたし優勝するんだもん、勝ってH大に入学するんだもん」
しゃくり上げながら駄々をこねるように言う。
錯乱寸前であきらかに幼児退行を起こしかけている。
「なんかいつもの香夏子じゃない。つっこんでくれないとあたしちょっと寂しいかも」
そう言って芹那をみると、彼女は銅像のように固まっていた。

428 名前:第97夜 その9 投稿日:2004/01/20(火) 14:53
3巡目となり、芹那の番となる。
ロボットのようなぎこちない動きで前へ出る。
「さあ、芹那君。ここまで最高得点は君だ。今度はどんなポーズを見せてくれるかな?」
壇上の下、カメラマンの隣に立っている菊之介は言う。
「無理だ」
突然、芹那は口を開く。
「何かね、芹那君」
ゆっくりと近づく菊之介を、しかし、彼女は見ていない。
天井を見上げ、それから諦観したように静かに目を閉じた。
「無念だ」
その言葉が終わると同時に彼女の股間に黒いシミが広がった。
しぶきが上がり、薄い布地を突き破って激しい噴出が始まる。
芹那の目から細い涙の筋が頬に向かって伝う。
「おおっ、なんと可憐な」
菊之介は感嘆の声を上げる。
「・・・木下君、ちゃんと撮ってあるだろうね」
掠れた声でカメラマンに確認する。
その頃、香夏子は極限の闘いの中、自我が崩壊しかねない苦悶の中にいた。
「うーっ、うーっ、うーっ」
野獣のように唸り声を上げ、口からは流れるよだれをふきもしない。
血走った目を悪鬼のようにつり上がらせ、芹那に見惚れる菊之介をじっと睨みつけている。
「か、香夏子?」
さすがのキララも顔をひきつらせていた。

429 名前:第97夜 その10 投稿日:2004/01/20(火) 15:21
芹那の失禁が呼び水になったのか、3巡目でその後6人の脱落者が出た。
これで残りは15人ということになる。
ちなみに撮影会の得点はキララが881点、香夏子が239点だった。
香夏子は2巡目では切羽詰まった表情に色香が感じられ高得点に繋がったのだが、今度はあまりも狂気じみたオーラにさすがにほとんどの者はひいてしまった。
761mlの液体をガチガチと歯を鳴らしながら押しこむように飲んでいる。
「ねえ、香夏子ったらどうしちゃったの?変だよ。ねえ、もうやめようよ。一緒にもらして楽になろう、ねっ、ねっ」
「変、なのは、あんた、よ」
搾り出すようにして香夏子はキララに言う。
「ど・・うして、人前で・・もらすなんて・・ことが簡単に・・できるのよ。・・芹那があんな・・こと」
「そ、そりゃあ、あたしだって恥ずかしいけど・・でも」
「そえ・・それに・・あたしは・・どうしても・・H大に行きたい・・わけがあるの」
それだけ言うと香夏子は股間を押さえたまましゃがみ込んでしまう。
「だめ・・だめ・・もう少しだけ・・だけ頑張るの・・・そしたら」
そんな香夏子をキララは寂しげな目で見下ろす。
「あーあ、なんかつまんない。おしっこもホントに限界だし、どうしようかな」
キララは手のひらで股間をこすりながら言った。

430 名前:第97夜 その11 投稿日:2004/01/20(火) 23:07
4巡目になった。
キララの順番は15人中10番目。
それまでに3人の女生徒が耐えきれず壇上で粗相をしてしまい、脱落する。
その度に写真撮影は中断され、モップを持ったスタッフたちが清掃をしにやってくる。
その間にも残った面々の尿意は激しい高まりを見せ、みな香夏子と大差ない苦悶の表情をみせている。
「大林キララくん」
彼女の順番を呼ぶ声がする。
彼女はゆっくりと前に出る。
その両手は股間を静かに押さえている。
「キララくん、幻影の可憐な花よ、さあポーズをとりたまえ」
「えー、ちょっといいですか?」
キララは菊之介に向かって言う。
「なんだね」
「あたし、もう限界みたいだからこの撮影で最後にしちゃおうかなって思ってます」
「ほう」
キララの言葉を聞き、菊之介の目が光る。
「だからカメラマンの人もちゃんと撮ってほしいなあって思います」
「無論だ。彼の腕は一流だから安心した前」
するとキララはにこりと笑う。
「そっれじゃあ、いっきまーす」
キララは股間の前の布地を思いっきりずらし、局部を露出させた。
足を少し広げ、体を反らしながらがに股気味に腰を落とす。
「10番、大林キララ、立ちションしまーす」
能天気な声で言うとキララは放出を開始した。
壇上から発射された太い水の筋は大きな放物線を描き、その下の床に落下し、しぶきをあげる。
体育館にいる人間すべてがその光景を息を呑んで見守っている。
「ああっ、こんな気持ちの良いおしっこははじめてかもぉ。みんなに見られるのはちょっと恥ずかしいけどそれがちょっと快感だったりして」
キララは恍惚の中で顔を高潮させ、いつ果てるともない放尿を続ける。
「これはまたこれで可憐」
菊之介が呟く。
ようやく水流の勢いは弱まり、終焉を迎えようとした。
「ほわわわ」
キララは快感のあまり、膝をがくがくと揺らす。
ふいにデジカメでとられた作品がスクリーンに映し出される。
彼女はこれで失格なのだから本来なら得点をつける必要はないのだが、なぜか集計は行われた。
見事1000点の得点が電光表示板に表示された。
「えへへ、おそまつさまでした」
放尿を終えるとキララは照れ笑いを浮かべぺこりと頭を下げた。
なぜか体育館の中は割れるような拍手に包まれた。

431 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/01/21(水) 19:08
ツヅキマダー?

432 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/01/24(土) 23:44
usonoyounitomatta

433 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/01/25(日) 13:18
すまない、最近また時間がないので。
続きは近いうちにうちに書きます。
もし、98夜を書きたい方がいればお先にどうぞ。

434 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/01/25(日) 23:02
続きを期待して待っていますよ

>もし、98夜を書きたい方がいればお先にどうぞ。
もし、トイレに行きたい方がいればお先にどうぞ。
もう漏れちゃったよォーーー!!

俺の頭は腐ってるな…

435 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/01/27(火) 07:31
>434
君だけじゃないから大丈夫だ(オ

436 名前:第98夜 投稿日:2004/01/27(火) 19:56
馬主の愛人になり全ラウンドに乗せてもらえる事になったゆっこたん
しかし当日の1R前におしっこがしたくなる。
トイレに行きたいと調教師に告げるも許可してくれず
馬主の提案によりレースで一着になったらトイレに行っても良いという事になる
そして身を震わせながらも返し馬に入り、そしてついにレースが始まる
第1Rは逃げ馬で大外を周ってしまい16着しんがり負け
第2Rは差し馬で外を通るも伸びず14着
第3Rにもなるとさすがに尿意が強くなってきたゆっこたん、馬上で激しく揺さぶられ顔をしかめながらもも必死に騎乗するが馬群に包まれ12着
第4R前には時々股間を押さえるようになり、体を曲げるようになる、レースでは逃げて内を通るもバテて9着
第5R前には頻繁に股間を押さえ、足を交差させるがトイレには行かせてもらえない。
第6Rではスタート直後に強い尿意に襲われおもわず股間を押さえてしまい落馬、ゆっこたんは無事だったものの馬は予後不良になってしまう、落馬時の衝撃に少しパンティーにちびってしまう。
第7Rでもスタート直後に強い尿意が襲ってくるものの足を強く曲げて落馬と失禁を回避、しかしバランスを崩してしまい大きくよろけてしまう、必死に追いこむものの8着
第8Rではもはやレース中も股間から手を離していられない、鞍の上にへたり込み、片手で股間を押さえつつ観客の注目する中もう片方の手で必死に手綱をしごくものの16着タイムオーバー負け
第9Rはこのままではトイレに行けないと立ち上がり、足を交差させながら片手で股間を押さえ片手で手綱をしごくゆっこたん、直線で股間を押さえている手でムチを叩こうとした瞬間漏れそうになり股間に手を戻してしまう、馬がよろけてしまい4着
第10Rではもはや目をあけていられないゆっこたん、馬に揺られ一完歩ごとに衝撃が襲うも馬の首で股間を押さえつつ必死にムチを叩く、ゴール直前で差しきられ2着、ショックのあまり少しちびってしまう
第11Rでは目を閉じ、両手で股間を押さえ馬上に座り込んでしまうゆっこたん、馬の能力はずばぬけていたものの2着
第12Rは最終レース、もはやこれを逃してはと必死に立ち上がり、目に涙を浮かべながら馬が走る衝撃に少しずつ漏らし、ズボンに少ししみを作りつつも馬にしがみついて必死にムチをふるい強引なレースをしついに1着、しかしあまりに強引すぎたためか降着になってしまう
降着のショックに思わずターフにへたり込んで泣きだしてしまうゆっこたん、観客がその姿に注目しているのに気付き立ち上がろうとするも強い尿意に襲われ立ち上がれない
しゃがんで両手とかかとで股間を押さえながらよろよろとあひるあるきをし調教師の元へ向うも1着にならなかったからとトイレに行かせてもらえない、
馬主の車の中でもかかとで股間を押さえながら帰路につくゆっこたん、はたして来週のレースまで我慢できるのか、頑張れゆっこたん、負けるなゆっこたん

437 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/01/27(火) 20:01
がんばれゆっこたん

97話もガソバレ

438 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/01/27(火) 20:10
>>436
来週のレースまでって、そりゃ無理だわ。
翌日の地方交流レースにでもエントリーさせてやってよ(爆)

439 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/01/27(火) 20:13
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=UTF-8&oe=UTF-8&c2coff=1&q=%E9%A6%AC%E4%B8%BB%E3%81%AE%E6%84%9B%E4%BA%BA%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8A%E5%85%A8%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%81%AB%E4%B9%97%E3%81%9B%E3%81%A6%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%88%E3%82%8B&lr=

コピペ。

440 名前:マナ 投稿日:2004/01/27(火) 20:55
マナはときめき、探してます。

まだコドモだし、難しい事もよく分からない、けどこれだけは分かって欲しい..誰かに愛されたい。

誰かあたしを見つけて

http://hello-again.is.dreaming.org

441 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/01/27(火) 21:33
>>439
自分が書いたんだが、2chにしか貼ってなかったから大丈夫だと思ってた。
新作じゃないと駄目なの?

442 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/01/27(火) 21:47
一応著作権があるらしいからな・・・て自分のならいいや。

443 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/01/27(火) 22:59
>>442
しかしこれは随分前から2チャンで出回っている知る人ぞ知る作品だからな。
本人の作品かどうかにかかわらず98夜にするのはまずいと思われ。

>>http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/sports/2469/1067003710/l100

31 名前: 名無しくん、おトイレに行かせて。。。 投稿日: 2003/11/01(土) 11:40

馬主の提案によりレースで一着になったらトイレに行っても良いという事になる

444 名前:442 投稿日:2004/01/27(火) 23:01
それはそうかもね。

やっぱり新作の方がいいかな?

445 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/01/27(火) 23:52
まあ94夜もあちこち貼ってあるけどな
ネタがわれてる以上は番外にしとくほうがいいんじゃない

446 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/01/29(木) 23:31
とりあえず云々かんぬん

447 名前:第97夜その12 投稿日:2004/02/03(火) 10:28
午後8:30
暗く静寂に包まれた幻影学園。
その学園を構成する7つの校舎は巨大な墓石のようだ。
暗く虚ろな複眼のような窓の群れが誰もいない校舎を見下ろしている。
しかし、東側に位置する校舎の3階の、その中ほどの窓だけが灯りが灯っている。
ちょうど生徒会室がある部屋だ。
窓際に少女が立っているのが見えた。
「全く下劣なイベントだったこと」
副会長の瀬野秋葉は軽蔑の眼差しで菊之介を見やった。
菊之介は水着コンテストを隠し撮りしたビデオをいそしそとデッキの中に差込もうとしていたが、その手を止めて秋葉を見返した。
「何を言う。耐える乙女の姿ほど美しく神聖なものはないではないか」
口元にかすかな笑みさえ浮かべ、菊之介は断言する。
「神聖というより、いっそ悲惨そのものだったわよ。特に優勝した吉沢さんって人。見てて気の毒というよりむしろ気味悪かったわ。だって体を掻き毟りながら我慢してたんですもの」
「ああ、秋葉君」
そう言って菊之介は天井を仰ぎ見た。
「秋葉君。君は真の美しさを理解できないようだね。よろしい、それではぼくが少しばかり真の美しさについて解説してあげようではないか」
菊之介はそう言ってリモコンの早回しのボタンを押す。
彼はしばらくするとテープの早回しを停止して再生に切り替えた。
最初に映し出されたのは芹那の姿だ。
長身に加え、すらりとした理想的な四肢を有した彼女は一流モデル並みの美しさを有していた。
彼女はカメラに向けてごく自然にポーズをとり、シャッターが押されるのを待っていた。
一見、余裕があるように見えるが、よく見ると太股の辺りが震えているのがわかる。
そして撮影が終わり、舞台の隅に下がる時、彼女は一瞬であるが右手で股間を押さえつけたのであった。

448 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/06(金) 00:25
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/sports/2469/1075870342/l100
千夜一夜〜ベリー・ショート・イマジネーション〜

98夜 蛇の夢
99夜 銀座
100夜 女戦士
101夜 囚われの踊り子
102夜 ふんどし亜莉沙
103夜 宇宙海賊
104夜 戦国の巫女
105夜 深海探査船
106夜 学校の帰り道
107夜 女戦士―蛮族戦線
108夜 修学旅行のバス
109夜 ドイツの動画
110夜 宮廷の舞踏会
111夜 女戦士―要塞侵入
112夜 立て札の街
113夜 女戦士―言語不通
114夜 貸しトイレ
115夜 遠足
116夜 メイド

449 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/06(金) 01:43

 摂理、というものがある。
 例えば弱肉強食。例えば万有引力。この世界に生きるものである以上、避けることのできない法則だ。
 だが、ここにその大自然の摂理に無謀にも逆らおうとしている少女がいた。
「ぅぅっ…はぅっ……っ……」
 下腹部を走るつぅんっ、とした刺激に足を突っ張って耐える。年の瀬が見えつつある冬の夕方、陽は落ちるのも早く、冷え切った風邪は少女の体から否応なく体温を奪ってゆく。
(でちゃぅ……おしっこ……でちゃうよぉ……
 おしっこ…トイレ行きたいっ……)
 須崎未果(すざき・みか)、市立の中学に通う一年生。
 彼女は、迫り来る強烈な尿意と必死に戦っていた。
「ガマン、ガマンっ……しなきゃ…」
 アヒルみたいに不恰好におしりを突き出して、足をそろそろと進める。
 一歩ごとに恥骨の付け根に衝撃が走り、少女のダムに負担を掛ける。そのたびに未果はぎゅっと腿をくっつけ、かかとを浮かして膝をこすり合わせていた。傍から見ればじれったいほどに遅くもどかしい歩み。
 それでも今の彼女には、精一杯の大急ぎだった。
「あと、ちょっと、だけだからっ……」
 下腹部の張りを確かめる。
 そっと触れるだけで、腰が崩れ落ちそうになるほどの尿意が彼女の恥骨を走り抜けた。もう満水も満水、経験したほどのないくらいの危険水域だ。朝から一度もトイレに行けていないのだから、それも当然だろう。
 生唾を飲み込んで、冷や汗の伝う背中をぶるっと震わせる。
 歩みを進める振動すら今の未果には耐え難い刺激になり、下着の奥で排泄孔がひくんと震えた。

 じゅわっ。

「っ!!」
 今にも漏らしてしまいそうなおしっこを、なお身体の中にとどめておくというのは、極めて不自然なことである。その真理を世間知らずの少女に思い知らすかのように、未果の自律神経は尿意の信号を発して彼女に恥ずかしい排泄体勢をとらせようとしていた。
 未果はぎゅううっ、と強くスカートを握り締め、今にもしゃがみ込んでしまいそうになる膝を押さえつける。

450 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/06(金) 01:43
「んんんっ、んーーっっ!!」
 こんなところで、少しも余裕のない膀胱を抱えたまましゃがんでしまえば、それこそ絶対に我慢できない。
 中央公園の見通しのいいサイクリングロードの真ん中で、未果は足を交叉させ、腰を揺すって尿意の波に耐える。
 未果の下着に、じわっ、と染みが浮かぶ。
(出ないでぇ……お願い……っ!!)
 放水の誘惑をぎりぎりのところで押しとどめ、渾身の力で排泄孔の括約筋を締め付ける。女の子のプライドと羞恥心が必死の連携を組んで、凶悪な排泄欲求に抵抗する。
「ぁ、ぁあっ」
 我慢しきれなかった分のおしっこが、じゅわっと下着に広がる。
 だが、それだけだった。
 漏れたのはわずかに数滴分のおしっこ。必死の願いが功を奏したのか、未果はどうにかお漏らしの危機を回避した。
「はぁ…っ…はぁはぁ……」
 息が荒くなる。未果は慎重に腰を伸ばすと、ゆっくり深呼吸をした。
 もっとも、もうその程度で彼女の尿意はごまかせるレベルのものではなかった。
 漏らしたてのおしっこの暖かさに、未果は背中を震わせてスカートの上から股間を握り締める。最大の危機は乗り越えたものの、限界まで膨らんだ膀胱と、その中にぱんぱんに詰まったおしっこはなくなってなどいないのだ。
(……おしっこ、おしっこしたいっ……したいよぉ…っ)
 まるで、幼稚園か小学校に入りたての子供のように、『ままー、おしっこーっ』のポーズで未果はくねくねと腰を揺すり、恥も外聞もなく尿意を堪える。
(おもらしなんて……嫌ぁ……)
 足を伝うおしっこが、ポタ、ポタ、とアスファルトに落ちて小さな染みを作る。どれだけ我慢をしようと、ほんの少しずつ決壊は始まっているのだ。
 そして、それが致命的なものになってしまうまでの時間はもう残り少ない。
 昨夜のジュースと今朝の牛乳。体育の後に飲んだ水。この一日、自分の採った水分の総量を思い出して、未果は背筋が凍るような錯覚を覚えた。
(あんなのが、全部、でてきちゃったら……っ)
 足を伝う生暖かい感触。アスファルトを染める派手な飛沫。
 その光景を思い描いてしまい、未果は震えあがる。

451 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/06(金) 01:44


「トイレ、トイレ、おトイレ行きたい……」
 排泄をするための場所を小さく口の中で繰り返して、未果は視線をめぐらせた。

 全く周りを見まわす余裕などなかった彼女が、偶然そこに辿りつけたのは天の助けだったかもしれない。
 だが、その偶然はとてつもなく――意地が悪かった。

 二つ並んだトイレの入り口、その右側。
 赤で女性用と記されたトイレの入り口には、故障中、の張り紙があった。
 張り紙の下には無造作に矢印が引かれ、それはもう片方の男性用トイレの入り口を向いている。
(男の、ひとの方で……おしっこなんてっ…できるわけないじゃないっ……)
 公園管理としてはまあ苦肉の策だったのだろうが、未果にとってみれば最悪の不幸以外のナニモノでもなかった。
 異性の見ているかもしれない場所で、女の子が最も秘密にしておきたい行為をするなど、絶対に許容できない事である。個室の中で一番大切な場所をあらわにして、そこから激しくおしっこを排泄する姿――スカートめくりとか、着替えを覗くとか、男の子はそういうのを見たがるのだ、ということを未果は聞いていた。

(こっ、これ以上…がまんなんてっ…できないよぅ……)
 男子トイレ。
 いくら異性の知識に疎い未果でもこちらにも個室があるのは分かっていたが、まさか入っていく訳にもいかない。人一倍羞恥心の強い未果は、トイレ、の一言が言えずに学校にいる間中我慢し続けていたくらいなのだ。
 が。

 きゅうぅぅぅんっ。

「や…っ、ダメぇっ……漏れちゃうぅっ!!」
 未果の下腹、膀胱を一杯に満たしたおしっこは、容赦なく少女を攻め立てる。
 少しでも気を抜けば吹き出してしまいそうになりながら、もじもじと足をこすり合わせ内股になって、お尻をうしろに突き出した格好になる。
 それがいけなかったのだろうか。さっき乗り越えたはずの尿意が、さらなる大波になって未果に襲い掛かってきた。
「おしっこくるぅ。きちゃうよぉっ……」
 耐え切れなくなった未果は、たまらず両手を股間に挟み込んだ。ぎゅううっと排泄孔を握り締める。
「でちゃだめっ、だめ、だめ、だめぇえ……っ!!」
 尿道を下るつんっとした衝撃。
 スカートの布地越しに、暖かいものがほとばしる。

 じゅじゅじゅっ、しゅしゅしゅるるるうぅぅっ。

 未果の指の間から、水滴がぽたぽたとこぼれ落ちた。腿を伝い落ちる生暖かい感触に、鼻の奥が熱くなる。

452 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/06(金) 01:45
(でちゃってるっ……やだ、ずっとガマンしてたのにぃっ……おもらししちゃう……私、…もう、中学生なのにっ……)
 おしっこは未果のか細い抵抗などお構い無しに、下着越しにしゅるると噴き出して、ぴちゃぴちゃ地面を打つ。
 しゃがんでしまった未果には、おしっこを遮るものなどほとんどない。薄い下着一枚と、疲れ切った括約筋、そして女の子のプライドだけだ。

 しゅしゅしゅ……ちゅるるるぅっ、ぴちゃっ。ぴちゃちゃっ。

 地面に点々と黒い染みを描きながら、それでも未果はしゃがみこんだまま脚を動かして移動を開始する。太腿が震えるたびにぷしゅっと音がして、おしっこが外にこぼれてゆく。スカートの中は悲惨なことになっているだろう。
 スカートの上から股間を握り締めて、体の奥底からこみ上げてくる尿意にパニックになりながら、未果は必死に尿意の波に耐える。
(がまん、がまんしなきゃっっ……出しちゃダメ、出しちゃダメだよぉっ……)
 膀胱ので暴れまわるおしっこをなだめて、未果はたまらずスカートを跳ね除けた。
「んんんっ!!」
 奥歯を噛み締め、もう一方の手でぐいぐいと下着を引っ張り上げる。おしっこを足元にぽたぽたとこぼしながら、ほとんど根元まで向きだしになった太腿を擦り合わる。
 細かく足踏みを繰り返して、未果は辺りを見回した。
 人通りはない。
 けれど、排泄のためにしゃがみこめるような物陰も茂みもなかった。
「どうしよっ……おしっこっ……」
 足の交叉を組み直すたびに、濡れた下着が肌に張り付く。
 今は生ぬるく気持ちの悪いだけのその感触も、やがては冷たくなり、未果を裏切って尿意の味方をするだろう。
 選択肢は二つ。
 林の中でお尻を丸出しにして、なにもない地面の上で排泄するか、誰かに見られるのを覚悟で男子トイレに駆け込むか。


  このまま我慢する
 ⇒トイレに行く

453 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/06(金) 01:45



 未果が選んだのは後者だった。
 両手で股間を押さえ、走り出す。
 一歩ごとの衝撃に膀胱が震え、外に熱い雫を漏らすがそれでも決定的な決壊だけはどうにか先送りにして、彼女は男子トイレの入り口をくぐった。
 足を上げた瞬間また排泄孔が悲鳴を上げ、しゅるるる、じゅじゅじゅぅ、と漏らしたおしっこを未果は手のひらに受け止める。
 指の間から、ポタ、ポタ、と熱い雫がこぼれて腿を伝う。
 息を浅く、早く、最後の一線の崩壊だけを何とか先延ばしにして、未果はトイレに駆け込んだ。
 三つ並ぶ小用の便器と、二つの個室。
 うちの一つはドアが開きっぱなしになって、故障中と張り紙がしてあった。
(ああっ、あっ、早くしないとっ……)
 辛うじて本格的な排泄を先送りにしているものの、もう十秒と待っているのも難しい。
 未果は空いている方の個室に駆け寄り、自分のおしっこで汚れた手で個室のノブを掴んだ。
「……これで、やっと…っ」
 安堵の声を打ち砕いたのは、がくんという思いもよらない衝撃。
「えっ!?」
 ノブの下、赤い色と共に『使用中』の文字があった。
(そんな…ぁ…っ)
 愕然とする暇もなかった。
 使用中。
 つまり、このトイレには――用を足している男性がいる、という事。
 かぁっ、と未果の頭に血が上る。
 スカートに大きな染みを作り、下着を破れる寸前まで引っ張って恥も外聞もなくおしっこをガマンしている自分の姿にようやく思い当たったのだ。
(急がなきゃ、見られちゃう…っ!?)
 ただでさえ異性の視線になれていない未果。まして今の彼女は、どうにも言い訳の聞かないほどに惨めな格好である。
 焦りのままに踵を返した少女は、ほんの少しだけ股間から意識を反らしてしまった。

 きゅうううっ、ぷしゅ、ぷしゅっ、ぴゅしゅううっ

(、ぁあっ、はじまっちゃうぅぅっ!!)
 本格的な放水の誘惑が、未果の腰を直撃する。
 さっきから何度も何度もちょろちょろと漏らしてはいるが、まだ大部分のおしっこは未果のおなかの中だ。一度収縮をはじめてしまった膀胱は、少女に排泄を促そうと強烈な尿意を引き起こす。
「ぁ、ダメ、ダメっ……」

 ぱちゃ、ぱちゃぱちゃっ。
 じゅじゅじゅじゅじゅううっ

「とまって、とまってよぉ……っ お願ぃぃ……!!」
 じんじんと痺れるような男の射精にも似た感覚。疲れきった括約筋が排泄孔が震え力を失ってゆく。未果の懇願は空しいほどに届かない。
 男子トイレの真ん中で、少女はついに本当のオモラシを始めてしまった。じゅわっ、と最後の決壊の瞬間を告げるように、奔流の予兆が下着に溢れ出す。
(でちゃううううううっ!!)
 未果はスカートを破るようにたくし上げた。そのまま――


  小用便器に向かった
 ⇒洗面所の流し台に駆け寄った。

454 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/06(金) 01:45




 足を開いた途端、押さえを失って膀胱がきゅうんっ、と収縮した。
 ぱちゃぱちゃと雫がこぼれ、床のタイルを打つ。
 もう、未果にはものを考える余裕などなかった。
「ぁ、あああ、っ、だめぇーーっ」
 声とは裏腹に、未果の股間からこぼれ落ちるおしっこはどんどんと勢いを増していった。噴き出す流れをどうすることもできない。
「い…いや…っ! いやぁ――っ!!」
 眼前に迫った『おもらし』の事実に完全なパニックに陥ったまま、未果はトイレ入り口の洗面台に股間を押し付けた。とめることなど不可能な尿意に、それでも必死にお尻を揺する。

 じゅじゅじゅっ、ぶしゅうううーーーーーっ、びちゃびちゃびちゃ……

 押し広げられた排泄孔から、琥珀色の液体が下着越しに噴き出して流しを打ち、洗面台の中に渦を巻いてゆく。
 少女がこの一日、我慢に我慢を重ねて体の中にとどめていたものが一斉に放出される。 
「おしっこ、ゃだっ、こんな……こんなとこでっ……とまって、とまってよぅ……」
 疲れ果てた括約筋はぴくりともせず、か細い抵抗では羞恥に彩られた放尿を止めることなどできるはずもない。
 加減も余裕もない、本当の排泄だった。
 洗面台を便器代わりに、立ったまま、未果はその小さな体のどこにそれだけ溜め込んでいたのだろうかという量のおしっこを噴出しつづけた。

 じょじょおおおおおっ、ぶしゅっ、ぶしゅああああああ……

「やだ、やだああっ……いっぱいっ……おしっこ…ぜんぶっ……でちゃううぅ……っ」
 押し付けられた股間からお尻の方に回ったおしっこが、洗面台を伝って床にもこぼれ落ち、未果の足元に小さな水溜りを作る。
 洗面台の前に備え付けられた鏡で、手を洗い清める場所に粗相をする自分のあられもない放尿の姿を見せ付けられながら、未果は泣きじゃくりながら両手を股間に押し付ける。
 恥ずかしい琥珀色のおしっこを漏らし続ける彼女の背中で、水を流す音とともに個室の鍵を外す音が聞こえてきた。


 END.

455 名前:第97夜その13 投稿日:2004/02/06(金) 11:03
「平然を装い、品位を乱さず耐える娘。確かにこれは美しい。それは異論のないところだ」
菊之介の台詞は熱を帯び、演説めいた口調になる。
「その一方で・・・」
菊之介はビデオを早回しする。
テレビの画面の中にキララの姿が映し出された。
くねくねと体を揺らし、耐えがたい尿意に耐えている少女。
だが、そこには悲壮さは微塵もなく、甘く幼い色香が広がっている。
「そっれじゃあ、いっきまーす」
能天気な声がスピカ―から響き渡る。
次の瞬間、少女の立ちションというあられもない姿が映し出される。
「ふむ。こういった態度は品位がなく下劣だと言う批判も当然あろう。秩序の中で品位を保とうとするのもたしかにひとつの美。だが、モラルに囚われない伸びやかな少女には自然ににじみ出る可憐さが備わっている。それは否定しがたい事実であり、なによりもこの少女がそのこと体現しているではないか!」
秋葉はため息をつく。
「どうでもいいけどあんた、演説をぶちまけた後、ひとりになった時、急に虚しくなった経験は?」
「いや、いっこうに」
菊之介はきょとんとして答える。
「あ、そう・・」
「話を続けてもいいかね?」
「ご自由に」
「こほん。それでは最後に・・・」
菊之介は再びビデオテープを早送りにする。
映し出されたのは香夏子だ。

456 名前:第97夜その14 投稿日:2004/02/06(金) 11:33
「うっ、うっ、うっ・・・」
体を思いっきり痙攣させ、ポーズもとる事も出来ず、前屈みになりに鬼気迫る顔をカメラに向けている少女。
それは確かに秋葉が言うように普通のものが見ればかなり不気味な様相を示していた。
「気味悪いと君は言う。確かにここにあるのは美か醜かと問われれば確かに醜だ」
菊之介は恍惚とした表情で画面を見つめ、再び演説のテンションを上げていく。
「ぐっ、ぐう、ぐつぐげ・・」
さらに一巡耐えつづけた香夏子の体内にはさらなる水分が補給しされている。
香夏子は自分の胸に食い込ませ、蒼白な下唇を前に突き出して、ただただ尿意に耐える。
食いしばった歯により切れた唇の皮からにじみ出る一筋の鮮血。
場はその壮絶な雰囲気に息を飲み、深海のような静けさだ。
「だが、醜とは何か?そもそもこの乙女はかなりの美形。それがなぜ醜と感じるか?それは彼女が今まで持っていた美徳を放棄して自らの欲求のため自らの虚飾をかなぐり捨てたからだ。欲求に素直と言う意味ではキララくんも確かにそうだ。だが、彼女はもっと奥深い自らの性(さが)に携わる深き欲簿のために自らの虚飾をかなぐりすて目の前の尿意と言う表象的な欲求を押さえつけるこの一点に全力をかけている。この二重の倒錯性こそが先のふたりを上回る強烈な何かを生み出している。それこそが見るものが見れば明白な真実として露呈されている究極の美なのだ。分かるかね、秋葉君」
夜の生徒会室に3秒の沈黙が落ちた。
「いえ、皆目」
秋葉は平板な声で答える。
椅子に腰を掛け、彼女は切なそうに太股をすり合わせている。
「だけど、あなたがものすごい変態だと言うことはあらためて認識させられたわ」
「何を言う。ならばその変態の要求にしたがって自らすすんで尿意に耐えている君はなんだというんかね?」
秋葉はまたため息をつく。
「ホント、なんでこんな奴、好きになっちゃったんだろう」

457 名前:第97夜その15 投稿日:2004/02/06(金) 11:58
「ぼくにはよく分かるよ。なぜ君がぼくを愛するゆになったのかを。そもそも・・」
「もう、演説はいいわ」
秋葉は慌てて菊之介を止める。
「それより、この娘が求めた本当の欲求ってなに?なぜこんなにまでして優勝したかったのかしら」
「それは簡単なことだよ、ワトソン君」
「誰がワトソンか」
「一言で言えば、それは君と同じ理由」
「私と同じ?」
秋葉は顔をしかめる。立ち上がり、落ちつかなげに腰を揺らす。
「つまり、愛のためだ。君が愛するぼくのために尿意に耐えるように彼女も愛するもののために我慢を重ねていたのさ」
秋葉はそれを聞いて赤面する。
「私と同じっていうのは置いといて、彼女は一体、誰を愛していたのよ。まさか・・・」
そう言って秋葉はまじまじと菊之介の顔を見る。
「ぼくじゃないさ」
菊之介は苦笑する。
ふたりが話している間に画面の中では香夏子の優勝が決まっていた。
勝利を告げられた瞬間、彼女は膝から崩れ落ちた。
一瞬の間を置いて、水着の股間に黒いシミが広がる。
それはたちまち薄い布地を突き破り、激しい放水となる。
それは誰も見たことない壮絶な放尿だ。
香夏子は白目を剥き、失神寸前だ。
それを見て秋葉はぶるりと震えた。
一層尿意が高まったのだ。
一方、画面の中では香夏子が体をぐらりと揺らし、壇上から落ちようとしている。
その時、素早く駆け寄って彼女を抱きとめた者がいた。
芹那だった。
いつの間にか制服に着替えていた彼女は心配そうに香夏子を抱きとめている。
「愛しい者からの抱擁だ。香夏子くんもさぞ本望だったことだろう」
「えっ」
「そう香夏子君が愛しているのは芹那君なんだよ」
秋葉は三度ため息をつく。
「ホント、愛って不可解なものよねえ」
「ところで秋葉くん」
「ん?何かしら」
「トイレの方は大丈夫かね」
「実はもう限界。ねえ、もう行ってもいいかしら?」
菊之介は薄い笑みを漏らし、言った。
「答えは当然、ノーだ」

458 名前:第97夜その16 投稿日:2004/02/06(金) 12:21
翌朝。
香夏子は布団にもぐりこんだままそこから一歩も出ようとしない。
(ああああ、どうしよう。優勝特典で芹那と同じ大学に行けるのは確実になったけど・・これじゃあもう2度と学校に行けないよお)
香夏子は布団の中でもだえている。
(神様、お願いです。願いをかなえてくれたらなんだってします。だから時間を一日だけ元に戻してださい)
誰かが部屋のドアを開ける。だが、香夏子はそれに気づかない。
(でも、そんなの無理。分かっている。だからもう2度と芹那には会えないの。さよなら芹那)
切なくて涙が出てきた。
「香夏子・・・」
芹那の声が聞こえてきた。
(ああっ、もう会えないと思ったら幻聴まで聞こえてきたわ)
「香夏子」
もう一度、声がした。
香夏子は心臓が飛び上がりそうになって、びくりと体を震わせる。
「せ、せ、せ、せ、芹那?」
「返事がないから勝手に上がらせてもらったが・・・まだ寝てるのか」
確かに昨日帰ってからずっとふとんの中にもぐりこんでいたが一睡もしていない。
「早くしないと遅刻だぞ」
「無理よ・・」
布団の中から弱々しい声が響く。
「だってあんなことになっちゃって・・あたしもう学校に行けない」
「おもらしなら、あたしだってした」
「だって、だって、あたしのはあんな・・・みっともない」
「キララの奴はみんなの前で立ちションをして平然な顔をしている」
「でもでも、あの子はちょっと変だもの・・」
「他にももらした奴はいっぱいいる。香夏子はそのひとりにすぎない」
「違うよ。あたしが一番みっともなかった。すごくすごくみっともなかった。だから学校に行ったらみんなの笑い者よ」
その時、芹那は強引に布団をはがした。
「きゃ」
香夏子は悲鳴を上げる。
「せ、芹那、だめだって」
顔をそむけて蚊の鳴くような声で言う。
「大丈夫だ」
芹那は静かなそれでいて力強い声で言う。
「香夏子を悪く言う奴がいたらあたしが許さない。だから大丈夫だ」
香夏子はぽかんと芹那の顔を見た。
「香夏子!芹那!早くしないと遅刻だよぉー!!」
外からキララの能天気な声が響いたが香夏子は聞いてはいなかった。

 お し ま い

459 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/06(金) 12:28
本当にスマナイ。
まとまった時間をとれないから。
一気呵成に書くために、書き上げた所からどんどん送信していたら
途中で力尽きてしまいました。
猛省し、今後は完成してから送信するようにします。

ところで、私がもたもたしている間になんか話数がぐちゃぐちゃに
なってしまった感じですが。どうしましょう、これ・・・。

460 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/06(金) 22:36
>>448は別シリーズにした方がいいんじゃない?
むこうは向こうで進んでるわけだし

461 名前:449 投稿日:2004/02/06(金) 23:21
99夜らしきもので割り込んでしまった馬鹿者は漏れです。
夜中に舞い上がって番号もつけずに張ってしまいました。
申し訳ありません>97夜作者様

462 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/06(金) 23:44
>>459
完成おつかれさまです
今回の場合は、どうせ95夜の前までしばらく人がいなかったわけだし、
今回は活性化のためにも、完成するまで間があくより
途中でもすこしずつ投下のほうがありがたかった気がする。

461さんのが98夜ということで良いのでは。

>>460
相手スレ参照して通し番号つけるのもまだるっこしいし
こっちはこっち、あっちはあっちですね。
乱立は良くないが立ってしまったものは仕方ない。

>>461
>>433もし、98夜を書きたい方がいればお先にどうぞ。

463 名前:第99夜 投稿日:2004/02/07(土) 00:22
レイラとミリは父の仇である男を追いつめていた。
姉のレイラは剣士、妹のミリは魔法使いとして、
男を倒すだけの力を十分につけたつもりだった。

「もう逃げ場はないわ。覚悟なさい」
「フッ… 笑わせる。俺に勝てると本気でおもっているのか?」
男はそういうと呪文を唱え始めた。
「水の精よ、我が命によりやつらの動きを封じよ」

「うっ…」
「あううっ」
呪文の効果により、彼女らの膀胱の中にものすごい勢いで水がたまっていった。
思わず二人は両手を股間にあてる。
「フフッ… さっきの勢いはどうしたのかな?」
「くっ… 」

男はどんどん距離を詰めてくる。完全に立場が逆転したようである。
…このままではやられる。行くしかないっ…
「やあああ」
レイラは覚悟を決めて剣で切り込むが、尿意のせいで勢いがたりずあっさり男に止められてしまう。
「ミリっ!」
「ファ…ファイヤボール」
……しかしなにもおこらなかった。

「クックッ 呪文は高い集中力を必要とするのさ。今のおまえさんでは呪文は使えまい」
そういうと男はレイラの方を向き切り込んできた。

…どうする… 剣で受け止めるか… いや… ダメだ…
レイラはとっさにバックステップをとって男の剣をかわした。
しかし男はその動きを読んでいたようで、すばやく踏み込みレイラに足払いをかける。

「!!」
男の足払いは見事にきまり、レイラはその場にしりもちをついてしまった。
「あっ… あっ…」
レイラの股間から水が染み出していき、パンツそしてスカートをぬらしていく…。

「おいおいおもらしかア くくっ… みっともねえなあ」
「ううっ……」
「フフッ」
男が剣を上げようとした瞬間
「ファイヤーボール」

その瞬間火の玉が男を包み込んだ。
「ぎゃあああぁぁ」
薄れゆく意識の中、振り向いた男が目にしたのは、下半身を濡らした魔法使いの姿だった。


・・・
いつも見ているだけではあれなので…。
今回初投稿です。
感想とかもらえるとうれしいです。

464 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/07(土) 01:41
>449-454
98夜?99夜?
もうよくわからんが最高だった。
ぬける。

465 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/07(土) 12:43
>>464

>>436が完全なコピベなので>>449-454が98夜ですね。
94夜(>>393)もコピペだというレスもあったけど
そこまでさかのぼるとややこしくなるからそこはスルーでOK?

466 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/07(土) 16:45
何気に次が百夜か?

467 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/07(土) 23:50
100は
88夜みたいな楽屋オチというかなんというか
千夜一夜の地の文みたいなのキボン

468 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/08(日) 00:01
>>465
436を抜かして94夜だけ抜かさないのもおかしくないか?
これで100話で良いんじゃないの?

469 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/08(日) 00:18
>>465でいいんじゃん?
94夜はここにまず書いたのを
2chなどにも貼ったという感じでしょ

470 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/08(日) 00:32
そうなん?じゃあ436は番外ということで。

471 名前:5094 投稿日:2004/02/08(日) 19:40
>>393の作者です。
実際にはここに書いたのが最初です。
2chに貼られているのはだれかがコピペしたんでしょうね。

472 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/11(水) 23:49



ミユキ「こんばんは〜」
ユージ「ミユキ、遅い!」
ミユキ「ごめん、どの服にしようか迷ってて。」
ユージ「そうか、お前はかわいい奴だな。」
ミユキ「えへへ。ところで大事な話があるって聞いたけど何?」
ユージ「ん・・・うん。」
ミユキ「なに?言ってよぉ。」
ユージ「後でな。さ、TV見ようか。」
ミユキ「ずるーい。教えてよ。」
ユージ「TVみよう。(今日こそミユキに結婚してくれって言うんだ!)」
ミユキ「うん・・・」
ユージ「なにが見たい?」
ミユキ「あ、今日あれやってるらしいよ!まちゃいけ。」
ユージ「まちゃいけか。じゃあそれ見よう。」
(30分後)
ユージ「面白いね〜コレ。」
ミユキ「うん・・・(やばっ・・トイレ行きたくなってきた・・・)」
ユージ「ん?どした?」
ミユキ「ううん、なんでもない。(恥ずかしくてトイレ行きたいなんて言えないよぉ・・・)」
ユージ「大丈夫?」
ミユキ「うん。」
ユージ「そうか。」
ミユキ「(もれそう・・・でもやっぱ言わなきゃ!)ねぇ、ユージ・・・」
ユージ「なんだ?」
ミユキ「あたし・・・ト・・・(ダメ・・恥ずかしくて言えない・・)」
ユージ「ん?」
ミユキ「トンカツ食べたい。(あぁ〜あたしのバカ〜!!)」
ユージ「トンカツか。食べにいくか?」
ミユキ「(あっ・・・どうしよう・・・もれそう・・・)え・・・あ・・・」
ユージ「ん?どうした?」
ミユキ「(あそこを押さえる)ん・・・あっ・・ん・・・・」
ユージ「ミユキ?トイレ行きたいのか?」
ミユキ「ああっ・・・んっ・・・うん・・・。」
ユージ「なんでもっと早く言わないんだ?」
ミユキ「だって・・・あっ・・・・」
ユージ「あっ。」
ミユキ「はぁ・・・はぁ・・・」
ユージ「ミユキ・・・お前って奴は・・・」
ミユキ「ごめんなさい・・・」
ユージ「仕方ないよ。」
ミユキ「あたしのこと・・・嫌いになったよね・・・」
ユージ「そんなことないよ。」
ミユキ「あたしいくつになったんだろ・・・」
ユージ「落ち込むなって。」
ミユキ「だってこんないい年してもらしちゃうなんて・・・」
ユージ「いいの、おもらししようが何しようがミユキはミユキだろ?」
ミユキ「ユージ・・・ありがとう。で・・話って?」
ユージ「ミユキ、結婚してくれ。」
ミユキ「えっ・・・あっ・・・」
ユージ「オレじゃダメか?」
ミユキ「ううん・・なんか嬉しくて・・・」
ユージ「これからもよろしくな。」
ミユキ「こちらこそ・・・」

473 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/14(土) 23:24
床には魔術的な模様が描かれその中央には若い女――まだ少女とさえ呼べる年だ――が一糸まとわぬ姿で括られていた。
「準備は全て整った。この水盆をお前の小水で満たせば儀式は完成する」
魔女はそう言うと凶々しい色合いの赤い皿を少女の股下に差し込んだ。
「冗談じゃないわっ!一生おねしょが治らないなんて」
「ほっほっほっ、残念ながらビゼパツルツ卿のご要望ですゆえ」
政敵の名の聞いて彼女、ダボネラ・ラルズーセの顔色は烈火のような怒りと憎悪に染まった。
「伯爵にこう申せ!いかに策を弄せようと、私はビゼパツルツに嫁ぐ気はない」
「ほっほっほっ、夜毎におねしょをするような恥知らず、他に貰ってくれる殿方がいるとでも?」
「これ以上の侮辱は赦さぬっ。私は…私は…」
それまで高圧的であったダボネラの声が急に弱々しいものにかわる。
「儀式の第一段階は完成しているのですよ。いかにあなたが淑女の嗜みを身につけていても、既に限界の筈ですわ」
全て魔女の言うとおりであった。魔女はこの儀式の前段階として別の儀式でダボネラの生理利尿作用を高めておいたのである。
淑女として一日程度は手洗いを堪えきるほどの慎み深さを備えているダボネラだが、いまでは魔女の術によって一日に何度も手洗いを済まさなければならない。
ダボネラの生理利尿作用を高めたのは、いま行われている儀式のためばかりではない。実はこれも魔女の依頼人ビゼパツルツ伯爵の要望の内に入っているのである。
故ラルズーセ候の息女であるダボネラは社交界からの招待も多い。
彼女にとって小水の堪えが利かないという事は、致命的な失態をまねきうる。貴族の娘としては死活問題と言っていい。

「お、おのれっ。ビゼパツルツの辱めを受けるくらいなら、死んだ方がマシだわっ」
もはや断末魔と言っていい。ダボネラの両膝は小刻みに震え、決壊が近いことを告げている。
「ほっほっほっ、卿の下に身請けされるにせよ、自害なさるにせよ、ラルズーセ家はあなたの代でオシマイです」
魔女の言葉が引き金になり、ダボネラの股間から透明なしぶきが噴き出した。
財産の四割を伯爵に奪われ、父ラルズーセ侯爵は暗殺。裏でビゼパツルツ伯爵が糸を引いていることは明らかだった。
そしていま、ダボネラが伯爵の罠に捕らわれた。彼女にはもう貴族の娘としての明日はなかった。

474 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/15(日) 01:20
固有名詞の元ネタってあるのかな
以前のイザンバレイトみたいに何かありそうで
気になります

475 名前:第102夜 尿量保存の法則 投稿日:2004/02/15(日) 22:01
とある女子校の昼休み、トイレの前では行列が出来ていた
「B組の佐藤さん、、、えっと、あなたは前にトイレに来たのは2時間目の休み時間ですね、はい、制限時間経過してます、ではどうぞ」
白衣を着た校医が名簿を見てそう言うと、傍らにあった机に並べられたコップの一つを手渡す
トイレの前の廊下には大きな机にコップが並べられていて、まるでマラソンの給水所のようだ
美香はコップを受け取ると、、中に注がれたお茶を一気に飲み干し空のコップを持ってトイレに入る
「D組の小林さん、、えっと、、、あらあら、あなた前の時間におトイレに行ってるでしょう?」
美香の後ろに並んだ女子生徒が呼び止められる
「先生ぇ〜 で、でも、、、でも、、、もう我慢できないんですぅ〜」
両方の膝をこすり合わせながら必死に懇願している、もうかなり尿意は切迫しているようだ
その様子は長時間の我慢の末トイレにたどり着いたと言った感じで、とても1時間前にトイレに行ったとは思えない
「あと1時間ぐらい我慢なさい、みっともないですよ、はい次」
「そ、そんなぁ〜」
トイレの入り口で追い返され、彼女はあきらめて内股でヨチヨチと歩きながら教室に帰っていく
美香はそんなやり取りを尻目に空のコップを持ってトイレに入る
中では大勢の生徒たちがトイレの順番を待っていた
皆限界ぎりぎりの様子で、前屈みで足踏みをする者、しゃがみこんで蹲ってしまっている者、太ももをピッタリと閉て必死に耐えている者。
皆我慢の方法は違えどもう限界の1歩、、いや半歩手前である。
その時ガチャリと個室のカギが開き、一番前の生徒が個室に飛び込む
前に入った生徒は出てこない、この個室は混雑を避ける為に左右にドアが有り向こう側に出て行くようになっている。
一方、美香は個室を目の前にして大きな尿意の波に襲われていた
先ほど飲んだ約200ccのお茶が膀胱の圧力でパンパンのお腹に流し込まれたのだ、行き場の無い圧力が膀胱を圧迫しおしっこを体外へと押し出そうとする。
「ああ、、も、もう、、もうだめ、、、は、早く、、、はやく、、、」
唇をかみ締め冷汗を滝のように流しながら、全身をゆすってただひたすら順番を待つ
永遠にも感じられた数分が過ぎ、美香にようやく順番が回ってきた
慌てて個室の中に飛び込む美香
「ああっ、、まだ、ダメぇ」
先走った体が早くも放尿を始めてしまうのを必死で堪え、カギを掛ける。
入り口のカギは出口のカギと連動しているようで出口の方にもカギが掛かる。
ようやくたどり着いた個室の中、しかし、個室の中には本来あるべき便器は無い
下は個室の外と同じ一面のタイル張りで、広さとトイレットペーパーが据え付けられている事を覗けば、掃除道具入れと全く同じである。

476 名前:第102夜 尿量保存の法則 投稿日:2004/02/15(日) 22:11
美香は本来は便器があるであろう位置を跨ぐと、スカートに手を入れ下着に手をかける
「あ、あぁぁん」
足を開いたことにより力の緩んだ出口からおしっこが噴き出しそうになる
必死で食い止めながら、何とか下着を下ろすと先ほどのコップを股間にあてがい、その場にしゃがみこむ
「はぁぁ〜〜〜、、はぁ、、、はあ、、、」
安堵のため息を大きくつく美香
ようやく訪れた開放の時、しかし、それも束の間だった
注がれていくおしっこにコップはあっと言う間に一杯になる
「や、やだ、、、まだ、、半分も、、、してないのに、、、」
悲痛な悲鳴を上げるが、おしっこを溢れさせる訳にはいかない
必死に尿道に力を入れコップが溢れる前におしっこを止める
「はあ、、、はああ、、、」
コップを9割満たしておしっこは止まった
「ああん、、、ううっ、、まだ、、おしっこ、したいのに、、、」
美香は泣きそうだった、女の子にとっておしっこを途中で止めるのは死ぬほど辛い、それが限界ぎりぎりの我慢の後ならなおさらである。
まだ収縮を続けおしっこを全部出してしまおうとする膀胱に逆らい尿道をきつく閉める、行き場の無くなったおしっこの圧力が膀胱の中を暴れまわり美香に耐えがたい苦痛を与える。
しかし、便器の無いこの個室ではもうこれ以上おしっこをすることは出来ない。
まだ放尿を続けたい生物として自然な欲求に逆らい、尿意に手を震わせながらおしっこを拭くと下着を上げ個室を出る。
「うううっ、、、だ、、ダメ、、、やっぱり、まだおしっこしたい、、、」
無理も無い、膀胱の中にはまだ半分以上のおしっこが残されている、その量は普通なら尿意を強く感じ、我慢を強いられはじめる時の量である。
殺人的な残尿感、膀胱が壊れてしまうのではないかとさえ思える痛烈な尿意に襲われながらも、美香は個室を出る。
そしてトイレの出口に有る朝顔にコップの中身を捨て、コップをゴミ箱に放り込んでから手を洗うとトイレを後にした
「はあぁ〜、、、おしっこしたい、、、」
トイレから出たばっかりの美香はため息をつく
「、、おしっこしたい、、、おしっこを全部出せたらどんなにいいか、、、」
トイレを出た美香は太ももを擦り合わせながら、続きのおしっこが出てくるのを懸命に耐える。
トイレから出たほかの生徒たちも同じような状態だ、トイレの出口でも入口と同じように多くの生徒たちが懸命におしっこを我慢している。
やがて先ほど口にしたお茶もおしっこになり、彼女達をさらに苦しめるであろう。
おしっこをする時は決められた量の水分を口にし、それと同じ量だけおしっこが許される。
出した分だけ水分を摂取しなければならない、このシステムは授業中だけでなく寮に帰っても続く
そのため彼女達は
おしっこがしたい→我慢の限界→少しだけ放尿、でもまだおしっこがしたい→我慢の限界→少しだけ放尿、、、、
と、常におしっこがしたい状態のまま延々と過ごさなくてはならない
しばらく尿意に耐えていた美香が教室に向かって歩き出す。
時間が足ったことで膀胱は続きのおしっこをするのを諦めたようだ、美香の尿意は次第に落ち着いていた、膀胱も少し軽くなった
しかし、次におしっこが出来るのは2時間後、、、、
美香はまた大きなため息をついた
「はぁ〜、、、おしっこしたい、、、」

477 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/16(月) 01:39
法則というより規則ですな
カナリ萌えますた。

478 名前: 投稿日:2004/02/16(月) 02:06
旅行中に限界まで我慢したあと500mlでやったことがある
飲みかけのペットボトルはダメなのであいた分しか使えなくて
ペットボトルにするので人目を避けれるトイレの個室しかだめ。
500mlといえば大半だからかなり楽になるが
出し切らずに続行という自虐的な倒錯感が良かった

479 名前:名無し 投稿日:2004/02/16(月) 16:02
              モナーレス
   ∧_∧  
  ( ´∀`)  このレスを見た人はコピペでもいいから
  (    )  10分以内に3つのスレへ貼り付けて欲しいモナ。
  | | |   いい子にしていればモナがお家に遊びに行くモナ。
  (__)_)  モナとゲームしてご飯食べてお風呂入って一緒に寝るモナ。

480 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/16(月) 21:05
102夜の作者だが、このような話書いておいて何ですが。
膀胱炎になる確立高いので、真似しない方がいいですよ。
健康に良くありません。

481 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/16(月) 21:13
おしがまの快感は、膀胱炎になって苦しむリスクを乗り越えられるでしょうか?

482 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/17(火) 00:52
やっぱ、想像の世界だから萌えるってこともあるよね
登場人物は無茶な我慢させても膀胱炎にならずにすませられるし
なっても読むほうが膀胱炎になるわけでもないし

483 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/17(火) 12:10
>481
やり方によるでしょう。

484 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/17(火) 13:39
水分を大量にとって薄い尿&短時間の我慢にすれば
リスクは少ないと聞いたことがあるが?

485 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/17(火) 22:52
な〜るほど、ナルホドッ。

486 名前:准尉 投稿日:2004/02/17(火) 23:55
かわりに頻尿になりそうだな…
それはそれで嬉しいかも

487 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/18(水) 01:32
准尉キター!!
至高のほうを立て直してよ

>>484
場合と程度にもよるから一概にそうともいえんけどね。
おしっこ我慢の量で記録を狙いたい時はそのやりかたが向いてるね。
>>481のいう「おしがまの快感」に向いてるかというと微妙。

488 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/18(水) 03:48
ttp://omo1001.at.infoseek.co.jp/

久々に更新しましたが…○○夜の番号これでいいですかね?

489 名前:第103夜 投稿日:2004/02/18(水) 03:52
「あのう、おしっこをされた方ですよね…?」
下山口で呼びとめられて、エリは顔を真っ赤に染めた

「失礼ですが、お手洗いは、使われないのですか?」
「そ、その…おトイレ、は、ないって、きいてたんで…」
「申し訳ありませんが、ちょっと来てもらえませんか」

入山管理所の奥に建つ別棟に入ると、座禅道場のように
通路の左右にズラリと座っている人々がいた。
誰もが真剣な表情で正座している。エリを哀れむような目で見る人もあった。

通路の突き当たりの事務所で、エリを連れてきた女性が口を開いた。
「大変残念なことです。この山で野外放尿をおこなった女性は
条例045条により15年の禁固刑と決まっています」
「そ、そんな!」
「お手洗いはありません、と、登山前に注意は受けましたよね?」
「は、、はい。でも、冷えましたし、6時間以上も…」
「しかしこれは法ですからね」
女性がきっぱり言うと、エリは絶望にうなだれる。

490 名前:第103夜 投稿日:2004/02/18(水) 03:53
「ただしあなたは初犯です。」
エリは女性の口調に希望をおぼえ、頭をあげた。
「執行猶予というのを御存知ですか?」
「あ、きいたことがあります」
「あなたは故意に条例を破ったわけではないようですね」
「は、はい!」
「あなたには、情状酌量の余地があります。執行猶予を与えますから
その間、045条を破る人間ではないということを示してください。」
「つまり、ちゃんとおトイレを使えばいいんですね。
それなら、いつもは守ってますから大丈夫です。
それで…期間はどのくらいですか」
「2日になります」
「え、執行猶予って、何年もあるもんじゃないんですか」
「045条を犯していないかというのは、きちんと監察しなければ
ならないので、申し訳ありませんがこちらで拘留することに
なっているのです。長期にわたって拘束するわけにはいきませんから」
2日間も時間を奪われるのは災難だが、15年よりははるかにマシだ。
エリは従うことに決めた
「それで…私はこれからどうすれば…?」

491 名前:第103夜 投稿日:2004/02/18(水) 03:54
女性はエリを連れて事務所を出た。
「ここで2日の間すごしてもらうことになります」
座禅道場のような、長い通路の左右にならぶ板張りの
3畳ほどに仕切られた場所がエリに与えられた。
やわらかで暖かい布団の上に座らされる。これなら正座も
山の寒さもしのげそうだ。
「会話やむやみに立ち歩くことは原則として許しません。食事は3度出ます。
10時就寝5時半起床ですが、起きて座っていてもかまいません」
「あの、それで、おトイレはどこに…?」
山でおしっこしてからずいぶん経っている。寒い事務所での立ち話は
山中でのおしっこ我慢で疲れきった膀胱にこたえたとみえて、
執行猶予がついて安堵したエリはかなりの尿意を自覚していた。
おトイレの場所だけは聞いておかないと、せっかくの執行猶予が
取り消されてしまう破目になるかもしれない。
「最初にいっておくべきでした。この別棟は、境界より山側、
つまり山に含まれています。それでは、つつしんで過ごしてくださいね」
女性は肝心の答えをしないままで行ってしまった。

492 名前:第103夜 執行猶予 投稿日:2004/02/18(水) 03:58
「ここにトイレなんてないよ。山にトイレなし。登山前に言われたとおりさね」
右隣の、りりしい女性が声をかけてきた。背筋をピンと伸ばして
正座姿が堂に入っている。若女将かなにかだろう。
「2日もオシッコ我慢できるくらいなら、山でオシッコなんかしないよねー
フツー」
左隣は化粧の派手な、あどけない顔の女性。両足の間に両手を挟んで
正座のままリズミカルに前後に揺れて、目がトロンとしている。
今でも相当おしっこしたいのに、2日も我慢なんて、エリには無理だ。
そんなこと、人間に可能なのだろうか。

「だけどうちら、死ぬ気で我慢するしかないからね」
「そうだよねー。なぁーんとか、なるもんだよー、うん。あたしこれで
1日我慢してるんだ。あんたも頑張るんだよー」
「ま、オシッコや残り時間のことは考えないことだね。そしたら、平気。」
「オシッコ、残り時間?あーオシッコオシッコ、あたしはシッコー猶予あと20時間!
あはははは。ははははは。笑ったらでそ…はは」
「ばか。」
左右からエリへのあたたかい励まし。
彼女らのように気持ちを切り変えれば、なんとかなるのかもしれない、と
エリは思った。執行猶予、あと47時間40分。

493 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/18(水) 04:31
>>488
98夜はどこかからのコピペだから番外編って話になってなかった?

494 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/18(水) 07:45
>>493
うん。競馬のは外れて
98 未果のやつ
99 レイラとミリの
100 ミユキとユージの
101 ダボネラの
102 尿量保存
103 執行猶予
ということになってる。

495 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/18(水) 16:39
>>493
>>494
どもです。修正しました。

496 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/18(水) 22:34
>>495
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/sports/2469/1075870342/
このスレの保管はまだぁ?

497 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/18(水) 23:13
>>495
おつかれさまです

498 名前:准尉 投稿日:2004/02/19(木) 21:59
百選の147,148が番外なのはちと悲しい…
元々評判良くなかったので、ドラッグネタではもう書くつもりないけど

499 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/20(金) 02:20
結構前の話ですな
百選はもっとわかりやすい直球って感じ
こっちは抽象もファンタジーも歴史ものもありだけど
なんとなく我慢重視の不文律があるっぽい

500 名前:カチュア 投稿日:2004/02/25(水) 02:31
カチュアびっくりです!!.助けて!!だってこんなにおまんこが大洪水♪

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501 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/25(水) 17:19
「私は人魚姫の生まれ変わりですのよ」
「何が仰りたいのですか?」
「寝ている間にベッドが濡れたくらいでガタガタ言わないでいただけます?」
「…」

502 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/25(水) 22:51
>>501
これ新手の千夜一夜?

503 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/25(水) 22:51
>>501
これ新手の千夜一夜?

504 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/26(木) 12:44
っていうかベリーショート向けだな。
ワロタけど。

505 名前:准尉 投稿日:2004/02/26(木) 19:10
俺、VSIは二軍スレと見なしているからあっちには投稿しない。
俺が出ると無差別級化してしまうし、現状でも百選、仙一、男OMOと分散しているからこれ以上手を広げたくない

506 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/26(木) 19:10
貼っとこう
千夜一夜〜ベリー・ショート・イマジネーション〜
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/sports/2469/1075870342/l20

507 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/02/26(木) 19:20
まあ、元々分ける必然性は全然無くて
VSIもこっちでやればよかったくらいだけどね。
たまたま長編が続いてた上に途中で止まって割り込みにくくなったり
きりのいい100夜が近くて牽制しあってたから役に立ったってわけで。
千夜一夜自体がよせあつめで際限のない作中作も多いし
1夜で数話語ったり、逆に1話を数夜かけたりするから
通し番号もあまり気にする必要のない混沌とした2スレ並行の状況は
千夜一夜らしくていい
サイトにまとめてくれる人にはややこしい状況かもしれないが

>二軍
>無差別級
准尉らしくていいな(w。

508 名前:第104夜 投稿日:2004/03/02(火) 01:16
青い季節のある日、とある高校にて。2時間目が終わったところである。1年生の好子は軽い尿意を感じていた。しかし、次は体育である。体育着に着替えて体育館へ行かなければならない。しかも、遅刻は許されない。
(トイレはまだまだ余裕ね。後ででも大丈夫だわ。)
 好子は確実に授業に間に合うようにトイレには行かないことにした。
 今日の体育はバスケットボールであった。好子はコートをあっちへこっちへ全力で走り回った。
(ふぁ〜。死ぬぅ〜。)
 やがて授業が終わり、好子ら生徒は体育館から出てきた。
(疲れたぁ〜。倒れそう。)
好子は水屋で水道の水をがぶがぶと飲んだ。何人かの生徒がトイレに入っていくのを見たが、くたくたの好子はトイレに行く気になれなかった。
 昼休み。好子は500mlのお茶を買い、昼食をとっていた。先程大汗を掻いたせいでやたらとのどが渇く。食べ終えてもまだのどの渇く好子は、300mlの牛乳を買い、一気に飲み干した。
(あ〜ぁ。疲れたなぁ。)
 好子は机に座ってうとうとし始めた。
 やがて目を覚ます。
(あ、おしっこしたい。)
 トイレに行こうとして立ち上がったときに腕時計を見た好子ははっとした。4時間目開始まであと4分。次の理科がこのクラスルームではなく理科棟の教室で行われることを思い出した。教室移動のときはなぜかいつもぎりぎりに教室を出る数人の生徒が、授業用具を持って教室から出始めたところであった。
 好子は慌てて理科の授業用具を準備し、授業のある理科棟の教室へ急いだ。
 ぎりぎり定刻に間に合い、授業が始まった。
(あぁ、トイレに行きたかったのに。終わったら急いでトイレに行かなきゃ。あっ、しまった。)
 好子は他の生徒が社会の授業用具を持っているのを見て青くなった。5時間目は社会。別棟の教室で行われる。ここ理科棟から別棟まではほどほどの距離にあるが、クラスルーム・理科棟間、クラスルーム・別棟間はかなりの距離があり、理科棟・別棟の授業が連続するときは、移動が大変にならないように両方の用具を持ってくるのが普通である。
(4時間目終わったら教室に戻って社会の授業用具もって別棟に行かなきゃならないよぅ。トイレに行く暇ないっ!!)
 好子は5時間目が終わるまでトイレに行けないことを知って強い不安に襲われた。心臓の鼓動が急に激しくなった。
「緊張すると交感神経が活発に働いて心臓の鼓動が早くなる。これの行き過ぎを止めるために副交感神経も活発に働く。交感・副交感神経が活発に働くと副作用

509 名前:第104夜の2 投稿日:2004/03/02(火) 01:19
として尿の生成も活発になるんだ。なんでだろうな。」
 教師がこう言っている。今、神経の分野らしい。
 好子はドキッとした。緊張するとトイレが近くなるのは経験的に知っていたが、やはり本当のようだ。
(緊張しちゃだめよ、私。まだ尿意には余裕がある。2時間ぐらい我慢できるわ。)
 しかし、緊張しないようにと思えば思うほど緊張し、みるみるうちに好子の尿意は高まっていった。。
何とか我慢して4時間目が終わると、好子は教室へ走った。社会の用具を持って教室を出たとき、休憩時間の残りは5分。やはりトイレに行く時間はない。好子はそのまま別棟に急行し、5時間目にぎりぎり間に合った。
好子の膀胱は満タンで、授業が頭に入らない。ひざをすりあわせている。パンツが汗でべっとりしている。時間はゆっくり流れ、しかし、やがて残り時間は少なくなっていく。
(もう少し、もう少しよ。授業が終わったらすぐ近くのトイレに駆け込めば何とか間に合う。)
 しかし、授業の終了を告げるチャイムがなったとき教師はこう言った。
「このプリントの最後までがテスト範囲なんだ。ちょっと延長させて。」
(ええ〜!?早くおわしてよ。掃除の人が来ちゃうよ。)
好子が気をもんでいる間にやはりトイレ掃除当番の生徒がやってきて好子の今いる教室の近くのトイレの掃除を始めてしまった。
(ああ〜ん。掃除終わるまでトイレ行けないよー。)
授業が終わると好子は絶望にくじけそうになりながら教室に戻った。今週、好子の掃除班は教室の当番だ。女子は箒、男子は雑巾。好子は青い顔をして箒をかける。雑巾組が足元を通るたびに心の中でびくっとする好子。しかしそれを表に出すわけには行かない。普通に見えるように必死である。もし雑巾組がぶつかったら、と考えてみる。びっくりして、転んで、そして、好子のダムの決壊。ぞっとして好子は掃除に集中しようとした。
机は箒組が運ばなければならない。
(うぅ〜。力入んない。これ以上力入れたらもれちゃうかも。)
好子は泣きそうな気持ちでやっと掃除を終えた。
(あと10分もすればトイレ掃除が終わるはずだわ。もう少しの辛抱よ。)
 好子は何気ない風を装って校舎の中を歩き回り始めた。どこかのトイレの掃除が終わったらすぐに入って用を足そうと思ったのである。
 ところがそれから15分も経つというのにどこのトイレも掃除が終わりそうな気配が見えない。
(もおー。早くしてよ!!こっちはもうもれそうなんだから。)
 普通に歩こうとしているのだが、ダムが苦しいのと焦りとでだんだん速歩きになってしまう。ふとどこかの教室の黒板に書いてある言葉が好子の目に飛び

510 名前:第104夜の3 投稿日:2004/03/02(火) 01:21
込んできた。
「月例トイレ大掃除」
 好子は、先週担任が言っていたことを思い出した。この高校では月一回トイレの大掃除をする。これはかなり念入りにやるものであり、速くても1時間以上かかるという。
(来週やるって言ってたけど今日だったの!?そんなぁ〜、今まで待ってて馬鹿みたい。今からでも帰った方が良いわね。)
 好子は鞄を持って学校を出た。ダムの水は危険水域に達し、好子は焦ってまともに考えられない。
(この辺にトイレは。ああ、分かんない。まだ不慣れなこの辺で探してたってきっと見つけられないわ。ここは確実な道を取って駅に行くべきよ。)
 好子は焦る自分をなだめながらバス停に向かった。バス停の近くに来たとき、バスが発車しようとしていた。好子は走ろうとしたがダムがそれを妨げる。
(いやー!!待って!!)
 好子の声にならない叫び声むなしくバスは行ってしまった。
(ついてないなあ〜。)
 ぼやきながら好子はバス停の時刻表を見て考えた。
(今のバスはどれ?んー、分かんない。とにかくこの辺だから間隔が、ええーと、バスに乗ってる時間が、ああー、歩くと何分かかるんだっけ?んー、もう分かんない!!)
 ダムが決壊しようとし、必死にそれを抑える好子は頭が働かない。これ以上歩くのは苦痛だと思った好子は結局バスで駅に向かうことにした。バスを待っている好子の足はカタカタ震えている。
(早く来てー。早く来てー。)
 やがてバスが来て好子は乗り込んだ。程無くしてバスの進み具合が急に悪くなった。しばらく殆ど止まっているような状態が続いた。渋滞にでも巻き込まれたのだろうか。
(こんな調子じゃ、歩いたほうが早いよ。)
 好子は恐る恐る運転手に言った。
「あのう、ここで下ろしてくれませんか。」
「駄目だよ!!ここバス停じゃないんだから!!」
(そんな〜。もれちゃうのに。)
それからまたしばらくしてバスがすいすい動き始めた。検問をやっていたようだ。次のバス停で誰もベルを押していないのにバスが止まった。
「さっきの人!!さっさと降りて!!」と運転手は叫んだ。
(そんなのひどいよー。)
 好子はバスを降りた。駅に向かって歩き始めたがまだ結構ある。
(あんなこと言わなくたって。私おしっこ漏れそうで焦ってたからなのに。)

511 名前:第104夜の4 投稿日:2004/03/02(火) 01:23
一歩一歩が重く感じ、好子は泣きたくなった。そして、好子の股も泣き出そうとしている。
(お願い!!間に合って!!)
好子は地獄のような道を歩き続け、ようやく駅が近付いてきた。
(やったー。やっと、おしっこできるー。)
と、思ったそのとき、長距離バスから降りた大勢の客が駅のトイレに殺到し、あっという間に長蛇の列が出来た。先に並ばれないように走ろうと思う暇さえなかった。
(何でこうなるの〜。駅のトイレ小さいからこんなに前にいるんじゃあ、間に合わないよ。駅前の店でトイレ探さなきゃ。)
 好子は駅前にある本屋に入った。急いで天井につられてある案内表示を見てトイレを探す。しかしトイレの案内が見当たらない。好子は店の中をぐるぐる歩き回ってトイレを探した。そして一枚の張り紙を見つけた。
「当店では、防犯上の理由から、トイレは設置しておりません。お客様には大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。」
(そんなの理解できるかー!!迷惑だって分かってるならトイレぐらいおけー!!)
 好子は本屋をあとにした。股の好子ちゃんはもう限界だ。今にも泣き出そうとしている。
 好子はトイレのありそうな建物を勘で選んだ。
(あれにならあるかな。)
その建物に向かって好子は歩き始めた。
(お願い、トイレおいといて。)
わずかな距離が遠く感じられる。
 と、そのとき、一筋の鋭い風が好子を襲った。スカートが捲り上げられ、パンツが見えた。
(きゃっ!!)
 好子は慌ててスカートを押さえ下ろしたが、そのとき好子は股が熱くなるのを感じた。一瞬の隙を突いて股の好子ちゃんが泣き出したのである。
ジュバァーーージョジョジョジョーーーーーシュワーーーーーー
(いやーーー!!!)
 股の好子ちゃんの涙は見る見るうちに広がり、水溜りを作っていった。

512 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/03/02(火) 02:54
いい!いいですっ!

513 名前:暇人 投稿日:2004/03/02(火) 16:53
ここいいかも!!  覗いて見て!!
 http://hokushin.h.fc2.com/

514 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/03/02(火) 23:56
sage

515 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/03/03(水) 12:03
股の好子ちゃんか。。。

淑子(競馬の鈴木淑子、「としこ」とも読みます)
佳子(一般人の知り合いで何人かいた。うち一人はおもらしした子)
良子(「りょうこ」とも読みますね。よくおねしょしてた子にいた)
美子(芸能界デビュー当時の宮崎美子は衝撃的)
由子(「ゆうこ」とも読みますね)
祥子(「しょうこ」あるいは「さちこ」という子がいた)
貴子(多くは「たかこ」と読むのだけど「あつこ」とも読みますね(ハロプロの稲葉貴子とか競馬の目黒貴子とか))

これみんな、よしこって読みます。

どーでもいいですよ♪

516 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/03/12(金) 20:42
非日常的(千夜一夜向け)なんだけどここにうpするには長すぎる小説
ってどこにうpすればいいの?

517 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/03/12(金) 20:45
>>516
フリースペースにうpしてここにURL貼り付け

くらいしか思いつかないけど。てか長いってどのくらい?

518 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/03/13(土) 00:39
>>516
ここでいいよ。
完成してるなら1話100レス分くらいあっても。
たびたび中断おあずけは勘弁だが。

1スレまるごといきそうなくらい気合いが入ってて
投げっぱなさないのなら新スレ立ててもいいと思うし
逆に一発屋で終わりそうなら新スレや死スレのっとりなどの色気出さずに
既存の小説スレ(つまりここ)にしたほうが書き手読み手お互いのためにいい。
実況にしろ小説にしろ無意味な乱立・分散はイクナイと思ってるので
他スレのっとりもおすすめしたくない。

気が引けるなら自サイト作ってうpとかだな。

519 名前:105夜-1 投稿日:2004/03/18(木) 21:58
(あと7分かぁ…)
瑞希は、12時13分過ぎを指している教室の時計を見ていた。
前の休み時間、トイレに行きそびれていた瑞希は、かなり強い尿意を感じていた。
いまにも漏れそう、とまではいかないが、それでも苦しいことに変わりは無い。
  カツカツカツカツ…
理科教師が、黙々と化学式を黒板に書き綴るチョークの音だけが教室に響いている。
真面目な生徒はそれをノートに書き写しているが、どうせ殆ど同じ内容が教科書にも載っているので、
瑞希は窓の外を眺めて、おしっこから気を逸らせようと努めていた。

(…え?)
ふと。瑞希は気付いた。
教室にずっと鳴り響いていた、黒板とチョークの立てる単調な音が止まっていることに。
ハッとして、黒板のほうへと視線を戻す。
そこには、黒板に向かいチョークを握ったままの教師が固まっていた。
教師だけではない。教室中の生徒たちはみな、凍りついたかのように動かない。
「ちょ、ちょっと! ウソ! こんな時に!」
教室の時計は、12時16分37秒を指したまま、その動きを止めていた。

瑞希は、「超能力」を持っていた。時間の流れを止めてしまう力である。
周りの人や物が止まっている間、瑞希だけが自由に動けるのだ。
そんなマンガやドラマに出てくるような夢の能力であるが、ただ一点、致命的な欠陥があった。
この能力、瑞希自身にはまったくコントロールできないのである。
いつ時間が止まるのか、そしてその止まった時間がいつ動き出すのか、彼女自身にも知る由はないのである。

時間が止まってから、20分ほど経ったであろうか。
こんな状況には慣れっこの瑞希である。
普段なら時間が動き出すまでの間、諦めてじっとしているのだが、今日は事情が違った。
(ど、どうしよう…おしっこ…!)
自分の席に座ったまま、もじもじと身体をくねらせる。
昼休みになったらすぐにトイレに向かうつもりだった瑞希に、我慢の限界が迫っていた。
彼女自身は自由に動けるのだから、今すぐにでもトイレに行けばいいと思うかもしれない。
だが考えてみてほしい。もしトイレに行っている間に、止まっていた時間が突然動き出したらどうなるか。
周りの人から見れば、瑞希は忽然と姿を消したように見えるのだ。
特に瑞希に注意を払っていなくても、彼女の後ろのほうの席の生徒なら、
視界に入っていたものがいきなり消失すれば、気づかれてしまう。
大騒ぎになるのは、目に見えているのだ。
(このままじゃ本当に…おしっこしたい〜っ!)
いつ動き出すかもわからない時を待って、瑞希はおしっこを我慢し続ける…。

この能力のタチの悪いところは、時が止まっている時間が、全くランダムなところである。
短くて数秒、長くても数時間程度なのだが、動き出すのがいつなのかまったくわからない。
(早く、早く動いて…うぅっ)
いつまで続くのか、あてのない我慢を強いられる瑞希。
時計も止まっているので正確には分からないが、時が止まってからもう1時間は経っているだろう。
(あっ、だめ! 出る! 出ちゃう!)
押し寄せる尿意の波に、瑞希は椅子の上で足をバタつかせる。
誰にも見られることはないので、、瑞希はスカートの上から両手で股間を押さえつけていた。
ただ、たとえ誰かに見られていたとしても、その手を股間から離せるかはもはや怪しい。
瑞希は今、それくらい追い詰められていた。

自分の席でガクガクと震えている瑞希。目にはうっすらと涙が滲んでいる。
その強烈な尿意によって、彼女の理性は失われかけていた。
能力がばれたらとか、大騒ぎになるとか、そんなことがどうでもよくなってきた。
今はただ、トイレに行っておしっこがしたかった。
大急ぎでトイレまで行って、おしっこを済ませて、戻ってくるのに3分は掛かるだろう。
その間、時間が動き出さなければ…それなら何の問題もない。
そんな、悪魔のささやきともいえる希望的観測が、瑞希の思考を支配しはじめた。
(だって、仕方ないもん。このまま座り続けていても、おもらししちゃった後に動き始めたら、
どっちみち騒ぎになるんだから…。今はトイレに行くのが一番よ…!)
頭の中で、必死に自分への言い訳を重ねた。

520 名前:105夜-2 投稿日:2004/03/18(木) 21:58
しかしそれでも瑞希は、わずかに残った理性で、席を立つことを躊躇していた。
尿意は時間の経過とともに絶望的な強さになっていく。
そして、強大な尿意の波は、瑞希の限界を超えてしまう。
(あ、あっ! あっ!)
  じゅぅ…
ほんのちょっぴり、スプーン一杯分くらいのおしっこが、瑞希のパンツに小さなシミを作った。
だが、そのわずかに広がったぬくもりは、瑞希の理性を吹き飛ばすのには十分だった。
「もうダメっ!」
ガタンッと、弾かれたように席を立った。
が、その衝撃でまたちびりそうになり、その場にうずくまる。
(ううっ、つぅぅっ…!)
なんとか二度目の決壊を免れると、ゆっくりと立ち上がり、一歩一歩踏みしめるように教室の前の方へ歩き出した。
前かがみになり両手でスカートの上から前を押さえ、そろりそろりと教室のドアを目指す。
そして、ちょうど教卓の前を通り過ぎようとした時。
  カツカツカツカツ…
「!!」
突然、教室に鳴り響きだした音に、瑞希の顔から血の気が引いた。
(そ、そんな…!!)
恐る恐る黒板のほうへ顔を向ける。
そこには、黒板に化学式を板書している教師の姿があった。
時間は、完全に動き出していた。
「うわあっ!」
突然、前の席に座っていた男子生徒の一人が悲鳴を上げた。
ノートを写していたら、突然目の前に瑞希が現れたのである。驚くのも当然であった。
  ザワザワ…
瑞希の『瞬間移動』を目の当たりにした者。事情がよく飲み込めていない者。
そんなざわめきで、教室内は騒然となった。
「あ、あ…」
そんな中で、瑞希はこれ以上ないくらい動揺し、硬直していた。
そしてそんな動揺に、限界の膀胱が耐えられるはずはなかった。
  しょわあああぁぁぁ…
「やっ、いやあっ!」
パンツの中に広がるぬくもりに、我に返ってしゃがみこみ、おしっこを押さえ込もうとする瑞希。
しかし、完全に開いてしまった水門は、瑞希の力ではどうすることもできない。
  じょわああああああ…
あっという間におしっこは、へたり込んだ瑞希の下半身を濡らし、周りに水溜りを作った。
  ガヤガヤガヤガヤ…!
突然の瑞希のおもらしに、もはや教室はパニック状態となった。
クラスメイト全員の視線が、瑞希に集中していた。
(いや…いや…! おねがい、もう一度、時間とまって…!)
瑞希の願いをよそに、時は進み続ける。
全く役に立たないこの能力を、瑞希は恨むしかなかった。

521 名前:第106夜 投稿日:2004/03/22(月) 02:11
「晴香〜 この子、もう膀胱パンパンよ〜」
有美が佳織のお腹を触りながら面白そうにはしゃぐ
「ほんとパンパン、おしっこってこんなにも我慢できるんだ」
次に晴香がお腹を撫で回しながら感心する、佳織の膀胱ははちきれんばかりに張りつめ、柔らかな肌のすぐ下でまるで石のように硬くなっていた。
それを晴香は興味深そうに撫でながら何度か押さえてみる
「あっ、、、あっ、、、」
押されるたびに佳織はピクンと体を跳ねる、押されて飛び出しそうになっているのを必死で食い止めているのだ
「なかなかしぶといわねぇ、そろそろ楽になったら?」
栄利子は俯き震えつづけている佳織に話し掛ける
「お、お願い、、、おトイレに行かせて、、」
椅子から立ち上がりトイレに行こうとする佳織、しかし
「もうすぐ休み時間終わっちゃうよ〜 ちゃんと席に座ってなきゃ」
立ち上がりかけた佳織を栄利子たち3人が無理やり押さえつけて座らせる
「やっ、、、あっ、、、だ、だめ、、、」
おしりを椅子にドスンと落としてしまい、その振動でおしっこがまた噴出しそうになり必死で食い止める
「後、たったの1時間よ、我慢しなさい」
「だ、ダメ、、、、も、もう、、、漏れ、、ちゃう」
ぴったりと閉じあわされた佳織のふとももはもうもじもじすることもできず、ぷるぷる震え続けている、さっきまで定期的に押しては引いていた尿意の波も、さっき膀胱をマッサージされたことで間隔が狭くなってきている
その時6時間目開始のチャイムが鳴った
「いい、先生に言ってトイレに行ったりしたら後からひどいよ」
栄利子がきつく佳織に脅しをかけ、佳織は黙ってうなずくしかなかった
「がんばってね〜」
有美が無責任な応援をして席に帰っていく
佳織は栄利子達にずいぶん前からいじめられていた、最初はごく軽いものだったが1ヶ月前から学校でトイレ禁止のいじめを受けるようになっていた、佳織は1ヶ月の間学校のトイレを使うことができず一日中我慢を強要されている。
しかし、恥ずかしがりやでトイレに行くことも言い出せず、トイレに行きそびれることもよくあった佳織は元々我慢強い。
その上トイレに行くことも恥ずかしがる佳織にとって、ましてや人前での粗相なんてもってのほかである、全身に脂汗をかきながら必死の思いで家のトイレまで耐えていた。
そんな元々我慢強い佳織は、次第に一日のトイレ我慢に慣れてしまい最近では何事も無いように一日中我慢していた、栄利子達はそれが気に入らない。
かくして、今日佳織は朝に500ccのペットボトル入りのコーヒー牛乳を飲まされてしまった、もちろん、コーヒー牛乳に利尿作用が有るもの栄利子は計算済みである。
秋も近づいて肌寒くなってきたこの時期、体内に取り込まれた水分は汗として発散されることもなく膀胱に丸ごと貯め込まれることになってしまった、その上での利尿効果である。
いくら佳織が我慢強いとはいえいつもより500cc+αも多い量のおしっこに襲われたらたまらない。
4時間目にはもうじっとしていられないほどの尿意になり、昼休みの間何度もトイレに行こうとしたが栄利子に邪魔をされ行くことができなかった。
そして5時間目が終わった今もトイレに行くこともできず6時間目を受けることになってしまった。
「あと、50分だから、秒針が50回回ったらおトイレに、、、」
佳織は教室の前に掛けられている時計の針を必死に追った、そうすることで少しでも尿意から気をそらしたかった

522 名前:第106夜 投稿日:2004/03/22(月) 02:12
「お願い、、早く進んで、、、」
佳織は祈りつづけた、秒針がまるで止まっているように思えるほどゆっくりと進む
ふとももとおしっこの出口に全神経を集中させひたすら耐える佳織、冷や汗が滝のように流れる、まるでおしっこに出せない水分を必死で汗に変えているようでもある。
もう授業の内容は少しも入らない、ひたすら時計とにらめっこ佳織の我慢は続いていく、、、
永遠にも思われた1時間はようやく終わった、なんと佳織は耐え切ったのだ
「は、早くおトイレに、、」
もう一刻の猶予も無い、終業の礼をした後荷物を持って逃げるように帰ろうとする佳織
そんな佳織を栄利子が呼び止める
「用事が有るの、ちょっと屋上まで付き合って」
「わ、わたし、、、もう帰るから、、、、」
一刻も早く家に帰りたい、帰っておしっこしたい佳織は必死だった、しかしそんな佳織を3人は無理やり屋上に連れて行ってしまう
「あ、あの、、用事って何、、ですか?早く終わらせて、、くださ、、い、、、、」
佳織は前かがみになりながら足ふみを続ける、もう今にもおしっこをしてしまいそうな様子だ
「補修授業よ、おしっこがまんの補修」
「そ、そんな、、、」
力が抜けそうになるのを必死で食い止める
「あと30分ここで我慢するのよ、そしたら帰してあげる」
栄利子は何としてでも佳織におもらしさせたい考えだ
「わ〜 栄利子ザンコク〜」
有美も佳織のおもらしを心から期待しているようだ
日の落ちかけ風の吹き始めた屋上で佳織は必死の我慢を続ける、15分ほどたった頃栄利子の方がしびれを切らした
「しぶといわね、、、」
「おしっこ我慢してる時に足開くと我慢できなくなるわよね〜 佳織ちゃん、ちょっと足開いてみようか?」
晴香が更なる攻めを考案する
「だ、、だめ、、、そ、そんなことしたら、、、」
佳織は俯いたまま頭を振って拒否する、足を開いたりしたら即おもらししてしまいそうだ
「ほら、開くの」
左右の足を有美と晴香に無理やり引っ張られ肩幅くらい開かれる
「ああ〜 あ〜 だ、だめぇ、、、」
佳織はスカートから伸びた脚を閉じ合わす事もできず、足を開いたため出口に思うように力が入らない、今にもおしっこが飛び出てしまいそうになり思わず手を股間に持ってく
「ほら、手も放なさい」
無理やり手を離されてしまい、とたんに殺人的な尿意が佳織を襲う
「ああっ、、、ああああ〜」
ついに佳織の体は朝から耐え続けていた欲求に飲み込まれてしまった。
その場に崩れ落ちる佳織、その佳織を中心に水溜りが広がっていく
「だ、、だめぇ、、、お、ねがい、、、止まって、、、と、、まって、、、」
何度もおしっこを止めようとするが長時間の我慢に疲労困憊の括約筋はもはや佳織の命令を聞いてはくれなかった

523 名前:第106夜 投稿日:2004/03/22(月) 02:13
1分以上にわたる長時間の放尿の後、中身を全部出し尽くして放尿は止まった
「ど、どうして、、、どうして、、こんな目に、、、」
恥ずかしくて情けなくて涙が出てくる、いままでパンパンに張っていたおなかがまだキリキリと痛い。
その場に座り込んで放心状態の佳織
「やだ、本当にやっちゃったの?」
「女の子なのにはしたな〜い」
「明日はがんばりましょうね佳織ちゃん、オムツつけてきたらダメでちゅよ、あははは」
3人は笑いながら屋上から出て行った
1人取り残された佳織は早くこの場から去ろうと立ち上がった瞬間めまいがしてその場に倒れてしまった。
おしっこを我慢すると下腹部が圧迫され血液が流れにくくなる、その後おしっこすると急にお腹に血液が流れ込み頭部が瞬間的に貧血状態になったのが原因である。
気が付くと佳織はトイレの個室にいた、
「あれ、ここは、、、わたし、屋上にいたはずなのに」
「ここに来たいと強く願っていたからここのイメージを見てるのよ」
個室の中にはもう一人いたてびっくりする佳織、その顔を見て二度びっくりする
「どうして、私が?」
びっくりする佳織にもう一人の佳織が話し掛ける
「仕返し、したい?」
「で、でも、、、それは」
佳織は歯切れが悪い、やはり元来の人の良さからだろうか?
「あなた、こんな目に合わされても平気なの? このままじゃ明日もその次の日もず〜〜っと今日と同じ目に合わせられるわよ、、、もしかしたら、今日よりひどいかも、あなたはそんなにおしっこを我慢できる?」
そう言ってもう一人の佳織はくすくすと笑った
「い、嫌! もうこんな目に合うのはもう嫌!」
佳織は叫んだ、今日一日、おしっこ我慢の苦しさと辛さを嫌と言うほど味わったのだ、これが続くなんてとても絶えられない
「じゃ、決まりね、あなたに力をあげるわ、人を思い通りに操る力、、、使い方はあなた次第よ、じゃぁね あ、そうそう操れるのは一箇所だけだから気をつけてね」
「ちょっと待って、、、」
呼び止めようと思ったがもう一人の自分は消えていた
気が付くと佳織はもとの場所にいた
「これは夢?」
少し気になったが、スカートはあまり濡らしていなかったので、そもまま何も無かったように家に帰った。

524 名前:第106夜 投稿日:2004/03/22(月) 02:14
翌日の昼休み、佳織は朝一番でコーヒー牛乳を飲まされ、いつものように勝手にトイレに行かせないように、3人で屋上につれて来られていた。しかし、今日はいつもより少し状況が違うようだ
「お、おかしいわ、おトイレに行ってもおしっこが出ないのよ」
「え〜 有美もなの」
「私も、、、」
有美が話しを切り出すと栄利子と晴香も驚いたように返す
今日は佳織だけでなく栄利子達3人も尿意に悩まされていた。
栄利子達がトイレに行くたびに佳織は能力で括約筋を強制的に閉じさせたからである。
そのため栄利子達はトイレには行けてもおしっこができない状態だった、もちろんその事は栄利子達は知る由も無い
「どうしたんだろ、体調でも悪いのかなぁ、、、」
晴香は心配そうだ、おしっこは出ないといっても尿意は確実にやって来ている、この休み時間中にトイレに行かないと、さらに辛いことになりそうである。
「でも、どうしよう、、、」
おろおろするばかりの3人を、今まで黙っていた佳織がくすくすと笑いはじめる
「何がおかしいのよ!」
おしっこが出来なくて気が立っている、栄利子が怒声を上げる
「おトイレでおしっこできない気分は、どんな気分かしら?」
昨日まで昼休みは屋上の隅っこで、尿意に襲われもじもじしながら震えていた佳織とは明らかに違う。
「あなたたちのおしっこは、私が超能力で止めているの、おしっこしたければ私の言うことを聞くことね」
今までのおとなしい佳織からはとても想像できない冷酷な表情で栄利子達をにらみつける
突然の佳織の豹変に3人は驚くが、栄利子は気を取り直して
「誰に向かって口聞いてるの? そんなこと言ってるとコーヒーもう一本飲ませるわよ!」
栄利子は信じられなかったいや正確には信じたくなかった今体験したことを振り払うように早口にまくし立てる
「そんなこといってられるのは今のうちよ、今日は私がいいと言うまでおしっこさせてあげないから覚悟しておくことね」
3人にじわじわと不安と尿意が湧き上がる
「そのまま次の授業に出るのよ、ふふっ、おしっこガマンはとても辛いわよ〜」
まるでネズミを弄ぶ猫のようだ
「言っておくけど、授業中先生に言ってトイレに行っても無駄よ」

525 名前:第106夜 投稿日:2004/03/22(月) 02:15
「せ、先生、、、おトイレ行ってきていいですか?」
5時間目の授業が残り20分になった頃有美が手を上げた
有美は腰をくねらせながら足をすり合わせている、もうかなりきているようだ
「どうして、休み時間に済ませなかったの?」
「それは、、、その、、、」
まさかおトイレに行ったけど出ませんでしたなどクラスの皆の前で言えない
答えに困る有美に先生は仕方ない、というような様子で
「早く行きなさい」
「は、はい」
返事をすると有美は教室を飛び出した
(甘いわね、そうはさせないわ)
佳織は有美の括約筋を操る
有美は前屈みのままぎこちない足取りでトイレに向かう
途中何度も立ち止まりながらも、ようやくトイレにたどり着き、震える手でぎこちなく下着を下ろす、有美の下腹部は膀胱のところで大きく脹らんでいる、おしっこで満タン状態だ。
しかし、おしっこは出てこなかった、有美の括約筋は有美の意思とは関係なく渾身の力で閉じつづけているからだ。
これでは例え膀胱が破裂しようともおもらしすらできない、有美が放尿するには佳織に許してもらうしかないのだ、しかし、有美はあきらめきれない、何度も何度もおしっこをしようとお腹に力を入れてみるが全ては無駄な努力だった、、、
仕方なく身を焦がす排泄の欲求を満たすことの無いまま、個室を出て教室に戻るしかない
よろよろと壁を伝いながら有美が教室に帰ってくる、その顔は今にも泣き出しそうだ
「早く席に着きなさい」
そんな事情は知らない先生は授業を進め始める、佳織はすかざず能力を解く
「!!」
能力を解いた、とたんに有美の括約筋におしっこの圧力がかかり再び切迫感がよみがえる。
席に付いた有美は鉛筆を持つと、そのまま固まってしまった。
(あななたちには今までの私の苦しみをたっぷりと味わってもらうわ)
佳織の復讐はまだ始まったばかりである

526 名前:第106夜 投稿日:2004/03/22(月) 02:16
「飲み物買ってきたわ」
佳織が笑顔で3つのパック入りのコーヒー牛乳を差し出す
「コ、、コーヒー牛乳、、、」
3人は差し出された飲み物を見て真っ青になる、今の段階で尿意は限界寸前だこれ以上の水分摂取は彼女達にさらに過酷なおしっこ我慢を強いることになる、ましてやコーヒー牛乳は利尿効果も高い
「も、もうしません、、、もう、いじめたり、、、しませんから、、、ゆ、許して、、」
たまりかねて3人の中でも特に身悶えていた有美が佳織に懇願する、しかし
「だめよ。私は我慢したわ、それもこれより多い量を朝飲まされてから放課後までずっとよ、あなた達には私がどれだけ苦しんだか、これから存分に味わってもらうわ」
「ああ、、、そ、そんな、、、」
佳織は許さない、拒否しようにも超能力と言う切り札がある限り3人に勝ち目は無い。
泣く泣くコーヒー牛乳を体内に流し込んでいく、栄利子達もまさか自分達が考えついたいじめの方法で、自分達自身がいじめられることになるとは昨日の時点で夢にも思っても見なかっただろう
「う、、ううう、、、」
3人は口々にうめき声を上げる、水分を取ったことによりお腹が張ってその圧力が膀胱を刺激する。
しかし今はまだいい、その水分が吸収され膀胱に到達した時、彼女たちに真の苦しみを与えることになるのだ。
「ううっ、こ、、こんなことして、、覚えてなさいよ、、、」
栄利子が負け惜しみで強がる、しかし今は逆効果だ
「まだ分かってないようね、、、これでどうかしら?」
そう言うと佳織は右手で宙を軽く掴む動作をした、すると
「あっ、ああ、、あああ、、、だ、だめぇ、」
佳織が栄利子の膀胱の筋肉を操り少しだけ収縮させる、とたんに栄利子を不意の排尿感が襲う
ふとももをきつく閉じ合わせ、もじもじと擦り合わせ何とか耐える
「ふふっ、どんな気分?」
佳織は残酷な笑みを浮かべ、次はかざした手で宙を揉むように動かす
「あああ、、、ゆ、許して、、、」
何度もやってくる断続的な排尿感に栄利子は気が遠くなって行く
「も、、もう、、、ダ、ダメ、、、」
栄利子の体から力が抜け、おしっこが尿道を染み出しパンティを濡らし始める、そして布に吸収されなくなったおしっこが一筋太ももを伝い流れ落ちる
「あらあら、誰がおしっこしていいって言ったの?」
佳織は一筋のおもらしを見つけると、今まで宙を揉んでいた手を急に強く握り締めた
「はぁん、、、あ、あ、あ」
栄利子の体がピクンと跳ねそしてがくがくと震えだした、佳織が今度は膀胱の筋肉ではなく括約筋を操ったのだ。
「出口はちゃんと閉めておかなきゃ、、、」
佳織は栄利子の後ろに回り耳元でささやく、そして後ろから手を回しおなかに右手を這わせる
「あああ、、、やめて、、、お、おねがい、、、」
これから何をされるか分かったのか栄利子が怯えた声を上げるが佳織は聞く耳を持たない、手をおへその下へとすべらす、そこにはおしっこでパンパンに膨らんだ膀胱があった
「もうパンパンね」
佳織は脹らんだ膀胱を探り当てると外からマッサージを始める、もちろん括約筋は強制的に閉じたままだ
「ああ、、、うううっ、、や、やめて〜」
はちきれんばかりに脹らんだ膀胱をマッサージされる刺激は想像を絶する、いっそおもらしができたらどんなに幸せだろうか、しかし今の栄利子にはおもらしの自由さえない。
「これだけ揉み解しておけば、おしっこまだ入るでしょ」
しばらくマッサージされた後ようやく栄利子は開放された有美は力なく崩れ落ちる
とても耐え切れない尿意に全身を震わせ、まるで寒さに震えるように歯をカチカチと鳴らす
「あなたたちも、やって欲しいかしら?」
佳織が有美と晴香の方を振り向き問い掛ける
「い、、、いやぁ、、、」
「たすけて、、」
怯える有美と晴香
「でも残念、もうすぐ休み時間も終わりのようね、、、教室に帰りましょうか?」

527 名前:第106夜 投稿日:2004/03/22(月) 02:17
「ああ、、、お、お願い、、ゆ、許して、、、お、おしっこを、、、おしっこを、、、さ、、、せてぇ、、、」
放課後、3人は再び屋上に連れて行かれていた
コーヒー牛乳を飲まされて2時間、尿意に打ち震えていた栄利子がついに耐え切れず、泣きながら佳織に懇願する
昨日までのいじめっ娘としての威勢はもうかけらも残されていない、今はただおしっこがしたい一人の少女である
「人に頼みごとをする時には、もっと気の利いた言葉があるんじゃないかしら?」
佳織は栄利子に顔を近づけ問い掛ける、こちらはもう昨日までのいじめられっ娘からはとても想像できない立派ないじめっ娘、いやサディストと言った感じである
「、お、おねがぃ、、し、ます、、お、、お、おトイ、レに、、お、おトイレに、、い、行かせて、、、く、くださ、、い」
あまりの尿意でもう普通に話すこともままならない栄利子、しゃべろうとお腹に力を入れるだけでパンパンに張った膀胱に響く
「ダ〜メ、あと30分我慢しなさい、そのぐらい我慢できるでしょ」
「あっ、、、ああ、、そ、、そんなに、、我慢できない、、、」
栄利子の顔はもう真っ青だ
「安心しなさい、出口はちゃんと閉じててあげるから、おもらしの心配は無いわ」
「そ、、、そんなぁ、、、」
「も、もう、、、お腹が、パ、パンクしちゃう、、、」
一番最初に尿意を覚えた有美は泣きながらその場に座り込んでしまった
もう3人とも限界をはるかに超えた我慢に失神寸前である
それを見て佳織は、仕方ないと言った様子で
「じゃ、能力解いてあげるから、ちゃんとトイレに行くのよ」
そういうと佳織は3人の括約筋の自由を戻す
「あああ、、、、」
「ううっ、、、」
「いや〜」
限界をはるかに超えて我慢させられていた3人は、とたんにおしっこを溢れさせてしまった。
無理も無い彼女達は途中からはおもらしでいいからおしっこがしたい、と願うようほどに激しい尿意に強制的にさらされていたのだ
「ふふっ、ダメじゃないのおトイレまでいかなきゃ、、、明日はがんばるのよ」
ようやくおしっこをすることができ放心状態の3人を置いて佳織は屋上を後にした。

528 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/03/23(火) 03:05
ハァハァ・・・
激萌え

529 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/03/26(金) 00:02
105、106夜とも
完成度高いし、ネタも面白いし、素晴しい!!
学園モノ以外でも面白いネタあったら書いて欲しい。

530 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/03/31(水) 18:51
新作キテタ----!!

531 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/04/01(木) 04:04
かわいい子の膣の画像が無料で見放題だったよ(^o^)携帯専用サイトだけどhttp://1191.jp/?see70

532 名前:第107夜 投稿日:2004/04/01(木) 13:36
「まだ・・・まだなの・・・」
あさみが何やら焦っているようだ。
「ごめん、もうちょっと。」
中からひとみの声が聞こえる。
「もれちゃ・・・」
どうやらあさみはトイレを我慢しているようだ。
あさみは現役アイドルだというのに股間を押さえている
「まだですか・・・・」
あさみは必死だ。
「もう出るからまって。大丈夫、落ち着きな。」
ひとみがいったがあさみはがくがく震えながら地べたに座り込んでしまった。
すると、あさみのジーンズからチョロチョロチョロと流れ出るものがあった。
オシッコだ。とうとうあさみはモー○。のメンバーなのにもらしてしまった。

533 名前:第107夜 投稿日:2004/04/01(木) 13:36
「コンノ?どうした?」
ひとみの質問に応対しないあさみ。
「うえっ、ひっく・・・」
あさみは恥ずかしさからなのか泣き出してしまった。
「コンノ?泣いてるの?」
心配になりでてくるひとみ。
「あ・・・」
ひとみは罪悪感でいっぱいになった気がした。
私のせいで1人の女の子に粗相をさせてしまった。
現役アイドルに粗相をさせてしまった。
ひとみは、他のメンバーに知られないようにしようと努めた

534 名前:第107夜 投稿日:2004/04/01(木) 13:37
「よっしー?コンノ見なかった?」
ナッチが聞く。
「ん?あいつお腹空いたからコンビニ行った。」
「あー、そう。」
とりあえずセーフだ。でもどうすれば・・・
いい事を思いついた。近くにジーンズショップがあった筈だ。そこで買い、あさみにはかせればいい。
そう思った。余計な出費にはなるが仕方がない。
しかし、下着はどうしようか。下着も買わなくてはいけない。あー、余計な出費。
しかし、財布をみると100円しかなかった。
どうしよう・・・・
ひとみは路頭に迷ったが、いい作戦を思いついた。

535 名前:第107夜 投稿日:2004/04/01(木) 13:37
すると、包丁がテーブルの上においてあった。
それをかたくなにもち、トイレへと向かった。
するとあさみはまだ泣いていた。
「コンノ?コンノ?」
「あ・・・ヨシザワさん・・・」
「ちょっと来て。」
「なんで包丁・・・?」
すると、リカがやってきた。
「あ、よっしーとコンコン!なにやってるの?あっ・・コンコンもらしてる」
するとひとみが
「うん、これには訳が」
リカは不思議そうに
「なんでよっしーはもってるの?」
確かに疑問だわなw
「これ?これね、さっきゴキブリいたからさ・・・これで退治しようなんて。」
「ふーん。でコンコンはなんでもらしちゃったの?」
あさみは頭を抱えて怯えているようだった。
「ほら、こいつゴキブリ間近で見たらしくて腰抜かしたっぽいんだよね」
「そっかー。あたしこのことみんなに内緒にしとくよ。」
よかったーと内心思ったひとみとあさみだった

536 名前:第107夜 投稿日:2004/04/01(木) 13:38
「で、そのカッコでれんしゅうするの?」
リカがあさみに聞いた。
「あ・・どうしよう・・・」
「買ってきてあげようか?」
リカが言った。
「え・・・そんなの悪いですよ・・・」
「いいの、気にしないでv」
「買ってきたよ〜」
リカが言った。
「あ・・ありがとうございます・・・」
あさみが恥ずかしげに言った
「リカやさしいとこあんじゃん。」
ひとみが言う。
「じゃ、あたし先行くね。」
リカはその場を去った。
「コンノ、リカでよかったな。」
「はい。」
「じゃ、着替えなよ。」
「はい。」
あさみは汚れたジーンズとパンティを脱ぎ始めた。
そして入っていたハンカチ・・・(仕方ないよね)で濡れている部分をふいた。
そして新しいものに着替えた。
汚してしまったものは袋の中に入れた。

537 名前:第107夜 投稿日:2004/04/01(木) 13:38
「コンノ〜大丈夫?」
ナッチが言う。
「大丈夫なの?」
ナッチが再度聞く
「な・・・なにがですか?」
あさみはドキッとした。まさかね・・・
「いや、ゴキブリがどうとかで・・・」
「えっ、な・・・なんのことですか?」
内心ではあさみは「石川さん覚えてろよ」とでも思ったんじゃないか。
ひとみがかばった。
「アベさん、コンノがもらそうがいいじゃないですか。人間失敗はあるんだし」
あさみはもう逃げようと思った。
「いや、え、ええっ、コンノ・・・もらしちゃったの・・・?」
ぬぅぅぅ????どういうことだ?
「いや、私はリカちゃんからゴキブリがいてコンノが泣いてるって聞いただけでもらしたなんて一言も。」
あさみはすっくと立ち上がって、
「ヨシザワさん、話が。」
ひとみを連れ、外に出た。
「ヨシザワさんのバカヤロー!!」
叫んだ。叫んだ。大きな声で叫んだ。
「悪かったって。悪かった。」
あさみはこれでトラウマになること間違いないだろう。

538 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/04/01(木) 14:04
こら、もっと続けて、このネタで。。。

539 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/04/02(金) 09:28
hagesikunae

540 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/04/02(金) 17:15
こういうのは番外にした方がいいと思うぞ

541 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/04/02(金) 20:06
>540
番外と本編の違いというか、定義みたいなものは何なのでしょう?

542 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/04/02(金) 20:19
まあ厳密な定義は無かろうけど、実在の人物をモデルにしたのはちょっと
今までの完全フィクションの作品とは毛色が違うかなと。


http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/sports/2469/1024303935/
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/sports/2469/1023970355/
↑こういうスレもあることだし。

543 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/04/02(金) 23:56
>>541
てきとう。解釈も人それぞれ。大とか男とかは番外な事が多いが。
2スレが同時進行してる今は**夜という数字にもたいして意味はない
俺に言わせればナンセンスやファンタジー、歴史、SFなど
現実おもらしからズレた要素が感じられるようなのがここの守備範囲であり本編。

544 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/04/03(土) 04:10
判ったような?判らんような?

只、こっちは読み手だから、
中味が面白くて共感できれば、
それで十分やね。

そんなわけで、
これからも気張って下さい!

545 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/04/03(土) 18:07
じゃあ上のは番外ってことで桶?

546 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/04/03(土) 19:03
殻桶?

547 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/04/04(日) 09:50
>>545
そうだな。では次が107夜って事で

548 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/04/04(日) 20:47
その新作107夜ってやつをキボンヌ。

549 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/04/05(月) 14:10
よろしくね。

550 名前:107 投稿日:2004/04/10(土) 15:47
その女子生徒は、新入生代表でスピーチをした。
彼女の名は「松浦桃花」。
「私は、ずっと高校生活に憧れをもち続けていましたが
今、叶って嬉しいです・・・・」
スピーチ中、全校生徒、教師が彼女の異変に気がついた。
「・・・・・わたしは・・・」
「松浦さん?どうかしましたか?」
養護の村本先生が桃花に話し掛ける。
「大丈夫です。」
桃花は、そう答えるしかなかった。まあ、当たり前だが。
「そう、じゃ、続けてください」
「はい。私は、この高校に入ってやりたいことがあります。それは・・・」
といったとたん、桃花は座り込んでしまった。

551 名前:107 投稿日:2004/04/10(土) 15:47
「松浦さん?大丈夫?」
そうは言ったものの桃花から返事は無い。
「松浦さん??」
何度も言うと、そのうちすすり泣く声が僅かだが聞こえてきた。
体育館ではどよめきがあがる。
「松浦さん?」
そう聞くと、晴香(上の養護の先生)が桃花が何故泣いているのかが大体察しがついたようで
「松浦さん・・・ちょっとこっちへいらっしゃい。あ、宮上先生幕下げてください」
どうやら、桃花は緊張のあまり失禁したんだと全校生徒が察した。
なぜなら、晴香と桃花の会話が筒抜けだったからだ。
「松浦さんすごい緊張してたのね・・・」
「はい・・・ごめんなさい」
「いいのよ謝らなくて。こんなこと誰にでもあるわ。」
全校生徒が一斉につっこみたくなった。「あるわけねーだろ!高校生にもなって!」
桃花も全校生徒と同じ気持ちでいた。「あるはずない・・・・どうせ気休めだわ」
桃花は、なんだか胸が痛み出したので、自分が汚してしまったスカートをごみ箱へ捨てた。

552 名前:107 投稿日:2004/04/10(土) 15:48
そのごみ箱は、全く使われていなく、忘れられているような物だった。
なんせ体育館の倉庫の奥深くにあったからだ。
それを知らずに桃花は捨て、そしてそのまま20年がすぎた。
もちろん晴香もそれを知らなかった。

ある男子生徒が面白半分で体育館倉庫の奥深くへ入った。
男子生徒はビックリした。
「うわぁああああなんだこれ」
そこには、黄ばんだチェックのスカートが置いてあった。
そう、桃花のスカートだ。
当時の制服は深緑をベースとした、赤と緑のチェックのスカートだった。
しかしそのスカートは、黄色くなっていて、チェックの面影など無かった。
男子生徒の悲鳴を聞いた先生が駆けつけた
「どうしたの湯女原君。」
「先生・・・これ・・・」
「あっ・・・・・・・・」
そう、この駆けつけた先生こそ松浦桃花だったのである

553 名前:107 投稿日:2004/04/10(土) 15:54
「うそでしょ・・・・」
「先生?」
湯女原が不思議そうに見る。
「先生?先生?」
桃花が焦りはじめる。
(なんで・・・なんであるのよ!)
「先生?どうしたんですか」
「ああ、なんでもな・・・・(ビクン)」
急に震え出した。そう、トイレに行きたくなったのだ。
「先生?」
「うぁっ、うああっ・・・」
「先生?どうしたんですか!」
「もういやーーーー!」
「先生?!」
もうダメな状況。悲鳴を聞いた時職員室にはひとり。
桃花がいくしかなかった。だからトイレに行く余裕なんてなかった。

554 名前:107 投稿日:2004/04/10(土) 15:58
「びちゃびちゃびちゃ」
オシッコがジーンズを染める。
「うわ・・・先生・・・」
「やだ・・・・・・」
ショックで泣き出す桃花。
夏休み中の勤務はやだなぁと痛感した桃花であった。
そんな時、湯女原の息子が起っているのに気がついた。
「やだ・・湯女原君・・・」
「あっ、せ・・先生・・・すみません」
といい、湯女原が雑巾を持ってきた。そして床をふいた。
それを全職員に見られていると知らずにね・・・

555 名前:名無さん。。。かわいいよ。。。 投稿日:2004/04/10(土) 21:53
続きが見たいです

556 名前:名無さん。。。かわいいよ。。。 投稿日:2004/04/14(水) 16:09











































































漏れも。

557 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/04/15(木) 19:51
暇だなぁ。誰かいない?

558 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/04/16(金) 14:06
無駄な空白やめろって

559 名前:名無さん。。。かわいいよ。。。 投稿日:2004/04/17(土) 11:43
107は教師ネタならば、あのスレにカキコでも良かったかもね!

 ttp://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/sports/2469/1057667847/

560 名前: 投稿日:2004/04/17(土) 23:47
 蓼科聖美(たてしなきよみ)が保健室の扉を開けた時そこには見知らぬ女性が座っていた。
「あら、どうかしたの」
 おおよそ真面目な学生とは言い難い聖美は何かと口実を作っては授業をサボり、保健室のベッドで昼寝をする日々を送っていた。ところがどういうわけかいつものおばさんは保健室におらず、かわりに白衣姿の若い女性が保健室で日誌を付けていた。
「あの、いつものセンセイは?」
「ああ、秋山先生は今日から産休よ。わたしはその代理で香美(かがみ)って言うの。それより…」
「あ、あのっ体の具合が良くなくて、少し休ませてもらおうと思って来たんですけど」
 前任の秋山先生ならば、ブツクサ小言を垂れながらもベッドを貸してくれたが、この香美という新しい先生はちゃんとした理由がなくてもベッドを貸してくれるだろうか?
聖美にはそれが気がかりだった。
「貧血?それとも生理?何か薬とかいる?」
「いえそんな…少し横になっていれば良くなりますから」
「そう?先生赴任してきたばかりだから、あなたの体のことも何も知らないのよ。もし必要なものとかあったら遠慮なく言ってね」
「はい」
「ところで、あなたの名前とクラスを教えてもらえない?」
「はい、2年3組の蓼科です」

(あのおばさん、産休明けても出てこなきゃいいのに)
 思ったより親切な香美と言う女性にすっかり気を許した聖美は、前任の秋山時代以上にくつろいだ気持ちでベッドに入った。好都合なことに午後は聖美の嫌いな授業ばかりだ。
もっとも聖美の好きな授業なんてものはないのだが、このまま放課後まで寝ていようと思った。

561 名前: 投稿日:2004/04/18(日) 22:30
 寝た時は眩しい昼間の輝きを放っていた保健室の窓も、聖美が目覚めた時には夕方の柔らかな色に変わっていた。
しょっちゅう保健室でサボっている聖美にとってはよくあることであったが、その日の目覚めはとても『よくある』などと言えたものではなかった。
 寝ているうちに汗をかいたのか、腰からお尻にかけてやたらと湿っぽい。いや、湿っぽいと言うよりも、たっぷりと水気を吸ったパンツはグショグショに濡れていた。
(何?これ…)
 パンツだけでなく聖美の履いていたスカート、さらに聖美のお尻の下に敷かれていたシーツは、聖美のお尻をかたどる様に丸いシミが広がっていた。
(まさか…これって)
「蓼科さん起きたの?もう放課後だけど」
 聖美が起きたことに気付いた香美は、聖美にとって最悪のタイミングでカーテンを開けてしまった。さらに動転していたこともあって、聖美はとっさにシミを隠すこともできず、香美の目の前にその失態の痕跡を晒してしまった。
「!蓼科さんそれ…」
 聖美自身信じられなかった事実が香美の言葉によって再確認された。もう疑いようがない。聖美はおねしょをしてしまったのである。
「蓼科さん、体の調子が悪いって言っていたけど、こういうことよくあるの?」
 聖美は首を振って否定する。聖美自身も何が原因で自分がおねしょをしてしまったのかまったく心当たりはなく、そのことが余計に聖美を不安にさせた。
「ごめんなさい。今着替えを用意してあげるわ」
 不用意な質問がかえって聖美を追い込んでいることに気付いた香美はそう言って聖美との距離をとった。
 一方再びひとりになった聖美は何度も自分の置かれた状況を確認し、こんなことになってしまった原因について何度も何度も自問自答を繰り返した。
寝不足、昼休みに飲んだジャスミン茶、昨日から今日に掛けて服用した薬、どれもこれも可能性はあるが、おねしょと言う結果をもたらしたのは今日が初めてなので、これが原因と断定できるものはない。
 何が原因であれ今聖美はおねしょをしてしまい。聖美のお尻の下にはおしっこの地図が広がっている。
 おねしょ。それは聖美ほどの年齢になればあり得ない筈の粗相。それなのに聖美は…聖美はその時になって頬を伝う暖かな感触に気がついた。
「蓼科さん…」
 聖美が泣いていることに気付いた香美はそっと声を掛ける。
「…わからないんです」
 涙とともに何かを絞り出す様な、そんな言葉が聖美の口から漏れた。
「わたしっわからない。いままでこんなことなかったし、トイレだって我慢してたわけじゃないのにっ、なんで、なんでっこんな…おねしょなんて…」 
「大丈夫よ。体がちょっと変調きたしただけで、明日には元のあなたに戻っているわ。さあ、これに着替えて今日はお帰りなさい」
 香美は優しくそう言うと新しい下着とスカートを聖美の横におろし、聖美も頷いてベッドの横に降り立つと濡れたスカートと下着を脱ぎはじめた。

562 名前: 投稿日:2004/04/18(日) 22:31
「あっ」
 スカートを下ろし濡れた下着を脱ごうと左右に広げたその時、内股を滴がツツッと伝い落ちた。
そのまま靴下を濡らすのかと思われたが、すんでのところでタオルが当てられ、おしっこの滴りはそのタオル拭い取られた。
「先にくつ下も脱いでおいた方がいいわよ」
 聖美の脚を拭いながら香美はそう言った。
「はい」
 聖美は脱ぎかけた下着から手を離し片足を上げくつ下のつま先部分を摘んで引っ張った。もしこの時聖美が冷静に自分の姿を見ていたなら、あまりのみっともなさに泣き出していただろう。
上半身は普通に制服を身につけながら下半身は脱ぎかけのパンツだけ。お尻は半分だけ隠れ前は黒い毛が顔を覗かせている。
半分だけ隠れた聖美の恥ずかしい部分は、完全にさらけ出すよりもその存在を強く主張している。
「あ…そんな」
 靴下を脱ぎ負えた聖美が再び下着に手を掛け膝まで下ろしたところで、タオルを掴んだ香美の手が聖美の太股の間に割り込んだ。
「部活も始まっているから、いつ誰が来るかわからないわ。早く片付けちゃいましょ」
 香美はそういって聖美を促し、手際よく聖美の体を拭き着続ける。
聖美はというと、拭いてもらっているとはいえ大事な部分を他人に触られることに抵抗を覚えたが、香美に世話を焼かせているのも自分自身の失敗であることを思い出し、素直に香美の言葉に従った。
 香美に用意してもらった下着とスカートを身につけた聖美は一時も早くその場を立ち去ることしか頭になかった。
聖美ぐらいの年代にはありがちな様に聖美自身礼儀に無頓着で、香美に対して礼を言うことも挨拶をしていくことも思いつかなかった。
「ごめんね。こんなのしかないみたい」
 聖美が出口に向かっていたその時香美は手にした何かを聖美の方に差し出した。
それはコンビニのポリ袋で中には聖美の下着とスカートが入っていた。しかも、その袋は中身が透けて見える半透明で、こんな物を持って歩けば聖美がおもらししたことがすぐにばれてしまいそうだった。
「わたしはほぼ保健室に常駐しているから、返しに来るのはいつでもいいわ」
反射的に聖美は何か言おうとしたが、言おうとした途端にそれを忘れてしまい「…はい」とだけ言って保健室をあとにした。

「これがその薬?」
 容器のせいもあってまるで化粧品の様に見える透明な軟膏。
新しい家畜用の麻酔の開発課程で得られた副産物だったが、結局使い道が見いだせず認可申請すらしなかったシロモノ、『塗る筋肉弛緩剤』。
それを手に取りながら前任の養護教員秋山は、楽しそうに顛末を話す香美を目を向けた。
「そ、熟睡中のコのアソコに塗ったら効果てきめん。蓼科さんて言うコだったんだけど…」
「その子は問題児よ。家庭の事情とかあるんだろうけど、まるでサボりに学校来ているみたいじゃないの」
「そういう秋山先生だって、産休取ったのに…」
「アタシは病気じゃないのよ。ただ組合がうるさくて、しかたなく取っただけだから」
「ところで秋山先生。蓼科さんのことですけど、わたしに任せてくれませんか?」
 秋山はスッと目を細めた。十年近くこの世界にいる秋山にとってまったく未知なタイプの養護教員香美。
去年大学を卒業したばかりでありながら、どことなくベテランの自分を脅かす様なそんな雰囲気を持っている。
どちらかというとその突飛さは彼女があずかる女子高生に近い
「アタシは休暇中で、今ここの責任者はセンセイよ。センセイの思い通りにすればいい…」
 そう言っても香美は表情一つ動かさない。どこまでも秋山の理解を超えていた。
「ただ、教え子を玩具にしない様にね」
 それは秋山のベテランとしてのアドバイスであると同時に精一杯の警告であった。

563 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/04/21(水) 18:47
乾燥が憑かない(悲)

564 名前:萌壁 投稿日:2004/04/21(水) 22:30
「何事だ!」
警報を聞きつけた責任者はすぐそばにいた部下に説明を求めた。
「侵入者です。今ファイが食い止めていますが…」
「モニターに出せるか?」
「今、出します」
男が制御盤を操作しプロジェクターの電源が入れられると、壁面に張られたスクリーンに赤いレオタードの女性と彼女にたかる無数の虫のようなものが映し出された。
「やだっ…こないでよぉ」
彼女は両手で虫たちを払おうとするが払っても払っても虫は彼女の体を這い上がってくる。
「どうしたっ。おされているじゃないか」
「向こうだってこれまでの戦いを分析してきますよ。ファイの能力についてもだいぶ見抜かれてます」
「いやぁ。入ってこないでぇ」
ファイのレオタードが不自然に揺れ動く。この解像度ではわかりにくいが虫が入り込んでいるようだ。
「今回は旗色が悪いようだが、大丈夫なのか?」
「ある意味今日の相手こそファイの真価を確かめる試金石ですよ」
彼の言い分とは対照的に、スクリーンに映し出されたファイは虫たちの攻撃に翻弄され続けている。
「だめぇ、そんなとこ…入ってき・ちゃ」
「まだ克服し切れていない弱点があったようだな」
「今までの相手にはなかった攻撃パターンですよ。…完全に盲点をつかれたっ」
男の口から漏れる悔しげな言葉。明らかな敗北を匂わせている。
そして、男の言葉を証明するかのように、スクリーンにはファイが追いつめられる姿が映し出されていた。
「ああっ、そんな…奥まで…やめて…漏れちゃうっ、くうううっ!」
ファイが苦しげに呻くとファイの股間から黄金色の液体が噴き出した。
「データ流出。…我々の敗北です」
男はそう言うとプロジェクターの電源を落とした。
「擬似人格型ファイアーウォール"ファイ"の初黒星というわけだな。それでも勝率は七割五分だ」
「ファイの進化速度が今のままではとても実用化は無理です。実際のハッカーはBチームとは比べものになりませんから」

一年半後、自己進化するセキュリティプログラムとして"ファイ"が発売される。
しかし、ファイの普及に伴って"ファックラック"と呼ばれる。ハッキング行為が社会問題となっていくのであった。

565 名前:名無さん。。。かわいいよ。。。 投稿日:2004/04/23(金) 00:20
久しぶりだな

566 名前:名無さん。。。かわいいよ。。。 投稿日:2004/04/23(金) 07:32
新作投下時は上げて欲しい
気付かないよ

567 名前:小尉 投稿日:2004/04/23(金) 10:56
自分で書いたものでも、プッシュしたくないやつってあるんだよ。

568 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/04/23(金) 12:22
>564
良かった。

569 名前:名無さん。。。かわいいよ。。。 投稿日:2004/04/23(金) 21:40
http://www.textfiles.com/sex/EROTICA/J/judy.txt

570 名前:名無さん。。。かわいいよ。。。 投稿日:2004/04/23(金) 22:10
彼女はとても愛らしく見えた。
右手でスカートの前の部分をを押さえ、やや中腰の姿勢(俗に言うへっぴり腰というやつだが)でもじもじと身を捩っている。
人並みに慎みを備えた女性なら、このような公衆の面前で、そんなはしたない仕草を見せることなどない。
彼女はそう言うことに無頓着なのか、あるいはよほど切羽詰まっているのか…
「どうかなされましたか?お嬢さん」
「そんな…お嬢さんだなんて…」
私が声を掛けると彼女はあわてて顔を逸らし、とてもか細い声でしどろもどろになって答えた。
彼女は余程の恥ずかしがり屋と見える。私の中で獣が雄叫びをあげ始めた。
「その…スカートって…今日…初めて着てみて」
「よくお似合いですよ」
お世辞でも何でもなく、私の正直な感想としてそう言った。
「やだっ…」
彼女は小さく叫ぶと、両手を自分の胸に押し当てた。まるで、そうしないとそこから心臓が飛び出してしまうかのように…
「と、とてもっ…ドキドキしてしまって…そのっ…勃っちゃって…」
彼女のスカートは、何かに押し上げられるようにして、捲れ上がっていた。

571 名前:少尉 投稿日:2004/04/23(金) 22:12
…わらってゆるして

572 名前:名無さん。。。かわいいよ。。。 投稿日:2004/04/23(金) 22:25
昇進・・・か?

573 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/04/30(金) 11:05
さあ?

574 名前:名無さん。。。かわいいよ。。。 投稿日:2004/05/14(金) 01:53
てst

575 名前:名無さん。。。かわいいよ。。。 投稿日:2004/05/21(金) 03:39
営業所対抗我慢大会

576 名前: 投稿日:2004/05/21(金) 23:54


「ぁぅうっ……出ちゃううっ」

 少女の眉が跳ねるたびに、野次馬たちのざわめきが高まった。
 電話ボックスに閉じ込められ、迫りくる尿意と必死に戦う少女。果たしてこれ以上、周囲の注視を受けずにすむ存在がいるだろうか。
 野次馬の九割近くを締める男たちは、真っ赤になって身悶えする少女から片時も目を離そうとしない。これ以上ない恥辱と限界まで高まった尿意に体をよじり、決壊の時を待つばかりの少女に、じっと視線を注ぎつづけている。
 中には、隠すこともなくズボンの前を膨らませている者までいた。

「おねがい、ですっ……もう、もう、ホントに漏れちゃいそうっ……出して……おトイレ、行かせてくださいっ……」

 肩を震わせ、足を大きく踏み鳴らして麻衣は声を振り絞る。不自然なほどに上げ下げされる膝は、お漏らしを耐える羞恥のステップ。
 しかし、額に汗をにじませて尿意に耐え、『おしっこ漏れちゃう』と恥も外聞もなく懇願する少女に、手を差し伸べるものはいなかった。
 麻衣の振り上げたこぶしがガラスを叩くが、防犯のため強化樹脂で挟まれた電話ボックスは、壊すことなど不可能に近かった。

「ぁうっ……くっ」

 力なくガラスを叩きながら、麻衣はもう片方の手をスカートの上から股間に挟み、きゅぅっと下着を引っ張り上げる。
 つま先でそわそわと地面を叩き、少しでも気を紛らわそうとするが――その振動ですら下腹部に蓄えられたおしっこに刺激を与えて、麻衣を苦しめるだけだった。

「出して、出してよぉっ……もぅ、げん、かいぃっ……」
「まだ来ないからさぁ……麻衣ちゃん、もうちょっと我慢してね」
「おねがい、おねがいぃっ……もう、おしっこ漏れちゃうよぉ……」

 くねくねと腰を揺すり、左右の手でかわるがわる股間を握り締める。
 膀胱は限界まで張り詰め、その感触はまるで石のようだ。麻衣は息を浅く、早くしてお腹の力を抜き、少しでもその容積を拡大しようとする。
 けれど、いくら我慢に我慢を続けても、それはより一層おしっこを溜めることになり、結果としてさらに激しい尿意を引き起こすのだ。

「もうダメ、がまんできないっ・……しちゃう、おしっこしちゃううっ」
「ほら、座っちゃうとでちゃうよ。ちゃんと立って、がまんして」
「やだぁ……おしっこ、おしっこぉ…っ……トイレ、おトイレいかせてぇっ……」

 投げかけられる言葉。
 しかし、その内容とは裏腹に、そこに篭められているのは麻衣へのどす黒い欲望だ。

「ぁうぅっ……でちゃうっっ……」
「やだ、本当にもらしちゃう気? あの子……信じらんない」
「だよねー。赤ちゃんじゃあるまいし。オモラシなんて」
「あうぅぅっ、そんな、こと言ったってぇっ……でちゃう、でちゃうよおっ」

 もう、麻衣にはろくな判断力は残されていなかった。そうしてひっきりなしに尿意を口にする少女の我慢ショーは、彼女たちの嗜虐心をいたく満足させているらしい。
 同性だというのに、麻衣を哀れむような視線は一つもない。
 囁くというには大きすぎる声で繰り広げられる女性達のひそひそ話は、麻衣をますます絶望へと追いやってゆく。

577 名前: 投稿日:2004/05/21(金) 23:55

 立ち上がりかけた瞬間、ふわりとスカートが擦れ、舞い上がる。
 がくがくと震える膝、すっかり引けた腰、ぴったり閉じ合わされていた太腿の奥で、異変が起きた。
 少女の下腹部が、激烈な尿意に絞り上げられる。
 全身をめぐる水分が膀胱に集中して流れ込み、女の子のプライドだけで保たれている括約筋を突破して、排泄孔へと殺到する。

 女の子の一番大切な秘密。トイレの個室に秘められていなければならないはずの羞恥の行為が、百人を越える観客の視線の中、白昼に晒されようとしていた。

「あぅぅうっ……でちゃううううっ……でちゃうよおぉっ、もうダメぇ…っ、漏れちゃううぅぅっ」

 しゅるるじゅじゅうぅと漏れ出したおしっこは少女の白い足を伝ってソックスを一際濃い色で染め、地面にぱちゃぱちゃと飛沫を散らす。
 瞬間、漏洩は放水に変わった。

 ぶしゅっ、と。まるでコップをひっくり返したような勢いの水流が、ガラスぶつかって水滴を撒いた。

「あぅぅ……っ、はぅあっ、で、ちゃうううっ……!!」

 身じろぎする余裕もない少女は、手がかりを求めてぎゅぅっとガラスにしがみつく。まくれあがったスカートの下、何も身につけていない恥ずかしいところがすっかり露になっていた。
 どよめく観衆達が、一斉に電話ボックスへと詰め寄る。

 目の前に張り付いてきた男達の視線に、麻衣は悲鳴をあげた。

「みっ、見ないでっ、見ないでええっ!!」

 じゅじゅじゅっ、ぶしゅしゅっ、じょばっ!

「やだ、とまって、とまってぇっ……もうでないでぇえっ」

 我慢に我慢を重ね、限界ぎりぎりを超えてなお少女の膀胱に蓄えられていたおしっこが、一気に噴き出した。
 下着一枚など何の支えにもならず、白い股間の奥、淡い茂みに包まれたスリットから激しい水流がほとばしり、ガラスに激突して下品極まりない水音を立てる。

 じょじょじょぼぼぼぼっぼ、ぶじゅじゅじゅじゅじゅじゅ―――っ

 麻衣の羞恥の熱湯が、ホースで水をぶちまけるようにガラスに激突し、四方に散って流れ落ちる。わずかに色味のついた液体は、間違いなく少女の身体の中で抽出され精製されたおしっこであることを示していた。

「うぉ……すげ……」
「やっべ、丸見えじゃん……」

 ちょうど、男子トイレの小用便器をガラス張りにして、反対側から覗いているようなものだった。どんなに想う相手にだって見せることのない、少女が用を足している姿を、それも変態的極まりなく立ったままの放尿を、隠すものなく見られているのだ。
 麻衣は耳まで真っ赤になり、気が狂いそうなほどの羞恥に襲われていた。

「はやくっ、はやく、おわってよぅっ……」

 じゅじゅじゅじゅっ、ぶしゅーーーっ、じょぼぼぼぼぼぼぼ……
 必死に懇願するが、必死になって限界まで我慢をした女の子のおしっこ。勢いも量も桁が違う。
 滝のように打ち付けられるおしっこは、ボックスのガラス一面に広がってばしゃばしゃと地面まで流れ落ちてゆく。川を作って広がる水溜りは、もう辺り一面にまで広がっていた。

 麻衣は腰をびくんびくんと震わせて、耐えに耐えてきた排泄の快感を堪えるのに精一杯だった。
 限界を超えて蓄えられていたおしっこを、排泄する。
 それは、ごく一部の少女にだけ許された――射精にも似た感覚。

 ふっ、と途切れる意識の中、麻衣は確かに、快感を覚えていた。

578 名前: 投稿日:2004/05/21(金) 23:56


 たっぷり一分近く。リットルに届く量のおしっこを撒き散らして、麻衣の排泄は終わりを告げる。
 ようやく収まってきたおしっこが勢いを弱め、雫になって垂れ落ちるばかりとなる。
 麻衣の身体はずるりと電話ボックスの壁を滑り、崩れ落ちた。自分の作ったおしっこの湖の上にばしゃりとしりもちを付き、麻衣はひぅ、と泣き声を上げる。
 まだ、かろうじて無事だったスカートも、すぐにおしっこを吸って色を変え、麻衣のしてしまった大失敗、お漏らしの証を彩る。

「ふぇっ……うぇえっ……」

 狭く、冷たい都会の密室の中で、
 少女の泣き声だけが、悲しく響く。



 了。




 どっかで読んだような話になってしまった。スマソ。

579 名前:名無さん。。。かわいいよ。。。 投稿日:2004/05/22(土) 01:46
キタ-!

580 名前:名無さん。。。かわいいよ。。。 投稿日:2004/05/26(水) 00:27
ぱんつをはいてるのかはいてないのか・・?
ともかくGJ!

581 名前:名無さん。。。かわいいよ。。。 投稿日:2004/05/26(水) 05:01
えーと今、何話目?

582 名前:mnmn 投稿日:2004/05/26(水) 21:51
--- ひみつのトイレ (1)--- 

 私の名前は陽子。この物語は10才の頃の、親友の月子との間の物語。

 私達は、その頃、郊外の新興住宅街に住んでいました。小学校は私達の住む住宅街を見下ろす
丘の上にありました。当時は、まだ自然が残っていて、通学路の一部は森の中の小道だったりし
て、学校からの帰り道の時は、女の子でも、ちょっとした冒険を楽しんでいたのでした。

 陽子と月子。太陽と月。当時でも珍らしかった、なんてストレートな名前・・。
 そんな私達は、不思議に気が合って、まるで兄弟みたいね、ってクラスメイトから言われてい
ました。

 いつものように、森の中の小道を通って、二人仲良く家路に向かっていました。二人の話題は、
今日、学校で起こったこと・・。その日の話題は、授業中におもらしした、クラスメイトの智子の
ことでした。子供心にも、クラスメイトのお漏らしは結構大事件だったりする。
陽子「智子って、お勉強できるのに、やっちゃったねー。」
月子「あたし、お漏らしする前から、ずっと見てたけど椅子からお尻がはみ出すくらい、体をくねら
せていて、つらそうだったよ。先生も、気づけばよかったのに・・。」
陽子「我慢しきれなかったんだねー、かわいそうだったよー。」
月子「どうして、休み時間におトイレいかなかったのかな・・?」
陽子「ええっ、なに言っているの月子。私達のグループの約束忘れたの?」
月子「約束って、もしかして、学校にいる間、おトイレに行かないっていう、あの・・、あれって
冗談じゃなかったの・?だって、絶対我慢できるわけないじゃない。」
 えへん、言う感じで陽子。
陽子「あたし、今日、一度もトイレに行っていないのよ。」

***つづく***

583 名前:mnmn 投稿日:2004/05/26(水) 21:52
--- ひみつのトイレ (2)--- 

月子「ええっ、て。朝からずっとぉ?」 
陽子「朝起きて、おしっことうんちしてから、ずっとよ。いちども行ってない。」
月子「信じられない。おなか痛くないの? 病気になっちやうよー。」
陽子「幼稚園の時から、我慢がくせになっているから、大丈夫なの。」
 と、いいながらも、陽子は、はーーーっとため息をついて、膝をぴったりとくっつけて
上下に小刻みに腰を動かした。
月子「ねー、もうしちゃいなよー。あたし、人がこないか見てるからさー。」
陽子「そのつもりよ。」
 あっけらかんと、陽子。「ええっ?」と、月子。
「こっちよ。さあ、はやく。」陽子は、せかすように、森の小道をはずれて、雑木林の奥へと
入り込んでいった。月子はとまどいながらもついていく。突然、視界がひらけ、10メーター四方の
空き地が現れた。空を見上げると青空が見え、羊雲が浮かんでいる。足下には、初夏特有の、名も知らぬ
小さな草花が咲いていて、そこは、ちょっとした秘密の花園となっていた。
 そして、なぜか花園の中心には、大きなポリバケツが埋められてあった。

月子「これって、ひょっとして、と・・い・・れ、なの・・・?」
陽子「そう。月子が風邪で休んでいるうちに。つくったの。」

 バケツの中には、黄色い澄んだ液体が、3センチくらい溜まっていた。
 月子は、ちょっと興奮した。「こんな、ちょっとエッチな、いけない遊びを自分がいない間に、みんなが
していたなんて・・・。みんなずるいよーーー。」
そう言うと、月子はバケツにむかって歩み寄り、おもむろにまたがった。ぱんつを降ろし、おしりを2〜3度
バウンドさせた。尿道をゆるめようとして、すこしいきもうとしたそのとき・・。
 ざーーーっ、という、雨音にも似た、激しい水音がした。

 陽子が、呆然として立っていた。陽子の股間から、垂直に黄色の水が、ほとばしっていた。
 唖然として、目を丸くする月子。しばらく、見つめ合う陽子と月子。流れがやや緩やかになると、水流は
太股に、寄り添い始めた。
 
 陽子の細くてきゃしゃな両足に、幾筋ものおしっこの筋が、まだ、流れ続けている。

陽子「あたしの番だったのにぃ、月子ったら、先にしゃがみ込むんだから・・・。」
月子「ご、こめん。したかったのは、陽子のほうだったよね。」
 すでに排泄モードに神経が切り替わっていた陽子は、ふいの月子による、確約済みのトイレの横取りは、
キャンセル不可の、あともどりできない状態になっていた。膀胱は一気に収縮し、約半日、彼女のからだ
の隅々まで洗いながしていた液体を、放出させたのだ。

***つづく***

584 名前:mnmn 投稿日:2004/05/26(水) 22:27
 ひみつのトイレ3

 陽子は、身震いするような快感に身をゆだねていた。下半身がずぶぬれになったことなんて、
なんでも無いことだった。恥ずかしさも、なかった。はじめから連れションするつもりで、誘った
親友に、放尿シーンを見られることなんて、食事の時に、お茶をこぼしたような、些細な気まずさしか
感じていなかった。ただ、一つのショックが陽子を興奮に誘っていた。今、自分の体に、経験したことの
ない、事件が起こったことに対して・・・・。

 陽子は、わりと躾がよく行き届いた環境のにもとに育ってきた。おむつも、早く取れた方だったし、
おねしょも、幼稚園の年長の頃を最後に、したことは無かった。トイレに行きたい欲求は、確実に
コントロールできたし、我慢がつらいときでも、みんなの前で先生にうち明けることに、それほど羞恥
心を感じることも、いまだかつて無かったのだ。

 物心がついてから、完全にコントロールできていたはずの排泄の欲求が、制御を失いそのすべてを、
放出してしまったことに、頭の中が混乱し、不思議な昂揚感の中の中に陽子はいた。ふと、智子のことを
思い出した。智子は、先生やみんなの前で、今あたしがしたことを、してしまった。

 見えない力が、(・・・本当はだれにも気づかれたくない・・・秘密の黄色いお水。)からだから、一気に
引きずり出してしまった。勝手に出ちゃったのよ。イッツ、オートマチック・・・・・・。

「智子は、どんな風に思った?。」

585 名前:名無さん。。。かわいいよ。。。 投稿日:2004/05/27(木) 02:33
続き期待

>イッツ、オートマチック
ワロタ

586 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/05/27(木) 02:41
書いた場所によって、評価が異なるってわけじゃないか、メンゴ。

漏れもキボンヌ(続き)

587 名前:mnmn 投稿日:2004/05/27(木) 22:34
 放心状態の陽子が、ふと、我に返ると目の前では、月子がゆっくりとパンツを上げていた。ばつの
悪そうな顔で、陽子を気遣うように、目が合いそうになると、下をむいた。
陽子「月子は、ちゃんとしたの?」
月子「ううん、びっくりして出なかった。」
陽子「あたしは大丈夫。ちょっとショックだったけど。ママがパートから帰ってくる前に後始末しなくちゃ。」
 月子は、やっと顔を上げた。
月子「気持ち悪くないの?おなか痛くないの?」
陽子「全然大丈夫・・・・・。でも、ママが言っていたこと思い出してたよ。女の子は、よく失敗するからトイレに必ず
 行っておきなさい、って。あたしには、全然関係ないことだと思ってたよ。」
月子「あたしも、よくおしっこいっぱい我慢すると、ちょっと出たりしてたよ。・・・・・・・・・・・・・・・。」
 月子はフォローしたつもりであったが、陽子は無言でびしょぬれのパンツを直していた。時々ティシュで、
水気をふき取りながら。
  
陽子「あたしも女の子だったんだなー。」
 月子には、その言葉が誇らしげに聞こえた。陽子は勉強もよく出来て、快活で、クラスのみんなからの人望もあった。
そんな陽子が、ぱんつをはいたまま、おしっこを大放出してしまった。「なんか、かっこいい。あたしも、そんなふうに
なってみたい・・・・。」
 月子には、それが倒錯的な願望であることに気づいていなかった。 
  
 同時に月子は、尿意を知覚した。再びパンツをおろすと、バケツの中に一気におしっこを放出した。

588 名前:mnmn 投稿日:2004/05/28(金) 23:45
 ひみつのトイレ4

 じゅううぅぅ。その排泄は5秒程度で完了した。最後の切れが、やや悪く、お尻をつたって数滴の
滴が、バケツの中にぽちゃりぽちゃりと落ちた。
 月子は、お尻も拭かずに、パンツとズボンを上げた。バケツの中には、少女たちの透き通った黄色い
濾過水が、わずかな波を立てていた。始めにおしっこをしたのは、いつ誰か月子にはわからない。でも、
だれかがしてから数日たっていた。風向きによって、男子トイレの小便器のような臭いを感じた。
女の子のおしっこだけが、大量にここに溜められている。なんだか、不思議な感じを月子は抱いていた。

 陽子「それしか出ないんだ。月子はこどもだな−。」
 月子は、放尿の快感から、我に返った。
 月子「このおしっこは、だれのモノなの。陽子が一人でしたの?」
 陽子「こんなに、いっぱいでるわけないじゃん。だれだと思う?びっくりするよ、当ててみて。」
 月子「今日、ほんとは、ここでしようとして、漏らした智子とか・・。」
 陽子「おどろくなー、月子。それは橘先生。」
 月子「えーーーーっ、ほんとー。」

 月子は、耳を疑った。橘先生とは、教育実習生として私たちの学校にきている、きれいな女子大生のことだった。
みんなに、きれいなお姉さんって、呼ばれていて女子にも、もちろん男子にも絶大な人気の先生だったのだ。

 陽子「先生はね、こないだの野外活動のとき、おトイレにいきたくなったの。」
 月子「それで、我慢できなくて、トイレを作ったの?」
 陽子「女の子のおしっこには、特別なホルモンが含まれていて、環境に悪影響を与えるらしいの。たとえば、
   女の子のおしっこが混じった川では、メスの魚しか生まれなくなったりするらしいの・・・。」
   「どうしても、お外で我慢できなくなったら、このようにしなさいって。捨ててあったバケツをひろってきて
   その中に、なさったのよ・・・。これは、環境のためよ、って。」
 月子「おとなの女の人って、こんなにたくさんおしっこが出るの?これが、橘先生が限界まで我慢したおしっこの量・・・。」

589 名前:名無さん。。。かわいいよ。。。 投稿日:2004/06/02(水) 21:48
続きを希望

590 名前:mnmn 投稿日:2004/06/05(土) 22:11
 翌日の学校。一時間目の授業がはじまっていた。昨日、教室でおもらしした智子は休んでいた。
 「おしっこしたから休んだんだぜーー。」はやし立てている男子がいる。私(陽子)は、今日はおしっこ我慢
ゲームをやめることにした。膀胱のあたりが、気持ち悪かったの。軽い膀胱炎にかかったのかも?。
 
 月子のバカが、話しかけてきた。
 月子「今日、あたし、おしっこ限界まで我慢するのっ。」
 陽子「月子は、子供だから絶対、授業中におもらしするよ。やめときな。」
 月子は、聞いていない。
 月子「そして、絶対に、ひみつのトイレにいっぱいおしっこを注ぎ込むのよ。しゃーーーー、ってね。
   陽子みたいに失敗し・な・い・の・・・。」
 私は、少しむっとした。こいつが、トイレに急に割り込むから、自律神経のコンビネーションを乱されただけなのに・・。
小学生のくせに自律神経を知ってるって変?。我慢の限界なんて、そんなに簡単に訪れないものよ。ほとんどの女の子は
たくさんおしっこを膀胱に溜めることが出来るのよ。でも、月子には無理。この子は、おしっこ我慢しすぎると病気になる
とか、膀胱が破裂するとかが心配になって、パニックになって自分で括約筋をゆるめてしまうに違いないわ。最近の小学生
は括約筋も知っているのよ。すごいでしょ?。

 月子「橘先生みたいに、たくさんするんだぁーーー。」
 バカ、こいつ大きい声で・・・

 でも、なんで橘先生は、あんなにおしっこ我慢したんだろう?。見習いの先生は、おトイレいいっては駄目なの?
 あ、次の2時間目は、橘先生の授業だよ。どきどきしちゃう、ドースル月子?。

591 名前:名無さん。。。かわいいよ。。。 投稿日:2004/06/06(日) 00:50
つづき期待

592 名前:名無さん。。。かわいいよ。。。 投稿日:2004/06/09(水) 18:20
危殆age

593 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/06/17(木) 03:54
すぐさびれるな、ここは。

594 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/06/19(土) 22:09
>593
まるで阪○打線のように、勢いが全くないから。

595 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/06/19(土) 23:54
>594
スレ違いだけど、今夜も零封されて延長11回サヨナラ押し出し負けだしね。

596 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/06/20(日) 23:01
延長11回サヨナラ押し出し負け

このスレッドの主旨としては
我慢延長11回サヨナラ押しっこ出し負け
ならいいんだがなあ…。

597 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/06/21(月) 01:47
昨夜は快勝したみたいですね。

>我慢延長11回サヨナラ押しっこ出し負け

お〜い、山田く〜ん、座布団1枚!

598 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/06/21(月) 02:51
快勝より快小便の小説よろしく。

快小便というと
もちろんさんざん我慢したあとのことだろう。
限界失禁か開き直りおもらしか。さあどっち?

599 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/06/21(月) 19:37
限界失禁だろ。

600 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/06/21(月) 20:56
人前でしちゃう、限界失禁だと思います。

601 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/06/22(火) 01:18
では快小便の「快」とは
生理的な解放感と見られる羞恥・倒錯感
どっち?

602 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/06/22(火) 10:55
生理的な解放感⇒爽快感と符合しそうだけど、どこか認めたくない感じがする。

見られる羞恥・倒錯感⇒おもらしにはやはり羞恥心が快感の元となると思う。


てなわけで、後者でっす。
(なんか「意地」みたいだけど・・・)

603 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/06/28(月) 03:55
おもらしを考えるスレになりつつある
小説書く人の参考資料ということで…

おもらしを見られるとき、

萌えられる可能性が高いケースと
冷たい目で見られる可能性が高いケース(潔癖な集団の中でのおもらしとか、
おもらしする子がルックスにコンプレックスあるとか)では
どっち?

604 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/06/28(月) 15:22
>603
表向きは周囲から冷徹な目で蔑まされるけど、本人はそんなのも萌える要因にしてしまうほどのomo好き女。

605 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/02(金) 20:15
繊細な心に免じてage

606 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/07/03(土) 16:28
で、もう1回age

607 名前:・・・ 投稿日:2004/07/03(土) 21:15
僕も一個書いていきます。僕の好きなおもらしは、みんなが好きなのとは違うだろうから、評判悪いかも知れないけど、自己満で(笑)。
と書き始めると、以外に時間がかかるもので、これ以上書いても同じことの繰り返しになるから途中で止めました。
テーマが変わってきてそうですがご了承ください

608 名前:・・・ 投稿日:2004/07/03(土) 21:16
ストーリー(1)

「よし、幸先よくスタート!」
世界地図のできたベッドと自分の濡れた股間を見ながら麗奈はそういった。
川上麗奈は高校三年生。茶髪がかった長い髪の毛をした、可愛い女の子である。背は中くらいで、美人という感じではなく、モテモテというわけでもないが、その雰囲気は男子からも一目置かれる存在であった。
ところで、この高校・地域では、おもらしが日常化している。女子生徒はいたるところでおもらしをして、男子生徒はそれを見て興奮する。こんな生活が子供のころから続いているのだ。女子はおもらしにあまり羞恥心を感じず、おしゃれのような感覚で漏らしていくのだ。
そんな風習もあり、麗奈も今までに何回もおもらしをしてきた。小学校の頃おもらしを知って以来、おしっこをしにトイレにいったことは一度もないくらいである。おねしょも毎日のようにしていて、決して珍しいものではない。しかし、彼女にとって今日は特別の日だったのだ。三年間あこがれ続けた隣のクラスの神屋りょうに、初めてデートに誘われたのである。
体を半分起こして、残ったおしっこを全部出した。世界地図はみるみる広がっていき、パジャマの後ろ側はぐっしょり濡れた。
「今日はよく出る、好調だな。」麗奈は今日のデートの想像をして少しはにかんだ。
「これなら神屋くんに、最高のおもらしを見せられる。ついに神屋くんに、麗奈のおもらしを・・・」
そう思うと気が緩んでか嬉しくてか、全部出したはずの再びおしっこが出てしまった。ズボンをつたいお尻をつたい、気がつけば麗奈のベッドは大洪水になっていた。
全部出し終わると、麗奈はベッドから降り、デート用の服に着替えた。桃色のパンツに、サーモンピンクのワンピースである。期待と不安で、麗奈は胸のドキドキを抑えることができないでいた。

609 名前:・・・ 投稿日:2004/07/03(土) 21:16
ストーリー(2)

麗奈はいつものように、おねしょズボンとパンツを持ってドアを閉め、一階にご飯を食べに行った。いつもなら濡れた服は洗濯機に入れるところだが、今日はすでに兄、圭一が起きていたのでそうはならなかった。
「麗奈、待ってたよ」
「あ、お兄ちゃん・・・、ほしいの?」
麗奈はパジャマとパンツを持った手をあげながら言った。
この世界では、家族ですらおもらしに感じてしまうのが普通である。
圭一はうなずくと、麗奈は笑顔でパジャマとパンツを渡した。
「終わったら、洗濯機に入れといてね。」
そういうと、麗奈は居間の方へと走っていこうとした。
時々ある光景なのだが、今日は麗奈にとって特別な日と知っていた圭一は、その可愛い妹を呼び止めた。
「麗奈!」
振り返る麗奈に、妹思いの兄はこう続けた。
「麗奈、頑張ってこいよ。お前は可愛いし、いつも通り漏らせば、神屋くんも絶対麗奈に気を持つはずだから。」
「くふっ、ありがとうお兄ちゃん、ご飯食べたら出る前にもう一回おもらしするから、しっかり見ててね。」麗奈は恥ずかしそうに答えた。圭一は麗奈のあまりの可愛さと、自分は妹のおもらしパンツでヌイてしまっているという事実から、声が出せなかった。

610 名前:・・・ 投稿日:2004/07/03(土) 21:17
ストーリー(3)

さて、ご飯も食べ終わり、家を出る時が近づいた。少しでもおしっこをためたい麗奈はしきりに水を飲んでいる。
しばらくすると麗奈はリビングで、ピンクのパンツの見える状態でしゃがみながら準備をしていた。ハンドバッグには新品のパンツと使い込んだパンツを一枚づつ入れた。神屋がどんなおもらしが好きかもわからないし、色んなおもらしを見せてあげたい、と思ったからだ。部活の試合で起きていた弟の陽介はそのピンクのパンツを何回も覗いていた。
そうこうするうちに、準備をしていた麗奈は、次第に尿意を感じ出した。この世界では普通、尿意を感じたら、もうおもらしは間近である。
もうもれちゃう、我慢になれていない麗奈は、そう感じてからすぐに兄を呼んだ。
「お兄ちゃ~ん」
いちもくさんに圭一は降りてきた。その頃には麗奈は立ちがって股間を押さえてていた。背筋を丸めずに股間を握ってる分、スカートが少し上に上がっていた。
兄は妹の前に来て座ろうとしたが、その前に麗奈の限界が来た。ジョ、ジョと二回くら来たが、強く握って何とか耐えた。しかしその直後におもらしが始まった。

611 名前:・・・ 投稿日:2004/07/03(土) 21:18
ストーリー(4)

「ごめん、もう漏れ始めてるの」
麗奈は、ちょっと笑って言った。圭一はしばらく麗奈のたって股間を抑えた姿勢でのおしっこを見ていた。股間を押さえるといって形だけで、手を前に置いてスカートが少し浮きがってる、くらいの感じである。圭一は幸い、おしっこが見え始めるのには間に合った。まだおしっこの見えない、もらしてるんだけどパンツをつたったりパンツの中にたまったりする、1秒もしない間のドキドキを経て、ついにおしっこが下に落ち出した。同時に足にもつたりだした。つたっていくおしっこは足ふくらはぎから彼女の素足をぬらし、床に大きな水溜りを作っていった。直接パンツから、そして足の両サイドから、さらに彼女の握っている手の前のほうからも染み出し、四箇所から下に落ちていった。スカートの前も微妙に濡れている。
「中見ていい?」圭一は聞くと、
「スカート?もちろん、めくっていいよ。まだ半分くらいしか出てないから」と麗奈が答えて、ひじから下を斜め横に広げた。
圭一は前からスカートをめくって、おしっこがよくパンツをつたるようにできた、少しだけ厚い生地のピンクのパンツをしっかりと見た。圭一は麗奈の笑った顔を一度見ると、あとはそのパンツの内側から外側からつたわり、足に流れ下に落ちていくおしっこ、そして徐々に濡れていく範囲が広がっていくパンツをしっかりみた。いつも使っていて黄色くシミの出来ているパンツであったが、今日はそのシミの上の部分までしっかり濡らされていた。圭一は前から下から覗きまくって、しばらくすると、スカートの両側をめくり、じっくり観察した。
「もうそろそろ終わるよ」
麗奈はそういうと、圭一は
「しゃがんで」
と要求した。そういうと麗奈はくふふっ、と笑ってしゃがんだ。パンツをつたって下から三、四本の線になって出て行くのと、パンツの横からはみ出てちょっと足をつたって落ちていくのと、二通りの経路を圭一は十分に楽しんだ。両側が均等に濡れていったパンツも、次第に後ろの方が濡れだしてきた。それもしっかり見た。我慢できなくなって圭一はパンツをさわった。一度触るとあとはもう夢中で、パンツをつかんだりしながら前も後ろも触りまくった。もちろんおもらしはしっかり見ながら。そんな中、麗奈はおもらしを終えた。
我に帰った兄は、ため息をつきながら麗奈の顔を見た。

612 名前:・・・ 投稿日:2004/07/03(土) 21:19
ストーリー(5)

麗奈は半分顔を隠した状態で、兄の方を見ながら照れ笑いしていた。
「ごめん、今日の麗奈はいつも以上に可愛くて、おもらしも長かったから、つい触っちゃった。怒ってる?」
麗奈は笑って、
「そんなことないよ。我を忘れてるお兄ちゃん見たのはじめてだったし、喜んでくれてとっても嬉しかった。今日は本当に絶好調だし、これなら神屋くんも喜んでくれるかなぁ。」
圭一は、はっとそのデートのことを思い出した。
「神屋くんがどんな人かは知らないけど、どんなにマジメな人でも、このおもらしには正直にならざるを得ないよ。なれてなければ手無しでいっちゃう可能性もあるから、神屋くんも大変だろうな。」
圭一がそう言うと、麗奈は立ちあがって言った。
「ありがとう。それじゃ私、パンツはきかえたら行くから。今全部出したから、神屋くんに会うまでは多分持つと思うわ」
そう言うと、下からスカートの中を覗きこんでた圭一の前で、桃色のおもらしパンツを脱いだ。
「パンツいる?いらなかったらいいけど・・・」
「毎回本当にごめん。ありがとう。俺ももう我慢できないからトイレ行ってくるよ。」
圭一はパンツを持って急いでトイレに駆け込んだ。ほとんど毎日の光景だけど、自分のおもらしでこんなにも喜んでくれる人がいることを麗奈は改めて感じ取って、とても嬉しく感じ、デートの緊張もほぐれていった。麗奈は桃色をベースに、白の水玉模様の入ったパンツをはいた。神屋の前でぬらすために、新しく買ったパンツである。こういった時、麗奈はよくおもらししてしまうが、デートのこと考えて、何とか我慢した。

613 名前:・・・ 投稿日:2004/07/03(土) 21:21
ストーリー(6)

「姉ちゃん終わった?」
弟の陽介が突然言った。陽介は後ろを向いていた。そう、試合前の陽介は体力温存のため抜くことはできないのだ。試合前にはよくある光景だ。
「ゴメン陽介、今日は長かったから・・・。」
「今日のは想像だけでもいきそうでキツかったよぉ。帰ってきたらたっぷり見せてよ」
弟は少し怒りながらいった。
「はいはい、お兄ちゃんみたいに触りまくっていいから、陽介も頑張ってらっしゃいね。」
麗奈は答えた。
そして、もう時間だ、と玄関へ向かった麗奈を、急いで圭一が呼び止めた。手には水を持っていた。
「とびっきりのをたっぷり見せてもらったからな。今日のは俺の彼女より可愛いかった。だからまぁ、そのお礼に、前々から用意してたんやけどやるよ。ただの水だけど(笑)一辺に飲みすぎて、神屋くんに見せる前にジャ~、ってのはやめろよ。」
麗奈は言葉にならない喜びを感じて家を出た。
そんな後ろ姿をみながら、圭一は妹のおもらしパンツに二度目の射精を行っていた。
その後陽介が兄に激怒したのは言うまでもない。

一応おわり

何夜かは正確にわからなかったんで書けませんでした。
すこし皆さんとは嗜好が違うかも知れませんが、自分の妄想に近い話です。

614 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/03(土) 21:39
なるへそ。
これはこれで…。

でも、洗濯とか掃除とか大変だね。





とりあえず、つづきキボソヌ

615 名前:・・・ 投稿日:2004/07/03(土) 23:39
だいぶ現実離れしてることは否めません。掃除に関しては忘れた頃には床が乾くということで(笑)学校などではおもらしパンツは普通は履き替えない&すぐ乾く設定で(^^;)
おもらしの時間もメチャクチャ長いし、もう何でもありか!?
とりあえず、これは自分の妄想の世界です。
続きですが、書きたいけど時間ないからだいぶ適当になっちゃいそうなんで・・・。

616 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/07/04(日) 00:56
力作ご苦労様でした。

感想だけど、まあ作者の独断と偏見に満ちた妄想に終始しているのだからとはいえ、
羞恥心を欠いたおもらしには萌える要素が激減です。
あと、女子の多くが日常的にションベン漏らしているということは、ハッキリ言ってタイプでない女、ブサイク女、キモイ女、ウザイ女のおもらしも場合によっては見せられるわけね。出来ればそれは勘弁願いたいな。
そこら辺りに一工夫を激しくキボンヌ。

617 名前:・・・ 投稿日:2004/07/04(日) 01:46
やっぱりなんとか書きます。我慢が本質じゃないんで、そっち系の人は喜んでもらえないと思いますが。
とりあえずその前に、訂正
ストーリー1、再びおしっこが→おしっこがふたたび

ストーリー(7)
麗奈はバス乗り継ぎ、電車で待ち合わせの駅へ向かった。兄のくれた水をしきりに飲みながら、ドキドキを抑えていた。尿意は感じていなかったが、おしっこが溜まってきているのは感じていた。いつもやってることだ、緊張することはない。麗奈は何度もそう自分に言い聞かせた。尿意が来ても我慢するために、股間には手をあてていた。前を見ると、麗奈と同じくらいの制服を着た女の子が、少し立って後ろの短いスカートを抑えながらおもらししていた。横に座っていたおじさんが下から覗こうとする。おしっこは白いパンツと彼女の足をつたって下に落ちて水溜りができる。よく見る光景だが、麗奈の心臓の鼓動は余計早くなった。「早く神屋くんの前に行って、見てもらいたい。でも、あんなに可愛い子の見せられたら不安だよ・・・」
そうこうするうちに、電車は駅についた。
「よし!」
麗奈は気合いを入れ、水を飲んでから改札へ向かった。おしっこはだいぶたまってきている。
「川上さん!」
突然後ろから声がした。麗奈はドキッとして危うくおもらししそうだったので、慌てて股間を押さえた。そして振り向くと、そこにはあの大好きな神屋の姿があった。
神屋りょう。とてもマジメな青年である。神屋もまた、麗奈が自分に好意があると聞いた高1の頃から、ずっと麗奈のことを見てきていた。
二人は一通り挨拶を終えると、公園の方へ向かって手をつないで歩き始めた。

618 名前:・・・ 投稿日:2004/07/04(日) 01:47
ストーリー(8)
麗奈はおもらしを見せるタイミングをうかがっていた。もうそろそろ尿意も限界に来てしまう。しかし、二人とも内気なせいか、なかなか会話がおもらしの方へといかない。もちろん、神屋も麗奈のおもらしが見たくて心臓がバクバクしているのだ。しかし、麗奈はそんなことしる由もない。どっかでキッカケを作らないといけない、そう思って麗奈は勇気を振り絞って切り出した。
「昨日の化学の時間の祥子のおもらし、可愛かったよねぇ」
祥子とは麗奈のクラスでも、一、二を争う人気を誇る真中祥子のことである。化学などは、二クラス合同で行うので、神屋との話題にはもってこいだ。しかも、祥子はその日神屋の前の席に座っていた。
祥子は先生に当てられ、たったときにおもらししてしまったのだ。教室の男たちの視線が釘付けになったのは言うまでもない。神屋もその一人だ。この世界、おもらしを見せる見るはあまりにも本能に訴える我慢できないものなので、付き合ってる人以外には見せない、とか、好きな人以外は見ない、とかの概念は存在しない。
「えへへ、確かにね。真中さん、実はあの時スカートの後ろちょっとめくってたんだ。それでパンツが見えてたんだ。彼女のパンツから漏れ出るおしっこと、おしっこで濡れていくパンツ、僕はもう釘付けだったよ。その次の休み時間、真中さんのせいでトイレこんでたけど、しっかりやってきちゃった。夜我慢するのが大変だったよ」
神屋は答えた。はなっから祥子にかなうわけがない、と思っている麗奈は笑いながらこう返した。
「そうでしょ。祥子もきっと神屋くんのこと思ってスカート捲くり上げたんだと思うよ。ウチのクラスの男子とか、色んな女の子におもらしねだってくるのに、神屋くんはしないんだもん。私でさえ時々ねだられるのに。本当はみたいんでしょ、って感じでやったんだと思うよ。でも、何で夜我慢したの?私が男の子だったら、祥子のおもらしを見た日は多分寝れないくらいにやってそうなのに・・・」
「え、それは・・・」神屋は声をつまらせた。しかし、勇気を出していった。

619 名前:・・・ 投稿日:2004/07/04(日) 01:49
途中でカキコがあるのきずきませんでした。
前半読んで616さんのように興味のない人は続き読まないでください。
614さんのようにとりあえず読みたい、と思う人はよんでみてください。
あくまで僕の嗜好です。

620 名前:・・・ 投稿日:2004/07/04(日) 01:55
あっと、すいません。616さんの文を斜め読みしすぎました。本当に申し訳ありません。
この話はブサイ型の女の人は、いない設定で(だいぶ勝手・・・)、また30過ぎたりして衰えを感じた人は、トイレへ行く設定とします(めちゃくちゃ勝手、現実離れ・・・)

621 名前:・・・ 投稿日:2004/07/04(日) 02:32
ストーリー(9)
「それは・・・今日、川上さんのおもらしでイカせてもらいたかったからです!真中さんはあの後、僕の方を向いて、“ごめん、神屋君には明日があったの忘れてた。今のうちに抜いちゃって、明日に備えた方がいいわよ。麗奈のはもっと可愛いんだから”といいました。その通り我慢してきました。もう見たくて見たくてたまりません。だから、川上さん・・・ええと・・」
麗奈は頬を赤くした。そして、水を飲んだ。落ち着くため、そして少しでもたくさんの量のおもらしをするため、もう一度水を飲んだ。兄のくれた水はなくなった。嬉しくてたまらなかった。麗奈は頑張って、自分に自信を持つよう言い聞かせ、はずかしがりながら言った。
「私、まだもう少し我慢できるかも・・・え〜と、あのね、神屋くんには、出来たら最高のおもらしが見て欲しいの。だから、出来るだけたくさんのおしっこを、麗奈のおもらしを・・・」
それを聞いた神屋は、我慢できなくなって麗奈に抱きついた。二人、一面が砂の広い国立公園に来ていた。
「麗奈ァ、君が好きだ。君のおもらしが見たくてたまらない、昨晩は祥子のおもらし我慢するのも大変だったけど、君のおもらしの想像ができなかったのが苦しかったんだ。」
そう言うと神屋は、いったん離れ、麗奈の体を上から下まで見た後、目がスカートのところで止まった。言いたかったことを言えたおかげで、神屋にはだいぶ思い切りが出てきた。
「あの、、、ホントごめん。スカートめくらしてくんない?」
言うか言わないかの頃に、神屋の手はスカートに行っていた。
「えっと・・・見てくれるのはすごく嬉しいけど、おもらしのときまでとっといた方がよくない?」
「いや、今見とかないとおもらしに集中できないじゃん。」
そういってスカートをめくった。神屋は最高潮に勃起している。
「お兄ちゃんにそっくり(笑)触りたいとこ触っていいよ。」
麗奈は言うと、神屋は、
「ホント最高だよ。スカートめくるとかはじめてだし・・・。」
と答えた。パンツ周辺を触りまくったあと、神屋はスカートから手を離し、胸に手を触れた。そして胸から手を離し、ハッと我に帰ると、麗奈はモジモジしはじめていた。
「神屋くん、そろそろかも・・・。」
麗奈は股間に手を当てた。いよいよである。神屋は昔友達から、麗奈は股間に手をあててからおもらししちゃうまでがものすごい早いと聞いたことがあった。神屋の心臓はものすごい速さで打っていた。さすがに麗奈も恥ずかしそうにしていた。手が、スカートの前で交差していた。神屋は立ってソワソワしていた。

622 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/04(日) 03:14
現実離れ、おおいに結構!
フェチとして、仮想世界を構築していくパワーと姿勢がすばらしい。
守備範囲外なのが俺的には残念だが
趣味が合う人にとってはかけがえのない宝になるはず。
細かい辻褄合わせにとらわれずに、のびのびと欲を発揮してください。

623 名前:・・・ 投稿日:2004/07/04(日) 03:14
ストーリー(10)
「それじゃぁ、行くよ」
限界に来た麗奈はこういうと、足を閉じて股間から手を離した。
「おしっこ、シャァ〜」ついにおもらしが始まった。
直立不動の体勢からのおもらしである。神屋は感激して言葉のでない声を上げながら、麗奈を見ていた。何秒間かパンツの中をつたったおしっこは、ついに左右の足の内側から流れ落ちてきた。やっぱり少し不安の麗奈は、顔を下に向けた。
「ちゃんとおしっこの筋みえてる?」
「うん、もう、最高だよ!めくっていい?」
「好きにしていいよ。」
麗奈は照れながら言った。神屋はスカートを前からめくった。ぬれていくパンツもしっかり見たが、閉じた足、それによってできたパンツのしわ、そしてそこからもれ出てくるおしっこ。神屋は感激した。今まで麗奈で数々の妄想をしてきた神屋だが、直立のおもらしは考えていなかったのだ。パンツが少し膨らむので、パンツの中におしっこがいつもより多く入っていく。また二つの足がひっついているので、間を交差する筋もある。
朝兄に見せたパンツ以上に、このパンツは生地が厚く、真下から流れるのもあったが、横漏れ、それもパンツをつたって太ももの前から出て行く筋が多かった。パンツの外側を通って、足に流れ出すものもあった。
神屋は夢中そのものだった。
「シャ〜ッ」そんな神屋に麗奈は優しくささやき、足を広げて、スカートの後ろに手をあてた。そして少し体重を後ろにかけ、膝も軽く曲げた。それは、昨日祥子が、そして今日電車の中の子が、麗奈の見ているところでもらした姿勢だった。
神屋は再びスカートから手を離し、麗奈の全体を見た。麗奈は恥ずかしそうに笑っていた。
その姿勢を前から観察し終えると、後ろに回りこんで見た。只今おもらし中のパンツが少し見えた。抑えてる手の少し下からスカートをめくった。そして、そのパンツに触った。
もう一度後ろの全体像を見た後、前に戻ってまたスカートをめくって観察した。下を見ると、足をつたったおしっこが地面に流れ出し、水溜りが両サイドにも広がっていた。しかし、もはや中央の大きな水溜りがそれとつながっている。
麗奈はもうちょい、とおもらしがあと少しで終わることを告げると、今度は両手を少し広げた。足は軽く開いていた。噂に聞いていた以上の麗奈のおもらしの長い。神屋は麗奈のおもらしを見て、パンツを触りまくっていた。麗奈は嬉しくてしょうがなかった。
そうこうするうちに、麗奈のおもらしは終わりに近づいた。コンマ一秒でも長く、この幸せな時間が続きますように。麗奈は願った。しかし、おしっこは次第に勢いを緩めていき、ついには止まってしまった。麗奈は頑張って出そうとするが、ジャ、ジャジャ〜と二回勢いよく少量の水が出たのにとどまった。それでも約二分に及ぶ長い長いおもらし劇場は、幕を閉じた。
麗奈のおもらしは可愛くてたまらなかった。

とりあえず、何と神屋の前でのおもらしまでこぎつけました。もうこんな時間なんで寝ます。続きは書く時間あれば書きたいですが、自己満な話なんで、周りの反応悪けりゃ時間あってもやめましょう。

624 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/04(日) 08:50
久々にキテルーーー!
浮世離れは気にする必要無し!それが千夜一夜の本分だとオモ

625 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/07/04(日) 09:06
>620
漏れとしてはそれでいい。
作者がブザイOK牧場の人ならば、逆に漏れみたいな意見に左右されずに進めるのもよし。

ここの世論では大いにウケているのだから、自信を持ってどんどん進めましょう。

626 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/04(日) 09:27
>625
ってか・・・クンは人間が出来ている。
若いのに処世術に長けているな。

誰かっさんにはその点大いに見習うべきだ!
(見習わないで、逝ってくれてもいいけど(ワラ )

627 名前:・・・ 投稿日:2004/07/04(日) 10:37
いい意見ばかりもらってとても嬉しいです。
もちろん、そんなんで萌えるか!って人も中には多いと思うけど・・・。
>624、625さん、ええと、これは自分が昔からしてきた妄想の進化バージョンなんで、幼いころから変わらない点も多いから、現実離れしてるのかな?進歩なしか(笑)。何かあったら指摘してくれても全然いいけど、当面まぁ気にしません。
また、僕もさすがにブサすぎる人では抜けないし、昔はブサイ人を悪役に見立ててたりもした。けど、高校くらいからはやめました。ブサイとか生まれつきのものを悪役にするのは、さすがに失礼ですし(自分も生まれつき運動神経とかが悪くて苦労しているもので・・・)。でも、感じるという意味では、守備範囲は広いのかな?クラスの半分強はおもらしに参戦させてますよ。実際に好きになるときは限定的だけど・・・。
とりあえず、自分のストーリーをよんでこういったタイプのおもらしに興味を持ってくれた人がいてくれたら嬉しいし、この話を読んでイッちゃったという人が、一人でもいてくれたら嬉しいです。
>626さん、自分は世渡りメチャクチャ下手です。常識知らずで要領悪くて有名です(笑)

628 名前:・・・ 投稿日:2004/07/04(日) 11:23
ストーリー(11)
「神屋くん、どうだった?」
麗奈は照れながら聞いた。
神屋はおもらしが止まったことには気づいたが、まだその余韻に浸りながら濡れて、おしっこの少したまったパンツを見ていた。パンツを触ると、残ったおしっこが横漏れしたり、厚い生地の間から出てきたりした。足をつたり、もしくはパンツからそのまま、さらにあるいは神屋の手をつたって下におちていき、水溜りがまた大きくなった。神屋はそれを見てまたおもらしを思い出した。
「神屋く〜ん」
麗奈が言うと神屋はハッとした。夢中になりすぎていた神屋には、麗奈の言葉が届いていなかったのだ。
「あ、ああゴメン。夢中になりすぎてて、つい・・・」
「もっと見てたかった?ゴメンね。まだまだ修行不足だわ。神屋くんが飽きるまで続けられるように、もっと練習しなくちゃ。でも、それだけ夢中になってくれて、麗奈本当に嬉しいよ。」
麗奈は嬉しさのあまり涙ぐんでいた。
「うううん、もう十分だよ。君のおもらしは今まで見てきた誰のより可愛いかった。僕には昨日の真中さんのよりも可愛く見えた。アイドルのより素敵だった。こんなおもらし、どれだけ見ても飽きないよ。イッちゃって、しんどくなっても見続けてしまいそうなぐらいだよ。それにしても、いっぱい漏らしたね〜」
神屋は笑顔で言った。それを聞いて、麗奈は可愛く“くふんっ”と笑っていった。
「いつもはこんなに漏れないわよ。この半分くらい。今日は特別に練習してきたから・・・喜んでもらって、おまけにそんな事まで言われて、もう麗奈言葉にならないよ。」
二人とも、照れながら話してはいたものの、最初のような気まずい感じは飛んでいき、正直な気持ちが次から次へと飛び交っていった。

629 名前:・・・ 投稿日:2004/07/04(日) 11:28
ストーリー(12)
「横ちゃんが言ってたんだ。お前は幸せものだって。アイツいっつも川上さんのおもらしおっかけてるじゃん。スカートめくりも何回もしてるし。正直俺もやりたかったし、うらやましかった。それで、ええっと・・・これからは僕にも見せてほしいなぁって。」
正気に戻っていた神屋は、麗奈のことを川上さんと呼び直し出した。夢中になるすぎてて、自分が妄想の中で呼んでいた“麗奈“が無意識の中で自然にその可愛いおもらしっ子の呼び名になっていたのだ。
「これからも見てくれるの?麗奈毎日がんばるわ。今日みたいなおもらしが出来るかわからないけど・・・。でも、神屋くん以外にも麗奈のおもらし見てくれる、っていう人もいるし、毎回とはいかないかも・・・。」
「毎回はいいよ。これからは放課後好きなだけ見られるわけだし。それにこんな可愛いのを一人じめしたら、学校で袋たたきにされちゃうよ。」
神屋がそういうと、少しだけ強い風がふいて、パンツは見えなかったものの、麗奈のスカートがなびいた。そしてそれに神屋の下半身が思い出したように反応した。相思相愛のもの同士の正直な言葉のかけあいで、勃起がおさまっていたのだ。
「あ・・・」
神屋は言った。そして、麗奈のスカートを片手で再び捲り上げ、もう片方の手で勃起したペニスを握った。
「やってくれるの?きゃは。やりにくかったらスカート私が持っとくから。ティッシュ出さないとパンツが私みたいに濡れて大変だぞ。」
しかし、神屋の勢いはティッシュを取り出すことを許さなかった。麗奈のパンツに思いっきり顔を近づけて、触りながらおもらしを思い出し、足や水溜りに目を移したりしながら一瞬でイッってしまった。
「ふう〜本当にありがとう。川上さん。本当に。最高だったよ。僕も疲れたよ。さぁ、しばらく歩いたりぶらぶらして、少し休もう。精気養って、もう一度川上さんのおもらしが見たいんだ・・・あ、さっきので一日分出しちゃった?」
「うんうん、大丈夫だよ。何回でも見せてあげる。それより、そっちの方こそ大丈夫?ティッシュもなかったから、多分神屋くんのパンツが・・・」
「大丈夫、こっちも変え持ってきてるから。こうなるのは想像できたし。それじゃひとまずトイレ探すか」

630 名前:・・・ 投稿日:2004/07/04(日) 11:59
シーズンオフは一日早まって今日で終わりだし、何とか書きたいところです。書き上げられなければ他の人にバトンタッチしたいです。引き受けてくれる人がいるかはわかりませんが。けっこう同じ流れがだらだら続いてるんで、飽きた!っていう人がたくさん出るまでとりあえず頑張ります。

ストーリー(13)
そういうと二人は歩き出し、少し離れた公園のトイレへと向かった。
「そういや、川上さんはパンツはきかえるの?」
神屋が聞くと、麗奈は、
「え?う〜ん、どうして欲しい?一応、代えは二枚持ってきたんだ。」
そう言って麗奈はパンツをかばんから出そうとしたが、神谷が待ったをかけた。
「柄はあとで見るよ。柄見たらおもらしのシーン想像しちゃって、また抜いちゃうよ。せっかくおもらししてくれるのに、想像で抜いちゃうのって、もったいないじゃん。てか、実は俺も、君にあげようと思って、恥ずかしかったけど、買って来ちゃったんだ」
神屋は照れながら言い、かばんの中から袋を取り出し、麗奈に渡した。パンツが二枚は入っていた。白とピンクの縞模様が縦横に入ったもの、そしてもう一枚は白地に黒の水玉模様の入ったものである。
「実は、いつもこれにおもらしする川上さんの姿を想像してたんだ・・・。麗奈ちゃ〜ん、って。パンツがどんな風に濡れていくのか、一日一回は考えてた。変かなぁ?」
「変だなんてそんな・・・多分男子なら誰もがすることだと思うよ。想像しているのが私だなんて、本当に嬉しい。あ、あと・・・妄想で麗奈ちゃん、って呼んでるんだったら、それで呼んでくれてもいいよ。私は妄想でも神屋くん、だから・・・」
「え、あ、あ、ありがとう。でも、麗奈ちゃんって呼ぶの、緊張するなぁ。あっと、もうトイレが見えてきた。どのパンツを次はくかは、君にまかせるよ。麗奈ちゃん」
上げ調子で言うと、麗奈はその言葉に反応してしまったのだろうか?少し立ち止まって股間を押さえだした。
「さっきは私のおもらしを見てくれたんだから、次は神屋くんの好きなパンツとシチュエーションでおもらししてあげる、、、でも、、、ゴメン、トイレまで、間に合わないみたい。」
麗奈ははみかみながら笑った。

631 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/07/04(日) 12:05
勢いが止ったから「ハロモニ。」でも見てるのか?と思ってたら、
>630が出てきた(笑

632 名前:・・・ 投稿日:2004/07/04(日) 12:36
神屋は友人の言葉を思い出した。一度おもらしした女の子が、すぐにまたおもらししちゃう場合があって、その姿は量は少ないんだけど本当に可愛いのだと。
麗奈は股間を押さえて必死に我慢しようとした。
「麗奈ちゃん、ここでしちゃっていいよ。着替えてるときにしちゃったらもったいないじゃん。」
「でも、もう一回このパンツにするの、神屋くん嫌じゃない?ここで急いでパンツはきかえよっか?」
そうはいったが、もう麗奈は股間から手を離すとおしっこが出てしまう。前かがみになったが、ニ、三滴、ジョ、ジョとやってしまった。
神屋はもう限界だな、と悟ってスカートを下から覗いた。すでに一回目で濡れたあとが少し黄色くなりかけている。パンツ越しに麗奈のおもらしが始まった瞬間を見ることが出来た。おしっこはパンツに落ち、麗奈の衣服と体をどんどん濡らしていった。水の跡は二重になった。今回は股間に手を当てている分、麗奈の手をつたって漏れていく筋もある。それと、麗奈の姿勢も見たかったので、神屋はいったん引いて全身を見た。麗奈は、にっこり笑いながらも、
「我慢できなくてごめんね、せっかく新しいの買ってきてくれたのに・・・」
「いや、本当に可愛いよ。すごいおもらしをして、すぐにまた我慢できなくなってもらしちゃうなんて・・・」
神屋はそういって、スカート前方に手をかけると、麗奈は股間から手を離した。股間を握っていた右手にはおしっこのあとがひたたり落ちていた。膝は曲げているか曲がっていないかのごくリラックスした状態で、足は自然に開いていた。神屋はスカートを今度は両側から捲り上げてじっくり観察した。二重の濡れ跡、足から流れ出るおしっこの筋、横漏れ、パンツをつたるおしっこ、パンツ越しに見える、パンツに到達するまでのおしっこ、わずかながらある突き抜けて落ちる水、彼女の下半身とその姿勢、可愛いパンツ・・・
全てを全て、全神経を集中させて、神屋は見入っていた。
おしっこの勢いはやがておさまっていった。神屋はおもらしが終わってしまう前にと、片手でしっかりパンツを触って、おしっこがつたっているのを感じた。そして、麗奈の今日四回目のおもらしは終了した。さっきのよりはだいぶ早く終わったが、それでも、30秒近く続いた。

633 名前:・・・ 投稿日:2004/07/04(日) 12:38
上のがストーリー(13)
下のがストーリー(14)
神屋は感激のあまり麗奈に抱きついた。麗奈は泣いていた。まさか一度おもらししたパンツにもう一度おもらししちゃって、神屋が喜んでくれるとは思っていなかったのだ。嬉しさと、申し訳なさから泣いていたのだ。
「泣くことないよ。十分可愛かったさ。今回のはもらしちゃった、って感じじゃん、そういうのも、また違った良さがあるんだよ。」
そういうと、麗奈は泣き止んで、また笑顔に戻った。
神屋は視線を下に落とし、水溜りを見た後、もう一回スカートをめくり、おもらしを思い出した。
「やべ~俺もトイレまで我慢できねぇ。」
神屋はそういうと、再びその場所で射精をしてしまった。
「今のも最高だったし、次も麗奈の選んだパンツ使っていいよ。あと、できればそのパンツ、欲しいなぁ・・・」
神屋がそういうと、二人はお互い笑いあって、また手をつないでトイレへと入っていった。
麗奈はパンツをはきかえ、先にトイレから出てくると、冷水機でたっぷりと水を飲んだ。
一方神屋は処理するだけでなく、麗奈のおもらしパンツで今日三度目の射精を行っていた。
「俺だってもう我慢できない、今日は何回でもしちゃいそうだ・・・」

634 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/04(日) 13:37
気になった点を一つ。
×つたる
○つたう

635 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/04(日) 15:11
良スレの予感

636 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/07/04(日) 16:29
他のomo小説系サイト、特に忌み嫌っているあそこの管理人辺りに嗅ぎ付けられてコンタクト取ってくるみたいな事態だけが心配だ。

637 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/04(日) 17:33
>>636
??意味わからん

638 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/04(日) 17:54
>636
ありえねぇって(苦笑

639 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/07/04(日) 18:18
>636
あの方とは、思想面で相成れないと思うよ。
こういった性癖に悩む気持は理解できないと思うね。

漏れ?
OK牧場。

640 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/04(日) 18:32
>>>>636
余計なことを所かまわず書くなよ。
デメリットしかないだろう。

641 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/07/04(日) 18:33
>640
全くだな。
だからあいつは困り者なんだよな。

642 名前:・・・ 投稿日:2004/07/04(日) 19:25
634さん指摘ありがとうございます。
あと上のがストーリー(13)→14
下のがストーリー(14)→15
ですね。

まぁこんな調子なんだけど、続きが欲しい、という人はもしいれば教えてください。やめてくれ、っていう人も。もちろんいようがいまいが、書きたくなれば自分で書きますけど、一人でもこのパターンで萌えたとか、ヌイちゃったとか、これからこういうのも考えてみたい、という人がいれば嬉しいです(もしいましたら、イッちゃいました、とだけでも返して欲しいです)
誰もそういう人がいなくても、みなさんが僕のような変わったタイプのおもらし好きがいることを理解してくれた事には、すごく嬉しいし、その事について意見や感想をくれたことにもものすごい感謝しています。ほほえましく見守ってもらえたような気がします。
この一週間、パソコンに向かう時間の多い、引きこもりがちの生活になりそうでしたが、普段話したいことを勝手ながら思いっきり書けて会話もしてもらって、自分の妄想が語れた。ものスゴイすっきりした気分です。僕は気持ちの面でかなりリフレッシュすることができました。確かに自分は最も卑怯なかくれムッツリです。ですが、人に迷惑かけてないし、現実と混同さえしなければ何も悪いことはないんだと言い聞かせます。
また明日から部活始まるし、テストもあります。(やばい!)
今のまま生活してたら自分の殻に閉じこもりそうだし、時間もないし、寝不足にはなるし、やっちゃたら体のコンディション悪くなるし・・
で、ここを覗く機会はかなり少なくなるかも知れませんが、またいつでも覗いて自分の視点から書き込みたいと思います。
多分今日はまだここを見ながら一日過ごすんで、まだしばらくよろしくお願いします。
(こんなこと書きながら明日速攻書き込んでたら嘲笑されそう・・・)

643 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/07/04(日) 19:45
筋が通っているところが、好感度高い秘訣なのかもね。
将来が楽しみです。

644 名前:・・・ 投稿日:2004/07/04(日) 22:35
誰からも何も意見出てないようですが、自己満でやっぱ書きます。長くなりそうなので、何とか短く終わらせるようにします。

ストーリー(16)
案の定、この日は神屋にとって大変な日になってしまった。
神屋は500ml入りの水を三本買ってきて、麗奈に渡した。麗奈はおもらしにどうしようもない欲求を見せる男の姿に、かわいさを感じざるを得なかった。この世界の女性は誰もが感じる気持ちだ。
神屋の気持ちに応えるように、麗奈のおもらしは、その後もとどまるところを知らなかった。
白地に水玉のパンツにはきかえた麗奈は、1時間たつかたたないかの間に、やや股を広げて自分でスカートを捲り上げておもらし。
そしてその30分後くらいに、スカートを何回もめくっては水の方に目をやる神屋の姿を見て、その気持ちを感じ取った麗奈は、「だいぶ溜まったし、そろそろ行こっか。」と、さっきの水玉パンツをはいたまま、またおもらし。今度は少し斜め下を向いて優しく微笑みながら、スカートは軽く上に上げて、普通の状態で立って、である。麗奈にしてみれば、勇気を振り絞ってやった、生まれて始めての誘惑を誘うようなおもらしであった。
その後二人は昼食を食べた。麗奈は自分の持ってきた、白のパンツにはきかえていた。麗奈はやはり何度も水をおかわりしていた。彼女の場合、飲んだ水はほぼ全ておしっこへと変えられるのだ。一時間以上我慢したが、喫茶を出てしばらくしたところで、おもらしに関係ない話をしている時に、麗奈は我慢できなくなった。急に歩を緩め立ち止り、「神屋くん見て」と言うと、あたり一面の草原に、風に髪をなびかせながら、両手を少し広げ、そのままの状態で笑顔でおしっこを出した。神屋はあまりにも幻想的な光景に、言葉を失いながらしばらく見つめていたが、麗奈はこの可愛い姿勢でおもらしをしているんだ、と感じると次第に興奮していき、近づいたりパンツを見たりした。しかし今回は、麗奈の全身をメインに、そこから、パンツの生地が薄いため下に落ちていくおしっこ、そしてわずかながら足をつたい下へ流れるおしっこ、それによって草原のその部分が濡れていくのを見た。「半分くらいだよ」麗奈は言うと、神屋は「前に手をあててくんない?」と頼んだ。麗奈は自分の手もつたうくらいに股間を握り、おもらしを続けた。しばらくしてそのもれ具合が気になった麗奈は、「どんな感じでもれてるのかしら?」と前かがみになり、自分でスカートをめくって中を見た。その姿勢も神屋にはたまらないものだった。
次のおもらしは、その45分後くらいに訪れた。彼女は白のパンツをはきっぱなしにしていた。おもらしは、二人が近くの店に入ってかき氷を食べているときに訪れた。カキ氷を口に含んだ麗奈は突然にっこりすると「もれちゃった」と言って、机に手をかけてやや前かがみになって半分立った。神屋は後ろに回りこんでパンツの内外をつたい、生地を突き抜けて、三つくらいの束になって椅子に落ちていくおしっこ、そしてパンツの外側をつたって、あるいは横漏れから足をつたって下へ流れていくおしっこを見た。また、椅子の座るところ(語彙力なくてすいません)にできたみずたまり、さらに椅子の足をつたうおしっこをじっくり眺めた。また、鏡越しにはにかむ麗奈の姿もしっかりみた。
「気にいってくれた?」
「今の、今度は制服でもやってよ。実はいっつも想像してる姿勢なんだ・・・」我を忘れてトイレにいった神屋が、用事を済ませて冷静にお願いした。

645 名前:・・・ 投稿日:2004/07/04(日) 23:06
ストーリー(17)
麗奈は今度は神屋のくれた白と桃の縞模様がパンツへはきかえた。
もう夕方にさしかかろうとしていた。
アスファルトの道を歩いていたとき、麗奈が選択したのは、恒例とも言うべき、しゃがみのおもらしだった。
おしっこはパンツの中に少したまって、後ろの部分をぬらしただけでなく、パンツの前の部分もぬらしていった。そして、生地を出たおしっこは、内外をつたい、数本の線になって地面にアスファルトに水溜りを作っていった。神屋はもうメロメロだった。
麗奈はパンツを、最後の水色のにはきかえた。今までのとは違い、使い込んで少し黄ばんだものだ。
もう日も暮れかかってきた。楽しかったデートももう終わりに近い。最初の場所から少し遠くまで来てしまった二人は、タクシーで元来た駅近くに向かうことになった。普段から節約家でお金のある二人には、それほど痛い出費ではない。
麗奈はタクシーの中で三本目の水を、全て飲み干した。その様子を見て、神屋は想像力を膨らませてしまい、ペニスがビンビンに大きくなってしまった。
今度は麗奈が神屋を見た。当然股間が目立つ。神屋は少し慌てたが、その意図するところが麗奈にわからないわけがない。
「ここでしてほしい?」
神屋はうなずいた。
「でも、これタクシーだし・・・」
麗奈はそう言った。そして、二人は運転席を見た。
二人の様子を見たドライバーはどうしたのか尋ねた。尋ねはしたもののドライバーには話の流れが全てわかっていた。もちろんドライバーも、この可憐な少女のおもらしが見たくないはずがない。何とかうまく許可できないかと困っていた。
「この子に、ここでおもらしさせちゃっていいでしょうか?出来たら、もう少し我慢したあとで・・・」
このドライバーの気持ちは、普段学校で同じ立場になった時、結局おもらしが見ることがでない神屋にはよくわかっていた。
「彼氏かい?サービスしてやるよ。彼女が限界に来るまで、メーター止めてドライブしてあげるよ」
ドライバーは答えたが、内心は神屋バレバレだった。
「ありがとうございます」そういうと、神屋は麗奈をつっついた。
「サービスしてもらってんだから、サービスしてやれよ」
麗奈には何のことだかわからなかったが、神屋に耳打ちされてやっと理解した。

646 名前:・・・ 投稿日:2004/07/04(日) 23:42
ストーリー(19)
少し不安になったが、「お前のおもらしを見たくないはずがない、もし見たくないと言ったらタクシー代全額俺が払う、多少強引でもいいからあの優しいおじさんを正直にさせてあげて」という神屋の言葉を信じた。何回も訪れた不安を乗り越えてきて、多少麗奈も思い切りがきくようになってきていた。
しばらくした信号待ちで、麗奈は「そろそろかも・・・」とつぶやいた。
そして、勇気を出して尋ねた「ドライバーさんも、見ますか?どこかに車止めて・・・」
「え、私は、そんな、、、ドライバーなんで、、、」
「ドライバーが客のおもらし見ちゃいけないなんてきまりないよ。本当は、見たいんでしょ。麗奈のおもらし。麗奈も見せたいな。見たくないならいいけど・・・。」そういうと麗奈は股間を押さえた。ドライバーよりも、こんなセリフを言った麗奈の心臓の鼓動が、普段の数倍早くなっていた。その様子を必死に覗き込もうとしたドライバーは、信号が変わったのが気づかなく、後ろからクラクションをならされた。
「事故起こすほうがよっぽどよくないよ、ドライバーさん、麗奈のおもらし、見せてあげたいな。」
麗奈の言葉にドライバーはもう我慢できなくなった。「故障だ」とウソをついて急いで車を止めた。麗奈はもうもらす直前だ。
我を忘れたドライバーが後ろの席に入ってきた。その瞬間に麗奈のおもらしがはじまった。外は暗かったが、車内の電気のあかりで麗奈の股間から足まではしっかり見えるようになっていた。最初少し股間を握っていた麗奈だが、少し後れて「あ、ゴメン。もう出てるよ。」というとすぐに股間から両手を離し上にあげた。神屋がスカートをめくる。弱い勢いのおしっこは、足が閉じているためにできた膨らみにたまり、足をつたって下へ流れていった。パンツ内側に溜まって、生地の間から、もしくは横からもれていく。まさにこれぞ、お“漏“らしである。
釘付けになっているドライバーに、麗奈は何度も「シャ〜ッ」と優しくささやいた。
神屋は夢中になって、外側にしわのできた水色のおもらしパンツに触った。おもらしは黄色のシミよりも広い範囲を濡らしていた。ドライバーも手を伸ばしかけたがあわてて引っ込める。
「触っていいよ。自分に正直に、好きなことをやっていいよ。」
本能を必死に抑えようとする内気な男性の姿に愛らしさを感じた麗奈はそう言った。
ドライバーはそれでも控えめにお辞儀をすると、麗奈のパンツを優しく、そして遠慮気味に触った。一方の神屋は股の間から、角度を変えて眺めていた。

647 名前:・・・ 投稿日:2004/07/05(月) 00:25
上のストーリーは18
次がストーリー(19)
おもらしが終了した。麗奈は神屋と目を合わせたあと、ドライバーの方を見ながら笑った。二人の気づかない間に、麗奈の手は神屋にめくられたスカートが落ちないように、スカートを握っていた。
ドライバーはあたふたした。
「ありがとう」
突然麗奈は言った。
「ありがとう、私のおもらし、わざわざ見てくれたんでしょ?」
自分のためにそんな言い訳まで用意してくれていると知ったドライバーは感激した。
「本当に・・・なんと言ったらいいのか、、、もちろん、料金は要りません。彼氏さん、私めにこのようなものを見せていただいて、、、本当に、、、」
言葉につまって、深深とお辞儀をすると、運転席へと移動し、車を再出発させた。彼は車が止まるたびにバックミラーで麗奈のほうを見つめた。そしてその度におもらしの記憶がよみがえり、勃起がピークにたっしていた。神屋は運転手にも見えるように、何度か麗奈のスカートをめくった。そのたびに、ドライバーは、生まれてはじめて間近でおもらしをみたこと、そしてあのパンツに、おもらしパンツに触れることができたんだということとで、興奮を抑えられなかった。
やがて車は駅につき、駅のトイレの目の前でとまった。そして、車がとまり、挨拶を交わして二人が降りるやいなや、ドライバーも車から飛び出し、トイレへ向かった。そして続いて神屋も向かった。二人はすぐに用を終えてしまい、ほぼ同時にトイレからでてきた。
ドライバーは神屋に何度もお礼を言った
「可愛いでしょ。彼女、今日僕と会ってから八回もおもらししたんですよ。あんなの何回も見れて、嬉しいけど、こっちがトイレで大変ですよ。多分運転手さん彼女の見たのはじめてだから、一回しか見てなくても今日は大変だろうな・・・」
そう神屋が言うと、ドライバーはまた股間がふくれあがってしまった。神屋はそれを見て笑いながらトイレから出て、麗奈を呼んだ。そしてドライバーにティッシュを渡し、麗奈のスカートの前をめくった。麗奈は笑って言った。
「おじさんありがとう。麗奈、あの言葉神屋くんに言えって言われて言ったんだけど、不安でしかたなかったの。お前のおもらし何か見たくない!って怒られたらどうしようと思って、、、私でよければ、ここで見ながら精一杯やっちゃって。まだパンツも濡れてるし、触ってもいいよ。」
もうドライバーは意識がなくなっていた。そして、二回目もすぐに出てしまった。
「ありがとうございます。私、本当は見たくてたまらなかったのです。あなたが乗ってきた時から、ペットボトルを持っていたんで、もしやと思いましたが、まさか本当にこんな形で見れるなんて・・・麗奈さんでしたか、30年間そんな話縁なく生きてきた私めに、こんな可愛いおもらしを見せていただき、本当に感謝しています。」
ドライバーはようやく正直に話した。そして麗奈は、バックから三回目にはいた白のおもらしパンツを取り出した。
「ゴメン、これあげちゃうね。」
神屋にそういうと、麗奈はおもらしパンツをドライバーに手渡した。
「それ、あげるわ。麗奈のおもらしで抜いてくれて本当に嬉しい。そのお礼と言っては何だけど・・・」
もちろん、ドライバーは受け取った。
感激と興奮を胸に、ドライバーは帰っていった。

648 名前:・・・ 投稿日:2004/07/05(月) 00:55
ストーリー(20)
二人は改札へと向かった。途中の自販で麗奈は自腹で水を買い、一気に飲み干した。
辺りはすっかり暗くなり、時計は七時を刻もうとしている。明日からはまた学校。今日はもうお別れの時間だ。
「今日はホント楽しかったよ。想像以上だったよ。」
「えへっ。そうだった?」
「可愛さ、姿勢、長さ、回数、、、どのおもらしも最高だった。それに、、、おもらしと関係なく、麗奈自身も。」
二人はあまりの恥ずかしさに視線を落とした。
「努力した甲斐あったかな。麗奈最初は神屋くんにおもらしを見てもらえる、っていう期待より、本当に喜んでもらえるかな?っていう不安のほうが大きかったの。また、明日からも、見て、、、くれる?」
こんな感じではにかむような会話がしばらく続いた。

いったん会話が切れると突然、麗奈は少し足を広げ、両手をスカートの中へ手を入れた。そしてパンツの上のゴムを持つと、それ前に出した。
あまりに突然だったので、神屋はギョッとしたが、何をやろうとしてるかはすぐに理解して、麗奈の横へ行き、スカートをめくった。いくらなんでも駅でこれをやるのは少し大胆だったが、恥ずかしさを感じながらも、麗奈のおもらしをみせたい、という欲望はその上を行っていた。
「それじゃあ、今日のデート最後のおもらし行くね。麗奈のおもらし、おしっこ、シャ〜」
麗奈は自分の中にあるおしっこを全て出そうとした。しかし、力を入れると勢いが出て長く続かないので、弱く、優しく、もらしていった。
神屋はパンツの内側からのおもらしを見るのは初めてだった。パンツに触れるまでのおしっこがわずかに見え、そこから両側におしっこが広がっていく様子が見えた。もちろん神屋には前しか見れない。麗奈は、少しでもおしっこをパンツの前の部分へつたわせるため、両手を少し下にやった。するとおしっこはパンツの前から出て行こうとした。そしてさらにそこから下にすると、パンツにはしわがくっきり見えて、おしっこはついに彼女の手から下へとつたりはじめた。神屋は前へと移動し、パンツの他の部分からのおもらしのほかに、麗奈の手から直接、あるいは、もう一度パンツの外側をつたって落ちるおしっこを眺めた。
「シャ〜」麗奈は何回も優しく言った。しかし、残念無念。頑張って搾り出したおしっこも、とうとう尽きてしまった。

649 名前:・・・ 投稿日:2004/07/05(月) 01:30
ストーリー(21)最終回
「終わっちゃった・・・」
麗奈は残念そうに答えた。
「お疲れ様!最後の最後まで最高だったよ!」
神屋は答えた。
「神屋くんのほうがまだ最後終わってないんじゃない?最後のじゃだめかなぁ。」
神屋はそういうと慌てて股間を見た。恥ずかしいことになっていた。
「はははっ、んじゃ、俺はあとこれを始末してから帰るよ。それじゃあ麗奈、気をつけて帰・・・」っと言いかけて、神屋はハッと忘れていたものを思い出した。
麗奈は気づいていた。全てお見通し、と言わんばかりに、テレながら三枚のおもらしパンツを渡した。
「ありがとう、でもこの二枚は俺からのプレゼントだし、あげるよ」
そういうと神屋は二枚のパンツをかえそうとした。
「いいよ、私からのお返しプレゼントよ。これぐらいしか、あげれるのなくてゴメンね。今はいてるのだけは、思い出に持って帰らせて。神屋くんがそのパンツで抜いてるとこ想像しながら、私はこれにおもらししとくわ。」
神屋は股間に手を当てた。もう耐えられないのだ。そのおもらしパンツに触れることで、今日のおもらしがプレイバックされていき、言葉が出なくなっていたのだ。
「神屋くん」
麗奈の声に、神屋は再びハッとした。
「ゆっくりやってらっしゃい。それじゃ麗奈、そろそろ帰るね。また明日学校で最高のおもらしを見せるからね。」
「今度こそほんとにお疲れ様、バイバ〜イ」
手を振って二人は別れた。
麗奈は切符を入れようとしたそのとき、またしてもおもらしをしてしまった。お尻に手を当て、しばらくして後ろを振り返った。神屋はもういなかった。
少し残念な気はしたが、これは明日のネタにするか!と開き直り、おもらししながら走ってホームへと降りていった。
これを合わせると、結局麗奈はデートで10回のおもらしをした。
その後、帰りの電車でこのデートを思い出しながらもらすと、家に帰ってからは弟の前で約束の大量おもらしを行い、さらに父の帰宅後には、家の男三人の前で、今日最後のおもらしを行い、パジャマに着替え、たっぷりと水を飲んで寝た。計15回。いくら可愛い麗奈とはいえ、今日は絶好調そのものだった。
ちなみに神屋も、彼女の実際のおもらしパンツで抜いてしまったことで、15回という自己新記録を達成した。
うかれ気分の夢の中で、今日のようなおもらしを何度もした麗奈。次の朝、世界地図が何箇所にもできていたことは、言うまでもない。


ついに終わった〜楽しかったけど疲れました。
また明日から普通の生活をスタートさせます。その前に朝この感想ないかなぁとちょっと覗くかも知れません。感想なかったらへこむかも知れないけどそのときはもう諦めます(笑)
んじゃまた明日から、切り替えて部活ガンバロ〜って明日テストじゃん、単位がぁ・・・(泣)

650 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/05(月) 01:40
「こういうのが好きなんだ」ってのが素直にひしひし伝わってきていい感じ。
力作ですた。おつかれさま。
それとテスト頑張ってね

651 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/05(月) 15:30
テスト頑張ってください。
あと、時間の都合が付いたらまた書いてみてくださいね。
楽しみに待ってます。

652 名前:・・・ 投稿日:2004/07/06(火) 00:16
またしばらく!とかいいながらやっぱし感想が気になって覗いてしまいました。
テストは大丈夫でしたが、睡眠不足と現実を見てこなかった生活からか、部活の方はさっぱりでした。もっと気合入れてきます。
っと話がそれました。書き始めからこれまでの数人の意見を聞いていると、暖かい目で見守っていただいてくれた事が伝わってきます。650さん、651さん、不安を感じながら書いてた身からしたら、そういう言葉はもらって最も嬉しい言葉のひとつです。本当にありがとうございます。
でも、正直な欲望が伝わってきて、頑張って書いてるけど、やっぱり守備範囲外だなぁ、と感じる人が大多数のようですね・・・。この話最高!萌えた!ってのはやっぱり少ないかな?いらっしゃたら、これこそ自己満の極まりですが、一言でもそう言って下さいM(__)M
小説は今は書けませんが、やっぱりここはこれからも何度か覗くことになりそうです。
とりあえず皆さんに、こんなのもあるんだよ、って伝えられたのはよかったです。
651さんのようなことを言ってくれる人もいるし、近いうちにまた書けたら嬉しいです。でも、書くとしたら短編になるけど・・・

653 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/06(火) 01:01
>>652
>守備範囲外と感じる人が大多数
俺から見れば守備範囲外だけど
この掲示板全体で見れば守備範囲内の人はけっこう多いと思うよ。
ただ感想とかを書いてないってだけで。

この千夜一夜スレを見れば分かると思うけど、小説は我慢主体のものがほとんど。
でもこの板全体では見せる・見られるの部分を求めている人は少なくない。
なので当然我慢主体以外の小説は需要あるはず。
・・・さん小説専用スレ立てても文句出ないと思います

654 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/07/06(火) 01:11
>653
漏れも同意します。

655 名前:ごえボン 投稿日:2004/07/06(火) 17:11
>当然我慢主体以外の小説は需要あるはず。

あります!あります!
喜んで拝読させていただきます。

656 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/06(火) 21:42
盛り上がってるトコなんだけど、
普通の(でもないかな?)我慢小説、
投下させてもらいます。

657 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/06(火) 21:43
郊外の山道――蒸し暑い夏の深夜――1台の車が疾走していく。
 その車には、限界を越えた三姉妹が乗車していた。

「おねぇちゃん、はやくしてよっ! もう漏れちゃう!」
 助手席で次女の紫子が騒いでいる。
 両手を股の間にはさみこみ、全身をガクガク震わせている。
「分かってるわよ……静かにしてなさい」
 長女らしく、運転手の碧は抑えた声でそう言う……が、少し上ずっている。
 口に出しては言わないが、彼女ももう限界なのだ。
 下腹部はパンパンで、なかなか運転に集中できない。
 できれば、彼女も妹のように手で押さえたいくらいなのだ。
 そして、後部座席で顔を俯けている、三女……。
「橙(だいだい)……アンタ、大丈夫? 顔、真っ青だけど……」
「……ダイ、ジョウブ……」
 額に汗を浮かべ、ロングスカートで覆われた脚をせわしなく交差させながら、
 彼女はそう呟く。
その様子では、全然大丈夫などではないだろう。
 普段から内気な橙は、自己主張が弱く、滅多にワガママを言わない。
 その点、いつもウルサイ紫子と違っていいのだけれど、
 それ故に、長女の碧は心配になるときがある。
「本当? キツくなったらいつでもいいなさいよ」
 優しく問い掛ける姉に笑顔を返そうとする橙だったが、
 内側から襲いかかる獰猛な水が予想以上に強かったのか、
 慌てて両手で股間を押さえ込み、その場でくの字になる。
「……ホントは……うぅ……もう、限界……なんダケド……」
「わたしだってもう限界だよっ! ねぇ、早くトイレっっ!!!」
 隣では、相変わらず紫子が座ったまま飛び跳ねている。
「ウルサイ! アンタは黙ってなさい!」
 いつもは冷静な碧も、ついヒステリーになってしまう。

658 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/06(火) 21:43
 碧・紫子・橙の三姉妹は両親の墓参りを終え、
 自分達のアパートに戻ろうと車に乗り込んだ時、もう日は暮れかけていた。
 両親の墓は父の田舎にあって、アパートからは車で数時間の距離。
 しかし、この時期は高速道路も渋滞しているだろうと、
 下の道を選んだのがそもそもの間違いだった。
 国道とは名ばかりの山道を、もう3時間は走り続けている。
 それは同時に、3時間も我慢を強いられていることを意味している。
 ――強烈な尿意。
 走り始めた時から意識はしていたのだけど、
 どこかでトイレを借りればいいと思っていた。
 しかし、さびれた国道ではどこにもそんなものは見当たらず――現在に至る。  
 公衆トイレはおろか、物影になりそうな建物や木々さえないのだ。
 ただ、僅かに雑草の茂る崖が両側に迫るのみ。
 周囲に何もないとは言え、国道を走る車の数は少なくない。
 そんな中、嫁入り前の娘がお尻丸出しにして放尿などできる訳がない。
 それが分かってるから、妹たちも「外でする」なんて言い出さない。
 結果として、3人は今まで味わったことのない苦行を強いられている訳だけど……。

659 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/06(火) 21:44
 早く安息の地を見つけようと、山道にも関わらずアクセルをベタ踏みする碧。
 横と後ろでは、妹たちが強烈な尿意に苦悶の表情を見せている。
「あーっ! トイレトイレトイレ〜っっっ!!!
 もうボーコー破裂しちゃうっ!!!」
「私も……もう、ダメ……かも……」
「だから今頑張ってトイレ探してンでしょーがッ!
 私だって我慢してんだから、騒がないで!」
 妹たちの手前、我慢の仕草ができない所が辛い。
 何より運転中だし……本当は相当に切羽詰まっているのだけど……。

 ジュジュッ!

 僅かに下着に染み出す感覚を覚え、碧はヒヤリとする。
 瞬間的に、全神経を下半身に集中させ、大惨事は免れたが――
 そう長くは保ちそうにない。
 何が悲しくて、24にもなって「おもらし」などしなきゃいけないんだろう。
 今自分が置かれた状況を考えると、泣きそうになる。
 そして、それは大学生の紫子、女子高生の橙にしても同じだろう。
(もう、5分だって我慢できない。トイレトイレトイレ……)
 しかしどれだけ走っても、景色に変化はない。
(ああ、何か隠れられる場所でもいいから……早く……おしっこ……)
 膀胱が収縮し続け、碧の集中力が途切れる。

660 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/06(火) 21:45

 刹那。

「お姉ちゃんっ! 前っ!」
 紫子の叫びに我に返ると、ヘッドライトの中、
 人影が浮かび上がるのが見えた。
「わぁぁっ!!」
 慌ててブレーキを踏み――激しい軋み音の中、車は数メートルも進んでいく。
 そのショックで、思わず下半身からの注意が逸れそうになる――
 が、持ち前の我慢強さで、必死にそれに耐える。
 漏れてはいないものの、少なからず股間の辺りが熱い。
 ひょっとしたら、恥ずかしいの部分の血管が何本か切れたのかもしれない……。
「……紫子、橙、大丈夫、だった……?」
 咄嗟に妹たちのことを思いだし、声をかける。
「もう、ちょっとで、大丈夫じゃ……ぅぅっ……
 なくなる……ところ……だったけどね」
 時々、体をビクンっ!と震わせながら、紫子が応える。
 ミニスカートの下から、直接アソコを押さえている。
 もう、そうしないと漏れてしまうのだろう。
「橙は……?」
「……何とか、平気……」
 橙も紫子と同じく、右手をスカートの下から突っ込んで、アソコを押さえている。
 水色の下着が丸見えだが、もうそんなことにかまっちゃいられないんだろう。
「そ、それより……おねぇちゃん……今の……」
 そうだ。
 さっきの人影――そのために急ブレーキまでかけたのに――。
「ちょっと、見てくるね……」
 ジーンズの股間部分をガッチリ押さえ、碧は外に出る。
 蒸し暑い空気が体を包み……それだけの刺激で……
 碧の臨界点は軽く越えそうになる。
 妹たちも含めて、3人はすでに何度も限界を超えているのだ。
 ――しかし、今はそれどころではない。
 何せ、自分は人を轢いてしまったのかもしれないのだから……。

 しかし、どこを探しても、人の姿など見当たらなかった。

661 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/06(火) 21:45
(あれ……さっきは確かに……)
 急ブレーキを踏んだとは言え、あれだけ進んでしまえば、
 到底間に合ったとは思えないんだけど……。
 しかし、『間に合わない』ものはそれだけではなかった。
「――はゥッ!」
 碧の体を、何度目かの波が襲った。
 決して逃れられないほどの、高い高い、波が。
(あぁ……もうダメだぁ……こんなに我慢したのに……)
 碧がおもらしを覚悟した、その時。
「おねぇちゃん、あれっ!」
 いつのまにか車から降りていた紫子が、道路の片隅を指さしている。

 そこには、古ぼけた公衆トイレが佇んでいた。

662 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/06(火) 21:46
 街灯の当たらない場所だったので、今まで気付かなかったのだろう。
 物凄いスピードで走りだす妹たち。
 離れた位置にいた碧は駆けだすのが遅れた。
 紫子と橙は女子トイレに駆け込み、ドアも閉めずに下着をおろし、
 溜めに溜めた悪戯な水を排出する。
 困ったのは、個室を塞がれた碧だ。
 すでに限界を超えている彼女には、
 どちらかが出てくるのを待つのも、
 男子トイレまで駆け込むこともできなかった。
(ダメッ、漏れる――)
 瞬間、彼女はジーンズと下着を同時に下ろしていた。
 しゃがむ途中で、すでに放水は始まっている。
 トイレの脇、あまりの開放感に、碧はしばし恍惚となる。
(気持ち、いい……)
 全てを出し終えた後、トイレから紙を借り、下着とジーンズを元に戻す。
 そんな姉の姿を、少し前に出てきた紫子が、呆れたように見ている。
「あねぇちゃんさ……どうせそんなトコでしちゃうんなら、さっさと外で済ませちゃえばよかったのに」
「ア、アンタたちが個室占領するからじゃないのよっ!」
 妹に見られた恥ずかしさで、ついついムキになる。
「ま、わたしも人のこと言えないけどね。
 正直、さっきの急ブレーキでちょっとチビちゃったし」
 やっぱり、あの衝撃では尋常ではなかったらしい。
 性格はバラバラだけど、我慢強い所だけは3人とも同じ、という事だろうか。
「あ、そう言えば、橙は……?」
「あれ? 一緒に出てきたんだけど……」
 キョロキョロと見渡すと、トイレから10メートル離れた所に、
 橙がポツンと立っていた。
「橙、そんな所で何してんの?」
「お姉ちゃん……コレ……」
 尿意から解放された筈の橙が、青ざめた顔で路肩を指さしている。
 そこには、枯れかけた一輪挿しが置いてある。

『注意!死亡事故発生!』

 という、風化しかけた看板と共に……。

663 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/06(火) 21:48
「ねぇ……さっきの……」
「うん……」
 少しずつ、さっきのことを思い出す。
 ヘッドライトに浮かび上がったのは、中学生くらいの少女だった。
 彼女は、道の真ん中、泣きそうな顔をして立っていた。

 右手を、制服のスカートに突っ込んだ、前かがみの姿勢で。

 それは、数分前の碧のそれと酷似していた。
 同じことを紫子も思い出したらしく、
 ガラにもない、湿った声で呟いた。
「……間に合わなかったんだね……あの子。
 きっと、道の真ん中で動けなくなっちゃって……」
 それで、スピードを出した車が避けきれず――ということなのだろうか。
 だとしたら、悲しすぎる。
 ついさっき、自分たちも同じ状況だっただけに、
 その悲惨さには身がつまされる。
「そうね……だから、私たちが限界だってことを知って、
 トイレの場所を教えてくれたんだよ……」
 何とかおもらしの危機を回避した3人。
 しかし、その裏には見知らぬ少女の悲劇が隠されていたのだ。
 誰から言いい出すとでもなく、3人は一輪挿しに手を合わせた。
 橙など、少し涙ぐんでいる。
「……じゃあ、帰ろうか……」
「そうだね……」
 センチメンタルに浸りながら、3人は車に乗り込んだ。

664 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/06(火) 21:48

 ――と。
 まだエンジンもかけてないのに、車内がヒンヤリとしている。
 外はあんなに蒸し暑かったというのに……。

 気配を感じた碧は、横を見た。

 そこには、見知らぬ少女の顔が、浮かんでいた。

 彼女は、碧の方を向いて、こう言った。

「……漏らせばよかったのに」

665 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/06(火) 21:51
終わりです――って、長いな。
我慢派が主流とのことなので、こんなのもいいかと。
読めば分かる通り、有名な都市伝説のパロディーです。
ふと思い付いたもので、一気に書き上げちゃいました。
こんなのでもよければ、また。

666 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/07/06(火) 22:16
イチバン恥ずかしく、辛い設定を長女にしたところが意外と当然過ぎてますね。
漏れなんかだと三姉妹の場合、Cat’s eyeのように「次女を主役」にすると味が出ると思い込んでいるので他意はないですけど。
(いずれそのこだわりを活かした作品をこしらえてみようかな?)

イキナリ辛口で恐縮ですけど、全体的な出来としてはとても素晴らしいです。

667 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/07/06(火) 23:37
>「……漏らせばよかったのに」

このまとめ方、好きだな(笑

668 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/07(水) 00:41
萌え。
小話としてもオチが上手い。パロディのセンスもある思う。

>>666
3人のうち誰が主役でも当然「過ぎる」とは思わないけど
真ん中だとうまく使えば年上とも年下とも比較できて2度おいしい
かつ内容濃い展開になりそうなのでそのこだわりに期待。

669 名前:YASHI 1 投稿日:2004/07/07(水) 03:36
 茜がその異変に気付いたのは、家賃が格安の新築マンションに入居して1ヶ月ほど経ってからだった。

 ――どうも、壁際の床付近が濡れている。

 もちろん、何かをこぼした訳ではない。
 それに、拭いても拭いても、数日後にはまた染み出してくる。
 黄色がかっていて、わずかに、鼻をつくような異臭がする。
(気味が悪い……)
 そう思った茜は、帰ってきた夫の青也(せいや)に相談してみた。
「雨もりか何かじゃないのか?」
「ううん、だって、床の周りよ? 雨もりなら天井でしょ?」
「そうか……じゃあ、ちょっと見てみようか」
 仕事で疲れてる筈の青也は、心配そうな妻の訴えを聞き入れ、部屋を調べてくれた。
「ね? 濡れてるでしょ?」
「――って言うか……お前、ちゃんと子供たちのしつけ、してるのか?」
「え?」
 突然、見当外れなことを言われ、戸惑う茜。
 しかし、夫の言葉を聞いて、それが少しも見当外れではなかったと気が付く。
「だってお前、これ――小便じゃねえかよ」
「……あ。」
 確かに、この色、この匂い……。
「どうせ、紫子か橙が漏らしたんだろ」
「まさか……。だったら私に言う筈よ。それに、まだ一人で処理できるほどしっかりしてないし……」
 陽気で活発な次女の紫子は5歳、比較的大人しい三女の橙は、まだ3歳だ。
 どちらにしても、おもらしをして、母親に隠し通せるほどの知恵は、まだ備わっていない。
「碧が手伝ったんじゃないか?」
 年の離れた長女・碧は小学4年生。
 確かにしっかりした性格ではあるが……。
「あの子なら、ちゃんと私に言う筈だけど……」
「お前が怖くて言い出せなかったんだよ」
 すでに青也は半ば決め付けている。
「違うってば! あの子たち、トイレトレーニングも早く済んだし、
 お漏らしするにしても、そんなしょっちゅう、決まった場所で漏らしたりしないわよ。
 それに、碧が処理したにしても、床に広がったおしっこだけ拭き忘れるなんて不自然だし……」
「……ふうん、ま、母親のお前がそう言うんなら、そうなんだろうな」
 無理があると思ったのか、青也はやけにあっさりと、自説を撤回する。
「悪かったよ、俺たちの娘を疑ったりして」
 やはり、自分の娘に――まだ幼いとは言え――おもらし癖があると想像するのは、青也としても楽しくないのだろう。

 ――結局、その場はそれで終わってしまった。

670 名前:YASHI 2 投稿日:2004/07/07(水) 03:39

 だが、その後も、所定の位置に動物の尿とおぼしき液体が染み出す――という怪現象は続いていた。
 どこかから小動物が入り込んだ訳ではない。
 トイレの配管は全く別の場所を通っている。
 もちろん、娘たちの仕業でもなかった。
(何なのよ、一体……)
 大きな害がある訳ではない。
 ただ、原因が分からないのは不気味で――第一、不潔ではないか。

『お漏らし』――嫌な記憶が、頭を駆け巡る。
 まだ結婚する前に体験した、あの、悪夢――二度と思い出すこともないと思ってたのに。

 引っ越したばかりだと言うのに、まさか、育児以外でノイローゼになるとは思わなかった。

 そんな状況を打開してくれたのは、意外な人物だった。

「お邪魔しますよ……っと。――へぇ、兄貴たち、いいトコ住んでるじゃん」
 サングラスにアロハシャツ、サンダルをつっかけた若い男が玄関に上がる。
 彼の名は黄次郎(おうじろう)。
 青也のたった一人の弟だ。
 もうすぐ30になるというのに、親の脛をかじってプラプラと遊び回っている。
 作家志望だという話だが、どこまで信用出来るか分かったものではない。
 正直、茜はそんな義弟を苦手としているのだが――青也には思惑があるようだ。
「まあ見てな。ああ見えて、アイツ、結構頼りになるんだぜ?」
 ニヤニヤと笑い、青也はそう言う。
 茜としては、夫の言葉を信じるしかないのだけど……。
「おぅ、ダイちゃん、ずいぶん大きくなったなぁ。前に来た時はまだこーんなに小っちゃかったのにな!
 覚えてるかい、叔父さんのこと。ダイちゃんのオシメは、叔父さんが変えてやったんだぞぉ」
 人なつっこい笑顔を見せる黄次郎を、3歳の橙はキョトンとした顔で見つめている。
「あの……黄次郎さん」
「ああ、はい。もちろん分かってますよ。じゃあお義姉さん、案内してもらえますか。例の『おしっこ部屋』に」
 どこか飄々とした彼を、請われるまま、問題の所まで案内する。
 濡れた床は、敢えてそのままにしておいた。
「ふぅ〜ん、こりゃ、また……」
 濡れた床を見た黄次郎は、何を考えているのか、壁や床を詳細に調べ始めた。
「あれ、ここは……そっか、だから……ナルホド……」
 神妙な顔をして、一人納得する黄次郎。
 隣の青也は、静かに弟の動向を見守っている。
 我慢して大人しくしていた茜だったが、もう限界だ。
「あの、何か分かったんですか、黄次郎さん。一人で納得してないで、私たちに教えてください!」
「え? あぁ……それはいいですけど……」
 しばしの逡巡のあと、彼は言った。
「兄貴、一つお願いがあるんだけど」
「俺に出来ることなら」
「――ここの壁紙、剥がしていい?」

671 名前:YASHI 3 投稿日:2004/07/07(水) 03:41
 この男は、いきなり何を言い出すのだろう。
「……なんで」
「この液体は、どうも、染み出すと言うより、壁の向こう側から流れているように見える。
 それに、この壁紙……微妙に周りのモノと色が違うように見える。
 そして――この部屋に入った時から気になってたんだけど……外観と内装が、合ってない。
 どうも、この壁の向こうに……もう一つ部屋があるみたいなんだ」
 黄次郎の話の内容は、いちいち驚愕に満ちている。
 2ヶ月近く住んでて、そのことに気がつかなかった自分が恥ずかしくもある。
「格安物件には裏がある、ってね……幽霊には遭遇しなかったみたいだけど――
 或いは、もっとタチの悪い何かが『封印』されている可能性がある。
 壁紙を剥がしたい、と言ったのはそういう理由さ」
「……分かった。茜も気味悪がってるし、俺も、このままではいたくない。お前に、任せるよ」
「悪いね――よっ!」
 言うが早いか、壁紙を端からベリベリめくり始める。

 剥がされた壁には、真新しい引き戸が鎮座していた。

「――ピッタシ、カンカンだね……」
 得意気な顔も、今日ばかりは鼻につかない。
 ただ、目の前の出来事に驚愕するだけだった。
「じゃあ……兄貴、開けてみて」
「俺がやるのか?」
「だって、兄貴の部屋だろ? それとも、義姉さんにやらせるつもり?」
「分かったよ……ったく、要領いいんだからな……」
 ブツブツ言いながら、その引き戸に近付く青也。
 戸を前に、にわかに真剣な表情になった彼は、一つ深呼吸をして――戸を開け引いた!

 そこは2畳ほどの、物置のようなスペースだった。
 全面フローリングで、四方を壁に囲まれている。
 そして、白い壁一面に、赤いクレヨンで、こう書いてあった……。

672 名前:YASHI 4 投稿日:2004/07/07(水) 03:42
『おしっこしたい おしっこしたい おしっこしたい おしっこしたい おしっこしたい
 おしっこしたい おしっこしたい おしっこしたい おしっこしたい おしっこしたい
 おしっこしたい おしっこしたい おしっこしたい おしっこしたい おしっこしたい
 おしっこしたい おしっこしたい おしっこしたい おしっこしたい おしっこしたい
 おしっこしたい おしっこしたい おしっこしたい おしっこしたい おしっこしたい
 おしっこしたい おしっこしたい おしっこしたい おしっこしたい おしっこしたい
 おしっこしたい おしっこしたい おしっこしたい おしっこしたい おしっこしたい
 おしっこもれる おしっこもれる おしっこもれる おしっこもれる おしっこもれる 
 おしっこもれる おしっこもれる おしっこもれる おしっこもれる おしっこもれる 
 おしっこもれる おしっこもれる おしっこもれる おしっこもれる おしっこもれる 
 おしっこもれる おしっこもれる おしっこもれる おしっこもれる おしっこもれる 
 もれる もれる もれる もれる もれる もれる もれる もれる もれる もれる 
 もれる もれる もれる もれる もれる もれる もれる もれる もれる もれる 
 もれる もれる もれる もれる もれる もれる もれる もれる もれる もれる 
 もれる もれる もれる もれる もれる もれる もれる もれる もれる もれる 
 おしっこでちゃう おしっこでちゃう おしっこでちゃう おしっこでちゃう
 おしっこでちゃう おしっこでちゃう おしっこでちゃう おしっこでちゃう
 でちゃう でちゃう でちゃう でちゃう でちゃう でちゃう でちゃう でちゃう 
 でちゃう でちゃう でちゃう でちゃう でちゃう でちゃう でちゃう でちゃう 
 おしっこ おしっこ おしっこ おしっこ おし』

673 名前:YASHI 5 投稿日:2004/07/07(水) 03:43

 ……最後の文字は、『し』で途切れていた。
 そしてその下には――黄色い水溜まり。
 それが流れ、壁際にまで続いている。
 あの、問題の箇所だ。

 ……いや、違う。

 水溜まりは、今も、茜たちが見ている前で、広がり続けている。

 ピチャピチャピチャピチャピチャ――。

 虚空の見えない点から落下する、黄金の飛沫。
 
(……あれは……)
  
 茜には、それが見えた。

 水溜まりの上に立つ、幼い少女の姿が。

 目に涙をため、スカートの股部分を押さえている。

 しかし、剥き出しになった白いショーツからは、止めどなくその液体が落ち続けていく。

 どのくらい時間が経っただろうか。

 全ての尿を出し終えたらしい少女は、悲しそうな顔をして――フッと、消えた。 

 後に、巨大な水溜まりだけを残して……。

674 名前:YASHI 6 投稿日:2004/07/07(水) 03:44

 翌週、茜たちはそのマンションを出ていった。

 結局、あの部屋は再び封印された。
 あの日あの部屋で見たことは、3人の胸の中に閉じこめられている。
 黄次郎にも、他言するなときつく命じてある。
 あそこで何があったかなど知らないし、知りたいとも思わない。
 ただ、一人の少女が、失禁したという事実――それだけは確かなのだが。

 きっと、今もあの少女は、あの部屋でおもらしを続けているんだろう……。

675 名前:YASHI 投稿日:2004/07/07(水) 03:49
終わりッス。
>>657-664の作者、YASHIと申します。
前と違って我慢描写も皆無だし、あまり萌えない話で申し訳ない。
都市伝説やミステリーが好きなんで、どうもそっち方面に傾倒してしまった様子。
次は、もうちょっと萌える話を書きます。
今度は茜さんの青春時代のお話。
今日は眠いんでもう寝ますけど、今週中には投下します。

…さんのように、このスレの活性化に役立てばいいと思っています。
では。

676 名前:・・・ 投稿日:2004/07/07(水) 10:27
こういうのもいいと思いますよ!
自分には萌えるものではありませんが、真剣に読ましてもらいました。
我慢描写がないのは自分も同じだし。
ところで、YASHIさんはこういうのが萌えるタイプなんですか?
あと、個人的な話で申し訳ないんですが、僕の”麗奈のおもらし”はどうでしたか?

677 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/07(水) 11:13
>675
>終わりッス。

一瞬「オリックス」って見えてしまった。短編小説がオモシロかったので目がイカレタのかも?

678 名前:YASHI 投稿日:2004/07/07(水) 14:25
>…さん
いや、素晴らしかったと思いますよ。
…さんの情熱をヒシヒシと感じることができたし、
色々とオープンな世界で(笑)羨ましい限りです。
ただ僕も我慢原理主義派の人間なので(←なんじゃそりゃ)、
萌えるかどうかとなると話は別ですが……。
一口に『おもらし』と言っても、ここに来る人の嗜好は本当に多様で、
全員を満足させられる作品など、不可能に近い。
要するに、自分の読みたいものを書く、それが大前提だと思っています。
幸い、ここの住人さんたちは、多少自分の嗜好からズレていても、
たいてい暖かい言葉をかけてくれますしね。
これからも、この板を盛り上げていきましょう!

679 名前:YASHI 投稿日:2004/07/07(水) 14:27
ところで、次は115夜でOK?
数えてみたんだけど、番外にするかどうか微妙な所が多く、
ひょっとしたら116夜か117夜になるかもしれないんだけど。

680 名前:第115夜 1 投稿日:2004/07/07(水) 21:46
 郊外の道を歩く、二人の若い男女。
 女性の名は、紺野茜という。去年女子短大を卒業したばかりの、社会人1年生。
 男性の名は、虹原青也という。茜が入社した会社の、2年先輩。
 二人は一ヶ月くらい前から付き合い始め、
 今は3度目のデートの帰り道だった。

 二人は今、茜の部屋に向かっている。

 青也が彼女の部屋に行くのは、今日で初めてだ。
 二人とも、多少酔っている。その酔いの勢いがあったのかもしれない。
「先に言っておくけど、ホント、私の部屋汚いから。覚悟しといてね」
「そんなの、俺の部屋に比べりゃ大したもんじゃないよ」
「う〜ん、まあ、それはそうかもしれないけど……。
 ただ、築20年の木造だからさ……お風呂もトイレもついてるけど、それにしたって、和式の汲み取り式だし……。
 もちろん、ちゃんと掃除してるけどね」
 現代では水洗が当たり前だが、この時代(70年代後半)はまだ、汲み取り式のトイレがメジャーだったのだ。
 とは言え、独り暮らしなら男女関わらず銭湯通い、というのが珍しくない時代。
 浴室とトイレが完備しているのだから、恵まれていたと言えるのかもしれない。

 寄り添って歩く二人を、秋風がくすぐっていく。

「……涼しくなってきたね……」
「……うん……」
 さっきまでさかんに喋っていた茜だったが、だんだん、彼女の言葉数が少なくなっていく。
 それもその筈、彼女は今、ある生理的欲求に耐えているのだ。

 つまり、尿意――である。

681 名前:第115夜 2 投稿日:2004/07/07(水) 21:48

 店でビールを飲み過ぎたのかもしれない。
 或いは、計算違いして薄着にしすぎたのかもしれない。
 どちらにしても、彼女の膀胱が今、悲鳴をあげていることだけは事実。
 ビールの威力は凄まじい。
 あれよあれよと言う間に、恐るべき力で彼女の恥ずかしい部分をこじ開けようとしてくる。
(うぅ……トイレ行きたいよぅ……でも、男の人の前でそんなこと言えないし……)
 一人悩む茜。
 本当はピョンピョン跳びはねたいほどに切羽詰まっているのだが、恋人にそれを悟られる訳にはいかない。
 青也に気づかれない様に、そっとジーパンのベルトを緩める。 
 少しでも膀胱に加える圧力を軽減しようという、涙ぐましい努力である。
(漏れそう……ダメ……そんなの絶対ダメ……漏らしたりしたら……お嫁に行けなくなっちゃう……)
 最大限の力を振り絞り、括約筋をフル稼働させる。
 ……だが、茜の我慢も、そろそろ限界を迎えつつあった。

 ――ジュジュ……。

「あっ!」
 股布に広がる、温かい――それでいて気持ちの悪い、その感触。
 咄嗟に、茜は股間を右手で掴んでしまう。
「もぅ……もうダメェ……」
「ど、どうしたの、茜ちゃん!?」
 青也が驚いた顔で見ている。
(あぅぅ……青也さんが見てるのに……恥ずかしいよぅ……)
 だが、彼女の羞恥心に拮抗するように、なおも恥ずかしい水の猛攻は続く。
 思わずその場にしゃがみ込み、アソコを踵で押さえつけねばならない程に……。
「ねぇ、どっか具合悪いの!?」
 限界を越えた茜を心配そうに見つめる、青也の目。
「あの……その……トイレ……行きたく、て……」
「えぇ!? トイレぇ!? ああ、そうか……さっきの店でビール飲み過ぎたから……」
「もぅ、我慢できそうにないの……」 
 ここまで来たら、もう恥も外聞もない。
 漏らした方が百万倍恥ずかしいのだ。
 今は取り敢えず、隣にいる恋人でも何でもすがりたい気持ちだった。
「って、言ってもなぁ……ここは住宅街だし、トイレ借りられそうな場所なんて……」
「ううん、いいの、大丈夫……もうすぐ、その角を曲がったら、アパートだから――ただ、腕を貸して……」
 言うや否や、茜は青也の左腕をギュゥっと抱きしめてくる。
 困惑している彼に気づくだけの余裕は、もう茜にはなかった……。

682 名前:第115夜 3 投稿日:2004/07/07(水) 21:50
              ※
 
 青也はひどく狼狽していた。
 彼女が突然尿意を訴えだしたのもそうだし、いきなり自分の腕に抱きついてきたことも、そうだ。
 彼女の少し小振りな胸の感触が、シャツを通して伝わってくる。
 茜とは、まだ手をつなぐ程度しか進展していない訳で――
 ここまで体を密着させられると、青也の体の一部がひどく反応してしまう。
 その変化が茜に悟られないか、彼はすこし心配になる。
 ……だが、それはどうやら杞憂に終わりそうだった。
「あぁ……ダメ……そんな、そんな早く歩かないで……」
 女性の恥ずかしい部分を右手で掴み、尻を突き出し、ヨチヨチと歩いている茜に、
 青也の変化に気づく余裕などある訳ないからだ。

 カタツムリのような鈍重なスピードながら、二人はなんとか、茜の部屋に到着する。
 慌てて鍵を開けようとするが、焦っているためかうまくいかない。
 一度開けた鍵を閉め直してしまう有り様だ。
「あれぇ……開かない、開かないよぅ……」
「貸してみな」
 汗で濡れる茜の手から鍵を奪い取った青也は事も無げに開錠する。
 次の瞬間、茜は青也を押しのけて部屋に突入していく。
(可哀相に……そんなに我慢してたのか……)
 半ば呆れ、半ば憐れみながら、彼はその後ろ姿を見つめていた。
「……お邪魔しまーす……」
 主人不在の中、青也は恋人の部屋に上がり込む。
 かなりこざっぱりとした部屋だ。
 部屋の色が暖色系で統一されていて、女の子らしい感じになっている。
 確かに建物は古いけど――『汚い』というのは、彼女なりの謙遜だったのだろう。

683 名前:第115夜 4 投稿日:2004/07/07(水) 21:52

 ――それにしても、茜は間に合ったのだろうか。

 心配だ。
 相当に切羽詰まっていたようだし……ジーパンなんて脱ぎにくい服では、尚更心配だ。
 と。
 青也が思っていたところで、茜がトイレから出て来た。
「大丈夫だった?」
「……うん」
 若干、顔色が悪い。
 せっかく尿意から解放されたというのに――どうしたのだろう?
 怪訝に思う青也。
 しかも、茜の言葉がさらに拍車をかける。
「ねぇ……ジュ、ジュース……飲みたい」
「ん? どうぞ?」
 部屋の隅には、独り暮らし用の冷蔵庫が鎮座している。
 青也は当然、それに入っている『ジュース』だと思っていたのだが――。
「う……ううん。そ、そうじゃなくて……外に、買いに、行き……ぅ……たいの……」
 何だか、苦しそうだ。
 ……どうしたのだろう。
「なんで? こんな時間じゃ、自販機じゃないと買えないよ?」
「いいっ! 自販機でも何でもいいから……あぁっ!……早く、早く行こっ!」
 青也の返事を待たず、茜は部屋を飛び出していく。
「何なんだよ、一体……?」
 何だかこの数十分、彼女に振り回されっぱなしだ。
 もうちょっと大人しい子だと思ってたのに……。 
 滞在すること数十秒、青也は部屋を出ざるをえなかった。

 彼が部屋を出た時、茜はアパートから数メートルの位置で――うずくまっていた。
「お、おいッ! どうしたんだよ! 一体なんなんだ、さっきから――」
「ダメ、もうダメ……来ないで……お願い……」
 
 ――シュッ!

 憮然とする青也の目の前で――その音は――やけにはっきりと響いた。
 
「いやぁ……いやだよぉ……止まって……」

 シュルシュルシュル――シャァァァァ――――。

 ジーパンの尻の部分が、見る見る濃く染まっていく。
 
 ピチャピチャピチャ……。

 緊張を失ったその部分から、幾筋の水流が落ち、アスファルトを叩きつける。

 夜の帳(とばり)の中、その音と――茜のすすり泣きだけが響いていた。

684 名前:第115夜 5 投稿日:2004/07/07(水) 21:54

「……なんで……」
  
 青也には、訳が分からなかった。
 何故だ。
 さっき、茜はトイレに間に合ったではないか。
 それが突然、『ジュースを買いに行く』と言い出したかと思えば、道ばたで失禁――
 支離滅裂な彼女の行動が、青也には全く理解できなかった。
 
「ヒック、ヒック……ぅぅ……もう、やだぁ……こんなの、やだよぉ……」

 下半身をビショ濡れにして泣き続ける茜。
 可哀想だと思ったが、青也は自分の疑問をぶつけない訳にはいかなかった。
「……なんで……さっき、トイレに行ったんじゃなかったの……」

 それに対し、茜は真っ赤に泣き腫らした目で答えた。


「だってぇ……トイレの下に、鎌を持った男がいたんだもん……」

685 名前:第115夜 6 投稿日:2004/07/07(水) 21:55


 30分後、部屋に踏み込んだ警官の手によって、男は逮捕された。
 紺野茜に好意を寄せていた男は、いつしか彼女の後をつけるようになり、
 彼女の部屋の合い鍵を作るまでになっていた。
 凄まじいのは、彼の行動だ。

 彼は以前から、茜の放尿姿を見たいと、激しく思っていたのだ。

 ウェットスーツを身に纏い、和式便器に縄ばしごを引っかけた男は、
 耳をすまし、
 目を光らせ、
 そのまま下で何時間も待機し続けていた。
 彼女の放尿姿を見たいという、その一心で――。
 
 言うまでもなく、茜はこの一件で深く心に傷を負った。
 それからしばらくは、和式便所で用を足せなくなった程だ。
 青也は、そんな彼女を優しく見守り続けた。
 ようやく彼女がその事件を忘れた、3年後――青也は、茜にプロポーズした。
 今から28年ほど前の出来事である……。

686 名前:YASHI 投稿日:2004/07/07(水) 22:02
以上です。自分におつ。
自分なりに気合い入れてみました。
まぁ、話自体は超有名だから、途中でオチ分かっちゃったかもしれないけど。
少しでも魅力的な部分があったなら、僕はそれで満足です。
ネタ的にはこれで以上なんですが――。

今、トリビアの総集編見てて、思い浮かんだネタがいくつか。
そのうちアップするかも――です。

687 名前:・・・ 投稿日:2004/07/07(水) 23:53
>YASHIさん、おつかれさまでした。
小説書くの疲れるのはよくわかります。
少しずれた自分から見ても魅力的だったと思いますよ。
僕の場合は部活などのコンディショニングの問題もあって、興奮しすぎてたまらない、ことはなかったですが、勃ちはしました(笑)我慢も行き過ぎたものでなければ僕も好きです。萌えます。
僕の作品より萌える人は多いはずだと思います。

どうでもいいがトリビア見逃した。録っとけばよかった・・・

688 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/07/08(木) 00:05
トリビアかぁ・・・
こちとら「H刑事」の一件を追跡したので、見なかった。録画もしたけど。。。
ttp://jbbs.livedoor.com/bbs/read.cgi/sports/2469/1087819474/


横スレ失礼しました。

689 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/08(木) 01:24
91 >>371 動物の生態
92 >>378-389 偏差値の秘密
93 >>890 若奥様
94 >>894 ミキとタダヒロ
95 >>396-405 魔女に呪われし一族
96 >>407-414 理想の被写体
97 >>417-458 幻影学園・おしっこ我慢大会
98 >>449-454 未果の選択
99 >>468 復讐の姉妹
100 >>472 ミユキとユージ

690 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/08(木) 01:48
101 >>473 ビゼパツルツ伯の魔手
102 >>475-476 尿量保存の法則
103 >>489-492 執行猶予
104 >>508-511 股の好子ちゃん
105 >>519-520 静止した時間の中で
106 >>521-527 佳織の復讐
107 >>550-554 20years after
108 >>560-562 保健室教育
109 >>564 萌壁
110 >>576-578 電話ボックス
111 >>582- ひみつのトイレ
112 >>608-649 麗奈の初デート
113 >>657-664 夜の国道に消えた少女
114 >>669-674 濡れる壁の怪
115 >>680-685 便槽に潜む者

勝手に(自分に分かりやすいように)タイトルつけただけですのであしからず

691 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/07/14(水) 01:09
パンチラには、ここに後世に残るような力作は残せやしないだろう(爆

692 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/15(木) 20:44
北嵐って人が、成り行きでここに書くみたいだけど、あんなやり取りからは決して良質なものが期待できそうに無いから、あまり見たくないな。

693 名前:YASHI 投稿日:2004/07/16(金) 11:03
新作を投下してくれるのなら、僕はどんな人だろうが歓迎ですよ。
楽しみにしてます。
(待ってないでお前が書け、って話ですけど……)

694 名前:第116話 投稿日:2004/07/17(土) 23:01
「はっ」ものすごい尿意を感じた唯は、目を覚ました。
今日は、大学の学園祭打ち上げコンパ。羽目を外した唯は、焼酎、ビールをしこたま
飲んだ挙句、帰りの電車に乗り込んで、座ったまま熟睡してしまっていたのだ。
「あ…最寄駅、過ぎちゃってる!おりなきゃ…!」
唯は、さっと立ち上がったが、そのとき右足に衝撃を感じた。
「えっ!手錠…??」
唯が寝ている間に、一体誰のいたずらだろう、シートの脇の手すりと、唯の足首が
つながれてしまっているのだ。唯は、青ざめた。
「誰がこんなこと…ああ、それよりオシッコしたい…」
力なくもう一度座り込む。
車両の中は、平日で終電近い時間だったため、もうパラパラとしか人がいない。
しかし、唯のオーバーなアクションに、数人の人々が振り向く。
「どうしよう…このままじゃ、おうちに帰れない…そ、それに、トイレにもいけない…」
唯は、手錠の仕掛けを探ろうと、座ったまま身をよじり手すりの仕掛け部分を確かめる。
だめだ、カギがないと外れそうもない。
そうこうしているうちにも、眠りから覚めた膀胱は、どんどんと活動をし始める。
「ああ…オシッコ…オシッコ…」
「そうだ、足首の方は外れるかもしれない!」

695 名前:第116話 投稿日:2004/07/17(土) 23:02
唯はさっと靴を脱ぐと、右足首を伸ばし、手錠を脱ごうとする。
ところが、手錠についた鎖が邪魔で、なかなか上手くいかない。
思いっきり前かがみになり、短いスカートを気にしながら、右足を少し上にあげ、
足首をツーンとバレリーナのように伸ばす。
それでも、手錠はがっしりと足首にフィットしており、外すのは無理そうだった。
そのとき、ガタン、と電車が横揺れした。
「ん・・んんっ!」バランスを崩しかけた唯の体は、なんとか元に戻ろうと、
腹部に力がこもる。
じゅじゅっ・・・
唯のあの部分から、ほんの少しだけオシッコがにじみ出る。
「ああっ!…ダメだ…こんなことしている間に漏れちゃう…」
唯のおかしな行動が目立っていたのだろう、
「どうしたんですか?」
と、大人しそうな男子学生風の男が声をかけてきた。
「あ、あの・・・眠っている間に、誰かにいたずらされたみたいで・・」
唯は右足の手錠を指差す。
「ああ、こりゃ大変だ、外れないでしょう。駅員さんを呼んできます」
親切な学生さんは、大慌てで車掌さんを呼んできた。
それからは、車掌さんが駅の警備室に連絡をし、
警備室からチェーンソーを持った警備員が駆けつけた。
そうこうしているうちにも、唯の膀胱はパンパンに膨れ上がり、
どうしたどうしたという周囲の視線から、前を押さえることも叶わず、
じっと微動だにしないで足を組み、こころもち前かがみになって、
唯は尿意と戦っていた。
まだ若い警備員は、自分が大きな役目を任されたことに緊張した面持ちだった。
「お願いします…早く、早くしてください…」

696 名前:第116話 投稿日:2004/07/17(土) 23:02
唯には、もう、まっすぐ前を向いてお願いをする余裕もない。
もうダメ、漏れちゃう…早く…早く・・・!
唯の膀胱も、尿道ですら、
唯の体内で暖められた生々しいオシッコで、破裂しそうになっていた。
キ、キイーーィン
チェーンソーが回り始める。
「周りの人は危ないので下がってください!」
先ほどの親切な学生も、心配だったのか、遠巻きになりながら見ている。
「ああ、みんな見ないで・・・」
唯は漏れそうな自分が観察されていることに、
耐えられない羞恥を感じていた。
キ、キィーン、ジャジャジャジャジャー
チェーンソーの音が、唯の足元で響き渡る。
その音を聞いていると、ますます唯は狂おしい気持になるのだった。
チェーンソーから出る、排尿の音に近い音が、唯を快感の放出へと導く。
ショワ・・・唯の股間に暖かいものが広がる。
「!」唯は慌てて、尿道に全神経を集中させ、決壊を全力で防いだ。
若い警備員は、額に汗をかき、唯の右斜め前に立てひざになって、鎖と格闘している。
電車がゆれるので、お客様に怪我を負わさないように、気をつけながらしなければならない。
電車はそんな2人の格闘をものともせずに、走りつづけていた。
そのときだった。

697 名前:第116話 投稿日:2004/07/17(土) 23:03
ガクン、と電車が大きくゆれた。
不安定な体制で作業をしていた警備員は、バランスを崩して、前に倒れた。
チェーンソーが手から離れた。
そして警備員の頭は、目の前にあった、唯の腹部に突っ込んだ。
ぶしゅっ!
「あああああっ!」
唯は叫んだ。今の衝撃で、とうとうおもらししてしまったのだ。
しょわわわ・・・・・
唯の短いスカートの股間から、オシッコがあとからあとから、流れ出してくる。
警備員は慌てて体制を取り戻すと、転がったチェーンソーを拾おうとした。
そして、チェーンソーに向かって流れてくる液体に気が付いた。
はっとして、唯の顔を見上げると、両手で口元を押さえながら、
泣きそうな顔で真っ赤になっている。
警備員はすべてを察知した。
自分がもたもたしていたから、お客さんはお漏らしをしてしまったんだ。
周りの人たちも、先ほどの学生も、呆然としながら、唯のおもらしを眺めている。
まだ若い警備員は、この事態にどう対処していいか分からなかった。
とにかく後少しの作業を終わらせ、はやくこの子をこの場から解放してあげる方がいいのか、
車両に流れ出すオシッコの始末をしたほうがいいのか、
今にも泣きそうなこの子に声をかけてあげたほうがいいのか。

698 名前:第116話 投稿日:2004/07/17(土) 23:03
警備員は意を決し、3番目の選択を実行しようと、顔を上げた。
すると、目の前にはすでにぐっしょりと濡れた唯の太ももと、
絶え間なく流れ出てくるオシッコがあった。
警備員からは、ぎゅっと閉じた足の間の、黄色い液体に満たされたパンツも
覗くことが出来た。
そしてそこからオシッコがシートと太ももを通じて、
床にシトシトと漏れ出してくるところもしっかりと見えた。
「・・・」
警備員は、膨らんでくる股間を押さえることが出来なかった。
真っ赤になって、おもらしを続ける唯。
股間を膨らませ動けなくなった警備員。
オロオロと、しかし視線はくぎ付けになって見守る学生。
見てみないふりをする乗客。
途中から乗り込んできて、あっけにとられる乗客。
電車はまだ、走りつづける。

699 名前:三十路♀ 投稿日:2004/07/17(土) 23:12
初めての小説ですので、ヘタクソぶり、文章のリズムのおかしさ、
間違い、使い古しの表現等々、お許しください。
私は女性ですが、こういった妄想をしながら、1人エッチをすることがあります。
男性から見て、どうでしょうか?
感想を聞かせてください。
自作解説としましては、男性の方にはあんまり重視されていないですが、
女性の尿意は、「放尿するときの音」に近い音を聞かされると、
急速に高まります。赤ちゃんに「シー」って言って聞かすと排尿するのと同じ原理ですね。
また、普段、音消しのため、トイレの水を流しながらしているため、流水音にも、敏感です。
私個人としては、チェーンソーのような、乱暴な音もかなり堪えます。
よろしくおねがいします。

700 名前:・・・ 投稿日:2004/07/18(日) 01:06
いやいや全然読みやすかったですよ。そして、見入ってしまいました。
僕個人的には、少し途中の嗜好は僕の好みと違うけど、最後にもらしちゃうところは、やはり萌えます。
特に、最後の章はかなり来ちゃいました。おもらしの描写が最高すぎです。警官の表情も好きです。僕も膨れ上がった股間を抑えることができないです。抜いちゃいそうなのを必死に抑えてます。
多分自分の感想は他の普通の性欲を持った人とは少し違うと思うんで、参考にはならないかも知れないですが。

いずれにせよ、本当におもらし好きの女の人がいて、こうやって普段から妄想してるのかぁ、と思うと何か嬉しい気分になります。

おもらしの音は僕も妄想で考えますが、似た音に感じるというのはあまりないんで、女性から見た新鮮な印象を受けました。
ジャーッ、シュワワ〜、シャ〜、ジョ〜、どれも一緒に感じますがその妄想の時の雰囲気や、それに合わせたおもらしの勢いとで、考えたりしてます。
僕も暇になったらまた書きたいです。僕ので埋め尽くされたらみんな萎えちゃうかも知れないけど・・・

701 名前:・・・ 投稿日:2004/07/18(日) 01:11
これからも、できたら女性の視点で妄想してること、書き込んでくれたら嬉しいです。申し訳ないかもしれないけど、自分の妄想のオカズにさせてもらうかもしれません。

702 名前:北嵐 投稿日:2004/07/18(日) 01:54
書き始めたんだけど、チョー大作的なものになりつつあって、投下するタイミングがなかなか・・・・・。
シチュやキャラに凝っちゃうと収拾付かなくなるって。
弱っちゃったなぁ・・・・・。

中味馬鹿にされるより、このモタモタ状態が情けない。
三十路♀さんばかりか、童さんにも先を越されちゃいましたね。。。
まさか、奴にも。。。。。別にいいけど。

703 名前:北嵐 投稿日:2004/07/18(日) 02:01
>>702
最後の3行は誤解を与えかねない内容なので、速攻訂正します。

>まさか、奴にも。。。。(後略)

この「奴」とは間違っても童さんではありません。誓います!
しかしながら、この文章の流れからは、そう読まれても仕方ないですよね。。。アセアセ。。。

ご気分を悪くされたと思いますので、深くお詫び申し上げます。
申し訳御座いませんでした。
改めまして、今後ともどうぞよろしくお願いします。

704 名前:北嵐 投稿日:2004/07/18(日) 10:00
一晩寝て考えが変わりました。

すいません、今回創っている作品の投下はしないことにしました。
理由につきましては、いくつかの他のスレに書きました。
「最初っから書いてやしないんでしょ!」と思う方もおいでになるでしょうけど、それでもいいや。
発表されなけりゃ、出さないも出せないも変わり無い事だから。。。


それにしても、全く、情けない話ですね。

705 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/18(日) 14:06
>704
情けねえな、卑怯者君よお。

706 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/18(日) 17:23
どうでもいいけど、作品投下しないなら喧嘩はよそでやって

707 名前:・・・ 投稿日:2004/07/19(月) 00:38
北嵐さん、あくまで僕個人的には、投稿してくれたらどんな話でもかまいません。
もちろん、北嵐さん自身が納得いかないなら話は別ですが。
僕みたいな話でなければ、絶対誰かは萌えてくれるはずです。みんなおもらし大好きなんだから。
それに、僕の話は萌えてくれる人はほとんど見あたらなかったけど、それでも数人からいい評価受けて嬉しかったですし。(三十代♀さんは萌えて下さったのかな?もしそうなら嬉しくてたまりませんが、違ってればすいません)

そこで、僕も簡単に小説書いてみます。今日は試合でメチャ疲れましたが、明日はオフなんで、今日はおもらしたっぷり考えられます。
ただし、今回の小説は前回のように長くはなく、しかも話が急になるところも前の話以上に少ないと思います。
「こんなん妄想して本当に感じるの?」と、皆さんからすれば思うかもしれませんが、自分はこれに近いのよく考えます。
自分の好きな話書きたいけど、自信のない人のためにも、雑かもしれないけれども書いてみます。
そりゃ欲を言えば、一人くらい僕の話でオナニーして欲しいけども、そこはあまり期待しません。

708 名前:・・・ 投稿日:2004/07/19(月) 00:40
偉そうに感じたらすいません。そんな上から見る気はさらさらないんで。

709 名前:三十路♀ 投稿日:2004/07/19(月) 00:54
>「こんなん妄想して本当に感じるの?」と、
 皆さんからすれば思うかもしれませんが
↑こういう自信なさげに妄想をおずおずと公開する姿に萌えなのです><
私は、ひとりエッチするときになにを想像しているか、
っていうのを知られるのが、1人エッチをしているとこを見られるのよりも、
おもらしを見られるのよりも、恥ずかしかったりするのです。
だって、普通の女性とちがうもの(116話参照)。
だから、「普通じゃないかもしれないけど」っていうとき、
「実はすごく恥ずかしいんだろうなぁ」って想像しちゃって、だから萌えちゃったのかもです。
内容とかじゃなくて・・・
作品じゃない発言が長いと邪魔なので、では。

710 名前:第117夜 投稿日:2004/07/19(月) 02:12
(この世界の設定については、僕の前作、麗奈の初デートのところを参照ください。なお、この話はあくまで自分のおもらしの欲であり、実際の部活がこんなだったらいやです。)

「新入生の方ですか?」
マネージャーっぽい可愛い女の子がとびっきりの笑顔で声をかけてきた。
牧野康弘、今年東池大学に入学してきた一回生は、今日友達と三人で、サークルの見学に来ていた。「はい、なんていうサークルの方ですか?」
「サークルじゃなくって、体育会の部活だよ」
笑顔でそう答えた。
「え・・・」
友達二人は驚き、戸惑った。正直、大学に来てまで部活に入る気はなかったのだ。しかし、康弘は心の奥底では部活に入ろうか、少し迷っていたのだ。
「いえ、僕らはサークルに入ろうと・・・」友達が答える
「うんうんダメ。部活じゃないと、遊びになっちゃうよ」マネさんっぽい人はそう返した。
「いや、でもやっぱり大学にもなるとみんなうまいし・・・」友達が返すと、
「でも、大学から始める人だっているんだよ」マネさんが返す。
こんなやりとりがしばらく続いた。康弘は、マネさんの返す部活の一言一言に心を動かされていた。
「え〜でも僕たちサークルに入るって決めたんで・・・、すいませんが、これで失礼します」友達が最後にこう答えた。
すると、マネージャーは笑いながらこう答えた。
「残念だなぁ、入るって言ったら、おもらし見せてあげようとおもったのに。」
三人は顔を見合わせたが、その場から急いで逃げていった。
「おもらしだったら、サークルのマネさんだってしてくれるし。サークルってモノによっちゃ、ぶっちゃけそれが目的のもあるじゃん。」
「それにそんなサークルやったら、同じグランドで活動する限り、今の子のおもらしとか絶対ゲットできるやん。もう撮影ビデオ編集されて回ってるかもよ。何とかちゃんおもらし大全集、とかで」
「やべぇかなり勃ってきた。そんなサークル入りてぇ」
友達はそんな会話を繰り返していた。康弘は笑いながら聞いていたが、心の中は部活のことで、「私のおもらし、見せてあげるのに」というマネージャーの言葉でいっぱいだった。

711 名前:第117夜 投稿日:2004/07/19(月) 02:15
結局三人はとあるサークルを見学しにいった。
友達二人はそれなりに満足気だったが、康弘には正直、物足りなく感じた。
その日はマネさんがいなかったが、二人は練習後、先輩たちからその手のことを必死に聞いていた。案の定、おもらしビデオはしっかり存在し、新入生にはそれぞれ一本ずつビデオが配られた。
「感想言ってや!」
「わかってますよ先輩!」
各所でそんな会話が成り立っている中、そんな雰囲気になれていない康弘は一人、ビデオを受け取らなかった。
「あれ、欲しないん?はは〜ん、本物を見るまでは我慢しておく、ってタチか。まだ一回生なのに、やることがコスイねぇ。」先輩がにやけながら言った。
「違いますよ、彼はもともとこういうのに一定の節度持ってるんすよ。本当は欲しくても、遠慮したりする、謙虚なやつなんですよ。高校ん時も、全然マネにねだらんかったし。でもだからこそ、彼女達はこいつの前では、自分から一層はりきって漏らしてましたけどね。まぁ、なんやかんや言ってもこいつも男ですよ。ほんとは欲しいんやろ、牧野」
「あ、、、うん、、、」康弘は答えた。
「遠慮とかいらんしなぁ。ウチに入れば質量とも満点のおもらしが見れるぞ。正直になりさえすれば、ウチの子らはいくらでも可愛くおもらししてくれるで」
肩を組みながら先輩は言ってきた。
冷静に考えればとても魅力的なことなのだが、康弘の頭の中は部活と、おもらししてあげるのに・・・の言葉でいっぱいだった。
帰宅後、康弘はようやく開放感を味わった。
そして、カバンから、おもらしビデオを取り出した。内気な康弘は、おもらしはたいてい妄想で抜いていて、自分からねだったり、ビデオや本を借りたりは一切していなかった。
見ようかどうか迷っていた、そんな時「私のおもらし、見せてあげたいなぁ。」というマネさんの言葉がよみがえってきた。康弘はビデオをしまい、ベッドに横たわった。部活のマネさんの言葉が忘れられない。脳裏から離れない。手は自然に膨らみきった股間へといった。
おもらし、おしっこ漏れちゃう、漏れちゃった、ジャ〜、シュワワワワ〜・・・
康弘は衝動を我慢できず、あのジャージ姿の股間から、おしっこがもれて突き抜けておちていく様子を想像てしまい、一瞬でいってしまった。

712 名前:第117夜 投稿日:2004/07/19(月) 02:17
次の日、康弘は部活へ行った。
昨日頭から離れなかったマネさんのことは、とにかく部活を経験したさで夢中だった康弘の頭からは消え去っていた。
練習はものすごく充実していた。康弘は嬉しくてたまらなかった。練習後、早速自主練をして、グランドの照明が落ちると、先輩に連れられて、行きつけの店へと向かった。
店のドアを開けた康弘の目に最初に飛び込んできたのは、昨日のマネさんだった。ここに食事しに来ていたらしく、部員数人と八人がけくらいのテーブルを囲んでいた。
今日の練習にも来ていたのだが、練習に集中しるあまり、康弘は気が付かなかったのだ。
康弘はあの言葉を思い出し、股間が膨れ上がるってくるのを必死に抑えていた。
先輩はそんな康弘の様子を知ってか知らずか、康弘を彼女のとなりに座らせた。
いつも笑顔で、おとなしいが魅惑的な、でも嫌らしさは感じさせない、本当に可愛いお嬢さん、といった感じの子であった。
「お疲れさまぁ。あれ、もしかして昨日の・・・」
マネが康弘に声をかけた。
「あ、はいそうです。やっぱり、部活は最高でしたよ。先輩の言う通りっした。」
康弘は軽くうなずいた。心臓がバクバクしていた。
すると、マネージャーは突然手を合わせて康弘に返した。
「ゴメン、昨日言ってた、約束のことなんだけど、、、覚えてる?実は・・ついさっきもらしちゃって、今すぐにはできないんだぁ。」
康弘の股間はとうとう正直になってしまった。そして目は、自然とマネージャーの股間と座っている後ろのお尻の方へと向けられた。カーキ色の長ズボンに、おもらしの跡がしっかりと残っている。かなり後ろの方まで濡れていることから、座りながらやったように思えたが、前の部分も大きい面積が残っている。相当の量をもらしたのだろう。
「先輩たちがあまりにも見たい見たいっていうから、ここに来てからいっぱい水飲んで、できるだけたくさんの量のおしっこをもらしちゃったの。こうやって、ジャーってね。」
そういうとマネージャーは半分立って、お尻に手を当てた。その姿勢と濡れ跡だけで、康弘はいってしまいそうだった。実際におもらししている彼女の姿が頭の中をかけめぐっていた。

713 名前:第117夜 投稿日:2004/07/19(月) 02:20
「牧野、麻紀ちゃんのおもらしがみたければ、ウチに入ることだな」
優しそうな先輩の部員の一人がいった。彼女は麻紀というらしい。名前を知ったことで康弘の股間はさらに膨らんでいった。
「ウチに入ったら、いつでも見られるしな」
「それに、麻紀ちゃんに限らず、他のマネさんもやねんけど、部員に日ごとに順番に一対一でおもらし見せてくれるんよ。一人当たり一ヶ月に一回くらいは見せてくれるねん。」
先輩の部員達が、次々におもらし少女たちのことを話す。
「でも、今は新歓の時期だから、新入生に見せてあげることになってるの・・・」
麻紀はそういうと、康弘の股間の方を覗いた。康弘の目は麻紀の顔とおもらしの跡を何度も往復し、勃起が最高潮に達していた。
「あらあら。」麻紀はにっこりしながら答えた。
「あ、いや、あの、こ、これは・・・」
自分の膨れ上がった股間に気づいた康弘が焦ってそう返すしかなかった。
「しゃぁない、今までそうならんかったやつはおらん。本能に正直になってこういうことしたったらいいねん。」
さっき話していた部員の一人は、そう答えるやいなや麻紀の後ろにまわり、ズボンのボタンをはずしチャックをあけ、おもらしパンツをじっくり見た。白地にピンクの花柄のついたパンツだった。康弘の位置からも、その柄と、濡れているところ、黄色くなっているところがはっきり見えた。麻紀はひじを上に曲げて、その部員の方を見て嬉しそうに笑っていた。
「俺おもらしで一回抜いて、ついさっきもこうやってパンツ見ながらまた抜いて、それでもまた見たいねんで。勃つのくらい普通やって。麻紀ちゃん、この内気な好青年にとびっきりのん見せたってくれ。」
「あ、いえ・・・」康弘が先輩の言葉に反応するかしないかのうちに、麻紀が答えた。
「牧野くんだっけ、今から家おじゃまさしてもらってもいい?牧野くんの好きなシチュエーションでもらしてあげるよ。」
康弘はしばらく言葉に詰まっていた。本当は見たくて見たくてどうしようもないのだが、いつものくせか、理性が本能をどうしても抑えてしまう。そんな康弘の気持ちを、麻紀はしっかり感じとっていた。
「私、牧野くんにおもらし見て欲しい。牧野くんって何だかかわいい。いいかなぁ?」
「え、あ、あ、いいんですか?」
康弘はようやく正直になっていった。
「よし、お前の分の飯代は俺が払ってやるから、今すぐ家に連れてってあげて。ここじゃ恥ずかしくて、正直になられへんやろ。」優しい先輩はそういって、二人を返した。

714 名前:第117夜 投稿日:2004/07/19(月) 02:21
「練習見に来てくれてありがとう牧野くん、今日はお礼に何回でももらしちゃうよ」
「・・・本当にいいんですか?」
康弘はそう答えざるを得なかった。
「当たり前じゃない・・・それより牧野くん、家どこ?もうそろそろきてるから、家まで間に合わないかも・・・」
康弘はドキッとした。そして、麻紀との会話中はおさまっていた股間の膨らみが再び出てきた。もうどうしようもなかった。
「家はすぐそこの、あのアパートです・・・」興奮した状態で人と話すのははじめてだった。頭の中では、麻紀のおもらしした姿が何度も映し出され、正しいことを言ってはいたが、半分話に意識はなかった。
そうこうしているうちに、そのアパートについた。
康弘が玄関をくぐろうとした時、麻紀が突然立ち止まって康弘を呼び止めた。
足は軽く開いていた。ズボンには、さっきのおもらしの跡がしっかり残っている。
エヘへ、と照れ笑いしながら股間に手を当てた。
その瞬間、康弘はもう限界になったことを悟った。心臓が口から飛び出そうなくらいバクバクしていた。
「もうだめ、ここでしちゃうね・・・あ、、」

715 名前:第117夜 投稿日:2004/07/19(月) 03:18
ついにおもらしが始まった。そしてついに、康弘も理性を失い、麻紀の股間へ顔をつっこんでいった。ライトのおかげで、その姿がよく見える。
麻紀は最初両手で股間を握っていた。まだおしっこが漏れ出してきていなかったが、康弘には“シャー”っという音は聞こえていた。まだおしっこは見えずとも、自分の前で、この可愛い憧れのマネージャー、麻紀先輩がパンツの中でおしっこをしている、服を着たままおしっこをしている。パンツをはいたまま、ジャ〜っと、おしっこをもらしている、おもらししている・・・
康弘は興奮しすぎて何を考えているのかわからなかった。
そんな中、麻紀の股間は徐々に膨れてきた。おしっこがたまってきた。康弘はもう無意識に言葉にならない声をあげながら麻紀の股間にあててある手を握った。無我夢中とはこのことだ。
手を握ったことでズボンに圧迫がかかったのか、中に溜まっていた水がついにもれだした。ズボンのやや前からでてきて、それが麻紀の握る手へとつたっていく。待望のおしっこである。
康弘は絶叫した。もう何が何だかわからなくなっていた。漏れ出すと麻紀は“いやん”と照れたような声を軽く出し、少し内股になった。ズボンの下から突き抜け始めたか始めていなかったかの頃だった。
おもらしは徐々に股間の前の部分の濡れた面積を大きくしていった。内股にしたことにより、しわのできた部分によってだ。その部分のたまり具合も、よくわかってたまらなかった。
おもらしはふとももの部分をつたい、すその部分から出てきた。その瞬間、康弘はまた一段と興奮した。ついに出てきたおもらしは、彼女の靴下を濡らし靴を越え、下に水溜りを作っていった。すでに中央から最初の突き抜けて、あるいは手をつたって落ちていったものが水溜りを作っていて、内股になったいまでもズボンを突き抜けた滴がポタポタと落ちてくる。三箇所にできたみずたまりも、濡れている面積と同じく、大きくなっていった。
麻紀は片手をはずし康弘の頭に置いた、片手は以前股間だが、康弘がしきりに触ってくる。その後数回麻紀は股の角度を変えたが、そのたびに康弘は麻紀のズボンの濡れ具合を確認し、ズボンの前の部分を触りまくった。麻紀が少し足を広げると、股の間から顔を出して、お尻の方を覗いた。さっきのおもらしで濡れてる部分にはさすがに及ばないが、それでも今回のおもらしで色の変わった部分の面積は大きく、立位姿勢のおもらしとは思えないほどの量であった。そして、ズボンを突き抜けて落ちる分のおもらしは背中に落ちていった。

716 名前:第117夜 投稿日:2004/07/19(月) 03:19
「濡れるよ。」そう麻紀は言って、両手を体の横に置いた。
その言葉で、今まで意識を失っていた康弘はハッと気づいて麻紀の顔を見上げた。
彼は自分のしてきたことに、言葉が出なかった。
麻紀はそんな気持ちをよくわかっていた。
「もっとよく見なきゃもったいないよ、ホラ」というと、ズボンのボタンをはずした。中からパンツの上の方だけがチラッと見えた。
我に帰っていた康弘だが、いまの麻紀の行為でまたふっきれた。
麻紀の仕事はボタンをはずすまで、それ以降は理性を失った部員がやる。これは今まで、ズボンで漏らしたときは、内気な部員に対して麻紀がよくとってきた方法である。
康弘もそんな部員の一人だった。ジッパーを下げ、しっかりと花柄のパンツを見ると、ズボンの前の方だけ少し下にやって、おしっこがパンツの中をどうつたっているかを見た。パンツ越しに麻紀のおしっこが見える。本当に彼女はパンツの中でおしっこをしているのだ。もらしているのだ。
康弘は顔をめいっぱい近づけてよく見た後、今度は耳を近づけてシュワワ〜、という音をじっくり聞き、またおもらしに目をやった。ピンクの花びらはまた一枚一枚、麻紀の出す黄色い雨によって濡れていく。どんどん面積は大きくなっていくが、パンツの下からもおしっこがつきぬけていく。横漏れもしていく。そしてズボンにおちていき、ズボンにおしっこがたまっていった。さらに、ズボンの下からは、何筋がのおしっこが流れ出ていた。すそから出てくるおしっこの織り成す水溜りは、もうその水溜りと一緒になっていた。
康弘はもう一度後ろの濡れ具合を確認すると、ズボンを完全に膝まで下ろした。
麻紀は少し嬉しい恥ずかしさからか、髪に手をあてた。
この時点ですでに一分半はたっていたが、康弘にはそんなことを考える余裕は全くなかった。

717 名前:第117夜 投稿日:2004/07/19(月) 04:15
康弘は今度はパンツの中を覗いた。
漏れてくるおしっこをダイレクトでみて、パンツの前の方をつたう部分もしっかりみた。そのパンツを少し下に下げ、パンツの上の方までおしっこで濡らさせた。そしてそのおしっこはパンツからはみでて、ついには康弘の手をつたい、下に落ちていった。もちろんその課程でパンツの生地から漏れ出てくるおしっこもある。その筋はパンツをつたって下のほうからズボンへと落ちていく。しばらくこれを見たあと、もう一度パンツから手を離し、パンツをじっくり見た。さっきのでパンツはかなり上の方まで濡れた。下のほうはもうビチョビチョである。パンツの濡れ具合を確かめた後は、膝までズボンを下ろした状態で始めてみるパンツから下へ突き抜けていくおもらしの筋を見た。パンツが単独で見えて可愛く感じた。そしてそこから出て行くおもらし。横漏れもしている。前の方にはおしっこがしっかりたまり、そこから漏れ出してもいる。もう最高だ。地面に目を移すと水溜りがさらに大きくなっていて、ライトの光の届かないところまで行っていた。
それでもまだ、麻紀のおもらしはジャ、ジャ、ジュワ〜と勢いよく続いている。
十分パンツを堪能すると、康弘は今度はズボンを上げた。かなり上の方まで上げた。そして、ズボンから突き抜けていくおしっこを見た。
それが終わると、またしっかりとズボンをはかし、その状態でのおもらしを見た。膝までおろしたときにズボンは大半が濡れてしまった。しかし、もれでてくるおしっこと、おしっこで膨らんでいく股間を見るだけで、十分興奮できた。
今度はまたパンツが見たくなって、ジッパーのみをあげた。
康弘はこの姿勢から、存在する見方はすべて見た。今までたまっていた分が爆発したのだろう。
「そろそろ終わるよ」
麻衣はそういうと、素早くしゃがんだ。スカートのしゃがみは高校のマネが見せてくれたことはあったが、ズボンのしゃがみをみるのははじめてだった。股間から、何筋にも渡っておしっこが漏れ出してくる。スカートではない分、パンツの横から下からから漏れ出すおしっこは見れないものの、おしっこのたまった膨らみが、ズボンならではのよさをだしていた。
何筋ものおしっこをじっくり見つめ続けて数十秒、ジャ~、ジャ、ジャ、、ジャ、、、ジャ。。。麻紀のおもらしはついにとまってしまった。おしっこの止まる音は、康弘にもしっかり聞こえた。実に4分にも及ぶおもらしだった。

718 名前:第117夜 投稿日:2004/07/19(月) 04:16
「終わっちゃった。。あ〜気持ちよかった。牧野くんどうだった?」
麻紀は、康弘が正気に戻ることをわかって、わざととびっきりの笑顔で言った。
もう、後戻りはできない。康弘は覚悟を決めて、正直に言った。
「麻紀さん、最高でした。メチャクチャ可愛かったっすよ・・てか、我を忘れて色々やりすぎました・・・。本当にすいません。」
「気にしない、ってか嬉しかったよ、私。それに初めて見せた人、たいていそうなってるんだから、牧野くんだけ特別じゃないんだよ。ところで牧野くん、明日授業ある?なければこれから牧野くん家で、おもらしショー見せてあげようと思うんだけど・・」
「マジっすか??明日、あ〜、う〜ん。部活には影響出したくないし・・・」
「なら一日くらい授業さぼっちゃえ!」
「そうっすね。そうします!今日は僕の家に泊まってって下さいますか?あ〜なんか信じられない。夢みたいだ。本当にありがとうございます。」
「ふふふ。牧野くんは本当かわいい後輩よ。私頑張って、牧野くんの家、大洪水にするね。」
その言葉を聞いて、康弘の股間は再び膨れ上がってきた。そして彼はハッとした。勃起してしまったことにでなく、さっきのおもらしで、康弘は手無しで一回射精してしまっていたのだ。
麻紀はそれに気づいてか、笑って言った。
「とりあえず、牧野くんはその始末しなくっちゃね(笑)じゃ、私、近くのコンビにでスカートとパンツ数枚買ってくるね(→この世界のコンビニです・・・)色んなおもらし、みたいでしょ。」
康弘はうなずき、二人はそれぞれすべきことを行った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…
この日寝るまで、麻紀は5回のおしっこをもらした。そして康弘はその姿とおもらしパンツで、9回の射精を行った。康弘は麻紀のおもらしパンツを履いて、別のおもらしパンツを抱きながら寝た。
翌日はほぼ同時に目が覚めた。
「あ・・・」麻紀が布団を上げて康弘の方を見てにんまりした。
康弘に状況の読めないはずがない。
そうやって、今日もまた、二人の一日が始まっていった・・・。
終わり

719 名前:第117夜 投稿日:2004/07/19(月) 04:16
いざ書くと気合入って大変でした。別のマネさんのおもらしも書きたかったけど、無理でした。こんな遅くまで馬鹿なことやってるなぁ、と感じてしまう今日この頃です。
ちなみに、その人に気はないですが、一応モデルとなったマネさんはいます。
こんな部活が実際にあったら入りたくないけど。
三十路さん、その言葉本当に嬉しいです。
どういう形であれ、萌えたといわれるのは初めてです。嬉しいです。ありがとうございます。
誰か僕の作品で萌えてください。無理な頼みかなぁ。

720 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/19(月) 10:09
gk

721 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/19(月) 10:10
gjだった・・・


イって来る

722 名前:第117夜 投稿日:2004/07/19(月) 12:50
721さん、ありがとうございます。
イって来るって、オナニーしてくる、ってとっていいんですか?
それは僕の一番欲しかった言葉です。(一番欲しい言葉がいくつあるんだ!と言われそうですが・・・)
今まで、みんなからいい評価もらって本当に嬉しかったけど、やはりどこか寂しかったです。
もしよければ、どの辺がよかったとか、この辺で感じて来たとか、書いて下されば幸いです。
書いているのは自己満なんで、なんか変な言い方だけど、書いたかいがあった気がします。言いたかったことが伝わった気がします。このおもらしで萌えてくれる人が自分以外にいるなんて・・・。

イって来る、ってのが違う意味だったら、飛んだ勘違い野郎なので申し訳ありません。

723 名前:・・・ 投稿日:2004/07/19(月) 12:51
上のは僕です。

724 名前:三十路♀ 投稿日:2004/07/19(月) 21:15
>もしよければ、どの辺がよかったとか、この辺で感じて来たとか、書いて下されば幸いです。

えっと、マネさんの誘惑のセリフがあたまのなかをぐーるぐーるの所と、
(かわいい、ゆうわくしたくなーる)
ずぼんをおろされて、髪に手を当てるところと、
(ドキドキするとそうなるー)
もう一回ズボンをはかせちゃうとこがすき。
(濡れてるのにまたはかされちゃうーはずかしーい)

そういうこと、されたい!って思っちゃうよ。
ついでにパンツの中に手を突っ込まれて、ごにょごにょされるなら最高。
「逆流だいさくせーん」とかいって、向きを変えられたり、楽しそう(汚いけど)

最後は、濡れちゃったまま、すかさずペットボトル出して飲み干し、にっこり笑って、
●●君ちでつづきやろ?で、終わるとかのがいいかも。
・・・さんのこだわりとしては、とにかく誘惑おもらしをシャーっとしちゃうとこ
につきるのではと思われるので、後始末は割愛し、読んでる人の妄想に任せたほうが楽しいかも^^
ちなみに、福祉施設での経験によると、ズボンおもらし、
ほんとに、勢いのいいオシッコは、ずぼんを突き抜けて、でます。
音はあんまりしません。床にびちゃびちゃ言いますけど。。。

できるだけ、がんばって詳細に感想を書いてみました。

私も、恥ずかしいんですよ、じつは。
ここにお話しかいて、どう思われたんだろ、って思うと、
穴の中に入りたくなっちゃいます。反応がないほうが恥ずかしいものですね。

725 名前:・・・ 投稿日:2004/07/20(火) 00:02
三十路♀さん、いつもいつも、恥ずかしい中ありがとうございます。僕が三十路♀さんの感想を書いたときはもっと素っ気無かった気がするのに、こんないい文わざわざすいません。
確かに、何も反応がないのが一番不安です。やっぱし何か言って欲しいです。
感じてくれた人が少ないのかも知れないけど・・・。僕も出来るだけ、時間があって他の人のいいところを見つけられたら感想書くようにしていきます。
だから、多くの人に書いて欲しいです。

三十路♀さんの感想は、女性の視点から見た感じがするので嬉しいです。
かわいい、誘惑したくなる、のところは僕もそういう狙いで書いてて、妄想もそんな感じだから、意図が通じて嬉しいです。
ですが、意図が通じたことよりも、実際に誘惑したくなる、と感じて下さったことの方がさらに嬉しいです。
髪に手を当てるのは、確かにドキドキを表したつもりですが、実際そうなるんですね。
もう一度ズボンをはかせたのは、おもらしを色んな角度から見るためで、マネさんの方は、こういう男の仕草を見て、「またズボンあげてる。色々なところから見たいのね。可愛い。」くらいに感じている予定でしたが、なるほど、嬉し恥ずかし〜い、みたいな感覚を女の子が持っていると考えて妄想するのもいいかもしれないです。
それでも三十路♀さんとはずれてるかも知れないけど。何より嬉しかったのは、こういうこと実際にされた時の気持ちを女性の視点から打ってくれたことです。
女性の視点からなら、男性には感じられない点も、色々出てくると思います。こういうことしたい、とかされたい、とか、僕のに限らず、これからも書き込んでくれたら嬉しいです。さっきの僕のへのもそうだし、色々勉強になります。

それで、>そういうこと、されたい!て思っちゃうよ。
この一文が中でも一番感激しました。大げさですね。ありがとうございました。
その後に自分のして欲しいこと書いてるのもいいですね。やはり、自分のしたいこと、してほしいことを書くのが一番ですし。
それに、僕もパンツの中に手つっこんでおしっこ触って流れ変えてみるとか、萌えるかもしれないです。流れがかわってパンツがどう濡れるかももちろんはっきり見て。

>最後は、濡れちゃったまま、すかさずペットボトル出して飲み干し、にっこり笑って、
●●君ちでつづきやろ?で、終わるとかのがいいかも。
それも最高です!そんなことされたらかなり萌えます!!この部分は僕の妄想にかなり近いっすよ。てか、そういうシチュエーション大好きです。

そして、確かに、最近の自分のこだわり(まぁ萌えるの妄想してるだけだけど)としては、やっぱり誘惑おもらしですね。
昔は嬉ションや、周りの状況考えずにただ単なるおもらしを見ている感じが主なものでしたが(可愛い子が一人一人おもらしを見せに来るだけの)、高校くらいから徐徐に嗜好が変わって来ました。
自分は女の子のおもらしに感じる男としては珍しいMタイプなのだろうか?
日常生活で周りの人もそういうし。異性にいじめられたいとはサラサラ思わないけど。まぁそんなことはどうでもいいかな。
>誘惑おもらしをシャーっとしちゃうとこ
この文読んだだけで勃ってきちゃう自分はなんなのでしょうか(笑)
まぁこんな僕だから、後始末やその後の展開を想像したい人は、三十路さんの言うように、読んでる人の妄想に任せます!その妄想で萌えてくれても最高です。

あと、福祉施設の体験話、ありがとうございます。
福祉関係の仕事とか素晴らしいですね。多分僕には出来ない仕事です。お疲れさまです。
なるほど、そうなのですか。自分の妄想の中でのおもらしの画像は(も?)、全て昔からの妄想に基づくものなので、実際とはかなりのズレがあると思いますが、ご了承ください。

あんまし関係ない話で恐縮ですが、僕は、この話の序盤を書くのがものすごく恥ずかしくて怖かったです。
何を隠そうおもらしの部分を除けば、康弘は一年前の自分そのものなのです。友達二人は実際はもっといいヤツですが。
自分の事をよく知っている人がもし見てたら・・・、と考えると、おもらし好きを知られてしまうようで、かなり恥ずかしいです(笑)
おもらししたい女の人が、知り合いに会う可能性の低い場所でも、なかなか行動に移せない気持ちがわかってきます。(全然違うかな?)

話でないスレ長々すいません。
さて、昨日小説を書いてる間にやる予定だったレポート、どうしよう・・・(笑)

726 名前:・・・ 投稿日:2004/07/20(火) 00:03
こんな長い文章だったんだ・・・。

727 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/07/20(火) 00:21
>726
40行までってことか?

728 名前:・・・ 投稿日:2004/07/20(火) 10:31
文章全体が長くなりすぎたということです。
どういでもいいか、とか書きながらも、書きたいことがありすぎたんで・・・

729 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/07/20(火) 14:28
>>727-728
だから「(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)」が出るのは40行以上超えた時なのか?と
>725の行数を数えてみただけだって。どうして分らないかな、そんなことが?

730 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/07/20(火) 17:23
>729
最後のセンテンスは余計じゃないか?

731 名前:三十路♀ 投稿日:2004/07/20(火) 21:58
…さん、省略されるほどの文章ありがとうございます。
おもうに、・・・さんは、愛する彼女とエッチを経験して、女性器への抵抗がなくなったら、
放尿プレイマニアに変化していくタイプなのでは無いかと思われます。
まだ少々しかコミュニケーションをとっていないので、決め付けていたらすいません。
今、パンツが漏れてくるのに萌えているのは、女性器から直接出るところは、
怖くてあんまりみたくないから・・・ではと思います。
以前に、ほかのことで興奮しないことを悩んでいらっしゃいましたが、
逆にそこを糸口に世界を広げていくのもいいかもです。

福祉施設は、トイレ介助とかいっぱいするのに、職員は、目を離せない人がいるせいで、
夕方までトイレにいけないんですよ。(当時は。今は改善されてるかも)
だから、朝から一滴も水を飲まないで仕事したり、とうとうガマンできなくて、
障害者の人と一緒にトイレで用をたしちゃったり・・・
事務室の職員にいえば持ち場を変わってもらえるけど、男性だったから恥ずかしくていえなくて・・・
本当に限界のときって、逆に人に知られたくないんですよ。
小さいとき限界のときに嫌がらせされたことがあって・・・
ほかの人も、夕方になると「漏れる漏れるー」って言いながら
トイレに飛び込んでました。
関係ない話でしたね。作品書くとこでした、ココ・・・
頑張って今度また書きますね。

732 名前:・・・ 投稿日:2004/07/20(火) 23:45
729さんすいません、雰囲気を読めていませんでした。

三十路♀さん、う〜んそうなのかなぁ?あんましそういう気はないようには感じるけど・・・。放尿画像とか女子トイレ盗撮とか見ても何も思わないし・・・。
それはやっぱり女性の性器を見るのが怖いからなのかな?ダイレクトに性器の見える画像は逆に顔を伏せてしまいますし。
でも、何にせよ今後次第ではもしかしたらそうなるかも知れないですね。
それでも今はやっぱりパンツの中にして、パンツを濡らすのを見たいです。
また暇があれば小説書きますが、今日とか部活で最悪だったんで、もう少し切り替えてからにします。

733 名前:なむ君 投稿日:2004/07/21(水) 00:37
・・・さん、小説うp、期待してるよ!

734 名前:・・・ 投稿日:2004/07/21(水) 15:09
ありがとうございます!もしよければ、是非感想もお願いしたいです。

735 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/22(木) 13:48
40行以上でも、省略されていない場合もあるぞ。

736 名前:第118夜 投稿日:2004/07/31(土) 01:17
あーおしっこしたいよぅ・・・・・・・・・
美緒は太股を摺り合わせながらつぶやいた。
美緒は今日、同じサークルのメンバーと一緒にこの海岸へ海水浴へ来ていた。
最も、美緒だけは泳げないことと、日焼けがイヤという理由で一人パラソルの下にいるのだが。

(どうしよう・・・トイレの場所分かんないし・・・でも結構もうヤバイ・・・恥ずかしいけど誰かに聞いて行って来よう)

意を決して美緒は立ち上がる。
黒いビキニとショートパンツという格好は、美緒のメリハリのあるボディラインを
際だたせる。それと同時に、体の細かい動きもすぐにばれてしまう。
その為、もうもじもじと足を動かすような事は出来ない


「あの・・・涼子先輩」

波打ち際にいた仲のいい先輩に声をかける

「なあに?あ、ひょっとして泳ぎたくなった??」
「いえ・・トイレどこかなって・・・」
「あ、ここ分かりにくいモンね、あの岩陰の裏にあるよー」
「あ、ありがとうございます」

お礼を言うと、美緒は何気ないフリを装ってトイレに歩き出した。
(あーでちゃう、でちゃう、でちゃう・・・)
砂に足を取られて思うように進めない。
それでも何とか、トイレらしき建物にたどり着いた。

(ハァハァ・・・・やっと・・オシッコ・・・できるぅ・・・)

中に入ろうとした瞬間

「あのーすいません、受付お願いできますか?」
後ろから声がした。
振りむくと、建物の入り口の横に小さな机と30くらいの女性が一人
「え・・・受付?」
「はい、当トイレをご利用いただくためには受付をして頂かなくてはならないんです。
もちろん、料金は頂きませんがお名前だけ教えて頂けますか?コチラの紙にお名前を記入
していただけたら個室の鍵をお渡しいたします」

737 名前:第118夜 投稿日:2004/07/31(土) 01:18
「あ・・ハイ」

少し妙だな、と感じたものの尿意もかなり切迫している。
言われるままに名前を書いて女性に渡す。
(オシッコ、オシッコ、オシッコ・・・・・・!!)
「それでは、378番の個室になります、番号は部屋のドアに書いてありますから」
渡された鍵を受け取ると、足早に建物のドアを開け、駆け込む美緒。

(えっ!!)
入った瞬間、美緒は足を止めた。
建物の中は、細い廊下が一直線に続いていた。そして、両側の壁にはびっしりとドアが
並んでいる。
(001・・002・・・・コレ全部トイレ!?)
しかし、驚いている暇はない

(あ!)
クロッチに感じるわずかな噴出
(だめぇぇぇぇぇ!!!)
思わず両手で股間を押さえ込む。
二十歳にもなって恥ずかしいポーズだが、幸い、周りには誰もいない
(とにかく・・・早く私の個室見つけないと・・・)
両手で股間を押さえたまま、よちよち歩きで前に進んでいく
(265・・・266・・・・まだ・・・・?まだ・・・・!?)

ジョッ・・・・ジョ・・・

「あっ!」
またしてもの噴出に思わず声をあげる
握りしめた股間はもうぐっしょりだ。

(早く・・・はやくぅ・・・・)

もう涙目で、お尻を振りながら、それでも前に進む

(378・・・・あ、あったぁ!!!!)
震える手で鍵を入れる

ジョッ・・・ジョジョッ・・・・

(あっあっあっ!!)

738 名前:第118夜 投稿日:2004/07/31(土) 01:19
またしても噴出、しかも今度は止まらない
(いやっどうしよう!!!誰か助けて!!)
焦るあまりがちゃがちゃとドアノブを回すがなかなか開かない
反対に、おしっこはもう太股を流れ始めている

ガチャッ

(あ・・・開いた!)

飛び込む美緒。しかし・・・

(なんで!?)

その中はトイレではなかった
ホテルの一室のような小さな部屋
ベットにテーブル、椅子が一つずつ

(嘘でしょ!?)

思わず番号を確かめるが番号はあっている
一応部屋を一回りするが、トイレも、美緒のおしっこを受け止める容器も何もない

そして、そうしている間にも美緒の握りしめた指の間から太股から絶えずオシッコが
ちょろちょろと流れ続けていた。

「もう・・やだよぅ・・・・・!」
股間を押さえ、ベットに腰掛ける

「・・・っ!?」

突然、強烈な尿意と、それ以上に強烈な眠気が美緒を襲った。
たまらずベッドに倒れ込む美緒

(何・・急に眠い・・・でも寝たらお漏らししちゃう・・・でも眠い・・
ああああオシッコ・・・オシッコ・・・ダ・・・・・・メ・・・)

遠のく意識のなかで、美緒ははっきりと股間が暖かくなる感覚と、シーツが
濡れていく感覚を感じた。

739 名前:第118夜 投稿日:2004/07/31(土) 01:19
・・・・お・・・・・・美緒・・・

誰かに呼ばれて美緒は目を覚ました

「ねー美緒!一緒に泳ごうよー★」

涼子先輩だ。
気が付けばあのパラソルの下

(夢・・・・?あっ!!)
思わずお尻の感触を確かめるが何もない
(よかった・・・)
そう思ったのもつかの間、強烈な尿意が美緒を襲った
「せ・・先輩!トイレってどっちですか?」
「あ、ここ分かりにくいモンね、あの岩陰の裏にあるよー」
「あ、ありがとうございます」

740 名前:第118夜 投稿日:2004/07/31(土) 01:20
終わり(続く?)

741 名前:三十路♀ 投稿日:2004/07/31(土) 01:24
濡れー

742 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/07/31(土) 01:25
>>736-740
どなたですか?

743 名前:・・・ 投稿日:2004/07/31(土) 12:20
最後の場面はおねしょかと思った。
萌えるし、おもしろいですね!

744 名前:なむ君 投稿日:2004/07/31(土) 12:38
>740
絶対に、続けていただきたいですぅ。。。
お願いしますぅ。。。

745 名前:118夜作者&pinky 投稿日:2004/07/31(土) 23:12
>741、743
早速の反響、有り難うございます!そう言って頂けるのが一番嬉しいかも
>742
今までロム専だった者なのですが、今回初めて作品を書いてみました
>744
最後の「終わり(続く?)」というのは話がループしている、という意味なんです・・・
つまり、美緒が目を覚まし、トイレの位置を先輩に聞いたときの先輩の返事が、
最初の先輩の台詞と全く同じなのは、終わりからまた始めに戻る、という事を
示唆したつもりなんですが・・・分かりにくくてすいません
ということで、このお話自体は一応コレで自分の中では完結です
申し訳ない・・・

746 名前:第118夜 (qknp56G2) 投稿日:2004/07/31(土) 23:14
スイマセン、トリップの付け方間違いました・・・

747 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/08/01(日) 00:14
あげ

748 名前:・・・ 投稿日:2004/08/02(月) 12:36
pinkyさん
また暇があったら書いて下さいね。

749 名前:第119夜 投稿日:2004/08/05(木) 03:40
女教師・理奈と仁美のトラウマ(スカートとジャージとチャリンコ)

ttp://jbbs.livedoor.com/bbs/read.cgi/sports/2469/1087303009/31
ttp://jbbs.livedoor.com/bbs/read.cgi/sports/2469/1087303009/34-38

by なむ君

750 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/08/05(木) 03:47
南無君って誰?

751 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/08/05(木) 04:01
>750
さあ?

752 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/08/05(木) 16:58
>750
同一人物だとしたら、OMO−NETの集会所という掲示板に名前の由来が書いてあった。
あそこだと匿名での投稿は削除対象になる場合があるから、それまで使っていた「名無君」のままだと匿名の「名無し君」と混同されて削除対象になるのを恐れての措置であるみたいな事が書かれていたと思います。
決して「南無君」ではないようです。
そんなこと最初っから判ってますよって怒られそうだけど、可愛そうなのでヘルプね。

753 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/08/07(土) 04:25
752 = 南無君w

754 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/08/07(土) 08:28
753=パンチラ(爆)

755 名前:名無くん、、、恥かしいよ。。。 投稿日:2004/08/08(日) 16:20
恵理子は中学三年生の女の子。夜恐いテレビを見て一人で眠れなくなり、高校二年生のお兄ちゃんと一緒に寝た。夜中の三時ごろ、恵理子は強い尿意で目を覚ました。しかし、恐くてトイレに行けない。ついに恵理子は我慢できずにおもらししてしまった。恵理子は泣いてしまったが、お兄ちゃんに慰められて泣きやんだ。その後お兄ちゃんと話していたが、お兄ちゃんと語り合うのは小学六年生のとき以来だったので、楽しさのあまり尿意を忘れてまたおもらししてしまった。二回のおもらしと語らいを通して兄妹愛も深まり、毎日一緒に寝るようになった。

756 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/08/08(日) 17:55
>755
で、現在大作書下ろし中か?

757 名前:名無君。。。しちゃった。。。 投稿日:2004/08/11(水) 14:42
http://www.kiken.jp/tokusatu/tokusatu/imgbox/img20040807084421.jpg

758 名前:第119夜 投稿日:2004/08/22(日) 22:59
「御館様!」
別々の方向からやってきた3人のくのいちがさっと御館様の前に跪く
「して、楓よ状況はどうであったか?」
御館様はゆっくりと集まったくのいちの一人に任務の成果を問う
「ど、どう・・・と申されましても・・・」
跪いたまま全身を震わせながら楓は答える
「おぬしは一日屋根裏に潜みながら何も掴まなかったと申すのか?」
「と、特に変わった問屋でも有りませぬ、じゅ、重要な・・情報は有るようには・・・ああっ」
報告の途中で突然うずくまる
「どうした? よく見ると3人とも顔色がすぐれぬようじゃが?」
「お、御館様。か、厠に行きとうございます・・・」
「そうであったか、しかし一日屋敷に潜んでいた位で情けない、何も掴んでこぬことといいおぬし等修行が足りぬぞ」
「お言葉・ですが・・御館・・様、我等3人、昨日は・・・しょ、小用絶ちの修行中の身だったゆえ・・・」
楓が昨日屋敷に忍び込んだ時点で尿意を感じていた事を告白する
小水絶ちの修行とは、忍びたる者いつ用を足せない状況になるか分からない。
敵の真っ只中の屋根裏や茂みに隠れている最中に厠に行きたくなっては一大事、もし敵方に鼻の利く忍犬でも居ればおしっこをした途端、匂いでたちどころに見つかってしまう。
そんなことにならぬよう日頃から用を足すことを我慢する小用断ちの修行を行っているのだ。
つまり、彼女達はもう丸二日の間もおしっこをしていないのだ、いかに日頃から鍛錬を積み人並み外れた身体能力を持つくのいち達であろうとももう限界であろう
「なるほど、しかし屋敷で何もできなかったことの言い訳にはならん、紅葉よ、そちはどうじゃ」
御館様は2人目のくのいちに問う
「も・・申し訳ございません・・・ああっ・・・店の主人を一日天井裏から監視していましたが・・・何も・・」
紅葉は途中、尿意で途切れそうになりながらも何とか報告を終える
「なんじゃ、お前達情けないぞ」
「お、お待ちください・・・御館様」
今まで黙っていた牡丹が口を開く
「あ、あの問屋は・・・抜け荷の品を裏で捌いておりまする」
「ほう、しかしなぜ気が付いた」
「はっ、ここに証拠の帳面が・・・」
一冊の帳簿を渡す牡丹、その手は震えている牡丹も他の2人同様おしっこがしたくて堪らないのだ
「でかした!」
御館様はパンと膝を叩き立ち上がった
「確かに抜け荷の帳簿じゃ、これを見破るとはあっぱれ。褒美じゃ、牡丹よ今すぐに厠に行って参れ」
そういって御館様は豪快な笑顔を見せた
「あ、有り難き幸せ!」
そう答えるや否や、牡丹は一直線に厠へと向かう、残された楓と紅葉は跪いたまま全身を震わせる
「さて、おぬし達じゃが2人とも修行不足は明白、さて、どうしたものか、、、」
2人の胸中に不安がよぎる
「そう言えばおぬし等小用断ちの修行中であったそうだな、ちょうどよい、2人とも明日の夜明けまで用を足してはならん、よいな」
「し、しかし、お、御館様、も、もう・・・ が、が、我慢でき・・ ませぬ・・・」
楓が悲鳴をあげる
「ならぬ、そよような泣き言を言うのは修行が足りぬせいじゃ、しっかりと修行せよ」
御館様に一喝されてはもう何も言えない、2人は黙って夜明けを待つしかなかった

759 名前:第119夜 投稿日:2004/08/22(日) 23:10
夜風の吹きぬける林の中、2人のくのいちが尿意に耐えながら立っている
今にも噴き出してしまいそうなおしっこを、太ももを閉じ合わせ必死に食い止めながらひたすら夜明けを待つ
忍び装束から大きく露出した太ももを夜風が容赦なく冷やし、ますます尿意がこみ上げてくる
二日間以上もおしっこを我慢し続けている2人は、もう膀胱はパンパンに膨らみ膝はガクガク震え土気色の顔に冷や汗をびっしょりとかいている。
「お・・御館様、お許しください・・」
紅葉が厠へ行く許しを求める
「ならん、夜明けまで辛抱して見せよ」
御館様は厳しい
「ああ・・・そ、そんな・・・」
今はまだ牛の刻、夜明けまではまだはるかに遠い
「あっ、あっ、ああぁ〜〜」
ついに楓は2日間の我慢の末、ついにちびり始めた
「あ、ああ、も、もう・・」
つられるように紅葉も厠に行く許可がもらえないまま、御館様の前で静かに尿を洩らした
「情けない、おぬし等修行が足りんぞ」
「も、申し訳ありませぬ」
御館様の前で失態を演じてしまった2人のくのいち、2人には明日からさらに過酷な修行が待ち受けているだろう

一方、厠へ行く許可の貰えた牡丹は
「ちょ、ちょっと、どうして空かないのよぉ・・・」
厠の前で足踏みを続けていた、厠の扉は頑丈な鍵が掛けられ彼女は震える手で針金を持ち、南京錠を開けようと四苦八苦
「ああ・・ うっ・・・ も、もう・・・ 漏れちゃう・・・」
忍びはいかなるときも修行を欠かしてはならない、厠に行く時も鍵開けの修行を強要されるのだ
前屈みになりながら必死で太ももをこすり合わせながら鍵を開けようとする牡丹、しかし尿意は容赦無く迫って来る
「ああ、あああ、ああああ〜」
ぷしゃ〜〜
溢れだしたおしっこが忍び装束から噴き出す
二日分のおしっこは容易に止まる事は無く、とめどなく牡丹の太ももを伝い足元へと降り注いだ


以上、萌えるフレーズを一心不乱に書き込むスレからフレーズを自分なりに繋げて話にしてみた

760 名前:名無くん、、、恥ずかしい、、、でもいいよ。。。 投稿日:2004/08/23(月) 23:24
良い感じになるんだな。くのいち萌え。

761 名前:名無くん、、、恥ずかしい、、、でもいいよ。。。 投稿日:2004/08/23(月) 23:51
忍び装束ってどういうの?

762 名前:名無くん、、、恥ずかしい、、、でもいいよ。。。 投稿日:2004/08/24(火) 00:04
>>761
ttp://images.google.co.jp/images?q=綽���活�����&hl=ja&lr=&ie=UTF-8&c2coff=1&sa=N&tab=wi

763 名前:名無くん、、、恥ずかしい、、、でもいいよ。。。 投稿日:2004/08/24(火) 00:05
化けちゃった…
「忍び装束」でぐぐれ

764 名前:名無くん、、、恥ずかしい、、、でもいいよ。。。 投稿日:2004/08/24(火) 00:12
いろんなのがあるんだけど。

どれかな?

特に下半身。

少なくとも文面から太ももは露出してるんだよね?

765 名前:119夜の作者 投稿日:2004/08/24(火) 02:06
忍び装束は深く考えてなかったw
水戸黄門のお銀さんのタイツの部分が生足バージンみたいなものと思ってくだせぇ

766 名前:マミー 投稿日:2004/08/26(木) 21:14
>>119さん
久々に来てみれば古い時代設定の話。
こういうの結構好き。

いつのまに読んでない話がいっぱいあるんで
徐々に読み返していこうかなと。。。

オモラシ系の小説読んでいくうちに
だんだん免疫が出来てきたのがつらいっす。

作者様方、これからも楽しくて、萌え燃えな話期待してます。

767 名前:名無くん、、、恥ずかしい、、、でもいいよ。。。 投稿日:2004/09/13(月) 01:57
kitaiage

768 名前:・・・ 投稿日:2004/09/13(月) 02:02
童さんにチャットで書いてみては?といわれた、
「女に生まれ変わっておもらしする」小説
半分投下します。
とは言っても今までのこだわりはそのまんまです。
おとといはこの話の途中まで妄想してオナニーしました。
続きはいつになるかわかんないし、書けないかもしれない。でも、読んでくださったら幸いです
一応、新しい感じではあるのでこちらに投稿します。

769 名前:120夜 投稿日:2004/09/13(月) 02:03
目覚ましがなり、何にもないいつも通りの朝があけ、これまたいつものように靖は顔を洗いに行った。
しかし―。鏡に映った姿に、靖は目を疑った。
何とそこには、茶髪がかったの長い髪の毛をして、大きな目をした清廉な少女が立っていたのだ。
「は・・・、はへぇ・・?」
靖は目をこすった。どうやら夢ではなさそうだ。
「ど、どうなってるんだ・・、俺は疲れでおかしくなるようなことは、何もやっていないし・・・。」
そう思い、靖はおそるおそる股間を触ってみた。案の定、ついてるはずのものがなかった。
「やっべぇ、オレ女になっちゃたよ」
それでも信じることができない靖は、そのことを確かめるべく、ある方法を思いついた。
「そうだ、トイレに行けばいいんだ。」
洗面所を出て、トイレのドアに手をかけたとき、起きてきた母親の声がした。
「あら、加奈どうしたの?たまには行ってみたくなったの?そんなことしたらお兄ちゃん泣くよ。」
靖はそう言われ言葉が出なかった。
もう何回も書いているが、この世界は女の子はおもらしをするのが当たり前である。
靖、いや加奈の股間を見て母親は言う。
「今日はおねしょもしてないんだ。まぁたまには出来ない日もあるさ。お兄ちゃんにいっぱい見せてあげな。」
そういうと、母は台所へ消えていった。
(な、なんだ・・・、これって、俺が女になったっていうより、元々俺が女だったみたいじゃないか・・・。どうなってるんだ、、、一体)
靖は困惑していた。そういえば、さっきまだ朝起きてからトイレに行っていない。少しおしっこに行きたい。
(やっべぇ、いつもの生活と逆パターンになっちゃったよ・・・。どうしよう・・・。女の子なら、ここで漏らすべきだよなぁ。もうこうなったら、、、やけくそだ)
靖はこの状況をいいように解釈しようとつとめた。
(よし、こうなれば今日一日おもらしライフを満喫するぞ!!)

770 名前:120夜 投稿日:2004/09/13(月) 02:03
そうこうするうちに兄の敦之が起きてきた。
「あ、お兄ちゃん、おはよう。」
靖、いやもうここからは状況に応じて加奈と使い分けて書こう。加奈のしゃべり方は自然に女の子っぽくなっていた。
(意識しないでも、こんなしゃべり方になるんだ・・・。よ〜し兄貴をたっぷり誘惑しちゃうぞ〜)
靖は兄によくイジメられていた。といっても兄弟間の悪ふざけのようなものだ。そして好きなおもらしも度々話していたので、好みはよく知っていた。そんな兄の上に立つような感じでちょっとイイ気になりながら、兄貴にもいい思いをさせてやろうという考えだ。
「おはよう加奈。あれっ、今日は、、、」
視線を落として、加奈の濡れていない股間を見ながら敦之は言った。
敦之の日課は、加奈のビショビショに濡れたおねしょパジャマとパンツを片手に、彼女の世界地図を見ながら朝一の射精をすることだった。
「おねしょ出来なくてごめんね。でも、今日は朝から加奈の一晩分のおもらし見せてあげるから、よ〜く見ててね。」
加奈は可愛く可愛く言い、もう漏れそう、という感じで股間に手を当てながら、
「ついてきて」
というと、自分の部屋に案内した。敦之は満面の笑みでうなずくと、あそこを最高潮に勃起させて、可愛い妹についていった。
(確か兄貴昔、布団の上のおもらしが見たいって、言ってたよなぁ。寝転んで上半身だけ起こしてのやつにしようか、それとも立ってしようか・・・。にしても、女の子ってこんなに我慢できないんだ・・・。もう漏れちゃう。ってかおもらしするのとか始めてだなぁ。服を着たままおしっこを出すのか・・・。ドキドキしちゃう。)

771 名前:120夜 投稿日:2004/09/13(月) 02:04
加奈は部屋のドアを開け、部屋に入ったそのときだった。
「キャ、漏れちゃう。」
必死で股間を押さえたが、おしっこはついに漏れ出してしまった。
電気をつけた敦之は、急いで前方に回りこんだ。加奈の抑えた股間から、おしっこがちょろちょろと、手やパジャマの外側をつたって外へ漏れ出していた。内側が濡れていく筋もしっかり見えて、やがて両側の裾からおしっこが流れだして、二箇所に水溜りが出来ていった。
(オレ、、、いや、私パンツの中でおしっこしてるよ。へぇ、おもらしってこんな気分なんだ・・・。)
「可愛い・・・、可愛いよぉ。」しばらくそう感じていた加奈だが、兄の言葉でハッとした。
「ゴメンねお兄ちゃん。本当は、布団の上でやろうと思ったけど、我慢できなかったの。でも、その分加奈、いっぱい出すからね。」
「あぁ、加奈、加奈ァ。」
敦之は決壊寸前だった.
そんな兄に、妹は優しく「シャ〜」と言うと、パジャマズボンの前側を片手で下に下ろし、パンツを見せた。加奈も確認した、純白のパンツだった。
「うわ〜、加奈〜、もう俺耐えられないよぉ。」
そういうと、敦之はついに決壊してしまった。それでも敦之はなおも加奈のおもらしを観察し続け、おもらしパンツを触り、加奈がおもらしを終えると、兄の方も二回目の射精に向け意識がなくなっていた。
「お兄ちゃん♪」
そんな時に加奈ウインクしながら言ったので、ついに敦之はそのおもらし姿に負けてしまった。

772 名前:120夜 投稿日:2004/09/13(月) 02:04
「あ〜、加奈。ありがとう。君見たいな妹がいて、俺は本当に幸せ者だよ。」
そういうと、敦之はさらに、
「あ、それから・・・、いいかな?」
「もちろんよ。また食事のとき、大量のおもらし、見せてあげるから、今出し過ぎないようにね。」
そういうと、加奈はパジャマとおもらしパンツを脱いで、敦之に渡した。敦之はトイレへかけこんだ。
(そりゃそうなるわな。だって鏡で見たこの姿、メチャメチャ可愛いんだもん。オレだったら、もう五秒で行ってたかも。兄貴ィ、幸せものだぞ。でも、まだまだ幸せ用意しとくから!男の子の欲求は、よくわかるのさ。でも、こうやって自分の姿に喜んでくれて、興奮してくれて、オナニーされてるのって、何だかとっても嬉しい。女性ホルモンが出てきて、考えもちょっと女性っぽくなってきたのかな?)
そうこう考えてながら、加奈は制服に着替えた。
パンツは白に赤の水玉のをはいた。兄の好きな柄のパンツだからだ。髪は二つにくくった。
スカートは、さらに短く折って、食卓へ向かった。
楽しく食事を済まし、歯を磨くと、おもらし様の水筒を、わざと兄に見えるようでっかくパンチラしながらカバンに詰め込んだ。完全に座るのでなく、しゃがむ感じでだ。
まだ食卓で座っていた兄はそのパンツを必死になって覗いた。この世界はもう親が見ようが見まいがお構いなしだ。
そして、加奈は急に手をとめ、しゃがみパンチラしたまま膝にひじをつき、少し笑いながら敦之の方を見た。首をかしげたりして、可愛いポーズをとりながら、ペットボトルの水を飲んだ。敦之の股間は、再び最高潮に達していた。
(兄貴、すごい勃起してるじゃん。ウチの兄貴もかわいいとこあるじゃん。てか、この気持ちたまらない。こんなに嬉しいものなんだ。よし、ちょうど今限界だし、、、可愛いこのポーズで、おもらししちゃおう。)
そう思うと、加奈はおしっこを漏らしながら
「お兄ちゃん、おしっこ漏れちゃった・・・。」
と言った。

773 名前:120夜 投稿日:2004/09/13(月) 02:05
敦之はダッシュで飛んできた。妹のしゃがんだ股間からは、三筋ほどのおもらししたおしっこの筋がパンツの下から床へ落ち、水溜りを作り始めた。そして漏れたおしっこがパンツへ当たる部分もしっかりわかり、そこから濡れていくのが徐々に広がっていく。パンツは次第に黄色く濡れていき、内側や外側が濡れて染み出してつたってなど、もう大洪水の状態で、あちこちから外に漏れ出していた。もちろん、横漏れして足からつたっている筋もあった。
(あぁ・・・俺も見る側に回ってオナニーしたい。こんなおもらし、4、5回は射精しちゃうよ。でも、こうやって今は兄貴を喜ばしてあげよう。女の子になってみると、おもらしに対する感覚が、変わってくるなぁ。見るほうから見せるほうへ。でも私は男の気持ちがわかるんだし、見せるだけじゃなくて、魅せるんだ・・・。)
「お兄ちゃん(目をみつめて笑う)、おしっこ、シャ〜」
限界の敦之は彼女のパンツや足などを触りまくり、とうとう我慢できなくなりおもらし中の妹に抱きついた。加奈は横になった。
「ひゃ!」
一瞬加奈はびっくりしたが、その後も冷静におしっこを漏らし続けた。
普通の女の子なら、ドキドキでおもらしが早くなりすぎて、一瞬でもらし終えてしまう場面かもしれない。
「加奈ァ、好きだ、大好きだ〜」
そういいながら敦之は、そのままではおもらしパンツが見れないので、加奈の上に、逆になって乗り、顔をおもらしパンツに思いっきり近づけた。そして、内をつたって濡れていく下のほう、そこから水溜りを作る筋を見て、お尻の方へとつたっていき、ビショビショになっていく様子も見た。前の方がわずかながらに濡れていく様も、少しではあるが股間から出て突き抜けて外側をつたう魅力的な黄色いおしっこの筋を見て、それらが作る水溜りに狂喜乱舞した。そして、妹のパンツをなでまわした。
「お兄ちゃん、加奈とっても嬉しいよ。」
もう本物の女の子になりきっている加奈は本心からそういうと、下から兄に抱きついた。少しおもらしが強くなった。
「加奈〜加〜奈〜、なんでそんなに可愛いんだ!!なんでだ!うわーうあーー可愛い、かわいい〜〜」
敦之はもう意識などとうに失っていた。

774 名前:120夜 投稿日:2004/09/13(月) 02:06
加奈がおもらしを終えると、敦之はそこから起き上がり、座った。加奈も、半分体を起こした。見詰め合って笑った。
敦之はグッショリ濡れた制服の背中を見た。
「加〜奈ちゃん」
というと敦之は再び加奈に、今度は優しく座ったまま抱きつき、背中の濡れ具合と後ろに作った水溜りを見ながらこのおもらしで三回目となるオナニーを、妹の体にこすりつけて行った。
(お兄ちゃん、喜びすぎだよぉ。でも、その気持ち、わかる。痛いほどよくわかる。男は四六時中、可愛い子のおもらしで頭がいっぱいなんだよぉ。朝からこんなに絶品のが見られるなんて、何てこの人は運がいいんだ。オナニーでも、何でもさせてあげるよ。どんどんジャージャー漏らすから。)
射精を終えると、二人はまた見詰め合って笑った。
加奈は再び水を飲んだ。そろそろ学校へ行く時間だ。
「今日のはすごいよかったよ。いつもいいけど、本当に今までで一番だったよ。そうだ、今日は一緒に学校行かない?」
敦之が言った。いつもは、敦之の方が出発時間が遅いのだ。
「うん、行こう!そのために、しっかり飲んどかなくっちゃ。」
加奈はしっかり水をとった。
その姿を見てまた敦之は勃起してきた。それを見て、加奈は噴出しそうになった。
(兄貴、妄想しちゃうんでしょ。わかるよその気持ち。今日は私が、その妄想通りにことを進めてあげるから。)
敦之は妹と行くから一緒にいけないと友達に伝えて、二人は玄関へと向かった。
廊下で我慢できなくなった敦之は、先を行く妹の加奈のスカートの下から覗きこんで、おもらしパンツを覗き込んだ。
「お兄ちゃん、見たいんなら、めくっていいよ。」
全て行動をお見通しとばかりに加奈は言った。
「あ・・・ありがとう、加奈」
そういうと敦之はしっかり捲り、触った。おもらしでしっかり濡れている。場所によっては黄色くなっている。

775 名前:120夜 投稿日:2004/09/13(月) 02:06
そして、外へ出て、さすがに敦之はスカートから手を離した。ここはマンションとはいえ、一応外である。
しかし加奈の頭は今、兄を誘惑することでいっぱいである。
「あれ、もう見たくないの?捲り続けてくれていいのに・・・。」
「え・・・、本当に?」
「うん、だって、加奈のパンツ、ずっと見続けたいでしょ?」
そういうと兄はまた加奈に抱きつき、
「ありがとう、それじゃ、遠慮なくいかせてもらうよ。」
と後ろからスカート捲った。ものすごい量のおもらしをしたあとの、白地に赤の水玉のパンツが丸出し。兄だけでなく、街角の人みんなへの大サービスである。
通っていく人が、皆加奈の方を振り返って、瞬く間に股間を大きくして行く。中には立ち止まって射精をし始めるものいた。加奈はそれがとても嬉しかった。
(これだけ濡れてたら、みんな妄想しちゃうんだろうな。このパンチラ画像で一回、どんなおもらし妄想したかで一回、、、いや、そんなものじゃ収まらないだろうな。これだけ可愛かったら。自分なら・・・5回はしたかも・・・。)
そう思いながら加奈は時々
「お兄ちゃん」
とか言いながら後ろを振り向く。そして、パンツだけでなく、しっかりと顔も見せる。
この辺も、気持ちがわかっているからこそ、なせる技だ。
ふと、加奈が止まった。

776 名前:120夜 投稿日:2004/09/13(月) 02:07
(あ、限界・・・)
そう思うと、もうおしっこがそこまで来ていた。
(ヤバイ、漏れちゃう・・・。)
そして股間をちょっと握った。もうその時には兄も察知していて、既に前へ回り込んでいた。
加奈は笑顔で兄を見つめながら
「出ちゃった。」
というと、股間に手を押さえたまま、おもらしを開始した。黄色い筋が、手からつたりだし、スカートの下からも、ダイレクトに、あるいは足をつたって漏れ出し、下に水溜りを作っていった。しばらくすると、加奈は足をちょっと開けたまま、、スカートをめくった。
丸見えの、白地に赤の水玉パンツが、どんどん濡れていく。
「あのおもらししてるめっちゃ可愛い子新橋の妹じゃん!」
「可愛い〜、てか新橋羨ましすぎじゃんか!」
まわりから敦之の知り合いの男も集まってきた。

777 名前:120夜 投稿日:2004/09/13(月) 02:07
「あ、みんな・・・」
「お兄ちゃんのお友達?あの〜、よかったら私のおもらし見ていきませんか?」
少し動揺し気味だった敦之を尻目に、加奈は全てを丸く包みこみ、男の子たちに最上級のおもらしをしっかり見せた。
(やっぱし声かけてあげなきゃ、知らない人のおもらし見に行くの、失礼な気がするからなぁ・・・。でも、見たくないわけないもんね)
一団は、その場でしっかりオナニーをした。
そのおもらしパンツは、加奈がその場で脱ぎ、サービスとして友達の一人に渡した。
「今日はちゃんとみんなで見てくださいよ。また欲しくなったら、いつでもウチに来てください。待ってますよ。」
男の心情を知り尽くした加奈の言葉だった。
加奈が新しい、白と桃色の縦横に縞模様が入った(チェックの模様?)パンツにはきかえると、一団で学校へと歩き始めた。
さすがに捲りっぱなしではなかったが、スカートも代わる代わるの男がめくっていった。中でも敦之が一番めくっていた。おもらしパンツを手にしたものは、もう声も出さずに観察し続けていた。
(これだけ可愛いかったら、おもらしなしでもパンツも見たいわね。)
そう思いながら加奈は、また水を飲んだ。
「加奈ちゃん僕の水あげるよ。これ飲んでどんどんおもらししてね。」
男が女の子に上げる時があるかも、といつも持ち歩いてる水を、みんな差し出した。

778 名前:・・・ 投稿日:2004/09/13(月) 02:10
とりあえず眠いので終わりにします。
続きはいつになるかわかりません。
あまり好評でなければ、続きは書かないです。
誰か続き書いてきれてもかまいません。
僕の世界に入るのはなかなか難しいけど・・・。
いつも熱が入っちゃいます。長すぎてすいません。

779 名前:名無くん、、、恥ずかしい、、、でもいいよ。。。 投稿日:2004/09/13(月) 11:56
kitaidouride thank you age

780 名前:名無くん、、、恥ずかしい、、、でもいいよ。。。 投稿日:2004/09/13(月) 12:22
素晴らしいですね、120夜。これくらいのボリュームは当然ですから。
ただ、加奈という名前が微妙。どうしてもあのパワフルの顔が浮かんで離れなくて往生しちまった(笑)

781 名前:・・・ 投稿日:2004/09/13(月) 14:57
>779さん
767でわざわざ期待あげして下さったのですね。
お言葉本当にありがとうございます。
期待通りと言って頂いて光栄です。

>780さん
素晴らしいとか、本当にありがとうございます。
パワフルな人(笑)
確かにあの選手に萌えはしないけど、今後頑張って欲しいです。
ガンバレ(全くおもらしに関係ない・・・。)
ともあれ、微妙な名前で申し訳なかったです。

続きはなかなか書けないかも知れないです。申し訳ないです。
何回も書いたけど、一人でも多くの人に僕の感じる性癖に感じて、萌えたりとかイったりとかして欲しいです。
この作品に限らず、出て来る男の人を自分と置き換えたりして、「○○ちゃ〜ん」とか言いながら感じてもらえたら、わかってもらえたみたいで嬉しいです・・・
まぁ、そこまでしてくれる人はいないかな。
変わり者の自分の作品読んでくれただけでも光栄です。

782 名前:みそじ 投稿日:2004/09/14(火) 21:18
面白かったですよー。可愛い表情をして見せるところなど、してやられました。
女の計算が見破られているような感じです(笑)。
私も何か書こうかなぁ(負けず嫌い)。

783 名前:みそじ 投稿日:2004/09/14(火) 23:21
えー、出来ました。えっと、「トイレ」となかなか言えない女の子のお話です。
121夜。

784 名前:121夜 投稿日:2004/09/14(火) 23:23
「シュリ」

「アタシ、おしっこいってくるー」
そう言い出したのは、アカリの友達の高校1年生、本条律子だった。
今日は、律子のお兄さんと、お兄さんの友達の洋介と、律子と4人で一泊旅行だ。
運転は律子の兄、和夫がしていたが、免許取立てでなんども車線をのり間違え、そろそろ夕方だと言うのに、まだ道なき道をさまよっている。
「大体ここどこなのよ〜、山道じゃないのー」律子はぶーぶーいいながら、車を横に止めてもらって、草むらに駆け込んでいく。
アカリも本当はすごくトイレを我慢していたのだが、律子みたいに明るく言い出すことが出来なかった。
律子は何であんなにあっけらかんとおしっこなんて言えるんだろう。
律子の兄が椅子をばたんと倒しながら言った。
「なぁ、アレどう思うよ、女として」
友達はそれには応えず、こう言った。
「ただいま山道での露出プレイ中なんだよな〜、いやすまん、ついな」
・・・ほら、こんな風に思われちゃうのに・・・律子は馬鹿だ。

785 名前:121夜 投稿日:2004/09/14(火) 23:24
「さて俺たちも、ちょっと連れションしてくるか・・・アカリちゃんはいいの?」
アカリは「はい、平気です、待ってます」と答えた。
2人が草むらに向かった瞬間、アカリは車から飛び出して裏に走りこみ、スカートをまくりパンツを下ろしながらながらしゃがみこんだ。
そのとき、カツカツと足音がして、「律子だ!」と思ったアカリはでかかったおしっこを引っ込めた。
律子は後ろに隠れているアカリに気がつかず、そのまま車に乗り込んだ。誰もいないことが不思議らしく、車内できょろきょろしているのが後ろから見える。
律子にばれないように、音を殺して、そーっとそーっと・・・・
しゅ・・・だ、だめだ、音が大きい・・・
アカリが悪戦苦闘している間に男たちが帰ってきた。
「すまんすまん俺たちもしょんべんしてきた」と二人が戻ってきた。
「あれ?アカリちゃんは?」
アカリはしゃがんだときと同じくらいのスピードでパンツをはきなおし、立ち上がった。
出かかっていたおしっこがパンツを濡らすのを感じる。
「いえ、ちょっとヒマだったので星を見ていました」
「そう?車に酔ってない?大丈夫?」「はい、大丈夫です」
しかし、律子の兄の友達、洋介には「ああ、アカリちゃんおしっこしていたんだな」と気づかれていた。しかし、洋介も本当は分かっていなかった。アカリがたった小サジ一杯くらいのおしっこしか出していないことは・・・。

786 名前:121夜 投稿日:2004/09/14(火) 23:25
車が発車し、ちょっと和やかなムードで会話が始まる。
「いやー、しかし、律子ちゃんの放尿姿、ついつい想像しちゃったよー」
「やだー、何言ってるんですか」
「やっぱり、本条って苗字なだけに、ジョーなんて音がしたりしてー」
「それ言ったら、アカリなんて、朱色のシュに、理化のリで、シュリって読めるんですけど、アカリのおしっこの音って本当にしゅりしゅりーって音がするんですよ」
「あははは、うそつけこのー」兄が突っ込む。
「いや、ほんとだってば、中学のとき、音消しを忘れたアカリのトイレから、
 シュリシュリシュリーって音がしてきて、みんな笑っちゃって、しばらくシュリちゃんって言われてからかわれてたんだからー」
「え、そうなの?しゅりちゃん?」
本当だった。律子は明るく話しているが、アカリにとってそれはものすごくトラウマになっているのだった。アカリは生まれつき尿道が狭いのか、どんなにそーっとおしっこをしても、「しゅるしゅる」「しゅりしゅり」「しゅわしゅわ」など、なんともジューシィな音がしてしまうのである。ましてたくさん我慢したあとのおしっこなど、女子トイレを通り越して廊下にまで聞こえそうな尿道とおしっこの摩擦音が響いてしまう。音姫ではとても足りず、かならず流水で音を消しているのだ。

787 名前:・・・ 投稿日:2004/09/14(火) 23:25
ありがとうございます!
見破ってましたか、女性経験はないんですがね、騙されたことも・・・(それだけ俺はとるに足らない男だから?笑)

もし暇があったら書いてみたらいいんじゃないですか?
僕の場合熱が入りすぎちゃって時間かかりすぎちゃう場合があるんで、爆発しちゃいたい場合は暇な時がいいと思いますよ!
もし書かれたら、暇があったらだけど、読みたいです。
偉そうな言い方に聞こえたら申し訳ないけど、僕の場合、自分の性癖を精一杯出そうとするのなら、実際の妄想を書いたらいいと思います。
実際に妄想して、もう意識がなくなるくらい興奮してしまった時の妄想を話にしたら、いいかなぁ、と思います。
偉そうに、暗い人間のような気持ち悪い話すいませんでした。

788 名前:・・・ 投稿日:2004/09/14(火) 23:26
あれ、邪魔してすいません!

789 名前:121夜 投稿日:2004/09/14(火) 23:26
「それはぜひ聞きたいなぁー、かわいいじゃん、しゅりしゅりなんて、小さい子みたいだよ」
「いやー聞いてみたいねえ」
男2人は冗談交じりにそんなことを言っている。
「じゃぁ、今度アカリがトイレ行くときアタシが聞いてきてあげるー」
・・・冗談じゃない。たとえ女同士で友達の律子だって、あんな恥ずかしい音、もう、
二度と誰にも聞かれたくない。
でも、おしっこしたい・・・・。
はやく、はやく宿に着かないかなぁ・・・そうしたら、音消しのできるトイレがついている。律子についてこられたって平気だ。
しかし、そんなアカリの願いとは裏腹に、一向に車は宿に着かない。
「アカリちゃんトイレ大丈夫?」ちょっと期待のまじった声で、和夫が尋ねる。
「はい、大丈夫です」トイレに行きたいことを感づかれて、行くことになっては、律子に音を聞かれてしまう。
本当は足を組むだけではとても足りず、手か、かかとでぎゅっと押さえていたいのだけれど、そんなことをしたらばれてしまう。
後部座席はシートベルトをしてなくても怒られないからよかった・・・
しかし、車の揺れはその分ダイレクトに響き、膀胱を刺激する。

790 名前:121夜 投稿日:2004/09/14(火) 23:28
や、やめて、でちゃう、でちゃう・・・・
アカリは心持ちお尻を浮かせぎみにして、衝撃に耐えることにした。
「なんかまたトイレ行きたくなっちゃったー」律子が言った。
「おい、またかよ、おまえジュース飲み過ぎだよ」兄が文句を言う。
「いいの、こんどアカリと連れションするもん、いくよねアカリ」
「う、ううん、まだ、大丈夫だよ」
「そうだよねー、実はさっき、おしっこしたんだもんね」
洋介が言う。
「え?そうなの?いつー?」
「車の後ろにしゃがんでたもんね、アカリちゃん気がついてなかったかもしれないけど、
 スカートのすそがちょっとまくれてたよ」
・・・!!恥ずかしい・・・・誰にもばれてないと思ってたのに・・・
「じゃぁ、いいのかぁー、ちぇー、1人かぁー」律子が車のドアを開ける。
「あ、やっぱり、私も付き合うよ〜、トイレ、そんなに溜まってないけど」
「さっきトイレ済ませた」と思われてしまった以上、
ここでついていかなかったら、トイレのチャンスがなくなってしまうかもしれない。
恥ずかしいけれど、洋介にあんなことを暴露されてしまった以上、ここは生理的切望の方を優先させるべきだ。

791 名前:121夜 投稿日:2004/09/14(火) 23:29
律子は先に立って草むらを行き、さっとしゃがんでトイレを済ませた様子だ。
律子は何であんなにおしっこの音がしないんだろう。草がかさかさ言う音しか聞こえなかった。
「はい、ティッシュ、人がこないように近くにいてあげるね」
嘘に決まってる、絶対、おしっこの音を聞いて、あとで2人に笑い話をするんだ・・・
「いいってば、だいじょうぶ、戻ってて〜〜っ」
しゃがんでしまったとたん、もうそこまでおしっこが出てきてしまっている。
「いいからいいから、ほら早くしないとうんちだと思われるよー」
しかたなく、アカリはそーっとそーっとおしっこを出そうとした。
しゅるしゅる・・・しゅわーーーー
そのとき、そっぽを向いていた律子の横顔が、クスっと笑ったように見えた。
・・・・・!!泣きそうになった。
あ、そうだ・・・私、さっきおしっこ済ませたと思われてるんだ!
アカリは慌てておしっこをとめようとした。
まだ出たいまだ出たいと、尿道をあばれるおしっこを必死で止める。

792 名前:121夜 投稿日:2004/09/14(火) 23:29
「アカリったら、さっきトイレ済ませたばかりなのに、しゅりしゅりーって
ものすごい音で延々とおしっこするんだよ」なんて言われたら、たまったものではない。
大丈夫、大丈夫、3分の1は出せた、後は宿まで持つはず、
自分に言い聞かせながらティッシュで押さえるようにして拭き、パンツをはく。
殺人的な尿意と戦いながら車に戻るうちに少しだけ尿意が落ち着いてきた。
ああ、でも、まだしたいよう・・・
宿はそれから15分くらいして見つかった。
「けっこう近くをさまよってたんだね〜、この辺田舎だから道が複雑なのかも〜」
アカリは荷物を女将さんに預けるやいなや、目はトイレを探していた。
「なにこれ、厠、だってさー、ふるくさーい」
なんと、旧式の汲み取り便所だった。
こんなトイレ、東京にあったら博物館行きだ。
「律子、ごめん、ちょっとトイレ」アカリは律子にそう告げると女子トイレに入った。
さっき3分の1出したものの、なんだかそれで勢いがついてしまって、
トイレを見た瞬間にパンツにオシッコが染み出してきてしまっていたのだ。
律子は、アカリが履きなれないトイレの下駄履きにフラフラしている間に、
ダダダダーッとろうかを走り、
「お兄ちゃんお兄ちゃんアカリのおしっこの音聞けるかもよ!」と手を引っ張って和夫をトイレに連れてきた。
女子トイレに強引に兄を連れ込む。
「ほんとなんだから、シュリっていうんだから」ヒソヒソと会話をしている。
その一部始終が、アカリの個室に全部聞こえていた。
つまりそのくらい、防音ができていないのである。
律子の馬鹿!

793 名前:121夜 投稿日:2004/09/14(火) 23:31
もう、抗議しにトイレを出て行く余裕はない。
今度は、和夫にまで聞かれている。
緊張に震えながら和式の便器の上にたち、下着をおろしかけた。
じわっ・・・緊張と限界で、おしっこがはちきれてしまい、下着を濡らしてしまった。
じわ、じわっ・・・ああ、まってまって、出ないで・・・!
そのとき、ふとアカリは気がついた。
パンツをはいたままおしっこすると、シュリって音が聞こえない!
放出部分がパンツでふさがれて空気に触れないため、音が聞こえないのである。
ああ、いっそのこのまま、おしっこしちゃおう・・・・
悪魔のささやきがアカリを陥れ、アカリは全身の力を抜き、中腰のまま、
パンツの中でオシッコを放出した。
気持ちいい・・・じんわりとお尻が温かくなっていき、
パンツからボタボタと汲み取りのなかにオシッコが落ちていく。
「あ、あれ・・・?ボタボタの音しかしないよ・・?」
律子たちのひそひそ声がきこえる。
思う存分おもらしを楽しんだアカリは、ふと我に返った。
どうしよう、紙がない!
中腰のパンツからはまだボタンボタンとオシッコが落ちている。
パンツも・・・拭けない!
このまま出て行くわけには行かない・・・・
アカリはエイ、と勇気を出して、パンツを脱ぎ、パンツを絞った。
ボタボタと最後のオシッコが下に落ちていく。
パンツの端のまだちょっと濡れていなかった部分で、股をふき、また堅く絞った。
あとで手を洗えばいいんだもの。
そして濡れたパンツをはいて、スカートで隠し、できるだけ平静を装って外に出た。

794 名前:121夜 投稿日:2004/09/14(火) 23:31
律子は、なんともいえない複雑な顔で、アカリの股のあたりを見ている。
和夫は「失礼しました!!」といって目をそらし出て行こうとし、律子に腕をとられて、
後ろめたそうに下を向いている。
「・・・アカリ、あんた、おもらししたでしょう」あきれ返った口調で律子が言う。
・・・・・・・・!!!!!!なんで、なんで・・・・!!
心臓の止まりそうになったアカリのとどめをさすように律子は言った。
「なんで、汲み取り便所の中で、ぎゅ、ぎゅ、っていうぞうきん絞りの音が聞こえるのよ
・・・」

795 名前:みそじ 投稿日:2004/09/14(火) 23:36
ふぅ、おわります。
途中、・・・さんの発言が入りましたが、ぜんぜん、邪魔じゃないですよ^^
こちらこそ、こんなボリュームのあるお話ですいません。推敲をするべきでした。
もし好評なら、気の強い律子ちゃんのおもらしもそのうち書こうかと思います。
えっと、女の子の自意識過剰からくる、トイレって言い出せない心理、上手くかけたかな・・?
と思います。少なくとも、私は、音、すごく気にしますw
ではお粗末さまでした。

796 名前:・・・ 投稿日:2004/09/14(火) 23:44
読みました。いい話でしたよ!
その心理表現、現れている気がしました。僕の性癖ではないけど、音を気にして出来なかったり、色々と伝わってくるものがありました。
ボリュームあっても、やっぱり気のままに書かないと、と僕は思います。
その方が萌える話にもなるし。
僕の性癖で行けばおもらししちゃう時の心理表現が最高で、下二つの章を読んでたら手が股間へと行ってしまいます・・・。
特に、下から二つ目の9行目から16行目、また一番下の章はよかったです。

僕個人の希望では、律子ちゃんのおもらしも見たいです。。
でも、みそじさんの無理のないようにお願いします。
多分僕の作品より全然好評でしょう。女性の視点からだし。

797 名前:みそじ 投稿日:2004/09/16(木) 12:45
そうですか^^
・・・さんの為に続き書きたいんですが、私の中でのキャラ設定では、律子さんは生まれつき尿道が広く(だから力を抜いてすると音もあまりせず)、その分気を緩めると漏れてしまう体質で、だからいつも早めにトイレに行く癖があると言う設定なので、・・・さんの好きな誘惑お漏らしをしてくれなさそうなんですよ。逆恨みしたアカリの妨害をはねのけはねのけトイレにたどり着き、下着をおろして勝利感に浸りながらするんですが、紙がまだ補給されていなくて、仕方なく湿りパンツをはいてでて、部屋に戻って履き替えようとするところをアカリにつかまり、未成年なのにちょっとお兄ちゃんたちの酒をお相伴しちゃったアカリちゃんは酔ってるからふざけて、みんなのまえで律子さんのスカートをめくっちゃって、染みを発見して指摘、
お漏らしじゃないわよっ紙が!
と言い訳する律子に、アカリは「紙があるかないかくらい確認しなさいよ〜女なんだからさあ」といい律子は何も言えなくなっちゃうという続きのつもりでした。
ちなみに「紙があるかないかくらい確認しなさいよ〜女なんだからさあ」と言うのは私が前になむ君につっこまれたセリフなんだけど、今思い返しても悔しくて恥ずかしくて、ってセリフなのよ。
遠距離彼のとこに行ったとき、行きの電車でずっとトイレいけなくて、彼が迎えにくる前に行かなきゃって焦って駅のトイレに駆け込んで間に合ったんだけど紙が無かったんだ〜
って話、私の中ではちゃんとガマン出来た偉いって得意げだったのに、その鼻高々をへし折られた感じで、すごい悔しかったんだよね。
気の強い律子ちゃん(想像の人物だけど)にも味わって欲しかったんですよ笑

でも・・・さんの性癖にあうように、設定変えますね。
律子さんはなかなかおチビりが治らず、(幼児のときは兄にお漏らしの世話をされ)
そのおチビり下着で兄がオナニィしてるところを中学時代に目撃しちゃってから変に意識しちゃってますます下着をぬらすことを恐怖しトイレが近くなり、しかし敢えて「お兄ちゃんおしっこ行きたい」など発言し、兄の表情を伺い、あくまで冷静を装う(兄のパソコンをのぞいたらお漏らし画像があったりするのに)兄にちょっといらつき気味、アカリのお漏らしに興奮した兄を見て、だんだんやきもちを感じ始め、とうとう兄をお漏らしで誘惑する決心をする、という設定にします。
って、ほとんど話が終わってしまったじゃん!

798 名前:少尉 投稿日:2004/09/16(木) 13:25
心理描写としての
失禁中における開き直り→濡れた着衣の感触と共に沸き上がる後悔
という流れよく描けています。

野ションに対する生理的抵抗感と尿意との葛藤については
より尿意が高まる後半の方が、前半よりも葛藤が薄くなっているのが残念に思います。

オチとしてはキレが悪かったものの、「トイレから雑巾を絞るような音」は完全な盲点でした。
機会があったら使ってみたいですね。
男にとって排尿音コンプレックスは未知の世界でして、
まして一人称となると…脱帽ものです。

799 名前:・・・ 投稿日:2004/09/16(木) 15:32
みそじさん、そんな話書いて下さったらもう寝れないでパソコンにかじりついてヌイちゃいそう・・・。
僕の性癖を完全に読まれている(笑)
そんな妹を持つ兄が羨ましい。
ものすごく読みたいです・・・。暇があればだけど。

でも、わざわざ僕の為に話の設定をかえてくれなくとも、みそじさんの好きな方向で行ってくれていいですよ。それに、他の人の欲求を考えたら、上の話の方がみんな萌えそうな気がする・・・。
確かに僕の守備範囲外ではあるけど。

あと、時間使いすぎて他のことに影響の出ない程度に頑張って下さい。無理はせずに。

800 名前:おも 投稿日:2004/10/05(火) 01:09
おしっこ我慢小説のリクエストです。
・ いく先々のトイレが故障中、清掃中、工事中、使用中などで、ことごとく使えずおしっこを必死に我慢。
・ トイレが長蛇の列で30分・・・1時間オシッコ我慢の様子具体的に書くとか。
・ トイレを邪魔されたり、ふさがれたり、占領されたりしてオシッコ我慢(これは学校でトイレを禁止されるいじめに書いてもいい、ていうかどっちかと言うと、まあ、まかせます。
・ 家族または友達がお腹壊してて、ひたすらおしっこ我慢。
・ なんだかトイレにいきそびれ(先生に呼ばれたり、行くのを忘れたり、タイミングがわるかったり)でおしっこ我慢。
・ 学校で、一日中トイレに行かれず(行こうとすると、いろいろ起こる・・・宿題おしえてたり、落としたコンタクトレンズを捜す羽目になったり、用事を言いつけられたり)でオシッコ我慢。
とこんな具合に書いてください。
何でだろう、偶然が重なりすぎ!?・・・・・まったくOKです。
偶然は重ねれば重なるほどいいかも・・・・・・

学校でトイレ禁止のいじめを受け必死におしっこを我慢している少女のリクエストです。
例えば・・・
・ トイレを占領されたため、おしっこができずに必死の我慢・・・
・ トイレの許可が下りずに必死に我慢するが・・・
・ 放尿の写真を撮られた為、おしっこを我慢させられ遂に・・・
・ 学校でおしっこ我慢のゲームをさせられて尿意を我慢・・・
・ 一日中おしっこを我慢させられて必死に我慢したあげく・・

書いてもらえたら幸いです。

801 名前:名無くん、、、恥ずかしい、、、でもいいよ。。。 投稿日:2004/10/07(木) 00:26
でも、なむ君だけは遠慮してください。

802 名前:名無くん、、、恥ずかしい、、、でもいいよ。。。 投稿日:2004/11/28(日) 03:29
あげ

803 名前:名無くん、、、恥ずかしい、、、でもいいよ。。。 投稿日:2004/11/29(月) 00:39
リクエストとは微妙に外れてますが無駄に長い我慢系いきます。

804 名前:第122夜 投稿日:2004/11/29(月) 00:40

「もう、早くしなさいっ」
「あ、ま、待ってぇっ……」
 舞子おばさんに手を引かれて、香苗は必死の声を上げる。
 お母さんのお姉さんに当たる人で、尖った眼鏡をしていつも怒っている怖いおばさん――それが香苗の印象だった。香苗の母よりも4歳も年上でまだ独身である舞子は少し潔癖症なところがあり、周囲にもそれを強制する事が多いため、香苗はあまり舞子のことを快く思ってはいなかった。
 けれど、今日はどうしても母親の都合がつかず、香苗は舞子に連れられて買い物に出てきていたのだが――
(だめ、だめっ……引っ張らないでぇっ……もう、もう、でちゃうよぉっ……)
 香苗の爪先はひっきりなしに地面を叩き、不自然に歩幅を刻んでいる。幼い少女の表情は苦痛に歪み、青ざめたほほをつぅ、と汗が伝う。
(おしっこ、おしっこ……おしっこでちゃううっ……)
 人身事故で遅れた電車のせいで舞子はかなり苛立っており、のろのろと歩く香苗を何度も急き立てる。けれど小さなお腹を大量のおしっこに圧迫されて、香苗の歩みはのろのろとしたままだった。香苗が電車の中で感じ始めた尿意は、2時間を経て膨大なものとなり、痺れるような排泄孔はじくんじくんと脈動している。ほんの少しでも気を抜けば、香苗は身体じゅうから集められた大量のおしっこを撒き散らしてしまうだろう。
 高まる尿意を必死に堪えながら、香苗はどんどんと先を急ごうとする舞子を追いかけるしかなかった。それでも香苗のおしっこは、少女に恥ずかしい排泄を我慢するポーズを強制してくる。
「ああもう、何してるのっ」
 お尻を突き出し、ひざを揃えて軽く曲げる。波のように引いては寄せてくる尿意に耐えようと中腰になりかけたところで、香苗は舞子に手を引かれた。バランスを崩しかけ伸ばした足ががつんと地面にぶつかって、衝撃はじぃんと膀胱にまで響いてくる。
(うぁ……っ、くぅぅっ……)
 今すぐしゃがみ込んでぎゅうぎゅうと股間を押さえていなければならないような切羽詰った尿意だ。それでも香苗は握られた舞子の手を振り解くことができず、我慢の極限のまま無理矢理歩かせらせる。
「ほら、ちゃんと前を見なさいっ!! もう、恥ずかしいわねぇ」
「ぁう……っ、だ、だめぇっ……」
 そんな事を言われたって、限界ぎりぎりまで我慢しているのだ。まっすぐ歩けるわけがない。
 ぐっ、と下腹に力を入れて、こみ上げてくる尿意を堪える。足をぴったりと閉じ合わせる。そうすると自然に腰が引けてしまい、香苗は情けない内股のまま、アヒルのようによちよちと歩くしかない。そろそろと進めているはずの歩みも、脚の付け根に響く振動はそのまま膀胱への刺激になって、香苗の尿意を増してゆく。
「何がダメなのっ!! しゃんと前見て、背筋伸ばしてっ」
「きゃぁっ!!」
 舞子は癇癪を起こし、高く手を振り上げると、ぱんっ、と香苗のお尻を叩いた。
(あ、あ、ああ、ダメ、ダメ、ダメ、ダメぇえ…っ!!)
 突然のことに香苗はお尻を押さえ、びくんっ、と飛びあがった。ごぽりと膀胱の中でおしっこが渦を巻いて、香苗の排泄孔へと襲い掛かる。
(や、やぁ、……でっ、でちゃうっ、おしっこっ、でちゃうでちゃうううっ)
 最悪の事態を回避するため、ぐぐぐぎゅうぎゅうっ、膝をすり合わせ太腿をきつくきつく交差させる香苗。
 しゅる、しゅしゅしゅっ……
 それでも排泄孔はじくんと震えて、緩み始めてしまった。おしっこがじわりと下着に拡がる感触に身を捩って耐えながら、香苗ははぁはぁと切なげに息を荒げる。
「んんん……ん…っっ……!!」
 顔を真っ赤にし、我慢に我慢を重ね。
 ほんのわずか。薄紙一枚ほどのぎりぎりのところで、どうにかおしっこの氾濫を押さえこんで、香苗ははぁぅ、と息を漏らした。

805 名前:第122夜 投稿日:2004/11/29(月) 00:40

「なに、どうしたの」
 さすがに香苗の異常に気付いたのだろうか。苛立たしげに眉を逆立て、舞子おばさんが聞いてくる。
 目元に浮かぶ涙をこらえて、香苗はちいさくつぶやいた。
「……し、っこ……で、ちゃう……」
「なぁに。はっきり言いなさいっ」
「お、おトイレ……お願い、おトイレいきたいよぉ……っ」
 大きな声で怒鳴られて、香苗は顔から火がでそうな羞恥を覚えながら叫んだ。もう、尿意を悟られないように我慢する余裕もない。くねくねと腰をくねらせる『もうガマンできない』の姿勢で懇願する。
「なによ……いきたいの、おトイレ!?」
 咎めるような舞子の返事は、それだけで香苗のデリケートな羞恥心を刺激する。口をひらく事もできず、香苗はこくこくと頷くしかない。
 舞子はわざとらしく溜息をついて見せ、香苗を冷たい視線で見下ろした。
「もぉ、恥ずかしいわね……おトイレおトイレ、そんな大きな声で」
(こ、声おおきいの、おばさんのほうだよっ……)
 そんな抗弁は、もちろん言葉にはできない。舞子の機嫌を損ねてしまえば、どんな道理も通らなくなってしまうことを香苗は知っていた。だから精一杯の我慢を続けながら、じっとわずかな希望にすがって舞子の言葉を待つ。
 けれど舞子は、二三度辺りを眺めただけであっさり結論を下した。
「ないじゃない、トイレなんて……我慢しなさい」
「え、ええっ!?」
 まさか。こんなにおしっこを我慢しているのに、そんな事を言われるなんて。香苗はあまりのショックに目の前が真っ暗になるのを感じる。
 確かにこのデパートのこの階には男子トイレしかないけれど、一階分だけ階段を上るか降りるかすればそこにトイレがあるのに。
「昨日の夜にあんなにジュースガブガブ飲むからよ……あんたが意地汚いからいけないの。自業自得よっ」
「そ、そんなぁっ」
(む、無理だよぉっ……もう、でちゃう、でちゃうもんっ……)
 スカートの上から股間に手が伸びる。もう尿意は香苗の制御できる限界ぎりぎりまで達していて、今すぐにでも恥も外聞もかなぐりすてて両手の手のひらでそこをぐぐぐぎゅうううっと握り締めたいほどなのだ。
「うるさいわね、時間が無いって行ってるでしょ。ほら、早く来なさいっ」
「ああぁ、ダメ、ダメええっ……」
 すっかり腰の引けたままの、情けない姿。よちよちと内股で舞子おばさんに引きずられながら、香苗は括約筋を渾身の力で締めつけ、おしっこを我慢する。香苗の女の子としての意識の90%以上は今にも漏れそうなおしっこを我慢することに割かれていて、それ以外のことなんて気にしている余裕はない。
 ふらふら定まらない足取りでしがみつく香苗に、舞子おばさんはさらに甲高く叫んだ。
「なにしてんの、そんな格好!! 恥ずかしいじゃないのすぐにやめなさいっ!! もう4年生でしょっ!!」
「だって、だってっ……」
 泣きそうになりながら香苗は小刻みに足を動かし、スカートの裾を引っ張る。もうじっとしているだけで今にも始まってしまいそうなのだ。
 さっきほんの少しだけちびってしまった分のおしっこがパンツに拡がって、じわりと熱を奪い始めている。この上下半身を冷やしてしまえばますます尿意はつのり、香苗の限界は遠からず踏みにじられてしまう。
「お願い……おトイレ、おトイレっ……」
 もうそれだけしか繰り返せない。トイレ。おしっこ。排泄。高まる尿意とその我慢に関連する単語が香苗の脳裏を埋め尽くし、思考能力を奪ってしまう。
 股間を押さえて懇願する香苗に、舞子は根負けしたように息を吐いた。
「もう、本っ当にしょうがないわねぇ、だらしないんだから……誰に似たのかしら」
 絶対に、おばさんなんかに似てないし似たくない。香苗は腰をよじりながら、一生懸命に我慢する。
「……早く行ってきなさい。急いでね」
「う、うんっ」
 震える返事を押し殺し、香苗はできるかぎりの早足で階段に向けて歩き始めた。

806 名前:第122夜 投稿日:2004/11/29(月) 00:41
 尿意を我慢しながら階段を降りるのは、地獄のような苦しみだった。一分1秒を争ってトイレに急ぐ香苗に、一階下の婦人用トイレまでの道のりは想像を絶する苦行であった。
 けれど。
「う、うそ……」
 やっとの思いで辿りついた解放区。婦人用トイレに詰めかける長蛇の列に、香苗は声を失ってしまった。
 何度目を擦っても、ぎっしりと人の列。香苗は知らないことだったが、今日はこのデパートあげての創業バーゲンセールで、大々的に打たれた広告を目当てに大勢の客が買い物に詰めかけていた。平日の午後となれば当然、男女比も大きく女性に傾いて、限られた数しかないトイレには長蛇の列ができる。
 それがこの結果であった。
「うぅ…んぁああっ……」
 もうすぐ用が足せる。膀胱をたっぷんたっぷんにしているおしっこができる。そう思っていた期待が裏切られ、尿意は強烈に激しさを増す。ぎりぎりと限界に向かい始めた尿意を必死に堪えながら、香苗は息を荒げながらおしっこ我慢のダンスを再会する。
 19,20,21,22……数えるだけで頭がくらくらす人数の列を作る、香苗の母と同年代の女性達の何人かは香苗を一瞥しもしたが、その大半は列の縮みだけに注目している。香苗を列に入れてくれそうな可能性は限りなく薄い。
「うぁ、……うぅぅっ……く、ふぁっ……はぁあっ……」
(なんで、なんで、あたし、おしっこ、おしっこ、こんなにしたいのにぃっ……並ばなきゃ、ダメなのっ……?!)
 尿意の度合いで言うなら自分は間違いなくこの中で一番だろうと、香苗には言える自信があった。それでも何十人と順番待ちをしなければ排泄も済ますことができない事実に、香苗は絶望しかけていた。半分パニックになりかけた頭のまま、順番待ちも無視してトイレの個室に突撃しようかという考えまでが脳裏をよぎる。
 こうしている間にも、少女の自律神経は不用になった水分の一斉排出を膀胱に命じつづけている。対抗しているのは女の子のプライドと羞恥心だけだ。
 ふぅー、ふぅー、と息を付きながら、香苗は壁にお尻を押し付けて足を交互に持ち上げ、爪先の先端で地面を叩く。まるで行進をしているような大げさな動作は、恐らく誰が見ても香苗がおしっこを我慢し続けていることを理解してしまうだろう。
(どうしよう、どうしようっ)
 ぎゅううん、ごぽ、ごぽぽっ……
 じゅじゅっ、しゅうう……
「ぃやぁぁっ……」
 膀胱が収縮して、香苗の下着にはまたじわりっ、と染みが広がった。
 もうほとんど余裕はない。最後の救いを求めるように巡らせた香苗の視線が、ちらり、と隣の紳士用トイレを捉えた。
 こちらは長蛇の列の婦人用とは対照的にがらがらで、誰かが待っている様子もない。
 おしっこをする場所。今飛びこめばそのまま、香苗を苦しめているものを全部出してしまえる。そんな焼けつくような誘惑に駆られ、香苗はそこから外すべき視線を動かすことができなかった。
 青いタイルの入り口は、婦人用と違いはない。じっと眺めていると、出てきた男の子と視線が合ってしまい、香苗は慌てて視線を反らす。
(でも、でも、あっちは……そのっ……お、おとこの子の……する方だしっ……)
 いままで香苗に決壊を堪えさせてきた女の子のプライドが警鐘を鳴らし、羞恥心がちくちくと少女の心に突き刺さる。
 けれど、この長い列を我慢して待っているなんてできそうになかった。ただでさえ、トイレを目の前にしてますますしたくなってくるおしっこを我慢するのに必死なのに。
 まだ小学校に上がる前、一度だけお父さんに連れられて入ったことのある紳士用トイレ。確かに作りは全然違うけれど、あそこにだって香苗が用を足せる個室はあったはずだ。女の子が恥ずかしいおしっこを済ますための、誰にも知られない秘密の部屋。そこに飛びこんで、スカートを足首まで引きずり下ろして、剥き出しになった排泄孔から我慢に我慢を重ねて必死に耐えてきたものを思いっきり吹き出させる。
 それは、この上もなく甘美な快感になるかもしれない。そう思ってしまった香苗の下半身はぶるりと大きく震え、またじゅじゅじゅっ、とだらしなくオモラシを繰り返す。
「うぅっ……くぅうぅっ……」
 だが、舞子に気付かれたら、絶対にそんなことは許してもらえない。女の子が男の子のトイレに入っておしっこするなんて、絶対に絶対にあっちゃいけない事なのだと眉を吊り上げ烈火のごとく怒る舞子の姿は容易に想像できる。
 それももう香苗は四年生だ。おしっこを我慢できなかったからなんて言い訳は通じるはずがないし、そもそもそんな恥ずかしいことは絶対にダメと、舞子おばさんは真っ赤になって怒っておしおきするに違いない。

807 名前:第122夜 投稿日:2004/11/29(月) 00:41
 そんな思考が堂々巡りになって、香苗はその一歩を踏み出せずにいた。
 ほんの少しだけ勇気を出せば、そこで今も香苗を苦しめているおしっこを全部外に出すことができるのに。
 脳裏をよぎる舞子のきつい叱責と表情、無遠慮に投げかけられる言葉。それに阻まれて、どうしても香苗は前に進むことができなかった。
 だから、香苗はひざを擦り合わせ、もじもじと小刻みに足踏みしながら、婦人用トイレの列に並ぶしかなかった。
 香苗の小さなお腹の中は、もう限界まで詰まったおしっこでぱんぱんに膨らんでいる。いつもはゆるゆるのスカートもちょっと苦しいくらいに張り詰めている。じくん、じくんと段階的に高まってゆく尿意は、下着をぎゅうううっとひっぱり上げて排泄孔を手のひらで直接押さえて絞り上げなければ我慢できないくらいだ。それでも舞子の目が怖くて、香苗は精一杯、おしっこなんかとは無縁の『おしとやかなおんなのこ』の振りをしなければいけなかった。

808 名前:第122夜 投稿日:2004/11/29(月) 00:41

 どう見ても限界ぎりぎりの少女に、列の女性達も遠慮がちに視線を反らす中、粛々と列は進んでゆく。10分ほどが過ぎ、香苗は列の半ばほどまで進んでいた。もっとも当の香苗には列の進みは遅すぎるほど遅くて、気が狂いそうなくらいに長く感じられていたのだが。
 ゆっくり、ゆっくり列は進む。
(はやく……はやくしてよぉっ……)
 くねくね、もじもじ、香苗の動きはどんどんと激しくなる。どれだけ我慢を続けてもおしっこが消えるはずはない。むしろその量は増すばかりで、このままでは香苗に勝利などありえない。
 それでも、最悪の事態を避けるためには我慢を続けるしかないのだ。
 はぁ、はぁ、と俯き息を荒げる香苗の頬を、つぅ、と汗が伝い落ちる。
 壁に手をつき、もう一方の手で下腹部を庇いながら、小刻みに我慢のリズムを刻む足でよろよろと前に進む。
 と。
「あー、すっきりしたー」
「列、長かったもんね……」
「ほんとほんと。もう漏れちゃうとこだったよ。すっごいっぱい」
「あはは。音消ししてるのにすごかったもんねー」
 すっきりした笑顔で、制服姿の少女が二人、トイレから姿を見せた。たったいま、思う存分に用を足してきたのだろう。談笑しながら隣を通り過ぎる彼女経達の会話に、香苗の膀胱はずぅん、と重みを増す。
(あああ…っ……したいよぉ……わたしもおしっこしたいいっ……)
 自分とそう変わらない年代の少女達がたったいま個室で済ましてきた行為。それを想像することは、まだ十分に長い列を並び必死に尿意と戦う香苗には、少しばかり刺激が強すぎた。
 排泄の欲求とその開放感を思い描き、香苗がふっと、意識を途切れさせた瞬間。

 しゅる、しゅるるるっ、じゅぅぅ……

 不意にそれまでとは違う、はっきりした水音がフロアに響いた。何人かがぎょっとして香苗の方を振り向く中、彼女は同時に激烈に高まった尿意に身悶えして唇を噛み締め足をよじっていた。それでも排泄孔が緩み溢れ出したおしっこが、今度こそ確実に、香苗の内腿を伝ってゆく。
 それは、本格的な排泄の前触れに十分な衝撃として、少女の羞恥心を打ち砕く。
(やぁ、いやぁあああっ!!)
「っっっ……!!」
 力の抜ける膝の成すがまま、しゃがみ込んでしまった香苗の股間でじぃん、じぃん、と響く衝撃が、恥骨から下腹部を貫いて背筋を駆け抜ける。ぎゅぅうっと膀胱が収縮して、香苗が懸命に耐え続けている恥ずかしいおしっこを残らず搾り出そうとする。

809 名前:第122夜 投稿日:2004/11/29(月) 00:42
(ダメっ、ダメっ、もうすぐ、もうすぐ、おトイレ入れるんだからぁっ……もうちょっとだけ、出ちゃダメぇっ……)
 香苗は背中を走り抜ける尿意にがちがちと歯を食いしばる。スカートの上からぎゅぎゅぅっと股間を握り締めて、下着をひっぱり上げる。ほんのわずかでも気を抜いたらたちまち排泄孔は全開になって、パンツのなかをおしっこでびしゃびしゃに濡らしてしまうだろう。地面に撒き散らされたおしっこは、その量と匂いで香苗がこれまでどれだけの恥ずかしい我慢を続けてきたかをはっきり示してしまうに違いない。
 ただならぬ様子の少女に周囲の視線が集中する。
 列の途中で耐えきれずにしゃがみ込み、必死になって我慢を続ける少女を、周囲の女性達は動揺を隠せないままじっと見つめていた。声を掛けるものはない。そんな事をしてしまえば、事態はすぐに最悪の局面に至る可能性の方が高い。
「出ないで、出ないでぇっ……」
 小さく繰り返しながら、香苗は靴のかかとに股間を押し付け揺するように前後させる。外からなにかの圧力を加えていなければ、もう耐えきれないことは明白だった。
 内腿に力を篭める少女の白い下着に指が喰いこみ、その周囲にはっきりと浮かぶ染みはじわりと拡がってゆく。ぽたり。ぽたり、と滴る雫が、本格的な排泄の予兆と香苗の堪えている尿意の激しさを語っている。
「はぁ、はぁ、はぁ、ぁ……」
 必死の綱引きは、またもぎりぎりで香苗の勝利に終わった。少しだけこぼれたおしっこは香苗の下着をびっしょりと濡らしていたが、そんな事を気にしているほど香苗に余裕はない。おしっこの大半はまだ膀胱に残っていたし、まだ大人しくなってはくれない尿意を我慢しながら、そろそろと香苗は立ち上がる。
 息を落ちつけて見回せば、列は随分短くなっていた。香苗の並んでいた場所はもうトイレの入り口まで二人を挟むだけ。トイレの中にも列はあるが、個室までは5人もない。あとほんの少し我慢を続けさえすれば、お腹の中にぱんぱんに詰まったおしっこを全部外に出せる。こころゆくまでおしっこができて、この苦しみから解放される。香苗の心にほんの少しだけ、希望が沸いた。
 けれど、
「ああ――どうしたの、そんなところで、終わったのなら早く戻ってこなきゃダメじゃないの――!!」
 突然、きんきんした声が響いて香苗ははっと顔を上げた。
 目を吊り上げて、舞子が彼女の前に仁王立ちになっている。尖った瞳に急角度の眉。唇は不機嫌に真一文字。最高潮となった苛立ちを隠そうともせず、彼女は香苗の手を掴んだ。
「なにしてんの、もう終わったんなら早く戻ってこなきゃダメじゃないのっ!! 寄り道なんかして!! 早くしなさいっ!!」
「え、あ、ああの、ま、待ってっ」
「ぐずぐずしないのっ!! さっきから何度も何度も何度も何度も時間が無いって言ってるのにあんたは……ぐずぐずしてんじゃないのよっ!! ほら、ちゃんと立ちなさいっ!!」
 香苗の抗議は全く聞いてもらえなかった。それどころか、短くなった列と、さっきまでの我慢でそこからほんの少しだけ離れていた香苗を見て舞子は香苗がとっくに用を足していたのだと勘違いしたらしい。
「忙しいのよあたしは!! こんな事で手間掛けさせないで!!」
 親と子供ほど離れた香苗に向けられるには、あまりに幼稚で身勝手な文句を一方的に叩き付け、舞子は香苗をトイレから遠ざけるように引きずってゆく。
 目の前に見えていた楽園から引き離される恐怖に、パニックになりそうな頭を必死に保ちながら香苗は舞子に抵抗する。
「ま、待って……待って……おばさん……っ」
「なに、どうしたの!!」
「え、えっと……」
 びくん、舞子の鋭い質問に、香苗の鼻の奥がつんと熱くなる。じくん、じくんとどんどん強まってきている尿意に、香苗はひぅっ、と声を詰めた。
 トイレ、まだ行けてないんです。
 おしっこできてないんです。
 たった一言、そう口にすればいいのに。
 イライラとハイヒールの爪先を踏み鳴らし、並ぶ列をいまいましそうに睨み付ける舞子おばさんはこれ以上ないほどに不機嫌そうで、香苗は言葉を失ってしまった。もしもう一度並ばせて、などと言ったら、舞子はどれだけ怒るだろう。
 香苗の喉が震えて、悲鳴を飲み込む。
「ああもう、しょうがないわねっ!! 何でもないなら呼びとめるんじゃないのっ!!」
「ぁ……っ」
 ささやかな抗議は無視されて。香苗はトイレを目の前にして少しもおしっこをできないまま、連れていかれてしまった。

810 名前:第122夜 投稿日:2004/11/29(月) 00:43


「いい、女の子が人前でおトイレを我慢するなんて、本当にはしたないことなんですからね。それをいい歳してあんな風に。スカートまで触って。本当に恥ずかしいじゃない。もう二度と行けないわよ、あんなおトイレ」
 鼻息も荒く、ぐいぐいと香苗の手を引きずる舞子。まるで、自分はそんな生理現象とは無縁だとでも言うように香苗に同意を強制する。
 けれど、香苗は全然すっきりできていないのだ。香苗がトイレで出すことができたのは、僅かにパンツを汚した数滴だけ。香苗を苦しめるおしっこはそっくりそのまま、まだお腹の中に残っている。時間の経過と共にさっきよりもますます濃縮された尿意がじくん、と下腹部の重みを増し、香苗を責めたてる。ほんのわずかな刺激にも今にも破れてしまいそうだ。
 もじもじと腰をよじって必死の内股で歩く香苗も、舞子の視界には入っていない。すっかり用は済んだと思いこんでいるようだ。
「それに、出掛ける前にちゃんおトイレにいっておけばいいことじゃない。自分のことも自分でできないなんて、本当に恥ずかしいっ」
(そんなぁ……早くしなさいっていったの、おばさんなのにっ……)
 膀胱に詰めこまれたにょういがぎゅるぎゅると渦を巻いて、香苗はスカートの裾を固くつかんだ。じゅわっ、と排泄孔からにじんだおしっこが下着を汚す。
(……だめっ、でちゃう、おしっこ……いっぱいでちゃううっ……)
 限界を悟った香苗は、舞子の腕を振り払って通路の脇に走り寄った。
 スカートの中に手を突っ込んで、しゃがむと同時に下着を引き下ろす。
 一瞬で排泄の体制は整った。剥き出しになった排泄孔はぷしゅる、ぴゅるうっ、とおしっこを吹き出して、床に水滴をこぼしてゆく。
 まさに、排泄の始まるその瞬間。
「ちょ――ちょっと、何やってるのあんたはっ!!」
 悲鳴を上げて、舞子がすっ飛んできた。血相を変えた彼女はしゃがみ込んでいた香苗を抱え上げ、無理矢理に立たせる。
「信じられないわっ。どうしてそういうことするのこの子はっ!! こんな――こんな表で、丸見えじゃないのっ」
「……ぅ・……あ、はぁ、はぁっ」
「犬や猫じゃないんだから、女の子がそんなことしていいわけないでしょうっ!! 聞いてるのっ!?」
 がくがくと震える香苗の白い下腹部にぐぃいいっとパンツをひっぱりあげ、ぱちん、とゴムを離す。その刺激すら香苗には耐えきれないほどの衝撃になって、少女はぎゅうぅっ、とお尻を押さえて数歩を後ずさる。
 すっかり丸出しになった白いお腹は、わずかではあるが膨らんでいるようにすら見え、小刻みに震えている。排泄孔をえぐるような尿意が、香苗の理性を吹き飛ばしてゆく。

811 名前:第122夜 投稿日:2004/11/29(月) 00:44
「人の話を聞きなさいっ!! ちゃんと落ちついてこっちを見るっ!!」
「で、できないよぉっ……」
 おしっこ。おしっこ。おしっこ。
 排泄を直前で中断され、香苗の膀胱の中で膨大なおしっこが渦を巻き、激しい尿意になって押し寄せる。それを辛うじて押しとどめているのは香苗の女の子としてのプライド、その最後の一線『オモラシなんかしたくない』という意志だけだ。
 身体の方はとっくに限界を訴えて、1秒に何回も排泄孔は引きつり、ひくひくと脈打って尿意に屈しそうになっている。少女の小さな体で限界まで我慢したおしっこは、膨大な量と圧力になって今にも外に吹き出しそうだ。
「できないわけないでしょうっ。おしっこおしっこって、少しは辛抱なさい!!」
 この後に及んで香苗に『おしとやかなおんなのこ』を強制する舞子は、決壊を押しとどめる香苗の手のひらを強引に掴んで股間から引き離した。
「や、やだっ、やだあっ、やめてえっ、手、離してよおっ!!!」
 暴れる香苗。だが、苛立ちを通り越してヒステリーに至った舞子はやめようとしない。
「うるさいわね!! 静かにしなさいって言っているのが解らないのっ!!」
「ちがう、ちがうの……おしっこ、おしっこっ……でちゃう、でちゃうううっ……」
 がくがくと膝が震える。爆発的に高まる尿意に耐えきれず、香苗は舞子の脚にぐいぐいと股間を押し付けた。
「ちょ、ちょっとっ、なにしてるの!! やめなさいっ!!」
 濡れた下着を押しつけられて動揺する舞子。だが香苗には止めることはできない。もう何かの支えがなければそのまま漏れ出してしまうのだ。我慢寸前の股間からはしゅる、ぷしゅるっ、と間断的におしっこが吹き出して、下着からは黄色い水流がぽたぽたち滴って香苗の白い足を汚してゆく。
「だめ……だめっ、……がまん、がまんできないっ……ごめんなさい、ごめんなさいいいいいいっっ」
 じゅじゅじゅ、しゅるるるるるるぅ、じゅじゅっ
 大量に弾けたおしっこが、舞子の脚に飛び散った。限界を超えて我慢に我慢を強いられてきたおしっこが、香苗を苦しめる張本人めがけて激しく勢いを増してゆく。
「離しなさいっ……、なにしてるのっ、止めて!! こんなところでおしっこなんてっ!! 冗談じゃないわ……我慢、我慢なさいっ!! 香苗!?」
「も……だめ……ダメっ」
 舞子の悲鳴がきんきんと響く中、ついに力尽きた香苗の膝が、かくん、と落ちた。

 ぶしゅっ、ぶじゅうううううううううううっ、
 じょばじょばじょばじょばじょばばばばばばばば……

 信じられないほどの激しい水音は、おしっこの下着にぶつかるくぐもった音。少女のスカートの下、まるで滝のように激しい水流がフロアの床にぶち撒けられて、派手に飛沫を散らす。
 湯気の立つほどに少女の体内で温められたおしっこが、フロア全てを覆い尽くすかのように激しく、いつまでも続いていた。



(終)

812 名前:名無くん、、、恥ずかしい、、、でもいいよ。。。 投稿日:2004/11/30(火) 10:40
新作キテタ━━━━━━━(;゚∀゚)=3━━━━━━!!!

813 名前:名無くん、、、恥ずかしい、、、でもいいよ。。。 投稿日:2004/12/01(水) 14:05
素晴らしい!
俺の好みど真ん中です。
おもらしSの欲望を刺激してくれますなぁ……。

814 名前:名無くん、、、恥ずかしい、、、でもいいよ。。。 投稿日:2004/12/06(月) 03:41
あげ

815 名前:名無くん、、、恥ずかしい、、、でもいいよ。。。 投稿日:2004/12/21(火) 03:31
キタイアゲ

816 名前:・・・ 投稿日:2004/12/21(火) 10:17
すいません、書きたいけど時間が・・・。。。
誰も自分には期待してないかも。
短編は暇が少しできたとき新しく建てたスレにでも書きます。
独り言と化しそうだけど。

817 名前:名無くん、、、恥ずかしい、、、でもいいよ。。。 投稿日:2005/01/05(水) 00:46
そんなバナナ

818 名前:名無くん、、、恥ずかしい、、、でもいいよ。。。 投稿日:2005/02/15(火) 15:45:19
一ヶ月書きこみがないのか…

819 名前:名無くん、、、恥ずかしい、、、でもいいよ。。。 投稿日:2005/02/17(木) 13:09:16
職人たちよ、カムバーック!!!!!

820 名前:復活希望 投稿日:2005/02/17(木) 20:04:27
特に…氏、カムバーック!!!!!

821 名前:(sB4AwhxU) 投稿日:2005/02/19(土) 22:30:05
すいません、暇がなくて・・・。

822 名前:モーター 投稿日:2005/02/27(日) 10:01:36
プリーツスコートを穿いたキャンペーンガールKがおしっこを必死に我慢しながら
エレベーターに乗り込んできた。そのエレベーターには変態そうな男性Hが同乗していた。
エレベーターが突然故障して止まってしまった。Hは突然Kが穿いている白いアンスコを強引に
脱がしてKの股間部を白いパンティーの上からやさしく愛撫でしまくり、気持ちが良くなってしまった
KのとどめをさすようにHはKの下腹部を押しまくる。
(K)「あ〜、やめてください!! ダメッ、ダメッ、おしっこ漏れちゃう!! あ〜、もうダメ〜!!」
(オシッコの音)「ジョジョジョジョーーーーッ」
Kは恥ずかしさで涙がこぼれまくっていた。

823 名前:ヒッキー 投稿日:2005/03/01(火) 03:04:55
私の昔話です。中学2年生の頃でした。私は修学旅行のバスの中にいました。
その頃の私は生茶が大好きでよく飲んでいました。そのときも調子に乗って
たくさん飲んでいました。バスが走り出して1時間もした頃でしょうか
ものすごい尿意に気がついたのです。今にも漏れ出しそうな尿意でした。
制服のスカートを必死におさえ、「お漏らしだけは...」と思いながら
必死に我慢していました。下着はまるで濡れているかのように湿りんがら
今にも両手で押さえつけたくなるかのような尿意はどんどん強くなって
行きました。しだいに感覚は無くなって行きます。私は冷や汗をかき、
手は汗かおしっこで濡れているよな感覚を覚えます。何回もちびったのかと
思い直接見てみたい気持ちを押さえつけていました。このままではお漏らしを
すると何度も思いましたが、どうすることも出来ずただ我慢していました。
頭の中ではトイレに行くことばかり考えています。そのとき股間の辺りが
あったかくなりました。「あぁぁ、」ただそれだけが繰り返されました。
感覚は広がっていきます。たぶん組んだ足から流れて来ないかをずっと
見ていました。それは長く感じて、途中何度か止まったような気持ちに
なりました。しかし、止まってはくれません。下にはいていた重ね履きの
スパッツはほのかに湿って行きます。押さえた手とスカートのあたりは
水に濡れて行きました。横の席の友達は「どうしたの?」と心配そうですが
私は返事も出来ませんでした。もう、お漏らしは始まっていて、下着は
すでに濡れています。まだあふれ出ていないだけでこれはお漏らしだと
思いました。目に自然と涙があふれてきました。ももからおしっこが
あふれ靴下は濡れています。友達まわりの人も気づいたらしくざわめき出します
。先生が「どうした桜井。」と声をかけられたとき限界が来ました。
勢いよくおしっこがあふれ出ました。スカートが水をかけられたように
手を当てたところだけ濡れていきます。もう、おしりはびしょびしょに
なっています。先生の声で注目が集まったところで私のお漏らしは完全に
成立しました。回りが何を言っていたかは覚えてないです。ただ、おもらしが
終わるまですごく長く感じました。

824 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/04/24(日) 22:32:23
ここに投下するか、自分でサイト立ち上げて書くか…

825 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/05/04(水) 22:51:55
厨2のときに生茶って…今何歳?

そして英文を機械翻訳したような文章もおもしろい。

826 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/05/12(木) 12:37:56
kitai age

827 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/05/12(木) 19:11:35
・・・氏は今、いずこ?

828 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/05/13(金) 12:06:30
期待揚げ

829 名前:(sB4AwhxU) 投稿日:2005/05/18(水) 00:41:32
久しぶりに覗いてみました。
>827さん
ありがとうございます。
最近書く暇と気持ちとがなくて、なかなか書いてません。
部活のオフも一週間あったのですが、辛いシーズンを忘れるためにヤケ食いや遊びに走ってて、ここに来て小説を書こうとは思えませんでした。
再び部活のはじまった今は、気持ちも切り替えがてら、久々に覗かせてもらってます。
でも、オフの序盤はおもらしでオナニーもしましたし、また昔みたいな小説暇だったら書きたいです。
でも実際書く暇あるかはわからないし、多分自分の立てた別スレに書いた方がいいかな、と思います。

オカズにはされてなさそうですが、気にかけてくれる人がいるだけで嬉しいです。

(以前トリップつけましたが、オートコンプリートしたのでかはわかりませんが、消えちゃったので、新しいのでやってます。
本人と信じられるかはわからないですが・・・。)

830 名前:(sB4AwhxU) 投稿日:2005/05/19(木) 22:19:33
他スレに小説載せときました!

831 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/06/06(月) 21:25:36
私、いつもと違うの分かる?
私今日ね、朝からおトイレにに言ってないんだ。
だって、君が女の子がトイレを我慢するところが好きだって言ってたじゃない。
もう、足をギュッと閉じていないと出てきちゃうよ。
手でもあそこを押さえちゃってるよ。
でも、もうそんなに耐えられそうにないよ。
そろそろおトイレにいってもいいかな?
え?行っちゃダメ?でも、もうガマンできない。
それに、もしおもらしなんかしちゃったら、君に嫌われるから・・・。
そんな事ない?うん、少し安心しちゃった。
でも、高校生にもなっておもらしなんてよくないから、やっぱりおトイレに・・・。
え?行かせないって?でも・・・、もう出ちゃうよ。
あ、お腹押さないで・・・そんなことされてたら・・・私・・・ああ・・・。

ああ・・・私、パンツの中にオシッコしてる・・・。
でも・・・気持いい。
あ・・・そんなにジロジロ見ないで・・・恥ずかしいよ・・・。

結局やっちゃった。
おもらしする予定はなかったんだけどな。
え?私のおもらし良かったって?
もう、凄く恥ずかしかったんだから・・・。
でも、君が喜んでくれるなら・・・いいよ。
また今度やって欲しい?
うん・・・それも考えておくね。

832 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/06/09(木) 21:46:55
ひさびさに書いたので。
相変わらずの我慢系でバカ長いけどお目汚しスマソ。

833 名前:第124夜? 投稿日:2005/06/09(木) 21:54:10


「……っ、と、終わりーっ」
 目標としているサイクリングロードの三周目。たん、と最後の一歩を刻んで、理沙は公

園入り口の石畳の上に立った。ゆっくりと両足を曲げ伸ばし、整理運動を開始する。
 田辺理沙。中学二年、14歳。
 どことなく猫を思わせるショートカットが似合う、健康そうな少女だった。
 陸上をはじめて1年の身体は、運動を欠かさない割には細く柔らかい。青色のジャージ

の下でも分かるほどにしなやかな力強さを始めていた肢体は、やがて彼女が魅力的な女性

へと変貌することを窺わせた。
 大きく深呼吸三回で息を整えて、スポーツバッグの中からタオルを取りだした。
 冬休みに入って随分寒い日が多くなった、日課の公園10周を終えても、汗はほんの少

し襟足と額に滲むくらいですぐに引いてしまう。
 理沙は財布を手に近くの自動販売機まで歩くと、百円玉を2枚押しこんで、並ぶ清涼飲

料の中から500ml入りのスポーツ飲料のペットボトルのボタンを押した。がこん、と

落ちてきたペットボトルを手に取り、封を切って口を付ける。
「んっ、んっ、んっ……」
 良く冷えたほの白い半透明の液体が、見る見るうちに減ってゆく。喉を落ちてゆく冷た

い感触に身体の熱が冷まされて心地いい。
「ふは……っ!! 生き返るーーっ!!」
 一息で中身を飲み終えた理沙は、空になったペットボトルをごみ箱に放りこみ、もう一

本同じスポーツ飲料を買った。再び口をつけ――今度は3分の2ほどを残して息をつく。
 きゅ、と蓋を締めたペットボトルをタオルと一緒にスポーツバッグに放りこみ、理沙は

うぅん、と腰を伸ばした。
「さて、おしまいっ」
 腰を捻り、アキレス腱を伸ばす。さくっと整理運動を終わりにして早朝の自主トレは完

了する。
 身体を落ち着けるため公園の中ほどまで歩いたところで、理沙はぞくっと背中を走る感

覚に身を震わせた。さっきまではほとんど気にもならなかったのだが、
(……あっ)
 下半身につぅん、と軽い尿意を感じる。
 今日の冷え込みでいつもより早く身体が冷えてしまったせいだろうか、普段ならこんな

事は滅多にないのだが。
「トイレ、寄ってこ……」
 公園にトイレは3ヶ所あり、そのうち一番近い場所でも理沙の帰り道とは少し方向が違

っていた、急ぎ足で5分ほどだろうか。それでも家までの距離を考えれば遥かに近い。
 寒空の下で急に切羽詰り始めた尿意に押されるように、理沙は足を速めた。

834 名前:第124夜? 投稿日:2005/06/09(木) 21:55:15


 ……だが。
「あちゃー……」
 小さな白の建物を前に、理沙は額を覆う。
 古びて煤けた外観の女性用トイレのにはぐるぐると黄色いテープが巻かれ、故障中、使用禁止、と張り紙があった。何があったの分からないが、壁や地面のコンクリートにヒビが入り、入り口は無残に崩れかけている。
 使用禁止、どころか中に入るのもためらわれるほどだ。
「うあ、こっちもダメなんだ……」
 裏に回った男性トイレの方にも同様の処置が成されていた。誰も見てなければ、とイケナイ事を企んだ理沙だったが、その望みもあっさり断たれて肩を落とす。
 トイレに入れないという事が解った途端、少女の自律神経は強く尿意を意識し始めていた。ジャージに包まれた理沙の足が小刻みにステップを刻み出す。
「むー。ついてないなぁ」
 今すぐ家に戻るか、それとも別のトイレまで行くか。どちらにしても今まで来た道を戻らねばならない。
 失敗したなぁ、とつぶやく理沙に冷えた朝の空気が理沙にぶつかってくる。頬を凍りつかせるような風の冷たさに、少女の身体は小さく震える。
 元来た道を戻り始めた理沙の下腹に、つぅんと走るむず痒い感覚が走る。
 それは、先程の波に比べてもかなり大きなものに変わっていた。
(……う、けっこう……やばい、かも)
 きょろきょろと周囲を見回して、人の目のない事を確認してから。理沙はそっとジャージの右手を足の付け根に沿える。柔らかな青の布地の下で、理沙の下腹部は思いのほかきつく張っていた。
「帰ろ……」
 そわそわと落ちつかない腰を抱えながら、理沙は家への帰途についた。
 信号を六つ、交差点を八つ。普段は二十分もかからない道のりが、今の理沙には随分と遠く感じられる。下腹に響く衝撃は嫌でも膀胱に溜めこまれたおしっこの重みを意識させ、立ち止まるたびに理沙を急き立てる。
 なかなか変わらない赤信号の前で、スニーカーの爪先で地面を交互に叩きながら、少女の足取りは落ちつかない。すれ違う人々が通りすぎるたびに、理沙は屈伸運動やその場駆け足をしているふりをしてそれをごまかした。
(……もーっ、ボロ信号、早く変わってよっ……)
 ちかり、ちかり。いつまでたっても点灯をためらう赤信号に、理沙の膀胱は弄ばれる。
(うー……っ、はやく、はやくっ……)
 スポーツバッグのなかで、ペットボトルに残った清涼飲料がちゃぽちゃぽと音を立てる。その水音が自分のおなかの中に溜まったおしっこを連想させて、理沙はますます腰をよじらせた。
「あんなに飲まなきゃよかったなぁ……」
 喉の渇きのために瞬く間に空にした清涼飲料の量を思い出しながら、後悔する理沙。だがもはや摂取してしまった水分を取り出す術など無く、手遅れでしかない。もちろん飲んでしまった分がこんなにすぐ外に出てくるわけがないが、冷えたスポーツ飲料と冬の気候は急速に少女の体温を奪い、同時に下腹部にたまり始めた熱量がじわりじわりとその勢力を拡大する。
 信号が変わるやいなや、理沙は横断歩道へと飛び出していた。できるだけ早足で、不自然にならないくらいの速度を保って先を急ぐ。
 最後の交差点を曲がり、家までの十数メートルの細い私道に入る。
「あぅ……っ。……トイレ、トイレっ……」
 きゅうんっ、と収縮する膀胱が、溜まったおしっこを外に押し出そうとしてくる。こみ上げてくる尿意が理沙の背筋を震わせる。だがもう家のドアは目の前だ。ドアを開け靴を脱いで玄関に上がって、廊下を横切りトイレの個室に入ってジャージとスパッツを下着と一緒に引き下げて便座に腰を下ろす。全ての動作が完了するまでもう1分もかからない。それで楽になれるのだ。
 あと少し、あと少し、と小さく口の中で繰り返しながら、理沙は小走りに玄関前の階段を駆け上がり、ドアに手をかけた。

835 名前:第124夜? 投稿日:2005/06/09(木) 21:55:52
 ――が。
 がこん。
「え……っ!?」
 信じられない手応えと音に、理沙は思わず声を上げていた。もう一度力を込め、ノブを引く。だが、重く閉ざされたドアは玄関には固く施錠されており、いくら引っ張ってもびくともしなかった。
「ちょ、ちょっとっ、うそっ」
 がこ、がこ、がこんっ。
 ドアチャイムを鳴らし、やや乱暴にドアを叩き、なおも数度ノブを引いても。家の中からは何の応答もありはしなかった。理沙の顔からゆっくりと血の気が引いてゆく。
 同時、ぞくん! と激しい尿意が少女の背筋を貫いた。たまらずジャージの膝を寄せ合わせ、理沙はもじもじとおしりを突き出す。
「ぅ……ふ、くぅっ……」
 きゅううううんっ、とひときわ強く膀胱が身悶えし、排泄を促す刺激が下半身を貫く。冬の朝の気温もそれを手伝って、理沙はぶるりと身体を震わせた。すでに下腹部の重みはかなりのものに達しており、そう遠くないうちに限界が訪れてしまうだろうことは予想に難くない。理沙は腿の辺りのジャージをぎゅっと握り、おしっこ我慢のステップを繰り返しながら、ドア横のガラス窓を覗き込む。
 一体、こんな朝から母親はどこに出掛けたのだろう。少女は愚痴と共に玄関前をうろついてみるが、家の中に気配は無かった。一通り鉢植えの下などを調べてみるが、合鍵が隠されている様子もない。
 ……そしてさらに都合の悪いことに、いつもならお財布と一緒の鍵は今現在理沙の部屋の机の上だ。
「もうっ、なにこれ……最悪っ」
 もじもじと、脚を交差させてうめく理沙。
 もし、本当に母親が出かけたのだとしたら、普段鍵を持ち歩いている理沙に遠慮する事はないだろう。
 理沙の母親は携帯を持たない習慣なので、連絡のつけようがないのだ。
「うぅー……ひどいよお母さん……」
 庭に出て、落ちつかない足取りのまま順番に窓を見て回る。しかしここもやっぱりしっかりと鍵がかかっており、いくら指をかけても帰ってくるのは硬い手応えだけだった。
 裏庭に回りこんだ理沙は震える爪先立ちで背伸びをし、バスルームの窓を覗く。曇りガラスの向こうに覗く小さなクリーム色の扉が、理沙を誘惑していた。あそここそが田辺家のトイレであり、今の理沙にとって魅惑の場所であった。
 排泄をするために作られた設備は、硬く閉じられた窓の向こう。今もなお彼女を苦しめつづけているおしっこを出すことのできる場所がとてつもなく遠い。
 その事実を確認するだけで、理沙の膀胱はきゅぅう、と絞り上げられるようだった。
 じぃんっ、きゅうううっ。
「やば……我慢、できないかも……っ」
 じんじんと響く尿意は、1秒を数えるごとに膨れ上がってゆく。一呼吸ごとに進む新陳代謝が、理沙の全身を巡る水分を濾過して生産したおしっこが、少女の身体の一箇所に集まって圧力を増してくる。
「…………っ」
 理沙の心は羞恥と理性、そして刻一刻と迫る崩壊の時を控える尿意の間で激しく揺れていた。
 かぁっ、と顔に血が上ってゆくのが解る。ばくばくと跳ねあがる心臓が、自分が始めようとしていることへの決心を、イケナイことだと警告している。
「でも……どうしよっ……やっぱり、その……フカコウリョクって言葉もあるしっ……」
 迫り来る尿意に圧倒されるように、理沙は頭の中から理性と常識を追い出して、下腹部を支配する欲求のままにゆっくりと腰を沈めはじめる。
 理沙は何度も何度も慎重に周囲を見回して、誰の視線もない事を確認する。これから始めることは、理沙の人生で一度も経験したことのないくらいに恥ずかしいことで、少なくともこれまでの常識の中で、絶対にしてはいけないこと、のひとつである。
 だが、自分の家の裏庭で、しかも壁一枚隔てた向こうにトイレを見ながら、少女の忍耐は限界に達しようとしていた。

836 名前:第124夜? 投稿日:2005/06/09(木) 21:56:18
「仕方ないよね……もう、ガマン無理っぽいし……」
 田辺家の庭は生垣で周囲から隠されている。敷き詰められた芝生は、冬の間にすっかり色褪せて、枯れ草色の絨毯に変わっていた。ここなら、たとえバケツをひっくり返してもすぐに地面が吸収してくれるだろう。
 ジャージにかけた手が下に降り始める。理沙は自分の下半身を覆う衣服をまとめてずり下げながら、緊張で荒がる息を押さえ、つばを飲み込んだ。唇を噛みながら羞恥に頬を染め、大事な所を丸出しにした地面の上にしゃがみ込んだ。
 そう。理沙の決めた覚悟とは、ここで――用を足してしまうこと。
 身体に溜まった老廃物の排泄――それも、トイレまでほんの数メートルの、自分の家の庭でおしっこをする決意だった。
「うぅっ……恥ずかしいよぉ……」
 蚊の鳴くような声で俯いてしまう理沙。むき出しになった少女の排泄孔が、内圧に屈するようにひくひくと震える。
 と――。

 わふ。わふっ。

「うわぁっ!?」
 いきなりの鳴き声に、理沙は跳びあがるようにしてジャージのズボンを引き上げて立ち上がった。
 もう少しで始まっていたおしっこを中断されたことに驚愕3割、怒り7割で降り返れば。

 わふわふっ!! わぉんっ!!

「なんだ……もー、脅かさないでよシローっ!!」
 じゃらりと鎖が地面擦る。首輪から鎖を引きずった田辺家飼い犬のシローが、壁からひょこんと顔を覗かせていた。さっきまでは小屋の中だったというのに、どうやら理沙の気配で目を覚ましてしまったらしい。
 はふはふと舌を出して、シローは理沙に熱い視線を送っている。今日は誰も散歩に連れていってくれなかったのだろう。
「あとちょっとだったのに……シローのばかっ!!」
 ぱんぱんに張った下腹部を撫でながら、理沙はいまにも飛びかかってきそうなシローに文句を言う。
 一度排泄をやめてしまったせいで、理沙の頭にはせっかく追い出した理性と常識が戻ってきてしまい、もうここでおしっこをする気にはなれなかった。少なくともあんなに元気よくシローが騒いでいる前でそんなことできっこない。たとえ犬だって見られるのは恥ずかしいし、理沙がヘンなことを始めてシローがずっと騒ぎっぱなしだったらご近所さんが不審に思い始めるかもしれない。第一、シローだって自分の小屋や庭なんかでおしっこしたりはしない。ちゃんと散歩に行くまでじっと我慢している、
 それを、もう中学生の理沙が、自分の家の庭でおしっこだなんて。
「お散歩? ……ごめんシロー、今日ちょっとダメなの……ぁんっ……」
 くねくねと腰を揺すりながら、理沙はシローをなだめる。その間にも、弄ばれた理沙の尿意は次第に強烈なものへと変貌し始めていた。
(うぅ……どうしよぉ……っ」
 唇をかんでもじもじと太腿を寄せる少女の背中は、知らないうちに前かがみになってお尻を突き出すような格好に変わっている。排泄孔までの距離が短い女の子は、おしっこを我慢するときにはどうしても身体全体でこんな恥ずかしいポーズを取らなければいけなくなるのだ。
 理沙は頭の中の地図帳をめくって、近くにあるトイレを検索する。
(他のトイレ……公園だとまた壊れてたりしたらやだし……まだお店もあいてないし……駅……は遠すぎるし……やっぱり……学校まで、がまんしなきゃダメなの……?)
 どれだけ考えても、一番安全にトイレに入れる場所はそこしかない。
 窓のすぐ向こうにあるトイレを眺めながら、理沙はそんな悲壮な決意をするしかなかった。

837 名前:第124夜? 投稿日:2005/06/09(木) 21:56:38


 ひょい、と持ちあがった右足が左の爪先の前に下ろされる。ジャージの裾に当てられた手のひらは、さりげなく股間を気にしているのだろうが、その皺の入り具合から、そろそろさりげなく、とは呼べなくなっていた。
 大股で数穂を進み、とんとんとスニーカーの爪先で地面を叩き、小刻みにかかとを踏み鳴らす。
 きつくきつく交差された足の間で膝がかくかくと揺れる。
「はぁ、はぁはぁ……」
 風に混じり、荒い吐息がかすかに漏れ聞こえる。
 右から左、左から右、体重を預ける脚を数秒に一度のペースで変えて、理沙はジャージの上着の裾をぎゅっと握り締めた。
(んぁっ……でちゃう……)
 背筋を怖気が走り、スポーツバッグの中に残ったスポーツ飲料をちゃぽん、と揺らした。閉じ込められて容器にぶつかり揺れる水音は、たったいま理沙のおなかの中で繰り広げられている光景をそのまま象徴しているかのようだった。
 空色のジャージと紺のスパッツの奥。穢れを知らない少女の肢体を襲う下品な衝動は、理沙の苦悶を楽しむかのようにじわじわと勢力を増していた。
 もはや、人前で平静を取り繕う余裕もない。さすがに股間を握り締めるような真似はできないが、そろそろと下腹部に伸びてゆく手を止めることができない。ジャージの上から、おしっこげぱんぱんに張った下腹部をそっと撫でる。できるだけさりげなく、なんでもない風を装って。
 ちゃぷん、じゃぽっ、
(うぁっ……ふぅうっ……したい、したいよぉ、おしっこしたいいっ!!)
 だが、理沙のそんな必死の努力もむなしく。
 彼女がぎゅうっと寄せた膝の奥でおしっこを我慢し、こみ上げてくる尿意を必死に堪えていることなど、不自然に力の入った股間やせわしなく擦り合わされる膝を見れば一目瞭然であった。
 交差点の反対側の学生から、通りすぎる自転車の上の少年たちから、隣に並び信号を待つ会社員から、何気ない視線が寄せられている。
 うっすらと日焼けしたうなじがじっとりと汗ばみ、ほつれた襟足を張りつかせている。俯きがちな少女が尿意を堪えているのは、もはや誰の目にも明らかだった。
(やだっ、見ないでっ・……なんでも、なんでもないんだからねっ!? ……は、早く、はやくっ……おトイレ、トイレ行っておしっこしないと……おしっこ、でちゃううっ……漏れちゃうよぉっ……)
 激しく収縮する膀胱に、理沙はぁぅっ、と切なげなため息をこぼす。元気いっぱいの陸上少女が普段見せもしない艶かしい声だ。
 おなかを圧迫するおしっこによって、早朝から強いられ続けてきた我慢劇は、理沙に普段馴染まない“おんなのこ”な振る舞いを強制してくる。
(やだっ……なんで、わたし、こんなにっ……)
 横断歩道のすぐ手前、交差点に並ぶ人達の先頭で身体を小さく縮めて震えるジャージ姿の少女。それは恐らく、好機の視線の対象となるに十分な存在であることは、理沙にもおぼろげながら理解できている。
 集まる視線がちくちくと羞恥心を刺激し、それはますます理沙の尿意を強めていった。
 ひくんっ、びくっ!!
「んふうぅっ……うあっ……」
 ひときわ強い尿意に理沙が身体を硬直させた瞬間、信号がちかりと切り替わる。
(あ……だ、だめっ、まだダメえっ……!!)
 一斉に進み始める人ごみに急かされるように、理沙は反射的に脚を進めてしまっていた。途端、ぎりぎりのところで押しとどめられていたダムの水門にヒビが入る。
 ひく、しゅ、しゅるるっ……じぅうっ……
(やだ、っでちゃうでちゃうでちゃうううぅーーーーっ!!!)
 すんでの所で悲鳴だけは胸中に飲み込み、理沙はジャージの間に両手を突っ込んだ。こんな所でおもらしだなんて、中学生の女の子には絶対に許されない。決壊を防ぐため括約筋に渾身の力をこめて抵抗する理沙。
 しかし、がくがくと震える膝が言うことを聞かない。じわぁ、と下着に広がったおしっこがジャージの上まで染みだして、股間を握り締めた理沙の手のひらを汚す。そうしてとうとう、理沙は横断歩道の真ん中ででしゃがみ込んでしまった。
(ダメっ、こんなところでおしっこなんか……ダメなのにっ……ここ、トイレじゃないのにっ……おもらし、おもらししちゃううっ……おしっこ、おしっこしたいっ……おしっこでる、でちゃうよぉおっ……!!)
 横断歩道のなかで膝を抱え震える少女を、通りすぎる人々は不審げな視線で見詰める。たった今自分がおしっこをチビらせながら、全部でしまいそうな恥ずかしい熱湯が吹き出すのを必死に先延ばしにしているのを知られてしまった理沙の顔から火が出る。
「ふ、ぐうっううっ……」
 意地、だった。
 こんなところで、あんな大勢のヒトのいる往来で失敗だけはできない。動けば我慢できない、と解っていながら、理沙は強引に立ちあがり無理矢理駆け出していた。

838 名前:第124夜? 投稿日:2005/06/09(木) 21:57:08

 限界はすぐにやってきた。手近な路地に飛びこんだのは、近道でもなんでもなく、もう本当に我慢ができなかったから。
 ひんやりとした日陰の空気をかき乱し、荒い息をつきながら理沙は路地の隅っこに再びしゃがみ込んでしまう。
 しゅ、ぷしゅる……じゅっ……
「ダメぇ……でないで、でないでよぉ……」
 腰を揺らしての懇願もむなしく、既に辛抱をなくした少女の排泄孔はだらしなく緩み、湿った下着の中にさらにおしっこを追加する。普通にまっすぐ立っていることも苦痛だった。もう中腰かしゃがんだような姿勢を保つことでしか、理沙はこみ上げてくる尿意に耐えられない。
 じんっ、と恥骨に響く刺激に追い立てられ、理沙は必死に周囲を見回す。
(おしっこ……おしっこ、する、しちゃううっ……)
 その思考はもはや、少女としてのプライドを棄てたものだった。薄暗い路地裏に、理沙は排泄の為にもっとも適した場所を捜す。もちろん、こんな場所に用を足すべくして作られた本来の設備があるはずはない。
 切羽詰った理沙は、屋外で放尿しても一番人目のつかない場所を捜しているだけだった。
(うくっ……ヤバっ……また、さっきっみたいのがきちゃいそう……っ)
 膀胱の内部で圧迫されたおしっこが、出口を求めて渦を巻く。きゅんっ、と収縮の予兆を見せる下腹部が、理沙の羞恥心を激しく煽った。
 だが、どれだけ辺りを見回してもそこは道の真ん中で、地面は側溝すら見当たらない堅固なコンクリートだ。水を吸いこんでくれる可能性など万に一つもない。しゃがみ込んだ理沙の大切なところから勢い良く吹き出したおしっこは、そのままコンクリートを黒く染めて、川みたいに流れて広がってしまうだろう。
 いくら路地裏でも人通りはある。ここから出入りする人だっているだろう。そのとき、隅っこに雨も降っていないのに大きな大きな水溜りができてしまっていれば。ここで誰かが我慢できずにおしっこをしてしまったことなどすぐに知れる。
 そして、理沙がおしっこを必死に我慢しているのは、この辺り一帯を歩いていた人達にしっかり見られてしまっているのだ。
 きゅうんっ、きゅうううんっ……
 恥骨に衝撃が走る。むず痒さを数十倍したような尿意の塊が、少女の胎内から排泄孔までを駆け巡る。
(あぅぅっ……ダメ、ダメえっ……来ないで、来ないでえっ…、今は来ちゃったらっ、ホントにっ……ダメえええっ)
 さっきですら路上の真ん中で恥も外聞もなくしゃがみ込み、ジャージの股間に染みを作ってしまったほどだ。次の波がきた時、それに対抗できる自信などない。理沙は迫り来る尿意に腰をよじりながら、股間に突っ込んだ指をせわしなく前後させる。
 きつく閉じ合わせたジャージの股間をきゅぅ、と押さえ、理沙は身体を竦ませた。くねくねと落ち着きのないスパッツの下で我慢に震えるおんなのこの排泄孔は、下腹部のティーポットいっぱいに注ぎ込まれたおしっこで溢れそうだ。
(おしっこ、おしっこできるところっ……おしっこ出してもだいじょうぶなところっ……)
 しくん、しくんと高まり続ける尿意を堪えながら、理沙は必死に辺りを見回す。だが隙間なく敷設された区画には排水溝どころか土の見える地面すらない。膀胱一杯に詰まっているおしっこができる場所など見つからなかった。
(や、やだぁっ、おしっこ、でちゃぅ、でちゃううっ……おもらししちゃううっ……)
 寄せては返す尿意の大波。少女の幼い身体の中で、恥ずかしいおしっこがざぱりざぱりと揺れている。細く引き絞られた括約筋の隙間から、少しずつじわりじわりと滲み出していた。
 おしっこのできるところ。おしっこをこぼさずにいられる入れ物。
 今にも訪れるかもしれない大失敗の危機。尿意を堪えることだけで一杯になって、理沙の少女としての理性と羞恥心は麻痺し、思考は一種のパニック状態になっていた。
 普段の理沙ならば死んでもしないであろう、はしたない行動に出たのだった。

839 名前:第124夜? 投稿日:2005/06/09(木) 21:57:27
(っ……そうだっ……)
 理沙はスポーツバッグの中に手を突っ込んで、ペットボトルを引っ張り出した。少し泡だった半透明のスポーツ飲料がちゃぽん、と揺れる。この状況で揺れる水面を目にし、水音を耳にするのは理沙にとって耐えがたい苦痛ではあったが、完全に沸騰した理沙の理性はそれを無視する。
 耐久度、容量、防水性、どれも問題はない。
 そう、これなら――
(はやく、はやくっ……っ!!!)
 嫌悪感も羞恥心もどこかに消え失せていた。このペットボトルがあればおしっこができる。今も自分を苦しめている恥ずかしい熱湯を外に出してしまえるなら、理沙にはもう何だってよかった。
 理沙はペットボトルのキャップをもぎ取るように外し、口を付けた。半分以上残っている中身を一気に喉の奥へと流しこむ。
「うううっ……ぷはぁっ……えほっ……」
 喉が震えて、上手く飲み込むことができない。おしっこを我慢しながら、冷たいスポーツ飲料を飲むのはまさに、地獄のような苦しみだった。飲んだものがすぐおしっこに代わるわけではないが、今の理沙にとってこの行為は、もう縁ぎりぎりまで水の溜まったコップにさらに蛇口からの水流を注ぎ足しているのと同じ行為だ。
 ジュースを地面にこぼすのは簡単なことだったけれど、ここで理沙が“なにもしなかった”ことにするには、ひとつも証拠を残すわけにはいかない。味なんて解りもしないまま、理沙はペットボトルを空にする。
「うくぅっ……」
 そうしてすぐさま理沙はジャージを膝まで引き下ろし、スパッツと一緒にインナーも脱いで、おんなのこの大切な場所をあらわにする。冷たい風がひやりとお尻を撫でていく。
 理沙は路地裏の真ん中でしゃがみ込み、恥ずかしいおしっこのポーズをとった。どきどきと跳ねあがりそうになる鼓動を抑え、今にも誰かが通りがかるかもしれない、という想像を振り払う。爆発的にゆり戻されてくる羞恥心。それでもおしっこはもう我慢の限界で、いまから『やっぱりやめるっ!!』は通りそうにない。
 理沙は、小さな飲み口に、小さく震える排泄孔を近付けた。
 口をつける場所に、おしっこをするトコロを押しつけて。さっきしたことの正反対の事をしようとしている。
(うぅぅっ……)
 心臓がばくばく鳴って、顔に血を送りこんでくる。理沙の頭は羞恥で沸騰してしまいそうだった。
 だが、身体のほうはもうとっくに限界を迎えていて――
 ぷしゅるっ、じょろろっ、じゅごぉおおおおーーーっ。
「ああああああっ……やだ、やだあっ……」
 吹き出した水流が飲み口の中からペットボトルの底を直撃した。透明な容器の中で渦を巻いたおしっこは、水面を激しく波立たせ、泡を立てながら容器の中に収まってゆく。
(ぁううっ……わたし、すっごくヘンなことしてるっ……やだよ、やだよぉ……ヘンタイみたいっ……)
 静まりかえった路地裏では、容器に水流がぶつかる音がひどく大きく聞こえるようだった。理沙は羞恥に耳までを真っ赤に染め、おなかに力を篭めてしまう。すると一段とおしっこの勢いが強まって、じゃぼじゃぼとペットボトルに溜まった水面を乱す。
 トイレですらない場所、視界を遮るものもない路地の片隅で、さっきまで飲み物の入っていた入れ物におしっこをしている――そんなコトは、少女の常識からも、決してしてはならない行為のはずだった。
 きゅうぅうんっ、きゅうぅうっ。
「んぅうっ……く、ふぅうっ……」
 少女の膀胱は切なげに収縮を繰り返し、理沙の下腹部はさらにおしっこを搾り出そうとしてくる。それに伴って括約筋も甘く緩み、水門を全開にしようとむず痒さに似た感覚で理沙を誘惑する。それでも、細い飲み口におしっこをこぼさず流しこむためには、慎重に排泄孔を調節しおしっこの勢いを制御するしかない。それは必然的に排泄の時間を長引かせてしまうのだ。
(はやくっ……はやく終わってっ……)
 容量の限界に達した理沙のおしっこはいつまで経っても勢いを弱めようとしなかった。次々注ぎ込まれる水流に揺れるほの黄色い液体の水面は、ペットボトルの胴を超えて八分目よりも上に達しようとしている。
 自分の身体がこんなにたくさんのおしっこが溜めておけるなんて、知らなかった。
「ふぅ…ふぅ……ふううーーっ……」
 痺れるほどの解放感が背筋を走る。耐えに耐えた後の排泄で、理沙は快感にも近い感覚を覚えていた。その事実はさらに少女の羞恥をかきたてて、排泄孔をひくんと収縮させた。

840 名前:第124夜? 投稿日:2005/06/09(木) 21:57:39
 じゃぼっ、じゅるるじゅじゅじゅっ、じょぼぼぼぼ……
(……まだでてるっ……ぜんぜん止まんないよぉ……)
 おしりの方に回って飲み口に入りきらなかった分のおしっこが、ぽた、ぽた、とこぼれてペットボトルを伝ってゆく。容器を握り締める指にかかるおしっこの温かさに、理沙の胸はぎゅうっと締め付けられる。
 そして、なおも数十秒。
 長い長い時間を掛けて、ようやく理沙の排泄は終わりを告げた。まだ完全に膀胱を空にすることができなかったのか、下腹部にはじんっとした尿意の残滓が残っていたが、理沙はかろうじてペットボトルが一杯になる前におしっこを止めることができた。
「……うぅぅ、恥ずかしいよぉ……」
 中身がこぼれないように、ぎゅっ、と硬く蓋を締める。
 透明なペットボトルの中で、薄黄色の液体の表面が小さく泡立って揺れた。
 昨夜のうちに摂取した水分とさっき口にしたスポーツ飲料が、理沙の体でろ過されて作られた、世界でもっとも恥ずかしい液体。500mlの容器を楽に埋めてしまったその量が、理沙が羞恥の果てに耐え抜いた結果である。
「でも、こんなに……」
 一体どうやってこんな量を我慢できていたのか、理沙自身信じられなかった。
 実際に外に出した分を確認して、理沙は楽になった下腹部を撫でる。今までの我慢の残滓と、路地裏で排尿に及ぶという異常な状況にまだいくらか理沙の膀胱はトイレを要求していたが、今すぐ駆け込まなければならないほど切迫してはいない。
「……助かった…んだよね……」
 憂鬱な思考を納得させるため、理沙は汚れていた手の雫を振り払った。
 たとえ、用を足せたのが寒々しい路地裏で、場所がトイレでもなんでもない飲み物を入れる容器にだったとしても。街中でおもらしなどという大失敗にくらべればいくらかはマシだ。理沙はなおもこみ上げてくる羞恥心を押さえつけるため、自分にそう言い聞かせる。
 湿ったままの下着をジャージごとはき直し、汚れた手をティッシュで念入りに拭い清めて、理沙は大きく息をついた。
「どーしよ、これ……」
 改めて、それを眺める。
 清涼飲料水のラベルの下、薄黄色のおしっこをいっぱいに詰め込んで、まるで新発売の製品のようになっている簡易トイレ――ついさっきまで、理沙の膀胱が強いられていた状況と全く同じことを強いられているペットボトルを見下して理沙は頭を悩ませた。たとえ自分の身体からでてきたものだとは言っても、おしっこの入った入れ物なんて触りたくもない。
 だが、このまま置いていける訳もないのだ。誰も真実に気付かなかったとしても、自分のおしっこがいっぱいに詰まったペットボトルが見られるなんて死んだ方がマシだ。
「学校……行って、もう一度トイレに……しか、ないよね」
 口に出して、思い切るための準備をする。
(……うん。そうしよ。まだ本当にすっきりしたわけじゃないし……)
 言葉に出さなかった後半の理由もあって、理沙は決心を固めた。
 ペットボトルを手に取り、何度も何度も蓋が閉じているか確認して、スポーツバッグの中に慎重に詰め込む。中身を汚されでもしたらやっていられないが、剥き出しで持っていくなんてそれこそ問題外。ヘンタイのすることだ。
 理沙はきょろきょろとあたりを確認し、できるだけ人目に触れないよう早足でこっそりと、人気のない路地裏を後にした。

841 名前:第124夜? 投稿日:2005/06/09(木) 21:58:18
 日曜の朝だというのに、校庭は賑やかだった。ソフトボール部かなにかの練習試合なのだろうか。集まった観客から試合の行なわれているグラウンドに歓声が飛ぶ。
 平穏に活動している校庭が恨めしい。
 理沙はこんなにも苦しくて恥ずかしい目に遭っているのに、あの子達は楽しそうに笑っている。理不尽な現実に少女の気持ちは激しく落ち込んでいた。
「最悪だよ……」
 まさか。今日家を出る時には、こんな恥ずかしい思いをする羽目になるなどと思ってもみなかった。いつも通り朝の自主トレを終えて、気持ちよくごはんを食べて楽しい日曜日を迎えるはずだったのだ。
 それが、路地裏でおしりを丸出しにしておしっこ。しかもその場所はトイレでもなんでもなく、さっきまでスポーツドリンクの入っていたペットボトルの中だ。まさしく悪夢以外の何者でもない。さらに最悪なことに、理沙はそのおしっこをまだスポーツバッグの中にもっているのだから。
 どんよりと沈む気分で足を引きずって、塀の向こうに見える正門を目指す。
 いまは早くトイレに行ってバッグの中のおしっこを処分し、ついでにまだちょこっとだけ残っているおしっこも済ませてしまいたい。
「うー……」
 そっと髪を払いのけた理沙の下半身が、無意識のうちに震える。
 それは、更なる悲劇の序章だった。

842 名前:第124夜? 投稿日:2005/06/09(木) 21:58:34
 校門をくぐった理沙は、まっすぐ体育館に向かう。今日は休日であり、授業はないために校舎には鍵が掛かっていて、中に入ることは出来ないのだ。部活動のためには体育館のトイレが解放されており、生徒達はそこを使うように指示されていた。
 理沙はジャージの下腹部をそっと押さえながら、体育館横のトイレに急ぐ。利用人数に対してトイレの絶対数が少ないため、トイレは混雑する。理沙は少し遠回りになることを承知で、人気のない表のトイレを選んだのだった。
(見られるのやだし……しょうがないよね)
 本日何度目の妥協だろう。
 この季節、理沙の目指す体育館横のトイレは立て付けが悪いために隙間風が酷い。さらに掃除もあまりされていないため、中のトイレに比べて利用する者は少ない。万が一でもおしっこ入りのペットボトルを見られるわけには行かないため、どうしても理沙はその選択をしなければならなかったのだ。
 だが。
 遠回りの道のりは、理沙をそれだけ長く冬の大気に晒し続ける。
(んっ……)
 いつしか、吹きつける寒風に理沙の尿意がちりちりと煽りたてられていた。膀胱に掛かる重みじわじわと増し、さっきも感じていた痺れがぶり返してくる。
 他人の視線がないのをいいことに、理沙はぎゅうっと股間に手を沿えていた。
 ぶるっ、と背中が震える。
 小刻みになった歩幅は、少女が脚の付け根に抱えた熱い液体のせい。もどかしく思う理沙の意に反して、もうすぐだと思っていたトイレまでの距離は遠く、歩みは遅々として進まない。
 ひく、ひくんっ、きゅうううんっ。
「はうっ……!!」
 走り抜けるひときわ強い感覚に、理沙は身体を竦ませる。
(やだっ……また、来ちゃった……)
 それはもはや、明らかな尿意だった。時間を追うごとに高まりだす下腹部の圧迫感に理沙はふうぅっと溜め息を漏らす。少女の膀胱は再び切なげに収縮し、しくんしくんと疼いて中に溜まったおしっこがその存在感をアピールし始めていた。
(おしっこ……またしたくなってきちゃったっ……なんでっ? さっき、あんなにいっぱいしたじゃないっ……)
 前触れもなく訪れた強烈な自然の摂理に、理沙は心の中で悲鳴を上げる。スポーツバッグの中には、さっき理沙がしたばっかりのほかほかのおしっこが500mlペットボトルいっぱいに詰まっているのに。
 水分補給に優れたスポーツ飲料は、運動で水分を消耗していた利者の体内にたちまちのうちに吸収され、少女の身体を余さず循環して、老廃物を体外に出すためにふたたび理沙の膀胱を満たし始めていたのだ。
 ほんのわずかな時間に立て続けに摂取された1リットルのスポーツ飲料と、冬の寒い気候。それらの相乗作用によって、今、理沙を襲う尿意は、どんどんとその勢力を増しつつあった。
 そろそろと体重をかけないよう慎重に、できる限りの早足。それでもおしっこをぱんぱんに溜めこんだ膀胱は、そのずっしりとした重みで理沙の我慢を圧迫する。
 不安定な足音が、そのまま少女の限界が近いことを伝えていた。
(ぅう、あとちょっと、もう少しでトイレだからっ)
 自分を奮い立たせる理沙の背中、スポーツバッグの中でじゃぼっ、と揺れる中身。
 さっきと同じ水音が、理沙の理性を責め苛む。そして今度のそれは、飲み物のスポーツ飲料ではなく、本物の理沙のおしっこが立てている音なのだ。
 たった数時間の間に、トータルで1リットル以上。理沙の身体は呆れるほどの恥ずかしいおしっこを作りだしている。それがとんでもなく恥ずかしいことに思えて、理沙は真っ赤になって俯いた。

843 名前:第124夜? 投稿日:2005/06/09(木) 21:58:49
 ばん、といきおい良くドアを押し開ける。
 予想通り体育館横のトイレには人影が無く、しんとした気配に包まれていた。どうやら過去に遡ってもこの数時間、だれもここを訪れてはいないらしい。これから自分のする事に思い悩んでいた理沙は、その事実にほんの少しだけほっとする。
 細く空いた換気用の窓から、校庭の喧騒がわずかに聞こえてくる。
 3つある個室のうち、二つが故障中の張り紙で塞がれていた。もともとそんなに使われていない場所だけに、それ程手入れが行き届いているわけではない。床は少し黒ずんで埃も積もっていたが、それでも立派なトイレには違いない。いまの理沙にとっては、長い間渇望を続けた場所だった。
「……ホントに最悪だったなぁ」
 理沙はたった一つだけ残った一番箸の個室に入る。和式の白い便器が出迎えてくれた小さな部屋にしっかりと鍵をかけ、スポーツバッグを傍らの荷物起きに載せた。
 その間にも少女の脚はそわそわと落ち着き無く揺れていた。
 だが、さっきに比べればまだ十分我慢できる。
 理沙はそれよりも先に済まさなければならない最優先懸案事項のために、ひとまずおなかの中で駄々をこねるおしっこのことを頭の隅にどけた。
「…………せー、のっ!!」
 理沙は意を決してスポーツバッグの中からペットボトルを取り出した。薄黄色のおしっこでいっぱいになった透明な容器は、まだほんのりと温かい。それはまぎれもなく、ペットボトルの中身が理沙の身体の中で作られた証拠なのだ。
 今更ながらに路地裏の排泄のことが思い出されて、理沙は羞恥にぐっ、と唇を噛み締める。中学生にもなって、学校までトイレを我慢できなかった証拠――そんなとんでもなく恥ずかしいもの持ち歩いてここまできたのだ。一刻も早く、記憶と一緒に消し去ってしまいたかった。
「これで、やっと」
 理沙は覚悟を決めて、ペットボトルの蓋を空けた。プラスチックの容器の中から、揺れる水面が顔を覗かせる。
 理沙は慎重にペットボトルの口を傾け、いまもなお温かいその中身をトイレの中へとこぼしてゆく。丸い飲み口のふちに盛り上がった水面がくずれ、ぽちゃ、ぽちゃとトイレの中に吸い込まれてゆく。
(はぁっ、ふぅううっ……)
 ちょぽぽぽ……じょろろろ……じょぼぼぼぼぼぼ……
 途切れ途切れの細い雫はすぐに水流になって、トイレの中の水面にぶつかって波紋を描き、飛沫を立てる。
 それは、理沙にとってとんでもなく辛いことだった。
(んぁぅっ……くぅっ!! や、やああっ……)
 水音を立てて、白い便器の中に吸い込まれてゆく黄色い水流。
 勢い良く水面にぶつかった薄黄色の流れは、飛沫を飛ばしてはぱしゃぱしゃと音を立て、わずかに泡を立てて広がってゆく。
 じょぼぼぼぼぼぼ・……じょろろろろろ……
 さっき、きちんと済ますことのできなかったおしっこが、ようやく正しい場所に解き放たれてゆく。我慢できなくなった理沙の苦しみを肩代わりしてくれていたペットボトルはその中身を思う存分に外にぶちまけていた。
(やだっ……こんなのっ……なんでぇっ……)
 ペットボトルはどんどんと空になってゆく。それにつれて、流れ落ちるおしっこも激しさを増していた。
 じゃぼぼぼぼぼぼぼ……じゃぼぼっぼぼぼっ……
 目の前でトイレに流れてゆく自分自身のおしっこを目にして、少女の膀胱は激しく動揺する。ただでさえ水音というのは尿意を誘うものだ。まして今、それを発しているのはお腹の中をたっぷんたっぷんにしている理沙のおしっこそのものである。
 つまり今、理沙は自分の排泄を目の前に見せ付けられているのと同じ状況にあった。
(こんなの、ずるいよっ……おしっこ、トイレにしてるのにっ……)
 こんな皮肉なことがあるのだろうか。ここは待望のトイレの個室で、今まさに理沙のおしっこがすごい勢いで便器の中の水面へと注いでいるのに。すっきりできるのはペットボトルの方だけで、理沙の尿意は少しも収まってくれないのだ。
 500mlのペットボトルをいっぱいにしても、まだ収まりきらなかった理沙のおしっこ。路地裏で済ませた排泄をそっくりそのままなぞるように、ペットボトルの膀胱がトイレでおしっこをしていた。
「ど、どうしてっ……あううっ」
 きゅうううううううんっ。
 時間差で見せ付けられる排泄が少女の羞恥を刺激し、それに連動するように膀胱が激しく身悶えして暴れ出す。
 あれから1時間も経っていないというのに、理沙を襲う尿意は、先刻のペットボトルに用を足した時に勝るとも劣らないレベルまで達していた。

844 名前:第124夜? 投稿日:2005/06/09(木) 21:59:31
 ちょろろ……ぴちょん。ぴちょ……

 理沙のおしっこが全部トイレの中に流れ、ようやく空になったペットボトルを見る頃には、もう我慢は限界になっていた。こんなものを散々見せ付けられて、これ以上おしっこをおなかの中に入れておくのは無理だと、膀胱が必死に訴えている。
「……くぅうんっ……」
 切なげにお尻をモジつかせ、吐息をこぼして足をくねらせる。
 隙間風は風がいっそう理沙の尿意を煽り立て、膀胱に掛かる重みは増す一方だ。
 理沙はいつの間にか、開いている方の手でぎゅうっと股間を握り締めていた。おしっこをぱんぱんに溜めこんだ膀胱は、そのずっしりとした重みで理沙の我慢を圧迫する。
 もう限界だった。
「ふ……くぅっ」
 きゅうんっ、と収縮する膀胱の内圧に耐え、理沙は小さくうめきを漏らした。ジャージの股間に押しこまれた指に力が掛かり、少女の下半身を覆う空色の布地がぎゅうぎゅうとよじれる。
 排泄孔に湧き上がる違和感が、じくりとオモラシの気配を覗かせる。大きな波の予兆がざわざわと少女の我慢に襲い掛かっていた。中腰になって股間を握り締め、理沙は迫り来る尿意とのせめぎ合いのなか、わずかな隙を突いてジャージに手を掛ける。 
(も、ダメっ……出しちゃわないとっ)
 少しぐらい汚れても構わない。理沙は尿意の波を乗り越えるのを諦め、便器をまたいだ。思いきって一気にジャージと一緒にスパッツを引きずり下ろす。拘束から解き放たれ、剥き出しになった少女の大切なところがひんやりとした外気に触れる。
 ちゅるぅう、ちゃぽぽぽっ、
 すっかり腰を下ろしきる前に、我慢をなくしたおしっこが理沙の股間から迸り、トイレの水面を叩く。
 だが。次の瞬間。理沙は、目の前の光景に絶句した。
「紙……ない、のっ?!」
 伸ばした指の先で、無常にもからからと空転するロールホルダ。
 出しかけたおしっこに緊急停止命令を出したまま、おしりを丸出しにして理沙は個室を見回す。
 だが、芯だけを空しく回すロールホルダのほかには、トイレットペーパーのロールは愚か、ちり紙ひとつ見当たらない。
 そしてその上には無常にも、

『節約のため、紙は外してあります』

 の張り紙。
「う、うそぉ……っ!! ひどいよおっ!!」
 ぎゅうっ、と膝を擦り合わせ、理沙は当惑の視線を投げ下ろす。
 タイルの床には、白い和式便器がペットボトルに入っていた分のおしっこを受け止めて、なお準備万端で待ちうけている。まだかすかに揺れる水面が理沙を誘惑しているようだった。
 おしっこをするための場所がすぐそこにある。
 それなのに――おしっこができないなんて!!
「なんでっ、なんで……あぅううっ!!」
 こみ上げてくる熱い衝動を押さえこんでぴょこぴょこと小さく飛び跳ねる理沙。妄想でも指摘を紛らわせていないと、勝手に排泄が始まってしまいそうだった。
 だが、もしそうしてしまったら――恐らく今まで経験したこともないようものすごい勢いで吹き出すおしっこでびしょびしょに汚れた股間とお尻を綺麗にできるものはどこにもないのだ。
「うううっ、ふぁああああっ、でちゃう、でちゃううっ」
 うめき声を上げる理沙。しっかりと閉じられた鍵が目に入る。これから鍵を明けて外に出て、他の個室に入って鍵を掛けてしゃがみ込むまで、おしっこをこぼざずにいられる自信がない。トイレットペーパーを探して戻るなんて不可能だった。
 理沙は知らないことだったが、このトイレは悪ふざけに興じる一部生徒の格好の悪戯場所になっており、トイレットペーパーが水浸しになるという事態が続出していた。この状況もそれを重く見た教師の苦肉の策だったのだが――今現在の理沙にとっては悪魔の所業に均しい行為だった。
「なんか、なんかないのっ……お願い、ティッシュとか……っ」
 懇願にも近い調子でスポーツバッグを引っ掻きまわす。
 だが、理沙の願いも空しく、そこからはポケットティッシュの一枚も見つかることはなかった。さっきの路地裏で手を拭いたとき、必要以上に念入りになりすぎたせいで全部使ってしまったのだ。ゴミ箱なんかで処分してしまったことを悔やむ理沙だが、既に後の祭り。
 お気に入りのスポーツタオルが手に触れる。スポーツドリンクの懸賞で当てたそれは、理沙のお気に入りで自慢の品だった。
「ダメ――でちゃううううっ!!」
 だが、背に腹は換えられない。今は緊急も緊急、最大の非常事態なのだ。
 もう洗濯したからと言って今みたいに使うことはできないかもしれない。それを覚悟しながら理沙はタオルを掴み、ぎゅっと握り締めた。徹底して禁じてきた股間の力を一気に抜く。
 ちゅるっ、しゅるるるるるるっ……

845 名前:第124夜? 投稿日:2005/06/09(木) 22:00:29
 我慢に弄ばれ、堪えに堪えてきたおしっこが、理沙の排泄孔から噴き出して水面を叩こうとしたその瞬間。

 バタン、ガチャガチャガチャっ!! ゴボ、ゴボジャァアアーーーーーッ!!

 隣の個室が乱暴に閉められ、音消しの水が盛大に流される。
 同時、
 どんどんどんどんどんっっ!!
 すごい勢いで理沙の個室も、ドアがノックされだした。
「ちょっと、ねえ、お願い居るのよね? 開けてあげてっ」
「え……」
「ぅ……く、ふぁうっ……」
 切羽詰った、悲鳴のようなうめき声。急かすかのようにもう一度、激しくノックが繰り返される。有無を言わせぬ語調とドアが軋んでしまいそうな激しノックに、理沙は反射的に腰を浮かしてしまう。
「ねえ、お願いっ、開けてあげてよっ!!!」
「あ、あの、ちょっと待って」
「そんな事言わないでっ、お願いだからっっ!!!」
 その凄まじい剣幕は、とても扉越しの言葉では納得してもらえるものではなく、理沙はジャージのズボンを上げざるを得なかった。つい数秒前まで、次にズボンを履くときにはすっかりおしっこを済ませて、心の底からすっきりできているはずだったのに。
 ひとまずは引っ込んでくれたものの今もなおちりちりと激しく暴れる膀胱をなだめ、ズボンをぐいぐいと引っぱって股間を持ち上げながら、理沙は鍵を外す。
 がちゃりと開いたドアの向こうには、青ざめた顔でぎゅぅっとお腹を押さえている小学校低学年くらいの女の子が、数名の少女達に付き添われて立っていた。
「良かった――」
「ねえ、お願い。妹がちょっと悪いもの食べちゃったみたいで――もう限界なの、だから、お願いっ!! 校舎の方鍵かかっちゃってるし、このトイレしか使えないし、もう他のところに行ってる余裕もなくて――」
 付き添いの少女達が詰め寄ってくる。その向こうで悲痛な声があがる。
「おねえ、ちゃんっ……でちゃうっ……」
「ほら、もう大丈夫だから……あとほんのちょっとだから我慢してっ!! ――ねえ、お願い、変わってあげてっ!!」
「え……」
 理沙の手を掴んで揺さぶりながら、付き添いの少女が懇願を繰り返す。そのあまりの勢いに、理沙は個室から半ば引っ張り出されるようにして外へ出てしまっていた。
 理沙にとっては不幸なことに、少女達にとっては幸運な事に。それが、彼女たちには了承の合図に見えてしまったのだった。
「ありがとうっ!! ほら、速くしてっ――」
「え、あ、ちょ」
 何かを言う余裕すらなく、理沙はドアの外へと押しのけられてしまう。
 突き飛ばされた身体のバランスを保とうと、理沙の脚がぐいと伸びてタイルの上にぶつかる。同時、靴底から突き上げてきた強烈な尿意が理沙の下腹部を直撃した。
(うあううっ!!)
 声にならない悲鳴を上げる理沙の額に、脂汗がびっしりと浮かぶ。もう限界を超えたさらにその上の我慢を強いられているのだ。全力で括約筋を引き絞っていなければならず、他になにもできない。
 だが、理沙の絶体絶命の状況に気付いてやれる者は、その場にはいなかった。理沙が声を立てる余裕もなくぎゅうぎゅうと股間を抑え、ダムに流れ込む尿意の大洪水を必死に抑えている間に、付き添いの少女は青ざめた妹を個室に押しこんだ。

846 名前:第124夜? 投稿日:2005/06/09(木) 22:02:13
「ねえ、紙!! 紙とってあげてっ」
「あ、うんっ」
「ちょ、ちょっと、待ってっ……」
 抗議をする理沙だが、爆発寸前の膀胱を抱えたままではか細い悲鳴すら上げる事はできなかった。慌しくトイレを駆け回る少女達が理沙を隅に追いやって、彼女に気付くことなく通りすぎてゆく。
「ごめんね――あとでお礼、するからっ、今はお願いっ」
 少女の一人が理沙をトイレの外へと押しやった。じわりっ、じわりっと排泄孔から漏れ出すおしっこに精一杯の理沙は、それに抵抗することもできず、女子トイレのマークが記されたドアの前に放り出されてしまった。
(そんなぁっ……うそ、嘘っ……だって、わたし、まだ、おしっこっ……)
 突如訪れた修羅場の光景に、今にも爆発しそうな下腹部を抱えたまま理沙は腰を落として背中を丸める。きつく閉じ合わせた足の間に両手を突っ込んで破裂寸前の膀胱を押さえつける。
(まだ、おしっこできてないのにっ……まだおしっこしてないのにぃっ……!!)
 トイレの中は時ならぬ戦場と化しているようだった。どう考えても10分や20分で済みそうな気配はない。
 ……つまり、もうこのトイレには入れない。
(……やだっ、やだやだやだぁっ!! ……あ、ああっ、でちゃうっ、でちゃううっ)
「だ、だめっ、わたしもっ、わたしもトイレぇっ……トイレいかせてよぉっ……」
 力なく握られたこぶしが弱々しく壁を叩く。
 理沙の悲痛な声が、人の居なくなった廊下に響き渡る。
 きゅううううんっ、じわぁっ……しゅるるっ。
 がくがくと震える少女の腰が、尿意に激しくよじられる。既に理沙の括約筋は長い長い我慢のために痺れ始めて、完全にはおしっこを塞き止められなくなっていた。尿意が爆発するたびにじわっ、じわっと股間の先端から吹き出す熱い雫が、スパッツを染み透ってジャージにまで黒い染みを広げてゆく。
「やだっ、おしっこ漏れちゃう、おしっこがっ、おしっこがあぁっ」
 中学生の女の子として決して発してはいけない、恥ずかしい言葉を口にしながら、理沙はふるふると股間を揺すり、お尻をモジつかせた。
 ここは既にトイレの敷地の中ですらない。部活の声がこだまするグラウンドは運動をする場所で、おしっこをしたり尿意を我慢したりする場所ではなかった。
 そしてここには個室や便器やトイレットペーパーどころか、スポーツバッグもタオルもあのペットボトルすらない。理沙がおしっこをするための手段は完全に失われてしまったのだ。
 じゅじゅじゅ……じゅわあっ……
 温かいものが理沙の下着にこぼれ、広がってゆく。だがその感覚すら理沙には感じ取る余裕がなかった。
(また……さっきみたいの来ちゃうっ……おしっこ、またいっぱいでちゃううっ……)
 おしっこをするための設備の一切を取り上げられてしまった理沙は、がちがちと震える歯をとめることも出来ずくねくねと腰をよじり、足踏みを繰り返す。この一時間で少女の身体は1リットル以上のおしっこを作り出しているのだ。

847 名前:第124夜? 投稿日:2005/06/09(木) 22:02:45
 学校は相変わらずざわざわと喧騒に揺れ、平穏な休日を続けている。たった一人絶望的な戦いを続けている理沙の事などお構い無しだった。
 いつも颯爽と地面を蹴って軽やかに走るほっそりとした脚も、ぱんぱんに詰まったおしっこを塞き止めるのにはなんの役にも立たない。
 むしろ、陸上で鍛えられた活発な新陳代謝は、理沙をますます苦しめるばかりだった。全身の水分が絞り上げられ、老廃物と一緒に下腹部に集まり、ろ過されておしっこを作り出してゆく。昨晩の分は既に出してしまったとは言え、理沙はついさっきまでに500mlペットボトル二本分、合計1リットルもの水分を口にしているのだ。
「おしっこぉ、おしっこでるううっ……おしっこ、いっぱいぃいっ」
 ぎりぎりと尿意が高まってゆく。これ以上ないほどに引き伸ばされた理沙のおなかの中の水風船に、さらに大量のおしっこが注ぎ込まれる。今度こそ逃れられない猛烈な排泄欲求が少女を陵辱し、余すところ無く責め苛んでいた。
(おしっこしたい、おしっこくるぅっ、くるよぉ、おしっこきちゃううっ、はやくおしっこおしっこ、おしっこでちゃうだしちゃううっ!!)
 トイレ、おしっこ、繰り返される二つの単語で理沙の頭の中はいっぱいに埋まる。
 限界まで膨らんだ膀胱が嵐のような尿意を訴え、絞り上げられるように収縮する。ずぅん、と内臓を圧迫する膨大なおしっこに少女の括約筋が悲鳴を上げ、足の付け根に痺れが伝播する。
 せっかくここまで我慢し続けてきたのに、ここで失敗なんてできるはずがなかった。
 理沙は体育館横の茂みにむかってふらふらと歩みを進める。
 ぷしゅっ、ぷしゅるるるるううう……
 容赦なく理沙のおなかの中でおしっこが暴れまわり、少女の身体を内側から蹂躙してゆく。恥ずかしい液体を溢れ出させようとする下品な欲求が、理沙の心を千々に引き裂いていた。ジャージの股間を固く握り締めた指の隙間からこぼれるおしっこがぽたぽたとスニーカーを汚し、地面に黒い染み跡を残してゆく。
(おしっこしたいおしっこおしっこしたいしたいしたいするしちゃうでちゃうおしっこでちゃううぅぅっ!!!)
 がに股になって悲鳴を上げ、、理沙は草むらに突撃していた。グラウンドの生徒達の数人が何事かと理沙の方を振り返る。
 他者の視線をわずかに隠すことすら叶わないの草むらですら、崩壊寸前のおしっこを抱えた理沙の目には魅力的な排泄場所に映っていた。そんな場所で女の子がお尻を丸出しににしてしゃがみこんでいれば、何をしているのかなんて一目瞭然だというのに。
 しゅるしゅるしゅしゅしゅっ、しょしょしょおぉおおーっ
 いっそ爽快なくらいに軽い音が、少女の股間で響く。吹き出した水流が下着にぶつかり、くぐもったぶじゅじゅじゅっという音を立てて零れ落ち、地面に水たまりをつくる。
 理沙の身体でこの1時間の間につくられた新鮮なおしっこが、剥きだしの地面に降り注いでゆく。
 じゅじゅじゅっ、じゅううっ、じゅるるるっぷしゅうううっ
「ぅうああっ……でる、でる、でるぅうっ!!」
 膀胱が千切れそうだった。限界を超えて高まる尿意はまるで脈動のように下腹部で繰り返され、理沙の少女に相応しい理性や恥じらいを削り落としてゆく。
 今の理沙は、おしっこを我慢することで精一杯で、それ以外の何も考えることができない。ほとんど引き裂くようにしてジャージと下着をずらした理沙は、グラウンドからの視線に気付かないまま腰をかがめる。
 同時、排泄孔から恥丘に掛けて走る激しく鈍い痺れと、強烈な尿意。
「あ、ああっ」
(でないで、出ないでええっ……おしっこもうすぐだから、もうすぐ出ていいから、あとほんのちょっとだけおとなしくしててっ、お願いいいいいいいいっ!!!)
 辛抱を無くした排泄孔がこぼすおしっこの先走りがもたらした、あまりにも甘美な解放感に必死に抗いながら、足にまとわりつくズボンと下着を掴んで懇願する理沙だったが、
 その願いが届くには、ほんの一瞬だけ、遅すぎた。

848 名前:第124夜? 投稿日:2005/06/09(木) 22:02:56
 じゅじゅじゅうっ!! じゅばあああああああ!!

 膝に引っかかったズボンとスパッツめがけ、ついに本当の勢いで吹き出したおしっこが激突する。白い下着に直撃した水流は一瞬で布地をびしょびしょに濡らし、じゃぽじゃぼと辺りに響くほどの大きな音を立てた。
「いや、いやぁっ……」
 理沙の恥ずかしい所から吹き出した水流はすぐさま奔流に変わり、真っ白な飛沫を上げて地面に叩きつけられた。激しく下品な音が当たりに響く。じょぼじょぼとはしたない音を立てて、水面がぐしゃぐしゃと崩れてゆく。
 噴き出した水流は強烈な勢いで黒土をえぐり、泥に深い穴を穿った。少女の排泄孔からとめどなく溢れるおしっこは水面にぶつかっ理沙の足元を撹拌し、わずかに黄色身がかった泡を立ててゆく。
 限界ぎりぎりのリミットまで溜めこまれていたおしっこは、理沙の下腹部を押し上げるほどに膀胱を圧迫している。そこから放出される排泄の勢いは普段の比ではない。まるでホースの先端を潰して水をぶちまけている時のようだった。
「あ、はぁあ……」
 ばじゃぱじゃと音と飛沫を立て、野外、露天の臨時特設理沙専用仮設トイレに放たれる理沙のおしっこ。
 14歳にもなって。幼稚園の子のようにおしっこを我慢できなくなった理沙のために用意された、一番恥ずかしい排泄を強要されるトイレ。まして、ここは本物のトイレのすぐ側なのだ。それなのに、理沙のおしっこは弱まるどころか激しく土をえぐり、止まる気配を見せない。それどころか強まってすらいた。
(うううぅっ……!! やっちゃったっ……失敗しちゃったぁっ……)
 耳まで真っ赤になりながら、理沙はおなか一杯、たっぷんたっぷんに詰まっていたおしっこを排泄する。水たまりを直撃する水流とは別に、剥き出しの理沙のスリットから、お尻のほうにおしっこが伝ってぽたぽたと流れ落ちてゆく。
 台無しに濡れてしまった下着とスパッツからも、ぽたぽたと雫が垂れ落ちて、理沙の足元に大きく広がった水たまりをどんどんと広げている。
(まだでる、でちゃうよおっ……もう、すっごくいっぱいおしっこしてるのに……まだ止まんないっ……やだ、こんなのやだよぉ……)
 いつも排泄の感覚とは桁が違っていた。少女の体の中に、いったいどうすればこんな量のおしっこが蓄えられていたと言うのか。泡立った水面は理沙の足元から大きな川をつくり、水たまりを広げてゆく。

 じょぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼっぼ、じょじょろろろ……

「……ね、ねえっ」
「っ、や、いやああっ!!」
 不意に掛けられた声に、理沙は排泄の恍惚から引き戻された。動揺に揺れる理沙の腰の下でおしっこが複雑な放物線を描き、じゃぼぼっと激しく足元の水たまりを攪拌する。
「やだっ、見ないでっ、見ないでえええっ!!」
 中学生にもなって、おしっこをしている所を、オモラシをしている所を、ぱんつをおしっこでびしゃびしゃに濡らしてしまっているまさにその最中を、同級生や先輩や後輩に見られてしまい、理沙は絶叫する。
 それでもおしっこは止まりはしない。水たまりは一回りほど大きくなったのに、まだ理沙の膀胱には半分以上おしっこが残っているのだった。
(はやく、はやく終わってっ、終わってよぅっ………)
 じょぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼっぼ、じょじょろろろ……
 べそをかきながら願う心とは裏腹に、排泄は一向に終わらない。
 理沙の足元では深く抉れた黒土が顔を覗かせ、水たまりはたっぷりの泡と濁った泥色に澱んでいる。下着もスパッツもジャージも、下半身どころか上半身まで跳ねたおしっこ混ざりの泥水でどろどろによごれていた。その原因は全て、理沙のおなかの中に収まっていたおしっこなのだ。
「やあああっ、いやああっ……」
 だから理沙は唇を噛み締めて、少しでも早くおしっこを出し切ろうとお腹に力を入れるしかない。それがますますおしっこの勢いを早め、激しい音を立てる。
 空の下、最も恥ずかしい屋外露天の臨時仮設トイレで、理沙のおしっこはまだまだ続いていく。

849 名前:第124夜? 投稿日:2005/06/09(木) 22:03:53
以上。
やっぱり長すぎたかも。逝ってくる。_| ̄|○

850 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/06/09(木) 23:03:19
やっぱりおもらしは穿いたままじゃないと・・・。

と言ってみる。


でもGJ

851 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/06/09(木) 23:03:32
やっぱりおもらしは穿いたままじゃないと・・・。

と言ってみる。


でもGJ

852 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/06/09(木) 23:03:52
やっぱりおもらしは穿いたままじゃないと・・・。

と言ってみる。


でもGJ

853 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/06/09(木) 23:04:16
やっぱりおもらしは穿いたままじゃないと・・・。

と言ってみる。


でもGJ

854 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/06/09(木) 23:04:57
連書スマソ

855 名前: ◆XksB4AwhxU 投稿日:2005/06/10(金) 00:15:04
>124夜筆者さん

お疲れ様でした!
自分は我慢派じゃないけど、この話は読破させてもらいました。
実際にこういう人がいたら、おもらし期待するのは失礼だし何とかなって欲しいけど、話と割り切ると、こういうのもいいですね!
「おしっこもれちゃう」とか「おもらししちゃう」とかの言葉をはじめ、
何度か下着にしみを作っちゃったところ、おもらしが長い間続くところ、
そして何よりおもらしシーンの描写が最高です!
横断歩道でチビっちゃったところとかは、「もらしちゃえ!」って思ったし・・・(笑)
僕の話よりも現実的なのもよかったかも知れないです。
にしても理沙ちゃん可愛いすぎです!
(紙面上でこんなのいうのはキモいですが・・・)
僕も今度時間あるとき、これ見ながらゆっくりと逝ってきます!

あと、こんなにいい作品なんだから、「さげ」でやる必要はないと思ったのですが・・・

856 名前: ◆XksB4AwhxU 投稿日:2005/07/19(火) 14:18:54
千夜一夜がトップページから消えるのが寂しいのと、宣伝したいのとで書き込みました。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/sports/2469/1103558990/l100

の、58-87に、数日前に小説を書きました。
ほとんどの人が存在は知ってると思うけど、暇なら読んで見てください。
でしゃばってすいません。
書く側としては、無視してもいいとは言いながらも、やはり読んで欲しいんですよ。
まぁ、あれを読むくらい暇な人は少ないかも知れないですが・・

857 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/07/26(火) 00:06:06
 |三三三三三三三三三三三三|
~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
   [快速]  [同志社前]          |\_/ ̄ ̄\_/|.  .|,,,,,,
                         \_| ▼ ▼ |_/   |《《
                            \ 皿 /       . |《《
 _,ノ ̄|    / ̄ ̄\  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    /⌒    ⌒\     |《《
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858 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/07/30(土) 23:23:23
> 124夜の名無しさん

我慢派の者ですが。

全身全霊をもってグッジョブ!!!と言わせてもらいたい。
執拗なまでの我慢描写の連続に萌え死ぬかと思いますた。
神と呼ばせてください。

もしかして122夜の名無しさんと同じ御方?

859 名前:・・・ 投稿日:2005/08/09(火) 09:56:26
>858さん、
そうですよね!
我慢派でない僕でさえ、萌えまくってしまった程です。
理沙ちゃん可愛い過ぎです(←こんな事言ってる自分が気持ち悪いですが・・)

860 名前:第125夜 (1) 投稿日:2005/08/11(木) 23:30:58
先生の家に泊まることになったのは、5度目の入院の時だった。

私が中学生の頃からお世話になっている先生は、過疎化の進む農村に
たった一軒しかないお医者さんで、内科の看板はかかっているものの
ひとたび具合の悪い人が出ればなんでもこなす、マルチな人だった。

初めて彼に診て貰った時のことはよく覚えている。
昔から中途半端に身体が弱く、反抗期真っ只中だった私は診察の間中
そっぽを向くことで彼を拒絶していた。
無愛想だけどまだ若くて精悍な容姿の先生が差し出した尿検査用の
紙コップなんて、恥ずかしさのあまり手で払いのけてしまった。
それを事務的に拾いあげた彼は、にこりともせず呟いた。

「…君は、どうしてこの村へ?」
「……。」
「宇佐美くん?」
「…月並みですけど、両親が離婚したんです。」
「そうか。」
「…私、もう大丈夫ですから帰っていいですか。」
「まだ検査の途中だ。」
「もう嫌ですっ。」
「…僕が、この村へ来たのは。」
「え?」
「若い女性の診察が苦手だったからだ。ちょうど、君みたいな。」
「……。」
「だから、田舎の農村で開業した。…月並みだが。」
「別にそれは月並みじゃない…」
「そうか?」
「うん。」
「そうか。」
「…うん。」

小さく頷いて俯くと、白い紙コップを決まり悪そうに握り締めている
骨張った手が視界に飛び込んできた。
途端に膀胱のあたりに忘れていた欲求がやってくる。
朝から検査の為に一度も出していなかった。
私は冷たい丸イスをきゅう、とお尻に押し当てて身震いをした。
そして意を決して真っ赤な顔をあげた。

「先生、早くそれ貸して。」

861 名前:第125夜 (2) 投稿日:2005/08/11(木) 23:32:02
「あっ、なんで止めちゃうのー?」
「もう消灯時間だ。」

リモコンがついていないおんぼろなテレビのスイッチをぱちりと切り、
真っ白な電気の紐を引っ張った先生の腕に私はしがみついた。

あれから5年が経ち、私と先生の関係は「恋人同士」に変わっていた。
けれども「患者と医者」の関係も依然続いている。
やれアレルギーだ、喘息だと厄介な疾患を持つ私は具合が悪くなくても
必ず一年に一度、身体中の検査を受けに「患者」としてやってくる。

ただ、今年はいつもと少し勝手が違っていた―――

「せっかく初めてのお泊まりなのに、修学旅行みたい。」
「仕方ないだろう、夜更かしをして体調を崩されたら困る。」

――― そう、病院ではなく裏に隣接している先生の家に泊まるのだ。

「信じらんない、可愛い恋人が誘ってるのに。」
「恋人である前に僕は医者だ。それに。」
「何よ?」
「そういう台詞はもう少し成長してから言いなさい。」

薄闇の中で先生が私の胸元辺りを見下ろして軽く笑っているのが見える。
私は簡素な和室に敷かれた布団の上にちょこんと座り、頬を膨らませた。
その頬を骨張った親指と人差し指でぷしゅっと潰され、私は諦めて笑う。
人間ドッグという名目の新婚さんごっこ。
恥ずかしくて嬉しくて、頬がぽぉっと熱くなった。

「あーなんか喉乾いちゃった。先生、お茶ちょうだい。」
「またか?さっきも飲んでいただろう。」
「だって先生の作ったお茶美味しいんだもん。」
「まぁ杜仲茶は身体にいいが。むくみを取る作用もある。…ほら。」
「ありがとー。」
「…美味そうに飲むんだな。」

大量の飲みものをごくごくと飲み干し、コップを手渡した手を溜息で
握られると、微かに懐かしいようなお茶の味のキスをして横になる。

「ねぇ先生、こんな古い家にひとりで怖くない?」
「古くて悪かったな。怖いのか?」
「うーん…ちょっと。枕投げでもすれば落ち着くかも。」
「するな患者が。寝なさい。」
「だって別に今どっこも悪くないもん。」
「ま、一応入院だ。些細なことでも、何かあったら僕を起こしてくれ。」
「ふぁーい…」

まだまだ喋り足りない私を制して、先生は背を向けた。
静寂が訪れると、時計の音や壁の染みやらが急に気になってくる。
そっと腕を伸ばして先生のパジャマの裾を掴んだ私は暫く息を潜めて
目を開けていたが、平穏な静けさにそのうち安堵して眠ってしまった。
意識を手放す一瞬前、おやすみ、という優しい声を聞いた気がした。

幸せに酔いしれる私は、この時恥ずかしい失敗への伏線がくっきりと
引かれていたことに気付けなかった。

862 名前:第125夜 (3) 投稿日:2005/08/11(木) 23:36:46
(どうしよう…)

夜半。不快な感覚で夢の中から引き摺り起こされた私は、布団の上に
座って身体を小刻みに揺すりながら葛藤していた。

(あんなにお茶なんか飲まなきゃ良かった…)

当たり前の結果と言えば当たり前だ。トイレに行きたくて目が覚めて
しまったのだ。身体の小さな私の膀胱は恥ずかしい液体で膨れ上がり
あとほんの僅かほどの空きスペースさえもあるように思えなかった。

私はぶるりと身震いをした。

薄暗い部屋で目を凝らすと、丁度時計の針が二時を指している。
草木も眠る丑三つ時。
思わず恐ろしげな言葉を思い出してしまい、縋るように先生を見遣る。
先生は穏やかな寝息を立てて、一向に起きる気配はない。

(ふぇ…どうしよ…)
(お願い、先生起きて…)
(おしっこ…おしっこしたい…)

私はじっと先生の顔を見つめた。
月明りに照らし出された先生の顔は、全ての険が取れていつもよりも
ずっと幼く見えた。いつもしっかりしていて、気を張っている先生が
こんなにも私に気を許してぐっすりと眠っている。
僅かな休息時間を守ってあげたい。
それに、いくら年下とはいえ幼児のように「トイレについてきて」と
恋人に打ち明けるのはとても抵抗があった。

(先生、って起こすでしょ、そしたらどうしたって聞かれて…)
(で、トイレって言ったら先生のことだから気分が悪いのか、って…)
(ううん、おしっこ。…なんて言えないよぉ!もう!)

私は思わず先生の顔から視線を逸らした。
愛しさや恥ずかしさと同時に重たい下腹部がきゅんと疼く。
ぱんぱんに張った膀胱が甘苦しくて、太腿がもじもじと動いてしまう。
眠る前に聞いた優しい声が頭の中でぐるぐると回った。

――― 何かあったら僕を起こしてくれ。

こんなに古い家のトイレにひとりで行くのは怖い。
あんなに長くて暗い廊下を渡って行くなんて無理。

けれども何度も身体を揺すぶろうとした指は震えながら手前で止まり、
子供じみた理由で先生を起こすことが私にはどうしてもできなかった。
そうこうしているうちに小さなタンクには可及的速やかな解放を願う
おしっこがどんどんと溜まっていく。
私は意を決して立ち上がり、襖を開けた。

863 名前:第125夜 (4) 投稿日:2005/08/11(木) 23:37:30
彼に見られていないのをいいことに、右手で出口をぎゅっと押さえて
今にも溢れ出しそうなものを堪える。

(あぁっ…出ちゃう…!)

立ち上がったことで重力がかかり、夏場でもひんやりとした板張りの
廊下に出た途端、強い尿意の波が襲ってきた。
思わずその場にしゃがみ込み、踵押さえをする。
彼に借りた男物のパジャマ1枚を羽織っただけの、スカスカの胸元を
風が通り抜ける度に私は出口をぎゅうぎゅうと踵に押しあてて耐えた。
無理矢理に踵で押さえつけられて行き場を失ったおしっこは、僅かな
隙間をこじ開けようと私を苦しめる。

(やぁ…っ…も、おしっこ出したい…っ)

このままこの場で下着を下ろして、思いっきり放尿出来たらどんなに
気持ちがいいだろう。
私は細い息を荒げながら身体の震動にあわせて、我慢我慢我慢我慢と
呟くことで気を紛らわせた。
暫く身体を揺すっていると、ようやく尿意の大波が引いていったので
私は素早く踵に右手を挟み込みしっかりと股間を圧して立ち上がった。
排泄の欲求の強さに涙ぐみながら、事態が深刻であることを思い知る。

それでも暗闇に対する恐怖心は消し去ることが出来ず、私は半泣きで
ぎしぎしと軋む廊下を情けない内股のまま歩いていった。

「はぁっ…はぁっ…我慢我慢…」

真っ暗な闇の中をぷるぷると震えながら進み、ようやくトイレへと続く
曲がり角を曲った。暗くてよく見えないが、真正面にトイレがある筈だ。
私は開け放たれた左側の部屋をなるべく見ないよう、慎重に進み入った。
左側の座敷は大広間となっていて、まるで神社のように大きなお仏壇が
おどろおどろしく飾られていたのを覚えていたからだ。

私は何度もまだ出しちゃダメ、と自分に言い聞かせて入口ぎりぎりまで
きているおしっこの出口をきつく締めた。…筈だった。

ジュジュッ…ちゃーっ…

指の隙間を抉じ開け、堪え切れなかったおしっこが遂に下着に広がった。
夕べお風呂に入って新調したばかりの綺麗な白いパンツが、ほんの少量
ちびったものを吸収しただけで黄色く変色して、濡れた感触をもたらす。
二枚布の部分が、生温かく湿り気を帯びた。

(やだ、出ちゃう、出ちゃう…!)
(ダメ、まだしちゃダメ…っ!!)

思わずそのまま全部出してしまいたいという、強過ぎる誘惑を払いのけ
勢いよく開きかけている排泄孔を必死で閉じる。
堪えきれずにまた少しちびる。
太腿に出口を押しつけ、それを更に押さえる。
湿った布を押し当てられた太腿がジュワァッと温かくなり、おしっこが
数滴足を伝って廊下に落ちていった。

(やだぁっ、またくる…!)

私はとうとう両手で出口を押さえにかかった。
もうおしっこが我慢できない小さな子供のように足をせわしなく交差し、
はぁはぁと喘ぎながら大きな尿意の波に気力だけで立ち向かう。
もう膀胱は限界を超えていた。

「もうやだ…苦し…せんせ…」

温かいのはほんの一瞬だけで、すぐ冷たく張り付いてくる下着が放水の
続きを強烈に促す。もう1歩も歩けなかった。
ぎし、と闇の中から家鳴りがする。
私は恐怖と尿意とで、前屈みで股間を押さえたままぎゅっと目を瞑った。
ガタガタと内股の足が震え、満タンの膀胱が今にもはちきれんばかりに
膨らんでいるのがわかった。

(もうダメ…出ちゃう…っ)

ああ、おしっこ、おしっこ。もう負けちゃう。もう出ちゃう。
ここで全部出しちゃいたいよ。お願い、おしっこさせて?
って言ったら先生なら何て言うかな。
呆れる?嫌われちゃう?
ううん、優しいからきっと許してくれるよね…?

「せんせ…ごめ…」

こんなことなら最初に頼んで、トイレについてきて貰えば良かった。
先生も気にかけてくれてたのに、なんで言えなかったんだろう?
おもらしなんてしちゃったら先生に迷惑が掛かっちゃうのに…
ううん、それだけじゃない、やっぱり、きっと嫌われちゃう…!
ああ、でも、もう…、おしっこ…
おしっこ…がまん…、できな…

864 名前:第125夜 (5) 投稿日:2005/08/11(木) 23:38:40
「宇佐美くん、どうしたんだ!?」
「ひあぁぁぁぁっっ!!!」

シャアァァァ―――――――…ッ

突如、背後から両肩を強い力で掴まれて声を掛けられた私は、それより
もっと大きな悲鳴をあげてしゃがみ込んだ。
しゃがみ込むまでの一瞬の間に勢いよく下着に広がり、染みこみきれず
噴き出してしまったおしっこは、みるみるうちに私の裸足の足を濡らし、
先生のごつごつとした足までもを浸していった。

「う、宇佐美くん…!?」
「やだやだ、止まっ、止まってぇ…」

足に伝わる温かな液体の感触で事態を察した先生が、唖然と立ち尽くす。
私は我慢に我慢を重ねたおしっこを何とか止めようと、びしょびしょの
踵にお尻を乗せて無理矢理に流れを塞き止めた。
その途端、まだ膀胱に残っているおしっこが痛みを感じさせるほど強い
尿意でここから出せと訴えかけ、私は泣崩れそうになる。

「あ、はぁ、や…」

おしっこがしたくてしたくてたまらない。
でも。

「あぁ…っ、これ以上、出しちゃダメ…」
「宇佐美くん、何を…」
「先生、ごめんなさい、ごめんなさ…」
「何をしている。病気になるぞ!立て!」

私の切羽詰った顔とあられもない姿を見た先生は、動揺しつつも両脇に
手を入れ、尿意で激しく震えている私を立ち上がらせた。
その途端、押さえを失って再び堰を切ったおしっこがジャーッと太腿を
伝って一直線上に流れ落ちる。
私を抱き上げている先生の足にも当然それはかかっている。
パンツの中でおしっこを出し続けながら、私は泣きじゃくった。

「やだ、降ろして、おしっこ止まんないよぅ…」
「止めたら身体に悪いからこうして立たせているんだろう?」
「だって…ヒッ…足、かかって…」
「こっちのことは気にしなくていい。」
「だって、だって…せんせ、に、嫌われちゃう…」

ちゃーっ…ちょろっ…ちゃちゃーっ…ちょろっ…

大量のおしっこを堪えて、断続的に止めたり出したりを繰り返しながら
水音を立てる私を抱え上げて、先生は低い声でこう言った。

「嫌うもんか。…きだ。」
「え…?」
「好きだ。だからもう楽になれ。残らず出せばいい。」

シュシィ――――――ッ…

その言葉を聞いた途端、身体の芯から力が抜けていくのがわかった。
温かいおしっこが勢いを増してどんどん溢れ出ていく。
私はようやく排尿の気持ち良さに溜息を吐いた。

「はぁ…っ」
「…『前』も思ったが。」
「…ん…?」
「よくもこんな小さな身体に溜め込めるものだ。」
「先生…?」

やがてぽたぽたと水滴が落ちて、私はブルッと震えた。
私を支えている先生にもそれが伝わっているんだと思うと頬がカァッと
赤くなり、俯いて鼻を小さくすすった。
先ほどまでの苦しみが嘘のように膀胱がすっきりとしていて軽い。
辺りには虫の声だけが木霊する静かな夜が戻ってきていた。

「全部出たか?」
「ん…」
「残尿感は?」
「やっ、恥ずかしいこと聞かないで…」
「大切なことだ。膀胱炎にでもなっていたら大変だろう。」
「…ない。」
「そうか。」
「…っ…っく…」
「泣くな。」
「ごめんなさい…」
「…初めから起こせと言っただろう?」
「だって…先生起こすの可哀相で…」
「分かった。」
「先生…先生…」
「……。」
「先生。」
「何だ。」

周囲には杜仲茶で作られたおしっこの独特な匂いが立ちこめていたし、
ぐっしょりと濡れたお尻は気持ち悪いし、恥ずかしくてなかなか涙が
止まらなかったけれど、先生が優しく背中を叩いてくれた。

「『前』って、かなり前の話?」

無言のまま私を抱え上げた顔は暗闇に隠れてよく見えなかったけれど、
真っ赤になっていたように思う。
そうだ、白い紙コップを渡したあの日から私の全てを見せてきたんだ。
自業自得でずぶ濡れている私を、少しも躊躇わずに大事そうに抱えて
お風呂場まで連れていってくれる先生の優しさも変わらない。

ちょっと感動して、うんと感謝して、また熱くなった頬を摺り寄せた。

865 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/08/11(木) 23:44:53
お粗末さまでした(///)

866 名前: ◆XksB4AwhxU 投稿日:2005/08/12(金) 00:26:23
125夜さん
イッチャいました・・。
おもらしの描写も、話の流れも最高でした。

お疲れ様でした!

867 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/08/12(金) 01:13:42
>125夜

腐女子の妄想文だろ

868 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/08/12(金) 08:45:30
GJ

869 名前:・・・ ◆XksB4AwhxU 投稿日:2005/08/30(火) 22:36:43
こないだ、
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/sports/2469/1103558990/l100
101−109に、新作投下しました。
千夜一夜しかチェックしてない人用に・・・。
CMすいません。

870 名前:126夜 投稿日:2005/09/03(土) 23:23:16
手を抜き過ぎかも。

871 名前:126夜 投稿日:2005/09/03(土) 23:23:52

 サイクリングロードが遠い。普段ならほんの何十秒かで進める距離が、今の未果には何十倍にも遠く感じられる。
 道端の標識には『あと1.6km』の文字があった。
 1600m、つまりグラウンド8周分だ。
「うぅうっ……ふぅうっ……」
 ぎゅうぎゅうと下腹部を押し、スカートの上からせわしなく股間をこね回す。行進みたいに足を上げ下げして、くねくねと腰を揺すりながらの歩みは遅々として進まない。
 気ばかり焦る未果の背筋を、つぅんと尿意が駆け昇る。
「はぅうっ……っ」
 強烈な尿意は心臓の鼓動のようにさざめいて、少女の内腿を細かく痙攣させた。一歩進むたびに脚の付け根にじんじんと痺れが走り、膀胱に蓄えられたおしっこの重みがダイレクトに頭まで届く。
(あぅうっ……おトイレ、おトイレいきたいよぉっ……)
 全身の水分が一点に搾り取られてゆく。膀胱はたまりにたまったおしっこでぱんぱんに膨れ上がって、ほんの少しの刺激で今にも破裂してしまいそうだ。
「だめ、だめ、だめっ、でちゃだめっ……ダメえぇ……っ」
 襲い来る尿意の大波に、中腰になって全身を硬直させ、キュロットの前をぐいぐいと引っ張り上げる。初めこそおしっこを我慢しているのを隠し、取り繕おうとしていた未果だが、もうすでにそんな余裕はなくなっていた。
 海岸沿いのサイクリングロードは見通しもよく、身を隠すどころかしゃがみ込むような草むらも見つからない。向かいから走ってくる家族連れが、不審げな顔をして道端に立ち尽くす未果の隣を通りすぎてゆく。
 激しい注視に、未果の耳が先端まで真っ赤に染まる。
 いまの彼女は、全身で“おしっこがしたいですっ!!”と叫んでいるようなものだった。

872 名前:126夜 投稿日:2005/09/03(土) 23:24:28
「うくっ……あぅ、ふぁぅぅっ……っ!!」
(やだっ……やだよぉ……っ、おトイレまだなのに……もじもじしちゃうっ……おしっこガマンしてるの、みんなに気付かれちゃうっ……)
 じくんっ。じん、じんっ。
 またも強烈な尿意が恥骨に伝播する。未果の小さなおしりはぴくぴくと震えて、腹腔内を蹂躙する恥ずかしいレモンティーを押さえこもうとしていた。
 今の状況の未果にとって、排泄行為とは「おしっこをする」ことであり、それ以外のなにも考えられない。少女の小さな身体の全ては、おしっこを我慢するためにあるのと同じだった。
 腹部の不随意筋の動きに合わせきゅぅんっ、と膀胱が収縮し、脚の間のダムに溜まったおしっこの重みが増してゆく。
「っ、ぅああぅっっ……」
 びく、と未果の背中がのけぞった。
(だめっ、きちゃうっ、きちゃうっ、次の……きちゃううっ)
 サイクリングロードに入って4度目となる尿意の大津波の予兆に、少女は硬く身体を緊張させた。だが先刻の激しい攻防の末に未果の括約筋はすっかり疲弊してしまい、その尿意を押さえこむための防波堤は全くの不完全な状況だ。
(だめっ、まだこないでぇ、おしっこきちゃだめえ・・…っ、……がまんの準備、できてないのにっ……もじもじってしちゃううっ、しゃがんじゃううっ!!)
 声なき絶叫に続いて、猛烈な尿意の衝撃が無防備な少女の股間を直撃した。
「ぁう……っ、ぅぁああああっ!!」
 膀胱が絞り上げられ、腹腔内部で内臓がぎゅるぎゅると蠕動する。溜まりに溜まった不要な水分を排出しようと、身体は自然の摂理を受け入れるよう強制してくる。
 ついに未果は耐え切れず、がくんと膝を落としてしまった。サイクリングロードを遮る防砂柵に爪を立てて、閉じ合わせた膝の間に手のひらを押しこんで腰を揺する。
(ダメぇええっ、ダメなのっ、立たなきゃ……しゃがんじゃダメなのっ……ぁうううっ……もうおしっこでそうっ……したぃい……おしっこしたいぃっ……あ、はぁぅ…っ…ダメぇっ……おしっこするカッコしちゃうっ……おトイレの中のカッコしちゃううっ……!!)
 拒絶の心とは裏腹に、未果の身体は脚を肩幅に開き、深くしゃがみ込む『おしっこの格好』を取り始めてしまう。

873 名前:126夜 投稿日:2005/09/03(土) 23:24:51
 この状況で、排泄のための体勢をとってしまったらどうなるのか。想像するだけでも怖気が震った。仮に最悪の事態だけは回避できたとしても、爆発寸前の膀胱を抱えたままもう一度立ちあがるのにどれだけ時間がかかることか。
「ダメ……ダメ…っ……」
 ぎゅうっと握り締められたスカートの下では、少女の排泄孔を覆う白い布地に皺が寄せられる。汗に滲んだ下着の奥で、熱い雫の予兆が小さく蠢いた。
 女の子の大切なところを覆う布地は、あまりに脆く頼りなく、未果の我慢の役には立ってくれそうになかった。今まさに崩壊してもおかしくないぎりぎの均衡の上で、未果は必死の我慢を続ける。
(だめ……がまんしなきゃ……っ、おトイレまで……おしっこガマンしなきゃっ……こんなところでしちゃうなんて、ぜったいぜったいダメっ……おトイレ、おトイレぇっ……)
 心の底からトイレを、“おしっこのできる場所”を切望し、ぎゅうぎゅうと身をよじる未果。
 しかし、少女の股間で今まさに爆発しそうな尿意を訴えているのは、身体に溜まった不要な水分を排出するための器官なのだ。どれだけ強固な女の子のプライドをもってしても、自然の摂理が備えたその本来の機能を停止することなど不可能である。
「ぁ、ぅふぁう、っ、はぅうう…っ!!」
(いやぁっ……い、いきなりっ……ダメっ……ま、またっ、またおしっこしたいのが、きちゃったぁあっ……っ!! ぁあっ、ダメっ、ゆるんじゃうっ、おしっこの出るところひくひくってしちゃうっっ!! やぁ、やだぁっ……漏れちゃうっ、もれちゃうううっ!!!)
 足の付け根をつぅんと走る鋭い疼きに、未果は腰を抱え込んで身体を折り曲げる。
 ひくひくと震える排泄孔を覆う股布の内側、きつく閉じられた脚の間に、じゅんっ、と熱い雫が滲み出してゆく。
 しゅるっ、しゅしゅしゅっ。
 布地にぶつかるくぐもった水の音が少女の股間から響く。とっさに下着を掴む未果だが、じわじわと溢れ出すおしっこを止めることはできなかった。じんじんと尿意に疼き、小刻みに震える膝の間を、つぅっと我慢できなくなったおしっこが伝って落ちてゆく。
 ソックスにじんわりと染み広がるおチビりの温かさに、未果の頭は一気にパニックになった。
(おトイレしちゃうっ、こんなところでおトイレ、おトイレしちゃううっ!! だめ、でないでおしっこでないででないでっおしっこおしっこおしっこでちゃだめおしっこでちゃだめっ、おトイレちがうの、おトイレないのっ!! ここっ……おトイレじゃ……ないんだからぁあっ!!)

874 名前:126夜 投稿日:2005/09/03(土) 23:25:27
 じゅじゅじゅ、しゅるるっ、ぶしゅぅっ
 じわりと染み出したおしっこは、未果の下着をどんどんと侵食してゆく。それに合わせて閉ざされていた括約筋が無理矢理こじ開けられ、じんじんと恥骨を衝撃が走り抜ける。
「ぁ……ひぁあうっ……ぅあうぅ……っ!!」
 排泄の快感に腰が砕けそうになる。はぁはぁと荒くなる息を必死に抑え、未果は渾身の力で緩み始めた排泄孔を締め付ける。
「うくっ、、くぅ、ぅうううぅっ、あああぁっ!!」
(おもらし、おもらしなんてダメぇっ……がまん、おトイレ、トイレ、といれといれといれっ……ふぁああぅっ……おトイレまでがまんっ、がまんっ、がまんんっ……くううぅっ!! おしっこだめえっ、おといれまでっといれといれおトイレまでえっ、はぁあっ、……ちゃんと、おしっこおといれでするの、おといれ、といれといれといれっ……ああああっ、しちゃだめえ……っ!!!)
 膀胱で煮えたぎる尿意に、まともな思考能力が消え失せてゆく。未果は顔を真っ赤にして、アヒルみたいにお尻を突き出した。へっぴり腰のままもじもじと太腿をくねらせ、腰を指先に擦り付ける。
 その隣を、不審げな表情で自転車の男が通り過ぎてゆく。
「ぁ……ぁあっ……!! っ、くぅぅっ……」
 ゆっくり振り返った未果は、サイクリングロードの上に拡がる光景を目にして絶句した。灼けたアスファルトの上、未果の股間から次々溢れ出すおしっこは太股に何本も細い川をつくって伝い落ち、革靴の周りに地面に小さな水たまりを作っている。
 そして、未果の後ろにはもう何十メートルと、黒い染みが点々と続いていた。
 ぽた、ぽた、と滴る雫。それが未果がいままで歩き続けてきたおしっこ我慢の道だった。
「い、ぃやぁっ……」
 信じられない光景が未果の羞恥心をずたずたに引き裂く。ひぅっと震える喉を悲鳴が埋める。同時、また吹き出したおしっこが未果の指の間をすり抜けて地面にぱしゃぱしゃと滴り落ちる。
 くねくねと続く黒いお漏らしの跡。
 未果が今、どれだけおしっこを我慢していて、どれだけおなかの中に恥ずかしいおしっこを溜め込んでいて、もうとっくの昔に我慢の限界で、排泄孔はぷしゅぷしゅとオモラシを繰り返すほど緩み始めていて、だからたぷんたぷんになったおしっこをどんな風に漏らしてしまったのか――そんなことまで一目瞭然に解る。
 通り過ぎていった人々は、みんなこれを見ていたのだ。
 今までの我慢がまったくの無駄だったことが、未果の羞恥心にとどめを刺した。
 きゅうきゅうと収縮を始めた膀胱が、5度目になる尿意の大津波に変わる。

875 名前:126夜 投稿日:2005/09/03(土) 23:25:50
「いゃ……っ!! うぐっ、ふぅっ、ふううっ、がまん、ガマンっ、がまんんんんっ!!!」
(で、ちゃううっ……!! でちゃう、おといれっ、おといれっ……おしっこしたいの来ちゃった、またおしっこしたのくるっ、おしっこしたのきちゃうよおぉっ!! おしっこのでるとこふくらんじゃうっ、……だめ、したいしたいおしっこしたいしたいおしっこおしっこっ!! おしっこもっといっぱいっ、いっぱいでちゃうっ!! おしっこ……ぜんぶでちゃううっ、おしっこぜんぶだしちゃうううううっ!!)
 じゅじゅじゅじゅっ、じゅぉぉっ!!
 柔らかな布地に包まれた聖域に、ついに限界が訪れた。
 爆発するひときわ大きな尿意の波にがくがくと震えた膝が折れ、未果はサイクリングロードの真ん中でしゃがみ込んでしまう。排泄孔がぐにゃりと裏返り、その本来の役目を果たそうと水門を開く。下着の中でぶじゅじゅじゅじゅっとくぐもった水音が響く。
(やだぁあっ、やだやだやだぁあああっ!! ちがうのっ……ちがうのっ!! ……おしっこしないの……おしっこなんてでないのっ!! ……おといれまだなのにっ……おといれじゃないのにおしっこのカッコしちゃだめっ、でちゃうからぁっ、ほんとうに……ぜんぶ、おしっこでちゃうからぁああっ!!)
 もはや役立たずになった括約筋を必死に叱咤しながら、すっかり引けた腰をくねくねとクネらせて、最後の抵抗を試みる未果。
 だがそれもむなしく、ひくひくと引きつった未果の股間からはじゅわっとおしっこがあふれ出し、ガクガクと震える脚の付け根からは太い水流が何本も太腿を伝って靴下を濡らし、靴にまで染み渡ってゆく。
「ぅぐっ……ふうぅっ……ああぁっ……ああぁああぁぁああああっ……っ!!!」
(ダメっ、こんなっ……こんなトコでぇっ……!! おトイレ……まだなのに……っ、おといれでちゃう、おしっこしちゃうぅうっ……ぱんつのなかにおしっこでちゃううっ……おもらししちゃうっ……おもらしっ、おもらしやだっ……!!! )
 じゅじゅじゅうううっ、しゅるしゅるしゅるるっ!!
 ぐねぐねと揺すられる少女の股間から、本当の排泄の音を立てておしっこが吹き出す。下着の中にぶつかったおしっこは股布を直撃し、白い布地を汚して跳ね返り、未果の股間全体を熱く濡らしてゆく。
 とうとう始まってしまった本当の排泄。それも視線を遮るものもない屋外のアスファルトの上だ。どう言い訳しても誤魔化しようはない。未果の足元の水たまりは見る間に広がってゆく。
「ぁあっ、あああああっ、いや、いやあああっ!!」
 それでも未果は、遠く離れたトイレを渇望して足を動かし続けた。
 一度始まってしまったおしっこは止まらない。くねる腰の動きにあわせて、少女の足元で恥ずかしい大洪水が滝のようにに流れ落ち、じゃばじゃばと地面を叩く。
 ふらついた足がおしっこの水たまりに突っ込んで、ぱしゃりと跳ねた。
 ずず、ずず、と足を引きずって進む未果の後には、広大なおしっこの川が残されていく。少女のおもらしの、隠しようもない証拠として。

876 名前:126夜 投稿日:2005/09/03(土) 23:26:43
以上。
ちっとやりすぎた気もする。もっと精進せねばなぁ。

877 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/09/03(土) 23:39:22
gj

ここまで徹底するのもいいかもね。

もちろん、上に履いていたキュロットも濡れちゃってるね。

878 名前:127 投稿日:2005/09/18(日) 15:40:13
日曜は毎朝ダンナがなにかとトイレの邪魔を思いついて
おシッコを我慢させるので
今日はやせ我慢してトイレに行きたいそぶりも見せなかった。
洗いモノなどしながらカマをかけてくるダンナをやりすごす間
モジモジ貧乏揺すりもできないので倍苦しかったけれど
お昼が近づくと不思議と尿意もおさまってきた。

出掛けに何度もトイレに行くよう言われましたが
興味半分、意地半分で我慢したまま外出する。
着替える時にウエストがしまりにくくて、おシッコの量を実感する。
いつもなら絶対トイレ済ませて出かけるくらいのおシッコなのに
尿意に激しさがなくて、我慢できそうな感じの尿意でした。

ファミレスで食事中は、ひたすら我慢我慢。
ずっとおシッコの量が実感できた。意外に我慢強い自分を発見。感心する。
なんだか勿体無い気がして、家に着くまで我慢することにした。
くねくねしてまわりに気付かれてたかも。
ダンナはいつもがいつものくせに、人目とか気にして逃げ腰です。
目の毒なので、自分もダンナもドリンクバーはなし。
それなのに大きいミネストローネをたいらげてしまう。

879 名前:127夜 投稿日:2005/09/18(日) 15:42:39
一度トイレに行って、トイレに近づくと急にヤバい尿意に変わったので
あせる。しかも個室が使用中。足踏みしてないともれるくらいヤバい。
かなりじらされてから交替。個室の中で押さえて波がすぎるのを待つ。
波3つ分ぐらいこえてもずっとヤバくて、人差し指側で押さえました。
押さえ方は、最初は指をそろえた左手の小指側でこすります。
次の段階が両手の子指側で、これはもうかなりヤバいときです。
人差し指側で押さえるのは出そうなおシッコをむりやり止める
非常事態で、中学校以来でした。
おシッコしようと思った瞬間にもれちゃうと思ったので
楽になりたい誘惑と戦って、我慢。
ヤバい波をこえてしまうと現金なもので、またおシッコ我慢できそうな
自信がでてきます。

でも、おなかはパンパンで、重くて、張ってて、普通じゃない。
このあとショッピングもして家まで我慢する気まんまんでしたが
心配は、歩き方が変。
席に戻ると、座ると膀胱に負担がかかるのでダンナを急かせてレジへ。
支払いの時じっと立っていると、ヤバい尿意が近づいてくる予兆がして、
歩きたい。途中で横のおもちゃを眺めるふりしてステップした。
絶対変に思われた。ずーっとモジモジしてたのも店員さんには絶対気付かれてる。
次に来た時おシッコ我慢女と思われるのって、実はおもらし女と思われるより
恥かしいかも。

880 名前:127夜 投稿日:2005/09/18(日) 15:50:18
ダンナは最初私がおシッコすませてきたと思ってたようで
席につかなかったり変な歩き方だったのは、下着を濡らしたからだと
思ってた。ヤバい尿意の予兆をふりきるためにダンナに答えずに
早足で歩いてたら、からかったりなぐさめたりしながら
私が人前でおもらししなくてすんであからさまに安心した様子なので、
スーパーに入ってから、ダンナの手を膨れ上がったおなかにさわらせました。

冷房の冷気がきいたのか、指先がちょこっとさわっただけなのに
膀胱全体のまわりに電流がビリビリッと走って下にツーン。
反射的にしゃがみかけて、膀胱がパンパンすぎてしゃがめなくて、
大きいタンクの底がボロボロ抜けていくシーンが頭をよぎって、
どうしようどうしようって思って、頭が真っ白になって、

881 名前:127夜 投稿日:2005/09/18(日) 15:51:22
いままでの一生でダントツで一番の我慢でした。
気持ちよかったかどうかもおぼえてません。
ダンナが大急ぎでスーパーを出て車の陰にかかえてってくれたので
人には見られずにすんだそうです。
私はダンナにごめんなさいごめんなさいと泣きじゃくりながら
1分以上おシッコをしつづけていたそうです。
水たまりは、ワゴン1台分よりも広がったと言ってほめてくれました。
気付いたら家でした。
ジーンズが前も後ろも両脚の内側もずぶぬれで目の前にあります。
そこから滴った水たまりはそろそろ冷たくなっています。
5度、トイレに通いました。出しきった後なのに
前触れもなくおシッコがしたくてしたくてたまらなくなるのです。
びしょ濡れの下着が体温で乾きかけて、むわっとにおってきます。
出口がむずむずして、おちつかなくて、体中が疲れてて、眠くて、
温かくて、興奮してて、安心で、恥かしくて、そしてなんだか満足感があって
なんだか懐かしい感覚です。

882 名前:sage 投稿日:2005/09/29(木) 23:50:24


 くす。部屋をうろうろ、もじもじそわそわ、エリザちゃんの足は小刻みに震え
て落ち着きがない。いつもはさっそうと箒を乗りこなす脚も、いまはせわしなく
ステップを踏み続ける。
 だんだん『おしっこなんてしたくないですっ』って態度が辛くなってきたみた
い。さりげなくスカートの上からお腹をさすったり、膝を重ねてみたり、くねく
ね揺れたり、おしっこガマンの限界を教えてくれるサインはどんどん激しくなっ
てきてる。
 もう今すぐにでもおトイレに掛けこんで、スカートをぐぃってたくし上げて、
かわいらしい白のしるくぱんつを引き下ろしたくてたまらないんだ。
 ボクが召喚した水精さんの活躍で、エリザちゃんのお腹の中、おんなのこの秘
密のティーポットには、今にもあふれだしそうなくらい恥ずかしいホットレモン
ティーがたぷんたぷんのはず。
 今なら、どんなカッコいい男の子の前だって、ちょんとおなかをつつかれれば
地面にいっぱいおしっこを撒き散らしてしまうに違いない。

「そ、その、アリスさんっ……」
「ん? なに?」
「……ぉ……」
「どしたの? よく聞こえないよ?」
「……っ……!!」

 恥ずかしさと怒りに真っ赤に顔を染めるエリザちゃん。
 そりゃあそうだろう。あんなに“できそこない”って馬鹿にしていたボクに、
おまたを押さえてもじもじくねくねしながら、おしっこがしたいです、なんて
『お願い』しなきゃいけないんだから。
 でも、このままじゃ時間の問題なのはエリザちゃんも分かっている様子。
 ちらちらとボクの方を見ながら、それでも5分くらい必死にガマンを続けて、

「アリス……さんっ……!!」

 ついに、まっかになってエリザちゃんは覚悟を決めた。
 中腰になってつき出したお尻を、前と後ろから両手でぎゅうっとにぎって、む
き出しのぱんつが見る影もないくらいにくしゃくしゃにシワだらけ。

「おねがい……お手洗いにっ……いかせてちょうだい……っ!!」

 ちょっと目に涙をにじませながら、エリザちゃんは言った。
 くす。ちょっといいかも。こうやって『お願い』されちゃうのも。
 でもボクは頷いたりしない。“できそこない”なのはほんとうのことだから許
してあげるにしても、ボクのことを男の子みたいってバカにした復讐はこれくら
いじゃ終わらない。ちょっとくらいで許してあげちゃ意味がないのだ。
 ボクはエリザちゃんに近寄ると、ぷるぷる震えているおなかに手を当てた。

「ふぁっ、ああぁん……っ……」

 なんだかエッチな声。エリザちゃんのおなかは、まるで石みたいにぱんぱんに
張っている。スカートもきつく食い込むくらいになっていて、どれだけおしっこ
をガマンしているのかがすぐにわかった。

883 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/09/29(木) 23:51:13
「くす。トイレいってどうするのかな? エリザちゃんみたいな綺麗で頭のいい
子は、おトイレなんかいかないんでしょ?」
「ち、ちがっ……ダ、メ……も、限界……なのっ……本当に、もぅ、……我慢、
できな…っ」

 はぁ、はぁと肩をおおきく上下させて、切なそうに脚をこすり合わせるエリザ
ちゃん。もうじっとしているだけでも辛いんだろう。おなかのなかでおしっこが
暴れだして、それをなだめるので精一杯。いつもの強気な目もすっかり垂れ下が
って、しゃくりあげるようにボクを見上げる。
 くす。本当に可愛いなぁ。
 エリザちゃんの我慢がとっても気に入ったボクは、精霊語で命令をつぶやいて、
エリザちゃんのおなかの中の水精さんにさらに50cc、おしっこを追加してもらっ
た。

「ふぁあああああああっ!!!」

 まるで、頭からつまさきまで一本の棒をつき通されたみたいに、ぴぃんっと全
身を硬直させて悲鳴をあげるエリザちゃん。
 エリザちゃんのおなかに触れている手のひらから、おんなのこの秘密のティー
ポットの中で、おしっこが渦を巻いて暴れるぎゅるぎゅるって音が伝わってくる。

「や、やだぁっ……おねがい……お手洗いに、はや、くっ……」
「ふーん、そんなに手が洗いたいの? くす。エリザちゃんってきれい好きなん
だね」
「やめてっ……さわらないでぇっ……でちゃう…でちゃううっ……」

 つんつん、と伸ばした指でエリザちゃんのおなかをつつく。
 それだけでエリザちゃんの脚はふらふらとバランスを崩し、いまにも倒れそう
にあっちへもじもじ、こっちへくねくね。恥ずかしいおしっこ我慢のダンスを踊
る。ちょこんとつき出されたお尻はまるでアヒルのしっぽみたい。

「おねがいっ……いじわる、しないでっ…………ぉしっ、こが……おしっこが…
…でちゃいそうなのっ……」

 ついに、そんな恥ずかしい言葉まで口にして、ボクにおトイレをねだるエリザ
ちゃん。もうきっと、エリザちゃんの頭の中はトイレのことでいっぱいだ。

「くす。そんなに限界なんだ? エリザちゃん、そんなにおしっこしたいの?」
「…………っ!!」

 唇を噛み締めまっかになって、小さくコクン、と頷くエリザちゃん。

「くす。それじゃあ仕方ないかなぁ」
「はやっ、早くっ……早くぅっ……」

 もったいぶってみせるボクの前で、エリザちゃんはスカートの上からぎゅうぅ
うっと股間を握り締めて足を震わせる。もうそれ以外のカッコをしたら、限界ギ
リギリのバランスが崩れちゃうにちがいない。
 くす、ほっぺもほんのり桜色で、うなじに髪が汗でべったり。はぁはぁ荒い息
もなんだかとってもいやらしい。そんなエリザちゃんをまだまだずっと見ていた
くて、ボクはことさらにゆっくりと口を開く。

884 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/09/29(木) 23:51:57
「それじゃあ、つれてってあげる。エリザちゃん、もうひとりじゃあるけないで
しょ?」

 くす、と笑顔を浮かべて。
 ボクは震えるエリザちゃんの手を取った。

885 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/09/29(木) 23:52:14
 一階、五年生のための男子トイレ。階段のすぐ下にあるここは、場所のせいか
いつも大混雑する。おとこのこはおんなのこよりもずっとおしっこにかかる時間
がみじかいはずなのに、休み時間はいつも行列ができちゃうくらいのとっときの
場所なのだ。
 そして、女子トイレは階段の上にあって、場所的にも最適。ここが、ボクがこ
の魔法の仕上げに用意したさいごの舞台だった。

「はい、ついたよエリザちゃん?」
「え、っ……」

 プレートにきざまれた「おとこのこ用」のマークを見て、思わず言葉を失うエ
リザちゃん。やっとつれていってもらえると思った場所が、男子トイレじゃそれ
もしかたないかな。
 そんなエリザちゃんの腰をとんとんと叩き、ボクはエリザちゃんをうながした。
 ひんっ、と叫んだエリザちゃんは、ボクをおそるおそる振りかえる。

「う、うそ……よね…?」
「ううん? 嘘なんかついてないよ? だってエリザちゃん、おしっこしたいん
でしょ?」
「で、でも、ここっ」
「ほら、早く行かなきゃ。オモラシしちゃうよ?」

 ここ以外で一番近いトイレまでは、直線距離で400m。おしっこを我慢して
死の行進まっさいちゅうのエリザちゃんには地獄よりもとおいとおい距離。
 “オモラシ”の単語に、エリザちゃんがびく! と背中をふるわせる。そりゃ
あエルヴィンバレーの首席が学校でオモラシなんてとんでもない。ぜったいにぜ
ったいに避けなきゃいけないことだ。
 かたかた震えるエリザちゃんの耳元にそっと唇を寄せて、くす、と囁いた。

「もうすぐ休み時間だけどね?」
「っっ――!!」

 そして、さらにおしっこを50cc追加。

「――――――――!!」

 エリザちゃんの声にならない叫びと同時に、ぱたぱたっ、とちいさな雫が床の
タイルに散らばった。とび散る水滴に思いっきり膀胱を刺激されて、エリザちゃ
んはぎゅぅっと体を縮める。
 きゅきゅっ、と上履きがタイルの上でこすれて、エリザちゃんが歩くのをやめ
てしまう。
 きっと今、エリザちゃんはとんでもないおしっこの大波と決闘中だ。

「くふふ。ほらほら。急がなきゃダメだよエリザちゃん? せっかくおトイレに
来れたんだから、ちゃんとおしっこはおトイレでしないと、さ」

 びく、と背中を伸ばして。それでももう理性の限界なのか、ずり、ずり、とゆ
っくりゆっくり慎重に足をうごかしはじめるエリザちゃん。そのゆっくりした歩
みとは正反対に、時計の針はかちかちと進んでゆくのをやめない。

886 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/09/29(木) 23:52:47
 あと40秒、30秒、20秒、

「っっ!!」

 目を瞑って男子トイレに飛び込んだエリザちゃんは、まっすぐに個室にとつげ
きしていった。ドアに手をかけて、ぐいっとひっぱる。
 けれど、

「う、うそっ……なんでっ!? なんでっ!?」

 くす。エリザちゃんちゃんはパニックになって。がこんがこんと必死になって
個室のドアを引っ張る。それでももちろん開くわけない。冷静になってさえいれ
ば、ドアに掛けられた『錠前』の呪文の存在にも、それを打ち消す『開錠』の呪
文が7年生の必修科目なことにも気付けたんだろうけど。

「くす。あと10秒で授業おしまいだよ? エリザちゃん。男の子がきちゃうけ
ど、いいのかなぁ?」
「いやぁ、ああああああっ!!!」

 もう、エリザちゃんはなりふりかまっていなかった。
 おなかの中であばれるおしっこの思うがまま、おんなのこなら絶対にやっちゃ
いけないこともおかまいなしだ。

「だめぇ、もうだめえええっ!!!」

 エリザちゃんは壁の反対側、男の子が立っておしっこをする便器に飛びつくよ
うに身体をおしつけた。スカートを、まるで引きちぎってしまうんじゃないかっ
てくらいの勢いでひっぱり上げて口にくわえる。
 たおれそうになる身体を支えるため、ぎゅうぅ、と水の流れる管を握り締め、
もう一方の手でぱんつをぐいぃいいっと真横に引っ張る。
 引き伸ばされたぱんつの隙間から、エリザちゃんのすべすべつるつるなあそこ
が覗いた瞬間、
 ついに、今まで積み重ねてきた女の子のプライドも、なにもかもが消え去っち
ゃったようだった。

887 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/09/29(木) 23:53:01
「ぃやぁああああっ……」

 はじらいもためらいもなく、ぶじゅうううううううううううううううーーっと
とんでもない音を立てて吹き出す極太のおしっこが便器にぶつかって、びしゃび
しゃと辺りを濡らす。
 ものすごい量だった。ボクが魔法で追加した分のおしっこをさしひいても、エ
リザちゃんはずいぶんいっぱいのおしっこをガマンしていたらしい。あれだけの
量をためておけるなんて、やっぱりお嬢様は違うんだね。
 エリザちゃんみたいに“立派な貴族”の子は、どれだけおしっこがおなかのな
かにいっぱいでも、そんなことは少しも顔にだしたりしないで、こっそりこっそ
りガマンをしてるんだろう。
 でも、ものすごい量のおしっこをおなかにためてるってことを知られちゃうの
は、それよりもずっとずっと恥ずかしいコトだってこともわかってもらわないと
ね?

「え……おい、なにやってんだあの子」
「ちょ、ここ男子トイレだろっ!?」
「うわぁ……」
「や、やだっ、見ないでっ、見ないでぇええ!!!」

 授業を終え、入ってきた男の子達が一斉にどよめいて、エリザちゃんのことに
注目してしまう。くふふ。耳まで真っ赤になっていやいやをしても、エリザちゃ
んのおしっこは全然止まらない。そりゃそうだ。だってボクの水精さんはいまも
エリザちゃんのおなかの中で水を作り続けているんだから。おかげでエリザちゃ
んはこの一瞬を無限に味わい続けられるってわけ。
 エリザちゃんはとっても恥ずかしい立ちションのカッコで、おしっこの孔を全
開にして思いっきりおしっこを出し続ける。

 ぶしゅううぅーーーっ!! じょっ、じょじょじょじぼぼぼぼぼぼーーっ!!

「あぁああっ、あああああっ、待って、だめ、だめええっ!!」

 おしっこの孔から吹き出すおしっこは、陶器の中にぶつかって泡立ち、渦を巻
いてごぼごぼと流れてゆく。うーん。すごいなぁ。

「……女の子ってあんな風におしっこするんだ……」
「うわ、すげ……」
「どんどん出てくる……全然とまらないよ? すごく我慢してたのかな……」
「いや、いやあっ、いやああああっ……」

 秀才で美人で、学院でも超有名な女の子が、見せ付けるみたいに男子トイレの
小用でとんでもない勢いのおしっこをしているんだから。男の子達の中は顔を真
っ赤にして、それでもズボンのふくらみを隠せない子もたくさん。
 くす。ひょっとして、これが原因でボクと同じ趣味に目覚めちゃった子もいる
のかもしれない。ちょっと罪つくりだったかな。

888 名前:882-887 投稿日:2005/09/29(木) 23:54:29
よりによってsage間違えた。スマソ _| ̄|○

889 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/09/30(金) 01:43:54
1年強で8話    →さびれている
100レス弱で8話  →大作が多い

890 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/10/01(土) 16:50:25
890ゲット

891 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/10/01(土) 22:41:37
891ゲット

892 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/10/02(日) 01:17:19
1 名前: シャーリアル 投稿日: 2002/10/20(日) 10:56
855 名前: … ◆XksB4AwhxU 投稿日: 2005/06/10(金) 00:15:04
856 名前: … ◆XksB4AwhxU 投稿日: 2005/07/19(火) 14:18:54

おおざっぱな計算によればスレが立って1001夜目は今年の7月半ばだが
記念すべきその日は書きこみがないまま1ヶ月以上停止した状態で迎えたようだ。

>>888

893 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/11/04(金) 21:04:07
あげ

894 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/11/27(日) 23:09:44
あげ

895 名前:21です 投稿日:2005/12/15(木) 21:20:20
はじめまして、ガンダムおもらしを書いている者です。
ここのようなすばらしいところがあるとは気付けませんでした。
まだ、ここ、半年ぶんくらいしか読んででいませんが、スライムとか触手だとかの、ファンタジー系はありですか?
ガンダムは、最近スパロボファンが中心になってきてしまいまして、私の入る余地がなくなってきましたので、近々参加させて戴きたいと思っております。

896 名前:129夜? 投稿日:2005/12/18(日) 23:16:23
ふう・・・。
今、僕のいる場所は男子トイレ。ちょうど本を読み終わったところ。
一番奥の洋式用の個室を陣取って、便座に座って読書タイム。といってもただの漫画だけどね。
もちろん、壁の向こうの教室では授業の真っ最中。
授業をサボるのっていいよね。なんだかそれだけでワクワクするよ。
けど、今はそんなことよりもっとワクワクしてるんだ。読んでた漫画の内容も頭に入らないくらいにね。
腕時計で時間を確認。授業が始まってから半分が過ぎたってところかな。うん、そろそろいいだろう。
漫画を学生鞄に片付けて、と。もうこんなものに興味なんてないけどね。元からただの暇潰しだったしさ。
床に置いてあるスポーツバッグ。その中にあるモノこそが僕のとっておき。本邦初公開の秘密兵器さ。寄ってらっしゃい見てらっしゃい、ってね。
・・・よいしょっと。結構大きいんだよね、コレ。場所取るし。
まあ、その苦労に見合う価値は十二分にあるけどさ。
置き場所は、とりあえず下ろした便座のフタの上かな。うん、これなら見やすいよね。
で、肝心のコレなんだけど。軽く説明しておこうかな。
形は・・・うーん、なんて言い表せばいいんだろう。
横長の楕円形をした透明な瓶、かな。上には小さな注ぎ口が付いていて、ああ、そうそう。
フラスコを横にみょ〜んと伸ばした感じだね。上手い上手い、僕ってセンスあるみたい。
その瓶の中なんだけど、いま大体3分の2くらいのところまで、黄色い液体で満たされてるのがわかるよね。
うーん、うっふっふ。思わず笑みが漏れちゃうな。まあ、本当に漏れるのはこれからなんだけどね。
・・・おっと、説明してなかったね。これはねー、何て言おうかな?
まあいいや。はっきり言うとね、この液体、オシッコなんだよ。
っておいおい、引くなよ。別に僕のじゃないさ。もっと言ってしまえば、本当はここにも存在してない。
意味がわからないかな。まあ、そうだよね。最初は僕もわからなかったしさ。
この瓶はね、ある女の子の「膀胱の中」を表しているのさ。
オカルトだろう。でも本当なのさ。まさに魔法の一品。旧古代文明の謎のテクノロジーが生み出したのかもしれないね。
もしくはナチスドイツ? ドイツの科学力は世界イチぃーーってね。戦争には負けたけど。
これを手に入れた経緯は、まあ置いておこう。
これからとっても面白いことが起こるんだし。そんな些細なことはどうでもいいや。

897 名前:129夜? 投稿日:2005/12/18(日) 23:17:10
さて、もう一回言うよ。これは、ある女の子の膀胱の中。いま我慢してるオシッコの量さ。
まだ授業が半分も残ってるのに、結構我慢しちゃってるよね、このコ。まあ、計算づくなんだけどね。
このコってさ、内気でね。授業中にトイレに行けないような性格なんだ。
でも成績はいいんだよ。真面目だし、地味な印象だけどそれなりに可愛いしね。ランキングで言うと、ちょうどこの瓶の中のオシッコの量くらい。なかなか上位だよね。
・・・え? それで面白いことってのは何だ、だって? おいおい、わからないのかい?
おもらし、さ。
ふふ、この内気で真面目な女の子はさ、おもらししちゃうんだよ。
授業中に手を上げて「先生、トイレに行かせて下さい」なんて言えない性格なのさ。
今だってこんなに我慢してるしね。もう、破局までのカウントダウンは始まってるのさ。
「堤防決壊まであと数分。迫り狂う尿意! キミは我慢することができるのか!? 衝撃のおもらしショー、近・日・公・開!」ってね。
あはは、笑いが止まらないよ! あの真面目な女の子が、授業中におもらし、なんてね!
彼女には悪いけどさ。まあ、今回は運が悪かったと思って諦めてもらうしかないね。

898 名前:129夜? 投稿日:2005/12/18(日) 23:18:10
・・・ん、何だい? まだ疑問があるような顔をしているね。言ってごらん?
ふむふむなるほど。オシッコの量がわかるだけなのに、どうしておもらしすると言えるのか、か。
いい質問だね。よし、それじゃあ答えを教えてあげよう。
確かに、このくらいの量なら、彼女は授業が終わるまで我慢するかもしれない。
いや、おそらくするだろう。元々内気なコなんだ。このぐらいの修羅場は何度も潜っているさ。
じゃあ、なんでこんなに確信しているのか・・・ふふ、実はね。
この瓶は、彼女の膀胱と繋がってるんだよ。
上に注ぎ口があるだろう。瓶を傾けるとね、オシッコがそこから出てくるんだ。
仕組みはまったくわからないけど、そうなってるんだよ。
もしかしたら、トイレに行くのが面倒臭くなった昔の偉い人が、自分のオシッコを部下に棄てさせるために作らせたのかもしれないね。
で、だ。この注ぎ口なんだけど、オシッコ以外のものを通すことはできないんだ。
不思議だけど、弾かれちゃうんだよね。魔法のバリアでもかかってるんだろう。
もし何でも通すのなら、とんでもない殺人兵器だよね。これはよくできてる。作った人は天才だよね。
でもさ、一つだけ欠点・・・というか、盲点があったんだ。
通すのはオシッコだけ、って言ったよね。言い換えれば、オシッコは通す、ということさ。
・・・そう、こちらからオシッコを注ぐことができるんだよ!
あはははは、作った人は見落としてたのかな? それとも、偉い女王様をおもらしさせるためにわざとそうしたのかな? どっちでもいいけど大したことだね。
とにかく、そういうことさ。わかっただろう?
だから僕は、この瓶のことをフラスコならぬ「モラスコ」と呼んでいるのさ。
本当は今思いついたんだけどね。「漏らすコ」か。いいね、ピッタシだ。やっぱり僕ってセンスあるよね。

899 名前:129夜? 投稿日:2005/12/18(日) 23:18:55
・・・さてと、それじゃあそろそろ失礼しようかな。帰るんじゃないよ? 膀胱に失礼するのさ。
便座のフタの上だとちょっと高すぎるかな。床に置いて・・・と。これでよし。
床に置いてある瓶の中に立ちションとはオツなものだね。よし、それじゃあゲートオープン!
っとと、ちょっとワクワクし過ぎだなこれじゃ。ギンギンになってるよ。
少し落ち着こう。僕もそれなりにオシッコ我慢してるしね。はやくスッキリしたい。
・・・ようし、それじゃあ今度こそ行こう!
スタンバーイ、フォーアクション!
スリー、ツー、ワン・・・
・・・・・・・・・・・・ん・・・
じょぼじょぼじょぼじょぼじょぼじょぼじょぼじょぼ
・・・・・・・・・
じょぼじょぼじょぼじょぼじょぼじょぼじょぼじょぼ
・・・・・・・・・
じょぼじょぼじょぼじょぼちょろちょろちょろちょろ
・・・・・・・・・
ちょろちょろちょろちょろちょろちょろ・・・
・・・・・・・・・ふうっ
いやあ、結構出たね。あースッキリ。やっぱりオシッコはトイレでするものだね。
さてさて「モラスコ」は・・・。へえ、もうかなり上のほうまで溜まっちゃってるよ。
いっぱいいっぱいだ。たぷたぷだね。思わず揺らしたくなるよ。こぼれるからしないけど。
こんなにたぷたぷなのに、結構耐えるねーこのコ。凄いや。ただいま十秒経過。
まあ、どうせすぐに・・・あ。
ほらほら見てみて。「モラスコ」の中身がほら。どんどん減っていく。
あーあ、おもらししちゃったんだね。残念無念、よく頑張りましたー。
どんどん減ってく減ってく。それでもまだまだ無くならないよ。こんなにたっぷり我慢してたんだしね。ただいま十秒経過。まだまだ出るよー。
色々と思うところもあるけど、まあ、彼女もスッキリできてよかったよね。我慢は身体に悪いしさ。
・・・どうだい、面白かっただろう? 自分で見れないのが残念なんだけど、まあそれは仕方ないさ。
あー、面白かった。本当に上手くいったよ。スッキリした。
・・・さあて、今度は誰をターゲットにしようかな・・・? うーん、うっふっふ・・・。

900 名前:129夜? 投稿日:2005/12/18(日) 23:20:45
以上。生まれて初めて書いたSSがおもらしネタとは自分でもびっくり。
情景描写ができないからこんな感じに。
一応何度も見直して推敲したつもりだけど、スレ汚しだったらスマソ。

901 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/12/19(月) 00:23:07
最近はどういうわけか変にアイデア寄りのが多いな。同じ人かな。

902 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/12/19(月) 02:07:45
専門店スレの方が向いてるかもしれない。

903 名前:129夜の中の人 投稿日:2005/12/19(月) 19:19:35
いや、漏れは本当に初めてなんだが…。
文章で勝負できるように、もっとがんがるぞ!(`・ω・´)

904 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/12/19(月) 20:44:01
乙&がんばれ。

905 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/12/20(火) 01:50:56
>文章で勝負
文章自体は悪くない
ある趣味ではないSSならなかなかいい線いってると思う
ある趣味としての体温や濃さやクセが足りんのかな。

906 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/12/24(土) 23:31:42
129夜の中の人さん。
次回作、楽しみにしております。

907 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/12/25(日) 00:56:53
じょぼじょぼじょぼじょぼじょぼじょぼじょぼじょぼ

908 名前:129夜の中の人 投稿日:2005/12/30(金) 23:33:08
ご声援ありがとうございまする。
僭越ながら、新作投下させていただきます。
お目汚し失礼。しばしのお付き合いを。

909 名前:130夜 投稿日:2005/12/30(金) 23:34:51
フフ・・・。
わたくしの名前は、多倉見悦子(たくらみえつこ)。
容姿端麗。頭脳明晰。才色兼備でおまけに大会社のご令嬢。
イッツ・パーフェクトなこのわたくし。
そんなわたくしにも、今とある野望がありますの。
それは、再来月に行なわれる生徒会選挙で、堂々の一位を獲得し、名実ともに学園のトップに君臨すること。
そのために必要なことは・・・そう。
ライバルたちを蹴落とすこと。
やっかいな連中を選挙に出馬させないこと。
一体どうすればいい? どうすれば連中は人前に出たがらなくなる?
・・・それは至極単純なこと。
人前で、たっぷりと恥をかかせてやればいい。
それはもう、たっぷりと。
フフ・・・。
フフフフ・・・。
フフフフフフフ・・・!


〜多倉見悦子シリーズ〜

第一話「おもらし委員長」


さて、最初に蹴落とすべき相手は、わたくしのクラスの委員長。
そう「委員長」。クラスの代表。クラスの選挙で選ばれた代表。
このわたくしを退いて、見る目の無いクラスメイトどもから選ばれたあの女。
まったくやっかい。最悪の女。一体どうしてくれようかしら。
用意したものは利尿剤。それとちょっとした細工入りのスクール水着。
とってもシンプル。とっても簡単。
・・・フフ、クラスで人気者の委員長さん。
たっぷりと恥をかかせて差し上げますわ・・・。

910 名前:130夜 投稿日:2005/12/30(金) 23:36:45
「へえ・・・不思議な味がするね、この紅茶」
今はお昼休み。教室で、クラスのみんなと雑談中。
副委員長の多倉見さんが入れてくれた紅茶を飲みつつ、話は弾む。
「そうでしょう? イタリアから送られてきた最高級品ですわ」
にこにこしてる副委員長。なんだかとっても嬉しそう。本人も気に入ってる紅茶だったのかな。
なんとなく不思議な味がして、私も結構好きかもしれない。喉をよく通って何杯でもいけそう。
「ねえ委員長、次の授業って水泳だよね? そろそろ行かないとまずくない?」
「あ、そうだね」
教室の時計で時間を確認。確かにそろそろ着替えないと。
授業が午後にあったから、下に水着を着込んでないんだよね。
「紙コップはそのまま置いておいてくださいませ。わたくしが捨てておきますわ」
「それなら私も手伝うよ。遅れると悪いし」
さすがにそれくらいはしないと失礼だよね。せっかく持ってきてくれたんだし。
「ありがとうございますわ」
またにっこりと笑う副委員長。お礼が目当てだったわけじゃないけど、言われて嬉しい言葉だよね。
懐かしいな。実は副委員長のこと、最初はなんとなく苦手だったんだ。でも最近はいい感じ。
副委員長もこっちを見てにこにこしてる。うん、今日もなんだか平和みたい。

911 名前:130夜 投稿日:2005/12/30(金) 23:37:54
フフ・・・。
委員長に別れを告げて、プールサイドに向かうわたくし。
あらかじめ水着を着込んで来てますもの。委員長がそうしないのももちろん知っていましたわ。
それにしても委員長ったら。
「余ると持って帰るのが面倒」と漏らしていただけで、あんなに沢山飲んでくださるなんて。
まったく本当にいい人の鏡ですわね。フフ、とっても馬鹿素直。
その上、先ほどなんて最高でしたわ。
「ちょうど紙コップ一杯分余りましたわね」なんて言いつつ、あらかじめ用意していた紅茶を見せただけですのに。
「捨てるのはもったいないよね、飲んでいい?」と笑いながら、“ぐいっ”と一気に飲まれるんですもの。
わたくし、快感で思わず身震い致しましたわ。もう、本当にいい飲みっぷり。
ごく、ごくごく、ごくごくごく、ぐいっ。
フフ、フフフフ、フフフフフフ、フフ・・・。

912 名前:130夜 投稿日:2005/12/30(金) 23:38:39
「ふう、間に合った」
学校で指定されているいつものスクール水着に着替えて、更衣室からプールサイドに向かう。
七月中旬に差し掛かって、天気も晴れだと言えるんだけど、今日は雲も多くてやや肌寒いみたい。
吹き込んできた冷たい風が肩を撫でて、思わず身震い。
「ちょっと、トイレに行きたいかな・・・」
と言っても、ゆっくりとお茶を飲んでいたこともあって、休み時間はもうほとんど残ってない。
見渡したところ、みんなはもうプールサイドに集まってる。
「まあ、このくらいなら全然大丈夫だよね」
プールサイドに向かう足を早める。
実際、授業前にこのくらいトイレに行きたいことはよくあったし。
いつも問題なく授業が終わるまでもってる。うん、大丈夫。
やたら湿った数段の階段を上って、プールサイドに出る。
授業の始まる直前だけど、いつものようにみんなはおしゃべりに夢中。
それはプールサイド反対側の男子生徒もまったく同じ。
「委員長、こっちこっちー」
数人がひらひらと手を振ってくる。軽く手を挙げて返事をする。
みんなと雑談の輪に加わって、授業が始まるまでのんびり待とう。あ、副委員長がこっち見てる。
お昼休みと同じようににこにこしながら、会釈してくる。相変わらず、丁寧だよね。
「美味しかったよ、さっきのお茶。ありがと」
笑みを返してそう言うと、ことさらににっこりと笑みが深くなった。
そこでちょうど、担当の先生がプールサイドに上がって来る。
うーん、副委員長、何か言おうとしてたみたいけど、まあ後でいいよね。

913 名前:130夜 投稿日:2005/12/30(金) 23:39:34
フフ・・・。
委員長、お楽しみはこれからですわよ。
水泳の授業は、終了時刻が来るまでただ適当に遊ぶだけ。
やる気のない学校側の方針にここでは感謝。なにせ計算が狂わす要素が無いんですもの。
全てがわたくしの思いのままに。
フフ、フフ、フフフフ・・・。

914 名前:130夜 投稿日:2005/12/30(金) 23:40:32
出欠も取り終わって授業が始まる。
といっても、時間が来るまで遊ぶだけ。まあ、学校側にとって水泳の授業ってそんなものだよね。
今日は結構肌寒いから、プールの水も冷たそう・・・。
みんなも足を水面にちょんちょんしてるだけで、なかなか入ろうとしないみたい。
男子側はいま一人突き落とされた。いつも通りで変わらない。
・・・っと、また冷たい風が肩を撫でる。うう。
「最初は冷たいですけれど、入ってしばらくすれば楽になりますものね」
いつのまにか隣に居た副委員長が、私を見てにっこりしながら言う。
「入りますわ。誰かが入らないと他の皆さんも入り辛いでしょうし」
そう言って入っていく。うーん、凄いなあ見習わないと。よし、私も入ろう!
「・・・っつ、冷たっ」
足先を水面につけた第一印象。うう、でも我慢我慢。副委員長はもう入ってるし。
どこのプールもそうだけど、横は座れるようになってるんだよね。そこに気合を入れて腰を下ろす。
足先から太股まで水に浸かって・・・うう、やっぱり冷たいぃ。
おまけに今日はプールの水かさが多いみたい。腰を下ろし切ると、お尻にもプールの水がびちょびちょ。
うう冷たいし気持ち悪い。胸を抱くように両腕を身体にまわす。慣れるまでこのままちょっと一休み・・・。
「委員長。やっぱり慣れると平気ですわよ?」
そう言って、水面から上半身を生やした副委員長がこっちに来る。
さっきまでのにっこりが固いというか、唇が震えてるような気がしないでもないけど。
「・・・うん。頑張って入るね」
私も負けてはいられないよね。よし、入ろう!
やや勢いをつけて水の中へ。一気に肩まで水に浸かる。
「ううぅっ、寒いぃ・・・」
でも我慢我慢。両腕で肩を抱くようにして、そのままのポーズでしばらく耐える。
「さすがですわ、委員長。ほら、他の皆さんも委員長を見習って入ってきてますわよ」
ポーズを保ったまま首だけで周りを見る。本当だ、みんなぞろぞろ入ってきてる。
うん、これなら寒い思いをしたかいもあったよね。

915 名前:130夜 投稿日:2005/12/30(金) 23:41:27
フフ・・・。寒い思いをしたかいがありましたわ。
本当に責任感のあるお人ですこと。ああ寒い冷たい冷たい寒い。とっとと入れよこの女。
やっぱり委員長はこちらの計算通り。素直でとっても御しやすい。
今のわたくしは、これからの展開をイメージするだけでもう胸の中がホットホットですわ。
それにしても・・・ああ寒い冷たい冷たい寒い。
フフ・・・フフフ・・・フフフフェックションっっ!!

916 名前:130夜 投稿日:2005/12/30(金) 23:42:54
プールに入って5分くらいたったかな?
適当に歩いたり潜ったり泳いだりしている内に、それなりに身体も慣れてきた。
他のみんなもきゃあきゃあ言いながらうろついてるし。
天気だって大丈夫。雲は多いけど太陽出てるし、温かくなってくれるよね。
いつものみんなは副委員長と雑談中。うーん、その間にもう少し慣らしておこうかな。
息を吸って水に深く潜る。プールの底ギリギリを潜水しながら、バタ足で前にどんどん進む。
目を開けるとみんなの脚が見える。蹴られないように注意注意。
・・・ふう。
ひとしきり泳いで水面に出る。うん、もう大丈夫。慣れた慣れた。
泳ぎを止めて一休み。乱れた髪を首を振って元に戻す。ふう、よく泳いだ。
そろそろみんなの所に行こうかな。えーと、いつものみんなは、うん、向こうにいる。
また泳ぐのもなんだし、歩いて行こうっと。
・・・んー。
歩くと水圧でお腹が押される。あー、やっぱりちょっとトイレに行きたいかも。
まあ、まだ全然大丈夫だけど。これくらいなら授業が終わるまで持つよね。大丈夫大丈夫。
あと、泳いだときになんとなく感じたんだけど、なんか水着に違和感があるような・・・。
気のせいだと思うけど。あ、副委員長がこっち見てる。早くみんなのところに行こうっと。



フフ・・・。
あんなに泳いで、委員長ったら元気ですこと。新陳代謝もきっと活発なことですわね。
ここからがお楽しみですわよ。何せ委員長、あなたがお飲みになった紅茶は、なんと特性の利尿剤入り。
あんなにごくごくお飲みになったんですもの。ここからジワジワと効いてきますわ。
そう、ジワジワと。
ごくごく、ジワジワ。ごくごくごく、ジワジワジワ。ぐいっ、・・・フフフ。

917 名前:130夜 投稿日:2005/12/30(金) 23:44:27
「どうですの、委員長? ひと泳ぎ勝負しませんかしら」
みんなのところに来て軽く雑談したあと、副委員長が言い出した。
勝負かあ。泳ぐのはそれなりに得意だし、まあ、普通にやればいいよね。
「いいよー。じゃあ、端から端まででいいよね? 25メートル」
「ええ、それでいきましょう。それではあちらに」
副委員長はにこにこしながらプールの端に移動する。なんだかとっても楽しそう。
私も、他のみんなの声援を背中に受けつつ、そちらに向かう。
「フフ、委員長。・・・負けませんわよ?」
「もちろん。こっちも負けないよ?」
よーい、どんっ! 合図を任されたクラスメイトの声が届く。
さすがに飛び込みするわけじゃないから。水面下のプールの壁を蹴って、一気に加速。
ばた足で潜水しつつ、横の副委員長をチラリ見る。おお、結構早い。やるなー負けるかー!
息が続かなくなってきたら水面に出てクロール。順当な泳ぎ方。まあ、こんなものだよね。副委員長も同じだ。
・・・っと。
んー、なんとなく水着がきつい気がするかな? 太ったのかなあ。そんなことないと思うんだけど。
まあいいや。今は勝負に集中集中。ようしラストスパート!
・・・ふう。
壁に手をつけて立ち上がる。
乱れた髪を整えるように首を振ったあと、横を見ると副委員長がちょうど壁に手をつけたところ。
ギリギリでなんとか勝ったみたい。ふう、ちょっと疲れた。
副委員長も立ち上がってこっちを見る。私と同じように首を振って、こちらを見た顔にはいつものにっこり。
「・・・あら残念。さすがですわ委員長」
「そんなこと無いよー。ギリギリだったし」
そう言うと、副委員長はまたにっこりして、
「フフ、そうご謙遜なさらず。・・・では戻りましょうか、少し疲れましたわ」
ざぶざぶ歩いてみんなの方へ。私もその後を着いて行く・・・。
「・・・ん」
あー、思いっきりバタ足とかしたからかな? なんだか、いつもより早くトイレに行きたくなってきたみたい。
「どうかしたんですの、委員長。皆さん待ってますわよ」
副委員長がこちらを振り返って尋ねてくる。向こうではみんなが手を振っている。
うん、まあまだ平気だよね。早くみんなのところに行こうっと。

918 名前:130夜 投稿日:2005/12/30(金) 23:45:10
・・・負けた。負けた負けた負けた。
クソこの女め。何がギリギリだ、涼しい顔しやがって。クソクソクソ。
・・・まあ、いいですわ。お楽しみはこれからですもの。いえ、もうそろそろ始まってるようですわね?
さあ、わたくしをここで負かせた分、これから先を楽しませてもらいますわよ、委員長?
フフフ・・・。



「“助け鬼”にしませんこと?」
水泳の授業で恒例といえば、鬼ごっこ。ボールとか使わせてもらえないから、これしかできることが無いんだよね。
ひとしきり雑談して、鬼ごっこの話題が出たところで、副委員長が言い出した。
「ご存知かしら? 鬼にタッチされた人は、決められた場所に移動して、そこで待っておかなくてはならないのですの。
 味方のタッチで、また逃げることができるのですわ」
もちろん知ってる。助け鬼かあ、なんだか懐かしい響き。うん、やろうかな。
他のみんなからも賛成の言葉が上がる。副委員長はにこにこしてる。
「全員捕まえたら鬼は交代ですわよ」
ジャンケンで鬼の人を決める。・・・ようし、じゃあ逃げようっと!

919 名前:130夜 投稿日:2005/12/30(金) 23:46:05
「・・・ふう」
辺りを見渡す。鬼は離れたところにいるみたい。
あっちこっち走って逃げ回って、ちょっと疲れた。一休み。
見つかりにくいように頭だけ水面から出して、のんびり移動。
「うーん・・・」
軽くお腹に手を当てる。やっぱり少しトイレに行きたいなあ。どうしよう。
終了時刻ってあとどれくらいなんだろ。時計って設置されてないから、先生が言い出すまでよくわかんないんだよね。
「・・・いつもは、こんなに早く行きたくならないんだけどな」
今日は結構寒いからかな? 昼休みに紅茶も飲んだし。あれ美味しかったなあ。
「捕まえましたわっ!」
ぎゅっ
「えっ・・・!?」
後ろから抱きしめられる。びっくりして顔を向けると、そこにいるのは副委員長。
「・・・って、鬼じゃないじゃん!」
「フフ、冗談ですわ。委員長ったら隙だらけですもの」
そういってにっこり。あー驚いた。急に抱きついてくるんだもん。
副委員長はまだにこにこしながら抱きついたまま。両腕をお腹にまわして、ぎゅっと押さえつけてくる。
ちょっとちょっと。
「フフ、スタイルいいですわね、委員長。羨ましいですわ」
「そ、そんなことないよ?」
「いえいえ、男子生徒の視線も釘付けですわよ。委員長、魅惑の水着姿」
思わず周りを見てしまう。意識しちゃうよそんなこと言われると!
「あら、鬼が来ますわね、さあ委員長、逃げましょう」
「う、うん・・・」
見れば鬼がこっちに向かってきているところだ。副委員長が離れていく。
私も逃げようと慌てて立ち上がる。
同時に、立ち上がったときのザバッとした水音に反応したのか、数名の男子がこちらに振り返った。
「・・・き、気にしてるわけじゃないし」
そのまま走り出す。見れば鬼はもう近くまでやってきてる。逃げろー。
移動しながら、なんとなく自分の身体を見下ろす。スタイルかあ、けど、副委員長みたいに胸が大きいわけじゃないし。
それと気になることが一つ。
「・・・やっぱり少しきついような気がするなあ、水着」
この前の水泳の授業では、そんなことなかったんだけど。身体が成長してるのかなあ?

920 名前:130夜 投稿日:2005/12/30(金) 23:48:30
フフ・・・。
そろそろ気になり始めたようですわね。
本当のショーの幕開けですわ。
フフフフフ・・・!

921 名前:130夜 投稿日:2005/12/30(金) 23:49:20
結局あの後、鬼に捕まってしまった。味方が助けに来てくれるまで待機中。
今捕まってるのは私ひとり。うーん、なかなかみんな助けに来れないみたい。
「トイレ、行きたいかな・・・」
水着の上からお腹を軽くさする。実際、大分行きたくなってきた。
授業が終わるまで、あと何分あるんだろ・・・? 鬼ごっこに夢中でよくわからなくなっちゃった。
「まあ、もう結構時間も経ってると思うし。大丈夫だよね・・・」
辺りを見渡す。みんなきゃあきゃあ楽しそうだ。普段とは違うルールでやってるからかな。
ここで抜けるのは、さすがに水を差すようで申し訳ない。
「・・・うん、まだ平気だし。我慢しよっと」
そうして視線を後方に。捕まった人は、この壁に触れていないといけない。
壁にもたれかかってちょっと一息。楽な姿勢。
・・・なかなか助けが来ないなあ。しばらくこのままのんびりゆったり。
「委員長、助けに来ましたわ!」
声が聞こえてくる。視線の先には、にこにこしながらこちらに向かってくる副委員長。
助けにきてくれたんだー、と身体を起こしてタッチを受けようと・・・。
きゅっ
「え・・・?」
水着に違和感。なんか締まったような・・・。
「委員長?」
副委員長が手を差し出してこちらを見ている。
慌てて手を伸ばす。副委員長のタッチを受けて、よし逃げよう!
「・・・って、鬼すぐ後ろにいるしっ!」
「あら?」
追いかけられてたのに気付いていなかったのか、鬼はもうすぐそこまでやって来ていた。
捕まらないように走り出す。副委員長も私の反対方向に。
ある程度走って後ろを振り返ると、副委員長が捕まったところだった。



・・・フフ。
委員長ったら、水着をすり替えていることにまったく気付いていないご様子。
そろそろ効果を発揮し始めたようですわね。特性のスクール水着、たっぷりご堪能くださいませ。
フフフ・・・。

922 名前:130夜 投稿日:2005/12/30(金) 23:50:19
ひとしきり移動してから立ち止まる。今、鬼はこっちに注意を向けてないみたい。
ちょっと一息できそう、なんだけど・・・。
「うーん。・・・トイレ、行きたいなあ」
さすがにそろそろ辛くなってきた。両手を軽くお腹に当てる。
なんかいつもに比べて、随分トイレが近いなあ・・・。うー、どうしよう。
っと、顔を上げると鬼と視線が合った。慌てて逃げる!
「んんっ・・・」
同時に、お腹に圧迫感。うう、辛い。水圧を受けてるんだから仕方ないけど。
ある程度離れたら、鬼はこちらを追うのを諦めて、別の人のほうへ向かっていった。
「・・・ふう」
安心して立ち止まる。それと同時に受ける違和感。
「なんか、きつい・・・?」
お腹の圧迫感が消えない。なんだか水着に締め付けられてるよう。
水着を見下ろす。名札には自分の名前が書いてある。まさか、他人のを間違えて着ているなんてことはない。
「なんで、だろ。こんなことってあるのかな・・・」
お腹に両手を添える。ただでさえトイレに行きたいのに、お腹を圧迫されるのは大変だ。
自然に両脚を閉じてしまう。一度、ここら辺でトイレに行っておこうかな?
そう思って視線を上げる。目に映るのはプールサイドと奥への通路、そして副委員長・・・。
「・・・あ」
副委員長は未だ捕まったままだ。ちょうど目が合って、にっこりと笑みを向けてくる。
「私を助けるために捕まったんだし・・・。うん、今度はこっちが助けに行こっと」
どんどん水着が縮んでいく、なんてことはないだろう。きっと、洗濯したときに縮んでしまったのだ。
それならまた新しいのを買えばいい。確かに少しきついが、まあ我慢できる範疇だ。
まずは副委員長を助け出そう。よし、決めた!

923 名前:130夜 投稿日:2005/12/30(金) 23:50:50
・・・フフ。
さすがに違和感には気付いている様子ですわね。
でも、それ以上怪しめない素直なところが委員長、あなたの利点ですわ。
おまけにほら、予想通りわたくしを助けにきましたわ。けど、鬼はすぐそこ。
ほら、わたくしの代わりに捕まってしまいましたわ。ここで言うことは一つだけ。
「申し訳ありません委員長、すぐに助けに来ますわ! 待っていて下さいませ!」
フフ、素直な委員長。それはもう、たっぷりと待っていてくださいませ。
そのときまで、ね。フフフフフ・・・。

924 名前:130夜 投稿日:2005/12/30(金) 23:51:31
「・・・トイレ、行きたい・・・」
かなり辛くなってきた。お腹に両腕を添えたまま動きを止める。
向こうでは副委員長が鬼と牽制しあってる。私を助けに来ようと奮闘中みたい。
「・・・さすがに待ってないと失礼だよね」
まさか無視するわけにもいかない。みんなもそれで盛り上がってるみたいだし。
ここで一人プールサイドに上がったりしたら興醒めさせてしまうだろう。
みんなのためにも、今は囚われのお姫様役を引き受けよう。今は待つしかない。
・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・。
時間がゆっくりゆっくり過ぎていく。授業が終わるまで、あと何分くらいなんだろう。
「ううっ・・・」
意識してるせいかなあ。水着も心なしか締め付けが強くなってきたような。
圧迫がきつくなって、お腹を押されているみたい。ああ、トイレに行きたい・・・。
自然に太股を擦り合わせている自分に気が付く。少し慌てて左右を見渡す。
近くには誰も居ない。そもそも、水の中まで注意を払ってる人なんていないだろうけど。
壁に背を預け、両脚を内股気味にぴっちりと閉じる。我慢するのに、楽な姿勢。
助けを待ってる風にはあんまり見えないけど、仕方ない。
「・・・ふう」
この姿勢だと随分と楽だ。身体はなるべく動かさないように。
我慢してるのが丸わかりの挙動は、さすがにちょっと恥ずかしい。
トイレはとりあえず我慢我慢。副委員長も頑張ってくれてるみたいだし。私も頑張ろう。
「委員長!」
ちょうどそこに聞こえる副委員長の声。鬼は振り切ったみたい。
いつものにこにこでした表情で、こちらに向かってくる。
タッチするために私は身体を起こして・・・
きゅっ
「・・・ひぅ!」
思わず声が漏れる。さっきより、水着がもっと締まってきてる。
お腹だけじゃない。その、何と言うか、両脚の付け根部分・・・。
「委員長?」
ああ、なんだかデジャヴみたい。とにかく副委員長に手を伸ばす。
タッチを受けて、うう、逃げないと。でもトイレ・・・。
「あと5分ですわよ、委員長。せっかくですし、逃げ切りましょう」
副委員長がにっこりと笑みを浮かべながら話しかけてくる。
あ・・・、あと5分なんだ。それなら我慢できそう。うん、できる。
見ると鬼がこっちに向かってきてる。よし、逃げよう。走ろうと脚を広げて、
・・・ううあっ、やっぱり辛いぃ! けど、あと5分だし、我慢我慢!

925 名前:130夜 投稿日:2005/12/30(金) 23:52:21
フフフフ・・・!
委員長、とっても我慢しているご様子ですこと。
水着の細工をしたかいがありましたわ。水に濡れると、どんどん縮んでいきますの。
縮んで、締まって。きゅっ、きゅっ。フフ、もうあんなにきつきつのぴちぴちですわ。
フフ、フフ、フフフフ・・・!

926 名前:130夜 投稿日:2005/12/30(金) 23:52:47
うう、こっちばっかり追いかけてくるよう。
理由はわかるけど。副委員長が奮闘してたのは私のためだもんね。
逃げ出すことに成功した私をまた捕まえようと、鬼は必死みたい。
・・・トイレ行きたいけど、いまプールサイドに上がったりしたら、それこそ興醒めだ。
せっかく盛り上がってるんだし、みんなをがっかりさせたくない・・・。助けてくれた副委員長にも悪いし


とにかく逃げる。あと5分なんだし。とにかく走ろう!
水圧がお腹にまともにかかる。だんだん両脚を開けられなくなってきた。
やや閉じ気味、へっぴり腰でなんとか走る。本当は、前を手で押さえたいんだけど、さすがにそれは恥ず

かしい・・・。
ううう、オシッコに行きたいよう。でもでも我慢。あと少しっ!



フフフフフフ・・・!
委員長ったら、あんなへっぴり腰で走っていますわ。
利尿剤は効果覿面。もう、委員長のお腹の中はたっぷりのたぷたぷに違いありませんわ。
我慢せずに、プールの中でしてしまっても構いませんのよ? 利尿剤は特性ですもの。
栄養剤を飲んだときみたいに、オシッコが黄色くなりますの。
プールの中で、隠しようの無い真っ黄っ黄の液体を溢れさせる委員長。最高ですわ。
フフフ、フフフ、フフフフフ・・・!

927 名前:130夜 投稿日:2005/12/30(金) 23:54:18
「・・・なんとか、なったの、かな?」
散々逃げ回り、ようやく鬼が追いかけて来なくなった。
他の人が退屈し始めたのに気が付いたのだろう。やっぱり、みんなが楽しまないとね。
「そ、そろそろ5分経ったかなっ・・・」
今居る場所はプールの真ん中付近。逃げ回った結果がこれだ。
辺りを見渡す。みんな楽しそうにきゃあきゃあ遊びまわっている。
「・・・・・・・・・うう」
口元まで水に浸かるくらい身を沈める。身体は前傾に倒して、両脚をぴっちりと閉じて我慢の姿勢。
オシッコ行きたい・・・。オシッコしたい・・・。
もう行っちゃおうか。でも、あと数分だと思うし。数分なら、我慢できる。我慢、我慢。
両手はさするようにお腹に。本当はこの手をあとちょっと下げて、前を、押さえたい。
けど、我慢。恥ずかしいし。誰も見てないと思うけど。
もうあと数分、だよね。うん。そうだ、そろそろプールサイドのほうに移動しよう。
へっぴり腰でそろそろ移動。脚を広げるわけにはいかない。だって我慢してるんだもん。
ゆっくりゆっくり移動する。ふう、これでそろそろ半分・・・。
きゅっ
「・・・え?」
きゅっ、きゅっ
「・・・なっ・・・ちょ・・・!」
きゅっ、きゅきゅきゅ、きゅっ、きゅっ
「・・・やっ・・・! な、何、これっ・・・!?」
急に水着がきつくなった。いや、そうじゃなくて、水着が身体を締め付けてくる・・・?
明らかにはっきりと、締めて、緩めて、締めて、締めて・・・。
「ダメ・・・! お、押しちゃ・・・ああっ、そこも締めちゃだめっ!」
これまでにないお腹の圧迫感。同時にその下、両脚の付け根部分にも収縮が始まる。
「だめぇっ! 締まっちゃう・・・! お願い、止まってえ・・・!?」
お腹を押されて、ただでさえ大きい尿意が一層増す。おまけに、オシッコの出る付近を、収縮した水着の生地が刺激する。
きゅっ、きゅっ、きゅっ。きゅっ、きゅっ、きゅっ。
締まって締まって緩んで。締まって緩んで締まって。
もはやリズミカルにとも取れる水着の収縮は、両脚の付け根部分に集中し始めた。
きつく締まった水着の生地が、オシッコが出る付近を何度も何度も執拗に刺激し・・・
「・・・・・・・・・っ!!」
とっさに、その両脚の付け根部分に当たる水着を、指でひっかけ、引っ張った。
「・・・はあ、はあ、はあ・・・」
刺激が収まった。水着はまだ収縮を続ける様子だ。指に喰い込んでくる水着をぐいっと強く引っ張る。
「なんで、こんな・・・」
慌てて周りを見渡す。とっさに行なったものの、よく考えたらとんでもない姿だ。
引っ張ってできた水着の隙間から、その、見えてしまうかもしれない。
・・・誰も、見てないよね。
少なくともそう思える。きっとそう。自分を納得させるしかない。
とにかくできることを考えないと。動揺した思考を必死で巡らせる。

928 名前:130夜 投稿日:2005/12/30(金) 23:54:56
出てきた答えは、とにかく移動。こんなプールの真ん中にいるわけにはいかない。少しでも目立たない場所へ。
一歩を踏み出そうとしたところで、
「・・・お、オシッコ・・・」
行きたい。したい。出したい。水着を無理に引っ張ってるせいで、圧迫はお腹に集中してる。
我慢、我慢しないと。我慢してトイレまで行かないと。
プールから上がって、トイレにたどり着くまで歩く距離をイメージする。
凄く遠く感じられた。そこまで我慢するのは辛い。本当に辛い。オシッコしたい。本当にしたい。
・・・どうしよう、どうすれば・・・。
「・・・こ、ここで・・・?」
悪魔の考えが頭をよぎる。ここで。ここ。プールの中で。オシッコ。する。
もう限界。お腹たぷたぷ。オシッコ。したい。出したい。プールの中。オシッコ。
「・・・・・・・・・・・・」
視線を下へ。両脚の付け根部分を見る。そのすぐ下の、水着を引っ張ってる指。
水着を着たまま、トイレでオシッコしたことはある。そう、その指を、少し横に、くいっとずらせば。
同じ状態。同じ姿。オシッコできる。オシッコのポーズ。
「・・・・・・・・・・・・」
視線を上げる。プールサイドを見る。あそこまで歩いて、登って、また歩いて、トイレに。
遠い。でもここならすぐできる。プールもオシッコも水。きっと、目立たない・・・。
「・・・・・・・・・うぅ」
どうしようどうしようどうしようどうしよう。プライドとかマナーとか常識とかが頭の中に浮かんでは消え、浮かんでは消され。
私は委員長なんだから。こんなところで、オシッコなんてしちゃいけない。絶対ダメ。けどけどけど・・・!
オシッコしたい・・・!
早く、早く決めないと。時間は無限じゃない。決めるのは私。そう私。他の人じゃない・・・。
・・・私の、決断は・・・。

次の瞬間、授業終了の声がプールに響いた。

929 名前:130夜 投稿日:2005/12/30(金) 23:55:20
フフフフフフフフ・・・!!
あの委員長のはしたない姿! 笑いが止まりませんわ!
水着の細工、たっぷりとご堪能されたようですわね。何もかもわたくしの計算通り。
さあ、ついにクライマックス。これまでに無い恥をかかせて差し上げますわ。
それはもうたっぷりと。たっぷり、たぷたぷ。
ごくごく、ジワジワ、きゅっきゅっ。ごくごくごく、ジワジワジワ、きゅっきゅっきゅっ。ぐいっ・・・!
フフ、フフフフ、フフフフフフ、フフフホーホッホッホっ・・・!

930 名前:130夜 投稿日:2005/12/30(金) 23:56:30
「・・・授業、終わった・・・」
みんなはすぐにプールサイドに上がる様子は無い。雑談したりでだらだらしている。
片手でお腹にほんの少し触れる。水着はきつきつで、オシッコはたぷたぷ。これまでにない我慢量。
・・・ここでオシッコしてると、一人だけプールに残ることになるかも・・・。
いくらなんでも不自然だ。ばれるかもしれない。プールの中でオシッコしてること。さすがにそれは避けないと。
「・・・我慢、しよう・・・」
頑張ってトイレまで行こう。そうだ、もうトイレに行けるんだ。
きっと大丈夫、そこまで持つ。平気平気、大丈夫! だから我慢我慢、オシッコ我慢・・・!
とにかく目指すはプールサイド。脚を閉じて前傾姿勢、水着の下を指で引っ張ったままのポーズで歩く。
もう恥ずかしさになんて構ってられない。ゆっくりゆっくり一歩一歩。うん、これなら大丈夫そう・・・。
「委員長っ!」
ぎゅっ
「ひぁっ!?」
後ろから抱きしめられる。まわされた両手が、お腹を、押して・・・。
「うあうううううっ・・・!?」
尿意が一気に攻めてくる。ダメダメ我慢我慢だめだめ漏れる漏れる・・・!
抱きついてきたのは副委員長。いつものようににこにこしてる。
「ほら、委員長。プールから上がりましょう。誰かが上がらないと、他の皆さんもいつまで経っても遊んでいるままですわ」
背中をぐいぐい押してくる。待って、お願い、ちょっと待って・・・!
「委員長、どうかしたんですの」
そう言いつつ、副委員長が視線を下のほうへ。途端に羞恥心が復活して、慌てて指を水着から離す。
きゅっ
「ひぅ・・・!?」
きつきつの水着が両脚の付け根部分を刺激して、またいっそう尿意が増す。
もうどうしようもないくらい。漏れる漏れちゃうオシッコ漏らしちゃう・・・!
「早く行きましょう委員長」
にこにこしながら先を促す副委員長。私も早く行きたい。オシッコに行きたい・・・!
生返事をして、一歩踏み出す。荒れ狂う尿意。オシッコが出よう出ようとする。
手を前に当ててぎゅっと押さえる。ただでさえ締められてるのに、逆効果のような気もするけど、押さえてないともうそこから出てしまいそう。
とにかく我慢。それで歩く。我慢して歩く。道のりは遠い。

931 名前:130夜 投稿日:2005/12/30(金) 23:57:25
それでもなんとか、プールサイド際までやってこれた。
・・・大丈夫、ここまで来れたんだから、きっとトイレまで我慢できる・・・。
自分にそう言い聞かせる。副委員長はさっさとプールサイドに上がっていった。
その背中を追うようにプールサイドを見上げる。私も登らないといけない。・・・けど、ちょっと、これは高いなあ・・・。
「・・・うぅ。・・・よい、しょ・・・っと」
ゆっくりと身体を後ろに向かせる。プールの横は座れるようになっている。
一気に登るのは無理そうだから、一度そこに腰を下ろそう。うん、ゆっくりやれば、大丈夫・・・。
びちゃっと、プールの水が音を立てる。不快な気分。
固いアスファルトの感触が水着を通してお尻に伝わって・・・って、あ、だめ、オシッコ、したい・・・!
「・・・ま、まだだめぇ・・・!」
座ると同時に押し寄せる尿意。必死に両手で前を押さえつける。
両脚をぴっちり閉じて、それでもまだ足りない。ああ、漏れるもれちゃうぅ・・・。
「ああっ・・・だめ、だめっ・・・!」
閉じた両脚の隙間から、出よう出ようするオシッコ。
その隙間自体を無くすつもりなのか、脚が勝手に擦り合わすように動き出した。
荒れ狂う尿意の嵐の中、必死の面舵取り。オシッコ我慢してるって丸わかりのアクション。
身体を動かすごとに増す尿意。これは逆効果だ。本当に我慢したいなら動いちゃだめ、止めないと。
でも止まんない。止められない。ああオシッコしたい、オシッコぉ・・・!
ふと視線が上がる。みんなはプールでまだだらだら。こみ上げてくるのはまだ残ってた羞恥心。
「・・・ま、まだ大丈夫・・・落ち着いて・・・」
自分に言い聞かせる。ようやく身体の動きが収まった。座った状態で、わずかな時間の一休み。
・・・大丈夫・・・。うん、大丈夫・・・。これくらいなら、まだ・・・きっと・・・。
まだほんのわずかに余裕があるような気がしてきた。我慢できる。できるできる。
となるとあとは行動だ。プールサイドに登らないと。
私はいま座っている。この体勢から立つには、普通は脚を片方ずつ持ち上げなくてはならない。
けど、それは無理。脚は広げられない。となると、他の方法は・・・。
お尻を軸にして、横に身体を90度回すのだ。ちょうど体育座りになる。それなら脚を閉じたままでいられる。
左手を前から離して、横に着く。そこに体重をかけて、お尻と一緒に両脚を右側に回す。
「くぅ・・・」
両脚を持ち上げるときにお腹に力がかかる。増す尿意。出ようとするオシッコ。
でも我慢。大丈夫だから・・・、ほら、耐え切った・・・!
「・・・ふぅ」
体育座りで一休み。よかった、これならなんとかなる。
背中側についている左手に体重を乗せて、右手は前を押さえてる。なんとも恥ずかしい格好だけど、もう仕方ない。
次は左手で身体を持ち上げて、プールサイドに登るんだ。一歩一歩、堅実に。
そうすればきっと大丈夫。トイレにだって行ける、オシッコだってできる・・・!
ようやく浮かぶ安堵の笑み。よし、頑張ろうあと一息!
「どうしたんですの委員長、早く行きましょう?」
同時に、背後から聞こえる副委員長の声。
うう、ごめん、いま返事をする余裕が無い・・・。
「フフ、・・・持ち上げて差し上げますわ」
「・・・え?」

932 名前:130夜 投稿日:2005/12/30(金) 23:58:08
体重をかけていた左腕が払われて、後ろにバランスを崩す。
それを支えるように、副委員長の身体が押し付けられる。
「あ・・・」
背後から優しく抱きしめるように、手が伸びてくる。
右手が、私の右腕を払った。
「ちょ・・・」
伸びてきた手は、私の腕を上から押さえ込むようにしながら移動する。
撫でるように、閉じた太股を這っていく。右手は右太股を。左手は左太股を。
手は膝の手前まで進んだあと、外側にまわりこんだ。
そのまま、手は外側から下にまわって、内側に進んでいく。身体の押し付けが強くなる。
「や・・・」
閉じた私の両脚に、下から手が割って入る。掴むというより、抱きかかえるように。
手はそのまま私の膝を持ち上げ、体重は全て後ろの副委員長に押し付けられる。
ぐいっ
不意に、視点が高くなった。
「あ・・・」
お尻に当たるアスファルトの固さが消える。びちょびちょとした不快な感触も。
高くなった視界が90度回転。目に映るのは、プールの様子。みんなそろそろプールサイドに上がり始めたところ。
持ち上げられた。そう頭が認識したのと同時に、
手に、力が加わった。
「え・・・あっ」
閉じた両脚を開こうと、手が引っ張り始める。
慌てて閉じようするが、体勢が悪くて脚に力が入らない。
ゆっくりと、両脚が左右に開いていく。
「ちょ・・・まって・・・」
体勢を整えようと身体を動かすが、体重は全て後ろにかかっている。
手は、相手の腕が邪魔で上がらない。なんとか相手の腕に絡めても、びくともしない。
必死で抵抗するも、じわじわと両脚は開いていき・・・。
「や・・・だめぇっ・・・!」
ぐいっ
否定の言葉と同時に、一気に左右に開けられた。

933 名前:130夜 投稿日:2005/12/30(金) 23:59:09
持ち上げられ、広げられた両脚。
そのポーズはまるで、小さい子供にオシッコをさせるときのよう。
「や・・・」
そう分析し、羞恥心を感じたのは本当にわずか一瞬。
両脚の付け根。そこを覆う水着の下。自らの水門。
前を手で押さえ、両脚をぴっちりと閉じてようやく守られていたそこは今、あまりにも無防備だった。
「・・・ああっ・・・!?」
これまでとは比べものにならないの尿意が押し寄せる。
水門に一点集中するオシッコ。さっきまでそこを守っていたものはもういない。
手は前を押さえられず、両脚は左右に広げられ、ポーズはそれこそオシッコのするときのもの。
水門の前にあるものは、ただ一枚の布地のみ・・・。
「・・・やああああああっ!? だめええぇぇぇ!」
声に反応して、みんなが一斉にこちらを見る。
反対側のプールサイドに上がっている男子たちも。
「フフ・・・。水着姿の委員長、魅惑のサービスカット」
副委員長の声が聞こえる。でも、頭の中はそれどころじゃない。
オシッコが出る、オシッコが出ちゃう、オシッコしちゃう、オシッコ・・・っ!!
みんなの視線を肌で感じる。
今はだめ、オシッコしちゃだめ、オシッコ出ちゃだめ、オシッコがまん・・・っ!!
決壊寸前の水門に必死で抵抗させる。とにかく我慢、ガマンがまんがまん・・・!!
「フフ、さすが委員長。皆さんの視線釘付けですわ」
「下ろして、早く、下ろしてっ・・・!」
叫びながら、自然に身体がくねられる。少しでも尿意を抑えられるように。
早く下ろして、早くっ・・・!
「あら、危ないですわ委員長」
「ひっ・・・!?」
前後に揺さぶられた。抑えようとしていた尿意が増す。
今度は左右。今度は上下。今度は不規則に。
揺らされるたびに増す尿意。また前後、前後前後前後我慢我慢我慢・・・!
「は、早く、お願いだから早くぅっ・・・!」
「わかりましたわ、委員長」
視点が下がっていく。ほんの僅かな安堵を感じた瞬間、
「・・・あっ!?」
体重のかかり方が変わった。今まで後ろ、副委員長の身体に支えられていた分が小さくなる。
その分、力は脚を広げている手のほうにかけられることになる。
身体を支えるため、自分の力も、自然と脚のほうに込められた。
「・・・ああ・・・!?」
自らの水門を押さえていた力が小さくなる。もう堪えられないほどに大きくなる尿意。
その全ては、無防備な両脚の付け根に集中。
身体はゆっくりゆっくりと下がっていく。この状態では、下手に身体をくねらすこともできない。
・・・それでも、オシッコは我慢しないと・・・っ!
「は、早くして、お願いだからっ・・・!」
「・・・フフ、わかりましたわ。それじゃあ下ろしますわよ、委員長」
その瞬間。
身体が軽くなった。

934 名前:130夜 投稿日:2005/12/30(金) 23:59:59
フフ・・・。
さようなら、委員長。




頭の中が真っ白になった。
びちゃっっ
お尻に当たる固いコンクリートの感触。同時に、プールの水が不快な音を立てる。
呆然とした状態。なんとか頭をまわして、自分の状況を確認する。
目の前にあるのはプールの水面。ということは、今は水泳の授業中だ。
視線を上げる。プールサイドの向こうでは、男子たちがこちらを見てる。
みんなもう、プールから上がってるみたいだ。そういえば、授業終了の合図があった。
思考が少しずつ回復していく。視線を下げ、自分の姿の確認をする。
着ているものは、もちろんスクール水着。今は両脚を開いたポーズ。
手は身体の横、やや後ろで、それぞれ床に着いている。
頭が順調にまわり始めた。どうしてこうなったのか判断する。
そうだ。私は、お尻からプールの座る場所に落ちたんだ。
そんなに高いところからじゃない。軽い尻餅。お尻は特別痛くない。
でも、ぎりぎりの高さでお尻に触れる水面がびちょびちょしてなんだか気持ち悪い。
思考も完全に回復。呆然としていたのは僅かな時間。
そうして、ごく自然に、最後の答えを出した。
そっか。私は、身体を持ち上げられてた手を離されたんだ。
表情が呆然から納得に変わる。疑問を理解して、思わず安堵の息をつく。
同時に、もうひとつのことも思い出した。

935 名前:130夜 投稿日:2005/12/31(土) 00:00:34
「・・・・・・あっ」
感じたのは尿意。
力は完全に抜けていた。
「や・・・」
尿意は我慢をしているから起こるもの。
じゃあ、なんで尿意を感じたんだろう。
「ああ・・・」
そう、これは我慢するときに感じる尿意じゃない。
もうひとつの尿意。
同じように感じるときの状況が頭に浮かぶ。
そこはトイレ。
学校の和式のもの。
ドアに手をかけて、開ける。
入って、鍵をかけて、少し進んで。
スカートに注意を払って、腰を下ろしつつ、脱いで。
用意して、力を抜いて。そう、我慢をしないで、力を抜いて。
オシッコが、出る。そう、出る瞬間。
出口まで達したその瞬間。
最後に高まる、その尿意。
「だっ・・・」
身体は動かない。
だって、その瞬間は動けないから。
用意してるし。オシッコのポーズ。
「だめええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーっっ!!!」

936 名前:130夜 投稿日:2005/12/31(土) 00:01:40
オシッコが出る。
完全に無防備だった。だから、自然に出る。
いっぱい我慢したオシッコをトイレで出すときのように、勢いよく出る。
慌てて我慢する。
でももう遅い。出たオシッコは止まらない。
尿意が我慢を圧倒する。止まることはもちろん、その勢いも収まらない。
「いやああぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーっっっっ!!!」
勢いよく出たオシッコが、水着の布地に当たる。
きつきつの水着の布地は、オシッコを通さなかった。
だが、オシッコはすぐに出口を見つけた。水着のすぐ両脇だ。
きつきつのその隙間から、オシッコが勢いよくほとばしる。
ぴしゃあぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁっ・・・・・・
開いた両脚の付け根部分、そこを覆う水着の左右から、オシッコが空中に飛び溢れる。
「み、見ないで、見ちゃだめぇぇっっーーーー!!!」
オシッコは、音と飛び散ることでその勢いを表した。
出て、空中に舞って、水面に落ちて。
しゃあぁあぁぁぁあぁぁあぁぁっ・・・・・・
ぴちゃぴちゃぴちゃぴちゃぴちゃ・・・・・・
勢いは収まるどころが、どんどん強くなっていく。
たっぷりと我慢していた結果だ。まだまだ出る。これからが本番。
「見ないでぇっっ!! お、お願い、お、オシッコ見ちゃだめっ!!
 私のオシッコ見ちゃだめえぇぇっっーーーー!!!」
両脚の付け根部分を中心として、オシッコは水面に広がっていく。
見張るはその色。鮮やかな真っ黄色。透明なプールの水に、真っ黄っ黄のオシッコが侵食していく。
「ち、違うの、こんなのっ、オシッコ違うのっ!!
 こんな、わ、私いつもはこんなに濃くないからっ、こんなまっきっきぃじゃないからぁっっ!!
 い、いつもはもっと透明だからっ! ああっ、だめ、だめっ!
 それに、に、臭いもこんなに、ツンとしてないからっ! もわっとしてないからぁ!
 こんなにたっぷりがまんなんてしてないからっ! と、止まって、止まってぇ!
 だから、違うの、見ないで、オシッコ! 私の見ちゃだめっ!!
 私のオシッコ見ないでえぇぇっっ!!!」
・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・。
時間がゆっくりゆっくり過ぎていく。
それとともに、どんどんオシッコが広がっていく。
ようやくたっぷりのオシッコが終わるころ、未だにポーズはそのままで、
「・・・み、見ないでぇ・・・。お願いだから見ないでぇ・・・。
 お、オシッコ、私のオシッコ、こんなまっきっきぃの、見ちゃだめぇ・・・」
手で、顔を隠して、泣きじゃくるだけだった・・・。

937 名前:130夜 投稿日:2005/12/31(土) 00:02:45
フフ・・・。
フフフフフ・・・。
フフフフフフフフホーッホッホッホっ!
はしたない、なんてはしたないんですの、委員長!
もう人前になんて出られませんわね! 何しろ、あんなにたっぷりおもらししてしまったのですから!
あんなにオシッコを我慢していただなんて皆に知られて・・・。ああはしたない、恥ずかしい!
なんて、いい気味。わたくしに逆らうからこんなことになるんですのよ。
・・・さて、これでまずは一人。この調子でどんどん行きますわよ。
学園のトップはわたくしのものですわ。誰にも邪魔はさせませんわよ。
フフ・・・。
フフフフ・・・。
フフフフフフフ・・・!



〜多倉見悦子シリーズ〜

第一話「おもらし委員長」



938 名前:129夜の中の人 投稿日:2005/12/31(土) 00:05:49
お目汚し失礼いたしました。
第三者の視点からの文章が上手くいかず、こういう形となりました。
委員長が頭ゆるいのは仕様でございます。( ´∀`)
今回、書きたい事を全部書いた上、推敲を無駄に重ねまくったところ、やたらと長くなってしまいました。
おまけに、1レスの書き込み限界量について考えが至らず、ところどころ区切りが不自然となっております。
申し訳ありません。これから先は、もっと短くまとめるよう努力する所存でございます。
これからもご指導のもと、更なる精進を目指していこうと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。
それでは皆様、よいおもらしを。
・・・失礼、よいお年を。(´・ω・`)つ元旦

939 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2005/12/31(土) 14:32:08
長っ!
乙!!
最近のこの板のおもらし描写の濃度や雰囲気は均一化してるような・・・
時代性ってものでしょうか

ていうか長いのでまだちゃんと読んでなくて
時間がある時にじっくり読ませてもらいますわ。
一足先のお年玉ありがとう。

940 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/01/02(月) 14:09:56
GJ!大作乙であります!
新年早々素晴しいものをありがとうございました!

941 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/01/02(月) 15:34:55
これは羞恥心がメインなのですな。尿の色とか途中の姿勢とか。

942 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/01/02(月) 17:31:15
大作キター!!GJ!!

943 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/01/02(月) 20:21:50
乙ですが
個人的には、成年マンガ臭漂う台詞回しと過剰擬音が苦手。萎える。
こういうのは、キャラ立ち(絵的なもの含め)があってこそ生きるもんだと思う。

944 名前:129夜の中の人 投稿日:2006/01/03(火) 23:24:20
なるほど、台詞回しと過剰擬音がいかんですか。よし。
そこら辺に注意して、また一筆してみますた!( ´∀`)σ)∀`)プニュ
いつかきっとコテハンを名乗れるよう、がんがる所存であります!

945 名前:131夜 投稿日:2006/01/03(火) 23:25:11
「大丈夫?」
「うう・・・辛いですわ」
多倉見さんが苦しそうな声を上げる。連れ添っている私には、声をかけてあげることしかできない。
水泳の授業で、クラスメイトの多倉見さんが体調不良を訴えた。
酷くお腹を壊したらしい。先生の指示を受けて、私が付き添いでトイレに向かうことになった。
プールのすぐそばの更衣室には、トイレが無い。慌てて校舎に向かおうとしたんだけど、
「こんな格好で、校舎を歩くことなんてできませんわ・・・」
そう訴えられて、今は校舎とは反対の方向に向かっている。
今、私たちの着ているものは濡れたスクール水着。多倉見さんの様子があまりにも悪くて、着替える暇もなかったのだ。
さすがにこんな格好で校舎に行くのは躊躇われる。授業中で、大半の生徒が教室にいるんだから。
「本当に、こっちにトイレがあるの?」
「ええ・・・。ありますわ。古くてもうほとんど使われていないみたいですけど・・・。
 そこなら誰もいませんでしょうし・・・」
お腹を押さえて、苦しそうに答える。本当に辛そう。一歩、また一歩と足を進める。
でも、実は今、そのゆっくりな足取りに、私も困らされていたりする・・・。

トイレに行きたい。

そう、私もトイレに行きたいのだ。もうすっごく。自分でもびっくりするくらい。
といっても、お腹を壊しているわけではない。私のは小さいほう。つまりオシッコ。
授業の前に、ちゃんとトイレに行っておけばよかった。
多倉見さんが持ってきてくれた紅茶を飲んでて、時間が無くなっちゃったんだよね・・・。

946 名前:131夜 投稿日:2006/01/03(火) 23:26:04
「・・・うう・・・」
苦しそうに表情を歪める多倉見さん。背中をさすってあげて、先を促す。
まさかそんな彼女を放っておいて、自分だけトイレに行くなんてできるはずがない。
ゆっくりゆっくり進んで、建物の裏手に回っていく。本当に、こんなところにトイレがあるのかな。
(・・・ちょっと、本当にもう、私も辛いんだけど)
多倉見さんの背中を手でさすりつつ、人影を探す。当然、こんなところに誰かがいるはずもない。
(もう、恥ずかしがってる余裕、ない・・・)
少しでも楽になるために、私はもう一方の手で、スクール水着の上から、自分の前を押さえようと・・・
「・・・ああっ!」
「ど、どうしたのっ!?」
突然、多倉見さんがしゃがみこんでしまう。私は慌てて声をかける。
「・・・も、もう無理ですわ。本当に、もう、わたくし、我慢できません。
 こ、ここで致してしまいますわ。・・・水着を、脱がせてくださいませ!」
「ちょ、ちょっと待って!」
いくらなんでも、そんなことをさせられるわけがない。
人が来ないとも言い切れないし、彼女にとって一生の恥になってしまうだろう。
必死で辺りを見渡しトイレを探す。きっとそれらしい建物があるはず・・・
「・・・あった」
ずっと奥、木で隠れるように建っている、小さな灰色の建物を発見。あれに違いない。
「多倉見さん、立って。トイレあったよ!」
肩を貸してなんとか立たせようと・・・。
「・・・・・・・・・う」
とたん、私の尿意がこみ上げてくる。これじゃあ、前を手で押さえることなんてできない。
(・・・けど、仕方ない。多倉見さんはもっと辛いんだから)
なんとか立たせて、一緒に歩いていく。多倉見さんもなんとか我慢できるようだ。
(・・・よかった)
支える彼女と、自分のことを思い安堵しながら、トイレに向かっていった。

947 名前:131夜 投稿日:2006/01/03(火) 23:26:51
「・・・うそ」
確かにその建物はトイレだった。だけど、
「個室が、一つしかない・・・」
そう、その建物の内部にあるものは、男子用の小便器が一つと、個室が一つ。ただそれだけ。
「・・・うう」
肩を貸している多倉見さんが苦しそうに声を上げる。
まさか、こんな彼女を放っておいて、自分が先に入るわけにはいかない。
「・・・入って、多倉見さん。ほら」
先を促す。彼女は小さい声で、ありがとうございます、と呟き、個室に入っていった。
・・・さて。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・どうしよう」
前を押さえながら、建物の中をもう一度確認。もちろん個室があるはずもなく。
あるのは小便器と、奥の窓だけ。窓が開いていることに気が付く。
「・・・とりあえず、窓は閉めとこう」
奥へ進む。短い距離なのに、前を押さえて我慢しながらだと、なかなかに辛い。
途中、小便器の前で立ち止まり、恨めしそうにそれを眺める。
「・・・まさか、ここにしちゃうわけにはいかないよね・・・」
一瞬浮かんだ案を没にして、とにかく窓を閉めに行く。
鍵は無いが、窓は無事に閉まった。引き返し際に、もう一度小便器が目に入る。
「・・・校舎のトイレまで行こう」
そう考えて、建物を出た途端、
「ひゃ・・・!?」
風が身体を撫で付ける。いくら夏が近いとはいえ、濡れたままのスクール水着は流石に肌寒い。
反射的に建物の中に戻ってしまう。同時に尿意がこみ上げてきた。
「・・・ううう・・・。無理、かも・・・」
一番近い校舎でもそれなりに距離がある。途中で漏らしてしまうかもしれない。
それに、やっぱりスクール水着で校舎を歩き回るのはためらわれてしまう。
恨めしそうに個室を見る。彼女がまだしばらくかかることは間違いない。
(・・・トイレまで歩くか、我慢するか・・・)
答えが決まらない。その間にも、尿意はどんどんと増していき・・・。
(・・・ここで、しちゃおう)
どちらも無理だと判断し、小便器に視線を向けた。

948 名前:131夜 投稿日:2006/01/03(火) 23:27:41
「・・・え?」
小便器に近寄って、違和感に気が付く。
身体をくっつけて、水着の両脚の付け根付近を手でずらして、してしまおうと考えていたのだが、
「な、なんでこんなに高いの!?」
その小便器は、ありえないくらい設置されている場所が高いのだ。
普通に立っただけでは、両脚の付け根部分が届かない。
軽くパニックに陥った。まったくもってそうだろう。こんなに高いはずがない。
「ど、どうしよう!?」
台になるようなものも見当たらない。やっぱり校舎まで行こうか、と考えるが、
「・・・ぜ、絶対無理! もう・・・!?」
ようやく用を足せると思っていたのにこの仕打ち。既に尿意はありえないくらい高まっている。
とにかく何とかしないと。尿意に耐えながら必死で頭を巡らす。
「・・・あ」
小便器の上にある、水を流すパイプが目に入る。それにしがみ付いて身体を支えれば、なんとかなる。
パイプを片手で掴む。強度は問題なさそうだ。恐る恐る、前からもう一方の手を離して、両手で身体を持ち上げ・・・
「うううう・・・ああっ・・・!?」
両手に力を込めた途端、尿意が一気に増して感じられた。当然手で押さえるわけにもいかない。
「我慢、我慢しないと・・・!」
小便器に身体を押し付け持ち上げながら、そう自分に言い聞かせる。
「あ、脚を・・・」
ゆっくりと脚を開いていく。同時に高まる尿意。それでもなんとか我慢して、小便器の両サイドを脚で挟み込んだ。
あとは、一方の手をパイプから離して、水着の前をずらすだけ・・・。

949 名前:131夜 投稿日:2006/01/03(火) 23:28:51
「・・・・・・・・・う」
片手を離そうとして気が付いた。
無理だ。絶対無理。片手ではこの体勢を維持できない。絶対に転ぶ。
「うあ・・・どう、どうしよう・・・!?」
小便器に抱きついたまま、困惑した声を上げる。
なんとか支えられないか、もぞもぞと身体を動かして楽な体勢を探すものの、どうしようもない。
「い、一か八かっ・・・!」
そう決断し、パイプから片手を離す。
「・・・だ、駄目っ! 無理!?」
身体がガクンと下がる。小便器の両サイドを挟み込んでいた脚が外れてしまった。
慌ててパイプを掴み直す、が。
「や、駄目っ!? お、押しちゃダメぇっ!」
お腹がぐいぐい押される。小便器の先の出っぱった部分が、ちょうどお腹の膀胱付近のところに接触する形になってしまったのだ。
「お、押さないで! で、出ちゃう! 出ちゃうぅ!」
両手でパイプにぶら下がったまま、必死で身体をよじる。しかし、余計何度も押されるだけだ。
「駄目、ダメ、本当に押しちゃだめえっ!」
身体を支えようと必死だが、上手くいかない。床にはつま先がぎりぎりで触れるかどうか。
「出ちゃう! 出ちゃ・・・あっ!?」
不自然な体勢で無理があったのだろう。パイプを掴んでいた手が離れてしまった。
つま先が床に当たってバランスを崩し、そのままゆっくりと背後に倒れ・・・

どしんっ

尻餅をついた。

950 名前:131夜 投稿日:2006/01/03(火) 23:29:39
「・・・・・・・・・・・・」
ほんの一瞬、間が空く。
彼女はきょとんとした様子で、尻餅をついた姿のまま固まり・・・。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜だめえぇぇぇぇ!!!」
これまでにない最大の尿意。尻餅をついて我慢が緩んだその隙をついて、一気に押し寄せてくる大量のオシッコ。
「いやああああああ!!!!」
必死に脚を閉じて上から手で押さえつける。しかしそれはほんの僅かな抵抗にしか過ぎない。
ぴゅ・・・っと水着の股間部分が湿り、そのまま堤防を決壊し一気に大量の水が流れ出そうと・・・
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
次の瞬間、彼女は立ち上がり、水着を両肩から乱暴に引き下ろした。
その間にも溢れるオシッコ。水着の股間部分ははっきりとした染みになり、やがてその脇から液体が漏れ始め・・・
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
水着を足首まで一気に引き下ろす。正面に押さえを失ったオシッコは、床に飛沫を上げる。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
そのまま水着を脱ぎ捨て、彼女は飛び上がった。
パイプを両手で掴み、小便器の両サイドに脚をまわして、抱きしめる。
・・・しゃあぁぁあぁぁぁ・・・
オシッコが小便器に当たる音が響く。
小便器に抱きついた状態の彼女は、息を荒くして、
「・・・ま、間に合った・・・よね・・・?」
自分に言い聞かせるように呟く。そうして俯き、黙り込んだ。
・・・しゃあぁあぁぁあぁ・・・
オシッコが小便器に当たる音だけがしばし響く。
たっぷりと溜まっていたオシッコは出し終わるのに時間がかかりそうだが、どうやらこのまま無事に、
・・・じょぼじょぼじょぼ・・・
「・・・え?」
変な音がする。水を大量に何かからこぼす音のような・・・。
「・・・・・・・・・・・・あっ!?」
視界のぎりぎり端から、床にオシッコが流れているのが見える。
そう、もうこのトイレは使用できない状態になっていたのだ。
小便器の下の部分、オシッコを流すパイプは根元部分を取り除かれ、オシッコは床に流れるのみ。
すぐ下の床に脱ぎ捨てたスクール水着は、今頃彼女自身のオシッコでびしょ濡れだろう。
「ああ・・・・・・」
それでもオシッコは止まらない。
彼女は小便器に抱きついたまま、床に広がっていく自分のオシッコを、視界の端で眺めることしかできないのだった・・・。

951 名前:131夜 投稿日:2006/01/03(火) 23:33:03
「フフ・・・」
その様子を、建て付けの悪い個室の扉の隙間から、見る影が一つ。
声を漏らさないように我慢しているその表情は、歪んだ笑み。
「とっても上手くいきましたわ。このあられも無い姿、他の方たちにも見せて差し上げたいくらい。
 これで、彼女はこの秘密と引き換えに、わたくしには逆らえないでしょう。
 ・・・さてと、それじゃあそろそろ出ると致しますわ」
レバーを引く。便器を流れる水の音が大きく響く。
同時に、小便器に抱きついている少女が目に見えて動揺し始めた。
「どんな言い訳をしてくれるのかしら。フフ、楽しみですわ」
そうして、個室の扉を開けた。







(`・ω・´)

952 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/01/03(火) 23:48:59
すごいペースで新作乙です!

953 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/01/04(水) 01:21:08
便器にしがみついた姿が滑稽で
それが滑稽であればあるほど犠牲者のパニック度が感じられて
良かった
限界なのに1個しかないトイレを譲らなきゃならない、とか
逃げ道ゼロではなく、ハードルが非常に高いが小便器という逃げ道が
残っているっていう状況も好き。

我慢フェチとしては
「自制」と「うらやましさ」と「絶望の中のわずかな希望で引っ張る」が
全部揃ってるのは最高でした

954 名前:21です。 投稿日:2006/01/04(水) 15:18:46
ガンダムのところからきました。
131夜さんの作品は表現も豊かですばらしいので、あげてみんなで読みましょう・・・と言いたいのですがわざと上げてないのかな?
次回作は、水着でないものを期待したいと思います。

制服おもらしは、漏らした瞬間、まわりからまる分かりだし、制服が濡れてしまうと家に帰る服(下着)がなくなるという、洩らす対象となる娘の絶対に漏らさないという緊張感が表現できると思うのですが、どうでしょうか?

955 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/01/06(金) 12:37:42
ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/feti/1131475085/362-374

956 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/01/07(土) 05:54:45
>>854
そう思うなら自分がageればすむ話だよ。

>家に帰る服
我慢中にそこまで考えるのかな。
それよりは、他の生徒におもらしを見られる羞恥屈辱の方が
まず気になるんじゃないかな。

そこまで気を回す余裕があるのは、見られる屈辱は通過してるおもらし経験者か、
かなり年上(高校くらい)じゃないかと思う。後者だと、服についての対策も
なんとか見つけそうな気がする

957 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/01/07(土) 05:55:34
× >>854
○ >>954

958 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/01/08(日) 02:37:38
age

959 名前:21です 投稿日:2006/01/08(日) 20:30:25
》956
たしかに、我慢している本人はそんなこと気にしている余裕はないですよね。
私は、我慢オモラシが好きなので、オモラシ小説を考えているとき、我慢する理由を考えます。これを考えないと、放尿好き娘との差別化が出来ないと思ったからです。
そこで出てきたのが「着ている服を汚してはいけない」なのです。
どっかのスレッドで、『私』が書き込んだのですが、『重装備』オモラシなのです。

重装備好きなら分かってくれると思うのですが、やっぱり少数派?

960 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/01/09(月) 16:23:47
SSみつけた
http://omo.x0.to/tokku/ss/ss000008.html

961 名前:126夜の中の奴 投稿日:2006/01/09(月) 20:57:19
>960
特区の中と気付く前に他のページも見ちまった(管理人さんスマソ)が、
ttp://omo.x0.to/tokku/ss/ss000006.html
って俺の書いたやつだな。いまさら著作権がどうこういうつもりもないが、
あそこって転載OKなのかがちっと気になる。

962 名前:126夜の中の奴 投稿日:2006/01/09(月) 21:01:46
すまん、カッとなった。ここで書くようなことじゃないな。
直接問い合わせてみる。

963 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/01/10(火) 02:49:56
>>959
おもらしそのもののマイナスポイントの前では
服の心配は多くの場合かすむと思う。
また、「服を汚さない」に特化すると「脱いで放尿」の選択肢が出て来ないかな。
その場合心理的には「脱いでしまうことへの抵抗」が焦点に来ると思うのですよ。

個人的には、おもらしそのものを避けたい気持ち以外の
着衣関係の困惑要素をもちこむなら
可能性は少ないが、(アクシデントなどで)「脱げない」ですね。

全般的には、着衣関係より、「忙しい」「謝罪中なので立場が弱い」
「言い出しにくい」などの状況的制約でトイレに行くことが出来なくて我慢
というのが好き。妨害状況が一つではなく、一つクリアしたら次、というような
波状攻撃wなのが好き。

964 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/01/12(木) 09:52:29
>>963
じゃこれもパンチラの仕業なのか?

965 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/01/13(金) 01:39:33
>>964


966 名前:959 投稿日:2006/01/13(金) 22:30:45
「洋服を汚さない為に必至に我慢する」

皆さん、かなり食い付いてきたなと正直驚いています。

そんなことを考えながらおしっこを我慢する奴なんかいない。お前は間違っているということなので、スミマセンでしたと謝りたいと思います。

オシッコでぐっしょり濡れた洋服のまま、晒し者になってしまうことへの、恥ずかしさと惨めさを別の表現に置き換えたつもりでしたのですが、うまく表わせませんでしたというのがいいわけです。

967 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/01/15(日) 17:40:30
>恥ずかしさと惨めさを別の表現に置き換えたつもりでしたのですが、
>うまく表わせませんでした
ならば
>間違っているということなので、スミマセンでしたと謝りたいと思います。
という態度はおかしいのでは。

968 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/01/15(日) 19:10:01
>>967 いいじゃないの、幸せならば

969 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/01/15(日) 19:25:07
まあね。

970 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/01/15(日) 22:06:17
age

971 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/01/15(日) 22:21:05
千夜一夜スレもずいぶん内容が変わったが(今は小説スレじゃない状態だ)
そろそろ1000いきそうだな。

972 名前:パンチラ 投稿日:2006/01/16(月) 04:33:14
小説のネタが、ないんじゃないの?それか・・・書く時間が、ないの・・・どっちか。
(違ったら、ゴメン・・・)

973 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/01/19(木) 03:52:47
MORE PEE MORE FEEな我慢大会みたいなのって
この板ではあまり見ないね。
100夜前後の我慢モノにはそれっぽいのもあるけど。

974 名前:2年間新作なし 投稿日:2006/02/02(木) 23:10:38
>>972
多分、今のオレに足りないのはモチベーション。

975 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/02/02(木) 23:42:40
>972
あんたにネタの事語って欲しくないな。

976 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/02/03(金) 03:12:55
ネタ 時間 センス 才能 モチベーション 環境 ネット環境
いろんなものが要るな。

977 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/02/17(金) 15:17:57
age

978 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/02/21(火) 13:07:41


979 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/02/21(火) 16:13:04
.

980 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/02/21(火) 23:42:42
??

981 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/02/23(木) 02:58:38
もうすぐ1000だな
板きっての良スレと思ったこともあったが
後半は失速したスレだった。

982 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/02/24(金) 00:56:02
某特区の登録掲示板に思いっきりツボな絵が投下されてるんだけど
あの文章引用してSS作ってもいいんかな。
住人じゃないから確認できん…

983 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/02/24(金) 05:22:44
引用文量やパクリ度にもよるだろ。自分で判断してみ。

984 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/02/24(金) 13:48:58
>983
チラシの裏な独り言にマジレスありが㌧
藻前いいやつだな…

985 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/02/25(土) 03:53:55
盗作の嵐ですね

986 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/03/14(火) 22:11:55
まんま放尿&泣きじゃくり

987 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/03/15(水) 02:22:38
世代交代で
まともな小説書ける人がいなくなったみたいだね

988 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/03/15(水) 14:14:31
世代交代なんて本当にあったのか?
マトモな小説書ける人って誰だよ?

989 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/03/16(木) 02:44:56
おや、あがっているねw

というわけで残りわずかだが期待

990 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/03/20(月) 13:10:17
世代交代なんて本当にあったのか?
マトモな小説書ける人って誰だよ?

991 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/03/21(火) 02:09:34
昔は良かったな

多作と更新ペースが。

992 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/03/22(水) 11:00:31
駄作も多かった中に、キラリと光る作品が混在していたのが良かった。

特に一方的に作者自身が酔っているような作品に萌えるものがあったなあ。

993 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/03/22(水) 14:58:50
独特の世界観+濃い我慢+ややシュールで多様な我慢シチュ+短い場面に切り取ってまとめるセンス
の作品がけっこう多かったが、アラビアンナイトにふさわしい良作だったな。

100夜前後からの、これでもかというほど長くクドい描写も良かった。
決して冗長ではなく、<密度が伴ってる>長さは良いね。

994 名前:あほ 投稿日:2006/04/11(火) 15:39:03
lllllllll

995 名前:129夜の中の人 投稿日:2006/04/12(水) 20:54:55
せっかくですから、作品で埋めさせていただきますね。( ´∀`)σ)∀`)ゴーゴー
>>954さんのリクエストから最初は制服ネタだったはずなんですが、随分と捻じ曲がってしまったような。
まだまだコテハンを名乗る日は遠い。緊張感を上手く表現できるよう、頑張りたいなあ・・・。


(ん・・・)
ふいに感じる浮遊感。
これは、眠りという海の中から、意識が浮上するときに受ける感覚。
(だるい・・・)
なんとなく身体が重たい。頭もあまりまわってない。元々、朝起きるのが苦手な性質だ。
できればもう少し惰眠を貪っていたい。目蓋を開けるのに抵抗する。
(トイレ・・・)
目が覚めた原因がわかった。どうやら自分はトイレに行きたいようだ。
面倒くさい。わざわざトイレに行くためだけに、快調な眠りを妨げられるのは腹が立って仕方が無い。
(・・・行くけど、まだ、あと少し・・・)
そう妥協して、寝返りを打つ。素肌の太股通しが擦れ合った感触がする。
(・・・・・・?)
ここで感じる違和感。なぜか脚が肌寒い。寝巻きを着ているという感覚がしない。
それ以前に、被っているはずの布団の重みが無い。まあ、寝相がいいと思ったことは無いが。
いや、そもそも自分の部屋で寝たという記憶すら無い。
最後に覚えているのは、確か、放課後になって、帰ろうとして・・・。
「・・・・・・」
ゆっくりと目を開ける。ぼんやりとした視界の印象は白。自分の部屋で無いことは確かだ。
身体を仰向けに戻すと、蛍光灯の明かりが目に入る。とにかく白い。
目を強く瞑る。そうしてもう一度、ゆっくりと目を開けた。
視界が鮮明になり、ようやく頭がまともに働き出す。首と視線を傾け、自分がいる場所を確認する。
自分が眠っていたベッド、白く清潔そうな室内、そして、部屋に感じる独特の匂い・・・。
「・・・・・・保健室?」
間違いないようだ。それにしても、何でこんなところに。
帰宅するために、鞄を持って廊下に出たことは覚えている。そういえば、その時なんとなく身体がだるかったような。
(途中で貧血でも起こして倒れたの? 誰か親切な人がここまで運んでくれたのかしら)
そう思い、室内を見渡す。
人が居る気配はしない。ただ、明かりだけが付いている。
(まあ、似たようなものでしょうね。誰だか知らないけど、御礼は言っておかないとダメね)
それにしても、布団をかけ忘れるとは抜けたものだ。御礼を言うときに軽く嫌味でも言ってやろうか。
(それでもまあ、今はとりあえず・・・トイレね)
ある程度、状況に納得したところで、浮かんだのはこれだった。
はっきり言うと、かなり行きたい。トイレが原因で目が覚めたことは間違いないようだ。
(保健室から一番近いトイレってどこだったかしら)
思い出そうとしながら、身体を起こすために膝を軽く立てる。同時に、はっきりとした尿意が感じられた。
自然と内股気味になって、両脚を擦り合わせてしまう。
素肌の太股が擦り合う感触がして、ほんの少しくすぐったい・・・。

「って、何よコレっ!?」

がばっ、と上半身を起こした視線の先。
露わになった素肌の太股。本来それを覆うべき、制服のスカートが、無かった。

996 名前:132夜 投稿日:2006/04/12(水) 20:56:21
「きゃっ・・・!?」
思わず漏れた悲鳴と共に、慌てて上の制服の裾を引っ張る。だが、それでも白い下着がぎりぎりで隠れるくらいだ。
慌てて体勢を変える。手を前に着き、脚を膝から後ろに回す。ペタンと下着のお尻をベッドに着け、前屈みになる。
ちょうど、脚を開いて正座を崩したような体勢だ。
この体勢なら、制服の裾を前に引っ張れば、ある程度隠せる。少なくとも下着は視界に入らない。
後ろがどうなってるかは知らないが。
「な、何よコレっ! なんで・・・!?」
明らかに混乱した頭で、無意味に左右を見渡す。もちろん誰もいないし返事も無い。
だが、視線をベッド真横に向けたとき、
「きゃっ・・・」
思わず声を上げてしまった。そこには、ベッドの上でスカートを穿かずに座り込む自分の姿があった。
ベッドの隣には、鏡が置いてあったのだ。それも、全身を映すための縦長のもの。
その鏡だけが状況を冷静に伝えてくれる。
とにかく、今自分は保健室のベッドの上にいる。
そして、制服のスカートを穿いていない。

「何でなのよ・・・」
ようやく少し落ち着いてきた。冷静に今の状況を分析しようと頭をまわす。
制服のスカートは、ベッドの脇や棚にも置いて無い。誰かに持って行かれたことは間違いない。
なぜそうされたか。例えば・・・そう、
「汚れたとか・・・?」
そうだ。スカートは汚れたのだろう。
自分が貧血で倒れたとき、偶然置いてあった水入りのバケツや、泥溜まりか何かで汚れたのだ。
穿かせたままにしておくわけにもいかないから、きっと、保健室の先生が洗いに行ってくれてるのだ。
それなら納得できる。こじつけかもしれないが、今の状況を説明するにはそれくらいしかない。
「なら、待っていればいいわけね・・・」
安堵のため息とともに肩を落とす。まったく、それならせめて布団を被せるくらいのことはして欲しい。
「・・・ボケてるんじゃないの、もう」
中途半端な年齢の、保健室の先生の姿を脳裏に浮かべ、愚痴を漏らす。
それでもとにかく結論は出た。待てばいい。待っていれば特に問題なく解決するだろう。
だが・・・。
「・・・・・・トイレ」
状況に納得し、安心したせいだろうか。よりいっそうの尿意を感じてしまう。
といっても、まさかこんな格好で廊下を歩いてトイレまで行くわけにはいかない。
できることはただ一つ。保健室の先生が帰ってくるまで我慢すること。
(我慢、か・・・)
我慢。そう考えた途端、また尿意が増したように感じられた。意識したせいだろうか。
「もう、冗談じゃないわよ・・・!」
体勢が悪い。こんな脚を開いた座り方では、我慢したくてもできない。
そう結論し、誰もいないとわかっているものの何となく周りに注意を払い、脚を動かす。
途中で、白い下着がチラチラと目に入った。制服の裾を手で押さえ直し、ベッドに腰掛けるように座る。
これなら我慢もしやすいし、下着も見えにくい。無事に移動を終え、安堵のため息を吐こうとして、
(・・・・・・・・・・・・白い、下着?)
何やら、猛烈に嫌な予感がした。

997 名前:132夜 投稿日:2006/04/12(水) 20:57:21
ベッドに腰掛けたまま、おずおずといった様子で、前に引っ張っていた制服の裾を持ち上げる。
覗き込むようにして、自分の下着を見下ろす。目に入る色は、白。間違いない。
「う、嘘・・・?」
今朝穿いてきたものと違う。記憶に間違いが無いか何度も思い浮かべるが、違う。
そもそも、自分はあまり白い色の下着を持っていない。絶対に違う。
「な、何で・・・?」
困惑した頭で視線を上げる。ちょうどその先にあったのは、さきほどの鏡だ。
両手で制服の裾を持ち上げたまま、ベッドから立ち上がった。
鏡に映った自分が穿いているのは、間違いなく白の下着。困惑しながらも鏡を見つめ、その下着を観察する。
その白の下着は、不自然なくらいサイズがピッタリだ。まるであつらえたかのように。
正面は無地。ただ白い。全体的にゆったりとした印象で、やや幼い感じがする。
(・・・・・・幼い?)
「も、もしかして・・・」
くるりと身体の向きを180度回転させる。上半身をベッドに倒れ込ませ、手で支える。
ちょうどお尻が鏡に向き合うポーズだ。
そうして、首を肩越しに巡らせ、おそるおそる、鏡を覗き込んだ。

そこに映し出されたものは、クマさん。
クマさんのイラストが、白い下着のお尻部分にでかでかと描かれていた。

「ちょ・・・!?」
上げようとした声が止まる。
同時に、たちまち襲い掛かる羞恥心。耳まで真っ赤になったように感じられた。
そりゃあ、小さいころはこういう下着も穿いていたが、今となってはいくらなんでも恥ずかしすぎる。
バックプリントはもう卒業したのだ。
「ふ、ふざけないでよ・・・!」
わけのわからないまま激昂する。今すぐ脱ぎ捨ててしまおうかと思ったほどだ。
だが、さすがにそれは思い止まった。何も穿かないわけにもいかない。
とはいえ、当然このままでもいられない。スカートか何か、覆い隠すためのものが必要だ。
「・・・そうだ、布団!」
慌ててベッドから下りて、布団を探し始めた。

998 名前:132夜 投稿日:2006/04/12(水) 20:58:22
「何で、無いのよっ・・・!」
布団は無かった。隣のベッドにも棚にも床にもどこにも無い。
それどころか、予備の衣類、タオルやベッド用のシーツ、ハンカチすら無い。
はっきり言うと、下半身を隠すためのものが一切無かった。
まるで、部屋を引越ししている最中のように、何も無い。
「じょ、冗談じゃないわよっ・・・」
思わず声を荒げてしまう。それも仕方ない。いくらなんでも不自然なのだ。
だが、理由はそれ一つでは無い。
むしろ本当の理由は別にあり、その本当の理由とは焦っていることであり、なぜ焦っているかというと、
「・・・と、トイレ・・・」
そう、トイレに行きたいことであった。
下半身を隠すものを探している間にも、当然時間は過ぎていき、同時に尿意も刻一刻と増していったのだ。
「な、なんでこんなに早くトイレに行きたくなるのよ・・・!」
こんな文句まで口にしてしまう。口調は明らかに怒っており、焦っていた。
・・・実際のところ。かなり、限界に近い。
一通り探索したあと、今は最初に自分が眠っていたベッドの隣まで戻ってきている。
向きをこちらに向けた鏡に映っているのは、当然自分の姿。
下着を隠すように制服の裾の前を引っ張り、さらにその手で自分自身の前を押さえ、両脚を閉じて擦り合わせている。
滑稽さと羞恥心が同時に沸き立ち、しかしそれ以上に焦燥感に囚われていた。
(・・・トイレに、行かないと・・・)
踵を返して、内股でおそるおそるといった動きで部屋の中を移動し始める。
保健室の先生が帰ってくる様子は無い。それに、もうちんたら待ってる余裕も無い。
気が付けば、入り口のドアの前までやって来ていた。
鍵は掛かっている。部屋の中を探すときに、最初に確認したから間違いない。
さすがに下着のまま寝ている人がいる状態で、ドアを開けて去りはしなかったようだ。
鍵の掛かったドアを前にして、動きを止める。
トイレにはこのドアから廊下に出ないと辿り着けない。我慢だってもう限界だ。
「・・・だからって、行けるわけないじゃない・・・」
今の自分の格好が頭に浮かぶ。
オシッコを我慢するために内股に両脚を閉じ、前を押さえて。
制服のスカートが無く、おまけに穿いているのはクマさんパンツ。
放課後といっても、まだ日が落ちたわけではない。明るいし、部活動もあるからまだ何人も生徒が残っているだろう。
その人たちに見られるかもしれない。今の自分の格好を。
「くっ・・・」
羞恥心と、さらにプライドがむくむくと大きく膨れ上がる。見られたくない、絶対に見られたくない。
ドアの鍵に片手を添える。この手を下ろせば、鍵は開く。ドアが開いてトイレに行ける。
けど見られるかも。見られたくないけど見られるかも。この格好を。

・・・どれくらい悩んでいただろうか。
羞恥心とプライドと尿意に攻め立たされ、結局、出した結論は、
「・・・見られないように、するわよっ・・・!」
ガチャッ
羞恥心と尿意をごまかすための、プライドだった。

999 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/04/12(水) 20:59:45
999

1000 名前:名無しさん@おもらし中 投稿日:2006/04/12(水) 21:00:08
1000

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