_..---..、
'〉ゝ､ ゝ、
./ ﾞ''''＼ ヽ
..-/ '、 ___,,丿 ｛ `'''''''' 、 ..rｒ
/`ｰ-′ `ヽ / _-' 冖''’ ｲ
ｫ―┘ │ '―-''' ､ < │
│ '廴 _..-‐‐′ ....ﾉ''、__ /''''′
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ｒ''￣ﾞ‐'"´ ﾍ、 厂" ｀ ﾍ､_、 ｀/
‐ｧ /ｰ- -........、 _.‐′ __ _ ___..‐''´ ＼ ／
ｨ′ _ﾉ'⌒ （ `''ｰ--‐''￣￣ /--'" ＼ __ _ __／
ﾄ j′ －７ _ '､ ヽr'´ ∨
ﾞ‐ 、 Ｙ￣´ ￣ヽ,,/--､ "''、- .- 、 ..、 _..／ 」 ┌ ┘
ヽ....宀一' ､......,,..---..__ 冫 ^＼ ﾉ ノ '、丿│ │ ,,＞ 、,--＿
_│ 广'′ `'、 く＿ │ | ﾉ‐／ " _r‐"
｛ﾞ′ ﾉ 丿 〉 '、 ! 亅 ゝ､ _／
ﾍ 、 丶..、 ＿ ( 〜^´ レ─'´ ⊥r‐"`ｰ、
"--、 ^''''-.. ､ / ゝ.. ＿厂ｰ、 ..┘ _>、 ﾉ" '、 │
ゝ 、 ー‐"┐ `''''^''‐-...._ﾉ `ｰ--_'' '、 マ
＼、 １ 丿 '、 ﾞ┐ 丶 ／ ＞
"ﾞ'―-..-..,,、 ﾉ ／ ( ー-....､ _..亠ｰ- ／ │
｀１____..v―-J''v「‐' 、 ..､ '' ｰ-''''､ 〕 〈 _ゝ、_／
｝ ｀'、 ./ '、 │ _/ ｝
_../ 一ｰ ﾞ'1 j.. 、 │ ﾉ │ _,,、
ｌ__ ﾞｒ-,,..一‐'''’ ＼ ---'''' ..ゝ､ ノ´ /´丿
'、 │ ｌ ├┘ │丿
〈 、 y+ー―"`''┐ ／ ...-―‐′ ∨
｀''ﾞ∪ ﾞ‐ｰ‐-ｫ'ﾆ-―'
_ }∟、
│ __丿
ーー 奉 天 三 十 年 ――
やる夫は伝導医師になるようです
※この物語は多くの部分を創作に寄っています
立つのであれば本日中に一話目投降
これは歴史ではない
自叙伝ではなおさらない
それは満洲において、否、奉天においてさえも
その完全な説明をなそうとするものでなく
その人民と彼らの習慣を詳細に描こうとするものでもない
本書はただ個人的印象を記し
過去の変化なき東洋の真唯中（まっただなか）
及び今日の変化した東洋をもたらした事件の
急激なる進行の真唯中（まっただなか）における生活の
一つの描写を与えようとする試みにすぎない
.
第一話 一路平安
＿＿＿_ ,. -‐―――‐-､
／￣￣＼ ／⌒ ⌒＼ γ::::::::::::::::母:::::::::::ヽ、
／ _ノ ＼ ／（ ⌒） （⌒）＼ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
| ─（⌒）（⌒）／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼ γ:::::::::人::::人::人::::人::::::::ヽ
| （__人__）| |r┬-| | （:::::::::／─ ─ ＼:::::::）
| ｀ ⌒´ﾉ ＼ `ー'´ ／ ＼:／ （⌒） （⌒） ＼ﾉ
| } （ ｒ 子 | | （__人__） |
ヽ }￣￣ ヽ○|￣￣￣￣￣￣￣＼＼ ｀ ⌒´ ／
ヽ ノ || ((|||||||)) ＼ ＼ ／
/ く ＼ ((|||||||)) , ((|||||||)) ＼ (_＿ノ
昔々 だいたい1850年代ごろ
スコットランドのグレンコーに 羊を飼って生計を立てる
三人家族がおりました 三人は仲良く暮らしていたのですが・・・
＿＿＿
.::' """".::. ／ ＼ ,::: :.
.::. _.:" .::. ／ ─ ─ ＼ .: :.
: :"".::"".: .: ／ （ ○） （○） ＼ .::: .::. .::. .::. .::. :.
: .:....:::.....:. | （__人__） | :. .:: " " ::. .:
: """..: ＼ ｀ ⌒ ´ ／ ::.:.:: :."".: :."".: ::..:
: .: （ ｒ | : :....:::.....: :
:. .:￣￣ ヽ○￣￣￣￣￣￣￣＼ ::. """ ..:
::. .:" ＼ ::.
.: ::. ＼ー（ ）（ ） ＼ . :. : .:
: .::. ＼ ＼ :."" .:
: :".、....."".:: |＼＿＿＿＿＿ ＼
| |ヽ､ ﾉ|
両親は 幼い子供を残して死んでしまいました
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
／ oﾟ(（●）) (（●）)ﾟo ＼ ほんとは親戚に引き取ってもらいたいんだお・・・
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
／ oﾟ⌒ ⌒ﾟo ＼ でもやる夫には 頼れる親戚がいないんだお･･･
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ●） （●）＼
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼ だからグラスコーの呉服問屋に丁稚に行くお
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／
寄る辺をなくしたやる夫くんは
年季奉公に入ることになりました
＿＿＿＿
／ ＼ 仕事はしんどいけど
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （⌒） （⌒） ＼ 飯は食えるし 生活もできる
| '" （__人__） "' |
＼ ｀ー ´ ／ なかなかやる夫の暮らしは充実してるお
／ ゝ ィ'ヽ
／ ＼
/ ｨ r ＼
| `|| ＿＿＿＿ ＿|＿＿_ヽ
/⌒ヾ＿＼＿＿／＿＼＿＿／ｒ－、
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （⌒） （⌒） ＼ ・・・・
| '" （__人__） "' |
＼ ｀ー ´ ／
／ ゝ ィ'ヽ
／ ＼
/ ｨ r ＼
| `|| ＿＿＿＿ ＿|＿＿_ヽ
/⌒ヾ＿＼＿＿／＿＼＿＿／ｒ－、
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿_
／ ＼ でもたまに・・・
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ このまま普通に暮らしていいのかって思うお
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／ もっと何か 人の役に立つことをやるべきかも・・・
／ ー‐ ＼
若くして就職したやる夫くんは それなりに苦労もしましたが
人並みの生活を営んでいました
そして若い青年らしく 今の自分のままでいいのかなーって
たまに悩んだりしていました
／）
／／／）
／,.=ﾞ''"／
／ i f ,.r='"-‐'つ＿＿＿_ まあ こまけぇこたぁいいんだよ！！
/ / _,.-‐'~／⌒ ⌒＼
／ ,i ,二ﾆ⊃（ ＞）. （＜）＼
/ ﾉ ilﾞフ::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
,ｲ｢ﾄ､ ,!,!| |r┬-| |
/ iﾄヾヽ_/ｨ"＼ `ー'´ ／
(ヽ三/) ））
＿＿ ( i)))
／⌒ ⌒＼ ＼ やる夫は楽しく暮らして
／（ ●） （●）＼ ）
.／:::::: ⌒（__人__）⌒::::＼ そのうち誰かと結婚して家族を作って
| (⌒)|r┬-| |
,┌､-､!.~〈`ー´/ ＿/ 普通の人生を送れればそれで大満足だお！
| | | | __ヽ、 /
ﾚレ'､ﾉ‐´ ￣〉 |
｀ｰ---‐一'￣
ただ明確な目標があるわけでもなく
やる夫くんは毎日を過ごしてました
本来であればやる夫くんは
イギリスで普通の一生を過ごすはずでした
ﾚ;;公^;ヽ . : :.: :. r' リ でも・・・本当にそれでいいの？
爪rｪｪ弍 . : :.: :.:::.r-イ
川ｰﾆ´jj{ . : :.: :.:: : ｲ 敷かれたレールの上だけで終わる一生
巛爪z从} ∠ﾆ=ﾍ
ゞ巛巛lﾘ _ _,∠二二、＼ それで君は 自分の人生に満足するのかい？
￣ ｛／￣ ＼ ＼
／ ﾍ. ヘ 今 世界に来ている波に 乗る気はないかい？
/ ∨ ,ﾊ
{ __ ｢::ﾚﾌ r::v‐ｧ く::∨ '、
/(::c' |:::;〈 〉:::/ `ﾍ |
{ﾍ ｀¨└^¨ ｀¨´ Ｙ' | |
/.ハ | | |
＿＿＿_ ━┓
／ ― ＼ ┏┛
／ (● ) ﾍ＼ ・
| （⌒ (● ) ｜ ん？
ﾍ ￣｀､__） ｜
ヽ ｜ アンタ誰だお？
.／∩ﾉ ⊃ ＿／
／.／ ＿,) ｀丶
(＿__／ １ |
__, ﾉ} _,
ヾミ､ ,ｲl| ,ｨﾂ
ヾミ､ ﾉﾘlj'; ,ｨ彡ｲ
〉ﾐﾐⅥ杉ﾊ='杉彡"
'^".:.:.:.:.:.:.::.:｀丶{
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.ヾﾐ三ﾆ≡=-ｯ-
/ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.'.彡''"´￣
r==〈r==≦ミ :.:.:.:.ヽ.:.:.}
{:.::::儿_:::::.:::.:}}≠======--､:} 今 世界はまさに第三次大覚醒
弋彡'iゞr-=彡 f⌒ハ
ﾚ;;公^;ヽ . : :.: :. r' リ 乗 る し か な い
爪rｪｪ弍 . : :.: :.:::.r-イ
川ｰﾆ´jj{ . : :.: :.:: : ｲ こ の ビッ グ ウ ェ ー ブ に
巛爪z从} ∠ﾆ=ﾍ
ゞ巛巛lﾘ _ _,∠二二、＼
￣ ｛／￣ ＼ ＼
／ ﾍ. ヘ
/ ∨ ,ﾊ
{ __ ｢::ﾚﾌ r::v‐ｧ く::∨ '、
/(::c' |:::;〈 〉:::/ `ﾍ |
{ﾍ ｀¨└^¨ ｀¨´ Ｙ' | |
/.ハ | | | ←ドワイト・ライマン・ムーディー 大衆伝道師
そんなやる夫くんの元に 運命の男が現れました
男の名前は 偉大なる大衆伝道者 ドワイト・ライマン・ムーディー
大覚醒とはキリスト教用語で 米英にたまにくるキリスト教ブームのこと
ムーディーは1850年代から始まる 第三次大覚醒の中心人物でした
__, ﾉ} _,
ヾミ､ ,ｲl| ,ｨﾂ
ヾミ､ ﾉﾘlj'; ,ｨ彡ｲ
〉ﾐﾐⅥ杉ﾊ='杉彡"
'^".:.:.:.:.:.:.::.:｀丶{
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.ヾﾐ三ﾆ≡=-ｯ- 大切なのは格好じゃない
/ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.'.彡''"´￣
r==〈r==≦ミ :.:.:.:.ヽ.:.:.} 大切なのは奉仕の心なんだよ
{:.::::儿_:::::.:::.:}}≠======--､:}
弋彡'iゞr-=彡 f⌒ハ キリスト教を信じるのに 祭司の服は無用だよ
ﾚ;;公^;ヽ . : :.: :. r' リ
爪rｪｪ弍 . : :.: :.:::.r-イ 一般大衆に教えを広めたいなら
川ｰﾆ´jj{ . : :.: :.:: : ｲ
巛爪z从} ∠ﾆ=ﾍ 大衆と同じ格好でいいじゃん
ゞ巛巛lﾘ _ _,∠二二、＼
￣ ｛／￣ ＼ ＼
／ ﾍ. ヘ
/ ∨ ,ﾊ
{ __ ｢::ﾚﾌ r::v‐ｧ く::∨ '、
/(::c' |:::;〈 〉:::/ `ﾍ |
{ﾍ ｀¨└^¨ ｀¨´ Ｙ' | |
/.ハ | | | ←一般的なアメリカ人の格好
アメリカ人である彼は カジュアルでした
それまでの伝道師は 説教をする際
司祭の服を着ていましたが
彼はスーツ姿で伝導を行いました
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./ 7
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ﾆ ﾆ二7 / / / 7
/ / /二二二 ﾆﾆ ﾆ二7 / / ／
.../ ／／/ / /二二二 ﾆﾆ ﾆ二7 ＿／ ／
/ ／／ ./ / ／／/ / , . ／ ￣ ￣￣ ￣ ￣￣￣
／／ / / ／／ / / ￣ ￣ ￣￣ ￣￣ ￣／ ／￣￣
／／ / / ／／ / / .ﾆ 二二 ﾆ≡≡三三三
／／ ./ / ＿＿＿＿＿ _ ／ ./ / ﾆ ≡ 二二 ≡三三三三三三三
/ / .|.:.:に＿＿」」:::::::Y^^^`ヽ___ . :. :. :. :.: .: .:.|､ ＝ ﾆ 二三 ≡三 三三 三三三三
|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_ノ |┘. : .:. :. :. :. :. :. .p'ﾞ;;.:O . :ｑ .: ;:;ﾞ ,ﾞ,od .:'`;:; , ﾆ三三三三
￣￣￣￣ く | .: .:. :. :./」二」p'ﾞ;;.:O . :ｑ .: ;:;ﾞ ,ﾞ,o彡ﾐﾐヽ ＿＿.: ;: ;:; ;:;;:;:;;
. :. :. :. :.: .: .: .:. :. :. :. :.: .: .:. :. :. :. :. :.: .: .:.｀`ヽ ,､､ノヽo b .〔」ﾞ''' ''l〕.: :;:; p'ﾞ;;.:O ｑ .: .::.}-',ﾐﾐﾐ!「 -‐ ─ヽ; :; ;;;;;;
.../ l. :. :. :. :.: .: .:. :. :. :. :. :. :.: .O od .:'`;:; ,.: ;oV"´ 1 ..」ゝ‐/:`ｰ-､ 「￣ | L_ノｼｼ , - ─ ミﾐヽ;:;:;;
/ | p'ﾞ;;.:O od .:'`;:; ,.: ;oQ r;;;;;;;;;､p o ..:.,,､､､､', 1 .::.:.:::〈瓜ﾉ:::::::::',〈⌒〕二二ﾆ‐.:::::::::ﾉ - ─ ミﾐ _丿;:;;;
.|. ム) p'ﾞ;;.:O od .:'`;:; ﾉｰ`ﾐﾐ! 彡',',',',',',;', l!.:.:::::::::::::::::.:...:: /ハ`ヽ-─-､.:::::::ノ.:.＼ ﾉ ﾆ三
ﾚ彡ﾐ |:::::l ,;彡ミﾐヽ },_, ｲ:::::::::ハ;;';';';'';';'';;;! il!.:::::.:.:.:.:,r ‐く ﾉ ﾉ__/｡:::.:. /. :; :; :;: ;V . :. :ィｲ三三
l彡彡_ﾉ.::ﾉﾐyｲ彡ミミﾐﾐ;:y.:.::::.:.::::::::::.:}‐､i;;:r ,;:;:;:;:;! ll!;:;:;;:;:;;/jjjjjijijﾚ;:;:;;! i! /.: ;: ;: ;: ;:;ニ三 三 三三
ﾚ.:.:. ﾆ三三 〉彡ミﾐﾐﾐﾐﾉｨｲ彡 ミﾐヽ.〈 ソ;:;;;;;:;:;| llll!;:;;;:/jjlijiijijiﾘ;:;:;:;:;! ﾘ ,..イ. :; ; ;;;;; ﾆﾆ 三 三三三三
.:.:.:.:ﾆ三三ハ彡ミﾐﾐﾐ,'ｨｲ彡 ミﾐミﾐﾐ',ﾊ ,r-─ﾉ ﾉ;:;:;ヾ州州ｼ;:;:;:;;ﾉ レ'´. :; :;:;;:;: ;;ﾆﾆ ニ 三 三三三三
.:.二三三/ ヾ彡ﾐﾐﾐ{ｨｼﾞ jijijijijijijiiiji! ﾌ""´￣7 /iijiijijijijjijijjijijijijiijｨイ; :; :; :;ﾆﾆ 二 三 三三 三三 三三
iﾆ,r'"´ ゞ;:;:;:;:;{jijijijijijijiiijijijijijl! / .:;1ij1iji1ji1ji1ii1i1l1lj1i1j; :; :ﾆﾆ ニ三 三三 三三三三三
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;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
そんなラフなスタイルが 英米のナウなヤングにバカウケしました
その名声はアメリカにとどまらず
ムーディーさんは イギリスに度々伝道旅行に来ていたのです
/-=ミ从从从从 }-
／ ＼从从从ｿ ＼
/ ｀''''''''''''´ ヽ
'
i i 神と人に対する奉仕の心を忘れてはダメだ
＿_ -====--!
_{ -=≦=-‐‐‐ ⌒r≦'///ﾊY それこそがキリスト教の本分なんだ
Y⌒ヾ≧ __〃≦//////} '' V////// ,
Ｖ {-}i -{{///////// r-､ヽ//// ｲ だから君たちも
Ⅵ（} ､＜///／ ｲ ,） ==彡 |
､⌒ ｀ ＝彡 ⌒,Y{, ヽ |i ﾀﾞｲｻﾝｼﾞﾀﾞｲｶｸｾｲ
-i / ,,;;;,,====ミ;;,, 八 このビックウェーブに一緒に乗ろうよ
八 ;;;-{〈+++ｲﾘ ;;;, /=- _
＿ -＝ ､ ,;;;;; ゞ-=彡' ;;;;;;/ ', =-
_ ＼ { ＼ ,;;;;;乂_ -―-;;;∧ ', ＼
／⌒ヽ ＼ :ｉ ＼,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ i i ヽ
.:.:... :.:.: :: :.:.:.:.. :::.:.
:.:. .:.:.:.. ..::.: .::.:. ::.:.
: ..: ::.. :. :::: :.::. -──―-､ :.:: ::.::.:.:
: :. ／ .:.:: .:.:.::::.
:.: /､_ ｰ' ､､_, .:.:.: ::.: .::.:. :.:.
::.: //(_,|' /´)｀ヽ、 .| :.:.:.:.:
.::. l ｰ' / / / /lｰ cﾉ l
::.: >-─-､人__） ￣ '"' /
.:.:.::::. / .ｌｰ' ／ .:.::.:.:...
::.:. :.:.. ／ `'' / く .:::: ::.:
. :.:.:.:: ／ /
イギリスのナウなヤングのやる夫くん（当時十九歳）も
ムーディー先生の説教を聞いてバカウケし・・・
＊ ＿＿＿＿＿__
／￣| + ／ ヽ + やる夫はやるお！
｜ ::｜ ／⌒ ⌒ ＼
｜ ::｜x / （ ●） （ ●） | .人 大学に入って医学とキリスト教を学んで
,― ＼ | ::::::⌒（__人__）⌒::::: | ｀Ｙ´
| ＿＿_） ::｜ .! l/ﾆﾆ| / 人の役に立つ事をするお
| ＿＿_） ::｜＋ヽ `ｰ‐' / 十
| ＿＿_） ::｜ .＞ ＼
ヽ＿＿）＿／ / ＼
やる夫くんは 自分の一生の進路を決めたのです
やる夫くんは教会の支援のもと猛勉強してエジンバラ大学医学部に入り
医者の免許と伝道師の資格を取りました
ちなみにエジンバラ大学は現存し世界大学ランキング27位 ちな東大39位
.|
A
| _γ ⌒ヽ_
A ..l.i i:I I:i iI＿＿＿____＿＿∧＿＿___＿＿＿
龠./|.i_i:I I:i_il ________i龠i____/∧ ______i龠i________＼
./ |.ﾛ:IﾛI:ﾛl/::.::.:::.::.::.::..:::.../ [] `::..:::.::.::.:::.::::.:::.::.:..|
===.| ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
.|∩| l'⌒`l | l'⌒`l l'⌒`l |γΠヽ| l'⌒`l l'⌒`l |
.|:! !| l.__i__i | l.__i__i l.__i__i | ゝЦノ| l.__i__i l.__i__i |
.| | .____ ...| ._____ _____ | ._＿__ | ._____ _____ |
.|「l | |__|__! | |__|__! |__|__! | |_|II|_| | |__|__! |__|__! |
.|i_i | |__|__! | |__|__! |__|__! | |_|II|_| | |__|__! |__|__! |
.|i_i | |__|__! | |__|__! |__|__! | |_|II|_| | |__|__! |__|__! |
.| | __∧_..| |［::圀::］| |
::::::: .| | .I:I:i | l===l ;ｌ===l | | i | l===l ;ｌ===l |
::::::: .| | .I:I:i | |__|__|....|__|__l | |....:::::l | l__|__|....|__|__| |
::::::: .`:::;:;================ |ﾆﾆﾆﾆ］:==========i
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
やる夫くんは大学卒業後
しばらくロンドンの病院に勤めていたのですが・・・
／￣￣＼
／ _ノ ＼
｜ （ ●）（ ●） やる夫先生・・・
| （__人__）
｜ ｀⌒ ´ｌ 清国に行って 医療伝道に従事したいって・・・
｜ }
ヽ } なんでまたそんな物好きな進路を選ぶんだ？
ゝ 丿
__＿＿（￣￣ /￣￣/´￣/＿ ロンドンで病院勤めを続ければ 先生の一生は安泰だろ 常識的に考えて
i⌒ゝ、 ヽ ヽ. / / ⊂) i⌒ゝ、
i;;;;;;;;;;|＿＿ Ｌ人 ￣￣｀´￣ ノ_＿i;;;;;;;;;;|
／￣￣＼ お、おう・・・
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） ＊ ＿＿＿_
. | Ｕ （__人__） + ⌒ ⌒ ＼ +
| ｀ ⌒´ﾉ ／びヽ びヽ ＼
. | } ＼ x ／ 廴ﾉ 廴ﾉ ＼ 新婚の嫁さんにチャイナ服着せるプレイをしたいからだお！
. ヽ } ＼ | /// （__人__） /// .|
ヽ ノ ＼ ＋＼ |r┬-| _／ （戦乱で傷付いた清の人々を救いたいからだお！）
/ く. ＼ ＼ ノ `ー'´ ＼
| ＼ ＼ (⌒二 | 十
| |ヽ、二⌒)、 ＼ ｜ |
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） 先生のチャイナ服に掛ける情熱は痛いほど分かる
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 外では絶対に着られないくらい 深いスリットのチャイナ服を
. | }
. ヽ } 嫁さんに着せて キャッキャウフフするのは男の夢そのものだ
＿/⌒ヽ ィ
i'⌒ﾞl | l`ー-一´＼
| |. | | ﾄ ＼
| | （ "￣⌒ヽ、 |＿"￣￣⌒ヽ、
|. ￣￣￣￣|ｿ,),)￣｀ヽ￣⌒ヽ|,),)ｿ
| l .| y |＿ｨ | .|
| | .|.| | | | |
| | |＿__| |_＿| |
|＿＿_＿＿__.|＿__（＿_ﾞ)__{_＿_ﾞ)＿|
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） ・・・だけどアジアでのキリスト教布教は 全体的に失敗している
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ アジア人には土着の宗教があって 俺たちのキリスト教は必要ないんだろ
. | }
. ヽ } アジアでの布教活動は 単に時間の浪費にすぎないよ
＿/⌒ヽ ィ
i'⌒ﾞl | l ＼＿＿ｨ〜っ
| |. | | ﾄ､_"＿＿冫く;'三｝
| | （ "￣⌒ヽ、 |＿＿＿＿`ー‐"
|. ￣￣￣￣|ｿﾉﾉ￣｀ヽ￣⌒ヽ.'⌒lｿ
| l .| y |＿ｨ | .||
| | .|.| | | | ||
| | |＿__| |_＿| ||
|＿＿_＿＿__.|＿__（＿_ﾞ)__{_＿_ﾞ)＿||
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､＼
| （●）（●）| それに・・・清は長年の戦乱で疲弊し 混乱している
. | （__人__） |
| ｀ ⌒´ﾉ :| そして俺たち欧米人は 侵略者として嫌われている
. | }
. ヽ :} 嫁が可愛いなら やっぱやめとくべきだろ
＿/⌒ヽ ィ
i'⌒ﾞl | l`ー-一´＼
| |. | | ｝＼
| | （ "￣⌒ヽ、 ）"￣￣⌒ヽ、
|. ￣￣￣￣|ｿ,),)￣｀ヽ￣⌒ヽ|,),)ｿ
| l .| y |＿ｨ | .|
| | .|.| | | | |
| | |＿__| |_＿| |
|＿＿_＿＿__.|＿__（＿_ﾞ)__{_＿_ﾞ)＿|
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ やらない夫 忠告ありがとうだお
／ （●） （＜） ＼
| （__人__） | でもやる夫はもう決めてるお
＼ ｀⌒´ ,／
／_∩ ー‐ ＼ やる夫はムーディーさんのお陰で信仰に目覚めたお
（＿__＿） |、 ＼
| |/ ／ キリスト教を 第三次大覚醒を世界に広めるため
| ⊂ ／
| し' やる夫はチャイナに行くお！
＼ ､／ ／
＼／ ／
＿／ ／｀`l
（＿_＿_／（＿/
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ー）（●）
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ ・・・帰ってこれないかも知れないぞ・・・
. | }
. ヽ }
＿/⌒ヽ ィ
i'⌒ﾞl | l`ー-一´＼
| |. | | ﾄ ＼
| | （ "￣⌒ヽ、 |＿"￣￣⌒ヽ、
|. ￣￣￣￣|ｿ,),)￣｀ヽ￣⌒ヽ|,),)ｿ
| l .| y |＿ｨ | .|
| | .|.| | | | |
| | |＿__| |_＿| |
|＿＿_＿＿__.|＿__（＿_ﾞ)__{_＿_ﾞ)＿|
＿＿＿_
／ ＼ 大丈夫だお！
／ _ノ ヽ ＼
／ （＞） （＜） ＼ やる夫は嫁が隣に居てくれればどこにだって行けるお！
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／ やる夫の嫁だって やる夫と一緒なら
／_∩ ー‐ ＼
（＿__＿） |、 ＼ 地球の反対にだって行くって 結婚する時言ってたお！！
| |/ ／
| ⊂ ／ 両親も死んでるし 後顧の憂いは無いお！
| し'
＼ ､／ ／
＼／ ／
＿／ ／｀`l
（＿_＿_／（＿/
／￣￣＼
／ _ノ ＼ （嫁さんの台詞は 額面通りに受け取って良いのか・・・？）
| （ ー）（ー）
. | u （__人__） どうしてそこまで 清に拘るんだい？
| ｀ ⌒´ﾉ
. | }
. ヽ }
＿/⌒ヽ ィ
i'⌒ﾞl | l ＼＿＿ｨ〜っ
| |. | | ﾄ､_"＿＿冫く;'三｝
| | （ "￣⌒ヽ、 |＿＿＿＿`ー‐"
|. ￣￣￣￣|ｿﾉﾉ￣｀ヽ￣⌒ヽ.'⌒lｿ
| l .| y |＿ｨ | .||
| | .|.| | | | ||
| | |＿__| |_＿| ||
|＿＿_＿＿__.|＿__（＿_ﾞ)__{_＿_ﾞ)＿||
＿＿＿_
／_ノ ヽ､_＼ やる夫は 本当は呉服問屋の店員で
／（ ─）／)（─）＼
／::::::⌒／／／)⌒::::: ＼ 人生を終えるはずの男だったんだお・・・
| ／,.=ﾞ''"／ |
＼. i f ,.r='"-‐'つ ／ でもムーディー先生が
／ ｉ _,.-‐'~ ＼
i ,二ﾆ⊃ 奉仕の素晴らしさを教えてくれたんだお
∩＿
〈〈〈 ヽ それで医者になって ロンドンで診察して
＿＿＿_ 〈⊃ }
／⌒ ⌒＼ | | 病人を見たら みんな喜んでくれたお！
／（ ●） （●）＼ ! !
／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼| l やる夫は医者になって 本当に良かったと思ってるんだお！
| |r┬-| | ／
＼ ｀ ー'´ ／／ このままロンドンで医者を続けるのも・・・良いんだお
/ ＿＿ /
(＿＿＿） /
* ＿＿＿_
+ 。 ／ ＼ ／＼ ｷﾘｯ
／ （ー） （ー）＼+ 。 *
／ ⌒（__人__）⌒ .＼
+ 。| |r┬-| | + 。
＼ `ー'´ ／
＼ ,,,, ,,, ／ + 。 でもやる夫の原点は ムーディー先生なんだお！
／ ＼
／ ,､ .l> ,> 海を渡り 見知らぬ土地に行って
＼ ﾘ l <
<_/ ト-' 見知らぬ人に 奉仕することの素晴らしさを伝えられたら
ｉ l
. l l そうしたらやる夫は ムーディー先生になれるんだお！
ｌ ､__. ｌ
ｌ ∧ ｌ
. l / ｌ. ｌ
,､-'"ｌ /'￣ｌ ｌ'-､
／ (＿＿ﾉ ﾞ'-､,＿) ＼
/ ｉ
l ム ー デ ィ ー /
ﾞ'-､, ＿＿＿＿＿＿_ ,､ - '"
＿__
／ ｀ヽ
' i
i .＿.ﾉj
ﾉ (_{:j ｆ z ‐=ﾆ::¨::￣
_,.ノヽ (＿)＿ ,､≧ﾆ::¨::￣::::::::::::::::::::: ・・・そこまで覚悟を決めているのなら
＿＿___ ＿..ｚ≧´､::::ヽ::::＼ i i:::::::Y::::::::::::::::::::／⌒｀i´
｀´ .:/:::::::::::::N:::::V＿(＞tゝ-ｲ::::::::::::::::::::_≧´ ノ.:.. 嫁も連れて行く覚悟もしているなら
.:'::::::::::::::::::..ヽ::::＼::ヽ冫< i::7:::::ｿ＞'´ V:.:.
.:.:,!!:::::::::::::::::::::::V:::::＼i::::::i//::::::/.:.:.. i:.:. もう俺が止める理由はないだろ・・・
.:{:ﾍ:::::::::::::::::::::::ﾄ､:::::::(_::(./::::::::j.:.:..
.:.:l:::.:..､::::::::::::::::::ヾiー=ミ)ｿ≧v´.:.:..
.:.:ヽ::.:.ヽ､::::::::::::..｀≧=-v_:::／.:.:.:..:..
.:Y:::::..ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::≧=ー--z､
.:.:ｿ::::::::..ヽ､::::::::::::::::::::::::::::＞-‐=ﾆ ¨￣｀ヽｰ､
.:.:i::::::::::::::::::ゝー≧-‐=ﾆ ¨::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ. |
.:.:レ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::И´::::::::::::Y
_＿__＿__ .:.:i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::彡斗::::::::::::::::::::ヽ､
｀⌒V::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞::::´＞廴::::::::::::::::::::::∧
ヽ､_::::::::::::::::::::::＞::::´::::::::::::::::::::｀≦孑:::::::::::::∧
＿＿＿＿
／ ⌒ ＾＼
／ （ ●） （●）
／ ::::::⌒（＿人__）⌒ヽ
| |r┬-| | それじゃあ・・・！
＼ `ー'´ ／
／￣￣＼ ああ・・・
／ ノ ＼ ＼ ﾕﾅｲﾃｯﾄﾞﾌﾟﾚｽﾃｨﾋﾞﾘｱﾝ
| （●）（●） | わがスコットランド合同長老教会は
| （__人__） |
.| ｀ ⌒´ .} 生粋のスコットランド人にして医療伝道師たる
.| .}
ヽ . } やる夫こと ドゥガルド・クリスティーに
＿__._,r､ Yヽ ノﾄｊ ﾏﾝﾁｭﾘｱ
／｀ヽ_j'､_ノ￣l!'´ヾ- ､＿｀_¨ ｣､ 大清国 墳墓の地 満洲 への医療伝道を命じる・・・！
∧ ,ﾉ Yヽ l ヽ 7ヽ~ﾍヽ.､
/-'´｢ ヽ ヽｊ＿. l ﾄ､ /〃ﾊ | ヽ ｀ヾ ､_
r'´, イ ヽ､ ｀,__,ｨ､__)| l ヾヽ∧'〃ﾉﾞヽl ヽ ヽj｀ヽ
/ '´ ﾄ､ Yrイ ∧l ', ヽ Tﾍ', l _..ノ l j ',
,′ .}､二ィ } / l ヽ ', |､､ﾍ. | ＼ ／ }. ﾍ
i トz'_ノ,ｲ | ',. ', l､ヽﾍ | | j/ l
| ノ ＼¨7/ l ﾄ､ ヾ ､ヽ ',.l lｰ- ／/ |
ゝ─'-- -r-`' ｌ ',.ヽ ヽ ヽヽ! |￣ /j l ←スコットランド合同長老教会のえらい人
/´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣./
./ /
/ /´￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ / .／￣￣＼
./ / ／ ./ ／ _ノ ＼ 素晴らしい志を持つ若人よ！！
/ / .／ ／ .| （ ＞）（＜）
./ / ／ ／ | ///（__人__） 君の前には幾多の困難が
/ / .／ ／ .| ｀ ⌒´ﾉ
./ / ／ ／ | } 立ちふさがるだろうが・・・
/ / .／ ／ ヽ }
./ / / / ヽ ノ きっと君のフレキシブルさなら
/ / / / i i
./ / ,' ./ i i 乗り越えていけるだろ！
/ / i .{ i i
./ /´(ヽ三/) ）） { 丶＿＿＿＿＿＿＿__.ノ .i グッドラックだろ！
/ / ( i))) ' /
⊂ヽ γ く ./ / ＼ イ
i !ｌ ノ ﾉ |./ / .￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
⊂ｃノ´| |／
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ●） （●）＼ ありがとうございますだお！
／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼
| |r┬-| | 全力を尽くしますだお！
＼ `ー'´ ／
こうしてやる夫くんは 医療伝道師として
清国の満洲へ赴くことになったのです
時にやる夫くん 27歳の時のことでした・・・
└───────────────────────┘
┌───────────┐
└───────────┘
┌──────┐
└──────┘
┌───┐
└───┘
┌─┐
└─┘
＿┌-t´7ソ７ゝ、
z-tXﾆf--´＞- 、フ八
ゞｨ ／ ｀￣ ´ ＼>-<ヽ
}> ´ ﾑf- }_ヽ
__ イ / i i i i ﾊ=〈 ﾊ
￣ 7 / i|∧ /i A i i ﾊrｿ ヽ __
i i i iｨﾑ∨ ﾘrﾁﾑ i ﾘ}-〈 i-ー ´ という訳でちょっと予定を先取りして始まりました
i ｨﾘﾚﾊﾗﾃ 弋ｿ /ｿ从.fﾂii
i/i i ﾊ ゞ , /ｲ /i/ﾘ / 从|
ﾘ ﾊ ﾊ 。 /／〈Y〉ﾚ- やる夫は伝導医師（メディカルコミッショナー）になるようです
∈ 三 ∋ ﾚi〈Y〉 ≧ -ｨ／ｿ｀〈Y〉 ﾊ
r=ﾄ==red=ｲi 〈Y〉ﾘｨ--t ／_ 〈Y〉 ﾊ
{{ .i | 〈Y〉´} ヽ=≠´ }〈Y〉 〉 解説の十六夜咲夜でございます
＞人________人ー 、 〈Y〉 /ソ-〈 __ソ::〈Y〉-- 、/
ゝﾆﾆﾆニ二ニニﾆ丿 }>=<{ん|::/ |:::::::::}>=<{--v〈{ このスレはドゥガルド・クリスティー氏の
ヽ --ー- 、 ヽ |ノゝｲ:::{rz|::::::::::::|ノ /:::::::|
ヽ ＼ ／ ／λ:::::::::::::::::/ /::::::::i 『奉天三十年』 を底本とし
丶 - ／ ゝ:::::::::::/ /-:::::::fz
｀ ´ |::::::::/ /::::::::::::::::ヽ 清末の満洲の様相を描写していきます
〉:::/ /-ー:::::::::::::::>
ゝ/ /:::::::::::::::::::／ ﾄ、 ただクリスティー氏は英国でもあまり有名でなく
＿＿＿_rｿミ/ /ー----＜ｨ´:::::::::ヽ
にY:::::::::::::rｿ／/ / /ﾂ{::::::::::::::＼ 不明な私生活部分は 多くを想像で補います
に{::::::::::rﾂ / / ／ /んｿ:イ>ニ」≧ヽ
iラ{:::::rソ / ｲ／ ｲんソrﾂ ヽfﾍ|
に{:::{ツ zイ￣ ／んソ彡´ }ゝ{
に{::::ゝｿゝ〜〜t--彡んレｿ7ﾏ /:::}=}
ﾉｿ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r-んｿ´ /／ﾐ/
_＿＿＿
ｒｰ-､,'" ｀ヽ.
_」:::::i _ゝへ_ｒへ_ ﾉ_｀〉 _
く::::｀r-'､;_r-､ノ;^;;ヽrYi､/ l ）） 聞き役のレミリアよ！
（（ ,ﾍ, .ﾉ::ﾚ:ﾐ:ﾘ:λ:ｱ:;λ;ﾚ;;ﾐ./ ./
'､.｀､ ﾙLi ○ ○ λ/,,,/, ストーリーは 信仰に目覚めたイギリス人青年が 医師となり
. ヽ ｿ｀ﾊﾙ""r-‐‐v""ｲ ./
. ゞ ｿゝヽ､__,ﾉ_ノ ） 清国末期の満洲へ医療伝道に行くのだけど・・・
,...‐-,._`弋__ﾉ ヽ/$ヽノ ,___,ノ.,-‐.､
／.;:/::::|:::::ヾ:;;弋|, |： !ｲ;;/:::::|:::::ヾ:.＼ 咲夜！ どうして清に布教に行くのか
⌒Ｙ⌒Ｙ´￣`''.ﾉ |： λ￣｀Ｙ⌒Ｙ⌒
く;r:‐'ｰ－-､__> その根本的なところを教えてよ！
. ／ ヽ、 .＼
. ／ ヽ . ＼
__ __ __
r-'´｀' - '―-' ..｀- ,
_ ｰ ´ ｀ヽ )｀ ､ そうですね・・・今回は初回ということもあるので
´ , l ﾊ キリスト伝導について 軽めに解説をしましょう
l ｨ / -‐ l__ ､ ﾊ
' /,V ＼ ﾄ､ l ｀l 〉 ﾊ 当時の英米は ムーディーさんの言うとおり第三次大覚醒時代でした
/､ ﾉ ー-- ｀ ー--― ゝ < ﾊ 多くの有名な伝道師が生まれ 彼らは多くの新しい信者を獲得しました
/ / / j ヽ､
f ､ _＿, ,7 ヽ lー- その中にやる夫くんも居たのですが
V ヽ/ ‐-, _ _ ... -,＜_ヽ_/,ヽl ぶっちゃけ英米伝導は限界に達しつつありました
.r-.x'-tY::::::::::::::::::, ﾍ' i,l_ 介｀l 流行に乗ってみんなが信者になっちゃって
,レ介 j j｀::T―T´ﾍ:::::j l i｀' 飽和状態に達してしまったのです
ﾚ,ﾘ/:::::ｴニ l:::::::ﾊ::::ﾍ ' ﾘ
/_::::/,l i:::::::::ﾊ:::::,ゝ そこで伝道師たちは 世界に目を向けたのです・・・
し/::::ゝ､＿ヶ-ｒ::´ヽ.Ｊ
/::::::::::::::::ｰ'::´:::::::::::::ゝ
'-::::_::::::::::::::::_.. - ´
￣ヽT´ﾍ ',
tj J
,＿
＿丿 ＼ ,
ﾍ__九 厂 ヾ_ｒｨ
Γ´ ｀i. ￣二丶 __i
ｒ‐-‐ｰ´ ＼ ｒ‐´ /
7 ゝ‐‐--─一´ ／
ゝ ＜¨^^¨
｝ 二ｧ
.｛ ３００，０００，０００〜 く
｀弋 ４００，０００，０００人 ﾍ
丶＿ i
￣｀‐-‐わ 丿
ｉ´ / ,ッ
ヽ ,＿__ ＿r´ ソ
｀ヾ ｀ｰ‐tt‐´
｛＿}
世界の中で もっとも有望な伝導地が清でした
理由は人口です 3億とも4億人も言われるその人口は
爆発的なキリスト教徒獲得が望めました
、
／／
, ≠／
, ≦≧ ´
, ≦三≧ ´ 、
__, ≦三≡≧ ´ ／／
＞.:´戈} 弌 ヽｿ≧ ´ , ≠／
＞ ´:::::::イｲ ´＿ , ≦≧} ノイ´ , ≦≧ ´ 、
{:::::, 仆ﾍ¨´¨¨「三イヽ三.l≒ﾊ{ , ≦三≧ ´ ／／
¨ ヽr ﾏﾍ ＞ ´==y .|::::::::i __, ≦三≡≧ ´ , ≠／
. ∧ .＞ ´ヽ__ ヽ´ i::::::::| ＞.:´戈} 弌 ヽｿ≧ ´ , ≦≧ ´
rー 、≠::::::::::::::〉≠ノ___ ノi::::::::l ＞ ´:::::::イｲ ´＿ , ≦≧} ノイ´ , ≦三≧ ´
,ｲ:::::::::::::::::::::::, イ∠:::::::,:, ':::::::::::::ﾉ {:::::, 仆ﾍ¨´¨¨「三イヽ三.l≒ﾊ{ __, ≦三≡≧ ´
人::::::::::::::::, イ:::::::／__:::,::|:::::＞イ... ¨ ヽr ﾏﾍ ＞ ´==y .|::::::::i ＞.:´戈} 弌 ヽｿ≧ ´
i ＞ ´::i:/::::／====,:::!＜ ∧ .＞ ´ヽ__ ヽ´ i::::::::|..ﾞ＞ ´:::::::イｲ ´＿ , ≦≧} ノイ´
¨ 、:::Ⅵ:／::::::::::::::,:::::| rー 、≠::::::::::::::〉≠ノ___ ノi::::::::l..{:::::, 仆ﾍ¨´¨¨「三イヽ三.l≒ﾊ{
. ∧::::∨o::::::::o:::::,::::::| ,ｲ:::::::::::::::::::::::, イ∠:::::::,:, ':::::::::::::ﾉ..ﾞ¨ ヽr ﾏﾍ ＞ ´==y .|::::::::i
∧::::∨::::::::::::::,::::::::| 人::::::::::::::::, イ::::::::／__:::,::|:::::＞イ ∧ .＞ ´ヽ__ ヽ´ i::::::::|
}::::::∨o::::::o,:::::::::!_ i ＞ ´::i:/::::／====,:::!＜ rー 、≠::::::::::::::〉≠ノ___ ノi::::::::l
. 」二二l二二l二こ|::|. ¨ 、:::Ⅵ:／::::::::::::::,:::::| ,ｲ:::::::::::::::::::::::, イ∠:::::::,:, ':::::::::::::ﾉ
. 7:::::::::::::i:o:::::::,゜:::::::i|≠= ∧::::∨o::::::::o:::::,::::::| 人::::::::::::::::, イ::::::::／__:::,::|:::::＞イ
. 7:::::::::::::::|::::::::::::::::::::::|.｜ ∧::::∨::::::::::::::,::::::::| i ＞ ´::i:/::::／====,:::!＜
i:::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::l ｜ }::::::∨o::::::o,:::::::::!_ ¨ 、:::Ⅵ:／::::::::::::::,:::::|
. ,':::::::::::::::::i::::::::::::::::::__ !.｜. 」二二l二二l二こ|::|. ∧::::∨o::::::::o:::::,::::::|
＞ ー ≠＜.┬ ￣:::::::¨i 7:::::::::::::i:o:::::::,゜:::::::i|≠=.. ∧::::∨::::::::::::::,::::::::|
i::::::::::::::::::::!:::::::::::::::::::| 7:::::::::::::::|::::::::::::::::::::::|.｜. }::::::∨o::::::o,:::::::::!_
|::::::::::::::::::ハ:::::::::::::::::! i:::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::l ｜. 」二二l二二l二こ|::|
l::::::::::::::::,' .∧::::::::::::::;. ,':::::::::::::::::i::::::::::::::::::__ !.｜. 7:::::::::::::i:o:::::::,゜:::::::i|≠=
|::::::::::::::ﾉ .∧::::::::::::!. ＞ ー ≠＜.┬ ￣:::::::¨i 7:::::::::::::::|::::::::::::::::::::::|.｜
|::::::::::::::i ∧:::::::::l i::::::::::::::::::::!:::::::::::::::::::| i:::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::l ｜
時期も良かったのです アヘン戦争・アロー戦争に敗戦した清は
その和平条約にキリスト教の布教と教徒保護を約束されていたのです
＿
,． ´ ｀ 、
/,．_T ＜_f二Y ､__ ＼
ﾉY´ ｀ﾞーﾍ、 ' . __ 伝道師にしてみれば
'7 / ! Y1ﾉ´三1z
/ / 1 ,､ ,.1 |tZz ─'ｴ! 信者を増やす千載一遇のチャンスだったのね
/ 1 N､/ ＼/ ∨/７ , ﾍ!Z＼三Zz､
Ⅵ' ● ●/ィ´ ﾄ!1Ｚ＼三,､! でも 医療伝道って聞きなれないわね
/::::卞､xx ､_, xx 7 ,、 N＼!三/7´
/⌒!::!/::＞‐r癶 -＜Ⅵ Ｙ:::::::::＼ 医業と伝導を一緒にやるのは字面からわかるけど
|/ と__ﾉ [{ﾊ}] 「`､_つ/⌒Y ､::!
＿_ノw1rｭ_,. r三}＿ 一般的だったのかしら？
｀ ＿__ ７三Zz
｀ - ィ 1三〉 ＼三7
し' ｀J
_,.-v⌒'「｀'r-､__
,.-「_,.!-､=,. -─- '､ ゝ､
」´ゝ'´ ｀ヽ!>ヽ, 一般の方にはあまり聞き慣れないかもしれませんが
」 /´ ､ ヽ､!ｲ ',
〈γ ｲ ﾉ i ､ _,,!- ' ､ ', 実は清において医療伝道は 非常に伝統あるものなのです
Y / .-/─ﾊ ﾊ,.!__ﾐ､_ﾊ ｀ゝ i,
ﾉ / ｲ_x=-､.ﾍﾉ´ｲ､: ﾘゝiハｲ ﾊ､ そう あれは十七世紀の事・・・
ｲ ! /ﾊ!ｲ!,:ﾉ｀ ´￣''｀ /､ﾝ-, _ﾊ
'ﾚiﾊ .!,, , ""iﾊﾉノ 〉
!. 从､ ─ /ｲﾉ i ﾊ ｲ
ﾉｲﾝ i ゝ､. ,rYｲﾉ ﾊ ﾊノ
〈/(y´ハ _i｀>.ｰ='i7Yﾉ´｀7_ゝ ﾉ
(ﾝＶ rヽ ｀くi ﾍｲﾍ_ ''''ー'''ヽ,
. Yｨ_iﾝ7／ヾ=r/ゝﾊ_「. ヽ,
┌─┐
└─┘
┌───┐
└───┘
┌──────┐
└──────┘
┌───────────┐
└───────────┘
┌───────────────────────┐
f三≧､ デザートは
__ /ﾞ¨´￣il＼ ヽヽ
（__{__ /ｩ}ｲt｡ｧﾉﾆﾐ} 金 鶏 納 霜 （キニーネ） ？
,'└ ＼ 乂∨
（⌒ｰ /f≦ｦ { ﾉﾘﾉ ﾉﾉ
, --{ ⌒＿, ≦´}{_ ケッ！おれは皇帝だよ…！
／｀ヽ厂/＜ l＞r＜r|┼| ＼
__ﾉ__ ∨ ｀ ,l| ._|王ｌ ｀,-- ､ 「キニーネ」なんて女子供の食う物なんて
／⌒＞ _| ＼ { ｀＞ , / ∧ チャンチャラおかしくて…
/ / l ＼}__ ⊂|ﾆ|ﾆ､ / ___∧ _ ｎｎ
/ { | _}_ ｀ヽ. ┼┼ ' ! (_人_} /_) // /┐
{ ∨ ＼ .// ＼ ＼ { ﾆニ}/ 〈イ .イ／
＼ ∨ ＼＿i { { ＼＼┐｀＞------V く _ノ イ‐fﾌ
{ .∨ {_{＼| ─ヲｰ==(⌒ヽ ／∨ __/ハ､ _ ＜´
∨ ＼ Vﾍ {＼三ﾝ⌒ヽ二ﾉ厂´ V/ || ｀¨´!
. ∨ ＼ ∨ﾊ＼＼＿＿_.. イ ∨ .乂＿＿ﾉ
} ＼ ｀[[≧x ﾉ ＼＿＿_/
, ＜ ´ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ ＞ ,
/ﾌニニ!
, -----/ }----- ､
/´( (::人_＿＿_j )ヽ
人 ｀＞ -------------＜´ ﾉ
｀ ー────────一'
| ﾄ､_
| ﾉ /
| _,.-'／〉
r| _,. -‐'´-'´ |
|（| ＿＿＿ / - '´ ﾄ,
ヽ ￣￣￣ ﾄ、 | フ |ﾐ|
| ヽ ヾ」-'‐_'ヽ, ／ミ;|
| /ﾞr‐''"二!l | ／三ミ|
｜ ! ｀´|__| / _,.-く彡ﾆ／ヽ
| ﾌ ＼､_,...-'"´ | ﾉ彡/ /､ |
━ ヽ＿_,....--―''"´￣ ＿,.-|ヾ,-| （:::| |
━━ iヾニニ==ヽ （(こﾆ_,三,,_'"´ ∨ ,/:// 皇帝陛下・・・・
━┓ .ヽヽ‐とにお| ｀ブ┴'''┴'ﾞ :::::/´/
━┛ ━ ヽ!、 ''''"| :::::::|｀´「;＼ どうか一口 お召し上がり下さい
━━ ヾ | ::::|:: | | |
━┓ | !ｰ''ヽ ::|: ﾚ' |
━┛ | 、_ﾞ,"＿_ , ,|:: / /|ヽ、
i､ ｀"'ー''''''''"´ ,.-':: ／／ .|ヾヽ
_,..l lヽ ｀''ー‐''´ ,.-'´,.-'´／ |ﾞ!:|:::|ヽ _
_,..-‐''´ /:ヽ''ヽ _,.=´'"´ ／_,.-ﾌ |:::|:::| ｀´ ｀'-､,_
,.. -‐ﾆ"´.. -‐‐''/:::::ヽ ゝ､＿,.-'´| (´- ' ／ |:::|:::| ,へ､_ ←洪若翰 フランス人イエズス会士
. _,ｚｧァ=― ／) ji{
. ,ｨｆ辷ｆブ l /⌒ ＼ (／ ノ人
/ﾆニ＼ iｆ⌒ヽに二二ニ '⌒ヽ く( ＼
... /{ r=─ミ ‐ ＼ﾟノ,ノ⌒ヽ ／ ／ / ＼ ＼
. ﾄ､ {j ･ ) L ´＿__ ＼ { ／ ／ ,ｨｆ升うh ヽ|＿ ＼ j〉
. {/_と厂￣ﾉ ／――＼ Ｖi｢／ ／ 从７⌒灰} __|＿ﾉ )Ｙ´ _,z癶
. __r┘,ノ / / { ＿＿＿＿／＿／ 从７ 斥ﾘ （__レ^} _,zァ´ _j)〉
(＿,ﾉ|__ / /し' (＿__/ ,ｨ´￣∨ } 从7 斥ﾘ ノ /从(__,zァ´ _,zァ´
. （_) ｀Ｖ |／(＿,ノ / ＼ V 从7 斥ﾘ ,ｨｆ ∥ _,zァ´
... r‐ﾍ ヽ |＼ ＼＿_／ ) } 从7 斥ﾘ んｆ ∥ _,zァ´ ｎ
} ｢∧ ＼ ,ﾉ l＼ー―――ｧ' ∧ (￣ ＼ 从7 斥ﾘ んｆ {ﾚ'´￣ 〈∨ﾘ
ヽ＿_'， (__,ﾉ ＼＿＿／ / ∧ ￣＼ ＼ 从7 斥人_んｆ ＿ 〉 (＿,ノ
}ト / //∧ （￣￣￣＼ {lｆ7 込川じ' ＼ ∨ /＿＿
∨＼ ≧=ｰ---- /｣凵L＼ ￣￣＼ jﾘ ￣ 〉 ＿＿,ノ
. ∨/＼＿＿＿＿__/((]［]［ // (￣￣￣￣ j廴 __ ／￣￣ 〈
∨///∧∨〉///i{/_］[]［)//// ￣￣￣＼ l｢￣l} ｘく⌒ヽ { /￣ / ∧＼
. ∧///⊂ ⊃///,i{/ |｢／//／/(￣￣￣ l{ lしｲ j} | | ＼／ / ヽ__)
. // ＼/⊂ ⊃/// i{//// ／////￣￣￣￣ ＼ / ＼__j 乂＿__,ノ
. ///// ＼∪////／//／///〈∨〉//////// ヽ/
. /////////￣￣///／/_//〈∨ 〈////////
/／/￣￣∨////／//(＿)// ∧∨二∨///
/ / ∨/／////////,{ ∧Ｖ 〈/,} }////
/ / ////////////人_ｰ'_∧ ∨/////
/ / ＿ /////////////////∧∨ 〈/////
/ / / | /////////////////// 〉 ∧〉////
{ //,{ |////////////////////〈_////////
＼ ∨///| |/////／⌒}////////////////////
. ＼∨//| |///／ ／/////////////////////
＼ ＼/ﾉ } ／ ／///////////////////////
. ＼ ￣/＼ //////////////////////////
{//////////////////////////
／￣￣ ＼＿＿_____/////////////////
)////////////////
r―┴一'///////////////// ←第四代清朝皇帝 康熙帝 在位1661-1722
／{殳殳殳殳殳殳殳殳殳__::__
. { /{/7z殳殳殳殳殳ミ_;.ィ7}ノ__}!ノ
， {:::V/ 7ｧz__殳:rﾍ⌒|レi{::::::::__::::ヽ
〉 入l{ l ￣ｌ }:::::}レ'´￣ ｀V
,’/＼＼l{＿＿}レ ７´ ｊ }＼
’/ ヽ. ／ / /／
,’/ ） / l /／ノ
ノ λ ,ィ /ﾄ､＿| { ,ｨ仁二
i { 〈 ｀二二ヽ{〈__し--二====-一〈 〔三三
. 冫 }∨__ｆｯ__}'＾ヽ /___r.､￣ヽ V二二
,' / ﾉ／￣/ / ＼＼ ￣¨¨ラ }二二
|.// ノ / ハ ￣} / _ 八三／ みるみるうちに マラリアが治っていく・・・！！
} /|'/ 「i￣ヽ , . ｌ |（__) ／
//| ヾ＿_ｊ／ o ' ｊ / ／ } せ、西洋医学は最高だぜぇぇぇえ
ﾟ//｡; ∨/ / r‐'
（,ﾉ’, ,ｨ⌒ー‐-- 、 o // __{__／
； , ´￣ ｀ヽヽ_） ﾟ// i /＿__／
ノﾉ,' ｀ー--､＿_, ｡ // l / |＼
ﾞ ,' ノ Ｏ // ｌ / lヽ
{｛ , ＿_i＿ // / ﾄ､
ヾ ∨: : : : : :＞.､ (ノ ィ´ | V
＼＼: : : : : : :__＼＿＿ ≦＿＿＿__ |
|／Τ|￣//////フ‐┘ｰ┘く/// ＞､/|
；／7//|│////Ｏ/´（￣| 「/| ﾄ､У////＼
| ///,|│//////人_￣ ￣ ＼////////
第四代清朝皇帝 康熙帝がマラリアにかかった際
ときのフランス人イエズス会士は キニーネを処方しました
これにより康熙帝は マラリアを治癒することが出来たのです
,ｘzｧァｧ,x｡,__
／／⌒ヽ({し{_{{≧ｘ
/イ /／＼＼￣￣/ヽ}
/__{_, しz=ﾐ ヽ '⌒ヽ!
匚7 く ｡ ヽ r=ミｰ } 俺はイエズス会の先生方を保護するぜ
|= ｆ＼ ´￣ノ/ ﾄ･_ノ {
/⌒ } ／ _ヽ_,ﾉ l ノ 布教も信仰も自由にやんな
{ｲ(r'| ,/l r'王三ヽ l/∧
人＿| ｀こ 二´ /} } 西洋の進んだ科学も導入してくれ
'⌒/∧ ＼ ＿ /_ノ
r―///∧ ヽ／ ｀ヽ／ 清はキリスト教を明確に歓迎するぜ
＿＿,ノ{////∧V＼＿≧=--ｒ'
. _ -=≦//////∧///ﾆ} {ﾆ///((Τ//＼
,，≦////////////// ＼'￣L厂///つ）////＼
. ／￣￣￣＼///r‐‐ミ//////＼__/￣}__／////-‐┴=ﾆ¨二
. ///////////＼/乂__ﾉ//////─「∟ ｢l‐┐///////////V/Λ
.. ///__/___｢|＿/// ヽ////////{ (__] 匚} [￣////////////,}///}
. {//ﾉ ﾉ__] [] 匚//// }///////人＿ ____ ＿＼//////////////￣}
〈/／}|￣｢三三}////,i///////人___| |___| |__) }//////////＿///￣∟,__
∨/,||//兀［匚ﾄ()//////////＼___ ＿ ＿,ノ/////////--──///////≧｡
. V/||//ノ＼＿,ﾉ∨/////////////|_|/|_|//////////／=--───////////＼
. ）//＼////////＼/＿＿／二二二二二＼＿＿／ {///──----///////// ＼
i/////| ////////∧＿__／///////////｀ー一'/// ＼////////////////////≧｡
.. ＼///,|'/////////∧////////////////／///// ＜////////////////////≧｡.__
|///|'//////////∧//////////// ／////／ ｀ ー――r＿//////＿＿＿/≧｡
|///∨ /////////∧/////////／//////しｨ ＼/／￣￣///////≧｡
. |////∨//////////＼//////＿＿＿////__Ｌ.. -≦￣￣＼-- . ＼{//////// r'⌒/ー＼
. ∨/// ∨//////////j/￣￣////////￣//////＼ ＼'///} ＼ |////////ﾉ/////// }
. ∨////∨///////／///////////////////////} j__／ ヽ ///////／//////// ′
∨////∨///////////'⌒//ー--//////////／￣＼ ＼＿,ィ{__│ ′///／/////// ／
＼////＼///＿／////////////////// ／/ ＼_(＿_}（＿ﾉ ／/////ﾉ///////／
. ｀ヽ///}/////////////＿＿＿＿＞__´＿_∧ ／///////////＞‘´
∨/＼／￣￣￣￣/////////(__ --― '⌒ヽ ,，＜////////＞‘´
{＼＿///////＿＿//////(__ --―一'⌒ ＼,，＜/＼ ∨/// ／
人{{ {{ ￣{{￣{(￣￣|｢厂}厂}}（__ -―一'⌒ヽ {//////ﾊ ∨/／
|///￣ ー'―{[＿__,ﾉﾉ￣￣／ ヽー---く ｀ ∨///// } 厶ｲ
|///////////////////／￣￣)///////＼ ＼/＞‘´
|/////////////////／ヽ／￣///////////ｰ一＜
皇帝の病を治すという大金星を上げた結果
イエズス会士たちは康熙帝に深く信任されました
布教を許され多くの信者を獲得し
また科学知識を重用され 重臣として取り立てられたのです・・・
└───────────────────────┘
┌───────────┐
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┌─┐
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,-ｒ⌒L⌒」⌒yヽ、
_ｒ─ノヽヽ,_ _,ノヽヽｲゝ、
rヽ,／ / ｀ヽｲヽ, まあこの後 イエズス会は偶像崇拝の絡む典礼問題で
r｀ / ./λ 入、ヽ、ヽi
'y r .ｲ ____ヽ, ﾉ____ヽ、ヽ, | 母国欧州から突き上げられ ややこしい経緯の後に
∠/ /____ i ﾚ'_____ ヽヽ、i
/ ｲ}ヽヒ_i´ ´ ´ヒ_,!ﾌ ｲヽヽ、 キリスト教自体が 禁教扱いになっちゃうんですけどね
/ ／くl"" , ""｛yｲ＼ ゝ
i／/｛.人 ｰ─,- ,ｲiy｝ｲ´/!
/／y｝ﾚヽ..、￣ ,イゝ|｛yレV
´ ,｛y -─r￣´=ｲ─'- y｝、
ｒ´[>}「´￣｀rｔ´￣ フ [>{<] 'ヽ、
､-、、
>ゝヽ´´￣´｀⌒｀｀ヽ
ノ,＿/〜〜＝＝〜ヽゝ ふーん
ゝノゝ_ゝノ_, ﾉＶﾉ,_ ﾉ)ﾉノ
iル ( TO Oｱ( なんとなく清と日本って ずーっと鎖国＆キリスト弾圧してたと思ったけど
, 、 )ノﾙヽ)" － .ノ｀)
ゝ、 ,－ヽ｀ ,￣v｀ヽ ´) 清の方は中期まで キリストを許可してたのね
(( ／ , ｀ヽi,_,_,ﾉ｀ ~§~ i_ﾉ／ヽ
｀⌒⌒ヽ_/_./i_,_,_,_,_,_,,i_i、⌒｀´
）>(_ u/ ~/￣~i｀iノ
ノ」 /_,_,_,__,__,_,_,i
｀~,_,｀/~,_,~/´
i_ノ i_ノ
_,.-v⌒'「｀'r-､__ 『病気？ なら神に祈りましょう』
,.-「_,.!-､=,. -─- '､ ゝ､
」´ゝ'´ ｀ヽ!>ヽ, という程度の国々にとって 西洋医学はまさに魔法そのもので
」 /´ ､ ヽ､! ',
〈γ ｲ ﾉ i ､ ─!- ' ､ ', 布教に大変役だったといいます
Y / .-/─ﾊ ﾊ,.!-=ﾐ､_ﾊ ｀ゝ i
ﾉ / ｲ_x=-､.ﾍﾉ´ ﾄ､_ |ゝiハｲ ﾊ ただ布教のみならず 純粋に人道的な観点も大きかったと思います
ｲ ! /ﾊ!ｲﾄ､ i｀ ﾞ-ｰ'' /､ﾝ-, _',_
'ﾚiﾊ .!,,｀''´, ""iﾊﾉノと´__ ｀ヽ,､
!.从 ､─ｧ /ｲﾉ i r'､｀ ',i
ﾉｲﾝ i ゝ､. ´ ,rYｲﾉ ﾊ/´ _ !､ ちなみに日本で最初に病院を開いたのもイエズス会士です
〈/(y´ハ _i｀>.ｰ='i7Yﾉ´｀7_ゝし´rゝ､_,.イヽ
_,.(ﾝＶ rヽ ｀くヽ､,.ﾍｲﾍ_/フi / 〉 人はアルメイダ司祭 時代は戦国 場所は豊後
」ゝYｨ_iﾝ7 //ﾍ /ゝﾊ_「ノｲ ゝ､,.､__r､_ゝ´
/ﾍiく_「,ｲ 〈ム､_ゝ 〈)iノ ゝ ､ / ! すなわちキリシタン大名 大友宗麟が許可しました
ちなみに>>1はキリスト教にまるで関心がないため
キリスト関連の解説は上辺を繕うのみに終始することをお許し下さい
このスレは主に清末の満洲の様相を楽しむものです
┌─┐
└─┘
┌───┐
└───┘
┌──────┐
└──────┘
┌───────────┐
└───────────┘
┌───────────────────────┐
＿_＿
__ xwx‐'´ '＝─ぇ___r=-､__
/￣ ｀''ｧ_,z─￢′ ￣￣¨＼
r'´ /|__,. ＿__ ＿,．´V
rj★ XzZr' 厶 |_/..＼
r'´ __ _ /ﾄ ,:'
rｰ' r-､ ｯ､_厶ｱ 〈〈 ° ,．' rｧ''´
弋z乏X｀': └┐ Ll 々ﾉ _zﾉ
. / `''＾'''ﾍ∨ ｘ＿ } ...;
/ ∧', 〉￣V r‐､ r─▲
. { ＼zZ | f´ 丁_） ;Tl
. ＼＿,..,_ / :∨o j}’ r､.ヾ . . 。
; | ／ ﾏｯ 〔_ﾉ『公ー､_. .
∨ | `-=- ヽー'
〈 r' /! /＾′∨|
∨ / Ll f´ ＼
}＿/ |＿r‐ ､ / rj
｀ー' Ll
まあともかくも やる夫くんは清へ向かいました
まずロンドンを出発し 喜望峰回りで
六週間の船旅の後 上海に到着・・・
★ロンドン
▲上海
,＿
＿丿 ＼ ,
ﾍ__九 厂 ヾ_ｒｨ
Γ´ ｀i. ￣二丶 __i
ｒ‐-‐ｰ´ ＼ ｒ‐´ /
7 ゝ‐‐--─一´ ／
ゝ ＜▲^^¨
｝ 二ｧ
.｛ く
｀弋 ﾍ
丶＿ ★
￣｀‐-‐わ 丿
ｉ´ / ,ッ
ヽ ,＿__ ＿r´ ソ
｀ヾ ｀ｰ‐tt‐´
｛＿}
上海で十日ほど沿岸航路の便を待ち
三四日の船旅で牛荘に到着・・・
★上海
▲牛荘（現営口）
／
/｀ー´
/
(,
▲ ,/´
､―★ _ （´
ノ / ／ ￣| ｀ヽ
,,_ノ ｀′ (＿,､ ｀ヽ ←朝鮮半島
（＿ ,‐-っ, く ｀|
｀‐´ ／´ ） ／
/ レ´
く,,_
＼
｀＞
＞
し､_
|
ﾉ´
ﾉ
|
ノ
ノ
ノ´
,､_ - ‐´
_,, -´
／￣（ ／´
_／ `´
/
牛荘で奥地旅行の準備に数日をかけた後
120マイルの悪路を馬車で
四日から十日かけて走破する
これでようやくたどり着くのが奉天です
★牛荘
▲奉天（現瀋陽）
＿＿＿_
／ ＼
／ノ ＼ u ＼ 片道二ヶ月以上の移動って・・・
／ （●） （●） ＼
| （__人__） u. | やらない夫のやつ
＼ u´ /;:| ﾉ:;|
＞ {;:;::乂_,,ｯ､､_／.:;:;｝ 先に説明してくれてもいいのに・・・
／ ゞ彡彡ニミミｯ;;/
（ ＿б 彡〃.:.:.:.:.:.:.:ﾞヾミ、
ゞ ''"/ : :.,;"´ﾞ,;.:.:.ヾゝ
∥ ﾞi .:ﾄ'',.´;, ',;:.:"〈
ヾ :: 〈● :ﾞ;, ,;"::;●夂
八 `ヾ,|｀: : : ;, ,;:.::::｀";l 乂
/ ／,!;;;ゝ,ﾘ|; : : :; ;::.:.:;::i）! : .彡
,/ヽ／／: :,ヾ〉,;.;､:'':::.:.;::;!:::| : . |
／/ : : //ｲ::,.:..; :.｛､; ﾞ;:ﾞ;;.:"';｝:::!､_!
／: / : : //'ﾞ::;'.:.::; :,::`i.;ﾞ:.,,:''::`/::::::.:ヾ
/: : / =､/,.!::: ; :,' :' : :.:.:ヾ;∞;ｿ::::::::.:,:.}!
これはまだまだ 地球がものすごく大きかった時のお話です
航空機のチケットさえ買えれば
二十四時間でどこにでも行ける世界の話ではありません
_.. - .._
_.. - ,ﾆ-冖 ⌒ 冖-ﾆ - _
／ ノ´,. .‐.: : :￣: :､:‐. ､｀ヽ ＼
／ /／: :.／: : : : : : :l: : : :.＼ヽ ＼
＜ ヽ/: : : :/: : : : : : /: :.l: : :､: : :ヽ/ ＞
丶､/: : : ::/: : : : ::::〃:/:.|:: : :.l: : : :.', ／ やる夫―！
ｌ:l: :-:､l.: ::::::::／/://:∧:::._;l:-!: l:.|!
,ｌ:l: : : ::|＞＜__/ ' / '_,. へ:.|: l: :|::!l 私はあんたの奥さんだから
l:.|:|: : : ::lz＝ｭ ′ z＝ｭ.リ:://: l
l: :Nヽ: : :ヽ ' /:://: : :.l 地球の裏側まで付いていくって言ったけど
l: : ／il ヽ､ヽヽ /二ヽ ／ '//￣｀ヽ!
l: / il lｉ､｀` | | ／' li:. ヽ ホントに地球の裏側まで行くバカは
l:/ il li ｀丶､ヽ-- ,' ィ .il li::. ヽ
,/ il.※.li ,.ィ｀不ヽ、 il.※.li::::::.. ヽ この世におめえ一人ですぅー！！
. ／/ .:il li // //'{l:l ヾ､il li＼::::::... l､
／ ｌ/ ..::::il li ヽヽ//l>ｨlｌ:l__,ノｲ li:::::::丶､:::::::...l ＼
|: l:::. ..:::::::::iｌ.※.li ｀ｲｌ:l. {.ｌ:｢´ il.※.li:＼:::::::. ｀` ┘ ＼
l:: l::::::_:::-:':´il li {ｌ:l,><{ ｌ:l il li＼_l＼::::. .::/
／,l:::. ￣ ::::::iｌ li､,.､,､,､{.ｌ:ト､イ.ｌ:l､,､,il lｉ::::::::l:::::ヽ::. .::::/｀ 丶､
,. '"´,.-l::::::::::::::::::::::/il.※.li､,､,､,､,､ｌ:l::::::::{_ｌ:l,､,､il.※.li､:::::::l:::::::..........:::::/ﾆ､ヽ､ ←エリザベス・ヘスティ やる夫くんの妻
医療技術の発達していない 酷薄な時代でもありました
先進国でも乳児死亡率は15％を超えていました
当時最先進国のイギリスですら
平均寿命が四十代後半の頃のお話なのです
_＿＿＿_
／ ＼
／ u ノ ＼
／ u （●） ＼ エリザベス・・・
| （__人__） |
＼ /;:| ﾉ:;|
＞ {;:;::乂_,,ｯ､､_／.:;:;｝
／ ゞ彡彡ニミミｯ;;/
（ ＿б 彡〃.:.:.:.:.:.:.:ﾞヾミ、
ゞ ''"/ : :.,;"´ﾞ,;.:.:.ヾゝ
∥ ﾞi .:ﾄ'',.´;, ',;:.:"〈
ヾ :: 〈● :ﾞ;, ,;"::;●夂
八 `ヾ,|｀: : : ;, ,;:.::::｀";l 乂
/ ／,!;;;ゝ,ﾘ|; : : :; ;::.:.:;::i）! : .彡
,/ヽ／／: :,ヾ〉,;.;､:'':::.:.;::;!:::| : . |
／/ : : //ｲ::,.:..; :.｛､; ﾞ;:ﾞ;;.:"';｝:::!､_!
／: / : : //'ﾞ::;'.:.::; :,::`i.;ﾞ:.,,:''::`/::::::.:ヾ
/: : / =､/,.!::: ; :,' :' : :.:.:ヾ;∞;ｿ::::::::.:,:.}!
通信技術も まるで発達していませんでした
もちろんスマホやタブレットなんてありません
ホント 酷い時代だったんですねえ・・・
|i
＼ |.|
ﾄ＼ /| ﾄ
| ﾄヽ / | | ﾄ
| | ﾄヽ＼/| | | ﾄ ／
| | | ト＼≧三ミゞ=イ/
ム彡''´￣￣ ￣ ヽ{__..
/ Ｖ´
ﾉ ＿＿ ',
,. =＝ y￣, __､＼＿ ） なーに言ってるんだい
|i ｝-| ゝ二 |/￣￣ ／ﾆ,l
ヽ__ノ／ヾ ＿ ノ > }｝ 帆船の時代は 世界一周に二年も三年もかかったんだぜ？
/ ＞≦'__ し /
Ｖて二オｶ (_,／} 蒸気船を使えば たった二ヶ月で地球の裏側まで行ける・・・
Ｙこ二ノ!!| ｝
Ｙ⌒ 从 ∠） こんなに便利な時代は 他にないよ
从从从ﾄﾐ _.ィニ二￣丶
ミ三三彡 ' ´ ＼ ＼
／ ＼ヽ
/ ミ;,. ', ',
| ＿ ＿ __ ＼',.',
ﾉ! | V７＼ ´/
/ l /_ゝ| ﾄ >__/ /
| ヽン ´ ヽｰ'
i| l
|:! ヽ |
| ﾄ、 ｀ミ, l
/::::::::ヽ
イ::::::::::::::/ー
／ 乂::::::::乂 ＼
' ￣
i =三= --=三= i
| x＝ミ ,x-＝ミ､ !
r======ミ＿ -======= ﾉ
{{//////} r, {///////}r { } 寿命だって 僕らの親父の世代は
ﾄ v/////八 V////// { ﾚ′
| =-- c r=--=彡 ;i 四十歳を割っていた
{,,,;;;;;≧≦;,,ﾊ 八
', ;;;;{======};;;, / それを考えれば 今はとんでもなくいい時代でしょ
_ -=', ;;;八V:::::::〃;;; /￣} =―-
／ { ヽ; ;;;==彡' ;;;;; ノ l { ＼ 親知らずが 親知らずじゃなくなった世代は
. ／ { |＼ ＼ ＿_ イ , |
/ | | ＼ ／ / i| 多分 僕らが最初だよ
, | | / |
{ ﾉ , / ;
/
, ' ＼＿＿＿ ／ ', ヽ
ｉ i ￣￣ ', }
| { /
| ＿ ＿ ヽ{
{ Ｙ / / ヽ ヽ ヽ 八
', } { { i } } }
', ∧ ､ ､ ※ ﾉ ﾉ ﾉ イ ＼
／:/
イ从/
￣￣＼从从
_ / ―==ミ ゞ从 --------------
. />'' {///// ＼＼ | ┌‐――‐‐‐‐ ┐| あと最高なのは電信ね！
/_ ､<//// ｿ ヽ_ ､ }. | | □ □ □ □ |｜′ ）
／ i ＞-=彡ｲ´///＼ヽ | | □ □ □ □ |｜_／ 電信があれば
／ ／ ／,,,,,,,,ゞ .,,,ﾊ {//// } } | | □ □ □ □ |｜⌒ヽ
／ ノ / ,,ノく＜⌒ヽ;;; ヽ＜_彡' ノi } □ □ □ □ |｜く__/ 大陸の反対側にいても
. ／ ノ{__;;;;;;,, ＞ ヽ_} };;, /ノ r し /' □ □ □ □ |｜- く
´ ／ };;;;V;;;;;;;;;ト ｿ;;ﾉ / ' / □ □ □ □ |｜' ヽ 即座に情報をもらうことが出来る！！
ﾉ ノ- ､;;;;;;;;;;,,;;;;;;;{ ｲ }￣| |. ｜|ヽノ／
^ ﾉ;;;;;;;;;;;;;; ＜ ' | └‐――‐‐‐‐ ┘|- く ホント こんな素晴らしい時代は
_／=-----― ､ ＼___ ' |'////// □ /////,| ヽﾉ
{爻} ＿＿ ノ } ＼___八乂＿＿＿＿＿___,乂=彡 他にないよ！
イ 人 ' | | メ } /
／ ／ ＼ / i| | },人 イ
ですが同時代人は 現代から見れば悲惨なほど貧弱なテクノロジーに
感謝感激 狂喜乱舞 大はしゃぎでした
そしてその低性能を駆使して・・・彼らは世界に乗り出したのです
, -‥ ‥ - ､
, ィ ´_, -‐‐‥‥‐-､_ ｀ヽ､
／ ／ , -‐‥ ´｀‥ｰ､_＼ ＼
/ /／: : : : : : : : :.l: : : : :＼ヽ. ヽ
/ /´: : :/: : : /:..l: :.l: : : : : : : ヽ ∧
ム-, /: : : :/: : ／/:/:l: l:､: : : ､: : :..', ',
/:: : : :ﾑ-‐:／/:/l:/ヾﾑ-ﾐヾ: : : ',/￣｀
,'!:l: : :l:l,ィ示ﾐ// /′ィ云ﾐ､l: : : :.l:l
,: ヾ: : ﾄ;ヽ辷ﾘ '辷:ﾘ /: : :/ l:l まーったく この白饅頭は
,:..:l ヽ: :ヽ :ｉ /: :／/ l :.
: : ｌ_ l _ヽ､ゝ r‐ ┐ ,イ;イl - - !:..; なに考えてるですかぁ？
,': :.:ｌ l l: :ヘ ゝ‐' , イ: :.l l l: : ,
; : : l l: : : : :ｉ≧‐≦l : :.l: : ｌ !: : :.
,: : :..l ｌ ｌ: : ;ィﾉ l）ヽ: : :! l l: : : ,
,: : :__l.- - ,'¨´ ｀ヽ､／ ｀┤- - l: : : :,
,': /:::::l l ! ,.ィテ{}ミx､ ! ｌ !￣:ヽ;
,': ;':::::::{ } 《 ,ﾑ'-''ミ ヾx l }:::::::::::',.
/: ,':::::::::{._ l _} , ィ´ ｀ヽ､ ',._ l _ }::::::::::::!:..
. /: /::::::::::{ l !／-‐‐､ ､____,ノヽ. ｌ }::::::::::::!:∧
/: : !:::::::::::{ , ' , ｰ‐ ､ ,. ｰ‐ ､ ヽ .}::::::::::::l: :∧
/: : /::::::::::::{ / （ ● l l ● ） ヽﾉ::/::::::::, : :∧ そ、そんなことないお
. /: : /::::::::::::::ゝ'〃 ⌒ ー ´ ｀ ー ⌒ 〃 ∨::::::::: ∨: :∧
/: :.:〈:::::r―‐::;′ （ 人 ） ';::::::::::::::∨: :∧ 世界には 百万人くらい
/: : : : ヽ:｀＞:::; ￣ ￣ ,':ｰz__:::ノ: : : :∧
. /: : /: : : /llゝ‐l∧ ,':＞ﾐ／: : : : : : ∧ やる夫と同じバカが きっといるお
/: : /: /: //il:;ｨ'´ゝヽ:.... ......:::／r､ヾ {ﾐx: : : : : : :.∧
,': : /: /:..〈//j/:./ rtfゝx:::;:::::::::::::::::::::::::::::;:::::-イ/｀Yヽ,ゝ{}ヾy: : :ヽ: : : ',
: : /: /: : /::::/､:i (`y_)-'ｰ'゛ ￣ ￣ `ゝ'､ノﾉ:ヽ..∧: : : : ヽ: : ;
!:./: /: : /::::/ ／ ｀ ,: ＼ゞﾉ: : : : ヾ: : .;
!:.l:./: : /:::::;.ィ´ ../ ヾ:. ヽ､: : : : : : : :!
'; /: : /;.ィ´ ...::::;;/ ヾ､::... ヽ､: : : : :l
;: : :/〈 ヾr '´:/ ∨｀ゝ;/ 〉: : : :!
!: :i::::ヽ ヽ:::; ∨:::/ /: : : : :!
ドンキホーテはやせ馬に乗り 紙で継当てした兜で 風車に突撃しました
この時代の人々はよく沈む蒸気船に乗り
現代人がゾッとするような軽装で 疾病の多い未開の地に入っていきました
＿＿＿
. ´ ￣l
／ ＿＿＿＿ ヽ
/ . ´ ＿ ＼ |
. / / ,. : : :´: ヽ: : : : : ､〈＼
/ { ／ : : : : : : : ﾄ､: :＼ ＼: :.
. / } 〃: : /: : : :.:|: |:| ＼ : ､: :ヽ: :. 口答えする奴は こうですぅッ！！
| | i|: : : li : : : : |: |:| ._／＼}: : i: : :.
〕iト ､| i|: : : |l⌒＼/:/ﾘ ｘ≠Y: : | : : :
|: : : :|八 : : l:ｉ:ｘ==ミ ﾋソ |: :/|: : : i
|: : : :| ﾄ、:小 ヒソ ､ /イ :|: : : |＿__(＼/|
|: : : :| |-＼:ヽ ┬-へﾞ: : | |: : : |ｰ┐|| |｜
|: : : :| |: : : :｀ ＞―┤ ＼ / )ヽ、⊂ヽ / 〈
|: : : :| ｜: : :／ ＼／| `くノﾉ〉⌒ヽ ( ﾉ_
|: : : :| ｜:, く ｒ―/ `ー―＿＼､_ '' ‐-
. |: : : :|/〉〉/〉 {ﾆ⊃ __／ {{￣}} ＼ ､ ＼
. |: : :/〉ヽV ＼/ー┤ ＿ 三Ξ三 ゞ=(⌒ヽ ＼ `丶、 |
|: : :＼ ＼ ｒ｢ ７ {{￣}} ､ ⌒´ ヽ /￣ ′
/: : : : 八 ｝ ﾉ:∨ /Y==' / ﾉ | / /
. /: : : : /:::::ｉ |:::: | し (_／`ーﾍ // /
/: : : : /:::::::; ｛:::｜ | ∧ // /
. /.: : : : :{:::::::;′ '､:::| | ∧ ／/ /
/: : : : : : ヽ抖 ､∧ u | ＿∧ ／ ./ /
. ／: : : : : ／/|:! |ヽi＼ |￣ =-┘ ｀￣ /
／: : : : : : :〈ィ/ l:| 廴∨::＞- 、乂／ 〈
／: : : : : ／: : : :Т人 ￣￣￣￣ ＼
／-‐=ﾆ二: : : : : : ／:::::::〕iト､ ＼
彼らはドン・キホーテのように バカみたいに真剣に勇敢に
風車へ突撃したのです
それはまったく無茶で無謀でした 沢山の人が死にました
しかし彼らはそうやって・・・世界を作っていったのです
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|＼
[|[|| To Be Continued....! >
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|／
chromeはずれるんだぜ・・・
風車へ突撃したのです
それはまったく無茶で無謀でした 沢山の人が死にました
しかし彼らはそうやって・・・世界を作っていったのです
名文だわねえ・・・
乙でした！
,r'"´￣￣￣｀＼
/ ヽ
!, -‐''´￣￣｀¨`ー,ﾊ
「 _,,．-──‐- ､ ﾊ
,ﾚ'"´_＿,．-‐rｪｭ,-､「 ｀ヽ
i! / ( ﾞｰ',j） ,lゝ‐＝'ﾊ ,! ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
i!（! ￣ ＿___ jﾄ､_,ｲ / ヽ
ヽﾊ /r=＝=､ヽ //_＞‐-､､ / 何故だ？！
`ヾ､! i /二ソ_ノ ﾌ,ィﾆゝ￣｀ヽ ＜ 奴に向けた銃は
,ｲΛヽ｀二´,ｲ／￣￣ヾ二二ヽ ヽ 何故動作不良を起こすんだ！
,イ/ !ヽ ,ィ´ i/ ／´￣￣ヽ￣ヽ l ｀V^V^V^V^V^V^V^V^V^V^V^
「j i ! ,l/ }ｲ 〔 GATE 〕 ｀!
ﾘ ＼ l/ _」 ! !
rｪｪ‐-､ ＿＿ ＿rｧｧ､ﾄﾀ､ ／＞ー'i !ヾ/l￣｀`ー-､, i|
,r'´ヽヽ＿」 ｀ヽ｀ヽl/ j ,/ i/i! b ! ,ｲl
Q)二 ）i ! ,! ,! / ｀`ー─l/ /i! ヽ ＿ , -‐|,ｲﾚ!
ヽ _,ﾉ_ﾉﾉ￣￣|￣|ー＝､// ! / ,! ! /´ !
＞≠＝〈二!ーﾚ'⌒ヽ/ ヽ＿＿,ィ´ 」 ＼ ! ,ｲ !
/r'二 ￣｀`Tヾ￣｀ヽ､＿,．-ー-､ﾚｸ^ヽ `ー '´! !
! (二´ ｀`ヾ|ミj l ヽ ｀ヽ / !
L(二´ ｀`,ｲミ,i! ! ﾞi ,! / ,!
(＿, ＿_,,ﾊミｿ j ,ﾘ ,' ,/ ｀!
｀ヾ､＿,ｲ / / /
｀Y´￣￣ ￣｀¨`ー---‐' ,,ｲ､__
!_, r-‐ー=＝＝＝=＝ﾊ￣｀ヽV二|
呪われた生い立ちを超えてーー
|l!1!｜!l ,ィ￣￣ > ﾏ二ﾌ |l!1!｜!l
|l!1!｜!l <7 二￣７^ヽ __ /￣〉 ∧ |l!1!｜!l
|l!1!｜!l /´ | ヽ / / / ￣ ヽ! |l!1!｜!l
|l!1!｜!l ´￣ ′＿ ｢/ ,ィ! |l!1!｜!l
|l!1!｜!l ｢ヽ､ ,-､ <7 ／ ／ i＼ __〉 '-､ ,､ |l!1!｜!l
|l!1!｜!l ｀ヽ! ヽ! ￣ ＼! ＼ r' r′/ .|l!1!｜!l
|l!1!｜!l ｒ-, ! ７ ,--'⌒ヽ | / |l!1!｜!l
|l!1!｜!l ｀´ /二ﾌ ∨ ／ヽ ／ ／/､ .i/ |l!1!｜!l
|l!1!｜!l /ヽ . ::゜.゜。･゜゜゜゜ . ´￣ ￣￣｀ヽ､/ .|l!1!｜!l
|l!1!｜!l __ ヽ/ :::.゜｡ ゜･｡゜゜. . . . __ |l!1!｜!l
|l!1!｜!l i`′7 : ::.゜ ゜ ゜゜｡･｡゜.゜.. { L_ .|l!1!｜!l
|l!1!｜!l . ::゜.゜。･゜゜゜゜ . L／ ／￣ﾌ｀ー' ヽ｀ヽ .|l!1!｜!l
|l!1!｜!l :::.゜｡ ゜･｡゜゜. . . . ｌ / ￣￣ ゝ-' |l!1!｜!l
|l!1!｜!l : ::.゜ ゜ ゜゜｡･｡゜.゜.. ｨ^ｰ､ ― .／￣￣￣＼ |l!1!｜!l
|l!1!｜!l ＿/ ,ィ ／ ヽ |l!1!｜!l
|l!1!｜!l /:::::::￣7 ｜ ＼, ,／ | |l!1!｜!l
|l!1!｜!l | ,':::::::::::::/ ＿,ｨ ､_,, ｨ7 （―） （ー） | |l!1!｜!l
|l!1!｜!l | ,'::::::::::::/ィ":::::::://:::::::! ､ (__人__) ／ |l!1!｜!l
|l!1!｜!l |! ,':::::::::::/:::::::::::::::ゝ､::::::::', フー--､-,- ' |l!1!｜!l
|l!1!｜!l |! L::::::::::!::_::::::::::::::::::::::::>o:〉 /. i>`-7 |l!1!｜!l
|l!1!｜!l |! ￣￣イ:::::::::::::::,ィo::／ / ﾊ､:/ |l!1!｜!l
|l!1!｜!l |!, | .,ｲ:::::::::::::イ::::::::／ / /::::::＼ |l!1!｜!l
|l!1!｜!l |!i | .,ィ":::::::::::://::::o::/ / /:::::::::::::ヽ i |l!1!｜!l
|l!1!｜!l |!l |! ./::::::::::::::::://:o:::::/ ∧ i::::::::::::::::::::ヽ l |l!1!｜!l
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|l!1!｜!l |!l |! く::::::::::::::::::://:::::/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ij.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ::::::::::::::::::::! l |l!1!｜!l
|l!1!｜!l |!|.ｉ .|!, ｀ヽ;;_:://:::::/.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:./＼:.:.:.:.:.:.:.::.:.:ヽ::::::::::::::::! .l|.i |l!1!｜!l
|l!1!｜!l |!|.| .|!i ¨｀`':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/⌒｀ヽ.:.:.:.:.::.:.:.:.:ヽ:::::::::::! l|l| |l!1!｜!l
悲劇の運命を背負いーーー
.｡o≦三三≧､
/:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
廴＿＿:::::::::::::::::::::::::!
rﾐメ ､_,､｀ヽ:::::::::::::::/ 隊長！
/::::::::::::::::｀ﾞ ノ::::::::::::::/
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ほ、本当にあいつは
ｉ:::::::::::::::::::::::::::::::::::/
.｡o≦ﾐﾒ::::ー:::::::::::::::::::::::::ヽ ただの医者なんですか？！
_ ,ゝ- ヾ::::::::::::::::::::::ｉ´ ヽ
γ´＼ ヾ ヽー匕:::::::::::::::ﾉ ≧､
___＿＿＿ノ ＼ i‐┴―‐x｀ﾞー匕.｡o＜|｀ｉ ｰx
__j≧=x ∨ ｉ ﾉ､＿＿__,!/辷 ￣￣| ┼ｰ- ､＼
／ .∧ . ∨ ｉ ／::::|::::::::::::::::::ｉ!:::::::::::::::::|::::ー- ._| /∨
／ ｀ﾞｰ- .∧ ┘ __ｉ＿＿::::::|::::::::::::::::::ｉ!:::::::::::::::::|::::|::::::::::::|,' ∨
../ ｀マ ./::::::::::::::::|:::::|::::::::::::::::::ｉ!::::::::::::::::|::::|:::::::::::::| |
/ ＼ /::::::::::::::::::.|:::::|::::::::::::::::::ｉ!::::::::::::::::|::::|;;;;;;;;;;;;;|_____j,､＿＿＿_ ﾉｉ!
| ｀ヾーｉ::::::::::::::::::::jｰ==≠＝＝≠≡≡ｌ二辷三三ﾉrx ヽ＼＿＿ｉ!二二二二ミメ､＿＿,rf‐┴､
! 弋 ,j...｡o -‐f=＝＝|三三三}|三三三三三}i|∧::ヾ::∨!::::ｉ .ｉ!三三三三三三二≡＝､ .ノ
＞o｡ ＼ i三三三三三三|o三三三三三i::::ｉ:::::ｉ!:::ヾ::::j二二ｉ!
＞o ＞≦:::::::::::::::::::::::::ﾐﾒ┬i。!;:;:;:;:;:;:ハ .|::::ｉ! ｉ!:::::::::;!
ｉ! ＞o ./:::::::::::::::::::::::::::ミメ__＿jノｰ!;:;:;:;:;:;:;:ハ 〈::::::::::::::::::::ｲ |
ｉ! ＞o｡ /:::::::::::::::::::::::::二ミメ ∧;:;:;:;:;:;:;:ハ ＼:::::::／ ｲ
ｰ ヽ j:::::::::::::::::::::::::::::｀ヾ/ ∧;:;:;:;:;:;:;:;:;マ＿＿_／ |
ー ｀￣￣￣￣ ー ∧;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヘ .|
ーーーー彼は医者となった
,, '' ￣￣￣￣￣￣￣￣＼
／ ＼
／ ＼
／ ＼ >
/ ＼ ／ ﾞ､
/ ｫ'//芯ﾞ≧ミヽ z彡ﾍx ﾞ､
,' ﾞi! { {_ﾉ ,ﾘ 〉` ｫ沁ﾘ ﾘ |
| 乂≧ノ / i込ｿ ノ | 熱伝導って知ってるかお？
| ￣￣ 、 `""´ / < ￣￣＼
| } ＿_ﾉ / ﾉ￣＼´／ 丶
＼ ＼＿_／￣ﾉ / く ーﾍ __／ ｨ>
＼ ￣ ／ ＼＿ ﾞ ー'ノ
＼ ＜＿＿＿＿＿＿／ /
／￣￣ ／
／ ＼ ／
／ ＼ ＿＿＿＿_／
／ ＿＿ ＼
／ ／＼ ＼
/ / ＼ ＼
/ ＼ ＼
やる夫は伝導医師になるようです 第二話 この後すぐ！！
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ､_ ＼ ごめんなさい字を間違えましたお
／ ﾄ旡≧/ /≦乏 ＼
| | |（__人__）| | | X伝導 ○伝道
＼ | | ｀ ⌒´ | | ／
｀ ー------─― ´ 多分今日中に二話は投稿できるお
そんなに信じちゃいけないんだお
ゆっくり投下するお
風は荒涼たる満洲の野をヒューヒュー吹いている
満面生気なき赤土が打ち続き 一葉の草もなく
葉の落ちた褐色の樹 低き泥色の家の泥色の屋根
山なく 色彩なく すべてが単調なる荒野であって
ただ僅かに頭上高く輝く碧空と強き太陽の直射とが
地上の鈍さと冷たき陰気さを嘲るごとくであった
.
第二話 不屈不撓
_,-ｙ-ｒ-ｙ,,_
,.ゝ'--'─'-,_'iﾍ,
// .ｲ j ヽ あなたの心のメイド長
/ {ｨ/-{ 小 }、 i
,.ィ￢､ / , i ‐､V ,_`Vﾍﾞ,ゝ ,! 十六夜咲夜でございます
,小.と′} {ﾊ{ { , ⌒!Y}' 人
`⌒'| l,. 、Vへ.ー , {Yi j ﾊ〉
ｌ く, ｀ヽ,-｀_T",-二ヽ,Y
l ドケi' | ' V" ,!:l
| j'´ | | ./ /:::}
! _,. l l/＼ ,i::::::::l
ｰ ' ´ ｜ ｜ ,ﾍ／...::::::::i
! l／|..:::::::::::::::_'l
' ､_ノ ,l' - -- '" ヽ、
,/ , へ
,/ i::::::..ヽ
! l,.::::::...＼
人 _ __ i:::::::::::....＼
/:::::ヽ--ー::'".....:::::::::::::::::::<,,'l
,,ﾍ::::::::::::::::::::::::::...... ,,-'ゝ'ヾ
"｀'ヽゝ'ヾ,-',,-ゝ´'｀i'
|─-|-─ '"l
| | ｜
| |. ｜
＿_＿
＿ , ' ´￣ ￣ ヽ、
> ゝY⌒く_,--、,--、, i レミリアだよ！
i＿,イー'λ⌒´⌒入ヽｲ ヽ、
,イ´ ,ｲ-ｰﾚヽｲﾉｰ-ﾙ、iｲゝ 咲夜 今日は本編に入る前に
｀ゝイ i (ﾋ_i ﾋ_i) iイi´
|.从"" ┌ ┐"".从 i やる夫くん・・・もとい医者になったやる夫先生の行った
ルﾚゝ.._ ー' ,..ｲﾙヽi
)⌒ヽ、 r´ゝ, ￣,ｲ´ヽ、 /⌒( 清がどういう国なのか先に教えてよ！
｀ヽ、 ヽ〈 i´.|.｀i, _〉／ /´
⌒ゝ i',／ ,ﾍ、 ｀ﾉiイ⌒´
,Y｀ー´λ'ｰ´ｲ、
／/ ヽ＼
__ __ __
r-'´｀' - '―-' ..｀- ,
_ ｰ ´ ｀ヽ )｀ ､
´ , l ﾊ そうですね その辺サラッとご説明します
l ｨ / -‐ l__ ､ ﾊ
' /,V ＼ ﾄ､ l ｀l 〉 ﾊ 昔々 豊臣秀吉さんが朝鮮出兵した頃
/､ ﾉ ー-- ｀ ー--― ゝ < ﾊ
/ / / j ヽ､ 中国東北部 満洲に満洲族がおりました・・・
f ､ _＿, ,7 ヽ lー-
V ヽ/ ‐-, _ _ ... -,＜_ヽ_/,ヽl
.r-.x'-tY::::::::::::::::::, ﾍ' i,l_ 介｀l
,レ介 j j｀::T―T´ﾍ:::::j l i｀'
ﾚ,ﾘ/:::::ｴニ l:::::::ﾊ::::ﾍ ' ﾘ
/_::::/,l i:::::::::ﾊ:::::,ゝ
し/::::ゝ､＿ヶ-ｒ::´ヽ.Ｊ
/::::::::::::::::ｰ'::´:::::::::::::ゝ
'-::::_::::::::::::::::_.. - ´
￣ヽT´ﾍ ',
tj J
_..---..、
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;
..-/ '、 ___; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ; ; ;
/`ｰ-′ `ヽ /; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;
ｫ―┘ │ '―; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ; ; ; ; ; ;
│ '廴 _..-‐‐＼; ; ; ; ; ; ;; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ; ; ; ;
___,,..／ ｀ﾞｰ､ ..-┘ j; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ┘
ｒ''￣ﾞ‐'"´ ﾍ、 厂" 丿; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;/
‐ｧ /ｰ- -........、 _.‐′ _ ／_ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ／
ｨ′ _ﾉ'⌒ （ `''ｰ--‐''￣￣ /--'" ＼; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;／
ﾄ j′ －７ _ '､ ヽr'´ ∨
ﾞ‐ 、 Ｙ￣´ ￣ヽ,,/--､ "''、- .- 、 ..、 _..／ 」 ┌ ┘ ↑
ヽ....宀一' ､......,,..---..__ 冫 ^＼ ﾉ ノ '、丿│ │ ,,＞ 、,--＿ 満洲部分
_│ 广'′ `'、 く＿ │ | ﾉ‐／ " _r‐"
｛ﾞ′ ﾉ 丿 〉 '、 ! 亅 ゝ､ _／
ﾍ 、 丶..、 ＿ ( 〜^´ レ─'´ ⊥r‐"`ｰ、
"--、 ^''''-.. ､ / ゝ.. ＿厂ｰ、 ..┘ _>、 ﾉ" '、 │
ゝ 、 ー‐"┐ `''''^''‐-...._ﾉ `ｰ--_'' '、 マ ←大明国
＼、 １ 丿 '、 ﾞ┐ 丶 ／ ＞
"ﾞ'―-..-..,,、 ﾉ ／ ( ー-....､ _..亠ｰ- ／ │
｀１____..v―-J''v「‐' 、 ..､ '' ｰ-''''､ 〕 〈 _ゝ、_／
｝ ｀'、 ./ '、 │ _/ ｝
_../ 一ｰ ﾞ'1 j.. 、 │ ﾉ │ _,,、
ｌ__ ﾞｒ-,,..一‐'''’ ＼ ---'''' ..ゝ､ ノ´ /´丿
'、 │ ｌ ├┘ │丿
〈 、 y+ー―"`''┐ ／ ...-―‐′ ∨
｀''ﾞ∪ ﾞ‐ｰ‐-ｫ'ﾆ-―'
_ }∟、
│ __丿
かなり適当ですが図のアミカケ部分が満洲に当たります
十七世紀頃の満洲族は 時の漢族の中華帝国である
大明国に服従していました
/| .,ｲ ,.ｨ ＿,,,,,,....... --――――- 、
| | .,' ﾚ' ミ" ､ ヾ ゛ ｀、
/!|. `､ ､ヾ゛ ヽ、
＼{ ヽ、 、 ミ ミｌ ミ ヽ 明のやつらめ・・・！
,.-'''二. =‐,.ヶ=''''ﾞﾞﾞ| i i､`、ヽ ､ ミ |
/／／,..- ／/ {｜l ﾄ､l､ミ-`,＞ ､､＿フ | 僕らが従臣してるのをいい事に
|' .〃 ／ :|,/＾'''-､ ヽト` ,_,＞''~_,. へヽト--` |
｀（. |l/｀＞｡､V //_,.ィ(・:)｀, ヽ ┐ ,.- ､ ! 内政干渉ばかりじゃないか！
`ー､ | ┴‐',） ｀￣´ u !__/ ﾊ. | |
｀'⌒ヽ| ヽ_フ 仆. ,' ｜
|. rr‐-､ _ン / | 反抗してやりたいけど 宗主国さまだし
| {. ｀￣ >､ u :|ー１ ヽ |
______＿＿＿____ |. 〉 ／＿_) l. ', Y 我慢するしか無いのか？！
/. ヽ ヽ `二二´ _..-'' ,, -''''ヽ.
| :: v ﾉ ﾉ├‐- ､＼ _,.-'" ,,. -''" ,,, -'''"＼
r''´ :: |‐"ー!／ ⌒` 〉 `r―――'" ,. -''" ,,. -''" _,,. -'''
|::. :::. -┴‐'''" / ／|. ,,. -''" ,, -''" _,, -'''"
/´:::..:::::::. ,'‐'" >-<" ,, -''" _,,.-'"
ヽ....:::::::::::::.. / y'′ >'" -=ﾆ￣
〉 ::::::::::::::::::..... ノ ／`ヽ,／ ／ ←ホンタイジ ヌルハチの息子 清朝初代皇帝
＿_.. -―─ ､__
／｀ 三ﾐー ﾍ､_
ゝ' ;; ,, , ,, ミﾐ , il ﾞＺ,
_〉,.. ////, ,彡ffｯｨ彡从j彡
〉,ｨiiif , ,, 'ノ川jﾉ川; :.｀ﾌ公)了
＼.:.:.:i=珍／二''=く､ !ノ一ヾﾞ;.;.;）
く:.:.:.:lﾑjｲ rfﾓﾃ〉ﾞ} ijｨtｹ 1ｲ'´
〕:.:.|,Y!:!､ ﾆ '､ ; |｀ﾆ ｲj' 逆に考えるんだ
{:.:.:j {: :} ｀ ､_{__} /ﾉ
〉ｲ ､ﾞ! ,ィ__三ｰ､ j′ 「僕らが宗主国さまになればいいさ」
,{ ＼ ﾐ ＼ ゝ' ｪｪ' ｀' /
-‐' ＼ ＼ ヽ＼ 彡 ｲ-､ と考えるんだ
＼ ＼.ヽゝ‐‐‐升 ﾄ､ ヽ､__
＼ ヽ- ､./／ j!:.} ｀ ｰ ､
ヽ＼ 厶_r__ﾊ/!:.{
´ / ! ヽ ←ヌルハチ 清の前進 後金創設者 実質上清朝初代
ところがあまりに大明国の内政干渉が激しくなり（←満洲族的視点です）
満洲族は「僕らが宗主国になればいんじゃね？」と考えるようになりました
反旗を翻したヌルハチ率いる満洲族に対し
秀吉の朝鮮出兵の対応とかで疲労していた大明国は滅ぼされました
｢:|__ /::〉／}
/|＿ __ /〉 r‐，V|:::) /://:::/
ｨﾙ⌒レi __ |│ 〉// // /::/ｎ ｊ/./://:::/
／::::/|:::::|::::ｈ 厂} / } |/レ' // // /::/ |:| ﾚ' /:::/
):::::/ j:::/レ'::| /::::| / /冂 ／ / { /::/ .U /:::/
/:::/ ﾚ' |::::|/::::::! / / |│ ││ ｊ／ /:::/ ＿,ｚ‐=ミ､＿＿､
... /:::/ r┐ |:::|::::::::|/ / ｊノ | ./ /／ /{｢ l{ }＼__
. /:::/ |:::| ｊ/|::::::/j／ |/ ／ {ｌｊﾄﾐＹiﾄ､ ｀て
. /:::/. |:::| |::::/ 〈ｊｆ⌒ }ｌ{厂ﾌ7廴 _,人_,
/:::/ |:::l ﾚ' ﾊV ∧{L//___彡'"´ _,ﾉ
. {:::::i ∨ﾞ｡_ /人〈 ￣ｊ人 ＼､､__〔
. |:::::| ´＼ ,。 弋ｆぅ{ --ﾃ=≦ｺトﾐY ＼{
. Ｖ/ ＾＼ ,｡ ^ ／￣￣￣￣＼. i 厂// ﾉ､rぅﾝ }ﾐｿ⌒KT「
｀ ＼__ ＿＿／ ／ '，.. 厶-トし' ＼二ﾉ ﾉｼイｊ/川ﾘ
∠二二¨¨￣ 厂∨ __ __ }/⌒ー=ミヽ ,ﾉｿ__,ノ彡'′
／／＼￣＼＼＿） r‐ Ｊ Λ（ ＼＼{ ‘ ーｒ' ｊﾘしiｆｼ´{ﾐ三く__ノ
. ｚ==ミ ／／ 》' ＼＿___ ,ﾉ } （ ＼ ＼＼,ﾉ八 ﾉ川ﾚ' | l{ Nト
《 ／／ ＼ / ＼_ ノ＼'ﾟ¨´ ￣ ＼ ＼￣＼＼斗ｆ'"´__ｊ_／ｊﾊﾙﾘ廴
＼ 。ヘ、{ { ＼{＿_r{｀ヽ } | l ｊ ヽ ´＼⌒ヽ＼l￣ ｊ ／__| _,
｡ ＼_____｢｀ﾄ､________ ／'´￣ | ＼ | | l/ﾉ ＼ ノ＼ ＼＼ ／=-‐┴ｭ_ノヘ、
｀ﾞ ￣＼}/￣￣￣/ | 「ﾄ､ｊ/《 ｆ⌒ヽ ＼_ ⌒ヽ ／ 厂￣≧ｘ
. -―=≦￣/ / ,ﾉ ｊ_／V´＼___人=彡'＼ '⌒ヽ ﾉ}/ _ノ＞=--一_}＿
｡。＿__ / /{ ｰ=く ／ '^＼ ＿ ＼ '⌒ヽ ﾉ ,| ／ ／／￣ ―＼
'ﾟ´￣｀ソ´￣ ／ ＼ ヽ／ /｀Y√｀ ト=- ,ﾉイ⌒ﾞ { __厶=-一' ｀ヽ ＼
｡____／,z============ ｀====／三｀ｰ、━━ｆ⌒ﾄｔ─====彡'⌒ヽ{__,l___,广|´ ゜／l{￣￣ﾉ
´￣{＿ __ﾉ Ｙ⌒ソ／ 丶{ ＼==―- 、匚￣＿_____,ノ￣|￣｀゜l'^ / /￣￣￣） -――
,乂。￣ ｀ヽ __ｊ／／ '， 丶＿___}ﾉ＼ 八 l＿／ 人,o'゜j! / / ｧ一 '／ -──
'´゜ ｀ヽ･｡.＿／／ー-- 、 ＼ __l厂 ＼____／ 辷＼（ｰ‐=彡／＞､ //'⌒ヽ/ ／ ／
. __｀_／／ ＼＿厂 ＼ ｀Ｖ/_／/// ／/ﾟヽ{__ ‘,／ ／
(｀X ／ ｀ﾟ ＜ ｡,｡8ﾟ° ﾉ⌒ Ｔｉ=ｰ- ／￣≫- _ ∨////// / ,人__/､__ _,
､＿／／ヽ ___ノ(´＼ /（ |〔 ／//////////≫- _///（ （ i ｀ﾟﾞ|８｡_￣￣￣￣¨¨¨ﾞ'ヽ
￣／￣｀廴_√￣ﾞ {_丶《＿〕 l | ／//////////////////≫-} { |/ ｀¨”￣＾
／／ '＾ﾟﾌ´〔 ／ﾄ､ ＼_ ｡} |'/////////////////////／ｊ ヽ /{
／ ／⌒ヽ＼ ( 〈 ＼__ ＼__| | //////////////////// { //! ←老いたホンタイジ
ﾟ ／ ) ｊ! 》 } ￣ ノ ∨//////////////////l{ ／//|
ヌルハチさんが途中で戦死しましたとか
中国全土の平定には数十年かかりましたとか色々ありましたが
満洲族は漢族の明を潰し 新たなる中華帝国 大清を築きました
ちなみに帝室は満洲族（精密に言うと満洲族の中の女真族）の
愛新覚羅（アイシンギョロ）家でございます
,.ｨｖｬｫｪｨﾍ._,
<>'´ ｆ ､､｀ヾﾄｬ すなわち清朝とは漢族を征服した満洲族の征服王朝なのです
// ﾉ人',〉)､ ヾ､_.
ノ/イｨﾎﾒ '´少ﾐ-.ミ 日本では満洲族とはあまり言わず 清は女真族であると言われます・・・
ｒ'〈 ﾐi. -' 〈ﾐ ﾉ
. 人(.)ﾐ ｀=-=彳ﾐ}ﾉ） ただクリスティーさんの本には 『満洲朝』という言葉が出てきました
<ﾊ〉ノ兌.､<ﾊ>へ
__l＼／=i!ヽ ∧ ,ｲ, /
_乂＼`､ 〈.:.:.:.:j.ﾚ,'// | ちょっと気になって英語版ウィキペディアを見てきた所・・・
ヽ二=-┐》｀ー- ＜., /⌒ｰ
. ┌-ﾉﾞ:￣￣,不二ﾆ=.､_ ` /
__| 〉.::. .. ヽ__,..ｬ'∧ ¨>`７
. 〉 V｀っ..::' ィ' く V´ V
ヽ ヾ 〉:: ..: ' . . . :. :ﾊ
`ｒ' ハヽ...::::' . : : : :. :: 〉
. |, `ｰ`='｀ヽ,__,-ｧ_,ｨ'"'ｰ{
ヽ._ `ー､ _,/¨T
｀￣`iｰ､',_／ :/`〈
| T´¨ V ',
the Qing dynasty, 清朝は、
officially the Great Qing, 公式には大清
also called the Empire of the Great Qing または大清帝国、
or the Manchu dynasty, もしくは満洲朝とも言われる
was the last imperial dynasty of China, 中国最後の皇帝朝でしたとさ
,.へ_,,..--────-...,,,_
,.へ_ , '"´ ｀ヽ､
i __γ ゝ_ ﾞヽ.
/ ,ゝ__r-､r─7￣'￣ﾞｰr--､__,.ｨ i
＼ rγ_,.ｨ_,.!─＾''⌒｀'''ｰ'---'-､_>-､ ｲ､
L､_ｲ´ ｀ヽ7ヽ､_ﾝ
∠i /-!ｰ/ﾊ ﾊ iｰ!- ﾊ ﾞヽｲ_ﾉ あら・・・満洲朝って書いてあるわね
ﾊ. ﾊTTﾞ'ﾄ、Ｖ ﾚ,ｨ-ｰtﾄ､ｉ i ﾊ
ﾚ'Y´ i' ﾄ､ ! ﾄ､ ,} ! i ﾊ ',
ﾉ /l ,,｀ﾞ´ ゝ-'ﾞ ハﾉ i ヽ.
〈,.ﾍ ヽ、 _ "〈 i ﾊ i 〉
ﾉ ﾚ＾ゝi＞.､.,_____,,...ィ´ﾉノﾍｲ ヽハﾉ
／⌒｀γ´ﾊ_,,.イ´ﾚ｀ヽ､ ／⌒ヽ､
〈r'＾ヽi /＾L_!ﾑイ_」^ヽ. .〉´ / i' ＼
｀7 _ノ'§ !､_ !,ｲ__'⌒ヽ､ﾉ i
i､_ﾉ !､,§__､ハ､_ノ､/､__ ⌒ヽﾉ
r／ ｀ｰ--─ﾍ´｀｀ヽ､_ｲ
/ / ', ヽ､ >､
rく__ ﾊ ゝｲﾝ
｀'､__ﾆ､_r_､_ｲ__r__ｪ_'ン´.......
::::::::::i__,7:::::::::i,__,7::::::::::::::::::
::::└'ﾞ::::::::::::i,_,/:::::::::::::::
. .r〜'｀i^〜^iト、
／r'´}.イ^~｀´｀ .レﾍ
. ' f´i／ i ｀ヽﾍ
/ ﾚ' ／ . i! ∨) 奉天三十年は 昭和三十年代に日本語訳が初版されました
／ ／／ ,.∠... ／/人 ヽヽ ∨}
／, ', ' . ' ,.ィ1rrテぐノ´ __ ヽ l i ﾊ! すなわち日本が満洲国に入れ込んでいた時期です
f´ / / / , '(Ｙ)| i匕ﾉ ,lﾋ'K } l l !ﾘ
ﾚ' !/ /／ (Ｙ)∧"" ' ´~ /从 li |
lイ从ハ(Ｙ) |＼ - . イY) l|ハ! その為 この満洲朝という言い方も
ﾚ'>'ﾘく (Ｙ) 「＼｀ 「ﾘ _ﾙ(Ｙ）ハ
{｀/ /＿ ）(Y).ﾉ 〉＾く ∨(Y)1 i. 日本独自のものか
／ 〈｀ヽ（ （Ｙ)＼ /`ーﾍ ∨Y)〉 ﾉ
/ ∨{こＸこ}｀ヽ.｀「 「 ﾊ ﾊXこ} あるいは当局に阿った造語かと思ったのですが・・・
Ⅴ｀` 〉 / 〉 `|_||_|／ ＼ ＼
∨⌒∨∨X{ _ri_. Ｙ .! /
く| i! | i|⌒id´ ﾑ'. ノ / どうやら欧米で 普通に使われている言葉のようです
／´二二二二二二二二二＼ ﾉ く
乂 ＿＿＿∩ ／/ 7＿＿__.ノ {＿.ﾉ
| / ／／,. -──- 、 〉 |
ゝ._乂.. イ＜. -── - 、＼ﾉ
,. --'´ ／/⌒/´ ヽ. ＼
,. -'´ ／._ノ / ＼ 、 ! iー - 、
／ ／ i / ヽ、 ヽ .' ＼. ＼
く ／ | ./ ＼ V ＼ ＼
_,ｙ-ｒ─ｙ-ｒ-,、
,-ゝ_,'-'─'-＾ｲ,ヽ,
〈, -´ ヽノ、 ,ﾍ ）） わかりやすさを第一にするなら おそらく清朝というよりも
（（ ,ﾍ, ノ.ｲ!ﾇハλ!'ﾒ-ﾄﾞゝゞ/ /
'､ '.､.7(y)i ○ ○ i(y)/ / 満洲朝の方が分かりやすいのでしょうが・・・
ヽ ヽ.(yﾙ""r-‐￢""(y) /
ヾ..[><]|ゝヽ､__,ﾉノ[><]/ 過去の経緯とか 中国への配慮とか 征服王朝だったこととか
.r r/.ヽﾛ/ ../ ）
.弋___〈;;;く∧」;;;〉,___,ノ 満洲の半分がロシアに割譲されてる歴史的経緯とか
弋:::::::::::::::::!
从;;;;;;;;;;;;;;;λ その後の中共の対応とか・・・
.／ `― ‐´ヽ
.／ ヽ、 ノ ﾄ, まあ色々あるんだと思いました まる
.<ｧ､_ ﾉ::｀:､
_,. -,イ:::::ﾍ1/ ｀ 、
７::一-:::!:::}-─-ｭ.,_ /__ _ j! ＼
/下1＼￣ `' ﾞ７￣!` ﾞ' =zｭ .,_ , このスレではその辺 めんどくさいので
|/ f/｀ｰ‐､__ｨ⌒1 'ﾞ {`｀ﾞ'＝=z､_ノ
/ ! .｀メ､ N─- 、 /､! ヾ、 底本に書かれた字面で進めるわよ
ヾ{、Y'fﾁﾊ＼ j ,.斗ﾐ、 !` `1r'1｝-
,ノ_) !l弋ソ ｀' fたｿⅥ ヾ !
,. -─- 、 ! '、 ヾ、 ､ _ rヾ⌒┐ノ｀ノ 支那とかも 普通に出てくるけど
７:::::::::::r'´ て７}ﾉr ＞ ￣`´／ ,ン、 人
|,-1::::::ヾ＿ / } i! ! / /´_r'´ヽﾐ ﾉ _,..ノ そのまま使うわ
￣￣ _j く i! V {／ ! ＿,.zｪ::::::::
く {_l!／,/ / ノ _,. ___ _￣ 気になる方はスレを閉じてね
弋､rｭ_r!(/ /1､ ,､_r/／ ｀ヽ、
/ -' __! ／ ' ｀1- 、 一- 、
,. - ! ヽ＿／─-、__r '´ ヽ 、
/ ｀ ￣￣￣ Y ﾄ、 ,
,ノ´ ! l /」ﾉ |__,.
/ ヽ／ r-'´
/ ! 、 , '1、/
〈 ! , ! X
＼ ! ! ,
r一- 、r- ‐ 1、 , !
! ｀' ､ﾉ ! ! ＿ /
! ＼ ノ `'´ /／
、 ｀ﾞ' 一-─ 、 , ヽ、 、, _
＼＿＿ _,. -‐ ´￣ ｀ヽ !1 ___, ＼ `
,-ｒ⌒L⌒」⌒yヽ、 それで清朝の満洲族なのですが
_ｒ─ノヽヽ,_ _,ノヽヽｲゝ、、
rヽ,／ / ｀ヽｲヽヽ, これが本当にごく少数の民族でして・・・
r｀ / /λ 入、ヽ、 ヽy i
'y r ｲ-‐.ヽ, ﾉ‐‐-ヽ、 ヽ, |
∠/ / ,ｒ=､i ﾚ' ﾚ,r=-､_!ヽヽ、、i 中国の9割以上が漢族なのは有名ですが
/ ,ｲ}.ｲヒ_i´ ´.ヒ_,!ｱ ｲヽ、ヽ、
/ ／くl"" , ""｛yｲ＼ ヽゝ 満洲族は 人口の１〜2％程度しかいません
i／/｛.人 _ ,ｲiy｝ｲ´/ヽ!
/／y｝ﾚヽ..、 ,イゝ|｛yレV 清を作った時の満洲族はおそらく300万人程度
´ ,｛y -─r￣´=ｲ─'- y｝、
ｒ´[>}「´￣｀rｔ´￣ フ [>{<] 'ヽ、 ちな当時の中国全土の人口は3億人ですね
|＞ ､ __, -────r‐- ､ |ヽ、
|:::::||:::｀::::::::::...__ /￣ ＼ }::::l
|:::::{{:::::::::::::::::::::::ヾ、 ｀ , ノ:::/
ヽ:::::}ヽ::::::::::::::::::::::::＼＿ ノ{⌒ヽ＿r‐-vﾉ} ヽ:::ヽ まじで？
}:://:::::::::::::::＿＿__ﾉ⌒ヽ、 l ヽ＼ Y }::::l
/:://:::::::::::::::人 {｀ヽハ { ＼(メ、_} } ヽ｀､ l::::| それでよく征服できたわね
ヽ:ヾ ､:::::::::::/ ヽ 人 l＿＼_ 下┃ 7、l ＼ヽ、}::::|
｀ ､ミZ/ 人 Y ﾄ|-┸ ￣ u ﾄ､ } ￣ノ:::::! そしてよくその征服を維持できたわね
Y ／ { ヾ ゝ、 △ ノr‐f⌒Y｀}:::::::(
ﾚ´r‐┴-､＼ヽ ｀ ｧ┐ ┬fﾍ { ヽﾍY ﾚﾍ￣｀
/／ ＼｀ヽ { j-r ´ Vﾊ フ jて
/´ f乙ﾍ_/ﾚ しﾍ /乙{＿＿ ／ )
/ /ヽ V{
/ / ｜
､ ｌ !! そ
長 じ し ＼_ / れ
生 い み / ,. -‐‐ ' """"" ‐‐--､ | じ
き. さ っ i ,. ‐ " ／ ｌ i ゃ
. し ん .た .|ｌ ､ ／∥ .! ｌ あ
ろ ！ .れ ｌ !,,` ､ ＿＿＿_,. -‐ '∥∥ .! ｌ な
よ た | ｌ.､､ i i i i / ∥∥ ! ＼＿＿ ＿＿
！ | ! ､､ i .i i .ﾉ./ ／.i ,-' ｌ | ／
ﾉ ! ､､ i .i ./ .i/／ .!,' ,-' ! ´
＼＿＿＿,-‐､＿_/ ! i＼i .i / .／ ::: !, ' ,-' |
!.i ＼__.／ ::: , ^.､ !, ' ,-'､
. !i ::::::. ::／ ., ' ! , '/,.､ !
. ! ::::::i ､'__, ' ::. ､`,/ ｌ.y!.!､
＿__ , -.! .::::i:::::/ ﾉ !//ﾐ`.､-.､_
／￣￣￣＼, '´""／, .ｌ-､__ ﾚ __, -_‐'! , .ﾚｌｌ､ﾉ＼!､::::::＼
/ ｀‐-､＿.' ｌ i tﾃ,ﾄ' .´`-弋"￣ｌ/ |. ｌｌ :. i::::::::::`､
忘 お ケ そ .i' //.ｌ ￣::|.. :: ￣´/ | く `i :.... !:::::::::::/､ﾞ‐-
れ れ チ し `ｌ.//._ﾉｌ {::: .:: ｌ | z' .ｌ /:::::::::/ ,...｀-
る の な て |/ i z ﾍ. ヽ-' __,..-, | ｌ `zﾉ /:::::::::/'´ !
な .こ 孫 | ｌ `' ﾊ i=＝-‐.ノ ／.... /:::::::::/ .,'
よ .と .よ そ ｌ＿i ./ｌハ 二二´ ／::::::::::.::::/::::::::/ , '
. ！ の .／i i .! :ﾍ .:: ／:: :::::／::::::::::/ ,'
ｌ´.i i ｌ ｌ :::ﾊ ＿__／:: ／::::::::::::::::ｌ .i ←呉三桂 清朝成立に貢献した漢人
/i ｌ ｌ .! ! ::::::::: ／:::::::::::::::::::::ｲ i 後 清に反抗し三藩の乱を引き起こす
まあ色々あったんですよ 漢人味方につけて
明を滅ぼしたり そのあとにその漢人殺したり
． な 嫌 わ | ...... i / 会 ま
：. け い .し ! .::: ｌ / .お た
マ. り .じ .の ＼ .:: ! | .う
ヌ ゃ ゃ .こ i￣ .: ｌ .| ッ
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. ┌::´ i:| ｌ `‐､: ＼ ｌ. ,､ ／ , ‐' ,. ‐ ´
/ :. `､_ ...// :::ｌ :. ＼ / .ﾘ ／ ,. ‐ ´
/.＼... ` ‐'､ / ＼ / ﾚ´ ,.‐´
/.: / ＿. ', i ｌ ,‐' .::
. : / ` ‐---' ‐' , ' .::
:.-‐` ､ iﾉ､ ,' .::
! ──‐‐', i＼ ,' .::
:.‐‐'､ .ノ ! ＼ ,' .: ←もっと老いたホンタイジ 一生涯明朝遺臣と戦い続けた
複数民族を支配下において
漢人の存在感をぼかしたり
.／ ｀‐､ ,､ /i`､v`‐-､＿＿__ _／ ＼
' ! !:::::'､:::::::::::::::::::::::::::::::￣"""｀‐-､! `
呉 元 i |`'':::::::::`.-､:_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｌ ． し そ 忘
三 気 `､ ,｝::::::::::ｭｧﾐ ` - ､ ＿＿_ , -‐‐'ﾞ! ：. て ん れ
桂 で ,' i:::::::ﾄ::::::k:::::::::::::::,. ‐'´::::::::::::::::::::::::| て ね な た
な ｌ !:::::z::::ミ､:::::,. ‐'´::::::::::::::::::::::,‐--､:! め. え キ. く
i i::y:::ィ:j:::, ‐'´::::::::::::::::::, -=.､i,'",m ｌ |. ぜ ャ て
. _,.,.,.,.､ ,-‐‐' ,':::::,_:::::::':,..､_::::::::::::::::::i .i .ｌ f .ｌ.|. は ラ も
´ ＼| !:::/_.i:::::::i ´ﾘ｀_‐----.ヽヽ...ｲ..i-‐'/ よ ク
／::::ﾄh .!:::::,`"｀‐､ .､‐──‐-----'ヽ タ
>::::::ｌ.'ｲ .!::,' .`＝､`‐､::::::::::::::::::::::::::::::＼ |
|::,y:::ｌ. i｀ `' ｆ"tｫ ,ﾃ=､｀ ‐-,t-＝=,‐--|
/j::／ヽ ｨ ;' ｀￣´..: iｨtｧ,.'/ ￣ ヽ＿ ／
, -─--/:::::/ .::| i .::: !:.￣/ `─, ,---‐───'´
ト'､"""`､:::ﾉ :|. , .:::ｌ /__ |／
!:::::::`.-､'::::/ ｌ ; ヽ_フ / ,､ ヽ
. !:::::::::::::::::`─---.､__ヽ__' `‐-=＝' / .i ┴└--┐
!::::::::::,-‐‐､:::, --､:::::┐ .i ｀‐--‐´/.i !￣￣ﾞﾞﾞ.| | i"`__
,-‐!::::::::::i .: !' :... i::::::ｌ .!＼ .:: / `‐' j .ｌ ｌ , ‐! .,' .!
/:::::'､::::::::ヽ＿,.ｌ ..: .!::::! ./ `──‐' ､＿＿＿＿__| | __ | i ｌ i
.‐-'､::::::::`‐､_::::::::::::ヽ.＿.ノ:::::! .i :::::::::::: | , ､ _ ￣￣`─' .ｌ i .!_', ,'‐､
:::::::::: ` ‐- ､_`.､:::::::::::::::::::::::::ｌ .! ::::::./.......ｌ `‐-､:........ : ! !‐i .ﾄ.| ﾍ
:::::::::::::::::::::::::::`‐､`‐､_:::::::::::::! .ｌ :! .i ! `‐､ :. : |.､ __.| V | ｌ
::::::::::::::::::::::::::::::::::`.､::::`‐--┴'------､::::::` .／ / `､ ::..: |:::ヽ / .!ﾄ-ｌ‐､`､__←順治帝 彼の息子 康煕帝が
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`､:::::::::::::::::二:::○:::|, -‐'´ / ! :..: |:::::::| .! ｌ i. ', !丶 呉三桂を追い詰め三藩の乱を
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`､:::::::::::::::::::::::::::::ｌ ／ ｌ ..: |::::::::ヽ. '､ .!`､ヽ i ﾊ 引き起こさせ それを潰す
そういう権謀術数に 清は長けていました
＼＿＿,{、
＼､ ≧=‐=ミ､ｒ‐ﾐ､
＞‐―=ミ､ ＼ﾉ{＼ しかしそれでも尚 上位1％の支配には無理がありました
ﾄｲーｒ‐ｒ‐ｒイ／_,ﾆ==≦⌒ヾ,乙 ヽ
∧::＼ゝ'⌒ ,ｨ-ﾞ彳}ィ// / i} }ハ そこで清朝のえらい人は考えました
ゞi＞' ,.ｲ{ ,ｨｧ// .ﾊ 八.人{人
.}i八. 〈 ‘ ゞ .}i| | ./｀Y＼. ＼＼ 漢民族の料理と 満洲族の料理・・・・
＼ _ 从/{ / ∧ ＼ハ ヾ
ﾊ ￣{ ﾉ八.{￣ .} _ﾉ} |ゝ 2つの料理を混ぜてフルコースを作り一緒に食べれば
,.ィ⌒ヾ{≦彡'}// ヾ 从( jﾉﾉ
⌒iニ≧={ ￣ _＿,.ｲ:ヽヽ ./ｲ きっと民族融和になるんじゃね？ とね
`ー―〈:.:.:.:／},ィ≦:::::::::::::::::}ﾊ
}:::〃-=ミ､:::::::::::::::::::|.∧
/:./:::,′ ∨::::::::::::ﾘ ∧
/_/:::::ｊ Ⅶ:::::::/ / 〉ｧ すなわちそれこそが 満
八::::::/ |:::::::/＿_ ｨ'.〈
}::/ 八／ー‐ｒ≦ハ ＿＿＿ 漢
|八 ,ｨ __ .〉| _| ⌒ ＼ ハ
ﾊ::::}≧=l.|. 〈=≦ィ} .l ∨ .ﾘ 全
|:::::::¨}｀ﾊ{ヾﾉ／ ﾉ≦⌒} ／ /
|::::::::::| {/､}|y { ハ .. ィ / 席 なので御座いますよ
f'￣￣| |{ .八 }≧=---==≦ ｲ
j_ .ィi| | ＼__|＿_ﾉ､＿＿＿＿ ﾆ=彡'
/ / ,| ﾄ､ ＼:::::::::::＼
_ _/ }._{:| |ハ ＼:::::::::::＼＿
__ｒf⌒ｰ'⌒/ .}ﾉ:::| .|:::∧ ＼:::::/:::＼::≧=... 反発しあう満洲人と漢人ですが
＿fｲ / .《:::::::. |/::∧ ∨::/::::::＼::::::::::＼
_ﾉ／ fﾉ:::::::| .|::/:::::＼ ∨::/:::::::::＼::::::::::＼ 満漢全席を囲むとあら不思議
( / / {::::::::::| .ﾚ::::::::::::ﾊ ∨:::::::::::::::::＼::::::::::〉
r}ﾘ ,}Y::::::::::::: |:::::::::::/:::} }::::::::::::::::::::::::＼:/ それまでの諍いを綺麗サッパリ忘れて
}/ ,ｲ.ﾉ:::::::::::::::l ヽ:::::::::::::| ,/＼|:::::::::::::::::::::::::::::.
.〈{ イ ノ::::::::::::::::::::l }／>o:ﾉ／:::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::| 三百年来の友人同士のように仲良く・・・
,八 .,ｨ≦彡':::::::::::::::::::::::､‘.､､､∨}:::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::八
≧=-=≦::::::::::::::::::::::::::::::::::::／＼ヽヾノ=≦￣|￣ ヾ::::::::::::::::::::::／
＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／／／:ヾ:}‘， l ￣￣￣
_≧=―― ---- ／／／-ｒ≦ ‘. |
/／イ .| :. |
￣| | l .|
| | | |
|＞ ､ __, -────r‐- ､ |ヽ、
|:::::||:::｀::::::::::...__ /￣ ＼ }::::l
|:::::{{:::::::::::::::::::::::ヾ、 ｀ , ノ:::/
ヽ:::::}ヽ::::::::::::::::::::::::＼＿ ノ{⌒ヽ＿r‐-vﾉ} ヽ:::ヽ
}:://:::::::::::::::＿＿__ﾉ⌒ヽ、 l ヽ＼ Y }::::l
/:://:::::::::::::::人 {｀ヽハ { ＼(メ、_} } ヽ｀､ l::::|
ヽ:ヾ ､:::::::::::/ ヽ 人 l＿＼_ 下┃ 7、l ＼ヽ、}::::| ・・・仲良く出来ないでしょ
｀ ､ミZ/ 人 Y ﾄ|-┸ ￣ u ﾄ､ } ￣ノ:::::!
Y ／ { ヾ ゝ、 △ ノr‐f⌒Y｀}:::::::( たかが料理で民族融和が図れるなら
ﾚ´r‐┴-､＼ヽ ｀ ｧ┐ ┬fﾍ { ヽﾍY ﾚﾍ￣｀
/／ ＼｀ヽ { j-r ´ Vﾊ フ jて 民族浄化なんて世界にないわよ
/´ f乙ﾍ_/ﾚ しﾍ /乙{＿＿ ／ )
/ /ヽ V{
/ / ｜
__,r‐,ｧ-;‐-‐r､__
r'´ V ! !/ ｀>-､
r‐「,＞- '､'"´￣＞‐- ､/! !ﾍ.､
ｧ'´ ｀ヽ.! l 'ヽ. そのとおりでございます（満漢全席は諸説あります）
/ ,:' / .; ; ; i Y´ 7 ',
,' ./ ,' /! ハ / ! ﾊ !／ ! 結局清は この1％支配問題をついに解決できず
/ ,' ./,メ､_!/ ﾚ' _」_イ .! ':, |
,' ! ﾉｲ´7ヽ! '7´,'"'ヽ!ﾊ ,.ゝ ! というよりもこの問題のせいで
ノﾍ レ'ドﾉ _!_ｿ _!__ソ_ゝ! ノ ,' !
)へ!,7.,.,. ` .,.,. /_ﾝ'i / .| 清朝は滅んだ可能性が高いのですが
/!,ﾊ, /iﾝ_ﾝ / ',
_,.ｲン !ヽ. ` ,r'iﾝ ／/ ﾊ 民族性と地域性の関連とか 戦乱のタイミングとか
「`7r'_ン7 ,' iヽ. ,.ｨ7_ﾝi _」=‐ｧ-､' 〉
レﾍ」 ,.ｲ ノi ,ﾊ__,i`=:;ｧﾆ´ __(_ﾝ-ｧ'´ ／‐-'､! ( 色々込み入り かつ非常に重いため次回に譲ります
/] 〈rﾍヽ.,.へﾆゝ!_ｨｧ'-‐く__ﾝ＜]___ / ヽ..
ﾚ' ,i´___/:::/ /ム ／|/::/ ／ ':,
/,i__ｧ':::::i/ ハ／/:ﾉ」::ﾚ'/ ヽ. あと清朝（後金）の成立は1616年に始まり
,'! ／:::::rく / ';_/:::::::::/､! Red Ma.〉
〈 ｲ::::::::::ヽﾍﾆ7二>:::::::::::! ,ﾍ ヽ. ､_,..-､_!ﾝ 1644年に中国およびモンゴルを統一
!_,ﾊ;:::::::::::::::､:::::::::::::::::::::::::Y_,.ゝ-､.,__,r'"´ ヽ.
/`''-ゝ;::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::'ﾚ':::/／ `ヽ. ヽ. 1912年に辛亥革命で滅亡しております
／ ;7::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;'---‐=ｧ ,>''" ﾉ
' r'/;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_,.イ!_,,...-‐ ''´ _,,.. ''´
,.イ_/iへ:::::!:::::::::::::::::::::::r'"ン/´, __,,.. -''"
／r'7`ヽ､__＞=ﾆ二ﾆ=く_／」 ,! / / , ノ＼
/「＼ ＿＿＿
|:::||::::;＞-＜＿. ｀ ､
＼:::/ ,. -､/＿｀ヽ.＿ ＼
／[＿|／´ ｀ヽ/ ＼ ヽ. タイムライン的にはかなり江戸幕府と被るわね
/:::::/ / /- ! ￣＼/､ ﾊ
|==:| | |rﾊ/| ﾊ- ､ Y ＼ｲ 江戸幕府はだいたい260年続いてるし
￣）ｲ 7 り .!／ｧﾃｒ､| |＼＿）
.ﾚ ,ｲ" !__ｿﾉ／ Y 清もだいたい同じくらいなのね
/.人 、 "/ .| |
.〈 |/＼＿_,,. イ / ﾊ
｀ヽ|＼, イ7_／|／| ノ
／ ∧ / / ＼, イ ﾄ 、
／ゝ,/ // ﾑ＼/.r' ヽ| /::::::ヽ.
/::::::/）__/K＿」 〈ｒ､ 〉':::::::::::::':,
,'::::::/ ｿ }|{ r‐┘ ＼ rイ::::::::::::::::::::|
!::::::| イ|. {|} ヽ.,＿ Y'|:::::::::::::::::::/|
__〃⌒Y ￣)ー┐
ｨ⌒いjLﾆ＝ﾆ∠/ノー┐
rくヽj＞~ ｀丶ﾋノｭ
jゝ／ 从 人从 Ｖﾊ ヾﾚ）､ はい・・・
〉/ ﾊハ ﾊハﾊ Nﾏ ﾍﾉハ
Y /i V | i| ト } } ﾊ」 ∧ 続いた年代と年限が似通っており
/ { {{ i ! }廾ﾅ乂} |ﾊiハ
i/ .斗匕从 ﾚﾉ / rヵｫ| l | ともに鎖国 キリスト教禁教など
V .}、fてぅﾄV ﾋﾆﾉ /i | |
/ {ﾍ ゝ- ' """' /ｲ .| 政策に似通ったものがあるため
| ｀ハ""" ' ノ / i/
|! ﾊ ＞ ._ - rく / ノイハ 江戸幕府と清朝って なんとなく似通ってるんじゃないか・・・
乂人 ｲ≧x_ r{Y}千 7､__riくｰ￢
}/ .斗{ _ﾉ | !| ｢＜__/ /二 ﾉl
人ん／| / ﾊ八 Kミ_/ /く. （ｲ| そう思われる事もありますが
| （._/）｢人ヽ ` }_/ /ミｰr┘|
| て./| } l/ /ﾍ､ノ .| ちょっとこちらの表を見て下さい
.| しﾊ 人_ .ｲ ﾍ､r┘ .|
17,18世紀の主な戦乱一覧
清 日本
1600年 - 関ヶ原の戦い
1609年 - 琉球征伐
1614年 - 後金建設 大阪の陣
1619年 - サルフの戦い
1636年 - 清成立 丙子の役
1638年 - 島原の乱
1644年 - 明滅亡
1645年 - 呉三桂降伏
1661年 - 鄭成功台湾確保
1662年 - 南明消滅
1673年 - 三藩の乱
1683年 - 台湾鄭氏降伏
1703年 - 赤穂浪士事件
1723年 - チベット制圧
1747年 - 大小金川の戦い1
1755年 - 清・ジュンガル戦争
1757年 - 大小和卓の乱
1765年 - 清緬戦争
1771年 - 大小金川の戦い2
1788年 - 清・ネパール戦争
1788年 - ドンダーの戦い
1796年 - 白蓮教徒の乱
..,,-― ､.._. , 、
＿ _ ,／'"_,_.-―-､ r' ､ .〉
|ヽ;;;;;;;;ゝ,_／､∧l,､ /l､ヽﾍ)｀l
｀〉〉;;;;∠/ /＼ ─‐) .i | すごい！
〈｀;;／, ヽ⌒_＿⌒ ,ﾚ,/ i,
｀´ 〈, ,vl｀ ､v ）./｀ ｀､ゝ 清ってば 戦いまくってる！
_ ＿.､;;;｀ ー -/ У
｀>´,, _ l/ヽ / ／- へ､ ◯◯◯が乾く暇がないというのはこのことね！
, - ' `i/-'lゝ /´'' vへ｀ヽ
ヽ_／'Ｔ´r.o♭ 〈_ ,.,
〈;/ Coﾖ 〉;;/
)ﾄ'、￡ｿ, ／ヽ;;ヽ
／ ＼'、
__ / ｀ ､
/ ´ ＼
ｌ ）
ヽ 〈´
ヽ＿、 ＿ ノ
ヽ--ｰＫ/￣ ￣ヽ-i-´
｀､-l
｀ '
＿v/, ---- ､
, '´: : : Y : : : : : : : ＼ そういう言い方は はしたないですが
/ : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
,′: : : : : : : : : : : : : : : : :.ヽヽ 上記記載の年は戦乱開始時のもので
i : : : : : : : :.i : : : : : : : : : :.ハ',',
j:,' : : : : : : :.i∨: ; : : : : : : ヽ: ij:} 一つの戦いに数年・・・
,ｨi : : : : : : : :.ヽVﾄ､:iヽ: j､: :ト- f=-
i: jハ: : iヽ`ヽ､Yヾir匀 iゞ､V:|ヾ 長い場合は二十年以上かかることもあるので
|:'j: /∧:i弌::ﾅ '''jYjハヾ
ﾚ ﾘ:ヾ:.ヽﾍ'''' _ ｲYﾘ,ｨﾊ まさに Exactly（そのとおりでございます）
,-ヽ: : : 辷Zi‐- -:' 辷ji! }ヽ､
Y ヽヾi:iﾋﾊ､_', /辷ji|ノ ／ ∨
ハ ヽi.Kﾘｨi ` r:v':7 / V
i ヽ､_ﾊ ﾄｔノー-- 个'ji/ i 清は十七世紀の大半を 明の残党追討に費やし
,' ヽ::::V:---::V:/イ jﾊ
八 }:::::::::ｏ::::::（ j その後の十八世紀も
ヽ､ _ x-r-t'::::::::ｏ::::T`ヽ __／／
廴! V::::::::::::::::/`ー.≠ 矛を収める事なく戦を繰り返し膨張していきます
/:∧ ∨::::::::::/ ./
,ｲ:::::ハ V::::::/ /:}
廴{＿::,､::', i::::′ ':::::ヽ､
,ｲ:::::＞'´￣ヽ､ !′ /:::::::::ハヽ
/::::,ｲ ヽ i /〜＝＝弋
,:::::,′ ヽ i .,ｲ=- ､:::::::::::',
i::::::', ﾉ }イ ＼:::::::i
V:＞'´ / V::::!
／￣｀`ヽ､ ノ ', .i:::7
／ ヽ ,イ' ヽ､ j:/
／ ',〃7.i{ ＞ヽ<'
／ j ∧i ﾄ､ ／ ＼
.／ ／ `' ｀ ＼ 7 ＼
. ／ ／ V .＼
／ ／ ∧ ＼
__人__ ,ヘ／｀７,,..--､
｀Y´ L_（´￣ ヽ‐､
さ>､,ヘ,,..、__ ヽ __人__
/ /i ,ﾊ∧''"｀rっ/ ｀Y´ これを見るだけでも
yｲ┃' ┃ j , ）>
,,.. ヘ〈 !､ - ) ﾉ 〈 ,､ 日本と清はまるで違う二百年を歩んだことがわかるわ
＜ へw､ﾞｺェｈ_ｖノ_)ノ､ ＼
｀!／-､＜1/｀Y´ ヽ', ＼ ,＞ 江戸幕府期の日本には ほとんど戦乱が無かったものね
_人__ ／(,./ ﾞｔ''"ヾ-V´ ｀
｀Y´ /~＾´｀''＼ ` __人__
/ ＼_ ｀Y´
/ __,,＞
ゝ-､＿,,..-- ''"..,,_
ﾚ ￣
,--､、,,,,,,,,,,,,,,,,
{::::::::}三三三ミミﾐ`､､
>ｰ-"'" ⌒,,ｨｼヽﾐミiミﾐ ､
／ 三彡彡彡ｨ`､ﾐﾐﾐ`､
/ ｼ彡彡彡彡ﾉ'ヽﾐﾐﾐ｀､
,' u ,三彡彡彡彡彡ｿ,ー--' 私と綱吉様って・・・
l _ _ """'彡彡彡彡彡ﾉi
{;､ ';;;='''"""｀ 彡彡彡 - ､ﾉﾉi けっきょく名君なの？ 暗君なの？
kr) .ｨェｰ 彡彡' r､ヽ}彡i
. ﾚ' .. ｼ彡' )ｧ' /彡'
{_,,,､ ;､ u ｼ彡 ﾆンミﾐ{
l '''"::. 彡ミi
!￣"｀ ...:::::::: ノ""{
l .......::::::::: ／ ＼＿
｀''ｰ- ､:::: ／ ／
_,.．-'ﾄ､ / ／
, -'" / |l: / ／
／ // i| l ,/ / （）
/ () // | l// /
/ / // () | / /
そのとおりです 江戸時代の名君といえば
秀忠 綱吉 吉宗 このあたりでしょうか？
論者の主義主張によって名君になったり
暗君になったりする人もいますが
ただその基準は明確に内政
戦争については 起こさない方が○という扱い
＿ r'^>/^ゝ r-、 ,、 ＿ r'^>/^ゝ r-、 ,、
| `l / // / / / く ヽ | `l / // / / / く ヽ
'! Lニ＿｀'' 「`L_ 'ー-' `ー'' '! Lニ＿｀'' 「`L_ 'ー-' `ー''
'! ,、＿＿7 i ｀`゛''ー、 '! ,、＿＿7 i ｀`゛''ー、
1 | | l｀￣｀'' 1 | | l｀￣｀''
i＿」 'L_」 i＿」 'L_」
r-、 ,、 ＿ r'^>/^ゝ r-、 ,、
/ / / ヽ | `l / // / / / く ヽ
「`L_ 'ー-' く_/ '! Lニ＿｀'' 「`L_ 'ー-' `ー'
i ｀`゛''ー、 .'! ,、＿＿7 i ｀`゛''ー、
| l｀￣｀'' 1 | | l｀￣｀''
'L_」 i＿」 'L_」
_ ,.-ｬ､
r＾:'::::::::ミ'
fﾍ::::::::::::::ﾘ
ヾ::､::::/|┐
,.ｲ:ミﾆ}ｱ/: :｀ー／ﾍ
rt‐:::´:: |:::::::::::/ / 〉
. /::|:::::: |＿__｣ |: : l、
,ノ:::::l:.:.:.:.:/::::::::::ﾍ. 〉 }
_ノ_:::::::::l:.／ -┼-ヽ::＼. ヽ∠ ﾍ
レｰ'::::::::;ハ;;;r ﾑヽノ:::: ,ﾊノ |
「 アヘﾑ､ ｣..ヽ.ノミヽ (⌒(,.-､. |
ヽ ｒ' ,rﾆｧ´￣::!｣三.ヽ <ﾍヾ l、ｒ'´
ｿ/,.へ)ヽ:::::人ヾヽ___ﾉ- '¨¨´
∨｀＾´ ヽ' ｀ヽ､ Y
ヽ / ヽ!
| | /
） 7 ヽ、
/ l、 /＾'⌒l.r′
ヽ､_,..、｀ヽヽ､ .八_
l、 / | ｀′ ヽ
｀ヽ | |
｀、 、 /
l ヽ __. |
｀ﾄ､＼ !ﾞﾍ|
ｰ:::::/:::::ヽ
|::::ゝ:::::｛
∠r' ,.ト v'l、
(ｰ'´ ,....ﾍ. ﾍ
￣￣ L＿__)
しかし清朝はちがいます
名君の基準に 戦で領土を広げた功も加味されます
ちなみに清朝の版図を最大に広げた名君は・・・・
､＼ ＼ ﾊ l ｀ー､／/ {
ト､l ﾄ､ | |＼∧ | | l
＿ ヽ ＼ ヽl ＼| ヽl ∨ ＼
ヽ ＼| | |ヽ |/! |､ ヽ 〕 __∟l l. ┌‐┐
l | ﾊヽ ヽ! / /ﾍ ＼ |_r' / こ l＿_|
./ // } | V /／＼ﾄ､ ハ 、
,Ｎ l !ノ‐'"ヽ |:ヽl l ﾊ ツ |
＼ｌ__＼ﾄｰ" l ｌ_ {:::｢ヽ! ', |_ l l
ヽ--ｖ' l ∨ ｀}::ｊ l V} |＼ l7 | ヽ
ヽ ＼. l⌒Ｖ:/ _,k' ∨l}:::＼ b ┌‐┐
＼__ l＼ﾉ:ﾚ'_ﾉﾉ ﾊﾘ::::::: l_＿|
｀ト..､_ ＼l、 l::ｆﾂ／ ',:::::: ､
. ｀ヽ::ﾆ_:‐::--､ﾋﾆｿ ﾍ V::: |
. ､/´/ ｒぇ__,＞ハ V } /＾ヽ ',:: ﾆニ,
｀￣‐ { ', ヽヽ ,ｨ i:: _,ノ
lヽ､ ／ ヽ〈_､_,ﾉ ,//}l l:: 、
ｰ{ｌ ＼ ＿_ﾉ__ﾉ:! l::: |
::::＼ ＼ '"ﾓ‐_／::_ノ │:
::::::::::＼ ヽ. ヽ__／ ﾉ::::
ﾄ､:::::::::::丶、｀＞- .__＿,.ィ::::::::
. !::::＼::::::::::::::￣￣::::::::::::::::::::／
.l::::::::::｀:::::、::::::::::::::::::::_;:::::::´:::／
＼::::::::::::::::￣￣￣:::::::::::::/´ ←清朝第六代皇帝 乾隆帝 在位1735-1796
乾隆帝です。乾隆帝が名君とされた理由は
十全武功と言われる 十度に渡る外征で
清の版図を最大まで広げたからです
il il ili ilil i // //
il r＝=＝=､il il // ／⌒Y )// //
il イﾊ YlilililY ヽil // .／//／／ ＼// //
/ ｛ VilililililiV il } ///ニニミ/ /ヽ //
i il il il ｛ il ` VilililiV ﾉ // // // /三三ミ}}}}｝ ､_ .ﾉ/
i il /￣￣ } ilヽ _ ／三三V/ ／⌒/ ／/=-､ .／三三三ミ}}｝＿ノ // 人人人人人人人人人人人
ilil i i ,,, ,,ノ ilY三三三iliY / ///巛 ,, ,,}} / ヽ}}｝}}｝／￣// ノ
il il/ Y＝､_il_il （三三三三}} /＝.≠⌒V/;;;;Y⌒)）/;; レ"´／ .) . 無 無 無 無 無 無 異
..Y/;,,,,,,,/;;;,,,,il;,,,,i;.ヽ ili il/￣ilililili￣V ヒ―＝=ミ;,,￣ ;;彡 }｝ ./ _／ . ） 駄 駄 駄 駄 駄 駄 民
il {{ i! i;; } .il// il ili i. i三三三三ミ;;.＿／ // }} ／ .） ァ 無 無 無 無 無 族
V/ il ::;,, ;;,,/ / il i ilil il ﾉ三三三三Ⅶ￣/ / }}／ _ ) │ 駄 駄 駄 駄 駄 の
il } ;;,,Y ）;;,,/ ） / ,,; il iili /三三三三Y/ ,,; / / ） │ 無 無 無 無 無 抵
ﾄミ三三三彡ｲ i il il ilil/Y⌒￣＼三K / /_ _ ＿{＿ . ´）. │ 駄 駄 駄 駄 駄 抗
|三三三三三i ! i! ilili l/ /// /＞/ .{;,Y ´ ￣ _ フイｲ＞ー 7 .._) │ 無 無 無 無 無 な
ヽ三三三;ilil彡iil ili|il iili ili/ // // /// .Y " // }￣イ _ .ノ/i _ ／ 〃...） │ 駄 駄 駄 駄 駄 ど
ili三三ili三三人;;, il / / /// // /ii! / / / / ノ 彡ｲ／ /_ ノ │ 無 無 無 無 無
/;;;＞三三＜ Y ili/ // // ji! /イ⌒V/ .ノ ≠ /./イ /. │ 駄 駄 駄 駄 駄
,il il il ilil il Vi/ // il;,＼＿ ,,／X..il ...::Y三彳ｲ..ノ.ｲ＿y7） │ 無 無 無 無 無
,,il;;, il ili il ,;;/ / i;;,, ｝:::::::/ i斗=,,;; ,,;;" ヾ三≡イ ） │ 駄 駄 駄 駄 駄
ili il iil ili il i lil i／ ,,;;; ,,;; V/ i::::::/ :::>/:ｲ,,zイ ＿,,,ィ/／≠. / ) │ 無 無 無 無 無
il ili il il i lilY ,,;;/ // ,,;;V/:::::i i,..:ｲ ikﾐ-ｭ,,≠ /,ｲ／＝ .） . │ 駄 駄 駄 駄 駄
il il il il il ,,;;/ ,,; ,,;; ;人 j/`ヽ ､＿ ､/ ｦイ///ｲ／:::::::） ッ 無 無 無 無 無
il ilil il // /// / ,,,,,;;;// /:::::;i `^ー '' ´ イ//:::/::::::::::::::::::) !!!! 駄 駄 駄 駄 駄
ili ,,,i人//// /// //// /,,,;;;// ,/:::::::::::`ー ─ ::::''´:;;イ:::::{::::::::::::::::::::）
）＼ il ilil il iil il il il//iil/iill/il/i ..Y ////:::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..... Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y
Y⌒ ＼人 _i_il 人 ili // / ﾉ //ノ //＼:::::::::::::`ー::::::::::::::::::::::::::::::::／ ⌒ヽ ＼
＞ - （ 人 ﾉ ／ （ ＿ili il／ ＼ ..＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ;;, ヽ ヽ
⌒＞ `ー ヽ ﾉ / / ＼人 _ ＿ ;,＼ _⌒ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::i ;;;,, il }
＼ ^ //人 ` ー - -=-､ ￣＼）::::::::ヽ::::::::::::::::li ;;, /;;,＼ /
人 ,,,,;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,, （ ） ＼ ＞＝=--<＜ili:＞ ...;;/ ＞ イ＿
ノ人（ ,;;;;;"" ゛゛;;;;;;;,,, 人ノ（ ｨ ,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/⌒`ー＝ ､＿/ﾃﾃ≠/ / / /
人 人人 ;;;,, ;;;; ,,,;;;; i i | | | | | | | | | ||
モンゴル・トルキスタン・チベット・また東南アジアに至るまで・・・・
彼のロードローラーのもと 清朝は最大版図に達しました
/＼-──--、
》＞=＝＝＝ｲ 清って 江戸幕府とは全然違う性格の国だったのね
（（ｲノλﾉﾊﾉ)()
ﾊﾘ￣ ￣ ﾙ) 戦争大好きな国家だったのね・・・・
∧ )人 ＿ ﾉi)ﾉヘ
/ _＞rｭ＜_ _ヾ
i /―li ♀ f― /
vﾍγﾊ | i! | ﾊ＼iソ
. そﾊ λﾊて ｊｋ
＿＿
＿＿_{ |￣￣｢ ー-､＿ 好きかどうかは不明ですが
{ ＿_>‐/＼!＿＿| } _〉
r―'> ´ ' ｀ ＜/＼＿ 戦争慣れしていたのは事実です
{ ／ | ｀＜:_: 〉
＿＿＿／ | ､＿_二＞ ただ十八世紀までの清の戦は
｀ー―ｧ' | ＼＿]'ヽ､
／ ! | <⌒{ ＼ 外へ外への膨張の為に行われたため
／ i | i! , ＼iー―
ー―‐ｧ | ＿|_ 八 / ､ -―‐ ＼ 清国内部は比較的平和だったことも
/ { ∧｀X ､ |´ ＼ | / {ー‐-ｧ-
_／／} ＼ {灯乍ミｭ､＼ |灯乍夾刀 /､ ＼ { 合わせて付言しておきます
ー' /＿∠､ 弋:ツ }i 弋:::ソ / 入メ､ー―} 〉
{ ｀ }＼}:ﾟ::. . :.ﾟ∠ ＜)〈-Y}こヽ ∨
i ／＼}>､ r‐-､ r―-､＿r‐ｧ￣{Y乂､ /:{
ー‐{ ／＼ ＞―r―/ ｀〈 ー{Y〈＞_::::>
／｡ ｣:、 ＼|:::::r―'ヘ |ー'ヽ >'::::::::i ＼＿_
＼／ ＼ ￣￣ヽ ’ ｜ヘﾉ ￣{::::} 人＿ノ
＼ | | /{_ ￣´
(i⌒ ､＿＿＿/ー―‐ﾉ＿ノ ／}_ノ／￣￣}
(ﾚ_っ {//＞､: : : : : : : : : :＼_／: :/／ |
}-j＿∨/／＼: : : : : : : : : : : : : : ＼ /
¨ Lﾟ>' ＼ : : : : : : : : : : : : : :＼ 〉
_,,.. -‐ - .､
, ´ ヽ ヽ､
.l,_-__＝＝､_,- ､￣ ｀ヽ
, -´_jこ」´乙/ヾ, ､_ ヽ､∩ .j 清については 少しわかったわ
ヽ .' rヽr::'.､i::;/'r::ヾ弋r=う_,ｴ.>
'=lィ_lっﾉ ｀ っ:ﾉ ｿ´.l､./ｰ'､ それでやる夫先生の行った
ヽ.r l r v､ ﾞ_'ｲ.l ノr'::,::）
ヽ､＞ _ｰ '_ -'-r ' _.j ´/ 奉天というのは どういう都市なのかしら？
＿ ,｀_ゞY_jﾍ'-'´ / ´ .. -）
ノ::::,/ ゝ_､_,._」 ,ち_ヽ二｀::..､
／::::r ´ ／ ´｀^7⌒-^ヽ､ ｀ヽ' ﾐＬ_::ヽ
/, ´ /´ .l iヽ 丶 丶f ｀ヽ
i' r,´ _ __ _ ,= -｀_）
ヽ _,､ ,｀ こ ´＿ . _r‐ -'
｀.｀-'｀┬ j ｀ｰ'‐´ヽ´ｌ
ｰ' ｰ'
_..---..、
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;
..-/ '、 ___; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ; ; ;
/`ｰ-′ `ヽ /; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;
ｫ―┘ │ '―; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ; ; ; ; ; ;
│ '廴 _..-‐‐＼; ; ; ; ; ; ;; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ; ; ; ;
___,,..／ ｀ﾞｰ､ ..-┘ j; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ┘
ｒ''￣ﾞ‐'"´ ﾍ、 厂" 丿; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;/
‐ｧ /ｰ- -........、 _.‐′ _ ／_ ; ; ; ; ○; ; ; ; ; ; ／
ｨ′ _ﾉ'⌒ （ `''ｰ--‐''￣￣ /--'" ＼; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;／
ﾄ j′ －７ _ '､ ヽr'´ ∨
ﾞ‐ 、 Ｙ￣´ ￣ヽ,,/--､ "''、- .- 、 ..、 _..／ 」 ┌ ┘
ヽ....宀一' ､......,,..---..__ 冫 ^＼ ﾉ ノ '、丿│ │ ,,＞ 、,--＿
_│ 广'′ `'、 く＿ │ | ﾉ‐／ " _r‐"
｛ﾞ′ ﾉ 丿 〉 '、 ! 亅 ゝ､ _／
ﾍ 、 丶..、 ＿ ( 〜^´ レ─'´ ⊥r‐"`ｰ、
"--、 ^''''-.. ､ / ゝ.. ＿厂ｰ、 ..┘ _>、 ﾉ" '、 │
ゝ 、 ー‐"┐ `''''^''‐-...._ﾉ `ｰ--_'' '、 マ
＼、 １ 丿 '、 ﾞ┐ 丶 ／ ＞
"ﾞ'―-..-..,,、 ﾉ ／ ( ー-....､ _..亠ｰ- ／ │
｀１____..v―-J''v「‐' 、 ..､ '' ｰ-''''､ 〕 〈 _ゝ、_／
｝ ｀'、 ./ '、 │ _/ ｝
_../ 一ｰ ﾞ'1 j.. 、 │ ﾉ │ _,,、
ｌ__ ﾞｒ-,,..一‐'''’ ＼ ---'''' ..ゝ､ ノ´ /´丿
'、 │ ｌ ├┘ │丿
〈 、 y+ー―"`''┐ ／ ...-―‐′ ∨
｀''ﾞ∪ ﾞ‐ｰ‐-ｫ'ﾆ-―'
_ }∟、
│ __丿
奉天は大清の前進・・・ヌルハチさんが作った後金の首都でございます
ただ奉天を首都と定めた後、満洲族は華北に侵入し北京に入場
愛新覚羅家は 清国成立を宣言し北京を首都と定め直します
後金・清代を通して奉天が首都であった時間は短いものでした
位置はおおよそ○の辺りです
,.ﾍ ,.ﾍ､
」 _ゝ_,.ｲ_,. '-─- ､ __
く ､r'" ｀ヽ､
Ｌ__y ｀ヽ
r─!､_ゝ-､_ゝ,.=イ___,､ノ_ i
く ヽ,' λ__r-､ ,､ ,ヽ_>,イ_,ｲ 満洲の中でも南にあるのね
L_ .ﾚｲ ｲ,.､_! ハ-ﾉｰiゝ､ ｀ゝ､
ヽ､lﾊi ' i;,j｀ヽ|r;:-!､_ｲ Y>､_,ノ
/.从"" l､;ﾝ' /ｲﾉ λ ______
〈／i >､ ｰ ""ﾝ´λ i ,ﾍ__,..-ｰ'"´ /
ﾚ'!ノｲ｀,r--,=〈／!ノﾊ／/r ──----〈ﾍ
r／´｀ヽ,イ ｲ >´ ,' |｀ヽ､ / iヽ
〈 .〉 .イ ,' | ＼「´/ i ',
くr､_}><{_,ゝ i ,' | /⌒ / | i
〈 ヽ.ﾍ ', ﾚ'〉⌒>λ/ ノ i |
i ハ ',__./ ,.ﾍ> ⌒＾ヽ､ ,' i
,ｲく_..L ', Ｖ_ Kヽ┐ ⌒ヽノ､ ﾉ
／ ´ レi r-､)ｲ_」'ｰ- .､ ﾚ ´
／ / / ｀iｰ'-'" ヽ｀ヽ､ ｀ヽ
く / i | ＼ |,.へ |
.〈ゝrゝ /_ ﾚ＾ヽ,! ヽ､ ゝ､ ｀
ヽ>､ｲ イﾝ'
へ}￣￣¨∨｀ヽ、
／ __∧＿＿/ ∧｀:.
〈.／: : : : : : : : :｀: ./ ﾍ: : :.
／. : : : : : : : : : : : : ∨___{: : ::. すぐに華北と中華全部を取っちゃいますからね
,′ .l: : : : : : : : : : : : : :∨__}: : :.i
ﾊ. ..:.:|: : : : /＼: : : : : :｀ー-: :.:从 首都といっても 前哨基地的な意味合いもあったのでしょう
|. : .:ﾄ､: : /ｨfてう勹: : : ｀ー-: : :｀ヽ
l八 代ﾘヾ ｀¨¨´ 厶イ厂∧: :.へ.:.:＼
| |ﾍ ' 从: : : : ∨:.八 ただ奉天は 清の始祖とされる
. 从;ﾍ ｰ‐ .イ{:}.: : : : : :∨ ｀ヽ
ノ | : `ー＜´ー.{:}i. : : : : 八 ,ィへ ヌルハチさんの築いた街であること
r--yン､∧ー─{:}ノ:.ノ７／ ／∧
| ん /∧ ／i:}:::::::::/＿／ } また先祖墳墓の地 満洲にあること
ｒヽ./厶//{ ∨::〈ソ:::::::/ ／ ￣ヽ_｛
ﾉ ／:::://:厶イ:::::从::::::}フ |__｝ さらにはヌルハチさんのお墓もあることなどから
/.:::::::::::///「:::::::::::::::::::厂 ∨
. {::::::::::::::ﾚ´|_|::::::::::::::::::｛ ∧ 満洲の政治・経済の中心都市として
∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ rz
｛ ';::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{ {ニニニニ} 清朝に大切に保護され 栄えていました
} i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ,ィﾆ二｝ |
ム_ﾉ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,｀ヽ〈 | r┐|
| ∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ﾍ ｝ }｛│ まあ 満洲の首都 ぐらいのイメージでいいかと
|∧::::::::::::::::::::::::::::::::::/：∨ 〉 } ﾉ ）
ｒ'::::::::::::::::::::::::::::::::::{二二二二}、──| ノ│
|::::::::::::::::::::::::::::::∠l二二二二} ) ） ∨ /
込::::::::::::::::::::::｛¨ ゝ───一'´ ￣￣￣
. //::::::::::＼／ x::; =＝= ::.x ＼
//:::￣ヽ::::::＼ x::/￣ 7＿＿＿_」ヘ::ヽ ヽ
/:::::::::::::::::√￣У_＿_〉': : : : l :/＿__〉へ l
::::::::::::::::::/ _＿/: /: :.ハ:.: : :. |: : : : : ＼__ ＼＞ _＿
x≦ゝ- ＜/: : : /: :メ､ ヽ: : : l : :,:斗匕V: :ヽ_ノ///ﾊ 解説はここまでだよ！
f//ﾊ__, イ: :./:/:.x示≧ミ};ﾊ:.:,イぇ示ﾒ､Ⅵ: : l: }////}
`V//ﾊ: :{: : l:Ⅳ んﾊヾ }ﾊ;ハんﾊ 〉ﾘ: :/:.ﾊ//ノ それじゃあ やる夫先生の
￣ ∧:.ヽ:ﾄ杙_弋以 、 以ﾑ 从;ﾊ: :}￣
. /: :乂从ﾄ,ﾍﾐ {: : ﾙ:ﾍ 清末満洲奉天見聞録の はじまりはじまりぃ
/;イ: : :}: :.}八 γ⌒ ハ: :.{: : ヽ
,{/ ﾉ: : ﾉ: :/: ﾉゝ、 イ: : }: : ヽ: ﾊ
└───────────────────────┘
┌───────────┐
└───────────┘
┌──────┐
└──────┘
┌───┐
└───┘
┌─┐
└─┘
,=＝（◎）=、 ｀＼､ 、
∠_＿＿_＿__＼ ＼ヽ＼
／ "＼, ､／ﾞ＼ ＼＼＼ まずは家を建てるお
／ （ ●） （●） ＼ ＼＼(@)
| :::⌒（__人__）⌒::: l ／＼＼＼ エリザベスがホームシックにならないよう
＼、 ` ー ´ ／ ／／´ ＼＼＼
（⌒ヽ、 ー‐ ィヽ. ／／ ＼＼ヽ 洋風の２階建ての家を建てるお！
l ＼ ＼ i ／／ ＼ヾ、
| ＼ ＼ ／, ｲ ヽ !
| ＼ , '⌒く／ / ﾞ!
l ゝ、ﾆ≠ソ
| ｀´ ￣ |
| ,ｨ' |
| | ヽ ,l
| ,|ノ ／
l, l (
..（_"＿_ﾞ）ヽ､,,)
満洲に越してきたやる夫先生たちが
最初にしたことは家造りでした
やる夫先生は洋風の２階建ての家を
建てようとしたのですが・・・
, / `ー---─一''"~´￣｀ヾヽ
i i| ilﾚ ミﾐミﾐ''"｀─- ､
, .,i! i !/i i ミミﾐﾐヾ ﾐヾ ﾞヽ
.i ,!i l.| ' i ゞ 彡ミﾐﾐヾ ﾐヾヾ ｀ヽ
, i!､k ヽ､ ヽ 彡ミﾐ ミヾヾ ﾞ
li l ヾ、 ヾ _,,=＝ ミﾍベ
, |i､ヽ ヽ､ ヽ ヾ ﾞ
!ヾ ヽー- ＿ ー- ,,__ 〃ヾ
ヾヽヾ ‐- ,,___ /ｿﾂ､ヾゞ､ヾヾ
` ､`ー- 、...,,─-- __,, 彡ｿｿ ヾゞゞミﾐ
ヽ.､ `ー --- .,,─-- __,, 彡ソｿﾉ,; ,,-弋ミﾐﾐミ
＼ ﾞｰ‐- ､..,,,____,,. --彡彡彡'"'",ィ'-＝＝==､ヽミﾐﾐ
｀`,.-､-─r,=＝＝＝=､:;;,,::;;::f" ,.'i´ o`i 冫ヽ ]-'´ ∧∧
ﾞiヾ ニill 〈 （.Ｏ)ーi｀￣´i _`_-_'....' li ﾞ＿/ ヽ
ﾞi ill::::::::;ｰ-‐γ'i'::l,⌒ヾ`)::::::::::;;'' 〃u ＼
ﾞi :ill::::::::;; ソ::::;i,､, ヾ:::::::;''' _,,ノ' ,r-| イギリス人が
ﾞi､ ﾞ`‐=＝'"..::::::;i,, .,,, ﾞﾞ'''''"~´ l＿|
ヾ.ｲ '''"..-一､ u .lヽ ２階建ての家を
ヽ :;;l￣´ _,,,...,.ヽ ,ｲ＿〉
ﾞi. u ;;iｪ'´ i' ヾﾄ! ./:! ＼ 作ろうとしているんだよ！！
ﾞ!. :;;Fi、 ,,.ﾂ ./;:;: ﾞi
./ﾞi ヽ ﾞ;ヽﾆ二ニ-'´ .／ :;:; / ﾍ
／ i ヽ :..,,-‐' ／::;' ;:; / /∨＼/ ←満洲在住の支那人
∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
＜ ＞
＜ ナ ゝ ナ ゝ / 十＿" ー;=‐ |! |! ＞
＜ cト cト /＾､_ﾉ | ､.__ つ （.__ ￣￣￣￣ ・ ・ ＞
＜ ＞
∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
,. -─- ､._ ,. -─v─- ､ ＿
,. ‐'´ `‐､ , ‐'´ `‐､, ‐''´~ ｀´￣`‐､
／ ヽ､_／)ﾉ ＜ ヽ‐'´ `‐､
/ ／￣~`'''‐- ､.._ ノ ≦ ≦ ヽ
i. ／ ￣l 7 １ ｲ/l/|ﾍ ヽﾍ ≦ , ,ﾍ ､ i
,!ヘ. / ‐- ､._ u |/ l |/ ! ! | ヾ ヾ ヽ_､l ｲ/l/|/ヽlﾍﾄ､ │
. |〃､!ﾐ: -─ゝ、 ＿_ .l ﾚ二ヽ、 ､__∠´＿ |/ | ! | | ヾ ヾﾍﾄ､ !
!_ﾋ; Ｌ(.:)＿ `ｰ'"〈:)_,` / rｉヽ_(:)_i '＿(:)_/ ! ‐;-､ ､__,._-─‐ヽ. ,.-i､
/｀ﾞi u ´ ヽ ! !{ ,! ` （ } ' (:)〉 ´(:.)~ヽ |//ﾆ !
_／:::::::! ,,..ゝ! ﾞ! ヽ ' iﾞ! ７ ￣ | ﾄy'/
_,,. -‐ﾍ::::::::::::::ヽ、 r'´~｀''‐､ ／ !、 ‐=ﾆ⊃ / ! `ヽ" u i-‐i
! ＼::::::::::::::ヽ `ｰ─ ' ／ ヽ ‐- ／ ヽ `￣二) /ヽﾄ､
i､ ＼:::::::::::::::..､ ~" ／ ヽ.＿_,.／ //ヽ、 ー ／ ゝ
.! ＼ `‐､. `ｰ:--'´ ／/ｲ;;::::: //〃 ＼ __,. ‐' .／ ／ ＼
ヽ ＼ ＼ / / /i:::::. // ￣ i:::: ／ ／
,=＝（◎）=、 ｀＼､ 、
∠_＿＿_＿__＼ ＼ヽ＼
／ ─ ､ ─＼ ＼＼＼
／ （ ●） （●） ＼ ＼＼(@) な、なんなんだお？
| u :::⌒（__人__）⌒::: l ／＼＼＼
＼、 ` ー ´ ／ ／／´ ＼＼＼ やる夫はただ２階建ての洋館を
（⌒ヽ、 ー‐ ィヽ. ／／ ＼＼ヽ
l ＼ ＼ i ／／ ＼ヾ、 建てようとしてるだけだお？
| ＼ ＼ ／, ｲ ヽ !
| ＼ , '⌒く／ / ﾞ!
l ゝ、ﾆ≠ソ
| ｀´ ￣ |
| ,ｨ' |
| | ヽ ,l
| ,|ノ ／
l, l (
..（_"＿_ﾞ）ヽ､,,)
＿＿＿_
／ ＼ ／＼ ｷﾘｯ
. ／ （ー） （ー）＼ 支那人の人夫には 規定以上の賃金を払ってるお
／ ⌒（__人__）⌒ ＼
| |r┬-| |
＼ `ー’´ ／ 土地も正規に購入したものだお！！
ノ ＼
／´ ヽ
| ｌ ＼
ヽ -一””””~~｀`’ー?､ -一”””’ー-､.
ヽ ＿＿＿＿(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
＿＿＿_
／_ノ ヽ､_＼
ﾐ ﾐ ﾐ oﾟ(（●）) (（●）)ﾟo ﾐ ﾐ ﾐ ここに２階建ての建屋を作るのに
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒（__人__）⌒:::＼ /⌒)⌒)⌒)
| / / / |r┬-| | (⌒)/ / / /／ なんの問題も無いんだおｗｗｗｗｗｗｗ
| :::::::::::(⌒) | | | ／ ゝ :::::::::::/
| ノ | | | ＼ / ） /
ヽ / `ー’´ ヽ / ／
| | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l バンバン
ヽ -一””””~~｀`’ー?､ -一”””’ー-､
ヽ ＿＿＿＿(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
ミﾐ:::;,! u ｀ﾞ"~´ ヾ彡::l／VvVw、 ,yvヾNヽ ゞヾ ,. ,. ,. 、､ヾゝヽr＝ヾ
ﾐ::::;/ ￣ﾞ`ｰ-.､ u ;,,; j ヾk'! ' l / 'ﾚ ^ヽﾍ＼ ,rﾞゞﾞ-"､ノ / l! !ヽ ､､ |
ミ/ J ﾞ`ｰ､ " ;, ;;; ,;; ﾞ u ヾi ,,./ , ,､ヾヾ | '-- ､..,,ヽ j ! | Nヾ|
'" _,,.. -─ゝ.､ ;, " ;; _,,..._ゞｲ__／/〃 i.! ilヾゞヽ | ､ .r． ヾ-､;;ﾉ,.:-一'"i
j ／ ,.- ､ ヾヽ、 ;; ;; _,-＜ /／_,,＼' "' !| :l ﾞi !_,,ヽ.l `ー─-- ｴｨ' (． 7 / ざけんなバカヤロー！！
: ' ・丿 ￣≠Ξｲ´,-､ ヽ /ｲ´ r． `ー-'ﾒ ,.-´､ i u ヾ｀`ー' ｲ
＼_ _,,......:: ´ﾞi､ `¨ / i ヽ.__,,... ' u ﾞl´.i･j.冫,ｲﾞl ／ ｀`-､..- ノ :u l 神様を冒涜するな！！
u ￣￣ 彡" 、ヾ￣｀`ﾐ::.l u j i､｀ー' .i / /､._ ｀'y /
u ｀ヽ ﾞ:l ,.::- ､,, ,. ノ ﾞ u ! /_ ￣ ー/ u /
_,,..,,_ ,.ｨ､ ／ | /__ ｀`- ､_ l l ｀`ｰt､_ / ／
ﾞ u ,.／´ " ｀`- ､_Ｊ r'´ u 丿 .l,... ｀ー一''/ ノ ﾄ ､,,_____ ﾞ/ ／
./＿_ ｰ７ /、 l 'ﾞ ヽ/ ,. '" ＼｀ｰ--- ",.::く､ ぶん殴られたいのか！！
/;;;''" ￣￣ ───/ ﾞ ,::' ＼ヾﾆ==＝'"／ ｀- ､ ﾞー┬ '´ / ＼..,,__
、 .i:⌒`─-､_,.... l ／ ｀ー┬一' ヽ :l ／ , ' ｀ソヽ
ヾヽ l ` ｀ヽ、 l .／ ヽ l ） ,; ／ ,' '^i
＿＿＿_
／ ― -＼
ﾐ ﾐ ﾐ ／ （●） （●） ﾐ ﾐ ﾐ
/⌒)⌒)⌒. （__人__） ＼ /⌒)⌒)⌒)
| / / / ｀ ⌒´ | (⌒)/ / / /／
| :::::::::::(⌒) ／ ゝ :::::::::::/
| ノ ＼ / ） /
ヽ / ヽ/ ／
| | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l
ヽ -一''''''"~~｀`'ー--､ -一'''''''ー-､
ヽ ＿＿＿＿(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
＿＿＿_
／ ― ― ＼
ﾐ ﾐ ﾐ ／ （●） （●） ＼ ﾐ ﾐ ﾐ
/⌒)⌒)⌒. （__人__） ＼ /⌒)⌒)⌒)
| / / / ｀ ⌒´ | (⌒)/ / / /／
| :::::::::::(⌒) ／ ゝ :::::::::::/
| ノ ＼ / ） /
ヽ / ヽ/ ／
| | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l
ヽ -一''''''"~~｀`'ー--､ -一'''''''ー-､
ヽ ＿＿＿＿(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
やる夫先生がこっち見たくなるのも分かりますが・・・
当時 清国北部で２階建ての家は禁忌でした
清国北部は 『神は楼閣に住むも可なり、人は然らず』
という神様優先の世界です ちな朝鮮も
t 〉从||||iiｰ''";;;;;;;;ｰ､ﾘﾘ） ~'ｰ､
了 ,r'~;;;;Lr'";;;;;､ '"ヽ ~' ､ii〈 /
て 消 （ /ｿ､;;;;;;;;;;;／::: ::ヽ:::ヽi| 土 わ （
え 毒 〉 |/､,, 'ｰiii~''",,,､ヽ- ､,,t:::::j 下 は 〉
か さ （ y,,,,＝'';;'"´ ;;;;;;､r'--ﾐ:ﾇ 座 は （
┃. れ ヽ, t'" ;;;r'⌒''yｰ'" ::t ） し は / ,,､-''"
┃ ゝ i￣:::::ﾉ'ｰｲ;;;;,,,,_ｰ､ 彡|i | ろ /'",､-'"
┃ ,r" ヽ､ 'r=＝'"~,,)i'iii ﾘ:j | // 〉:::::::::::::
// r-､| ', i;;;;r'"~~ ﾘ ｿ::／/'''ｰ､ ・・ _（::::::::::::::
・・ | i tｰ'--,ノ ／ ,r';;; :::L ＿ __ /::::::::::::／
,r､ ,､-- ､, -'" ,iヽ, 二~-ｰ, ',､ ':::::::::／ ﾉ／",, ﾚ''"､~ ,､ ':::;;､
ﾚ"从 ;:;: （ _,, r'''~|::::tｏ'''''"ｏ~j";;;､ -'":::"::| ,,,,」L,,,, ヽ''",,､-'~::::
从 ）,,,､-ｰ ''''"￣￣::/::::. (､;;;;二＝ｰ'''":::::::::::::::,､-''i, |j" ,,,,,､- '":::::::::::::
ﾞ〉 , '''~ '''"::''＿__''''/::::::::| ::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;､-ｰ''"/从;;;;~'''''''i'i""| i|:／￣￣
∫ （,,:::::''" ,r"ii .ﾂY""::/:' ､;;;;;;;;;;､ -ｰ ''"" i i|||;;;;;;;;;;;;;;||;;;;;| i|:::／
｀}∫ _ﾉ､,,,,,,,/ﾆ了￣/,,,,,i////::::::::::::::::::::tj:::::::::::::::::::::::::| }||;;;;;;;;;;;;;;;|i;;;;;;| |/
";:;: ;:i'＿＿_（二二i|/iiiiii//// :::::i ::: i 〈t""○;;;;ti;;;;;;i /
'､t,,々ヽ＝=､､~'' ､ヽ| iＯj//ﾘ:::::,､ '"" :::| ::: t | t､､ ti;;;;;;i
.,r／;:;~''tt;;;;;:ヽヽヽ'yi|ﾘ,//iｿ''~ ::::| ::: '､ヽ';;;;;;Ｏ;;;;ヽ;;i
.i.|;:;:;:;:;;ﾟ;;;;ｏ;:;;:;:;:i |"|::|Ｏ|ii|||| :: it ::::::: ' ､;'､;;;;;;;;;;;;ヽ| ､､
i ';:;:;:;:;;;;;;:;:;:;:;;:;:;ﾉﾉ:::i:ｿii|||i| || ::;;ヽ ::::::::......................｀' ､;;;;;;;;;;;;;;;i :::" ,､
ｰ､' ､､;;;;;;;;;;;､ '"::::ノ人i从i || ::::::;;;j ~' ､,,::::::::::::::::::::::::::::::＼;;;;;;;;;;;t ::::::,､ '~ ,,
＿i､ヽ,,二＿,,､ '",,r"入从jﾉ:::::::::::::::::::::::::::;;/ （:､ ~ '''''''''''''''''""""~ヽ;;;;;;;;;'､／:::／::
'ﾌヽ､iii二二;;;;､-'"ｰ-'､〉､､;;;;;;;;;;;;,､- ''~ ;;;;};;;;:::::;;;;;;;; ,,,,,,,,,､ ,､-ｰ''''､~ﾌ""/:::::::
/､ '"~（~~~ '''､"~ ヽ,...,,'ｰ-､~'ｰ､::::'''" ヽ:: ~ ､-ｰ''":::::::ヽ Y
､_人_从_人__/
_）
,..r;;: （ 人) ) ,;｀ｰ､ | ヽ丶 _） 消 ２
ヾゞ､ ゞ'´ '｀´ ｀ヾ､ ─|─ _） 毒 階
-‐':､ゞ'｀` ,l / | ヽ _） だ 建
ヾ､ ゞ;;. ,r-､ ｀ヾ､ ヽ､ _） l て
, rヾ ,r!/r'ヽ '｀ ＼ ＿|＿ _） っ は
_,,,.,ﾉ､_ ヽ, ｀ゞ;; ;:､ ／| ｀) ！
,r‐'''" ,.r ,ｲ彡ミﾐヾ､ ｀` ´;;i V^V⌒W^Y⌒
__,.;;,ｨ'´ ,:;;;;彳彡ミ;j｀､ `i;:､ オ
;; ヾ､彡;;;ﾉﾘ;jjjjj;;;jr' i . ノ;;:'' ｀ﾞ｀､ ｀`ｰ､ ,ｨ
彡冫;;il;;;ミ;;;;;y;ﾚ ,t'´ ,.､ｰ､ ゝ ｫ i|l;
;'ｲ;;;'ヾ｀`ヽ､ｨ;;i ,ri'´ ヽ ヾノ ,ry' il'Yﾞr ヽ､ ,j|l;;
j'´ '´ '´／ゞ';;::`´ヽ ｀`´ｰ ﾞi ;;: ,r' ) ,r､ ,rヾlir'ﾐ,
/ ,;:' '´/ ｰ≡;i{､ ／ヾr'´ ,. '`;;:､ 〉ゝ r-ｰ-､_ ,{i＝i= }i､
ｰr-､j ,! ,;',;'ｨ;;:ｲ''｀`ゞ､_,､-‐'´ヽ:;/ ､ ｀`ヽ ;:､ ｀' (´ ｀ゞ､;;;;'',,fi､,≡:;ｲ＝=､
,,:' ｀`ゞ､,;;ゞ､ "´ｲ ,... `'彡 ,／´ ｀ヾ､ヾ ' ｰ､ ii;j ｀i;;!'´ﾆil';;;;ゞr､_,r'ミ
' ｰ‐─ ,rｰ'ﾞｰ─-､_j;:r'´ ヾ,ゞ ､ ゞ,ﾐ;:l;;l ,! ,!,i;;'´¨/
;. r-‐;;'"} ｀`ヾ､ ﾉ ,;;;: (i,;)））､,,:;!､__,:};!_,.､l
.... _,,,ｨ､ i 'ヾ人 ､}( / ノ ,r'i r'"ヾ-‐i‐-:;ｲ, / ヾ
,.r'´,ｨ'l､ _ｨ;;､ ､,.ミﾐ'´ ,;:'´ﾊ '´ ,j ,r' }ミ,r;}ゞ‐'─l:::.i ,jl
,l:. ヾ;'´ｲ'´ﾄ､_ j (＿,r'´（`'´`ｰ'´,ﾉ i; l （｀'´ Y´ ,ｲ≡＝‐-ゞ､,r'
ｷ:. ,.彡;:､ }ヽ、'´ ｀ ､,;{ ﾞﾚ ,ゝ' i;;;:: ,;:li三ﾐ;}jlK
'i ,r'"´,;ゞ､_,.イレ'ﾞ､ ,.{ i' ) ,ｲ ;;;;;;jk三ミ}ﾞkiヾ､
すなわち２階建ての家を建てるというのは
神を冒涜することを意味し
暴動焼き討ちを意味していたのです
洋風の家を建てるだけでもかなり人心が動揺しました
:::::::::::::／￣￣∨￣￣＼ :::::::::::::::: ご、ごめんなさいだお！！
::::::::::::::::::::::::::::::| ／￣￣￣＼ |:::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::＿＿|／ _ノ ヽ､_ ＼|＿＿:::::::::::::::: 支那の風習を知らなかったんだお！！
::::::::::::::／ ／ (（＞）) (（＜）) ＼ ＼::::::::::::::::
:::::::::::::::::| | oﾟ （__人__） ﾟo| |:::::::::::::::::::::::: 家は一階建てにしますお
:::::::::::::::::(⊥_⊥）＼_＿＿｀⌒´＿＿／（⊥_⊥）:::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 洋風作りは外から見えないようにしますお！
ゞ ﾉ
ヾ . . ﾉ
ゞ ヾ .|
ミ ﾐ ヾ ,/
ミ ゞゝ `ヽ,／´ヽ
ミ _ゝ ヽ
ミ .ゝ ..ー-､ , --､|
ミ _/ , --､ , -､ i
彡 ﾍ| /／。|. |＼ヾ それならいいんだよ
彡 | 〈| ーイ .!゜/..irヽ
彡 ゝ_.| ゞ ､T ヽ/ ったく イギリス人は
ノ .ﾄ ヽ,ー――‐i´ i
ﾉ ﾄ ｀!ー―‐r ./ 物を知らねえ化外の民族だぜ
ﾉ |＼ /
∠ー――／/_＼＿＿＿__!ー―― 、
／ ／ / | | ＼ （ ）＼
／ ﾐ| ○ ○― | i
| ﾐ| | ○ ○.／ ＼ !
| ﾐ| :;| ○ ／ ｀ヽ＿／
やる夫先生は台詞の通りの家で妥協すると
支那人たちは帰っていきました
:::::::::::::／￣￣∨￣￣＼ :::::::::::::::: ご、ごめんなさいだお！！
::::::::::::::::::::::::::::::| ／￣￣￣＼ |:::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::＿＿|／ _ノ ヽ､_ ＼|＿＿:::::::::::::::: 支那の風習を知らなかったんだお！！
::::::::::::::／ ／ (（＞）) (（＜）) ＼ ＼::::::::::::::::
:::::::::::::::::| | oﾟ （__人__） ﾟo| |:::::::::::::::::::::::: 家は一階建てにしますお
:::::::::::::::::(⊥_⊥）＼_＿＿｀⌒´＿＿／（⊥_⊥）:::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 洋風作りは外から見えないようにしますお！
ゞ ﾉ
ヾ . . ﾉ
ゞ ヾ .|
ミ ﾐ ヾ ,/
ミ ゞゝ `ヽ,／´ヽ
ミ _ゝ ヽ
ミ .ゝ ..ー-､ , --､|
ミ _/ , --､ , -､ i
彡 ﾍ| /／。|. |＼ヾ それならいいんだよ
彡 | 〈| ーイ .!゜/..irヽ
彡 ゝ_.| ゞ ､T ヽ/ ったく イギリス人は
ノ .ﾄ ヽ,ー――‐i´ i
ﾉ ﾄ ｀!ー―‐r ./ 物を知らねえ化外の民族だぜ
ﾉ |＼ /
∠ー――／/_＼＿＿＿__!ー―― 、
／ ／ / | | ＼ （ ）＼
／ ﾐ| ○ ○― | i
| ﾐ| | ○ ○.／ ＼ !
| ﾐ| :;| ○ ／ ｀ヽ＿／
やる夫先生は台詞の通りの家で妥協すると
支那人たちは帰っていきました
:::::::::::::／￣￣∨￣￣＼ :::::::::::::::: ご、ごめんなさいだお！！
::::::::::::::::::::::::::::::| ／￣￣￣＼ |:::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::＿＿|／ _ノ ヽ､_ ＼|＿＿:::::::::::::::: 支那の風習を知らなかったんだお！！
::::::::::::::／ ／ (（＞）) (（＜）) ＼ ＼::::::::::::::::
:::::::::::::::::| | oﾟ （__人__） ﾟo| |:::::::::::::::::::::::: 家は一階建てにしますお
:::::::::::::::::(⊥_⊥）＼_＿＿｀⌒´＿＿／（⊥_⊥）:::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 洋風作りは外から見えないようにしますお！
ゞ ﾉ
ヾ . . ﾉ
ゞ ヾ .|
ミ ﾐ ヾ ,/
ミ ゞゝ `ヽ,／´ヽ
ミ _ゝ ヽ
ミ .ゝ ..ー-､ , --､|
ミ _/ , --､ , -､ i
彡 ﾍ| /／。|. |＼ヾ それならいいんだよ
彡 | 〈| ーイ .!゜/..irヽ
彡 ゝ_.| ゞ ､T ヽ/ ったく イギリス人は
ノ .ﾄ ヽ,ー――‐i´ i
ﾉ ﾄ ｀!ー―‐r ./ 物を知らねえ化外の民族だぜ
ﾉ |＼ /
∠ー――／/_＼＿＿＿__!ー―― 、
／ ／ / | | ＼ （ ）＼
／ ﾐ| ○ ○― | i
| ﾐ| | ○ ○.／ ＼ !
| ﾐ| :;| ○ ／ ｀ヽ＿／
やる夫先生は台詞の通りの家で妥協すると
支那人たちは帰っていきました
＿＿＿_
／ ＼ ひどい目にあったお・・・
／ ＼
／ ＼ でも地元の風習を 尊重するのは大切なことだお
| ＼ ,＿ |
/ ｕ ∩ノ ⊃―）／ これを教訓にして慎重に行動するお・・・
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
_,,.．二￣￣￣￣”¨ 7
／ ＿___￣＼ /
ｉ／￣ : : : : : : ＼＼ /
／: : : : : ﾄ､: : ＼: :ヽ|／:､
/: : /:/: :|:.| ⌒__ミ＼ ||: : : :､ やる夫ー
l : : |: |-‐|/ 乂_ﾘ|: :ﾊ||: : : : `、
八: : |八丈ｉ ''|ｲ / ＼ : : : `、 牛荘の薬問屋から
＼l＼＼'' ‘ o / |/〉イ)＞: : : :＼
＼|ﾌマ¨|／(／ 〉: : : : :＼ お薬のカタログが 届いたですぅよ
／V|／|／ｨ' /＼: : : : : :ヽ
／｢У〈∧〉￢ ／: : : : : : ‘,
| (У ￣/∨ ／|: : : : : : : : :‘,
／| {V 〈７ イ| ｜: : : : : : : : :‘,
／ V、 〈ﾊ ｲ:| ｜: : : : : : : : : :ｉ
／} ＿ ｲ⌒ ／ ／/|:.Ｌ. ｣: : : : : : : : : :.:|
＿__／ /|/| ／ |/―――┐: : : : : :.:|
||＼ ／ ／＼ ／ / | ／ ／|＿_ ｛: : : : : : :.|
|| ＼ |／ ＼ / .／ ／ ／| ∧＼ ｛: : : : : : : !
|| ヽ／ ＼'／ ／ | ∧::::＼ |: : : : : : :！
|| ／ ＼ 〈 | /∧:::::::＼/､ : : : : : : `、
||__／ ＼,ﾍ /}￣￣:::::::::::::＼＼ : : : : : `、
＼ / ＼ ,ｲ {::::::::::::::::::::::::::::::＼＼: : : : : `、
＼ /ノ___ノ￣￣ ﾉ７::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼|: : : : : : `、
＼ ／ {７:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼: : : : : : `、
＼ ／ {７:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼: : : : : `、
＼ ／ {７:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼__: : : `、
＼ ／ {７:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼￣￣/
/::::|＼／ {７:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:./
. /::::::/７ {７:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
＿＿＿
／ ＼
／ ノ ＼ ＼ どれどれ・・・
／ （●） （●） ＼
.| u. （__人__） | ＿＿ これ 漢文じゃねーかお
＼ ｀ ⌒/￣￣⌒/⌒ /
（⌒ / / / やる夫はまだ漢字が読めねーんだお
i＼ ＼ ,(つ / ⊂)
| ＼ y(つ＿＿./,＿＿⊆) こんなカタログ ゴミ箱に捨てるしかないお・・・
| ヽ＿ノ |
, / `ー---─一''"~´￣｀ヾヽ
i i| ilﾚ ミﾐミﾐ''"｀─- ､
, .,i! i !/i i ミミﾐﾐヾ ﾐヾ ﾞヽ
.i ,!i l.| ' i ゞ 彡ミﾐﾐヾ ﾐヾヾ ｀ヽ
, i!､k ヽ､ ヽ 彡ミﾐ ミヾヾ ﾞ
li l ヾ、 ヾ _,,=＝ ミﾍベ
, |i､ヽ ヽ､ ヽ ヾ ﾞ
!ヾ ヽー- ＿ ー- ,,__ 〃ヾ
ヾヽヾ ‐- ,,___ /ｿﾂ､ヾゞ､ヾヾ
` ､`ー- 、...,,─-- __,, 彡ｿｿ ヾゞゞミﾐ
ヽ.､ `ー --- .,,─-- __,, 彡ソｿﾉ,; ,,-弋ミﾐﾐミ
＼ ﾞｰ‐- ､..,,,____,,. --彡彡彡'"'",ィ'-＝＝==､ヽミﾐﾐ
｀`,.-､-─r,=＝＝＝=､:;;,,::;;::f" ,.'i´ o`i 冫ヽ ]-'´ ∧∧
ﾞiヾ ニill 〈 （.Ｏ)ーi｀￣´i _`_-_'....' li ﾞ＿/ ヽ
ﾞi ill::::::::;ｰ-‐γ'i'::l,⌒ヾ`)::::::::::;;'' 〃u ＼
ﾞi :ill::::::::;; ソ::::;i,､, ヾ:::::::;''' _,,ノ' ,r-| イギリス人が
ﾞi､ ﾞ`‐=＝'"..::::::;i,, .,,, ﾞﾞ'''''"~´ l＿|
ヾ.ｲ '''"..-一､ u .lヽ 漢字の書かれた紙を
ヽ :;;l￣´ _,,,...,.ヽ ,ｲ＿〉
ﾞi. u ;;iｪ'´ i' ヾﾄ! ./:! ＼ 捨てようとしているんだよ！！
ﾞ!. :;;Fi、 ,,.ﾂ ./;:;: ﾞi
./ﾞi ヽ ﾞ;ヽﾆ二ニ-'´ .／ :;:; / ﾍ
／ i ヽ :..,,-‐' ／::;' ;:; / /∨＼/
∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
＜ ＞
＜ ナ ゝ ナ ゝ / 十＿" ー;=‐ |! |! ＞
＜ cト cト /＾､_ﾉ | ､.__ つ （.__ ￣￣￣￣ ・ ・ ＞
＜ ＞
∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
,. -─- ､._ ,. -─v─- ､ ＿
,. ‐'´ `‐､ , ‐'´ `‐､, ‐''´~ ｀´￣`‐､
／ ヽ､_／)ﾉ ＜ ヽ‐'´ `‐､
/ ／￣~`'''‐- ､.._ ノ ≦ ≦ ヽ
i. ／ ￣l 7 １ ｲ/l/|ﾍ ヽﾍ ≦ , ,ﾍ ､ i
,!ヘ. / ‐- ､._ u |/ l |/ ! ! | ヾ ヾ ヽ_､l ｲ/l/|/ヽlﾍﾄ､ │
. |〃､!ﾐ: -─ゝ、 ＿_ .l ﾚ二ヽ、 ､__∠´＿ |/ | ! | | ヾ ヾﾍﾄ､ !
!_ﾋ; Ｌ(.:)＿ `ｰ'"〈:)_,` / rｉヽ_(:)_i '＿(:)_/ ! ‐;-､ ､__,._-─‐ヽ. ,.-i､
/｀ﾞi u ´ ヽ ! !{ ,! ` （ } ' (:)〉 ´(:.)~ヽ |//ﾆ !
_／:::::::! ,,..ゝ! ﾞ! ヽ ' iﾞ! ７ ￣ | ﾄy'/
_,,. -‐ﾍ::::::::::::::ヽ、 r'´~｀''‐､ ／ !、 ‐=ﾆ⊃ / ! `ヽ" u i-‐i
! ＼::::::::::::::ヽ `ｰ─ ' ／ ヽ ‐- ／ ヽ `￣二) /ヽﾄ､
i､ ＼:::::::::::::::..､ ~" ／ ヽ.＿_,.／ //ヽ、 ー ／ ゝ
.! ＼ `‐､. `ｰ:--'´ ／/ｲ;;::::: //〃 ＼ __,. ‐' .／ ／ ＼
ヽ ＼ ＼ / / /i:::::. // ￣ i:::: ／ ／
. ／￣￣￣＼
. ／─ ─ ＼ な、なんだお・・・？
/ （●） （●） ヽ
| （__人__） u. | やる夫はカタログをゴミ箱に
＼ ｀⌒ ´ __,／
. ／ ＼ 捨てようとしただけなんだお
|￣￣￣￣￣Ｙ￣￣￣￣￣|
（,,) | (,,） 今回は言いがかりだお！
| | |
＿＿＿_
／ ＼ ／＼ ｷﾘｯ
. ／ （ー） （ー）＼ このカタログはやる夫に宛てられたもので
／ ⌒（__人__）⌒ ＼
| |r┬-| | 商売に関するものなんだお！！
＼ `ー’´ ／
ノ ＼
／´ ヽ
| ｌ ＼
ヽ -一””””~~｀`’ー?､ -一”””’ー-､.
ヽ ＿＿＿＿(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
＿＿＿_
／_ノ ヽ､_＼
ﾐ ﾐ ﾐ oﾟ(（●）) (（●）)ﾟo ﾐ ﾐ ﾐ 単なるカタログをゴミ箱に捨てるのに
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒（__人__）⌒:::＼ /⌒)⌒)⌒)
| / / / |r┬-| | (⌒)/ / / /／ なんの問題も無いんだおｗｗｗｗｗｗ
| :::::::::::(⌒) | | | ／ ゝ :::::::::::/
| ノ | | | ＼ / ） / 今度こそ論破だおｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
ヽ / `ー’´ ヽ / ／
| | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l バンバン
ヽ -一””””~~｀`’ー?､ -一”””’ー-､
ヽ ＿＿＿＿(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
ミﾐ:::;,! u ｀ﾞ"~´ ヾ彡::l／VvVw、 ,yvヾNヽ ゞヾ ,. ,. ,. 、､ヾゝヽr＝ヾ
ﾐ::::;/ ￣ﾞ`ｰ-.､ u ;,,; j ヾk'! ' l / 'ﾚ ^ヽﾍ＼ ,rﾞゞﾞ-"､ノ / l! !ヽ ､､ |
ミ/ J ﾞ`ｰ､ " ;, ;;; ,;; ﾞ u ヾi ,,./ , ,､ヾヾ | '-- ､..,,ヽ j ! | Nヾ|
'" _,,.. -─ゝ.､ ;, " ;; _,,..._ゞｲ__／/〃 i.! ilヾゞヽ | ､ .r． ヾ-､;;ﾉ,.:-一'"i
j ／ ,.- ､ ヾヽ、 ;; ;; _,-＜ /／_,,＼' "' !| :l ﾞi !_,,ヽ.l `ー─-- ｴｨ' (． 7 / ざけんなバカヤロー！！
: ' ・丿 ￣≠Ξｲ´,-､ ヽ /ｲ´ r． `ー-'ﾒ ,.-´､ i u ヾ｀`ー' ｲ
＼_ _,,......:: ´ﾞi､ `¨ / i ヽ.__,,... ' u ﾞl´.i･j.冫,ｲﾞl ／ ｀`-､..- ノ :u l 漢字は神聖な文字なんだ！
u ￣￣ 彡" 、ヾ￣｀`ﾐ::.l u j i､｀ー' .i / /､._ ｀'y /
u ｀ヽ ﾞ:l ,.::- ､,, ,. ノ ﾞ u ! /_ ￣ ー/ u /
_,,..,,_ ,.ｨ､ ／ | /__ ｀`- ､_ l l ｀`ｰt､_ / ／
ﾞ u ,.／´ " ｀`- ､_Ｊ r'´ u 丿 .l,... ｀ー一''/ ノ ﾄ ､,,_____ ﾞ/ ／
./＿_ ｰ７ /、 l 'ﾞ ヽ/ ,. '" ＼｀ｰ--- ",.::く､ ぶん殴られたいのか！！
/;;;''" ￣￣ ───/ ﾞ ,::' ＼ヾﾆ==＝'"／ ｀- ､ ﾞー┬ '´ / ＼..,,__
、 .i:⌒`─-､_,.... l ／ ｀ー┬一' ヽ :l ／ , ' ｀ソヽ
ヾヽ l ` ｀ヽ、 l .／ ヽ l ） ,; ／ ,' '^i
＿＿＿_
／ ― -＼
ﾐ ﾐ ﾐ ／ （●） （●） ﾐ ﾐ ﾐ
/⌒)⌒)⌒. （__人__） ＼ /⌒)⌒)⌒)
| / / / ｀ ⌒´ | (⌒)/ / / /／
| :::::::::::(⌒) ／ ゝ :::::::::::/
| ノ ＼ / ） /
ヽ / ヽ/ ／
| | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l
ヽ -一''''''"~~｀`'ー--､ -一'''''''ー-､
ヽ ＿＿＿＿(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
＿＿＿_
／ ― ― ＼
ﾐ ﾐ ﾐ ／ （●） （●） ＼ ﾐ ﾐ ﾐ
/⌒)⌒)⌒. （__人__） ＼ /⌒)⌒)⌒)
| / / / ｀ ⌒´ | (⌒)/ / / /／
| :::::::::::(⌒) ／ ゝ :::::::::::/
| ノ ＼ / ） /
ヽ / ヽ/ ／
| | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l
ヽ -一''''''"~~｀`'ー--､ -一'''''''ー-､
ヽ ＿＿＿＿(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
こっち見たくなる気持ちもわかりますが
これも当時の清朝ではアウト
漢字は神聖な文字で 軽率に扱うと激憤を買います
文字の書かれた紙は 焼却処分するのがマナー
t 〉从||||iiｰ''";;;;;;;;ｰ､ﾘﾘ） ~'ｰ､
了 ,r'~;;;;Lr'";;;;;､ '"ヽ ~' ､ii〈 /
て 消 （ /ｿ､;;;;;;;;;;;／::: ::ヽ:::ヽi| 土 わ （
え 毒 〉 |/､,, 'ｰiii~''",,,､ヽ- ､,,t:::::j 下 は 〉
か さ （ y,,,,＝'';;'"´ ;;;;;;､r'--ﾐ:ﾇ 座 は （
┃. れ ヽ, t'" ;;;r'⌒''yｰ'" ::t ） し は / ,,､-''"
┃ ゝ i￣:::::ﾉ'ｰｲ;;;;,,,,_ｰ､ 彡|i | ろ /'",､-'"
┃ ,r" ヽ､ 'r=＝'"~,,)i'iii ﾘ:j | // 〉:::::::::::::
// r-､| ', i;;;;r'"~~ ﾘ ｿ::／/'''ｰ､ ・・ _（::::::::::::::
・・ | i tｰ'--,ノ ／ ,r';;; :::L ＿ __ /::::::::::::／
,r､ ,､-- ､, -'" ,iヽ, 二~-ｰ, ',､ ':::::::::／ ﾉ／",, ﾚ''"､~ ,､ ':::;;､
ﾚ"从 ;:;: （ _,, r'''~|::::tｏ'''''"ｏ~j";;;､ -'":::"::| ,,,,」L,,,, ヽ''",,､-'~::::
从 ）,,,､-ｰ ''''"￣￣::/::::. (､;;;;二＝ｰ'''":::::::::::::::,､-''i, |j" ,,,,,､- '":::::::::::::
ﾞ〉 , '''~ '''"::''＿__''''/::::::::| ::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;､-ｰ''"/从;;;;~'''''''i'i""| i|:／￣￣
∫ （,,:::::''" ,r"ii .ﾂY""::/:' ､;;;;;;;;;;､ -ｰ ''"" i i|||;;;;;;;;;;;;;;||;;;;;| i|:::／
｀}∫ _ﾉ､,,,,,,,/ﾆ了￣/,,,,,i////::::::::::::::::::::tj:::::::::::::::::::::::::| }||;;;;;;;;;;;;;;;|i;;;;;;| |/
";:;: ;:i'＿＿_（二二i|/iiiiii//// :::::i ::: i 〈t""○;;;;ti;;;;;;i /
'､t,,々ヽ＝=､､~'' ､ヽ| iＯj//ﾘ:::::,､ '"" :::| ::: t | t､､ ti;;;;;;i
.,r／;:;~''tt;;;;;:ヽヽヽ'yi|ﾘ,//iｿ''~ ::::| ::: '､ヽ';;;;;;Ｏ;;;;ヽ;;i
.i.|;:;:;:;:;;ﾟ;;;;ｏ;:;;:;:;:i |"|::|Ｏ|ii|||| :: it ::::::: ' ､;'､;;;;;;;;;;;;ヽ| ､､
i ';:;:;:;:;;;;;;:;:;:;:;;:;:;ﾉﾉ:::i:ｿii|||i| || ::;;ヽ ::::::::......................｀' ､;;;;;;;;;;;;;;;i :::" ,､
ｰ､' ､､;;;;;;;;;;;､ '"::::ノ人i从i || ::::::;;;j ~' ､,,::::::::::::::::::::::::::::::＼;;;;;;;;;;;t ::::::,､ '~ ,,
＿i､ヽ,,二＿,,､ '",,r"入从jﾉ:::::::::::::::::::::::::::;;/ （:､ ~ '''''''''''''''''""""~ヽ;;;;;;;;;'､／:::／::
'ﾌヽ､iii二二;;;;､-'"ｰ-'､〉､､;;;;;;;;;;;;,､- ''~ ;;;;};;;;:::::;;;;;;;; ,,,,,,,,,､ ,､-ｰ''''､~ﾌ""/:::::::
/､ '"~（~~~ '''､"~ ヽ,...,,'ｰ-､~'ｰ､::::'''" ヽ:: ~ ､-ｰ''":::::::ヽ Y
､_人_从_人__/
_） イ 大 カ
,..r;;: （ 人) ) ,;｀ｰ､ | ヽ丶 _） 消 ギ 切 タ
ヾゞ､ ゞ'´ '｀´ ｀ヾ､ ─|─ _） 毒 リ に ロ
-‐':､ゞ'｀` ,l / | ヽ _） だ ス し グ
ヾ､ ゞ;;. ,r-､ ｀ヾ､ ヽ､ _） l 人 な を
, rヾ ,r!/r'ヽ '｀ ＼ ＿|＿ _） っ は い
_,,,.,ﾉ､_ ヽ, ｀ゞ;; ;:､ ／| ｀) ！
,r‐'''" ,.r ,ｲ彡ミﾐヾ､ ｀` ´;;i V^V⌒W^Y⌒
__,.;;,ｨ'´ ,:;;;;彳彡ミ;j｀､ `i;:､ オ
;; ヾ､彡;;;ﾉﾘ;jjjjj;;;jr' i . ノ;;:'' ｀ﾞ｀､ ｀`ｰ､ ,ｨ
彡冫;;il;;;ミ;;;;;y;ﾚ ,t'´ ,.､ｰ､ ゝ ｫ i|l;
;'ｲ;;;'ヾ｀`ヽ､ｨ;;i ,ri'´ ヽ ヾノ ,ry' il'Yﾞr ヽ､ ,j|l;;
j'´ '´ '´／ゞ';;::`´ヽ ｀`´ｰ ﾞi ;;: ,r' ) ,r､ ,rヾlir'ﾐ,
/ ,;:' '´/ ｰ≡;i{､ ／ヾr'´ ,. '`;;:､ 〉ゝ r-ｰ-､_ ,{i＝i= }i､
ｰr-､j ,! ,;',;'ｨ;;:ｲ''｀`ゞ､_,､-‐'´ヽ:;/ ､ ｀`ヽ ;:､ ｀' (´ ｀ゞ､;;;;'',,fi､,≡:;ｲ＝=､
,,:' ｀`ゞ､,;;ゞ､ "´ｲ ,... `'彡 ,／´ ｀ヾ､ヾ ' ｰ､ ii;j ｀i;;!'´ﾆil';;;;ゞr､_,r'ミ
' ｰ‐─ ,rｰ'ﾞｰ─-､_j;:r'´ ヾ,ゞ ､ ゞ,ﾐ;:l;;l ,! ,!,i;;'´¨/
;. r-‐;;'"} ｀`ヾ､ ﾉ ,;;;: (i,;)））､,,:;!､__,:};!_,.､l
.... _,,,ｨ､ i 'ヾ人 ､}( / ノ ,r'i r'"ヾ-‐i‐-:;ｲ, / ヾ
,.r'´,ｨ'l､ _ｨ;;､ ､,.ミﾐ'´ ,;:'´ﾊ '´ ,j ,r' }ミ,r;}ゞ‐'─l:::.i ,jl
,l:. ヾ;'´ｲ'´ﾄ､_ j (＿,r'´（`'´`ｰ'´,ﾉ i; l （｀'´ Y´ ,ｲ≡＝‐-ゞ､,r'
ｷ:. ,.彡;:､ }ヽ、'´ ｀ ､,;{ ﾞﾚ ,ゝ' i;;;:: ,;:li三ﾐ;}jlK
'i ,r'"´,;ゞ､_,.イレ'ﾞ､ ,.{ i' ) ,ｲ ;;;;;;jk三ミ}ﾞkiヾ､
日本でも本を枕にしないとか 床に置かないとか
寝ながら読まないとか 少し前までマナーでした
本家本元の中華では ここまで厳しいのです
:::::::::::::／￣￣∨￣￣＼ :::::::::::::::: ご、ごめんなさいだお！！
::::::::::::::::::::::::::::::| ／￣￣￣＼ |:::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::＿＿|／ _ノ ヽ､_ ＼|＿＿:::::::::::::::: 中華の風習を知らなかったんだお！！
::::::::::::::／ ／ (（＞）) (（＜）) ＼ ＼::::::::::::::::
:::::::::::::::::| | oﾟ （__人__） ﾟo| |:::::::::::::::::::::::: 文字の書かれたいらない紙は
:::::::::::::::::(⊥_⊥）＼_＿＿｀⌒´＿＿／（⊥_⊥）:::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 今後かならず焼却しますお！
ゞ ﾉ
ヾ . . ﾉ
ゞ ヾ .|
ミ ﾐ ヾ ,/
ミ ゞゝ `ヽ,／´ヽ
ミ _ゝ ヽ
ミ .ゝ ..ー-､ , --､|
ミ _/ , --､ , -､ i
彡 ﾍ| /／。|. |＼ヾ それならいいんだよ
彡 | 〈| ーイ .!゜/..irヽ
彡 ゝ_.| ゞ ､T ヽ/ ったく イギリス人は
ノ .ﾄ ヽ,ー――‐i´ i
ﾉ ﾄ ｀!ー―‐r ./ 物を知らねえ化外の民族だぜ
ﾉ |＼ /
∠ー――／/_＼＿＿＿__!ー―― 、
／ ／ / | | ＼ （ ）＼
／ ﾐ| ○ ○― | i
| ﾐ| | ○ ○.／ ＼ !
| ﾐ| :;| ○ ／ ｀ヽ＿／
まあ一事が万事
満洲ではこういう調子でした
＿＿＿_
／ ＼ ホント 最初は苦労したお
／ ─ ─ ＼
／ -=・=- -=・=-. ＼ それでもやる夫が満洲に来る二十年くらい前から 伝道は始まっていて
| u , （__人__） U |
＼ ..｀ ⌒´ .〆ヽ それなりに知識も蓄えることが出来ていたけど・・・
/ ヾ_ノ
/rｰ､ | 最初の頃の伝道師は 日常生活に仕込まれた初見殺しのトラップに
/,ﾉヾ ,> | /
ヽヽ〆| .| 頻繁に引っかかって 殺される寸前まで行くこともあったんだお
＿＿＿
／ ＼ これほど致命的ではなくても わずかな習慣の無知が
／ ＼
／ ノ ヽ､_ ＼ どれだけ欧米人と支那人の間に溝を作ったか分からないんだお
| （ ●） （● ）. |
＼ ｌ^l^lｎ__人__) ／
／ヽ L⌒ ´
ゝ ﾉ
＿
, " ｀ヽ
＞/ ｀´ ｀´ ∨ 例えば服装だお 支那人 特に北部では
／ ,'( ●) ( ＜ ) ',
. , ' ､{ (_人_) i 男も女も 体のラインの出る服を極端に嫌うんだお
∧ ゝ､ ゝ-' __彡'
＼ /￢ ／γ¨ヽ
＞ _,/ 乂__ノ { ﾞ . はっきり言ってジーパンなんて論外だお
i { ゝ、
i ∧ 入 ｀ﾒ､ ここ清朝ではスーツよりも
i ｀´| ＼ ＼
! { ＞ ､ ｀ー== ヒップホップの腰パンの方が是とされるんだお
! '., ヽ、 --r- '
! _,, -= ￢_〉 ￣ ´
Y´､ｘ≦二￣ ,' チャイナ服は・・・幻想なんだお・・・
〉ｲ: : : : : ﾐx､ /
/: : : : ゝ----ﾐ_,／
. 〈: : : : : : : : : : :.:＼
｀ー-ミ: : : : : : : : :＼
i: : : :＞ｘ : : : : : :∨
i: : : : : : :i｀ヽ : : : }
. i: : : : : : :i ',:_〆
ヾ`\゜"´〃
ゞ` i l i \//
彳, il|.ll !li,'
ゞ 彡, i| l|!li,'
イ ヾ i |l|lif ｀ヽ
/ 刈 il|l|{ ',
{ 从|l|l|｛ }
| ,＞ ＜ i
i. i ＿ ':, ! ,'__ _ ヽ i
/云i 廴・ ゝⅤ 廴・ > i 西洋人がTシャツ短パンで歩いてる・・・
. { iヾi u. ¨ i : ~ｰ､ i
ヽ_ i 〃, ､_ _,. ヾ u } 俺はホームレスだけど
ミi i rｪｴｴｴｪj i /ﾐ
∧, i .|x‐-‐y_| i /ミ 人間ああいう風に恥を忘れたら終わりだぜ
,'', ∧ 爻ｪｪ爻 ./: :}
.,．.＜{: :i: : ＼i ー / イ: :: :ト､
／: :: :／i: : i: :: : ≧ ≦´ /: :: :: :i: : ＼
ヒップホップは言い過ぎかも知れませんが
西洋人のシャツやズボンは最下層の支那人でも
引いてしまうファッションでした
＿＿＿
／ノ ヽ､_ ＼ それでもまだ 衣服や住居のTPOは
／（●） （●.） ＼
／ （__人＿,） ＼ 分かりやすいんだお
| ｌ^l^lｎ ⌒ ´ |
＼ヽ L ,／ 一番困ったのが 上流階級の礼儀作法なんだお
ゝ ﾉ
／ /
それでも下層民との付き合いはなんとか可能でした
お金がないと 何事も質素になりますのでね
しかし中流階級以上の人々には
中華が営々数千年かけて培った 礼儀作法がありました
＿＿＿_
／ ＼ まあでも実は・・・こういう清の礼儀作法を無視して
／ _ノ ヽ__ ＼
／ （● ） （● ） ＼ 布教活動や医療活動をすることも 可能といえば可能なんだお
| （__人__） u |
＼ ｀ ⌒´ ／ 自分たちのやり方に固執し 中華の礼儀を無視しても
/ (__｀ヽ、 u ＼
＼| ｀＼ ＼＿__ﾉ | それでも貧しく寄る辺のない貧民は 信者や患者になってくれるお
| ＼＿＿＿/ |
| { だけどそれは・・・大変危険なことなんだお
＿＿__
／ノ ヽ､_＼ 礼儀作法を無視すると 普通の生活を営む人や 高官に反発されるんだお
（●） （● ） ＼
／⌒（__人__）⌒ ＼ それでも貧民が救えればいい！！・・・そう思うかもしれないけど 違うお
| ) ) u. |
＼ `ー'´ ／ 貧民はキリスト伝道師が幾ら居ても足りないくらい たくさんいるんだお
⊂⌒ヽ 〉 ＜´/⌒つ
＼ ヽ ヽ /
＼_,,ノ| ､＿ノ
_-─―─- ､._
,-"´ ＼ だから中華のやり方を無視するというのは
/ ヽ
/ ＿／::::::＼_ヽ ごく少数の貧民しか味方にできず
| :::::::::::::: ヽ
l u （ ●)::::::::::( ●) 大多数の貧民と市井の人と高官・・・
` ､ （__人_） /
`ｰ,､_ ／ すなわち すべての階層を敵に回すのと同じなんだお
／ `''ｰ─‐─''"´＼
_-─―─- ､._
,-"´ ＼
/ ヽ ・・・そしてこれをやっちゃったのが
/ ＿／::::::＼_ヽ
| :::::::::::::: ヽ カトリック伝道師なんだお・・・・
l u （ ー)::::::::::( ー)
` ､ （__人_） /
`ｰ,､_ ／
／ `''ｰ─‐─''"´＼
カトリック教徒の独善が
義和団の多少の遠因になっています
この辺は義和団の章でやります・・・
／￣￣￣＼ やる夫が長い伝道生活で思うのは
／ ／ ＼ ＼
／ （●） （●） ＼ 味方を作るのは重要な事だけど
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／ 敵を作らないことも重要なんだお
／ ＼
やる夫先生はそんな心構えで
奉天で暮らし始めました
彼の職業は医者で 奉天現地の
医療状況もつぶさに書き留めています
, ──── ､ , ── ､
／ /⌒ ⌒ヽ＼／＿＿＿＿ ヽ〟
/ , ┤／・|・ヽｌ､ |_ノ､ ─＼ | ヽ 医者えもん
/ ／ ` ー ●´／ ､） l ､_ ∟| ｌ
l / 二二 | ｌ _>(_)ﾉ､__ ﾉ '＾Ｙ 目が痛いよ
| l ── l__|ｰイ､_＾＿( （ _ノ
ヽ ｌ /＾ヽ_＿| ｌヽ.｀ー-)_) ∠ | )＿ 体が震えるよ
ヽ ヽ /⌒| | | ヽ､ ￣「/＼／( ｀ヽへ ` 三
〉━━´ヽ__| | |━く ／ ￣| ＼ _／￣ コ レ ラに罹患したよ
/ ／ l＿| | ｀ヽｌ |ー──‐|
| l ┌ lノ_l‐┐ｌ| |_＿_ ﾉ
l ヽ. ヽ､＿_ ノﾉｌ | 「￣ |
O-ヽ. ` ー─ ´ / |─ ||＿_|
ゝ､_＿_____ /ー─く __l || |
ヽ､＿＿＿_）──′ （ 7￣`ー´ヽ ←奉天の患者と医者
￣` ｰ── ′
. . . - ＝＝＝ -. .
, : ´.: : : : : : : : : : : : : : : : :｀ : ､
,:': : : : : : : :x --､: : , --ﾐ: : : : : : ヽ
_ /: : : : : : : :7 .Y V: : : : : :.ﾍ
７:.ト: .__: ＞ { ! .L_: : : : : ∧ しょうがないな患者 くんは
,': : : :.／｀ヽ.人 ー'.人Q ノ _≧=---:.
┼─/---- ￣(:ﾟ:::::)￣ ´ ∨: : :! どんな病気にも効く
|: :./ ＿,. i x=ﾆﾆヽ.─V‐ |
',-{=ﾆ´ l /:: :: :: :: :ﾊ､_ i : 7 万能ひみつ道具を出してあげよう
',:i ｀丶 l ',:: :: :: }::_:_j_ l｀:′
',:, ＼ l ヽ::ｘ '´ ':/
ヽ, ＼_ ｜ ,. イ 〃
j＞- _ ￣￣ _,. イ=､
,':::::::::::::＜::::r====t-=ﾆﾆ斗::': : : ﾊ
i: : : : : :.ﾍ 弋_()__ﾉ￣｀ヽ:/: : : : : /
l: : : : : : :∧ γ´￣ヽ＞'
|: :｀ト:_: : ---─=＝＝{ ﾘ:|
|: : :l ', ﾌ┬:': :l
|: :.∧ ヽ、 ／/ /: : : l
,.',
,.'ｲ/
/ﾚ/
/､/ ﾃﾚﾃﾃｯﾃﾚｰ
,ｲﾀ γ´￣￣￣￣￣￣￣￣γ
,ｲﾀ l 鍼灸（しんきゅう） l
,ｲﾀ ヽ、＿＿＿＿＿＿＿＿,/
,ｲﾀ
,ｲﾀ
,ｲﾀ
,ｲﾀ
. ,ｲﾀ
,ｲﾀ
,〈ﾀ
//
. // ギラッ
. //
〃
′ 人
｀Ｙ´
やる夫先生の観察によれば 中国の万病に効くひみつ道具
というよりも唯一の外科的治療法は『針』でした
彼らはこれで眼病からコレラまで治ると信じていました
, ─── ､
／/⌒ ⌒ヽ ＼ もう一つはこれね
/ | ﾍ|・ |－ ､ ヽ
/／ ｰ● ー ´ ＼ ヽ＿＿_ 樹脂製の黒色の軟膏 見た目はコールタール
ｌ 三 | 三 ヽ .| |
.（＿＿＿_|＿＿＿＿ l__.| | 打ち身 擦り傷 腫れ物 切り傷
.ヽ＼ , ── ､ ﾉ （__ |＿＿|
ヽ ヽ､/＿＿＿／ / / 吹き出物 脱臼 骨折の際は
>━━,-､━━━′ /
∠. / ヽﾌ ＼ ｌ これを幹部にベタベタ塗って放置
（__ | ｌ ┌──┐ l |
ｌ ヽ ｀ー─ ´ ノ ｌ これでだいたい 一割くらいの患者が良くなるよ
ヽ ￣￣￣ /
（￣￣￣）(￣￣￣） 残り九割はどうなるかって？ 死ぬんじゃない？
それはまさにドン引きの連続でした
彼らは関節の構造すら理解していませんでした
そして極めつけがこちら・・・
,－､ ＿＿
＼＿ ＿＿＿ /⌒―､ヾ 医者えもん・・・
／ ＼/# / # Σ| 〉 ○| ﾐ へ､
￣ | |# ／ #.人_〉_'±ﾐ ┌―OO 馬賊に銃で撃たれちゃった・・・弾を取り出してよ・・・
――└ ξ_ヾ ／
＿＿＿＿__
＼ ∠/ ・/・ /_ ＼
＼ / `-●－′ ＼ ＼ ──────
（＿三 / 三 ＿_ ヽ i ───── 患者くん！
── |￣| |.￣￣￣￣￣ | | ! ￣￣￣￣￣
| （ヽ＼ / / / ＿＿＿＿＿ そういう時はこの魔法の薬
￣ ＾＼＼_（二二二/ / / ─────
／ ━━６━━━━ヽ、 『 水 銀 』 を使うんだ！！
／ | /＿＿ ＼ __（_）
/￣ヽ ＿ ﾉ ） |－､ ＿＿＿＿＿
（（ | | ── ′ | i ──────
ヽ ＿ﾉ ￣￣￣￣￣ヽ_ノ
,,,,｡―'━━-＿:
_／″ `''i､
,/゜ ｀'、
,i" `i、
.,/ 、,,、 ﾞl、
.,/｀ .,i´ .ﾟ!i､ ,r'ﾟ'・r, ｀'i､ 銃創の患部に 水銀を流し込めば・・・
./ ,,,il ●.,l“““““''l| ●.,l｡_ ｀'i､
.,| .,-″`-,,,,r゜ .ﾚ.″,i″｀'￢i､ .ﾞl,
,lﾞ .j″ : .r‐:ｗx, .ﾞﾞ‐'゜ ._,,ｖ． "'l,.ﾘ
.Z ,「.rrrr-,｡,,: .|、 .》 ..,,,,-･ﾟ゛,,,,,y-． ［.ﾞl 弾 が 溶 け て 流 れ 出 る ん だ ぜ
.l ,lﾞ .ー'＝〟″ ."ﾍ,xxil} ｀,r‐'"ﾞﾞ＿,,,,,,,,,,,i| .ﾘ
:| .l′ ﾞ'''ll,＝- .ﾞl .'",,,,,ﾚ | .l:
:| ﾞl .ﾞ"l━＝''''''''ﾞ“““““ﾞﾞﾞ~'k l: : |
.l、 l `i,, _,,,,,,l, ｹ ］ これで君の銃創は完治できる！！
ト .| ﾞヽ、 .,i'ﾟ~ ［ .,ト .l
.ﾞl, ﾞk “'･'r---ﾆ---ｖ┘ .］ ┃
.ﾋ :l、 ._,ｗｗｗｗrr←―ｰ=-ｖ,,,,,,,,＿_, ,ド l!
.'ｋ ﾞV'″ : : .ﾞ~''y,,┘
ﾞ'┴.,,｡,,,,,,,,,,,_ ,,r
.＿＿＿_
；／ ノ（ ＼； この話はマジなんだお・・・
；／ _ノ 三ヽ､_ ＼；
；／ノ（（ ｡ ）三（ ﾟ ）∪＼； やる夫が馬賊に撃たれた患者を手術して
；.| ⌒ （__人__） ノ（ |.；
..；＼ u. . |++++| ⌒ ／； 弾を取り除いたら そこから純水銀が流れ出てきたんだお・・・
,r'ﾆﾆﾆヾヽ、 ＼/〈 //ﾆﾆﾆヽ、
（"´￣￣ヾ）） ＿＿〉,ヘ （（/￣￣｀ﾞ`） それを見た患者は
| 、ィ_ﾉと)' ／"＼三／"＼ (つ（_,,ｱ |!
i| ｀ ｲ_／ .／(（○）)三(（○）)＼ _Y |! 『前に見てもらった先生が水銀を注いでくれたんだ』
.ヽ、 ' （ ／ ｀ﾞ（__人__）'" ＼ / ` /
＼ ＼l i| |! l／ ／ 『それが今効いてきて 弾が溶けて出たんですね』
l|l ＼ ＼ ､i|,/⌒ヾ､|!;, ／ ／ |l
＼ ヾ `ー一'´ ｨ ／ i って言ったんだお！！
ヾ、 ｀`"´ ／
ﾟ |! Ｙ ｨ |! ｡ さすがのやる夫も 無知すぎる医者に腹がたったお！！
,. ' ､/ ヾ ´ ’ ｀
ﾟ, i! `| ゜､l! i|!; ﾟ ゜ ｡
＿＿＿_
／ ＼
／三三二. ＼ やる夫は医者として
／三三二 ＼
|三三二 | 支那の医療技術も詳細に調べたんだけど・・・
＼三三二 ／
Y──---- く
/三二 三二二 ヽ. 五色とか五行とか五味とか五臓とか・・・
ｌ三二 三三二二 ',
l三二 三三.二二 ', 記述するに値しないから省略するお
,'三二 三三.二二. ',
/三二 :∧:三三二二 ',
/三二 :/ ∧三三二二 ', 当時の支那の医者は 誰でもなりたい人がなれる
/三二 :/ / Y三三.二二 ',.
/三二 :/_フ j三三二二 / そういう世界だったお・・・
（｀ヽ____ノ ,厶三三二二__ ..イ
ー ´ ／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ixイi:i:i:ﾉ
/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＞'升:i:i:i:i:i′
/i:i:i:i:i:i:i:i,:´ l:i:i:i:i:i:i:i:i
/i:i:i:i:i:i:i:i/ l:i:i:i:i:i:i:i:i
/i:i:i:i:i:i:i:i/ l:i:i:i:i:i:i:i:j
γ⌒ヽ、:i:i:i:ｲ (⌒ー―ｲ
ー-----一′ ￣￣￣
∩＿
〈〈〈 ヽ
＿＿＿_. 〈⊃ } 満洲の医者の治療は患者を悪化させるだけだお！
／ ＼ | |
／ ヽ、 _ノ ＼ ! ! やる夫がちゃんと診療するから
／ （●） （●） ＼| l
| U （__人__） .| ／ みんな来てくれお！！
＼ |i||||||i| ／／
/ ＿＿｀ ー' /
(＿＿＿） /
やる夫先生は医者として憤懣を胸に懐きながら
奉天で病院を開設しました・・・・しかし
, / `ー---─一''"~´￣｀ヾヽ
i i| ilﾚ ミﾐミﾐ''"｀─- ､
, .,i! i !/i i ミミﾐﾐヾ ﾐヾ ﾞヽ
.i ,!i l.| ' i ゞ 彡ミﾐﾐヾ ﾐヾヾ ｀ヽ
, i!､k ヽ､ ヽ 彡ミﾐ ミヾヾ ﾞ
li l ヾ、 ヾ _,,=＝ ミﾍベ
, |i､ヽ ヽ､ ヽ ヾ ﾞ
!ヾ ヽー- ＿ ー- ,,__ 〃ヾ
ヾヽヾ ‐- ,,___ /ｿﾂ､ヾゞ､ヾヾ
` ､`ー- 、...,,─-- __,, 彡ｿｿ ヾゞゞミﾐ
ヽ.､ `ー --- .,,─-- __,, 彡ソｿﾉ,; ,,-弋ミﾐﾐミ
＼ ﾞｰ‐- ､..,,,____,,. --彡彡彡'"'",ィ'-＝＝==､ヽミﾐﾐ
｀`,.-､-─r,=＝＝＝=､:;;,,::;;::f" ,.'i´ o`i 冫ヽ ]-'´ ∧∧
ﾞiヾ ニill 〈 （.Ｏ)ーi｀￣´i _`_-_'....' li ﾞ＿/ ヽ
ﾞi ill::::::::;ｰ-‐γ'i'::l,⌒ヾ`)::::::::::;;'' 〃u ＼
ﾞi :ill::::::::;; ソ::::;i,､, ヾ:::::::;''' _,,ノ' ,r-| イギリス人は治療と称し
ﾞi､ ﾞ`‐=＝'"..::::::;i,, .,,, ﾞﾞ'''''"~´ l＿|
ヾ.ｲ '''"..-一､ u .lヽ 小児の心臓と目玉を
ヽ :;;l￣´ _,,,...,.ヽ ,ｲ＿〉
ﾞi. u ;;iｪ'´ i' ヾﾄ! ./:! ＼ くり抜いているんだよ！！
ﾞ!. :;;Fi、 ,,.ﾂ ./;:;: ﾞi
./ﾞi ヽ ﾞ;ヽﾆ二ニ-'´ .／ :;:; / ﾍ
／ i ヽ :..,,-‐' ／::;' ;:; / /∨＼/
∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
＜ ＞
＜ ナ ゝ ナ ゝ / 十＿" ー;=‐ |! |! ＞
＜ cト cト /＾､_ﾉ | ､.__ つ （.__ ￣￣￣￣ ・ ・ ＞
＜ ＞
∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
,. -─- ､._ ,. -─v─- ､ ＿
,. ‐'´ `‐､ , ‐'´ `‐､, ‐''´~ ｀´￣`‐､
／ ヽ､_／)ﾉ ＜ ヽ‐'´ `‐､
/ ／￣~`'''‐- ､.._ ノ ≦ ≦ ヽ
i. ／ ￣l 7 １ ｲ/l/|ﾍ ヽﾍ ≦ , ,ﾍ ､ i
,!ヘ. / ‐- ､._ u |/ l |/ ! ! | ヾ ヾ ヽ_､l ｲ/l/|/ヽlﾍﾄ､ │
. |〃､!ﾐ: -─ゝ、 ＿_ .l ﾚ二ヽ、 ､__∠´＿ |/ | ! | | ヾ ヾﾍﾄ､ !
!_ﾋ; Ｌ(.:)＿ `ｰ'"〈:)_,` / rｉヽ_(:)_i '＿(:)_/ ! ‐;-､ ､__,._-─‐ヽ. ,.-i､
/｀ﾞi u ´ ヽ ! !{ ,! ` （ } ' (:)〉 ´(:.)~ヽ |//ﾆ !
_／:::::::! ,,..ゝ! ﾞ! ヽ ' iﾞ! ７ ￣ | ﾄy'/
_,,. -‐ﾍ::::::::::::::ヽ、 r'´~｀''‐､ ／ !、 ‐=ﾆ⊃ / ! `ヽ" u i-‐i
! ＼::::::::::::::ヽ `ｰ─ ' ／ ヽ ‐- ／ ヽ `￣二) /ヽﾄ､
i､ ＼:::::::::::::::..､ ~" ／ ヽ.＿_,.／ //ヽ、 ー ／ ゝ
.! ＼ `‐､. `ｰ:--'´ ／/ｲ;;::::: //〃 ＼ __,. ‐' .／ ／ ＼
ヽ ＼ ＼ / / /i:::::. // ￣ i:::: ／ ／
＿＿＿_
／::::::─三三─＼
／:::::::: （ ）三（ ）＼ またこれかー！
|::::::::::::::::::::（__人__）:::: |
|:::::::::::::::::::::: |ililililil|::::: | ない！ ない！ ない！
|:::::::::::::::::::::: |ililililil|::::: |
|:::::::::::::::::::::: |ililililil|::::: | 絶っっっ対 そんなことはしていないお！！
|:::::::::::::::::::::: |ililililil|::::: |
|:::::::::::::::::::::: |ililililil|::::: | 今度ばかりは 濡れ衣だおーーー！！
|:::::::::::::::::::::: |ililililil|::::: |
＼::::::::: |r┬-| ,／
ノ:::::::: `ー'´ ＼
ミﾐ:::;,! u ｀ﾞ"~´ ヾ彡::l／VvVw、 ,yvヾNヽ ゞヾ ,. ,. ,. 、､ヾゝヽr＝ヾ
ﾐ::::;/ ￣ﾞ`ｰ-.､ u ;,,; j ヾk'! ' l / 'ﾚ ^ヽﾍ＼ ,rﾞゞﾞ-"､ノ / l! !ヽ ､､ |
ミ/ J ﾞ`ｰ､ " ;, ;;; ,;; ﾞ u ヾi ,,./ , ,､ヾヾ | '-- ､..,,ヽ j ! | Nヾ|
'" _,,.. -─ゝ.､ ;, " ;; _,,..._ゞｲ__／/〃 i.! ilヾゞヽ | ､ .r． ヾ-､;;ﾉ,.:-一'"i
j ／ ,.- ､ ヾヽ、 ;; ;; _,-＜ /／_,,＼' "' !| :l ﾞi !_,,ヽ.l `ー─-- ｴｨ' (． 7 / ざけんなバカヤロー！！
: ' ・丿 ￣≠Ξｲ´,-､ ヽ /ｲ´ r． `ー-'ﾒ ,.-´､ i u ヾ｀`ー' ｲ
＼_ _,,......:: ´ﾞi､ `¨ / i ヽ.__,,... ' u ﾞl´.i･j.冫,ｲﾞl ／ ｀`-､..- ノ :u l じゃあどうやって
u ￣￣ 彡" 、ヾ￣｀`ﾐ::.l u j i､｀ー' .i / /､._ ｀'y /
u ｀ヽ ﾞ:l ,.::- ､,, ,. ノ ﾞ u ! /_ ￣ ー/ u / 写真が撮影できるんだ！！
_,,..,,_ ,.ｨ､ ／ | /__ ｀`- ､_ l l ｀`ｰt､_ / ／
ﾞ u ,.／´ " ｀`- ､_Ｊ r'´ u 丿 .l,... ｀ー一''/ ノ ﾄ ､,,_____ ﾞ/ ／
./＿_ ｰ７ /、 l 'ﾞ ヽ/ ,. '" ＼｀ｰ--- ",.::く､
/;;;''" ￣￣ ───/ ﾞ ,::' ＼ヾﾆ==＝'"／ ｀- ､ ﾞー┬ '´ / ＼..,,__
、 .i:⌒`─-､_,.... l ／ ｀ー┬一' ヽ :l ／ , ' ｀ソヽ
ヾヽ l ` ｀ヽ、 l .／ ヽ l ） ,; ／ ,' '^i
＿＿＿_
／::::::─三三─＼
／:::::::: （ ）三（ ）＼
|::::::::::::::::::::（__人__）:::: |
|:::::::::::::::::::::: |ililililil|::::: |
|:::::::::::::::::::::: |ililililil|::::: |
|:::::::::::::::::::::: |ililililil|::::: | 『』
|:::::::::::::::::::::: |ililililil|::::: |
|:::::::::::::::::::::: |ililililil|::::: |
|:::::::::::::::::::::: |ililililil|::::: |
＼::::::::: |r┬-| ,／
ノ:::::::: `ー'´ ＼
やる夫先生は 支那人の超理論に思わず言葉を失いました
清朝ではこの頃ようやく 写真機の存在が一般に知れていたのですが・・・
＿＿＿
／_ノ ヽ＼
／ （○） （○） ＼ すげえお・・・
／ u （__人__） ＼
| |i!i!i!i!| u | 柳の上に猫がいるから猫柳の
＼ u |;;;;;;;;;| ／
／ ｀⌒´ ＼ バカボンのパパ以上だお
(<<<) （>>>）
|、 i、 ,i /
ヽ＿/ ヽ__/
| |
当時の写真機は 大型の箱に像を移していました
箱の中に正確な肖像が写るのは
人の目玉が使われているからに違いない・・・
写真のテクノロジーを理解していない支那人はそう判断し
目玉の供給は 西洋医師が担っていると思ったのです
_,..----､_
／ ,r￣＼!!;へ 我が親愛なる 奉天市民諸君！
/〃/ ､ , ;i
i,__ i ‐=･ｧj,ir=･ﾞ) 西洋人は諸君の子供の目玉を狙っている！！
lk i.l ／',!ﾞi＼ i
ﾞiヾ,. ,..-ﾆ_ / 今こそ皆で立ち上がり 西洋人の病院と住居を
Y ﾄ､ ﾄ-:=┘i
l ! ＼＿＿j'.l ともに焼き払おうではないか！！
｣-ゝr―‐==;十i _,r--――､
.ﾄ､.j.!ﾚ'￣三! ＞ｰr‐r‐r‐＜ _,.r<"｢ l__＿__
＿＿__,..r--r＝ヾヽj,r―'"≦＿_￣￣r―'"＼＼ ＼r",.-､, ＼
∧ ﾄ-'‐'"三へ＞ﾄ-‐'"~ ﾞi / ＼＼(_.人 ヽ._ ヽ
ﾚ'へ._ﾉi ｢ ＼ ﾞl //./",｢￣／ / / ヽ-ゝ. ＼ /
ﾚ'/／ .l l ! ! i/./ ./ / / / ,（ ＼ ノﾊ
ﾚ'/ .! ! i ﾞ'! ￣ ∠, / ヽ.＿ ,ﾀｰ '",〈 !
/ﾞ" ,r'" .l‐=ﾆﾞ,｢l ! ｢￣!. ／.／ ｰ==' .l.ﾄ､. -‐'"/!.ﾄ,
／ .ﾄ- ﾞー―┘!└‐'='-‐" ヽ._/ ､ ﾄﾐ､￣￣._ﾉﾉli＼ ←奉天在住の回族東洋医
またこの騒ぎに 既存の奉天の医者が乗じました
仕事を西洋医に取られることを嫌った彼らは
やる夫先生たちを誹謗する張り紙を市中に貼り
悪態をつき 石や泥を投げつけました
f¨ﾞ!
:┐ . ￣〒￣〒￣n /〉.〒￣〒￣〒￣〒￣〒......<ヽ..ﾞ〒￣〒￣〒￣ﾞ/^〉'......￣〒￣〒￣〒￣
!.. ＿⊥＿⊥......}”/..ﾞ⊥＿⊥＿⊥＿⊥＿⊥,､ <｀ヽ..ﾞ＿⊥＿⊥ /:::/.,､.....＿⊥＿⊥＿⊥＿
⌒!ｨ f¨ﾟ{ <´ 'ヽ Vハ |ヽ Y¨! |::::}ｲ { , -ー ､ _ /¨> r-‐,､ <⌒!
::〈人_r-ｰ- ､_r＜}| ＞::::￣:｀ヽ__, - ､__r ､r=¨>‐-! /:::::}＿_Vﾍ }:::|__}::::{.ィ1.|:.:.:.:.:.:.}_, くﾉ￣! ./;;;;;;;;;}_, ﾍ⌒',
/:.< /::::::::::::::::Y::/|i /::::::::::::::::::::::Y:.:.:.:.:.YVｲ!:::::}::::::::|/::::::/:ァ＜! V_::| ',く/⌒!}:.:.:.:.:ノ/ /:/^V__〈ヽ;;;;;/_!__ノ::::::ヽ
:.:.:.:}|:::::::::::::::::::|:{:. }:!:::::::::::::::::::::::: l:.:.:.:.:.:.|ィ ゝx}:::::: |::::::/:.:/ / > ¨⌒ヽ:'. V¨¨ヒ{_. V==<:::::｀ヾア´:f⌒!ヽ:::::}
＼f':!::::::::::::::::::lﾊ:.:ﾘ'.:::::::::::::::::::::::∧:.:.:.:./ ＞ｲ::! :::: |:::::{Y/' 〈 /:::::::::::::::::}:' V::::::::::{ .} .}::::::::::|:.:.:.:.|:.:.:|:.:.}-:'
ヾ!,､:::::::::__/_／ ヽ::::::::::::::::/|ﾚVWハ/::::::::/:::::: |::::::|ﾊ V!::::::::::::::::::!:/ ./:::::::;:::Y /^!:::::::{:ﾄ､: |:.:.:|:./:::::
｀Yﾟ￣ ＿/VﾚvｲW:::::｀ー-::＿_／:::::::::/:::::::| ヽ ｀!:::::i:::::::::::|' /:::::::/L_| ￣⌒¨}＞ﾍ}:.:.:|”::::::::
、 f´￣::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::| ヽ .|:::::l::::i::::::| /:::::::::| ＞- ._ }} |:.: |ヽ:::::::
また彼らは度々 群衆を扇動しました
日を定めてやる夫先生たちの家を襲撃するよう
奉天に来てから数年間 やる夫先生たちの家は頻繁に
ひどく興奮した群衆や見物人に取り囲まれました
＿＿
_..-''''ﾞﾞﾞ´ ﾞﾞﾞﾞ'''ｰ,,、
.／ U ＼爻爻爻爻x心､ヽ､ ；
, ' ＿＿＿ ＿＿ .ヽ 爻爻爻爻x心､ ヽ
./ （ ● .） （● ) '.,: /: :｀ヾ､爻爻ヽ∧ ；
/ u . ￣￣￣ ￣￣ '.,: : :/: : :｀ヾ爻心∧ や、やばいお・・・
.,' .l..:/: : :l: : : :｀爻X}∧ ；
l U. （ 人 .） .l./: : :/: l: :l: : }x爻} ', これはやばいお・・・
.'., ｀.┬‐ ´ ｀ ┬ ´ .,'.: : :/: /_:/l: :.l爻x} ,ノ ；
' , ￣￣￣￣ ／..:／／／ !: ix爻}´
ゝ、 ／ :／／≡≡≡:/爻j}:! ；
／｀ ー――――― ‐=''' く':ﾉ:::::::::::::::辷':ﾉ ;:/爻j}:..l
／ ＼ ::::::::: ムl爻f}: :l ；
/ ヽ-っ ／:.{X爻}:.l
/. , -‐､., ィ´: : :{爻X}: l ；
/ / ：ﾐく Y}rfﾊ､{X爻}:..l
/ | ﾐ/ ノ ）{j}:::{爻X}: l ；
| | ：ﾐヽ＿ ´ 〈：. ゝj::{X爻}:.l
t 〉从||||iiｰ''";;;;;;;;ｰ､ﾘﾘ） ~'ｰ､
了 ,r'~;;;;Lr'";;;;;､ '"ヽ ~' ､ii〈 /
て 消 （ /ｿ､;;;;;;;;;;;／::: ::ヽ:::ヽi| 土 わ （
え 毒 〉 |/､,, 'ｰiii~''",,,､ヽ- ､,,t:::::j 下 は 〉
か さ （ y,,,,＝'';;'"´ ;;;;;;､r'--ﾐ:ﾇ 座 は （
┃. れ ヽ, t'" ;;;r'⌒''yｰ'" ::t ） し は / ,,､-''"
┃ ゝ i￣:::::ﾉ'ｰｲ;;;;,,,,_ｰ､ 彡|i | ろ /'",､-'"
┃ ,r" ヽ､ 'r=＝'"~,,)i'iii ﾘ:j | // 〉:::::::::::::
// r-､| ', i;;;;r'"~~ ﾘ ｿ::／/'''ｰ､ ・・ _（::::::::::::::
・・ | i tｰ'--,ノ ／ ,r';;; :::L ＿ __ /::::::::::::／
,r､ ,､-- ､, -'" ,iヽ, 二~-ｰ, ',､ ':::::::::／ ﾉ／",, ﾚ''"､~ ,､ ':::;;､
ﾚ"从 ;:;: （ _,, r'''~|::::tｏ'''''"ｏ~j";;;､ -'":::"::| ,,,,」L,,,, ヽ''",,､-'~::::
从 ）,,,､-ｰ ''''"￣￣::/::::. (､;;;;二＝ｰ'''":::::::::::::::,､-''i, |j" ,,,,,､- '":::::::::::::
ﾞ〉 , '''~ '''"::''＿__''''/::::::::| ::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;､-ｰ''"/从;;;;~'''''''i'i""| i|:／￣￣
∫ （,,:::::''" ,r"ii .ﾂY""::/:' ､;;;;;;;;;;､ -ｰ ''"" i i|||;;;;;;;;;;;;;;||;;;;;| i|:::／
｀}∫ _ﾉ､,,,,,,,/ﾆ了￣/,,,,,i////::::::::::::::::::::tj:::::::::::::::::::::::::| }||;;;;;;;;;;;;;;;|i;;;;;;| |/
";:;: ;:i'＿＿_（二二i|/iiiiii//// :::::i ::: i 〈t""○;;;;ti;;;;;;i /
'､t,,々ヽ＝=､､~'' ､ヽ| iＯj//ﾘ:::::,､ '"" :::| ::: t | t､､ ti;;;;;;i
.,r／;:;~''tt;;;;;:ヽヽヽ'yi|ﾘ,//iｿ''~ ::::| ::: '､ヽ';;;;;;Ｏ;;;;ヽ;;i
.i.|;:;:;:;:;;ﾟ;;;;ｏ;:;;:;:;:i |"|::|Ｏ|ii|||| :: it ::::::: ' ､;'､;;;;;;;;;;;;ヽ| ､､
i ';:;:;:;:;;;;;;:;:;:;:;;:;:;ﾉﾉ:::i:ｿii|||i| || ::;;ヽ ::::::::......................｀' ､;;;;;;;;;;;;;;;i :::" ,､
ｰ､' ､､;;;;;;;;;;;､ '"::::ノ人i从i || ::::::;;;j ~' ､,,::::::::::::::::::::::::::::::＼;;;;;;;;;;;t ::::::,､ '~ ,,
＿i､ヽ,,二＿,,､ '",,r"入从jﾉ:::::::::::::::::::::::::::;;/ （:､ ~ '''''''''''''''''""""~ヽ;;;;;;;;;'､／:::／::
'ﾌヽ､iii二二;;;;､-'"ｰ-'､〉､､;;;;;;;;;;;;,､- ''~ ;;;;};;;;:::::;;;;;;;; ,,,,,,,,,､ ,､-ｰ''''､~ﾌ""/:::::::
/､ '"~（~~~ '''､"~ ヽ,...,,'ｰ-､~'ｰ､::::'''" ヽ:: ~ ､-ｰ''":::::::ヽ Y
彼らは非常に興奮していました・・・
､_人_从_人__/
_）
,..r;;: （ 人) ) ,;｀ｰ､ | ヽ丶 _） 消 汚
ヾゞ､ ゞ'´ '｀´ ｀ヾ､ ─|─ _） 毒 物
-‐':､ゞ'｀` ,l / | ヽ _） だ は
ヾ､ ゞ;;. ,r-､ ｀ヾ､ ヽ､ _） l
, rヾ ,r!/r'ヽ '｀ ＼ ＿|＿ _） っ
_,,,.,ﾉ､_ ヽ, ｀ゞ;; ;:､ ／| ｀) ！
,r‐'''" ,.r ,ｲ彡ミﾐヾ､ ｀` ´;;i V^V⌒W^Y⌒
__,.;;,ｨ'´ ,:;;;;彳彡ミ;j｀､ `i;:､ オ
;; ヾ､彡;;;ﾉﾘ;jjjjj;;;jr' i . ノ;;:'' ｀ﾞ｀､ ｀`ｰ､ ,ｨ
彡冫;;il;;;ミ;;;;;y;ﾚ ,t'´ ,.､ｰ､ ゝ ｫ i|l;
;'ｲ;;;'ヾ｀`ヽ､ｨ;;i ,ri'´ ヽ ヾノ ,ry' il'Yﾞr ヽ､ ,j|l;;
j'´ '´ '´／ゞ';;::`´ヽ ｀`´ｰ ﾞi ;;: ,r' ) ,r､ ,rヾlir'ﾐ,
/ ,;:' '´/ ｰ≡;i{､ ／ヾr'´ ,. '`;;:､ 〉ゝ r-ｰ-､_ ,{i＝i= }i､
ｰr-､j ,! ,;',;'ｨ;;:ｲ''｀`ゞ､_,､-‐'´ヽ:;/ ､ ｀`ヽ ;:､ ｀' (´ ｀ゞ､;;;;'',,fi､,≡:;ｲ＝=､
,,:' ｀`ゞ､,;;ゞ､ "´ｲ ,... `'彡 ,／´ ｀ヾ､ヾ ' ｰ､ ii;j ｀i;;!'´ﾆil';;;;ゞr､_,r'ミ
' ｰ‐─ ,rｰ'ﾞｰ─-､_j;:r'´ ヾ,ゞ ､ ゞ,ﾐ;:l;;l ,! ,!,i;;'´¨/
;. r-‐;;'"} ｀`ヾ､ ﾉ ,;;;: (i,;)））､,,:;!､__,:};!_,.､l
.... _,,,ｨ､ i 'ヾ人 ､}( / ノ ,r'i r'"ヾ-‐i‐-:;ｲ, / ヾ
,.r'´,ｨ'l､ _ｨ;;､ ､,.ミﾐ'´ ,;:'´ﾊ '´ ,j ,r' }ミ,r;}ゞ‐'─l:::.i ,jl
,l:. ヾ;'´ｲ'´ﾄ､_ j (＿,r'´（`'´`ｰ'´,ﾉ i; l （｀'´ Y´ ,ｲ≡＝‐-ゞ､,r'
ｷ:. ,.彡;:､ }ヽ、'´ ｀ ､,;{ ﾞﾚ ,ゝ' i;;;:: ,;:li三ﾐ;}jlK
'i ,r'"´,;ゞ､_,.イレ'ﾞ､ ,.{ i' ) ,ｲ ;;;;;;jk三ミ}ﾞkiヾ､
そしてついに やる夫先生の家に火を・・・！
ﾄ､ﾊ/:::7
___/|/:::::::::::/〃_
､_}::::::::::::::::::::::::::::/_
Ⅵ:::::::::::::::::::::::::／
Ⅵ::::::::::::::::::::/
ミｰ::::::_::_::::::::::/ ﾄ
彡〃´＼:::..｀ヾﾊ |乂
彡/:::: _ ＼::::::入 ﾄ､j ) おぶつはしょうどくだー（棒）
彡ﾄ､__r──=ｰ- ﾏ } (
彡| ’::..￣`７ ゞｰ{l r' ヽ
彡人ﾉ:::. /ｰ=ﾐ / ゞ=ミ {
/￣L. 彡ｿ::::ト､::. |`ｰ1{ |_ ﾄ､_} ) せいようじんのいえにひをかけろー（棒）
／三三三≧=彡く::::::::::. ＼ ｰ=彡.ｲ､＼＿___ _ { (
〃⌒ヾ三三三三三三≧ｘ: `ｰ一''｜}:::::.ﾆ二三≧ｘ . ⌒ヾ } ・・・・おれはやらないけどな
ゞ::::/´///｀ヾ三三三三/⌒ヾ､__＿＿/l:::〃 ｀ヾﾆ二三≧ｘ__ ){
|/////////＼ﾆ二三乂 人ｰ====彡::ゞ. _ .ﾉﾆ才" 〃 (
|////////_彡'`ｰ=:====:=彡 _ノ ｰ=Ⅵｰ=彡''ﾆ二三{{ }}
ト-=彡´￣ ､i:::::::::::| i Ⅵ::／ニ二三 `ｰ=彡''
|::::::|::::: }:::::::::::| | 〉"=ニ二三三三／
|::::::ゞ::: /|:::::::::::| 人 ／ニ二三三三彡''
・・・・・付けませんでした
_,..----､_
／ ,r￣＼!!;へ 皆さん！ 怖がってはいけない！
/〃/ ､ , ;i
i,__ i ‐=･ｧj,ir=･ﾞ) 相手は悪辣非道で礼儀をわきまえない
lk i.l ／',!ﾞi＼ i
ﾞiヾ,. ,..-ﾆ_ / 姑息な外国人ですぞ！
Y ﾄ､ ﾄ-:=┘i
l ! ＼＿＿j'.l 早く火をつけるのです！
｣-ゝr―‐==;十i _,r--――､
.ﾄ､.j.!ﾚ'￣三! ＞ｰr‐r‐r‐＜ _,.r<"｢ l__＿__ とくにあなたがた
＿＿__,..r--r＝ヾヽj,r―'"≦＿_￣￣r―'"＼＼ ＼r",.-､, ＼
∧ ﾄ-'‐'"三へ＞ﾄ-‐'"~ ﾞi / ＼＼(_.人 ヽ._ ヽ ヤクザ チンピラ 浮浪者は
ﾚ'へ._ﾉi ｢ ＼ ﾞl //./",｢￣／ / / ヽ-ゝ. ＼ /
ﾚ'/／ .l l ! ! i/./ ./ / / / ,（ ＼ ノﾊ 失うものなどないではありませんか！
ﾚ'/ .! ! i ﾞ'! ￣ ∠, / ヽ.＿ ,ﾀｰ '",〈 !
/ﾞ" ,r'" .l‐=ﾆﾞ,｢l ! ｢￣!. ／.／ ｰ==' .l.ﾄ､. -‐'"/!.ﾄ,
／ .ﾄ- ﾞー―┘!└‐'='-‐" ヽ._/ ､ ﾄﾐ､￣￣._ﾉﾉli＼
|il|il|il|il|il|:::|i Ⅳ
|il|il|il|il|il|:::|i /
ｰ=ﾐY|il|il|il|il|il|:::|il|
ミ1三≧ il|:::|ilト.
彡/ ｀ヾ::::ゞ=彡∧ たしかに俺は失うものは何もないホームレスだ・・・
彡ｿ ＼:::::／ |
彡::}__,,r:::::::::::ｪ::::::::::y、
彡::｢t￣`ｰ='7⌒ｰ=''〈} でも暴力とか かっこ悪いじゃん
彡::人_, l ノニﾆ /ﾉ
_＿ .. -=彡.:::::::/ | | {-─-{{ | 焼き討ちしたいなら アンタやれば
／´ `ｰ=彡'' ＼` 弋三ﾖj ∧ｰ── - - ．.
〃 ￣￣￣＼ ＼ ＼_＿＿/ ∧＼ ｀ヽ
// _＿＿＿ `ｰr -=ミｰ- _＿彡'' }::.. }´￣｀ヽ. ノ ノ
{{ ／/ ｀ヾ _＿＿人＿＿/∧ｰ一 ” 弋从 }_＿彡"ヽ
`ｰ{ _才 ｜:::::::::::::|| . Ⅵ:::`ｰ=彡 }
| _才" | |::::::::::::|| : Ⅵ:::::::::∧_＿＿__ 人
人＿__才" | |::::::::::::|| i Ⅵ:::::::::::i | ←奉天在住の支那人ホームレス
／ミミミミミミミ川＼
／ミミミミ／＼ミ川川|/＼
／ミミミ／ ＼|/ ヽ
/三三三| u |
/三三三＞ ＼ ／ <|
|三三三／ 〈＿＿__ )) ＿＿）
|三（⌒|｜ ＼＿0> <__0/ え・・・嫌ですよ
|ミ（6 |_| ／ |＼ 〉
| し u ／ | |
丶| | 〈 」〉 |
｜ | ＿＿ / 暴力なんて 野蛮なこと
｜ ＼ ー /
｜ ＼ | | 医者の私が 出来るはず無いじゃないですか
|￣￣￣￣ ＼＿＿＿/
|￣￣￣￣￣￣￣| | |￣| デモの後はお片付けして帰るのがマナーでしょ？
| 二二二＼＿| | |_/二
二二二＿_| | |_二|
度々家を囲まれたやる夫先生ですが
群衆はそのうち飽きて帰るのが習慣でした
危険な場面は何度もありましたが
有事を除いて西洋人が害されることはありませんでした
＿＿__
／ ＼ 現代日本では 中国は歴史的に暴力的で野蛮とされることが多いお
. ／ ＼
. ／ ／） ノ ' ヽ､ ＼ 確かにそういう一面が 中華圏にあるのは事実だお
| ／ .ｲ '（ー） （ー） u|
. /,'才.ﾐ). （__人__） ／ でもやる夫が居た清末満洲では 平素暴力は忌み嫌われていたお
. | ≧ｼ' ｀ ⌒´ ＼
／＼ ヽ ヽ 暴力を振るうやつはどんな階級でもカス扱いされるお
＿＿__
／ ＼ 当時の奉天は二十万都市だけど 一人の警官も居なかったお
. ／ ＼
. ／ ／） ノ ' ヽ､ ＼ それで治安は市民の手で 完璧に保たれていたお
| ／ .ｲ '=・= =・= u|
/,'才.ﾐ) （__人__） ／ 官僚制的にも 清朝は武官より文官が高い位階にあったんだお
. | ≧ｼ' ｀ ⌒´ ＼
／＼ ヽ ヽ 貧民街にホームレスも沢山いたけど 事件が起こることはほとんどなかったお・・・
現代の我々からすると意外ですが
やる夫先生は支那人よりも西洋人の方が
暴力的であると記述しています
＿ , -－／￣￣￣＼ ＿ _ ＿__ ＞ ‐ - - 、
∠_ ヽ / , =､ , =､ V´ У V._ ヽ. , - ─ - 、/￣＞ ─ ､ ＿.＿_, ─‐ 、 / _ _ ヽ´ ￣ ｀У. ｀
´ ヽ .Ⅵ ､ , | 〈 |´¨｀, =､ | / __ .ヽ , -- ､ } ＿_ / / / _ ,=､ヽ｜ "¨ﾞ ´¨｀ |ヽ __∠＿＿
｜ | | ヾ ‐- '´/ | .／￣ヽ| |`‐ィ / ∧ '"¨ .〉 '｀ '｀| ／ ＿. ヾ .} | "¨ﾞ , } } ､＿＿_,ｲ |／
/ ' ヽ ゝ-‐' ,'/ ＿__ヽニ´.ノ { l ヽ ヾ - ‐{ ､.`='/ ／ ＼∨/ ' , `ﾆィ´ / ゝ､ ` - ‐ ´/ , - ､ , -､
／ _ / ､ ＿／ ／ ヽ / ＞´ ＼ ￣ﾌ ￣.／! ,=､ ,=、 |｜| 〉‐- く ｜ { '⌒` ⌒ﾞ
´ ／ ＼.. .,ｲ __. V ／ 〈 ￣「 / | ﾄ､__,， /.､V ／ ヽ ／ ｜､ ,
/ ' ', ゝ! ､"¨｀,.=､| ,' } } |. ` `ﾆ´／. ヽ'´ ／ ｜|` - ─‐'/
{ |／ ヽ ﾞ､`‐イ / ｜ { / ｜ ', ／ , -| ヽ＿＿ノ .／
｜ ｜ ＼ ￣メ ｜ { ｜ ｜ / / ヽ ／
暴力は振るわれませんでしたが軽侮の念はあからさまでした
支那人は普通の人は勿論 ゴロツキやチンピラ
はては乞食に至るまで どんな地位の人でも
支那人であれば 外国人より偉いと考えていました
／ﾍ＿＿／ﾍ
／ ＼
／ ＼
.く ＼ ,＿ 冫 ・・・日雇いしか仕事がないニダ
> ｕ. ∩ノ ⊃―）／
( ＼ ／ ＿ノ | |
. ＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
満洲に唯一大勢居た外国人は朝鮮人でした
彼らは一様に高い帽子をかぶっていて目立つ存在でした
満洲の人々全員が 彼らをあからさまに軽蔑し
最底辺の仕事しか与えませんでした
いわゆる・・・中華思想というやつです
__＿＿
／ ＼ この中華思想が強固だったのは それまで清の鎖国がかなり強固で
／ ＼ ／ ＼
／ （●）i!i!（●） ＼ 外の情報がほとんど民衆に知れていないのが 主原因の一つだお
| u , （__人__） |
＼ .｀⌒´ 〆ヽ なにしろこの頃の奉天市民の世界認識は
/ ヾ_ノ
/rｰ､ | 中華＞＞（絶対に越えられない壁）＞＞朝鮮＞＞海の向こうの日本 だお
/,ﾉヾ ,> | /
ヽヽ〆| .| そんで日本は 清に服属する小人の国と考えられていたお
＿＿＿_
／_ノ ヽ、＼ 清朝有数の大都市でこれだお
／（ ●） （●）.＼
／ （__人__） u. ＼ 田舎町じゃ ぶっちゃけ日本すら知らない人の方が多いお
|ｎi 7 ｀ ⌒´ . |ｎ
l^l | | ｌ ,/) U l^l.| | /） いわんや欧米なんて なにそれ美味しいの扱いだお
', U ! ﾚ' / . . | U ﾚ'/／)
{ 〈 ﾉ ／
..i, ."⊃ ｒニ / 中華というより 世界に自分たちしか居ない そんな感じだお
."'""⌒´ `''""''''
, -=ﾆニﾆ≧ ､
／ ´+ ※ ※ +ヽ＼ それでやる夫は相手にもされないこのクソッタレな状況を どうするですぅ？
// +_r冖^::丁:｢:ﾄﾐヽ､＼ヽ、
〃 ／:l:::l::j::.::l|:::|::|::.:ヽ::.＼}〈 １．可愛い可愛いエリザベスを抱いてロンドンに逃げる
. ﾊ/::.::.:|::.|::l::.::l|:: ﾄ:ﾚく::.::､::.:lハ ２．可愛い可愛いエリザベスを抱いてロンドンに逃げる
l {::.::.::.ｌ|::|::|:::/|l:::| l|ｘ=ｬ､|::.:l}::.ヽ ３．可愛い可愛いエリザベスを抱いてロンドンに逃げる
| l::.l::､::Vｨ7厶ｌﾊ:j ﾍ:::ﾉ!|ﾊﾉ|::.::.:＼
｀T:ﾄ､:ヽヽれ:::〉 , "ﾘl ﾉ:_::_::_:::ヽ、 さあ！ どれがいいですぅか？！
. ヽ:::ヽ::＼ﾐ｀ﾞ <__} ,.仏 ﾄ{ r'´: :｀丶ﾐー--冖､
｀ヽﾄ､｀丁≧┬r彡' _｣/ ヽ: : : : : : : :｀: : :八:_ヽ-ｭ /^h
j:::} }:｣ rｰ≠()く⌒ヽ ＼: : : : : : : : :／ｲ ｌ｢ ｀ ー--―rv､ ／ //
/:::| /: r1V／ﾉｌﾄ､＼_}＼ >r ￣､l ,‐┐ヽV | | { l|冫´-ｸノ
/::.:｢//: r1ｲ / |:ﾄ､＼ ｀丶、 /|ヽ }_:_:;:ィ! Y￢ｰ- ､ }||廴／
/::.:rく: : : >}｛// |::Vﾍ } r-vﾊ￣｀ヽﾉ::.::∨ﾄ､ﾊ＼ ￣
／::.::厶: ヽ:勹 ,'::| ヽ:∨乙ﾍﾉ, ｲ::.:丶､ ::.:::＼::.:|: : /〉 〉 エリザベスはどの選択肢でも
／:::_r1{＞<＼/:7::::ﾄﾍr-ﾍ:＼r-'´≧ヽ､__::｀ヽ、::.｀ | :〃:/
／r‐'´※ ハ|: : ハ{:_:_广:;ゝ二ﾆこr'′: : : :Y＞､::｀丶､V／ﾄ､ やる夫に着いていくですぅよ！！
. ／::.::;ヘ _／ ヽ/: : ∨_／: : ｀ヽ｢∨: : : : : : : : ＼}＼::.::.::丶、::ヽ
,.イ::.::／::.:rﾍ、 ／: ; :-'´／: : : : : : : : : :／: : : : : : : ヽ〉:｀ ｰ- ､:丶､＼
,.:'´::.::.／::.::.:r=ﾐ､ _／::}／ r彳 : : : : : : : : : ∠: -:'´: : : : : : : :＼: : : : : ｀丶､:_ヽ ＿
./::.::.:∠::r-r'´ ／ヽ＞'´: :r‐' /: : : |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : / 〉: : : : : : : : : : ｀T￢ー―く ｝
-―┴‐::｀ﾆニ＞'´: : : : : :〉 /: : : :！: : : : : : : : :/: : : : : / : : :.:/ノ: : : : : : : : : : : : : ヽ }: : : : : ヽ ｝
_-─―─- ､._
,-"´ ＼
/ ヽ
/ ＿／::::::＼_ヽ
| :::::::::::::: ヽ
l u （ ●)::::::::::( ●) ・・・やる夫は・・・
` ､ （__人_） /
`ｰ,､_ ／
／ `''ｰ─‐─''"´＼
-- ､_
／ / ＼､
く / . ィ'|:|
|＼／ : : : | lﾉ ♪ やる夫は〜？ ♪
/|: : |: : : : :.:|､＼
|＼＿／/|: : l: : : : : :｢＼ ￣￣ /
`ー― /７: : l|: : : : : ‘｡::ヽ￣￣
(､＼__,≫=７:/: : :.ﾊ: : : : : : ‘｡::f≦))＿_ ﾉﾘ
＼f：｢＿_/;:'.: : :/^ﾍ: : : : : : :‘｡ヽ＿_ff⌒´ノ
＿ｒへ.＿＿￣_／: ／: /Ⅵ圦: : : : : : : :＼ヽ}`￣
/＼〈: : ＼: : : : : :＿: :／ :／:::::::::::::ヽ: : : : : : : : :＼ ､
rﾍ { : : ＼､: : : ￣￣ : : : : ／::::::::::::::::::::::::＼: ＼: : : : : ｀＜ニニヽ ＿_/:⌒ヽ))
. ﾍ| : ＼: : : :_＞､＿ノ≦ｘ￣:::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼: ＼: : : ＼: ｀:＜ン￣)-っ: :)ノ: :/
ﾊ: : ＼ノ￣ 《ﾍ::::::::::::::::::ヾﾐｘ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼: ＼: : : ＼: : ＿／￣´: : : ／
八ノﾉヽノ ＼≧ｘ:::::::::::::::ヾミﾆﾆﾆﾆ=ｘ＿＿＿__,＞､:￣ : : ＞――ァ´￣
￣ ＼ﾆﾆｘ:::::::::::::::::::::::::::::::`ｰ――――::::'￣￣::__／ﾆﾆノ
＼ﾆニｘ＿:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::__ノ／=く
`マ二二二二ニﾆ=-ｘ_＿＿＿ノ三ｱ_) ノ
(_ヽ,_ |`マ二ﾆﾆ==― ´ ヽ,__／
|-､ |
人_j＿)
.. ＿＿＿_
／ ― -＼
. . ／ （●） （●） ・・・奉天で コツコツ仕事をするお
／ （__人__） ＼
| ｀ ⌒´ |
. ＼ ／
. ノ ＼
／´ ヽ
-- ､_
／ / ＼､
く / . ィ'|:|
|＼／ : : : | lﾉ ・・・それがやる夫の答えですぅか？
/|: : |: : : : :.:|､＼
|＼＿／/|: : l: : : : : :｢＼ ￣￣ / こんなに嫌われているのに
`ー― /７: : l|: : : : : ‘｡::ヽ￣￣
(､＼__,≫=７:/: : :.ﾊ: : : : : : ‘｡::f≦))＿_ ﾉﾘ こんなに蔑まれてるのに
＼f：｢＿_/;:'.: : :/^ﾍ: : : : : : :‘｡ヽ＿_ff⌒´ノ
＿ｒへ.＿＿￣_／: ／: /Ⅵ圦: : : : : : : :＼ヽ}`￣ なのにここに留まるですぅか？
/＼〈: : ＼: : : : : :＿: :／ :／:::::::::::::ヽ: : : : : : : : :＼ ､
rﾍ { : : ＼､: : : ￣￣ : : : : ／::::::::::::::::::::::::＼: ＼: : : : : ｀＜ニニヽ ＿_/:⌒ヽ))
. ﾍ| : ＼: : : :_＞､＿ノ≦ｘ￣:::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼: ＼: : : ＼: ｀:＜ン￣)-っ: :)ノ: :/
ﾊ: : ＼ノ￣ 《ﾍ::::::::::::::::::ヾﾐｘ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼: ＼: : : ＼: : ＿／￣´: : : ／
八ノﾉヽノ ＼≧ｘ:::::::::::::::ヾミﾆﾆﾆﾆ=ｘ＿＿＿__,＞､:￣ : : ＞――ァ´￣
￣ ＼ﾆﾆｘ:::::::::::::::::::::::::::::::`ｰ――――::::'￣￣::__／ﾆﾆノ
＼ﾆニｘ＿:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::__ノ／=く
`マ二二二二ニﾆ=-ｘ_＿＿＿ノ三ｱ_) ノ
(_ヽ,_ |`マ二ﾆﾆ==― ´ ヽ,__／
|-､ |
人_j＿)
＿＿__
／ ＼ ・・・たしかに腹の立つことばかりだお
. ／ ＼
. ／ ― ー ＼ ２階建ての家は作れない 紙もうっかり捨てられない
| （●） （●） |
. ＼ （__人__） ／ エリザベスはチャイナ服を来てくれない
. ノ ｀ ⌒´ ＼
／´ ヽ というよりも実際のチャイナ服は クソダサのブカブカだったお
／￣￣￣＼ みんなやる夫達を嫌って蔑んでいる
／ ＼
/ ─ ─ ヽ まったく科学的でない因習で やる夫達を測り あざ笑う・・・
| （●） （●） |
＼ ∩（__人/777／ まったくもって 腹の立つ事ばかり 人ばかりだお
／ （丶＿//// ＼
＿＿＿_
／ ＼ ・・・でも・・・
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 銃創に水銀を流し込むような所を見たら 放っておけなくなったお・・・
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／ やる夫は 奉天に残って 治療を続けるお
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 | でないとこれからも満洲では銃創に・・・水銀が注ぎ込まれ続けるお
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
__,､--‐-､＿
,.ｨ':´:l ※ l ｀ヽ､
/: : : : :l l!. ＼
./: : :i: : : l ※ l! ヽ
i!: : : l: : : l .l l! ヽ ・・・それは医者として見過ごせないってこと？
. i!: :l: :.l!:l: : l ※ l‐-､_ 丶
. i!.l:.ﾄ､:.l:l:.l: :l l: : : :.￣｀ー―-､ゝ それとも人として放っておけないってこと？
. i! ヽ!ヽ!:l:.ll:.:l .※ l: : : : : : : : : :|
i! `l`ヽ!:l: l:l l: : : : : : : : :.:l
. ゝ i!l/:l .※. /: :l: : : : :.: : :l
＼i!i!l l: :l:.:l: : : : : : : l
｀/ ※ l: :.l: :l: : : : : : :.l
/ /､: :l: :l: : : : :l: : l
,ｨ./ ※ /ゝ‐､ヽ: : l: : : l: :.l
,ｨｸ／ ／::::｀~`ｰ､!: :.l: : : l: :.l
《!./ ※./::::::::::::::::::::::l: : :l: : : l: :.l!
ゞ! /:::::::::::::::::::::::::l: : :l: : : l: : l
〃!.ゝｲ:::::::::::::::::::::::::::::l: : :l: : : l: :.:l!
〃.l l:::::::::::::::::::::::::::::::l: : :l: : : l: : :l
.. ＿＿＿_
／ ― -＼
. . ／ （●） （●） どうだろう？
／ （__人__） ＼
| ｀ ⌒´ | 多分両方だと思うけど・・・
. ＼ ／
. ノ ＼
／´ ヽ
__,､--‐-､＿
,.ｨ':´:l ※ l ｀ヽ､
/: : : : :l l!. ＼
./: : :i: : : l ※ l! ヽ
i!: : : l: : : l .l l! ヽ
. i!: :l: :.l!:l: : l ※ l‐-､_ 丶 ・・・・思うけど・・・？
. i!.l:.ﾄ､:.l:l:.l: :l l: : : :.￣｀ー―-､ゝ
. i! ヽ!ヽ!:l:.ll:.:l .※ l: : : : : : : : : :|
i! `l`ヽ!:l: l:l l: : : : : : : : :.:l
. ゝ i!l/:l .※. /: :l: : : : :.: : :l
＼i!i!l l: :l:.:l: : : : : : : l
｀/ ※ l: :.l: :l: : : : : : :.l
/ /､: :l: :l: : : : :l: : l
,ｨ./ ※ /ゝ‐､ヽ: : l: : : l: :.l
,ｨｸ／ ／::::｀~`ｰ､!: :.l: : : l: :.l
《!./ ※./::::::::::::::::::::::l: : :l: : : l: :.l!
ゞ! /:::::::::::::::::::::::::l: : :l: : : l: : l
〃!.ゝｲ:::::::::::::::::::::::::::::l: : :l: : : l: :.:l!
〃.l l:::::::::::::::::::::::::::::::l: : :l: : : l: : :l
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ＞） （＜）＼ カッコイイこと言うなら
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
| /| | | | | | やる夫として許せないんだお！！
＼ (、`ー―'´, ／
￣￣￣
＿＿,．--_-_- ．__
_∠/ _v__｀¨´ _vv_ヽ.__ ¨' -．_
,ｨ´r_ ｲﾊ｀_,､__ ﾊﾊ _｀ヽ. ¨ ‐--ｫ
,ィ´ ´ﾊ ,ﾉ￣￣´ ￣￣ヽ､ﾌﾍ' ヽ.__ |
. /ﾍア´￣|.:.:.:.:.:.!.:.:.|.:.:.:.:.＼.:.:.:.:.｀ー､ _､＼ |
ノi,ｨ´:/.:.:.:.:.| .:.:/!:|ヽ.:',.:.:＼.:.:ヽ..:.:.:.:.:.: ヽ.ﾊ¨ ｀ー'‐- ､ ＿__
. |_/:!.:.:!.:.:.:.:.:ﾊ.:/ﾉ.:| .:',∧:ヽ.:ヽ.:.:ヽ.:.:.:.:.:ヽ:｀¨Tヽ._=Y= _二_Yｨ ﾝ まあ あんたは
. / !:!|.:.:|.:.:.:.:.:|::|'/.:.;ﾊ.:.:ﾊ:|＼:＼:＿:.ヽ.:.:.:. i.:.',:.:',.:.:＼￣¨ ‐．_￣
ｲV|:|:!',.:l.:.:.|.:.:|::,'.:./ !.:.l |:!-‐＜_｀ヽ｀.:',.:.:. |.: |､.:i､＿.:ヽ、.:.:.:.:.:￣¨ そういう奴 ですぅね・・・
. |'ﾍ |:|:!:ヽ',.:.|ヽ|ﾉ-,''¨｜ﾉ l:! ＿ ヽ|､.:.|.:.:/.:.:|::',:|、.:.:￣￣.:.:.:.:.:.:.:.:
. / ,!:l:ヽ.:.ヽ.i／:|/ _」' ﾘ ＿, -z' Y.:∧.:.:!ヽ!| ＼_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
. ,'v_ 代:',､:ヽ.:.ヽ.:.:i! _,ﾉ ￣´ ,':,ｲ/ﾊ.:|:::::i|＼.:.:.¨ヽ.＿＿
{,ﾎ | ',ﾍヽ ＼:ヽト=''´ zxx /'´,'ノ:::|/￣¨ ‐-．＿_.:.:.:.ヽ.￣
ヽ ﾉ ヽ', {＼｀ヽ＼_zxx `__ ,． 人＼__::::::::::::::::::::::::::::￣￣￣
ﾄvヽ ＼ヽ.＼:｀ヾ.￣ ／| :::＼＿｀¨:::::‐-．＿＿＿＿_
ヾ｀ | ｀ｭ､`.:､｀マ'ェｧ､‐-‐''´ jヽ＿＿_｀＞､‐-．＿＿＿＿_
｀¨!｀ー- ､／.::.::`ーY｀ｧ-}｀'‐‐x― '´ ﾄ、,、,、:::::::::＼＿
ヽ、＿__ヽ-=､_,､f'/_ﾌｧ＝ァｿﾄ＝,ゝ､__} /ｲー--､:::::::::::｀¨ ‐-．__
満洲での伝道活動 医療活動は困難の連続でした
しかしやる夫先生は諦めませんでした
＼
ﾞ:,゛＼
ﾞ:,゛:,ﾞ:,＼ [二二]ヽ
ﾞ:,゛:,ﾞ:,゛:,:.＼ ,.;i；';.,, i ニニiヽi_ ________________________________________________________
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[エエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ ]二ニﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆiｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴ]
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ｨｉ| |l _,,|: .: .: .: .: .: .: | |l: .: .: .: .::{三三}:{三 | |l{三三}: .: .: .: : .| | |l ,ｨ彡!l,イ／Ｌ .,,, ..,.,., ,,.
| |l-‐''ﾝ三三三三三| |l三三三ヽ三ノ:ヽ三| |lヽ三ノ三三三三E| |l 彡, イ |__Ｌ／ .,,, ..,.,., ,,..,,, ..,.,., ,,.
冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖 .,,, ..,.,., ,,.
.,,, ..,.,., ,,. ....
.,,, ..,.,., ,,. .,,, ..,.,., ,,. .,,, ..,.,., ,,. .,,, ..,.,., ,,.
.,,, ..,.,., ,,..,,, ..,.,.,
.,,, ..,.,., ,,. .,,, ..,.,., ,,..,,, ..,.,., ,,.
.,,, ..,.,., ,,..,,, ..,.,., ,,.
やる夫先生は医療活動を開始しました
最初の病院は自宅の近くの民家を改造した
ベッド数も二十に満たない 小規模なものでした
.. ''';;';';;'';;;,.,
''';;';'';';''';;'';;;,.,
;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;
vymyvwymyvymyvy、
ヽ(ﾟдﾟ)vヽ(ﾟдﾟ)yヽ(ﾟдﾟ)v(ﾟдﾟ)っ
⊂( ﾟдﾟ ) と( ﾟдﾟ ) 〃ﾐ ( ﾟдﾟ )っ ( ﾟдﾟ )つ タダか！
ゝηﾐ ( ﾟдﾟ )っ ﾐ） ⊂( ﾟдﾟ ) .(彡η ｒ
しu(彡η ｒ⊂( ﾟдﾟ ) .ゝ.η.ミ） i_ﾉ┘ タダなのか！！
. i_ﾉ┘ ヽ ηミ）しu
（⌒） .|
三`Ｊ
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ 貧民は無料診断だお
| （__人__） |
/ ∩ノ ⊃ ／/ ∩ノ ⊃ でも入院する際の食費は払ってくれお
( ＼ ／ ＿ノ ＼／ ＿ノ
.＼ “ ／ . ＼ “ ／
＼ ／ /＼／
＼ ＼
＼ ＼ ＼
> > >
／ ／ ／
貧民は医療費に限ってタダ
これが効いたのすぐに病院は
患者でいっぱいになりました
＿＿＿＿ )、
, 彡 -―――‐-ミ､ ﾉ|
／ .／ -――――‐- <:.ﾉ
/ .／´ ヽ
＼/／ ＿＿＿＿＿_ .
:: : . . イ:.-―/-|:. :./ -|ミヽ |
｜: . ／ |:/| / |:/ |:.ノ |:.ハ:ﾍ
. ∠V／| |′ ﾊ|
ﾚ〈: .| | ィ ＝ミ ｨ=ミ ′
:ﾊ . ' ' ' '{
＼: . ､ ／)ﾉ
＼: .＼ ｀ ー‐ (.:／
_ .＞ｰヽｘ:‐r―‐ ´
／ ＼/ヮV｀ヽ
./ ヽ /Λ 、
/ ミ } |//| } ＼
やる夫先生の西洋医学に基づいた
正確な治療で 病院はみるみる評判になりました
＿＿＿_
／_ノ ヽ､_＼ だけどみんな まだまだ
／（ ─）／)（─）＼
／::::::⌒／／／)⌒::::: ＼ やる夫が目玉を狙ってると思ってるお
| ／,.=ﾞ''"／ |
＼. i f ,.r='"-‐'つ ／ この誤解を解かないと 伝道はできないお
／ ｉ _,.-‐'~ ＼
i ,二ﾆ⊃
_ =-――――-
-――‐---= ､ ｀ ヽ 、
／ _,､_ ＿,､__ ｀ー‐ ､ ヽ
. ／／￣: : : : : : : : :￣: ｀ヽ__ ｀ー､ ﾊ
/ノ: : : /.: : : : : : : :ト､: : : : : : :ヽ ヽ 〃 ',
/.: : : : :′: : : : : : /' ＼: : : : : : :＼ ヽ. ∧＼',
. /: : : : : :!: : : : : : : / ＼／: : : : ｀, ', /:.∧ ﾘ
′: : :.|: :|: : : : : : :/ ／´＼: : : : : ヽ ', l: : : ∨ それならやる夫！
: : : : : :.!: |: : : : : :/ ／ ｘ≠＝ミ: : : : : ', Y: : : :.∧
,': : : : : :.Ｌ｣＿＿:/ 〃 ⌒j::::ハ: : |: : } }: : : : :.∧ 目玉の病気を治してやればいいですぅ！！
. : : :!: : : :.:Ⅵ: :,ｘ≠ ｒﾍ:::ﾉ .ﾊ: :!: : } ヽ: : : : : : :.
. |:i: | : : : :.V〃'⌒ヽ 乂＿ﾝﾞ ∨: : { }: : : :＼ :i
. |ﾊ:.V: : : : :.:《 ｒ':::::ﾊ }:i : :ヽ {: : : : : :.:ｿ
! ',:V: : : : :.ﾍ 乂_ン ﾉ """ 从: 〃 ヽ: : : : : :＼
',ヽ:ヽ: : :.:.ﾍ ｀ ／￣ヽ ／ }: :八 ﾉ: : ＼: : : ヽ
ﾄ､＼＼: :从 """ ､ノ } ,.ｲ:∧: :ゝ ヽ: : : : :＼: : ＼
ヽ ヾ＼: :ゝ、 ヽ .' ／/∧: Yﾞ }: : : : : : : ＼: :＼
/ Ⅵ＼: :＞‐- ._ ＜,-≠‐┐} ﾉ: __: : : : : : :＼:.｀､
. { }:|: : : : : : : : ｘ‐ﾍ /__, ┴} ／⌒Yノゝ: : : : :.＼:＼
', j:.|: : : : : : :≠=zｭYｭｘ==≡z / / !::::::ヽ: : : : : :.:＼:＼
/ Y: :＿＞'´ヾｘz=I小≪zzz7' ヽ/ ′ ′::::::::V: : : : : : : ＼:＼
{ ﾉ:_ﾊ/ ´,ｲ'/| Ⅵ、 / | |::::::::::::::ヽ: : ､: : : : : : ＼:＼
. ﾊ _ハﾉ./ /Ⅳ | Ⅵ､ { | |::::::::::::::::::＼: ＼: : : : : : :＼:＼
. // ( ｀ヽ/ /Ⅳ | Ⅵ､ / ＿_.｜ {::::::::::::::::::::::::ヽ: :＼: : : : : : : : : ＼
/:.{ ┌'＞/ /Ⅳ ｜ Ⅵ、/〈 ｀ヽ ゝ'⌒ヽ:::::::::::::}: : : :＼: : : : : : : : : }
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼ そうだ！
／（ ●） （●）＼
／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼ それだおエリザベス！！
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／
とある日 やる夫先生たちは
一つの計画を実施に移しました
, / `ー---─一''"~´￣｀ヾヽ
i i| ilﾚ ミﾐミﾐ''"｀─- ､
, .,i! i !/i i ミミﾐﾐヾ ﾐヾ ﾞヽ
.i ,!i l.| ' i ゞ 彡ミﾐﾐヾ ﾐヾヾ ｀ヽ
, i!､k ヽ､ ヽ 彡ミﾐ ミヾヾ ﾞ
li l ヾ、 ヾ _,,=＝ ミﾍベ
, |i､ヽ ヽ､ ヽ ヾ ﾞ
!ヾ ヽー- ＿ ー- ,,__ 〃ヾ
ヾヽヾ ‐- ,,___ /ｿﾂ､ヾゞ､ヾヾ
` ､`ー- 、...,,─-- __,, 彡ｿｿ ヾゞゞミﾐ
ヽ.､ `ー --- .,,─-- __,, 彡ソｿﾉ,; ,,-弋ミﾐﾐミ
＼ ﾞｰ‐- ､..,,,____,,. --彡彡彡'"'",ィ'-＝＝==､ヽミﾐﾐ
｀`,.-､-─r,=＝＝＝=､:;;,,::;;::f" ,.'i´ o`i 冫ヽ ]-'´ ∧∧
ﾞiヾ ニill 〈 （.Ｏ)ーi｀￣´i _`_-_'....' li ﾞ＿/ ヽ
ﾞi ill::::::::;ｰ-‐γ'i'::l,⌒ヾ`)::::::::::;;'' 〃u ＼
ﾞi :ill::::::::;; ソ::::;i,､, ヾ:::::::;''' _,,ノ' ,r-| イギリス人が
ﾞi､ ﾞ`‐=＝'"..::::::;i,, .,,, ﾞﾞ'''''"~´ l＿|
ヾ.ｲ '''"..-一､ u .lヽ 盲人の目を見えるようにする手術を
ヽ :;;l￣´ _,,,...,.ヽ ,ｲ＿〉
ﾞi. u ;;iｪ'´ i' ヾﾄ! ./:! ＼ 公開で行うらしいんだよ！！
ﾞ!. :;;Fi、 ,,.ﾂ ./;:;: ﾞi
./ﾞi ヽ ﾞ;ヽﾆ二ニ-'´ .／ :;:; / ﾍ
／ i ヽ :..,,-‐' ／::;' ;:; / /∨＼/
∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
＜ ＞
＜ ナ ゝ ナ ゝ / 十＿" ー;=‐ |! |! ＞
＜ cト cト /＾､_ﾉ | ､.__ つ （.__ ￣￣￣￣ ・ ・ ＞
＜ ＞
∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
,. -─- ､._ ,. -─v─- ､ ＿
,. ‐'´ `‐､ , ‐'´ `‐､, ‐''´~ ｀´￣`‐､
／ ヽ､_／)ﾉ ＜ ヽ‐'´ `‐､
/ ／￣~`'''‐- ､.._ ノ ≦ ≦ ヽ
i. ／ ￣l 7 １ ｲ/l/|ﾍ ヽﾍ ≦ , ,ﾍ ､ i
,!ヘ. / ‐- ､._ u |/ l |/ ! ! | ヾ ヾ ヽ_､l ｲ/l/|/ヽlﾍﾄ､ │
. |〃､!ﾐ: -─ゝ、 ＿_ .l ﾚ二ヽ、 ､__∠´＿ |/ | ! | | ヾ ヾﾍﾄ､ !
!_ﾋ; Ｌ(.:)＿ `ｰ'"〈:)_,` / rｉヽ_(:)_i '＿(:)_/ ! ‐;-､ ､__,._-─‐ヽ. ,.-i､
/｀ﾞi u ´ ヽ ! !{ ,! ` （ } ' (:)〉 ´(:.)~ヽ |//ﾆ !
_／:::::::! ,,..ゝ! ﾞ! ヽ ' iﾞ! ７ ￣ | ﾄy'/
_,,. -‐ﾍ::::::::::::::ヽ、 r'´~｀''‐､ ／ !、 ‐=ﾆ⊃ / ! `ヽ" u i-‐i
! ＼::::::::::::::ヽ `ｰ─ ' ／ ヽ ‐- ／ ヽ `￣二) /ヽﾄ､
i､ ＼:::::::::::::::..､ ~" ／ ヽ.＿_,.／ //ヽ、 ー ／ ゝ
.! ＼ `‐､. `ｰ:--'´ ／/ｲ;;::::: //〃 ＼ __,. ‐' .／ ／ ＼
ヽ ＼ ＼ / / /i:::::. // ￣ i:::: ／ ／
＿ ,., -ーー‐､ ,＿
＞ ´ ﾞ ､
.≧ ヽ
∠ |
| ヽ ヽヽ ヽ | 盲人の目が見えるようになるなんて・・・
| //从 ヽ_ヽ＼＼ |
.|fj l~<Oヽ ''O'> ヽ 7 そんなこと 秦の始皇帝の昔から
i..i u ﾉ u | ﾘ
i ヽ u // この中華で 一度も起こったことはないんだぞ！！
'ヽ、 i ￣ヽ //
| ヽ.ヽ_ノ ,. ' |
/ヽ､ ´'-- '´ ., 'ヽ
. ヽ ``ヽ r'~ |
ヽ /ヽ/ヽ |
ヽ / |0 ヽ/
,. -─v─- ､ 、
__, ‐'´ `ヽ
..≦ `i,
..≦ i、 インチキではないことを 実証するために
１ ｲ/l/|ﾍ ヽﾍ i
l,_|/ ! ! | ヾ ヾ ヽ_､,l`ﾍ .,| 患者に有名人を選んで
.ﾚ二ヽ、 ､__∠´＿"` ! /
rｉヽ_(:)_i '＿(:)_/ |i）' 手術は公開でやるらしい・・・
!{ ,! ` μ!
ﾞ! ヽ ' u .,i!
!、 ‐=ﾆ⊃ ,,ﾊ や、やつらはそこまで自信があるのか？
ヽ ‐- ／ "ﾄ、
ヽ.＿__,._／ // ＼
／/ｲ;;::::: //〃 ヽ、
/ /i:::::. // ヽ
N./"ｨ, ｀ヽ.、 __
N､（ ( '"´､´
N､ヽ､ヽ ,. ヽ
ヾﾐ､ヾヽ ,.ﾉﾊ. ﾞi
ゞﾐ、` .::ノﾉj' ヾ､ .i
｀ミ:.､._ ___､. __.::,:彡ノﾉ_,.. _ゞ:、 !
rﾞt=' ＜(;`)ヽ}＝{'"(´;)＞｀==tr '、 まさか・・・
}'^ ヽ .:: ソ; ゝ'、 丿 ' ^゛}
! (、 ｀￣´ 〈r;、 ￣´ u ) .! まさかそんなことが出来るのか？
ゝ┤ u __ ＿_ '_ノ
ﾄ ´ー一'` | そんな奇跡みたいなことが・・・
| ＼ ..::~" .ｲ .|
_,....j : ＼ ／ .:! .|
_/ {:.:.:.＼:.. ＼.＿__.／ ;i ﾄ､
,..ィ´/ ヽ:.:.:.:.:.＼ .:::. ﾉi ヽ
／ / i' ヽ:.:.:.:.:.:.:.＼ ／ .:.| ヽ､
. / ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀＞-＜ .:.:.:.:| ､＼
_../ ヾ:.:.:.:.:.:.:.:.／ ＼:.:.:.|
./ ヾ:.:.:.:／ヽ /:＼|
,' /.ヾ､':.:.:.:.:.ヽィ^iﾞ!Y:.:.:.:.:.|ヽ､
実際の所はそんなに大仰ではなく
白内障患者の簡単な手術です
しかし前近代な支那人にとって
白内障は永遠の失明と同義でした
l::::::::::::::::::|＿!::lヽ::::::::: ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::i､::! ノ
!:::::::::::::::::l-‐ｪ!;ﾄ ヽ:::::l ´!:::::::::::::::::::::::::::::l ｀ ヽ 幺ク 亡 月 | ┼‐ .|] |]
l:::::::::::::::::「◯ヽ､__､::ﾚ'´ｌ:::::::::/l､:::::::::::::l / 小巴 三l三. ヽ_ﾉ / こ o o
!:::::::::/l:::l＿_,,,rﾀ"ﾞ､;!)､__!::::/ノ 〉､::::::::l ＼
l::::/ lヽ! _ _ l;/´ ! >､::l ／ 盲目になって人生に絶望した！！
ﾉノlヽ､_! r――‐┐ /_ノ:::| ／
l::::::>､ ﾚ,二二ェ! /i:::::::::::l ￣￣|＿ ／ヽ、 /＼ /＼ ／
l:::/ /::ヽ、 `ｰ-―-' ,ｨ'::::!＼:::::l （ヽ､/／＼／ ＼/ ＼/ ＼／
ﾚ' ム-''´lヽ､ _,,.／! ﾞヾ!＿_ヽ! ヽ´ヽ、ヽ
! ￣ レ;'´ | （,ゝ、 ＼ ヽ l､
／| ＿,,.-／´ ;; .,,,-! ヽ､ ヽ、 | | ! l
/ 斤'"〇 /´ ,;;:''" _,l_ ヽ ヽ/ l | l
/; l､」＿,,/ '' ﾞ;;／ ヽ､ 〉 ｀ヽ l/
／!,r''´!/ / ';,/"ﾞ''':;,,,,;;'' ＼ / ,!
/ l ,;; |l /`'';, ,, / ,;;''"ﾞ'' l /
患者は奉天でけっこう知られた商人でした
彼が失明したことは周知であり
これでインチキはできないと 奉天の人は確信しました
''';;';';;'';''';;';';;'';;''';;';';;'';;;,.,;''';;';';;'';;''';;';';;'';;;,.,'';;''';;';';;'';;;,''';;';';;'';''';;';';;'';;''';;'''';;';';;'';''';;';';;'';;''';;';';
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vymy vymyvvvymy vymyvvvymyvwymyvymyvyvymy vymyvvvymy vymyvvymyvy
MVvvMVvvMMVvvMvyvMVvvMvyMVvvMMVvvMVvvMMVvvMvyvMVvvMvyvMVvv、
Λ＿ﾍ＾－＾Λ＿ﾍ＾－＾Λ＿ﾍ＾Λ＿ﾍΛ＿ﾍ＾－＾Λ＿ﾍ＾－＾Λ＿ﾍ＾Λ＿ﾍΛ＿ﾍ＾－＾
ﾍ＿＿Λ ﾍ＿＿Λ ﾍ＿＿Λ ﾍ＿＿Λﾍ＿＿Λ ﾍ＿ﾍ＿＿Λ ﾍ＿＿Λ ﾍ＿＿Λ
＿＿,/ヽ＿ /ヽ＿＿,.ヘ /ヽ＿＿,.ヘ ＿,.ヘ ,.ヘ /＿＿,/ヽ＿ /ヽ＿＿,.ヘ /ヽ＿＿,.ヘ
/＼＿＿_／ヽ /＼＿＿＿ /＼＿＿_／ヽ _／ヽ /＼＿＿_／ヽ /＼＿＿_／ヽ
／'''''' '''''':::::::＼／'''''' '''／'''''' '''''':::::::＼ ／'''''' '''''':::::::＼／'''''' '''''':::::::＼
. |（●）, ､（●）､.:|（●）, |（●）, ､（●）､.:|､（ |（●）, ､（●）､.:|（●）, ､（●）､.|
| ,,ﾉ(､_, )ヽ､,, .::::| ,,ﾉ(､_, )| ,,ﾉ(､_, )ヽ､,, .::::|_, )| ,,ﾉ(､_, )ヽ､,, .::::| ,,ﾉ(､_, )ヽ､,, .::::|
. | ｀-=ﾆ=- ' .:::::::| ｀-=ﾆ= | ｀-=ﾆ=- ' .:::::::|ﾆ=| ｀-=ﾆ=- '.....:::::::| ｀-=ﾆ=- ' :::::::|
＼ ｀ﾆﾆ´ .:::::／＼ ｀ﾆﾆ ＼ ｀ﾆﾆ´ .:::::／ﾆ´ ＼ ｀ﾆﾆ´ .:::::／＼ ｀ﾆﾆ´.....:::::／
／｀ー‐--‐‐―´＼ ／｀ー‐- ／｀ー‐--‐‐―´＼-‐‐ ／｀ー‐--‐‐―´＼ ／｀ー‐--‐‐―´＼
手術当日 やる夫先生の病院に多くの人々が駆けつけました
・・・支那人は中華思想に凝り固まった頑迷な人々でした
しかし彼らはバカではありません
`‐､ヽ.ゝ、_ ＿,,.. ‐'´ ／/l , ‐'´, ‐'`‐､＼ |
ヽ､.三 ﾐﾆ､＿ ＿＿＿ _,. ‐'´／/-─==＝＝=-､ヾ ／ヽ
,.‐' ヽ:::::::/ ゝ‐;----// ヾ.､
[ }二 |.r-'‐┬‐l l⌒ | }
ﾞl ﾘ￣ヽ |l:::::::::::!ﾆ! !⌒ //
. i ｿ;;:.. ヽ､._ _,ノ'::::::::::::::::::ゞ）ノ./
｀ ｰ＝=--‐'´(__,. ..、 ￣￣￣ :::::::::::::::i／‐'／
i::::::::::: .:::ﾄ､ ￣ ´ ::::::∪:::::l､_／::|
!:::::::::::: ::::::::::::::::::| ::::::::::|
ヽ::::::::::: --───-- ::::::::::::::::::!:::::::::::::ト､
たまに見かける西洋人の様相や行動から・・・
理解はできなかったものの とてつもないポテンシャルを
感じ取っていたのです
ー―――――| |―――――――――――| |ー――''"
.| | ＿ .| | .|
,レ-‐=Ξｧ‐_＞､ | | .|
. ,.．'',r'',､-ヽ.(''_甲．''_ | | .|
／-,ｭ.K_`〈='右つ´ 廿 <ｰ'> .|
,' ,<>ノ< ノ`ｰ''゛´ ,ｨｧlL .|｀¨´|. .|
V．(`．` .{ ﾄｎｲ ｀冊" __. .|
､．､.i.`'''.,.'".ヽ. `个< i＜ﾆ}_､ >､＞
. ､,.．-､ f.ｬ．_)i. ,>．_ｨ.,_. .l「.1 !...|｢ しゝr'¯||
. .i ゝ<={ , ' ゝﾋジ.i,'´ ゝ'' `､ ll､j._| |Ｌi"`´..ヽｌｌ
>'-<ｼ､ ,．‐.､ .i. ﾞ, i.i l ∨...ｉl|ﾈﾄ.､`ﾆ.! .r ,ｲ>
. .f ､ ｀´ .ﾄ { ,.ｧ{ ゝ .i.ii ゝ ﾉ ｉl|!＼ |,．-_ﾆゝ,',' |
. .li ､.ﾚ l〉 ,｀ミジ-．,ィ､ｰ.､.〉､.,ｨノ‐'".ヽ. ＼‐〈 ヽ i |
. .レ_^_‐r_ﾆヲ.' .ヽ‐''"¯゛´ `､"､. ヽ .i-'‐_"ヽ'i..|
. .l .( .l ヽ ﾞ､ ._.,⊥ .', ', .i l三
!､_ l. ヽ! `､ ｿ¨.ノ¨ __,.!．-‐､ .i i-‐_''．-'.l
l ￣ll.ｌ l ' ,' i`｢ .ｨ‐''" ヽ .i i ｲ-! .l￠
l. l.li l .l ｉ l l ヽ _,.. ．-‐''"~ i .i」 ｨ .l l
l ｲ ゝ! l ,ｲ l l .l‐''ﾄ l l .l
l l ﾄ `.l Ｌ．| l l, ,-‐」,．ｰｨ
ｌ 'l. l l .lヽ.ゝ l i'｀´ .`‐'"
｛__っ ヒ_.! l`､ﾆ､ . l _,.,ｨ
. .ヽ､_)`ヽl ,.． `､!_,,..．-‐'" ￠
.｀ﾄl．．r'´ ￠
.ﾋヒ= つ
あまりに大人数だったため
やる夫先生は手術台を庭に運ばせ
手術をはじめました
''';;';';;'';''';;';';;'';;''';;';';;'';;;,.,;''';;';';;'';;''';;';';;'';;;,.,'';;''';;';';;'';;;,''';;';';;'';''';;';';;'';;''';;'''';;';';;'';''';;';';;'';;''';;';';;
';;';'';';''''';;';'';';''';;'';;;,.';'';';''''';;';'';';''';;'';;;,.';;';'';';''';''';;';'';';'''';;';'';';''''';;';'';';'';';''';''';;';'';';'''';;';'';';''''';;';'';';'
';;''';;';'';';;;''';;';'';';';;;'';;'';;;;'';';;;''';;';'';';';;;'';;'';;;'';;';'';';;;'''';';;;''';;';'';';';;;'';;'';;;'';;';'';';;;''';;';'';';';;''';;';'';';;;''';;';'';'
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vymy vymyvvvymy vymyvvvymyvwymyvymyvyvymy vymyvvvymy vymyvvymyvy
MVvvMVvvMMVvvMvyvMVvvMvyMVvvMMVvvMVvvMMVvvMvyvMVvvMvyvMVvv
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＿＿,/ヽ＿ /ヽ＿＿,.ヘ /ヽ＿＿,.ヘ ＿,.ヘ ,.ヘ /＿＿,/ヽ＿ /ヽ＿＿,.ヘ /ヽ＿＿,.ヘ
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| ⌒,,ﾉ(､_, )ヽ⌒ u.:::| ,,ﾉ(､_, )| .,,ﾉ(､_, )ヽ､,, .::::|_, )|...ひ ,,ﾉ(､_, )ヽ､,, ::::| ,,ﾉ(､_, )ヽ､,, .::::|
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＼ ﾟ ⌒´ u .::::／＼ ｀ﾆﾆ ＼ ｀ﾆﾆ´ .:::::／ﾆ´ ＼ ｀ﾆﾆ´ .:::::／＼ ｀ﾆﾆ´.....:::::／
／｀ー‐--‐‐―´＼ ／｀ー‐- ／｀ー‐--‐‐―´＼-‐‐ ／｀ー‐--‐‐―´＼ ／｀ー‐--‐‐―´＼
大勢の群衆は手術の間中 固唾を飲んで見守っていました
＿ ,., -ーー‐､ ,＿
＞ ´ ﾞ ､
.≧ ヽ なあキバヤシ・・・
∠ |
| ヽ＼＼ヽヽ | もし本当に 西洋人が盲人を治せたら・・・
| //从 ヽ_ヽ＼＼ |
.|fj l~<Oヽ ''O'> ヽ 7 それは支那人よりも西洋人のほうが
i..i ﾉ '''' .| ﾘ
i ヽ // より優れている・・・・そういうことにはならないだろうか？
'ヽ、 ー一 .//
| ヽ. ,. ' |
/ヽ､. ￣ ., 'ヽ
. ヽ ``ヽ r'~ |
ヽ /ヽ/ヽ |
ヽ / |0 ヽ/
ト 、
.ト＼ ∧
＼ / ヽヾ、 ／~`＼
ト-` ／ ﾆ=_ , . --一/ /~
＼ __,.／'∠, ''`｀ ヽ三| | そんなことはない！
ヽ-ーーヾヽ-' ﾍ>' ゞﾐ/
ヾヽ ~ U ／ どんなときでも 中華は世界の中心なのだ！
/iヽ .i-'
/ ヾヽ U .i
`ー-、 U /
! , ' `ヽ / ・・・・だが もしも・・・・
｀`!ヽ ! /
`.i`-- ' ／ もしも・・・もしも本当に
i ￣ ／_
ヽ、____／` ヽ、 ／ 西洋人に盲人が直せるのなら・・・
／
/＼
/ ＼
＿ ,., -ーー‐､ ,＿
＞ ´ ﾞ ､
.≧ ヽ
∠ |
| ヽ ヽヽ ヽ |
| //从 ヽ_ヽ＼＼ |
.|fj l~<Oヽ ''O'> ヽ 7
i..i ﾉ u | ﾘ 直せるなら なんだよ？
i ヽ //
'ヽ、 r─､ //
| ヽ. ￣´ ,. ' |
/ヽ､ ´'-- '´ ., 'ヽ
. ヽ ``ヽ r'~ |
ヽ /ヽ/ヽ |
ヽ / |0 ヽ/
{ ﾊ/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
{ .|V:::::::::::::::::::::::::::::::::::::, vv､:::::ﾄ､::::::::::::ハ
Vﾊ}:::::::::::::::::::::::::::;.イVV ,､ V. V}ハ/1:!
. ヽ:::::::::::::::::;ｨv'W /::::^ﾍvﾍ ト､ ﾘ::{
. ＼_ヽ::::::::::::::{ !､/ﾘ:::::::::::::::::::｀:::::｀^^::::|
. ､＼::::::::::::::::lﾊ,ｲW::::::::::::／}＼_::::::::::;，Y⌒V
. ｀ミｰ:::::::::::::::::::::::::::::／ｲ___ ,＞;１:::/ﾊ ∧ 俺の嫁の目も治してほしい・・・
. ｀ー-r―┬イ＝=x::::::, ＜'´ ^´〉 / '._
Vlﾙﾘ^Vヽ }Y レ' V＼
｀イ!. ゝ.}＿ﾘ' u l } :| ＼
ゝx- ､＿ J ,ｲ / | >ー---x､
＼ー-' ／ / .| /! ｜ ｜ ＼
人＿＿, ィ ／ | | ./| | | | ＼
, イ /| ﾊ ／| .| |/ .| | | | |＼
, イ | ,ｲ| | ,ﾘ , イ | .| / | | | | | }＼
,ｲ .| ﾙ′| | ｛ヾ , イ :| ｜ .| ./! | | | | |./ lヽ
V | 'ー―''T丁アー-x :| | |/ | | | | | ./| |
} | | | レｲ） _＿＞x | ./ | | | | |, ｲ | |
j } | | ﾘ |￣| | ｀ﾞドｲ | | | | | | | |
/ .| | | / | | | | | | | | | .| | | |
ヾ Vl .| Y 0 | | | | | | | | | .| | | |
} | | |l | | | | | | | | | .| | | |
彼らは中華思想を抱いていました しかし中華思想を抱いていても
沢山の眼病患者が支那にいました 簡単な白内障手術ができない
それだけの為に 彼らは一生涯を暗闇で過ごし家族と悲観に暮れていました
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭 圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭 糸色さん 目を開けてくださいお 圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭 圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
そのうち手術は終了し・・・・
, -､
ｌ l
ｒ ､ | |
ｆ ＼ | |
＼ ＼ | | γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
＼ ＼ | | ｜ ・・・何本 指が見えますかお？ |
＼ ＼.」 | 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
_入 ヽ
r' ヽｊ ‐-- l
ハ Y ｀ヽ＿ ハ
ヽ ＼ ヽ、 ￣｀ヽ
＼_ ヽ _トﾆTヽ |
}｀ ー' 〈 |
ヾ _ ヽ＿ |
＼ |
| l
| l
| ｌ
| ｌ
目を開けた糸色さんにやる夫先生は聞きました・・・
_. -≠
_ ....::≦::／
_.....::≦:::::::::::::／
,..イ´:::::::::::::::::::::::::≧:.... _
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::≧:... _
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀::..､
,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_ヽ
,′:::::::::::::;､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ￣ ｀
l:::::::::::::::::;' ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
i!:::::::::::::::i!ヽ _ ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ ・・・二本です
';:::::::::::::::{-‐- ､ ＼:::::::､:::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ
';::::::::刈| ､● __ ＼::',＼:',＼:::::::::ﾊ｀ﾞ ､ﾊ やる夫先生・・・二本の指が見えます！
ｆ ｒ ､ﾊ{ | |´ ）⌒（ ヾ | :ヾ ｝＼:::::ﾊ ｀ﾞ
. ﾏ､ ﾊ ｀ ｌ十 ´ _ _ ｀ -+.┼'./ ﾉ ｝､::}
ゝ.ﾆ', ｜: ＿＿ | ! ムィ::::::|｀
刈;ﾊ､ j |二二| : ;/::i､:::::::::|
i!. |::＼ ￣￣ ,|ィ'::::| ｀ヾ;}
|/ |｀ __ ´|
|. ｜
,.｜ .|､
/:::::ﾘ＿＿＿__ ';:ﾊ
/::::::{ | ○ }::::ﾊ
,..ィ:::|::::弋.__|＿＿__ ﾊ::::ﾊ､
／::::::::::∨::ﾊ l | .∧::::::::i!::｀:... ､
その答えは
奉天における一つの意識の破壊の瞬間でした
､__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人___人__人__人__人__人__人__,
_） （_
_）_ ┃ ┃ ┃ （
.） ┏━━ ┃ ┃ ┃ （
_） ┃ ━━━━ ┛ ┛ （
_） ┃ ,╋ ,╋ ,╋ ,╋ ,╋ ,╋ ┛ ┛ （_
_） （_
） （.
⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y .
キャー！ ワー！
ワー！ ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
ウォー！
MVvvMvyvMVvvMvyvMVvv、MVvvMvyvMVvvMvyvMVvvMVvvMvyvMVvvMvyvMVvv、MVvvMvyvMVv
Λ＿ﾍ＾－＾Λ＿ﾍ＾－＾Λ＿ﾍ＾Λ＿ﾍΛ＿ﾍ＾－＾Λ＿ﾍ＾－＾Λ＿ﾍ＾Λ＿ﾍヘ ＿,.ヘ ,.ヘ ヘ ＿,.ヘ ,.ヘ
ﾍ＿＿Λ ﾍ＿＿Λ ﾍ＿＿Λ ﾍ＿＿Λﾍ＿＿Λ ﾍ＿＿Λ ﾍ＿＿Λ ﾍ＿＿Λヘ ＿,.ヘ ,.ヘ ヘ ＿,.ヘ ,.
ﾍ＿＿Λ ﾍ＿＿Λ ﾍ＿＿Λ ﾍ＿＿Λ＿＿,/ヽ＿ /ヽ＿＿,.ヘ /ヽ＿＿,.ヘ ＿,.ヘ ,.ヘ ヘ ＿,.ヘ ,.ヘ
/＼＿＿_／ヽ /＼＿＿＿ /＼＿＿_／ヽ _／ヽ /＼＿＿_／ヽ /＼＿＿_／ヽ /＼＿＿＿ /＼＿
／ ＼／ ／ ＼ ／ ＼ ／ ＼ ／ ＼
| | | | | | | | | |
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| | | | | | | | | |
＼ ／＼ ＼ ／ ＼ ／ ＼ ／ ＼ ／
／｀ー‐--‐‐―´＼ ／｀ー‐- ／｀ー‐--‐‐―´＼ ／｀ー‐--‐‐―´ ／｀ー‐--‐‐―´＼ ／｀ー‐--‐‐―´＼
群衆は 誰もが立ち上がり
爆発したように狂喜乱舞しました
誰もが自分の目が治ったように喜んだのです
`‐､ヽ.ゝ、_ ＿,,.. ‐'´ ／/l , ‐'´, ‐'`‐､＼ |
ヽ､.三 ﾐﾆ､＿ ＿＿＿ _,. ‐'´／/-─==＝＝=-､ヾ ／ヽ
,.‐'´ `''‐- ､._ヽ /.i ∠,. -─;==:- ､ゝ‐;----// ヾ.､
[ |､! /'＿r'bゝ}二. {`´ '´＿_ （ー）, |.r-'‐┬‐l l⌒ | }
ﾞl |｀} ..:ヽo-ﾞ‐´ﾘ￣ヽd､ '''| |￣Ｕo |l !ﾆ! !⌒ // すごい！
. i.! l .::::: Ｕ ｿ;;:.. ヽ､._ Ｕ ._Uノ' ゞ）ノ./
｀ ｰ＝=--‐'´(__,. ..、 ￣￣| | .i／‐'／ 本当にすごい・・・！
i || .::::ﾄ､ ￣ ´ Ｕ l､_／::|
! U |: |
ヽ ｰ‐==:ﾆﾆﾆ⊃ U !:: ト､
この瞬間 やる夫先生が西洋人であることを
気に留める人はいませんでした
ただ誰もが本気で感激し
やる夫先生に 賛辞を惜しみませんでした
,.へ
___ ﾑ i
「 ﾋ_i〉 ゝ 〈
ﾄ ノ iニ(()
i { ＿＿＿_ | ヽ
i i ／__, , ‐-＼ i }
| i ／（●) ( ● )＼ {､ λ
ト－┤. ／ （__人__） ＼ ,ノ ￣ ,!
i ゝ､_ | ´￣` | ,. '´ﾊ ,!
. ヽ、 ｀` ､,__＼ ／" ＼ ヽ／
＼ノ ﾉ ﾊ￣r/:::r―--―/::７ ﾉ ／
ヽ. ヽ::〈； . '::. :' |::/ / ,. "
`ｰ ､ ＼ヽ::. ;::：|/ ｒ'"
／￣二二二二二二二二二二二二二二二二ヽ
| 答 | 盲 人 を 治 し た 医 者 │|
＼＿二二二二二二二二二二二二二二二二ノ
やる夫先生の名はすぐに奉天・満洲を駆け巡りました
盲人を治す医者 眼病を患う人々とその家族は
何百マイルも歩いて やる夫先生の元に赴きました
眼病だけでなく重い病を抱えた人は皆
やる夫先生の病院に赴くようになりました
＿__ ,｡.-‐:::::::‐-xｎr─‐.､
. /:::::::::::ﾏ心::::::::::::::::::;灰ﾊ::::::::::）
... {::::::::::::::仄八比ﾋｔｖ勿人:〈Ｖ:::/
. 乂___;rf汐::::::::＞─‐＜::}::〈∨
人t汐::／／／ ＿＿,}[｀寸
. {:::::r‐､:/:/ ／ /／＼ |
. 人::{､ ）i:/ /人__／ __人ﾘ
_ｒ（_ﾒ}八__,{/ ,ｨ伐ｊﾃ ,ｨ戎ｱ
（ナﾅ大ノ/ |l /|´￣ { ￣/
＞‘´|::/ ∨ l{ ､_,ﾉ ,
|:{ ＼ ｰ =ｧく
|:::＼ i ／ ｰ‐ ＼
｀ヽ＼::::＼ ﾉ:∨ }
｢又V旦ｲ又} /i
} 人_／ |l|＼_/ |
. / /:::::厂ノVヽノ
{ /:::::::::＿l!―::::} ｡
V}厂￣:::::|::::::::人 .
. . ∨＼__:::::ｊレ ' ﾟ｡ ‘，
. ∧ ∨:::}:::::/ ‘， ﾟ｡
. 。 ∨i:::∧ ﾄ､__, i
::∧ ∨:;メ} / ｊ
:{ ， ∨ノ /___,｡､
「￣:::. 乂＿＿__/─ﾉÅＶ
「￣}:::， / ,人/∨､
「￣::::::::、 ＿, ′ ∨ ＼
:l＼::/:::/::￣￣ ／ ／＼ 〈 ＼ ←満洲皇族
やる夫先生の元に来る患者は貧民だけではありません
清の高級幹部や 満洲在住の皇族まで・・・
みんなやる夫先生の患者になりました
彼らはやる夫先生に感謝し 多くの寄付をしたり
他の病気の高官に やる夫先生を紹介しました
_＿＿ _ゝ＝=ヘ､ ＿__
＞.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`´.:.:＜.
＜￣:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.
／￣.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ゝ
／:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾゝ
￣/:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|′
!/!:.:!:.:/ﾊ:.|:.ﾄ、:.ト､:.|ヾ|ﾍ!ヽ!:.:.:.:ヾ! 初めまして
∨ﾚﾍL_」ﾍ!ヾ}､,りrt≦二ﾘr‐:.!
rﾗにﾃ! ヒ少 ﾚゝ ｝ 私は満洲軍将校です
!ﾍ ゞ=′ ｀￣´ ソノ
ヾﾍ ′ /ﾘ やる夫先生 我々の兵士を
＼ ´ ￣ ／ |
＼_＿ ／ / | 診て頂けませんか
「::::||::| 「|￣￣￣￣|
__,,､r┤:::||┘ |:|_:_:::::::::::::￢￣`ｰ...､,,_
rー..'':::"´:::::::::＼::::|| ､ _|:|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀::ーｒ､
i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::|| |:|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:::i
i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::||ﾍノ;;|:|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::ﾄ、
l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::||ヾ／!:!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:::::/::::::::::::!::!
ｌ::::::',::|::::::::::::::::::::::::::|| |:|::::::__＿＿＿_:::::::::::::|:::/::::::::::::::!:::|
|::::::::',|::::::::::::::::::::::::::|| !:!::::::｀￣￣￣´::::::::::::!:/::::::::::::::::!::::i
そんなある日 大清国満洲軍の将校と名乗る男が
やる夫先生が診てあげた清朝高官の名刺を持って来院しました
_ ,：
ﾄ'´_,.＞ｧ‐ 、
｛ / ／/. : :i: ＼_ ：
_／／. : } : : :ヽ : : ＼_ ﾋﾟｸﾋﾟｸ
└〈 : : : ﾉ. : : : : ＼;_;_; L_,..、 ：
｀ﾏ¨. : : : : : : : :｀⌒,>'广¨二二"ﾆ …‐- 、 ：
ヽ: : j : : : :i : : 厂／. : : : : : : : : : : : : : : : : . ＼ ：
ﾞ〈 : : : : : : :〉 ｛ : : : -‐… : :￢'' : T^＼: .＼ ＼ ：
ヽ: : : : : :｝ ｝: : : : :_;_;_;_;_;_; : : : } ＼: :＼ ＼ ：
＼: : ｢ / 丁´ ｜: : ｜ ＼: : : . ＼ ：
ヽｿ /: ;ノ | : : ！ ｀ ､ : : : ,ゝ､__＿ ：
｀~¨´ } : : ！ ＼/ 」 ：
V⌒丶..__ └-‐'^¨¨´
｛__ }
将校は兵卒を連れていました。
彼は匪賊との戦いで足を銃撃されていたのです
やる夫先生は将校を手術に立ち会わせ
銃弾を摘出しました
＿＿＿＿
／ ⌒ ＾＼
／ （ ●） （●） 手術で弾は抜けました
／ ::::::⌒（＿人__）⌒ヽ
| |r┬-| | 数週間入院すれば 歩けるようになりますよ
＼ `ー'´ ／
＿__､. __ト.
. . : :＼: : ＼:|: : ＼ト､
__＼ : : : : : : : : : : : : : : :|／|
∠: : : : : : : : : : : :_:_:_: : ＼: : : :|__,
ヽ: : : : : : : : : : : : ＼: ＼: :}:/: :／
／: : : : : : : ／: : : : : : : : : :ヾ: : : ＼
＜: : : : : : : ／: : -=≦: : : :／: : :＼7⌒
/: : : : : : /: :／: : : : :ｉ :／ ｝: : : : : :＼
￣|: : : : : :／＼ 7: ／|/ /: : : :| : |￣ すごい・・・
|: : ‐､:| r芹≧ｘ__, 厶斗i:/∧|
ﾌ〈〈 ヽ 弋ソ 「炒 〃〉 やる夫先生
へ -‐､ ｀ ＼ | ¨´ //
/ ﾑ| |Ｊ/`: |:ﾊ「 ′ ´ 摘出した弾丸を下さい
‘， Ⅵ ゝ /／ 〉 _＿| ＼ ' ￣｀ ／
. 〈 ´､／ |二ニﾆ=‐┐_ イ‐―┐ ぜひ将軍にお見せしたい！
. /| | _＿＿ __/ |::::| │ |
〈 ｀ | / ≧=- |::::| ∧＼ 〈￣ . . : : ￣｀
. ヽ ; ′ ＼ V∧ Ⅵ . . : : : : : ,
‘， .′ │ , ＼＼_＿/ /ｉ| |: : : : :′
/i | -=ﾆ ′ ＼＼ -′ト､ ∨/. :！
. ∧ Ⅵi__ r‐=ﾆ / ＼＼ :::| ∨/: :|
〉::.､ /:|｛ | , . : . V∧|:::| [三三] //: ,
. 〈＼::::＼,.::::/∧ ,:. ／ / : : : . . . V∧〈 . . :| : :
. ∨,＼:::::::/ ,/〉 .′／ /: : : : : : : . . . _＿ V∧| . : : : |: :′
∨ 丶:′//∧ / ´ ∧: : : : : : : : . ‐‐―=≦ .. : : : : :Ⅳ
. ∨＼__.// ∧r=-‐ ∨: : : : : : : . V∧. : : : : : ’
∨, -'′ ＼ﾆ=- / ∨ : : : : : : : . V∧: : : : : . ，
. ∨/ ＼ ,｝ / ∨: : : : : : : : . . . :V∧ : : : : :‘
∨/ ｝ ,/ ∨: ＼: : : : : : : : . . : : : V∧: : : : : :，
. ∨/ / ∨: : 丶 : : : : : : : : : : : : : . . .V∧: : : : :‘
銃創に水銀を注ぐ支那では 手足の銃創は
切断と同義でしたので 手術に立ち会った将校は
大変感激しました。そして摘出した銃弾を受取り
駐屯地へ帰っていきました
＿＿
／￣￣ ヽ､ _ -── - ､ _ ＿
／ ＞''´ r─ - ､ ＞-､ ヽ_
' _,, イ ￣｀ '´ ヽ-── V｀i
／ -= ヽ ＼ーイヽ ト､
r''´彡-' ＝' ヽ ＼ ヽ ノハ >
/／ ／ イ ィ i ､ ヾ.ﾍ V'´/ .V､
// / /／.ァ/ / ﾊ ﾄ .ヾ ハ V / Y ヽ ほう・・・
iハ /_ /彡イ./i ﾊ i ﾍ .|､ ヽ ＼ i .V 彡iイ
r－'ヽ V:/i ﾉ ハ i.l ヽハ､ ＞- -､| ヒ/ トi 銃で撃たれた足を
/ ｺ 人 k ヽ ｨ|－|-､ﾊ. V'´ _ =-≧､j i .iヽ / /
./ i_ﾉ ヽソﾍ/,ｨニﾆ,i ヽ ィiて冫ｱ .l .レ イ 斬らずに治すとは
| ) ／ il､´ﾊ心ﾋ 廴ノ .| ﾚ_ノ
∧ ,-､ i / ﾊヾ 'ー' ､､､ | |＼ ものすごい技術ですね
ト＜ /-､ ／ | .ﾄ ﾉ | i ∧:::::＼
i::::::::::ヽK>イi i | ＼ _ ＿ ﾉ l ./i:::ヾ:::::::ヽ
ト:::;;;;;:::::::::イ .l l | ＞ ､ ／ | .| ∧:人ヽ::::::} そのやる夫先生とやら・・・
ﾉ::::::::::=-:::/i ハ Ai￣￣ ヽ ＞ _／_＿.l .i/ ハ::::トーイ
./::::::::::::::::::/ ｒ-''｀V ヽ::::::::ヽヾ:::'-├,￣─-┤ /i il ヽ:::＼ 一度お会いしたいものです
{::::::::::::::::::/:i::::::ヾ ＼::::::::::::::::￣￣ﾉ/| |:::::::::::| ｲ::::| |入 ＼:::ヽ
:::::::::::::::::::i |::::::::::::::::::＞:::::::::::::::/::::::: //::::::::::::i/::::::::＼＼:::=- ､
:::::::::::::::::::H::::::::::::::::::/:: /:::::::::::::/::＞==ﾍ::::::::::::::::::::::::: ＞/ー-､
:::::::::::::::::::|:::::::::::::::::/／::::: ＞''´ ヽ >ヽ:::::::::::::::::::::::/::::::::::::: ←左宝貴 大清国満洲軍司令官
この時期 満洲における大清国軍の総司令官は
左宝貴といいました 左将軍は兵の治療を行った
やる夫先生に とても興味を持ったようで
二人は面会することになりました
_＿ __ _＿_
i´￣´ ｀＞ ､ ／´￣ ｀ヽ
ｒ─／´ ヽ､／ ｝
イ ／ ／ /´￣｀ヽ ′
く / :／ ヽ.｀＼
/∨! ＼／.:// :/ :! ヽ ヾ :|
ヽ ﾄヽ／ :// :/ :/ .i :|.:| ヽ i ﾄ､|
/ﾍ!∨ :ﾚ′ / ／ :/:/! /|.:| ./ .i | ! ﾘ
ヽ__ﾚ′ | ＞メ＜,,._／ノ/ / l :|/ ／! iﾘ
／ !／ヤ⌒メ＼.:/ / / /メノﾉﾍ:/ 初めまして やる夫先生
／// / / ｛らc:j ヽ／ /イﾊ;jゝﾍハ
／ // /イ :/ `＝'′ {;ｿ ｲ:ヽ.:|、 左宝貴と申します
// / !::に} 〉 /:| :|ﾍ
|ﾘ :/ |｜ |:＼ _＿ / | :| :ﾄ、
| :/ :ﾚ′| ＼ ´ ／ /| ハl :｝
__＿__.ﾚ′ __.|_＿＿＞._ _ _／ ／ ハ :/ ﾘ.ﾉ
..,,､r=''""´:::::::::::::::｀≧x､、_,|!:::::::::::::::::::::::::| |::::|ｌ / :／ _＿＿___
::::::::::::::::::::::::::;r=＝＝＝=ゝ＞:::::::::::::::::::::::| |::::||ユ､,ムr=''"´:ヘヽ:::::::::::｀ヽ、
:::::::::::::::::::::::/ /:::::::::::::::::::::::::ヾ V´￣￣｀`＞v＜´￣｀ヽ;:::::::::::::::::＼＼::::::::::::ヽ
';::::::::::::::::::/ /:::::::::::::::::::::::::::::::/ ＼＼、＿（(⌒＿_,／∧::::::::::::::::::::＼＼::::::::/
';::::::::::::::/ /:::::::::::::::::::::::::::::::/ヽ､ `ｰ─--ソ）--ー‐' ∧:::::::::::::::::::::::｝ .｝:::/
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ どうもやる夫でございます
／ -=・=- -=・=- ＼
| （__人__） U | （めんどくせーこと要求されたらどうしよう）
＼ ｀ ⌒´ ／
, - ＝=- 、
／／ ⌒≧ 、.t=--- .._
／／ , ´ ヽ' ｀
ﾚ ´ ／ 、 ＼
ﾉ ./ / , | 、 ヽ
/ / ; ,' .ﾊ ヽ 実はあなたを名医と見込んでお願いがあるのです
， ,' ; i ; .i } 、 。
.i , .,, i } i i .| ﾊ i ， われわれ満洲軍は 馬賊・匪賊と恒常的に戦っており
{ { .|i リﾒ { ヽ } i＿__ i |
.{ ， | >=ミ ヽ{ y 彡=＼ } i | 度々負傷者を出しています
{ 从"彳ｳﾐ 、 ﾚ,,うヽミゝｨ i |
| .| 乂Vツ 乂vう リ .| もしよろしければ 負傷者が出た際
| .| ´¨ l ´´｀ ﾘ |
{ ｷ:. yi } やる夫先生の病院で 診て頂く事は可能でしょうか？
.i |ﾞ｀ ⌒ . "} .，
i | ／丶、 , イヽ、 } }
， V:.:.r=- ::......::::´___k,.:.:.:} , , もちろん診療代はしっかりと お支払いたします
＼ x ヽ_}==--------=＝__|ﾉ ／
,.:.:.:.:.:.:.ー- 、 ﾍ:.:|ヽ' (( 、 ノ k _... -ー:.:.:.:.:.:.:..
/:.:.:.:./｀＞- ..＿__,,l| ﾞヽ )) |l、_＿.. -= ヘ:.:.:.:ヽ
/:.:.:.:./ /:.:.:.:.:.:.:.- ..__, O、⌒ヽ＼ ／／⌒ __O,--:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ ヽ.:.:.:.ヽ
／￣￣￣＼ はあ・・・そのくらいなら全然いいですお
／ ／ ＼ ＼
／ （●） （●） ＼ でも 満洲軍内の軍医が診るほうが早いのでは？
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／ わざわざやる夫の所に来なくても・・・
／ ＼
. :.:.:.:.:.:.:/.:.:/.:.:./:／/Ｘ. ／／i/:.:.: /.:/:.:.:.:.:.:ミ⌒ヾ
. :.:.:.:.:.:.:./.:.:/.:.:.// _/／/＼/:/|!:.:.:/.:/'|:.:.:.:.:.:.:＼
. : .:.:.／゛｀Ｙ从／/く 芹圷癶へ|／ |/ |:.:.:.:. トミ=─
. : .:.:｛ ｛そ）ハ 戈::::り ／ ／ ／|ﾄ、: :|
. : .:.:.:∧∨( ￣｀ んﾘ从＼|
. :.:.:.:.:.ヽ｀ヾ 弋乂八
ノハ.:.:.:.:.:`ｰ ´ ／|
:.:.:.:./ i ∠ニニ７ ﾉ ・・・やる夫先生 満洲軍には・・・
:.:./ ヽ `ー=ﾆ/
j/ ＼ ｀¨' ／ いや大清国軍には 一人も軍医はおりません
/ ｉ ＼ ／
. / :| ＞┬一′ そもそも軍医部や 医療系の設備が皆無なのです
イ | /
ィ/! '. 厶、
'/∧ ＼ {＼/＼､__＿
ﾞ///＼ー―--.＼ ＼/＼///＼＿＿
'/////,＼ ｀`ヽ ／￣ｉ//|///////////7ｧ-､
'/////// ＼､ |//|///////////////＼
＿＿＿_
／ ＼
／三＿',!｀zx二 ＼ ・・・え・・・
／ ´ー¨‐｀ ´ｰ¨‐'' ＼
| （__人__） | じゃあ負傷者が出たら どうするんですかお？
＼ ´ﾆﾆ｀ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
／: : : : : : : : : /: : : :ハ: : ﾊ: : l : : : : : : : : : :＼
ｱ: : : : : : : : : :l : :／l/ ﾚヾ ; :ﾘ､: : : : ヽ: : :.ﾄ: :ヽ
/／: : : : : ; :ハⅥ ￣￣≧､' ＼: : :冫: ﾘ: : : :ﾄ､
| : : : : ;ｨ⌒l : :ﾚﾍl ﾏ￣仡弌ｬ丶 /／ﾚﾚ|: : : :.:|
ﾚ1: : / ^〉l : :| ', ゞ夾 iﾄヾ>ｨ z=ｬﾚ1: : ﾘ
ﾚ1人 ﾍ´｀" ` ､二ソ' ﾄこﾔハノ
ﾚ:ハヽ 代リ〉 何もしません 何もせず軍から放逐するのみです
|: ﾑ ､｀‐'' |
|1人 | ｀ ' / やる夫先生 あなたの元で兵卒が治療できたのは
ﾚﾘ ヽ r――ｭ /
ハ ＼ ―‐ ／ 大清国軍の何かしらのルールではありません
二三三￣￣｀にﾄ､ ／
に| 丶 ／ すべてまったく 左将軍の温情なのです
、 に| ＞ ＿ _／
^ヽ に| /￣￣￣￣￣|
＿＿＿_ ＿＿__
／／,;'::;;;;;:､＼ ／ ＼
／／,ｨ':::::;;;;;;;;;;;;;､＼ ／ .＼ ─ ─
／／,ｨ';;;;;;;;;;;餡;:::::;;;;;;､＼ ／ （:::::）＿（:::::） ＼ ○ ○
| | ｲ;;;;;;:::::;;;;子;;;;;;;;;;;;;;;;} | | （::::::::::::） | （__人__）
＼＼ `;;;;;;;;;;;;;;;;;::::;;;;;ｲ ／ ＼ |::::::::::| ,／ ﾄｪｪｪｲ ま じ で ？
ノ ノ ｲ;;;;;::::;;;;;;;;;;;;;;;'､ ＼ ノ ｀ー'´ ＼ ､ｪェ/
／´ ヽ
| ｌ ＼
ヽ -一''''''"~~｀`'ー--､ -一'''''''ー-､.
ヽ ＿＿＿＿(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
、_ ﾄメ:ヽj｀ヽﾄ､∧
＞.: :ゞ-: : : :ヾ: : `┐_ 兵卒の治療費も すべて東将軍が出している
＜:; :´: : : : : :ゝ: : : ､ヽ:＜
‐=,:. ':／.: : : : : : : : : ﾉ:ノ: : :匕 いやそれだけじゃない！！
ｰｧ.:" .〃: i: ミ､: v‐ミ:. : :_∠ _＿＿＿
{: i:Y:ﾄ､トヾ=､ﾄ､!く,`}､:. :ノ､￣'//////i/＞． 将軍は孤児収容所を自ら創設運営し
ハl:.ﾄ;!;;;;;／ ′r'ー￢ヽ＼'//////l/////￢__
｀/＾´ ! |/|//////l//////// ＼ 毎冬 貧民に食料を供給しておられる・・・
￢、/_｝ ／ / /ー＝=ミl////////// ＼
r一//,┐_／＼ ／／ ＼//////////ヽ
i/∧///////ヽ二二／ i＼///////// ＼ 本来 国家がすべき人民救済を
l//∧////// ｜ ｰ､'/////////＼
ｌ////＼/// ,′ | ＼'/////////∧ ここ奉天ではすべて
j///////ヽ / | ＼ // ／///∧
j//////// ＼ / 7 ￣∨/////∧ 閣下が行っているのです！
j////// / く｀ / ∧ ∨/////∧
ﾉ/////// ）ヽ ／ ／ ∧ ∨/////∧中央は一体何をしているんだ！
. ﾉ/////// ,′ ∠=‐ ￣ ∧ ∨/////∧
| ｲ | l l ＼＼
| / い.i l | ./ ヽヽ
ﾚ /＿_ V∧ ヽ ﾉ ! ./. ′ ) )
| / -- V∧ ', V .i / イ ′ ,'ノ
i kr─ テ示ﾍK不.', V ﾊ ./ ／ .′
| ﾄ,っら些zノヽ', ヽ:! ∨ ,′, ./ イ/ .′
.'; | ´´ ｀｀ ヽﾘ ∨ / ∨ /レ' ./ ′ シロウ・・・
∧ l ∨ ｖ′ / ′
.ハ .l ′ﾚ' ' ′ 口が過ぎます
｀='; | j ｲ .′
/:: .| ´ ／ .| ′ 皇帝陛下も西太后陛下も・・・
./: :;: | _, ／ ! ′
.: : : ; .|､ ´￣ イ .! ′ 国家の一大事が続き
: : : : i | ＞ ´ | .′
ﾞ::::＼| .|::::::::::::::}＞ ___ ´::｛ .l :′ 満洲に割く余力がないのです・・・
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ＼
| ＼ ,＿ |
/ ｕ ∩ノ ⊃―）／ ・・・
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
この時期 満洲を収める皇帝は光緒帝
ただ 西太后という前前皇帝の妻、前皇帝の母が
権勢を誇っており 支那の権力は二分化していました
また度重なる戦乱で この時期の清朝は大変疲弊していました
__ __
. ´ ＞ -- .
／ . ´ ｀ .
/ ／ ＼
{! ／ ヽ
ゝ._ / ヽ ',
/ ／il ', '. やる夫先生・・・
, ' , ' , ' / | l l i |
, ' , ' //__/ / .ｌ l l l i ｌ | おそらく今 清は過渡期なのです
// / // // / ｀/ /´「 「 /｀ﾒ ! |
. // / // / / // _ム._ / ／ ﾚレ'__ ハ i .ﾘ 古い着物を脱ぎ 新しい着物に腕を通している
// ﾚ' / / / / K´{r'::::::} ´{k:::: .}ヾ ｌl ! /
. // / / / i !i ´￣ `ー‐' ﾘ ト./ その最中なのです・・・
i/ / / /i. /i ﾊ . / l !
| ﾚ'/ / !/.!入ﾍ / i iノ
| i/ / ハj 弋ﾍ ‐＝-､ / / i! 時代が落ち着けば
i / / | 乂＼ / / ,'
|へ ! ⊥. --‐‐‐＼ ..イi / / 皇帝陛下 西太后陛下も
| ／X￣ _. --ｧ'／/ | ＞ . ´ .| ! / /
|' r' ´￣ ／／ r─┴ -----‐─‐ ┐ﾚ' 満洲に目を向け その恩寵を
__＿ .八 乂 . ∠／--┤「￣￣ | 「￣￣￣ .|
. ´ ｀ 二 ´＝彳´￣ ! | | 「￣ ｀`ー‐‐ ‐ ´￣｀ . もたらしてくれるでしょう
. ／ ,. ´￣ ,. --/ /`｀ー ._ | | ＿__ `＝＝'￣ ｀｀`ヽ ｀丶、
／／ ,. -- / ｀ヽ. ｀`ー ┴‐‐ ' ´￣ __ ヽ ＼ ＼
＿
´￣ _,＼__ __
∠‐- L .,.,., ＼
／ 、 ヽヽ、 それまでの期間・・・
// / / / i , i
i i / / i i i i ; | 困っている人々を少しでも救うため
ｿi、 i__ﾊi /| /__|i |
/ 〉ir┬vV ﾚr┬vV | 奉天市民として 協力いただけないでしょうか？
/ iﾍ`┴´ '┴´ﾘi |
i i`ｷ、 ＿_ /ｉ ,'
r〜〜.,|i ﾘ´,.r｀'i 、 イ/i /
｀ー― ｻiV∠__,.rト ｀ﾆ´-ﾚ/ /
〜＝===三彡 ヽ___}:{___/ﾚヘ .,__ ＿_＿
／￣: ..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／ ＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.. :.:.＼
／:.:.:.: .:.:.:.:.:.:.:.:.:,___´ ｀__, :.:.:.:.:.:.:.:.: :.:.:.:ヽ
i:.:.:.:.:. :‐-:.:.:i／ ￣o「 ￣ ＼i:.:.:-‐: .:.:.:.:./
ヽ:.:.:.:.: .:.:.:.:.i o| i:.:.:.:.: .:.:.:.:/
. ＼.:.:.:.:.:.:.:.:l o| !:.:.:.:.:.:.:.:／
>:.:'´:.,:;'|ヽ', _,.イ:.:.:.｀'.:.:.:〉
i:.:.:.:'.:.:.:.|i:.:.:`'‐;:._ ,-‐'.:.:.:i!.:.:.:.:.:..:.:.i
／￣￣￣＼
／ ／ ＼ ＼
／ （●） （●） ＼ ・・・わかりましたお
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／
／ ＼
: :|: : : : : : : : : | : : : :! : : :.,′: /:.: : : : : : : : :|: : :i : : : : : :'. : : :‘.
: :|: : : : : : : : : |: : : l: : : !: : /: : : : : : : : : : |: : :| : : : : : : , : : :.‘.
: :|: : : : : : : : : |: :. l.: :. l : / ! .! : : : : : : : ﾊ ::│: : : : : : ' : : : :.i
ミ|: : : : : __: :|:.: ,ｲ : ! / │.! : : : !: j: | | :: j : :.: :.:!.: :' :.:. i |
｀.| : : : : ｀ト :,,l_! ./!.| │jl : : .: :' /! ! | ﾊ :: : | :! :: ﾊ!
-:l : : : | | ﾘ|｀/''!:ト..,,|:' |│ / / /〃 .|,.斗l'ﾞ! .| ﾊ ｉ│
| : :.: ､_,イ芋芯≧ｭ､.!｀ヽl /〃./x匕==ﾐﾘ| ./!. /│.′
l : :. |ヾ |:::|iｌ|::::| | Ⅵ / / /ｲl::|il|:::| / | / |!/ jノ
l :.: l∨ こ)''’::ﾉ }ノ つ'’ﾂ jノ .| ありがとうございます
ヽ! :: │ ｀¨¨＜.:.:.:.＞ .:ゝ‐' ′: !
| .: │ .::':, ,: : : │ 外国人であるあなたに甘えるなど
ゞ| : | / / :.: |
| : | ′:.: | 支那人として情けない限りです
l : | ＿___ ／: : : : |
| .: │､ ´―‐’ .ｲ: : !: : :| │
’ : | 丶 ／|: !: : ｉ:.: | l
, : | ｀ .. ／ │ｉ: : :i:.: | i.!
′ .: ト-- ..,,＿__｀ т、´ !:.!:.: ,′/! j /ﾘ
／￣￣￣＼
／ ／ ＼ ＼
／ （●） （●） ＼ ・・・
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （●） ＼ そんなことないですお・・・
l ⌒（__人__）⌒ ｌ
＼ ｀⌒´ ／
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼ すべてが十全の国なんて
／ ⌒ ⌒＼
／ （ ●） （ ●）ヽ そんなものこの世界中のどこにもないですお
l ⌒（__人__）⌒ |
＼ ｀ ⌒´ ／ どの国にも 制度上の欠点があって 救われない人が居ますお
／ ヽ
＿＿＿_
／ ＼ だからその時 困っている人を助けるのに
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 内国人も外国人もありませんお
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／ 国の救済が間に合わない間は
／_∩ ー‐ ＼
（＿__＿） |、 ＼ みんなが手を取り合って
| |/ ／
| ⊂ ／ 難局を乗り越えればいいんですお！
| し'
＼ ､／ ／
＼／ ／
＿／ ／｀`l
（＿_＿_／（＿/
,. = ＝ =.丶
ヽヽ
. ´ iﾉ ￣ 、
,∠ -‐‐ ､丶
／ ＼ ＼
/ , /il . ヽ. ヽ
/ / / / // i l i i i i
i / / / / ! ! i ,ｌ i ｌ |
|l ｌ i // / /i i / / ! i ! !
从il i l ﾊ i/ il l l ./ / / / ﾊ | |
N ! i,. -+‐‐ｌﾘ i/ / /-i‐‐‐i ｌ､ ｌ |
// N ,.イ「ijl! ﾚ' ﾚ' イ「ij ﾄ、 / .!
// ﾊ i仆ji iｌ仆j ﾉ ｌｌ |
// /ハ ￣´ ｀￣ ﾘ |
// /^ｰﾍ ' /,' ,' l
ｌ,' il／￣＼ ー─‐ ／/ ,' ,'
／￣｀ヽ､il l i l| ／＼ ／,ﾘ// /
/´⌒ー-､ 从 ｌ i| ／ i｀ ー‐ ´ i // /
_____ |ﾙ ｌ l|／_____／{`ー───‐'^// /
∠´-‐‐-｀`＝ﾙﾊ!ｰ'＿___ノノ￣￣i i￣￣// /__
_＿___ _ノ^〜'´ ／ ＼ ﾚ'レ'⌒ー==へー-‐‐‐- 、
／´ //´ ／ ＼ ￣ ＼ ＼
／ // i / ／ ＼ 、、 ヽヽ ＼
/ // l/ ／＿＿ ＿_＼ i ! ヽヽ ヽ
!. 〈〈 _ i ／´ ｀ ￣ 「￣￣ ｀ヽ ﾘ .. -‐ // /
ヽ ヽヽ / O| ヽ. ／ // /
ヽ ヽヽ ｌ O| ｌ // /
ヽ ´ ｌ | i 、 // , '
＼ i Ol ﾉ ＼ ／
> 入 / /ﾊヽ ／il 〈
/ ／ il｀ヽ、 / / i ヽ , .イ i! ﾉ
〈 ｌ| ｀ ー- . , ィ´ /i 〈
やる夫先生と左将軍は ウマがあったようで友達になりました
ちなみに兵隊の治療問題を 結局清朝は解決できませんでした
負傷した兵隊は治療する そんな当たり前が中華で制度化されたのは
おそらく蔣介石の国民党軍が最初だと思われます
_,.-=≦ ￣￣￣￣ ＼ ：
.／ ／／ ＼ ； ／{／
./￣￣ ＼ }、 ／￢／
.／レ≠ミ、 ヽ ／ ／:}} ：. ＿__
._ヾ`::::::::::::::∧ V／￣ヽ ／:::::/. `７└―
.＞:::::::::.u.:::ミ､／ |.{::::::::‐〈./:::::::/ ； ￣￣
.〃::.u.:::::::::ヾ:| :!.,:::::::::,/::::::／ ： ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ…
.´}V{W/´ L＿_j ）:::: l{ ／
：.{ﾆ } | |./::::::ハ::::く ；
.「=| ： ：| :|.{::::::/ ：ヽ:::} ：
._j､_j ：| :| {::::/ ヽ _ヽ
.《《__ソ .} ヽ::/ ｀´
ヽ_》》 ←傷付いた大清国満洲軍兵士
ｎ
l^l.| | /）
| U ﾚ'/／)
＿＿＿ ﾉ ／
／ ⌒ ⌒＼ ｒニ |
／ （⌒） （⌒）＼ ヽ /
／ ///（__人__）///＼ / ` / 外科はまかせるお
| `Y⌒y'´ | ／
＼. ﾞー ′ ,／ ／ ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ
/⌒ヽ ー‐ ｨ ／
/ rｰ'ゝ ／
/,ﾉヾ ,> ｲ
| ヽ〆 |
やる夫先生の元には満洲軍兵士が
頻繁に送られてくるようになりました
彼らの大方は外傷で 元が外科の
やる夫先生にとっては面目躍起でした
__!:l__,,,,,,,_`､ヽ
_,,r<´: ヾ! : : : ￣i ,!､
,r': : : : : : : :｀: : : : : l/: :`ヽ､_,,
/: i : ; : ,f ;/l: : i: : : : : : : : : : `､:`､
/ ;i !: ;i :/ / l : :i,: : i: :i; : : `､: : :i;ヽ!,
/: ;!:i;,;il-i,_,! !_,;,il;,;,_!: :!: : : : ! ミ !: :,! 全満洲軍にやる夫先生の健闘を伝えなさい
i /l: i irl'iヾ! ヽ;,;!l : :l'''iヽ: : :i : ヽ!: l
ﾚ lVi,:! l::.ﾟi ´ i::`ヽi !: : : :,ﾄ､ヽ;! :,! 今後 満洲軍兵士は銃撃されても
l: :N _,!_,! lっ::゜iヽ : : !.ヽV i'´
l⊂⊃ ゝ __,i,!: : : ;!_,,ﾑ‐'ﾄ、 手足を切らないですむ可能性が高くなりました、と
l : lヽ、 ｰ - i : : :.i'i´l:ヾ.:.:i.:l,
! :N ` ､ _____,,.. ,! : : :,!;! !:.:i;.:.:'.,!
V r‐┴‐‐‐,! ;i : /i''i !.:.ヾ''´
,r‐'''''''´ヾ._;! i''ﾚ7:,ﾚヽl_.ヽ`ｰ､`ヽ
,r';ヽヽ:.:.:.:.:.:.`､':.:.:.ﾚ';.:'.:.:.:.lヾ,`.､ `).:
,／;,;,;,;,,r' >:.:.:.:.:.:.:.:`ヾ.:.:.:.:.:.:.:.:l `''’ `ｰ
,r";,;,;,;,;／／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l;.::.:.:.:.:i.:.`、
l,;,;,;,;／／:.:.:.:.:.:.:.:.:..::.:.:.:.:.:.l,:,;,:.;,;!:.:.:ヽ
ヾ,;,;,`;';.:,;,;,;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ.:./.:.::..:.:,!
/ヾ;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,:.／:/;,;,;,;／
l ,',ヾ;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,_,;,;,／,;,:/,;.:.ヽ
,l,'o,rl,;,;,;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;!;,;,;,;／,;.:.:,r'´
//',ｰ,!r､,;,;,;,;,;,:.:.:.:,／ ｀'7;,;,;,;.:.:/
//,' '// l,;,;,;,;,:.:.:.:.:,! ｲ;,;,;,;,;,:.:.l
,r''yヽ_ﾑi____l;,;,;,;,;.:.:.:.:.l_,/_l;,;,;,;,;,;.:.:.!
／/`ｰﾟ-lﾟ└‐‐‐‐-i'i---L_l ﾟl-‐‐‐┴‐-..,_
／,イ ゜ ゜ l l l l !
／／/ ! l l l ,!
／‐'´:./ l‐┐ l l ┌l l
≧=ｰ-
ノ ∧ ヽ
/ ∧ ＼
∧ | ヽ おいみんな！ 見てくれよ！
rfｉヾｰ- ∨
ⅵ ＞ ｉ!≧ー- | 匪賊に撃たれた足が 元通りになったぞ！
ｉ! ＞ｉ! ニ二彡 |
斥ｉ! 廴 辷ムヾｰ＞ 乂 やる夫先生って すげえ人だ！
/ヾーイ ｀ヽ .r‐z ＞ ￣｀/ ヾ≦´ r‐-
/ ∨ ﾝ⌒ |三| |＞ 斗- ヽ ヽ
ｽ ∨ ﾏ .|三| ／ ヽ .〉 ﾞｉ! )
ノ ＼ 廴＼ 乂介 / / ｉ! ｉ!＿＿
ﾞ｀´三≧ヾ≧x ゞ卞 〆 ﾉ ⅵ γ｀ヽ
三二≡=z ｀ヾ三 ｀ゞ三≧=zx / / .ｉヾ｀ｉ .|
￣￣￣￣｀ヾｰz ∨｀ｉ!k ミメﾐﾒ== | / 廴＿__ﾉ
辷ヌ .∨ｉ!ｉ!辷∨∧ ヾｰ＜ /ゞ､ 廴＿＿_〉
＼ ∨ヾ ∨∧ ノヾ≧kー 廴＿___ﾉ
＼ ＼ヽ .∨∧ / ＼ 廴＿_ﾉ
＼ヽ ﾞｉ! ∨ﾏ ＼∨∧ / 廴彡ー==≠
ｰ ｉ! ∨ﾇ ∨ ｉ / 弋/
ｉ! .∨ﾉ ＼ｉ! / /
この邂逅は やる夫先生のみならず
満洲に住む欧米人全員に多大なる恩恵をもたらしました
大清国満洲軍のすべてが やる夫先生の味方になったと言っても
過言ではなかったのです
＿＿＿_
／ ＼ 実のところ 左将軍や清朝高官たち 満洲上流階級と親交を結ぶまで
／ ─ ─ ＼
／ -=・=- -=・=-. ＼ やる夫達西洋人には有象無象の脅迫があったんだお・・・・
| u , （__人__） U |
＼ ..｀ ⌒´ .〆ヽ 市井の医者は相変わらず怪文書を撒き 流言飛語は止むことがなかったお
/ ヾ_ノ
/rｰ､ |
/,ﾉヾ ,> | /
ヽヽ〆| .|
＿＿＿_
／ ＼ やる夫たちは緊張した日々を送っていたんだお
／ ＼
／ _ノ ::::::: ゝ､ ＼ やる夫達の活動は
| （○） （○） u |
＼ （__人__） ,／ 左将軍や清国大官との出会いでようやく保証されたお
／ ｀⌒´ ＼
ただ上流階級とつながりの出来たやる夫先生には
超えるべき障壁がありました
,.ｨ , - ､.＿ 、
. ,ｲ/ l/ ￣￣｀ヽ!__
ﾄ/ |' { ｀ヽ ,ﾍ
Ｎ│ ヽ. ` ヽ /ヽ / ∨
N.ヽ.ヽ、 , }. l＼/ `′
. ヽヽ.＼ ,.ｨｲﾊ | ＿| 正式の訪問が予告されたら 門と戸を広く開けて客を待つ
ヾニｰ __ _ -=_彡ｿﾉ u_＼ヽ、 |. ＼ 主人は門と戸の中間で客を迎えるのが鉄則！上席は南に対して北
. ￣ﾞr=<‐ﾓﾐ､ﾆr;＝=ｪ;ｭ＜_ゞ-=7´ヽ > 西に対して東です！だから主人は歩道と家の入口の西寄りに立つこと
. l ￣ﾘーh ｀ ｰ‐‐' l‐''´冫)'./ ∠__ 家の入口は常に南面して作り主人は客と並んで歩いてはいけません！
ﾞiｰ- ｲ'__ ヽ､..＿__ノ ﾄr‐' / 常に半歩後方を歩くこと！洋室は最近出来たものですが、それでも
l `＿__,.、 u ./│ /＿ 入り口から一番遠い席を上席として客にすすめるべきです！
. ヽ. }z‐r--| ／ ﾄ, | ,、主人は入り口に近く出来れば客の西に座ること！茶は切らさず
>､`ｰ-- ' .／ ／ |ヽ l／ ヽ出すべきです！主人が両手に茶碗を持ち一拝して客の前に置く
_,.／| ヽ`ｰ--‐ _´.. ‐''´ ./ ＼､ 客は立ち上がって例を言いながら両手で受け取る！
-‐ '''" ￣ / :| ,ゝ=＜ / | `'''‐- ､.._ それから主人が客に飲むように勧め、主客同時に飲むんです！
/ !.／l;';';';';';';＼ ./ │ ＿ 同じ回数啜って同じ瞬間に茶碗を置く！それから・・・
_,＞ '´|l. ﾐ:ゝ､;';';_/,´＼ ./|._ , --､ | i´!⌒!l r:,＝i
. | |:.l. /';';';';';|= ヽ/:.| .|l⌒ｌ ｌﾆ._ | ﾞｰ=':| |. L._｣ ））
l. |:.:.l./';';';';';';'! /:.:.| i´|.ｰ‐' | / | |. ! l
. l. |:.:.:.!';';';';';';';'| /:.:.:.:!.|"'|. l' │-==:|. ! ==l ,. -‐;
l |:.:.:.:l;';';';';';';';| /:.:.:.:.:| i＝!ｰ=;: l | l. | | / //
l |:.:.:.:.:l;';';';';';';'|/:.:.:.:.:.:.!│ l l、 :| | } ＿|,.{:: 7 ））
l |:.:.:.:.:.:l;';';';';'/:.:.:.:.:.:.:.:| |__,.ヽ､__,. ヽ._｣ ｰ=:::ﾚ' ::::::|; 7
. l |:.:.:.:.:.:.l;';';'/:.:.:.:.:.:.:.:.:.|. ＼:::::＼::::: ヽ ::::::!′ :::| .:/
. ｌ |:.:.:.:.:.:.:∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.! /ヽ::: `::: :::: ....::....／ ←やる夫先生の助手になったキバヤシ
＿＿＿_
／ u.＼
／ー‐-:::::::::::-‐' ＼
／ t j:::::::ｨ ｯ ＼
|. u ｀¨､__,､__,¨´ | ・・・そこまでするべきかお・・・
＼ ｀こ´ ／
／ u .＼
それは支那の礼儀作法です
それは茶道とも似て
非常に多数の特殊ルールがありました
.ﾄ│|、 |
. {､l ､ﾄ! ＼ / ,ﾍ |
i. ﾞ､ iヽ ／ / / ヽ │
. ｌヽﾐ ゝ`‐､_ ＿_,. ‐´ ／ ,.ｲ ＼ ヽ | いいですかやる夫先生！
`‐､ヽ.ゝ、_ ＿,,.. ‐'´ ／/l , ‐'´, ‐'`‐､＼ |
ヽ､.三 ﾐﾆ､＿ ＿＿＿ _,. ‐'´／/-─==＝＝=-､ヾ ／ヽ 支那人は 長幼の序 上意下達の風があります！
,.‐'´ `''‐- ､._ヽ /.i ∠,. -─;==:- ､ゝ‐;----// ヾ.､
[ |､! /'￣r'bゝ}二. {`´ '´＿_ （_Y_）,. |.r-'‐┬‐l l⌒ | } 一般市民の感情は
ﾞl |｀} ..:ヽ--ﾞ‐´ﾘ￣ヽd､ '''' ￣￣ |l !ﾆ! !⌒ //
. i.! l .::::: ｿ;;:.. ヽ､._ _,ノ' ゞ）ノ./ 上流階級のあなたに対する態度に
｀ ｰ＝=--‐'´(__,. ..、 ￣￣￣ i／‐'／
i .:::ﾄ､ ￣ ´ l､_／::| 超影響されるんです！！！
! |: |
ヽ ｰ‐==:ﾆﾆﾆ⊃ !:: ト､
ヽ ､＿＿,,.. /:;;: .!; ＼
ヽ ::::::::::: ／:::;;:: ／ l
,.ｨ , - ､.＿ 、
. ,ｲ/ l/ ￣￣｀ヽ!__
ﾄ/ |' { ｀ヽ.
Ｎ│ ヽ. ` ヽ
N.ヽ.ヽ、 , }
. ヽヽ.＼ ,.ｨｲﾊ | , -―- ､
ヾニｰ __ _ -=_彡ｿﾉ _＼ヽ、 | ／ ＼
. ￣ﾞr=<‐ﾓﾐ､ﾆr;＝=ｪ;ｭ＜_ゞ-=7´ヽ / / すなわち一般大衆に受け入れられるには
. l ﾘーh l‐''´冫)'./ ／ /|
ﾞiｰ- ｲ'__ ヽ､..＿__ノ ﾄr‐' / / 上流階級から良い印象を得るのが
l `＿__,.、 ./│ |i /
. ヽ. }z‐r--| ／ ﾄ, /|ｌ:､ / もっとも重要となるのです！！
>､`ｰ-- ' .／ ／ |ヽ | /
_,.／| ヽ`ｰ--‐ _´.. ‐''´ ./ ＼､ | ／/ だから支那の礼儀はきっちり全部
-‐ '''" ￣ / :| ,ゝ=＜ / | `'''‐j / ￣￣｀ヽ
/ !.／l;';';';';';';＼ ./ │ 广} , // | 身につくまで繰り返しますよ！
_,＞ '´|l. ﾐ:ゝ､;';';_/,´＼ ./|. / ＼＿ l/′ ＼
. | |:.l. /';';';';';|= ヽ/:.| ／_ ＿ ／ /／ ヽ
l. |:.:.l./';';';';';';'! /:.:.| ___／ l＼. / /´ |
. l. |:.:.:.!';';';';';';';'| /:.:.:.:!.|/ ＼ l _ / / / l
l |:.:.:.:l;';';';';';';';| /:.:.:.:.:| / ー―く | / / 〉
l |:.:.:.:.:l;';';';';';';'|/:.:.:.:.:.:.! ＼ / l､＼､ ／ / |
l |:.:.:.:.:.:l;';';';';'/:.:.:.:.:.:.:.:| 入l ―- ＼__／ .／ /
. l |:.:.:.:.:.:.l;';';'/:.:.:.:.:.:.:.:.:.|. ヽ 〈 ｀! 卜、＼ ／ ／
. ｌ |:.:.:.:.:.:.:∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.! ￣＼＿_ 丿/ ｀匸¨´ 、 ／
, / `ー---─一''"~´￣｀ヾヽ
i i| ilﾚ ミﾐミﾐ''"｀─- ､
, .,i! i !/i i ミミﾐﾐヾ ﾐヾ ﾞヽ
.i ,!i l.| ' i ゞ 彡ミﾐﾐヾ ﾐヾヾ ｀ヽ
, i!､k ヽ､ ヽ 彡ミﾐ ミヾヾ ﾞ
li l ヾ、 ヾ _,,=＝ ミﾍベ
, |i､ヽ ヽ､ ヽ ヾ ﾞ
!ヾ ヽー- ＿ ー- ,,__ 〃ヾ
ヾヽヾ ‐- ,,___ /ｿﾂ､ヾゞ､ヾヾ
` ､`ー- 、...,,─-- __,, 彡ｿｿ ヾゞゞミﾐ
ヽ.､ `ー --- .,,─-- __,, 彡ソｿﾉ,; ,,-弋ミﾐﾐミ
＼ ﾞｰ‐- ､..,,,____,,. --彡彡彡'"'",ィ'-＝＝==､ヽミﾐﾐ
｀`,.-､-─r,=＝＝＝=､:;;,,::;;::f" ,.'i´ o`i 冫ヽ ]-'´ ∧∧
ﾞiヾ ニill 〈 （.Ｏ)ーi｀￣´i _`_-_'....' li ﾞ＿/ ヽ
ﾞi ill::::::::;ｰ-‐γ'i'::l,⌒ヾ`)::::::::::;;'' 〃u ＼ こちらから訪問する場合、どんなに住居が近くても徒歩で
ﾞi :ill::::::::;; ソ::::;i,､, ヾ:::::::;''' _,,ノ' ,r-| 行っては行けません！必ず馬車を使うのです！相手の家に
ﾞi､ ﾞ`‐=＝'"..::::::;i,, .,,, ﾞﾞ'''''"~´ l＿| 着いても召使が訪問宅に到来を告げ招ぜられる迄は馬車を
ヾ.ｲ '''"..-一､ u .lヽ 降りてはなりません！中に入る時は門毎、戸毎で身を避け
ヽ :;;l￣´ _,,,...,.ヽ ,ｲ＿〉 主人に先に入るよう進めねばなりません！「どうぞお先に」
ﾞi. u ;;iｪ'´ i' ヾﾄ! ./:! ＼ と主人は必ずいいますがそれはトラップで先に入ったら
ﾞ!. :;;Fi、 ,,.ﾂ ./;:;: ﾞi 礼儀を知らない低能野郎扱いになります！上席を進め
./ﾞi ヽ ﾞ;ヽﾆ二ニ-'´ .／ :;:; / ﾍられても何度も何度も断った上でないと着席しては駄目です
／ i ヽ :..,,-‐' ／::;' ;:; / /また着席は主人と同時で、訪問中に別の客が来た場合・・・
＿
_´＿ _` ､
／‘=’ﾆ ‘=’u‘. ・・・・
i └‐' ｰ' ｕ‘.
ヽ !
この他にも色々書かれていますが長いのでカット
__,,,.... --―－-- ..,,
´: : : : : : ヽ : : : :｀ヽ
／ : : : : : : : : : : ‘. : : : : :
ィ : : : : : : : : : : : ‘. : : : : :
○ ofア/ : : : : : : : : : : : : : ’: : : : :
。 /:.:./ : : : : : : : : : : : : : ｉ: : : : :
/{/:.:.:/: : : : : : : : : : : : : : : |: : : : : ごめんなさい！ごめんなさい！
ﾊ:′:.:,..: : : : : : : : : : : : : : :│: : : : :
/ ∨:.:| : : : : : : : : : : : : : : .′: : : : 出来心だったんです！
/ ｆ:.:.:|: : : : : : : : : : : : : : : : /: : : : : : ／
. ′ i:.:.:.|: : : : : : : :,ィ⌒ヽ: : : : : : :/: : : : : : :{_:_: ちょっと略奪暴行しただけじゃないですか！！
/ l:.:.:.|: : : :,. ----／{::::::;，-ﾊ:_:_:_:,ノ、: :,，-=彳::::
. ′ ﾟ, :.:|: : ::/: : ／: {i:∨:::::::::::::::::::｀ヽ:ー{:::::::::::::::::: 他の大清国軍兵士は このくらい普通にやってます！！
/ ∧:.} : : /: : : : :.＼iﾄ､_:_:_:_:_:,:イi｝:､入ー‐=彡
. 〈 .......∧∨: : : : : : : :_＼:i:i:i:i:i:i:≫'’ ｀¨¨¨´
’, .................入∨:_:_:_:_:_:_;＞ ´ ￣￣ ←略奪暴行した満洲軍兵士
/ /
| .|
| .| _ -－――-≦＝-ｌ
ヽ∨／ ＼|‐t
_＿__≦ ー 、 ヽｖ-、
｀＞. i 、 ヽ ,.∧ /
ﾚ /./ ∧ , ∨、 ヽ, 、 ヽ.ヽヽ,.Y ヽ, ＿_, ＝ 、
il ./| | | ｌ i ∧＼ |＼ _A ∨i ヽｌ <￣ ￣ ´ ｀
Ｖ || l_⊥ ∨ヽ.∧_ =≦ニ_.l > | ヽ＿＿ ノﾉ 弁明は却下
∧ Vｼ‐ｔ卞ゝ < 匕v|ｿi| ﾐﾞ - 、
／ ∧ヽ 叨ﾘ:. ー´ .Ξ_ー _ ヽ 私は貴様を銃殺する
／ / .l ∧ l:::. lﾆ｀Ｖイ ＞x, __ ∨
{ / { | |ﾆ /- ﾝノ_|￣￣＞, ヽ ヽ l
| | .∨,ﾆ＼ ´￣｀ １／三ー‐-- }__Ｖ ´
- .|_ ヽ ￣ ＼ , .::::::::| L ＼_＿＿＞Ｙ￣｀＿_
＼≧x Ｙ ..≧= ≦.====⊥_ニ>、__ ＼ ≦￣、::::_:::::::::＜
＿ -―＝＝-ｒｙ￣￣￣ﾆ ￣l￣￣ｌ {i_,、_ ー‐ヘ ＼＼ ＞'''´
{:::::::::| |::::::ヽ;:| i,i {{ ／仁ｺ |:__;;:::::V:::y::::／:::￣ , ＜:::＼
_ -=ニﾆﾆ Ｌ:::::::- -::-:::／＿_ﾆ＿＿＿_ _r ヽ::::::／x:::::__≦ ＜:::::::::::::::::::＼
／ニ---..__ 。> ＼::::::::::∠ フ /￣￣￣￣´ゝ‐〈_⊥＜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
∧≦＝= __ο<――＜￣ ＞=ニ￣｀＜―＜‐´::￣￣:::ｔー- _ :::::::::::::::::::::::::::::::::::}
.仁ﾆＹﾆ.|4-,_| ＞、 ＼ ＼ ＞x::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
仁 〈‐‐Ｙ ,ｘ‐- _. ∧ . ∧ ∧ ∨::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::/
∠〈￣.l .人-＾ ＜, ＼ , -‐三 ）(ニニﾆ) i----f, ,____∨:::::::::::::::::::::::::＞x_:::::::::::::/
v＼ } ﾄ‐ .＼ ∧ ｀￣ } } ￣￣ l ー‐ｙ|:::::::::::::::::＞´/ ￣￣
＼∨ﾅＹ＾ー-＜_ ∧... |_ ＿_ бﾌ--＿_OＬ Ｌ._ Ｌ:::_ ＞ /
|__l ∨_ -―￣ V-― ┘ テ‐ナﾌ ー―´. /
￣ｌー- ‐‐ ∨.iゝ∨ ’ ｀ ,,,,;;''" ,ｿ/ //. /
|::ll:::| ∧,Vヾ:: .. ,;''' _ ／ < //. /
|::ii:::| }ｖ人 ';;,,;, ''' ゝ Y ＼＼. // ／
}::ii:::{ / ,,,,,,,, _ _ ＜,,,, > ﾆ= _.//..／
.l::::i::::l } ,,,; '' //; ,,;;, '' ／:ノ << |
∨::::i::::∨ / ''' ,; // ;; '' /::/ l l |
ちなみに左将軍は軍律に厳しい将軍で
度々軍規違反者を銃殺していました
しかし負傷者を決して見捨てない人情家の一面があり
幹部・兵隊の垣根なく非常に愛され信頼されていたそうです
＜二 Zヾ ヽ ﾄ r ヽ ';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: / /::::::::::::::: /
ﾐr'' ^"" ﾐ キ､ ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ／ ／:::::::::::::::/ /
ｷtｭ rｚ ｸ ﾒ::::＞..､＿,、 ::::::::::::::::::::::::; ´ ＿_／:::::/r ､ ／ /
、 '__ /Z^ :::::::::::::::::::＼＿ 二ニ二 ＿／:::::::::::::::::::{:::::::::＼ ヽ /
／~ヾ‐-v ﾍ __.ノ } ｧ__ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r‐z::::ﾊヽ::::-く⌒＞ｘ
/:: ヽ V}r==ミﾊ´ ） :::rｚ::::::::::::(￣∨￣⌒ヽ:::::::::/ {::｡゜Yヾミ||｀ヽ､__
{:: , } %}┴- ﾆｺ＼ヾ⌒⌒ ヽ'⌒´ ﾆ ＼そ ﾏ7〔 彡､lｊ -─- . __,
/´ ﾉ / ﾊ Y ゝ｡ヽﾄヽｰ癶ヽ}__ ≡ ￣ゝ===ｧ ∨⌒ヽ./ ＜_
. / / ｲ / }､ {ヾ} 〃::::ﾊ::::ﾄ､}､ Ξ ヽ >─‐{ 三ヽﾄ､ ノ
,ノ / 人人ゝ-ｚ=≠癶ゝヽ}彡'rｪ' ｪｭﾊ}/} l!ニニ ） `７ｰﾊ ミ ｨﾀ ゝ‐ｧ'⌒ス
' { / }､ ｀{ { { Y } ｧ{| 人 '_ . ｲ//} ||三三 / 〈 ヾ ヽ ， ／ ∧
:: { Y { 人 ゝ 个 ノﾉ| ｘ会=彡 '／}ﾉ ||＿ / 了⌒ヽ ＿_/ ヽ
:: ﾊ ｝ Y { ト { }ﾉ.ノ |γ⌒フイ∠ヽ、 . ||::::厶 / | ７:
:: l }─く{ { ゝト { ､ { ､ { // /ﾊ´ )/ ｛´||丁 く l | ';::. Ｙ::
:: ｌ ﾘ:::::. ＼ / ＼ ヽ 人 ヽ/ // }° {ﾊ..厶||ｴｴ⌒) l ∧ ヽ: }::
';: 〈::::::::::. ゝ ､＿＿,＿_〉 }､ ｱ |。 } } ヽ|| }{ :/ l { Ｙ / }:::人::
〉:: ﾏニヽ:::::::＼二二二二}＾ヽト┐| ',{ ||/^＾ヽ l 人 〉 .::}:::ヽ }
}:: ', ', ::::::ヽ:::::::::::::::八::. | |。 ヽ ﾊrｫ rｫヽ l { l .:::::}::: ヾ
}::}L__ ﾏニﾆ} :::::/二ﾆ==ｧ/}＼:::.j_| } { ﾊ、 人ﾊ r‐‐､〈ゝ‐个:､_.l { | .::::::::{::::
|::{/ヽ＼}::::::人 ::::{ ／//} {⌒ | ゜ /! 〈r─工─､ 〉{/｡ ｡三≧:::::::::::l { .|:::::::::::::{:::
厶ﾊ ヽﾍ::::::::::＼ :| ／／/.ﾊ } l ° } | / 〈 〉 ﾏ,､ヽ'７ヽ ）::::::::::rl {／{'´￣｀Y-‐
＿{ `ｰ､_,ﾉ ｊ＿r､ ≠彡 ' / / ／} ノo } |{ 厶┴‐く￣ }{ ７´ }: : :::::::::::::Y"ヾ:ｘ { {::::::::::::j
＿l_ｊ_/ / ／:/::/::ﾊ/:: / /｀´_ノ o } |〈＿＞‐く￣{´_フニヽ::::::::::::::::人' ﾘ=r‐､ .{ ゝ-- '
ゝ-' ￣￣￣/::: ／ ./ｰ'´ /ｲ / .! | ヽ ヽ / /人:::::::::::/::::}ｱ ﾉ } {::. / ﾄ､
／:: ／ / / /７ /_ r┴┴‐ﾍ ∨＿）r＜⌒フ:::/ｰ ' } ヽ:.=≠=={ ヽ
／:: ／ / / /ノ / /丁丁 ´ ﾄ ＼｛:::ゝz ｀ヽ∨!＿ノ ヽ }::. ヽ
満洲軍や清の高官を味方につけることに成功し
多くの病床人を世話したので 奉天の人々は
やる夫先生たちを歓迎するようになっていきました
そうして1887年・・・・
_ f..ｉ r.，
f;;ij;;;|_l;;;!
(,;ヽ!;;;;;;;;;;;;;;ｌ , -，
Y二二二i;;ゝ'
!;;;;;;人;;;;;;’
廴;;;;;;;;;;;/ ．=＝.､ ＼／
ﾟi二二.} ´ ヾ! ／｀ヽ.
|￣￣ﾟ， rｧ＝―ﾉ'ゝ- ､__ .×
| ﾟ， ,: ´ , , , ヾ.! ´ ヽ
} ヽ / ,' / ./ /ｉ i ､ ｀i〉
/ ＿＿ _ヽ .|ﾚｉ/ﾊ‐A､' t l__i ｉ .!､ いやー おめでとうございます
＜.|:.:.:.:.:.:.L./ .| ' | 三ﾚ ﾚｿ三V: |/
|:.:.:.:.:.:.:ﾑ ! | .|: |
ゝ:.:.:.:.:.:. ＼___ﾑ..| r―‐， .|: |
丶.:.:.:.:.:.:.:.:.==| ﾄz．乂 ノ_ .．ｲ: !
｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ!ｨ=f干干ﾖ_|;i;i|| !_
Y.:.:.:.:.:.;ｨ_.ゞ､(c, /,ｲﾆ≦ﾚ'=､＼
＼:／ ｀ｰ-ﾏ!-―（_）:.:.:.:.:.＼､:.､
i. ,．-┴- ､ ヽ:.:.:.:.:.〃:/
ﾄﾞ.0〃 ',ゞﾈ ヾ､_0V:.:.:.:.:.ｨ
! ヾ. ､､ . . ., , 〃¨ ﾊ:.:.:.:.:.ﾞ，
{ ヾ､ヾﾚ∠イ / ∨:.:.:.‘，
,ヘ}=く -_Y '＞''7;イ .∨ﾟ'-､!
/: : : ＼汽ィ´: : /.'' |,､ /ﾆi ∧
,. ¨ ￣ ¨' 、
／ ` ヽ_.ノ ヽ ありがとうございますだお
/ ノ （＜ ） }
,' （ ●） ）⌒:::: ,' ／ヽ これもすべて みなさんのおかげですお！
{ :::: .ｙ ,トｲ ,r''´¨＞‐- ._ ',¨V ／ヽ
l ｀¨´| j { ヽ,.＿ { ト ／ )
..(ヽr,r y-ﾉﾞj ゝ ｀¨ｰ' _,,..ｨヽ ´ ￣ゝ } ヽ／)
V ' ' .´ 〈- ､｀＞‐--ヾ＿＿_ 丿ゞ ヽ ＿／
ヽ、_ ｀ ｝ ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::::￣ ¨＜`-=,,,,=ｰ‐ ¨´
7 { {::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
ﾉ }､ {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 人
｛ ,ハ、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ､
ヽ、,ノ-‐´:::::｛::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
.:.:.:.:.:.:.:.:.. :..:⌒; " __,、
ヽ:_:.:.:.:.:.:. :. .: .:.:.:.:..:.ﾉ:::: ::: :: : ,ｒヽ'⌒ ｀＾j ヽ ..:
￣ `ー ‐-‐一´:::: ::: :: : r'´ ｀ｰ'⌒ヽ｀ｰ､:.
:::: :: ヽ, ....... ... .... . . .. .⌒ヽ
┌―――――‐‐:､ ヽ.:.:._:_:.:.:.:.___:::.:.:.:.:..:::.:.:ノ
| 奉 天 医 院 | ＼
| | ｜ o
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTﾈTTTiヽ､
￣￣￣￣￣|￣|l￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|＼
冂冂 冂冂 | || 冂冂 冂冂 冂冂 冂冂 .| ＼
二二二二二| |l二二二二二二二二二二二二! |
冂冂 冂冂 | || 冂冂 冂冂 冂冂 冂冂 .| |
二二二二二| |l二二二二二二二二二二二二! |
冂冂 冂冂 | || 冂冂 冂冂 冂冂 冂冂 .| |
二二二二二| |l二二二二二二二二二二二二! |
やる夫先生は本格的な病院を開設しました
百名の男性用病棟と五十名の女性用病棟を持つ病院でした
AAは四階建てですが実際は勿論一階建てです
＿＿
／|＿＿＿＿＿／田田|
∧＿∧ ／廴＿※＿※_／田／田|
（ -д-） ／ ／田／ :田|
（ ）..|＿※＿※＿※_|田／|=|=|田|
｜ ｜ | .| ＿＿＿＿ !／||=|=|=|田| ∧＿∧ ∧＿∧
（_＿）＿） | ／ ／ ／| | ==|=|=|=|田| （ ´∀｀） （ ‘∀‘）
| ￣「「「「「「「「| | ==|=|=|／ （ ） （ ）
∧＿∧ . | ! ==|=／ヽ━━━━━━━／￣￣￣￣￣￣￣￣＼
（ ・∀・） ノ ／ ￣ ｀ヽ |=、／ヽ.:.:.:| （_＿）＿） /| ∧＿∧
（ ）../ ./ ＼l∥／ :':,,,|／|.:.:.:.:|.:.:.:| / | .） ⊂￣￣⊃
｜ |━━━| 三◎三 |━━━━━━━━ニニニニニニニニﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽ0'| |`0'
（∧＿∧..| | ':, ／∥ヾ / |.:.:.:.:| ∧＿∧ ∋J ∧＿∧ | / ./ | .i i. |
. （ ﾟДﾟ.）|/. ヽ、 ＿＿ ／ |__／（ ´∀｀） .（ ・∀・） | ( / （∩∩）
. （ ） （ ） .（ ） Lヽ_ヽ
. ｜ ｜ | ｜ ｜ | ｜ ｜ |
. （_＿）＿） （_＿）＿） （_＿）＿）
{ ＿ノ::::::::::::::::__(／::::::::／￣ ＼:::::::::::::::::＿} l|__／::::::（ ＼
.. ∨::::::::::::::::::::_r(／::::::::／ ／ _ﾊ!:::::::::∠ﾆ/ /}_）::::::::::::＼＿__／⌒ヽ
ヽ::::::::::::::::(__/:::::::／ ／ ／ ({}ノ{し'´ ／ / /人）::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
＼::::::::(7:::::／ ／ ／ l}し-=彡' ／ /（人）::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾘ
￣({:／＿__／ ノ{八 ,ｨ::::（人）:::::::::::::::::::::::::::::::::／
／／ ／￣ ｀冖￢ｆ´∧::::（人）:::::::::::::::::::::::::／
／／ ＿＿／ | ∧::::（人）:::::::＿_::／
. ／／ ／ トNｪ,l{_ │| |::::::ﾉ⌒￣
/ / ／/ 人辷ツ ヽ ,ｨﾁ厂 l j! l |ノ⌒ヽ
. { / ／l{ /／ ^'￢冖 ｀ｱrt斤ｘ_ ｊ/ |
.. 乂( |l人} ／ ,. ヽ 辷ツﾝ' / //
. ＼∨│ ／ ｀i ´^ﾞ'冖' / //
_ノ / ／ｰf
ﾟ｡ { ヽ 厶ｲ:／ }
. ／∧ ＼ ｀ ー ノ/::::/ __,ノ
／ i ｰ―' ＜ {::::/ 人＿
／／ ／ } ＼＿_ ´ / │/￣＼ ） }
. ／／ ／ | ′ ﾚ{ ＼＼_ノ
.. ／ (＿／＿__ ,ﾉ , ＼__,ノ }＼＿＿＿＿
. { ＼＿＿＿ | / 「 |￣ __| ￣￣＼
＼ l | l | ／ {
＼ l |＼ | | ／
開設式には多くの満洲族高官も駆けつけました
この頃までに やる夫先生は満洲の
アッパークラスに深く食い込んでいたのです
病院の開設も満洲族高官の大きな後見がありました
＿＿＿_
／ ＼ ／＼ キリッ
. ／ （ー） （ー）＼ 奉天に来て五年・・・
／ ⌒（__人__）⌒ ＼
| |r┬-| | 色々あったけど 諦めなくてよかったお！
＼ `ー'´ ／
. ￣￣ ｀ Ｘ´ ￣ ￣ ｀ヽ
, '´ ＼´￣￣｀ヽ 〉
,ｨ´ ヽ V
rｧへ_/ / ハ . ', ',
〈＼__/ / /__/ /ｌｌ_ｌ__i__ト、 i i .
〈 ＼.| ｌ| ´￣/ / / ｌi ｌ l i｀ヽ l iﾊi やる夫先生は 奉天に来られて五年ですか
r‐ ､| ｌ| _/__/レ' ﾘﾊ__i_ﾊ Vl !リ
i/⌒| i|/´￣｀` ´￣ ｀ iﾄ. ﾊ! 本当 満洲に良くしてくれて
ゝ.〈 | l| """ ' """ | ﾊi
` | i| ┌──┐ ﾘ ｌ| 感謝の仕様もありません
ﾄ、 ハ | i ／i ｌ|
ヽ i ハ ／>` ,.イ i i l /ハ 最近は満洲各地に 巡回医療も行われているとか
,.-く_／／ー ‐ァ'´!、ﾘ リﾉ / ./ ﾉ , ´ ｀
_＿ / ／ ﾉ´ Ｘ ＼ﾊ `ー レ'_ __(´ ）
f´ / / .／/.〉 ／ }___jヽ /⌒ヾ｀ヽ-'
l ／i / / /｀Ｘ/. ,.j⌒i＼＼ ゝ __メ !
i. <／| l / //i | ヽ. 〉,.〜⌒ヽ.＼i
. / ,.ｧﾉ l ＼// .| .|,. ィ´ ,. ,. '" ｀ヽヽ
/ _/ ＼ / |___j,.'´__ .. -─ - .. _ ~':,＼
. / / ゝ. ＼ィ' ／´ ｀ヽ. ヽ
/ / ` _ 〈 | j ＼
r'_/ 〉 ヾ ,. .r 、 /7⌒ーへ
/´/ / ,. -- __ ヽ. r f | ヽ. ヽ /ハ ヽ
i i /＼_∠ -‐ ´ ＼ | i ヽ ヽ ｰ'ﾉ j i
￣ | i /￣￣￣￣￣￣￣￣ ` | ___ﾉ /ｌ |
ヽ. / `ー〜〜く__ ノ ／
`ー‐--‐' ´ ｀`ー‐--‐ ´
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ●） （●）＼
／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼
| |r┬-| |
＼ /;:|`ー' 、 ﾉ:;|
＞ {;:;::乂_,,ｯ､､_／.:;:;｝
／ ゞ彡彡ニミミｯ;;/
（ ＿б 彡〃.:.:.:.:.:.:.:ﾞヾミ、
ゞ ''"/ : :.,;"´ﾞ,;.:.:.ヾゝ
∥ ﾞi .:ﾄ'',.´;, ',;:.:"〈
ヾ :: 〈● :ﾞ;, ,;"::;●夂
八 `ヾ,|｀: : : ;, ,;:.::::｀";l 乂
/ ／,!;;;ゝ,ﾘ|; : : :; ;::.:.:;::i）! : .彡
,/ヽ／／: :,ヾ〉,;.;､:'':::.:.;::;!:::| : . |
／/ : : //ｲ::,.:..; :.｛､; ﾞ;:ﾞ;;.:"';｝:::!､_!
／: / : : //'ﾞ::;'.:.::; :,::`i.;ﾞ:.,,:''::`/::::::.:ヾ
/: : / =､/,.!::: ; :,' :' : :.:.:ヾ;∞;ｿ::::::::.:,:.}!
この時期 やる夫先生は満洲各地に度々医療伝道に
出かけています かなりの僻地まで
やる夫先生は足を伸ばし 患者を見ていたのです
; ' + ＿＿ ' ，:‘. , .. .
／￣ ｀ヽ ; 冫;．"
＼＼／ ／ ／＿ ヽ ﾟ:｡:+
. > </ ､ｨ,ｨtj ｲ }
／／ヽl ｒ＝=､ ｀ ､ ! .||
／ i ィ彡' ､＿ﾉ☆ ノ ＿＿||＿＿ いえいえ
! （__ノ- ' , ／l. ￣￣||￣￣
ヽ ￣ ｌ | || 医者として当然の勤めですお
+ﾟ+。o _ー--, ｰ , ‐､ ｌ ￣|￣ ＋+
ｒ-､/ / / / } ｌ *::｡
ｊ { / ／ ｌ
{ ｀ー-- ' ／ ｌ ＼＼／／
｀ー-､__ ／ ｌ .> < ＼／
*::｡ T ー-‐' ｌ／／＼＼／＼
/ ｌ
＿
,,,,,,,,,,,,, 〃⌒＼
, ＜´ ｀＞ .、
／ ヽ.
∧. ﾊ i. i ハ 今現在 あなたほど満洲に
（Y/.|. / ﾉﾉﾘ.ｊ | ｉ. .
(人Ｘ|. |. /ｧr＜ノｊノｊﾉﾉﾘ } いや支那人に精通している 西洋人はいません
(人Ｘ|. | 八り_ ｊ ｧr､ ! ﾘ
. (Yﾊ|. | | りﾉﾘﾙ'
,ィﾏﾒゝ | | ' / | ・・・やる夫先生 前々からお聞きしたかったのですが
. 〃/ ゝrﾍ. | |丶. ￣ ／ｉ | ,.X＼
. ¨/_/.|_| __ .| |_. ≧≦i | | く::::::::::「ヽ 、 西洋人の目には この満洲と支那人は・・・
／´ .从|_￣刀 | | |.fヽ:::::/ / 〉
/. ＼|]. ､.Ⅵノ. | .レ' / / どう映っているのですか？
/ |;ト∧. | /
i ∨. i;;;;;;;;∧ ﾉ . ｲ
| { ∨.|;;;;;;};;;;∧厂 ＼/ {
|/∧ ∨ｰｒ'|;;;;／⌒＼/ }
|/ ∧ ∨. 。' /. l
. | / .∧ ∨. /. ﾘ
∨ ' .∧ } /. /
∨／∧ ｊ /. /
〈 ／. ∧ /、 /
. 个ー―‐.＼. ／}. ｀¨´
Ｙ二.|圭圭圭圭≧=≦圭:{
仆.叮圭圭圭圭圭圭圭圭i
匕乂圭圭圭圭圭圭圭圭.|
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。イ三圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭≧ュｭ、
＼シ圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭≧ュｭ 、
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|圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭|
＿|圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭.|
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; ' + ＿＿ ' ，:‘. , .. .
／￣ ｀ヽ ; 冫;．"
＼＼／ ／ ／＿ ヽ ﾟ:｡:+
. > </ ､ｨ,ｨtj ｲ } ・・・・・
／／ヽl ｒ＝=､ ｀ ､ ! .||
／ i ィ彡' ､＿ﾉ☆ ノ ＿＿||＿＿
! （__ノ- ' , ／l. ￣￣||￣￣
ヽ ￣ ｌ | ||
+ﾟ+。o _ー--, ｰ , ‐､ ｌ ￣|￣ ＋+
ｒ-､/ / / / } ｌ *::｡
ｊ { / ／ ｌ
{ ｀ー-- ' ／ ｌ ＼＼／／
｀ー-､__ ／ ｌ .> < ＼／
*::｡ T ー-‐' ｌ／／＼＼／＼
/ ｌ
／¨￣￣￣ヽ
// ＿ ---== - 。
（ { - ´ ｀ 、
＼ ´￣¨ ヽ ＼ ＼＼-、
/ 丶 ヽ冫
, , ’ i .,、ヽ ＼ ヾ ヽ }ゝ 時代のせいか
| | i , { ’ ＼ ＼ ヽ＼ ヾ ヽゝ
jﾉ | , ﾄ、 ’ '~￣ ＼ ヽ い } 冫 西洋人に接したり 西洋の発行物を
i ; i__＼ ヽ 彡予ミ 》 ﾉ ヽ^ヽ ﾅ ）
| | /弍、ヽ__＼弋シ ﾚ ヽ/ ハ 目にする機会も増えました
i 仆ｩｫ ´｀ .| ; ヽ シ彡’
乂 /ゝ=ﾞヽ .| | |ノ-"＼
Y :. _ ＿ ; ﾉ .|:.:＼:.:.:.ヽ._ 西洋人は支那人について
’ 、 人 .|∧:.:ヽ__／
ﾉ ./ ｀ .、 . ' | .|、|:.:.:.:.:.ゝ 他の民族とは逆を行く人々であると言います
， ./ .≧＿＿___,} .ﾉ7 |＿シ
.l l ト＝===:.ｙ ／:.:{ 他の民族と 同じように考えたり 行動したりしない
{ l＿ -ー´ﾉ-== ..＿( { ---=、 ＿, -
/⌒二ﾆ:. {:.:.:.:.:.:.:.:.::| ,、ヽ) ／ .|:.:.:.:.:.- ´:.:.＼
ﾉ .ﾉ:.:.:.:.:.:.:ヽ}:.:.:.:.:.:.:.:ﾉ、＼＼ ｿ ／／.人:.:.:.:;:.:.:.:.:.:.:.: そういう印象が書かれています・・・
／／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:i:.:.:.／ヽ ー ----- ― ”ヽ)、;.:.:.,:.:.:.:.:.
／／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i:.:}.／ ,}{、 .＼´:.:.:.:.:.:
< ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::／ ／ ＼ ＼::::.:.:
{ヽ ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ ／ ＼ ／ }:.:.:.:.
,＿
＿丿 ＼ ,
ﾍ__九 厂 ヾ_ｒｨ
Γ´ ｀i. ￣二丶 __i
ｒ‐-‐ｰ´ ＼ ｒ‐´ /
7 ゝ‐‐--─一´ ／
ゝ ＜¨^^¨
｝ 二ｧ
.｛ く
｀弋 ﾍ
丶＿ i
￣｀‐-‐わ 丿
ｉ´ / ,ッ
ヽ ,＿__ ＿r´ ソ
｀ヾ ｀ｰ‐tt‐´
｛＿}
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ケチ 恩知らず 排他的 不正直 自己中 残忍非道
支那人は 世界からそう思われているようです
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
｡r≦ ￣￣ ＿ ｀ヽ ＼
｡r≦＿ ／ ／ , } :, ヾ:ｭ､
／.ｨ'´ 7 x､λ／ :, 〕 ﾄ､
〃'´ ／ ./ｨぅ､/ ／ l :, 〈 .〉
, '′ .／ 弋ﾘ ! / .ｨ! ,! ! V､
/ ｲ - ' ﾚ1／! i! , } .! i ﾄ､〉 ・・・おそらく満洲を支那を
, ／ :| .メ､ﾉ / ,! l j!ﾚ!
ﾚ1 〃: : :! ､ 弋_iｯ '| / ! l ノ ﾉ´ 誰よりも知るあなたは
!/ ! : : :! ヽ ﾚ1 / ;! ＜_,/
i! !: : : ゝ. _ ノ_l / ﾄ≪二 :, これら支那人の評判について
i, : : :} 丁 ｰ─､ _zニ! i i!:i:i:｀vi7
:,: : i! r'======={r'´ ﾘ i! .iﾄ､:i:i:iﾘ どうお考えですか・・・？
}: :ﾉ ;! : : : : : : : :{ /l i! i! !:i:i{￣
ゝ'＿,ｬ=─ｬ‐ｭ､=={!′! ! i! λ..ﾄ､i:i:､
ｨ〔 ｨ7ix ＿＿ ≫､∧ ﾉ ｌ i! /i:i} i! ㍉i:i:s｡＿
/ }!: 弋 i l i l i l i l i ﾑ: i ! ﾉ!./i:i:i:}.ﾘ ㍉:i:i:i:i:i７
,.z*'’ i}: :: : / /￣｀ ー－ ': :! ´ /!:i:ｉ/'′ `'ｰ '’
／ .ｨi: : :/ / : : : : : : : : : : :k, ' レ’
∠ _ j! : : : ! i! : : : : : : : : : : : : :!
. / ｀ヽ i: : : : :! i! : : : : : : : : : : : : :!
〈 V : : :Ｌi!ヽ: : : : : : : : : : : :}
. ゝ. V : : : : : :＼ : : : : : : : :ノ
＿＿＿_
／ ＼ 噂と実際は違う 支那人は良い人達だ！
／ ＼
／ _ノ ::::::: ゝ､ ＼ ・・・そう言いたい所だけど・・・
| （○） （○） u |
＼ （__人__） ,／ 実のところ 噂通りの部分もあるんだお
／ ｀⌒´ ＼
iア´ , ｀¨´ ＼ ＼
_rｸ′ / -=ミﾐ､_
_ﾙ'./ / / ｉ ＼＼ ﾊ｀ヽ
ﾙ'./ / /, '´i. i i| ､ｉ＼.刈} .} i
／ .{収:ｉｉｊ/ / , // . |ｉ.| :||i ｉ |`ｖ依ミメ､＿,ﾙ'´
. ( .刈洲 / / //i.i ｉ :川､ :||ﾄ､| |ﾐ爪く`ｰ‐=彡'⌒ヽ
,＞‐=彡"/ |l＼/ //::jﾊ乂从 .刈jz斗仗_＼￣
／ / /i |l孑干ﾃｧｬ､::::::::;斗ﾃ千ｔ从爪＼＼
. / ./ //L从圦乂ﾉ ﾉ¨`￣'¨乂ノ ﾉ:j/│.＼＼＼ そう思われますか？
し' .／ //i {ｉﾍ∧ ｀¨´ ﾄ､_〉｀¨´:／ｨ´} 从､. ヾ_ミ=‐-､
ｰ=彡ｲ/ iﾆl | 二人 !::::::::::／,ｨ´ Ⅵ〃ﾆ))⌒＼
. {( . |ﾆl |二.ﾆｨ＞､ ‐┿‐／／/ ／.刈二ﾕ ）
.＼にﾄ､辷二二ﾆ}＞､j:/イ::{ﾆ{,ｲ／二二ﾕ
. ／二=‐-､＿ に二ﾆ彡{｀ｰ‐───‐'}､二二ﾆフ _.:-‐=ﾆヽ
. ／ ── 二`ｰ─'´ =ハ＼ )）／ハ=､ `ｰ ￣ ,──､ ＼
／ ／／￣｀ｰ-====‐' / ＼＼(( ／ .∨ヾ======‐' '￣＼＼ .＼
／＿＿／／＿＿＿＿＿＿_ ()ｰ──‐┬──‐() ＿＿＿＿＿＿＼＼__.＼
. ∨///.∧ ∨/////////////／ | ＼ /////////////∨ ∧///
.. ∨///.∧ ∨/ ////////// ／￣＼ ∨/ /////////∨ ∧///
. ∨///.∧ ∨ ///////// ／. ＼ ∨ ////////∨ ∧///
／￣￣￣＼ もちろん噂が間違ってる部分もあるんだお
／ ／ ＼ ＼
／ （●） （●） ＼ 支那人はケチというのは間違ってると思うんだお・・・
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／ 実はこの前 入院してた貧民の患者が 食事代を払わず消えたんだお
／ ＼
､_人_从_人__/
_） １ 先
,..r;;: （ 人) ) ,;｀ｰ､ | ヽ丶 _） シ 生
ヾゞ､ ゞ'´ '｀´ ｀ヾ､ ─|─ _） リ
-‐':､ゞ'｀` ,l / | ヽ _） だ ン 食
ヾ､ ゞ;;. ,r-､ ｀ヾ､ ヽ､ _） l グ 事
, rヾ ,r!/r'ヽ '｀ ＼ ＿|＿ _） っ 代
_,,,.,ﾉ､_ ヽ, ｀ゞ;; ;:､ ／| ｀) ！ の
,r‐'''" ,.r ,ｲ彡ミﾐヾ､ ｀` ´;;i V^V⌒W^Y⌒
__,.;;,ｨ'´ ,:;;;;彳彡ミ;j｀､ `i;:､ オ
;; ヾ､彡;;;ﾉﾘ;jjjjj;;;jr' i . ノ;;:'' ｀ﾞ｀､ ｀`ｰ､ ,ｨ
彡冫;;il;;;ミ;;;;;y;ﾚ ,t'´ ,.､ｰ､ ゝ ｫ i|l;
;'ｲ;;;'ヾ｀`ヽ､ｨ;;i ,ri'´ ヽ ヾノ ,ry' il'Yﾞr ヽ､ ,j|l;;
j'´ '´ '´／ゞ';;::`´ヽ ｀`´ｰ ﾞi ;;: ,r' ) ,r､ ,rヾlir'ﾐ,
/ ,;:' '´/ ｰ≡;i{､ ／ヾr'´ ,. '`;;:､ 〉ゝ r-ｰ-､_ ,{i＝i= }i､
ｰr-､j ,! ,;',;'ｨ;;:ｲ''｀`ゞ､_,､-‐'´ヽ:;/ ､ ｀`ヽ ;:､ ｀' (´ ｀ゞ､;;;;'',,fi､,≡:;ｲ＝=､
,,:' ｀`ゞ､,;;ゞ､ "´ｲ ,... `'彡 ,／´ ｀ヾ､ヾ ' ｰ､ ii;j ｀i;;!'´ﾆil';;;;ゞr､_,r'ミ
' ｰ‐─ ,rｰ'ﾞｰ─-､_j;:r'´ ヾ,ゞ ､ ゞ,ﾐ;:l;;l ,! ,!,i;;'´¨/
;. r-‐;;'"} ｀`ヾ､ ﾉ ,;;;: (i,;)））､,,:;!､__,:};!_,.､l
.... _,,,ｨ､ i 'ヾ人 ､}( / ノ ,r'i r'"ヾ-‐i‐-:;ｲ, / ヾ
,.r'´,ｨ'l､ _ｨ;;､ ､,.ミﾐ'´ ,;:'´ﾊ '´ ,j ,r' }ミ,r;}ゞ‐'─l:::.i ,jl
,l:. ヾ;'´ｲ'´ﾄ､_ j (＿,r'´（`'´`ｰ'´,ﾉ i; l （｀'´ Y´ ,ｲ≡＝‐-ゞ､,r'
ｷ:. ,.彡;:､ }ヽ、'´ ｀ ､,;{ ﾞﾚ ,ゝ' i;;;:: ,;:li三ﾐ;}jlK
'i ,r'"´,;ゞ､_,.イレ'ﾞ､ ,.{ i' ) ,ｲ ;;;;;;jk三ミ}ﾞkiヾ､
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
その患者は一ヶ月後に戻ってきて やる夫に食事代の１シリングを
払ったんだお 聞けばお金のない彼は 近くの農家に雇われて
一ヶ月働いて１シリング稼いだそうだお
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
,,､,､､,,,';i;'i,}､,､
ヾ､'i,';||i !｝ 'i, ﾞ〃
ﾞ､';|i,! 'i i"i, ､__人_从_人__/し､_人＿入
`､||i |i i l|, ､_） 先生は俺をタダで 治してくれた！
',||i }i | ;,〃,, _）
.}.|||| | ! l-'~､ミ ｀) だから食事代だけは オレも払わなくちゃならねえ！
,＜.}||| il／,‐'liヾ;;ミ '´⌒V＾'^Y⌒V^V⌒W^Y⌒
.{/ﾞ'､}|||/／ .i| };;;ミ
Y,;- ｰ､ .i|,];;彡
iil|||||liill||||||||li!=H;;;ﾐミ
{ く；ｧｿ '';;,;'' ﾞ};;彡ﾐ
ﾞi [`'''~ヾ. ''~ ||^!,彡ミ ＿,,＿＿
ﾞi }~~ ｝ ';;:;li, ﾞiミミミ=三＝-;;;;;;;;;''
,,,,-‐‐''''''}￣~フハ,“二ﾞ´ ,;／;;'_,;,7''~~,-''::;;;;;;;;;;;;;'',,=''
;;;;;;;;''''/_ / | | `ー-‐'´_,,,-',,r'~`ヽ';;:;;;;;;;, '';;;-'''
''''' ,r'~ `V ヽニニニ二､-'{ 十 ）＿＿;;;;/
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
彼はそう言ってたお 多分支那人は お金にケチなんじゃないお
お金を大切に思ってるんだお
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
.:.:.:.:.:.:.:.:.. :..:⌒; " __,、
ヽ:_:.:.:.:.:.:. :. .: .:.:.:.:..:.ﾉ:::: ::: :: : ,ｒヽ'⌒ ｀＾j ヽ ..:
￣ `ー ‐-‐一´:::: ::: :: : r'´ ｀ｰ'⌒ヽ｀ｰ､:.
:::: :: ヽ, ....... ... .... . . .. .⌒ヽ
┌―――――‐‐:､ ヽ.:.:._:_:.:.:.:.___:::.:.:.:.:..:::.:.:ノ
| 奉 天 医 院 | ＼
| | ｜ o
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTﾈTTTiヽ､
￣￣￣￣￣|￣|l￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|＼
冂冂 冂冂 | || 冂冂 冂冂 冂冂 冂冂 .| ＼
二二二二二| |l二二二二二二二二二二二二! |
冂冂 冂冂 | || 冂冂 冂冂 冂冂 冂冂 .| |
二二二二二| |l二二二二二二二二二二二二! |
冂冂 冂冂 | || 冂冂 冂冂 冂冂 冂冂 .| |
二二二二二| |l二二二二二二二二二二二二! |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
そして本当に感謝の念を持った時 支那人はお金をまったく惜しまないお
この病院は 患者だった支那人たちの 多額の寄付で
かなりの建設費を賄っているんだお
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿_
／ ＼ やる夫はロンドンでも医者をしていたけど
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ イギリス人より支那人のほうが積極的に寄付をするお
| （__人__） |
/ ∩ノ ⊃ ／ これは事実なんだお
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
＿＿＿_
／ ＼ 恩知らずや 排他的といった点も
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ かなりの部分が 支那流の礼儀を知らない所から来てるお
| （__人__） |
＼ ⊂ ヽ∩ < 礼儀を守れば 支那人はやる夫を親友扱いしてくれるお
| | '､＿ ＼ ／ )
| |＿＿＼ “ ／
＼ ＿＿＿＼_／
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ・・・ただ・・・
／ ＼
| ＼ ,＿ | 不正直と自己中と残忍非道
/ ｕ ∩ノ ⊃―）／
( ＼ ／ ＿ノ | | これは左将軍には悪いけど 事実なんだお・・・
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
_,..‐′: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : `ｰ 、
_/′: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ、
,': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
,': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾍ
,'′: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ゝ
_,,--'''′: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾍ---..__
,,..‐'"´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀`''ｰ 、
l'、: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : _丿
`''ｰ-＿..､,,__: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : _,,......-''´
'Ｙ´ ￣^''‐‐ー--_..＿＿.._＿__ ___＿..----‐lＦ´ ｀'、
|l、 _..-一'￣￣｀ ゝ､../￣|!￣￣'l!￣ﾞ亡 ソ'''ｰ--..___ |!
l │ 丿 弋 ｀ﾞﾞ'''、 ,'
../ '∟ ／ ―- 、ヽ、 _广 ∟
ﾉ′ 丿 "ゝ､_ _,,../ .... !、 ゝ.. ＼､_ __,r┘ ..ｪ '、
ｌl ﾅ _、 __ ´ﾞﾞ‐'―‐'‐" |! ] "''‐ー‐‐'''´ __ '、
_....'、 il ｀^'''亡＿_ ｀‐'' ､....-‐′ _ ﾆ―''" ､ |ゝ-,,__
..-'"´: : ﾍ l、 ll|｀ﾞﾞﾞ￢ｭ-＿＿___ __＿..-..y一￣ | ∥ ノ′: : ｀''ｰ
''´: : : : : : : ﾞゝ､__ll、 ┤ │ ｀丁ﾞﾞﾞ冖‐‐'ナ―''￣ﾞl ´ | :| _lし-''′: : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : ｀ﾞＴ ﾍ＿ | | | | l _ﾉ′ 丿: : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : '''、 ﾍ ﾞ'''| -..＿_ l │ │ ____..-ll-'''了 j′: : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : ヽ ヾ､| ｀ﾞﾞﾞ'|l宀ｰ---┼―-一'''l广￣ 廴／ 丿: : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : 廴 `ゝ、 | 、 | '、 ﾉ广 ノ′: : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : ﾞ'llゝ、 ﾞ''ゝ__ | | ll、 _..‐'´ ｨﾅ: : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : ﾍ ヾ 、 ｀'''ゝ-..＿__ l＿____......冖´ _ノﾜ′: : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼ ﾞﾞゝ､_ ￣￣￣￣ _ ｬ'"／: : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾞゝ ﾞﾞｰ 、 -''" ／:: : : : : : : : : : : : : : : : : : :
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
不正直に関して言えば 支那人の汚職は凄まじいお
上から下まで誰もが幾ばくかの賄賂を取っているお
もう誰も悪いこととも思っていない 支那の悪習だお
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
i////i-、￣｀ー--ミ￣￣｀＼,,
i//////,＼ ／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i
.i////////＼ ミ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i
i//////////＼ミ;;;;;;／｀ﾞﾞ_7´
,＞＼//////////,＼ヽ /´
ノ ＼//////////,i ￣
/ .＼,////////ヽ
＞ ＼,///////i
/￣ )///////
＞/＼ ＞ ､//////
／//////＼ ／ i/////
／//////////,＼ } i////i
／//////////////,＼ i´ .i///,/
／///////＞ー////////｀i-イ i///i
ー´/////,＞ ////////,/ .i///i
--////////,／ ///////// .〈///i
＞イ////////,／ i//////// i_//,i
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
自己中に関していえばもっと酷いお！
例えば奉天の路上で 誰かが行き倒れてるとしますお
でもそんな時 支那人は絶対にこの人を助けない
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
rfﾆ､ヽ
l｡ ｡ f9i
t≦_ﾉゝ､ ,,....,,,,__ ,rrテ≡＝=-､
｀フﾞ´,,:: -- ::､ ,r''"''''''ヽ:::｀ヽ. （〃彡三ミミ::｀ヽ
,rﾆｭf::r-‐t::::::::ヽ f´,,..、 r"::::::::::i /"~´ i三ﾐ::::i,
/,,, Y.. -‐ ヾ::::::::l ノﾞ f･= 7:::::::::::l. f:､ ‐-:、 (ミﾐ:::::::l
ﾑﾟﾞﾞ' く､'ﾟ` ﾞ'"):::l ヽ'' ﾞ'⌒ﾘ:ﾉ ﾉﾟｦ ''・= ﾘ::r-､ﾘ
l=,,;;:. l=､ ..::" ,)ヽ、 j⌒ ﾄ'"fノ l (-､ヽ'" ﾞ'´ﾉ),）
／`ゝ-''^ヽ''" ,/: : : :＼ ヽ、: : : '" ノ^i, lｨｰ-､ ﾉ-ｲ
/rf´ i′ ,f^ヽノ:,. - - 、 ヽ,,. -ﾃ） ,／ ｀ヽ、 t_ﾞﾞ _,,.. :: " l、
ﾞ'ﾞ l l: : j :f´: : : : : ヽ,/ '''"´ ,,.: - ヽ ｀ﾕﾞ" ,ノ::ゝ､
! /: :ﾉ l: : : : : : : ノ, ,:'" ﾞヽ i,.r‐(´::::〉 ,.ｨ":::::/::::::
/-‐-/: :/: l: : : : : : ,/ / / ,f´:::,::ヽfﾄ--テ:::::::::ノ:::::::::
. _,,..::-,テ /`7: :（: : : : : /ヽ/ 〃 ﾘ:::,'::::::ゝ!r7/ｰ一'":::::::::::::
｀_,:ｨ''" _,r''" f: : :ト---ヲ / fﾉ /::/::::::://://::::::::::::::::::::::::::::
-‐-‐'''フ" ,.ﾉ,:::::」､,:r'" ,i / /::/::::::://://::::::::::::::::::::::::::::::
､..､く´＿,,∠"ｨ''"´ ／ ,> /＼、 ,ノ:::/::::::://://::::::::::::::::::::::::::::::::
´ ,ﾍr:､-､=---／ ,:ｲ ,ﾉ ｀ﾞヽ､／:::::i':::::://:://::::::::::::::::::::::::::::::::::
ｰフ´ > ヽ`ｰ､／ ／く _,,..ィ''"ﾞ' ＿,,:ｨf-:､::::::!::/｀ﾞﾞフﾞ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::
／ ／ ,,ゝヽ, ） ,.／ ｨ'" r-‐ ''",., ヾ:l:/ f"´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ただみんなで 遠巻きに眺めるのみなんだお
こういう所をみると 支那人には慈悲の心がないと感じるお
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
―――――――― ､
／::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: :＼
／:::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : : : : : :＼
／::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : : : : : : : : : : ＼
/:::::::.:.:.:.:.:. : : : : : : : : : : ヽ
/::.:.:.:.: : : : : : : :. そして残忍非道・・・
. |.:.: : : : : |
. |:. : ¨二ﾆ=ミ ＿ノ 廴_ 幺=ﾆ二¨ | 確かに支那人は暴力を嫌うお
. |: ≫ ´ __ Ⅵ :ｉ|ｉ:ｉ|ｉ: Ⅳ __ ｀ ≪ |
. | i{ ( ・ ) 川 li|il 从 ( ・ ) }ｉ | でも支那人は残忍非道そのものなんだお
. | ≧=― ‐=彡 ミ=‐ ―=≦'ﾞ |
:. ／ ＼ : /
ヽ / ヽ : : : /
／＼. { : : } : : : ／＼
／ ヽ 人: : : : ノ: : : : : :.:.:.:.:.＼
／ ≧=‐≦ ＿ ≧‐=≦: : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::::＼
/ : : : : : : : : : : : : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::ヽ
, ',
,,..イ ',
l _,,,...イ´ | .', これだけは・・・
ヽ、ヽ ＿_,,..-t''"´:::::::::::| l .',
| ヽ:::::::::::::ノ / ', これだけは人間として・・・
ヽ、 ￣ ／ .',
｀ ', 絶対に受け入れられないお！！
',
',
ヽ l
| l
.人 / l
/ : : : : : : : : : : :/: : :| : : : : : : :/.:: | :| |: :|:: |: : : : : : : : : : : :l
. / : : : : : : : : : : :/: : : :| : : l : : :/.:: │:| |: :|:: |: : :| : : : : : : : : l
/: : :/ : : : : : : : /: : : : :| : : i : :/.:: ! :| |: :|:: |: : :| : : : : : : : : l
. /: : ,ｲ : : : : : : : / : : :/: :| :._⊥/-─‐ ! :l .|: :| ──- .. |:|: :l!: : :l : : : : : |
/: :/ │: : : : ｌ : : !: : : :|:,.イ´.: l/.:::::::::: /:/ |: :|:::::::::::::... ｀メ |: :|!: : :l : : : : : |
,' : ,′ | : : : : ｌ : : |: : :.イ:/|: : :/-─＜ /:/ |: :| ＞─‐--､｀下y'| : : l: : : : : :|
│: | | : : : : | : : |: : : :|:.:_,.ｨ≠≦三ﾐ ／'" |: :l 彡三≧ｪx |/ ヽ: : :l : : : : :|!
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i,′ / ヽ : : | ∨ : : : |!.:ハ＞=≦三三 三≧==＜. //: : /: | : :/ : :| : |
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| : | : : : |: : : :|｀ |lヽ、 ´￣｀ 三三三三:,イ: :| : |: : : : | : : : :| : |
| : | : : : |: : : :| : |l |: |li:..、 三三三三才il| :l : :| : |: : : : | : : : :| : |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
支那の母親は 自分の小児が死んだ時
その子の遺体を外に放り出すんだお！！
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
__ _,./::ヽ、
ヽ,｀'ｰ;;;;;,,;;;;;;;'{::;;i:::ヽ、 ,..;;'ﾞ;ﾞ'ﾞ'ﾞ'ﾞ';';:.,,_
ヽ-ﾞ;''''!'''';;;;;;;;;;;;,,ﾞ';,ヽ ;'ﾞ'｀ . . . . . . ﾞ';,
ｒﾞ:''ｱ_. . マ'''''''';;;;;;;' ﾞ';, ;'ﾞ´ : : : :::::::;;;;;;:,,, ;,
ﾚ' ▼ _: : :_,..., . .: :;' ヽ,,,,,,,___,,,,....-ゞ;;,,. ':: : : : :: : : : : . ;,
;,.ﾞ'介'T二-ﾞ: : : : ;;;; ; ; ;;;; ; ; ; ;;;;; ;';; ;,,: : : : : : : : : :ﾞ ;,.
ﾞ;,'亠'ﾞ´: : ::::::: : : ; ;; ; ; ; ;;;;;; ; ; ;;;;;;; ;;;;;;;;;;;,,,:,:,:,:,:,:,:,:,'; ';
'; : : : ::: :: : : : : ; ;; ; ;; ; ; ;;;;;;; ; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ; ; ; ;';,
';, : : : :: : : : : ; ; ; ; ;; ; ; ;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ; ; ; ; ; ; ; ; ;
';., : : : : : : ; ; ; ; ; ; ; ;; ; ; ;;;; ; ; ; ; ; ; ;; ; ; ; ;;; ; ; ; ; ; :;
';, : : : : : : : : : :; ; ; ; ; ; ; ; ; ;;; ; ; ; ;: :; ; : : :; ;;;;;; ; ; ; ; ; ;
';, : :: :: : : :: :; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;':: : : : _ :; ; ; ; ; ; ; ;
ヽ: ::: : ::. . . .; ; ; ; ; ; :_,.'ﾞヽ''; ; ; ; ヽ、: :;; ; ; ; ; ;
｀; : : '_,_ ; ; ; ; ; ;''-'ﾞ´´ ﾞi, ﾊ_ ; ; ; ; ;;i
i i ﾞi ; ; ; ; i ヽ, | ヽ、; ; ; ;i
'! .| i,; ; ; | ヽ !, ヽ ; ; ;ﾞ'i
| | |; ; | | .i ヽ, ; ;i
i | i | i / i |
| | ﾞi | / / i i
/ 」 .| | _,.-'ﾞ / _」 |
,.-' / ,.-', / ((く_,｀_/ ((_(_,.ﾉ
ヽ'-'ｰ'' ヾ'-'ｰ'´
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
そしてなんと 自分の子供の遺体を野犬に食わせるんだお！！
これはいかなる理由があっても 絶対に許せないことだお！
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿_
／::::::::: u＼ これらについて
／ﾉ└ ＼,三_ノ＼ ,∩__
／:::::⌒（ ●）三（●）＼ fつuu やる夫は断固 支那人を非難するお！
|::::::::::::::::⌒（__人__）⌒ | | |
＼::::::::: ｀ ⌒´ ,／_ | |
ヽ i 丿
/(⌒) /￣￣´
/ ／ /
__
__,.､_ ,..、__ ／⌒ヾ:.
__,rｧ=竺ｰﾍ,__ ｰﾍ｀丶. 〃 }}
У ´ __＼ ヽ｀て, ﾏ⌒'＼_ ′
. / .: -‐ ｧ 'ﾍ }i {_ ｝ ｀丶,
/ ／／ 爪 l }ｉ {_ } 丶 i ハ
｣i_/ / { { ､＼ } }i 厂ｖ ＼ | l i}
{廴/{ ､ ＼ ｝ / rし'ﾉ v |ﾉﾘ ・・・違うのです・・・
{尨ｘ＼__＼ 厶' 7 尨⌒丶ノ^ｉ |"
廴`ｧ=x⌒＜尨彡' ｀ヽ〈 .′l やる夫先生
У/1:ﾏ丁´、 ＼ ,ノ }_/ .
／::::'ﾍ|i:::Ｖ＼ 丶 ／ .ｲ: / それは違うのです
く::/:::/ |:,::::v'⌒^''＾′ｉ ／ ' /
〉::/ :::Ｖ/ 「 / / それは仕方のないことなのです
ぐ:/ |::::|￣￣￣￣丶/／′
/ ｰ _＿___ ＼
＿＿＿
／＼:::::::::／＼. 左将軍・・・！
／:::<◎>:::<◎>:::＼
／::::::::⌒（__人__）⌒::::::＼ 話が分かると思っていた貴方まで・・・！
| ｀ ー'´ u |
＼ u ::::: ／ やる夫は見損なったお！
／ ::::::::::::::::::: ：巛￣ヽ
/ , ：〈⊃￣( .}：
__
__,.､_ ,..、__ ／⌒ヾ:.
__,rｧ=竺ｰﾍ,__ ｰﾍ｀丶. 〃 }} ・・・お願いです どうか聞いて下さい
У ´ __＼ ヽ｀て, ﾏ⌒'＼_ ′
. / .: -‐ ｧ 'ﾍ }i {_ ｝ ｀丶,
/ ／／ 爪 l }ｉ {_ } 丶 i ハ
｣i_/ / { { ､＼ } }i 厂ｖ ＼ | l i} あなたが耳を閉ざすなら・・・
{廴/{ ､ ＼ ｝ / rし'ﾉ v |ﾉﾘ
{尨ｘ＼__＼ 厶' 7 尨⌒丶ノ^ｉ |" 支那人の悪癖の原因は 歴史に書き留められることなく
廴`ｧ=x⌒＜尨彡' ｀ヽ〈 .′l
У/1:ﾏ丁´、 ＼ ,ノ }_/ . ただ支那人の民族性 特殊性として永遠に片付けられてしまう
／::::'ﾍ|i:::Ｖ＼ 丶 ／ .ｲ: /
く::/:::/ |:,::::v'⌒^''＾′ｉ ／ ' /
〉::/ :::Ｖ/ 「 / / だからどうか・・・聞いて下さい・・・
ぐ:/ |::::|￣￣￣￣丶/／′
/ ｰ _＿___ ＼
／￣￣￣＼
／ ／ ＼ ＼
／ （●） （●） ＼ ・・・どういうことだお・・・？
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／
／ ＼
_rvイ￢__
＜: : : : : : : : :＞
∠: : : : : : : :_:_:_f^ﾊ､ ＿
ﾚ: : : : : : Ｚ/∠ <`ーrr‐ｧｰイ:.:.:.:.＼ ・・・腹減ったな・・・
. V: : : : :ｌ ｌ/‐'ﾉ | |:ｌ:.:|:.:|:.:ｌ:.:.:.／￣}
. ゝﾄ､ﾆ ,__ ,-, | ､ゝ: l:.:|:.:|:./:.:.:.:.:.::ﾄ､
￣`ｰ`-―/￣` : ﾊ:.:.＼/:/:.:.:.:.//:.ヽ
ｌ :‐:‐ ::: ＼../- r‐':.:.|￣ ヽ
', :.: :::.: ｌ／／:.:.:| : ﾞ . ､
ｌ :.: ﾄ､ ﾚ':.:.:._:.:.」 ﾞ . : ヽ
|. | ￣`ヽ.V´:.:.:.:.| : :／>､
ｌ | }＜.:.:.:', .ィ ／:::::L
',. l /:.:._:._:.:.|(-)イ:::{:::::::::::::＼
| { ﾚ':.:.:.:.::.y::.ｌ:::::ｌ//⌒::::::::::::
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
まず賄賂を取る風習です
われら官僚の給与は大変低く 飼っている馬の餌代に足りないのです
賄賂を取らず生活すること・・・不可能なのです
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
, ⌒,ｰ´￣`＜,
/ﾙｒ,ﾍ `!彡',)
今月は装備購入費が少なかったから {ﾊﾄｨﾃ| 圷,ｯｌ)
く_｀ | ｌｰｲ´ヽ
懐が寂しいだろう __｀ｒ==彳ﾄ-ﾄ- ､
／ /ヾ-´ヽ､ `!`! ヽ
400両やるから埋め合わせにしなさい ﾍ`､,'´ψ ｀ ､-!､-､_ /
{ｿ',-､_ ／_ ﾍﾐ､ {
| ｌ） | /__｀!/∨ ',
ｒ r-､≠_ｒ---´-､',ぃ----
┌-'/ / | ﾍ r-､ | |
,' / ｌ ｔ 。 ､!┐|￣|
_,--'､,_ .} /￣´ ｀!──- { ｔ---ｌ
r´::::::::从ﾐ /ﾐ/ ,' ｌ .}-! | |
{::::::::ｨ孑ﾎ', 圷,' ｌ | 升!ゝ-ｌ
'､:::(`' ｀¨_7 `/_,-´| ゝ､＿__ｌｿ--ノ
_,ｒ辷 , -' .∨ ,' / | | ｀￣丶
／`､ゝ__|/ｌ､__ ∨ ! / ｌ ! ﾍ
/ .| ﾍ-| ,∧ / ,' / ', ｌ ﾍ
.∧ i ∨;;,} ,' ,' __!/ .',｀､＿＿＿ ﾍ
/ / ,.,.ヽ;ｌ/ , -､ .ﾄ-´ ｌ`､ ハ ｀
/ ' ,{ ,i イ ＼ / ()ヾ 'イ() ﾍ
ﾊ ;',ヾ,`! ／ ＼ / |ｌ＿＿＿＿＿/ |. ﾍ
/ ∨ }< ／ __ ＼ Ｌ＿＿__!{} {} ｔ__ --------､
/ ｔ, ／｀＞ ､´ ／ ｀ ､ ＼ |ノヽノｌﾉ|ノヽ丿ｿｌノ!丿ｿ!ﾉｿ∨ｌﾉ∨|丿ｌﾉﾍｌ
. / < ／ `＜／ ＼ ゝ-, | | ∧ |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ほとんどの官僚は 自分の取る賄賂の歩合を最初から決めています
そしてそれは多くの場合少額です その為、その当月の買い出しが少ない場合
彼は食べていくことができなくなります そういう時我々は追加の金をやって
埋め合わせすらするのです 勿論一部に暴利を貪る輩もいますが・・・
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽへ＼ ・・・確かに清朝官僚の給料は
／ （ ―） （―） ヽ
.l .u ⌒（__人__）⌒ | 下に行くと極端に安くなるお・・・
＼ ｀ ⌒r'.二ヽ<
／ ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、
/ , ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、|
{ { ＼｀7ｰ┘!
＿＿＿
／ ＼ ＿＿ おい 大丈夫かお？！
／＼ ,／ ＼ ／ー ＼
､nnn ／ （●）llllll（●） ／(ー ) ＼ ＼ 病院に運んでやるから頑張るお！！
| l l l | （__人__） u／（___ (ー ) |
と ノ‐─‐─-､＼ u |||liiiil|| ／ （＿） ／
ヽ＿＿＿ ｀ ニ´ | ┃ ／
ヽ ／￣ ヽ ／
＼ ／ ／ （＿）
（￣￣ ／ ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
行き倒れについてですが・・・・もしあなたが清で 行き倒れの他人を助ける時
その人が救助中に死んでしまったら 支那の法律ではその死の責任を
助けた者に被せます・・・ すなわち助けようとしたものは 葬式代を負担し
遺族が現れた場合は 多額の賠償金を払わねばなりません
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ -=・=- -=・=-. ＼ は・・・？
| u , （__人__） U |
＼ ..｀ ⌒´ .〆ヽ そんな法律があったら
/ ヾ_ノ
/rｰ､ | 人なんて助けられないお・・・
/,ﾉヾ ,> | /
ヽヽ〆| .|
／⌒｀＼ ＿＿＿
,, -=" ＼ ￣ - 、
／ .:j. ｀ 、 本来この法律は古代の・・・・
./ ヽ
j ./ ヽ i いまだ野蛮な雰囲気の時代のものでした
i :i j i
i | / | l | i 追い剥ぎが人を殺すことを防止するために
.i | : :| , l .ﾊ 、 .| :| .i
| i ::j j | j .i :| i :| :i .| 定められた法です
| | .ﾉl ｿ.| i l ｿ j: | h i :| .|
.| 卞卜-ﾚい' |:| i :|j :| v入t .|
.| : .イ'卅ⅷ乂.V レｿ毛了や: | 当時は効果がありましたが
.| : | ''o_乂 ¨oⅦﾉ '.| : .|
| : : | ¨ ¨ﾞ .:| : j 今ではまったく役に立たないどころか
.i.: : |. | ,.:| : : j
j: i j:::: 、 /ﾞ:j : j.:i 完全に社会の害悪になりました
ハ :|ｿ::／ﾞ: . ￣ .. : ヾ::jﾉ| .jｿ
/ヽ i "::j ( t::::::::.... .......:::::i ) i:ヾ:, .ﾉヽ
＿_ 〈::::::V:::/__| =----, ,----=.i.j:::::.ソ::::::〉 ＿_
／:.:.:.:.:.:.:_.:...- 、--=´/ ￣￣￣￣￣￣ i =- 、, -.:.:.:.:_.:.:.:.:.｀ヽ
／.:.:.:.:.:.／／.:.:.:.:-.:..彡.:.:./ tヘ ヽj ( ( 、 jフ ア .、...-=..:.:.:.:.＼＼.:.:.:.:.:.＼
／:.:.:.:.:.:／／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;.rイ ＼x ﾞ ｀ﾞノ) ｿ ／" .r-、;,.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼＼.:.:.:.:.:＼
. (.:.:.:.:.:.:.:.i i .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,,,》- ﾞ｀ー――――――――=ﾞ -《,,,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i i.:.:.:.:.:.:.)
/´..ヽ ,,ィ´ﾍ
.{ :::::::.. ＼ .／..:::::::..ヽ
.| ..;;;;;::::.. ヽ ＿＿＿＿＿＿ / ..:;;;;;;;;;::::: ',
.| ..;;;;;;;:::::...／´ ｀ヾ:::;;;;;;;;;;::: |
.| .:;;;;;;;;;／ ＼:;;;;;;:::: |
.ヾ;;;;ﾐ . : : : :: : : : : : : . 彡:::: /
Ｙ ,,,,: : : :ﾉ ヾ: :::,,,,, .: : : : ヽﾉ
ﾐ '=弌ﾍ:: ｨ丈=ゝ : : : ﾐ
.ﾐ , ' ____ .: ヽ: : : : ::: : :: :::ﾐ
ﾐ /|||||||||ﾍ,: : :､ : : : : : : : : : ﾐ
.ﾐ ; ; ; ;{|||||||||||||}; ; ; ; : : :::::::: : : : :ﾐ
.ﾐ ; ﾐ ; ;::::ヾＹ''"::::;:: : : : : :}: : : : : : :ﾐ
ﾐ ヾ.ﾍ, : : :::;;;人;;;;;::::: : : 〃/: : : : : :彡
.ﾐ ヾ ヽ''"´:::::::::::::::｀`i''''/ /: : : : : : :ﾐ
ﾐ ヾ ヽ,∧:::::::::::∧人_+: : : : : : : ﾐ
ﾐ ヾ ゝﾐ^^^^^ ｨ｀Ｙ´:::::: : : : : : :ﾐ
.ﾐ ヾ_｀`'"",,,ノ::::: : : : : : : : ﾐ､
彡 : : : : ｀｀":::::::::: : : : : : : ﾐ:::::ﾐ
彡,, : : : : : : : : : : : : : : ﾐ:::::::::ﾐ
{{≡=＿＿ : : : : : : : : ::__: : : : :ﾐ::::::::::::::ﾐ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
そして赤ん坊を犬に喰わせる風習ですが・・・
支那には幼児の死は 犬の悪霊の仕業と考える習慣があります
犬の悪霊を払う方法はただ一つ 同じ犬に遺骸を食わせることのみです
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿__
.ィ ´￣ ＿ ｀ヽ _y-‐───‐- ､ ＿
y'" y-‐'"￣ ｀ヽ､ ＼ゝ ｀ヽⅥゞ､ もしそれを怠れば・・・
. ／ ,ィ´ yz≦¨´ ヾ ＼才ﾍ､
／ ／ , ＜´ ｀ヽ ＼Ⅵ入 他の子供に悪霊がとりつき
／ ／ ／ ＼ ＼爪＼
/ ／ ./ / i .＼. ∨ミﾐ〉 他の子供まで死んでしまう
/／ / / .| ', .∨f人
/ / l | .| | ＼ ', ノ∨ﾙj＼ 支那人はそう考えるのです
. / i .| .| | ', ﾍ ＼ λ _., イ´/／∨ヾ /
/ .| .| ,ｨ=≠ﾆゞ､ ∨ ＼ y≦ニ≠==‐-､ } ／ / ∨}/
| | λ | 弋 ´ ヽ＼ ＼ | イ / /入
| ', i ', l ＼ ', ＼ ゞ ＼ ＼ | ／ ./ /i / .〉 だから母親たちは
ﾊ ∨ ＿ .＼ ヾ ＿＿_｀ヽ ', | / ./ l/ /
| 八 入 イfr-｀ヾ ＼ .／ r≦ゞ､｀ヽ､ | .| ／ ./ ./ノ｀ヽ､ 他の兄弟を守るため
| | ', i∧. {八 {::::ﾍ イ | {:::::} i l} i .| | ´ 才 人}_::::::::::::ゞ
| | λ .| ∧弋っ辷j', ＼ つ辷ノ / ﾍ i |￣｀ヽ / l i| ｀ヾ::::::∧ 泣く泣く子供を
| .| .i ', ', .＼ヽ､,ィ'" ｀ー─‐'" .| | ｀〉 }ｲ l !.ﾄ-､ |::::::∧
! | . |ﾊ ', ＼ Ⅵ| ノ / l i l l|ﾍ j |:::::::八 犬に喰わせるのです
', | .∨ ヽ 八 ｀ i |＿／ヽﾍ l / ヽ |:::::::::::',
', ゞ ＼ ヽ ヽ､ .イj |}//ヾ ',.∨ｿ |::::::::::∧
入 ＼ゞ ＞ , ー 一 ＜´::./ / iⅣ |／ Ⅵ .|::::::::::::/
＼ ｀ー- ＞ ＿, イ´:::::::... / / ﾄ─'≧ ｀ .|::::::／
＼ ＼ yz=‐イ ﾉ i!::::.＿_,/／ｰ'" ｀ヽ |／
` ＼ / ￣｀ー──'"ヾ／
｀| ／
| ／
´
＿＿__
／ ＼
. ／ ＼
. ／ ／） ノ ' ヽ､ ＼
| ／ .ｲ '=・= =・= u| ・・・・
/,'才.ﾐ) （__人__） ／
. | ≧ｼ' ｀ ⌒´ ＼
／＼ ヽ ヽ
やる夫先生は 左将軍の話を聞いた時
とある支那人医者との会話を思い出しました
└───────────────────────┘
┌───────────┐
└───────────┘
┌──────┐
└──────┘
┌───┐
└───┘
┌─┐
└─┘
_,..----､_
／ ,r￣＼!!;へ 西洋医者よ 実は相談があるのだ・・・
/〃/ ､ , ;i
i,__ i ‐=･ｧj,ir=･ﾞ) 私の弟を 治してやってほしいのだ
lk i.l ／',!ﾞi＼ i
ﾞiヾ,. ,..-ﾆ_ /
Y ﾄ､ ﾄ-:=┘i
l ! ＼＿＿j'.l
｣-ゝr―‐==;十i _,r--――､
.ﾄ､.j.!ﾚ'￣三! ＞ｰr‐r‐r‐＜ _,.r<"｢ l__＿__
＿＿__,..r--r＝ヾヽj,r―'"≦＿_￣￣r―'"＼＼ ＼r",.-､, ＼
∧ ﾄ-'‐'"三へ＞ﾄ-‐'"~ ﾞi / ＼＼(_.人 ヽ._ ヽ
ﾚ'へ._ﾉi ｢ ＼ ﾞl //./",｢￣／ / / ヽ-ゝ. ＼ /
ﾚ'/／ .l l ! ! i/./ ./ / / / ,（ ＼ ノﾊ
ﾚ'/ .! ! i ﾞ'! ￣ ∠, / ヽ.＿ ,ﾀｰ '",〈 !
/ﾞ" ,r'" .l‐=ﾆﾞ,｢l ! ｢￣!. ／.／ ｰ==' .l.ﾄ､. -‐'"/!.ﾄ,
／ .ﾄ- ﾞー―┘!└‐'='-‐" ヽ._/ ､ ﾄﾐ､￣￣._ﾉﾉli＼
／, ーﾐ、 , ＼
/／ lﾊ｛ , / ,ｒ .ｨ从ハ ﾞi
〃 八{ル'ｊ/ ´ ! !
/ﾉ ,{_,／ ｀ ｕ } {
//ｒ'ｊｒ'ﾞ 、 , Ｖ !
!7´ {､ ﾞﾒ-+､( ﾐ ！
ｒぃ{ --､_ ヽｰｧ'^ _ i'⌒ヽ} ,ﾞ
ぃ ﾞL ､＿'､ 、` ／,ｒ _ =-ｖ { 〈、 ｾﾞｰｾﾞｰ
ｒ ､__ノ}ｒｿ７ ヽ'='ﾞﾐ､〉（ ノ_ｒ=ｩ≪, _ /〃ﾞヽ
{廴＿__ｱ { {,〈 `ー'ﾞ 「` ｒ_（`ー'´ ミ 〉{ ｲ ハ ｾﾞｰｾﾞｰ
-‐ミ‐ _ ｀ｊ ハ } ﾉ ￣ ,/ ﾘ / ミｔ_
__ ´ ´ﾌ´ イ///ﾊ{ 〉 └《__ ,.」 ｒ‐'{{！ 'ﾞ ≪__,,
⌒i '´ ノﾍ小l丿/ __ （￣ Lｙ ,ツ7 いｰ≦ｘ､_
ｌ ｊ ハ！ { '⌒こー---―ｘ､ ､ﾒ ´ｊハ !、ｖﾞ ｰ
_ﾝ {{ F ‘､ ､＿_￣￣￣ /｀ / /ﾘ 小｀}
|| lハ 丶 ￣｀ ｲ トV７
こ二二 ヽ || ＼ヽ{ __ｊ､_,ｒ ﾐ, 彡ｿｺﾉ //
＼＼ ぃ 〈＼ ､ヽ ＿＿____ノ´彡'´ ,__//
丶 ー `､､ ﾄ､ ヽ＼`ァ,二 ,. ィ ノ ／／
､ ￣＼ 、 ヾ､＼ └┘| {＿/ ﾆﾉ ／／／ ／ ,
ヽ ､ ヽ ＼＼ | ＿_彡 ﾞ´／／ , ､ ／
彼は支那人医師として非常に高名な人で
弟をやる夫先生の病院に連れてきました
やる夫先生は弟さんを肺結核と診断し
入院するように勧めたのですが・・・
,､
／/
／／／）
／,.=ﾞ''"／ _,r'三￣｀ヽ､
i f ,.r='"-‐'つ /ﾍ/"￣ﾞ＼,ミ＼
/ _,.-‐'ﾞ~ ,! ､!r r｡-r ﾐ i いや違うぞ 西洋医者
,i ,二ﾆｰ; ﾄﾞﾂ ヽ￣ fハ, il
ﾉ ilﾞ￣￣ l ｰ-＿ﾞ ,､/ / 弟は肺の病ではない
,ｲ｢ﾄ､ ,!,! ﾞ! )二｣ﾞ ,!i Y
/ iﾄヾヽ_/ｨ"＿＿＿. ヽ.t _／,! i 私もそれなりの名医で 弟の病状は把握している
r; !＼ヽi._jl/ﾞ_ﾌﾞ,ﾌヽヾｰtｰ:､__ ,ﾄf-≦-=､＿,L
∧l ＼ﾞ7'ﾞ .j!/ / ／＼jr=ﾆ:ｰ-ﾞ┴､ ﾞﾐ三ヽi]l｢/l 弟の腹の中には 一匹の亀がいるのだ
./ i ! ＼.// /./ .／ ＼ ┌‐ヽミ≦‐十'"!
/ iﾞi / ￣￣￣ i .l ｯｰ-､＼_ミ｢彡ﾞｰ=r.､
ノ ヾ､ / i! ! ＼_￣i i l r‐へ__＼ｰ-､
/ ﾞ''y' l .i ､ l !.j .l l ｢,＞ ﾞt.,＞‐fi
／. : : : ｀ヽ: : ／: : : :＼
/ . : : : ｀ヽヽ:l:/／. : : : : :ヽ
/ . : : : : : : : : Y : : : : : : : : : :.
.: : :/⌒＼: : : : l: : : :／⌒ヽ: :.:i
| : :| ::....､: l :, .' '.: :| その亀が弟の血を一日三度づつ吸うんだよ
: : :| ::::｀´ ': : |
'. : |_ ...:::::::. '"￣ |: :' 私は名医だが 外科は得意じゃなくてね・・・
〉, { ｰ―u‐ｧ.::ィ ｒ―u‐ｧ |/、
{う l ／￣::/ | ヽ￣｀ヽ |う} 君は外科を多少やると聞いて来たんだ
Ｖ∧ .:::::::〈 ｜ ﾘ /
ヽＪ. ::::::ｰ､l_,. ,ｨ′ どうか手術をして 弟の体から亀を取り除いてくれ
Ｙ:.、 ::::::. ＿＿, /｜
l ＼:::::.｀ こ´ / ,|
_/|＼ ＼::. l ｲ／卜_
_,. -‐＜_} |::人＞=.≧ー≦=人::::| {_＞‐- .､_
_,. -‐＜_＞ ´ 乂:::::::三Ｖ} | {Ｖ三:::::乂 ｀ ＜_＞‐- .､_
彼は平然とこう言いました
└───────────────────────┘
┌───────────┐
└───────────┘
┌──────┐
└──────┘
┌───┐
└───┘
┌─┐
└─┘
＿＿＿_
／ ＼ 左将軍・・・支那人がよく言ったり やったりする
／ ─ ─ ＼
／ -=・=- -=・=-. ＼ 病気は体の中に動物が入り込むからとか・・・
| u , （__人__） U |
＼ ..｀ ⌒´ .〆ヽ まじないの札を燃やした灰を 水に溶かして飲むのが病気の治療とか・・・
/ ヾ_ノ
/rｰ､ | あれは一体何なんですお？
/,ﾉヾ ,> | /
ヽヽ〆| .| 仏教の考え方ですかお？
_「~ … , '／⌒ ﾞ
ｒ／ / ＼）
〈 / ／ ／ i ヽ〉 違います あれは仏教ではありません
Y / , ' ／ .i､ ヽ ﾊ
,' | ./ / ／ｨ /へ ﾊ ﾘ 回教でもキリスト教でもありません
. { .| ' .／/// / /--.l .i ｝
' .| | .／ /'ﾞ/ ｲ./ | ! i
.，.l l/ 〒〒7 ｲ /'〒〒 l .// あれは古い古い因習・・・
ﾄlヽ:ヽ ゝﾉ {／ l. ゝﾉ l:／ }'
ﾞ .| ｀ヽ ﾉ| | 仏教もキリスト教も回教もない時代
| ､ /| |
, ﾄ＼ ´￣｀ . イ i j おそらく最初の中華王朝殷から続く・・・
, | /::i＞ __ ＜l::ヽ j ﾉ
、.|/::/ゝ__,,,,__ﾉﾊ i:::::ﾉノ
Y、，ﾞ=--; ;-=":ヽ:::」
＿ /:::l:::::::| |:::::::|:::ﾄ ..､_
／ ”::::: ￣￣ ":::::::::__,,, 人 ,,,__:::::::::::::::￣￣":::::~ ＼
ﾞ'-,;;;;;~ﾞ''''ｰ､, `'∴;;,..-'''" i-V;;;;;;;;;|, ｌ;;;;;;| /ﾞＹ'";;;;;;
＼;;;;;;;;;;;;;;;＼ ｀゛ i--.... ..、 ﾞｌ､;;;;;;;;;;; ! ｌ;;;;;.! ./ ;;;;;;;;;;;;;;;;:
: t 、＼;;;;;;;;ﾘｉ,;;; ! .ﾄ、 _..-''ﾞ￣ﾞﾞ'''-､L;;;;;;;;;;｀''-..、 ｀''､;;;;;;ヽ, l;;;;;;;.ｌ/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
.ヽ＼.ヽ;;;;;;ﾞV;;;｝ ,!.ｌ ./ ;;;;;;;;;.,..-‐'''''''''''ｰ ､;;;;;;;;;;;;;｀'x .v､`ぃ;;;;ヽ, . ｌ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｎ．
.ヽ;;ﾞ'' l'､;;;;;;;;.l /;;;.! ./;;;;;;; ／ ,..-‐''ｯ ,,､｀'./ ;;;;;;;;;;ヽ, ﾞ'.ｌ' li.;;;;;;;＼,, .ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.ｌ,
!、 .ヽ;;;;;ﾞ!ｺ;;;,iジ;;;;│ ,!;;;;;;/_, .! ｰ゛ .ｌヽ ｌ;;;;;;;;;;;;;;;;.! ｌ;;";;;;;;;;;;;;;＼ ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;"
;;.ｌ. .li.ｌ;;;;;;″;;;;;;;;;;;;;l. !;;;;;;;;;;/, ┐ 、 .i､.iii ﾞ' ! |;;;;;;;;;;;;;;; l .!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼、 ヽ,;;;;;;;;;;;;;;;;;:
;;;;.ｌ l;;;;;;;;;;;;...-､､;;;; ｌ .|;;;;;;;;;;'!ﾞ;./ . |ﾊ､,_.x、 .|;;;;;;;;;;;;;;;;│ .!;;;;;__;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀'-､,,｀''-_;;;;;;;
;;;;; ! .ｌ;;;;;;;;;'~ﾞﾞﾞ＞⊥;.! .し;;;;;;;;;./ ,i";;;;;;;;;;｀ ! l;;;;;;;;;;;;;;;;;;｝ !;;;; ! .!;;;;__,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞゝ､,ﾞ''-．
;;;;;; ! .!;;;;;,./ '´ ｀''i;;;｝ .!;;;;;;;;.! /;ヾﾍ;i､;;; l ./ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! !;;;; l !;;;;｀'''√''''ｰ､､;;;;;;;;;;;;;~″
;;;;;;; ! .,!;/゛ ,、 i､.!;;lﾞ _,,!;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;│ !;;;;/.,/;;;;;;;;;;;;＼_ ｀''-､;;;;;;;;
;;;;;;;;;! .!;;;|、 〃 |｝.!;;ﾞ''i .!;;;;;;;;;;;;; 悪霊信仰 ;;;;;;;;;;/ /;;;/ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;￣ヽ ﾞ'､;;;:
;;;;;;;;;! .|;;; ! ‐ｒ .!;;;;;.! !;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;./ /;;;.ゞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ ｀‐
;;;;;;;;| l;;;; ! !'~''"| .!;;;;;;;! .|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.ｌ, ﾘ､'│;;;;;; / ./丶;;;;;;;;;;;;;;;;;_,,.........､;;;;;;;;;;;;;;`'､
;;;;;;;lﾞ lﾞ;;;;;;.! |";' l !;;;;;;;!､ヽ,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;xv､ _;ヽ.ｌ}、ヽ;;./ ,,/;;;;;;;;;;;;;;,,./ ゛ ,／ﾞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
;;;;;/ .!;;;;;;;;;ヽ,|、;;;;| lﾞ;;;;;;_,,..ゝﾞ''i;;;;;;;;;;;;;;;;;;_;_.;;;;;;;;｀'' |>,ﾞl|/;; ｀゛ ./ﾞ;;;;;;;;;;; ／ ┴￢'ｰ-､;;;;;;;;;;o ｨ″
;;;/ /;;;;;__;;;;;;;ﾞ!ﾐ;;;;,ﾞ,.ｌ;;,ﾞ,, -'''ﾞﾞﾞ";;;;;;;;;;;ﾞﾞｰ ,_｀ﾞ''ー､.;;ﾞ '.ｌ'''''ﾞ ./;,､;;;;;;;;'ﾘ′ __,,,,ゝ;;;;;;;.＼.
;/ / ;;;;;`l.フr;;;;;;;;;;;;;_,,..―'''''''''''''ｰ ..,,;;;;;;;;;;;;;;;｀''-､ ﾞく;;ヽ .!'",/;;;; / _,, -‐'''ﾞ´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
".,./ ;;;;;;;;;;;!ﾞ;;;;;;;;,,./ ´ ,i'､ .,,､ ｀'''､.;;;;;;;;;;;;;;;ﾞ'､ .ｌ;;; l / ;;;;;;.ｌ ,／ﾞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,r" ./ﾞン′ ヽヽ `ぃ;;;ﾞﾐi.;;;; ｌ .!;;;.! ｌ;;;;;;;;;;;.! .／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,..-''''ﾞﾞﾞ￣￣ﾞﾞ''-
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,i"_， !ヾ 〟 _．｀ﾏ ヽ; l. };;;/│;;;,! .l;;;;;;;;ノ / ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／ iｰ ,,.
;;;;;;;,iﾘ;;;;;;;;,l/ﾞ;i|八〟 .,..,ii''７ﾆ'>i､ _,r､/;;;l/ / . !;./ l;;;;;/ ./;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;./ ., ┐ ｀'､;;ﾞ'､
'.!;/./;;;;;;;;;";;;;;;;;;;;;l .,i'ﾞ‐';~丶;｀;;;/ /丶;;;;;;;;;;;lr‐'シﾞ .ｌ; ! .!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;./ ./;;;/ .ヽ;/
. ﾞ",!;;;;;;;;;/'l,;;;;;;;;;;,! /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ !;;;;;;;;;;;;;;;;;,／ .‘゛ !;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ '､_./ .．
.!;;;;;;;;;;;! . ｌ;;;;;;;;;l ,!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ./ ;;;;;;;;;. ／ l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!'ﾞ! ,ﾞ ､,, r‐''''〜
| ｲ | l l ＼＼
| / い.i l | ./ ヽヽ
ﾚ /＿_ V∧ ヽ ﾉ ! ./. ′ ) )
| / -- V∧ ', V .i / イ ′ ,'ノ
i kr─ テ示ﾍK不.', V ﾊ ./ ／ .′
| ﾄ,っら些zノヽ', ヽ:! ∨ ,′, ./ イ/ .′ 考えてもみて下さい
.'; | ´´ ｀｀ ヽﾘ ∨ / ∨ /レ' ./ ′
∧ l ∨ ｖ′ / ′ 『楼上には神が住まう』
.ハ .l ′ﾚ' ' ′
｀='; | j ｲ .′ ただこれだけの迷信に縛られ
/:: .| ´ ／ .| ′
./: :;: | _, ／ ! ′ 清では２階建ての家が
.: : : ; .|､ ´￣ イ .! ′
: : : : i | ＞ ´ | .′ 実質禁止されているのです
ﾞ::::＼| .|::::::::::::::}＞ ___ ´::｛ .l :′
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
その経済的損失がいかばかりかも 誰もまったく気にせず
今も一階建ての家に 誰もが疑問を抱かず住んでいます
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
_..---..、
'〉ゝ､ ゝ、
./ ﾞ''''＼ ヽ
..-/ '、 ___,,丿 ｛ `'''''''' 、 ..rｒ
/`ｰ-′ `ヽ / _-' 冖''’ ｲ
ｫ―┘ │ '―-''' ､ < │
│ '廴 _..-‐‐′ ....ﾉ''、__ /''''′
___,,..／ ｀ﾞｰ､ ..-┘ ﾞ、 ＼rt_._ ┘
ｒ''￣ﾞ‐'"´ ﾍ、 厂" ｀ ﾍ､_、 ｀/
‐ｧ /ｰ- -........、 _.‐′ __ _ ___..‐''´ ＼ ／
ｨ′ _ﾉ'⌒ （ `''ｰ--‐''￣￣ /--'" ＼ __ _ __／
ﾄ j′ －７ _ '､ ヽr'´ ∨
ﾞ‐ 、 Ｙ￣´ ￣ヽ,,/--､ "''、- .- 、 ..、 _..／ 」 ┌ ┘
ヽ....宀一' ､......,,..---..__ 冫 ^＼ ﾉ ノ '、丿│ │ ,,＞ 、,--＿
_│ 广'′ `'、 く＿ │ | ﾉ‐／ " _r‐"
｛ﾞ′ ﾉ 丿 〉 '、 ! 亅 ゝ､ _／
ﾍ 、 丶..、 ＿ ( 〜^´ レ─'´ ⊥r‐"`ｰ、
"--、 ^''''-.. ､ / ゝ.. ＿厂ｰ、 ..┘ _>、 ﾉ" '、 │
ゝ 、 ー‐"┐ `''''^''‐-...._ﾉ `ｰ--_'' '、 マ
＼、 １ 丿 '、 ﾞ┐ 丶 ／ ＞
"ﾞ'―-..-..,,、 ﾉ ／ ( ー-....､ _..亠ｰ- ／ │
｀１____..v―-J''v「‐' 、 ..､ '' ｰ-''''､ 〕 〈 _ゝ、_／
｝ ｀'、 ./ '、 │ _/ ｝
_../ 一ｰ ﾞ'1 j.. 、 │ ﾉ │ _,,、
ｌ__ ﾞｒ-,,..一‐'''’ ＼ ---'''' ..ゝ､ ノ´ /´丿
'、 │ ｌ ├┘ │丿
〈 、 y+ー―"`''┐ ／ ...-―‐′ ∨
｀''ﾞ∪ ﾞ‐ｰ‐-ｫ'ﾆ-―'
_ }∟、
│ __丿
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
悪い習慣と 時代遅れの法律と 悪霊信仰に呪縛された国・・・
それが世界に冠たる大中華帝国・・・大清国の実像なのです
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
,,r￢――ｰ-､,,
/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ﾞヽ,
,/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:Ｙﾞﾞ￣ﾞ''=,
,,/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ﾞ''､
と――‐''''″;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;ヽ
~ﾟ''￢-､＿__;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:`､
,,,,,ﾉ、 ,_"_-_--,,,,_;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;|
,-〃 .| │ ●-,, `ヽ､;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|
| .| │ `ヽ_ ~''--､,,,,_;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;:|
,r'”"'ヽ,,,,i´ .ヽ . `､ ﾞl ,ﾆ7r,,,_;:;:;:;:;:;:;:;:│ 賄賂は搾り取れるだけ
l―--,,,,,、 `'-､,__ ._,,ノ ﾞl,i´ __、 〔ﾞ''-,,,___;:;.ヽ、
|ﾞﾞﾞ"'''-､,,`-,,_ ￣゛ ″l,"'' │;:;:;:;:;:;:ヽ-､,,つ 搾り取るに限りますｗ
.| .|｀'''''ﾆ-;;,,,,,,,,,,,,,｀―ｰ' ,l-‐ i";:;:;:;:;:;:;:;:;.{
.| .l l ,,,,,l´ l" ﾄ-,,,,_;;;:;:;:;:;|
.|--､,,,,,,|,,,,,,,--┼‐'ﾟﾞ,,ﾉ | ｀ﾞ"''''''|
.| .| lﾞ ,;;;ノ ,i .,|
.| ,} ._,,'ﾉ,ﾂ′ .,lﾞ ,,,r‐''",!
.|―---ト-'彡''" , ﾉ _,,,r'" ,,／;;;;
|-----'''ﾞ″ ,,ノ_,,-´ ,／;;;;;;;;;;;
ﾞl, ,,,sﾃ''″ ／;;;;;;;;;;;;;;;;;
ﾞヽ,,_ _,,,,,,,-r''” ／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
｀ﾞﾞ'"~ﾞﾟ''''''''''''|'''"゜ ／ ／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
悪い習慣が どれだけ誠心誠意の者を困窮せしめ
悪徳を追求する者を栄えさせたか・・・
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
∧,,∧ ∧,,∧ あいつなんでホームレスしてんの？
∧ (´・ω・) (・ω・｀) ∧∧
( ´・ω) Ｕ) ( つと ﾉ(ω・｀ ) 助けた行き倒れが死んで 遺族から請求された賠償金で破産だって
｜ Ｕ ( ´・) (・｀ ) と ﾉ
ｕ-ｕ （l ) ( ﾉu-ｕ 人を助けると ああいう人生の敗者になっちゃうんだね
`ｕ-ｕ'. `ｕ-u'
|il|il|il|il|il|:::|i Ⅳ
|il|il|il|il|il|:::|i /
ｰ=ﾐY|il|il|il|il|il|:::|il|
ミ1三≧ il|:::|ilト.
彡/ ｀ヾ::::ゞ=彡∧
彡ｿ ＼:::::／ |
彡::}__,,r:::::::::::ｪ::::::::::y、
彡::｢t￣`ｰ='7⌒ｰ=''〈} ・・・・
彡::人_, l ノニﾆ /ﾉ
_＿ .. -=彡.:::::::/ | | {-─-{{ |
／´ `ｰ=彡'' ＼` 弋三ﾖj ∧ｰ── - - ．.
〃 ￣￣￣＼ ＼ ＼_＿＿/ ∧＼ ｀ヽ
// _＿＿＿ `ｰr -=ミｰ- _＿彡'' }::.. }´￣｀ヽ. ノ ノ
{{ ／/ ｀ヾ _＿＿人＿＿/∧ｰ一 ” 弋从 }_＿彡"ヽ
`ｰ{ _才 ｜:::::::::::::|| . Ⅵ:::`ｰ=彡 }
| _才" | |::::::::::::|| : Ⅵ:::::::::∧_＿＿__ 人
人＿__才" | |::::::::::::|| i Ⅵ:::::::::::i |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
時代遅れの悪法が どれほど多くの人命を失わせ
良き人々を困難に陥れ 人々が良くなることを阻害したか
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
∧,,∧ ∧,,∧ あいつなんでホームレスしてんの？
∧ (´・ω・) (・ω・｀) ∧∧
( ´・ω) Ｕ) ( つと ﾉ(ω・｀ ) 助けた行き倒れが死んで 遺族から請求された賠償金で破産だって
｜ Ｕ ( ´・) (・｀ ) と ﾉ
ｕ-ｕ （l ) ( ﾉu-ｕ 人を助けると ああいう人生の敗者になっちゃうんだね
`ｕ-ｕ'. `ｕ-u'
|il|il|il|il|il|:::|i Ⅳ
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ミ1三≧ il|:::|ilト.
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彡ｿ ＼:::::／ |
彡::}__,,r:::::::::::ｪ::::::::::y、
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彡::人_, l ノニﾆ /ﾉ
_＿ .. -=彡.:::::::/ | | {-─-{{ |
／´ `ｰ=彡'' ＼` 弋三ﾖj ∧ｰ── - - ．.
〃 ￣￣￣＼ ＼ ＼_＿＿/ ∧＼ ｀ヽ
// _＿＿＿ `ｰr -=ミｰ- _＿彡'' }::.. }´￣｀ヽ. ノ ノ
{{ ／/ ｀ヾ _＿＿人＿＿/∧ｰ一 ” 弋从 }_＿彡"ヽ
`ｰ{ _才 ｜:::::::::::::|| . Ⅵ:::`ｰ=彡 }
| _才" | |::::::::::::|| : Ⅵ:::::::::∧_＿＿__ 人
人＿__才" | |::::::::::::|| i Ⅵ:::::::::::i |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
時代遅れの悪法が どれほど多くの人命を失わせ
良き人々を困難に陥れ 人々が良くなることを阻害したか
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. |:/ .|.:.:.:i.:.:.::.:.:ﾚ'~ﾌ.:.:./／:/::/:.:.:.:.:￣｀'''ﾒ､;:ﾊ.:.:.:.:i.:.:i.:.:.::i.:|..:.:.:|
. |i |:.:.:i､i:.:.:.:i i:ﾒ=ｪく´ /／:::;=―ｪｭ,,,._|;/｀|.:.:.::ｉ.::.:i.:..::i.:|.:.:.:.:|
i |:.:.ハ:.:.::.|ｹ{f::::::i}` /'´:; '"{i:::::ﾀﾒ､. |.:..:i.:i.:.:i.:.:.:i.:|.:.:i.:.:|
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'i, ｀i;;;|;;;`≡~ .... ｀'≡ﾆソ /.ｲ.:.:i.::i..:.::i.::|:.:..::i.::| i､
|｀ﾄ､;"""., "";;:;:~"'ｿ'~|.::.:i:'´.:.:.:.:.:|.:.:.:.:i.::| ii
|.: i:::: ｀ ,,,,,,,＿___ ´ .|.::.:i.:.::.:.:.:.::|.:.:.:.:::i::| ii
|:.:.:.ヽ::. Y´.,_,;;;::｝ ./.:.:.:.::.:.:.:.:.::|.:.:.:.:.:::i::| ii
|.:.:.:.:.::.ヽ､ ヽ---'′ ／|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::ﾄ､.:.:.:.::.::i:::| ii
|.:.:.:.:.:.:.:.:.::i-､ _,, '´-'７:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:｀i_.:.:.::.:::i::| ii
|.:.:.:.:.:.:.:.:.::|. ｒ｀‐ - '´ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:｀‐､.:.:.::i | ii
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|.:.:.:.:.:.:.:.:.::| /: : : : : : : : : : : :/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::| _,,,,‐i_.::i.:| ii
.|.:.:.:.:.:.:.:.:.::| iｨ: : : : : : : : : : : : :/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|_,, - '´ ｀'､i::| ii
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
みにくい悪霊信仰が・・・一体どれほどの母親の心を壊したのか
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
〜へ、
＞＼ー＝ ‐ t
／ Yｎ
/ , ヾ ヽ~｀} これらの罪を 民衆に求めるべきでしょうか？
/ / / ヽ .jﾐ.ゝ)
/ ｲ ﾊ ﾊ ノ、 ; .jミ ハ これらの悪い習慣と悪い法と悪い信仰で歪んでいく心を
i ７二'´ i ﾉ''二从=＼i j 7.|〈
| /幵ぅ弋 ﾜ廾又了 j |ｼ.|)´ 民衆の自業自得で 収めるべきでしょうか？
人,| 乂ノ ' 乂_冫 | |,）ｿ
/ j ¨ .| |.:.丶
j ( f~ヽ、 ^⌒ | , i::i:ソ 外の世界を知らず
.t ﾊ_ ｀, ............. ＜j .ﾉ V乂.:.:ゝ
＼i .〉二{ノヽv⌒｀ ゝ; ﾚ= ｀ ただ習慣に則って暮らすしかない民衆に
' / ﾚ＼/ﾍ._／ , ヽ
j , /:.:l|.:.ヽ ;,、 l その責任があるでしょうか？
| j ﾄ ヾ_ｿじ'' ﾅ 、 j
ヽ__ノ｀ト―=＝〜´:.＼〉 ﾉ
ﾉ.:.::.:.:.:.:.:.:.:.: _ノヽノ 私はそうは思いません
／￣￣￣￣ l⌒冫:. l
／￣￣￣＼
／ ／ ＼ ＼ ・・・やる夫の国の研究にも
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 人は環境で作られるというのが有りますお
＼ ｀ ⌒´ ／
／ ＼ 人は環境に左右される生き物だお
／_二ﾆ＝- 、
/ /
| .|
| .| _ -－――-≦＝-ｌ
ヽ∨／ ＼|‐t
_＿__≦ ー 、 ヽｖ-、
｀＞. i 、 ヽ ,.∧ /
ﾚ /./ ∧ , ∨、 ヽ, 、 ヽ.ヽヽ,.Y ヽ, ＿_, ＝ 、 これら悪習を悪法を悪信仰を
il ./| | | ｌ i ∧＼ |＼ _A ∨i ヽｌ <￣ ￣ ´ ｀
Ｖ || l_⊥ ∨ヽ.∧_ =≦ニ_.l > | ヽ＿＿ ノﾉ 清朝政府は
∧ Vｼ‐ｔ卞ゝ < 匕v|ｿi| ﾐﾞ - 、
／ ∧ヽ 叨ﾘ:. ー´ .Ξ_ー _ ヽ やめさせる権力がある
／ / .l ∧ l:::. lﾆ｀Ｖイ ＞x, __ ∨
{ / { | |ﾆ /- ﾝノ_|￣￣＞, ヽ ヽ l よしんば力が足らずとも
| | .∨,ﾆ＼ ´￣｀ １／三ー‐-- }__Ｖ ´
- .|_ ヽ ￣ ＼ , .::::::::| L ＼_＿＿＞Ｙ￣｀＿_ やめさせる為の努力をする
＼≧x Ｙ ..≧= ≦.====⊥_ニ>、__ ＼ ≦￣、::::_:::::::::＜
＿ -―＝＝-ｒｙ￣￣￣ﾆ ￣l￣￣ｌ {i_,、_ ー‐ヘ ＼＼ ＞'''´ 義務がある筈です
{:::::::::| |::::::ヽ;:| i,i {{ ／仁ｺ |:__;;:::::V:::y::::／:::￣ , ＜:::＼
_ -=ニﾆﾆ Ｌ:::::::- -::-:::／＿_ﾆ＿＿＿_ _r ヽ::::::／x:::::__≦ ＜:::::::::::::::::::＼
／ニ---..__ 。> ＼::::::::::∠ フ /￣￣￣￣´ゝ‐〈_⊥＜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
∧≦＝= __ο<――＜￣ ＞=ニ￣｀＜―＜‐´::￣￣:::ｔー- _ :::::::::::::::::::::::::::::::::::}
.仁ﾆＹﾆ.|4-,_| ＞、 ＼ ＼ ＞x::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
仁 〈‐‐Ｙ ,ｘ‐- _. ∧ . ∧ ∧ ∨::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::/
∠〈￣.l .人-＾ ＜, ＼ , -‐三 ）(ニニﾆ) i----f, ,____∨:::::::::::::::::::::::::＞x_:::::::::::::/
v＼ } ﾄ‐ .＼ ∧ ｀￣ } } ￣￣ l ー‐ｙ|:::::::::::::::::＞´/ ￣￣
＼∨ﾅＹ＾ー-＜_ ∧... |_ ＿_ бﾌ--＿_OＬ Ｌ._ Ｌ:::_ ＞ /
|__l ∨_ -―￣ V-― ┘ テ‐ナﾌ ー―´. /
￣ｌー- ‐‐ ∨.iゝ∨ ’ ｀ ,,,,;;''" ,ｿ/ //. /
|::ll:::| ∧,Vヾ:: .. ,;''' _ ／ < //. / だが守るべき民衆と
|::ii:::| }ｖ人 ';;,,;, ''' ゝ Y ＼＼. // ／
}::ii:::{ / ,,,,,,,, _ _ ＜,,,, > ﾆ= _.//..／ 清朝帝室はあまりに遠い！
.l::::i::::l } ,,,; '' //; ,,;;, '' ／:ノ << |
∨::::i::::∨ / ''' ,; // ;; '' /::/ l l |
,f'r':::::;::,f::::::::|::i::l::l:/|l:::::l:ｊ| |:l:ｊ| }ハ::l::ｌﾊﾊﾊﾊハ::ﾊ:::::ﾊ
|::l:::::i::l:| ::::i::l|:l::l:l/ |l:::lｊﾉ |:リ'"´ ￣ ｀ 丶ﾐﾊｊ::|::l:l:|:l::l:l::l}::l::ll::l:l:|
l::|::::i::l:|::::::i::ｌ|ｌ::l:f ,r|zlf ｊノ __ ﾉ´ |ｊﾄ|::ﾘｌ|:l:ﾘl:リl:l::ll::l:l:|
{:{!:::i::l:|l:l:::i:ｌl|l:l:lﾚ´ !lf ′ r _ ＿__ _川リl:lﾙf:f/:l|l:!:lｌ::l:l:|
|i:{:::i::ll|l:l:l::ｉ:ｌⅣl:| ゞ_ ﾉ爪;;;;;;;;℃怺|ｌllﾉ|l:l:ll:ｌ:l|l:l:ｌll::l:l:|
圦:i::ｌl|l:l:l:l:圦{l:!|冫_ ＿ ｀ ）;;;;;;z杉} ｊ/ll:|l:l:ll:ｌ:l|l:ｌ:ｌll::ｌ:l:|
弋:ll|ﾊｌﾄﾄｌ:{iゞﾉ爪;;;;;℃ 刄辷彡′|l:ｌ:|l:l:ll:ｌ:l|l:!:l:ll::l:l::|
ヾミiﾍ{:ｌ:ﾄﾄ｀ ヽ刄彡〉 |川l:l:ll:ｌ:l|l!ll:l::ll::l:l:li,
｀ヾﾐ､トﾄ{从 ゞシ'´ iﾘｊ|ｌ:l:ｌ!ｌ:l|l:l:l!:l::ｌｌ:l::l:lt
｀ヾ:l:ﾄl:仏､ ､ 州l:l:l:l!l:ｌ|ll:l:ll::l:l::ll::l:l:ｌt
|::l:::l:l:ｌﾊ｀ __ , ﾉリ:::ｌ:l:l!l:l|lll:l:l:l;:l::l::ll::l::l::it,
|::l:::l:l:ｌ:ll:ﾍ. ` ー ´ ,.ｸク::::l:lｌ:l:l:l|!l:l:l::!:l;:l:l:l::ll::l::l::lit､
│l:::l:l:ｌ:l::l::ll＞､､_ ／ /:::::::l:ll:l::l:l|{{:ｌ:ｌ::l:l:l;:l:ll::l:ll::l:l:l::l:it､
| |:::lﾘl:l::l::ll:ｌ:ｌ::lｊ|:l:ｌ＞z､､.,,__,／ /:::::::ﾉ:lｌ:l::l:l|込L!:ｌ:ｌｌ:l;l:l:l::l:l:ll::l:ll:l::l:llt､
|ｊi:::|l:l:l::l::l|:!:!:lｊ|:l::l::l:l:ll::l:l:杙 ,f':::::::/::ll::l::l:ｊ| ｀ヾ戈､ll:ll:l:l:l::ll:::ll:l:l:l:it;､
|l:i::|!ｌ:l::!:l|ｌ:l::lｊ|:l::lｌ::l::l:ll::!:lｊ杙／f':::::::f':::ll::ｌ::ｌ:ｊ| ／／ ｀ヾ仗ll:ll:l:ll::l::ll:ll:l!t､
}lil::l|::|:ｌ:ｊ|!:l::ｊｊ{:l::ｌl:::l:l:l::li:ル'~ ,f::::::::f'ｿll{:ﾉｌｌｊﾉ /〃 ＼lll:l:l:ll:l:li:ll:i:ﾈ,
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
どんな理由があろうとも！
母親が我が子の遺骸を犬に食わすなど 絶対にダメだ！！
母親はそんなものを 絶対に見るべきでないのに！！！
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| / ,, イ´ ｀ ''ｰt､￣}
| ／´-－ ─ - _ 川＼廴 _
| ／〃 ｀ー- ､ ｀ｰ- ､ハヾ＼ } 賄賂を取るくらいなら最初から5％の税率を設け それを財源にして
＼ .V/ ー- _ ｀ヽ､ ｀ー- ､ゞ､
ー'' ヽ､ ＼ ＼￣ ー-､ 公務員へ適正給与を払い 賄賂を取り締まればいい！
i ＼ ､ _＿ ／ ヽ､＼:.. ＼ ＼ _ ｀ヽ､
ｲ ﾊ ヽ ＼＿＼ ﾒ ＞､_ _ ヾ V＼ .＼ ､ ヽ､ ＼ 法をただ一項改正し 救護人を表彰すればいい！！
i i/ﾊ ＼ ＼ /ｨ示､￣ｱヽ､＼Y::＼ ヽ ＼ ＼ .＼
| !K ヽ ヽ､＿＞// {ﾍrjヽ,ｲ ＼ハ::/＼ﾄ､ ヽ ﾄ､ ヽ 非人道な野蛮な因習は 取り締まればいい！！
| !ヽ ＼＼ ノパｲ辷ン” ｀ｰ'. | ハ ＼ ヽ. |__＼ ｝＿＿
ヽ ＼＼ ＼ゝ " ￣ rイ//人 ヽ ﾄ.|:::::::::} j:::::::::::::i
i ＼ ＼＞＿,￣` |} ヾ/::::::ヽ ', .i::＼:::::i/::::=-:､/ 混乱と困難はあろうとも・・・
ﾊ ,, メ/伝ろﾐ, , - ､ :|i ＼::::::::', ヽ j＝ー./;;;:::::::::::::>
. ヽ ´ヽ Vハシ=》 i} ／／ ／＼ i ＼ヾ｝ ﾊ!:::::::::::::::::`::ー::7 それをすることが
＼ ＼＞≠“ .く／ / ヽ , ＞イV＼＞::::::::::ｨ＝ ､::i
ﾄ､ ｛ ＼ ､ ＿≧ ＼ { ／ ./ ,,ィ''´ _ ヽ::::::::>イ ＼ 清が普通の国になる第一歩なのだ！！
乂＼ ｀ー ＼ ー- ' _, /／ ／::::::ヽン／ ,,
＿/ .＼ ト､_ ノ ／:::::::::／／ ／イ
| i ` i jﾊ <￣ ￣￣￣￣ 7 ,_ く:::::::::::/ / ／＼＼ 洋務運動も大切だが
| ﾊ l ﾄ､＼ ＼ r＝V/ ｲ ＼＼:::: V/ ／／／ ／／
V ハ ', l ヽ＞､＼ ／ ￣￣￣￣￣／￣／￣＼／／／ .／／ｲ それでは民衆は助からない！！
ヾ ＼ ヽ ＼ / ／ ／ ＼＿ . ／／
. ＼ rー` /＼＿＿＿＿／ ／ У V /
｀ー''" .:/＼＿＿＿＿＿_,／ ／ ／￣￣￣7/
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ＼
| ＼ ,＿ | ・・・・
/ ｕ ∩ノ ⊃―）／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
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_..,.,.,.､､､,.,.,_ _,／´￣｀ヽ､
,.:.´: : : : : : : :ヾ:.:/: :｀: :.､ ）
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
/: : : : : : . . . . . . . . . . . . . .: : :.:.:'.,
/:.:.／: : : /: : :/:.i: : : : : : ﾍ: :ﾍ: : :. ',
i／: : : : :/: : /: :.|: : ∧; : : ヾ: :|: : : ｝ ・・・すいません つい熱くなりました
｛:.:.／/／/／ー':|: /ー'|: : :|ヽ､|:.:.,:.:i
∨ ／| '´ - |/ - |/ﾍ|/ |:.:.:|:./
!/i:.:.:l ￣￣｀ ′ ´￣￣ |:.:.:| ｝
. 〈 .|:.:.:! |:.:.:.!ｲ __ , -―- ､
｀|:.:.:| ∪ |:.:.:l.l/.:.! __,r‐､
!:.:.| r――┐ ,. !:.:.:!{.:.:.! /.:ﾉ.:.:〈
|:.:.:| ＼ ｀￣￣´ ,.イ |:.:.:||:.:.:.＼ ,.-ﾉ:/.:.:.:/
_＿ ＿_ ﾍ;:.:!＞{::｀:ｰr:┬:r‐:´::::}＜!:.:/ >､:.:.:.Υノ :.:.:.:.:/
／´:::::::::::::∧｀＼ヾ!:::/´￣＞C＜￣｀∨::|/ !{__:.!.:.:.:.!;.-'.:.:.:./
::::::::::::::::／／::::∨♀´￣ ￣｀Y´￣ ￣｀♀∨ﾉl:.＼:.:|:.:.:.:.;.ｲ、
::::::::::／／::::::::::::| 人 | ヽ:_:ヽ.:.:／丿i
::::／／::::::::::::::::::! ／´ ｀＼ ! ￣￣ |
∨::::::::::::::::::::::ﾉ ／´ ｀＼ ヽ ﾉ
／￣￣￣＼ いえ・・・やる夫も なぜ支那人がそうなったか
／ ／ ＼ ＼
／ （●） （●） ＼ 深く考えず批判してたんだお
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／ ごめんなさいだお
／ ＼
本著にてクリスティーさんは支那人の悪癖の多くは
悪習・悪法・悪信仰によるものと 結論づけています
/ / :/| ヽ ヽ j .ﾍト、
／/ / / / | :| ハ .ハ j ∧:ノ
fﾉ'.l :/ ; :l | | :| :| :| |´) これほど奉天と満洲に貢献していただいているのです
iﾉ .l :ﾊ :| l | |l :| :| :| :レﾞ
ノ |:ｨ 仆ーﾄ=:卞 川 :仆 、 ﾉ l:| :| }｀冫 謝罪なんていりません
.ﾚ.| | l .N :| l:l、 |ﾍ:l ｀廾 、ﾊﾉ |彡しｼ
.|＼,|_,V=卅ｿ j ＼:|__t} / l ノ ' |シ《 .:)
| |《 .じU;;ト 彡卅=升ﾉ :|シi／ ただよろしければ これからも満洲と奉天で
| | _乂;_ｿ 5;;Uﾟiiﾉ 》 :|ソ:}´
| :| ¨ , 乂_;ノ | ::[..下.、 医療と伝道を続け 悪習と悪信仰を
| l、 ¨ ソ| l:|.....ヽ..＼
l| :| 、 ヽ __, ﾞﾞﾞ ノ.| :l:|ﾍ.....ヽ....＼ 打ち破る手助けをしていただければ
ノ~ll :|へ＼ ....:r | :l ﾉ|....ﾍ......ヽ.....」
／／ﾊ :|.:.:.:.:.:.>.、 ........::::::ノ=)|:ｲ / ｿl......＼.....／ これほど嬉しいことはありません
/:.//:.:.:.:ﾍ |:.:.:.:.┤'::^''':::::::::::／ ／.:ﾚ.| / ＼..........ゝ
ノ//:.:.:.:.:,.:.:,＼:.:.:.:＼￣二二／|:.:.:.:.:.:ﾚ:.:.:.:.=---=.._ノ
.{/／:.:.:.:.:.:.;:.;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:」 |:.:.:.:.:.:.:.:....... .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
ヽヽ.:.:.:.:.:.:.ﾍ,ﾉ..／／ ⌒^＼＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:........ :.:.:.:.:.:.＼
∧ヽ:.:.:.:.:.:.//／´ ー-＼＼:.:.:.、:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼＼:.:.:.:.:.:＼
∧ :.:.:.:.:／ ＼＼:.:.l.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼＼.:.:.:.:.:.:.ト、
|:.:.／⌒＼ ／ ＼＼|´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼＼.:.:.:.:.:.:.ﾉ
ﾚ ヽ .／_ -=⌒ ＼ ∨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼＼:.:.:./
.l( ヽ oY´ ＼_/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.〉 〉/
|:、 o' ./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ ／:/
ｎ
l^l.| | /）
| U ﾚ'/／)
＿＿＿ ﾉ ／
／ ⌒ ⌒＼ ｒニ |
／ （⌒） （⌒）＼ ヽ / 医療と伝道ならまかせるお！！
／ ///（__人__）///＼ / ` /
| `Y⌒y'´ | ／
＼. ﾞー ′ ,／ ／ ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ
/⌒ヽ ー‐ ｨ ／
/ rｰ'ゝ ／
/,ﾉヾ ,> ｲ
| ヽ〆 |
/∨ ＼ ,／ ｉ
. ﾄ/／ /. ‘,. |
`/ ／/ ／ /| ﾊ :}ｉ: ﾘ
厶イ / / ,／/ : / :| ,/│ ハ /|
/ ｉ{:‐／}/}／‐-{ / ﾉｲ 斗匕. ' / |
/ ∨ ,rf芥圷ﾐ､∨ ｨf刈¨7 }/ |
/ ∧弋ｔrリ ﾋｚﾀ / | ・・・ありがとうございます
. / / ,/ｰ '. ｀¨´ _| i|
. ′ / l/｀¨ﾞヽ ' ｲ│ i|
i ／/ j ヽ/`o。 ｰ ' ／ヽ | / |
| /{ ′ ＼｀ o。__ イ ﾉｲ| ,
|,/ { i ﾍ、 ‘, V´ ／ ／￣ | ,/
-──-|′ ‘ V ＼ ─‐=彡 ／ .ﾉｲ ヽ
＼| | ｀¨¨¨¨¨¨|: / ‘,
└───────────────────────┘
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┌───┐
└───┘
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,イ {::＼
／:::＼ ､::::＼
,.. - ￣￣ ー-- /::::::::::::∧＼＿ヽ
／ /:::::::::／:::::::::::::ヽヽ:}
/ ; /::::::／::::::::::::::::::::::| |:|
{ ＿_ / ＿/:::／::::::::::::::::::::::::::::{ {::､
＿＜＿ ＼ /⌒￣＼- ´ ＼:／￣＞､＿＿＿＿}
|ヽ /: :/ }／⌒{／ /:＼ i / 〉-＜_
} ∨: : ＼＿/: |: : : {＼＿_}::∨:＼＿/: ＼/ / }､ へぇ・・・
＼ |:|: : |: :|i: : :∧: : :ﾄ,: : :|:ヽ: |: : : :|: : ;: : : ＼_/／ }
|:{: : |: :|{＞､ }!: :|ム斗:} Ⅵ: : :; : /: : : ,: ∧__／ 悪霊信仰ねぇ
{八: |: !{て汽 八{ イ芯芹'| : /: /: : : /: |
∧{:从l弋ﾘ 弋zｿ/: ｲ: /': : :/: : :. てっきり清では仏教が
,: : : : 叭 ' ムイ:/: |: : {: : : : .
{:l: : :|, -- ､ -， /: :/: : |: : |: : :}: :} 拝まれてるものだと思ってたわ
乢: / ＞ イl : /: : : |::从: :∧:,
∨ ヽ _} } } |｀ ｢ 从{彡ｰ^ｰ ≧ヽ､ﾘ
/ /ｰ'ｰ'-'イ∧ ／ ﾊ ､ゝ＼ 清朝は西尾維新先生的世界だったのね・・・
/ / 〈/ {:::::::{∧/ , | } 乂}
/ / 〈/ ／/:::∨〈/ ´ ; | ￣ ｀
,:' / ー ' ／:::l:::|／ ,ｲ |
/ / l／::::::/::::{ / | ＿＿__
, /〈∧/:::::::::::':::::::＞-==≦-､ | |,.ィ::::＿／:::}
{ '／}/ ＼::::::::::/{⌒＼{/} /^ヽヽ .イ ＼::::::::::::::::/
_,.-v⌒'「｀'r-､__ 清朝はチベット仏教を保護していたため
,.-「_,.!-､=,. -─- '､ ゝ､
」´ゝ'´ ｀ヽ!>ヽ, >>1も仏教が主流かな―、と思っていましたが違うようです
」 /´ ､ ヽ､!ｲ ',
〈γ ｲ ﾉ i ､ _,,!- ' ､ ', 下記はウィキペディアにおける現在の中国の宗教事情です
Y / .-/─ﾊ ﾊ,.!__ﾐ､_ﾊ ｀ゝ i,
ﾉ / ｲ_x=-､.ﾍﾉ´ｲ､: ﾘゝiハｲ ﾊ､ やる夫先生の記述の通り 清朝・・・というより中国では
ｲ ! /ﾊ!ｲ!,:ﾉ｀ ´￣''｀ /､ﾝ-, _ﾊ
'ﾚiﾊ .!,, , ""iﾊﾉノ 〉 仏教は一割程度のマイナー宗教です
!. 从､ ─ /ｲﾉ i ﾊ ｲ
ﾉｲﾝ i ゝ､. ,rYｲﾉ ﾊ ﾊノ
〈/(y´ハ _i｀>.ｰ='i7Yﾉ´｀7_ゝ ﾉ
(ﾝＶ rヽ ｀くi ﾍｲﾍ_ ''''ー'''ヽ,
. Yｨ_iﾝ7／ヾ=r/ゝﾊ_「. ヽ,
56.2％・・・中国の民族宗教
12.9％・・・道教よりの民族宗教
0.8％・・・純粋な道教
13.8％・・・仏教
2.4％・・・キリスト教
1.7％・・・イスラム教
12.6％・・・無宗教
/＼-──--、
》＞=＝＝＝ｲ
（（ｲノλﾉﾊﾉ)()
ﾊﾘ￣ ￣ ﾙ) ・・・中国の民族宗教？
∧ )人 ＿ ﾉi)ﾉヘ
/ _＞rｭ＜_ _ヾ なんじゃこりゃ？ しかもマジョリティ しかも50％超え
i /―li ♀ f― /
vﾍγﾊ | i! | ﾊ＼iソ 道教寄りの民族宗教と合わせれば堂々70％近いじゃない
. そﾊ λﾊて
,-ｒ⌒L⌒」⌒yヽ、 ざっくり調べて やる夫先生の話を総合するに
_ｒ─ノヽヽ,_ _,ノヽヽｲゝ、、
rヽ,／ / ｀ヽｲヽヽ, おそらく殷の時代にあった宗教がベースで
r｀ / /λ 入、ヽ、 ヽy i
'y r ｲ-‐.ヽ, ﾉ‐‐-ヽ、 ヽ, | その後 中華を通過した伝説・陰陽・五経・道教・仏教など・・・
∠/ / ,ｒ=､i ﾚ' ﾚ,r=-､_!ヽヽ、、i
/ ,ｲ}.ｲヒ_i´ ´.ヒ_,!ｱ ｲヽ、ヽ、 もろもろがチャンポンになり かつ地域ごとにローカル化した
/ ／くl"" , ""｛yｲ＼ ヽゝ
i／/｛.人 _ ,ｲiy｝ｲ´/ヽ! カオス宗教・・・それが中国の民族宗教ですかね
/／y｝ﾚヽ..、 ,イゝ|｛yレV
´ ,｛y -─r￣´=ｲ─'- y｝、 やる夫先生流に言うなら 悪霊信仰
ｒ´[>}「´￣｀rｔ´￣ フ [>{<] 'ヽ、
一応 祖先崇拝を共通のコアにしているようですが
_, -- ── -- .、
、 , ´--, ヽ,_
!ヽ、r,ｲ _/_、,,,,,,----、___ｲ_,r-,、
l＿ゝr,-_ゝ＿,ｒ─-、__,,,__,ｲ__ノ
/｀ゝr´ ル_ﾉ_ヽﾉル'_ﾉルゝ 悪霊信仰ねぇ・・・
｀─-! ﾉ ﾘくﾋ_ﾉ ﾋﾉ>ﾚ'
从 Yﾉ',"" ｰ "ﾉゝ) でもそれは 西洋のキリスト教伝道師から見た
(rゝ!ルﾚ｀'、,---_ '´iル)
_____ _.rヽ∵ゝｲ：、 _____ 偏見じゃないの？ アニミズムは立派な宗教でしょ？
｀)⌒｀ヽ、 ゝ、rｲ ｀§´i_〉 /ｲ⌒(´
｀ヽr´ ゝ/ .,r＾ｰ-,,___,〉',ｲﾉ、r´ 多神教を理解できなかっただけじゃないの？
ヽr-、! ´ ,ｲ´￣｀'、)r´
'>ｰ,´ ヽ、
,く / ', >,
｀｀ｰ-= ,〜,ｰ-,=-'´
i.∞! i.∞!
ー' ー'
::::::: ::: :: : : : :,.: -ｒ‐べ'￣ヾ‐ｒ-､__: : ::: :::::::::::
::::: ::: :: : : ／ｒ'ｱ＞‐'‐‐-^ ､!__/ >-､::: : ::: ::
:::: ::: :: ::,:'_「／ ￣｀ヽ/､::::: :::::
::: ::: :: / 」_/ / _,,.!ｨ/| .ﾊ , Y: : :::::::
::::::: ,' .|7 / ﾊ ,ｧ‐='､ﾚ' |､/_ i | : : :: 清末満洲を楽しむためにこのスレを作っていた>>1も
::::::: i∠__/ .メ !/ f｀l ,!=!､ i ', ::: :::
::::: | ﾉイ.レ! ヽ .L,' f i｀|ﾊ ,ゝ :: : 話の行きがかり上・筆の滑りでこの宗教分野に激突して
:: ｲ | !ゝ 〈Y〉"" '└'.,,!ｲﾉ
/ ! i 〈X＼ __ ,.ｲハ けっこう困惑しています
ヾﾍ ハ .iX〉_!＞.､.,_ .,..イ〈X| 〉
〉へ,ﾍr-ﾍﾞ'!Y〉, ｀＼/ ﾄ､_!Y〉ﾍ|
r'＞r＞-}><{＼_/[]､」 「X〉 一応やる夫先生の記述をヒントに 悪霊信仰の説明をしますが
／´｀ヾ〉ﾑi::::::::/ ﾊ::}><{｀',
i Y__i::::::/ / |:::ﾑY i あんまり信用しないで下さい
./ / ヽ､|:::〈_r､__,ゝ:::::i ',
/＼-──--、
》＞=＝＝＝ｲ
（（ｲノλﾉﾊﾉ)()
ﾊﾘ￣ ￣ ﾙ) アンタも大変ね
∧ )人 ＿ ﾉi)ﾉヘ
/ _＞rｭ＜_ _ヾ
i /―li ♀ f― /
vﾍγﾊ | i! | ﾊ＼iソ
. そﾊ λﾊて
, -┬､ ___ _
, ゝ ! ｀{‐-' ﾒ､_`ｧ＼
, --ゝヽ ﾚ ヽ /_/／〈
／ r´ヽ／ ￣￣￣ ` く、
/ ／ヾ､/ ! ! ! ｀ヾ
. / ゝ､--ｲ,' | , -+--､ ﾄ､ まず・・・『成功した宗教の成立』は およそ2つに別れます
ﾄ二´`ヽ|ｌ ｌ| | ハ |! / ﾊ
. ﾊ ｌ_｀丶ｌ| ぃ ﾊ ,仟示ﾐﾊ ,-x' ､ ｌ
/ └,`丶〉 ヾ､ Ｔ'"ヾ ﾏﾘ ヽム} } | １．ジーザス・クライスト・スーパースター型
ｌ ', ゝ ‐ハ ＼ { 丶 ¨ ﾘ ﾊ , ﾊﾉ
ﾍ ヽ } │ ＼ ｌ､ヽ＼""" ` ',ﾚ|ノ ' ２．国家権力型
‘，', ｌ ﾊ ヽ、_| ＼{ ＼!ヽ ´ｌ
_z.'-.､! ｌ / { ＼ﾉ ﾘ ,-ｧ /
.／ ＼ /| /`r- ノ､. ∧
,..-─-､ ヽﾚ´// !｀＞-__/ | ジーザス型の説明は簡単ですね
::´::::::::::::::::`:／｀`ｌ{ ヽﾉ / /{´＿__ﾉ
::::::::::::::::::／/ ＼ 〉` ノﾊ ,'､ , ヽ＿__ 国家権力等とは離れた部分で自然発生し
:::::::::::::::::ヽ/ ､. ! ｌ ､ ﾉ､､}_､ /---＼:::}
::::::::::::::::::::t___ `_ヽ＿_`_"＿/z-､! , -‐／:::| 一般大衆が熱狂して形作られるタイプです
::::::::::::::::::::::｀ゝ-{: : : : : {: : }: : : : : }ヽ! ￣/:::::::::|
::::::::::::::::::::::::::::::::ヽｧ- '´７´ﾊ‐一´_ノ....､ ゝ::::::::ｌ キリスト イスラム 仏教などがこれに当たります
:::::::::::::::::::::::::::::::::/ ／´:i ｀ヽ:､:ヾ||::::::::::＼）､{
::::::::::::::::::::::::::::::::`´f:::;::::ｌ |:::｀､ｰ､‐::::::::::＼
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::|:::::ヽ、ノ::::::::::::: ﾊ:::::::::::::::::ヽ またカリスマを持つ新宗教もこれかもしれません
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::'::::::´ ﾉ:::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::!
.|:::::::::::::::::､:::::::::::::::ﾉ:: ﾍ:::::::::::::::::::::::::::::,':::::::::::::::::::/
.ﾍ￣￣￣|`Tｰ-ｲ|:_:_:_ヽ、::::::::::::::::::/:::::::::::::::／
:::::::::::::::::::::::::: __,,,,...,,__
:: :: :: :: .,. '"´_,.r-ｒ‐,-､｀' ､
: : : : ,.' _r' ｲ_,.-‐'- '＜,ﾍ._ もう一つが国家権力型 ようは祭政一致です
: : : :/ _r',ゝ'" /i i , ｀ヽ!
: : i 'Y´ ,ﾊ __/_| ﾊ‐ﾊ! ,ゝ 王家が任意に選んだ神を奉る、ないし神そのものになり 多大なる援助をする
| ノ !ｲｧ;‐-!､ﾚ' !ｨ'r､!ﾊヽ.
ｲ ´!イ.Y),ゞ-' └',!Yi￣ 住民もそのうち多数が信徒になり 出来上がる宗教です
ﾊ ! .(ﾊ " ' ,ﾊｿ
〈 ﾉ ,ﾍiY＞.､.,_´,.ｨ'´iYﾍ〉 神道や古代エジプトのファラオ等がこれです
｀ヽｒ'ゝY!イ´＼_!｀ヽrYi､
ﾉ ,. '}><{＼ /:i」ｲ}><{ ',
/ ﾑ!::::｀::/ヽ;:::ヽ. ヽ.
ﾉ ';:::::::/ ﾊ::::::i >
く/ i ,ゝ:::kﾆヽﾍ!:ｲイ´
/「＼ ＿＿＿
|:::||::::;＞-＜＿. ｀ ､
＼:::/ ,. -､/＿｀ヽ.＿ ＼
／[＿|／´ ｀ヽ/ ＼ ヽ.
/:::::/ / /- ! ￣＼/､ ﾊ
|==:| | |rﾊ/| ﾊ- ､ Y ＼ｲ まあ何となくそれは分かるわ
￣）ｲ 7 り .!／ｧﾃｒ､| |＼＿）
.ﾚ ,ｲ" !__ｿﾉ／ Y
/.人 、 "/ .| |
.〈 |/＼＿_,,. イ / ﾊ
｀ヽ|＼, イ7_／|／| ノ
／ ∧ / / ＼, イ ﾄ 、
／ゝ,/ // ﾑ＼/.r' ヽ| /::::::ヽ.
/::::::/）__/K＿」 〈ｒ､ 〉':::::::::::::':,
,'::::::/ ｿ }|{ r‐┘ ＼ rイ::::::::::::::::::::|
!::::::| イ|. {|} ヽ.,＿ Y'|:::::::::::::::::::/|
--──--
／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＞.､
/:i／ ￣￣￣ ｀7:i:i:i:i:iﾑ
V {:i:i:i:i:i:i:i:}
|ー- --─ ＼:i:i:i:i:|
rtyY{::::rtﾃｰ |/ハ|
| | 7 /ﾉ
| 〈 x し'
／:i艾:i:＼ ./ {
寸´二｀¨¨｀ /／ﾑ
V:i:i:i:ﾊ イﾆﾆﾆ圦
V:i:i:i/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
-=ﾆﾆV:/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=ー
(⌒)========ﾚ:/:::/=====｢￣}=====(⌒)ﾆﾆﾆ=-
／ﾊY二ﾆﾆﾆﾆ7::/:::/ﾆﾆﾆﾆ圦_.人ﾆﾆﾆ/ﾊ寸二二二
/ﾆ.U八二二二7::/:::/ﾆﾆﾆﾆﾆ<艾> ﾆﾆ圦彡'二二二二
.|二二二二二ﾆ7:/:::/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|二二二二二
.|二7O=======(⊂==== 小=========(⌒):|二二二二ﾆﾆ
.|二|ﾊVﾆﾆﾆﾆ7::/:::/ﾆ/∧lll∧ヽﾆﾆﾆﾆ./ハV|二二二二二ﾆ
.|二|Vﾉﾆﾆﾆﾆl:::{::::{ﾆ＜llllllOlllll＞ﾆﾆﾆ〈〈ﾆﾉﾉ|二二二二二二
.|二|ﾊ二二二|:::l::::|ﾆ八 VlllllVノﾆﾆﾆﾆﾆ寸/ﾆﾆﾆ二二二二二
.|二|( .)=====|(⊂===== VV========(⌒)ﾆﾆ二二二二二二
.|二l,ﾊ二ﾆﾆﾆ|:::|:::|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ／｀ヽ/ハYﾆﾆ二二二二二二
.|二lﾆ))ﾆﾆﾆﾆ|:::|:::|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{{ /ﾊ .ﾉﾉ:ﾆﾆ二二二二二二
.|二|V/ﾆﾆﾆﾆ|:::|:::|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ乂彡个彡ﾆﾆﾆ二二二二二二
日本を見れば分かる通り 未開の時代に単一王朝が長く続けば
国中に社を作り 国民をあまねく信者にすることが可能です
そして一度そうなると 信仰は千年経っても強固に残るのです
／ , ―-､
ヽ￣ ― ／ ; :＼
,ヽ_ : ＼ ＿ ヘ l
` ､ l" ￣ ― ／￣ ＼､ , ￣ , ' ＼
` ､ ＼ ` ＿＿ / _ ュ､ ',ヽ '､ﾉ __ ヽ
＞ ､ ＼` ー-- l`ー―― 〉 i ／‐ ､', ／
ヽ ＼＼ ＼＿ ／ l /‐=ﾍ ;''l
／―､ /＼＼ _-､ l , ∧ ヽ' ヽ
ヽ￣_`＼ / ､ ＼＼' ＼ , //ヽ-"‐／
､ i＼ ＼ lー'､ ＼＼ ` i ' /ヽ `ﾞ;≦ -―二二､
＼'' l ＼―､ ＼ ` ＼ ` ､_ ' ／ｉ／´ ィ ´
￣l―､ ＼ ヽ ヽ､ ＼__ ／ ∠'"／/
l i `; ヽ ヽ ＼､ 〈 / ／ /ｴ-､
､ ＼' ＼ l､ ＼〉ー7" ／/ /'; /
￣- ＿ ヽl ＼ ￣／ ／,- ﾒ‐"
＼ ヽ ､ー/ /／ '-/
ヽ ; , ／ ￣ ←殷の象徴饕餮さん
ヽ ' ／
日本と同じく 中国も最初は国家権力型でした
中国最初の王朝 殷は祭政一致の国家でした
彼らの宗教名は失われていますので 仮に殷教としましょう
殷教のコアは強固な『祖先崇拝』です・・・
/「＼ ＿＿＿
|:::||::::;＞-＜＿. ｀ ､
＼:::/ ,. -､/＿｀ヽ.＿ ＼
／[＿|／´ ｀ヽ/ ＼ ヽ.
/:::::/ / /- ! ￣＼/､ ﾊ
|==:| | |rﾊ/| ﾊ- ､ Y ＼ｲ
￣）ｲ 7 り .!／ｧﾃｒ､| |＼＿） 祖先崇拝・・・
.ﾚ ,ｲ" !__ｿﾉ／ Y
/.人 、 "/ .| | 『中国の民族宗教』のコアと同じなのね
.〈 |/＼＿_,,. イ / ﾊ
｀ヽ|＼, イ7_／|／| ノ
／ ∧ / / ＼, イ ﾄ 、
／ゝ,/ // ﾑ＼/.r' ヽ| /::::::ヽ.
/::::::/）__/K＿」 〈ｒ､ 〉':::::::::::::':,
,'::::::/ ｿ }|{ r‐┘ ＼ rイ::::::::::::::::::::|
!::::::| イ|. {|} ヽ.,＿ Y'|:::::::::::::::::::/|
_,.-v⌒'「｀'r-､__
,.-「_,.!-､=,. -─- '､ ゝ､ はい ここから２つの事が導けます
」´ゝ'´ ｀ヽ!>ヽ,
」 /´ ､ ヽ､!ｲ ',
〈γ ｲ ﾉ i ､ _,,!- ' ､ ', １．『中国の民族宗教』の源泉は殷教
Y / .-/─ﾊ ﾊ,.!__ﾐ､_ﾊ ｀ゝ i,
ﾉ / ｲ_x=-､.ﾍﾉ´ｲ､: ﾘゝiハｲ ﾊ､ ２．４０００年後の現在でも『中国の民族宗教』の比率は
ｲ ! /ﾊ!ｲ!,:ﾉ｀ ´￣''｀ /､ﾝ-, _ﾊ 亜流も含め７割ある そのため殷時代には
'ﾚiﾊ .!,, , ""iﾊﾉノ 〉 ほぼ全ての中国人が 殷教徒であった可能性が高い
!. 从､ ─ /ｲﾉ i ﾊ ｲ
ﾉｲﾝ i ゝ､. ,rYｲﾉ ﾊ ﾊノ
〈/(y´ハ _i｀>.ｰ='i7Yﾉ´｀7_ゝ ﾉ ようは古代中国は日本の神道の状況にも似て
(ﾝＶ rヽ ｀くi ﾍｲﾍ_ ''''ー'''ヽ,
. Yｨ_iﾝ7／ヾ=r/ゝﾊ_「. ヽ, 国家権力型宗教が全国民に普及していたのです
/ｿヘﾍ
'v=0=w`
[] ( ﾟ∀ﾟ ) ＜ロードローラーだよッ!!
||＿＿＿_.ノ（. つ¶つ¶_＿_＿
/￣:ｌ: .―:ｌ:――――:ｌ:/＿＿_ヽ,―、
| :|:./ E:|: EEEEl :|:|: : ￣￣||`ｌ
／￣￣ヽ￣ヽ EEEEl :|:|:＿＿:＿＿_||._|
ゴロゴロ…… / ,●、 | |７７７７７７|:| ｌ, ―┴、┴――、
| ●| |.● | |/////// .:|:| ／ ヽ ヽ
殷墟 ヽ `●' .| |＝＝＝＝:|:| |＝=㊥＝＝l＝＝＝|
↓ ヽ＿＿__／_／￣￣￣￣￣~'ヽ＿＿＿__/＿＿__/
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣'"''''''''''''"'"''"'"'"'"''''''''
しかし殷は周に滅ぼされます
そしてその周も内部分裂して東周になり
それも春秋戦国という乱世に入り
秦・前漢・新・後漢・三国時代と目まぐるしく
変化していきます・・・
______
＿rfヱ丁匸^'￢ｰｭ_ 王朝が絶対のものでない事を民衆が知るようになると
,.xr┘＞ ´ ｀ ＜｀ t___
. ／ rｲ>'’ ｢｀'く L 国家は国家権力型宗教を作れなくなります
. / jT〉' / | 丶{__
/ r'7 / １ / ,∧ ヽ 無理に神や神の代理人を名乗っても
. ′fiy ′ |__ ′ /' ∧ i
. ｜i }f / l ,人∧彡ｲ /´‘， ∧ ! 民衆は笑うだけですからね
丿从i ∧ l ｨf竓ミハ.儿/x斧ﾐV ﾊ |＼_
.. -=彡１ 厶 ∧ |人r勿 f_r勿 |Ⅳ | !
| И ｢ Y ∧‘， 川 人 そう考えると 殷滅亡後の中国に
ハ / 个１/,ﾊ`ヽ､ ノｲ |∧
. Ⅳ / l レ |i Yヽ σ ／ﾘ人_｣_ 3つの事実が残ります
/厶:ｲ_人,j＿,八_｣__ト．. ___ ，イ／ 乂ﾌ}
/ ヽ /ヽ〈Уﾉｰ┐ Ｖ/亅 八少t
r込,/〉 li ﾏニiヽ__ ゝこY壬｝
__ﾉ У〈. l廴__ ﾏリ У｀ヽ くj｝｀ヽ
. ´ 〈У〉 | f⌒≫zf､__,ノ八`ヽ､ヽ_,人
/ ｛{こ>rf壬｝ :乂__ノハ ｀¨＾
,
ノ（フ、ヽ､､､､
, '"/ 爪ヽ、＼ミミミ`ミ 、
,' i（､（､ヽ` 、､`ミミヽ、）)ヾ ､
',､-'"゛ i、'､ヽλ､ヽY（、ヽ
,'゛ '、＼ヽミミ､ヽ、ヽ､'、
, ､ヽ ヽ､ミミ､ヾ､'､）、
/ ヽ､ミミニ､ミ､ヾ､i!;
､i!;､;ﾆﾆェ､.;... .:.:.,‐‐､`ミ､））､.;.!
,､‐永ゞｴン'`ヽ （ レ､ !､ﾐ'))ﾉﾘiﾐ
f゛ -/ ヽ、 ヽノﾉ iﾉﾉﾝ;ﾄi､
l （ ,, ､ し ' ﾉﾉﾘ,､--、
i ,;ゝｧﾝ゛ヽ ,､イ ヽ、
ﾉ` ;ｻﾘﾘﾘﾁ､ ､‐' / / `'
/ ﾙｲﾐミlﾏﾝ ／ / ／
,,､ノ 'i"`' .: ／ / / /
,ｒｲ,フ /ヽ、_ ＿ ／ ／/ / .:.:.
/i∥《、 /） ノ'゛ ／::/.:. / .:.:.:.:....;.;.
/ ヽ､ `'''＞‐-':/ ,r'゛ `‐ ''゛::::/ .:..:/.::..;.;.;.;..;.;.;
/.;;.;..;.:.....`' '".;.;.;.:../ ,r‐'::::::::::::::::::::::::/:,､=＝”:::::.;.;:::::..;;..;.;.;.::
/:::::::::.;.;;..;.;.;.:.:::::::::::i! ,､-':::::::::::::::::::::::::::/::::`=ｪ､;;;.:.:.:.:.::.:;.;.;.;;;..::..::. ←初代周王 武王
神（殷）は死んだ！ 俺達が殺した！
,
ノ（フ、ヽ､､､､
, '"/ 爪ヽ、＼ミミミ`ミ 、
,' i（､（､ヽ` 、､`ミミヽ、）)ヾ ､
',､-'"゛ i、'､ヽλ､ヽY（、ヽ
,'゛ '、＼ヽミミ､ヽ、ヽ､'、
, u ､ヽ ヽ､ミミ､ヾ､'､）、
/ ヽ､ミミニ､ミ､ヾ､i!;
､i!;､;ﾆﾆェ､.;... .:.:.,‐‐､`ミ､））､.;.!
,､‐永ゞｴン'`ヽ （ レ､ !､ﾐ'))ﾉﾘiﾐ
f゛ -/ ヽ、 ヽノﾉ iﾉﾉﾝ;ﾄi､
l （ ,, ､ し ' ﾉﾉﾘ,､--、
i ,;ゝｧﾝ゛ヽ ,､イ ヽ、
ﾉ` ;ｻﾘﾘﾘﾁ､ u ､‐' / / `'
/ ﾙｲﾐミlﾏﾝ ／ / ／
,,､ノ 'i"`' .: ／ / / /
,ｒｲ,フ /ヽ、_ ＿ ／ ／/ / .:.:.
/i∥《、 /） ノ'゛ ／::/.:. / .:.:.:.:....;.;.
/ ヽ､ `'''＞‐-':/ ,r'゛ `‐ ''゛::::/ .:..:/.::..;.;.;.;..;.;.;
/.;;.;..;.:.....`' '".;.;.;.:../ ,r‐'::::::::::::::::::::::::/:,､=＝”:::::.;.;:::::..;;..;.;.;.::
/:::::::::.;.;;..;.;.;.:.:::::::::::i! ,､-':::::::::::::::::::::::::::/::::`=ｪ､;;;.:.:.:.:.::.:;.;.;.;;;..::..::.
だが周は 国家権力宗教を作れない！
,
ノ（フ、ヽ､､､､
, '"/ 爪ヽ、＼ミミミ`ミ 、
,' i（､（､ヽ` 、､`ミミヽ、）)ヾ ､
',､-'"゛ i、'､ヽλ､ヽY（、ヽ
,'゛ u '、＼ヽミミ､ヽ、ヽ､'、
, u u ､ヽ ヽ､ミミ､ヾ､'､）、
/ u ヽ､ミミニ､ミ､ヾ､i!;
､i!;､;ﾆﾆェ､.;... .:.:.,‐‐､`ミ､））､.;.!
,､‐永ゞｴン'`ヽ u （ レ､ !､ﾐ'))ﾉﾘiﾐ
f゛ -/ ヽ、 ヽノﾉ iﾉﾉﾝ;ﾄi､
l （ ,, ､ u u し ' ﾉﾉﾘ,､--、
i ,;ゝｧﾝ゛ヽ u u ,､イ ヽ、
ﾉ` ;ｻﾘﾘﾘﾁ､ u ､‐' / / `'
/ ﾙｲﾐミlﾏﾝ u ／ / ／
,,､ノ 'i"`' u .:u／ / / /
,ｒｲ,フ /ヽ、u ＿ ／ ／/ / .:.:.
/i∥《、 /） ノ'゛ ／::/.:. / .:.:.:.:....;.;.
/ ヽ､ `'''＞‐-':/ ,r'゛ `‐ ''゛::::/ .:..:/.::..;.;.;.;..;.;.;
/.;;.;..;.:.....`' '".;.;.;.:../ ,r‐'::::::::::::::::::::::::/:,､=＝”:::::.;.;:::::..;;..;.;.;.::
/:::::::::.;.;;..;.;.;.:.:::::::::::i! ,､-':::::::::::::::::::::::::::/::::`=ｪ､;;;.:.:.:.:.::.:;.;.;.;;;..::..::.
そして全中国人は・・・殷教徒である・・・！
｀ヽ､ , ＼
￣￣ ヽ
|
〉
／ /
/ ＜＿
二二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ７ /
/ ＿＿＿__ ＼ /
＼ {´ / ＼/ ／
＼＿_ｒ──､＿＿_>──､＿_＞´ ￣ヽ
. / ／ :::,ｲ::::: / | .|
/ ,イ ／| ／:::|:::::::／ ! / .|
/ ／ / ／＞､／:::::::::|:／::＼ ./| / | あれ・・・？
. /／ /／ :::: ／::::::ｰ- |斗´ｌ/ / /
〈´ 三三三三 :: ::::::::三三三 /／ / これどうすんの？
＼ ヽ ヽ ヽ :::::::::ヽ ヽ ヽ/´ .イ
ﾄ､＿≧ :: ::::: ｌ .| 現代と違って古代とか中世って
ﾄ､＼ U :::: / |
. ＼_＞ ／ /| / ｌ 宗教が重要な要素の時期じゃないの？
＼ ｰ- r──‐､ ...．-‐´ / .| /| /
｀ ‐-､￣ Ｔ ￣ ハ､ |／ !／ j／ やばくね？ 周やばくね？
/￣ 7７ _ﾊ＼＿
/ / 〈 .／,､ ヾ L_ ｀ー─､
／ ／| 〉／／ ＼＼ _L_ ＼
／ ／／,二､／ ＼＼ L_ ＼
. / / / /: : : }} ｀ヽ } ＼
＿┌-t´7ソ７ゝ、
z-tXﾆf--´＞- 、フ八 他の王朝までは 流石に手が回らないのでシカトし
ゞｨ ／ ｀￣ ´ ＼>-<ヽ
}> ´ ﾑf- }_ヽ 問題を 殷亡き後の中国人民に絞ります
__ イ / i i i i ﾊ=〈 ﾊ
￣ 7 / i|∧ /i A i i ﾊrｿ ヽ __
i i i iｨﾑ∨ ﾘrﾁﾑ i ﾘ}-〈 i-ー ´ 殷滅亡後の殷教徒（全中国人）は信仰上の
i ｨﾘﾚﾊﾗﾃ 弋ｿ /ｿ从.fﾂii
i/i i ﾊ ゞ , /ｲ /i/ﾘ / 从| 重大な問題を2つ抱えました
ﾘ ﾊ ﾊ 。 /／〈Y〉ﾚ-、
∈ 三 ∋ ﾚi〈Y〉 ≧ -ｨ／ｿ｀〈Y〉 ﾊ
r=ﾄ==red=ｲi 〈Y〉ﾘｨ--t ／_ 〈Y〉 ﾊ 一つは殷教は国家権力型宗教でしたので
{{ .i | 〈Y〉´} ヽ=≠´ }〈Y〉 〉
＞人________人ー 、 〈Y〉 /ソ-〈 __ソ::〈Y〉-- 、/ 国家の支援がなければ
ゝﾆﾆﾆニ二ニニﾆ丿 }>=<{ん|::/ |:::::::::}>=<{--v〈{
ヽ --ー- 、 ヽ |ノゝｲ:::{rz|::::::::::::|ノ /:::::::| 宗教団体として統制を取ることが困難だった事です
ヽ ＼ ／ ／λ:::::::::::::::::/ /::::::::i
丶 - ／ ゝ:::::::::::/ /-:::::::fz
｀ ´ |::::::::/ /::::::::::::::::ヽ
〉:::/ /-ー:::::::::::::::>
ゝ/ /:::::::::::::::::::／ ﾄ、
＿＿＿_rｿミ/ /ー----＜ｨ´:::::::::ヽ
にY:::::::::::::rｿ／/ / /ﾂ{::::::::::::::
に{::::::::::rﾂ / / ／ /んｿ:イ>ニ」≧ヽ
iラ{:::::rソ / ｲ／ ｲんソrﾂ ヽfﾍ|
に{:::{ツ zイ￣ ／んソ彡´ }ゝ{
に{::::ゝｿゝ〜〜t--彡んレｿ7ﾏ /:::}=}
ﾉｿ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r-んｿ´ /／ﾐ/
ｌ .`t' ＼＿／ li, .l, | .ｌ ＿∧＼ .ゝ --′ ./＜ ,iン／
-＜＿〉 ＼./ 'ﾐ. ..、 ｌ.ｌ. .! ｝ ∨／＿_人 ｌ＿_＞´／
＼¨＼ / ._／ﾞ'ﾆﾆﾆ､, 'ﾋ､ ､. 'L |.ﾞl、l ! .｀'''-..、 ﾞl .／ .,,‐ﾝ＿
___Y￣|＼.∨´ .i!､/ﾍ／｀ヽ ﾞ＼ ﾞ/i､.ｌ'､ ! ヽl ! .、 ｀''-″ . ／ .／ ./へ__｀'ｰ
＼ﾍ! ｀'.＼ 《 ｀'-＜＿| .ヽ.＼. ｌ l'.ｌ.＼ ! .ﾞl l／| ,／ .／＿人／ 心
-‐ ∨ __ |ﾞ┘＼ ´ .'-、 .ヽ.｀' .ｌ,ﾞ, ｀- l ｀ /、.,ｨ .／ﾞ|￣'ｰ､.／ / . l.ヽ｀¨¨ｯ.,／
∨ Yゞ} .l .／ﾞ.ｌ .＼, ヽ .｀″..ﾞ／ ヽ /.!ノ/ ,ﾝl' ／ ＼｝／__} /|＼ | ﾘ､￣Y
. / .ｌ./ !く,7＼|､ ／ | } ,l!ﾞ./ ／ ／＞ｭイ/￣._..ゞ./ ∧ ﾞ'.ｌ, | ¨￣¨¨
'ゝﾐ￢ ..,_ ふ､ l ＼. / （ | ／. ゛ .レ",,/ｲ＼＿}/ン'''ン' ∨ ∧/ .ｒ'"
. ｀'-..、｀''ｰ ..,_ ｀'-､￢ミ;;ﾐi､ . / ./ｰ┐ j／ ／} 〃 ._ﾐ~ﾞ ／ ,,, ‐ ∨ /,ﾉ゛
｀''-､,、 .｀ﾞ'ｰ .ﾐヽ. r―..' .└ｧ } j : '".,,;;ﾆ;;/!'" ＿＿ ｌ.〃-‐=＝ﾆニ二三
'マﾆ￢--二ニ､... ∠ /￣/ /＿__ j／ ﾞﾞxｉﾆｰ''''"_,, ‐'″
｀ﾞ''ｰz＿＿.. / / / / / / 〉 _..､ﾆニ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣ / / / /二￣ ＿_/ /:-‐ー┐......￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ハ＼ / ./ / ／ / _} ／. ,.＜¨|
＼＿＿＿_.|Z_心}＿....../⌒ /／ ￣ _＿_ ￣/ / ／／ ＼. =‐-ｯ-'"ヘ_人lr────
-'"Y¨¨ｲ''" |＞-'=＝＝ﾆﾆニ ,..:＜／ / / （／< >.ﾞﾆ＝=‐‐{ヘ､__＞-}
.--ｰ¨¨ｺ .. -｀-''''"ﾞ ／ ,...＜ ／ / / ＼／ 、 │ / ＼._./
＼_＞‐´r-ニｌ _..-'彡 -‐'''/. / ／ /／ ／＼. `'ー''" ＿
￣ _＿|へ_/.,,x=ﾞ‐''"゛ ／.ﾞ/ ／ / ／ >..､ ,／ハｰ､
/＼ ｌ￣ ／... /／ rー＜ .／. ﾞ''ﾆｭ、 . ／＼ｨへ.,,-
. ｌ メ_| ／ .,〟 ,-ｱ / │ ,. ..!.｀..ﾞ| .＞´...... ﾞ,, --ﾐ;;、 '冫 .￢―./
マｲ/ .,ﾌl￣ﾞY .,..-'ﾞ./ ,／,/./ .! /! . ｌヽ |. | .＞ ´ , .マ''ｰ- ..,,ﾞ''λゞｚ＿,ﾐ Y
. ﾞ‐' /心.!乂! ｒ'" ./ . ／ iﾂ゛ .! ./ ! :ll,.ｌ ヽ ｌ......￣...... ｀' !iﾐ'-、 ＼_ / .ト――'''￣
乂＼./､ lｒ'" / ／ ./ ,! / .l .、 ! ｌ|, ﾞ'レ . ＼ ﾞ'‐ ／ /ﾞl―''＼ /7ニニ
＿__ ,／._ l＿ｌ. ,ﾌﾞ ./ . ,／ l ｌ l .i!| ,! ﾞll, ／＼.ｌ|ゞ! ＼ Y}／へ
結果起こるのは勿論 殷教の徹底的な分化・ローカル化・カオス化です
その後に中国で発生したりもたらされた 宗教や思想に触れるたび
無節操に変化していきました 地域ごとに主神も教義も変化しており
厳密に区分けしていけば 中国の民族宗教は百以上に別れるでしょう
,.ﾍ ,.ﾍ､
」 _ゝ_,.ｲ_,. '-─- ､ __
く ､r'" ｀ヽ､
Ｌ__y ｀ヽ
r─!､_ゝ-､_ゝ,.=イ___,､ノ_ i
く ヽ,' λ__r-､ ,､ ,ヽ_>,イ_,ｲ ・・・消滅はしないの？
L_ .ﾚｲ ｲ,.､_! ハ-ﾉｰiゝ､ ｀ゝ､
ヽ､lﾊi ' i;,j｀ヽ|r;:-!､_ｲ Y>､_,ノ
/.从"" l､;ﾝ' /ｲﾉ λ ______
〈／i >､ ｰ ""ﾝ´λ i ,ﾍ__,..-ｰ'"´ /
ﾚ'!ノｲ｀,r--,=〈／!ノﾊ／/r ──----〈ﾍ
r／´｀ヽ,イ ｲ >´ ,' |｀ヽ､ / iヽ
〈 .〉 .イ ,' | ＼「´/ i ',
くr､_}><{_,ゝ i ,' | /⌒ / | i
〈 ヽ.ﾍ ', ﾚ'〉⌒>λ/ ノ i |
i ハ ',__./ ,.ﾍ> ⌒＾ヽ､ ,' i
,ｲく_..L ', Ｖ_ Kヽ┐ ⌒ヽノ､ ﾉ
／ ´ レi r-､)ｲ_」'ｰ- .､ ﾚ ´
／ / / ｀iｰ'-'" ヽ｀ヽ､ ｀ヽ
く / i | ＼ |,.へ |
.〈ゝrゝ /_ ﾚ＾ヽ,! ヽ､ ゝ､ ｀
ヽ>､ｲ イﾝ’
__, -－―ｒー-､_
_/´ ´ （ 7´｀ヽ
r ´ { _ ゝ-＜ ￣ `－､ﾉ ￣ヽ 一度生まれた信仰は 中々消えません
／ヽ ／ ／ i ￣ 丶 ｀ヽ ／ 〉
>､／／ / / ＼ ＼ ＼ ＼ ´｀ヽ 聖徳太子は日本を仏教国にしようとしました
＞'／ / // i ＼ ＼ ヽ ヽ 〉
ｰ＝彡 / ／/ ,ｲ i ＼ ＼ ＼ ヽ ヽ lヽ その後の日本の為政者も 明治維新に至るまで
/ / / /l / ! | ﾄ､ ヽ ヽ __ヽlヽ ∨ !
. / / / －- L_ | ﾄ､ ! ＼ヽ斗 千､ヽ ! ＼ヽ ヽ ほぼ一貫して神道よりも仏教を重んじたと言って良いでしょう
/ ／! /| ∧r=ｬミ､! ヾ! `yィテ示７ヽヽ ＼ ヽゝ
／ |/ ヽ ! ! ゞﾆ> ゞ- ' { ヽ 〉 ＼ ゝ
/ヽ! ∧ , ∧ / ,.イ ＼＼ 結果は文化庁の信徒数調査によれば
／ィ ∧ _ ゝ､ __ ,.ｲ 〉´ 〉 ￣
ﾚ〈／ ,.ｲ__＞- ＿ ,.イ 〉 ! ／/ _ 神道系9千万人 仏教系9千万人という無茶苦茶です
＿_ 〈 |／/∧ ノ::::〈_,.イ ヾﾚ',.イ´::
} ヽ/｀X_,.イ__::ﾍ ／::::r- ∠ 〉､ﾉ ノ::::::::
ノ ＿>､ ゝ _／ /::/ 〈:::::::∧ Y /-イ::::::::: 殷教に源を置く中国の民族宗教が
￣ / /｀ｰ<＿_/::〈＿__!／ 〈＿,.ｨ `ｰイ´￣`７
ｲ／ /::::::::::::::::::::::::￣＼ ／`7ｰｒ'､ ／ 今なお7割の人に信奉されるのは 自然なことなのでしょう
__ノ ＿,ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::Y ／ | |:::::￣
￣ |／ /|/
,.ｲ _／ノ
￣
_ ィ７ 入
／⌒＜ 人-- 、
／ Y ﾉ ＼
／ ／ ﾚ （ ヽ
ｲ / イ／ ;|´ ﾉ ．
И／∠ﾉ{ / / i厂 ’
|/／／.::仏イ/ | ’ そしてもう一つの問題
ｨ ／..:::::/_亙}>/ . | ｜ i
／ ' --､＼7¨´}/| |i |i | | | それは殷王の死・・・
／ 冫 --､＼） ﾉｿ| ||＼八 Ⅴ｣ }ｉ ﾄ
' /７ ﾉ＼）んソ| |l// /＼ Ⅵ 八 八 すなわち神の喪失ですが・・・
/ .;r─ﾍ:::::::.:.:{,んソ | |l/ // / ＼}レ |/八
/ /__ ｀¨７んソ | |' // / :|: ｜ |/
/ /⌒ ふzｨ父少’_}＿_j // / | |:|i |j 八 これが大問題でした
/ ′ ___ｲ厂 ＿__// // /}从/|:|l:八
′ / ／,qﾍj_／￣ // 厶イ=ミく/|八 神の喪失と 指導体制の崩壊
. ' / ___/／/ﾚ′ __厶イ厂￣ ⌒＼
/ / _r‐{／ん′ ＿}｝／´￣ _＿_＞ ‐ 、 これが同時に引き起こされると
/ 厶＜ ／ __{{ ｜ / /厂／ __ ＼
/ / Y 《￣ ヽ 〈 i { / /⌒i | ! ＼ 国家権力型宗教は
. | ′ }/: . . . . :{{ i{￣ ヾ卜' __丿｜ 卜 ＼
. | _ .. ィ″: : . : : :_／ j辷＿_／ _ィ⌒} l / ＼ ＼ 最悪の状態になります
｀￣ i{: : : : : : ≪ ＿}厂¨７ ￣´ | ﾚ ｀ ¨´
_,仆 : : : . / : 》k__／￣ . :/｀¨´ 八 丿
/、＼__ : . / . : }厂´ . : . : /
/_ﾞ ｧ=======ﾐ∠´ . :___／／＿___
{ iト------一辷＝＜_∠￣￣￣ ヽ
ﾉ l| ＿Y´￣ ヾ￣￣￣￣ヽli
｛＿ 〉 ＿＿/ 辷 __ |!
人＿_{＿＿＿＿人/／／＼_ /
∠ 厂￣￣￣丁 7¨ ｀⌒¨ト ＿/
_rf/￣ . : :／ / / ＼＼＿__/
_,イ／ . : : :／ ′ ＼＼ ／￣￣ 7
_rf”／ . : : :／ , / /: . : .＼＼_＿＿____／／￣ /
_ イ厂／ . : : :／ / i ｛: : : : . : : : :＼￣￣＿_／／￣ __/
_rf￣ ／ . . . : : :／ ／ ｉ 亅 ＼: : : : . . . : : : : : : :＼＿＿＿／￣
, ィ´￣￣￣￣｀: ､
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/:::::::::::::::::::::::;:::::::::::::::::::::::::::ヽ
差 左 ../::::::::::::::::::::::::ハ:::::::::::::::::::::::::::ﾊY ぶ 右
. し .の .{:::::::::::::::::::::::/ V:::::::::::::::::::::::::::}' た の
出 頬 . y=+z__,､_,／,､＿, ト ,､:::::::zx=彳> れ 頬
. し .を r､::::::::::7=+￢==+=＝'”弋::::::::,-{ .た を
. ま { ヾ::／￢- _ _,. z≦￣,Yi<｜ ら
. す ヽﾏ:{ ﾍ弋ｯ:､', L'´ゞ'ｨ´,.::' }:.ﾉ.!
}--, l r-:'::|
i::::::::, l l:::: 从
/:::::::::::, _ヽ ‐__ i:::::::::::ﾍ,
___彡'::::::::::::::::、 ニ=ニ-` ｲ:::::::::::::ハ
／---ミ::::::::::::::::::::::::＼ ￣ ／::|:::::::::::::::::::}、
＞ ' ´ ７::::::::::::::/^ヽ＼,,,l|l;,,.イ:::::::个:::::::::::::::::::＼__
/ Y {::::::::::::::::{ ゛＜:::::::＞'´ / V::::::::::::::::::::::ﾊ＼
./ ..:...:| ∨::::::::::::ﾑ ', ,' /::::::::::::::::::::::::::} ＼
../ ::::::| V:::::::::::::::＼ ', ' ,′::::::::::::::::::::::/ ＼
,′ ﾞ:::| , -､xミ::::::::::ﾄ､ハ ,' i::ﾊ::::::::::::::::::::/
:＼_ ﾞ| i ,.ｲ :/ }-､::: | }:::ト､ _ -=ﾆ|::{ ∨:::::::::::::/
ヽ::::＞､ ', r:'.,: / i |Y:|./::/ ､ ー≦ _,.Vﾑ:':::::::::::::/
i:::::::∧ 〃 !,:' r ' |.|::::::/ ー '´ V:::::::::::/i:{
|'´￣ヾ:, | ' v' r.!:::::{ V::::::/ ヾ、
ジーザス型はもともと一般人から生まれており 創始者が処刑されても
それほど権威に傷はつきません 逆に宗教が強固になる場合すらあります
指導体制も民間が自主的に担っており 維持・伝道する事が引き続き可能でした
／ , ―-､
ヽ￣ ― ／ ; :＼
,ヽ_ : ＼ ＿ ヘ l
` ､ l" ￣ ― ／￣ ＼､ , ￣ , ' ＼
` ､ ＼ ` ＿＿ / _ ュ､ ',ヽ '､ﾉ __ ヽ
＞ ､ ＼` ー-- l`ー―― 〉 i ／‐ ､', ／
ヽ ＼＼ ＼＿ ／ l /‐=ﾍ ;''l
／―､ /＼＼ _-､ l , ∧ ヽ' ヽ
ヽ￣_`＼ / ､ ＼＼' ＼ , //ヽ-"‐／
､ i＼ ＼ lー'､ ＼＼ ` i ' /ヽ `ﾞ;≦ -―二二､
＼'' l ＼―､ ＼ ` ＼ ` ､_ ' ／ｉ／´ ィ ´
￣l―､ ＼ ヽ ヽ､ ＼__ ／ ∠'"／/
l i `; ヽ ヽ ＼､ 〈 / ／ /ｴ-､
､ ＼' ＼ l､ ＼〉ー7" ／/ /'; /
￣- ＿ ヽl ＼ ￣／ ／,- ﾒ‐"
＼ ヽ ､ー/ /／ '-/
ヽ ; , ／ ￣
ヽ ' ／
しかし国家権力型は国家から生まれた宗教であり神です
その強制的な国家の死は まさしく神の死です
そして国家滅亡＝指導体制崩壊であり
神の死という最大の危機を迎えた殷教を 誰も指導できません
/:.:.:.:.ヽ:.:.{_ ,..-,
＿＿＿!:.:.:.:.:.:.>／ {:.:.:l
, ´￣ |:.:.:.:.:／:.:.:., l,:.:.':,
／ ＼__|:.:／＿:.:,..-ヽ- ､}
, ´ ＿,....＿_r'''´￣/ _} ／: , ,} 殷教徒は さぞ混乱したでしょうね・・・
/ ,. { /: :＼ ／: : :,: : : : : V
_,'-―‐'´￣ V: :,X´､_｀ｰ': }: : : :.!: : l: : :l
（ /: ｀: ー_-': : :.l ,.ｭ､ヽ!l: : : |: : :l: : : :. 殆どの宗教には神と悪魔がいるわ
＼l: : : : l´:ﾊ､: : :.ﾞ､ ｲﾄ､,ﾘ /: : :ｲ: : :l: : : : :-,
ｲ: : l: : :._,..ｪｫ､ヾ:j ｀ ´ ムイ: : : l: : : : : ﾆ､ 善と悪 光と闇 希望と絶望 正義と悪・・・
ヽ､:ヽ: : :､弋ｿ〈 /: : : /: l: : : : l｀ヽ
｀ヾ_ゝミ､ ／ﾞ ｲ: : :/: : l: : :{ソ 言い方はどれであれ
, ´ ｀¨ }､ ´ /l!: :/ ー-ﾆ､_ゝ
／ y }: : ≧: ー '´／ﾚ' ｀{ﾌ´ ｀ヽ 殷教からその良き方が 消え去ってしまったのね・・・
／ _,.イ｀¨:/T{ｺl /-､∧､ /ﾊ! ､
/ /´ ／ヽ: :.{ ,{ﾌ/!/ｿ:.:ヽ ,/ﾌ} ヽ､
/ , '-- ' ヾj/／:.:.:/:.:.:l:.:.:V'´ l ＼ だけどそれでも 一度生まれた信仰は消せない・・・
. / / { ／,ｲ:.:.:.:/:.:.:.:.}!:.:.:.l ヾ､ __ ヽ
/ /=-､ / /:.:.:.:./:.:.:.::./:.:.:.:.:l {! {:.:.:-,-､:.:.:l}
. / /´ {, ヾ､, { {:.:.:.／:/--/:.:.:.:.:/ l ヽ__＞--〃
, = ――‐≠＝ミ､
,.イ ,..イ:x≦ ≧=- 神と悪魔がいると教えられ
.／./| .／ｲ／ ＼
./ / i| /刈:/ ヽ 神は悪魔に打ち勝つ唯一の存在であると信じていたのに・・・
/ / | 斥};ﾉ ハ
./ / i| {刈l .i| | ,ｲ | i!
/ / | ﾊV/, i| | / } ﾊ i| 神が殺され
./ / i| ./ Ｙハ i| | ./ / / i|
/ / ./| / .|ヽ | | | / / } ./l .八 指導体制が破壊され （神の補填・代替を出せない）
./ / ./ i!' | |i| | Ⅳ＿ //} /
| /| ./ | | f¨ヽﾄ､ i| ./ ヾ:ﾂ ∧ .j/ それでも信仰を捨てられない信徒たち・・・
|./ 八 ./ .八/ .八 | `ﾄ､{ ゝ
.八/ / / /／ ./ ヽi| iﾄ､| / | そんな彼らに 残されるものは一体なんでしょう？
〃 / /{ ./ 〃/ ./ / || | .y´ !.|
/ ./ / |' |=彡' /イ ./ .l|三|/≧ _/ ,.ｲﾉ
/ 彡イ l| |=イ |/}／
,′ .l|l 八 l .|
| ﾄ､_ ＼ |
i| __ ＼. ＼
,-､ , _, - '´ ｀ ー- ､
/:./:.:ヽ , - ´ ｀ー ､_
,{:./:.:.:.:.ヽｰ' ＼
/:/:.:.:.:.:.:.| ／ ＼ 悪魔ね 残った悪魔のみが 彼らの世界にはびこるわ
／:./:.:.:.:.:.:.:{＿___ _-_ ヽ ヽ
{:.,-ﾞ― '￣'─==--､_｀'''＿- ､_ _ ､ ヽ そして神を喪失した以上
.|:ヽ､ .｀ヽ - ´´￣ ｀}､ ＿ ヽ､- = ､ i､
｀ｰ-ゝ-/ / / ﾞ/^_ヽ_ /｀',､ ,-､｀ｰ｀=､_ / 信徒は悪魔と戦うすべを持たなくなる
{ ｌ /|_| /´ _ヽ} |i ゝヽ｀￣｀ヽ､ _＼= ´
| | { '从| { ,t':::ｵｱ´| ｀ヽ { | ｀ー'ヽ､}_＼_
{, .| /ﾘ ﾞt:::､ﾘﾞ ゞソ / | ﾘゞ / ゝ | ｀t' ゆえに出来ることは 悪魔を恐れ
',/ﾘ| ゞﾉ.. ｿ | ,､/ ﾘ .| - ´
´| / ｀､｀ _ | / / / '､ ただ許しを請うことのみになるわね
, -､´ヽ｀,ヽ´ ,| / | / ﾉ ﾉ ヽ_`､_,
／ -､ .〉 〉 〉 }-､- ´l/ /ヽ| / |ヽ'´ '´ ｀´
/´ , ﾞｰ '-'-'ｰ'´" /l/, -'￣￣￣iー―-､
/ -l-- ‐'´ //_,--―=-'´／ ヽ 神なき宗教 怖れのみがある世界観・・・
| l' , -/'- ｀ｰ`´ / l,
. | | /／/o/ ／ l これぞまさしく・・・『悪霊信仰』・・・
. | | / / /:.:/ { ヽ
;.: :.;;;;;;;. ;;..;..;..;.;..;..;.; .;;;;;;;;;.: :.;;;;;;;;｀.;;;...;..;....;.;..;;.;;. ;;;;
;; :; .:::::; ::;;: ;;;;;;;｀:. ｀´｀´｀´｀´.;;;;;;;;;;; :; .:::::; ::;;: ;;;;;;;;;;. ;;..;..;..;.;..;..;.; .;;;;;
;; :; :::::::::;:; :;;::; ;;;;;;;;;;｀'……--'´;;;;;;;;;;;; :; :::::::::;:; :;;::; ;;;;;;;;;｀:. ｀´｀´｀´｀´.;;;;
やる夫先生は著述で そのままずばり書いています
;;.;´:;:;:;:;:;｀;...;´:;:;:;:;｀ ;;;;;..: :.;;;;;;;;.;´:;:;:;:;:;｀;...;´:;:;:;:;｀ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;:._｀''''´ :;;:;;:｀''''´_,:;;;.: :.;;;;;;;:._｀''''´ :;;:;;:｀''''´_,:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;｀.;;;...;..;....;.;..;;.;;. ;;;;;; :; .:::::; ::;;: ;;;;;;;;;｀.;;;...;..;....;.;..;;.;;. ;;;;;;;..: :.;;;;;;
;;;;;;;;. ;;..;..;..;.;..;..;.; .;;;;;; :; :::::::::;:; :;;::; ;;;;;;;;;;;. ;;..;..;..;.;..;..;.; .;;;.: :.;;;;;
『支那人に信仰はない ただ怖がっているだけだ』
;;;;;;;;;;;｀'……--'´;;;;;;;;.;´:;:;:;:;:;｀;...;´:;:;:;:;｀ ;;;;;;;;;;;;;;｀'……--'´;;;;;; :; :::::::::;:; :;;::; ;;;;;
『彼らは仏像を拝む しかしそれは仏に祟られない為にだ』
;;;;;..: :.;;;;;;;;;｀.;;;...;..;....;.;..;;.;;. ;;;;;;;;;..: :.;;;;;;.;´:;:;:;:;:;｀;...;´:;:;:;:;｀ ;;;;;
『彼らは地元の神も拝む それも神に祟られない為にだ』
;; :; .:::::; ::;;: ;;;;;;;;｀:. ｀´｀´｀´｀´.;;;;;;; :; .:::::; ::;;: ;;;;;;;｀.;;;...;..;....;.;..;;.;;. ;;;;;;;;
『そして彼らが最も拝むのが悪霊だ 勿論悪霊に祟られない為に・・・』
;;. ; ::::::; ; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;. ; ::::::; ; ;;;;;;;｀:. ｀´｀´｀´｀´.;;;;;;;;
;;.;´:;:;:;:;:;｀;...;´:;:;:;:;｀ ;;;;;;..: :.;;;;;;.;´:;:;:;:;:;｀;...;´:;:;:;:;｀ ;;;;;;;;;;;｀'……--'´;;;;;;;;;;
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/＼-──--、
》＞=＝＝＝ｲ
（（ｲノλﾉﾊﾉ)()
ﾊﾘ￣ ￣ ﾙ) ・・・神を喪失した殷教徒にとって
∧ )人 ＿ ﾉi)ﾉヘ
/ _＞rｭ＜_ _ヾ 他の宗教の神仏も 怖れる対象でしかないのね・・・
i /―li ♀ f― /
vﾍγﾊ | i! | ﾊ＼iソ しかも信仰は崩れないから それが四千年経った現代でも続くという・・・
. そﾊ λﾊて
,､ｒ‐､ i i ｒｚ､i__ そして最後にもう一つ・・・
ｒ'､｀ 〉ｒ'｀ ￣<｀＾ヽ
'>‐‐ｆﾍﾄヽ ＼ ｀マ＝- _ 殷教には大きな問題がありました
犲 /./:::::::::ヾi、 r､ｒ､＼｀゛ﾐゝ
i /,ヾ::::::::::::ヾ,,ﾚｿi ｀ｰ､ ｀／ } それは殷教が非常に残虐な宗教だった事です
l./ﾉ l_ヾ::::::::::::iｙﾉ !､ ヽ,ｲ /
ヽヽ ｀く..::::::／くj/|〉ゝ_､/ ゛ｰｨヽ'i 一説によれば殷という字は・・・
ヽ ） 〉ｰ(ﾉｨ/ .!／ 〈. ! ｀ｰく,-､ｆ´ヽ
ｒ‐ ｙ'' =ﾉ/／ヽ ／ ｀ イ 'i./､ 〉Y
ｒ‐'゛ ／ ／::'´/::／｀ヽ ＿ /__ / i:::i 『妊婦の腹を棒で打つ』
_／／￣ ／:::／ｒ'´ ｨｲ ｀ ー､i ｆ/_ノ ノ::ﾉ
_ ィー'´ /::::::〃〃￣i::::U/ヽ 〉>イ イ :::ｆ
/ ｲ::::::《:::ｆｆ::::::::ll::::::::(´//∠ ､／ ｊ .! という意味があり 殷はどうもこの最悪の悪行を
/ ／ 1::::::::||::｀'::::::::ll:::::::::::Yｆ ゝ+' 1ｰイj |
/ ／＼ノヽ!::::-::::::::::::::-:::::::::::(、 /」ノ/ /,..../ 宗教行事として 多用していたようなのです
丶＿＿／ j:::::::::::::::::::::::::::::::::::::; Yﾉイ ｰ '
／／＼
（:::／／::::＼ ／￣￣￣￣￣￣￣＼
l l:::::::::::::::::::＼ l＾ヽ、 ＼
}|＿___/＾ヽ__ｿ＿__ﾏ'⌒` ､＿ﾉ 〉 妊婦さんのお腹を棒で打つ？！
／::::} γ ￣￣ｲ-ｧ､＼ ＼
L::::く_/ / ／ ! ハ ＼ ⌒丶ﾍ
￣/ / / / ｜i ∨ ヽ ⌒＼ノ 咲夜・・・もしかして・・・
/ /i乂__ノ j/ ､__｣ノ､ ＼ ｀ｰｧ
Σ ノ /|（( )） （( )）､ ! ／
ﾉ ﾄi ／//／/／/ ／○ ﾄ､jヽ ﾉ
〈,.ﾍ 人 〃￣￣ヽ 人/ノ 〉
ﾉ ﾚ＾ ＞ ゛ｰ――'-ｧ＜ハﾉﾉ｀（
／ ＼∧ ＼ _ ／ ∧／＼
／ / ＼ V ＜ / ＼
⌒Y⌒Y´/ / ＞ヘ_＜´/ / ⌒Y⌒Y´
/ / / /
/ : : : : : : : : : : :/: : :| : : : : : : :/.:: | :| |: :|:: |: : : : : : : : : : : :l
. / : : : : : : : : : : :/: : : :| : : l : : :/.:: │:| |: :|:: |: : :| : : : : : : : : l
/: : :/ : : : : : : : /: : : : :| : : i : :/.:: ! :| |: :|:: |: : :| : : : : : : : : l
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/: :/ │: : : : ｌ : : !: : : :|:,.イ´.: l/.:::::::::: /:/ |: :|:::::::::::::... ｀メ |: :|!: : :l : : : : : |
,' : ,′ | : : : : ｌ : : |: : :.イ:/|: : :/-─＜ /:/ |: :| ＞─‐--､｀下y'| : : l: : : : : :|
│: | | : : : : | : : |: : : :|:.:_,.ｨ≠≦三ﾐ ／'" |: :l 彡三≧ｪx |/ ヽ: : :l : : : : :|!
│: | | : : : : | : :│: : :l,ｲィ'::l|li|l|li|!:| | / |::l|il||i|li:ヾ;､ | : : :| : : : : i:!
│: ｌ ｌ: :/: : :| : : l : : 〃 {:::::l|l|l|l|l|::| j,′ |::l|l|l|l|l|::::}ヽゝ : : :l : : : :,ハ
|: :,′ ∨: : : :l : : l : : : l: .∨:!!|l|ll!!::| |:::!l!|l|l!!::/ /} : : /: : : :/ : :l
|: ′ ∧ : : : |∨ l: : : :|: :',∨:::::::::::j_ {::::::::::::::/ // : :/| : : :/ :| : l
i,′ / ヽ : : | ∨ : : : |!.:ハ＞=≦三三 三≧==＜. //: : /: | : :/ : :| : |
／ | ＼| : ∨ : : ﾊ : :{三三三三 三:. 三三三三ムイ: : :| :/ : : :| : |
| : |: : : :|＼: {＼乂三三三 i!三三三三三三三/ :| : : :|/ : : : :| : |
| : |: : : :| : :ヽ＼ ￣ ＿Ξ三三三三三,/| : |: : : : | : : : :| : |
| : | : : : |: : : :|｀ |lヽ、 ´￣｀ 三三三三:,イ: :| : |: : : : | : : : :| : |
| : | : : : |: : : :| : |l |: |li:..、 三三三三才il| :l : :| : |: : : : | : : : :| : |
はい・・・おそらく清朝末まで 中国にはびこっていた数々の残虐な悪習
その思想の根源は 中国の伝統宗教の源である殷教の物でしょう
_,r‐―｢￣》ーr‐┐__
／＼vヘレヘ ＜／|⌒)､｀ヽ
{r＜⌒Ｔ⌒ ＼ ＼｀'く人_ ＼
／ / {i ＼ ＼ ＼{__ ＼
/ ′|l ＼ Ⅵ
′ / / |い 卜 } ＼ ただ勘違いされないよう 付言いたしますと
ｉ |斗一' | 'ー┼-＼ ｜ ＼
| |斗=ミ人（ 斗=ミx.＼ | ≧=一 どんな宗教でも 残虐になる時期はあるのです
人 、 ∧ r'ツ ＼ r'z_ツ 》 ﾉ＼ /
. ヽＶ _乂_〈 / )/ 日本の神道でも 卑弥呼の墓は百人の生贄で
八 { __彡 ／｝ ｝ｰく
. r 、 / ﾊ_八 ゝ;ヽ ｀ー-イＶ7｛ ｛ ）}＼ 飾られたのです
_). V ′| ) 、｀¨′ イＶ/ ) 丶／人 }
. ＼｀'( |＜＾个ー‐-､: .: .:从 |／＼ ＼ ﾉ__
（＼{＼.`く ＼｀ｰ-=ミ ﾊ :トミツｰ1 ＼_ﾉ／|⌒ヽ しかしそのあとおそらく宗教改革が行われ
. （＼ゝ、 ￣ ｀ Yi } |::::{}::::::/ ,r仁Z,_|´￣
ヽ ＼＼ ∨ ;ｰ介ｰ′ 厂厂) 最終的に薄葬令が出て 生贄はなくなりました
＼. ｀ ｰ- 、 ∨ /八ヽ 厂厂)
｀)ーr‐ｧ ∨::/:::):V´厂 )
/ ﾉ:/ 〉 ∨::/::::厂厂)
. / /:/ /∧ Ｖ::/:厂厂)
／ , ―-､
ヽ￣ ― ／ ; :＼
,ヽ_ : ＼ ＿ ヘ l
` ､ l" ￣ ― ／￣ ＼､ , ￣ , ' ＼
` ､ ＼ ` ＿＿ / _ ュ､ ',ヽ '､ﾉ __ ヽ
＞ ､ ＼` ー-- l`ー―― 〉 i ／‐ ､', ／ ・・・もうちょい続くか
ヽ ＼＼ ＼＿ ／ l /‐=ﾍ ;''l
／―､ /＼＼ _-､ l , ∧ ヽ' ヽ 誰か宗教改革してればね・・・
ヽ￣_`＼ / ､ ＼＼' ＼ , //ヽ-"‐／
､ i＼ ＼ lー'､ ＼＼ ` i ' /ヽ `ﾞ;≦ -―二二､
＼'' l ＼―､ ＼ ` ＼ ` ､_ ' ／ｉ／´ ィ ´
￣l―､ ＼ ヽ ヽ､ ＼__ ／ ∠'"／/
l i `; ヽ ヽ ＼､ 〈 / ／ /ｴ-､
､ ＼' ＼ l､ ＼〉ー7" ／/ /'; /
￣- ＿ ヽl ＼ ￣／ ／,- ﾒ‐"
＼ ヽ ､ー/ /／ '-/
ヽ ; , ／ ￣
ヽ ' ／
王朝が滅ぶのは不可抗力の面が多々あります
中国人の悲劇は 残虐な性格の殷教が宗教改革される前に
滅亡したことです 神が死に 悪霊信仰に陥るとしても
元が温和な性格であれば それほど害にならない筈です
ｨ- ､
l:/:.:.:.:｀ヽ ,.. - '''´￣ ｀ヽ､＿＿
|:l:.:.:.:.:.:.:.:＼´ ｀ヽ
|:lr――-､-､ ニニニニヽ ＿ ',
／:.:.:./´｀＼ ｀ー-｀ヽ ',
ヽ､:.:.:.{､_/: : :＼_,ｲ￣＼＿＿/＼＿＿/､＿!
＼:./:/: : : : : ﾊ: : : :ハ: : : : l: : : : :l: : :l＼}
/ ｲ: : : : :/ l: : :.| ヽ: : : |: : : : |: : :|／
|: : : :,┯ｰ┯､:l ┯ｰ┯: : :.:|: : :| ・・・誰が悪いとも 言えないわよね・・・
|: : : :.:l|::::L| ｀' |::::L| l: : : |: : :|
〉､: : :弋_ｿ 弋_ｿ |: : : |: : :|
{: :＼⊂⊃＿_-＿___,⊂⊃: /:ｲ:/
VI V´､_/V//}､＞､/:ｲ､VI l/
,
ノ（フ、ヽ､､､､
, '"/ 爪ヽ、＼ミミミ`ミ 、
,' i（､（､ヽ` 、､`ミミヽ、）)ヾ ､
',､-'"゛ i、'､ヽλ､ヽY（、ヽ
,'゛ '、＼ヽミミ､ヽ、ヽ､'、
, ､ヽ ヽ､ミミ､ヾ､'､）、
/ ヽ､ミミニ､ミ､ヾ､i!;
､i!;､;ﾆﾆェ､.;... .:.:.,‐‐､`ミ､））､.;.! 殺らなきゃ 殺られてたんだよ
,､‐永ゞｴン'`ヽ （ レ､ !､ﾐ'))ﾉﾘiﾐ
f゛ -/ ヽ、 ヽノﾉ iﾉﾉﾝ;ﾄi､
l （ ,, ､ し ' ﾉﾉﾘ,､--、
i ,;ゝｧﾝ゛ヽ ,､イ ヽ、
ﾉ` ;ｻﾘﾘﾘﾁ､ ､‐' / / `'
/ ﾙｲﾐミlﾏﾝ ／ / ／
,,､ノ 'i"`' .: ／ / / /
,ｒｲ,フ /ヽ、_ ＿ ／ ／/ / .:.:.
/i∥《、 /） ノ'゛ ／::/.:. / .:.:.:.:....;.;.
/ ヽ､ `'''＞‐-':/ ,r'゛ `‐ ''゛::::/ .:..:/.::..;.;.;.;..;.;.;
/.;;.;..;.:.....`' '".;.;.;.:../ ,r‐'::::::::::::::::::::::::/:,､=＝”:::::.;.;:::::..;;..;.;.;.::
/:::::::::.;.;;..;.;.;.:.:::::::::::i! ,､-':::::::::::::::::::::::::::/::::`=ｪ､;;;.:.:.:.:.::.:;.;.;.;;;..::..::.
その通りでございます 周が殷に反旗を翻したのは
殷の戦争捕虜の取扱が あまりに残酷だったからです
周は圧倒的少数で殷に戦いを挑みました
殷の兵隊は戦争捕虜の奴隷兵で すぐさま周に寝返ったそうです
彼らも命がけの反抗であり 彼らに責任を求めるのは酷でしょう
_,,..:--─‐-=,,._
.／;;,ｨ''"´￣｀ﾞﾞヾ;ミミﾐ;;､
./ﾐﾐ/ﾞ ﾞ:::ﾞiミミミ:l
ｉミﾐ′: : ..::::_;ミﾐ;ﾐ;ﾘ
ヽ,! ﾞ .,;;;..'' ''ﾞﾞ;;_ ﾞ:::ヾ;;;;;;/
. ｝ :'ﾞ::“:ﾞ:. l::'ﾞ.”:ﾞ;.::'':;;ﾞirく
. | ヽ .,r ..:::、 ..::::;;;ﾄl;|
|.. :' ''ｰ;^''::ヽ. :':::::;;;i::ｿ
. l、 ←‐'‐→､! ..::::;;;lﾞ´
ヽ.. `ﾞﾞﾞ.,ﾞ´ '":::';;;ﾊ､
_,,/`i､ -:: -:::'::ﾞ:::;;ﾂ'::::`;､_
_,...-‐''" | ﾞ;、 i":;;:::::;,／':::::::::;!::::｀::-､.._
.lﾞ ﾞヽ:;,ン'":::::::::::::/::::::::: : -ｰ ｀
l .,/;l ,r"
.ヽ /r;:ﾍ、 ,,／;''
ﾞ ''::'`'´ ヽｨ::'
現在の中国を支配する中共政府は残虐な歴史も有しています
しかしそれでも四千年にわたって続いた悪習を ほぼ一掃しました
人権は清代より向上し 世界に開かれ なにより情報技術が発達しました
未だに7割の中国人が『中国の民族宗教』を信奉していますが
もう残虐な風習が復活することはないでしょう
_,.-v⌒'「｀'r-､__ この後 この物語は日清戦争 義和団事件 日露戦争
,.-「_,.!-､=,. -─- '､ ゝ､
」´ゝ'´ ｀ヽ!>ヽ, 辛亥革命へと駒を進めて参ります
」 /´ ､ ヽ､!ｲ ',
〈γ ｲ ﾉ i ､ _,,!- ' ､ ', その中には 非常に残虐な行動をする中国人も出てきます
Y / .-/─ﾊ ﾊ,.!__ﾐ､_ﾊ ｀ゝ i,
ﾉ / ｲ_x=-､.ﾍﾉ´ｲ､: ﾘゝiハｲ ﾊ､
ｲ ! /ﾊ!ｲ!,:ﾉ｀ ´￣''｀ /､ﾝ-, _ﾊ しかしどうか それを中国人の民族性であるとか
'ﾚiﾊ .!,, , ""iﾊﾉノ 〉
!. 从､ ─ /ｲﾉ i ﾊ ｲ 特殊性で片付けて頂きたくないのです
ﾉｲﾝ i ゝ､. ,rYｲﾉ ﾊ ﾊノ
〈/(y´ハ _i｀>.ｰ='i7Yﾉ´｀7_ゝ ﾉ 人は誰しもそれほど違いはありません
(ﾝＶ rヽ ｀くi ﾍｲﾍ_ ''''ー'''ヽ,
. Yｨ_iﾝ7／ヾ=r/ゝﾊ_「. ヽ, 中国の場合 歴史と宗教に大きな不運があったのです
__人__ ,ヘ／｀７,,..--､
｀Y´ L_（´￣ ヽ‐､
さ>､,ヘ,,..、__ ヽ __人__
/ /i ,ﾊ∧''"｀rっ/ ｀Y´
yｲ┃' ┃ j , ）>
,,.. ヘ〈 !､ - ) ﾉ 〈 ,､ 分かったわ
＜ へw､ﾞｺェｈ_ｖノ_)ノ､ ＼
｀!／-､＜1/｀Y´ ヽ', ＼ ,＞
_人__ ／(,./ ﾞｔ''"ヾ-V´ ｀
｀Y´ /~＾´｀''＼ ` __人__
/ ＼_ ｀Y´
/ __,,＞
ゝ-､＿,,..-- ''"..,,_
ﾚ ￣
└───────────────────────┘
┌───────────┐
└───────────┘
┌──────┐
└──────┘
┌───┐
└───┘
┌─┐
└─┘
さて・・・少し重い説明を入れてしまったため
お口直しに この時期にやる夫先生が
一番心に残っている患者の エピソードをお伝えします
/／ ＼ヽヽ ヽ
/「l/ ／ i | i イギリス人の先生
/ | |/ ヽ| | |!
{ | |/ ヽ =| | /j| うちの親父を見てやってくれアル
〈 | K | | |! | | | |､ ､ | _| ﾄ､//||
|lﾄ､ | |l l | | || | | |l !| | | |､| ﾊ! | | ｢ヽ／ ||| 私が生まれる前にメクラになって以来
|l|! ヽｲ |ﾊ |Ｎ_｣Ll､イ| ||`トl┼|Hl l |ﾘ 卩! ll｣
|||!. || | N l!l扶;;夭Ｎ リ 代;;テ ﾘ! |/ 家族のお荷物アル
ヽ! | |. ﾄ!. ｀ ￣´ ｀￣ ´ ,'1| |
| l !ﾍ ､ ,. / | | |
__ l l ﾚへ ー‐一' ｲヽ! | |
く＼＼ __ ,｣| |. | {｀丶､ ~ ／'} | | | j
/´￣ 二_｀く -‐' /ヽ ! | ｀ヽ、 `ﾆ ´ ／ l ﾚ/ヽｰ-､ 手術中にこっそり殺していいアルよｗｗｗ
/ ---- ﾆ} | ヽ.|ヽ ｀ヽr '´ /|// l ＼
/ -─ァ´＼＼| | ＼ 〓〓 ／ | | ＼
／ ／ ￣ ＼.> | ￣￣ | | ヽ
／＿, /_／ /
￣ .ノ ´ ／
-､一'´ ＼ヽ
￣＞'´ , ､ ゝ`‐- おーおーおー 言うじゃねえか
ゝー'ﾆ二 / ハ lヽ 、 ､-‐'´
､ゝ､_ l/l ／l l ＼. ! ＼.!ヽ lヽ ＼ 俺が居なけりゃ父無し子なのによぉ！！
`‐+ !/ ` ＼l ` ヽﾄ ＼ l､ ヽ ＞
/／ l l l l ! ヽ !.ヽ.ヽ ゝ＿ヽ チビの神楽ちゃんは
. l〃'´1 ! ! 从 l lヽ l l ヽ ! ヽヽ l ┬-' `＼
´ ! ﾊ !.l≧-､l'＿l l /1 l / l.l !__ヽヽ ﾊ lヽヽ `‐- パパ無しで生きていけるんですかぁ？
. `l. ヽﾘ､ﾓﾃ=- ﾚ ﾚ ノ､ ! l l´,､ヾ l/ l' ＼ゝﾆ´
ﾉ``､＼ l/ ll /! l /'⌒ l ＿ ,／ヽ
. 〈_ _ ､ l/ l 〃(^ヽ ﾉ l、／::::::＼
(＿ヾ.､ l/ ﾉ / l 、ヾ´::::::::::::::ヽ
`‐ヽ.ヽ ´ ´ ／l l lゝ､ヽｰ`::::::::::::::::::＼＿
', ￣ ヽﾄ、∨ /`:::::::::::::::::::::::::::::::::::l
. _,ﾍ ﾉ >' /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ
〈`=' _.／ ／／:::::::::::::::::::::::::／´ ￣二￣ ヽ__
ゝ. _ -‐, ‐- 、 ／／::::::::::::::::::::::::::／ ／ ￣￣ ` ､
`ｰ-‐´／／:::::::::::::::`.／／::::::::::::::::::::::::::::/ / ` ､
／／:::::::::::::::::::／／:::::::::::::::::::::::::::::::/ / ヽ
／／:::::::::::::::::::／／::::::::::::::::::::::::::::::::::/ / ＼
／ ヽ､
, i lﾄ､
,..´..il , li::::ヽ メクラが何言ってるアル
,':::::::il ' ' li::::::::l
{,､::::::il l , i ,l i ､ li::::::ｬ::l 今の家の生活費は全部 母ちゃんが稼いでるアル
ﾋ､::::' l l l /l lヽ l l l｀､ l｀､ l､ l､ ' ,;:ri
i i:::....:il i l ｀l/ｰl-‐'､l ヽ lｰヽl‐‐､l' l l li:::::::,i i 目の見えないお前なんて 穀潰し以下アル
i iヽ::il l l｀l ﾆ二･ﾆ= ｀ ｀｀=ﾆ･二ﾆ l l､' ' i i
ｰ i´l l l l l ｰ 死んで全然問題ないアルよ
ヽl l l l '
l l､ ､__ ｀´ __, /l l むしろ助かる 生活費的に
l l ヽ､ ｀ 二二 ´ , ' l l
＿ ll ,-lヽ ､ , ｨ､ ll
, ' ´ ｀ !ヽlヽ｀ﾆ_-｀､ ｰ ' _,lヽヽ !
／ r, ｀ヽ ｀ヽヽ /, ' ´ !､
/／ Yﾆﾆ ヽ ､ ｀､v / ￣￣ ｀
一人の盲人が 自分の子供に手を引かれてやってきました
彼はかなり昔に失明し 子供の顔も見たことがないそうです
__＞- ` ヽ/ /-―─- ,
┛┗￣ ￣`ー彡'
＿ ＿┓┏ ,. ィ ,､ ￣.二ニ/／l ﾟ
`ゝ＿ -‐'´ﾌ／/／ /, ｲ/ヽ l ヽ 、 ＿ノィ
／´-'´/／'´/／l '´ /l ﾚ,､ ヾヽ,-―'ノ o
＿__フ:::::::::'::::::::::´::::::l ／:::::W:l /::::l ｨ /ヽ /＼
`‐--ｙ:::::::::::::::::::::::::::´:::::::::::／':::::::l/∨::::`::::l`ヽ ﾟ 。
ｨ≦彡::::::::::::::::::::::::::::::::;／//::／-‐／>/::::二ﾆ- O
￣フ:::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::ﾚ´:::::/ /ｨ彡ﾘ` o
ノィ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､:l∧/ 彡彳 O
＿彡-‐ニ二ニ‐-､::::::::::l::::;∧l ´ / o ﾟ てめっ このやろっ
＿＿∠／:::￣::::::::::::::::::`::...、ト､!:/ / '
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:..、ヽ' ／ おとーちゃんに なんてこといいやがる！
l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＿≧､丶＿
!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣::::::‐-....._ ぶん殴ってやる！
. l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:....、
!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
. l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'
!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
| ほーっほっほっほ |
| メクラが追いかけっことは傑作アルｗｗｗ |
乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
＼人_从人__从_从人__从人_人从ﾉ／
＞ ＜
＞待てこのやろう どこだ？！＜
＞ ＜
／Y⌒YW⌒Y⌒WW⌒⌒YW⌒WY＼
＿＿__
／ ＼ 単なる白内障だから
. ／ ＼
. ／ ／） ノ ' ヽ､ ＼ 手術すれば治るお
| ／ .ｲ '=・= =・= u|
/,'才.ﾐ) （__人__） ／ 早く手術台に登ってくれお・・・
. | ≧ｼ' ｀ ⌒´ ＼
／＼ ヽ ヽ
やる夫先生は銀時さんに
白内障の手術を施しました
そして・・・・
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭 圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭 銀時さん 手術は成功したけど 圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭 まだ目は開けちゃいけないお 圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭 圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭 圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭 せ、先生？ 何アルか？ 圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭 圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭 圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭 いいからいいから ここに立つんだお 圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭 圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
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圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
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圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭 圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭 ・・・それじゃあ銀時さん 目を開けていいお 圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭 圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
〃./ , .ｌ / /ｌ| | | }ハ
/／/ | ,′ ,′| l | '., ', .| リ
.i/.〃 ｌ|.l .l .i |.| .'; | i ;! , .ハ .ｉ Ⅵ
‐=彡' _／ .l!ll .! i .| /l '|i .| l＼ .'; l .ｌ|.:Ⅵ l ＼
￣/ .／ Ⅵ､ '; { .|.! .'; l ∨ ｌ∨ |ｌ ＼ .; .| .l .l| l.| ト-- `ー
.〈// ._ ヽﾄ､ .'; !|. ∨ﾄ､ '.; ｌ|l ∨ ｨ≠.∨}l.,' / ./ |; ＼
l/ / ｜.＼ｌﾄ､.;｀＞ミ､'; .∧.{ｌ '´ヽ〉＿_Ⅵノ.|.,′ ,'.ト､＿_.＞
／_ノ; .ハ ﾐｚ､＿__,ｯ'ﾍヽ ∧〉 tｚ..―ｔッァ./ノ} , ; 从_＼
￣'⌒∧ .ﾄ 〉. ｀￣´ ＼从 ￣￣ ′//.,'ｲ|',
.{ .Ⅳ', ｀ /ｲｌ/.ﾉ从
.ﾍ ヽ.ﾊ ハ .ｲ ・・・ったく・・・
＼ヽ', /_／
| ハ. ` ´ / {、 なに勿体つけてんだ・・・
| ﾊ.ｌ＼ `ー- __ .ｲ .ﾄ､〉
_,〈/-|:l｜＼ ／ ,':::i::ト､
＜:::::::::::::|:| | l Ⅳ}:::::＞ｘ、
＜／..:::::::::::: 〈从l ｀ イ .|､ |lヽ〉:::::::::＞:＞..、
｀ヽ:.＼:::::::::::::::::::::::ﾘ ￣ |::ヽ〉:::::::::::::::::/. ／
＼ ＼:::::::::::::::,ｨ .li､::::::::::::::::::::/ ／
. ＼ ＼:::〈// ハ:::::::::::::::/ /
銀時さんが 目を開けて最初に見たものは・・・
,X`ー' ＼ ヽ.￤/ ／ ,ハノ /
,ｘ=＝ニ￣≫ ,≧ｖ"^¨｀^¨"¨w≦､ ｲ
´￣二＞､,/ / |jﾐ､ 《ﾊ.＿
／7/ / | / | | ＼}L｀ゝﾘ
ミヽ､ ,/ ___{{ノ/ | / ,. -‐-､ ,.-‐‐-ｊ､ |! `'ｰｒ==≪∨
｀ｰ=＝ﾆi{ｒぅ￣／{. |/ ´,.=＝ミ ,.=＝ﾐ､ /i |.} }＿__,.x'≫
'､《／,ｨ ハ.{ 〃,Ｃ心 ,Ｃ心 ⅵ ﾊ /|.}__ｒぅﾉ￣￣´
ﾒ／ {{ |ﾊ|ｲ{ 弋¨り 弋¨り _}}/ハ/'7￣／
ヽ､__《l ! `｀￣´ ､, ｀￣´ ! |/-＜
{￣＼{j λ ,.-､ ! |}
l / ,ム /￣ヽ λ |} ・・・親父 見えるアルか？
.ト､ ! / /`ｰヽ { } / ﾑ 〈
.∨｀ヽ､_＿__ { // ﾉ＼ ヽ＿,ﾉ ／｀´ ＼＼
∨ ＼_ハ〃 ／ ＿|＞ ､ ー ,.イ＿ ＼＼
＼ ＼} ,∠‐ｖ'´｝j┴ ､_ ≫‐＜ , ┴ ｀ヽ ｀ヾ
≫ミー=ﾆ二￣{ / 〃,ノ 二ニ ｀￣￣´≫ _ｘ{｝
生まれてから一度も見たことのない
自分の子供の顔でした
ﾄ lヽ ヽ、 ､
, ＼ｰ-ゝ`’ `ｰゝヽl lノ,
__ゞｲ´ ` ´⌒ｰ彡
_＞ , ､ ＿ソ
￣,ゝフ´￣l/l/l ∧lヽl＼ヽヽ ＼
／ｨ´ l l /l∨ ＼l＼ヽ ､ヽミﾘ`
/1, i. lＷ ､ヽ_ ､ ,`＼ヽlﾘ≦ ・・・・・
彡 l ﾘj､ミ､|.≦..ヾl/l , ト、＜-‐-､__
从ﾚ.tﾃ`ヾ. `′ ﾘl〃:））.>‐.7 ヽヽ、
ｺw 〈 , ' .)ノｙ'/:/ / l ` 、
/::::::::、 _ _ .厂ｙ／:/ / ` 、
l::::::::::::::::､ ﾆ` , ' ／ :::/ / / ヽ
」:::::::::::l:::/ヘ__,. '､ <<::::::/ /:/
l:::::::::::::ヽ`=､::::::::::::lヽ. ゞ::/ /::/
/::::::::::ｰ-ミ､:::￣`==ヾ '´〈:l l:::l
. /::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::ヾ::、l ll l:::!
/￣´:ﾟ ､^ヽ:::::::/ヽ:::::::::::::::ヾ,ll:! l:l ／
y'￣` ‐-､ミ∨ ＼::::::::::::::ヽl ﾘ ／
/ /' `‐-､:::::::::l ｌ_, -'´ ／
/ -‐…‐､/ `ー,:::l／ ／
l ＼＿ ヽ ／
／ト ` ￣_`‐-､,-- ､ l ／
/:::::::＼ ` ､::::＞:::::`l＿ ＿＿
/::::::::::::::`::.....、 ヽ::::::／＼
＿＿＿_
／ ＼
／ -‐´ ｀ー＼
／ （●） （●）＼ 銀時さん・・・？
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／
> ー‐ <
. / ／￣彡ﾐヽ、
/ ヽ / / ヽ ヽ
ヽ. Ｙ / | |
ヽ ノ ヽ ノ
__＞- ` ヽ/ /-―─- ,
￣ ￣`ー彡'
＿ ＿ ,. ィ ,､ ￣.二ニ/／l
`ゝ＿ -‐'´ﾌ／/／ /, ｲ/ヽ l ヽ 、 ＿ノィ
／´-'´/／'´/／l '´ /l ﾚ,､ ヾヽ,-―'ノ
＿__フ:::::::::'::::::::::´::::::l ／:::::W:l /::::l ｨ /ヽ /＼
`‐--ｙ:::::::::::::::::::::::::::´:::::::::::／':::::::l/∨::::`::::l`ヽ
ｨ≦彡::::::::::::::::::::::::::::::::;／//::／-‐／>/::::二ﾆ-
￣フ:::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::ﾚ´:::::/ /ｨ彡ﾘ`
ノィ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､:l∧/ 彡彳 ・・・先生よぉ・・・
＿彡-‐ニ二ニ‐-､::::::::::l::::;∧l ´ /
＿＿∠／:::￣::::::::::::::::::`::...、ト､!:/ / '
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:..、ヽ' ／
l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＿≧､丶＿
!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣::::::‐-....._
. l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:....、
!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
. l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'
!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
＿＿＿_
／ ＼
／ -‐´ ｀ー＼
／ u （●） （●）＼
| （__人__） | ・・・なんだお・・・？
＼ ｀ ⌒´ ／
> ー‐ < なにか調子悪いかお？
. / ／￣彡ﾐヽ、
/ ヽ / / ヽ ヽ
ヽ. Ｙ / | |
ヽ ノ ヽ ノ
__＞- ` ヽ/ /-―─- ,
￣ ￣`ー彡'
＿ ＿ ,. ィ ,､ ￣.二ニ/／l
`ゝ＿ -‐'´ﾌ／/／ /, ｲ/ヽ l ヽ 、 ＿ノィ
／´-'´/／'´/／l '´ /l ﾚ,､ ヾヽ,-―'ノ
＿__フ:::::::::'::::::::::´::::::l ／:::::W:l /::::l ｨ /ヽ /＼
`‐--ｙ:::::::::::::::::::::::::::´:::::::::::／':::::::l/∨::::`::::l`ヽ
ｨ≦彡::::::::::::::::::::::::::::::::;／//::／-‐／>/::::二ﾆ-
￣フ:::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::ﾚ´:::::/ /ｨ彡ﾘ`
ノィ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､:l∧/ 彡彳 ・・・ありがとうよ・・・
＿彡-‐ニ二ニ‐-､::::::::::l::::;∧l ´ /
＿＿∠／:::￣::::::::::::::::::`::...、ト､!:/ / '
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:..、ヽ' ／
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／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
_ -‐ゝ ` `ｰ￣` ､lヽl､＿
-=､ﾆ ≦_
＞´ ヽ彡
/_ｨ' l / ヽ ､ 、 ≦´ 神楽・・・
_∠ l l､ ､ ヽlヽヽ ヾ ｲ`､
`≦ `l ﾄ､ミ≧ M ﾒ＼ ヾ、:≦´ お前 母さんに似てたんだなァ・・・
／入iヾｔｧ‐ /ｲγヽ::::::::ヽ┐
! <_ ´ l/(^ﾉ, ,ｙ／::::l
l ゝ-- 厂lv／:::::::::::ヽ-‐ ､
! `!＿ -‐, ':´::::::::::::::::／ _ -‐＼
l _ _ ノ＼＼::::::::::::::::/ / ` ､
/ / ハ:::::ヽ ヾ::::::::::/ / ＼
ﾉ ' /:::::＼:::ﾄ .l l:::::/ / / ヽ
／ /､:::::::::ヾ', .l l:::/ / l / ヽ
／ /::::ヽ:::::::::ヾ l l:/ / l /
／ /::::::::ヽ:::::::::ヾl./ ' ! l l
γ ./:::::::,--ヽ:::::::::::l l l.l l
l ./::／´ ヽ:::::::l l. l' ﾊ
、 ノ´ _ _ヽ:::l.＿l l / l
` _ , ' ´ _, ' ´／:::::::::::::::￣￣ `l / l
／ ／:::::::::::::::::::::: l / l
男は飽かずに いつまでもいつまでも・・・
子供の顔を見つめていました
_,,, -‐ ＿ ‐ 、
, ' ___｀ '"´ ﾞ' ,
/ _,, -- ' ｀ﾞﾞ'‐､ ヽ
,/‐' ／ , , i ヽ ' i
,.‐ 「',|／ ／ / | ヽ ﾞ'li,_
ir ｌｌ ／ / ｌ ｌ l ' , ヽ ､ l,! ',ヽ
,,,ｌヽ |ｌ/ i ｌ i ', ', ', l i ｀'/| ﾞ',
（ｌi ', ｌｌ" / ii /i ｌ ', l l', l ｌ ', .,!| ｌ）
|j l',', ,!| ｌ ｌ| ｌ ｌ / l |', | ヽ l ､ ｌ |∥ ,i |
|i | ヽ''_ﾘ ,! ｌ ｌ´l￣l-|､ ｌ l l ', | ', ｌ ll __ ﾉ|!l
!l',ト | ｌ l ﾞ', == ､| ヽ l 'l￣l丁'' ﾄﾘ |iフ" l!i
ﾞ " | l l " lﾟ ,!丶 ｀l ,｡-==' ,_ ﾃ| ｌ i|l
| | ｌ.| ｀ーﾞ" ゝ___ﾉ ヾ l | ﾞﾞ
', ｌ', i| ─ ' /| l
i l', 'li / ,| l ・・・・親父・・・
',.ｌ ヽ｀ ｀ ´ ,/- '| l
ﾞ|i ＼ =ﾆ= / ﾘ /
ヽ l＼ ｀ ／ ,ﾉi/
,,ィjﾄ 丶 , ' l 、 l
/,' { i ｀ '' ´ | ,',､
,, イ ﾞミト,, _,,,.. ﾆｹ" ト 、
_,,, -─'￣~´ l ﾞとヽ /_〃 │ ｀ - ,,,_
／￣￣ ＼〉
〈/⌒＞ ＼_ノ〉
〈＼＿／ ／
＼ ＞
＜／ ／ :| （＿＿_
/: : : ／／ . : / | :| :ﾄ ／
/ｲ.:/ /／. : . : | :/ ｜:i: : . l :| :| :/＼ :| ｝} ‐＜ 美人さん
|/ // /:/ . : . : :|. :/ :｜:|: : | 卜､:| :ﾚ . :}ﾉﾉﾉ: {: 厂
／ :〈/ /: ｌ : : :|: : : |: { : : |':.|＼|:｜ |:|: : . , __: : : :乂 初めまして こんにちわ
￣￣} : : , | : : :|: :|从八: . : | }|__..|: 厂|八: : :/:| }: }: |'⌒
ﾉ八/｜i :八卞^筵ﾐ､ : : ,丿,斗筵/ア'｝:/: :| ' 八|＼
| :ﾉ人{:ハ| ｀¨¨´ ＼〈＼ ＾¨¨¨´ ﾉ/}: :ﾉ/:〈 ＼
／|/ﾆﾆ|｛:| ｝ ＼ /彡. :∧〉
／ﾆﾆﾆﾆﾆ|｛:|八 /: : 八{ﾆ＼ |
／ﾆﾆﾆﾆﾆニ:|｛ﾆ{ }＼ ` ^ _, ／ /}/ﾆﾆニ｝| |
＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|｛ニ＼ ＼ ￣￣ ／}人{ﾆﾆﾆﾆニ｝| |
／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|｛'ﾆﾆﾆ＼／￣￣＼,厂} .:|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ｝| |
／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ:|｛ﾆニ匚￣￣￣＼ ＼{ .:|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ｝| |
, -‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニｰ―＜ﾆﾆﾆ厂＼ `ｰ V //￣￣厂 ｝ |
. /ﾆﾆﾆﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニヽニr―┴' |// / / ∧
/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ:}r┴‐… ｝ |/ / / / 〉
|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ:| ､＿__ | / . : ＼
|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ八__彡′ ′ /: : |
|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ| ｜ /＿__ ,/: : : |
|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ| 人／:::::::::::＼｛ : : : . . |
厂|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆiﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ＼ ＼::::ヽ:::ノ}＼_:_:_:_:_: .
{ﾆﾆ＼ ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ｀丶 ＼|_／::::ﾉ):| |:| }|＼ ＼
. 〉ﾆﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ:|ﾆニ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ＼ :|:::::／,.::::| |:| }| ヽ
/ニ＼ﾆニ＼ﾆﾆﾆﾆﾆニ｜／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/＼ 厂 ／:::: | |:| }| 〉 }
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/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::| |ニニニニニヽ
, ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:::| |ニニニニ( )仆
........:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i::| |ニニニニ | |ニ|冫
i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::|:| ＼ニニニ ! .|ニ||
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::|:| ｀ヽー‐´ /ニ|.|
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i::::::::|:| ┌─ イニ ﾉ.|
, :::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::|::::::::::i::::::::::::::::::i::::::::::::::|::::::::|:＼ ＼ニニニ/| .|
|:::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::|::::::::::::::::|:::::::: |_イ´￣ :|:::::::::::::::|:::::::|::::::＼ ＼ニ/ .从i
|::::::::/:::::::::::::::|:::::::::::::/|::::::::::::::::|::::::::´ ＼::|＼::::::::::|::::::::|, ‐ ､::＼_ノ
|:::::::|i::::::::::::::::|:::::::: / ＼_:::::::::::|＼:::::| ナ匕厂卞v＼.!:::::::::|ｲヽ,ヽ:::/
!:::::| |::::::::::::::|::::::イ´￣ ＼.! ＼!〃 { .♀ t}.r |:::::::::::::|__ }
!::::| !::::::::::::::|:::::::| .､､才大､ ｀ ｰ ´人 |:::::::::::::|､ ` /
＼! !:::::::::::::i:::::::|彳 { ﾉoィi ｀｀^ |:::::::::::::|´ /
＼|＼|ヽN . ヽ．.ﾌ /// |::::::::::::|_./
|::!冫ｰ‐‐´ |:::::::::::|/
|:::､ /// ､ |::::::::::||
|:::::､ ｀ |:::::::::| |
|:::::::＼ ＿ |::::::ﾒ | ー ､
|:::::::::::::|.､ ´ ｀ ／|::::/ .| ス |
|::::::::::::| ヽ､ .／ .|./ イ |
|:::::::::::| ` ／ | イ |
＼:::::| ｀ ￣| イ ＼
＼! ／| イ
f f
| |
子供はちょっと困った顔で 照れていました
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （⌒） （⌒） ＼l⌒l ・・・どういたしましてだお
| （__人__） |`''|
＼ ｀ ⌒´ _／ /
/
そしてこの時 やる夫先生は支那人が自分たちイギリス人と
まったく変わらぬ同じ人間であると 深く深く確信したのでした
|ヽ(´ー｀)ﾉ| ｜
| （＿＿_）.| └─ｖ─────────────────
| , | . ｡＿＿＿＿＿ _
| ：：：： ∧◎∧ ||,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,||
ﾛ＿＿ （ ´∀｀） || | ｜| |｜| ｜||
＿＿/┌（＼Ω/） || | ｜| |｜| ｜|| （｀Д´ ）
||/||..|_└ヽ＿ﾄヽ || | ｜| |｜| ｜|| （/ / ）
─|| ┸.｡__］|_＿）_） ｡┘~~~~~~~~~~~~.└｡ く く■
＿＿＿＿＿＿
|ﾛUﾛﾛ ﾛﾛUﾛ
て |―――――
∧ ∧ そ ∧＿∧ ..|ﾛU ﾛﾛ U ロ
(；ﾟДﾟ) （・Д・ ） |―――――
U | （ <v>[]）. |ﾛ U０ ﾛ ﾛ
〜 | |＿：＿| |――┬――
し｀Ｊ （＿(＿_） .|? ﾟ|ﾟ
新設の病院も順調でした 大成功でした
多くの患者を診られるようになり
奉天中に病院のお世話になった人が溢れました
,.ｨ , - ､.＿ 、
. ,ｲ/ l/ ￣￣｀ヽ!__
ﾄ/ |' { ｀ヽ ,ﾍ
Ｎ│ ヽ. ` ヽ /ヽ / ∨
N.ヽ.ヽ、 , }. l＼/ `′
. ヽヽ.＼ ,.ｨｲﾊ | ＿| 風邪は
ヾニｰ __ _ -=_彡ｿﾉ u_＼ヽ、 |. ＼
. ￣ﾞr=<‐ﾓﾐ､ﾆr;＝=ｪ;ｭ＜_ゞ-=7´ヽ > 細菌とウィルスの
. l ￣ﾘーh ｀ ｰ‐‐' l‐''´冫)'./ ∠__
ﾞiｰ- ｲ'__ ヽ､..＿__ノ ﾄr‐' / せいだったんだよ！！
l `＿__,.、 u ./│ /＿
. ヽ. }z‐r--| ／ ﾄ, | ,、
>､`ｰ-- ' .／ ／ |ヽ l／ ヽ ,ﾍ
_,.／| ヽ`ｰ--‐ _´.. ‐''´ ./ ＼､ ＼/ ヽ/
-‐ '''" ￣ / :| ,ゝ=＜ / | `'''‐- ､.._
/ !.／l;';';';';';';＼ ./ │ ＿
_,＞ '´|l. ﾐ:ゝ､;';';_/,´＼ ./|._ , --､ | i´!⌒!l r:,＝i
. | |:.l. /';';';';';|= ヽ/:.| .|l⌒ｌ ｌﾆ._ | ﾞｰ=':| |. L._｣ ））
l. |:.:.l./';';';';';';'! /:.:.| i´|.ｰ‐' | / | |. ! l
. l. |:.:.:.!';';';';';';';'| /:.:.:.:!.|"'|. l' │-==:|. ! ==l ,. -‐;
l |:.:.:.:l;';';';';';';';| /:.:.:.:.:| i＝!ｰ=;: l | l. | | / //
l |:.:.:.:.:l;';';';';';';'|/:.:.:.:.:.:.!│ l l、 :| | } ＿|,.{:: 7 ））
l |:.:.:.:.:.:l;';';';';'/:.:.:.:.:.:.:.:| |__,.ヽ､__,. ヽ._｣ ｰ=:::ﾚ' ::::::|; 7
. l |:.:.:.:.:.:.l;';';'/:.:.:.:.:.:.:.:.:.|. ＼:::::＼::::: ヽ ::::::!′ :::| .:/
. ｌ |:.:.:.:.:.:.:∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.! /ヽ::: `::: :::: ....::....／ ←医学を勉強中のキバヤシくん
やる夫先生たちは 助手に医者の仕事も教え始めました
1892年のこと 5年の過程で8人が医療伝道師についての
仕事を習得させ 彼らはやる夫先生の同僚として働きました
†
||
／'i,ヽ
／ ..;;;i:::::;＼
|￣￣|￣￣|
| l⌒l | l⌒l |
| |...::l | |;;;;;l |;;:ヽﾐゞ;; ゞ;:;:ヽ
ﾐゞ;;;| ￣ | ￣ |;:;ミ__ヽﾐゞ,,＿;;:ヽ_;:ゞ;;＿＿＿＿.＿＿＿＿ ﾐゞ;;ﾐゞ;;
ヾ;:;:ヽﾐ;;| l⌒l | l⌒l |;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;; ゞｿミゝﾐゞ;;ヾ;:;;:
ﾐゞ;;;| |....:l | |;;;;;l |;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;ヾ;:;;:ヽﾐゞ;;ｿゝﾐゞ;;
ヾ;:;ゝ | |;;;;;l | |;;;;;l |;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;ヾ;:;ミヽﾐゞ;;ヾ;:;;:
ヾゝｿ | __ | __ |;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;ゞゝヽﾐ;ｿミゝﾐゞ;;
ﾐゞ;;;| LLｌ | LL;;;| __ .__ __ .__ .__ |ﾐゞ;;;:;ｿｿミヾ;:;;:
|i| | LLｌ | LL;;;| i_i_l i_i_l i_i_l i_i_l i_i_l | |iｿ ヾ;:;;:i;i
|i| | LLｌ | LL;;;| i_i_l i_i_l i_i_l i_i_l i_i_l | i;i;:ヽ_;:ゞi;i
伝道の方はといえば 患者をキリスト教に誘うことをしなかったため
信徒は微増でした 正式な洗礼は10年で56人
ただし洗礼を受けていない信者が 奉天と満洲に数千人いたそうです
やる夫先生の仕事は順調になっていったのです
ただ・・・幸せなことばかりだったかといえば それは違います
_..．-――― - ､
／ ＼
／ ／ ﾞ＼_ ＼
/ｃ（≡ ） （≡ｒぅ ヽ
/ o（ 人 ） u ﾍ
i ° Т´＿｀Т´ o° ’ エリザベス・・・
! ` ⌒ "´ |
＼ ￣ ´ , ′
> ／
／ - 一… ¨￣＼
ヽ i ノ ､_, ゝi ノ i ソ ＼
ノ l ヾ_=-イー､＿＿ ∧ ＼
＜''｀´￣´/::::/:::::::ﾊ:::::i:::::::::::::} ゝ >
/::::/:::::::::/::::/::::::::∧:::::l::::::::::::レ'´てヾ＼
::::/:::::::::/::::/::::::::/ .}:::∧::::::::::l::::::::∧＊ ヽ
::/::::::::/ｲ:/::::::::/i .|::ム V:::::::|::::::::::::} ＼＿ゝ
':::::::::/Ai::::ｲ:::/. ￣|/￣ V:::::|::::::::::::i 水テ/
:::::::/ /／:::/::::::::__/_ i::::::|::::::::::::| { やる夫・・・
::::/ __/ /／::::::::::: }::::ﾉ::::::::::::i y
:ｲ ,::::::::::::::::::ﾐ''＝＝'/:::イ::::::::::V ヽ i ノヽ ゴメンですぅ・・・
::ゞ＝彡 ､ /::::ｲ:::/:::::::人 ノ l ヽ }
＼＼ u ／/:::/::::／:::::::Y ヽ もうだめですぅ・・・
:::::ト ゝ-u - - イ::/:／:::＼::::::廴 ∧
;;＼ ｀ヽ ＜┤K::::::::::i::::ヾ::::ヽ V -ヽ
レ'｀ヽ ＼≧- ＜￣／─'｀'｀ヾ:::::::::＼:::} iK } , -―
..:..:..:..:ヽ＊ .＼-フ/同Kゝ=--､ ヾ､＿::::::| / V''´::::::::::::
..:..:..:..:..:.} V/ | |i ∧ヽ￣ヾ､ V..:ヾ::i K:::::::::::::
..:..:..:..:..:..{ ヽレ ＼| |ﾚ ヽi il ∧..:.|::::V 廴::::::::
..:..:..:..:..:..:} フヘ ゝ| |＼＼ .|| V､:::::V ＼::::
..:..:..:..:..:..:.} .V Kヽニ/ V/∧ ＼ | ノ ヾ
..:..:..:..:..:..:..廴 V | | ＼:::ヽ ノi ヽ
やる夫の妻 地球の裏側まで付いてきてくれた愛妻が
命を落としてしまいます
＿＿_＿_
／ ノ' ＾ヽ_＼
. ﾟ ／ ｡;'⌒） （⌒ヽ＼° やる夫が悪かったんだお！
. ／ o'ﾟ~（___人___）~o°＼゜
. | ﾟ |/⌒ヽ| ﾟ | やる夫が 満洲まで連れてきたから・・・！
＼ ｀ ⌒ ´ ／
実はやる夫先生の著述・・・『奉天三十年』には
家族の話はほとんど記載されていません
だからこのエリザベスさんについても殆どわかりません
病気で死んだのか 事故だったのかも分かりません
. ／ ／ ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
／ / ／: : : : : : : : ／: : : : : : : : : : : : /: :＼ /
. ／ j ./: : : : : : : : : /: : : : : : :/.: :／.: :./ : /: :｀/
／ / /: : : :/: : : : :/: : : : : :／_／: : : :/ : /: : :/
￣ヽ { ./: : : :/: : : : :./: ‐=7７￣ ／: : ／.:／!: : /
. ＼＿_ ／ .': : : :ｲ: : : : :.:.| ｒｆ千下ミ /:／ ／＼_|: / そんなことないですぅ・・・
/: : { i: :.ﾊ从: : : : : :| 乂:zン ／ ﾃ示ﾐｘ/
. ／.: : :/ |: :| ﾊ: : : : : :ヽ''''' 弋z_У 一緒にいれて 楽しかったですぅ・・・
. ／.: : :／ l: :l／: :＼: : : : : ＞ , ''''／
´: : : : :{ ヽ|: : : : : :＼:＼ゝ ､ ＿_／ エリザベスは幸せでした・・・
: : : :／ / : : : :_: /´ヽ,へ ､, __｀ﾌ´ /
_:／ ／: : ,ﾍ/ ＼ ヽ ヽ＞/ /
／――{ ヽ ＼__〉､__〉ー' /
／ ヽ_〉 ＼ 〉 /
ただ一緒に満洲に行ったということと1888年に死去した事だけが確認できました
おそらくやる夫先生と同年代で 三十代になったばかりだと思います
＿＿＿
／ ＼
. ／ ＼ -―- ､
／ ＼ ／ ＼
| | .〈 ゝ
＼ ／ i＼ ／Ⅴ
/￣￣￣￣￣￣＼ |: : ＞―く : : : :.
ハ￣￣￣￣￣￣￣￣/ヽ l: : : : : :|: : : : : : :.
| ヽ ‘ |: : : : : :|: : : : : : :‘，
| i |i .| |: : : : :.:.|、: : : : : : : :.
lヽ | || | | : : : : : |‘，: : : : : : :‘，
. | | !| | | : : : : : | ､: : : : : : : :ヽ
. | '. | ,': : : : : : |辷,ヽ: : : : : : ＼＼
| ﾊ | | / : : : : : : |ニﾆﾆ､: : : : : : : ＼＼
＿＿＿ | ﾊ ` ｙ ﾊ./: : : : /: :.:.|ﾆﾆﾊ圦: : : : : : : : : ヽ＼
／ ＿＿レ〈 | /: : : : / : : : |:::::::::::::::＼: : : : : : : : : : : ＼ー-ﾍヽ
{ / | ／/: : : /.: : : : ,=====＝＝､: : : : ＼: : : : : ＼:zﾆﾆミ､＿__
＼ | 冫 ｒ ´≠‐: ／.: : : : /:::::::::::::::::::::::::::＼: : : : ＼: : : : : ＼ |)┬―-＼
≧=- | ＿,＞― ´ : : : : ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼: : : : : : : :.:.ニ=┴＜__ ﾉ 、
≧=- ＼＿__ｒ＜´.: : : : : : : : : : :／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_＞､: : : : : : :―――=彡´ヽノ:)
, ⊆￣: : : : : : ―==彡 ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣ ー====ﾆﾆ二: :_ノ￣
(└=≦￣￣_彡'￣￣
￣￣￣￣
遠い異国の満洲で亡くなったのか それともイギリスに一時帰国して亡くなったのか
・・・調べてもそれすらも分かりませんでした
ただ満洲に帯同したことから 仲の良い夫婦であったと思いたい・・・
>>1の希望のみで 彼女についての記述は終わりたいと思います
/二二ヽ
| エ |
| リ |
| ザ |
| ベ゛ .|
| ス |
__| 墓 |__
／ └──┘ ＼
|´￣￣￣￣￣￣| ｿ
ｿ::::::::::::::::::::::::::::::::ｿｿ
／ ｿ￣|;;;;;;;lll;;;;;;;|￣ｿ ＼
|´￣￣ |. ［廿］ .|´￣￣.|
|:::::::::::::::| |::::::::::::::|
|:::::::::::::::|￣￣￣|::::::::::::::|
.￣￣￣|__＿____|´￣￣゛
／ ￣￣￣ ＼：
：:／ j :::::＼:::／＼;ﾟ：
;： | ｡<一>:::::<ー>| ：
＼...::::::｡ﾟ~（__人__）~ﾟj エリザベス・・・
r " ;゜.｀ ⌒´,;／゜
i::: |:::: |::|： 君の魂は永遠に やる夫の心に留まるお・・・
：|::: |::::. :|::|：
：_|::: |::::. :|.´： やる夫は何時でも 君と一緒なんだお・・・
：{::: ）::. :',.：
゛‐-.` i：
ヾ:..、 ｌ::{ // l ﾄ 、 ' / ／|:l |:|
＼ﾄ､}::ヽ|:::∨/ | | ＼ ｀`;' ／ | ｀ |:|
::::::::::::::::::::::::〈. l |＿__＼ ＜| | ｀ やる夫先生？
::::::＿＿＿_:::＼ ∧ |::::;;==≧ｰ＜ ｜ /
／, ――― 、く::::::〉、 l｛:{.::.::/;小｀l:l | / あなたがやる夫先生ですか？
／.::.::.::.::.::.::.::.::＼＼ ｀＼ lヾ＝'ｲ |:ﾄ='' /l /
::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::＼ l:::.｀ヽ､ー'|:| |:|＼___/ l /
.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::|::.::.::.:..＼ﾉ:|⌒Y＾y'ヽく:.＼
二.,,＿ ―- ::.::.::.::.:|::.::.::.::.::.:..＼ | く({廻}>::.:.＼
::.::.::.::.::￣ ''ｰ- ＞::.::.|::.::.::.::.::.::.::.:..＼ `￢くヽ::.::.:.;＼
.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::|::.::.::.::.::.::.::.::.::.:. 丶 ハ| ｌ;＼ ､::.:.ヽ
::.::._::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.ﾉ‐'´, -‐'"￣.::.::. ｌ｜ |｜::.:..|
.::/／::.＜" 'ｰ､::.:／ ／..:.::.::.::.::.::.::.::.::.:::. ｌ /..::}::.::.:〉
/.::.::.::.::.::.::.＞ ／ ／..:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:. /.::/.::.::/
::.::.::.::.::.::.::.::〉∧ 〈.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.,,＝ヱ=ﾐ<::/´
.::.::.::.::.::.::.::.l丨 ヽ ヽ::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::{:{.::.::.}{::.ヾｌ'
::.::.::.::.::.::.::.:l | ＼ヽ::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:ゞ=彳ﾄ=ｲ
.::.::.::.::.::.::.::;l | | l::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:.::.::|:|::|:|::|
::.::.::.::.::.::.::.ｌ｜ | L::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::|:|::|:|::|
::.::.::.::.::.::.::.! | 厶イ::.::.::.::.::.::.:∠二二ﾆﾉ;ハ:〉ﾄ､
::.::.::.::.::.::.::j｜ ／ ／.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::〈/∧ヽ::.::..＼
::.::.::.::.::.::.:{｜ ∠ ∠::＿.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::./ /＼ ＼::.::.::..＼
／ ￣￣￣ ＼：
：:／ j :::::＼:::／＼;ﾟ：
;： | ｡<一>:::::<ー>| ：
＼...::::::｡ﾟ~（__人__）~ﾟj ・・・こんな時に誰なんだお・・・
r " ;゜.｀ ⌒´,;／゜
i::: |:::: |::|： やる夫はいま 最愛の妻の死を
：|::: |::::. :|::|：
：_|::: |::::. :|.´： 悲しんでいるんだお・・・
：{::: ）::. :',.：
゛‐-.` i：
__,、__,､__,､ｨ‐r=;､
, __f〆.::::::::::::::::::いゞｿﾒ､
／ _ｆ〆.::::::::::::::::::::::::::ゞ＝'´:..＼
／ _f7.::::::::::〆^ー'^ー'⌒'⌒'⌒ｰヘ、
'ｨ=={f7==､〆 ' / ヽ ＼
/〈:{_,ィ|:ﾄ､ヾヽ | | ｜ ' ヽ
/ 7:/|:ﾄ::ｰ':/ ;/| | | | | l ,
/ /:/ |:| 丁 / l l | l | | l
/ /:/. |:| | |ト､ l '、 ｜ ヽ , ｌ ｜ |
. / /:/l |:| | ﾄ､_｀ﾄ､ ＼ ヽ ﾞ, / / / |
/ 〈:::{ | |:| | |弋＞ ミﾒ､＼ | / / / / , / 初めましてやる夫先生
. / ヾ ｜ ﾚ .|ヽ l ﾐヽゞ'ノ'ヾ |/ ∠厶 / / /
/ | | ＼ 斗.,ﾃﾐ､/ ／ 〈 リザ・イングリスと申します
／ﾄ､ ｲ /| | `ｰ'イ／イ |:|
ヾ:..、 ｌ::{ // l ﾄ 、 ' / ／|:l |:| 合同教会から満洲へ派遣されました
＼ﾄ､}::ヽ|:::∨/ | | ＼ ｀`;' ／ | ｀ |:|
::::::::::::::::::::::::〈. l |＿__＼ ＜| | ｀ 女性伝道師です！！
::::::＿＿＿_:::＼ ∧ |::::;;==≧ｰ＜ ｜ /
／, ――― 、く::::::〉、 l｛:{.::.::/;小｀l:l | /
／.::.::.::.::.::.::.::.::＼＼ ｀＼ lヾ＝'ｲ |:ﾄ='' /l /
::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::＼ l:::.｀ヽ､ー'|:| |:|＼___/ l /
.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::|::.::.::.:..＼ﾉ:|⌒Y＾y'ヽく:.＼
二.,,＿ ―- ::.::.::.::.:|::.::.::.::.::.:..＼ | く({廻}>::.:.＼
::.::.::.::.::￣ ''ｰ- ＞::.::.|::.::.::.::.::.::.::.:..＼ `￢くヽ::.::.:.;＼
.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::|::.::.::.::.::.::.::.::.::.:. 丶 ハ| ｌ;＼ ､::.:.ヽ
::.::._::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.ﾉ‐'´, -‐'"￣.::.::. ｌ｜ |｜::.:..|
.::/／::.＜" 'ｰ､::.:／ ／..:.::.::.::.::.::.::.::.::.:::. ｌ /..::}::.::.:〉
/.::.::.::.::.::.::.＞ ／ ／..:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:. /.::/.::.::/
::.::.::.::.::.::.::.::〉∧ 〈.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.,,＝ヱ=ﾐ<::/´
.::.::.::.::.::.::.::.l丨 ヽ ヽ::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::{:{.::.::.}{::.ヾｌ'
::.::.::.::.::.::.::.:l | ＼ヽ::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:ゞ=彳ﾄ=ｲ
.::.::.::.::.::.::.::;l | | l::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:.::.::|:|::|:|::|
::.::.::.::.::.::.::.ｌ｜ | L::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::|:|::|:|::|
::.::.::.::.::.::.::.! | 厶イ::.::.::.::.::.::.:∠二二ﾆﾉ;ハ:〉ﾄ､
::.::.::.::.::.::.::j｜ ／ ／.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::〈/∧ヽ::.::..＼
／ ￣￣￣ ＼：
：:／ j :::::＼:::／＼;ﾟ：
;： | ｡<一>:::::<ー>| ：
＼...::::::｡ﾟ~（__人__）~ﾟj ・・・・
r " ;゜.｀ ⌒´,;／゜
i::: |:::: |::|：
：|::: |::::. :|::|：
：_|::: |::::. :|.´：
：{::: ）::. :',.：
゛‐-.` i：
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ● （ ● ＼
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼ ｼﾞｯ…
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／
__,、__,､__,､ｨ‐r=;､
, __f〆.::::::::::::::::::いゞｿﾒ､
／ _ｆ〆.::::::::::::::::::::::::::ゞ＝'´:..＼
／ _f7.::::::::::〆^ー'^ー'⌒'⌒'⌒ｰヘ、
'ｨ=={f7==､〆 ' / ヽ ＼
/〈:{_,ィ|:ﾄ､ヾヽ | | ｜ ' ヽ
/ 7:/|:ﾄ::ｰ':/ ;/| | | | | l ,
/ /:/ |:| 丁 / l l | l | | l
/ /:/. |:| | |ト､ l '、 ｜ ヽ , ｌ ｜ |
. / /:/l |:| | ﾄ､_｀ﾄ､ ＼ ヽ ﾞ, / / / |
/ 〈:::{ | |:| | |弋＞ ミﾒ､＼ | / / / / , /
. / ヾ ｜ ﾚ .|ヽ l ﾐヽゞ'ノ'ヾ |/ ∠厶 / / /
/ | | ＼ 斗.,ﾃﾐ､/ ／ 〈 ・・・・？
／ﾄ､ ｲ /| | `ｰ'イ／イ |:|
ヾ:..、 ｌ::{ // l ﾄ 、 ' / ／|:l |:| 先生？
＼ﾄ､}::ヽ|:::∨/ | | ＼ ｀`;' ／ | ｀ |:|
::::::::::::::::::::::::〈. l |＿__＼ ＜| | ｀ どこを見てるんですか？
::::::＿＿＿_:::＼ ∧ |::::;;==≧ｰ＜ ｜ /
／, ――― 、く::::::〉、 l｛:{.::.::/;小｀l:l | /
／.::.::.::.::.::.::.::.::＼＼ ｀＼ lヾ＝'ｲ |:ﾄ='' /l /
::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::＼ l:::.｀ヽ､ー'|:| |:|＼___/ l /
.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::|::.::.::.:..＼ﾉ:|⌒Y＾y'ヽく:.＼
二.,,＿ ―- ::.::.::.::.:|::.::.::.::.::.:..＼ | く({廻}>::.:.＼
::.::.::.::.::￣ ''ｰ- ＞::.::.|::.::.::.::.::.::.::.:..＼ `￢くヽ::.::.:.;＼ ／|＿＿
.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::|::.::.::.::.::.::.::.::.::.:.丶 ハ| ｌ;＼ ､::.:.ヽ < |
::.::._::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.ﾉ‐'´, -‐'"￣.::.::. ｌ｜ |｜::.:..| ＼|￣
.::/／::.＜" 'ｰ､::.:／ ／..:.::.::.::.::.::.::.::.::.:::. ｌ /..::}::.::.:〉
/.::.::.::.::.::.::.＞ ／ ／..:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:. /.::/.::.::/
::.::.::.::.::.::.::.::〉∧ 〈.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.,,＝ヱ=ﾐ<::/´
.::.::.::.::.::.::.::.l丨 ヽ ヽ::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::{:{.::.::.}{::.ヾｌ'
::.::.::.::.::.::.::.:l | ＼ヽ::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:ゞ=彳ﾄ=ｲ
.::.::.::.::.::.::.::;l | | l::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:.::.::|:|::|:|::|
::.::.::.::.::.::.::.ｌ｜ | L::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::|:|::|:|::|
::.::.::.::.::.::.::.! | 厶イ::.::.::.::.::.::.:∠二二ﾆﾉ;ハ:〉ﾄ､
::.::.::.::.::.::.::j｜ ／ ／.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::〈/∧ヽ::.::..＼
::.::.::.::.::.::.:{｜ ∠ ∠::＿.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::./ /＼ ＼::.::.::..＼
; ' + ＿＿ ' ，:‘. , .. .
／￣ ｀ヽ ; 冫;．"
＼＼／ ／ ／＿ ヽ ﾟ:｡:+
. > </ ､ｨ,ｨtj ｲ } なんでもないお！
／／ヽl ｒ＝=､ ｀ ､ ! .||
／ i ィ彡' ､＿ﾉ☆ ノ ＿＿||＿＿ リザ わからないことがあれば
! （__ノ- ' , ／l. ￣￣||￣￣
ヽ ￣ ｌ | || このやる夫に聞いてくれお！！
+ﾟ+。o _ー--, ｰ , ‐､ ｌ ￣|￣ ＋+
ｒ-､/ / / / } ｌ *::｡
ｊ { / ／ ｌ
{ ｀ー-- ' ／ ｌ ＼＼／／
｀ー-､__ ／ ｌ .> < ＼／
*::｡ T ー-‐' ｌ／／＼＼／＼
/ ｌ
ちな やる夫先生は再婚します
相手は同じく宣教師のリザ・イングリス
巨乳であったかどうかは不明です
/ / / / /
/ / パソコン / / /
/ / / / /
/ /＿＿＿＿＿＿＿＿＿/ / /
/＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ / /
ヽ(＞'´ ￣￣￣￣＼ (￣￣ノ＼/
／／⌒⌒⌒⌒⌒⌒＾ﾞ{===}￣￣
／ /＾⌒⌒⌒⌒⌒＾┛┗:| |＼
´∨: : : :./ : : ／/∧:┓┏:| |⌒ あの白饅頭ェ・・・
|: : : :./: :／ // `、:.:.:/＼ |
| : : : |: / /´／ ｌ|: /::::::::＼、 こっちに来たら
∧: : :|匸l 匸Т|/::::::::::::::::〉〉
〈:::{＼ 〉 /::::::::::::::::// 締めてやるですぅ
∨ 个 .,_`￣`_,. ィ{:::::::::::＿/∧
ノ ﾉ└幵┘ ｝/|＿/＼: : : ‘，
_( 〃 〈l |〉 }//// ＼ : ‘，
( ﾉ{ {} }'//∧ ｝: :/￣ヽ
／＼__／: {＿__{}＿＿} /〈: : ヽ_ノ￣: :/: : : : }
. /￣|: : : : : : : : /＼_∧_二ﾆ=--ミ、: : : : :.:/: : : : :/￣
| : 八: : : : : :／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞-ミ／: : :.:.:./: : :
￣￣￣￣￣＼ ∧ : : ＼ :／::::＼::::::::::::::::::::_,,.．::´:::::::::::::::`丶、./: : : :
＼: ＼: :.／:::::::::::::::＼_,,.．::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼: : :
＼:／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／／::＼:
やる夫ヘッド ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／／:::::::::::::
＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／／:::::::::::::::::::
お気持ちはわかりますが 再婚は1892年ですのでご勘弁を
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|＼
[|[|| To Be Continued....! >
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|／
中国って漢方薬が有名だからそれなりに医学があると思ってたがとんでもなかったんだな
日本は神道が作られてから今まで神（天皇家）が完全に居なくなる事態が起きなかったから
信仰アップデートもちゃんとできてるんだな
平家とか藤原なんちゃらとかが天皇家を潰しちゃってたら、日本も中国みたくなってた可能性もあるね
文化大革命は悪習を捨てたという意味で成功だったのかもな
個人的には周の後に春秋時代に突入して、儒家や法家がでてきて政治や道徳を色々変えようとした節はあるし、
唐のころには制度として科挙も出てくるからかなり頑張ってるんじゃないかと思う。
それでも残るのだから恐ろしいものだとしかいえないけど･･･
まともな医療がなかったのは意外
迷信とかはあってもそれなりに発達してるイメージだった
漢方薬という存在にぼかされているのか
ついにある美しく静かな冬の日曜日に
一つの新しい音が我々の耳に入った
二度と再び忘れることの出来ぬ音であった
空はあくまで青く 日光は輝き 生きているだけで幸福であり
悪は存在せざる如く思われたその時
見えぬ遠方から平野を横切って 低くただしはっきりと
一つの鈍い押し付けるような響き・・・
殺傷のために打ち出された 砲声が聞こえたのである
.
第三話 日清戦争
､_ ,
､_ （､__､ゝヽl,ｲ-‐,- ,ｨ
ﾄ､ヽ｀ ´シ´
, ゝ ｀ ｀ﾆ=､ おいマダオ 聞いたか？
'´,' l ﾞ匕´
､_ﾝ , / ,l l ヽ ヽ、、 ヾ'´ また戦争だってよ
ｰ二 l l il , ﾊ li ヽ i ヽ､l l ､i
,',´ l il /ll l il ヽllヽl l il ､ｰ 今度は日本とやるそうだぜ
ｰﾆ, l l､l三≧ヽl'≦三lVl i l｀
',ﾊヽl､ ｀´ ヽ ｀´ l/ﾘ､'
ﾄl . , 'l'"l
_l＼ ,--､ /lﾄlヽ
┌ﾆ-l,li l＼.￣ ／ l/:ヽ｀7
, -Ll_: ; : l ｀ ´ l: : ;//__
_,-く r‐-ｱ / l,ﾆ´,--､ ヽ、
,:':´/ ＼｀ヾヾ: : l l:ヽ､ Y´／ l｀ ‐- ､
/: : :/ ＼ Y/ヾ: : l l: //ヽl ／ l ｀ヽ、
/: : : / ,ゝ 〕': : : ヾ: l l:// l､ ,< l ヽ
l: : : :l 〕ノ: : : : :ヾ:l l:// ヾ´l l l ｀、
,': : : / '/: : : : : : : ヾl l// / ｀ヽ ヽﾉ ｀、
/: : :/ /: : : : : : : : : :il // / ヽ ヽ、 ｀、
ヽ ､______＿＿ ヽヽ. ､
_,, ..≧::::::::::::::::::::::::::ヽV::ヽl
,.イ::;ィ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`＝イ/
/／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<
〃::::::::::::;ｲ／/ﾘ|:/|:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
∠::::::::从（ l/ !::::::::::::::::::::::::::::::: ヾヽ 日本・・・ってどこの国？
/イ∧` ､,,ｨ≦=ｒヽl／ﾙ::::::::::::::::::::::::ヾ、
〈_≧ｒ=!:::::::ノ ﾘ:::/ヽ:::::::::::::ｌヽ
!:::::/ ￣ lん） !::::::::::ﾙ
`ｌ〈 _ ,.. ( ,.ｲ:::::::::::（
ヽｒ__ / l´ !::::::::从ヽ
___ ,....,..._ ト-｀¨ ノ ルﾘ人ヾヽ
ｒ‐"＿ｌ＿辷〕_}illi、 ,, - ,,..::::"::::.. | ＿_
ｆ,! └‐ｒ‐‐／ / ^vllllllｒ''" ,,...::''::::::::::::::::::::／´ ／`!
H__ﾉ__ﾉ__ﾉ / ｒ=`-''::::::::::::::::::::::::::::／ ／ ヽ
{ ∨ ｌ ヽ:::::::::::::::::::::::::::::／ ／ ,. " ＼
l､ l ／ / l::::::::::::::::::::::／ ／ ／
/｀'ー― / ／ /:::::::::::::::::／ ／ ／
/ / ／￣/ /:::::::::::::／ /
＝‐ /´.- ー ﾉ
/ ￣ ／
, , :| 、 , - _ヽ..
., ／ / / ／ l ! Ｙ :l , ｀ --冫
./ ／ ｿ / ／ /.:/ /ソ | .| | / .| _ノ´
./ ,=、／/ /／ ∠ | .:l | ! /| ,/ ,ヽ.
.://_.ヽ/人|/l／ニ.、｀|:L | l./ | 丿| ﾉヾ| なんでも朝鮮のさきっぽにある
::1r-、| / ｀''｀´-｀ ノ /∠ 、ｌ/／ﾉ `
::ﾍ｀ ! | ,ﾉ .ﾞ´-/ 小さな島国らしいぜ
l ｀-1 ! /
! |/ ﾍ. ‐´ , '
ヽ :｀...、 -ー ／
. ￣ ｀ ＝- ｀ゝ、 .
....::::::::::::::::://..,ヽ- ´
、:::::::::::::::::::.ｿ /= _ ＿ ,
:::::＼ _:::::::::ﾍ /::::: :: ::::://
}ｉ|ハi从}ｉ｛{ｌ|W从川｛ {从i|{ i ! ｛_
V ｝ハハ{V Vハ{｛i｛ハ :{i｜! {｛｀′
} |Ｗ从小j！i !i| , ､_≧ｧ
ﾑ |/}ｲ小j｝}_} ｝!}W￤ ｢广
｣__＼､ _ -‐ |/}/从从从ｉ｛ﾊ ｛ ふーん
{ f≧メ}､_,)≦二 __ |/ﾑi7'⌒Ｖ小!|W
‘斥沙′｀} ]三三ミF￢＝＝≠f/ }仆{ハ! 西洋の国じゃないなら
｛ / ‘弐三三ｦ }小／ 从｝Ⅵド
∨ ｀￣´ l/ﾉ__／/从Wバ 流石にこっちの勝ちだろ
}〉--､ _ ｲ/}|V/
: く_､__ ／ 厂´}ｉ||Ｖ|ﾄ|{ まあお前みたいな農民と
: ／∠}厶_ / / |ﾊ|｣｛i
: ／／ ｝>r‐ ｀ _／ |从{了 オレみたいな無職には
:. ／／ }i|ｌ}ﾄ､_ _ -‐ ／ ｛_
`ﾞ´ ﾞｰ≠≧=≠ ／ {ﾍ._ 関係のない話だなぁ
_／ l ／ ,′ ＼_
´ ハ | ／ / }＼
／ ｛ ‘. ｣ ／ / ,′
. / ! }i ／ ハ , ' /
/ |／∧/ { ヽ. ／ /
/ / / ｛＼ ＿｣ ＼／ / /
1895年 日清戦争が勃発しました 原因は日本と中国の
朝鮮での主導権争いでした
/ ＿＿＿＿＿＿＼
/ ／ ＼ ホンマは 日本と清で朝鮮を共同統治して
| ＼ ＿＿ ＿__ヽ
| ／ ＿＿＼ || /＿_/ アジア人同士協力して 欧米に対抗していくのがええねんけどな・・・
| | ヽ ●) ヽ ●)
∩＼| ￣￣ | |￣ ヽ
ヽ∂ ＿/( |) ノ こうなりゃ戦争はしゃあないけど
∪ / ヘノ ヽ
（_ ／二二二/ 山縣 お前ホンマその歳で戦場行くんか？
ヽ ／／ /
＼ ＼ ヽ
＼ ￣￣ /
ヽ─|||||||||| ←伊藤博文
ノ丿
／￣￣￣￣￣￣ ＼ オレが行かんで 誰が行くねん
／ ＜
/ ＞ 吉本（陸軍）で一番えらいのはオレや
| ／＼|＼|＼|＼|＼|＼ ＞
| | ＿＿ ＿__ ヽ/
| | ＼ / / それにあの人の世話は オレにはできん
f⌒＼| ・ ヽ ・ く
（∂ ⊂､_,⊃ | というか あのおっさんが懐いてるのはお前だけや
（ ノ ／ヽノ＼ヽ ﾉ
＼ ＼ ￣ / / 後のことは頼んだで
＼＿＿ ￣￣ ＿/
ヽ──┘ ←山縣有朋
／⌒⌒γ⌒ 、
/ γ ヽ
l γ ヽ
l i"´ ￣｀＾´￣｀゛i |
| | | |
ヽ / ,へ ,へ ヽ./
!､/ 一 一 V
|6| | .| 小烏丸とか素敵やん
ヽl ／( ､, )＼ ）.
| ヽ ヽ二フ ） /
丶 .ﾉ
| ＼ ヽ､＿,ノ
. | ｰ-ｲ ←明治天皇
当時の日本は立憲君主制 明治天皇が君主で
実際の指導は元老グループが行っていました
_＿ ＿＿__
＞ ´ ｀ :.
＿ イ ヽ ベトナムが落ち着いたと思ったら
/ ヽ ＼
/彡' { :. ＼ 今度は朝鮮か・・・・
／ ／ ! ハ: :! i | ﾊ | ヽ
彡イ| .|:| |::| ﾊ ﾊ. ! | ! ! :,
; /i|ﾉ-=ﾁﾚ 从 / !| ! | ﾑ .! :,
. //i |z_ r ＞i从ﾏﾊ≧. ;ﾞ ,′ i {､ | ､ :, まあここらで洋務化された
// .ﾚﾑハ ヽ.ﾋ::::ﾉノ ハ/レ!: | |｀ヽ. i ヽ. ﾄ､ ',
´. ゞｼ ｀ー 〃 |. ｜ ,ﾞ}ヽﾊ | | ヾ 大清軍を世界に見せつけて
／ iム !/ノ / ム |
{ ､ |,:' ／,.ｲ iN 欧米になめられないようにしないとなァ・・・
ヽ ; }-彡' ／N|
i r-- ､ ム´! , '
∧ ｀￣￣ / ﾞ | / というわけだ バアさん
ハ ,..: ' ′ !/| '! , '
} i i i i i l , ,. ' / !/ |/ 戦争は決定事項だけど
人!.| i !,l ＞ﾞ´ , ' |!_
｀ー―‐ t /z==ﾆﾆ二三 | なにか言うことはないかな？
,:!: ／j￣ |
／ |! ／ i´ |
＼ |/: ／ ,..=ﾆ二ﾆ}
iヾ!/ , ,.イ////////,ム
| { ／＜/////////////＼ ←光緒帝
／..:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:／..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:メ、;ﾐ
. /.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:/.: /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾍ:.:.'/
/.:.:.:.:.::{:.:.:.:.:.:.:.::/.:.:ｌ.:.:.:.:.:.:.:.:: ﾄ､.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,:.:.:.
.:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.: .:.:/'|:.:.:.:{:.:.:.:::! :.:.:.::}:.:.:.:.:.:.:.:.:':.:.} 小国日本に 敗れるはずなかろう！
|:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:{:::{ |:.:.::ﾊ:.:.::::! !:.::: ﾊ:.::.:.:.:.:.:.:.:}.:}
|:.:.:.:.:.:.:::|:.:.:.:.:.::从厂!:.:ﾇ::ト､:::| i:::/jﾉ:.:}:.:.:.:.: ;ﾊ:ﾄ､ 洋務運動で近代化された
. j:.:.:.:.:.:.::::|:.:.:.:.:.:|K利｢うﾄ､jﾊ}リ j厶}-从:.:.:.:/ ﾘ ヽ
i:.:.:.:.:.:.:::::|:.:.:.:.:.:|`弋::ﾀｿ ,. __,, /ﾉｿｲ 〃 大清帝国軍の威力を思い知らせてやれりょ！
,! - ミ:::::|.:i.:.:.:.:| ⌒ヾ::.:.:.:/／ -／,｀丶、
/ ヽ|.:i.:.:.:.:| 〉 /.:.:.:/ j/ .とニ二.__＼
/ |.:i.:.:.:.:ﾄ､ ｢ ｰ‐ｧ . ｲ.::/.::. ﾉ;し′ ` ー- ｀ヽ
,′ |.:i.:.:.:.:| ＼ ` =' イ:厶|:/ .:.:ト . ;: ;.:.:ｉ}｀ヽ丿 } ,
. ′ │i.:.:.:.:|. ` r " |:::.:.:/.:.:.:.:l l ;: :;.:.j.:ｉ:ﾄ､ } ′
{ |.:i.:.:.:.:| / !:::.:.:.:.:.:.:.:| │ ;.:. ;:.::!:ｉ:} ＼ }
| j|.:i.:.:.:.:ﾄ､ { ／ i::: i.:.:.:.:.:.:| │ ;.:. ;:.::!:i::} `} |
| ||.:i.:.:.:.:| ＼ i:::.:i.:.:.:.:.:.:| ！ ,:;.:. ;.:::!::!:} | |
| ||.:i.:.:.:.:| i:::.:i.:.:.:.:.:.:| ！ ;:;.:. ;.:::!::i::}. | | ←西太后
- ―― ――― --- .､
, ' ヽ ｀ : .
／ :, ＼
, .'ﾞ :, ヽ
／イ ; ハ ':,
/ ﾑ ,ﾞ / . i :, ':,
. / :ﾞハ.｜＿|!:＿__′, | i { （・・・アンタが北洋艦隊の建造費をチョロマカシて）
.. / |ﾉ ∧|ﾑ ﾊ / 从ﾑ l ! ﾄ､ |
..彡' {｀ヽ || ｒrij::::ﾏ＝z-ﾊ｜!｜ 人|:､:＼. ! （頤和園作らなきゃ・・・今頃巨大艦隊が作れてて）
/／| r-=}..||. ヽ{:;;:ﾘ /||. N :| | .〃. } | ＼ |
´ ム ﾑゞ,ﾞ ゝ ー '|||||| ﾚ! /ﾉノ, ':/ ヾ （戦争にすらならなかったと思うんだがな・・・）
|ハ}/. ||| |/!:|了 ／ i! /
||.ヾ -､. || .N }ﾞ ﾘﾊ/
| . ﾑ｀ ＿ i:| {
ヽ. ヾ二-- } | ／ ! |
∧ ｀￣´´ | . :ﾞ |／i八从 まあいいや 大清帝国全土に布告
∧ , 'ﾞ ,: 三二ﾆ -+
∧i | | il; ,.イ , '´ |__ 日本との戦争だ 大動員を掛ける
｀ ￣＞へ ／ } 」: : .､
ゝ.＿ ヽ./／´ ,.イ: : ｀ヽ. :>
／ﾍ {´ ／: :｀ヽ: : : ://>.
／｀ヽ/:, .j: ／__ : : : : : ､, '////へ.
, . ム __: :,ﾞ ∨ ／. : : : : :､: : :,:ﾞ////////へ.
,.＜//. : : : : ′ .ﾉ ,:ﾞ . : : : : : : : : //////////////＞
! / l l l !､
l l ﾄ､ .! l .l､ l ﾄヽ
/.ｨ l l .l__,. -一 .! ! / /ﾘ l / ﾄ ', ｀
,r== - ／'´l ﾘ､ ∧'´ .ﾘ.`ヽ寸､l .l斗ｨ/ｻ‐ﾚ ./!/ .l `＼
/'´ ヽ、 ! , ! .l.ﾘ＜ﾄ,)云示 ｨ'孑―z､.ﾚ! ､ !
| ヽ !l.', ﾘ、 .! ゞ―イ ,ィ 、.ゞ.歹, '´ .l /ﾚ .l ! 日本軍を蹴散らし
| ﾍ.. ﾘ .N l .l '´ ` ￣ ,'/ ﾘ
Ｖ t. l ゝﾘ､. . ',. l:､ ,'ﾘ 朝鮮を取り戻せ！
l___,`` . .ヽ ! ...ﾚ′ト､ ､ ', j:/. /'
|＿ ニ / .ヽ | ﾚ..l ､ ヽ! / １００万軍兵を呼号する！！
_／ .イ ./ヽ ∧. ﾚ l＼ ﾏ¨`ー―ｧ ,ｲ
ｒ'⌒ ' ＼ .ﾚ! ＼. ｀ ー‐ ´ ｲﾘ
| ヽ ＼ .＿,<l ヽ ＼, , , , , , ,／ l、
丿 ＜＼ | l:.:':.:.:.:.:! ＼. ', ＼i i i. i. i ／ l 7
（ ､ ィ_.ﾉ |:.:.:.:.:.:.」 l｀丶、 ｀￣ ´ .／l ./、
/ ＼ /´ l..:.:.:.:.:.l ! l ＼ ./ '/:.:.:.:.`:.:....、
清はいまだ絶対に近い君主制で 権力は光緒帝と西太后にありました
西太后の権勢がどのようなものであったかは諸説あるようですが
対日本戦に関しては戦争を支持していたようです
＼ヽ人_从人__从_人__从_从人__从_人__从_从人_／
≧ 皇帝陛下の仰せのままに！！ ≦
／Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒YY⌒WW⌒Y＼
//:.:;:.:.:.:/i/ V:.:.:.:.:.ﾄ､:.＿i:.:i:.:.:.:i/:/:.:.:j:}:.:.:.:.!:.:.} {{{ l /{/／-､ ｛ 「l`ﾄ、j l i￣
/j.:.:.:{:.-/‐{､ ＼:.:.:.!'"ヽ:.:「:}:.:.:.:}ノ:.:.:/:.j:.:.:.:.}ﾊl〜7ﾄ{ 人/>う芳jﾐ 二_jﾊ / ﾊ}
{ {.:.i.:.i.:.:l__ ＼l斗弐ミj.:.:.:j ⌒Y:.:ﾉ:.:.:.:j } j l`彡､ { ゞ--' ん价j// / /jﾉ
i:.ﾍ:.ヽ{ 沁 " iri冽}/.:.:.:ﾊ ノ:.ｲ:ﾊ:.:/{ { ｛ {彡人{ヽ , ゞﾐ少/ ／ ノノ __
人:.lヽﾄ 弋｝ 弋;;シ:.:.:.:./／／//l }/人ヽ >＜ ＼ ､ ／／／ﾉ人_/ ∧
/ l:.:ヽ∧ ,::. ／/:.:.:/:.／:.:／|:.l 〉ﾆУ ＞=fト､ ￣ ｰ=彡'"フ-ｲ廴／／ ﾉ〉
i:.:.:/ >...,_ ゝ /:.:ノ{)):./l:.:.{ l:.l`/ {// {＼l｀ ー--r‐弋'" r-‐彡 ／ノ
!:/／ ／7ｰ-＜ /／_／))＞‐'"~￣￣ `'''ー-＜ ゝ､斗― '''"￣l"!l￣￣｀ヽ ＿∠フ}
／{ ／ //:::::{ヽ∨/￣＞'" ＼ ＼／ j jj / 「＿／ ノ〉
ィ'" ／ ヽ//r―'"￣ ／ / ＼ ヽ ー-ミヽ_ /-┐ 乂＿彡＿
＞"⌒{/::{ ／／ / l l ヽ }、 /} ノ-―-...,,_ /､＿￣ヽY
＞'" /:::::::＼ ￣/ / /i l l -―- ､ i彡 ﾉﾊヽ / ﾉｨ≦三≧x｀ヽ､ ヽﾄ､ ｝
＞'" ＿/:::::::::::ノヽ // ; /"l l lﾍ`、 ヽ ＼ l ／/ﾊ ＼__ﾒ､/㌢"￣:::::::::::::＼＼ ﾉ_)ﾉ
＞'"~￣__ : : : ￣｀＞､乂l l i/ / ﾄi l ヽ斗=ミx iヽ }／ }ヽ ヽ:::l:::::::::::::ヽ:::::＼:::::::ヽヽ
'ﾞ: : : :／: : : : : : : : : : : : : ＼ { { ly翁 ﾞ､ l " ,_)}::::ヾ< l ﾊ -‐"｝ ﾄ}:::i::::::::::::::::i::::::::::ヽ::::::::::ﾍ
: : : :/: : : :／: : /＼ : : : : : : ＼ l { _)::i ヽ| { {::::::｝}》ヽ} / __く ! }:::::l::::l::::::::l::ﾄ:::::ﾄ::| ヽ::::::::ﾊ
: : :/ : : :/: : : :/: : : : : : i: :i: : : :ヽﾄl {::J} 弋`''"ﾉ/ /j/ Yヽ ﾉ l !:::::l:::!l:::_;;l::l i:::} ll 从l::}:::}
: :/: : : / : : : /: : / : : : i : :! : : : :ﾞ、 `''ﾞ ,, ￣// / ｝} }/ //i j:::::::l::ィ「:::j j i:j } ,ｨﾐﾉl::j
:/: : : /: : / /i: : ; :l: : : :j: : l: :l: :i: ﾊ r -―､ // /r-‐彡'ﾞ //::j/:::／i::l 从{ _,,_ ﾉ 沁 lﾉ
;: : : :/斗‐/-l: : i:/l : : /l: : l :i : } : i、 乂＿ ﾉ ノ / ノ フj / ノ::::::ﾉ:ﾍ::::::::ﾄl ,,ｨ炙 ` 弋} !
l: : : ;: / l/ i: /l:{ !: :/ 「ヽ ﾊ j: : i `ト .....＿ .... ィ/／j/l／-ﾉノ／::::l:::::::j:::ﾊ::::::<代:::)::｝ ヾ ｝
! : : l:/l / { i ll l :/ _,,l : /: :/: : :i::::::::::/r-|､＿,,,.ィ} ＞-＜⌒ヽl::::::::::l::::{⌒'"l::::::::iゞｰ'" , ﾉl
: : l l〒7ミ､ ﾄ| i j/ 斧Y// / : ∧l-ﾍ,＿L廴＿＿／／ ⌒ハ:::::::j::::乂 l:::::∧ ' ／:::l
: : l: : l /:::7j}/／ : / ／／ ,.O ＿ l {／ ／ i::::::j::::::l::::`ーl:::::::ﾍ ＿ ,,....イl::l:::::i
l : i: : l __ ｛シ /イ: :ハ/／ Y:::ﾉ '" ﾉ／ i::::l:::::::l:::::i:::::代::::::::＼､/:::::/ l::l::::l
､: :ﾄ: :l､ ( メ " /j: :／l : i/ o" __ノ i::l::::::::!::::l:::::l;:;:;＼＿::ヽ〉_/__ !:l:::l
ﾍ: l ヽ| ＼￣＿＿.... イjﾉ} /l: l : }`-、__ r‐､_r{ 人:::::::j:::ﾉ:::::ﾊ:;:;:;/／￣ ＼:::l←八旗に緑営とか
ヽ!ﾐoY)oノ／ j/ r|:l: :ﾊ､}こ_7斗-rｧV ＿＿ 〉::::!::::::::/;:;:;:// ﾍ:} その他諸々
そして大清はこの戦争に１００万人近い軍兵を
動員したという資料があります この時代にこの人数をサクッと
集められるのは やはり戦争国家の面目躍起でしょう
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ -=・=- -=・=- ＼
| （__人__） U | ・・・・・
＼ ｀ ⌒´ ／
そして清の派朝鮮軍は一旦奉天に集合したため
やる夫先生は遠征軍動員の詳細を記録しました
それはおそらく太古から続く 中華王朝の軍の実態です
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ -=・=- -=・=- ＼
| （__人__） U | こ れ は ひ ど い
＼ ｀ ⌒´ ／
非常に貴重な証言ですので
それを一部ご紹介します
＿
｝ ｀丶
／￣￣＼ ｢ ＼ ＿＿ -┴ ｧ ＼ ／￣￣＼
. / 清 ´ / ヽ /
| 国 | ＼ __ く／ . | 僕. |
| 軍 | ∨ __ '⌒ Ｙ ｝ | と │
| 兵 l _|{ '⌒ r:‐ﾍ 八 ,′ | 強. |
| 士 | ／ 八 ､:::ノ ｲ 丶. / | 制. |
| に │ , ⌒＼/ , / ｰｧ Ｔ´ { ＼／＼ | 契 │
| な. | （ （⌒ >く／ / . : / ',: :ヽ : 〈） ） | 約 |
|. っ | 丶＼{／ : : :/: : :./ ヽ-ﾍ : : : ／／､ し /
| て. l ／＼＼＿∧: : ,′| ｉ ｉ | ∨∧／／ : : :＼＿＼ て_／
| よ. | （__ ﾟ: :｡ :ーｧ‐' : ; | | | | ー‐く: : : : :｡: ﾟ : _ノ
| ！ │ /. : : :｡人: : :.:! | | | | ＼: ｡ : : : :）
/ （_／{:_:/ ＼:｛. { ,' ﾉ ＼_ﾉ￣
＼＿＿／ ￣> ＼)（／ く
／ ／￣￣￣＼ ＼
'ー‐ ー‐' ←清国軍（強制）徴募係
まず奉天へ集合を命じられた清の軍事組織である八旗や緑営や湘軍は
清国内を行進する道中において 体格のいい男子を根こそいでいきました
〃 / / / l ｌ 、 ヽ
{i{ｲ | | | / | ∥l∥ｌ l ヽ{ ﾐ､ ヽ、 ｒi }､|
＿ツ /|| || || /|､| || ｌ | ｌﾄ､ ｀ヽ ､、ﾐ､ l| ｛ }八!
≧‐_, ｌﾊl| ｌＮｌ/ ｌﾄ､l|| ヾ! ｌ| ヾﾄ､ }|ﾄ､ ﾐ､ﾉ ﾒ,_ノ
/ ィi l l ﾄ三≧x､il_ヽ ヽ ｌ_,,ﾘ≦三 ヽ|ｌ `＝彳
l/ lい､l ﾄ､lゝ `ﾆ’｀ヽ（＼ ヾ `ﾆ’_,｀ }! ､トー ' 俺達が・・・
ヽハ{、 ｀ ヽ 〃７ﾘ
ﾄ､_ｊ u 厶ｲ
ﾉｲ ｌﾊ u _ _ / トゝ
ｊ/| |l ､ ＿_ /!l l ﾄ､
ｊﾉ|| ＼ ´ 二 ｀ ／|从ﾊ{、
ﾄ､ヽ ＼ ／ |! ヽ＼
_| ＼＼ ｀ ー─ ' | l / /
＿,. -‐くヽ! | | ∨ / / ＼
最も多いのはその辺の路上にいた農夫
､＿刈从WWWW从从≦二ィ_,_
､_x≧W从从从WWi{从从从i从ア
ィW洲从从}i州从ハ从从}Wkく :.
､_j从WWW{i从{ , ､_ `}从 :.
洲W从从ﾘ{ィ＝≦壬r示≧＝代 :
刈洲W{iﾚ'´ 込Z弐シ {Z弐近{ :.
ｲ洲ｒ=i{| _ 冫 } :.
}从{ V|i ､_ ′ .' :.
从 {_ ｀ .ィこ> ,' :. 清軍兵士・・・？！
}ﾄ､_ ｀二 / ::.
从汽 ,ｨi斥仆v :.:
洲 ｀ ー‐- {i｣从｣ｼ{ .:.
ﾉ]} | .:
／.::i｣ 、 j＼_ : .
_ -‐ {::::::::{、 、 / {ヽ::ヾヽ、
_／ |::::::::| ＼ 、 { ハ::.:.:.. ｀丶、
_ -‐ ´ |::::::::| ｀ヽ､__ ／ ',:.:.:.. i ｀`丶、
／ |::::::::| ｀ヽ. {_ ',:.:.:. i ヽ、
/ |::::::::| l | ||! }:.:.:.::! ＼
./ ＼ |::::::::| l | |{ ｌ::.:.:::l ヽ
ヽ |::::::::| ／,ア￣￣｀ヽ l:.:::::::l i `､
＼ |::::::::| ／／ ／＞≦二;;}:::::::l | `､
それから町中に溢れる無職者・・・
|il|il|il|il|il|:::|i Ⅳ
|il|il|il|il|il|:::|i /
ｰ=ﾐY|il|il|il|il|il|:::|il|
ミ1三≧ il|:::|ilト.
彡/ ｀ヾ::::ゞ=彡∧
彡ｿ u ＼:::::／ |
彡::}__,,r:::::::::::ｪ::::::::::y、 え・・・？
彡::｢t￣`ｰ='7⌒ｰ=''〈}
彡::人_, lu ノニﾆ /ﾉ オレも・・・？
_＿ .. -=彡.:::::::/ | | {-─-{{ |
／´ `ｰ=彡'' ＼` 弋三ﾖj ∧ｰ── - - ．.
〃 ￣￣￣＼ ＼ ＼_＿＿/ ∧＼ ｀ヽ
// _＿＿＿ `ｰr -=ミｰ- _＿彡'' }::.. }´￣｀ヽ. ノ ノ
{{ ／/ ｀ヾ _＿＿人＿＿/∧ｰ一 ” 弋从 }_＿彡"ヽ
`ｰ{ _才 ｜:::::::::::::|| . Ⅵ:::`ｰ=彡 }
| _才" | |::::::::::::|| : Ⅵ:::::::::∧_＿＿__ 人
人＿__才" | |::::::::::::|| i Ⅵ:::::::::::i |
残りは乞食が兵員の基礎でした
_ ___ ___
__ /ハ .. -―-‐―-}:{､＼. //}:{
}:｢＼ }{／. : : : : : : : : : : }:{: ＼Ｖ:/ .}:{
}:{ 》'": : : : : : : :. :. :. :. :.}:{: : : ∨⌒＼.
}:{／′ : : ｉ: : : : : / : : : : ＼.､_/⌒ヾ: : ＼
ﾊ∀. : : : : |: : : : /. : : : : : ､:.｀^ｉ: : : : :＼: :.＼
__／:／: : : | : : |: : : ∧: : : :＼: :＼:.|:ｉ : : : : : ＼:ヽヽ
⌒／:.ィ: : :.:|-‐∧: : | ヽ‐- ._!: :..:|:|ハ: : : : : :: : :
／7/:ｉ:|: : : :| :/ ＼| _＼: :il、: :| : : }、: :、: : : みんなおめでとう！
/′|:|: : :/|汀ﾊ. ＾丁刈 ＼|: :./ }＼:＼: : | ﾉ
.|:|: :.ハ ﾋf} 弋ｰﾊ. |: : /ノV ＼ｉ＼!′ 今日からみんなは 栄えある大清国軍の兵士だよ！
.lﾊ:∧: } 〟〟 〟〟 |: /〃￣￣＼
}/＼ て￣） _....|/ iｉ ﾄ､ 皇帝陛下とお国と五族のために
〕≧=――=≦ ／ || .{ ﾉ ﾉ
.〈 丶 ／￣｀ＴＴ´￣:＼| `〉 .／ ＼ 一生懸命戦おうね！
＼＿｝: : : : ﾊ｣、: : : :｛ ＞ｧ-..、 ＼
＼ ＼／}{ }{ ＼_／ 八../⌒´ 〉 それじゃあ武器を支給するよ！
＼` }{‐}{⌒ ー---‐ ´ / ＼ ／
..＼}{ 「}{ ＼ /〉 ヾ､
／〕 ＼､ ／ ∧ ＼
.}／:＼ ／┿＼..＼
} ／┿ヽ／＼､＿＿／┿|╂┿.＼/
く╂┿/╂ｉ┿|╂┿|╂┿|╂┿／
＼../. ┿|╂|┿╂|┿╂l┿／
ﾄ､` ー ^丁7ー‐'⌒ｰ‐'７′
, ::::''"::￣￣:"::'':::､
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ.
/::::::::,, ''"￣＿￣｀丶.::::::::::::ヽ
r--､ /:::/´,, :::´￣:::::::::::::｀:丶 丶::::::::::',
l:::::::| /::/:::::::::::::::::|::::::::::::l :::::::::｀::ヽ:::::::l
､. |:::::::| l:::l:::::l::::::|::::::|::::::::::::|::ヽ ::::l::::::::::l:::::l そこのアタナ！
. ＼ |:::::::l f:::}|::l:::::l::::/|ヽ､|､::::::::::|＼:ヽ::::l:::::::::l:::::l
ヽ ヽ ｢:::::::::|TT |::::|:::l::::l::/＿＿ ＼:::::l／ヽ:::::l::::::::l:::::::l 体格良さそうだから
', ',丐不L::::::::j＿｣ ( )::ﾌl::::l/ { L::::j｀ ヾ:丁:::丁l:::::::::l､:::::l
} } ヽコ:::::::::::／__.大::::リ:::l::::l , ￣ .l::::::::l }::::::l この最新式ドイツ式モーゼル小銃をあげるわ！
/ ./ } }::::::::::::: : ￣ヾヽ｀ヽ::::l l:::::::lノ:::::::l
./ / ,,ノに7:::::::::::::::: : : : :: }::::::} l:;ヽ､. ヾ__フ .ﾉ:::::::l::|:::::::::', 一緒に頑張りましょう！
/ ／ T＿／::::::::::::::＿＿＿ノ:::::ﾉ_ l:::l:::≧:: ..__ . ::≦´::l:::::/|::|:::::::::::ヽ
￣ |:::::::]＿__.]＿／¨| ',::', {::｀ヽ､＿.. ﾉ::::::l::/::/_:|::|::::z-､::::ヽ
T::T j::::::|:|／ | | ヽヽ､::::::/::::ヽ::::::::::/::/´ ｀/ }::::::::＼
(|:::につ（ _）｀| | {;;;;;;;;;ヽ{;}-- ''";/／ / ノ:::::::::::::::ヽ
|:::|ナﾉ:|:| | | T;;;;7マ;;;t-..＿_ } （￣＿_ ）::::::ヽ:::ヽ
（＿｀つ ﾉ | | ／ヽ::::／∨ /（＿＿_ ）;}:::::::ヽ:::ヽ
（＿｀つ| .| |ヽ /' //ヽl:, } （＿＿_ ）ﾉ::::::::::iヽ｀ヽ
（＿｀つ| .￣| ＼ {{ .// ヽ＼ .／｛ （＿＿_ ）:::::::::::::l:::ヽ
,ィ仁从从从ﾍ从
`ヾジ从.从从ﾍ从从
`ヾ从ヾ从从ﾍ从从
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ﾍ从,从从'i,从从ﾋ
',从i从从ﾍ从从ビ
l从l从从从从从彡 おおスゲエ！
r' }圭l!佳少´ﾍヘビ、
〉､｀!圭l!ソ´ ', ﾍ彡 ありがとうございます！
l ' ＼圭ｲ ⌒ ﾍ ',ヤ
l ,.ｨ´ 二＞ﾆ≧ｭｪｪハビ,
l仁三i水三≧彡´ ﾄ l三ビ､
l`ｰ=ｲ二ソ ､ )! iィ三三ﾍ､_,.r二三 ＿＿＿＿
ﾊ `i"＝=ｭ､. l ﾍ三三三lｭ,r'´ 二 ￣ ,.イ￣ ｀丶
`､. i ┬ l! !.ﾘ ヾ､≧'´ ＞'´. ／ ＞ｭ.､ l.
ﾍ lﾄー-‐ｲ} / l ／ .／ ／ ＞=ｭ､ーァｭ.､ヾ
_ ,. -‐ ｧ´i ､`＝一" / i j／∠／/ ／ ＞'´ ｀丶 `丶ﾍ.ソ´
＞'´ ／/l l `ー─‐ｲ l／ .l .l l ／＞〈´ ＿＿I!, i l
＞'´ .l .i li `ー＝=－"ィ彡l￣l￣ ＞'´ ￣l 二 ￣ l! i i.l
,ｨ´ ,r ´i ヽl l ﾄ}圭圭三≧彡'ｱ´ ￣ 7'´i ＿二ﾆ─=-ｭ.,_＿ li! i ﾘ
,ィ ´￣｀丶.l ` ､ l. ＝l＝lゞリ/＝―ア´ l i i r´./ `丶､ ￣ lﾞー'´
/ 'ﾍﾞ丶 ｀≧ｭﾍ., ﾉイ/i ゝ l l l i ヽ. ﾍ `丶､,. ﾘ､
l il ヽ.,rｭ＞ｭ.l i '´ ,ｲ l r´ l i l l ,' ﾞi
', ,ﾘ i r! 丶..l l l ,i l l l l i 〉 / l
ヽヾ. _＿,.ィ' ﾘ ﾘﾄ､ .l l .O i,ﾘ. i l l ○ .l {. i ﾘ l
ﾞゝ, ノ ノ ヽ.l ! l l! l ',i l l ﾍ ノ /
i` ｰ‐＝ "イ lｭ､', iｿ ', ヾ. O .l i ヽ i" i
', ヽ l ヽ. i.二三＞=──‐-ｭ､ i l
ゝ. l' ,! ノ `ー─ァ＞'´ ´ ￣, ￣ ` ､ .i l
`ゞﾐ二 l i`ー─ '´ ,. ／ ´ ! ' j i
/ ,ｨl´￣￣二＝=､へ. ゝ ィ´. ﾍ / / ,. ´ ¨ 丶 ', /
l / ＞ー ─､ 丶 ﾍ._l ノ ＿ }-= l .' ´ i ﾞ , li l
l i | ＿ 丶, l三三二二三三圭l.l ! i ヽ＿|l＿ l .l「!
', , l´￣ ｀ ;:. !三三圭圭圭三三!l l ー . ‐l ￣￣l| ￣ l ll l
ﾍ , ｀r ￣ ¨ ｀ ;:.. l三三圭圭圭圭三l l !. ' , ´ / l! ,' l .l
ヽ.ヾ=ュｭ､. _＿＿ﾉ三二＿ l ', ', ヽ. _ ＿ .ノ. ,' ハ
`ーー="￣ ﾍ ユ ﾞ ー=--ｭ､ﾍ' , l /／ ﾞi
i ! ',ﾘl圭l圭l圭℡､｀丶. ._＿.l _＿ ,.ィ´´
清国軍は一応 西洋式の武器を導入していました
∨ ヽ ヽ///,ヘ、 ヽ .＼
. ∨ .ヽ ヽ/////,ヘ、＼ ｀ 、
. ∨ ヽ ヽ//ﾍヽ、/ヽ、.ヽ .ヽ _
. ∨ ヽ ヽ/ハヽ.ヽ//ヽ、.＼／ ., / ,＞--ｧ
V ヽ ヽ//ﾍヾヽヽ、/> ' / ム': :＞' ￣ ｀
V＿_ヽ＿.ヽ,/,∧ヽ,=ﾆ二ヾヽ!: i: :／二ﾆ＝ミ、
｀￣￣ ￣￣￣ヾ '--ヾヽ:i: |: : : : : :＞ 、__
／イ二二: : ; . . ─── . . X
,: /／::::::::／: : : : : : : : : : : : : : ｀ヽﾍ、
, //::::::::／,:￣＿＿: ;へ: : : : : :ヽ: : : :＼
. ＜/ム:::::/: :i: : / : : : : !: : : : i＼ヽ :∨: : : :＼
／' |: ￣! : :∨:!: : : : :∧: : ﾄ:! ヽ:廴ﾊ: : : :ヾ.ヽ、 残りのやつは槍だな
! : : i : : ヽi: : : :ﾄ!i 丶: i ／V |:! : ﾄ:|
|: : :!ヾ: : :ヽ: : |丁二ヽ! ,xrｧiｲ : i.ij
ヾﾄ:| : ゝ、:ヽ: |ヽ| しヾ .!_7 |／
ヽ!: : : Y ヽヽ! 丶-' 、 ,
| : : : ＞-ヽ、 ー- イ : ＼
|: : : : : : : : :/≧ - ＿ .,へ＿: : : :＞ 、
. i: : : : : : : ／、///,ヽ、'i,∧、ヽ. ｀ ＜: : :＞. . 、
. /: : : ;＞─ヽ,ヽ ////ヽ.iノﾉヽ .丶 .｀ ＜ -- `-
/: : ／ ∨/￣ フ,イヽヽ/X ﾍ ／ ｀ ＜
. /: :, ' !////＞=ゝ'x'‐//X ﾍ.、! ｀ ＜
/ ／ 、 ﾊ////////｀/////ﾍ .ヽヽ＞ 、, ' ヽ、
. 彡' ／｀ヽ、 , ┐＿////////////∧///,,ヽ ヽ,--x.' , .'
. ｀／ .>': : : ｀ヽ//`ゝ////////'////,丶 `,...'::::::::::ヽ、 , .＜
／ ／: : : : : : : ヽ、///////////゜///ﾆ、::::::::::::::::::::ヽ'、
. / ＿/: : : : : : : : : : : 丶//////////∧// ヽ::::::::::::::::::／ヾヽ.、
.八 .ヽ: : : : : : : : : : : : i/////////,/ .〉 .|:::::::＞＜ヽ: :ヽ 、｀ヽ.、
. ＜ .｀ヽ!--.、: : : : ://////////, ./ iハ~: : ｀ヽ ヽ: : :ヽ` ＜ ＜
｀. ＜ /::::::::｀...x: :///////////! i , 、 !__ヽ: : : : :ヽ ヽ: : : ＼ ｀ ヽ、
//./: :｀7x::::::::::::::::::::::7//////////, ,ゝL.Lヽヽ‐},ヽ: : :ヾヽ ヽ: : : ｀.、
. /:, / : : ｲ（:::::::::::::::::::::::ハ,////////,ﾉ.ヽ::::::::::|￣`~//ヽ: : :ヽ.ヽ ヽ: : : ヽ
i: :!.i: : : :ii: : ＞-＜__.ノ !////////! ヽ、:::::! ヽ ヽ/.,ﾍ : : ﾊ .ヽ .ヽ : : :ﾊ
. |: i .|: : : ﾊ: : : : : : : :i. ヽ |///////,/ ∨/ヽ! ヽ ヽ/∧: : ﾑ ヽ ヽヽ:∧
|: :! |: : : i |: : : : :ｨ-┴ i .|///////,＿__ |' ヽ L┬ v─ヽ,ﾊ: : :ﾊ ヽ ヽヽ: i
.|: :i .| : : ! !: :ﾄ: :ゝ＜ヽ- ,',/////// !｀.「 .ヽ .| ヽ ヽ、: :i ヽ ヽ`
ヽ: !.ヽ : i ヽ: i !: : : ,///,//////// ! ヽ .i ヽ ヽ: :! ヽ ヽ
｀ ヽ: ! ｀ヽヽ: ////////////└--z＿」 ヽ L V-z_X ' 、! ヽ ヽ
::.::.ｉ::.::.::.::.|::.::.:.:. : : ∠三l: : : :/ / ,| }
::.::.ｉ::.::i::.::｣::.::.::.::.∠三三}／/|: / / / /｣ ∧ /
::.::.|::.::|三}::.::.::.厶x≠≦≧メ｣/ / 厶i 厶｣ / / }イ
::.::.l::.::仁ｺ::.::.癶ヱア´ ｀了 / .ｲ 厶抖=≠ミ7 ,′ 、 ,′
.::.::ﾄ､:仁厶::.:仁≧≡≡≦斗 , ' ／ノ厶r少′ ,〃 厶 ＼/
､::.仁≧ﾆ厶:｣二ニﾆ≦⌒~｣/ ／ ´ﾄ≦三三７ ／ 、 ＼
厶仁二二ニニﾆ＝:. / ／ |:.. ／'"⌒7´ |ヽ
三三二ニニﾆﾆ=::.:. /'"´ |:.. / | ｀`ー一 ・・・槍・・・？
三三二ニニﾆ=::.:.:. |:. / ∧ i｣
三三二ニニﾆﾆ=::.:.:. }:. /／ }ノ
ﾆ厶三二ニニﾆ=‐::.:.:... ‐ _ノ /´‐- .._
三厶三二ニニﾆ=‐::.:.:... , ' ｀ヽ、
三三＼三二ニﾆ=‐::.:._:.:.:.-‐─‐‐-‐- < ヽ
｀`ヾ三ﾆヽ三二ニニﾆ::.:.:.:.:.:_＿＿_ ヘ ヽ ＼
,__ ＼三二≧三三二ﾆ=::.:.:.:.:.:.. ∠三厶 `、
三≧x. ＼三二≧三三二ニﾆ::.:.:.. ∠三二ニ厶 `、
三二≧､ ＼三ニ≧三二ニﾆﾆ∠三三二ニﾆ厶 `、
しかし基本は刀槍兵でした
/{
,. -─:‐': : ー--. 、
. ／: :,: -‐:､: : ─:-: : : :＞.､
. /: : : : : : : /＼: : : :＿ ｀ヽ: ∧
/: :/ : : : : /: : : }￣: : : : ￣＼∧ ＿__
. /: :/ : :/ : /: : : : :＼ : : : : :＼ : : :ゝ＜:::::::::::::i
. ／:i: :i: : :,': : i : : : : l : : ＼: : : : :l:＼∧ }::ﾘノ::| サイドアームとして
／ | : |: :l : :i : : :| :|、: :| : : : : ＼: : :} : :ヽﾍ＿|/::::::::|
|: :l : l: : l : : : l:トＶ_:ﾄ､: | |: ｌレく l : : : l＼ |:::::::::::|＿＿ 短い刀も付けちゃう！
. |:∧: l: : l:ｌ: : ∧,ｨｧﾃｒ ＼ﾄ､l|ｨｆ｢＼ : : |､ ﾚﾆﾆミ}＼＿＼
. | V:! : ｌ:l : : ∧以ﾘ じ /:ﾊ : ﾄ､ ﾉ | ￣￣＼
∧l : : l : : ﾄ､ゝ , /lト{＼ｌ__し'ﾆヽ._ｊ ＼ ＼
. 厶ﾆNヽ!: ｌ ｌﾄ､ ヽニニｱ／ノ （__ﾉノｲﾄr ＼ ＼ |
// __ ヾ＼l{ ＞ __ イ／{ ＼ ／ /⌒i ‘Ｔ´ ＼ ヽ │
. 〈〈／--＼ ｀ ＜＿{0}ﾘ __ヽ.／ , ′ / / ＼ ＼ ｊ
/￣￣ヽ:} ﾉ rvr ､＿{ ｢ｿ ／ , ′ /__/. ＼ ＼{
. /::::::::::::____ﾋ'__辷ﾚ=====ヽ ／ , ′ / {. ＼ ）
/::::::::／ / ＼ ／ , ′ / ＼ ）／
|:::::ノ| ＼.__／ , ′ /ヽ.＿/
∨ .| i⌒ヽ | ￣）, ′ / ＼
/ | ｌ_／´V ‘,｀ー‐ ', ′ ./〕＿__,ﾉ〕
/ ∧ ∧ 辷 ∨ ', , ′ , ′ ＿_}__}
| } ', ﾊ 辷∧ ‘， , '＼＿＿/ ﾉ
l │ '， } / ＼__} ，─rグー‐┬'
l ! } |/ ， .／／￣＼ ，
| ノ ‘ｰ/ ／／ ヽ___ﾉﾊ
｀¨ ./ , ’ ／‐く ,ﾊ￣ ＼
. ,' , ／ 〔＼＿＿_／ ∧＿ノ'，
. ; / ／ ＼＼＿＿／::∧ ∧
; ./／ ｀¨¨⌒ヽ----ﾍ '，
. i／ ‘， ﾊ
V´{__|
V ∧
乂__ﾉ
､_,､_ ,､_,__,_
_洲WW从W斥k
刈州州从从込iﾄ
仆W^__､_ ,＿_V[,
洲「{弐]刊卉｣ｉ{` 刀・・・っすか
｛｣i｀￣〈|｀￣ り ..
}l､ ‐_,‐' /{ ...:..
∧＼iWi{ﾚ'{ﾘ` ....:..
_/.::::',_r三く斗ﾍ、...:...
, -<:::::::::::::`r一＾㍉,.:､.｀`丶、
／ ヽ:::::::::::::｀マヽ、 ヽ、 ｀ヽ.
. / `､::::::::::::::∨.＼_ `､ ',
/ ＼ `､::::::::::/.:::::::::} ', }
/ ヽ `､::::/.:::::::::/l ﾄ、 |
〈 ､ ､ ∨.:::::::::/ { | V^廴
} ､ } /.:::::::::/ ∧ | } }
/ _＿＼｣ /.:::::::::/ { ∧ } | |
. / _／ ￣｀¨¨¨¨¨｀ヽ＿| ヽ/ }
{ { l / ′
', L､ ｣_ { ,′
､ }｣冂 /
ヽ / {「 |､ /
ヽ /￣{厂｀、 イ
ヽ / }ﾄ､__,}
}.､ / ∥ ｜
l ＼ / ∥ ｜
{ ｀ト一'′ }} _j、
|｀ヽ､｣{ : 〃'´ }
ｌ ｀ヽ、:.. .: ／ l
l ｀ ーｒ‐r'"´ l
l | l l
l l ｌ l
. l. ｌ l. l
l l l l
. ｌ l l l
あと短い刀が付いてきたらしいです
_
, -- ＜:.i ＿＿
／フ─ﾐx.!:!,x '"- "⌒ ` r─ｧ
＿＿＿ V":" "二 x、 ／7‐"
, 孑──`─=ﾆ:::::::＼＼ , ".イ
.／: : : : : : : : : : : : ＼::::::::rヽ＼,イ. イ
, .⌒ ⌒: : :へ: , へ: : : : :Yx::!: : : :i／
/: : :/ : :ｲ:r、 : ＼: : ＼: : :ﾊ:`i: : : :|
/: : /:i: :/ i: ! ＼i、: Y : : ＼': i:V: : : :! いいかお前ら
!: :/: : !:ﾄ.、ヽ _,!孑:ﾄ、: : :ヽ:! : : : : i
!: ﾊ: :!rミ、 " ,斗=.ｧ ヽ,-、ﾄ' : : : : ﾑ ドラが鳴ったら
V !iﾑ じ .r'::! 〉' 、: : : : :丶、
.！ , ｀" /, イ-- ＼: : : : : ヽ） みんなで『ヅァー！』って言って
＞ 、ｬ .フ, .イ"//ヽ￣ヽ.＼: : : : :ヽ
イ ／` .フイ__//--＜＼ i, ヽ : : : : ＼ 突撃するんだ！
, " .イ .／⌒.Y////////,,V" Y: :/: : : ＼
／., " / !/////////i !:/: : : ﾑヾヽ
イ .イ ／ .!/////////| ｲ : : : : ﾊ ヽ:，
イ " イ ヽ ,∠ノ/////////,i .／ : : : : : : : :! i:!
イ " , イ },イ∧////////// , .イ : : : : : : : : : : ! i:!
イ ィ , ィ , イ .V/＼///,_ .-. .": : : : : : : : : : : : : : i. !!
イ , " , イ ., イ V//,, イ _: :- ": : : : : : : : : : : : : : :! /,'
__.イ イ,...ィ" , - " `,イ,イ,, ": : : : : : : : : : : : : : : : : : !':/
／ .7"¨":::::::!,＞ " ／,イ/／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : !/
∠--- !::::::::::::o::」 /," i//": : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :/
. ／ ゞ゜- ＜ ＿ // ,ｲ,/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ィ: /
" , ヘ ｲヽ_i: !7//!: : : : : : : : : : : : : : : : : : , X/,.ｲ
,.i rイ"イ!:i///!: : : : : : : : : : : : : :_＞,"//／ヽ¨Y
.Y,＞Y , イ,.イヾ、,,!: : : : : _ ＞- ,"/////,／///ハヽ、
.,...＜::::::::::!, イ 人//,,!: : ,,イ////////////////////,Y人
Y:::::::::::::::::::::::{,イ.V ",i//,i ,ｲ////////////////////////! }
!::::::::::::::::::＿ゝ／／.!//!:i/////////////////////////,! ｀ ＼
ﾏ::::::::;.イ ! У !//!{/////////////////////////,ト、 }
{￣ ,イﾑ .V / .ゝ、//////////////////////////! .丶<
ゝ.r ﾍ V/ハ ｀Y i ＜//////////////////////＼!ヽ Y
.＼ヽヽ/∧ .i ! !｀＜///////////////////,,∧ ヽ/
.＼ヽヽ,ヽ!、 .! ! .ト 、/////＼//＿＿＿_/ .ヽ Y
ヽヽ V::::`...- xヽ.! .! ! 丁`.r─‐" ヽ ヽ ヽノ
.!ヽ/:::::::::::::::::::7、 ト.人 ヽ i ヽ ヽ ヽ__ .ノ
.!,/:::::::::::::::::／ ￣ ￣ .Y r--x＿_ﾉ
/7:::::::::::::Y ｀----┘
./"{::::::::::::::ハ
i , >r‐ " ¨}
Y ｒ,ｲ , イ
| ,{.i.!,イ//
|,`十"//
!//゜/,/
.i/////
＼__人__人__人__人___人__／
≫ ≪
≪ ヅァー！ ≫
≫ ≪
／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
――――∧＿∧
＿＿＿＿＿( ´Д｀)
―――==○====○=====X二＞ ――――∧＿∧
＿＿/ （＿_） ＿＿＿＿＿( ´Д｀)
―――（＿_） ―――==○====○=====X二＞
＿＿/ （＿_）
―――（＿_） ――――∧＿∧
∧∧ ＿＿＿＿＿( ´Д｀)
(#ﾟДﾟ) ―――==○====○=====X二＞
＜二X=======と/:::::::]つ ――――∧＿∧ ＿＿/ （＿_）
/;;;;;;;;i;ゝ ＿＿＿＿＿( ´Д｀) ―――（＿_）
（_/`Ｊ ―――==○====○=====X二＞ ――――∧＿∧
＿＿/ （＿_） ＿＿＿＿＿( ´Д｀)
―――（＿_） ―――==○====○=====X二＞
――――∧＿∧ ＿＿/ （＿_）
＿＿＿＿＿( ´Д｀) ―――（＿_）
―――==○====○=====X二＞
＿＿/ （＿_）
―――（＿_）
＼__人__人___人__人__人__／
≫ ≪
≪ ヅァー！ ≫
≫ ≪
／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
＿
_´＿ _` ､ おかしい・・・
／‘=’ﾆ ‘=’u‘.
i └‐' ｰ' ｕ‘. 世界はもうすぐ二十世紀のはずだお
ヽ !
臨時の兵営が病院の裏手に出来たため やる夫先生は度々見学に行きました
彼らは上述の通りの装備を与えられ 上述の通りの突撃訓練を一二週間行い
それで一人前とされました
¨¨¨¨¨ 、
／ ｉ ｌ! | ＼
′u | | |ｌ ! u. ヽ あの・・・将校さん
/ ! （___人___） }
i u !ililililil| / その『ヅァー！』ってどういう意味ですかお？
! {ililililiﾉ ／
ゝ イ..ノ}
7 ..ノ} ! ノ
/ .ノ |´
/ |
満洲軍兵士と仲が良くなっていたやる夫先生は
とある将校にこう質問しました
.. .. --:7:ヽ――: . . ..､
／: : : : : ::l: : : : : : : : : : : :.＼
,. : : : : : : : : l: : : : : : : : : : : : : :.ヽ
./: : : /: : : :/:/l: :i: : : : : : : : : : : : :.ハ
/:: : :/: : ://:/ !: l: : : :l: : : : : : : : :l: : :.
./ /: /:: ::/l::ll:l !: !::. : :|: :l : : : : : |: : : :! 『ヅァー！』っていうのは
/: :l: :ｲ:: /_.l斗lイ l::ﾄ､: :､!: : |: : : l: : |う): :l
ノ : ::|:: :l::/ l' l!. ',l ＼lー:l:､: ::|: : l)): : :! 中国語で突き刺せって意味なんですよ
| : : |: :.ﾚ i! ヽ ＼: ::|: : l::::: : |
| : : |: : | x＝=､ ＿ ヽ.|:: /:|::: :ｌ|
/ｲ: .:| : :| , , , , , ´⌒ヾ. |/.: :!::::ﾊ!
./' l: ::|: : | ., , , , , , l::: : |:::::lヽ._
|: l:|: : | ,､＿＿__. /! ::/:::/
ヽﾄ:ヽ::l＞. 丶 ＿_.ノ .ｨ::ll :/l:/
ヾ',lﾊlヾ＞,. . ＜/ﾚ./:/ /
ヾ. {ﾐ===｀T´=='=} /'ｲ
__ ／｀ｖ‐,ｨヽ､. || ／.l__
./ / ￣二l_――.､._}{_.ｧ――"'､￣￣ヽ
.ノ | --､}:::::::::＞{::::}＜:::::::::::::/ ∧
／ l | ィ }:::::::::::/´Tヽ::::::::::::::::l / ＼
＿＿＿＿
. '" U ｀丶、
／ ＼ ＼
/ ｀¨″ `'ｰ'"￣｀ ・・・それで
{ 三三 三三 }
'. Ｊ / なんでそんな言葉を言いながら
＼ ｕ ﾞ'ー'^'ー'ﾞ ／
｀¨７ ￣ ‘, 突撃するんですかお？
/ ‘,
／: : : : : : : : : : |:.: : : : : : :.i: : : : : : : : : : : : :＼
/: : : : : : : : : : : : |: : : : : |: : |: : : : : : : : : : : : : : :ヽ
/: : : : : : : : : : : : /|: : : : : |: : | : : : : : : : i: : : : : : : : :.
'.: : :.ｉ: : : : : : : :i: ' |: : : : : |: : |.＼.:.: : : :.:|.: : : : : : : :.:|
| : : : |: : : :i ‐--| 八: : : : :!.:斗─＼.:-‐.|: : : : |: : : : | そんなの決まってるじゃん
| : : : |: : : :| .: :斗==ミ.＼.: :.|＼|ｨ==ミ＼:.ｉ|: : : : |: : : : |
| : : : |: : : :| ∨.rJ.:ﾊ ＼| rJ.:ﾊ. ﾘ|: : : : |: : : : | 相手を驚かすためだよ！
|: i: :.八: : : { i::::::ﾉ| |:::::::ﾘ }.|: : : : |: : : :八
| l| : : : ＼: :. 弋.(ソ 弋(ソ |: : : : |: : : : |
ノ:ﾉ|: ｉ: : : : l＼ |: : : : |: : : : |
|: |: : : : | ' |: : : :ﾉ :ｉ: : /
| l|: : : :个 ､ r‐─ｧ , /.: :./|: /|: /
|八: : : : ｉ: : | i＞ ___ ＜/: /:.:／ .|/ .|/
＼: : |＼|ハ|/∨ } {ｭノ∨／
＼| { ¨}{¨¨¨￣ |
, -‐ ´ .}{ ,ｨ ｀ ‐-､
/ r―─､___r―─‐ｭ ヽ
/ .{:::::::::::::{::::}:::::::::::::::} }
清国軍将校は平然とそう答えました
このヅァーはおそらく『刺』か『殺』の
中国よみと思われます
,ィ仁从从从ﾍ从
`ヾジ从.从从ﾍ从从
`ヾ从ヾ从从ﾍ从从
ヾ从ﾍ从从i从从
ﾍ从,从从'i,从从ﾋ
',从i从从ﾍ从从ビ
l从l从从从从从彡 すんません ほむらさん
r' }圭l!佳少´ﾍヘビ、
〉､｀!圭l!ソ´ ', ﾍ彡 このドイツ製最新式モーゼル銃の
l ' ＼圭ｲ ⌒ ﾍ ',ヤ
l ,.ｨ´ 二＞ﾆ≧ｭｪｪハビ 使い方を教えてくれませんか
l仁三i水三≧彡´ ﾄ l三ビ､
l`ｰ=ｲ二ソ ､ )! iィ三三ﾍ､_,.r二三 ＿＿＿＿
ﾊ `i"＝=ｭ､. l ﾍ三三三lｭ,r'´ 二 ￣ ,.イ￣ ｀丶
`､. i ┬ l! !.ﾘ ヾ､≧'´ ＞'´. ／ ＞ｭ.､ l.
ﾍ lﾄー-‐ｲ} / l ／ .／ ／ ＞=ｭ､ーァｭ.､ヾ
_ ,. -‐ ｧ´i ､`＝一" / i j／∠／/ ／ ＞'´ ｀丶 `丶ﾍ.ソ´
＞'´ ／/l l `ー─‐ｲ l／ .l .l l ／＞〈´ ＿＿I!, i l
＞'´ .l .i li `ー＝=－"ィ彡l￣l￣ ＞'´ ￣l 二 ￣ l! i i.l
,ｨ´ ,r ´i ヽl l ﾄ}圭圭三≧彡'ｱ´ ￣ 7'´i ＿二ﾆ─=-ｭ.,_＿ li! i ﾘ
,ィ ´￣｀丶.l ` ､ l. ＝l＝lゞリ/＝―ア´ l i i r´./ `丶､ ￣ lﾞー'´
/ 'ﾍﾞ丶 ｀≧ｭﾍ., ﾉイ/i ゝ l l l i ヽ. ﾍ `丶､,. ﾘ､
l il ヽ.,rｭ＞ｭ.l i '´ ,ｲ l r´ l i l l ,' ﾞi
', ,ﾘ i r! 丶..l l l ,i l l l l i 〉 / l
ヽヾ. _＿,.ィ' ﾘ ﾘﾄ､ .l l .O i,ﾘ. i l l ○ .l {. i ﾘ l
ﾞゝ, ノ ノ ヽ.l ! l l! l ',i l l ﾍ ノ /
i` ｰ‐＝ "イ lｭ､', iｿ ', ヾ. O .l i ヽ i" i
', ヽ l ヽ. i.二三＞=──‐-ｭ､ i l
ゝ. l' ,! ノ `ー─ァ＞'´ ´ ￣, ￣ ` ､ .i l
`ゞﾐ二 l i`ー─ '´ ,. ／ ´ ! ' j i
/ ,ｨl´￣￣二＝=､へ. ゝ ィ´. ﾍ / / ,. ´ ¨ 丶 ', /
l / ＞ー ─､ 丶 ﾍ._l ノ ＿ }-= l .' ´ i ﾞ , li l
l i | ＿ 丶, l三三二二三三圭l.l ! i ヽ＿|l＿ l .l「!
', , l´￣ ｀ ;:. !三三圭圭圭三三!l l ー . ‐l ￣￣l| ￣ l ll l
ﾍ , ｀r ￣ ¨ ｀ ;:.. l三三圭圭圭圭三l l !. ' , ´ / l! ,' l .l
ヽ.ヾ=ュｭ､. _＿＿ﾉ三二＿ l ', ', ヽ. _ ＿ .ノ. ,' ハ
`ーー="￣ ﾍ ユ ﾞ ー=--ｭ､ﾍ' , l /／ ﾞi
i ! ',ﾘl圭l圭l圭℡､｀丶. ._＿.l _＿ ,.ィ´´
また最新式の小銃も 一部導入されてはいたのですが・・・
＿＿＿＿ ／ ／
,.， ´:::::::::::::::::::::::::｀丶 ／ ／
,..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ ／ ／
／:::::::::::::::::::::::::::::::: .．＝ニニ二＼ ／ ／
,::::::::::::::::::::::::::::::::::/∠ﾆ＝ ¨´:::::::::::::::::. ／ ＿／
/::::::::::::::::::::::::::::::::/／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. ／ .／⌒ヽ＼
. :::::::::::::::::::::::::::::::::ｲ:::::::::::::::::::ﾊ:::::::::|::::::|::::::::::， ／ .／ }/
{:::::::::::::::::::::::::::::::::|::::|:::|::::|::/ }|::::∧::,.Ｌ:::::::::', ／ .／ .／
l::::::::::::::::::|:::::::::::::::|::十┼:l､⌒ i|::,' }/ハ:::∧| .／ .／r ､ ＿ ／ 実は私も使い方
.l:::::::::/:::::::l:::::::::::::::l::/ｘ===ﾐ |/ ｘ=ﾐ.∨::| ／ .／ 〈＼ ＼ ヽ
..l:::::∨:::/^:l:::::::::::::::l.{{´し:::::} {z;;ｿ.l::::::| ／ / .r ､ ヽ } | 知らないのよね・・・
l:::::/:::::{辷|:::::::::::::::l 廴辷ソ 辷ｿ.l:::::::| .／ / | | ﾉ .′
l:::/:::::::::＼|:::::::::::::::| u ､ |:::::::| ／ く＿／/ /| / どうやって
.|::::::::::::::::::::|:::::::::::::::| u ／::::::::l ／＼ .／／ / ／⌒}＿
|::::::::::::::::::::|:::::::::::::::ト . ￣ ...:::::::::::::: ／／⌒}＼／／ ∧ ＞=ｲ ｀ヽ 弾を込めるのかしら？
. |::::::::::／:::::}|:::::::::::::::|三≧==---イ::::::::::::::／／ ／ > {＼|＿_ ／/| ，
|:::::／::::::::::八::::::::::::::!ﾆﾆﾆ/ハ}ﾆﾆ＼ :::／ {＿／ .／ /＼＿＿∠ニヽ |
l::::::::／＼くﾆﾆ', :::::::::|二 //ニ}}ﾆﾆﾆ／ ／ {ﾆﾆﾆニニニ ／} :|
/::::／ ＼ﾆ＼:::::|⌒¨¨}{¨¨¨´／ ／＼ |＼ﾆﾆﾆﾆ／ / :|
/::／ ﾏﾆ ',::| ／ハ＼ / ／| ⌒ヽ .| ｀¨¨¨¨¨¨´} :|
/::く ﾏニ}|/ /∧}/＼ .／:| | ´￣￣｀ヽ/＼ / |
/:::::::|＼ ﾏﾆ{ .／￣/:::::: :＼ ／＼ | | } ー─＝彡 |
/:::::::::::| ヽ ﾏ:/ ´￣￣￣ ｀ヽ￣￣ / ∧ } 丿
使い方が分かるものはおらず
教えるものも皆無という惨状でした
.......-‐…￢‐-... ／ ／／
. ,..:::::::::::::_:: -―- :::::::｀ヽ 「／ ／／
. ､〈::::;＞ ´ , ｀ヽ ｀ヽ::::＼ ／ ( ／／
ミ⌒ У , ／＿､__ ∨:::〉 ／ / ./
__彡z ,′/ _/ ´ ｜ヾ. }, ∨ / 勿／／
_y´ i { /.l ｧ笊¨¨ﾍj .从 .} ,.､/ .┌､ 「
ﾞw { ∨笊 ゞ' ´ / ﾊ_j ,厶 /∨ / ソﾉ
. 从辷ゝゞ ' ''''''''''厶／ ＿_〉_ . ；/ ,.--ﾍ´
/､刈 ''' , っ / ／;=ｦヘヽ. 」/ ミ三/
乂_､介 ､ ~_ ,.イ >ｘ_, ／ ／／ニミ､ ...j /. ,' ,′
ﾉミ､三三ﾉ＿| 「 ,／ .|:|.〈 /ｰ'／ ,ﾘ:}..// ,' ,′
｀ヽ )) ／,.-┼l-┴┐ |:l `¨¨´. ｀¨¨´ /// . ,' ,′
. 乂＿彡' 丿,vそ水｀ヽ 丿 ∨ ...:::.:_____::///... ,' ,′
／ /／∥ ｀1「........ . ヾ.::::::::/:＞‐v' 〈 ,' ,′
ヽ У || ..::|ﾉ:::::::::::::::::}ｰｧ弋.／/| ＼ ,' ,′
. ∨. .:::::::||.:::::::::::::::::::::::::/__.j〒〈 `ｧ'ﾍ､
∧:::::::::::ヾ:､::::::::::::::::／// |｜ ＼ / ||
＿＿＿___/ ＼:::::::::;:＼::¨二´∧∨∧j / ＞-く ||
／ﾊ ／｀¨¨＼∧∨///∧∨/77j― ／ ∥
＿＿＿＿_／ ∀', ∀Z7//＼＼/￣ , '⌒|「
∧∧.∀Z7///／￣ jj
／ ｀ｰ=三=-‐´| ､ jj^
. ｀Y / | ＼ ,ｲ
廴/ / j ! ﾊ ノ‐' j
/`ｰ〈＿ _厶__|＿__z'⌒´ ,′
/::/:::::/￣｀ヽ ﾉ...7＝´....__ /
. /::/:::::/::::/::::／ /::/::::/::::::｀ヽ/
/::/:::::/::::/::::/ . ../::/::::/:::::::/::/
. /::/:::::/::::/:／ /::/::::/:::::::/::/
さらに配布された小銃も雑多で
先込め式を持つ人もいれば・・・
/ ﾄ
. /{ ＼⌒ヽ{ ＼ }
{:人 ＼ }＼ ヽ ＿ ＿ ＿_,ﾉ ヽ
{ ＼ ヽ／⌒ヽ／::::::} /::::::ヽ/⌒>'´ ／ )!
＼ ‘､ ヽ/::::::::::::::}＞'´￣ ´￣¨7:::::::::::::∨´ '´￣￣￣¨ｱ |
::.. ＼＿ _ゝ､_＿{:::::::＞'´ {:::::::::::＼{ ＿ ー--‐ｧ' }ｿ
＼::.. ＼.＼ ／ ア _＿{／ ／ {::::::::::::::/´ ￣￣￣ ／
. {＼::.. ＼} ;′/ ／__,／ / / / / ヽヽ::::::__,{ _＿＿__／¨￣＼
. ＼＼::.. ＼ {/／::// / / / {: ,.ｲ {ﾍ ﾊ :Y´ /{ { ＼ ¨￣｀ く⌒ヽ
. ｀¨＼::.. ＼ ⌒7 { :| |_ /{ {/ | 八{ }/ |∧ ‘､ ヽ､＼⌒ヽ
＼::.. ＼ {八 /{ { 芹ミ { 斗芹≦´ / /|::::::＼ ＼ ', ヽ }
＼::.. ＼ j ヽ{人 {ｲ rﾊ'ヽ{ r'::ﾊ Y /-{_＿／ヽﾄ､ヽ } } ﾉ
＼::.. ＼ _＿{ ＼代ﾘ ∨ソ/ / / ／ / )ﾊ / /
＼::.. ＼/ ⌒ヽ∧ ' { :{/イ く ノ } /
. ＼::.. ＼〃⌒込__ -‐ {_」┴＜⌒} イ
＼::.. { _/ ヽ ￣¨ヽ￣｀＜乙r'^ヽ｀く
く¨人__} / ﾄ､ ￣ヽ ｀ Y⌒> ﾊ
ヽ { ／ ハ:} ＜´ ⌒Y} }
｀ﾞく ／ / ヽ＿ r'ソ .
〃に＿,／.. ＼ー＜廴_乙ソ' /
{{{ {(＼::. ＼: :{: : : ＼ /
＿__ r{:}} } ): :＼::. ＼ : : : : )ア
: : : : ¨＞ ／{ 》､ { ): : : :＼::. ＼:／´
: : : : : : : : ｀＞ ／⌒} .／ ／ハ ＼ } ): : : : : :＼::. ＼
: : : : : : : : : : : : :＼::::／ /o/ ∧ /く : : : : : ／ ＼::. ＼
三三三≧ミ ￣￣｀＞ / :/ } / ノ : : : : /. ＼::. ＼＿
／ ＼＼: : : : : : : :｀く /く: : : : : :/ ＼::. ＼＼
. ＿＿_>､＼ : : : : : : : ＼ {⌒ヽ : : : / {＼::. ＼}
＼≦三三三ミ:＼ {:::::::∧: : :} ＼＼::. ＼
ひどい人は弓矢を支給されていました
装備も訓練も悲惨の一言でした
_y-"t:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_,/ﾚ r;.. _`'-"k、
`k:::::::::::::::_;j'::,、_;::::_,、::,:::::、::::::::::::::::"-l!ﾉj" , i~ｌ;'k"~
_,,ﾉ":::::::::::::ﾉ'i!"~ﾉ'lﾉ"'lノj;;;rj!,、::::::::::::::::ノ` j _ j ''、 `-, ヽ ~ｌ;,_
` ､ ~:;;;":::::::::_!t `´/''l!r~l::r:::::`.ー.t ﾉ' : '、 `-';;、 '':、 `、l '"'it"t_,,.
.......`ヽ 'jﾚ::,、ノ!' ヽ'l,:::::r''"~ _. , jﾉ l、 ''、 l!、 ﾉ ヽヽ ~~_,ノ'
...............`、jr-l ;j,__ 't、、 _, `'j:j:`ヽ=r'_ l lj ヽ ヽ `=、 '、 ;、`, ''t, _! t! _=:::"jﾐ
................/;j .l/ ~l”"'''ー-､_,j､.!,,r''" _,,,ノ /r:::::!,,r;l! `、 ''! j ﾉ''t t, '' 、`,＼_,,/!i-、rr l!,,.=r"k~ これで勝てる！
..........._/:;:;l'! ,-l l ,|t=rlir"~''‐-､,,_ j:!:::ﾉノ'_, , _ヽ l'tﾉ_ `:.l'=,＼'t､'､ノ ___,,,,t从j!_! _l'j''-ゝ
......._/:;:;:;:;l 't l ~'''''ー-‐'" ~'l ~lzlj:,lt`-:;jlt `, l, j, j 'l _lz;;,,,j_＼'';＼ r"ﾄﾃ_,,ﾉ ;"lrｔ_
....ノ:;:;:;:;:;l `i､l ヽ..,,,_ _/~j;`j~ _ﾉ'_. t,:､ﾉ,k`",,~,__ﾓｦ,.-" ` "~ / !`kj_
'":;:;:;:;:;;ﾉ`j/ l ~"~ ﾉ-ﾉ ~'''ll''''l,ノ;:i"`:;,, ,i,rl";.;.;fk
:;:;:;:;:;:;/ /. l r-、｀_,..._ .ﾉjノl_ l/':,j`-l 、, ,l'k,,_`、.;`ゝ_
:;:;:;:;;/ ﾉ ヽ j'`''‐--‐'j ,/~;::;:;j..l j.iヽ,＼ ,r-ー-、 ﾉr,l、,";.;.;.;.;`ゞ
:;:;:;;/ ｌ ヽ |.r-ー-､ | ノ:;:;:;:;:;;l....`-、 l~` _ヽ|＼ l,r-ー-,l /.llヽ"´.;.;.;.r=
:;:;/、 l `、 !l ,r'j _r":;:;:;:;:;:;:;j...........ヽ /.;.;.;.;`k＼,＼ l,t,,__,,.jj ./ l.;.;.;.;.;.;.;.;//
;/ `、 ! `、`ﾐ==t'''" _r":;:;:;:;:;:;:;:;:;ﾉ..............`t_/.;.;.;.;.;.;.;.`k,ヽ_` .、`'''''''" ノ _l`、.;.;.;.;//
ヽ l ヽ.,;;;;;;;,,_, ノ"j:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/.................... /.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;`ヽ.`-､`.‐-‐'" ノヽ.;.;j,j;:;
ヽ . `,"~ ノ:;:;:;_;:;_:;:;:;:;/................... /_;;:;;_.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;￣tゝ´ヽ ノ .l.;.;l,,l;:;
/ /;:;_-" i`i:;/................_r'i'" `i.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.kt _,ｒ- ｌ.;.;!,,!;:
___,. ノ-‐ーノ:;:;ﾉ l |'"............,r!l. l l.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;tj_-"~ l.;.l,,l;:;
` ,r''''''ー-‐t''''"l. ! j`-、...../.;,l l.j ,!~ヽ-‐ー''"`、.;.;.;`tヽ !.;l,,l;:;
_,,,. l ヽ `、 `r' l...../.;.;l "、 _,,/ 、 _.r l.;.;.;.;.;.;`k＼ l.;l,,l;:
" `! r'''"~~""~''--r'' !_/;.;.;j `‐'"~""'''''''"`‐、 !.;.;.;.;.;.;.;.;.`-!;_ l.l,j;:
,|"'i ( j j.;.;j" ~ ´ ｊr''"l.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.`'!t, !j,l;:
/:;ｌ j_j't､_ ___,, ー/.;.;.;`、- ___,,,,,,j ! .l.;.;.;.;.;.;.;.;.;..;.;.;.;`tゝ. .l,lj;:
j;:;:;:`'",-" ~~""~~ ヽ.;.;.;.;j '""~´ `i`''".;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;ヾゝ,l.j;:;
.ﾉ:;:;:;:;:;:;'、 `ノ.;.;.;.r" j `j.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;`ki;ﾉ;:
しかしもっとも悲惨だったのは かれら支那人がその酷さを
まったく分かっていないことだとやる夫先生は書いています
J＼_,,.. -‐'￣し--‐'ﾌ
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.┃し-､;;;;'^‐-;,＿￣
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(ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)┃
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∧∧ ∧ ∧∧ ∧ ∧∧ ∧ ∧∧ ∧ ∧∧ ∧
(ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨
(| ┃ (| ┃ (| ┃ (| ┃ (| ┃
清国軍兵士と国民は自分たちの装備と練度と軍隊で
日本軍を倒せると確信しており意気軒昂でした
彼等は上述の通りの訓練を受け終わると
十人に一人 赤い旗を差して朝鮮へ向かいました・・・
└───────────────────────┘
┌───────────┐
└───────────┘
┌──────┐
└──────┘
┌───┐
└───┘
┌─┐
└─┘
＿┌-t´7ソ７ゝ、
z-tXﾆf--´＞- 、フ八
ゞｨ ／ ｀￣ ´ ＼>-<ヽ
}> ´ ﾑf- }_ヽ 今日も元気だ紅茶がうまい
__ イ / i i i i ﾊ=〈 ﾊ
￣ 7 / i|∧ /i A i i ﾊrｿ ヽ __ 十六夜咲夜でございます
i i i iｨﾑ∨ ﾘrﾁﾑ i ﾘ}-〈 i-ー ´
i ｨﾘﾚﾊﾗﾃ 弋ｿ /ｿ从.fﾂii
i/i i ﾊ ゞ , /ｲ /i/ﾘ / 从|
ﾘ ﾊ ﾊ 。 /／〈Y〉ﾚ-、
∈ 三 ∋ ﾚi〈Y〉 ≧ -ｨ／ｿ｀〈Y〉 ﾊ
r=ﾄ==red=ｲi 〈Y〉ﾘｨ--t ／_ 〈Y〉 ﾊ
{{ .i | 〈Y〉´} ヽ=≠´ }〈Y〉 〉
＞人________人ー 、 〈Y〉 /ソ-〈 __ソ::〈Y〉-- 、/
ゝﾆﾆﾆニ二ニニﾆ丿 }>=<{ん|::/ |:::::::::}>=<{--v〈{
ヽ --ー- 、 ヽ |ノゝｲ:::{rz|::::::::::::|ノ /:::::::|
ヽ ＼ ／ ／λ:::::::::::::::::/ /::::::::i
丶 - ／ ゝ:::::::::::/ /-:::::::fz
｀ ´ |::::::::/ /::::::::::::::::ヽ
〉:::/ /-ー:::::::::::::::>
ゝ/ /:::::::::::::::::::／ ﾄ、
＿＿＿_rｿミ/ /ー----＜ｨ´:::::::::ヽ
にY:::::::::::::rｿ／/ / /ﾂ{::::::::::::::＼
に{::::::::::rﾂ / / ／ /んｿ:イ>ニ」≧ヽ
iラ{:::::rソ / ｲ／ ｲんソrﾂ ヽfﾍ|
に{:::{ツ zイ￣ ／んソ彡´ }ゝ{
に{::::ゝｿゝ〜〜t--彡んレｿ7ﾏ /:::}=}
ﾉｿ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r-んｿ´ /／ﾐ/
,ﾍ
jー::::ヽ _,. -‐- ､ _,. - 、
_,/::::::::::::::ヽ´ ＼、
＿!::::::::::::::_,.-'´＾ヽ、_ ,. _ _,、 _,.-ﾍ
ヽ::':夂⌒´ 、 ￣`ﾆ'´ ｀'ﾞ´／、ヽへ、 レミリアだよ！
〈:::::j _,. - /冫'ﾞ´ー`-'ヽ＿!z__ヽ-'´ 1-‐ -､ヽ
y-' ゝ .ハ ﾊ , ヽ ヽj
ヽ , / ,／ﾚ'＼', / ｌ ／レ ',￣
ィ´￣Y (( _)) `' ((＿ﾊ ﾊ ヽ ・・・って さくちゃん！！ さすがに清軍ひどすぎでしょ！
{ゝ＼､ |/// ｒv―-,､ /// , -､ ',
＼ ＼ 、 `―‐ ' |_／ ／ 〉 これ太平洋戦争時の 末期日本軍状態じゃない！
〈,＼入 ゞ ､＿＿＿_／ ヾ,イﾍｲ,ヽハﾉ
／⌒｀{ ｌ_ ム _／ ' _」／⌒ヽ､ 清軍は皆殺しよ ３７５６４！！
〈r'＾ヽ/´ 7´ く_,r' イ ´ / i' ＼
ノ § l. '⌒ヽ､ﾉ i
,r´ヽ＿§＿ | ⌒ヽﾉ
乙 ｀ー'‐^ー-｀､´,_￣,.ﾉ
Y⌒ゝ､ r‐ ､ ＼
|＿_| -こ,´ ｀Y⌒Y´￣
|三_|
i｀ヽ
＿__i ﾐ｀､ヽ
ｘｚ┬イ´Ｔムi ﾐ彡ヽ＼ ,' ⌒', そう勘違いされないよう 清軍将兵を少し擁護します
ヽニﾆ ー -<乙く レ┴┘ ‐-､∑ｧヽ,' i
,'⌒＼ミ彡ヽ }／⌒´ ミi i i 日清戦争中 太平洋戦争末期のような
i ヽ Σｱ/ ::::.i i
. ', ',＼Y i ヽ ::::ｨi .i バンザイ突撃はあまりなかったようです
. ', ',ｨY ::ヽ ﾄ､从i::ヽ}ヽi iヽ
. ', V / ::ﾄ､::i＼ i ｨぅ心::」 !⌒トイ｀フ 記録に残る戦いの多くも
', / / i::ﾚテヽ ＼ i 弋ﾘ/ ヾミ三三彡{
くーハ/ｲ ﾊ ﾊ::K弋ﾘ .リ } 〉ﾆラ 銃撃戦・砲撃戦に終始しています
夕フ彡"i/ } /::ﾍﾊ ' _ rく ノ| iヽゝ
〃|| ﾘ :::::ヽゝ､ 〃´ fｿ´ヽ { |」
〃 ||〉 イ :::::::/::::ｲ 〃ii ‐ イヽ､ ／ｲ おそらく戦地に入った清の将軍は
ヽ／ｨ ::::::/ﾚiノi〃 ｿr‐イ Y 〉､ ::::::::|
〃>´::/::/::/ i ﾊヽ }ヽ〈 Y 〉:::... ...:::::ﾉ 刀槍兵の無意味さをすぐに悟り
{{/ :::/::/::/ ﾉ／{ {ーi Y Y 〉:::: ::::／
ｙ :::{:::::i::/ / ﾊヽ ／〈 Y 〉::::::／ 銃兵以外を下げたものと思われます
//i :::i:::::i:{ﾍ i ﾉ } |´:::::::〈 Y 〉ソ
. {/ { :::i::::i::|:::::V イーヽゝ::::::}ゝ三く{ 死傷者数的にもそう見るのが正しいでしょう
i ::i::::i:::|:::::::Y:::::::::::::::::::::::::::ﾉﾊ }:|
iﾙﾘﾚリ::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ{ﾉノ::i ・・・まあ突撃を命じても この訓練では
ゝ:::::::::::::::::::::::::::::::::´:::::::::::::::i
i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{ 逃げ出すだけでしょうしね
ﾉ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
く::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〉
/＼-──--、
》＞=＝＝＝ｲ
（（ｲノλﾉﾊﾉ)() あーそう？ よかったわ・・・
ﾊﾘ￣ ￣ ﾙ)
∧ )人 ＿ ﾉi)ﾉヘ でもこの時代に百万動員はすごいわね
/ _＞rｭ＜_ _ヾ
i /―li ♀ f― / 戦争国家の面目躍起ね
vﾍγﾊ | i! | ﾊ＼iソ
. そﾊ λﾊて
__,.--、ｨ--、
rﾍ´ ヽ ﾊ /￣ヽ、 うーん・・・
_rヽ_,.ゝ-─'=='─-､ｲヽ､ヽ
'γ´ ヽﾝ ヽ 資料不足な所もあるのですが
,' ﾊ λ i ､ ＼ .',
ﾉ / .ｲ__,!ｲハ,!'ｰﾒ-ﾚ＾ゝ､i i 清軍の動員にも 実はいろいろ問題があるのです
iハ .ｲ ____,. ｰ─' Yﾝ ﾊ
ﾚyl" "iY i 〉
./(Yヽ､ rｰ､ ,.ｲﾝ ﾊ ｲ
〈ﾊiﾝル｀_rTﾆyT yγ/⌒ヽ､
}><{γ/ヽハ／ }><{ し､ 〉 ) ）
ﾚ'ゝｲ /ム',__」 Vゝ､ ｀ｰi
＿//＼ ノ￣iヽ、￣￣￣￣￣￣￣`ヽ、
. // ｀ｰ,ｲ | /￣￣/＼__＿ノ`ヽ､＿ ｀ヽ
| i＿／ χ￣ ｀ー―‐'、 ! / ヽ ヽ
ヽi ＼／ ｀ー'―'⌒´＼ ﾉヽ 〉
ﾉ ／ ／ `く ／ヽ
く＼/ ／ / ヽ }
ﾞy' ./ / 〃 , ﾑ_ ヽ ＼ ∨ヽ
/ / l/ナ!弋¨´" / ヽ`T弋 ヽ ヽノ
. 〈 ヽ ＼ f‐ｧ＝≠=t. │ﾃ ＝≠t=ｧヽ / ・・・どんな問題？
＼ lヽ Y { :::::;;ゝ'} ヽ l { :::::;;ゝ'} ∧ /、
＼! .ﾍ､. _ヽ ゝ ＿ノ ﾚ ゝ ＿ノ ﾏイ い
ﾉ ヽ{｀ }ノ ',
,' ｿ ゝ / ヾｯ' ヽ
〈 ＞ ､ (⌒) , イ i ）
/| ヽ 〃 r. ｲ 丁¨了下｀ヽ ﾊ ｲ ノ,ｨﾄ、
/::::',＼ ﾚ^ﾐｨ/ ｲ { i ﾊδﾊ ﾉ}｀ヽ',イ .レ'／./::::ヽ
. /:::::::::＼｀ー く｀ ｜ヾゝ/､.§ ,ヽノｨﾍ ｝―‐'´.／:::::::::ヽ
. /::::::::::::::::::＼ `ァr'' ｀Y´ λｧｨ' .／::::::::::::::::::ヽ
i::::::::::::::::::::::::::＼ | | 〃 | | ／::::::::::::::::::::::::::i
|::::::::::::::::::::::::::::::::＼! ! 《〇 ｜|／::::::::::::::::::::::::::::::::|
_,r‐―｢￣》ーr‐┐__
／＼vヘレヘ ＜／|⌒)､｀ヽ 日清戦争の結果はネタバレにもならないレベルですので
{r＜⌒Ｔ⌒ ＼ ＼｀'く人_ ＼
／ / {i ＼ ＼ ＼{__ ＼ 先にいいますが 日本軍が勝ちます
/ ′|l ＼ Ⅵ
′ / / |い 卜 } ＼
ｉ |斗一' | 'ー┼-＼ ｜ ＼ それはよいのですが 日清戦争の主な陸戦・・・
| |斗=ミ人（ 斗=ミx.＼ | ≧
人 、 ∧ r'ツ ＼ r'z_ツ 》 ﾉ＼ / 成歓 平壌 鴨緑江 金州 海城 威海衛 牛荘
. ヽＶ _乂_〈 / )/
八 { __彡 ／｝ ｝ｰく それぞれに参加したとされる清軍兵士数を足しても
. r 、 / ﾊ_八 ゝ;ヽ ｀ー-イＶ7｛ ｛ ）}＼
_). V ′| ) 、｀¨′ イＶ/ ) 丶／人 } 全部で２０万人に届かなかったりするんですよねぇ・・・
. ＼｀'( |＜＾个ー‐-､: .: .:从 |／＼ ＼ ﾉ__
（＼{＼.`く ＼｀ｰ-=ミ ﾊ :トミツｰ1 ＼_ﾉ／|⌒ヽ
. （＼ゝ、 ￣ ｀ Yi } |::::{}::::::/ ,r仁Z,_|´￣
ヽ ＼＼ ∨ ;ｰ介ｰ′ 厂厂)
＼. ｀ ｰ- 、 ∨ /八ヽ 厂厂)
｀)ーr‐ｧ ∨::/:::):V´厂 )
/ ﾉ:/ 〉 ∨::/::::厂厂)
. / /:/ /∧ Ｖ::/:厂厂)
成歓の戦い 4,000人
平壌の戦い 16,000人
鴨緑江の戦い 34,000人
金州旅順の戦い 12,000人
海城の戦い 50,000人（攻防戦が四度発生 確実ではない）
威海衛の戦い 不明（日本軍死者は金州旅順の戦いと同程度）
牛荘の戦い 15,000人（近辺の戦闘含む）
田庄台の戦い 20,000人
澎湖島の戦い 6,000人
,へ、 ＿,,,..--､＿_
/::::i i::ヽ ,斗'" `ヽ､＿ ,ィ'ア三=-y-、 また殆どの戦いは満州で行われ
f:::::::| i::::::ヽ､ ヽ、 ／r' .､ｱ''"´ ,､く 何度も継戦した将兵も多く
r=-r-―､__i:::::::| i::::::::::::ヽ、 ;i ’ .} ん'(＿ﾉ / .i 実際の戦闘参加将兵は
';::::::', ',:::::::弋_::|f::::::::::::::::ﾉ ､､ _人＿_ノー-＜⌒ヽ､＿ f ゝ-イ≦ﾅ ,ｲ （ １５万を切ると思われます（咲夜）
丶;:::::', ',::::::::f::::i i::::::::::::::::) ,ｨ'7r--､_,r=､＿_f弋:`t___, } ､__> ､x.）じ' tｱ .)ゝ
`ﾍ::::i i:::::弋::::ii:::::::::::::/`" /´ i ヽ、Y__::::／ ..弋 .{y}. __ 人)
{::__:ii:::::::::`;:::ヾ;:::::/ 人ノ ; i 十ﾏ ', Y z弋=ﾏﾍ r.＜ yﾉ
`､::::::::`､:::::ヽ､__ノ `ｧ､＿_ノ ノ≦_ } ; _ノ _,.ｨ´ /:::(_ V)) rvﾍ弋Yｱ 残りの８５万の清軍兵士は
..`ヽ､:;:::＿_ノ__Z''" i て_,￣´ '´（ r'ヽ（ {:::::::::::',`" Vﾄﾉ ｱノ どこにいたのかしら？（パ）
弋＿ ,､ `ｧ¨´ __ ./.ﾉ ./:!:::::::::::`ヽ `'" ﾉ::t、
ﾉﾉ寸ノ､__ノ＜ ､_,, -―=ﾆﾕ、 };;::::__＞- / i-r"
/: : : ::弋: : : : / 弋ー'ー､ ヽ､_ -ﾍ =-, .} | 多分募兵された地元に
./: : : : : : 7ヽ､./ .r=―＜__ `､ ／´ヽ `、 f .i 張り付いたままでしょうね（咲夜）
i': : : : : : : 弋: / .i :r=ﾐ、､: ｀¨ﾍ ', .∠ .'､ .', .i ﾄ、
ノ:＞: : : : : : : / i: { {_人_:}: : : :i ',ィ''"´ .`､ i .} i ヽ、
,ｲ: ::ﾉ: : : : : : :::/ i: : `T: : ;': : : ::| ', } 'V f .＼ おおう・・・（パ）
{: : : : : :`ー-ｱ/ iｲ": :`;: : i : : ::i .', { ., i V´ '、
`Y: : : : : : : / .!: : : : : :`: : `: :| i ﾘ ﾉ´
_ｒ'"7_,.!-‐'-.､7-､_
ｒ´ >'" ￣｀ヾ!､
ｒゝ'´/ /i. i ､ Y
. /| /Y ./ /メ､ﾊ /| ﾊ | おそらく日清戦争の陸戦で実際に戦ったのは
｜| ／ ﾉ／! イ ○ レ' ﾚ_,. ﾚ'ヽ,ゝ
ｒ'-'┐/ _,ノ ﾉ| " Ｏ |ｿ| /| 朝鮮に隣接した満州で（強制）徴募した兵隊だけでしょう
｀l^ヽ､ﾍ⌒ヽr,ﾍ. /´｀ヽ "从 ', / .|
ヽ､_ﾉ7 (Y,/」＞!､_,／_,. イﾉﾍ〉ｒ/／
｀ｰ-∠ﾄ､7:::|／ﾑヽﾉ:::i´｀7"´__ﾝ､> 清は常備軍４０万で日清戦争中に
ノ＼_rﾍく:::::::::::ﾊ::::::::/-‐'￣
ｒ'ｱ'"::::｀''ｰｧ二ﾆ=-､ｲ､7 ６５万人を動員したとも言われますが
ﾉ7:::::／::::::::/|} ノ／⌒ヽ>､
}」／::::::::::::/:::}|___,ンi二二!-' 実態はこのように お寒いものでした
iヽ､_:::__ンﾆ='-‐=-'!､__.ノ
｀7二｀／´
〈__ン
└───────────────────────┘
┌───────────┐
└───────────┘
┌──────┐
└──────┘
┌───┐
└───┘
┌─┐
└─┘
＿
,-=/ヘ '´ﾕ､ ＿ , '´‐ ‐｀ヽ
,≠/＞´ ﾞ /'´ヽ ｀ヽ
,,i／ , , ' ' ､ﾞヽ
《´/ ,/ ,ﾒ ヾ ヽ､＞ ､ _ _,
／/ // ／/ / / ,,! l| ヽ ｀､ヽヽ￣
､‐--､ 》/ヽ＞´／／,/ / /| i ii| ｀､ﾞ､ ｀､ヽ
Vi!＼ Ｙ}≧､／,／ / / /,/| ii i!ﾞ!ｌ､ ﾞ､ ｀ i}､｀ これはこれは やる夫先生
V∧ ヾ《ゝ/／ / / ///,ﾞ l ,/,'ﾞi,'_∨i i! i} }
,＿＿＿_ヽ!ヽ､《! '´/ ／-≠／/// i! l/ ／-､∨ノﾉﾒ ご見学されていたのですか
. /-──＝二二=,/ ,{／,/／ｲ,利｀ﾞ{ｌ }/ｨ'ｲ,利 '仆从ｌ|
. ＼ヾヽ､ _ ,,,...:＜/ / / {/ 弋zｿ ｀ /ｌ/ ﾄzｿ ,'､l l lﾉ|
＿＿ ｀＞-‐ ´／ / / /}| , / }l l/ | ・・・いかがですか
‐´-､7＼＼ (､_＞／∧／ / /ヽ _ ／＼}li/ /|
. ト､ﾞ- ‐_≦＜ ｲ／/ ／ /､ヽ｀ ､ ´ ／=ヽ::::,´ / l| わが大清国軍は・・・
＿_{/ ,/／ // ､/＞ ､＞‐ - ' ｀＞､ﾞ!/／ ,/|
/´￣:.:.:.:.:, -'´_ -‐=＝'_/ヘ ＞,_ -,＜_//|'´ _／./}
. /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| /.:.:.:.:.ヽ￣::､＞､/￣,ヽ､〈〈_,〉〉/|､＜::::::V
':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾉ .!:.:.:.:.:.:.:.ヽ :::::::::/ '-ﾞヽ｀ヽ｀´'´／ ＼:::V
. ,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､ '､:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ::::Οﾄ---‐‐＝ヽ マ
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.y' ,｀- _ ヽ
. {:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ト´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| ／ρ∂ ､｀＞∧
. ∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,:.:.:.:.:.:.:.:.:| ／ ζ υ 〉 ∧
. ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.| ／ ｀､ i}
＿＿＿
／ ⌒ ⌒＼ 左将軍！ そ、それはもう大清国軍は世界最強だお！
／ （○） （○） ＼
／ ///（__人__）/// ＼ 極東の日本軍なんて 一捻りだお！
| u. `Y⌒y'´ |
＼ ゛ー ′ ,／
/ ー‐ ィ
満州の軍を統括していた左将軍にも招集はかけられており
彼も自軍を率いて奉天に集まっていました
_＿
_..,.,.,.､､､,.,.,_ _,／´￣｀ヽ､
,.:.´: : : : : : : :ヾ:.:/: :｀: :.､ ）
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
/: : : : : : . . . . . . . . . . . . . .: : :.:.:'.,
/:.:.／: : : /: : :/:.i: : : : : : ﾍ: :ﾍ: : :. ',
i／: : : : :/: : /: :.|: : ∧; : : ヾ: :|: : : ｝
｛:.:.／/／/／ー':|: /ー'|: : :|ヽ､|:.:.,:.:i
∨ ／| '´ - |/ - |/ﾍ|/ |:.:.:|:./ やる夫先生・・・おべっかは結構です
!/i:.:.:l ￣￣｀ ′ ´￣￣ |:.:.:| ｝
. 〈 .|:.:.:! |:.:.:.!ｲ __ , -―- ､ アヘン戦争・アロー戦争の結果について
｀|:.:.:| ∪ |:.:.:l.l/.:.! __,r‐､
!:.:.| r――┐ ,. !:.:.:!{.:.:.! /.:ﾉ.:.:〈 私は詳細を聞いています
|:.:.:| ＼ ｀￣￣´ ,.イ |:.:.:||:.:.:.＼ ,.-ﾉ:/.:.:.:/
_＿ ＿_ ﾍ;:.:!＞{::｀:ｰr:┬:r‐:´::::}＜!:.:/ >､:.:.:.Υノ :.:.:.:.:/ 我らの軍隊は最悪ですし
／´:::::::::::::∧｀＼ヾ!:::/´￣＞C＜￣｀∨::|/ !{__:.!.:.:.:.!;.-'.:.:.:./
::::::::::::::::／／::::∨♀´￣ ￣｀Y´￣ ￣｀♀∨ﾉl:.＼:.:|:.:.:.:.;.ｲ、 日本軍は優秀という事も知っています
::::::::::／／::::::::::::| 人 | ヽ:_:ヽ.:.:／丿i
::::／／::::::::::::::::::! ／´ ｀＼ ! ￣￣ |
∨::::::::::::::::::::::ﾉ ／´ ｀＼ ヽ ﾉ
＿＿＿
／ ⌒ ⌒＼
／ （○） （○） ＼
／ ///（__人__）/// ＼ ・・・・
| u. `Y⌒y'´ |
＼ ゛ー ′ ,／
/ ー‐ ィ
「兵隊」って書かれたシールを１０００万枚作ってその辺の国民に全部貼り付けてけば１０００万の軍になるわけだ
これなら米国にも勝てるな！
ヽ
}}
_.. - ― ‐ ､_ ,〃
/XZ´ , ￣ ＼ 私にも即刻朝鮮へ渡れとの指示がきましたが
/'Y´￣ / /ハ. ＼ヽ
/Yト､._ 二ﾆ./ /./ } |lヽ l ヽ どうも生きてふたたび奉天に帰ることは
ﾊlN＼ ｀ヽ / / /_/__,ハ |! ﾄ､ 〉
ﾄv'{ ヽ.ヽ. ,ry′/ｲt￢=､｀'| || |.j/ 無理な気がします
ﾄ:仆､.＼ ｌ / ,' ヽ{;::| jｲ '´
__,.｣⊥l Y ./{ ｀′ >
r 'ニ-‐'´ｨ个 ､ {/ /!| -､/ これは匪賊討伐などとは訳の違う任務です
＿_.. -－ ''} ／ / .| ｀>|{ / |l /
_.. -‐ '' ´__.. -－ '' ´｀y''´,r'⌒ '' ‐-'/ |:! {,__|!＿ト―‐.' ,厂⌒ヽ､＿__,... ..,,＿__
,. '´ _.. -‐ ' ´ ＿ ／,／::::::::::::.:.:.:.:.:｀ヽl√￣｀l ｢ﾌ''^ﾞ了´了´了 ／ _,r＜￣,入
..＜＿／ ／,r￢｀_,.ｲ::::::::::::::::::::::::::::__..⊥-､_;:ィ/ / / o ｛ o { o / __,r'^Y ＼ ﾄ､
／ / /:::::::::::;ｨ::::::::::￣:::::::::::／::::::,' | o .|_,,..-ヶ‐イ｢｀:| く,__>-个''Tﾞ｢|
∠___/ /:::::::::://::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{ └ '´ ＼__＞＝'´ ﾊ ｣,人-|イ
＼^'´ 'Z＿:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ .,ｲ´ 厂|__|_,l,⊥.l人
＼ ＿二=:::::;r‐ｧ‐ '' ` ＾ヽ､_ ／} | L;::| |` ー -;〉
ヽ:／:::::::::;厂 ＼ ｀ フ´ / l | }::L.ﾉ ,/
丁:::::::/ / ＼ / ,rヘ | ヽ､_ |::::::|フ^ ｰ′
`l'''´ / ｔ久 __ ／ L| ￣ |::::::|
＼_,.-‐'ヽ | ./ ,′ ﾄ､:;r1
| i | { ｛ |>ﾊ<|
| | |. | | |::::_:::|
`ト―‐ｰ┴―--r‐个ー┴ｲ |::八::|
,r ' ﾆ|:::::::::::::::::::::::::::C==zう::__;上￢、 __｣_トイ_|
/ ￣￣￣ ｀ ~`^!:C==3__| _. - '' ´ <_> ￣ ` ‐ .､
/ ｢:::::::::::::::|'' ´ _,. ィニ'ヽ r'ニヽ, _ ｀ l
/ |ヽ::::::::::;ハ_,.r '´ |::::::｝}__{｛:::::/ ｀ヽ __/
/ |::::::|::／:::::::| |::くﾉ八､,>:|
/ |:::::::::|:::::::::::::| _|::/ 八ヽ,>|
/ |:::::::::::|:::::::::::::| |.ｲイ ト､,]
/ _|:::::::::::::|:::::::::::::L. リ Y´ |
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ__ ＼ 左将軍・・・
／ （● ） （● ） ＼
| （__人__） u |
＼ ｀ ⌒´ ／
/ (__｀ヽ、 u ＼
＼| ｀＼ ＼＿__ﾉ |
| ＼＿＿＿/ |
| {
左将軍は何かしらの伝手で彼我の戦力を把握しており
清国がこの戦争で勝利を得るのは難しいと考えていました
__!:l__,,,,,,,_`､ヽ
_,,r<´: ヾ! : : : ￣i ,!､
,r': : : : : : : :｀: : : : : l/: :`ヽ､_,, ・・・やる夫先生 奉天を去る私から
/: i : ; : ,f ;/l: : i: : : : : : : : : : `､:`､
/ ;i !: ;i :/ / l : :i,: : i: :i; : : `､: : :i;ヽ!, 貴方にお願いがあります
/: ;!:i;,;il-i,_,! !_,;,il;,;,_!: :!: : : : ! ミ !: :,!
i /l: i irl'iヾ! ヽ;,;!l : :l'''iヽ: : :i : ヽ!: l
ﾚ lVi,:! l::.ﾟi ´ i::`ヽi !: : : :,ﾄ､ヽ;! :,!
l: :N _,!_,! lっ::゜iヽ : : !.ヽV i'´
l⊂⊃ ゝ __,i,!: : : ;!_,,ﾑ‐'ﾄ、
l : lヽ、 ｰ - i : : :.i'i´l:ヾ.:.:i.:l,
! :N ` ､ _____,,.. ,! : : :,!;! !:.:i;.:.:'.,!
V r‐┴‐‐‐,! ;i : /i''i !.:.ヾ''´
,r‐'''''''´ヾ._;! i''ﾚ7:,ﾚヽl_.ヽ`ｰ､`ヽ
,r';ヽヽ:.:.:.:.:.:.`､':.:.:.ﾚ';.:'.:.:.:.lヾ,`.､ `).:
,／;,;,;,;,,r' >:.:.:.:.:.:.:.:`ヾ.:.:.:.:.:.:.:.:l `''’ `ｰ
,r";,;,;,;,;／／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l;.::.:.:.:.:i.:.`、
l,;,;,;,;／／:.:.:.:.:.:.:.:.:..::.:.:.:.:.:.l,:,;,:.;,;!:.:.:ヽ
ヾ,;,;,`;';.:,;,;,;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ.:./.:.::..:.:,!
/ヾ;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,:.／:/;,;,;,;／
l ,',ヾ;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,_,;,;,／,;,:/,;.:.ヽ
,l,'o,rl,;,;,;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;!;,;,;,;／,;.:.:,r'´
//',ｰ,!r､,;,;,;,;,;,:.:.:.:,／ ｀'7;,;,;,;.:.:/
//,' '// l,;,;,;,;,:.:.:.:.:,! ｲ;,;,;,;,;,:.:.l
,r''yヽ_ﾑi____l;,;,;,;,;.:.:.:.:.l_,/_l;,;,;,;,;,;.:.:.!
／/`ｰﾟ-lﾟ└‐‐‐‐-i'i---L_l ﾟl-‐‐‐┴‐-..,_
／,イ ゜ ゜ l l l l !
／／/ ! l l l ,!
／‐'´:./ l‐┐ l l ┌l l
＿＿＿_
／― ― ＼
／（●） （●） ＼
／ （__人__） ＼ お願いですかお・・・？
| ｀ ⌒´ |
＼ ／
／ ＼
| ・ ・ ）
. | | / /
| | / / |
| | / / |
(YYYヾ Y (YYYヽ |
（_＿＿ノ-'-（'＿＿_）_ﾉ
ル｡:::|_:.＿＿::|＿_|＼ ＼|￣ ㌧ : :. | :..
＿＿|＿|＿＿|＼ ＼|￣ .:: .. | ::..
＿|＿＿:;;;|＼ ＼|￣ 》１ wiil die .| :.
;;;,,,,＿;|＼ ＼|￣'' 目 .. ;;. ｌ :. ::.
' ＼|￣ ;;./ ヽ_(´∀`)y-~ : . | ∧∧
￣￣'''' |〜|ﾉ( ヽﾍ)￣￣￣''＼,~-∩‐,,)
|__,,| ´ 。 ゛ ,＼(_ｿと)
./´二ヽ ∧wﾉｌ::. .( ,(xﾉ ::.
（.,,｀ー） (Дｷ.,） ;;:: ..,_ ﾚﾉ_ゝ、
/,`ー'~つ と'[](_,ﾉ ＼
（´￣ヽ)`ヽ (＿__,,)~ .∧,∧ :::; ∧＿∧ヽ
´"￣ ´"｀ .,､ (,‐Д‐) （∀^メ,,） ＼ ＿
(つ]]]｀) とｌ33;;;;`) ヽ ..|＼ヽ
;:" (`つし' （;;;;;`)(';;;;）;;:.´ ::; ヽｌ .＼＼
［］[]]] ;| ｌ´.ヽ
::; [[[][] | | |
∧＿∧ ;;:., ヽ .ｌ .ｌ
;;:" （； ,） ::;;;;; ..,"´ ＼_|＿|
∧＿∧ ） (⌒￣ヽ ヽ
（；ｘ∀･,）＿〔〕） ∧＿∧(A^*ﾘｌ .＼
（｀つ] 'つ / ヽ （∀｀,, と ｌ .,,:, ＼
;;;'ﾞ :::| ｌ | ｌ〜.| ［と´ ｌ⌒ｌ) ）〜 ;;;;;,´ ...＼
L＿）_,,） |＿,| （￣（＿.）),,'Ｊ ":; ヾ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
あなたは外国人にも関わらず この奉天に 大変貢献してくださいました
困難な時期に あなたは大変素晴らしい仕事をしてくださいました
一人の奉天市民として あなたには感謝してもしきれません
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
／¨￣￣￣ヽ
// ＿ ---== - 。
（ { - ´ ｀ 、
＼ ´￣¨ ヽ ＼ ＼＼-、
/ 丶 ヽ冫
, , ’ i .,、ヽ ＼ ヾ ヽ }ゝ
| | i , { ’ ＼ ＼ ヽ＼ ヾ ヽゝ
jﾉ | , ﾄ、 ’ '~￣ ＼ ヽ い } 冫
i ; i__＼ ヽ 彡予ミ 》 ﾉ ヽ^ヽ ﾅ ） しかしおそらく・・・これからです
| | /弍、ヽ__＼弋シ ﾚ ヽ/ ハ
i 仆ｩｫ ´｀ .| ; ヽ シ彡’ 満洲に 奉天に厄災が降りかかるのは これからです
乂 /ゝ=ﾞヽ .| | |ノ-"＼
Y :. _ ＿ ; ﾉ .|:.:＼:.:.:.ヽ._ 今までの苦労が 平坦に思えるほどの困難が
’ 、 人 .|∧:.:ヽ__／
ﾉ ./ ｀ .、 . ' | .|、|:.:.:.:.:.ゝ この先の奉天には待ち構えている 私はそう思います
， ./ .≧＿＿___,} .ﾉ7 |＿シ
.l l ト＝===:.ｙ ／:.:{
{ l＿ -ー´ﾉ-== ..＿( { ---=、 ＿, -
/⌒二ﾆ:. {:.:.:.:.:.:.:.:.::| ,、ヽ) ／ .|:.:.:.:.:.- ´:.:.＼
ﾉ .ﾉ:.:.:.:.:.:.:ヽ}:.:.:.:.:.:.:.:ﾉ、＼＼ ｿ ／／.人:.:.:.:;:.:.:.:.:.:.:.:
／／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:i:.:.:.／ヽ ー ----- ― ”ヽ)、;.:.:.,:.:.:.:.:.
／／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i:.:}.／ ,}{、 .＼´:.:.:.:.:.:
< ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::／ ／ ＼ ＼::::.:.:
{ヽ ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ ／ ＼ ／ }:.:.:.:.
＿＿__
／ ＼
／ ＼ はい・・・
／） ノ ' ヽ､ ＼
／ .ｲ（ー） （ー） u | 残念ですが やる夫もそう思います
/,'才.ﾐ) （__人__） ／
.| ≧ｼ' ｀ ⌒´ <
／ / ヽ
＿＿＿__
.ィ ´￣ ＿ ｀ヽ _y-‐───‐- ､ ＿
y'" y-‐'"￣ ｀ヽ､ ＼ゝ ｀ヽⅥゞ､
. ／ ,ィ´ yz≦¨´ ヾ ＼才ﾍ､
／ ／ , ＜´ ｀ヽ ＼Ⅵ入 もし あなたが奉天と奉天市民に
／ ／ ／ ＼ ＼爪＼
/ ／ ./ / i .＼. ∨ミﾐ〉 愛想が尽きていないなら・・・
/／ / / .| ', .∨f人
/ / l | .| | ＼ ', ノ∨ﾙj＼
. / i .| .| | ', ﾍ ＼ λ _., イ´/／∨ヾ / どうかこれからも
/ .| .| ,ｨ=≠ﾆゞ､ ∨ ＼ y≦ニ≠==‐-､ } ／ / ∨}/
| | λ | 弋 ´ ヽ＼ ＼ | イ / /入 奉天に寄り添って頂けませんか？
| ', i ', l ＼ ', ＼ ゞ ＼ ＼ | ／ ./ /i / .〉
ﾊ ∨ ＿ .＼ ヾ ＿＿_｀ヽ ', | / ./ l/ /
| 八 入 イfr-｀ヾ ＼ .／ r≦ゞ､｀ヽ､ | .| ／ ./ ./ノ｀ヽ､
| | ', i∧. {八 {::::ﾍ イ | {:::::} i l} i .| | ´ 才 人}_::::::::::::ゞ
| | λ .| ∧弋っ辷j', ＼ つ辷ノ / ﾍ i |￣｀ヽ / l i| ｀ヾ::::::∧
| .| .i ', ', .＼ヽ､,ィ'" ｀ー─‐'" .| | ｀〉 }ｲ l !.ﾄ-､ |::::::∧
! | . |ﾊ ', ＼ Ⅵ| ノ / l i l l|ﾍ j |:::::::八
', | .∨ ヽ 八 ｀ i |＿／ヽﾍ l / ヽ |:::::::::::',
', ゞ ＼ ヽ ヽ､ .イj |}//ヾ ',.∨ｿ |::::::::::∧
入 ＼ゞ ＞ , ー 一 ＜´::./ / iⅣ |／ Ⅵ .|::::::::::::/
＼ ｀ー- ＞ ＿, イ´:::::::... / / ﾄ─'≧ ｀ .|::::::／
＼ ＼ yz=‐イ ﾉ i!::::.＿_,/／ｰ'" ｀ヽ |／
` ＼ / ￣｀ー──'"ヾ／
｀| ／
| ／
´
_-─―─- ､._
,-"´ ＼ ・・・やる夫はただの医者です
/ ヽ
/ ＿／::::::＼_ヽ やる夫が 奉天に寄り添ったところで・・・
| :::::::::::::: ヽ
l u （ ●)::::::::::( ●) 何かを変えることなんて 出来ませんお
` ､ （__人_） /
`ｰ,､_ ／
／ `''ｰ─‐─''"´＼
z=ﾆﾆXﾆｰ､
ｨ弋''¨斗イ´ ￣￣ ミ ｰ- -──-､
ｨ⌒>'¨´ ｀Y´ -‐─-､. ＼
rﾍ／ ≠ｰ-､ ヽ. ﾍ
{¨〉 y /´ , ヽ ', ﾊ
ｲ 爪辷ー‐ Z ./ | ﾊ ', |
.{ 人 ｀ﾐﾆ/ / / / ﾉ ﾄ ' ﾘ
.ﾊ{ ＞ ｲ / / ,ｲ ,ｲ / ハ ﾊ ',. |
{ | | ｲ∠ﾁ壬升x' ﾙ' ./ } } } .ﾘ
弋ﾊ r'| l ｧﾆﾆﾆ=ミ ﾙ' 丁｀,ｲ ﾙ′ いいえ・・・
从 { | | 辷Yrﾉ ′ ｨﾃｯﾙ'彡代
/:::ｨ:::>､ 从 | ｀￣ ﾙ'/ﾉヽ. ヽ.ヽ､ ただ寄り添っていただくだけで・・・
./:::从::| |:Yﾍ | l > / ＼ ＼ ヽ
ム:::{ﾘ:::| |::| 八 ,ﾊ ､ ___. ﾉ ヽ ﾊ .} これから地獄をみる奉天に
|::::|:::::| |:ﾘ ヽ从 ｰ ´ ）从|
ﾄ斗::::ﾚ' ヽ､ ＼', ､ ／ 彡ｲﾊ| あなたのような慈愛に満ちた人が一人いる・・・
|大 ＼ /ｿ ￣ ﾘ
／ ヽ ''xﾑ､
/ ＼ ,ｲﾊ 〉ー-､ そう考えられるだけで
＼ ./:::爪/ y辷=､
/::|:::ヽ ／ 二ﾐ､ 私は少し安心して 戦場に行けるのです
ヽ､. /::::|l:::::l ／ ｧ‐㍉
∨::::::|l::::ｧく ／ ､ |
弋Y´ ヽﾐ辷ｰ个弋′ |
ﾊ ｀ヽ弋 ｲ､__
/ } (ﾊ＿_|ハ ヽ､
/ ﾚ{ ノ ）
/ ﾉ ｀￣´ ｲ
.. ＿＿＿_
／ ― -＼
. . ／ （●） （●） ・・・・・・
／ （__人__） ＼
| ｀ ⌒´ |
. ＼ ／
. ノ ＼
／´ ヽ
.. ＿＿＿_
／ ― -＼
. . ／ （●） （●） （将軍は・・・死ぬつもりなんだなぁ・・・｝
／ （__人__） ＼
| ｀ ⌒´ |
. ＼ ／
. ノ ＼
／´ ヽ
.. ＿＿＿_
／ ― -＼
. . ／ （ー） （ー） ・・・・・・
／ （__人__） ＼
| ｀ ⌒´ |
. ＼ ／
. ノ ＼
／´ ヽ
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ ＼ まかされたお！
／ （＞） （＜） ＼
| （__人__） | なーに やる夫はムーディー先生仕込みだお！
＼ ｀⌒´ ,／
／_∩ ー‐ ＼ 奉天と満州の困ってる人くらい
（＿__＿） |、 ＼
| |/ ／ 全員まとめて面倒見てやるお！
| ⊂ ／
| し'
＼ ､／ ／
＼／ ／
＿／ ／｀`l
（＿_＿_／（＿/
/∨ ＼ ,／ ｉ
. ﾄ/／ /. ‘,. |
`/ ／/ ／ /| ﾊ :}ｉ: ﾘ
厶イ / / ,／/ : / :| ,/│ ハ /|
/ ｉ{:‐／}/}／‐-{ / ﾉｲ 斗匕. ' / |
/ ∨ ,rf芥圷ﾐ､∨ ｨf刈¨7 }/ |
/ ∧弋ｔrリ ﾋｚﾀ / |
. / / ,/ｰ '. ｀¨´ _| i| ・・・・ありがとうございます
. ′ / l/｀¨ﾞヽ ' ｲ│ i|
i ／/ j ヽ/`o。 ｰ ' ／ヽ | / |
| /{ ′ ＼｀ o。__ イ ﾉｲ| ,
|,/ { i ﾍ、 ‘, V´ ／ ／￣ | ,/
-──-|′ ‘ V ＼ ─‐=彡 ／ .ﾉｲ ヽ
＼| | ｀¨¨¨¨¨¨|: / ‘,
, ＜ ⌒ ヽ , -ー= ¨￣￣ ﾞ ヽ、___
ﾉ´ , ＼ ヽ ヽ ヽt--,
／ / , i ヽ ヽ ｿ ヽ〈丶
， / i } } ; ∨丿ヽ｀ｊ
./ .{ { | } ; , ﾉ ヽ〈
./, { , { .}.〉 .i , , ; ; } ) ねえ やる夫先生・・・
i , { , li : } A | ﾉ. ', ;、; }冫
.{ , ， x , li : y _卜ﾉ从 : i ヽv:.＼ 自分で気付いておられないかもしれないが
乂 v仆__|ヽ} ヽ ﾉ彡てぅミゝリ |ｹ )ﾞ、:.:.:＼
′ヽ ヽヾ弋tぅ｀ ｿ 乂vﾉ | ﾉ ﾚ:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.ヽ あなたは最高の人ですよ
ﾘヽ).ヽゝｿ ´´ ﾚ .| |:.:.:.:.ヽ:.:.／
: }ヽ:. 、 | .|:..{:.:.:.:.:.:.:.:冫 全世界探しても あなたほどの人は そういません
.| 、 、-―ｧ | .i:.:〉´￣￣ヽ
| 、 丶 ノ ／:| リ:.:.} }:.:.:.:.:.:.:＼
{ 乂 :..... .:::ﾍ彡i i ﾉ":.:.:.:} }.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
', i ﾉ:.:.:.:i-= ..＿:》ノ .i ノi´:.:.:.:.:.:.} }.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:〉
,;ノ:.:.:.:.:.:ゝ }／ i|:.:.:.:.:.:.:.:} }:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
〈:.:.:.:.:.:.、》0、S ′ ／l、:.:.:.:.:.:.:} }:.:.:.:.:.:.:.:.:.
ヽ:.:.:.:.:./ ｀ir " ＼:.:.:.:.:.:} }:.:.:.:.:.:..
-―─- 、
／ ＼
′ ⌒ ⌒ ,
i （ ―） （― ） ｉ そんなことありませんお
| (__人__) |
､ ノ やる夫はただの医者で 伝道師なだけですお
⊂⌒ヽ ＞ ＜_/⌒つ
＼ 丶′ 7
＼ ノ ﾄ､_/
. ′ |
. i |
乂 ｲ
| /ー―一 、 |
し′ ､_ｊ
,. = ＝ =.丶
ヽヽ
. ´ iﾉ ￣ 、
,∠ -‐‐ ､丶
／ ＼ ＼
/ , /il . ヽ. ヽ
/ / / / // i l i i i i
i / / / / ! ! i ,ｌ i ｌ |
|l ｌ i // / /i i / / ! i ! !
从il i l ﾊ i/ il l l ./ / / / ﾊ | |
N ! i,. -+‐‐ｌﾘ i/ / /-i‐‐‐i ｌ､ ｌ |
// N ,.イ「ijl! ﾚ' ﾚ' イ「ij ﾄ、 / .! いいえ
// ﾊ i仆ji iｌ仆j ﾉ ｌｌ |
// /ハ ￣´ ｀￣ ﾘ | 私は人生の最期に あなたのような方を
// /^ｰﾍ ' /,' ,' l
ｌ,' il／￣＼ ー─‐ ／/ ,' ,' 友達に持てたことを 誇りに思いますよ
／￣｀ヽ､il l i l| ／＼ ／,ﾘ// /
/´⌒ー-､ 从 ｌ i| ／ i｀ ー‐ ´ i // /
_____ |ﾙ ｌ l|／_____／{`ー───‐'^// / やる夫先生
∠´-‐‐-｀`＝ﾙﾊ!ｰ'＿___ノノ￣￣i i￣￣// /__
_＿___ _ノ^〜'´ ／ ＼ ﾚ'レ'⌒ー==へー-‐‐‐- 、 こんな時 清ではある歌を歌って
／´ //´ ／ ＼ ￣ ＼ ＼
／ // i / ／ ＼ 、、 ヽヽ ＼ 乾杯して別れるのが習慣なんです
/ // l/ ／＿＿ ＿_＼ i ! ヽヽ ヽ
!. 〈〈 _ i ／´ ｀ ￣ 「￣￣ ｀ヽ ﾘ .. -‐ // / 知ってますか？ こういう歌を・・・
ヽ ヽヽ / O| ヽ. ／ // /
ヽ ヽヽ ｌ O| ｌ // /
ヽ ´ ｌ | i 、 // , '
＼ i Ol ﾉ ＼ ／
> 入 / /ﾊヽ ／il 〈
/ ／ il｀ヽ、 / / i ヽ , .イ i! ﾉ
〈 ｌ| ｀ ー- . , ィ´ /i 〈
勧君金屈巵
満酌不須辞
花發多風雨
人生足別離
＿＿＿_
／― ― ＼
／（●） （●） ＼ ・・・・・・
／ （__人__） u ＼
| ｀ ⌒´ | （言えない・・・このタイミングで）
＼ ／
／ ＼ （漢文が読めないなんて・・・言えない・・・）
| ・ ・ ）
. | | / /
| | / / |
| | / / |
(YYYヾ Y (YYYヽ |
（_＿＿ノ-'-（'＿＿_）_ﾉ
/| :| / / ／ ／ .／| ｝ | ＼＼
〈 | :| / / //―/ 、／ ﾉ ./ | | | ） ）
.ハ.} | i ./! /斗王ミ '｀ ／, / /! | | .! ﾉノ
. 〈 :｝ /| | Ⅳ ﾚ《んﾍハ ﾘ ' / ,/.≠-| /! ! :| "
＞-ｔ {.｜ ﾞ. | `＜ソ /_.. ノf＿' .ﾚ/ /. │
冫八 Y 丶 .| ,'んハﾐ / / / この歌は漢字圏の人間であれば
ヽ ＼:| ∧. | 弋Zｿ ﾉ ｲ_ ／
》=.| | v. ﾉ `¨./ｲ 誰もが知っています
/: : | | ＿ ' / |
/: : : ;| ﾄ. `ｰ ゝ / | これから我らが戦う日本人でさえ・・・
/ : : : ∧ .|. ＼ . ｲ |
/: : : : :/: :,, |. ＞ . _ .. ＜ l |
＼: : :/: :／ﾞ、 | | | .| 彼等は平易に こう歌うそうです
.:ヾ ／ ＼|＼ ﾄ、 | .ﾉ
＞―‐'‐＜ ＼ ｀ ｀ ｔ_, -´ ゝ， .| ／
/ ` , j: : } i >、＿
ヽ ├-t＼ .| ￣｀´⌒ヽ
丶 /: : : ﾞ,; :｀: ゝ.._ ﾞ i
＼ ｲ: : : : :ﾞ,; : : : : : } ，
｀' |: : : : : : iﾐ.: : : : | ，
/ .|: : : : : : :i:.:.ﾞ.、:ﾘ ヽ .;
ヽ .ﾉ =---…”|:.:.:.:.:.:丶 ヽ ;
ｊ i.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:〉 ', /
｝ | |.:.:.:.:.:.:.:.:.:〉-=- ~ , i
この杯を受けてくれ
どうぞなみなみ注がしておくれ
花に嵐のたとえもあるぞ
さよならだけが人生だ
＿＿＿_
／― ― ＼
／（●） （●） ＼ ・・・・いい歌だお
／ （__人__） ＼
| ｀ ⌒´ | （あーよかった これなら読めるお・・・）
＼ ／
／ ＼
| ・ ・ ）
. | | / /
| | / / |
| | / / |
(YYYヾ Y (YYYヽ |
（_＿＿ノ-'-（'＿＿_）_ﾉ
＼｀ｭ
／ ＼ ＼〉
／ ∧-≠Ⅳ
/ ’， ∧-= | :〉
,' | ∧ ’. |ﾟ｡
| ∧ | ｜ .l: |／| :〉 やる夫先生・・・
| :|ｌト, :| :| | | И :| ｜/:}/
| :|ｌ| | :| :| | |:::. | | | ｜ | ｡ 奉天を 満州をお願いします
从_|ｌ| | :|メ､ 八 : |:::. | | |:.∧ |:. |: %
И:| :| :| ¨冖＞≠ 八 :| |ｪ≠≪¨_}:. |/
| ＼j ｲ幵卞廾ェ、 :〕 | }_xｪ毛扞卞ｧ､ :| }
| { 弋_)::ん} ＼｛ 弋_):ツ|: |ﾉ
| | |: |
| ∧ ′ :|: |
| .Ⅳ |. |ﾟ｡
|: ｜ヽ - ―- | ｌ| l:::}
| ｉ | ＼ ｲ | ｌ| |:∧
| ｌ | /::〕>､ ＜ ［ _| ｌ| |}:.∧
厂￣ ≧≠＝从 :Иl|. 〈:.::〈 r≧=≠ ¨= = = 》:} :| |}:::/
／f＾二二二二二 ＼{ | |≦三 }}＞=-rｭ= = ’ {{人_∧ :|}/
／: / /: : : : : : : : ﾚ’: : : : : :| |: : : : : : ＼＼ ＼j´
／: : / /: : : : : : ｝: : 厂￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣}: ＼＼: ¨＜三 ￣￣￣￣｀ヽ
／: : ./ /: : : : : : ／: : ／ |: : ｀> 二二二二二二二二二＼
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ ＼ んもー！ 辛気臭いのはなしなし！
／ （＞） （＜） ＼
| （__人__） | きっと左将軍は大戦果を上げて
＼ ｀⌒´ ,／
／_∩ ー‐ ＼ 奉天に凱旋するに決まってるお！
（＿__＿） |、 ＼
| |/ ／
| ⊂ ／
| し'
＼ ､／ ／
＼／ ／
＿／ ／｀`l
（＿_＿_／（＿/
｡r≦ ￣￣ ＿ ｀ヽ ＼
｡r≦＿ ／ ／ , } :, ヾ:ｭ､
／.ｨ'´ 7 x､λ／ :, 〕 ﾄ､
〃'´ ／ ./ｨぅ､/ ／ l :, 〈 .〉
, '′ .／ 弋ﾘ ! / .ｨ! ,! ! V､ ・・・そうですね
/ ｲ - ' ﾚ1／! i! , } .! i ﾄ､〉
, ／ :| .メ､ﾉ / ,! l j!ﾚ!
ﾚ1 〃: : :! ､ 弋_iｯ '| / ! l ノ ﾉ´
!/ ! : : :! ヽ ﾚ1 / ;! ＜_,/
i! !: : : ゝ. _ ノ_l / ﾄ≪二 :,
i, : : :} 丁 ｰ─､ _zニ! i i!:i:i:｀vi7
:,: : i! r'======={r'´ ﾘ i! .iﾄ､:i:i:iﾘ
}: :ﾉ ;! : : : : : : : :{ /l i! i! !:i:i{￣
ゝ'＿,ｬ=─ｬ‐ｭ､=={!′! ! i! λ..ﾄ､i:i:､
ｨ〔 ｨ7ix ＿＿ ≫､∧ ﾉ ｌ i! /i:i} i! ㍉i:i:s｡＿
/ }!: 弋 i l i l i l i l i ﾑ: i ! ﾉ!./i:i:i:}.ﾘ ㍉:i:i:i:i:i７
,.z*'’ i}: :: : / /￣｀ ー－ ': :! ´ /!:i:ｉ/'′ `'ｰ '’
／ .ｨi: : :/ / : : : : : : : : : : :k, ' レ’
∠ _ j! : : : ! i! : : : : : : : : : : : : :!
. / ｀ヽ i: : : : :! i! : : : : : : : : : : : : :!
〈 V : : :Ｌi!ヽ: : : : : : : : : : : :}
. ゝ. V : : : : : :＼ : : : : : : : :ノ
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ ・・・じゃあ乾杯するお
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／_∩ ー‐ ＼
（＿__＿） |、 ＼
| |/ ／
| ⊂ ／
| し'
＼ ､／ ／
＼／ ／
＿／ ／｀`l
（＿_＿_／（＿/
＿＿ ／⌒ヽ
ィ ´ ￣ ＞
. ／ ./ /. ＼
/ / l i| :| ヽ
. ノ .| .:| l| .| .∧
. {从 | .:| ﾉ人ノjﾊ .|
. {j从 :! |Vしケ 人从 .' 私達の奉天に・・・
Ⅵ从 :! .从 Vツｨ彡
辷せV i|. ' ﾉ ! ＿＿_
〈/介､l| | ￣ ／ :| 「 |::| |::|
∨ ! | | r一个 :! | l|::| |::|/}/! ←茶
L/／⌒ヽ ﾄ､厂¨Yい :| ∧l|::|.／./ .'
. /:／⌒ﾍ∨リ .:∧从ﾑソ/ |／ ／ ′
/:/ : : . ‘， ＼{ﾆl＼ | /
. |::i: : : : :. '. |二V_＼ | ／
. |::|: : : : : :. ‘， |ニ=}二厂￣＼/_|
. |バ: : : : : :. '. 辷Lﾉ／⌒＼_,/:. j
. ∨ﾊ : : : : : . ‘， ／ / |
. ∨ﾊ : : : : : :. ∨: : . /:. |
} .∧: : : : : ::. } : : /: : . /
| ∧: : : : : : :. ﾉ : : . /: : : . /
ム. ､ : : : : : : . ／＿_彡′
}`ー─＼: : : : : : ∠{
. 厂V二二ニ=＞ 一 ´二}
/ 厂|二二二二二二二二)
. {＿,介二二二二二二二ﾆ|
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く=ィ二二二二二二二二二二二二二二二ニニ=─ -
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.. 乂二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二:八
(￣￣ ＼二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二 ＼
｀＞ 一 ｀ ＜二二二二二二二二二二二二二二ﾆ厂¨二二二二ノ
／::::::::::::::::::::::::::::)ー＜二二二二二二二二二ニニ=/:::::::::::::::::::::::::|
乂＿ ─=ﾆ¨￣ ｀ ＜二二二二二二二ニニ/::::::::::::::::::::::::::/
｀ ＜二二二ニニ=／──── ´
￣⌒ ＜ _／
_,_.-､,-‐､
,ノ ｀＾"!_._
,-'i＾""''{ ､ﾄ-.,_｀＾┐
}./. ｀ｰ, 〉｀´ ｀'､_}
|::::.. ｀‐'´ |
|:::::: |､
|:::::: |_)
＿＿＿_ |:::::: |_.）
／⌒ ⌒＼ . |:::::: |_)
／（ ＞） （＜）＼ |::::::: .|_)
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼|:::,.--―￢''''''￢‐-..,,,_ |/ そしてわれら奉天市民に！！
| /| | | | | |'´::::..._,,...-----....,,,,_ ヽ{
＼ (、`ー―'´, ／.}‐'""´-‐‐￢‐‐‐--..,｀ヽ{
／ ￣￣￣ ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ
＞ｰｰｰ-------‐''"´
∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
＜ ＞
＜ 乾杯ッ！！！ ＞
＜ ＞
∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
ｏ ○o.
,. -‐＝=､､
,. =＝=､､i :::ト､
_,/ ｀ｌ :::ﾄ､＼
// .::l :::|ｽ. ',
/./ .::::| __ ..... _::::|} ヽ l-､
. ,ｨｸ ,'..__ .::::.:l '´ ｀)'｀ヽ ヾ;＼
／::{ﾞ ヽ、 ｀`丶､;/ .`'::┬‐--＜_ } ./;:::::＼
／::::::::! ,＞---‐'ﾞ |l::ヽ ／;';';';';::::＼
. ／|::::::;';';'＼／｝. ヾｰ'´;';';';';';';';';:: /ヽ、
.／ ,ﾉ:::;';';';';';';';';'/ .＼';';';';';';';';';';〈::...
. .／ i::;';';';';';';';';';'/ ＼';';';';';';';';';!:::::
_＿＿_
／ ＼ ・・・左将軍 絶対生きて帰ってくれお
／ ⌒ ⌒＼
／ （ ●） （ ●）ヽ そうしたら今度は
l ⌒（__人__）⌒ |(,;'";,"｀;,;,､
＼ ｀ ⌒´ ／|￣￣￣|,; やる夫の国の乾杯の作法で 一緒に飲もうお
／ ＼||'ﾟ｡ "o ||ｰ､
/ ヽ､ || oﾟ｡ ﾟ||ニ､i
/ ヽ ||｡_0_o_||ー_ﾉ＼
l ヽ |＿＿＿|｀-' _ノ
, ＜ ⌒ ヽ , -ー= ¨￣￣ ﾞ ヽ、___
ﾉ´ , ＼ ヽ ヽ ヽt--,
／ / , i ヽ ヽ ｿ ヽ〈丶
， / i } } ; ∨丿ヽ｀ｊ
./ .{ { | } ; , ﾉ ヽ〈 それは楽しみです
./, { , { .}.〉 .i , , ; ; } )
i , { , li : } A | ﾉ. ', ;、; }冫 ぜひそうしましょう！
.{ , ， x , li : y _卜ﾉ从 : i ヽv:.＼
乂 v仆__|ヽ} ヽ ﾉ彡てぅミゝリ |ｹ )ﾞ、:.:.:＼
′ヽ ヽヾ弋tぅ｀ ｿ 乂vﾉ | ﾉ ﾚ:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.ヽ
ﾘヽ).ヽゝｿ ´´ ﾚ .| |:.:.:.:.ヽ:.:.／
: }ヽ:. 、 | .|:..{:.:.:.:.:.:.:.:冫
.| 、 、-―ｧ | .i:.:〉´￣￣ヽ
| 、 丶 ノ ／:| リ:.:.} }:.:.:.:.:.:.:＼
{ 乂 :..... .:::ﾍ彡i i ﾉ":.:.:.:} }.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
', i ﾉ:.:.:.:i-= ..＿:》ノ .i ノi´:.:.:.:.:.:.} }.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:〉
,;ノ:.:.:.:.:.:ゝ }／ i|:.:.:.:.:.:.:.:} }:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
〈:.:.:.:.:.:.、》0、S ′ ／l、:.:.:.:.:.:.:} }:.:.:.:.:.:.:.:.:.
ヽ:.:.:.:.:./ ｀ir " ＼:.:.:.:.:.:} }:.:.:.:.:.:..
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こうして左将軍はやる夫先生と別れ朝鮮に渡り
そして二度と再び 二人が会うことはありませんでした
_,,,,----_,,_,r'´:::::::::::... ､..,:: ､ ＼`ヽlヽ、
,r:´‐''¨￣￣ /¨`ヽ､.:: ..:;r'ヽ ‐'''¨¨''-;_.. ヽ ヽ:.l... !
,r'′ /;r'´￣｀.:: .:: :. :ヽ:::.. ヽ‐'′ヽヽ,!、
/ /′::::::::..:: ..:: . : :. ::.. ::`､::. !_,ノ !:.!. l
! /::::;:::::::/:::: .;::: i .:l:. ::. :::.. ::.. ::.. :::ヽ::. l..::: !lヽ::;! 戦意の低い葉志超を監禁しろ！
` !:::/:::::/::::: .;i::::: l ..:::::l::. :i:. :i::.. !:. ::::. ::::::i::.. l / l:..l' ヽ
!::/:::::/:::::: :i:::::: l. ::::::::!::. :!:. :l:::. !:. :l;::..:::::l:::. !_/_,,/!」:::.,! 以後の指揮は私が取る！
l:::i:::::::!:::i::: :l::::::: .:!:::::::::li:::. :::!::. ::l::::. :l::. :!i::::::::l:::. !''´/ l ヽ/
!::l:::::::!:::l:::.::li:::::: ::!:::::::::l !:: ::::!:::..:li::::. :li:: ::! !:::;:ｲ::::. l∠..:l:::/:.|
l::l:::::::!:::l::::::l !:::::.::!:::::::::l l:::.:::l !:::::!l::::..:ll::_;;!∠;;;;!_::: !,rヾ,Y∠,,,,,,_
!:!::::::!:::l::::::! l::::::::li::::::::l !:::::l l:::::l l_;;-''" ｀.､ l:::!:: l i ヽ:.:.:.＼:.ヽ _
ヾ!::::li::::!:::::! ヽ:::::!l:::::::l !::::;! l::::;!"/ !｡ヽ_! ,! l/i::: i ! ､ ,!､;,;;,;,:＼;! _,,-''´:.:.
ヽ:lヽ::!¨''l-_ヽ,,l_ヽ:::! l:::/ ﾚ' ヽ __,ノ ／!:l::: ! ! //`<¨¨ヽ;,:.`i_,r‐‐''":.:.:.;.:.:.:.:
` !`､::f¨ l ヽヽ!ﾚ' ￣¨¨´// !:l::: ! !,/ |:.:.:`!;.:.:.:￣:.:,;.:.:.:.;,;,:.:.;,;.:.:.:.:
!::::ヽ ヽ `’,! ／／／／ l:::!:: .: .:! !,! L_:.:.;,:.:.:.;.:.:.:,;,___:.:,;,;.:;,;,_,;--
!::i:::::ヽ ､_¨／ !::l:: .:: ::! l ,r-,,_'';二''--/--､''--''´,r‐‐
!: l::::::::丶 / / ,! !::!:: .:::.:::! ﾚ:.;,;.:.:,;.:.:.;,;¨/:.:.:.:.:.:.¨'''''i´:.:.;,;,
!: l:::::::::::::iヽ ___,,,, -一 l:::!:: :::::::! l;.:,;,;,:.:,;.:.:,;,;/;.:.:.:.:.:.:.:.;,;,;,l;.:.;,;,;,;,
_,,-'l: ! :::::::::::!`´`ヽ､ , ｲ::!: .:::::/! !,;,;,;.;,;,:.;,;,;,;,;.:.:,;,;,:.:.:,;,;,;,;l:.:,;,;,;,;,;
,r'´:,;,;,;r! ! :::: :::::!-- ;,;,;,;_`;ヽ､_ ∠-'!:l:: :::::/;l !;,;,;,;,;,:.;,;,;,_,;,;,;,;,;,;,:.:.;,;,;,;l.:,;,;,;,;,;,;
／,;,;,;,;,;/ ,l l ::: ::::l￣;,---,二ｰ-'`ヽ､_,,,／--,､l::!:: :::/;,ﾚ';,;,;,;,;_;,-" ＼;,;,;,;.:,;,;,;;l:.:.:,;,;,;,;,;,
／;,;,;,;,;,;,/ /;,! !" :: :::l;,;.:.:.;,;,;.:.;,;.:.;i¨´:.:;r ､;,;,;,;,;,;,`､ﾚl:::::/;,;,;,;_;,-'" ____ ヽ;,;,;,;,;/:.:.;,;,;,;,;,;,;
/:.:,;,;,;,;,;,;/ /;,;,;,! li : :::!､;,;.:.:.;,;,:.;,;,:.;,!;,:.:,i ___`''ｰ----l::/‐''''´ /´:／ _,,,,,,,,_ ヽ_/;,;,;,;,;,;,;,;,:.:.
/:.:,;,;,;,;,;,;,/ /;.:.:.:,;!l;,l ::!;.ヽ;,;.:.:,;,:.;,;,;.:.l;,;,;l ヽ､ヽ ,rl;!''ヽ /:／ ／_,r'''´ f´ ヽ,;,;,;,;,;,:.:.:
/:.:,;,;,;,;,;,;,;/ /;,;,;,;,:.::l,!;ヾ !:.:.:.ヽ;,;.:.;,:,;,;,;,:.:!,;l ＜ヽヾ'､ i:.f´￣｀ // ／-'" l､ l;,;,;,;,;,;,;,
/:.;,;,;,;,;,;,;,/_ /;,;,__:.:.;,:.:.:.:.:.ヽ,!:.:.:.:.:.:ヽ,;,:.:.;,;,;,;,r'¨ヽ `ヾ､`､ ヽ! ヾ:､ ﾚ /'´ _,-" `ｰ'’ヽ､;,;,;,;
i:.:.:.:._;,-''¨;! !;,;,;,;,;,¨;,;-;,;,;__:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ;,:.;,;,;,;,! ,!_ k_-':.;ﾉ _,,-‐" ヽ、
!:.:.:.:.:.:.;,;,;,ヽ ヽ;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;¨-;,;_:.:.:.:.:.ヽ;,;/ ¨ ¨''‐- ,,,,__________,,,, -‐‐'''"
左将軍は日本軍と激しく戦いました
彼の戦意はすさまじく やる気のない総司令官を
監禁して継戦し 自ら最前線に赴き激戦しました
､.......::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
_,.. -`:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
／::::::::::::::::::::;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
,.:-'::´::::::::::::;:::::/l:::;ｲ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/:::::::::::::::::{::::ﾄ;::| ヾ' ヾ＼:::､::::::::::::::::::::::::
. ／::::::::::;:::::::ヽ:|,ｨ,'ィ ヽ!＼:::::::::::;:--
,r'::::::::::::::l:::::ﾄ::ﾊﾉ::;:<''"7 ヽｨ:::/ r''
'７::;::::::::::::{::::{'ﾘ/:;ｲr､ヽ ! ヽ| /,r 左将軍！
/:/::::;:::::::::ﾊ:|/::/ヽｰ'ﾉ,/ ｀! 〉
. {/|:::;l::::::;/ └'′ `,'"' u ﾉ
ヽ|ヽ:|ﾄ;:>、 ' {ノ 危ない！
ヾヾ{iヽ
ソ
. く... ,. -─‐ヽ
ヽ` ／ ‐,.二ノ
＼ ヽr '´ ／
＼ ／::..
＼ ／:::::::::::.
┌┐┌┐
┌──┤｜｜｜
｜ ｜｜｜｜
｜ ｜｜｜｜ ＿＿
｜ ├┘｜｜ ∧＿＿〉
｜ ｜ └┘ V'ﾞ二ﾞ/ ┌┐┌┐
｜ └───┐ ┌──┐ │｜｜｜
｜ ｜ ┌┘ └────┤｜｜｜
｜ ┌───┘ ｜ ├┘└┘
｜ ｜ └┐ ┌──┐ │
｜ ｜ ｜ ｜ │ │
└──┘ ｜ ｜ ｜ ｜
／￣》､ ∥ └──┘ └─┘ ┌┐┌┐
〈＿_∠/ ∥ ｜｜｜｜┌┐
＼ ∥ ／ ￣ ￣ ││
}＼=＝＝l!l:＝=､,,／{ ┌─┘│
＼／ 三三∨＼ 《〉 ￣￣
∠三三 ＼
∠三三＝―― ―＝三三∧
/三三＝― 三',
(:.⌒ :.{::三三= :. ――=三三}､⌒:.)
＼∧∧∧∧∧∧∧∧／ (⌒:.:.＿」三三三＝― ― ＝三三三',_ ⌒:.)
≪ ぐおおっ！？ ≫ ――=':＃:= ＃:=:――
／∨∨∨∨∨∨∨∨＼ (⌒:.(⌒:.⌒;＝―≧: :从: ::. .: : :从: ::. : : :从:.: : :≦＿―＝:.⌒:⌒):⌒)
《ミ ;| : l j | l :| | | | 》
ヾ .;| : | | ｲ j : : | :| :| :| | /
}ヾ;| : .|.j , j .: : , ﾊ :} | | ;{
.（ ; ,;| : .ﾚ , ,; j l :: i i ハ、 :i j ｲﾐ;)
ヾ、;| . | / il j j ;' :| y ｀ :| j { }
》＼|. .: .|i , .ﾉl .j j ; ∧ヽ,_|_.ﾉ -=せ ; |ﾉ i .:{
〉ﾅf . .|;|: /;| ..;ｲ , ji / ゞ√干彡≡乍》/ ,.|.ﾉ
／;j ,| . |;;| j;;;| i;; j .j ;ﾚ ヽ彳乂(o;;卞/j ; |、
.／;.;.;.;.ゝ} . |;| j;;;;| |{r}j ﾉ,,,; ;;;;;ゝヽこノv j .; |;.＼
／;.;.;.;.;.;.;.;.;.;} : . i|;´};;;;;;ｿ;;;;;;;;;;i ￣￣¨ｲ j:. .i ﾄ.;.;.;.;＼
.＜;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;i|, . |ij.;;;,,,;;;;;,;;;;;,,,,,} .:| ∪ ﾉ | , i iヽ.;.;.;.;.;/ ・・・くぅ・・・
ノ;.｀;. 、;.;.;.;.;.;.ﾉi .:: ﾄ ..,;;;;;;;;;;,,,;;;j ..:j ﾉノ ﾉ :j j.;.;.;./
r´ ＝ー‐‐ 、;.j. :i ∧iﾍj 、,,,;;;;,;) ヽ ｿﾉ ﾉ ..:/ |;.;./
／ } i j ヽiiiiiiii＼;;;;,, t- 、 ／, j ./人 |ソ
/ ／＼ ノ ﾊ.j i ヽ〈~《 ＞ ｀ ／iii)ﾉ .j ./´ ヽ ＿
./,,,,,,,;;;;;;;; ／／＼ノ〆´(::..＼ ヽ.ji}-三二=≧ ≦=彡/ ｿ ,/ ＿／￣´´,,,,⌒⌒＼
j ,,,,;;;;;,,／／ 丿:.. ﾍ::..j jl ｀｀￣￣￣￣´ / ノ´:... ﾉ ／＼,,,;;;;;;;;;;;,,,,,,＼
乂__乂_______乂__,.ノ ｲ 人 乂__乂 ‐--‐´＜
⌒アァ＝=‐--‐=≦ 乂_j i ､ ｉ 乂_____乂‐-
`マ二¨~´‐-ﾆ二ﾆﾆイィ´ i i ヾ乂___乂,ノへ‐-
_＿ ＼`マ二て´..,,,,,乂 i ｉ人人 ＼ 、)＼ `‐
`マ二て..,,__ __乂______人人乂 乂 人 `ﾄﾐ、（＼ 左将軍！
_,,..イ⌒てﾆ＝=≦ __r=v' 厶へ＼へ ＼ ＼乂 ＼)ヽ
_,,..．-‐=＝⌒ヽ、 てこマニ=ィ「 ！ ／i/！ `､＼ ＼ `ﾄﾐ ＼)ヽ 足を負傷しておられます！
･･･…i´ ィ ヾＶ⌒寸j_ﾘﾉ＾、 j／ 八 ﾄﾐ ﾄﾐ乂 j｀¨⌒
_ -‐i、 W _ﾍ W＾ 〈＼ ヾj ヾj >､乂ヾ＼)＼ お下がりください！
j、 ！{ rﾐ ミト､ >､ ／／`ミト､＼､
八 Ｖ〈 爪f⌒ヾﾐﾄ､>､ ,ｨア´__,,,,,j 彡'＾へ
`、_j 八 Ｇ ヾ_)ﾍ ,ｨ匕,ｨ=冖￢r 彡'⌒)ﾉ
｀Ｔ´ ミ `＾云＝ミ`＾ヾ厶ィ Ｇ 八 7ｿ ｲ⌒ﾆ=‐- __
！ ミ ｀＾'''''''''二,,｀Y´二＾¨¨¨¨＾´ 厶イ ￣
八 ﾐ ij -‐ ~´j{ '''ヾ..,,｀ 彡 / j⌒¨＾`ヾ
‘, ﾏjｱ ′ ,. 'j⌒
､ ‘:, f⌒`ｰ‐- ..,,_ ' ,. '′ j、
ヽ ‘:, ゝ、 j｝ ／ ,. '′ 乂
` ＼ `二ニ¨¨¨´／ ´ ＞‐-
｀､＼ イ ／ （
ヾ、_ ｀丁｢´__彡'ﾞ´ ＞
j j{´ ｀て
ヾ、_ jj j{ __彡'ﾞ 八__
⌒j{ 廴 __彡'゛ ｲイﾌﾆ＝=‐-
__ _}} /⌒¨¨~´ イ/////
《ミ ;| : l j | l :| | | | 》
ヾ .;| : | | ｲ j : : | :| :| :| | /
}ヾ;| : .|.j , j .: : , ﾊ :} | | ;{
.（ ; ,;| : .ﾚ , ,; j l :: i i ハ、 :i j ｲﾐ;)
ヾ、;| . | / il j j ;' :| y ｀ :| j { }
》＼|. .: .|i , .ﾉl .j j ; ∧ヽ,_|_.ﾉ -=せ ; |ﾉ i .:{
〉ﾅf . .|;|: /;| ..;ｲ , ji / ゞ√干彡≡乍》/ ,.|.ﾉ
／;j ,| . |;;| j;;;| i;; j .j ;ﾚ ヽ彳乂(o;;卞/j ; |、
.／;.;.;.;.ゝ} . |;| j;;;;| |{r}j ﾉ,,,; ;;;;;ゝヽこノv j .; |;.＼
／;.;.;.;.;.;.;.;.;.;} : . i|;´};;;;;;ｿ;;;;;;;;;;i ￣￣¨ｲ j:. .i ﾄ.;.;.;.;＼ 後退は・・・しない！
.＜;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;i|, . |ij.;;;,,,;;;;;,;;;;;,,,,,} .:| ∪ ﾉ | , i iヽ.;.;.;.;.;/
ノ;.｀;. 、;.;.;.;.;.;.ﾉi .:: ﾄ ..,;;;;;;;;;;,,,;;;j ..:j ﾉノ ﾉ :j j.;.;.;./
r´ ＝ー‐‐ 、;.j. :i ∧iﾍj 、,,,;;;;,;) ヽ ｿﾉ ﾉ ..:/ |;.;./
／ } i j ヽiiiiiiii＼;;;;,, t- 、 ／, j ./人 |ソ
/ ／＼ ノ ﾊ.j i ヽ〈~《 ＞ ｀ ／iii)ﾉ .j ./´ ヽ ＿
./,,,,,,,;;;;;;;; ／／＼ノ〆´(::..＼ ヽ.ji}-三二=≧ ≦=彡/ ｿ ,/ ＿／￣´´,,,,⌒⌒＼
j ,,,,;;;;;,,／／ 丿:.. ﾍ::..j jl ｀｀￣￣￣￣´ / ノ´:... ﾉ ／＼,,,;;;;;;;;;;;,,,,,,＼
_／:／::::,､,､::::::｀ 、
〃:::/:/::::::::::::::ヽ:::::ミ
7:::/:::{:::从::ﾄ:::::ﾊ::∧
ﾊ从V≠ミ::八ムﾊⅥ
{ Y〈 'J｀ 'J }ｌ} 何故ですか！
〉 、ij. 〉 /￣ヽヽ
-=ﾆﾆ{ヽ＼ こｱ /〉ﾆﾆﾆ} } 大清国軍の中で
∠ﾆﾆﾆﾆニ＼＼｀ T´/ﾆﾆﾆﾆ! !
/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ| ｌ!ﾆﾆﾆﾆ| | あなたほど勇敢に戦った人は居ない！
くﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆト /l!ﾆﾆﾆﾆ!ﾘ
∠ﾆ=‐-ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ! ￣ .!!ﾆﾆﾆ// 皇帝陛下も あなたに敗戦の罪は問わない筈だ！
∠ﾆﾆﾆﾆﾆ=‐-ﾆﾆﾆﾆニ| .||ﾆﾆ:/彡
∠ﾆﾆﾆﾆ／￣Vﾆﾆﾆ=-‐ ∧ /'ﾆﾆ/=-∧
./ﾆ=‐-ィ´ {ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ} ,'ﾆﾆ:/ﾆﾆﾆ∧
/ﾆﾆﾆﾆ/ ヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆ:} ,ﾆ=-':〉∨ﾆﾆ∧rｒｎ ｧ
./ﾆﾆﾆﾆ/ /ﾆ=-‐ﾆﾆ-=V-=ﾆﾆヽ.∨ﾆﾆ77 _（_
/ﾆﾆﾆﾆ/ 〈ﾆ=‐-‐=ﾆﾆ= }ヽﾆ=-‐ﾆ７ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐- __
_＞ｰ=彳 {ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ:}ﾆ＼ニ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐-
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| i i i i | | |{ }ｉ ､ .|＼ i
| l l l l | ｉ| l:l |:| l＼ |::::::＼ |
| | l | | |i || |:| |::l |:::::＼ l:::::::::::ﾄ､ |
| li l | l l:l || rﾍl::| ｉ| |:::l. |::_,斗十'¨￣厂}`|
|从 | l i | |::| ｉ{ |ﾄ､{::::l:::|.|| |::ＴT_彡ｬ‐===ｬ=＝ｧ | この痴れ物が！！
＿|'__| ｉ| | | |x士仕辻仕土ヽ从. |:::}ﾉ`汽 又＿_ﾉ ／| l | i
.. ∠三l三l ll 从j 从汽¨又＿_〉,ゝ ::＼ | :::: ′::¨¨￣￣ﾟo::::l l | | 罪に問われ
∠三三三_N|Ⅵ }∧.|＼`jつ¨¨´___ :|＼`/￣￣￣￣￣ヽ}:::::l.| | |
.. ∠三三三/ /| | | {′N ＼ﾟ:::::＼__/ | i＼l.| | | 処刑を恐れる 左宝貴だと思うか！！
∠三三三ｦ/ ∧| | | | ＼ ::::::::::: } i }| | |i
,往三三三三} }ミ|ｉ| | | ＼ :::::: ｀::ヽ _＿＿___ ｡ /|| | l.|
l三三三三三| |ミ|j| | | ○ｏ､:::::::::::::`ヒ二ニう ｏ/ 从 | | |
l三三三三三| |ミl | |ｉ │ i |三≧. ､ ::::::::く .／.三| .}| l l
l三三三三三| |ミl | || │ | 从三三三三＞､}_／三三ﾉ/|| | |
寸三三三三三三| | || │ | {{ﾐ厂￣＼三三三三三／￣ﾉ| | |
,-'".:.:.゛.:^.:.:.ゝ
r‐´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
！.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l^＼:.:.ゝ
ノ.:.:.:.:.:.:入ヽ/＿_!ヾゝ
|.:.:.:.:.:.:.:.ヽ､ ' <ム ｀┐
ヾ.:.:.:ヾi´｀ゝ !
ヽ,:,:,:ゝ｀ '´ l 将軍・・・
ヾ} ￣ ヽ -‐一"
/ ! i
_／. ! ;;|、
／¨"`‐-､ ＿,,/ ＼
／ ＼ 'ｌ ヽ
.ム ─ ､ , ｰ-' ! i
i ヽ /. l :! ﾉ
.l , _/ リ `ﾘ;}
| i! iﾉ
| ! .|| / ,i
| .ｌ |､ !l
,'| i .l ヽ i l
.i .i ､ .l 丶 . i .l
.l i ヽ| / .l .|
.!,/! i / i ! i
/ | .| ,／ j,ﾉ
i .ヽ . i l:!
l ヽ .l /'l
| / ,, イ´ ｀ ''ｰt､￣}
| ／´-－ ─ - _ 川＼廴 _
| ／〃 ｀ー- ､ ｀ｰ- ､ハヾ＼ }
＼ .V/ ー- _ ｀ヽ､ ｀ー- ､ゞ､ 端からこの戦争で 清に勝ち目などないのだ！！
ー'' ヽ､ ＼ ＼￣ ー-､
i ＼ ､ _＿ ／ ヽ､＼:.. ＼ ＼ _ ｀ヽ､ だが・・・誰かが死んでみせなければ
ｲ ﾊ ヽ ＼＿＼ ﾒ ＞､_ _ ヾ V＼ .＼ ､ ヽ､ ＼
i i/ﾊ ＼ ＼ /ｨ示､￣ｱヽ､＼Y::＼ ヽ ＼ ＼ .＼ 誰かが死んで 意を表さねば！！
| !K ヽ ヽ､＿＞// {ﾍrjヽ,ｲ };;＼ハ::/＼ﾄ､ ヽ ﾄ､ ヽ
| !ヽ ＼＼ ノパｲ辷ン” };;;;{ ｀ｰ'. | ハ ＼ ヽ. |__＼ ｝＿＿
ヽ ＼＼ ＼ゝ "l;;;ヽ ￣ };;;;{ };;{ .rイ//人 ヽ ﾄ.|:::::::::} j:::::::::::::i
i ＼ ＼＞＿,￣`};;;;;;{ };;;;{ };; |} ヾ/::::::ヽ ', .i::＼:::::i/::::=-:､/ 我が国にも 命をかける武人がいると
ﾊ ,, メ/伝ろﾐ, , - ､ ;; u :|i ＼::::::::', ヽ j＝ー./;;;:::::::::::::>
. ヽ ´ヽ Vハシ=》 i} ／／ ／＼ i ＼ヾ｝ ﾊ!:::::::::::::::::`::ー::7 誰かが死んで 意を表さねば
＼ ＼＞≠“ .く／ / ヽ , ＞イV＼＞::::::::::ｨ＝ ､::i
ﾄ､ ｛ ＼ ､ ＿≧ ＼ { ／ ./ ,,ィ''´ _ ヽ::::::::>イ ＼ 誰が大清国を敬うものか！
乂＼ ｀ー ＼ ー- ' _, /／ ／::::::ヽン／ ,,
＿/ .＼ ト､_ ノ ／:::::::::／／ ／イ みんな大清国を侮って 笑うに違いない！
| i ` i jﾊ <￣ ￣￣￣￣ 7 ,_ く:::::::::::/ / ／＼＼
| ﾊ l ﾄ､＼ ＼ r＝V/ ｲ ＼＼:::: V/ ／／／ ／／
V ハ ', l ヽ＞､＼ ／ ￣￣￣￣￣／￣／￣＼／／／ .／／ｲ
ヾ ＼ ヽ ＼ / ／ ／ ＼＿ . ／／
. ＼ rー` /＼＿＿＿＿／ ／ У V /
｀ー''" .:/＼＿＿＿＿＿_,／ ／ ／￣￣￣7/
＿
／／.|
／／.／|
／／.／| |
／／.／ ／|. |
／／.／|／::/| | ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
□／ ／ // | |. |
| |／.;;;;//. | || | じゃあ、露助に協力した支那豚は死刑という事で・・・。
| | ;;;;;;// | ||| |＿
| |.;;;// | |.|| ∧ ∧ |/￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| |//.. | | ||. （ ・∀・）
| |/. | |. || （ ） ワイワイ ガヤガヤ
＿＿＿＿＿_.| |＿＿＿／／| ||__ ／ | ｜ |＿＿
| | ／／ |.￣∠／（__（＿_） ／| ∧_∧ ∧_∧ ∧ ∧.
..∧＿∧ .(| |⌒／. ∧ ∧⊃ｲﾔｧｧｧ. ／／| （´-`；）（＠･ ）（；´∀）（
（ ・∀・） （⌒| |／／（；´Д｀） ／／ | ∧∧ ∧ ∧ ∧_∧. ∧∧
（ ） ￣| |／ （⊃ ／ ⊂.⊃. ／／ | （∀・ ）（ ´,_ゝ）（ ）（´∀`
｜ ｜ |. | | ／ └─┘ ／／ ／. ∧_∧ ∧ ∧ ∧ ∧. ∧_∧
（_＿）＿） | | ／ ／／ ／ <_` ）（´･ω）（дﾟ｀ ）（
| |／ ／／ ／. ∧_∧ ∧ ∧ ∧_∧. ∧_∧ ∧
~~ ／／ ／ （ ）（ ﾟ∀ﾟ）（｀ ）（ ）（ﾟд
. ／／ ／ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
. ／／ ／ （д- ）（ ）（ ´,_ゝ）（TдT）（∀｀ ）
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
外国人に いくら笑われようと 私はまったく気にしない！
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
,r=ヽ、 r';;;:;:;;:::;;;;;;;;;;;;ヽ、
j｡ ｡ﾞLﾞi rﾆ二`ヽ. Y",,..、ｰt;;;;;;;;;;;）
r-=、 l≦ ﾉ6)＿ l_,.､ヾ;r､ﾞt lｦ '・= ）rテ-┴- ､
｀ﾞゝヽ、`ｰ! ﾉ::::::｀ヽ､ L､ﾟﾞ tﾉ`ｿﾞ`ｰ ﾞiｰ' ,r"彡彡三ﾐミ｀ヽ.
にｰ `ヾヽ'":::::::::::: ｨ"^ﾞiﾌ _,,ﾉ , ﾞtﾌ ﾞゞ''"´ ﾞifrﾐソﾍ,
,.、 ｀~iヽ､. ｀~`''"´ ﾞt （,,￣, frﾉ ゝ-‐,i ,,.,...、 ヾミく::::::l
ゝヽ、__l::::ヽ｀iー- '''"´ﾞi, ヽ ヽ,/ / lｦ ｪ｡､ 〉:,r-､::ﾘ
W..,,」:::::::::,->ヽi''"´::::ノ-ゝ ヽ､_ﾉｰ‐ﾃ-/ i / ,, 、 '"fっ)ﾉ::l
￣r＝=ミ__ｨ'{-‐ﾆ二...,-ゝ、'″ ／,/｀ヽl : :`i- ､ヽ ,.:ﾞ''" )'^`''ｰ- :、
lﾐ､ ／ f´ r''/'´ミ)ゝ^),ノ>''" ,:ｲ`i /i､ヲﾞi .:" ,,. /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀ﾞ
! ヾ .il l l;;;ﾄ､つノ,ノ ／ ／:ﾄ-"ﾉﾞi ,,.:ｨ'" /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
. l ハ. l l;;;;i _,,.:イ / ／ ,ﾚ''";;;;｀ﾞﾞ" ヽ_,,ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
人 ヾﾆﾞi ヽ.l yt,;ヽ ﾞv'′ ,:ｨ" /;;;;;;;;;;;;;;r-'"´｀i,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
r'"::::ゝ､_ﾉ ﾞi_,/ l ヽ ﾞ':く´ _,,.〃_;;;;;;;;;;;;f´' ll;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
｀￣´ ／ l ヽ ヾ"／ ｀ﾞ''ーハ. l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
／ l ﾞt `' ／^t;＼ ,,.ゝ;;;;;;;;;;;;;;;i;;;;;;;;;;;;
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
だが清国人が 清国人を笑うようになれば それはおしまいだ！！
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
_,,-‐──- 、_
／:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
,' ,r───''''''‐-､::::::',
|::,! }:::::::|
{:::二ヽ､ ､‐--､ .l､::::,'
ｉ:::ｪｪｯ .ｉ' ｨｪｯ､.. |::_,!
i'..ﾞ‐''",' ヽ l/,､} ・・・・
|:::... {,,__,､} /,'
'::::,-‐'｀´`-､ r‐'
丶::::::三'"‐-｀ /
ﾉ ＼ ＿,,.. -‐"l.
_,,.. イヽ、｀ ‐､_ ,‐'" '‐- ､
_, ‐'''" ヽ_ V ヽ､_ ←魯迅
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
国民がおなじ国民を笑う時・・・その時こそ国は滅びるのだ！！！
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
､
ヽ.
| i
_rﾆ､＿_ // 故に矜持を示す必要があるのだ！
r7´ __ ＞'く
f 7 ／ ｀ｰヽ 誰かが死んで・・・
r!/､//, .k ､ ､＼
〉|./ .'/ / ! .l ﾄ､ヽ ヽj 大清国の名誉を守る必要があるのだ！
>′ l _x／!ｲ / jz' !l } |
7 ｲ卞Tヾ'x.' f' ﾘﾉ!ｲﾄ!
_ -ｰ |ｨ /'-t. ー' ､｀¨ｲｨﾉ ! そして私は武人で 戦場にいる
_∠＿__,-'ｲ/_.〉ヽ、 r─, ' ／|.!| /
＿∠-―‐ﾆ/ . : . : .`! r !'￣ヽヽヽ ニ ｨ´ ｿイ､'ﾆ､ー ､ ならば今 私がするべきことは・・・
／. : . : . : . : . :{ /: . : . : | |: .l: : : /「 ｰⅡ-' |/: : : : : :〉|ミ弋
_ - ´: : : : : . : . : . : .j二二 ヽ.ｰ′ｌ: : ／､＿＿ ／i｀ ヽ､ :ノ.ﾉr-､ ここで死ぬことなのだ！
／. : . : : : : : . : . : .:／: . : . : .ヽ|: . : .|:/ ,r‐'￣ｌ ､-､￣ー--
/. : . : . : . : : . : . :.／: . . . . . . :/. : ._ノ _／ .}-､ ヽ::＼
{. : . : . : . : : . : .:／: : : : : : : : :イヽ- <_ ／ ノ. : . ヽ_ヽ: : ヽ
l: . :., ‐'´￣ ＜: : : : : : : : ／ l j､ ｀ヽ,､ _ ／ ｀ ｰ ､￣l: : : :!
/ /＿ ＼: : _ - ´ ヾ､ ｀ｰ<´ ｀Y/ ヽ!:: : : |
、, ‐── ': . :/´ ｀ヽ Y´ ヽ｀ｰ-⊥-‐ ' ´! ＼:.l
´ . : . : . : . : /´￣ヽ o ! l ｀ ｰ ､; -- '´＼ ＼
. : . . : . : ..／ｰ ､ o !_ -´ ノ ﾟ /: :: :＼
_, -'´｀ヽ o }_ -´_ - ‐ ' ´ /::: .:: ::::| ｀ - _
., ﾍ ヽ k ´, ‐'´ ∧::: .::: ::! ｀ - ､
ー＜ニヽ' ´／ /:: :::.. :::::. ! ト､_
> ﾆ '､ /::: ::::... .::::::::..! l::::::
_.. - ' ´￣ ｀ .ヽ
／-''´￣￣￣ ヽ ＼ ＿＿＿
../ ＞t'' ￣-<￣ ヽ￣ ｀::..､
r ' ´,.....ゞﾊ＼ ｀ :＼ ::＼
/-ィ / / ヽ.＼ .ヽ ..::ヽ 日本軍ども 来い！！
ｨｵ ./ / ヽ ＼ ﾍ ::::ﾊ
／/ ./ / i､ ﾄ ＼::.. ∧ ..:::::i 我らは大清！！
／ ./ / ﾉ ｀.ﾄ､ ﾊ. ﾊ :::::｝
/ ./ i i //. i >ﾊiレ=＼ﾊ :::::::i_ 300年前 貴様らがついぞ倒せず逃げ去った
. / i / ｨ . | i!./ ﾉ i!/'r=-､ｱｿ ::::::|ハ
/ ／/ i! . | ./i!{_ ヽ ､_I! ハゞイ- i ..::::::/ ./ 大明国を打倒し 中華を受け継いだわれらは・・・
./ / i!ﾊ川/｀i＞=-≧ﾉ- .... ´￣ ｲ ..:::::/.ノ｝
ノ ィ./i! ﾊ ﾄ｛ / r=ヽ > ﾊ::. /..:::::/'i!!<
-=彡イ./ ｲ ./ i ﾊ 人_ゞン ｀ _ ─ .､ /.::::::/i彡i.l） ／:::::::/ｨ われらは正当なる中華の龍だ！！
// i.ｲ .V::::ﾊ " ./r'´￣ ./.::::::/ ﾊYソ /:::::::::::/∠
.i/ .|ﾊ i!:::トﾐ､ |':. /.::::::/ /::::ｲ ./::::::::／/
| .::::::人､＞､ ヽ /.::::::/ /≦小>､ｖ/:::::／ ∠A＿
ﾉ ..::::/ ーt≧ミﾐ ､ ｀;/..:::::/..ｲ'￣￣＼/／|.|￣￣￣ノ
/ .::::／￣￣￣/／￣::＞-ｧ/.:::／ ヽｿ ／-＝￣￣￣Y:::
／:::／＝￣￣￣￣￣￣￣｀斗:/ ＞ ＿／'' ｨﾌ ／ハ
､＿＿／ イ/::::／／:::::::::::::::::::::::::::::::::: Yi/＿＿／／ ／ ＼ r''´ ｝
ー─ '' ´/:/::::::＼＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i!＞─ ＜∧/ il ..il ｲ
. /:/::::::::::::: ＼＼:::::::::::::::::::::::::::::::::i!｝ ／／ヾ Y i!
左将軍の最期には諸説あるようですが・・・
,-------,--------------､;;;;;;;;;;;;;;､
／;;;;∥;;;;;;;;;;;;;;;;,--‐''´,,,--‐'''´ 二二二二二（ ）＼＼;;;;;;;;;;|
|;;;;;;;;∥;;;;;;;;;;／,,,-‐''´,,,-‐''''´￣ ＿＿＿＿￣‐-､ミ＼;;;;;;|
|;;;;;;;;∥／´´／／／ ,,＿--‐─'''';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'''―-､＼＼ｌ;;;;|
|;;;;;;;;／／／／_,,-‐'''￣;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;''‐＼＼|
|／／／／ | O__-‐‐ ――--＿＿＿＿;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼/
ｌ／／／ ／ / ＼ｌｌｌｌｌ /ーーー＼iiiii,,, ￣'''''─--;;;;;;;;;;＼ あの将軍・・・
ｌ／／ ／:;:;:;:;:;ｌ ー ミヾヽﾙソ ソ ／ |ｌｌｌｌｌ""ﾍ i ―｀
|／／:;:;:;lﾍ:;:;彡 ＼ ￣￣ ／ / | ヽﾙｦヽ|/ 敵ながらあっぱれな戦いぶりだ
ｌ:;:;:;:;:;l／ | 彡 ￣￣ | i ＼／ i
i:;:;:;l/ ／ｌ | ! ! 返礼として 派手に殺してやれ
|:;:;ｌ ｌ 〔 ｌ ミミミミ ヽ __へ | i
ﾞi:;;:;＼ ＼ﾞi iミミミミミミミミ＼ヘ ＼--ｌ /
|,,,,,,,,,＼ i ミミ ,-‐───--＿＿ソｌｌｌｌ彡 彡彡
／ 彡＼ ｲ i /ソ｀――――---＿ヽ 彡彡
／ 彡 | | i ,'三| ,' /＼
／ 彡| ｌ ﾞi―― ──--＿ | ,' / ＼
／ 彡 ｌ ＼＿￣￣￣￣ ｰ / / ＼
／ﾞi ,ﾞ"ﾞ"" 彡 | ー ￣￣￣￣￣ ﾉ ＼
彡＼i ￣￣￣ ／ ＼ ←桂太郎 第３師団師団長 後の元勲
敵方の日本軍が褒めており
勇敢に戦ったのは間違いありません
.ｌ;;i′ / .!圭/ .ｲ、圭圭圭/ |圭/ ｨ幺才 ,イﾞ .,〃 ｨ幺才
.|/ ﾉ .ｌ圭! l圭圭圭ゝ !Ⅳ ,,ilｒ'" ,i'./ ,ｨ幺才 .,.
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.i}′ / Ⅳ ., /圭圭Ⅳ .l″ ,ν /Ⅳ_ｨ幺圭圭圭圭
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圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭_.-‐'' 二ﾆ ―ﾆﾆ｀-'”'"゛ .,_iiir=｀-''''"´
負傷した砲兵の代わりに自ら大砲を操作中 日本軍の砲弾で戦死したとも
騎兵で突撃中に 敵弾に当たり死亡したとも伝えられています
,.．'''""´´ ≧ ,.- ._ _
_＿＿,.．'''""i! //!| |::ト
／ ／ii `ｰ'' ／//.| ⊂⊃
_ ..... _ ／ ／ ii ／ .// | |::|
,.．'''""´´ ｀｀ﾞﾞﾞﾞ''' - ､ / _,,..<、 ヾ.、 .／ // ./ ./::i___
´ ｀・､.,__ _,ム-''¨ i ii. ヾ 、 ./ ／/ / ./::,-─
_,,,,..．-─=ニ二ニ=-:､=,,..__ _ ヾ､・ ､_ /ヾ¨'´ ./ |i .ii ヾ..、 / ／／_.／ ./::/
二ﾆ=-‐''ｉ´,.'^__｀・ ミヽ．.,_､ ヾﾐ､¨=--ﾍ ﾞｉ ./! |::i ii `ヾ､_¨ ￣ ／／
｀ ヽ i| i|´:: ｀! ヾｌｌ ＼ ｀ヾ、 ＼__ ____.i | /::| |::::! ii , - ､ ¨7´￣ ｀v'´ ,．-‐-､
｀¨''ｰ-､ヽ || i|;;;;;;;;;| ＼ ＼､ ヽ`ｰ‐:| |.ヽl ヽ;|_,.≦>/ ヾｰ::..、 ,/ .:i / 皇帝陛下・・・
¨ﾞﾞﾞﾞ''' - ､ ヾ.､ ||:!iﾄ､‐ 'i ヽ ヾ、 ヽ!;;;;;i_i::::::::／´:::::::::::/ }:::::::::::7 ::i i
`ミ､、|j､ﾞ:. ヾ､､ヽ;;;;;;;フ:::::::::::::::::::/ i::::::::::::i ___ ::i i 西太后陛下・・・
_＿ `丶¨`ｰ _＿,,,....i'!...............iヾ､i;イ::::::::::::::::::::::/ .:i.──.i,．'´ ` ､i:＼i _＿
,,...．．..,,, `ヾ､ヽ、 :::::::::::ヾ､:::::::: /!;/7γ⌒ヽー-‐ｲ ,.......__ .:ﾑ＿＿i ::::::|::::::}':´:
｀¨ﾞ丶､￣`ﾞｰ|iヾlｨ _ :::::::::::::|!::::::/ ,!::::::7 ヽ___,..〉' :::::{:::::::::::::| ::::::|:::::::!::.
､__ ｀ヾ.､ || i:i|´:::｀i ..::::::::::::::::|!:::/:/::::::::i′ ::i::::::i :::::::ｉ:::;;;;;;;;;| ::::::i;;;;;;;|:::
＼ ＼｀ー-､||:: i|;;;;;;;;|:. ..:::::::::::::::::::::／７::::::::::::ｉ :ｉ:::::| :::::::i::::::::::::| :::::::!;;;;;;|:::
`ミ､、 `丶､ ｌ!:::',ト-‐!:::::::::::::::::_;:／;;;;;;i:::::::::::::::i i:::::! :::::::|:::::::::: i、 :::ノ!::::::|:::
＼ ﾞヾ､ｰ-;;;;;;;`;!ヽ;ヾｿ::::::_,:;-:イ::ﾉ;;;;;;;;;;;|::::::::::::::::i､_ 人:::i〉､_ _,.ノ､::::::::::i `ｰ-一':::::|::::::ﾄ､:.
:::::.........ヾ::..........＞::､:::::_;;::＞;'フ／::::／;;;;;;;;;;;;;;;i::::::::::::::::::ヽ￣￣ :::::ヾ:、 ￣ ::::::ヽ::::::|:. ::::::|::::::i:::`ー-
左将軍は平壌の戦いの直前 総司令官を監禁しており
その行動を非難する研究家も多く居ます
曰く 総司令官の監禁により各将軍が連携できず自滅したとも言われますが
清軍の装備と陣容では どのみち意味をなさなかったでしょう
,.．'''""´´ ≧ ,.- ._ _
_＿＿,.．'''""i! //!| |::ト
／ ／ii `ｰ'' ／//.| ⊂⊃
_ ..... _ ／ ／ ii ／ .// | |::|
,.．'''""´´ ｀｀ﾞﾞﾞﾞ''' - ､ / _,,..<、 ヾ.、 .／ // ./ ./::i___
´ ｀・､.,__ _,ム-''¨ i ii. ヾ 、 ./ ／/ / ./::,-─
_,,,,..．-─=ニ二ニ=-:､=,,..__ _ ヾ､・ ､_ /ヾ¨'´ ./ |i .ii ヾ..、 / ／／_.／ ./::/
.二ﾆ=-‐''ｉ´,.' ｀・ ミヽ．.,_､ ヾﾐ､¨=--ﾍ ﾞｉ ./! |::i ii `ヾ､_¨ ￣ ／／ どうか・・・
｀ ヽ i| ! ヾlｌ: ＼ ｀ヾ、 ＼__ ____.i | /::| |::::! ii , - ､ ¨7´￣ ｀v'´ ,
｀¨''ｰ-､ヽ || i i| ＼ ＼､ ヽ`ｰ‐:| |.ヽl ヽ;|_,.≦>/ ヾｰ::..、 ,/ .:i / 目をお覚まし下さい・・
¨ﾞﾞﾞﾞ''' - ､ ヾ.､ || ! ｲ' ヽ ヾ、 ヽ!;;;;;i_i::::::::／´:::::::::::/ }:::::::::::7 ::i i
`ミ､、|j､ﾞ:. ヾ､､ヽ;;;;;;;フ:::::::::::::::::::/ i::::::::::::i ___ ::i i
_＿ `丶¨`ｰ _＿,,,.....i!...............iヾ､i;イ::::::::::::::::::::::/ .:i.──.i,．'´ ` ､i:＼i _＿
,,...．．..,,, `ヾ､ヽ、 ::::::::::::i!:､:::::::: /!;/7γ⌒ヽー-‐ｲ ,.......__ .:ﾑ＿＿i ::::::|::::::}':´:
｀¨ﾞ丶､￣`ﾞｰ|iヾ lｨ :::::::::::::|!::::::/ ,!::::::7 ヽ___,..〉' :::::{:::::::::::::| ::::::|:::::::!::.
､__ ｀ヾ.､ || ｉ i| ..:::::::::::::::|!:::/:/::::::::i′ ::i::::::i :::::::ｉ:::;;;;;;;;;| ::::::i;;;;;;;|:::
＼ ＼｀ー-､||::ｉ i:. ..:::::::::::::::::::::／７::::::::::::ｉ :ｉ:::::| :::::::i::::::::::::| :::::::!;;;;;;|:::
`ミ､、 `丶､ ｌ!::::......'...::::::::::::::::::_;:／;;;;;;i:::::::::::::::i i:::::! :::::::|:::::::::: i、 :::ノ!::::::|:::
＼ ﾞヾ､ｰ-;;;;;;;`;!ヽ;:::::::::::::_,:;-:イ::ﾉ;;;;;;;;;;;|::::::::::::::::i､_ 人:::i〉､_ _,.ノ､::::::::::i `ｰ-一':::::|::::::ﾄ､:.
:::::.........ヾ::..........＞::､:::::_;;::＞;'フ／::::／;;;;;;;;;;;;;;;i::::::::::::::::::ヽ￣￣ :::::ヾ:、 ￣ ::::::ヽ::::::|:. ::::::|::::::i:::`ー-
左将軍の記述を終えるに辺り 最期にひとつ付言しておきます
緩みがちな大清国軍にあって 峻厳な軍律を維持しつつ兵卒から慕われ
自ら孤児院を開設経営し 貧民へ食料供給して全奉天から愛され
やる夫くんたちのキリスト教病院にも多大な寄付金をした左将軍は・・・
__ _,,,,,,,,,,,,,,__
_,,-‐''´. : : : : : : : : . : ｀ヽ、
,,..-‐--.､ ,,-". : : : : : : : : : : ヽ: : : : . : . ` 、
／ '"￣ ｀ 7ヾ. : : :_,; - ;, : : : : : : :ヽ: : : : . : ヽ
／´ ,/ . : ; ' : : : : : :` ､: : : : : ヽ : : : : : : `、
/ / . : : ; : : : : : : : : : :`､: : : : : i : : : : : : . i
. ! / . : : : トi: : : : : : : : : : : !: : : : : !: : :i : : : : l
! . : : i : ! ! : : : : :i : i: : : l : : : : :l:､ : l : : : : !
i : : : !: :l !: : : : i ! :l i__;,;l: - : : :l ヽ: :!: : : : !
!i i: i : :l : :! l i :,; i''i !:¨!l: :ﾚ!: : : : : !､,,-､!: : : . !
l!l l: l : :!: _! ! i' : ! il !/ﾚ!/ l : : : : : ! ,r ､ !: i : !
!ﾄ､!､'´!､:l`ﾚ'l: /ﾚ'l,! _,,ノ !: : : : : :! _,丿! :l: : : l
` `ﾄ!ヽ! 'ﾚ′ ' ´ ! : : : :i :! ノ,/i : !: : l
l l: : ヽ-'i !: : : : ! l`i'’ :! : ! : !
! ! : : :ﾄ､! l: : : i il l l: : :i : : ! : !
l il : :i_,,!-`iヽ､― ' ! : : l l l,!l : /: : : l : !
l,-K￣ヽ `､iﾌ !`i ､ _l: : : !l l /: : : : l: : !
/ ,r‐-’¨､'’i'’l !l !: : :!: : ll,! ./: : : _,./;,ヽ_: !
〈 !_i ` ! ! l¨¨ >-ヽ;!／: :／ ヽ !
ヽ l ! !f´,r''´ /: : :/ ヽ,!
i ヽ l/ /ヽ /: : / !
! `i l,/ ! : / !
/ ! i l: :/ l
/ ! l y′ _, l
/ ! l_ , ' / ,,-" l
/ i !o ﾌｰ7′ / !
/ i io/ ./ / !
/ ! l .i / / `､ /
/ i ! !/ / `、 /′
/ ! l/ / ;:::::::........`.､ /′
/ ! ! /;:. /
. / ! l /;:. ;:::::::::::::::: /
! ! l /′ ;::. ;::::::::: /
! i ! ／ ;:::. ::;:::.....,:: /
l l ／;:::::. ;::::.. ;: ／
l _,, -"l ／;:::::. ;::::::::.. ;::: ／
`''''''´ ﾄ､ _,,-":::. ;::::::. ;::::::::::::: `､
i ,::`ｰ'''´::::::::::::: ;:::::::::. ;::::::: /
i ;:::::::::::::::::::::: ;:::::::::. ;::::..〈
i ;:::::::::::::::::::: ,::::::::::::::: ,::::::::::ヽ
i ;:::::::::::::::::: ,:::::::::::::::: ;:::::::::::::.`､
i ;:::::::::::::::: ,::::::::::::::::::: ,:::::::::::::::::::.ヽ
! ;:::::::::::::: ,::::::::::::::::::::: ,:::::::::::::::::::::::.`、
・・・厳格なる回教徒・・・
すなわちイスラム教徒であったそうです
└───────────────────────┘
┌───────────┐
└───────────┘
┌──────┐
└──────┘
┌───┐
└───┘
┌─┐
└─┘
＿＿＿_
／ ＼ 左将軍・・・
／ _ノ ヽ､_ ＼
／ oﾟ⌒ ⌒ﾟo ＼ 無事でいてくれお・・・
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／
> / ）ヽ <
( ＼ ／ __ﾊ ） ／ )
＼ ﾞ ／ヽ ﾞ ／
＼_／ ＼_／
左湘軍が激戦していた頃 やる夫先生は
左将軍の無事を祈りながら奉天に居たのですが
ちょっとマズイ状況が満州に広がりつつありました
＞ ´i
＞ ´:::::::::::| ＞ ´i
＞ ´:::::.==ﾆ＜l＿. ＞ ´i ＞ ´:::::::::::|
¨ヽ＞ ´ｲⅥ ゞ !!...... ＞ ´:::::::::::|. ＞ ´:::::.==ﾆ＜l＿
∧:::::::ｊ ﾏﾍ ; .|ﾄ. ´:::::.==ﾆ＜l＿ ¨ヽ＞ ´ｲⅥ ゞ !!
}::::ノ ﾏﾍ¨ ||...ヽ＞ ´ｲⅥ ゞ !! :::::::ｊ ﾏﾍ ; .|ﾄ
>¨ヘﾞ 、i {¨:」.ﾞ∧:::::::ｊ ﾏﾍ ; .|ﾄ...}::::ノ ﾏﾍ¨ ||
,:::::::ヽ::ヽ ヽ i::::|. }::::ノ ﾏﾍ¨ ||. >¨ヘﾞ 、i {¨:」
, 7 ¨ ヽ＼::ヽ::＼ |::::l >¨ヘﾞ 、i {¨:」ﾞ:::::::ヽ::ヽ ヽ i::::|
,'７::::::::::::ヾ｀:.、＜ヽ |::::|......,:::::::ヽ::ヽ ヽ i::::|. ¨ ヽ＼::ヽ::＼ |::::l
i::::、::::::::::::::＼ヽ ＞} .|::::|..., 7 ¨ ヽ＼::ヽ::＼ |::::l ::::::::::::ヾ｀:.、＜ヽ |::::|
∧:::::、:::::::::::ヾヽ::::::iﾊ 广iⅣ¨}...::::::::::::ヾ｀:.、＜ヽ |::::| . ::::::::::::::＼ヽ ＞} .|::::|
∧:::::::、:::::::::::::Ⅵ:::lハ iヽi彡,:::、::::::::::::::＼ヽ ＞} .|::::|::::、:::::::::::ヾヽ::::::iﾊ 广iⅣ¨}
. ∧:::::::::、::::::::::.Ⅵ::::::}トi:::::¨|ﾞ:::::、:::::::::::ヾヽ::::::iﾊ 广iⅣ¨} :::、:::::::::::::Ⅵ:::lハ iヽi彡,
∧:::::::::＼::::::::. 、::::l |::::::「 :::::::、:::::::::::::Ⅵ:::lハ iヽi彡,.:::::::::、::::::::::.Ⅵ::::::}トi:::::¨|
¨i ￣¨¨∧::::::::::.、ｉ |::::::ト 、ﾞ::::::::、::::::::::.Ⅵ::::::}トi:::::¨|..ﾞ:::::::::＼::::::::. 、::::l |::::::「
ハ＿＿_.∧::::::::::∨ |::::::| !」 . :::::::::＼::::::::. 、::::l |::::::「.ﾞi ￣¨¨∧::::::::::.、ｉ |::::::ト 、
,:::::::::::::::::::::::∧:::::::::::Ⅵ:::::{ ¨ ー.,.¨¨∧::::::::::.、ｉ |::::::ト 、 . ＿_.∧::::::::::∨ |::::::| !」
７:::::::::::::::::::::::::::∧::::::::::i.l¨ﾞﾞ.l＞一＜ﾞ＿_.∧::::::::::∨ |::::::| !」ﾞ:::::::::::::::∧:::::::::::Ⅵ:::::{ ¨ ー.,
. 7:::::::::::::::::::::::::::::::::::ゞイ´ ヾ |..ﾞ,:::::::::::::::::::::::∧:::::::::::Ⅵ:::::{ ¨ ー., :::::::∧::::::::::i.l¨ﾞﾞ.l＞一＜
¨i ￣ |||￣ ¨＞ 、_::ヽ ∧i..ﾞ:::::::::::::::::::::::::::∧::::::::::i.l¨ﾞﾞ.l＞一＜ ::::::::::::ゞイ´ ヾ |
. l:::::::.|||:::::::::::::;:::::::::i::∧ .∧ヽﾞ:::::::::::::::::::::::::::::ゞイ´ ヾ |. |||￣ ¨＞ 、_::ヽ ∧i
. |:::::::|||:::::::::::::;:::::::::.l::::::ゝー ´ﾟﾟ. |||￣ ¨＞ 、_::ヽ ∧iﾞ::.|||:::::::::::::;:::::::::i::∧ .∧ヽ
. |:::::::|||:::::::::::::;::::::::::ｊ::::::j l:::::::.|||:::::::::::::;:::::::::i::∧ .∧ヽ |:::::::::::::;:::::::::.l::::::ゝー ´ﾟﾟ
それは清軍の軍紀の問題でした
左将軍は軍規違反を許さず、違反者数人を処刑したため
彼の軍隊が留まっている間 奉天は平穏でした
生き恥晒させてでも永らえさせる価値のある人物だろｗ
''';;';';;'';;;,., し・・・ま・・・
''';;';'';';''';;'';;;,., 進撃・・・し・・・
;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;
rっ vymyvwymyvymyvy、 進撃します
｜| ｍVvvMvyvｍVvvｍvyvｍVvv、
| ﾊ,,ﾊ .ﾊ,,ﾊ (ﾟ ﾟ)ﾊ,,ﾊ (ﾟ ﾟ) ／ﾊ(ﾟ ﾟ) ﾊ,,ﾊ 進撃します
（ ﾟωﾟ ） （ ﾟωﾟ ),,ﾊ( ﾟωﾟ)／,,ﾊ ﾟωﾟ) ( ﾟω)-っ 進撃します
ﾊ,,ﾊ | _二二二つ ωﾟ ）（＼ （ ﾟωﾟ ）二⊃ ﾊ,,ﾊ 進撃します
((⊂二（ ﾟωﾟ ）二ノ /（ ﾟωﾟ ） ⊂二＼＼_／ﾊ,,ﾊ二二（ ﾟωﾟ）二⊃)) 進撃します
ヽ | (´ .＿ノ ヽ ﾊ,,ﾊ つ ＼（ ﾟωﾟ） | /
ソ ） ＼＼⊂二二二（ ﾟωﾟ ）二二二⊃ ⊂＿) （ ヽノ
（ < ＼ レ’＼＼ ヽ / i ） ノ ﾉ>ノ
＼|＼| レ （⌒） | /ノ￣ レﾚ
ところが左将軍出陣の後 徐々に他の兵隊が集まってくると
街は不穏な空気に陥りました
,.. -─- ､
,．'"´:::::::::::::::::::::) ＼ヽ人_从人__从_人__从_从人__从_人__从_从人_人／
/ .:.:.::::::::::::::::ヽ清1 ≧ ＜
/ .:.:.:,.r｡-＝＝==-:L -=ニ 金を出せ 食料を出せ 動産をすべて出せ！ ≦
｛.:.:.∠仁ヲ´__r‐┐ヽ::) ≧ ≦
ヾ;;ﾐﾐいﾐ'￣ `ー'^L〕 ／Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒WW⌒Y＼
`ヾゝ' ,;' .ｰ'7´ _,
_ ＿ _」 ヽ､ r笠;′ _ン´三((ﾆﾆﾆO
,.ィ"´ ￣｀7`7 ,;:.`ー' ,rく:::::ゝ--'｛:｝
／. :′ .: .:. :. :./ { ,ﾞ,;ﾞﾞ;,;,. ｲ仁ﾆﾆﾕ__ ＿ __, ィ´r仁Q::::つｿﾉ
／. : :.;i . :.「jjjjj〕L___V;,ﾞ,;;;'´,' ! j{} ｀7ー‐ ''"´ ￣ ￣ /」｛⊆ ｿ´￣
／. : . : .: } . :.「__ﾉ ｀`ゝi;;:;:;;;:/ 」 j} .:. : :. ,′ .:: ,. -─‐-⊆ ノ
／.:.: : .: .: .: .ﾊ . :..}! 〈. :';;;:;/〉￣ j}. :. :. :.: .: .L____.::．-‐一'¨´
く. :. :. :. :. :. :. :.ﾉ ﾞ; }! ヽ V/ j}.:.:::::::::::::.:.Lノ
入. :.:.:::::.:.,.ｲ;;;:;: ',.:.:}!￣¨｀」; 1 ,.ｲ｛´￣`ー‐‐'
/ `ヽ.:.:/ ｝;;;;:.:.:i.:.}!￣｀` ; j 「￣｀7ﾉﾉ
,′ /｀¨ /;;;;:;:;.:.i.:.}! ; o.j .;´￣ ,:〃
！ :‘ j ｛;;;:;:;;;:;:;:i }! ｨ戔{! ; ,:〃 ＼ヽ人_从人__从__从_从从_从人__从_人__从_从人_人／
！ ,: / ゝ.､.:.:.:;;.:.:.:;;;;;弋,,,,ｼ' ,.ｲ〃 ≧ ＜
| ,.: / /7‐「ﾆﾆﾆL;;;;;;;;;:;:;;;:;. :'"´くｼ′-=ニ 全部出したか？！ じゃあテメエの家は壊す！！≦
,′ / .//｀`|.:.:.:.:.:.:lｰｪｪ‐r‐┐__,.ィ´ ≧ ≦
ﾉ / // .:|::::::::::::l`¨｀`LL_」777′ ／Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒WW⌒Y＼
/ .〈 // .:.:.:|::::::::::::l ｀ﾞﾞﾞ´￣}
〃 ,.. 1 // . :. :.L:_:_:_:」 . :. . /
{.i ( ) ﾉ //,′. : : .: : .: . .:.: .:. . .:::{
Lヽつ // ｛: : : : : . . . : ',.:.:::::::/ .:.:.ヽ
.// 1: :: : : : : : : : ヽ:::::' . :.: .:.::ヽ ←奉天へ集合した清軍兵士
奉天に集った清軍兵士は 『奉天』 で略奪をはじめました
清軍が日清戦争において 朝鮮内で略奪を企てたのは有名ですが
実際の所 彼等は自国内でも容赦ありませんでした
l::::::::::::::::::|＿!::lヽ::::::::: ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::i､::! ノ
!:::::::::::::::::l-‐ｪ!;ﾄ ヽ:::::l ´!:::::::::::::::::::::::::::::l ｀ ヽ 幺ク 亡 月 | ┼‐ .|] |]
l:::::::::::::::::「（;;;)ヽ､__､::ﾚ'´ｌ:::::::::/l､:::::::::::::l / 小巴 三l三. ヽ_ﾉ / こ o o
!:::::::::/l:::l＿_,,,rﾀ"ﾞ､;!)､__!::::/ノ 〉､::::::::l ＼
l::::/ lヽ! _ _ l;/´ ! >､::l ／ 清軍に宿屋を貸したら 全財産取られて絶望した！！
ﾉノlヽ､_! r――‐┐ /_ノ:::| ／
l::::::>､ ﾚ,二二ェ! /i:::::::::::l ￣￣|＿ ／ヽ、 /＼ /＼ ／
l:::/ /::ヽ、 `ｰ-―-' ,ｨ'::::!＼:::::l （ヽ､/／＼／ ＼/ ＼/ ＼／
ﾚ' ム-''´lヽ､ _,,.／! ﾞヾ!＿_ヽ! ヽ´ヽ、ヽ
! ￣ レ;'´ | （,ゝ、 ＼ ヽ l､
／| ＿,,.-／´ ;; .,,,-! ヽ､ ヽ、 | | ! l
/ 斤'"〇 /´ ,;;:''" _,l_ ヽ ヽ/ l | l
/; l､」＿,,/ '' ﾞ;;／ ヽ､ 〉 ｀ヽ l/
／!,r''´!/ / ';,/"ﾞ''':;,,,,;;'' ＼ / ,!
/ l ,;; |l /`'';, ,, / ,;;''"ﾞ'' l /
清軍兵士に宿泊所を提供した宿屋がもっとも被害を受けました
また女子供がほとんど何処かに隠れたとあるので
人的被害もあったようです
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ、
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.＼
.′.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽrｰ-ヽ
:.:.:.:.:.:.:.:∧.:.:ﾄ,:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
{:.:.:.:.:.:.:.{≧x:kﾍ.:.:.:!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_;_;ヽ 支那兵はそう悪くない！！
':.:.:,ｨ.:.:.込尤!i}∧.:ﾄ,:.:.:.:.厶:.:.:.:.:.:.ヽ ｀
∨^Ⅵﾄｰ― ' ﾊ!ﾍ.:.:/i!i∧:.:.:.卜} 悪いのはあの恐ろしい満州族だ！！
ヽ,ﾑ` ' ' ∨ ﾑﾉヽ:.:.!
}.:∧、 r===ぇ /.:.:| ∨
j/小.:ヽ､{こ二'｣ ,／.:ij.:i
|.:.:.ｊ:} ｀ - ' {、.:.仆{
j／"| | ヽ{
/⌒'┤ ├'⌒ヽ (＾ヽ {＾ヽ
,ｨﾍ ／＾), -―, / {f¨￣｢￣¨^/ '. rﾍ '. '. '. '. Y^}
. / /{ .ｲ丨 ｒ'" / ;ーr宀ｰ‐/ '. '. '. / ,// 厶/ {
ｆ＾} { { ﾍ '._｣ { -一￢ﾍ '. . ′ / '￢=ｰ- '. ｰ' ¨ ´ _｣
} L≧ ∨ ｀ｰ-､ /´ .′'. '. / . ′ '. ｀ヽ 〉 /´}
ヽ._＿_ { .′ / '. '. , ′ . ′ '. '. / 厶 '
｀¨¨ ￢-, } , ′ '. / / '. '. { ／
r==ﾑ,＿__j__ ! / '. ′ / '. '. ﾑ,＿＿_ｊ＿__
| ○ }丨 ' './ .′ '. '. { ○ |
└ｧｰ､ ＿_.ｨ^ヽ! j / / i '. ,ｊ _rｰ┘
これが満洲・奉天の人々の証言でございます
└───────────────────────┘
┌───────────┐
└───────────┘
┌──────┐
└──────┘
┌───┐
└───┘
┌─┐
└─┘
＿
,． ´ ｀ 、
/,．_T ＜_f二Y ､__ ＼
ﾉY´ ｀ﾞーﾍ、 ' . __
'7 / ! Y1ﾉ´三1z
/ / 1 ,､ ,.1 |tZz ─'ｴ!
/ 1 N､/ ＼/ ∨/７ , ﾍ!Z＼三Zz､ ・・・ねえ咲夜 この台詞どういうこと？
Ⅵ' ● ●/ィ´ ﾄ!1Ｚ＼三,､!
/::::卞､xx ､_, xx 7 ,、 N＼!三/7´ 支那人と満州族が分類されてるけど・・・
/⌒!::!/::＞‐r癶 -＜Ⅵ Ｙ:::::::::＼
|/ と__ﾉ [{ﾊ}] 「`､_つ/⌒Y ､::! 満州族は支那人じゃないの？
＿_ノw1rｭ_,. r三}＿
｀ ＿__ ７三Zz
｀ - ィ 1三〉 ＼三7
し' ｀J
_,,、r=ニ'"r､￣｀`ヽ、
r-y' ,{-^--'二´`'´<__、 ヽ、
∧)､ /´ ､｀｀ー∠、ヾ ヽ 奉天三十年の著述の中では
ﾉ__<'´ `ｰ ､ _ ＼ ＜´_ i i. }
´ 7 ＼､_ ＼ ヽ､_ヽ､｀` i i i i 支那人＝漢族とされ 満州族とは明確に区別されています
'´ i ､ ヽ､ヾ^ﾌ＞ｧ､ヾ､ー- i i ､ヽ
ﾘﾄ、 ヾ ﾄ-ゞ"´ Y Y^}i i ヾ i ヽ
´!､{ ヽヽﾉ >Y,}i ﾊﾄ､ } この辺 当時の習慣のようです
` ＼｀ヽt ,ｨ{ Y^} 从､{ ' ﾚ
__,,ﾉ'ﾉ Y´yY Y,} ﾘ-v'｀ヽ 当時の清朝は満州族・漢族の他に
r77-、 /// /{ Y^,ﾊY,}´-'ﾉ __ 人
/'r''ｭ=}} '´ﾘヾ{Tﾚ/r'｀`~＞'´´ `､ ` モンゴル族・回族・チベット族を従えており
{ //; ﾟ｡ﾟヾi .〉 r'ﾚﾉ,7t i i
.i.{ { ; ｡ ;ﾉﾉ r-' /＿ii' 〉 / .i 彼等も漢族とは区別されています
';`ー=y'´ 〈 r':::::::::<~´ ,/ ;; ;i
'; // ﾉi::::::::::::( ／ ;; ;; ; i
〉彡'ヽ> ／〉::::::::::::ヽ、 ;; ;; ; ; ;; ;;ﾉ 各民族は概ね居住地域も別にして暮らしていましたが
〆､ {ｿ`y-ｯ'::::::::::::::_ﾉ`ヽ､＿∠＿,ｨ'
'y彡 ' i::::::::::::::::::`ー､ | .| 数百年の清朝治世の間に 多少雑居するようになりました
(=､ /:::::::::::::::::::::::＜--Tー'T´
_.ﾌ´::::::::::::::::::::::::::::::::::{ i ﾄ､ノ
ヾ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |
_..---..、
-`ｰ-ﾍ 、 '〉 ゝ、
│ ＼ ./ ヽ
..-/ '、 /`ｰ- '―-..-..,,、..-┘-- __,, ｛ ＼
/`ｰ-′ `ヽｫ―┘ / 冖''’ ｲ
ｫ―┘ │ '―-''' ､ 満州族居住地域 │
│ '廴 ―.. /''''′
___,,..／ ｀ﾞｰ､ ﾞ、 _._ ┘
ｒ''￣ﾞ‐'"´ ﾍ、 モンゴル族居住地域 ｀ ﾍ､_、 ｀/
‐ｧ / __ _ ___／ ／
ｨ′ 回族居住地域 _ﾉ'⌒ （ /--'" ＼ __ _ __／
ﾄ j′ －７ _ '､ ◯ ヽr'´ ∨
ﾞ‐ 、 Ｙ￣´ ￣ヽ,,/--､ "''、- .- 、 ..、 _..／ 北京 ┌ ┘
ヽ....宀一' ､......,,..---..__ 冫 ^＼ ﾉ ノ '、丿 ,,＞ 、,--＿
_│ '′ `'、 " _r‐"
｛ﾞ′ 丿 _／
ﾍ 、 チベット族居住地域 ＿ ( `ｰ、
"--、 / ゝ.. ＿厂 │
ゝ 、 "┐ マ
＼、 １ ＞
"ﾞ'―-..-..,,、 ﾉ 漢族居住地域 │
｀１____..v―-J''v「 _／
｝ ｝
_../ │ _,,、
ｌ__ ﾞ ノ´ /´丿
'、 ├┘ │丿
〈 、 y+ー―"`''┐ ...-―‐′ ∨
｀''ﾞ∪ ﾞ‐ｰ‐-ｫ'ﾆ-―'
_ }∟、
│ __丿
各部族の居住地域を図にするとこんな感じです
中国がよく言う『五族』とはこのことです
もう少し踏み込むならば 清は五族の同君連合国家とも言われています
ただこの同君連合国家には非常にアンバランスな部分がありました
_..---..、
-`ｰ-ﾍ 、 '〉 ゝ、
│ ＼ ./ ヽ
..-/ '、 /`ｰ- '―-..-..,,、..-┘-- __,, ｛ ＼
/`ｰ-′ `ヽｫ―┘ / 満州人口 冖''’ ｲ
ｫ―┘ │ '―-''' ､ ２０，０００，０００人 │
│ '廴 ―.. /''''′
___,,..／ ｀ﾞｰ､ モンゴル人口 ﾞ、 _._ ┘
ｒ''￣ﾞ‐'"´ ﾍ、 ７００，０００人 ｀ ﾍ､_、 ｀/
‐ｧ / __ _ ___／ ／
ｨ′ _ﾉ'⌒ （ /--'" ＼ __ _ __／
ﾄ j′ －７ _ '､ ◯ ヽr'´ ∨
ﾞ‐ 、 ￣ヽ,,/--､ "''、- .- 、 ..、 _..／ 北京 ┌ ┘
ヽ. 回・チベットを合計した人口 ^＼ ﾉ ノ '、丿 ,,＞ 、,--＿
_│ ４，０００，０００人 `'、 " _r‐"
｛ﾞ′ 丿 _／
ﾍ 、 ＿ ( `ｰ、
"--、 / ゝ.. ＿厂 │
ゝ 、 "┐ マ
＼、 １ ＞
"ﾞ'―-..-..,,、 ﾉ 漢族人口 │
｀１____..v―-J''v「 ４００，０００，０００人 _／
｝ ｝
_../ │ _,,、
ｌ__ ﾞ ノ´ /´丿
'、 ├┘ │丿
〈 、 y+ー―"`''┐ ...-―‐′ ∨
｀''ﾞ∪ ﾞ‐ｰ‐-ｫ'ﾆ-―'
_ }∟、
│ __丿
それは人口です 漢民族は文字通り桁外れの人口を有していました
居住区別にしても漢族地域ｖｓその他全部でも４億：０．３１億であり
中国は漢民族が９割の原則は 当時から有効だったのです
（満州人口には内モンゴルを含む）
,ﾍ／L──- 、
Lﾆ)r_」=＝= ｲ 一応 満州は二千万人いるのね・・・
,ﾍ、i ﾉノλﾉﾊﾉﾍ
,' ｀(ﾊﾘ ﾟ ヮﾟﾉi) ', 征服民族の意地と根性で生殖したのかしら？
.i >〈(つ,i!と) i
vﾍγk´_/___i,ゝﾍノ
｀ﾞr_,ｨ_ｧﾞ´
_,r‐―｢￣》ーr‐┐__
／＼vヘレヘ ＜／|⌒)､｀ヽ 違います
{r＜⌒Ｔ⌒ ＼ ＼｀'く人_ ＼
／ / {i ＼ ＼ ＼{__ ＼ 実は１８５０年代に ロシアの南下政策が始まり
/ ′|l ＼ Ⅵ ヽ
′ / / |い 卜 u } ＼ ', 清朝は墳墓の地である満州のうち
ｉ |斗一' | 'ー┼-＼ ｜ ＼ |
| ι |斗=ミ人（ 斗=ミx.＼ |, ≧=十 外満州をロシアに割譲せざる得なくなりました
人 、 ∧ r'ツ ＼ r'z_ツ 》 ﾉ＼ / !
. ヽＶ _乂_〈 / )/ |
八 { __彡 ／｝ ｝ｰく , |
. / ﾊ_八 ゝ;ヽ ｀ー-イＶ7｛ ｛ ）} ヽ ハ.
j ′| ) 、｀¨′ u イＶ/ ) 丶／人 }､ ｀ヽ
. ゝ、 ｌ＜＾个ー‐-､ 从 |／＼__＼ ,ﾉ ｀ヽ,ﾉ
)ﾉヽ,ﾚ'j／i´ ' ∠ ＼__ﾍ )ノ
_ィ'´ | ヽ、 ／ /.:.:.:.:.:!｀ﾞ'' ｰ-,､
ィ￣ / / , '-_ﾃﾍ::ｰ┐ ノ.:.:.:.:.:./ ／ ヽ
/ ! / ﾚ´ィｺ / ｀ヾ'／.:.:.:.:.:.:./ / !
/ ! /:.:.´:' ´‐二l ／.:.::.｀:.:.､.:.i ./ │
′ V/:.:.:.:.:! r､ヽ´.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| / !
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＼//`ー/:.:.:.:./:.:./{:.:.:i:.:.:.:.:.',＿,ィ///＞
乂///:.:.:.:./:.／, |:.:.i!:.:.:i:.:.:}//／
i.:.:.|:.:.:.:.i/-- ' j:ﾊ{ヽ:.:|:.:.|／ なーなー 清ちゃん
,:.:.:.|:.:.:.:.| ≡ ≡V.:.:.;
/:.:.:.:|:.:.:.:.|, , , , ,i:.:./ 外満州クレクレー
}V､.:.:.:.:|:.:.:.:.| 3 ｨ.:/
乂ーイ/////,|:.:.:.:.| ＞ --＜:.:/_____ .ィ 外満州割譲してクレクレ―
＞///////|:.:.:.:.|､ ////.:./////乂
､__,.ィ/////////ﾉ!:.:.:.:|ー{///:.:////////`ーァ
＞///////／ |:.ﾊ:.:! ´ ∨:／////////／
乂//////／ j/ }/ }:.{ V///////ヽ
//////!. У j/ ∨//////∧
⌒////ヾﾐ=-- ..､/ }//////{⌒ﾞ
.{/ |:{: {{: : : : :｀ヾｆ==＝＝ =彡i/////ﾄヾ
|::. :i!: : : : : :{{: : : : : : : :}}: :. ﾊ///,人
i:::ヾ: : : : : :人: : : : : : 〃: /::::::/
}:::::::｀i ¨¨´芥.＞==- '-彡:::::::′
i::::::::::|: : : :ﾑﾑ: : : : }}: :/:::::::::i
|::::::::::|: : : : :||: : : : :ﾘ: ,::::::::::::;
i:::::::::::!: : : :.:||: : : :/: :.{::::::::::/ ←アレクサンドル二世 ロシア皇帝 在位1855-1881
l ＿＿__ |
.!..::-‐:::´::::::::::::::::＞.､ l
l‐- ..,,_:::::::::::::::::::::::::::丶、 l
.!ﾌファｧｰ- 二 ─--- ;:＞‐---.､
!´／/ / ｒ‐ラ‐_三ﾐ､￣ΤT: ─--:＞.､
. l ／ ｲ l ｆ/二_ ｒｫ 〉ヽくﾙﾌ: : : : : : : : : ＼ ンなこと出来るわけねーだろ！
l／ノ! u ￣´ /＾ヽ ＼: : : : : : : : : : :丶
!彡'l ＼ Ｊ { _＼ > : : : : : : : : ／
. l彡ﾍ. ｀' U｀ 〈::::::::/ : : : : : : ／ 満州は 満州族の墳墓の地！！
l_彡' U j ＿__ ｀二}: : :＿／
. l :{ ,ィ"-ｰ 二三{￣ １ｃｍたりとも譲るわけにはいかねーぜ！
l l. Ｌ,ィ´￣ ,.---､）
. l＼ ＼ ー'" ｕ { __ｒ‐､
. !: :丶 ヽ Ｕ ＿＿__} ） .ｆ ヽ‐ヘ、
l ＼: :｀: -一': ´: : : : :ｆ´＼ {｀ー＼ ,.ヘ、
. l 丶、: : : : : : :＞' ヽ ｰ'＼ ＼ '´＼. ＼ ,.ｨ'＾i
l ＼Ｕ｀￣＼. ＼./´＼ヽ. ヽ-‐ﾍ. | L__!
! ヽ | ｆ´＼ ＼ _ノ＼ -=ﾍ. ',. ｌ.__ |
l l ヽ¨´＞＼. ＼ ', Ｖ ´} ←咸豊帝 在位1851-1861
- ―― ――-.....
´.:.:.:.:.:.:.:..ﾐ;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
＿＿ ／.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ＿＿
＼//＼ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:', ／//／ まあ拒否っても
}///乂__/..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:__',__ノ///{
∨/////:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:. /|.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.i///////// 取っちゃうけどね
∨///.:/.:.:.:.:.:.:.:/.:.:/ :|.:.:.:.:.:.|ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:';.:.:.:.:.:.:.:.:|{//////／
｀¨/.:/.:.:.:.:.:.:.:/.:.:/ N:.:.:.:.:| ＼.:.:.:.:.:.:.:V:.:.:.:.:.:.:.!:｀¨:.:i¨´
ﾚｲ.:.:.:.:.:.:.:j!:.:/ ヽ:. ゝ! ＼.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.| それにさあ・・・
|.:.:.:.:.:.:.:|ｦ ― - _ ＼:.j - ― 弋.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.!
＿ ＿＿ r ､. |.:.:.:.:.:.:.:l弌＝.ｧ .=ｬ＝弌ｧヽi:.: :.:.:.:.:|:.:.:.:.:.!
/ ／ ／ { ＼ . !.:.:.:.:.:N 弋l!ソ 弋li!ｿ /:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:| , ―ｧ'‐ｧ―( ヽ
/ ／ ﾊ V .N.:.:.:.:| し/:.l.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:!/ / / ヽ ＼
.ー ゝ‐ ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ヽ- /_ /__ ノ ー‐
: : : : : : : : : : : : : : : : : ; ;_:_; : : : : : : : : : : : : : : : : : :._:.;;''".._:.::;;:':.:. .. ..:...:..:::.:::;;:;:;';:
: : : : : : : : : : : : : : :_ :,.,.;::.:.;:'':':';:''":"´: :: : : : : :_,..:''""`..:.;:;:':::.:.. . . ....:...:....:.';;..:.:'.';;:::.::
: : : : : : :_,.,.,;::;::.:::.:::;;:;:;:;:;':':':'"´: : : : : : : : : : : :..,;,:.:ﾞ'"..:.:'.';;:.:;. :.. . . . ....:...:..:::.::;:;:;;';':':'
: :_,.,.,;::;::.:::.:::;;:;:;:;:;':':':'"´: : : : : : : : : : : : :..,;,:.:ﾞ'"..:.:'.';;:.:;. :.. . . . ....:...:..:::.::;:;:;;';':':':'"´
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. . . . . . . . ._..,...;'"´...:.:.:::.:::;;:;:';':':':'"´. . . . .,.,.;'::':"".｀""''''"´ . . . . . . : : . :
. . . . . _,;::."'..:.:.:::.:::;;:;:;:;';::':':'"´ ｀´ . . . . . . . . . . . . . . . .. . . . ,.,:::
外満州って・・・人いないじゃん
_.....:;;:;:;::';::':':'"´ .,_.,::;:':''"ﾞ"ﾞﾞ'..:::::.::;::;:::;:::;:;';';:::';'::'''"
｀ ´ ...:.,.._ .., . . .,;:;':"...:::::.;:;:';'"'''｀ .;:;'、;':'":'" . .
,.,:'".,:::;:':;'' . . .,.,.;'::':"".｀""''''"´ . . . . . . : : . :
';'::'''" ;､.x,,;..v､ , -─'ﾞ7´￣￣ﾊ─r‐
､v,..v､ :w爻爻爻彡v､.／ /.:: .::.／....::/ ,::'.ｿ;:::
─'ｰ;;ﾐﾞ'爻爻ﾐ;..─'ｰ ｯ淼k ｰ─---xw‐ーー;､x,v､;爻ミﾐ爻炎彡ﾐx;: -─: ｯ淼w ｰ ywv、‐ー
ﾞ':;ゞ;爻彡炎炎;ゞ;∠二ヽ,....:;~'' ,;: ; :; ::..::::y爻爻ﾐﾞ'爻ゞ炎炎彡ﾐﾒﾞ';ヾ: ;:; ';: ;:; 'ヾ淡炎ﾐﾐx:;'
'' ;~ ;＾::;”v:";y;''ﾟ ; ::;y ; ::; : ;:; '',;: ;:; ;~''＾"''＾”v:";v ; ::; : ;:; ;~ ;y ::; : ;:; 'ﾐﾞ': ;: ',;:; ;~'',;'':; ;
";: ;: ;: ;: ; ::; : ;:; :; : :: :; : ;:; ;~'',;' ' : ;:; ;~ ; ::; ;~'',;'' ; : ; ::; :;~'',;:; ,”v:": ;:; ';v:'';'' ;~'',;'
: ;:; ;~ ; :; ;~ ',;'' ; : ; :: :; ~'' ,;: ; : ;: ; : ;:; ; ~'',;' ;:; 'ﾟ ":;;;: : ; : ;:
:; . ;: ; ; '', ;' ' .;~' ', ;' 'ﾟ ". . ;; : ; : ; : ;: . ; :; ;~ ; :; ;~ ',
: ; .' : ; . ; . ; ' : ' ;~ ', . . . ' : '', ; ' ' ; '
いつの時代もそうなのですが、領土問題で一番重要なのが住民の有無
住民がいない土地というのは いくら歴史的経緯を主張しても
結構揺らぎやすいのです そしてこの時期 清朝は満州を墳墓の地として
他民族の入植を禁止しており人口が過小で 外満州はあっさりロシアに取られます
:.:.:.:./:.:.:.:.:/:.:.／ ＼ ';.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.ﾄ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.＼ー- ,,_
:.:.:./:.:.:.:.:/／ ,.ィf≦芋三ミ､ ヾﾐｰ ';.:.:.:{:.:.:.:.:.:.i ';.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:V////≧､ __ ,.ｨi
:.:./:.:.:.:.:/ ,ｨ沙 " , J手沁 ヾ', ';.:.:.!:.:.:.:.i:.:|. ';.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.i//////}///}≧=-- '//
:./:.:.:.:.:/ ｲ{ {迩茫乏 }i }､:.:',:.:.ハ:.', ;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:|///////////////／
/:.:.:.:.:/ ､ Ⅵ 込ｿ jﾉヽ＼ ｨ=ヾ== ,:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:}:.:.:.:.:.:|//////////＞'' ´
:.:.:.:..:.; ー ' /:／ヽ:.＞ ＼ ';.:.:.:.:.:.:i:.:.:.,:.:.:.:.:.:.|｀ﾞ''ー-- ‐ ´
:.:.:.:.:.:i ／ .ｨf芋ﾓミ､ ':.:.:.:.:.:|:.:/:.:.:i:.:.:.;
:.:.:.:.:.:| /／/／/／/ ,.J ﾊ ヾ! .}:.:.:.:..::!/:.:..ﾉ!:.:/
:.:.:.:.:.:| { .{ 沁ﾘ ﾘ .ｨ:.i:.:.:.:.:/:.:.:/ .|:/
:.:.:.:.:.:| ', ゞツ /:.:.:|:.:.:./:.／ /
:.:.:.:.:.:| 〉 .:.:.:.:.|:.:./イ
:.:.:.:.:.:| / ／/／/ .:.:.:.:.j／ んん？ よく見てみれば
:.:.:.:.:.:| ＿＿__ ,:.:.:.:.:.{
:.:.:.:.:.:| ,..ィ: ´: : :＜ ＼ ,:.:.:.:.:/ 内満州にもあんま人がいないね・・・
:.:.:.:.:.:| /: : : : : : : : :＼ ヽ .ﾊ:.:.:/
:.:.:.:.:.:| 乂: : : : : : : : : : :', } ..:.:.:.:.:.; ということは・・・内満州もくれる・・・？
:.:.:.:.:.:| ｀ ､: : : : : : :.}､ ／ .ｲ:.:.:.:.:.:.|
:.:.:.:.:.:| ヾ ニニ彡 .ィ:.:.:.:.:.:.:.:.:..!
:.:.:.:.:.:|＼ ..イ:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
: :｀＼_ r‐'|::
: : : : : :｀y´: ...:::
＼: : : : :|ゝ､::::::,
:::::〉､: : : ヽ､三三 内満州への漢族移住を許可する！
:::/／ﾐ､: : : : : : :
/7,lﾆ､|:|7ヽ､＿ つーか推奨する！ 強く強く推奨する！
´ || g ||:〉,／::::::￣
. u::ヽ_l:(（ﾌ＿:::
:::::／／,｀〉フ_ヾ
:::ﾄ／ u ﾉ::ヽ､gヽ 漢民族のみんな！ 早く満州に来てええええ！！
:::l__ヽ :::::::::::）＼|
_＼: : : : : :／:::::
ヽ_｀ヽ ｀´::u::
: : :ヽ|: :/ﾉ :/ ／
:::|:｀´ /ﾐ//:
─ﾌﾉ: : / ／
￣: : :ノ: : : :／ﾐ
＿／,-‐‐'´::／
さらにロシアは内満州を狙う姿勢を見せました
これに対し軍事力で対抗できない清朝は支那人・・・
すなわち漢族の移住により対抗することにしたのです
└───────────────────────┘
┌───────────┐
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┌──────┐
└──────┘
┌───┐
└───┘
┌─┐
└─┘
__〃⌒Y ￣)ー┐
ｨ⌒いjLﾆ＝ﾆ∠/ノー┐
rくヽj＞~ ｀丶ﾋノｭ
jゝ／ 从 人从 Ｖﾊ ヾﾚ）､
〉/ ﾊハ ﾊハﾊ Nﾏ ﾍﾉハ
Y /i V | i| ト } } ﾊ」 ∧
/ { {{ i ! }廾ﾅ乂} |ﾊiハ やる夫先生の本によれば 当時の満洲の人口は二千万
i/ .斗匕从 ﾚﾉ / rヵｫ| l |
V .}、fてぅﾄV ﾋﾆﾉ /i | | うち千五百万人が漢族で その大半が過去数十年程度の間に
/ {ﾍ ゝ- ' """' /ｲ .|
| ｀ハ""" ' ノ / i/ 入植した人々だったようです
|! ﾊ ＞ ._ - rく / ノイハ
乂人 ｲ≧x_ r{Y}千 7､__riくｰ￢ 満州の人口が多いのは そういう理由なのでございます
}/ .斗{ _ﾉ | !| ｢＜__/ /二 ﾉl
人ん／| / ﾊ八 Kミ_/ /く. （ｲ|
| （._/）｢人ヽ ` }_/ /ミｰr┘|
| て./| } l/ /ﾍ､ノ .|
.| しﾊ 人_ .ｲ ﾍ､r┘ .|
人
ﾉノ ヽ __ ,, ,,,,,,, ,,
〈ﾉ , '" "' ,,
ー-ン ,,"＝= ＿__ ヽ
＾＝ノ" _=＝ ￣￣＝ == ＝ヽ
〈 r-^~ー、＿＿_、r"、 ヽ
^、ﾉ /＿、λ 人 | ＼_ ", はー・・・
( 〈 ｲ,ー 、! ﾉﾆﾆ-、ﾉ ー,, ヽ、
i .〈 ! ﾋ__ﾉ レ r' ヽゝ ( ",＿_） ちょっとした民族大移動中だったのね
,ﾉ 八 "" . ー'" 〉人 ) ヽ
〈 〈 へ r─ - "" ﾉﾉ （ ',
ﾉ ハ >ヽ＿丿 ＿.ﾚ 〉 八 い
＿＿ﾉ_〈 人 rイ ハ Ｔ ヽ ﾉ ﾉ ﾉ.＿＿＿__
')⌒⌒｀ヽ レ / /ム',l レ、ルン／ｲ⌒⌒(´
｀ヽr´ ゝく < く_!___」 > ヽイ"⌒ ' r'
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＼ : : : : : : } : :〃 /{
＞+ミ: : } : :{{ /: }｀`丶、
/ ＼}: : :/_:ノ `、
＼. / ./{ ⌒｢´... r '7::} ..` しかし親分・・・
乂__>⌒＼)＼ｉ :| / ｲ ,) :i|::::....,＼/ .....: |
⌒＞ | :|: /i:{:i{/{＾刈_／::::::...... . } | ,/ ／ なんで戦争なんて面倒くさいことが
-=≦ __;/ {:i:i:i:i:i:{ _}i{(:::::::::...........ﾉ |/(／{／ (
-=≦ / ,′ _,)く ｏ Ｙ≧=≧rｫ＜_ .l⌒Ｙ }/{ 起こるんですかねぇ・・・
＼ ; ｢{{ Ｙi:i/i:｀¨¨ { }､⌒¨´:.. ヽ /; |i )イ
=ミ l} V)....|i/{/＾}i/ ( -〈_j::.... } ； }八 ,／{ .|
＼ }} ＼ |' {′ _｀¨¨＾ ヽ:::.... / /_j{ :|/(
__} 圦___ } :| ./f^f^f^ヽ :::::.../ / ﾉ / }
＼ }| .′===ミ}_〉|::::: ′.イ ｲ_
ﾆﾆＹ 圦 {_{ : : : : rl: |:::: }(/| _/ 7⌒_
ﾆﾆ乂__ ./∧. Ⅵ┰┰ｿ .:::. 从 ｱ 〈_ﾆﾆﾆ=-
ﾆﾆ--=ミ ｝ /∧ こ¨¨´ノ..::. ｲ __彡'⌒ﾆﾆﾆ
ﾆﾆﾆ--=ミ ｝ 〉 //〉 ===- ,／ }ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆﾆﾆﾆﾆ-=ミ ｝ /〉 丶, ⌒¨ / / ＼ ,/}/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ-=ミ ｝ /∧. ≧==≦ / 丶 ＼ xi(ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
. ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ-=ミ ｝ /∧ -=≦ / X ／ﾆﾆ＼ニﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ←獰猛な満州族
さて清朝の招集に応え 奉天付近に集合した
北方の満州族の中に 非常に獰猛な種族がおりました
"/／三ミﾐll;//彡ｰ､;;;;;;从从从,,ll||lll;;;;;;､- ''",,､ '"￣￣｀''' ｰ､
// ／;;;;ｯｯ从''"" |;;;l|;;;;;;;;;;ll;;;从l| ''",,､-,､ "
ﾞﾞl|/;;;;r''" |;;;;|l|;;;;;;;;|l;;;从| '";;;;;/ 戦争が起こるのは 外国人がいるからだ
||;;;;| _,､-|;;|'l|;;;;;;;;;l|;;;;;;;;l|;;ヽ;/
ll||ll|;;;', _,,,､- ''" ,,,､|;;|"l|;;;;;;;;;l|;;;;;;;ヽ;;;;| 外国人は殺すべき存在なんだ
ll l|l',;;;;', _,,､ ｰ '" |;;| l |;;;;;;;;ヽ､;;;;;;ヽ|.
}ll| l|',;;;;l''" ヽ;; ヽ;;彡;;;;;;ﾞ';;;;ﾐ;| ・・・そういえば・・・ここら辺にも外国人がいたな
| l| l||';;;ﾄ､, ミ､,,;;;;ｨ=彡'"ノ´彡''"彡ヽ.
ﾘ|| l||;;;;tヽ=;夫,ﾞﾐ'､:彡｀'''"´::::-ｰｰ ､彡彡＼
.|从ll|;;;;;｀'､ﾞ'''"ﾞl ｀ﾞ''彡''" ..::彡彡:::|＼＿ ＿＿,,,,､ '"
.ﾞ､从lヽ､; ;;',. | ﾞ'::彡彡/l;;;;;;;;llﾉノ
ヽ从ヽヽ;;;', j ｰ ､ 彡// |;;;;;;;;､ll､､ﾞﾞﾞ从从从
ﾞ|,,ll|;;;; j" _,,､ '"" ﾉ ::::/ |;;;;;;;;;;| |||| l|;;|ﾞﾞ从l |
||| | ;;;;ﾞ'､-::);;/_,,,...-;彡´ |;;;;;;;;;;;| ||ﾘ||;;;;;lll 从
| l| | ; ;;;ヽ"ｰ- ''''"´,､:: ll|l ::|;;;;l|;;;;;;l|ll|| |l;;;;;;;l| |||
lﾞlll从 ; ;;;;;;;'､ ｰ ''''"´彡 从:/|;;;|ll|;;;;;;| l| ||/||l|l|||,,
ヽヽミ≧l ; ;;ﾞ､ 了´´ ..::／ ',;;| j;;;;;;l|从||l|从从;;
ﾞ''''iﾞjjjl|| ; ;;;;', l ／ ﾞ;| j;;;;;i;;;;;;从;;;;从;;;;
| l||从;;;;;;;;l ヽ;;: ／ ',|l||;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
',从从;;;;;;;;｀ﾞ'''''''''''''" |.||;;;;;;;/|;;;;;;;;;;;;从
'､从从ﾐ､;;;;;;;;;;;;/ ﾉ｀'' ､:::::""''::::: ヽ|､;;;;tヽ;;;／｀''
ヽ､ﾐミミｰ､;;;;ｲ | ｀' ､ ｀ﾞｰﾐ／ ←獰猛な満州族
/: : /:: : : / : : :.!:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',
/: : /: : : 斗--､ :|: : : : :|: : | ,ィＴ: ',: : :ヽ : !
|: : |: : : : : |: / ＼: : /|:.ィ: :ヽ: : :.|.: : : ﾄ､:|
|: : |: : : : /!/ ⌒ヽ| :/ |:./⌒ヽＶ: |.: : : | V
＜ : _: : : / 〈 ○ |/ .ﾚ ○ } |:./ヽ: : |
＜:: |. 小{ _,,.. - ､-.,_ ﾚ{: :.|ヽ:| まさかそんな理由で・・・英国人を殺したりしないよね？
厶ﾍ ﾊ ､ {ﾊ/ V
＼_! u ' !
ヽ ﾏ¨`ー―ｧ ／
___,ｒ| ＼ ｀ ー‐ ´ ／
／:/::::| ＼ ヽ _ ィ´
／::::::/::::::| ＼ ´ ∧＞､
／:::::::::::/::::::::| ＼ / !＼::`ｰ- ､ ←ワイリー氏 やる夫先生の宣教師仲間
| / ,,,,､-∠ ／ ＿ ／ ,､-｀' ､,,,､-'´|＿
| / ) ／ ,､'て ,,､ィ ／ ＼ ﾞ''''''''''´
l / ﾌ /_,,､-ｲ /./ /／ |
/ ,, / ´ / / / / ,,,､-ｰァ ノ
ｨ, ､- '" r''ｰ "/__l. / 」 ,,ｲ / ／ ） 天 満
ノ'''´ ,,､-'"/ / ,,ｲ /／／ .| / ／,,,､ｲ 〈
. （(（'ｰ''"""~~ ~~'''"ｰ､ イ ,､-'" ノ / ,r'" （ ） （/／/´ / | 破 州
. ,r''彡 ;;;;;;;;;;;;（;;彡'''ミﾐ~了.'´" ／（ ） / ﾉ / ﾉ ／ / / ＜
.jii彡彡''"~'';;;;;;;;;i)彡ミ ミﾐ;t } / /. / ） | /／ / ／ ） 活 神
. （,r'r'';;|,,,r'"彡三;;;;ii;;;;彡ﾐ;;;;ii､)〉､ .} / / / ／ /／,､ '' "ヽ ）
. /iゝ;;;;､;;;;;|'ﾂ､r-ｰ''''''''"〉;;|ii;;;ﾘ))〈. / | / /／ ,,/ /:::∠ 殺 拳
.,i ）|;;;;;|ミｰ､i|itt=ニ三彡|､||;;;;;;;;;;;|／ |／ ,;''' -､,,, ;;;;:::::.... / ､;;;::: :/''" ﾉ
;,r'"ﾌノノﾘ从~从）u |j,,,ﾉ)rr=,<ﾂ;;;A;/ ...:::;;､-{ ヽ ﾞ''､::::'',,;;ﾞ{:: :::/､ ''"~ﾞ'､: // 奥
( ,r'~ﾂ/;;rr,,ノt';;;;r''･つ;; ﾏ'”ノ''|//ii-""ヽ ,,;; ''"...::::: ', _,,,,}､彡" / {::.....:::/"::::: ,, " ・・
...Yii'/''iiiii"ﾉヽi~~~｀⌒ ,;;" }::..../ ﾘ ,,'' ..:::'''""" ヽ､''" ﾞﾞll;;ll;,,/ ,,,ﾞ'ｰ ''/::ﾞ''､;;..,, "） 義
.ｧiii, （|〉;;;;;;;;iﾘ ,;'""'､::l| ﾘ,;;/... ...::ﾉ, " ', } ノ:::: ::l|,,,ツ ｯ/:ﾞ､:::::::;;",,,,ｸｰ､
. ;.''|i〉;ｯiｧ､;; . ,l| } =ｰ',/ ﾞ''' ／ " ...........::::::::::／{ :::l|:::l||' ﾞ､;;､ ''' "ﾞ'l 彡|
,,／ﾞﾞ｀ﾐ . ﾘ.､ﾞ'､ l| ､;;;::/: ll,､-/ ﾞ'''／ ...:::::::::::::::::::::ｲ:::::ヽ :从| |:::ｲ:: ..:彡":: ﾚ勹
,,,､､ミ { ﾞ',｀:j ,,/､,, ,,,,/ ﾞ'ｰ彡 ｀ﾞﾞﾞ'''::::::/ ::} }ヽ､ 从ﾂﾂｲﾞ'､;;;;;;彡 ヽヽ 彡|／￣￣＼/ヽｰ
｀ﾞ''' ､ j ,,,,ﾉl| ､｀´,/ ,;;;;ﾂツ ....:::::| Y | ):{ﾞlｯ,从:::;; ::､ヽ::::: } :::} " 彡
ｰ-- ､ , l こ,ノiﾞllヽ'''",､-''" 彡､､ ,,;;'' ''"""'', ..:::::::| } l |:}'､l|l （ ﾞ;;::.....::} ::::}::::}:: l 彡
,,､ z''": :} ､,,ノ''",､ '"::::: ／:::::'' ,,"彡 ..::: ﾉ :::::| | ', Yﾞl"| ::ヽ ン｀''''y' } } }:: ' .:彡
'´:／: : :: ll| ､､::'" :::::::: ／:::'''''''''' {:::::""::::,､ '" '､:::::::) ヽ ﾞ､ ﾞt|､ ﾐﾞ' ､,,,,,ノ､/ ,' / /..:彡
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/: : : : : : :{l| ﾞ:::::''"..::,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;､-'",,,､-''" ::::::＼ ヽヽ｀' ､ ,,,二二 ／／／ ::／
. . . :::::: { ﾞ' ､,,,,,,,,;;､ '""フｲ} ''､ ...:::::,､ '" ....::::/｀' ､ﾚﾞ'ｰ､ ＿
: : : : : :::::::ヽヽ､,,,,,,,,,､ '"彡''l|| ﾞ､ ::／ ､,,ｨ,, ....::::/:::::::::::｀ﾞﾞﾞ''
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/: : : : : : :ヽ、／ .／;;;;;;;／
. /: : /:: : : / : : :-,,,,, ､／ｰｘ,／
/: : /: : : 斗--､:|: : :ヽ ／r'` ＼
|: : |: : : : : |: / ＼: :.!"l ／ ＼::: ＼
|: : |: : : : /!/^ {} .| :/ ﾞ! ! / .／|＼::: ＼
＜ : ｣_: : / 〈 |/ ﾊ | /ﾞヽ: :| ＼::: ＼
＜:: |. 小{ _,,.. - | | ﾚ: :.|ヽ:| ＼::: ＼
厶ﾍ ﾊ ､ l, ||{ﾊ/ V ＼::: ＼
＼_! ＿ ' l,＿_|| ! ＼::: ＼
ヽ ／ ｀t ／ ＼::: ＼
, ＜￣| ＼ { / ／＞、 ＼::: ＼
＜´;;;;;;;;;;;;| | ヽ U.⌒ ィ´;;;;;;;;;;;;;＼ ＼::: ＼
／;｀＜;;;;;| | ´ ∧;;;;;;;;＞ﾞ´ ＼::: ＼
／;;;;;;;;;;;;;;;;＼|、 ＼ !／;;`ｰ- ､ ＼::: ＼
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;∧｀＼￣＞ ＜,,|｀ヽ;;;;;;;;;;;;;＼ ＼::: ＼
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;∧ ￣｀──´ !;;;;;;;:〉;;;;;;;;;;;;;;; ＼::: ＼
かれらはなんと 遼陽のイギリス人現地宣教師
ワイリー氏を襲撃し重傷を負わせたのです
NヽN｀ ｀ﾞ､
.、Nヾミ i
ヾミﾐ､ _,.ｨｲ八、 ! やる夫先生・・・
ー-=ﾆ ＿,..､_'"'ノ,."-'ニ'ヾ､.＿ l_
{F|! ￣ ﾞiニ{'´ ￣ﾞ!r'-r,^､i 遼陽に行かれるのですか？
l;jﾞ､_ ﾉ ヽ)、 ﾉ' ゝ:'/
｀! ￣ヽ ' ￣~´u ,'.,ｨ' 彼等は外国人を見つければ
i.u _＿_ ,' |
ヽ､ ´ -- ｀` .／ ﾄ、 必ず殺しますよ？
,..-i;:ヽ、 ,. '´ ／ ヽ､_
_,.イ´ j ￣￣ ／ ,i､ﾞト-､
∩＿
〈〈〈 ヽ
＿＿＿_. 〈⊃ }
／ ＼ | | だがワイリーくんは まだ生きてるんだお！
／ ヽ、 _ノ ＼ ! !
／ （●） （●） ＼| l なら誰かが行って ワイリーくんを救わなければならないお！
| U （__人__） .| ／
＼ |i||||||i| ／／ そしてそれが今出来るのは やる夫だけだお！
/ ＿＿｀ ー' /
(＿＿＿） /
.ﾄ│|、 |
. {､l ､ﾄ! ＼ / ,ﾍ |
i. ﾞ､ iヽ ／ / / ヽ │ わかりました・・・
. ｌヽﾐ ゝ`‐､_ ＿_,. ‐´ ／ ,.ｲ ＼ ヽ |
`‐､ヽ.ゝ、_ ＿,,.. ‐'´ ／/l , ‐'´, ‐'`‐､＼ | 駕籠を用意しますので乗って下さい
ヽ､.三 ﾐﾆ､＿ ＿＿＿ _,. ‐'´／/-─==＝＝=-､ヾ ／ヽ
,.‐'´ `''‐- ､._ヽ /.i ∠,. -─;==:- ､ゝ‐;----// ヾ.､ 道中は絶対に窓を開けないようにして下さい
[ |､! /'￣r' ゝ}二. {`´ '´＿_ （__）,. |.r-'‐┬‐l l⌒ | }
ﾞl |｀} ..:ヽ--ﾞ‐´ﾘ￣ヽd､ '''' ￣￣ |l !ﾆ! !⌒ // それで気付かれずに遼陽の街を
. i.! l .::::: ｿ;;:.. ヽ､._ _,ノ' ゞ）ノ./
｀ ｰ＝=--‐'´(__,. ..、 ￣￣￣ i／‐'／ 動けるはずです・・・
i .:::ﾄ､ ￣ ´ ∪ l､_／::|
! |: | 途中で川舟に乗り換えれば
ヽ ｰ‐=======‐- .!:: ト､
ヽ ､＿＿,,.. /:;;: .!; ＼ ワイリーさんの元にたどり着けるはずです
ヽ ::::::::::: ／:::;;:: ／ l
遼陽は奉天の隣町的存在です
ワイリー氏が襲撃された情報が奉天に入ると
やる夫先生は遼陽へ赴き ワイリー氏を治療しようとしました
|┃
|┃＿＿ ＿＿＿__
_ノ ヽ､_ `'´ _,ノ ヽ＼ ‐-､
（●） （● ） （ ●） （●） __＿,ノ-､ 満州族は いないおな・・・？
/ （__人__） 彡 （__人__） ヽ __＿,ノ
| ｀⌒ ´ ｀ ⌒´ |
＼ 彡 ／
|┃ ﾉ
（⌒ヽ ／ ／
ノ＝ ､､､､ｯｯｰ― ､-､-､- ､― ､
,､-'"三ヾヾシ―乙三ミﾐ＼＼＼ミ､ヽ｀ﾞ'' ､ ,､ ｰ '"￣ ﾞﾞ'
ﾞﾏ´"シ 三ll|ll|彡''"""ミミﾞﾞﾞﾞヽヽヽ ﾐヾ＼ヾ ヾ'､ ／
／彡三ミﾐ从/ ,､-＝ ､ヾﾞﾞ ヽ ＼＼;;;;'､ ll|l', /
/;;;;／三ﾐﾐ､l|//´;;;;彡ﾐ;;ﾐﾐﾐ} l| l|ヽ､､､､ﾐﾐl|ヽ;;;;ﾘl | ', /
,'////;;;;三ヲｰ､ｨｯｯ--ｰ-､ll|ﾞl l| l|ヽヾ;;;;;ヾ;;;;;;;l|ﾚl|ﾐll| ;} l もう一人いたか・・・
,j从//;;;;,' }ll|,| |l|;l|,l| ﾞﾞ}}lll||l|;ｨll|ｯｯl|l|l|l| |
j从ll|| ;;;;|､,, jlﾘl| |l|ll|从;;;;;;;､ - ''"´,jl|;;;;;;l| l 撃ち殺せ！
ﾘ从从;;;;;', ｀''''' ｰ― ---l||;;;;lﾘl|l|l|''"￣,, ､-ｰ'''"ヾヾll|| ヽ
{ l|ii 从 |;;| ｀ﾞ''ｰ =ミ ,,,,, ＿l||;;;;;;;l|ll|-|''"´ll＼ヾlﾘﾘ;;;;l|ヽlj ＼
ヽ ｿ从l|;;;l ...:::::::|;;;;;;ｲl||从ヾヾヾヾﾞﾞﾞ |l||ll|/l|l| ｀''ｰ-ｧ- ｰ ''"
/ﾉ彡ﾘ;;;;;;'ｰ,､ ,,､,, ''"""´ ヽ､;;从从ヾヾﾞ'ｰ､ヾミ≧;;〈〈
/ﾉ,,ノノ从||:ﾐミ弖ミ:ッ''ｰ-::::__:::;;;;;;ミﾐﾞlwミミミﾐヽ｀'ｰミ;;;;}{､
ｲｲｲノノ从;;',ﾞ::::::::,' ''""ﾞヽ｀'''''''"´彡 |ll|ﾞ'ｰwW;;;;;;;;ヾヾ}ﾘ;;l
' ､l|lV/ﾉﾉ ;;', :::::,' l|ll||ll| |;;;;;;;;;;ヽ､l|ii|ﾘ|ﾘ
ﾗ;;;;l/ ; ;;', :::,' -､:::... lﾘl;|ll|从;;;;;;;;;;;;;;;Yl|〈〈〈
|ll|l/;;;;/;;', （",,､-:ァ'' l.|l;;;;;;ヽヾヾll|;;;;;;;;ｲ|从ll|
ヽl||;;;/ ;;;', :ﾞ´､∠＿___,,,ノ |l|lヽ;;;;;;＼＼ﾘ､;;;;;;ﾉミllﾘ
l|;l||| ;;;;;', ｀ﾞﾞ'""""´´ |l|;;|lll､ミミミﾞ＼ｲll（llﾐl|<､
, ''､ll;;;;;;;;;;', :｀:::""´´ ゝ;;;;;;;＼､､ヽヽ､ﾞヽﾐ ミｰミ､
, " ｲ ; ;;;;;;;;l ｲ ,､ 彡ﾂ;;;;;;;;;;ヽﾐヽﾞヽ＼ヽヽヽヽ＼
ｲ ／|lヽ;;;;;;;;;'､､::.. ,､-'":::"／//〉〉lll|;;;;;;;llヽl|;;;）|l;;;;）l|〉ヽ)）
| / 乂々/ﾐ｀ﾞｰ― '´:::::::'" /ｲ//从l|ll|;;;;;;;;;;;;;ﾘl|ｲjj;;ノ }}ﾘ;;;;/|〉､,
/ﾉ //" ﾚﾞﾞﾞ〈::::ll|:::::::::::" l|l|;;l从|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l|;|ﾘ（（ll|l|ﾉ忽ヽ/ ﾞﾞl
ｲ /j"|l､ ヽ ヽ::ﾘ::::::::::::::,､-'ヾヾl||;;;;;;;;ヽ;;;;;;;ヽ､;;;（从从ミﾂ"￣ ｀ﾞ '' ､
|ﾚ // /:::l| ＼ ヽ ::,､ '" ／ｰア"'ｰミｱ::＞ｰ'''"￣ﾞ"´,, ､-ｰ―― ｰ―- ､ヽ
／ |::| l::::::|l ＼ >'"/"／::／",､-'" ,､-''" ´,,､ -ｰ―――― ｰ- ､ ﾞ
/ /::l| ＼::. :::::＼:::/／／-'" ,､-''" ,､-''" ｀
遼陽にたどり着いたやる夫先生は
駕籠から降りて川を渡る船に乗り換える途中
満州族に見つかってしまいました
,r'"´￣￣￣｀＼
/ ヽ
!, -‐''´￣￣｀¨`ー,ﾊ
「 _,,．-──‐- ､ ﾊ
,ﾚ'"´_＿,．-‐rｪｭ,-､「 ｀ヽ ｳﾙｧｱｱｱｱｱｱ！！！
i! / ( ﾞｰ',j） ,lゝ‐＝'ﾊ ,!
i!（! ￣ ＿___ jﾄ､_,ｲ
ヽﾊ /r=＝=､ヽ //_＞‐-､､
＼ ,,_人､ノヽ `ヾ､! i /二ソ_ノ ﾌ,ィﾆゝ￣｀ヽ
)ヽ （ ,ｲΛヽ｀二´,ｲ／￣￣ヾ二二ヽ
- ＜ ＞─ ,イ/ !ヽ ,ィ´ i/ ／´￣￣ヽ￣ヽ l
) て 「j i ! ,l/ }ｲ 〔 GATE 〕 ｀!
ドパパパパパッ！！ ／^⌒`Y´^＼ ﾘ ＼ l/ _」 ! !
＼ ,,_人､ノヽ rｪｪ‐-､ ＿＿ ＿rｧｧ､ﾄﾀ､ ／＞ー'i !ヾ/l￣｀`ー-､, i|
)ヽ （ ,r'´ヽヽ＿」 ｀ヽ｀ヽl/ j ,/ i/i! b ! ,ｲl
＼ ,,_人､ノヽ ＞─ Q)二 ）i ! ,! ,! / ｀`ー─l/ /i! ヽ ＿ , -‐|,ｲﾚ!
)ヽ （ て ヽ _,ﾉ_ﾉﾉ￣￣|￣|ー＝､// ! / ,! ! /´ !
- ＜ ＞─＼ ＞≠＝〈二!ーﾚ'⌒ヽ/ ヽ＿＿,ィ´ 」 ＼ ! ,ｲ !
) て /r'二 ￣｀`Tヾ￣｀ヽ､＿,．-ー-､ﾚｸ^ヽ `ー '´! !
／^⌒`Y´^＼ ! (二´ ｀`ヾ|ミj l ヽ ｀ヽ / !
L(二´ ｀`,ｲミ,i! ! ﾞi ,! / ,!
(＿, ＿_,,ﾊミｿ j ,ﾘ ,' ,/ ｀!
｀ヾ､＿,ｲ / / /
＼ ＼
ヽ＼、 ＾＼
＼ .＼＼ヽ、 ＾＼、
＼ .＼＼ヽ ＼ |＼
＼. ＼ ＼ ＼ λ＼、
＼ ＼ ＼ ＼ ＼、
＼. ＼ ＼ ＼ ＾ー)＼
＼ ＼. ´⌒ヽ,⌒ヽ,_ ＾)＼、
＼ ＼. 人 λ＼ ＿＿__ ＾)＼λ
＼. 「＼ 、 ヽ.／ _ノ ヽ､＼ |
＼ ＼ ＼ ヽ.／ （ ○）}liil{（ ○） て うおおおおお！
＼ ＼ .＼ .／ （__人__） .＼ （
＼ ＼ ＾| |!!il|!|!l| | ｒ'" 危ないお！
Z_ . ヽ､_＼ |ｪｪｪｪ| / て
Z＿ .＼＿＿＿＿＿_／ （
Z＿ ｒ'"
Z、、 （
⌒ゝ人/＾ゝ人/＾ゝ人／＾
満州族兵士は 船に乗り込むやる夫先生を銃撃しました
やる夫先生はなんとか艀を蹴り上げ船を出し難を逃れました
＿
,. ´.:.::／
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:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:__.ィl { `辷少'/,'/ ｀ー′ ,'.:i
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ | ヽ 〃〃 ゜。 __ .:.:.:i
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.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ ., イ.:.:.:.:.:.:.:.:/｀ヽ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ ., .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:＼
＿＿＿
／_ノ ヽ＼ ワイリーくん？！
／ （○） （○） ＼
／ u （__人__） ＼ くそっ！
| |i!i!i!i!| u |
＼ u |;;;;;;;;;| ／ 間に合わなかった！
／ ｀⌒´ ＼
(<<<) （>>>）
|、 i、 ,i /
ヽ＿/ ヽ__/
| |
しかしやる夫先生が遼陽のワイリーさんの元にたどり着いた時
既に彼は事切れていました・・・
_ノ
. . -‐: :＝: : : : ー-ミ
：／. : : : : : : : : : : : : : : : : ｀: .. ：
′. : : : : : : : : : :.､ー-ミ : : : : ｀ヽ
乂. : : : : , : : : ｫvi. : :＼: : : : : : : ハゞ ：
.才: :: :: :::/.: ::::// : :i : : :ヾ : : : : : :.∧
. ′:::: :::/ : : : :.′ 乂:{ : : :ハ: ハ: : : {:! ： うちの身内の満州族は
. ：/才{:i|!/抖竿ミ､ }八≧≠ミ::!: : 从
イ }:i :N{才＞-=ﾐ｀ﾞ ノ 斗r-=ミNﾘ Y:; 日本人とイギリス人の違いが分からないのかよ
从(ハ{《八 ・ ﾉハ ゞ（ ・ ）》}ｱ}}′
八 从 ||i :i .i 八
＼'. | .' ,／ ： ・・・清国全土に 外国人の保護を布告しろ
∧ ｀ ゛ ハ
＼ ⊂＝＝⊃....ｨ:､
fi≫ ､/从ﾊ, ／／ {
. ：／} ｀ :＜ー-＜イ {＼ ：
／.:.:_{ .L _ヽ /_ノ .Vハ
： ｲ.:.:.:.:.:.{ V _ -‐ }}.:.:.＼ ：
＞.:´.:.:.}:_:_:__∧ ー- }! ′_:_:_:}｀:.＜
.:.:.:.:.:.:.:.}:.:.:.:.:.:.∧ :i /.:.:.:.:.:.:.:.}.:.:.:.:.:.:.:.｀
この頃は外国人殺害が 侵略の口実になっていた為
この件を受けて清朝政府は 外国人の保護を全土に布告しました
これで一時期に外国人への迫害はなくなったのですが 凶報は続きます
. ﾚ /／ ! l ヽ l ヽ 、 l
---‐' ´ ! ! ヽ ! ヽ ＼ ヽ l
＿ ／ l ヽ l ＼. ＼ ヽ '
￣￣フ ／ l ヽ ! ﾄ ＼ ＼ヽ 、 l / ヽ
---‐'_´_,-'ﾌ´ / ! ! ! ﾊ ヽ ｌ 、 l.ヽ、 ヽ ヽ l. l l l
`＝=､＿ / / ./ ! /l l l !ヽ ヽ`＼ ! ヽ ヽ.ヽ、 l /ﾉ ヽ‐､
7/ / l l .ヘl ﾊ. l. ヽ ヽ ヽ ヽ' _＼ ヽl´ヽ l ﾚ.ハヽ ヽ 神楽！！
. l' ハ l l l '＿l lミ」.l＿ヽヾ、.ヽ ヽ,≦彡＝‐'.ﾍ l l／l. l、＼
＿ l /ヽヽl l l l ､ l. l｡-ミ≧､ﾄヽ＼ ＼ l'´ ﾟ ／l l /) /.ﾉﾐヽ‐=、
-‐'.´:::::／ﾊ l .＼l l､ヽ'l. `ヽ l=＝彡'′!＼ ＼ヾ≡==' ´ l/ 'ノ /::::::::::ヽ ヽ 今帰ったぞ！
:::::::::.／ /::::::l':::::::::::>､!ヾ ヽ ￣ヾ￣ ! `ヾ i ｌ＿ ./' ./:::::::::::::::::::＼＼
, '´ ／:::::::::::::::::::/メハ` `＼ ' ＼ ! , - ./_ノ:::::::::::::::::::::::::::ヽ ヽ
<:::::::::::::::::::::::::´::::::::::ゝ-l ヽ ノ .__ ┐ // ∧ヽl::::::::::::::::::::::::, '´／
` 、 ` ､::::::::::::::::::::::::::::::::lヽ ｒ--― ' ´ l ' ´ ノ ヾﾉ:::::::::::::::::, ' ／
:::::::::::`:..､ ` ､::::::::::::::::::::::::::! l.＼ 〉ー-- -一┤ .／/ `l::::::::::::::／ ／!
::::::::::::::::::::`:.､ ヽ::::::::::::::::::::::〉 l ＼. Ｌ＿＿＿ __ﾉ .／ ./ /::::::::／ ／ l
:::::::::::::::::::::::::::＼.＼:::::::::::::::::/ ＼ _ _ ／ / ／/:::::／.／ !
::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ヽ:::::::::::::::l.＿ ＼ ￣ ／ , '´ /:::::/ ／ !
::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ヽ:::::::::::::､ `‐- 、 ヽ` ｰ一´ ／ /::::/ / /
,. -‐ '' " ´ 二＿ ヽ､__
, '",. ‐ﾆ ‐- ﾆ.ヽヽ|iヽ､_
／ ／ ／´ __ ￣ ＝三ﾐ`l|r‐=ヽ ,/
ム-┴,く ／_-一 ￣￣￣ ` ⌒` ヽ ／/
/:::´::_ﾉ ハヽ_ﾆ三 ／ -‐''"_／
/:::iﾆ-‐'':::::::| | ￣／ ／／ ,. - ￣ヾ
r‐'プ/7:::::::::::::::| |ミ/ /／ ／ ,. ／／ | |. ､ヽ
￣|:::| |::::::::::::∠_`Ｖ / ／,.r;∠..,_ ／// ! |i ヽ ヽi
ヽヽヽ＿// ヽi/ / /／ /__,.∠、ヾ/ ,ｲ// || | ! |! おう 親父！！
｀ト=＝! !そ/ /// ,／ /´::ｑﾞヽ/ 〉'/ /,ｲ|| | |i ||
ヽ ､lヽ､_'! /|'′ ヽ::::ノ ! /／|｣l | l| |!| !! 帰ってきたアルか！！
VＷＮ || / | `'' ／,.ィiﾚ' //|/ﾘ ﾘ
r─一'ﾞー-､_ N | iン//,ｲ/ / 朝鮮で日本軍を沢山やっつけたアルか？！
｛ ｀ヽ､ , ､ }ﾞ/ /′
/ ＿＿＿ ｀ヽ、 / >.´/
__ r''"´｀"´ -──｀`丶､ ＼. { ／／
／ `＜＿ ＿ , ‐'"￣￣ ｀`丶 ､＼''´
-一′ ￣￣／／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀丶､
￣￣＞‐､＿_ -‐''__／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/ ／ ￣:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
. // / / / /ﾉ / ヽ |、
、 '" l l. ノ //: :／/ /ヽ ! /: : : : : : : .＿,'
. l. / ム i /／ /／＼ ! !!: : :/ : : : : : ＿
│ : :/: : ﾉ .i .ｌ ''’ --=ﾆﾆ二 〕! / ! /: :丿「´
│ |: : :,'ヽ: :| ﾞ'、 ｀''ｰ- ﾘ´ // /: :／丿
l: :!: :.l ＼ヾ l!i:li ￣ /／／ /
l. !: :l i:li / ヽ
） ﾍ .! l ヽ
ﾞ ' 、 ヽ いやあー 清の派朝鮮軍は
-┐ ﾞヾ _ ノ
: : ヽ ' （ ケチョンケチョンにやられて全滅だよ
: : :ヽ ＿＿..ノ
: : : : : '――-、 左将軍も死んじゃったし
‐ ー: : : ノ
::::::::.......二 ｰ ｧ | 清軍は日本軍の侵攻を止められねぇなあ
:::::::::::::::::::::/ / ` - |
:::::::::::::::::::/ / /_‐- _ - _ ノ
:::::::::::::::::/ / ./ ｀ｰｧ ｀ｧ
:... / / ./::::.... ／／
:::::::::::::/ / / ::: ／／
.. ::::::l / / ／／
:::::::::::l l │::/ /ヽ
:::::::::::l ｰ ､ l (. ヽ ＼
::::::::::::::...ヽ│、、 ヽ ＼
-‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
/, '/ ｿ 丿 ヽﾊ /｀-、
〃 {_{ノ ｿ ｀ヽﾘ| ｌ │ﾟ:::::ヽ
ﾚ!小ｌ● ● 从 |つ::::） は・・・？
ヽ|l⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |::::::ﾉ
. |ﾍ ゝ._） j 亅´
│ l＞,､ __, イァ/
ヽ／ |／＼／ l ＾ヽ
| | | |
-‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ それはおかしいにょろ
/, '/ ｿ 丿 ヽﾊ /｀-、
〃 {_{ノ ｿ ｀ヽﾘ| ｌ │ﾟ:::::ヽ 清軍は・・・日本軍程度楽勝なはずにょろ
ﾚ!小ｌ● ● 从 |つ::::）
ヽ|l⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |::::::ﾉ そんなことはあり得ないにょろ・・・
/⌒ヽ|ﾍ ゝ._） j /⌒i !
＼ ＞,､ __, イァ/ /
. ＼／ |／＼／ ﾍ､__∧
／| /| .ﾄ､ ! ! .|､ ﾄ､∨ﾊヽﾄ､Vヽ∨ ＼ﾊ ＜⌒
ｨ / !/ .| .| ヽ Ｖ∨|l＼V＼､ ､∨ヾ ｀ ヾ トミ.､
./.| , / /' ∨ ヽ∨ |:! ＼ ヾ､V∨.、 ﾊ ｀
/ l |/ / ,､ ヾﾊV､ ､＞､ミヽヽヽ､ .ﾄ､ r＜Ｌ,,＿__
/ / .ﾊ| ,i ! /ﾄ､ ヾⅥ ハ､ﾊ｀丶＼V:ﾄヽ.|:iヽ λ .Ⅳ::::::::::_::イ
../| | ﾊ∨ ! ,､ !::! ∨ , , ヽ`ヽ VﾊヽV ＼:ﾊ:「∨:|;ﾊ /ﾊ !::::＜二_
/ .| ! ﾊＶ| /|､ .l::| ∨ ､ヽ∧;::ヽVﾊ::ﾊ,,／´ヽ::「Ⅵ'∨::::::ﾚ/::::__;;::イ いつまでも夢みんなよ
, ﾊ| ヾ|, |::ト∨:|. ∨ヾ､:∧､:::ﾊ::::!::|,,＿ Oゝ|'"ﾘ ﾊ|::;/:/::;､:!
ノ:V､ !:ﾊ!::| ..Ⅵ＞ｰ-ヽ∨_､ヽ＼ﾊ::|';|=＝"´ ' .j:;/:/!;/!::| 早く奉天を脱出するぞ！
'´::::::V;丶 ､ﾊ::::::ﾊ／､| O_,,ィ`＼彡;＼ヽ;! /ｲィ jｲ ﾚ′
ィ:::::::::V ＼';ヾ:::ﾊヾｰﾘ'''"´ ´ ,彡! ｀ ヾ| |ノ/ 日本軍は ここ満州に来る！！
´ﾌ::;ｨ:::∨､::`＼:::::∧ i i .! "j 「/ _
/イﾊ::::::ヽﾄ､＼V:＼;＼_.| | | r1 ／ ｀ー‐--- ､
∨::/! ＞;ヽ｀ヾ￣ 八!｀ミ＜ﾏ,,,＿＿_ ＼
|/ ヽ ､(ヾ＼ ‐ " ../::;ﾊ`ー──--ミ、｀ー- ヽ,,,_
｀i丶､ ヽ __,,, -=_， /|:::;:|ヾ:::::::::::::::::::::::::::＼ ／
|:::ﾊ ｀ｰヽ ､'_´-‐' "´ .::'::::!::ﾊ!::::::::::::::::::::::::::::::／ ／ハ
ﾚ' ﾚ､ﾊ:::＼ -‐''' ,:':::: |ﾘ:::::::::::::::::::::::::::::::/ 才 .ハ
＿,,,...イ/ハ ﾘヽ::ヾ:.､ ,:'::::::: |::＼::::::::::::::::::::／ ／ ﾊ
__,,..-‐'"´:::::::::::／/:::::|/::ハ:ハ:::::＞:..._ ,::':::::::: ! :::ヽ:::::::::::::/ /ﾏ .ﾊ
::::::::::::::::::::::::／／::::::::::::::::::ﾊ:ﾄﾊ:::::::::::::::::＞:...,,_..イ::::::::::: .| :::ﾊ:::::::::/ /:::ﾊ ﾊ
清軍の敗報と左将軍の戦死が奉天に伝えられると市内はパニックになりました
日本は小さな国で清がそれに負けるはずはない
そう思い込んでいた満州在住の清国人の驚きは大きななものでした
x≠:.:ミ、
,､zxｚ 、 ,{ 狂三ﾐ }z≠-ミ ＿ ィ＝ミｘ
ﾄ，:::::::ﾊ ‘f ム-イﾊ ィ乍ﾊ ぃぐ/ミ=-}.ィ=-}
fﾟ '^¨ﾄ､_L -ミ ,､ ｎ ア:::::::::::〈 ム＿ムz.〈災什ミ=-ﾑ_.ム_
__,、 ヒ ./:::::::{ ,､ ヽ 〈 ` } .／:::::;::::::::└ｧ':::::::::::::ﾄ， ﾑ三匕_/:::::::::::::
.〈 .ハ ｀):::::::T:::::ヽ ヽ ｀ヽ ｀ｰヤミ／ヽ:::::::ノ::::::;:::::::::::L人/::::::::::::::＼ｰ ､::
. ＼ ＼ ./ヽ::::::::::::::::ヽ ＼ヽ人_从人__从_人__从_从人__从_人__从_从人_人／:::::::::::＼
＼ ｀¨ﾁヽ:>､:::::::::::::::}ﾊ入≧ ＜::::::::::::::::＼
ー ' ＼:::::::::::::::::::≧ 日本軍が来るぞ！！ みんな逃げろ！！ ≦::::::::::::::
｀ヽ::::::::::::::≧ ≦:::::::::::::
｝::-‐:::／Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒WW⌒Y＼:ﾐ::イ
イ::::::::::::::::::::/::::| / > 厂｀丶,人::::::::::::::::::::}/:::::
イ::::::::::::::::::::::／:::::: ! 〈 Z 〈 ∠:::::ムﾊ::::::::::::/::::::::
/ ＞ｬ―‐ 个---r′ ヽ／:::::ﾏ::ヤチﾊ ヤ￣ ＼::/::::::::::::
'. ／:::::::｀ヽ | .| ヽ::::::::ﾏj マ:ム ＼ /７￣ ＞
在奉天の清国人は財産を二束三文で処分して
我先に奉天から逃亡していきます
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ､_ ＼ 左将軍・・・
／ ﾄ旡≧/ /≦乏 ＼
| | |（__人__）| | | やっぱり亡くなられたのかお・・・
＼ | | ｀ ⌒´ | | ／
｀ ー------─― ´
NヽN｀ ｀ﾞ､
.、Nヾミ i やる夫先生・・・清国人のみならず
ヾミﾐ､ _,.ｨｲ八、 !
ー-=ﾆ ＿,..､_'"'ノ,."-'ニ'ヾ､.＿ l_ 満州中の外国人が牛荘に逃げつつあります
{F|! ￣ ﾞiニ{'´ ￣ﾞ!r'-r,^､i
l;jﾞ､_ ﾉ ヽ)、 ﾉ' ゝ:'/ やる夫先生たちはどうされますか？
｀! ￣ヽ ' ￣~´u ,'.,ｨ'
i.u _＿_ ,' |
ヽ､ ´ -- ｀` .／ ﾄ、
,..-i;:ヽ、 ,. '´ ／ ヽ､_
_,.イ´ j ￣￣ ／ ,i､ﾞト-､
／ ￣￣￣ ＼：
：:／ j :::::＼:::／＼;ﾟ：
;： | ｡<一>:::::<ー>| ： 奉天の外国人も 全員牛荘に下がるお
＼...::::::｡ﾟ~（__人__）~ﾟj
r " ;゜.｀ ⌒´,;／゜
i::: |:::: |::|： ・・・だけどやる夫は 奉天に残るお
：|::: |::::. :|::|：
：_|::: |::::. :|.´：
：{::: ）::. :',.：
゛‐-.` i：
,. -ｭ,ﾆニ弌垳ト､
／r'^ _rﾍ-ﾍ/＾ヽr宀､
/!７ト､7′ 〃 ｌ ヽ ヽ
、 / l//L｣| ∧ｌ | ! |l ｜ ! ヽ
|:l / 〃 ||丁l トH､lV| |l /l } l |
ヾヽ / 〃 |l | ｌ抔卞｀ヽ{ /-ト/ //ﾘ
＼ ヽ:∨ |」 /ｌ| ｌﾄヽ￣ ﾚ'戎ｼ' ／ ′ ・・・あなたも一緒に避難したほうがいいんじゃないの？
⌒ヽ!ヽ._j＼＼ / 八 |ヽ __ ' ∠r1=彳
::..::..::..::..::..｀::..::ヽ/ ﾊ ヽ‐ >､ ,. イ| }::..｀ヽ、
::..::..::..::. ／⌒ヽ､ヽjノヽ.∨r 芥､/:./ /::..::..::.､＼
::..::..::.::./:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ⌒Tlヽ｝l,ハ/-/ 〈::..::..::.｀ヾ＼ヽ
::..::..／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∨_ || ヽ:ﾚ':.:ヽ::..::..::.くヽ.j
::.r'´.:.:.:..::.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨_ ||ｰrﾍ.:.:、:.:.＼ヽヽ:〉
仆､ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ∨_l〉 ri心:.:',:.:.:.:.:ヽ｝
′ ＼_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ∨_ ゞ=仆ヽ.:.:_ノ
, 〉个､:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.∨_ ｌ }〉:.}'´
| く_/^ﾄ､>:.∧:.:.:.:.:.:.:.:.:. ∨_ﾘ 〈|:.ハ
| //:.:.:||:.:./ ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨┐r':.:{ ､ヽ
!| //:.:.:.:||:./ ｝:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∨.:.:.:.| l |
＿＿＿_
／::: ＼
／:::::::::: ＼ やる夫は出来る限り粘るお・・・
／:::::::::: ＼
|::::::::::::::: |
＼:::::::::::::: ／ヽ
/::::::::: くゝ ）
；|:::::::::::: ／ ；
；|:::::::::::::: イ ；
奉天在住の外国人も やる夫先生と他一名を残して
全員が満州からの脱出口である湾口都市 牛荘港に撤収しました
それでもやる夫先生は踏み止まるつもりだったのですが・・・
ノ/{ ﾉー‐く::::::::::::
r‐ｧ':::::::::ヽ__ﾉ一 7´ /:::｀｢ }､＿ﾉ::::::::::::
V´∨:::::::::／ ／ /{::::::::しｆ＾ヽ.＿）_:::::::::
Ｖ::::::::; ' ／ ､_ノ ';:::::::::::ヽ._ﾉ＼＿）--､ やる夫先生・・・
/::::::/ , ' ,vl ' , ':::::::::::::::弋__ｊ ヽーく
,':::::::; / / ヽ ＼＼::::::::::::::::::｀ー'- -' 日本軍が鴨緑江を渡りました・・・
. i::::::::l i / ＼ ＼＼:::::::::::::::::::::::::／
',::::::l l l/ 丶、__｀ﾆミヽ::::::::/ /
V:::l ｌ | し __ｊ￣L｀::::::::i /ヽ
ヽ:! l ｌ{ ／´ V::::::l ヽ
|ト､l l l| l l ,ｨ/ -,‐' U Ｖ:::l ） 清軍は満州各地の戦闘で敗れ
l! ｌ｀＿､ l {─::ノ_､,.ィ‐'ｧ、 }ノ ｒ‐'
八_ｌl弋ｯﾃヽ ´込ｿノ ヽ ｀ト- 主な城塞から駆逐されつつあります
／ ＞｀ﾆ´_.| "´ } l ｌ |
/ /´、 ＿ﾉj'" ｀ Ｕ | /
. / / ｀/ヽ､/ / ./
ヽノ / /｀ ｰ-='＿ , ' /
！ / ｀ｆ‐´‐一' ﾉ ／|￣/
｀ヽ＿ /_,ー─ く ／
＼＿ }￣
＿＿＿_ ━━┓┃┃
／ ＼ ┃ ━━━━━━━━
／ u ＼≦ 三 ﾟ｡ ﾟ ┃ ┃┃┃
／ ＼ 三 ＝=- ┛
| u | ≧=- 。
＼ ／ ＞三 ｡ﾟ ･ ﾟ
｡ﾟ /｡･ｲﾊ ､
／ ⌒ヽ
, ' ハ
/ }
,∠う{_ ,'
, ィ/__ノ(_Yぅ /
r─一へ r }／ ,---､とiつぅぅぅｲ)､---､
＼ (__}-{/ ∨,__i } しくﾉ人ノ ＼ } 間もなく奉天に 敗残兵が雪崩込みます
ﾉヽ { / { し^ 三三三三三 ミヽﾉ
-----＜.｀ヽ──一'⌒ヽ ／⌒≧x.、 } 左将軍を失った今 だれも彼等を統制できません
＼＼ .Y´ ／ ﾏﾒ Tiｰ─ｧ/
＼＼ | ' ｀∧ {_ /ｲ
ﾍ:::ヽ l! fzx､ｲ// 私はあなたに 奉天からの避難を強く強く推奨します
_ノ ∧ }- ､}. i fヽ ｀ {´ .／
lﾉ ＼__ﾉ一'´￣￣´
} ´⌒V
i＿＿＿, ィ
／ x＜//
x＜////:Y
///////,'
､/////ノ
｀¨¨´
＿＿＿
／_ノ ヽ＼
／ （○） （○） ＼
／ u （__人__） ＼ まじかお・・・
| |i!i!i!i!| u |
＼ u |;;;;;;;;;| ／
／ ｀⌒´ ＼
(<<<) （>>>）
|、 i、 ,i /
ヽ＿/ ヽ__/
| |
満州は満州族墳墓の地 奉天は言うなれば彼等の京都です
意地にかけても清軍は踏み止まると 誰もが考えていました
しかし過去に治療した皇族から敗報の詳細を知らされ
仕方なくやる夫先生も牛荘に下がることにしました
+ ＿＿＿
+ + | 牛荘 | +
┼ |￣￣￣
+ □ + ,､へ
(‥ ) ／ノY^＼
,、 ↓ （ ..:::） /／ :::| .:::| +
+ ／r'ヽ ＿苔＿＿＿＿_|￣￣|＿＿|＿＿_::|＿::|
/／::| ::|／ ...:::A_／＼_ .:: /ﾍ ＼,、
┼ | :| .::|￣^V￣/￣￣i::l _:l::|￣￣^W^!:l:1￣~^.:／ﾉヽ +
| :| /A. ::: |￣^V | :|￣￣￣￣:| |:! | ::/／:::::| !
| :| |:| | ::: | | :| 田 田//!| |:! | .::| ..:::::::| |
|. ｜ |:| | ::: ::| | :| // !| |:! | .::|..:::::::::::| |
やる夫先生たちは牛荘に下がったものの それ以上逃げることは不可能でした
なぜならやる夫先生たちが牛荘に下がる頃 季節は冬へと移り変わり
牛荘の湾口は凍りつき 船舶の往来が不可能になったからです
i{
⌒i{⌒
][ †
i{ i{
i{ i{
＿_i{＿__ i{
[￣] .古
＿}iii{＿ __}{__
￣ }iii{￣ ￣}{￣
Ⅳ＼ }{＼
__f冖i} |￣ | |￣| ‐{} |￣ |
r――f冖r―与}‐ ┴┐ | |＿| ‐{} | |┐
{＿＿＿＿＿＿rｭ＿＿__r―――}￣￣]‐ i{￣￣」￣￣j￣￣￣￣アi! ! !_}コココfｾ} f冖! ＿__ |
＿Y´￣￣￣￣￣￣￣￣＼￣￣￣￣￣三[[￣￣]]￣￣]￣￣]]丁￣￣]￣]￣]]￣]]￣]]]＿|f冖にﾆ=―rｭ＿_|＿
: : :| ／￣￣￣￣￣}￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣}￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ !: :
: : :ﾟ゛~~￣⌒￣~~￣⌒~ﾟ゛~~~￣￣⌒￣~~~ﾟ゛~゛￣￣￣゛~ﾟ~~ﾟ゛゛ﾟﾟ~~~~￣￣￣⌒~~ﾟ゛￣￣￣￣~ﾟ゛゛~ﾟ~￣￣￣
ただ牛荘には在外国人保護のため 米英の軍艦が凍結覚悟で入港していました
在満州の外国人は 全員で牛荘へ集結し
米英軍人を頼って今冬を牛荘港で越冬する決心をしていました
ノ
奉天 /
◯ 〈
｀ﾌ
i
／
/´
＿＿_ ●海城 r'´
／ ｀ヽ◯牛荘 _,.-''´
/ ) ＿ノ
_ノ / ∧●鴨緑江の戦い ｀i
r'´ ノ _,,.-‐''"~ `'ｰ-､_ ｒ'
丿 _,,-''´ ｀i ｀ｰ-､
{＿ ／ 丿 ● `ｰ､
く●丿 ,ゝ 平壌 ' ,
r´~ゝ 旅順 丿 ヽ
￣´ { ＼
'-‐'ﾌ r‐-､_r'ヽ ＼
｀ｰ´ ｀ゝ ヽ
_,-‐､ | ',
i´ `ヽ__,,.-‐''‐-〆 冫 Y
r'´ ●丿 く~ 〉
-'´ ,r威海衛 ｀i ｀i_
,,.-‐''" | /
r'´ ｀ﾌ _}
r-､_| 冫 〉
i i´ _ｒ-､丿
r' } r‐-‐ヽ冫
. r'´ {_,-, ,r‐' ､〉
丿 久＿{
当時の状況を図にするとこのようになります 黒が日本軍が陥落させた場所です
１８９４年７月に朝鮮で始まった日清戦争は１０月の終わりには鴨緑江を超え
瞬く間に満州を主戦場に移しましたその後も日本軍の勢いはとどまるところを知らず
１１月には旅順 続く１２月には海城 開けて一月には威海衛を落としました
＿＿＿
／ ＼
／ _丿;;;;ヽ_ ＼ 旅順も海城も落ちたということは・・・
／ （○） ;; （○） ＼
| （__人__） u .| どういうことだってばよ？
＼ |i!|i!|| ／
／(<<<) .｀⌒´（>>>）＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ 次の戦場はこの牛荘近辺になる ということですよ
／ （●） （●） ＼
| __´___ |
＼ `ー'´ ／
ノ ＼ ←牛荘の港務医官 デイリー医師
＿＿＿
／_ノ ヽ＼
／ （○） （○） ＼ やっぱり！
／ u （__人__） ＼
| |i!i!i!i!| u | ここが戦場になるのかお？！
＼ u |;;;;;;;;;| ／
／ ｀⌒´ ＼
(<<<) （>>>）
|、 i、 ,i /
ヽ＿/ ヽ__/
| |
＿＿＿
／ ＼ やる夫先生
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （⌒） （⌒） ＼ そう慌てずに 戦争は逃げませんよ
| ___´___ |
ヽ、 `ー '´ ／
ノ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ__ .＼
／ （○）!i!i（○） ＼ なにをのんきなことを言って・・・
| （__人__） u |
.＼ ）t-ﾂ ／
/ ⌒´ ＼
＼＿（__） i＼(__)
| |
.,､-ｰ''ｱ:;､-'/ ,,､-'７ /￣/＿
ﾉ ／／／/了 / ／ ,-ｰ―" ＿＿/
.ｲ i::/ / / / / ,r',,,,,､- ｧ／-z''" /
,| ノ:ﾉz''"/／ ,,､-ｰ ''" ,､-ｰ''" ／／/ /
,ﾘ /;;;､-''了 / ,､z''"／| / |／ ./ / .／＼
i ,､-ｰ' '"／ ／ / / /／ ＼／;;､-'/
/ 「" ,ﾉ ／ / / ､-",､ '
/ / |/ ﾚ ／ ／
| | | ／
|／ ﾚ"
＿＿＿_
／ ＼
i⌒', ／ ⌒ ⌒＼ わっ！
| つ ／ u ( ○)liiil( ○) ＼
| | | （__人__） | なんの音だお？！
| | ＼ |r‐- l u.／
| ￣￣ ,- 、 ｀ー'´ ＼
＼_＿＿_ ヽ ヽ＿＿_) |
＼⊂_ /
＼ ｀ー─── ' ヽ
) ＼
／ ＼
／ ／´`＼ ＼
! く´ ＼ ﾍ
＼ ＼ ヽ ﾍ
(´____＿___ノ ヽ ヘ
｀￣ ￣ ∨__＿___｀)
_.. ‐'''''''''''' ‐ ､
,ｒ' ＼ ・・・日本陸軍の重砲の音ですねえ
/ ⌒ ヽ,
（ ●） `― ..i どうやらそろそろ 本気で戦争が近いようです
i. （ ●） |
＼ _´_＿_ /
＼`ー'´ ＿_／
／￣￣￣＼
／ ─ ─ ＼ まじかお・・・
／ <○> <○> ＼
| （__人__） | どうすればいいんだお・・・
＼ ｀⌒J´ ／
／ ＼
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ●） （●）＼ どうするも何も 私たちは外国人医者で
／ ___'___ ＼
| |r┬-| | 戦争が近くまで来ている・・・
＼ `,. -'"´´￣｀ヽ
／ （＿＿＿ |
／ | ならば するべきことはただ一つです！
（￣ |
￣￣￣| | さあいったい なんでしょうか？！
／￣￣￣＼
／ ─ ─ ＼
／ <○> <○> ＼
| （__人__） | ・・・・
＼ ｀⌒J´ ／
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ ・・・赤十字・・・？
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
＿＿＿_
／ ＼ その通りです！ 私達医師は絶望なんてしてる暇はありません！
／ ＼ ／ ＼
／ （●） （●） ＼ 私は牛荘に在留している西洋人をまとめ 赤十字病院を設立します！
| ´ |
＼ ⌒ ／ やる夫先生も是非協力して下さい！
／￣￣ヽ ＼
（｢ ｀rﾉ ＼
ヽ ノ ＼
| | ｢＼ ＼
奉天で港務医官をしていたデイリー医師は
赤十字病院の設立を決心しました
牛荘に在していた三人の医師と
やる夫先生を含めた八人の医療伝道士がこれに参加
i{
⌒i{⌒
][ † どーせ氷に閉じ込められて やることないから
i{ i{
i{ i{ 士官と海兵を全部降ろして
＿_i{＿__ i{
[￣] .古 デイリーさんの赤十字の手伝いするか・・・
＿}iii{＿ __}{__
￣ }iii{￣ ￣}{￣
Ⅳ＼ }{＼
__f冖i} |￣ | |￣| ‐{} |￣ |
r――f冖r―与}‐ ┴┐ | |＿| ‐{} | |┐
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＿Y´￣￣￣￣￣￣￣￣＼￣￣￣￣￣三[[￣￣]]￣￣]￣￣]]丁￣￣]￣]￣]]￣]]￣]]]＿|f冖にﾆ=―rｭ＿_|＿
: : :| ／￣￣￣￣￣}￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣}￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ !: :
: : :ﾟ゛~~￣⌒￣~~￣⌒~ﾟ゛~~~￣￣⌒￣~~~ﾟ゛~゛￣￣￣゛~ﾟ~~ﾟ゛゛ﾟﾟ~~~~￣￣￣⌒~~ﾟ゛￣￣￣￣~ﾟ゛゛~ﾟ~￣￣￣
氷結した牛荘に閉じ込められた米英軍艦の軍医と兵員も赤十字に参加しました
NヽN｀ ｀ﾞ､
.、Nヾミ i
ヾミﾐ､ _,.ｨｲ八、 ! やる夫先生！
ー-=ﾆ ＿,..､_'"'ノ,."-'ニ'ヾ､.＿ l_
{F|! '､辷ﾞiニ{´'_辷,ﾞ ﾞ!r'-r,^､i
l;jﾞ､_ ﾉ ヽ)、 ﾉ' ゝ:'/ 私も避難してきたので お手伝いします！
｀! ￣ヽ ' ￣~´ ,'.,ｨ'
i. --一 、 ,' |
ヽ、 `二ﾆ´ .／ ﾄ、
,..-i;:ヽ、 ,. '´ ／ ヽ､_
_,.イ´ j ￣￣ ／ ,i､ﾞト-､
＿ _
, .:':{＠}:::..ヾ ヽ､
.／ ´ ~￣~ ｀ ヾ::.ヽ＼
.r.//, 'ハ ﾊiﾚ7〃ヾ::.､ヽ
Ｌl ! { ヽノ l/| !::厶l 私も手伝うわよ！！
/Vi 小. ノ ｀ヽ ﾉ ｌ 下､_〕
j||l ● ● | i !_ﾄ
lﾍ⊃ ､_,､_, ⊂⊃ ! !
| l＞ ,､ __, イァ/ ﾄ..、
| |:: :: { 薔 }::::／:: ::ヽ. i;:::ヽ
___/((┃)): ::∨:::/:: :: :: _ﾉi| |`ヽ! ﾓｻﾓｻﾓｻﾓｻ
／ /ヽ,,⌒)￣￣￣￣￣（,,ノ ＼
／ /＿＿＿＿＿＿＿＿＿ヽ ＼
また奉天から避難してきた二人の見習い伝道師も参加
さらに牛荘に閉じ込められた殆どの西洋人が赤十字をバックアップしました
包帯のなくなった後、女性たちは綿花をほぐしその代替品を作ったりしたそうです
＿i´￣ ￣￣￣ ￣ ｀ : ,
＿ ＞'´ ,.i! ＼
,.イ/ ' ﾑ:i ヽ
／ / :' / !. |:､ ﾄ､
彡' ' ! ! ! ,､. !: ':. ﾑ ヽ
i !. ! ! ﾚ_;ヾﾑ≦＼ ﾊ :,
| 从 |__j イ ,:＞.:::::┬‐ﾁ i :,
|/}'´; .､〉 ゝ ﾞ'-' ' ∧|ヽ. i | ハ
K i:::ぅ'ﾞ ｀￣ ﾊ |ﾏ | ﾑ
| { - . |N:ﾊ !从| :,
ハ | ヽ ｀ ´ ヾ|ノ /i .ハﾍ
从iﾍ }!- ,ｲ,′ ヾ:,
∧ ,.- ― - ､ ,＝'ﾞ ! 牛荘の赤十字に最大限の便宜を図るようにしろ
∧ ﾞ´￣ ￣ ｀ ; N
. ∧ ´￣ ／! :N 彼等の要求は可能な限り叶えるように
ハ ﾉi:| ! !:i ､ , ﾞ j/!iﾊ:!
ﾍ//, | l l lﾑヾ ,. ﾞ / |从|
∨＞＝ '´ , ,. =ﾆﾆ二三 |
｀ー―i― '´ .／ | |､_
／ヾ} ／ , イ ／. : :｀ヽ
ー┬ﾑ {´ ／￣: :.｀ヽ :}.､
∧ﾏﾑ/ ／￣ ｀ヽ: : : ///へ
／: ﾊ∧{: ／. : : : : : : : :::///////＞
イ/.´ ヽﾘ i!: ／￣ ' ,: : : : :://///////
そして清側も牛荘に設立された赤十字の有用性をすぐに理解し
積極的に援助を行うようになりました
.:.:.:.:.:.:. ＼:.＼ ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:. ｀丶、 {:.:.:.:.:.:.:.:.:, -‐〜'"￣￣
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ : . .,,_ }∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼ ‘,:.:.:.:.:.: (
: .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ‐- . . //∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀丶、:.:.:.:.＼
ニ=- ．.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ :＜/厶-‐-ミ.:.:.:.:.:.:.:.､ :. ＼ .:.:.:. ヽ
ニニニニ=- ．.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ ///// ＞:.:.:.:.‘,:.:.:.:.‘,:.:.ヽ:.:.:. __,ノヽ
ニニニニニニニ=- ．.:.:.:.:.:.:.:.:._,ノﾍー .:'":.:.:.:.:.:.:.:.:.}＼.:.:.}＿」＿}＿ ゝ-ｧ .ﾉ- . 日本軍の突出部・・・
二ニニニニニニニニニ＼ .////∧ .:／: :/ :∧.:.:.:.:.‘:.{＞////／） ／／_ア ｝
二二二ニニニニニニﾆ}三Ｖ＾ヽ::::/.:.//.:/.:/ :/`ｰ'''7}.:.:. ∨//／{ '､_／ ／>ヽ すなわち海城を叩く！
二二二二ニニニニニニ〈ﾆ|^ヽ 〉'f笊㍉ :/ :/ //,:.:.:.:.:}７´// ' 、 ¨´_,.ｲ
＼／二ニニニニﾆﾆ､ﾆﾆ∧ゝ ｌ .乂ツ,|/l / ////.:.:.厶-‐" >‐-ミ､ ´ ,ノ
／ニニニニニニニニ＼ﾆ∧ﾆ| ﾉ′f笊ﾃ//.:／ /二二ﾆ＼_,. ´ 牛荘を後背地とし
二二二ニニニニニニニニﾆﾞ∧ /⌒＼ ﾉ ゝ-厶イ /二二二〇|
ニニニニ=‐=ニニニニ=----＼ ､ ＼__ノ ｲ ./二ニニﾆ〇| 傷病人は赤十字に送るように！
ニ=-=ニニニニニ／二ニニニﾆヽ＼_,. ´ /二二二二ﾆ/
二二ニニニニニ.ﾞ二ニニニニニﾆ＼ ／ニニニニニ/
二ニニニニニニ|二二二ニニニニニ＼ ∨二二二二 /
二ニニニニニニ|ニニニニニニニニニニ- /ニニニニﾆ/
ニニニニニニﾆ〈ニニニニニニニニニニニニニ=- .,,_／二二二ニニ}
二二二ニニニニ＞‐=ニ二ニニニニニニニニニニニニニニニニﾆﾆ/
二ニニニニﾆﾆ. ′ -=ニ二二二二ニニニニニニニニニニﾆﾆ/
ニニニニニﾆﾆ{ -=ニ二ニニニニニニニニニニﾆﾆ/
二二ニニニﾆﾆ＼ -=ニ二二二ニニニニニニ/
二二二二ニニﾆﾆ〉 -=ニニニニニニニ/
二二ニニニﾆﾆ／//7ｧ．.,_ -=ニﾆﾆ/
二二二二ニ／//////////7ｧ．.,_ ￣ ←劉坤一 清軍将軍
この時清軍は 日本軍の突出部である海城へ
最大二万五千の大軍勢で 都合四度の大攻勢を行います
ノ丿
／￣￣￣￣￣￣ ＼
／ ＜
/ ＞
| ／＼|＼|＼|＼|＼|＼ ＞ おう桂！ 海城にはお前の第三師団を貼り付ける！
| | ヽ/
| | ＼ / / 気張れや！
f⌒＼| ・ ヽ ・ く
（∂ ⊂､_,⊃ | 長州人の死に様を見せてやれ！
（ ノ ／ヽノ＼ヽ ﾉ
＼ ＼ ￣ / /
＼＿＿ ￣￣ ＿/
ヽ──┘
＿＿＿＿＿
＿＿,-‐'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| | ||￣'-､＿
＿／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| | ||;;;;;;;;;;;;;;;;＼
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,-----| | ||;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,-‐'''ﾞ￣,―――――二＼;;;;;;;;;;;;;;|
|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／／￣￣ ニニニ（℃）ニニ＼;;;;;;;;;;| 了解しましたが・・・先輩
|;;;;;;;;;;;;;;,―´／ ―￣￣二二二二二二二二=＼／i
|;;;;;;;;／／／ ／,,,-‐'';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;‐-､三／
ヽ／／／＿／ ,-―＿＿＿＿＿＿;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼ 流石にここは突出しすぎな気がします！
ﾍ／;:;:;:;:;:;:;:,' ミ,--ﾞﾞｌｌｌｌｌｌ､ // i 'iiiiiii―――＼
!;:;:,----､;:;:,' ヽ ヽソ ﾉ ｿ ∠ |ｌｌ" 叭ﾘ, i
i/ ヽ ﾍ;:,' "￣"￣ー | |└ー /ﾐ ′
|ｌ ﾍ ﾉ u ─ | |＼￣ヽ '
!;| ソ / u i | /
i;:;ｌ＿＿/ ミミミミ､ ﾍ へ ｌ '
j;:;:;:;:j ミミミミミミ､､､. へ___／へ彡彡彡
／￣￣￣＼ ,へ--､___ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ"""""" 彡
／ ﾞi ヽ ｲ L､,ヘ＿￣￣￣￣/, 彡
/＿＿ i ﾞi | ￣￣〈 /
／￣￣;;;;;;;;彡彡 ヾ ￣￣ ￣￣￣｀｀＼ /
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;彡 ヽ＿ ,,-‐' ￣ ￣￣ヽ ∧ ←桂太郎 第３師団師団長
日本軍もこれに応え 大激戦となります
,. -‐……‐- ､
/⌒ヽ ／::::::-:::､:::'⌒ヽ:::::＼r==ｧ'7
∠:イ/7Y｀::::::::::ミY:::::::::::::::＼::::V//ハ あ゛ー！！ もう！！
i:｀:Yﾏﾆ7:::::::/::rｎｍ:::ヽ::::::::::',:::i＜ ::::|
V斧77':i:::::/::::| > <}::ﾊ::::i:::ﾄ::!:::|//〉::: 冬季満州での軍事行動は土台無理なのよ！
}::マ7::∧/ﾚ_::| '^ |::| |::／|l:rﾍ:Y::::::::|
ヽ:::∧:{ 灯丙ﾐﾒ､ |:,ィf乏刈 /:|l:::::::::| 来てもいいけど夏に来い！ 夏に！
}:::八 ヽ ￣´ ､ ｀￣ l/:: |l:::::::::|
＿ ノ::/:::::ゝ ﾊ ,〃rvv'Ｗヽ〃从::::ﾘ::::::::|l ／⌒ヽ
／::::::::::／::::::::/:::::::ヽ V j ｲ::i:::::/::::l::: 八 ＿／::/￣}:::） 現地徴発しようにも
_ {{ ／￣::::::::／:::::::/::::::::}＞-＜ |:::|:::::::::::|:::::::::::::::::::／ /∠ _
,. -／ /ヽ_ ゝ::::::::::::／｀77zzz _rｧ「///////,ﾄ､!:::::::::＼`ー‐ ´ ￣￣)） 現地に物資がないじゃない！
| / ｀ヽ:::::::／/{/////// =ミ//j |//////＞ー--､≧ー---- ､
Y /::::///ハ////／ ⊂ニﾆ ニﾆ⊃////////ヽ:::::::-=ミ:::::＼
. ﾄ､ ＿＿ ／::::://////V／////////j |/////ヽ////／/∧:::::::::::::ハ:::::}
jo//////{ ゝ:::j/////// /////////N j//////ハ_／////∧⌒ヽ:::::::::/
〈o//////L Y//////j//l////////N_////////∧///////} ／::::／
. }////////ノ//////∧//i/i/i/i/i/i/i//////////}///////{ {:::／＿＿
. |///////{//////// }//i/i/i/i/i/i/i/i/i/i/i/i/i/∧//////∧廴／￣￣}
. |///////|/////／ j/////////i/i/i/i/i/i/i/i/ }///////{ ／
. |///////|///／ //////////////////// i///////∧
ただ日清両軍をもっとも苦しめたのは敵ではなく寒さでした
ﾏニニ斗・''"´ ＿ _,.ｨ////////////
ィ_j´ﾉ .ﾏ〈☆_,.斗≦ｱｨz彡ﾞヾ////f ﾍ＼///
_／ ／ ＿ Y≦三／z'_-_､ι ｀ヾ//ｿ└} |/// こっちもかろうじて食料と弾は届くが
／ _,. -‐'" ゝ 'ﾉ .}彡イｨｿ<._・メ` ι iヾﾐ Y/ |ヾミ
／,.´ '＿__,.ィ´ ﾌ-､ '" 7 i ｰ／ _ _,ィｨ;,u | ∧ 防寒着や暖を取る薪が足りん！
,'′' '" / _,.イ ／ .| __i /／¨ミ彡 i ‘，
_,./ ／'" _,. -‐ ￣'丿''´ | ∠ｨ/ '／,.へ ', ‘，
ｨ/ｨ ' _,. ‐ ＿,. ＜´ ¨ ミﾍ-<∠_､::::_＼ ', し ﾊ
仁{〈 -,イ:.:.- '1,;/ ｀ヾ､:::::ヽ、_ヽi / i 現地住民の家屋を徴発し
.i ﾆ､_ｰ_ '"ィ:.:.斗彡ｲ ヾ v／ ／ / ./ ,､!_,､
| ニニニニニﾆ=彡ﾊ、 ＿ 〉 '",. ‐ i ./／ﾞ ′ 解体して薪にしろ！
! ニニニニニニ彡/ｲﾆ＼ _,. -≦ニﾆﾐゝf ／／' ｨ ,:
. |ニニニニニニ斗/ニニニ＼ ,.ィニニニニニニ L,.ィ≦ﾍ'.:ｨヾw, ,: ｨ
日本軍も戦死者は少ないものの 軍夫一万人以上が死傷し
兵站の確保が困難になり 現地軍は住民の住居を薪にして寒さをしのぐ有様でした
また日本軍は陥落させた街から次の街へ進撃する際
清軍に再利用されないよう 街を焼くことが度々ありました
, --､ ＿＿_ , -- ､
_,ノ:::r／_..:::::::::::::＼┐:::!
｀ﾌｨ::::/´:::::::::::::::::＼:::ヽ]::|_
／ノ::/::::::::/::::::::::::::::::∨}:::く
/⌒ ー―': : ￣;:::::://l:::::: N:::::l::::::V}ノ
/⌒ ー'. : : : : : : : : : : :|ﾊ::|｣ノﾊ::::|｣__:j:::::::|〉 寒いよう・・・
| : : : : : : : : : : : : : : : : : ::ﾊc== ヽl ==c}:ノヽ
/{__.,ﾉ: : :／: : : : : : : : : : : : : : ::人._ - _,/⌒ヽ
{: : : : : /: : : : : : : : : : : : :/ﾆヽ〔三＼￣七{_ }＼
〉: : :_/: : : : : : : : : : : : :/ /入ヽノ＼l /└t_/ |
V´ 〈: : : : : : : :／` ｰく__| | 〉_＼ ヽ / |
_,＞: :ﾉ: :/ ｰ／! l / ＼_/ ＼
￣/＼{ ∧__| .／ ＜ﾊ､＿＿ _ イ
/ { ￣ ／ l/ l/＼l 〉、
/ 八 rく廴_ _ノ / , - ､_
, ／ >┐_ 〈/ /￣｀エﾆ=-､‐…勹 ＿＼
＿_, -〈 _／ ∠ / /｀丶: ／| _,⊥ -‐く_ﾉ┴'く_)
く ヽノ＾>-､＿, -＜ _∠=-'‐' 〉´ 丶-‐ ´
￣く`ー-､ ＿ _, ＞ '´ _,. -‐'
￣`/＾! }]_)_, - ´
／ }/ /ﾌ
〈__／／
￣
その最終的なしわ寄せは現地住民に来ました
冬季満州は夜間マイナス４０度以下になります
家屋を奪われた住民のたどる運命は凍死でした
,ィ!´￣｀`i''ー─- ､､､,,_ ,ィ!´￣｀`i''ー─- ､､､,,_
.( j〉 」´￣￣｀`ー-､ヽ . ( j〉 」´￣￣｀`ー-､ヽ ＜ ううっ、あああ・・・
｀`ｰ─'"´ ￣￣￣ ｀`ｰ─'"´ ￣￣￣
,ィ!´￣｀`i''ー─- ､､､,,_ ,ィ!´￣｀`i''ー─- ､､､,,_
.( j〉 」´￣￣｀`ー-､ヽ . ( j〉 」´￣￣｀`ー-､ヽ
｀`ｰ─'"´ ￣￣￣ ｀`ｰ─'"´ ￣￣￣
,ィ!´￣｀`i''ー─- ､､､,,_ 痛い・・ ＞ ,ィ!´￣｀`i''ー─- ､､､,,_
.( j〉 」´￣￣｀`ー-､ヽ . ( j〉 」´￣￣｀`ー-､ヽ
｀`ｰ─'"´ ￣￣￣ ｀`ｰ─'"´ ￣￣￣
,ィ!´￣｀`i''ー─- ､､､,,_ ,ィ!´￣｀`i''ー─- ､､､,,_
.( j〉 」´￣￣｀`ー-､ヽ . ( j〉 」´￣￣｀`ー-､ヽ
｀`ｰ─'"´ ￣￣￣ ｀`ｰ─'"´ ￣￣￣
,ィ!´￣｀`i''ー─- ､､､,,_ ,ィ!´￣｀`i''ー─- ､､､,,_
母さん・・・ ＞ .( j〉 」´￣￣｀`ー-､ヽ . ( j〉 」´￣￣｀`ー-､ヽ
｀`ｰ─'"´ ￣￣￣ ｀`ｰ─'"´ ￣￣￣
,ィ!´￣｀`i''ー─- ､､､,,_ ,ィ!´￣｀`i''ー─- ､､､,,_
.( j〉 」´￣￣｀`ー-､ヽ . ( j〉 」´￣￣｀`ー-､ヽ
｀`ｰ─'"´ ￣￣￣ ｀`ｰ─'"´ ￣￣￣
,ィ!´￣｀`i''ー─- ､､､,,_ ,ィ!´￣｀`i''ー─- ､､､,,_
.( j〉 」´￣￣｀`ー-､ヽ . ( j〉 」´￣￣｀`ー-､ヽ
｀`ｰ─'"´ ￣￣￣ ｀`ｰ─'"´ ￣￣￣
海城と牛荘は十数キロ程度の距離であり
清軍の将兵は公認した赤十字病院に
海城での負傷兵を次々と運び込みました
的確な治療を行った為 救命率は高かったのですが・・・
＿_
／｀´: : : :＼ ＿ ........._ r- '⌒ヽ
, -ｲ:.:.:/{{｀ヽ-: : :ヽ .ア:__,.へ:::｀ヾ _ノﾞヾ、 .j ,___ぅ^′
＿＿ ／:.:.:.:ゞ/rx__r廾>ヽ: }ｱ::ﾉ,zz __ヽ<, -へ__ , --- 、-{:.:.:; -'ー ､ / l
: : : : :＞-- '´_:.:.:.:.:.:.:.:.L..」└‐┘!／}:_/ ﾟ- ﾟ ' ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:ゞ´￣>´::::::::::::::::::::ヽ／:.:.:.:.:.:.:.:.:＼__l ＿＿
}:.:, ´: : :｀丶: : : ＼ｰ｀,. イ:.:il:.:ゝ! [二l ハi:.i:.:.:.:.:.／/＜__::::::::,､::::::ヽ:::l:.:.:.:i:.:.:.:.:.ﾄ､:.:.:l ア￣r---
^~｀ヽレ′: : : : : : :厂｀Lア二,イ:V ヾ__ヽ .._ ｲlr．ヽ＞｀. . . . . . .く/V xz-↑L:.:.:ﾄ，__/二_/ /
:::::::::::l: : : : : : : : : ／ <／ヽ／｀ヽ／ ゝ..__/. . . . ,､. ,､_ト. .ﾐ __ﾟ- .r '::::}:.:「 x． -ﾟｲ＿ /
:::::::::::ハi,､,､i: : : / .l i Ⅵ. . ノ-イ r． Lト'ｰ 'イ⌒ヽヽ-＜ rっ':.:.:.:.ド､
Aﾍ::::j__Lヽ_r-ァ' ./ j i ヽVr┘・｀ _ｰ ﾚﾍ V⌒′'. ﾄ､!:.:.:ト¨´:.:.:.:.:.ヾ:.:.｀ｌ
.ﾟ ' r ':::::} ア ／} Y⌒ヽl ＞- ､.ｰ'イ´｀ヽ L＿.ノ! ! ハ:.:':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ゝ┴- 、
-‐'´:::/:::| ∠_ ∠、 丁] .厂 r ⌒7:.:/:.｀¨´:.:.:.:.:.:｀ヽ＿_l .l 厂ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
::::::::::）:::／:.:.:.:.｀丶__ j. ヽ !/ ,l ヽ !V:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.'.:,/l｀＼! l /r‐┴ ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
:::::::＞ '::::::::::::::::::::::::::::V- ､ './ / ! , -= ￣￣^＼ ｀!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ ヽ-l ./／ノ:.:.:.:.:.:.:.￣｀ヽ- ....＿
::／::::::::::::::／::::::::::::::::{ ヽ l ./| }／:::::::::::::::::::::::::::::ヽ ｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.L_ヽL) /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}: : : :/:
負傷兵の数は多すぎて病院に入りきれず
仮設病院の前の広場に 病院に入れない負傷者が溢れました
そして寒設備のない彼等は 一日の野宿で多くが凍死していきました
＿＿＿
／ ＼
／ ノ ヽ＼ 本当はしたくありませんが・・・
／ u （●） （●）＼
| U __´__ u | 治療がすんで回復期に入った患者を追い出しましょう
＼ `ー'´ ／
ヽ < ∩ノ ⊃ 治療のみに集中し 入院患者を減らしベッドを確保します
| ⌒ヽ i |／ ＿ノ
| ヽ ＼ ／ ／
病院側も最大限多くの人々を救おうとしましたが
それでも多くの人が治療を受けられず凍死しました
＿＿＿_
／ ＼
／ ヽ、 _ノ ＼ 美樹さん！
／ （●） （●） ＼
| U （__人__） .| 残念だけど あなたの足は切断しなければならないお
＼ |i||||||i| ／
/ ＿＿｀ ー'
(＿＿＿）
;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;/|;;;;/＼ U ∨;;;;;;;;;;;;;| ﾍ;;;;;| |;;;;| ／ ∨;;;;;;;;|ヽ;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;/ |;;/_,z=＼ ∨;;;;;;;;;;;! u ﾍ;;! ﾍ;;l／-=ニニミメ_ヽ;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;/!/≠'´ ｀ヽ ∨;;;;;;;;| ﾍ! ,／´ ｀ミﾒヾ|;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;/,才´ /ヽ｀ヽ l ∨;;;;;|ヽ 彡' /ヽ ﾏ !;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;/ レ､ lillil ＼,ヽ ∨;;| ヽ= ' ｲ__ |illi| ,∠|;;;;;;;;;;;;;;; ◯□△☆！！
;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;/ |:::::ヽ ゝ< .＿___ ∨ .γ::::::::ヽ, ゝ< _彡:::::|;;|;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;∧ ﾉ..::::::::＼＿＿／...:::::::;) ｀ヾ:::::::::::＞―――＜:::::::::::::|;;||;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;/;;∧/::::l⌒l:::::::::::::::::::::::√￣ ￣ ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!;;!.|;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;|/;;;;;;;;;',::::/ |:::|￣￣'|::::::! |:::√￣￣￣l::::::::::|;;| |;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;',' |:::| !:::::! |::::| !:::::::::|;;| |;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;', .|:::| |:::::! U 〈 U |::::| !:::::::::|;;| |;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;', .!:::| !::::| |::::| !:::::::::|;;| |;;;;;;;
NヽN｀ ｀ﾞ､
.、Nヾミ i
ヾミﾐ､ _,.ｨｲ八、 !
ー-=ﾆ ＿,..､_'"'ノ,."-'ニ'ヾ､.＿ l_
{F|! ￣ ﾞiニ{'´ ￣ﾞ!r'-r,^､i やる夫先生・・・
l;jﾞ､_ ﾉ ヽ)、 ﾉ' ゝ:'/
｀! ￣ヽ ' ￣~´u ,'.,ｨ' 患者は足の切断に同意しないそうです
i.u _＿_ ,' |
ヽ､ ´ -- ｀` .／ ﾄ、
,..-i;:ヽ、 ,. '´ ／ ヽ､_
_,.イ´ j ￣￣ ／ ,i､ﾞト-､
＿＿＿
／ ＼ ｳｶﾞｰ
,---､ ＼ ／＼―、
.l ｌ （●） （●） ＼ |
| | （__人__） | |
.| | |!!il|!|!l| ／ / もうその足は腐ってるお！
ゝ |ｪｪｪｪ| ノ
＼ ／ 切断しなきゃ助からないお！
/ |
/ |
`‐､ヽ.ゝ、_ ＿,,.. ‐'´ ／/l , ‐'´, ‐'`‐､＼ |
ヽ､.三 ﾐﾆ､＿ ＿＿＿ _,. ‐'´／/-─==＝＝=-､ヾ ／ヽ ・・・切断するくらいなら
,.‐' ヽ:::::::/ ゝ‐;----// ヾ.､
[ }二 |.r-'‐┬‐l l⌒ | } 死んで構わない・・・
ﾞl ﾘ￣ヽ |l:::::::::::!ﾆ! !⌒ //
. i ｿ;;:.. ヽ､._ _,ノ'::::::::::::::::::ゞ）ノ./
｀ ｰ＝=--‐'´(__,. ..、 ￣￣￣ :::::::::::::::i／‐'／ 患者はそう言っています
i::::::::::: .:::ﾄ､ ￣ ´ ::::::∪:::::l､_／::|
!:::::::::::: ::::::::::::::::::| ::::::::::|
ヽ::::::::::: --───-- ::::::::::::::::::!:::::::::::::ト､
＿＿＿_
／ノ ヽ､_＼ ・ ・
／（ ○）}liil{（○）＼ ちくしょう！ またかお！
／ （__人__） ＼
| ヽ |!!il|!|!l| / | 切れば助かるのに！！
＼ |ｪｪｪｪ| ／
／ `ｰ' ＼ |i
／ ヽ !l ヽi
（ 丶- 、 しＥ |そ ドンッ！！
`ー､＿ﾉ ∑ l､Ｅ ﾉ <
また治療の際 支那人は手足の切断を極端に拒否しました
どうもこれも悪霊信仰が一枚噛んでいたようで
切断した場合でも 切断された手足を引取り
自分が死んだ時に一緒に墓にうめるようにしたそうです
切断拒否により本来であれば助かる人々が多く死んでいきました
／ヽ''"￣ﾞ"''‐-.、
. / _ ヽ
rmm､. / l_） ＼ ', ううう・・・
.,┴‐-､| /l// l,,..-‐-､ヽ ヽ ヽ、.',
/-―-､〉‐''"´ l｀''‐-.,,_ l .'.,
. ヽl / ､........ ＼|ヽl
,' ,-l ｀￣ ./´ l
,' / ヽ / {ヽrj-､',
/ ''-,,_ ,ｲ／ ヽ'¨ヽ' .',
. 〈 _,,-''"´ .｀´〈_,.-‐┬―‐┬‐-..,,_＼
＞‐''"ヽ _,,..-＜´:::::::::::/:::::::::::::|::::::::::::::｀''＼
<彡}_, ヽ､_／ ヽ::::::/:::::::::::::::|::::::::::::::::l:::::::|
｀''―''"/ .ゝ/:::::::::::::::::|:::::::::::::::::|:::::::|
', ＿__ヽ、 ＼::::::::::::|::::::::::::::::::l:::::::l
ヽ /::::::::::::::ヽ￣￣__＼:::::|:::::::::::::::::::|:::::::',
丶::::::::::::::::::::l''"´ 丶‐-..,,_:::::::::::|::::::::＼
ヽ:::::::::::::::::| _ヽ ｀ヽ:::|:::::::::::::＼
ヽ:::::::::::::l ／::::::＼ ,,..-''"´ ￣￣￣￣
',:::::::::::|＼/:::::::::::::::::',
',:::::,.-ヽ､＼::::::::::::::::',
',/ ／ヽ .＼::::::::::::',
l / / .ヽ::::::::::',
/ ./ミミ/ ヽ::::::::ヽ＿_
/ ./ l ヽ:::/´ ,.-ヽ
l l ./ ヽ / |
ヽゝ.._ノ | l /
/ ./三ヽ
l .| .|
l ', /
｀"''‐‐''
＿＿＿_
／ ノ ＼＼
／ （●） (●）＼
／ ∪ （__人__） ＼ あああああ・・・・
| ｀ ⌒´ |
＼ /⌒)⌒)⌒) ／/⌒)⌒)⌒) だから言わんこっちゃない・・・
ノ | / / / (⌒) ./ / /
／´ | :::::::::::(⌒) ゝ ::::::::::/ もうこの人は駄目だお
| ｌ | ノ / ） /
ヽ ヽ_ヽ /' / ／
ヽ ＿＿ ／ / ／
／ ／ . : : : ／.:厂≧≠=ﾐ:、 | : :/ |: : : : :／| .: : :/ / : : : : : :
／ ／ . : : :／ . :/／／///ﾍ》 | .:' |: : : :/ | '⌒ヽ/ / : : : : : :
/ / / . : ／ . :／ｲ //.:///.::〃 |/ |: : :/ :l ./ ハ .:/ : : : : : :
〃 / /. :／ . :／ |:l ｀¨´／ |: :/ l .:/ / . :|/ : : : : : :
/ / /／ . :／ ／/ ｀¨¨´ |:/ =≠=ﾐ、/ : : ｲ .: : : : : :
/ / /: :〈 ／/／ ... ／///ﾍⅥ:／/| : : : : : :/
,' / /: : :∧ / くノ //.:///.::ﾘ/|| / . : : : : ／: :
:/ 〈: : : : :∧ //.:///.::〃 ||/ . : : : ／: : : : ・・・◯□△☆・・・
＼: /: ∧ /⌒ヽ |:ｌ ｀¨´ ／ /|l . : : : ／: : : : : :
＼ : : :. 丶 丿 ／／ ｀¨¨´ / ﾘ . : : :／: : : : : : : :
ヽ ／/／/ ／ . : : :∠⌒ヽ: : : : : :/
＼ ／ . : : :／ ） ﾉ. : : :／
＞..＿ ／ . : : :,. ＜ ／／.: : :／
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ__ ＼ キバヤシくん
／ （● ） （● ） ＼
| （__人__） u | 患者の今際の言葉を
＼ ｀ ⌒´ ／
/ (__｀ヽ、 u ＼ 聞いてあげてくれお
＼| ｀＼ ＼＿__ﾉ |
| ＼＿＿＿/ |
| {
NヽN｀ ｀ﾞ､
.、Nヾミ i
ヾミﾐ､ _,.ｨｲ八、 !
ー-=ﾆ ＿,..､_'"'ノ,."-'ニ'ヾ､.＿ l_ はい・・・
{F|! ￣ ﾞiニ{'´ ￣ﾞ!r'-r,^､i
l;jﾞ､_ ﾉ ヽ)、 ﾉ' ゝ:'/
｀! ￣ヽ ' ￣~´u ,'.,ｨ'
i.u _＿_ ,' |
ヽ､ ´ -- ｀` .／ ﾄ、
,..-i;:ヽ、 ,. '´ ／ ヽ､_
_,.イ´ j ￣￣ ／ ,i､ﾞト-､
／ ／ . : : : ／.:厂≧≠=ﾐ:、 | : :/ |: : : : :／| .: : :/ / : : : : : :
／ ／ . : : :／ . :/／／///ﾍ》 | .:' |: : : :/ | '⌒ヽ/ / : : : : : :
/ / / . : ／ . :／ｲ //.:///.::〃 |/ |: : :/ :l ./ ハ .:/ : : : : : :
〃 / /. :／ . :／ |:l ｀¨´／ |: :/ l .:/ / . :|/ : : : : : :
/ / /／ . :／ ／/ ｀¨¨´ |:/ =≠=ﾐ、/ : : ｲ .: : : : : :
/ / /: :〈 ／/／ ... ／///ﾍⅥ:／/| : : : : : :/
,' / /: : :∧ / くノ //.:///.::ﾘ/|| / . : : : : ／: :
:/ 〈: : : : :∧ //.:///.::〃 ||/ . : : : ／: : : : ・・・◯□△☆・・・
＼: /: ∧ /⌒ヽ |:ｌ ｀¨´ ／ /|l . : : : ／: : : : : :
＼ : : :. 丶 丿 ／／ ｀¨¨´ / ﾘ . : : :／: : : : : : : :
ヽ ／/／/ ／ . : : :∠⌒ヽ: : : : : :/
＼ ／ . : : :／ ） ﾉ. : : :／
＞..＿ ／ . : : :,. ＜ ／／.: : :／
{ ﾊ/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
{ .|V:::::::::::::::::::::::::::::::::::::, vv､:::::ﾄ､::::::::::::ハ
Vﾊ}:::::::::::::::::::::::::::;.イVV ,､ V. V}ハ/1:!
. ヽ:::::::::::::::::;ｨv'W /::::^ﾍvﾍ ト､ ﾘ::{
. ＼_ヽ::::::::::::::{ !､/ﾘ:::::::::::::::::::｀:::::｀^^::::|
. ､＼::::::::::::::::lﾊ,ｲW::::::::::::／}＼_::::::::::;，Y⌒V わかった・・・かならず伝えるよ・・・
. ｀ミｰ:::::::::::::::::::::::::::::／ｲ___ ,＞;１:::/ﾊ ∧
. ｀ー-r―┬イ＝=x::::::, ＜'´ ^´〉 / '._
Vlﾙﾘ^Vヽ }Y レ' V＼
｀イ!. ゝ.}＿ﾘ' u l } :| ＼
ゝx- ､＿ J ,ｲ / | >ー---x､
＼ー-' ／ / .| /! ｜ ｜ ＼
人＿＿, ィ ／ | | ./| | | | ＼
, イ /| ﾊ ／| .| |/ .| | | | |＼
, イ | ,ｲ| | ,ﾘ , イ | .| / | | | | | }＼
,ｲ .| ﾙ′| | ｛ヾ , イ :| ｜ .| ./! | | | | |./ lヽ
V | 'ー―''T丁アー-x :| | |/ | | | | | ./| |
} | | | レｲ） _＿＞x | ./ | | | | |, ｲ | |
j } | | ﾘ |￣| | ｀ﾞドｲ | | | | | | | |
/ .| | | / | | | | | | | | | .| | | |
ヾ Vl .| Y 0 | | | | | | | | | .| | | |
} | | |l | | | | | | | | | .| | | |
_-─―─- ､._
,-"´ ＼
/ ヽ
/ ＿／::::::＼_ヽ ・・・死んだ・・・
| :::::::::::::: ヽ
l u （ ●)::::::::::( ●)
` ､ （__人_） /
`ｰ,､_ ／
／ `''ｰ─‐─''"´＼
, -─────- , ､＿_
＿＿／ ＿＿＿_／／ ＼ ＞ ∠二..
＿＿＿, ／￣￣￣￣´ ヽ＼──'┿━┿＼ |
. :＜: : : : : ;∠─- ､＿ / 〈人 ＼＼━┿━┿┿ヽ、 〉'⌒ヽ ／
／. : : : : : : ／厂｀ヽ: : ＼∧ ｀￣￣ヽ ＼＼ │|━┿━┿┿━》 ノ. : : : ／
/. : : : : : : : :＞┴─‐＜⌒ヽ | ＼＿_ ＼〉 │| │ ││ / ／.: : : ／
: : : : : : : : :＿＿_: : : : : .＼ ＼ ＼ ヽ ＼_／⌒ﾍﾉ │|━┿━┿┿ / ／.: : : ／
ｌ: : : : : : : :´: : ／/,二、 ＼ﾉヽ ＜⌒ヽ∧＿＿＿＿ ＼ 〈 ＼ Ⅵ │ |＿,ｲ ／.: : : :, ′
|: : : : : : :─＜| 〈 ｰ┘ 〉─/ ノ＜二ノ／＼＼ ＼ ＼_ﾉ＼|━┿━／ | ／. : : : :, ′
: : : : : : : . 、＞ 卩 / ｀ ￢、∠／ ＼＼ ＼ Ⅵ | │ / l /. : : : : :/
: : :＼: : : . ＼ , ＿ ' /＞ ￢'⌒ヽ / 〉八 _ヽl┿┿━|/ l. /: : : : : :/
丶: : : : 、＿〈ヽ'ｰ┘,. イ⌒ ／/ ／ ＼／《＼＼ﾉヾ⌒ヽ ', / ⌒ヽ: :/
＼: : : : : . ＼￣.二ﾆヽ ＿,＝く ／ く ＼＿_＼＼ ヽ V /
〉厂｀ヽ: :.厂｀ヽ r ─┬＜ ＼ ＼／ ＼ 厂丁ﾉ ＼ ＼ /
ノ ＿｀フ ﾉ) ＼ ∠／ ヽ/ ＼__ノ） ＼丶、＿＿_／
ｰ‐＜ノ) _／⌒￣´ ＼ ﾆﾆイ ＼＿＿ノ
｀￣ ヽ｀￣イ
Ⅳ{｛:{｛ヽヽヽ丶丶｀ ー＝ニ二彡 ﾄ､＼＼ヽ丶｀Y
{ ｛ ∨＼＼＼｀ミ=ｰ:.:.:.:.:.:.:.-=彡ｲ /小ﾍヽ＼＼:::::::}
. ヽ＼＼:::＼｀ー＝:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡イ::/:::从ヽ:::::::: ＼ヽ;′
ヽ＼＼:::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡イ:::::ハ::＼＼:::::::::/
`ミ/ヽ::::::::::::::::::::ー＝ニ二彡／/ 八::::`ｰ=彡ﾊ
{/ヽヽ__三三三三彡／／/ｲ∠三三`ﾄl､Ｖ⌒Y
{ハJⅥＹ ヽ丈ﾟ之ミ｝ー｛∠ 丈ﾟ之ノ｀辷/{⌒ｙ
∨い ｛ ／)|⌒(＼ }ハて/ やる夫先生
∨｀ヽ ＼ (／ |:. ＼) ／ ,__）/
＼_{. ｀¨¨´ ｰ'Ｔ'ｰ ｀¨¨´ j_／ 患者の最後の言葉は
ﾍ ＿＿＿＿ |
| ､ ´￣￣￣￣｀ / | 貴方へのものでしたよ
| ヽ ｀¨¨¨¨´ ｲ |､
/| :.ヽ ／:.: |/ヽ
／/{ :.: ＼ ／ .:. }// ＼
／///,| :. ー‐一 .: .: |/////ヽ､、
.．／///// | :. :. .: .: |//////∧ ｀ ．._
_ ..． ´ /////////| :. :. .: .: |///////∧ ｀
//////////| :. :.:. .: .: |////////∧
＿＿＿_
／ ＼ ・・・そりゃあそうだおね・・・
／ _ノ ヽへ＼
／ （ ―） （―） ヽ こんな間に合わせの汚い病院 そうはないお
.l .u ⌒（__人__）⌒ |
＼ ｀ ⌒r'.二ヽ< 場所が足りないから 土間に茣蓙を敷いて患者を寝かせ
／ ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、
/ , ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、| やる夫達は患者をまたいで往復してる 恨み言も言いたくなるお
{ { ＼｀7ｰ┘!
｀ﾞヾx::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞イ／／:::::::/り ヾ:::::::::::::::::::::::::::::;.L_
ーく＝--x;:::::＿＿:::::::::::::::::__::::イ ／∠ノ＿ツ∠z==ﾍ:::::::::::::::::::::／へ }
'. トxL彡イ＝ア＝玉ー-ﾐ､／／,x＝＝＝≠＝＝ミ=x＿／} /＿ l
'. { 人 Y ヽ＿ゞ士ﾂ二ﾊ ー '/壬=´ゞ士ツ ｀^ヽ-イ,.ｲ/ り
いいえ 先生 '. ﾚ' }{ ￣￣:r-ﾘrr―x{-x￣｀ﾞー--- ´ .}:f´ ｛ﾊ /
ヽ ゝ.八. /ひ/::| Vひヽ .// ノ:ﾘ ./
彼はやる夫先生に ＼ ルゝ..＿＿＿ァ /:::::| ヾｘノ // / .／
｀1 `ー====- ' ,:::} ｀＜ー----彡' .,_ ィ´
感謝していましたよ . 辷= ￣￣ ′ |x
. ,､＿＿＿__ ′ |:.:.ヽ-x
,. ト ..＿＿＿ヽ / !:.:.:.:＼｀ｰ-
＿／ :ヽ ｀ー-------' ／ /:.:.:.:.:.ハ
, イ /:.:.:.:ﾊ ＼ x＿＿_ ／ /:.:.:.:.:.:.:.:.:}
, イ / /:.:.:.:.:{. ＼ ￣￣ ／ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾘ
_,.. -＜￣ {:.:.:.:.:∧ ヽ , ィ /:.:.:.:.:.:.:.:.:./
,.. -＜ !:.:.:.:.:.:∧ ＼_ , ィ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/
_... -＜ V:.:.:.:.:.:.∧ }￣￣￣ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/
, イ ∨:.:.:.:.:.:∧ ::::::: /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./
/ ∨:.:.:.:.:.∧ .／:.:.:.:.:.:.:.:.:.／
V:.:.:.:.:.:ハ .／:.:.:.:.:.:.:.:.:.／
/ ∥ ＝只＝ ∥ ﾍ
ｉ / ´ ｀ ﾍ i
ﾞ､ ﾍ.＿__,ヘ_＿,ノヾr’
|=.|.| | ´╂｀.| |..|.=|
| | | |,・╂>.|,| | i
; ,|//.・╋> ;ヽ| ｉ.
／´,｀ヾ、∥, ／｀ヽ､.i
／ / | ｀´冫 丶. ＼
／ / | / .丶 ゝ
＼ /⌒へ､ | 丶,ィ´⌒冫 ノ
｀ ｀ .| |ｿ＿＿,ﾉ |-_〆、 ﾉﾉ
|――|ー|――|
.| l l l:l| . | l .| l:;
冫; ; ;! |. l : 〈
// l l| !l l l i!
! l .l l| i l l l i,.
/＼／| |＼／:i
|..:::::::::| i.::::::::::|
.!:::::::::| !.::::::::|
|::::::::! !:::::::|
,|:::_:| / ﾚ、
||/ ｀ | /
｀|. l / 丿
＼_/ ヽ-´ 彡
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
私達 大清軍には 戦死は贅沢なものだったよ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
／ ＞ ｀ヽ
｜ ／ ―==ミﾒ、 ＼
＿＿j＿＿/ ＼ / ¨ア＝ミ.、 ヾ=x
|l{￣丁￣〃 .′ / { 厶斗‐┐＼ ＼' . ／⌒ヾ⌒
|l| l /' ′ ｜ 延弌//} ｀ゞ丶 ヽ . _,_ ｒーｖ' ＼
|l| ∨ i . ｀ヽ ℡.ノ//! ﾌ ＼ ’， }::::》ニニ{‐‐‐‐z ＿ ノ
|l{＿_/ ＼ ＼ ￣ )ヘ、 ‘， /::/ 厂￣{ ==ミﾒ、 ｀ヽ
. ￣7 l ＼ ＼ ＼ _, l ＼ハｰ,--/ / / ＼
. ｌ ,′ 丶 丶 丶 i V / / !
ﾚ' ＼ ＼ ハ ; },ム斗ｧ └-‐‐-'｀ー-- 、
| ＼ ヽ( } r'´: : : : : :《 ＞
＼ ｜ / ﾌ ／: : : : : : ＿》―,ｧ-‐'´｀ー‐‐ｧ
‘ l 斗rヒ７７i _ ゞ ―ｧ― ￣ /__ (――――
＿ ヽ №ﾑ≠'´ ., ' r一′ ￣）
//⌒'., r- 、 ＼ ＞´ 〃 ,イ ／
. //／ 人 ⌒ヽ | ヽ ___ ＿＿,＞´ ／ ｘ＜ ＿ ＿／
// ヽ! V ! ′｜ / ／´ ￣ (
. 厶孑'(⌒ヽ、| } |/ } / ＼
｜ ＼ | } r 厶r‐'⌒ / ,' )
＼ { ヽ. { { ,′ 人 ／
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軍医も野戦病院も 清の軍隊にはまったくないから
傷付いた兵は捨て置かれ そのまま餓死をするしかなかった
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
-‐…… ‐- ..,,
´ ｀ﾞ
. ／ ／{ 彡=ミ ､
. ／L／//｛ ＼ __ ＼＼
. ////////,｛ //∧ ＼＼ _＿＿___
/////////'.ﾄ 1 }_ ＼,/∧ ヾ:､ヽ "´ ￣￣￣ ）
/////////'｛.＼ {. |,A. ヽ ＼,∧. :. ヽ . '' ｀¨¨´
////,/////｛ ﾞ ., |/∧ ＼{ ､」_ }｝ ／
,///{ /////｛. :. ト .｝ヽ ヽ :｝. ､ ￣ ……―------- ------- ..,,
,///{ /////｛ :. .{,//{ =‐- ..,,__ :..｛ ＼ ／ ｀ﾞ
///∧ ////.{ :｛ :{,/ .{ | } ､ :.ﾄ ＼ ‐-=ﾆ二_／_＿,,.. -‐=ﾆ二二二二ニ=‐- ､
////∧,///∧ {. {′ | :| } ｝＼ iヽ゛ ､. ,.. '" ‐-=ﾆﾆ=-‐ ￣ ｀ ヽ
/////∧,///∧. l＼.ト ト :L}__,,/∧ | :. ＞ ==-_ ｀ﾞ ､
//////∧,///∧ {＼「 ` .| :/_」 :/_V∧ :! :i_＿,,.. ''" -=ﾆニ=‐-_ ..,,
Ｖ////// ＼,//∧｛//l. |/斥}/c癶/∧ | !二⌒ ､ ＼ -=ﾆ二二ニ=‐-_ __
. V//////乂＼/////{. } ´¨'}¨´ },///}ﾉ |.二二二＼ ＼ -=ﾆ二二二二ニ=‐- ..,,_＿___
. 〉/////∧ Ｖ,////｛: _,.ノ.ﾉ''^}/'｝ } | 二二二二＼ ＼_ ‐-=ﾆ二二二二二二二二二二二二二
.,/´⌒ 、/∧ V///〃^{_ ／ .}/'｝ } |. 二二二二二＼ ＼-_ ‐-=ﾆ二二二二二二二二二二二
.′{;, ＼,∧ Vノ^ヽC} ｀,. "{ L ノ }/ﾉ/}. ﾘV/=- ‐-=ﾆ二＼ ＼=-_ ‐-=ﾆ二二二二二二二二二
Z;,, / //´_,. ==ミﾉ彡ノ/{ { .ノ"´ '′ V/ ニ=‐- ‐-=ﾆ＼ ＼ﾆ=-_ ⌒ ￣￣￣￣￣￣｀ﾞ`
. {;{;;,, {; / // _,,.. =‐--く^V/,{ { /; } 二二二ニ==‐- .＼ ､ﾆ=-_ ＼=‐- ..,,
,,' l/ //{ ;;, ／⌒ﾌ^｀,,'' },∧ ､ /;'', } 二二二二二二ﾆ==-‐＼ -=ﾆ=-_ ＼二二ﾆ=-_
. / ///{ '',, /〔⌒ ,,'' }/∧ ＼{ ,;L二二二ニ==-‐ ＼ -=ﾆ=-_. ＼二二二ニ=
'',, },///「{ ;;, Ｖ｀ ,;; , /^V/＼_{/. ； ｀⌒ヽ,∧ ､ -=ニ=-_ ＼￣￣｀ﾞ`
;;,,; /////}.乂 ｝ ;;;;; / V///} / V∧ ﾞ ..,, -=ニ=‐- ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
食べ物があっても みんなすぐに凍死した 冬の満洲は例華南十度だからね
屋根のある場所を見つけられず 一晩野外にいればそれで十分だったんだ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
/毛圭:/:/:::/::::::/;;;;!:::::|､::ト､::､::::::::::::::::l::::::::l:::::::::::::,
/圭::::::/::ｨ:::/〃〃.i!i!ヽ､|__||__l|__':_:::l::|:::::ｌ::::::::l::::::::::::::,
/::圭/:/:::/l::.| ﾉ! || .i!i!i!i!Y| l|i!i!ﾘ !｀ﾄ:|:::::|:::::::::l::::::::::::::;
,'::::::/::/:::/,少'´ﾘ .ﾘ .i!i! !| rﾘ＿＿_Ｖヾ:::::|::::::::::l::::::::::::::l
|::::/::/:::/ リ -‐ .i!i! ' /!ぅ!勿|||`!||:::|:::::::::::l::::::::::::::!
|::/::ｲ::/ ,r=乞ll|｢` i!i! l:::ゞイlﾘ ﾘ:::|::::l::::: |:::::::::::::|
|/::/{:::{ 「::ゞィlﾘ .i!i! ⌒〜⊃,:'|:::j::: |::::::ﾄ､ ::::::::|
〉:/ :l:::l! ⊂〜⌒ 、i! .:..:..:.. / j::/:::::|:i!::::| |::::::::::|
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|/ゝ:::::::::! .:,：;'：ii!!i! =＝- .i!i!i!,ノ |i!::::|i!i!:!::::::::::::::!
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|| ゝ:| }:::::::::::::::::::::::::::::l ､ _ ´...i!i!i!i!|::::/::/|／:::::::::::::::::::::::::,
ﾘ ヾ |:::::::::::::::::::::::::::::|＿＿＿＿ i!ii!_,|;;/::/:::::::::::::::, -‐- ､::::::,
ﾉ-‐-､::::::::::::::/三三/∧ l..三三//ﾆﾆｈ;;;;毛圭圭 ＼::,
／圭 ヽ‐rl´三三三l |:::| |三ヲ//.-―{ l´ 圭圭 ヾ:,
／圭圭 〉￣￣￣｀ｰ‐f¨¨l´￣〃:.:.:.:.:〈/ 圭圭圭 ＼
／、 r――´二ニ ― ､:.:.:.:.|--|:.r――‐'"f/ ／ イ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
たとえ運良く食べ物を手に入れ 家屋に友達を運べても・・・
傷の手当をする方法がなかったから
苦しみを長引かせるだけで はっきり言って逆に一番残酷だったりするんだ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
... -―…―‐- ...
´ : : : : : : : : : : : : : 丶
／: : :| : : : : : : : : : : : : : : : : :＼ だけどあたしは温かいストーブのあるところで
/ : : : : | |: : : : : : i: : : : : : ヽ
/ : : ｌ : : : : : | : : : : : | : : : :| : :ﾞ 親切に看護してもらえて 食べ物を呉れて
| : : : | ｌ｀ｌ : :ｌ : : | ヽ: :|: : :|: : : : |: : : ﾞ
| : : : : :ｌ: | ｌ ヽ :ｌ ｌ : | _: :|ヽ: :|: : : : |: : : | 薬まで呉れて 外科手術もしてくれたじゃん
| : : : : :ｌ |ｌ -＋ﾍ: :ｌ ヽ:ｌ ヽＴ‐ﾞ: :|: : : :|: : : :|
| : : : : :| | | ヽ: ｌ ｌヽ ヽ| ゛:| : : ﾙ : : :|
| : : : : :ｌ ｌ ヽｌ _ :|: : :ﾊ: : : :| どんなに部屋が込み入っていても
| : : |ｌ: :ｌ ,〃~`ヽ ´ `ヽ:|: : :| || ﾙ:|
| |: :|::Ｎ . . . . |: : :|/| :|`:| 悪臭がしていても ここは天国みたいだったよ
|| : |::ｌ_ｌ` : : _ ､､ -ｯ |: :|::::/|:| ヽｌ
| : |:::::`‐ _ ﾞ､_ / _ -´ｌ:〃/ ∥ ゛
ｌ : |::::::::::::::~､ ﾄ -~ - イν//:/〃 ｌ
ヽ:|::|ヽｌ｀_｀_ｿ｀゛`ｘ ﾞ´´ヽ _ ｌ/ ′
ィヽｌ~~~＼ ,､| |,,､ ／~~ ~ ヽ
∠_____ ________,ゝく､ Ｙ_/／________ --`- ､
/ ___ 〟-ーｰ~~~ ‐--〟 ヽ
/ -‐ ~ ､､､､ ､､､ ~~ﾞﾞ ‐‐-- ゝ
|,く ヽ、 /ヽ"|_ |､|､_iヽ _ __ i 'ｌ_ |､|､|_ｌくヽ、 ／ ／ゝ
人 `ヽ、 》|〃/ ////ヽｌ_ | _ｌ '/ ////ヽｌ ｌx ´ ,／ /ヽ
////ヽ 、 / |// //////////// ////////| く、,／///ヽ
///////// |////////////////////////| ヽ、/////ヽ
///////// |///////////////////////| ヽ、/////ヽ
＿＿＿
. : :´ : : : : : : : : : :｀ : .
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
, ' : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .
/: : : : : 厂: : : : : : : : : : : : ヽ: : : : : : .
/: : : : |:/ ､ : : : : : ヽ: : : ＼: : ',: :ｌ: |＿ :.
': : :|: : :|:| ＼: ＼: : :＼-十‐: :|: |: |フﾉ:.j
|: |: |: : :N,斗―＼: ＼＼{ ≧=ミ|: |: |フﾉ: | ・・・・だから先生
|: |: |: l :|「 ＿_＼: ＼｢'⌒ う心 ヽﾉ: ｢: : : :|
|: |: |: l: l,〃 う心 乂ツ ﾉ/: :| : : : ′
|/|: l: lヽl ヽ乂ツ 〃〃 ｲ: : |: : : j ありがとうね
ヽ|: l: :ﾄﾊ 〃〃 |: : |: : :八
|:.ｌ: :|;从 ＿_ ノ ／| : 八ﾚ
|:.lヽ|: : : ＞ ,._ ＿ イl从|: :ﾙﾊ|
|八:.トlヽ从ﾊ ト== ｒ==彳＿,|/／⌒ヽ
／ ヽ―ｲ┃＿_i┴i＿＿__┃ ＼
┌── ／ -=彡l＿|ミ=- ＼ ヽ /⌒l
｜ | 〈 /∧＼ // ;l |
｜ | ｜/ ＼＿／|｜|｜＼＿／ヽ -― l |
／ | ′ ┗━|┝|｜ ━┛ ∨ 厂 ￣￣ ヽ
／ ｰ― { Ｌj Ｌj } ト―― {
／ ＼＿彡人 八 /|;ト―― .〈
. ／ ＿ ／ ヽ | ｜ ＼ ｲ ∨/(| ト―― 〈
〈 ー―く | ＼ ヽ ｜| ｲ /| ∨(| ヽ― ―イ
. ＼ ＼ | | | (| ＼ / ﾉ
＼ ＿＼ ｜ | ＼ ｜ | ヤ ヽ ／′
＼__〆 ⌒ ＼ | ｜ ＼ ヘ ┐ ヽ ｀マ ／
У ―┘、 / ﾉ ＼ ヽ ー‐ ´
く ／ ⌒二つ / ∧
＼厶 二二つ / ∧
ー 、ヽ ＼ へ / ∧
/＼)＼) ／ 介 ＼ / ∧
ト 、
.ト＼ ∧
＼ / ヽヾ、 ／~`＼
ト-` ／ ﾆ=_ , . --一/ /~
＼ __,.／'∠, ''`｀ ヽ三| |
ヽ-ーーヾヽ-' ﾍ>' ゞﾐ/ ・・・患者はそう言っていましたよ
ヾヽ ~ ／
/iヽ .i-'
/ ヾヽ .i
`ー-、 /
! ,.-一 /
｀`! /
`.i ／
i ／_
`丶-ー' ` ヽ、 ／
／
/＼
/ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ・・・そうかお・・・
／ _ノ ::::::: ゝ､ ＼
| （ー） （ー） u |
＼ （__人__） ,／
／ ｀⌒´ ＼
:.: :.: . . . . . . . . . . . ￣￣ ￣─── .!＿＿＿__| |＿＿__.. |
＿:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.: . . . . . . . . ￣￣
: . ￣￣Λ＿Λ──＿＿＿＿＿＿:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:.i￣￣i:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :. . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
:::::::::: /:彡ミ゛ヽ;）ー､::::::::: Λ＿Λ. . ￣￣￣￣─‐. ⊂ニニ⊃ ＿＿＿＿＿＿:. :.:. :.:. :.:. :.: Λ＿Λ:.: :.: :. :. :.
::::::.../ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i:::::....（-д-::: ）ー､::::::....... ( ﾟдﾟ )ー､ Λ＿Λ:: .. .￣￣￣─（-д-::: ）ー､::..
::. . / :::/;;: ヽ ヽ ::ｌ::: . /i ;: :::i:::.::::::..... . /i ;: ::. i /:彡ミ゛ヽ;）ー､:::::::... . /i ;: :::i::..
: . （_,ノ⌒＼;; ヽ､_ノ:l: . (:: ;;＿＿/ :::./ |:::::...... (:: ;;＿＿/ :::./::/ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i::::.... . (:: ;;＿＿/ :::./ |:: .
i⌒＼）i⌒＼ /:: .. / ＿＿__/ :|:::::::::.... . . / ＿＿__/::/ :::/;;: ヽ ヽ ::ｌ:::::...... / ＿＿__/ :|::..
| :::| ::;;_| :::| ::;;ﾉ: . i⌒i_ﾉ :i⌒＼ /::::::...... . i⌒i_ﾉ :i⌒＼（_,ノ⌒＼;; ヽ､_ノ:l::::... i⌒i_ﾉ :i⌒＼ /::..
| :::| | :::|:::: .... | :::| ::;;_| :::| ::;;ﾉ::::::::::... .. | :::| ::;;_| :::| ::;;ﾉ i⌒＼）i⌒＼ /:::::::.... | :::| ::;;_| :::| ::;;ﾉ::::...
（___/ （___/::..... | :::| | :::|:::::..... . | :::| | :::|:: . | :::| ::;;_| :::| ::;;ﾉ::::::.... . | :::| | :::|:::: ::...
（___/ （___/:::.... .. .. . （___/ （___/:: : | :::| | :::|:::::::.... . （___/ （___/:::.... ..
（___/ （___/:::.....
海城での激戦は続き その後もどんどんと清軍負傷兵が
牛荘の赤十字病院に運び込まれました
＿＿＿_
／_ノ ヽ、＼
／（ ●） （●）.＼ こんな地獄・・・
／ （__人__） u. ＼
|ｎi 7 ｀ ⌒´ . |ｎ いつまで続くんだお・・・
l^l | | ｌ ,/) U l^l.| | /）
', U ! ﾚ' / . . | U ﾚ'/／)
{ 〈 ﾉ ／
..i, ."⊃ ｒニ /
."'""⌒´ `''""''''
＿＿＿_
／ ＼ やる夫先生 ここにいましたか
／ u ⌒ ＼
／ u （●） ＼ ちょっと来て下さい 屋根の上から日本軍が見えます
| __´_ |
＼ u .｀`ー／
ノ ＼
＼ .,
,. 〜ｰ､_ノ^＼､ . , ﾞ ､..
／ ＿ ヽ ⌒'＼ ﾞ , ' . .ﾞ. ' ,' ....
＜￣ヾ､ (:::::::.~L_ﾞ ∽＼ r====i_ ' . .ﾞ´ ､ .: ' , " .
） ヾ;:::::::::) r_ノ ＼＼ F‐z‐zF" . ' . "､ ,' ､
（ ﾞ⌒_,.ヘ､_二ﾍ_ノ 彡＼, ﾍ:.っ丿 ﾞ:､ :. , ､､ . _
`〜'" |ヾh^`)ﾞ~￣~`z .､ ﾞ, '. '',
l::::|/ﾞ`ー-‐￢{ . ," ､' .: `,
ｌ::::'.::/!.::::::::::: | : ､' . _,,..､ .:､ , "
, :; ､ ﾞｰ'" lｰ-‐'''~l __,,,_ ,' . ､ ' .､ ､.. _,,,,.. -‐''''"// ~ヽ ､:ﾞ . ' .
'., ﾞ' ､ ′', ､ /ﾌ'ﾌ'''"~ ﾞ"~.::::::::） . , ﾞ ､' , ; ' _,,,.. -‐ '''~ . . l i | .´
` ,､' ;. ､ .-_ 'く/.:::::::､,._;;:: -‐フ ' ﾞ_,,;:.. -‐ ''''~ . . . .......::::::ヽ＼_ﾉ . `, ､
. ,. ,' ; "､｀ .ﾞ.‐ |.:::::::／ ("_く _,,,.. -ｧ-‐'''~ . . . . ........:::::_;;;:: -‐'''~ ` ~ . : , ´.,
.｀;: .ﾞ`. ,' ^; ､ .;′ l::::::/_,,.. -‐''''~ li . . . . .......:::::_;;;:: -‐ '''~ ,' ;ﾞ , . ,ﾞ
＿＿＿＿＿＿＿＿ _,,,.. -／:::丿 ﾞ､ . . . ........_;;;::: -‐''''~ .. : ' : '.
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ | _,,.. -‐'''''~ /￣7 . . . ......:::::;;;`ﾞ_zｧ '''~ . , ､
. . . . . . .......:::::::::;;;;|'' ~ . . ,' / _,,..:､､;､;､: _;;;:: -‐''''~ .'' .. ' : ､. .
. . . . . . .......:::::::::;;;;| . . . .......:::::_l L´.:::::::::::::....::..^'' ‐..､ . , _ . ､ . ､ ＿＿＿＿_ ＿,,,,....
. . . . . . .._,,､..､､:､;;| . . ......:::::_,ノ''"~~.:::ﾞｰ'''"＞'.::-､:_:;;:::::..__;;:::ﾞ_"''':::..､､､. .: ﾞ. :. .ﾞ: ', : ' ; | . . . ......::::;;|--‐‐'''''~~￣ （ ﾉ
. . . . . . ,!..::::::;;;;;;::.."`'〜^.＜(::;;;:<~`''..::^''"...::::::::::::::...ﾞ厂.:::::;;;;;::`.:::ヽﾞ二::~:::;;ﾌ`'''ｰ‐-....､ミ:.,, ....::::;;|__,,,.. --‐‐'''''~~￣
〜^`ｰ-r‐〜: ､::_:::::;;;;;;;;:...... _;:::て_;::)､､;:::､;:::､ -〜ｰ'''!,´.::::::__.:::::::::::_.._;）:::::::::::ﾞ'‐;::::;;;::::::_;;::､` .: `,: .:,:┘ 二)二)二)二)
" ,,';.~.(~.::::::::::／...｀｀'ｰ::ヾ '.:~::::,,）::::::'､.:.,..;;::::;､::-:::‐;;;-｀'''^（::::::｀..::''"..::::::`ヽ-''"ﾞ个_;;二;;:::::､ヘ ｰ-‐'ヽ'ﾞ）二）二）二）二）
'' ,, ､ :.ﾞ'''''''ﾆ「､:､::､;;::､:::メ- ‐'^::ﾞ）､_;;::､ゞ::__::::::::.._::::::::......:::::ヾ;:::.._,;;:::::,､::､;:-く:::'''ﾞ:::::>､,;::::.,､:::;丿:::;:‐〜;::ニヽニヽニヽニヽ
ﾞ､ " .; .i'"..::::::::;;;;;;;;:::,）::::::::_.;::(::::::::_;::''ﾞ7::::~'''''ﾞ..::｀::~`"..::"::::L:::::::~..:_^'..:: ゝ;::~..:::::;;;_;;::- ._)''"..::-::'",, '' .;￣￣'''''''''ー─
､" ,, " .,.>ｰ:::‐-:::〜;:くｰ'''^´~ ﾞi'''´..:::::::_,)､. ..::;;;;;;;;,,,;;;;;;,..,,__,,.ﾉｰ-'''"...`'''ｰ-''::.､:::::::::;;;;;;;::::;;..::ヽ ,'' .. ,, ",
三月五日 日本軍が牛荘城の清軍を破りました
これにより日本軍の牛荘港侵入は時間の問題となりました
（現在の資料では牛荘城を牛荘、牛荘港を営口とする資料が多い）
＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （ ー） （ー） ヽ 日本軍は今日明日の間に牛荘港へ来るでしょうね・・・
| u ___｀___ |
ヽ、 `ー '´ ／
⊂⌒ヽ 〉 く /⌒つ
＼ ヽ / ＼ ヽ /
＿＿__
：／ ＼：
：／ _ノ iiiii ＼. ＼ ・・・デイリー先生は
／ （○） （○） ＼
： | （__人__） |： 戦争が恐ろしくないんですかお？
＼ ｀ ⌒´ ／
/ ⌒ /⌒Y⌒ヽ ヽ
：| ＼| .i ｲ |
|＼ ／ 人 .＼!
| ＼___／ ＼__/：
| /
| /
＿＿＿_
／ ＼ まあ 私も人並みに恐ろしいですけど・・・・
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| __´ _ |
＼ ￣ ,／ 英国海軍は 日本人をけっこう受け入れてるんで
r､ r､／ ヘ
ヽヾ 三 |:l1 ヽ 彼等に話を聞いた所 日本人は国際法を守るつもりらしいです
＼>ヽ/ |｀ ｝ | |
ﾍ lノ `'ｿ | | そんなに心配する必要はありません
/´ / |. |
＼. ｨ | |
| | |
＿＿＿
／ ＼
／ _ノ '' 'ー ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | それならいいけど・・・
＼ ｀ ⌒´ ／
＿＿__
／ ＼
. ／ ノ ' ヽ＼ 不安なのはわかりますが ここまで来たら心配しても仕方ありません
. ／ ／）（ー） （ー）u＼
| ／ .ｲ ' | 日本軍が入場してきたら 赤十字について彼等に説明しましょう
. /,'才.ﾐ). ⊂つ ／
. | ≧ｼ' ＼
／＼ ヽ ヽ
,;r────ｰｭ ; |l| ＼｀l::. | ;γ´ 'ヽ γ´ 'ヽ :,
,, ||￣￣||￣￣|| :|l|,､ .:i |::. | :; ||￣￣||￣￣|| ||￣￣||￣￣|| ;,.:'
,;:.: " || ||// || ~;:|l| ＼i |::. | || ||// || ,";; || || // || ,' γ´￣￣￣￣｀ヽ
; .,;||＝＝||＝＝|| . |ヽ,//'i |::. | ;: ||＝＝||＝＝|| .;:, ＼ヽ人_从人__从_人__从_从人__从_人__从_从人_人／
;;|| //|| || ; | :_ ＼i |::. | '' || // || || ≧ ＜
, '{ﾆニニニニﾆ} ";; |´ヽ＼ﾚ::... | |￣￣￣￣￣'| ;. | ≧ 日本軍が来るぞ！ みんな逃げろ！！ ≦
: :::::::::::::::::::::::::::: |＼,/´i:＼ ::: |: ￣￣￣￣￣ ;: ≧ ≦
___________________________＿| |￣| :::::＼|＿＿＿＿ ∧＿∧ _／Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒WW⌒Y＼
_,|＿＿|＿＿|＿＿|＿___|＼|＿|::::::::::::|:::::::::: ＝二 （ ´Д） ::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ||￣￣￣||￣￣￣||::::
,_＿|＿＿|＿＿|＿＿|___|:::::::: ＼ :..|:::::::::::::::::::: と つ ::::::::::::::::::::::::::::: :::: ||＿＿＿||＿＿＿||::::
_,|＿＿|＿＿|＿＿|＿___|::::::::::::::::::::＼|＿ ＝二 ／ ＿〉 .__＿＿＿＿＿＿＿||＿＿＿＿＿＿_,||::::
:: :: :: :: :: :: :: :: :∧＿∧: :: :: :: :: :: :: (＿／´ :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::
,三/三/三/三/ 三三（´Д｀ ）三/三/三/三/三/三/三/三/三/三/三/三/三/三/三/三/三/三/三/三
:: :: :: :: :: :: :: :: （つ ,ﾉつ: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ∧ ∧ :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::
,======== 三三 ／ ゝ 〉´========= ∧＿∧======== (* > 。) =========================
（＿（_＿） ＝二三 と⌒( ,,ﾟДﾟ) ＝二 と つ
｀> と_ノ 二三 ／ ＿〉
∧＿∧ ＝二 ／ ＿〉 (_,／
二三 （ ´Д｀） (＿／ ∧＿∧
（つ つ ∧＿∧ ＝二 ┌（ ´Д）
二三 人 Ｙ´ 二三 （; ´Д｀） .し, ｀) ∧＿∧
し （＿） と ⌒lJ 二三 ／ ⌒) ⊂ ´⌒つ´Д｀)つ
二三 ／, て＿） (＿／└一
（_＿）
ニニニニニニニニニフ ∠ニニニニニニニニニフ ∠ニニニニニニニニニフ
＿＿＿_
／ノ ヽ､_＼ r ⌒j
／（ ○）}liil{（○）＼ / / ダメダメダメ！！
／ ＿'＿_ ヽ/ / ／ ）
| |i|||||||i| / / ／ ／ 君ら重傷なんだよ！
＼ |ｪｪｪｪ| / '` ´ ／
r´ (⌒'ー―- イ′ ´廴 逃げたら死ぬって！！
/ ＞ 、 ヽ _ ￣￣￣)
/ -､ } ( ￣¨´
/ ヽ._ __ ＼
｀ --‐'´ ｀ﾞ' 、_.)
日本軍来襲の報が流れると 牛荘在住の清軍と知事などの官僚は
全員が西へ十五ｋｍ程はなれた田庄台へ撤退しました
そして赤十字病院の患者たちも 重傷にも関わらず我先に市街へ逃亡をはじめました・・・
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ 今日も一日
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／ 重傷の兵士が逃亡するのを防ぐので疲れたお・・・
/ ::::i ＼
/ / ::::|＿/
＼／ ::|
| ::::| ｷｭﾑ
i ＼ ::::/ ｷｭﾑ
＼ |::／
|＼＿／/
＼＿／
そしてその日 日本軍接近を確認したその日
やる夫先生は病院から自宅へと帰宅中に・・・
／,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
/;;;;;;;;;;;;;;;| |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
|;;;;;;;;;;;;;;;;;＼／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
|;;;;、yx '' ´ ''' ﾞﾞ´ ''´ '' ｀'''
.ｊ;;;ﾐ
ｊ;;;ﾐ ,,､ ,,,､ ､,,,､､ ,,､ ,,､､,,､,,､ ,,
|;;;; ﾘ´＿ヾﾐ =====ｰ-､ |;;;;;;;;
|;;;;jjl|ゞ二･ｿ| k二ﾆヽ_|;;;;;;;;
|;;;jj | ﾉ ^ｰ-‘ｲj;;;;;;; ・・・・
|;;;jj | ﾍ j;;;;;;;;
|;;jj .| ＼ヽ |;;;;;;;;
|;jj ', '' , >--､｀ ﾞ｀ |;;;;;;;;;
|jj ﾄ,'' ,ム---' ' ,' ,ｲ|;;;;;;;;;
|/>",, ヾゝ､' '､｀ ' ノﾐy|;;;;;;;;;;
| f ,, Y l l l l l 爪ゞ｀ |;;;;;;;;;;
|'';;'' `ｰ─一f ´'' |;;;;;;;;;
| ;;,,´''' ,,, |;;;;;;;;;
ﾐゝ,,, ,,''' ｀ |;;;;;;;;;
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ ん・・・？
| （__人__） |
/ ∩ノ ⊃ ／ 見慣れない軍服の人だお？
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
｜日本軍ですが あなた清軍兵士ですか？ |
｜イエスなら 射殺しますが・・・ |
乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
__ ＿＿＿_
/ﾆ! ／ ＼
l三-三l-------=-≦三] ／ ─ ─ ＼
|‐=―T ｘz==ぅ :ﾔ ￣｀. ／ （●） （●） ＼ え・・・？
r┴┐ｌ.｜/`ヾ ￣｀丶 __ﾉ | u （__人__） |
|―「l,ﾘ./ ' Ⅵ ＿｝¨丁 ＼ ｀⌒´ ,／
_|＿Ⅵ//.{ }} ｛ {＿ﾉ ／ ー‐ ＼
ﾉ:l:l:l7x彡'｜ ,ﾘ `７
/^≧-Ⅳ`ヽ .l ノ イ
---ミ_{ { } }└=''"｝ _」
/ ￣￣￣￣ ミ､-- 7
ノ . . ｀¨ヽ
./ . : : -- イ
. /,， . : Ⅵ ﾘ
'" `ﾃﾞ´
. : : : . . . . . : . . . . . ／
. : : : : : : : : : : : : : : ,}
. : : : : : : : : : : : : : : . . .イ
. . : : : : : : . : . : : : : : : : : . ｝
: : : : :,，'" . : : : : : : ,，-‐'
: : , ￣≧=-----=≦リ
イ `''＜l_l_l_l＞'"
やる夫先生は日本軍の斥候と牛荘の町中でばったり出くわしました
＿＿＿
／ .u ＼ NO! NO! NO!
／(（○）) (（○）)＼
/⌒)⌒)⌒).:::: （__人__） l_j :::＼ /⌒)⌒)⌒) I’m Scottish! I’m not Chinese!
| / / / |r┬-| | (⌒)/ / / /／
| :::::::::::(⌒) U .| | | ／ ゝ :::::::::::/ I’m not Qing Army!!!!!!
| ノ | | | ＼ / ） /
ヽ / └ー.┘ ヽ / ／
_,,, --‐‐--::､
／..: :: ::::::::::::::...ヽ､.
／ ..: ::: ..::::: :::::::::::::..ヽ､
／ .:..::: ::::: ..::::::: ..:::::::::::::::::..ヽ.
／ .;:: :::::::::::::::::::::::::r､=ﾗi:::::::::..ヽ
| ;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l 〉;〈;j.,,,:,:::'''ﾞ:ﾐ
l:::::::..,,,,;::::::::::::::､;;;;;;;:::;::,::''''ﾞ"´ ..::::ﾐ
l::::::::::::::::::::::::::ﾐ::: ...,,,;;::::::,,ﾐ あー イギリス人なのね・・・
l:;;;;;;;::::::::::::::::彡ｯ;;;,,,,.＿;;::…''"ﾞﾄrテｽ.l{::{
/__ "''''ｰ:ｧi:::ili ∠=rｧ‐テ .> |＼. ||:::| こりゃ失礼しました
〈::::::':.,,,,,,,,,,/ {:::||i ＞ｰ'''´ ｲ. `ｰｧ l|::::l,
､l::::::::::::::::::l i::::||ﾐ､. ／/ .l|:;/ﾐ
.,,-ミﾞ :}:::::::::::::::::l |:::|杉ｊ､ _￣ .ｯ |lﾂ:::ﾐ,
／ ミ,. ＼:::::::::::::ヽ!:::||ッｯｨ,, - --=''ノ jlミ､:::ミ _,
./ 彡, .ヽ;::::::::::::::::ll "ミ,,__ ￣__,〃::ﾞﾐ ::::ﾐ, _ -‐'' ￣ _
l ｀ミ,,, ヽ;:::::::::::::|| ﾐﾃTTTI'I'ｊ/ ;;ﾐ"へ､ﾐ, _,,, -‐''"´ ,;.r'"
.,, - '/＼ ヽ 三 ヽ､::::::::|| ﾐｯ,,,ﾐ'''"ﾞﾞ ::ﾐ ﾞi|ﾍ､_,, -‐'',,´‐''"´ .,, ‐'"´ ‐''"´
／ / .ヽ､ ヾｰ彡;;-''､;;;;;il"ﾞﾞ"''ﾐ,, .:::ﾐ ,;;ﾐ''ヾr-‐''"´ ,, -ｘ''"´ _., ‐''"´‐''"´ ,;;-'''ﾞ´
/ ヽ､ ヽ､ ｰ､_ ヾ､!､ 'ミｯ;;;ﾐ…''''ﾞ ,ｨ''ﾞ} }_,,,ｨ-(("/ ＼＞-‐::"´;::‐''"´ ,;;-'''ﾞ´,, ‐''¨
/ ＼ ヾｰ､,_｀ヽ,｀ヾi _,ﾍ､ ,,ｨ''ﾞ /Z/ﾞ / ,,.ｹ=''" :;;-‐''"´ _, -''¨ .,,‐''¨
l `ｰ､ `､ ヽ､｀ﾆ,,ll //＼ヾ､,,,ｨ'/_,,;='‐''"´,,-‐''"´ _〔_,,;r''¨´
＼/⌒'丶､ ＼ ﾞ''ｰ｀---─-|| ,,ノi.(_,,,=> ＼ｭ';;;;;x-‐''"´ ,,ｨ'''＼＼
＼ ｀ヽ､ ､ `ｰ､_-ｚ_ ||'／＾ヽ.ゝﾆフ/》）-‐oｧ ,,-‐i"´ .i ヽ ＼
ヽ. ＼ ヽ､. `''ｰ､_,,r‐-.ﾆ､ﾞ''--'iﾆ「ﾉ二,ﾉ ヽ ﾞｰ=三ィ',,-‐'"´ l | ヽ |
ヽ. ＼ ／ ﾞ'''ｰ-＜／（＠,,ﾉﾆ__,,=+T´ ＼ l. | i |
へ､ ヽ. ,,ｯｯ,,,...._,,r-'´ ヽ` ｀ﾞ ｰ- ,,,ｨ-‐''i |.|ヽ ＼ l. | l.| l
`ｰ-r､ﾐ ﾞ"ﾞｯ,, ヾ ､＿_ｯ {. ｀ヽ| | |. ヽ l ＼ .l .|. l | |
二ﾆ=-/{::`ミ,, ::ﾐ,, __.〃 ＼'´~~〃''iー-'.| |. | ヽ | ＼.| | l .| |
_,, -‐/ |:::::::''ミ,, ::ミｯ ヾ､, |='イ .l l| | .|-' | | | l | .|
i }::: `::''ミ,, .::::彡 ＼ i .l: ｌ | |l | .| .| || l .| |
./ | {:::: ::''ミ,, .:::ミ_,,, ヽ-''''¨ﾞ ./ |_|l |_ﾉ | | l | ∧
/ | l:::::::: :::''ミ ..:::ミ'ｲ____／ ／ | ヾ | | | | / | ←日本軍斥候
銃を構える日本兵に敵ではないことを叫ぶと
兵士は笑いながら銃をおろしたそうです
斥候が牛荘から清軍撤退を確認した五時間後
日本軍主力が牛荘へ入城 牛荘は平和裏に陥落しました
_,. -‐=＝＝ =- .,_
ィ≦//三三三三三三 ﾆ=- ,_
/ﾆﾆ|.|.|三三三三三三 三三三＞x
|三≫＝ﾆニ二二二ニ=-ミ-=三三i.|.!| 牛荘には外国人も多い 軍律はきっちりすること
ﾏ／ﾆ☆-‐＝==-x､二ｰ- ミxヽ｀ ﾐi !.!l!
l≦三三三三≫"zx,￢≧x､ ＼ヽヾﾆ| 犯罪を犯したものは 断固取り締まる
∠三三=＝z≦tッ‐､_"' ' ﾐミミ≧x､ヽY
}筏ｿ 〉 / ､`ｰイ｀ /ﾐミ㌢-｀Yヾ!
!´'"/! ! .:/ ﾐミ > / !ﾐ|
i ! __,.-,. , ﾐﾒ ／ｲミ!
､､廴､二ゝ'z≠=z-ｲ彡" ｀ ├ﾍ彡ｰへ
/ヽ. ` ミ'´ ィ‐_‐_‐_- ､ ヾ´ / メ. ＼
,-､{ ＼ .| ┴＝- 二ｦ , !ｨﾒ｀ ､ヽ
,. -､{ ｀ ｰ-､ ヽ ∧ヽ ー─- ノ .ノメ 丶 丶ヽ、
丶 寸r-,. _ ｀ヾ、 .ハ .: _,. -= - ' ｀ノ三＼
＼ !、ゝ┘＼ ＼ / ｀¨≡＝ ¨ ､＼ ｀ ､ ､／三≠ '=＼
｀ イ:;＞､r ､ ＼. ヽ.ｲ ';' ヾ 丶 , ､ ソ三= ＿-==三ヽ､＿
ﾏ:;:;:;! ゝ＼ ヽ ﾏ.ヘ/, ﾉi H ' ,. i ､､ｿ三ニニ三三三'" ＿_二ヽ
｀ヾﾄ､ ; ヽ ヽﾏﾍ=ヾイﾆ､; , i ; ､ ゝ´ , メ三二二ニ"二z≠'二--､ ヾ!
_,. イﾑ:;ヽ ヽ ﾔ ｀ヾﾆ＼='; ､' ィ三二二二三斗"ィ≦才´ ヾミﾉ
,ｨ≦三 ｲﾊ:;乂__,.: ﾔ､ }ﾆ ＼｀ ､ , ,ィ ﾞ´三二二三／ﾆ三三／,.斗'' ヾﾐﾊ
/ﾆ/ﾆ 〈ﾆ〈 ';:;:;/ ノノ /三､ ,＼､ ,ｨ`三三二ﾆ三／ﾆ三三／斗" ミヾ}
仁/ﾆ ヾヾ_｀ ｰ＝-" /三三､ /=､ ヾ＞ ､三三ﾆ三／ﾆ三三／イ´ ﾐｆ′
iニ!ﾆ ∧ﾆ､ｰ====- "´ﾆ' ' ' /三ﾊ ｀ヽ ＞ ､=／ﾆ三三イ'" ､、 ､､｀ﾐ!
入場前 日本軍を知らない清国人は動揺していましたが
日本軍の軍紀は厳しく 軍紀違反で日本軍兵士が裁かれるのを見た牛荘市民は
日本軍を歓迎するようになりました
＿＿＿_ ／￣￣￣＼
／ ＿＿＿ ＼ / ＿＿＿ ヽ
／ |´・ω・`| ＼ / |´・ω・`| ＼ ふんどし〜〜
/ ￣￣￣ ＼ / _, ￣⊂二二)
| i ヽ､_ヽl | |
└二二⊃ l ∪ | |
|──┬─┬──ﾉ .|─┬─┬─.|
ヽ＿二|_＿_| ／ ヽ |＿_| /
_＿＿＿＿/__／´ ＿＿ヽノ＿___｀´ ←一般的な日本人軍夫
しかしその後 日本人軍夫が入場すると
清国人の日本人に対する親和性は消えていきました
日本人軍夫が軍紀にしばられず横柄な振る舞いをしたためです
また日本人軍夫の軽装は 清国人からきらわれました
＿＿＿_
／ ＼ これは非常に惜しいことだったお
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ もし日本軍が軍夫にまで軍紀を徹底していれば
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／ 支那人はきっと日本軍の統治を喜んで受け入れたお
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 | だけど現実は違って 支那人は日本人を軽蔑するようになったお
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
やる夫先生はこのように書いています
_,,, -――- ､
__,,,,,_ /､,:.-‐:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ 清では神が住む場所だから
／:::::::: :::::｀ 、 'ノ:.`‐-:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:__ | ２階建ての家を作らないそうですｗｗ
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ _i:.＿:., - ‐‐::::'::::::::￣::::￣:::::` ､
,':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｌ , -‐ '::::::_:: -ｰ''"￣￣￣ヾ;;;;;;;;!:::::::::::::::::::::)
|:::::::::::::_ ,=＝ﾆﾆﾆ_=_=(::::::::::::::::_r￢､(￣~il￣￣￣;￣`i::::__;;, '"
( `丶､ _,!-‐'";;;;/′ ___,,- ,,/. ￣￣ ヾ/__,`''‐" ! ）ﾉ ´
ヽ､ ヽ､ `ヾ;;{_ ,_ゝ ヽ___､ ｀l´
＿ヽ__ ` ‐-､／i＼` ==/ _ l〈ノヽ | _）ヾ` ､ うはｗｗマジかｗｗｗｗ
.(＿___（__;￣￣ヽ| ` ､__ __i: : ｀ﾞ ､ )_＿_,, -‐''''' " /: : ＼`: : '' ―-
ヽ,＿_____)￣ ｌ /: : : : : : : : : ｀ヽ､ __, '"ヽ: :＼ , ': : : : : :ヽ: : : : : :
.ヽ_＿ノヾ 彡ヽ /: : : : : : : : : :, -'´: : : : : : /: : : :＼ /: : , -‐ '"`: : : : :
`' ､__ 丿ヽ､/: : : : : : : :_ ／: : ::､: : !: : : :＼: : : : ＼ / ／´: : : : : : : : : : :
`‐--'" ＼: : ＿ _,'__: `ヽ､: : ヽ,|', l二二 ヽ､: : /'": : l二二二: : : : : :
＼ ﾞ`ヽ＼: : : `ヽ: : : : : : : : : : : : : : :ヽl: : : : : : : : : : : : : : :
ただ相手に軽侮の念を持ったのは日本人も同様でした
もともと日本では世界を三国（日本・支那・インド）と認識し
漢字発祥の地でもある中国に尊敬の念を抱いていましたが
中華の実際を見聞した日本人は 彼等をあからさまに軽蔑するようになります
ノ丿
／￣￣￣￣￣￣ ＼ よっしゃ！ このままガンガンいくで！！
／ ＜
/ ＞ 出てくる敵を倒しまくって どんどん満州を占領して
| ／＼|＼|＼|＼|＼|＼ ＞
| | ＿＿ ＿__ ヽ/ 清朝がギブアップするまで タコ殴りに殴るんや！
| | ＼ / /
f⌒＼| ・ ヽ ・ く
（∂ ⊂､_,⊃ |
（ ノ ／ヽノ＼ヽ ﾉ
＼ ＼ ￣ / /
＼＿＿ ￣￣ ＿/
ヽ──┘
さて牛荘（営口）を占領した後の日本軍は
次の戦略を２つ考えていました
一つはこのまま満州を平押していく方法です
|＼ ＿＿_ ＿＿
| ＼∠ ＿:. :. :. ＼ ／ /
| ＞:':. ￣￣:.ヽ､:. :ヽ. ／ / 山縣はアホーなの
j／:. :._:. :.--:. ､:. :. ヽ:. :.ー:. :.‐:.- ､ / /
／:., .: ¨:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. : ＼ / ／ / 冬季の満州で軍事行動なんて
/:／ :. :. ／:. ／:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.ヽ j ／ ／
j〃 ／ :.／:. :. ／:/:. /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :ヾム.≦ _ 戦病死者を多数出すだけなのー
l :. : , ' :. /:. :. . /. ./. ./.. ..j i ヽヽ : : ﾏj- _:. :. ＼
／| :. :. / :. :/:{:. ; 斗:.十-j:､:. ﾊ:. , r‐-:.､!:.',:. :, :. } ＼ ヽ:. :. ＼
／:. :.|:. :. :/l:. :. :,':. l:/ :/l: /l:. ∧:..l ヽ: l ＼::.iヽ}:. :.',: lヽ ＼. ＼:. :. ＼
/: .:.:.:.∧:. :.l ﾊ:. :.lヽ:jl:. :.l l/ .j:/_ ヽj ヽ!__ ',l:. l:. :. l:.j ヽ ヽ ＼:. :. ヽ
/:. :. :./ ヽ:.j |.ﾑ:. |,:. :.>､:j_r＝＝ﾐ z＝=.､j:./:. :.//＼ l ',:. :. :.',
. {:. :. :./ レﾍ:.!ヽ/: ﾊ´ wwx xww ヽ/:. :〃 ＼ | . l:. :. : :l
.j:. :. :.l `j l:. :i:ﾊ ＿' _ ∠: イl ＼j j:. :.:.:.:.|
l:. :. ﾊ |:. l:小､ l 〉 /:. // /:. :. :. :l
ヽ:. :. ヽ |:. l: |. 丶、 ヽ._ ノ イ:. ,:./ _／:. :. :. :/
＼:_:, ゝ ヽ l: |__ｪ＝i＞ _-_ ＜i＝/:. :/ ￣フ:. :. :.／
ヽj ￣￣￣ ￣ ¨/:.／７ ∠ -
ィ７.ゝ- ､ z― ,〃＝く
／// ヽ二ヽ z― ､／／ ＿ ヽ
,r≠ ┴'、 ／ 〈∠, ／ ¨ ﾏヽ ←川上操六 征清総督府参謀長
-､_::｀`ヽ、 .| だから満州から第一軍と第二軍の全軍を引き上げ
ヽ、::::..ヽ、 _, -‐!
-- ､__.ヽ:::::::..ヽ, ,...::::'´:::::::::::l 日本軍の総力７個師団全力で 天津に上陸
:::::::::::....`ヽ、:::::.i,,.ｨ´:::::::::::::::::::::::l
､_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l 北京の玄関 直隷平原に進撃して
―-`､;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l, 劉坤一率いる清軍主力２０万と会戦してこれを撃破
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.l
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､::::::::::::::::.l そのまま北京へ突貫し 首都を蹂躙
:::::::::::::::::::::::::::::::::､::::::::::::::..＼::::::::::::.ヽ、
::::::::::::::::l::::::::l:::.l::..ヽ:::::::::::::::...ヽ;::::::::::ヽヽ、 皇帝陛下と西太后陛下とやらを 捉えて並べて首をはね
::::::::::::::::l::::::::.l:::..l;:::..ヽ;:::::::::::::::...ヽ、:.､:::ヽ,＼
::::::::::::::ｌ.l:::::::::.l:::.ヽ:::::..`、:::::::::::::::..ヽヽ、､:ヽ;::::､_ 清朝にとどめを刺すの―♪
::::::::::::::l::l;::::::::::l:::::.ヽ::::::ヽヽ:､:::::::::::..ヽ,ヽ,ヽ;ヽ:::.i `‐--..､＿＿_,..-‐'
:::::::::::::::!::l:::::::::::ﾄ;:::::::ﾄ、::ヽ ヽ、::::::::::へ__ヽ,:.ヽヽ::::::::::::::::::l::::/__/ｲ
:::::::::::::::l:::.l::::::::::ｌ`､::.ハヽ;:.ヽ_,,.-‐'.´￣:.ヽ、ヽ、i::.l::::::::::::::::ﾚ'´., ､ヽ
:i:::::::::::::::l:::.'.;:::::::l. ヽ::::::._,.-" _, -=ﾐ ､.ヽ ヽ:l::l::::::::::::::l:l i ヽ
:l:::::::::::i::::l::::::ﾄ、:::l ,ｨ´::.､ ,>イ彡ﾓテ=ﾐ,,`` :::ヽｉl:::::::::::i!:l ;'⌒ヽ
::!::::::::::l::::::lｉ:::l.ヽ:::.l ´ `‐ｲ,il'〃:::::::::ﾐ､ .ﾘ ::::il::::::::;ｲ::ｌ.
:::l:::::::::::!:::::l_;-l､ ヽﾍ ｲ il::::illlli::::ll ﾉ:::::::::::::::::l:::::/::l:::l::. i
:::::!:::::::::::l::,':l`､l ヽl ヾ:::`'´;;イ::::::::::::::::::::ｌ:::/::::l:::l:::､ ゝ,
:::::ﾍ:::::::::.l'::::l'ｲ=ﾐ、.... ...:::::ゞ'´::::::::::::::::: l:/:::::::!:::l::::l l
::::::::ﾍ:::::::::`i::ll!ん:ﾍ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,l' ::::::l::::!:::l`‐-イ
::::::::::::ﾄ,:::::::::l.ヽヾ:llﾊ:::::::::::: / ::::l:::l::;' `l::
.､:::::::::::lヽ::::::ﾊ`ヽヾｲ::: :::::l::Y .ﾘ
:::ヽ::::::::ﾍ ヽ::::ﾍ､:i, 〈､ ::::::;'l::l
:::::ﾄヽ、:::ﾍ ヽ､ﾍ`l , -‐＝i .::::/ l::l
:::::ﾊ`､`ヽ::ﾍ,l::::ｌヽlﾍ ｨ、 .ﾉ .:::/ .l:l
ヽ:::ﾊヘ`､`‐,ﾐ､l ヽ、 ` ､ ／ .:;:' l! _,ィ
ヽ＼:ﾍ､ヽ､ l::::i` ､. ` 、 _, ,.ｲ ,.l＜
`ﾄ､ヽﾍ`‐-l::::l ` ､ ,.ｲ ,∠
` ``-､::::l::::l`-､_ ` ＿_,／ .∨ _,イ
￣l:::ド､;;;;;≧=--‐' ,〉‐ﾊ
そしてもう一つは 天津から北京に至る
直隷平原での大決戦でした
／⌒⌒γ⌒ 、
/ γ ヽ
l γ ヽ
l i"´ ￣｀＾´￣｀゛i |
| | | |
ヽ / ,へ ,へ ヽ./ んー・・・みんなえらい気張るなあ
!､/ 一 一 V
|6| | .|
ヽl ／( ､, )＼ ）.
| ヽ ヽ二フ ） / 伊藤 おまえどう思う？
丶 .ﾉ
| ＼ ヽ､＿,ノ
. | ｰ-ｲ
/ ＿＿＿＿＿＿＼
/ ／ ＼
| ＼ ＿＿ ＿__ヽ
| ／ ＿＿＼ || /＿_/
| | ヽ ●) ヽ ●)
∩＼| ￣￣ | |￣ ヽ
ヽ∂ ＿/( |) ノ
∪ / ヘノ ヽ
（_ ／二二二/
ヽ ／／ /
＼ ＼ ヽ ・・・・・
＼ ￣￣ /
ヽ─||||||||||
_,......,,,_
,､:'":::::::::::::::::｀`:...､
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
!::::::::::::::::::::::;‐､:::::::::＿::::::_::::';
|::::::::::::::::::::::| ::￣ ｀`!
r''ヾ'::::::::::／ :: |
l r‐､＼::/ _,,､ii_;;_､ _,,,l､
ヽヾ〈 ::= -r:;;j_;､`/ :;'ィ;７
!:!_,､ :: ｀ ー : |: ｀´/ 何かもう必死でしょ？
,./ヽ | ､_ :: ,: 'r' :i |: / 最近の軍人
,../ ｀ヽ;_ i | '"､_:::__｀:'‐'. /
/ ｀`'ｰ ､_＼ ! `::｀￣''`ﾁ`ｼ
／ー ､_ ｀＼:､_ :: ｀￣／
／ ｀`ヽ､ ヽ｀'7‐--'゛ ←明治の元勲・元勲なのに軍歴がない伊藤博文
'⌒l}了ヽ: : ／: : : // : : /: : |: : : }: : :ヽ: : ＼: : : ＼: : : ヽ
ｘ-ｧ'＿/: :/: : : : // -‐/ :‐/|､: :ハ : :|: : }: :＼: : : ヽ : : l
/ ﾉ | : ｌ: : : : /ｲ: : :/斗=ﾐﾄ: / -}‐ ､|: /: : : : ヽ: : : ｌ＼|
,' | : |:: : : : : |:／〃 f:ﾟj / ｧ=ﾐ|/: : : : : : :',: : :|
| /: ハ: : : ヾ:| ヾ ¨ fﾟj } / : : : : ﾊ : j ノ丿
| ,ｲ: : : _:`ﾄ＼: :＼ .... ¨ ﾘ:/ : イ: :∧l: / ／￣￣￣￣￣￣ ＼
|／ ∨:./⌒|: : :|￣人 ヽヽ ../ｲ＜ j:イ : ∨ ／ ＜
ヾ{｛ .|: : :| (0::） │ │ | : : l / ＞
＼ﾑ: :小 __ 八: | | : : | | ／＼|＼|＼|＼|＼|＼ ＞
ﾍ: :.ヽ ＼ ｀´ ／l: : : | | : : | | | ＿＿ ＿__ ヽ/ え・・・？
＼: ＼ ､. ＿_／ │: :│ / : :,′ | | ＼ / /
r-=ﾆﾆ.土＼:_ヽ＿/____ /: : :/ /: : / f⌒＼| u ・ ヽ ・ く
ヽ ＿＿ ￣｀ー──- ﾆ二≦:／ / :／ （∂ ⊂､_,⊃ |
／￣ ¨二.＿ ∠、 '´ （ ノ ／ヽノ＼ヽ ﾉ
. /／￣￣｀ヽ ミ＝- _/´ ヽ ＼ ＼ ￣ / /
l'´ ＼ ′ ∧ ＼＿＿ ￣￣ ＿/
| ∨ ∧ | ヽ──┘
/ ＿＿＿＿＿＿＼
/ ／ ＼
| ＼ ＿＿ ＿__ヽ そりゃなー 山縣の案でも川上の案でも やれば日本が大勝するよ
| ／ ＿＿＼ || /＿_/
| | ヽ ●) ヽ ●) でも大勝してどないすんねん 清朝を必要以上に弱らせてどないすんねん
∩＼| ￣￣ | |￣ ヽ
ヽ∂ ＿/( |) ノ 清朝が弱くなれば 支那は世界各国の植民地になるだけやで
∪ / ヘノ ヽ
（_ ／二二二/
ヽ ／／ / 弱くならない程度に殴って講和する これが一番や
＼ ＼ ヽ
＼ ￣￣ / そして今が 講和のタイミングや
ヽ─||||||||||
／⌒⌒γ⌒ 、
/ γ ヽ
l γ ヽ
l i"´ ￣｀＾´￣｀゛i |
| | | |
ヽ / ,へ ,へ ヽ./ まあ そういうこっちゃな
!､/ 一 一 V
|6| | .| 戦争する時は勝つことだけ考えてもあかんで
ヽl ／( ､, )＼ ）.
| ヽ ヽ二フ ） / 勝った後 戦った敵とも付き合わにゃならんのや
丶 .ﾉ
| ＼ ヽ､＿,ノ その辺考えれば ここら辺が打ち止めやで
. | ｰ-ｲ
ノ丿
／￣￣￣￣￣￣ ＼ ・・・そういやそうやな・・・
／ ＜
/ ＞ 支那が弱くなって喜ぶのは外国や
| ／＼|＼|＼|＼|＼|＼ ＞
| | ＿＿ ＿__ ヽ/ 日清戦争は行きがかり上 仕方のない戦争やけど
| | ＼ / /
f⌒＼| ・ ヽ ・ く 終わった後は 支那は友邦になるんやしな
（∂ ⊂､_,⊃ |
（ ノ ／ヽノ＼ヽ ﾉ あんまり追い詰めすぎるのも良くないか・・・
＼ ＼ ￣ / /
＼＿＿ ￣￣ ＿/
ヽ──┘
＼ ヽ ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :｀ヽ
≫、＿У : ; : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
.´: .. : {乂}: : :/: : : : : : :/ :/ :| : :ﾊ: : :| : l : : :| ヽ: : ::ハ ｀ヽ
／: : : : : :_辷}:ヽ{: : :/ : : :/ :/ : :ｉ :/ |: : !: :i: : : |: : :＼: : :’, : :＼ ・・・わかったの
. /: : : : ／ ′|＼::|: :/ : : :/: /:_:_/:/ !: 十-ト:_::| : :} : :ヽ: ::}: : : : :.
. ′: :: / / !＼::!: {: :_: ム7: ::/ / } :/{ /{ : /: : :|: : : } : |,: : : : :} でも直隷決戦は講和の脅しにも使えるから
{ : : : ,′./ 人 : ;|::T : :/ｘ夕示ミ ﾚ'ｒｆ示ﾃｘ: : :∧: : :|: :ハ: : : :|
| : : / / ／ V: i: l: : ｨｆ_ _)ゞ刈 !,.ｲ刈 ﾅ::/ /}: :/l/ , : : | 決戦準備だけはしておくのー
|: : '¨. ｌ⌒|: : {{ていﾉと |じど/:／{/ l/ } : :′
|: :′ ヽ !: : l乂芝{'ツ ゛¨´ } |::/
l/ ヽ{: : ! ,,, ′ '' / }′
＼:{＼ ー.. ' ／
ヽ . .
, ｉ ￣ ヽ、
_ ,. イ ´ | ¨ブー
／ 小 __ ｘ≪㌢ ` 、
/ 守≧ニ笊二≦少′ ，
l /∧ヽ / |
ノ
奉天 /
◯ 〈
｀ﾌ
i
／
/´
＿＿_ r'´
／ ｀ヽ _,.-''´
/ )i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i; ＿ノ
_ノ /i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i∧ ｀i
r'´ ノi;i;i;i;i;i;i;i;_,,.-‐''"~ `'ｰ-､_ ｒ'
丿;i;i;i;i;i;i;i,-''´ ｀i ｀ｰ-､
{;i;i;i;i;i;i;／ 丿 `ｰ､
く;i;i;丿 ,ゝ ' ,
r´~ゝ ↑ 丿 ヽ
￣´ 遼東半島 { ＼
'-‐'ﾌ r‐-､_r'ヽ ＼
｀ｰ´ ｀ゝ ヽ
_,-‐､ | ',
i´ `ヽ__,,.-‐''‐-〆 冫 Y
r'´ 丿 く~ 〉
-'´ ,r ｀i ｀i_
,,.-‐''" | /
r'´ ｀ﾌ _}
r-､_| 冫 〉
i i´ _ｒ-､丿
r' } r‐-‐ヽ冫
. r'´ {_,-, ,r‐' ､〉
丿 久＿{
こうして日本は講和の意思を清に伝え清も講和に応じ
清は日本に台湾と遼東半島を明け渡し 朝鮮の独立を認める
下関条約が結ばれ 日清戦争は終結しました
_ - ―― 、
イ.::::::: -――-＼
／ /.::::／ ヽ ＼ やた！
/ __〈::::ノ { { ヽ. } | :lハ
/<_ 小、> | ＼ｰヽ ＼ ﾉｌﾉィﾉ | これで奉天に帰れるわぁ！
/ <／|_｣ | ｆ＝ミヽ ィ７| /
/ | ヽ 、 || || ﾚ'ィカ ＿＿＿
/ 人 ＼_＞ r‐ ￢ィ''〔 ﾉノ ／ ー ー＼ ηノﾉ
/ ≧==≧＼ ＼ | ／{ 7 く__つ （ ●） （ ●） ﾉ, ∃
./ ∠三三三三＞ー一'´:.:.:.:..＼＞┤ （__人__） ヽ .／ ./´
./ / ≧三三了.:.:.:.:.:.:.:.:.:._,,､＜＼| || ｀i i´ | .／ ／ おー・・・
/ / /三三三∧:.:.:.:.:.:.:>ﾍ {薔}:ｌ:.:.:.〉ﾉ.＼ ＿ `⌒ ／ .／
; / 厶ィ⌒ヾ三ﾆ＞=イ:.:.:.:.ヽ |:|:.:.{ ／ ⌒ ／
| / / }彡ﾍシ}:.:.:.:.:.:.:.:.∨.:ﾄ､:.:.＼' ／
| l | / ＿,,.∠斗―／-―:.:.:.:.:.:.:.:〈 ＼:.:.:}＼| |
ヽ |／..:.:.:.:.:.:.:_ -‐'´.:.:／..:.:.:.:.:.:.:.∧ﾍ ト-'_rく.＼ |
／..:.:.:.:.:.:.:.／..:.:.:.:.:.:.:.〈:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/><ｌ:.l ヽく_r勹 ヽ ﾉ
,.:::''::《＠》:`:::.、
／:;: '´Ｔ 丁l `ヽ::} あららー？ 私の旦那様はどうしたのかしら？
/{:::/ ｌ |ｌ ﾄ､ ｌ Nﾄｌ ノ（
lｄｂ| ｌ k_ィヽﾚ仁 ⌒｀ 奉天に帰れるのが嬉しくないのかしら？
| ∧l l (○) ｿｲ
ｌ （ｌ 从 _,､_,(○)从
|/ ヽ ﾄゝ ＿＿ イﾄ､ﾄ､ ｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘ…
/;:;:;:;:;／<○>三<○>ﾍ、 /| ,.ィ
|＼| ／;:;:;:;／ﾉし （__人__） ヽ： ﾍ./:::|/l／:::/-―ｧ
＜￣:::::::/;:;:;:;:;：| ＾ |r┬-|ui |/ﾍ:::::::::::::::::::::／
＞:::::::〈:::::::::::〉| ;j `ー'J |; ::::::::ヽ:::::::::::::::Z
｀Ｚ:::::::ヽ;:;:;:;:＼ ： n⌒) ／;;::::::::＿＿ﾏ¨￣
／ ＼;:;:;:（⌒ヽ／ .／ ノ `i ：
∠;:::::::;:;:＼ ￣＿／￣￣ ノヽ. ：
|;:::::;:;:;:;:;：/￣ ￣￣￣ | ：
＿＿＿_
／_ノ ヽ、＼ いや・・・やる夫も奉天に帰れるのは嬉しいんだお
／（●） （● ）.＼
／ （__人__） u ＼ だけど下関条約で 清が日本に割譲した遼東半島を
ｎ|i 7 ｀ ⌒´ ｎ|
l^l | | ｌ ,/) U l^l.| | /） ロシア・フランス・ドイツが三国干渉をしてナシにしたんだお
', U ! ﾚ' / ー‐ | U ﾚ'/／)
{ 〈 ﾉ ／
..i, ."⊃ ｒニ /
."'""⌒´ `''""''''
-r=y=y=y､､
／z〆..::::::::::{f勾::::::..ヽ
／x<..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/.f７.:::::刈ｰ'^ｰ'^ｰ'^ｰ'ﾍｰマ}:::ヽ そうなの・・・？
. / xﾘ::xFﾉ l l .l .ｌ. l ﾏﾍ
/ ｛{l::/ﾉ .ｉ .| ll | l| |! | ! | l| ﾊ
. / ｛{:/ﾉ ｌ .l l ｌ l || |ｌ | | | ｌ| ! llﾊ でもそれはいいことじゃないの？
/ ｨﾘ{ l| 十 t .⊥ｌ l| ハ.} , ｨ 千 l l| .|
. /, .//|:}ﾄヽｌﾍlr=tzぅﾐヽﾘ ﾘj 斗 T７/ハ l､ 三国の清に対する友情じゃないの？
.、 .// 〈〈_}小ﾉハ ヾ弋ン` ゞ ' 〃ｲ ﾘﾍヽ
l:ﾄ:. // 〈.{ /ﾊ､}.〉＼__ ' u ｲ / l .l::|//
、 ﾍ!:V./ ゞｲ 1トム‐ｲ ＼ ､-.. _, ／/ / l.l:}.1 .＿
i;＼ヽ;i〉./ _〃∠ﾉ1 / }| ﾉ1 ヽ － イ / / /千1!|Yﾁi;i;i;i卞z,,_
i;i;i;i;Y// //⊥ｰ |｜|_ﾉ´ } ﾍ.:::::´:y:::ム/ / /ム!|:!||;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i≪_
i;i;i;i;i;{/ 〈〃::::::ヽゝン⌒ ,､ Y｀ｰt:::/イ〃/::::＼ﾄi;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;≪,
i;i;i;i;i/ ノ:::::::::::::::≧ x _, -､く ＼ヽ }|´__ //:::::::::::::＼i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;
i;i;i;/ /::::::::::::::::::::::::〈 ＼ ｢ ヽ _ く. l ||:::::::::::::::::::::::::l;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;
i;i/＿ ､|＿_::::::::::::::::::::::ヽ__,. -＜ ヽｰ"' ||:::::::::::::::::::::::/;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;
l:t- 水ｰ::l:}::::::::::::::::::::ヽ ＼ ｀ ＿>--ﾊ才1::::::::::::::/i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;
＿＿＿_
／ ＼
／_ノ ヽ､_ ＼ いやいや・・・
／ （●） （●） ＼
| （__人__） u | この時代 列強がなんの魂胆もなしに
r､ r､＼ ｀ ⌒´ ,／
ヽヾ 三 |:l1 > ー‐ ヘ 人の戦争の結果にいちゃもんを付けて善行するなんて
＼>ヽ/ |｀ ｝ ヽ
ﾍ lノ `'ｿ ｲ | | そんなことをするなんてありえないお
/´ / ./ | | |
＼. ｨ_ノ .| | |
| | |
＿＿
__ - ´´￣ ｀¨ ‐ ､
, -'"´: 丿 ヽ
／. : : : : ＿／ 、 丶 おそらく列強は気付いたんだお
,,.'. : : : : / /::::::ヽ ｌ ヽ、
/. : : : : : { {:::::::::ﾉ ! ヽ この満州という土地の可能性に・・・
/. : : : : : 丶 ｀ ´ ノ ヽ
/. : : : : : ｀ー‐ ´ / ヽ
./. : : : : : !、 人ノ そしてそれが一体 何を満州にもたらすのか
/. : : : : : Ｕ ｀i｀ ﾆ二-- i
/. : : : : : ｀´ l 今は誰にもわからないお・・・
,'. : : : : : : /
i : : : : : : : /
i : : : : : : : /
', : : : : : : : ／
', : : : : : : : ／
ヽ、: : : : : : . ／
ヽ､:_: : : : . ／
｀¨i : : : : : ヽ
└───────────────────────┘
┌───────────┐
└───────────┘
┌──────┐
└──────┘
┌───┐
└───┘
┌─┐
└─┘
,.ﾍ ,.ﾍ､
」 _ゝ_,.ｲ_,. '-─- ､ __
く ､r'" ｀ヽ､
Ｌ__y ｀ヽ
r─!､_ゝ-､_ゝ,.=イ___,､ノ_ i 満州の可能性・・・？
く ヽ,' λ__r-､ ,､ ,ヽ_>,イ_,ｲ
L_ .ﾚｲ ｲ,.､_! ハ-ﾉｰiゝ､ ｀ゝ､ そういえば後の後で日本はここに
ヽ､lﾊi ' i;,j｀ヽ|r;:-!､_ｲ Y>､_,ノ
/.从"" l､;ﾝ' /ｲﾉ λ ______ 満州国を作るのよね
〈／i >､ ｰ ""ﾝ´λ i ,ﾍ__,..-ｰ'"´ /
ﾚ'!ノｲ｀,r--,=〈／!ノﾊ／/r ──----〈ﾍ そんなに魅力的な場所なのかしら？
r／´｀ヽ,イ ｲ >´ ,' |｀ヽ､ / iヽ
〈 .〉 .イ ,' | ＼「´/ i ', すごく寒そうだけど・・・
くr､_}><{_,ゝ i ,' | /⌒ / | i
〈 ヽ.ﾍ ', ﾚ'〉⌒>λ/ ノ i |
i ハ ',__./ ,.ﾍ> ⌒＾ヽ､ ,' i
,ｲく_..L ', Ｖ_ Kヽ┐ ⌒ヽノ､ ﾉ
／ ´ レi r-､)ｲ_」'ｰ- .､ ﾚ ´
／ / / ｀iｰ'-'" ヽ｀ヽ､ ｀ヽ
く / i | ＼ |,.へ |
.〈ゝrゝ /_ ﾚ＾ヽ,! ヽ､ ゝ､ ｀
ヽ>､ｲ イﾝ'
__,.r￣Y￣'rﾞヽ､- .、
r' ､ｙ--'─'--､ｲ｀ヽ ヽ
r',.'" ｀ ´ ｀ヽ!>, ', まあはっきりいって
ﾞﾉ λ-iヽ､i -ｲ-ﾊ ,. ヽ!
∠! ,ｲr;=;!､ r:!=-;､!ﾉﾚゝi
ﾚγiﾞ.ﾄ_,! ﾄ__.ﾉﾞiyﾉ λ め ち ゃ く ち ゃ 魅 力 的
!..ｙ! " _ "",ｲﾉ ハ
〈 Y).ﾞゝ､.,,___,,..イ!ｲ イ ノ
}><{ r'"/i__ン/}><{ヽﾚ´ ではあります
|ﾉ〈γ (λ_) |ﾉ 〉
ﾉ.ゝ ､ イlゝ.r'"',
/／iゝ､____,.イ)ヽﾊ ',
／ ｲﾉ｀ ´Yﾉ ﾞﾍ. ',
,く／(ﾝ iﾝ ヽしノ
ゝ_〉､(ゝ､_______ｲﾉ i rﾉ
ﾞｰｒ-'-'､_r.､___r､λノ
!,__,! ',,__,,ﾍ
/'-' ! ', '-' !
ﾞｰ- " ﾞｰ-"
_..---..、
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;
..-/ '、 ___; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ; ; ;
/`ｰ-′ `ヽ /; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;
ｫ―┘ │ '―; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ; ; ; ; ; ;
│ '廴 _..-‐‐＼; ; ; ; ; ; ;; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ; ; ; ;
___,,..／ ｀ﾞｰ､ ..-┘ j; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ┘
ｒ''￣ﾞ‐'"´ ﾍ、 厂" 丿; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;/
‐ｧ /ｰ- -........、 _.‐′ _ ／_ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ／
ｨ′ _ﾉ'⌒ （ `''ｰ--‐''￣￣ /--'" ＼; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;／
ﾄ j′ －７ _ '､ ヽr'´ ∨
ﾞ‐ 、 Ｙ￣´ ￣ヽ,,/--､ "''、- .- 、 ..、 _..／ 」 ┌ ┘ ↑
ヽ....宀一' ､......,,..---..__ 冫 ^＼ ﾉ ノ '、丿│ │ ,,＞ 、,--＿ 満州部分
_│ 广'′ `'、 く＿ │ | ﾉ‐／ " _r‐"
｛ﾞ′ ﾉ 丿 〉 '、 ! 亅 ゝ､ _／
ﾍ 、 丶..、 ＿ ( 〜^´ レ─'´ ⊥r‐"`ｰ、
"--、 ^''''-.. ､ / ゝ.. ＿厂ｰ、 ..┘ _>、 ﾉ" '、 │
ゝ 、 ー‐"┐ `''''^''‐-...._ﾉ `ｰ--_'' '、 マ
＼、 １ 丿 '、 ﾞ┐ 丶 ／ ＞
"ﾞ'―-..-..,,、 ﾉ ／ ( ー-....､ _..亠ｰ- ／ │
｀１____..v―-J''v「‐' 、 ..､ '' ｰ-''''､ 〕 〈 _ゝ、_／
｝ ｀'、 ./ '、 │ _/ ｝
_../ 一ｰ ﾞ'1 j.. 、 │ ﾉ │ _,,、
ｌ__ ﾞｒ-,,..一‐'''’ ＼ ---'''' ..ゝ､ ノ´ /´丿
'、 │ ｌ ├┘ │丿
〈 、 y+ー―"`''┐ ／ ...-―‐′ ∨
｀''ﾞ∪ ﾞ‐ｰ‐-ｫ'ﾆ-―'
_ }∟、
│ __丿
満州にある松嫩平原は世界三大黒土地帯といわれ現代中国の主要食料生産地の一つです
現在 満州国部分に当たる中国の東三省は一億人以上の人口を抱えているのです
面積もフランス・ドイツを合わせたよりも大きく 大変魅力的でした
へ}￣￣¨∨｀ヽ、
／ __∧＿＿/ ∧｀:.
〈.／: : : : : : : : :｀: ./ ﾍ: : :. ・・・しかし度々いいますが 植民・領土化というのは
／. : : : : : : : : : : : : ∨___{: : ::.
,′ .l: : : : : : : : : : : : : :∨__}: : :.i なんといっても住民の人口が
ﾊ. ..:.:|: : : : /＼: : : : : :｀ー-: :.:从
|. : .:ﾄ､: : /ｨfてう勹: : : ｀ー-: : :｀ヽ すべての論争を上回る正当性になりえます
l八 代ﾘヾ ｀¨¨´ 厶イ厂∧: :.へ.:.:＼
| |ﾍ ' 从: : : : ∨:.八
. 从;ﾍ ｰ‐ .イ{:}.: : : : : :∨ ｀ヽ 前述の通り満州には既に千五百万人の支那人・・・
ノ | : `ー＜´ー.{:}i. : : : : 八 ,ィへ
r--yン､∧ー─{:}ノ:.ノ７／ ／∧ すなわち漢人が居ました
| ん /∧ ／i:}:::::::::/＿／ }
ｒヽ./厶//{ ∨::〈ソ:::::::/ ／ ￣ヽ_｛
ﾉ ／:::://:厶イ:::::从::::::}フ |__｝ これに対抗するには当時の日本人口五千万の内
/.:::::::::::///「:::::::::::::::::::厂 ∨
. {::::::::::::::ﾚ´|_|::::::::::::::::::｛ ∧ おそらく３０％以上にあたる千五百万の日本人を
∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ rz
｛ ';::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{ {ニニニニ} 移民させる気合が必要です
} i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ,ィﾆ二｝ |
ム_ﾉ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,｀ヽ〈 | r┐|
| ∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ﾍ ｝ }｛│
|∧::::::::::::::::::::::::::::::::::/：∨ 〉 } ﾉ ）
ｒ'::::::::::::::::::::::::::::::::::{二二二二}、──| ノ│
|::::::::::::::::::::::::::::::∠l二二二二} ) ） ∨ /
込::::::::::::::::::::::｛¨ ゝ───一'´
/. . : : : : : : / │: : : |ｌ ｛: . . . . : : : : : . .│
.′ . : : : : : : / │: : : |ｌ ｛: . . . . : : : : : . . .|
. : : │: : : .′ │: : : .八｛: . . . . ｌ.│ : : . . |
. : : : :.| :│ | ＼ │: : : . .l＼ : . .ｌ.|.│ : : . .|
ｌ : : : : : :.| :│ | ヽ |: : : : .│: : . .|.Ｌ.| : : | : : : : :.|
| : : : : : : :.｀斗- ミ 、 }八: : . |ｌ: : : .´|厂|｀:|│: : : :.八 VIVA！満州国！
│: : : .│: :Y´| ｝弍> ＼: . 八 : . ,.斗-ミ,│| : : : :i ｉ| ＼
| : : : . :| : : | └シ ヽ Ｘi弍｛ 狄'| : : : :| ｉト ＼
|: :|: : :| i| : : | └ シ ノ /| : : : :| |ｌ:
|: :|: : :|八: :│ / :| : : : :| |ｌ{
|: :|l : :| ∧ヽ| ┐ /_ | : : : :| |ｌ{
│八: :l //, 、 ` ｌ { 冫 ,仁.ィ| : : : :| ||l{
｛ ヽ| / / 丶、 〈＼` ｰ---| l / / ,.:′川:|: :／ 从{
|ﾍ、 |＼ ＼＼ ｀ニ| │ / /イ⌒ ´￣|／|／ノ}ｌ{
＼ 〈＼. ＼ ヽ ＼ | l _/ /┐｝,ノ`￢r'_ノ ｛_彡'′
ヽ＼＼ ,〉 ′｛′ { ｛ ∨ . . . ..:｝_,ノr┴-ミ
__ ,ノ｝ ＼｀¨´ │ |/ . . . : : : ├┘ ＼
＿＿__ ／｛__,. ´ 〉 │ | . . . :/. . .:,′, ヽ
／′ .′ ｛ / ∧ |ｉ｛...:/. . .:/ ′ '.
/ { ｛ , ∧ 八:V . . :/ / '.
.′ { ＾` / , 〉 / ..:/. . .:/ / ｝
八 ｝{__ .′/∧ 〈 ..:/,. . :/ ′ .′ ｌ
ｌ │ ∨ 丶 ´⌒＼__ /,.∧ ∨/ . , ｝ / │
│ │ 〉, 丶、 ´⌒ー--／....:. 〈...:/ ｝ / |
| ∨.′ ｀ ..,,, ＿, /. ....:.:∧ ∨ ∨ ／ │
│ ,′ ／ 7//. ..:.:.:/.. :〉 ＼ 〈 │
￤ .′ くく_//.′..:.:.:′./,∧ ＼ ｝ | ←石原莞爾
ちなみに大日本帝国政府によって行われた
満蒙開拓団の計画は 「満州農業移民『百万』戸移住計画」 （失笑
そして派遣開拓団の実数は三十万人に満たないものでした （大爆笑
人
ﾉノ ヽ __ ,, ,,,,,,, ,,
〈ﾉ , '" "' ,,
ー-ン ,,"＝= ＿__ ヽ
＾＝ノ" _=＝ ￣￣＝ == ＝ヽ ・・・これじゃ満州領有なんて無理ね
〈 r-^~ー、＿＿_、r"、 ヽ
^、ﾉ /＿、λ 人 | ＼_ ", 二千万人に三十万人じゃ なんともならないわ・・・
( 〈 ｲ,ー 、! ﾉﾆﾆ-、ﾉ ー,, ヽ、
i .〈 ! ﾋ__ﾉ レ r' ヽゝ ( ",＿_）
,ﾉ 八 "" . ー'" 〉人 ) ヽ
〈 〈 へ r─ - "" ﾉﾉ （ ',
ﾉ ハ >ヽ＿丿 ＿.ﾚ 〉 八 い
＿＿ﾉ_〈 人 rイ ハ Ｔ ヽ ﾉ ﾉ ﾉ.＿＿＿__
')⌒⌒｀ヽ レ / /ム',l レ、ルン／ｲ⌒⌒(´
｀ヽr´ ゝく < く_!___」 > ヽイ"⌒ ' r'
_,,、r=ニ'"r､￣｀`ヽ、
r-y' ,{-^--'二´`'´<__、 ヽ、
∧)､ /´ ､｀｀ー∠、ヾ ヽ
ﾉ__<'´ `ｰ ､ _ ＼ ＜´_ i i. } そこで日本は満州族の皇帝を前に立て
´ 7 ＼､_ ＼ ヽ､_ヽ､｀` i i i i
'´ i ､ ヽ､ヾ^ﾌ＞ｧ､ヾ､ー- i i ､ヽ 満州族と満州朝の再興としての満州国を
ﾘﾄ、 ヾ ﾄ-ゞ"´ Y Y^}i i ヾ i ヽ
´!､{ ヽヽﾉ >Y,}i ﾊﾄ､ } 作ろうとしました・・・
` ＼｀ヽt ,ｨ{ Y^} 从､{ ' ﾚ
__,,ﾉ'ﾉ Y´yY Y,} ﾘ-v'｀ヽ
r77-、 /// /{ Y^,ﾊY,}´-'ﾉ __ 人
/'r''ｭ=}} '´ﾘヾ{Tﾚ/r'｀`~＞'´´ `､ ` が それも上述の通り無理なのでございます
{ //; ﾟ｡ﾟヾi .〉 r'ﾚﾉ,7t i i
.i.{ { ; ｡ ;ﾉﾉ r-' /＿ii' 〉 / .i 満州の70％以上は 既に漢族なのです
';`ー=y'´ 〈 r':::::::::<~´ ,/ ;; ;i
'; // ﾉi::::::::::::( ／ ;; ;; ; i こう言うのは忍びない所がありますが・・・
〉彡'ヽ> ／〉::::::::::::ヽ、 ;; ;; ; ; ;; ;;ﾉ
〆､ {ｿ`y-ｯ'::::::::::::::_ﾉ`ヽ､＿∠＿,ｨ' 既に満州は 漢族の地なのでございます
'y彡 ' i::::::::::::::::::`ー､ | .|
(=､ /:::::::::::::::::::::::＜--Tー'T´
_.ﾌ´::::::::::::::::::::::::::::::::::{ i ﾄ､ノ
ヾ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |
＼､ . ´ . : : : : : .｀ヽ ,. ／
＼丶 -rｰr‐ ｧ . : : : : : : : : : : : . ヽ‐rｰrｰ ' ／
`ー┴┴/ . : .:{.: .: .:|: : : . ヽ:. : :.┴┴‐'´
／{ :|.:.::|＼:. :. :ｉ: : : i
′.:/-‐-､.: .:| -‐ヽ.::|: :|: |
| ｉ.:i ,ｨfﾃﾐ ＼{ 'fﾃミ､|: :|: | えーｗｗｗ
| i :| ﾞﾟ=' ﾞﾟ='′.: ..:|
| i:∧ ! | : : :| でもたかが居住民の問題なんて
|: i :込、 、 , /!: : :j
∨∧ `ト . ,. イ } // そんなに騒ぐような事じゃないでしょ？
∨∧ {二ﾆﾆ二} /://
xく⌒⌒∨∧ﾉ /://⌒⌒ヽ
xく⌒ ∨∧‐- -‐{// ⌒ヽ
xく⌒ ｨﾐ ∨∧ {/从 ⌒ヽ
《´ 〃/ ヾﾘ i{ }从 》
《 从/´ ｀Y ｀Ｖ》 》
辷彡ﾍﾊ// | V》辷彡ﾍﾊ/
{ 〃ｰ───一'＾ｰ───┘》ヽ }
i :{‘ｰ─┬┬‐一'＾ｰ─┬┬一'’ } |
|八............V 》........|/|........《 V............ﾉ |
・・・しかしこの問題を
単純明快に解決できる国がありました
＿＿_
＞.:´:.:.:.:.:.:.:.:..:.:｀:.＜ ／/!
／:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.r --= 彡///
＿ /:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∨////＞''´
＜///≧=ー -- === /:.:.:.:.:.:.:i:.:..:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼.:.:.:.:ヾ¨´
｀ヽ､///////////:.:.:.:..:.:.:.|:.:.:.:.:.i:..､:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:∨ 現地住民が領有化の
｀''ー ---ｲ:.:,:.:.:.:.:.:i:.:.∧:.:.:.:.:', ＼:.:.:.:.:.:.:.:',.:.:.:.i!
,:.:.i:.:.:.:.:.:i:./ ';.:.:.:.:.ヽ,.-＼:.:.:.:.:.:!.:.:.:.| 足かせになるなら
i:.:.{:.:.:.:.:.:|' ＿＼ﾄ ､:＼ ｀''ｰ |:.:.:.:.|
|:.:.!:.:.:.:.:.:! ´ __ ｨf==ミ |:.:.:.:.| 全部追放しちゃえばいいじゃん
|:.:.:';.:.:.:.::| ,ｨf=ミ |:.:.:.:.|
|:.:.:.:';:.:.:.:| 〃 ､ |:.:.:.:.|
|:.:.:.:.:';.:.:..!､ __ __ ,j:.:.:.:.:!ノ{,,ィ＿_,
､＿､__从爻.ﾊ:.:.:|::ヽ ﾏ_ _ﾉ /,:.:.:.:.:.|/////＜＿
＞///////∧:.:V//＞ ,, ..ｲ/:.:.:.:.:.:.!/////////爻
_爻//////////}:.:.}////}＝≧=≦={,i:.:.:.:.:.:.:.|///////////乂
＞///////////!:.:|////ﾐー --- ‐ V:.:.:.:.:.:.:ﾊ///////////＜
ｱ////////////|:.:.|//爻＿ ＿ {:.:.:.:..://////////////爻
.乂////////////!:.:!,ﾒ ｀ ´ |:.:.:../}//////////////炎
ｲ/////////////|:.:| ';.:.:.{ jイ/////////////ﾄ{
幺//{///////／ﾊ:.:! ｀Y´ ヽ:.! jハ/////////爻
从//iレ从.／/:/ ヾ | ＼ '::'; Vﾚｲ/幺彳
iﾊ:::::/: :,:::′ | ';:::,.:∨/: :|
∧ }::': : {::::{､ ＿＿＿＿__,,.:i:.,, ＿＿＿＿＿ ﾉ:::}: :i〈: : i!
.ﾊ.! {: : :､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ: : }: ､: !
}:::!: : : :｀ ￣i::::::i￣￣￣:!:::::|:￣￣ i::::i: ￣´: : : :ﾊ::::〉|
|::::',: : : : : : :{::::::{: : : : : : |:::::|: : : : : }::::}: : : : : : :/:::::/:
この単純明快で酷薄な解決方法を ロシア・ソ連は極東と外満州で実行し
この地域のアジア人は一時ほぼ完全にいなくなりました
結果 外満州は満州族墳墓の地という満州族固有の地にも関わらず
あの中国共産党が領有権を主張しない場所となりました
:.:.:.:./:.:.:.:.:/:.:.／ ＼ ';.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.ﾄ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.＼ー- ,,_
:.:.:./:.:.:.:.:/／ ,.ィf≦芋三ミ､ ヾﾐｰ ';.:.:.:{:.:.:.:.:.:.i ';.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:V////≧､ __ ,.ｨi
:.:./:.:.:.:.:/ ,ｨ沙 " , J手沁 ヾ', ';.:.:.!:.:.:.:.i:.:|. ';.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.i//////}///}≧=-- '//
:./:.:.:.:.:/ ｲ{ {迩茫乏 }i }､:.:',:.:.ハ:.', ;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:|///////////////／
/:.:.:.:.:/ ､ Ⅵ 込ｿ jﾉヽ＼ ｨ=ヾ== ,:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:}:.:.:.:.:.:|//////////＞'' ´
:.:.:.:..:.; ー ' /:／ヽ:.＞ ＼ ';.:.:.:.:.:.:i:.:.:.,:.:.:.:.:.:.|｀ﾞ''ー-- ‐ ´
:.:.:.:.:.:i ／ .ｨf芋ﾓミ､ ':.:.:.:.:.:|:.:/:.:.:i:.:.:.;
:.:.:.:.:.:| /／/／/／/ ,.J ﾊ ヾ! .}:.:.:.:..::!/:.:..ﾉ!:.:/
:.:.:.:.:.:| { .{ 沁ﾘ ﾘ .ｨ:.i:.:.:.:.:/:.:.:/ .|:/
:.:.:.:.:.:| ', ゞツ /:.:.:|:.:.:./:.／ /
:.:.:.:.:.:| 〉 .:.:.:.:.|:.:./イ
:.:.:.:.:.:| / ／/／/ .:.:.:.:.j／ あー・・・でもよく考えたら
:.:.:.:.:.:| ＿＿__ ,:.:.:.:.:.{
:.:.:.:.:.:| ,..ィ: ´: : :＜ ＼ ,:.:.:.:.:/ 内満州を奪取しても
:.:.:.:.:.:| /: : : : : : : : :＼ ヽ .ﾊ:.:.:/
:.:.:.:.:.:| 乂: : : : : : : : : : :', } ..:.:.:.:.:.; 牛荘は冬凍るから使えないな
:.:.:.:.:.:| ｀ ､: : : : : : :.}､ ／ .ｲ:.:.:.:.:.:.|
:.:.:.:.:.:| ヾ ニニ彡 .ィ:.:.:.:.:.:.:.:.:..! やっぱ不凍港は欲しいよねぇ・・・
:.:.:.:.:.:|＼ ..イ:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
＿＿＿
＞.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀:.＜
___ ／:.／:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ ＿
＜///｀ヽ,,＿/_:._/:.:..:.:/:.:.:ﾊ:::.:.:.:.:.:.:.:.:.',:.:.:,-- ､＿,.ィ///／
`''＜////////:.:.:.:/:.:.:., ';:.:.:.:.ﾄ,:.:.:.:.:.',:.:∨//////／
＼////i!::.:.:.:i:.:／ ヽ:.:.:.',ヽ:.:.:.:.i:.:.:∨///／
.｀j:.:.:.|:.:.:.:.|/-― ^' ＼ﾄ{ｰ子-|:.:.:.:}￣ ´
,:.:.:.:|:.:.:.:.| ,ｨ==ミ ｨ=ミ、{:.:.:.:.| やっぱり内満州と朝鮮半島
/:.:.:.:.|:.:.:r つ , (_つ:.:.!
、＿ /:.:.:.}ヽﾄ､:.:.|//// ///!:.:.:.; ロシアには全部必要だよ！
＞//｀ヽi///＼/} / `ー ﾍ .ｲ:.:.:i
乂＿ノ/////////////レｲ乂 , --､ﾉイ:.:.:.:.:.|
＼////////////////＜≧=-- ＜===ー.┴ ､
ゝ/////////////////｀ヾ: : : ＼::::／: : : ＼:::＞=､- ..,,__ }ヽ／{ ﾉi
／//////////////////（⌒: : : : ／＼: : : ／::::ヽ: : :ノ＜: : : `ソ//}'/ﾚ'/ﾉ , -‐ｧ
'⌒i/////////////////／:::::＼／:::::::::::｀¨´:::::::::::::::::::::::::::::ー.::::ヽ/////く-―' 厂ヽ
|////////////////乂::::::::;::::::::::::::::＞- ､-- ､::::::::::::::::::::::::::::::〉/////ﾊ __,イ⌒ ´
ﾉ///////////////i⌒ ﾉi∨:/:::::::／ ＼ ｀ヽ￣￣￣ ///////ﾄ!_ノ
／イ///////////////ト〈 .{. Ⅵ_..ィ ', ', .{/i///ﾊ/|
j／}//ﾊ/////i＼{: : :_.ﾊ ､ ヽ} i≦三三三三i三三ミi
／ .j// }/､/|ヾ!: : : : i ｀ }: : ノi }}: : : : }/!: : : }}:i
/／ |::::::::.､: : : : : : ､ /{／/i ﾘィ : : //: : : /::;
.|:::::::::::ヽ: : : : : :＼ /ﾚ'///／//:_:_//: : :..ｲ.:/
.|::::::::::::::ﾊミ三三 ＞////////く::::::::｀¨¨ヽ:::::!
.|:::::::::::::::∧: : : : : : :.jイ/////{:::::::::::::::::::::::::∨
.|::::::::::::::::::::. : : : : : : : :j/i,//ﾊ乂::::::::::::::::::::::::}
.|:::::::::::::::::::::', : : : : : : : |:::|: : : : :.|::ﾄ ,;::::::::::::ノ
.|::::::::::::::::::::::} : : : : : : : !:::!: : : : :.|::|: :i ￣ ´
.|::::::::::::::::::::/_:_:_:_: : : :/::/: : : : : |::|: :|
,::::::::::::::::::/::::::::::::::＼/::/: : : : : : |::!: :!
/::::::::::::::::/: : : : : : ＼::::＼: : : : : ﾉ::ﾚ.ﾍ
そしてかれらは非常に領土欲旺盛で満州に満足せず
朝鮮にその手を伸ばしました
この強欲さが後に世界を揺るがす戦争へと繋がり
満州と奉天に当時世界最大の大会戦を発生させることになります・・・
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|＼
[|[|| To Be Continued....! >
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|／
おっぱい怖い
戦争のしわ寄せは全部下にくるなぁ
面白いスレ発見
続きを楽しみにしてます
日露戦争がどう描かれるか今から楽しみ
ロシア的解決法が脳筋すぎるなぁ効果的だけどさｗｗ
このサクサク進む中に酷薄さがある感じがいい
ttp://touhouyaruosure.blog.fc2.com/blog-entry-3995.html
「日露戦争物語」で派手に戦死した人だった…。
あの漫画でも勇敢な人として描かれていたなあ。
左宝貴さんって当時としてはレアな感性・先見の明の持ち主だったのだろうか、
それとも将官クラスは口には出さずとも「うちの国やばいな〜」的なことは思ってたのだろうか
（ ( ,ﾍ､_
r‐';:::::::ﾞ7 ) ）
,r‐':;;ハ:::;;/-‐゛"`ヽｰ‐-;;_ __ ) ）
./::/::::::::/~__,ゝﾍi､_rヘ,_'' ),, / l
'-'､;:::::＜7´i !￣i i￣ﾊ'=r‐､ .」/ / さっきゅん
,ﾍ, ヽ＜ﾊ; |ｲﾊ l.ﾚｲﾊ iﾊ⌒/ 人_
'､ '､-‐＜ﾚ|/○｀' ○｀'λ￣ヽﾚｲﾑ >>445氏によれば>>1のスレが
>、ｿﾌﾐﾘｱi ""r-‐‐v,""ｲ ｀´゛-ｲ
<-､ｿ,/ノｲ |lゝ,ヽ､__,ﾉ_ノ j ,,,.‐'＼ 纏められているわよ！
`-r'_,.,___`､ﾊ ~」_/、 ',-‐<;;;::::::::::',
|::::::::::;｀l^ﾚ'´§ ヽ､__」 |-､ヽ⌒ヽ)
i:/⌒r,^'ー､__§､r-v⌒ヽﾊ,
/~ヽ"゛V｀‐L/゛`'⌒'＼'＼
ttp://touhouyaruosure.blog.fc2.com/blog-entry-3995.html
__ __ __
r-'´｀' - '―-' ..｀- ,
_ ｰ ´ ｀ヽ )｀ ､ なんたる光栄・・・
´ , l ﾊ
l ｨ / -‐ l__ ､ ﾊ お礼にこのスレの馴れ初めをお話しましょう
' /,V ＼ ﾄ､ l ｀l 〉 ﾊ
/､ ﾉ ー-- ｀ ー--― ゝ < ﾊ 当初 戦記大好きな>>1は奉天会戦を
/ / / j ヽ､
f ､ _＿, ,7 ヽ lー- やる夫スレにするつもりだったのですが・・・
V ヽ/ ‐-, _ _ ... -,＜_ヽ_/,ヽl
.r-.x'-tY::::::::::::::::::, ﾍ' i,l_ 介｀l
,レ介 j j｀::T―T´ﾍ:::::j l i｀'
ﾚ,ﾘ/:::::ｴニ l:::::::ﾊ::::ﾍ ' ﾘ
/_::::/,l i:::::::::ﾊ:::::,ゝ
し/::::ゝ､＿ヶ-ｒ::´ヽ.Ｊ
/::::::::::::::::ｰ'::´:::::::::::::ゝ
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￣ヽT´ﾍ ',
tj J
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,,,,,iiiiiiiiiiii,, /
,,iiillllllllllllllllllllii ／
illlll´l´l´l´llllllllli う〜〜奉天会戦 奉天会戦
| ┃ ┃ﾞﾞ ﾞlll
| _- ‐┐_/ll
ヽヽ _/ _>､＿＿＿ 今 奉天会戦を求めて
｀コ＿/ェェ |ェェェ、
/ｪ|｀ー‐´ .|ェェェェ＼ 全力疾走している僕は
|ｪｪ| |ェェェェｪｪヽ
|ｪｪ| ヾェェェェェェヽ やる夫スレが好きな
|ｪ;| ヾ_|＼ェェｪｪヽ
|ｪ| /| ｀ヾェェｪi ごく一般的な男の子
|ｪ| ／ | |ェェｪ|
くii | ／ .| |ェェｪ| 強いて違うところを
＿＿ !!!!、ヽ | |ェェｪ|
＿＿二Xllll!!!、 ＿＿_.|＿＿|ェェｪ| あげるとすれば
XXX||XX!!!!、ヽ-TTT_|_|_|_|_|＿＿|━|二
XXX||xXXXXX|コｺ´ | |XXX/ |XX 奉天会戦に興味があるって
XXX||XXXXXX| | | |XXX|LL|XX
XXX||XXXXXX| |/ //XXXX||XXX とこかナ──
XXX||XXXXXX|/ //XXXXX||XXX
XXX||XXXXXX| //|.XXXXX||XXX
XXX||XXXXXX| // .|XXXXX||XXX
, ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;＿─￣ ─二＿＿＿＿
, ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;＿─ ＿─￣ |＿＿|＿＿|_
, ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ＿─ ＿─ .|＿|__.|＿|＿_
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;＿─ ＿─ ＿＿＿＿＿＿|＿___.|＿＿|_
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ＿─ ＿─ _-i-´|＿＿|＿＿|＿_|＿|__.|＿|＿_
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ＿─ ＿─ _-´ i_-´￣ .|＿|＿＿|＿_|__|＿___.|＿＿|_
; ; ; ; ; ; ＿─ ＿─ __ｨ-‐二_!-‐|__,-‐i‐´|＿＿|＿＿|＿.|＿|__.|＿|＿_
;;;;;;＿─＿─ |-´二|-‐i´´＿,-┴´.|＿|＿＿|＿＿|＿＿.|＿＿|_ そんなわけで
; ; |∠二_ｪi二二|二|コ＿,-‐´´´_|,-‐┬´|＿＿|＿＿|＿|＿_|__|＿|＿_
; ; ; ; ; ;|_ｨｺ二ｺ二ｺ.|＿,-!-‐i´´＿_,-┴´|＿|＿＿|＿＿|＿＿.|＿＿|_ 帰り道にある
; ; ; ; ; ;|二|コ二エﾆ|__!-┬´´´__|┌─┐|＿＿|＿＿|＿|＿|＿|＿|＿_
; ; ; ; ; ;|┴|‐┬┴┬|i─i￣コ＿__.| ● | .|＿|＿＿|＿＿|＿＿.|＿＿|_ 図書館に
; ; ; ; ; ;|ェ.|二二|二ｺ|●|エ＿＿|_| ▼ |.┤＿__|＿＿|＿|＿|＿|＿|＿_
; ; ; ;|エ|二|二二|_|▲|＿_|＿__└─┘|＿|＿＿|＿＿|＿＿.|＿＿|_ やって来たのだ
; ; ;;|┬|┴┬┴┼┬┴┬─┴‐┬‐┤＿_.|＿＿|＿|＿|＿|＿|＿_
, , , ; |二|ﾆｴ二コｺ二￣|￣─┬‐┴--|＿|＿＿|＿＿|＿＿.|＿＿|_
; ; ; ; ; ;|二|‐┬┴┬|__|二￣|￣￣￣T‐-|＿＿|＿＿|＿|＿|__.|＿|＿_
; ; ; ; ; ;|┴|二コ二コ＿＿|￣￣T ─┴-.|＿|＿＿|＿＿|＿＿|＿＿|_
; ; ; ; ; ;|エ.|‐┴┬┴|┴-t_ﾆ|二￣─t-__|＿＿|＿＿|＿|＿|__.|＿|＿_
; ; ; ｀─_｀｀━━━┥┬､|＿_ T─┴-.|＿|＿＿|＿＿|＿＿|＿＿|_
; ; ; ; ; ; ; ;─-＿ ﾞﾞﾞﾞiiiii,,,,,,,| ￣｀─-＿.|＿＿|＿＿|＿|＿|__.|＿|＿_
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ─-＿_ ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞiiiiiiii,,,,| |＿|＿＿|＿＿|＿＿|＿＿|_
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;─-＿_ ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ|＿|__.|＿|＿_
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ─-＿ |＿＿|＿＿|_
_,-´; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;ヽ
／／; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ヽ
/ //; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;|ヽ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; i
//; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;| ヽ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;i
/;//; ; ; ; ; |ヽ; ; ; ; ヽヽ; ; ; ; ; ; ; ヽ; ; ; ヽ |; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;i
|/ |; ; ; ; ; ; | ヽ; ; ; ; ;ヽ＼; ; ; ; ; ; ; ＼; ; ヽ |; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; i
| |; ; ; | ヽヽ ＼＼ヾヽ、 ｀ー-＿＼ ＼＼|; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;i
.| || |;;| ヽ ＼ ＿ｪｮｮﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖｮ、ヾ; ; ; ;,--､; ; ; ; ; |
｀ .| || ヽ ｀ ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ/／￣￣ヾ ヾ; / ,-、ヾ; ; ; |
─ ｀ i! __ｪｮｮﾖﾖﾖ iて)i |/ 人 i |; ; ;;| ＿
─ ｀|ﾞﾞﾞﾞ /￣ ヽ、 ┴‐ﾞ | | _ヽ |; ; ;| ｀ヽ、｀ヽ、
─ |ヽ (て)| 〉} /; ; ;| ｀ヽ、ヽ
‐ | | ￣ .| /┘ /; ; ; ;;| ＼
´ ヽ | | _ 〈＿/ヾ; ; ; ;;|
｀ヽ ＼_ ´ ｀ / ＼; ;|
! ｀ / ヾ|
! ､-二＞ / | ヽ__
ヽ ´ _ / | 人//>─､＿＿＿＿_
＼ ‐--´ , ´ i ／/////// ////////
＼ / | ／//////// /////////
＼ ／ ! ／///////// //////////
＼＿＿__／;;;;; ／////////// ///////////
|;;;;;;; ／////////// ///////////
〈;;;;; ／////////// ////////////
|//, , /////////// ////////////
///////////// ////////////
,iiilllllllllllllii,,
_,--──-､＿ ,il l ll ll ll lllllli
,-‐´; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ヽ__ | ┃ ┃l!ﾞlll!
/; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ヽ | __ , ,illl
i; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; | ヽ｀´／＿|_
|; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;/ |ﾞﾞﾞ ｀/エエエェ、
|; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;,-i; |. 〉 /エエ、 ＼
|; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;/| /|;/ | |エエエ| ヽ ふと見ると
|; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;/ヽ|| ´. |i |エエエ| |ヽ
|; ; ; ; ; ; ; ; ; ;/ |) |´ |エエエ| |ｪ| 貸出に一人の司書が
.|; ; ; ; ; ; ; ;/ | / |エエｴ| |￣||
, ,, r|;/;/;/;/;/ | / /エエエ| .|＿|| 座っていた
; ;;/ ー-､＿＿＿＿ ト､/ ´｀ ,,,, , , ,,,,, ,, /エエエ/ ＿_ .|￣||
_/ ｀ー ｀┴､＿＿＿_ , , , , , ,,, ,, , , _/エエエ/＿＿＿__|＿||
ミニﾌ-＿＿＿＿＿＿＿ ／ , , , , ,,, , ＿_/エエｪ／|LLLLLLL| ,, ,,,
/ ─────´ ￣￣─-、 , ,, ,,, , / ＼／ || |￣￣| || , ,,, ,,
/ ／´ ＼ ,, , ,,,, !__ /´ , ,,, ,| | |＿|__| |.| ,,,
/ ／ ＼,,,, ,,, , ￣ ,,,, ,,, | T 二 /ﾉ,,,, ,,,, ,,
i / i￣フ──っ＿＿__/| | | ,, ,,, ,,,
| / |＝＝i＜＿__／__/ | | |──っ__
| ./ /￣ | ,--､_ ￣ 7 .| | |コ＜＿__
＿ | / ＼ -、 | ￣￣ /_--┴|＿ |
＿_￣───､＿＿|| ｀丶、 ＼ | っ ､＿＿ ／ ｀┴、 _ _r-‐
￣￣￣￣──┤ ＿_二＞〈＿＿＿／ , ＼‐-、´
| i-二-─´￣ |──／ /´＿＿＿人 ｀ヽ、
＿,-‐´￣; ; ; ; ; ; ; ;￣｀ー-、
_,-´; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;｀ヽ_
／; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ヽ
/; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ヽ
/; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; i
i; ; ; |｀|; ; ; ; ;-‐-､; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;-､; ; ;-; ; ; ; ; ; ; i
|; ; ;| ｀ ｀ ｀ ´ ﾉ｀|;| |´ ´ ´ ´ |; ; ; i
.|; ; ;| |;;| ! |; ; ; |
|; ; ;| ´/| |; ; ; |
|; ; ;| ´ |; ; ; |
__|; ; | //////////// //////////// |; ; ;;|
/ |; ;| ＿＿__ ,,, ＿＿__ |; ; ;/
| | ヽ|;;| ´ (!J!) ｀ ,;;;; ´ (!J!) ｀ |;|,- i ウホッ！
| /ｺ;;;| ￣￣￣ ;;;;;; ￣￣￣ |;|ヽ |
.| |_/ ﾞﾞ| ￣￣ ;;;;;;;; ￣￣ |;| | |.| いい司書・・・
.＼＼ .| ; ;; | / ./
＼ヽ| ; |_/ /
ヽ| ,,,,, ,;;;;;; / ./
| ﾞﾞﾞ;; ;;ﾞﾞﾞﾞ /ノ
|、 ､ , ,ｲ
／|ヽ ￣￣｀ ´￣￣ /;|
／ | ＼ ､＿＿_, /;;;|-、
／ || ;;＼ ,イ;;;;;|;;;;＼
|| ﾞ;;;; ＼ /;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;＼＿_
| | ＼ | ／;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼;
| | ｀ー､＿＿_,-´;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
| | ;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
＼)、)ヽ､_ﾉし/ |;/ |; ; ;| !; | !; ; ;|!; ; |、 ＼; ; ヽ＼; ; ＼ ＼; ＼ |;
＼ / || |; ; ;| ヽヽ ＼＼＼＼ ｀丶_;,_ ｀ヽ_ ｀｀ ｀
ヽ し, .| |; ;;| ＼ ｀ ＼＼ ェェェェェヨヨヨヨヨヨﾖ
Y ( ｀ ヾ | ＿ｪｪ ,-───-、
|_ __| |エエエｱﾞﾞ ´ |てり ｀
＿ ´ヽ＿| ｀ ＼ ,-─-ヽ 乂ノ__,-
,;illllllllllllllllllllllllllii;,_ | ｀ | ヽ |し) | ＿＿,-──
,illlllllllllllllllllllllllllllllllllli;, | | 辻__| そう思っていると
,illlllllﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞlllﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞli, _ |ヽ | ─´ |
llllllll ＿＿ ll ＿＿ ll | | | | | |_,- 突然その司書は
|!ﾞﾞll! -ioi- /-ioi-|´| | | | | | !、 ,,,,,,,,,,
|､|/! ￣ | ￣ | | | | | | | ＼;;;;;;;;;; 僕の見ている目の前で
lii、, ,,,,,, |/ |/ |/ | ＿,-‐-、
_llll | ＿＿ / ヽ ､￣＿＿_,-ヽ 蔵書の検索を
＿/ /| ＼ 一 /|､＿ _ |ヽ _ ヽ ￣
＿,-─´ / | | ＼＿_／;;;|;;;;;;;;￣￣＼ ヾ ヾ || ＼ ＿＿,-‐ はじめたのだ…！
,-‐´、 / | | ;;;;;|;;;ﾞ ＼ ヽ ＼ ヾ ﾘ ＼
./ ＼ / |￣ ＿_-─ | ヽ i ヽ ＼ ／
i ヽ / | ;;;; | _! | | ＼ ／;;;;;;
く＿＿__ | ;; | _,-´ | | ＼ ／;;;;;;;;;;
| ＿,-フ ヽ | | ＼＿ | ,/ ヽ ￣￣ ヾ;;;;;;;;
| |＿/ ＼ | / ／ ￣|／ | ヾ;; _
| | └-､＿＿ ＼ | / ／|￣￣￣|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ ヽ/
| | | ＼,-─っ´ ) | / ヽ ///
| | |_,-´ ｀ｰ´ .人 | /＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_| ////
| ＿_| ヽ＿,-─/ ／ ヽ＿_/| | ////
| ／＿_ |_ _,-´ヽ ´ 〉 | | ///
|＿／ ＿_,-ヽ ´ / |＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_.|
＿,-─´￣; ; ;ー-､＿
_,-´; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;ヽ_
/; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;ヽ
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;i
; ; ; ; ;|ヾヾヾﾞﾞﾞヾヾ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; i
; ; ; ; | ｀)) ´ ´ ´|; ;|
|; ; ; ;| / |; ;|
|;;-､;| .//////// ///////|; ;|
| /i || ´iてi｀ / ´iてi｀ | ヽ 日露戦争当時の奉天の資料ねぇ・・・
| !/| ! ￣￣ |;; ￣￣ |-.|
ヾヾ、 |; |) / お？ 奉天三十年って本があるな
ヽヽ, , |/
トヽ ´｀ ´ |´ 著者はイギリス人伝導医師のドゥガルド・クリスティー
| ヽ ＜二二フ /
/| ＼ ＿_, ,ｲ １８８２年から１９２３年まで 奉天で布教と医療活動に携わっている
／ | ＼ ／;;|＼
,| | ＼ ｀ ／;;;;;;;;|、 ＼ ウチにも在庫があるけど 見てみるかい？
i | | ｀ー‐´;;;;;;;;;;;;;|;;| ＼-､＿
| | | ﾉ / .| ＼ヽ
|-､_|＿ヽ＿ ´ i ＿_ | ヽ
.|,,,,,, ､＿ /￣ | ｀、
| ;;;; | ｀ ┌─────────────────────────┐
| ;;;; | | |
| ;;;; | | |
| ;;;; | _,- | |
ヽ| | く＿ | パサコンディスプレー |
/ | ;,, | | |
| ﾞﾞ | | |
| , | | |
.| ,,;/ 、 | | |
／; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;
／; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;
／; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;
/; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;
/; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;
.i; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; |ヾ; ; |ヾ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;
|; ; ; ; ; ; ;||; ; ; ; ; ; ; ; ; ; | ヾ; ;|＼ヾ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;
|; ; ; ; ; ; ;| |; ; ; ; ; |ヾ; ; ;ヽ ＼ヽ ＼; ; ; ;ヽヾ; ; ; ; ; ;
|; ; ; ;| |; ;| |; ; ; ; ; | ＼; ; ヽ ヾ、 ＼; ; ＼ |; ; ; ; ; これは・・・！
|; ; ; ;| |;| ヾ| ヾ; ;ヽ ＼; ;ヽ ＼ ＼＼＼; ; ; ;
.ヾ; ; ;| || ＼ ヾ＼ ＼＼ ｀ヽ＿ ｀ |; ; ; 日清戦争敗戦から 戊戌の変法失敗の過程
｀ ｀| ヾ ｀ ヾ_＼ ｪｪｪｪｪｪｪﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖ、ヾ;
|ｪｪｪｪｪｮﾖﾖﾌ ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ／￣￣＼ ｀ 義和団事件の実態と 日露戦争当時の満州の様相
＼ /￣＼ /ろi、
ヽ iろi | 弋り__ さらには辛亥革命の緊迫した情勢に
l! !;;;;|.| ´￣
| ///| //// ///// その後の北洋軍閥の来し方行く末まで・・・
| |
| | 当時の満州がつぶさに書かれている！
| ＼ ＿_
l!、 ￣ ＿＿＿_
ヽ ､-´＿＿,-‐´
, ＼ ￣ /
/ ＼ ──´ /
/ ＼ ／;;
ﾚ ＼ ／;;;;;
＼＿＿＿_／;;;;;;;;
|;;;;;;;;;;;
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ＼
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; |
; ; ; ;i-‐-‐-´ー-‐-‐ヽ; ; ; ; ; ; ; ;ﾉ)
; ; ; ;| ヾ; ; ; ; ;ノﾉ
; ; ; ;| ||ヾi、
; ; ; ;| / ヽ
; ; ; ;| ｀、
; ; ; / 〉
; ; / /////////////// / 変革期の満州の風俗文物についても
／ _,-‐iて/￣ 〈
| ´ _ ヽ´ ヽ 医師という理系の視点から 冷静に描写されているな
| ｀ー ｀、
| ￣￣￣ ヽ 欧州文明と出会う前の中華について
| ＼
ヽ 詳細に書かれた第一級の資料と言っていい
／ /
ー´｀＞´
/´
,＿,--、 〉
´｀丶､ |-´ ・・・こいつをどう思う？
｀ヽ
__/
＼ ´/
＼ ヽ
＼ i |
｀丶、 /
_／／ ／／ ／ ／／／_／ ／／ ／ ／/ | | | | | | |
ｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪ / / .| | | | | !
ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾞﾞ ﾖﾖﾖｪ､＿ |/ |///
__ｪｪｴｴｴｴｴｪ_ ﾞﾞｴｴｴｴｴｴｴｴ |/
ﾞﾞﾞﾞﾞ ,;iilllli; ﾞﾞ! ,ｪﾖﾖﾖﾖﾖｪ__ﾞﾞﾞ/
illlll_,ill! / ,,,,, ｀ﾖﾞﾞﾞ /
lllllllllll | ,il! lll /
ー─- | llllllll! / すごく・・・ドラマチックです
| ー-‐ |
//////////////////////////|//// | 外国人である著者が
| |
〉 | 奉天という街と そこに住む人々に深い愛情を寄せ
;;;;;;;;;;;;;;,,,／ |
＿＿ ﾞﾞﾞﾞﾞ;;;;ﾞﾞ | 多くの困難を共に乗り越えいくストーリーも非常に魅力的です！！
/´￣ ｀ヽ、 , |
/ ｀ー-､＿_,-/ .|
| / |
| / /
＼＿＿＿＿＿ / /
｀丶＿/ /
＿＿＿＿ /
￣￣￣￣ /
└───────────────────────┘
┌───────────┐
└───────────┘
┌──────┐
└──────┘
┌───┐
└───┘
┌─┐
└─┘
_,ｙ-ｒ─ｙ-ｒ-,、
,-ゝ_,'-'─'-＾ｲ,ヽ, ・・・という次第でございます
〈, -´ ヽノ、 ,ﾍ ））
（（ ,ﾍ, ノ.ｲ!ﾇハλ!'ﾒ-ﾄﾞゝゞ/ / 戦争も好きだけど風土記などの地誌も大好きな>>1は
'､ '.､.7(y)i ○ ○ i(y)/ /
ヽ ヽ.(yﾙ""r-‐￢""(y) / 開かれる以前の中華の実態が書かれた本書に
ヾ..[><]|ゝヽ､__,ﾉノ[><]/
.r r/.ヽﾛ/ ../ ） ホイホイついて行き トコトンよろこばされてしまったのです
.弋___〈;;;く∧」;;;〉,___,ノ
弋:::::::::::::::::!
从;;;;;;;;;;;;;;;λ
.／ `― ‐´ヽ
.／ ヽ、 ノ ﾄ,
.<ｧ､_ ﾉ::｀:､
/＼-──--、
》＞=＝＝＝ｲ
（（ｲノλﾉﾊﾉ)()
ﾊﾘ￣ ￣ ﾙ)
∧ )人 ＿ ﾉi)ﾉヘ ホイホイ トコトンいうな
/ _＞rｭ＜_ _ヾ
i /―li ♀ f― /
vﾍγﾊ | i! | ﾊ＼iソ
. そﾊ λﾊて
,,ヽ⌒i⌒i⌒ﾉヽ, そういう訳で>>1は 奉天会戦をいさぎよく窓から放り捨て
/ ´⌒⌒⌒ヽゝ
ﾉノiﾉノﾉ-ﾉル -ゝ この魅力的な伝導医師の物語を やる夫スレ化することにしましたとさ
iル §TO /＼|‐‐-‐､
.)ノﾚ§""∀》＞〜〜〜ヽ
ｲi><ゝ￣ 〈/ノﾉlﾉﾘﾉ）〉
（ ヽ ~∞~ﾉﾉi ﾟ ヮﾟﾉﾘσ ＜ どっとはらい
. ゝ .￣ ((⌒i［i.个.i］(_）
/ ~~i￣~i <-（つつ
/_,_,_,_i,＿,i_,i
おわり
日本語訳出たのは1938年か
なるほど
奉天会戦よりこっちの方がマイナーかつ魅力的だもんね
いやあ、僕も戦記も風土記も大好物なんで、
1さんの気持ちがよくわかりますｗｗ
天津並びに上海との電信が途絶していたた為
外国人も支那人も一様に 危機の近付きつつあるのを知らずにいた
十四日 数百命の者が北京で虐殺され
シーモア提督が市に達しようとして 虚しく努力しつつあった時刻に
我々の小さき宣教師団は渾河の記しにピクニックに出かけ
小児は水でボチャボチャやったり 砂遊びをしたり
而して我々は 楽しく樹陰で茶を喫んでいた
.
第四話 愛新覚羅
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ それじゃあ銀時さんと神楽ちゃん
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／ あなた達に洗礼をほどこし
／_∩ ー‐ ＼
（＿__＿） |、 ＼ 正式なキリスト教徒と認めますお
| |/ ／
| ⊂ ／
| し'
＼ ､／ ／
＼／ ／
＿／ ／｀`l
（＿_＿_／（＿/ ←興味のないキリスト教の洗礼儀式については1ミリも調べない>>1
､_ ,
､_ （､__､ゝヽl,ｲ-‐,- ,ｨ
ﾄ､ヽ｀ ´シ´
, ゝ ｀ ｀ﾆ=､ あざーっす
'´,' l ﾞ匕´
､_ﾝ , / ,l l ヽ ヽ、、 ヾ'´
ｰ二 l l il , ﾊ li ヽ i ヽ､l l ､i
,',´ l il /ll l il ヽllヽl l il ､ｰ
ｰﾆ, l l､l三≧ヽl'≦三lVl i l｀
',ﾊヽl､ ｀´ ヽ ｀´ l/ﾘ､'
ﾄl . , 'l'"l
_l＼ ,--､ /lﾄlヽ
┌ﾆ-l,li l＼.￣ ／ l/:ヽ｀7
, -Ll_: ; : l ｀ ´ l: : ;//__
_,-く r‐-ｱ / l,ﾆ´,--､ ヽ、
,:':´/ ＼｀ヾヾ: : l l:ヽ､ Y´／ l｀ ‐- ､
/: : :/ ＼ Y/ヾ: : l l: //ヽl ／ l ｀ヽ、
/: : : / ,ゝ 〕': : : ヾ: l l:// l､ ,< l ヽ
l: : : :l 〕ノ: : : : :ヾ:l l:// ヾ´l l l ｀、
,': : : / '/: : : : : : : ヾl l// / ｀ヽ ヽﾉ ｀、
/: : :/ /: : : : : : : : : :il // / ヽ ヽ、 ｀、 ←支那人キリスト教徒
／ ヽ､
, i lﾄ､
,..´..il , li::::ヽ
,':::::::il ' ' li::::::::l
{,､::::::il l , i ,l i ､ li::::::ｬ::l 先生 私はともかく親父をキリスト教徒にして
ﾋ､::::' l l l /l lヽ l l l｀､ l｀､ l､ l､ ' ,;:ri
i i:::....:il i l ｀l/ｰl-‐'､l ヽ lｰヽl‐‐､l' l l li:::::::,i i ホントにいいあるか？
i iヽ::il l l｀l ﾆ二･ﾆ= ｀ ｀｀=ﾆ･二ﾆ l l､' ' i i
ｰ i´l l l l l ｰ この男 母ちゃんに先立たれてから
ヽl l l l '
l l､ ､__ ｀´ __, /l l オナニー三昧アルよｗｗｗ
l l ヽ､ ｀ 二二 ´ , ' l l
＿ ll ,-lヽ ､ , ｨ､ ll
, ' ´ ｀ !ヽlヽ｀ﾆ_-｀､ ｰ ' _,lヽヽ !
／ r, ｀ヽ ｀ヽヽ /, ' ´ !､
/／ Yﾆﾆ ヽ ､ ｀､v / ￣￣ ｀ ←支那人キリスト教徒
__＞- ` ヽ/ /-―─- ,
┛┗￣ ￣`ー彡'
＿ ＿┓┏ ,. ィ ,､ ￣.二ニ/／l ﾟ
`ゝ＿ -‐'´ﾌ／/／ /, ｲ/ヽ l ヽ 、 ＿ノィ
／´-'´/／'´/／l '´ /l ﾚ,､ ヾヽ,-―'ノ o
＿__フ:::::::::'::::::::::´::::::l ／:::::W:l /::::l ｨ /ヽ /＼
`‐--ｙ:::::::::::::::::::::::::::´:::::::::::／':::::::l/∨::::`::::l`ヽ ﾟ 。
ｨ≦彡::::::::::::::::::::::::::::::::;／//::／-‐／>/::::二ﾆ- O
￣フ:::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::ﾚ´:::::/ /ｨ彡ﾘ` o
ノィ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､:l∧/ 彡彳 O
＿彡-‐ニ二ニ‐-､::::::::::l::::;∧l ´ / o ﾟ
＿＿∠／:::￣::::::::::::::::::`::...、ト､!:/ / ' 神楽っ！ てめっ！
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:..、ヽ' ／
l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＿≧､丶＿ なんて事言いやがる！
!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣::::::‐-....._
. l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:....、 というか覗いてたの？！
!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
. l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::! おとーちゃん恥ずかしくて死んじゃう！
l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'
!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
日清戦争が終わり 平和な時が戻ってきました
／￣￣＼
／ ,ノ ヽ､_ 今年の合同長老教会の満州における報告をしますだろ
| （ ●）（●）
| （___人__） 満州全土の外国人および支那人牧師は百名に増え
| ､'
｜ ｜ 協会員は4,000人を数えるようになっただろ
}._＼ , |
.__ _＿ ,.〈＼＼＞ニﾆｧ´
／: : ＜ : : : : : : ＼ ／ﾞｉ ﾞｉ、
, ' .: : : : : : : : : : :l: : : .∨',:::::ﾄ|ﾞｉ ＼_
.{ : : : : : : : :ﾞｉ : : :」 : : ::', Y´ﾞｉ. |: : : : .＼
|: : : : : : : : :＼ : : :＼ : ',|::::::ｉ |: : : : ',: : ｀,
', : : : : : : : : : | : : : : : : :.',:::::ﾞｉ|: : : : . ',: : }
(,:／:／ニ｀ﾝ---r : : : : : ',::::| : : : : : ',: : ',
｀: ´ : : : :V ,r'二ヽ_: : : : :',:|: : : : : : ',_,rｰ'､
{∨ : : :└」_,r' 二 ヽ: : : : ',|.: ＞＜￣＼.: ＼
{: ∨ : : : : :」.ゝ-''ﾞ~￣￣￣￣: : : : ﾞｉ ム: : : ' ,
l: : ∨: : : .／: : : : : : : : : : : : : : : : ､／: : : : : : }
}: : : ＼ : : : : : : : : : : : : : : : ／゛￣: : : : : : : :, ' ←長老合同教会のえらい人
／￣￣＼
／_ノ ｀⌒ ＼ 我々は満州全土に多くの教育学校を開いただろ
_ | （● ) （⌒ ） .|
| ! | （__人___） | とくに婦人少女の為の学校は
｜ ! | ｀ ⌒ ´ .|
| ! ,.-, | | 女性へ教育を与えない支那では画期的なものだった
_,ﾉ ┴、/ ,/ ヽ r
r `二ヽ ） i ヽ _ ､___, ﾄ 当初驚いていた支那人も 今では先を争って
| ー、〉 / _,,,,ﾉr ` ／i＼,,,,_
| r_,j j__,,.. r''''"/::;| ＼`'／ ,'::;;;r;;;;;;;;;;;;:: r ‐-、 娘を学校に行かせるようとするだろ
| ） ﾉ ::::::::;;;;;;;/::;;;;| ／＼ /::;;; l;;;;;;;;;;:: ::;;;;;;;:: ヽ
ﾉﾆ-､ ,/::;;|:::;;;;;;;;;＞::;;|／(::::ﾉ ＼/::;;;く;;;;;;;;;;;;:: i::;;;;;;;;;;;:: }
√..:::;;; ヽ､〉;:;;|::::;;;;;;;;{ ::;;;;;| "::く /:::;;;;/;;;;;;;;;;;;:: |::;;;;;;;;;:. ノ }
/..:::::;;;;;;;;;;;;;;;〉;;;;|::::;;;;;;;;;:{ ::;;;;| |:::::::| /:::;;;:/;;;;;;;;;;;;;:: |::;;;;;;;;;;;;;;;;:: }
. -─━─ ､
/ ．
/ .
/ i
.' ｀,:､ /ﾉ
_,< , `泛ﾀﾞｿ^ いくつかの教会では イギリス本国からの支援を断り
/ﾍヽ! :i ! γ i<
ﾒv/＼ヽ､ﾍ. ゝ.__.ﾉ_) 派遣された牧師を自給するという申し出も出ている
／/ハ/,∧ ＼＼_／
／////_j//jヘ. /,7j 大変に素晴らしい変化と言っていいだろ
///////＼////＼/∧､.
;γ⌒ ｀ヾv ＼////＼ﾍ廴
i//ヽ､///,＼/＼/////ﾍN もっとも言及すべきは 今年の満州での我々への寄付金が
|//ヽ､_≧=ヽiﾘ//＞ ､/∧i!ﾊ
|､///ー=ﾆ7/{/j/////＼.ﾘ/∧ 現在の日本の貨幣価値にして おそらく十億円を越えた・・・
Ｎv/////,≧7､////////N//,j
ヾ.V/////ヽ､∧///////o∧/{
VV/////ヽ､∧////////∧ﾍ われわれの伝道は 軌道に乗りつつあるといえるだろ
Vヾ///////ﾞ∧///////o∧/,
V/＼//////'ﾘ;.////////∧/i
V//,＼/////∧///////o/Ｎ
ヾ/∧ ヾ/////,V/////// j/,
｀Vﾍ/ ＼_/イヾ＼/////{/ {
}/|////V/////＼//∧/ﾒヽ
ﾊ/i//┌ ＼///// ＼ ∧ハヾ＼
i//ﾘ//ﾅー-.＼///// ＼iV/ //.ﾍ
j/ i// ///////＼///// ＼////i!
i//i!///////////,＼////ヘ；//ﾘﾞ
∧Vi//////////////Y/´ ＼/
i// i!///////////////ト､ ､ ､､i
＼/j!///////////////|/∧ i. | |
j/7≧=-＜///////// i//rﾞﾉ.//
＿＿＿＿
／＾ ⌒ ＼
（●） （● ） ＼ すごいお！
/⌒（__人＿）⌒:::::: ＼
| |-┬r| | 満州はもう 未開の地じゃないお！
＼ ｀'ー` ／
満州は落ち着き
キリスト教が受け入れられ始めていました
＿＿
,...‐:::::::::::::::::::::￣:::::: . 、
,ｨ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＜´
/::::::;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ やる夫先生！
,;::::::/ {::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
|::::;ム_、::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::::::::f´￣ 病院拡張の為の 寄付金のめどが付きましたよ！
!:ゝ、__);:::::ｆ´‐;:::::::::::::::::::::::::ﾊ
';::|',,. ,ハ::;ゝ-ﾍ::::::λ::::::::::::::::,
∧| ｀ __ヾ｀'｀ ﾊ::::ｉノ>::::|ﾞ＜:ﾊ
ﾊ:::, ! ｿ ,.ィ:::;、:::::; ｀
'ハ _,, ｒ. ´ {.V ＼:!
', _., -―┐
r‐／ |
／ , -‐.|
/ , イ ﾊ
/ ｒ ´ ∧
∨ / ∧
∨ / ／ ∧
. / ./, / ハ
. / ./ i ハ .ﾊ
/ ./. | / i
/ ./ ', / ｉ
,' ./ .ﾊ i |
∨ / 'v |
∨ / ! ｜
｛ / i ',
∧＼ | ﾊ
. ゝ、ｒ―――― i ｜ ←支那人キリスト教徒商人
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ ＼
／ （＞） （＜） ＼ ありがとうございますお！
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／_∩ ー‐ ＼
（＿__＿） |、 ＼
| |/ ／
| ⊂ ／
| し'
＼ ､／ ／
＼／ ／
＿／ ／｀`l
（＿_＿_／（＿/
病院の方も順調でした
キリスト教徒の支那人商人たちは
積極的にやる夫先生の病院へ寄付を行っていました
＿＿
,...‐:::::::::::::::::::::￣:::::: . 、
,ｨ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＜´
/::::::;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ やる夫先生！
,;::::::/ {::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
|::::;ム_、::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::::::::f´￣ 病院拡張の為の 寄付金のめどが付きましたよ！
!:ゝ、__);:::::ｆ´‐;:::::::::::::::::::::::::ﾊ
';::|',,. ,ハ::;ゝ-ﾍ::::::λ::::::::::::::::,
∧| ｀ __ヾ｀'｀ ﾊ::::ｉノ>::::|ﾞ＜:ﾊ
ﾊ:::, ! ｿ ,.ィ:::;、:::::; ｀
'ハ _,, ｒ. ´ {.V ＼:!
', _., -―┐
r‐／ |
／ , -‐.|
/ , イ ﾊ
/ ｒ ´ ∧
∨ / ∧
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. / ./, / ハ
. / ./ i ハ .ﾊ
/ ./. | / i
/ ./ ', / ｉ
,' ./ .ﾊ i |
∨ / 'v |
∨ / ! ｜
｛ / i ',
∧＼ | ﾊ
. ゝ、ｒ―――― i ｜ ←支那人キリスト教徒商人
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ ＼
／ （＞） （＜） ＼ ありがとうございますお！
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／_∩ ー‐ ＼
（＿__＿） |、 ＼
| |/ ／
| ⊂ ／
| し'
＼ ､／ ／
＼／ ／
＿／ ／｀`l
（＿_＿_／（＿/
病院の方も順調でした
キリスト教徒の支那人商人たちは
積極的にやる夫先生の病院へ寄付を行っていました
-──ミ
／:./ニニﾆ}:.:.:.:｀:..、
/:.:.:.:l､:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.ト､.:. アンタがやる夫先生？
/ｨ:.:.:`トヽ(Ｘ:.:.!:.:.:.:.|／:.i
ｉ:.:ｌ:.:.ｲrｯ fﾂ}:.:.:.∧〉:.:| 初めまして 新しく奉天総督に就任した増祺よ
|:.:l:.:.:| _'__, |:.:.:.l)_〉:.:.|
)从:.:.ゝ、 !:.:.人:.:.:.ﾊ 今後も在満州の軍人の治療よろしくね！
}乂:.≧ ´|:/〕ト:.:/ ﾉ
_//i/: 厂ヽ/: : /i/:/ハ
__ _ / /i/: /⌒ /: :.ｲ:／ ＼
／{ { 廴_＿.／ ﾊi{: :{mイ: : :／ ﾄ「￣￣｀ヽ
. しト彳: :} ＼ { Ⅵ!Y: : ／ / ＼＿＿_}
ゝ :_ノ 从 l}/: :イ / } ヽ
＼_＿__／ / x介ﾄ { ／ ﾉ
V::/ l:::::》 ＿ ！イ ／
〃i::|: :|::「: : : : :ヾ{: : ＼ ／
/ : l::|: :|::|: : : : : :/ ゝ: : :У
/: : : ¨: : ¨: :i: : : : し＿丁
./: /l: : : : : : : |: : : : : : :| ←増祺 奉天総督（盛京総督ともいう）
／）
／／／）
／,.=ﾞ''"／
／ i f ,.r='"-‐'つ＿＿＿_
/ / _,.-‐'~／⌒ ⌒＼
／ ,i ,二ﾆ⊃（ ＞）. （＜）＼ もちろんだお！
/ ﾉ ilﾞフ::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
,ｲ｢ﾄ､ ,!,!| |r┬-| |
/ iﾄヾヽ_/ｨ"＼ `ー'´ ／
左将軍に代わって増祺という人が
奉天ならびに周辺軍を管轄しましたが
彼との関係も良好でした
,.ヘ､＿＿＿ ＿_
,心､_| ハ ＼ﾐ＼ ＼ﾍ癶､
／ノ ﾉ rﾐl:l:lﾊ ヽ ｀ヽ ＼ｰ'＼ ロック もう少し三等車を増やせないか？
〈 / |ジ´,,´´} /Nヽ ト,ｌ＼ V Yﾍ
ﾉ 〈l lﾊ ゞｊノー--H/､| } lﾊ ＼〉 まだまだ支那人の需要は見込めるだろう？
／/ / Nゝ!'＾｀ヽ ~''´_,z≧､_N | l ∧ ヽ
/ l {イ弓彡､ﾐ_ｊ ､_´￢‐’='＾ｊ/ l ﾊｊ)ハ
| l ! ﾄﾄ!〃_(・'`/ ﾟ // /ｲ 〉 |
＼l,! ﾍ|Z孖彡7ヽ r､ !ｲ/ /ﾄ! } | ∫⌒
ヽ､|ﾐ彡彡{ ス//|rノ |
|lﾏ三彡7∠_ 二`ﾆー' ｊ/´| ! | （(
| l∨辷/ | | ! | （ ⌒ )
| ll ＼払 ´ ﾐ /| | ! l (~ ノ
／} | |l l＼} ／ｹl | | ノ
ヾ 彡＼ ／ｰ'/ ! li | ｌ |＼ | | lヽ∫
／｀ヾ ／ ／ ノ| l | llﾊ ::::＼ ＿ ィ _ｨ| |l r_i~＼
／ ／ ／ ＼─‐-､_/ム| l l／ﾊ ヾ壬/ ｀ヾ| l|ﾊノ人､ヽ_三⌒ヽ
| _／ ／‐ヾ､ノﾘ＼::::::::::::::::| ｌ |三∧ _ _ __,|z ﾆ1'＼ﾍ＼ _｀ヽ_ﾐリ
ヽ ー'´ー=ハヾ､ジ ＝=二_ァこ- |-￢'}＾´￣ｰ´ ￣ │! lﾍ:::::::`ー--..､ﾙ(_rﾍ
l _／ 〉:::::::::::::::::::::::/ ﾉ | / ﾉ ', ､､＼::::::::::::::::::::｀丶､
|l .ィ:::::::::::::::::::::::/ ﾊ/ l ─--､ く_.. --─∧ゞ ﾆ _＼__:::::::::::::::::::::
/::＼ ´ ヽ:::::::::::::::::/{ ! _ノ|ゝﾍ `~ z‐､/::::::＼ _ ヽ ム:::::::::::::::::
/:::::::::∧ }::::::::::::〈 ﾉヽソ （::::||彡〈 〈ミ/::::::::::::::::::ｿ フ ﾉ:::::::::::::::: ←ロシア人駅長
. -―=＝≠´＼_
.......:::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::...ー-
／ .:::::::::::::::::::::::::::::::::::/.:::::::::::::::::::::｀丶
/ .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/.:::::::::::::::::::ト､:::::::.＼
. /.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::ﾊ:::::ハﾄ､:::::::::.⌒ヽ
/.::::::::::::/.::::::::::/.:::::::::::::/|:::::; l::::| |:!ヽ::::::ﾊ
:::::::::::::::ｌ::::::::::/:::::::::/::/ |::厶 l::::| |厂{:::∧
|:::::::::::::::l::/.::/.::::::i:::i::::ｉ／厂 |:八 ﾑ、 Ⅵ
|:::::::::::::::/:::∧::::::::Ⅵ:::| ／,二、/ ﾋﾌ_, { まあ・・・出来ないことはないんですが
|:::::::::::::::八{::ﾊ:::::::| 八|.ィ:::厂, ,; Ｖ 、
|::::::::::::::::::_::::::::l＼| ^===彡 ＼ | 乗車後の車両清掃が大変なんすよ
ヽ:::::::::::/ ｀ヽ:| , ノ |
＼::::{ ( く_ | 休みが減るなぁ・・・
＼ヽ ｝ ,_-ｘく|
. ＼＞―ﾍ /こ´个＼
| ＼ 丿 ﾞﾞ
／| ｀ニ＝=‐―┬=≦ ＿＿
| ＼ ＼:::::::::::::::::| ∧
| ｀ ー-=ﾆ二::＿::::| //∧
. / ｀ヽ ////∧ ←ロシア人鉄道員
日清戦争の後 ロシア人が多く満州に入り鉄道運用を行うようになりました
満州の清国人は彼らを疎ましく思いながらも 鉄道の利便性を気に入っており
満州においては 排外的なことはほとんど起こりませんでした
fノ,r彡 彡 ,ｨｼ |ll ヽ 川 jﾙ l l ll l l ﾉﾊいli爪
ﾉｨ=≡＝ ''' " V! ヾ Yｿﾉlll /ｲ 从！ l l幵 l ll
(~｀ﾞ` ' ' ‐ - : ; , ,_ (zｪ;;,,,,ィ i, ヽ､ﾞi, ﾘﾊl ﾘﾊ 彳l l, y升卅１
｀丶 ､ ｀ﾞ ` ' ‐ --:: ; ,, ＿＿,,.jゝ､_oぅ」ト、,,、 ヽﾐ!/ｨ' K戈 ll H tトvkjｲ}
｀ 丶 ､、 =三;;;;;;;;;;;;;;≧ﾐ､ ∨ﾘ ﾉハヽ tﾐミ ヾVﾂﾉ,州 プロテスタントは
｀ 丶 、 ｀ ~ ヾ;;;ヽ､ `'oｪ;;;,,, ゞヽミﾐヾヽ 癶 卞ｌrfリ刈
｀ 丶 ､ ､.,,＿,,,,,,、 ヾﾐミ'＝=≦;;;,, ｀ヽ ﾐ ミ `ﾘ川l l l ﾘｿﾒﾘ 本物のキリスト教徒じゃ
｀ 丶､,.,,_ ｀ヾ;' ｀` ｀''ミ;;;''' リ-､ｿ ﾍミゞﾐミ ｨ勿
r',､~`:ｰぅ .イ /'⌒}）》洲)）ﾊｱ/llﾘ アリませーん
,ﾉ/ヽﾞ丶、 /,rｿl/ﾘ/ﾑｲ孑彡,ﾉ
,（_ ｀丶｀ヽ.＼、 ､,,、 ／ｨ;ｼ/彡シｨ彡ﾃ／
,,,,,,＿＿＿ _ , -‐ ''ﾌ^::;ヽ､、 ｀丶ヾﾆヾミ､ ／ '",ム三三彡:'ﾞ´
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ ~ ￣￣￣ ~ ´:.:.:.:.:.:.:（ ｀`'':: ;;;;ｭ､ ｀丶`ｰｧﾘ〉 /'ー '' "7テ-‐ 'Tヾ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ﾆ彡'' _,ノ ／:,:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.＼
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ ' ―--―一 ''テ""ヲ^~´￣ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.｀ヽ、 ←カトリック神父
この頃 満州にいたカトリック教会は 地元の風習を尊重せず
唯我独尊で支那人から嫌われていました
／´ ＿＿＿ ` ､ヽ
/ ,. -.: ￣ :i i:￣ - ､ ＼
/／ /.::/ ｲ i .:.:ﾊ :ﾄ;: i :＼:.ヽ
i/ .:i.:./!/ |ハ .:.:|. i | ヽ i i:.:. ヽ:.',
// .:.:i|/´|!￣` ,i .:i| ´il￣∨|ﾊ: V
iﾊ :.:.:|.ィて::卞` ∨ ィて::ヾ | /: ',
', .:| ￣ ￣ ´/ｲ: .i ! あたしにはプロテスタントよりも
/＼ゝ 〈! ` /〉 ／ｨ／|ﾘ
i ハ ＿＿// イ|: | カトリックのほうがガツンと来るんだよなぁ・・・
/ ﾍ ´ ￣`´ / ,|:. |
. i .:.:ﾍ ´` ｲ二|:. |_ なんかプロテスタントは チャラチャラしてるんだよな
. | :.:.:| ＼ ／ |:.:.:.:|:. : .|￣`
| :.:.i | ` ＿ ´ |:.:.:.:|:. :. |:.`ヽ
!: :.:.|､,.,|_ -――- _| r ''|:. :. i:.:＼､＼
r ''|:..:.:| i´:::::::::::::::::::::::::::::::::`| i:.:.: i',､:.:.:ヽ` ＼
r ´` ''´ .i:.:.i| r|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ト.i:.:/i| `´ '､,,
(, i:.||;' ` ､:::::::::::::::::::::::::::／:; 'i:/ ､ 〉
ｨ' ` ,,i|i:::::::::::` ､:::::::::::／::`::r' / `,,) ､
／ ' ., `;::::::::::::::::::::::::::::::::::,'' i, ＼ ←はぐれ者的な支那人カトリック信者
ただ彼らは信者以外とは積極的に関わろうとしなかったため
さほど問題にはなりませんでした
. ﾍ | | | | | | | ＼ ヽ' ／ | | | | | | | _
. | ￣| | | |＿＿_| | -‐l--‐／／＼＼ ＿!‐- _| |＿ | | | |｀´ |
. ＼＿| | ヽ | =-､_ ＼/V Vﾍ/ _,.ｘ-=' / / | | /
| | | | /,.ホミ::､_ _,彡ホミ:ﾊ / ト- '
. | ＼. |､ヽ. i::{:::::::ｕ}::i ｀ ´ i::{::::::::ｕ}::i / l ﾉ 礼儀を知らんキリスト教徒どもめ！
. | ＼ |ll ヾ. ヽヽ辷:ソ ヽヽ辷:ソ / , -､ ' |
| ＼ ｀ l ｀､ ＿_ ,ノ , ｀ ､ ＿ ,ノ/／￣ ／ | 仏罰が落ちて死ぬがよかろう！
| ＼. ! ,＿＿＿＿＿＿＿ / ／ |
| / ｀ー､ Yヽ /＼／ヽ /ヽ /､/i /´ |
_|＿__| ｆ´ ｀Y､ | ! / Y⌒Y＿ |
／ ヽ| | ＼ l | ／ l | ｀ ､
/ | ） | ＼ ﾉ '´ l | ヽ
|. | /-=-/ ヽ ｀ , , ' l l ! |丶
| |. |. | l ｀ ‐- ' ´ l ﾊ‐' ｀ | / |
| | | | l l l ! / |
| | | | / | l / | ←奉天在住仏僧
まあ在野の宗教関係者はムカついていましたが
手は出しませんでした
／;;;;r'￣´ ｀￣ゝ､;;;;;;;;;;ﾊヽ
／ソ´ (ﾍ;;;;;;;ﾊ）ﾊ
/／´ / (ﾍ;;;;;;;|） ﾊ
ﾚ' /| ヽヽ ヽ （ﾍ;;;;|） ﾊ
/ / /│ |＿＼|__|＿_ (ﾍ;|）） ﾊ あなたー
l / l | | r'| | ﾊ ｀ ((!!)) |
| | | 」-ﾄ､ﾄ､ | _x===| }（（ﾄ､ヽ | ピクニックいきましょうよ♪
| レ|´| | | ヽ | ｒテ´ | / ハヽ__」〉|
＿| | | | |_==ヾ､ ∨ |/ / {{￣￣||
〈l￣〉ﾊﾊ ＼＼xﾞ , /／/ / llヾ〉 |||
ヾ_'-'∧. ヽ ＼＼ _ ノ jﾉ ,ｲ /| ll |ヾ_ | /
/||ゞ´∧ ＼_＼ゝ ／// | {{| | | /;;;
/／´|| 〉〉､_ ヽ￣ヽ､ ／ｲ‐,,/ ﾞ| | |∧／;;;;;;
// ﾞ |_| /＼＼＿|｀ - -､- ＜￣;;;;;/l } /｀│＿;;;;;;;;;;;
/＼ー─-､ / /￣/| || |;;;;;;;|;;;;;;;;;;;//| |＿／;;;;;;;;| ;;;;;;;
___＿/＿__〉;;;;;;;;;;;;>' / /l l/ || |;;;;;∧;;;;;;;;;/_ | /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ;;;;;;;
__ゝ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;// /| /-ﾄ─--'￣＼/ |ヽ;;;/ | /ﾚ';;;;;;;;';;;;;;;;;;;;| ;;;;;;
＿;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ｲ /;;;|/;;;;;;;;;;;;;;;/》／ ＼ 《 ﾚ'/;;|;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;| ;;;;;;
＞;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;| |;;;;;;;;;十､／ヽ-へへへ／￣《/;;;/;;;;;;;/;;;;;;;;;;＜´| ;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| |;;;;;;;／|´ 《ミＹ≡》） 《/;;;/;;;;;∠;;;;;;;;;;;;;;;;;;〈￣￣
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／|;;;;;;;;;;;;ﾚ/;;／;;;/ ゞ===ﾞ´ 《/;;;;;ﾚ'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
;;;;;;;／|／ |;;;;∧__{;;;;|;;;;;/） 《/;;;;;;;;;＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／
／/ ／ ヽ/く;;;;;ヽ |;;;;|》 |/ ／ 《/;;;;;;;;;;;／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
| / / ヽ;;;;;;;;;;;;;|》ヽ | / 《/;;;;;;;;;;/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;〈 ←リザ・クリスティー やる夫先生の妻
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／ ● ● ＼ とうちゃん ピクニック行こうお！
|⊃ (_,､_,) ⊂⊃ |
＞ ヽ._） ィ’ ←やる夫先生の子供 姓名不詳
∩＿
〈〈〈 ヽ
＿＿＿_ 〈⊃ }
／⌒ ⌒＼ | |
／（ ●） （●）＼ ! ! よーし！
／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼| l
| |r┬-| | ／ 教はみんなで川までいって
＼ ｀ ー'´ ／／
/ ＿＿ / 河原でお茶会をしようお！
(＿＿＿） /
この頃までにやる夫先生には子供が出来たようです
＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼ 色々あったけど
／ （ ⌒） （⌒）＼
i ::::::⌒ （__人__） ⌒:: i 満州に来て本当に良かったお
ヽ、 `ー ' ／
/ ┌─┐ やる夫の目標は成功しつつあるお！
i 丶 ヽ{ .茶 }ヽ
ｒ ヽ、__)一(_丿
ヽ、___ ヽ ヽ
と_＿＿_＿ノ＿ノ
時に日清戦争から5年経った記念すべき１９００年6月中旬のこと
やる夫先生たちは幸せの絶頂に居ました
まさか二三週間後 満州が地獄になるとは誰も思いもしませんでした・・・
／ ' / ｉ、 :. } ! ::. i !:. ::. ｉ::::.:.:.}
. ,′ // |ヘ、 ::i://:ﾄ､::.::.:.i::.!::. i:::. |:::::.:ﾊ
iﾊ / .:! :ｉ ｜ ヽ::/厶:|:L::ﾄ:::|::ｊ:::. ﾄ､:::.|:::/ 日清戦争の敗北は
| ', :.:::l :.ﾄ､|_ ﾊ:r ァﾄ芯ｱ }∧ﾊ::::|⌒Y::{
}∧.:lﾊｆ卞心 丶、ゞ-' ',::{ﾉ /.:{ 洋務運動が中途半端だったからだ
′ ',ﾄ､{ ｀ﾌ i__.ィ.::Ｎ
ヽ ､〈 ｊハ{::::! もっとドラスティックな改革が必要だ！
＼ _＿ ,. ／ jﾊﾙ､
ヽ ー' ／/ ／ : : :{::`丶、 清朝はこれより変法運動を行う！
Ｖｊ爪､ ／ /／ . : : :ﾉｰ- :::.丶、
ゞ斗''く ／ . : : ／.:.: : : :｀ヽ:::.
／ / ｣i〕 /｀ヽ . : /ー- ､: : : : : : : ←光緒帝
! / l l l !､
l l ﾄ､ .! l .l､ l ﾄヽ
/.ｨ l l .l__,. -一 .! ! / /ﾘ l / ﾄ ', ｀
,r== - ／'´l ﾘ､ ∧'´ .ﾘ.`ヽ寸､l .l斗ｨ/ｻ‐ﾚ ./!/ .l `＼
/'´ ヽ、 ! , ! .l.ﾘ＜ﾄ,)云示 ｨ'孑―z､.ﾚ! ､ !
| ヽ !l.', ﾘ、 .! ゞ―イ ,ィ 、.ゞ.歹, '´ .l /ﾚ .l !
| ﾍ.. ﾘ .N l .l '´ ` ￣ ,'/ ﾘ
Ｖ t. l ゝﾘ､. . ',. l:､ ,'ﾘ 科挙の廃止 留学推進
l___,`` . .ヽ ! ...ﾚ′ト､ ､ ', j:/. /'
|＿ ニ / .ヽ | ﾚ..l ､ ヽ! / 学校制度導入 新聞発行
_／ .イ ./ヽ ∧. ﾚ l＼ ﾏ¨`ー―ｧ ,ｲ
ｒ'⌒ ' ＼ .ﾚ! ＼. ｀ ー‐ ´ ｲﾘ 郵便事業開始 陸海軍近代化
| ヽ ＼ .＿,<l ヽ ＼, , , , , , ,／ l、
丿 ＜＼ | l:.:':.:.:.:.:! ＼. ', ＼i i i. i. i ／ l 7 官僚組織の変革！
（ ､ ィ_.ﾉ |:.:.:.:.:.:.」 l｀丶、 ｀￣ ´ .／l ./、
/ ＼ /´ l..:.:.:.:.:.l ! l ＼ ./ '/:.:.:.:.`:.:....、 どんどんやるぞ！
始まりは少し前に行われた光緒帝の改革でした
日清戦争に敗れた光緒帝ですが 彼は未来を楽観していました
彼は敗れた日本に習い 近代化を推し進めようとしました
〃 ｉｉ !| ｉ || | | │ │ | |
{i ｉｉ !| ｉ || | | │ | | |
ｉi ｉｉ !| ＿｣L -‐ ニ二 | ｉ │ | |
ｉｉ _｣≧ニ二¨ミ￣＿｛ ﾝ匀ｱﾘ''＜| ｉｉ ｉ | | |
` -ﾍ { /杁う`7'⌒ { ､ ゞ-┘ ´ | ｉｉ i | | |
l { ゞ'┘′ ヽ、＿___ | ｉｉ i | | |
| ` r‐… 7 | ﾘ i | | |
| l. / | 〃 ﾉ ﾘ | ! i|
| |ﾍ ヽ ::...、 厶 -r…￢ ,,' ｉ ｉ|
| | |:. ｀ | }} '' ii i| 了解しました皇帝陛下！
| | i ｉ:. ﾏ二二二二ヾ | ﾘ / ｉi i|
. ﾚ⌒| i i ﾊ ー─ j 〃≠-‐ ￣
| i i _,ﾑ . ...::... . . ,.イ /／／..::::::::::::::::::::::
| ﾚ'.:::::::::ﾄ:._:_:..:..:..:..:.:._;.．'´''´ ／／..::::::::::::::::::::::::::::
／..:::::::::::::|::::|ﾄ､￣￣ ／ ／..::::::::::::::::::::::::::::::::::
／..:::::::::::::::::::|::::|| ＼／ ／..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ←康有為
日本の薩摩長州が 敗戦した英国から学んだのは英断とされています
それは清朝もまったく同じで 彼らは敗れた日本へ積極的に留学しました
清朝を支える官僚組織もまた 未来を楽観していたのですが・・・
| | | ヽ ＼ : : : : : : : : : : : :
| | | ....／ ヽ. ヽ: : : : : : : : : : : : : : :
| | |..::::／ __,,,..-=＝ﾆ三ニ＝-..,,,_ ハ. ハ: : : : : : : : : : : : : :
| | |:／,,,,,≦三三三三三三三三三三≧ミ、 .ﾊ .ハ: : : : : : : : : : : : :
| | |壬三三ﾆ＝‐''''"´￣￣￣¨:.:ｰ=ニ三三≧:.、 .ﾊ ハ: : : : : : : : : : : : :
|｀ヾ、 |才''"´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;ｨ/;:';.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞ニ三≧､ﾊ:. ﾊ: : : : : : : : : : : :
l ＼ |:.ﾄ;.:.:.:.:.:;.:.;.:|:l.:;.:.;.:.:.:;'::: ハ:!/!.:.:.l:|.:;:.:.:.:;.:.:.:.!:ヘﾆ三ヾ::. ﾊ : : : : : : : : : : : :
l ＼|:.|:l:.:.:.:.;'!:/!|:l:.ﾄ;::､:.:l::/::ﾊﾘ::!.:.:.ｌ:|:.､:.::.:|;:.:.:|:.:.:.:.:＼ﾆﾊ:::. .ﾊ: : : : : : : : : : : :
l |:.|::!:.:..;':|;'_ﾘ∧l‐;:∨:|:: !:::|.:.:ﾑ!:ハ:i:.|ヽ:.!:.:.:.:.:.:.:.:＼|::::. .ﾊ . : : : : : : : /:::ヽ
|｀ヽ、 |..ｌ::';.:/;ィｧ=;-ミ、ﾘⅥ:: l:/|:!/-ﾘ三从「ｌ:|:.:.:.:;:.:.:.:.:.:.:ﾄ;::::.. r┴ ､ . : : : : : : :l:::::::::} __
| | ｀丶」ﾘ::::ｌ:::!l'.{lｒ':O:::l}ヽ ;ヾ !' |/ィ'7¨;:ミト､ﾘ!:.:.:;i:.:.:.:.i:.:.:|':::::::. ､::::::::｀ ー-- : ._ {:::::://:::}
| | |::::::::Ⅳ ゞz_:シ {l｀:O:::l}ヽl:.:.:.!|.:.:.:.:|!.:.|::::::: 人:::::::::::::::::::::::::::ヽ￣ ￣
| | ||::::::::ｌ ミ彡 ｰ`--イ '∧:.:l:|.:.:.:.:|l:.:.!::::: / ｀ー─ 7::::::::::::〉:
| | |!:::::::::! ; ミ彡 ∧:.:.:l:|:.:.:.:.||:.:|:::: ,ｲ . : : : : : : : j::::::::::/: :
| | |::::::::/i i ﾘ.:.:.:.ｌ::!:.:.:.:l:|::.|／ . : r──-'::::::::/: : :
| | |';::::::|:.ヽ ,､＿＿.＿ ;.､ ./:.:.:.:.:!::!:.:.:.:|::!:.| . : : : ￣｀ー─ '´ {ヽ
| | |';:::::::!:.:.:ト、 Vニﾆ'ｰi-ｧV //l:.:.:.:.|::|:.:.:.:.|zl:.| . : : : : : : ト-- ､{_) ｰ' 光緒帝・・・
| | |:ヽ::::ｌ:.:.:∨＼ '￣ ￣｀ヾ/ イ:|:| |:.:.:.:l:::!:.:.:.:.!≧∨ : : . : : : ｀ー､:}: : : .
| | |ヽ:ヽ:|__:,:∨. ｀ , _,...＜:::::: ||..|:.:.:.:|::|:.:.:.:.:|＜:ﾊ ､＿＿: : : : l二ﾉ: : : . 派手にやっとるのう・・・
| | |,斗'''"´｀ ＜ `ｰ-＜:::::::: : !ｌ |:.:.:.:l:::!:.:.:.:.:|'´::::ﾊ ＼::::::｀ヽト､{ヽ: : : .
| | / ,=―ー一 ｀丶 l| |:.:.:.:!::|:.:.:.:.:.!ヽ:::::ﾊ ￣}:::::〉´: : : : :.
| | 々'´ ＿_,, - ∨ ,､ｼ::ﾘ:|:.:.:.:!::|:.:.:.:.:.|:::ﾊ:::::ﾊ ヽ二..ノ: : : : : : . .
| |ｷﾞﾘｯ！/ ／ ＿__,,,,,, ∨ ,､zゞ'":::::::::::|:.:.:.:|::|:.:.:.:.:.|::::::!:::::::|: . : : : : : : : : : :. ←西太后
,.. -‐＝ー- ..,乂
,.. : ´ ヾﾊ{ｲ
ー=≠才 ＼ }Nﾊ :＼
／ ≠ﾐ: ヽ j{ iNiNl ＼ おう！ バアさん！ 見ててくれよ！
. / /, V } ∧ ∨ :, 川!ﾘ ＼ヽ
/イｨ/ i {ハ}ﾊ ∧ V i :, :} : ー
/ :| { ∨ﾊ斗≠えｰ| :{/ : !
/}: !=ﾐx ＼≠-‐=ﾐ ! i }=v 从 もう一度 俺達が清を
}ハ }/{ |____j! 乂__frりｱ, j /{ :f_∧ /
i :| }ｲ∨: i ￣; ー ￣ . /ｲ :} 7ノ /:{ 世界一の国にしてみせるぜ！
| :! )从 〈 : . j/f^.ｲ :{
| :! ヽ ヾ ^ __, ,:^N }从
| :!／＾ヽ /⌒i:,∨二二7 ｲ }/(
j.／,斗-､V / ﾍ^ｫi iﾊ イ ,..斗=ミ
{ ィ ー-ミ ′ ヾー=≠" ≠ ./.:.:.:.:.:.:..
i r:- } , ／/ /} ／. / /.:.:.:.:.:.:.:.:.:..
| |-ィ ,.:.:.:/／ { j ｲ____/ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
l ,ﾉ ;イ.:. / ￣7ﾊv/／￣ ｲ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
∨> : : ＼＼／::::／::::::::::::::::::::::::::::.. :.:.:.:.:.:.:. ＼／: : : <∨
∨> : : :.У::::::∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. :.:.:.:. ﾊ ＼: : <∨
∨>: ./::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. ::l:.:.: l:.:.:.... ｀<∨
∨!;/::７::::/二ニﾆ＝|＝=: ハ=＝＝＝ニllニl::. ∨ﾍ
∨ /:.:７:::::::7:::::::::: l:::::::|::| |:::::::.|::::::|::.:.:ﾘ:::::!:::.. .|:::|
/ ∧ :{:.:.:.7 ::::::: /|:::::::|::|:. |::::::::|: |:从ﾚ'!:::::|.:.:.:.:.. |:::| このたわけが！
|:::/ ::::::::|.:.:ﾊ::::::: / .|:::::::j::|:. |l::::::il:::|:|ﾊ:::i|::V.:.:.:.:.:.: !:::|
|:::{:::::::::::|.:.:ﾄ::Nメ､ l::::::ﾘ | |i川斗七~V:|/.:.:.:.:.:.:.:.l::::| わっちが ぬしを皇帝にしてやったのは
|:::|:::::::::::::ⅥﾘＶ￣＞-ﾄ_. -リvィチう寸.!:.:.:.:.:.:.:.:l::::|
∨!:::::::::::::::|ﾄ/才たうｧ､ ´V辷rﾘ ﾉ !:. |:.:.:. : l ::| こんなことのためではないわっ！
∨:::::::::::::::|∧_弋_ク' , ー─'′|:: |::.:.:.:. |:::|
∨ ::::::::::::| ￣´ l |:: |::.:.:.:. |:::|
∨:!::::::::::ﾊ , -‐v､ .l::::}::.:.:.:.:.l:::| 宦官ども！ 皇帝を捉え 革新派官僚を皆殺しにせよ！
|:::l::::::::::::∧ ／ ハ .／::V::::.::.:.:.:!::|
|:::|::::::::::::|::!:＼ / .j／ :|::::ﾘ:::::l.:.:.:..l::| これより後の清朝は ふたたびわっちが舵を取る！
|:::|::::::::::::|::l::::::｀:＞ト、 ／ Ｌl__j:ｲ.!:::::|.:.:.:.:|∧
|:::|::::::::::::|::l:::::::::|:::＿| ` ｰ '′ .|￣７ .|:::: |::.:.:.:|::∧
|:::|::::::::::::|::l:.．;-フ／} ＼∧:.|::::::l:.:.:.:.|::::∧
|:::|::::::::::::|<´./ ,ｲ ﾉ ∧ .!:::: | :.:.:.|::::::∧
､o, ､o, ､o, ､o, ､o, ､o, ､o, ､o, ､o, ､o, ､o, ､o, ､o, ､o, ､o, ､o,
n('o')n n('o')n n('o')n n('o')n n('o')n n('o')n n('o')n
ｎﾊﾊｎ ｎﾊﾊｎ ｎﾊﾊｎ ｎﾊﾊｎ ｎﾊﾊｎ ｎﾊﾊｎ ｎﾊﾊｎ
l(ﾟﾜﾟ*)l l(ﾟﾜﾟ*)l l(ﾟﾜﾟ*)l l(ﾟﾜﾟ*)l l(ﾟﾜﾟ*)l l(ﾟﾜﾟ*)l l(ﾟﾜﾟ*)l
ｎﾊﾊｎ ｎﾊﾊｎ ｎﾊﾊｎ ｎﾊﾊｎ ｎﾊﾊｎ ｎﾊﾊｎ ｎﾊﾊｎ 西太后陛下の仰せのままに！
l(ﾟﾜﾟ*)l l(ﾟﾜﾟ*)l l(ﾟﾜﾟ*)l l(ﾟﾜﾟ*)l l(ﾟﾜﾟ*)l l(ﾟﾜﾟ*)l l(ﾟﾜﾟ*)l
∩∧∧∩∩∧∧∩ ∩∧∧∩∩∧∧∩ ∩∧∧∩∩∧∧∩
ヽ(ﾟワﾟ*)ﾉ ヽ(ﾟワﾟ*)ﾉ ヽ(ﾟワﾟ*)ﾉ ヽ(ﾟワﾟ*)ﾉ ヽ(ﾟワﾟ*)ﾉ ヽ(ﾟワﾟ*)ﾉ
∩∧∧∩∩∧∧∩ ∩∧∧∩∩∧∧∩ ∩∧∧∩∩∧∧∩
ヽ(ﾟワﾟ*)ﾉ ヽ(ﾟワﾟ*)ﾉ ヽ(ﾟワﾟ*)ﾉ ヽ(ﾟワﾟ*)ﾉ ヽ(ﾟワﾟ*)ﾉ ヽ(ﾟワﾟ*)ﾉ
| | | | .| | | | .| | | |
| ）〜 . | ）〜 | ）〜 . | ）〜 | ）〜 . | ）〜
し'｀Ｊ し'｀Ｊ し'｀Ｊ し'｀Ｊ し'｀Ｊ し'｀Ｊ ←有象無象の宦官共
. / |ヾ!厶!:: ヽ
/ : : : : | |:: : : ',
,′ :ﾊ:∧: / {: : : :| !: /: : :.} : : ',
| : : : : : .|_l/,.ｨ/∀＼.: !‐′ :!､/.|: : :ﾊ: : : ＼
| : : : :|: : : : :| ／ﾞ二＼.ﾊ:| |/`_ヒメ/､: : : ﾄ､_＞
. 厶: : : :ﾄ､: : : ﾄ､:| 《 ヒ::ﾘ ｨﾞ.二ﾞ＼ﾘ:.::. ﾄ､|
}: : ﾊ|..}: : : | :} ￣ / i ､ ヒ::ﾘ 》.:.ﾊ:..|
|: : { 入: :.:| : { `￣ 厶､{ ヽ|
ﾚﾍ,.ヽ ヽ＼! : 〉 ﾊ!
|: :＼__ / //
|: : : : :ﾊ /'′
ﾚﾍ: : :}∧ , -‐ ￣｀ヽ /
}: : | ＼. ￣￣￣ /
|ﾊ::| ヽ ＼ ￣ ／
ﾘ ', ＼l:l:l:l:|:|:|:|:l:l:l.／|
ｒ┴───ヽ `ｰ──‐ﾞ/ :|＼
／¨|: : : : : : :/ ＼ :/ ／ ＼
／／´＼: : : : 厶＿＿＞､ /＿＿＿＞
＿＿,ｨ⌒／::::::::::::::＼: : : : : : : : : : : ＼／ |::ｰ- ､＼
/////￣::::::::::::::::::::::::ﾊヽ: : : : : : : : : : ::} .／＼:::::::::::::＼ｰ､
急激な改革を嫌った官僚組織と西太后が結託
光緒帝を捉えて幽閉し 康有為らを殺害ないし追放
西太后が清朝の舵取りをすることとなりました
/ ＿＿＿＿＿＿＼
/ ／ ＼
| ＼ ＿＿ ＿__ヽ
| ／ ＿＿＼ || /＿_/
| | ヽ ●) ヽ ●)
∩＼| ￣￣ | |￣ ヽ
ヽ∂ ＿/( |) ノ マズイなあ・・・
∪ / ヘノ ヽ
（_ ／二二二/ 列強が清を本格侵略せんかったのは
ヽ ／／ /
＼ ＼ ヽ 清のポテンシャルを畏れてたからや・・・
＼ ￣￣ /
ヽ─|||||||||| ←伊藤博文
ノ丿
／￣￣￣￣￣￣ ＼
／ ＜
/ ＞
| ／＼|＼|＼|＼|＼|＼ ＞
| | ＿＿ ＿__ ヽ/
| | ＼ / /
f⌒＼| ・ ヽ ・ く
（∂ ⊂､_,⊃ | そのポテンシャルを 開発しない姿勢の清を
（ ノ ／ヽノ＼ヽ ﾉ
＼ ＼ ￣ / / 列強がどう扱うか・・・
＼＿＿ ￣￣ ＿/
ヽ──┘ ←山縣有朋
＼: : ＼＼
≧=‐ミ*､ ＼: : ＼＼
／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼ ＼,.rf''”Ⅳミ*､
:i:i:i／⌒≧ｘ:i:i:i:ｉ＼ .／:i:i:i:i:i:}i}:i/≠i:， よう清朝
:i〃:i:／.′⌒㍉.:i:i:i`ー-=イ:i:／⌒)`ｰ≠㍉i:i:，
{､ ”''*､:i:i:i:i:i:{i/ 〃 {,.斗*'ｉ:i} ､ 膠州湾貸してくれい ９９年くらい
≧x _,,.. -‐==‐-‐=彡:i:i:/＾lｆ''㍉､{ｘ≦,,.ｨ气}r } . ＼
:i:i:i:i:i＼r≦''” “''*=‐:i:i:V{Y:i:i:i:i)i7 ｘｆｔｚぇ.i:i:i:， .＼
:i:i:i:i:i:i:i:i≧=‐‐‐:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:公-彡.′ ⌒ 乂:i:i}..＼. ＼
≧s，,,,___,.斗*''“:i:i:i:i:i:i:i:/∧fr､ヽ_,.ｨ ,.'7.′ｉ:ｉ:l＼ ＼ .＼
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:／i/..∧`ｰ=±彳.ｲ}:i:i:i:ハ _丿 .＼ .＼, ㍉
:i:i／:i:i:i,,.， -‐=彡〃 { .{i 乂{v,ﾉ,ｘ''ﾞ /}人:i:i:i:iV㍉､ ＼ i {､__
〃:／⌒ｘ≦ . {从 {i 「” //,ﾉ } ):i:i:i:iｒ=‐-＼ ＼.{__{ ヽ｀
/:i:i:{ ／ ⌒ヽ 八. { {i`㍉､. . / }.ｲ .〉:i:i:ゝ-==ミ､ / / .}
./:i:ｉ:ｉ:iｲ≧=- ､ l .Ⅵ ＼ｖｚ_′ } /:i:i:i:i:iﾉ } ＼ 〈__ ′ゝ′
{:i:i／ ｖ V Ⅵ }升i .} .{:i/:i:i:i( :}/ / .＼ ＼ ＼
/ .V V Ⅵ ヽ ∨i{乂:i:i:} .}_ｲ__,,,,..」」」」 ＼ ＼
＼ .〉 V Ⅵ :， :∨ ):.′ }´:i:i:i≧x ＼ ＼ ＼
{ ミ*､ } V ＼ } ∨〃 .}:i:i:i{⌒ヽ”ミ*､
/ .＼ }. :} .V ヽ:: : : : : : } .}∧ｉ八 } }
{ _} _ﾉ_,,. ノ ＼ ∨:i:i:i／ /′}:i:i′ .ﾉ . ノ
{ ￣”㍉く⌒! .＼ }:i／ ' /_,.， -==ミ
{ ____ミ*､}:ｉ乂__ } .／ ／ ／＾´ ＼
{ ｘ≦ ⌒”''*､:i:i:i:i:i:i:i≧=-､ .／ ／ ／ ＼
{ ＼:i:／ ｖ ／ ／ ／ ＿______
.{ ,.斗*''“㍉I}.′ ／⌒V ｖ ／ ,ｘ≦ ,.斗*''”￣￣￣￣”“''*､
.{ ／ ＼}/ 〃,.斗*=ミ､ . /ｘ≦ .斗*''“ ,,s≦” ￣￣￣ ”“''*､ ←ヴィルヘルム2世
{ / ＼ ´''“” { r‐‐ ∨ ／⌒V／ﾊﾊ.′:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヽ ドイツ皇帝
{ .{ .＼ 〃 ”''≪∨rf千㍉ｘ≦ } } }＾ヽ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i} } 在位1859-1918
./:.:.:.:.:..::.| |:.:ヾミミヽ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:... .:..:.ヽ
/.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ |:.:.:.ヽ ＼ ＼ ＼.:.:.:.....､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.＼
ﾘ:.:.:.:.:.:.:.:.::.:ﾘ:.:.＼:.:.... ＼ ＼ ヾ:.:.:....｀''＜:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
|:.:.:.:.:.:.:ﾄ;:.:.:.:.:.{ﾍ:{＼:.:... ヾﾐ ＼ :.:.. :.:.:... ＼:.:.:.:.:.｀ヾ:.:.:.... おうおう清朝
{ :.:.:.::..:{.:＼:.:.:.ミX< ＼:.:.. ヾﾄ､ ＼:.:.:.:.:.:..... ヾ:.:.:.... 从ヽ）
从:.:.:.:从 ´ ＼{__｀ヾﾐﾊ:.:.:...Y≦彡'''ヽ:.:.:.:.:.:.ヽ､:.:.＼:.:.:.. / 旅順と大連貸しちくれ ９９年くらい？
ヽ:.:.::.:＼ ,ﾁ==ミ.､_ }｀ヽ} _ｨ=＝ミ､:ヽミ:.::.:..ヽ:.:.＼:.:.
／弋',⌒＼⌒｀㍉ ¨´⌒｀ }ハ/ 代:.:.:ミ=ｰヽ:.
/: :〃:∧ :. j /._人{｀ヾ､ ｀
＞'⌒|: : :i:.//∧ :::... 小: : ∨
: : : : :|: : :|:///∧ ﾊﾐ|: : :.i|ヽー-. . .＿
: : : : :|: : :|////ハ r､ ｀ー一´ _,ｨ ∧ﾐjl: : :.l|: : : : : : : : :
: : : :.人 :弋 {{///ヽ ヾﾐ＝==ﾆ三 ノ ////ﾘ: : :ﾘ: : : : : : : : :
: : : : : : ヽ: :ヽ.ll////＼ ｀ﾆﾆﾆﾆ´ , ｲ////: : :/: : : : : : : : : :
: : : : : : : : :ﾊ: :Y:. ////＼ ／://///: : :/: : : :.j|: : : : : :
: : : : : : : : : :|: :|: : :./////｀ー‐一彡//////: : :/: : : : :ﾊ: : : : : : ←ニコライ2世 ロシア皇帝 在位1894-1917
_ ,..、::::::::::::::::.､-- ､ ＿
lﾍ::::＼ ヽ:::.＼::::＞ｘ_}_:::::≧､
,ィl:_ヽ:.＼＼＼::..＼＼ｧｨﾄ､ヽ:::::
////_＼.' ,:＼＼＼:::..＼ヽ:ﾊヽ ヽ:: やっほー清朝♪
i〃; ｉ,ｨミｘ＼＼＼＼::::..＼＼::lヽ＼
{l i:::ﾄ､,じ! ＼ヽミ三ﾐ:::...ヽ::i:| 〉 威海衛貸してよ ９９年くらい♪
Vﾐl| ヽｰ `l:::::::ｌ}!}ﾊlV
/::l. ヽニニァ ,ﾉ:ﾊｲ:::::::ｌ{ |ヽ
l;':::ﾍ. ∨ ./ //.i::|.|:::::::l |.|:i
}|.|::ヘ. ゝ ' , ィ'ｌ::|,','l::/:::::/
V::::}'::〉ｰ‐..＜:／,'.::l',' .l､:／{
, ＜州/////}／ ノ'/,ﾘ V〉`}、
, ＜///////////,'! ./ﾉ' .／.丿〉ﾐ
, ＜///////////彡ィﾉ _, .ィ' .／／,ｨ}
／/////////'´イ/〃ﾊ、′.／´／.／／／ﾉｨ ←ヴィクトリア女王 イギリス国王 在位1837-1901
/,,x*''”） }´{ く￣ ｀ ､ _'，
{{___ ／／⌒`＜ ￣ _}__‘，
「}＿ ／＿＿＿＿￣__ ､ 清朝！ コノヤロウバカヤロウ！
j１ 「「i:/＼i:i:i:i:i:i:iw'＾Vi:＼__ ＼
/ j! , }i/-=ミ}从／,x=ミVi:i}＾ｉ＾＾ﾞ ､ ﾞ 、 広州湾貸せよ！ ９９年くらい！
〈_ノ/i {' 弋tﾃｧ rtテ'} V /___ ﾞ＾Wヾ ､
{ { } ¨¨´ ! ¨¨´ /イ､ ≧ﾞ＾ヽ、＾＾ﾞ7
≦∧ .V ∧ ､ ､_}_, ,'.}､ ､ ≧ｭ ＾＾＾
≦ -=≠} } 小 V`ｰ-- 夕 ,,'' .j } } ≧こ≫-┐ ／
≦ ≦＾＾Y {{ ､ ￣￣ ／ /／ ./} ≧ } },x*''´
爻 ≦ .ト､ ＼rf＾≧=‐く⌒ヽ // } 爻 .j ／／
／ ≧ ≧ ､ ＼ } } ＼ V/ ./ ≧ﾞ ／
/⌒＼ ‐= ≠ ､. } } ＼V ./ =‐ ＞'"
, ､ /￣ -= 「八 ､ ＼､_ ＞''"
{／ } V{ /￣＼ /￣-= ＼ ＼＿ ＞'" ／ ／
}（ ） } V 〃 V } .i＼＿＿ _ ＿ ／_..ィ
}_ ／ V /∧ V」 .} /｀ ､ ＿ ..イ__ -=≦
「_ _ ､V￣￣/ .∧ V/ / /} 」￣ ＼ ＿＿ ←エミール フランス大統領
/ _ - ､ V / ∧ V/ ./ / .} 」 ＼‐=ニ 在位1899-1906
,,,ヽ...＿___,,_,, ＿＿＿＿ ＿,,,．＿．,,,
l≡::＼_:_::: ／: : : : : : : : : : :｀: -: :,_ _:_:＾'''≡ﾌ
￣￣ ＼: : : : : : : : : : : : : : : :｀ゞ ≡ ／
ふ |:/: /: : | : : : : : : : : : :＼_／''
ぁ |:/: /: : : |: : | |: : |: _: : : :ヽ
ぇ |/ 7|｀／/i: /|:|＼|´: : : : :|ヽ
. え | ,.‐-‐､｀|7 || |_::|,_|: : :|:::|: | ,
. ・ | '' r:oヽ` /.:oヽヽ: :|: | :| ./
. ・ | {o:::::::} {:::::0 }/: :|N ヽ. ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
. ・ | ヾ:::ソ ヾ:::ｿ /|: : | /
＿,,／ ::::TT... へ ...TT:::::ヽ::| '
ーーヽ___::::| |:: ／ ＼ ::| |:::::: __ノ´￣｀¨ヽ
__＿_,ｲ | |／ ＿___＿ ＼.| | 弋_,.,ィ__--
ノ ゝ二ﾌ＿,,￣____＿_,,￣__,,__／( ー<＼__
>-ｲ ＼ / /| |: : :|t二ンー
日清戦争終了の後 そして変法運動が失敗した後
支那が文明から顔を背けたと判断したのか
列強は遠慮呵責ない領土奪取に乗り出しました
そして清朝はそれを止める手段を持ちませんでした
/ ＿＿＿＿＿＿＼
/ ／ u ＼
| ＼ u＿＿ ＿__ヽ
| ／ ＿＿＼ || /＿_/
| | ヽ ●) ヽ ●) すごいなあ こわいなあ・・・
∩＼| ￣￣ | |￣ ヽ
ヽ∂ u ＿/( |) ノ 俺らが戦争に勝って 取ろうとした領土を諦めさせたのはあいつらやで
∪ / ヘノ ヽ
（_ i ／二二二/ それを平気で取っていきよったで・・・
ヽ ／／ /
＼ ＼ ヽ
＼ ￣￣ /
ヽ─||||||||||
ノ丿
／￣￣￣￣￣￣ ＼
／ ＜
/ ＞
| ／＼|＼|＼|＼|＼|＼ ＞
| | ヽ/
| | u ／ ＼ / おっそろしいなぁ・・・
f⌒＼| ・ ヽ ・ く
（∂ u u ⊂､_,⊃ | これが二十世紀前半の国際政治やで
（ ノ ／ヽノ＼ヽ ﾉ
＼ ＼ ￣ / / 俺らもネジを締めてかからんと すぐに植民地や・・・
＼＿＿ ￣￣ ＿/
ヽ──┘
戦勝国に領土割譲を諦めさせておいて
何ら遠慮することなく領土を掠め取っていく列強に
日本はドン引きでした
l::::::::::::::::::|＿!::lヽ::::::::: ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::i､::! ノ
!:::::::::::::::::l-‐ｪ!;ﾄ ヽ:::::l ´!:::::::::::::::::::::::::::::l ｀ ヽ 幺ク 亡 月 | ┼‐ .|] |]
l:::::::::::::::::「（;;;)ヽ､__､::ﾚ'´ｌ:::::::::/l､:::::::::::::l / 小巴 三l三. ヽ_ﾉ / こ o o
!:::::::::/l:::l＿_,,,rﾀ"ﾞ､;!)､__!::::/ノ 〉､::::::::l ＼
l::::/ lヽ! _ _ l;/´ ! >､::l ／ 列強に切り刻まれる清朝に絶望した！！
ﾉノlヽ､_! r――‐┐ /_ノ:::| ／
l::::::>､ ﾚ,二二ェ! /i:::::::::::l ￣￣|＿ ／ヽ、 /＼ /＼ ／
l:::/ /::ヽ、 `ｰ-―-' ,ｨ'::::!＼:::::l （ヽ､/／＼／ ＼/ ＼/ ＼／
ﾚ' ム-''´lヽ､ _,,.／! ﾞヾ!＿_ヽ! ヽ´ヽ、ヽ
! ￣ レ;'´ | （,ゝ、 ＼ ヽ l､
／| ＿,,.-／´ ;; .,,,-! ヽ､ ヽ、 | | ! l
/ 斤'"〇 /´ ,;;:''" _,l_ ヽ ヽ/ l | l
/; l､」＿,,/ '' ﾞ;;／ ヽ､ 〉 ｀ヽ l/
／!,r''´!/ / ';,/"ﾞ''':;,,,,;;'' ＼ / ,!
/ l ,;; |l /`'';, ,, / ,;;''"ﾞ'' l / ←山東省に買い付けに来て租借地を見た絶望先生
ただ中国の民衆はドン引きではすみませんでした
＼ 戦争に負けた日本に領土割譲をする・・・
ﾉ
<. これは屈辱的ですが 敗者と勝者の定め まあ仕方のないことです
|
|
| しかし戦争をしてもいない列強に領土を取られるなんて
,,,ｲ
／::::/ そんなこと絶対に許せない！！
/::::::::/＿＿＿＿＿＿ ＿＿
/:::::::::::::::::::::::7＿_|::::::::::::|/:::::::::
i:::/ヽ::::::／ヽ::|7;ｌ !:::::::::::::::::::::::::
|::i r'=/ |:|ｼ ',::::::::::::::::::::::::::
_|_レ' i ﾉ:| ',::::::::::::::::::::::::
ヽ. 、 ｀-イ:::| ヽ.:::::::::ﾊ::::::
） ヽ:| ヽ:::/ i:::::
7ー-、 ｀ |:| |:::::
｀7::::::ｌ i:ｌ !:::
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::::::::::｀ヽ、
-―￢/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::_::::::::::::::::::::::::::∧
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: イ::::_,::-―::､::::::::::::::', そのとおりだ！
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾄ､::::,z-ム‐ｚ_:::::::::::::::::::ミ'
/::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::|―' '"＞::::::::::::::ﾄ､ しかも列強は支那に
/::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ＼::::::::::::::::≧z
/::::::_,.r::::::/::::::::::::::::::::∧:::::::::::::::::| }:::::::::::::::＞ キリスト教宣教師を送り込み
/,.ィ´ }:::::/::::::ｌ:::::::::::::/..,_ ∨:::::::::::ｌ ,r=― i:::::Ｙ⌒
／ i::::/,.ィ´}:::::::::::/ ｀≧､∨::::::::i ∠＿ | ¨ ヽ 内部で自己勢力の拡大を図っている
i::/:::::,r-l:::::::::/r云:::フｿ＼:::::i≦'弋z::ﾌ㍉､ }´ヽ }
l:::::::/ |:::::::/ ＾ゝ辷ノ＾ ＼{ ＾ゝ= ≠＾ .i ./ ,'
|::::∧ |:::::/ } 丶 lノ / 早晩 キリスト教に改宗した支那人が
|:::/ ヽｲ::∧ | ト- '
|/. ﾚ' ﾍ 、 , / 列強の尖兵となり
ﾊ /
l＼ ー―‐ ￢Ｔﾌ勺 ,ｲ 支那を侵略するのは確実・・・！
i .＼ ｀'‐―― ≦ ／ |｀､
,ﾍ ＼ ヾ ／ | ＼
_,..-―￢" ', ヽ ,ィ l ヽ､
／:::/ ￣ 〉 | ＼
,..―７￢:::::::/ ＼ / `'‐.､
￣／::::/ {:::::/ 三三三三三三 ←華北支那人
とくに華北の支那人は租借地からも近く
非常に憤っていました
＿ ＿
＞''"´:::::::::::::::::｀ﾞ:''ｰ....,,_
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::''ｰ-....,,__
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;斗'''"´
/::::::;ﾍ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
,'::;::::/ ｨ､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ え・・・？
!:;'!::::!'＞ﾍ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ
|' ';r;ｊ┃ ,ilﾄ､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r＜::::ﾍ それは違いますよ やる夫先生たちはいい人ですし
ノ!j 'l|| !ヽ:::::::;､:::::::::::::::::::::::::::::| ｀ﾞ''ヽ
ヽ ＼:ﾍ＞::::::::::::::::::::::::| キリスト教の教えはまともです
'､ィ1 ｀ヾ|::::::::::::::::ﾄ､:::::|
∨ !::ヘ::::ﾄ､:'; ＼! 今更キリスト教が植民地の尖兵になることはないでしょうし
ヽ_. -‐ 、 |;' .ﾊヽ!__ゞ､
', _,,. 斗''"´ |
i.／ 井 | 問題はキリスト教ではなく列強の植民地主義でしょう？
／ 井 .|
／ ,ィ´￣￣￣￣￣＼
/ ／ 井 ヽ
/.／ 井 ﾊ
/: : : l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::l ／ ';:::l ﾉ
/: : : ,ｲ: : : : i: : : : : : : : :: : : : : : : : :: : l ..:: / ;::i /
/: : ／ : : : : :li: : : : : : : : : : : :: : : l: : : : l ..: / _,,. -‐ il l
／:. ' l: : : : : l: : : :il: : : : : : : : : : lﾍ: : : :l .:: / ｨ=-.、 / l _ﾉ アンタ分かってないぜ！
-- ' l: : : : : l: : : ∧: : : : : : : : ::l ',: : ::lゝ 〃匁_ｿ ／ l
l: : : : : :l: : :/: ∨: : : : : : : :l=-ﾑ: : l :::...=ｲ ゝ- - ｲ キリスト教宣教師は
l: : : ::/ l: :/i: : :ﾍ: : : : : : : :l fっﾊ: :l-L :::::::..... l
i: :/ ￣ ｀ヽl: : : ::〉: : : : : : :l_ゞ-ﾍ,::l ヽ キリスト教徒を篤く保護するが
, - y . ＼: /;;∨: : : : :l ￣ ':l ,ｲ7 /
l / } l V;;;;;;;;ﾄ: : : : ::l l::' ／ _ﾉ / その他の支那人を歯牙にもかけない
_.ノ_彡-- 、_ // 入;;;;;;;;＼: : :l ﾍ ヽ _,／／:/
| { lｲ/ ﾉ ヽ;;;;;;;;ヽ: l. ＞ -= ...::::_, イ / ／ 最低のクソ野郎どもだ！
ｲ ヽ //Yγ ⌒ ￣￣ ヽ ヽ ￣ l
f l l＼ ＿ ＿ イ l { }＼ ＼ イ l
ヽ
ヽ` 、 !
ヽー- ..＿ }ﾐ ミー _ ! j{
＼::::::::::::::￣｀::::::::::::::::::::｀ヽ !ソ::} 奴らは中国の風習を無視して
_ -ゝ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::v′::::!
ｰ=ﾐ､´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i::::::::::! ２階建ての家を立て
ﾝ:::::::::::::::::::::::彡三ミ:::::::::::::::::::::::!::::::::l
/／:ｨ:::::::::::／＾｀ﾞ′｀ﾐ::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ 漢字の書かれた紙に敬意を払わず
/::::::::::|::::::::/ ミ::::_::::::::::::::::::::`丶_
／ ７_＿,|:::::::! ヾ￣ﾞ｀:::::::::::::::::::く⌒｀ 体のラインの出る服を着て平気な
ヽ И 八 ﾐ::::ヾ＼::::::::::::::::::.
, -‐‐- ）、 i/ .ﾍ＼ _ ﾎﾐ:::::::::＼＼::::::::::::! 恥知らず共だ！
{ ＼ /,､ ;收､ ｀ヽ jlミ:::::::::::::::::::::::::::::::ﾄー
ヾﾐ 、 ヽ { k＼ ´^ヾ ,x彡ﾍヽ::::::::::::::::::::::::::::
＼`ｰ 、 | ＇、 ヾﾐﾂ ｀ー―┐:::::::::::::::::::::::::::八、 しかも奴らは孤児院を作るとか言って
}ゝ...} | ﾐ:. ＿ ,)^う) }::::::::::::::::::l::::::::ミ_⌒
. r―- _l{ | _入 ￣L..ﾞ＿'ﾞ..ノ:::::::;､:::::::::ヾ:≦⌒ 支那の子供を攫っている！！
/ 八 l ／ ヽ// ヾ⌒／/}`ﾞ`ﾞ{
/ / 个 { / /{ 〉 ／/// | あいつらはきっと支那の子供を
／ ／ ｜ ﾝ⌒＼/ //{.＿´′＿＿ ノ//// l
く / / ／ ト.//////////////// 〈 jヽ l 殺して解体して臓器売買してるに違いない
＼ ′ / / /__,l ＼====ﾐx､￣￣￣ヾ/{ }//}
. ＼ , / / ,-′ }ミx }l} ヾ {//
＼ ｀､ ,; ム=ﾐ、 /三ﾘ |l| //
＼ ｀､ ／=彡' ﾉﾘ / ヾヽ_//
{＼ /´ゞ====彡' ,／ l! {///
l ＼ ／ﾐx、＿＿＿ ノ/ ,. / _,xく
l、 ー-‐" {///////////ミ､/ﾝ==彡"ニ
l ー―――‐彡ヽ￣￣￣￣`ヾﾐ!ニニニニニ
lミー――――‐彡＼=======ﾐﾉﾆニニニニﾆ
{ミー――――――‐ヽ /ニニニニニニ
lミー――――――― } ／ニニニニニニﾆ
,ｨ''"￣￣`ヽ、
,ィ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`,､
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`ヽ､
l;;;;;;;;;|`､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾊ-''
{;;;;;;;;;|l|l|`､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾊ
{;;;;;;;;;;|l|l|l|l|`､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i`ｰ`゛ あっ これ十年前の私たちだ・・・
. Y';;lヾ! l|l|l|l|l|`¨`｀ﾒ､;;;;;;;li
ヽ､t ＿＿ ,lノ,ﾘ `ヾ 満州や上海 天津付近は 古くから外国人が行き来していて
. ヾ;;;j`､ヾ ″イ;|∨
`ｿ;;;;|:`ｰ''´|~l;;j こういう迷信のたぐいは かなり取り除けましたが
jクi :ﾄ,:`､
/ ｢~７~ヾ‐7 `､ その他の清国の欧米人認識レベルはこの程度なんですよね・・・
/ .| `ｰ'' | ヽ
／ ＊ :|￣￣~| *
'" :| :|*
| |
＊ _l,.-―'
. /.:::/ ／ }:::::::::::::::::::::::::::::,、:＼ ＼:::::::::::::::::::::::::::::
,'.:::::|｀''´ ,ｨｒ´ﾍ:::::::|ヽ、:::::::| ＼::.Y'"'ヽヽ,::::::::::::::::::::::: その上 外国人宣教師は
,'.::::::| ,ｨ''"´.:::| ＼::|,.､ ＼::::},∠..ヽ ..、 l:::::::::::::::::::::::
,'.:::::::|/.::::::::::::::ト､_＿_>! }ヽ',｀ヾi´ ヽ、!λ::::ﾊ:::ﾄ:::: 支那人キリスト教徒の訴訟にしゃしゃり出て
,'./|::::::::::::::::::ｌ:::::|／´￣ヽ | O } '´ ∨ ｀' ﾍ
{' |::::::::::::::::::|ヽ:| Ｏ ', ｀、 / ヽ ,' 彼らに有利になるよう証言する！
',:..ヽ:::::::::| { l ｀ ´ /.:
. ',:::..＼:::ト、ヽ､ .r' _＿__ Ｊ r-イ. : そして清朝はキリスト教保護の条約があるため
. ',::::lヽヾ ﾍ ｀ ,.. '´ ,イ ｀ヽ､ /／.: : :
',::| ヽ:::::{ ,∠ - '''´ } ／. : : : : : キリスト教側に非があっても
'l ＼ヽ i,イ ,...ﾉ／. : : : : : : :
｀'｀ゝ､.__ゝ ー---─ '"´イ. : : : : : : : : : やつらに有利な裁定をする！
. ﾊ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
i::::::::::::::::::::::::::::、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧
|::::::::::::::::::::::iヾ::,＼::::::::::::::::ゝヾ.,:',゛''、::::::::::::::::::::::::::::::::、::::::ﾊ
|:::::::::::::::::::::::.-',::,__.＼:::::::::::::丶. 〆 ,`ィ.卞::::::::::::::::::::'｀゛'ヽ':.,
. ﾊ.::::::::::::::::::::ﾊ ヾ__｀_ヽヾ:::::::::::ヽ´ ィ叱} ,,ﾉ 冫.iミ,_:::::::', `
ハ:::::::::::::::::::::.',杙卞ﾆ丶 ｀゛''、::.ヽ. ￣ y´ レ' /゛''ヾ ・・・言い返せない事実です
',ﾙi′ﾍ:::::::::,.ヽソ ィ ｀ｙ=气.ヾ廴._, ィ l .,ｨ::i
. 圦 λ,:::圦 ノ ￣ヽ ∪ !´::::::i とくにカトリックは自身の信者を守るため
',弋 ゝ、_ﾆ ` 一´ ﾊ.::::::::i
`ゝ‐-.ﾊ `´ /::| ＼:::i 積極的に清朝政府を利用していました
'.,:::::::::ヽ、 _ . -‐ ,ｲ::::::!. ヾ
∧:iヽ::::仆 . ::::iヾ:::! 列強のさらなる侵略を怖れる清朝は
ヾ ヾ::! i ｀ ,_ イ .ヽ｝ ヽ|
ﾘ.i i それに従わざるを得ませんでした・・・
＿__ ,ﾊ＿_ ｉ
i´￣: : : : : : : : : : : ヽ、 ｉ
i: : : : : : : : : : : : : : : :＼ ｉ｀ヽ
. i: : : : : : : : : : : : : : : : : ＼ ',
i: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼ ﾄ
,.':‐::::::::‐:::::‐-::: 、 : : : : : : : ﾍ i｀ヽ,
／: : : : : : : : : : : : : ＼ : : : : : : : ヾ、 ﾍ
／ :: : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ : : : : : : : i: : :ﾊ
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼: : : : : i : : ∧
/ｨﾘ/Z,rァ,ィｮシノノﾊ/,ﾉ !ltぃ､ w､ ヽ
!〃/,rシｧ‐''ﾆ斗彡彡'′ いヾト、ﾐミ l
l'ｿ/イZ=彡'ｱ_彡''" ﾞt,ヾXヽヽﾐl
l '´,Zr'zェ≦;､,,,_ ヽヽﾄ､ｔﾐ l!
{ﾊﾘ ｷ （_・,ﾉ`ﾐ' ,.:‐-ｪ,,＿＿_,,,Nﾐ!ゞヽｌ
tjV ´^''ー―'' /;;;::イﾞて･ﾌ^'‐ｧ ヾﾐミl
l, l /;;::::::｀` ‐-‐''^´:.:.lﾘjリ
ヽj, /::::::: .:.:.:.:.:.l/7/ 何を言ってるんですか！！
,. -ゝ、 /:::,;:' .:.:.:.:.:.:/ｨ'′
/ .:.:.:.ヽ r'^' /:::-､ .:.:.:.:.:./'´ ボクたちは愚かな支那人共から
i′:.:.:.:.:.:.:.ﾞ! ,,、 ヽ ノ .:.:.:.:.:／
. l! :.:.:.:.:.:.:.:.:l ヾヾﾆ:ヽ_ .イ..,,＿ .:.:.:.:／ カトリックに目覚めた支那人を守ってるだけです
l :.:.:.:.:.:.:.:.:ﾊ、 ｀丶､`'―--彡'´.:／
l, :.:.:.:.:.:.:./l iﾄ、 ､;;,,｀,,￣,,´ :／ーr‐- ､ 変なこと言わないでくだサーイ
,イ!.:.:.:.:.:.:.:.:/ ltl ＼ ｀ﾞﾞ ''' "´／:.:.:.:.:.l:::::::::::＼
,.-'",..､:::l:.｀'＝":.l い ` ー-‐ ''".:.:.:.:.:.:.:.:l::::::::::::::::｀丶､
':´::／ ヽ.l:.:.:.:.:.:.:,ﾊ l, .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ﾘ::::::::::::::::::::::::::｀ﾞヽ､
::,ノ l!:.:.:.:.-ｼ' ヽ l, .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀丶、
'´,; .:.lゞz彡´:.:. 丶、 t;;; ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀丶
,! .:.:.l彡''":.:.:.:.:.}:.ﾞ:.｀ヽ､};; ﾂ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ﾘ :.:.:.j:.:.:.:.,,:-‐'^ﾐミ:.: ｀ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
まあこういう態度はきらわれますよね・・・
_ .....--......._
_,, -‐::::::::::::::::::::::::::::::::｀ : . またキリスト教布教団体は やる夫先生の所属したような
,...ィ彡:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
￣ 7:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ 誠意のあるものばかりではなく 獲得信徒数を競い合う
ハ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;
ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::;、::::::::::::::;::::::::::::::::::i 団体も多くありました・・・
. ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::;/λ:::::::::;ｲ }::::::::::::::::::}
. ,:::::::::::::::::::::::::::::ｼ、|/:::::::;ィレイ;|'!::::::::::::::!
i::::::::::::::::::::::::ソ＿_/:::;イ| i＿_ｼ !;:::::::::::::,' 彼らは改修したキリスト教徒に賃金を払うこともあり
. |:::::,:;::::::::::;ｨ´ ,. -ｼ.く |｜, -- 、.,;//´ヾﾘ
. ﾞ´ /:::;、ｲ ', ヽ ＿ ノ⌒ 、＿ノ´/´) / 賃金目当てで回収する支那人も多く居ました
〃´ ヽゝﾆ, λ_ィ'
∧::冫、 ＿__ / !:::/
∨. ';:::ゝ、｀‐‐´ ,ィ:':;' .ﾚ′ そしてこの時期 清朝は相次ぐ戦乱で
∨ .|＞ ＜ |ヾ'
_, ＝| |＝ 、 経済は疲弊し 街に無職者が溢れていました
/ ｆ':-‐i i‐-:i ﾊ
/ !::| ｀ t‐--‐ ´ |j. ﾊ
,/ ∨_ i ○ _ y 〉 ・・・するとどうなるかといえば・・・
, ィ { ﾊ｀ !‐-‐! ´ / ハ.ヽ
, ィ´ ! ﾊ j ', / / ', ＼
ミ三三三三三三三:.|:::::::::::::::::＼￣ ¨¨ ―- ､ _
｀ ー‐ァ'三三ﾆ.:.:.:.!:::::::::::/´￣ヽ ￣¨ ｰ ..
/三三:::.ヽ:.:.:.|:::::::::;}ﾚ´r示f＼ ｀ヽ
/三三|三::ハ:.:.V:::::/ -┴く^::::.丶
. ,仁三 /l:::.:.:.ト-＼V::::::..´ u ＼
|三ﾚ7′V.:.:.ト､{!iｶ＼ ,- __ っ ヽ 裏切り者の支那人キリスト教徒め！
|/´ : ∨:|:小z'ｰ､ ｀ ／／ -‐ヽ ∨
′ ：ヽﾄ |∧ _んｲ/ } } ぶっ殺してやる！！
. .. ... ... . .: _.斗‐ ＼ ｀ヽ { , / ι /
-----――...千三三三ﾆヽ. ＼ ／/ ／
三三三三三三三三三三:: ＼ ｀´ ／{ ／´}/ /三￣/
ヽ三三三三三三三三 三＼_.イ ヽ{ /-ｫ' 三／l
`＜三三三三三 三三:} }>ｧ' / 三/ !
｀ ＜三三 三＞'.j _ ／./{ ｲ / ヽ.l
｀ ￣￣ヽ .三／ /´/ /ｲ 7彡' /
.: ,..z=＝! /´ ／ ／ /' /ー..､ i
. : ／三ﾆｨ=V ./ ／ .／ .∧ /｀ヽ:.:.:.ヽj
. . /三三/ ノﾍ{__＞ ´ .／ ／ ￣ ∨:.:.l
. : /ニ三ｨｧ¨} { ／ ／ ∨
.: /三三/ ノ ヽ._. イ ／ ／⌒} /
,ｨ''"￣￣`ヽ、
,ィ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`,､
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`ヽ､
l;;;;;;;;;|`､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾊ-''
{;;;;;;;;;|l|l|`､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾊ
{;;;;;;;;;;|l|l|l|l|`､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i`ｰ`゛
. Y';;lヾ! l|l|l|l|l|`¨`｀ﾒ､;;;;;;;li
ヽ､t ＿＿ ,lノ,ﾘ `ヾ
. ヾ;;;j`､ヾ ″イ;|∨ こうなるんですよねー！
`ｿ;;;;|:`ｰ''´|~l;;j
jクi :ﾄ,:`､
/ ｢~７~ヾ‐7 `､
/ .| `ｰ'' | ヽ
／ ＊ :|￣￣~| *
'" :| :|*
| |
＊ _l,.-―'
相次ぐ列強の簒奪により キリスト教徒との衝突が支那全土で起こりました
外国人に手を出すと戦争になることを肌身で知っていた彼らは
外国人には手を出さず 支那人キリスト教徒に的を絞り 襲撃を繰り返します
／:./:.:.:.:.:.:.:.;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.ﾍ:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:､:.:.:.:.:ヽ:
ゝ､::/:.:.:,:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:ﾍ:.:.:.:i:.:.:.:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.:.ヘ:.:.:.:.:
.':.:.:/:.:.:/:.:.:.:.;:.:.:.;:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.ﾍ:.:.:l:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.､:.:.:.:.ヽ:.:.:
ｊ:.:.:.l!:.:/:.:.:.:./:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:!:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:ヽ:.l:.:.:ﾍ:.:
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'ー!:.:.:.:.:l:.:/l:.:.:/:.:.ﾍ:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;.:.:.l:.:.:.:./l:.:.:.:.∧:.l:.:.:/:.
l:.:.:,:.:.l/! l:./!/!:.:/､:.:.:.:.;.:ﾄ､:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:./!:.:./:.:lヽ:./ !'.ｌ:./:.: 気持ちは分かるが
ｊ;:ノ!:.:_:.:l - ､_:/ ヽ:.:/!; ヽ:.:.:i;.:.:./:.ﾊ! ｌ/ ヽ!_,l/-､, ｌ;ヽ:/
!/!ヽ! _≧ｚ､'_ ! ヾ:!l:./ l' _ ｘ≦ _ / ｌ' それはダメだ
ｌ }ﾍ ｲ´ 云示ミ＞､_,ヾ .!'（_ ｘ≦ｒ示云 ｀ﾃ '´`ﾉ
ヾ.〈 ､ ｀ .赱ソ ｀ ヽﾞ" ´ .赱ツ .l )./ キリスト教徒を襲う者は
ヽ.ﾊ .:i j /､
／ﾆﾆゝ, .::| ﾑ´ﾆﾆヽ 清朝が断固取りしまる・・・
／ﾆ/ﾆニﾆヽ :::| /ﾆﾆﾆﾆﾆﾑ
/ﾆニｌﾆﾆﾆﾆﾆヾ､ ::! ｲﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ｒ＋ﾆﾆﾑﾆﾆﾆﾆﾆﾆｿｌ.､ r 一 ､ ／|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
／ﾆﾆｌﾆﾆﾆﾑﾆﾆﾆニﾆ＜､＼ ゝ- 一' .／ ｊ､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆ
／ﾆニﾆヽﾆﾆﾆﾑﾆﾆ／ j!. ＼ ／ ! ＞､ﾆニ/ﾆﾆ
∠ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾍﾆﾆﾆﾍ,/ ' l ｀ ー 一 ´ / ｌヽ iニ/ﾆﾆﾆ
/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽﾆニヽ ｌ / ′ !ﾏﾆﾆﾆﾆ
≦!ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニﾆﾆﾍﾆﾆﾆヽ ｊ ﾍ / ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽﾆニﾍ ﾍ / /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾍﾆﾆﾆヽ ﾍ / /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ヽ ＼
少しは懲りろ！ .／ ＼ ＼ ／￣￣￣￣￣￣
∧＿∧／ ￣ ＜ また貴様らか！
（；´Д｀） i i i ＼＿＿＿＿＿＿
/ ヽ ＿ i i i--､
./| | | | ￣￣￣ |:::::|.
/ ＼ヽ／| | ﾉ__ﾉ..
/ ＼＼| |
/ /⌒＼ し(メ .i i i . .
／ ／ > ） ＼ ﾉﾉﾉ
/ / / ／ .＼＿ ｻﾞｯｸｻﾞｯｸ
し' （＿つ /:::::/::... /ヽ
； "ノ・ ./∴: ／ ）i iヽ-､＿へ ,ﾍ
'',, : ：―― / / i i i iヽ .￣ ﾞ― ノ /
n_ ＿／； i .ノ / /ノ-'￣ ﾞ ― ､__ノ
_ノ 二二二､_（ _Д_ ;）-ヽ＿ノ-'
ﾞー ''~ ∨￣∨ ←カミナ
清朝は列強への配慮から
当初は迫害されるキリスト教徒を
熱心に保護し 迫害者を駆逐していました
/ﾆ|三二三二三二三二三二｜:.:.:.:{ | l| ヽ! {z彡}.ﾘ
/二l二三二三二三二三二三ﾆ!:.:.:.:.:ヽ ! }z /
/.／,|.三二三二三二三二三二 |:.:.:.:.:.:.:.＼ 三zx_ じ/
//／_|ﾆ三二三二三二三二三二|｀ヽ:.:.:.:.:.:.:ヽ.__ z=―‐ ﾄ-′
/' /イ:.|三ﾆ三二三二三二三二三|三}:.:.:.:z-¨z≦´ z._ |z いってーなあ・・・
/:.:.:.斗ﾆ三二三二三二三A三二.|三:.／彡‐__:.:.,;:／:.:三:｀ヽ. l三
. /／ ｜三二 l二三二三ニ!∧ﾆ三l三{:.:.:}:.:-ｧ=デ'´-‐ ､:三:.:.:∧三
,′ |三二 /!ﾆ三二三二|zz:.l三.ド=三三zzヽ:.:.:{ ヽ:.:.:ハ三
l ,. z= |ﾆ三l/ハ三二三二.ﾄ､三.! ﾄ:.:｀i ｀ヾ - ｧ .z.V:.:.:{三
/／'´ |三/.| ,三!ﾆ三二|ﾆ/三トﾐ| |∧:.j '´ / ／ /-ﾐ:.:ヽz
/´ ｜./ 三三.lﾆ三二!z|.:.三:.:{ﾍ｢｀ﾊ:{ /＿ 彡' /三 ヽ:.{ ／
／ ＿ !/ 三三.A三ニﾊ |:.:.三:{二二∧_. く ､二´z彡 /三三 j:.:ﾝ'
. ／ {:.:.:.:}._| 三三z∧三|＼三三.l二二. ` ミ ＿_ ｲ ｀ヽ ／:.:.:.:.ヽ
.'イ:/ ｀j:.:.:.:.｀:ーz三../ lﾆ.| ＼三:ヽ二二 ｀ ‐＜三 '/:.:.:.:.:.::.:.
:.:./ー- ..＿ ￣ ７三三/ lz.| ＼三:.}二二z_ r:i ヽ r..‐.}:.:.:.:.:.:.ヾ､:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:.ヽ、 {:.三z/ V ｀ ＜二二二z_ ｀ヽ!:.:.:.:.:.:.:.:.:.
∧＿∧
（, ´）
／ ヽ 殴っておいてアレだけど・・・
/ ハ , i
/ /| | お前の気持ちも よーく分かるぜ
ﾉ 〈 | |
（ ○ ￣｀ヽ 支那で外国人がでかい顔するなんて 俺たち清の官僚だって嫌さ
/＾/⌒￣￣￣ﾞ ）
(__(＿,ノ───‐ ''
,. ─- ､
（ ）ゝ でもさ どうしようもないじゃん
／ ヽ
/ ハ , i 俺たちには 力がないんだ
/ /| |
ﾉ 〈 | | 力がない者は 喰われるだけなのさ・・・
（ ○ ￣｀ヽ
/＾/⌒￣￣￣ﾞ ）
(__(＿_,ノ───‐ '
清朝は暴動を取り締まりましたが
多くの清朝構成員・・・高官から末端まで
心情は彼らと同じで 跋扈する外国人を苦々しく思っていました
/ﾆ|三二三二三二三二三二｜:.:.:.:{ | l| ヽ! {z彡}.ﾘ
/二l二三二三二三二三二三ﾆ!:.:.:.:.:ヽ ! }z /
/.／,|.三二三二三二三二三二 |:.:.:.:.:.:.:.＼ 三zx_ じ/
//／_|ﾆ三二三二三二三二三二|｀ヽ:.:.:.:.:.:.:ヽ.__ z=―‐ ﾄ-′
/' /イ:.|三ﾆ三二三二三二三二三|三}:.:.:.:z-¨z≦´ z._ |z どうしようも・・・ないのか？
/:.:.:.斗ﾆ三二三二三二三A三二.|三:.／彡‐__:.:.,;:／:.:三:｀ヽ. l三
. /／ ｜三二 l二三二三ニ!∧ﾆ三l三{:.:.:}:.:-ｧ=デ'´-‐ ､:三:.:.:∧三 このまま支那は列強の植民地になる
,′ |三二 /!ﾆ三二三二|zz:.l三.ド=三三zzヽ:.:.:{ ヽ:.:.:ハ三
l ,. z= |ﾆ三l/ハ三二三二.ﾄ､三.! ﾄ:.:｀i ｀ヾ - ｧ .z.V:.:.:{三 それが天命なのか？
/／'´ |三/.| ,三!ﾆ三二|ﾆ/三トﾐ| |∧:.j '´ / ／ /-ﾐ:.:ヽz
/´ ｜./ 三三.lﾆ三二!z|.:.三:.:{ﾍ｢｀ﾊ:{ /＿ 彡' /三 ヽ:.{ ／
／ ＿ !/ 三三.A三ニﾊ |:.:.三:{二二∧_. く ､二´z彡 /三三 j:.:ﾝ' ・
. ／ {:.:.:.:}._| 三三z∧三|＼三三.l二二. ` ミ ＿_ ｲ ｀ヽ ／:.:.:.:.ヽ
.'イ:/ ｀j:.:.:.:.｀:ーz三../ lﾆ.| ＼三:ヽ二二 ｀ ‐＜三 '/:.:.:.:.:.::.:.
:.:./ー- ..＿ ￣ ７三三/ lz.| ＼三:.}二二z_ r:i ヽ r..‐.}:.:.:.:.:.:.ヾ､:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:.ヽ、 {:.三z/ V ｀ ＜二二二z_ ｀ヽ!:.:.:.:.:.:.:.:.:.
/ﾆ|三二三二三二三二三二｜:.:.:.:{ | l| ヽ! {z彡}.ﾘ
/二l二三二三二三二三二三ﾆ!:.:.:.:.:ヽ ! }z /
/.／,|.三二三二三二三二三二 |:.:.:.:.:.:.:.＼ 三zx_ じ/
//／_|ﾆ三二三二三二三二三二|｀ヽ:.:.:.:.:.:.:ヽ.__ z=―‐ ﾄ-′
/' /イ:.|三ﾆ三二三二三二三二三|三}:.:.:.:z-¨z≦´ z._ |z ・・・そうなのかもな・・・
/:.:.:.斗ﾆ三二三二三二三A三二.|三:.／彡‐__:.:.,;:／:.:三:｀ヽ. l三
. /／ ｜三二 l二三二三ニ!∧ﾆ三l三{:.:.:}:.:-ｧ=デ'´-‐ ､:三:.:.:∧三 支那は列強の植民地・・・
,′ |三二 /!ﾆ三二三二|zz:.l三.ド=三三zzヽ:.:.:{ ヽ:.:.:ハ三
l ,. z= |ﾆ三l/ハ三二三二.ﾄ､三.! ﾄ:.:｀i ｀ヾ - ｧ .z.V:.:.:{三 それも仕方のないことなのかもな・・・
/／'´ |三/.| ,三!ﾆ三二|ﾆ/三トﾐ| |∧:.j '´ / ／ /-ﾐ:.:ヽz
/´ ｜./ 三三.lﾆ三二!z|.:.三:.:{ﾍ｢｀ﾊ:{ /＿ 彡' /三 ヽ:.{ ／
／ ＿ !/ 三三.A三ニﾊ |:.:.三:{二二∧_. く ､二´z彡 /三三 j:.:ﾝ' 案外・・・そっちの方がいいのかも・・・
. ／ {:.:.:.:}._| 三三z∧三|＼三三.l二二. ` ミ ＿_ ｲ ｀ヽ ／:.:.:.:.ヽ
.'イ:/ ｀j:.:.:.:.｀:ーz三../ lﾆ.| ＼三:ヽ二二 ｀ ‐＜三 '/:.:.:.:.:.::.:.
:.:./ー- ..＿ ￣ ７三三/ lz.| ＼三:.}二二z_ r:i ヽ r..‐.}:.:.:.:.:.:.ヾ､:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:.ヽ、 {:.三z/ V ｀ ＜二二二z_ ｀ヽ!:.:.:.:.:.:.:.:.:.
i' / ´ l;;;;;;;;;;メ ) i;;;i´
!〈_,-、 , ;:::::;└' ノ;;;l だが・・・それで本当にいいのか？
! ..:: ::::-─i;;;;;;;;j
l ,,-- ,,_ :: l;;;;;;ﾒ 支那が外国人の植民地になる
ﾍヽニ,,..｀ ...:: .: l｀i;;;l
｀i ,;;::::::: ..::: !ﾉ' それをお前は本当に許容するのか？
＿,,,、 ヽ,,;;;;;'';;''::::::::::.;::::.::: !、,,
-─''" -,,ヽ、＿,,,,-─'´ ノ! :::::::::::::::::.:.:. ヽ,_＼,,_ __
、ヽ＼, ゝ,,-─''´''" i :::::::::::::.:.: / ''-,_ "''-,,__ ,,-─'' ￣"'';,,＿
─-,,ヽ,iノ,,;;;;::::::'' 'i .:.:.:.:.:::::::::.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:｀＼ ｀(´_,,-─-
─-,, ヽ,!;;;;;;::::::..:.:.:.. ヽ ::::::::::::::::::::::::::/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀''--r-─- -
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/ﾆ|三二三二三二三二三二｜:.:.:.:{ | l| ヽ! {z彡}.ﾘ
/二l二三二三二三二三二三ﾆ!:.:.:.:.:ヽ ! }z /
/.／,|.三二三二三二三二三二 |:.:.:.:.:.:.:.＼ 三zx_ じ/
//／_|ﾆ三二三二三二三二三二|｀ヽ:.:.:.:.:.:.:ヽ.__ z=―‐ ﾄ-′
/' /イ:.|三ﾆ三二三二三二三二三|三}:.:.:.:z-¨z≦´ z._ |z ・・・？
/:.:.:.斗ﾆ三二三二三二三A三二.|三:.／彡‐__:.:.,;:／:.:三:｀ヽ. l三
. /／ ｜三二 l二三二三ニ!∧ﾆ三l三{:.:.:}:.:-ｧ=デ'´-‐ ､:三:.:.:∧三 お前・・・誰だ？
,′ |三二 /!ﾆ三二三二|zz:.l三.ド=三三zzヽ:.:.:{ ヽ:.:.:ハ三
l ,. z= |ﾆ三l/ハ三二三二.ﾄ､三.! ﾄ:.:｀i ｀ヾ - ｧ .z.V:.:.:{三
/／'´ |三/.| ,三!ﾆ三二|ﾆ/三トﾐ| |∧:.j '´ / ／ /-ﾐ:.:ヽz
/´ ｜./ 三三.lﾆ三二!z|.:.三:.:{ﾍ｢｀ﾊ:{ /＿ 彡' /三 ヽ:.{ ／
／ ＿ !/ 三三.A三ニﾊ |:.:.三:{二二∧_. く ､二´z彡 /三三 j:.:ﾝ'
. ／ {:.:.:.:}._| 三三z∧三|＼三三.l二二. ` ミ ＿_ ｲ ｀ヽ ／:.:.:.:.ヽ
.'イ:/ ｀j:.:.:.:.｀:ーz三../ lﾆ.| ＼三:ヽ二二 ｀ ‐＜三 '/:.:.:.:.:.::.:.
:.:./ー- ..＿ ￣ ７三三/ lz.| ＼三:.}二二z_ r:i ヽ r..‐.}:.:.:.:.:.:.ヾ､:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:.ヽ、 {:.三z/ V ｀ ＜二二二z_ ｀ヽ!:.:.:.:.:.:.:.:.:.
ヾ、ﾂ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ツハ すばらしい才能と体格に恵まれた支那人・・・
ゞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヾ
〃〃---─''￣ヾヽﾊヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀メ だが俺達の仕事といえば列強の下請けばかり
l l ｼ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i'
! ヽ_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l 列強は文明開化を叫ぶが そのおこぼれが
/,,,, .,;;;;;,,,,,,,.、 ｀i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!
ヽtヽ :::::t_+-,,::: ::i;;;;;;;;;;;;,- 、;;;;/ 俺たちに回ることはない
i' / ´ l;;;;;;;;;;メ ) i;;;i´
!〈_,-、 , ;:::::;└' ノ;;;l
! ..:: ::::-─i;;;;;;;;j キリスト教宣教師は言う 未来は明るいと
l ,,-- ,,_ :: l;;;;;;ﾒ
ﾍヽニ,,..｀ ...:: .: l｀i;;;l しかしそれは大嘘だ それが俺たちを苛つかせる
｀i ,;;::::::: ..::: !ﾉ'
＿,,,、 ヽ,,;;;;;'';;''::::::::::.;::::.::: !、,, ここは俺たち 支那人の土地だ・・・
-─''" -,,ヽ、＿,,,,-─'´ ノ! :::::::::::::::::.:.:. ヽ,_＼,,_ __
、ヽ＼, ゝ,,-─''´''" i :::::::::::::.:.: / ''-,_ "''-,,__ ,,-─'' ￣"'';,,＿
─-,,ヽ,iノ,,;;;;::::::'' 'i .:.:.:.:.:::::::::.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:｀＼ ｀(´_,,-─-
─-,, ヽ,!;;;;;;::::::..:.:.:.. ヽ ::::::::::::::::::::::::::/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀''--r-─- -
￣"''┴---──────''" ￣￣￣￣￣￣ "'''''─---┴,,-─ヽ,＿
::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:. _ __,,---──'''´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣''─
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.. ''''''''''::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/ﾆ|三二三二三二三二三二｜:.:.:.:{ | l| ヽ! {z彡}.ﾘ
/二l二三二三二三二三二三ﾆ!:.:.:.:.:ヽ ! }z /
/.／,|.三二三二三二三二三二 |:.:.:.:.:.:.:.＼ 三zx_ じ/
//／_|ﾆ三二三二三二三二三二|｀ヽ:.:.:.:.:.:.:ヽ.__ z=―‐ ﾄ-′ そうだ・・・そのとおりだ・・・
/' /イ:.|三ﾆ三二三二三二三二三|三}:.:.:.:z-¨z≦´ z._ |z
/:.:.:.斗ﾆ三二三二三二三A三二.|三:.／彡‐__:.:.,;:／:.:三:｀ヽ. l三 だが俺達には力がない
. /／ ｜三二 l二三二三ニ!∧ﾆ三l三{:.:.:}:.:-ｧ=デ'´-‐ ､:三:.:.:∧三
,′ |三二 /!ﾆ三二三二|zz:.l三.ド=三三zzヽ:.:.:{ ヽ:.:.:ハ三 列強とキリスト教徒に対抗する
l ,. z= |ﾆ三l/ハ三二三二.ﾄ､三.! ﾄ:.:｀i ｀ヾ - ｧ .z.V:.:.:{三
/／'´ |三/.| ,三!ﾆ三二|ﾆ/三トﾐ| |∧:.j '´ / ／ /-ﾐ:.:ヽz 力がないんだ・・・
/´ ｜./ 三三.lﾆ三二!z|.:.三:.:{ﾍ｢｀ﾊ:{ /＿ 彡' /三 ヽ:.{ ／
／ ＿ !/ 三三.A三ニﾊ |:.:.三:{二二∧_. く ､二´z彡 /三三 j:.:ﾝ'
. ／ {:.:.:.:}._| 三三z∧三|＼三三.l二二. ` ミ ＿_ ｲ ｀ヽ ／:.:.:.:.ヽ
.'イ:/ ｀j:.:.:.:.｀:ーz三../ lﾆ.| ＼三:ヽ二二 ｀ ‐＜三 '/:.:.:.:.:.::.:.
:.:./ー- ..＿ ￣ ７三三/ lz.| ＼三:.}二二z_ r:i ヽ r..‐.}:.:.:.:.:.:.ヾ､:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:.ヽ、 {:.三z/ V ｀ ＜二二二z_ ｀ヽ!:.:.:.:.:.:.:.:.:.
ヾ、ﾂ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ツハ 力がないのなら 集い集まり鍛錬しよう
ゞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヾ
〃〃---─''￣ヾヽﾊヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀メ ボクシングクラブを作ろう
l l ｼ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i'
! ヽ_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l 秘密のボクシングクラブ・・・
/,,,, .,;;;;;,,,,,,,.、 ｀i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!
ヽtヽ :::::t_+-,,::: ::i;;;;;;;;;;;;,- 、;;;;/
i' / ´ l;;;;;;;;;;メ ) i;;;i´ ﾌ ｧ ｲ ﾄ ｸ ﾗ ﾌﾞ
!〈_,-、 , ;:::::;└' ノ;;;l 義 和 拳 を結成する！！
! ..:: ::::-─i;;;;;;;;j
l ,,-- ,,_ :: l;;;;;;ﾒ
ﾍヽニ,,..｀ ...:: .: l｀i;;;l
｀i ,;;::::::: ..::: !ﾉ'
＿,,,、 ヽ,,;;;;;'';;''::::::::::.;::::.::: !、,,
-─''" -,,ヽ、＿,,,,-─'´ ノ! :::::::::::::::::.:.:. ヽ,_＼,,_ __
、ヽ＼, ゝ,,-─''´''" i :::::::::::::.:.: / ''-,_ "''-,,__ ,,-─'' ￣"'';,,＿
─-,,ヽ,iノ,,;;;;::::::'' 'i .:.:.:.:.:::::::::.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:｀＼ ｀(´_,,-─-
─-,, ヽ,!;;;;;;::::::..:.:.:.. ヽ ::::::::::::::::::::::::::/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀''--r-─- -
￣"''┴---──────''" ￣￣￣￣￣￣ "'''''─---┴,,-─ヽ,＿
::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:. _ __,,---──'''´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣''─ ←義和拳団創始者（不詳）
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :lﾍ: :l ;;;;;;;;;;;;;;;;,i:l / ＼ l::/ヽ
i: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : k: : : : ::l;;ヽ:l ;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;/ l/ }
l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : l::∨: : ::l;;;;;;ヾ ;;;;;;;;;;;;;/;;, _ ,ｨ l /_ 義和・・・拳・・・
.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::l::::::∨: ::l;;;;;;;;;;;;;;;, ヾ;;;／__彡ｲ;;,,,,, l / ヽ;;,,,,,,
l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :i ;il ￣ ∨::l;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i/ ヾ;;;
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::l _il==-y∨:i;;;;;; /;;;;;;; ` ;;;;;;;;;;;i i;;;;;;
',: : : ::∧: : : l ヽ,: : : : : : ::i 弋_汐 /ﾍ::l;;;;; :. ;;;il l;;;;;;
.: : / V: :l - i: : : : : : :ﾄ -- ';;;;;;;;;;;;;;;;; :::. ;;; i;;;;;;;
: :. ',::l V: : : : :: ::l ' ;;;;;;;;;;;;;;;;; l ﾙ l;;;;;;;
∨ ／ﾊﾄ - _V: : :ﾄ: :l ;;;;;;;;;;;;;; / i;;;;;
/;;;/ ヾ:7 V: :l=- ;;;;;;; ';;;;, ` ´ _ ｨ l;;;;;;
,;;;;;;;;;l i: :l ＼ ;;;;;;;; ';;; _,,. -‐''"´ ｲ / i;;;;;;
_,,. ';;;;;;;;;;;;;;; ::.. l/ ;;;;;; 、￣--_,, ' ´, ;;;/ i;;;;
ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;, :::.. ` ￣ - ;;; l;;;;;
ヾ;;;;;;;;;;;;;;;, :::.. ＞ イ i;;;;
列強の領土簒奪が眼前で行われた山東省にて
今なお不明な部分の多い格闘技愛好団体 義和拳が起こりました
彼らは反キリストを掲げ瞬く間に勢力を伸ばしていきます
ちなみに義和団は英語では『The Boxer Rebellion』でございます
ヾ、ﾂ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ツハ
ゞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヾ
〃〃---─''￣ヾヽﾊヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀メ
l l ｼ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i' 俺達のスローガンは
! ヽ_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l
/,,,, .,;;;;;,,,,,,,.、 ｀i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!
ヽtヽ :::::t_+-,,::: ::i;;;;;;;;;;;;,- 、;;;;/ 『 扶 清 滅 洋 ！ 』
i' / ´ l;;;;;;;;;;メ ) i;;;i´
!〈_,-、 , ;:::::;└' ノ;;;l
! ..:: ::::-─i;;;;;;;;j 弱体化した清朝に力を貸し
l ,,-- ,,_ :: l;;;;;;ﾒ
ﾍヽニ,,..｀ ...:: .: l｀i;;;l 中華の土地を盗むキリスト教徒と外国人と戦おう！
｀i ,;;::::::: ..::: !ﾉ'
＿,,,、 ヽ,,;;;;;'';;''::::::::::.;::::.::: !、,, これは清国人のディスティニー！
-─''" -,,ヽ、＿,,,,-─'´ ノ! :::::::::::::::::.:.:. ヽ,_＼,,_ __
、ヽ＼, ゝ,,-─''´''" i :::::::::::::.:.: / ''-,_ "''-,,__ ,,-─'' ￣"'';,,＿
─-,,ヽ,iノ,,;;;;::::::'' 'i .:.:.:.:.:::::::::.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:｀＼ ｀(´_,,-─-
─-,, ヽ,!;;;;;;::::::..:.:.:.. ヽ ::::::::::::::::::::::::::/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀''--r-─- -
￣"''┴---──────''" ￣￣￣￣￣￣ "'''''─---┴,,-─ヽ,＿
./:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |:::::::::::::::::::||.... ∨:.:／＾〈 そうだ・・・
/:.:.:.:.: /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.|:::::::::::::::::::||:::::. |:.:.| / |
./:.:.:／/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ∧.:.:.:|:::::::::::::::::／￣:::` |:.:ﾊ/ Y | これは俺達のディスティニー！
/:／ ｲ :.:..:.:.:.:..:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.. V:.:.| :/::／/ｚ≦v ７ |∧l //
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:::::、V:.l:／:／弋仍' ﾑ |l / ／､ 清朝とともに中華を取り戻すんだ！
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:. /:::::::::::::ﾍ|ヾ､:≧＝≠彡シ | /l:.:.:.:. ヽ､
|:.:.:.:.:.:.:.:/l:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:/:::::::::｝:. `::::: ｀ヾ､::::::::::; ﾊ/:::|:.:.:.:.. ヽ､
.|:.:.:.:.:.:./ :|:.:.::|:.:.:.:.:.: /:::::::: }. ::::: ﾆ´:::::ﾊ::::::::|:.:.:.: ＼
.|:.:.:.:.:/ |:. /|:.:.:.:.:./:::::::: 〈 ::::::ﾊ::|:.:.:.|:.:.:.:. :::::＼
|:.:.:./／: |:/:::|:.:.:.:/ :::::::. ＼ _ ノ〉 ::::/::::::|:.:.:.|:.:.::.: .::::::::::::
|:.:/::::: :::::|:.:./、 .:::.: ＿＿＿____,. ＜</ ::/:::::::/:.:.: |:.:.:.:.: .:::::::::::::
＿___,／|/:::::: ::::::::l:/ ＼:::. ｀ヾﾆニニニ イ :::/::::::::/:.:.:.:.:;:.:.:.:.:.:. .::::::::::::::::
／::::::::::: ::::::::::::::::::::::: ﾍ:.:.:.＼. ‐- .:::: ::/::::::::/::::::. /:.:.:.:.::. .::::::::::::::::::
/ :::::::::: ::::::::::::::::: ',:.:.:.:.:.＼ :::／ :::::::/:::::::::/:.:.:.:.:.:.: .::::::::::::::::::
:::::::::: ::::::::::::::: ﾍ:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、 ＿＿／ :::::/:::::::::〈:.:.:.:.:.:: .:::::::::::::::::
ヾ、ﾂ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ツハ
ゞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヾ
〃〃---─''￣ヾヽﾊヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀メ 銃？ 大砲？ 戦艦？
l l ｼ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i'
! ヽ_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l 物質文明なんてクソ食らえだ！
/,,,, .,;;;;;,,,,,,,.、 ｀i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!
ヽtヽ :::::t_+-,,::: ::i;;;;;;;;;;;;,- 、;;;;/
i' / ´ l;;;;;;;;;;メ ) i;;;i´ 魂と気合があれば 銃弾は俺たちを避ける！
!〈_,-、 , ;:::::;└' ノ;;;l
! ..:: ::::-─i;;;;;;;;j まじないの札を持てば 外国人八人分の力を得られる！
l ,,-- ,,_ :: l;;;;;;ﾒ
ﾍヽニ,,..｀ ...:: .: l｀i;;;l
｀i ,;;::::::: ..::: !ﾉ'
＿,,,、 ヽ,,;;;;;'';;''::::::::::.;::::.::: !、,,
-─''" -,,ヽ、＿,,,,-─'´ ノ! :::::::::::::::::.:.:. ヽ,_＼,,_ __
、ヽ＼, ゝ,,-─''´''" i :::::::::::::.:.: / ''-,_ "''-,,__ ,,-─'' ￣"'';,,＿
─-,,ヽ,iノ,,;;;;::::::'' 'i .:.:.:.:.:::::::::.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:｀＼ ｀(´_,,-─-
─-,, ヽ,!;;;;;;::::::..:.:.:.. ヽ ::::::::::::::::::::::::::/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀''--r-─- -
￣"''┴---──────''" ￣￣￣￣￣￣ "'''''─---┴,,-─ヽ,＿
::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:. _ __,,---──'''´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣''─
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.. ''''''''''::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
彼ら義和拳の特徴は 重度の悪霊信仰に染まっていたことです
それはアメリカ先住民がゴーストシャツを着れば
銃弾は当たらないと喧伝したのとそっくり同じ理論でした
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::三三三｀ヽ、
-―￢/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::_:::::::ﾆ三三三/ ／|
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::イ::::_,::-―::､三 ／ /
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾄ､::::,zム‐ｚ三三.／ /
/::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::|―' .三／ /ﾄ､
/::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ／ / 三≧z
/::::::_,.r::::::/::::::::::::::::::::∧:::::::::::::::::| ／ ./ 三＞ その通りだ！
/,.ィ´ }:::::/::::::ｌ:::::::::::::∧. ∨::::::::::::ｌ .／ ./Ｙ⌒
／ i::::/,.ィ´}:::::::::::/ '｀ヽ-∨::::::::i― '´ .／ ≧ 俺達 義和拳は無敵だぜ！！
i::/:::::,r-l:::::::::/ ＼:::::i .／ }三ﾆi
l:::::::/ |:::::::/ ＼{ ／ ﾆ∧三,'
|::::∧ |:::::/＼ ｨ个ｰ､ ／ 三ﾆ∧ﾆ/
|:::/ ヽｲ::∧.. ゝｰ一'´ | ｀ｰ─' 三三ト- '
|/. ﾚ' ﾍ 、 , ,三ﾆ/
ﾊ 、ﾆ三/
l＼ ー―‐ ￢Ｔﾌ勺三,,ｲ
i .＼ ｀'‐―― ≦三／少､
,ﾍ ＼ ヾ 三／三 |三＼
_,..-―￢" ', ヽ ,ィ三三ﾆl三三≧､
／:::/ ￣ 〉 |ﾆ三三三＼
,..―７￢:::::::/ ＼ / 三三三ﾆ`'‐.､
￣／::::/ {:::::/ 三三三三三三
彼らを無知・おろかと笑うのは簡単です ですが彼らは真剣でした
その真剣さはおそらく やる夫先生がムーディーさんの説教で
信仰に目覚めたのとなんら変わる所が無かったでしょう・・・
問題は 彼らの運動に科学的に明確な誤りがあったことです
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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./ 7
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ﾆ ﾆ二7 / / / 7
/ / /二二二 ﾆﾆ ﾆ二7 / / ／
.../ ／／/ / /二二二 ﾆﾆ ﾆ二7 ＿／ ／
/ ／／ ./ / ／／/ / , . ／ ￣ ￣￣ ￣ ￣￣￣
／／ / / ／／ / / ￣ ￣ ￣￣ ￣￣ ￣／ ／￣￣
／／ / / ／／ / / .ﾆ 二二 ﾆ≡≡三三三
／／ ./ / ＿＿＿＿＿ _ ／ ./ / ﾆ ≡ 二二 ≡三三三三三三三
/ / .|.:.:に＿＿」」:::::::Y^^^`ヽ___ . :. :. :. :.: .: .:.|､ ＝ ﾆ 二三 ≡三 三三 三三三三
|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_ノ |┘. : .:. :. :. :. :. :. .p'ﾞ;;.:O . :ｑ .: ;:;ﾞ ,ﾞ,od .:'`;:; , ﾆ三三三三
￣￣￣￣ く | .: .:. :. :./」二」p'ﾞ;;.:O . :ｑ .: ;:;ﾞ ,ﾞ,o彡ﾐﾐヽ ＿＿.: ;: ;:; ;:;;:;:;;
. :. :. :. :.: .: .: .:. :. :. :. :.: .: .:. :. :. :. :. :.: .: .:.｀`ヽ ,､､ノヽo b .〔」ﾞ''' ''l〕.: :;:; p'ﾞ;;.:O ｑ .: .::.}-',ﾐﾐﾐ!「 -‐ ─ヽ; :; ;;;;;;
.../ l. :. :. :. :.: .: .:. :. :. :. :. :. :.: .O od .:'`;:; ,.: ;oV"´ 1 ..」ゝ‐/:`ｰ-､ 「￣ | L_ノｼｼ , - ─ ミﾐヽ;:;:;;
/ | p'ﾞ;;.:O od .:'`;:; ,.: ;oQ r;;;;;;;;;､p o ..:.,,､､､､', 1 .::.:.:::〈瓜ﾉ:::::::::',〈⌒〕二二ﾆ‐.:::::::::ﾉ - ─ ミﾐ _丿;:;;;
.|. ム) p'ﾞ;;.:O od .:'`;:; ﾉｰ`ﾐﾐ! 彡',',',',',',;', l!.:.:::::::::::::::::.:...:: /ハ`ヽ-─-､.:::::::ノ.:.＼ ﾉ ﾆ三
ﾚ彡ﾐ |:::::l ,;彡ミﾐヽ },_, ｲ:::::::::ハ;;';';';'';';'';;;! il!.:::::.:.:.:.:,r ‐く ﾉ ﾉ__/｡:::.:. /. :; :; :;: ;V . :. :ィｲ三三
l彡彡_ﾉ.::ﾉﾐyｲ彡ミミﾐﾐ;:y.:.::::.:.::::::::::.:}‐､i;;:r ,;:;:;:;:;! ll!;:;:;;:;:;;/jjjjjijijﾚ;:;:;;! i! /.: ;: ;: ;: ;:;ニ三 三 三三
ﾚ.:.:. ﾆ三三 〉彡ミﾐﾐﾐﾐﾉｨｲ彡 ミﾐヽ.〈 ソ;:;;;;;:;:;| llll!;:;;;:/jjlijiijijiﾘ;:;:;:;:;! ﾘ ,..イ. :; ; ;;;;; ﾆﾆ 三 三三三三
.:.:.:.:ﾆ三三ハ彡ミﾐﾐﾐ,'ｨｲ彡 ミﾐミﾐﾐ',ﾊ ,r-─ﾉ ﾉ;:;:;ヾ州州ｼ;:;:;:;;ﾉ レ'´. :; :;:;;:;: ;;ﾆﾆ ニ 三 三三三三
.:.二三三/ ヾ彡ﾐﾐﾐ{ｨｼﾞ jijijijijijijiiiji! ﾌ""´￣7 /iijiijijijijjijijjijijijijiijｨイ; :; :; :;ﾆﾆ 二 三 三三 三三 三三
iﾆ,r'"´ ゞ;:;:;:;:;{jijijijijijijiiijijijijijl! / .:;1ij1iji1ji1ji1ii1i1l1lj1i1j; :; :ﾆﾆ ニ三 三三 三三三三三
|/ ,. .: :;:;;:;;;;;;;;;;;;:{jj州州州州州 / .:;1jli1jkl1jlk1jil1j1kj1klj1li1jil1kj ﾆ 三 三三 三三 三 三
| .:ｨｲ.:;:;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;;:;{州州州州州! / .:;jl1jil1;k1;1kk1||1||1||1|1||1|1|1|||||三三 三三 三三三三
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
そして不幸なのは 一時的な一揆と見られていた義和拳が
支那人の多くが抱いていた 外国人とキリスト教徒への嫌悪感を背景に
相当な規模を持ってしまったことです
∧＿∧
（´Д｀ ） ・・・お前らが清朝に忠誠を誓う気なら
/´ ⌒ヽ、
＿ | 1 へ、＼ 『団』を付けて義和団 ないしは義和拳団と名乗るといいよ
〈 ,々ヽ | | / /
（⌒ヽ_ノ ι、 ヽ そうすれば民兵組織として清朝のお墨付きが得られるかもな・・・
ヽ ＼/⌒'―― `ｰ'）
＼ ヽr――― '
(⌒ ）
￣￣
そして義和拳が多勢であることを見た地方官僚は
義和拳を民兵組織として公認しました
´ー一:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:./:.:./l:.:.:.:.:.:..:/ !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ ':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l､:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:
':.:.:.:.:.: l:.:.:.:/ !:/ ｌ:.:.:.:;.:./ ｌ:.:.:.:.:.:.:/:.:/ ':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.lヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:l ヽ:.:.::.:.:.: ∧:.:.:.:.:.:.;.:.:/:.:.:.:.
丿; .:.:.:.:.l:.:./|! ゞ´ヾ:.:./:/ ｌ:.:.:.;.:./ l:.' ':.:.:l.:.:.:.:.:.:.:.:.j ﾍ:.:.:.:.:.:.:.! ヽ:.l:.:.:./ メ!:.:.:.:./!:/:.:.:.:.:.:.
貴様ら何のつもりだ！ ／/:.:.:.:.:.!/:.:.l' ｌ:/ ＞ ､ !:./!/ l!ヽ ':.:.l ､:.:.:.:.:./ ﾍ:.:.:.:./ , ＜l:./´ ﾏ:.:./:.:':.:.:.:.:.:l｀一
Y´ ヽ;.:.:.l! ＿ _ `ヽ､ ､ ':.:! ヾ:.:.:/ , ヾ:/,x '´_＿ !' ヾ/:.:.;._:.:.:.:ﾄヽ
清朝を滅ぼす気か？ j /ヽ!:.:.:l ｘｼ´￣斧≧ヾ､ ﾍ ｀ ヾ:/, / z〃≦赱￣ヾ､ l!:.:/ Y:.!
ﾉ ′ 〉;.:.l 《 ;´::r::ﾊ:ﾍヾミゝ､ / _ ｘ彡ｼ/:::r:､:ヽ ヾｔ､ ｊ:.:/'ﾍ ｌ!′
すぐに義和拳を放逐しろ { / .ヾ:.! ｀ ⊃l:{:::}:! | ヾ`｀一′ ゞ｀一' / ⊃:{:::}:l::| ﾒ j:/ヽ ｝
乂､ /.ﾍ ヽ 乂ゞ:ｼ:ノ j 丶 ﾒ 乂ゞ:ｼノ ' /j 〉 .j
ヽヽ ゝ.ﾊ ､ _ ＿ , ,. ､ ヽ ′ ,.､ ヽ _ ＿_ , ノ' , ﾍ ' .ﾒ
＼｀ヽ . ノ ／／
ヽ.丶ﾊ .:::| / ´ /
＞-､ .::::::| / _ ノ
ｘ≦ﾆﾑ:.ﾍ :::::|! /:.:/ヽ､
γﾆﾆﾆニﾆ!.;.:ﾍ ヽ:! /:.;/ﾆﾆﾆヽ
/ﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆｊﾊ:.:ヽ _ _ , ':/ｿﾆﾆﾆﾑﾆ!
_ ｘ./ﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾍ:!:|＼ ／ゝ=- 二 -=一ヽ ｲ:/'ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}ﾆ!
γﾆニ/ニ{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｿ! ＼ 〈ヽ､:::::::::::::::::::::::::::::ﾉ.〉 ／ |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ!ﾆ!､
/ﾆﾆﾆ/ﾆニｌﾆﾆﾆニﾆﾆﾆ／ | :＼ ゝ､ ー---一 ´,ノ .／ jヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾊﾆ≧､
/ﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆ!ﾆﾆﾆﾆﾆ／ l :::＼ ｀￣￣ ´ ／ l ＼ﾆニﾆ/ﾆﾆﾆ!ニﾆ＼
ｘｒニ'ﾆﾆニ{ﾆﾆニﾆﾑ 一 /´ l ﾍ :::＼ －‐ ／:::: ′ Y::: /ﾆﾆﾆﾆ!ﾆニﾆﾆゝ､
／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ!ﾆﾆﾆﾆﾆﾍ::::/ | ﾍ :::＼ ／::: ｊ:/ﾆニﾆﾆjﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼
＿ｘ≦ニﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｌﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼ j ﾍ :｀ ー - ‐一':::: i ／ﾆﾆニﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆニﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.ｌﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾑ / ﾍ ::::::::::::::::::::::::: l .／ﾆﾆﾆﾆニﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ここまであれば 日常茶飯事とは言わないまでも
地方官僚の暴走であり 適当な処罰をすれば収まるはずでした
そして列強からの介入を阻止するにはそうすべきだったでしょう
.l: /::∨ : : ; : i:r､ : /::ﾊ: : : /:;ﾍ |::;:::!: : /::;:::::::/ .ヽ:::ﾊ: :/:::､::ヽ: :/:::;:|;: : :|: : : : /: : : : : : : |
.!:;':i:::::l: : : :|: :!:l::l: :!::::iﾊ : /::ﾊ::ﾘ:ﾊ::V: :!::::|::::/ ﾊ::::∨::::ハ:::∨:::/:|ﾍ ﾊ: : :/; : : : : : : : |
l ;:::l:::::l: : : :l: ;|ﾊ:∨::;::l､ﾊ |:::| l::::| |:;ハ|:/|:::′ .|::::::::::/ l::;::::::/l::ﾊ:∨!::!: /:ﾊ: ; : : : : : :!
.l ;':::.!:::::! : : |l: | ﾍ:::::::|,:ﾄ|;ﾍ:::::!. .ｌ:::! |:lﾊ::::l::l:::| !::/:::;' _,,j:A:::/7/ﾌ::/ !::∨/: :/ : : : : : ,′
l ;':::::l::::::l : : |:!:| : ﾍ::::| ｌ| lハ:::「｀Ⅵ＞:ﾊ:::|ﾊ::| .j:/!:/'´ .〃.}//'./:;:' ./::イ/: /l: : : : : :/:!
!;l:::::::l:::::ﾊ: : |::ﾘ: :ﾍ|ゞ_,,..,,二ヾニサﾆ∨ﾐ . ﾊ| /' /'ﾅニ/仁'二/ｲ__/ｲｧ/ : //: : : : :/:;':l
l: l:::::::::!::::ﾊ: ::|:::|: : ﾊ.｀ヾ 弋-､〇ｒ歹¨` '´ﾍr=:〇､歹 ﾉ /;' /:/: : : : :/:/: |
ﾘ.;'::::::::::|;::::ﾊ : |:::|: : :ﾊ ` ､＞==彳,ノ 丶`＝ 彡ィ´ ///:/ : : : : /:/ : :!
.V ;':::::::::::|∨::ﾊ: |::::! : : |､ ￣ ￣ ￣´ .//ｲ:/ : : : : / :ﾊ: :ﾊ
V ;'::::::::::::!:ﾊ::::ﾊ:.|::::ｌ : : 代 , /::'´::/: : : : :/: ;':::l : ﾊ
V ;':::::::::::::|:::l:∨:ﾊ|:::::! : : !:ﾊ |:. /::::::::/: : : : :/: :ﾊ::::! : ﾊ
.V ;'::::::::::::::!::::!::∨:::::::::l : : l::::ﾄ､ ﾚ /:::::://: : : : :/: λ:';:::l: : ﾊ
.V ;':::::::::::::::l:::::;ｨ::∨:::::::ﾊ:: ::Ⅵ: ＼ ,ｲ::::::// : : : : ;' : ハ:::ﾘ::'; l; ﾊ
V ;':::::;/:::::::!::::ハ::::∨::::::ﾊ: : ﾊ!:: :: ＼ ／ｙ:::::/:/ : : : : ;': /::::::';::';:::';.!:';:ﾊ
V ;'::::〃:::::::|::::!:.:ﾊ:::::∨:::::ﾊ: : ﾊ:: :: :: ::＼、 -‐－‐ ／ : /:::::/::/: : : : :;': /::::::::::';::';::::|::'; ﾊ
l: ;'::://:::::::::l:::: |/ |V:::∨:::::ﾊ : ﾊ:: :: :: :: :|ヘ:...、 . イ: :: : /:::::/::/ : : : : /::/＞ミｒ､:';:::';::::::';::ﾊ
!:;'::;' ;':::::::::::!::::|: . l:ﾊ:::::∨::::ﾊ: : ﾊ:: :: :: ::|ii|::ヽ:::＞. 、 ,. イ:: :: :: :: /:::::/:::/ : : ; : /:/: :: :: ﾊ:.:｀丶､::::::'; ﾊ
.!;':::;' l::::::::::::|:::::|: . !:.ﾊ::::::V:::::ﾊ: : :ﾄ､:: :: :|ii|: :ハ: :: :: :｀:¨:´:: :: :: :: :: ::/::::/::::/ : :/: :/::/:: :: :: :: j:.:.:.:.:.:.:.ﾊｰ;'; ﾊ
!'::::;': |::::::::::::|::::::!.: .|:.:ﾊ::::::∨:::ﾊ: : ;!:＼:: |ii|:: :: ﾊ:: :: :: :: :: :: ／ :: :: :/::::/::::/: : /: :/:ｲ:: :: :: :: :/:.:.:.:.:.:.:.:.:}: .｀ ;V
. ｌ|::::|: :|::::::::::::|:::::::!: ..l:.:.:ﾊ::::::∨::::'; : !: : ::`|ii|;: :: :: :: :: :: :: ::／:: :: :: ::/::::/::::/: : /: :/ｲ:: :: :: :: ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ: . : . ＞.､
. .ｌ|:::::!; ;!::::::::::::!:::::::l: . l:.:.:.ﾊ:::::::V::::l: ::ト､:: :|ii|::ヽ;: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :/::::/::::/: :;ｲ::／:: :: :_＞'":.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./: . : . : . : . :＼
ｌ|:::::!: :!::::::::::::|::::::::|: . ';.:.:.:ﾊ:::::::V:::!: :ト､ヽ|ii|: :: `:: :: :: :: :: :_;; -ー/::::/::::/::／//: :＞:':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／ . : . : . : . : . : . ヽ
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・・・しかし実際に清朝が取った行動は斜め上すぎました
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| 伊藤閣下！！ 山縣閣下！！
／::::川::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
〈::::::::川::::::::::,,-‐'''￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾞi 清朝が・・・西太后が・・・
ﾞ, 川／￣ ＿＿＿,‐――ｌ￣￣￣￣へ￣|
ｌ ｌ__＠─'＿,-----───'￣￣￣/ i ,へ 義和団を支持し
ﾍ ,--‐''´::::::::_,-'''´ﾍ"" J ﾞi:;:;:;:;:;,' ｌソﾍ/ ＼ ＿＿
/::::::::::,,-‐''´L№,'“ ミミミ ／ 二／::::::::::＼ 列強八カ国に宣戦布告しました！
／,,-‐''´i 〈＿ ¨ /ｿ u ∪ ／ ／:::::::::::::::::::::::::::＼
￣ ヽ;;;;ｌ u 彡彡彡 ／ ,-─'''￣￣￣::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ヽ;;;;ﾞi ＿,ｿ彡ヘ_ _,,,,-''''￣: : : : : : : : : : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ﾐ ヽﾞi__,'／／―'￣: : : : : : : : : : : : : : : : : : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ミミ ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
.,,,-‐'´::::::::::::::: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .: .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
.,,,-‐'´::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:: : : : : : : : : : : : : : : : : : : .: .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
.,,,-‐'´::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:
.,,,-‐'´:::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:::::::::::
.,,,-‐'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: .: .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ←桂太郎
/ ＿＿＿＿＿＿＼
/ ／ ＼
| ＼ u＿＿ ＿__ヽ 嘘やろ・・・清朝が義和団を支持するなんて
| ／ ＿＿＼ || /＿_/
| | ヽ ●) ヽ ●) それはシリア政府やイラク政府が イスラム国を支持するようなもんやで
∩＼| ￣￣ | |￣ ヽ
ヽ∂ u ＿/( |) ノ それに清朝は 日清戦争でウチラ日本 アロー戦争で英仏に負けたんやで
∪ u / ヘノ ヽ
（_ ／二二二/ それがなんで列強八カ国をまとめて敵に回して 戦争決意するんや？
ヽ ／／ /
＼ ＼ ヽ なにかの間違いやないんか？
＼ ￣￣ /
ヽ─||||||||||
＿＿＿＿＿
＿＿,-‐'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| | ||￣'-､＿
＿／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| | ||;;;;;;;;;;;;;;;;＼ 残念ですが全て事実です！
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,-----| | ||;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,-‐'''ﾞ￣,―――――二＼;;;;;;;;;;;;;;| 清朝は在北京の大使館へ 先攻を仕掛けました
|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／／￣￣ ニニニ（℃）ニニ＼;;;;;;;;;;|
|;;;;;;;;;;;;;;,―´／ ―￣￣二二二二二二二二=＼／i やつら北京在住の４００人あまりの
|;;;;;;;;／／／ ／,,,-‐'';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;‐-､三／
ヽ／／／＿／ ,-―＿＿＿＿＿＿;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼ 外国人を全員殺害するつもりです！
ﾍ／;:;:;:;:;:;:;:,' ミ,--ﾞﾞｌｌｌｌｌｌ､ // i 'iiiiiii―――＼
!;:;:,----､;:;:,' u ヽ ヽソ ﾉ ｿ ∠ |ｌｌ" 叭ﾘ, i
i/ ヽ ﾍ;:,' "￣"￣ー | |└ー /ﾐ ′
|ｌ ﾍ ﾉ u ─ | |＼￣ヽ '
!;| ソ /u i | /
i;:;ｌ＿＿/ ミミミミ､ ﾍ へ ｌ '
j;:;:;:;:j ミミミミミミ､､､. へ___／へ彡彡彡
／￣￣￣＼ ,へ--､___ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ"""""" 彡
／ ﾞi ヽ ｲ L､,ヘ＿￣￣￣￣/, 彡
/＿＿ i ﾞi | ￣￣〈 /
／￣￣;;;;;;;;彡彡 ヾ ￣￣ ￣￣￣｀｀＼ /
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;彡 ヽ＿ ,,-‐' ￣ ￣￣ヽ ∧
ノ丿
／￣￣￣￣￣￣ ＼ 清朝は 外交官の特権を守らず
／ ＜
/ ＞ 国際法も守らず戦争をするつもりなんか・・・
| ／＼|＼|＼|＼|＼|＼ ＞
| | ヽ/
| | u ／ ＼ / 完全に狂犬やないか
f⌒＼| ・ ヽ ・ く
（∂ u ⊂､_,⊃ |
（ ノ ／ヽノ＼ヽ ﾉ 俺の内閣そろそろ限界やから
＼ ＼ ￣ / /
＼＿＿ ￣￣ ＿/ 首相やめようと思ってたのに・・・
ヽ──┘
/ ＿＿＿＿＿＿＼
/ ／ ＼
| ＼ ＿＿ ＿__ヽ 山縣・・・どないする？
| ／ ＿＿＼ || /＿_/
| | ヽ ●) ヽ ●) なんなら今すぐ倒閣して
∩＼| ￣￣ | |￣ ヽ
ヽ∂ ＿/( |) ノ 俺が変わってもええねんで？
∪ / ヘノ ヽ
（_ ／二二二/
ヽ ／／ /
＼ ＼ ヽ
＼ ￣￣ /
ヽ─||||||||||
ノ丿
／￣￣￣￣￣￣ ＼
／ ＜
/ ＞
| ／＼|＼|＼|＼|＼|＼ ＞
| | ヽ/ いや・・・今から軍隊派遣しても
| | ／ ＼ /
f⌒＼| ・ ヽ ・ く おそらく北京の外国人救出は間に合わず 皆殺しになるやろ
（∂ ⊂､_,⊃ |
（ ノ ／ヽノ＼ヽ ﾉ その時は 時の政権が責任を取らんといかん
＼ ＼ ￣ / /
＼＿＿ ￣￣ ＿/ 最後のご奉公やと思って 内閣を続行して俺が泥を被るよ
ヽ──┘
/ ＿＿＿＿＿＿＼
/ ／ ＼
| ＼ ＿＿ ＿__ヽ
| ／ ＿＿＼ || /＿_/
| | ヽ ●) ヽ ●)
∩＼| ￣￣ | |￣ ヽ
ヽ∂ ＿/( |) ノ
∪ / ヘノ ヽ
（_ ／二二二/
ヽ ／／ / ・・・そうか すまんな・・・
＼ ＼ ヽ
＼ ￣￣ /
ヽ─||||||||||
ノ丿
／￣￣￣￣￣￣ ＼
／ ＜
/ ＞
| ／＼|＼|＼|＼|＼|＼ ＞
| | ヽ/
| | ／ ＼ / しかし清のお偉方は
f⌒＼| ー ヽ ー く
（∂ ⊂､_,⊃ | 一体何を考えとるんや・・・
（ ノ ／ヽノ＼ヽ ﾉ
＼ ＼ ￣ / /
＼＿＿ ￣￣ ＿/
ヽ──┘
/ ＿＿＿＿＿＿＼
/ ／ u ＼
| ＼ ＿＿ ＿__ヽ
| ／ ＿＿＼ || /＿_/
| | ヽ ー) ヽ ー)
∩＼|u ￣￣ | |￣ ヽ
ヽ∂ ＿/( |) ノ
∪ u / ヘノ ヽ ホンマ ありえへんで
（_ ／二二二/
ヽ ／／ /
＼ ＼ ヽ 北京の外国人が皆殺しになったら
＼ ￣￣ /
ヽ─|||||||||| おそらく清朝は終わりやで・・・
/ ＞ ´ ＞＜ ` ＜､ ∨ l
./ ／ , '´ ./ .ｉ / i.∨へ∨ i
/ ／ / :ｉ .!/ ::| . i .i .i ﾍ .ﾍ
.! ／/ i ｉ ::ｉ | .: ./ / ./.:/i :. i::. }:. | .i i .i､ﾍ ./
|./ ::::! i.i::::{ { : / ::/ .::i ::i .| :: ::}､ }: :}: :: ! :: | ､ i､ヽ／ わっちだって・・・
| :::::! {:i:::::ﾍi !::|! :ﾊ ..::::{:::ｉ .|:: :::: ::i::ﾊ::: ,i::ﾊ::i::ｉ::i .| |ﾍ i
＼ | ::|:::| ｌｉﾊ:::::|ﾍ:::ﾊ川i:::::i!:::| !::/!::::::! .|::::/ｿ .i:ｉ ｉ:::i ｉ ｉ !| 好き好んで浮浪者の群れを
.|::::|:::| ｌ 圦｀￢=‐ｚ_从ﾘﾊ.ｉ 乂 ﾚi/i ﾉ,ﾙ厶-‐ｉｉ::::ﾙ i .!|
i :l::::| | |／忙テ≡ミ.=ｭ l -ｯ孑=＝≠､_.ﾊ〃 .i i| 味方にした訳でははないわい
ｉ i :::| | l.＼ゞ, :::: ノ ` ゞ, :::: ノ〃.y::::: /ｉ .i!
.i ∧:/| ! ! ｰ― " ー― ' /|::::: / .! i! もうわっちらには
ｉ !:::/:/l ! ! /::|:::: ! /
i':::/:/:::| :ｉ iヽ j /!:::|:::: .i/ あやつらしか残っておらんかった・・・
.ﾉ:::/:/:/::| .:!.!<.＼ 〆!:!:::i:::: /
.-―=―┤ :: :::!.!ﾍ ､ ´￣ 二￣ , へi:i:i:!::::i:::: !
::::::::::::::::::::! :: :::!.!::ﾍ ､ へ i:i:i:i:::::i:::: ! ただそれだけのことじゃ
: : : : : : : :.! :: :::!:!:::::ﾍ ＞-イ : : : : : |:i:i:i::::i:::; !
: : : : : : : : ! :: :::!!!:::::::::＼ / .}: : : : : : : |:i:i:ｉ:::|:::: !∨
: : : : : : : : i :: ::!!:!::::::::::::::＼.| .ﾉ : : : : : |:i:i:i:::|::: / V
､i､_ ､!､
`i.ヽ,｀ヽ､ |.,ﾍ＼
.| ; ﾍ: : ｀ヽ＿_j .; ﾍ: :ヽ
.|; ,,>':'´: : : : : | ; ﾍ: : :ヽヽ､
,!"´: : : : : : : : : ヽ､. ﾍ: : : : ヽヽ､
.／: : : : :/: : : : : : : : : :＼ ﾍ: : : : : i: :ヽ
/::/: : : ,〃: : : : : : : :ヽ: : : :ヽi : : : : : : : :ヽ わっちの愛しい良人と わっちの可愛い息子が
./i :{ : : :/ll.|: :i : : : :| : : :l : : : : : i : : : : : : : : i
〃: i ､: ﾊ:ハ: i､: : : l: : : :|: : : : : : i : : : : : : : : i みーんな 殺してしまったからの
i! ! : !ヽ!! ! ｀-ヽ从A , : ||: : : : : : :i : : : : : : : :|
.ヽλヽ ､ ｀!ﾙ'| : : : : : : :|: : : : : : : :| 生きとるのは 仏とそれを拝む信者だけじゃ
}'}‐=i .j,,,___,，｀ j : : : : i : : :| : : : : : : l
j::| < ￣´ | : : : : l : : | : : : : : :/ 今更 あやつらがわっちらに義理立てする訳はない
i:::! ｀,._ |: : : : :l : : |: : : : : :/
i::::::｀i､＼7￢フ |: : : : l : :/: : :/ : /
i::::::::|;;;ヽ､ __,,,.-‐￢ : : : /: :/:/ : i : /
!:::::::|;;;;;l;;;;;;;;;} / : : : /: イ: :| : i :/|
/｀ヽ､i;;;;l;;;;;;;;;;}.ﾉ : : ／_'＿l : :l__L/_|
'-､ ヽ;l;;;;;;/ : ／ ￣＿__￣｀`丶､｀`‐､
/ ｀ヽ､ } {／ _,-‐'" ＿_￣`ヽ､ ｀＼ !､
./ .丶__i j/ / ／´ ￣￣｀`ヽ､ `､
| { ||￣｀ll-i '" ｀ヽ､ ,}
| ｀7}ｰi--|!_! l ｀
| ／i i ﾊ l |
| / i l l .| .| |
／| ム
,. / ﾑ ゛￣゛‐ ／ハ
／ / l ヽl、
／ / ヽ 帰る家も なくしてしもうたし
/ | | ヽ
| | | | ∥ || l | l | おとこ共も みんな死んでもうた
| | | | || | | || |_ | |
| | ,.|‐'|""||'''| | | |'"| |゛| | ｹﾀｹﾀ
| | '" |Ｌ|Ｌ_| Ｌ| ﾚ' レ_,ﾚ| | ｹﾀｹﾀ
| | |''"''‐-= ,ｒ'" ｆ |
| | | ,,,, ｯ ''''l |
| | | ..,,.. -ｧ ｲ |
| | |｀ ‐ .,_ゝ-- '／ | |
| | | ｀ '" | |
もう清朝には なーんにも残っとらんのじゃ・・・
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┌───┐
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└─┘
_,ｙ-ｒ─ｙ-ｒ-,、
,-ゝ_,'-'─'-＾ｲ,ヽ,
〈, -´ ヽノ、 ,ﾍ ）） あしたはハッピーホリデー！
（（ ,ﾍ, ノ.ｲ!ﾇハλ!'ﾒ-ﾄﾞゝゞ/ /
'､ '.､.7(y)i ○ ○ i(y)/ /
ヽ ヽ.(yﾙ""r-‐￢""(y) /
ヾ..[><]|ゝヽ､__,ﾉノ[><]/
.r r/.ヽﾛ/ ../ ） クリントン風十六夜咲夜でございます
.弋___〈;;;く∧」;;;〉,___,ノ
弋:::::::::::::::::!
从;;;;;;;;;;;;;;;λ
.／ `― ‐´ヽ
.／ ヽ、 ノ ﾄ,
.<ｧ､_ ﾉ::｀:､
_＿＿＿
ｒｰ-､,'" ｀ヽ.
_」:::::i _ゝへ_ｒへ_ ﾉ_｀〉 _
く::::｀r-'､;_r-､ノ;^;;ヽrYi､/ l ）） あしたはクリスマスイブ！ メリークリスマス！
（（ ,ﾍ, .ﾉ::ﾚ:ﾐ:ﾘ:λ:ｱ:;λ;ﾚ;;ﾐ./ ./
'､.｀､ ﾙLi ○ ○ λ/,,,/,
. ヽ ｿ｀ﾊﾙ""r-‐‐v""ｲ ./ トランプ風レミリアだよっ！
. ゞ ｿゝヽ､__,ﾉ_ノ ）
,...‐-,._`弋__ﾉ ヽ/$ヽノ ,___,ノ.,-‐.､ ・・・って サッキー・・・なにこの西太后さんの意味深なモノローグ
／.;:/::::|:::::ヾ:;;弋|, |： !ｲ;;/:::::|:::::ヾ:.＼
⌒Ｙ⌒Ｙ´￣`''.ﾉ |： λ￣｀Ｙ⌒Ｙ⌒ 西太后は光緒帝の改革を邪魔して 無法な義和団を承認し
く;r:‐'ｰ－-､__>
. ／ ヽ、 .＼ 清朝滅亡の端緒をつけたまれに見る暗君以上終了！ じゃないの？
. ／ ヽ . ＼
,.ｨｖｬｫｪｨﾍ._,
<>'´ ｆ ､､｀ヾﾄｬ
// ﾉ人',〉)､ ヾ､_. 現在 西太后は 清朝を滅ぼした悪女
ノ/イｨﾎﾒ '´少ﾐ-.ミ
ｒ'〈 ﾐi. -' 〈ﾐ ﾉ そう断言できるふいんきがあります（なぜか変換できない）
. 人(.)ﾐ ｀=-=彳ﾐ}ﾉ）
<ﾊ〉ノ兌.､<ﾊ>へ そしてそれはそれで まったく正しいのですが
__l＼／=i!ヽ ∧ ,ｲ, /
_乂＼`､ 〈.:.:.:.:j.ﾚ,'// | 実は彼女にも かなり同情すべき側面があるのです
ヽ二=-┐》｀ー- ＜., /⌒ｰ
. ┌-ﾉﾞ:￣￣,不二ﾆ=.､_ ` / 今回は清朝が その末期におかれた内情について
__| 〉.::. .. ヽ__,..ｬ'∧ ¨>`７
. 〉 V｀っ..::' ィ' く V´ V 少し説明してまいります
ヽ ヾ 〉:: ..: ' . . . :. :ﾊ
`ｒ' ハヽ...::::' . : : : :. :: 〉
. |, `ｰ`='｀ヽ,__,-ｧ_,ｨ'"'ｰ{ まずは清朝の戦乱の歴史１９世紀編をご覧ください
ヽ._ `ー､ _,/¨T
｀￣`iｰ､',_／ :/`〈
| T´¨ V ',
| ! ∨ ',
i ! ',__ノ〉
} ! `‐" ∨
i ! ヽ V
i j . ヽ ∨
ｊ ! ヽ V
19世紀頃の清朝の主な戦乱一覧
1812年 - 天理教の乱
1820年 - ジャハーンギール・ホージャの乱
1840年 - アヘン戦争
1851年 - 太平天国の乱
1856年 - アロー戦争
1858年 - アイグン条約（アムール川西岸を失地）
1862年 - 回民蜂起
1874年 - 日本の台湾出兵
1883年 - 清仏戦争
1894年 - 日清戦争
1900年 - 義和団事件
/「＼ ＿＿＿
|:::||::::;＞-＜＿. ｀ ､
＼:::/ ,. -､/＿｀ヽ.＿ ＼ 十九世紀になっても
／[＿|／´ ｀ヽ/ ＼ ヽ.
/:::::/ / /- ! ￣＼/､ ﾊ 相変わらず戦いまくってるわねぇ・・・
|==:| | |rﾊ/| ﾊ- ､ Y ＼ｲ
￣）ｲ 7 り .!／ｧﾃｒ､| |＼＿） 注目すべきなのは 欧米や日本みたいな
.ﾚ ,ｲ" !__ｿﾉ／ Y
/.人 、 "/ .| | 先進国との戦争が増えてる所よね
.〈 |/＼＿_,,. イ / ﾊ
｀ヽ|＼, イ7_／|／| ノ
／ ∧ / / ＼, イ ﾄ 、
／ゝ,/ // ﾑ＼/.r' ヽ| /::::::ヽ.
/::::::/）__/K＿」 〈ｒ､ 〉':::::::::::::':,
,'::::::/ ｿ }|{ r‐┘ ＼ rイ::::::::::::::::::::|
!::::::| イ|. {|} ヽ.,＿ Y'|:::::::::::::::::::/|
, ‐ _二_ ー--＿
,‐-'´ゝ-‐'´ | /｀‐,´ （_｀ヽ
{､ |_ヽ_N ⊥＿_ /, ￣7＼
t／ , / ￣ ´ ､ ,ハ、,
/ ｌ |,| } | ヽ,イ ! !
′ , -+‐-ｌ､ , +─＋- ﾚ r┘ﾄ､ そこも重要なのですが・・・
ｌ { ﾊ＿|_ｌ ´, ﾊ__ ,ﾊ } | |_｀{ ! ヽ
ｌ ﾊ ｌ豸 ﾏﾊ､ ／´ﾏﾊﾈ| // ,'ﾄ､´ ﾍ ', もっと注目すべきは内乱の増加です
ヽ{ ', |/| ¨´ {ｲ ¨¨´ i//| //ﾉ N ｌ
`| V ﾊ" ' ""イ'´`ﾚｲ´ /ﾘ とくに最重要であるのは
. __ﾚﾍ､ 丶、 ｰ 一 | ﾉｲﾉﾑ'ノ
＿f´ /` ｌヽ､ _ ィ´/`‐'´} ,--､ 『太平天国の乱』 と 『回民蜂起』 です
/:::::::::）´ ヽ_ ノ､ ,-ヽ ゝ ノイ´/:::::::ﾊ
. ∧:::::ゝ_-_､./ ）/ ! ,. ィ,t_ ノ /──┴-､
,':::::::/ _ヽ ´ﾉ__ i/／__{ ） ヽ､:／:::::::::::| 長年の制度疲弊等に反発した漢族や回族は
/:::::::ﾍ ､ }: ｀}二{_: :{ ‐､ヽ_:.}二{三}´ノ::::::::::::::::::!
. {::::::::::/ ＜ ゞ'/ /:::::|｀8/::ヽ､_/ ハ (´::::::::::::::::::::,' 清朝後期になると 次々と反乱を起こします
. ＼:::ヽ､_ __{ノ:::::;_レ'_;::::::::::从ソ彡'::::::::::::::::::∨
ヽ::::／::::::::::::::､::_-‐'´:::::::::::::::::ﾊ::::::::::::::::::::__/
. ∨:::::::::::::::::::::Y:::::::::::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::_}
i:::::::::::::::::::::::ｌ:::::::::::::::::::::::::::::::/ﾐ二二彡'
. ',:::::::::::::::::::;:丶::::::::::::::::::::::／ﾊ＿_＿_」
. ,＞ｧｧ---｀二`ｰ--‐≦__」:::::＼ |
f ￣/／､二二二二二二'´ヽ´｀)::::＼ |
--一'´:〈／' ', / !´/:::::::::＼
::::::::::::（// ヽ ＿_ノ／ | ﾉ:::::::::::::::::＞
:::::::::／ﾚ __／ / ｌ_〉::::::::::::::::::::::
,.ﾍ ,.ﾍ､
」 _ゝ_,.ｲ_,. '-─- ､ __
く ､r'" ｀ヽ､
Ｌ__y ｀ヽ
r─!､_ゝ-､_ゝ,.=イ___,､ノ_ i
く ヽ,' λ__r-､ ,､ ,ヽ_>,イ_,ｲ
L_ .ﾚｲ ｲ,.､_! ハ-ﾉｰiゝ､ ｀ゝ､
ヽ､lﾊi ' i;,j｀ヽ|r;:-!､_ｲ Y>､_,
/.从"" l､;ﾝ' /ｲﾉ λ ______
〈／i >､ ｰ ""ﾝ´λ i ,ﾍ__,..-ｰ'"´ / たかが内乱でしょ？
ﾚ'!ノｲ｀,r--,=〈／!ノﾊ／/r ──----〈ﾍ
r／´｀ヽ,イ ｲ >´ ,' |｀ヽ､ / iヽ 内乱鎮圧なんて 外国との戦争に比べたら
〈 .〉 .イ ,' | ＼「´/ i ',
くr､_}><{_,ゝ i ,' | /⌒ / | i 被害は少ないでしょう？
〈 ヽ.ﾍ ', ﾚ'〉⌒>λ/ ノ i |
i ハ ',__./ ,.ﾍ> ⌒＾ヽ､ ,' i
,ｲく_..L ', Ｖ_ Kヽ┐ ⌒ヽノ､ ﾉ
／ ´ レi r-､)ｲ_」'ｰ- .､ ﾚ ´
／ / / ｀iｰ'-'" ヽ｀ヽ､ ｀ヽ
く / i | ＼ |,.へ |
.〈ゝrゝ /_ ﾚ＾ヽ,! ヽ､ ゝ､ ｀
ヽ>､ｲ イﾝ'
＿＿,.ノ ] ＼] [: : . /⌒＼＿＿＿)、
∧ ] ,.〕＞…‥ー‐宀=ミ:_ [_ /＼
_ノ ＼ -‐…‥‐ ｧ'゛ ＞ '゛⌒＼ / |
/ ＼ ／ ／ ＼ {
_ﾉ ／ ／ ／ ＼ノ ノ
[_,.／ ／ ／ ＼／
ア / / ヽ ＼ ブッブー 大外れでございます
／ ／ , / ＼_,.
/ ／ / ./ :/ ＼ ,｡ｯ:'゛ ‘， ﾟ,
./ , / ,:/ , { ‘， ,_,／＼ ‘， ﾟ,
/ / ,′ //{ ﾉ} { ‘，√ }: } , 太平天国の乱で『2,000万人以上』
{ ′ { /_j,斗 ' ´~ ノ{ : :{‘， :}､ } } ,
{ ｛.斗 f7/ { { /: { :. {: }ﾄ､ ,.斗 ﾔ }_:_, { , 回民蜂起で『800〜2000万人』が
{ ｛ ！/{:{―{――-/: : { : : . }::{:f匕 _;斗箋莢ア⌒ { ；
{ iｰf筴筴莢莢莢莪ﾄ､: |｛: : : . {从j ｨ抒かヽ /'} { / 清討伐軍により
{ ヾ{ l{ ((_{i )ト: :ﾚヽ: : :｛: : ;八弋仏厶ノ / /＼ / 殺害ないし放逐されました
{ : { {`ｰ‥ﾆﾆﾆ爻ﾉ: : :_:＼｛: : :７’:¨:¨:¨:¨ / ノ )ノ:＼
ヽ { : { ヽ´￣￣￣｀¨¨´￣ ヽ: : : : : : / ／ ヽ
＼ ＼ ＼ ＼ ＼ }: : : : : ノ / ＼ ,
＼ ｛＼)＼ ｛ (＼) ^ヽ /: :, : : :⌒V7＼ ＼ ′＼ , これに比べればアヘン戦争や
i ＼} :/: ＼) ‘， ｀ト .,__ __,: イ: : : : / :} |ヽ. |＼ハ } 日清戦争の被害は
{ { ｛: /＼ ！ 〔 ー- ‐- ' {: : : :, イ :} | | l } | / わずか数万で軽い軽い♪
/{ { ＼_＼ 人_ }＼}〕ト ｀こ二二 ´: : ,.，'゛ :{ く | レ' レ
ノ＼ } / ^ヾ:. ] } ￣二〕ト ＾¨¨}: ;.｡y7 {＿/ ` } ヽ/
）八 {: , }:: }ﾉ., ￣二≧=fア{冖=ﾐ{ { ＼{ }
⌒¨ ア¨¨¨¨{＼/ ￣} ` ., ￣￣／ }＼_j＼＿ ヽ _,{＿
/:::::::::::::::{ ,′ :/ ] ` ., ／ }::::::::::｀ヽノ＾} ＼ ヽ
. /::::::::::::::::::{ ＼ :{ ﾉ 〕T＾＼ {::::::::::::::::::＼{ ヽ :}
／／＼
（:::／／::::＼ ／￣￣￣￣￣￣￣＼
l l:::::::::::::::::::＼ l＾ヽ、 ＼
}|＿___/＾ヽ__ｿ＿__ﾏ'⌒` ､＿ﾉ 〉
／::::} γ ￣￣ｲ-ｧ､＼ ＼
L::::く_/ / ／ ! ハ ＼ ⌒丶ﾍ
￣/ / / / ｜i ∨ ヽ ⌒＼ノ
/ /i乂__ノ j/ ､__｣ノ､ ＼ ｀ｰｧ
Σ ノ /|（( )） （( )）､ ! ／
ﾉ ﾄi ／//／/／/ ／○ ﾄ､jヽ ﾉ ふぁあああッ？！
〈,.ﾍ 人 〃￣￣ヽ 人/ノ 〉
ﾉ ﾚ＾ ＞ ゛ｰ――'-ｧ＜ハﾉﾉ｀（
／ ＼∧ ＼ _ ／ ∧／＼
／ / ＼ V ＜ / ＼
⌒Y⌒Y´/ / ＞ヘ_＜´/ / ⌒Y⌒Y´
/ / / /
ﾄ、 トﾄ､
r' ﾉ ,ｨイ! ﾉ::ノ
ヽ、 | /´ （:::::八 |'´
トﾄ､ ）ヽ ﾉ| ｀ヽ | rｲ
／■＼ ｳﾜｧｧｧ.,ｨイ! ﾉ::ノ ／:::::/´:::しイ ﾘ ﾉ し!
（ﾟДﾟ ；） ／■＼ （:::::八 |'´ .ﾋｨｨｨｨ /:::::;ィ::::::::::::::ヽ _,ｲ （ :::ム
／■＼ ⊂ （；´Д｀） ／ ｀ヽ | rｲ .| :::/. ｀ｰ-イ::::::｀::::/ ￣´ヽ|
（´Д｀；|）/⊃ ⊂_ ⊂ 丶（´Д｀ .ﾘ ﾉ し! |::: て_:::／ /::::ﾄ（
ゝ / (´⌒;;;Ｙ ソ と_ ⊂ （ :::ム .（ ﾟДﾟ.;.. ／::/ ..lJ:::::::)｀ｽ
し Ｙ 人 (´⌒;;;／■ （＿）Ｙ 人 .￣´ヽ|.´ .:､ :::＿::::ノ.＝;...ヽ::/´.;.⊃
（＿）'し ⊂（ﾟДﾟ ；） （＿） ソ ≡(´⌒;;; ⊂（ ﾟДﾟ.;...|:l、
この当時の清の人口は3〜4億程度です
1850〜1880年迄に 清はその国民の一割以上を 内戦ですりつぶしたのです
清後期の内乱被害は 中共政府の発表する微妙な対日戦犠牲者を上回り
お手前どもで引き起こした 文化大革命をも上回る大惨事だったでしょう
, :: : ,r.:.T.:.T: : :yﾍ
,: x: :ヽ: :_:_|: :｣: :./ : : >
rく:,>': :.ｨ: : : : : : : : `<:｀〉
{二/: : : ;'＼: :'; : : :: : : :ヽ二} ちなみに太平天国の犠牲者2,000万は過小な数字で
７: : : :/: : : ＼: : ＼: : : :.{: ｢
/: /: ﾚ: : : : : : :＞:-: ゝ: : : ＼ 識者によれば3000万、4,000万・・・
∠:イ: :/: : : : : : : : ｨ①ﾌ: :|: :ﾊ: :ヽ
ヽk: : : : : : : _:＿_.: :/ ﾚj:;ﾙ;ﾙ1;! 最多では一億人が死亡したという主張も
_, ＜ >:「/:＞: `: :}!´:イ: :ﾌ ヽ
, -‐一' ／:.「/: : :f´＼厂 V: : i!ﾌ: :ヽ { それなりのエビデンス付きで主張されています・・・
,r' ／: : : : : : f ｀!.: : :.| /介:.､|: : : ﾊヽ::.} ﾊ
／ ／: : : : : : ;r‐ﾍ_ﾉ:.:＞∨}⌒Y{、 ＜: :ﾉ: :V! ＼
/ ム: - : :.rイ l l { | ハ ＼ y': :ﾉ 〉
! γ ｀ | ﾍ ゝ_〉 ー.ぅ | i{ ノ ﾉ: f′ /
｀ ゝ 、＿ ｀＞ｰ′ T ´ .」＿ ノ~_ イﾍ: :!ｨ ,>
￣ _＿＿___Ⅷ: : : : : : : : : : : ﾘ _二 `ｭ': : ::.
f: : : : : : : :入: : : : : : : : : : :ﾑ: : : : : .{: : : :',
{: ＼: : :.:_:_r': : : : : : : : : : :.ヾﾆ: ー:'∧: : :ﾊ
ヽ: : :￣: :「: : : : : : : : :ー-一: :ﾄ､: .〈 ＼: : i
＼: ;／: ヽ: : : : : : : : : : : :.ノ: :＼ﾊ }:.: ,
r‐Y: : : : : : : : : : : : : : :／: : : : : 〉-､ :: {
に:!: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ;!ｰ〈 |:: |
∧ｲ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|ー〈＼: !
/: : <: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.ﾉ: :./: : ヽ:!
./: : : : く: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼: : : : : ､
;;;;;;;;｀丶'､ ヽ
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀丶'´ヽ､＿ ＿＿_ ',
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_,.. -──｀_, ´───｀ ,､ ! ・・・にわかには信じがたいわ
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／´‐-､／ /_,..-､ l,..-‐ ､ ＼ ｀ヽ､ /
∨;;;;;;;;;;;;;ゝ ／:| |／|: :l}' |': : ＼l ,.-､ ＼´ヽ､ 三十年間の犠牲者としても
. ∨;;;;;;;;,∠/: :l: :｀ー'l{--l: :|｀ー´ ＼: :､｀ｰ'､:＼!__／｀ヽ／
;;; l;;;;;／.|:/: : :l:.ｫ┯━;━､:| ,ｨ━;━┯ｧ: : :|: : :l そんな大量の死者が出るなんて 本当にあり得るの？
､; |;/｀ヽ/:ﾊ: :.|:ミ人:::::i::::ﾉ 人::::i:::::ﾉ/: : : ﾊ: : :',＼
∨' /:/: :.ヽ:!: :､ ￣ ´ ｀ ￣´/: : : /: :l: : :l ヾ ､ 30年間の内戦としても 自国民じゃない
// l:./l: : :l:＼: :＼ ´ /: /:./: : :|: : :ゝ ヽ',
| | .ﾚ ヽ: :ﾊ､: : :ﾊ ､｀ ∠ ヽ ,.ｲ:./l:./:/l､: l:/. | | ありえない気がするわ
| | _ ヽ'/ ＼: :lﾋ､ ｀＞‐ - ‐＜´lｦ.l/ |/ヽ ヽ| | |
ヽ', / ヽ/ リ ﾋ､ ヽ ＞｀-´＜､ /ｦ l ヽ-､ //
ヾ / / ､､ ﾞ ｀´ /;;;0;;;;', ｀´ / 〉 | //
rr‐┐
__r' ＞‐…‥- 、
_r―‐) ∨ ＼
/:::!:::::::(ﾆ {..: ':.
/::::::::::::::::).∧: :',
ｲ::::;::::::::::::::(ﾆﾊ:. :. :. :::::.
i:::::!:::::::::::;厶_∧::. :::. .: ::. :: :::::.
|::|:|::::::::´::::::::ﾏ∧::::::..:::::::: ::. .: .:::::::ヽ
|/ i:::}､:::ヽタﾊ:ﾏ∧:::::::::::::::::::::::::::::::ヾ
′∨:::＼| }::::V､:::::!:::::::::::::i::::::::::::|
从ヾ:＼_ {:::::} !{::|､::i:l::::::l:::::::::从 不幸なことに現代は 過去の愚かな歴史を
)､:ヽ人ｲく从从从:ノ|::::::/
/::/｀(:::ノ ／´￣￣￣ﾚﾚ、 目の当たりにできる時代となりました
{::::l,斗7／ ＿＿, - ー‐弌-､
/´ ／¨´￣＼/////////∧ ヽ
レ'.{ ｀V////////} ‘， 2011年 シリアで始まった内乱は 現在5年目を迎え
_ //j }////////| }
/////' /:|////////′ / 死者50万人を超える事態となっています
|////{ ./:八///////{ .ｲ
!////} ./ ' : : }////／ ) 6掛けすれば30年で300万 シリアの人口2300万を考えると
ヽ///' ' . : ノ////＿、_／
///＼＿ ､ ／///／ | 清後期反乱とほとんど変わらぬ比率
ノ/////じ! ｀¨¨¨´!////'｀i ー‐ i´
/////////|｀ ー‐ i´////{....| | 人口の一割以上の死になったりするのです
〉////////|: |/////} | |
. {＼//////.:|: |//＞ｲ :| |
( ＼｀¨¨¨¨¨`|: {¨ヽ ＼ヽ:| | また清朝はシリア政府軍よりも大っぴらに
ノヽ ＼ |: | :{ }: ＼ .|
／ /7＼ ｀¨ー.|: | 'ト-く ＼ .| 虐殺が出来たことは 想像できます
/ /)'///＞―‐:| , ＼:::＼ ＼
. / /)'/////////:| ': ヽ::::＼ ＼
./ |`) /////////| ;::', ‘，:::::ヽ ＼
/ .|`( /////////| l::::', ', 、::::＼ ヽ
./ |`) /////////| |';:::::, i/＼::::::ヽ 人
/ .|`( /////////| |ﾊ:::::., |//∧:::::::) ./ ＼
. / |`) /////////| ､∧:::::, |/// ＞‐z' ＼
, . |`( /////////} ヽﾊ:::::} }ヽ//////＼ __＞
,′ .|`)///////// ! i {､{＿＿／. ＼//////＼ |//＼
, .|`(///////// ! { __イ///∧ ＼//////＼ .|////＼
|`)/////////∧ヽ＼'ﾉ//////＼ ＼//////｀////// ヽ
__,,,..,へ、──- 、
,ﾍ ,.'" / i____ ｀ヽ、
く ｀ヽ、 _/_ ｀ゝ___r-ｙヽ--、i
> _ゝ'、i_____／ ,、 ヽ、 ﾄ-ｰ 、 悲しいけど どうやら事実のようね・・・
__〈,______,／⌒ｰ´-+ﾉ、i λ ｀、ヽ、__,>
ヽ、ヽ、_,ゝ ,ｲ / ｲr;=-,、ﾚ´i__ｲﾉﾄ ﾉ さぞ内戦中の清政府は 混乱したでしょうね
.i ｀ヽ,' i.ノﾚλ' ﾋ_l_i r:=;、ﾉ-'ﾝ´
', ﾉ ,ｲ i "" . ﾋj i/ﾐ!／',
ヽ、,' ﾉ ',.ﾘヽ - "从| (
.ﾚﾍ、 λ i r'i ﾄゝ, ___ ,..イノ i
) !,'"￣｀ヽゝ/、ﾚｲ、/ /
'y ｀ヽ、/ )ﾉヽ、 /＾
ヽ,.- 、 〈 _ ﾉ / i,____i_ﾉ
｀⌒ヽLr、ｰ^ー´、i i ﾝ
/iヽ、 ヽ / r-イ⌒ヽ
::::::: ::: :: : : : :,.: -ｒ‐べ'￣ヾ‐ｒ-､__: : ::: :::::::::::|
::::: ::: :: : : ／ｒ'ｱ＞‐'‐‐-^ ､!__/ >-､::: : ::: ::| い
:::: ::: :: ::,:'_「／ ￣｀ヽ/､::::: :::::|
::: ::: :: / 」_/ / _,,.!ｨ/| .ﾊ , Y: : :::::::| い
::::::: ,' .|7 / ﾊ ,ｧ‐='､ﾚ' |､/_ i | : : ::|
::::::: i∠__/ .メ !/ f｀l ,!=!､ i ', ::: ::::| え
::::: | ﾉイ.レ!ﾍ じ' f i｀|ﾊ ,ゝ :: :|
::: ﾊ r'ドﾊ." ´ , り ｲﾚY :| そ
:: ｲ | !ゝ〈Y〉, ___ "!ｲﾉ ＜
/ ! i 〈Xへ ´‐┘ ,.ｲハ | れ
ヾﾍ ハ iX〉_!＞.､.,_,..イ〈X| 〉 .|
〉へ,ﾍr-ﾍﾞ'!Y〉, ｀＼/ ﾄ､_!Y〉ﾍ| | ほ
r'＞r＞-}><{＼_/[]､」 「X〉 ',
／´ ｀ヾ〉ﾑi:::::::::/ ﾊ::::}><{｀', ど
i Y__i:::::::/ / |:::::ﾑY i
/ / ヽ､|::::〈_r､__,ゝ:::::::i ',
|＞ ､ __, -────r‐- ､ |ヽ、
|:::::||:::｀::::::::::...__ /￣ ＼ }::::l
|:::::{{:::::::::::::::::::::::ヾ、 ｀ , ノ:::/
ヽ:::::}ヽ::::::::::::::::::::::::＼＿ ノ{⌒ヽ＿r‐-vﾉ} ヽ:::ヽ
}:://:::::::::::::::＿＿__ﾉ⌒ヽ、 l ヽ＼ Y }::::l
/:://:::::::::::::::人 {｀ヽハ { ＼(メ、_} } ヽ｀､ l::::|
ヽ:ヾ ､:::::::::::/ ヽ 人 l＿＼_ 下┃ 7、l ＼ヽ、}::::| へ・・・？
｀ ､ミZ/ 人 Y ﾄ|-┸ ￣ u ﾄ､ } ￣ノ:::::!
Y ／ { ヾ ゝ、 △ ノr‐f⌒Y｀}:::::::(
ﾚ´r‐┴-､＼ヽ ｀ ｧ┐ ┬fﾍ { ヽﾍY ﾚﾍ￣｀
/／ ＼｀ヽ { j-r ´ Vﾊ フ jて
/´ f乙ﾍ_/ﾚ しﾍ /乙{＿＿ ／ )
/ /ヽ V{
/ / ｜
／/..... ／⌒ .....:.:.:.:.／ ￣￣｀.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:......
,/ /......../...., ...../ ´ ⌒ﾐミヽ...:.:./:::::::::::::::::::::.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.....ヽ
/ /.:....../.／ .......{ .／"ヾﾍﾐ彡'⌒ﾞﾞヾ.:.:.:.:.:.:.:.:}.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:......}
{i! {.:.:.,ｨ价 ..........｝. ..:.:/ .:.:.:.::::::::::;ﾍ......:.:.:.:}::::::.:.:.:.:.:.:.:.:....}
{! }! 川/ ../ /.. ..:./ .:.:.:.:.:::::::::::::::}.:.:.:::::{::::::::.:.:.:.:.:.:.:.....}
{ / {州{ .:/: ／.:.:.....:.:.i} .:.:.:.:.:.::::::::::::::{.:.:.::::::{::::::::::.:.:.:.:.:......}
ヾ,价ノ ／.:.:´ 价::.:....:.:.i}: .:.:.:.:.:.::::::::::::::::{.:.:.::::::{ﾐ､::::::::::.:.:......}
{州' ／.:.: ,ィ彡';.:.:.:.:.:.:i}:: .:.:.:::::::::::::{.:.:.::::::ﾐ冬::::::::ヽ.:./
｛川 /.:.:. ,ィ彡ノ {川.:.:.:./::: .:::. .:.:.:.:.::::::::::::ヽ..:.:::::冬､:::::::::}/
{川 /: ., 价`“{≧{i_{::__/,:::: ＿＿＿，ィ=＝＝ ｀ヾ､州;川})
(州 {:: .:::州/-‐{‐-川¨¨{ヽ `““¨¨¨””-‐─‐- {ﾐ､／川
〈川 ` ::::川' <〈弋辺;フヽ i:::::::::::< 弋辺;フ｀ヾ {ｉ):ｒ､｝}(
)｝} .:::{ﾉ } ´" ┬{｀´=ﾍ´ヽ !::::::: ｀ ー=＝｀ﾞ` .;i{i!fﾘ}({
'(｝} .::::川' ヽ ､ ::::.ヽ〈 !:::::: .:.:｝./ ″
}〈..::::::':ｿ ＼ヽ::.. ﾐ i:::::: .:ﾉ/ }
' ノ::::/´:i､ ￣`｀ }｝ i::::::::.. ;彡' }
｛:｛{ ヽ:. ＼ ｝ !::::::::::.. ／|!} ,/
｛:.｛ ! ヽ ｝::::::::: ／.:.:.:i{ ″
ヾ ＼ i ::} へ..__,へ /::::::::::∧
`! {::::::::::/.:.:.＼
ヽ ⌒＝＝==＝＝⌒ .:.:.::/.:.:.:.:.:.:.:ヽ
─--─ ′.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..
＼ :::::::: ／'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..
＼ ／::/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
,ﾍヽ. ／:::::/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
{ i ＼＿＿＿__ ／::::::::/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
_} ! ::::::::::::::::::::::::::::::/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
／/ i :::::::::::::::::::::::: /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
/ ヽ :::::::::::::::::::::/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ←←清朝第十代皇帝 同治帝 在位1761-1875
太平天国の乱の際は多少混乱したものの
回族蜂起が起こっていた1861年から1875年の期間
清を差配していたのは同治帝で 彼の治世は同治の中興と呼ばれ
安定した期間だったと言われています・・・
,ﾍ
jー::::ヽ _,. -‐- ､ _,. - 、
_,/::::::::::::::ヽ´ ＼、
＿!::::::::::::::_,.-'´＾ヽ、_ ,. _ _,、 _,.-ﾍ
ヽ::':夂⌒´ 、 ￣`ﾆ'´ ｀'ﾞ´／、ヽへ、
〈:::::j _,. - /冫'ﾞ´ー`-'ヽ＿!z__ヽ-'´ 1-‐ -､ヽ
y-' ゝ .ハ ﾊ , ヽ ヽj
ヽ , / ,／ﾚ'＼', / ｌ ／レ ',￣
ィ´￣Y (( _)) `' ((＿ﾊ ﾊ ヽ どういうことだってばよ！！
{ゝ＼､ |/// ｒv―-,､ /// , -､ ',
＼ ＼ 、 `―‐ ' |_／ ／ 〉 回族蜂起で2,000万人をぶっ潰してた時期でしょう？
〈,＼入 ゞ ､＿＿＿_／ ヾ,イﾍｲ,ヽハﾉ
／⌒｀{ ｌ_ ム _／ ' _」／⌒ヽ､ なんでそれが『中興』なのよ？！
〈r'＾ヽ/´ 7´ く_,r' イ ´ / i' ＼
ノ § l. '⌒ヽ､ﾉ i
,r´ヽ＿§＿ | ⌒ヽﾉ
乙 ｀ー'‐^ー-｀､´,_￣,.ﾉ
Y⌒ゝ､ r‐ ､ ＼
|＿_| -こ,´ ｀Y⌒Y´￣
|三_|
＿＿___
., ' {_ イ⌒乙ﾆ、_
／く ＞ ⌒ ー 辷_｀>_
/ ソ´ ／ ｉ ｀V ヽ
}｀フ､/ ′ ｉ/ }i } ', }
ｰ=彡廴 ′ ,' | .ハ | i }__」
/ r={ ｉ }i八 :|i | | j_人_
／. / ヽ j イ＿｀メ､ i ヽ八ﾉ l }ｉ∧ ・・・それは場所のせいです
'´⌒7 , | { i弋ぃ. | iｲ-‐=丿i | ∧
.′／{ﾉ 八 | ¨＾ V fで ) } ﾘ＼i ｀ １８世紀の主な反乱発生・鎮圧地域は
.ｉ ′ }/ i ヽ , 厶イ 八_{
j/ | ,ﾉ _|＼ ｰ- _ イ/ .ﾉノ 山東省の一部 陝西省 河南省 甘粛省
j八 / | ｀ﾆj ∨〈.{ ´￣＞:.
〈{八 ノ >､ }〉 ／ i 雲南省 浙江省 湖南省 湖北省
.ィT/:}〉､ﾆﾆソ/:::;〈}:i .′ |
r＜ |::〈{ }ニ|/:::}ハ::|/ {_ 安徽省 江西省 広東省 四川省の一部
| ､ |::ハ:/ﾆﾆﾑ:::从 ′ i
| ＼ j/ }ﾆﾆニﾑ / | 新疆ウイグル自治区・・・
} |从 j＼ﾆﾆﾆ} { ,斗‐==-､ |
′ {:::j/::::::iﾆﾆﾆ|:::｀}ﾆﾆﾆﾆﾆニY´
/ ヽ ::::::::{ﾆﾆ斗:::::¨i´￣｀Yニｿ わかりやすく図で見てみましょう
＼ ∨::::::::::::::}:::::::::::| |⌒
}ﾆﾆﾆﾆﾆ}V:::::::::::::::}:::::::::| |
⌒iﾆﾆﾆｿ }:::::::::::::::c}::::: | ト､-‐…＜
| |_j:::::::::::::::::∧::::| {:::/ ＼
} |〈:::::::::::::::/ ｀¨| |∧ /
. } ＼::::::/ .| | }、 .{
, .ﾉ ヽ′ | { |ﾑ ′
/ /}／ | i j}:∧ |
.′ _/_j | 弋_∧_」
.: _ﾉ:::::::ヽ _ | r':::ﾊ
i＿.ﾉ⌒ ､::::辷丶、 .| {_ }::::::::}
ハ___ ＼::::{ 辷 ⌒Y^| |:辷⌒:::::::::ｰ┐
／ﾆﾆﾆ廴_ ＼｀¨i⌒'¨⌒| |::::::::::::::::::::::::::{
／ﾆﾆﾆﾆﾆニﾍ､__ /_ > ⌒ヽ､._j {::::::::::::::::::::::::::廴_
／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ⌒／ﾆ= ． | ∨::::::::::::::::::::::::::::`ｰ=こ)
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆニヽ l }ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::} ）
_..---..、
-`ｰ-ﾍ 、 '〉 ゝ、
│ ＼ ./ ヽ
..-/ '、 /`ｰ- '―-..-..,,、..-┘-- __,, ｛ ＼
/`ｰ- ; ; ;`ヽｫ―┘ / 冖''’ ｲ
ｫ―┘; ; ; ; ; ; ; ; ;│ '―-''' ､ 満州族居住地域 │
│; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; 廴 ―.. /''''′
___,,..／; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;｀ﾞｰ､ ﾞ、 _._ ┘
ｒ''￣ﾞ‐'"´ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;ﾍ、 モンゴル族居住地域 ｀ ﾍ､_、 ｀/
‐ｧ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;/ __ _ ___／ ／
ｨ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; （ /--'" ＼ __ _ __／
ﾄ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; _ '､ ◯ ヽr'´ ∨
ﾞ‐ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;Ｙ￣´ ￣ ; ; ; ; ; ; ; ;.- ..、 _..／ 北京 ┌ ┘
ヽ....宀一' ､......,,..---..__ 冫 ^＼ ; ; ;; ; ; ; ; ; ; ; ＞ 、,--＿
_│ '′ `'、; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; " _r‐"
｛ﾞ′ 丿; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; _／
ﾍ 、 チベット族居住地域 ＿ (; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; `ｰ、
"--、 / ゝ.. ＿厂; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; │
ゝ 、 "┐ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;マ
＼、 １; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;＞
"ﾞ'―-..-..,,、 ﾉ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; │
｀１____..v―-J''v「; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;_／
｝; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ｝
_../; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;│ _,,、
ｌ__; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ノ´ /´丿
'、; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;├┘ │丿
〈 、 y+ー―"`''┐; ; ; ; ; ; ; ; ; ;...-―‐′ ∨
｀''ﾞ∪ ﾞ‐ｰ‐-ｫ'ﾆ-―'
_ }∟、
│ __丿
こんな感じでございます
_ , -- , _
.／ ｀ヽ、
/ ＿＿＿＿__ ヽ、 首都のある北京付近が
( 、／/ i i ヽ、 ヽ,
/ ﾉヽ__入ｲヽ__ﾉ、ﾉ｀ヽ ｲ 戦乱から逃れてる・・・・
ヽｲ＜Ｏ> < Ｏ＞ﾉノ i'´ヽ,
.iﾉ｀ , ( ｲ ｙ iヽ,ﾉ
(イ｀ 、 ー ノｲｲﾉi Li
｀ﾚ´ ｀ , --イヽ、ﾚ
,/,ｨﾆ'ﾞ `r‐′ ﾞ',,./｀i､.ﾞﾆ―---,,,,,_,,_ ・・・おいサックサク・・・
_／/ﾉ .,,〈＿__,,,,,,／ ＼ 7" .ﾞl,/'''''i､ ,rﾐﾞ'ﾟ＼
_,-'彡i､ﾞl"r‐,!'''ﾘ │,,,,_、i､ ﾞY-,、 T ,レ" ヽ ,,ヽ こいつぁもしかして・・・
._／′lﾞ｀ ﾞl,lﾞ .| |、 | |~｀ `'i| ﾞl、｀＼、.~｀ | /lﾞ },
: .,／／''''i､ﾞ'、 .,＿/ ｜ ﾞl ,l＼,,ノﾞl .ﾞl、 ｀''i､ lﾞ,! ﾞl ﾞl
./.,,,,,.ﾞl ﾞlrﾞ‐'゛ .lﾞ | ﾞ! ," ﾞl, │ ｀i､ lﾞ/ .| .|
lﾞ .| ｀'〈,,,,i´ .|｀ .| ﾞl" ﾞl, .ﾞl,、 ﾞl .ｉ'" .,|,'"
ﾞl ﾞl ,i´ .lﾞ │ ヽ ヽ | .,i'"
.ﾞi､ﾞl、.lﾞ │ ./ ﾞl、 ,lﾞ .| _／
ヽヽlﾞ / / ヽ,,,,,-,i| 7′
`'′ .''r-,,/ ＿,ﾞlｨ'"＼_
,i´‐| _,／"゛y'".| ー/"
./,.rj.| _,,,,,,,,,,,,,,-,i´ | ,!ｯ,.rﾟ{!,,i､
,ﾞl'ﾞ|lﾞ,／" | .| | `｀ﾞlﾌﾉ ′
ﾞトﾞl" .,,／｝ .| .lﾞ
｀''"｀ | │ ./,、
|, !、 ." lﾞ
＼ ｀',、 ﾞl,,、
ﾞl, |｀'i､ .,lﾞ''i､
ﾞ! ﾞl、 .|､､,/ .,/
ﾞl、 ﾞl、|ﾞ'ﾌ｀ ,ﾉ
_,,,,''ﾞl,!,,／｛/ﾞ゛ ／
l,_、 ﾞ,,,,＿、|｀'''''′
r‐┐__r‐-ミ
／{＿ﾉ |__⊥....ノ｀¨7⌒＼ まあようは そういうことです
/⌒>､_＞ '" ｀丶、 /
/`'く,／ 〈/＾＼_ 清朝は満州族の王朝であり
｛ / ',__,ノ |
｀¨7 ' ＼ | 漢族は忠臣以外 二等市民ないし奴隷
／ }／│
. ＿彡 厶 │ 中華とは満洲と北京周辺であり
. ⌒¨７¨´ / ｛八 |
. ,:′ / ‘､. ＼| それ以外はいくら消耗しても別に気にしなかった
／ ／| / .ｌ |＼＼
. ＿__⌒¨´/{__| :| ／ ./ | l: ＼} そう言われても仕方ないですね
. / `'ｰ〈 ｀ 〉 /| ／ ∧ ∧ |／| ＿_
/ ＿厶__/∧/=| ／| ／─', /く ＼|ｰ┴'" ,
. / { //二二|／二|／ﾆﾆニ∨ニ} ｀¨７ ／ ′
┌┬....┐
| i:::..: :|
| |.: :. :.|
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|.:..:.j;';';';'; |
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斥 : : : : : |.: :. :. :. :.|..|
z匕三ﾁ.: : :. :. :. :.|.: :. :. :. :.|..ﾄ､＿
__,r三}二}二二二二二二 |.: :. :. :. :.|..| ||
/ : :: :| |i┌|| |i┌|| |i┌|| |||.: :. :. :. :.|..| ||
} :: : : | |i└|| |i└|| |i└|| |||.: :. :. :. :.|..| ||
. {:: : : :; ;| ┌三三三三三三 |;';';';';' ;'; |..| }}
. };: ;; : ;;| | _＿li |.: : : : : :.|..|. {{
｛ ;; : ; ;:| | ／匕三｀ヽ...... |.: : : : : :.|..| }}
７′_/ イ´..j ;,; ;.;; | | | |/::::::::::| |: : : :|:.:.:.:.:.:. : |..| ||
..... '⌒ヾ. ｛;; : ;; :;;| | | |::::::::::. | |: : : :|;';';';';' ;'; |..| ||
_/｀ヾﾆ二/ｊ;; : : ; ;:| | | |::::::::::. | | |.: : : : : :.|..| ||
-=ミく7,У.｝;;: ; ; ;:;| |二二三三三三三;: : : : : : :|..| ||_＿
⌒}/7'/ イ;:; ; :; ;:;| |───il───┐;';';';';';';';'|..|二二二）ヽ/￣ヾ＿ ＿
--==≦乞; ;:: ; ;;:;..| |;; :: . : ;;; : ;: ; :; ;;;;;;|:.:.:.:.;';';';';'| ;; : : ; ;: ; :: :::＼ ヽ7 ヾ/ {'⌒y´}
; :: ; ;;:;. ;:: j ;:: ; ;;:;. | | ;:: ; ;;:;. ;:: ; ;;:; |:.:.:.:.:.:.:.:.:.| ;:: ; ;;:;. ;:: ; ;;:;. ｀ヽ_ ,,〈, r〈,r'}¨ｉ/{/´}
;: : ; ;;:;. ;:: ; ;;:;. ;::. | | ;:: ; ;;:;. ;:: ; ;; ;:: ; ;;|:.:.:.:.:.:.:.:. |i . ;:: ; ;;:;. ;:: ; ;;:;. ;:: ; ;;ﾍ､ .,イヾ}Yﾞ'/ヾ/,ィヽ 〈
;: : ; ;;:;. ;:: ; ;;:;. ;::. | | ;:: ; ;;:;. ;:: ; ;;:;. ;: . |.: : : :. :. :.| ;:: ; ;;:;. ;:: ; ;;:;. ;:: ; ;;:;.斧、 . ﾆ=ミ}i∠rf壬 V/
;: : ; ;;:;. ;:: ; ;;:;. ;::. | | ;:: ; ;;:;. ;:: ; ;;:;. ;: . |;';';';';';' ;'; | ;:: ; ;;:;. ;:: ; ;;:;. ;:: ; ;;:;. ;: ;:斧、 .}ｨ/ _）/r'-=､了
￣￣￣ ￣ ￣≧::| |-､ ;:; ;;: ;;;:;..:..:;;.::::::|;';';';';';' ;'; || ;:: ; ;;:;. ;:: ; ;;:;. ;:: ; ;;:;. ;: ;:;:;:;:ﾄ､..´ヾ} ⌒´ヽイ/ハこ
,/!_〃}//ﾆ{/ｌ/i/｀￣｀＼; ;;:;. ;:: ; ;;; ;; . |.: : : : : : :.i!: ; ;;:;. ;:: ;:;. ;＜´ / く｀＜}/,-‐ﾐｲヽ 》､ｰ､人ヽ､〉.....}
ヽﾚ' ,ｲ⌒{ .′>‐彳/ }く｀≧ﾆﾆ==、: |.: : : : : :. :.| ; ;;:;. ;:: ;:;. ;::../ / ,ィv⌒ ´Y´≠く/´ ＼ｰ/､ヾ'...../》 i 「´/ ヽ
i} /,ｲ´ ア´ ,rﾐ//}ィ´¨ヽ}く￣ヾ.く｀ ───'. }/／ ィ´ ヽ￣ヽ.....}´ヽ/ ヽ ,へ }/,へ
＿,≠'{_.＜｀'⌒У,//くヽ〉､__｡rっ｡ ｀⌒~´ i/ { ,'へ. ! 「｀ / _}/へ/｀}=- ' }/ヽ./,＿
｀了 /´ ヽ､_ヽｲ,ィ{ }/´｀ヽ' }/. ', i: i
_/ ;/,r ､/ ィ弐{´ヽ｀Y´ ヽ }
' ／ / /}.入.r=｀
イ {/／
´
人口の多い漢族は その後の数十年で復興を果たしました
しかし回族住居地域は 1920年代に外国人が旅行した際も
多くの人家が破壊・放置されたままの状態だったらしいです
末期の清朝が北京周辺と満州以外に愛情を持たなかったのは事実でしょう
,. -───-- ､_
ｒｰ-､,.'" ｀ヽ､.
_」::::::i _ゝへ__ｒへ__ ﾉ__ ｀l 中国中部南部西部の漢族の人は
く::::::::::｀i / ゝ-'‐'￣￣｀ヽ､_ﾄ-､__rｲ､
＼::::::::ゝイ/__,,!ﾍ ﾊ ﾄ,_ ｀ヽ7ヽ___> そんな清朝をどう思ってたのかしらね
r'´ ｨ"ﾚ'rｒ‐t! ヽ! ﾚｫ‐-ﾄ､ハ〉､_ソ
ヽ/ ﾊ ゞ-' ゞ-'´/| ﾊ
Ｃ ｰ- !" _ "/ / |〈
〈ﾉ| ﾚ＞.､.,______,,..ｨ / ﾊ ヽへ
ハﾚﾍ!-'"7-!-rく|／ﾚ'ヽﾊヘﾉ ＼
⊂二｀''ｰ'"|､ i ｀'§'" 〈 ',／ ',
｀と__,..--='ｰ,L__§____'ｒ'-イ !
| ,.L_________」 | ,へ |
ヽ/⌒／/ ! ﾉ ﾄ､へ／⌒ ヽ!
__,.--、ｨ--、
rﾍ´ ヽ ﾊ /￣ヽ、
_rヽ_,.ゝ-─'=='─-､ｲヽ､ヽ
'γ´ ヽﾝ ヽ
,' ﾊ λ i ､ ＼ .', 辛亥革命の主要プレイヤーの故郷を確認すれば十分でしょう
ﾉ / .ｲ__,!ｲハ,!'ｰﾒ-ﾚ＾ゝ､i i
iハ .ｲ ____,. ｰ─' Yﾝ ﾊ 清朝打倒を決意したのは
ﾚyl" "iY i 〉
./(Yヽ､ rｰ､ ,.ｲﾝ ﾊ ｲ ほとんどが太平天国の中心地域
〈ﾊiﾝル｀_rTﾆyT yγ/⌒ヽ､
}><{γ/ヽハ／ }><{ し､ 〉 ) ） ないし清朝討伐軍が荒らし回った地域の人々です
ﾚ'ゝｲ /ム',__」 Vゝ､ ｀ｰi
辛亥革命指導者と出身一覧
広東省 孫文
湖南省 黄興
湖南省 宋教仁
浙江省 蔡元培
浙江省 趙声
浙江省 章炳麟
その後の主な中国指導者
浙江省 蔣介石
湖南省 毛沢東
|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;从;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
. |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;ﾄ!;;;;;;;;从;;;;;;;;;;;;;;;||||;;;;;;;;;;ｲ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| 清朝陵墓をあばき すべての財貨をさらい
|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;|;;;;;;l ﾞ!;;;;;;;|| ||;;;;;;;;;;;;'.l.,|;;;;;;l:ﾘ‐;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
. |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;!;;;;;」-|;;;;;」 l |;;;;;;;;;;ﾉ´|,,ﾚ'ｨ;=ﾞヾ|;;;|;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;| 皇帝共の亡骸を 犬の様に汚泥に捨てなさい
_ . |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|_,ｨ'":::`ヾ､ヾ.￣ ￣ /./i!o;;●:;;|;;;;|;;;;;;;;;ﾄ;;;;;;;;|
|;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;|/i!;::o●::i!.> ｀ヾ､';;_;;;ｨ|;;;;;|;;!;;;;|ﾘ;;;;;;;;|
. |;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;|ﾄ:..ﾐ,;;;;;;,／´ ||;;;|;|;;;;;;;ﾄﾘ;;;;;;;| 西太后の口を叩き割り 取り出した真珠は・・・
|;;;;;!;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;|l |.|;;|;;|';;;;;ﾚ';;;;;;;;;|
|;;;;;|;;;;;;;;!;;;;;;;;;!;t| ` ´ | |;;|;ﾘ|;;;;|;;;;;;;;;;;;| 蔣介石閣下の奥様に献上しましょう
|;;;!;|;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;|'.､ --‐‐ ! .ﾞﾞﾉ｀‐;;;;;;;;;;;;;;;;|
|;_;;;|;;;;;;;;;;;;;|;;;;|;;|｀ｨゝ､ ｀ , イ;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
. |l´'|;;;;;;;;;;.;;;;|;;;;|;|;;;;|;;|;;ﾊ丶､. ,,,ｨイ|;;;|;|;;;;|;;;;;;|;;;;;;;|;;|;|
|l .|;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;|;|;;;;|;;|;;;;;ﾊ::::::｀｀:::::‐‐:::´´::::::::|;;;;|;|;;;;|;;;;;|;;;;;;;;|;;|;|
|l . |;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;|;;|;;;|___ﾚﾍﾉ.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｨハ;;l;;;;;|;;;;;|;;;;;;;;|;;|;|
|l |;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;レ''く＼＼ ｀ヽ､.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／ ／/｀ヽ|;;;;;|;;;;;;;;|;;|;| ←孫殿英 河南省出身
辛亥革命の後 国民党軍孫殿英は清朝歴代王墓を略奪しました
国際的に避難を浴びた事件ですが まあ気持ちは分かる気がします
支那の中部南部は 実は既に清朝から離反を始めていたのです
_, -- ── -- .、
、 , ´--, ヽ,_
!ヽ、r,ｲ _/_、,,,,,,----、___ｲ_,r-,、
l＿ゝr,-_ゝ＿,ｒ─-、__,,,__,ｲ__ノ でも・・・まだチベットとモンゴルが残ってるわ
/｀ゝr´ ル_ﾉ_ヽﾉル'_ﾉルゝ
｀─-! ﾉ ﾘくﾋ_ﾉ ﾋﾉ>ﾚ' 彼らを使って漢族を弾圧して
从 Yﾉ',"" ｰ "ﾉゝ)
(rゝ!ルﾚ｀'、,---_ '´iル) 王朝を維持すればいいじゃん （いいじゃん
_____ _.rヽ∵ゝｲ：、 _____
｀)⌒｀ヽ、 ゝ、rｲ ｀§´i_〉 /ｲ⌒(´
｀ヽr´ ゝ/ .,r＾ｰ-,,___,〉',ｲﾉ、r´
ヽr-、! ´ ,ｲ´￣｀'、)r´
'>ｰ,´ ヽ、
,く / ', >,
｀｀ｰ-= ,〜,ｰ-,=-'´
i.∞! i.∞!
ー' ー'
_r-､r⌒yヽ_,.､
_,.rY' __,!.-─ ､__Y ゝ､ 人はそれを植民地的思考というのはおいておくとして・・・
_rﾍ,γ´ ｀ ⌒ヽ!､
く,_y' i ___,./ ﾊ ﾊ ', それが中々 そうも行かないのです
Y /,./ / !__i_ﾍノ ﾚ､_!_ ﾊ ヽ,
,イ レ.イｲ.ﾄ i｀ ,rt､ｲ ﾊゝ 実は清朝は 満州だけではなくモンゴル人居住地域にも
/ ゝ.i 'ｰ' ﾋ_!!ﾊiｲ|
,' / (ﾍ " ｀ ,,. iｲﾊ 多数の漢族の移住を許可していました
ﾊ ﾊ (ｙヽ､ - ,.ｲ !
V レrｰ-､ﾝ'｀' ｰr='"Yﾝヽﾊﾉ 彼らは同じ北方騎馬民族同士 親戚のような感覚でいたのですが
,.ｲ⌒ヽ}><{￣'Y!ヽ}><{
i/ ﾚ L_くﾊ>」 Y > 自分たちの土地へ漢族移住を許可した清朝に 反発するようになりました
ゝ イｵ ﾊ 〉ﾍ
_..---..、
-`ｰ-ﾍ 、 '〉 ゝ、
│; ; ; ; ; ; ; ＼ ./ ヽ
..-/ '、 /`ｰ- ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; -..-..,,、..-┘-- __,, ｛ ＼
/`ｰ- ; ; ;`ヽｫ―┘ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; / 冖''’ ｲ
ｫ―┘; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ､ 満州族居住地域 │
│; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;―.. /''''′
___,,..／; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ﾞ、 _._ ┘
ｒ''￣ﾞ‐'"´ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;ﾍ､_、 ｀/
‐ｧ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;／ ／
ｨ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; /--'" ＼ __ _ __／
ﾄ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; '､ ◯ ヽr'´ ∨
ﾞ‐ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;／ 北京 ┌ ┘
ヽ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ; ; ; ; ; ; ; ＞ 、,--＿
_│ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; " _r‐"
｛ﾞ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; _／
ﾍ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;`ｰ、
"--、 ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; │
ゝ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;マ
＼ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;＞
"ﾞ'―-..-..,,、 ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; │
｀１____..v―-J''v「; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;_／
｝; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ｝
_../; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;│ _,,、
ｌ__; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ノ´ /´丿
'、; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;├┘ │丿
〈 、 y+ー―"`''┐; ; ; ; ; ; ; ; ; ;...-―‐′ ∨
｀''ﾞ∪ ﾞ‐ｰ‐-ｫ'ﾆ-―'
_ }∟、
│ __丿
そしてチベットはダライ・ラマを神として仏を拝むだけの隠者の国
人口も一説には百万程度とも言われ、ほとんど役に立ちません
ようは清は末期に その統治下の大部分の土地の民が
心情的に清から離反していたのでございます
_ , -- , _
.／ ｀ヽ、
/ ＿＿＿＿__ ヽ、 うーん・・・この図を見ると 中華王朝としての清朝は すでに詰みね
( 、／/ i i ヽ、 ヽ,
/ ﾉヽ__入ｲヽ__ﾉ、ﾉ｀ヽ ｲ これはもう 中華王朝の看板をおろして
ヽｲ＜Ｏ> < Ｏ＞ﾉノ i'´ヽ,
.iﾉ｀ , u ( ｲ ｙ iヽ,ﾉ 早めに満州族墳墓の地 満州に帰った方がいいんじゃない？
(イ｀ 、 ー ノｲｲﾉi Li
｀ﾚ´ ｀ , --イヽ、ﾚ ９割の漢族に嫌われてちゃ どのみち王朝は維持できないし・・・
,/,ｨﾆ'ﾞ `r‐′ ﾞ',,./｀i､.ﾞﾆ―---,,,,,_,,_
_／/ﾉ .,,〈＿__,,,,,,／ ＼ 7" .ﾞl,/'''''i､ ,rﾐﾞ'ﾟ＼
_,-'彡i､ﾞl"r‐,!'''ﾘ │,,,,_、i､ ﾞY-,、 T ,レ" ヽ ,,ヽ
._／′lﾞ｀ ﾞl,lﾞ .| |、 | |~｀ `'i| ﾞl、｀＼、.~｀ | /lﾞ },
: .,／／''''i､ﾞ'、 .,＿/ ｜ ﾞl ,l＼,,ノﾞl .ﾞl、 ｀''i､ lﾞ,! ﾞl ﾞl
./.,,,,,.ﾞl ﾞlrﾞ‐'゛ .lﾞ | ﾞ! ," ﾞl, │ ｀i､ lﾞ/ .| .|
lﾞ .| ｀'〈,,,,i´ .|｀ .| ﾞl" ﾞl, .ﾞl,、 ﾞl .ｉ'" .,|,'"
__,.r￣Y￣'rﾞヽ､- .、
r' ､ｙ--'─'--､ｲ｀ヽ ヽ
r',.'" ｀ ´ ｀ヽ!>, ',
ﾞﾉ λ-iヽ､i -ｲ-ﾊ ,. ヽ!
∠! ,ｲr;=;!､ r:!=-;､!ﾉﾚゝi ・・・それも不可能であると
ﾚγiﾞ.ﾄ_,! ﾄ__.ﾉﾞiyﾉ λ
!..ｙ! " _ "",ｲﾉ ハ 清朝は考えたようです
〈 Y).ﾞゝ､.,,___,,..イ!ｲ イ ノ
}><{ r'"/i__ン/}><{ヽﾚ´
|ﾉ〈γ (λ_) |ﾉ 〉
ﾉ.ゝ ､ イlゝ.r'"',
/／iゝ､____,.イ)ヽﾊ ',
／ ｲﾉ｀ ´Yﾉ ﾞﾍ. ',
,く／(ﾝ iﾝ ヽしノ
ゝ_〉､(ゝ､_______ｲﾉ i rﾉ
ﾞｰｒ-'-'､_r.､___r､λノ
!,__,! ',,__,,ﾍ
/'-' ! ', '-' !
ﾞｰ- " ﾞｰ-"
|＞ ､ __, -────r‐- ､ |ヽ、
|:::::||:::｀::::::::::...__ /￣ ＼ }::::l
|:::::{{:::::::::::::::::::::::ヾ、 ｀ , ノ:::/ え？ なんで？
ヽ:::::}ヽ::::::::::::::::::::::::＼＿ ノ{⌒ヽ＿r‐-vﾉ} ヽ:::ヽ
}:://:::::::::::::::＿＿__ﾉ⌒ヽ、 l ヽ＼ Y }::::l 元を維持できなくなったモンゴル人みたいに
/:://:::::::::::::::人 {｀ヽハ { ＼(メ、_} } ヽ｀､ l::::|
ヽ:ヾ ､:::::::::::/ ヽ 人 l＿＼_ 下┃ 7、l ＼ヽ、}::::| やばくなったら本拠地に帰ればいいじゃん
｀ ､ミZ/ 人 Y ﾄ|-┸ ￣ u ﾄ､ } ￣ノ:::::!
Y ／ { ヾ ゝ、 △ ノr‐f⌒Y｀}:::::::(
ﾚ´r‐┴-､＼ヽ ｀ ｧ┐ ┬fﾍ { ヽﾍY ﾚﾍ￣｀
/／ ＼｀ヽ { j-r ´ Vﾊ フ jて
/´ f乙ﾍ_/ﾚ しﾍ /乙{＿＿ ／ )
/ /ヽ V{
/ / ｜
＿ __ _
. ´r ─ . .:::::::: _｀ .
／.f⌒i__) (ハ ﾊ「 て!.::::＼ おぜうさま 前回の説明を思い出して下さい
／厂 ﾄ、 j j /⌒j / 厂）.: ＼
. '.::.: ) ﾒ ヌ ´ ￣￣ ｀ マ ⌒ くr‐ｭ.:: ヽ
. /.::ﾒ⌒Y／´ : r‐ 、 .:: ::: :::: :｀X ) く .:: ::::＼ 五百万人以下の満州族の住む満州へ
.' ..( 人 .:::| .:: :::::＼ .:::＼ (メ) ::::::「⌒
ｌ .::「｀Y :ｌ .:::ｌ .:::| .: .::: ::: :::::＼.:::::＼. く:::::人 千五百万の漢族を入植済みなのでございます
| /j:::/ . | .:::| .:::ﾄ､.:＼ . ::: :: ::: ::::＼ .:::ヽ.ハ.::::ハ
. ﾉ::/::/ . ::| .:::| .:::|. ＼::j＼ . :::_:::: ::: :: ヽ.::::}:!::i::::{ } 満州は 満州族の地とはいい難い状況なのです
}ｲ:/ .::: |「 ≧xj )j .X´≧≠＼:: ヽ从人:::＼
人!' .:i:::::|{ |r'ij::k. .ィr' ij:::「 }}:::＼ ::::::ヽ.＼⌒
／ l .: |:::从 ゞ='' ゞ =='' |i .:::::l） ::ﾙ' .::::＼
| .: !:::::人 . 从 ::::|ル' i:::::l⌒)
人 .::l::X .:ハ . ｲ/∧人 .:::: |::: |
)::从:::＼::〕ト . ⌒ . ＜.:::j⌒{::::く.:::::斗イ⌒
____Ⅵﾄ、:::〉.::::::::≧＝≦ヲ´.::::::: 人::::::)人ﾉ.人
／ 从::Ⅵ l::ﾘル' 〉─rく .::::)::::＼へ
. ' )＼:::ﾙ:く ＼ ／ /::::! )´ } :::::: Y ⌒}
/ ( Y:::メ ∨ ./::::::|( r'⌒.「」__ メ、
. { ) |:从ﾙ⌒i./∧ {::::::::| ｀)＼メ.::::＼. i
. 从 ( |「 虫 イ /「ハ .|::::::::| }ﾉ /从:::::::::Ⅵ
人 ＼ j .斗j: ::入 .ﾚ' /:::∧ j:::::: 从 / ＼:::::jﾘ
片≠r≦´ｊ.ﾒ.::::::::::::⌒ij:::/::∧ |:::::::::::::V /⌒i!
＿_＿
＿ , ' ´￣ ￣ ヽ、
> ゝY⌒く_,--、,--、, i
i＿,イー'λ⌒´⌒入ヽｲ ヽ、
,イ´ ,ｲ-ｰﾚヽｲﾉｰ-ﾙ、iｲゝ ああ そうだったわね！
｀ゝイ i (ﾋ_i ﾋ_i) iイi´
|.从"" ┌ ┐"".从 i
ルﾚゝ.._ ー' ,..ｲﾙヽi
)⌒ヽ、 (⌒｀ヽk,´⌒)、 /⌒(
｀ヽ、 ヽ〈 ｀ｰ 、 ｀く,´_〉／ /´
⌒ゝ i',／ ,ﾍ、 ｀ﾉiイ⌒´
,Y｀ー´λ'ｰ´ｲ、
／/ ヽ＼
＿_＿
＿ , ' ´￣ ￣ ヽ、
> ゝY⌒く_,--、,--、, i
i＿,イー'λ⌒´⌒入ヽｲ ヽ、
,イ´ ,ｲ-ｰﾚヽｲﾉｰ-ﾙ、iｲゝ ・・・・
｀ゝイ i (ﾋ_i ﾋ_i) iイi´
|.从"" ┌ ┐"".从 i
ルﾚゝ.._ ー' ,..ｲﾙヽi
)⌒ヽ、 (⌒｀ヽk,´⌒)、 /⌒(
｀ヽ、 ヽ〈 ｀ｰ 、 ｀く,´_〉／ /´
⌒ゝ i',／ ,ﾍ、 ｀ﾉiイ⌒´
,Y｀ー´λ'ｰ´ｲ、
／/ ヽ＼
｀ヽ､ , ＼
￣￣ ヽ
|
〉
／ /
/ ＜＿
二二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ７ /
/ ＿＿＿__ ＼ /
＼ {´ / ＼/ ／
＼＿_ｒ──､＿＿_>──､＿_＞´ ￣ヽ
. / ／ :::,ｲ::::: / | .|
/ ,イ ／| ／:::|:::::::／ ! / .|
/ ／ / ／＞､／:::::::::|:／::＼ ./| / |
. /／ /／ :::: ／::::::ｰ- |斗´ｌ/ / /
〈´ 三三三三 :: ::::::::三三三 /／ / ・・・ということは・・・
＼ ヽ ヽ ヽ :::::::::ヽ ヽ ヽ/´ .イ
ﾄ､＿≧ :: ::::: ｌ .| あれ？ もしかして？
ﾄ､＼ U :::: / |
. ＼_＞ ／ /| / ｌ あ、あれ？ あれあれ？！
＼ ｰ- r──‐､ ...．-‐´ / .| /| /
｀ ‐-､￣ Ｔ ￣ ハ､ |／ !／ j／ も、もしかして・・・！！
/￣ 7７ _ﾊ＼＿
/ / 〈 .／,､ ヾ L_ ｀ー─､
／ ／| 〉／／ ＼＼ _L_ ＼
／ ／／,二､／ ＼＼ L_ ＼
. / / / /: : : }} ｀ヽ } ＼
-`ｰ-ﾍ 、 '〉 ; ; ; ; ゝ、
│; ; ; ; ; ; ; ＼ ./ ; ; ; ; ; ; ; ; ヽ
..-/ '、 /`ｰ- ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; -..-..,,、..-┘-- __,, ｛ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;＼
/`ｰ- ; ; ;`ヽｫ―┘ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ｲ
ｫ―┘; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;│
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ｨ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;／
ﾄ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ' ◯ ヽr'´ ∨
ﾞ‐ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; 北京 ┌ ┘
ヽ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ; ; ; ; ; ; ; ＞ 、,--＿
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｛ﾞ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; _／
ﾍ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;`ｰ、
"--、 ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; │
ゝ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;マ
＼ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;＞
"ﾞ'―-..-..,,、 ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; │
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｝; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ｝
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ｌ__; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ノ´ /´丿
'、; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;├┘ │丿
〈 、 y+ー―"`''┐; ; ; ; ; ; ; ; ; ;...-―‐′ ∨
｀''ﾞ∪ ﾞ‐ｰ‐-ｫ'ﾆ-―'
_ }∟、
│ __丿
おぜうさまのご想像のとおりでございます
1,900年 人類史が二十の世紀を数えるめでたい年
清朝はすべての征服地はおろか
己の故郷すら 実質失っていたのでございます・・・
,ﾍ
jー::::ヽ _,. -‐- ､ _,. - 、
_,/::::::::::::::ヽ´ ＼、
＿!::::::::::::::_,.-'´＾ヽ、_ ,. _ _,、 _,.-ﾍ
ヽ::':夂⌒´ 、 ￣`ﾆ'´ ｀'ﾞ´／、ヽへ、
〈:::::j _,. - /冫'ﾞ´ー`-'ヽ＿!z__ヽ-'´ 1-‐ -､ヽ だ、だけど満州に満州族が500万いるのは
y-' ゝ .ハ ﾊ , ヽ ヽj
ヽ , / ,／ﾚ'＼', / ｌ ／レ ',￣ 間違いのない事実だわ！
ィ´￣Y (( _)) `' ((＿ﾊ ﾊ ヽ
{ゝ＼､ |/// ｒv―-,､ /// , -､ ',
＼ ＼ 、 `―‐ ' |_／ ／ 〉 こうなりゃ満州で満州族の壮年男子をかき集めて
〈,＼入 ゞ ､＿＿＿_／ ヾ,イﾍｲ,ヽハﾉ
／⌒｀{ ｌ_ ム _／ ' _」／⌒ヽ､ 満州在住漢族に戦争を仕掛けて追い払って
〈r'＾ヽ/´ 7´ く_,r' イ ´ / i' ＼
ノ § l. '⌒ヽ､ﾉ i きれいな満州を取り戻すのよ！
,r´ヽ＿§＿ | ⌒ヽﾉ
乙 ｀ー'‐^ー-｀､´,_￣,.ﾉ
Y⌒ゝ､ r‐ ､ ＼
|＿_| -こ,´ ｀Y⌒Y´￣
|三_|
_,.-v⌒'「｀'r-､__
,.-「_,.!-､=,. -─- '､ ゝ､
」´ゝ'´ ｀ヽ!>ヽ,.
」 /´ ､ ヽ､!ｲ ', 人はそれを民族浄化と呼ぶのは置いておくとして・・・
〈γ ｲ ﾉ i ､ ─!- ' ､ ',
Y / .-/─ﾊ ﾊ,.!-=ﾐ､_ﾊ ｀ゝ i, それも不可能でございます
ﾉ / ｲ_x=-､.ﾍﾉ::::ﾄ､_ |ゝiハｲ ﾊ､
ｲ ! /ﾊ!ｲﾄ､ i:::::::::::ﾞ-ｰ'' /､ﾝ-, _ﾊ__
'ﾚiﾊ .!,,｀''´, ""iﾊﾉノ と´__ ｀ヽ､､ 前回をもう一度思い出して下さい
!.从 -‐' /ｲﾉ i ﾊ r'､｀ ',i .
ﾉｲﾝ i ゝ､ ,rYｲﾉ ﾊ /´ _ ! 日清戦争が起こり 朝鮮満州が戦場となりました
〈/(y´ハ _i｀>.ｰ='i7Yﾉ´｀7_ゝ-し´rゝ､_,.イﾊ
_,.(ﾝＶ rヽ ｀くヽ､,.ﾍｲﾍ_/フi 7´ ! そしてそこで戦った清軍軍兵はどういう人達でしたか？
」ゝYｨ_iﾝ7 //ﾍ /ゝﾊ_「ノｲ ゝ/,.､__r､__,/
,.ｲiく_「,ｲ 〈ム､_ゝ 〈)iノ _ゝ! ､ ｀7ヽ､ i そして戦争の結果はどうなりましたか？
ﾉ〈) Y └──'´ Yゝ､__,'r-/ i
ｲ ､ ﾍ ､ ､ヽ, ｲ_ハ r'i､ ,ｲ.
/「＼ ＿＿＿
|:::||::::;＞-＜＿. ｀ ､
＼:::/ ,. -､/＿｀ヽ.＿ ＼ 清軍は100万動員には成功したけど 兵員輸送に失敗したから
／[＿|／´ ｀ヽ/ ＼ ヽ.
/:::::/ / /- ! ￣＼/､ ﾊ 日清戦争で戦ったのは 在満州の清国人だったわね
|==:| | |rﾊ/| ﾊ- ､ Y ＼ｲ
￣）ｲ 7 り .!／ｧﾃｒ､| |＼＿） 結果は日本の価値で 清軍は多数の軍兵が
.ﾚ ,ｲ" !__ｿﾉ／ Y
/.人 、 "/ .| | 戦死・戦病死・凍死したのよね・・・
.〈 |/＼＿_,,. イ / ﾊ
｀ヽ|＼, イ7_／|／| ノ
／ ∧ / / ＼, イ ﾄ 、
／ゝ,/ // ﾑ＼/.r' ヽ| /::::::ヽ.
/::::::/）__/K＿」 〈ｒ､ 〉':::::::::::::':,
,'::::::/ ｿ }|{ r‐┘ ＼ rイ::::::::::::::::::::|
!::::::| イ|. {|} ヽ.,＿ Y'|:::::::::::::::::::/|
__〃⌒Y ￣)ー┐
ｨ⌒いjLﾆ＝ﾆ∠/ノー┐
rくヽj＞~ ｀丶ﾋノｭ その認識をいま一歩進めましょう
jゝ／ 从 人从 Ｖﾊ ヾﾚ）､
〉/ ﾊハ ﾊハﾊ Nﾏ ﾍﾉハ 日清戦争は主に満州を主戦場としました
Y /i V | i| ト } } ﾊ」 ∧
/ { {{ i ! }廾ﾅ乂} |ﾊiハ それは満州を墳墓の地とする満州族にとって
i/ .斗匕从 ﾚﾉ / rヵｫ| l |
V .}、fてぅﾄV ﾋﾆﾉ /i | | いったいどういう意味を持ったと思われますか？
/ {ﾍ ゝ- ' """' /ｲ .|
| ｀ハ""" ' ノ / i/
|! ﾊ ＞ ._ - rく / ノイハ
乂人 ｲ≧x_ r{Y}千 7､__riくｰ￢
}/ .斗{ _ﾉ | !| ｢＜__/ /二 ﾉl
人ん／| / ﾊ八 Kミ_/ /く. （ｲ|
| （._/）｢人ヽ ` }_/ /ミｰr┘|
| て./| } l/ /ﾍ､ノ .|
.| しﾊ 人_ .ｲ ﾍ､r┘ .|
人
ﾉノ ヽ __ ,, ,,,,,,, ,,
〈ﾉ , '" "' ,,
ー-ン ,,"＝= ＿__ ヽ 満州族にとっての満州での戦争の意味・・・？
＾＝ノ" _=＝ ￣￣＝ == ＝ヽ
〈 r-^~ー、＿＿_、r"、 ヽ もしかして満州族にとってそれは・・・
^、ﾉ /＿、λ 人 | ＼_ ",
( 〈 ｲ,ー 、! ﾉﾆﾆ-、ﾉ ー,, ヽ、
i .〈 ! ﾋ__ﾉ レ r' ヽゝ ( ",＿_）
,ﾉ 八 "" . ー'" 〉人 ) ヽ
〈 〈 へ r─ - "" ﾉﾉ （ ', ・・・本土決戦・・・？
ﾉ ハ >ヽ＿丿 ＿.ﾚ 〉 八 い
＿＿ﾉ_〈 人 rイ ハ Ｔ ヽ ﾉ ﾉ ﾉ.＿＿＿__
')⌒⌒｀ヽ レ / /ム',l レ、ルン／ｲ⌒⌒(´
｀ヽr´ ゝく < く_!___」 > ヽイ"⌒ ' r'
_,.-rｰ､r─､...,,__
,r'"「 ､_i,. -- ..L..7ヽ7-､_
_rﾍ'ゝ'´ ｀ヽ-ｰ-､,.--｀､_/-iヽ. おそらくその認識でいいと思われます
「γ´ ／⌒´ ｰ-.､ ヽｲヽ. ',
7 / /､._/ ﾊ i ､ ', ヽｲ i つまり日清戦争において
ノ ﾊ/rr!､ゝ.! ! ﾊ_!,.ｨ i ', ﾊ _人__.
/､ / .ﾊ' ﾋ__ﾝ ﾚ' r!-=!､!ﾍi､ ゝ '､ （_ 満州で募兵された軍兵の多くは
´ .!ｲ ﾊ/!." ﾋ__,ﾝﾊ ﾊ ! /´ﾞ〉 Ｙ´
/V !.人 ｀___ ""ﾊ,-'､ﾍ.,' /i 本土決戦に呼応した満州族であった可能性が
,' / (Y.ﾉﾞヽ. ｀ ,.イﾝﾊ. ',./ / ﾊ
ﾚ＾iヽ/iY)´｀7｀T 7´ (y´ γ! ｀ /´〉ヽ_ 高いのでございます
〉ｲ〈}>ｲ>.〈ﾊ / i Yﾉ､ .l ! -!_/ / )
,.イ 〈ﾊ7 Lムヽ」 }>ｲ」､ ﾞゝ-､_｀フ´
〈 r｀ｰﾊ! ﾚﾍ__」 ,,.7｀ﾞ'ｰ─'´
／ __ .／l､ ⌒ _,,ｲ/ ___
〈 ｀ヽ､!,-､ !､イ´- 7
｀ヽ､ ,'"､ヽ､).ﾊ､___,,,,,....イ´ゝ､ <
,!イ､!､ヽ)-'----─=r'rイヽ､＼「ヽ
-''"／ !7´ ノﾄ-( ヽ､｀ヽ､
Ｙ ヽ ヽ.
：, -‐''¨¨¨''ヽ､：
：／ _,. - ､＼： ＿：
：/ / Ｍ ヽ_,. -‐''¨￣ ¨＼：
：/ | _, -'´ _,. -―― |：
：/ >‐´ _,-'´ ＿ ﾉ：
：| ／ ∠ -‐''''彡≡ヽ ／：
：| / r≡ﾐヽ ﾘｨ,.-－､'´：
：| / |ﾘ￣~'' 'ィt或ｱﾁl＿＿：
：| / / ﾘ, -－-_,, ` ‐''"´¨ ＼：
：| /__／ ､,ィ或tｭ､ ／ |__：
：ノ | ｀ヽ 二ノ |;;;;|：
：/ |- ,,＿_ __ /;;r'!：
：! ＿_ |:::::::::::::| |;;ヽ＿＿lヽ､_ _,,／;;;;;|： もう一度皇帝と呼ばれたいいいい！！
：Y´ ｀'‐ ,:::::::::） └-i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:｀¨'''¨´;;;;;;/￣|：
：| -‐-､ ￣ ヽ＿＿＿＿/￣''''´ /：
：| ￣） ﾄｪｪｪｪｪｪｲ /：
：＼ | ｀'''''''/ ／：
：＼＿__,-､_ ヾ'zｪｪッ' /：
：｀''――'''''-､_∪ ／： ←溥儀 清朝ラスト・エンペラー
辛亥革命から日本の手によって満州国が建国されるまでの二十年余りの間
度々清朝高官の間で 満州へ帰還することと満州朝族再起が検討されました
しかし結局 自力での満州王朝再建を彼らは断念しました
それどころか清朝に依らない満州族独自の独立運動すら起こりませんでした
_..---..、
'〉ゝ､ ゝ、
./ ﾞ''''＼ ヽ
..-/ '、 ___,,丿 ｛ `'''''''' 、 ..rｒ
/`ｰ-′ `ヽ / _-' 冖''’ ｲ
ｫ―┘ │ '―-''' ､ < │
│ '廴 _..-‐‐′ ....ﾉ''、__ /''''′
___,,..／ ｀ﾞｰ､ ..-┘ ﾞ、 ＼rt_._ ┘
ｒ''￣ﾞ‐'"´ ﾍ、 厂" ｀ ﾍ､_、 ｀/
‐ｧ /ｰ- -........、 _.‐′ __ _ ___..‐''´ ＼ ／
ｨ′ _ﾉ'⌒ （ `''ｰ--‐''￣￣ /--'" ＼ __ _ __／
ﾄ j′ －７ _ '､ ヽr'´ ∨
ﾞ‐ 、 Ｙ￣´ ￣ヽ,,/--､ "''、- .- 、 ..、 _..／ 」 ┌ ┘
ヽ....宀一' ､......,,..---..__ 冫 ^＼ ﾉ ノ '、丿│ │ ,,＞ 、,--＿
_│ 广'′ `'、 く＿ │ | ﾉ‐／ " _r‐"
｛ﾞ′ ﾉ 丿 〉 '、 ! 亅 ゝ､ _／
ﾍ 、 丶..、 ＿ ( 〜^´ レ─'´ ⊥r‐"`ｰ、
"--、 ^''''-.. ､ / ゝ.. ＿厂ｰ、 ..┘ _>、 ﾉ" '、 │
ゝ 、 ー‐"┐ `''''^''‐-...._ﾉ `ｰ--_'' '、 マ
＼、 １ 丿 '、 ﾞ┐ 丶 ／ ＞
"ﾞ'―-..-..,,、 ﾉ ／ ( ー-....､ _..亠ｰ- ／ │
｀１____..v―-J''v「‐' 、 ..､ '' ｰ-''''､ 〕 〈 _ゝ、_／
｝ ｀'、 ./ '、 │ _/ ｝
_../ 一ｰ ﾞ'1 j.. 、 │ ﾉ │ _,,、
ｌ__ ﾞｒ-,,..一‐'''’ ＼ ---'''' ..ゝ､ ノ´ /´丿
'、 │ ｌ ├┘ │丿
〈 、 y+ー―"`''┐ ／ ...-―‐′ ∨
｀''ﾞ∪ ﾞ‐ｰ‐-ｫ'ﾆ-―'
_ }∟、
│ __丿
モンゴル人は内モンゴル自治区を奪われましたがモンゴル国を残せました
回族もトルキスタンに自分の領地を持てました
チベット人も 今なおダライ・ラマを中心とした独立運動が盛んでございます
実はダライ・ラマの兄弟とCIAが組んで 武力闘争なんかもやった事があります
,. . ´:￣ :~ :丶、
_／: : : : : : : :: : : : :ヽ
,.イ :"ﾅ : : : : : : : : : : : : :ヾ
｀７-ｯ: : : : : : : : : : : : : : : :!
|: : : : : : : : : : : : : : : : : :|
从ﾄ|: : : : : : : : : : : : : : ｜
| : : : : : : : : : : : : : : :|
|:|: :v : : : : : : : : : : :|!|
从: ﾄ: |:{:.:.:|:./ｲ{: : /ﾘ
ヽ,rj ーーｰヘく/___
く´:::｀’::::｀’::::::ﾉ ': : : ｀ヽ
`ー‐ ¨¨`ー＜__Zｨー′
しかし満州と満州族は・・・満州は太古から中国とは別の国であり
渤海など チベットに負けない歴史があるにも関わらず
辛亥革命以後かなりの時間があったにも関わらず
日本・ロシアなど組む相手にも事欠かなかったにも関わらず
元皇帝という旗印があったにも関わらず・・・
独立運動はほとんど起こりませんでした
＿＿___
., ' {_ イ⌒乙ﾆ、_
／く ＞ ⌒ ー 辷_｀>_
/ ソ´ ／ ｉ ｀V ヽ これには様々な要因があります
}｀フ､/ ′ ｉ/ }i } ', }
ｰ=彡廴 ′ ,' | .ハ | i }__」 ですがやはり一番大きいのは
/ r={ ｉ }i八 :|i | | j_人_
／. / ヽ j イ＿｀メ､ i ヽ八ﾉ l }ｉ∧ 満州で国を作るための 信頼できる兵員が欠けていた・・・
'´⌒7 , | { i弋ぃ. | iｲ-‐=丿i | ∧
.′／{ﾉ 八 | ¨＾ V fで ) } ﾘ＼i ｀ すなわち日清戦争での本土決戦の傷から
.ｉ ′ }/ i ヽ , 厶イ 八_{
j/ | ,ﾉ _|＼ ｰ- _ イ/ .ﾉノ 満州族が回復出来なかった事を示唆していると思われます
j八 / | ｀ﾆj ∨〈.{ ´￣＞:.
〈{八 ノ >､ }〉 ／ i
.ィT/:}〉､ﾆﾆソ/:::;〈}:i .′ | おぜうさま 清朝末期の満州族の置かれた状況について
r＜ |::〈{ }ニ|/:::}ハ::|/ {_
| ､ |::ハ:/ﾆﾆﾑ:::从 ′ i お分かりいただけましたか？
| ＼ j/ }ﾆﾆニﾑ / |
} |从 j＼ﾆﾆﾆ} { ,斗‐==-､ |
′ {:::j/::::::iﾆﾆﾆ|:::｀}ﾆﾆﾆﾆﾆニY´
/ ヽ ::::::::{ﾆﾆ斗:::::¨i´￣｀Yニｿ
＼ ∨::::::::::::::}:::::::::::| |⌒
}ﾆﾆﾆﾆﾆ}V:::::::::::::::}:::::::::| |
/:.:.:.:.ヽ:.:.{_ ,..-,
＿＿＿!:.:.:.:.:.:.>／ {:.:.:l
, ´￣ |:.:.:.:.:／:.:.:., l,:.:.':,
／ ＼__|:.:／＿:.:,..-ヽ- ､}
, ´ ＿,....＿_r'''´￣/ _} ／: , ,}
/ ,. { /: :＼ ／: : :,: : : : : V ・・・だいたいわかったわ
_,'-―‐'´￣ V: :,X´､_｀ｰ': }: : : :.!: : l: : :l
（ /: ｀: ー_-': : :.l ,.ｭ､ヽ!l: : : |: : :l: : : :. つまりもう既に清朝は 昔の有名な
＼l: : : : l´:ﾊ､: : :.ﾞ､ ｲﾄ､,ﾘ /: : :ｲ: : :l: : : : :-,
ｲ: : l: : :._,..ｪｫ､ヾ:j ｀ ´ ムイ: : : l: : : : : ﾆ､ あの台詞のような状態なわけね
ヽ､:ヽ: : :､弋ｿ〈 /: : : /: l: : : : l｀ヽ
｀ヾ_ゝミ､ ／ﾞ ｲ: : :/: : l: : :{ソ
, ´ ｀¨ }､ ´ /l!: :/ ー-ﾆ､_ゝ
／ y }: : ≧: ー '´／ﾚ' ｀{ﾌ´ ｀ヽ
／ _,.イ｀¨:/T{ｺl /-､∧､ /ﾊ! ､
/ /´ ／ヽ: :.{ ,{ﾌ/!/ｿ:.:ヽ ,/ﾌ} ヽ､
/ , '-- ' ヾj/／:.:.:/:.:.:l:.:.:V'´ l ＼
. / / { ／,ｲ:.:.:.:/:.:.:.:.}!:.:.:.l ヾ､ __ ヽ
/ /=-､ / /:.:.:.:./:.:.:.::./:.:.:.:.:l {! {:.:.:-,-､:.:.:l}
. / /´ {, ヾ､, { {:.:.:.／:/--/:.:.:.:.:/ l ヽ__＞--〃
,,､ ,,, ､,, ,, ,,,,,,,,,, ,,,,,,, ,,,,, ,,, ,,,,,,
ヽ､,,ﾒy ;;; r";;;;;;´ヽ｀;;;;;ヽ｀i;;;;;;;;;|;/;;;;;;ii;;;;;|;;,,ﾄt､t;
｀''ﾌ, ii ;;;Y/;;､;;;;;;(;;;;; ;; ;;;;;i|;;;i;;;;;;;;､t;;;;;;ii;;从､;;;;､､ 死 す き 清
ﾉノij､､;;;; ;;;t ;;;;t;t;;ノﾉ;;;;ノtt;;;､升込ﾍ､从｀;;;;;ii
,,､､､ iyi)从;;;;i r'"iiii||||iiiヽ;;t'''"iiiiiii||||i體逡;; <;;;;;｀ ん で さ 朝
r" '' ､ /ﾌ-i;;;;;i:ﾝ､zﾓﾃﾃ､;;t≦;;ｰ;rﾓﾃﾁゝz'" 〉;;;;;;
't ｀ ' ､ 从;;;;;;t:::｀:::"";;;;;ﾘΞ :::::::"",,,",ノ" i;;;;;ﾘ, で に ま よ
ヽ, ､ 刈ii､t::::::::::::::;;; i:: :::::::::::::::'" i;;;;/ﾉ
' ､ ,,､､::''' ヽ, i;;ヽ, ;､::::::::::::;; i､__,,,_ :::: ::::: i;r"／;; い は
~' ､""" :::;;; ヽ, t; ;;;｀it ::::::::ヽ､;;;~'' ::: /~r;;;;;;;;;;
,,､--､,,,,､'ヽ, '' ､, ノi; ;;;| t :: ,,ii,,,,, / |;;i;;;;;;;;;;;; る
ｰ'";; ;;''''';;;; ''"ヽ;;;;;;'''"",, ヽ, ヽ;;;i ;t ''";;",｀' - /;;:::ヽﾘ;;;;;;;;;;;;,,,
;; ;; ;;" ;;; ｀t''''"" ~'' ,, ヽ,,rr"iiitt､r"t;;;i ヽ '' ;;~;; ''ｰ ,, ';;:::: "i|;;;;;;;;;ヽ""
,,r" / :::ヽ;;tヽ､,,,,,､､-'",, ヽ,ｰ-;;､iiii"ヽii;;ヽ;;ヽ r';;;; ,,r";;::::::: i|ﾚ"|;;;;ﾉ
" / ::::: i;｀''-､;;;;;;;;;;;;'":::､, t ~'' ､;;;;ii"ii:::ヽヽ,ヽ-ｰ ,､ ';;; :::: ::: |'"ヽ''';;-､､,,,,,,,,,,,,,,
/ ::: ﾉ''ｰ､;;;;;;､,,,,,,,::::::::::;; t ''"""'ヽ;;;; ""ii::;;;~~~~~~";;;;; ::::::::''" ::: |;;;;""''ヽ;;;~'- ､＝=~､''''' ｰ ､
ｿ "r '"ヽ/ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;､ '/: t '"ヽ;;;; 彡;;;;;;;::~'-､;;;;;; ;;::::'" ;;;; |､;;;;"''";;;ヽ;;;;､~''ｰ ､,>~' ､
ヽ,;;;"" ''""' ,ｿ;;;;;;;;;;;;;;;､'" r'" ヽ yii;; t;;;; 彡､;;y;;;; ::~' ､ ;;::::''" ;;;;; tヽ,､;;;; "ヽ;;;;;;;; ;;;;~ '"'z
ヽ､;;;;;;~,二フ"~~~;;;;;;;;;;;;;;;r'" ,,r" ﾘ ﾘi;;;; 彡tヽ;;y;;;; :;;ヽ;;;;;;''" |i ヽtヽ;;;; ミヽ;;;; ;; ;;;iii/;/
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それも完璧に しかも完全に で、ございました
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｀７/ : /:!|ﾊ: :|: |:ヽ､ : : : : !
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从ﾄト{≧= =＝ |: | : :｜
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|:|: :｀.了ｰ':.:.:.ｿ/: : :|!|
从: ﾄ: |:{:.:.:|:./ｲ{: : /ﾘ
ヽ,rLjー!_{ｰヘく/___
く´:::｀’::::｀’::::::::｀ﾌ: : ｀ヽ
`ー‐ ¨¨`ー＜__Zｨー′
そしてこれら征服民族の反乱鎮圧 満州への漢族移住 満州本土決戦（日清戦争）は
西太后の良人咸豊帝 またその子息同治帝 西太后自らが指名した光緒帝によって
実行ないし黙認して行われたのでございます・・・
:.:. :.:. :.:. :. :. :. :. :. :. | :. :. :. :.| | :.| :. :. :. :.| |:.:..| :.| | :. :/ /／ .| :. :. :. 分かったであろう？
:.:. :. :. :. :. :. :. :. :| :. | :. :. :. :.| | :.| :. :. :. :.ｌ |:.:..| :.| / :./ ＿_ .| :. :. :.
:. :. :. :. :. :. :. | :.| :. | :. :. :. :.| | :.| :. :. : / / :. | :.| /／ ／￣ ヽ ７| :. :. :. 清朝は滅びる もうそれは確定しとる
:. | :. :. :. :. :. :l :.| :. | :. :. :. :.| | :.| :. :. / / :.／|:/ ／::::;;;;;;;｡ l | :. :. :.
:. | :. :. :. :. :. :l :.| :. ﾄ : :. :. :.| | :.|/| :/ /／ ／○:::::;;;;;;;; ｡.l | :. :. :. それだけではない
:. | :. :. :. :..| :.| :.| :. |ﾍ:. :. :.:.|/|/ |/ ／ ゝ;::::: ,.／ | :. :. :.
:. | :. :. :. :..| :.| :.| :. | ﾍ :. :.| / ‐- _ ‐''´ | || :. :. わっちらは故郷も破壊してしもうた
.:. :.＼ :. :.:..| :.| :.|＼| ﾍl＼ l l.| :. :.
:. : : |＼ :. | :.|ﾍ|￣￣｀゛ l l | :. :. だから帰る場所もない
:. : : | ＼lヽ| ,. -―- ､ ｜|.| :. :.
:. : : |＼ ／○:::;;;;;;ﾟ | ', | | | :. :. 人もおらん
＼ :. | :. :.＼ / ゝ;:::: o,.! , ｜| | :. :.
:. ＼| :. :. :. :.ト= ＿＿ ‐／ ; ｜l .| :. :. わっちらはもう 終わりじゃ
:. :. :. :. :. :. :. :. :.｀､ ; ｜| .| :. :.
:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. ヽ ,' ｜l | :. :.
_..---..、
-`ｰ-ﾍ 、 '〉 ; ; ; ; ゝ、
│; ; ; ; ; ; ; ＼ ./ ; ; ; ; ; ; ; ; ヽ
..-/ '、 /`ｰ- ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; -..-..,,、..-┘-- __,, ｛ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;＼
/`ｰ- ; ; ;`ヽｫ―┘ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ｲ
ｫ―┘; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;│
│; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; /''''′
___,,..／; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ┘
ｒ''￣ﾞ‐'"´ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;/
‐ｧ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ／
ｨ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;／
ﾄ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ' ◯ ヽr'´ ∨
ﾞ‐ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; 北京 ┌ ┘
ヽ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ; ; ; ; ; ; ; ＞ 、,--＿
_│ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; " _r‐"
｛ﾞ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; _／
ﾍ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; `ｰ、
"--、 ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; │
ゝ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;マ
＼ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;＞
"ﾞ'―-..-..,,、 ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; │
｀１____..v―-J''v「; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;_／
｝; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ｝
_../; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;│ _,,、
ｌ__; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ノ´ / ;丿
'、; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;├┘ │丿
〈 、 y+ー―"`''┐; ; ; ; ; ; ; ; ; ;...-―‐′ ∨
｀''ﾞ∪ ﾞ‐ｰ‐-ｫ'ﾆ-―'
_ }∟、
│ __丿
・・・じゃが あやつらは そんなわっちら清朝に味方してくれるらしい
僅かに残った・・・北京周辺の支那人どもは清を助けてくれるらしい
ヾ、ﾂ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ツハ
ゞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヾ
〃〃---─''￣ヾヽﾊヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀メ
l l ｼ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i'
! ヽ_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l
/,,,, .,;;;;;,,,,,,,.、 ｀i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!
ヽtヽ :::::t_+-,,::: ::i;;;;;;;;;;;;,- 、;;;;/
i' / ´ l;;;;;;;;;;メ ) i;;;i´
!〈_,-、 , ;:::::;└' ノ;;;l
! ..:: ::::-─i;;;;;;;;j
l ,,-- ,,_ :: l;;;;;;ﾒ
ﾍヽニ,,..｀ ...:: .: l｀i;;;l
｀i ,;;::::::: ..::: !ﾉ'
＿,,,、 ヽ,,;;;;;'';;''::::::::::.;::::.::: !、,,
-─''" -,,ヽ、＿,,,,-─'´ ノ! :::::::::::::::::.:.:. ヽ,_＼,,_ __
、ヽ＼, ゝ,,-─''´''" i :::::::::::::.:.: / ''-,_ "''-,,__ ,,-─'' ￣"'';,,＿
─-,,ヽ,iノ,,;;;;::::::'' 'i .:.:.:.:.:::::::::.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:｀＼ ｀(´_,,-─-
─-,, ヽ,!;;;;;;::::::..:.:.:.. ヽ ::::::::::::::::::::::::::/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀''--r-─- -
￣"''┴---──────''" ￣￣￣￣￣￣ "'''''─---┴,,-─ヽ,＿
::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:. _ __,,---──'''´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣''─
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.. ''''''''''::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
太平天国の乱の被害を被らなかったため 親清朝のままの華北支那人ども
その中でも租借地となった山東省の付近の支那人どもが
ファイトクラブを作り 清朝の為に立ちあがったらしい！
そして華北の支那人は全員で義和団を支持しているらしい！！
: : : : :.:.i : : !: : !: :. : :| : ｉ | ||:: | {
: : : : :.:.|i: : |: : | : : : :| : | l:. ||:: | '.
: : : : : :|l: : |!: ::| : : : :| : | l:. ｆi:: | '、
: : : :.:.:.|l: : | |: :| : : : :| : | l:. !|::. {、 ヽ
: : : : :.:|l: : l ! :! : : : :| : |::i l:. ||::. |:'ヽ. ＼
: : : : :.:|l: : l | :|: : :.: :| : |::l l::. !|::. | ﾉヽ、 . ''´
: : : : :.:|l: : ! | :|: : :.: :| : |::l l:::. |１ |´ーｲヽ. ｒ―‐ '"´
: : : : :.:ﾘ : i l: |: : :.: :| : |::l l:::... ｆ１ | 厶＜:〉＿__.′
: : : : :..′:.ｌ | :!: : :.:::| : |::.:. l:::::.. lz| : |
: : : : :' : : :; !.:|: : :.:::| : |::::; ;:::::::.. ト.!:: | ならば・・・どうせ滅びるのならば・・・
: : : : ' : : ::' |:ｌ|: : :.: | : | : : ｖ:::::::. ! !:: !
: : : :’: .:.:.' |: '.: : : :| : |:::::: V:::::::. ! |:: | 運を天に任せ 彼らと組んで 列強と一戦し
: : :/: : :.:′ |:∧: : :.l : |::::::: ∨:: : !‐'1: |
: :/ : : : ’ｰ- .,_.!:.∧:.:.:.|: :|::::::::. ∨:::::. | ! ! 戦って滅ぶがよかろう！！
:/::: : : :′i:i:i:i:i:i' : ∧ : |: :|:::::::: . ∨:::: ! |:: |
::: : : :::′ｉ:ｉ:i:i:i:i:i': : ∧: ';:::;::::::::: ∨:: : l !:: |
::: : : /i:i:i:i:i:i:i:i:i小.: : :':,∧:'.:::::::: ∨:::. | |:: |
::: : /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧:.: :.'､:'; '.,::::::::. ∨::::. l !:: !
::／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧ : : ヽ; :ヽ:::::::. ∨::: | |:: |
＼ ,､ '": : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
⌒ヽ l／: : :_..: : -: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
: : : ヽ l: : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ',
: : : : :〉__|: : l: : : : : : : : : : : :/l: : : : : : :li: : : : : : : : : :',
: : : : /: : : : l: : : : : : : : : : :/ !: : : : : :.ハ: : : : : : : : : l 西太后陛下！
: : :./: : : : : l: : : : : : : : : :./ ,ｲ: : : : :/ヽ ヽ: : : : : : : : l
: : :レ─､: :.l: : : : : :: : : :/／ l: : : :/ ＼ ',: : : : : : : l 貴方が絶望に身をやつす気持ちはよく分かります！！
: : l:::::::::::::ヽl: : : : : : : :/ l: : :/ ',: : : : : : :.l
: :.li::::::::::r､::l: : : : : : :/ /⌒i! l: :/ l!⌒i! ',: : : : : : li
: :ﾊ::::::::::l:::i::l: : : : ／ .l! l! l:./ l! i! ',: : : : : :l i! しかし義和団と組むのだけはダメです！
: l. l::::::::::l:::ｌ::l: : :/ （__r-' ｉ' ` -' l: : : : :,': :l
:l. l::::::::::l:::l:::l: :.i r─- ､ r─┼､: : :/: :.l 彼らをよくご覧ください！
,' l::::::::::::::::::l: : :l ` ─‐' ,､ ─- .._ ` ‐┼': : /: : : l
ヽ──‐┘ヽl / r‐､i. /:.ﾊ:/: : : : :l 彼らは北京周辺の支那人を代表するものではない！
/|:::|: : : :ヽ ヽ ! ／:/l: : : : : : : :l
/: :ヽ::Vへハ) ` .._￣￣￣_.. イ: :./ l: : : : : : : :l 単なる食い詰め者のゴロツキです！
. /／: .:＼＼＿┌─┐ ハ￣ l: / l: : : : : : : :i
／￣ ヽ: ハ: : └─┘〈: : l. l/ l: : : : : : : :l 彼らの言葉に耳を貸してはなりません！
/ Y-ヽ: : : : /: : ﾊ: : L........._ l: : : : : : : :l
./ l: : ﾊ: : :/ヽ: :l: :V:l ヽ l: : : : : : : l ←袁世凱
＼ ＼ｰ=ﾆ二彡 ヽヽ ヽ ／ . : : : : ／／. : : : . : : ／
＼ ＼: . . : _} }: :／￣￣￣￣ ヽ.／. : : . : : : :／ そうです西太后陛下！
＼ ｰ=ﾆ二: ／｀ヽ／￣￣｀ヽ、 ＼ . : : :／
ヽ: : : : : : / {｀´ ￣￣ ｀ ＼ ＼＿＿_... ´ まだ望みはあります！
｀ ア ￣/ , 、 : . ＼ ヽ ＼
/ / ﾊ {ヽ : . ＼ :. ＼ ヽ
/ , , /{ ', ', ＼ : . ヽ :. ＼ '. プライドを捨て 満州へ帰りましょう！
. ,' / : /ｉ | ', Ｖ' ＼ : . :. :. '.
. / ' /:|{ | ', ,〃. ｀ヽ､ : . :. :. '. 困難は多く 実りは少ないでしょう
. , ' / l斗=＝'^′', ヽ`ｰ＝=--- ､ :. :. '.
/ ,{ / / ｌ{ | '. ＼'. ｀ヽ､ 、 :. :. } ですがそれでも
/ /:{ :/ /: l{｜ ヽ ‐- ヾ、 -‐ ＼＼ :. '. {
. / / {/ / :i l{ｨtぅ三三ミx ＼ tぅ=ﾆ三ミｘ ヽヽ '. '. {! 清朝の基礎は残せます！
/ ｲ } / / :l! {{ {'´ ＼ ｀ ＼ ﾟ ｡V',', '. '. {'.
,〃 /// , ' ,| ｛､{ ' } } ', : :i { '. 満州族を救うことはできます！
. , '/ ｛//, ' / ,|l ∧ ヽ、 , ニﾆ=ﾆ二ヽ }ﾉ /'. l! :{ハ{
. , { {/ｲ } ' ﾊ ∧ ＼ .::／ :. / ﾊ∧} } ヽ
/ ヽ／ {: ,' / ﾊ{: ∧ {/ ｝ /o ' ' } :. ｝ }
. { ´ {/ , / { { { ヽ. ヽ ＿＿＿ ノ .ｲ{ヽ: : . ∨ }
ヽ _/ ｨ : { : {゜し'＞.. ＿_, ..＜| ０l :ﾄ､ :} {:､ }
く＿／.:{ ｉ { '. '. ∨,/ ≧: . . . .:≦ | :. } } }＼{::.＼ ′
. /ヽ::::::::{ ﾄ. { {､{:::V{ ｀´ jｲ ∨ j } i }:::::.ヽ:::::.＼
<:ｉ＾ヾ::::::.ヽ{:.＼{ '.:ヽ::.'.{ }／{ /}从{::::::::::::::.::::/
| ＼:::::{:::::::.＼ ヽ::::::.＼ (__) /.:::::::.＼{:::::::::::::::::::::::／ヽ ←張勲
└───────────────────────┘
┌───────────┐
└───────────┘
┌──────┐
└──────┘
┌───┐
└───┘
┌─┐
└─┘
/＼-──--、
》＞=＝＝＝ｲ ・・・なんか西太后さんと臣下との認識に
（（ｲノλﾉﾊﾉ)()
ﾊﾘ￣ ￣ ﾙ) 乖離があるようだけど
∧ )人 ＿ ﾉi)ﾉヘ
/ _＞rｭ＜_ _ヾ
i /―li ♀ f― /
vﾍγﾊ | i! | ﾊ＼iソ
. そﾊ λﾊて
＿┌-t´7ソ７ゝ、
z-tXﾆf--´＞- 、フ八
ゞｨ ／ ｀￣ ´ ＼>-<ヽ はい・・・
}> ´ ﾑf- }_ヽ
__ イ / i i i i ﾊ=〈 ﾊ 西太后は義和団を 清朝に最後に残された
￣ 7 / i|∧ /i A i i ﾊrｿ ヽ __
i i i iｨﾑ∨ ﾘrﾁﾑ i ﾘ}-〈 i-ー ´ 北京周辺の支那人の総意だと解釈したようです
i ｨﾘﾚﾊﾗﾃ 弋ｿ /ｿ从.fﾂii
i/i i ﾊ ゞ , /ｲ /i/ﾘ / 从|
ﾘ ﾊ ﾊ 。 /／〈Y〉ﾚ-、 しかしそれは明確に誤りでした
∈ 三 ∋ ﾚi〈Y〉 ≧ -ｨ／ｿ｀〈Y〉 ﾊ
r=ﾄ==red=ｲi 〈Y〉ﾘｨ--t ／_ 〈Y〉 ﾊ 多くの支那人は外国の領土蚕食に憤りました
{{ .i | 〈Y〉´} ヽ=≠´ }〈Y〉 〉
＞人________人ー 、 〈Y〉 /ソ-〈 __ソ::〈Y〉-- 、/ しかし義和拳団に入った人はごく僅か
ゝﾆﾆﾆニ二ニニﾆ丿 }>=<{ん|::/ |:::::::::}>=<{--v〈{
ヽ --ー- 、 ヽ |ノゝｲ:::{rz|::::::::::::|ノ /:::::::| 後に語られますが
ヽ ＼ ／ ／λ:::::::::::::::::/ /::::::::i
丶 - ／ ゝ:::::::::::/ /-:::::::fz 支那人は暴力を多用する義和拳団を嫌悪し
｀ ´ |::::::::/ /::::::::::::::::ヽ
〉:::/ /-ー:::::::::::::::> 積極的にキリスト教徒を守護しました
ゝ/ /:::::::::::::::::::／ ﾄ、
＿＿＿_rｿミ/ /ー----＜ｨ´:::::::::ヽ
にY:::::::::::::rｿ／/ / /ﾂ{::::::::::::::＼ 義和団は北京周辺の支那人を
に{::::::::::rﾂ / / ／ /んｿ:イ>ニ」≧ヽ
iラ{:::::rソ / ｲ／ ｲんソrﾂ ヽfﾍ| まったく代表するものではありません
に{:::{ツ zイ￣ ／んソ彡´ }ゝ{
に{::::ゝｿゝ〜〜t--彡んレｿ7ﾏ /:::}=}
ﾉｿ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r-んｿ´ /／ﾐ/
______
＿rfヱ丁匸^'￢ｰｭ_
,.xr┘＞ ´ ｀ ＜｀ t___ また満州に入植した漢人たちですが・・・
. ／ rｲ>'’ ｢｀'く L
. / jT〉' / | 丶{__ すぐに現地の風習に馴染み 衣服などを満州風に改め
/ r'7 / １ / ,∧ ヽ
. ′fiy ′ |__ ′ /' ∧ i 纏足等の漢族固有の習慣をやめ
. ｜i }f / l ,人∧彡ｲ /´‘， ∧ !
丿从i ∧ l ｨf竓ミハ.儿/x斧ﾐV ﾊ |＼_ 満州族の一員として振る舞ったそうです
.. -=彡１ 厶 ∧ |人r勿 f_r勿 |Ⅳ | !
| И ｢ Y ∧‘， 川 人
ハ / 个１/,ﾊ`ヽ､ ノｲ |∧ なのでこの時点で清朝が満州へ帰還すれば
. Ⅳ / l レ |i Yヽ σ ／ﾘ人_｣_
/厶:ｲ_人,j＿,八_｣__ト．. ___ ，イ／ 乂ﾌ} 多大な困難はあるでしょうが 中華とは別の一国・・・
/ ヽ /ヽ〈Уﾉｰ┐ Ｖ/亅 八少t
r込,/〉 li ﾏニiヽ__ ゝこY壬｝ すなわち満州に準拠する 『後清』 が作れた可能性は
__ﾉ У〈. l廴__ ﾏリ У｀ヽ くj｝｀ヽ
. ´ 〈У〉 | f⌒≫zf､__,ノ八`ヽ､ヽ_,人 多少あるのでございます
/ ｛{こ>rf壬｝ :乂__ノハ ｀¨＾
|＞ ､ __, -────r‐- ､ |ヽ、 現実をみれば 臣下の認識が現実の則してるわ
|:::::||:::｀::::::::::...__ /￣ ＼ }::::l
|:::::{{:::::::::::::::::::::::ヾ、 ｀ , ノ:::/ ・・・どうして西太后の認識と現実に
ヽ:::::}ヽ::::::::::::::::::::::::＼＿ ノ{⌒ヽ＿r‐-vﾉ} ヽ:::ヽ
}:://:::::::::::::::＿＿__ﾉ⌒ヽ、 l ヽ＼ Y }::::l 相違ができたのかしら？
/:://:::::::::::::::人 {｀ヽハ { ＼(メ、_} } ヽ｀､ l::::|
ヽ:ヾ ､:::::::::::/ ヽ 人 l＿＼_ 下┃ 7、l ＼ヽ、}::::|
｀ ､ミZ/ 人 Y ﾄ|-┸ ￣ u ﾄ､ } ￣ノ:::::!
Y ／ { ヾ ゝ、 △ ノr‐f⌒Y｀}:::::::(
ﾚ´r‐┴-､＼ヽ ｀ ｧ┐ ┬fﾍ { ヽﾍY ﾚﾍ￣｀
/／ ＼｀ヽ { j-r ´ Vﾊ フ jて
/´ f乙ﾍ_/ﾚ しﾍ /乙{＿＿ ／ )
/ /ヽ V{
/ / ｜
,.ｨｖｬｫｪｨﾍ._,
<>'´ ｆ ､､｀ヾﾄｬ
// ﾉ人',〉)､ ヾ､_. 実は清朝はもう一つ 国家運営上の超大問題を抱えていました
ノ/イｨﾎﾒ '´少ﾐ-.ミ
ｒ'〈 ﾐi. -' 〈ﾐ ﾉ
. 人(.)ﾐ ｀=-=彳ﾐ}ﾉ） それは意思決定機関に 正確な情報がまったく入らないことです
<ﾊ〉ノ兌.､<ﾊ>へ
__l＼／=i!ヽ ∧ ,ｲ, / 意思決定機関とはもちろん 皇帝陛下と西太后陛下の事です
_乂＼`､ 〈.:.:.:.:j.ﾚ,'// |
ヽ二=-┐》｀ー- ＜., /⌒ｰ
. ┌-ﾉﾞ:￣￣,不二ﾆ=.､_ ` / 例えば日清戦争やアロー戦争では こんなことがありました
__| 〉.::. .. ヽ__,..ｬ'∧ ¨>`７
. 〉 V｀っ..::' ィ' く V´ V
ヽ ヾ 〉:: ..: ' . . . :. :ﾊ
`ｒ' ハヽ...::::' . : : : :. :: 〉
. |, `ｰ`='｀ヽ,__,-ｧ_,ｨ'"'ｰ{
ヽ._ `ー､ _,/¨T
｀￣`iｰ､',_／ :/`〈
| T´¨ V ',
| ! ∨ ',
i ! ',__ノ〉
} ! `‐" ∨
i ! ヽ V
i j . ヽ ∨
ｊ ! ヽ V
／: : : : : : : : : /: : : :ハ: : ﾊ: : l : : : : : : : : : :＼
ｱ: : : : : : : : : :l : :／l/ ﾚヾ ; :ﾘ､: : : : ヽ: : :.ﾄ: :ヽ
/／: : : : : ; :ハⅥ ￣￣≧､' ＼: : :冫: ﾘ: : : :ﾄ､
| : : : : ;ｨ⌒l : :ﾚﾍl ﾏ￣仡弌ｬ丶 /／ﾚﾚ|: : : :.:|
ﾚ1: : / ^〉l : :| ', ゞ夾 iﾄヾ>ｨ z=ｬﾚ1: : ﾘ
ﾚ1人 ﾍ´｀" ` ､二ソ' ﾄこﾔハノ 皇帝陛下 戦況を申し上げます
ﾚ:ハヽ 代リ〉
|: ﾑ ､｀‐'' |
|1人 | ｀ ' / 左将軍の活躍により 清軍は朝鮮で大勝利しました
ﾚﾘ ヽ r――ｭ /
ハ ＼ ―‐ ／ 日本軍は敗れましたが 鴨緑江を渡り満州に侵入し全土占領の勢いです
二三三￣￣｀にﾄ､ ／
に| 丶 ／
、 に| ＞ ＿ _／
^ヽ に| /￣￣￣￣￣|
. / |ヾ!厶!:: ヽ
/ : : : : | |:: : : ',
,′ :ﾊ:∧: / {: : : :| !: /: : :.} : : ',
| : : : : : .|_l/,.ｨ/∀＼.: !‐′ :!､/.|: : :ﾊ: : : ＼
| : : : :|: : : : :| ／ﾞ二＼.ﾊ:| |/`_ヒメ/､: : : ﾄ､_＞
. 厶: : : :ﾄ､: : : ﾄ､:| 《. （ ・ ） ｨﾞ.二ﾞ＼ﾘ:.::. ﾄ､|
}: : ﾊ|..}: : : | :} ￣ / i ､( ・ .) 》.:.ﾊ:..|
|: : { 入: :.:| : { `￣ 厶､{ ヽ|
ﾚﾍ,.ヽ ヽ＼! : 〉 ﾊ!
|: :＼__ / // _人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__
|: : : : :ﾊ /'′ __,ﾉ
ﾚﾍ: : :}∧ / ー―-ー . ヽ / ）. 二行の文章で矛盾を起こすな！
}: : | ＼. ヽ_,, -―-- ,,_/ / ｿ.
|ﾊ::| ヽ ＼ ／ ,） お前ら清国人軍人は信用ならん！
ﾘ ', ＼l:l:l:l:|:|:|:|:l:l:l.／ ⌒ヽ
ｒ┴───ヽ `ｰ──‐ﾞ/ :|＼ ｿ. 外国人軍事顧問を呼んで戦況報告をさせろ！
／¨|: : : : : : :/ ＼ :/ ／ ＼ ﾉ.
／／´＼: : : : 厶＿＿＞､ /＿＿＿＞ ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ´｀
＿＿,ｨ⌒／::::::::::::::＼: : : : : : : : : : : ＼／ |::ｰ- ､＼
/////￣::::::::::::::::::::::::ﾊヽ: : : : : : : : : : ::} .／＼:::::::::::::＼ｰ
日清戦争時 清軍は皇帝へ続々と戦勝報告をしながら
同時に満州への日本軍侵入を上奏しました
混乱した光緒帝は ドイツ人の軍事顧問を北京に呼び出し
直々に戦況報告をさせたといいます
l ＿＿__ |
.!..::-‐:::´::::::::::::::::＞.､ l
l‐- ..,,_:::::::::::::::::::::::::::丶、 l
.!ﾌファｧｰ- 二 ─--- ;:＞‐---.､
!´／/ / ｒ‐ラ‐_三ﾐ､￣ΤT: ─--:＞.､
. l ／ ｲ l ｆ/二_ ｒｫ 〉ヽくﾙﾌ: : : : : : : : : ＼ 英仏連合軍が 北京に来る？！
l／ノ! u ￣´ /＾ヽ ＼: : : : : : : : : : :丶
!彡'l ＼ Ｊ { _＼ > : : : : : : : : ／
. l彡ﾍ. ｀' U｀ 〈::::::::/ : : : : : : ／ 清軍は大勝利じゃなかったのかよ？！
l_彡' U j ＿__ ｀二}: : :＿／
. l :{ ,ィ"-ｰ 二三{￣ いったいどうなってやがる？！
l l. Ｌ,ィ´￣ ,.---､）
. l＼ ＼ ー'" ｕ { __ｒ‐､
. !: :丶 ヽ Ｕ ＿＿__} ） .ｆ ヽ‐ヘ、
l ＼: :｀: -一': ´: : : : :ｆ´＼ {｀ー＼ ,.ヘ、
. l 丶、: : : : : : :＞' ヽ ｰ'＼ ＼ '´＼. ＼ ,.ｨ'＾i
l ＼Ｕ｀￣＼. ＼./´＼ヽ. ヽ-‐ﾍ. | L__!
! ヽ | ｆ´＼ ＼ _ノ＼ -=ﾍ. ',. ｌ.__ |
l l ヽ¨´＞＼. ＼ ', Ｖ ´} ←咸豊帝
またアロー戦争時 咸豊帝は英仏連合軍北京襲来とともに
熱河へ逃亡しましたが その直前まで 清軍は英仏軍に
連戦連勝と聞かされており大いに狼狽しました
/「＼ ＿＿＿
|:::||::::;＞-＜＿. ｀ ､
＼:::/ ,. -､/＿｀ヽ.＿ ＼
／[＿|／´ ｀ヽ/ ＼ ヽ.
/:::::/ / /- ! ￣＼/､ ﾊ
|==:| | |rﾊ/| ﾊ- ､ Y ＼ｲ どうしてこんなことが起こるのかしら？
￣）ｲ 7 り .!／ｧﾃｒ､| |＼＿）
.ﾚ ,ｲ" !__ｿﾉ／ Y 正確な情報が届かないと
/.人 、 "/ .| |
.〈 |/＼＿_,,. イ / ﾊ 皇帝は正しい判断ができないでしょうに・・・・
｀ヽ|＼, イ7_／|／| ノ
／ ∧ / / ＼, イ ﾄ 、
／ゝ,/ // ﾑ＼/.r' ヽ| /::::::ヽ.
/::::::/）__/K＿」 〈ｒ､ 〉':::::::::::::':,
,'::::::/ ｿ }|{ r‐┘ ＼ rイ::::::::::::::::::::|
!::::::| イ|. {|} ヽ.,＿ Y'|:::::::::::::::::::/|
_r-､r⌒yヽ_,.､
_,.rY' __,!.-─ ､__Y ゝ､
_rﾍ,γ´ ｀ ⌒ヽ!､
く,_y' i ___,./ ﾊ ﾊ ', 実は清の法律では
Y /,./ / !__i_ﾍノ ﾚ､_!_ ﾊ ヽ,
,イ レ.イｲ.ﾄ i｀ ,rt､ｲ ﾊゝ 戦争で敗北した将軍は死刑となっているそうです
/ ゝ.i 'ｰ' ﾋ_!!ﾊiｲ|
,' / (ﾍ " ｀ ,,. iｲﾊ 正確な敗報を入れた場合 将軍は死刑になります
ﾊ ﾊ (ｙヽ､ - ,.ｲ !
V レrｰ-､ﾝ'｀' ｰr='"Yﾝヽﾊﾉ
,.ｲ⌒ヽ}><{￣'Y!ヽ}><{
i/ ﾚ L_くﾊ>」 Y >
ゝ イｵ ﾊ 〉ﾍ
／／＼
（:::／／::::＼ ／￣￣￣￣￣￣￣＼
l l:::::::::::::::::::＼ l＾ヽ、 ＼
}|＿___/＾ヽ__ｿ＿__ﾏ'⌒` ､＿ﾉ 〉
／::::} γ ￣￣ｲ-ｧ､＼ ＼
L::::く_/ / ／ ! ハ ＼ ⌒丶ﾍ はあああああ？！
￣/ / / / ｜i ∨ ヽ ⌒＼ノ
/ /i乂__ノ j/ ､__｣ノ､ ＼ ｀ｰｧ マジで？！
Σ ノ /|（( )） （( )）､ ! ／
ﾉ ﾄi ／//／/／/ ／○ ﾄ､jヽ ﾉ アホじゃないの？！
〈,.ﾍ 人 〃￣￣ヽ 人/ノ 〉
ﾉ ﾚ＾ ＞ ゛ｰ――'-ｧ＜ハﾉﾉ｀（
／ ＼∧ ＼ _ ／ ∧／＼
／ / ＼ V ＜ / ＼
⌒Y⌒Y´/ / ＞ヘ_＜´/ / ⌒Y⌒Y´
/ / / /
_,r‐―｢￣》ーr‐┐__
／＼vヘレヘ ＜／|⌒)､｀ヽ
{r＜⌒Ｔ⌒ ＼ ＼｀'く人_ ＼ この傾向は軍事のみならず内政外交にも及んでおり
／ / {i ＼ ＼ ＼{__ ＼
/ ′|l ＼ Ⅵ ヽ 皇帝に耳障りのいい事を報告するものには
′ / / |い 卜 u } ＼ ',
ｉ |斗一' | 'ー┼-＼ ｜ ＼ | 昇給・昇格等が約束されます
| ι |斗=ミ人（ 斗=ミx.＼ |, ≧=十
人 、 ∧ r'ツ ＼ r'z_ツ 》 ﾉ＼ / !
. ヽＶ _乂_〈 / )/ | 反対に都合の悪いことを報告したり諫言すると
八 { __彡 ／｝ ｝ｰく , |
. / ﾊ_八 ゝ;ヽ ｀ー-イＶ7｛ ｛ ）} ヽ ハ. 出世の道が絶たれたり 蟄居させられたり
j ′| ) 、｀¨′ u イＶ/ ) 丶／人 }､ ｀ヽ
. ゝ、 ｌ＜＾个ー‐-､ 从 |／＼__＼ ,ﾉ ｀ヽ,ﾉ 悪い時には処刑されます
)ﾉヽ,ﾚ'j／i´ ' ∠ ＼__ﾍ )ノ
_ィ'´ | ヽ、 ／ /.:.:.:.:.:!｀ﾞ'' ｰ-,､
ィ￣ / / , '-_ﾃﾍ::ｰ┐ ノ.:.:.:.:.:./ ／ ヽ ただ法律の定めが死刑でも
/ ! / ﾚ´ィｺ / ｀ヾ'／.:.:.:.:.:.:./ / !
/ ! /:.:.´:' ´‐二l ／.:.::.｀:.:.､.:.i ./ │ 実際には官位剥奪で済まされる場合も
′ V/:.:.:.:.:! r､ヽ´.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| / !
. / ／:.:.:.:.:.:! ├:´.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::i∨ | 多かったようです
/ /:.:.:.:.:.:.:.:.:! /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;V ｜
_,.. ´ ￣￣￣ ｀ ､
__ _,. ´ ｀ヽ､
/::::＼ r´ ＼
|:::::::::::::ヽ,...-― ､ / ＿＿__ / ヽ
|:::::::::_／ ヽ==/ ∨＿/⌒＼⌒ ー-､ ＼
|::::::::＼￣｀ヽ､/ /＿＿＿__} ￣ |＿_＼_ ＼' でもそんな法律があるとすれば 皇帝には
}:::::::::::/＼/: : { ＼| : : |＼/ {: : ＼ / _,...イ
':::::::＜￣/: : /:＼＿／: : : |＼:＼＿_/ : |: : :.T: Ⅵ＜ 『万事うまく行っています』
|:::::::::::／/:/: :|: : /__',: : : : :.:|＿ヽ: ∨: : :.:|: : :.:|: :.|＿ﾉ
{__,..イ:: /ｲ: : :|: :.| _ ｀＼: : : | _＼|: : ;: :|: : :.:|: :.| という報告しか入らないわ・・・
/::::::: /|:|: 人:下芹斥＼: | ´斥i芹7:.:/: : : :|: :.|
＼::::/::|:{,: : : :{ 弋ﾂ ｀{ 込ソ': /: : : }/: : ::.
∨:::j: ＼: : ＼ 、 /:イ: : : :/': : ﾄ､:ゝ どうしても凶報を入れなければならないときでも
∨イ:::::}:,: :ﾑ ｨ: : : :/:∧:.:|
｀＼/ｲ: :}: :＞ .. ´_｀ ＜/: : : /: :{ ＼ ギリギリまで粘るだろうから
从' ＼}＿,ノ＼,...- ´/:.イ{/＼:|
_,匸// ／-{ ' ／｀ｰ ､｀,.ィ 問題解決には手遅れになるだろうし・・・
／ 匸{/ ／/ }}! ／´匸乂
/ 匸｣! / ﾑ__乂| ／乂_フ ヽ
/ 匸{_/／:::::/:::::| ', /___ﾌ :.
/ ／::::::／:::::: | {∨__乂 / }
{ ／::::::イ::::::::::::∧|__ノ ,:' |
／ ∧_r‐＼
′ /ﾉハ⌒＾ ＼
｛ ___// . : : : : :＼
＞ : : : : : : : : : : : : : : : : : : :‐-ミ: .
r‐-- -‐=ァ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀: .
〕____〉____: : :／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
＾∨〉 . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
〈{ . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼: : : : : : : : : : : :
∨: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 臣下が 義和団は
. /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾟ｡ : : : : : : : : :
/: : /: : : : : : : : : :| : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾟ: : : : : : : : : 北京周辺の支那人の総意だと言う・・・
.′:/: : : : : : : : : : :|: : : : : : : :| : : : : : : :ﾟ｡: : : : : : : : : : : :
. . : : : : : : : |.: : : : : :|: : : : : : : :|{: : : : : : : :ﾟ: : : : | : : : : : : :
| :｛: : |: : : :|: : : : : ∧ : : : : : : |{＼ : : : : : :｝: : : | : : : : : : : ・・・ならばそうなんじゃろう・・・
|: ｛: : |: : : :|: : : : :｛ 、 : : ___」L.. ＼:_: : : ｝ : : :| : : : : : : :
| :｛: : ﾄ､-: {‐-ミ: ｛ ＼´ : : | ＼｀: ｝＼ :| : : : : : : : ひとつあやつらに 賭けてみるか・・・
. 八_｛___| ￣ ￣ ￣ ￣ Y : : : : : : :
| : : .斗r恣ｋ .斗rﾃ恣ミﾒ､ | : : : : : : :
|: : : ″ ⌒{::ハヽ 〃 ⌒｛::ハ } ヾY'| : : : : : : :
| : :ハ 乂__ソ 乂__少′ ″| : : : : : : :
|: : : : . ｰ ｝ ー‐ | : : : : : : :
|: : : :l:} 丿 | : : : : : : :
.: : : :圦 __ . : : : : : : :
. |.: : : : : : . / 〉'⌒V⌒
. |: : : : : : : -‐=＝ ニ二二ニ ＝==‐-/ /{ .′ ｝
__ 斗 ‐-= ﾆ二 : : ｛ . :.| {
____...二ニ =‐- : : : 八__,ﾉ: :| { /
. -‐…‐-ミ: : : : : : : : : : : : : : :人__ﾉ,／ :
-‐=≦: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
その通りでございます
要は清朝は 決断を下す前の情報収集能力がゼロどころか
完全にマイナスだったのでございます
______
＿rfヱ丁匸^'￢ｰｭ_ この2つの重大問題・・・
,.xr┘＞ ´ ｀ ＜｀ t___
. ／ rｲ>'’ ｢｀'く L 征服地と故郷の破壊 情報収集能力の欠如
. / jT〉' / | 丶{__
/ r'7 / １ / ,∧ ヽ これがおそらく 清朝を崩壊に追い込んだ原因でございます
. ′fiy ′ |__ ′ /' ∧ i
. ｜i }f / l ,人∧彡ｲ /´‘， ∧ ! ただこれを 西太后のせいだけには出来ないでしょう
丿从i ∧ l ｨf竓ミハ.儿/x斧ﾐV ﾊ |＼_
.. -=彡１ 厶 ∧ |人r勿 f_r勿 |Ⅳ | !
| И ｢ Y ∧‘， 川 人 問題の根は深く 原因は清朝の事績と体勢そのものにあり
ハ / 个１/,ﾊ`ヽ､ ノｲ |∧
. Ⅳ / l レ |i Yヽ σ ／ﾘ人_｣_ それを作り改革しなかった責任は
/厶:ｲ_人,j＿,八_｣__ト．. ___ ，イ／ 乂ﾌ}
/ ヽ /ヽ〈Уﾉｰ┐ Ｖ/亅 八少t 歴代皇帝と側近にあるとすべきでございます
r込,/〉 li ﾏニiヽ__ ゝこY壬｝
__ﾉ У〈. l廴__ ﾏリ У｀ヽ くj｝｀ヽ
. ´ 〈У〉 | f⌒≫zf､__,ノ八`ヽ､ヽ_,人ｘ
/ ｛{こ>rf壬｝ :乂__ノハ ｀¨＾
,. -───-- ､_
ｒｰ-､,.'" ｀ヽ､.
_」::::::i _ゝへ__ｒへ__ ﾉ__ ｀l なるほどね・・・
く::::::::::｀i / ゝ-'‐'￣￣｀ヽ､_ﾄ-､__rｲ､
＼::::::::ゝイ/__,,!ﾍ ﾊ ﾄ,_ ｀ヽ7ヽ___>
r'´ ｨ"ﾚ'rｒ‐t! ヽ! ﾚｫ‐-ﾄ､ハ〉､_ソ でも西太后さんがまるきり無罪と言う訳じゃないでしょ
ヽ/ ﾊ ゞ-' ゞ-'´/| ﾊ
Ｃ ｰ- !" _ "/ / |〈 少なくとも情報収集能力の欠如については
〈ﾉ| ﾚ＞.､.,______,,..ｨ / ﾊ ヽへ
ハﾚﾍ!-'"7-!-rく|／ﾚ'ヽﾊヘﾉ ＼ 光緒帝が変法運動で改革しようとしたんでしょ？
⊂二｀''ｰ'"|､ i ｀'§'" 〈 ',／ ',
｀と__,..--='ｰ,L__§____'ｒ'-イ ! それを止めさせたのは西太后さんだわ
| ,.L_________」 | ,へ |
ヽ/⌒／/ ! ﾉ ﾄ､へ／⌒ ヽ!
, ＜ミ=, ´ ￣ ﾍ ｀＞､
＞=＝≧ ､ ヽ ヽ r-､ l ＿ﾍ｀＞､
／.´／ r､´ .|'￣´.| |￣´| ﾄ､＿, .＼
〃 ./ ＿ ＞ ､＜ ﾊ .!＿ ∟|＿ ,|＿/ ./ 〉,__ﾍ
〃 /´ ノヽ ゝ ＜´.／ .／/´ ｀>< / /ﾍ
ﾘ.／ - >､ ＞ ´/ ／ ／ ./ ﾊヽ､ヾ-､／＼
ノ/.／ / / // ,. ｲ / ／ ／ .| ヽ ヽ ﾍ､／|
'ノ／ ./´ ≧=ﾍﾚ´ ,.| ＞ ´ ＞ ´. l ﾄ､.lヽヽﾍ´ヽ
｀ー七' ／／∠ ／＞´ー,一 ´ ／ .ﾊ l ﾍﾄ､ﾍ､ﾄ､∧
/ｿﾉノ＜ノ, ﾌ ／ ／´/ ＞´ ／ハ l ﾍ l l',|ﾍ'〈 西太后が光緒帝の変法運動を
ヽ 彡ソゝ7 ´/／/ ／-=´_＞´ ＿ ≧ ／7 |｀ヾ.＿ゝ.| l | ｿ
｀≧＝＝≦´7 lノｧ＜ｒ= l /| ｀/ ト､ 7／ノ乂ノ＞ｿ / l | l / ﾄ､ 阻止したことで 清朝の廃絶が
ﾊ| i l ／ 八/≧≠= ､ ｀ヽ ﾌ／ ∠厶lﾉ ハ l l´ ./｀ヾ
)_ ´斗/ .ｲ lﾍ夾ソ｀ｋ ´ x=-ｧヵ ｛ ﾄ ｙ /ﾄ 確定した・・・
／ /／ 八 ﾍ ￣ ´ ゞ沙ソﾊ l ﾉ／.l .| ｿ
､ ／／｀＝≦＞'＞-､ -´彡<｀ｿ./ ﾊ ﾄ､
｀ー一 '.l´ ﾍ ヾ ﾍ ' 人 .Y l 从ヘl そう主張する人も大勢居ます
ﾉ> ｀ .｀ヽ. ∠｀ ｰ=ｰ ' ...::::::::ハ ノﾍ ゞ '
r´.7 ﾄ |＞｀´ イ l ヽ､Yノ フヘ 変法運動を推し進めれば
|こl ﾍ ﾍヽ ＞ .! ＜／￣￣l
｀ｌ l ﾍ＞､ ﾉ ＼ヽ.ｲ ｀ < / 清朝は生き延びたであろう
l￣ l ﾍ ｀/ス ／ 人ﾍ||lﾄ､／￣７
ヾ,ｽ l｀ヽ＼＼＞､----------､ そういう人も多くおられます
∨l | ／ l: : : :｀: : ´. _｀r -｀i 7´､ /ー-,
に＼ ＼∠ ＜ / /: : : : : : : : : : ｀ヽ｀ー〈 r-｀-､／
｀^ ｀´ゝノ」ﾍ ∨: : : : : : : : : : : : : : ヽ-一´: : : : : :ヽ
＿＿＿_
／ ＼ 変法運動がうまくいっていれば
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ きっと清朝は生き残れた筈だお
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／ 返す返すも惜しいことだったお
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
実はやる夫先生ことドゥガルド・クリスティー氏も
その一人でございます・・・
│; ; ; ; ; ; ; ＼ ./ ; ; ; ; ; ; ; ; ヽ
..-/ '、 /`ｰ- ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; -..-..,,、..-┘-- __,, ｛ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;＼
/`ｰ- ; ; ;`ヽｫ―┘ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ｲ
ｫ―┘; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;│
│; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; /''''′
___,,..／; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ┘
ｒ''￣ﾞ‐'"´ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;/
‐ｧ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ／
ｨ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;／
ﾄ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ' ◯ ヽr'´ ∨
ﾞ‐ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; 北京 ┌ ┘
ヽ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ; ; ; ; ; ; ; ＞ 、,--＿
_│ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; " _r‐"
｛ﾞ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; _／
ﾍ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;ｰ、
"--、 ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; │
ゝ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;マ
＼ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;＞
"ﾞ'―-..-..,,、 ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; │
｀１____..v―-J''v「; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;_／
｝; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ｝
_../; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;│ _,,、
ｌ__; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ノ´ / ;丿
'、; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;├┘ │丿
〈 、 y+ー―"`''┐; ; ; ; ; ; ; ; ; ;...-―‐′ ∨
｀''ﾞ∪ ﾞ‐ｰ‐-ｫ'ﾆ-―'
_ }∟、
│ __丿
しかし思い出して下さい 清朝は回族と漢族を最低2,800万人
最大一億人以上を 殺害ないし追放しているのでございます
>>1は近代化程度で 清朝が生き延びられたとは到底思えません
近代化が行われても 怨嗟のこもった漢人はやはりどこかで立ち上がり
清朝を打倒したのではないかと思います
/＼-──--、
》＞=＝＝＝ｲ
（（ｲノλﾉﾊﾉ)() まあ・・・そうかもね
ﾊﾘ￣ ￣ ﾙ)
∧ )人 ＿ ﾉi)ﾉヘ というかどのみち満州族は１〜２％しか居なかったんだし
/ _＞rｭ＜_ _ヾ
i /―li ♀ f― / どこかで追い落とされるのは当然よね・・・
vﾍγﾊ | i! | ﾊ＼iソ
. そﾊ λﾊて
_,r‐―｢￣》ーr‐┐__
／＼vヘレヘ ＜／|⌒)､｀ヽ
{r＜⌒Ｔ⌒ ＼ ＼｀'く人_ ＼
／ / {i ＼ ＼ ＼{__ ＼
/ ′|l ＼ Ⅵ ヽ また変法運動についても疑問があります
′ / / |い 卜 u } ＼ ',
ｉ |斗一' | 'ー┼-＼ ｜ ＼ | 内容が西洋文明の導入に終始するのみなのでございます
| ι |斗=ミ人（ 斗=ミx.＼ |, ≧=十
人 、 ∧ r'ツ ＼ r'z_ツ 》 ﾉ＼ / !
. ヽＶ _乂_〈 / )/ |
八 { __彡 ／｝ ｝ｰく , |
. / ﾊ_八 ゝ;ヽ ｀ー-イＶ7｛ ｛ ）} ヽ ハ.
j ′| ) 、｀¨′ u イＶ/ ) 丶／人 }､ ｀ヽ
. ゝ、 ｌ＜＾个ー‐-､ 从 |／＼__＼ ,ﾉ ｀ヽ,ﾉ
)ﾉヽ,ﾚ'j／i´ ' ∠ ＼__ﾍ )ノ
_ィ'´ | ヽ、 ／ /.:.:.:.:.:!｀ﾞ'' ｰ-,､
ィ￣ / / , '-_ﾃﾍ::ｰ┐ ノ.:.:.:.:.:./ ／ ヽ
/ ! / ﾚ´ィｺ / ｀ヾ'／.:.:.:.:.:.:./ / !
/ ! /:.:.´:' ´‐二l ／.:.::.｀:.:.､.:.i ./ │
′ V/:.:.:.:.:! r､ヽ´.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| / !
. / ／:.:.:.:.:.:! ├:´.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::i∨ |
/ /:.:.:.:.:.:.:.:.:! /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;V ｜
´￣￣`弋ミ三ｨ彡三ミ､ヾ､VﾞYⅥ彡三三ミ芍彡'ｨ彡
-―-≧=━圭孑彡三ミヾ＼ﾞ:.ﾞ}ﾊ'〃´≦ミ三彡'／尨 士族特権の保障？
＞メ二＞＝ミ三三彡三ミ､ヾヽ!'彡三三ミ､:...彡'ィﾉｿ
__ ノ´-∠ﾆメ彡三斗彡三ミ､:.ヾ:.､:У,彡三≠-ヾ≦彡ノと 切り捨て御免なんてのは勿論潰すぜ
―'´､＿＿ノ彡ィ彡三ミゞ-､ﾐ､ヾﾘｿ豸'´ ｀ヾ:彡三､三彡"
‐━=ﾆ三≧ﾗｲ彡ゞ-､ヽ ､￣´/,∠ ,..ィ ヾ三≧≦〆′ 禄も全部取り上げる
, -=＝=､ﾆ彡ｲ尨′､.ヾｨﾊﾞ !v {,ｨ＜,＿,､＿ ｀ヾ三ミ三
／フメ三彡ﾑ/,ｨﾆニ彡ﾊ:ﾞ :}''´`≧≦,=.‐ゞﾐ ミ≧ヾﾒ 嫌なら反乱起こせよ 殺してやるから
,.-､__／,ｨ'≧三ヾﾐ:{ ' -=ﾆ弍冫} ,::::::｀ｰ二≦¨"､:.:. ゞｧ‐ﾐミ
,-＝ﾆ二彡'ク彡三;ﾑ} -‐=‐.:'::_ノﾐ､::::::.｀ー━―-､:.:./,ｲ〉 |ﾐ
,.-━､__ｪｧｵ彡ｲﾆｨ{〉{ ｨ',.ィ: :,ｲ__,ｨ､｀ﾞ)::.､:. ⊂ﾆ､::.:.ヽ!}_）} {ゞ ただし法に従うのなら
ー=二 _ノｲメ√彡{〈ﾞﾄ,〈: : _`ｨ::::二..__:. `ｰ__:. ヾ:: }yﾉ /ミ､
〃￣｀ー" _ﾒ≦ｨｿ彡､j!'.ｨ､_ﾉィ―｀´―ﾒ､ヽ__,,，})/.:: /､_ノヾ.ヽ 生命の保障はする
,ィ━‐-､{ , -=､ ノ{´/ノ{ﾘ从'ハ`ヾくえ二ﾆﾆ二ゞ＞';／/:／.:: :|ミ､ヾ､
;i;i;i;i;i;i;i;i;i＞ﾐ `ー}ﾅ´_ﾉ'!ﾒ'/ ::ﾍ ﾞヽ-━━‐-ｲ::::/.:.:/ｲ:::: : ::┃､}ｿﾐ
;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i＼＿__ー彡ヘ,′ ::‘，: : : : : : : : : ::::/..〃::::: : : : :┃ﾘ､ﾊ
;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i｀;i;i;i;i;ｉ＞-､ノ{ ::.‘，: : : : : : : ::ノ;イ;;:::::: :: : : : ┃从ﾍ
;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i/´-' ﾞ､ :::::;;＞= ＿_．イ ;;;::::::: :: : : : ┃ﾄﾐ､
;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i/､ ﾞ､ ::::;;;ハ;;;:::::: ／ .;;;;;:::::::: :: : : : ┃ミﾆ
;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i,′`､ :.､ :::;;;! ::::::;;/ .;;;;;;::::::::::: :: : : : .┃〃ヾ
;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;〃 ヾ:. .:::.! :::;;;! :::;;,′.;;;;;;:::::::::::::: :: : : : ﾉ､′）'
;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i/.::::.､ヾ. ヾ::::::} ::::;;| ::;/ .;;;;;;::::::::::::::: :: : :／ヾi;`━､k ←大久保利通
＼＿＿,{、
＼､ ≧=‐=ミ､ｒ‐ﾐ､ 清朝が日本を見習うというのなら
＞‐―=ミ､ ＼ﾉ{＼
ﾄｲーｒ‐ｒ‐ｒイ／_,ﾆ==≦⌒ヾ,乙 ヽ まずすべきなのは 西洋の文物制度導入ではなく
∧::＼ゝ'⌒ ,ｨ-ﾞ彳}ィ// / i} }ハ
ゞi＞' ,.ｲ{ ,ｨｧ// .ﾊ 八.人{人
.}i八. 〈 ‘ ゞ .}i| | ./｀Y＼. ＼＼ 斬り捨て御免に似た 清朝廷の人民に対する
＼ _ 从/{ / ∧ ＼ハ ヾ
ﾊ ￣{ ﾉ八.{￣ .} _ﾉ} |ゝ 生殺与奪権を廃絶すること・・・
,.ィ⌒ヾ{≦彡'}// ヾ 从( jﾉﾉ
⌒iニ≧={ ￣ _＿,.ｲ:ヽヽ ./ｲ
`ー―〈:.:.:.:／},ィ≦:::::::::::::::::}ﾊ すなわち基本的人権と法の支配を確立し
}:::〃-=ミ､:::::::::::::::::::|.∧
/:./:::,′ ∨::::::::::::ﾘ ∧ 皇帝と西太后もその下に入ることです
/_/:::::ｊ Ⅶ:::::::/ / 〉ｧ
八::::::/ |:::::::/＿_ ｨ'.〈
}::/ 八／ー‐ｒ≦ハ そうして初めて・・・将軍はありのままの敗報を
|八 ,ｨ __ .〉| _| ⌒
ﾊ::::}≧=l.|. 〈=≦ィ} .l 皇帝に伝えられ 皇帝は正しい判断をくだせます
|:::::::¨}｀ﾊ{ヾﾉ／ ﾉ≦⌒}
|::::::::::| {/､}|y { ハ
f'￣￣| |{ .八 }≧ そうして初めて・・・臣下は皇帝に諫言を行い
j_ .ィi| | ＼__|＿_ﾉ
/ / ,| ﾄ､ ＼:::::::::::＼ 皇帝は正しい政治を行うことが出来るのです
_ _/ }._{:| |ハ ＼:::::::::::＼＿
__ｒf⌒ｰ'⌒/ .}ﾉ:::| .|:::∧ ＼:::::/:::＼::≧=...
＿fｲ / .《:::::::. |/::∧ ∨::/::::::＼::::::::::＼
_ﾉ／ fﾉ:::::::| .|::/:::::＼ ∨::/:::::::::＼::::::::::＼
( / / {::::::::::| .ﾚ::::::::::::ﾊ ∨:::::::::::::::::＼::::::::::〉
r}ﾘ ,}Y::::::::::::: |:::::::::::/:::} }::::::::::::::::::::::::＼:/
}/ ,ｲ.ﾉ:::::::::::::::l ヽ:::::::::::::| ,/＼|:::::::::::::::::::::::::::::.
.〈{ イ ノ::::::::::::::::::::l }／>o:ﾉ／:::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::|
,八 .,ｨ≦彡':::::::::::::::::::::::､‘.､､､∨}:::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::八
≧=-=≦::::::::::::::::::::::::::::::::::::／＼ヽヾノ=≦￣|￣ ヾ::::::::::::::::::::::／
＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／／／:ヾ:}‘， l ￣￣￣
_≧=―― ---- ／／／-ｒ≦ ‘. |
/／イ .| :. |
￣| | l .|
| | | |
＼ ＼＼ ,, ''"´￣￣￣ ヽ
＼丶 _,,.∠ ） 西太后陛下！！
丶. ｰ=≦ ⌒7て"'' __,ﾉ .
＼ ＼ ⌒フ ' 〈. ） 頤和園の建築をおやめ下さい！
丶 /. / /| 、 -=ﾆ
′ / .|i ﾄ､＼ ,） あまりに贅沢が過ぎて 国家が破綻します！
｀''ー‐ | ｉ | / |i | ＼丶. ⌒ヽ
. │| |￤ |:| |i | 丶 --| ﾉ-､
. ￤| | |:| jノ,,≦ Ｎ |∨ ⌒ヽ, -､/^ヽ｢｀
≡＝‐ │ムイｊﾉ ヽ. ィ芹芥ミｘ|￤ │ i
', /ｲ 芹芥 r勿:::}│ │ | |
＝‐ │| l 爪 ﾄ灯} . 乂::::ﾂ// | | |
. 人込、 _乂:ｿ ｀￣´/ｲ /│
ﾉ仏乂__ ′ ⌒ﾌ , /| !
≡＝― __,彡 ノ∧ ___ / / .// 从j
. |i │|| ゝ У::｀ヽ ′ ／/|
_,,､-. |i │ﾘ 丶＿ﾉ│ / |∧|
-''"_,,､-''" 人 .| ヽ ..,､f|{ / . ﾘ
-''". ヽ| ／.:::}′} _,,∠
/:｢/:::::::::::::::::::::｡s≦
. ／ , / /:: |:｢:::::::::｡s≦::::::::::::
／ / / / ::: |:|s≦::::::::::::::::::::::::
／／ '/ /. ／:::::::≠:::::::::::::::::::::::::::::::: ←寇連材
_,, -ｯ、
_,,, ‐''"..:_::i;;''}″
_ -ッ'゛...:::::::::...'へ ﾐ}
／...:::/:::::::::::::::;:::':::::、:::::..｀'' ､
, ﾌ´..::::::/:::::::::::::::/:::;/i::;ﾊ::::;:::::::::...＼
,. ´, 〃:::::::::::;:::::::::::::::::,'::/ j/ l:::ﾘ:l:l:::::::::...´ﾞ'''ｰ-，
. ／／ //:::::::::::::::::::::::::::::::ﾚ'、__,,, ｀l,/j/ﾘ:::|::ﾘ::;::::r'lツ'″
／ ' /.,'::::::::::::::::i:::::::::::::::::l ,門心 ｀ヽヾ ｀'j/ l::l:::.'ﾞﾞ、 わっちの頤和園建築に反対するのか
..::, ' '.::i::::::::::::::::::l::::::::::::::::| ヾ_少 ﾞ __,,, l::l::::.l＼:.、
. , '::::, ,.:::::l:::::::::::::::::::;::::::::::::::::l ` ｨ'ﾗヾj/l:.ﾉ `丶 ならお主は処刑じゃな
/..::/ ,:::::'';:::::::::::::::::::',:::::::::::::::' lｼ /::'ｲ
. /..::, ,!::::| ';:::::::::ﾍ::::::ﾍ::::::::::::::' ｒｖ- ., > '::::::.ﾄ、
,.:::,' //i::::l ',:::::ヽ;:ヽ;::::ヽ;:::::::::.',、 ｀, `ｯ、 ,':::::::::::l:::..、
|.::| .'::' ',:::', ',::::::/＼＼:::ヽ;:::::.',丶,,i／ 〈＼::::::::', ヽ:.、
. ,:::, .l::i ,ｨ'´￣｀`'ｰ'´｀` ' 丶､::ヽ::', , イ::::.、＼::..＼ ヽ::.、
,.ﾍ /７｀`''-..,_ ｀_`'_ゝ＜:::::::::::::.ヽ ＼::..＼ヽヽ、
ヽヽ / / `' --‐‐'''"´￣,/‐''" ﾍ::::::::::::::..ヽ ヽ:::::..ヽヽ.ヽ、
ﾞ,ﾐｲ ,/¨ i:::::::::::::::::::..ヽ ﾍ;::::.ﾍ ヽ:.ヽ、
. / |ﾞ ｀ ､, / _ ,, ,'ヽ::::::::::::::::::::::..＼ i::::::.i ヽ:.ヽ、
| / ｀ﾞ ' ー _,,ﾚ ´ /:l::::ﾍ:::::::::::::::::::::;::::..'::::..' ヽ:.ヽ、
/ │ / __/::::l:::::::::;:::::::::::::::::::ﾍ ﾒ:::..'＼ ヽ::.、
. / / / ,, ''//::::::::'::::::::::!::::::::::::::::::::,':::::; ､::::..ヽ, ﾍﾍ
/ /, ./ ／ .//:::::::::,'::::::::::'::::ﾄ::::::::::::/::../＼ ＼:::ﾍ l::l
. | ./'´ / ,,／ /〈:::::::::/:::::::::,'::::::l ﾍ:::::/:／::::::::.ヽ '::::.', ,':,'
ゞ / " / ';::::/:::::::::/::::::::l lノ''::::::::::::::::::.} ':::.' //
/ l ／:::::::／:::::::::/ ﾉ::::::::::::::::::::::./ /ノ ／'
, ''"´￣￣｀ﾞ ' ,
〃 ／／ _〉_ ヽ＼ ━━┓┃┃
. Y / ,:.／´ ＼ ヽﾊ ┃ ━━━━━━━━
. ﾉ. { (./_ノ ヽ､.ヽ}ﾉ) ┃ ┃┃┃
( .(ﾍ从 ○ ○ｌ乂 ┛
ﾍ人（{⊂⊃ ､_,､_, ⊂)ﾉ
i⌒ヽ ゝ'ﾟ ≦ ハ_／⌒)
. , '´ｉヽ__/.｡≧ 三 ＝=-
{ ｨ ﾍ -ｧ, ≧=- 。
ゝ､({ゝ ｲﾚ,､ ＞三 ｡ﾟ ･ ﾟ
≦｀Vヾ ヾ ≧
｡ﾟ /｡･ｲﾊ ､､ ｀ミ ｡ ﾟ ｡ ･
しかし清朝はそれを出来ませんでした
, -‐──､
＿＿＿ ／-‐- ＼
. / ミ､ /⌒ ＼
/ -‐=ﾆミ ./ ＼ 溥儀元皇帝陛下 清朝とイギリスはともに王政ですが
. / -‐=ﾆミ Y,ハ '， ヽ ＼
. / -‐=ﾆ=‐__Y{iiiiﾊ '， ＼ '， '， ｀､ 清は専制君主制 イギリスは立憲君主制という
/ ./ 彡{ゞヽjiiiiiiiﾊ. ＼ ＼ '， i i
V / ./ .|| V ＼＼ ＼ ヽ } } | 明確な違いがあります
V ./i .ﾘ ﾊ ＼＼ ＼ Y⌒Y
V { =≠ﾆ=ミヾ__{ V＼ ＼＼ ＼ }斥 | 独裁的な権力を気まぐれに振り回し
}ヽ} ｒ==ｔヵミ}二 ｒ==ｔヵミ≧=‐-{ 心.i__
_jツ| ヽ==彡| ヾ ヽ==彡 ﾆ= 个 ﾉ:.:.ヽ 臣下を即座に処刑するのはおやめなさい
/:.:.ヽ.{ '''' .| ゛ ﾆ=‐ し'|:.:.:.:.:.:',≧．..,,_
_≦{:.:.:.:.:}ﾊ } | ､ ヽ ﾆ=‐{:.:.|:.:.::.:.:.:.i/////
／///V:.:.:.:|:.{ `ｧ==ミj { __〉＿ ミ､ } .|:: :|.:.::.:.:.:.:|///// どんな罪を犯した者でも
／//////V:.:.:|:ﾊ {__ ゝ-彡 ) ﾉ ﾊ .|:.:.:|.:.::.:..:.//////
/////////V:.:}.:.}＼7ﾆﾆ=‐--‐=ﾆ彡⌒Y / Ⅵ.::.|:.:..／////// 然るべき裁判で裁かれる権利があります
//////////V{__|≧，￣二二二￣ 彡' |ヽ.レ'////////
/////////////| ＞，_ ＿ _，≦／ .}//////////// 基本的人権を無視してはいけません
/////////////| }､:.:.:.:. ∠_ ./}////////////
///////⌒ヽ //| ./__}_:_:_/彡叭 ./ .|////////////
////// / ＼／ ￣ ヽ///////,气ﾇ´＼/ .ﾊ//////////// もし将来復位することがあれば
/////{ ﾉ ／ ﾉ__Ⅳ/////// ﾊ////////////
/////ﾊ ¨ Ｙ ／ ヽ////// ﾊ///////////// どうかこのことを胸において下さい
//////ﾊ { ／ {≠≠≪ ﾊ//////////////
///////ﾊ |:: ゝ .／＼///ﾊ ////////////////
////////ﾊ::::::: ／ ./ｰ､/ﾊ ./////////////////
/////////}:::::::: / ///ﾊ ////////////////// ←レジナルド・ジョンストン 溥儀の家庭教師
, ‥≦¨´￣¨ミ‥ ．,
,．' ´: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :｀ヽ
／: :: :: :: :: :: :: :::＿ : : : : : : : : : : : : ＼
: :: :: :: :: :: : ,r.'_. ⌒｀_ヾ: :: :: :: :: :: :: :: : ＼ 欧米列強のやり方は迂遠過ぎるな・・・
: :: :: :: :: :: : {! |l＼／!| i}: :: :: :: :: :: :: :: : : : i
: :: :: :: :: :: : ゞ, ノ: :: :: :: : : : : : : : : : i
: :: :: :: :: :: :: : ,．≠´¨ ￣ ¨ ヽ,: :: :: :: :: :: : } ジョンストン・・・貴様にこの刀をやろう！！
: :: :: :: :: : ／: :: :: :: : l|＼: :: :: :: :｀ ー-､: :/
: :: :: :: :／: :: :: :: :: :: :l| ヽニニニ二∠/
: :: : ／: :: :: :: : .,＞'´ . ,．イミﾐミ/A',
: :＜＿_＞,ィ≦,＿__ヽ fセ斗-ｬ ﾐ互/} ,.'´⌒/
: :Ξﾐヾ〈彡´＞云マ`. ,'女叮乂 ﾐソﾉl { ,'
i rＸ彡 , ≧迦ル' A Ⅷ i |r,ノ i､ {
>､派ミ ', ', Ⅶ､ .i ｢ｷ ＿ i. i
＼'ｰﾐ,, ＼ r'´,__,ﾂｰﾐ､. ,' ! ', 《.. ヽ. }_ .}
ﾏ∧,, '; ≠≦彡ゞーミ孑 } ', ＼ .ゝ. { i
|! ∧',, 彡'´ｨｰ=…'¨,,｀ .,/ .∧,_ .き ':, ト=＝∧,
ﾊ':, ＼',, ≧毟~「 ,,/ ﾉ / : :¨ ＞ ､,､ __i ,入_／j: :,．≦⌒Y
,．＜´iム＼', ＞ミ ,ﾞｲ/／,' : :: :: :: :: :: :|/./.ｷ'": :ハ: :／ 》: :X,
': :: :: :: : i ﾑ: : ∀ミｰ‐≧三千´イ: :: :7/: :: :: :: :: :: : i!/.//i: :: :: : .八 ,.．´｀t: :〉
: :: :: :: : ハム: :∧: : ヾ: :: :: :: :: :/: : .,' /"¨: : ー-: : il/././.i.: :: :: :i 'y＜ ｸ孑ヽ,
i: :: : ／: : .ヾ,＼: :＼: : ヽ: :: : , ': :: :/: :: :: :: :: :: :: :: :il/././/',: :: :: :Y ヾ斗 ' ´ i: :i
.i!: :: :: :: :: :: : ヽヽ: : ヾ: :: :ｰ-.: :: : /: :: :: :: : ＞'´: : i|/./././/i､,: :: : ∨ ヾ ｲミ. j
∧ー- : :．_: :: :.＼: :: :∧: :: :: :: :,': :: :,.．'´: :: :: :: : A//././∨. ゝ: :: :|｀' イ≦.: :: : //
∧: :: :: :: :: :≧‐-ヾ: :: :ヽ: :: : ,' ＜: :: :: :: :: :: :: ://./././∨ i|: :ヽﾐ : :: :: :: :: : //
＿
| .|
_≧= | .i-=≦_
〃 _j-ｧ┼┼┬┐ヽ
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿{{＿} ./ ﾉ__j__j_ノ＿}
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿V .{/ {_i_i_i_i_i_i_i_||
V入 }＿__
＼ _≦///ﾊ ？？？ .
>≦////////ﾊ
V///////////ﾊ ありがとうございます？
V///////////ﾊ
V///////////ﾊ おやこの刀・・・
-‐ ''¨￣'' ‐- ､ V///////////ﾊ
／ ._（iii≧ｚ_＿ ', V///////////ﾊ 刀身に文字が彫ってありますね？
/ ／ _斗ヒ＼ } V///////////ﾊ
i /ｲ斥ミ `≦＿ﾉ Y ヽ |////////////ﾊ なんと彫られているのですか？
{ .i .とフ ヽ二_ミ 乂j j////////////,ハ
Yﾍ .／`ｰく ＿_〉 }＿＿ __,,.. ．-‐≦///////////////ﾊ
＼} .{__,ノ⌒＾ _ ) /|/////////////////////////////
ヽ V-‐=ﾆ _／ 人///////////////////////////
／/}` -‐=ﾆ /／ |//////////////////////＞’
／///{／≧_ヽ/炊 .|////////////ヽ////＞’
／/////ﾊ V////,} |/////////////ﾊ/
／////////,＼ V//// |//////////////ﾊ
／////////////,＼///ﾊ |///////////////ﾊ
,ｲ|
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿/:. |
／ ,ィ|:.:.:.:|
／ この刀は清朝皇帝の下賜品である ,ィ///|:.:.:.:.!
<ｰ――――――――――――――――――――――――╋<>////!:.:.:.:|]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]【】()ゝ、
＼. 皇帝は この刀で人を殺すことを三度まで許す 寺//!:.:.:.:| ,少
. ＼ 寺!:..: ! ﾚ'
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣' : :|
' ,|
／≧ ヽ ＿＿＿
/ 二か〉,| ／´ ﾞ＼
| ≦ヽ匕７ / __（Ｍ）_ 入 清朝内で面倒事に巻き込まれたら こいつを使え
| Y / / ∠ _＿＿__戈､ ヽ
/ﾄ､__ｨイ __ / ／'"⌒`､ '⌒ヽ∨ 〉 ああ 使った時はちゃんと報告するんだぞｗｗｗ
ヽ､___ ノ ./.:. ..::X⌒ヽ { { | ,ｨｱ_i } z,ｱｭ ﾄ. }
.| ﾊ 廴_::γ⌒ヽ ゝ､| k〃__rふ､__〃ｬ|r-､/
| ｉ∧ ゝ.::.:乂 {ゆ| 廴_ｨｪェｪ､_ ノ |わ}
.i l ﾍ ＿ .丈{ |f ^Y^ r| u. } シ
| ! }￣ ﾞ 弋＝ー-､__ヽu. ヽ===ノ /
ﾍ ﾉ ＼ ∨/＼i ￣ j, ／＼
` ー‐-=､ ＞､ヾ 仆 ∧ ￣ / / y＞ー-．
￣`ｰ-､ ｷ // /ヽゝ丶ノ斗r f `＞-．
` ! / f 7 ＞y＜ f l ﾔ 孑 ` ｀＞＜⌒＞x､ ___ｒ ｖﾆ千ニΞ孑ﾔ
Ｙ { | { i i ｷ ∠ } .i 七_' ´
ト ﾒ L. ____|＿＿,i | ∨ ､ ＿＿ ,..．斗-‐＜, __,..斗ヤt.ノ--‐一-`
∨ （ ） （ ） ＞＜_/
Ⅵ､ ＿ i i .|
l ﾆニニ三ﾆ＝ ノ i ﾊ,
イ.| __ .__ _______ ∨ `゛￣￣゜￣ 入,ゝ､,
| | | | | | | ｪ‐ｭ | Y ／/ jｰj `ヽ
| | | | | | | r‐‐┘ |＼ ∨v〜ヽ､ ＼
r__ｭ弋__'ノ . |_| ! / 7 / } ゞ `、
∨ / / / !／ j／' i
ヽ / / / /∠/ | . } ＿
＼ /∠ ／/ / | | /＝ ヽ＼
ヽ､ 斗匕 ／ / , | |ﾞ`ｰ ､．_f^ﾆ`ﾒ ヾｰへ､
`､ ャ' "ー,! / |. !ヽ ,_＿___,. ．ヾ,､_ ＼ヽ
` ＜_. !/ | i |．-‐ヽ､_ /
≦{ ,/ | i,_＿,..．- "´ ￣
/ / / .／ ﾉ ./¨¨¨¨¨''ﾆ=‐-ミﾆ=‐ ＼
. / / /／ ／ ./ ヾﾆ=‐ {
/ ／/ ノ .:.:.:.:.:.: ＿ _ V .ﾊ
i ／￣≧，_ :.:.:.:.:.: ／ V } （これが元皇帝・・・？！）
| / ｒ====ミ､ヽ:.:.:.:. ヽｒ====ミ､ .} |
}. / ､ ， } .|:.:.:.:. ､ ， } { |
. /⌒ヽ ヾ `==彡′|:.:.:.:. ヾ `==彡′ .{⌒ヽ （軽薄すぎるぞ・・・）
{ {心| / {:.:.:.:.: ﾊ n |斥 .}
{ し .| ∪ ノ ｒ､ ｒ､ヽ | し ,'
入 ゝ.! / ゝ-‐=ﾆﾆ=‐- ､', | ﾉ
ヽ_| ∪ / 从: :i:i : i:i :i:i: : i从 ∪ ├彡
{ ＿＿＿＿＿ } }
ﾊ （ ィ＿＿＿＿＿＿ ) .ﾊ
}､ 二二二二二 ﾉ / }
. ,ィ |. ＼ ./ .|＞，
,ィ ／ .| ヽ , ' .| ＞，
.ィ ／ { ≧， _，＜ | ヽ ＞，
. / ', 二ﾆ=‐-‐≦ | V ＞，
. / ﾊ ∧////∧ | V ＞，
/ ﾊ. / ∨////＼ ﾊ V
. / ﾊ / V/// .＼ ﾊ ∨ >
＼ ∧ ./ 〉//ﾊ ＼ ﾉ ∨ ／
ジョンストン氏が溥儀の家庭教師になったのは
清朝が倒れたあとでしたが それでもこの始末でした
ジョンストン氏はこれをジョークと受け止めましたが
実際の所・・・本気だったでしょう
! / l l l !､
l l ﾄ､ .! l .l､ l ﾄヽ
/.ｨ l l .l__,. -一 .! ! / /ﾘ l / ﾄ ', ｀
,r== - ／'´l ﾘ､ ∧'´ .ﾘ.`ヽ寸､l .l斗ｨ/ｻ‐ﾚ ./!/ .l `＼
/'´ ヽ、 ! , ! .l.ﾘ＜ﾄ,)云示 ｨ'孑―z､.ﾚ! ､ !
| ヽ !l.', ﾘ、 .! ゞ―イ ,ィ 、.ゞ.歹, '´ .l /ﾚ .l !
| ﾍ.. ﾘ .N l .l '´ ` ￣ ,'/ ﾘ
Ｖ t. l ゝﾘ､. . ',. l:､ ,'ﾘ 科挙の廃止 留学推進
l___,`` . .ヽ ! ...ﾚ′ト､ ､ ', j:/. /'
|＿ ニ / .ヽ | ﾚ..l ､ ヽ! / 学校制度導入 新聞発行
_／ .イ ./ヽ ∧. ﾚ l＼ ﾏ¨`ー―ｧ ,ｲ
ｒ'⌒ ' ＼ .ﾚ! ＼. ｀ ー‐ ´ ｲﾘ 郵便事業開始 陸海軍近代化
| ヽ ＼ .＿,<l ヽ ＼, , , , , , ,／ l、
丿 ＜＼ | l:.:':.:.:.:.:! ＼. ', ＼i i i. i. i ／ l 7 官僚組織の変革！
（ ､ ィ_.ﾉ |:.:.:.:.:.:.」 l｀丶、 ｀￣ ´ .／l ./、
/ ＼ /´ l..:.:.:.:.:.l ! l ＼ ./ '/:.:.:.:.`:.:....、 どんどんやるぞ！
光緒帝の提案はどれも大変重要です
ですがそれ以前にもっとすべきことがあったような気がします
結局清朝は それに気付けぬまま滅亡し
滅亡したあとも ついに気付けなかったようです
__,.--、ｨ--、
rﾍ´ ヽ ﾊ /￣ヽ、
_rヽ_,.ゝ-─'=='─-､ｲヽ､ヽ
'γ´ ヽﾝ ヽ
,' ﾊ λ i ､ ＼ .',
ﾉ / .ｲ ,!ｲハ,!'ｰﾒ-ﾚ＾ゝ､i i 多少脱線しますが
iハ .ｲ ○ ○' Yﾝ ﾊ
ﾚyl" "iY i 〉 これは 『国家とは誰のもの？』 という
./(Yヽ､ rｰ､ ,.ｲﾝ ﾊ ｲ
〈ﾊiﾝル｀_rTﾆyT yγ/⌒ヽ､ 哲学というか 思考の問題でもあります
}><{γ/ヽハ／ }><{ し､ 〉 ) ）
ﾚ'ゝｲ /ム',__」 Vゝ､ ｀ｰi
／ゝｲ､ く_!___」 「ヽ､ニ='
〈 ＼〈 ⌒ イ-､_
ヽ､ .,.ｲ7ﾆ=-=ﾆｲゝヽ_<
ノ／ﾝ ノ iﾝ ヽ＼
,,,、
/ i ヽ､ .......-……-.....、,. ――‐-、
_Λ_. ! ｌﾐ ヾ ::::::::::::::::::::::::::::::::::: Ｚﾆ=ー､;;;
｀Ｖ´ { ｌ ﾐ ゞ:／:::::::::::::::::::::::::::::::＼ミ.／ 愛新覚羅家の冠婚葬祭に 費用を惜しんではいかん
/::::::::::: /::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヾ./ ヽ
/::::::::::::::/::::::::::::::::i::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::. 国費をつぎ込み盛大な葬儀をするんじゃ
,':: :::::::::::,' /::--|､ ::|i ::::::: l＿ |::::::::::::::::::::.
l:::::::::i::::イ´:::::/ l : ! |:::: : ,'|:::::j、:::::::|:::::::::i
|:::: : l:: : |::::::/ l/ l: : / l ./ ヽ: : |:::::::::|
|:::::r |:::: l:／z=＝s |ノ ,z＝x l:: ﾊ:::::::,′ わっちの隠居所 頤和園の建築費が足りんじゃと？
|:::::| .|:::::: | ､､､ ､､､|〈::｜:/
|:::::ヽl:::::::::l rv―, /:: !ｲ 北洋艦隊の建造費を流用せい！
|::::::::::::::: : |_ ｀ ¨´ . '::::::::::| _Λ_
|:::::::::::::::: : l.:/l ― ＜i´::::::::::::::::: | ｀V´
|:::::::::::::::::::::|'| ヽ |,､＼:!ヽ:::::::::::::::::|
|::::::::::::::::::::::l へ＼ ｌ' .ヽ ｌ::/:::::::::::::::::|
,.ｨZﾁ'彡三ﾐt,､
ｲ三ﾐﾁ'彡三三三h
fﾐミア彡'三三三三ミト､,.-､、 臣民も生活が苦しいんや 質素にせなアカン
,.ﾍﾐﾐ{三三チミ三三三ﾐ,/ / i
／ /{｀￣´ ﾘﾐ三三三ﾂ l､_ 暖房器具は火鉢一つで十分やで
,.ﾒ､ ﾉ､_ヾ__,,ｨ､ ｀ヾミチ'"{,.ｨzｭ､ ﾉ
,.ｨ' ｀ﾞ>ィ´ ﾞｰﾃ=≦,, ﾉヾ {ﾁ'二≧ﾐ{､
. /ﾐZ彡チﾞ ,.V_,ﾑ｀ ｰ r''ﾞ´ ,.ｨﾁミﾘ二ﾐtｭ､ 軍艦の購入費用が足りんか・・・
/ﾐ三三ﾘ ,,.ｲﾐ∧ｰ-ヽ , ヽ'´三三ﾐl .ﾆｱ/三ミt､
. /ﾐ三三ﾁﾞ,.ｨ彡ミlﾁﾐヽ､___,,.ｨ'-'__l,ﾐ三三三l ﾐｱ/三三ﾐﾘ 皇室の宮中費用を削減して
,ﾐ三三ﾐl'彡'三ﾐliｱﾐ三ﾊ二ﾐl ヾlﾘミ三三ﾐ| ﾐ/三三ミl}
. lﾐ三三ﾐj三三三liﾐ三三ｱミlヽ､_/lilミ三三ミlﾁ三三三ｻ それを購入費用に充てーや
lﾐ三三三三三ミﾊ三三l三{::::::ﾊ::liﾐ三三三ﾙ三三三ｲ
ヾ二三三二=＝'"ﾞ､ﾐ三ヾミ､/ｰﾞﾒミ三三ﾁハ三三チl|
ヾミ三三ヾﾂﾐゞﾐ三三三三三/三l
ﾏ三三三三｀ｰ====＝'''"´三ミli ←明治天皇
この対比を見る限り 清朝君主は国とは皇室のためにあるとしたようであり
日本君主は 国とは皇室を越えたどこかにあるとしたようです
,.ﾍ ,.ﾍ､
」 _ゝ_,.ｲ_,. '-─- ､ __
く ､r'" ｀ヽ､
Ｌ__y ｀ヽ
r─!､_ゝ-､_ゝ,.=イ___,､ノ_ i
く ヽ,' λ__r-､ ,､ ,ヽ_>,イ_,ｲ
L_ .ﾚｲ ｲ,.､_! ハ-ﾉｰiゝ､ ｀ゝ､ 皇室の為に国があるとして
ヽ､lﾊi ' i;,j｀ヽ|r;:-!､_ｲ Y>､_,ノ
/.从"" l､;ﾝ' /ｲﾉ λ ______ 国民を顧みない王朝は
〈／i >､ ｰ ""ﾝ´λ i ,ﾍ__,..-ｰ'"´ /
ﾚ'!ノｲ｀,r--,=〈／!ノﾊ／/r ──----〈ﾍ どのみち滅ぶわよねぇ・・・
r／´｀ヽ,イ ｲ >´ ,' |｀ヽ､ / iヽ
〈 .〉 .イ ,' | ＼「´/ i ',
くr､_}><{_,ゝ i ,' | /⌒ / | i
〈 ヽ.ﾍ ', ﾚ'〉⌒>λ/ ノ i |
i ハ ',__./ ,.ﾍ> ⌒＾ヽ､ ,' i
,ｲく_..L ', Ｖ_ Kヽ┐ ⌒ヽノ､ ﾉ
／ ´ レi r-､)ｲ_」'ｰ- .､ ﾚ ´
／ / / ｀iｰ'-'" ヽ｀ヽ､ ｀ヽ
く / i | ＼ |,.へ |
.〈ゝrゝ /_ ﾚ＾ヽ,! ヽ､ ゝ､ ｀
ヽ>､ｲ イﾝ'
. /⌒ ／ヽ ／／ / /＼ ｀ 実はこのスレに必要かと思い
/ ／ _ｨ´/ ｌ{ 丶 ＼ /_
. / / i´ / ､} ヽ ＼ -─ ＼ ラスト・エンペラー溥儀の自伝を今読んでいるのですが
/ 〈 } 7 ﾊ ﾍ ／｀ヽ-─ ＿ ｀
{ ｀ / ｌ / /＿__ﾍ ﾄ､ {'≠´─ ､ｰ/ _､ ものすごいものがあります
ゝf´￣/ ﾉ| / イ´_ -＼ヽ ', ヽ彳 いu｀ソハ ＼￣ヽ
/´ ｌ ｲ ｌ /! /´,≠示ヽｌ＼ヽ ￣¨~´ ＼/ ＼!
ｌ/ |/ | ﾍ{ ! ﾊ,ｧ´んuリ | ｀ヽ U f＼_ / 日本の軍部が満州国を立ち上げ
ﾍ. |! ! | | /へz=ゞ-'´ ､ ヽ / 〈
ヽ´|,ﾍ! ﾊﾍ / | , ─_､ /!{ ｌ 溥儀に協力を求めに行く場面があるのですが・・・
ｌ |ﾍ ヽ ﾊ ´ _ /!| ｌ／∧
ヽ! }＼ ｌ | ∧ |t ｌ ,' 「その国は帝政か？ 帝政ならば行く」
冫ﾉ {| ! ゝ _ ／､_ Y´ｌ´|＿
／´/ ﾍヽ | / ヽ 〉￣ ｬ--＜ _|/:::＼-./:::: 「私は閣下と呼ばれる役職につくつもりはない」
￣ ｌ ﾊ ｀ヽｔ / /､ ⊥ﾍ-､,_（ _|::::::｀;t:}::'::
ﾍ{ ヽ ＼_! ｌゝ,´ ∨}┴f´ _〉一::||:: 「皇帝陛下と呼ばれなければ協力しない」 などなど・・・
ヽ＿＼ 八 /ヽ=＿⊥,..-f´::{f:`!ヾゞ'Τ
／ ￣ ￣_ヽ_}-/:::::::Y:::::::;ゞｲ:::::ヽﾄｰ-ｌ
f´ ＿ /::::::::;ヽ:〉:::::::ト;:/:::ｌ ｌ::::::::::::ﾍ 満州朝が復活し 再び皇帝陛下と呼ばれるならば
. }-─/ ＼ ゞ､:::´:::':ﾄΤ::::／:::::! !::::::::::::::ﾍ
ゝｨr-､ ｌ___＼|:::＼;;/:;ヽ_｀´ヽ::::ｌ |:::::::::::::／ その他はどうでもよろしいという姿勢が
/:}ｌ ﾍ 7|,} /尓＜二_ヽ_ゞヽﾉ─__二＞'彳￣
ノ:::ｌﾍ ゞ-'|ゝﾙ∨ { /ｌ /{￣`/￣｀ｌ/´ｌ/ | | {_ すこぶる一貫しすぎで 逆に清々しいです・・・
／:::::::::{ ト､__） /｀ ┴ - ＿ ん＿ - ´
/::::::::::::::::rヽ| ｀ヽ r─-rr-─,
r─- ､ _. ´￣￣￣ ｀丶、
|::::l::::::::＼ . ´ ＿＿_ ＼- ､
＿＿ゝ､}:::::::::::::Y , ´＿＿_ﾉ ＼＿ ＼ ＼
＼::､:::::/!::::::::､:/ (_,. ´ (＿＿ヾ≧￣｀丶、 ﾍ
＼::::|:l::::::::ノ 7´ ｀丶 l ﾊ
}:::＼_/ / , i ､ ､ !-く |
＼＿y / | ＼ ＼ ∨⌒丶、l
∧ l _ムキ'＼ ト､─一- | ﾍ､ l |
l ﾊ ! l Nﾄ､ 人 ＼ ﾄ 、 ! | ＼_ノ !
l ヾ}、 ∧f夭ﾊ l:::::＼ rﾃ匆x/ | }､∨
∧ { ト弋ン: ＼: : l1弋tン/ ﾊ lﾊ＿} うへぁ・・・
/ /人ゝ､ ' / // i , l ＼
! ∨ ＼ﾍ ､＿＿, ノｲ Ⅳ l | 人＼
＼ !＼ ＼ ￣`´ _ ＜ ノ ノ / / ＼l
＼ト､ ＞- イ _ イ ＜ 7人 ゝ、 /
＼｀＼r=7-- ´￣＼
＿//,ﾊ!| _ ´￣｀丶、
, ´ 丶、 / ,/f て」|＿_／ !
/ ＼ / てr┤ ｿr t/ |
/ ､ ＼／ ／{N 「Y｀/ |
./ ＼ , ､＼/ rふ !_}ノ |
/ ∧ | ﾄ､ ＼ ､f㍗人_ノ |
,′ / ､｜ | ＼ l ヾo' / j
__,.--、ｨ--、
rﾍ´ ヽ ﾊ /￣ヽ、 清朝を勉強していくと感じるのは 彼らが本当に鈍感な事です
_rヽ_,.ゝ-─'=='─-､ｲヽ､ヽ
'γ´ ヽﾝ ヽ
,' ﾊ λ i ､ ＼ .', 征服地反乱は討伐すべきですが 清朝構成員９割の漢族地域なら
ﾉ / .ｲ ,!ｲハ,!'ｰﾒ-ﾚ＾ゝ､i i
iハ .ｲ ○ ○' Yﾝ ﾊ 彼らのつなぎとめを図り 虐殺は極力控えるべきです
ﾚyl" "iY i 〉
./(Yヽ､ rｰ､ ,.ｲﾝ ﾊ ｲ 移民もせめて満州族の過半数を超えないようにすべきです
〈ﾊiﾝル｀_rTﾆyT yγ/⌒ヽ､
}><{γ/ヽハ／ }><{ し､ 〉 ) ） そして日清戦争における満州本土決戦すら
ﾚ'ゝｲ /ム',__」 Vゝ､ ｀ｰi
／ゝｲ､ く_!___」 「ヽ､ニ=' 結局清朝と愛新覚羅家を変えることが出来なかったのです
〈 ＼〈 ⌒ イ-､_
ヽ､ .,.ｲ7ﾆ=-=ﾆｲゝヽ_<
ノ／ﾝ ノ iﾝ ヽ＼
__,.--、ｨ--、
rﾍ´ ヽ ﾊ /￣ヽ、
_rヽ_,.ゝ-─'=='─-､ｲヽ､ヽ
'γ´ ヽﾝ ヽ
,' ﾊ λ i ､ ＼ .', 情報収集能力が欠如したから鈍感になったのか
ﾉ / .ｲ__,!ｲハ,!'ｰﾒ-ﾚ＾ゝ､i i
iハ .ｲ ____,. ｰ─' Yﾝ ﾊ 元が鈍感だから 情報収集能力も欠如していったのか
ﾚyl" "iY i 〉
./(Yヽ､ rｰ､ ,.ｲﾝ ﾊ ｲ ぶっちゃけ微妙な所でございます
〈ﾊiﾝル｀_rTﾆyT yγ/⌒ヽ､
}><{γ/ヽハ／ }><{ し､ 〉 ) ）
ﾚ'ゝｲ /ム',__」 Vゝ､ ｀ｰi 確実なのは 清朝は中華は愛新覚羅家のもの
／ゝｲ､ く_!___」 「ヽ､ニ='
〈 ＼〈 ⌒ イ-､_ そのためには全てが奉仕されてしかるべき
ヽ､ .,.ｲ7ﾆ=-=ﾆｲゝヽ_<
ノ／ﾝ ノ iﾝ ヽ＼ そういうどうしようもない考えがあったことです
,. . ´:￣ ,二丶、
_／: : : : : :ﾉｨ: : : : :ヽ
,.イ/: : : : : : :'ｰ┴＜ : : ﾊ
｀７/ : /:!|ﾊ: :|: |:ヽ､ : : : : !
|:l l l_l_ﾚ{ ヽﾄ士十!: : : : |
从ﾄト{≧= =＝ |: | : :｜
|八 _ __ ..イ:j : : :|
|:|: :｀.了ｰ':.:.:.ｿ/: : :|!|
从: ﾄ: |:{:.:.:|:./ｲ{: : /ﾘ
ヽ,rLjー!_{ｰヘく/___
く´:::｀’::::｀’::::::::｀ﾌ: : ｀ヽ
`ー‐ ¨¨`ー＜__Zｨー′
西太后さんのみを責めるのは酷ですが・・・
愛新覚羅家全体の鈍感さは救いがたいものがあります
λ,.-yｰ ､,. -r
. γ‐ｲ " i L :l ,ﾍ.
/｀Y ,ゝ-‐ ''' ﾞﾞ'''‐ ､トi ゝ､.,
ﾍγ7 / 入 , `、ﾚ /
/ / , ,/ ヽ ! l !
,' . ___ｲ.,/./, -‐‐ヽ.! -,_ﾊ ただ清朝滅亡 満州族独立不可 その後の満州の来し方行く末は
! ﾄ´./ '// _,rzxﾄ|/,|ﾉ i
/ / ,ｨ卞ｫ 孑_,l7. !) i ﾊ 愛新覚羅家のせい以外にも色々要素があって
| '´y〉ヾﾆｿ , ｀¨/〈Y〉 ', i
|! ﾊ,.〈Y〉' 、 -- ‐ / 〈Y〉 ﾊ ,ｲ ちょっと込み入りますので 後に回します
. 乂人〈Y〉,iヾ ｔ ＿ , ｲ／〈Y〉 /ﾙ′
,＿[X]＿人 ト- [X]ﾍL_
,' ｻ冫:|| ,ゝ{ｴ}弋::::」 ｻ |
', ､ f::::|｀'/,. | | λ.:ヽ/Redl ・・・脱線してしまい申し訳ございません
ﾉ ヽl_::::| /,2:_l L _ ゝ.::k. Maﾉ
｀'l⌒ゝ/:::ﾞﾞ::'''.:.:--..- .:'''::ﾞﾞﾍ⌒'| それではそろそろ 本編である
! !;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;!. !
| |: : :::::::::::::::::;::::::::::::::/ / やる夫先生の 清朝末期の満州での
. | l:::::::::::::::::::::::::::::::::::,' /
! }::::::::::::::::/::::::::::::::;! / 義和団事件の顛末を 始めたいと思います・・・
ﾍ ./::::::::::::::/:::::::::::/:::! /
ｙ:::::::::::::::::::::::::::::::::/:|./
,ﾍ、/ヽ,、:::::::::::::::::::::::::::,:ｲ ,、
／ 人 ヽ ‐ ‐ - - ´ |／ ｀ヽ
_｀入,´ ＼, ＿＿ ,, : ／!ヽ 〉
.r｀l ＼ /
. Yλ ヽー,フ
ゝふ_ ,y´::>
ヽ_/::｀y ,,γ'::::>´
T､_::｀ヽ--、＿＿ ,,,＿,,/´:::::> ´
'. ー,＿:!＿! :::⊥_:: ┴T
'. `l ｌ
'. ! |
/＼-──--、
》＞=＝＝＝ｲ
（（ｲノλﾉﾊﾉ)()
ﾊﾘ￣ ￣ ﾙ) 咲夜 ちょいお待ち
∧ )人 ＿ ﾉi)ﾉヘ
/ _＞rｭ＜_ _ヾ
i /―li ♀ f― /
vﾍγﾊ | i! | ﾊ＼iソ
. そﾊ λﾊて
,-ｒ⌒L⌒」⌒yヽ、
_ｒ─ノヽヽ,_ _,ノヽヽｲゝ、、
rヽ,／ / ｀ヽｲヽヽ,
r｀ / /λ 入、ヽ、 ヽy i
'y r ｲ __ヽ, ﾉ ___ヽ、 ヽ, ヽ |
∠/ /´ ﾚ' ｀ ヽヽ、、､! おぜうさま？
/ ,ｲ.} ┃ ┃ ｲヽ、ヽ、
/ .／⊂⊃ , ⊂⊃yｲ＼ ヽゝ 如何なさいました？
i／/｛ 人 ,ｲiy｝ｲ´/ヽ!
/／y｝ﾚヽ..、＾ ,.イゝ|｛yレV
´ ,｛y -─r￣´=ｲ─'- y｝、
ｒ´[>}「´￣｀rｔ´￣ フ [>{<] 'ヽ、
,.へ_,,..--────-...,,,_
,.へ_ , '"´ ｀ヽ､
i __γ ゝ_ ﾞヽ.
/ ,ゝ__r-､r─7￣'￣ﾞｰr--､__,.ｨ i 義和団はかなり残酷な事件なんでしょ？
＼ rγ_,.ｨ_,.!─＾''⌒｀'''ｰ'---'-､_>-､ ｲ､
L､_ｲ´ ｀ヽ7ヽ､_ﾝ キリスト教徒にすごく被害があったんでしょ？
∠i /-!ｰ/ﾊ ﾊ iｰ!- ﾊ ﾞヽｲ_ﾉ
ﾊ. ﾊTTﾞ'ﾄ、Ｖ ﾚ,ｨ-ｰtﾄ､ｉ i ﾊ
ﾚ'Y´ i' ﾄ､ ! ﾄ､ ,} ! i ﾊ ', それを今やる？ 明日はクリスマスイブで
ﾉ /l ,,｀ﾞ´ ゝ-'ﾞ ハﾉ i ヽ.
〈,.ﾍ ヽ、 _ "〈 i ﾊ i 〉 明後日はメリーなクリスマスの日にやる？
ﾉ ﾚ＾ゝi＞.､.,_____,,...ィ´ﾉノﾍｲ ヽハﾉ
／⌒｀γ´ﾊ_,,.イ´ﾚ｀ヽ､ ／⌒ヽ､
〈r'＾ヽi /＾L_!ﾑイ_」^ヽ. .〉´ / i' ＼ >>1はポリコレにもキリスト教に関心がないけど
｀7 _ノ'§ !､_ !,ｲ__'⌒ヽ､ﾉ i
i､_ﾉ !､,§__､ハ､_ノ､/､__ ⌒ヽﾉ クリパでいい思いは 何度かしたことあるわ
r／ ｀ｰ--─ﾍ´｀｀ヽ､_ｲ
/ / ', ヽ､ >､
rく__ ﾊ ゝｲﾝ 話を改めて 二三日待ったら？
｀'､__ﾆ､_r_､_ｲ__r__ｪ_'ン´.......
::::::::::i__,7:::::::::i,__,7::::::::::::::::::
::::└'ﾞ::::::::::::i,_,/:::::::::::::::
,-ｒ⌒L⌒」⌒yヽ、
_ｒ─ノヽヽ,_ _,ノヽヽｲゝ、、
rヽ,／ / ｀ヽｲヽヽ,
r｀ / /λ 入、ヽ、 ヽy i
'y r ｲ __ヽ, ﾉ ___ヽ、 ヽ, ヽ |
∠/ /´ ﾚ' ｀ ヽヽ、、､! ・・・そうですね・・・
/ ,ｲ.} ┃ ┃ ｲヽ、ヽ、
/ .／⊂⊃ , ⊂⊃yｲ＼ ヽゝ 今回は説明回として 義和団事件は
i／/｛ 人 ,ｲiy｝ｲ´/ヽ!
/／y｝ﾚヽ..、＾ ,.イゝ|｛yレV 第五話にしてクリスマス明けにしましょうかね・・・
´ ,｛y -─r￣´=ｲ─'- y｝、
ｒ´[>}「´￣｀rｔ´￣ フ [>{<] 'ヽ、
..,,-― ､.._. , 、
＿ _ ,／'"_,_.-―-､ r' ､ .〉
|ヽ;;;;;;;;ゝ,_／､∧l,､ /l､ヽﾍ)｀l という訳で皆さん！
｀〉〉;;;;∠/ /＼ ─‐) .i |
〈｀;;／, ヽ⌒_＿⌒ ,ﾚ,/ i, ハッピーホリデー＆メリークリスマス！
｀´ 〈, ,vl｀ ､v ）./｀ ｀､ゝ
_ ＿.､;;;｀ ー -/ У 恋人や家族とイチャイチャラブラブ キャッキャウフフしてね！
｀>´,, _ l/ヽ / ／- へ､
, - ' `i/-'lゝ /´'' vへ｀ヽ
ヽ_／'Ｔ´r.o♭ 〈_ ,.,
〈;/ Coﾖ 〉;;/
)ﾄ'、￡ｿ, ／ヽ;;ヽ 次回第五回義和拳団は クリスマス後に投降するわ―！
／ ＼'、
__ / ｀ ､
/ ´ ＼
ｌ ）
ヽ 〈´
ヽ＿、 ＿ ノ
ヽ--ｰＫ/￣ ￣ヽ-i-´
｀､-l
｀ '
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|＼
[|[|| To Be Continued....! >
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|／
長年に渡って根を腐らせてきた巨大国家の悲しさだなぁ
まさに死せる豚
満州族は中国に溶け込みすぎたのかもね
清朝末期は戦争での犠牲者数トップ10が二つあるくらいのひどさだったのだなあ。
情報収集能力の欠如はアヘン戦争スレでも語られていたな。
国のトップは国民の代表でなければならない感
滅びゆく黄昏の帝国特有の、まるで腐りかけた果実のような、爛れた甘い滅びの香りが……
やっぱり中国の歴史はエグい
こういう悪癖はおそらく清朝にかぎった事ではなかったんだろうな……。
歴代中華王朝が築いた巨大官僚組織に憑いて回る弊害か。
ビザンツと呼ばれたローマの滅びゆく様に被って
なんもいえねぇ。
国や民族が滅びゆく様はどうにも哀愁ばかり漂うなあ。
軍国主義がいいわけではないけど、
日本には軍国主義に走れるだけの倹約があったってわけか。
単純に考えれば味方同士の殺し合いだから被害が膨らむから
アメリカも南北戦争の死者62万でWW2は40万だとか
追い込まれたところはどこも同じやね
情報上がって来ても見ぬフリするのが日本
情報自体が上がって来ないのが中華
目糞鼻糞やなｗ
>>607
内乱が凄惨になりがちなのは基本的に講和を望めないから
統治側からしたら次の反乱の呼び水になるから反乱サイドは絶対に許容できないし、
反乱側は自身の正統性のために過去の統治者を完全に無力化したがる
>>608
内債はとにかく、外債は全部払ってるよ
それこそ日露の外債も、戦後賠償も
なんだよ12月をキンクリして給料削減って
こういう心理はやっぱり皇帝に共通しているのかもな。
>>607
南北戦争時の人口2500万で死者62万
第二次世界大戦時は1億3000万で死者40万
アメリカじゃ「前の戦争」というと南北戦争を指すのも納得の数字
今から期待と不安が半々
六月三十日土曜日夕方、私は次の電報を受け取った
「本日四時頃教会が焼かれた」
「病院と住宅とが燃えつつある」
「牧師の生死 並びに殺されし信者数不明」
それから二時間後に出された他の電報が翌朝届いた。
「男子病院、婦人病院、住宅、聖書教会の建物、教会、礼拝堂・・・」
「すべて拳匪のため 灰燼に帰した」
.
第五話 義和拳団
_,,..,,_ __r─┐ r┐ へ
,i i, ／⊥＿__￣ 丁| |トv┐
［ ￣ ］ ／ヽ／ ´￣￣｀`ヽ､/ 〉
|,,__,:| く / | ヽ ＼`勹|
|,,__,:| . |Y / | | | ヽ ＼ ＼/
,i' 'i, |j / // | ヽ ヽ L⊥ヽ ＼＼ミ＿_
|;;;;;::::::| / / ／// ＼ヽ)ヽヽ 八 `ーミ､
,i' i, ＿__/／ﾚ'TT{ _ ｀__ {{r'´ ∠_" >ヽ┬ミへ、 年末休みだ酒がうまい
,i ' 'i, ￣￣ //八_Yﾊ '´￣` '"￣ﾞ彳ﾄ､|し !
i' i, /Y / ﾄｲ ﾊ _'＿ 〈 ﾄｲ | | 十六夜咲夜でございます
.,i' 'i, / ハ ﾄｲ || {´ ｿ | ﾄｲ { ヽ /
/ ＿＿＿＿ 'i, | | | ﾄｲ ||ヽ ､__｀_´_, イ川lﾄｲ ） ||{
| | Woo! | | ______________ jハ ヽ {_} ||（⊥ __⊥] |Lj八/リ
| |♪- (＾ヮ＾*| | | | 〃ハ┴─Fヽ Y∨ ﾚ⊥ゝ」r' }} ｌ!
| |. .. | | |;;;;l::::::::::::::::::| （___,ｨT フ[￣]ー､ ﾚ个､フヽ-⌒ヽ
| | . | | ヽ;;ゝ:::::::::::::/ ／{（ （__／ / 厂| ヽ ＼| / ﾊ ヽ
| | .| | ゝ;;:::::::::ノ ／ ヽ､」人 | | __」 / | ヽ
| | ABV 5%| |￣￣￣￣ヾ 丿,._.,￣￣￣＼ ﾍ ﾊ∩ | ／/// ）/ ヽ
| |＿＿___＿_| | ( ) ＼ └┘ | | // ／/
ヽ､＿＿＿＿_.,ノ ／ ＼ ＼ | し'´
''￣￣
..,,-― ､.._.,へ､
＿ _ ,／'"_,_.-―-､ と､ .〉
|ヽ;;;;;;;;ゝ,_／､,´'l,､ /l､ヽﾍ)｀'l
｀〉〉;;;;∠/ / ＞ ｀＜｀) .,/ |､
〈｀;;／, ヽ ,,_＿_ /へ /,
｀´〈, ,vl｀ '､ ）./｀ ｀､ゝ レミリアだよ！
_ ＿.､;;;;;｀-- -/ .／
｀>´,, _∥l/ヽ／ ／- へ､
／ヽ ｿ/-'lゝ /´'' vへ｀ ヽ それじゃあ早速 今年最後の投稿いってみましょう！
ヽ_／'Y´[ o ] 〈_,-,
〈;/ [.o.] __ 〉;;/
〉>-=＝=´ ヽ;;ヽ
／ ＼-､_
,-./ ＼
/ ´ ＼
ｌ ）
ヽ 〈´
ヽ―、 ＿ , へ、 ／
ヽ--´l､/￣ .￣ヽ-i-´
〉- l
｀-´
_ -‐==‐- ､
. , ＜ ＞､
／ ＼ ＼ その前に・・・
__厂ｊ｢Τ厂ト､ ＼ ＼ ＼
. く ＞-┴一'‐く ＼ ＼ ＼＿
r‐Yフ¨´￣￣￣ ｀ヽ ヽ ＼ ＼ ｀ヽ 前回 少し匂わせましたが
にl´ ＼ ＼ ＼ ' , ヽ ヽ ヽ}
. / ＼ ヽ ＼ ﾊ V }_ﾘ__リ＿ 義和拳の事件は非常に残虐な所があります
{ | | ﾄ､|∨ ﾄ､ } l |__/ ＼ ）
|│ ﾄ､ l l l Vﾄ､∨ヽ /__{ ∧ー‐､ この話でも残虐な部分があることを
l∧ |l ﾄ､＼｀ﾄ､ｊ! {ヽ.} V 廴| / ∧＿ﾉ
l{ ∨ ＼!ｌ ＼｀ヽ ＼ｊ＼_/ /___! / ／ ＼＼ 事前にお断りいたします
. ヽ. ＼ |＼_{ └‐r 'ｰ{│} 廴_j/ ／ ∧ﾉ{
N＼| ,ﾉＹﾌ Vハ /´| ＿ｊ У!
＼|{ ﾉ） ヽｊ_）ｰﾉ＼___／￣O } ∨/,l それでは始めます・・・
∨ ） （ｊ_ﾚ'７///l∨＿___ﾉ___}//|
}K 〈_H {///│∨l ∨/|
_（_ｊ_）_ 〈ﾉ ∨///∧ ， ∨＼
. 〔 ﾉｰ| 〕 V 〉'///∧＼ ’ i∨/∧
（ヽ（＼（＼ ｢// 厂. ∨∨////＼} ‘， ｌ ∨＿〉、＿＿
（＼ ＼ ヽ._＼//ノ ,ﾉノ ヽ./////ヽ__‘， ∨_{￣＼ ＼
（ヽ ＼ ヽ { }＿ ∨//／／ ∧ ∨＼ 丶、 ＼
＼＼ ﾉ ￣￣￣￣￣￣｀Ｙ／ ,.ｲ/∧ ∨./＼ ＼ ＼
＼´＿＿ﾉ_ ＼/ // ｉ， V///ヽ. ＼ ＼
≧=‐-- ＿＿＿/ | i， Ｖ////＼ ＼_ ＼
〉 廴ﾊ V///// ヽ ￣|
/ に{ ∧ ∨/////∧ │
/ ｊこ{//ﾊ ヽ./////∧＼＿|＼
/ / 厂__）// } ∨////.∧ ＼
/l / ﾉ廴{////| ∨////∧ ＼
// / ,ｨ仁⌒〉///∧ ∨////∧
/ ／ ,ｲ二∧,ﾉ/////∧ ヽ.│l } ヽ////∧
/_／ ,にヽ.///////////＼_{│| |7//////∧
/ /ス,ノ///l///////////Lｌ |_l////////∧
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／ ／ ＼＼
／ （●） （●） ＼ うーん
| （__人__） |
＼ |＼ ／ ／|
／ /⌒ﾉ ＼／ （ ）
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_,.. -─ ─-､ しｧ
/!/ヽ‐'" / ｲ⌒ヽ
,l_/ l l / /! ヽ
|l /lﾊ// V| ! ﾊ
| l ／ ｲ ヽヽ/Vl !
| ﾊVヽﾄ`ー- ' イ／ ,ｨ/! ＼ ∧l | やる夫先生？
､ﾄ､ ＼ ヽー- ' _,..ｨ/ // ハ ト､ l!
＼ ヽ＿,.メ､＜イ_／__,.._-=ニ-ヽ _,/ お手紙ですか？ どうかされましたか？
ヽi｀､| ､‐rｯヾ =|二|-=_rｯァ ｀}',.}
{ ヽ! ￣ シﾉ! ヽヽ ￣ //ﾘ
ヽヽ!`ー--‐'´/| ` ｰ--‐ ' /./
＼! ヾ_,. /‐'
_ィﾆlヽ ＿＿ ,ｲiヽ､
_,. -‐'" l | ＼ ｀二´ ,ｒ' l ! `ヽ､._
_,. -‐ '" l | ＼ ／ | l ｀` ｰ- ､._
‐'" _,. -‐ ￣`ヽrァｒ--`‐──'‐‐-r ,! ! ｀` ｰ-
＿,.ィ´ ヽ､._ ヽ ./ /i l
ァ‐／ / ＼_ノ! ｌ / l ',
/ { `ヽ､ }!ヽ! /V ! ヽ
! ヽ ＼ Y | ` r====r'´ | 〉 ←支那人医師 やる夫先生の助手 キリスト教徒
＿＿＿_
／ ＼ なんか天津とか北京の方で 宣教師が襲われたらしいお
／ ／ ＼ ヽ
／ （ ●） （ ●）' 支那の所々で 鉄道施設や外国人所有の住居が焼かれてるって
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／
／ ー‐ ヽ
_,.. -─ ─-､ しｧ
/!/ヽ‐'" / ｲ⌒ヽ
,l_/ l l / /! ヽ
|l /lﾊ// V| ! ﾊ
| l ／ ｲ ヽヽ/Vl !
| ﾊVヽﾄ`ー- ' イ／ ,ｨ/! ＼ ∧l | 外国人を嫌う 愚か者が居ましたか・・・
､ﾄ､ ＼ ヽー- ' _,..ｨ/ // ハ ト､ l!
＼ ヽ＿,.メ､＜イ_／__,.._-=ニ-ヽ _,/ それで犯人は？
ヽi｀､| ､‐rｯヾ =|二|-=_rｯァ ｀}',.}
{ ヽ! ￣ シﾉ! ヽヽ ￣ //ﾘ
ヽヽ!`ー--‐'´/| ` ｰ--‐ ' /./
＼! ヾ_,. /‐'
_ィﾆlヽ ＿＿ ,ｲiヽ､
_,. -‐'" l | ＼ ｀二´ ,ｒ' l ! `ヽ､._
_,. -‐ '" l | ＼ ／ | l ｀` ｰ- ､._
‐'" _,. -‐ ￣`ヽrァｒ--`‐──'‐‐-r ,! ! ｀` ｰ-
＿,.ィ´ ヽ､._ ヽ ./ /i l
ァ‐／ / ＼_ノ! ｌ / l ',
/ { `ヽ､ }!ヽ! /V ! ヽ
! ヽ ＼ Y | ` r====r'´ | 〉
＿＿＿_
／― ― ＼
／（●） （●） ＼ 義和拳・・・らしいお
／ （__人__） ＼
| ｀ ⌒´ |
＼ ／
／ ＼
| ・ ・ ）
. | | / /
| | / / |
| | / / |
(YYYヾ Y (YYYヽ |
（_＿＿ノ-'-（'＿＿_）_ﾉ
`‐､ヽ.ゝ、_ ＿,,.. ‐'´ ／/l , ‐'´, ‐'`‐､＼ |
ヽ､.三 ﾐﾆ､＿ ＿＿＿ _,. ‐'´／/-─==＝＝=-､ヾ ／ヽ
,.‐' ヽ:::::::/ ゝ‐;----// ヾ.､ え・・・
[ }二 |.r-'‐┬‐l l⌒ | }
ﾞl ﾘ￣ヽ |l:::::::::::!ﾆ! !⌒ // あの義和拳ですか？
. i ｿ;;:.. ヽ､._ _,ノ'::::::::::::::::::ゞ）ノ./
｀ ｰ＝=--‐'´(__,. ..、 ￣￣￣ :::::::::::::::i／‐'／
i::::::::::: .:::ﾄ､ ￣ ´ ::::::∪:::::l､_／::|
!:::::::::::: ::::::::::::::::::| ::::::::::|
ヽ::::::::::: --───-- ::::::::::::::::::!:::::::::::::ト､
＼::::: : ＞ ､ ／ /-､
_,. -‐::::::: : : :ﾉ:..／ /㍉: : ≧:.､
_, - ":::::::::::::::: : : : :jイ /- ＞: : : : ! 奉天の清国人よ！！
_,ィ -----ｭ:::::::::::r-､イ ＿＿_x,=≠ ヽ::. : ゝ､
｀￣､￣￣￣ / イ _f歹′ ∨ﾑヽ::ｲ､ ﾌｧｲﾄｸﾗﾌﾞ
r-'-､＜ ヽ/ /x= ´ , ヽヽ八:::::r 義 和 拳に入って
ノ: :r'７: : /: :f.ヽf {!ヽ- ／ __ノ:::x=ヽ
j": : : :/--' : : L_ ＼::/ ／ ﾉ l::;ｲ 清朝を助け 欧米を打ち払おうぜ！
_,ﾉ ヽ: : ;ィ ノ: :. - " / !
ー------r― '"￣７ / / ヽ: : . ,ｲ ', 義和拳の服を着て
./ ! ﾄ､＿/ / .＼:. , イ !
{ ∨ .ﾄ､ _, イ ヽ: . ,イ: : ', 一緒にキリスト教徒を殺しに行こう！
∨ ヽ ヽヽ---‐'" !: : : ∧
: :∨: : . _,.. x‐―'": : : : ￣: :`: ＞. ､ ',: : ∧
-―≠": : : : : : : : : : : ＿＿＿＿_,.x=｀ヽ_ , -―/: : . !∧
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.､:::::::::::::::::::;ィ^';::::ヽ: : : : ＼: :. ! .',_
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : . ￣￣￣ ヽ::::', : : : : :ヽ: : . | ｀ヽ
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : . _,. -―:::':::,:＼ ｀ ー-- ＼ ＼ ←義和拳団員幹部
事件の数ヶ月前から満州 奉天には
義和拳の指導者がやってきて
しきりに人の勧誘をやっていました
,. -‐ '' " ´ 二＿ ヽ､__
, '",. ‐ﾆ ‐- ﾆ.ヽヽ|iヽ､_
／ ／ ／´ __ ￣ ＝三ﾐ`l|r‐=ヽ ,/
ム-┴,く ／_-一 ￣￣￣ ` ⌒` ヽ ／/
/:::´::_ﾉ ハヽ_ﾆ三 ／ -‐''"_／
/:::iﾆ-‐'':::::::| | ￣／ ／／ ,. - ￣ヾ
r‐'プ/7:::::::::::::::| |ミ/ /／ ／ ,. ／／ | |. ､ヽ
￣|:::| |::::::::::::∠_`Ｖ / ／,.r;∠..,_ ／// ! |i ヽ ヽi
ヽヽヽ＿// ヽi/ / /／ /__,.∠、ヾ/ ,ｲ// || | ! |!
｀ト=＝! !そ/ /// ,／ /´::ｑﾞヽ/ 〉'/ /,ｲ|| | |i || おじちゃーん
ヽ ､lヽ､_'! /|'′ ヽ::::ノ ! /／|｣l | l| |!| !!
VＷＮ || / | `'' ／,.ィiﾚ' //|/ﾘ ﾘ あの人達 何をしてるアルか？
r─一'ﾞー-､_ N | iン//,ｲ/ /
｛ ｀ヽ､ , ､ }ﾞ/ /′
/ ＿＿＿ ｀ヽ、 / >.´/
__ r''"´｀"´ -──｀`丶､ ＼. { ／／
／ `＜＿ ＿ , ‐'"￣￣ ｀`丶 ､＼''´
-一′ ￣￣／／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀丶､
￣￣＞‐､＿_ -‐''__／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/ ／ ￣:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ←奉天在住支那人キリスト教徒
ヽ ､______＿＿ ヽヽ. ､
_,, ..≧::::::::::::::::::::::::::ヽV::ヽl
,.イ::;ィ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`＝イ/
/／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<
〃::::::::::::;ｲ／/ﾘ|:/|:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ 神楽ちゃん
∠::::::::从（ l/ !::::::::::::::::::::::::::::::: ヾヽ
/イ∧` ､,,ｨ≦=ｒヽl／ﾙ::::::::::::::::::::::::ヾ、 彼らはかわいそうな自由人なんだよ
〈_≧ｒ=!:::::::ノ ﾘ:::/ヽ:::::::::::::ｌヽ
!:::::/ ￣ lん） !::::::::::ﾙ 人生が辛くて 人に八つ当たりするダメな男たちなんだよ
`ｌ〈 _ ,.. ( ,.ｲ:::::::::::（
ヽｒ__ / l´ !::::::::从ヽ だからあんまり見てあげちゃダメだよ
___ ,....,..._ ト-｀¨ ノ ルﾘ人ヾヽ
ｒ‐"＿ｌ＿辷〕_}illi、 ,, - ,,..::::"::::.. | ＿_ 早くおうちに帰りなさい
ｆ,! └‐ｒ‐‐／ / ^vllllllｒ''" ,,...::''::::::::::::::::::::／´ ／`!
H__ﾉ__ﾉ__ﾉ / ｒ=`-''::::::::::::::::::::::::::::／ ／ ヽ
{ ∨ ｌ ヽ:::::::::::::::::::::::::::::／ ／ ,. " ＼
l､ l ／ / l::::::::::::::::::::::／ ／ ／
/｀'ー― / ／ /:::::::::::::::::／ ／ ／
/ / ／￣/ /:::::::::::::／ / ←奉天在住市民
,. -────- ､
／ ＼ /
/ ／ ヽ /
!//／ / / | i,ハ i | 負. た オ
., イﾆミ /, ﾅﾅ/ | / ﾅﾅ,ｉ ,ﾊ | け く メ
j /::::::::|| ｉ i//付ﾐ ﾚ' 付ﾐ | | | ＜ 組 ね ｜
|｛:::::::: || | ﾚ' 弋ｿ 弋ｿ ﾚ| | | が ｜ に
ﾚﾍ二天.ﾚ' ｀ ! i'ﾚ' | よ い
ヽY| ＼ r ｭ /| | ヽ わ
}､ ､ ＿_ ,. ' ﾚ' ＼ れ
／ヽ:::二ヽ.ﾄハ ＼
/ ...:::::::::＼=} ￣￣￣
./´￣｀ヽ:::::::::::::::::::ヽ
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ｲ洲ｒ=i{| _ 冫 } :. ちょっ 神楽ちゃんん！
}从{ V|i ､_ ′ .' :.
从 {_ ｀ .ィこ> ,' :. 言葉はオブラートに包んで！
}ﾄ､_ ｀二 / ::.
从汽 ,ｨi斥仆v :.: おじさん 悲しくて死んじゃうよ！
洲 ｀ ー‐- {i｣从｣ｼ{ .:.
ﾉ]} | .: おじさんは悲しいと死んじゃう ウサギさんなんだよ！
／.::i｣ 、 j＼_ : .
_ -‐ {::::::::{、 、 / {ヽ::ヾヽ、
_／ |::::::::| ＼ 、 { ハ::.:.:.. ｀丶、
_ -‐ ´ |::::::::| ｀ヽ､__ ／ ',:.:.:.. i ｀`丶、
／ |::::::::| ｀ヽ. {_ ',:.:.:. i ヽ、
/ |::::::::| l | ||! }:.:.:.::! ＼
./ ＼ |::::::::| l | |{ ｌ::.:.:::l ヽ
ヽ |::::::::| ／,ア￣￣｀ヽ l:.:::::::l i `､
＼ |::::::::| ／／ ／＞≦二;;}:::::::l | `､
しかし奉天の人々は義和拳をまったく相手にしませんでした
これは他地域に比べて満州が豊かだったこともありますが
やる夫先生たちの十数年に及ぶ医療活動で 町中には
病院にお世話になった人々が溢れていたためです
|il|il|il|il|il|:::|i Ⅳ
|il|il|il|il|il|:::|i /
ｰ=ﾐY|il|il|il|il|il|:::|il|
ミ1三≧ il|:::|ilト.
彡/ ｀ヾ::::ゞ=彡∧
彡ｿ ＼:::::／ |
彡::}__,,r:::::::::::ｪ::::::::::y、
彡::｢t￣`ｰ='7⌒ｰ=''〈} 飯食わせてくれるなら
彡::人_, l ノニﾆ /ﾉ
_＿ .. -=彡.:::::::/ | | {-─-{{ | 義和拳の服を着てもいいよ♪
／´ `ｰ=彡'' ＼` 弋三ﾖj ∧ｰ── - - ．.
〃 ￣￣￣＼ ＼ ＼_＿＿/ ∧＼ ｀ヽ
// _＿＿＿ `ｰr -=ミｰ- _＿彡'' }::.. }´￣｀ヽ. ノ ノ
{{ ／/ ｀ヾ _＿＿人＿＿/∧ｰ一 ” 弋从 }_＿彡"ヽ
`ｰ{ _才 ｜:::::::::::::|| . Ⅵ:::`ｰ=彡 }
| _才" | |::::::::::::|| : Ⅵ:::::::::∧_＿＿__ 人
人＿__才" | |::::::::::::|| i Ⅵ:::::::::::i | ←奉天のホームレス
義和拳が仲間にできたのは最下層のホームレスだけで
その彼らも 真面目な団員とはいえませんでした
. /.: : : : :.ィi〔 -── ＼:.:.:.:.:.:.:＼ : : :《￣｀ヽ
ィi〔:.:.:.:.:／ ． ‐─‐──‐ヘ. :.:.:.:.:.:＼:.ヽ＼ {
／ ／ } : /:./／/:.:.:.:.:/:.:.:.:. : ヽ:.:.:.ヽ|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ハ ヽ〉
ヽ／ ,:':.ﾞ':./.:.:.:.:|:.:.:.:. {:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾟ，:.:.:|:.:.:.:':.:.:.: ｲ:.∧ { あのホームレス同然の義和拳が
. ／ /:.:.:ｉ/::.:.:.:. |:.:.:.: ‘，:.:.:.:.:.:.:.:.}:.:.:/l:.:/:.:.: /:.:|:.:.:.:|/ヽ
ヽ /:.:.:.:.:.:.:.ﾄ､:. ﾄ､:.:.:.:.:.',:.::.:.:.:.:,x－ﾘハl:.:.:.:V :.|:.:.:.:|ヽ ＼ やる夫先生たちや外国人に危害を加えたら
. / ＼/:.:.:|:.:.:.:.:|:.:‘，', ＼:.:.: ＼ ／.ｨ七斥y|:.:.: Vﾞ|:.:.:.:| ∨/
/ ｲ:.:.:.:|:.:.:.:.:{ i__ヽ､__ム｀ヽ:: ＼ 乂;;;ソ ∨:. ∧!:.:.: | イ｀ヽ すぐ逮捕して奉天から追放しなさい
. 〈 / :|:.:.:.:.|:.:.:.:.::.:.l _,:z-ヽ} ￣｀ヽ~´ ∨.:.:∧.:.::ﾊ:.:.|:.:.:.::.',
∨ |:.:.:.:.l:.:.:.:.:..八ｘ七斥 }:.:.:.:.:} /｀ヾ:|｀ヽ:.:.}
|＼ |:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:|/ 乂;;ン 、 厶:. ∨.: .:.:i: | 廴ヽ あんな奴ら 馬賊と同じよ！
|:.／!:.: 从.:.:.:.:.:..、~´ ｀ /:.:.:.:./.:.:.:. ｉⅣ ／ ＼
. / |:.:.:.:.:.ヽ:.:.:..ﾞミ=ｰ _ ノ＞ /:.:.:.:./: : : :/i/ / ｨ ＼
' V:.:.:.:.:.:}:.:.:.:.: ＼ ｀こ 〃:. : /: : : :/i/ 〈´ ヽ
{、 ＼:.:.ハ::.:.:. ￣｢＞ ＿＿＿_／/:.:.／: : : :/i/ } }
| V: : }＼:.:.:.:.l ＼. /:イ...: : : :/i/ ﾉ 八
. /| ＼ Ⅵ!.:. .:.ﾟ，:.:! ＼＿ /: : : : : : :/i/ { ／ ｀ヽ
{ ヽ.. Ⅵ!.:. .:.}:.∧.: :.＼ ヽ ／: : : : : : :/i/ , イ. { } ←奉天総督増祺 将軍を兼ねる
また当時の奉天総督増祺は やる夫先生たちに好意的で
義和拳のうさんくささを見抜いて取締っていました
そのため義和拳はキリスト教徒や外国人にまったく手を出せませんでした
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ 天津にいる シーモアという将軍が
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 北京の清朝廷に行って 話をつけるらしいお
＼ ｀ ⌒´ ,／
r､ r､／ ヘ だから多分 義和拳は解決する筈だお
ヽヾ 三 |:l1 ヽ
＼>ヽ/ |｀ ｝ | |
ﾍ lノ `'ｿ | |
/´ / |. |
＼. ｨ | |
| | |
なので奉天の人々は 義和拳を舐めきっていました
／: : : : : : : : : : : : : :＼: : :／::／ /
／ : : : : : : : : : : : : : |｀ヾ＿＿／ /: ＼
ト､／: : : : : / : : : : : : i : : |￣ ／ /: : : : ヽ
,＼ ｀ ､: : /: : : : : : :∧:: ::| ／ /: : : : : : : ', みんな！ 聞いてくれ！
／＿__＼ /: :ｲ: :: :: :/ l: : | ／ ,ｲ : : : : : : : : ',
／￣ j＼ l／｜: : :/ ￣!: ::| ／ ヽ: : : : : : : : :', 清朝が われわれ義和拳を公認した！！
/ : : ＼ ｜: :/ ノヽ!: ::| ／ ヽ: : : : : : : ::ヽ
. /: :: :: :: :ヽ| ./く l: :/＼ ／ V⌒ヽ:: : : : ＞ もうすぐ清朝は列強に宣戦布告する！
/: : : :／ｌ: : V Y' ヽ ‐V ／/ヽ く ヽ:: : : ＞
/: : ／ |: : : : :| ＿ -‐''´,-v | )ヽ ﾉ: :／
/／ |: : : :∧ ヽ vｰ‐'´／⌒⌒ｊ / ノ /: :/ だからお前らも 義和拳に入れよ！
/ l: : ::/ ', | ＿/-――ノ ＿,/: :/
ヽ/ ', ヽー―― '´ ノ::::::::＼ｌ
ｌ ／:::: ヽ
| ／:::::::: ',
ヽ、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ',
￣｀ｊ:::::::::::::::::::::::::: ｌ
＿＿＿＿. ＿＿
.,.‐´ '',,`',:::::::｀‐､
.／::::::::'ﾞﾞ, ';'`､,;;:::::;;;;;＼
/:::::::::::::;;'ﾞ´ `､ ;彡;;;;;:::＼
.{::::::::::::::::`::::',ッ'';;'';'';';';;;`､彡彡;';;;;;;ｉ
i';::::::::::::; .:::;:,＿＿＿＿_､,＿＿,::; ;::ｉ
；‐,'-,;__;..::'::|ﾞ i::;; ;::i それならば 義和拳に入って
/::::｀'‐,r':; ,::;;;}‐──────‐}: :, ;;ﾞｉ
.iﾞ;::::` .::;´:::: ::::}￣￣￣￣￣￣￣}:';; .:ﾞｉ 外国人とキリスト教徒を殺すのも悪くないか・・・
.ﾞi::::: ,::: .::::: _,;;lﾞ＿＿＿_,..､_＿＿_|:;, '' ,;;i.
.iﾞ:::`::::;;;`..;` ::|;;;;;`‐゜ｰ';;;;; i;`‐゜‐';l:;'::';,,ﾞｉ
,-ﾞ:: ::;',:::::ﾞﾞ'ﾞ _;;;} l:::::: i:::::; Y' 俺は義和拳に入るぜ
.∠;;:`.::;`::::: ;;;;''ﾞ::| l:::::: i:;' ;;, ﾞｉ
.＿､ﾞｨ;;::::`:::';::''`;;;;:: ,;|,. ､ ﾞｨ,,,__}::: i:::;' ;;i'`
￣￣ ';;;;'''',,,'::::::::'::::;':::}:`､ ￣ﾆニ¨ /; ノｰ'´＼
ﾞ,,_ッ;;:::::::::.::;`:;;;;}::::::`､ ''' /:; ;i`､ ＼
'''' ッ:;;;; .:;;''`:ｉ :::::::＼,, _/:::;i` ｉ .`､ ＼
ッ'''::::. ':::::::i :::::::::::￣''';;ﾄ' ﾞ | `､ ←義和団に呼応する満州民
そしてその間に 状況が悪化しました
義和拳に入ったのは 市中の最下層の住民たちですが
最下層の住民は 無数に居ました
､.......::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
_,.. -`:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
／::::::::::::::::::::;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
,.:-'::´::::::::::::;:::::/l:::;ｲ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/:::::::::::::::::{::::ﾄ;::| ヾ' ヾ＼:::､::::::::::::::::::::::::
. ／::::::::::;:::::::ヽ:|,ｨ,'ィ ヽ!＼:::::::::::;:--
,r'::::::::::::::l:::::ﾄ::ﾊﾉ::;:<''"7 ヽｨ:::/ r'' 増祺総督！
'７::;::::::::::::{::::{'ﾘ/:;ｲr､ヽ ! ヽ| /,r
/:/::::;:::::::::ﾊ:|/::/ヽｰ'ﾉ,/ ｀! 〉 清朝が 義和拳を公認したという噂が流れています
. {/|:::;l::::::;/ └'′ `,'"' u ﾉ
ヽ|ヽ:|ﾄ;:>、 ' {ノ 今まで無視されていた義和拳に
ヾヾ{iヽ
ソ 浮浪者のみならず
. く... ,. -─‐ヽ
ヽ` ／ ‐,.二ノ 血気盛んな若者が 多数入団しつつあります！！
＼ ヽr '´ ／
＼ ／::..
＼ ／:::::::::::... ←総督副官
. ／::::::::::／:＞=＝＝＝=＜::､::::::::::::::::::::ﾍ
,:'::::::::::／ '´ ＿＿＿ ﾍ:::::::::::､::::::∧
_/__'::::::/ ,. =ﾆ￣::::::::::::::::::￣ﾆ=ﾄ､ V:::::::::T==-L_ それは何かの間違いよ！
r＜ /:::::::'´::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::V::::::::', 〉
. ヽ ,イ:::::::::::::::::/{:::::::::::::::::::::::::::::',:::::::::::::::::::V::::::::! ﾊ あんな浮浪者同然の集団と
. ﾉ i::::::::::::::::::i V:::::::::＼:::::::::::::ﾍ:::::::::::::::::::V::::::i r':::i
/:>､|:::::::::::::::::i V::::ﾄ､:::::ﾄ､:::::::::ﾊヽ::::i:::::!::::::::::::} ノ::八 誇り高き中華の清朝が
. '::::::7i::::::::!:::::::'｀ヽ、＼{ ＼:ﾍ＼::::::}ィⅥi:::|V:i:::::::: !::::::::ﾍ
|::::|:| |:::::::{:::::::| x==ミx__/j ヽト= ,xﾁ示ミrj }::|:::::::|.｜::::::::∧ 手を結ぶなんて ありえないわ！
. i:::::|:| |:::::::::V:::《 {辷:刈 {辷:刈 } ,':::}::::: | ﾘ:::::::::ﾄ､:{
. |:::::|:|`!:::::::::::Vﾑ,弋z少 ゞ==' ,'::::,':::::::ﾚ::::::::::::| ヾ
. |:Ⅳ:::::i::::::::::::::ヾ、 l ,':: ,'::::::::::::::::,:::::::}
i:! V:::::',:::::::::::::|ﾍ i::::'::::::::::::∠_}:::7
. ゞ､∨斗:::::::::::|´:ﾍ L二三」 ／!/::::::::}:::/ ￣ヽ
. ／ ∨{::::::| ﾘ＞ . . イ 〃::::::::ﾙ' i ハ
/ ヾV::{ ,' !:ハ ＞-- ＜ {i｜::::/ r----t∧
√￣￣Y | } ヽ! i .ト､ }／ { ,.:='´ Y､
〃 ー-ﾐ, ', T i i { ー ､ , - '´／! /弌 ,.-' Yﾄ､
ﾉ ｰ--ﾐ K/{ i { |:＼ -- ／: :.,' ヽ .几 _,.- {::::::Υ
. { ＿__ }./.:::i｝ i: : : ＼ .／: : : 7 个i L__,. |::::::::|
从 ___) } :::| ∨: : : : : ー': : : : : / V:::ﾄ､ i＼:::i
_ ... ----- _
ｘ＜＞ﾆ二二_ ＜::::＞､
／::zくi::::::::::::::::::::::::ミ:､':::::::::ヽ
/:::::::::::/∨::::ﾄ､:::::::ﾄ､:::::::',:::::::',<',
. /i::::::::::/‐､ V∧､＼:ﾑ＼::::',:::::::iヽ＼ あんな集団 絶対認めないわ！
＞ !::::::::i , =ミ ＼:, '´r):ﾊヾi::::::::| i ', ﾉ
Y ／i:::i:::::i′r):ﾊ ヾ 辷り ﾘ:::::::! ヽｊ:::＼ 市内に義和拳排斥の布告を出しなさい！
／x:､ /!:::V:i丶ゞ=' 丶 xxx/:::/::::iTi l',ヽﾄ､＼
⌒´/ r=!V:::Vi xxx ムｲ::::::| }::i |::, ', ⌒ヽ
/ｲ::::::| |::::: ﾄ､ '´ヽ ,::::::ﾘ´:::}ﾘ:::i , 風聞に惑わされてはダメよ！！
. /!|::/l:: | |:V:::＞ . ,.ｲ:::::/:::j::,' |::ﾘ , ' ､
/ { !′,: | |:::V:::r､:::::＞ __ ＜}'>! /:i::/ﾉ |' }／
ヽ! | ,>:i ∨=､:i. ＼',ヽ }'ヽ厶イ ー '
,' ＼.Vヽ. . . . . ∧- _ __ i. ≧- __
,' ＼. .ヽ. . . . ハﾆﾆﾆ=i. . . . ..|. |｀Y
.| ＼ ＼. ヽ. . . . .',. -- _i. . . . .|. | ,
i ﾄ､ ヽ{ﾍVﾑ. . . . .',. . . . i . . . .!..| ﾄ､
, 弋‐ﾍ ヽ.ﾑ. . . . ',. . . .|. . . .|├====ｚ_
i ゝヽ､ヽ, ﾑ. . . ..', . . |. . . .i i{:::/:::::::::::}
i ﾍ ／≧ﾐY '、Vﾑ. . . .,._,､!. . ./ !.|':::::::::::::::!
i :>'／x=ゝ ｰ､ iVﾑ. . ..ｌ:L}. ./../├====z,j
}'／／ ',} i Vﾑ. .＞ ' ´ ヽz≦ﾆﾆ｝
{/ ∧ ,.- ¨¨´￣ _',__ .i
ゝ--:', ,. - ￣ l
i', _,. ＜ l
,ハ _,. ＜⌒＞z _ |
/ ゝ ' ´ ___厶イ::::几:::＼_￣ T= i --'
⌒ヽ-T. ￣. .／:::::/::{ニi:::::∧ i} //
/ -==ﾆ{:::::::::{::::|. . i::}::::::〉ﾊ' ´
/ /. . . . .｀ヽ､7::::|. . |::::{´. . ..',
時の奉天増祺総督は聡明な人で 清朝の乱心を信じられず
独自に外国人保護と 義和拳排撃の広報を奉天に出しました
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽへ＼
／ （ ―） （―） ヽ やる夫達に対する 増祺総督の心遣いは本物だお
.l .u ⌒（__人__）⌒ |
＼ ｀ ⌒r'.二ヽ< だけど市内はだんだんと義和拳擁護に傾いてるお
／ ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、
/ , ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、|
{ { ＼｀7ｰ┘!
.ﾄ│|、 |
. {､l ､ﾄ! ＼ / ,ﾍ |
i. ﾞ､ iヽ ／ / / ヽ │
. ｌヽﾐ ゝ`‐､_ ＿_,. ‐´ ／ ,.ｲ ＼ ヽ |
`‐､ヽ.ゝ、_ ＿,,.. ‐'´ ／/l , ‐'´, ‐'`‐､＼ |
ヽ､.三 ﾐﾆ､＿ ＿＿＿ _,. ‐'´／/-─==＝＝=-､ヾ ／ヽ やる夫先生！
,.‐'´ `''‐- ､._ヽ /.i ∠,. -─;==:- ､ゝ‐;----// ヾ.､
[ |､! /'￣r' ゝ}二. {`´ '´＿_ （__）,. |.r-'‐┬‐l l⌒ | } 六月二十四日義和拳が
ﾞl |｀} ..:ヽ--ﾞ‐´ﾘ￣ヽd､ '''' ￣￣ |l !ﾆ! !⌒ //
. i.! l .::::: ｿ;;:.. ヽ､._ _,ノ' ゞ）ノ./ キリスト教会を焼き討ちすると
｀ ｰ＝=--‐'´(__,. ..、 ￣￣￣ i／‐'／
i .:::ﾄ､ ￣ ´ ∪ l､_／::| 市内で噂が広がっています
! |: |
ヽ ｰ‐=======‐- .!:: ト､
ヽ ､＿＿,,.. /:;;: .!; ＼
ヽ ::::::::::: ／:::;;:: ／ l
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ 四日後・・・さすがにそれは無視できないお
／ -=・=- -=・=-. ＼
| u , （__人__） U | すぐに増祺総督に手紙を書いて
＼ ..｀ ⌒´ .〆ヽ
/ ヾ_ノ 取り締まるようお願いするお
/rｰ､ |
/,ﾉヾ ,> | /
ヽヽ〆| .|
先週のピクニック気分が嘘のように
事態が緊迫し始めました
. '´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`
':.:.:.:.:.:.:.:.:.:,:.:.:.:.:_. -――- .._:.:.:.:.:.:.`
. ':.:.:.:.:.:.:.:./:.: ム ´ _. -――- ._ ` 、:.:.:.:`
./ :.:.:.:.:.:.:. /:.:.:/ . ｆﾟ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ｀ ､'，:.'，:.:.:､
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:′:.:' ´:.:.:.:.!:.:.:.∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ﾞ'，:.:'，:.:.:.，
.′ :.:.:.:. ／i:.:.:.:i:.:.:.:.i:.:.:.:. ,′'， :.:.:.:.:.:.:. i:.:.:.:.:.:.:.:. '，:.:'，:.:.:，
.′:.:.:. ／ ./|:.:.: |:.:.:. |:.:.:._;′ '， :.:.:.:.:.:. | :.:. i:.:.:.:.:.:'，:.:'xｫ:. ，
.′:.:.:.:.:＼/'｜:.: |:.:ｧ'T:.:.:/ ｀ '，:.:.:.:.:.:.:|ィ:.:T:.ﾐ､:.:.:i:.:.:.i_」:.:.:， ＿＿＿
i:.:.:. i:.:.:.:|,廴_j:.:.:.:|:.:i |:.:/ '，:.:.:.:.:.:|'，: |'，:.:.:. |:.:.:.| i:.川 { }
l:.: i:.|:.:.: | | | :.:.: |:.:|,x====ミ、 '，:.:.:.:.:|. '，|._'，:.:.:|:.:.:,| |':.:l:| } ： {
|:.:.|:.|:.:.: | | | :.:.: |:.〃 ＼:.:. |〃⌒ﾞﾐ、:.,': /:| |:.:.l:| { ： }
l : |:.|:.:.: | | | :.:.: |:.{{ l|i|l ＼| :i|i 》/:.∧:! !:. l:| } ： {
. ‘,: |:.|:.:.: |_| |:.:.:.:.Ⅳ ＿ ＿ ":.:./:.:.ﾞ|_|:.:.l:| {. マ }
Ⅵ |:.:.:.:l | | :.:.: | ￣´ ｀￣ .ﾊ/i :.:. |!:.:. l:| }. ジ {
ﾏ|:.:.:.‘.廴l :.:.: | ヽ i :. |:.:.:.:|! ﾄ､ﾘ {. で }
ﾞ:.:.:.:.:.`ﾄ|:.:.:.:.| ′,'!:.:.: |l:.l / } ？ {
ﾞ:.:.:.:.:|ﾊ:.:.:.:|、 ＿__ ｲ: / |:.:.:.八| L_ ,}
ﾞ :. |∧:.:.:| ` '――′ イ:.:!/ .|:.: ′ } 厂´
ﾞ:.:|:i∧:.:|. ` イ:.: |:.:/ |:.:′ -=彡′
. ⅥVﾊ | ` .._.. ＜:,ｲ !:.:.: / .|/
‘| 厂〉、 /、:.:／｜:.:. /
やる夫先生が手紙を増祺総督に書いた六月二十日
総督は 北京から驚愕する内容の連絡ーー
すなわち清朝が正式に義和拳と組み
欧米列強に宣戦布告する情報がもたらされました
＿ﾄ､__ ､
＿......lヽ':::::｀::::::::｀,..´i／l
.＞:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ/i
-‐'´:::::,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l＿
ゝ::::/::::::/::::::::::::::::::::::::::ﾍ:::::::::::::／
ノ:::::/:::/ﾌ::::/::::::ｲ::::ｲ:::ﾉi::l!:::::::::::ﾍ
｀::´'::::// ﾚﾍ -'"ｉ／,イトﾊ::::::::::::::::＼ やる夫先生！
ノ::::ﾘﾊｰ-.,､ ‐´ 〈ｃ:::ｊ` l::::::::::::::',￣
￣ /:',〈 |;;ﾍ` ￣´ ､r‐､ﾊﾉ すぐに外国人全員を連れて街を出て下さい！
' .', ` "､ ___,,,､ !´｀,
ヽ 「 ＞-', ﾆｲ 朝鮮でもロシアでも日本でも どこでもいい！
` ､. ∨＿/ .／iｲ:ﾊ
ヽ ,／ |/ 清から今すぐ出国なさい！
｀ - ´ .| ＿＿＿_＿
ﾉ ., `-'":::::::::::::::::::::::::ヽ それが不可能であれば
_,,.. ．-‐....'''/"~丿／ ./::::::::::::／:::::::::::::::::::::::',
./:::::::::::::::::::::/､ , -── './::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::', 外国軍のいる沿岸部の租界へ行きなさい！
.,'::::::i::::::::::::::::! ,.． ''''":::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::',＿
i::::::::i::::, ─ ､｀ --'''"::,.． ''''"￣＼:l::::::::::::────‐'''"::ヽ
,'::::::::／ ＼ ．-'' ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`'-.,
,':::::::::i ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
. ,:::::::::::| ｀--, ､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
増祺総督の善意は本物で 彼はやる夫先生の元に
腹心の部下を送りました
＿＿＿_
／ ＼
／三＿',!｀zx二 ＼ え・・・？
／ ´ー¨‐｀ ´ｰ¨‐'' ＼
| （__人__） | そんなこと急に言われても・・・
＼ ´ﾆﾆ｀ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ 訳を話してくれないと やる夫達も行動できないお
,-'".:.:.゛.:^.:.:.ゝ
r‐´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
！.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l^＼:.:.ゝ
ノ.:.:.:.:.:.:入ヽ/＿_!ヾゝ 軍事機密であるため なにが進行中かお話できません・・・
|.:.:.:.:.:.:.:.ヽ､ ' <ム ｀┐
ヾ.:.:.:ヾi´｀ゝ ! ですが増祺総督から これだけは伝えてよいと言われています！
ヽ,:,:,:ゝ｀ '´ l
ヾ} ￣ ヽ -‐一"
/ ! i
_／. ! ;;|、
／¨"`‐-､ ＿,,/ ＼
／ ＼ 'ｌ ヽ
.ム ─ ､ , ｰ-' ! i
i ヽ /. l :! ﾉ
.l , _/ リ `ﾘ;}
| i! iﾉ
／:./:.:.:.:.:.:.:.;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.ﾍ:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:､:.:.:.:.:ヽ:
ゝ､::/:.:.:,:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:ﾍ:.:.:.:i:.:.:.:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.:.ヘ:.:.:.:.:
.':.:.:/:.:.:/:.:.:.:.;:.:.:.;:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.ﾍ:.:.:l:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.､:.:.:.:.ヽ:.:.:
ｊ:.:.:.l!:.:/:.:.:.:./:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:!:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:ヽ:.l:.:.:ﾍ:.:
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l:.:.:,:.:.l/! l:./!/!:.:/､:.:.:.:.;.:ﾄ､:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:./!:.:./:.:lヽ:./ !'.ｌ:./:.:
ｊ;:ノ!:.:_:.:l - ､_:/ ヽ:.:/!; ヽ:.:.:i;.:.:./:.ﾊ! ｌ/ ヽ!_,l/-､, ｌ;ヽ:/ 『奉天に屯する 皇帝の軍隊二営は』
!/!ヽ! _≧ｚ､'_ ! ヾ:!l:./ l' _ ｘ≦ _ / ｌ'
ｌ }ﾍ ｲ´ 云示ミ＞､_,ヾ .!'（_ ｘ≦ｒ示云 ｀ﾃ '´`ﾉ 『義和拳の教習を受けよ』
ヾ.〈 ､ ｀ .赱ソ ｀ ヽﾞ" ´ .赱ツ .l )./
ヽ.ﾊ .:i j /､
／ﾆﾆゝ, .::| ﾑ´ﾆﾆヽ やる夫先生！
／ﾆ/ﾆニﾆヽ :::| /ﾆﾆﾆﾆﾆﾑ
/ﾆニｌﾆﾆﾆﾆﾆヾ､ ::! ｲﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ この命令が本日 北京から発信されました！
ｒ＋ﾆﾆﾑﾆﾆﾆﾆﾆﾆｿｌ.､ r 一 ､ ／|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
／ﾆﾆｌﾆﾆﾆﾑﾆﾆﾆニﾆ＜､＼ ゝ- 一' .／ ｊ､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆ お察しください！
／ﾆニﾆヽﾆﾆﾆﾑﾆﾆ／ j!. ＼ ／ ! ＞､ﾆニ/ﾆﾆ
∠ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾍﾆﾆﾆﾍ,/ ' l ｀ ー 一 ´ / ｌヽ iニ/ﾆﾆﾆ 今すぐ満州から脱出ください！
/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽﾆニヽ ｌ / ′ !ﾏﾆﾆﾆﾆ
≦!ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニﾆﾆﾍﾆﾆﾆヽ ｊ ﾍ / ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽﾆニﾍ ﾍ / /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾍﾆﾆﾆヽ ﾍ / /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
＿＿＿＿
,. -'"´::::::::::::::::::::::｀¨ー ､
／:::::::::::::::::::::::::::::__,,,::::::::::::::::::ヽ、
,.'"ｰ､:::::::::::::::i:::::::ｒ":::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
/:::::::::::::::ﾞヽ:i:::::::ｰ"'_,-ｰ‐‐-´:::::::::: ヽ、
/:::::::,ﾆ=-ｰ:::::::::::::::::::::=-ー￢:::::::::::::::::::::.. ヽ
./::::::::::=-‐￢'::::::::::::::::::: 、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::. ヽ
/:::::::::.:::l::l::l:i" i,, ＿__ ） i
/ ::::::i::i:'､__ノF￣ｰ┤ l
,'. | | }
i | _| /
', L'ﾆ￣‐┘ ／
ヽ、 ／
ヽ､_ ／
｀¨i ヽ
/ ヽ
/ ヽ
使者の言葉は 清朝が義和拳を公認したことを意味していました
そして軍隊が指導を受けるということは 武力を使い
外国人排斥を行うということであり 同時に清朝全体が
敵になるということでもありました・・・
¨¨¨¨¨ 、
／ ｉ ｌ! | ＼ 奉天の長老教会関係者は 少数を残して全員奉天から退避！
′u | | |ｌ ! u. ヽ
/ ! （___人___） } 今回は危険度が高いため 清を出国して
i u !ililililil| /
! {ililililiﾉ ／ 朝鮮・日本へ入ること！
ゝ イ..ノ}
7 ..ノ} ! ノ
/ .ノ |´
/ |
／イ ＼::::::.ヽ
/:/ ｌ ＼::::ｌＬ ＿_
〈l:′ｌ ｜ ∥ | ｜ ｌ｜l | | Ⅵ(二二)〉 わ、わかったけど
|:| | ｌ |ｌ | |｜|l | l| || ｌ 」⊥l | |｜l | ｢＼￣＼
＿＿__|:| | | |ｌ | |｜|l | l| jイ川 l |ｌ| |｜l | |ｌ ﾄ ＼_｝〉 アンタも無理せず すぐ逃げてよね！
く<二二ﾌﾉ |｜|7廾土￢八 |〃≫≡ミ刈 |￤リ.ハ＼ヽ＼ 、
￣／|:|仁∧ｌ｜ィテ癶ﾒ ヽ トうｲj |l | ﾉｲ ＼ニｨヘ＼
＿__ 〈〈_／ｲイハ乂 弋_少 ､_ヾ＝'' 川 /、＼ ＼|:| ＼>イ三三ニ､
￣三三三≧ｭ.￣ |:| |:|/∧ ＼ ￣ " i u / / l ＼ ＞‐一＜ ／三三三三≧､
､__＿___〕三三三三三≧|:| |:|/ ｜ト､_＞ ＿__ ∠ イ | ／...:::::::::::::::::..＼三三三三三三
三｝三三三三三三三三ﾚ＞ー┴| ＼ u ｛ __〉 ／.::::|l |/ .:::::／￣}::::::::::::..＼三三三三三三{￣
イ三三三三三三三三/.:::::::::::::::::::| l | `ト ￣ ／..::::::::|ｌ |:::::::::::〈(_ﾌ／￢､:::::::::|三三三三三三ト､
三三三三三三三三シ .::::::::::::::::::::| l | |::::::＞ー＜ :::::::::::::::|ｌ |::::::::: ﾉ / ／ Ｌ:::::::∧三三三三三/⌒
三三三三三三三／..:::::::::::::::::::::::: l ﾍ ＼:::／ｲト ＼::::::／|ｌ |::::{⌒Y ／ ノ ｌ:::::{ ヾ三三三三ゝ、
￣¨`ー三三三三| :::::::::::::::::::::::::::::::.', ＼ く<_/ハ∨/ |ｌ l::: ＞宀＾ｰ＜__ノｊ::::::ゝ ド三三三三三|
￣≧三ｱﾍ :::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ Ｖ⌒Ｙト-ﾍ（￣`ｰ|ｌ ∨.:::::::::::::::::ー一':::::（ | ヽ￣￣ヾ三三!
ノ..::::::::::::::::::::::::::::::::::ｌ l ｌ |:| ヾ〉 八 、::::::::::::::::::::::::::::::::〕 〈 （_
〈 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| l | ´ ＼ ヽ＼::::::::::::::::::::::::｛ 丿 丿 ←リズ やる夫の後妻
__＿＿
／ ＼ 大丈夫なはずだお・・・
／ ＼ ／ ＼
／ （●）i!i!（●） ＼ 今までも 何度も焼き討ちするって脅されてたけど
| u , （__人__） |
＼ .｀⌒´ 〆ヽ 結局なにもなかったお
/ ヾ_ノ
/rｰ､ |
/,ﾉヾ ,> | /
ヽヽ〆| .|
†
||
／'i,ヽ
／ ..;;;i:::::;＼
|￣￣|￣￣|
| l⌒l | l⌒l |
| |...::l | |;;;;;l |;;:ヽﾐゞ;; ゞ;:;:ヽ
ﾐゞ;;;| ￣ | ￣ |;:;ミ__ヽﾐゞ,,＿;;:ヽ_;:ゞ;;＿＿＿＿.＿＿＿＿ ﾐゞ;;ﾐゞ;;
ヾ;:;:ヽﾐ;;| l⌒l | l⌒l |;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;; ゞｿミゝﾐゞ;;ヾ;:;;:
ﾐゞ;;;| |....:l | |;;;;;l |;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;ヾ;:;;:ヽﾐゞ;;ｿゝﾐゞ;;
ヾ;:;ゝ | |;;;;;l | |;;;;;l |;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;ヾ;:;ミヽﾐゞ;;ヾ;:;;:
ヾゝｿ | __ | __ |;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;ゞゝヽﾐ;ｿミゝﾐゞ;;
ﾐゞ;;;| LLｌ | LL;;;| __ .__ __ .__ .__ |ﾐゞ;;;:;ｿｿミヾ;:;;:
|i| | LLｌ | LL;;;| i_i_l i_i_l i_i_l i_i_l i_i_l | |iｿ ヾ;:;;:i;i
|i| | LLｌ | LL;;;| i_i_l i_i_l i_i_l i_i_l i_i_l | i;i;:ヽ_;:ゞi;i
六月二十三日までに大多数を避難させた後
六月二十四日 やる夫先生たち奉天のプロテスタントは
教会に集い警戒しましたが 焼き討ちはありませんでした
＿＿＿_
／ ＼ 何事もなかったお・・・
／ ＼
／ _ノ ::::::: ゝ､ ＼ やっぱり今までの流言のように
| （○） （○） u |
＼ （__人__） ,／ 義和拳も口だけで 何もしないならいいんだけど・・・
／ ｀⌒´ ＼
,´ﾆ＝｀ｰ'´ ￣｀ ー- .
／ ｀ﾄ､
/ ﾊ
,' ｌﾊ
| ノ |ﾄ､
. , ﾍ、 , ,ﾘ｜
. 〈 ,ﾍト ､__ ,,ノ爪ﾊ、 /,ｨ
', {ｭvヘヾ≧､＼ｉﾍ 彡'/
__,ﾊヽ ゝ◎｀ヾミ込､ト廴_ ィｧ
, -――一ｧ'´ / ｀! ｉi＾＝='^r仁Y,ｨ｡ﾃr=x.､_辷,彡"
／ / l ij ゞ ＿__〈ﾉ !ﾄﾞ=彡' ｉr'´
. / 〃 ', ｀ ,二´-､_込､__ 〃 やる夫先生！
/ /,' '､ /ー-｀ﾆ７ ｀７´
. / / l ＼ {廴__,ﾘ〃 ／ し、市内の掲示板に・・・
/ ｌ ＼｀＝= " イ ＼
. / l＼ ｀ ７T ´ ', ＼ とんでもないものが張り出されました！！
/ ｌ ｀ ､ ｜ '､ ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ .. ┃
┃ ┃
┃ 清朝は全清国人へ外国人戦絶を命じる ┃
┃ ┃
┃ また清朝は 以下の通りの賞金を出す . ┃
┃ ┃
┃ 『鬼』一人殺害につき 2,500両の賞金 .. ┃
┃ ┃
┃ 『鬼の奴隷』一人殺害につき500両 .. ┃
┃ ┃
┃ また基督教徒を助ける者も同罪とする ┃
┃ ┃
┃ ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
__＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／ / ﾍ ＼
／ ／ ＼ ＼
／ .‐''~＿ ＿~''‐ ＼
／ /´ , ヽ ヽ /´ ,. ヽ. ヽ ＼
／ ,' ,; ', ', |!!il!|!l!!l!l!l| ,' , ', ', ＼
／ { { } } .|!!il!!ll!!!il!l| { { } ｝ .＼
／ '、 ヽ ／ / .|!l!!il!!l!!il!l| '、 ヽ ／ / ..＼
／ ￣ ／ | ＼￣ .＼
／ / ∧ ', .＼
／ ｛ / ヽ ｝ .＼
| ヽ ヽ＿＿_／ ＿_ ＼＿＿_ﾉ / |
| ヽ .|!!il|!|!l!l!il|!|!!!i!l|!|!lll!!il|!|!l| / |
|. . .|!!il|!|!ll!!lil|!|!l!l!il|!|!ll!!il|!|!l| |
| .|!!il|!|!ll!!lil|!|l!l!!lil|!|!l!!il|!|!l| |
＼ .|!!il|!l|!l!!il|!|l!l!l!il|!|!l!!lil|!|!l| ／
.＼ |工工工工工工工工工| ／
掲示板に張り出されたのは清朝からの上論でした
『鬼』とは外国人 『鬼の奴隷』とは支那人基督教徒のことでした
ここに清朝は 外国人と支那人基督教徒殲滅を公言したのです
＿＿＿_
／ ＼ 上論は出されたけど 奉天にはキリスト教徒も多い
／ ＼
／ ＼ やる夫は伝道師として・・・
| ＼ ,＿ |
/ ｕ ∩ノ ⊃―）／
( ＼ ／ ＿ノ | | 出来ればここ奉天に踏みとどまりたいお・・・
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
即座にやる夫先生たちは 助手と
今後の方針について話し合いました
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽへ＼ ・・・キバヤシくんは どう思う・・・
／ （ ―） （―） ヽ
.l .u ⌒（__人__）⌒ |
＼ ｀ ⌒r'.二ヽ<
／ ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、
/ , ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、|
{ { ＼｀7ｰ┘!
ヾ ,、 | 先生がここにお留まりになるなら
`ヾ _ / l |
￣,ー-z＿＿＿ ／／ l ｌ | 私もここに留まり 一緒に死にましょう
. '.,/./l ￣; ト-三彡 ／／／ lﾉ＿ l
l.l ,' l ヽ_.i`-' ﾉ彡彡彡彡＝＝--- __二二r-─ヽi
l.l l l ~二--ゝl ￣.//二＝┐=─ 、＝-、 ヽ i
.l.l.l i ﾉﾉ'⌒ l l-、─-ト_ソ ノ ヽ '-,__ |
ヾヽ、 ／,'/ ./ ヾヽ`, , ' r-┘|.
ヾ==---- ',r "/ / ヽヽ' / / 丶 ／
l ￣￣ / / ヽ、 / / 丿ノ
ヽ `-、--、 ` -、＿＿'ノ ﾉ
ヽ ι' /~
`、 ﾄ、─- 、＿ /
ヽ ` - 、_ ヽ ,-'
', 、 ─ - ' , -'
ヽ ── , - '
l , - '
＼ _ , - '
ト──--- '
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ _ノ ::::::: ゝ､ ＼ （ もう・・・その段階なのかお・・・ ）
| （○） （○） u |
＼ （__人__） ,／
／ ｀⌒´ ＼
{ ﾊ/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
{ .|V:::::::::::::::::::::::::::::::::::::, vv､:::::ﾄ､::::::::::::ハ
Vﾊ}:::::::::::::::::::::::::::;.イVV ,､ V. V}ハ/1:! しかしやる夫先生・・・
. ヽ:::::::::::::::::;ｨv'W /::::^ﾍvﾍ ト､ ﾘ::{
. ＼_ヽ::::::::::::::{ !､/ﾘ:::::::::::::::::::｀:::::｀^^::::| もし先生がここを離れられれば
. ､＼::::::::::::::::lﾊ,ｲW::::::::::::／}＼_::::::::::;，Y⌒V
. ｀ミｰ:::::::::::::::::::::::::::::／ｲ___ ,＞;１:::/ﾊ ∧ やる夫先生の命は助かります
. ｀ー-r―┬イ＝=x::::::, ＜'´ ^´〉 / '._
Vlﾙﾘ^Vヽ }Y レ' V＼
｀イ!. ゝ.}＿ﾘ' u l } :| ＼ そして私達も 家族や自分自身の
ゝx- ､＿ J ,ｲ / | >ー---x､
＼ー-' ／ / .| /! ｜ ｜ ＼ 避難をすることが出来るでしょう
人＿＿, ィ ／ | | ./| | | | ＼
, イ /| ﾊ ／| .| |/ .| | | | |＼
, イ | ,ｲ| | ,ﾘ , イ | .| / | | | | | }＼
,ｲ .| ﾙ′| | ｛ヾ , イ :| ｜ .| ./! | | | | |./ lヽ
V | 'ー―''T丁アー-x :| | |/ | | | | | ./| |
} | | | レｲ） _＿＞x | ./ | | | | |, ｲ | |
j } | | ﾘ |￣| | ｀ﾞドｲ | | | | | | | |
/ .| | | / | | | | | | | | | .| | | |
ヾ Vl .| Y 0 | | | | | | | | | .| | | |
} | | |l | | | | | | | | | .| | | |
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ _ノ ::::::: ゝ､ ＼
| （ー） （ー） u |
＼ （__人__） ,／
／ ｀⌒´ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ _ノ ::::::: ゝ､ ＼ やる夫は奉天を出るお・・・
| （ー） （●） u |
＼ （__人__） ,／
／ ｀⌒´ ＼
_,,, -‐ ＿ ‐ 、
, ' ___｀ '"´ ﾞ' ,
/ _,, -- ' ｀ﾞﾞ'‐､ ヽ
,/‐' ／ , , i ヽ ' i
,.‐ 「',|／ ／ / | ヽ ﾞ'li,_
ir ｌｌ ／ / ｌ ｌ l ' , ヽ ､ l,! ',ヽ
,,,ｌヽ |ｌ/ i ｌ i ', ', ', l i ｀'/| ﾞ',
（ｌi ', ｌｌ" / ii /i ｌ ', l l', l ｌ ', .,!| ｌ）
|j l',', ,!| ｌ ｌ| ｌ ｌ / l |', | ヽ l ､ ｌ |∥ ,i |
|i | ヽ''_ﾘ ,! ｌ ｌ´l￣l-|､ ｌ l l ', | ', ｌ ll __ ﾉ|!l
!l',ト | ｌ l ﾞ', == ､| ヽ l 'l￣l丁'' ﾄﾘ |iフ" l!i
ﾞ " | l l " lﾟ ,!丶 ｀l ,｡-==' ,_ ﾃ| ｌ i|l
| | ｌ.| ｀ーﾞ" ゝ___ﾉ ヾ l | ﾞﾞ
', ｌ', i| ─ ' /| l やる夫先生・・・
i l', 'li / ,| l
',.ｌ ヽ｀ ｀ ´ ,/- '| l 満州を出るアルか？
ﾞ|i ＼ =ﾆ= / ﾘ /
ヽ l＼ ｀ ／ ,ﾉi/
,,ィjﾄ 丶 , ' l 、 l
/,' { i ｀ '' ´ | ,',､
,, イ ﾞミト,, _,,,.. ﾆｹ" ト 、
_,,, -─'￣~´ l ﾞとヽ /_〃 │ ｀ - ,,,_
/ /' / / ,:'くヽ／ ＼ ,、 ﾍ ／i
,:' / ,: ' / ' / / ,:'／ ／＼丶＼ゞ」 ﾉ 丿
' ,: /' ／￣￣ ;;＼＼へ＼ |｜ |／
' / ,:'/,: ／（〇） （●）;＼ Y´ |ノ
/,: ／ （__人__） :::::::;;;;;;;;;＼ ,:'/,: /'
/ ,:'/, |;;;; ::::｀ ⌒´:::::;;;;;;∪;;;;;;;;;;| ' / / ,:'/,:
/ ＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,／' /
/ /' ／ ∪ :::::::::;;;;;;;;;;;;;＼'/ /'
/ ,:'/,: ｜::Ｙ ::::∪;;;;;;;|;;;;;｜/ ,:'/,:
｜｜∪ :::::::;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;｜
,! .,/ | | 、 ,! | へ,,_.| .|
.,! ,i´ | || .｝ li､ ﾞl|， ,! |.,,ﾞ'ヽ,| |
,l］ ,lﾞ | ｙ | | .ll、 .'|i､ .|.|ﾞl .lﾞ | `-, | │
.i､ lﾞ | ./-､,、 ﾞl || | │.s .|│ ﾞl,! .| |.） | .| ヽ ﾞlﾞ i"
.| / │.|,,,,､,,,,,ﾞ‐'i､.|ﾞl | .ﾞl |l、 .lﾞ ﾞl, ﾞlﾞl ｮ| .| .lﾞ .|, ∨ ｀｀
| ,!､-ﾐ.|'フﾞ^''''ﾆ,ﾞl､ﾋﾞl, .| ヽ|ﾞl、 |、ﾞ!,、ﾞlﾞl、.llト┤ 丿 .|ヽ ,i´.,,,-、
|、| ﾞlﾚ ｒ'"'i､.ﾞ|'ﾞl,| ヽ l ﾞl山 匸,,|ｭ.ｾ|, |］、.| /′ ,lﾞ|.ﾞl゜.,i´
、 |ﾞl,.| ． ﾞl、"-┘,i´.ﾞl″ヽ、 │ ".ﾟ‐,i､ﾞl|" ,,,ﾞl〉 l|ﾞ'ヽ,,! ,/ lﾞ ,i´,/
＼| .ﾞ" ＼ ﾞ'ｰ--'" ′ `-、ﾞl .,/＾',|,ｲ ） ［ |.,ｲ .|K,,i´ ._
: 川. `'ｰ-,,,-- ﾞ'┘ ｀ .ヽ｀''''"_/ ,､.｢ | .lﾞ ］ _,,,-‐"
..|ﾞl -,,、`''''"｀_,,i´ .| ,lﾞ.,「＾
..| l ｀ﾞ"'''''''" | lﾞ丿
│ﾞl ,i| ﾚ′
.|,_ ﾞl /,} ,″ ねえ やる夫先生・・・
.| ｀ﾞﾞl、 、 丿.lﾞ .lﾞ
│ .ヽ ｀ '′ ,l＿,lﾞ .,i´ 外国人は国外に逃げられるからいいけど
│ .＼ ,/ │ .,i´
: | .`'i､ ﾞ￣" '''-． ,／ ,lﾞ 丿 私達 清国人キリスト教徒は・・・
|、 ,,,,,, |`-、 ｀'''''''｀ ,,,,i´ │ 丿
l,-''ﾞ,,-‐'| `ヽ、 _,,／ﾞ.|-,,,へ,、 .lﾞ / このあと一体 どうなるアルか？
ﾞl／ | ‘'-,、 ,,,―'" ｛ ｀''i､ﾞ'┤
|
|
|
,-―- 、 ,-―- 、 ｜
/ /｀~~ヽヽ / /｀~~ヽヽ |
{ {..;;;;;; ﾉ | { {..;;;;;; ﾉ | |
. ヾ_`'''ﾞ",,,ﾉ . ヾ_`'''ﾞ",,,ﾉ ｝
￣ ￣ /
! /
j /´ | ゝ 丿
ゝ、____人_____ソ/／
_ ＿ ./ ／
＼ ｀￣ ,/／
` .､ ／
:ﾐ:ｰ.､._ ／｀`'''ｰ-､
/| .Ｎ ' ,_≦＜⌒
| ∨ ,､ ,､ ､ヾ-ﾍ> ､-ミヽ
／｀ ,.ｨ , / ﾊ !ヾ|ﾊ.V, ,ﾄ,ﾊ-ヽイ
/'ﾌ／/∧,ｨ ./.|/ ,､ﾘ小|,ﾄ,:|:ﾘ､:ヽ|:＜
И .ﾚ ' .|//ﾉ /jｨ::ﾊ::!:::ﾘ;ﾒ「ﾊ:}'ヾ､Y
弋ｰ__,､ | ,//|'/|/:ﾑ!/‐|l::::|ﾘｨｔﾁ''Vﾘ 神楽 そこまでにしとけ
ヽ-≧:::Ⅵ.代!ﾊ:|;::/,ﾑｔﾁ Ⅳヾ￣ .ﾄヾ
.｀Ｔ:|;::::ﾊ|:_'ヽ､Ⅳ￣´ _,〉 .| あんまり先生を困らせんなよ
.ヽﾄ､ｌ:::「:トヾ､` __,, .iｧﾌ
厶イゞｲ≧ヽ ' ﾆ´ /./:! 満州から出なけりゃ 外国人は皆殺しだ
'´ ﾚﾍ;ｰヘ ,,_＿＿__,,//:::::ゝ _ -､
ハ|;V: : : : : : : /./:::::／7才 ヽ,,_ _ やる夫先生に 選択肢はないんだ
／ｲ:::ﾚ:ﾍ : : : : 'ーｧﾌ::::/ｲ ／｀ー-ミ、
/ /_::::::::::::ﾊ j |:::;ｲ , ′ ｀丶、
ム-- ミ丶::::「' :. //:/ , ′ ヽ
ﾉ:::ヽV|__,,,､ ｨ7 // ,:′ , ハ
／::::::::ﾊ.'| ｀ /〃 ./ ./! ハ
／:::::::::::::::ﾊ ! .//′ / ,'::! .ハ
/:::::::::::::::::::::::ﾊ∨ // ./ ,::::| .ﾊ
.ハ:::::::::::::::::::::::::ﾊＶ// / ,::::| .ﾊ ←奉天在住支那人キリスト教徒
_-―――- ､._
,-"´ ＼
/ ヽ
./ ::::::::::::::::::::::::ヽ
| :::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
l :::::::::::::::::::::::::::::::::;l ・・・・・・
` ､ （__人_） .;/
`ｰ,､_ ／
／ `''ｰ─‐─''"´＼
－､ 、 ノｊ／丿 ノ）
（ー ､_） Ｙ´ /／⌒'ー' ∠ ,＿__ ､ ヽ
ヽ、 ＜,＿,ノ）＿,
（ー‐ ' ´￣ ／ ／
＞‐ ､ ＼
／ ヽ ヽ)丿
／⌒7 ｌ く ＿_/
＿ﾉ } } ｜l|ｌ|ｌ| l ＿_ノ
ー'‐一 ! / / // / ＿_/| | ｌ|ｌ|ﾘ ｌ|ｌ| ＜ ＿,
｀フ ﾉ/／/／ノ/ ｲ l/／/／｀|ﾒ ｌ|ﾘ l ｌ|ﾘ ､＿ ノ
（ｒｫ / ' /⌒Y ｛ ｛/ ヽ{/ ,ニ,ニ/ ｌ ﾘ /ﾊ ﾘ ヽし
/い! ｊ に! !l ﾊ（ ´ ｀''┴ ﾉｲ//-､! ｊ ﾄヽ〈 やる夫先生 あんま心配すんなよ
ｿｨ八 つ ｌ!{ ﾉ'ｲﾃﾐﾉ/丿 )ｿ
乙ｨ ＼ ヾ ｀ {｢ﾄ( 義和拳は横暴だけど同じ清国人だ
ﾉｲ ｌ| ｌ｢| ‐__,ノ 从{
／| ∥|! ヽ -=|| ￣￣| 土下座して金渡して 許してもらうさ
ﾘ |しﾚ 丶、 'ｰ|| |
Ｆ＝= ‐_- ,,_ ｀ 、 || ＿|
| ￣ `ｰ_､_ ヽ､_,/||＿／ ＼
/￣´"''－..,,_ ｀ `ｰ/- .,,__／ ∠`ｰく
_,. ‐'´￣￣´"''－ // ￣〉{ / -－､）
／ // /,ハ } Ｋ }
/ ヽヽ // ! し′
六月二十五日 外から見えないようカーテンを降ろした馬車に飛び乗り
やる夫先生たちは奉天を脱出し 最寄りの駅まで急行しました
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼__ ＼
＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_ ＼_＼
＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_ ＼＼
＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣l＿_l￣
│ ∧＿∧ 奉天付近の駅. │ │ビュン彡 ビュン彡 /● ● | || | |
│ （ ´∀｀） ＝＝＝＝＝＝＝＝＝ |. .│ ／ Y Y | || | |
│TOUSHItetsu Houtenfukin Station│ │≪特 急≡＝－. | ▼ |. .| │ || | |
└───┬──────┬────┘ │ |_人＿.. ＼／. | || | |＿＿＿＿＿
│↑ 改札口 │ │ ぞ ぬ ー ！.＼＿＿＿＿＿＿＿. | || //
└──────┘ └────────────────┘ ||_//_＿＿＿＿＿
┌───────────────┐ ┌───┬───┐┌──┐ ￣|＝＝＝＝＝＝
│┗━┯━━┯━━┯━━┯━━┯│ │ │ ││ │ ＿＿_ ∥
│ |::［↑］::| |::［↑］::| |::│ │ │ ││ │ |＼＿ ＼.. ∥
│ └──┘ └──┘ └│ │ │ ││ │ | |@￣l| ∥
│ │ │ │ ││ │ | |BUS| ∥
│ │ └───┴───┘└──┘ | |奉.ｌ| ∥￣￣￣￣￣￣
│| |￣＼ .／＼ ／＼ | | | .天.ｌ| ∥XＸXＸXＸXＸX
│| | 日. ||二||二|| 日. |l|二||二|l| 日. ||二|| | | 付.l| ∥XＸXＸXＸXＸX
│| | |.. .| . | .| . | │ | | .近.l| ∥
│ ￣￣ ￣￣ .￣￣. .| |＼| .駅.l| ∥￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| |￣￣|￣￣＼
.＼.| |. ＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
／/ ／./ / / ヾili/ ＼ ヽ ＼ ',＼ / ﾉ
,r´ ノ ／ / i| { -､///｀ヽ l ', ' , ヽ＼ ､l､_ ノ ／
,ノ , / l /l ', l´NW从ﾉWﾘ /l l l .} /' , ヽ ｀ヽ ヽ, ／
/ ／{ l ﾉ l {',lヽ {＼ﾞﾞﾞﾞ｀´ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ} /ソ ,! / / l', ',ヽ＼ } ノ l
l jノ Ⅶ', {＼' , l´三ヽ__ ､ /／ l / / ∨ .ノ }ヽl ',}ヽl rｰ' ／
', ﾊ , ',l.l＼ ', ノ三ミ彡 -'ﾉ ヽ∨｀ｰﾁ-/,_/／ﾉ／ } //l ヽﾉ l / よく来たなやる夫先生
乂_',lヽ ∨, -‐〒テ厂（-､ ﾉ｀ｰ- ,,__ ｀ｰ- ,,/／ j///l ﾉ ノ
ll ',l＼,､ヾ､三ﾐ-ー´ヾ, ｀i 彡F＝-ミ､ ムィ' , | （ ヽ 非常事態だから
ﾉ‐l ', ',| `之￣てうﾕヽﾐ | ､ ' ￡ﾕ ｀ゝ / /|／! ヽ ＼
.l / | ',.l .）｀三´三彡'´ j .｀¨ ｀￣´・ 彡／ .ﾄ, l , - ､ﾉ ヽ 代金はいらん
l l ﾄl ',| , ヽミ三彡( ,,;l |/| / //} /l （ ,r-―- ＿ﾉ
ﾄ､ | ヽ ）巛彡Y ' ^ / .l' ///l'ﾐl ', ＼ 早く列車に乗れ
|,'.ヽl, ﾊ ＼三ﾐ/ / .l '//l .|/| ,r-' )
,' .|', ', ）彡{, ＿＿＿ l / ' | .| ' ,r-'´ﾞﾞ´
/ .ﾉ| ', .∧ ＼{| 孑 '壬――´てヽ、 .ハ./ | .| '',
/ //'| ', ,ハ. ｀￣￣￣｀ﾞﾞ＼Y´＞ 、 ∧./ /ﾉハ ／＼
/ /ノ./ ', ' ＼ ＼l ／＞、 /' / .∧ ／ ＼
／ /' / ヽ |l l;;＼ ｀ヽ__l 升､ ハ' l ＼ ／ .＼
（ ノ .ﾉ 、 j /l l ＼ ,,イ ｀ｰ''' ./ ヽ ヽ ヽ. ／ .＼
ヽ { / ヽ ノ/ .l l ＞ ＜'' ﾉ /. ﾉ ＼ ／ ＼
/｀ｰ'r-' / ） ｀ｰ､＼i ﾉ＼ ｀ ー ´ ／l/ ｀ヽ ｀ｰ､ （／ ＼
/ ﾉ ／ / ＼/ .＼ ／ ヽ ﾉ ／ ←ロシア人駅長
＿＿＿
／＼ ／ ＼
／（●） （●.） ＼ バラライカさん！ ここに居ては危険だお！
／ （__人__） ＼
| |::::::| ノ（ | やる夫達と一緒に来て 満州を出るんだお！
＼ l;;;;;;l ⌒ ,／
／ヽ `ｰ´ ｨ⌒ヽ やる夫達と一緒に退避しなければ 待つのは死のみだお！
rｰ'ゝ 〆ヽ .)
ﾉヾ ,> ヾ_ノ,ヽ}
ヽ ヽ| ヽ_ノ
当時満州の鉄道を仕切っていたのはロシア人でした
やる夫先生は脱出する際 駅員に一緒に避難するよう
強く勧めましたが・・・
ｚ-へ へ へー-
ノ￣i┴ ／- // ＼
＜ ／ i V／l ＼＼l
/ / / / l l ＼ゝ
/ /〈〉 l/ / ∧ l ＼ l ＼＼
/ l / l l 彳＼V／丨丿( ヽ＼ ＼
l ／ .l l トiｲ l ＼／ヽ＼ ) l ト
/ / l ｌ ｌ∧ i ｌi ﾚﾊ. /人 ｌ 丿 〉 ダー 承知しています
l ﾊ r ー-ii-､＼ ,,-ーll-､l/l l／
l l l i L-〒Tァ= , ｯtTｩ､/ｌ ） / しかし私はこの駅を ロシア皇帝陛下から
＼ヽ ヾ丶=~" . ｌ "~.／レｲ l
/ l､≡三ｲ l ７ ｲ l l お預かりしているのです・・・
/ l ヾ ミ》 .- ./l l l
/l l l ﾇ ﾐゞ ｬ-＝ュ〟. / l l l l 投げ出すわけにはいかんのです
l l l l l ＼ .ゞ≡＼＼/＼ l l l l＼
/ l l l l＼l ＼ ゾ＼㍉ { l lヽ ＼
／. l l l＼ .ヽ. . ゝ- < lヘヽ_l＼ｌ ｌヽヾ ＼
r .l l /. l .l ＼ ＼, ＼ l l l l . l ｌ＼＼ l＼
r ー/ l ヽ＼ ＼, ト＼ l . .ｌ . ｌﾞ ﾞ ﾞヘｰーヾﾐｰﾐ
⌒／ / ｌ, l ヽ Ｌ,, . ＼l l l ｌ //三二＝彳
,,/ / r ヘ＼,, l ＼ ,,） ｌ . ＼＼l / ll / ∥
/ / 《 / く,, l ｌ,, ／＼ ＼ ＼ .ll ll .∥
/ / 《 / ,L A ＼ｌ,, ＼ ＼. l ＼ ゞ .> ll ll＼∥
ムヘ/ .《 / ソＬ く ヘ ヘ,, し <＼ ＼ l ll ll ｌｌ ∥
＼./ / ｌ,, > ｙ ヘ, l ﾐゞ＼ ﾞﾞ＼ }ﾐ＼ ヾ ＼ll ll ll 》
＼// ｌ,, V ＼ﾐﾐミミヽｰへ､_ﾐ ﾐ＼ ＼＼ ll ll ∥
／ ｌ, ソ,ｒ 〉ﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐ＼/ﾐﾐﾐﾐﾐ＼ y＼} ll ∥
く ＼ｌ ｌ＼ ゞｌﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐ＼ﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐ＼l彡 ll ∥
＿＿＿
／＼:::::::::／＼.
／:::<◎>:::<◎>:::＼ これだけ言ってるのに分からないのかお？！
／::::::::⌒（__人__）⌒::::::＼
| ｀ ー'´ u | かくなる上は無理矢理にでも連れて行くお！
＼ u ::::: ／
／ ::::::::::::::::::: ：巛￣ヽ
/ , ：〈⊃￣( .}：
/／__/＿/ / | ヽ ＼＼ ',
r┴' / / ｀∧ ! /^＼＜￣ヾヘ
／／ / / ,、∨,、 ＼ヽ ＼＼
∠..ノ / / / ∧ヽ|/∧ヽ ヽ＼ ヽ ヽ
r' / ,' / /l /´｀"ﾞ｀´ ', ! ､ ', ヽ＼}
| { l ﾘ ,' 从 ﾘ | 〉 } } ﾘ
／ﾚﾍ |＼トﾍ匕Ｌ..＿,. ､__/厶∠L／ ｌ ｌイL やる夫先生・・・
,ィ ´ ／ ∧ﾄ､ゝ弋‐辷ﾃﾐ､ ,ィ辷テｧ/／|,.ｲ ヽ＼ー- ､
/ ／-ｰ彡'´|l lﾍミi｀￣彡 ｜ ヽ ｀￣´/ // ! ｀ ‐- ＼｀ヽ ＼ あなた方が満州最後の外国人であれば
_,.〉＜´ // |ｌ トゝﾐ彡'7 | ／／,' |ヽ ｀¨ ｰ- ヽ
.´ // |ｌ |ヘ三彡ﾞ ┘' ,.ﾌ / ｌ ＼ ｀¨＞ｰ ､ 私も同行しましょう
. ,'/ | ', ヽ.l｀マ{ ゞ二.Tミ、／ｌ l | ヽ 〉 ',
/ /| ｌ ｌ| ＼ |ヽ|´ ｜ ｌ ｌ| ',. / l しかし違うでしょう？
. ,' ,' ｜ ｌ ｌ| ｀ ｰ'|ヽl | ｌ ｌ ト、 ｜ / !
/＿＿ / | l | ＼ ゞ'ﾞ | ｌ ｌ | ヽ___⊥__ / ,' まだ満州には 外国人は大勢残っている
ヽ, | l |彡 ｀ ´ ィ三ﾐ:! l ｌ | / / /
＼ ﾉ l |三i ゞﾐ三| l ｌ | / / /
＿＿
__ - ´´￣ ｀¨ ‐ ､
, -'"´: 丿 ヽ
／. : : : : ＿／ 、 丶
,,.'. : : : : / /::::::ヽ ｌ ヽ、
/. : : : : : { {:::::::::ﾉ ! ヽ
/. : : : : : 丶 ｀ ´ ノ ヽ
/. : : : : : ｀ー‐ ´ / ヽ
./. : : : : : !、 人ノ それは・・・
/. : : : : : Ｕ ｀i｀ ﾆ二-- i
/. : : : : : ｀´ l
,'. : : : : : : /
i : : : : : : : /
i : : : : : : : /
', : : : : : : : ／
', : : : : : : : ／
ヽ、: : : : : : . ／
ヽ､:_: : : : . ／
｀¨i : : : : : ヽ
, へ､、
__／ﾍ i }｀ｰへ
／ ｀ヽ ∧ i:} :}｝ ｀ヽ
〈二ミヾ∨ ∧ i} :ﾘ⌒ヽ!
/￣二ニ= :Ⅵ/ .:ノ二三≧ｘ
ﾉ 才 ／ 不イ:| ヽヾ＜二三ミｿ
／ ／ ／／ :! :i :ﾍ:. ｀ヾくﾐ
// //.:/.:/ / .:| :j .:∨＼:ヽ:＼ もしかしたら・・・もしかしたら
/⌒＞⌒＞⌒V .:| ハ:._.:ノ⌒ー＝=- 、
γ⌒イ ∨i:/ ｀ヾ: ｀ヾ: ヽ. この後 彼らがここに
__..ノｲ :/:. .:/ﾊ Ｙ/ﾊ :. :. ゝ
ノ :/:. .: .: /ﾍﾍ∨/∧.:. :. :. ＼ 脱出してくるかもしれない
γ: .:｛ :i :ｲ { { V :. ヽ:. .:. ヽ .:.｝
乂ｲ { :l! ハ :从乂 ノ .:ﾉ .:i:| ;i} .:} ヾﾘ
{ .:ハ ハ｀ト＜､、 { イ ノﾉ／/ ｲ .:ノ その時 我々が居なければ
乂ﾊ {＼ミ､、__＿＞､、 ,斗匕´_＿__ イ :ｊ .:ｲ |
〈/N|lミ=ーく弋才ぐ彡 ,彡弋才>ｰ j :从 | 彼らはどうやって満州から出る？
//.:!|lﾍヽゝ三二三彡 ヾ￣￣・ -=彡イ! | :|
// / |l:i 乂＼三ニ7 /.:/ /.:! | .i乂
_／/ / /ｉｌ:ｌ 人＼三ニ ／／ / :! | :lヽ:.｀ ー:. ､
, - ＜ , .: ′ /: || ｌ :ト三ﾆﾐ ` ´ イ.:// : :/i:.| :l ＼ :.
/.: .:／ :/! !:|| :l: :小三=ミ _ ....、,..... _ / // : :/ l :| :ﾍ、 ヾ､、 ヽ
/イ／ .:／/ .ｉ:||: :l: : l il＼ﾐ ｀`ｰ"´ ／ // : :/ l: :! :＼ ∨ :. ＼
／ ..:イ／ .:l ||: :.l: : l ||!| ＼ ｀" ":. |// : :/ l : ! :ヽ .:｝ Ⅵ! ＼
/ { i! .: i ||: : l: : l:||!| ｀ ､ ／:.: |/ : :/ .:ｌ : | ｌ :｝:!:. Y
ノ: .:｝j! :iﾘ| .:ｌ!: :l:!!:| ￣´:.:.. | : :/ :ｌ : | ｊ :ﾚ′ :!ヽ.
ﾉ: .:ノ /り : :!ｌ : ｌ| :| :.:.:... | :/ .:| : | ／ :j! ﾍ
/: . . . / / l ｌ: :ｌ| :! |/: .:｝从 .: :ﾊ .:i
／: . . ＿/ / l :l: :ｌ|/ j:.: .:｛{ :.＼: . . .: .:/: :j
. ／: . . -:.:.:"´:.:￣:.:.:.:/ / / /: :l:! /: . :八 .:ヽ｀:.:ｰ:.: .．.... _ :／: .:/
. . : : : : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ / / /: l:! /: . .:ノ ＼ .:＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀:.:ｰ : .．:/
＿, r' , ､ , ､ ＞ー'´
￣フ ／ / ∧.i.i,∧ ､ ﾍ ＼
ｒ´ .i / i､ !./ ﾍ. ii ､ ! ､ ヽ
{/´! .| / , i | ｀"::"´ .｝ ハ ﾍ ヾ:､| 外国人だけじゃない
.! | ! { /iﾊ ﾊ| !ﾉi ∧ i | ﾊ, i .!
/|人 N .'i､/｀ハ/＿! _.,!r|/-ィ）》 ｝ ./.|｀ソ 支那人キリスト教徒も続々脱出をしている
/ .! .ｿ.|ﾍ､ヽ卞弋ﾗヽﾐ｀ ´ ｨ‐辷ﾗｱ/./|／i i
./ .| .ﾍ,ﾐ:､:;:;｀:;￣'´:: ｀'￣ ´彡/ .i .| ヽ
/ | ﾍ,｀ヘ:;:;:;:;:;: ／ ｲ .| ヽ それでも私にこの駅を放棄しろと・・・
./ /| i ∧:;:;:;:;:;:;: ／イ | | i ＼
.／ / .| | .i .ゝ:;:;:;:;: ,r==:、 ´.,ｨ' | | | .＼ 先生はそう言われるか？
／ ./ .| .| .| .|＼:;:;: ｀三" . ／| | .| i .＼
_,r '´ ./ | ! .| |:;:;:;:丶､_ ._／ | | | ヽ ヽ
／´ / .i | /|:;:;.. :;:;:;:;:;:ﾄ､ | | ヽ ＼
/ ./ .|／.:|:;:;:;:;... .:;:;;:;|.:.:ヽ| | ＼ ､ ｀ ー:: ___、
_/ . ｒ－-'´ノ´ ._ノ/ |.:.:r'´ :;:;:;:; :;:;ト､.:.:| ﾍ ＼ ＼ ｀i
< i ゝ _,,,,ムノ i i´ :;:; ヽ| ゞ ､＿ ＼ ＼ {
ﾉ ,r-'´, r- '´￣.:.:｛ .| i:;:;:; | ＼ ｀".:.:ー::､,__＼ ﾍ
, r- ' ´￣.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:) ノ /:;:;:;:;:;:; i ゝ ＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀" ー::､,__ゝ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ i｀" ー::､,__ ､ , r- 'ゝ ＼ ゝ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:iヽi
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾉ （ ￣￣￣￣ ＼ ＼ ﾍ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:i
_-─―─- ､._
,-"´ ゝ ＼
/ ヽ
/ ::::／::::::::＼::ヽ
| / ヽ ｀::::´ /｀ヽ
l （ ○ﾉ::::::::::ヽ○.;l
` ､ （__人_） .;/
`ｰ,､_ ／ﾟ
／ `''ｰ─‐─''"´＼o
へ
／ 〉 爪⌒ヽ__ ／｀ヽ
ｨ仁二ﾆ⌒ヽ､ ／ / / V/／i ＼
.／ ＞/ { { ,ｲ l从〃:,:.} ＼
／ V / | 从ハ | ｀¨¨´| } l ＼
,r＜ / / | /ﾆﾆﾆ从{ |∧从 ｀ヽ
/ 小/ｲ | 小二二二ﾆヽ |' 〉小 圦
, ﾊ | ﾙ 仁三三ミ ﾆﾆ⌒|ﾊ 小 ＼_
{ ', 斗 ﾄ { Y艾｡ 寸气 {.＞示y从 .ﾙﾊ やる夫先生・・・
i 小. | {代 ≧三二ﾆ= ＼ﾟｰく { ,小ﾊl
∨二|込 {从 {ﾆﾆﾆﾆﾆﾃ ﾉ V ﾙ' } 避難を勧めてくれてありがとう
V {｢込| ＼ 辷===Y ´ ′ !il|
圦ヽ. | | ﾏﾆﾆ込 ー====ｧ 川 私は行けないけれど あなたの好意は忘れない
人 ＼_! l )ﾆﾆ圦 ﾞﾞﾞﾞ 小|
＼ | ﾊ ｀ヾミ{ / 从 さあ早く満州から脱出するんだ
| | | ≧:.:...... / ',
| |: . | ', ＼:.:.:｀.:.:.:ー--イ ',
l |: . | ', ＼:.:.:.:.:.:.:.:/ V ',
| | ｨﾆ| ', ﾊ V ',
| 八ﾆ抓 ', {弋 V ',
ﾘ=ﾆﾆﾆﾆﾆ小 ', 小Vﾆﾆﾆ', ＼
,ｨﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ| ',. | Vﾆﾆ込 ＼
≦ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ| ', | ＿≧ﾆﾆ＼ ､
'⌒ヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ| ',｀ヽ ´ ｨ込＼=＼ `ー寸
ﾆﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾘ ',三込_ ヽ Yﾆﾆ≧ ､ ㍉
ﾆﾆﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ ',＼ 爪{ﾆﾆﾆﾆﾆ＼
ﾆﾆﾆﾆ圦ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{ ', ＼ ｀''＜ ﾑ圦Vﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽ
ﾆﾆﾆﾆﾆ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ! ',ﾆﾆ≧､ ｀ヽ ヽVﾆﾆﾆﾆﾆ圦
.ﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾙj ﾑﾆﾆﾆﾆﾆ≧㍉＼ ﾘﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}
.ﾆﾆﾆﾆ!ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{ {ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ロシア人駅長や鉄道員は満州残留を決意していました
＿＿＿_
／ ∪ ＼ やる夫は臆病者だお・・・
γ⌒) ノ三三三ゞ(⌒ヽ
／ _ノ （＞）三（＜） ＼ `､ バラライカさんが他人を考えてここに残るつもりなのに
（ <:::∪:::::（__人__）:::::∪| ）
＼ ヽ ::∪::::｀ ⌒´∪::／／ 宣教師のやる夫は危険から逃れようとしてるんだお！
メ ,, -──- ､._＼
メ／ u ﾟ 。 ＼＼ やる夫も 奉天に残るお！
／ ／ ノ ヽ､ ＼＼
! | oﾟ(（●）) (（●）)ﾟo |
＼＼ （__人__） ／く<
ノ ﾒ/ ｀ ⌒´ ヽヽヾ
/ ／ ./ / / ,ミ /l {ﾞヽ｀´ｿ''''', ﾉ } l i l ',ヽ ヽ
{/{ , .| { / {___', .| ＼ ',. / ／l / } / } ヽ',ヽﾉ
',|ヽl l ヽ |l l ',三',|、 ヽ', /／ /／ .ﾉ/ ／ } } ﾉ
｀ｰ､） ヽ ヽ', ' , >‐'´￣彡ﾐ／__ /´ ,-／ /／|/､ﾉ ,ノ.／ﾉ l あんたは医者だ・・・
.| ）)} |r‐､' ´ヽ＼ヾヽ-‐'三ヽ '´,,,,,,,,___ ｿ／／/､ ', ',
.l r' /r´l lヽﾐ彡, -t-．ﾁ､冫 'ッt‐．ﾁ-､ ノ/ﾄ､ヽ ﾘ ', 駅にいても
.| （ .l l { | ', ）｀ミ三彡Z ｰ-,｀￣ ´・ ／/ | l }ヽヽ',
.i ヽ ./ ', ',| .l Σ三三三（ i l |. //ｿﾘ、', 何の役にも立たないよ
| i ノ ./ /ﾉヽ.| ﾊ', ＜彡彡彡/ | ﾊ.|／ソﾉｿ《.' ,
ノ | i´ / /' ' //| 八 ' ＼彡彡＜ ｀´ ハ |/l l l .}' ,
） l .,r'',/ //';;| ', ヾ.ミミﾉ´ /l | | /' , ヽ ｀ヽ＼
Y.rヽ ﾊ / // ハ ＼ ）.三l､ //l | .|,! / / l', ',ヽ｀ゝ ＿
＼ﾞﾞ＼ {/ {/ ,r'´ﾞﾌﾉ l', ﾍ,＼ヽミ（ ´￣￣｀ ／/ .l | ゝ/l l l .} /' , ヽ ｀ヽ｀ヽ
. ＼ .＼ ＞ .／ ,,L=-‐,.. ﾍ.ﾉ＼ヽ( ／ l/| .l | ヽ ＼＼ ', ノ三ミ彡 -'ﾉ ヽ
>､ ＼ ノ＞' ,ノ´' ヽ ＞ イ l/ ;| | | ', ＼,! / / l', ',ヽ＼/ﾉ
/ ＼ノ , .＜ ', ', ' ＞ ＿ ＜'' l ;;| | | ', ＼＼ ', ノ三 -'ﾉ/
/ ＜ ／ i V／l ＼＼l
./ / / / / /へ l ＼ゝ
/ / / 〉l/ / ∧/ ヽ / l ＼ l ＼＼
／ ./ , / l / l l 彳 ＼ V ／ 丿( ヽ＼＼
／ /: ／ l ／ .l l トiｲ l ＼ ｲ＼ ／ヽ＼ ) l ト
ィ/／ィ' // / l ｌ ｌ∧ i ｌi＜ノ ﾚﾊ./人 ｌ 丿 〉
／ ／ l／ i / ﾊ r l ／ー─ヾ ー--ﾘ! l/l l／
／ V ／l .l l l i Ll／ ' ￣ `ヲ ‐- l /ｌ ） /
; ′ ヽ:/rェl ＼ヽ ヾ丶弋ｦﾌ￣｀〃 .仞￣ﾄ／ レｲ 命をかける時は
ヽ ヾi ハl iヽ ヽ ､ヽ‐---‐'ﾐ `ｰ '・l
ヽ ､ , -､‐弋 ! ` ､: ﾍ`ヽ巛ミﾐ7 〉''' }! かけるに値する仕事の時にしなさい
ヾ 、f ゝ､::}`ー! !`ヽ辷三彡{ ﾉl
ヽ l `ー-l ﾄ､三ﾐﾏﾐ彡7 ／ :l あなたがここに残っても それは意味がない
! l l ¨''‐､ﾐ辷/ '´／::::`、l
:::| l l 丶.__.／:::::::::::::＼
;;;; ヽ ::::::l l .l ヽ､,::::::::::::::::::::::＼
;;;;;;; :::::/＼ l ! ヽ::::::::::::::::::／
ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;::::/ l l ／:::::::::::::::/
／ ￣￣￣ ＼：
：:／ ::::＼：
;： | :::::::| ：
＼.....::::::::: ::::, ／ ・・・わかったお・・・
r " .r ／ﾟ。
：|::| ::::| :::i
：|::|: .::::| :::|：
：`.|: .::::| :::|_：
：.,': .::（ :::}：
：i `.-‐"
やる夫先生は奉天→営口から脱出
義和拳が収まるまでは 日本に避難しました
iヘ＼ヽ |,‐-"､-‐‐-､ ｀i
/´／_,＞／/''i‐｀-､ ｀ﾞi |
/才'"／/ i | ヽﾍ ﾍﾞ'､ | |
〉"/ / / | i ﾍ ﾍ ﾞi | |
/ / / / i i i ﾍ i i |.| さらばだやる夫先生・・・
_,,ノ｀''''ゝ / i i i i i i i i | |
''‐ッ, . _‐''"‐､i,,､ | ﾉi i,､,,,,l,,-‐'〈 i |; どうか私のことを 覚えていてくれ
_iｿﾘ／´=ﾞ-､,, //ﾍ /ﾞﾍ'''' ﾍ ﾍﾉi | ﾍ
,,;;≡ニニニ/｀,'‐-=､ l",､ ﾊ ヽ i i ﾘヽ､,ﾘ＼
,, -'" | / / / i" ﾄ'""'| ﾘ l l i iﾘﾉﾞ｀ ＼
l |'､ ' ﾞ .|, .ﾘiﾉ lﾘ i ﾘノ ｀ﾞ''‐､
| ヽ :.: | ヽ ';i '"ソﾉﾉ ﾘノ"i ﾞi
ﾞ; ヽ､ ﾞ:| : i:､ ﾍ, 彡ﾘ'i | | |
i '､; : .| .| ﾞ'､ ﾉ_, -'" | i | | |
〉､_,, ｀'､ | :. : :| ,/ ;'" |.i | | |
／ ﾍ ‐- ＼ ,/´､,_ /､ : : | i/ | |
i : :.|, ﾞ7 | ｀ﾞ''‐､」 ,,ｿ|ﾉ i ｀i. |
ヽ : i : / ﾞ''‐-､,,（）/7ﾌ‐"/ i i | |
｀i : ヽ : : : ./ .: : : : : :｀/ ﾞ彡/ 〈 l ,〉 | |
| | _;./ . : : .（）:/ 〈 ヽ ヽ .| |
| : : i r´/ .: : ::/ ） ） ﾉ i ｀ﾞ‐､,
fノ,r彡 彡 ,ｨｼ |ll ヽ 川 jﾙ l l ll l l ﾉﾊいli爪 義和拳がキリスト者を
ﾉｨ=≡＝ ''' " V! ヾ Yｿﾉlll /ｲ 从！ l l幵 l ll
(~｀ﾞ` ' ' ‐ - : ; , ,_ (zｪ;;,,,,ィ i, ヽ､ﾞi, ﾘﾊl ﾘﾊ 彳l l, y升卅１ 殺しに来る？
｀丶 ､ ｀ﾞ ` ' ‐ --:: ; ,, ＿＿,,.jゝ､_oぅ」ト、,,、 ヽﾐ!/ｨ' K戈 ll H tトvkjｲ}
｀ 丶 ､、 =三;;;;;;;;;;;;;;≧ﾐ､ ∨ﾘ ﾉハヽ tﾐミ ヾVﾂﾉ,州 やはり清は未開で
｀ 丶 、 ｀ ~ ヾ;;;ヽ､ `'oｪ;;;,,, ゞヽミﾐヾヽ 癶 卞ｌrfリ刈
｀ 丶 ､ ､.,,＿,,,,,,、 ヾﾐミ'＝=≦;;;,, ｀ヽ ﾐ ミ `ﾘ川l l l ﾘｿﾒﾘ 野蛮でどうしようもない
｀ 丶､,.,,_ ｀ヾ;' ｀` ｀''ミ;;;''' リ-､ｿ ﾍミゞﾐミ ｨ勿
r',､~`:ｰぅ .イ /'⌒}）》洲)）ﾊｱ/llﾘ 国デース
,ﾉ/ヽﾞ丶、 /,rｿl/ﾘ/ﾑｲ孑彡,ﾉ
,（_ ｀丶｀ヽ.＼、 ､,,、 ／ｨ;ｼ/彡シｨ彡ﾃ／ 野蛮な猿どもデース
,,,,,,＿＿＿ _ , -‐ ''ﾌ^::;ヽ､、 ｀丶ヾﾆヾミ､ ／ '",ム三三彡:'ﾞ´
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ ~ ￣￣￣ ~ ´:.:.:.:.:.:.:（ ｀`'':: ;;;;ｭ､ ｀丶`ｰｧﾘ〉 /'ー '' "7テ-‐ 'Tヾ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ﾆ彡'' _,ノ ／:,:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.＼ ←奉天在住
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ ' ―--―一 ''テ""ヲ^~´￣ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.｀ヽ、 カトリック神父
またやる夫先生たちとは
別の道を進むキリスト者もいました
_ ............ _
___ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::｀ヽ.
___／:::ハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ:.ﾍ
. /:/::/:::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.i:.:.:.',
/:/::/:::/ハ::::::::::＼:.:.:.:.:ｉ.:トﾘ:.:.:.:ト、
i/Ⅵ::::ﾊ::::!＼::::::::∧:.:.:.|N.:.:.:.:.: j!ｿ｀:..､ 神父さん・・・
! |:::从_乂--Ⅵ小ﾘi.:.:.|,ｿﾊ:.:.:.ハ::::::::.:.＼
. i∧::ｉ） イｆラⅥi/i:l.:.:.|,ノﾉ:.:.:′Ⅴ:::::::.:.: ヽ 今ならまだ逃げられる
′∨ ﾘ//ｲ:.:.:iイ｀ヾi Ⅵ:::::::.:.:.:ﾍ
`ｰ､__ /小ﾘ .: ', Ⅳ::::::::::.:.:.i ここに残れば 義和拳はあなた方を
|ヽ､ ｲ:::′: ヽ、 |i|:::::::::::::.:ﾘ
. _|i::::ヽｰ≦/::/ .: /:::::＜::::::::::: ! かならず殺しに来る
/､）И///:':. / .: ,./::::::::/ ｀ヾ/
. /メ、く/// ソ , --＜.ｲ/::::::::/ ' ,
;し､Ｊ,//∧）)___ ...．イ/{'::::::::/ i はやく逃げなよ
iY //////////////ﾊ::::::::{ .′
l:! ////////////////ﾊ:::/ ′
ムﾊ////////////////Ⅴ /
. ｛ｰ｛////////////////// /
ｉ:.:八////////////Y⌒i:′ ,.:i ←はぐれ者の支那人カトリック教徒
≦三三ヾﾐr＝‐-ﾐ､ﾐミΞ三彡r'' ⌒丶
ヾﾐミ三二`｀ ,:;::'^i~｀`'' ー--≧ f;;ヽ､
u /i,、
u ,ｨﾘ:.:lﾐ;,
〃･）,ﾘ'ｿ u 支那人キリスト教徒よ・・・カトリックを舐めるな！
ヽ u ｨｲﾑ~ｨｼ′ u
ﾞi,ｰ､ ﾐミ〉ﾘ彡'^'' ,ｧﾃﾐ､、 私は出ていけるが その後 あなた方はどうなる？
`ー=ﾍ'ﾞ:;;;,, ι υ ｲ;fﾊヾﾐ
| :;;; ｀ミv,,,,,,,,, ,ﾘ{ｿ! 支那人キリスト教徒はどうなる？！
. | :;;;, :;; '⌒ヾ /y'El
| :;;; ,f´ ,r'ﾞノr{7 } あなた方支那人キリスト教徒は きっと義和拳に殺されるだろう・・・
l ;:' ;ﾊ;: /ヽﾍfソ ,/;
/ ,;;/ 'ｰ'′ 〈´ /;;
/ ;/ `'"ﾞl::
/ / ヽ
/ /
/ /
/ ／
/ ／ fﾄ、 ,rr:、 ,r‐､ _
（_,ノ l-' l /ﾉ ,l l':-:'l ,fr'l
/ / ,/ ﾉ { ;= l l丶!
/_ 〈. 〈ｪ=〈 l l j __j
ヾ~ ヽ丶、＼ l -=! / /
ビ リ
,rャ='＝-､、
,ﾉ彡ｼfr=ﾆ ｀ﾐi;
f'ﾘｒく彡r-‐ ''^!ﾘ
ﾘk!ｲ'´ ｔ-ywｨ_l′ ,..、 カトリックは 困難から逃げ出さない！
ハ几 _,,｀ﾞ,､ﾞﾞlﾝ′ _,,r,'-ｭヽ
ビ リ /ﾉ ヽヾﾐｮﾍ l, ,イ彡く,-‐' ﾞi, 幾多の先輩方が アフリカで アジアで 中東で 新大陸で
＿＿,,, :-―,ァ''" i l ｀ゝr'´ヽjﾞア´￣｀ゝﾆ'ィ,〉
,:f^三ｦ,ｒ一''^ﾆ´､、__ l ! ｨ彡,ｬｧ'" ,,..,,、 /lﾄｨﾍ 殴られ 蹴られ 拷問され 皮を剥がされ 生きたまま焼かれ・・・
ﾉ ﾆ､ﾞﾘ ,..,, ｀`''ヽ,,, ''"´ ﾞ''ヾﾐ,r/:.l:.:し′
,ｨﾃ'J´,,..::;;ﾞi, ,;,, ;;; ,,;; ,frｱ:.l:.:ヾ あの聖なるお方と同じく 十字架にかけられても尚！
ﾘ:.:.:.{'" ,ｨﾄ. ';;;;;;;;;;;' ,!;V:.:.ﾉ:.:.:.:
:.:l:.:.:.ヾ='":.:.:l ':;;;;;:' ,;;/;;:.:/:ﾉ:.j:.:.:. それでも我らは 前に進んできたのだ！！
:.:l:.ﾐ:.:.∨:.:.:.:ヽ、 人＿＿,,,;;;;;ノ/N/:/:.ｨ:.:.:.
:.:ﾄ:.ﾄﾐ:.:ヽ:.:.:.:.:ト-―ﾃ" ⌒ `ヾj ::;;;;}/:.:.:.:/:/ ヽ:.:
:.:ト､:.:.:.:.:ヽ:.:.:.l ' -:十:‐' ﾞl, 〃:.:.:/:.リ ﾞi:.:
:.:l:.:ヽ:.:.:.:.:ヽ:.:.l ｔ,,__,災＿,ﾉl f:.ﾘ:.:./:.j ,ｲ ヾ
:.:l､:.:ヾ:.:.:.:.:〉:.:l l, ,;, ,ｨﾚ ｊ:.:.:./:./ V
:.:l ヾ:.:弋:.:.:l:.:.:l,,＿l;, ｰr;;T;;―;ｲ' ｨ':.:.ｿ:.:ﾑ、
ノ ﾞi:.:.:.:.:.:ﾘ:.:.lﾐ‐〒＝r==t＝ﾃ''ｦ:.:ﾑ'";;ツ ビ
l:.:.:.:.:.:ﾉ:.:.ﾘ｀` ''―ﾄ＝f－'"Zイ彡'"{
/:.:.:.:./:.:.:/二__::::::::l::::,j-‐''";;ｨ"!:.:l,:.:.ゝ リ
/:.:.:.:.ﾉ:.:.:/;;;;;;;;;ﾃZ;´彡'r''"´::::l:.:.:.l:.:.:.:.:l
ノ:.:.:.:./:.:.:/''"~´::::::::,ｨｮ!:::l:::::::::::キ:.:.》:.:.:.:.:
'":.:.:.:／:.:.:.:{:::::::::::::::'":,ｨｼ-t､::::::::::V:.:.ﾍ:.:.:.:ヽ
:.:.:.:.:':.:.:.:.:.:.ﾘ:::::::::::::〃シ ｀ヾ:::::::ﾄ､:.:.:.:.:.:.:.ヽ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.j::::::::::::::::,r'′ ヾ:::::::l､:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
/ｨﾘ/Z,rァ,ィｮシノノﾊ/,ﾉ !ltぃ､ w､ ヽ
!〃/,rシｧ‐''ﾆ斗彡彡'′ いヾト、ﾐミ l
l'ｿ/イZ=彡'ｱ_彡''" ﾞt,ヾXヽヽﾐl
l '´,Zr'zェ≦;､,,,_ ヽヽﾄ､ｔﾐ l! キリストの子らよ 神は我らに困難を与えたもう
{ﾊﾘ ｷ （_・,ﾉ`ﾐ' ,.:‐-ｪ,,＿＿_,,,Nﾐ!ゞヽｌ
tjV ´^''ー―'' /;;;::イﾞて･ﾌ^'‐ｧ ヾﾐミl ならば我らは 運命を共にしよう
l, l /;;::::::｀` ‐-‐''^´:.:.lﾘjリ
ヽj, /::::::: .:.:.:.:.:.l/7/ そしてその道の途中に死が待つのであれば
,. -ゝ、 /:::,;:' .:.:.:.:.:.:/ｨ'′
/ .:.:.:.ヽ r'^' /:::-､ .:.:.:.:.:./'´ 私はあなた方と共に 天国へと行こう・・・
i′:.:.:.:.:.:.:.ﾞ! ,,、 ヽ ノ .:.:.:.:.:／
. l! :.:.:.:.:.:.:.:.:l ヾヾﾆ:ヽ_ .イ..,,＿ .:.:.:.:／
l :.:.:.:.:.:.:.:.:ﾊ、 ｀丶､`'―--彡'´.:／ 希望する信徒はカトリック教会へ来なさい
l, :.:.:.:.:.:.:./l iﾄ、 ､;;,,｀,,￣,,´ :／ーr‐- ､
,イ!.:.:.:.:.:.:.:.:/ ltl ＼ ｀ﾞﾞ ''' "´／:.:.:.:.:.l:::::::::::＼ 武装して共に立てこもり 救援を待つ！！
,.-'",..､:::l:.｀'＝":.l い ` ー-‐ ''".:.:.:.:.:.:.:.:l::::::::::::::::｀丶､
':´::／ ヽ.l:.:.:.:.:.:.:,ﾊ l, .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ﾘ::::::::::::::::::::::::::｀ﾞヽ､
::,ノ l!:.:.:.:.-ｼ' ヽ l, .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀丶、
'´,; .:.lゞz彡´:.:. 丶、 t;;; ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀丶
,! .:.:.l彡''":.:.:.:.:.}:.ﾞ:.｀ヽ､};; ﾂ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ﾘ :.:.:.j:.:.:.:.,,:-‐'^ﾐミ:.: ｀ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
__...ノ∨´::ヾ"´￣ヽｰ::､__
／::::::/:::::jﾍ::::::＼:::::::::＼::::::＼
／:::::::::/::/ヾ/ﾍ＼::::ヽ､::::::::::::::::::::｀＼ あっはっは 了解だ神父さん
//:::::::::￤ﾊｊ ∨ﾍ:ﾍ ＼:::::::::::::::::::::::＼
￤l::/::::::::ﾄﾚヘ ',i⌒ﾘ￣`ヽ＼:::::::::::::＼｀ヽ やっぱあたしが選んだ宗派は
,ｨｰｘ |:i:::|､:::i´ﾔx､＼ ﾘイ必アゝ｝::::＼::::::::::トヽ
／ ,ｨﾍ∧ ﾘ∨ﾍ::!{弋ﾇ ゞｰ ′/ｲ::::ﾉ＼ﾘﾉ } 間違ってなかった！
Vﾍ ',ﾊ∧ ∨ﾍ＼ / / /イﾘヽﾍ
Vﾊ ',ﾊ∧ ヾ;:::! ヽ ` ____, ∨:::::ﾍ
Vﾊ ',ﾊ∧ ;'八 ﾔ二三_ア こV::::::｝ カトリックは
Vﾊ ',ﾉ:∧ !::::::ヽ ｲ!:::::l:::::::j
辷ﾊ x=ヘ. ∨::∧＼ ／ ﾄ;:::::!::::::＞ｰ一 最っ高にイカしてるぜ！！
Vﾊ //ヽ.ハ. __ ヽ:::∧ iヽ __ ＜:::::::: ｌ ',:::!＼::::::::＞.､、
/こﾌ} {＞､ ﾉ|> ／（(ﾉ)＞＼ヽム !＼:l::::::＼::::::::::::::ヽ、
>≦_＞ﾍｰﾍ,{ /丿ノムノ＜｝:＼ヽ ﾘ＜::::::∨:::＼ヽ::ﾍ
／^＼)ｰ.:.:.:{／ /ｲﾉヽゝｿ⌒ヽ}:::(:)ゝ、ー－、丿ﾑ─ゝ＼:＞.∨､_::::::j::ﾉ
{⌒ ､ｱ:ｰ'.:/.:.:/ /⌒)八（ゝ(⌒/::::::::ハ:ヽ、 ｿ::ヽ:(:)::ﾍ ｀ｿ::ﾉ
＼_｣>＜´.:.:.:.}ﾍ /つ厂(⌒)ゝﾍ/::::::ノ:::::::::::::｀:ｰ------ｰ′:::::＼::::｝ ∨
ヽ__ .ノ:.:.:ヽ /⌒)ﾉノ＞ﾉ ／::::＜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽj l
ローマカトリック神父は残留し 市中の教徒と共に
教会での立てこもりを決意しました
＞'''"二 , /／ _,,...- ./ ./ / .| !ヘ、 / ヽ ,､ ﾄ､. .トﾐ V⌒
／イ.／_ / .／ｨ ,／ｨ ,.イ.i | ./ / | ! , `' ., ﾘﾊ ,' ﾊ/､ ﾊ|
､-'＜___,,,| //:::|/::::/イ::::i/|V|. i. /!.∧ ﾄヾV | .| ﾚ′ ' ヽ廴__
､ﾆ=-:::::V:/::::/::;ｨ/∠:::|::i:ﾊⅥ/::|,ﾊ:Ⅵ::ﾊヽ|､i .| , , .ト-:::;;イ
＞ｧ;:::::/|/l/ｲ,__|/_:::｀|::|;::::i::/:/::ハ::|､:ﾊ'､VﾊⅣ|i_j /! ,ヾ'"´
/ｨ:::/|::i:/'´.ヾﾓﾃｰミ:|∨|::/|;仁ミヾヽﾊ_ﾄ:/ヾ:!/／/,､丶､ﾉ
/' |ﾊ '|:i:| ｀￣￣ ∨:| ﾘ ﾓﾃｰミヾ|/:／ﾘ:/ｲ|/;:＼ミ=‐ｧ
ﾊ Ⅵ ﾊ:| ￣￣´ /:イ´/:/:::::::{/-‐''"´
__j､ .| ,';:::′ .::::/ｲ/j::､::::弋_ 金を払えば 大抵の事は見逃してくれる
/ヾｨ;λ ‐::::,, .:.:::/;ｲ/ﾊ::/｀¨￣
/::ヽヾ'ハ ,,__ ..::::／' ,ィ′'′ それが清国だ・・・
,､ｒ:i:::::::::＞｀,_ヽ、 - 二_ ､ ..::::イｧ'´
_,,.ィ::::::､:|:::::::::::::::::::｀i λ __;;;＜:;::/＜ 多分 義和拳も同じだろ
_,,,...-‐'"::::::::::::::::::ヾ::::::::::::::::::::| ﾊ:＼,,___,,...::＜:::::／/|:/:＞｀_＜
‐'":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ! :::::::::ｨ彡::::::::::／W::::ﾘ:::::::::::::＞＞
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| | ::::::::"::::::::::,:'ハ:::::::::::::::::／,イ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽヽ ::::::::::::::::i::::::ﾊ:::::::::／／! ｀丶、
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/./:::::.. '::::::::/:::::::i .「 |∨ ヽ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|. !＼::::... ..:;-''ﾌ::::::/.ｲ::::::!:ﾊ:::... ハ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!ﾊ ｀＞:..／´..::/::::://:::::::::|:::::!::::::.. ﾊ
その他の清国人キリスト教徒（主にプロテスタント）は
不安な気持ちを抱えていましたが カトリックほど警戒しませんでした
満州は日清戦争で主戦場になりましたが 華南に比べれば被害は軽く
暴力に鈍感で 彼らは同国人から迫害を受ける事を考えきれませんでした
これが義和拳が行動を開始する直前の満州でした
ヽ
ヽ` 、 !
ヽー- ..＿ }ﾐ ミー _ ! j{
＼::::::::::::::￣｀::::::::::::::::::::｀ヽ !ソ::}
_ -ゝ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::v′::::!
ｰ=ﾐ､´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i::::::::::!
ﾝ:::::::::::::::::::::::彡三ミ:::::::::::::::::::::::!::::::::l まずは・・・
/／:ｨ:::::::::::／＾｀ﾞ′｀ﾐ::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ
/::::::::::|::::::::/ ミ::::_::::::::::::::::::::`丶_ 空になったプロテスタントの
／ ７_＿,|:::::::! ヾ￣ﾞ｀:::::::::::::::::::く⌒｀
ヽ И 八 ﾐ::::ヾ＼::::::::::::::::::. キリスト教施設を焼け！！
, -‐‐- ）、 i/ .ﾍ＼ _ ﾎﾐ:::::::::＼＼::::::::::::!
{ ＼ /,､ ;收､ ｀ヽ jlミ:::::::::::::::::::::::::::::::ﾄー
ヾﾐ 、 ヽ { k＼ ´^ヾ ,x彡ﾍヽ:::::::::::::::::::::::::::: キリスト教は
＼`ｰ 、 | ＇、 ヾﾐﾂ ｀ー―┐:::::::::::::::::::::::::::八、
}ゝ...} | ﾐ:. ＿ ,)^う) }::::::::::::::::::l::::::::ミ_⌒ 汚れている！！
. r―- _l{ | _入 ￣L..ﾞ＿'ﾞ..ノ:::::::;､:::::::::ヾ:≦⌒
/ 八 l ／ ヽ// ヾ⌒／/}`ﾞ`ﾞ{ 残らず焼いて浄化しろ！
/ / 个 { / /{ 〉 ／/// |
／ ／ ｜ ﾝ⌒＼/ //{.＿´′＿＿ ノ//// l
く / / ／ ト.//////////////// 〈 jヽ l それから西洋の文物もだ！
＼ ′ / / /__,l ＼====ﾐx､￣￣￣ヾ/{ }//}
. ＼ , / / ,-′ }ミx }l} ヾ {// 外国人が作った施設も全部焼け！
＼ ｀､ ,; ム=ﾐ、 /三ﾘ |l| //
＼ ｀､ ／=彡' ﾉﾘ / ヾヽ_//
{＼ /´ゞ====彡' ,／ l! {///
l ＼ ／ﾐx、＿＿＿ ノ/ ,. / _,xく
l、 ー-‐" {///////////ミ､/ﾝ==彡"ニ
l ー―――‐彡ヽ￣￣￣￣`ヾﾐ!ニニニニニ
lミー――――‐彡＼=======ﾐﾉﾆニニニニﾆ
{ミー――――――‐ヽ /ニニニニニニ
lミー――――――― } ／ニニニニニニﾆ
そして六月三十日 ついに満州での
義和拳の活動が本格化しました
. _..-シ'′ ,ﾉ.／ .,ν .＜｀ヽ、
../ . lﾞ .,i''ﾚ′ ,ﾉ/ﾞ,， .ヽ.: メ{
／゛ .／ ／ ,i〃ﾞ .,. イ } .: .:て
'" ..i | / 'ﾘ′／ .（: . { / .:7⌒ヽ ` ＼ 、 从
〃./ / ./ . / .＼.V .: .{ ” ヽ Ｖ⌒`
/ し 〃/ ! ./ ` :..、ヽ ＿＿ .ヽ、 } | ,；
/゛ / / ,iソ゛ 从 ）. ..／|: : :.:::| .)`ー' ,ﾉ
" / i./ ⌒ヽ、 （ ' . l | : : : :| （ . .:.:r' ”
〃 / }て | |: : :. .:| ； . ヽ,.ソ 从
./.! ! ｒ人 { .| |: : : :.:| ,; .: ., / ⌒ヽ`－ｧ
i i.l",! i′ }. :. ﾉ , | |:|ｌ＝=| ...／ }／
.,ill | l /{ 从,,ノ.:／ ,; | |:|》: ::::| （ ...i'1.. .
./ﾘ ,! ./ }/ . i'`'i ⌒ 、 . ,, ／| |:|＼ : | . .... |;'| ,、
. i''i.! .ｌlﾞ |;`;|. ∥ .: .〕 .| |:| || | ./＼ ＿.|;'| /.:〉
| | .!. .;､ /l、 .. i'1 ||／> r┘.:| |:| ||::| | ∥‐┘ .:|';|──へ./.:/＿r‐
││./ ｌ ,, /゛│ ../〉 |;|＿r／／ /|￣＼:| |:| ￣ .:〃..／>.::|;'|:::::::::::::::/.:/:::::::::::
. ｌ l .! .ﾈ ! |. .| r‐//┐_|:|::::::::;⊥、r/.::| .:::::::|／＼/＼ 《／／ ..:::|;'|:::::[]::::/.:/]:::::::[]::
! ｌ l. : ! .} {. !､::://:::::::::::::::::::r| .::| /.:::::<＼／ 〈:::.:... ＼ 》 ' .::::::::/|＼＿ｎ::::::::::::::::::::
ヽi .|| l、.ｌ /.. .|;､＼::::::::i'|::::::r┴冂、 .:::::|::＼＼ _＿＿__:::::.:..〉″へ:::::/ .| |: : : |:|::::::::l`!へ、
ｰ|. | ″. . ∥ .ｌ/. ニニニニﾆｌ.r┴､_|_|_|:>:::::＿＿＿|」＿＿:l;_;_/／..::. ｀〈 -..＿、. .::::| |: : :
､ │. ..､ .!| ,:;;}┬┴┬┴┬┴┐::| .:::|_rｪ┘＿＿;!＿__;!＿＿;|＿;_;:::.:／ : :| ｀'､｀'-､. .| : :
..ヽ、i,,ﾄ. ..ｶ, | ｌ |┴┬┴┬┴┬┴┤ .:|＿;!＿＿;!＿＿:l＿＿;!＿＿;|<___;_/＼_;. ＼ ヽ, .i..
. ﾞ!//! l ｌ ! ヽ、 ⊥Λ二＼.:| .:|ー:|＿＿;!＿＿;!＿＿;!＿＿:l＿ /{ } ﾞ'､|し
ｌ ﾚl ｌ !ゝ .! ∨_,,,;;;;/. ~゛`┴ -'⊥ .」＿;!＿＿;!＿＿;!＿ / ! ｌ.!ｲ {.
i !､.ｌ ヽ ㍉.〟 ~゛ ┴ ⊥. .,_... / │ ,}|′ }
ヽ ㍉、 ヽ. ｀乂ヽ ,, ｀ ,i} / ,! ./ ゛ ｲ
、.＼ 丶 .'ト, ヽ ヽ .｀ ,. _ // ／ / / .{
. ｀-..｝ ｌ＼ ヽ ｀'-..,_ _,,〃 ._..-'"∠z-'" { ィ / ｲ
〟 .}ヽ, .ヽ, ｀'-,ヽ ´ﾞ¨¨¨¨¨´"ﾞﾞ´ ..┴'″ ｀゛/ / / _..
. ＼ ＼＼ ＼ {し¨´ ~゛
やる夫先生たちが建てた病院や邸宅や教会は略奪を受けた後
残らず焼かれました
ただ人員は事前に撤退しており人的被害はありませんでした
f¨ﾞ!
:┐ n /〉 <ヽ /^〉'
! }”/ ,､ <｀ヽ ./:::/.,､
⌒!ｨ f¨ﾟ{ <´ 'ヽ Vハ |ヽ Y¨! |::::}ｲ { , -ー ､ _ /¨> r-‐,､ <⌒!
::〈人_r-ｰ- ､_r＜}| ＞::::￣:｀ヽ__, - ､__r ､r=¨>‐-! /:::::}＿_Vﾍ }:::|__}::::{.ィ1.|:.:.:.:.:.:.}_, くﾉ￣! ./;;;;;;;;;}_, ﾍ⌒',
/:.< /::::::::::::::::Y::/|i /::::::::::::::::::::::Y:.:.:.:.:.YVｲ!:::::}::::::::|/::::::/:ァ＜! V_::| ',く/⌒!}:.:.:.:.:ノ/ /:/^V__〈ヽ;;;;;/_!__ノ::::::ヽ
:.:.:.:}|:::::::::::::::::::|:{:. }:!:::::::::::::::::::::::: l:.:.:.:.:.:.|ィ ゝx}:::::: |::::::/:.:/ / > ¨⌒ヽ:'. V¨¨ヒ{_. V==<:::::｀ヾア´:f⌒!ヽ:::::}
＼f':!::::::::::::::::::lﾊ:.:ﾘ'.:::::::::::::::::::::::∧:.:.:.:./ ＞ｲ::! :::: |:::::{Y/' 〈 /:::::::::::::::::}:' V::::::::::{ .} .}::::::::::|:.:.:.:.|:.:.:|:.:.}-:'
ヾ!,､:::::::::__/_／ ヽ::::::::::::::::/|ﾚVWハ/::::::::/:::::: |::::::|ﾊ V!::::::::::::::::::!:/ ./:::::::;:::Y /^!:::::::{:ﾄ､: |:.:.:|:./:::::
｀Yﾟ￣ ＿/VﾚvｲW:::::｀ー-::＿_／:::::::::/:::::::| ヽ ｀!:::::i:::::::::::|' /:::::::/L_| ￣⌒¨}＞ﾍ}:.:.:|”::::::::
、 f´￣::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::| ヽ .|:::::l::::i::::::| /:::::::::| ＞- ._ }} |:.: |ヽ:::::::
熱狂し始めた義和拳は 外国人が作った建物を
手当たり次第略奪・破壊しだしました・・・
それは奉天付近の鉄道施設にも近づいていました
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼__ ＼
＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_ ＼_＼
＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_ ＼＼
＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼_＼＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣l＿_l￣
│ ∧＿∧ 奉天付近の駅. │ │ビュン彡 ビュン彡 /● ● | || | |
│ （ ´∀｀） ＝＝＝＝＝＝＝＝＝ |. .│ ／ Y Y | || | |
│TOUSHItetsu Houtenfukin Station│ │≪特 急≡＝－. | ▼ |. .| │ || | |
└───┬──────┬────┘ │ |_人＿.. ＼／. | || | |＿＿＿＿＿
│↑ 改札口 │ │ ぞ ぬ ー ！.＼＿＿＿＿＿＿＿. | || //
└──────┘ └────────────────┘ ||_//_＿＿＿＿＿
┌───────────────┐ ┌───┬───┐┌──┐ ￣|＝＝＝＝＝＝
│┗━┯━━┯━━┯━━┯━━┯│ │ │ ││ │ ＿＿_ ∥
│ |::［↑］::| |::［↑］::| |::│ │ │ ││ │ |＼＿ ＼.. ∥
│ └──┘ └──┘ └│ │ │ ││ │ | |@￣l| ∥
│ │ │ │ ││ │ | |BUS| ∥
│ │ └───┴───┘└──┘ | |奉.ｌ| ∥￣￣￣￣￣￣
│| |￣＼ .／＼ ／＼ | | | .天.ｌ| ∥XＸXＸXＸXＸX
│| | 日. ||二||二|| 日. |l|二||二|l| 日. ||二|| | | 付.l| ∥XＸXＸXＸXＸX
│| | |.. .| . | .| . | │ | | .近.l| ∥
│ ￣￣ ￣￣ .￣￣. .| |＼| .駅.l| ∥￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| |￣￣|￣￣＼
.＼.| |. ＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
＿ ＿＿
/ Ｙ ＼ , - ― - 、 , ､
ノ ﾉ ＼／ ゝ- 一 ' , ー 、
く ' , ´＼／ , - 、 ／ / ｀ヽ
／j ,' ,′ ／ , ' ／ / ヽ 、
/ ｉ ｉ / / ,′ ′ ! ,、 ロック
/ l ! ,' ノ ,' / ∨ ＼
/ ! i i ` 一 ﾌ´ / , / / ヽ アンタ脱出しなさい
,' ! j ! 〈 〈 〈 / .∧∧ ､ ｀ヽ.
} | ! ! ／＼ ∧ , ,ｨ λ ∧ /`亠┤ ） ､ ヽ. もう線路も壊されちゃったし
! ｊ j ! / /＾,､.`7 `〈./ { / ゝ、 i彡ヽ.〈 j λ ｛`′
/ ｉ | ｉ ｛ / .Y´ ! ヽl 三≠ミ‐-，＾ ./ノ∧ ｀ヽ ここは私一人でいいわ
/ i ! ! i. く! || 弋ﾌ￢!ﾐ ~ / ! ヽ 丶
, ' ! | ＼. ゝ| i |ｊ ゞ;;ミﾐ彡 ／/ ｊ .ﾄ､ ,′
/ ! ! .ﾍ _| | |ｉ ｫ'从辷;彡′ /tｭ′／ , / ）ノ
（ ! ∧ ／ ! | | ミ;笊彡ﾞ ヾ「 ∧ ./⌒′ , ヘ┐
） ゝ {. 丶 / | ;| ! ｬ彡三ﾐ ｀ﾄ' ｀′ ／:::::::::＼
/ ヽ ∨ l |!j 〃彡゜ ,、_／ ／::::::::::::: ／
,' ∨ ._ | | ,;ｮ彡;;ゞﾞ ＿_ . / ／::::::::::::: ／
ｊ !＼ 笊、| |ミゞ´ ´ ニ ｀ ／ ／::::::::::::: ／!
／ ! : :＼ ﾐ三、| | ／＼ ／::::::::::::: ／／
ｊ ! : : : :＼ミ゛ | ﾄ､. ／ ｀,＞ ／::::::::::::: ／／ _
! ! : : : : : :＼. ! |. `ー 一 ´ ＼_,、 .ｒ一 ⌒), ┴ 、::::::;／／.／/｀i
} !: : : : : : : : :｀.、 | ＼ ノ く_i :回:├くﾞ:::::「／ .ヾ_/
. ｊ ゝ-―――一`ー┴―――――-- 、 （＿,'⌒´ .}―‐┘: ヽ／ ／
/ /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :丶 {:::::::::::::::::;「 ／
ｉ （: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : | ∧:::::::::: / ｲ⌒;
! ）: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : | （ `ー‐´ ｲ⌒;
＿＿___
､__＿＞ ￣￣￣￣￣￣｀ヽ
_..:::彡⌒.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ __
ー ≦､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ.
＜:::::::::__: ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ﾍ.
＞ ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:/彡イ气:::::::::::::::ﾍ.
／:／:::::::::::::::::::///;ｲ:／／//:/´ ｀ミ::::::::::ﾍ
／__＿::ノ:::::::://77ﾒく_/ //:/ ＿ ﾐ:::::::::::::l ノー・サー
／クハ::://///_,,/≧/´/ ..,≦´ ｀ヽﾐ::::::::::::!
. ／ 〉!/ﾊ! ｲ'ひゾ /: / / ｲろ心、 ﾊ::::::::/ 私も一緒にとどまり戦います
//ﾙ ! ｀￣'/ ゞｰ"ノ ハ:::::/
ヾ に! };. ﾑわ/
ヽい ´:ｿ /ノ:/′
ｰ', __＿__ んソ
ヽ ´ ` :/´
_＿|＼ ｀" ／
. / | :ヽ .イ:!｀ヽ
. , イ .:.j : : : :ー: ´:.:.:.:.:.:! / |
／ _＿ ..:/ｲ ／ |
/_／ /⌒)/:.:.l __/: L___,､_＿
,..＜ｲ⌒/:.:.:.:l / :/:| /ー:、 ￣￣
., ＜ ＞イ :/:.:.:.:.:.l:_＿ / :/ .:i / /￣｀ヽ、
＜::＞"´ .,.:/_ :.:.:.:.l ヽ .:./ :/ .:/| :/ /:.:.:. . . ｀ ー
"´ .:/ !＼ :.:.ｌ ／ ／／ :|/ /:.:.:. . . . .
..:/ :!:.:.:!＼ヽ ／ ／／ /
.:/ !／!__ :/:／／ /
. .:/ . ィ´ ∨:.:／ :/
.:/ ノ ヽーく_:.／ :/ r――＜＿＿＿
/ ､_＿＿ｊ:.:.:.. . ├─＜__＿＿＿|
. / ､＿＿ｊ:.:.:.. . . | : |
/ ｊ:.:.. . . | : | ←満州鉄道の駅員
_ -=＝ニニ7⌒'＜｀ー ､
.∠二ﾆ ､.∠二＿__/￣ .:人 .:＼
. ／ ￣＞ 7 .:＞ :} .:｀Y .:}
. ′.:／／ :/＼ :/ｲ .:) .:i| ノ ﾘ .:} 从ﾘ
/ .:/／ .:从 .:ヽ ! （ .:ｉ 八γ从У乂
. ,ｉ ,/ .:/ i |ﾞ＼ 人ﾘ 人 ﾊ::ィ代'' 弋 あのね
ｉ| 〃 .:/ ｉ |ﾍヽ＼{｛｀ヽ ＼ ミ=ｰ:::_j ,ゝ
ﾘ :/ i ｉ | ∨＼ヽ__ｊ`Yﾍ`ー:::｛ _ ...j' 満州北方の外国人キリスト教関係者が
/ :, / ii ｉ | ＼.:ミ, | :!| .＼:::::::} ｀{
. / .:, // i ii ｉ | r=Ｙ,,、_| :!| .:| ｀ミ､.__ ﾉ 脱出に失敗したのよ
/ .:/// i i ii ｉ | _/.:.:.|〃j | :!| .:| :ハ |､
. / .:///..-┴‐┴┴'.:|:.:.: | ,彡j:.:!| .:| / Ⅵ 乂ｰ-､ このままだと彼ら 皆殺しにされるわ
, :/´｀ヽ :.:.:.:.:.:.:.:.:.: |:.:.:∧ / ! .:! :′ l |:. .:｀Ｙ:.､
. / :/.:.:.:.:.:.:.',:.:.:.:.:.:.:.:.:. |:.:.:.:.:У .:从 ! ! 弋＼ :i:.:.j
. ,′ .:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:',:.:.:.:.:.:.:.:. |:.:.:.:/ .:/ ﾄ /´ ｀ヽ .:|:.{.!
{ :_/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.',.:.:.:.:.:.:.:;′:.:{ .:{:. :人_ Ⅵ:.:＼＼
. ', .:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.',.:.:.:.:./:.:.:.:.:.ヽ :｀Ｙ: .:｀ヽ｀ヾ;ﾐﾐｲ ＼'.,
. ! :/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}:.:.:.:.＼￣｀ヽｉ .:｛:. .:人 ｀Ｖ从 .:ハ
j／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ:.人 .:ヽ:. .:{ ヽ }｝:.:｝ .:ﾘ:.:.:}
, ′.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: Ｙ }!.:| 八、 }乂_丿丿:o/
. /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,,xイ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.oノ ／ 八人:.:.｀Ｙ/:.:.（（:.:.:. /
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ／ﾘ ∨.:.:.:.:.:{.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:イ:{／:.:.:.:｀Ｙ／/／:.:.:.: ／
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.r ´ .:/ /ヽ.:.:.:.:.:＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|′:.:／ ／: .:.:.: ィ´
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.入.:.:/ / ＼.:.:.:.: ｀: :､__＿彡个≦::＜:.:.:.:.:.:.:o:.|
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼ / |ｉ:Y.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.o:.:|＝ニ二＿彡:.:.:.|
ｚ-へ へ へー-
ノ￣i┴ ／- // ＼
＜ ／ i V／l ＼＼l
/ / / / l l ＼ゝ
/ /〈〉 l/ / ∧ l ＼ l ＼＼ だからロック
/ l / l l 彳＼V／丨丿( ヽ＼ ＼
l ／ .l l トiｲ l ＼／ヽ＼ ) l ト 満州に散った鉄道員をかき集めて一部隊作って
/ / l ｌ ｌ∧ i ｌi ﾚﾊ. /人 ｌ 丿 〉
l ﾊ r ー-ii-､＼ ,,-ーll-､l/l l／ 北方の外国人を収容し 北に血路を開き
l l l i L-〒Tァ= , ｯtTｩ､/ｌ ） /
＼ヽ ヾ丶=~" . ｌ "~.／レｲ l ロシアへ護送しなさい
/ l､≡三ｲ l ７ ｲ l l
/ l ヾ ミ》 .- ./l l l
/l l l ﾇ ﾐゞ ｬ-＝ュ〟. / l l l l これはここに残る以上に困難な任務だけど
l l l l l ＼ .ゞ≡＼＼/＼ l l l l＼
/ l l l l＼l ＼ ゾ＼㍉ { l lヽ ＼ あなたにやれるかしら？
／. l l l＼ .ヽ. . ゝ- < lヘヽ_l＼ｌ ｌヽヾ ＼
r .l l /. l .l ＼ ＼, ＼ l l l l . l ｌ＼＼ l＼
r ー/ l ヽ＼ ＼, ト＼ l . .ｌ . ｌﾞ ﾞ ﾞヘｰーヾﾐｰﾐ
⌒／ / ｌ, l ヽ Ｌ,, . ＼l l l ｌ //三二＝彳
,,/ / r ヘ＼,, l ＼ ,,） ｌ . ＼＼l / ll / ∥
/ / 《 / く,, l ｌ,, ／＼ ＼ ＼ .ll ll .∥
/ / 《 / ,L A ＼ｌ,, ＼ ＼. l ＼ ゞ .> ll ll＼∥
ムヘ/ .《 / ソＬ く ヘ ヘ,, し <＼ ＼ l ll ll ｌｌ ∥
＼./ / ｌ,, > ｙ ヘ, l ﾐゞ＼ ﾞﾞ＼ }ﾐ＼ ヾ ＼ll ll ll 》
＼// ｌ,, V ＼ﾐﾐミミヽｰへ､_ﾐ ﾐ＼ ＼＼ ll ll ∥
／ ｌ, ソ,ｒ 〉ﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐ＼/ﾐﾐﾐﾐﾐ＼ y＼} ll ∥
く ＼ｌ ｌ＼ ゞｌﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐ＼ﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐ＼l彡 ll ∥
/:.:.:.:./:/.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.／:／ /:./ヾ:.:..::./~"¨¨ヽ.:.:.::.:.:.:',
. /:.:.:.:./:/:.:.:.:./:.:./:.／:／ ./:./ }:.:.:/ ',.:.:.::.:.:',
/:.:.:.:./:/.{:.:.:./.:.:/.:/／"'''-/:./_ ,':.:/ ', :.:.:.:.:}
./:.:.:.:./ｲ:.:.:|: /.:.:/|:/,ィテ示ミ/ /:./ -‐'"¨ }.:.:.:./
从:.:.:.:.:.::.:.:.|/:.:..:{ .! ヽ弋少 〉 ./:/ /ィテ示. i.:.:/
. {:.:.:./⌒ヽ:.:∧.:| ￣￣ //. ヽ弋少 )〉 |.:/ そういうことであれば了解しました
ヽ/ /心 V ',:! / ヽ {/
i { （ ヽ ／:.} ,' ここを脱出し 彼らをかならず助け
{ { ヽ
ヽヽ ノ ,' ロシアへ帰国します
/ ﾍｰ､ - 二二 = ､ /
-‐=/ ﾍ } _ _ /
{ .ﾍ ヽ ／
| ﾍ ＼ ／＼
| ﾍ ＞， ｲ ＼
', ﾍ :.:.:.＞， ＿ ィ ＼＿ _
', ／ ＼ :.:.:.:.:.::.:.:.:./{ ＿＞
} / | | :.:.:.:.:..::./..:} /⌒ｰ─'´
/:／ - ￣ ハ ` ‐ ､ヽ !,
Y .／／ ／ / |:i ＼､ i
／ｰ-､／､_ :／ ', i i,.ﾍ ', ヽ:i|
r―´ ´ ／ i /: ト ､ i:ﾍ
ノ ﾍ | ,.ｨ i `ー ､ i
i ,.イ / ﾊi,|//| i `
/ i ﾊ i / i|`ー- |
'i i ﾊ ト! ｨ:ﾊ i ハ ﾉｲ / i
ﾊ/| |iL__V`'くﾊﾊ |ｲハ :i 頼んだわよ
/ V＼ﾄ卞乏`ﾐヾ` ー-=≠―| ./
／ | :ﾄ､ゞ､:.:.:´彡 i えzｩ‐ラ/:/ / ロシア軍も日本軍も 今からでは間に合わん
／ :/| /iト-=;,;_i' ` ‘/ｲi ｲ ／
- ´ / :/ | i :ﾍヾ､;,/ ／ｲ//ｲ |ﾊ あなただけが かれらの希望だ
/ /,.ｲ :/ :||;ﾍ=:{ ＿`´_ ／ｲ|i | i
／ .:ﾉ´./:/ |:|:i,:＼{ `ー- ` ,.ｲ: `| i | i
／_ -／ // /:|:i:',: ＼ ` ,. イi;:/:. | l ﾄ､
ﾆ -/ :/´ :/ ＼:i,. ` ´ i:;ハ: | :l | ヽ
.:／ /´ / `! / ヽ | i:l ﾍ
/／/ ////////////////／///////イ,./////////////////,l
,/ / l////////////!//／/,/.///,/ .l'! ￣｀`マ'///////,l
' .,l//////// '/‐!'//、ｌ'/ .//// ﾘ l////////l
/,l/i///l//_＿ .l// `l/、ｌ/// / l////////l
' : Vｌ//l l/'ヽんハl.、 ! l'// / ////////,/
'.i ﾘV/{ ! ｀`' ヽ !'/ ＼ l'//////,／
, r ', Vｌ l'! ｀ ､ .l/////／
ｌ .l ヽ |l '"＞ ､ ＼ ////／ さようなら バラライカ
、l ｜ ｀ヾ ヽ ヽ /" l'
ヽ . /'" ﾉ ' ご武運をお祈りします
l ､ .:::. ,.' ｒ ' /
,.イ' ＼ ー ／ノ '
／:::::::' ｀ ､.._ ／ ´ '"
/ l::::::::' ､ ｀ ー‐ヽ ／::::l´ﾄ､
／´/ l::::::: ／::::::::::! .l ＼ｰ- _
, ／ ./ ';::/. ヽ イ/::::::::::::/ ! ‐- _
_ ‐'／ .l ヽ. ｰ- ´ ／:::::::::::／ | ‐-
- | ヽ ／:::::::::::／ l
／ l ＼ ／:::::::::::／ l
. l ヘ ､ /:::::::::::／ |
. |. /:::::::ヽi /::::::::／ ,. ﾍ l
／／ |彡へ
/ , y ／ヽ|/∧ヽ＼ｰ-､
ｲ ｲ ﾊ ｲ｀''''''y/爪. | ヽ ﾍ
.|ﾊ | |=| | } | | | 〉
ﾙﾊミヽﾄﾐ{ミﾁ==ｲ ﾑｲ / j {
彡<ﾆ二tﾃﾐミ､ /==ｰﾑｲ / /}
彡辷三三ﾂ´ （ﾐ､ 〉彡ｲ j
彡彡≦ｲ <_tﾃ /／ /'
彡炎ミrﾁ. r 〉 ｨ彡ﾉﾉ
三ミﾂ ｲ z彡ｿ' ロック あなたにもね
彡ｲ ､＿＿＿_ j
彡ﾐi ｀ ＜ｨｨｨﾇｲｲﾇﾇﾇﾇﾇﾇﾇﾇﾇ(:::(::)
彡ﾐﾑ ｰ- ､_つ￣￣Z ﾃ￣￣￣
ｲ彡f ／| |
炎彡{ ／| | |
ヽ､ｷ}. /| | | |
＞ ､ ＿＿/| | | | |
ｲ...川川川 | | | |
/:::::::::::::::::| | | | | |ー-- ､＿
/:::::::::::::::::::| | | | | |::::::::::::::::::::
残留したロシア人駅長は 義和団に最初期に殺された
外国人の一人となりました
脱出したロシア人駅員たちは 北部の外国人を保護し
ロシアへの逃走に成功しました
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::三三三｀ヽ、
-―￢/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::_:::::::ﾆ三三三∧
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::イ::::_,::-―::､三三ﾆ',
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾄ､::::,zム‐ｚ三三三三ミ'
/::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::|―' 三＞三三ﾆﾄ､
/::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| 三＼三三三≧z
/::::::_,.r::::::/::::::::::::::::::::∧:::::::::::::::::| ﾆ三}三三三＞
/,.ィ´ }:::::/::::::ｌ:::::::::::::/ ∨::::::::::::ｌ ,r=―ﾆﾆi三Ｙ⌒
／ i::::/,.ィ´}:::::::::::/ ｀≧､∨::::::::i ∠＿ 三三|｀≧
i::/:::::,r-l:::::::::/r云:::フｿ＼:::::i≦'弋z::ﾌ㍉､三}三ﾆi
l:::::::/ |:::::::/ ＾ゝ辷ノ＾ ＼{ ト≧≠ｲﾆﾆ∧三,' 次は立てこもってるカトリックだ・・・
|::::∧ |:::::/ } 丶 三ﾆ∧ﾆ/
|:::/ ヽｲ::∧ | 三三ト- '
|/. ﾚ' ﾍ 、 , ,三ﾆ/ 打ち掛かって キリスト者どもを引きずり出し
ﾊ 、ﾆ三/
l＼ ー―‐ ￢Ｔﾌ勺三,,ｲ 全員殺せ！
i .＼ ｀'‐―― ≦三／少､
,ﾍ ＼ ヾ 三／三 |三＼
_,..-―￢" ', ヽ ,ィ三三ﾆl三三≧､
／:::/ ￣ 〉 |ﾆ三三三＼
,..―７￢:::::::/ ＼ / 三三三ﾆ`'‐.､
￣／::::/ {:::::/ 三三三三三三
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|||||| |||||||||||||||||||| |||| |||||||||||||||||||||| ||||||
||||| ||||||||||||||||| |||||||||||||||||| |||||
||||_||||||||||||| |||||||||||||_|||| ∧∧∧∧∧∧
|||| ||||||||||──────────────────||||||||| |||| ＜ ＞
||||_||||||| ○ ||||||||_|||| ＜ カ 南 ＞
|||| ||||||￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ |||||| |||||| ＜ ト ＞
||||| ||||| |||| ||||||| ＜ リ 門 ＞
|||||| ||| || ||||||| ＜ ッ ＞
|||||| ||__＿＿＿＿＿＿＿| ||＿＿＿＿＿＿＿＿|＿||||||| ＜ ク 外 ＞
||||||:::::::;:::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::| | |::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::||||||| ＜ 教 ＞
|||||::::::::::／ ● ＼:::| |:::／ ● ＼::::::::::||||||| ＜ 会 へ ＞
|||::::::::;;;;;;;──────;;;;;;;;| |;;;;;;──────;;;;;;;;;;:::::|||||| ＜ 堂 ＞
|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,, ,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::|||||| ＜ へ ！ ＞
;;; ;; ;;;;;;;;;;:::::::: ;;;;;;;;;;;||||| ＜ ！！ ＞
;; ;;;; ;;;;;;||||| ＜. ＞
| ;; ;;;;;||||| ＜ ＞
|| ,,- ;;;;; ;;|||||| ＜ ＞
||| | ;: | ;||||| ＜ ＞
|||| ＼,,::,,,;;;,,,,／ |||||| ＜ ＞
||| | ''';;;;;;''' | |||| ＜ ＞
|| | |＿＿＿＿＿|;;;＿＿＿＿＿_| | | ||| ∨∨∨∨∨∨
|| | |;;| |;;| | | ||
.| | .|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| | | |
| | | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| | | |
外国人施設を粗方破壊した義和拳の団員は
大勢でカトリック教会へ向かいました
｜
┌┴┐
, ￣￣ﾆ‐- ＿ ,l＿＿!、 _ -‐ﾆ￣￣ ､
i | ｌ.二二二二二二l 、＿＿＿_---ｌ ----.l---＿＿＿＿,. !二二二二二二.| | i
ｒ ! ! ｌ == == == .! ! .lｌ :::| ｌ! .| ￣￣.|. ｌ! | ll ::l .|. == == == | | | ､
＿ ＞ '"!..| | ｌ | l lｌ :::| | :::::::::: | | ll ::l .| .| | | .!"'＜. __
".i | i l .| | ｌ | l lｌ :::| | :::::::::: | | ll ::l .| = | | | .! l .| ト
l | l l .| | l. ≡≡| ｌ :::| |ｌ￣￣ｌ| | ::l .| .| | | .! l .| l
l | l l .| | l. ＿ | ｌ :::| |ｌ l| | ::l .| = | | | .! l .| l
l | l l .､-‐ ､ l. ￣ | ｌ :::| ll .l| | ::l .| .| ,.' ,.' .l .l .| l
l | l ｌ i l ! == | ｌ :::| l! .l. | ::l .| = | i ‐-.ｉ l .l .| l
l | l ＿＿＿_l ll l＿!_ | ｌ :::| ｌ ! | ::l .| .| | ll l _,,,.. -‐―＝
l | l .l ￣l￣￣|`i == == .| ｌ :::| l .! | ::l .| = = = = l ヽ￣ヽ!;;;;;;;;;;;;!:::::::::
＿r-! l ┌――――┐-------.! _l＿＿＿_::|＿_ｌ l＿_.|＿＿_.―――――‐ｉ ＿＿ ._ｌ＿_ｌ r‐ |;;;;;;;;;;;;|:::::::::
￣￣￣￣└――――┘￣￣￣ｪｪｪｪｪ -=-―.---ｌ.r―‐i.!--..l―-=‐l二二二＝＝┘―― ー―‐ ￣|;;;;;;;;;;;;|:::::::::
＿＿＿＿ ｒﾆ=‐ ￣￣ -＝ / '., ＿ =ニﾆ ,.-------―――‐
二ニ-‐'" -= / '., ｀―｀＿_ -= ￣ ―-=ニニニニ
￣ / ,―― ＝‐ ￣￣
/ , -------------------------
/ , ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
/ ,
ですがカトリック教会の建屋は・・・多少・・・風変わりでした
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|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,, ,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::|||||| ・・・これ教会・・・？
;;; ;; ;;;;;;;;;;:::::::: ;;;;;;;;;;;|||||
;; ;;;; ;;;;;;||||| 要塞に見えるんですが・・・
| ;; ;;;;;|||||
|| ,,- ;;;;; ;;||||||
||| | ;: | ;|||||
|||| ＼,,::,,,;;;,,,,／ ||||||
||| | ''';;;;;;''' | ||||
|| | |＿＿＿＿＿|;;;＿＿＿＿＿_| | | |||
|| | |;;| |;;| | | ||
.| | .|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| | | |
| | | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| | | |
,ri､
l tヽ _, ィ三ミ≦ﾐヽt-､、
l ｀ヾ､ f⌒ヽ、 /ﾃ三≧＝=ョ ｀`ヽ､
,-‐-＜ヽ、 ﾞ、 ｀ヽ. l :. 丶、 rチ'^ー＝ニ彡ｧr rfﾐミ丶、
;;;,,';;くヽヾt_,,..,、｀ヾ::. l! l :::. ﾞ':;,,｀ヾE=ﾌ ,,,;;;,, {i ll l ﾉﾘjゞヽミヽ
ヾ;;;,,ヾヽヽ＼jlヽ ヽ ﾞl l ::::... '';;,,, ,, ヾﾐt=-ミ､、ヽ.ll l川ﾄ､ﾐヽV lﾄ、
;;,＼;;;;,＼`<;;＼ヽ i,__ ﾞi, ﾞl ::::r;､ ヾ::,ｲ `ヾﾐ(・)ﾞ`i,ヾtlﾊヽヽｿリl l! ヽ
ヾ;;;,＼;;;;,＼ヽ;;;ヽ〉 /=＝ 〉 lﾄ､:l;;;;ヽ ヾ;' ｀`^''¨` ﾞi〉ﾘ入リﾉ,ｲ! l ハ 伊達に何千年も カトリックが
./ヾ;;;,,＼;;;; ＼vﾍ＼ / tﾚ｡｡ｰ'" _,ﾉ; ﾘﾂﾊj /仏ｦ l 介!
′l ,>､;, ＼;;;;,ヾヽ.ヽ＼./ r'^ﾋﾅﾃ"´ ﾍ;, ｲﾘ/!ﾘ/〃ｨ!,llｵﾄll 迫害され続けた 訳ではアリませーん
_ノノ ＼;;, ＼;;;;＼ヽ>;;＼ ヽ､__ ,,..、 jｿ,lﾘ/"二Yﾘﾉﾉ,l′
~´＿,,ノ ＼;;;,＼;;;;;＼ヾ;;;ヽ,r'^ｰ=r''ヾヽ、 _,、 ﾘﾂ/´ ﾞl lｼノ/ 教会を籠城しやすいように
＼;;;,,＼;;, ＼>ﾍ＼ ｀ﾞ`''ﾐ≧=‐''ﾁ） ,ﾉ ^)//ｲ,;/
ー―--,r＝t‐ヾ;;;;＼ ヾヽヽヾ:::::;;;,,,,, ム／,:ｲfﾂ! 建築する程度 当然の嗜みでーす
{ 》 jﾄ､;;;;＼ ＼＼>＼'''" ､__,: ィ7.ﾚ'/ﾘ
/`―'^―'' ｀(ヾ;;＼;;;,,ヾ､ヾ;;>､ ／ ∨ﾘ/ '″
/ ''"" lﾄ､;＼;＼;r'"⌒t-:ヾー―－ｧ--‐イ l,ﾂ
{ / ＼;ヽrシ^t-ﾍ:;＼＼:.:.:.:. '´ ,;:'′ l,
ﾊ / V^)､;;;;, ＼::＼＼＼ ,;::'′ ト、
／ ,r';;〈､:.＼;;;;;,,`ｰ';;;;;ゝ､ヾ:;;'' ＼
''"´ ~｀`''r'´ ヾ､::ゝヽ:_:);;;;r'>.,:-‐-:;ゝ;ヽ.へ、 ＼
-－ ;, ;: l ﾞﾄ､:ヾ;;;;;;;;;;;/r｡>-‐<｡)':<／<、 ,' ｀丶、
｀~ 'l _,,:ィ'ﾌ;;ヾ;;;＼ﾄ;;l;:;i´r''";;〔;:;:;:/＼;;`'> ;' ｀丶、
＿／/::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:|::.::从-ミﾐi} 杉|::.::.::.::.::.::.:|::.::.::.::.::.::.::.::.＼
￣/ｨ::.::.;'::.::.::.:i::.:: /::./|::.:∧:! ` ﾘ }::.:i::.:l::.:j!::.::l::.::.::.::.::.::.ト-≧＝-
以::.::;'::.:::.::. |::.::{ |::|_j::.;'＿}!. / _|:::ﾘ::ﾑ::ﾑ::.::|::.::|::.::.: : |
/ |::.:j!::.::.::.:: |::.::| |::|ﾊ:::|￣ヾ ´ }:/!/ |/__|::.从::|::.:: ﾊ:j
|: ∧::.::.: : |::.::| ,ス＝≧､ ,≧=＝ミ |::.ｨ::.::/ .}! そしてよく来たな 義和拳
|/ V::.::.::ﾄ::.:|八 f::tz:j以 《 f:tz::j ノｿ: /::.:ｲ V
|! 入::.::jﾄ从 ￣￣¨ ¨￣ /〃::/::.| i 気合があれば弾が当たらないとかいう
V >::::＼ /;;イ::.::|_ｿ
ム}＿＼＼ ､:.., /::.:: |ﾊ 腐った考えが詰まった脳天を
r=､ /Y⌒Yミﾐ､ ､ ＿＿＿＿ __, ｨ /!::.::.::|:∧
| V__￣ ＞､ }iii} ヽ￣￣￣ ／ ,..': i::.::.: |:: ∧ きれいに割って 掃除してやるぜ
／{!_V ミ_メ､ .>Y!>､ `ー─ ' ／,'::.: |::.::.: |::.: ∧
/イ＝＝ミ､,＼＼/ /ﾊハ＼ ー ／ ,..:..:. |::.::.::.|::.::.::.::＼
. /イ,r---.､ Y. Y￣! ||::∧ ＞ .. . ィ .,'::.::.::.|::.:: : |::.::.::.:ﾄ::ハ
〃 ./::::::::::::::::Y i! i:. j_..以ト-＝---｀ｴ´ ．..._＿ﾑ_::.::.:|::.::.:: |::.::.::.ﾊﾘ }
/:::{ {::::::::::::::::::::} ﾘ | Ⅴi iｨ. ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::ｱ. . |::.::.::.:|::.::.::.::.:i. ﾉ
,::: 人. ゞ ::::::::::ン _/ i! /.N { ﾑ:::::::::::::::::::::::::::::|.::.::.|.::.::::::|::.::.::. . |
|:::::::/::>､￣￣ ／ Y |.| ! /::::::::::::::::::::::::::::: : |.::. .|.::.::::::|.::.::.::.:: |
|::::/::::::∧ ￣ ./ / 八八 {::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ :|.::.::.:::|::::::::::::::|
/¨７ ＿ ＿
. / / / /¨７ /¨７ --=≠ﾞ
/ ≠---' / / / / ＼ミ
z---ｧ / / 仁二７ / / ル=-
/ ／>‐'―' / / ＝--
./ <／:::... 仁二二__/ -==
::::.... ＿＿＿＿＿＿＿ 三
＝＝f＝ｵ＿＿厂￣￣￣￣￣￣￣|r────!
＿＿二＿＿＿＿＿＿＿＿＿r:┬┴＝＝---｛
zzzzヵ o /__/ ＿.L＿＿__zx="
──┬/¨７──┬───ヵ 厂￣￣ ７
ー---/ / /¨７¨７ー―.､ / { ＜
_./ / / / /＿＿_ノ_/ :| /７/Z7
..／/ / / / /二二二二.....」 / ,二7 [] 〃
./ 二二二７ 仁二７ ／> /_/ ==="
../ / ､＝ｫ ／／───‐┐ --＝三z
:' / ＿___ノ＿＿__.<／＿＿＿＿＿.!二二二! =-
__/ )::::::::::::::::::::￣￣７:::/::::::｛｝:-------| --
_. -=二ヱ... L__::::::::::::::r‐ェ==ミ;:::r‐┴───┘=--
＝＝＝==" ＿＿_）::::::/ﾑ(_;_）__ﾉ::|────┬──┐
／ ／:::::::::::::::::::ム〜三三壬---r--r-:「三三三l
／ ／::::::::::::::f¨¨´__ノ ＞-----＝ｵ=ｵ:厂 __
./::::::::::::r‐┴ ￣)イ ＿_xzzzゑzﾘ ⊇
カトリックは立てこもった数百人の信者を
武装させる武器を貯蔵していました
､ ,､､､､,,_
,,､-≧'''"≦三ミ｀ﾞ'ｰ､,,,､､,,
,r",､-'''""三彡―ミ~'ｰ彡三ミヽ
'ｰミ彡'"´///;;;;／／シ;;;;;;ミﾐ､ﾘ彡;;;;;ミヽ
,､-''"ｨｨ ""///'"／- ､;;;;;;;l;;;;}r''";;;;ヽ;l|ll|ヽ
／///ﾉｯｯ从从ll||l|;| ｀'''ll､ｯ彡;;;;;;;ｲ;l|ll|ll|ヽ
-彡 ﾉﾉﾘ//从;;;;;;ﾘﾘ u::::::::::::::ﾞ'' ､;;l|ll|;l|llヽ
/ ｯｯ ///;;ノ;;／/ u ::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;|ll|;lヽ
／彡ノノ／":::ミｰ､,ｯu ﾉ ｨ'"／::::::::;;;;;;;;;;;;l|ll|ヽ
ｯｯイノ;;;/ｨ'" ＜っﾞヽ;ゝ" {Y'∠,,＿||;;;;;;;;;;l|ll|ヽ
彡ノ;;;／)-､""'''ﾐミ'''＝.ｨ'"彡;=,-､-､:::;;;;l|ll|ヽ ヽ く・・・くそ！
彡ｨ' '／ ﾉ ,,-､ミﾞﾞ ヽj::::::::｀ﾞﾞﾞ'ｰヽ:ヽl|;;;;ll｀'ｰ､
;ｨ/ /'" ｲ:／ ﾞ/:〈､〈" ）,<" ｀ヽ::::/;;;;;ﾄlll |ﾉノ
//__/ ,'::ﾉ ｨ´､」ﾞﾞ'::ﾞ"ア U :::::::/;;;;;;ﾉll| ＼l 強すぎる！
..|''','"" ,'ｨ´',/::（ﾞ_'ｰ≦=ミ_ ..::::/;;;;//ｲ }} l| ヽ
..j. j :ｲﾉ j:::ｨ''ヽﾞﾞﾞ'''ｰ-ノ:::〉 ..:::/;;;;/" |､ lﾘ）
., ｲ, Y" 〈{ｲ}､_ ｀´⌒):::/ :::/;;;;;;;ﾘ､l||| lヽ|
...（ } j''ｰ- ､''ｰ--'::::,'u: /;;;;;;;;;/ノ/|"|
,} :}. |ﾞﾞ''''ｰ-｀ミ''ｰ-' /;;;;;;;;ｰイ//从l
../ " |'"´ ｀ﾞﾞヽノ ｲ;;;;;;;;;;ﾘ//イ;;;;;;/
ｨ l､ ,／:/;;;;;;/从ｯｯll|;;;;/
:::'" ,'::｀''ｰ ､,,,／" ﾉ;;;;;;;ﾂ;;/llｰl从ｲ}
カトリックの迎撃は強力で
義和拳をまったく寄せ付けませんでした
＿__
.ｨi〔:.:.:.:.:.:.::`:ーミ
／:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
．.::":.:. ‐z:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾟ， 外国人に死なれると困るのよ・・・
／:.:.:.:.:. ｲ （/／):.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧
〃ｲ:.:.:.:.:{./ / /ｨ.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. 義和拳ではない兵を出して
＿/__/:.:.:.:ィ〈 ' /:.:.:.／､_:_:_:_:_:_､:.:.:.:!
／ ／⌒＼:i:i:i:ヽ ／:.:.:./ 〉:.:.ト． 安全に護送するから奉天から出てよ・・・
＿厶斗” ヾ:i:i:i}/:.:.:.:.:/:.:.:.:.:ー──ｲ:.:.:.ヽ !
／ 〉｢:.:.:.==ﾐ/:.:ｲ:./!:.:.:.:.:.:.:l:.:.:ｌ:.:| }＼
/ ∧l:.:./l/ト "_厶斗:.:.:.:.:.:./从: | ヽ
.′ ィi〔: : :|:/─‐v:/:/i/ ハ:.:.:.:/ / .刈 ﾟ，
{ .ィi〔 .|:i:i: : :X.--- | : i:/ }:.イ ＼ ﾉ }
ー─===彳 |:i:i: : : :| :| : i:}//、＿＿＿__'_＿ __ .イ
！ |:i:ﾄ｡: : | .ﾉ:/iｲ￣
/ ヾ:i:ト: :!ｍ".イ
///ﾉ,:r''"-‐ﾕ_, ,r''≧ 、ヽ,, ミヽ
,にフ/〃,r''"ィヲ／'" ,､、ヽ トﾐヾｔ
r',r',ｨ/イ"=彡ｲ／ _,,ｨﾃ,ハ'lぃヽNﾐヾｌ 支那人の約束事よりも
l /ﾂ '/ 〃ｼｦ/ ,ィ彡 ノ ヽヾｊ ヽﾐミl!
lﾚ ,ｲ' ,ｨ久ｼ,,:-ｧ=''"´ ｀ヽ'トﾐ､い 私は銃弾の威力を
j /ｼrｬ'"-彡 ''′ ゝtぃlﾘ
∨ﾘ〃rノ´ ,|! ,,;;;,｀ﾄ川 信じまーす
ヾ,シﾑz:-t‐ｧ‐ｫ,从j|ﾙ,ｒ‐r‐ｧ‐,ｫ:''l;ﾘ/
{｀! ｀ﾞゝ-ﾞﾞェ彡''^ﾞ|;;;;;ミ=ﾞﾞ‐''":: l:ｿ
, ィへl ::::::::: |;;;;'`'' ::::::: ,Ｋ
,. - '´,;:'" ヽ ,r' |;;; ､ / ｀丶、
,, :-‐ ''" 々ｭ,..､ 丶 ,.:-‐'^'v |;;' ﾉ =ｫ j/,! ｀f^ヽ
,, .. --― '''"~´r;;-､ /;;,.ミミミ＝=:ゝいﾐｰ-:! ;|;;fZ.. ィﾊ,/ / ,rﾂ ,rヽl ヾ'ｰ-r ､＿,, -―- ､、
,, -‐ ''" ´ ヽ ヾ;;;ソ`;ｧ'r'´￣≧ﾐミ､-r-ミ~''てﾞl ;; ヒ彡'´/ ｲ ,;;;' l ﾞi, ヽ l ヽ,..、 ｀丶、
-'´――-- ､、 ,､,,r'´:,:-'";;{;;;;;;;;,,,,,,｀＞':::f;;;;;;r':,r''^''l ﾞ'lュ~｀ﾞﾞミﾆ‐-'' ::;､ ヽ ヽ ヽt, ! ヽ、
｀ヽ、 ,/匀`;;";;;;;;;;;;;ゝ;;(二:‐'ﾞ::O,rﾐミゝ:t;;;;;;;,,l l;;,,~｀ﾞﾞﾞ' ‐-ﾞﾆ:ュ:::｀`::''＝=:r'ﾆ:,―┴一''' ７ -､、
ヽ、 丶.ィ":;;:ハ;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヾ､;;;;｀弋:::（;;;;;f´r'^`''‐-;| |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;~｀ﾞ`'';;‐;;く`''－-ｭ~｀ﾞﾞ'';;‐ｧ<ヽ ヽ
ヾミ､、 丶､ ｀ﾞ` ''' ―ｧ､;;;;;;;/´;;;;ヾy‐ゝO〉`''7ヾ:;;;;;;;;;;;;l !｀;;丶;;､::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀ﾞﾞ`'';;‐';;‐- ｭ/;;/ l
｀ヾﾐ､、 ｀`ヽ,,＿__ '′ヾ久;;;;;(x)7ミﾐへ､ノ::::ァ"^`''‐l ,!;;;;;;;;;;;;;;｀;;ミミ -､、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;r'´, = ､ヽ ﾞl,ヾﾐ､
`ﾐミ､、 ｀丶、'^ﾞヽ::::::＼ ＼;;;フヾ;;;;;{:::;f´::::::〈 ミﾐ`'' l, ,!｀丶､:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;~｀ ''‐-ミ;;;;;;;;;;;;;l::{（:.:.:.:）};;l l ヾﾐﾐ
、 ｀ヾ､、 ヽ ヽrへ!ヽ,、'^ヽ、 ﾞi`''ﾆゝ､__ノ jl|∨ ´~ `ﾐ＞ﾐミ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀丶;ゝミ三彡' ! ;;;
_丶、 ｀ヽ. ＼. ＼ ヾヽtﾄ､丶,ﾌ:／;;/´ﾐミ､ィ､,ぃ };;;;;|i ,ｨィﾂ;;;;;;;ｼ ｀ﾞ`''t- :､;;;;;;;;;;;;;;;;,r'´;;;;;;;ヾ´ ,l! ;;
丶､7丶､ ､ 、 丶 ＼ ヽ.｀丶=::ニ彡;;;ノ ｀ヾﾐミ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;彡'" 丶 ｀r-;;ミ;;;{;;;;;;;;;;;;;ﾘ l
ノ:::::::::::`ー-､ 丶 )-‐く、 , -=≧;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;≦､、 ヽ `ヾ､;;;;ゝ-;;ｧ'" , , : :l
｀丶､::::::::::/;;;ヽ, 〉 彡/
｀丶/;;;;;,く_,,,r'^ｰ '"
｀ﾞ''"
この間 増祺総督はカトリック神父へ再三の退去依頼しますが
神父は全て拒否し 信者と運命を共にすることを決意していました
<＼ ヾ ､ `ー- ,' / / ,' / / !／|
):::＼ ） ', ＿...! / ,' i ! ハ i /`^'､..._.､! .i
`ｰ_':::ﾉ、::`ｰ'::ノ/＿::::」 ,'! ! ! N､ ト､!. ', !: : : : : : ::! ! i
',ｰ=ﾆ..._):::K´ /ﾘ ',i.! ', ! ＼ ! ', !'､',: : : : : ,' ,'! ! ! i
..', ｀ ｰ`､ ./ o i>、 ﾄ､!r'て)ト､ '､', `: : : / /,' ﾉ / ! i! やっぱ義和拳って
', ＼ ,' // ﾄ､ ', ` 弋::ノ ` ` ,r='／厶ｨ/ ／ / /i /
.', ,ヘ、 ｲ /ハ .i '､ ',_..、 ' ' .: r 'び;; }ソｲ ,ｨ' ／ ﾉ' 脳筋なだけで 弱すぎだぜ
', / ○ 〉く ＼//:::::::}! !`!.ヒ..ri ri .: : : .`ｰ ' ´/ ／/,ｨ'
' , `r-､/ /Y´:::::::::`| ﾄ,!j{〔〕}U.i. i!: : : : . _:／. イ￣ヽ{
' _ﾉ＼＼/ /::::::::::::::::i i '､ー'ー', ` '′: : : : ,ｲ L. --‐,
／ `７/,':::::::: ... ! ﾄ､＼ `ｰ弋ゝ: : : :,ｲ/.! ! ○ ',
`､_／ ／/ ,'::::::::::::::::::::i iノ ` ､ : : _.. - '´ /:::! i_... -‐く
／::::::::::: ／ ／ !::::::::::::::::::::::! | ´ ￣／ /::::::! Nr- - イ
::::::::::::／il／__／i!::::::::::::::::::::::! i` ､ i ／:::::::::i i:::', ',
::::::／ ／ } i|;;;;;;!'､::::::::::::::::::::i ,':: :..:`ｰ┴― '´:::::::::::::::i/! i::ri', ',
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メ､ ／ : /: : : : : : : : : : : : : : : : /:/: : : : :/三三／ ｀ヽミ: ; ;才'' ／
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: : :,イ .／: ;イ/: : : : : : : : : : : : : : : メ,,_/: : : : /三ﾆ,ｲ ／,..＞ '" ／
／ ／:;イ j: : : : : : : : : : : : : : ／ !: : : : /､三/ _,,., -‐''才,ｨ=r-,≠ミ､,,,_ ／､: :く こいつはどうだい？
／イ /: : : : : : : : : : : : ／ j : : : / ｀´',_ヽ'',イｲ .{r':::::j:::j ｀ヽ ／,,''' いﾐゝ
/ : : : : : : : : : : ／ }: : : / 二::::: ヽ､ `ｰ-‐' ,ｲ ,イ7´,,'' jヾ､
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{ミミミミミミミミミ}圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭≧s｡､:､ー--｡､_.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;{.;.;.;.;}
、ミミミミミミミ,'圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭',圭圭圭}',i',ヽ､s｡､_ ¨´i
ヽミミミミミミ, '圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭||}}圭圭圭}||} } }圭圭圭i',
' ,＿ミ, '圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭ノ圭圭圭}ﾉノﾉ圭圭圭|!ﾉ
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｀ ＜.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;//
そこで義和拳は 清軍から接収した大砲を持ってきました
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/:::::::::::::::::::::::::::::::∧::::i!::::|:∧! |::::: |::::::::|ﾊ:::::::|::::::::::::::::Vハ ｀
ｰ=ｲ:::::::::::::::::::::::::;::: | }::ﾊ::::|:| } ﾘ:: 小::: ﾘ }:::: |::::::::::::i:::::}ﾊ:|
|:::::::::::::::::::::::::ﾊ:::!-≠.|:::|- ､ / !/-≠V--ﾘ､!:|:::::::::从:: | .ﾘ
|:::ﾊ::::::::::::::::::| }: |＿ .ﾑ::! -､` / r _ _/＿/升:!:::::::::ﾘ }::ﾘ.
|/ }::::::::::::::: ﾄ≦以::::::ﾌｱｰ ﾃr:::::::7≧.ﾘ/::::::/Y /
|! ゝ､::::::: 八 ￣ ￣ //:::: / / そこまで・・・
|::>从:::::＼ .:::. ／ｲ彡!/:|
ム}＿＼＼ :::::: /::.:: |ﾊ あたし達が嫌いかよ
r=､ /Y⌒Yミﾐ､ ｀ ´ /!::.::.::|:∧
| V__￣ ＞､ }iii} `ｰ= ─ = - ' ,..': i::.::.: |:: ∧
／{!_V ミ_メ､ .>Y!>､ ￣￣ ／,'::.: |::.::.: |::.: ∧
/イ＝＝ミ､,＼＼/ /ﾊハ＼ ￣ ／ ,..:..:. |::.::.::.|::.::.::.::＼
. /イ,r---.､ Y. Y￣! ||::∧ ＞ .. . ィ .,'::.::.::.|::.:: : |::.::.::.:ﾄ::ハ
〃 ./::::::::::::::::Y i! i:. j_..以ト-＝---｀ｴ´ ．..._＿ﾑ_::.::.:|::.::.:: |::.::.::.ﾊﾘ }
/:::{ {::::::::::::::::::::} ﾘ | Ⅴi iｨ. ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::ｱ. . |::.::.::.:|::.::.::.::.:i. ﾉ
,::: 人. ゞ ::::::::::ン _/ i! /.N { ﾑ:::::::::::::::::::::::::::::|.::.::.|.::.::::::|::.::.::. . |
|:::::::/::>､￣￣ ／ Y |.| ! /::::::::::::::::::::::::::::: : |.::. .|.::.::::::|.::.::.::.:: |
|::::/::::::∧ ￣ ./ / 八八 {::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ :|.::.::.:::|::::::::::::::|
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,, ヽ _,-==s｡､_ | .lﾞ |_| |__|
ー- ,. 'ミミ￣｀ ヽ圭圭≧.| .| ＿
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--－－ .ヽミミミミミミ, '圭圭 . | .|圭圭圭.ﾞヽ/圭圭圭圭||}}圭圭圭}||} } }圭圭圭i',
／ .' ,＿ミ, '圭圭圭.r" .|圭圭圭圭圭圭圭圭圭ノ圭圭圭}ﾉノﾉ圭圭圭|!ﾉ
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τ !::::::::::::::::::::::::::::)／,,,,, γ..ヽ_＿入_人_人_/し､_人___ ヽ:ヽ
(::::::::::::::::::::::::::::冫 `'`' ~ ﾊzzzzzzzzzzzzzzzzzzz〈 `;::
::：':'::::::::::::::::::::::::::::;(,,,,,,,、 .fzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz_ｿ
弋___／;;;;;;;;;f zz _ｲ寸zzzzzzzzzzzzzzzzzz7
.r┘|;;;;;;;;;;;;;;;r‐､冫 f´zzzzｊ/zzzzzzz__人zzzzzz〔
::三＝彳 | rz､___)zzzz/zzzr─'´=＝-＼‐7´
￣丁 zzzzzz〉 __儿 ヾ〈zzzz〈zzzf´｀へ_／ ×
） 〉zzzz∨ ＿_ ノzzzzジ´／／~ ＼
/ |zzzzzf 〉zzzzzz/ 〃/ ヽ
義和拳は 清軍の大砲を使い
教会の壁を破壊して雪崩込みました
, ;-‐ '"⌒`'' ‐ ､
/rィノf／〃ﾂｧ, ｨヽ
/ﾊ//ﾂ,f'ノイ彡シ^t}
{ｲ/ﾙｨﾉｼ,戈ﾉzニァ 〉 主よ あなたのもとに旅立つ
l lFｲr-fシ" ﾞｰ‘ 丶
!ﾘ/｛ {6' ,, ＼ 支那人キリスト教徒を憐れみ下さい
lYハ､_, ＿__`fﾞ~´
ﾚV li, ｀'＝ｱ
,-;;/ :｀ﾞ''';:‐--' そしてどうか 彼らと同じ場所に
,,.-く:.:.:.ヽ : ;/
,: - ‐ ''"´:.:.:.:.:.:ヾ:.:.:.ヽ : ヘ、 私をお導きください・・・
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ.:.:.:.ヽ :l:.:.:.ト､、
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ:.:.:.:ヽ }:.:.:'l:.:.:`丶、
/:.:.:.:.:.:t.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ:.:.:.:`i:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.ヽ
/:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ:.:.l:.:.:.:.l:.:.:.:.:.i:.:ヽ、
,!:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ l:.:.:.:l ミ :.:.l:.:.:.:.ヽ、
;;..;;;; /;:;;;./;;;;/;;;;;mヾヾl|//;;:;:;:;､;;;:;;ヾ;;;ヽ.､;; :ヽ
;;;;;;;/;; ;;;/;;;;///,' ヾ;;;;;ヾ;;;;l.|;; .;;ﾊ
:::::/;;; ;; i;;;;;.i;|l.|;l `i;;l;;;;l::l;;;i､;;;l なあ神父よ ぶっ殺す前に一つ聞かせてくれ
;;; l;;;_,,ｪｮ;;;;;;l,l|'l:l--―――― ---ﾉﾉ!;;;ﾘ;l::::j､ ﾄ
;;;;lﾆ-ーf;;;;;;l|l･ﾘ"´￣￣￣￣｀゛''/〃〃;l,,l::::ヾ;l
;;;;l;;; ;;;;. j;;;;;j;,' / ..: . l|{;;〃!: ﾄ､!.:.ヾ! 何故お前は逃げなかった？
;;;.j;; ;;;. j';;;;//' .....-.....;;;;. ::::- .{l 巛.{;; i| .::: :: `i
.;;;};;;;;;;;:::::::,r・こ―、;;;;;;ゞ {.,r・こー､:::::l;;; : :.;;;; ; j
;;ﾉ;;;; :::::/;;;;――‐;;;;:;;,.. i; l:;;;;;;―‐::::::::l;;;;;.; ,:;' ;:;' お前は俺を知らないのか？
.;.;';;;;;;;;ﾉ"""""´´ ::.. l :::l;;;;.;;.;;.; ;;'
;; ;;;;;;f ,i､ i､ :l;;;;;;.;.;.. l
; ;:;;;;;l ... ... ゝ 〃/´､, l;;;;;, .;;;. .ﾊ 俺はお前の命を奪っても なんとも思わない人間だぞ
;;;;;; ;;;l:::::' ",, '';;.;;;;:'' ,';;;; ,'':.: ; ; ;!
;;;;;; ;;;l;;;' ゝ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ｯ .j;;;;;;;.;.:::;:. ; l
;;;; ;;;;;;l; ￣￣｀´￣￣ /;;;;;;;; ;;; ; ;./
;;..;;;;;;;ﾉ :. ...::::::"ﾘ"''""":..... /;;;;;;; ;; ; ;;;/
;;:;;;;;;;;l ﾍ ::... :.:.: .: :.: ,';;;;;;;;;.: : ;;;ｲ
;;;;:;;;;;;l:.::.ヽ :.:.. : ,'::::::: ,;;,; ,;; l
;; ;;;;;;;l.::::.:::::`.ヾ.､ .......::::::.. /;;;; ;;;;; : :: :::l
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彡'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;;;;;;::"__,彡;;;; ;;;; ,;;.;; ; ;;.l
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,ィ"ﾆr三l !≧三三ミミ＝=､、
,:r''"´彡ｱ=＝l l三三彡ｼ"^｀ヾミヽ、 HAHAHAHAHA！！
,ｨ"シｨ'彡'"r≦ﾆ! l三彡'" ヽミﾐヽ
,r'´彡彡イ,=''""~´l ! いヾ｀ヽ
ノﾘ'´,rｼ ﾉ,r'´ ,l l ﾞt,いヽ:ヽ 貴様こそ 私を知らないのか？
,f´ムィﾂ=‐''" _,,,:.:.:l l ,.,.,_ ヾミﾐlYl
ﾉﾘfrシ'"_,,ｪ=三＝=､:.:.ﾘ _,_ ;l;lﾘ __ ﾋ'":.:.:.:.:.:.:,二ニミｰ-､ヾﾘl h 私こそ お前に命を奪われても
/N/' ,ィ7,:r'´ (_・ﾉ ｀丶/ ,ィ;;;;;l l;;, f;;;;ヽ.ヽ,r ''"´ (_･_)｀ヽﾐi, Vlﾄ、
,{ﾘツ /,Z/ , :-=＝三ﾆ/ /;{__};;l lﾄ l;;f^_}ヽY_,,.z =＝=ｭ､、 . :ヾt, ﾞil い なんとも思わない人間だ！！
f川ﾘ/ //ｲ''" { （;;;_;;;;ノ,､,､ヾ:;;;;;;ﾉ ）`''ｰ ｀ﾞヽ､:;ゞ, ltiリ
ljｿﾘ ,ﾉ'´ ,,.ゝ-､ ''ﾞ ﾞ'' _,人ﾐ､、 ｀ヾ{､∨{
l,ｊﾉ ,,ィ::: ''"^ ヾ.土卅土ナ´ ｀`' ヾﾐtﾘ} HAHAHAHAHAHAHA！！
!'′ , - ､｀,ﾞ;;ｰ-_''_,, -‐､ ｀ヾl!
l ,rェ'' , :'":┬- :､｀二´, ィ:―rミ｀丶､ ｚｭ､、 ﾞil
l, f´ _,, ィ"ニj､_ﾉー┴―'^'―'ー 'ヽ_ノゝ＞-z三テ;;ｲﾄ, l さあ！ 私を神の国に送れ！
l トﾐﾆ二Z,r‐ア-r―v‐''‐ｙ'"~`l'"^`Y^ヽr'^ヽ,.ユ二ﾌ,r''" //' ,!
'i, ﾄぃ ｀~ﾞﾞﾞ` '―'^'―'^'―┴─┴─'＝''"~´￣´ 〃 /
l, ヾヽ ｀丶､,,_ ,, ノ / ﾉ
､ ,､､､､,,_
,,､-≧'''"≦三ミ｀ﾞ'ｰ､,,,､､,,
,r",､-'''""三彡―ミ~'ｰ彡三ミヽ
'ｰミ彡'"´///;;;;／／シ;;;;;;ミﾐ､ﾘ彡;;;;;ミヽ
,､-''"ｨｨ ""///'"／- ､;;;;;;;l;;;;}r''";;;;ヽ;l|ll|ヽ
／///ﾉｯｯ从从ll||l|;| ｀'''ll､ｯ彡;;;;;;;ｲ;l|ll|ll|ヽ
-彡 ﾉﾉﾘ//从;;;;;;ﾘﾘ u::::::::::::::ﾞ'' ､;;l|ll|;l|llヽ
/ ｯｯ ///;;ノ;;／/ u ::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;|ll|;lヽ
／彡ノノ／":::ミｰ､,ｯu ﾉ ｨ'"／::::::::;;;;;;;;;;;;l|ll|ヽ
ｯｯイノ;;;/ｨ'" ＜っﾞヽ;ゝ" {Y'∠,,＿||;;;;;;;;;;l|ll|ヽ
彡ノ;;;／)-､""'''ﾐミ'''＝.ｨ'"彡;=,-､-､:::;;;;l|ll|ヽ ヽ こ、この野郎！
彡ｨ' '／ ﾉ ,,-､ミﾞﾞ ヽj::::::::｀ﾞﾞﾞ'ｰヽ:ヽl|;;;;ll｀'ｰ､
;ｨ/ /'" ｲ:／ ﾞ/:〈､〈" ）,<" ｀ヽ::::/;;;;;ﾄlll |ﾉノ 言うに事欠いて・・・！
//__/ ,'::ﾉ ｨ´､」ﾞﾞ'::ﾞ"ア U :::::::/;;;;;;ﾉll| ＼l
..|''','"" ,'ｨ´',/::（ﾞ_'ｰ≦=ミ_ ..::::/;;;;//ｲ }} l| ヽ
..j. j :ｲﾉ j:::ｨ''ヽﾞﾞﾞ'''ｰ-ノ:::〉 ..:::/;;;;/" |､ lﾘ） 殺してやる！
., ｲ, Y" 〈{ｲ}､_ ｀´⌒):::/ :::/;;;;;;;ﾘ､l||| lヽ|
...（ } j''ｰ- ､''ｰ--'::::,'u: /;;;;;;;;;/ノ/|"|
,} :}. |ﾞﾞ''''ｰ-｀ミ''ｰ-' /;;;;;;;;ｰイ//从l
../ " |'"´ ｀ﾞﾞヽノ ｲ;;;;;;;;;;ﾘ//イ;;;;;;/
ｨ l､ ,／:/;;;;;;/从ｯｯll|;;;;/
:::'" ,'::｀''ｰ ､,,,／" ﾉ;;;;;;;ﾂ;;/llｰl从ｲ}
≦三三ヾﾐr＝‐-ﾐ､ﾐミΞ三彡r'' ⌒丶
ヾﾐミ三二`｀ ,:;::'^i~｀`'' ー--≧ f;;ヽ､
u /i,、 聖イグナチオ・ロヨラ
u ,ｨﾘ:.:lﾐ;,
〃･）,ﾘ'ｿ u 聖フランシスコ・ザビエル
ヽ u ｨｲﾑ~ｨｼ′ u
ﾞi,ｰ､ ﾐミ〉ﾘ彡'^'' ,ｧﾃﾐ､、 偉大なる先輩方よ・・・
`ー=ﾍ'ﾞ:;;;,, ι υ ｲ;fﾊヾﾐ
| :;;; ｀ミv,,,,,,,,, ,ﾘ{ｿ!
. | :;;;, :;; '⌒ヾ /y'El
| :;;; ,f´ ,r'ﾞノr{7 } どうか・・・
l ;:' ;ﾊ;: /ヽﾍfソ ,/;
/ ,;;/ 'ｰ'′ 〈´ /;; どうか私に勇気をください・・・！
/ ;/ `'"ﾞl::
/ / ヽ
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/ ／ fﾄ、 ,rr:、 ,r‐､ _
（_,ノ l-' l /ﾉ ,l l':-:'l ,fr'l
/ / ,/ ﾉ { ;= l l丶!
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ローマ・カトリックが排他的で
支那人と日々 諍いを繰り返した事は間違いありません
ローマ・カトリックの横暴こそが 義和拳を産んだと言う識者も大勢います
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.,ｨ劣圭||㌢" .,i㌢ ,佳圭7゛ l′佳| {{)佳圭}ｌ, ﾞ'ﾐ圭心 ｀心、 ﾞ''.㍉、 ｀守圭圭
,ｨ劣圭||㌢" yl″ .,佳圭7゛ |||| .{圭圭圭} `守圭心 ｀㍉心、 ｀ヽ、 ｀守圭
,ｨ劣圭||㌢" ,ｲ/ ,佳圭|7゛ |||| {|圭圭||} `守圭心、｀㍉心、 .＼ ｀守
圭||㌢" _,ｲ/ ,佳圭||7゛ ||| {7.|圭圭} `守圭心、｀㍉心、 ＼
㌢" .,ｲⅣ ,佳圭||7゛ ||| {{ }圭圭} `守圭心、｀㍉心、 ＼
しかし満州の基督教徒が虐殺に直面した時 彼らを見捨てられず残留し
共に戦い 共に死んでいったのは また彼らローマ・カトリックの神父達でした
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.ﾞi::::: ,::: .::::: _,;;lﾞ＿＿＿_,..､_＿＿_|:;, '' ,;;i. ／￣￣￣￣￣￣￣
.iﾞ:::`::::;;;`..;` ::|;;;;;`‐゜ｰ';;;;; i;`‐゜‐';l:;'::';,,ﾞｉ ＜ それで 次はなにを？
,-ﾞ:: ::;',:::::ﾞﾞ'ﾞ _;;;} l:::::: i:::::; Y' ＼＿＿＿＿＿＿＿
.∠;;:`.::;`::::: ;;;;''ﾞ::| l:::::: i:;' ;;, ﾞｉ
.＿､ﾞｨ;;::::`:::';::''`;;;;:: ,;|,. ､ ﾞｨ,,,__}::: i:::;' ;;i'`
￣￣ ';;;;'''',,,'::::::::'::::;':::}:`､ ￣ﾆニ¨ /; ノｰ'´＼
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／;.;;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;x─'''''´
／;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;ヽ
／.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;/.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;|
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./;;;;;;;;;彡´{ ｿ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｨ ;;;;; ;;;;;;;;;;;;/ ｀}.;.;.;.;.;.|
/ｨ´ {./;;;;;;;;;;;;;;;;ｨ;;;;;;;;;;;／/;;;;ｨ ;;;;;;;;;;/ }.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;ﾔ´
/;;;;;;;;;;;／l;;;;;;;;;;;/ /;／i ;;;;;;/ }.;.;.;.;.;＜,,＿
/;;;;;;;／ﾒ）.j;;;;;;;/ ｀ﾒ､ j ;;;/ ,ｨ､ /;;;;;;jｰ--ｰ'´ 教会で押収した信徒名簿をもとに
. /;;;／{. i ﾏ. j;;;;/ﾓ ｷf;;;;;ｼ､i ;;/ _,,／ ﾍ /;;／
/ｨ´ {. ヽ ｿj' ｀ｰﾞﾞﾞﾞ' j;;/ r'´zｵ;;ｯ､ /） 市内のキリスト教徒を捉えろ
} ｀ﾒi ﾉ' i ｀¨ｰ ' /,'
{ / i ,ｨ. | j ・
ﾚ .ヽ ヽ､｀ ､ ノ j' それから奴らを寺につれていけ
{ '. ｀ ､ ｀ ､ ／
ヽ '. ､｀ ｰ ､｀_ﾌ ／
ヽ '. ｀ﾞﾞ ／
i ' , /
｀i､ ｀ rｰ一'ヽ
i ヽ､ | ヽ､
／ / .ィ ﾍ ∧ l＼ ,､ l＼ト､l ´ -‐'/
/ ｲ l / ! /l /l ./ ﾘ l l ｀ ＼ l ヽ／
ﾚ. l. ﾘ∨ ﾚ ﾘ l/ ｀ ! ＼l ト､l＼,､‐-ゝ＿
∨. l l / ､ l ﾄ､ 、 ト､」 ｀ ‐--／
＿ ∠ l l l / ,､ ヽ l. l ＼ ヽ＼ ＼´
｀ ‐--/ l ∨.l l､/ ヽlヽﾄ､＼',」＼ ｀ト ＼ ―- _＞
l/ヽ/ﾘヽ l l' l' /＼. ､＼｀＼l｀＞､＼ ヽ, ヘ ＜＿
l/ l l ! ト‐-ヽ. .lヽ ヽヽ≦-‐ｒｧテ､l l ヽ_フ´
ヽノ l ﾘ､ヽ! -‐ｔテ､l￣ヽヽヽTTT T 「 .l//｀
-ﾆ＿/. !l. ', ヽ!￣ ￣´ ＼ヽ l,/ニニ ニ二二￣ 7 チッ！ 捕まっちまったか
/ -‐l ', l ', ｀ ' l::::::::::::::::::::::::::::::://
＼ﾄ､ゝ _ /l ゝ:::::::::::::::::::::::::// ついてねぇぜ・・・
l ￣ﾄ u. ´ ＿ , /l从::::::::::::::::::::::::://
ｨ彡/ ｨ/ ＼ -‐ ニ￣´ , ' .l::::::::::::::::::::::::::://-
. ト､/'l/' ｀､ 、 ,ｨ ト、::::::::::::::::::// 丶
l＼＼ ＼｀ 、 ／ l l ＼::::::::::::ヽヽ 丶
l:::::::＼＼ ヽ ＼ ｀´ l l l ヽ!::::::::// ! ＼
／l::::::::::::｀:...｀ 、_ ヽ l:::::// ! 、
／::::::::::::::::::::::::::::ヽ＿ 二二 二￣ ７ ／ l:::// l ! ＼
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /｀ ´ .l// .l l ＼
. ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ / //l l. l. ヽ
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l ! i .l l/ ! l ｀ 、
義和拳は市内キリスト教徒を捉えると
近隣の寺に連行しました
〕≡＝＝＝＝＝＝≡〔
l"l l l ｌ"l
､__,.ﾉ.ｨ ｌ l ト !.,__,.
ヾ;;≦;;_''介 介''_;;≧彡
＼¨''〒〒〒〒〒iii〒〒〒〒〒''¨／
｀"¨ ≫≡≡≡≡≡≡≡≪.¨"´ _,,..， -=
ミ＝孑"´ ｀"マ＝ｽ,─────‐┴‐ッ ∠
- Ω.,, ＿＿＿＿＿＿マﾐ丈二ニ≡＝＝＝＝＝＝＝≡ニ二孑ﾁ才＿＿＿＿＿_,∠Ω===
ｎ'´ ;;;｀ｎrrrrt‐ｪ‐ｪ‐ｪ‐ｪ‐ァ､|干|,r;;TiTiiiiTTiTiiiliiiTTTiiiiTiT;;;y,|干ﾚｬ|;T|;Ｔ|;Ｔ|;Ｔ|;Ｔ|rrｎ'´ ;;;｀ｎ
|ii|ﾆ!ニ|ii|ililili|mlmlmlmlm}ニ{区}・{-l+liiiiiil;;|+liiiiliiiil;;l;;liiiiii|+|-}・{区}ニ{区区区区区|ililili|ニ!ﾆ|ii|
'ゞ､,;;;;ツ^"¨~~￣￣￣￣=],,[==Д======!=======!=====.Д.==];;[=￣￣￣￣￣~"ゞ､,;;;;ツ''
|;;;;;| '''''''' ／ ＼ '''''''' |;;;;;|
,r‐;;;;;;;ｰ､ ／ ＼ ,r‐;;;;;;;ｰ､
＝===＝ ／ ＼ ＝===＝
::::::::::::::::|: : : : :/: : : : : ﾊ: : : : : : :.＼
::::::::::::::::|: : : :/: : :.!: :./ !: : !: : : : : :.ヽ
::::::::::::::::|: : :/: : : :.!:./ !: : !: : : : : : :.ヽ
::::::::::::::::|: :/|＿＿L{ |: : :! : !: : : : : : ',
::::::::::::::::|/ ヽ:_ﾄ､_|: : : :| : : !
::::::::::::::::| ヽ ＼:_ﾊ: :.!:!
::::::::::::::::|'"¨不トﾐ }: :!:|
::::::::::::::::| ん::::!} ｰ ﾊ: |:.!
::::::::::::::::|､ ｖ:少 _ /: :.小|
::::::::::::::::|､､¨ 不ﾄ､ 厶イ: :/ それで・・・義和拳が
::::::::::::::::| ん:::!} /: : : Ⅳ
::::::::::::::::| ､ ヽ.少 ／: : : : | キリスト教徒を連れて 寺に何用じゃ？
::::::::::::::::| ､､ , ': : : : : :/
::::::::::::::::| 厶/: /: :./
::::::::::::::::| rｭ / V√V
::::::::::::::::| ,. ィ
::::::::::::::::|_,. -r＜:.| !
::::::::::::::::|: : : :./: : : :! .!
::::::::::::::::|: : :./!: : : / !
::::::::::::::::|: : / | : :/ / ←奉天内寺院の住職
＿＿ .＿＿＿＿
, ‐´:::::::,`',,'' ｀‐､
／;;;;;:::::;;, /';' ,ﾞﾞ'::::::::＼
／:::;;;;;ミミ; / ｀ﾞ';;:::::::::::ヽ
/;;;;;';ミミﾐﾂ/;;;';';'';'';;''ヾ,'::::`::::::::::::::::} おぼう様
/:; ;::,＿＿､,＿＿＿＿_,:;:::. ;::::::::::::;'i
i::; ;;::i ﾞ|::'::. ;__;,-',‐； 実は折り入ってご相談がるのですが
/;; ,: :{──────‐‐{;;;::, ;:ヽ‐'´::::ヽ
/:. ;;':{￣￣￣￣￣￣￣{:::: ::::｀;::. `::::;ﾞi あなた方仏 教関係者は
i;;, '' ,;:|＿＿__,..､＿＿＿_ﾞl;;,_ :::::. :::, :::::iﾞ
/,,;'::';| Λ ';i Λ;;;'; |:: `; `;;;::::`:::ﾞi キリスト教徒を嫌っておられましたよね？
'Y ;:::::ﾞi ::::::l {;;;_ ﾞ'ﾞﾞ:::::,';:: ::ﾞ-,
. / ,;; ';:ﾞi ::::::l |::ﾞ'';;;;.:.::::`;::.`::;;ゝ
`'i;; ';:::ﾞi :::{__,,,ゞ , ,|;, ::;;;;`''::;':::`::::;;ゞ､＿
. _,‐´`ｰ!､ ;ﾞi, ¨ニﾆ￣ ,‐':{:::';::::'::::::::',,,'''';;;;' ￣￣
. ／ /`i; ;::ﾞ､ ''' _,‐'::::::{;;;;:`;::.:::::::::;;ヾ_,,ﾞ
／ / / `i;:::ﾞ;,_ ,,／::::::: /`'';;:. ;;;;:ヾ ''''
/ | ﾞ ｿ;;'''￣::::::::::: iﾞ::::::' .::::'''ヾ
. : : : :_ 二二 ヽ｀: .､
／: : :.／_. :'､: : : :､｀ｰﾐ､:.＼
/: : : :./／: : ハ: : : :ヽ: : :ヽ: :ヽ
/: : : : :': :l: : : | ヽ､: : :ﾄ､: : :',: : :'
.': : : : :./: :|_:_ノ ⌒ ｀＼}: :.:.Vヽ
/＼{: : l: : :|: :/ __ _ | : :.:.| ) まあそのとおりじゃが・・・
{ l: : l: : :V ｀ ' ,,＿ |: : | |'´
｀ー l: : :l: : :l ,ｨ示=ﾐ ,ｲr'/}//_ハ! それがなにか？
l: :./ヽ:.ﾊ 弋_ﾀ ゞ-' }) }: {
',∧r(ヽ{ , ﾑ'l: l
': :.ト､__ /: ∧l ∩r ､,_
}: ∧: : :ﾄ､ r ア .ｨ: : /: :| ∩ j |_〉 八
l:/: :l⌒ﾞ|: : l ､ ｲ: :{⌒ﾞ|: : | ノ '´ ' ノ
|: : : } l: : .〉 ￣ {: :.} ,- ┴--､ / ／
r⊥,／} |'´ ヽ ｀j′/ ∧,/ ／
__∩_r-､＿ { __｣⌒!ー- _ノ―{⌒! / } /
. { く! / {> r' ∧ （い}: : | |: : |=､ / ; |
. ヽ ヽ / ヽ个V: : :|＿ ＿_/: |:.|,ノ / { |
＼ ､ { ､ {こ(┤: :.| ｀ ‐ ´ /: : |├),⌒) l ｜
,. - ─ ＝ ＿ , .彡ヽ､ヽ､ノ ﾉﾉ ﾘ l´ ,/´ }ミヽ.
, ニ ─ ' ´ ,ゝ､｀'メ､_ , ,! /l,,.,,ﾉヾ,!;:i
_ 彡 _,, イ 彡''｀シ ミノ,､ﾉ〃 i "ﾂﾉﾐﾘゝ
_ ,. -─ '" ─ ' 三 彡 ﾞメ ﾒﾉ ﾘ了'
-‐ ´￣ 三 ─ ' ´;;;;彡,彡ヘ｀ｼﾞ ﾉ
, ＝' _三 ,. ー ' _,,.:;;;;彡iぐ;, ,'',/,ノ
ニ -‐ ´ ´￣ ,ノ'" ﾞヾﾐヽﾟゞﾐｯ /" いやなに 少しの間だけ 義和拳に
_ -‐ _ 彡 ´ ,／: : : ﾞﾞミ'' 厂
´ ,.ィ" .. ,r丶ﾞ/｀ヽ、 伽藍を貸していただければと思いまして
_, ﾆ ‐ ' ,.イ l.､ .!:ヽ ,! ヽ.
´ ,,ィ´.:.::l: .:.:.＼.ソ￣:: : : :. . . .ﾊ み仏の信仰に沿う行いをしたいのです
／ .:: ::ﾊ. ﾞ''ｯ-':.:.:.:.:. : : : : : : : : ﾊ
,,ィ ,〃 .: .:.:.:∧. ,'.:.:.::.: : : : i.
／/ /,' .:.: ..:.:.:.:.:,入 .: / : : :. i
,ﾍ { / i .:. : :.:.:. ,／.;: ｀:ー " : : :. l
;;' ヾ ゞ、ヽ: .:.: .:,,イ/ ;: :.: : :.: .:.: :.:. 7
ゝ-' ヾ､ ｀:.: ..:.:.: / ,'; .:.:.: .: :.:. :.:. /
／: :／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ : :＼
/: :∠:＿:_／ : : : : : ／.: : : : : : : : : : |: : : : ヽ
/: /: : :/ ｀￣＼／ : : : /| : : : : : : |: : : : : :'.
/／|: : / ＼ 丶 ￣￣￣ |_: : : /: : |/ : : : : |
/: :,ﾚ'/ ・ ＼ - ＼/: : :/: : : : :| j
/: （ ,' ー‐ ー───＼/: : : : : / ′
/ : : ヽ{ ､ ・ /: : : : : : : '＼
/: : /: :/'. ￣ 厶: : : : :/:/ >
/ : :/ : /八 /／∧/:/＼／
/ : :/ : / / ,＿_,ノ: : :/ まあ・・・構わんが・・・
/ : :/ : / /: :/:.>､ 二) ｨ/＼/: : :./
/ : :/ : /＼/:_:/_/:___/＞r---z‐=ｧ＜: / /:/ : / （こやつら 何をするんじゃ？）
/ : :/ : /: : /＿＿_＿_＿_,入￣ （ : : / /: {: : :|
/ : :/ : /: : /{ / ﾉ＼ ｀ﾞ７＼/l : |: : :|
,〟-──､.
,.､- '''''' ヽ、
／｡｡ﾟ｡ﾟ,､-────ヽ
/｡ﾟ｡｡ﾟ ｡| ヽ
|｡ﾟ｡｡ ／ ─- ､-､ ﾟ _=|
/￣ヽ | ━━ヽヽ l/━|
ヽ Ｌｌ ,..ヽ | |
| |. ヽ─ |
| レ┐ -二三 |
| | /
ヽ=へ ────'''／
┌‐.< ────=､
,.┴─､＼ ＼/ヽ
/ ＼ ヽ ／ ）/-/ヽ
/ | ﾉ┐/ ,.-/ ヽ
./ l ./ / l "|"/'ヽ |
| ヽ .| （ ／ ｌ .|
'|, ﾉ ,,-,,.､-'"￣｀>ィ.| ）.l´ ／| |
／ ／ / | /| | ,l､_ ┐,,,､
/ ／ ノ |.,-─''"ﾉ | /,. ,.┴､.､'" ＿,-‐ﾆ／ι､
/ | // / ‐'" ノ | | ' -─ ､,-つつ-''"
| | _,................/ =-'" //'''''''"/''>......-‐-'"''''ヽ
ヽ '" ｀ヽ､ ､ ノ / / |
ヽ＝─'''" ＼ ''‐- ／／ /
ヽ､ /"´ ＿ _ ,,-､ _.､-=｀ヽ／,.-= ヽ
＼ | ｀ヽ ､ | ｀ ヽ ､ /｀ヽ ､ ／ |／／ ||／／´ |/
ヽ ＼|| ｀ヽ＼| | ｀ヽ ､ヽ| ｀ヽ､＼// 人 // ／
／ / .ィ ﾍ ∧ l＼ ,､ l＼ト､l ´ -‐'/
/ ｲ l / ! /l /l ./ ﾘ l l ｀ ＼ l ヽ／
ﾚ. l. ﾘ∨ ﾚ ﾘ l/ ｀ ! ＼l ト､l＼,､‐-ゝ＿
∨. l l / ､ l ﾄ､ 、 ト､」 ｀ ‐--／
＿ ∠ l l l / ,､ ヽ l. l ＼ ヽ＼ ＼´
｀ ‐--/ l ∨.l l､/ ヽlヽﾄ､＼',」＼ ｀ト ＼ ―- _＞
l/ヽ/ﾘヽ l l' l' /＼. ､＼｀＼l｀＞､＼ ヽ, ヘ ＜＿
l/ l l ! ト‐-ヽ. .lヽ ヽヽ≦-‐ｒｧテ､l l ヽ_フ´
ヽノ l ﾘ､ヽ! -‐ｔテ､l￣ヽヽヽTTT T 「 .l//｀
-ﾆ＿/. !l. ', ヽ!￣ ￣´ ＼ヽ l,/ニニ ニ二二￣ 7 それでキリスト教徒の俺を
/ -‐l ', l ', ｀ ' l::::::::::::::::::::::::::::::://
＼ﾄ､ゝ _ /l ゝ:::::::::::::::::::::::::// 仏の前に連れてきて
l ￣ﾄ u. ´ ＿ , /l从::::::::::::::::::::::::://
ｨ彡/ ｨ/ ＼ -‐ ニ￣´ , ' .l::::::::::::::::::::::::::://- 何をするつもりだよ？
. ト､/'l/' ｀､ 、 ,ｨ ト、::::::::::::::::::// 丶
l＼＼ ＼｀ 、 ／ l l ＼::::::::::::ヽヽ 丶 大体 察しはつくけどさ
l:::::::＼＼ ヽ ＼ ｀´ l l l ヽ!::::::::// ! ＼
／l::::::::::::｀:...｀ 、_ ヽ l:::::// ! 、
／::::::::::::::::::::::::::::ヽ＿ 二二 二￣ ７ ／ l:::// l ! ＼
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /｀ ´ .l// .l l ＼
. ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ / //l l. l. ヽ
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l ! i .l l/ ! l ｀ 、
ノ.:ノ.:::::::::::::::⌒ヽY.::::::::::::.｀ヽ::.ヽ
〃〃.::::::〃〃⌒ヾVｘ≦､::.｀ヽ:::::::ﾊ
〃〃:〃.::::::{::{ }:::::ﾉ:}:::::::::} 簡単なことだ
{{={{::::{{:::{:::八{二二二ﾆﾆミ／:ﾉ}.:::::::ﾊ
{{:::{{ 〃八(__,ﾉ＿_ , 〃:::X/.::ﾉ:} } } キリスト教を棄教しろ！
― -- =ミ 八八{:::{.::::::て ｡ユﾉ八≧=‐-ｖ'.::〃ﾉﾉﾉ
. ｀Y:: ﾊﾊ:Ｙ:::::::厂￣￣{ {｀ﾆﾟﾆ:::::::::::〃/ さもなきゃお前は処刑だ
. ﾉ.: } :}:从::::/ .:::::ｒ_､_}〉::.. ｀Y::::八{
／.::: ﾉ ﾉ.::::}}::{ ､＿__ヽノ___, ,::::::{ { ﾊ-,‐―――
〃.::: 〃〃.:::八{ トｰｰｰ-一' /.:::::}} }::::} l
｀ヽ. {{::〃〃.::::::::/.:::ﾊ K´ }/ /.::::::ﾉﾉﾉ:::{ l
i 〃::{{:::{::::::::::i:{八{∧ `=‐--=′/{:::::〃〃.:ﾉ l
li _从::从八{:::::从 { ヽ.::::(￣ .ｲ }::::} } 八／⌒ヽ／⌒ヽ. _
⌒Y´ ' }ﾊ |i ヽ(ヽ ヽ! ヽ=--=彳 ﾉ从八ﾉ' |_ .イ ／ ＼
､_丿 |i ＼＼＿＿＿＿＿_／ / し' ﾉ |し'丿／ ｀ヽ
､__| |i {＼ ー- ／| |￣ ｀T |_ ／
ﾊ、 |i_ { ｢厂￣｢厂￣｢{ ﾉ __|_ ﾉヽ. し_ﾉ／
＼ ／ }ト .. {i__|{＿＿l{＿＿|{／ ( ｀Y / ､
. // / / / /ﾉ / ヽ |、
、 '" l l. ノ //: :／/ /ヽ ! /: : : : : : : .＿,'
. l. / ム i /／ /／＼ ! !!: : :/ : : : : : ＿
│ : :/: : ﾉ .i .ｌ ''’ --=ﾆﾆ二 〕! / ! /: :丿「´
│ |: : :,'ヽ: :| ﾞ'、 ｀''ｰ- ﾘ´ // /: :／丿
l: :!: :.l ＼ヾ l!i:li ￣ /／／ /
l. !: :l i:li / ヽ
） ﾍ .! l ヽ
ﾞ ' 、 ヽ
-┐ ﾞヾ _ ノ ・・・なあ義和拳さん
: : ヽ ' （
: : :ヽ ＿＿..ノ お金払うから 許してくれない
: : : : : '――-、
‐ ー: : : ノ 今まで清国はそうしてきたじゃん 見逃してよ
::::::::.......二 ｰ ｧ |
:::::::::::::::::::::/ / ` - |
:::::::::::::::::::/ / /_‐- _ - _ ノ
:::::::::::::::::/ / ./ ｀ｰｧ ｀ｧ
:... / / ./::::.... ／／
:::::::::::::/ / / ::: ／／
.. ::::::l / / ／／
:::::::::::l l │::/ /ヽ
:::::::::::l ｰ ､ l (. ヽ ＼
::::::::::::::...ヽ│、、 ヽ ＼
､_ ,
､_ （､__､ゝヽl,ｲ-‐,- ,ｨ
ﾄ､ヽ｀ ´シ´
, ゝ ｀ ｀ﾆ=､
'´,' l ﾞ匕´
､_ﾝ , / ,l l ヽ ヽ、、 ヾ'´ なんなら全財産持ってっていいからさ
ｰ二 l l il , ﾊ li ヽ i ヽ､l l ､i
,',´ l il /ll l il ヽllヽl l il ､ｰ だから・・・棄教は見逃してよ
ｰﾆ, l l､l三≧ヽl'≦三lVl i l｀
',ﾊヽl､ ｀´ ヽ ｀´ l/ﾘ､' 俺はキリスト教を棄教出来ねえんだよ
ﾄl u . , 'l'"l
_l＼ ,--､ /lﾄlヽ
┌ﾆ-l,li l＼.￣ ／ l/:ヽ｀7
, -Ll_: ; : l ｀ ´ l: : ;//__
_,-く r‐-ｱ / l,ﾆ´,--､ ヽ、
,:':´/ ＼｀ヾヾ: : l l:ヽ､ Y´／ l｀ ‐- ､
/: : :/ ＼ Y/ヾ: : l l: //ヽl ／ l ｀ヽ、
/: : : / ,ゝ 〕': : : ヾ: l l:// l､ ,< l ヽ
l: : : :l 〕ノ: : : : :ヾ:l l:// ヾ´l l l ｀、
,': : : / '/: : : : : : : ヾl l// / ｀ヽ ヽﾉ ｀、
/: : :/ /: : : : : : : : : :il // / ヽ ヽ、 ｀、
,. - ─ ＝ ＿ , .彡ヽ､ヽ､ノ ﾉﾉ ﾘ l´ ,/´ }ミヽ.
, ニ ─ ' ´ ,ゝ､｀'メ､_ , ,! /l,,.,,ﾉヾ,!;:i
_ 彡 _,, イ 彡''｀シ ミノ,､ﾉ〃 i "ﾂﾉﾐﾘゝ
_ ,. -─ '" ─ ' 三 彡 ﾞメ ﾒﾉ ﾘ了'
-‐ ´￣ 三 ─ ' ´;;;;彡,彡ヘ｀ｼﾞ ﾉ
, ＝' _三 ,. ー ' _,,.:;;;;彡iぐ;, ,'',/,ノ
ニ -‐ ´ ´￣ ,ノ'" ﾞヾﾐヽﾟゞﾐｯ /" ダメだ 今回はそれは通じない
_ -‐ _ 彡 ´ ,／: : : ﾞﾞミ'' 厂
´ ,.ィ" .. ,r丶ﾞ/｀ヽ、 棄教するか 死ぬかの二択だ
_, ﾆ ‐ ' ,.イ l.､ .!:ヽ ,! ヽ.
´ ,,ィ´.:.::l: .:.:.＼.ソ￣:: : : :. . . .ﾊ どちらにする？
／ .:: ::ﾊ. ﾞ''ｯ-':.:.:.:.:. : : : : : : : : ﾊ
,,ィ ,〃 .: .:.:.:∧. ,'.:.:.::.: : : : i.
／/ /,' .:.: ..:.:.:.:.:,入 .: / : : :. i
,ﾍ { / i .:. : :.:.:. ,／.;: ｀:ー " : : :. l
;;' ヾ ゞ、ヽ: .:.: .:,,イ/ ;: :.: : :.: .:.: :.:. 7
ゝ-' ヾ､ ｀:.: ..:.:.: / ,'; .:.:.: .: :.:. :.:. /
､_ ,
､_ （､__､ゝヽl,ｲ-‐,- ,ｨ
ﾄ､ヽ｀ ´シ´
, ゝ ｀ ｀ﾆ=､
'´,' l ﾞ匕´
､_ﾝ , / ,l l ヽ ヽ、、 ヾ'´
ｰ二 l l il , ﾊ li ヽ i ヽ､l l ､i
,',´ l il /ll l il ヽllヽl l il ､ｰ
ｰﾆ, l l､l三≧ヽl'≦三lVl i l｀
',ﾊヽl､ ｀´ ヽ ｀´ l/ﾘ､' ・・・じゃあ殺せよ
ﾄl . , 'l'"l
_l＼ ,--､ /lﾄlヽ 信仰を捨てるくらいなら 死んだほうがいい
┌ﾆ-l,li l＼.￣ ／ l/:ヽ｀7
, -Ll_: ; : l ｀ ´ l: : ;//__
_,-く r‐-ｱ / l,ﾆ´,--､ ヽ、
,:':´/ ＼｀ヾヾ: : l l:ヽ､ Y´／ l｀ ‐- ､
/: : :/ ＼ Y/ヾ: : l l: //ヽl ／ l ｀ヽ、
/: : : / ,ゝ 〕': : : ヾ: l l:// l､ ,< l ヽ
l: : : :l 〕ノ: : : : :ヾ:l l:// ヾ´l l l ｀、
,': : : / '/: : : : : : : ヾl l// / ｀ヽ ヽﾉ ｀、
/: : :/ /: : : : : : : : : :il // / ヽ ヽ、 ｀、
"/／三ミﾐll;//彡ｰ､;;;;;;从从从,,ll||lll;;;;;;､- ''",,､ '"￣￣｀''' ｰ､
// ／;;;;ｯｯ从''"" |;;;l|;;;;;;;;;;ll;;;从l| ''",,､-,､ "
ﾞﾞl|/;;;;r''" |;;;;|l|;;;;;;;;|l;;;从| '";;;;;/
||;;;;| _,､-|;;|'l|;;;;;;;;;l|;;;;;;;;l|;;ヽ;/ ククク・・・
ll||ll|;;;', _,,,､- ''" ,,,､|;;|"l|;;;;;;;;;l|;;;;;;;ヽ;;;;|
ll l|l',;;;;', _,,､ ｰ '" |;;| l |;;;;;;;;ヽ､;;;;;;ヽ|. キリスト教徒は
}ll| l|',;;;;l''" ヽ;; ヽ;;彡;;;;;;ﾞ';;;;ﾐ;|
| l| l||';;;ﾄ､, ミ､,,;;;;ｨ=彡'"ノ´彡''"彡ヽ. 勇ましいねぇ
ﾘ|| l||;;;;tヽ=;夫,ﾞﾐ'､:彡｀'''"´::::-ｰｰ ､彡彡＼
.|从ll|;;;;;｀'､ﾞ'''"ﾞl ｀ﾞ''彡''" ..::彡彡:::|＼＿ ＿＿,,,,､ '"
.ﾞ､从lヽ､; ;;',. | ﾞ'::彡彡/l;;;;;;;;llﾉノ
ヽ从ヽヽ;;;', j ｰ ､ 彡// |;;;;;;;;､ll､､ﾞﾞﾞ从从从
ﾞ|,,ll|;;;; j" _,,､ '"" ﾉ ::::/ |;;;;;;;;;;| |||| l|;;|ﾞﾞ从l |
||| | ;;;;ﾞ'､-::);;/_,,,...-;彡´ |;;;;;;;;;;;| ||ﾘ||;;;;;lll 从
| l| | ; ;;;ヽ"ｰ- ''''"´,､:: ll|l ::|;;;;l|;;;;;;l|ll|| |l;;;;;;;l| |||
lﾞlll从 ; ;;;;;;;'､ ｰ ''''"´彡 从:/|;;;|ll|;;;;;;| l| ||/||l|l|||,,
ヽヽミ≧l ; ;;ﾞ､ 了´´ ..::／ ',;;| j;;;;;;l|从||l|从从;;
ﾞ''''iﾞjjjl|| ; ;;;;', l ／ ﾞ;| j;;;;;i;;;;;;从;;;;从;;;;
| l||从;;;;;;;;l ヽ;;: ／ ',|l||;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
',从从;;;;;;;;｀ﾞ'''''''''''''" |.||;;;;;;;/|;;;;;;;;;;;;从
'､从从ﾐ､;;;;;;;;;;;;/ ﾉ｀'' ､:::::""''::::: ヽ|､;;;;tヽ;;;／｀''
ヽ､ﾐミミｰ､;;;;ｲ | ｀' ､ ｀ﾞｰﾐ／
／
/ｲ ／ ﾄ 寸ヽ
/ {l | ヽ }＞} } ) 小 やるならとっととやりやがれ！
.代小 ﾊV | 乂≧}ﾑｲ| i } j∧
乂 ト艾ヽ ﾑイ 0 ＞ | / ハ. V 俺は棄教なんてしねえよ！
ｰ=匕 ハ ﾊ| 0 寸＼ ﾊ ｀￣´ .八,ｲ| ＼V
｀辷≦小{ ー ﾉ ＼{, /イ 八{ Y⌒寸
ﾑハ く ､ | .ﾉ卞.} } ＼ ＼
| ∠ ＿＿ ﾉイ 匕ノ 八 ｀T=ー
寸ﾆﾆﾆﾑ ﾑイ ∧ ＼八 略奪されても 全財産取られても
∧ V:i:i:i:i:i:ﾑ. | . i＜ . --イ ヽ i{ ＼
∧ }:i:i:i:i:i:i:iﾘ | . | ≧≦../ 八 V＼ 八 拷問されても 棄教だけはしねえ！
∧ 辷==＜ | /:::＼≧≦ ≧≦V 寸ﾑ
ハ ー--=彡 ./::／ ＼. . . . .≧≦.Vﾆﾆ7＼
ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾑ ./／ ＼. . . . . . ..ﾑｰ/
寸--------- ≧=ｰ / --─ . ...|＞＜ ﾑ{
-====寸----------∧ .|. ...／量 ／. . ..l ＞Y⌒＞ー
／---------寸---------∧|／増.／. . . . . | |≧=＞＜⌒ヽ.／ /
/------------- 寸--------..|Ca／. . . . . . . | | { {｀l | /
./---------------- 寸------..|／w w w. . . | | ヽ¨ -─く /
/-------------------.寸----...| (∵Y∵)：) . .| | / ｢) ﾉ
"/／三ミﾐll;//彡ｰ､;;;;;;从从从,,ll||lll;;;;;;､- ''",,､ '"￣￣｀''' ｰ､
// ／;;;;ｯｯ从''"" |;;;l|;;;;;;;;;;ll;;;从l| ''",,､-,､ "
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||;;;;| _,､-|;;|'l|;;;;;;;;;l|;;;;;;;;l|;;ヽ;/ ああそうか
ll||ll|;;;', _,,,､- ''" ,,,､|;;|"l|;;;;;;;;;l|;;;;;;;ヽ;;;;|
ll l|l',;;;;', _,,､ ｰ '" |;;| l |;;;;;;;;ヽ､;;;;;;ヽ|. ・
}ll| l|',;;;;l''" ヽ;; ヽ;;彡;;;;;;ﾞ';;;;ﾐ;| なら娘も そうなんだろうなｗｗ
| l| l||';;;ﾄ､, ミ､,,;;;;ｨ=彡'"ノ´彡''"彡ヽ.
ﾘ|| l||;;;;tヽ=;夫,ﾞﾐ'､:彡｀'''"´::::-ｰｰ ､彡彡＼
.|从ll|;;;;;｀'､ﾞ'''"ﾞl ｀ﾞ''彡''" ..::彡彡:::|＼＿ ＿＿,,,,､ '"
.ﾞ､从lヽ､; ;;',. | ﾞ'::彡彡/l;;;;;;;;llﾉノ
ヽ从ヽヽ;;;', j ｰ ､ 彡// |;;;;;;;;､ll､､ﾞﾞﾞ从从从
ﾞ|,,ll|;;;; j" _,,､ '"" ﾉ ::::/ |;;;;;;;;;;| |||| l|;;|ﾞﾞ从l |
||| | ;;;;ﾞ'､-::);;/_,,,...-;彡´ |;;;;;;;;;;;| ||ﾘ||;;;;;lll 从
| l| | ; ;;;ヽ"ｰ- ''''"´,､:: ll|l ::|;;;;l|;;;;;;l|ll|| |l;;;;;;;l| |||
lﾞlll从 ; ;;;;;;;'､ ｰ ''''"´彡 从:/|;;;|ll|;;;;;;| l| ||/||l|l|||,,
ヽヽミ≧l ; ;;ﾞ､ 了´´ ..::／ ',;;| j;;;;;;l|从||l|从从;;
ﾞ''''iﾞjjjl|| ; ;;;;', l ／ ﾞ;| j;;;;;i;;;;;;从;;;;从;;;;
| l||从;;;;;;;;l ヽ;;: ／ ',|l||;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
',从从;;;;;;;;｀ﾞ'''''''''''''" |.||;;;;;;;/|;;;;;;;;;;;;从
'､从从ﾐ､;;;;;;;;;;;;/ ﾉ｀'' ､:::::""''::::: ヽ|､;;;;tヽ;;;／｀''
ヽ､ﾐミミｰ､;;;;ｲ | ｀' ､ ｀ﾞｰﾐ／
／ .／{ .| | / ﾉ {{l//＼ //＼ 从 ! |/⌒ヽ＼
./ ／ 八 ! ! ∧ ／ 从＼ ＿＼ //＼{ハ | | .!/⌒V ＼
{／| ,〃 ＼{ | //lⅩ |////／ ⌒＼/l}/l∨ ∧ l|7 }} ＜
. |// | ! :|／//＼ .| //V ● 〉}}//| //l}从L {{
／ 从 ､ V |.／⌒ ＼ ､ 八 //ミ ＿＿彡´ l/∨//l:/(⌒ || ＼
＜＿ イ ∧ ＼ V/{{ ● _ﾌ ＼ ＼≦ﾆ二斗’ /// ＼ 7 ム え・・・？
|/ ＼ ＼ ∨ミﾆ二彡///| ＼ ‘， ＼ヾ/∧ ,ノ〃 .|
/人 }＼} // /l| ＼ | ///∧ / 从{
∨ {＼ ///| ∨ } ヾ /////∧/L 八
八 // .///ム_, _ -= }}＼ ./////////ﾊ | ＼
∧ ./// ＿ __ ＼ .///////////{/{＼{ム
. ､//// .{{ ./二二二 、 . |/////／⌒＼ﾙ
＼/////{ /二二二二＞ V {///／ ‘，
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∨/// ｰ==彡¨⌒ .／／ ／／ ∧
,,､,､､,,,';i;'i,}､,､
ヾ､'i,';||i !｝ 'i, ﾞ〃
ﾞ､';|i,! 'i i"i, ､__人_从_人__/し､_人＿入
`､||i |i i l|, ､_）
',||i }i | ;,〃,, _） アミバ様！ 畑に隠れてた家族です！
.}.|||| | ! l-'~､ミ ｀)
,＜.}||| il／,‐'liヾ;;ミ '´⌒V＾'^Y⌒V^V⌒W^Y⌒
.{/ﾞ'､}|||/／ .i| };;;ミ
Y,;- ｰ､ .i|,];;彡
iil|||||liill||||||||li!=H;;;ﾐミ
{ く；ｧｿ '';;,;'' ﾞ};;彡ﾐ
ﾞi [`'''~ヾ. ''~ ||^!,彡ミ ＿,,＿＿
ﾞi }~~ ｝ ';;:;li, ﾞiミミミ=三＝-;;;;;;;;;''
,,,,-‐‐''''''}￣~フハ,“二ﾞ´ ,;／;;'_,;,7''~~,-''::;;;;;;;;;;;;;'',,=''
;;;;;;;;''''/_ / | | `ー-‐'´_,,,-',,r'~`ヽ';;:;;;;;;;, '';;;-'''
''''' ,r'~ `V ヽニニニ二､-'{ 十 ）＿＿;;;;/
,! .,/ | | 、 ,! | へ,,_.| .|
.,! ,i´ | || .｝ li､ ﾞl|， ,! |.,,ﾞ'ヽ,| |
,l］ ,lﾞ | ｙ | | .ll、 .'|i､ .|.|ﾞl .lﾞ | `-, | │
.i､ lﾞ | ./-､,、 ﾞl || | │.s .|│ ﾞl,! .| |.） | .| ヽ ﾞlﾞ i"
.| / │.|,,,,､,,,,,ﾞ‐'i､.|ﾞl | .ﾞl |l、 .lﾞ ﾞl, ﾞlﾞl ｮ| .| .lﾞ .|, ∨ ｀｀
| ,!､-ﾐ.|'フﾞ^''''ﾆ,ﾞl､ﾋﾞl, .| ヽ|ﾞl、 |、ﾞ!,、ﾞlﾞl、.llト┤ 丿 .|ヽ ,i´.,,,-、
|、| ﾞlﾚ ｒ'"'i､.ﾞ|'ﾞl,| ヽ l ﾞl山 匸,,|ｭ.ｾ|, |］、.| /′ ,lﾞ|.ﾞl゜.,i´
、 |ﾞl,.| ． ﾞl、"-┘,i´.ﾞl″ヽ、 │ ".ﾟ‐,i､ﾞl|" ,,,ﾞl〉 l|ﾞ'ヽ,,! ,/ lﾞ ,i´,/
＼| .ﾞ" ＼ ﾞ'ｰ--'" ′ `-、ﾞl .,/＾',|,ｲ ） ［ |.,ｲ .|K,,i´ ._
: 川. `'ｰ-,,,-- ﾞ'┘ ｀ .ヽ｀''''"_/ ,､.｢ | .lﾞ ］ _,,,-‐"
..|ﾞl -,,、`''''"｀_,,i´ .| ,lﾞ.,「＾
..| l u ｀ﾞ"'''''''" | lﾞ丿
│ﾞl u ,i| ﾚ′
.|,_ ﾞl u /,} ,″
.| ｀ﾞﾞl、 、 丿.lﾞ .lﾞ 親父・・・
│ .ヽ u ｀ '′ u ,l＿,lﾞ .,i´
│ .＼ ,/ │ .,i´ ゴメン・・・逃げ遅れた・・・
: | .`'i､ ﾞ￣" '''-． ,／ ,lﾞ 丿
|、 ,,,,,, |`-、 ｀'''''''｀ ,,,,i´ │ 丿
l,-''ﾞ,,-‐'| `ヽ、 _,,／ﾞ.|-,,,へ,、 .lﾞ /
ﾞl／ | ‘'-,、 ,,,―'" ｛ ｀''i､ﾞ'┤
,,､,､､,,,';i;'i,}､,､
ヾ､'i,';||i !｝ 'i, ﾞ〃
ﾞ､';|i,! 'i i"i, ､__人_从_人__/し､_人＿入
`､||i |i i l|, ､_）
',||i }i | ;,〃,, _） おらおら 銀時の旦那よォォ！
.}.|||| | ! l-'~､ミ ｀) とっとと泣き入れて棄教しちゃいなよぉお！
,＜.}||| il／,‐'liヾ;;ミ '´⌒V＾'^Y⌒V^V⌒W^Y⌒
.{/ﾞ'､}|||/／ .i| };;;ミ
Y,;- ｰ､ .i|,];;彡
iil|||||liill||||||||li!=H;;;ﾐミ
{ く；ｧｿ '';;,;'' ﾞ};;彡ﾐ
ﾞi [`'''~ヾ. ''~ ||^!,彡ミ ＿,,＿＿
ﾞi }~~ ｝ ';;:;li, ﾞiミミミ=三＝-;;;;;;;;;''
,,,,-‐‐''''''}￣~フハ,“二ﾞ´ ,;／;;'_,;,7''~~,-''::;;;;;;;;;;;;;'',,=''
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''''' ,r'~ `V ヽニニニ二､-'{ 十 ）＿＿;;;;/
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i/ ／ 八 ! ! ∧ ／ 从＼ ＿＼ //＼{ハ | | .!/⌒V ＼//////
{／| ,〃 ＼{ | //lⅩ |////／ ⌒＼/l}/l∨ ∧ l|7 }} ＜//////
l//|// | ! :|／//＼ .| //V ● 〉}}//| //l}从L {{ ///////
//／ 从 ､ V |.／⌒ ＼ ､ 八 //ミ ＿＿彡´ l/∨//l:/(⌒ || ＼//////
＜＿ イ ∧ ＼ V/{{ ● _ﾌ ＼ ＼≦ﾆ二斗’ /// ＼ 7 ム////// 俺は・・・・
l/////|///＼ ＼ ∨ミﾆ二彡///| ＼ ‘， ＼ヾ/∧ ,ノ〃 .|///////
jl/////////人 }＼} // /l| ＼ | ///∧ / 从{/////// 俺は・・・・
////////////∨/{＼ ///| ∨ } ヾ /////∧/L 八////////
l//////////////八 // .///ム_, _ -= }}＼ ./////////ﾊ | ＼//////
l///////////////∧ ./// ＿ __ ＼ .///////////{/{＼{ム/////
/////////////////ハ//// .{{ ./二二二 、 . |/////／⌒＼ﾙ//////////
jl//////////////////＼/////{ /二二二二＞ V {///／ ‘，/////////
/////////////////////＼////.´⌒￣￣￣ {{ ／ ／}＼////////
i;//////////////////////∨/// ｰ==彡¨⌒ .／／ ／／ ∧///////
棄教・・・できねぇ・・・
,,､,､､,,,';i;'i,}､,､
ヾ､'i,';||i !｝ 'i, ﾞ〃
ﾞ､';|i,! 'i i"i,
`､||i |i i l|,
',||i }i | ;,〃,,
.}.|||| | ! l-'~､
,＜.}||| il／,‐'liヾ;;ミ
.{/ﾞ'､}|||/／ .i| };;;ミ
Y,;- ｰ､ .i|,];;彡
iil|||||liill||||||||li!=H;;;ﾐミ え・・・？
{ く；ｧｿ '';;,;'' ﾞ};;彡ﾐ
ﾞi [`'''~ヾ. ''~ ||^!,彡ミ ＿,,＿＿
ﾞi }~~ ｝ ';;:;li, ﾞiミミミ=三＝-;;;;;;;;;''
,,,,-‐‐''''''}￣~フハ,“二ﾞ´ ,;／;;'_,;,7''~~,-''::;;;;;;;;;;;;;'',,=''
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''''' ,r'~ `V ヽニニニ二､-'{ 十 ）＿＿;;;;/
;..;;;.;; ,/;:;;;;../;;;//;;:;;;;rnヾヾi:l:|/;/;;,;;:;:;;;:;;;.;;;;ヾ;;;.;ヽﾊ;;; :ヽ
.;;;;;.../;; ;;;; /;;,'/;//;;' ﾞヾ;;;;;;ヾ;;;;;;l |;;; ;;;ﾊ
;;;; ,/;;; ;;; ,';;;;..i.!;| |;;! ヾ;;;l ;;;;.i::l;;;i、;;;.;}
;;; ,';;;;; ;;;;;l;;;;;;..l.l;| l;;| ＿＿＿＿＿ ﾘﾉ!;;;;;i!.,!;; i、; {
;;; ｌ_,,ｪ=-ｷ;;;;;..l'||¨|;|￣ ＿＿＿＿＿ ￣"７/,';;;;;;ﾘ,l.;;; ﾊ .:ヽ
;;; !_,,,ｪ=-f;;;;;; l;|l|¨ﾘ￣ ￣"7〃;;〃;;.ｌ､i;:.::ヾ;;;i
;;; l;;; ;;;;;; !;;;;;;;l,';' ,i' . |ｌ{;;;;〃l:: :ｌ、!: :.ヾ!
;; {;;.;;;;;.. ,';;;;;;//,/ ＿....,,,;;; ;,...＿ {l l;;;l;l l;;; i| ﾞ!.;.;.: ;.ﾊ
;; .!;;;;;;;;;;;/;;;;//:＿:::::;;;;;;;;;:::;;;;;,,, ,;;;;:::＿:::｀:ヾヾ{;;l l!; ;.:.;;;;. ; ;l
;.; };;;;;;;;;:::::;;〃¨ー''￣ヽ;;;;;;;;;ゞ 〈;〃¨ｰ''￣ヽ::;;;;l;;;, :: ::.:;;; ;.; ,! なら死ね
; /;;;;: ::;;;;;/;;;;;￣￣￣;;;;;;;::.. ;: l::;;;;;;;￣￣:;;;;;;;;;!;;;;;,.; ,.:;.' ;.;,'
.;.;';;;;;;;;;;;/'''''''""""´´ ::... l :::l;;;;;;;;,;.:;.; .;.,'
;;'.,;;;;;;〃 i l. :l;;;;;;;;.;.;.;.. ;.|
;; ;;;;;;;l , , ヘ ノヽ l;;;;;;;.; ;.;.; 八
; ;;;;;;;;;!,,;;: ,,,... ゝ 〃 / ソ ,!;;;;'',',;.;;,:,;' .ﾊ
;;;;;;; ;;;l;;:::::' '' ,, ''::;;;;;;;;:'' ,!;;;;, ';''':.: ; ; ;!
;;;;;; ;;;;;!;;:' ゝ､,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,, , ,!;;;;;;;,.: ;;.; ;.: ; ;!
;;;; ;;;;;;;l;; ￣￣￣¨￣￣"" /;;;;;;;;;; ,;;.; ;: ; ,'
;; ;;.;;;;;;;l:: :::::;ﾘﾘﾘ77ﾘﾘﾘ: /;;;;;;;;;;.; ;; ;.;;.;./
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義和拳は明確なトップや命令系統を持たない組織のようで
キリスト教徒に対する迫害ぶりは まちまちでした
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問答無用で家族もろとも皆殺もありましたが
キリスト教棄教を促し 拒否すれば斬首
もしくは棄教するまで拷問をするのが一般的でした
そして多くの清国人基督教徒が
棄教か死かの二択を迫られた時 死を選びました・・
,ｨ ,, .,ｨ.,,:r '" .,.ｨ ,,.r
l. | ,.r:ﾔ ,.r'.r" / ,ｸ''" ,:ｧ
.l ク". ,rﾔ.:j.l. / ／ f ,､ // _,..r
／, |. /..､ ./=,〈 /r ./,=, ヽ. //,,.rﾔ
.／／j !''7ﾊ ﾞi .,ｨ :.／ .,:ｸﾞl!./ﾞl.l .".／!j./ﾊ..} ,/r''"./7
ﾑ " ／!.l / j ,l |ﾚ'" // .j./ !! / ! ./ !j' ,rﾔj l ./..─､
./ |.'/ .f./ .,.ｲ!. j tLノ.! . / l.!.,ﾉ/ .ｸ ,rﾔ j .=''/~｀l l
.,f ,.ｲ // ,rﾔ..i ｸ,ﾊ ~ / ｰ' l / -' . ,rｲ l.// i j'
i.L_,/ ! .// .ﾞ"::,rｲ./ .|| / ,r/ ! ./ . j !
ー" / ,f. l./ j /f .j | //
（_/ / l |_.／ﾞ'' .ｸ
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/ / l i i / │ 丿 _! 从 l ｿ ﾍ │. ! │ //::::::::::!
i::::│ i ! /━ﾍｿ￣ ヽ│i ! ━━─! /i .│ ｌ i i::::::::::::::!
pl::::::l │ ! i ｿ ヽl iﾉ i │ ﾉ│i i::::::::ｐ:::.:!
八:::::l││ │! l＿,-ー＝ ＝==-,＿_ ｌ / /.│i i::::::::::! ｌ::::）
l !::::::ｿ ﾍ ｌﾍﾍ ! ( ( ||:i○ .ｌ/ ﾉ │ｌ.i::::::::丿 !::...!
ｌ ｌ＼::/! ﾍ l ヽ ｀ |│ - - (( ; 丶ノ │l└-- 丿::!
ｌ∥ （│ ｿ ( ( ,--＝＝-、 ﾉ ﾉ │ /ﾍ┌ー´／
丶 ヽl │ | | !:::::::::::::::::::::l ( ( │ ! ﾐ !::::::ノ
│ │ )) i::::::::::::::::::::::l )) │ .│=丿￣
l │ (( │／￣ ヽ::ｌ ｌ ｌ .│ │ ﾉ
i │ ﾉﾉ i/ ! ) ) ノl ｌノ
i ｌ ＼// i ﾉ / / ／´ i i_
ﾍﾉ ＼ ｀ー--ー´ ﾉﾉ／ . │ﾉ
＼ ＿-ー´ │ │!
│｀ ー-ー´ │ ｿ
キリスト教徒の家族についても 殺害から奴隷化 リンチ
何もせずほうっておくこともあり
運命は義和拳の気まぐれで決まりました
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.l ク". ,rﾔ.:j.l. / ／ f ,､ // _,..r
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.／／j !''7ﾊ ﾞi .,ｨ :.／ .,:ｸﾞl!./ﾞl.l .".／!j./ﾊ..} ,/r''"./7
ﾑ " ／!.l / j ,l |ﾚ'" // .j./ !! / ! ./ !j' ,rﾔj l ./..─､
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.,f ,.ｲ // ,rﾔ..i ｸ,ﾊ ~ / ｰ' l / -' . ,rｲ l.// i j'
i.L_,/ ! .// .ﾞ"::,rｲ./ .|| / ,r/ ! ./ . j !
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: : : : : : |: : : : : : | | || ﾄ､｣ ;
: : : /⌒ﾍ: : :: : : | -===- | ;
: : : { ⌒い: :|: : :.| u ＼ ; こ・・・こやつら
: : : .＼ヽ ｀^^^` r― ￢ } ;
八: : : :`￢. | | / み仏の前で人を殺しおった・・・
: : ヽ: : : :.∧ | |ノ
: : : |＼_ノ＿＼. | |
: : :√:/´ ＼:ﾊ.‐1 ｉ
: :/::::/ Vﾍ└‐‐ ┘fY'} ;
:/::::/ }:∧ /7rく. }ﾉ /7-､/7 ;
:::::/ |: :.ﾊ/ -‐'ノ ／ Y^Y ﾑク ;
:::::| !: : :.| ノ / '´/ ／ ;
,,､,､､,,,';i;'i,}､,､
ヾ､'i,';||i !｝ 'i, ﾞ〃
ﾞ､';|i,! 'i i"i,
` ､||i |i i l|,
',||i }i | ;,〃
.}.|||| | ! l-'~ ､
, }||| il／,‐' ヽ
/ﾞ'､}|||/／ ヽ
/ -─‐- .u ヽ ぎ、銀時の旦那・・・
| ,-‐Ll ‐-､ l
／ヽ iil||||||liill||||||||li!＝ / なんで？ なんで棄教しなかったんだ？
/' （ .u. / ヽ ）)）ゝ
,ﾞ ／ )ヽ ﾉ(､__,ノヽ / i_/ﾊ 棄教すれば 助かったんだぞ・・・
|／_／ i -＝‐ >ﾉ / V:::::ヽ
/／ 二二二7─-─´.u' _/:::::::/｀ヽ
/'´r -―一ｧ‐ﾞＴ´ '"´ ／::::／-‐ ＼
/ // 广¨´ /' ／:::::／´￣｀ヽ ⌒ヽ
ﾉ ' / ノ:::::`ー-､___／:::::／/ ヽ }
_／｀丶 /::::::::::::::::::::::::::￣`ー-{:::... ｲ
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l. | ,.r:ﾔ ,.r'.r" / ,ｸ''" ,:ｧ
.l ク". ,rﾔ.:j.l. / ／ f ,､ // _,..r
／, |. /..､ ./=,〈 /r ./,=, ヽ. //,,.rﾔ
.／／j !''7ﾊ ﾞi .,ｨ :.／ .,:ｸﾞl!./ﾞl.l .".／!j./ﾊ..} ,/r''"./7
ﾑ " ／!.l / j ,l |ﾚ'" // .j./ !! / ! ./ !j' ,rﾔj l ./..─､
./ |.'/ .f./ .,.ｲ!. j tLノ.! . / l.!.,ﾉ/ .ｸ ,rﾔ j .=''/~｀l l
.,f ,.ｲ // ,rﾔ..i ｸ,ﾊ ~ / ｰ' l / -' . ,rｲ l.// i j'
i.L_,/ ! .// .ﾞ"::,rｲ./ .|| / ,r/ ! ./ . j !
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ノ＝ ､､､､ｯｯｰ― ､-､-､- ､― ､
,､-'"三ヾヾシ―乙三ミﾐ＼＼＼ミ､ヽ｀ﾞ'' ､
ﾞﾏ´"シ 三ll|ll|彡''"""ミミﾞﾞﾞﾞヽヽヽ ﾐヾ＼ヾ ヾ'､
／彡三ミﾐ从/ ,､-＝ ､ヾﾞﾞ ヽ ＼＼;;;;'､ ll|l',
/;;;;／三ﾐﾐ､l|//´;;;;彡ﾐ;;ﾐﾐﾐ} l| l|ヽ､､､､ﾐﾐl|ヽ;;;;ﾘl | ',
,'////;;;;三ヲｰ､ｨｯｯ--ｰ-､ll|ﾞl l| l|ヽヾ;;;;;ヾ;;;;;;;l|ﾚl|ﾐll| ;}
,j从//;;;;,' }ll|,| |l|;l|,l| ﾞﾞ}}lll||l|;ｨll|ｯｯl|l|l|l|
j从ll|| ;;;;|､,, jlﾘl| |l|ll|从;;;;;;;､ - ''"´,jl|;;;;;;l|
ﾘ从从;;;;;', ｀''''' ｰ― ---l||;;;;lﾘl|l|l|''"￣,, ､-ｰ'''"ヾヾll||
{ l|ii 从 |;;| ｀ﾞ''ｰ =ミ ,,,,, ＿l||;;;;;;;l|ll|-|''"´ll＼ヾlﾘﾘ;;;;l|ヽlj
ヽ ｿ从l|;;;l ...:::::::|;;;;;;ｲl||从ヾヾヾヾﾞﾞﾞ |l||ll|/l|l|
/ﾉ彡ﾘ;;;;;;'ｰ,､ ,,､,, ''"""´ ヽ､;;从从ヾヾﾞ'ｰ､ヾミ≧;;〈〈
/ﾉ,,ノノ从||:ﾐミ弖ミ:ッ''ｰ-::::__:::;;;;;;ミﾐﾞlwミミミﾐヽ｀'ｰミ;;;;}{､ それじゃ次は娘を殺せ
ｲｲｲノノ从;;',ﾞ::::::::,' ''""ﾞヽ｀'''''''"´彡 |ll|ﾞ'ｰwW;;;;;;;;ヾヾ}ﾘ;;l
' ､l|lV/ﾉﾉ ;;', :::::,' l|ll||ll| |;;;;;;;;;;ヽ､l|ii|ﾘ|ﾘ
ﾗ;;;;l/ ; ;;', :::,' -､:::... lﾘl;|ll|从;;;;;;;;;;;;;;;Yl|〈〈〈
|ll|l/;;;;/;;', （",,､-:ァ'' l.|l;;;;;;ヽヾヾll|;;;;;;;;ｲ|从ll|
ヽl||;;;/ ;;;', :ﾞ´､∠＿___,,,ノ |l|lヽ;;;;;;＼＼ﾘ､;;;;;;ﾉミllﾘ
l|;l||| ;;;;;', ｀ﾞﾞ'""""´´ |l|;;|lll､ミミミﾞ＼ｲll（llﾐl|<､
, ''､ll;;;;;;;;;;', :｀:::""´´ ゝ;;;;;;;＼､､ヽヽ､ﾞヽﾐ ミｰミ､
, " ｲ ; ;;;;;;;;l ｲ ,､ 彡ﾂ;;;;;;;;;;ヽﾐヽﾞヽ＼ヽヽヽヽ＼
ｲ ／|lヽ;;;;;;;;;'､､::.. ,､-'":::"／//〉〉lll|;;;;;;;llヽl|;;;）|l;;;;）l|〉ヽ)）
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／, |. /..､ ./=,〈 /r ./,=, ヽ. //,,.rﾔ
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ﾑ " ／!.l / j ,l |ﾚ'" // .j./ !! / ! ./ !j' ,rﾔj l ./..─､
./ |.'/ .f./ .,.ｲ!. j tLノ.! . / l.!.,ﾉ/ .ｸ ,rﾔ j .=''/~｀l l
.,f ,.ｲ // ,rﾔ..i ｸ,ﾊ ~ / ｰ' l / -' . ,rｲ l.// i j'
i.L_,/ ! .// .ﾞ"::,rｲ./ .|| / ,r/ ! ./ . j !
ー" / ,f. l./ j /f .j | //
（_/ / l |_.／ﾞ'' .ｸ
/ .t.／ /
" /
,,､,､､,,,';i;'i,}､,､
ヾ､'i,';||i !｝ 'i, ﾞ〃
ﾞ､';|i,! 'i i"i,
` ､||i |i i l|,
',||i }i | ;,〃
.}.|||| | ! l-'~ ､
, }||| il／,‐' ヽ
/ﾞ'､}|||/／ ヽ
/ -─‐- .u ヽ へ？ な、何いってんすか？
| ,-‐Ll ‐-､ l
／ヽ iil||||||liill||||||||li!＝ / こいつは確かに基督教徒ですが
/' （ .u. / ヽ ）)）ゝ
,ﾞ ／ )ヽ ﾉ(､__,ノヽ / i_/ﾊ 女なうえに ガキじゃないすか
|／_／ i -＝‐ >ﾉ / V:::::ヽ
/／ 二二二7─-─´.u' _/:::::::/｀ヽ ぶん殴って放逐するか
/'´r -―一ｧ‐ﾞＴ´ '"´ ／::::／-‐ ＼
/ // 广¨´ /' ／:::::／´￣｀ヽ ⌒ヽ 奴隷にでもすりゃいいじゃないすか・・・
ノ.:ノ.:::::::::::::::⌒ヽY.::::::::::::.｀ヽ::.ヽ
〃〃.::::::〃〃⌒ヾVｘ≦､::.｀ヽ:::::::ﾊ
〃〃:〃.::::::{::{ }:::::ﾉ:}:::::::::}
{{={{::::{{:::{:::八{二二二ﾆﾆミ／:ﾉ}.:::::::ﾊ なに言ってるんだ
{{:::{{ 〃八(__,ﾉ＿_ , 〃:::X/.::ﾉ:} } }
― -- =ミ 八八{:::{.::::::て ｡ユﾉ八≧=‐-ｖ'.::〃ﾉﾉﾉ キリスト教徒は全員殺すんだよ
. ｀Y:: ﾊﾊ:Ｙ:::::::厂￣￣{ {｀ﾆﾟﾆ:::::::::::〃/
. ﾉ.: } :}:从::::/ .:::::ｒ_､_}〉::.. ｀Y::::八{
／.::: ﾉ ﾉ.::::}}::{ ､＿__ヽノ___, ,::::::{ { ﾊ-
〃.::: 〃〃.:::八{ トｰｰｰ-一' /.:::::}} }::::} l
｀ヽ. {{::〃〃.::::::::/.:::ﾊ K´ }/ /.::::::ﾉﾉﾉ:::{ l
i 〃::{{:::{::::::::::i:{八{∧ `=‐--=′/{:::::〃〃.:ﾉ l
li _从::从八{:::::从 { ヽ.::::(￣ .ｲ }::::} } 八／⌒ヽ／⌒ヽ. _
⌒Y´ ' }ﾊ |i ヽ(ヽ ヽ! ヽ=--=彳 ﾉ从八ﾉ' |_ .イ ／ ＼
,ｨ ,, .,ｨ.,,:r '" .,.ｨ ,,.r
l. | ,.r:ﾔ ,.r'.r" / ,ｸ''" ,:ｧ
.l ク". ,rﾔ.:j.l. / ／ f ,､ // _,..r
／, |. /..､ ./=,〈 /r ./,=, ヽ. //,,.rﾔ
.／／j !''7ﾊ ﾞi .,ｨ :.／ .,:ｸﾞl!./ﾞl.l .".／!j./ﾊ..} ,/r''"./7
ﾑ " ／!.l / j ,l |ﾚ'" // .j./ !! / ! ./ !j' ,rﾔj l ./..─､
./ |.'/ .f./ .,.ｲ!. j tLノ.! . / l.!.,ﾉ/ .ｸ ,rﾔ j .=''/~｀l l
.,f ,.ｲ // ,rﾔ..i ｸ,ﾊ ~ / ｰ' l / -' . ,rｲ l.// i j'
i.L_,/ ! .// .ﾞ"::,rｲ./ .|| / ,r/ ! ./ . j !
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（_/ / l |_.／ﾞ'' .ｸ
/ .t.／ /
"
: : : : : : : : : : : : :!: : : : |: : : :_!:}
: : : : : : ! : : : : : :|＿,レ'´￣Ｌ}
: : : : : : !: : : : : : | | |ﾄ､｜| | ;
: : : : : : |: : : : : : | | || ﾄ､｣ ; 義和拳！
: : : /⌒ﾍ: : :: : : | -===- | ;
: : : { ⌒い: :|: : :.| u ＼ ; なんにでも 物事には限度があろう？！
: : : .＼ヽ ｀^^^` r― ￢ } ;
八: : : :`￢. | | / そやつはただの娘じゃ！
: : ヽ: : : :.∧ | |ノ
: : : |＼_ノ＿＼. | | これ以上 伽藍で殺人なぞやらんでくれ！
: : :√:/´ ＼:ﾊ.‐1 ｉ
: :/::::/ Vﾍ└‐‐ ┘fY'} ;
,..＜´ ミ彡⌒ゝ、
r'" ミ彡 ヽ
,..-､,,ィ'ヽィ ､ ,'´ , ミ ,. ﾐ ﾊ、
,.イ⌒,ﾞ. '''i.i ,,,, i,'"ﾊ ﾙ ﾘ ' ,'´_ ,,ヽ ', !
／ l '" i,i''ﾆ i;;!:ﾆ:,i;i:ﾆ:l ノ | i´ ｀"´ ｀! i バ
／ k,_ソ;;ゝ:ｲ;;ゝ.ｲ::ﾞｰヶ‐､ 7 ,ﾘﾆl ,ﾘニニニニl i l ', l
,/ λ ;'' f {.ｲﾉ,} l ,ﾉ ノ ゞゝゝ ゝ
/ ｀≦ニ≧- .,,_,.ィ-‐''ﾞ ﾙ イiミ=・=彡 iﾐ=・=ﾐ!ヾヾ ﾊ ごちゃごちゃうるせえなぁ・・・
i -二三二 ,! ﾉノ ﾘ l l:''' ;l i ﾊ'
＿ゝ、 二三三二 / フ' ,ｲ ,从 ;;,､j;; ,! 从 その鳴き声が
,.イ￣ , -､,,ィ'ヽィ ､ﾆ三三二- ／ ( , ' ﾍ. ､＿_,,， ,∧ ', ﾊ
／ ,'⌒,ﾞ. '''i.i ,,,, i,'"ﾊﾆ三三＞" ＿＿＿＿从 ノ ﾘ '., ;:ｰ'' ,ｲ ', ヾ 癇に障るんだよ
/ l '" i,i''ﾆ i;;!:ﾆ:,i;i:ﾆ:lヽ ,,. -‐'''"´￣ ｀＞ .,,｀,ｲ ,,/ /:::;;;;ゝ;,＿,,ｲ;;ﾊ i ﾊ
./ k,_ソ;;ゝ:ｲ;;ゝ.ｲ::ﾞｰヶ‐､≦,,,....,,,,,,＿ ｀ゝ い ヽ ;;''''':;;;;:'' ﾘｲ ﾉ ﾘ 从
i. λ ;'' f {.ｲﾉ,}ｰ-=ﾆ,.ィァ''"｀＞..,, ｀ｿゞ ソﾉ＼ ;; ,:'_,,V ノノ ﾉ
,ｨ ,, .,ｨ.,,:r '" .,.ｨ ,,.r
l. | ,.r:ﾔ ,.r'.r" / ,ｸ''" ,:ｧ
.l ク". ,rﾔ.:j.l. / ／ f ,､ // _,..r
／, |. /..､ ./=,〈 /r ./,=, ヽ. //,,.rﾔ
.／／j !''7ﾊ ﾞi .,ｨ :.／ .,:ｸﾞl!./ﾞl.l .".／!j./ﾊ..} ,/r''"./7
ﾑ " ／!.l / j ,l |ﾚ'" // .j./ !! / ! ./ !j' ,rﾔj l ./..─､
./ |.'/ .f./ .,.ｲ!. j tLノ.! . / l.!.,ﾉ/ .ｸ ,rﾔ j .=''/~｀l l
.,f ,.ｲ // ,rﾔ..i ｸ,ﾊ ~ / ｰ' l / -' . ,rｲ l.// i j'
i.L_,/ ! .// .ﾞ"::,rｲ./ .|| / ,r/ ! ./ . j !
ー" / ,f. l./ j /f .j | //
（_/ / l |_.／ﾞ'' .ｸ
/ .t.／ /
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,,､,､､,,,';i;'i,}､,､
ヾ､'i,';||i !｝ 'i, ﾞ〃
ﾞ､';|i,! 'i i"i,
` ､||i |i i l|,
',||i }i | ;,〃
.}.|||| | ! l-'~ ､
, }||| il／,‐' ヽ
/ﾞ'､}|||/／ ヽ
/ -─‐- .u ヽ
| ,-‐Ll ‐-､ l ちょ・・・！
／ヽ iil||||||liill||||||||li!＝ /
/' （ .u. / ヽ ）)）ゝ 待って・・・！
,ﾞ ／ )ヽ ﾉ(､__,ノヽ / i_/ﾊ
|／_／ i -＝‐ >ﾉ / V:::::ヽ
/／ 二7─-─´.u' _/:::::::/｀ヽ
/'´r -―一ｧ‐ﾞＴ´ '"´ ／::::／-‐ ＼
/ // 广¨´ /' ／:::::／´￣｀ヽ ⌒ヽ
ﾉ ' / ノ:::::`ー-､___／:::::／/ ヽ }
_／｀丶 /::::::::::::::::::::::::::￣`ー-{:::... ｲ
.ｌ;;i′ / .!圭/ .ｲ、圭圭圭/ |圭/ ｨ幺才 ,イﾞ .,〃 ｨ幺才
.|/ ﾉ .ｌ圭! l圭圭圭ゝ !Ⅳ ,,ilｒ'" ,i'./ ,ｨ幺才 .,.
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圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭才_,,ｨ幺圭圭圭圭才￣ﾞﾞﾞ‐'"゛
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭才'"
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭才㌢￣,,
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭才 '"￣゛ . _..yrｰ''“''''" . _,,.. -;;ﾆﾆコﾆ;;r‐
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭_.-‐'' 二ﾆ ―ﾆﾆ｀-'”'"゛ .,_iiir=｀-''''"´
ただしキリスト教徒であれば どんなに幼くても
棄教しない場合 ほぼ確実に殺されました
,/: :/ /: :_ノ｀⌒´￣｀ ー<_/ /: : :/: : : /:
'ｰ‐/_/ｰ7 ＼ ,／ ＼ｨ: : : /: :
/: : :./ ,.===､" '',===-､ ＼::/: : :
, - ‐'ｰ―┴っ==='' , ﾞ===ｧﾆヽ--/:_:_:_ ぎゃー！
ゝ‐〃 !.フ,' ,┬┬┬-, ｀￣/‐:‐:‐:
＿_ ／l ∧l___!__|_ノ| /:ｨ: : :∠ ほ、本気でやりおった！
| ,| ,' ｒ‐,ﾉ! 〃"ｰ彡、
└― ''"! | ＿ ,.┴ ､」 " / 本当に少女を殺しよった！
λ. ﾚ／ ! , 'ーァ
/::!ゝ ﾄ､＿＿＿ｨ| ﾉ: : : :｀:
|: :）-＼└┴┴┴'‐' ／/: : : : :;.
!:/ 冫: ＞､ _ - ｲ::/⌒〉_;. ,ｲ
,|' /: : : : : :| ￣ |/ /: : :､_|_
／ﾃ !￣￣ﾌ'| ﾉ |´￣
ヾ`\゜"´〃
ゞ` i l i \//
彳, il|.ll !li,'
ゞ 彡, i| l|!li,'
イ ヾ i |l|lif ｀ヽ
/ 刈 il|l|{ ',
{ 从|l|l|｛ }
| ,＞ ＜ i
i. i ＿ ':, ! ,'__ _ ヽ i
/云i 廴・ ゝⅤ 廴・ > i
. { iヾi u. ¨ i : ~ｰ､ i ・・・そんな・・・
ヽ_ i 〃, ､_ _,. ヾ u }
ミi i rｪｴｴｴｪj i /ﾐ
∧, i .|x‐-‐y_| i /ミ
,'', ∧ 爻ｪｪ爻 ./: :}
.,．.＜{: :i: : ＼i ー / イ: :: :ト､
／: :: :／i: : i: :: : ≧ ≦´ /: :: :: :i: : ＼
＿＿＿＿. ＿＿
.,.‐´ '',,`',:::::::｀‐､
.／::::::::'ﾞﾞ, ';'`､,;;:::::;;;;;＼
/:::::::::::::;;'ﾞ´ `､ ;彡;;;;;:::＼
.{::::::::::::::::`::::',ッ'';;'';'';';';;;`､彡彡;';;;;;;ｉ
i';::::::::::::; .:::;:,＿＿＿＿_､,＿＿,::; ;::ｉ
；‐,'-,;__;..::'::|ﾞ i::;; ;::i お前はまだ 義和拳になりきれていないな・・・
/::::｀'‐,r':; ,::;;;}‐──────‐}: :, ;;ﾞｉ
.iﾞ;::::` .::;´:::: ::::}￣￣￣￣￣￣￣}:';; .:ﾞｉ 優しさに迷う気持ちは分かる
.ﾞi::::: ,::: .::::: _,;;lﾞ＿＿＿_,..､_＿＿_|:;, '' ,;;i.
.iﾞ:::`::::;;;`..;` ::|;;;;;`‐゜ｰ';;;;; i;`‐゜‐';l:;'::';,,ﾞｉ そういう時は扶清滅洋 扶清滅洋 扶清滅洋と
..,-ﾞ:: ::;',:::::ﾞﾞ'ﾞ _;;;} l:::::: i:::::; Y'
.∠;;:`.::;`::::: ;;;;''ﾞ::| l:::::: i:;' ;;, ﾞｉ 三階口に出して唱えればいい
ｨ;;::::`:::';::''`;;;;:: ,;|,. ､ ﾞｨ,,,__}::: i:::;' ;;i'`
_ ,ﾉ';;;;'''',,,'::::::::'::::;':::}:`､ ￣ﾆニ¨ /; ノｰ'
.／:::）.ﾞ,,_ッ;;:::::::::.::;`:;;;;}::::::`､ ''' /:; ;i` ヽ＼,、
. ノ ii彡'''' ッ:;;;; .:;;''`:ｉ :::::＼,,, _/:::;i` ｉ .〝゛゛””~'''ｰ-
, .::: ;;､-'''~.ッ'''::::. ':::::::i :::::::::::￣''';;ﾄ' ﾞ ､...:::::::::: ~'-､
. ,､- ''"::::: ヽ::::: ／::: ::::: ::::::::::
,､- '''~:::::::::::::::::::::: ､ ヽ;; ,､ ':::: "",､-'"~ ::::::;;､-'"
::::::::::::::: :::::::~''''ｰ- ､､､ ,,,､-'''"~:::::::::: ,､-'
"" :::::''" :::::~~'ヽr'"::::::::::
:: ;;;''"ii ;;､-'
ノ＝ ､､､､ｯｯｰ― ､-､-､- ､― ､
,､-'"三ヾヾシ―乙三ミﾐ＼＼＼ミ､ヽ｀ﾞ'' ､
ﾞﾏ´"シ 三ll|ll|彡''"""ミミﾞﾞﾞﾞヽヽヽ ﾐヾ＼ヾ ヾ'､
／彡三ミﾐ从/ ,､-＝ ､ヾﾞﾞ ヽ ＼＼;;;;'､ ll|l',
/;;;;／三ﾐﾐ､l|//´;;;;彡ﾐ;;ﾐﾐﾐ} l| l|ヽ､､､､ﾐﾐl|ヽ;;;;ﾘl | ',
,'////;;;;三ヲｰ､ｨｯｯ--ｰ-､ll|ﾞl l| l|ヽヾ;;;;;ヾ;;;;;;;l|ﾚl|ﾐll| ;}
,j从//;;;;,' }ll|,| |l|;l|,l| ﾞﾞ}}lll||l|;ｨll|ｯｯl|l|l|l| そうすりゃ俺たちゃ
,,､ -ｰ'' ｰｰｰ- ､,,t;;;;~';;､;;;j从ll|| ;;;;|､,, jlﾘl| |l|ll|从;;;;;;;､ - ''"´,jl|;;;;;;l|
､'~ ノ,､ -ｰ―ｰ- ､ヽ､;;｀;ﾘ从从;;;;;', ｀''''' ｰ― ---l||;;;;lﾘl|l|l|''"￣,, ､-ｰ'''"ヾヾll|| 愛国者だ
､'~''ｰ,､- '~;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::: ~'､;;;;.{ l|ii 从 |;;| ｀ﾞ''ｰ =ミ ,,,,, ＿l||;;;;;;;l|ll|-|''"´ll＼ヾlﾘﾘ;;;;l|ヽlj
,r'"'',､''~;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::｀､ ヽ ｿ从l|;;;l ...:::::::|;;;;;;ｲl||从ヾヾヾヾﾞﾞﾞ |l||ll|/l|l| 愛国者は無罪・・・・
/ ,r~;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::ﾐ /ﾉ彡ﾘ;;;;;;'ｰ,､ ,,､,, ''"""´ ヽ､;;从从ヾヾﾞ'ｰ､ヾミ≧;;〈〈
iヽ/;;::::::;;;､-ｰ;;'''' ~~~~;;;~;;~'';;-､ヽ ./ﾉ,,ノノ从||:ﾐミ弖ミ:ッ''ｰ-::::__:::;;;;;;ミﾐﾞlwミミミﾐヽ｀'ｰミ;;;;}{､ 愛国無罪だ
t;;i;;;;;;;;;;r" ,, ::: ;; ヽ::::: ;;;ﾘｰ;;ヽ:t;.ｲｲｲノノ从;;',ﾞ::::::::,' ''""ﾞヽ｀'''''''"´彡 |ll|ﾞ'ｰwW;;;;;;;;ヾヾ}ﾘ;;l
tt;;;;;;;ﾉ :（ノ ;;ﾘ ,, ﾘ ヽ;;;;;.､l|lV/ﾉﾉ ;;', :::::,' l|ll||ll| |;;;;;;;;;;ヽ､l|ii|ﾘ|ﾘ
ヽ,ゝ' ,, ;;;/ i| i ,,,, ､､i t;;;;;;;;.ﾗ;;;;l/ ; ;;', :::,' -､:::... lﾘl;|ll|从;;;;;;;;;;;;;;;Yl|〈〈〈-､
/,,,r",, ,､:'r/ｰ-､;;;;ﾘ-i ~ }ﾉ'i;;;;;;;r|ll|l/;;;;/;;', （",,､-:ァ'' l.|l;;;;;;ヽヾヾll|;;;;;;;;ｲ|从ll|.::~' ､
/" / ' r;;i" ::r';;;;;;|' ~~ f:i; ヽr' ヽl||;;;/ ;;;', :ﾞ´､∠＿___,,,ノ |l|lヽ;;;;;;＼＼ﾘ､;;;;;;ﾉミllﾘ.;;;::::~' ､
. /-､/,,,,,,,r::/;;;i '''''ｰ::/;;;;;;;;t rｰ ､:i ::::ﾘ::::: ..l|;l||| ;;;;;', ｀ﾞﾞ'""""´´ |l|;;|lll､ミミミﾞ＼ｲll（llﾐl|<､.;::::::::::::
. / i ):/--ir⌒j:/''"~' ､t'ｰｰ':i;; ヽ::t::::::::: .''､ll;;;;;;;;;;', :｀:::""´´ ゝ;;;;;;;＼､､ヽヽ､ﾞヽﾐ ミｰミ､.;;;;;;;:
/''''' i'i⌒) / {,￣ノ ヽｰ't'';;; '-ﾘ､::::::|;;ti;..; ;;;;;;;;l ｲ ,､ 彡ﾂ;;;;;;;;;;ヽﾐヽﾞヽ＼ヽヽヽヽ＼.::::
こ),rt二r'" ~~ t;;;; ｀t::/;;;;...ヽ;;;;;;;;;'､､::.. ,､-'":::"／//〉〉lll|;;;;;;;llヽl|;;;）|l;;;;）l|〉ヽ)）::
ｰ''" ヽ::::: ::t;:;:;:;:;:ヽ;;;;;;;｀｀ﾞｰ― '´:::::::'" /ｲ//从l|ll|;;;;;;;;;;;;;ﾘl|ｲjj;;ノ }}ﾘ;;;;/|〉
~'-､;;;;;;;ﾉ;,､-ｰ '''ヽ;;/:::::::::: ヽ,､-'";;;.l|l|;;l从|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l|;|ﾘ（（ll|l|ﾉ忽ヽ.､
,,,,,,,,,,､ -ｰ'";;;;;;;;;;;;;;:::ﾘ;i:::::::ﾘ::）r";;;､-';;;;;;;.ヾl||;;;;;;;;ヽ;;;;;;;ヽ､;;;（从从ミﾂ" -
| ○;;;;;;,､-';;;;;;;;;;;;;;;;:::;;;;ﾘ ,､r';;;;;;;､-,,ｰ''__.."'ｰミｱ::＞ｰ'''"￣ﾞ" . ―''~
,,､,､､,,,';i;'i,}､,､
ヾ､'i,';||i !｝ 'i, ﾞ〃
ﾞ､';|i,! 'i i"i,
` ､||i |i i l|,
',||i }i | ;,〃
.}.|||| | ! l-'~ ､
, }||| il／,‐' ヽ
/ﾞ'､}|||/／ ヽ （違う！ これは間違いだ！）
/ -─‐- .u ヽ
| ,-‐Ll ‐-､ l （俺は考える方じゃないがそれでも分かる！）
／ヽ iil||||||liill||||||||li!＝ /
/' （ .u. / ヽ ）)）ゝ （こんなことは絶対に間違っている！）
,ﾞ ／ )ヽ ﾉ(､__,ノヽ / i_/ﾊ
|／_／ i -＝‐ >ﾉ / V:::::ヽ （こいつらは馬賊よりも質の悪い・・・ただの人殺しだ！）
/／ 二二二7─-─´.u' _/:::::::/｀ヽ
/'´r -―一ｧ‐ﾞＴ´ '"´ ／::::／-‐ ＼
/ // 广¨´ /' ／:::::／´￣｀ヽ ⌒ヽ
ﾉ ' / ノ:::::`ー-､___／:::::／/ ヽ }
_／｀丶 /::::::::::::::::::::::::::￣`ー-{:::... ｲ
義和拳団は狂犬そのものでした
ただ多くの過激派組織でそうなのですが
急進派はいかれた組織の中でもごく一部で
現地で急募された団員は 彼らの残虐性を見て恐怖しました
ノ＝ ､､､､ｯｯｰ― ､-､-､- ､― ､
,､-'"三ヾヾシ―乙三ミﾐ＼＼＼ミ､ヽ｀ﾞ'' ､ ,､ ｰ '"￣ ﾞﾞ'
ﾞﾏ´"シ 三ll|ll|彡''"""ミミﾞﾞﾞﾞヽヽヽ ﾐヾ＼ヾ ヾ'､ ／
／彡三ミﾐ从/ ,､-＝ ､ヾﾞﾞ ヽ ＼＼;;;;'､ ll|l', /
/;;;;／三ﾐﾐ､l|//´;;;;彡ﾐ;;ﾐﾐﾐ} l| l|ヽ､､､､ﾐﾐl|ヽ;;;;ﾘl | ', / それじゃあ・・・
,'////;;;;三ヲｰ､ｨｯｯ--ｰ-､ll|ﾞl l| l|ヽヾ;;;;;ヾ;;;;;;;l|ﾚl|ﾐll| ;} l
,j从//;;;;,' }ll|,| |l|;l|,l| ﾞﾞ}}lll||l|;ｨll|ｯｯl|l|l|l| | 次のキリスト教徒にいってみようか
j从ll|| ;;;;|､,, jlﾘl| |l|ll|从;;;;;;;､ - ''"´,jl|;;;;;;l| l
ﾘ从从;;;;;', ｀''''' ｰ― ---l||;;;;lﾘl|l|l|''"￣,, ､-ｰ'''"ヾヾll|| ヽ
{ l|ii 从 |;;| ｀ﾞ''ｰ =ミ ,,,,, ＿l||;;;;;;;l|ll|-|''"´ll＼ヾlﾘﾘ;;;;l|ヽlj ＼
ヽ ｿ从l|;;;l ...:::::::|;;;;;;ｲl||从ヾヾヾヾﾞﾞﾞ |l||ll|/l|l| ｀''ｰ-ｧ- ｰ ''"
/ﾉ彡ﾘ;;;;;;'ｰ,､ ,,､,, ''"""´ ヽ､;;从从ヾヾﾞ'ｰ､ヾミ≧;;〈〈
/ﾉ,,ノノ从||:ﾐミ弖ミ:ッ''ｰ-::::__:::;;;;;;ミﾐﾞlwミミミﾐヽ｀'ｰミ;;;;}{､
ｲｲｲノノ从;;',ﾞ::::::::,' ''""ﾞヽ｀'''''''"´彡 |ll|ﾞ'ｰwW;;;;;;;;ヾヾ}ﾘ;;l
' ､l|lV/ﾉﾉ ;;', :::::,' l|ll||ll| |;;;;;;;;;;ヽ､l|ii|ﾘ|ﾘ
ﾗ;;;;l/ ; ;;', :::,' -､:::... lﾘl;|ll|从;;;;;;;;;;;;;;;Yl|〈〈〈
|ll|l/;;;;/;;', （",,､-:ァ'' l.|l;;;;;;ヽヾヾll|;;;;;;;;ｲ|从ll|
ヽl||;;;/ ;;;', :ﾞ´､∠＿___,,,ノ |l|lヽ;;;;;;＼＼ﾘ､;;;;;;ﾉミllﾘ
l|;l||| ;;;;;', ｀ﾞﾞ'""""´´ |l|;;|lll､ミミミﾞ＼ｲll（llﾐl|<､
, ''､ll;;;;;;;;;;', :｀:::""´´ ゝ;;;;;;;＼､､ヽヽ､ﾞヽﾐ ミｰミ､
, " ｲ ; ;;;;;;;;l ｲ ,､ 彡ﾂ;;;;;;;;;;ヽﾐヽﾞヽ＼ヽヽヽヽ＼
ｲ ／|lヽ;;;;;;;;;'､､::.. ,､-'":::"／//〉〉lll|;;;;;;;llヽl|;;;）|l;;;;）l|〉ヽ)）
| / 乂々/ﾐ｀ﾞｰ― '´:::::::'" /ｲ//从l|ll|;;;;;;;;;;;;;ﾘl|ｲjj;;ノ }}ﾘ;;;;/|〉､,
/ﾉ //" ﾚﾞﾞﾞ〈::::ll|:::::::::::" l|l|;;l从|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l|;|ﾘ（（ll|l|ﾉ忽ヽ/ ﾞﾞl
ｲ /j"|l､ ヽ ヽ::ﾘ::::::::::::::,､-'ヾヾl||;;;;;;;;ヽ;;;;;;;ヽ､;;;（从从ミﾂ"￣ ｀ﾞ '' ､
|ﾚ // /:::l| ＼ ヽ ::,､ '" ／ｰア"'ｰミｱ::＞ｰ'''"￣ﾞ"´,, ､-ｰ―― ｰ―- ､ヽ
／ |::| l::::::|l ＼ >'"/"／::／",､-'" ,､-''" ´,,､ -ｰ―――― ｰ- ､ ﾞ
/ /::l| ＼::. :::::＼:::/／／-'" ,､-''" ,､-''"
/.:.:.:.:.:.:, - ''::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ、:.:.:.:.:ﾊ
. /.:.:./l／:::::::::::::::::/:::::::::::: /::l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::'｀ヽﾄ､ ',
. ,':/l/::::::::::::::::::i:::::/l::::::::::::ﾊ::l ',:::::l::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ',
i/::::::::::::::l:::::l::l !::i l､ﾉ::::,'ヽｌl、',::::ﾄ､::ll､:::::::::::l:::::::::::::::::::::::i
!::::::::::::::::l､::ll:! .l::l_ ｲ ',:::i ll ＞キ＝‐ﾍ:::::::l::::::::::::::::l::::::!
. l::l:::::::::::l::l.斗lｧ升‐-ﾐ､V / '´ ﾟ `ヽヽ::l,ｲ:::::::::::::l:::::l
!:l:::::::::::l::l/l/ ﾟ 〉==､l ､＿ , --､ ﾘト!:::::::::::,'::::::! ぎ、義和拳団！
l:lヽ:::::::ﾍl r"￣ 7= '/ ヽ、 ￣ヽ V l:::::::::/､:::/
l ヾ、:::トl､_il__l..-'' ﾉ ` ー--l ィ´! l::::::/､. V もうだめだ・・・
ヽｌ. l ll ! 〈 _ l ll l .l:::/` } i
｜ ! ll l ` し l ll l ｌ/} ﾉ/
. ', .l ll l , -――― - ､. l ll l / ' ／
ヽ!ll l /r ´￣￣￣ ｀ヽヽ ! .lｌ ｌ r-イ
l l､ ﾄ´￣￣￣￣￣ `ｰ' } l ll l ,ｲ::/
｀ヾ ､ ー―‐ /〃ノ l:/
i＼ ,, ィノ´ l′
l 丶､__ .. - '' !__
l l〉:.ヽ
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彳, il|.ll !li,'
ゞ 彡, i| l|!li,'
イ ヾ i |l|lif ｀ヽ
/ 刈 il|l|{ ',
{ 从|l|l|｛ }
| ,＞ ＜ i
i. i ＿ ':, ! ,'__ _ ヽ i
/云i 廴・ ゝⅤ 廴・ > i ちょ、ちょっとまって下さい！
. { iヾi u. ¨ i : ~ｰ､ i
ヽ_ i 〃, ､_ _,. ヾ u } そいつは基督教徒じゃありません！
ミi i rｪｴｴｴｪj i /ﾐ
∧, i .|x‐-‐y_| i /ミ ただの仏教徒です！
,'', ∧ 爻ｪｪ爻 ./: :}
.,．.＜{: :i: : ＼i ー / イ: :: :ト､
／: :: :／i: : i: :: : ≧ ≦´ /: :: :: :i: : ＼
;..;;;.;; ,/;:;;;;../;;;//;;:;;;;rnヾヾi:l:|/;/;;,;;:;:;;;:;;;.;;;;ヾ;;;.;ヽﾊ;;; :ヽ
.;;;;;.../;; ;;;; /;;,'/;//;;' ﾞヾ;;;;;;ヾ;;;;;;l |;;; ;;;ﾊ
;;;; ,/;;; ;;; ,';;;;..i.!;| |;;! ヾ;;;l ;;;;.i::l;;;i、;;;.;}
;;; ,';;;;; ;;;;;l;;;;;;..l.l;| l;;| ＿＿＿＿＿ ﾘﾉ!;;;;;i!.,!;; i、; {
;;; ｌ_,,ｪ=-ｷ;;;;;..l'||¨|;|￣ ＿＿＿＿＿ ￣"７/,';;;;;;ﾘ,l.;;; ﾊ .:ヽ 本当か？ 前の父娘とよく似た顔だぜ
;;; !_,,,ｪ=-f;;;;;; l;|l|¨ﾘ￣ ￣"7〃;;〃;;.ｌ､i;:.::ヾ;;;i
;;; l;;; ;;;;;; !;;;;;;;l,';' ,i' . |ｌ{;;;;〃l:: :ｌ、!: :.ヾ! 親戚で 名簿にも乗っている野郎だ
;; {;;.;;;;;.. ,';;;;;;//,/ ＿....,,,;;; ;,...＿ {l l;;;l;l l;;; i| ﾞ!.;.;.: ;.ﾊ
;; .!;;;;;;;;;;;/;;;;//:＿:::::;;;;;;;;;:::;;;;;,,, ,;;;;:::＿:::｀:ヾヾ{;;l l!; ;.:.;;;;. ; ;l
;.; };;;;;;;;;:::::;;〃¨ー''￣ヽ;;;;;;;;;ゞ 〈;〃¨ｰ''￣ヽ::;;;;l;;;, :: ::.:;;; ;.; ,!
; /;;;;: ::;;;;;/;;;;;￣￣￣;;;;;;;::.. ;: l::;;;;;;;￣￣:;;;;;;;;;!;;;;;,.; ,.:;.' ;.;,'
.;.;';;;;;;;;;;;/'''''''""""´´ ::... l :::l;;;;;;;;,;.:;.; .;.,' おまえ・・・さっきからキリスト教徒に甘いな
;;'.,;;;;;;〃 i l. :l;;;;;;;;.;.;.;.. ;.|
;; ;;;;;;;l , , ヘ ノヽ l;;;;;;;.; ;.;.; 八 もしかして裏切り者か？
; ;;;;;;;;;!,,;;: ,,,... ゝ 〃 / ソ ,!;;;;'',',;.;;,:,;' .ﾊ
;;;;;;; ;;;l;;:::::' '' ,, ''::;;;;;;;;:'' ,!;;;;, ';''':.: ; ; ;!
;;;;;; ;;;;;!;;:' ゝ､,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,, , ,!;;;;;;;,.: ;;.; ;.: ; ;!
;;;; ;;;;;;;l;; ￣￣￣¨￣￣"" /;;;;;;;;;; ,;;.; ;: ; ,'
;; ;;.;;;;;;;l:: :::::;ﾘﾘﾘ77ﾘﾘﾘ: /;;;;;;;;;;.; ;; ;.;;.;./
;.;;.;;;;;;;;ﾊ: :. .:.::::::::::;;;ﾘ''' :.:.:.:.:.. /;;;;;;;;;; ;;; ; ;; ;/
.;.;;;;;;;;;l:.:ﾊ: :.:... :.:.:.: .: :.:. ,';;;;;;;;;;;.: : :.;;;.ｲ
;;;;;;;;;;;;;!:.:.:ヽ、:.:.:.. : ,';;;;;;;; ,,;,;,; ,;;; .!
;; ;;;;;;;;;l:.:.:.:::::｀ヾ､:.. ...... ,';;;;;; ;;;;;; : : :: .::l
;.;;;;;;;;;ﾉ:.:.:.:.:::::.:.:.:.:｀ヽ、 ....:::::::::::::::::::::.../;;;;;;;;,;;;;;: ::; ; :.: : |
.;;;;;;;ノ:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.｀ｰ-=≡三≡=‐':ﾉ;;;;;;;;;;;; : :; :: : :.;;.|
彡':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;;;;;;;;::''＿,;彡;;;;;; ;;;;;; ,.;;.;; ;.;.;; |
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ﾌﾞｽｯ!! ／ || ||| ||| ι ＼
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(⌒⌒ ⌒､――| ι |―――/⌒ ⌒⌒)―――
/ ヽ―-| | | ＼＼ |-――/ |―――
,| '一⌒》 ＼＿＿ ＼ || ／ ＿＿／ 《⌒ー' |―――
|／￣￣￣＼ ＿》 ／⌒｀､＼＼／／／⌒｀､ 《＿ ,一￣￣￣＼|―――
'､＿一~ | ( ,=, ＼ ／ ,=, ) | ￣ー＿/ |―――
) | ι二二二 | | 二二二Ｊ | ( |
／￣￣￣ヽ )―――-Ｌ U ￣￣￣ | | ￣￣￣ 」――――( /￣￣￣~＼|――
ヽ/――――| ＼ ι( )ι ／ |――――-|_/ |――
/―――――| ヽ ⌒ー一⌒ ／ |―――――-| |―
/――――――| || ||￣￣￣￣￣￣￣|| || |――――――| |―
/――――――-| || |⌒'⌒'⌒'⌒'⌒'⌒| || |―― ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
/―――――――-| | | |⌒｀ー一´⌒| | | | ＜ そ、そんな・・・？
/――――――――| | ├| |┤ | |――-＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
/――――――――/| | ├| |┤ | |＼―――――――|
/ / ＼ |/|＿＿＿＿|､| ／ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
/――――――――-/ | ､'ー―――-', | | キリスト教を庇うものは同罪 殺してよかったよな・・・
――――――――/ ＼ ￣￣￣￣￣ ／ ＼ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
―――――――/ ヽ＿＿＿＿＿／ Ｖ ＼―――――|
／／￣: : : : iﾄi:￣｀＼: : :＼
／:,:': : :/:,': : : ,ｨi i: : : :i ::i:i : : : :ヽ
/: : ,': : :/i::i: : :_j ﾘ ﾘ､＿i:::::ii: : : : : :::.
,': : ,': :__j '´￣ ｀i::::i::i: : : : : i
i: : ﾚ´ ‐､_ ､／ ヽi::i: : :i: : ::i
|:,ｲ::i ,ｨ≠ﾐ､ ,ｲ芸㍉ ﾉｨ: :i､:i: : ::i‐-‐イ 待て義和拳！
ﾘ |:::': ん) ん) ﾘ ｉ:::::j_ﾘ: :: :|､＿/
ﾚi::': ¨´ ¨´ レ') }: ::ｉ: | そやつは我が寺の檀家じゃ！
γヽ レi ､ u ‐'/ノ: ::i: :|
{ ＼ 八 -‐‐- ｨ‐'´: : ::ﾉ: :i キリスト教徒ではない！ 仏教徒じゃ！
乂 ､ >､ .: :j‐-‐ｧ'´＿_i
ヽ ＼ /:,ｨ:＞､ _,.: : ／′／ Y その団員の言うことは真実じゃ！
＼ ｀ ￣｀ｰ‐-､ /:/ i: _/ ｀ｱ¨i__／ / f }､
｀ヽﾉ ｀ヽ､,ｨ´/ /＿i｀i＿/ / -‐'´ ',ヽ
/ ﾉ ,' ＼′_/ﾆﾆ{::}ﾆ,ｲ⌒ヽ､―-､ i: :.
... -‐- ､.〈 / / ,: ヽ―――‐‐､‐-､ ＼ }:: i
( ＼〈 〈 ,ｲ､ ヽ ヽ /i:: ::i
｀ｰ―‐-､ ｀ゝ―ヽ､__j､ i i i'´}::i:: ::i
￣｀ｰ――ｧ――r‐- ､ } } r': ::|:::i:: : :i
r'´ |: : : | ￣￣｀､ｰ‐/ /: :. /: : :::|:::i: : : i
＿＿ .＿＿
／;;';ミﾂ/;;;';'ヾ,':`'､
/; ;:＿＿､,＿＿,:; ;:;':i
i:; ;:i ﾞ|:';_;‐;; ・・・おぼう様がそう言うなら 間違いないか
/;;,::{二二二二二{; ヽ´ヽ
i;' ,;:|＿＿,､＿＿ﾞl;_:. :; :iﾞ それじゃあまた キリスト教徒狩りにいくぞ
/,;:';l;`‐゜';i ;;;`‐゜' ;| `; ;:`:ﾞi
'Y;::ﾞi ::l :{;;_ﾞ'ﾞ::,'::ﾞ-,
`'i;';ﾞi └ ﾞ ,|; ;;`'':;':`:;;ゞ､_
. ,‐´ﾞ:::i, ‘ニﾆ' ,‐'{:::';'::::',,,'''';;;;' ￣
／ //::;ﾞゝーイ:: /`'';;:. ;;:ヾ ''''
/ | ﾞ ｿ;' ::::: iﾞ::::' .::''ヾ
|il|il|il|il|il|:::|i Ⅳ
|il|il|il|il|il|:::|i /
ｰ=ﾐY|il|il|il|il|il|:::|il|
ミ1三≧ il|:::|ilト.
彡/ ｀ヾ::::ゞ=彡∧
彡ｿ u ＼:::::／ | 了解しました
彡::}__,,r:::::::::::ｪ::::::::::y、
彡::｢t￣`ｰ='7⌒ｰ=''〈}
彡::人_, l ノニﾆ /ﾉ （・・・おぼう様 ありがとうございます）
_＿ .. -=彡.:::::::/ | | {-─-{{ |
／´ `ｰ=彡'' ＼` 弋三ﾖj ∧ｰ── - - ．.
〃 ￣￣￣＼ ＼ ＼_＿＿/ ∧＼ ｀ヽ
// _＿＿＿ `ｰr -=ミｰ- _＿彡'' }::.. }´￣｀ヽ. ノ ノ
{{ ／/ ｀ヾ _＿＿人＿＿/∧ｰ一 ” 弋从 }_＿彡"ヽ
`ｰ{ _才 ｜:::::::::::::|| . Ⅵ:::`ｰ=彡 }
| _才" | |::::::::::::|| : Ⅵ:::::::::∧_＿＿__ 人
人＿__才" | |::::::::::::|| i Ⅵ:::::::::::i |
義和拳団の凶暴性が明らかになって以後
特に地元出身者の義和拳員が
知り合いを見逃すようになりました
. . ' _ 二二 _ .､
／ /´ -‐…‐- .｀＼
/ /´ i !｀ヽﾄ､
. ,ﾍ ,' i ! ! | |i |ﾊ i ヽ
/ ゝ! ﾉ| ! !::__!::ノ ´ ￣ i::.i ｜!
＼ .| .:i i :i i |´ ノ ヽ ｀!､ﾊ:!
｀ヽi 从 i i | !:::::|
. | ＹﾊｉﾊN. ニﾆ｀ ´ニﾆ '::::N おい キリスト教徒
. | ヽゝ u ´ ｀ﾊ!｀
. |∧ Ⅵ! ′ ,':::| しばらくうちの寺にいたらどうじゃ
ｊ/∧ _!::｝ 、 ⊂' ..ｲ:::::|
///∧´ ∨ ｀ ,.... ィ´ﾞY:::::| 義和拳が収まるまで
. /////∧ ヽ {ﾄ､∧ |::::::!
,＜￣￣∧ } ｀ヽ ＞''} {￣｀ヽ ここにいたほうが安全じゃろ
. / ｀ヽ:::::::::Y´ヽ i´｀∨::::∧
/ ∨:::::| .:: ! i .:.: !::::/ i
、 、
,' | ',
,' l l l ｜ .l !、
,' | ! l､ ｜ ! ｜ !
,l | ,|l, .| ', l |'l λ ', |
| ,|.l | | ,| | ヽ l┐ ! !、 l,ヽ .､ ! l
! ! l l | ', | _l,l,ﾊ l―!、!、ヽ`i、 ｜ ,l
! .卜 ! |凵 ', l ／ ,-_l|l- ､,_ヽ!、 Ц!、 .| |
〈.l.l | !l ll匸' ヽ .| / /｜ l ヽ.ヽ＼ l `i,、 .,! __ l
l｜У,~|~'r ヽL_| !、 ,' ／|‐-――＜= lﾚ'.,- ヽ ,' ありがとうございます・・・
.｀l´ ､｜_l｀ !、 `ー ' ／ ｜ ,l .lL ヽ ! ,'
!、 `ｰЛ ｀ 'ｰ―' '´ ! ,!.,iヽ｀,r'｜ ,' ですが仲間が心配ですので
｀`厂 / ﾚ' ! " / ､ /
｜ ヽ、 ､ '´ ／ ,' ,/ 様子を見に行きます
! /―厂 ll,i′
＼ ⊂ニ= ,/ |,il, . | `
＼ ‐--' ,r '´ !,!.┘
＼ _, -'" ＿, イ―┐
ヽ __, -' " ,-‐''"' |
｀ ´ヽ _／" ＼
/､ , -' __, -‐''"￣ヽ
_/ l ／ _, -''" ＼_
__, ‐''´,' .／ _, -'' `‐!、
／ ./ / ／ ＼
´: ／二二二二二｀丶
／: : :.:/ : : : : : : : : : : : : : : : ＼
/: : : : :/: :/: :/: : : : ハ: : :ヽ: :＼: ＼
. /: : : : :,' : /: : {: : : : :ﾉ:ハ : : }: : : } : : ヽ
': : :i: : :{__/ー┘￣￣ ￣｀ヽﾉ:j: : : : '
|: : :l: : :| ノ ヽ .Ⅳ: : : : |
∧＿__j: : :| : l:| ＿＿ ＿＿ !: : : !:Ⅳ
| | .: ;ﾚ:.八 ─┰ ─┰ . : : : :N
｀ー一'| : { （￣ ': :ﾚ'┘
|: :{＼ﾉ ' {: :| なら袈裟をやるから着ていけ
|: :＼: ｰﾍ. ,' : |
|: : : :Y⌒ﾞﾄ 、 ⊂｀ ..ｲ: : :| いかな義和拳でも 仏僧の格好をしている者を
. ,': : : /| | ＞ __ , イ .|l : : |
/: : : /│ | /: : | |: ∧| 殺しはせんだろう
また市内の他宗教関係者も 義和拳の横暴から
キリスト教徒を守りました
, '⌒ヽ ( ⌒ヽ , '⌒ヽ ⌒ヽ r ⌒ヽ
） （ ） ( ⌒ヽ r ⌒( ⌒ヽ
, -'""'- ､ _,.．-'''"~""~"""''''- ､
, -'"::.;;'' ;;:;: :::''"'- ､ _,..､-''"::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;; ;;:;: :::''"'- ､
, -'"::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::''"'- ､ _,,.-‐''"::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::'':::::''::.;;'' ;;:;: :::''"'- ､
.;'":;. :.. ;'"'":;.;'":;. :.. ;'"'":;.;'":;. :.. ;'"'":;.;'":;. :.. ;'"'":;.;'":;. :.. ;'"'":;.;'":;. :.. ;'"'":;.;'":;. :.. ;'"'":;.;'":;. :.
::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::''::.;;''
,.;i；';.,,,.;i；';.,,,.;i；';.,,,.;i；';.,,,.;i；';.,,,.;i；';.,,,.;i；';.,,,.;i；';.,,,.;i；';.,,,.;i；';.,,,.;i；';.,,,.;i；';.,,,.;i；';.,,,.;i；';.,,,.;i；';.,,,.;i；';.,,,.;
,:,,;;,,:,,;;,,,:,,;;,,:,,,,;;,,,:,,,:,;;,,:,,,;;,,,,:,,,;;,,:,,;;,,:,,;;,,,:,,;;,,:,,,,;;,,,:,,,:,;;,,:,,,;;,,,,:,,,;;,,:,,;;,,:,,;;,,,:,,;;,,:,,,,;;,,,:,,,:,;;,,:,,,;;,,,,:,,,;;,,:,,;;,,:,,;;
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, -'", -'"||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||, -'", -'"||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||, -'", -'"
ただ多くのキリスト教徒は 義和拳の狂騒を知り奉天を離れた為
市内で捕まるキリスト教徒は過小でした
彼らは家族を引き連れて郊外の高粱畑に隠れていました
_. -≠
_ ....::≦::／
_.....::≦:::::::::::::／
,..イ´:::::::::::::::::::::::::≧:.... _
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::≧:... _
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀::..､
,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_ヽ
,′:::::::::::::;､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ￣ ｀
l:::::::::::::::::;' ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
i!:::::::::::::::i!ヽ _ ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ
';:::::::::::::::{-‐- ､ ＼:::::::､:::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ
';::::::::刈| ､● __ ＼::',＼:',＼:::::::::ﾊ｀ﾞ ､ﾊ
ｆ ｒ ､ﾊ{ | |´ ）⌒（ ヾ | :ヾ ｝＼:::::ﾊ ｀ﾞ
. ﾏ､ ﾊ ｀ ｌ十 ´ _ _ ｀ -+.┼'./ ﾉ ｝､::} 可符香さん？！
ゝ.ﾆ', ｜: ＿＿ | ! ムィ::::::|｀
刈;ﾊ､ j |二二| : ;/::i､:::::::::| 起きて下さい！ 可符香さん！
i!. |::＼ ￣￣ ,|ィ'::::| ｀ヾ;}
|/ |｀ __ ´|
|. ｜
,.｜ .|､
/:::::ﾘ＿＿＿__ ';:ﾊ
/::::::{ | ○ }::::ﾊ
,..ィ:::|::::弋.__|＿＿__ ﾊ::::ﾊ､
／::::::::::∨::ﾊ l | .∧::::::::i!::｀:... ､ ←奉天在住支那人キリスト教徒
ヽ、 ＿___
/｝ , ´ ｀ ‐- 、
／:::レイ ／ ｀ ｰ-＝ヽ､、＿
.,.､イ::::::::::::::ム=ｰ､、 ﾄ、 ,' , ＜´ ｀＞- __ __,
.,､＜::::::::::::::::::::::::::::::::γ二ニﾆヽ、 |:::ﾍ、! ｊ , ＜´ ~" '‐--ー￢＜
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ＜ ヽ_ヽj:::::::八 {ソ Y´ ｀ ｰ- ､、
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞､二二 ヽ、j∧ 丶 ｀ ､
,.:':::::::::::::::::::::::::::::::ヘ彡三二ニ二￣￣／ ＼ヾヽ 丶"'''‐ .,_ 丶.,,_
. /::::::::::::::::::::::::::::::＞＼＼:::::::::::::::::::::::::// ヾ、 ＼ 丶 ヽ ｀- ､. ＼
. ,':::::::::::::::::::::::::／:::二二＼＼ヽｰ─ｭ:// }i｝ ヽ ｀ヽ、 ヽ ＼
ｌ:::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::＼＼ ￣:/;ｲ }ﾘ ∨ ＼ ' ,
!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ >/:/ | ﾟｏ { ∨ ｀､ ｀､ ~""''' ‐- ..,,__
. l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::/ ヽ ｊ 八ノ ヽ ヽ __,,.. -‐
!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::, ′ ､ / ノ ｝:ﾍ ' , '''""~
'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.／ ／ , ′ _ﾉノ ﾍ, ヽ
':,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ ／ ､ }i｝! ∠_,.．-'''"´ ﾍ __＿ ' , __
丶:::::::::::::::::::::::::::::::::::::＜ム＞"´ | ﾉﾘ ／ ￣￣―‐-_ヽ___-‐ ´￣￣ ' ,----;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,
＼::::::::::::::::::ヾｰ＝＜ ｀ oﾟイ _,, - ' " ）;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,
ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::＞..､__＿___,,,,∠＜;;;;;;;;ゝ、_,.．-'''" , イ;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,
＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ー───＞.;;;＞''"´ ,､,＜;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,
}/ヽ､::::::::::::::::＜二二ニニ＞''"´ ＿ ,､ｧ--‐ ' ´￣ ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,
／;;;;;;;;;;;ヽ::::ﾉ＞-‐''"´ ￣ __,,.. -‐ -ー ￣｀;;;;;;;;;;;;;;;ノ ,､＜;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,
;;;;;;;;;;;;;;/ ￣ゝｰ- ／;;;;;;;;;;;;;;; ノ＞ク¨ム┬￢'´ ,､＜;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ' / /'´ _／;;;;;;;;;;;;;;; 「 ／ ／ Y つ ／;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,
;;;;;;;;;;;;;;;/ / / / /´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; | l | / | ／;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,
;;;;;;;ゝ_ 人＿/ / _,ノ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ヽ i ! l j ／;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,
;;;;;;;;;;,,,,,,,,,└‐´｀ー ''";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; `ｰ ---―'´;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,
彼らは見つかることを怖れ ご飯を炊く火すら起こすことが出来ませんでした
生のままの穀物や野菜を食べ 夜になってから村の井戸から水を飲んで彼らは生きました
多くの子供やか弱い女性から 栄養失調で次々と亡くなっていきました
残された男性が自分の妻と子供の墓を掘りました
＿＿
_ ....-.――.-.. ._ . ..:≦::::::::::::::::::::::::≧. .､
,....´::::::::::::::::::::::::::::::::｀...､ ,..ｨ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
.ｲ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ／':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ , ' ,':::::::::::::::::::;:ｌ:::::::::::::i!:::::::::::';:::､::::::::::::ﾊ
.ﾊ:::::::::::::::::ﾊ:::::::';::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ / ./:::::::::::::i!:;:::|:i::::::::::::::i!::::::i::::i!::::';:::::::::::::ﾊ
,':::::::::::::::::::;′';::::ﾊ'､:::::::::::::::::::::::::::::::! / ,'::::::::::::::i!川斗-‐― ゛―- ､|::::::i!::::::::::::::',
,'::::::::::::::::::::i!_ ヾ:::ﾊ ヾ_:::::::::::::::::::::::::|i ,′,';:::::::::::::::i! ヽ ＿_ ｀ﾞY::::::::::::::::i!
. i!::::::::::::::::::::i! ｀ ∨ﾊ´ ヾ::::::::::::::::::::::ｌ! ﾊ::::::::::::::::i__ `゛ ′ ´ _ i!:::::::::::::::::|
iｌ:::::::::::::::::::::≧ﾐ､. ∨ﾊ≦∨::::::::::::::::::|ｌ i!|::::::::::::::::i! i! ､ ,.≠≧ｭil:::::::::::::::::i!
i!::::::::::::::::::::i!ｊ i!ﾄ ヾ刈.ﾂ∨:::::::::::::::|.! ﾊ:::::::::;､从}≠ミ≧ .:;;;:: 〃 弋汐:;ﾍ:::::::::::ﾘ
. i!::::::::::::::::::::ｌ≦′ィ⌒ヽ ゞ彡i!::::::::::::::::i!ｌ /;ｲ:::::::{ヽ圦;;# ｀ ,､# ｀ﾞ゛彡≠:::::::圦
.i!i:::::::::::::::::::::i!;.,:； ﾞ⌒ ﾞ /ｌ|:::::::::::::::::ｌ| 〃 刈;:::::＞ｭ ､ .ﾊ::::::ﾊﾞヾ. ＼
| i!::::::::::::::::::::i": ! 〈 .ﾘ:::::::::::::::::::', ／ / ﾘ:;:::::::::ﾊ ! ヾ /:::::::::从ﾍヽ
!.i|::::::::::::::::::::::＼ ‐-.,:# ／:::::::::::::::::::::ﾊ /ｸ::;ィ:::::::＼ -‐- .／:::::::::::i!ヽ
| !i!:::::::::::::::::::::::::::ヽ ;;／!::::::::::::::::::::::::::::ﾊ ﾞ´ ﾉ !ﾉﾙ;:::::＞.､ . ＜!圦､ﾊヾ`
.!| i!:::::::::::::::::::::::::::::| ｀.. ´:.:.:|::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ ´ i刈:::i!: ｀´: : iﾄ､
i!刈:::::::::::::::::::::::;､_ﾉ !､:;i!::::::_:::::::::::::::::ﾊ _,' i!ｿ i!ｌ ヽ､
.i::: !:::::::::::::::::／､ ｀ ‐- -‐ ´ !::::::|≧=ﾊ:::::::ﾊ / i! i! ,' i! i!ヽ
i!:ｌ |:::::::::::::::::i! ｀ ‐- -‐.≦.i!:::::i! ヾﾒ ﾄ;::::::', ,.イ i! ﾊ ､ .ﾊ,' i! ＼
::ﾄミ ‐,ﾊ:::::::::| ／ i!:::::i! ｸ / ヾ:::ﾊ , -‐-､／ i| ﾊ｀ .ﾊ,′ i! ヽ
:ｌ ｀ ､';::::::i! ´ .i!|::::ｌ ノ ﾉ! ＼ ﾊ､::::::/ ', ﾊ / ′ ｌ ﾊ
季節は温かい8月ですが・・・それでもこの状況が続けば
体力の低い人々が全滅することは間違いありませんでした
､_／N从ﾏ大Ｗ从＼l ﾍ卅从W勹災七災七
乂;从l勹|＼| ＼l ﾍＷ从ﾀﾞﾐ从ｵﾐ仆匕
￣Y毛l＼l ヽ ＼W勹災七卅从
ﾍl＼l , r '´
', ;; / , r ' ´
',;;; / , r ';;´'' 銀時・・・死んだのか
j ,ｲ､'´
l //ハ 馬鹿なやつだぜ 表向きキリスト教を
｀lヽ//i
｀| ｀ ' 棄教すれば 死なずにすんだのに・・・
l
l
l_＿r‐
｀i
＿＿＿＿＿ヽ==‐―' ／
￣￣￣￣￣￣ l ／
｀ヽ ／
弋ilililililililiツ
｀'''''''''''´ .｀ヽ
',
',
､_,､_ ,､_,__,_
_洲WW从W斥k
刈州州从从込iﾄ
仆W^__､_ ,＿_V[, だけどあいつ 友だちだったんだよなあ
洲「{弐]刊卉｣ｉ{`
｛｣i｀￣〈|｀￣ り .. 友だちが死んで守ろうとしたものは・・・
}l､ ‐_,‐' /{ ...:..
∧＼iWi{ﾚ'{ﾘ` ....:.. 俺が護ってやらないとね
_/.::::',_r三く斗ﾍ、...:...
, -<:::::::::::::`r一＾㍉,.:､.｀`丶、
／ ヽ:::::::::::::｀マヽ、 ヽ、 ｀ヽ.
. / `､::::::::::::::∨.＼_ `､ ',
/ ＼ `､::::::::::/.:::::::::} ', }
/ ヽ `､::::/.:::::::::/l ﾄ、 |
〈 ､ ､ ∨.:::::::::/ { | V^廴
} ､ } /.:::::::::/ ∧ | } }
/ _＿＼｣ /.:::::::::/ { ∧ } | |
. / _／ ￣｀¨¨¨¨¨｀ヽ＿| ヽ/ }
{ { l / ′
', L､ ｣_ { ,′
､ }｣冂 /
/ ./ .| / ! '″ _＿＿--ｰｰ"ﾞ￣´゛ .,,-'"゛ ／
.i. ｌ .／ ./ . / ! ／ _,.. ‐'´ ./ _,,,
.|.ｌ ./ ./ |ヽ" ./ ./ ,./ ﾞ ＿＿＿---'''"´￣￣￣ﾞ'''′ _ ''l_,,, ｰ'''"´
l ∨ i′ .| ./ / ／ ._,, 'フ'" ／
.! .} ! / / .,／ .! / __,,,_, ,..ｒ'" _＿＿＿＿＿
!, .! ｌ | | lﾞ .l ./ 〃 _.. -'''"゛ .｀ﾞ'" .,..-'''"´゛
, ｌ i′ ｌ│ ! .! .!,i′ // / _./ ﾞﾞ──-￢-'" ＿＿‐'''"⌒ﾞ"
ヽ ヽ | ｌ l. .! ! .|l′ ./ .i!'" .,j,ﾞ, ,..-￢-＿＿＿,.. -'"゛
. ヽ !│ ｌ.! ! │ .゛ .! ｀ﾞ゛,, ‐''^ﾞﾞ''-､, ,,.. -ｰ''''"ﾞ￣￣￣
ヽ ! | ﾞ'| ｌ / i″.,.. -―――┘ .ｌ;;, ＼
.ヽ | .! ﾞ ｌ/ .＿＿＿、 "″ ｀ﾞ'-､ ｀-..,,.. --..,,_
ヽ./ ヽ ／ ﾞヽ, ヽ＿＿、
＼ / ヽ ,..-ｰ''i. .´ ｀''-､
'､,,,、 .｀''ｰ＿＿＿-‐､、 ! l .、 _,..-'"゛ ,コ二二＿ ＼
ﾞ＼、 _,, ―‐､ ＼ ! ,! ⌒.''''ｰ＿＿‐'´ ｀─
｀'‐'´ ｀'-､,,. ｀'-、 ヽ / 't-,,.
ﾞﾞ'‐ ..、 ｀''―--ii_、｀'-.._ ._,..-'゛ ,,, .i､ ｌ. ｀'‐
'､ ｀"ﾞﾞﾞﾞ''ｰ￢″ .， .￣´ ｀｀-､ ｀'-..,, ￣´ﾞ
｀'''￢――----;;ii〟 /.| ...i､ ｌ ｀''ｰ .. ｰ ,,
--------ｰ''''"´ ,./ .l .ﾞ'ﾐ'､,,,、 ｀'''-､ ''ハ､、 .￣ﾞﾞ＼、
,..､ ／ │ ,ゝ .ヽ ｀''-､ ＼.｀''-､, ._. ｀'┐
/ ﾞ'ｰ-'゛ .,／゛ / ﾞl ＼ ｀'-...ｌ, ゛ ｀'- ､. ヽ、
_..-'゛ ／ / ./ .ｌ､、 ヽ＼, .,r､ .＼. ｀'-､
_,,,..-'" ,, ｰ'''"゛ / ,i┘ ｀ぐ､. .'< ｀ ヽ ＼ .｀'-．
.,..-￣￣￣ ._.. ┐ ./ / / ! .ヽ ｀ﾞﾞ'､ .＼ . ｌ
_ ／ ._,／゛ ｌ . / / .l | .! ｌ, ﾞ'､ .ヽ
ー-'´ ,..-'"゛ ! ./ ／ l l .! | .| ＼
／゛ ／ ,i′ ／ .ヽ │ ｌ ! !
.:.:.:.:：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：
.:.:.:.:.：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：
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: :.:.:：：：：|：/ ｌﾚ'ﾚ'´ 刈：イ ' ｀寸：：：：：：
:.:.:.：：：：ﾚ' il|：：：：：
.:.::.:.:V i：：l i ', ,' i il|：：：：
:.:..:.:./∧：j _,,,､､､、__ゝヽ jﾉ_＿,,,､､､、..l frx
.:.:.:.l {frﾑ,__,fr==rf行=个‐-r匕r=f行==^寸_ﾚ' )l }
:.:.:.:.:＼∧｢¨l{≧zzzzz彡}r===代≧zzzzrげi´ y/ ちょっと本気出すか・・・
.:.:.:.V仏 `マ三三ン } `マ三三ン l {/
.:.:.:.Vﾑ ｨ i ,ﾑ ｲ /
.:.:.:.:.:.,＞ﾄ､ /¨＞､__j_／ヽ、 /∴く
.:..:.:.:f：：：： i _＿__....,,... ＿, ∴：：ﾑ
.:..:.:.:|：：：∴ _____ ∴：：：：|
.:.:..:丿：：：：∴ ｀....´ ,∴：：：：>､
.:..:.:.:.:,x＜：：：：：：：：：：：：：：：：∴∴：：：：：：：：：：：：：：：＞､
.:..:.:.:.:＜：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：＞､
彼らに同情した奉天市民は
キリスト教徒を救おうと一計を案じることにしました
＿＿＿＿. ＿＿
.,.‐´ '',,`',:::::::｀‐､
.／::::::::'ﾞﾞ, ';'`､,;;:::::;;;;;＼
/:::::::::::::;;'ﾞ´ `､ ;彡;;;;;:::＼
.{::::::::::::::::`::::',ッ'';;'';'';';';;;`､彡彡;';;;;;;ｉ
i';::::::::::::; .:::;:,＿＿＿＿_､,＿＿,::; ;::ｉ
；‐,'-,;__;..::'::|ﾞ i::;; ;::i
/::::｀'‐,r':; ,::;;;}‐──────‐}: :, ;;ﾞｉ
.iﾞ;::::` .::;´:::: ::::}￣￣￣￣￣￣￣}:';; .:ﾞｉ
.ﾞi::::: ,::: .::::: _,;;lﾞ＿＿＿_,..､_＿＿_|:;, '' ,;;i. それで義和拳に
.iﾞ:::`::::;;;`..;` ::|;;;;;`‐゜ｰ';;;;; i;`‐゜‐';l:;'::';,,ﾞｉ
,-ﾞ:: ::;',:::::ﾞﾞ'ﾞ _;;;} l:::::: i:::::; Y' なんの用なんだ？
.∠;;:`.::;`::::: ;;;;''ﾞ::| l:::::: i:;' ;;, ﾞｉ
.＿､ﾞｨ;;::::`:::';::''`;;;;:: ,;|,. ､ ﾞｨ,,,__}::: i:::;' ;;i'`
￣￣ ';;;;'''',,,'::::::::'::::;':::}:`､ ￣ﾆニ¨ /; ノｰ'´＼
ﾞ,,_ッ;;:::::::::.::;`:;;;;}::::::`､ ''' /:; ;i`､ ＼
'''' ッ:;;;; .:;;''`:ｉ :::::::＼,, _/:::;i` ｉ .`､ ＼
ッ'''::::. ':::::::i :::::::::::￣''';;ﾄ' ﾞ | `､
_,;'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞ';;､
,;';; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; `､ 初めまして義和拳の皆さん
,';;;;;,, ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;ﾞ;
/;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ,,,;;;;;i 我々奉天市民は 義和拳にご協力したく思っています
i;;;;;;;;;;;;;;;,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;; ;;;;; ,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
ﾉ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;li;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| 現在 義和拳の皆さんはキリスト教宅を
i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／l;;;/l;ｿ;;/ |;;;;;;/| l;;lﾞヾ;;;ﾄ､;;;;;;;;;;;;;i
|;;､;;;;;;;;// /,'' / l/ |/|/ ﾞｌ ヾ､ﾞi;;;;;;::::/ 一件 一件回っておられるが
/ヾ;;/ｿ , , ヽ l;;l"ﾞl
'､ (ヾ,,＝==;;;;;;;,,,,,_`il,iﾞ__,,,,;;;;;==＝ ,/|lヽ l すでに棄教したキリスト教徒も多数おり
ヽ､`||ヾi;'（:::::ﾞ'ﾞ:::/;;i＝i;;;ヽ:::ﾞ'ﾞ::::）ﾞi;/ |l'ﾉ/
/ヽ|l､ ﾞi::;;;;／⌒⌒）.ヾ..;;;;;;;;;;..ノ ノ/l.,/＼ 大変なお手間になっていると聞き及んでいます
/;;;/::ﾐヾ､.／ ／ ／ ） 'ﾞ /ﾐ"i;;;;;;;;＼
_,.-;;'";;;;;;;;r‐ ﾐ/ﾞ ,／ ／ /_!／` /,,l;;;ﾐ/;;;;;;;;;;;;;;;;~＼
_,､-‐;;'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| / / / /.__,,,..-／ヽ /;;;ﾐ/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`;,,､_
‐'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ﾉ / .ﾉ / ,,, ／ ﾉ/';;;;ﾐ/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞ'';;;,,､_
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾉ/ ノ / /,,,,／ ／;;;;ミ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ / /;／ ／;;;;;;ミ ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾉ , `ﾞ ／―''':::::::::::ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| | | ﾉ:::::::::::::::::::;;;;／i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
＿_
,.ィ´ ￣`ﾄ､
／ ＼ そこで我々に
Z i
Z/／ ィ ィ , /人 ､ | 『キリスト教を棄教しました』と書かれた旨の札を
Z/／/／/／/ .' ヽﾊﾄ, ｊ
,=､{ ' '´ ' , __} ﾄ、 販売することをお許しいただけないでしょうか？
i' `}__≧ｔｧ‐《__》‐tｧ≦__{/ .〉
丶（!,弋 二ノi 弋 二ノ ,ｊﾉ./ 棄教したキリスト教徒はこの札を買い
ゝ_ﾄ､. ,〈 _ ,､ ,ｲ/''
ﾄ,.. ＿＿ヽ /ﾄ､ 玄関に貼れば あなた方のキリスト教徒捜索の手間を
ｲ'!乂 － ' ノ ｊ .ﾄ､
,《.} ＼`'''''⌒''''´,.ｲ ,!ﾉi 幾分省くことが出来ると思いますが
/ `＜_. `ﾞー‐''´._,.ィ´ .ﾄ､
＞＜ `＜__/ ‐=V ' `ﾄ､
＞＜ 〉`ー､＿,.=‐ V `ト､
＞＜ / =‐- _} `ト､
. , ' ,'`＜ ＞'´ .| `ト､
| ,' / ∧.V .|
| ,' / ∧.V .|
... | ,' / ∧.V|
} ,' / ∧..|
... ｊ. ,' / ∧|
/ ,' / |
V ､ ,' / |
V｀､ ､ '､ ,' / |
/ ／ ,、` ､. ,' / |
. 〈/ ／ ＼ `, ,' / |
〉 ,'´ ',' , ' / |
＿＿ .＿＿
／;;';ミﾂ/;;;';'ヾ,':`'､
/; ;:＿＿､,＿＿,:; ;:;':i
i:; ;:i ﾞ|:';_;‐;;
/;;,::{二二二二二{; ヽ´ヽ
i;' ,;:|＿＿,､＿＿ﾞl;_:. :; :iﾞ それだけか？
/,;:';l;`‐゜';i ;;;`‐゜' ;| `; ;:`:ﾞi
'Y;::ﾞi ::l :{;;_ﾞ'ﾞ::,'::ﾞ-,
`'i;';ﾞi └ ﾞ ,|; ;;`'':;':`:;;ゞ､_
. ,‐´ﾞ:::i, ‘ニﾆ' ,‐'{:::';'::::',,,'''';;;;' ￣
／ //::;ﾞゝーイ:: /`'';;:. ;;:ヾ ''''
/ | ﾞ ｿ;' ::::: iﾞ::::' .::''ヾ
.:.:.:.:：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：
.:.:.:.:.：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：
.:.:：：：：|：：/l：：：：／l：：：：：／/ ﾄ：ﾄ､：：：：：：：：：
: :.:.:：：：：|：/ ｌﾚ'ﾚ'´ 刈：イ ' ｀寸：：：：：：
:.:.:.：：：：ﾚ' il|：：：：：
.:.::.:.:V i：：l i ', ,' i il|：：：：
:.:..:.:./∧：j _,,,､､､、__ゝヽ jﾉ_＿,,,､､､、..l frx ・・・この札の販売代金の幾ばくかを
.:.:.:.l {frﾑ,__,fr==rf行=个‐-r匕r=f行==^寸_ﾚ' )l }
:.:.:.:.:＼∧｢¨l{≧zzzzz彡}r===代≧zzzzrげi´ y/ 義和拳にキックバックすることも
.:.:.:.V仏 `マ三三ン } `マ三三ン l {/
.:.:.:.Vﾑ ｨ i ,ﾑ ｲ / 我々は考えておりますが
.:.:.:.:.:.,＞ﾄ､ /¨＞､__j_／ヽ、 /∴く
.:..:.:.:f：：：： i _＿__....,,... ＿, ∴：：ﾑ
.:..:.:.:|：：：∴ _____ ∴：：：：|
.:.:..:丿：：：：∴ ｀....´ ,∴：：：：>､
.:..:.:.:.:,x＜：：：：：：：：：：：：：：：：∴∴：：：：：：：：：：：：：：：＞､
.:..:.:.:.:＜：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：＞､
＿＿ .＿＿
／;;';ミﾂ/;;;';'ヾ,':`'､
/; ;:＿＿､,＿＿,:; ;:;':i
i:; ;:i ﾞ|:';_;‐;;
/;;,::{二二二二二{; ヽ´ヽ
i;' ,;:|＿＿,､＿＿ﾞl;_:. :; :iﾞ
/,;:';l;`‐゜';i ;;;`‐゜' ;| `; ;:`:ﾞi ふーむ・・・
'Y;::ﾞi ::l :{;;_ﾞ'ﾞ::,'::ﾞ-,
`'i;';ﾞi └ ﾞ ,|; ;;`'':;':`:;;ゞ､_ どうします？
. ,‐´ﾞ:::i, ‘ニﾆ' ,‐'{:::';'::::',,,'''';;;;' ￣
／ //::;ﾞゝーイ:: /`'';;:. ;;:ヾ ''''
/ | ﾞ ｿ;' ::::: iﾞ::::' .::''ヾ
／.:.:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
／.:.:.:／.:.／.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:∠;;;;;;,;:.:.:.:.:.:|
-‐''７:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.／!:.:.:.:./ ≦:.:.:.:.:.:!
/.:.:.//.:.:.:.:.:.／ .|:.:.:./ , -‐＼:.:.:.:.:|
. /:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:./.＼ |:.:./_／‐- 〈:.:.:.:.:.Ζ
/:.:.;ｲ:.:.:|.:.:.:./弋ラ>|.:/"､弋ラ`, |r´｀l:.:.:.>
／ |:.:.:.|:.:./ ー ´ |/ ｀ー > |／
|:.:.:.∨:| 〈 ､ / ／
|:.:/|:.:./l /ィ うーん
|/ |/ ヽ ´￣ ` ／ |
＼ ／ ＼
,,... --‐''''"´＼＿_／ / ＼
-‐''"シ 〃 /l/ ＼ / ヽ
二彡'''" |l/‐-､ ヽ / ノ三|l､
.:.:.:.:：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：
.:.:.:.:.：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：
.:.:：：：：|：：/l：：：：／l：：：：：／/ ﾄ：ﾄ､：：：：：：：：：
: :.:.:：：：：|：/ ｌﾚ'ﾚ'´ 刈：イ ' ｀寸：：：：：：
:.:.:.：：：：ﾚ' u u il|：：：：：
.:.::.:.:V i：：l u i ', ,' i il|：：：： （頼む！ YESと言ってくれ！）
:.:..:.:./∧：j _,,,､､､、__ゝヽ jﾉ_＿,,,､､､、..l frx
.:.:.:.l {frﾑ,__,fr==rf行=个‐-r匕r=f行==^寸_ﾚ' )l } （そうすれば 多くの支那人が助かるんだ！）
:.:.:.:.:＼∧｢¨l{≧zzzzz彡}r===代≧zzzzrげi´ y/
.:.:.:.V仏 `マ三三ン } `マ三三ン l {/
.:.:.:.Vﾑ u ｨ i ,ﾑ ｲ /
.:.:.:.:.:.,＞ﾄ､ /¨＞､__j_／ヽ、 /∴く
.:..:.:.:f：：：： i _＿__....,,... ＿, u ∴：：ﾑ
.:..:.:.:|：：：∴ _____ ∴：：：：|
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.:..:.:.:.:,x＜：：：：：：：：：：：：：：：：∴∴：：：：：：：：：：：：：：：＞､
.:..:.:.:.:＜：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：＞､
／;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.; ﾉ＞ｰ--- ､＿＿
／;.;;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;x─'''''´
／;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;ヽ
／.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;/.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;|
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;∧;､;;_xv.;.;.;.;.;.;.;.|
./;;;;;;;;;彡´{ ｿ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｨ ;;;;; ;;;;;;;;;;;;/ ｀}.;.;.;.;.;.|
/ｨ´ {./;;;;;;;;;;;;;;;;ｨ;;;;;;;;;;;／/;;;;ｨ ;;;;;;;;;;/ }.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;ﾔ´
/;;;;;;;;;;;／l;;;;;;;;;;;/ /;／i ;;;;;;/ }.;.;.;.;.;＜,,＿
/;;;;;;;／ﾒ）.j;;;;;;;/ ｀ﾒ､ j ;;;/ ,ｨ､ /;;;;;;jｰ--ｰ'´
. /;;;／{. i ﾏ. j;;;;/ﾓ ｷf;;;;;ｼ､i ;;/ _,,／ ﾍ /;;／
/ｨ´ {. ヽ ｿj' ｀ｰﾞﾞﾞﾞ' j;;/ r'´zｵ;;ｯ､ /）
} ｀ﾒi ﾉ' i ｀¨ｰ ' /,'
{ / i ,ｨ. | j 金は邪魔にならねえ
ﾚ .ヽ ヽ､｀ ､ ノ j'
{ '. ｀ ､ ｀ ､ ／ その札の販売を許可する
ヽ '. ､｀ ｰ ､｀_ﾌ ／
ヽ '. ｀ﾞﾞ ／ マージンは多目によこせよ
i ' , /
｀i､ ｀ rｰ一'ヽ
i ヽ､ | ヽ､
.:.:.:.:：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：
.:.:.:.:.：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：
.:.:：：：：|：：/l：：：：／l：：：：：／/ ﾄ：ﾄ､：：：：：：：：：
: :.:.:：：：：|：/ ｌﾚ'ﾚ'´ 刈：イ ' ｀寸：：：：：：
:.:.:.：：：：ﾚ' il|：：：：：
.:.::.:.:V i：：l i ', ,' i il|：：：：
:.:..:.:./∧：j _,,,､､､、__ゝヽ jﾉ_＿,,,､､､、..l frx
.:.:.:.l {frﾑ,__,fr==rf行=个‐-r匕r=f行==^寸_ﾚ' )l }
:.:.:.:.:＼∧｢¨l{≧zzzzz彡}r===代≧zzzzrげi´ y/
.:.:.:.V仏 `マ三三ン } `マ三三ン l {/
.:.:.:.Vﾑ ｨ i ,ﾑ ｲ / ありがとうございます・・・
.:.:.:.:.:.,＞ﾄ､ /¨＞､__j_／ヽ、 /∴く
.:..:.:.:f：：：： i _＿__....,,... ＿, ∴：：ﾑ
.:..:.:.:|：：：∴ _____ ∴：：：：|
.:.:..:丿：：：：∴ ｀....´ ,∴：：：：>､
.:..:.:.:.:,x＜：：：：：：：：：：：：：：：：∴∴：：：：：：：：：：：：：：：＞､
.:..:.:.:.:＜：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：＞､
これが支那に太古から伝わる
上に政策あれば 下に対策有りでした
/三三三三三三三ﾐﾄﾐ三三ﾑ ', ,. '/三ﾁ､二ｲﾐZZﾓ､二}zﾐﾑ ! li三7ヽ ﾞX三三三三N|
. /三三三三三三三ﾐ７ ヾﾐ三ﾓ', i ／ .,'三f/ﾉ三三三三三ﾑ.',Yﾐﾑ l lr‐l｢fi、 ,ィX三三三三! ＜二>
. ,'::三三三三三三三ｱ / _ Y三ﾐl / ,'三f ｢三三ﾁ'´｀ヾ三三ｵYZﾑ lzzl..ﾅ''f￣ゞl三ﾆl!-ﾐﾐ7
lﾆ三三三三l!三三ｱ｀ .ハﾞ:!三ﾐ! / ,三ﾐl/三ア´ ヾ三ﾑリﾐハ ,. l三ヽ ､__―l三ﾐｿ_ノｱ
∨三三三三l壬Zﾐt｀ ﾔｿ |三/ l ,三ﾆ､!ﾐｱ ｀ヽ、 ／ ﾏﾆliz三ハ i .i |三ﾆﾐｰ=i7三ｱ三ﾐ{
.__∨三三三ﾐﾑヾzﾝﾞ l三=z,,_. lﾆ{ l,'于ﾐt､ ,ｨ牙ﾞヾｿ"ﾞY=ハ l/ |三三三/三ｲゞ=＝＝=‐-.._
ゝ._ヾ三三ﾆヾﾐﾑ、 _,. ｨ ,.ｨ三r''"´ |ニヽ.__､└‐' └┘ ,'___, '.三ハ ,Zｱlﾆ=Z二王王圭圭圭圭圭ﾆ-x
ヾﾆ三三ﾑ二＿_｀ｰ／ ￣¨ﾞ',.-‐＝-.､|三三三ヽ、 ＿_ ,,.ｲ三三三Zハ /.／.l, 'z王王圭圭圭圭圭圭圭圭卦t､
ﾆ三三三ニ‐-..ヾ三ﾘT=ﾐx l三z.､ ,'{{::::::::｀ヾﾑ三三三三＞.｀ニ´イﾆl三三ｲﾆﾆヾ;ﾑ, ' /王王圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭ﾐx
三三三三三ﾆt､.}｀ヽl、 l V三l iミix ,' ヾ;;,:::::::::::}ｿ三三三/ﾑ ﾉ l l:ヾV :ヾ;;:::::::::}}:', /王王圭ア圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭Zﾐt
三三三三三三Zt､::::...ヽ ､ lﾆ//ﾐﾘ. ,' .:::::｀¨¨¨::,'三三三ｱ:::::ﾑ ｀'/:::::/ .::::::｀¨¨:/ﾆﾑlﾆ王圭ｱ圭圭ﾆx圭圭圭圭圭圭圭圭圭ﾐﾑ
三Ziヾﾆ三三三三ﾑ::::::::.ヽ__ノ |, ':ｱ'} ,' .::::::::::::::::::;'|三三ヂﾞ'ｰﾆ二',￣￣,'二/..:::::::::::::::/三ﾆl.王圭ｱヽ‐‐-' /圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭ミ',
三7l! ＼三三三三ﾐt.-―t､ |r'xﾝ ,'ヽ;:::::::::::::::,' |ﾆﾁ'_,....-.-::;;;;_ｰミ___/.=ｱ:ヽ.:::::::::::/ヾ三ｿ王圭,'l!_ ヽ ｀''ﾐ圭=ｧ圭圭圭圭圭圭圭ミli
三l l! ＼三三三三:',ﾆﾆモxﾉ,. '´ ￣｀ヽ‐‐'':/,.ｨﾁﾆ三三|三三三=x }, '..:::;. ''''''' ﾞ､ jｨﾁ圭圭,'ﾐ!7ﾐt ! ,,..--ヾﾆｱ,ｲ圭圭圭圭圭圭l
ﾆl| l! /ヾ三三三:ﾊｰ''"ヽi ';::,ｨﾁ三三三三i|三三三三ﾐt､::f Ylﾆ三7ﾆlﾐﾘl::ﾏﾘ ´ ,,..z=tx_/圭圭圭圭圭圭ﾆl
ﾆi|_lL、 ,.ｨxヾ三三.ハ 、 ,'ﾞ三三ﾆ=ィﾆ三三三ﾆミ三三ム! l.|三ﾆ!洲N ｀¨" ｀ｱﾐ洲ﾘ圭圭圭圭圭圭ﾆｱ
ﾆ|_l! /!ｷli ヾ三三ハ ヽ.,,＿__,.ｨ三三,ｨﾁ三三三三三三ﾐt､三三ﾐ､ ,.ｨZ二二=ﾐｿ|lﾑ {:::ゞ';;l圭圭圭圭圭圭=ｱ
ﾆl=ミx ﾏzj iﾏ三ﾆハ ,' .:::::::;ｲli三三,.'ﾆ三三三三三三三三∨三ﾆlﾑ.T:fﾁ''''''''''''''t､ ヽﾐ',ヽ ､ ｀¨´|ヂﾞｲ圭圭.i圭圭./
ﾆ|Zﾐi ｀ lﾑ三三 ', ,' .:::::,.'三li.三Vﾆ三三三三三三三三三.∨三ﾐlミ:!ﾐx.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾘ,l三', ヽ ﾆ= ' ｰﾆｱ''ー‐'ヾ圭,'
ﾆliﾆﾘ /三V 三ﾆ',.::::,.'ﾆ三|l三,'ﾆ三三三三三三三三三三.l三ﾆﾊﾐ| ｀.:.:zzzz=.:''ﾞ:|ヾミ', ヽ.＿,,.. -‐ '' ,'ﾁ''T==丕''ヾ{
ニ｢ , /三三';三ニ',:/.三三l V.lﾆ三三三三三ﾊ三三三三三:|ヾ/ ';| .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| _ヾz==ｧ'7 ./ |Zア´
ニli --‐ ' ／三三ﾆl三三 ',ﾆ三三| i ﾋ三三三三三l !三三三三ﾆｿ l | .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l｢l! li三ｱ／ l ＼ ´
二li. ＿＿__ , '三三三三三三ﾆ', 三三| ､ .l¨f"izzzｫ'' └nzzｵ'｢ .,' / | :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l|N l三7´ l,.ｨﾁi
三ﾆl l三三三三三三ｨ''"￣￣¨::-ﾐ三| ｀ ｰ-.､ ゞ‐'' ﾞｰ‐' ,.'-‐ ''ﾞ .|､.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,l.ﾊﾑヾ,' ,ｨ'三三',
三三!.lヾ圭Zzｰtxﾆ//ｨ''"￣￣¨‐.:.:::ﾑﾐ| ヽ、 ,. ' | ''ー--‐‐''::!|.ﾑﾑ.l ＼ ,ｨ'三三三ﾐt､
三三li l l圭圭l lﾐl!l､ヽ::::::::::::::::::::::::::::ﾘlﾐ| ,ｨﾁﾑ.､ -- ,.ｨ';'ﾐtx、 | :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l VXヾ! ｀ｰ,ｨ'三三三ニニ=＼
この方策は 基督教徒を慮る奉天市民の手で実行され
安い値段で売られたこの札を キリスト教徒と彼らの友人が買い求め
多くの基督教徒がその恩恵にあずかり 難を逃れました
_ ＿ _
, ´／／ ｀`ヽ
/･ ･ ',
/ ･ ･ ﾄ､
! ･ ･ . :.: .:. i !
ir‐ ､ ,r‐‐‐-､ … i !
ir式) ( rェｧ.:ノ 二ﾆ］］ おい貴様！
`ﾆ´ `ﾆﾆ´ . :' .:.:〔_
`ﾄ､ .: .: .: ,.ｲ:::.ヽ キリスト教徒だな？！
l：： ：： ,.ｲ/ ／.:.`ヽ
∧：： ：： ,.ｲ.:.:レ′.:.:.:.人__ やる夫先生の病院の助手だな！
/ /ヽ__＿∠::::::::;':::;'.:.:／.:.::::::.:.`ヽ,,
,f;:.f::::i:::1~~7:::::::::;'::;':.:.:::::::::::::::::::::::::.:.`ヽ
,.ｲ;:ｲ.::::i:::1~7:::::::::;'::;':::;:;:;:;:;:.:.:.,r'´￣￣`ヽ
ﾚ'ﾚ':::::::i:::1/:::::::::;'::;':::;:;;;;;:.:.:.,r' "ﾞ ´ `1
|::1.::::::::i:::1::::::::: ,.ｲ.:.:;;;;;;;.:.:.:i |
|::1:j;j;j;j;j;f1j;j;j;j;レ'.:.:.:.:.:.::::;′.: .: . |
l::1j;j;j;j;j;jf1j;レ′.:.:.:.:.:::::::;′. :. :' !
,.ﾍ,.ﾍ:j:j:j:jf1:::: l］］］::::::::::::,′.:'.: .:, !
r‐r── ─くくｪｭL::j:j:f1::::にに1:::j:j:j:! .: .: .:; ' !
００)二二)二)二)〒ｭj:f1::::::i;;;!;;z::j:j:j:j '"ﾞ ´ ￣ ￣｀ヽ {
└┴ )::)::) ─く:j:j:j:j:j:f1::::::::j:j:j:j:j:j:j:jL ￣´｀`'{{
`ーくくﾆ王王j:j:j:j:f1:::::j:j:j:j:j:j:j:j:jﾚ′ ﾌ´￣￣｀`T´
ヽヽ L:「::::ll´ ￣￣￣￣￣｀`ヽ l!
!:::::::::::i::::::ll l!
｀ー く::::::lL . :. :.: .: .: .: .:. :. : ___ノ
＿
,´ﾆ＝｀ｰ'´ ￣｀ ー- .
／ ｀ﾄ､
/ ﾊ
,' ｌﾊ
| ノ |ﾄ､
. , ﾍ、 , ,ﾘ｜
. 〈 ,ﾍト ､__ ,,ノ爪ﾊ、 /,ｨ
', {ｭvヘヾ≧､＼ｉﾍ 彡'/
__,ﾊヽ ゝ◎｀ヾミ込､ト廴_ ィｧ 義和拳・・・
, -――一ｧ'´ / ｀! ｉi＾＝='^r仁Y,ｨ｡ﾃr=x.､_辷,彡"
／ / l ij ゞ ＿__〈ﾉ !ﾄﾞ=彡' ｉr'´ くそっ！ 俺も終わりか
. / 〃 ', ｀ ,二´-､_込､__ 〃
/ /,' '､ /ー-｀ﾆ７ ｀７´
. / / l ＼ {廴__,ﾘ〃 ／
/ ｌ ＼｀＝= " イ ＼
. / l＼ ｀ ７T ´ ', ＼
/ ｌ ｀ ､ ｜ '､ ヽ
≧=ｰ-
ノ ∧ ヽ
/ ∧ ＼
∧ | ヽ バカ 俺たちだ！ 清軍だ！
rfｉヾｰ- ∨
ⅵ ＞ ｉ!≧ー- | やる夫先生の病院で治療してもらった俺たちだ！
ｉ! ＞ｉ! ニ二彡 |
斥ｉ! 廴 辷ムヾｰ＞ 乂 お前を逃してやるから 一緒に来い
/ヾーイ ｀ヽ .r‐z ＞ ￣｀/ ヾ≦´ r‐-
/ ∨ ﾝ⌒ |三| |＞ 斗- ヽ ヽ
ｽ ∨ ﾏ .|三| ／ ヽ .〉 ﾞｉ! )
ノ ＼ 廴＼ 乂介 / / ｉ! ｉ!＿＿
ﾞ｀´三≧ヾ≧x ゞ卞 〆 ﾉ ⅵ γ｀ヽ
三二≡=z ｀ヾ三 ｀ゞ三≧=zx / / .ｉヾ｀ｉ .|
￣￣￣￣｀ヾｰz ∨｀ｉ!k ミメﾐﾒ== | / 廴＿__ﾉ
辷ヌ .∨ｉ!ｉ!辷∨∧ ヾｰ＜ /ゞ､ 廴＿＿_〉
＼ ∨ヾ ∨∧ ノヾ≧kー 廴＿___ﾉ
＼ ＼ヽ .∨∧ / ＼ 廴＿_ﾉ
＼ヽ ﾞｉ! ∨ﾏ ＼∨∧ / 廴彡ー==≠
ｰ ｉ! ∨ﾇ ∨ ｉ / 弋/
ｉ! .∨ﾉ ＼ｉ! / /
また清が列強に宣戦布告した後 清軍は義和拳に組み込まれていましたが
彼らはやる夫先生たちに受けた恩義を覚えており キリスト教関係者を救助しました
::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l ヾ:::::::／ ',::::::{
::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::l ヽ:/ /;;;j ∨l
:::/::::::::::::::::::::::::::::::::/l:::::::::::::::i ＿ /;, il l ＼
:/::::/:::::::::::::::::::::::::/ l:::::::::::::i ／ i;;;;;;;;; l
{::::/l::::::::::::::::::::::::/ l::::::::::: ／ -- ヽ;;;; /
l::/::::;::::::::::::::::::::/ :::::::::i ／z=--─ ｨ /
/::::::::i:::::::::::::::::/ ` 、 l:::::i ヽ ／ {っ ::::ﾊ ﾉ ／ もうキリスト教徒は刈りつくした
:::::::::::i:::::::::::::::/ - =っ=ﾐi:::l ゝ ゞ--=' lイ i
::::::::::::i::::::::::::/ 丶そ_ｿﾍl l l あらかた仕事は終わったが
::::::::::/',::::::::::'ヽ
:::::::/;;; ,:::::::/;;;;;＼ / l これからどうしようか・・・
::::/;;;; l:::/;;;;;;;
:/;;;; l/;;;;;;;;;; ＼ ヽ ´＿ /
;;;;;; ;;;;;;;;; _,, - ´ ＼-‐- /
;;;; ;;;;;;;; -''´ ＼ヽ
;; ;;;;;;; / ＿ -- ＼ i /
; ;;;;;;;; / } |
このように 多額の懸賞金にも関わらず
多くのキリスト教徒が隣人たちに救われた為
義和拳の仕事は すぐになくなってしまいました
,. - ─ ＝ ＿ , .彡ヽ､ヽ､ノ ﾉﾉ ﾘ l´ ,/´ }ミヽ.
, ニ ─ ' ´ ,ゝ､｀'メ､_ , ,! /l,,.,,ﾉヾ,!;:i
_ 彡 _,, イ 彡''｀シ ミノ,､ﾉ〃 i "ﾂﾉﾐﾘゝ
_ ,. -─ '" ─ ' 三 彡 ﾞメ ﾒﾉ ﾘ了'
-‐ ´￣ 三 ─ ' ´;;;;彡,彡ヘ｀ｼﾞ ﾉ
, ＝' _三 ,. ー ' _,,.:;;;;彡iぐ;, ,'',/,ノ
ニ -‐ ´ ´￣ ,ノ'" ﾞヾﾐヽﾟゞﾐｯ /"
_ -‐ _ 彡 ´ ,／: : : ﾞﾞミ'' 厂 街の富豪をおどして
´ ,.ィ" .. ,r丶ﾞ/｀ヽ、
_, ﾆ ‐ ' ,.イ l.､ .!:ヽ ,! ヽ. 金品を略奪しましょうよｗ
´ ,,ィ´.:.::l: .:.:.＼.ソ￣:: : : :. . . .ﾊ
／ .:: ::ﾊ. ﾞ''ｯ-':.:.:.:.:. : : : : : : : : ﾊ
,,ィ ,〃 .: .:.:.:∧. ,'.:.:.::.: : : : i.
／/ /,' .:.: ..:.:.:.:.:,入 .: / : : :. i
,ﾍ { / i .:. : :.:.:. ,／.;: ｀:ー " : : :. l
;;' ヾ ゞ、ヽ: .:.: .:,,イ/ ;: :.: : :.: .:.: :.:. 7
ゝ-' ヾ､ ｀:.: ..:.:.: / ,'; .:.:.: .: :.:. :.:. /
＿_
, -‐‐....､ ,イ::::才´
l.､ , イ:::::::::::::::::::::｀ヽ::イー--...､
!:::::｀:::´:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::_::::::::::::::::::`:::...､
, ィ´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::`:..､
｀ ヽ､:::::::::::::::::､ -::::--'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ ￣￣
ノ:::::ヽ::::､::::::::::＞:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
ﾍ::Y::〉:::;ィ::'':::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:::::､::::::::::::::＼
ヽ ﾉ:/´ヽ! T::／::::::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
::.. ＼ _,,イ::::|ﾊ.::r' .l/:::::::::::／::;ｨ::::::::::;:＞'7::::::: /:::::::::::::::::::::::::::::::::::∨
::::::フ￣￣￣l::ハ ! /::::::::;ｲ孑/::才'､´.,.イ:::::::;: ｲ::::::::::::／:::::::::､､::::::::∨
...:::::::::l / .7 l:::::;.イ rr==,,､ -ﾆィ::::;:イ:::::::::; イ::::::::::::::::::',ヽ:::::::V
::::::::::::l / ! lイ 乂::ツ lヽ l!ｲ::::::::::;才'/::/::::::l::::::::::::::::! .';::::/ そうだなｗ
::::' l:::!::. / ::l ｀ ,ィ:::;才'",,---'::/:::::::ハ:::::::::::::! l:/
l::::!::. ,' :::l rォ ´ ,ィァフ'::::/:::::::/ ﾊ:::::::::;'
l::::!';:: , .::ﾊ ', ﾍ /｀ｨ´,'::::::;イ:::/ ﾍ:::;' 金はいくらあっても困らないしな
....::!:::! ';: ::::ﾍ ヽ ヽ ,,_ _l' j::／ .l::/ V
:::::: ´ヽ! ヽ ＿_::::::ﾍ ｀ヽ--'`, ィ '´ .l/
ヽ .:::::::::::::;ィ ヽ ,.イ
l::::::::::;イ ..::::T''／
、_ ﾄメ:ヽj｀ヽﾄ､∧
＞.: :ゞ-: : : :ヾ: : `┐_
＜:; :´: : : : : :ゝ: : : ､ヽ:＜
‐=,:. ':／.: : : : : : : : : ﾉ:ノ: : :匕
ｰｧ.:" .〃: i: ミ､: v‐ミ:. : :_∠ _＿＿＿ 増祺総督！ 義和拳が
{: i:Y:ﾄ､トヾ=､ﾄ､!く,`}､:. :ノ､￣'//////i/＞．
ハl:.ﾄ;!;;;;;／ ′r'ー￢ヽ＼'//////l/////￢__ キリスト教徒以外の奉天市民を
｀/＾´ ! |/|//////l//////// ＼
￢、/_｝ ／ / /ー＝=ミl////////// ＼ 脅して金を集めだしました！
r一//,┐_／＼ ／／ ＼//////////ヽ
i/∧///////ヽ二二／ i＼///////// ＼
l//∧////// ｜ ｰ､'/////////＼
ｌ////＼/// ,′ | ＼'/////////∧
j///////ヽ / | ＼ // ／///∧
j//////// ＼ / 7 ￣∨/////∧
j////// / く｀ / ∧ ∨/////∧
ﾉ/////// ）ヽ ／ ／ ∧ ∨/////∧
. ﾉ/////// ,′ ∠=‐ ￣ ∧ ∨/////∧
義和拳は手に届くキリスト教徒を撲滅した後
キリスト教徒ではない奉天市民を脅しはじめました
_,. -─‐ ― - .,_
. ¨ :::::::::::::: ≡圭≡ ::::::::::::::::::::::::: .
, ´::::::::::::::::::::::::::::三圭三:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
／ :::::::::::::::::::::::::::::::::: 三|三::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
′:::::::::::::::::: , ´ ｀ ::::::::::::::::::::::::::'.,
/::::／ ::::::::: ／ ＼:::::::ヽ ::::::::}
――〃-/::::::::::::: / ＿ ―― ＿ }:::::::::}＾}一'＼ へえ・・・義和拳のクソヤロウ共
`ー 彡}::::::::::::::/ ,-―≦三:::::::::::::::::::::::::::::.三≧―-} :::::: }''⌒＼ }
〉 ―{::::::::::::丨´ ::::::: ｉ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |::::::::::| ＼ 良民に手を付けたんだ・・・
{＿/ ./:::::::::::::::{:::::| :::::: ﾄ::、 :::::::::::::::{ 、 ::::::::::::::::::::::::| :::::::::! ー／
く、 .{::::!:::::::::::+‐┼―┼-+::::::::::::::::ﾄ､＼:::::-――-+--:::::| ／＼
≧!:: |::::::::::::|::::i ヾ :: :ヾ { :::::::::::::::{ ＼＼::::::::::::::: } :::::::::ト､∧ .ヽ シロウ
| !::::{::::::::::::|::::i {人:::::{ﾘ ヽ:::::::::::! ＼＼:::::::::::| :::::::::| .}＼／
/ ∧:::',:::::::::::|::::| ﾘ ＼{ ＼::::{ ヽ ＼ ::::| :::::::::| .| ちょっと私 義和拳に会ってくるわ
. / { ',∧::::::::|::::i,ｨ≦芋芋ミ､ ヽ ,≦芋芋癶 | :::::::::| !
/ | ヾ::ﾄ､::::|::.{ゞ (::: ．:::) ........... (::: ．:::) .》 .}:::::::::::l |
`ー| |:::::.ヽ.!::∧ ＝=＝::::::::::::::::::::::::::＝=＝ /|:::::::::::| |
| ﾄ､::::::::::::|人 ゞ'"⌒´￣三三￣￣⌒｀゛゛人!::::::::: | |
` ┬┘:::{::::::::::| ＼ ' ／ .! :::::::::ﾄ┬┘
. |:::::::::::|::::::::::!_,,.- ＞ == ＜ }:::::::::::}:::|
从::::::::{:::::::: { { ＞ _ ＜ . } /:::::::::::ﾄ从
广{ニ|::::::::::| | | ./:::::::::::/ l二}ヽ
〃 {ニ|::::::::::| ├―- ､ , -―┤,′:::::::::{ |二} /ヽ
／: : : : : : : : : /: : : :ハ: : ﾊ: : l : : : : : : : : : :＼
ｱ: : : : : : : : : :l : :／l/ ﾚヾ ; :ﾘ､: : : : ヽ: : :.ﾄ: :ヽ
/／: : : : : ; :ハⅥ ￣￣≧､' ＼: : :冫: ﾘ: : : :ﾄ､
| : : : : ;ｨ⌒l : :ﾚﾍl ﾏ￣仡弌ｬ丶 /／ﾚﾚ|: : : :.:|
ﾚ1: : / ^〉l : :| ', ゞ夾 iﾄヾ>ｨ z=ｬﾚ1: : ﾘ
ﾚ1人 ﾍ´｀" ` ､二ソ' ﾄこﾔハノ
ﾚ:ハヽ 代リ〉
|: ﾑ ､｀‐'' |
|1人 | ｀ ' /
ﾚﾘ ヽ r――ｭ / ・・・護衛します
ハ ＼ ―‐ ／
二三三￣￣｀にﾄ､ ／
に| 丶 ／
、 に| ＞ ＿ _／
^ヽ に| /￣￣￣￣￣|
〕≡＝＝＝＝＝＝≡〔
l"l l l ｌ"l
､__,.ﾉ.ｨ ｌ l ト !.,__,.
ヾ;;≦;;_''介 介''_;;≧彡
＼¨''〒〒〒〒〒iii〒〒〒〒〒''¨／
｀"¨ ≫≡≡≡≡≡≡≡≪.¨"´ _,,..， -=
ミ＝孑"´ ｀"マ＝ｽ,─────‐┴‐ッ ∠
- Ω.,, ＿＿＿＿＿＿マﾐ丈二ニ≡＝＝＝＝＝＝＝≡ニ二孑ﾁ才＿＿＿＿＿_,∠Ω===
ｎ'´ ;;;｀ｎrrrrt‐ｪ‐ｪ‐ｪ‐ｪ‐ァ､|干|,r;;TiTiiiiTTiTiiiliiiTTTiiiiTiT;;;y,|干ﾚｬ|;T|;Ｔ|;Ｔ|;Ｔ|;Ｔ|rrｎ'´ ;;;｀ｎ
|ii|ﾆ!ニ|ii|ililili|mlmlmlmlm}ニ{区}・{-l+liiiiiil;;|+liiiiliiiil;;l;;liiiiii|+|-}・{区}ニ{区区区区区|ililili|ニ!ﾆ|ii|
'ゞ､,;;;;ツ^"¨~~￣￣￣￣=],,[==Д======!=======!=====.Д.==];;[=￣￣￣￣￣~"ゞ､,;;;;ツ''
|;;;;;| '''''''' ／ ＼ '''''''' |;;;;;|
,r‐;;;;;;;ｰ､ ／ ＼ ,r‐;;;;;;;ｰ､ ←義和拳が根城にしちゃった
＝===＝ ／ ＼ ＝===＝ かわいそうなお寺
':.:./ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼ }:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
i:.:.:.:、:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: i:.:.:.:.:.
|:.:.:.:.ト:､:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ｉﾄ :.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.i こんにちは 義和拳のみなさん
|:.:.:.:.| }:ハ:.:.:.:.:.、:.:.＞‐|:.:.:.:.:.:.:.:.:l {＼:.:.:l:.:.:.:.:.|
∧:.:.:.ﾄ､__,,, ＼斗匕ヾ:.:.!:.:.:.:.:.:.:.: |__j_ノ:.:.:.:.:.:.:.:.| 義和拳には銃弾が効かないって聞いたけど
乂Ｖ:.:ｖrｯ‐ ´乂ﾂ￣|:.:.:.:.:.:.:.:.:| | |:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
│|:.:.:l一 :::::::::::ｰ‐一 |:.:.:.:.:.:.:.:.:|ヽ. |:.:.:.:.:.:.:i:.:.| 本当なのかしら・・・？
. Ｌ|:.:.:| |:.:.:.:.:.:.:.:.:lノＶ:.:.:.:.l:.:.:l:.:.|
|:.圦 !:.:.:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:l:.:.|
|:.:l:.:.:..､ |:.:.:.:.:.:.:.:.从:.:.:.:.:..:l:.:.:ｌ:八
ｌ:.:l:.:.:.:. ＼ ｎ ￤.:.:.:.:.:./:.:/l:.:.イル:1′
:､:|:.:.:.:.i|:.: 〕iド ----|:.:.:.:.:.ｲ:.:厶ｲ ハ
八:.:.:ハ:.〈 .ィｉ〔/ |:.:.:./ j:.ｲ: : :/i:i://ヽ
ヾ /{i:i: : :l |:.:ｲ: : : : : :/i:i:// ＼
､
＿＿_＼`ー‐. ..､i＼
＞: : : : :_＼: : : : }: : iVi
￣￣ﾌ´: : : : : : : : : : : : : :-:､
/: : : : : : |: : : :{VZ=-: : : .
〃: : l: : i: ∧ : : { __㍉≧=ミ__
／ /: : : :i: : i/-､': : :|´ ｀ }≧=ミ{
/ｲ: :i:八 : !<_fﾂ＼{ ￣｀ Y^Y⌒ ああそうだぜ！
/ j:ノi: {｀ヽ{ ､, i /
/ 八ﾊ小, __ -‐__7 ,小 義和拳を信じる心があれば
ﾙﾍ ﾏ_r'￣_ノ / iﾊ!
.＼｀¨¨ / {_ 銃弾は俺たちを避けるんだ！
＿ ＿∧ `ー一彳 i| ｀ヽ
／: : : : : /｀く: / ‘， } i | ` ｰ――,―. . ､
/: : : :_:彡' ヽ _}_ ＿__ __ﾉ: :}|::| {: : : : : :ヽ
_厶-- ｀ヽ _ .く:_:_:彡' |::| ‘: : : : : : :
／---､__ ノ} ﾉ } 乂 ＼ : : : :|
/:_:_:_: : : : : :く ／ ／￣_二i ヽヽ `ー‐:.
／ ＿＿__}:_:_:_:_i/ _ -‐' --- ＿〉 ＼ `ー==＝ヽ
/ ´ }: : :} }￣}￣￣}￣} -- ､ } ＼ ／: :＼
|: : :| | | | | ＿_ Yﾘ ノ{ ／: : : : : :
|: : :| | | i_,ノ---､__∠二ン ／: :.! ／: : : : :／
|: : :i＿,ﾉ--'￣￣ ○ ／: : :}:∧: : : : ／
ノ.:ノ.:::::::::::::::⌒ヽY.::::::::::::.｀ヽ::.ヽ
〃〃.::::::〃〃⌒ヾVｘ≦､::.｀ヽ:::::::ﾊ
〃〃:〃.::::::{::{ }:::::ﾉ:}:::::::::}
{{={{::::{{:::{:::八{二二二ﾆﾆミ／:ﾉ}.:::::::ﾊ 広場で何度も証明しただろう？
{{:::{{ 〃八(__,ﾉ＿_ , 〃:::X/.::ﾉ:} } }
― -- =ミ 八八{:::{.::::::て ｡ユﾉ八≧=‐-ｖ'.::〃ﾉﾉﾉ 疑うのはよくないぜ！
. ｀Y:: ﾊﾊ:Ｙ:::::::厂￣￣{ {｀ﾆﾟﾆ:::::::::::〃/
. ﾉ.: } :}:从::::/ .:::::ｒ_､_}〉::.. ｀Y::::八{
／.::: ﾉ ﾉ.::::}}::{ ､＿__ヽノ___, ,::::::{ { ﾊ-,‐―――
〃.::: 〃〃.:::八{ トｰｰｰ-一' /.:::::}} }::::} l
｀ヽ. {{::〃〃.::::::::/.:::ﾊ K´ }/ /.::::::ﾉﾉﾉ:::{ l
i 〃::{{:::{::::::::::i:{八{∧ `=‐--=′/{:::::〃〃.:ﾉ l
li _从::从八{:::::从 { ヽ.::::(￣ .ｲ }::::} } 八／⌒ヽ／⌒ヽ. _
⌒Y´ ' }ﾊ |i ヽ(ヽ ヽ! ヽ=--=彳 ﾉ从八ﾉ' |_ .イ ／ ＼
､_丿 |i ＼＼＿＿＿＿＿_／ / し' ﾉ |し'丿／ ｀ヽ
､__| |i {＼ ー- ／| |￣ ｀T |_ ／
ﾊ、 |i_ { ｢厂￣｢厂￣｢{ ﾉ __|_ ﾉヽ. し_ﾉ／
＼ ／ }ト .. {i__|{＿＿l{＿＿|{／ ( ｀Y / ､／
義和拳を信じれば銃弾が効かない事を証明するため
かれらは街角で 団員を銃で撃って見せていました
もちろん空砲で・・・
__
_/i:/
＿ ___ /i:i:/
}i:i:lﾉﾉｫi:i:/
_/__⌒ ﾉi:/
_ノ、 くヾ/
.:′ ＼ ./
/ }′
/ /
/ _/＿ __
/ ／:.:.:.:.:.:.:／:./:.:`:..､
′ｲ:.:/:./X爪7:.ﾊ:.:.:l:.:.:.:ヽ
ｉ/ /:./:.:.lx心、l:/ｫ≦l:.:.:.ｌ:ﾄ:ﾟ， あ、そう？
| ﾚ':.:.:八ツ、 Vツｱ:.:.:.:| |_〕
| /:.:.:′ -- 、 /:./:.:Ｋ:.! じゃあ私の銃で試させてもらうわね！
／/:.:.∧ { ￣У .ｲﾚ':.:./!」_〉
／ {:.:./:.∧ ￣ /:.:.:/i:.:.:.|
！ |:.ハ/:込.__ .イ:.:/厶:.:.:.:|
∨ ′＿_ソ __.ノ:.:.从:.:.:.:i:.:|
，斗' _{／ ｀ -.イ ──‐廴 ﾘリ
／ .イ´ `￢ ∠ -───==ﾐ}
.′ / _, ｬ≦ i / _n＿＿_i
./ / / |／ ！
.ノ / / / / ／￣￣＼」
ミ三三三三三三三:.|:::::::::::::::::＼￣ ¨¨ ―- ､ _
｀ ー‐ァ'三三ﾆ.:.:.:.!:::::::::::/´￣ヽ ￣¨ ｰ ..
/三三:::.ヽ:.:.:.|:::::::::;}ﾚ´r示f＼ ｀ヽ
/三三|三::ハ:.:.V:::::/ -┴く^::::.丶
. ,仁三 /l:::.:.:.ト-＼V::::::..´ u ＼
|三ﾚ7′V.:.:.ト､{!iｶ＼ ,- __ っ ヽ え・・・？
|/´ : ∨:|:小z'ｰ､ ｀ ／／ -‐ヽ ∨
′ ：ヽﾄ |∧ _んｲ/ } } それはちょっと待っ・・・
. .. ... ... . .: _.斗‐ ＼ ｀ヽ { , / ι /
-----――...千三三三ﾆヽ. ＼ ／/ ／
三三三三三三三三三三:: ＼ ｀´ ／{ ／´}/ /三￣/
ヽ三三三三三三三三 三＼_.イ ヽ{ /-ｫ' 三／l
`＜三三三三三 三三:} }>ｧ' / 三/ !
｀ ＜三三 三＞'.j _ ／./{ ｲ / ヽ.l
｀ ￣￣ヽ .三／ /´/ /ｲ 7彡' /
.: ,..z=＝! /´ ／ ／ /' /ー..､ i
. : ／三ﾆｨ=V ./ ／ .／ .∧ /｀ヽ:.:.:.ヽj
. . /三三/ ノﾍ{__＞ ´ .／ ／ ￣ ∨:.:.l
. : /ニ三ｨｧ¨} { ／ ／ ∨
.: /三三/ ノ ヽ._. イ ／ ／⌒} /
,/ ,ｲ￣｀Y ,/ ,ｲ￣｀Y
／〈 { ◯ | ／〈 { ◯ |
/ / ／| 廴＿ノ / / ／| 廴＿ノ
/ / l | , ―― ､_ ., イ ,ｲ ,ｲ / / l | , ―― ､_ ., イ ,ｲ ,ｲ
/ / l | '――'''''' ／／ .//// , イ / / l | '――'''''' ／／ .//// , イ
/ / l l ／／ ﾚ ﾚ ／／ / / l l ／／ ﾚ ﾚ ／／
/／ Y ／／ ／／ /／ Y ／／ ／／
/ ／'" ／'" / ／'" ／'"
＿＿_
,. ＜::::::::::::::::::::::ー==ミ
r--＜:::::::＞' ´￣￣｀ﾞ＜:::::::::::＼
i.. z=ﾆ二￣￣::::＞ｘ ヽ:::::::::::ﾍ
／! ／:／〃i:::::::::::::::::::::::::::＼.i:::::i:::::∧
／／y,'/::/::::/, !::::::::::::::::::V::::::::::::::::::i T_∧
/∨／/7:::i::::/ ', i:::i、:::::::::::::∨:::::::::::::::i￢､ ¨T
、 1 ,ｲﾊ /::/::::V::::i:::ﾊ:/x=ﾐﾍ',:{ ＼:::ﾄ､:::::∨::i::::::::::iﾍ yﾊ
` ＼､ﾉし'／≧z _ ,'::/::://::::::|Ti {!i::沁ヾヽ ヾ､＼:::V:|::::::::::|__／ヽ',
＿） て_三三三ﾆ=- ＿_ }'´!:/〃::::/!:',.! ﾋzｿ ｲ:沁ヾY::::::::::!', Vﾑ 'i 待たない
つ、 (´三三三三三三三Y __,. Ⅵ/|:::,'｜ﾊ , 辷:ソ '7:::::::::7:::i V:| 〉
／＾Ｙ⌒＼三三三三三三三iL,__{ｲ´ヽ | Ⅵ !V八 ,==､ ｀¨´ '::::::::::/:::::| }:ﾘ::|
. ’ | /三ﾆ}三三三ﾆﾘ､ ＼ i 'i | ヾ .ﾄ､ !: : : } /:::ri|=ﾐ､/ ／' i:j
ゞ=.r=ﾏ≦ニﾆ/ヽ ﾊ ﾄ､ | i l / ＼ ー ' _,. ≦＼ｬﾉし /／.',/ ﾘ
L.. }ﾆトz:Y ,ｲ }｜ , |:/ , ',.iﾍ、 :', ￣:::―－＝ て___i_＿
弋_ ￣二ﾌi|ｲ:! |｜ , i' , i ,. -厶斗_':vゝ、 （´:ヽi￣
L_￣_彡yi|ノ , !冫 7 ', |ﾍ /／ .{ ／/｀Ｙ⌒｀ヽ:::}
弋＿彡'ﾆi| ./ /´ { ',｜ `‐ ':ﾌ'´＞'´:i 〉ﾆﾆrﾁ ', }/
,､ｲ ,､-ｲ ） :'',':::::'',' :'',' ,':: ,':' ､,, ノ|
,,,,､-'" / ,､-'" / ／| ﾘﾘ ノ・:' :'',' :::'',':::'',':'',} :'',' ,':: 了￣ ｀''''''" ヽ''（
了 / ﾉ /／ ﾘ 从|| /从・:'､､,,~ヽ :'',':'',',､;;'" :'',' ,'::,':: ,':' ＿＿）
|| | ノ /. | / |li" ､|ミ乂三ミ）)） ,､-ｰ'''''''ミ''''''' ｰ､ ､､ ＼ え
. l| ﾘ | / | _/ ,',,r'二ミ/'',､-ﾐミ从彡三ﾐ ミミミﾐﾐ )）从'::,': L
,ノ / | / |／ ,',勿彡,, r";;;ii;;;;;;;;;/彡ｲ|lヽ从从ヽ､,,,,,,,ノ;ﾉ'::,': ／ ひ
"ﾉ / |,r'" ,'~'､ ,'~', ,､-ｰ-､,',{;;;/,,､ﾘ;（＿＿＿,,,）ﾉﾘ）};;ﾘ､＿三;;､-'",､-'"―＜
)) | t,,,, ',ゝ,,,',彡 "三ミﾐ::三彡从ﾘﾘ）――ｰノ／|从;;;;ｰ三彡彡''",､- ､ ＞ ゃ
|ﾘ | ,､､､､,, 'i ｀'､,,r~'i､,､=＝ｰミ三彡シ;;､-ｰ'''''t }rテ。ミゝ};;;;ﾐミ三シ彡'"彡ミ'::,／
,l| | ' ､,,,ノ ｀' ､,ゝ'",''~〉-7彡三ヌ;;;;;;;;;;;;;-=彡=ｰ'''ｲfjﾐ｀;⌒´ﾃ:|;;;;ヽ三彡､-'"ｰ''"彡￣＼ い
ji | ,､､-｀''" /'{,､- ''~'ｰ ',､-'"､ミ;;;;;;;;;'ｰ-;;;r}从|~''yっ)､;从ミ;ﾘノ;;ミ彡彡三ミ￣彡"":／ ,r'"
. ﾉ '" ,,､- '(''";;;''""イ-ｰ'､ {{（彡＼ﾂｲ/;;;;l,)i;｀'Y三-ﾆ,､彡ﾐ/;;;;;;;;彡;;;彡ニﾆ从从:'',':'￣￣＼ ＿＿r'"
,ﾉ ,､-''" ） " "´i|' '・,､｀',{{:ﾘ(((|ﾂ;;､;;;;;;;;i',||イr'￣~'-'";j/};;;;;;;､-'":::: '',':','､-''"~' ､:'',':'','彡',ヽ／'',',':'',
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iﾘ マ,,,,,,ヽ､､､､;;}}~::::ヽ ,,ｲ ,,''彡､,,~＞'~ ／:::" ,､ '" :':・i| ::::: ,ｲ''""""|ヽ :'',
ﾘ ／彡,､-'￣￣:::: / ヽｲ／ || ／''i/~ 'Y""}r-彡 ,' :::" ,'彡::.........::::::_/|:::／ ﾚ'" ﾘ ',
ﾘ /,､-'"＿__:::::ﾉi,,,,､ｲ / ||| ||"| ﾘj ,,,,ﾉ -ﾉ /::::~''ｰ- ､ :::::::::::::::'''''""" / | || 〈,,,,ノ ', ／
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ヽ､|| ||::::::::::..... 〈 |lノ t,, ,,,,,, ､-'" :::::::::.....{;;;ﾉ ," ::,､ '~::|l |::彡 ／,､-'" ／／ﾘ /
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. ′:.:.:.:.:.:.:. ／:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.: -----ヘ:.:.:＼ ./ / _
/:.:.:.:.:.:.:.:.:. /:.:.:.:.:/:.:.:＞ ´ ＿＼:.:.＼＿ / l／ }､ 戦争と銃弾が
./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:′:.:.:.:l:／ -=≦:.:.:.:.:.:.:＼:.:.＼У / ／ }
′:.:.:.:.:.:.:.:. !:.:.:.:.:.: | ィ´:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.(￣￣＼/ {_ソ ｲ、 人を待つはずないじゃん
ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:l ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.｀:.:...､ ` {_ソ _}、
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:{/:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.|:.:.|:.:.:l/＼:.:.:.:.:.＼ {_ソ´ 「ﾊ
|:.:.:.:.:.:厂}}ｉ才:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:ﾊ:.:「∨ =ﾐ:.:.:.:.:ハ `T .ノ}:i:i:i:、 アンタその程度も知らないの？ｗｗｗ
|:.:.:.:./ /厂{:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:./ |:.|/ ｲ .ﾊⅥi:.ｌ:.:.:.Y:i:＼＿＿.ノi:i:i:i:iト- ､
l:.:. / / Ｙﾊ:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:」_:_:_/ /|:.l 乂夕 {:.l/:.:.:. | ヽ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:/:i:i:i:i:i＼
}:.:.| / ｨ !:.:.:.:.:.:.: :.:.:.:.:.:.厶:.:/＼ l/ """V:.:.:.:.:.:｢i:i:i:＼:i:i:i:i:i:i:／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼
|:.:廴{__/:.| |:.:.:.:.:.:.:.:､:.:.:ﾙ’ ﾊ｀ ′ ヽ 从:.:.:.:.:|i:i:i:i:i:i:}:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ
|:.:.:..′|:.:.| |:.:.:.:.:.:.:.:.:.Ｖ､乂__夕 /丶:|:.:/:i､:i:i:i:iﾊ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:∧
|:.:. | |:.:.:＼j:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ """" ＿＿ ノ /: : : :|:ハi:i|:i:i:/ ＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧
|:.:. | |:.:.:| |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、 (＿__／ .ｲ: : : : : :i:i:Ⅵ:ｉ:′ ー┬── :i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〉
∨ | |:.:.:| |ヽ:.:.:.:ｉ＼:.:.:.:.:.＼ ------=彳 〉､: : : :.:i:i: :|:i:i{ /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i /
. ＼j＼| |:.:.:.＼!: : :≧===:ミ { ヽ : : i:i: :|:i:ﾑ、 |:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i／
|＿l:.:.У: : : : : : : : : ＼ ′ ∧: :i:i: :|:i:i:i:ｉ＼ ├─ ｫ─一 ´
.イi:i:＼: : : : : : : : : :＼￣￣ ／ Ⅵj: :|:i:i:i:i:i:i:iヽ __ゝ _.ノ
/i:i:＼:i:i:i:＼: : : : : : : : : :＼-=≦~ ／∧:i: :|:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾊ
./:i:i:i:i:i: ＼:i:i:i:＼: : : : : : : : : :＼‐一” ／ |:j: :|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}
、 rｍ'1
|ｌⅥ (V |
」 } ､__廴_
_.ノ､i:∨ ＿＿_ {i:i:ノハ
/ Ｖ:.: -─z:.:.｀:..､(_ ヽ
/ .ノ:ﾚ':.:.:.:.:､:.:ｌ:.:.i:.ﾄ､ヽ
/ /:.:._l:.l_ﾄ､:.:| Ｘ´ﾙ:.:∧ 廴 ﾟ， それよりあれれー？
/ くｲ l:.Ⅳ__ =ミ|:.:.|:.Ｖ ′
ヽ Ｖ」:ﾊ'⌒ r‐ヘ |:.:.|y′ / 義和拳を信じれば銃弾は避けるはずなのに
ﾟ， ＼:込、 __ﾉ ｲ!:.ﾉ /
、 )}ド:≧ー i: :j'i: | ′ この人死んじゃった
＼ ヽ|i:i : Ｖ⌒|: :i:i: |′/
＼八:ﾊ : V |: :i:i: |ヽ′ これ一体どういうこと？
ヽ{ヾi:ﾄ: V |: :i:':ﾘ }
ゝ ＼: V!ｲ:./ .ノ 義和拳を信じれば 弾は当たらないんじゃないの？ｗｗ
} ≧≦ {
{′ r介ｫ ﾉ
У:=:.7ll:|== {
／: /: /:/!:!: i:∧
〃: :/: : !:{: !:!: l: : }
/: : /: : : !｣: /: :|: :∧
ノ: : /: : ､: : : : : :ﾉ: : :∧
〈 : : /{: : : :＼: : : : :、: : ∧
､--..､
ト.､}｀:ｰ: : : : ＼ﾄ､,＿i＿＿_
＼ー‐､i: : : : : : : : : : : : : : : :|,: : : : : --.
＿〉 : : : : : : : : : : : : : : : : : : !',: : : : : : : :＼
-＜: : : : : : : : : : : : : : : : : :＼ : : i∧: : : : : :＼: :＼
＼: : : : : : : : : : : : : : : : : :＼:i/,ﾊ: : : : : : :.＼: :＼
__＼: : : : : : : :i: : : : : :./⌒Y1/∧: : : : : : : : ＼: :.
｀ヽ1 ＼: : : : : :}: : : : ://_}´i: |//∧:.∧: ; : : : : :.＼i
＿__i:_:_/:_:_:_:_:_/: : :.i// ﾉ＾i///∧: :∨: /: : : : : .
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:--{_{__ ∨///i: : :∨: : :i: : : :! そ、それは・・・
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:--..__∨//i: : : i: : : :i: : : :|
＿＿＿_{.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:--―――‐￣ ∨,/: : :∧: : :ﾊ : : | こ、この団員が不心得者で
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／ /: :.{ u. i/: : :/ !: :/ !:. :.|
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼.:.:.:.:.:.:.:.:.／ /: : : 「1 .::::.| i: :/ ｜/ i: :.ﾘ 本心から義和拳を信じていなかったからだ！
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼.:.:.:.:/ : : :i. }_i_/⌒ i:/ :,' : /
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:{ .-､: : . /､ ﾉ' / /
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧ /:.:.:.:＼: .__/:.:.:.＼
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.∧／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
／:.:.:.:.:. -────＼:.:.､:. ===ミ
/:.:.:.:.:.:.:/ -────ﾍ:.:.:＼ __ }
r─‐ 1:.:.:.:.:./ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.l＼:.、 まあどうでもいいや
/＿__/}:.':.:.:/:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:､:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.、 ∧
l＼イ l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:|:.:.:.:.:∨ヽ＼ いやー
|:.//＿j:.:.:.:.:.:|:.:.:lⅣ ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Χ:.ﾊ:.:.:.:.:.|＼:＼〉
/:.:./ :.:.:.:.l∨ート､ ＼ｌ＼:.:.:.:/::ハ!│:.:.: |、 }:.! 久々にスカッとしたわ♪
/ /:.:./ / !:.:.:.:.:! んﾔ心、 ＼ 丶 ≠气 |:.:.:.: |:∨:.|
∨l:./ /:.::|:.:.:.:.:ｌ 乂zツ |:.:.:.: |:.厶:l
|:.Ｖ:.:.从:.:.:.:.:.:、 厂ｌ -､ _'＿ ,小:.:.:〃 ! ｀ト --- ミ
Vハ:.:.xﾍ:.:.:.:.:.l＼.| / ） } У .ｨ: : !:.:./i:i: :| } ヽ
∨: :ヽ＼:.:ヽ ﾉ／ /一 ／ /|: : !:ｲ: i:i: :| ′
/＾＼: :＼ヽ/´、 ／ ￣ ／|: : : : : i:i: :| /
.′ ＼: :V ￣￣｀Y￣ ／|: : : : : i:i / /／￣⌒ .′
i .ヽﾊ -─‐{二 イ|: : : : /i:/ .イ イ
| /￣/:i:ｉ:| ＿__} |: : : /i:/ / ./￣
/ / {: i:八 ﾉ:＼ |: : /i:/ / ／
_＿_＿__ }＼
..‐ミメ､ :.:.:.:∨ .:. ＼ ,/
_彡':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ∨{_
_ア.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.‘，
｀7 :.:.:.:.:.:ｉ{ | :. | :. ﾄ､:.:.ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
厶ｲ:ﾊ:.:.八{＼{＼{__＼八:.:}:.:.:.:.:.:.ヽ
}八{-V‐ ´ V :.:.:.:.: ﾄ､}
＼{ ____ x===ミ }/.:.:.:.:.; そうですね
/}"￣`} }/⌒V
ヽ. ′ ﾉ 丿 これから毎日 義和拳殺したいですね
､ ー─一 __／
＼ ／Ⅳ
＼ . |
|｀¨¨´ |
| / ､__
_ . -‐ ' } / ／ﾆﾆ==ー
-=ﾆ/ ／ニニニニニニﾆﾆ｀ヽ
/ニニニニニヽ -=ﾆニニニニニニニニニニi
/ニニニニ／＼ ＼ ＜ﾆ＞'ﾞ⌒＼=ニニニニニニニニ|
. /ﾆﾆニニ／ .＼ ｀´ﾆ＞ ´ ＼ﾆﾆニニニニ二二|
/=ﾆニ二/ `ｰ ＼ﾆﾆニニニニ二|
. {ニ二二/ ∨=ニニニニニ|
＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.:＼
＿＿＿.. --――`ー--:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.:.
＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:-:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.: i:.:.∧___
｀丶:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i:.:.i:./:.:.:.:.:.:.:｀丶
／:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:. i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼.:.:i
. ／:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:Ⅵ
/:〃.:.:／:.:.:.:.:./ :.: /:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:_:.:.:.:.:.: !:.:.:.:.:-―:.:.:.:.:.:.::＼ あの総督は
. / /:.:./:.:.:.:.:.:.:/:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.::ヽ:.:.:.:.!:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.＼
. /:.:./:./:.:.:.:./:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!/´ヽ}｀Y´〉.:.:-‐＝‐-:.:.:.:.＼:.:⌒ あまりにキリスト教徒に優しすぎる
/:.:./:./:.:.:.:. ｉ:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:|:::::::〈 ㍉ミヽ:.:.:.:.:.:.＼:.:⌒
. /:／ｉ:.:l:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:|:::::::::} __ ㍉:.:＼:.:.:.:.:.:ヽ{ あの増祺総督・・・
/ |:.:i:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:i.:.:.:.:.:.:.:.:.|:::::::〈／_ ｀ |ﾄ､:i´｀i:.:.:∧{
. |:.:i:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:i､:.:.:.:.:.:.: |::::／＿_｀__, |i } ,:.:/ 本当はキリスト教徒なんじゃないか
. i:/!:.:.:..:.∧ :.:.: |＼:. |::＼ .:.:.: |/´､,_ゞﾟ'メ､ ﾘ / /:/{
i:.:.:.:/:.:∧ :. |:.:.}ヾ!: /::＼ :.l ､:::::::::::／ / r‐'' i＼
i:.:./i:.:/ ∨:i:.∧ /:::::} ヽ! ＼／ ;i
i:/ .j/ Ⅵ/ ∨::::〈__ ,小
i i/ ＼:::::〈 ｀ ｲ/|
＼:::〉ﾆ二＞ ／///!
ヽ:::ー ,ィ///,ﾊﾘ
｀ー―＜///// /
しかしこの事件がきっかけで義和拳は
増祺総督に疑惑を持つようになりました
-──-ミ __
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`:..､
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
.ィi〔:v─ ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ハ
ィi〔:.:.:.:.ｲ /⌒＞┐:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
／:./:.:.:.:.〈/ ／ .ィ":.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i
./:.:イ:.:.:.:.:.:/ ' /:.:.:.:.:.:,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、:.|
, ─ｚ──彳i:iヽ ｲ:.:.:.:.／ー──‐ 、刈
／ ／ {:i:i:i:i:i:i､／:.:.:.:.:./、 7:.ﾊ＼
. -==彡 ＼:i:i:ｉ:/:.:/:.:.:.:,:.:.:.:〕iト------彳:.:∧ {､
.／ /.ｲ:.:/:.:.:.X/:／ｌ:.ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:. ∧ ＼
/ /V:. /l:.:ﾊ{＞---≠:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾊ:.i:.:.:.:.| ､
′ ＿__ノ : |:.:i V /: /ｨ’}:.:/V:.i:.:.:./ ﾘ:.:.:.:.| ハ
| ィｉ〔 |: i:i: :从:.{ﾆﾆﾆ: : :.i:i| ﾚ' 川:.イ ヽ:/ ′
人 ィ´ |: i:i: : : : | |: : i:i| ／ / ／
￣￣￣ │ |: i:i: : : : l /: :/i/´￣￣￣￣` ー─一
| ､i:iﾄ: : :.:|ffﾊ': :./i/
ﾉ ＼:i:ｉト! ｲ: イィ
{ 辷ヾさ才 {
増祺総督は度々 キリスト教徒を守ろうとしたのですが
この事件で表立ってキリスト教徒の味方をすることが
できなくなりました
. :.:.:.:.:.:.:/.:.:/.:.:./:／/Ｘ. ／／i/:.:.: /.:/:.:.:.:.:.:ミ⌒ヾ
. :.:.:.:.:.:.:./.:.:/.:.:.// _/／/＼/:/|!:.:.:/.:/'|:.:.:.:.:.:.:＼
. : .:.:.／゛｀Ｙ从／/く 芹圷癶へ|／ |/ |:.:.:.:. トミ=─
. : .:.:｛ ｛そ）ハ 戈::::り ／ ／ ／|ﾄ、: :|
. : .:.:.:∧∨( ￣｀ んﾘ从＼|
. :.:.:.:.:.ヽ｀ヾ 弋乂八
ノハ.:.:.:.:.:`ｰ ´ ／|
:.:.:.:./ i ∠ニニ７ ﾉ
:.:./ ヽ `ー=ﾆ/ 増祺総督・・・
j/ ＼ ｀¨' ／
/ ｉ ＼ ／ 自分を責めないで下さい
. / :| ＞┬一′
イ | / あなたは立派だった
ィ/! '. 厶、
'/∧ ＼ {＼/＼､__＿
ﾞ///＼ー―--.＼ ＼/＼///＼＿＿
'/////,＼ ｀`ヽ ／￣ｉ//|///////////7ｧ-､
'/////// ＼､ |//|///////////////＼
＿＿ _
__ ..ィi〔:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:..､
／:.:.:.:.:.: .:.:./ 二二二､:.＼
─── ､ ./:.:.:. ─v':.:./／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.ヽ
| 、 ＼ /ｨ^Y' / ,:.:.:/:.:.:ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:ﾊ
| ＼ ￣＼{/{/:.:.:':.:X:∧:.:.:.:.:／|:.:.i:.:.:.:.:.| -───‐- ､
| ∨ }}:/ｉ:.:.:.:|:| {` l:.:／_, !:ｲ:.ｲ:.:.:.! ＼ シロウ
| { //'^|:.:.:.:N r=ｚｫﾐ rｚｫ/ｨ:. | ＿ 〉
∧ ヽ //､ |:.:.:.:| ￣ ￣.:.:.|:.:.| ィi〔 / 私 今から清軍将校として
.∧ ＼:.:.:.:.:|:.:.:.:| ′从:.!:. |／ ./
∧ ヽ:从:.:.:.|、 ∠二〉 ｲ:.:.:.:|:.:.| 最低最悪なこと言うから
}:.:.:ヽ:.ﾊ ＿ イ:.:l:.:.:. |:.:.| ／
、 |＼:.:i:.:.:} /: : }:.:.:.!:八:. /!:./ ／ 聞いてくれるかしら
〉、 ,|: i:iｿ＼j ＿__､:.＼:ｲ ,l/ .′ ィ´
,: : ヽ |: i:i: : : :|二二 ｌ: i:i|
|: : : | |: i:i: : : :| |: i:i| .／
＼:_| |: i:i: : : :| |: i:i| ／
| |: ｉ:ﾄ: : :.| /: i:iｲ
} ∧ :i:i:ト: | ffﾊ.': ///
| ヾ:i:i:i≧ /: //ｲ
￤ ＼さ才イ {
} 辷介少 |
／:./:.:.:.:.:.:.:.;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.ﾍ:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:､:.:.:.:.:ヽ:
ゝ､::/:.:.:,:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:ﾍ:.:.:.:i:.:.:.:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.:.ヘ:.:.:.:.:
.':.:.:/:.:.:/:.:.:.:.;:.:.:.;:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.ﾍ:.:.:l:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.､:.:.:.:.ヽ:.:.:
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ｊ;:ノ!:.:_:.:l - ､_:/ ヽ:.:/!; ヽ:.:.:i;.:.:./:.ﾊ! ｌ/ ヽ!_,l/-､, ｌ;ヽ:/
!/!ヽ! _≧ｚ､'_ ! ヾ:!l:./ l' _ ｘ≦ _ / ｌ'
ｌ }ﾍ ｲ´ 云示ミ＞､_,ヾ .!'（_ ｘ≦ｒ示云 ｀ﾃ '´`ﾉ
ヾ.〈 ､ ｀ .赱ソ ｀ ヽﾞ" ´ .赱ツ .l )./
ヽ.ﾊ .:i j /､
／ﾆﾆゝ, .::| ﾑ´ﾆﾆヽ
／ﾆ/ﾆニﾆヽ :::| /ﾆﾆﾆﾆﾆﾑ
/ﾆニｌﾆﾆﾆﾆﾆヾ､ ::! ｲﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ どうぞ
ｒ＋ﾆﾆﾑﾆﾆﾆﾆﾆﾆｿｌ.､ r 一 ､ ／|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
／ﾆﾆｌﾆﾆﾆﾑﾆﾆﾆニﾆ＜､＼ ゝ- 一' .／ ｊ､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆ きっと私も 同じ気持ちです
／ﾆニﾆヽﾆﾆﾆﾑﾆﾆ／ j!. ＼ ／ ! ＞､ﾆニ/ﾆﾆ
∠ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾍﾆﾆﾆﾍ,/ ' l ｀ ー 一 ´ / ｌヽ iニ/ﾆﾆﾆ
/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽﾆニヽ ｌ / ′ !ﾏﾆﾆﾆﾆ
≦!ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニﾆﾆﾍﾆﾆﾆヽ ｊ ﾍ / ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽﾆニﾍ ﾍ / /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾍﾆﾆﾆヽ ﾍ / /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
, ':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::.....、
／:.:.:..:.:.:, ´:.∠´ -‐'' ‐- ､:..:.:.:.:.:.:ヽ､
／_:.:.＿／:.:.:.:,ｲ ` ＜:.:＼ﾍ
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ﾊ才>_>,:.:.::.:/ハ!:.::/ｲ/:ヽ:.:／l./ ./.:.:/l!:.::..:.:.!:.:.::.:.:.:,:ﾏ:.:.∧
.／／:.:.!:.:.:.:.:,'′/／ﾚ.ハ ／ヽ l′./／ l!l:.::. /:.:.:.:.l! :.:.:l:.:..:.::.
./ イ.:.:.:.:.|:.:..:. l!ﾘ,ィf'乏え坏ヾ, ／´ .'厶孑ヤﾆ/:.:.:.:.i:.:.:.:.:.i
..i / !:.:.:.:..:|:.:.:.: l! ヽｏ'::::::::ﾘ /／ 丿 .ﾚハ:.:.:.: l:.:.:.:.:.l
..|仆|:.:.:.:.: !::.:..:.l!. 。｀､` ｰ,'ﾞ fえ笊圷从//:.:.:.l:.:.:.:.:.| 連合軍よ・・・
..ﾘ,リ:.:.::.:. !:.:.:.:.l! | i´ 仆':::::::ﾘ ,:'〃:.:.:.:.l:.:.:.:::.|
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∨:.:.:.:∨:..:∧ヘ i ｡ﾟ ﾉ´ノ/:.:.:./:.:.:.:.:,'i:.:.:.:..′
.∨:.:.::.∨:.::∧!. 丶ﾉ ⊂ｰ_ｧ /´｡ﾟ イ ' イ:.:.:.:.:.,'.i!.:.:./ こんな地獄 終わらせてよ
∨:.::.:.∨.:..∧: ｡丶 _ i .≦:.:.／:.:.:,':.:.:.:/,/:.:./
. ー‐l!:.:.:..:.:∨:.:.:ﾄ､ ` ｰ‐ 爪,'.,'.:.:. ｲ/:.:.:., ':.:.:., ' ,':.:./
. , ′ l! ,ｲ:.:.:..ﾄﾊﾉ＿｀ 〈:.:.::,':.:.:.:.:/:.:.:,/:.:.:.:/ ,':.:,;′
この頃ようやく列強が
清へ連合軍を差し向けつつありました
/ ＿＿＿＿＿＿＼
/ ／ ＼
| ＼ ＿＿ ＿__ヽ
| ／ ＿＿＼ || /＿_/
| | ヽ ●) ヽ ●)
∩＼| ￣￣ | |￣ ヽ
ヽ∂ ＿/( |) ノ それで？
∪ / ヘノ ヽ
（_ ／二二二/ プロの見立てはどのぐらい？
ヽ ／／ /
＼ ＼ ヽ
＼ ￣￣ /
ヽ─|||||||||| ←伊藤博文
ノ丿
／￣￣￣￣￣￣ ＼ 参謀本部は兵隊２５，０００で 天津から北京攻略は可能というけど
／ ＜
/ ＞ ぶっちゃけ もっと少なめで一ヶ月かけずいけると思うわ
| ／＼|＼|＼|＼|＼|＼ ＞
| | ＿＿ ＿__ ヽ/
| | ＼ / / せやけど列強が日本の突出を怖れてるから
f⌒＼| ・ ヽ ・ く
（∂ ⊂､_,⊃ | 出兵は少し遅くなるかもな
（ ノ ／ヽノ＼ヽ ﾉ
＼ ＼ ￣ / /
＼＿＿ ￣￣ ＿/
ヽ──┘ ←山縣有朋
､ .＞.:::::.:.＜
＿ﾑ＜:::::::::::::::::::::::ヽｰシ 距離的に近い日本が大兵を出すことで
⌒/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ
/::::::|ヽ,::::::::::::::::::::::::::::::ﾘ 支那支配に繋がるんじゃないかって心配する列強が多いんだよね
.ｲ::::::::レ'＿＜ヽ｀ヽ ヽﾊ::∨
／≦::::从/赱ｼﾞ ｀ .!::∨ ただまあ事態が事態だし 北京の外国人を救えず死なせたら
Ⅶｖ´::入 ￣ ヾ _ ﾄ::::Ⅶ
〉ゝ-':/ﾊヽ ｒ／ ﾊ ｉ:::'. 清朝自体が潰れちゃうしね・・・
/::::＼_'/ .Ⅵ＞ _ ｲ ！!::::ｉ
. /ｲ:::::::::::! Ⅷ, ｀ﾏ/////´ .ハ!::::| 列強はイギリスが説得するから 出兵準備しておいてよ
.ノ´ !::::::::/ ,Ⅷ;. ＼// / ｉ:::::ﾄ､
. /:::::::/! / ｉ::::ﾊ＼ / / 从::ﾄ
/::::::.ｲﾄ、 , 从ﾄ､ ﾞ/ / .ｉﾊ
. /::::::::ハ! ヽｉ / / / ｉ ←ビクトリア女王 イギリス王
政治的理由から出兵は多少送れましたが
列強八カ国によって征清連合軍が結成されました
;ミ=､
ﾉミ三ﾐ:、 ,.ｨ彡三'
;三バ"´'ﾍ ／ 彡tミ
},.⊥-‐'''"¨´￣￣￣￣｀¨''ｰく ﾉミ
. ／ ｀ヾ!
. / _＿＿＿＿＿___＿ ',
｜ ,.-_ﾆ´‐'',二二二二二臾-､｀ｰ､ | ／
Y／／ ,[_巨二二二ニニﾆﾆ三ミ､＼｜ / とっとと北京に
,|∠ィ彡"´,ｨ彡≧=:､＿ ｀ヽ[_ | 行くニャー
. /~ﾊヾ三 '"丶(@__,ﾉハ￣`テ≡≦寸´ ＼ ノ
｜/¨〉 ミ ヽ{ ヾ三彳ﾉ ...::〈!@__)ヾ}f| /／´￣￣￣￣￣
___,! 〈jん、 ＼.___ '"人..＿_,!ミ彡' ﾄ､ ＿／
／ ＼二.ィ ！ ,.ｨ/ﾉ川バミﾐ:､ _,,/!｜
_」ヽ 〈く. { ｼ",ｨ＝＝==､ヾ}￣´/|人_
イ´ ＼ ヽ＼＼ ´｀￣￣￣ ` / ＼
＼ ヽ＼ ＼｀¨＼ ヽ‐'"´￣￣´ヾ _,／ 彡 ＼
＼ ＼ ヽ ＼ L.__ ｀丶､＿＿＿___,／ ;;彡 ヽ
＼ ＼ヽ 丶 ｀`'ｰ-､___ || ＿,.. ､__,／ ／ハ
＼ ＼ `ｰ--ミr全Y´ ／ ／ / ,＞i ←福島安江 北辰連合軍総司令官幕僚
7月 日本の広島第5師団が主体となり天津を占領
8月 北京へ向けて進撃を開始しました
:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:ﾘ |:.:.:.} l:.:/ ､:.:.:.:.:＼:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:/ |:.:.:/ ヾ:.:.:. !:.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:.:l:.:/ |:.:./ ヽ |/ ＼:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:.:.: ′ .／!:.:' |:.:.:ｌ|:.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:.:|/ !:/ ＼ ヽ:.:.:.:|:＼:.:.:.: / ／ │ │:.:ﾘ:.:.:.:.:.:.:. 連合軍が
:.:.:.:.:.:.:.:l .ィ斧三三三≧ミ.＼ ＼:| ＼/ ／ ｘ斧三三三≧ﾐl:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:.:| ヾ「 ん芹バＮ芯ヾ ＼_, ﾍ/ ヽ ＿／ ィん芹バＮ芯`了|/:.:.:.:.:.:.:.:.:.: 北京へ向かったわ！！
:.:.:.:.:.:.:.:| {:::{トじｸ 刈 {:::{トじｸ 刈 ':.:.:.:.:.:.:.:.:.:/
:.:.:.:.:.:.:.:| 込ゝ--- .ソ 込ゝ--- .ソ ./:.:.:.:.:.:.:.:.:./ シロウ！
:.:.:.:.:.:.:.:| ￣￣￣￣￣ ￣￣￣￣￣ /:.:.:.:.:.:.:.:.:./
:.:.:.:.:.:.:.:| . :| ′:.:.:.:.:.:. / ／ 兵をまとめて
:.:.:.:.:.:.:.:| ｀ ,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.′
:.:.:.:.:.:.:.:| /⌒ ー────‐一 ⌒ヽ i:.:.:.:.:.:.:.:.:., 義和拳を排撃しなさい！
:.:.:.:.:.:.:.:| /＼l￣￣￣￣￣￣￣￣￣lノﾟ， |:.:.:.:.:.:.:.:.:i＿＿ ノ
:.:.:.:.:.:.:. ﾟ， / ＿＿ ＿ ＿_ ＿＿__ |:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.∧ /.／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼ ！ |:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.: ∧ ｉ/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽi |:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、 { : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : } ,|:.:.:.:.:.:.:.:.:|:l:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼ ゝ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ノ ｲ:!:.:.:.:.:.:.:. 从.:.:.:.:.:
_ , --.ー.｀γ^‐- 、
∠:::::: ﾞ;:; 丶 :::: ｀ヽ
/:::／:::i:i ::; :: ::: :: ゝ
κ:::λ::i ::i :::! :::i :: ::..j
レ′:::::! ::! ﾐ;;、::i : ::: ﾉ
ﾍ::/≧i、|/Ｖ _ゝ-≦::z´ _,r‐√!-, 了解しました！
《-i ゞ少:｀ {心ﾘ i ソ γ' 人 .i {
ﾍ , ,' { 勹亡丶}
＼ t__-」 .,ｲ ゝ Y-Y / 全軍 義和拳を殲滅せよ！
ト - .イ !、 .r=‐-‐‐γ
ノ ;: .:;j ≫j ‐- 、 >:::::::::: /
_ , -‐ﾍ 、__ /__, ／:::::::::::: ＞|:::::::::::: | とくに他所から来た義和拳団員は
√::::::::::::;:／ゞ , へ::::::::::::::,::::::::|::::::::::::: |
./::∧:::;／ ﾞ丶 ^ ＼::::/;;i::::::i:::::::::::::: | 問答無用で殺してよい！
/::::;;;;;;{´ :::.. ... y!;;;;i:::::|:::::::::::::: |
./::::::;;;;;;;) ::... .... {i;l;;;i::::|::::::::::::::: |
/:::::::::;;;;λ ::.. . ヾ.!;;i:::!::::::::::::::: !
./:::::::::::;;;;;{ :::... ....::: j l ;i:|::::::::::::::: }
, i:::::::::::::;;;;;l :: :::..... ......:::::::: / |γ::::::::::::: /
r ::::::::::::;;;;;/」 :: .::" .....:::::/ |ﾚ:::::;;;::::::ｿ
κ´‐-::_;;;/ | :::::....... ::.. / ｀ー--‐´
/ﾆ|三二三二三二三二三二｜:.:.:.:{ | l| ヽ! {z彡}.ﾘ
/二l二三二三二三二三二三ﾆ!:.:.:.:.:ヽ ! }z /
/.／,|.三二三二三二三二三二 |:.:.:.:.:.:.:.＼ 三zx_ じ/
//／_|ﾆ三二三二三二三二三二|｀ヽ:.:.:.:.:.:.:ヽ.__ z=―‐ ﾄ-′
/' /イ:.|三ﾆ三二三二三二三二三|三}:.:.:.:z-¨z≦´ z._ |z
/:.:.:.斗ﾆ三二三二三二三A三二.|三:.／彡‐__:.:.,;:／:.:三:｀ヽ. l三
. /／ ｜三二 l二三二三ニ!∧ﾆ三l三{:.:.:}:.:-ｧ=デ'´-‐ ､:三:.:.:∧三
,′ |三二 /!ﾆ三二三二|zz:.l三.ド=三三zzヽ:.:.:{ ヽ:.:.:ハ三
l ,. z= |ﾆ三l/ハ三二三二.ﾄ､三.! ﾄ:.:｀i ｀ヾ - ｧ .z.V:.:.:{三
/／'´ |三/.| ,三!ﾆ三二|ﾆ/三トﾐ| |∧:.j '´ / ／ /-ﾐ:.:ヽz
/´ ｜./ 三三.lﾆ三二!z|.:.三:.:{ﾍ｢｀ﾊ:{ /＿ 彡' /三 ヽ:.{ ／
／ ＿ !/ 三三.A三ニﾊ |:.:.三:{二二∧_. く ､二´z彡 /三三 j:.:ﾝ'
. ／ {:.:.:.:}._| 三三z∧三|＼三三.l二二. ` ミ ＿_ ｲ ｀ヽ ／:.:.:.:.ヽ
.'イ:/ ｀j:.:.:.:.｀:ーz三../ lﾆ.| ＼三:ヽ二二 ｀ ‐＜三 '/:.:.:.:.:.::.:.
:.:./ー- ..＿ ￣ ７三三/ lz.| ＼三:.}二二z_ r:i ヽ r..‐.}:.:.:.:.:.:.ヾ､:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:.ヽ、 {:.三z/ V ｀ ＜二二二z_ ｀ヽ!:.:.:.:.:.:.:.:.:.
奉天増祺総督はかなり頭にきていたようで
北京攻略前の八月十一日に義和拳団排撃を実行しました
凶悪だったものの多数の者が殺害され 更に多数が市街へ逃亡しました
|il|il|il|il|il|:::|i Ⅳ
|il|il|il|il|il|:::|i /
ｰ=ﾐY|il|il|il|il|il|:::|il|
ミ1三≧ il|:::|ilト.
彡/ ｀ヾ::::ゞ=彡∧
彡ｿ ＼:::::／ |
彡::}__,,r:::::::::::ｪ::::::::::y、
彡::｢t￣`ｰ='7⌒ｰ=''〈}
彡::人_, l ノニﾆ /ﾉ またホームレスか・・・
_＿ .. -=彡.:::::::/ | | {-─-{{ |
／´ `ｰ=彡'' ＼` 弋三ﾖj ∧ｰ── - - ．.
〃 ￣￣￣＼ ＼ ＼_＿＿/ ∧＼ ｀ヽ
// _＿＿＿ `ｰr -=ミｰ- _＿彡'' }::.. }´￣｀ヽ. ノ ノ
{{ ／/ ｀ヾ _＿＿人＿＿/∧ｰ一 ” 弋从 }_＿彡"ヽ
`ｰ{ _才 ｜:::::::::::::|| . Ⅵ:::`ｰ=彡 }
| _才" | |::::::::::::|| : Ⅵ:::::::::∧_＿＿__ 人
人＿__才" | |::::::::::::|| i Ⅵ:::::::::::i |
そして残余のものは常民の中に
ふたたび吸収されました
＿＿＿＿ ,＿＿＿＿_,,..
|三三三三| ｜ﾛﾛﾛﾛﾛﾛ# :l;;l
|三三三三| ＿＿, ゝ::ﾛﾛﾛﾛﾛﾛ｜| ┌──､_,
,,,,.. l三三三､,/ |＝＝| ξﾛﾛﾛﾛﾛ ;,,｜| ,l|＿＿＿_くz,_
/「「「「「/I ヾ"";,,__ .!三三 ;;"" ＿_ |＝＝| 》ﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛ｜| |==========|
. 「「「「「「「|ｌ. ,,.ﾙ'" ＝! !三三;;:,,..∥__ｵ: |＝＝! ,,ﾑ-､ ﾛﾛﾛﾛﾛ｜| |##三三三三|!
＿＿_, ＿「「「「「「「|l＿.l＝＝＝| |三三三"ヾ::::;ヾ,|￣￣|ｌ＿＿＿ｌ|￣￣|_/ ﾛﾛﾛi;,"｜| l========= :ﾙ'ゝ_＿＿＿_
ﾛﾛﾛﾛ|yﾔ¨ｌｌ「「「「「:::::::::,,|＝＝＝|／|三三三三|::::::::::|## ,,, '''' lﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛ｜|,,,rｾ三三三 #/;|＃＃＃| 田|
` ￣`⌒￣￣￣~`￣~￣~`￣￣`'￣"'￣`'U'⌒￣￣| ＿＿＿,＿＿,_ |`￣￣~`￣￣￣~`￣￣￣`￣￣￣￣￣￣
=ｺ =ｺ ｪ= =ｺ | | |; "| | | =ｺ =ｪ ＿, ＿, =ｺ- =ｪ
=ｪ - |＃|." |＃ | ﾄ= | }二{}二{ =ｪ
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､＿,＿＿､_}二{}三{,＿,_k＿}三{＿}二{,,＿＿,,＿_,,＿,|＿|／ ,,,, ＼|＿|_m＿_,＿_}二{}二{}二{}二{}二{＿_,＿＿_}:A:{
}三{ .}二{}三{ ,,}三{ }二{ ,,, }二{}ﾆ}三{,,{}二{}ﾆ}三{, }二{
}三{ ,,, }三{ }三{ '''
,,, ,, ,,,, '''
,,,,, ` ''' ,,, `
,,, ,,
北京籠城救出が成功し 清列強間で和平が結ばれました
そして次年中に全清国内の義和拳は駆逐され
義和拳事件はすべて終了しました・・・
└───────────────────────┘
┌───────────┐
└───────────┘
┌──────┐
└──────┘
┌───┐
└───┘
┌─┐
└─┘
_,.. ´ ￣￣￣ ｀ ､
__ _,. ´ ｀ヽ､
/::::＼ r´ ＼
|:::::::::::::ヽ,...-― ､ / ＿＿__ / ヽ
|:::::::::_／ ヽ==/ ∨＿/⌒＼⌒ ー-､ ＼
|::::::::＼￣｀ヽ､/ /＿＿＿__} ￣ |＿_＼_ ＼'
}:::::::::::/＼/: : { ＼| : : |＼/ {: : ＼ / _,...イ
':::::::＜￣/: : /:＼＿／: : : |＼:＼＿_/ : |: : :.T: Ⅵ＜ ・・・ひどい事件だったわね
|:::::::::::／/:/: :|: : /__',: : : : :.:|＿ヽ: ∨: : :.:|: : :.:|: :.|＿ﾉ
{__,..イ:: /ｲ: : :|: :.| _ ｀＼: : : | _＼|: : ;: :|: : :.:|: :.|
/::::::: /|:|: 人:下芹斥＼: | ´斥i芹7:.:/: : : :|: :.|
＼::::/::|:{,: : : :{ 弋ﾂ ｀{ 込ソ': /: : : }/: : ::.
∨:::j: ＼: : ＼ 、 /:イ: : : :/': : ﾄ､:ゝ
∨イ:::::}:,: :ﾑ ｨ: : : :/:∧:.:|
｀＼/ｲ: :}: :＞ .. ´_｀ ＜/: : : /: :{ ＼
从' ＼}＿,ノ＼,...- ´/:.イ{/＼:|
_,匸// ／-{ ' ／｀ｰ ､｀,.ィ
／ 匸{/ ／/ }}! ／´匸乂
/ 匸｣! / ﾑ__乂| ／乂_フ ヽ
/ 匸{_/／:::::/:::::| ', /___ﾌ :.
/ ／::::::／:::::: | {∨__乂 / }
{ ／::::::イ::::::::::::∧|__ノ ,:' |
__,.r￣Y￣'rﾞヽ､- .、
r' ､ｙ--'─'--､ｲ｀ヽ ヽ
r',.'" ｀ ´ ｀ヽ!>, ',
ﾞﾉ λ-iヽ､i -ｲ-ﾊ ,. ヽ!
∠! ,ｲr;=;!､ r:!=-;､!ﾉﾚゝi ひどい事件でした
ﾚγiﾞ.ﾄ_,! ﾄ__.ﾉﾞiyﾉ λ
!..ｙ! " _ "",ｲﾉ ハ 25,000人のキリスト者が殺されたと言われていますが・・・
〈 Y).ﾞゝ､.,,___,,..イ!ｲ イ ノ
}><{ r'"/i__ン/}><{ヽﾚ´ 正確な犠牲者数は よく分かっていません
|ﾉ〈γ (λ_) |ﾉ 〉
ﾉ.ゝ ､ イlゝ.r'"',
/／iゝ､____,.イ)ヽﾊ ',
／ ｲﾉ｀ ´Yﾉ ﾞﾍ. ',
,く／(ﾝ iﾝ ヽしノ
ゝ_〉､(ゝ､_______ｲﾉ i rﾉ
ﾞｰｒ-'-'､_r.､___r､λノ
!,__,! ',,__,,ﾍ
/'-' ! ', '-' !
ﾞｰ- " ﾞｰ-"
＿__
|:||:::::｀ヽ､ ,. - ￣￣￣｀ ､
}:}}:::::::::::::::＼ ´ ＼
/:/':::::::::::::::::::__r―-- ､--- ､ ｀ 、
|::||:::::_,.＞ ´ ∨ ／:⌒ヽ､ ＞=-- ､ ＼
|::||::､ ￣ ＞--､|／: : :､: : : { ' ＿＼ ヽ
{::||::::,＼/: : :/: :ｲ : : : | ヽ: :|＼＿／:ヽ / 〉
∨／ /: ': /: / {/:!: : },ｨ´}/从l: : : |: : :∨_￣｢ ´
< '|:i:|: ':|´}7ヽl|: / ,x=≠ミ: : ::|_､: |: : |￣＼ その２５，０００という数字は
＼/ }' |:l|: ｨ 示､}/ う:i刈}: ;: : |ｲ: :|: : | ＜¨´
〈 从:|: ﾑ弋ﾘ ｀¨¨/ｲ: : ,: : : |: : |／ 全体からみてどうなの？
＼_|: ＼:∧ ´ _ /: : /: : :/: :∧
|: :|: }':込、 ｀ ｀ ｨ/: : /: : :/: :/￣ 多いの？ 少ないの？
从: ,:|: : |: :｀: :T ｢／: : ｲ: : :/: :/
_, - ､:|ヽ:j:},r ￣/ {: :／ j:/:/}:,.--､ 満州や華北のキリスト教徒は
／ ￣≧､ｨ/ｲ､}/／从' / ｀／⌒ヾ
／ 二ア ,:乂ﾉ:､ ＼ /乂 ', どのぐらいの割合の被害を受けたのかしら？
, ´ __,.イ＼〉 ／::::::::::::| ＼ /乂 '，
{ { { / /､:::::::::::::: l ∨ﾌ{ :.
| :. 〈_,:' ＼＼＿::::; l/ | ヽ
| }ｲ { ｢｀7ー‐' /| | }
| | 八 〈| /ﾌ , ' | | ;
:. ' / 〈j {ﾌ / 乂 {_,..-＜＿__
､ { 〈i /ﾌ ,:' ＞== '￣＼ /}
｀¨ / 〈i {ﾌ { ＿＿＼/＿＿／ ∨ｲ
/ 〈i {ﾌ ∨::::::::::::::::::::::::} ､ '，
, ＜ミ=, ´ ￣ ﾍ ｀＞､ やる夫先生の資料に一つのサンプルがあります
＞=＝≧ ､ ヽ ヽ r-､ l ＿ﾍ｀＞､
／.´／ r､´ .|'￣´.| |￣´| ﾄ､＿, .＼ スコットランド合同長老教会が1900年5月
〃 ./ ＿ ＞ ､＜ ﾊ .!＿ ∟|＿ ,|＿/ ./ 〉,__ﾍ
〃 /´ ノヽ ゝ ＜´.／ .／/´ ｀>< / /ﾍ 総会で示した満州での協会員数は4,000人
ﾘ.／ - >､ ＞ ´/ ／ ／ ./ ﾊヽ､ヾ-､／＼
ノ/.／ / / // ,. ｲ / ／ ／ .| ヽ ヽ ﾍ､／|
'ノ／ ./´ ≧=ﾍﾚ´ ,.| ＞ ´ ＞ ´. l ﾄ､.lヽヽﾍ´ヽ うち義和拳団に殺害されたのは
｀ー七' ／／∠ ／＞´ー,一 ´ ／ .ﾊ l ﾍﾄ､ﾍ､ﾄ､∧
/ｿﾉノ＜ノ, ﾌ ／ ／´/ ＞´ ／ハ l ﾍ l l',|ﾍ'〈 家族を含めて『数百人』・・・と記載があります
ヽ 彡ソゝ7 ´/／/ ／-=´_＞´ ＿ ≧ ／7 |｀ヾ.＿ゝ.| l | ｿ
｀≧＝＝≦´7 lノｧ＜ｒ= l /| ｀/ ト､ 7／ノ乂ノ＞ｿ / l | l / ﾄ､ これが二百人を指すのか
ﾊ| i l ／ 八/≧≠= ､ ｀ヽ ﾌ／ ∠厶lﾉ ハ l l´ ./｀ヾ
)_ ´斗/ .ｲ lﾍ夾ソ｀ｋ ´ x=-ｧヵ ｛ ﾄ ｙ /ﾄ 九百人を指すのか分かりませんが
／ /／ 八 ﾍ ￣ ´ ゞ沙ソﾊ l ﾉ／.l .| ｿ
､ ／／｀＝≦＞'＞-､ -´彡<｀ｿ./ ﾊ ﾄ､ そのように記載あります
｀ー一 '.l´ ﾍ ヾ ﾍ ' 人 .Y l 从ヘl
ﾉ> ｀ .｀ヽ. ∠｀ ｰ=ｰ ' ...::::::::ハ ノﾍ ゞ '
r´.7 ﾄ |＞｀´ イ l ヽ､Yノ フヘ 満州・華北のキリスト教徒総数が不明なため
|こl ﾍ ﾍヽ ＞ .! ＜／￣￣l
｀ｌ l ﾍ＞､ ﾉ ＼ヽ.ｲ ｀ < / 正確な比率は出せませんが
l￣ l ﾍ ｀/ス ／ 人ﾍ||lﾄ､／￣７
ヾ,ｽ l｀ヽ＼＼＞､----------､ やる夫先生の本の数字は一つの指標に
∨l | ／ l: : : :｀: : ´. _｀r -｀i 7´､ /ー-,
に＼ ＼∠ ＜ / /: : : : : : : : : : ｀ヽ｀ー〈 r-｀-､／ なると思われます
｀^ ｀´ゝノ」ﾍ ∨: : : : : : : : : : : : : : ヽ-一´: : : : : :ヽ
＿／ ｀ヽ､
r‐'' ´ ／ ＼
| ｀ヽ
{ ＿ | '，
／´ ､/ ／￣＼ ＿_ l ヽ
＼ <＿__ ＼////＼＿/｀＼＿ ＿_ /
＼/: : /:＼＿__/-- ､//// ∨//＼ ＼ }
/: : /!: : ::/l::7 r 7TT､ ＼////＞､＿,..- それは・・・宗教はそれほど残虐ではないと
|: :/ |: : / {/ ＼＿＿,. ｨ' {:{ ＼＿ ＼＿//-- ､//＿}
{:/ ,|: ∧ {￣ﾑ㍉:|{: ::::|イ´|:|￣ ﾏ＞ ＼ ＼/ ´ そういうふうに解釈していいのかしら？
/ /:{/: ::! {:刈 ﾘ ∨:|＞'´示ﾃ㍉ｧ}:-､＿,イl: Tー'
/: : : : :} 弋ｿ ∨ {::し刈//:}: :/: : }ﾘ: l
/: : : :.:叭 ' ' , 弋こソ/: :l /: : /: ::::|
{/{: : : : /,＼ , , ／: : j/: : /l: : : |
' ﾏ: ::// : : ＼ ／: : : : : : :/: j/: : |
Ⅳ {:／´ /: ＞ ｀__,.. -テ: : : : ／: /: :/: : : |
,.イフ´￣ ﾑ /: : : ／/／: : : :ﾄ､: :|
/ /7 / } / イ´ / ＼: : : :| ヾ
, /ﾌ' / ／ ＿＼::ﾘ
,-,
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,':::::､｀‐--､-､:::::ｌ
,'::::.,' ｀''!::::.ｌ ｌ:::::丶,,
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,':::::.,' ｌ::::::::::::::::::::／ ､_ヽ｀､ !,-､::::::::::::::::::ヽ
,':::::::,' .ｌ::::::::::::::::./ .'-､__,,､｀‐-､__ .,'::::::::::::::::::/
,':::::::,' ｌ::::::::::::::::ｉ ,--｀::::,__｀‐‐-｀ヽ_,'::::::::::::::::,'´
,':::::::,' /::::::::::::::::! .｀‐-‐' ｀‐‐--､__:::::::::::::::｀ヽ
,':::::::,' ヽ::::::::::::::::ヽ ヽ::::::::::::::::ｌ
｀‐‐' /::::::::::::::::ゞ '､:::::::::::::!
ｉ::::::::::::::::::.', .ヽ:::::`､
ｌ::::::::::::::::::::｀‐-､_ ',:::::::::`､
',:::::::::::::::::::::::::::::｀‐-､_ _ ,'´:::::::::::::::)
',:::::::::.',｀‐‐--､:::::::::::::::｀, ／::::::::::::::::./ __
',:::::::::', ｀｀.ｌ:::::::::,' /::::::::::::::::.､'´ ___,､_,-‐‐､,'´: :
,':::::::::', .ｌ:::::::,' /::::::::::::::::::::::'´`´: : : : : : : : : : :
,':::::::::::/ ｌ:::::.,' ＿_ｉ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
,':::::::::/ ｌ:::::', _,--‐‐'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
,':::::::./ ',:::::', _,--‐‐'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
,':::::./ _,--‐‐' ｀'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
ｉ .!_,--‐‐'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
_,--‐‐'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
_,--‐‐'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
‐'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
それは如何でしょう？ 義和拳もイスラム国も
物証を見れば非常に残虐です
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.ﾞ‐' ｌ､;;;;;|゛.|;;;.! .i!;;lﾞ .|;;;;;;;;;,! .|,,/ .|;;! l;;;| ヽ! l;;;;.! l;;;;;;;lﾞ /;;;,! ﾞｰ'ﾞ
!;;;;;l l;;;;l ｌ;;;lﾞ .l.;;;;;;;,! l;;! .!;/ !;;;;l .!;;;;;;｝ ,!;;;;l
.ﾞ'i;;.! ｌ;;/ .l;;;;l ｀'''″ !;| |;;;;| lﾞ;;;;;;;! .l;;;;,!
`'ﾞ .!;;.!、 l;;;;| |;.! ﾞ''" .!;;;;;;;l ｀"
l;;;;l ﾞ''" l;;;! ｌ;;;;;lﾞ
｀'" :!;;.! ｀''"
!./
あえて描写しませんでしたが 義和拳の拷問も非常に残忍です
指と手足を一本づつ切り落として棄教をせまり それがなくなると
耳を切りまぶたを切り それでも棄教しない場合は 唇を切り取り
喋れなくした上で首をはねました
,.ﾍ ,.ﾍ､
」 _ゝ_,.ｲ_,. '-─- ､ __
く ､r'" ｀ヽ､
Ｌ__y ｀ヽ
r─!､_ゝ-､_ゝ,.=イ___,､ノ_ i
く ヽ,' λ__r-､ ,､ ,ヽ_>,イ_,ｲ
L_ .ﾚｲ ｲ,.､_! ハ-ﾉｰiゝ､ ｀ゝ､
ヽ､lﾊi ' i;,j｀ヽ|r;:-!､_ｲ Y>､_,ノ
/.从"" l､;ﾝ' /ｲﾉ λ ______
〈／i >､ ｰ ""ﾝ´λ i ,ﾍ__,..-ｰ'"´ / じゃあ・・・残虐なのに
ﾚ'!ノｲ｀,r--,=〈／!ノﾊ／/r ──----〈ﾍ
r／´｀ヽ,イ ｲ >´ ,' |｀ヽ､ / iヽ なんで犠牲者が少ないのかしら？
〈 .〉 .イ ,' | ＼「´/ i ',
くr､_}><{_,ゝ i ,' | /⌒ / | i
〈 ヽ.ﾍ ', ﾚ'〉⌒>λ/ ノ i |
i ハ ',__./ ,.ﾍ> ⌒＾ヽ､ ,' i
,ｲく_..L ', Ｖ_ Kヽ┐ ⌒ヽノ､ ﾉ
／ ´ レi r-､)ｲ_」'ｰ- .､ ﾚ ´
／ / / ｀iｰ'-'" ヽ｀ヽ､ ｀ヽ
く / i | ＼ |,.へ |
.〈ゝrゝ /_ ﾚ＾ヽ,! ヽ､ ゝ､ ｀
ヽ>､ｲ イﾝ'
__,.r￣Y￣'rﾞヽ､- .、
r' ､ｙ--'─'--､ｲ｀ヽ ヽ
r',.'" ｀ ´ ｀ヽ!>, ', 奉天三十年をやる化しようと思い本書を熟読していく内に・・
ﾞﾉ λ-iヽ､i -ｲ-ﾊ ,. ヽ!
∠! ,ｲr;=;!､ r:!=-;､!ﾉﾚゝi イスラム国や義和拳で犠牲者が少ない理由の
ﾚγiﾞ.ﾄ_,! ﾄ__.ﾉﾞiyﾉ λ
!..ｙ! " _ "",ｲﾉ ハ 一つの仮説を思いつきました・・・
〈 Y).ﾞゝ､.,,___,,..イ!ｲ イ ノ
}><{ r'"/i__ン/}><{ヽﾚ´
|ﾉ〈γ (λ_) |ﾉ 〉
ﾉ.ゝ ､ イlゝ.r'"',
/／iゝ､____,.イ)ヽﾊ ',
／ ｲﾉ｀ ´Yﾉ ﾞﾍ. ',
,く／(ﾝ iﾝ ヽしノ
ゝ_〉､(ゝ､_______ｲﾉ i rﾉ
ﾞｰｒ-'-'､_r.､___r､λノ
!,__,! ',,__,,ﾍ
/'-' ! ', '-' !
ﾞｰ- " ﾞｰ-"
､＿.､,､_ ,_
ｚ:.:.'`:.:.:.:.:.ヽ':.:.:.`≦ｘ
,.彡.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:'ヽ
／:.:.:.:.;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ゝ､
7:.:.:.;.:.:./:,:.:l:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:｀`
ﾉ:,:.:.:j:./:.;l:.:.l:.:./l:.i:.:.:.､:.:.:.i:.:l:.:.:.:.:.:.ヽ
/ｼ:.:.:l/ー- ､l/ ' l:.:.:ハ:.:jl:.:ﾄ:.:.:.i:.:.:ﾊ
ｊ:.:.:.l ｒ'示ミヽ ｔ/-一_l:/-､j:l.:.:.:ｿ
+､:l ﾋｚﾘ 笊示､ ':.:.:j:'
l.l ｌ i ゞツ /､/
ゝ,ﾊ ' /i .}
ヽ －- ､ / ／
ｒｪｪｚｘ､_ i＼ ｲ｀
,.､/_ﾆﾆニﾆヾﾏﾍ. ヽ イｼｪｘ
/ﾆﾆﾆﾆﾆ≧ｘﾆﾆヽﾍ ￣ 〃ﾆ＞ﾑ__
＿ __ノﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧ｘ＞ {/ﾆﾆﾆ＞ﾑ
γﾆﾆﾊﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧ｘﾆ/ヽＹ /ｘ≦ﾆﾆニﾊ
/ﾆﾆﾆﾆﾍﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニﾆﾆﾆＴｘｪﾑ-ーｼﾆニ|ﾆﾆ＞エ ､
/ﾆﾆﾆニﾆ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニﾆﾆﾆ!ﾆﾆニ|.0ﾆ!ﾆニ!ﾆﾆﾆﾆiﾆﾆ≧､
,ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ!ﾆﾆニ|ﾆﾆ|ﾆニｌﾆニﾆﾑﾆﾆニﾆヽ
lﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆl_ﾆニﾆ!ﾆﾆ!ﾆニｌ_､ﾆﾆﾆﾑﾆﾆﾆﾆﾆY
lﾆﾆﾆﾆニﾆﾆﾆ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆゝヽﾆニ|.0ﾆ!ﾆ.ｔ_／ﾆニﾆﾑﾆﾆﾆﾆﾆｌ
ノlﾆﾆﾆﾆﾆニﾆﾆﾆｌﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ｀ﾆニ|ﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆニﾆﾆﾊﾆﾆニﾆi
/ニｌﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｌﾆｌﾆﾆﾆﾆﾆﾆニﾆﾆﾆﾆﾆﾆ!ﾆﾆ!ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆYﾆﾆﾆﾆｌ
jﾆﾆﾊﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｌﾆｌﾆﾆﾆ＞-､_ﾆﾆﾆニﾆﾆｌﾆﾆｌﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ!ﾆﾆﾆﾆl
ﾊﾆﾆﾑﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｘ－＝´! _/´ ヽｚー ､ﾆ!ﾆﾆ!ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆlﾆﾆﾆﾆl
jﾆﾆﾆﾆﾑﾆﾆﾆﾆﾆ/､ { ｀` Y ＼一 ､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆlﾆﾆﾆﾆ!
/ﾆﾆﾆﾆﾆ∧ﾆﾆﾆ/ ` ノ |, ヽ ＼ _ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ!ﾆニﾆｌﾑ
/ﾆﾆﾆニﾆﾆ∧ニ/ .rｔ, ∥ i i ＼ﾆﾆﾆﾆlﾆニﾆjニY
/ﾆﾆﾆ＞一ﾆﾆﾆﾉ lﾆ! ∥ ｌ l ヽﾆﾆﾆ!ﾆﾆﾆｊﾆﾆ|
/ﾆﾆ＞´ﾆニﾆ＞{ ,ｘV .∥ l .l ｊﾆニｌニ/'ニニｌ
{／ﾆﾆﾆﾆ／ﾆニﾍ ´ ′ /ｊ l ! ｊﾆﾆﾆ!ﾏニﾆﾆﾆｌ
／ﾆﾆﾆニﾆ´ﾆﾆニﾆ|ヽ /!´ l ｌ ｌﾆﾆﾆ!ﾑﾆﾆニﾆﾄ
!ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニﾆﾆﾆﾆﾆｊ .ﾍ , ! .l !ﾆニﾆjﾆﾆﾆﾆﾆｌﾑ
ｌﾆﾆﾆﾆﾆﾆニﾆﾆﾆﾆﾆ! ﾍ / jﾆﾆﾆﾆ!ﾆﾆﾆﾆﾆlﾆﾊ
ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｌ ゝ / i ノﾆﾆﾆﾆlﾆﾆﾆﾆﾆﾆlﾆﾑ
ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆl ＼ _ ﾉ ｘ＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆlﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾊﾆﾑ
それはおそらく迫害される人々を 誰かが・・・
守っているからではないでしょうか？
おそらく普通の地元の住民が・・・
|il|il|il|il|il|:::|i Ⅳ
|il|il|il|il|il|:::|i /
ｰ=ﾐY|il|il|il|il|il|:::|il|
ミ1三≧ il|:::|ilト.
彡/ ｀ヾ::::ゞ=彡∧
彡ｿ ＼:::::／ |
彡::}__,,r:::::::::::ｪ::::::::::y、
彡::｢t￣`ｰ='7⌒ｰ=''〈}
彡::人_, l ノニﾆ /ﾉ
_＿ .. -=彡.:::::::/ | | {-─-{{ |
／´ `ｰ=彡'' ＼` 弋三ﾖj ∧ｰ── - - ．.
〃 ￣￣￣＼ ＼ ＼_＿＿/ ∧＼ ｀ヽ
// _＿＿＿ `ｰr -=ミｰ- _＿彡'' }::.. }´￣｀ヽ. ノ ノ
{{ ／/ ｀ヾ _＿＿人＿＿/∧ｰ一 ” 弋从 }_＿彡"ヽ
`ｰ{ _才 ｜:::::::::::::|| . Ⅵ:::`ｰ=彡 }
| _才" | |::::::::::::|| : Ⅵ:::::::::∧_＿＿__ 人
人＿__才" | |::::::::::::|| i Ⅵ:::::::::::i |
国や時代や民族や境遇を越え ジモティーたちの心のなかに
人を思いやる心と 暴力を嫌う心がたくさんあった・・・
. / / / l ! l | | l l | ;. |
. ,' ' , ! ! | | |l. l ! l | |
,. | , | | || _|ﾘ !_,. - .,ﾘ ',__ ! ! :. !
| | ,. ! ! ||_,. -‐ ' ´ ｀ ! | ; !
| |. , ! __!ヽ,.-‐' _, -‐ ''' | | ; l
| ,' !､／ ＿＿__ ´ ' '! | !
' / Z ‐' ´ ｀ _,. -=＝ /l / | l .!
,' // |Z ''´ ' ,' / | l !
. / /ｲ /| | | ', ,,:-''´￣ l/ | | | l
/ .|/ ! |l !ヽ', ' /!l .!
. / / || ヾ ヾ l ノ |.l !
/ / ; ; ',ヽ. ､ / l.l !
./ /| ; ; ＼. ､ _ / | |l !
/ | .' , ,' ｀ ‐ ､ ‐ ''´ | |l .!
/ | .' , , ' Ｙ ヽ ｌ | l. ﾘ .!
, .' , ' , ' ヽ ｀ ､ ／ |. | | .!
. , .' , ' , ' ヽ ヽ ､ ｀ _,. イ ! l. ! !
/ , ' ヽ ヽ| l＼!⌒ヽ／l＼ . !
. / , ' ヽ ヽ. | | ヽ | ヽ !
/ ,' / ､ ,ヽ'⌒ ヽ | ヽ ヽ
／ ＼ '´ ﾉ ヽ
それが宗教を超えるほど強くて
目の前の惨劇を どうしても見過ごせなかった・・・
}ｉ|ハi从}ｉ｛{ｌ|W从川｛ {从i|{ i ! ｛_
V ｝ハハ{V Vハ{｛i｛ハ :{i｜! {｛｀′
} |Ｗ从小j！i !i| , ､_≧ｧ
ﾑ |/}ｲ小j｝}_} ｝!}W￤ ｢广
｣__＼､ _ -‐ |/}/从从从ｉ｛ﾊ ｛
{ f≧メ}､_,)≦二 __ |/ﾑi7'⌒Ｖ小!|W
‘斥沙′｀} ]三三ミF￢＝＝≠f/ }仆{ハ!
｛ / ‘弐三三ｦ }小／ 从｝Ⅵド
∨ ｀￣´ l/ﾉ__／/从Wバ
}〉--､ _ ｲ/}|V/
: く_､__ ／ 厂´}ｉ||Ｖ|ﾄ|{
: ／∠}厶_ / / |ﾊ|｣｛i
: ／／ ｝>r‐ ｀ _／ |从{了
:. ／／ }i|ｌ}ﾄ､_ _ -‐ ／ ｛_
`ﾞ´ ﾞｰ≠≧=≠ ／ {ﾍ._
_／ l ／ ,′ ＼_
´ ハ | ／ / }＼
／ ｛ ‘. ｣ ／ / ,′
. / ! }i ／ ハ , ' /
/ |／∧/ { ヽ. ／ /
/ / / ｛＼ ＿｣ ＼／ / /
だから自分の持ちうる限りの知恵と力を懸命に働かせ
隣人を助けようとした・・・
＿ . -──-
廴_V:.:.:.:∠二二、＼´￣}
／ ′:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.ヽく
} /l:.:.:ﾊ:.`ﾄﾍ:.:.:.l从:.:.:.:.∨
. イｵ:.:.V:.:.:N=ﾐ ＼l斗l:.:.:.:.:{＼
／ ':.:.:.:.|:.:.:|以ﾄ 似 Vﾊ:.:..、 ヽ ＿
. / / /:.:.:.:.:|:.:.:l /:l:.:.i:.:.:|`ﾄ ､＿_,ｽ
/ /l ﾊ:.:.:.:从:.:.ト ` ´イ:.:.ｌ:.::|:.ハ、＼
/ :| | }∧l:.:.Χ! T:.:./:.:.ﾊノ′ ＼__〕 ,ｨ ７
./ |_/ ／ヽ: : :＼=ﾍ: : :T≧＝ ｰ‐ ──── ‐z==/ ′
, ､: : : | |: : | / }i:廴_フ
／ Ｖﾊ:| |: : |、＿ .. -‐=≦￣￣￣ ⌒
, ｌ Ｖﾊ |: : | !
／ .／} ヽ: m|: :/ |
ｰ彳 Ｖ ＼:ﾚ' /
ヽ ､ } に二芥二ス
:､ ヽ ﾊ /ハヽ {
Y≧== //--}::}:ﾍ
＼_.ノi:i}: : :://: : : ｌ::l: ∧
/￣ ヽ //: : : : l::l: : : ＼
,ハ(（（ｿ:V: : : : : :V: : : : : :＼
／: : : : :/ : : : : : : : : : : : ヽ : : : ＼
く: : : : : : ﾊ: : : : : : : : : : : : : :}＼: :イ}
＼ : : /: :l: : : : : : : : : : : : : ィi〔:_／
/ ｀⌒ ｀ト--- --=≦ ヽ
./ / ＼ ＼
そのためには 時に自分の命の危険を顧みないほど
よく言えば勇敢 悪く言えば向こう見ずだった・・・
≧=ｰ-
ノ ∧ ヽ
/ ∧ ＼
∧ | ヽ
rfｉヾｰ- ∨
ⅵ ＞ ｉ!≧ー- |
ｉ! ＞ｉ! ニ二彡 |
斥ｉ! 廴 辷ムヾｰ＞ 乂
/ヾーイ ｀ヽ .r‐z ＞ ￣｀/ ヾ≦´ r‐-
/ ∨ ﾝ⌒ |三| |＞ 斗- ヽ ヽ
ｽ ∨ ﾏ .|三| ／ ヽ .〉 ﾞｉ! )
ノ ＼ 廴＼ 乂介 / / ｉ! ｉ!＿＿
ﾞ｀´三≧ヾ≧x ゞ卞 〆 ﾉ ⅵ γ｀ヽ
三二≡=z ｀ヾ三 ｀ゞ三≧=zx / / .ｉヾ｀ｉ .|
￣￣￣￣｀ヾｰz ∨｀ｉ!k ミメﾐﾒ== | / 廴＿__ﾉ
辷ヌ .∨ｉ!ｉ!辷∨∧ ヾｰ＜ /ゞ､ 廴＿＿_〉
＼ ∨ヾ ∨∧ ノヾ≧kー 廴＿___ﾉ
＼ ＼ヽ .∨∧ / ＼ 廴＿_ﾉ
＼ヽ ﾞｉ! ∨ﾏ ＼∨∧ / 廴彡ー==≠
ｰ ｉ! ∨ﾇ ∨ ｉ / 弋/
ｉ! .∨ﾉ ＼ｉ! / /
そんな気持ちのいい人たちが 百年前の世界の片隅に沢山いた
そして現在の世界の片隅にもたくさんいる
そう考えても いいのではないでしょうか？
_,.-rｰ､r─､...,,__
,r'"「 ､_i,. -- ..L..7ヽ7-､_
_rﾍ'ゝ'´ ｀ヽ-ｰ-､,.--｀､_/-iヽ.
「γ´ ／⌒´ ｰ-.､ ヽｲヽ. ', ちなみにこれについては なんの根拠もありません
7 / /､._/ ﾊ i ､ ', ヽｲ i
ノ ﾊ/rr!､ゝ.! ! ﾊ_!,.ｨ i ', ﾊ _人__. ですがおぜうさま
/､ / .ﾊ' ﾋ__ﾝ ﾚ' r!-=!､!ﾍi､ ゝ '､ （_
´ .!ｲ ﾊ/!." ﾋ__,ﾝﾊ ﾊ ! /´ﾞ〉 Ｙ´ 年末ですし そういうことにしておきましょうよ（適当
/V !.人 ｀___ ""ﾊ,-'､ﾍ.,' /i
,' / (Y.ﾉﾞヽ. ｀ ,.イﾝﾊ. ',./ / ﾊ 本筋と関係のない部分ですしｗ
ﾚ＾iヽ/iY)´｀7｀T 7´ (y´ γ! ｀ /´〉ヽ_
〉ｲ〈}>ｲ>.〈ﾊ / i Yﾉ､ .l ! -!_/ / )
,.イ 〈ﾊ7 Lムヽ」 }>ｲ」､ ﾞゝ-､_｀フ´
〈 r｀ｰﾊ! ﾚﾍ__」 ,,.7｀ﾞ'ｰ─'´
／ __ .／l､ ⌒ _,,ｲ/ ___
〈 ｀ヽ､!,-､ !､イ´- 7
｀ヽ､ ,'"､ヽ､).ﾊ､___,,,,,....イ´ゝ､ <
,!イ､!､ヽ)-'----─=r'rイヽ､＼「ヽ
-''"／ !7´ ノﾄ-( ヽ､｀ヽ､
Ｙ ヽ ヽ.
ｧrr-､ _,,.. --─ ─-､.,_ ＿,..,_
|:||:::::::｀ヽ,.:'´ ｀'::,、
〈〈{__;;::;;__:::＼ _,,...,,_ ｀ヽ.
ﾉ'´:::::::::::;;;｀:::`｀'rｧ-‐‐-､_,,..ﾉ_r‐‐ｧi､,__ ',
く､;:::r'ﾆ二､,ゝ‐-<7^´｀^ヽ>‐'´ ｀'ｰ､>､, 〉
〉!::l `/ ｀'ｰ-‐' ノ ﾄ､ ｀ヽ7‐'-､ そうね・・・
`ー`'! ／i / /､, ﾊ i ', `!-､!
〉 / ｧ‐ナ'´l /!ノ ,__]ﾆﾋ'_l i l_ノ 年末くらい人を信じるべきね（適当
ﾉ'´i ,.ｲノｧr-rｧ､ﾚ' ´ ! ﾊ 〉､ l 〈
ﾉi´ 7〈 l,__り 'ｰ‐' ´ﾉヽﾉ ヽ、 本筋と関係ないしねｗ
Λ / ,/!,,,｀ ' ""〈 ノ i ﾉ /:｀ヽ、
,ｲ:::::',∠、 .ﾄ､ ーー‐' ﾉｲ ノ｀( /:::ハ::::＼
／:/ ＼:＼ﾉ'ヽ､, ｀＞ ､.,_ , _,. イ´ノ'´ﾚ'´ ／:／ i::::::::::ヽ.
/:::::;' ゝ;::｀"7''"´￣`'iｰ-r|｀i￣ ,／｀`ｧ‐-v''´;イ l:::::::::::::::',
l::::::::i. `ｰ/ {i､ | !｀>< /} l'´ ,ﾉ |::::::::::::::::i
!::::::::! / ｀ヽ{i、| |（(:;;:)）､i7 ', V |::::::::::::::::|
|::::::::', ! i^7 ｀'ｰ､,〉 Y ', .|::::::::::::::::!
';:::::::::ヽ l ,rｧ7ニｺ>i ,ｨ 〉!・ ! i ,i:::::::::::::::/
ヽ、::::::＼/^'´ `<ｽ´ ｀Yl ﾉ´ ･〉 .| ,ﾉヽ､／ﾉ::::::::::／
｀ヽ、::::〉 ', / / 〈･ ｌ7ｺﾝ ∠::-‐''"
ﾉ:'´ i ／ / ･〉 ! |
__,,..-‐‐rﾊ, '´ / 〈・ ,ｽ |
〈::::::::::::::::／ヽ､,＿,ノ7ーr-ｱ‐'7^く7'´ ﾄ.､
〉:::::::／ ｀ｰ'^'ー'^"''~´ ﾄ､ |::::〉
i::::／ i ＼:!
┌─┐
└─┘
┌───┐
└───┘
┌──────┐
└──────┘
┌───────────┐
└───────────┘
┌───────────────────────┐
/二二ヽ
| 銀 |
| 時 |
| と |
| 神 |
| 楽 |
| の |
__| 墓 |__
／ └──┘ ＼
|´￣￣￣￣￣￣| ｿ
ｿ::::::::::::::::::::::::::::::::ｿｿ
／ ｿ￣|;;;;;;;lll;;;;;;;|￣ｿ ＼
|´￣￣ |. ［廿］ .|´￣￣.|
|:::::::::::::::| |::::::::::::::|
|:::::::::::::::|￣￣￣|::::::::::::::|
.￣￣￣|__＿____|´￣￣゛
＿＿＿_
／::: ＼ 銀時さん・・・
／:::::::::: ＼
／:::::::::: ＼ 神楽ちゃん・・・
|::::::::::::::: |
／⌒::::::::: ⌒ヽ／ ごめんお・・・
；/:::::::::::: ＼；
；/:::::::::::::: ＼ ヽ；
,,／＾ ｀ﾞ'-､、
,／｀ ﾞヽ、
,／ ｀'i､
.,/｀ ヽ
,i´ ヽ
,i´ ! │
/ ． 、 │ ﾞl
.lﾞ 、 .,i´ 、 ,ﾘ 、 、 | |
| 、 | │ ,lﾞ │| ,!| .|)、 l, ,ﾋ l、 .lﾞ .|
lﾞ lﾞ | ,ﾋ ,lト lﾞ | .lﾞ.| | ﾞl .|ﾞl /.ﾞl |ﾞl、 ,! .|
ﾞl .| | .lﾞ］ ,lﾞ┤ﾒ―| |,,,ﾞl、 | ﾞl ,{ |,ト┤.,ヽ｣ │ ， .lﾞ
|. ﾞl .| .|＾ﾞl/,,,,ﾞl,{,,,,,,,ﾞl| ヽ .| .|.,lﾞ,,|lヽ,,|,i＿ | ./| | /
.ﾞl,,ﾋ .| | .,,广 ｀ﾞ'i､ .ヽ| .,/″ `'V゜_| ﾒ/′
| ﾞl lデ| ﾞl,,,,,,ﾆ丿 T＾.| 丿 |
ﾞl .ﾞl ﾞl ＼、 ,,/｀ .ヽ、 ,,/ .|丿 |
.ﾞl、ﾞ'↓ ｀''''―ｰ''''"｀ ｀ﾞﾞﾞ'''''―ｰ'"｀ ,ﾚ゜ ,/′
ﾞ'i､ .ﾞl ,「 ,/｀ やる夫先生・・・
ﾞ'-,ﾞl、 ,、.,、 ,l／
|.ヽ ,/.lﾞ
| ｀ヽ ,,-----、 .,/｀,lﾞ
| , ＼ --- ,／ｫ lﾞ
|.八 |''-,、 _,／｀|丿|lﾞ
'″ﾞl .| ‘'-,,、 _,-‐" |/ ｀
ﾞl| ｀''―-‐''" |
ﾞ′ `
＿＿＿_
／::: ＼ 新八さん やる夫を罵ってくれお
／:::::::::: ＼
／:::::::::: ＼ 皆を置いて逃げたやる夫を罵ってくれお
|::::::::::::::: |
＼:::::::::::::: ／ヽ 銀時さんと神楽ちゃんが生きていたら きっとそうしたお
/::::::::: くゝ ）
；|:::::::::::: ／ ； 遺族であるあなたには その権利があるお
；|:::::::::::::: イ ；
、 、
,' | ',
,' l l l ｜ .l !、
,' | ! l､ ｜ ! ｜ !
,l | ,|l, .| ', l |'l λ ', |
| ,|.l | | ,| | ヽ l┐ ! !、 l,ヽ .､ ! l
! ! l l | ', | _l,l,ﾊ l―!、!、ヽ`i、 ｜ ,l
! .卜 ! |凵 ', l ／ ,-_l|l- ､,_ヽ!、 Ц!、 .| |
〈.l.l | !l ll匸' ヽ .| / /｜ l ヽ.ヽ＼ l `i,、 .,! __ l
l｜У,~|~'r ヽL_| !、 ,' ／|‐-――＜= lﾚ'.,- ヽ ,' 死者はなにも言いません
.｀l´ ､｜_l｀ !、 `ー ' ／ ｜ ,l .lL ヽ ! ,'
!、 `ｰЛ ｀ 'ｰ―' '´ ! ,!.,iヽ｀,r'｜ ,' 死者はなにも喋りません
｀`厂 / ﾚ' ! " / ､ /
｜ ヽ、 ､ '´ ／ ,' ,/ ・・・それが死ぬということです
! /―厂 ll,i′
＼ ⊂ニ= ,/ |,il, . | `
＼ ‐--' ,r '´ !,!.┘
＼ _, -'" ＿, イ―┐
ヽ __, -' " ,-‐''"' |
｀ ´ヽ _／" ＼
/､ , -' __, -‐''"￣ヽ
_/ l ／ _, -''" ＼_
__, ‐''´,' .／ _, -'' `‐!、
／ ./ / ／ ＼
/ ∧
/ ∧
それに・・・
|
| | 私はあなたがたに 教えられました
|::. .:. .: .:. .:::
:::. .::. ..:. .. :. .:. .::: :. .::. .:::: 人を恨まず 許すべきであると
∨:. .:. .:::. .::. .::::∧::: ::. ﾊ .::::::::. .:. .::. .:::::..::::
∨::::::::::::::::.∧.:::. Y＾ヽ::::::::.,' } ﾊ::::八::::::::::::: .::::::::::::| そう教えてくれたのは やる夫先生ですよ
⌒ :./ Y＾ヽ从i.八 ヽﾊﾘ 从__}ﾘ-‐ﾍ::::| ::.|:::::/⌒',
{ ∨ Y＾, ﾏ --∨ ヽ , -‐‐‐- 、lﾘ::::.|:::/ } それがキリスト教徒でしょう？
∨ ﾄﾊ ﾏ .∨ -（ ）-‐彡{
ゝ ﾏ ， 乂.__人. へ｀ ‐---‐´ γ＾ヽ ／ 銀時も神楽も 先生に恨みはないですよ
＞ |ヽ ＼ ＼ ヽ. ＼ / y ＼
＿ ― ∨ | ＼ .＼ ‐- ＼ / } ― ＿
― | 乂 ‐- ' / | ―
￣ | ＼ :.＼ :.＼ .| ￣
| .＼ :.＼ ,: | ｀ヽ
| | ＼ |
.| | 乂 / |
| | ∧ ＞ .〈 | ‘，
| | ∧. 〉 ヽ |
| | ｀y´ ﾟ。 ./ ﾍ .|
| | / ∨ / ゝ .| ∧
| |ヽ / .∨ / .:::::|＼ | .::/ ∧
| | ヽ / ∨ / .::::::| ＼| .::/
| | ヽ / ∨ / .::::::| ＼ .::/ }
| | 〉 ∨ / .:::::::| ＼ .::/ |
| | / .∨ .:::::::| ＼ .::/ |
＿＿＿_
／::: ＼
／:::::::::: ＼
／:::::::::: ＼ うん・・・
|::::::::::::::: |
／⌒::::::::: ⌒ヽ／
；/:::::::::::: ＼；
；/:::::::::::::: ＼ ヽ；
Ⅳ{｛:{｛ヽヽヽ丶丶｀ ー＝ニ二彡 ﾄ､＼＼ヽ丶｀Y
{ ｛ ∨＼＼＼｀ミ=ｰ:.:.:.:.:.:.:.-=彡ｲ /小ﾍヽ＼＼:::::::}
. ヽ＼＼:::＼｀ー＝:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡イ::/:::从ヽ:::::::: ＼ヽ;′
ヽ＼＼:::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡イ:::::ハ::＼＼:::::::::/
`ミ/ヽ::::::::::::::::::::ー＝ニ二彡／/ 八::::`ｰ=彡ﾊ
{/ヽヽ__三三三三彡／／/ｲ∠三三`ﾄl､Ｖ⌒Y
{ハJⅥＹ ヽ丈ﾟ之ミ｝ー｛∠ 丈ﾟ之ノ｀辷/{⌒ｙ
∨い ｛ ／)|⌒(＼ }ハて/ やる夫先生 ご自分を攻めないで下さい
∨｀ヽ ＼ (／ |:. ＼) ／ ,__）/
＼_{. ｀¨¨´ ｰ'Ｔ'ｰ ｀¨¨´ j_／ 満州と奉天で 多くの教徒が助かりました
ﾍ ＿＿＿＿ |
| ､ ´￣￣￣￣｀ / | それはあなたの医療活動で
| ヽ ｀¨¨¨¨´ ｲ |､
/| :.ヽ ／:.: |/ヽ キリスト教徒は良き隣人であると
／/{ :.: ＼ ／ .:. }// ＼
／///,| :. ー‐一 .: .: |/////ヽ､、 多くの人々が 認識できていたからです
.．／///// | :. :. .: .: |//////∧ ｀ ．._
_ ..． ´ /////////| :. :. .: .: |///////∧ ｀
//////////| :. :.:. .: .: |////////∧
／ ￣￣￣ ＼：
：:／ ::::＼：
;： | :::::::| ： うん・・・
＼.....::::::::: ::::, ／
r " .r ／ﾟ。
：|::| ::::| :::i
：|::|: .::::| :::|：
：`.|: .::::| :::|_：
：.,': .::（ :::}：
：i `.-‐"
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:....､
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:...､
, .'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::‐-､ _:::ヽ
. /:;:::::::::::::;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::へ ｀ﾞ
/;ｫ::::::::::::∧:::::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
./ .,′:::::::;′.∨:::::::::::i!､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_::::::ヽ やる夫先生 私たちは既にあなたを知っています
i::::::::::::i! ∨:::::::::i! ∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧｀ヾﾍ
!:::::::::::i! ､ ヾ::::::::::i!. ∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧ ｀ 暴虐に打ち負かされたまま絶望し
. !::::::::::_| ＼ ∨:::::i! ヾ ､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧
i!::::;:::/:i. ､＿ヽ ∨:::i､_ ,x≦_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ 逃げ帰るのは あなたの流儀じゃない
i!::/|:ヽ:; ￣ﾐ/- ､∨|彳弋_ソ〉:::|::::::::::::::::::::::::::::::::､:::::::::::::::::ﾊ
!/ !|､:| ー 7 （ ｿ ｀¨.､゛_';:ｵヾ､::::::::::::::::::::::::::ヾ ､:::::::::::ﾊ
. ﾒ, i!刈 ヽ ｀ ＿ ノ_ i! ,ゞヾ､:::::::::::::::＼ﾊ ＼:::::::i ムーディーさんの意思を受け継ぎ
ｒ‐ ﾍ , ゛ 7 ムノ:::＼::::::::::::::ﾍヾ ヾ:i!
弋 ｀ ､- ､ .i! l .ｲヽ::::;､::::::::::::::::{＼ﾊ ｀ 奉仕の心が悪逆に勝ることを証明する・・・
ハ ｀ -.､ | } ／ Y ヾ:ト､:::::ﾊ. _
l ￣ |´ / ≠-‐ ￣＼:}~ | それがあなたでしょう？
} i! ﾑ ´ /
. { ｊ ´ /
） / _ -―- ｀ 7
ヽ_ / 〃 {
｀ヽ / ´ ＼
,､ ｀l _ -- _ i! ／ ｀ヽ
. / ｀ ¨´ ｀ ｰ≠
i!
＿＿
／ ＼：
／ .＼：
：:／ ＼ もちろんだお・・・
;： |::::::::: :::::|：
＼::::::: :::::::::／ ： ∩：
,. -‐'´::::::: ::::｀⌒￣￣,￣￣〆´ ）：
ﾉ ::::::::::::::: :::::::.,＿_゛＿__､r ｿ：
, ―――― - ､
, ; ' ＿＿ ヽ
／ ＿ノ ≦三三三≧_`ー ﾆ､_ ＼
/ ,/ r－､ヽ三三三三ﾆ7 l⌒ヽ il} ヽ スコティッシュを舐めるなお！！
/ {li! ､＿ﾉ ﾑ三三三三ム ー' ﾘ '
,' ＞＝─､彡⌒三三三ﾆ⌒ヾ´￣￣｀ ', 絶対 病院も教会も再開してやるお！
i { 三三 } i
| ＼＿__ , ヘ ＿＿／ | 絶対に！ 絶対にだお！
|. |:::::::::::::::::::::::::| ,'
',ｭ !:::::::::::::::::::::::::! ./ やる夫はこの奉天を・・・
＼ |.ｴｴｴｴｴｴｴ.| ／
＞. └‐───‐┘ ￣＼ もう一度 救ってみせるお！
,. ´ ＼
/
やる夫先生は本当に強い人でした
病院邸宅全てが焼き払われた奉天に帰り
再び伝道医療の仕事を再開しました
だからこの物語は まだ続きます
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ハ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
{:::::::::::::::::::::::::::::::::::,;:::::::::::::/'| ﾍ::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ::::::::::::::::::::::::
|::::::::::::::::::::::::::::::::/j:ﾊ:::::::/ | |ﾊ::::::::::::: ﾊ::::::::::! i::::::::::::::::::::::::
i:::::::::::::::::::,j::::::::/ ﾄi }::::::i. ! |i |:::::ﾙ::!ﾍ::::::::| .|:::::::::::::::::::::::
}::::::::::::::::::ﾄ:::::::/ ﾘ !::::}. | .|i !::::ﾊ::| ﾍ::::i !::::::::::::::::::::
!:::::::::::::,::ハ::::≧､' .|:::i ! ﾘ i::! ij !:::|／ |::::,:::::::::::::::
}:::::::::::ｲ:! 〉ﾘ:ｲ=≧､iﾘ ` ､ ijkﾌi ,iﾘ ﾘ∠=|ﾘﾐ ､ }:::ﾄ:::::::::::::::
ﾊ::::::::fﾊ:| // 廴,,川ﾘ＼-､∧, ､_∨≦ｨて廴登ヽ､`jﾘﾊ:::::::::::::
. ',::::::| ﾘ..〈《 .弋王彡 ` .}＿＿{" ´ 弋王彡 ヾﾘ i::/j:::/ では進みましょう
ﾄ::::∧ ≧._＞=＜ｨｲ,, ,.'￣￣', ｨｪ､＞=＜＿,, |ハ:/
ﾄ､:| ＼ ｀￣￣￣´ イ ' ,`ｰ ¨￣￣￣´ ﾙ ﾘ 7 過去に戻ることは出来ないのだから
､ ＼ﾏu. ` ー― ― ´ ｀ - ,,,, ． ≠ / ノ
＼＿', ///, ``u /__／ 僕たちは前に 未来へ進みましょう
／｀j:::', -､ ｰ ｰ-, /::::|: : :
ﾉ::::::j', ｨ ／｀} ! ､､u /::::::i: : :
／ハ::::| ﾄ､ ' "ｨﾐー―――――´-ﾋﾉ ' ' ／i::::::::|: : :
／ ﾙﾄj. ＼ `¨￣￣￣￣￣´" .／ |:ﾙ廴: : :
i ＼ ｀￣￣￣´ ／ {` |: : :
|. ＼ ／ ﾊ i: : :
!. ＼ ／ !: : :
| ＼ ＿＿_ _ ≠ |: : :
.|｀＞ ､ ﾍ / ＿,|: : :
j ＞ ﾍ ／ -― ¨ ´ i
そして中国の人たちも 強い人たちでした
_..---..、
'〉ゝ､ ゝ、
./ ﾞ''''＼ ヽ
..-/ '、 ___,,丿 ｛ `'''''''' 、 ..rｒ
/`ｰ-′ `ヽ / _-' 冖''’ ｲ
ｫ―┘ │ '―-''' ､ < │
│ '廴 _..-‐‐′ ....ﾉ''、__ /''''′
___,,..／ ｀ﾞｰ､ ..-┘ ﾞ、 ＼rt_._ ┘
ｒ''￣ﾞ‐'"´ ﾍ、 厂" ｀ ﾍ､_、 ｀/
‐ｧ /ｰ- -........、 _.‐′ __ _ ___..‐''´ ＼ ／
ｨ′ _ﾉ'⌒ （ `''ｰ--‐''￣￣ /--'" ＼ __ _ __／
ﾄ j′ －７ _ '､ ヽr'´ ∨
ﾞ‐ 、 Ｙ￣´ ￣ヽ,,/--､ "''、- .- 、 ..、 _..／ 」 ┌ ┘
ヽ....宀一' ､......,,..---..__ 冫 ^＼ ﾉ ノ '、丿│ │ ,,＞ 、,--＿
_│ 广'′ `'、 く＿ │ | ﾉ‐／ " _r‐"
｛ﾞ′ ﾉ 丿 〉 '、 ! 亅 ゝ､ _／
ﾍ 、 丶..、 ＿ ( 〜^´ レ─'´ ⊥r‐"`ｰ、
"--、 ^''''-.. ､ / ゝ.. ＿厂ｰ、 ..┘ _>、 ﾉ" '、 │
ゝ 、 ー‐"┐ `''''^''‐-...._ﾉ `ｰ--_'' '、 マ
＼、 １ 丿 '、 ﾞ┐ 丶 ／ ＞
"ﾞ'―-..-..,,、 ﾉ ／ ( ー-....､ _..亠ｰ- ／ │
｀１____..v―-J''v「‐' 、 ..､ '' ｰ-''''､ 〕 〈 _ゝ、_／
｝ ｀'、 ./ '、 │ _/ ｝
_../ 一ｰ ﾞ'1 j.. 、 │ ﾉ │ _,,、
ｌ__ ﾞｒ-,,..一‐'''’ ＼ ---'''' ..ゝ､ ノ´ /´丿
'、 │ ｌ ├┘ │丿
〈 、 y+ー―"`''┐ ／ ...-―‐′ ∨
｀''ﾞ∪ ﾞ‐ｰ‐-ｫ'ﾆ-―'
_ }∟、
│ __丿
人は中国の歴史は残虐で悲惨であるといいます
これはおそらく 真実でしょう
､＿＿__-‐‐' ､＿ く>､ ' ﾀタ､r,ヽ､｀ ､ ｼ"´ ___ _ﾞ
｀‐-､＿ | ,<,｀,<ｰ+-' ｀ﾔ/ ヽ､ ｀ ､ ﾐ ,､,'=､ _ｭ｣
￣｀―--､ ﾝ| ｀' ､ﾉ _ ｀ ヽ､｀ ､ ﾈｨ､ｰ',ゝｨﾞ
｀ ヽ､ '´｀Ｖ´ ｀! ﾆl｀' ｀､/二ﾞヽ夂'´
｀ ヽ ､_ ´￣‐-､r-‐l / i i ｀fｸmr,_
｀ ー――--,ﾝ l i i ｀､ﾁ､ ） ､
, -――'´￣￣ l i i '´l´ l ｀ ｀､ ､
, ／ _,il i i / ﾉ__ ,､ ､ ｀ ｀
ﾉ ヽ. ,'-‐―――----‐‐'´ 〉､ _ノ´ﾏｰ｀ﾞ ｀ヾｲ
r,'´ ノ´ l￣￣￣l 7 ,_i/-iﾆｺ､
'^ｰ´ , -‐' ￣ヽ､l l ´ｽ!/ ri'"￢'､
',",,ﾊ 〃ｦ l ﾝ'-ﾆﾞ_ ,__,'´ ) ,､
､､_ ',T>'l/r,ゞii'ヽ l /´ ヽ､｀ヽ.ﾞ ´ l l
, ー‐ｧ ,-‐´-‐｀l｀ ‐､＿ ｀､_, i'_,ゞく ｀ﾄ､ _ l l／ l､ｽ
,､ ∠ , '´ "´￣￣Y l ￣´l´ ヽ l l´ l ､_ , ' ",ゝ､＿＿＿___,. ､ ヽ＿___
< ヽ-､ ｀ ｀ｰ┴ー--､i l .l l_ / ヽ､l´､ ＿,oヾ〉三´ |
｀ー-｀‐ ┌-'ｰ'ｰ‐ｰ,ｨ' i l 7l ￣7ｲ lｹ7ー‐tﾆﾆ´‐‐='"‐'ヽ｀ __ﾉ
t , ｨ l l ll / ｣ ,ﾄl ／ ヽ,-ｧL
ゝｨﾆl l , ' l /l / l iヽ,'",´ ,' l- ∠＿_ l l l
＿ ,､ ,'´ ｀ｰﾞi二, /// l､ l i ' ,' ,' / ￣￣ヽ l l l
/,〈 / ｀ > '､＿ ￣ヽ / r' i,r-rｿl i ,' , ' / ＿＿ l , L l l
l i,'´ l ,' /￣￣￣￣￣￣￣/ i ' , ' /￣￣l ヽ l l l l l
l､! l l /＿＿＿＿＿＿＿_lヽ ｰ' , /＿＿ﾉ ﾞl l＿∠l l l ﾞ‐┐
￣￣ ┌‐' , -―‐- ､ l ｀＿ノ ,'´ l l-―-l l l l __＿
l ,' , ´ , -‐- ､ └'´ l l l l l l ,〃´￣ ｀ ､
l' , ´ , ' ∧ ┌┐ ヽ ヽ l ﾉ ll l l l / ＿＿＿＿＿)
l i ,' ノ┬｀ |ﾆ｣ ヽ i l （ l l L__ ｰｧ‐ﾉ / イ､―ヾヽ ヽ
l l l ､十 7| ,X´ l l ｀ー-- ｀ゝl ￣ヽ‐'_ノl /'ヾヽ >oヽ ヽ
l___l___ l -┴' ﾚ ｀ｰ- l L============≡=======彡ノ└┬‐'i ヽ,ヽ ノ l l
( ⌒)) lﾉ |￣l￣,二ﾆ二二ﾆフ,二ﾆ┘ l l ｀´ ﾉ l
（ ) )＿ ､ ヽ､￣￣￣ ﾌ' ´ﾉ ､ ヽ ノ ﾉ
｀ｰ-'￣ ヽ､ ｀ ー ' ´ ノ ヽ､ ｀ー ' ノ
｀ｰ‐--‐‐'´ ｀ ー--‐' ´
であるならば その残虐さに打ち負けず
何度でも立ち上がり 精一杯生きて死んだのが
中国人である・・・
/二二ヽ
| 銀 |
| 時 |
| と |
| 神 |
| 楽 |
| の |
__| 墓 |__
／ └──┘ ＼
|´￣￣￣￣￣￣| ｿ
ｿ::::::::::::::::::::::::::::::::ｿｿ
／ ｿ￣|;;;;;;;lll;;;;;;;|￣ｿ ＼
|´￣￣ |. ［廿］ .|´￣￣.|
|:::::::::::::::| |::::::::::::::|
|:::::::::::::::|￣￣￣|::::::::::::::|
.￣￣￣|__＿____|´￣￣゛
それもおそらく 真実でしょう
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|＼
[|[|| To Be Continued....! >
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|／
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| せ な し .目
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ん り て を
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ま は 逸
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∠ ら
―───────────|＿＿＿＿＿
:{ ◎ }: :|: : : : : : : |::::{ ◎ } : : : : |: {:::|、
: ー―:': : | |::: :`ー‐:'.: : : : : | }::| ',
｜ |:::: : : : : : | {∧ ',
､ | |:::; : : : : : | } : | :|
`ー――:'": : : : : |/ ,': :| :|
{工工工工工工工工工工} : : : ,': /: :,': :|
────── / /: :/.: .:| ←フランシスコ・ザビエル
┌─────────────────────────────────┐
それを承知して カトリック神父が満州を去れると思うか？！
私を軟弱なプロテスタントと一緒にするな！
あなた方と 生死をともに出来る栄光を 私から奪うな！！
└─────────────────────────────────┘
__...ノ∨´::ヾ"´￣ヽｰ::､__
／::::::/:::::jﾍ::::::＼:::::::::＼::::::＼
／:::::::::/::/ヾ/ﾍ＼::::ヽ､::::::::::::::::::::｀＼
. //:::::::::￤ﾊｊ ∨ﾍ:ﾍ ＼:::::::::::::::::::::::＼
￤l::/::::::::ﾄﾚヘ ',i⌒ﾘ￣`ヽ＼:::::::::::::＼｀ヽ
|:i:::|､:::i´ﾔx､＼ ﾘイ必アゝ｝::::＼::::::::::トヽ
ﾘ∨ﾍ::!{弋ﾇ ゞｰ ′/ｲ::::ﾉ＼ﾘﾉ }
∨ﾍ＼ / / /イﾘヽﾍ
ヾ;:::! ヽ ` ____, ∨:::::ﾍ
;'八 ﾔ二三_ア こV::::::｝ 神父さん・・・
!::::::ヽ ｲ!:::::l:::::::j
∨::∧＼ ／ ﾄ;:::::!::::::＞ｰ一
__ ヽ:::∧ iヽ __ ＜:::::::: ｌ ',:::!＼::::::::＞.､、
／（(ﾉ)＞＼ヽム !＼:l::::::＼::::::::::::::ヽ、
/丿ノムノ＜｝:＼ヽ ﾘ＜::::::∨:::＼ヽ::ﾍ
/ｲﾉヽゝｿ⌒ヽ}:::(:)ゝ、ー－、丿ﾑ─ゝ＼:＞.∨､_::::::j::ﾉ
. /⌒)八（ゝ(⌒/::::::::ハ:ヽ、 ｿ::ヽ:(:)::ﾍ ｀ｿ::ﾉ
/つ厂(⌒)ゝﾍ/::::::ノ:::::::::::::｀:ｰ------ｰ′:::::＼::::｝ ∨
. /⌒)ﾉノ＞ﾉ ／::::＜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽj l
,-､ , _, - '´ ｀ ー- ､
/:./:.:ヽ , - ´ ｀ー ､_
,{:./:.:.:.:.ヽｰ' ＼
/:/:.:.:.:.:.:.| ／ ＼ すなわち家族を含めないとしても 全体の5％から20％・・・？
／:./:.:.:.:.:.:.:{＿___ _-_ ヽ ヽ
{:.,-ﾞ― '￣'─==--､_｀'''＿- ､_ _ ､ ヽ 皆殺しという訳じゃないのね
.|:ヽ､ .｀ヽ - ´´￣ ｀}､ ＿ ヽ､- = ､ i､
｀ｰ-ゝ-/ / / ﾞ/^_ヽ_ /｀',､ ,-､｀ｰ｀=､_ /
{ ｌ /|_| /´ _ヽ} |i ゝヽ｀￣｀ヽ､ _＼= ´ というより・・・
| | { '从| { ,t':::ｵｱ´| ｀ヽ { | ｀ー'ヽ､}_＼_
{, .| /ﾘ ﾞt:::､ﾘﾞ ゞソ / | ﾘゞ / ゝ | ｀t' ２５０００人亡くなって こういう言い方は良くないけれど
',/ﾘ| ゞﾉ.. ｿ | ,､/ ﾘ .| - ´
´| / ｀､｀ _ | / / / '､ おもったより被害は軽いのね
, -､´ヽ｀,ヽ´ ,| / | / ﾉ ﾉ ヽ_`､_,
／ -､ .〉 〉 〉 }-､- ´l/ /ヽ| / |ヽ'´ '´ ｀´
/´ , ﾞｰ '-'-'ｰ'´" /l/, -'￣￣￣iー―-､
/ -l-- ‐'´ //_,--―=-'´／ ヽ
| l' , -/'- ｀ｰ`´ / l,
. | | /／/o/ ／ l
. | | / / /:.:/ { ヽ
__,.r￣Y￣'rﾞヽ､- .、
r' ､ｙ--'─'--､ｲ｀ヽ ヽ
r',.'" ｀ ´ ｀ヽ!>, ',
ﾞﾉ λ-iヽ､i -ｲ-ﾊ ,. ヽ! 実は同じ例が 現在のイスラム国に当てはまります
∠! ,ｲr;=;!､ r:!=-;､!ﾉﾚゝi
ﾚγiﾞ.ﾄ_,! ﾄ__.ﾉﾞiyﾉ λ 曰く シリアの内乱での民間人殺傷の主たるものは
!..ｙ! " _ "",ｲﾉ ハ
〈 Y).ﾞゝ､.,,___,,..イ!ｲ イ ノ イスラム国ではなく 政府軍やロシア軍であるというものです
}><{ r'"/i__ン/}><{ヽﾚ´
|ﾉ〈γ (λ_) |ﾉ 〉 シリア政府軍やロシア軍はイスラム国より凶暴であるという報道すらあります
ﾉ.ゝ ､ イlゝ.r'"',
/／iゝ､____,.イ)ヽﾊ ',
／ ｲﾉ｀ ´Yﾉ ﾞﾍ. ', そして実際 死者数の内訳は正しかったりするんですよねぇ
,く／(ﾝ iﾝ ヽしノ
ゝ_〉､(ゝ､_______ｲﾉ i rﾉ
ﾞｰｒ-'-'､_r.､___r､λノ
!,__,! ',,__,,ﾍ
/'-' ! ', '-' !
ﾞｰ- " ﾞｰ-"
そりゃ隣近所を殺せって言われりゃ躊躇いもしますわな……。
古今東西どこの国だろうと。
人類の過去は酷い歴史の連続だったけど、それでも人が生きてきたのだから、ぬくもりはあると信じたい
「お前に命を奪われても何とも思わない」人間とか
別の方向でイッちゃってるよぉｗｗ
愛と奉仕のココロで狂った人間とかステキ。。。
バラライカさん男前すぎるわ
自分の周囲でこういう事態が起きると考えたら
この対応が普通なのかな
2時間かけて一気に読みました
実に興味深い内容で続きを楽しみにしてます
自分も一気に読んだクチです
第五話はやる夫スレで久しぶりになぜか涙が出ました
歴史スレとしても、単純にお話としてもすごく面白かったです
次回も期待しとります
あと、これはこのお話とは逸れると思いますが
四話辺りで中華思想について話していたところで気になったのが
ここら辺の時代を顧みて現代の中国人の方たちは中華思想はそんなにないのでしょうか？
現在でも中国人の方たちは自己主張が強い、あるいは自己中心的な考え方のような一種のステレオタイプな見方があると思うのですが
それと中華思想は別問題で考えるべきでしょうか
完全に個人的に気になっただけなので、もしお答えいただければ程度でお願いします
長文失礼いたしました
領土問題で東南アジアの国々への態度を見るに、充分復活してる気がする＜中華思想
少なくとも東アジアは俺のシマ異論は認めねぇみたいな感じ？
文化的な側面が強くて、中国基準の礼や考が重んじられる思想。これを解していないと蛮族扱いされる。
意外にも中華圏以外の領土にはあまり興味がない（現に朝鮮半島とかを直接支配していない）
今の中国は軍事寄りで他国の領土に対する意欲が高いので、単なる覇権主義とか帝国主義だよね。
積極的に他国に干渉しようとする姿勢は確かにちょっと違うのか
朝貢とかあったけど、積極的な支配ではなかったのかな。
あくまで儀礼を重んじる、その中で立場が上であることを崩さない、そんな感じですかね
中国人が自己中心的か知らないけど そういうのは一人っ子政策とかの影響を研究するほうがいいお
あと纏めていただいたサイトの皆様 ありがとうございますだお
あと校正に疲れたから投下するお
この戦争は人々の記憶に新であり
ここにそのまとまった説明を試みる必要はないであろう
今になって考えてみると その結果が人々にとり意外であったことを
我々はむしろ怪しむのである
しかし戦争の始まった頃には
満州以外の地にあった者は 実際の状態をしらず
ロシアの敗戦を予期した者は稀であった
.
第六話 日露戦争
｡
｡ ｡ |. ｡ ｡
|. | |:| |. |
|| || |.:.| || ||
|:|. |:| l∧l |:|. |:|
｡ |.:.|. |.:.| ,.傘., |.:.|. |.:.|. ｡
| .|∧||∧| ,傘傘傘, |∧||∧| |
｡ ｡ ||. （VVVV）.傘傘傘.（VVVV） || ｡ ｡
|. | |:| {∽}{∽}}}傘傘傘{{{∽}{∽} |:| |. |
. || || |:.:| ,傘|ｌ~~|ｌ~~|}}个个个{{|ｌ~~|ｌ~~|傘, |:.:| || ||
|:|. |:| lvvl .,.,傘傘|∩||∩|}::::/⌒ヽ :{|∩||∩|傘傘,.,. lvvl |:|. |:|
.|.:.|. |.:.|. |∩|傘傘傘|| l|| l|}:::|: |:::{|| l|| l|傘傘傘|∩| .|.:.|. |.:.|
|∧||∧| ,.,.,傘||"||傘傘傘|| l|| l|}:::|: |:::{|| l|| l|傘傘傘||"||傘,.,., |∧||∧|
(vVVVV)傘傘{∽}个个个{∽}{∽}}:|三ﾆ三|:{{∽}{∽}个个个{∽}傘傘 (VVVVv) |
山i!山i山傘傘|三|!|/⌒ヽ!|ｌ~~|ｌ~~|}:／个＼ {|ｌ~~|ｌ~~|!/⌒ヽ|!|三|傘傘山i!山i山 ∧
||^^||^^|个ｌ个{∽}!||:. ||{∽}{∽}}:{ﾆi二iﾆ}:{{∽}{∽}||:. ||!{∽}个ｌ个||^^||^^| /;;;;;ヽ
|| l|| l|::::::::::::|三|!|iﾆﾆﾆi||ｌ~~|ｌ~~|}::::／＼::::{|ｌ~~|ｌ~~||iﾆﾆﾆi|!|三|::::::::::::|| l|| l| | ∩ |
|| l|| l|／ｌ＼||: ||!|／ｌ＼||| l|| l|}:::|: |:::{|| l|| l||／ｌ＼|!||: ||／ｌ＼|| l|| l| ／＼ |ニニ|
|| l|| l|::l⌒l: ||: ||!|:Ii==iI:||| l|| l|}:::|ﾆﾆﾆ|:::{|| l|| l||:Ii==iI:|!||: ||::l⌒l: || l|| l|三三三三三三三三
|∬||∬|::|___l: |§|!|:|l l|:||∬||∬|}:::, '三`､::{|∬||∬||:|l l|:|!|§|::|___l: |∬||∬|:=:=:|:|=:=:|:|=:=:|:|=:=:
{})({i})({}iﾆﾆﾆi{({})}!!.!|,,, l|:!{})({|})({}}::|皿ｌ皿|::{{})({|})({}!:!|,,, l|:!!{({})}iﾆﾆﾆi{})({i})({}:::[]::|:|::[]::|:|::[]::|:|::[]::
|| l|| l|鬥ｌ鬥||: ||!|鬥ｌ鬥||| l|| l|}|鬥轟鬥|{|| l|| l||鬥ｌ鬥|!||: ||鬥ｌ鬥|| l|| l|:=:=:|:|=:=:|:|=:=:|:|=:=:
|| l|| l|/⌒ヽ||: ||!|/⌒ヽ||| l|| l|}|iiiiiiiiiiiiiiii|{|| l|| l||/⌒ヽ|!||: ||/⌒ヽ|| l|| l|:::[]::|:|::[]::|:|::[]::|:|::[]::
|∬||∬||:. ||§|!||:. |||∬|∬||}|iiiiiiiiiiiiiiii|{||∬|∬|||:. ||!|§||:. ||∬||∬|:=:=:|:|=:=:|:|=:=:|:|=:=:
|凶||凶|iﾆﾆﾆi|凶|!|iﾆﾆﾆi||凶||凶|}|二二二|{|凶||凶||iﾆﾆﾆi|!|凶|iﾆﾆﾆi|凶||凶|:::[]::|:|::[]::|:|::[]::|:|::[]:: ←ロシアの宮殿
/ ＿＿＿＿＿＿＼
/ ／ ＼
| ＼ ＿＿ ＿__ヽ
| ／ ＿＿＼ || /＿_/
| | ヽ ●) ヽ ●) ロシア皇帝陛下
∩＼| ￣￣ | |￣ ヽ
ヽ∂ ＿/( |) ノ 伊藤でございます
∪ / ヘノ ヽ
（_ ／二二二/
ヽ ／／ /
＼ ＼ ヽ
＼ ￣￣ /
ヽ─|||||||||| ←伊藤博文
./:.:.:.:.:..::.| |:.:ヾミミヽ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:... .:..:.ヽ
/.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ |:.:.:.ヽ ＼ ＼ ＼.:.:.:.....､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.＼
ﾘ:.:.:.:.:.:.:.:.::.:ﾘ:.:.＼:.:.... ＼ ＼ ヾ:.:.:....｀''＜:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
|:.:.:.:.:.:.:ﾄ;:.:.:.:.:.{ﾍ:{＼:.:... ヾﾐ ＼ :.:.. :.:.:... ＼:.:.:.:.:.｀ヾ:.:.:....
{ :.:.:.::..:{.:＼:.:.:.ミX< ＼:.:.. ヾﾄ､ ＼:.:.:.:.:.:..... ヾ:.:.:.... 从ヽ）
从:.:.:.:从 ´ ＼{__｀ヾﾐﾊ:.:.:...Y≦彡'''ヽ:.:.:.:.:.:.ヽ､:.:.＼:.:.:.. / おう伊藤！ よう来た よう来た！
ヽ:.:.::.:＼ ,ﾁ==ミ.､_ }｀ヽ} _ｨ=＝ミ､:ヽミ:.::.:..ヽ:.:.＼:.:.
／弋',⌒＼⌒｀㍉ ¨´⌒｀ }ハ/ 代:.:.:ミ=ｰヽ:.
/: :〃:∧ :. j /._人{｀ヾ､ ｀
＞'⌒|: : :i:.//∧ :::... 小: : ∨
: : : : :|: : :|:///∧ ﾊﾐ|: : :.i|ヽー-. . .＿
: : : : :|: : :|////ハ r､ ｀ー一´ _,ｨ ∧ﾐjl: : :.l|: : : : : : : : :
: : : :.人 :弋 {{///ヽ ヾﾐ＝==ﾆ三 ノ ////ﾘ: : :ﾘ: : : : : : : : :
: : : : : : ヽ: :ヽ.ll////＼ ｀ﾆﾆﾆﾆ´ , ｲ////: : :/: : : : : : : : : :
: : : : : : : : :ﾊ: :Y:. ////＼ ／://///: : :/: : : :.j|: : : : : :
: : : : : : : : : :|: :|: : :./////｀ー‐一彡//////: : :/: : : : :ﾊ: : : : : : ←ニコライ二世 ロシア皇帝
/ ＿＿＿＿＿＿＼
/ ／ ＼
| ＼ ＿＿ ＿__ヽ
| ／ ＿＿＼ || /＿_/
| | ヽ ー) ヽ ー) 最近は日本が ロシアと対立する政策ばかり取ってほんとスンマセン
∩＼| ￣￣ | |￣ ヽ
ヽ∂ u ＿/( |) ノ うちの奴らはバカばっかりで ロシアと皇帝陛下の偉大さを
∪ / ヘノ ヽ
（_ ／二二二/ 理解できんのです
ヽ ／／ /
＼ ＼ ヽ
＼ ￣￣ /
ヽ─||||||||||
あ 文 伊 __ | ／：:|ヽ/
ん 句 藤 ./：l＼＿,-ｰ'：：：：:|:ヽ そうだそうだ！ ロシアは日本よりずっと強いんだ！
の /：：：：：：：：：：：：：:|：ヽ
か /ｰ'~￣￣|￣`---､_|：：| 俺達の満州朝鮮でのやり方に
| | :`ｰ>､
|＿＿＿_.|＿_ : / / 文句なんてつけるんじゃねえ！
＿/彡l _,;;;;;,,;;;､ `ー-､/ /_
/,､_"" ,-,-,､'-' '.,,,,,,,,`| ヽ
.|/nl ￣`_`) ,-r､"'〉 `∨--
|`-, __ .ヽ~` />
./`ﾌ, ,.- '~(__ .） |/
---､_ ,-'~ // | _,--､ニ` , |
∨ ,＜( ヽ二ヽ:/ ; /
＿,,,..--' ヽ＼ 二~`ｰ' /
￣ -ヽ ＼＼ ￣~ /
// ＼ ＼ヽ-､＿＿_,-)
＿__/ ＼ ＼,--ー'~~/､
. |○ ￣`ー--､＞､/○＿,_ノ|/ ＼ ←リネウィッチ中将
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ７
二二二二ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ７
二二二二二二二ﾆﾆ＞';二ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾑ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞ ´ ./ｘ≦⌒ヽ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾑ
／}ﾆ７|ﾆﾆ＞ ´ 〃 ｘ≧;､^}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_
}／ |>'" {{ { f〃^ﾘ }ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
乂乂＿∨ノ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｦ リネウィッチ 客人に失礼ぞ
ー─‐／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｘイ７
／ﾆﾆﾆ=‐^ﾏﾆ／ '/ じゃがまあ 言いたい所は大体あっとる
､ ／-‐ ﾏ′ /′
＼ ﾔ^ ､ ＿ ∨ノ 伊藤 儂は親ロ派であるお主に期待しとる
＼＼ ∨｀≧ｘ､ ｰ=ﾆ≧ｭ___〉
＼＼ 乂⌒ｰ- ≧ ､ f⌒¨¨ ´ そして親ロ派ゆえに お主が日本の政界で
＼＼ ￣￣⌒ヾア'^人
. ＼＼ ｰ─‐ ､_ｊ´. ＼ 苦労しとることも承知しとるぞ・・・
〃/ ｀ｰ ｆ′ ＼
/ ＿＿＿＿＿＿＼
/ ／ ＼
| ＼ ＿＿ ＿__ヽ
| ／ ＿＿＼ || /＿_/ 陛下のお言葉は心に刻み込んで 国政運営に生かします
| | ヽ ー) ヽ ー)
∩＼| ￣￣ | |￣ ヽ
ヽ∂ u ＿/( |) ノ ただ・・・満韓交換論は認めてもらえんやろか？
∪ / ヘノ ヽ
（_ ／二二二/ 日本としては 朝鮮へ侵入しなければ
ヽ ／／ /
＼ ＼ ヽ ロシアの満州奪取を 全面的に認めてもええと思っとります
＼ ￣￣ /
ヽ─||||||||||
､_
＼=-__
＿_ -―‐- ＼//＞ 、
, ＜//////////////////＞ 、
, ＜//////////////////////////＞､
／////////////////////////////////ヽ
／///////////////////////////////////ハ
／////////////////／/////////////////////! それはならん
／イ///////////////／￣///／///////////////,!
. '" ／//////////／l/／-―/／､. ///////／///////∧ ロシアには不凍港が必要じゃ
／//////,/ｌ//// ｌ/ { {丙ｊ ヽ ／////／=//／}'/////∧
／/／////,l .'∨/ ` ー／-‐''"／ ,. -‐-､ﾞ}///////∧ 南部はともかく・・・
/'////,! l ,l/ ,.::::. {丙,ｉ ヽ'/////////
ｌ'///∧ ､! ::::/ ｀` ／///////// 朝鮮北部へのロシア軍駐留は
l／l///ヽ ,. ―- .._ ／/／//＞'"/"
／l/／':. ./ ,. ―- ._ ､ ´/ '／ ／ おそらく絶対必要になろう
／=／ / :. !./ ヽ ヽ /／
＿／二./ , l::. ', ヽ:::::::::::... } / ｲ＼
＿＿＿＿ -=二/ﾆﾆ./ l :::.. ｀ _ー- ' ./ ｲニニ＼
ﾆニニニ二/二,'ﾆニ.{ i ! l ::::::.、 ー ／ ﾏニニニヽ
ﾆﾆニニニ/二/二二! .l l .ｌ ::::: ＼ , ' ' ﾏ二二二ﾑ
ﾆ二二二/ﾆﾆil{ﾆﾆニ', .l ｌ .! ::::. ―‐ .::: ﾊ. ﾏﾆﾆニ二ﾑ
ﾆニ二二{ﾆ二li|ﾆﾆニﾑ ! l ::: .:::: ' .ｌ ｉ ﾏﾆニニニﾑ
ニニニニ!ﾆニ!i|ﾆニニﾑ ! :、 ::. .:::::' ./ .l ! !ニニ二二ﾑ
ニニニニニニ!l|二二＞' .l ､ ヽ. :: .::／ / ! .l! i !ﾆニニ二二〉
ニ/ﾆニニ!ニニ!＞'" { { / l l! ! }ﾆ二二＞'"
ﾆ/ニニニlニニ!、 ! ', ＼ / ,! / .lﾆ＞'"ニニ＼
ニニニニ二二lﾆヽ l , ＼ - / '.l / /ﾆニ〉ﾆﾆ二二＼‐-､
ニニニニニ二lﾆﾆ/ .l ヽ ヽ ／ / / l / /ﾆﾆ/ニニニニニヽニ＼
イ ／::::::::::::::::::::::::::::::::≠===---ミ
／≠'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::` 、
／:／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
./::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､--一
′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼
i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ 伊藤 儂はお前が好きじゃ 日本も好きじゃ
〉::::::::::::::::::::::::＼､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
.′:::::::::::::::ト､:::::: ＼ミ､::::::::::: Ⅳ＼:::::厂 ＼::::::::::::ト､厂｀ 戦争などしとうない
,′:::::::::::::::::'. ≫＜::＼ ` ､ト{ ＼i. ヽ:::::: l
i::::::::::::::::::::::::'.〃ィ瓜⌒}} ＼ ':::::::::' だから北朝鮮へ ロシア軍駐留を認める線で
. ＼::::::::::::ト､: '. ,j匕´=彡 .ｲ:::::::::::'.
＼::::::' ＼'. |ト-く .}∧Nト､. 日本国内を纏められんか？
｀７ |l ` ＿＞-===ミ
L＿, - __ル=ﾆ二二二二二二二 ちょいと考えてみてくれい
＼､_, -―‐ ァ'´ ＜二二二二二二二ﾆ=ﾆ二
ヽ匕二ア ／＼二二二二二ﾆ=ﾆ二二
'.ー‐ ´ .／ /⌒ 、二二ﾆ=ﾆ二二二
イ:L_ .／ / | >.ﾆ=ﾆ二二二二二
__r=ァ':::::/ ￣´ .イ{ .／ﾆ=ﾆ二二二二二二
厂}::::}:厂i::::::＞ .__ ./ |ﾊ ,i二ﾆﾆ二二二二二二
,ｲ:.:.:}::::}:}::::|:::/:::::::::::::::::＞､ i ∥ }.／|二ニ二二二二二二
-イ:.}:.:.:.}::::}:}::::|/::::::::::::::／::::::::` |::::{{／::::::|二ニ二二二二二二
/ ＿＿＿＿＿＿＼
/ ／ ＼
| ＼ ＿＿ ＿__ヽ
| ／ ＿＿＼ || /＿_/
| | ヽ ●) ヽ ●)
∩＼| ￣￣ | |￣ ヽ 了解しました・・・
ヽ∂ ＿/( |) ノ
∪ / ヘノ ヽ 以後はその線で 国内の説得をしてみます
（_ ／二二二/
ヽ ／／ / それではこの辺で 御暇させていただきます
＼ ＼ ヽ
＼ ￣￣ /
ヽ─||||||||||
./:.:.:.:.:..::.| |:.:ヾミミヽ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:... .:..:.ヽ
/.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ |:.:.:.ヽ ＼ ＼ ＼.:.:.:.....､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.＼
ﾘ:.:.:.:.:.:.:.:.::.:ﾘ:.:.＼:.:.... ＼ ＼ ヾ:.:.:....｀''＜:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
|:.:.:.:.:.:.:ﾄ;:.:.:.:.:.{ﾍ:{＼:.:... ヾﾐ ＼ :.:.. :.:.:... ＼:.:.:.:.:.｀ヾ:.:.:....
{ :.:.:.::..:{.:＼:.:.:.ミX< ＼:.:.. ヾﾄ､ ＼:.:.:.:.:.:..... ヾ:.:.:.... 从ヽ）
从:.:.:.:从 ´ ＼{__｀ヾﾐﾊ:.:.:...Y≦彡'''ヽ:.:.:.:.:.:.ヽ､:.:.＼:.:.:.. /
ヽ:.:.::.:＼ ,ﾁ==ミ.､_ }｀ヽ} _ｨ=＝ミ､:ヽミ:.::.:..ヽ:.:.＼:.:. おう！ また来い いつでも来い！
／弋',⌒＼⌒｀㍉ ¨´⌒｀ }ハ/ 代:.:.:ミ=ｰヽ:.
/: :〃:∧ :. j /._人{｀ヾ､ ｀ 天皇によろしくのう！
＞'⌒|: : :i:.//∧ :::... 小: : ∨
: : : : :|: : :|:///∧ ﾊﾐ|: : :.i|ヽー-. . .＿
: : : : :|: : :|////ハ r､ ｀ー一´ _,ｨ ∧ﾐjl: : :.l|: : : : : : : : :
: : : :.人 :弋 {{///ヽ ヾﾐ＝==ﾆ三 ノ ////ﾘ: : :ﾘ: : : : : : : : :
: : : : : : ヽ: :ヽ.ll////＼ ｀ﾆﾆﾆﾆ´ , ｲ////: : :/: : : : : : : : : :
: : : : : : : : :ﾊ: :Y:. ////＼ ／://///: : :/: : : :.j|: : : : : :
: : : : : : : : : :|: :|: : :./////｀ー‐一彡//////: : :/: : : : :ﾊ: : : : : :
zﾆ二三三ミ､
〃彡三三三三ﾐｿミ､
,彡彡ﾞ´ﾌﾌ´ ￣ヾミ三ヽ
ﾐ彡´ （（-一-､ ヾミj
ﾐ彡 .z==＝ ﾐ､ｰ ｿ'
r ゝ ｨa=- ra㍗/
ヾ' f . / 伊藤閣下・・・
｀| r _） /
,ﾍ, ､ -ｰ-ｯ / 私がお見送りいたします
-一| ヾ ノ
ﾍ ｀ミｰ---ｲ ヽｰ- ､ ＿
＼ ｀Yゞ |
ヽ /彡ゝ､ |
;;;;;;;;;;;:;:;:;:;;:;::::::::.:.:.:. :: :: : . . :.ﾞ:,. . . . . .:.: :: : : :: .: .: .: :: :: : : ,:ﾞ . . . . . . . .,:. . . :. . . . . : : .: .:.:.::;:;爻ﾐ
;;;;;;;;;:;:;:;:;:;::::::.:.:.:.:::.:.:. :: :: : : . . : :. . . ':. .:.:ﾞ.:.:.:::㌻ﾞﾞ'':. :: :: : : : : : . . . . . . . : : : : .: .: .: .: .: .:.:.:.:.:::::;:;:;爻爻
;:;:;:;:;:;;;: '' '' .;,;.;:;,:.:,; :;, :, :, : : : . . . .. .: :: :,''".:.:.:.:.:.:. :. :. :. : : : : : : : : : : : : :: :: :: :: .:.:.:.:::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;::.:.＾
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:.:.:.:..:.. . . . .:.:.::;:;:;::.:㌻""'.:λ__: : : : ⌒);;:: : : :.:.:.:.:.:.: : :: :: :: :: :: :: ノ . . : : . . .: : : .: :: :: .: .: 爻茨迄芝ﾘ
:: :. .. .. .: :: :. .::,''".: : : :∧//} i{. . . ｰ"''"´ : . : : : : : : . . . : : .: .: .: .:.:.:.:.:.:.;ﾞ.:.::^:;:.:.:爻爻茨恣ﾐ
:: :: :: :: :: :: :: :: : : : : : |¨//∧_{ . . . ｌ ⅱп_rｌ| _. : ' ' " ´ ⌒""''''''''''""^゛゛ ´"''^^⌒＾う斧
´´""""'''''::.:.:. :: ::|“¨¨¨¨“¶l: : : : . . . .圦从∧仝仝:i}_{λ,,_ __ _ ,,.,,..,,_ 芳ﾐ
. . . .:.:'"..:..:〜:.:'" . . _「~＾＾＾^^Y. . ..:.::'ﾞ iァ7ﾌ],..,|шШ u]{＾{:i:i:i:i刀ﾌ7ァｧｩx} {妣妣妣糾芋冬竺彡'
"" ""゛ _ﾞ:.,;_;_:l |: : : : : : :|:: :: :.:. .,,,.f｢,,,.. -‐|‐-＝=こ|_{￣´´´""""'''''''''''Y狄'ﾞxX爻苳苡芝彡,
ッッ爻爻芯蕊蘂蕊|j|: : : : : : :|__ｔx爻笄|匚冂L.,,|шШ ц|_{￣´´´""""''''''''''''|{蕊歪笶爻茨蕊勿ﾘ
竺竺竺竺竓芋ﾐ三Ξzzzz(';';)zz(':;)zxx[[∨｣[xxxxﾟ.,,汽ｯｯXXxxｯｯｯ∩,,_∩,,∩|蕊竓丐丐气恣泌(:;;
二ﾆ==＝こ':';r''゛二ア:':':,二二二ア:':,こ{ぅ^(';';';';';)"''〜､j{ヾYﾞ＝ミｈ､"ﾞﾞ゛"ﾞ"(:;;;;)ﾞﾞヾﾉY,,.{jjｌﾚァァァvｧ
二}{＝＝===}{====ｧｰ‐'ｧ￣￣┌ー'xx{x{xｯｯ{==＝芯ﾐﾐﾐ≪〃''ﾞ"ﾞ´.: .: .: .: .: .}{,.､x}{;;㌻'゛. :: .::.ﾞ :. :.':;
.:'.:}{.:'.:,､rf〔㍊^㌻゛.;.;㌻ }:;,:,:;,寸k㍊}h{｡,:.ﾞ.:. ﾞ.:.:.{{''〜ﾐ}i.:.; .:.; .:.; .:.; .:.; ﾐ}{;;㌻゛ .: .::' .:' .::' .:.: .:;:;
,､rf〔㍊㌫‐ '゛.: .;㌻゛ };;,.;;,ﾞ:;,寸W㍊㌫ｉｈ､:.ﾞ:.{! .:.. .:.,.:.. ::.;.:, ﾞ.:. :;;.;:. .: .: .:;.: .:;.ﾞ.:;.ﾞ.:;.ﾞ,;ﾞ.:. .: .:.;;
㍊㌫‐''゛.;:'.;:'㌻゛ . . . . . . };.;;,.;;,ﾞ:;,:.寸W㍊㌫ネｈ{｡,::. .:,. .:,.:.:, :. ::. ::. ::. :. .: .:: .:;.ﾞ.:;.ﾞ.:;.ﾞ.:;ﾞ.;: :: ::.;
㌻゛,;:',;:',;:㌻゛ . : : . . . . . . . . . . . }:;,.;;,.;;,ﾞ:;,:;,.寸狄㍊㌫ｘ{㍑ih｡,ﾞ.:,.ﾞ:;,. .:. .:. .:. :. .: .:: .:; .:;;ﾞ.;;.ﾞ.:;.ﾞ .:;: :: :: ::
,;:',;:',;:'㌻゛. : : : : : : : . . . . . . . . : :}.;;,.;;,.;;,.ﾞ:;,:;,.:.寸狄㍊以㌫㍑ﾘい;;:':ﾞ.::,;:. .::;.:,:;;.'.: .::;;.'.:;;.'.:.;:'.; .;;. .;: :: :;
,;:',;㌻ . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : j;,:.;;.:;;:.::.:;;',;;:;;:;;;:;;:.:;;:.:;.:;;;:,:;:.'':;,.ﾞ'::;;,:,:.:;;. :; :;.;:;,:ﾞ.:.:;;ﾞ.;;ﾞ.;;ﾞ. .::ﾞ.:ﾞ.: :: .:: :: :;
㌻. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾐ;;,:;:;,:;:;,:;:;,;:;,::.:;:,:;:,,:;:,.:;:,.:;:,.:;:,;;;:':;;;:;,:.,;;:',: ..:;;'.:.:;;';.:;.'':;,:;;,:;.;:,''.:ﾞ.:ﾞ.: :;;,;.;;.;
/ ＿＿＿＿＿＿＼
/ ／ ＼
| ＼ ＿＿ ＿__ヽ
| ／ ＿＿＼ || /＿_/
| | ヽ ●) ヽ ●)
∩＼| ￣￣ | |￣ ヽ 今日はホンマにありがとうございました
ヽ∂ ＿/( |) ノ
∪ / ヘノ ヽ こんな良くしてもらってるのに
（_ ／二二二/
ヽ ／／ / 親ロ派政治家として なかなか期待に添えられず申し訳ないわ
＼ ＼ ヽ
＼ ￣￣ /
ヽ─||||||||||
／圭!/ // ＿ !圭l圭l圭圭圭圭〉
/圭/!//ヽ-‐…・ ´ ｀ ゞ､圭圭圭圭圭/
l __ 圭三三≡x、 ヽ圭i´￣｀ヽ′ 伊藤さん・・・
≡三 _二__ ｀ ﾏ′ ヽ !
ヽ´ゞ夛 '_ ´_弋夛` / 前からお聞きしたかったんですが
| ￣/ ､ ´ ／
| / ｀ー'!〉､ 貴方本当に 本心から親ロ派政治家なんですか？
ヽ,' ､ | / !::＼
! _． / / /:::::::|::
｀,…､ , _ / / /::::::::::|::
／｀ー─--== ‐´￣ ／ / /:::::::::::::|::
/ _ 'ーノ＝､ ／ ／ /:::::::::::::::|::
. /´ ＼─一-.,´ ／ ／ /::::::::::::::::|::
／｀＼ ､ ＼/:::::∧ ＿＿ ．＜．＜´ /::::::::::::::::::|::
/ ＿＿＿＿＿＿＼
/ ／ ＼
| ＼ ＿＿ ＿__ヽ
| ／ ＿＿＼ || /＿_/
| | ヽ ●) ヽ ●)
∩＼| ￣￣ | |￣ ヽ
ヽ∂ ＿/( |) ノ
∪ / ヘノ ヽ え・・・？
（_ ／二二二/
ヽ ／／ /
＼ ＼ ヽ
＼ ￣￣ /
ヽ─||||||||||
,.,.,.,.,.,.,.,
, イﾐミ彡彡ミ彡ﾐﾐヽ
ノﾐ彡彡彡彡彡彡ミ彡ミﾐヽ あなたがロシアよりの発言と行動をしていることは
ﾐ彡彡彡彡彡彡彡彡ミ彡ﾐﾐﾐ
ﾐ彡彡彡'"´}/}/ ミﾐ ロシアの政界の誰もが承知しています
ﾐ彡彡{ /-/―- -―- ﾐﾐ}
ﾐ彡彡ゝ y=≠ゝ y≠=x ﾐ/ そしてそれ故に 対ロ強行派の多い日本の政界で
. ゝﾐﾐ/ ｲ r_辷ﾃヽ {r辷ﾃ lﾊ
〈rﾍ｀′ ´ :.｀' |)} 浮いていることもね・・・
ヽﾊ､ ,; :､ |ﾉ
. ｀ｰﾍ {:.. 〉 l
ー ｀二´‐
,ﾄ､ ー ﾉ､
/:l､ ＼ /} ＼
／ | ＼ ::::...... ＿＿／/ ヽｰ
, / ; | ＼＿_:／ / | ー _
／/ , ' | 厶厶 / .| ＿
. ＜ / ,ノ｜ ／ＶVＶ＼「￣Vー―‐' ／ ヽ
rr＜ 厶イ´/ .|／ヽ///Λ ,| == | / ',
. / l 〈 ゜.|i l////,l /:| / 〈 ヽ ./ /〉 ,
/ :| ﾏ |:i. |////l/ｉ:i| ./ V》 / // ,
. / | / ヽ :|:ｉ:! |////i:i:i:i| / V》 / // ,
/ :| ./ ',|:ｉ:ｉ |///i:i:ｉ:i:ｉ| ./ 'V》 ./ // ,
///////,／ ／ ／ Ⅵ
///////{ / / ﾆ=‐- -‐= ﾞ| ですが・・・私は あなたの行動が演技に見える
,//////Λ __＿ ＿___ }
V///////〉 ﾆ=-‐―‐┘ └―-=ヽ〉 わざと親ロ派を演じているようにみえる
..Ｖ////// ′〃惣こヽ 〉 〈惣こヽ
⌒ー‐'′ / Ｖ | そしてあなたの演技を 日本全体が
. | 「λ Ｖ |
八 ヾｽ r V | サポートしているようにも見える・・・
＼＿, 八, ､___丿 |
} ι
}Λ ｰ――--一
__Λ Λ ⌒ ′
／: :Ｖ丶込、 /
／|: : : :∨ ＼ ＞ 厶、
: : |: : : : :∨ ＼ ＞ ノ＼ ＼
/ ＿＿＿＿＿＿＼
/ ／ ＼
| ＼ ＿＿ ＿__ヽ
| ／ ＿＿＼ || /＿_/ ま、まさか！ 俺は心の底からロシア大好きやで！
| | ヽ ^ ) ヽ ^ )
∩＼|u ￣￣ | |￣ ヽ ウラジオストクのサウナ風俗は最高や！
ヽ∂ u ＿/( |) ノ
∪ u / ヘノ ヽ
（_ ／二二二/ それになんで演技なんてせにゃならんのです？
ヽ ／／ /
＼ ＼ ヽ
＼ ￣￣ /
ヽ─||||||||||
_ -― - _
＜:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.....
彡:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼_
イ///／／ ｀ ＜:::::::::::::::::::::::ヽ
/ ／／ )::::::::::::::::::::::::',
/ ﾉ:::::::::::::::::::::::::::::
≦三 ＝＝ = く:::::::::::::::::::::::::::::::::i そりゃあ もちろん
込ソi 込ソ_＞ ＼:::::::::::::::::::::::::::
) / }:::::::::::::::::::::::/ あなたのお国の 安全保障政策の為でしょうよ
レ ⌒ヽ::::::/
i {__ ) ） }}／
| ／
| - _ 一 - イ
| / {
| ／ ＿＿__L
、 _ ≦ -―――＼
￣ Ｔ - ´: : : : : : : : : : : : : : ＼
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : . .
. . . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : . . .
/ ＿＿＿＿＿＿＼
/ ／ ＼
| ＼ ＿＿ ＿__ヽ
| ／ ＿＿＼ || /＿_/
| | ヽ ^ ) ヽ ^ )
∩＼|u ￣￣ | |￣ ヽ
ヽ∂ u ＿/( |) ノ
∪ u / ヘノ ヽ
（_ ／二二二/ ・・・・
ヽ ／／ /
＼ ＼ ヽ
＼ ￣￣ /
ヽ─||||||||||
／::::::::::::::::::::::::::::::::::;＞ー--､
彡::::::::::::::::::::::::::::::::::ｱ:::::::::::::::::::::ヽ おそらく日英同盟締結はほぼ確実
,ｲ::::Y´/￣￣ ¨¨''弋:::::::::::::::::::::::::::
从ｲ /‐- -─ - }:::::::::::::::::::::: となれば 同盟締結の暁には
ﾑ-､ fﾆﾆﾆﾆｰ ｀ヽ:::::::;=ﾐ:::
{ｰｨﾓ､ 辷tﾗ ミｲ :ﾊ 日本が対ロ強硬路線を取ることも確実です
|. ￣/ ﾉ
| ./ r‐ｲ::
| {__ ） __ .:::::/ ですが対ロ強硬路線・・・
', ー 一 ´ /::::/
', ノ Х すなわち日露戦争をやるとしても
ヽ ,ｨ : :|:ヽ
｀ｰ‐t‐‐=ﾆ ／.: :;ｲ: : :＼ 敗北する可能性は十二分にある
,ｨｰ' ´ ﾗ': : :.／: : : : : : :ヽ
彡ﾍ､／: : :／: : : : : : : : :
ﾄ㍉': : : :／: : : : : : : : : : :
r彡'´: :ﾄ､:イ: : : : : : : : : : : : :
／: : : : : :〉: : : : : : : : : : : : : : : :
／: : : : :r＜: : : : : : : :／: : : : : : : :
Y: : : : ::／: : : : : :ﾚ'´／: : : : : : : : : : :
|: : : ＜: : : : : : : :|::/: : : : : : : : : : : : :
ノ丿
／￣￣￣￣￣￣ ＼
／ ＜
/ ＞
| ／＼|＼|＼|＼|＼|＼ ＞
| | ＿＿ ＿__ ヽ/
| | ＼ / /
f⌒＼| ・ ヽ ・ く
（∂ ⊂､_,⊃ |
（ ノ ／ヽノ＼ヽ ﾉ
＼ ＼ ￣ / /
＼＿＿ ￣￣ ＿/
ヽ──┘ ←山縣有朋
敗北すれば責任者を処罰する必要はある
それは簡単だ 対ロ最強硬派の山縣に腹を切らせればいい
それは至極 至極簡単なことだ・・・
/∧／.:.／.:.／.:.／.:.／.:.:./_/‐/ / |]]]]]]]]]]]]|｜＿______| /j: : : : :::::::::／;:;:;:;| |｀'ｉ'´ | | |／ | _ -ニ二-
//∧／.: ／. ／.:.／.:.／/_/‐/∨ /|]]]]]]]]]]]]|⊥-─━┷<￣￣￣ノ {: : : :.:.::／;:;:;:;:;:;:;| | | ／| | | _-二二-￣ _
∨/∧／.:.／.:.／.:.／.: /_/‐/ /＼/ |_､-￣;:;:/: : :ﾉ:::::::::::::: : : :＼: : : } }: : : : :/;:;:;:;:;:;:;:;:;:| | |'´／| ⊥-=二- ￣ _
. ∨/∧／.:.／.:.／ ／/_/‐/ / ／;:;:;:;:;:;:;:;:}: : : {::::::::::::: : : : : : :)ノｼ 〈: : : : /;:;:;:;:;:;:;:;:;:; | | |'´ |∠二=-￣ _ -￣:|
∨/∧／.:.／.:／ :/_/‐/∨γ´;:;:;:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.:.:.:.:j::::::: : : : : : : : : :;/ xへ: : {;:;:;:;:;:;:;:;:;:;川 ｜ | ∠...-￣ |＼ ー|
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'"´.: .: |'∧:: ∧/_/‐/ /＼/ {;:;:.:/.:.:.:.:: : :＿ ｼ＾^ ( ｡ _ノ｀二//: : : : : :┌ｭ |;;;;)＼⌒ |_-~| | ||_,| ； | | | | ノ 丿 〉:j:::
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'"´;:;:;:;j//'∧/ / ,/ /＼/ｨ {.:.:.:.}.:.:.:´ ｼ| :|:::::::::::::＼ ノ;:;:し'´ﾉ: :,ノ| |;:;|し'^⌒ )_ﾉ从,|_ノ|八 | ||_j ﾉ j j'^ｼ⌒ _ ノ,∧i:i
-ミ;:;:;///ノﾟ/ノ´7⌒ヽ7´(_ﾉ.:.:ノ,.イ_ノ | :|:::::|＼::::::::＼ノ_j_:_:_: {;:;:| |;;ﾉ<^ｙﾞ^´￣ ..ノ|: : | 烋￣八 } '"´ ﾉ γ´ '´ 〉ﾉ
'´´｀`'＜⌒＿と_ 'ﾟ __シ′´＜⌒ヽ|:::::|_彡へノ´ /￣/｀'<⌒⌒ ﾉノ ノ´⌒'´ |: :_|ﾉ´八 し'ノ ノ,､ﾊﾉ 从 从j
_､-''⌒ _二_ｰ─〜'⌒: : : : __彡⌒ヽ ￣し''"´￣ ノ~~~彡,シγ＾'´,､-'ﾟ ､丶`⌒ン＾ ,､､ ｀~´ ,､ﾊ从ノ ﾉ ＾^'＾シ
´ _､‐''⌒: : シ'´￣｀`^＜⌒ ｰ _ __彡'⌒ヽ _､-=彡'＾''＜＿彡'__シ'､丶` __ｼ'＾ _彡,ｼ'⌒´ ノ´^∵´ ｼ ｼﾞ ﾉ
⌒￣ _､-─=彡⌒ﾆ=- : : ｀`'ー‐--=ﾆ⌒￣＿,､-＜⌒''〜 ＿彡'⌒＞'^＾＾＾''ー─''"´＿ _､-─- ＿,ﾊ从'^＾ ノ_彡'
､丶`⌒ ｘ'^＾⌒ _. . : :ｰ─--＜⌒ ｰ─…〜''""´ __彡へ､ ｀∵¨⌒ﾆ=-─辷⌒￣_,.ｼﾞ⌒＿,,,..､､､､ --=辷⌒ _
しかしもちろん 困難も残る それは敗戦国として戦勝国と交渉し
敗北の中からよりよい未来を勝ち取ることだ
これは非常に 非常に難しい・・・
γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
| だが困難な事態に 備えることはできる |
| すなわち最も優秀な身内を 親ロ派に仕立てて ロシアで喧伝し ＞
| あいつは話のわかるヤポンスキーだと思わせておく |
| 日本はあいつを無視して 対ロ強硬路線に舵を切ったと思わせておく・・・|
ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
/ ＿＿＿＿＿＿＼
/ ／ ＼
| ＼ ＿＿ ＿__ヽ
| ／ ＿＿＼ || /＿_/
| | ヽ ー) ヽ ー)
∩＼| ￣￣ | |￣ ヽ
ヽ∂ ＿/( |) ノ ・・・・・
∪ / ヘノ ヽ
（_ ／二二二/
ヽ ／／ /
＼ ＼ ヽ
＼ ￣￣ /
ヽ─||||||||||
γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
| そうすれば日本が敗戦した場合でも |
| 『あいつ』 は 『戦前』 から 『親ロ派』 であった 『好人物』 として＞
| ロシアから覚えめでたく 敗戦交渉にも重用され |
| 講和条件にもお情けもかけてもらえるかもしれない・・・ |
ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
＿_____ __
-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆミ彡ﾆﾆ=-
. -=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニミ彡ﾆﾆﾆﾆ=-
. -=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆミ彡ﾆﾆﾆﾆﾆ=-
{ﾆﾆﾆ=‐// //´￣｀ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ""´￣ ニ二}
. {ﾆﾆﾆ{ 〈/ 〈/―- .._ _.. -‐ ﾆニ}
ﾏﾆ== ＿ ＿_ ﾆﾆｿ つまり君は 敗戦した際の日本政府の保険として
. ﾏﾆﾆ} ,z=＝≠ ≠＝=ミ 〈ﾆﾆ{
. ﾏ=/ ' ィで:ｱﾐ` :' で:ｱ㍉ ﾏ=ﾉ 日本政府の全面的な支持のもと 親ロ派の振る舞いをしている
/⌒i : : V⌒:
. 〈 (れ! 丿 :. ん）/
. ヽ.__} 〔 〕 /__ノ 僕はそう睨んでいるんだが・・・如何だろうか？
. , ｀ ´ ′
. ′ -- .._.. -‐ 、
. ー /
_,ノ＼ ｲ、
. ／:.〈 ＼＼ ／／〉＼
,....:.:':"´:ｌ :.:.:.: | ＼≧==≦／ l|:.:.:.:.｀i:.:.:...... _
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| :.:.:.: l ＞r＜ l|:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀:.:.:...､
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| :.:.:.: | ／i:i:i:i:i:i:i:i＼ |:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| :.:.:.: |__／＼i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ／＼_|:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
/ ＿＿＿＿＿＿＼
/ ／ ＼
| ＼ ＿＿ ＿__ヽ
| ／ ＿＿＼ || /＿_/
| | ヽ ー) ヽ ー) もしそうやとしたら・・・
∩＼| ￣￣ | |￣ ヽ
ヽ∂ ＿/( |) ノ クロパトキンさんは 俺らのことをどう思います？
∪ / ヘノ ヽ
（_ ／二二二/ いやらしい節操なしのコウモリ野郎だって 軽蔑しますか？
ヽ ／／ /
＼ ＼ ヽ
＼ ￣￣ /
ヽ─||||||||||
／::::::::::::::::::::::::::::::::::;＞ー--､
彡::::::::::::::::::::::::::::::::::ｱ:::::::::::::::::::::ヽ
,ｲ::::Y´/￣￣ ¨¨''弋::::::::::::::::::::::::::: とんでもない！
从ｲ /‐- -─ - }::::::::::::::::::::::
ﾑ-､ fﾆﾆﾆﾆｰ ｀ヽ:::::::;=ﾐ::: もしそうだとしたら 僕は君たちを尊敬するよ！
{ｰｨﾓ､ 辷tﾗ ミｲ :ﾊ
|. ￣/ ﾉ 最悪の事態を考慮して
| ./ r‐ｲ::
| {__ ） __ .:::::/ それに最大限備えることこそ
', ー 一 ´ /::::/
', ノ Х 国家を運営する者がすべきことだ・・・
ヽ ,ｨ : :|:ヽ
｀ｰ‐t‐‐=ﾆ ／.: :;ｲ: : :＼
,ｨｰ' ´ ﾗ': : :.／: : : : : : :ヽ そこまで考えてる人たちと 僕は戦いたくないね
彡ﾍ､／: : :／: : : : : : : : :
ﾄ㍉': : : :／: : : : : : : : : : :
r彡'´: :ﾄ､:イ: : : : : : : : : : : : :
／: : : : : :〉: : : : : : : : : : : : : : : :
／: : : : :r＜: : : : : : : :／: : : : : : : :
Y: : : : ::／: : : : : :ﾚ'´／: : : : : : : : : : :
|: : : ＜: : : : : : : :|::/: : : : : : : : : : : : : ←クロパトキン 未来のロシア満州軍総司令官
/ ＿＿＿＿＿＿＼
/ ／ ＼
| ＼ ＿＿ ＿__ヽ
| ／ ＿＿＼ || /＿_/ ありがとうございます・・・
| | ヽ ●) ヽ ●)
∩＼| ￣￣ | |￣ ヽ でも俺が親ロ派で ロシアが好きなのは本心ですよ
ヽ∂ ＿/( |) ノ
∪ / ヘノ ヽ だからこれまで以上に戦争回避に動きます
（_ ／二二二/
ヽ ／／ /
＼ ＼ ヽ
＼ ￣￣ /
ヽ─||||||||||
. ＿＿＿＿＿＿＿_
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼
. /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
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|::::::::::／／／￣￣￣￣￣| :::::::::::|
|:::::::| ／／ | ::::::: /
|:::::::| ￣￣ ― ￣￣ | ::::::/ 僕も可能な限り 戦争を回避するよう働きかけるよ
. ＼:_| =＝= ≠＝= ＼/＼
. / l 辷ﾓﾃゝ 辷ﾓﾃゝ lヽ | 伊藤さん・・・またね
| | | |ノ /
. ヽ| | ﾍ |／ー――
／ｌ |＿／ / ＼
. ／ ヽ / 〉
. ／ ＼ ヽ ノ / /
/ l＼ ／ /
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＼ 「_フ⌒ ⌒ヽく^ヽ ／
ｒ'/ ／ | ./! ﾊ ｀Y> ／／
｀ 、 7 / /-ｒ | / | ∧-､ | |' ,／
| / .ﾚ' __」_ﾚ' ﾚ' _ ∨|/ |
+ . | 〈Y〉'´￣` ｧ＝=､〈Y〉 | ＋ -=ﾆ二
r‐､ _,./´〈Y〉wx ,. - ,､ xw〈Y〉. |
_人_ ヽ､_）.」 |〈Y〉､. | ｿ ,.ｲ〈Y〉 ! | __ _人＿ ハッピーニューイヤー
｀Y´ '､._｀ン!〈Y〉イ＞ｒ--r＜´ 〈Y〉/ﾚ' ｀Y´
... 〈ゝ-イ|〈X〉|:::{_>[]<_,}:::|ヽ〈X〉ヽ. ! 十六夜咲夜でございます
ゝ-< レ..|:::::<,∧,>:::::i__ レ 〉
＾ー<_|::::::::::::::::::::::i_> _,<ﾌ
｣:::::::::::::::::::::ｲ >'´ 〉
／厂￣￣￣ ｲ" _／
／ /:::::i l::.ヽｒ＞
i （＿ ／.:::::/ ヽ::::.＼
` ー <_.:::::::<＿＿＿＿＿_>:::::::::>
ﾞ７ｰ- :;;＿:::::::::::＿;;: ‐イ
| ｀:' ￣￣ ヽ. ∧
! | ,ﾊ ﾊ
[こ八、 ./こ7 |
ヽ--‐' └--‐'
（ ( ,ﾍ､_
r‐';:::::::ﾞ7 ) ）
,r‐':;;ハ:::;;/-‐゛"`ヽｰ‐-;;_ __ ) ） レミリアだよっ！
./::/::::::::/~__,ゝﾍi､_rヘ,_'' ),, / l
'-'､;:::::＜7´i !￣i i￣ﾊ'=r‐､ .」/ / 今回は日露戦争の回なのね
,ﾍ, ヽ＜ﾊ; |ｲﾊ l.ﾚｲﾊ iﾊ⌒/ 人_
'､ '､-‐＜ﾚ|/○｀' ○｀'λ￣ヽﾚｲﾑ 咲夜 日露戦争について教えてよ！
>、ｿﾌﾐﾘｱi ""r-‐‐v,""ｲ ｀´゛-ｲ
<-､ｿ,/ノｲ |lゝ,ヽ､__,ﾉ_ノ j ,,,.‐'＼
`-r'_,.,___`､ﾊ ~」_/、 ',-‐<;;;::::::::::',
|::::::::::;｀l^ﾚ'´§ ヽ､__」 |-､ヽ⌒ヽ)
i:/⌒r,^'ー､__§､r-v⌒ヽﾊ,
/~ヽ"゛V｀‐L/゛`'⌒'＼'＼
_,r‐―｢￣》ーr‐┐__ 日露戦争とはもちろん 日本とロシアの戦争です
／＼vヘレヘ ＜／|⌒)z ､
{r＜´⌒'Ｔ⌒ ＼ ＼｀'く人_ ＼ 開戦理由は両国の外交政策の衝突でございます
／ / {i ＼ ＼ ＼{__ ＼
/ ′|l ＼ Ⅵ ヽ
′ / / |い , -卜、 } ＼ ', 日本は歴史的に
ｉ |斗―- | ' -‐┼-､ | ＼ l
| |斗=ミ人（ 斗=ミx.＼ |, ≧=十 朝鮮半島に強大な勢力が入ることを嫌いました
人 、 ∧ r'ツ ＼ r'z_ツ 》 ﾉ＼ / .|
. ヽV ⊂⊃〈 ⊂⊃ ' )/' ! ロシアはアジア進出（不凍港奪取等）を狙い
八 { __彡 ／｝ }く |
. / ﾊ _八 ｰ_‐ ｀ｰ-イＶ7｛ ｛ ）} ヽ '､ 朝鮮北部への侵入を試み２つの国がぶつかりました
j ′| ) 、 イＶ/) 丶／人 }､ ｀ヽ
. ゝ、 ｌ ＜＾ ＞-､-‐ ´ 从 |_＼__＼ ,ﾉ ｀ヽﾉ
)ﾉヽﾚﾍ／i´' / ∨＼__)ノ
_ィ'´ | ヽ、 ／ /.:.:.:.:.:!｀ﾞ'' ｰ-,､ ちょっと長くなるので 今回は日露戦争の説明回
ィ￣ / / , '-_ﾃﾍ::ｰ┐ ノ.:.:.:.:.:./ ／ ヽ
/ ,! / ﾚ´ィｺ / ｀ヾ'／.:.:.:.:.:.:./ / ! 次回を 第七話奉天会戦として
/ ! /:.:.´:' ´‐二l ／.:.::.｀:.:.､.:.i ./ │
,′ V/:.:.:.:.:! r､ヽ´.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| / ! やる夫先生の日露戦争体験記を描写します
. / ／:.:.:.:.:.:| ├:´.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::i∨ |
/ /:.:.:.:.:.:.:.:.:! /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;V ｜
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｀i ＼ / ￣
丿 満 州 ￣￣フ / |＼
／ ／ / i `ｰ--,
／ ／ ／ r-´ r'´
| | r‐､___ノ i´ ,‐ヽ、 /
r'´｀`ｰ-､ ＼ |／ `ﾚ' `
丿 `ヽ ＼ ノヽ, ／ i´ r‐＾i
. ＿,ノ ノ ＿,,,,r'´ ／ ＿--‐‐'´￣ _ノ´ { ヽ
´ i´ (＿ ￣´ `ゝ i´ 丿 .}
丿 ／} く ＼ 。 / .r´
i ／ ｀´￣_つ ｀~ヽ ヽ ,、 ノ i
'､＿, -､＿__／￣ r'´ く i 〉｀'´ /
／ } | ° i´ 〉
＼ i´ ＿r‐' r--‐‐'´￣ ,ｩ´ﾚ'
｀i `‐'´ ο i二,ｨ---‐‐‐'ﾌ /￣
,-‐‐-､ ,‐-､__ ＼ ｏ r'´｀ヽ、i´￣￣} ヽ‐'
＿,r'´ `ヽ ノ´ `＜ `i i´ `´￣´
｀ｰ-‐'´｀ヽ_ ,r'´ ＿丿 ﾚ､丿
`ヽ,
,ノ °
ノ
r'´ o
丿
ノ´ ο
ノ´ ／｀i
,、 ＿ , ノ´ / / 。 ｡ °
￣`ﾌ ,-――一'´ ￣ i /
し' ∨
義和団事件の際 義和拳掃討のため多数のロシア軍が満州に入りました
そして義和団事件終了後もロシアは中々帰らず 満州を実効支配するようになります
日本は満韓交換論・・・満州はロシア 朝鮮は日本を実効支配するという内容で交渉しましたが
ロシアは飲まずに朝鮮へ侵入 日本は開戦を決意 1904年２月旅順へ奇襲をかけ戦争が始まりました
/ | |
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｀i ＼ / ￣
丿 満 州 ￣￣フ / |＼
／ ／ / i `ｰ--,
／ ／ ／ r-´ r'´
| | r‐､___ノ i´ ,‐ヽ、 /
r'´｀`ｰ-､ ＼ ● |／ `ﾚ' `
丿 `ヽ ＼ ノヽ,●● ／ i´ r‐＾i
. ＿,ノ ノ ＿,,,,r'´ ／●●-‐‐'´￣ _ノ´ { ヽ
´ i´ (＿ ●´ `ゝ i´ 丿 .}
丿 ／} く ＼ 。 / .r´
i ／ ｀´￣_つ ｀~ヽ 朝 ヽ ,、 ノ i
'､＿, -､＿__／￣ r'´ く i 〉｀'´ /
／ } 鮮 | ° i´ 〉
＼ i´ ＿r‐' r--‐‐'´￣ ,ｩ´ﾚ'
｀i `‐'´ ο i二,ｨ---‐‐‐'ﾌ /￣
,-‐‐-､ ,‐-､__ ＼ ｏ r'´｀ヽ、i´￣￣} ヽ‐'
＿,r'´ `ヽ ノ´ `＜ `i i´ `´￣´
｀ｰ-‐'´｀ヽ_ ,r'´ ＿丿 ﾚ､丿
`ヽ,
,ノ °
ノ
r'´ o
丿
ノ´ ο
ノ´ ／｀i
,、 ＿ , ノ´ / / 。 ｡ °
￣`ﾌ ,-――一'´ ￣ i /
し' ∨
そして多くの陸戦が 満州で行われました 黒点部分です
これには様々理由がありますが 両者とも植民地戦争という気分で
相手の本土中核は攻めないという 暗黙の了解があった為と思われます
,.ﾍ ,.ﾍ､
」 _ゝ_,.ｲ_,. '-─- ､ __
く ､r'" ｀ヽ､
Ｌ__y ｀ヽ そうなの？
r─!､_ゝ-､_ゝ,.=イ___,､ノ_ i
く ヽ,' λ__r-､ ,､ ,ヽ_>,イ_,ｲ 日本とロシアは がっぷり四つに組んで
L_ .ﾚｲ ｲ,.､_! ハ-ﾉｰiゝ､ ｀ゝ､
ヽ､lﾊi ' i;,j｀ヽ|r;:-!､_ｲ Y>､_,ノ バッキバキに殴り合ったんじゃないの？
/.从"" l､;ﾝ' /ｲﾉ λ ______
〈／i >､ ｰ ""ﾝ´λ i ,ﾍ__,..-ｰ'"´ /
ﾚ'!ノｲ｀,r--,=〈／!ノﾊ／/r ──----〈ﾍ
r／´｀ヽ,イ ｲ >´ ,' |｀ヽ､ / iヽ
〈 .〉 .イ ,' | ＼「´/ i ',
くr､_}><{_,ゝ i ,' | /⌒ / | i
〈 ヽ.ﾍ ', ﾚ'〉⌒>λ/ ノ i |
i ハ ',__./ ,.ﾍ> ⌒＾ヽ､ ,' i
,ｲく_..L ', Ｖ_ Kヽ┐ ⌒ヽノ､ ﾉ
／ ´ レi r-､)ｲ_」'ｰ- .､ ﾚ ´
／ / / ｀iｰ'-'" ヽ｀ヽ､ ｀ヽ
く / i | ＼ |,.へ |
.〈ゝrゝ /_ ﾚ＾ヽ,! ヽ､ ゝ､ ｀
ヽ>､ｲ イﾝ'
__〃⌒Y ￣)ー┐
ｨ⌒いjLﾆ＝ﾆ∠/ノー┐
rくヽj＞~ ｀丶ﾋノｭ
jゝ／ 从 人从 Ｖﾊ ヾﾚ）､ 日本とロシアは がっぷり四つに組んで
〉/ ﾊハ ﾊハﾊ Nﾏ ﾍﾉハ
Y /i V | i| ト } } ﾊ」 ∧ バッキバキに殴り合いました
/ { {{ i ! }廾ﾅ乂} |ﾊiハ
i/ .斗匕从 ﾚﾉ / rヵｫ| l |
V .}、fてぅﾄV ﾋﾆﾉ /i | | ただし土俵からはみ出さないよう
/ {ﾍ ゝ- ' """' /ｲ .|
| ｀ハ""" ' ノ / i/ 両者とも気を使ったのは事実でしょう
|! ﾊ ＞ ._ - rく / ノイハ
乂人 ｲ≧x_ r{Y}千 7､__riくｰ￢
}/ .斗{ _ﾉ | !| ｢＜__/ /二 ﾉl
人ん／| / ﾊ八 Kミ_/ /く. （ｲ|
| （._/）｢人ヽ ` }_/ /ミｰr┘|
| て./| } l/ /ﾍ､ノ .|
.| しﾊ 人_ .ｲ ﾍ､r┘ .|
/ | |
／￣￣￣| / | |
／ ￣| / | |
／￣ | / | |
＼ | / | |
｀i ＼ / ￣
丿 満 州 ￣￣フ / |＼
／ ／ / i `ｰ--,
／ ／ ／ r-´ r'´
| | r‐､___＠ウラジオストクヽ、 /
r'´｀`ｰ-､ ＼ |／ `ﾚ' `
丿 `ヽ ＼ ノヽ, ／ i´ r‐＾i
. ＿,ノ ノ ＿,,,,r'´ ／ ＿--‐‐'´￣ _ノ´ { ヽ
´ i´ (＿ ￣´ `ゝ i´ 丿 .}
丿 ／} く ＼ 。 / .r´
i ／ ｀´￣_つ ｀~ヽ 朝 ヽ ,、 ノ i
'､＿, -､＿__／￣ r'´ く i 〉｀'´ /
／ } 鮮 | ° i´ 〉
＼ i´ ＿r‐' r--‐‐'´￣ ,ｩ´ﾚ'
｀i `‐'´ ο i二,ｨ---‐‐‐'ﾌ /￣
,-‐‐-､ ,‐-､__ ＼ ｏ r'´｀ヽ、i´￣￣} ヽ‐'
＿,r'´ `ヽ ノ´ `＜ `i i´ `´￣´
｀ｰ-‐'´｀ヽ_ ,r'´ ＿丿 ﾚ､丿
`ヽ,
,ノ °
ノ
r'´ o
丿
ノ´ ο
ノ´ ／｀i
,、 ＿ , ノ´ / / 。 ｡ °
￣`ﾌ ,-――一'´ ￣ i /
し' ∨
ガッチガチのガチでやるなら 日本はウラジオストクも突くべきです
しかしそれはロシア本土への攻撃となり 上はツァーリから下は農民まで
全ロシア人が激怒して長期戦となるかもしれず避けました
__,.r￣Y￣'rﾞヽ､- .、
r' ､ｙ--'─'--､ｲ｀ヽ ヽ
r',.'" ｀ ´ ｀ヽ!>, ', この頃の列強というか先進国の中に
ﾞﾉ λ-iヽ､i -ｲ-ﾊ ,. ヽ!
∠! ,ｲr;=;!､ r:!=-;､!ﾉﾚゝi 「植民地じゃガンガン闘りあおう」
ﾚγiﾞ.ﾄ_,! ﾄ__.ﾉﾞiyﾉ λ
!..ｙ! " _ "",ｲﾉ ハ 「だけど本土を戦場にするのはカンベンな」
〈 Y).ﾞゝ､.,,___,,..イ!ｲ イ ノ
}><{ r'"/i__ン/}><{ヽﾚ´ 的な暗黙の了解というか風潮があり 日露戦争もいちおう
|ﾉ〈γ (λ_) |ﾉ 〉
ﾉ.ゝ ､ イlゝ.r'"', この習慣に沿っていたとも言えます
/／iゝ､____,.イ)ヽﾊ ',
／ ｲﾉ｀ ´Yﾉ ﾞﾍ. ',
,く／(ﾝ iﾝ ヽしノ
ゝ_〉､(ゝ､_______ｲﾉ i rﾉ
ﾞｰｒ-'-'､_r.､___r､λノ
!,__,! ',,__,,ﾍ
/'-' ! ', '-' !
ﾞｰ- " ﾞｰ-"
, --- ､＿＿＿_ r―‐‐ｬ
／ ＼ ７; ; ; ; ; 〉
/ ／ ￣ /; ; ; ;／l
j＞r＝〜＝＝イ⌒'《_;_;_;_; ;ノヽ
イｧ--/⌒}`ー┬ '＞､＼ヽヽ 》; ; ;〉 世界＝先進国・列強 という公式をもつ人々・・・
V { ﾊ-､{ ヽ l／ヽ j》. } 》 l〈; ; /
.乂 Vヽｨ㍉ヽ}ノィﾁ刋j ﾚ ﾉﾉ ￣ ｬ-､ すなわち先進国・列強の人々にとって
7 》ﾊ.Lﾘ ヽﾆﾉ! ∧} ﾊ 〉r､＼
ノ〈 〈ﾍ、 r‐y ノ l! ﾊ ヽ ヽ // ＼ヽ その習慣は世界平和を守ることと同義だけど
〈 ハ人ﾊ≧ァ７.〈ノ{ ヽﾘ ﾉ》ﾊ〉// ', i
イl_l／7＼／／ ﾌ＝＜ﾑ､ | | まるきり植民地思考よね
ノ ／; ;7l;＼／ _そ ﾘ | |
〈 >ー;ll;ー; >ソ=-､ ｒフく j .!
くム{;_;_;;jl; ; ; l fーくﾘ_r. '＼ //
7〜! ￣ 彡.j／; ; ; }> 〉'/
/r‐┴＝==≠≠.┴- ､;/ /V
〃へﾊｒ〜〜ソ＝ く .r=ん､ /､; ;＼
/ / | i j r=く ヽム ＼;/
/ / j l l／¨く７７ヽ ヽ ヽ
__ __ __
r-'´｀' - '―-' ..｀- ,
_ ｰ ´ ｀ヽ )｀ ､
´ , l ﾊ このスレでは倫理は扱いませんが
l ｨ / -‐ l__ ､ ﾊ
' /,V ＼ ﾄ､ l ｀l 〉 ﾊ 当時はそういう時代だったんです・・・
/､ ﾉ ー-- ｀ ー--― ゝ < ﾊ
/ / / j ヽ､
f ､ _＿, ,7 ヽ lー- そしてまあ・・・途上国の飢餓や紛争に目をつぶる今も
V ヽ/ ‐-, _ _ ... -,＜_ヽ_/,ヽl
.r-.x'-tY::::::::::::::::::, ﾍ' i,l_ 介｀l まるきりそういう時代ではないとは言い切れないでしょう
,レ介 j j｀::T―T´ﾍ:::::j l i｀'
ﾚ,ﾘ/:::::ｴニ l:::::::ﾊ::::ﾍ ' ﾘ
/_::::/,l i:::::::::ﾊ:::::,ゝ ともかくも 日露戦争の特徴の一つは
し/::::ゝ､＿ヶ-ｒ::´ヽ.Ｊ
/::::::::::::::::ｰ'::´:::::::::::::ゝ 日本・ロシアとも 相手を思いやりながら
'-::::_::::::::::::::::_.. - ´
￣ヽT´ﾍ ', そして朝鮮・満州を戦場にしながら 戦ったのでございます
tj J
_, -- ── -- .、
、 , ´--, ヽ,_
!ヽ、r,ｲ _/_、,,,,,,----、___ｲ_,r-,、
l＿ゝr,-_ゝ＿,ｒ─-、__,,,__,ｲ__ノ
/｀ゝr´ ル_ﾉ_ヽﾉル'_ﾉルゝ
｀─-! ﾉ ﾘくﾋ_ﾉ ﾋﾉ>ﾚ' ふーん・・・
从 Yﾉ',"" ｰ "ﾉゝ)
(rゝ!ルﾚ｀'、,---_ '´iル) 他に特徴はある？
_____ _.rヽ∵ゝｲ：、 _____
｀)⌒｀ヽ、 ゝ、rｲ ｀§´i_〉 /ｲ⌒(´
｀ヽr´ ゝ/ .,r＾ｰ-,,___,〉',ｲﾉ、r´
ヽr-、! ´ ,ｲ´￣｀'、)r´
'>ｰ,´ ヽ、
,く / ', >,
｀｀ｰ-= ,〜,ｰ-,=-'´
i.∞! i.∞!
ー' ー'
-- -- もちろんございます
／ ＼
/ _ｎ_ｎ_ｎ_ｎ_ ‘， まずは 1850年以降の当時の世界の戦争一覧を
| rく＞‐⇔‐＜〉┐|
＿ | [／ ﾊ ＼].| ＿ 見てみましょう・・・
( 彡' -‐ ／＼‐- ＼ )
(￣∠,彡 ━ ━ (＼(＾￣) ちょっと数が多すぎたので
(￣ ⌒Yl〕 ー 〔i(Y⌒ ￣)
／＼ー (Y)} ／i＼ { (Y)⌒Y´＼ 列強というか先進国同士のものに限り抜粋しました
{ (￣_(Y)_' /lﾊ _(Y)_⌒) }
＼＿_〕レﾊ勹〈人j レﾊ勹〔＿／ﾟ ,
,｡ '´ / X二二二二二X ﾟ:.,_ ｀' .,
＿ _,.｡ ﾟ ,.｡ ' ´ ／ / / ′i{ ﾟ｡ ヽ＼__ ゜' - ,_ `ｰ…‐┐
(_ノ＾',_,ノ,｡ '" 厂/ ' / } Vヽ `ァ⌒⌒ヾ
/:_:_:_}: : : :＼＿ __,ノ[ { ヽ} ]＼＿ _,／: : : {i: : : |
└^ｰ)}: : : : ＼:_:_:_:_;ノ[ {／ } ]: : : : : : ／: :/⌒>┬)
⌒)ヽ: : :＼: : : : : [ { ＼} ]: : :_:_／: : :/ /´ ⌒´
] }: : : : :＼:_:_:_[_＾ヽ / ＼ ノ ノ: : : : :／ : { [
⌒)}i : : : : : : : : : ⌒ヽ＼＿＿＿＿＿＿／_(⌒:_:_:／: : _:/(⌒
⌒)}i_:_: : : : : : : : : : ∨こ^こ^こ^こ^こ∨: : : : : : : : ／(⌒
⌒ヽ＼:_: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /ヽ/
⌒ヽ＼:_:_:_;ノ: : : : : : : : : : : : : : : : ＼_:_／(⌒
⌒ヽ/⌒ヽ:_:_: : : : : : : : : :_:_:_:_／(⌒´
⌒⌒⌒( ＼:_:_:_:_／[ (⌒⌒
}⌒⌒⌒'⌒⌒!
1853年 クリミア戦争
1861年 南北戦争
1864年 第二次シュレースヴィヒ＝ホルシュタイン戦争
1866年 普墺戦争
1870年 普仏戦争
1898年 米西戦争
1904年 日露戦争
,ﾍ
jー::::ヽ _,. -‐- ､ _,. - 、
_,/::::::::::::::ヽ´ ＼、
＿!::::::::::::::_,.-'´＾ヽ、_ ,. _ _,、 _,.-ﾍ
ヽ::':夂⌒´ 、 ￣`ﾆ'´ ｀'ﾞ´／、ヽへ、
〈:::::j _,. - /冫'ﾞ´ー`-'ヽ＿!z__ヽ-'´ 1-‐ -､ヽ
y-' ゝ .ハ ﾊ , ヽ ヽj
ヽ , / ,／ﾚ'＼', / ｌ ／レ ',￣
ィ´￣Y (( _)) `' ((＿ﾊ ﾊ ヽ ちょ！ 米西戦争の 西ってスペインでしょ？！
{ゝ＼､ |/// ｒv―-,､ /// , -､ ',
＼ ＼ 、 `―‐ ' |_／ ／ 〉 あのスベインが 天下のアメリカ様と戦争したの？！
〈,＼入 ゞ ､＿＿＿_／ ヾ,イﾍｲ,ヽハﾉ
／⌒｀{ ｌ_ ム _／ ' _」／⌒ヽ､ よくやったわね 怖くなかったのかしら？
〈r'＾ヽ/´ 7´ く_,r' イ ´ / i' ＼
ノ § l. '⌒ヽ､ﾉ i
,r´ヽ＿§＿ | ⌒ヽﾉ
乙 ｀ー'‐^ー-｀､´,_￣,.ﾉ
Y⌒ゝ､ r‐ ､ ＼
|＿_| -こ,´ ｀Y⌒Y´￣
|三_|
_,.-v⌒'「｀'r-､__
,.-「_,.!-､=,. -─- '､ ゝ､
」´ゝ'´ ｀ヽ!>ヽ, この頃の世界は 現在と常識が違いまして
」 /´ ､ ヽ､!ｲ ',
〈γ ｲ ﾉ i ､ _,,!- ' ､ ', 各国とも 気軽にメンチきって 喧嘩をふっかけてました
Y / .-/─ﾊ ﾊ,.!__ﾐ､_ﾊ ｀ゝ i,
ﾉ / ｲ_x=-､.ﾍﾉ´ｲ､: ﾘゝiハｲ ﾊ､ 米西戦争はアメリカがメンチを切りましたが
ｲ ! /ﾊ!ｲ!,:ﾉ｀ ´￣''｀ /､ﾝ-, _ﾊ
'ﾚiﾊ .!,, , ""iﾊﾉノ 〉 それでスペインが引き下がる時代ではなかったのです
!. 从､ ─ /ｲﾉ i ﾊ ｲ
ﾉｲﾝ i ゝ､. ,rYｲﾉ ﾊ ﾊノ
〈/(y´ハ _i｀>.ｰ='i7Yﾉ´｀7_ゝ ﾉ
(ﾝＶ rヽ ｀くi ﾍｲﾍ_ ''''ー'''ヽ,
. Yｨ_iﾝ7／ヾ=r/ゝﾊ_「. ヽ,
＿____
_,-‐--'─￣´ ￣￣'￣ﾞ＼_＿,
_, -‐'゛ _,-------､, ｀''' ､
/ .,_／ :r‐-/ `‐-__,-‐--ヽ、
__ﾉ r'‐‐''゛ ｀ ｰ ､ ,_, ゝ､_
⊂-‐l／￣ ｨ‐''ヽ、 ￣ ￣ゝ､ ＼、
⊆_ _ﾉ ｀｀ ー---‐- ｀‐l__
￣ | ｀ｰ-､
＼ ─''ﾞ＼
｀ｰ---- ､ ｀ー‐-＿
｀> ゝ ､
, -'゛ ＿_,,＞
∠--─---─‐‐‐‐‐ゝ､, -‐'゛
これは先ほどお伝えした当時の習慣・・・
戦争は 植民地のやり取りであり 本国温存は保証されていた事にも起因します
ww1ww2のように相手を敗亡に追いやるまで戦うことはなく
失うものはフィリピン・キューバなので
アメリカが売る喧嘩を スペインも買えたのでございます
へ}￣￣¨∨｀ヽ、
／ __∧＿＿/ ∧｀:.
〈.／: : : : : : : : :｀: ./ ﾍ: : :. ただ米西戦争は大洋を挟んだ二国の戦争であり
／. : : : : : : : : : : : : ∨___{: : ::.
,′ .l: : : : : : : : : : : : : :∨__}: : :.i 規模もそれほどのものではありません
ﾊ. ..:.:|: : : : /＼: : : : : :｀ー-: :.:从
|. : .:ﾄ､: : /ｨfてう勹: : : ｀ー-: : :｀ヽ
l八 代ﾘヾ ｀¨¨´ 厶イ厂∧: :.へ.:.:＼ その点を考慮すると・・・
| |ﾍ ' 从: : : : ∨:.八
. 从;ﾍ ｰ‐ .イ{:}.: : : : : :∨ ｀ヽ 実は本格的な先進国同士の戦争は
ノ | : `ー＜´ー.{:}i. : : : : 八 ,ィへ
r--yン､∧ー─{:}ノ:.ノ７／ ／∧ 1870年の普仏戦争まで遡らねばならないことになります
| ん /∧ ／i:}:::::::::/＿／ }
ｒヽ./厶//{ ∨::〈ソ:::::::/ ／ ￣ヽ_｛
ﾉ ／:::://:厶イ:::::从::::::}フ |__｝
/.:::::::::::///「:::::::::::::::::::厂 ∨
. {::::::::::::::ﾚ´|_|::::::::::::::::::｛ ∧
∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ rz
｛ ';::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{ {ニニニニ}
} i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ,ィﾆ二｝ |
ム_ﾉ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,｀ヽ〈 | r┐|
| ∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ﾍ ｝ }｛│
|∧::::::::::::::::::::::::::::::::::/：∨ 〉 } ﾉ ）
ｒ'::::::::::::::::::::::::::::::::::{二二二二}、──| ノ│
|::::::::::::::::::::::::::::::∠l二二二二} ) ） ∨ /
込::::::::::::::::::::::｛¨ ゝ───一'´ ￣￣￣
＿
,． ´ ｀ 、
/,．_T ＜_f二Y ､__ ＼
ﾉY´ ｀ﾞーﾍ、 ' . __
'7 / ! Y1ﾉ´三1z ということはつまり
/ / 1 ,､ ,.1 |tZz ─'ｴ!
/ 1 N､/ ＼/ ∨/７ , ﾍ!Z＼三Zz､ 日露戦争は三十五年ぶりの
Ⅵ' ● ●/ィ´ ﾄ!1Ｚ＼三,､!
/::::卞､xx ､_, xx 7 ,、 N＼!三/7´ 久々の先進国同士の本格的な戦争ということね！
/⌒!::!/::＞‐r癶 -＜Ⅵ Ｙ:::::::::＼
|/ と__ﾉ [{ﾊ}] 「`､_つ/⌒Y ､::!
＿_ノw1rｭ_,. r三}＿
｀ ＿__ ７三Zz
｀ - ィ 1三〉 ＼三7
し' ｀J
, -ｒ⌒L⌒」⌒yヽ 、
_ｒ─ ノヽヽ,_ _,ノヽヽ ｲゝ、 その通りでございます
rヽ, ／ / ｀ヽ ｲヽ,
r｀ / /λ ﾊ ヽ、 ヽy i┤ そしてその三十五年の間に
/ ｿ /! ! / l ヽ l ,j
i l / ､｜ﾊ /ヽ､,Vﾍ ';_ i | 人類のテクノロジーは大進化を遂げており
| ! | |`ﾄ､ヽ´ ｀j_,.斗ヾ´! | ! l
N､ N´ヽ! ｀ ´ ｀ ｀ﾚﾉ /ﾘ ! それは戦争にも大影響を与えました
/ } ＼ ﾄ ー‐‐' ー‐‐',厶ｲ ',ヽ
ｒ ､／ / Iiy}ﾍ _'_ ,ｲ{Iy} ヽ＼
l !｀ヽ./__.{y'} ＞ _ .ｨ' !y'}ｨ;､ﾄ､＞'´|
l ﾚ'Y´j＼Iiy} ﾄ ┤,≧‐≦´ | ﾚ{Iy}/＞'´＿｜
|.' ／ ｺｌ＿ヽ<ﾌイ､＼__Ｙ__／,＞}i水{´ ＿｜
〈 ／ ）| ｀ﾊ!|::::::::ヽ∧ ∧'".:::: lヽﾘ､_＞´∧ﾉ
∧ <_}ｒ!ー┤|:::::::::::/ Ｙ ヾ::::::::::::V´ 〈_丿
. 〈 ∧ ）| .／/､::::::::/ l | |:::::::::::ﾊ ＼ ））
_
＿＿＿h|―‐ｪ――――――┬‐ｎ
0)ﾆニニニニニニニニニニニ)三）｡ﾟ｡ﾟ｡ﾟ｡_）=圭}_￣_￣_￣_==_==|ｌ) |:|
￣￣￣〉》=圭}―――――┬┴‐U
|_|￣ |￣￣|手￣￣ ´
{ミ|＿_|＿＿|"
｢｢｢|Τ´￣´
|,|｣｣⊥＿＿＿＿＿
_|｣＿○_○_○_○＿_＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_
,．≦三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
/三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
機関銃 電話 新式小銃 軍艦 などなど・・・
先回の普仏戦争からは想像できないほどの
大量の新テクノロジーが出現していました
/ ＿＿＿＿＿＿＼ ノ丿
/ ／ ＼ ／￣￣￣￣￣￣ ＼
| ＼ ＿＿ ＿__ヽ ／ ＜
| ／ ＿＿＼ || /＿_/ / ＞
| | ヽ ●) ヽ ●) | ／＼|＼|＼|＼|＼|＼ ＞
∩＼| ￣￣ | |￣ ヽ | | ＿＿ ＿__ ヽ/
ヽ∂ ＿/( |) ノ | | ＼ / /
∪ / ヘノ ヽ f⌒＼| ・ ヽ ・ く
（_ ／二二二/ （∂ ⊂､_,⊃ |
ヽ ／／ / （ ノ ／ヽノ＼ヽ ﾉ
＼ ＼ ヽ ＼ ＼ ￣ / /
＼ ￣￣ / ＼＿＿ ￣￣ ＿/
ヽ─|||||||||| ヽ──┘
そして明治の人々はこの百年前のテクノロジーの革命の洪水を
完全に吸収し かつ徹底的に追求していました
|
| 外国人が水と薪を求めて港に来たら どうすればいいかな？
|
＼
￣￣￣￣∨￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
|
| 打ち首！ 獄門！ 磔！
＼
￣￣￣￣∨￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
●
∧（（∧ ∧＿∧
（ ・∀・） <ヽ◆／ヽ ∧＿∧ ∧__∧
（ ヽy/,⊃ （∀｀ 丁彡 <ヽ◆／ヽ <◆／ヽ
ノ__/∞Lゝ ⊂ つ （･∀･丁彡 （ﾟ∀ﾟ [彡
／＿＿|＿| （ （ （ / ） / ）
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| （＿（＿） ∪_（__￣） ∪（_￣）
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
これは恐るべきことでしょう
なにしろ彼らの青春は ちょんまげに着物に刀を差して
外国人追放に血道を上げていたのですから・・・
-＜￣｀Y ⌒> ⌒ヽ
-f ＞=＝= ＜ /⌒ア
＿( ＞ '" ヽ ヽ ＜厶⌒､
{ > 7 | ＼ ＼ ＼＜{＼ 明治人たちは
r'⌒;У :/ :! | ヽ ヽ ＼) ヽ
{＞ / / { i } ﾊ ヽ ﾊ 怒涛のように移り変わる時代に生きたためか
にｱ ハ. | -ﾄ､─-､ ‘, ハ ‘,
ｲ l 斗‐‘,‐ L.{ ､i ＼ ヽ } :| :ﾊ ‘, 非常に柔軟な人々でした
/:i { | ヽ{ ‘､ ヽr芹示气 ｜ |ﾊ､ ヽ
/ i { ‘, |斗芹ミ､ !＼ i戈こソ人 |ヽﾄj ＼‘､ たとえば やる夫先生の本にも
/ :| | {ﾊ 代辷ツ ヽj ヾ } j人 {: 〉:ヽ ＼
/ :八ﾊ ヾ | , j/ / i∧: }ーヘ こんな話があります・・・
厶イ 〈 V |＼! 厶 ヽ 〉:ﾉ
|从:}> ヾ!: ､_ ｬ ￣ ｱ 人:/ヽ }:∧
ヾ ヽ} 〉: ゝ. ｀ ´ イ}: :人 Y /-､
/⌒ヽ〉＼: ∧jハ/:＞ ..__ ＜ |,jﾊ// ヾ }ﾊ／´￣ヽ
. ／{ ヽ Y 〉 r=ﾄ _＿,... ノﾍ ‘､ Y/ _＿＿}_
( }＞‐､〈 ヽ ∧__,...厶_＿≧r!≦‐-､_ﾊ__/ ヽ:∧´ }
ヽ/⌒ー- ゝ Y/:./ {: : : : :こ{: :に: : : :｀} }> Y/´￣￣￣ﾉ
八 〈 ヽ 〉:: ＼: : : : : Y: : : : : :/ ,( ヽ∧ ＜こﾊ
/ ＞ー- 〈 ｀Y >:{ ／ヽ: : /|iiト､: :／> rゞr=-<'" / ヽ
〈 ／ ＼ r-ヾrく:.:.! ＼:_:_:_:_」iiL:_:_／ ヽ_人_/ー ＜ ‘､
r'" }＞ヘ_:公 }o| に{ {! ii| }こ} |:.{ iﾊ / ヽ
／ 人 / ﾘ(に)─-､,に{ 」」!L}こ}_＿_ﾉ:.jﾊ jノ＜ア 〉
( ＼ { r=くr＝vﾍ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}ノ:.:V´ ／ /
＼ r=､} { } {:.:.:.:.:.r=ｧ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:V_＿∠ -‐く
Y´￣￣￣{ r=ﾐ , { ヽ:.:.:, /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}_＿＿＿＿_}
｀「 ￣￣｀,! {/ , i V /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/! !
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_ -_ __ -_^__ =_ -_ ^__ _,,､。"`ﾞ ::: ::: ∥,,::iﾘv,i
_ = _ -_ _ _ = __ __,,､｡-ｰ''"`ﾞ::: 」:.::.ｖﾉiVi
_,,.,..､｡v-ｰ''"ﾞ~ :: ' ::: : ::: ::: :: :::: :: ::: 「;;,,;;:ｙﾊiW
`"ﾞ :::: :: :::' ,:: :::: : ::: : /,:.;,:.;,:.ﾅｗｙ
日露戦争のある時期 日露両軍は
沙河を挟んで 都合四ヶ月対陣しておりました
foﾔ.i ｀ ヽ､ !
＿ , -<|ニ|'乂 ＼.!
／＿, ヾ, ﾔ/ i､ｰ- .,_ ﾘ
./ /ﾆﾆi ﾐ､＼ﾚﾍ ｲ ミ't。ｰ ミ､ｰ ､.,_ 〈
. / /ﾆﾆ/ 彡ｨ∨i ﾉ, ｀_ニ ´丿 ﾉ｀ヽ､',
. ! f¨ーヾ 彡, 〉 'ハ ￣_,. ,'" , { ｲ }〉 おいヤポンスキー タバコ交換しようぜ
八 ヾﾐx ｲ彡;'f i ｲi ／ / .! !￣
∧ ,彡彡∧,' r'ﾑ , rヽ、 | |
////7 彡ｲﾉ ,. ﾉ!=ﾑｲ, , ,. , , !＿_ ヾ=!
＜/ / ,ｲ ´/!ﾞ, ﾉ∧=ﾑ' ' "_'_' ヽ''"＿_j あと美味いものあるなら
: : : ヾ〈//, 〈_'_ﾉ;:'、,ﾔ;ﾑ. ´｀ヽ､｀ヽ、 Y´
: : : : : :＼'/=ｱ, ;彡ｨ,ﾔ;ﾑ ､＿_ ｀ヾイ ちょっと回してくれよ
: : : : : : : :ﾉﾆj'/／,｀ミ ﾏ;ﾑ ,: ,;｀; i/
:､: : : : : :/´iﾉ:ヾ;'_///,/入=ヾz'z'='ｲ
: :ヽ: : : :乂iｿ: : : :｀ヾ</,///7ｰｧ'77}
: : : ヽ: : : : : : : : : : : : ＼≧='-'-'イ
: : : : :ﾊ: : : : : : : : : : : : : ＼;;;;;;;;;;;;ﾑ
＿＿＿
_ -=三三三三三≧x､
,. ＜ﾆﾆﾆ三三三三r─-､三ヽ
／ﾆﾆﾆﾆニ三三三三{ |三=ﾑ
／ У＝＝彡ｰ''"￣"^~~＼__ノ三ﾊﾆ', いいぜロシア人
ｲ;zイ三三三' ｀ヾﾐi
i三!三三三三}_,._-‐≠_ﾆ≠z_ィｰ _ ヾ 誉も飽きてきたし 好きなだけ持ってけよ
|三|三}斗ﾍ;三|ﾘ zﾆtｯ→｀} ´ ｨへ＼ }
!三／ﾆ/ }三|i| '^ー ´／ f {心.} }. /
i三{三=i }三|:i! 乂｀¨ヽ!´|i
ﾏ=!三=! .}三|:i| ／/ |i
}ﾆﾏ三､_ﾉ三|:i| _ ′ / |!
_､ﾍ辷-ヾー!|三;!:i| ∠二ヽ｀ ,′ !
_,メ´~､ ＼ヾ;Oﾘ三;|:.i|ヽ ＿｀′ ｲ{ ' |
メﾞ ヾ ＼ヽ ヽヽヾ三ﾆ|:.i|//＼ ／ｲヾ; ,. !
_＞=- _｀ ヽ ヾ ∨ﾏ三!:.i!＼//｀,ーイ／;:;:; そ: !
/ ¨ ｰ- _ ∨ﾏﾆi:.i|! ﾞヾｰ'-'彡:;:; ﾒ ﾄ-､
_入 _-=＝＝= _ ､ ¨' ｰ＼ヾi:.i|! ^~"´ そ | :}
r'‐一ﾞヾ´_ -‐ ＼ ｀ヽ､＼:. ＼ヾ∨、､ メヽﾉ ,|＞､
.} , " _ 二二 ＼ ｀ ヽ:、 ｀ﾍ∨＼ﾞ ; i _,.イ -‐ﾘ／ └､
ヽ/ ,. ´ ＼､、 ｀ ､ ﾍ∨ ｀ ＜∠ ‐7/ _,. |
／／ ヾ＼ ｀ ､ﾍ∨ /ﾊ｀//´ i
その内 両軍兵士は沙河への水くみをする夕方の時間を
勝手に休戦時間として 大っぴらに交流するようになりました
:::::::::::::〃::::::::::::;ｲ:::::::::::! !:::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::/:|:::::::::::::/|:::::::::::::| |::::::::::::::::::::;ｲ::::::::
:::::::::」斗+─-/､::::j:::::::::! ,.-┼一-+､/ |::::::::
::::／ / |::::::::/ |::::|1::::::::|´ ',::::::::::/＼j:::::::: 両軍兵士の自発的な休戦タイム・・・
:::::::::::/ |::::::/ ﾘ:::| ',::::::::! ',::::::/ |`::::::
:::::::〃 |::::/ j::::| ',:::::::| ',:/ !::::::: それすごくいいよ！
:::::::/ ﾚ' |:::j ',:::::::! ﾘ |:::::::
:::::├────Ⅵ ',::::::| ‐────┤::::: ロシア人にお土産を持たせてあげよう！
|:::ｲ彡三三三ミ '::::::! 彡三三三ミﾐﾄ::::|
::|::::| ~~￣￣￣~ ＼| ~￣￣￣~~ l:::|::
::::| | ・ | |::::
::::Ⅵ Ⅳ::::
:::::::::ﾘ /／/／/ /／/／/ ﾘ:::::::
:::::::八 L＿,‐､＿j ノ:::::::::
:::::::::::::＞ 、.. _＿＿ _＿ .. - ＜´:::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丿￣ [:::::::::::::::::::::::::::::::::: ←大山巌 日本満州軍総司令官
_,. -- ､- _
ィ≦三三三三 ＼三ヽ、
／‐-三三三三三三 ﾍ 三≧､
/ミ{__ノ三三三三三三 ○三三', つー訳だ
i'ﾞ ~′｀;ー＝三三三三三i 三三',
i:}zvｧ､_ " ' ｀}三三三 i 三三| 司令部がお前らにこの絵葉書を渡せってさ
i_以 ;ｰ=二-､_,/ 三三三 i 三三i
ﾊ､ ゝ仗､ ヽ}|三} ヾ三三Y三三iz、
| l〉' ｀Tﾞ /|三} }三三|三三ﾒ :,｀ヽ
| iヾ、 , 'ﾍ|三} ./三三/三三{ ;,. ィ
__|_i ゝ＝‐ ／-_ｿ三ﾚ'三三/三三斗メ
／ ,. ＼｀才 ヾ,-ﾁ三三￣￣／ー／
／ ／∠≠＜ヽメ ;/三三三／ ' ／ ./;:;
/ ／´ ,:〉ﾐ ｀'" ／/三斗‐"／／ /;:;:;
/' / ,. '"´ _}=-／ ,/／, -‐"／ ／／:.:
i .:i ´ - ¨ Y ／7/ ／ . : . : _ =‐ "／:.:.:.:.:
これに目をつけたのが日本軍でした
司令部は兵隊に絵葉書をもたせました
── γ⌒ヽ
､ _ ノ
／ ＼
ｆ;::., ;;,;
ヽ,;:. ｖ.。';:,ﾍ ;;., ;.; ／ / │
ｙ ;;.:;., ,,.~;;.,; ..,; ;:.,;;'' ,,; │
- ~~,.;;:;.; ,,.;:;. ;;,ｍ, '';:;;.,. ;;:.
;.:;.:,.:;:,. ;:.。;.;:;. ｙ ;;.:;., ｔｒ, ;,., .,;
,':';' ;,. x jk;;., ;: ,.,. ;;.:
,.;:~ ´,;.:ｙ´, - ´⌒ヾ ｈｆ;::., ;;,; , ⌒ヽ、
;,. ｆ ｖ ,;:. ,,／;:;. ;ゝｚ ;;.,゛ ゛;'' ( ヽ
lｚ;, /, ;: ｿ :,∧ ∧ ﾐ,, 、,;.;;:, （ ）, ⌒ヽ、
ｌ,; ｊｙ ;,;.i!ｙ'⊂(ﾟДﾟ ) ゞ ;.,: ,,;:;,⌒Y ｙ ）
;,ﾉ ｋ、;,. t .: ,| |つ ｔ'',;｀｀、;,.' (⌒ （ , ⌒ヽ
,、 lj、;., ,ヾ､ζ , ﾉ ,jh ヾ ;,.;: ヽ （
ヽ,;:. ｖ.。';:,ﾍ＼冫,）ヽ ' ;:, ,.;: ;.;,.;ｒ ,,;.: ソ ） (
;:,. 、、 ;:,,. ゝ, ＼ ヽ ,,;:;･.:;,,゛,,;. ;;.;:,,. ';;, ゝ'
..;:;., ソ,,., ,人 ::;,.~ゝ--',ｰ;;:;;,,、、''''.;:, ;;,.;,.:.., ,;:.; ∧＿∧
,,.:;ゝ ,,.ヾ、 ｰ~;:;., ,;,. ゛~'' :;.,ー:; ,,;,. ゛￣~~""''ー-,,,,＿,,_（´∀｀；,）つ,,_ ,,＿
, ,人 ::;,.~乂ｗ::;,ｙｎ;:.,.;.,~ｋ´､;,;.;,人 ::;ｰ~;:;., ,;,. ゛~'' (Ｕﾆ二二);.,~ｋ´､;
,,.ヾ、 ｰ~;:;., ,;,. ゛~'' :;.,ー:; :;,ｙｎ;:.,.;.,~ｋ´､;,;.;人 ::;,.~人 ::;ｰ~;:;.,ソゝ,,., ,
日本兵よりロシア兵に渡された絵葉書には
浜辺で遊ぶロシア人捕虜たちの写真が載っていました
_,. - ､、
_,. -≦ィ彡彡';i;ﾊ
,.ィ≦彡ィ彡彡ソ;;;;;;;/
／彡ィ彡／／;;;;;;;;;}.{ノ
z=≦彡彡彡／;:;:;:;:;:;:;:Yf
三三≦彡イ;:;:;:;:＞ "´￣ ｀` ､
,z=彡ｰ 夂;:;:;:／ ＼ ヤポンスキーに捕まったら
'´ ／;:;:／ ! ＿＿_ ',
_夂／ !0 ./￣ .:' ヽ 0 ! 問答無用で殺されると思ったけれど・・・違うんだな
ー'´ .| ∨＿＿＿＿＿_,.〉!＿j
ﾄﾊf t_・ｽ; ､弐'・ァ i! ﾚ' } なら義務を果たしたあとは 投降するのもいいのかも
ト| i! ｀/ } λ ヾ｀ i!.Y ,ﾍ
/.ｲ ﾊ, ヾ=‐ ､/L7´ ヽ､
< { ,ﾄﾐ､';'ｨﾆ二ヾﾞ/ ﾄ/:.:.:.:／
フ! ﾉ:ﾍ＼;,二,;／; ﾒ〈':":´!
,r:ﾆ:ﾚ: :H: : : :ヾ;';';';';'; ｲ 〉{: : : ｀[_:¨tっ､_
／: ゝ'／ヾj.f: : : : : :￣:ﾒヘ:/f: ,､: :/: :i:｀:ヽ;_:_:¨_:＼
／: : :／ヽ: :ゞへ: :／＼:/i : : Lj:': :／ : /: :，}ﾆﾆ!: :￣:｀┐
: : :イニニ＼ : : : ＼: : /: :i: : : : Y: : : :/: o: /ﾆﾆ| : : : : |:'ヽ
i´: : :＼ニﾆﾆ＼: : : :｀´ : : i: : : : :!: : :/， : /ﾆ!￣!: : : : :| : ‘，
:i: : : : : :＼￣ﾏﾆ＼:_:_:_:_:_:_L: --─ ￣< o ヽ: : : !: : ハ
:.i: : : : : :/＜ o ＞ / ＼ ｀! /´ ',: : :!: /: ; :＼
人種違いの戦争で ロシア人は日本人に猜疑心を抱いていました
日本人は捕虜を取らず殺してしまうという風聞が信じられており
多くのロシア人が降伏を拒否して戦いました
しかし捕虜の写った絵葉書は ロシア人の投降を容易にしていきました
,ｨ;ﾆ:ﾆ:ヽ、
/:/ ｀ﾞ
{::{＿_,､_＿ ＿_,
..-‐:.:.:￣:.:.:.:.::/:::＼:.:￣:`:ｰ:-‐'´:.:／
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＜
/:.:.:.:.: /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i:::.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
,':.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:. /|::ｉ:.:.:.:.:.:.:|ヽ::.､:.:.:.:.:.:.､:.:.:.:＼ 絵葉書が好評で 捕虜も増えてきたね♪
|:.:.:.ｉ/:.:.:.:.::,':-‐:/ |:|.:.:.:.:.ｉ::| ｰl-|:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.∧
|:.:.:,':.:.:.:.:.::|:.:.:./ !|::.:.:.::|:.l |::|､:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.､:.:ﾊ それじゃ次は 冊子を配ろう！
|:.:.|:.:.:.:.:.:.:|:.:/＿__ |:.:.:./|/＿|/ ∨:.:.:.:|:.:.:.:.:.|＼|
|:.:.|:.:|:.:.:.:||:/三三 |:／ 三三 /::∨::.:|∧:.:.:|
|:.:.|:.:|:.:.:/|´ ・ﾊ:.:.:|:.:/ ＼:|
|:.:.|/|:.:/::| xxx ｀ xxx |:.:.:.:|/
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|:.:.:.:.:|::..ｉ::|::＞::... ＿_ __,..イ::ｉ:.:.:.|:|
|:.:.:.:.:.|:.:.|::| ＼ｊ 〈::.} ゛|::|:::.:.:|:|
|:.:.:.:./|.:.:|::|＼ ＼ ./ |::|:::.:.:|:|
絵葉書が予想以上の効果を上げたため
更に日本はロシア語の冊子を作り
前線兵士にロシア兵へ渡すよう指示しました
foﾔ.i ｀ ヽ､ !
＿ , -<|ニ|'乂 ＼.!
／＿, ヾ, ﾔ/ i､ｰ- .,_ ﾘ
./ /ﾆﾆi ﾐ､＼ﾚﾍ ｲ ミ't。ｰ ミ､ｰ ､.,_ 〈
. / /ﾆﾆ/ 彡ｨ∨i ﾉ, ｀_ニ ´丿 ﾉ｀ヽ､',
. ! f¨ーヾ 彡, 〉 'ハ ￣_,. ,'" , { ｲ }〉
八 ヾﾐx ｲ彡;'f i ｲi ／ / .! !￣
∧ ,彡彡∧,' r'ﾑ , rヽ、 | | ・・・という訳で 日本兵から
////7 彡ｲﾉ ,. ﾉ!=ﾑｲ, , ,. , , !＿_ ヾ=!
＜/ / ,ｲ ´/!ﾞ, ﾉ∧=ﾑ' ' "_'_' ヽ''"＿_j ロシア語の冊子を貰ったんですが
: : : ヾ〈//, 〈_'_ﾉ;:'、,ﾔ;ﾑ. ´｀ヽ､｀ヽ、 Y´
: : : : : :＼'/=ｱ, ;彡ｨ,ﾔ;ﾑ ､＿_ ｀ヾイ 将校 私文盲なんで読んでくれませんか？
: : : : : : : :ﾉﾆj'/／,｀ミ ﾏ;ﾑ ,: ,;｀; i/
:､: : : : : :/´iﾉ:ヾ;'_///,/入=ヾz'z'='ｲ
: :ヽ: : : :乂iｿ: : : :｀ヾ</,///7ｰｧ'77}
: : : ヽ: : : : : : : : : : : : ＼≧='-'-'イ
: : : : :ﾊ: : : : : : : : : : : : : ＼;;;;;;;;;;;;ﾑ
､-┘ ､ ﾄ ､ ｲ ./
≦_ ヽ｀ ヽ＼ﾊ /.ﾉ ／´ Z_
∠ __ ＼ ､ ヽ },. レ／イ,.ィ _,.
-ﾆヽf- ヾ＼ヾ' 7. ´ ´ ´ ≦<
ヾ､ j i:.:. :. ,＜_
＞ヾ＼ヽ､、 !: , x ィ ｨメィ ヾ、
∠_ ヾミzx､__ﾐ 巡ィ､tｯ才'´ ､_
つ .} ｀¨´.:::! /｀ヽ､､ ゝ おお・・・これは我がロシア本国の情報じゃないか
ー! ..::: :.| .! ヽ:.
>', .:: | .| ::. 極東の我々には 西方の情報は貴重なものだから
＞, _,.L,,. _,.ゝ
｀ヽ ヾ＞´ 部隊員全員に読んできかせよう
ﾊ ､ ' ￣ ¨¨¨ヽ ,
､‐'ﾍ ヾ ｰ- ‐ '
> ヽ､ _,. -=≦､
_,. イ ヽて と｀ヾ￢≦三イ /／
／77￣/ / ./ ﾊーｰ┐<、 / ' /ｲ斗
ロシアの兵士は文盲も多かったのですが
字を読めるものが読み聞かせました
＞ ＼ i ７////////
冫 ﾐﾍ＼八ヽ'∧∨////∧
く 〉 ｀≧
廴 ! / ハ
〉 ゝ夊＿ﾑ / ,ィ´ﾘﾉi ＼ ゝ
く ｀ー:::､ ヽゞ 〈ヒ´_ｙ_>イ´ フ ＞´￣ヽ ん・・・？
≧ド::::::::: /| 弋 ｀ニ´ ≧´ ﾊ 斤 |
＼| / | i ゛ヽ ﾊ i ソ
i 〈 | | 冫ヽ 〉_ﾉ
ﾊ | | ､ メ、 ｀>
i ﾍ_ラノ 三 ＼
| ＿＿＿ ミ 、 ＞
ヽ ´ ￣ ｀ヽ ﾒ､ ゝ
λ >ー ==- 一' イミヽ
〉 ＿＿＿ /／
_,. - ､、
_,. -≦ィ彡彡';i;ﾊ
,.ィ≦彡ィ彡彡ソ;;;;;;;/
／彡ィ彡／／;;;;;;;;;}.{ノ
z=≦彡彡彡／;:;:;:;:;:;:;:Yf
三三≦彡イ;:;:;:;:＞ "´￣ ｀` ､
,z=彡ｰ 夂;:;:;:／ ＼
'´ ／;:;:／ ! ＿＿_ ',
_夂／ !0 ./￣ .:' ヽ 0 !
ー'´ .| ∨＿＿＿＿＿_,.〉!＿j どうされました？
ﾄﾊf t_・ｽ; ､弐'・ァ i! ﾚ' }
ト| i! ｀/ } λ ヾ｀ i!.Y ,ﾍ
/.ｲ ﾊ, ヾ=‐ ､/L7´ ヽ､
< { ,ﾄﾐ､';'ｨﾆ二ヾﾞ/ ﾄ/:.:.:.:／
フ! ﾉ:ﾍ＼;,二,;／; ﾒ〈':":´!
,r:ﾆ:ﾚ: :H: : : :ヾ;';';';';'; ｲ 〉{: : : ｀[_:¨tっ､_
／: ゝ'／ヾj.f: : : : : :￣:ﾒヘ:/f: ,､: :/: :i:｀:ヽ;_:_:¨_:＼
／: : :／ヽ: :ゞへ: :／＼:/i : : Lj:': :／ : /: :，}ﾆﾆ!: :￣:｀┐
: : :イニニ＼ : : : ＼: : /: :i: : : : Y: : : :/: o: /ﾆﾆ| : : : : |:'ヽ
i´: : :＼ニﾆﾆ＼: : : :｀´ : : i: : : : :!: : :/， : /ﾆ!￣!: : : : :| : ‘，
:i: : : : : :＼￣ﾏﾆ＼:_:_:_:_:_:_L: --─ ￣< o ヽ: : : !: : ハ
:.i: : : : : :/＜ o ＞ / ＼ ｀! /´ ',: : :!: /: ; :＼
＞ ＼ i ７////////
冫 ﾐﾍ＼八ヽ'∧∨////∧
く 〉 ｀≧ この冊子によれば・・・ペテルブルグで
廴 ! / ハ
〉 ゝ夊＿ﾑ / ,ィ´ﾘﾉi ＼ ゝ 皇帝陛下への請願者が 軍隊に多数殺されたらしい・・・
く ｀ー:::､ ヽゞ 〈ヒ´_ｙ_>イ´ フ ＞´￣ヽ
≧ド::::::::: /| 弋 ｀ニ´ ≧´ ﾊ 斤 |
＼| / | i ゛ヽ ﾊ i ソ
i 〈 | | 冫ヽ 〉_ﾉ
ﾊ | | ､ メ、 ｀>
i ﾍ_ラノ 三 ＼
| ＿＿＿ ミ 、 ＞
ヽ ´ ￣ ｀ヽ ﾒ､ ゝ
λ >ー ==- 一' イミヽ
〉 ＿＿＿ /／
/ / /;,ｨﾘ ﾉ仆州/仆/
,/ / /;//＞ '"￣ ｰ ミ
_,./ｨ'ィ;'／ ｀ヽ、
.／ /,ｲ/;/ ＿＿ ‘，
′/ｲ//;′ r。 , '"´ ｀`ヽ',
. /;/;//1 ,ﾏﾑ< i!
/'/;// ｲ, -<､ﾏﾑ{｀ｰ弋赱才>￢kヶ､-',
/;/'/ |'fﾞﾍ ヾfﾏi〉 _彡' ヽ トﾆ ,K
;// ∧ヾヽ !!､ﾏi, ,.､-、 | |、 /ﾘ!
/ ./ ∧､_,. | ! ,ﾏi;, ,ｲ; , ゞ､ﾆノ,､i,!/ ! ・・・本当でしょうか・・・？
イ／;:;:べ、λ ﾉ;ﾏi;' ' ィﾆ二 ﾕ ;ﾞ/f ﾉ
＼_/: : : : ヾ_∧;'ヾ＞x..,_==,.イ'ｲ ﾉ
,. -￢;-､ : : |_|＞ﾐ';';i｀;ﾃ幵＜iﾒ＼ﾉ
／ﾆ／: ○:> : り : : : ｀': ｰ---;'" : : K
: ／: : :.∠ニ＞ ､:､: : : : ,-､:_:./:ヽ;.へヽｰ ､
: : : :／:､､｀ ＜ニ＼:､:/_:z=':/: : :ヽ;／!｀ｰ ＞､
､:／: : : ヽ:＼ ＼=ﾆ＼: ｰ-ﾍ: : : : : : i |:ヾ＼
:＼: : : : : :ヽ: :＼ ＼=／￣ｧ￣i￣￣￣￣ ヾ¨､ｰヽ
.: : :＼: : : : : ﾄ:､: :＼ ﾉノ ﾍ〈 | ‘，ﾍ ,Y
:､: : : : ヽ: : : :!: i＼: ヽ〉 ⌒ヾ〉 ﾉ ‘，ヾﾊ
: :＼: : : ､ヽ: : !:.ﾄ:i:ヽ: !＿ ／ ‘，才,
: : : : ＼: :ヽヽ:.!:.!:.!: : i ￣ ¨ ──------‐ i ﾄ､
: : : : : :ヾ:､:ヽ:､|:|: :!: :j !. !:‘，
: : : : : : : ヽ:＼ヾ!: :∨ |. !:_:勹
: : : : : : : : ヽ:｀ヽi: :/ |. ,′-:‐＼
. i f ／ } .} -‐ ￣ ｀ |/ﾊ､; l/! ﾏ/ﾊ.!
八ゝ--' ∧ ﾏ/77//'､r/7ﾊi
,ﾏ///ﾊ∧ ￣ :. ヾ' yﾘ
／=∨//,ﾊ ;:＞ｰ-,.,.,.,.,.,.,.,＿＿ ::. ヽ｀.!
=＝ ∨//,ﾊー, ミ_三 ﾆ_ニ=､≧ミ､≧=-。,_ ::. ∨
ーｫ ' ∨//ﾊ ミ、 ￣ ｀ｰ ゝﾟ_ﾍヾ｀ヾ;:;:;:;:;:;＞,.,.､: ‘，
.ノ' ／'∨//ﾊ=ニ ノ: : - i: . . .!;:;:;:;＞,.､ ',
三- ィ ,∨/,'ﾊ≦＿ / |: . . !;:;:;:;:;:;:;:;:;＞ すべてを信用していいとは思わないが・・・
∠／∠ ∨/,'ﾊフ´ ..:/' ! : : | ';:;:;:;:;:;:〈
ミﾆ ／ ∨/,'ﾊ才 ..:.:.:.' : : : :| ';:;:;:;:;:;( 司令部でも シベリア鉄道で
三, ／ノ,∨/,ﾊ´ .:.:.／ 、＿_ .: : : :! :i:;:;:;:┌ヽ
∠_ ／´ _,ｨ∨/,ﾊ´ ｀ ｰ' ｭ｀ ‐' ,ォ' !:;:､ヾ、 スト騒ぎが頻発していると騒いでいた・・・
､＿,. _＜ 彡∨/,ﾊ ヽ ／ 1 .:∧ ゞ
二 ＿ ／´ ∨/,ﾊ _,.＿-─‐- _ .:∧ﾄヽ
ゝ≦二 _ ーィ∨//＼ ￣ ¨ ‐-｀ﾕ、 , ;/ﾊ もしかしたら・・・
:::::ヽ∠ -‐ ´-ｧ ＼///＼ ､,.,.,.,,__ i//ヾ
::::::::ヾ彡ィｰ - ＼:.＼///＞。＿ ￣｀ _,.ィ;/
ニ＼::::´＜ノ´ _, ヾ ｀ ＜//////77777/////
ニﾆﾆ＼:::::::::´≦＜ ｀` ｰ＝＝一 '"´/
ニニニﾆ＞。_:::::::::::::＞ｰ- _,. ィ
ニニニニニニﾆ≧=-。_:::::::::::ー‐:::::::´／ﾆﾆ!＿_
ニニニニニニニニニニニ≧=- v≦ニニニヽゝ ヽ､、
＼ニニニニ／¨＼ニニニニ//ﾆﾉヾニ／∨ニ＼ヾﾆ＼､
ニ＼ニﾆ／ﾆﾆ0ニ＼ニﾆﾆ//／ニ､／ﾆ0_∨_/ニ＼＼=＼､
ロシア内政の的確な情報提供はロシア兵を大いに揺さぶり
結果的に多数の投稿者を生む要因となりました
: : : : : : : : : : : : : : : : ｀:`:ヽ-:'':":ﾞ:、
.: : : : : : : : : : : : : : ; ': : : : : : : : : :ﾞ,
: : : : : : : : : : : : :, ': : : : : : : : i: : : :.i:.｀丶、
.: : : : : : : : : : :, ',.': : : : : : : i: :!: : : :.!:::.＼:｀:.、
: : : : : : : : : :,.' / . . |: l:. : : :.!::::::.ヽ＼ﾞ:、
.: : : : : : : : :,' ,': : : : :,:|: : :./!:.}::: : : :|:::;､:::::`、ヾ:、 最近の若い子は 戦争＝戦闘という考え方で
: : : : : : : :.,': ,' : : : :.;':!: ､:/ !:ﾊ:: : : :l:::::',ﾞ､:::::i.
.: : : : :|: : ,': ,': : : : ;'::!: :./`j､' !: : :.l::::::::! Ｖ:::! 戦闘に勝つことを追求する傾向があるんだけど・・・
: : : : : !: :j: :i : : : ;:::/.:./ 〃｀''|: : ;{:::::::::! V:l
.: : : : :j: :i: ;l: : : ://':.;ｲ / !: :/ !:::::::! V|
: : : : :.|:/|:,'! : : 〃!/:ｉ:l 二ニ､j:./ l::::::l ﾞ} 私達みたいな 明治維新経験者はちょっと違うのよ
.: : : : :! Y,'.|: : :/:/ﾞ::: !j ￣￣ ﾂl、 l:::/
: : : : :l: :.|ﾍ|: /:::':::: : :.!i 冫 |/
:.:|: : :j: .:::::::!'ﾊ::i:: : : : :!! .__,_ / ;⌒!
::l: : :.!:.:::::::::;' V､::. : : jｌ !_ﾉ/ ノ . /
:j: : :.!::::::::::;'｀ヽV:､:. : : i! __ .ノ ／ '――- ､
l: : :.!:::::::::/ ,,...､V､:. : : ﾞ､ / ノ r‐-､―'
: : :l::::::::/''";:=''‐ﾐヾ:､: : : `、. / ｒ''‐-;'
.: :l::::::/'彡'-'''"⌒`ヾ:､: : :.`、 / /､仁.ｿ
: :!::/ｼ'´ ヾ: : : `､ / /
_, -‐''"`: : : : : :j: : : : : : : : : : : : : : : :｀: ＜
,. ‐'" ,.-''" j: : : : : :.:i: : : : : : : : : : ヽ: : :｀: ､
,.-'ﾞ;.: -― ｧ': : : : . . . . ! ::{: : :::. : : : : : : : :`､: : : ｀:､
,.=' '"´ ／: : :,: : : : :/: : .::|: : : . . ...jV. . i:::. : : : : : : :. V: ヽ
'′ ,:': : .:::/: : : ::/: : ,;::/!:.i: : : :.:::ｌ V:_:j_､::. : : : : : : : : V. . : : :i, 敵軍を撃破する使命を与えられたとして
./: : .:::/: : :.::::j: :/ﾞ:/ヽ|: !: : : :::j ﾞＶ: iヾ`:､: : : : : : :!: :V: : : :.i,
.,': :.:::;:ｲ: : .:::::::!: : :/ l:j !: : .:::| V:.! ヾ::::. : : : : : i::. :V: : : :i 戦闘で敵兵を一人倒すのも
': ::; ' .i: : :.:::::::j: : / !| ∨: ::| Vi ｀､::::. : : : : !::. :.i: : : :.!
!: / !: : ::::::::::!: ;′ ﾞ| Ｖ: :| ヾ ∨::. : : : |::::. :i: : : j 宣撫活動で敵兵を一人降すのも
j:/ j: : ::::i:::::::!:{ --―‐ ｀、| ﾆ二二ミ ∨:. : : ji:j!::. i: : :l
{' !: : ::::l::::::!{:l 三三 ヾ 三三三ミ λ:::. : !:!|:.V:i: :,! 同じことでしょ？
！: :::::};:::|::::! ' ・ /::ﾍ::. :|-､l|:Vi:.j
i: : ::| Ｖ|::/ /::::::ﾍ／ﾞi |:|: Vj
V: :! ヾ:ﾞ:.、 ｰ'ｰ‐'′ /:::::::::/ ./ﾉ:.|:,:-､
Ｖ:! `:::::`:.,､ /::::: : / /:::::／ ,ﾉ
`:| |: :::::::::|::l:`i::..、 _,,.. ィ'::::: : :/ /::／ ,ｨi
l: : ::::::|:ﾊ:::ｉ::／￣｢ ,./:: : : :/ `゛__,∠:|i
!: : :::::|l >'ﾞ /-'} ／/: : :r''ﾞ⌒ヽr'´ ,__）|
ｌ: : : ::ﾚ" / ／ /: : : { -`ーく_／ }:|
l: : : :.|,,...､/`フ-､ /: : :／!、 ;:::::(__,r ,/::|
└───────────────────────┘
┌───────────┐
└───────────┘
┌──────┐
└──────┘
┌───┐
└───┘
┌─┐
└─┘
,ｲ:ﾌ>.､ ／ ヽ
_..ゝ"ヽ:::::ﾞ7 ヽ
f:::_斗::"::::::ヽ{ ＿ ﾞ.
.':::! f:::::::::::::::::::i ヽ-_:r:::::::::::::::＞..． ﾞ.
,r ‐‐ ､ j::::､.{:::::::::::;r ＝’才¨´ ｀ ｱ"´ ｀¨ヽ ＞.． ' .
/ , ｵ-7:::i i::::〈 才 ´ ／i￣i!i ‐- ､＼ﾔ ｰﾐ:..． ﾞ.
.′ 面こ ,/:::://r "¨¨ ヽ ﾉ〃'i ﾞﾔ i!if i.ヽ ヾ ､::::::ゝ． ﾉ
i 白れ } {::::;fイ、 ,ｲr--rf７ /" ﾔ ﾞ,', i!l. ﾔ､ヽ .! ｀ヽ"'' ≧::..． ,.，/‐ ､
. いは ﾄ._ ,..ィ::::／:ﾘ ./ i7 ./ｲ／ﾐ. ､ ﾞ, ﾞ.l! .! !.ノ !、 ヽ ＼‐-ミｱｰ-イ-=′ i
, わ ' ,.ィ:::::::::/:/:f / /7 /', ｲt､_ ､｀ヽﾞ ',, i ! ゝ､ _ ヽ ヽ ヽ‘ ヽ ﾞ､ ≧ ノ
ヽ ね ノィ:::::::::::::::/:::!:::{ /./i /ィi ' ﾏiﾘヽヽ ヽ 'ヽ ､,;zi:-_ミ､ ﾞ'ﾔ､ ,r-,ヽ `ヾ ＞i、 ,.．ｲ
￣ィ::.､ヽ:::::::::::/ヽj::::::;ﾞィ´ //! ﾚ i l "` ‐- ` ヽ , ヽﾔ _‐- , ﾞ. !i¨ .ﾔｷﾔ、 7ﾘ
‘⌒ヽ:::::ﾑ.ﾏ:::::7_ヽj 才オ'./,/7! !iﾘﾘ ヾ、弋fj¨ｧ‐-. ﾞ. l ! ﾞ. ﾏi!`! __ Y
ヽ::i ﾔ::i .r:ミﾆﾆ7´!i,' ,ｲ!V ﾂ,. , ` '"_,,_,,.r. !!,!',ヽ ヽヽゝ rtﾔ ヽ-rﾁ ﾏ､
7::ゝ.__! ｀¨´⌒’ i l!/ lﾚ //i!i. ､ ゛ ゛ }!7! ヽヽ ﾔヽﾐ !i !} ﾞ.!ﾄﾔゝヽ､､
_,__,..ィ7 ヽ::::::::l .!li',rハVi{ ﾔﾑ 、 i '7 .!}!､ﾞ.ﾔi ', i' ! ,, !ﾘﾏi ､..
,.rt圭圭Z´ ￣ /ﾔ!/ .ﾊ!ﾊ ﾔﾔヽ. ヾﾆヽv‐- _ノ7/ ﾘ! j!!'ﾔ ﾞ ノﾚりi}ゞﾔ ヾﾐ
,rf圭圭ilア" .〃!.ヾ、.! iレ, ヽ.! ＼ ｀ '' .．イ/′ / /!l ﾔ ｲjﾔ" 7ﾘ !iヽ./圭
仗圭圭圭′ / .ﾔ .r', i! ﾏ ﾏ ｀ - -‐＜ /// , ' ｲi! ! ,ｲﾊ7ﾞヾ､'’ '7!,ｨ圭圭
__ __ __
r-'´｀' - '―-' ..｀- , はい とても面白いものがあります
_ ｰ ´ ｀ヽ )｀ ､
´ , l ﾊ 勝利＝戦闘に勝つ というのが
l ｨ / -‐ l__ ､ ﾊ
' /,V ＼ ﾄ､ l ｀l 〉 ﾊ いかに狭い考え方であるか思い知らされます
/､ ﾉ ー-- ｀ ー--― ゝ < ﾊ
/ / / j ヽ､
f ､ _＿, ,7 ヽ lー- 明治人の柔軟性は 今みても大変勉強になります
V ヽ/ ‐-, _ _ ... -,＜_ヽ_/,ヽl
.r-.x'-tY::::::::::::::::::, ﾍ' i,l_ 介｀l
,レ介 j j｀::T―T´ﾍ:::::j l i｀' しかしその後の日本は
ﾚ,ﾘ/:::::ｴニ l:::::::ﾊ::::ﾍ ' ﾘ
/_::::/,l i:::::::::ﾊ:::::,ゝ 『戦わず捕虜に投降を促すなんて 男らしくないこと日本はしてねーよ』
し/::::ゝ､＿ヶ-ｒ::´ヽ.Ｊ
/::::::::::::::::ｰ'::´:::::::::::::ゝ という態度でこの逸話を闇に葬り
'-::::_::::::::::::::::_.. - ´
￣ヽT´ﾍ ', 日本軍は 主に戦闘面に血道を挙げる集団になっちゃいました・・・
tj J
/ ＿＿＿＿＿＿＼
/ ／ ＼
| ＼ ＿＿ ＿__ヽ
| ／ ＿＿＼ || /＿_/
| | ヽ ●) ヽ ●)
∩＼| ￣￣ | |￣ ヽ
ヽ∂ ＿/( |) ノ
∪ / ヘノ ヽ
（_ ／二二二/
ヽ ／／ /
＼ ＼ ヽ
＼ ￣￣ /
ヽ─||||||||||
ともかくも 明治人は優秀でした
冒頭の伊藤のように高度な政治的駆け引きを
普通に行っていたのが当時の日本でした
_ -─=─- _
_ -=ニニニニニt_つニﾆﾆ=- _
／ニニニひニニニニニニﾆ⊂⊃ﾆ＼
／ひニニニニニニt_つﾆﾆ⊂⊃ニニニﾆヽ
/ニニﾆﾆγ⌒;ニニニニニニニニニﾆﾆしニ',
./ニニニニゝイニニニニニニ≠≧‐_ｭニニﾆﾆ}
/ﾆこｿニニニニニニニﾆﾆ∠⌒ -ﾆ_￣ｰ彡'ソ
./ニニニニニニニニニニ∠" / ─-､ _ヽ <
iニニニこｿニニニニニ∠ / ＿ ﾉ ⌒ ∨
|ニニニニニニニニ／⌒ /´ ＼ ｀ ー ∨
乂ニニニニニ=‐ " j ＿ ｲ ､ ∨
ー─┬ "´ ｲ v ￢ ＼ .!
| j ＼_,! i ヽ !
.! / | i
! | |
.! | |
! ‐┼‐ ! .!
! 二|二 ; !
! -/丑‐ / |
i | / ;!
! /
i ,
i _／
i _ ‐
＼.＿ _ -= "
￣￣
対するロシア人は・・・
大国が小国を相手にするという心持ちだったのでしょう
いい意味でおおらか 悪い意味で大雑把な所があり
隅々まで創意工夫を凝らすということはありませんでした
_ ,,.... ....,, _
_／｛^'ｰ '｝⌒{＼
j⌒ア´/⌒`＾"'' ､ ﾉ⌒i
〈⌒' .' 丶 ,ﾉ､
/∨ i{ ｛ ‘，ﾉ しかしそれでも ロシア軍も
' , _i{_li_ ｛___ji: ‘，ﾟ,
{ / .j{ 从lﾄ､ ｛＼lﾄ､ ‘, 新テクノロジーの吸収消化を
/ ,汀笊ミ ＼{ｧ笊㍉､ ,}」
厶イ^从ゞ ┘ , ゞ┘'^ 厂｛ 積極的に行っていました
} ,込、 厶ィ^ｉ{ }
, ,.{Y}l}iト ｀__´ イ {Y}l ｌ{ }
/ /^{Y}从」_ ____l {Y}l ｌ{ ﾟ, 故にこそ ロシア軍は日本軍と
-‐- ミ {Y}辷=ｧ＾,=-‐､{Y}"~￣~"X､
i 「｀Y´ }:::::Ll::::::::「｀Y´] ／ }l~ 最後までボッコボコに殴り合い
/L7⌒' └'{＾V'::::/=l､::::/{´{ }｀／ }l
,' ,｛ ,ｧ ｿィ^'ｰ'}}=LＶノ} ｿl{ ___ 从 かつ健全な軍を残して終戦できたのです
/ﾉ＾'7 ｀`'ｰtt‐ '''" ∨⌒{ニﾑ
{ /辷W -‐‐- _ _ -‐- W__ﾉニﾆ〉
ﾟ人 L叭.::::::::::::::::::::::`＾:::::::::::::::::::: 从「二／ 一個のテクノロジーが
ｿi}＾''沁、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,.仏⌒^i
,=ﾆﾆY "~ ￣￣￣~~ﾞ" ''＜」}「二ﾆ どれほど戦争を変えるのか
/ﾆﾆニ}"~~ ￣￣￣~~" '' }~}l二ニl
, '⌒`ニﾆ, "~￣￣~" ~"7 }l二ニl 『電話』 を例にご説明します
／ニニニ=,:辷=- ‐-=-‐ ‐=ﾆ{ }l二ニl
__／ﾆﾆニニ イj}⌒＾ﾆ=‐---‐=ﾆ＾⌒7 〈＾'=ﾆﾆl
／￣＼ ﾆﾆ=‐ rｧ'^､ _,. / ∧_ }ニﾆﾆl
く__ 〉''~ j{ ~^^~ / / } }､ニニl
/⌒` ､／ ／{^, , ', 「l{ﾑニﾆl
i ｛ ／ﾆ「{ '､ ｰ---‐'ﾞ / 「l{_ﾑﾆ=l
. ﾉ '､ ／ ﾆﾆ「{ `,. / 「l{ﾆﾑﾆl
. 〈 ｉ ｉ ｉ r ､ }"~=ニ「{ ﾟ, / 「l{ニﾑＬ
. `LL{ └く` ､ニﾆ「{ ‘, / 「l{ﾆﾆﾑ]}
. ｀Tﾆ´ヽ ＼ 「{ ﾟ, 「l{ニﾆﾑ
. lニニﾆﾆ厂＼ ｰ'ﾞ 「l{ニﾆ=ﾑ
;ニニニ「7 丶 ___ 「l{ニニﾆﾆ_
ﾊニﾆﾆ「7 ､________,､ ''~ 「l{ニニニﾆ_
/ﾆl}ニﾆ「7 「l{ニニニニ_
. /=ニニﾆ「{ ､ 「l{ニニニﾆﾆ}
/=ﾆﾆニニLﾟ, ＼ 「l{二ニニﾆﾆ}
. /ニニニニニ{ ＼ 「l{二二ニﾆﾆ}
ノ
/
〈
｀ﾌ
i
／
○奉天 /´
黒溝台会戦●●沙河会戦 r'´
／ ｀ヽ ●遼陽会戦 _,.-''´
/ ) ＿ノ
_ノ / ∧_●鴨緑江の闘い ｀i
r'´ ノ _,,.-‐''"~ `'ｰ-､_ ｒ'
丿●得利寺の闘い ｀i ｀ｰ-､
{＿ ／ 丿 `ｰ､
く●南山の闘い ,ゝ ' ,
r´~●旅順の闘い 丿 ヽ
￣´ { ＼
'-‐'ﾌ r‐-､_r'ヽ ＼
｀ｰ´ ｀ゝ ヽ
_,-‐､ | ',
i´ `ヽ__,,.-‐''‐-〆 冫 Y
r'´ 丿 く~ 〉
-'´ ,r‐､_｝ ｀i ｀i_
,,.-‐''" | /
r'´ ｀ﾌ _}
r-､_| 冫 〉
i i´ _ｒ-､丿
r' } r‐-‐ヽ冫
. r'´ {_,-, ,r‐' ､〉
丿 久＿{
1904年2月に始まった日露戦争において 日本軍は満州へ侵入
幾多の闘いで連戦連勝し ロシア軍を奉天まで押し上げました
そして1905年2月 奉天にて奉天会戦が始まりました
,.へ_,,..--────-...,,,_
,.へ_ , '"´ ｀ヽ､
i __γ ゝ_ ﾞヽ.
/ ,ゝ__r-､r─7￣'￣ﾞｰr--､__,.ｨ i 奉天会戦・・・
＼ rγ_,.ｨ_,.!─＾''⌒｀'''ｰ'---'-､_>-､ ｲ､
L､_ｲ´ ｀ヽ7ヽ､_ﾝ やる夫先生の暮した奉天で
∠i /-!ｰ/ﾊ ﾊ iｰ!- ﾊ ﾞヽｲ_ﾉ
ﾊ. ﾊTTﾞ'ﾄ、Ｖ ﾚ,ｨ-ｰtﾄ､ｉ i ﾊ 戦いがあったのね・・・
ﾚ'Y´ i' ﾄ､ ! ﾄ､ ,} ! i ﾊ ',
ﾉ /l ,,｀ﾞ´ ゝ-'ﾞ ハﾉ i ヽ.
〈,.ﾍ ヽ、 _ "〈 i ﾊ i 〉
ﾉ ﾚ＾ゝi＞.､.,_____,,...ィ´ﾉノﾍｲ ヽハﾉ
／⌒｀γ´ﾊ_,,.イ´ﾚ｀ヽ､ ／⌒ヽ､
〈r'＾ヽi /＾L_!ﾑイ_」^ヽ. .〉´ / i' ＼
｀7 _ノ'§ !､_ !,ｲ__'⌒ヽ､ﾉ i
i､_ﾉ !､,§__､ハ､_ノ､/､__ ⌒ヽﾉ
r／ ｀ｰ--─ﾍ´｀｀ヽ､_ｲ
/ / ', ヽ､ >､
rく__ ﾊ ゝｲﾝ
｀'､__ﾆ､_r_､_ｲ__r__ｪ_'ン´.......
::::::::::i__,7:::::::::i,__,7::::::::::::::::::
::::└'ﾞ::::::::::::i,_,/:::::::::::::::
┌┘
｜
｜
┌────＠新民屯 ┌┘
──┘ ｜
｜
┌┘
┌┘ ＠撫順
＠大民屯 ┌┘ ┏━━━━━━━━━━━━━
┌┘ ┏━━━┛
｜ ＠奉天 ┏━┛
｜ ┏━┛ ┌────
┏━━━━┛ ┌──┘
┏━━┛ ┌─┘
┏┛ ｜───┘
┏━┛ ┌──｜ ＠石灰廠
┏┛ ──┘ ｜
┏┛ ｜ ＠沙河堡
＠四方台┏┛ ┏━━━━━┓ ＠教兵台
┏┛ ┃ ｜ ┗━━━┓
┏┛ ＠沈旦堡 ┏┛┌┘ ┗━━┓
┏┛ ＠黒溝台 ┃ ｜ ┗ ^ ^ ^ ^ ^
┏┛ ┃ ｜ ^ ^ ＠清河城
┏┛ ┏┛ ｜ ^ ^ ^ ^ ^
┏┛ ┏┛ ┌＠煙台 ^ ^ ^ ^
┏┛ ┏┛ ┌┘
┏┛ ┏┛ ＠遼陽
━━河川 ──鉄道線 ^ ^ ^山間部
戦場となった奉天とその周辺は おおよそ上記の通りでございます
_,.-v⌒'「｀'r-､__
,.-「_,.!-､=,. -─- '､ ゝ､
」´ゝ'´ ｀ヽ!>ヽ, 定説では奉天会戦は
」 /´ ､ ヽ､! ',
〈γ ｲ ﾉ i ､ ─!- ' ､ ', 両軍あわせて６０万人の人員が参加し
Y / .-/─ﾊ ﾊ,.!-=ﾐ､_ﾊ ｀ゝ i
ﾉ / ｲ_x=-､.ﾍﾉ´ ﾄ､_ |ゝiハｲ ﾊ 1905年2月21日頃始まり 3月10日頃終わったとされております
ｲ ! /ﾊ!ｲﾄ､ i｀ ﾞ-ｰ'' /､ﾝ-, _',_ ) ）
'ﾚiﾊ .!,,｀''´, ""iﾊﾉノと´__ ｀ヽ,､ これもネタバレにもならないレベルですので言いますが
!.从 ､─ｧ /ｲﾉ i r'､｀ ',i
ﾉｲﾝ i ゝ､. ´ ,rYｲﾉ ﾊ/´ _ !､ 結果は日本軍の勝利です
〈/(y´ハ _i｀>.ｰ='i7Yﾉ´｀7_ゝし´rゝ､_,.イヽ
_,.(ﾝＶ rヽ ｀くヽ､,.ﾍｲﾍ_/フi / 〉
」ゝYｨ_iﾝ7 //ﾍ /ゝﾊ_「ノｲ ゝ､,.､__r､_ゝ´
/ﾍiく_「,ｲ 〈ム､_ゝ 〈)iノ ゝ ､ / !
_,,.. -‐ - .､
, ´ ヽ ヽ､
.l,_-__＝＝､_,- ､￣ ｀ヽ すごく沢山の人達が 半月以上も戦い続けたんだ・・・
, -´_jこ」´乙/ヾ, ､_ ヽ､∩ .j
ヽ .' rヽr::'.､i::;/'r::ヾ弋r=う_,ｴ.> ロシア軍の抵抗が頑強だったのかしら？
'=lィ_lっﾉ ｀ っ:ﾉ ｿ´.l､./ｰ'､
ヽ.r l r v､ ﾞ_'ｲ.l ノr'::,::）
ヽ､＞ _ｰ '_ -'-r ' _.j ´/
＿ ,｀_ゞY_jﾍ'-'´ / ´ .. -）
ノ::::,/ ゝ_､_,._」 ,ち_ヽ二｀::..､
／::::r ´ ／ ´｀^7⌒-^ヽ､ ｀ヽ' ﾐＬ_::ヽ
/, ´ /´ .l iヽ 丶 丶f ｀ヽ
i' r,´ _ __ _ ,= -｀_）
ヽ _,､ ,｀ こ ´＿ . _r‐ -'
｀.｀-'｀┬ j ｀ｰ'‐´ヽ´ｌ
ｰ' ｰ'
__
_r-‐┘ ヽ___, - 、
j´__r-‐- 、, ヽ }￣｀ ,
ノ/,. '´ / ´ヽ , -‐-｀ー 、＼
Y/ / ! ヽ一 、 { ,
,イ/ / // ﾊ ﾄ、ヽ } 7 ! ロシア軍の抵抗が激しかったのは事実です
/ Ⅳ { ｀メ、!/ l|! ヽ ヽ ヽ -‐} |
/!/´|/ / l | /1l l! ヽ≠=- .,_! て l しかし奉天会戦に時間が掛かったのは
/ l! Ⅳｲ!,:iﾚ1ﾏﾐ、 ! ヽ＼ ヽヽノ ,ﾊ
| ,l/ /ヽ1! l fﾘ | ｨf〒テｧ､V1}! / ! 別の問題・・・すなわち距離の問題でもあります
! ,ｲ!/∧jﾍl ｀¨ '､ﾋｪン メ､戈) {1 ' 、
/ ,|{ }!´j!ヽ、` ､_, //1_ィﾍ! !jﾊ 〉
{ / V1メ、!} /＞,- -‐ イ!/7zj !ﾊ! lﾉ ﾚ'
ヽ ヽ/1三}｀ー- <_j￣￣{ j::::::!1ﾝ1 / !
,イ i!} r／:::::::::::::ｨzZ/::::::ヽ l/
j!1 / ヽj!::::::ヾz // !::::::::::}z ヽ 一 、
!:レ' ﾉﾝ:::::/ ﾊ ! { j:::::／! rz =- 、
ノ:::::ヽ/::::::::::{ {:::::l ヾ ノ::/ j ! {::::ヾ, て、
ヽ:::::::::i!::::::::::::l_|:::::| 〉::::! { r-‐'´:::::::::! l ゝ、
ヽ::::::!:::::::::::::::::::: l／:::::::| !＾j:::::::::::::::::::ヽ´ て
ヽ:::ヾ:::::::::::::::::::::::::::::::j |! ゝ::::::::::::::::::ヽ {
!::::} ヽ＿＿＿＿_,ノ1 リ ﾉ::::::::::::::::::::::::>'´
|:::::ヽ ￣￣￣￣ j1／:::::::::::::::::::::／
j::::::::{＿￣ ゞ、 /ﾍ｀ｰ 、::::::::::::::!
/:::::_ﾉ ￣ 一- ﾋ,､ ,:::::::::::::l
/:::::/ ゞ、 彡 _,.イ ＼ l:::::::::::::!
l:/:.:.:.:｀ヽ ,.. - '''´￣ ｀ヽ､＿＿
|:l:.:.:.:.:.:.:.:＼´ ｀ヽ
|:lr――-､-､ ニニニニヽ ＿ ',
／:.:.:./´｀＼ ｀ー-｀ヽ ',
ヽ､:.:.:.{､_/: : :＼_,ｲ￣＼＿＿/＼＿＿/､＿!
＼:./:/: : : : : ﾊ: : : :ハ: : : : l: : : : :l: : :l＼}
/ ｲ: : : : :/ l: : :.| ヽ: : : |: : : : |: : :|／ 距離・・・？
|: : : :,┯ｰ┯､:l ┯ｰ┯: : :.:|: : :|
|: : : :.:l|::::L| ｀' |::::L| l: : : |: : :|
〉､: : :弋_ｿ 弋_ｿ |: : : |: : :|
{: :＼⊂⊃＿_-＿___,⊂⊃: /:ｲ:/
VI V´､_/V//}､＞､/:ｲ､VI l/
┌┘
｜
｜
┌────●新民屯 ┌┘
──┘ ｜
｜
┌┘
┌┘ ＠撫順
＠大民屯 ┌┘ ┏━━━━━━━━━━━━━
┌┘ ┏━━━┛
｜ ＠奉天 ┏━┛
｜ ┏━┛ ┌────
┏━━━━┛ ┌──┘
┏━━┛ ┌─┘
┏┛ ｜───┘
┏━┛ ┌──｜ ＠石灰廠
┏┛ ──┘ ｜
┏┛ ｜ ＠沙河堡
＠四方台┏┛ ┏━━━━━┓ ＠教兵台
┏┛ ┃ ｜ ┗━━━┓
┏┛ ＠沈旦堡 ┏┛┌┘ ┗━━┓
┏┛ ＠黒溝台 ┃ ｜ ┗ ^ ^ ^ ^ ^
┏┛ ┃ ｜ ^ ^ ＠清河城
┏┛ ┏┛ ｜ ^ ^ ^ ^ ^
┏┛ ┏┛ ┌＠煙台 ^ ^ ^ ^
┏┛ ┏┛ ┌┘
┏┛ ┏┛ ＠遼陽 鴨緑江軍出現地点●
━━河川 ──鉄道線 ^ ^ ^山間部
はい・・・西端の鴨緑江軍の現れた南端から
奉天会戦の北東地点 新民屯まで
すなわち奉天会戦の戦域は
直線距離でもおよそ１５０ｋｍもあるのでございます
ヽ, ,,-‐''｀'‐'´
{´ii'ﾂ,-, >´｀’ヽ､ ／
ゝ"o ~'´ ヽゝ ／
~ヽ, ﾟ,{ /´
,i'ヽ{ /´ /
,-,‐"{ｺ ,､-´ ＠千葉県九十九里浜
｀''} r‐' /
{,~ , } |
,-｀~ |
__,,,----‐‐-,,,,,､ ,7_､ -='､, ヽ
／~ ~!, '‐っ ヽ {
i´ ヽ_ ＿{ ,,｀! /
| ~i r' { ~ ,-'´
,,_ r‐' {,-｀ '） _, _,,,､r'
｀'‐､ {´ {, r'´~ ｀´~
＠静岡県沼津 _} ,,-´~
r'‐--‐´ ,,! ｀ヽ r'´
./ ｀‐, i二~｀´ /
.ヽ, } ｀i ﾉ
.r'´ ノ ｀'―´
分かりやすい対比とは言いがたいですが
それはおおよそ 静岡県沼津から
千葉県九十九里浜までと 同程度なのでございます・・・
／／＼
（:::／／::::＼ ／￣￣￣￣￣￣￣＼
l l:::::::::::::::::::＼ l＾ヽ、 ＼
}|＿___/＾ヽ__ｿ＿__ﾏ'⌒` ､＿ﾉ 〉 広っ！
／::::} γ ￣￣ｲ-ｧ､＼ ＼
L::::く_/ / ／ ! ハ ＼ ⌒丶ﾍ 広い！ 広すぎよ！
￣/ / / / ｜i ∨ ヽ ⌒＼ノ
/ /i乂__ノ j/ ､__｣ノ､ ＼ ｀ｰｧ それ同一戦線といえるの？！
Σ ノ /|（( )） （( )）､ ! ／
ﾉ ﾄi ／//／/／/ ／○ ﾄ､jヽ ﾉｘｗ 神奈川と東京またいでるじゃない！
〈,.ﾍ 人 〃￣￣ヽ 人/ノ 〉
ﾉ ﾚ＾ ＞ ゛ｰ――'-ｧ＜ハﾉﾉ｀（
／ ＼∧ ＼ _ ／ ∧／＼
／ / ＼ V ＜ / ＼
⌒Y⌒Y´/ / ＞ヘ_＜´/ / ⌒Y⌒Y´
/ / / /
,-ｒ⌒L⌒」⌒yヽ、
_ｒ─ノヽヽ,_ _,ノヽヽｲゝ、 この絶後ではないものの 空前の広さの戦域で
rヽ,／ / ｀ヽｲヽ,
r｀ / ./λ 入、ヽ、ヽi 多数の人員が野戦参加し 三週間も継続戦闘し
'y r .ｲ ____ヽ, ﾉ____ヽ、ヽ, |
∠/ /____ i ﾚ'_____ ヽヽ、i ついに両軍とも崩壊せず戦い抜けたのは・・・
/ ｲ}ヽヒ_i´ ´ ´ヒ_,!ﾌ ｲヽヽ、
/ ／くl"" , ""｛yｲ＼ ゝ ひとえにテクノロジーの進化
i／/｛.人 ｰ─,- ,ｲiy｝ｲ´/!
/／y｝ﾚヽ..、￣ ,イゝ|｛yレV 電話のおかげと言えるでしょう
´ ,｛y -─r￣´=ｲ─'- y｝、
ｒ´[>}「´￣｀rｔ´￣ フ [>{<] 'ヽ、
＿
,． ´ ｀ 、
/,．_T ＜_f二Y ､__ ＼
ﾉY´ ｀ﾞーﾍ、 ' . __
'7 / ! Y1ﾉ´三1z
/ / 1 ,､ ,.1 |tZz ─'ｴ!
/ 1 N､/ ＼/ ∨/７ , ﾍ!Z＼三Zz､ 電話のお陰？
Ⅵ' ● ●/ィ´ ﾄ!1Ｚ＼三,､!
/::::卞､xx ､_, xx 7 ,、 N＼!三/7´
/⌒!::!/::＞‐r癶 -＜Ⅵ Ｙ:::::::::＼
|/ と__ﾉ [{ﾊ}] 「`､_つ/⌒Y ､::!
＿_ノw1rｭ_,. r三}＿
｀ ＿__ ７三Zz
｀ - ィ 1三〉 ＼三7
し' ｀J
/~~`'i
|;;;;;;;;;;l ＿___
l;;;;;;;;;;;l ／,r---､::丶、
. l;;;;;;;;;;;|:::;' ヽ::::ヽ
l;;;;;;;;;;|:;' ﾞ;::::｀,
. ,､;;'''''''''''‐‐‐-, . |::::::| 関ヶ原は 参加２０万 時間一日 戦域１０ｋｍ四方です
l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､-＋、 . |::::::|
. ／ ￣￣ |::::ﾞ, . |:::::| ケーニヒグレーツの戦いでも
/ l::::::| |::::::|
. lﾞﾞ'''' ''"~~`' ,.`':;;l !:::::| 参加４０万 時間一日 戦域１５ｋｍ四方に
. !tｪ,' ､rェ､ "'"',ヾ l::::::l
l i -､ ､ i ﾞ,‐'''‐┐ l:::::::i 収まるのではないでしょうか？
| └ - :' -､ﾞ l;;;;／l､,,ヽ､
ﾞﾞﾞﾞﾞ/l ,,,､､--､,, ,＿,,ﾉ:'";;,､!;;;;;;
;;;;/、'.､. ￣ ／l:／;;;;;／/;;;;;;;
;;;;>,ヽ;;;;`'‐-､､､､､-‐'",､ｒ';;;;;;／;;;/;;;;;;;;;
;;/;;;;;;＼,;;;;;｀ﾞﾞ''''''''''''''";;;;;;､ｒ'";;;;;/;;;;;;;;;;;
';;;;;;;;;;;;;;;;;`'ｰ-,-､､､､r‐'";;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,:';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;; ←徳川家康
これより以前にも 数十万人が参加する
大規模戦闘は多数起こっていますが
だいたい一日か二三日程度で決着が付く場合が多く
また戦場も１０ｋｍ四方か２０km四方に収まる事が多いのです
､ /|
ヽ＼ 彡ヽノソ
＿＿ ゝ ` 彡ヽ `､
/ ＿_＼ ー=ミヽ _,,―'''｀ﾞ"'`､
／/＿＿|ヽ ー=ミ ,Ｘ _, :. 〉
ヽ⌒`ー'ｿ ヽ l )/ ー=ミ | | ())､ |
＼ ヽ ヽ､ ￣7ｿ、ー=ミ | | :. |
,.'⌒ヽー--ゞつノー=ミ | | :. | 伝令！ 伝令！
,.'二,.' ） ヽヽ /ー=ミ ヽ ヽ :. |
,.'二,.' /ｿ 〉 ー=ミ `-､＼. ｌ
,.'二,.' ／ /ー=ミ .: `､◇ |、
/ __,,,ソ /ー=ミ _,,...-‐'''"/`ｌ ヽ _,,ﾉ
|/＼ ヽ /ー=ミ _,,...-‐'''" .: / ゝー='
＼ ヽ ヽ / _,,...-‐'''" .: /
／（ //`----─'''''￣/ /
／,,,,,,,,,,ヽ_,,"'''''─-二_ノ 〈
/二二 ,.'´ _,,_ヽ ヽ
/二二 ｧ'´ ヽ｀ ヽ
／/ヽ ヽ,.',,／⌒`）ー─--,,-'''"⌒＼─--,,,,,-|
/ / '''ー-/ _,,-'''" ヽj j j j j |
/ | / 〉ﾉﾉﾉ人
| / / ミ /////ヽヽ
| / ／ ミ ミ ///// 人ゝ
| <ヽ ( ミ ミ ゝ/// |
ヽ `-＝ミ /ヽ ＼／ |
＼ ＼ ／ ﾉ ヽ. |
"'''ーー'" /`ー ,,,＿,,,ノヽ
他の戦争まで手が回らないので詳しく調べず言いますが
これはおそらく軍隊の命令伝達手段が騎兵に限られたためです
百キロを超える戦線を騎兵伝令で指揮する場合
司令部に状況報告に1.5日 命令伝達に1.5日掛かり
その間に戦局が変わってしまい 戦になりません
_＿r‐ｭ.........................rｭ＿__
＞ ´ -―――――――――- ｀ ＜
rf「＿, ＿＿＿＿＿＿＿＿_ _＿〉
／/| 厂￣｀マﾆニニニｙ' ￣ヽ ',
_〉{ l ／1 ｀¨¨¨¨¨´ ｀ﾄ､ ｊ
〈＼〉 ﾄ､__ .イ / ,斗‐――- , ﾏ`ー--У
〈＼〉 ｀マ＿ ノ ／ 4k__)(__)(__) 2＼ ヽ＿／
〈＼〉 f｢ ' 5k__) ＿ (__).1 l|
〈＼〉 ｌ| ,' 6k__)´g㌢￣｀守。 l|
〈＼〉 || l k__)i {iii{<（_ _）>}iiｉ} ; l|
f^YYYYYYY^ー|| li 7k__) ⅥiマニフiⅣ ' l|
〈 Уｰyｰ'ｰ'ｰ'ｰ'＾|| ∨ k(__)､`定主亥〈＼ ,' l|
〈/ / .l| ヽ 8`ﾄ(__X__)＿ 〉 У l|
〈 ﾄ､ l| ＜ 9 0 ＞' ｌ|
ヽ Y^ヽ l| ｀ ¨¨¨¨´ ｌ|
＼| ﾄ､ i| ｌ|
l Lﾑ 、＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ﾉ
ヽ｣ ﾄ､ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
l Lﾑ｀ヽ
ヽ | ﾄ-仏
`ｰ^ー '
この問題を解決したものこそ・・・おそらく世界で最初の
インフォメーションテクノロジーのレボリューション・・・
すなわち１００年前のIT革命の主役 電話でございます
/ / ﾞi, ヽ
j ,ｨ／ | |
lｨ' ,ｨ／j/ | iﾘ
| /l ／ '"` | j
ﾘ! /,ノ _,､-''''` /ﾘ
| _.._ l/ ,.--;==ﾐ ､ ___,.ﾉ /{.○-ﾞ‐rV もしもし こちら司令本部
ヽ,/｀ヽヽﾄ､ ´ {,.○-`‐‐ ､,.-ﾄ| ,ﾉ
∧ ﾞi, `ヽ,r'´ ﾉ. ﾞ､--‐''´| 乃木第三軍は直ちに全軍突撃せよ！
,,.く ヽ ﾞi ヽ､ __,,､-'" 〉 /
ﾊ'´ | ﾞi | ' ' iヽ''"￣￣￣｀ﾞ
ﾞ､ﾞi,_r'ｼﾆZ`ｰ┬ト'i ＿＿＿__ , | ＼
_ﾞV ヽ,.レ''ヽヽ `ー─''''"´ / ＼
／./ ヽ／ ,」ヽ __,,､-─‐-､j ヽ
/ r'´ --‐‐'''"´ ヽ ＼ （.r‐'''""ﾞﾞ`ヽ,｀) /
l .| ＿_,,､--`ヽ ＼ ___ヽ /´| ∠__
j | ,⊥`ー ､ ﾞ! レ' | |
| | -‐''"´ ヽ､⊥ヽ| |彡'| | ←松川敏胤 満州軍作戦参謀
電話を使えば百キロ離れた場所からでも
前線部隊は司令部へ即座に戦況を報告し
司令部は前線部隊へ即座に命令を下せるのです
＼＿＿,{、
＼､ ≧=‐=ミ､ｒ‐ﾐ､
＞‐―=ミ､ ＼ﾉ{＼
ﾄｲーｒ‐ｒ‐ｒイ／_,ﾆ==≦⌒ヾ,乙 ヽ
∧::＼ゝ'⌒ ,ｨ-ﾞ彳}ィ// / i} }ハ 電話の出現が戦場にもたらしたインパクトを
ゞi＞' ,.ｲ{ ,ｨｧ// .ﾊ 八.人{人
.}i八. 〈 ‘ ゞ .}i| | ./｀Y＼. ＼＼ 正確にお伝えするのは困難ですが・・・
＼ _ 从/{ / ∧ ＼ハ ヾ
ﾊ ￣{ ﾉ八.{￣ .} _ﾉ} |ゝ
,.ィ⌒ヾ{≦彡'}// ヾ 从( jﾉﾉ 豊臣秀吉の中国大返しが
⌒iニ≧={ ￣ _＿,.ｲ:ヽヽ ./ｲ
`ー―〈:.:.:.:／},ィ≦:::::::::::::::::}ﾊ 岡山県岡山市から京都府乙訓郡まで直線１６０ｋｍ
}:::〃-=ミ､:::::::::::::::::::|.∧
/:./:::,′ ∨::::::::::::ﾘ ∧
/_/:::::ｊ Ⅶ:::::::/ / 〉ｧ そして奉天会戦の戦域が直線１５０ｋｍ
八::::::/ |:::::::/＿_ ｨ'.〈
}::/ 八／ー‐ｒ≦ハ
|八 ,ｨ __ .〉| _| ⌒ こう並べれば 電話の登場で
ﾊ::::}≧=l.|. 〈=≦ィ} .l
|:::::::¨}｀ﾊ{ヾﾉ／ ﾉ≦⌒} いかに戦争が 劇的に距離的に大規模になったか
|::::::::::| {/､}|y { ハ
f'￣￣| |{ .八 } お分かりいただけると思います
j_ .ィi| | ＼__|＿_ﾉ､
/ / ,| ﾄ､ ＼:::::::::::＼
_ _/ }._{:| |ハ ＼:::::::::::＼＿
__ｒf⌒ｰ'⌒/ .}ﾉ:::| .|:::∧ ＼:::::/:::＼::≧=...
＿fｲ / .《:::::::. |/::∧ ∨::/::::::＼::::::::::＼
_ﾉ／ fﾉ:::::::| .|::/:::::＼ ∨::/:::::::::＼::::::::::＼
( / / {::::::::::| .ﾚ::::::::::::ﾊ ∨:::::::::::::::::＼::::::::::〉
r}ﾘ ,}Y::::::::::::: |:::::::::::/:::} }::::::::::::::::::::::::＼:/
}/ ,ｲ.ﾉ:::::::::::::::l ヽ:::::::::::::| ,/＼|:::::::::::::::::::::::::::::.
.〈{ イ ノ::::::::::::::::::::l }／>o:ﾉ／:::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::|
,八 .,ｨ≦彡':::::::::::::::::::::::､‘.､､､∨}:::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::八
≧=-=≦::::::::::::::::::::::::::::::::::::／＼ヽヾノ=≦￣|￣ ヾ::::::::::::::::::::::／
＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／／／:ヾ:}‘， l ￣￣￣
_≧=―― ---- ／／／-ｒ≦ ‘. |
/／イ .| :. |
￣| | l .|
| | | |
;;;;;;;;｀丶'､ ヽ
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀丶'´ヽ､＿ ＿＿_ ',
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_,.. -──｀_, ´───｀ ,､ !
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／´‐-､／ /_,..-､ l,..-‐ ､ ＼ ｀ヽ､ /
∨;;;;;;;;;;;;;ゝ ／:| |／|: :l}' |': : ＼l ,.-､ ＼´ヽ､ でも・・・昔は携帯電話ってないんでしょ？
. ∨;;;;;;;;,∠/: :l: :｀ー'l{--l: :|｀ー´ ＼: :､｀ｰ'､:＼!__／｀ヽ／
;;; l;;;;;／.|:/: : :l:.ｫ┯━;━､:| ,ｨ━;━┯ｧ: : :|: : :l 有線電話しかない時代じゃないの？
､; |;/｀ヽ/:ﾊ: :.|:ミ人:::::i::::ﾉ 人::::i:::::ﾉ/: : : ﾊ: : :',＼
∨' /:/: :.ヽ:!: :､ ￣ ´ ｀ ￣´/: : : /: :l: : :l ヾ ､ 戦線の移動する戦場で
// l:./l: : :l:＼: :＼ ´ /: /:./: : :|: : :ゝ ヽ',
| | .ﾚ ヽ: :ﾊ､: : :ﾊ ､｀ ∠ ヽ ,.ｲ:./l:./:/l､: l:/. | | どうやって通信網を維持したの？
| | _ ヽ'/ ＼: :lﾋ､ ｀＞‐ - ‐＜´lｦ.l/ |/ヽ ヽ| | |
ヽ', / ヽ/ リ ﾋ､ ヽ ＞｀-´＜､ /ｦ l ヽ-､ //
ヾ / / ､､ ﾞ ｀´ /;;;0;;;;', ｀´ / 〉 | //
i｀ヽ
＿__i ﾐ｀､ヽ
ｘｚ┬イ´Ｔムi ﾐ彡ヽ＼ ,' ⌒',
ヽニﾆ ー -<乙く レ┴┘ ‐-､∑ｧヽ,' i
,'⌒＼ミ彡ヽ }／⌒´ ミi i i
i ヽ Σｱ/ ::::.i i
. ', ',＼Y i ヽ ::::ｨi .i
. ', ',ｨY ::ヽ ﾄ､从i::ヽ}ヽi iヽ
. ', V / ::ﾄ､::i＼ i ｨぅ心::」 !⌒トイ｀フ もちろん 人 力 でございますよｗ
', / / i::ﾚテヽ ＼ i 弋ﾘ/ ヾミ三三彡{
くーハ/ｲ ﾊ ﾊ::K弋ﾘ .リ } 〉ﾆラ
夕フ彡"i/ } /::ﾍﾊ ' _ rく ノ| iヽゝ
〃|| ﾘ :::::ヽゝ､ 〃´ fｿ´ヽ { |」
〃 ||〉 イ :::::::/::::ｲ 〃ii ‐ イヽ､ ／ｲ
ヽ／ｨ ::::::/ﾚiノi〃 ｿr‐イ Y 〉､ ::::::::|
〃>´::/::/::/ i ﾊヽ }ヽ〈 Y 〉:::... ...:::::ﾉ
{{/ :::/::/::/ ﾉ／{ {ーi Y Y 〉:::: ::::／
ｙ :::{:::::i::/ / ﾊヽ ／〈 Y 〉::::::／
//i :::i:::::i:{ﾍ i ﾉ } |´:::::::〈 Y 〉ソ
. {/ { :::i::::i::|:::::V イーヽゝ::::::}ゝ三く{
i ::i::::i:::|:::::::Y:::::::::::::::::::::::::::ﾉﾊ }:|
iﾙﾘﾚリ::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ{ﾉノ::i
ゝ:::::::::::::::::::::::::::::::::´:::::::::::::::i
i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{
ﾉ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
く::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〉
┌───┐
.∧. |ニニニニ|
/::/∧|::::::::::::::::::::}＿＿＿＿＿＿＿
/:://::::`/￣ ＼
. /:://::::::::{ ＼
/:://::::::::::{ ＼
｀＞‐,ｧ─{ ＿ ＿__ _＿ _ }
{＞ ､_√⌒ヽ､＿／＼／＼丿⌒ヽ＿＿ |
κ´＿／ x-〈- ￣∧￣ ＼|─ |
＿/ } iゝ ,＿＿ / ヽ ＼＿〉
| 〈 芋芋ﾐx) } /芋芋ミｘ | | | |} | | ＼ へ・・・？
| |＼ ﾄ､ ] | /／∨lll ] | } | | | / | | ＜
| ＿／ |､} ∪ '´ u ∪／ , >
| ｀ー‐' ' ｀{ u uフ￣ / ／
| |└ ､ }､ ｀>:.._ ヮ , .イ┐- ' ´ 人 （__
| | }ｲ .|ゝ ,-'==､v::,=:x=:v,=ュー< |ゝイ
| | | | !{￣￣へヘﾍ((::))~へﾍ､} ', |
| | | | !{ , - ｭ-┌───┐ <.|
| | | |_/ / -ｭ’〔i }ヽ >
| | | {＼ /}_{ ~ｧ＝ｺ､＿_＿_ノ } '┐
| | | L／V_i{ ｲ /::::i::::::::::::::iヽ⊂ ヽ
| | |<￣￣',{', ',[二二二二┌「二￣ }
｜ ｜
｜ ｜
｜ ｜
` ――― ∧ ∧
｜ ｜>Д<。) お
｜町1-1｜ヨ | り
`――― Ο＿_ン れ
｜ ｜ な
｜ ｜ い
｜ ｜
｜ ｜
｜ ｜
""""""""""""""""""""""""
日本軍の通信部隊は おそらく奉天会戦の全期間中
方方へ進撃する各軍の後ろについて周り
一頃のソフトバンクの光通信工事も真っ青のブラック労働で
ヒーヒー言いながら電柱を立て電線を繋ぎまくったことでしょう
＜_,. ､...::. ..::::::_ﾉ ,z=‐ゞソ､＿__ ‘，
＿ ｰ_-_イ,ｨ_ｨ _r'"´{、 //zヾ彡ﾑ_""''ヽｿ＞ｰz〉
,. イニニヾﾏﾆﾆヾ⌒八 ヽ / ヽ ’≧_,'ﾑ´ ／ ',i
_,. -=≦ニニｰ-ニヾ=ー‐ ミﾆﾆ;ヽ__ イヽ Y三彡ｨﾑ _ f=､」
,.ィ≦ニニニニニニニニﾆヾ=ﾑﾏﾊ｀ヾニ」ヾニﾑ ≦三;ゞﾐx_｀ 〈
／ニニニニヾニニ ＞ ､ニニヾﾑﾏﾊ ﾔ､ニニﾆﾆ＼_ :;:;＞ ,_｀`''_ﾉ
,--仁ﾆ＞-ﾍﾆヾニ!ニニ ﾆﾆﾑニニニi !|ﾊ ﾔヾニニ､ニﾆレニト､￣
/ニニ／ニニヾニヾ;|ニニニ ニﾑニニニﾆ=! !ニヾ<ﾆ冫斗!1レ!ヾﾄ､
./ニニニニニヾ＼ニﾆ!ニニニニニﾆヾニニﾆﾆ| !ニニiﾆ≦ニニﾆ| .!ﾆヽ
.!ニニニニﾆ ニ〉ニニニニ ﾆニニニニニj斗べミ_jニニニニ=! .!ニﾆヽ ;
.{ニニニニﾆ ニﾆ}ｰ＜ニ ニニニニ／´ノ_-ゝ'＞, ｀ ー--===! ./ﾆ／ニヽ、 _,メ.
. !=ニ斗‐ ￣ヾﾐ=/ ｀＜ニニ=＞＜ _ ¨ヾイ !|､>i}仁/ﾆ＞"￣｀ヽ、 __彡爻
. 〉､,! ＿,,....､、 ヾ､ィ、 / ｀ ｰ- _ ￣ .!.iﾑｲﾆ/'"／´ 二￣ヽﾍ ｀≧爻
. ヽ ／ 二 ｀ヽ 〉べ;/､_,ィ_ ¨ ‐- _ ＿」..ヾべﾑ ／二¨¨ヽヽ ﾘ 彡メ/
{' _- i' /｀ｰﾚ‐｀ /;/ /;' /7' У ' ／´,. _ ヽｿ 彡メ佳
｀ヾ、／ , "__ !;ﾑ/.,_, 乂ｲｿ //' ∠二¨_''━‐´─┴───-----------
＜ 乂 /／ 二＜ .!｀/`ｰi＞ _ / ｲ ｀< ／ ア'' ァー───----------
＜ ! ; ヽｰヽﾐ＼ /;/ /;'/ , ′ ￣｀ヾ==イ 彡佳圭圭
;i. ,' / i ¨ヽ.＼ {:;ゝ'./, ' メﾐ圭三三
ゝ_/ ./ / ./＞ ., ｀ .,_ ¨_/ ﾍ､ ィ爻三三ニﾆﾆ
／ニﾆ＞､__/ ､ /=!＜., ＞ ., ｀` ー---─ ''" ! !メ^^~,~,^,`¨ｰ^"~''"ﾞイ'"ｧ メ爻三三三ニﾆ
/ﾆ/ニニニニニ≧ﾆ＞､ ｀ ＜., ＞ ., !ﾒ , , ,' , "'ｰ-ｧ,.ィ爻三三三三ﾆﾆ
ﾆ/ニニニニ＞ " _,. ＜ニ≧=- ｀ ＜., ＞ ., ィﾆメ´ ; ' ' ' ' / メ爻ﾐ三三三三三ﾆﾆ
;/ニニ＞ " ,. ＜ニニニニニニニニニ｀ ＜., ＞ ., ' '/ ／ メ爻三三三三三ニﾆﾆ
ロシア側も 電話の有用性に気付いており 小編成した騎兵隊を
電話線破壊のコマンド部隊にして 日本軍の後方へ多数放ち 破壊工作を行いました
おそらく日本の通信部隊は敵騎兵コマンドと撃ち合いつつ 電線を修理して
司令部の情報伝達機能を確保したものと思われます
r─- ､ _. ´￣￣￣ ｀丶、
|::::l::::::::＼ . ´ ＿＿_ ＼- ､
＿＿ゝ､}:::::::::::::Y , ´＿＿_ﾉ ＼＿ ＼ ＼
＼::､:::::/!::::::::､:/ (_,. ´ (＿＿ヾ≧￣｀丶、 ﾍ
＼::::|:l::::::::ノ 7´ ｀丶 l ﾊ テクノロジーの発達が 一日数十キロが限度だった戦争を
}:::＼_/ / , i ､ ､ !-く |
＼＿y / | ＼ ＼ ∨⌒丶、l 数週間百数十キロまで押し広げたのね・・・
∧ l _ムキ'＼ ト､─一- | ﾍ､ l |
l ﾊ ! l Nﾄ､ 人 ＼ ﾄ 、 ! | ＼_ノ !
l ヾ}、 ∧f夭ﾊ l:::::＼ rﾃ匆x/ | }､∨ パソコン導入したら仕事効率は激上がりしたけど
∧ { ト弋ン: ＼: : l1弋tン/ ﾊ lﾊ＿}
/ /人ゝ､ ' / // i , l ＼ その分仕事量も激増してデスマーチだらけになったって嘆く
! ∨ ＼ﾍ ､＿＿, ノｲ Ⅳ l | 人＼
＼ !＼ ＼ ￣`´ _ ＜ ノ ノ / / ＼l 中高年の昔話に似てるわね・・・
＼ト､ ＞- イ _ イ ＜ 7人 ゝ、 /
＼｀＼r=7-- ´￣＼
＿//,ﾊ!| _ ´￣｀丶、
, ´ 丶、 / ,/f て」|＿_／ !
/ ＼ / てr┤ ｿr t/ |
/ ､ ＼／ ／{N 「Y｀/ |
./ ＼ , ､＼/ rふ !_}ノ |
/ ∧ | ﾄ､ ＼ ､f㍗人_ノ |
,′ / ､｜ | ＼ l ヾo' / j
__,.r￣Y￣'rﾞヽ､- .、
r' ､ｙ--'─'--､ｲ｀ヽ ヽ 激務になるからと言って テクノロジー面を軽視することは
r',.'" ｀ ´ ｀ヽ!>, ',
ﾞﾉ λ-iヽ､i -ｲ-ﾊ ,. ヽ! 軍隊と戦争にとって致命的なものです（もちろん民間でも）
∠! ,ｲr;=;!､ r:!=-;､!ﾉﾚゝi
ﾚγiﾞ.ﾄ_,! ﾄ__.ﾉﾞiyﾉ λ
!..ｙ! " _ "",ｲﾉ ハ 多くの新技術のどれか一つでも取りこぼしていれば
〈 Y).ﾞゝ､.,,___,,..イ!ｲ イ ノ
}><{ r'"/i__ン/}><{ヽﾚ´ 戦局に重大な不利を招いたことでしょう
|ﾉ〈γ (λ_) |ﾉ 〉
ﾉ.ゝ ､ イlゝ.r'"',
/／iゝ､____,.イ)ヽﾊ ', 慣れてるからといって 既存のテクノロジーにあぐらをかいてると
／ ｲﾉ｀ ´Yﾉ ﾞﾍ. ',
,く／(ﾝ iﾝ ヽしノ 他に出し抜かれて いつの間にか致命的欠陥を抱えた軍隊になります
ゝ_〉､(ゝ､_______ｲﾉ i rﾉ
ﾞｰｒ-'-'､_r.､___r､λノ ww2の日本のように・・・
!,__,! ',,__,,ﾍ
/'-' ! ', '-' !
ﾞｰ- " ﾞｰ-"
+
||
===||===
|| ＼
|| ,＼
／ || ′ヽ ＿,|＿
／ || ´, ＼ ￣ﾞ||￣
／ || ´, ＼ .||
／ ＿＿||＿＿ ´, ＼ ||
￣￣||￣￣ ´, .||:.
／ || , ===:||===
／ f二| ′ || '.
／ ＿＿弋ニニナ＿＿ ､ || ﾊ
／ ¨¨¨¨¨(__)¨¨¨¨¨ﾉ¨| ＼ ||/ ;
／ 弋ナ ,ィ≠x ==[]===
│ ／ |::|ヽ|ー‐::| |￣i| / |:|､
│ ／ ,.ｲﾆﾆﾆニl.ﾄ､: : :| |￣i| /={|:|}=.
│ ／ ／ _|＿|＿| | : ＼| |: : il/___,|:|┐:.
│ ==ttｧ‐‐く二二二Ⅵ: : : :| |: : i|r‐‐:|:|┴A┐
┴─-- ｡｡..,,___ooﾆﾆ二ア￣|￣ヽ | ..ooﾆ二7ｰ|＿i|ニﾆ|:|二][_Y´ .|
V'´ x=ヶ ￣￣￣¨¨¨¨¨¨¨ ┴= Ｉ＿＿＿|＿| √=￣∟__ │
', ゞ' ＿＿＿＿＿＿二 [〕 [〕 r┴┴┴┐
￣￣:} ,.ィ㌻￣,ィ㌻ ,.ィ㌻￣￣／￣／￣／￣￣￣￣ ナ
'´ｰｰｰｰｰｰ…￢ "ﾞ"ﾞ"ﾞ"ﾞ"ﾞ"ﾞ"ﾞ"ﾞ"ﾞ"ﾞ" ''' ''''' '''''''' ''' """"""""""""""""""￣￣￣
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
そして日露戦争時のロシア海軍も・・・
テクノロジーの摂取とその研究と実践応用の部分において
おそらく何かの部分で日本海軍に遅れを取っており
それが致命的となって 海戦面で完敗しました
_,...-──‐-､
.イ´ .,丶 ＼
/:. _,...-─‐-､｀',
rt==¨￣￣ﾞ ｡., ':＼_
j:!彡'＿＿,,...─二二＼.イ〕
//ｰ‐ｧ=､¨r‐､,r´:'¨｀Y二＜ヽ.
|ﾆ〕（､.::...ﾉj_rt ゝ､:::.ノr‐‐､..,斤￣￣￣ﾞﾞ｀ヽ
／￣,'¨￣｀ヽ. | _r､ﾐ=彡'::r‐､.:＼彡'//´¨ヽxxXﾒx×メxﾒ|
/´￣￣￣ﾞ｀ ヽ. ＼ t/､ ＼/ /´__ ゝ､ｨ´ｲ/ ﾉ‐──--......ﾉ
〈＿r=-''￣ヽ---ヽ-' ゝ_) |l/r‐‐､リ ,/: : ／´ ﾞ｀＼
〉､_ﾉ^ゝ='ｿt´ヽ￣¨'| ﾗ≧'ゝ'::: ::ﾚ'´ /:/´ __,イ￣ﾞ｀ヽ. ∧
匕/^ヽy‐‐K´｀'､＼j |´ /::: :/´=-K' /´ ＼ ∧
∨|:^::y'ｺ＜ス ∨ﾑ=､ ﾉ､___./::: :/／O／| / ∨ ∧
ヲ､::ゝ｀ー'´ 〕 ∨´ヽj ＿,.ﾍヽヽ'::／／ ／＼Kノ ∨ ∧
___...──'￣≧──--'彡'__∨_ﾉ｀ー‐y' ７／／ ／: : :＼＼ﾉ ﾉ ∨ :}
=≠￣ス_.イ´¨＼＼.-'￣｀＼￣¨ ヽ〉 ﾒ ／__.／:.／／／ヽ'´ ｀ヾ ! | |
ヘ=／´リ´ / /ヽ_／´ﾐ} ﾉ /∧／／＼.:／／／／´ ',. | ﾉ ｲ
__ﾉ斤≧' | 〈__/ﾐ彡ゝ'ｰ'ｲ彡' / (／＼＼/／／／ｲ / ﾉ／ /l'
_.ノ八/＼ ゝ､＿＿彡｀ヾ￣ー‐,_r‐､ / ／o＼ ／＼ ／／ ／ｲ '__j
｀! tf≡=| ｀ー､__／／＼ﾞ.／／ ／''' ＼彡∨´ ﾉ´___,,..--´i!i!
ヽ. i ゝ三彡､ ／／／:: :: ／／ ／／／／´ く ／イi! i! i! i! i! i!|
´｀ヽ. /__ノ ＼ﾐ=.／／／:: :: ／／ ／￣￣／ミ三三ﾐ､ ／i! i! i! i! i! i! i! i!ｲ
｀ヽ ∧｀ー――／｀' ヽ''ヾ.,__／／ ／ .〈/彡'三三三＼ ∠__j!i! i! i! _,.-‐¨￣/
／ ∨､i!i!i／／//ヽﾞ´｀' ７'__／ ＿,.'ﾍ/三ﾐ､三三三三ﾆ=ｰ---''メxxxxr}￣￣ /
／ ∨／／V//／ ／´¨ヽ} ／ くヾイ彡三＼ミ三三三／xxxxxxxxx广/ ,'
. ／／ .／／)／＼::::::::/7 ,..=='三三三三ﾐ､三彡'xxxxxxxxxxxx/メ ＿＿＿|
／／ |xX／／／ ／ﾞﾍ ヽ_ｲ___〉'三三三三三三r‐''/xﾒxﾈxﾒxﾈﾒxﾈ./ﾒ/fi!￣fi! fi!fi!fi!f|
／／ i／／)｀ ／／ ﾉ＼_/川ﾘ彡'三三三ン'夕xﾒxﾒxﾈxﾒ＼xﾒxﾈ///i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!|
それに比してロシア陸軍は テクノロジーをしっかりと摂取しており
ロシア海軍のように日本側に遅れを取ることはなく
最初から最後まで日本軍の強敵であり続け ついに崩壊しませんでした
-=ﾆ三三三三三三三三ニﾆミ彡ﾆニ三ニミ､
,ｚ彡ﾆ三三三＞／¨ ＞=ﾆ三ﾆ=――=ﾆ三三ﾆミ､
,ｚ彡ﾆﾆ三＞'´／ ／ ｀ヽ三三ﾆミ､
. 〈彡三＞'´ / / ＼三ﾆﾐ､
{////{ / / -―‐- ＿ _ -―- {//∧}
∨//∧ ﾊ,///
Ｖ,//ﾊ ,,...-==ﾆ三} {三ﾆ==-.., },///}
{//// 厶斗=ﾆ二 二ﾆ=｀＾ヽ 〈/∧/
＿∨{'′ (鶏) .: 、 (鶏) }ミ:厶..
/ ,-z､ﾞ{ V, -､ ',
{ { {/{. ! .: :. l<ヽ }
､ _ヽ ! .: : : :. l‐'ﾉ /
＼｀ヽ l { } ﾑ- '
ー-ｌ ､_ _ ' '__ノ′
ｌ ｀ ´
l ‐- ..＿＿.. -‐､ ′
. . ＿＿ ′
＼ ｀ー''´ ,
人 ＼ ／、
／/ ヽ ＼ ／}/ }:＼
. ...-=ﾆ/: : { ＼ ヽ . イ ／ l : : ヽ=-...,,
. ...-=ﾆ: : : : :/ : : : ! ｀ヽ､￣￣￣ ´ :l: : : : ∨: : : : ﾆ=-..,,
.: : : : : : : : :/: : : : : l ＼_／ l: : : : : ∨: : : : : : : : : :ﾆ=-..,,
: : : : : :, :' /: : : : : : :l ／＼ ｌ: : : : : : ∨ : : : : : : : : : : : : : ｀
.: : : :, ': :/: : : : : : : : l ／ ℡. ヽ ; : : : : : : :∨: : : : : : : : : : : : : :
: : ; ': : / : : : : : : : : : l ／、℡ ℡. ∧ /: : : : : : : : :∨: : : : : : : : : : : : :
:, ' : : /: : : : : : : : : : : lヽ／ ヽ _℡_／ ', /: : : : : : : : : : :{: : : : : : : : : : : : : :
そんなロシア陸軍を作ったのは
日露戦争前に長く陸相であったクロパトキンでした
彼は数多の新テクノロジーを理解していました
/＼-──--、
》＞=＝＝＝ｲ クロパトキンさんは愚将
（（ｲノλﾉﾊﾉ)()
ﾊﾘ￣ ￣ ﾙ) 以上証明終了！ じゃないの？
∧ )人 ＿ ﾉi)ﾉヘ
/ _＞rｭ＜_ _ヾ
i /―li ♀ f― /
vﾍγﾊ | i! | ﾊ＼iソ
. そﾊ λﾊて
＿＿___
., ' {_ イ⌒乙ﾆ、_
／く ＞ ⌒ ー 辷_｀>_
/ ソ´ ／ ｉ ｀V ヽ
}｀フ､/ ′ ｉ/ }i } ', }
ｰ=彡廴 ′ ,' | .ハ | i }__」 クロパトキンは優柔不断な愚将・・・
/ r={ ｉ }i八 :|i | | j_人_
／. / ヽ j イ＿｀メ､ i ヽ八ﾉ l }ｉ∧ おおよその 世間の相場はそうなっています
'´⌒7 , | { i弋ぃ. | iｲ-‐=丿i | ∧
.′／{ﾉ 八 | ¨＾ V fで ) } ﾘ＼i ｀
.ｉ ′ }/ i ヽ , 厶イ 八_{
j/ | ,ﾉ _|＼ ｰ- _ イ/ .ﾉノ ですが・・・
j八 / | ｀ﾆj ∨〈.{ ´￣＞:.
〈{八 ノ >､ }〉 ／ i 丹念に実績を見ていくと そうとも言い切れない部分も
.ィT/:}〉､ﾆﾆソ/:::;〈}:i .′ |
r＜ |::〈{ }ニ|/:::}ハ::|/ {_ 多々あるのでございます・・・
| ､ |::ハ:/ﾆﾆﾑ:::从 ′ i
| ＼ j/ }ﾆﾆニﾑ / |
} |从 j＼ﾆﾆﾆ} { ,斗‐==-､ | 彼に焦点をあてながら 日露戦争を眺めてみましょう
′ {:::j/::::::iﾆﾆﾆ|:::｀}ﾆﾆﾆﾆﾆニY´
/ ヽ ::::::::{ﾆﾆ斗:::::¨i´￣｀Yニｿ
＼ ∨::::::::::::::}:::::::::::| |⌒
}ﾆﾆﾆﾆﾆ}V:::::::::::::::}:::::::::| |
⌒iﾆﾆﾆｿ }:::::::::::::::c}::::: | ト､-‐…＜
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|. | |:| |. |
|| || |.:.| || ||
|:|. |:| l∧l |:|. |:|
｡ |.:.|. |.:.| ,.傘., |.:.|. |.:.|. ｡
| .|∧||∧| ,傘傘傘, |∧||∧| |
｡ ｡ ||. （VVVV）.傘傘傘.（VVVV） || ｡ ｡
|. | |:| {∽}{∽}}}傘傘傘{{{∽}{∽} |:| |. |
. || || |:.:| ,傘|ｌ~~|ｌ~~|}}个个个{{|ｌ~~|ｌ~~|傘, |:.:| || ||
|:|. |:| lvvl .,.,傘傘|∩||∩|}::::/⌒ヽ :{|∩||∩|傘傘,.,. lvvl |:|. |:|
.|.:.|. |.:.|. |∩|傘傘傘|| l|| l|}:::|: |:::{|| l|| l|傘傘傘|∩| .|.:.|. |.:.|
|∧||∧| ,.,.,傘||"||傘傘傘|| l|| l|}:::|: |:::{|| l|| l|傘傘傘||"||傘,.,., |∧||∧|
(vVVVV)傘傘{∽}个个个{∽}{∽}}:|三ﾆ三|:{{∽}{∽}个个个{∽}傘傘 (VVVVv) |
山i!山i山傘傘|三|!|/⌒ヽ!|ｌ~~|ｌ~~|}:／个＼ {|ｌ~~|ｌ~~|!/⌒ヽ|!|三|傘傘山i!山i山 ∧
||^^||^^|个ｌ个{∽}!||:. ||{∽}{∽}}:{ﾆi二iﾆ}:{{∽}{∽}||:. ||!{∽}个ｌ个||^^||^^| /;;;;;ヽ
|| l|| l|::::::::::::|三|!|iﾆﾆﾆi||ｌ~~|ｌ~~|}::::／＼::::{|ｌ~~|ｌ~~||iﾆﾆﾆi|!|三|::::::::::::|| l|| l| | ∩ |
|| l|| l|／ｌ＼||: ||!|／ｌ＼||| l|| l|}:::|: |:::{|| l|| l||／ｌ＼|!||: ||／ｌ＼|| l|| l| ／＼ |ニニ|
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|∬||∬|::|___l: |§|!|:|l l|:||∬||∬|}:::, '三`､::{|∬||∬||:|l l|:|!|§|::|___l: |∬||∬|:=:=:|:|=:=:|:|=:=:|:|=:=:
{})({i})({}iﾆﾆﾆi{({})}!!.!|,,, l|:!{})({|})({}}::|皿ｌ皿|::{{})({|})({}!:!|,,, l|:!!{({})}iﾆﾆﾆi{})({i})({}:::[]::|:|::[]::|:|::[]::|:|::[]::
|| l|| l|鬥ｌ鬥||: ||!|鬥ｌ鬥||| l|| l|}|鬥轟鬥|{|| l|| l||鬥ｌ鬥|!||: ||鬥ｌ鬥|| l|| l|:=:=:|:|=:=:|:|=:=:|:|=:=:
|| l|| l|/⌒ヽ||: ||!|/⌒ヽ||| l|| l|}|iiiiiiiiiiiiiiii|{|| l|| l||/⌒ヽ|!||: ||/⌒ヽ|| l|| l|:::[]::|:|::[]::|:|::[]::|:|::[]::
|∬||∬||:. ||§|!||:. |||∬|∬||}|iiiiiiiiiiiiiiii|{||∬|∬|||:. ||!|§||:. ||∬||∬|:=:=:|:|=:=:|:|=:=:|:|=:=:
|凶||凶|iﾆﾆﾆi|凶|!|iﾆﾆﾆi||凶||凶|}|二二二|{|凶||凶||iﾆﾆﾆi|!|凶|iﾆﾆﾆi|凶||凶|:::[]::|:|::[]::|:|::[]::|:|::[]:: ←ロシアの宮殿
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
`/ ダ 救 自. 誰 戦
豊 独 | メ. わ 由. に 争
か り | な れ. で も を
で で | ん て 邪. 決
・ 静 .| だ な. な 魔 意
・ か ,,,| き ん. さ す
・ で ,＝;;;;ﾐヽ ゃ と れ. る
・ .,彡;;;;;;;;;;;;三ヽ. あ い ず 時
彡;;;;;;;;;彡;;;彡､;;ヽ. う. は
彡;;;;;;;;;;';;;彡;;/:::::::::ヽ__. か ね
彡;;;;;;ﾐ;;//.／ : `ー------
､_ 彡/;;;;// / : ,..-ー'ー ヽ ::::|;;;;;;;;;
`∨- ///;;|//ー-ｰ' :::::`-;;;;;;
'/ヾ| ' l -､,,,,,,=====､ :::::::`-
/ ,,,,,='........."',-､-,-､::::`::::::::::::
|="",-,､_,-､:::'-`-~'`:::::::::::::::::
ヽ/,' `'.| ミ:::: ::::::
| | :::::::::: :::::::::
| / :::,--､: :::::::::
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ヽ ヽ.二'~ '~::: ::::::::::
`l .; '-,----､__ :::::::::::
ヽ ` '三三ニ-':: ::::::::::::
ヽ ,-----,-:::: :::::::::::::::
.ヽ """:::::::: :::::::::::::::
ヽ :::::::::::::,.--
ヽ ::::::::::,..-' ／
ヽ_........::::::,.-':／／
`/-､~;;／／
.／| `=='~ /
／/::| /彡ﾐヽ /
／::／::::/ /彡|lミ/ヽ /
あ 文 ク __ | ／：:|ヽ/ な
ん 句 ロ ./：l＼＿,-ｰ'：：：：:|:ヽ ん
の パ /：：：：：：：：：：：：：:|：ヽ だ
か ト /ｰ'~￣￣|￣`---､_|：：| ァ
キ | | :`ｰ>､ ？
ン |＿＿＿_.|＿_ : / /
＿/彡l _,;;;;;,,;;;､ `ー-､/ /_
/,､_"" ,-,-,､'-' '.,,,,,,,,`| ヽ
.|/nl ￣`_`) ,-r､"'〉 `∨--
|`-, __ .ヽ~` />
./`ﾌ, ,.- '~(__ .） |/
---､_ ,-'~ // | _,--､ニ` , |
∨ ,＜( ヽ二ヽ:/ ; /
＿,,,..--' ヽ＼ 二~`ｰ' /
￣ -ヽ ＼＼ ￣~ /
// ＼ ＼ヽ-､＿＿_,-)
＿__/ ＼ ＼,--ー'~~/､
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{;;彡;;;;;;;;;;-"`;} ヽｰ-'
{彡< //､_,-'_ヽ /
>;/ ,---, l三|） ,-､ ゝ~ が
ヾ=､. '^"`.ヽ,. |/^ヾ-､＿_/'_ ヽ <
,-ヽ. _'=-'､/ こ＼＼/: :-／`-､ ノ あ
. _,-ｰ/|::|ヽ､' ~./-,､__~ヽ 〉'|ヽ/: : : : : :＼ ＼
': : : : ヽ|: ヽ `>< |. `;;-//／: : : : : : : : ヽ ノ あ
ヽ: : : : |: :/､ /ﾐﾐ/'| ;;. |<: : : : : : : : : ／ ＼ `）
: :ヽ: : :'-/: .ヽ /,:ヽ.| ; |､ヽ｡｡o-::／ ヽ< あ
-､: :ヽ: :<: : ヽ/ヽ;>ヽ l .|_/-､:_／>----ー--､＼ヽ_
~ー-::<: :ヽ: :/;/|/ 〉 )-,､ ,_／ ￣￣`-､ ヽ, ）>､ あ
: : : : : :|:/: :.>;;（/, , }`---' > / ,-､ ＼ ＼ ヽ
: : : : : : ): : :|ー( }ヽ.ヽ.ヽ-､_,/ /~ ヽ<./
: : ://`/~:~:~: :ヽ^>-' ;;ヽヽ:l:ヽ-'/ ヽ|
.: ::／/: : : : : : : ＼`/ ヽ;ヽ/: :| / ,-ー--- ヽ-､ ,､
ヽ:| J/: : : : : :｡｡／| ／ヽ;;;;ヽ::| ,-, / ＿,--） ` ヽ/`/
: :ヽ: : :_,--ｰ/--､ |ﾟ_,-' ヾ;;;ヾ| ／/／ _,,,-ｰ'-ー~ ヽ
: : :`: :/: : : /_`ー /＿＿./ ヽ､/ ＝'~~/＿＿,-----`
: : ／: :o /:-:-:~:~:~:~~:~:_:ヽ .|-ヲ-'~~ /; ; ; ; ; ;`|; ; ; |
／: : : : :/: : : : : |: : |':~: : :ヽ |-/ /;`-; ; ; ; ; ヽ_; |
: : : : : /: : : : : : |: |: : : : : :| >-ー'~~ /-､; ; ; ; ; ; ; ; ;/
: : : ::/: : `､ヽ: : :|: :|: : : :(/.ヽ／ ／; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;/
: : : /-'~~: : :`-､: :/､_,/: :_／ ／; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;／;;〉
: : / ~:~:~ﾆﾆヽ: : : :ニ: ／ ,.-'~/; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ／;;;;;;〈
: /: : : : : : : :／､-:':~:／:::::::::/; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;／;;;;;;;;;;;;ヽ
: : : : : : _/:/ ＼:/:::::::::::/; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ／;;;;;;;;;;;;;;;; ;ヽ
: -:=:~: : / ／:::::::::::::/; ; ; ミミ`; ; ; ; ; ／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ; ; ヽ
:~: : : : / /::::::::::::::::/; ; ; ; ; `--､_ ／ ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;--'､_
: : : : / /::::::::::::::::::|; ; ; ; ; ; ;`--`| /､;;;;;;;;;;;;;;;;;/／;;;;;＼
_ -‐ ―- _
ィ////////////////////＞,、
, ,イ//////////////////////////＞､
/! ／///////////////////////////////,＼
∧'////////////////////////////////////＼ クロパトキン リネウィッチ
{//////////////////////////////////////∧ヽ
〉 /////////////////////////////////////∧ 喧嘩はやめい
!///////////////////////////////////////∧
ｌ///////////////////////////////////////ﾊヾ、
l///////////////////∧"＜//l＼///////////!ｿ
!iV//////////////////,ヽ-‐ ＼l二＼///!∨//∧
{ ∨/i＼/∧`＜/∧`'＜///∧ハゞソ !.＼/lﾉ.////,ゝ
V∧ゝ、ヾ、 ｀ヾ､ ::::, ｀'＜/ヽｰ ヾ//,V,ﾘ
ヽ/＼ .::::l ｀ヾ、 '///l }/
ヾﾄ､! , .:::::} ////,! !
｀ 、 ::::::ヽ ///ハ}
,.ヘ ＿＿ /:!;＼ヽ
,.'.／;ｌヽ { ｀ヽ /::::l;;;;;;;ヽヽ
__ ／/;;;;;;;!::::::.. ￣￣￣ ,.::::;' .l;;;;;;;;;ﾉ .}、
_＿=二/ ./;;;;;;;;;;ｌ :::::::＼ ／::::: !;;／ ! ＼＿_,..- 、
＿-ニニニ二/ /;;;;;;;;;;/! ::::::::::::::..ー一 .:::/ ／ !:. ヽ ヽ. ＼￣￣ ー-- ､
‐=ﾆﾆ二二二二二/ /;;;;;;;;;;;{ l :::::::::::::::::::::::／ ::/ / ./:::: ヽ ヾ ヽ 丶 ＼
‐ﾆﾆニニニ二二二/ /;;;;;;;;;;;;;! :. ::. :::::／ .::: / ／ ::: l ヽ
=ニニニニニニニ{ 〈;;;;;;;;;;;;;;! ヽ :. .:: / ／ .:: l ! ｿ ヽ
///////,／ ／ ／ Ⅵ
///////{ / / ﾆ=‐- -‐= ﾞ|
,//////Λ __＿ ＿___ }
V///////〉 ﾆ=-‐―‐┘ └―-=ヽ〉 皇帝陛下・・・
..Ｖ////// ′〃惣こヽ 〉 〈惣こヽ
⌒ー‐'′ / Ｖ | 日露戦争はいけません
. | 「λ Ｖ |
八 ヾｽ r V | なにより極東で 我らは日本に勝てない
＼＿, 八, ､___丿 |
} ι
}Λ ｰ――--一
__Λ Λ ⌒ ′
／: :Ｖ丶込、 /
／|: : : :∨ ＼ ＞ 厶、
: : |: : : : :∨ ＼ ＞ ノ＼ ＼
./:.:.:.:.:..::.| |:.:ヾミミヽ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:... .:..:.ヽ
/.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ |:.:.:.ヽ ＼ ＼ ＼.:.:.:.....､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.＼
ﾘ:.:.:.:.:.:.:.:.::.:ﾘ:.:.＼:.:.... ＼ ＼ ヾ:.:.:....｀''＜:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
|:.:.:.:.:.:.:ﾄ;:.:.:.:.:.{ﾍ:{＼:.:... ヾﾐ ＼ :.:.. :.:.:... ＼:.:.:.:.:.｀ヾ:.:.:....
{ :.:.:.::..:{.:＼:.:.:.ミX< ＼:.:.. ヾﾄ､ ＼:.:.:.:.:.:..... ヾ:.:.:.... 从ヽ）
从:.:.:.:从 ´ ＼{__｀ヾﾐﾊ:.:.:...Y≦彡'''ヽ:.:.:.:.:.:.ヽ､:.:.＼:.:.:.. / なにを言っちょる
ヽ:.:.::.:＼ ,ﾁ==ミ.､_ }｀ヽ} _ｨ=＝ミ､:ヽミ:.::.:..ヽ:.:.＼:.:.
／弋',⌒＼⌒｀㍉ ¨´⌒｀ }ハ/ 代:.:.:ミ=ｰヽ:. 黄色人種相手ぞ
/: :〃:∧ :. j /._人{｀ヾ､ ｀
＞'⌒|: : :i:.//∧ :::... 小: : ∨ ロシア軍が負けるはずなかろ
: : : : :|: : :|:///∧ ﾊﾐ|: : :.i|ヽー-. . .＿
: : : : :|: : :|////ハ r､ ｀ー一´ _,ｨ ∧ﾐjl: : :.l|: : : : : : : : :
: : : :.人 :弋 {{///ヽ ヾﾐ＝==ﾆ三 ノ ////ﾘ: : :ﾘ: : : : : : : : :
: : : : : : ヽ: :ヽ.ll////＼ ｀ﾆﾆﾆﾆ´ , ｲ////: : :/: : : : : : : : : :
: : : : : : : : :ﾊ: :Y:. ////＼ ／://///: : :/: : : :.j|: : : : : :
: : : : : : : : : :|: :|: : :./////｀ー‐一彡//////: : :/: : : : :ﾊ: : : : : :
あ 文 ク __ | ／：:|ヽ/ そ
ん 句 ロ ./：l＼＿,-ｰ'：：：：:|:ヽ う
の パ /：：：：：：：：：：：：：:|：ヽ だ
か ト /ｰ'~￣￣|￣`---､_|：：| そ
キ | | :`ｰ>､ う
ン |＿＿＿_.|＿_ : / / だ
＿/彡l _,;;;;;,,;;;､ `ー-､/ /_ ！
/,､_"" ,-,-,､'-' '.,,,,,,,,`| ヽ
.|/nl ￣`_`) ,-r､"'〉 `∨--
|`-, __ .ヽ~` />
./`ﾌ, ,.- '~(__ .） |/
---､_ ,-'~ // | _,--､ニ` , |
∨ ,＜( ヽ二ヽ:/ ; /
＿,,,..--' ヽ＼ 二~`ｰ' /
￣ -ヽ ＼＼ ￣~ /
// ＼ ＼ヽ-､＿＿_,-)
＿__/ ＼ ＼,--ー'~~/､
. |○ ￣`ー--､＞､/○＿,_ノ|/ ＼
zﾆ二三三ミ､
〃彡三三三三ﾐｿミ､
,彡彡ﾞ´ﾌﾌ´ ￣ヾミ三ヽ
ﾐ彡´ （（-一-､ ヾミj
ﾐ彡 .z==＝ ﾐ､ｰ ｿ'
r ゝ ｨa=- ra㍗/ ・・・・では主戦論者の誰かを
ヾ' f . /
｀| r _） / 満州軍司令官に指名ください
,ﾍ, ､ -ｰ-ｯ /
-一| ヾ ノ
ﾍ ｀ミｰ---ｲ ヽｰ- ､ ＿
＼ ｀Yゞ |
ヽ /彡ゝ､ |
､_
＼=-__
＿_ -―‐- ＼//＞ 、
, ＜//////////////////＞ 、
, ＜//////////////////////////＞､
／////////////////////////////////ヽ
／///////////////////////////////////ハ
／////////////////／/////////////////////!
／イ///////////////／￣///／///////////////,! 満州軍総司令官はお主ぞ
. '" ／//////////／l/／-―/／､. ///////／///////∧
／//////,/ｌ//// ｌ/ { {丙ｊ ヽ ／////／=//／}'/////∧ お主以外に
／/／////,l .'∨/ ` ー／-‐''"／ ,. -‐-､ﾞ}///////∧
/'////,! l ,l/ ,.::::. {丙,ｉ ヽ'///////// 満州軍を率いて闘える将帥はおらん
ｌ'///∧ ､! ::::/ ｀` ／/////////
l／l///ヽ ,. ―- .._ ／/／//＞'"/"
／l/／':. ./ ,. ―- ._ ､ ´/ '／ ／ もし日本が攻めてきたら
／=／ / :. !./ ヽ ヽ /／
＿／二./ , l::. ', ヽ:::::::::::... } / ｲ＼ そん時は お主が大将ぞ
＿＿＿＿ -=二/ﾆﾆ./ l :::.. ｀ _ー- ' ./ ｲニニ＼
ﾆニニニ二/二,'ﾆニ.{ i ! l ::::::.、 ー ／ ﾏニニニヽ
ﾆﾆニニニ/二/二二! .l l .ｌ ::::: ＼ , ' ' ﾏ二二二ﾑ
ﾆ二二二/ﾆﾆil{ﾆﾆニ', .l ｌ .! ::::. ―‐ .::: ﾊ. ﾏﾆﾆニ二ﾑ
ﾆニ二二{ﾆ二li|ﾆﾆニﾑ ! l ::: .:::: ' .ｌ ｉ ﾏﾆニニニﾑ
ニニニニ!ﾆニ!i|ﾆニニﾑ ! :、 ::. .:::::' ./ .l ! !ニニ二二ﾑ
ニニニニニニ!l|二二＞' .l ､ ヽ. :: .::／ / ! .l! i !ﾆニニ二二〉
ニ/ﾆニニ!ニニ!＞'" { { / l l! ! }ﾆ二二＞'"
ﾆ/ニニニlニニ!、 ! ', ＼ / ,! / .lﾆ＞'"ニニ＼
ニニニニ二二lﾆヽ l , ＼ - / '.l / /ﾆニ〉ﾆﾆ二二＼‐-､
ニニニニニ二lﾆﾆ/ .l ヽ ヽ ／ / / l / /ﾆﾆ/ニニニニニヽニ＼
---------､ ./(/人',-=ﾆ､ ::::::,-==--::::: ::::::::::::/:::/::|;;/ /
な 凄 な ヽ ヾ~~,--､_ :::::: （‘)_, :::::::::､ ::/::| | う
. っ い .ん | ヽl (‘)| ::::::::`￣ ::::::::`-'::::::| | わ
ち. こ だ | ヽ`ー| :::::::::::::: ::::::::::|:::::::::| ＜ あ
. ゃ と か | ヽ } ,--､::::::: :::::::::|::::::::::|-､ヽ
. っ に ＞ ヽ （ _,:::::::: ::::::::::|::::::::::／ヽヽ_
た / ヽ `-,-'::::＿,...-ｰヽ､ :::::::::|::::::／:::::::::|:ヽ二-
ぞ / ヽ .l-<二--^-'~-/ ::::::::::/:／:::::::::::::|~|:::::::ヽ
クロパトキンは日本本国を視察したこともあり
日露戦争に反対しましたが・・・
他に人が居ないという理由で日露戦争直前に
ロシア満州軍総司令官に就任しました
zｲﾆ三三ミヽ
≦彡z三三ミミゞ三ヽ
〃彡ｿﾉ ヾ三三ミミヽ
ﾞf-一 ´￣｀ ｀三三三ﾆヾ 指名されたからには仕方がない・・・
〆 fﾆﾆ＝ｰ ヾ三三三三/
,彡 ｨ三fｼ ソzヾﾆﾆ/ それじゃ自慢のシベリア鉄道で
/ rﾊﾉ''ﾐ/
ゝ ﾞﾞ ) ｿ/ミﾐ ロシアの大軍を満州に運ぼうじゃないか
k＿__ ^ｰ' ミﾐ
z-ｰj ¨¨ ｀
=-ｰ''¨ |
,-'''¨ ヽ ﾍﾄ､＿＿＿＿,,
ｲ vZ j ﾅ__〉j￣ヽミ , -ｰ'''¨´
/ ヽ､ r一ヽ ノ / /∪ ,ｲヾ／
./ @ }￣Y ¨ﾍ〆 ／ﾄ､｢ゝ､
/ / ／ {ミﾍﾐ/＼
, ｨｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪ ､ / あ…ごめんなさい それ無理なんですよ
／彡彡=⌒゛ﾞ亠亠ヾ＼ |
/彡彡´ `ヽ | 1904年のシベリア鉄道は単線かつ 未完成部分があり
|;':;';';' _ - ―---´⌒ ､ ! !
|;';'" _,,-‐=' ｀ｰ ､| | 一ヶ月に平均4.5万の兵士を送るのが精一杯
r'⌒ ,r'兪 ヽ 〃匍､.| |
{（牙 ￣ノ { ￣ | | ただしこれはマジな限界なので 実行すると極東に必要な民需品を
＼┐ イ ヽ | |
Ｙ ／ ｀ー‐´） | | まったく輸送できなくなり 極東のロシア人社会が崩壊します
| _ノ ゞ二ﾆヱ ! ＜
ﾄ､ ｰ ﾉ ＼_＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
, ィ!＼＼ ／}｀ヽ､ __
_,.- ' { { : :.ヽ｀_ｰ _＿__ ´ | | ｀ ヽ ､_
_,.- ' ヽヽ: : : : : ￣｀:＞＜: : : :| | ヽ ｀
ﾉ ＼＼: : : :.／ |C ＼: :.| | ヽ ﾊ ←シベリア鉄道係
そしてロシアの兵站線は貧弱であり
ロシア軍は全戦争期間中
物資不足と兵力不足に悩まされました
【開戦直前】
-='"￣￣￣￣ ¨￢-､
／ ',＼
. ／ ', ＼
/// ./ ', ハ
. /// ／ ／ / .／ ', ',ﾊ 日本軍が満州に着上陸するなんてこと
///. //.／ ／／ ／／,ｲｉ ｌｌ li::i
∧::ｌ /// ／／ ／／ '" ll l ll }:: ', ロシア海軍の名誉にかけて 起こり得ないわｗｗｗ
l//l / ＿∠／ イ／／ ll l ll lk' ,',
l//ll l´ /／∠><X´ r'ニ＝ll l､_l__ 从 ', 制海権はロシア軍のものよ！！
l:l lrl/／气筵心<ヽ r,'三ﾆll lk',l l jミヾヽヽ
',k Vll／//7X￣ -辷卅ヲﾐl.l. ﾄ､ヽヽヽ ＼
',ヽﾐl／// , { ||ヾﾘl l. l:. ヽヽヽ.ヽ. ＼
l:l ｌ:ｌ:∨ｉ lk l lliV/l.li:.l:..ﾄ､ ヽ.ヽ.＼＼＼
l:l ｌ:ｌ ∧ ﾚﾞ kVll l:ﾄ､.ﾄ､ヾヽ ヽ. ＼＼＼
l:l:i ﾚﾞ li:ヽ _＿____ /:::ll/1ミ i.ヽ＼＼ ＼.＼＼
l:l:k.l.l.lll::::::.ヽ ´ ー "｀ ,イ辷┤ .Kﾐ:l人_ヾ＿＞==､ヽ
l:l:lkl.l.ll lミヽ､::.ヽ､ ／/,,:l lヽ::l.l ﾄ､ﾘ_￣>=/ /
',',ﾚl.l.l ト ヽ ｀ヽ､≧彡.// l.lレ'l l l￣癶 i { /
／ ,ｲ l.l ﾄ､ヽ｀ヽ ｀Y // /}// l l i l ／へヾY
_＿__ _／=≠､l l l l. ＼＼ ', f/ /ノ -''1.l l l// ＿ミヾi
￢-ミ ､｀ｉ ｌ!l l ト-==≧＝､ Y ／"／／ｌ ｌ l l／￣ ｀ヾ《 , イ
＿ ヾ l lr' l l.l三￢＝- ¨┐／／／ｌ ｌ ｌ ｌr ヽ≦ ←アレクセーエフ極東総督 海軍軍人
／圭!/ // ＿ !圭l圭l圭圭圭圭〉
/圭/!//ヽ-‐…・ ´ ｀ ゞ､圭圭圭圭圭/
l __ 圭三三≡x、 ヽ圭i´￣｀ヽ′ 私は陸助で 海軍には疎いが・・・
≡三 _二__ ｀ ﾏ′ ヽ !
ヽ´ゞ夛 '_ ´_弋夛` / そうであるなら 鴨緑江方面のみに注力が可能になる
| ￣/ ､ ´ ／
| / ｀ー'!〉､ 戦争中の満州確保は可能かも・・・
ヽ,' ､ | / !::＼
! _． / / /:::::::|::
｀,…､ , _ / / /::::::::::|::
／｀ー─--== ‐´￣ ／ / /:::::::::::::|::
/ _ 'ーノ＝､ ／ ／ /:::::::::::::::|::
. /´ ＼─一-.,´ ／ ／ /::::::::::::::::|::
／｀＼ ､ ＼/:::::∧ ＿＿ ．＜．＜´ /::::::::::::::::::|::
【開戦直後】
-='"￣￣￣￣ ¨￢-､
／ ',＼
. ／ ', ＼
/// ./ ', ハ ゴメン・・・日本海軍すごく強い
. /// ／ ／ / .／ ', ',ﾊ
///. //.／ ／／ ／／,ｲｉ ｌｌ li::i 開戦御廟で旅順艦隊は壊滅しそうだし
∧::ｌ /// ／／ ／／ '" ll l ll }:: ',
l//l / ＿∠／ イ／／ ll l ll lk' ,', 南山の着上陸は防げないし
l//ll l´ /／∠><X´ r'ニ＝ll l､_l__ 从 ',
l:l lrl/／气筵心<ヽ r,'三ﾆll lk',l l jミヾヽヽ 旅順も攻囲されちゃった・・・
',k Vll／//7X￣ -辷卅ヲﾐl.l. ﾄ､ヽヽヽ ＼
',ヽﾐl／// , { ||ヾﾘl l. l:. ヽヽヽ.ヽ. ＼ ロシア満州軍を使って 旅順との交通を回復してよ
l:l ｌ:ｌ:∨ｉ u lk l lliV/l.li:.l:..ﾄ､ ヽ.ヽ.＼＼＼
l:l ｌ:ｌ ∧ u ﾚﾞ kVll l:ﾄ､.ﾄ､ヾヽ ヽ. ＼＼＼
l:l:i ﾚﾞ li:ヽ _＿____ /:::ll/1ミ i.ヽ＼＼ ＼.＼＼
l:l:k.l.l.lll::::::.ヽ ´ ー "｀ ,イ辷┤ .Kﾐ:l人_ヾ＿＞==､ヽ
l:l:lkl.l.ll lミヽ､::.ヽ､ ／/,,:l lヽ::l.l ﾄ､ﾘ_￣>=/ /
',',ﾚl.l.l ト ヽ ｀ヽ､≧彡.// l.lレ'l l l￣癶 i { /
／ ,ｲ l.l ﾄ､ヽ｀ヽ ｀Y // /}// l l i l ／へヾY
_＿__ _／=≠､l l l l. ＼＼ ', f/ /ノ -''1.l l l// ＿ミヾi
￢-ミ ､｀ｉ ｌ!l l ト-==≧＝､ Y ／"／／ｌ ｌ l l／￣ ｀ヾ《 , イ
＿ ヾ l lr' l l.l三￢＝- ¨┐／／／ｌ ｌ ｌ ｌr ヽ≦
┌────┐
｜ が |
｜ l .|
｜ ん |
｜ だ |
｜ な .| ,,,,,,,,,,,,_
｜ .・ | /;;;;;;;;;;;;;;;;;,, 旅順救出は不可能だからすべきじゃない
｜ .・ | ー--}彡彡";;/ﾐ
｜ .・ |＿＿/=､ヾ"l/.{ ーー---､..... ハルビンまで撤退して 兵力を溜めるのが最善だよ・・・
｜ 出 |---'ｰ-､ミ､/ /＿__
｜ 鼻 |: : : :,: : : : :`.'､ﾆ,-､_~~`ー-､.....
｜ を .|: ://: : : : : : : : /ヽ=`ｰ--､--
｜ く .|: /: : : : : : : : :/: :| = = =||
｜ じ .|: : : : : : : :/: /: ::/}､＝ = ||
｜ か |: : : : : : : :ヽ|,/^~: :ヽ=/~<〉
｜ れ |: : : : : : : : : /､: : : : ヽﾆヽ.....
｜ た |: : : : : : : : : l: :ヽ: : :δ/: |:::::
└――――┘: : : : : : : : :l: : :|ヽ: : _,.='`--､
.,-|: :| . : : : : : : : :/: : |: : :| `-' ￣~`
|ﾐ-､:|: : : : :_:_:_:_:_: : : |:_:_::|ｰ--､＿
|ミ三三三-l-l三|: : /:~:~>:|: : : : : ,:ヽ
xイﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼
ー=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼
/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ,ｲﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/{ﾆﾆﾆﾆﾆ}
ｰ=イﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ ﾚﾒv}ﾆﾆﾆ,小ﾆﾆﾆﾆﾆ| なにいっちょる 味方の危急ぞ！ 助けに行かんか！
/／ﾆﾆﾆr㍉ﾆﾆ/ 乂 Q ﾉ/==／{ Q.)从===|
／ /仁ﾆ={lﾊN=/ /=イ V//ｲﾘ小ﾉ それにお主は積極性に欠ける！
/ﾆﾆ込弋ﾚ′ ∠７ l
/ﾆﾆﾆﾆ=＼ﾉ ＿_ ' もっとガンガン攻めんといかん！
/イ 小从ﾆﾆ|ﾊ ／ ｀ヽ /
ﾑﾊ{小ﾆ| ⌒ /
ｨ代| ＼ /
| ＞ ､. ＼ ,代
r≦j ＞ ､ ミ三彡| ＞ ､
r辷彡 ＞.､ ＞ ､ | ＞.､
≦ ￣￣ ヽ. ＞､乂 ／⌒z､__,へ
／ ＼ ／ ｀ヽ /三三三ﾆﾊ ｀ヽ､
小､ ＼ / V .{三三三ﾆﾆ/ .∧
{ ＞ー--- ,ｨ示､ 弌 r─ ﾘ人三三Y ´ 小.
レ' ￣ 仁ﾆ=一─ ≦ﾆﾆﾆﾆ}V .} ｀ヽ / Y三;} l| | ゝ､
辷 ／ ／ﾆﾆﾆﾘ } ﾉ ｀Y .l|: 小､ { 小 ﾘ＿ }__彡⌒ヽ.
.∨ イ⌒ `7／￣ ＞＜_ ﾉ l|＼/===＼ V ∠ ミ ＜寸ﾆヽ
∨ ／ z=彡/ /´ ／ ＞＜ l|=込=====＼≧ﾆﾆﾆﾆﾆﾆXﾐヽ ∨ヾヽ
.∨ / しｲ / / y ヽ ||ﾆﾆﾆ＞≦ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞ ' Vﾍ ∨小＼
Y 代 |⌒) }⌒)/__) ﾉ===示=≦ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞ ' |ﾐl lﾆﾆﾑ从
ゝ弌 ゝイ ﾄ=込-＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞ ' jﾐ| ./ ／V小､
＼ イ ＞==r=======＞ ' ノﾐﾉ=ム∠=≦ﾆﾆﾆヽ
｀Y´ ﾚ㍉込／／ z＜三ﾆ=ー ＼＼ ＞ｰく小
ゝ-弋 ／ 辷_/ / z＜三三 ｀ヽ｀ヽ }り
＼=彡 ／..:::/ / z＜三三三 l | |/
＼イ // ::/ / イ三三三三 | | l
{代. // .:/ / イ三三三三三（ ﾉ .ﾉ .ノ
ゝ彡辷.ノノ＿＿ ｬ≦三三三三三三三＞ー---------イ¨¨´
_ .................... _
. :.彡'"´:::::ゞ ゞ::::::::ミヽ
. .:.´::ﾐﾉ:::::::::ル' ゝ:::::::::::::::ﾐﾐ､
. {::::::::从从ルﾍゝ':::::::::::::::トﾐﾐﾐ
':::::::::::::::::::::::::::ﾐヽ::::::::::::::} |ノ
'::::::::::::::::::::::::::::ﾐヽ::::;-r'r;;;}
. '::::::::::::::::::::::::::::／//´ / ・・・皇帝陛下の仰せのままに・・・
. ヽ:::::::::::::::彡ｲ:.:.{_ｉ {
/＼/｀ ¨¨¨´ ゞ' ,
. / ＼ :' /
. ／ ＼ ＼ :. /
. ＼ ＼,ゝ:..＿ ノ
―- ＼ ＼〈
. ｀ ､ ＼ 〉〉
. ＼ :＼/〈
. ＼ ∨//}
またクロパトキンは度々 不本意な戦闘を強いられました
, ' : ／: : : : : : : : : : /::: : : : : : : : : : :ヽ: : : : : : .:::. : : : : :＼
／ , ' : : : : : :/ ;':::: : : : : :.i: : ｌ: : : : ',: : : : : : ヾ:. ﾍ: : : :.ヽ
, ' / . . . .,. . . . . ./: : :,!::::: : : : : :j: :.l: : : : : :',: : : : : : :ヾ: ﾍ: : : : :`、
,.'. . : :,ｨ': : : : :/: : : /: ,': : :/.!:::|: : : : : :j: :,{ : : . . . .', V:.i: : : : : :.、
,/: : ／./:/: : .:,': : : :,': :.i: : / !::::l:. : : : : !: j ｀、: : : : :i: : : . . . V:i: : : : : :.!
/: , ' .i:,': : : ::j: : : :.!: : i: :./ l:::::},: : : : :|: i ｀、: : : :.l: : : : : : : : :i: !: : : : : :! 遼陽会戦は日本軍の大勝利だよ！
.':,:' .!;': : .:::::l: : : :.!: : l: :.;' l::::j∨: : : j:.i ｀､: :_; -ｯ‐::. : : : : :.!:l: : : : : :|
j/ l:i: : :::::::|: : : ::!: : |: ,'ｰ-､,｣_;| ∨: : :j:l _,,.-''ヾ: : :.!｀、::. : : : : :!|: : : : : | 敵ロシア軍22万を
!!: : :::::/!: : : ::!: : ,!:l l::| ∨: : !! ｀ ヾ: :.! ｀､::::. : : : :l!: : : : :.!
l!: : :::/｜: : .::l: :,'マ二三ヨ:| ∨:.:|! ,ニニ三ゞｷ,,,λ:::. : : : !: : : : :i 12万の日本軍が撃破したよ！
｜: ::/ l: : : ::! jl. |l l::::::::::::| V: | ￣丁:::::::::ヤｱ!::ヾ:::. : : l: : : :.j
!: :/ i : :.::Ｎﾊ ﾞ' !つ;;:'::| V:| !っ:;;;:'::::ｿ.i:::::/ﾍ:::: : l: : : j
!:.i ﾞ、: :!::::::! _Ｚﾆ-' ヾ! _ｚ_－ ::/ ｉ::::/:::::ﾍ::. :|: : :i 沙河会戦でも
ﾞ:| ﾞ、::!: :::j , , ｀`'' j:::/:::::::::::ﾄ: |: : i
ﾞ{ ﾞ､::!: :::! ' ・ i::/:::::::::::::lﾊj: :.j ロシア軍20万を
ﾄﾐ、:::`:..、 ー'ｰ‐'′ i::,'::::::::::. :.l: :|: :j
l: :`:::::::::::(⌒ﾞヽ,_ ,.ィ''"￣｀ヽr＜l:j:::::::: : : :,!: : : l 12万の日本軍が撃破したんだよ！
!: : : ::::::::!i:.、 Ｖ＞'" ,..-r'''′＼!!::::. : : : :j|: : : l
l: : : : :::::l|'"} ''´ ,.く `| |!:: : : : : :j::|: : :.!
ｌ: : : : ::::|. ﾉ `! | |: : : : : : :!:::|: : :|
zｲﾆ三三ミヽ
≦彡z三三ミミゞ三ヽ
〃彡ｿﾉ ヾ三三ミミヽ
ﾞf-一 ´￣｀ ｀三三三ﾆヾ
〆 fﾆﾆ＝ｰ ヾ三三三三/
,彡 ｨ三fｼ ソzヾﾆﾆ/
/ rﾊﾉ''ﾐ/ ・・・・そんなに人居ないよ・・・
ゝ ﾞﾞ ) ｿ/ミﾐ
k＿__ ^ｰ' ミﾐ
z-ｰj ¨¨ ｀
=-ｰ''¨ |
,-'''¨ ヽ ﾍﾄ､＿＿＿＿,,
ｲ vZ j ﾅ__〉j￣ヽミ , -ｰ'''¨´
/ ヽ､ r一ヽ ノ / /∪ ,ｲヾ／
./ @ }￣Y ¨ﾍ〆 ／ﾄ､｢ゝ､
/ / ／ {ミﾍﾐ/＼
そして日本軍は
クロパトキンが不本意ながら仕掛けた戦いに勝利する度
戦果を大仰に宣伝しました・・・
└───────────────────────┘
┌───────────┐
└───────────┘
┌──────┐
└──────┘
┌───┐
└───┘
┌─┐
└─┘
/「＼ ＿＿＿
|:::||::::;＞-＜＿. ｀ ､
＼:::/ ,. -､/＿｀ヽ.＿ ＼
／[＿|／´ ｀ヽ/ ＼ ヽ. なんかクロパトキンさん
/:::::/ / /- ! ￣＼/､ ﾊ
|==:| | |rﾊ/| ﾊ- ､ Y ＼ｲ 色々と自分の思い通りにならない事が多かったみたいね
￣）ｲ 7 り .!／ｧﾃｒ､| |＼＿）
.ﾚ ,ｲ" !__ｿﾉ／ Y
/.人 、 "/ .| |
.〈 |/＼＿_,,. イ / ﾊ
｀ヽ|＼, イ7_／|／| ノ
／ ∧ / / ＼, イ ﾄ 、
／ゝ,/ // ﾑ＼/.r' ヽ| /::::::ヽ.
/::::::/）__/K＿」 〈ｒ､ 〉':::::::::::::':,
,'::::::/ ｿ }|{ r‐┘ ＼ rイ::::::::::::::::::::|
!::::::| イ|. {|} ヽ.,＿ Y'|:::::::::::::::::::/|
__,.--、ｨ--、
rﾍ´ ヽ ﾊ /￣ヽ、
_rヽ_,.ゝ-─'=='─-､ｲヽ､ヽ はい・・・
'γ´ ヽﾝ ヽ
,' ﾊ λ i ､ ＼ .', まずクロパトキンは 日本軍は近代化された強敵であるため
ﾉ / .ｲ ,!ｲハ,!'ｰﾒ-ﾚ＾ゝ､i i
iハ .ｲ ○ ○' Yﾝ ﾊ 戦うべきでないと主張しました
ﾚyl" "iY i 〉
./(Yヽ､ rｰ､ ,.ｲﾝ ﾊ ｲ その他大勢の将軍たちは 黄色人種に白人が負けるはずはない
〈ﾊiﾝル｀_rTﾆyT yγ/⌒ヽ､
}><{γ/ヽハ／ }><{ し､ 〉 ) という程度の認識しかありませんでした
ﾚ'ゝｲ /ム',__」 Vゝ､ ｀ｰi
／ゝｲ､ く_!___」 「ヽ､ニ='
〈 ＼〈 ⌒ イ-､_
ヽ､ .,.ｲ7ﾆ=-=ﾆｲゝヽ_<
ノ／ﾝ ノ iﾝ ヽ＼
_,......_
/:./､ ,.. - '''´ ｀ ｰ ､_
/:./:.:.:V´ ｀ヽ､
,ｲ:/:.:.:.:.:.}／ ＼
/:./:.:.:.:.:.:{＿＿＿__ ､ ヽ
{rｰ- ､＿_,r==-, ｰ-77ﾆ- ､ ,
ヽヽ／/:/: : : : : :ー ―--､_}｀ヾ､ﾆ_､ }
ｲ:/: : :,l: :l: :/七' ',: l: : ー'｀ヽ､ ￣＼_／ ふうん・・・
. |:{:l: :,ﾊl｀lヽ{ ,ｨ≦ミl: : :l: :/: :l: :ー ﾆ /､_
!: l:/: :.,fj 弋)ｿ/ｲ: :lｲ{: :/: : : : : :l __ｿ 戦争自体に反対したんだ・・・
リlｲ: : :､ |: : : :,.ｲ: : : : : : :!
l,､-､-､､- ,|: : :/ /: : /: :リゞ､
／ ､ 〉 〉 〉}-､ イ/:/ﾚ ,ﾑ:/l{/ l/
／ _ﾉﾑ_/'-'ィ´ l:/ /lﾘ,..- ＜￣ヽ--､
,' Ｔ ￣ ´ ,/:.} _,. ＜ﾌ''´ ヽ
, , _./l--''´r-l〃´ l
/ l ／//´￣´ / {,
, , /,../ｿ {, ,..:.:{:.><:}_ }
__〃⌒Y ￣)ー┐
ｨ⌒いjLﾆ＝ﾆ∠/ノー┐ クロパトキンが戦争に反対した理由は
rくヽj＞~ ｀丶ﾋノｭ
jゝ／ 从 人从 Ｖﾊ ヾﾚ）､ 日本軍がハイテクだった以外にも いくつかあります
〉/ ﾊハ ﾊハﾊ Nﾏ ﾍﾉハ
Y /i V | i| ト } } ﾊ」 ∧
/ { {{ i ! }廾ﾅ乂} |ﾊiハ うち一つは 極東にロシア軍を展開する場合
i/ .斗匕从 ﾚﾉ / rヵｫ| l |
V .}、fてぅﾄV ﾋﾆﾉ /i | | 軍を維持するための兵站・補給線が非常に脆弱だったことです
/ {ﾍ ゝ- ' """' /ｲ .|
| ｀ハ""" ' ノ / i/
|! ﾊ ＞ ._ - rく / ノイハ
乂人 ｲ≧x_ r{Y}千 7､__riくｰ￢
}/ .斗{ _ﾉ | !| ｢＜__/ /二 ﾉl
人ん／| / ﾊ八 Kミ_/ /く. （ｲ|
| （._/）｢人ヽ ` }_/ /ミｰr┘|
| て./| } l/ /ﾍ､ノ .|
.| しﾊ 人_ .ｲ ﾍ､r┘ .|
＿_＿
__ xwx‐'´ '＝─ぇ___r=-､__ ＿
/￣ ｀''ｧ_,z─￢′ ￣￣¨＼ ／ ￣¨￢¨¨`ー─── ､
r'´ /|__,. ＿__ ＿,．´V ｀7 /⌒' r‐､_
rj幺 XzZr' ●モスクワ 厶 |_/.. _>'´￣｀ヽ. }＿_r' ＼
r'´ __ _ /ﾄ ,:' ｀ ' ' ﾟ ´ ゝ. _,,.-'
rｰ' r-､ ｯ､_厶ｱ 〈〈 ° ●ハルビン | /
弋z乏X｀': └┐ Ll 々ﾉ _zﾉ V /
. / `''＾'''ﾍ∨ ｘ＿ } ...; ＼ ,-=-j'
/ ∧', 〉￣V r‐､ r─'′ ヽ ＼ |_rｧ ::...
. { ＼zZ | f´ 丁_） ;Tl ' `''‐､¨|_￣__''';;
. ＼＿,..,_ / :∨o j}’ r､.ヾ . . 。. . ' ￣}´ ｀ヽ.__
; | ／ ﾏｯ 〔_ﾉ『公ー､_. . . ' '' ''' | ｀ー┐
∨ | `-=- ヽー'` : : . ' | ,ﾉ
〈 r' /! /＾′∨| : . '' ｡ ヽ |
∨ / Ll f´ ＼ ' ' . . . . . ,| r'''´
}＿/ |＿r‐ ､ / rj .｜ _/
｀ー' Ll | r‐’
| /
|_f
ロシアの満州での最重要拠点 ハルピンは極東にあります
そしてロシアの中心部は６０００ｋｍ彼方のはるか西方にあります
よくロシアのジョークに『シベリア送り』という言葉がありますが
そのシベリアすら ロシアの中部のことであり
満州はそのまたはるか先・・・極東ロシアと呼ばれる場所のさらに外でございます
}> －--ﾗー -- 、>ﾍ,
／Ｘ´／ { ＼」ヽ
/ ヽ/ ﾊ ヽ´ﾍ
＞ﾍ/ / | i ﾍ ﾊ/__>
r´ ／ / / |_ i ﾍ ﾊ ヽ_{ シベリアと極東ロシアには殆ど人が居ません
{>´/ / / ii | ヽ i ＼ } ﾄ ＼_
／く_/ i i { ﾑ从i ＼{＼≧＼i i ﾊ>┬ ´ 工業施設もあまりありません
. i / 人 ﾍ<{∧ﾗﾊ 仆ﾃ∧>} ｨ i┘ﾊ
ﾉ ノイ ヽリ 弋_ソ 弋_ソ レ从iﾘ ﾊ
{/ﾉ＼{＼ ﾑ ' ﾊ /ﾚ i iﾑ よってロシア満州軍は 物資と兵員の補給を
ノイ ﾍ >ﾊ 〈 Y 〉 ｲ /i ﾘ
人i> ´ﾉ／ﾉ、 ﾟ ／< Y 〉 ｲ ∧{ 直線距離で６０００ｋｍ先の
／ ｲ／／〈 ＞ __ イ 〈 Y 〉リi/
_ - ´ ´ <〈 Y 〉 ／i ﾄ从〈 Y 〉／{ ヨーロッパの方のロシアに頼らねばなりません
／ ソ〈 Y 〉 ﾘ、 / 〈 Y 〉 {--t
/ ノf--ｲ}＞=＜{__ ＼__／ }＞=＜{ 〉 ヽ これを輸送したのがシベリア鉄道です
| r - ´/ ﾑ{ |ノ }￣ ーt┼r ´ ￣ |_ノ 「{ 丶
. i ／ 7 /: : |:::::::::::::}:::::{ :::::::::{: : | └t ﾊ
i／ }丶/: : : Y:::::::::/i-i丶:::::::::i: : ﾍ/ { ゝ
i r┘y: : : : :i:::::::/:::i: :i::::＼::/: : : ﾊ 」 ´＼
i ﾍ /: : : : /└´::::/: : i::::::::＼: : : :ﾊ/ 〉
i λ: : : /::::::::::::/: : : :i:::::::::::丶: : : :} /
Π rｰｰｰ-、 ｔ＝＝＝＝i ,,,,,,,,,
__ ﾛ┴―――rt-┘ ー―┬丹―ｰ`i ロロ冂| |ニニニニt＿＿＿ iニニニニニニニニ
丨￣ 己 i i i i=≡≡≡三三三圭三三 .| ニ....|...||ノ ＼ .|冂─┬┬─┬┬
| .「 .|＝＝＝＝＝＝三ｱ辷＿ｊ＿＿＿└===_!_.i|| | ||-|─┴┴─┴┴
ﾋｊ_._／|＿|キ夂.〆⌒ヽ.γ￣ヽ.γ⌒ヽ斗孑￣ ＆匁 =|＝＝＝＝＝＝＝＝＝ .||_.|＿＿＿＿＿＿＿
◎ニニ◎ .弋ニフ.弋ニフ.弋ニフ ﾚ ◎ ◎♯◎ ◎♯◎ ◎♯◎
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
当時のシベリア鉄道は軍事機密中の軍事機密なので いまだ謎な部分があります
ただ単線かつ未完成な部分があり 輸送能力には疑問符が付きます
, -ｒ⌒L⌒」⌒yヽ 、
_ｒ─ ノヽヽ,_ _,ノヽヽ ｲゝ、
rヽ, ／ / ｀ヽ ｲヽ,
r｀ / /λ ﾊ ヽ、 ヽy i┤ ロシア満州軍の指揮官は
/ ｿ /! ! / l ヽ l ,j
i l / ､｜ﾊ /ヽ､,Vﾍ ';_ i | 兵力不足・物資不足を嘆いており
| ! | |`ﾄ､ヽ´ ｀j_,.斗ヾ´! | ! l
N､ N.rテ‐r- ‐ｒテ‐ｧ'ﾚﾉ /ﾘ ! シベリア鉄道が 満州軍の期待に応えられる
. i } ＼ ト八 _,ﾉ 弋_ノハ 厶ｲ l
/ /.{ix}, , ﾙX} ､ヽ 兵站線でなかったのは事実でしょう
ｒ ､／ / Iiy}ﾍ __, ,ｲ{Iy} ､ ヽ＼
l !｀ヽ./__.{y'} ＞ _ .ｨ' !y'}ｨ;､ﾄ､＞'´|
l ﾚ'Y´j＼Iiy} ﾄ ┤,≧‐≦´ | ﾚ{Iy}/＞'´＿ ｜
|.' ／ ｺｌ＿ヽ<ﾌイ､＼__Ｙ__／,＞}i水{´ ＿｜
〈 ／ ）| ｀ﾊ!|::::::::ヽ∧ ∧'".:::: lヽﾘ､_＞´∧ﾉ
∧ <_}ｒ!ー┤|:::::::::::/ Ｙ ヾ::::::::::::V´ 〈_丿
〈 ∧ ）| .／/､::::::::/ l | |:::::::::::ﾊ ＼ ））
_､,,_
ｼﾞ､,､,ヾ、
＿ _ _ ＿rｰ-ﾄ ､ ハｒ一､
f´ ￣ ｀` ｧｰ―-- -‐‐'"￣ / ｀ｰ''p l l q〜´
l| /~i 〈 / ／ | 八 | おいしいお肉だよ
|| /´ ﾉ } / / |j 益」|
l ! { （ / r-､_/ / ｀￣了 どこかに消えて 届かないけどｗｗｗ
l l| `ー′（ j l_ / /
l || r-､ ｀ヽ､_ _/ ｌ ｀7-､ /
l l ! j ＼ ￣ _＿,| ｜ ￣/
ﾙﾘl ├u-ｕ'"`ー--‐''"´￣ | |Tｰ┬'
｜ |l | | / | j
｜ |l | | ｜ | |
| ｌ`ｰ` | l ! !
`ｰ` `ｰ` `ｰ`
またこの兵站線は泥棒の巣窟でもありました
ロシア西部から多数の軍事物資が送られましたが
ハルビンに到着するまでに 多くの物資がどこかに消えました
例えば肉と野菜の缶詰を送ると 肉は確実になくなったといいます
_ , -- , _
.／ ｀ヽ、
/ ＿＿＿＿__ ヽ、
( 、／/ i i ヽ、 ヽ,
/ ﾉヽ__入ｲヽ__ﾉ、ﾉ｀ヽ ｲ
ヽｲ＜Ｏ> < Ｏ＞ﾉノ i'´ヽ, ロシア軍は苦労したのね・・・
.iﾉ｀ , ( ｲ ｙ iヽ,ﾉ
(イ｀ 、 ー ノｲｲﾉi Li
｀ﾚ´ ｀ , --イヽ、ﾚ
,/,ｨﾆ'ﾞ `r‐′ ﾞ',,./｀i､.ﾞﾆ―---,,,,,_,,_
_／/ﾉ .,,〈＿__,,,,,,／ ＼ 7" .ﾞl,/'''''i､ ,rﾐﾞ'ﾟ＼
_,-'彡i､ﾞl"r‐,!'''ﾘ │,,,,_、i､ ﾞY-,、 T ,レ" ヽ ,,ヽ
._／′lﾞ｀ ﾞl,lﾞ .| |、 | |~｀ `'i| ﾞl、｀＼、.~｀ | /lﾞ },
: .,／／''''i､ﾞ'、 .,＿/ ｜ ﾞl ,l＼,,ノﾞl .ﾞl、 ｀''i､ lﾞ,! ﾞl ﾞl
./.,,,,,.ﾞl ﾞlrﾞ‐'゛ .lﾞ | ﾞ! ," ﾞl, │ ｀i､ lﾞ/ .| .|
lﾞ .| ｀'〈,,,,i´ .|｀ .| ﾞl" ﾞl, .ﾞl,、 ﾞl .ｉ'" .,|,'"
ﾞl ﾞl ,i´ .lﾞ │ ヽ ヽ | .,i'"
.ﾞi､ﾞl、.lﾞ │ ./ ﾞl、 ,lﾞ .| _／
ヽヽlﾞ / / ヽ,,,,,-,i| 7′
`'′ .''r-,,/ ＿,ﾞlｨ'"＼_
,i´‐| _,／"゛y'".| ー/"
./,.rj.| _,,,,,,,,,,,,,,-,i´ | ,!ｯ,.rﾟ{!,,i､
,ﾞl'ﾞ|lﾞ,／" | .| | `｀ﾞlﾌﾉ ′
ﾞトﾞl" .,,／｝ .| .lﾞ
｀''"｀ | │ ./,、
|, !、 ." lﾞ
＼ ｀',、 ﾞl,,、
ﾞl, |｀'i､ .,lﾞ''i､
ﾞ! ﾞl、 .|､､,/ .,/
ﾞl、 ﾞl、|ﾞ'ﾌ｀ ,ﾉ
_,,,,''ﾞl,!,,／｛/ﾞ゛ ／
l,_、 ﾞ,,,,＿、|｀'''''′
______
＿rfヱ丁匸^'￢ｰｭ_
,.xr┘＞ ´ ｀ ＜｀ t___
. ／ rｲ>'’ ｢｀'く L また日露戦争の多くの戦いで少数の日本軍が
. / jT〉' / | 丶{__
/ r'7 / １ / ,∧ ヽ 大軍のロシア軍を破って 勝利したと言われます
. ′fiy ′ |__ ′ /' ∧ i
. ｜i }f / l ,人∧彡ｲ /´‘， ∧ !
丿从i ∧ l ｨf竓ミハ.儿/x斧ﾐV ﾊ |＼_
.. -=彡１ 厶 ∧ |人r勿 f_r勿 |Ⅳ | !
| И ｢ Y ∧‘， 川 人 しかし実際の日露戦争時のロシア満州軍は
ハ / 个１/,ﾊ`ヽ､ ノｲ |∧
. Ⅳ / l レ |i Yヽ σ ／ﾘ人_｣_ シベリア鉄道の兵站線が細すぎて
/厶:ｲ_人,j＿,八_｣__ト．. ___ ，イ／ 乂ﾌ}
/ ヽ /ヽ〈Уﾉｰ┐ Ｖ/亅 八少t 日本軍から受けた損害を補充できず
r込,/〉 li ﾏニiヽ__ ゝこY壬｝
__ﾉ У〈. l廴__ ﾏリ У｀ヽ くj｝｀ヽ 後半になるに連れ 多くの部隊が定員割れを起こしました
. ´ 〈У〉 | f⌒≫zf､__,ノ八`ヽ､ヽ_,人
/ ｛{こ>rf壬｝ :乂__ノハ ｀¨＾
┌┘
｜
｜
＠新民屯 ┌┘
｜
｜
┌┘
┌┘ ＠撫順
＠大民屯 ┌┘ ┏━━━━━━━━━━━━━━
┌┘ ┏━━━┛
｜ ＠奉天 ┏━┛
｜ ┏━┛ ┌────
┏━━━━┛ ┌──┘
┏━━┛ ┌─┘
┏┛ ｜───┘
┏━┛ ┌──｜ ＠石灰廠
┏┛ ──┘ ｜
┏┛ ｜ ●沙河堡
＠四方台┏┛ ┏━━━━━┓ ＠教兵台
┏┛ ┃ ｜ ┗━━━┓
┏┛ ＠沈旦堡 ┏┛┌┘ ┗━━┓
┏┛ ＠黒溝台 ┃ ｜ ┗ ^ ^ ^ ^ ^
┏┛ ┃ ｜ ^ ^ ＠清河城
┏┛ ┏┛ ｜ ^ ^ ^ ^ ^
┏┛ ┏┛ ┌＠煙台 ^ ^ ^ ^
┏┛ ┏┛ ┌┘
┏┛ ┏┛ ●遼陽
━━河川 ──鉄道線 ^ ^ ^山間部
クロパトキンの指揮した1904年8月の遼陽会戦は22万ｖｓ12万
同年10月の沙河会戦は20万ｖｓ12万と言われ
寡兵の日本軍が大勢のロシア軍を破ったと伝えられます
しかしロシア軍の兵数は 編成定数をそのまま足したものが多く
実際の戦闘参加人数とは乖離があるとも言われます
, -ｒ⌒L⌒」⌒yヽ 、
_ｒ─ ノヽヽ,_ _,ノヽヽ ｲゝ、 一説には 遼陽会戦のロシア軍は12万以下で
rヽ, ／ / ｀ヽ ｲヽ,
r｀ / /λ ﾊ ヽ、 ヽy i┤ 日本軍よりも少ないとも
/ ｿ /! ! / l ヽ l ,j
i l / ､｜ﾊ /ヽ､,Vﾍ ';_ i | 沙河会戦も15万程度という説もあるのでございます
| ! | |`ﾄ､ヽ´ ｀j_,.斗ヾ´! | ! l
N､ N´ヽ! ｀ ´ ｀ ｀ﾚﾉ /ﾘ !
/ } ＼ ﾄ ー‐‐' ー‐‐',厶ｲ ',ヽ この戦争は日本の速攻で始まっており
ｒ ､／ / Iiy}ﾍ _'_ ,ｲ{Iy} ヽ＼
l !｀ヽ./__.{y'} ＞ _ .ｨ' !y'}ｨ;､ﾄ､＞'´| 初期のロシア満州軍は 戦時編成でないとも思われ
l ﾚ'Y´j＼Iiy} ﾄ ┤,≧‐≦´ | ﾚ{Iy}/＞'´＿｜
|.' ／ ｺｌ＿ヽ<ﾌイ､＼__Ｙ__／,＞}i水{´ ＿｜ ロシア軍が言われているより少ないのは
〈 ／ ）| ｀ﾊ!|::::::::ヽ∧ ∧'".:::: lヽﾘ､_＞´∧ﾉ
∧ <_}ｒ!ー┤|:::::::::::/ Ｙ ヾ::::::::::::V´ 〈_丿 おそらく間違いないと思います
. 〈 ∧ ）| .／/､::::::::/ l | |:::::::::::ﾊ ＼ ））
ｨ- ､
l:/:.:.:.:｀ヽ ,.. - '''´￣ ｀ヽ､＿＿
|:l:.:.:.:.:.:.:.:＼´ ｀ヽ
|:lr――-､-､ ニニニニヽ ＿ ',
／:.:.:./´｀＼ ｀ー-｀ヽ ',
ヽ､:.:.:.{､_/: : :＼_,ｲ￣＼＿＿/＼＿＿/､＿! 沙河会戦も日本軍とそんなに変わらない
＼:./:/: : : : : ﾊ: : : :ハ: : : : l: : : : :l: : :l＼}
/ ｲ: : : : :/ l: : :.| ヽ: : : |: : : : |: : :|／ 兵数なのね・・・
|: : : :,┯ｰ┯､:l ┯ｰ┯: : :.:|: : :|
|: : : :.:l|::::L| ｀' |::::L| l: : : |: : :|
〉､: : :弋_ｿ 弋_ｿ |: : : |: : :|
{: :＼⊂⊃＿_-＿___,⊂⊃: /:ｲ:/
VI V´､_/V//}､＞､/:ｲ､VI l/
／￣￣￣￣＼ / か 大 早
/ ＼ ,′ な 軍 .く
動 い ロ ヽ i ぁ こ
員 .っ シ | |. な
だ .た ア ! ! い
ろ ら 軍 | ヽ
う 大 と ,. -─v- ､＼
が 量 ,ィ升三三ヾ三ヽ＼ ＿／
,代シフ 7ー一 ､7 ｀v-─ '´
{伝 / / ‐-‐＿ ﾘ ,. -‐-
､ ／ﾊ.ｼ ,.-‐ rｧ､ ﾄ､ / も
｀ー-v‐'´ {に.! ﾑｿ ヽ｀´ ﾚ′ l
＼_l 〈＿） ｜ , ┴ ､ ぐ
,ヽ､ =-' ,ｲ- ､ / も ヽ
,. -‐ '´ 〈 ヽ＼ / ﾄ､ ｀i ├-
,イ ＼ ｀i ＞＜ / ! ヽ ぐ /
／ ! ∨ﾆ=ﾆ7∨ i ｀ｰ┬ｲ ､
/い l > -< ヽ / / '.
i | ﾄ､＼l ヽ .ﾚ'´ '.
＼__! 「「| ﾄ､＼.| .r─- | '.
- 辷| ／￣＼l | ﾄ､＼ ! | | '.
─ ｧ-レ' ｀ヽ､＼ ﾄ､＼ | | ﾚ'ﾆ ,
/ i 二ﾆ ァ-' ﾄ､＼ | ! ,. - ┴＜ 「￣
l ヽ.r── '| | |'⌒丶､_| r-＜ |
＼_q/ ／,l_l_!ﾆ ￣i ,. -─ ─‐- ､
,. '´‐┴─ (／ Y二ﾆ L_ 「｀ー─── '7
｀ー‐ '´￣￣ ＼＿＿＿_／
クロパトキン批判の大略は
『多勢にも関わらず 意志薄弱で 好機を逃した』 というものです
しかし『多勢』というすべての前提条件が
戦争前期は満たしていない可能性が高いのです・・・
_r-､r⌒yヽ_,.､
_,.rY' __,!.-─ ､__Y ゝ､
_rﾍ,γ´ ｀ ⌒ヽ!､ また日露戦争時のロシア軍の士気は
く,_y' i ___,./ ﾊ ﾊ ',
Y /,./ / !__i_ﾍノ ﾚ､_!_ ﾊ ヽ, 非常に低いものでした
,イ レ.イｲ.ﾄ i｀ ,rt､ｲ ﾊゝ
/ ゝ.i 'ｰ' ﾋ_!!ﾊiｲ|
,' / (ﾍ " ｀ ,,. iｲﾊ
ﾊ ﾊ (ｙヽ､ - ,.ｲ !
V レrｰ-､ﾝ'｀' ｰr='"Yﾝヽﾊﾉ
,.ｲ⌒ヽ}><{￣'Y!ヽ}><{
i/ ﾚ L_くﾊ>」 Y >
ゝ イｵ ﾊ 〉ﾍ
┌─┐
└─┘
┌───┐
└───┘
┌──────┐
└──────┘
┌───────────┐
└───────────┘
┌───────────────────────┐
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ７
二二二二ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ７
二二二二二二二ﾆﾆ＞';二ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾑ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞ ´ ./ｘ≦⌒ヽ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾑ 儂らは卑怯な日本人に 旅順で奇襲を受けた！
／}ﾆ７|ﾆﾆ＞ ´ 〃 ｘ≧;､^}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_
}／ |>'" {{ { f〃^ﾘ }ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ これを許してはならん！
乂乂＿∨ノ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｦ
ー─‐／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｘイ７ 国民はこぞって立ち上がるべきぞ！
／ﾆﾆﾆ=‐^ﾏﾆ／ '/
､ ／-‐ ﾏ′ /′
＼ ﾔ^ ､ ＿ ∨ノ
＼＼ ∨｀≧ｘ､ ｰ=ﾆ≧ｭ___〉
＼＼ 乂⌒ｰ- ≧ ､ f⌒¨¨ ´
＼＼ ￣￣⌒ヾア'^人
. ＼＼ ｰ─‐ ､_ｊ´. ＼
〃/ ｀ｰ ｆ′ ＼
日露戦争は日本の奇襲で始まっており
太平洋戦争と同じく 本来であれば
攻撃を受けたロシアの戦争意欲は高くなるはずです
_ -､, -─- _
- 二二У二 _ ｀ ､＼
／ ニz≠──-- 二 、＼ ヽ 日本ってどこだよ 清国ってどこだよ
／ ノ／ ､ ｀＞､ ＼ ）
. / _ノ／ 〉 ヽフヾ¨eｰｫ- / r‐､ヽ ｿﾊ 満州ってどこだよ 旅順ってどこだよ・・・
/ ／/ ／7 ｀ ､｀ヽノ ＼ヽ=' jﾉﾉ}j
ｲ二} ィ e ﾊ､ r､ ヽ＼_ ｀¨¨7､ノ〈 それよりさっさとロシアを改革して ロマノフ朝の専制をやめろよ
〈ノﾉ ｀=/ } }ﾞ u ∨⌒j
ミ彡 '/ / ,-､ u /{.:/〈 戦争なんて誰も望んでないんだよ・・・
ヾﾆ! / ゝ/⌒ヽ ;' ゝヾ_ｿ
! ＼ | ヽ '; / ∨
| ヽ}、 /
∧ ､ j ﾞ /
∧ ＼ { ,:'
∧ ヽ ヾ:. ／
∧:. :, }:.:.. , | /
.∧:､ ' '; / ,!_,/ ／
r'"λヽ ヽ _ - " / / ＿
／ 〉/ ＼丶 ヽ＼／ ／ ←徴兵されたロシア市民
しかしロシア国民は
この戦争を支持しませんでした
＿＿
／も／≡≡≡≡＝-
.／.う／≡≡≡＝-
.／戻／≡≡＝-
／.ら／≡＝-
／ね／＝-
.／え.／-
／.よ／
ﾆｹﾞﾛﾆｹﾞﾛ .／ !! ／ ﾊﾞｲﾊﾞ〜ｲ ｱﾃﾞｭ〜 ∧,,∧
∧,,∧ .／∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ =- （ω・｀；）≡=- ∧,,∧ ≡=
（ω・｀；）≡=ヽ(´・ω・｀)ﾉ.ヽ(´・ω・｀)ﾉ.ヽ(´・ω・｀)ﾉ ≡=- O┯と ヽ ﾑ（ω・´；）へ
U┌/ ）□─‐|￣￣￣|─‐|￣￣￣|─‐|￣￣￣| ≡=- | Ｕ-Ｕ′≡=- ヽ┌ ）≡=
◎└彡－◎ ￣◎￣ ￣◎￣ ￣◎￣ （（￣(◎)≡=- ＼ :。;
予備役が招集されだすと
富裕な者は国外逃亡 ないし賄賂で徴兵を逃れ
お金のない貧乏人は仮病に精を出しました
ﾏｰﾏｰ ∧,,∧ ∧,,∧ｵﾏｴﾗﾔﾒ
∧∧(´・ω・)(・ω・｀)∧∧
(´・ω・) Ｕ) (Ｕ とﾉ(ω・｀ )ｹﾝｶｲｸﾅｲ
｜し Ｕ∧∧ ∧∧と ﾉ
ｕ-ｕ( ･ω･)＝つ);:)ω・｀）
(っ ≡つ＝つ⊂⊂)
( /∪ ﾊﾞﾊﾞﾊﾞ∪￣＼_)
ｵﾗｵﾗ!!
さらに集められた予備役兵は
よく騒擾事件を引き起こしたため
彼らは兵に監視されて目的地へ送られました
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|| ||
|| ||
|| 社会主義 || 戦争に不満か？ 徴兵に不満か？
|| ∧ ∧ 。 ||
|| ( ,,ﾟДﾟ)／ || それはすべてロマノフ朝の専制政治が悪いんだぜ！
￣￣￣￣￣￣￣ﾉ つ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣
/ ￣￣￣ /|
|￣￣￣￣| |
￣￣￣￣￣￣￣￣|＿＿＿＿|/￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ←シベリアの者愛主義者
∧,,∧ ∧,,∧
∧ (´・ω・) (・ω・｀) ∧∧
( ´・ω) Ｕ) ( つと ﾉ(ω・｀ ) それも一理あるかも・・・
｜ Ｕ ( ´・) (・｀ ) と ﾉ
ｕ-ｕ （l ) ( ﾉu-ｕ
`ｕ-ｕ'. `ｕ-u'
この頃すでに ロシア帝国内には強固な社会主義組織が育っており
彼らは不人気な戦争に目をつけて シベリア鉄道に乗車した兵隊に
積極的にアプローチし ビラを撒くなどの宣伝活動を行いました
,イ ／i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!≧x．
/i:!ﾚi:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i≧x、
li:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!＜￣｀ヽ
|i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:ヽ やめんかお前ら！
|i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!ト､i.、
〉i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:|＼:|￣/￣≧xi:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!:＼｀ヽ ロマノフ朝を非難するビラを撒く者は
. /i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!/ ＼i:!i:!i:!i:!| i j ,/／ ／１|l|l!＼|＼i:!i:!i:!i:!:i
/i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!/ 、｀ ＼i:!i:!i:く 〔ノ'' ／ 川i! ∨＾Yｉ:!ﾊ| 死刑ぞ 死刑！ もしくは超長期刑！
|i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i|`≧ミゞz､＼i:!i:!ヽ≦zzzz彡" !｀; |ﾑ!￢、
!i:!ﾊi:!i:!i:!i:!i:!!ﾄ:!zr――ｧ7">＞､:!`ヽﾆ=- u ⅰﾉ∧: ヽ: ＼ー- ．_
!| |i:!i:!i:!i:!i:!| ヾミ≡彡"／-=ΞΞニニ＝‐二._ ﾚ∧: ヽ: :｀､: :ヽ: : : : : ｀ヽ⌒＼_
! !i!i!i!i!i∧ゝ -==ﾆΞ三三ヽΞ -=υ三￣ |'/∧: : i: : ヽ: : :i: : : : : : : :＼ヽ:
＼i:!i:| !∧ | -=ﾆ三三〈ゝ -´ ∪ ｜'//|: : |:､: :}i: : :!: : : : : : : : : :ヾ:
>ﾍ （ ﾍ. U ∪ =ﾆΞ ,. -＿ ､ 八∧|: : |: :｀T!⌒Yr-――--:､:_:
」: : ＼ヽﾍ ﾆΞ三／≦__y_）'/〃: :ﾘ: : |: : : }!: : :}!: : : : : : : : : : :
／: ﾄ: : {!: :ゝ∧ , ＿,二ﾆ=ｧ≡＜￣ヽ /}!: : :/.: : :|: : :！: : :!: : : : : : : : : : :
厂i: : : :ﾄ､: :}!: : :{// ､ { 〔ゝ／ ／-=三=- //}!: :/.: : : :|: : : : : : : : : : : : : : : : : :
/ｉ: : !: : : :ゝ、:{!: : :∨/|ヘ ￣ ´ ￣三￣ ／//,: :{: : : : : | : : : : : : : : : : : : : : : : :
: |: : : :／: : : : :}!: : : ＼＼/＞ Ξ . イ////: : : ∨: : :,′: : : : : : : : : : : : : : : : :
: :ヽ厂ヽ: : : : : :＼: : : :.＼＼ /////777///////: : : : : ∨:./: : : : : : : : : : : : : : : : : : :
:／:｀:､: : : : : : : : :.＼: : : }|: : ＼＼ ///////〉//: : : : : : :.∨: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : ＼:.}|: : : : .＼＼=-､ ﾉｲ : : : : : : : : |!: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
政府は強硬策で対応し 多数を処刑しました
それでも社会主義活動は潰えることなく
ビラはまかれ続けました
└───────────────────────┘
┌───────────┐
└───────────┘
┌──────┐
└──────┘
┌───┐
└───┘
┌─┐
└─┘
,.へ_,,..--────-...,,,_
,.へ_ , '"´ ｀ヽ､
i __γ ゝ_ ﾞヽ. パールハーバーと同じで 奇襲を受けたのに
/ ,ゝ__r-､r─7￣'￣ﾞｰr--､__,.ｨ i
＼ rγ_,.ｨ_,.!─＾''⌒｀'''ｰ'---'-､_>-､ ｲ､ なんでロシア人は 戦争を嫌ったの？
L､_ｲ´ ｀ヽ7ヽ､_ﾝ
∠i /-!ｰ/ﾊ ﾊ iｰ!- ﾊ ﾞヽｲ_ﾉ
ﾊ. ﾊTTﾞ'ﾄ、Ｖ ﾚ,ｨ-ｰtﾄ､ｉ i ﾊ
ﾚ'Y´ i' ﾄ､ ! ﾄ､ ,} ! i ﾊ ',
ﾉ /l ,,｀ﾞ´ ゝ-'ﾞ ハﾉ i ヽ.
〈,.ﾍ ヽ、 _ "〈 i ﾊ i 〉
ﾉ ﾚ＾ゝi＞.､.,_____,,...ィ´ﾉノﾍｲ ヽハﾉ
／⌒｀γ´ﾊ_,,.イ´ﾚ｀ヽ､ ／⌒ヽ､
〈r'＾ヽi /＾L_!ﾑイ_」^ヽ. .〉´ / i' ＼
｀7 _ノ'§ !､_ !,ｲ__'⌒ヽ､ﾉ i
i､_ﾉ !､,§__､ハ､_ノ､/､__ ⌒ヽﾉ
r／ ｀ｰ--─ﾍ´｀｀ヽ､_ｲ
/ / ', ヽ､ >､
rく__ ﾊ ゝｲﾝ
｀'､__ﾆ､_r_､_ｲ__r__ｪ_'ン´.......
::::::::::i__,7:::::::::i,__,7::::::::::::::::::
::::└'ﾞ::::::::::::i,_,/:::::::::::::::
. /⌒ ／ヽ ／／ / /＼ ｀
/ ／ _ｨ´/ ｌ{ 丶 ＼ /_
. / / i´ / ､} ヽ ＼ -─ ＼
/ 〈 } 7 ﾊ ﾍ ／｀ヽ-─ ＿ ｀ ロシアまで面倒見きれないので
{ ｀ / ｌ / /＿__ﾍ ﾄ､ {'≠´─ ､ｰ/ _､
ゝf´￣/ ﾉ| / イ´_ -＼ヽ ', ヽ彳 いu｀ソハ ＼￣ヽ ざっくりいいますと
/´ ｌ ｲ ｌ /! /´,≠示ヽｌ＼ヽ ￣¨~´ ＼/ ＼!
ｌ/ |/ | ﾍ{ ! ﾊ,ｧ´んuリ | ｀ヽ U f＼_ / ロシア人の貧困が酷すぎたということでしょう
ﾍ. |! ! | | /へz=ゞ-'´ ､ ヽ / 〈
ヽ´|,ﾍ! ﾊﾍ / | , ─_､ /!{ ｌ 農奴からは開放されましたが
ｌ |ﾍ ヽ ﾊ ´ _ /!| ｌ／∧
ヽ! }＼ ｌ | ∧ |t ｌ ,' 彼らには債務が課されていたとも言われています
冫ﾉ {| ! ゝ _ ／､_ Y´ｌ´|＿
／´/ ﾍヽ | / ヽ 〉￣ ｬ--＜ _|/:::＼-./::::
￣ ｌ ﾊ ｀ヽｔ / /､ ⊥ﾍ-､,_（ _|::::::｀;t:}::'::: またヨーロッパ以外の敵というのも
ﾍ{ ヽ ＼_! ｌゝ,´ ∨}┴f´ _〉一::||::
ヽ＿＼ 八 /ヽ=＿⊥,..-f´::{f:`!ヾゞ'Τ 戦争の不人気に拍車をかけました
／ ￣ ￣_ヽ_}-/:::::::Y:::::::;ゞｲ:::::ヽﾄｰ-ｌ
f´ ＿ /::::::::;ヽ:〉:::::::ト;:/:::ｌ ｌ::::::::::::ﾍ
. }-─/ ＼ ゞ､:::´:::':ﾄΤ::::／:::::! !::::::::::::::ﾍ
ゝｨr-､ ｌ___＼|:::＼;;/:;ヽ_｀´ヽ::::ｌ |:::::::::::::／
/:}ｌ ﾍ 7|,} /尓＜二_ヽ_ゞヽﾉ─__二＞'彳￣
ノ:::ｌﾍ ゞ-'|ゝﾙ∨ { /ｌ /{￣`/￣｀ｌ/´ｌ/ | | {_
／:::::::::{ ト､__） /｀ ┴ - ＿ ん＿ - ´
/::::::::::::::::rヽ| ｀ヽ r─-rr-─,
┌─┐
└─┘
┌───┐
└───┘
┌──────┐
└──────┘
┌───────────┐
└───────────┘
┌───────────────────────┐
{ニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三{
ﾒニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三ﾆf だから日本ってどこだよ？！
ﾞ辷ニニニニニニニ三三三三三三三三三三三ニj
.ノ~~ /入ヾ≠-ィxニニニニニニ三三三三三ﾆ／ヽ 清国ってどこだよ？！
./ ヾ {ﾘ 〉j入 } ∨f´二｀~~""''''''''''''''ヾヾ'""ﾍ´} ﾘ ハ､
/ ヽ/´ ヽ! ∨,y─ミ､ } }! ﾉﾉ／ 〉ヽ 満州ってどこだよ？！
＼r‐y ヽ:. 乂 ヽ＼､＿＞､ /;/ '／ /三≧x
〉/ ﾞ ｀ ｰ-ゝ＞､_‐'_ -‐ノノ'／ /三三三乂
{ し /ｿ }≦´／ ／三三三三三;､
｀ｰt-､ | ／ ノﾞ／ /三三三三三三=ト､
ト-､ | ゝ- ／ ./三三三三三三ﾆf: :‘，
| ﾞ:;ﾍ i.! i ／ ／三三三三三三ﾆメ: : : :＼
', ヽ} | ! У .／三三三三三三ﾆﾆ/: : : : : : : ＼
ヽ＼ し / ／三三三三三三ニニ/: : :_: -‐ ￣ヽ
{ / ／ニ三三三三三三ニﾆﾒ‐ ¨ _ . .-‐: :￣:＼
ﾍ ,.,:; | ／ニﾆ三三三三三ニニ／ -= : : : : : : : : : : : ヽ
＼_,.,.,:;:;:/ .| ／ニﾆ三三三三三ニﾆﾆメ／: : : : :_: : : : : :_: : : : : : :ヽ
ド､;:;: | ／ニニニニニ三三ニニﾆ/:´:-:‐:_:二: : :-:-: : : 二:_:､: : :.‘，
ハ ＼ ! ,/ニニニ三三三三三ニニ/:-=:二: :_ : : : : : : : : : : : : ヽ＼ : ‘，
ﾒ三＼ ｀Τ≧/ニニニニニニニニニニ∠:-: ¨: : : : : :￣: : =-: : _: : : : : : ヾ: : ヽ
ﾒニニﾆ＼|=／ニニニニニニニニニニﾒ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :｀: : ､: : : : :＼:ﾍ
招集するよう命じられた市民は 皆戸惑いました
. i f ／ } .} -‐ ￣ ｀ |/ﾊ､; l/! ﾏ/ﾊ.!
八ゝ--' ∧ ﾏ/77//'､r/7ﾊi
,ﾏ///ﾊ∧ ￣ :. ヾ' yﾘ
／=∨//,ﾊ ;:＞ｰ-,.,.,.,.,.,.,.,＿＿ ::. ヽ｀.!
=＝ ∨//,ﾊー, ミ_三 ﾆ_ニ=､≧ミ､≧=-。,_ ::. ∨
ーｫ ' ∨//ﾊ ミ、 ￣ ｀ｰ ゝﾟ_ﾍヾ｀ヾ;:;:;:;:;:;＞,.,.､: ‘，
.ノ' ／'∨//ﾊ=ニ ノ: : - i: . . .!;:;:;:;＞,.､ ',
三- ィ ,∨/,'ﾊ≦＿ / |: . . !;:;:;:;:;:;:;:;:;＞
∠／∠ ∨/,'ﾊフ´ ..:/' ! : : | ';:;:;:;:;:;:〈
ミﾆ ／ ∨/,'ﾊ才 ..:.:.:.' : : : :| ';:;:;:;:;:;(
三, ／ノ,∨/,ﾊ´ .:.:.／ 、＿_ .: : : :! :i:;:;:;:┌ヽ
∠_ ／´ _,ｨ∨/,ﾊ´ ｀ ｰ' ｭ｀ ‐' ,ォ' !:;:､ヾ、
､＿,. _＜ 彡∨/,ﾊ ヽ ／ 1 .:∧ ゞ ・・・モスクワから６０００ｋｍほど東方の
二 ＿ ／´ ∨/,ﾊ _,.＿-─‐- _ .:∧ﾄヽ
ゝ≦二 _ ーィ∨//＼ ￣ ¨ ‐-｀ﾕ、 , ;/ﾊ´ アジアの国だ
:::::ヽ∠ -‐ ´-ｧ ＼///＼ ､,.,.,.,,__ i//ヾ
::::::::ヾ彡ィｰ - ＼:.＼///＞。＿ ￣｀ _,.ィ;/
ニ＼::::´＜ノ´ _, ヾ ｀ ＜//////77777/////
ニﾆﾆ＼:::::::::´≦＜ ｀` ｰ＝＝一 '"´/
ニニニﾆ＞。_:::::::::::::＞ｰ- _,. ィ
ニニニニニニﾆ≧=-。_:::::::::::ー‐:::::::´／ﾆﾆ!＿_
ニニニニニニニニニニニ≧=- v≦ニニニヽゝ ヽ､、
＼ニニニニ／¨＼ニニニニ//ﾆﾉヾニ／∨ニ＼ヾﾆ＼､
ニ＼ニﾆ／ﾆﾆ0ニ＼ニﾆﾆ//／ニ､／ﾆ0_∨_/ニ＼＼=＼､
／ ／/ / ./ ＿ _｀ヽ ｀ ､ 、
/ ／ ./ / /＿ _ -‐ ＼ ヽ
/ ／ ／ ／__ ￣ ;.: ／ ＼ヽ ＼ ｀
./ ／ ／ ＿ ＼ .j:. / ⌒ ｰヾ.} ｰ はあ？！ ６０００ｋｍってシベリアを通り越した先の
/ /,／ ／ ／ ヾ＼､∨.:.. ,r ／¨¨ヽ ﾍ ､
i / ＿／ ヽ { （ｿ ﾉ冫/;:::::.:.:. ﾞ ﾍ （ﾘ } ＼ 地の果てじゃないかっ！
| !/´-､ヽ. { ヽ__／/ ,ﾚ' ｀ ､_ ノ／.:.:
ﾄ〈（ こ; ｿ{ ゝ:.:.:. /／ |、 ヽ:..｀二´ .:.: どうしてロシア人が
＼ 二ﾆハ !ﾍ {ヽ ｀ ､ ∪ ヽ
Τ| ヽ υ 〉 _ ヽ｀ u そんなところで戦争しなきゃいけないんだ！
ヽ{. / / ﾉ＼
|、 i ﾍ { _ イ ヽ
.! ヽ | ＼ヽ,. ＜_／∪ ; ;/ヾ;:;.,
l:. | ｀´ ヽ ,: / ｀ﾞ
l:. | } ':; ヽ
＿ヽ::::::::::::::::／ / ＼
＼::::::::::::::／ / ＼
__／::::::::::: ｉ ｌｌ i ｌｌ |
＼::::::::::::::::| || i || |
￣ｉ:::::::::| ヾ==〃 |
ヾー--'::::::::l -‐‐ー―――――‐-,, |
＼::::::::::::::::i ／ ＼ ,'fヽ |
>:::::::::::∠＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＼ﾍｼ＿＿__| |
__／:::::::::::::.<' 弋じﾌ} ', ft じﾉﾌ￣ 彡l ｌ 彡 ､ ＼
ヽ-ー－' 〃.| _／. ｉ ￣ ＼ .ﾐ l ｌ 彡 i―――ﾞ
ﾐ ｉ / i ｀ヽ ﾐ l ｌ 彡 i
ﾐ i ｌ≧ニ, ヾ l ｌ 彡 } 不凍港のためだ・・・
ﾐ', ＜へi ヽ｀ / /ﾐ三彡／
', ／／ /'ー‐ﾊ _ アジア権益拡大のため 日本と戦う必要があるんだ
', ,-‐‐ーー―--ヽ .／／ .ｉ ﾊ }
iヽ, ーーー ／／ ｉ ／ ＼
／ゝー―――‐ー― ／ ＿／-ー'/////∧
///∧ニニニニニニニ-ー''''//////////////∧
／///,＝ゝ-ーー――――'''''′//////////////∧
,._-､, - 、
／,ィ≠｀ ;｀_ヾ＼ 意味が分からん！
/ ,〈/r,=< ヽｧ ∨ヽ
ﾊ /ﾍ} ｀ﾟ' ／' 〈､ ヽｿ 祖国防衛のため フランス人と戦ったのは当然だ！
ﾊ､{､ノ u. ,_-ノ、 〈
＿ゝ-ﾏ、 ヽ {::;-､:j/ !| 潜在的ライバルのドイツ人と戦うのも分かる
_ - ￣ /ヽ〜へ、￣ ﾉ /ﾘ
_. - / |/ ＼｀ヽ｀}､´/ ' / トルコと戦ったのだって まだ理解は出来たし
" // /／ ＼} ﾄ､ / ﾊ┐
./ // ./' 〈 ヽ∨ /:.ヽ┐ 俺たちは喜んで銃を取り 従軍したさ・・・
/ .// .／ _ - ヽ{ ∨;:. }〈ヽ
_ - ￣ ／_ - ¨ 乂〈_,- ､/〈 ﾄ┐
／ _ - | |〈 ﾍﾉヽﾉ .| ∨ だが俺たちヨーロッパ人が なんで極東アジアまで
ー ７ _ - " j /|. 〉、 / ∨
- ７ / ´ //|< ヽ＼ ./ / ∨ 出張しなけりゃならないんだ？
. / / / j 〈 ` 〈 // }ヽ
/ / _ - _ / 丿 }'/ ∨ ましてやそんな所で なんで戦争をしなければならないんだ！
i - ¨ ／ ＿ ／ ／ / ﾉ＿＿ |｀ｰ _ L_
! _ -=ニ三三ニ=- ／_∠-=ﾆニ_=_=_-_＼｀ヽﾆヾ｀ ! ヽ_
!／三三三三三三斗≦ニニニニニ-__-_-_-_ﾊ ＼ _ - ﾑ′
三三三三三＞"ニニ=_=_=i_=_-_-_／_斗─-ヾ! ヽ_,.ィﾁ__」
三三三＞'"ニニﾆ_=_=_=_=_＼-_-f_-/.: ∨ ｀^ｰ_ﾆ´-、
三＞'"ニニﾆﾆ=_=_=_=_=_-_-_-｀-_∨ .: _＼_, -=／ /
三三ニニニ_=_=_=_=_-_-_-_-_-＞=ゝ､; ／／ﾆﾆ./ /
三ニニﾆ_=_=_=_=_-_-_-_-_-_／ニニ! ヽ / ./ニﾆ／ ／
ニニﾆ_=_=_=_=_-_-_-_-_-_／ニニニ| ∨ /ニ／ ／
当時のロシアで 清や日本や満州を知るものは皆無でした
ロシアは戦争理由を民衆に納得させることに失敗しました
└───────────────────────┘
┌───────────┐
└───────────┘
┌──────┐
└──────┘
┌───┐
└───┘
┌─┐
└─┘
r‐ｖ┬ｖ‐…┬- 、
厂Ｖ ⅳ⌒ヾヘ、勹ヽ
｛_厂 Г ＼ ＼勹、
／ | |、 ＼） ほかにもロマノフ朝や 貴族の権勢が強く
／ / 从 ! ＼ ｝ 丶
/ ｛ /｛ `斗f七ﾒ、 ハ 一般人に基本的人権がなかったりもしたらしく・・・
. И ∧ l _,.＼ Lk:::ﾉ | ハ }/、
| / ハ代::〕 j∧ 〉
j/ / ｌ｛ ′_ / ｿ ／ はっきり言って 当時のロシアは問題あり過ぎで
. ｛／/ヽ、 ｀ , :〈Y〈 ｛
, ｲ ;〉 /＞ _ ィ"_,./ /了⌒ 戦争なんてやってる場合じゃなかったのです
／ | /冫〈 ,ｒfチ'ﾞ 〉rｆて
jハ,＼ >へ,厶ﾍ 〈 ｆて ／
. ／｝冫 /:::::Л:::ﾟ｡Уｆて../ そして日露戦争で負けが込みだすと
. ／ 介ｋ.〈::::/ |::::::. ｆて/
〈 / ｛/ﾌ:::/,-=l::::r┘!ソ; 民衆の鬱憤は高まり 彼らは抗議行動を始めました
. 〉 〈ﾆニ〈::/ニﾆ]:::::〉ﾆニﾆr‐へ
/ iニニニニニミ=ニニ/ ニユ
Ｙ⌒>'¨⌒ ‐-=ニ二三ｼ′ ‐っ
/ ┴- ..,, ｀'＜⌒
〈 ｀`丶.,
. ＼_＿___,. -=≦≧=- .,,
冫--─…・･･‥…＝えﾆ〔
, :ヾ゛｝ ／ ＼
／ ｛ ／ 丶
┌─┐
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└───┘
┌──────┐
└──────┘
┌───────────┐
└───────────┘
┌───────────────────────┐
┌─────────────────────────┐
│ 戦争停止 基本的人権 憲法制定 お願い皇帝陛下 │
└─────────────────────────┘
∥∧∧ ∥∧∧ ∥∧,,∧ ∥∧,,∧ ∥∧∧ ∥,∧∧
∩・ω・｀)∩・ω・｀)∩・ω・｀)∩・ω・｀)∩・ω・｀)∩・ω・｀)
（ ）. （ ）. （ ） （ ） （ ） （ ）
｀ｕ-ｕ´ ｀ｕ-ｕ´ ｀ｕ-ｕ´ ｀ｕ-ｕ´ ｀ｕ-ｕ´ ｀ｕ-ｕ´
1905年1月22日 サンクトペテルブルクで大規模なデモが発生
r──┐ / | r──┐ / | r──┐ / |
r──┐ / | r──┐ / | r──┐ / | ￣| |￣ /」 | ￣| |￣ /」 | ￣| |￣ /」 |
￣| |￣ /」 | ￣| |￣ /」 | ￣| |￣ /」 | |_| // l_| |_| // l_| |_| // l_|
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_ ＿
/´ ｀ヽ
/ ィ⌒ヽ ﾉ:､
{ __.l::::::::::::::.｀¨´.::::'.
_ ＿ Ｖ ｨｲ ﾚ'´￣ ｀ヽ::::77:}::. .
/´ ｀ヽ ｀ 、 ｀ｨｲ ... . '､r'⌒ー'.::://:ﾉ;; .:
/ ィ⌒ヽ ﾉ:､ ＜ c ＞ヾ ,､ .: ´｀i ';;;;.:.:.:.:.:.//:i;;: .
{ __.l::::::::::::::.｀¨´.::::'. ｨｲ, ヽ＼ :::'､^ヽ ｡' ヽ｡ ';;;.:.:.:ノノ::::ヽ_ ,. ‐‐‐‐､:.
Ｖ ｨｲ ﾚ'´￣ ｀ヽ::::77:}::. . イハヾ｀ 、 :j ﾄ､ ,′ ,,....イ.:＞= ':::::::/::/ ´ ￣ ｀ヽヽ
、 、 ｀ｨｲ ... . '､r'⌒ー'.::://:ﾉ;; .: ヽ:::r‐r': `ー- ､ 「:::::ﾘ:::::::::::::::::::ﾘ:::ﾚ'´ ヽ;}..
＜ c ＞ヾ ,､ .: ´｀i ';;;;.:.:.:.:.:.//:i;;: . . (｀7: : : : : : : : Vヽ:::ji:::::::::::::::::::ji::::L_ .j軍〉} ﾘ;;.
ｨｲ, ヽ＼ :::'､^ヽ ｡' ヽ｡ ';;;.:.:.:ノノ::::ヽ_ ,. ‐‐‐‐､:. ヽ: : : : : : : : :}: : :｀Y´¨¨ ￣￣ ￣ ｀ヽヽ ハ;;.
イハヾ｀ 、 :j ﾄ､ ,′ ,,....イ.:＞= ':::::::/::/ ´ ￣ ｀ヽヽ:: `ｰr‐rヽノ. . :, ′ ｀¨ jハ;.
ヽ:::r‐r': `ー- ､ 「:::::ﾘ:::::::::::::::::::ﾘ:::ﾚ'´ ヽ;}. :. :. i:liiiil `ｰ: : : : : : : : : : : . . . . . . . .. . .j /;;.
(｀7: : : : : : : : Vヽ:::ji:::::::::::::::::::ji::::L_ .j軍〉} ﾘ;;:.: . . i;llllll i｀ﾞﾞﾞﾞ ー- . :. :. :. :ﾉ!;.
ヽ: : : : : : : : :}: : :｀Y´¨¨ ￣￣ ￣ ｀ヽヽ ハ;;;; .: . ﾉﾉ::ﾉ i:::::j::i::::::::::j::::i::｀ﾞﾞ"""""""´.:j;;
`ｰr‐rヽノ. . :, ′ ｀¨ jハ;;;;;;: .: .. {:::::j:::i:::::::::j::::i:::::::::「「TTi:::「「TTi;
i:liiiil `ｰ: : : : : : : : : : : . . . . . . . .. . .j /;;;;;;;: :. :. ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::LLj..jj:::i i::l::l」;;:.
i;llllll i｀ﾞﾞﾞﾞ ー- . :. :. :. :ﾉ!;;;;;;;: .:. ゞjji;:ji;:ji;:ij;:ji;ji:;ij:;ji:ji;:ij;:ijﾉ;;;;;;
ﾉﾉ::ﾉ i:::::j::i::::::::::j::::i::｀ﾞﾞ"""""""´.:j;;;;;;;;:. :. . ｀T ﾆ二二ﾆ二二二ﾆL;;;;;;;
{:::::j:::i:::::::::j::::i:::::::::「「TTi:::「「TTi;;;;;;; /. : .:. :. : .: .: .: . :. :. : .: .:i;;;
デモ隊があまりに多勢であったため
警備軍が発砲・・・
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| !;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,|!;;;;| !;";;;;;;iﾞ､;;;;;;.!!;;/.!;;;;;;‐;;;;;;;;;;;;;;;;;;l|;;;;;;;;;;;;l.|;;;;;;|,!;;;;;;;;;;;;;;!.lﾞ;;;;!!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i､;;;;;;
!;;;|l;;;;;;;;;ｹ;;;;;;;;;;;;;;;;;.! .!;;;;;;;;;;;;;;;;;,!|;;;;;|:!;;;;;;;;;;.!.!;;;;;;;l|;;;| l;;;;;;;;;;;.;;;;;;;;;|!;;;;,!;;;;;;;;;;;;|.|;;;;;;;;;;;;';.;;;;;;;;!l;;;;;;|!;;,l|;;;;;;;;;;､;;; ﾈ;;;;;;;
;;;;;|.!;;;;;;|l;;;;;;;;;;;;;;;;i､! l;;;;;;r‐i;;;;;;! !;;;;ﾞ|;;;;;;;;;;/ |;;lﾞ};|!;;;! !;;;;;;;;;;||;;;;;;;;ll;;;;;li;;;;;∥;.!,!;;;;;;;;;;;;i!|;;;;;; ﾈ;;;;;;"/.|;;;;;;;;ili.!;;;";i;;;;
;;;;;｝l;;;;/.|;;;;;;;;;;;;;;;|i.! .!;;;;;| l;;;;;;! l;;;;;|!ﾉ.!;;;;.! |;/,!;|.!;;.ｌ|;;;;;;;;;;| !;;;;;;lﾞ|;;;.!|;;;;lﾞ|;;;;!.!;;;;;;;;;;;.! |;;;;;;;";;;;;;;lﾞ .l;;;;;;iﾘ;||;;;;;;l!;;;
;;;;;.!.l;;;lﾞ |;;;;;;;;;;;;;/.|;.ｌ .|;;;;| .|;;;;;;!.|;;;;;;! .|;;;;;} !;|,!;;;l !;;;lv､;;;;;l !;;;,! .!;l|/;;;;|:!;;;|.l;;;;;;;;;;;;| .|;;;;;;;;;;;;.;;;;|, ,!;;;;;|.!;||;;;;;;ﾐ;;;
;;;;;/.l;;,! .|;;;;;/l,;;;{ .!;;.! !;;;.! |;;;;;;| |;;;;;;l ,!;;;! !;l.!;;;;｝!;;.! .|;;;;;lﾞ !;l '".|;;;;;[|!;;l |;;;;;;;;;;;;.! .l;;;;|L;;;l|;;;;'ヘ;;;/!;,l!;;;;;;;;;;;;
;;;/ l;;l .:!;;r;{ .!;;.! |_;lﾞ|;;;;｝ |;;;;;lﾞ.l;;;;;;;.! !;;;;{ .ﾞ.!;;;;;l l;;;｝ |;;;;;| .!,! l;;;;;;;|:ゞ .!;;;;;;､;;;;｝ l;;;|.|;;;;.!.!;;;;;;;;;;;lﾞ|;;l";;;;;;;;;l
;;;| .|;;｝ |;;;;;｝ .!;;.! !;;;;| .|;;;/ .!;;;;;;;;.ｌ..!;;;;｝ !;;;;;.!.!;;;} .!;;;;;.! /.! !;;;,;;;;| .|;;;;/ .!;;".!;;.! !;;;;.! ｌ;;;;;;;;;l |;;./ ;;;;;;;;|
;;;! |";| |;;;;;;.! |;;;;! .|;;;;;| l;;lﾞ /;;;;;;;]､ﾞ";;;;! |;;;;;;.!.!;;;l ,!.!!;;｝/;;.! !;;;lﾞ''" .|;;;｝ !;;! !;;;! |;;;;;｝/.i|;;;;| .!;,ll;､;;_;;;;｝
;;;.! l;;;;l.!;;;;;;;! |;;;| .ﾄ;;;;;.! !.! .!;;;;;;;;;! ｌ;;;;;;;! l;;;;;;ﾞl.|;;;.!l;.!.!;;|.l;;;;;| !;;;! l;;;;| l;;.!.!;;,! .!;;;;|lﾞ/l;;;;,! :!;.!Ｔ｀ !;;;.!
;;;;.! !;;;||;;;;;;;| ,!;;l l;;;;;;;｝ !;! l;;;;;;;;;;! ｌ;;;;;lﾞ ゝ./ .l;;;,!!;! l;;.!|;;;;;.! |;;;;| !;;;lﾞ .!;;|｀゛ .l;;;;;;/ .!;;;;! .|;;{ .!;;;;|
;;;､| l;;;〔;;;;;;;! |;;,! |;;;;;;;| l;,!.!;;;;;;;;;;| !;;;;.! ｀. l;｝.|;;;ﾞ;;;;;;｝ .|;;;;! .|;;;;| |;;;| !;;;;;| l;;;;,! .|;;.! .lﾞ;;;;|
;;;;ﾞ;| !;;;;;;;;;;;! .!;;l .!;;;;;;l ,!,!.|;;;;;;;;;;.! !;;;;;.! .彳|;;;;;;;;;;;l .!; ! .|;;;;｝ .|;;;.! .|;;;;;;l !;;;｝ .|;;｝ |;;;;;l
､;;;;;| :!;;;;;;;;;;;l .|;;.ｌ ヽﾉ゛./.! .l;;;;;;;;;;｝ |;;;;;| !;| |;;;i.ｌ;;;;;｝ ″ |;;;;| l;;;;,! |;;;;;;;| .ゞゞ |;;;l .|;;;;;|
l;;;;;/ ｌ､;;;;;;;;｝.!;;.! .lﾞ;.! |;;;;;;;;;;| .|;;;;.! !;| |;;;| ｀'" .|;;;;| |;;;;lﾞ !;;;;;;.! l;;;,! .!;;;;;!
.ﾞ‐' ｌ､;;;;;|゛.|;;;.! .i!;;lﾞ .|;;;;;;;;;,! .|,,/ .|;;! l;;;| ヽ! l;;;;.! l;;;;;;;lﾞ /;;;,! ﾞｰ'ﾞ
!;;;;;l l;;;;l ｌ;;;lﾞ .l.;;;;;;;,! l;;! .!;/ !;;;;l .!;;;;;;｝ ,!;;;;l
.ﾞ'i;;.! ｌ;;/ .l;;;;l ｀'''″ !;| |;;;;| lﾞ;;;;;;;! .l;;;;,!
`'ﾞ .!;;.!、 l;;;;| |;.! ﾞ''" .!;;;;;;;l ｀"
l;;;;l ﾞ''" l;;;! ｌ;;;;;lﾞ
｀'" :!;;.! ｀''"
!./
これが世にいう血の日曜日事件の本家本元です
犠牲者は1,000人とも4,000人とも言われています
,イ ／i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!≧x．
/i:!ﾚi:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i≧x、
li:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!＜￣｀ヽ
|i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:ヽ なして発砲した？！
|i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!ト､i.、
〉i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:|＼:|￣/￣≧xi:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!:＼｀ヽ 自国民ぞ 自国民！！
. /i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!/ ＼i:!i:!i:!i:!| i j ,/／ ／１|l|l!＼|＼i:!i:!i:!i:!:i
/i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!/ 、｀ ＼i:!i:!i:く 〔ノ'' ／ 川i! ∨＾Yｉ:!ﾊ|
|i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i|`≧ミゞz､＼i:!i:!ヽ≦zzzz彡" !｀; |ﾑ!￢、
!i:!ﾊi:!i:!i:!i:!i:!!ﾄ:!zr――ｧ7">＞､:!`ヽﾆ=- u ⅰﾉ∧: ヽ: ＼ー- ．_
!| |i:!i:!i:!i:!i:!| ヾミ≡彡"／-=ΞΞニニ＝‐二._ ﾚ∧: ヽ: :｀､: :ヽ: : : : : ｀ヽ⌒＼_
! !i!i!i!i!i∧ゝ -==ﾆΞ三三ヽΞ -=υ三￣ |'/∧: : i: : ヽ: : :i: : : : : : : :＼ヽ:
＼i:!i:| !∧ | -=ﾆ三三〈ゝ -´ ∪ ｜'//|: : |:､: :}i: : :!: : : : : : : : : :ヾ:
>ﾍ （ ﾍ. U ∪ =ﾆΞ ,. -＿ ､ 八∧|: : |: :｀T!⌒Yr-――--:､:_:
」: : ＼ヽﾍ ﾆΞ三／≦__y_）'/〃: :ﾘ: : |: : : }!: : :}!: : : : : : : : : : :
／: ﾄ: : {!: :ゝ∧ , ＿,二ﾆ=ｧ≡＜￣ヽ /}!: : :/.: : :|: : :！: : :!: : : : : : : : : : :
厂i: : : :ﾄ､: :}!: : :{// ､ { 〔ゝ／ ／-=三=- //}!: :/.: : : :|: : : : : : : : : : : : : : : : : :
/ｉ: : !: : : :ゝ、:{!: : :∨/|ヘ ￣ ´ ￣三￣ ／//,: :{: : : : : | : : : : : : : : : : : : : : : : :
: |: : : :／: : : : :}!: : : ＼＼/＞ Ξ . イ////: : : ∨: : :,′: : : : : : : : : : : : : : : : :
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発砲はニコライ二世の意思ではないというのが定説ですが・・・
∧,,∧ ∧,,∧
∧ (´｀д´) (｀Д´ ) ∧∧ 皇帝がデモ隊を虐殺だってよ
( ｀・Д) Ｕ) ( つと ﾉ(ﾍ・´ )
｜ Ｕ ( ｀・) (・´ ) と ﾉ これは流石に見過ごせないよな・・・
ｕ-ｕ （l ) ( ﾉu-ｕ
`ｕ-ｕ'. `ｕ-u'
ﾊﾟｯ ﾊﾟｯ ﾊﾟｯ ﾊﾟｯ ﾊﾟｯ ﾊﾟｯ
[革命] [デモ] [スト] [テロ] [抗命] [暗殺]
∥∧∧ ∥∧∧ ∥∧,,∧ ∥∧,,∧ ∥∧∧ ∥,∧∧
∩・ω・｀)∩・ω・｀)∩・ω・｀)∩・ω・｀)∩・ω・｀)∩・ω・｀)
（ ）. （ ）. （ ） （ ） （ ） （ ）
｀ｕ-ｕ´ ｀ｕ-ｕ´ ｀ｕ-ｕ´ ｀ｕ-ｕ´ ｀ｕ-ｕ´ ｀ｕ-ｕ
この事件により ロシア人は帝室から潮が引くように離れ
ロシア社会全体が動揺し始め・・・『ロシア第一革命』が発生しました
, -∧,,∧-- ､, -∧,,∧--､, --∧,,∧--､, -∧,,∧--､,--∧,,∧--､, -∧,,∧─-､
/ (-ω-｀ ) / (-ω-｀ ) / (-ω-｀ ) / (-ω-｀ ) / (-ω-｀ ) / (ω-｀； ) /
r-<,ぅ⌒cｿ､ r-<,ぅ⌒cｿ､./r-<,ぅ⌒cｿ､r-<,ぅ⌒cｿ、.r-<,ぅ⌒cｿ、r-<,ぅ⌒cｿ､ /
ノ '､ , ､ _, ' /ノ '､ , ､ _, ' //ノ '､ , ､ _, ' ,ノ '､ , ､ _, ' /ノ '､ , ､ _, ' ./ノ '､ , ､ _, ' //
（_,. .（_,. /.（_,. （_,. .（_,. .（_,. //
(.,_ ｀'ｰ-､_,,..ノ(. 'ｰ-､_,,..ノ/(.,_ ｀'ｰ-､_,,..ノ/ ｀'ｰ-､_,,..ノ/ ｀'ｰ-､_,,..ノ(.,_ ｀'ｰ-､_,,.ノ/
~`''ー--‐'｀ `''ー---‐' ~`''ー--‐'｀~`''ー---‐'~`'ー---一' ~`ー---‐'
ロシアの主要都市で抗議のストライキと・・・
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ﾆ ﾆ二7 / / / 7
/ / /二二二 ﾆﾆ ﾆ二7 / / ／
.../ ／／/ / /二二二 ﾆﾆ ﾆ二7 ＿／ ／
/ ／／ ./ / ／／/ / , . ／ ￣ ￣￣ ￣ ￣￣￣
／／ / / ／／ / / ￣ ￣ ￣￣ ￣￣ ￣／ ／￣￣
／／ / / ／／ / / .ﾆ 二二 ﾆ≡≡三三三
／／ ./ / ＿＿＿＿＿ _ ／ ./ / ﾆ ≡ 二二 ≡三三三三三三三
/ / .|.:.:に＿＿」」:::::::Y^^^`ヽ___ . :. :. :. :.: .: .:.|､ ＝ ﾆ 二三 ≡三 三三 三三三三
|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_ノ |┘. : .:. :. :. :. :. :. .p'ﾞ;;.:O . :ｑ .: ;:;ﾞ ,ﾞ,od .:'`;:; , ﾆ三三三三
￣￣￣￣ く | .: .:. :. :./」二」p'ﾞ;;.:O . :ｑ .: ;:;ﾞ ,ﾞ,o彡ﾐﾐヽ ＿＿.: ;: ;:; ;:;;:;:;;
. :. :. :. :.: .: .: .:. :. :. :. :.: .: .:. :. :. :. :. :.: .: .:.｀`ヽ ,､､ノヽo b .〔」ﾞ''' ''l〕.: :;:; p'ﾞ;;.:O ｑ .: .::.}-',ﾐﾐﾐ!「 -‐ ─ヽ; :; ;;;;;;
.../ l. :. :. :. :.: .: .:. :. :. :. :. :. :.: .O od .:'`;:; ,.: ;oV"´ 1 ..」ゝ‐/:`ｰ-､ 「￣ | L_ノｼｼ , - ─ ミﾐヽ;:;:;;
/ | p'ﾞ;;.:O od .:'`;:; ,.: ;oQ r;;;;;;;;;､p o ..:.,,､､､､', 1 .::.:.:::〈瓜ﾉ:::::::::',〈⌒〕二二ﾆ‐.:::::::::ﾉ - ─ ミﾐ _丿;:;;;
.|. ム) p'ﾞ;;.:O od .:'`;:; ﾉｰ`ﾐﾐ! 彡',',',',',',;', l!.:.:::::::::::::::::.:...:: /ハ`ヽ-─-､.:::::::ノ.:.＼ ﾉ ﾆ三
ﾚ彡ﾐ |:::::l ,;彡ミﾐヽ },_, ｲ:::::::::ハ;;';';';'';';'';;;! il!.:::::.:.:.:.:,r ‐く ﾉ ﾉ__/｡:::.:. /. :; :; :;: ;V . :. :ィｲ三三
l彡彡_ﾉ.::ﾉﾐyｲ彡ミミﾐﾐ;:y.:.::::.:.::::::::::.:}‐､i;;:r ,;:;:;:;:;! ll!;:;:;;:;:;;/jjjjjijijﾚ;:;:;;! i! /.: ;: ;: ;: ;:;ニ三 三 三三
ﾚ.:.:. ﾆ三三 〉彡ミﾐﾐﾐﾐﾉｨｲ彡 ミﾐヽ.〈 ソ;:;;;;;:;:;| llll!;:;;;:/jjlijiijijiﾘ;:;:;:;:;! ﾘ ,..イ. :; ; ;;;;; ﾆﾆ 三 三三三三
.:.:.:.:ﾆ三三ハ彡ミﾐﾐﾐ,'ｨｲ彡 ミﾐミﾐﾐ',ﾊ ,r-─ﾉ ﾉ;:;:;ヾ州州ｼ;:;:;:;;ﾉ レ'´. :; :;:;;:;: ;;ﾆﾆ ニ 三 三三三三
.:.二三三/ ヾ彡ﾐﾐﾐ{ｨｼﾞ jijijijijijijiiiji! ﾌ""´￣7 /iijiijijijijjijijjijijijijiijｨイ; :; :; :;ﾆﾆ 二 三 三三 三三 三三
iﾆ,r'"´ ゞ;:;:;:;:;{jijijijijijijiiijijijijijl! / .:;1ij1iji1ji1ji1ii1i1l1lj1i1j; :; :ﾆﾆ ニ三 三三 三三三三三
|/ ,. .: :;:;;:;;;;;;;;;;;;:{jj州州州州州 / .:;1jli1jkl1jlk1jil1j1kj1klj1li1jil1kj ﾆ 三 三三 三三 三 三
| .:ｨｲ.:;:;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;;:;{州州州州州! / .:;jl1jil1;k1;1kk1||1||1||1|1||1|1|1|||||三三 三三 三三三三
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大規模なデモが頻発しました
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｡' rｭ/´ 〉: :_:_::'.::: .: .: .. | | ［ll］ ┌.
r､ レ' 7´::::::T.::: .: .: . | ﾄ､ lﾆl | | _
V仆ｨ ,:′ 〉ﾉ.::::::::ﾉ. :. :.:. :. :. |_| r‐'ノ ツ . | | ［ll］ ┌.
ゞ｀ ィ彳== _── ─.:... ...∠ 二二ﾆヽ. .:. :. :. . . ＿__ | ﾄ､ lﾆl | |
≧⊆三ﾐヽ:::::::::_.:_/ .: .:.::ヽ ｀¨¨｀ヽ:. ／ ＼ ‐‐-.､ |_| r‐'ノ ツ
ィｨ , ﾊ.:.ヾ＼￣ ヽ:::::: :. :::.:}:::::::::::::..j :!::!::. :. ／ ／: : : : : ｀ヽ
'´ﾞﾞ｀ ` '.: . ノ. :.:ﾉ.:.:.:.::::::/ l!ﾉ::. ./´ ￣￣ ノ: : : : : : : : : :.).: .: . . :.
ﾚ'´.: .:.: .:.::::,. ｲ 〈{:.軍.:{} l!:.:: 〈 ｀T 三二 ＞ ‐rr --く. :. :. :.
{. . :.::::.:.,. イ .ﾘ ﾘ.:. . ヽ _ﾉ::, ,,´､､〉.:::.::i |: : :_ノi. :. :. :. : : :.
｀ｰｰ‐'´ i R. P. D !.: . ヽ:〉ﾞﾞ´ノ.:::.::://: ／.::::}. :. :. :
ｨ彳´ { ﾉ ﾉ.:::.:.:::.:.:.:://／.:::::::.::L;;;;;;;; .: .: .: .
ｨｲ.. .'´__ _ ___＿＿ ＿ ＿＿ ｀T. : .:. :; :; :;; :. .: ヽ::.::.::.::.://.:.::::::::::::「 ￣ ｀ヽ; :; :. :.
ィｲ 二 二二二 二二 ヽ─ ─ ──ヽ 三三三 三三三三ﾆ ＼:::.://.::,. イ:::::::::::::::.:.:.:.;;:; . :. :
＞: ( ⌒ヽ´｀ ｀ ｀｀¨¨ ¨ ¨￣￣ ￣ヽ二二 ﾆﾆ ﾆ ﾆ ﾆﾆ ﾆﾆ ｀フ´ ￣￣ ￣ ｀ヽ､:;;;;. :; : .:
ヾ＼ヽ ￣￣ ￣ヽ ノ.:｀ヽ 「i i ii i´ ￣￣ ￣ .: .: .: .: .: .: .::.:::_∠ ,. -‐‐‐- ､ ヽ
ミ＼ ￣|￣i::: . .::: .ヽ ﾆﾆﾆﾆ l i il ll「二二L _. . :.: .: .: .T ii i / ,.ィ彡三三 ミﾐヽ
ヽヾヽ ｀ｰﾍ:::. . :. :.: .＼ i | i il ll: :eｧ ___」ﾘ. :. :. :.:.l ﾘ V/／ . .: .: .: .: .: .: ヽヽ
从 ヽ ＼ ＼: :. : ::. :: :.｀フ⌒ヽ ii￣( ﾆつ ⌒「二二ﾉ ／ .: . . .: .: .: . :｀ヽ ,.:.ヽ}
`ヽ: ::. : :: .: .: .: .:.ﾉ ( ﾆつ ﾉ ／ . .: .: .: .〈{:.軍.:{}. :. :. :.V:/
ロシア政府は治安維持のため軍隊を大量投入し
方方でデモやスト参加者が多数射殺されました
＿＿＿＿
,,ｨi:i:i:||i:i:i:i:i:||i:i:i:i:i:|liｮｭ,
,ｨi||i:i:i:i:i:i||i:i:i:i:i:i||i:i:i:i:i:||i:i:i:ﾐｭ,
,,ｨｴ||i:i:i||i:i:i:i:i:i||i:i:i:i:i:i:||i:i:i:i:i:||i:i:i:i:i:i|i,
. ｵ||i:i:||i:i:i:||i:i:i:i:i:i||i:i:i:i:i:i:||i:i:i:i:i:||i:i:i:i:i:i:i||l,
ｨi:i||i:i:||i:i:i:ｉ:||i:i:i:i:i:||i:i:i:i:i:i:||i:i:i:i:i:i||i:i:i:i:i:i:||i:l
{i:i:i||i:i:||i:i:i:i:i:||i:i:i:i:i:||i:i:i:i:i:i||i:i:i:i:i:ｉ||i:i:i:i:i:i:||i:l
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{i:i:i:i:i:||i:i:i:i:i:i:;ｧ=--=:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:;=--=ｪ_i:||i:i|
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ゞi||:i:i:i:i:{.{ } { }.}i:l
ヾi:i:i:i:',ゝ _ _ ｲイ￣ゝﾐ , _ _ , ｨノi:}
li:i:i:i:i:iゝ- _二 イi:i:i:i:||i:i:i:i:｀=-=´i:i||il
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',i:i:i:ｉ:||i:i:i:i:i:||ﾈｧ´ }.}||i:i:i:ij|il ,.-､＿＿_＿ , --―‐ﾆ二/ ヽ
ﾄi:i:i:||i:i:i:i:i:||{.{ .ﾉﾉ||i:i:i:j}iｹ .ﾚ'´-〃、:::`￣￣￣::::::::::::::! |
＿_ ヾi||i:i:i:i:i:||i:iゝ-===-彡i:ij|i:i:i:ｱ ＿ /,.￣/({_/￣>─────-〕 く
i´: : : : : :ゞﾐxﾄ;㍉i:i:i:i:i:i:||i:i:i:i:ｨ'i:i:ﾚ'´: : : :｀i _」i:::::::|:::.ｲ-:〈─────‐r',. ＝､、!
|: : : : : : : : : : : ゞトi:i:i:i:i:i:ｉ:i:i:i;ｲ´: : : : : : : :| 〈ﾊ::::::::::!:ヽ!:::::::!::::::::::::::::::::::::::::| ､､__,.ﾘ !
|: : : : : : : : : : : : : : ヾ,i:i:i:i:iﾚ': : : : : : : : : : | frヽヽ:::::＼_ヽ:::ヽ＿__二二二ヽﾆニ〃
j: : : : : : : : : : : : : : : : : Y : : : : : : : : : : : : 丶 -く:.:ﾘ:!:::宀￢:::::::/r― 厂
, イ ´: : : : : : : : : : : : : : : : : : :i!: : : : : : : : : : : : : : : ＼ ／-'￣｀ヽ＿＿::::::::::|r' r'/
／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : i!: : : : : : : : : : : : : : : : : :＼ ／/ / `ｰ77 L!
革命勢力も テロで応酬し
流血が繰り返されました
_＿r‐ｭ.........................rｭ＿__
＞ ´ -―――――――――- ｀ ＜
rf「＿, ＿＿＿＿＿＿＿＿_ _＿〉
／/| 厂￣｀マﾆニニニｙ' ￣ヽ ',
_〉{ l ／1 ｀¨¨¨¨¨´ ｀ﾄ､ ｊ
〈＼〉 ﾄ､__ .イ / ,斗‐――- , ﾏ`ー--У
〈＼〉 ｀マ＿ ノ ／ 4k__)(__)(__) 2＼ ヽ＿／
〈＼〉 f｢ ' 5k__) ＿ (__).1 l|
〈＼〉 ｌ| ,' 6k__)´g㌢￣｀守。 l|
〈＼〉 || l k__)i {iii{<（_ _）>}iiｉ} ; l|
f^YYYYYYY^ー|| li 7k__) ⅥiマニフiⅣ ' l|
〈 Уｰyｰ'ｰ'ｰ'ｰ'＾|| ∨ k(__)､`定主亥〈＼ ,' l|
〈/ / .l| ヽ 8`ﾄ(__X__)＿ 〉 У l|
〈 ﾄ､ l| ＜ 9 0 ＞' ｌ|
ヽ Y^ヽ l| ｀ ¨¨¨¨´ ｌ|
＼| ﾄ､ i| ｌ|
l Lﾑ 、＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ﾉ
ヽ｣ ﾄ､ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
l Lﾑ｀ヽ
ヽ | ﾄ-仏
`ｰ^ー '
そしてロシア第一革命は 新テクノロジー電話のお陰で
ヨーロッパのロシアのみならず シベリアへ瞬く間に広がりました
∧∧ 革命だ！ 革命が起こったのだ！
(,,ﾟДﾟ)
⊂ ⊃ シベリア鉄道員よ！ 兵士を戦争に送るのを拒否せよ！
〜| |
し`J 派遣兵士よ！ 戦争に行くのを拒否せよ！ 全員でストライキだ！
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|| || 集会を開け！ 憲兵を逮捕せよ！
|| ||
|| かくめい || 兵士は労働者と連帯し 人民を抑圧した暴君と戦うべきだ！
|| ∧ ∧ 。 ||
|| ( ,,ﾟДﾟ)／ || 兵士よ・・・！ 我が同胞の兵士諸君よ・・・！
￣￣￣￣￣￣￣ﾉ つ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣
/ ￣￣￣ /| 今こそ我々の そして君たちの・・・
|￣￣￣￣| |
￣￣￣￣￣￣￣￣|＿＿＿＿|/￣￣￣￣￣￣￣ あの問いかけに 答えるべきときなのだ・・・！
シベリア各地に散っていた社会主義者は
ここぞとばかりに労働者と兵士を煽りまくりました
＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人___人__人__／
≫ ≪
≪ ロシア兵は・・・なんのために死なねばならないのか？！ ≫
≫ ≪
／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
_ -､, -─- _
- 二二У二 _ ｀ ､＼
／ ニz≠──-- 二 、＼ ヽ
／ ノ／ ､ ｀＞､ ＼ ）
. / _ノ／ 〉 ヽフヾ¨eｰｫ- / r‐､ヽ ｿﾊ
/ ／/ ／7 ｀ ､｀ヽノ ＼ヽ=' jﾉﾉ}j
ｲ二} ィ e ﾊ､ r､ ヽ＼_ ｀¨¨7､ノ〈
〈ノﾉ ｀=/ } }ﾞ u ∨⌒j ・・・・・・
ミ彡 '/ / ,-､ u /{.:/〈
ヾﾆ! / ゝ/⌒ヽ ;' ゝヾ_ｿ
! ＼ | ヽ '; / ∨
| ヽ}、 /
∧ ､ j ﾞ /
∧ ＼ { ,:'
∧ ヽ ヾ:. ／
∧:. :, }:.:.. , | /
.∧:､ ' '; / ,!_,/ ／
r'"λヽ ヽ _ - " / / ＿
／ 〉/ ＼丶 ヽ＼／ ／
／ 〈./, ＼ ／ , -─ｧ-‐￢〈
/´L- ￣ ‐ _｀/／7 7〆ヽ,r‐─┴ヘ
ヽ／´レz≠ノ/⌒ﾆ -‐､ / ／ _ -
陳腐に聞こえる定型文ですが
当時のロシアの実情を考えれば
けっこう的を得てたりします
|￣￣￣￣￣￣￣ |
| グ |
| リ |
| 出 ッ :|
| し ペ :!
_＿＿＿＿＿| た ン |
| ら ベ |
／￣￣￣＼ :| ル :|
／ ＼ _,. -=≦三三ミ､ | な 大 本 グ :|
／ ＼ ／三三三三三ミvｨﾆ三ミ､ :| っ 変 国 に !
/ ク ヽ ∠三三三三三三ミvｨ仁三ミ ､ :| ち な が 攻 |
/ ロ ヽ /∠二三／／:∠=-―=ミ､ﾆ三冫 :! ゃ コ 勢 :|
/ ギ 攻 パ :| 彳//{ 〃 /／ ι }ﾆ三{ | っ ト 許 |
| ル 勢 ト | V/∧ / 〃 }ﾆ三{ | て に 可 |
| テ 中 キ | V/_」 , ´￣ `ー=彡_´｀ ｀V'^ヽ | る |
| ィ 止 ン | /∧{ ,.ｨ＝=ミヽ. ,ｨ'´二｀ヾ !〈.} } | ぞ ＿＿＿＿_ｊ
ヽ だ は ： !. { {ハ {fr㍉冫 { fr㍉} !/ / :| |
／ よ ： ! ＼ヽ ／ } ､ヽ U ├' :| |
／ ! ｀ Ｕ ﾉ ヽ ,.ﾄ､_ :| |
￣￣| / ∧ └ ､_, ┘ 、 // } ＼ :|＿＿＿＿＿＿＿__!
ヽ / ／:.|人 ｛ ﾄニニニう ｝ /' /:.:.:..|`:...､
＼ / ,. .イ:.:.:.:.| ＼ ｀こ二´ ／ /:.:.:.:.:!:.:.:.::.:`:.:..、
＼ ／ ,. '´:.:.:.:.:!:.:.:.:.| ＞､ ＿_,イ /:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:`...､
＼＿＿＿＿／ <＼へ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:＼ ／⌒ヽ_／⌒＼ /､:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾄ､
そして丁度この時 ロシア満州軍のグリッペンベルグは日本軍へ
大規模な攻勢 黒溝台会戦を仕掛けている最中だったのです
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, ゝ ! ｀{‐-' ﾒ､_`ｧ＼
, --ゝヽ ﾚ ヽ /_/／〈
／ r´ヽ／ ￣￣￣ ` く、
/ ／ヾ､/ ! ! ! ｀ヾ ロシア第一革命の端緒 血の日曜日は1月22日
. / ゝ､--ｲ,' | , -+--､ ﾄ､
ﾄ二´`ヽ|ｌ ｌ| | ハ |! / ﾊ 黒溝台会戦は1月25日に始まり 終始ロシア軍優位とされながら
. ﾊ ｌ_｀丶ｌ| ぃ ﾊ ,仟示ﾐﾊ ,-x' ､ ｌ
/ └,`丶〉 ヾ､ Ｔ'"ヾ ﾏﾘ ヽム} } | クロパトキンが なぜか攻撃中止命令を出して
ｌ ', ゝ ‐ハ ＼ { 丶 ¨ ﾘ ﾊ , ﾊﾉ
ﾍ ヽ } │ ＼ ｌ､ヽ＼""" ` ',ﾚ|ノ ' 1月29日に終了しました・・・
‘，', ｌ ﾊ ヽ、_| ＼{ ＼!ヽ ´ｌ
_z.'-.､! ｌ / { ＼ﾉ ﾘ ,-ｧ /
.／ ＼ /| /`r- ノ､. ∧ 巷ではグリッペンベルグに手柄を立てられることを
,..-─-､ ヽﾚ´// !｀＞-__/ |
::´::::::::::::::::`:／｀`ｌ{ ヽﾉ / /{´＿__ﾉ 嫌ったためとも言われますが・・・どうでしょうか？
::::::::::::::::::／/ ＼ 〉` ノﾊ ,'､ , ヽ＿__
:::::::::::::::::ヽ/ ､. ! ｌ ､ ﾉ､､}_､ /---＼:::}
::::::::::::::::::::t___ `_ヽ＿_`_"＿/z-､! , -‐／:::|
::::::::::::::::::::::｀ゝ-{: : : : : {: : }: : : : : }ヽ! ￣/:::::::::|
::::::::::::::::::::::::::::::::ヽｧ- '´７´ﾊ‐一´_ノ....､ ゝ::::::::ｌ
:::::::::::::::::::::::::::::::::/ ／´:i ｀ヽ:､:ヾ||::::::::::＼）､{
::::::::::::::::::::::::::::::::`´f:::;::::ｌ |:::｀､ｰ､‐::::::::::＼
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::|:::::ヽ、ノ::::::::::::: ﾊ:::::::::::::::::ヽ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::'::::::´ ﾉ:::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::!
.|:::::::::::::::::､:::::::::::::::ﾉ:: ﾍ:::::::::::::::::::::::::::::,':::::::::::::::::::/
.ﾍ￣￣￣|`Tｰ-ｲ|:_:_:_ヽ、::::::::::::::::::/:::::::::::::::／
/＼-──--、
》＞=＝＝＝ｲ クロパトキンさんに 第一次革命の連絡が来てたとすれば
（（ｲノλﾉﾊﾉ)()
ﾊﾘ￣ ￣ ﾙ) いろいろ検討の余地があるわね・・・
∧ )人 ＿ ﾉi)ﾉヘ
/ _＞rｭ＜_ _ヾ
i /―li ♀ f― / 本国がエライ事になってる時に 攻勢を続行する将軍はいないわよね
vﾍγﾊ | i! | ﾊ＼iソ
. そﾊ λﾊて 黒溝台会戦中止の理由は 本国の革命かもね・・・
:::::::::::::::::::::::::: __,,,,...,,__
:: :: :: :: .,. '"´_,.r-ｒ‐,-､｀' ､
: : : : ,.' _r' ｲ_,.-‐'- '＜,ﾍ._ 日露戦争はおろか奉天会戦すら 窓から投げ捨てたため
: : : :/ _r',ゝ'" /i i , ｀ヽ!
: : i 'Y´ ,ﾊ __/_| ﾊ‐ﾊ! ,ゝ クロパトキンが第一革命をいつの時点で知ったのかは分かりません
| ノ !ｲｧ;‐-!､ﾚ' !ｨ'r､!ﾊヽ.
ｲ ´!イ.Y),ゞ-' └',!Yi￣
ﾊ ! .(ﾊ " ' ,ﾊｿ ただ対戦している日本軍ですら 一月中に革命を把握して
〈 ﾉ ,ﾍiY＞.､.,_´,.ｨ'´iYﾍ〉
｀ヽｒ'ゝY!イ´＼_!｀ヽrYi､ ロシア語のビラを作って ロシア軍陣地に撒いてるんですよね・・・
ﾉ ,. '}><{＼ /:i」ｲ}><{ ',
/ ﾑ!::::｀::/ヽ;:::ヽ. ヽ.
ﾉ ';:::::::/ ﾊ::::::i >
く/ i ,ゝ:::kﾆヽﾍ!:ｲイ´
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__< 〉＾ｰｔ ｀ヽ | ミ(ノ__ ＿r―ｔ._ﾉ￣
Ｚ_ | ､__] ｌ _,ｒ‐┘ ￣ ｀ヾ´
_ノ __/ _,） ⌒) ru′
'彡'´ ー､__ ∠ _／
,ノ__ｒ-―…'´「
^´ rｔ＿ｒ‐'′
ｒ‐-┘
`ｰﾐ ＿__
＼ ／¨Z__ __／ ＜
| ｒ'廴 」 ＜ `ュ ｒ'´
ﾉ _.ｨ‐ミ L ＼ 」 └'´ ｀ヽ.
<´￣￣¨¨¨¨¨ ｒ'⌒ー'′ _, ﾟ｡ ヽ ｀ｰﾐ / ＼
| _ノ V ＼_ ﾞｰｚ_ ヽ ヽ. _,.-‐‐ｔ._ ）
| ／ ｒﾍ ｀ヽ. ＼ ! ._ ,ｒ‐-､_ｒ‐ｲ￣￣ ￣｀ｰ一'′
ﾉ （ <>ﾟ | ,｣ 'ﾍ 〈｀′ヽ 〔" ∴ 〔￣
¨| _／ ﾟ ~ ｒ‐-‐ｧ〈/ ト-､__＞｡ _」
L．． ___/ ＿＿,.-‐－-－ｧ ｀ー､〉 ヽ;ｖ｢∴∵｀ヾ.__ ＿ ＿_
》=<´ ｒ‐'´￣ ヾ ｡ ,､＿ ｡〃｀┘ ｀二. ｢
_ﾉ ￣￣ __ ノ ￣¨¨ ｀ｰ┘ ,′
｡ ／ ｀´ ｀^ヽ.＿ ＿ /
ﾉ ￣L＿ （ ｀ー‐- ．_ ＿_ /
｛ ｀ヽノ ￣ ￣
｡ ｨ ／ ヽ､ /
ともかくも・・・アラブの春とか東欧諸国の革命を
見知っている現代人には 理解しやすいと思いますが
革命が実行された場合 軍隊を率いる将軍は重大な選択を迫られます
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それは革命側につくか 政権側につくかという
究極の二択です 判断を誤り負ける方に付いたら
よくて一生飼い殺し 悪くすれば家族ごと死にます
／ .; -=ﾆ三三三ミ＼彡′,:.:.⌒ミ､.:.:.:..:.:＼
_ノ´.:.:.:／.:.:.:.:.:.,;彡／ _≧ｘミﾐ{彡′ ,,彡⌒ヽ.:.:.:.:.:.:.＼
／.:,:.:.:.彡´:′.,...:.:,彡,′≦三ヾヾﾐゾ彡"三ﾆヾ､.:.:.:.:. .:.:.＼
´フノ;／/ ′.:／ ／／／ ｀ヾ:::ト≠"￣￣゛ﾐﾆ=- .:.:.:ﾐ′
彡;.:.:.,:/:.:′ｿ／／ ｝:′ }三ﾆ= .:.:/
彡从.:.:.:./, ′__＿ /′-－―- {三=- .:.:）
ﾏｿ彡ｿ/:′ ｀￣／ {ミ､:.. .:.:ﾘ
／ｿｯ彡// ,／ ＿__ ゛ミ三ニﾆ{
／ ﾏｿ彡ミｭ｡､__..:.. _..｡ｘ≦≧⌒゛ .:ﾐデ;7;ハ
／ ∧ﾑ.:.. _..ﾆ≧ﾐ}...::.ヾ彡ブ 弋ソ≫ .:.:}ﾚ〈::{.ﾘ｝ 迷うまでもない！
／ / ﾏｼﾞ:≪ 弋ッヾ;;'" ;:::: "¨￣￣ ′ .:.:{⌒ｿ }.′
/ / } }} ｀￣ .::} !::..:" .:.レ'/ / 私は皇帝陛下の臣下だ！
{ ／ `ﾘ .:/ .;:::..、 ..:.:’ /
:. ／ ’. ,{ .:} ﾊT′
＼ ／ } ｀ =-ｒ"¨´ ,//{
/ ′ _._J_...._ ,///ﾄ．
’. ヾ<k-t-++t＞ :. ／///}∧
ヽ:. ヾ｀￣￣´ ′ ／ ,///.:.|ニ:、
| "゛ ゛ ,／ '／.:.:.:.}ﾆﾆ|＼
∧ ＼ イ ／ .:.:.:./ニﾆ|ﾆﾆ
,｡ｲニト ー一 ／ .:.:.:.:.:/ﾆニﾆ!ﾆﾆﾆ
x彡 /ﾆﾆ} ＼ _..｡o" .:.:.:.:.:/ﾆニﾆﾆ!ﾆﾆニ
／ﾆニ/ﾆﾆ/ ヽ../´￣ .:.:.:.:.:/ﾆﾆﾆﾆニ|ﾆﾆﾆﾆ
／ﾆﾆニ′ニ′ ム}iＬ_ .:.:.:.:./ﾆﾆﾆﾆﾆニ|ﾆﾆﾆニ
,.イﾆﾆニ／ﾆﾆﾆ′ /＼ヽ`ヾ､ ..:.:.:.:./ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ|ﾆﾆﾆニ
／ﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆニ| / ＼ ＼＼＼ .:.:.:.:.:./ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ|ﾆﾆﾆﾆ
もちろん忠誠心のある人々は 迷う必要はありません
そしておそらくクロパトキン以下 満州軍司令部は
一致して政権側を支持していたでしょう
乂: : : : :＞ '" _
,メ:": ＞"ｧ'__ f } し、しかし兵卒たちは 革命にどう反応するでしょうか
ゝ;／;i;i;i;i;i;i;＜__ 乂、
.／_,.ｨ;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i ﾘ} ソビエトを結成し 我々に銃を向ける可能性は？
./ 《,ｰz;i;i;i;iｰ--ﾏ=》 __,,... ---─‐-- _
/ ,ィi! /;{_,. ゞ‐ '" ¨ ｰ- _
L, .!o|!,. '" ｀ シベリアの鉄道員たちはどうでしょう？
!o! !o|! ＿ --┬‐_┬─- _
|o!'"|o|! _,. -=≦ ヽ二ﾆ ‐- i三ﾆ.!ヽ＼ヾｰ＼ 彼らがストをして物資輸送を拒めば
乂三ｿ' _, -7彡彡-'"才 ｰ- 二ﾆ- .!三ﾆ| ＼ ゝ ｰ-/
! ￣ _,.ィ７/／,. -ｧ￢'" 二ﾆ- i三ﾆ.! ミ ｀ｰ -ｲ 我々満州軍は 間違いなく餓死します
.! ,.イifi l/,ｨftｿ.／ ,. ' u ー==二二 i三ﾆ.! ｰ--＞＜
i ／:;べ;i ,ｨz=∠_,._'" ＼ｰ-ヽi三ﾆ.!､_ ｀ミ=-z__
! /;ヾ, ｀ ;ヾ_＼､ー'"二､ - u ヽ=- !三ﾆ|、｀二ー ､< 実際の所 西方の革命は
!./ｰ / : ＼. . ＿二ﾆ!三ﾆ! ｰ- 二ヽ＼ゝ
v＿/ .:: ＼､: . . ￣二!三ﾆ! _ 二ｰ- 彡 / どの程度の規模なのでしょうか？
′ .::: ..:::.､ u ｀ ヾ､: : . ｀ﾆi三ﾆ.! ヽ ｰ-_ /'
,′ .::::::: ｀ ＿_ i三ﾆ.! 三ﾆ- 二ﾆ_ﾆ
/ ...:: ......::::::. ヾ;:;:;:;＼: : : . . i三ﾆ.! 、‐- _=-- =￢ 皇帝陛下の身が危ういのであれば
{ _二 - ､ ／ ｀ ヽ!三ﾆ! ｰ- 三ニ:.:＼_
ヾ ､ ﾏ , - " ___ i三=! ´二Ｔ:.:.:.:.:.:. すぐに日本軍と講和して
＞ ､ヽ/ _,. -‐ '" ｀ヽ＼ j三=! ､ｲ:.:.／ﾆ
i:ヾ ／´ ; _」 -┴‐┴ヾ У三/ _､ﾆ／ニﾆﾆ 反転してヨーロッパへ帰り
!: ! ｲili,. ‐ "￣ ｨ三三/ ヾ/ニニニニ
∠, / ｀ヾ´ _,. -=＝≡彡,ィ三三／ .／ /ニニニニﾆ 革命勢力と戦うべきでは？
ィ,. ﾊ '" ＿,,,..-=≦三＞ '" . : :/ ./ ／ニニニニ
/イ､-/‐=≦三三三＞ '"´ . . : : :/ .／.／ニニニニﾆ
f三三三＞‐ '"´ . . : : : :i／ ／ニニニニニﾆ もしくは本当に西方が駄目ならば
i _. : : : : : : .／ .／ニニニニニニ/
! _,. . : ": : : : : : : ／ ／ニ, -ﾏニニニﾆ/ﾆ 極東に皇帝陛下をお迎えして
` -=ﾆニ" ＿_: : : : : : : : ／ .／ニ／ﾆﾆ∨ニﾆﾆ/ﾆﾆ
￣ }三ヽ ' ／ニ／ニニニ∨ﾆﾆ/ニﾆ 我々はここで自活すべきかも・・・
ただ迷う必要はなくても 課題は山積みです
自国が2つに別れて戦うわけで
誰が敵で誰が味方かも 最初は分かりません
／圭!/ // ＿ !圭l圭l圭圭圭圭〉 まずは全力で情報収集に当たろう
/圭/!//ヽ-‐…・ ´ ｀ ゞ､圭圭圭圭圭/
l __ 圭三三≡x、 ヽ圭i´￣｀ヽ′
≡三 _二__ ｀ ﾏ′ ヽ ! 兵を動揺させないよう 情報を伏せ
ヽ´ゞ夛 '_ ´_弋夛` /
| ￣/ ､ ´ ／ 軍規違反者は緩めに取り締まり
| / ｀ー'!〉､
ヽ,' ､ | / !::＼ どうしても放置できない場合だけ逮捕しろ
! _． / / /:::::::|::
｀,…､ , _ / / /::::::::::|::
／｀ー─--== ‐´￣ ／ / /:::::::::::::|:: まずは確実な情報を待つんだ・・・行動はそれからだ
/ _ 'ーノ＝､ ／ ／ /:::::::::::::::|::
. /´ ＼─一-.,´ ／ ／ /::::::::::::::::|::
／｀＼ ､ ＼/:::::∧ ＿＿ ．＜．＜´ /::::::::::::::::::|::
∧,,∧ ∧,,∧
∧ (´・ω・) (・ω・｀) ∧∧ 鉄道会社が一日九時間労働を飲むってさ・・・
( ´・ω) Ｕ) ( つと ﾉ(ω・｀ )
｜ Ｕ ( ´・) (・｀ ) と ﾉ
ｕ-ｕ （l ) ( ﾉu-ｕ
`ｕ-ｕ'. `ｕ-u' ←ロシアの鉄道員
ﾟ･ *: : *･
*･ ゜ﾟ･ * : .｡. .｡.: *゜
* ･゜ ﾟ･ *: . .｡.: *･ ゜ﾟ ･ * :..
｡. ･ ･*:.｡ ∧,,∧ .∧,,∧ .:* ･゜
∧∧(´・ω・｀)(´・ω・｀)∧∧ じゃあストは解除するよ！
(´・ω・｀).∧∧) (∧∧(´・ω・｀)
｜ Ｕ (´・ω・｀)(´・ω・｀) と ﾉ
ｕ-ｕ （l ) ( ﾉ u-ｕ
`ｕ-ｕ' `ｕ-u'
ストは大規模に続いていたものの
日露戦争の輸送を重視したロシア政府は
おどしすかして鉄道関係だけは
早期に正常化することに成功しました
_ -､, -─- _
- 二二У二 _ ｀ ､＼
／ ニz≠──-- 二 、＼ ヽ
／ ノ／ ､ ｀＞､ ＼ ）
. / _ノ／ 〉 ヽフヾ¨eｰｫ- / r‐､ヽ ｿﾊ
/ ／/ ／7 ｀ ､｀ヽノ ＼ヽ=' jﾉﾉ}j 皇帝はムカつくが・・・
ｲ二} ィ e ﾊ､ r､ ヽ＼_ ｀¨¨7､ノ〈
〈ノﾉ ｀=/ } }ﾞ u ∨⌒j 銃殺覚悟で 反乱を起こす気はないぞ・・・
ミ彡 '/ / ,-､ u /{.:/〈
ヾﾆ! / ゝ/⌒ヽ ;' ゝヾ_ｿ
! ＼ | ヽ '; / ∨
| ヽ}、 /
∧ ､ j ﾞ /
∧ ＼ { ,:'
∧ ヽ ヾ:. ／
∧:. :, }:.:.. , | /
.∧:､ ' '; / ,!_,/ ／
r'"λヽ ヽ _ - " / / ＿
／ 〉/ ＼丶 ヽ＼／ ／
／ 〈./, ＼ ／ , -─ｧ-‐￢〈
/´L- ￣ ‐ _｀/／7 7〆ヽ,r‐─┴ヘ
∧∧
(＃,ﾟДﾟ) ゴルァあああああああああああああ！
⊂ ⊃
〜| | もっと熱くなれよおおおおおおおおおおおおお！！
し`J
そして従軍兵士は組織的な反乱を起こしませんでした
革命の成否のみいえば ロシア第一革命は失敗しました
_,. -=≦三三ミ､
／三三三三三ミvｨﾆ三ミ､
∠三三三三三三ミvｨ仁三ミ ､ わずかな区間でストが生じただけなのに
/∠二三／／:∠=-―=ミ､ﾆ三冫
彳//{ 〃 /／ ι }ﾆ三{ 2月分の極東への兵員輸送が 一万を切るだって？！
V/∧ / 〃 }ﾆ三{
V/_」 , ´￣ `ー=彡_´｀ ｀V'^ヽ
/∧{ ,.ｨ＝=ミヽ. ,ｨ'´二｀ヾ !〈.} } 現場で大多数の軍規違反を目溢ししてるにも関わらず
{ {ハ {fr㍉冫 { fr㍉} !/ /
＼ヽ ／ } ､ヽ U ├' 軍規違反も抗命者も激増で 裁判官はフル回転か・・・
｀ Ｕ ﾉ ヽ ,.ﾄ､_
∧ └ ､_, ┘ 、 // } ＼
／:.|人 ｛ ﾄニニニう ｝ /' /:.:.:..|`:...､
,. .イ:.:.:.:.| ＼ ｀こ二´ ／ /:.:.:.:.:!:.:.:.::.:`:.:..、
,. '´:.:.:.:.:!:.:.:.:.| ＞､ ＿_,イ /:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:`...､
しかしその影響は ロシア満州軍にも出ていました
ゝ ゝ＼ _A 乂_ ∠ﾉ フ クロパトキン閣下
_,.＞ /⌒Y ､-｀ _, ´そ
｀ゝ -‐ ￢ｰ-=ミ ,.､ フ 兵への情報統制を実施しましたが
／ : ヽ｀ t べ _,.
/ r:, : r, ‘， ｲ ヨーロッパから到着する兵や
＿_ .i |::!_ j:| ! ｀>＿, ィ
, -‐,- _ _ ィ'ｰ- ⌒Y _,. -‐ゝ-ィ‐- ､ ! ､ ／_ 日本軍の宣伝活動は
＿＿/ /: : : : 7:7´,:/:ｧ--‐ " ＼/Y／ i ヽ'Y ＞- ／｀
-=ニニニﾆ/ / : : /:.{:.:|:.!:廴＿＿ ﾉイ-‐t_tｯﾁ＞-＜tｯ_ｫ‐ｆ 〉廴_ ゝ- ゝｧ 止められません・・・
ニニニニﾆ! i : :/: : :!: !,-､! ）ﾏ,z ／ | ヽ､ |/ ゝ＜ ｰ- て＿_ノ
ニニニﾆﾆ.! .! : : : : : !:.| f￣ ¨¨¨ ヽ ﾏ, ' ＿!_ ,! ﾒ;;;! ´ヽ ＿_ ／
ニニニﾆﾆ| | : : : : : У }､＿＿_ノ ヽﾏ, ｀¨¨´ ./'ﾄﾒ;;;;＼ ごく少数ですが日本側への逃亡兵が
ニニニニ=! ', _: :-:‐ィ｀ー '" ィ;;;;;;;＞ﾍ ﾏ,、 '二二二ヽ/'/ jﾆヾノ
ニニニニﾆﾑ ‐ ￣ -= ´¨¨'7ｰ-- ､ﾆ/ニニ＼｀ ｰ------‐／ ＜ﾆヽ 出つつあります
ニニニ／＜ﾆ≦ニニ￣≧---<_二イニニニニ＞ー----‐＜ニニニニУニ＝=- ＿
ニﾆﾆ/ニニニニニ!ニ/ﾆﾆ/ |ニﾆ乂ニニニニニ斗 ﾍニニニニﾆﾆ／辷ゝイニニニ／ >==- 、
ニﾆノニニニヾニﾆ|ニiニﾆ! !ニニﾆ＼ﾆ／寸／ニニ.ﾏ斗ﾍニﾆ／ニﾆﾆ≧ｰ=ﾆ／ ／ニニニﾆ＼
｀ヽ､ニニヽﾆヽﾆﾆ!ﾆ|ニﾆ| iニニニニ＼_／ニニニﾆ.ﾏ ,〉イニニニニニﾆ./ /ニニニニニニ＼
｀ヽ､ニヽﾆiニ.|=iニニ! -=7ニニニニニニニニニニﾆィニニニニニニﾆﾆ/ /ニニニニニニニニY
＼ニﾆ!ニ|=!ﾆﾆ7_二/ニニ＞‐ ¨¨.:.:7'' ー--=ニニニニニニﾆﾆ/ ./ﾆ/ニ／ニニニニニﾆ!
＼ニニi_|ﾆ＞Ｏ_ノ / ..:.:.:.:' ｀` ｰ-=ﾆﾆ/- ＼./ﾆ/ニ/ニニニニニﾆ／i
＼ニf'"ー{_ノ ／ ..:.:.:.:.:.:.; { ヽγヽヾ'ニiニ/ニニニニニﾆ／ﾆ|
ヽ ＿ - ﾆ --- .:.:.:.:.:.:.:.:.i ! / ｀ニ､_ﾏ=!ﾆ/ニニニニニ／ニﾆ|
/ _ __.:.:｀.:.i‐ ¨¨￣ ¨¨ ─- 乂_´ 7=i=/／ニ／ﾆﾆ／ニニﾆi
, |::i .:.:|:::::!.:.:.:| f:::! r‐ ｰ--iニ!／ニ／ﾆﾆ／ニニニﾆ|
! |::!.:.:.:./:::/.:.:.:.| .!::| j::::! !ニヾ／ﾆﾆ／ニﾆﾆiﾆニニ!
.{ ﾔ:ゝｲ:::/.:.:.:.:.:! .|::|、 /::/ !ニﾆiニ／/ニニニ|ニニﾆi
! ｀ー'".:.:.:.:.:.:i 乂:::ｰ::::/ |ニﾆ|ニ／ﾆﾆ／ニ|ﾆiニﾆﾑ
_ .................... _
. :.彡'"´:::::ゞ ゞ::::::::ミヽ
. .:.´::ﾐﾉ:::::::::ル' ゝ:::::::::::::::ﾐﾐ､
. {::::::::从从ルﾍゝ':::::::::::::::トﾐﾐﾐ
':::::::::::::::::::::::::::ﾐヽ::::::::::::::} |ノ
'::::::::::::::::::::::::::::ﾐヽ::::;-r'r;;;}
. '::::::::::::::::::::::::::::／//´ / そうか・・・
. ヽ:::::::::::::::彡ｲ:.:.{_ｉ {
/＼/｀ ¨¨¨´ ゞ' , それは 今までなかった傾向だね・・・
. / ＼ :' /
. ／ ＼ ＼ :. /
. ＼ ＼,ゝ:..＿ ノ
―- ＼ ＼〈
. ｀ ､ ＼ 〉〉
. ＼ :＼/〈
. ＼ ∨//}
＿ヽ::::::::::::::::／ / ＼
＼::::::::::::::／ / ＼
__／::::::::::: ｉ ｌｌ i ｌｌ |
＼::::::::::::::::| || i || |
￣ｉ:::::::::| ヾ==〃 |
ヾー--'::::::::l -‐‐ー―――――‐-,, |
＼::::::::::::::::i ／ ＼ ,'fヽ |
>:::::::::::∠＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＼ﾍｼ＿＿__| |
__／:::::::::::::.<' 弋じﾌ} ', ft じﾉﾌ￣ 彡l ｌ 彡 ､ ＼ ・・・・
ヽ-ー－' 〃.| _／. ｉ ￣ ＼ .ﾐ l ｌ 彡 i―――ﾞ
ﾐ ｉ / i ｀ヽ ﾐ l ｌ 彡 i
ﾐ i ｌ≧ニ, ヾ l ｌ 彡 }
ﾐ', ＜へi ヽ｀ / /ﾐ三彡／
', ／／ /'ー‐ﾊ _
', ,-‐‐ーー―--ヽ .／／ .ｉ ﾊ }
iヽ, ーーー ／／ ｉ ／ ＼
／ゝー―――‐ー― ／ ＿／-ー'/////∧
///∧ニニニニニニニ-ー''''//////////////∧
／///,＝ゝ-ーー――――'''''′//////////////∧
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. :.彡'"´:::::ゞ ゞ::::::::ミヽ
. .:.´::ﾐﾉ:::::::::ル' ゝ:::::::::::::::ﾐﾐ､
. {::::::::从从ルﾍゝ':::::::::::::::トﾐﾐﾐ
':::::::::::::::::::::::::::ﾐヽ::::::::::::::} |ノ
'::::::::::::::::::::::::::::ﾐヽ::::;-r'r;;;}
. '::::::::::::::::::::::::::::／//´ / なあ君・・・正直な所 どう思う？
. ヽ:::::::::::::::彡ｲ:.:.{_ｉ {
/＼/｀ ¨¨¨´ ゞ' ,
. / ＼ :' /
. ／ ＼ ＼ :. / 皇帝陛下が 請願者を沢山死なせたことを・・・
. ＼ ＼,ゝ:..＿ ノ
―- ＼ ＼〈 将校の君はどう思う？
. ｀ ､ ＼ 〉〉
. ＼ :＼/〈
. ＼ ∨//}
乂: : : : :＞ '" _
,メ:": ＞"ｧ'__ f }
ゝ;／;i;i;i;i;i;i;＜__ 乂、
.／_,.ｨ;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i ﾘ}
./ 《,ｰz;i;i;i;iｰ--ﾏ=》 __,,... ---─‐-- _
/ ,ィi! /;{_,. ゞ‐ '" ¨ ｰ- _
L, .!o|!,. '" ｀
!o! !o|! ＿ --┬‐_┬─- _
|o!'"|o|! _,. -=≦ ヽ二ﾆ ‐- i三ﾆ.!ヽ＼ヾｰ＼ クロパトキン閣下
乂三ｿ' _, -7彡彡-'"才 ｰ- 二ﾆ- .!三ﾆ| ＼ ゝ ｰ-/
! ￣ _,.ィ７/／,. -ｧ￢'" 二ﾆ- i三ﾆ.! ミ ｀ｰ -ｲ 正直に申し上げれば・・・
.! ,.イifi l/,ｨftｿ.／ ,. ' ー==二二 i三ﾆ.! ｰ--＞＜
i ／:;べ;i ,ｨz=∠_,._'" ＼ｰ-ヽi三ﾆ.!､_ ｀ミ=-z__
! /;ヾ, ｀ ;ヾ_＼､ー'"二､ - ヽ=- !三ﾆ|、｀二ー ､< 皇帝陛下が撃ったのは自国民です！
!./ｰ / : ＼. . ＿二ﾆ!三ﾆ! ｰ- 二ヽ＼ゝ
v＿/ .:: ＼､: . . ￣二!三ﾆ! _ 二ｰ- 彡 / 小官はいま 皇帝陛下に対する忠誠の念を
′ .::: ..:::.､ ｀ ヾ､: : . ｀ﾆi三ﾆ.! ヽ ｰ-_ /'
,′ .::::::: ｀ ＿_ i三ﾆ.! 三ﾆ- 二ﾆ_ﾆ 失いかけています！
/ ...:: ......::::::. ヾ;:;:;:;＼: : : . . i三ﾆ.! 、‐- _=-- =￢
{ _二 - ､ ／ ｀ ヽ!三ﾆ! ｰ- 三ニ:.:＼_
ヾ ､ ﾏ , - " ___ i三=! ´二Ｔ:.:.:.:.:.:.
＞ ､ヽ/ _,. -‐ '" ｀ヽ＼ j三=! ､ｲ:.:.／ﾆ
i:ヾ ／´ ; _」 -┴‐┴ヾ У三/ _､ﾆ／ニﾆﾆ
!: ! ｲili,. ‐ "￣ ｨ三三/ ヾ/ニニニニ
∠, / ｀ヾ´ _,. -=＝≡彡,ィ三三／ .／ /ニニニニﾆ
ィ,. ﾊ '" ＿,,,..-=≦三＞ '" . : :/ ./ ／ニニニニ
/イ､-/‐=≦三三三＞ '"´ . . : : :/ .／.／ニニニニﾆ
f三三三＞‐ '"´ . . : : : :i／ ／ニニニニニﾆ
i _. : : : : : : .／ .／ニニニニニニ/
! _,. . : ": : : : : : : ／ ／ニ, -ﾏニニニﾆ/ﾆ
` -=ﾆニ" ＿_: : : : : : : : ／ .／ニ／ﾆﾆ∨ニﾆﾆ/ﾆﾆ
￣ }三ヽ ' ／ニ／ニニニ∨ﾆﾆ/ニﾆ
満州でも血の日曜日事件の影響は 非常に広範でした
将校すら自国と皇帝に幻滅していました
_ -､, -─- _
- 二二У二 _ ｀ ､＼
／ ニz≠──-- 二 、＼ ヽ
／ ノ／ ､ ｀＞､ ＼ ）
. / _ノ／ 〉 ヽフヾ¨eｰｫ- / r‐､ヽ ｿﾊ
/ ／/ ／7 ｀ ､｀ヽノ ＼ヽ=' jﾉﾉ}j ロシア人は・・・何のために戦うんだ？
ｲ二} ィ e ﾊ､ r､ ヽ＼_ ｀¨¨7､ノ〈
〈ノﾉ ｀=/ } }ﾞ u ∨⌒j この戦争で 日本軍は紳士的だ
ミ彡 '/ / ,-､ u /{.:/〈
ヾﾆ! / ゝ/⌒ヽ ;' ゝヾ_ｿ 投降捕虜を丁寧に扱うし 市民に危害を加える事はない
! ＼ | ヽ '; / ∨
| ヽ}、 /
∧ ､ j ﾞ /
∧ ＼ { ,:'
∧ ヽ ヾ:. ／
∧:. :, }:.:.. , | /
.∧:､ ' '; / ,!_,/ ／
r'"λヽ ヽ _ - " / / ＿
／ 〉/ ＼丶 ヽ＼／ ／
／ 〈./, ＼ ／ , -─ｧ-‐￢〈
/´L- ￣ ‐ _｀/／7 7〆ヽ,r‐─┴ヘ
ヽ／´レz≠ノ/⌒ﾆ -‐､ / ／ _ -
{ニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三{
ﾒニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三ﾆf
ﾞ辷ニニニニニニニ三三三三三三三三三三三ニj だが・・・俺たちの皇帝は市民を殺した
.ノ~~ /入ヾ≠-ィxニニニニニニ三三三三三ﾆ／ヽ
./ ヾ {ﾘ 〉j入 } ∨f´二｀~~""''''''''''''''ヾヾ'""ﾍ´} ﾘ ハ､ それも自国民だ！ ロシア人だ！
/ ヽ/´ ヽ! ∨,y─ミ､ } }! ﾉﾉ／ 〉ヽ
＼r‐y ヽ:. 乂 ヽ＼､＿＞､ /;/ '／ /三≧x
〉/ ﾞ ｀ ｰ-ゝ＞､_‐'_ -‐ノノ'／ /三三三乂 なのに俺たちは・・・日本軍と戦うのか？
{ し /ｿ }≦´／ ／三三三三三;､
｀ｰt-､ | ／ ノﾞ／ /三三三三三三=ト､
ト-､ | ゝ- ／ ./三三三三三三ﾆf: :‘，
| ﾞ:;ﾍ i.! i ／ ／三三三三三三ﾆメ: : : :＼
', ヽ} | ! У .／三三三三三三ﾆﾆ/: : : : : : : ＼
ヽ＼ し / ／三三三三三三ニニ/: : :_: -‐ ￣ヽ
{ / ／ニ三三三三三三ニﾆﾒ‐ ¨ _ . .-‐: :￣:＼
ﾍ ,.,:; | ／ニﾆ三三三三三ニニ／ -= : : : : : : : : : : : ヽ
＼_,.,.,:;:;:/ .| ／ニﾆ三三三三三ニﾆﾆメ／: : : : :_: : : : : :_: : : : : : :ヽ
ド､;:;: | ／ニニニニニ三三ニニﾆ/:´:-:‐:_:二: : :-:-: : : 二:_:､: : :.‘，
ハ ＼ ! ,/ニニニ三三三三三ニニ/:-=:二: :_ : : : : : : : : : : : : ヽ＼ : ‘，
ﾒ三＼ ｀Τ≧/ニニニニニニニニニニ∠:-: ¨: : : : : :￣: : =-: : _: : : : : : ヾ: : ヽ
ﾒニニﾆ＼|=／ニニニニニニニニニニﾒ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :｀: : ､: : : : :＼:ﾍ
兵の動揺はそれ以上でした
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. :.彡'"´:::::ゞ ゞ::::::::ミヽ
. .:.´::ﾐﾉ:::::::::ル' ゝ:::::::::::::::ﾐﾐ､
. {::::::::从从ルﾍゝ':::::::::::::::トﾐﾐﾐ
':::::::::::::::::::::::::::ﾐヽ::::::::::::::} |ノ
'::::::::::::::::::::::::::::ﾐヽ::::;-r'r;;;}
. '::::::::::::::::::::::::::::／//´ /
. ヽ:::::::::::::::彡ｲ:.:.{_ｉ {
/＼/｀ ¨¨¨´ ゞ' ,
. / ＼ :' /
. ／ ＼ ＼ :. /
. ＼ ＼,ゝ:..＿ ノ
―- ＼ ＼〈
. ｀ ､ ＼ 〉〉
. ＼ :＼/〈
. ＼ ∨//}
それが・・・奉天会戦直前のロシア満州軍でした
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》＞=＝＝＝ｲ 士気は地の底まで落ちたのね・・・
（（ｲノλﾉﾊﾉ)()
ﾊﾘ￣ ￣ ﾙ) 極まってるわねー
∧ )人 ＿ ﾉi)ﾉヘ
/ _＞rｭ＜_ _ヾ
i /―li ♀ f― /
vﾍγﾊ | i! | ﾊ＼iソ
. そﾊ λﾊて
__,.r￣Y￣'rﾞヽ､- .、
r' ､ｙ--'─'--､ｲ｀ヽ ヽ
r',.'" ｀ ´ ｀ヽ!>, ',
ﾞﾉ λ-iヽ､i -ｲ-ﾊ ,. ヽ! 極まってました・・・
∠! ,ｲr;=;!､ r:!=-;､!ﾉﾚゝi
ﾚγiﾞ.ﾄ_,! ﾄ__.ﾉﾞiyﾉ λ 満州の方のロシアも
!..ｙ! " _ "",ｲﾉ ハ
〈 Y).ﾞゝ､.,,___,,..イ!ｲ イ ノ そしてヨーロッパの方のロシアも
}><{ r'"/i__ン/}><{ヽﾚ´
|ﾉ〈γ (λ_) |ﾉ 〉
ﾉ.ゝ ､ イlゝ.r'"',
/／iゝ､____,.イ)ヽﾊ ',
／ ｲﾉ｀ ´Yﾉ ﾞﾍ. ',
,く／(ﾝ iﾝ ヽしノ
ゝ_〉､(ゝ､_______ｲﾉ i rﾉ
ﾞｰｒ-'-'､_r.､___r､λノ
!,__,! ',,__,,ﾍ
/'-' ! ', '-' !
ﾞｰ- " ﾞｰ-"
|////＼ ,..- ''´￣￣￣ ｀ヽ､
|//////＼´ ｀ｰ､_
|////////＞r//////////＞- ､__ヽ}
∨/////＞'´-'´￣＼/￣￣_＼-､∧'＿
＿l//／￣｀,ー'´/￣: :｀￣: :',: :＼＿＼/_＼
∨ ＼!／￣: l: :/: :l: : : : : l: : :l: : :}: :､: : : ',／
､-'ヽ !:/: :i: :l｀ト:l-/､!_: /: 斗:.七: /: : }: : : l
＼＿､|:{: : :,: :リﾝ'ﾃ心ヽ:!:/,ｲﾃ心l/: : /: : : :! ヨーロッパの方も？
（ （ / 〉:!ヽ: }从{ 弋(ｿ ,l:} 弋z(ｿl: : /: : : l: |
. / ,'ヽ!: l/: ﾘ ｀¨´ ¨´/: ｲ: : : /: {
, { {: : /: :ﾄ, r‐ ‐ v， /!:|: : /l: :,
, r/´｀!rヽ人: :',＞. _ ｀￣ ´ ,イ: :从:./ l:/
{ {_ヾ// rｭ､-:_: i｀ ´!: : l: / l:./ /
＼!-//! f､ﾌ / _ / ー-fﾌ{- ､
从{l ｰ<_-､ {／ ∨ /-{/ ｀ヽ､
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｀ヽ､_/ {//}）￣´ ｀{ ＿__}_
{ 乂ソ ヽ ／/-,／}_
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と つ:,,,,,,:: :: :: :: ノ ; : ノつと(｡Д ｡と__,_::::::> ``､、; ∧...,,,
:: :: ::) ) :∀ﾟ）ﾉ と、;'"ノ∴.・ ∴:: :: :: :: :: (＿ﾉ::（;;;;;;;;;;;;;;）:(*ﾟ０(;;ｌ
: : : しーつ::;;@* :: ::∴. し' ~(;;(;;ﾞpﾞ)(;;(;;ﾞ;;0ﾞ)::: : : :｜::｜;;;| :: u っ
: : : : : : : : : : ーＪ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : （;;;;;;）::::）: : : : U
鉄道関係は政府が重視したため安定を取り戻しましたが
ロシア第一革命自体は1911年まで続き
全土で都合17,000人の死者を出しています
__,.--、ｨ--、
rﾍ´ ヽ ﾊ /￣ヽ、 これは名前倒れではなく 本気の革命でした
_rヽ_,.ゝ-─'=='─-､ｲヽ､ヽ
'γ´ ヽﾝ ヽ 首相・大貴族・総督・知事なども多数暗殺されました
,' ﾊ λ i ､ ＼ .',
ﾉ / .ｲ__,!ｲハ,!'ｰﾒ-ﾚ＾ゝ､i i
iハ .ｲ ____,. ｰ─' Yﾝ ﾊ なのに当時のロシアは・・・国内の内戦に近い革命と日露戦争の
ﾚyl" "iY i 〉
./(Yヽ､ rｰ､ ,.ｲﾝ ﾊ ｲ 二兎を追う姿勢でした
〈ﾊiﾝル｀_rTﾆyT yγ/⌒ヽ､
}><{γ/ヽハ／ }><{ し､ 〉 ) ）
ﾚ'ゝｲ /ム',__」 Vゝ､ ｀ｰi
＼ ＿＿＿＿＿ ／￣￣￣＼
＼ ／:::::::::∠二_￣ ／ ＼
ヽ ／:::::::::／:::::::::::::￣￣￣￣￣::＼ / ヽ
ロ 覚 寝 | ／:::／::::::::::::-=ニ二二二＿::::::::::::::::＼ /
マ め て ! /::::〃:／::::-＝ニ二二二二＿:::::::::::::::::::::＼ /
ノ て ん | |.._」 V∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ::::::::::::＿::＼ :| 王
フ ん | |::≫ :＼:::::＼::::::::::::「￣￣＼:::::::::::::＼ ￣｀ !
家 / ／〃 ∧ ﾄ､ ＼:::::＼::::::ﾄ､::::::::::::::＼::::::::::::::＼ | 権
は / 〈:::::::{ {:::::ヽ|:::::＼ :ﾄ､::::＼!:::＼::::::::::::::＼|:::::::::::::＼
/ '.::∧ ヽ:::::L＼::ﾄ､＼|:::l>'＞､::::::::|:::::::::::ト､:::::::::::＼::::＼ 神
／ V::::＼|::::rfモミヾ＼::::ｨ代zツ＼!＼::::::! }:::::::::::::::「￣
ヽ ／ ､::::::ﾄ､:八｀¨＾冫} ＼|ヾ -=彡 !＼| 八::::::::::::::! 授 /
＞ ＜ ＼八＼「￣´}:::! ヽ 「 ／vﾍ::ﾄ､|＼| ＼ /
／ ヽ ＼ﾊ ヽ 〈::_j _ 爪 ＿」 L､ ＼ /
頭 事 自 ､ 八 ヾア´ _刀 ' ´￣ : : : : : : :ヽ ＼_ ＿＿／
ん し 分 i ヽ }〉＝ニ二／: : : :_,. -=≦￣￣＼-､ j／
無 か ん :| ／ ＼ ゝ_＿__／: : : :／: : : : : : : : : : : : : |: :ﾄ、
か 家 | ／::::::::::::::＼ ／: : : :／: : : : : : : : : : : : : : : :!: :!ﾊ
ぞ の ! ＼:::::::::::::::::／: : : :／/: : : : : : ―-､: : : : : : / /: ハ
/ ＼:::::／ : : : ／: /: : : : : : : : : : : ＼: : : / / : : : ﾄ､
/ 冫: : : : ／: : : |: :／￣￣￣￣￣＼/ /: : : : : |ハ
< ∠:＿＿_//: : : : ／: _,. -＝＝＝ミ､: : ＼ : : : : : |: : }
＼ ／￣ /〃 : :〈 :|: : :／:／: : : : : : : : : : ／「￣￣V: : :/: :∧
＞――‐＜ /:《: : ／ 〉|／:／: : : : : : : : :__厂 : : | 「三ﾆV/: : /: :!
《 《/ l>三≫、 i: :/V : : //: :/: : : : : : : :__厂｀ヽ: : : :| |三三 V :/: : :!
ゞ=≪三l>三≫､ |:/: :|: : /: :ヽ|: : : : : : ／: : ｀ヽ: : : : :∧ V三三 ト､: : :|
`≪三l>三≫､ ／ :/:|: /:i! : : !: : : : :/: : : : : : : : : : : : : 〉 V三三}三＼＼
これはおそるべき蛮勇のある決心です
当時のロシアはロマノフ王朝の絶対制であり
これらの決心のほぼすべての責任は ニコライ二世にあります
彼は西太后と違い 正確な情報を得て情勢を把握していました
そしてその上で このおそるべき決断をしました
_ ィ７ 入
／⌒＜ 人-- 、
／ Y ﾉ ＼ 一説によると・・・
／ ／ ﾚ （ ヽ
ｲ / イ／ ;|´ ﾉ ． ニコライ二世は 日露戦争を
И／∠ﾉ{ / / i厂 ’
|/／／.::仏イ/ | ’ 『愛国心が沸き起こり 革命勢力衰退になる』
ｨ ／..:::::/_亙}>/ . | ｜ i
／ ' --､＼7¨´}/| |i |i | | | と考え喜んだと言われます
／ 冫 --､＼） ﾉｿ| ||＼八 Ⅴ｣ }ｉ ﾄ
' /７ ﾉ＼）んソ| |l// /＼ Ⅵ 八 八
/ .;r─ﾍ:::::::.:.:{,んソ | |l/ // / ＼}レ |/八 信じたくはありませんが もし本当であれば
/ /__ ｀¨７んソ | |' // / :|: ｜ |/
/ /⌒ ふzｨ父少’_}＿_j // / | |:|i |j 八 彼こそはロシア人の本当の敵であり
/ ′ ___ｲ厂 ＿__// // /}从/|:|l:八
′ / ／,qﾍj_／￣ // 厶イ=ミく/|八 ロシア国家から摘出されるべき
. ' / ___/／/ﾚ′ __厶イ厂￣ ⌒＼
/ / _r‐{／ん′ ＿}｝／´￣ _＿_＞ ‐ 、 人物だったでしょう・・・
/ 厶＜ ／ __{{ ｜ / /厂／ __ ＼
/ / Y 《￣ ヽ 〈 i { / /⌒i | ! ＼
. | ′ }/: . . . . :{{ i{￣ ヾ卜' __丿｜ 卜 ＼
. | _ .. ィ″: : . : : :_／ j辷＿_／ _ィ⌒} l / ＼ ＼
｀￣ i{: : : : : : ≪ ＿}厂¨７ ￣´ | ﾚ ｀ ¨´
_,仆 : : : . / : 》k__／￣ . :/｀¨´ 八 丿
/、＼__ : . / . : }厂´ . : . : /
/_ﾞ ｧ=======ﾐ∠´ . :___／／＿___
{ iト------一辷＝＜_∠￣￣￣ ヽ
ﾉ l| ＿Y´￣ ヾ￣￣￣￣ヽli
｛＿ 〉 ＿＿/ 辷 __ |!
人＿_{＿＿＿＿人/／／＼_ /
∠ 厂￣￣￣丁 7¨ ｀⌒¨ト ＿/
_rf/￣ . : :／ / / ＼＼＿__/
_,イ／ . : : :／ ′ ＼＼ ／￣￣ 7
_rf”／ . : : :／ , / /: . : .＼＼_＿＿____／／￣ /
_ イ厂／ . : : :／ / i ｛: : : : . : : : :＼￣￣＿_／／￣ __/
_rf￣ ／ . . . : : :／ ／ ｉ 亅 ＼: : : : . . . : : : : : : :＼＿＿＿／￣
/ -‐‐-ミ
｛ ＿く -‐‐- ） -‐厂￣＼ ＼
／￣｝ ｝/ く＿＿｝__ ＼ ｝
. / （＿__／ ＼ `、 -‐━‐-ミ
/ / _｣Ｌ _l /_｣Ｌ._ V 丿／..............//......〉
. └-/ / / /｜ / j 厂 ＼ ............ //....../ ク ソ ツ ァ ー リ
.′ /∨ 八 / / ∧ ｛＿__,ハ....... //...／
｝ | |汽恣ｋ＼/|/ xﾃ恣汽 ｛ 丿... //／＼ せ ん そ う な ん て
丿 | ハ Viツ Viツ ｝ / ｛_／.....‐--┘......ハ
／ 八 } ′ 厶イ ｛ ＼................／..丿 や め ち ま い
｛ ｛ ＼八 v‐‐-v 八 ＼. ＼＿＿_／
丿 丿 ′ ｜ 丶 ‐-‐ / 八 ＼
／ イ | | r个ｰ-‐=≦l 〈／ ＼ 〈＼ ｝ な い せ い だ け に
. ｛ ｛ .| /｝丿 ∨ _.ノ | 厂＼ ｝ ｝ ｝ ｝
＼〉 ∨ 厂[__辷j^ ＼_____／ /7＾７ ｝ / ｛ ｛ せ ん ね ん し ろ よ
. / く__ハ∴ //⌒Ｖ' ∴ /7_r┘ ∨｛ ＼〉
/ ｝__ハ___/7:::::::::::Vﾊ__/7___〕 ＼〉
ノ く＿,ハ7人::::::::::人辷7 く
__,.--、ｨ--、
rﾍ´ ヽ ﾊ /￣ヽ、
_rヽ_,.ゝ-─'=='─-､ｲヽ､ヽ
'γ´ ヽﾝ ヽ
,' ﾊ λ i ､ ＼ .', お見事な七五調でございます
ﾉ / .ｲ ,!ｲハ,!'ｰﾒ-ﾚ＾ゝ､i i
iハ .ｲ ○ ○' Yﾝ ﾊ
ﾚyl" "iY i 〉
./(Yヽ､ rｰ､ ,.ｲﾝ ﾊ ｲ
〈ﾊiﾝル｀_rTﾆyT yγ/⌒ヽ､
}><{γ/ヽハ／ }><{ し､ 〉 ) ）
ﾚ'ゝｲ /ム',__」 Vゝ､ ｀ｰi
／ゝｲ､ く_!___」 「ヽ､ニ='
〈 ＼〈 ⌒ イ-､_
ヽ､ .,.ｲ7ﾆ=-=ﾆｲゝヽ_<
ノ／ﾝ ノ iﾝ ヽ＼
＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__／
≫ ≪
,ﾍ／L──- 、 ≪ 先回の愛新覚羅家といい 今回のロマノフ家といい ≫
Lﾆ)r_」=＝= ｲ ≫ ≪
,ﾍ、i ﾉノλﾉﾊﾉﾍ ≪ いったい何なのよおおおおおおおお！！ ≫
,' ｀(ﾊﾘ ﾟ ヮﾟﾉi) ', ≫ ≪
.i >〈(つ,i!と) i ≪ 戦争の前にすべきことがてんこ盛りじゃないいい！ ≫
vﾍγk´_/___i,ゝﾍノ ≫ ≪
｀ﾞr_,ｨ_ｧﾞ´ ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
,.ｨ ｰrｰr 、
y' "´￣｀'ヽ
.ﾉくノﾉ人ﾘ))ゝ ほんと ほんと
ﾙi§´ヮ｀ﾉ§
'k'_,i｀ﾑ'_i〈つ
,し'/_ハ.ゝ、
｀'ﾄ_ﾉ'ﾄ,ﾉ"
_,.-v⌒'「｀'r-､__
,.-「_,.!-､=,. -─- '､ ゝ､
」´ゝ'´ ｀ヽ!>ヽ, さてクロパトキンに焦点を戻すと
」 /´ ､ ヽ､!ｲ ',
〈γ ｲ ﾉ i ､ _,,!- ' ､ ', この後1905年2月に始まる 奉天会戦での彼の評判も散々です
Y / .-/─ﾊ ﾊ,.!__ﾐ､_ﾊ ｀ゝ i,
ﾉ / ｲ_x=-､.ﾍﾉ´ｲ､: ﾘゝiハｲ ﾊ､ 曰く 多勢にも関わらず
ｲ ! /ﾊ!ｲ!,:ﾉ｀ ´￣''｀ /､ﾝ-, _ﾊ
'ﾚiﾊ .!,, , ""iﾊﾉノ 〉 逆襲できる好機を逃しまくった愚将というものです
!. 从､ ─ /ｲﾉ i ﾊ ｲ
ﾉｲﾝ i ゝ､. ,rYｲﾉ ﾊ ﾊノ
〈/(y´ハ _i｀>.ｰ='i7Yﾉ´｀7_ゝ ﾉ これは日本のみならず ロシアでも同じ悪評があるようです
(ﾝＶ rヽ ｀くi ﾍｲﾍ_ ''''ー'''ヽ,
. Yｨ_iﾝ7／ヾ=r/ゝﾊ_「. ヽ,
┌─┐
└─┘
┌───┐
└───┘
┌──────┐
└──────┘
┌───────────┐
└───────────┘
┌───────────────────────┐
Π rｰｰｰ-、 ｔ＝＝＝＝i ,,,,,,,,,
__ ﾛ┴―――rt-┘ ー―┬丹―ｰ`i ロロ冂| |ニニニニt＿＿＿ iニニニニニニニニ
丨￣ 己 i i i i=≡≡≡三三三圭三三 .| ニ....|...||ノ ＼ .|冂─┬┬─┬┬
| .「 .|＝＝＝＝＝＝三ｱ辷＿ｊ＿＿＿└===_!_.i|| | ||-|─┴┴─┴┴
ﾋｊ_._／|＿|キ夂.〆⌒ヽ.γ￣ヽ.γ⌒ヽ斗孑￣ ＆匁 =|＝＝＝＝＝＝＝＝＝ .||_.|＿＿＿＿＿＿＿
◎ニニ◎ .弋ニフ.弋ニフ.弋ニフ ﾚ ◎ ◎♯◎ ◎♯◎ ◎♯◎
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
多勢であったというのは正しいでしょう 先年10月の沙河会戦以来
ほぼ四ヶ月間 ロシア軍は会戦を行わず 兵を貯めに貯めていました
おそらく30万を超える軍兵が海戦直前の奉天にいたと思わます
この『時』である1905年2月ーー
ロシア軍の『多勢』がおそらく初めて出来上がりました
ﾊﾟｯ ﾊﾟｯ ﾊﾟｯ ﾊﾟｯ ﾊﾟｯ ﾊﾟｯ
[革命] [デモ] [スト] [テロ] [抗命] [暗殺]
∥∧∧ ∥∧∧ ∥∧,,∧ ∥∧,,∧ ∥∧∧ ∥,∧∧
∩・ω・｀)∩・ω・｀)∩・ω・｀)∩・ω・｀)∩・ω・｀)∩・ω・｀)
（ ）. （ ）. （ ） （ ） （ ） （ ）
｀ｕ-ｕ´ ｀ｕ-ｕ´ ｀ｕ-ｕ´ ｀ｕ-ｕ´ ｀ｕ-ｕ´ ｀ｕ-ｕ
しかしその『時』である1905年2月ーー
ロシアで本気の革命・内戦が生じていました
治安維持のため多数の軍隊が主要都市で民衆に発砲し
反政府勢力はそれに対抗し暗殺を多数実行しました
／ ／/ / ./ ＿ _｀ヽ ｀ ､ 、
/ ／ ./ / /＿ _ -‐ ＼ ヽ
/ ／ ／ ／__ ￣ ;.: ／ ＼ヽ ＼ ｀
./ ／ ／ ＿ ＼ .j:. / ⌒ ｰヾ.} ｰ
/ /,／ ／ ／ ヾ＼､∨.:.. ,r ／¨¨ヽ ﾍ ､
i / ＿／ ヽ { （ｿ ﾉ冫/;:::::.:.:. ﾞ ﾍ （ﾘ } ＼
| !/´-､ヽ. { ヽ__／/ ,ﾚ' ｀ ､_ ノ／.:.:
ﾄ〈（ こ; ｿ{ ゝ:.:.:. /／ |、 ヽ:..｀二´ .:.:
＼ 二ﾆハ !ﾍ {ヽ ｀ ､ ∪ ヽ
Τ| ヽ υ 〉 _ ヽ｀ u
ヽ{. / / ﾉ＼
|、 i ﾍ { _ イ ヽ
.! ヽ | ＼ヽ,. ＜_／∪ ; ;/ヾ;:;.,
l:. | ｀´ ヽ ,: / ｀ﾞ
l:. | } ':; ヽ
その『時』である1905年2月ーー
故郷の人々が暴力に晒され殺され続けていることが漏れ伝わり
地の果てに派遣されている外西軍の兵士たちは動揺し
軍規違反・抗命が激増しました
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_
/ /
/ /
/ シベリア鉄道 輸送兵員数一覧 /
/ /
/ /
/ 1904年9月ーーーーー５０，０００人 /
/ /
/ 1904年10月ーーーーー４０，０００人 /
/ /
/ 1904年11月ーーーーー５５，０００人 /
/ /
/ 1904年12月ーーーーー５３，０００人 /
/ /
/ 1905年1月ーーーーー３５，０００人 /
./ /
/ /
./ 1905年2月ーーーーー ６，０００人 /
/ /
./ /
/ /
./ /
/ /
その『時』である1905年2月ーー
ロシア満州軍のたった一本の 命の綱の兵站線
6000kmのシベリア鉄道が切れました
そこに現れた数字は 極東ロシアの確実な死を意味していました
／: : : ,./: : : : : : : :/: : : :/: : , '/!: : : : : : |: : :|: : : : : : : : :
, ': : : :／/: : : : : : : :/: : : :/＿/ / l: : : : : : :|: : :|: : : :l: : : : : :
/: : :／ / : : : : : : :/: : : :/´: :/ l｀ |: : : : : : |: : :|､: : : !: : : : : :
. /: :／ /,ｲ: : : : : /: : : : /: : / !:::::::l: : : : : ∧: : ! ＼: :!: : : : : :
/／ // |: : : : : :!: : : : ,! :::/:::::!:::::::::::!: : : :/ ヽ: :| ヽ｀ヽ､ : : : : ペテルブルクで
!' l: : : : : l: : : :/.|: ,':::::::!:::::::::::::!: : : !:::::::l: |:::::ヽ: ヽ: : : : :
| : : : : |: : :/ !|/'ｰ- |､::::::::::::::l: : l:::::::::', l:::::::::ヽ: ヽ: : : : 革命騒動？
| : : : : |: :/l:::::|__ |::::::::::::::!: |:::::::::__'|:::::::::::ヽ;!､: : : :
|: : : : :,!: !: l:::::r ' i !:::::::::::::::| |:::::::::::/｀''―- ､ヾヽ: : :
!: : : ｲ|/: :,!:::::!ヽ-'/::::::::::::::::::l:!:::::::::::!_ /l: :∧: : これは大チャーンス♪
',: : l l |': / ｀ ｰ' | r‐' i ./ ! :/: :! : :!
ヽ:| | |: :{ l､ ヽ.ノ,. ' /:/ : : | : l
'.| | |: : ＼ ､__ ` '´ /:/ : : : ,!: |
| |: : : : |ヽ､ __,.、 `ｰ' ･ /:/: : : : :/!
| |: : : : |: :／／ ヽ ,.. /:/: : : : :/´|: :
| |: : : : |/ / / ,'‐;!ー――,.i' ´-.//: : : : :/ : :|: :
| |: : :/7 / / / l｣ ,.. ''´:::::::::::::/': : : : : / : : |: :
| |: : ! |／::::::::::::::::: , ': : : : : , ': : : : |: :
その『時』である1905年2月ーー
相対する敵は 多量のスパイによりロシア満州軍の内幕を
かなり的確に把握していました
そして彼らは『革命』に世界でもっとも詳しい
（というより自分たちの手で実行した）明治人たちでした
_ .................... _
. :.彡'"´:::::ゞ ゞ::::::::ミヽ
. .:.´::ﾐﾉ:::::::::ル' ゝ:::::::::::::::ﾐﾐ､
. {::::::::从从ルﾍゝ':::::::::::::::トﾐﾐﾐ
':::::::::::::::::::::::::::ﾐヽ::::::::::::::} |ノ
'::::::::::::::::::::::::::::ﾐヽ::::;-r'r;;;}
. '::::::::::::::::::::::::::::／//´ /
. ヽ:::::::::::::::彡ｲ:.:.{_ｉ {
/＼/｀ ¨¨¨´ ゞ' ,
. / ＼ :' /
. ／ ＼ ＼ :. /
. ＼ ＼,ゝ:..＿ ノ
―- ＼ ＼〈
. ｀ ､ ＼ 〉〉
. ＼ :＼/〈
. ＼ ∨//}
これがその『時』である1905年2月ーー
すなわち世界初の超大型野戦 奉天会戦の始まる当月
満州ロシア軍総司令官 クロパトキンの置かれた状況でした
└───────────────────────┘
┌───────────┐
└───────────┘
┌──────┐
└──────┘
┌───┐
└───┘
┌─┐
└─┘
,.ﾍ ,.ﾍ､
」 _ゝ_,.ｲ_,. '-─- ､ __
く ､r'" ｀ヽ､
Ｌ__y ｀ヽ
r─!､_ゝ-､_ゝ,.=イ___,､ノ_ i
く ヽ,' λ__r-､ ,､ ,ヽ_>,イ_,ｲ こういう状況になると・・・
L_ .ﾚｲ ｲ,.､_! ハ-ﾉｰiゝ､ ｀ゝ､
ヽ､lﾊi ' i;,j｀ヽ|r;:-!､_ｲ Y>､_,ノ もうクロパトキンさんが どうこうできる
/.从"" l､;ﾝ' /ｲﾉ λ ______
〈／i >､ ｰ ""ﾝ´λ i ,ﾍ__,..-ｰ'"´ / 次元じゃないわね
ﾚ'!ノｲ｀,r--,=〈／!ノﾊ／/r ──----〈ﾍ
r／´｀ヽ,イ ｲ >´ ,' |｀ヽ､ / iヽ 彼の責任云々の話じゃないわね・・・
〈 .〉 .イ ,' | ＼「´/ i ',
くr､_}><{_,ゝ i ,' | /⌒ / | i
〈 ヽ.ﾍ ', ﾚ'〉⌒>λ/ ノ i |
i ハ ',__./ ,.ﾍ> ⌒＾ヽ､ ,' i
,ｲく_..L ', Ｖ_ Kヽ┐ ⌒ヽノ､ ﾉ
／ ´ レi r-､)ｲ_」'ｰ- .､ ﾚ ´
／ / / ｀iｰ'-'" ヽ｀ヽ､ ｀ヽ
く / i | ＼ |,.へ |
.〈ゝrゝ /_ ﾚ＾ヽ,! ヽ､ ゝ､ ｀
ヽ>､ｲ イﾝ'
＿＿___
., ' {_ イ⌒乙ﾆ、_
／く ＞ ⌒ ー 辷_｀>_
/ ソ´ ／ ｉ ｀V ヽ
}｀フ､/ ′ ｉ/ }i } ', }
ｰ=彡廴 ′ ,' | .ハ | i }__」
/ r={ ｉ }i八 :|i | | j_人_
／. / ヽ j イ＿｀メ､ i ヽ八ﾉ l }ｉ∧ はい 一年程度の継戦で 革命が起こってしまう
'´⌒7 , | { i弋ぃ. | iｲ-‐=丿i | ∧
.′／{ﾉ 八 | ¨＾ V fで ) } ﾘ＼i ｀ 混迷しきった国内状況をシカトして 戦争を始めたことこそ問題です
.ｉ ′ }/ i ヽ , 厶イ 八_{
j/ | ,ﾉ _|＼ ｰ- _ イ/ .ﾉノ
j八 / | ｀ﾆj ∨〈.{ ´￣＞:. しかもその革命は 軍部などのクーデターではなく
〈{八 ノ >､ }〉 ／ i
.ィT/:}〉､ﾆﾆソ/:::;〈}:i .′ | 民衆の自然蜂起に近いものでした
r＜ |::〈{ }ニ|/:::}ハ::|/ {_
| ､ |::ハ:/ﾆﾆﾑ:::从 ′ i もちろん明石元二郎などの秘密工作も下地にあったでしょう
| ＼ j/ }ﾆﾆニﾑ / |
} |从 j＼ﾆﾆﾆ} { ,斗‐==-､ | ですが民衆に本気の困窮がなければ
′ {:::j/::::::iﾆﾆﾆ|:::｀}ﾆﾆﾆﾆﾆニY´
/ ヽ ::::::::{ﾆﾆ斗:::::¨i´￣｀Yニｿ 17000人も死にません
＼ ∨::::::::::::::}:::::::::::| |⌒
}ﾆﾆﾆﾆﾆ}V:::::::::::::::}:::::::::| |
⌒iﾆﾆﾆｿ }:::::::::::::::c}::::: | ト､-‐…＜
| |_j:::::::::::::::::∧::::| {:::/ ＼
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'''''''''''';;;;;;;,,,,,,, ,,,;;;,,, ,,,
,,,,,,;;;;;;;;;''''';;;;;;;;,,,,,,;;;''''' ''''';;;;;;;,,,,, ,,,;;'''''';;;,,, ,,,,,;;;;''''''
,,,;;;;''' ''';;;'' ' ,,: ;;ヽ .....,.,,.. ' '''''';;;;;,,,,;;;;''''''';;,, ,,,;;''
,,,,;;;;;;''''''' ;' ；∽∴ﾞ・` ∝ξ;;∀ﾟ):: ∧..,,,,, ,,,,;;;'''' '';;,, ''';;;;;;;,,,,,,,;;;'''''
' /И：：,,：;'' ;; ::∝ﾟc(;;@;,,*｡´;（... ....） ';;' ';, '''';;;;;''
''';;;,,,,, ('-' )::::::::::::::::::； ∴::::::::ｃ@ .,,,,;@っ:: ;, '';,,,;';,,;''
'''ッ ¨ ~： ;;∴;; : : : :∧∧ : : ・ ； .’'、 : : : : ､` ∧
'';;;;;;;'''';;;;;,,,,,,,,;;;;;;''''‥`､.,∵`ﾞ ::: ::: :: ::: と(;';)0<) ∵-―‐ ‐-､ ､``∵@；
と つ:,,,,,,:: :: :: :: ノ ; : ノつと(｡Д ｡と__,_::::::> ``､、; ∧...,,,
:: :: ::) ) :∀ﾟ）ﾉ と、;'"ノ∴.・ ∴:: :: :: :: :: (＿ﾉ::（;;;;;;;;;;;;;;）:(*ﾟ０(;;ｌ
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: : : : : : : : : : ーＪ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : （;;;;;;）::::）: : : : U
失敗したため軽く見られがちですが
第一革命の死者は 戊辰戦争を越えます
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彡=-‐ミﾐヽ:::::::::::::
／ ／⌒ヽ::::::::::::::
, ミ:.、｀ヽ ヽ:::::::::: アレクサンドロヴィチ大公殿下が暗殺された？！
ﾉ ､＼ ／.::::::::::::
_ ´ く::ﾊ ヽ ヽ::::::::::::::: ヨーロッパの方のロシアで
( ､ ｀ u }::::::::::::::
_ヽ ソ 〈:::::::::::::::: いったい何が起こってるんだ・・・
::ニニ７' }L u ﾞﾞ二ヽ::::
／ x仁..` u ) }:::
_≠-‐┴‐っ ､_ イ::::
／ -‐‐､て¨´ _ノ _｣:::::
/ -‐ヘ. ＼≧=-､::::: -‐ . :'^ヽ
. l ノ ｀T _｣ﾆ=‐ . . : ´: ／: : :
｜ } / ／;:| ／: : : :／: : : ／
_ / /´/:;:;:;:;| ／: : : :／: : : ／: : :
／Ｖ/`〈 _ ,ノ／＞ゝ;:;:;:;l ／: : : : :/ : : : :/: : : : :
なのに・・・本国で本気の革命と流血が生じた時
遠く離れた外国で 動揺する兵士と
切れてしまった補給路に頭を抱える
外征軍の将軍に何かを求めることは・・・
{十月' } -‐ ＿＿＿≧ｭ｡ ｀ヽ '
八 / / -‐, Tﾆﾆﾆ¨¨¨¨ ＜ ∧ '
. Y_ノ .ィ´ }ﾆ7. ﾏﾆ二 ｘ=ﾆﾆﾏ＼ ∧ }}
{ ／ﾆ{x竓芋芋ミ. ﾏﾆﾆ／ ｘ≧ｘﾏﾆ＼ ー=彳
{ ／ﾆ二{ ｘィ 二ミ:､ ﾏ二 〃,ｒ─‐､ヽﾆﾆ＼ ノ 革命が起こってるのに
Уﾆﾆﾆﾆ{《 { ra } ヽ ﾏﾆ ' 乂fｱ } }}ﾆﾆﾆ ー‐≦､
＿ ノﾆﾆ从ﾆﾆ{乂､ ｰ_ '彡' ｲｉﾏ_ ≧ｪｪｪ彡}ﾆ7}⌒Yﾆ}ヾﾆ 日本海へ突っ込め？！
/ﾆﾆ7f∧､ﾆ=- ￣ ﾉilﾘ ＼ ・ }７ ; ^ﾘ}ﾆｊ }ﾆ
. /ﾆﾆ∧{ .∧＼ {iｌilil{ ＼ ノ , /从ｊヽ,ﾘ′ 本当に帰らなくていいの？！
{7^Y{ ヽ ∧ } ヾili, =､ U ノ !､}
{′i { ＼ﾑ U ＿＿_゛ 'ﾆ}ヽ ﾉ !＼＿
{ i { }〕ﾑ Yー─- ミ :､ /ﾆｊ i ,
{ | }ﾆ{ ヽ !^}´＿＿＿_,へ /从 | ノ
}７ ,＼ ー─-----─" ｲ､＼
′／／}＼ ─==‐ ／ ! } }､
. 入 { } ＼ イ j ﾉ ﾉ }__
ｘ≦{´ } ＼､∧ ー─ ∧' / イヽ ＼ ←ロジェストヴェンスキー提督
すなわち勝利か攻勢を求める事は・・・
_,,,,―ｰ''''''"ﾞﾞ"''―ri､
,／ ﾞﾞllli,,,
,,,i´ ﾞ!lli,、
.,,ilﾞ｀ ﾞﾞ!li,,
ilﾞ ﾞ!li、
ll| llll
ll| .,,,,,,,,,,_ 、 ,,,,,,,,,,,,,, .llll
ll .ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ!!!llliii,,,i､ ｀'i､llll!!!!!!ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ" .llll!
,| ,,!‐エ=｀｀） " .''エ=-､ .llll-、
| | ´''',,彡 .| .ﾞ'ﾆ､､ .jﾞﾞ/'|ﾞl
ﾞlﾞl .,/ |.li.ノ.|
ﾞl| ./,,, ._,,,、.i､ | | ﾞl,lﾞ
.|.| .,,iiilllillllllliiiiil,,、 | ﾞ,/｀
`ﾞl ,,iillllllll!!!!!!!!lllllllllii,,、 /''"｀
ﾞl .ﾞ!l!ﾞﾞﾞ ,,,,,ﾆﾆ',,'~ﾞﾞﾞ!!!l .lﾞ
ﾞl .,llllllillllllllii, 、 /|
,l,、 illllllllllllllllllllllllliii,,、 ,/ﾞ,llii,,
,,,illlll'i､.,llllllllllllllllllllllllllllllレ'".,,'"lllllliiiiiiii,,,,,,,,,,,_
,,,,,iiiilllllllllll、ﾞﾞ!lllllllllllllllllllllllll!ﾞ~ _,,i´ 'lllllllllllllllllllllllllllliiiiiiiiiiii、
,,,,,,,,,iiiiiiiillllllllllllllllllllllll、 ﾞﾞﾞ!!lllllll!!!ﾞﾞﾞ二"｀ ﾞlllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll,、 ﾞ~',,iiiiillllliiii,,,、 _,r!lllllllllllllllllllllllllllllllllllll
llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll,、 .,lllllllllllllllllll,`'-／ ﾞ!llllllllllllllllllllllllllllllllll|
革命を舐めすぎてる気がしますし・・・
ｎ † † __ ♀ □] .|| ||
_.L「L「| 「|＿ † _ .「|| † 「| 」^L 「「|_「L _「lL .「「|ﾆl. † ＿「||_ .「 「| ./￣ | || [￣￣￣] 「|. 「 「|＝＝＝==||
l l |Ti.「=#.| | | 」 Liﾆ .ｺ 「 ﾆl]l 「 [ ﾆlｺl|. ¨| |「 |￣ ￣「|=┸￣| i「 l |.| | l二 二lｺ |￣ ¨| l.| ||
l |__l_ |」 |l.| | | .| F | || | || | | |_|||二|_|| ￣| 「i￣ .| || [￣ ￣「l | ||. ￣｜￣｜ ￣| 「| l.| |￣￣「|
_ __.|_| _| |_|_.|..l= .|_|| | || | | |＿＿＿__ .| l |-=====- |_|| |￣￣￣|￣i | ||─‐┴─┘ |￣￣ ￣￣「|￣￣
.| | | |_ __|＿| L|l ==== .|_|_|､＿＿＿＼ | l l. | | l |_||￣￣￣￣＼ ￣|￣| 「「￣￣
.| | |￣＼ | | | |_l_|￣￣￣＼ .| | | ￣￣￣￣ l .l| | |＿＿＿
.| | |￣￣ | | | ￣￣￣ | | |二二二＼ ￣| | |＿＿／
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.|_|_| ＼＿| | |＿＿＿＿_＼ .／￣￣￣| |／ ／| ／| | |￣￣￣￣／
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.|_l__.! ＼ ＼ |￣| |／
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__＼ |. ￣￣￣￣| |￣「￣￣
／| | .| | |
／ | | .| | |
／ ￣￣￣￣￣ | | |
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| | |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| | | ＼
| | | ＼
| | |
| | |＼
| | | ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|＿＿＿|／
・・・そして戦争も舐めすぎてる気がします
_,.-v⌒'「｀'r-､__
,.-「_,.!-､=,. -─- '､ ゝ､ 言い切ってしまいましょう 本国の本丸が危急の時は
」´ゝ'´ ｀ヽ!>ヽ,
」 /´ ､ ヽ､!ｲ ', 外征など即刻中止して 軍を故国へ返すべきです
〈γ ｲ ﾉ i ､ _,,!- ' ､ ',
Y / .-/─ﾊ ﾊ,.!__ﾐ､_ﾊ ｀ゝ i,
ﾉ / ｲ_x=-､.ﾍﾉ´ｲ､: ﾘゝiハｲ ﾊ､ そんなことすらわからないほど
ｲ ! /ﾊ!ｲ!,:ﾉ｀ ´￣''｀ /､ﾝ-, _ﾊ
'ﾚiﾊ .!,, , ""iﾊﾉノ 〉 物事を舐めすぎてる政権は早晩倒れます
!. 从､ ─ /ｲﾉ i ﾊ ｲ
ﾉｲﾝ i ゝ､. ,rYｲﾉ ﾊ ﾊノ そしてロマノフ王朝は倒れました
〈/(y´ハ _i｀>.ｰ='i7Yﾉ´｀7_ゝ ﾉ
(ﾝＶ rヽ ｀くi ﾍｲﾍ_ ''''ー'''ヽ, それも救いのない欝エンドを残して
. Yｨ_iﾝ7／ヾ=r/ゝﾊ_「. ヽ,
/＼-──--、
》＞=＝＝＝ｲ
（（ｲノλﾉﾊﾉ)()
ﾊﾘ￣ ￣ ﾙ) まあ・・・ね・・・
∧ )人 ＿ ﾉi)ﾉヘ
/ _＞rｭ＜_ _ヾ
i /―li ♀ f― /
vﾍγﾊ | i! | ﾊ＼iソ
. そﾊ λﾊて
,. . ´:￣ ,二丶、
_／: : : : : :ﾉｨ: : : : :ヽ
,.イ/: : : : : : :'ｰ┴＜ : : ﾊ
｀７/ : /:!|ﾊ: :|: |:ヽ､ : : : : !
|:l l l_l_ﾚ{ ヽﾄ士十!: : : : |
从ﾄト{≧= =＝ |: | : :｜
|八 _ __ ..イ:j : : :|
|:|: :｀.了ｰ':.:.:.ｿ/: : :|!|
从: ﾄ: |:{:.:.:|:./ｲ{: : /ﾘ
ヽ,rLjー!_{ｰヘく/___
く´:::｀’::::｀’::::::::｀ﾌ: : ｀ヽ
`ー‐ ¨¨`ー＜__Zｨー′
先回の西太后は鈍感で 組む相手を間違えました
しかしそれでも 民衆とともにいなければ
王と朝が 成り立たないことを理解していたように思えます
__, -－―ｒー-､_
_/´ ´ （ 7´｀ヽ
r ´ { _ ゝ-＜ ￣ `－､ﾉ ￣ヽ しかしニコライ二世は如何でしょうか？
／ヽ ／ ／ i ￣ 丶 ｀ヽ ／ 〉
>､／／ / / ＼ ＼ ＼ ＼ ´｀ヽ 王権は神授であり 国民には依らないと
＞'／ / // i ＼ ＼ ヽ ヽ 〉
ｰ＝彡 / ／/ ,ｲ i ＼ ＼ ＼ ヽ ヽ lヽ 半ば本気で考えたような足取りがたまに見えます
/ / / /l / ! | ﾄ､ ヽ ヽ __ヽlヽ ∨ !
. / / / －- L_ | ﾄ､ ! ＼ヽ斗 千､ヽ ! ＼ヽ ヽ
/ ／! /| ∧r=－､! ヾ! `yィ￣７ヽヽ ＼ ヽゝ ニコライ二世は西太后を超えて鈍すぎました
／ |/ ヽ ! ! ヽ_> ヽ- ' { ヽ 〉 ＼ ゝ
/ヽ! ∧ , ∧ / ,.イ ＼＼ 自分のしたことにも 戦争にも 革命という事態にも
／ィ ∧ _ ゝ､ __, ,.ｲ 〉´ 〉 ￣
ﾚ〈／ ,.ｲ__＞- ＿ ,.イ 〉 ! ／/ _ 民衆にも 民衆の命にも そして民衆の怨念にも
＿_ 〈 |／/∧ ノ::::〈_,.イ ヾﾚ',.イ´::
} ヽ/｀X_,.イ__::ﾍ ／::::r- ∠ 〉､ﾉ ノ:::::::: さらには家族の安全にも・・・
ノ ＿>､ ゝ _／ /::/ 〈:::::::∧ Y /-イ:::::::::
￣ / /｀ｰ<＿_/::〈＿__!／ 〈＿,.ｨ `ｰイ´￣`７
ｲ／ /::::::::::::::::::::::::￣＼ ／`7ｰｒ'､ ／
__ノ ＿,ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::Y ／ | |:::::￣
￣ |／ /|/
,.ｲ _／ノ
￣
| :: | ::: ｉ| :::::::::::::::: |／ｘ=ミ ＼＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼::::::
|: /| ::: ｉ| :::::::::::::: │// ｀｀､＼＼＼::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::l＼
|//| ::: ｉ| :::::::＼＼|｛｛ {:} ｝｝:., ＼＼＼::::::::::::::::::::|＼::::::::::::::::::::l:::::
. // :| :: 八: ＼＼＼＼ /,ﾊ:.:｝ ＼＼＼＼::::::l | /＼:::::::::::::::l::::
/'′ |: / ＼. '＼＼＼'≠彡{_ﾉ:｛ ＼＼＼Ｎ )＼::::::::::l:::
|/ ／ ＼＼:｛ ｀`丶､＼ }＼＼| / ノ＼:::::l::
｛ '´ ＼:｀、 ＼＼ {:.:.｛＼| /'´ ／ :＼l:
｀`丶､ ＼:..＼ ＼＼ ｀ヽ ヽ ／..::::::::::::::
｝ _..ﾆ=‐─- .._ `､.:. ｝:.:｝ |￣＼_.. -=ﾆ
＼マ二>┴‐┴‐┴‐ﾍ, ｝:｝ ｛:.:｛_.. -=ニﾆニニ二
｀, ､ヽ`ア＾¨¨¨ア｝｛:｛_.. -ニﾆニニニニニニ二
| }/冖ニニ冖=彡ｲ ／ニニ二二二二二二二二
| ￣ ￣}.:ノ 'ニﾆニニニニニニニニニニ
_ -ﾆヽ ￣￣｀` ｛｛ 'ニニニニニニニニニ二二
_ -ﾆﾆ二二| ｝｝／ 'ニﾆﾆニニニニ二二二二
彼がその報いを受けたのは仕方ないとしても
鈍すぎて家族まで巻き込まれており
その最後は悲惨すぎて 描写できません
/＼-──--、
》＞=＝＝＝ｲ なぜだろう・・・
（（ｲノλﾉﾊﾉ)()
ﾊﾘ￣ ￣ ﾙ) 単なる清朝末期の満州を描写するスレが
∧ )人 ＿ ﾉi)ﾉヘ
/ _＞rｭ＜_ _ヾ ここまで重い雰囲気になるのはなぜだろう・・・
i /―li ♀ f― /
vﾍγﾊ | i! | ﾊ＼iソ
. そﾊ λﾊて
_______
,..- ´.---v￣y｀>- 申し訳ございません・・・しかしおそらくこれが最後です
_'r-ヽi _'y__,...--...,_/ﾍ, ',
,' ヽ'´￣ ,、 ￣ヽ/,ゝ 極東の帝国の残りの一つ 大日本帝国は
/ ./ノイrゝｲ,入 ,、 'ヽ,
ノ_,:イrｰi i''i ~ﾝ' V_イ.,ｲ i 皇室も存続しているので そんなに重くならないはずです・・・
ﾉ i.ゝ(ヽ," ~ . !ﾝ,' ﾉ ゝ
i. / iy, u ｰ=' "iｲ〉i´
i ,´ λ (ゝ、 ,.ｲλ| 日露戦争については勉強不足のため この辺にします・・・
',i Vヽr＾ヽｲ〉r )｀y-,'"ｲVﾉヽi
／´￣｀ヽYゝ=i__i=;ゝｲｙ´ 機密日露戦史も クロパトキン回顧録も読んでおらず あまり信用しないで下さい
-=ﾆ三三三三三三三三ニﾆミ彡ﾆニ三ニミ､
,ｚ彡ﾆ三三三＞／¨ ＞=ﾆ三ﾆ=――=ﾆ三三ﾆミ､
. コ ,ｚ彡ﾆﾆ三＞'´／ ／ ｀ヽ三三ﾆミ､ な
. 〈彡三＞'´ / / ＼三ﾆﾐ､ く
.. ケ {////{ / / -―‐- ＿ _ -―- {//∧} て
∨//∧ ﾊ,/// け
. コ Ｖ,//ﾊ ,,...-==ﾆ三} {三ﾆ==-.., },///} っ
. ッ {//// 厶斗=ﾆ二 二ﾆ=｀＾ヽ 〈/∧/ こ
＿∨{'′ (鶏) .: 、 (鶏) }ミ:厶.. う
... コ / ,-z､ﾞ{ V, -､ ',
{ { {/{. ! .: :. l<ヽ }
│ ､ _ヽ ! .: : : :. l‐'ﾉ /
＼｀ヽ l { } ﾑ- '
ー-ｌ ､_ _ ' '__ノ′
ｌ ｀ ´
l ‐- ..＿＿.. -‐､ ′
. . ＿＿ ′
＼ ｀ー''´ ,
人 ＼ ／、
／/ ヽ ＼ ／}/ }:＼
. ...-=ﾆ/: : { ＼ ヽ . イ ／ l : : ヽ=-...,,
. ...-=ﾆ: : : : :/ : : : ! ｀ヽ､￣￣￣ ´ :l: : : : ∨: : : : ﾆ=-..,,
.: : : : : : : : :/: : : : : l ＼_／ l: : : : : ∨: : : : : : : : : :ﾆ=-..,,
: : : : : :, :' /: : : : : : :l ／＼ ｌ: : : : : : ∨ : : : : : : : : : : : : : ｀
.: : : :, ': :/: : : : : : : : l ／ ℡. ヽ ; : : : : : : :∨: : : : : : : : : : : : : :
: : ; ': : / : : : : : : : : : l ／、℡ ℡. ∧ /: : : : : : : : :∨: : : : : : : : : : : : :
:, ' : : /: : : : : : : : : : : lヽ／ ヽ _℡_／ ', /: : : : : : : : : : :{: : : : : : : : : : : : : :
ただよく批判されるクロパトキンだけど 色々事情もあって
あんまり責められない可能性があるということと・・・
::::::::::::::::::::::::::::::/ / ,／:／ ,/ ／.::::::::::/ ／.::::::::::::;ｲ/.:::::::::::::::::://.:::::::::::::}
:::::::::::::::::::::::::::/,ｨ /／:／ / /／.:;イ:::::::/ /／.::::::::::::::://'.:::::::::::::::::://.::::::::::::::::}
:::::::::::::::::::::::://〃'::／ /./'.:::／ }:::::/ /'.::::::::::;イ:: //.:::::::,ｨ::::::::://.:::::;ｲ::::::::;′
:::::::::::/l:::::://.::::∠三ニミ/〃:／ }:} /.::/ 〃.:::::;ｨ::/ /.://.::∠三７.:://.:::::/ :|::::::/
::::::::/ｨ|::::〃.:／ /.::／ニニ/.:://'.::::::／// ｲ::〃／＿/_/.://.:::::/. : :}:::/
::: / |::::::／^ー― --,'∠..＿__ }:://.:::／ /'／ !::／ ,..ィ,/.://.:;ｨﾁ}: : :,':/∧￣ヽ
:;ｲ |:::/ft＝＝＝=={'ｪｪｪｪミ､ヽ.}〃／ / ,ｨｪ|/ -t''´’ﾉ.::〃.;</ /ヽ:/'´.: :∧ : ∧=- .
| {/ ﾞﾐヽ 廴_i!ノ,ｨ ｀ }::/ ,ﾊ ＾ﾐｔl' ￣/.::; イ / /ヽ.∧: : : : ∧ : ∧: : : :=‐-
| ' ヾtﾆﾆ＝==＝彡' ,'/ |::{ `ｰ=ニ/／ ,'/ /三ﾆ}: l : : : : ∧:. :∧: : : : : : : : =‐-
| ＿ _ |::{ ´ ,'´,厶ﾆﾆﾆ}: l: : : : : :|ﾊ : ∧: : : : : : : : : : :
{ f:ﾐ /.::::::} ﾞ’ {:::} |:ﾑ /イ三三ﾆﾆ}: l: : : : :.:|: :!⌒ }ﾆ＝==- : : : :
ヽ{ 〃´ {:r'＾´ ﾞ’ `´ |ﾆﾑ /三三三ニﾆ}: l: : : : : |: :| : : ﾄ : : : : : : : : : :
＼'. ／:{ |三ﾑ /三ﾆﾊ三ﾆﾆﾆ}: l : : : :.:|: :| : : |::|: : : : : : : : : :
'. _ {:_ノ ＿_ ノﾆｱ'’ /三ﾆ/|::lVニニ}: l : : : : :|: :| : : |::|: : : : : : : : : :
'. {:::} f;ｦ ∠三三ヲﾆ／ /三ﾆ/ ,':,' ∨三{: :l : : : : :|: :| : : |::|: : : : : : : : : :
∧彡'´ /{ ｀¨´ /三ﾆ/ {::{ }ﾆﾆ{: ｌ: : : : :.:|: :| : : |::|: : : : : : : : : :
それ以上に最高にマズイ問題があったというか
ロシアのトップ自体が 最高にマズイ問題そのものだったよね
という点を指摘するにとどめます
λ,.-yｰ ､,. -r
. γ‐ｲ " i L :l ,ﾍ. そして次回 描写していきますが・・・
/｀Y ,ゝ-‐ ''' ﾞﾞ'''‐ ､トi ゝ､.,
ﾍγ7 / 入 , `、ﾚ / 結論すれば 日露戦争と奉天会戦は 人類史に残る巨大な戦いであり
/ / , ,/ ヽ ! l !
,' . ___ｲ.,/./, -‐‐ヽ.! -,_ﾊ 奉天会戦の両軍は 偉大な将軍と兵でした
! ﾄ´./ '// _,rzxﾄ|/,|ﾉ i
/ / ,ｨ卞ｫ 孑_,l7. !) i ﾊ
| '´y〉ヾﾆｿ , ｀¨/〈Y〉 ', i 両軍とも 当時のテクノロジーの粋を限界まで追求し
|! ﾊ,.〈Y〉' 、 -- ‐ / 〈Y〉 ﾊ ,ｲ
. 乂人〈Y〉,iヾ ｔ ＿ , ｲ／〈Y〉 /ﾙ′ 異次元の戦場を生み出し それに臆する事なく勇壮に 激烈に・・・
,＿[X]＿人 ト- [X]ﾍL_
,' ｻ冫:|| ,ゝ{ｴ}弋::::」 ｻ | そして相手に敬意を払いながら戦いました
', ､ f::::|｀'/,. | | λ.:ヽ/Redl
ﾉ ヽl_::::| /,2:_l L _ ゝ.::k. Maﾉ
｀'l⌒ゝ/:::ﾞﾞ::'''.:.:--..- .:'''::ﾞﾞﾍ⌒'|
! !;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;!. !
| |: : :::::::::::::::::;::::::::::::::/ /
. | l:::::::::::::::::::::::::::::::::::,' /
! }::::::::::::::::/::::::::::::::;! /
ﾍ ./::::::::::::::/:::::::::::/:::! /
ｙ:::::::::::::::::::::::::::::::::/:|./
,ﾍ、/ヽ,、:::::::::::::::::::::::::::,:ｲ ,、
／ 人 ヽ ‐ ‐ - - ´ |／ ｀ヽ
/-= し'' ヽ、 _／ ／､ _／ ――-､ ヽ
| ,.- ヽ r､_ ｀"'''フ´ /＝=-｀''''彡ﾉ 彡'￣｀／￣＼
＿＿_ |´,.-,. ） ∨＞‐'''´ ／=---､ﾉ ヽ-、彡_,..､ヽ/ ： ： |
／わ・ ￢＼ ＼_-‐',. -''´ _,.-''´//て;;;ﾌｿ ノ ／ ,.､ ヽ| ： ： |
| け・ で・ |＿＿ゝ｀' ,.-=三 ￣ ゞ' 〈 ヽ | ： ： /
| が・ き・ ＼ ,.<´ rくﾂ´! iｰ / / /＼＿／ヽ
| な・ る・ 言 今 | ヽ ｀´ | ＿ヽ └|-‐‐',.ﾍヽ ヽ ヽ
| い・ っ ＞ ｜ '＜ "／__ i'''|ｰ'''´ |ヽヽ ＼ヽ
|└＿＿／| た | ヽ _,.... ‐ﾆ-_ﾐ,､ └| | | | ＼
／： ＼＿＿| か | ＼ ゝ,r_´‐'´ ,.::: _, ﾍ／ | | ! |
| と | | ？ /￣￣ヽ ＼ヽ,.-‐''´ _ i／:/ | / /
| ？ | ＼＿＿/ ）ﾉ ＼ i´ ﾚ´:::/ |/ ／､
＼＿/ ／ ヽ､_,. -‐‐'´::::::/ | /ヽヽﾐミ ←川村景明 鴨緑江軍司令官
戦闘の全期間中 戦場を百数十キロに渡って駆けずり回り
敵を猛追した部隊がありました
_,,く!7＞-- ､
,, -ｰ'’ r‐ ､ `ｰ-､, ＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿ ／ ,ィ´ l ヽ、 ヽ. ／ ＼
／ ＼ / ／ ノ ト L ー､ l / |
| 乃 私 | } !-‐ l rｪｪ┐ 厂 」 j{. | |
| 木 は | .ﾑ { ￤ 勺lレ l } 仏 | 当 |
| 閣 │ .{ﾐ 厂￣￣￣￣￣￣￣`「 」ﾘ. | た |
| 下 | ｰr┴┬r==くで弋.rー､ー┼ァjﾄ､ | り |
| の .| 〉rミj { fi} j ヽ { {ij } ｲ/ｿj! １ | 前 |
| 兵 | ,/ 〉ｰ| ニ彡 」、 ミニ トイ } ﾄ､ | だ |
| だ | ／/7{. ﾊ ＿ヽ'__ -､ /jミﾐ/ ト} │ ろ |
| ッ | ／ 〈/ j!彡 ＼〈r仁ﾆ二ﾌﾑ /´ / ∧ ＼ │ ！ |
| l7 l7 | ／ { ヾ､ﾉj ヽ｀ー―-ｨ彡′ ／ / ヽ ヽ, | ／
| o o | / l ト､ ヽ、 ヾーrｰ┘ ノ ／ ／ l ＼＿ ＿＿＿_／
＼＿＿＿＿_ / / ＼ | r‐ｭ 〉-､ ｀¨ﾆ ＿＿,, -′／ヽ / -一 ! )ﾉ
ヽ( | ＼」 j / r､} ,へ ー/ﾙ〉ー┬´ヽ, | / , -‐￢ l
| ／ﾉ └‐' ノ /ﾊ」l {￣ ｰ┐ ヽ ／ rー┐| |
l 〈 │ { / f二 -┐⌒┘二ｺ ハ r―┐ | |
l ∨ ノ￢jく二 {＿ へ jト､ | ∧
ﾉ/￣￣∧ ／ | ＼ ＼ -一ヽ、 〃 l / |
/ / { ゝ、 ／ ヽ l /＼ ＼ }ｰ‐ '´ /| / l
／ ∧ ∧ ｀ }′ / ＼＼ { ／ │ / ! ←22連隊兵士
移動距離は最短にも関わらず 弾薬消費量から考慮して
全軍中もっとも激戦した部隊もいました
,． '"´三二二三｀ヽ
／,ｨ彡'"´￣ ￣ ｀`ヾﾐヽ
/ / 夢 ', ヽ
/ /::( ノ:::) ヽ
/ /く´‘`ヽ ',从,' ∠‘｀`', ヽ
/ ハ´￣`フ.:;;;;;:: ヽ￣`ﾌ', ヽ
/ / ,, ,, ', ＼ ＼､＿ﾊﾉ
/ /::､ / .;;;;;;' ヽ /::ﾄ､ ヽ＼).',..、
./ //:::::::; l /⌒ー一⌒ヽl ;:::::ﾄ､V . ／
/ // 1:::::; V.:ViiiiiiiiiiiiiViiV ;:::::ﾄ､V ヽ,） 突撃！突撃！突撃！
/ // ./.l:::::;. /l /´ ￣￣｀ヽ ;_ __＿ノ） ）
/ // / l::::; l | .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ;:::￣＼ ｀ヽ .突撃！突撃！突撃！
/ // / 1::; | |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| ;::! i i ＿）
. / // / / l:::;. |WWWWWW! /1 | | .ｌ,) 突撃！突撃！突撃！
/ // / / .|ヾ､ L二二二ﾆﾉ ／ | | | ／-､
. / // / / |(__ﾉ＼ /xxxxxヽ／ /! ! ! .,ｿ／ﾍ '
. // / / ﾉ ', l}}}}}}}}}}}}} ／| | | | ／ /／7／ﾍ /l ﾄ､ ｜＼
// / / ﾊ:::::::::.＼ V´￣｀Vく／ l | | | / V | l ヽ|
. // / / l >.-､／ ヽ ヽ | | ! !
// / / |／ ／ ＼) l/ | |
.// / / V 〉 '"´ ｀`ヽ). | !
/ ／ 〈 '"´ ｀`ヽ) l/ ←乃木希典 第三軍司令官
総司令部の適当な命令をガン無視して
チャンスを掴んだ将軍が居ました
三三三三三三三三三三三三三三|ヽ三三＼_
三三三三三三三三三三|,---"--|=i i三三=| ヽ ＿
三三三三三三三三三三| ｷ､7／ |;=i ∨三三／ ＼
三三三三三三三三三三｀ﾞ''ｰ--'"≡=ヽ i三∨ そ ヽ
三三二＝=──'"^ﾞ゛＾'¨¨´ ////|三/ い ﾔ
, -'" ／////i´¨|. つ |
〃 |. は .i
__,,..．vw--w-w-x--'”ヽ ...| 素 .|
＿___,,.-＝＝､｀ﾞ''ｰ-､/／ _,..､-''"｀ﾞ''､ .|. 敵 j
二|| ( ・ 〉 ヽ ／y-‐''￣ヽ 丶ｷ だ ７
二|| ｀------´ / ,l_ ° 〉 ＼＿＿___/
二|| ## ##""" ヾ | ヽ-ー｀ﾞ'''"" 7〃7〃
二|| ” #####” ;;;;;;;;ヽ ,,,,,,# ≠7〃7〃
二||／￣＼#＃#. |ヽ ## ＃ 7〃7〃
=／ 面 ∨＃ , -'"ヽ-' ､ ,,, 7〃7／
/ 白 ﾔ ￣i /"ヽy --､ 7〃7
| く |｀ﾞ''ｰ---------- '" ;;/ //:::i ｀ﾞ''-､,_
| な |｀ﾞ''ｰ-､＿＿＿, -'";;;;/ //:::/
| っ |ヽ::::::::::::::::::::::::::ノー∨ //:::::j_
| て |ーヽ::::::::::::::::::/--／ ／::::::::／
| き /＼＿二二二,-'" ,-'"::::::::::::/
＼. た ./｀ﾞ''ｰ-------‐'''":::::::::::／::::/
＼＿＿/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::／ ←奥保鞏 第二軍総司令官
そのチャンスを 類まれなる戦場勘で
勝機に変えた将軍が居ました
／ .; -=ﾆ三三三ミ＼彡′,:.:.⌒ミ､.:.:.:..:.:＼
_ノ´.:.:.:／.:.:.:.:.:.,;彡／ _≧ｘミﾐ{彡′ ,,彡⌒ヽ.:.:.:.:.:.:.＼
／.:,:.:.:.彡´:′.,...:.:,彡,′≦三ヾヾﾐゾ彡"三ﾆヾ､.:.:.:.:. .:.:.＼
´フノ;／/ ′.:／ ／／／ ｀ヾ:::ト≠"￣￣゛ﾐﾆ=- .:.:.:ﾐ′
彡;.:.:.,:/:.:′ｿ／／ ｝:′ }三ﾆ= .:.:/
彡从.:.:.:./, ′__＿ /′-－―- {三=- .:.:）
ﾏｿ彡ｿ/:′ ｀￣／ {ミ､:.. .:.:ﾘ
／ｿｯ彡// ,／ ＿__ ゛ミ三ニﾆ{
／ ﾏｿ彡ミｭ｡､__..:.. _..｡ｘ≦≧⌒゛ .:ﾐデ;7;ハ
／ ∧ﾑ.:.. _..ﾆ≧ﾐ}...::.ヾ彡ブ 弋ソ≫ .:.:}ﾚ〈::{.ﾘ｝ 一番いい狙撃師団を頼む
／ / ﾏｼﾞ:≪ 弋ッヾ;;'" ;:::: "¨￣￣ ′ .:.:{⌒ｿ }.′
/ / } }} ｀￣ .::} !::..:" .:.レ'/ /
{ ／ `ﾘ .:/ .;:::..、 ..:.:’ /
:. ／ ’. ,{ .:} ﾊT′
＼ ／ } ｀ =-ｒ"¨´ ,//{
/ ′ _._J_...._ ,///ﾄ．
’. ヾ<k-t-++t＞ :. ／///}∧
ヽ:. ヾ｀￣￣´ ′ ／ ,///.:.|ニ:、
| "゛ ゛ ,／ '／.:.:.:.}ﾆﾆ|＼
∧ ＼ イ ／ .:.:.:./ニﾆ|ﾆﾆ
,｡ｲニト ー一 ／ .:.:.:.:.:/ﾆニﾆ!ﾆﾆﾆ
x彡 /ﾆﾆ} ＼ _..｡o" .:.:.:.:.:/ﾆニﾆﾆ!ﾆﾆニ
／ﾆニ/ﾆﾆ/ ヽ../´￣ .:.:.:.:.:/ﾆﾆﾆﾆニ|ﾆﾆﾆﾆ
／ﾆﾆニ′ニ′ ム}iＬ_ .:.:.:.:./ﾆﾆﾆﾆﾆニ|ﾆﾆﾆニ
,.イﾆﾆニ／ﾆﾆﾆ′ /＼ヽ`ヾ､ ..:.:.:.:./ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ|ﾆﾆﾆニ
／ﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆニ| / ＼ ＼＼＼ .:.:.:.:.:./ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ|ﾆﾆﾆﾆ
自ら予備隊を率い 狂気の様に働いて
義務を全うした総司令官がいました
､ｰヾﾍ,､_
ﾐｰ｀ ､_ 、 て,
ヾﾞ ｰそr_}_^γ ｀´ｿ
} .／zr zx＼ ｰｫ
7 >'{ U }'<.ﾊ _メ
/ﾄト-----ｲHｰﾞ｀ _,. ._ ,.-､
..:::. . . ..::;:;:::. ､ 〈 ﾍﾍ /」_!ヽ∧ヽ "f: :〈 ／r┴､ ィ,=ヽ
γ:ヽ ,ィz=ﾑ /: : :ヽ ﾉ: : :L ,.-_/ }≦ニ＞ヽ_─_,/メ < oー‐､ , : : : ヽ彡{_二ﾊ ﾍ . : :'"rif¨ﾘ /
/: : : ゝ ' /',!/二ﾊ: :,､: : ゝ ,メ : : 廴 /ﾆｲ_>fﾏﾆヾｿヾへｰﾍへ/ﾆミー一≧x､ : : : : 彡ﾍЦﾊ // : : :_:_､i:XУ
r:｀､_:_: ｲ､ l! '〉〉__ﾉ〈//:ト, -オ /:Y / : ; : : :_; 乂 /// }_ﾉ 〉ﾏﾆr┴ｰ ==ニニ彡ｿ 〈ニ}ニﾆ≧ｭ : ,.コゞ-／У､: :/:/ﾊヽ_ イ:
/: : }. . . {: ヽ, -<｀水 〉-､: }. . . .｀} i: : :./: : :{ >‐' {: : :l ｿ∧ lノ 〉ﾉﾆ; ﾊ/´ﾉ, , , ￣,ィゝ｀ﾟべﾏニ/ﾆﾆ{ : :! L｀:^_/// :ﾊ : : :!〉二 ﾄ､
:': : : У. . .〉: j: : !L ┴//: ﾊ. . . .f´: : : : :ヽ: : /. . /: ｰ､: .､乂ゝ'／ﾆ/佳ﾑ从从ﾒ/圭! 才ﾏ//ﾆﾆﾑ :/ ﾊ ／ィ /: ;.ヽ : ﾊ, -､'
､: : : 乂. . . :/: :､ﾄ､､_//ィﾘ_ﾊ. . . }: : : : : : :__: : . . . : : : ヽ 〉ｰﾆ＜ﾆ,' !㌢´ ｀ヾ圭!￣ }ニニニ} : Уニヽ! Y:/_:i :j〈-‐ﾅ.:!
.}: : : :/. . . /: :f´ヽｲ彡f/〈: : ､- , : : : : : :＼ ｀ ､ : : : :i :ﾄﾐニﾆ／ / ィ圭℡､ ヾ{, iニﾆ／∧ /´ ヽr=ヾ : ﾍ ｰ〈:.:.:
': : : . . . . . ゝ-≦1 / ハ ,}､メ ｀ ＜＞ , : : : :!｀ヽ ､. : : : :! ｀ｴ´ ,､_/ィ圭圭圭℡､ .ｷ, iニ＞ミヾﾊ i7／-i 〈ゝ＜-‐" ヾ
: : . . . . . . ,ィメ:廴!L -_ヾ}､ヾY. . . : ｀ ＜＞ | _／￣. . . : :.∨ﾆﾆ}_;/圭圭圭圭三圭\, ＿_ ／´ マニﾆ=i !i7⌒ﾚ }/ ヾミi､ '"
: . . . . . . . /: :/ /ﾊ￣/ヽﾊX ＞, . . : : : : ｀ ＜＞ ., . . . : 入ー-〈圭圭＞=＜=圭ｲiレヽ_ヽヽ Yﾆﾆ={ { ､ r ﾚ ! \ヾ＼＼
. . . . ／: ∧へ ﾍ_ '_ﾉヽｲ ヽ f . : : ﾉ { ｀ ＜＞ .,{ ｀ﾌi7ヾi㌢ ＿_ ｀ヾﾘﾊ '_, } }.ﾉ ﾉニ／ ヾ='" ヽ ｲ: : :/ i f
. . . . 〉: : У :.:.¨:./ / , レﾍ､_. . ＜メ _z "~ Уﾆﾆ!ヽ 〈 佳圭℡x､ /,iﾐLノイ＜´-￢、 / ‘，{:ﾆ:f | ,'
/; :/ ＼ :i:.:/ ／∨ }ヽ _rﾞ _/ニニニﾆﾑ ∨圭圭三|!=\/圭!ｰイﾑ]ﾏﾑ、 ｀t ヽ / リ: : :乂' '
yミ|＼ ｰ- ,-､- '" ／ﾚ ﾊヽ` .ﾒﾞ ＿∧ニニニﾆﾆﾑ. ﾏ=圭三ﾆi=iﾊ佳ﾐiｰメｨﾑ ヽfﾑ ';, ∨ ／ ﾍ:f:=:':∧', ゝ
{ﾆﾊ ｀ ｰ//＿ﾍ イ }ﾍ｀ ､' _,.仁ニニ￣二ヾ |;λ 〉=三三ﾆ∨ﾊヾミ! ´メ ､ ヾﾆ､ ';､ ﾍﾍ'" ／ !ｰ / ゝ /./
〉ニ､ ＼ i ┬┬' .:: 斗≦ニニニニ/_ ｀`ｰ ／{/三＝"ﾆィ三/＼ ｀¨´ ＼Yハ｀ヾﾒ >У ／ ,!∨ ト' 〉
ゞ＝1 ｿ 乂 i i::.. ＿＿ _／ニニニニニメ｀ ￣i圭 ヾ三三､佳㌢/圭℡ｰ-‐ " ´‐ｚ.〉ヽ ＼ └'" ／}ﾑﾔ ￣
iﾍ !／¨., ィ≦ニニニ寸≧ニニニニﾆﾒ ， !圭圭ヾ圭孑彡ノﾆﾆ三 ', ´ - ｧ ﾏﾑヽ＼ ﾍ／}
!;:;.､ ﾘ .／＞─‐＜ニニﾆ｀ヾニニニﾆﾒ,. _z佳圭圭三ヽｰ "ニﾆ三ニﾄ, ｀､ ハ∧ﾑ ヽ〉 ' 「´
半ば完成した包囲の中で
司令官を信じ混乱することなく戦い抜いた兵士たちがいました
＿＿＿_
／::: ＼
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／⌒::::::::: ⌒ヽ／
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；/:::::::::::::: ＼ ヽ；
日露戦争の そして奉天会戦の勇壮さと規模と内容の濃さには
目を見張る物があります 日露両軍とも立派に激烈に闘いました
その先進性 戦略 将兵のキャラクターにはいまだに魅了されます
＿＿＿_
／::: ＼
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／:::::::::: ＼ このままじゃ 皆死んでしまうお・・・
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＼:::::::::::::: ／ヽ
/::::::::: くゝ ）
；|:::::::::::: ／ ；
；|:::::::::::::: イ ；
しかしある時 奉天三十年を読みました
そこにはそれまで知っていたのとはまったく別の
日露戦争と奉天会戦がありました
そこには武勇伝はなく 興奮はなく 高揚感もありませんでした
┐ ＿_ ＿
｜＿＿＿＿ r―'rｧ┴―――‐r―ｌ´|ｉｉｉ| _ ＿
::＝=:::::::＝=:::｀ｰｧ―┐ l |ﾛﾛ:|:|::ﾛｺ::ﾛｺ::ﾛｺ:|ﾛﾛ|#|||||＿_rｪｪｪｪｭ rｪ'ｪ/::::::＼
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《]ﾛｺ =======《 : : : :|:::::|ｰ|:|:::|r/|:::::::|:|::ﾛｺ::ﾛｺ::ﾛｺ:|ﾛﾛ|ｯ|||||￢ｉｉｪｪf||F℡ｭｧ': : : :|| 〉: : : ||l||lト､_:::::::::::::::::::::／: :
㌍《 ＼ュ::::::::::::::＼/ :|;;;;;|-i￢=ｮｭ〉:::::|ｌ二二二二ア|::::::|ｉｉ匚|=ｚ|| ㌍|l ,．'´＝=ｉi: ｣|′: : :｛王|:#└-､:::::＿/: : : :
Ｆ品＼_〉―┐_::::::::》 :|=Ξﾖ｢‐ﾆH|;;;;;;;|;|::ﾛｺ::ﾛｺ:f´ｪf》;;;;||||ｌｌｌ|㌔|| ,．'´.: : : : : :.:||/´ : : : _ ||i||i|: : : : : ∨: : : : : : :
∠＞晶l二二ｺｭ=/＿|＿＿＿_r￢ﾆ=‐ﾖ-ﾆ[三Ε-ｭ￢=||ﾆ品'ｧ'´: : : : : : : ,, : ;|| : : _,ィ=ﾖ||l||l|: : ∧ : : : : ∧.: : :
ｭｪ明ｒ=三kｮｪ匯]||: : : : : : :|: :#|ﾖ㌍lｭﾛ-三ニョ朋Ξ=晶||ｴｧ'´ﾛ: : : : : : : :.:|| /´ ＜毛Ｆｴ||l||l|: : || |: : : : :|| |.: : :
ｴｮ/￣||主ﾆ『]ェ≧､ロ ロ :|: : :|＾^＾´｀＾^＾´｀＾^＾＾´｀＾^＾＾´: : : : : : : : : : : : |l′: : : :￣≧[_￣|: : || |: : : : :|| |.: : :
王|＿_||ｭ=朋￢拝三Ξ=ョ√]ｴヵ､;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_: : : : : : : : : : : : : : : : .;/||: : : : : .:rｪ明㌍=|: : ||_|:ｯ : : :||_|.: : :
ｮﾕ㍊-ｭﾛニ/|F挂卦同￢三ﾆﾛﾆ-ﾆl-lｭ=-ｭ､:＜>' : : : : : : : : : : : : : : : ;/.:_||_ : r=『ｴｪllﾆ-Fｺ|/: : : : : : : : : : : : :
三ニｮ區]ﾆL｣＝《]ｺｭEﾖ三ｴ―ｭ圭=三ﾃｦ'´:／: : : : : : : : : : : : : lｺ〈];/ : : ｀´: : ヾｦ=ﾆ主ｪ品|＼_.: : : : : : : :# : :
そこにあったのは 圧倒的な破壊と暴力でした
:.:.:.:. ::::;:;:;:;:;:; :.:.:.:.:.:.:.:.....ー-､ . ´ , . ｀ . ∩
:.:.:.:.:. .::::;:;:;:;:;:;:;...:r〜ｰ､_._,.._,ノ /弋ゞ／ . , / . . ｀ . |lｌ| _」
:::.:.:.:.: .:.::;:;:;:;:;:;:;:;r' ':i:i:ｉ:yﾞ / / :! : . ｀-―┐ _ ,､ |/i`ｰ' /
:::.:.:.:.:.:;:;:;:;:r'~⌒′ {:i:i:ｉ/ ′ ,′ ! ﾊ i. /ｉ : i :. ゜,:i:iﾘ γ´ ｀ｰ'( / '| / /
:::;:;:;:;:;:;:;:;:::ヽ=-､ _,...、_ :i:i:i| i : ｛ ﾊ、! ヽ {V ! |: | ヽｌ i ゜:i:} ): . .r'⌒' ﾉ/ 丁i /
:;〔|l|}:;:;ﾊ:;:;::::::.:.:..´.:.:.:.:.. ｀ヽ ｝:i:i| | ! |､! {⌒};;、￣｀ ＾⌒｀ヽ!ｲ | ヽi }:i{ ゝ〜'.: .:..､__,.. 、_!ｲ ′/
;ﾄ'|ｌ{:;/ｌ|{:;:;:;:::::::.:...:.:.:.:.:.:.:.... 'ｰ- ∟;1i {＼ {＾｀,斗=tﾐ r;;､ ,,ィ=ミ､ ＼! :ﾊ {:i:|'´...:.:.:.:.::::... .:.:.: .:::.:.. !/ !
:|ll||l}{|l||liYﾑ｀ｰ､:::.::;:;:;:;:.:.:.:.... ﾉ:|.! ﾄ､ﾄヽ!y《 {ぅリ! ヽ:;;) {ぅ｡} 》ﾞ /| ﾊ! .┘.:.::::::.:.::::.:.:.:.. . .:л:. / /ﾞi
;:｀~..ヽｌ|lｌ||ｌ|l| ﾉ.::::;:;::::::.:.:.:.:... /:i:ｉ| . V｀ヽ!;;{(`r‐‐" .: ;; `ヶ;;');;γﾚ'i ヽ＼:::::::.:.:.;-‐-､__,ノ⌒ / /i| |
:;:::.:.:.:.:.｀ヽ||l| _{:.:;:;:;:.:.､.:.々.:.:. /:i:i:i:| i {（｀{ ~ }.′ ' ゛ };;{ ;;!´)ﾉ :! |:i:iヽ.ゝ｀~-ヽ . fｰ'! .1 ｌ| |
:;:;:::.:.:.:.:.:.:.:.ヽll||}::;:;:.:.厂｀~ ｀んf rﾉ lヽ ＼ゝ {{ ,ｨ=== ､ ;;;}f;ﾚｲ: :! {￢弋;-､:::::.:.｀Y⌒ｰ'|!/i/l .1| |
;:;::.:.:.:.:.:.:.:..... Yl|L):;r' |ﾚﾞi ｌ ‘:, !:Τヽ) ￣ﾟ..￣ ,ｨ;;/ｲ::iﾉ :! i V.:;1 '._,ゝ〜.:.:::...:.:. 」 |/ i ! /
:;:;:;:;:;:;::::::.:.:.:.ﾉｌ|ｌ|lL:' r┐ |i:. ! :l ハⅥ::i:::::}＞ . イ:::i:ﾚ/ , ﾘ {'. V！! . :.:.ﾉｰ'rt__r‐| / '| /
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ﾉｲl|l||ｌl|l|凵ｌ|| /ｲ :l ,::::∧V:l:r┴;;;r‐｀tっ´┴┤::!'/ / ':. rﾍ ∨:ﾊ!/´ ||ｌ|ｌ|ｌ|ｌ| i!/ ,! /i
､:;:;:;:;:;:::.;ノ(ｉｌ|ｌ|l|ｌ|l|ｌ||ｌ|||. ,ﾉ＼' |:ｉ :l,:::::'::∧vﾉ_ /;;ﾉ 乂/ / ,ｲ:::::.ヽ_ ヽ ' く.｀⌒ｰ'||ｌ|ｌ|ｌ||| i! / /.１
:;:;:;:;:;:;::::.（人l|ll|l||l||||ｌ|||. ﾉ:i:i:i:i:｀:ぇｰ-､―=ﾍ>｀ミヽ- ﾆﾆﾆ - 彡〈,ｲ! :|;ゝ＜:i:i∨/ヽ‘:..:.:.:. 「ｲ||ｌ|ｌl| i!′ i!./ｌ
;:;:;:;:;:::::::::::.:.:.:.｀＾ヽｌ|ll|lｌ| ん:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヽ:{´ r';;;;し;｀ ゛¨¨ヾ´¨¨ヽ´" ｀匕:i:i:i:i:i:i:i:i:i〉 ‘: '. _n」||ｌ|l|ｌ||| i! , ! /
:;:;:;:::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:....)|ｌ|ll| /r〕:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:｝r;;;;;;/´ .,,;;;> 丶 Υ:i:i:i:i:i:i:i:ﾄ､ ! : ||l|l|l|ll|lｌ|lｌ| i!./| /
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:;:;:;:;:;:;:;:;:::::.:.:.:.:.....:.ﾉ|ｌ|ｌl i }／|:i:i:i:i／:i:i:i}ノ;;;;;;r''-＜...__!＿_,/＿＿＿__ ∨:i:i:i:ｉ:;イ:. ゜ }: |||ｌ|ｌ|ｌl|ｌ|ｌ|ll| i!ｌ/! .1/!
:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::::::::::... ヽ|lll | ｛ ヽrく:i:i:i:i/:{;;;;;／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i]:i:i:i:ｉヽ:!:::. V: ,|||ｌ|ｌ|ｌl|l|l||ｌ| i! / '/!
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::::: .⌒ヽVゞ ^｀ヽ〜':if;;;;;ﾉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉY:i:i:ｉィ＾':::. ∨|||ｌ|ｌ|ｌ||l|l|l|| i! ! /i| '
:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::::::::.:.:...., ソ `ﾞ~ {:i:i:/;;;;;;;{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}:i:i:i:i:） ヽ:. ‘,l||l|ｌ|ｌ||l|lｌ|l| i! !' /
そして外国軍の都合の為に ただひたすらに
傷付き死んでいく 大勢の満州の人々でした
,ィ!´￣｀`i''ー─- ､､､,,_
イ三二二ﾆﾆﾆゞ ( j〉 」´￣￣｀`ー-､ヽ .,.:,..:.. .,.:,..:..
... ,... ｀`ｰ─'"´ ￣￣￣￣
,ィゞ .,.:,..:.. .,.:,..:.. ... ,...
ー＝==＝- ー＝==＝-
... ,... .,.:,..:.. ... ,... .,.:,..:..
＿, -─‐- ､ー‐-､ー-､ ;: ;:;: :;:;: ; ; ,ィゞ
,ｲ､,r'⌒ヾ ヽ ヾ ｀`''ー- -､-‐''"´ヽ;;: :;:; ;:; :;:; ;: . .,.:,..:..
,r/ (::;;:;:;;/ー-､ j `, ＿ /ィ´ ;:; :; ;:; : ;: ,ィゞ
ヽ 「i''ー'"´ ,r-‐'ー''''"´￣
,ィ!´￣｀`i''ー─- ､､､,,_
イ三二二ﾆﾆﾆゞ ( j〉 」´￣￣｀`ー-､ヽ .,.:,..:.. .,.
... ,... ｀`ｰ─'"´ ￣￣￣￣
,ィゞ .,.:,..:.. .,.:,..:..
ー＝==＝- ー＝==＝-
... ,... .,.:,..:.. ... ,...
＿, -─‐- ､ー‐-､ー-､ ;: ;:;: :;:;: ; ; ,ィゞ
,ｲ､,r'⌒ヾ ヽ ヾ ｀`''ー- -､-‐''"´ヽ;;: :;:; ;:; :;:; ;: . .,.:,..:..
,r/ (::;;:;:;;/ー-､ j `, ＿ /ィ´ ;:; :; ;:; : ;: ,.-'''"-─ `ー,--─'''''''''''i-､,,
ヽ 「i''ー'"´ ,r-‐'ー''''"´￣
日露戦争は 牧歌的な部分のある最後の戦争とも言われます
事実 牧歌的でした そしてその牧歌的な戦争が
想像を絶するほど大規模に そして淡々と人を虐殺しました
_,.-v⌒'「｀'r-､__ 次回 詳しくやりますが・・・
,.-「_,.!-､=,. -─- '､ ゝ､
」´ゝ'´ ｀ヽ!>ヽ, 人類は過ぎ去りし戦争を過去の歴史とみなし
」 /´ ､ ヽ､!ｲ ',
〈γ ｲ ﾉ i ､ _,,!- ' ､ ', 武勇伝と悲劇と知的好奇心のために消化しがちです
Y / .-/─ﾊ ﾊ,.!__ﾐ､_ﾊ ｀ゝ i,ｼｬｷーﾝ
ﾉ / ｲ_x=-､.ﾍﾉ´ｲ､: ﾘゝiハｲ ﾊ､ しかしその『過去の歴史』の中には
ｲ ! /ﾊ!ｲ!,:ﾉ｀ ´￣''｀ /､ﾝ-, _ﾊ
'ﾚiﾊ .!,, , ""iﾊﾉノ 〉 名前すら顧みられない 多くの人の死がある・・・
!. 从､ ─ /ｲﾉ i ﾊ ｲ
ﾉｲﾝ i ゝ､. ,rYｲﾉ ﾊ ﾊノ それを認識すべきだと 思い知らされました
〈/(y´ハ _i｀>.ｰ='i7Yﾉ´｀7_ゝ ﾉ
(ﾝＶ rヽ ｀くi ﾍｲﾍ_ ''''ー'''ヽ,
. Yｨ_iﾝ7／ヾ=r/ゝﾊ_「. ヽ,
,-､ , _, - '´ ｀ ー- ､
/:./:.:ヽ , - ´ ｀ー ､_
,{:./:.:.:.:.ヽｰ' ＼
/:/:.:.:.:.:.:.| ／ ＼ そうね・・・
／:./:.:.:.:.:.:.:{＿___ _-_ ヽ ヽ
{:.,-ﾞ― '￣'─==--､_｀'''＿- ､_ _ ､ ヽ
.|:ヽ､ .｀ヽ - ´´￣ ｀}､ ＿ ヽ､- = ､ i､ そしてテクノロジーの進化が
｀ｰ-ゝ-/ / / ﾞ/^_ヽ_ /｀',､ ,-､｀ｰ｀=､_ /
{ ｌ /|_| /´ _ヽ} |i ゝヽ｀￣｀ヽ､ _＼= ´ 戦争を過酷にするばかりで
| | { '从| { ,t':::ｵｱ´| ｀ヽ { | ｀ー'ヽ､}_＼_
{, .| /ﾘ ﾞt:::､ﾘﾞ ゞソ / | ﾘゞ / ゝ | ｀t' なかなか市民に優しくする方向に進化しない事もね・・・
',/ﾘ| ゞﾉ.. ｿ | ,､/ ﾘ .| - ´
´| / ｀､｀ _ | / / / '､
, -､´ヽ｀,ヽ´ ,| / | / ﾉ ﾉ ヽ_`､_, これからはそう言う方向にも
／ -､ .〉 〉 〉 }-､- ´l/ /ヽ| / |ヽ'´ '´ ｀´
/´ , ﾞｰ '-'-'ｰ'´" /l/, -'￣￣￣iー―-､ 軍事技術が進化することを願うばかりだわ・・・
/ -l-- ‐'´ //_,--―=-'´／ ヽ
| l' , -/'- ｀ｰ`´ / l,
. | | /／/o/ ／ l
. | | / / /:.:/ { ヽ
_,.-v⌒'「｀'r-､__
,.-「_,.!-､=,. -─- '､ ゝ､
」´ゝ'´ ｀ヽ!>ヽ,
」 /´ ､ ヽ､!ｲ ',
〈γ ｲ ﾉ i ､ _,,!- ' ､ ',
Y / .-/─ﾊ ﾊ,.!__ﾐ､_ﾊ ｀ゝ i,ｼｬｷーﾝ
ﾉ / ｲ_x=-､.ﾍﾉ´ｲ､: ﾘゝiハｲ ﾊ､
ｲ ! /ﾊ!ｲ!,:ﾉ｀ ´￣''｀ /､ﾝ-, _ﾊ ・・・・・・
'ﾚiﾊ .!,, , ""iﾊﾉノ 〉
!. 从､ ─ /ｲﾉ i ﾊ ｲ
ﾉｲﾝ i ゝ､. ,rYｲﾉ ﾊ ﾊノ
〈/(y´ハ _i｀>.ｰ='i7Yﾉ´｀7_ゝ ﾉ
(ﾝＶ rヽ ｀くi ﾍｲﾍ_ ''''ー'''ヽ,
. Yｨ_iﾝ7／ヾ=r/ゝﾊ_「. ヽ,
,-､ , _, - '´ ｀ ー- ､
/:./:.:ヽ , - ´ ｀ー ､_
,{:./:.:.:.:.ヽｰ' ＼
/:/:.:.:.:.:.:.| ／ ＼
／:./:.:.:.:.:.:.:{＿___ _-_ ヽ ヽ
{:.,-ﾞ― '￣'─==--､_｀'''＿- ､_ _ ､ ヽ
.|:ヽ､ .｀ヽ - ´´￣ ｀}､ ＿ ヽ､- = ､ i､
｀ｰ-ゝ-/ / / ﾞ/^_ヽ_ /｀',､ ,-､｀ｰ｀=､_ / ・・・？
{ ｌ /|_| /´ _ヽ} |i ゝヽ｀￣｀ヽ､ _＼= ´
| | { '从| { ,t':::ｵｱ´| ｀ヽ { | ｀ー'ヽ､}_＼_ 咲夜 どうかしたの？
{, .| /ﾘ ﾞt:::､ﾘﾞ ゞソ / | ﾘゞ / ゝ | ｀t'
',/ﾘ| ゞﾉ.. ｿ | ,､/ ﾘ .| - ´
´| / ｀､｀ _ | / / / '､
, -､´ヽ｀,ヽ´ ,| / | / ﾉ ﾉ ヽ_`､_,
／ -､ .〉 〉 〉 }-､- ´l/ /ヽ| / |ヽ'´ '´ ｀´
/´ , ﾞｰ '-'-'ｰ'´" /l/, -'￣￣￣iー―-､
/ -l-- ‐'´ //_,--―=-'´／ ヽ
| l' , -/'- ｀ｰ`´ / l,
. | | /／/o/ ／ l
. | | / / /:.:/ { ヽ
_______
,..- ´.---v￣y｀>- 、 なので次回の第七話奉天会戦をどうしようかなーと 迷っています
_'r-ヽi _'y__,...--...,_/ﾍ, ',
,' ヽ'´￣ ,、 ￣ヽ/,ゝ もったいないので できれば奉天会戦の研究部分も
/ ./ノイrゝｲ,入 ,、 'ヽ,
ノ_,:イrｰi i''i ~ﾝ' V_イ.,ｲ i 描写したいんですけど・・・
ﾉ i.ゝ(ヽ," ~ . !ﾝ,' ﾉ ゝ
i. / iy, u ｰ=' "iｲ〉i´
i ,´ λ (ゝ、 ,.ｲλ| ヒーローと戦争の悲惨さって あんまり相容れなくて
',i Vヽr＾ヽｲ〉r )｀y-,'"ｲVﾉヽi
／´￣｀ヽYゝ=i__i=;ゝｲｙ´ 編集に手間取ってるんですよね・・・
__人__ ,ヘ／｀７,,..--､
｀Y´ L_（´￣ ヽ‐､
さ>､,ヘ,,..、__ ヽ __人__
/ /i ,ﾊ∧''"｀rっ/ ｀Y´
yｲ┃' ┃ j , ）> いざとなったら 奉天会戦は潔く捨てて
,,.. ヘ〈 !､ - ) ﾉ 〈 ,､
＜ へw､ﾞｺェｈ_ｖノ_)ノ､ ＼ やる夫先生の証言のみ載せましょう☆
｀!／-､＜1/｀Y´ ヽ', ＼ ,＞
_人__ ／(,./ ﾞｔ''"ヾ-V´ ｀ もともとその予定だったし
｀Y´ /~＾´｀''＼ ` __人__
/ ＼_ ｀Y´
/ __,,＞
ゝ-､＿,,..-- ''"..,,_
ﾚ ￣
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|＼
[|[|| To Be Continued....! >
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|／
凄惨なシーンが続きますが、是非その部分のお話を聞いてみたいです
聞けば聞くほど引き込まれていく気がします
戦争から英雄的な物語がなくなった、と嘆いたのはWW1の時のチャーチルだったか
あれからすでに百年、戦争はどこまで残忍になったのかな
戦争はあくまで自国外同士で行うか、
そういやウラジオストクとか何で攻撃しなかった疑問に思ったことあったっけ
彼らの多くが「ロシア」に忠誠を誓っても、「ロシア皇室」には忠誠を抱かず、「祖国をボリシェヴィキから救う」ために戦ったのは日露戦争が背景にあった気がする。
あと>>953 で「王と朝」となっていますが、これはそのままの意味でしょうか？
どのみちそんなに語呂が良くないし わかりにくかったらごめんだお
まあ実際、日露戦争で一番悲惨なのは当時の満州に住んでた民衆だよね
医師ってのは生死に対して限りなくリアリストであると同時にヒューマニストだからなあ
生き死にを集団じゃなくて、まさに個人で見るしかないその視点は独特だろうな
そりゃこんな状態で戦争なんか無理だわな……。
今まではよく日本戦争挑んだなと思ってたが、明治政府が露国内の政情把握してたんだろうか。
日露戦争でロシア側の視点から見たのは珍しく面白かった
日本視点の日露戦争はかなり危ないものでしたが、
露視点の日露戦争も完璧詰んでますね。
清王朝やロマノフ王朝、
付け加えるならハプスブルク朝ホーエンツォレルン朝
オスマン朝等々、敗北ゆえに終焉を迎えた王朝を見るに
日本の皇室は・・・何で今に残っているのでしょう？
GHQも最初潰すつもりだったが、国民の支持があったので国体護持に方向転換した。
後は日本側が最重要な点として常に主張し続けたのもあるかな。
>>982
昭和帝が責任を問われるほど何か権力を行使できたのなら、対米戦反対派なんでそもそも戦争にならない
ハプスブルクはWW1の開戦責任の筆頭だし、オスマンに到っては立憲君主で生き延びる道があったにも関わらず売国
どれも弁護不能のレベルのやらかし
んー、同じ帝国主義の時代でありながら、
他の王朝とはあり方が違ったのですかね？
国民の支持も人徳といえばおしまいですけど、なぜそこまであったのか？
昭和帝の権力の範囲はどこまであったのか？
興味は尽きませんね、調べてきます。長文失礼いたしました。
にもかかわらず国家統一のシンボルとして周到に神格化していったこと。
後江戸時代の天皇家が貧乏貧乏＆貧乏だったから非常に謙虚で権力を求めなかったこと。
この辺りじゃないかねえ。
伊藤博文がロシアに負けた後を想定してたという視点は興味深いですね
天皇は「無力だけど歴史と権威だけは圧倒的」だったことが今日まで崇拝されてる理由かな
皇帝やツァーリのような絶対者だった天皇は数えるほどもいないし
その二人に比べると、正親町〜後陽成〜後水尾の三天皇はよく耐えたと思う
信長・秀吉・家康相手に下手を打ってたらどんな事になった事やら
投下くるか？
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/15956/1484054880/l50
そして待機