■掲示板に戻る■ ■過去ログ 倉庫一覧■

くすぐる女の子/くすぐられる男の子 その7

1 : くすぐり好きの名無しさん :2014/03/24(月) 02:58:03 sefBu/tsO
女性が責め手、男性が受け手のくすぐりシチュ専用スレ、その7です。

長文SS、短編ネタ、設定案、イラスト、情報交換、感想、雑談、妄想などなど、
F(FF...)/M(MM...)シチュであれば話題やキャラや投下ネタの種類は自由とします。
女の子から男の子へのこちょこちょ攻撃に興味のある方ならお気軽にどうぞ。

■F/Mくすぐり情報まとめwiki
//m.seesaawiki.jp/fm_tickling/


"
"
2 : くすぐり好きの名無しさん :2014/03/24(月) 03:05:47 K351ejKM0
すみません、上記は携帯端末用のアドレスだったので訂正します

■F/Mくすぐり情報まとめwiki
//seesaawiki.jp/fm_tickling/


3 : くすぐり好きの名無しさん :2014/03/24(月) 23:18:24 8r/CWvRk0
前スレの小説たち、続きが楽しみだな。


4 : くすぐり好きの名無しさん :2014/03/25(火) 06:26:59 3GShPlpk0
前スレで十二人の許嫁達との生活を書いていた者です。
続きを投稿させていただきます。

別荘生活三日目の朝。
妙な重さを感じて目を覚ました。
布団を捲って、原因はすぐに分かった。

俺「……」
桃「…むにゃ……」
クレア「……good morning♪」

許嫁である桃とクレアの二人が布団の中に潜り込んでいた。
ピンクのワンピースタイプの寝巻きを着ている桃は俺の脇腹付近に手を添える感じで熟睡していた。
白のネグリジェを着ているクレアは俺の胸付近に軽く乗っかる感じでこっちを見ていた。
……丁寧に足を絡ませていた。

俺「……何してんだ?」
クレア「なかなか寝付けなくて……○○と一緒ならぐっすり眠れそうだと思ったんですが……逆でした」
俺「そ、そうか」
クレア「……桃に先越されちゃいましたけど」
俺「……」

俺が寝てからずっといたって事か。
……クレアがニヤニヤしながら俺を見ていた。

クレア「……こちょこちょ♪」
俺「っ!?」

クレアが優しい手付きで腋の下と胸付近をくすぐりだした。
嬲るようなくすぐりではなく軽い愛撫に近いくすぐりだった。

クレア「○○♪気持ちいいですか?」
俺「うひゃ!?」

絶妙な力加減で思わず変な声が出た。
クレアの言う通り心地良い刺激だった。

クレア「○○もここをtickleされたら気持ちいいのですか?」
俺「っ!?」

胸をくすぐっていた指が乳首をくすぐり始めた。
五本の指が服の上から乳首を撫でたり弾いたりする。
触れる度に刺激が電流みたいに身体を走った。

クレア「○○……ふぅ〜」
俺「ひゃん!?」
クレア「○○、面白いです」

クレアが俺の耳に息を吹きかけてきた。
どうも俺は耳に息を吹きかけられるのが弱いらしい。
息を吹きかけられると女みたいな上ずった悲鳴を上げてしまう。
弱点……どうにかならないかな……

クレア「○○……そろそろしたいです……」
俺「したいって……」

クレアが瞳を潤ませ、頬を赤らめてそう言った。
……したいって何を?

クレア「……kissですよ」

kiss……キス!?
やばい……昨日の光景を思い出してしまう。
柔らかい唇……沢山の温もり……女の子特有の濃厚な甘酸っぱい匂い……
どれも癖になりそうだった。

クレア「ん……」
俺「んむ!?」

俺の返事を聞く前にクレアが唇を押し付けてきた。
……キスをする時位くすぐるのを止めてもいいんじゃないか。

クレア「んちゅ……んぱっ」
俺「んっ……」

クレアが舌を俺の口に入れてきた。
ディープキス……クレアはそれが上手だった。
舌を絡ませられて思考を掻き混ぜられる。
抵抗したくてもクレアに主導権を握られていてできなかった。

クレア「んふっ♪」
俺「むぅぅぅぅ!?」

突然クレアが俺の両腋をくすぐりだした。
さっきまでの優しいくすぐりではなく獲物を嬲るようなくすぐりだった。

クレア「んちゅ……んっ……」
俺「むぅっ!?」

……今のクレアの表情は小悪魔みたいだった。
キスしながら嬲る様にくすぐってそれを見て微笑んでいるクレア。
思わず背筋がゾクゾクした。
そんな感じでいると不意に腹辺りに強烈なくすぐったさを感じた。

桃「むぅ……」

桃が頬を少し膨らませながらTシャツに手を潜り込ませてくすぐっていた。
腹をなぞったりワシャワシャ弄ったり臍を突いたりしてきた。
……拗ねてるのか?

クレア「ぷは……桃もやりますか?」
桃「……うん//////」
俺「……」

クレアとのディープキスが終わるとすぐに桃が飛び込んできた。

桃「ん…んちゅ……」
俺「んむ……」

クレアの濃厚なキスと違って桃のキスは甘いキスだった。
舌は入れてこない……唇と唇を重ねるキス。
桃は両手で首筋をくすぐってきた。
こちょこちょというよりはこしょこしょが合っていた。


5 : くすぐり好きの名無しさん :2014/03/25(火) 06:27:44 3GShPlpk0
クレア「○○、どっちのkissが良かったです?」
桃「ど、どちらが良かったですか?」
俺「どっちって……」

そう言われても……ディープキスも普通のキスもどちらも良かった。
それぞれの良さはあるから……
……それに片方を褒めたらもう片方が傷付くんじゃないかな。
だから答えは決まっていた。

俺「……二人とも良かった」
桃・クレア「…………」

……あれ?
どうして二人は真顔で俺を見てるんだろ……

クレア「これはやるしかないですね……」
桃「……うん」
俺「え?」
桃「○○さん、覚悟してくださいね♪」
クレア「骨抜きにしちゃうです♪」
俺「お、おい……」

クレアと桃が両側から抱きついてきた。
……二人は両腕に身体を押し付けていた。
だから彼女達の身体の感触が伝わって恥ずかしかった。
そして二人の顔は俺の頭を挟む様にあった。
まさか……

桃・クレア『ふぅ〜〜〜♪』
俺「うひゃぁぁぁぁぁ!?」

同時に両耳に息を吹きかけてきた。
思わず身体が跳ねた。

桃「ふぅ〜♪○○さんの弱点を徹底的に虐めますからね」
クレア「ふぅ〜♪○○の優しさが時には私達への凶器になるんですよ」
俺「や、止め……あはははははは!?」

二人は両耳に息を吹きかけながらくすぐってきた。
桃は喉と腋、クレアは腋と…………あの部分付近だった。
しかもご丁寧にズボンの下に潜り込ませて……だ。
耳からの刺激は全身に染み込んでいった。
桃のくすぐりはまるで子猫にするような甘いものだった。
一方クレアは左右の手で刺激を変えていた。
腋への刺激は激しく、あの部分付近への刺激は堪能するかの如くとても緩やかだった。
……正直、今までの行為に俺は感じていた。
それがクレアによって明確なものになっていった。

俺「うくくくく……」
桃「??……○○さんどうしたんですか?」
クレア「……また大きくなってるです」
俺「や、やめぇ……あぅ!?」

クレアがあの部分に直接触れてきた。
小さな手で軽く撫でる。
それだけでも十分な刺激だった。

クレア「……桃、上半身は任せました」
桃「え、う、うん」

桃とクレアは俺の腹の上で背中合わせで跨った。
……一瞬見えたクレアの表情が獲物を見つけた獣のような笑みだった。
……俺、無事に一日過ごせるのか?


"
"
6 : くすぐり好きの名無しさん :2014/03/25(火) 06:28:46 3GShPlpk0
桃「○○さん、ただくすぐったいのと気持ちいいこしょこしょ、どっちが良いですか?」
俺「そ、それは……」
桃「……それは?」

桃が目の前で指をワキワキさせていた。
桃の事だ……手加減はしてくれるだろう。
でも……

クレア「○○♪先っぽがヌルヌルですよ♪」
俺「うぅ……」

クレアがさっきからあの部分を優しく揉んだりこちょこちょとくすぐっているのだ。
だからまともな思考ができない。
だったら……

俺「……桃に任せる……くすぐったくするのも滅茶苦茶にするのも……全部……」
桃「ふぇっ!?……わ、分かりました//////」

……なんで桃は顔を赤くしているんだ?

桃「じゃ、じゃあいきますよ」

そう言って桃は身体を倒してきた。
………目の前に桃の小さな胸があった。
もちろんワンピースタイプの寝巻き着用だが……
右手は腋に、左手は……耳に添えられていた。

桃「こちょこちょ〜♪」
俺「あひゃはっはっはっははっは!」

腋を引っ掻く様に激しく轟かせて、耳を穿るように人差し指を動かしていた。
桃にしては珍しい嬲る様な激しいくすぐり。
思わず身体を動かした。

俺「っ!?」
桃「ひゃ!?……もぅ……」

……頭を少し動かすだけで顔が桃の胸に飛び込んでしまう。
小さくても十分柔らかい。
それに女の子特有の甘い匂いが押し寄せてくる。
……それを意識してか桃の身体が更に傾けられる。

桃「○○さん、私を抱きしめたらもっと堪能できますよ//////」
俺「〜〜〜!?///」

桃がとんでもない事を言ってきた。
それは魅力的な提案だけど……良いのか?
……男の本能に従えば良いのか?

クレア「…………えい!」
俺「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
桃「ふぇ!?」

クレアがあの部分を両手で握ったのだ。
身体に強い電流が流れた様な刺激だった。
そんでもって思わず桃に抱きついてしまった。

クレア「……すごいですね…一気に出ちゃいましたよ♪」
桃「ふぁ//////ほ、本当に抱きついてくるなんて//////」
俺「はぁ……ぁぁ」

また……クレアにイかされた。
射精した感覚は十分にあった。
脱力感からか身体が重く感じた。
そんな時、部屋のドアが開いた。

菫「○○、そろそろ朝食だけ………ど………」

菫が朝食に呼びに来たのだろうか。
……この光景を見られてしまった。

楓「菫!どうし……!?」

運の悪い事に楓まで来ていた。
……どうしよ。

菫「…………桃、クレア、朝食だから○○から離れなさい」
桃「わ、分かった」
クレア「菫……fearですよ」
菫「ん?」
クレア「ひぃ!?」

桃はゆっくり、クレアは飛び跳ねる様に部屋から出て行った。
俺の部屋には俺と菫と楓が残された。

楓「○○、大丈夫?」
俺「あ、あぁ……大丈夫だ」
菫「○○も身だしなみを整えて……」
俺「え、えっと……菫?」

菫がハンカチを取り出して……あの部分に被せた。
……まさか。

俺「あぐっ!?」
菫「ふふふふふふふふふふふふ」

菫がハンカチ越しにあの部分を優しく揉み始めた。
ヤバイ……また出る!?

俺「うっ……」
菫「もう……これ位で出すなんて……よほど絞られたのね」

起きたばかりにやられたら嫌でもこうなると思う。
……菫を前にして思い出すのは気が引けるけど……未だに桃の胸の感触が残っていた。

楓「○○、こんな感じにくすぐられてたの?」
俺「いひゃははあははっはははっははは!?い、いまはやめろ……」

楓が後ろから腋と腹をくすぐってきた。
あの二人に朝から散々やられたんだ、軽い刺激でも十分に辛かった。

楓「後で沢山くすぐってあげるからね♪」
菫「簡単にイけるなんて思わないでよね」
俺「うぅ……」

楓に後ろから抱きしめられて菫に身だしなみを整えられる。
……精液をぶちまけた下着をどうにかしたい。

楓「さ、早く行こう♪」
菫「朝食が冷めるわよ」
俺「お、おい……」

……朝食の間、他の皆に悟られないようにしないと。
……三日目の朝はこんな感じで過ぎていった。


7 : くすぐり好きの名無しさん :2014/03/26(水) 00:54:25 VNwaAzXg0
GJ!!
次回も楽しみにしてます


8 : くすぐり好きの名無しさん :2014/03/27(木) 02:31:41 Pe8Ql67g0
こりゃまた朝からお熱い人達ですなぁw GJです!


9 : くすぐり好きの名無しさん :2014/03/28(金) 21:02:34 ns50OMaY0
お待たせしました。
続きを投稿させていただきます。

朝食を堪能した俺達はそれぞれの行動を始めた。

クレア「A mom, good evening(ママ、こんばんわ)」

クレアはアメリカ在住の母親と電話をしていた。
今が十時位だからクレアの母親が住んでいる場所の時間は……二十時か。
あっちにあわせてるから挨拶は正しいだろう。

クレア「I'm fine(私は元気です)」
雪「……クレアが別人に見えてきた」

まぁ、普段は英語混じりの日本語だからな。
ネイティブな英語で話すクレアをあまり見てない雪にとっては新鮮なんだろう。
ちなみに雪は俺の右手を自分の胸に押し付けて遊んでいた。
15歳なのに16歳の桃よりも感触はしっかり感じた。

クレア「I can do it with everybody well(皆とはうまくやれてます)」
絵馬「ど、どんな話をしてるんだろ?」

絵馬はクレアの話についていけないようだ。
確か英語の成績はそれなりに良かったはずだけど……
やっぱりネイティブなのは駄目なのか?
そして絵馬は正面から俺に抱きついていた。
押し付けられる身体の柔らかい感触。
大きな柔らかい胸が押し付けられて身体がカッと熱くなった。
絵馬のあの部分が俺のあの部分にズボン越しに擦り付けられておかしくなりそうだった。
………背中に回した手で俺の背中を軽くくすぐられてゾクゾクした。

クレア「I do physical contact almost every day(私は、ほぼ毎日、物理的接触をします)」
俺「お、おい!?」
楓「?…○○、どうしたの?」

クレアの奴、何母親に報告してるんだ……
いや……物理的接触と言っても抱き合ってるだけだからな。
……俺が寝ている間にやったとか言うなよ。
………楓は左腕に抱きついていた。
肩に楓の頬を擦り付けられて少しドキドキした。

クレア「Yes,Please expect a grandchild(はい、孫を待っていてください)」
俺「だから何言ってんだぁ!!?」
菫「ふふふ、○○はクレアの言ってる事が分かっているのね♪」

ああぁ、何か色々ヤバイ状況になってんぞ……
菫が後ろから首筋を優しくくすぐり始めた。
笑い声は出ないけど身体は刺激を受け入れていた。
思わず首を竦めた。

クレア「See you!(じゃあね)」

そう言ってクレアは電話を切った。
クレアは頬を赤くしていた。

クレア「○○……既成事実を作りましょう///」
俺「だから何を言ってんだ!?」

クレアが微笑みながら俺の方を向いた。
そんな状態とは全く違う爆弾発言を言い放った。

ピローン♪

俺「ん?」
クレア「○○の着信ですね」

とりあえずメールを開いておく。
……さすがに彼女達は覗いてこない。
……うん。

俺「皆、悪い……大学に用事ができた」
絵馬「う、仕方ないですね」

絵馬は素直に離れてくれた。
……何だろ……この虚しさは。

雪「……浮気したら雪達怒るよ?」
俺「しないから!」
楓「一緒に行って○○を見張る!!」
俺「いや……来られると困るんだが……」

……いや別に浮気前提じゃないぞ。

菫「雪に楓、○○が困ってるわよ……それに○○が浮気なんてする訳ないでしょ……ね?」
俺「うひぃ!?……目が笑ってないし、首筋を思いっきりくすぐるんじゃねぇよ」
菫「だったらもっとやりましょうか?」
俺「いひぃひぃひぃひぃひぃ!?どわ!?」

首筋を思いっきり引っ掻く様にくすぐられた。
身体が跳ねてソファーから転げ落ちた。
……あれ?床ってこんなに柔らかかったけ?

絵馬「//////」
俺「っ!?」

……絵馬を押し倒していた。
柔らかいのは絵馬の胸だった。
……柔らかすぎるだろ!!?

俺「そ、それじゃあちょっと行ってくる!?」

俺は恥ずかしさからか急いで部屋を出て行った。
……時間がかかる用じゃないからすぐに帰ってこれるだろう。


10 : くすぐり好きの名無しさん :2014/03/28(金) 21:03:20 ns50OMaY0
楓「あーあ、○○行っちゃった……」
雪「むぅ……」
クレア「寂しいのは分かりますが……」
私「○○さんが帰ってきたらいっぱい甘えよ♪」
菫「その時は徹底的にくすぐりましょ♪」

皆さんどうも……絵馬です。
せっかく私達が甘えていたのに……○○さんは大学に用があって行ってしまいました。
……押し倒されたのは偶然でしたが嬉しいハプニングでした。
……まだドキドキしてます。

私「えへへへ」
雪「……絵馬?」
楓「……おーい」
菫「……駄目ね、自分の世界に入ってるわ」
私「……っ!?」
クレア「絵馬が戻ってきたです」

どうやら嬉しさのあまり周りへの意識を遮っていたようです。
そんな感じで数分過ごしていると部屋にメイドさんが入ってきた。

メイド「皆様、どうかいたしましたか?」
楓「○○が出かけちゃって……」
雪「むぅ……○○、浮気しないよね……」
メイド「○○様はああ見えてしっかり者ですよ……さすがにその様な事はしない筈ですよ」

メイドさんの言う通りだと思う。
○○さんだったら用が済めばすぐに帰ってくるでしょう。

メイド「……でしたら皆様、先にお召し上がりになりますか?」
クレア「?…何をですか?」
メイド「ご主人様が○○様宛に送って下さったチョコレートです」
菫「良いんですか?」
メイド「皆様を困らせた○○様への罰だと思っていただければ」
私「じゃ、じゃあ頂きます」
メイド「はい、皆様どうぞ」

メイドさんから差し出された箱には一口サイズのチョコレートが二十六個入っていた。
一人二つずつなのだろう。
とりあえず一つ口の中に含んでみた。
……ほんのりした甘さが口の中に広がった。
うん、美味しい。
……でも、なんだか身体が暖まる感じがします。
もう一つ貰った。
……美味しいです。
さっきよりも身体が暖まりました。
……なんかモヤモヤしてきました。
気が付いたらメイドさんは部屋を出て行った。

楓「あれぇ?皆どうしたの?」
雪「…なんか…フラフラする」
クレア「チョコが……」
菫「……絵馬?」
私「…ふぇ?」

菫ちゃんが私の顔を覗き込んできました。
でも、モヤモヤは収まらないです。
雪ちゃんにクレアちゃん……後、微妙に楓ちゃんも様子がおかしかったです。
唯一菫ちゃんだけが普段通りでした。
○○さん、早く戻ってこないかな……
……○○さん。


11 : くすぐり好きの名無しさん :2014/03/28(金) 21:05:37 ns50OMaY0
あぁ、ちょっと時間がかかったな。
……まさか長引くとは思ってなかった。
……怒ってないよな。
別荘に着くと急いで部屋に向かった。

俺「ただいま……って」
菫「あ、○○……助けて」
クレア「わぁ……○○だぁ…」

……クレアが菫を押し倒してじゃれていた。
そのクレアが俺を見てじゃれるのを止めて俺の方に歩みよってきた。
その歩み足は少しだけふらついていた。
……何があった?

楓「○○〜♪」
雪「雪達と一緒に……楽しくなろ♪」
俺「お、おい」

楓と雪が俺の後ろからゆっくり歩んできた。
……目を蕩けさせていて、妖艶な雰囲気を漂わせていた。
俺は思わず三人から後ずさりをした。

絵馬「○○ふぁん♪♪」
俺「うぉ!?」

後ずさりした先に絵馬が待ち構えていた。
後ろから急に抱き寄せられてバランスを崩してしまった。

俺「絵馬!?ど、どうしたんだ……」
絵馬「○○しゃん、しゃびしかったれす……」
俺「……絵馬?」

……何か変だ。
呂律が回ってない……

楓「○○♪たくしゃんこしょこしょしゅるよ」
雪「雪達をしゃびしくしゃせた罰だよ」
俺「罰!?」

楓と雪が膝に跨ってきた。
そして手をそれぞれ腋と首筋に這わせてきた。

クレア「○○♪わきばりゃこしょこしょ〜♪」
俺「ぎひゃあひゃはははっはは!?」

楓と雪の間からクレアが飛び込んできて脇腹をくすぐってきた。
服を捲ってきて直接素肌をくすぐっている。

絵馬「○○しゃん♪こしょこしょ♪」
俺「いやひゃひゃひゃはははははははっははっひゃはひゃひゃは!」

絵馬は腹をワシャワシャとくすぐり始めた。
クレアの所為で服が捲られていた為直接腹をくすぐられた。
蟲が這うかの如く刺激が送られてきた。

楓「こしょこしょこしょ♪」
俺「ぐひゃあひぃひぃひぃひぃひぃ」

両腋が楓の指によって蹂躙される。
撫でたり食い込ませたりしてきた。

雪「きっとくるっひゃうよ♪」
俺「うひぃひぃひぃひぃひぃ!」

雪が首筋を優しい手付きでくすぐってきた。
しかし、その優しさが非常にゾクゾクしておかしくなりそう。

俺「や、やめぇひゃひぃひぃひぃひぃ」
絵馬「じゃあもっとやしゃしくしゅるね」
俺「あふふふふふふふふふふふ」

身体を蹂躙する様なくすぐりから撫でる様な愛撫に近いくすぐりに変化した。
絵馬に合わせて皆もくすぐりを弱めた。
………絵馬の胸が押し付けられていて気恥ずかしさはあったが。

菫「こ、こう見ると……すごいエッチね///」
俺「す、菫!?」

急に菫がそんな事を言い出した。
そう見えるのか?
……否定できる要素が無いな。

クレア「○○にょかたくにゃってりゅ」
俺「うっ……」
クレア「れもしらにゃい♪こしょこしょ〜」
俺「あぅふふふふふ」

……クレアの体制的にあの部分にクレアの胸が当たってるのだ。
その所為であの部分が硬くなっていた。
でもクレアがあの部分を放っておくなんて意外だった。
……新手の放置プレイか?

楓「○○は〜しょうゆぅにょがいいにょ?」
雪「れもしょれらと罰ににゃらにゃいよ」
俺「うひぃっ!?」

腋を優しくくすぐる楓、喉を撫でている雪。
……雪がさっきから罰を強調しているけど……さっきの事を根に持ってるのか?

俺「……ゴメンな、雪」
雪「ふぇぇ///」
絵馬「○○しゃん!私達にも!!」
俺「本当に……ゴメンな」
彼女達『//////』

彼女達が一斉に抱きついてきて身体を押し付けてきた。
……ヤバイ……感触が……

菫「……○○」
俺「……菫?」

菫が俺の手を握ってきたのだ。
頬を赤らめて両手で俺の左手を包んでいた。
……温かい手。


12 : くすぐり好きの名無しさん :2014/03/28(金) 21:06:30 ns50OMaY0

菫「楓と雪は寂しがってました、クレアも絵馬もきっと……」
俺「……そうか」
菫「……私もですよ?」
俺「分かったよ……でも、大学からの用事はどうしようも無いからな」
菫「それは分かってます」

菫が頬を膨らませて拗ねていた。
……全く。

俺「……あれ?」
楓「むにゃ……」
クレア「……」
雪「すゃ〜」
絵馬「むふっ……」

彼女達が俺に抱きついたまま眠っていた。
……彼女達の身体の柔らかい感触が伝わってきて軽く興奮した。

俺「……ところでなんで楓達の呂律が回ってないんだ?」
菫「……多分チョコです」
俺「チョコ?」
菫「○○のお父様が送ってきたチョコです」
俺「……まさか……アレか?」

馬鹿親父がチョコを送るとメールで伝えられていた。
……ウイスキーボンボンを。
もっともかなり薄い物だった筈。
……ひょっとして彼女達は……かなり弱いのか?
……起こしたら駄目だな……気持ちよさそうに眠ってるから。
そんな感じでいると部屋のドアが開いた。

彩香「○○、ただい………って何やってるの!?」
春香「………女子布団?」
麻奈「皆気持ちよさそうに寝てるね♪」
麻衣「皆ズルイよ!!」
桃「皆、メイドさんからチョコ貰ったよ」
早苗「美味しそうなチョコね」
綾「頂きます♪」
俺「皆、まっ……」


この後桃、麻奈、彩香、春香が酔って俺をくすぐりで蹂躙始めた。
他の彼女達が眠っている四人を引き離して部屋に運んだ。
酔った四人に眠るまでくすぐり尽くされた。

今回はここまでです。


13 : くすぐり好きの名無しさん :2014/03/30(日) 01:19:58 vn.jayPc0
もう続きが来てる!
毎回毎回いいですな


14 : くすぐりアブダクション :2014/04/03(木) 01:08:25 y0M6VhoA0
お久しぶりです。



???「……さん、……て…………」

少年「ううん……」

???「…いさん、……て……さんってば……」

少年「…………」

???「兄さん! いい加減起きて!」

少年「うわぁっ!?」

突然の大声に反応し、少年は勢いよく起き上がる。

???「もう、やっと起きた! 毎朝起こしに来る私の身にもなってよね!」

少年「し、詩音?」

詩音「他に誰がいるのよ。それとも、まだ寝ぼけてるの?」

少年「あ、いや……何でもない……」

詩音「はあ、だらしない兄を持つと苦労するわ……」

やれやれといった風に首を振る少女。
少年よりも頭一つ小さい彼女は紛れもなく妹の詩音だった。
そして、二人のいるここは少年が小学生の時に与えられた自室。
間違えるはずもない。ここは地球の、それも自宅だ。

詩音「何ボーっとしてるの? 早く顔洗って、ご飯食べないと遅刻するわよ?」

少年「……夢だったのか?」

美少女宇宙人に攫われて、彼女達と過ごした一週間。
あれは全て、自分の見た夢だったのだろうか?

詩音「ほら、いい加減シャキッとして! 早く早く!」

少年「わ、わかったよ、詩音。今起き…る……」

少年の意識は再び深い闇の中へと落ちていった……


15 : くすぐりアブダクション :2014/04/03(木) 01:09:23 y0M6VhoA0
少年「……ここは…………」

ティコ「あ、○○さん。おはようございます♪」パタパタ

ティア「具合はいかがですか?」パタパタ

少年「……ティコ、ティア」

意識を取り戻した少年が目にしたのは、パジャマ姿の二人の少女。
少年の誘拐したクグスリ人のティコと、その妹ティア。
……どうやら、自宅にいることの方が夢だったようだ。

ティコ「急に動かなくなったからびっくりしたんですよー?」パタパタ

少年「そういえば……」

ようやく記憶がクリアになってきた。
自分は彼女達と風呂に入っていて、そこでくすぐられて、そのままのぼせて……

少年「気絶してたのか……」

そして彼女達は、そんな自分のことを介抱していたのだろう。
二人揃って団扇で煽いでくれているのもそのためだろう。

少年「……詩音、元気にしてるかなあ」

少年はふと夢に見た妹の名を口にする。
しっかり者で、いつもツンツンしていた彼女は自分のことを心配してくれているのだろうか。

少年「……ん?」

そんなことを考えていると、ティコとティアの様子が何だかおかしいことに気付く。
二人とも煽いでいた手を止めて、俯いているが何かあったのだろうか。


16 : くすぐりアブダクション :2014/04/03(木) 01:09:52 y0M6VhoA0

ティコ「……○○さん? 今、何と仰いましたか?」

少年「え? 『元気にしてるかなぁ』?」

ティア「……○○様、そのもう一つ前です」

少年「……『詩音』?」

ティコ・ティア「…………」

見る見るうちに二人のしなやかな髪がザワザワと蠢き、逆立っていく。
その動きはさながら揺れ動く炎のようで……あれ?
もしかして、何か怒らせるようなこと言った?

少年「あのー……?」

ティコ「……『シオン』? それ、女の人の名前ですよね?」

少年「え、そうだけど……」

妹とは言え、女性には違いないだろう。

ティア「……おかしいですねえ。○○様は私の…もとい私達姉妹の夫であるはずですのに……どうして妻である私達の知らぬ名が出てくるのでしょう?」

少年「あー、そういえば言ってなかったっけ……ていうか、おい、誰が夫だ」

思えば、この時に気付くべきであった。彼女達が何に怒り、何故そんなことを尋ねるのか。
嫉妬深い彼女達のことである。愛しの男性の口から知らない女性の名前が出て、怒るのは火を見るよりも明らかであった。

ティコ・ティア「○○さん(様)♪」シュルリ

少年「わっ、またこれか!」

少女達は顔を上げると、あっと言う間に髪で少年の体を絡め取ってしまう。
その顔はとてもにこやかであったが……内心で激怒しているのは鈍感な少年でも感じ取っていた。

ティコ「うふふ、○○さん♪ 今一度、ご自身が誰のものなのか……教えてさしあげますね♪」ワキワキ

ティア「○○様、今夜は寝かせませんから、覚悟してくださいね♪」ワキワキ

少年「ひっ、ま、待て、詩音は俺の」

ティコ・ティア「こちょこちょこちょこちょこちょこちょ♪」

少年「ぎゃはははははははは!! うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!」

弁明する余地も与えられず、少年はいつものように笑い悶えさせられる羽目となった……


17 : くすぐりアブダクション :2014/04/03(木) 01:10:52 y0M6VhoA0
数十分後……

ティア「……つまり、『シオン』という方は○○様の妹であると」

少年「ぜぇぜぇ……最初からそうだと言ってるのに……」

少年は笑いすぎで息も絶え絶えになっていた。
しかし、何とかわかってはもらえたようだ。

ティコ「それならばそうと早く言ってくださればよかったのに……」

少年「あんな激しくくすぐられたまま、そうそう言えると思うか……?」

少女達は示し合わせたかのようにそっぽを向く。
一応罪の意識は感じているようだ。

ティコ「で、ですが○○さんも悪いんですよ? これまで妹がいるなんて一言も仰らなかったじゃないですか」

ティア「そうですよ。妻にご自身の家族のことを紹介しておこうとは考えなかったのですか?」

少年「いや、妻だの夫だのとはお前らが言っt…何でもないです」

少女達が再びピタッと動きを止めたのを見て、慌てて口をつぐむ。
すると、彼女達は満足したのか再度口を開く。

ティコ「ところで、どうして今になってあんなことを口にしたのですか?」

少年「夢に出てきたから、ふと気になって……そんなに仲良くなかったけど、心配ぐらいしてくれてるのかなーって」

ティア「おや、仲が悪かったのですか? 兄妹なのに?」

少年「むしろ兄妹だから仲が悪かったんだと思うよ。昔は可愛い奴だったのに、すっかり生意気になっちゃって……」

ティコ「○○さん、よろしければもっと妹さんの話を聞かせてください」

少年「え? まあ、いいけど……」

話を聞いているうちに興味が湧いてきたのだろうか。
別に隠すようなことではないし、話しても問題ないだろう。


18 : くすぐりアブダクション :2014/04/03(木) 01:11:21 y0M6VhoA0
少年「小さい頃はいつも『兄さん、兄さん』って何をするにもついてきてたんだけどなあ。

妹が小学六年生ぐらいの時から態度が急に変わって、すごい生意気になって。

『だらしない兄さんは私が毎朝起こしてあげるから、勝手に起きてこないでね!』とか、

『昼が購買のパンばっかりじゃ栄養が偏るでしょ? 私がお弁当作ってあげるから感謝してよね!』とか、

『どうせクリスマスの予定なんてないんでしょ? 買い物行きたいから付き合ってよね!』とか言いだすようになってな。

この間の夏休みになんか、『今度友達と海に行くんだけど、水着ないから選んでくれない?』とか言って選ばせた挙句、

『友達が行けなくなっちゃったの。でもどうしても泳ぎたいから連れてってよ!』って海にまで付き合わされたんだぜ。

何か嫌われるようなことしたかなー……って、二人ともどうしたんだ?」

話が長い上に面白くなくて眠くなったのだろうか。
姉妹は揃って考え込むような表情を浮かべていた。

ティコ「これは……?」

ティア「もしや……」


19 : くすぐりアブダクション :2014/04/03(木) 01:12:09 y0M6VhoA0
二人は何やら目配せをすると、ヒソヒソと小声で話し出す。

ティコ「○○さんは仲が悪いって言ってましたけど……」ヒソヒソ

ティア「聞く限りでは、そんなに仲悪くありませんよね……?」ヒソヒソ

ティコ「むしろ普通に仲が良いと思うのですが……」ヒソヒソ

ティア「それどころか、妹さんは重度のブラコンの可能性すら考えられるのですが……少し試してみましょうか」ヒソヒソ

内容は少年にはよく聞こえなかったが、話がまとまったのか二人は顔を上げて少年の方に向き直す。

ティア「○○様、一つお尋ねしてもよろしいでしょうか?」

少年「何?」

ティア「妹さんと二人でお出掛けした際に手を繋いだりなんかはしませんでしたか?」

少年「え? そんなことしてないぞ?」

ティア「ならいいのですが……」

少年「でも、あいつ、いっつも『兄さんが迷子になると困るから』って言って腕組んでくるんだよな……そんなに方向音痴だと思われてんのかな……」

ティア「全然よくありませんでした……」

がっくりと項垂れるティコとティア。
その様子を少年は訳も分からず見ているだけだった。


今回はここまでです。


20 : くすぐり好きの名無しさん :2014/04/03(木) 22:06:36 uPtXFtCM0
乙、これは妹責めあるでw


21 : くすぐり好きの名無しさん :2014/04/03(木) 23:54:42 EwMZ.Nrc0
待ってました!


22 : シルバー :2014/04/05(土) 16:08:34 9OFDv58g0
次は妹と妹の友達ににお風呂に連れていかれて脇の下と乳首をぬるぬるの石鹸の手でくすぐられるシチュエーションがいいです!
乳首は後ろからやられたい,
脇の下は爪や指の腹でくすぐられたい


23 : シルバー :2014/04/05(土) 16:11:44 9OFDv58g0
馬乗りで乳首こちょこちょでもいい


24 : くすぐり好きの名無しさん :2014/04/05(土) 20:17:55 cKed3Ih20
お待たせしました。
続きを投稿させていただきます。
今回は二本分の投稿です。

風呂を堪能した後、俺は麻衣と麻奈の二人に呼ばれていた。
今日、彼女達は昨日みたいに乱入したりはしなかった。
それはそれで何か寂しいがのぼせるよりはマシだった。
気が付いたら二人の部屋の前に着いていた。
ドアをノックして開けた。

麻衣・麻奈『お帰りなさい!お兄ちゃん♪』
俺「……」

俺はドアを一旦閉めた。
……おかしいな……部屋を間違えたか?
麻衣と麻奈の部屋に来たつもりがメイドの部屋を訪れていたなんて。
……もう一度覗いてみるか。

麻衣・麻奈『お帰りなさい!お兄ちゃん♪』
俺「……」

またドアを閉める。
……どう考えてもメイドが二人いるだけだ。

麻衣「○○、いい加減に入ってよ」
俺「わ、悪いな」

彼女達をからかうのは止めておこう。
俺は麻衣に手を引かれて部屋に入った。

麻衣「全く、何遊んでるの!」
麻奈「○○さんったら……ふふふ」

二人はいつものノースリーブTシャツとスカートではなかった。
フリルで飾られた桃色の服にレースで飾られた同色のミニスカート。
その上から腰に白いエプロンを着用していた。
白いヘッドドレス、白の長手袋、白のニーソックスも着用していた。
……俗に言うメイドだった。

麻衣「まぁ良いや……それよりも♪」
麻奈「○○さんが安心して眠れる為に奉仕させてください♪」
俺「お、おう」

……二人のメイド姿も可愛い。
十二の時に同年代位のメイド達と戯れさせられた事があったけどその時以上に彼女達は魅力的だった。
……あの時は一週間位続いたっけ。
メイド達に包まれて身体中滅茶苦茶にくすぐられたっけ。

麻奈「○○さん、ここに頭を置いてください」
俺「……膝枕か」

ベッドの上の麻奈は自分の柔らかそうな太腿を指で指していた。
俺は麻奈の太腿に後頭部を押し付けてベッドに横たわった。
……想像通り柔らかい。

麻衣「麻奈が枕なら私は掛け布団よ」
俺「なっ///」
麻衣「照れなくて良いよ……ふふ」

麻衣が覆い被さって抱きついてきた。
お互いの服越しだけど僅かに温もりが感じられた。


25 : くすぐり好きの名無しさん :2014/04/05(土) 20:18:48 cKed3Ih20
麻奈「こしょこしょ♪」
麻衣「力を抜いてね、こちょこちょこちょ♪」
俺「うくっ!?」

麻奈が喉を優しくくすぐって麻衣が腋を揉むようにくすぐってきた。
いつもより少しだけくすぐったく感じた。
……多分二人が付けてる長手袋が滑りを良くしているのだろう。
……あの時もそうだった。
馬鹿親父の命令で同年代位のメイド達に滅茶苦茶にくすぐられた時のくすぐったさは異常だった。
……軽くトラウマなんだよな……あれは。

麻衣「こちょこちょこちょこちょ♪……んっ」
俺「んむぅぅぅぅぅ!?」
麻奈「麻衣…ズルイよ……」

麻衣がくすぐりながらキスをしてきた。
舌は入れてこなかったが唇をチロチロ舐めていた。

麻奈「……むぅ」
俺「んむぅ!?」

麻奈が首筋を思いっきりくすぐってきた。
思わず顔を動かして麻衣のキスから逃げてしまった。

麻奈「麻衣、キスは駄目」
麻衣「……分かった、今夜は我慢する」

そんな感じの会話が終わった後、二人はくすぐるのを再開した。

麻衣「今度は脇腹をこちょこちょこちょこちょ♪」
麻奈「じゃあ……服の中こちょこちょ♪」
俺「うひゃははっははははっはははは!」

麻衣は脇腹を揉むようにくすぐり、麻奈は襟から服の中に両手を突っ込んで胸や鎖骨をくすぐってきた。
どちらも強すぎる訳じゃなくむしろ心地良い刺激だった。

麻衣「麻奈がやるなら私もやる♪」
麻奈「……服脱がしちゃう?」
麻衣「さ、さすがに半裸で寝かせるのは……」
俺「うひぃひぃひぃひぃひぃひぃひぃひぃひ!?」

麻衣が服を捲って腋の下を直接くすぐってきた。
思わず身体が跳ねるけど上に麻衣が覆いかぶさっているからたいして動かせない。
麻奈が胸をくすぐってくるから時々乳首が弾かれた。
弾かれる度に電流みたいな刺激が身体を駆け抜けた。

麻衣「……ねぇ○○、硬いよ?」
麻奈「○○さん、気持ちいいの?」
俺「そ、それは……」

昼にあれだけお預けをくらったんだ。
ちょっと気持ちいい刺激を受けたらそれだけで反応してしまう。

麻衣「麻奈、ちょっと来て」
麻奈「何するの?」
麻衣「○○のコレ、くすぐってみない?」
俺「なっ!?」

麻衣がコレって言ったのはもちろん硬くなったあの部分。
ズボンを立派に押し上げていた。
そんな部分をくすぐろうというのか……

麻衣「○○♪やって欲しい?」
麻奈「い、嫌ならやらないよ?」
俺「……やりたいなら……いいぞ」

……何言ってんだろ。
……麻衣ったらニヤニヤしながら見るんじゃない。

麻衣「じゃあズボン捲るね」
麻奈「ついでにお腹もくすぐるね」
俺「ふぎぃ!?あははははっ!」

下着ごとズボンを麻衣に捲られる。
麻奈はズボンを捲るのと一緒に片手で腹をくすぐってきた。
あの部分がズボンから解き放たれた。

麻衣「うわぁ……○○こんなに我慢してたの?」
麻奈「すごい大きいね……」
俺「……ジロジロ見んな」
麻衣「まぁまぁ、気持ちよくくすぐってあげるから♪」
麻奈「揉んでも気持ちいいみたいだよ」

二人があの部分に手を伸ばしてきた。
麻衣は両手の指先でくすぐってくる。
麻奈は腹をくすぐりながら片手で根元を包むように揉んでいた。
二人の指があの部分に絡みつくような感覚に襲われた。

麻衣「すごいピクピクしてる♪」
麻奈「○○さん気持ちよさそう」
俺「あくくくくくくくくく」

よ、予想以上にくすぐったくて気持ちいい。
麻衣のはまるでマッサージをしているようなくすぐったい刺激。
麻奈のは壊れ物を扱うかの如く優しい手付きによる刺激。
……ヤバイ……出る!?


26 : くすぐり好きの名無しさん :2014/04/05(土) 20:19:29 cKed3Ih20
俺「うっ!?」
麻衣「きゃっ!?」
麻奈「……顔にかかった」

……やっちまった。
……顔にかけるなんて……不快なだけだろうな。

俺「だ、大丈夫か……」
麻衣「まぁ良いよ……○○のだから」
麻奈「変な臭い……これが赤ちゃんの素だよね」
俺「な、舐めるな」

麻衣はかかった精液を指で拭ってハンカチで拭いた。
麻奈は指で拭った精液の臭いを嗅いでそのまま舐めてしまった。

麻衣「じゃあ拭くからじっとしててね」
俺「お、おう」

麻衣が持っていたハンカチであの部分を拭き始めた。
……揉まれてるのが少し気持ちよかった。

麻奈「……すぅ…」
俺「……麻奈?」

麻奈の小さな寝息が聞こえてきた。
……麻奈がこっちに身体を傾けてきた。
それで、俺の二の腕に頭をちょこんと乗せてきた。

麻衣「麻奈寝ちゃった」
俺「まぁ、時間が時間だし」

ズボンを戻した麻衣がそう言った。
部屋に飾られてる時計は既に二十四時を越えていた。
普通の十六歳だったら寝てる時間だろう。

麻衣「……本当に可愛いよね」
俺「それは同感だ」
麻衣「……私は?」
俺「も、もちろん可愛いよ」
麻衣「……うれしい」

麻衣も麻奈と反対の二の腕に頭を乗せてきた。
……両手に花?
……そういえば一つ気になった事があった。

俺「なぁ、部屋に入った時に俺の事お兄ちゃんって呼んだけど……」
麻衣「あ……あれは麻奈の提案」
俺「麻奈の?」
麻衣「……麻奈生粋のお兄ちゃん子だったからね……俗に言う妹萌えってやつ……どうだった?」
俺「まぁ、意外で驚いた」

妹……か。
一応俺にも二つ下の妹がいるけどしばらく会ってないんだよな……
……男を骨抜きにする女王様……そんな噂を耳にしてるけど。

麻衣「○○、こちょこちょ♪」
俺「うひゃ!?」

麻衣が腋と喉をくすぐってきた。
思わず身体を動かしそうになる。

麻衣「動いたり笑ったりしたら麻奈が起きちゃうよ」
俺「う……くくっ……」
麻衣「私が寝るまで頑張ってね♪」

……麻衣って意外にSなのか?
まぁ、ぎりぎり堪えられる位の刺激だから付き合ってやるか。

三日目の夜はこんな感じで過ぎていった。


27 : くすぐり好きの名無しさん :2014/04/05(土) 20:20:21 cKed3Ih20
ここから二本目です。

麻衣と麻奈の二人と一緒に寝た別荘生活三日目の夜。
俺はトラウマになっているあの日の事を夢で見ていた。
あれは八年前の小六の時だった。

俺「離せぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
メイドA「ご主人様、本当に宜しいのですか?」
親父「あぁ、○○が将来の許嫁達との生活に耐えられるように鍛えてくれ……内容はアレで頼む」
メイドA「かしこまりました」
俺「嫌だぁぁぁぁぁぁ!」
メイドB「○○様、暴れないでください」
メイドC「ご主人様は○○様を立派な男性に育てようとしているんですよ!」

当時の俺は馬鹿親父が言う許嫁には興味を持っていなかった。
だから当時の俺は馬鹿親父からの罰だとそう思っていた。

メイドA「さぁ○○様、行きますよ」
俺「だから!俺は親父の言う事なんか知らないって」
メイドD「大丈夫です…最初は辛いかもしれませんが慣れると楽しい事ですよ」
メイドE「○○様は何もしなくて良いんです、全部私達にお任せください」

俺は四人のメイドに四肢を抱えられて連行されていた。
同年代位のメイド達だったが四人もいれば抱えられてしまう。
メイド達が着ているメイド服は麻衣と麻奈が着ていたのと同じだった。

澄「○○お兄ちゃん!?どうしたの?」
俺「澄!?」

連行されていく途中で妹の澄に会った。
艶やかな長い髪で水色のワンピースを着ていた。

メイドA「澄様、○○様をご主人様の言伝により私達が鍛える事になったのです」
澄「へぇ〜!○○お兄ちゃん頑張ってね♪私、桃ちゃんと遊んでくるから」
メイドA「はい、行ってらっしゃいませ」

そう言って澄はどこかへ行ってしまった。
……頼みの綱が途切れた。


28 : くすぐり好きの名無しさん :2014/04/05(土) 20:20:52 cKed3Ih20
メイドA「○○様、準備ができました」
俺「うぅ……///」
メイドF「○○様、そんなに恥ずかしがらないでいいですよ」
メイドG「そうですよ……○○様は意外に可愛いのですから」

今の状況は俺にとって恥でしかなかった。
服も下着も全部脱がされて薄い短パンを着用しているだけだった。
……そんな状態でメイド達に囲まれているのだ。
親父に付き添っているメイド一人以外のメイド達が俺を取り囲んでいる。
……屋敷にいるほぼ全てのメイド達で部屋は埋め尽くされていた。
それなりに広い部屋なんだけどな。

メイドA「では始めさせていただきます」
俺「あ……あぁ……」
メイド達『○○様♪こちょこちょこちょ♪』
俺「うひゃはやひゃはははっははははっはあはあははっはあ!?多すぎだひゃひぃひいひひひひひひひっひいい!」

俺を取り囲んでいたメイド達が一斉にくすぐりだした。
全身にメイド達の指が轟いている。
同年代……しかも女の子にくすぐられるなんて恥ずかしい以外の何物でもなかった。

メイドH「○○様、可愛い声です」
メイドI「あは、腋触ったらビクッてなった♪」
メイドJ「え〜それはお腹でしょ」
メイドK「いやいや、土踏まずをくすぐった時ですよ」
俺「どうでもいいからやめてぇへへへっへへへへっへへへへへへっへ」

俺はなりふり構わず暴れた。
メイド達の指から逃れるために……
拘束はされていなかったから逃げるのは簡単だった……でも……

メイドL「○○様からいらっしゃるとは……うふふ」
メイドM「そんなにくすぐって欲しいのですね」
メイドN「○○様、抱きつかれてもできる事はくすぐりだけですよ」
メイドO「ふふふ、腰周りが可愛らしいですね」
俺「イヤァァァァァァァァァァァァァ」

逃げた先にもメイドはいるのだ。
すぐにメイド達の指が轟きくすぐる。
抵抗は無意味だった。

メイドP「もう、逃げちゃ駄目ですよ」
メイドQ「○○様、そんなに胸触りたいんですか///」
メイドR「だったらぎゅってしますね」
メイドS「肩とかもくすぐったいですよね」
俺「にやひゃははっははははっははは!?」

暴れる度にメイド達に触れてしまう。
ついにメイドに抱きかかえられた。
そしてメイド達が我先にと押し寄せてくる。

メイドT「二の腕サワサワ♪」
メイドU「膝裏もくすぐったいですよ」
メイドV「首筋こしょこしょ♪」
メイドW「太腿こちょこちょしちゃいますね」
俺「うはははっははっはっははははははっは!?くすぐったいから!!」

もうメイド達が触れてない箇所が殆ど無い位くすぐられていた。
全身がくすぐりによって蹂躙されていた。

メイドX「ふふ、男の子でも乳首ってくすぐったいんですよね」
メイドY「○○様の身体を指で埋めちゃいましょう♪」
メイドZ「短パンの中に指入れちゃえ♪」
俺「あぅ!?いひぃひぃひぃひぃひぃ」

乳首を巻き込む形で胸を蹂躙される。
弾かれる度に身体が跳ねた。
短パンの中も沢山の指で弄られていた。

メイドAA「○○様の……勃起してます」
メイドBB「そこもくすぐっちゃえ♪」
メイドCC「今興奮したらもちませんよ」
俺「んひゃ!?何するんだ……あぅ!」

メイド達に揉みくちゃにされて興奮していた。
だからあの部分が大きくなった。
メイド達はその部分すらもくすぐって蹂躙した。


29 : くすぐり好きの名無しさん :2014/04/05(土) 20:21:58 cKed3Ih20
メイドDD「私達にも代わってくださいよ」
メイドEE「じゃあ一緒に耳責めようよ」
メイドDD「あ……そこが空いてた」
メイドEE「いっきま〜す」
メイドDD・EE『ふぅ〜』
俺「うひゃぁぁぁぁぁぁぁぁ」

二人のメイドが俺の耳に息を吹きかけてきた。
……今考えればこの二人に弱点を開発されたのかもしれない。

メイドDD「○○様、意外な反応♪」
メイドEE「もっとやってあげますね」
メイドDD・EE『ふぅ〜…ペロペロ♪ハムハム♪』
俺「うひぃ!?」

……息を吹きかけるだけではなくペロペロ舐めたり縁を甘噛みしてきた。
徹底した責めで力が抜けてきた。

メイドFF「目が蕩けてますね」
メイドGG「極限までの快楽漬け……壊れないかしら」
メイドHH「……くすぐったさが快感に変わるまで続けろ……それがご主人様の命令です」
メイドII「これも○○様の為よ」

そんな会話が聞こえてきたけど意識を向けている暇はなかった。
身体中からの刺激が確実に意志を砕いていた。

メイドJJ「ねぇ……蒸し暑くない?」
メイドKK「……屋敷中のメイドが集まってるのよ」
メイドLL「これだけ密集してれば汗を掻くわよ」

甘酸っぱい汗の臭いが部屋に充満する。
息を吸う度に甘酸っぱさが嗅覚を刺激して意識が朦朧とする。

メイドMM「仕上げのローションいきます♪」
メイドNN「待ってました♪」
メイドOO「○○様をヌルヌルにしますね」
メイドPP「発狂しちゃうかも♪」
俺「きゃひゃはっはははっははははっはははははっははははっはははははは!?うひぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!」

身体にヌルヌルのローションが垂らされた。
それを他のメイドがくすぐりながら塗りたくっていく。
滑りが良い状態でくすぐられてよりくすぐったくなった。
メイドの言う通り発狂してもおかしくなかった。

俺「あひゃははっはははっはははっははははっははっはっははははっは!んぁ!?」
メイドAA「○○様のから……何か出てきました」
メイドQQ「○○様が射精したんですか!?」
メイドRR「やっと○○様が……うぅ……」

……今更だが俺はメイド達にされるまで自慰もしていなかった。
だからこの日が初射精だったのだ。

俺「あぅ……うひゃ……」
メイドA「○○様、とりあえずお疲れ様です」
俺「……終わり?」
メイドA「いいえ、まだ初日……それも半分です」
俺「……え?」

……当時の俺にとってその一言は絶望でしかなかった。
あれだけの責めがまだ始まりでしかなかったのだから……

メイドSS「交代の時間で〜す」
メイドTT「うは♪○○様がピクピクしてる♪」
メイドUU「外側で声を聞いただけじゃつまらなかったし」
メイドVV「早く○○様をこちょこちょしたい♪」
メイドWW「○○様、正面からぎゅってしてあげますね♪」
メイドXX「○○様、あ〜ん♪」
メイドYY「ふふふ、もっと身体を敏感にしてあげますね♪」
メイドZZ「壊れる寸前までやらせていただきます」
俺「もうやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

……結論から言えば一週間続いた。
メイド達が交代しながら俺を滅茶苦茶にしてきた。
同年代と言ってもメイド達の方が年上なのではないかって位くすぐりのテクニックが凄かった。
……さすがにまた受けたいとは思わないけど。
……よく考えたらこの拷問紛いの特訓、意味あったのかな?

今回はここまでです。


30 : シルバー :2014/04/05(土) 22:37:12 54SkKRiI0
あの!先ほどわたしが言っていたのを誰か考えてくださるのであれば交換条件でわたしも小説を書いてみたいとおもいます!


31 : くすぐり好きの名無しさん :2014/04/06(日) 01:54:13 4xPAd5H60
>>22
>>30
ピクシブで有名なマルチのTREXさんオッスオッス


32 : ランブ :2014/04/06(日) 06:16:23 eAx08qGA0
今回海でのシチュエーションくすぐり小説を書いていきます。
初ですのでなにぶん変な箇所もあるかとおもいますがご了承くださいw

夏の季節、今日は妹と幼馴染の女子と一緒に海に出掛ける事になり僕は車に乗っていました。

僕は高校二年で勉強は苦手であった為よく幼馴染の女子の鈴が勉強を教えてもらい、なんとか夏休みは補習が無くなっている。

鈴は僕と同級生であり小さい頃からの幼馴染である。
料理も上手くとてもスタイルもよく顔もとても可愛く学校ではとても人気があり男子から告白される事もよく有るが断っている。
何故なら鈴は…

鈴「◯◯君、何を考えてるの?お〜 い?もうっ!シカトするならぁ…こうしちゃうよ!」

鈴は◯◯の服の中に手を入れ脇の下に柔らかくスベスベした指でくすくってきたのだ。

鈴「ほーらコチョコチョ!ここか?ここが弱いの?」

◯◯「ぷっ…あはははは…あっぎゃははははは やっやめ!脇は弱いって…」

そう、鈴はくすぐるのが大好きで学校でも有名なほどくすぐりフェチなのである。
また鈴は部活は軽音部をしていてギターを引いている。
その為か指が器用な為くすぐりが、とても凶器とも言える位上手い。


◯◯「ハァ…ハァ……な…何すんだよ…」

鈴「だって私が話しかけてるのに無視するから〜ちょっと悪戯をね♪」

鈴はニッコリと笑いながら満足そうに話す。
すると後ろの席から顔を出してきた妹が来た。

???「ちょっとー!お兄ちゃんをくすぐる特権は私なんだからくすぐらないでよ!ねっおにーちゃん?」

そう…これが僕の妹であり現在は中学二年である。
名前は雪美で習い事は弓道をやっている。
先ほどの言葉の通り雪美もくすぐりが大好きでありよくくすぐってくる。
お兄ちゃん大好きっ娘であるが、とても可愛くてよく買い物とかでは兄妹とではなくカップルだと間違われる位大人っぽい。

雪美「お兄ちゃん!とても嬉しそうだったけど…くすぐられたかったの?だったら私が!」

そういうと後ろから袖の中に手を入れ脇をくすぐってきた。
ちょっとひんやりと冷たく柔らかいゆびが脇に添えられ指をバラバラに動かしくすぐってきた。

◯◯「うわっ!お…おい!やめて…ぎゃははっぷははははー!」

雪美「どう?気持ちいいでしょ?へへへ…マッサージ♪マッサージ♪」

こうして車の中ではずっとこの調子でくすぐられた。

一度区切ります!
続く


33 : くすぐり好きの名無しさん :2014/04/06(日) 07:27:56 RKdYK81Q0
新作続きでいいね!


34 : くすぐり好きの名無しさん :2014/04/06(日) 23:51:43 iEx01FQw0
新作キター!!!

許嫁のほうもいい感じだし頑張ってほしい


35 : くすぐり好きの名無しさん :2014/04/07(月) 02:59:26 fC9juRi.0
>>31
某所の渋スレで晒されたり、絵師にTwitterで愚痴られても
しつこく(全く意味を成さないのに)名前を変えて
リクエスト絨毯爆撃する根性が凄いよね


36 : くすぐり好きの名無しさん :2014/04/16(水) 09:35:01 588hZUMs0

最近なんとなくアゴ痛い


37 : くすぐり好きの名無しさん :2014/04/17(木) 10:59:19 hA5WWKk60
続きあくしろよ


38 : くすぐり好きの名無しさん :2014/04/20(日) 10:12:44 Z7glILMM0
お待たせしました。
続きを投稿させていただきます。

それと投稿ペースの事なのですが、私生活が以前よりも忙しくなりPCを使える時間が減りました。
最悪十分も使えない日もあります。
なので構成を考えられてもそれを文章にするのには時間がかかります。
ただし今より極端に忙しくならない限り失踪や打ち切りはしないつもりです。
前より投稿ペースは遅くなりますが完結まで投稿は続けます。


39 : くすぐり好きの名無しさん :2014/04/20(日) 10:13:16 Z7glILMM0
春香「……○○、お願いね……」
俺「お、おう」

……今、俺の目の前に頬を赤くした春香が座っていた。
お互いにベッドの上に座っていた。
……ここは俺の部屋ではない。
県外のホテルの一室なのだ。
……簡潔に言うと今日一日春香とデートをしていた。
二人っきりで県外まで出てきていろんな場所に行った。
規模の大きい本屋で春香が探していた本を買ったり、勧められた本を数冊買ったりした。
水族館を見て回ったりして楽しんだ。
はしゃいでる春香は滅多に見ないから新鮮だった。
そんな日の夜に何をするのかと……

俺「本当に良いのか?」
春香「…早くして……私だって恥ずかしいから///」
俺「じゃあ……脱がすぞ……」
春香「うん///」

……先に言えばやる事はいつもと変わらない。
ただお互いの格好が違うだけ……
……なのに俺はもの凄く緊張していた。
軽く震える手で春香の服をゆっくり脱がしていく。
少しずつ春香の素肌が露になっていく。
……彼女の下着が見えてきた。
色は薄いピンクでフリルとレースで飾られていた。
……若干透けているのがとても色っぽい。

春香「……下も///」
俺「あ、あぁ」

スカートにも手をかける。
スカートに触れる機会が無いから手付きがぎこちなかった。

春香「……ここを外せば良いの」
俺「わ、わりぃ」

春香に教えられて脱がせていく。
外し方が分かればそんなに難しくはなかった。
スパッツにも手をかける。
春香の身体にピッタリなので少し手間がかかった。
……今の春香は下着以外を身に付けていなかった。
いつも付けている眼鏡も今は外していた。

春香「じゃあ○○も……」
俺「あぁ……頼む」
春香「ふふふ」

俺とは違って春香は慣れた手付きで俺の服を脱がしていった。
……下着だけになるのに時間はかからなかった。

春香「じゃあ……始めよ……」
俺「あぁ……良いぞ」

春香が俺に抱きついてくる。
春香の身体の感触で俺の身体が火照り始める。
俺は春香を抱きしめた。


40 : くすぐり好きの名無しさん :2014/04/20(日) 10:13:53 Z7glILMM0
春香「こちょこちょこちょ♪」
俺「うひぃひひひひひひ」

春香が俺の腋を引っ掻くように刺激してきた。
思わず身体が跳ねた。

春香「……反応良いね」
俺「うくっ……いつもやられてるからな」
春香「…どんどん弱くなってる♪」
俺「……楽しいなら別に構わないぞ」
春香「……じゃあもっとやる」
俺「うひゃはははっははははっはあははっははは!」

引っ掻く様なくすぐりから純粋なくすぐりに変わった。
微妙に位置をずらしてくすぐるから決して慣れない。

春香「……片方をゆっくりにして……もう片方を速くする」
俺「あひゃはははっはははははははっはははははっはは!?な、何してんだぁひぃひひひひひひひひひひひひ!」

春香は左右の指の動く速さを変えた。
左右から違う刺激で軽く混乱していた。

春香「……喉をペロペロ♪」
俺「うひぃひひひひひひひひ!」

俺をくすぐりながら喉を舐めてきた。
それはくすぐったいのとは別に妖しい気分にさせた。
……随分積極的だな。

春香「……ついでに身体を擦り付ける」
俺「ま、待てぇへへへへへっへへ」

春香が身体を動かして俺の身体に擦り付けてくる。
下着のフリルが擦られてくすぐったい。
そんな事をされたら……

春香「……○○の…勃起してる//////」
俺「あぅ!や、やめ……」
春香「…もっと興奮させてあげる♪」

……春香のあの部分と俺のあの部分が擦れ合った。
既にあの部分は硬くなっていた。

春香「脇腹も腋の下もこちょこちょこちょこちょ♪」
俺「あはははっはははっははっはははははははっはははは!」

腋をくすぐっていた手が下の方に移動した。
右手は腋の下、左手は脇腹に移動してくすぐった。
新たな刺激に俺は腕に力を込めた。

春香「……ちょっと苦しい」
俺「ご、ゴメン」
春香「そのままで良い……もっとギュってして///」

その言葉に俺は更に強く抱いた。
……どんどん春香の身体の感触が強くなる。
……意外に胸が大きいな。

春香「……○○の耳、責めるね」
俺「ちょ、まっ……」
春香「ふぅ〜〜♪ペロペロ♪」
俺「うひゃぁはははははっひゃはっはははははっは!?にゃはははははははひゃはひゃひゃひゃひゃはひゃひゃひゃあ!」
春香「……凄い声♪」

春香が俺の耳に息を吹きかけたり舌で舐めてきた。
耳が敏感な俺は悲鳴を上げながら暴れた。
……それでも春香を抱く腕は離さなかったが。


41 : くすぐり好きの名無しさん :2014/04/20(日) 10:14:49 Z7glILMM0
あれから少し時間が経った。
おかげで少し息を整えられた。

春香「……○○の……さっきよりも硬いよ」
俺「あぅ……言うな……」
春香「………○○の……入れて欲しい」
俺「何…言ってんだ……」

入れて欲しいって……あの部分をか?
でもそれって……

春香「大丈夫……今日は平気な日だから……何より○○とだから万が一でも良いよ……」
俺「春香……」
春香「……それとも気絶するまで滅茶苦茶にくすぐって欲しいの?」
俺「それは……」

……春香と交わるか……くすぐりで気絶させられるか……どちらか二択って訳か。

春香「……やっぱり両方やってみる」
俺「お、おい……」
春香「○○、ゴメンね……我慢できない……」

春香がお互いの下着をずらした。
……互いのあの部分が晒された。
春香は片手で俺のあの部分を春香のあの部分に押し当てた。
……春香のあの部分はヌルヌルしていた。
……いつの間にイったんだ?

春香「○○……入れて良いよね?」
俺「……あぁ」
春香「ん!」

あの部分に強い圧迫感が感じられた。
……これが春香と繋がっている証だった。

春香「ん……ちょっとずつ入ってくる」
俺「うぁ……痛いか?」
春香「…大丈夫……それよりもくすぐるね」
俺「うひゃ……あははははははははははは!」

春香が腋の下を思いっきりくすぐってきた。
あまりにもくすぐったいから身体が動いてしまう。

春香「うぁん!?」
俺「春香……」

そのせいであの部分が春香の中にどんどん入っていった。
それでも春香はくすぐるのを止めなかった。

春香「こちょこちょ♪」
俺「あはははっはははははははははは!」

腋を突く様にくすぐってきた。
刺激により激しく身体を動かしてしまう。
そして……

春香「んぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」
俺「は、春香……大丈夫か!?」

春香が突然悲鳴を上げた。
……何かに当たった感覚はした。
……突き破った。

春香「……○○」
俺「もう止めるか?」
春香「……やだ…」

春香は俺の首筋を撫でていた。
そして何よりあの部分を締め付ける力が強くなっていた。

俺「……春香?」
春香「あとちょっと……」
俺「うぐ!?」

……強烈な射精感が湧き出てきた。
ヤバイ……出る!!

俺「うっ!?」
春香「……やっと出た……暖かい♪」

……春香の中に出してしまった。
出したから軽い脱力感を感じた。
春香も脱力したのか力を抜いて身を委ねていた。


42 : くすぐり好きの名無しさん :2014/04/20(日) 10:16:27 Z7glILMM0
春香「……凄い事になってる」
俺「……あらかじめマットを敷いておいて良かったな」

ベッドの上に敷いておいたマットには俺の精液や春香の愛液と血液が垂れて混ざっていた。
……普通のホテルだからシーツを汚すのは駄目だから保険をかけといて良かった。

春香「……○○、大好き……んっ」
俺「んむっ……」

春香が強く抱きついてキスをしてきた。
普通のキスじゃなくてディープキス。
許嫁達の中でディープキスをしているのは春香以外にはクレアだけだった。

春香「ぷはっ……○○……」
俺「春香……」
春香「……ゴメン…眠くなった……」
俺「……そっか」
春香「……シャワー浴びたら…寝るね」

春香はフラフラした足取りでシャワールームに歩いていった。
俺はその間にベッドの後片付けをした。
……といってもマットを片付けるだけだったけど。

こんな感じで四日目が終わった。
一日中春香と一緒にいたけど他の彼女達が不満を持ってないだろうか。
春香との約束で春香だけを意識してたけど……
……ちなみに別荘に帰れたのは次の日の昼過ぎだった。
そこで意外な来客があった。

澄「久しぶりだね……○○お兄ちゃん♪」

今回はここまでです。


43 : くすぐり好きの名無しさん :2014/04/22(火) 23:40:57 LLP/CeI60
更新来てる!
妹ktkr


44 : くすぐり好きの名無しさん :2014/04/24(木) 11:20:06 o5DMPXDA0
お待たせしました。
続きを投稿させていただきます。
今回は早めの更新ができました。

別荘生活五日目の夜。
春香とのデートから帰ってきた俺にある来客があった。
……ちなみに春香は桃達に連れてかれた。

澄「久しぶりだね……○○お兄ちゃん♪」
俺「……澄……なのか」

妹の澄が中性的な風貌の男に抱えられてソファーに座っていた。
……確か澄は春樹という奴と付き合ってると聞いたから彼がそうなんだろう。
別々に住むようになってから会っていなかったから久しぶりに見る澄は別人みたいに感じた。
髪型もロングだったのが白と水色の水玉模様のリボンで二つに括ったツインテールになっていたし、背も少し伸びて体格もより女性らしくなっていた。
服装はリボンと同じ白と水色の水玉模様のベビードールに同じ模様の薄地のミニスカートだった。
……ベビードールの肩紐が片方外れていて胸元がきわどい状態だった。

俺「……さすがにその格好で外はうろついてないよな」
澄「出るわけ無いでしょ」
春樹「さ、さすがに澄ちゃんはそんなことしませんよ」

ふむ……彼氏が言うなら信じられるか。

俺「……ところで何の用だ?」
澄「○○お兄ちゃんの様子を見に来たの……許嫁の人達と上手くやれてるかなって」
春樹「彼女達は○○さんを本当に愛しているのですね」
俺「……それだけか?」
澄「……もう一つは……許嫁の人達と一緒に○○お兄ちゃんで遊ぼうかなって思って」

……俺で?
澄の奴何言ってるんだ?

澄「○○お兄ちゃんがチアガールフェチなの知ってるんだよ」
俺「っ!?…何処でそれを……」
澄「昔○○お兄ちゃんの部屋に入った時にだよ」

……迂闊だった。
ちゃんと隠してたはずだぞ。

澄「だからチアガール衣装を人数分用意して持ってきたの……あ、後で春樹にもやってあげるからね」
俺「ひょっとして今彼女達は……」
澄「着替えてるよ♪だからシャワーでも浴びて待っててね」
俺「お、おう」

俺は澄に急かされて風呂場に向かった。
……なんで着替えが用意されてるんだ。
用意周到ってレベルじゃねぇぞ。


45 : くすぐり好きの名無しさん :2014/04/24(木) 11:20:51 o5DMPXDA0
シャワーを浴びてスッキリした俺は自分の部屋に戻ってきた。
そこに広がってた光景は俺にとって夢の様な光景だった。

楓「○○……どう?」
俺「……スゲェ似合ってるぞ」

目の前の楓がとても可愛かった。
いや、楓だけではない。
許嫁である彼女達と妹の澄もとても可愛かった。
水色の生地に黄色の星が散りばめられたチア衣装だった。
しかも腹が剥き出しで俺好みだった。

クレア「○○……久しぶり♪」
俺「久しぶりって……一日開いただけだろ」
雪「それでも……雪は寂しかった」
俺「雪……」

クレアと雪の二人が俺に抱きついてきた。
春香とデートに行っていて一日彼女達と会っていなかったからな……
俺は二人の頭を優しく撫でた。
二人共目を細めて俺の手に身を委ねていた。

彩香「ほら○○、早くこっちに来て」
絵馬「○○さん……早く♪」
早苗「ふふふ、気持ちよくしてあげますね」

彩香と絵馬が俺の手を引いてベッドに誘導された。
早苗がベッドに座って手をワキワキ動かしていた。
その手の動きだけでくすぐったくなってしまった。

桃「○○さん、えい♪」
俺「うぉ!?」

彩香と絵馬が手を離した瞬間、桃が俺を押し倒してきた。
突然の事で踏ん張れずベッドに押し倒された。
目の前に桃の顔があって顔が熱くなった。
それは桃も一緒だった。

菫「○○、昨日の分までくすぐってあげる♪」
綾「そんでもって沢山○○にキスをします」
麻衣「私達も……」
麻奈「○○さんを喜ばせてみます♪」
春香「昨日以上に……くすぐったくて気持ちよくする」

他の彼女達も俺に群がってきた。
既に俺の身体には彼女達の手が這わされていた。
中にはTシャツを捲ったり、ズボンを少し脱がしたりしていた。

澄「○○お兄ちゃんったら…皆から愛されてるね」
クレア「澄も早くしてください」
澄「春樹との練習にさせてね」

そう言って澄も彼女達に紛れ込んできた。
……既に俺は軽く興奮していた。
チアガールに囲まれているのと、彼女達の身体の感触が伝わってくるのが合わさって昂っていた。


46 : くすぐり好きの名無しさん :2014/04/24(木) 11:21:39 o5DMPXDA0
桃「こちょこちょこちょ♪」
俺「うひゃはははは!?い、いきなりそれは!」

俺の上に跨っている桃は腋をくすぐってきた。
窪みを突いたり引っ掻くように刺激したりサワサワ指を轟かせたりしてきた。
長手袋によって滑りが良く、刺激が強かった。

楓「チアガールが好きなら言ってくれればよかったのに……」
菫「男の人には言えない秘密の一つや二つ位あるのよ」
俺「あははははっははっはははははっはは!?」

楓と菫はそれぞれ左右の腋の下をくすぐっていた。
特に楓はTシャツを捲っているからよりくすぐったかった。

雪「二の腕こちょこちょ♪……んっ」
絵馬「ふぁ……こちょこちょすると手が動いて……」
俺「あひぃひひひひひひひひひひひひひひ!?そ、それはあっははははっははははっはははっは」

雪と絵馬は腕に抱きついて二の腕をくすぐっていた。
……抱きついているからちょっとでも手を動かすと二人のミニスカートの中を刺激してしまう。
絵馬なんてすぐに反応してしまう。
……雪は自分から押し付けている様に感じた。

綾「……○○のエッチ」
早苗「……○○ったら仕方ないですね」
俺「ち、ちがひゃはははははっははひゃっひゃははっはははは!」

綾と早苗は脇腹をくすぐっていた。
だが、二人は雪と絵馬の反応で俺を軽く罵っていた。
わざとやっている訳じゃない。

綾・早苗(私にもして欲しいな……)

なお、二人がそんな事を考えてるとは考えもしない○○であった。

クレア「○○はここをtickleされると喜びます♪」
澄「へぇ〜○○お兄ちゃんもそうなんだ……春樹と一緒だね♪」
俺「いやひゃひぃひぃひぃひぃひぃひひぃひぃ」

……下着ごとズボンを捲ったクレアと澄は……あの部分付近をくすぐっていた。
別に好きじゃない……ただ気持ちいいだけでしかない。
でも、される事に嫌悪感はなかった。

クレア「……また大きくなったです」
澄「すぐに触れちゃ駄目だよ♪…ギリギリの所をくすぐって焦らすの……クレアちゃんがどうしても触りたくなったら触ってあげて♪」
クレア「澄は物知りですね……Studyになります」
俺「あひゃはははっははっははははははは!?」

澄がクレアに妖しい事を吹き込んでいた。
澄……クレアに焦らしプレイなんて教えるんじゃねぇ!!

麻衣「私達はもちろんココだよ」
麻奈「○○さんの弱点である耳です♪」
麻衣「ついでに喉もやってあげる♪」
麻奈「いきますよ〜」
麻衣・麻奈『ふぅ〜』
俺「うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!?」

弱点である耳に息を吹きかけられて身体が跳ねる。
喉もくすぐられて思わず頭を動かす。
でも、双方から挟まれて逃げ場は無かった。

彩香「足の裏は独占できるわね……こちょこちょ♪」
春香「……人差し指でなぞったり……指の間を擦ったり……」
俺「うひゃはははっははははっははははっははははっははははは!」

彩香と春香は足を抱え込んでそれぞれの方法でくすぐっていた。
左右で違った刺激で責め立てられた。

俺「あはははははははははははははははははははははははははははははっはははははははははっはははははははは!!?」
澄「……集団でやるとここまでエッチになるんだね」

そんな感じの事を澄が呟いていたが俺は気にしていられなかった。
全身から来る刺激に蹂躙されてただ反応するしかできなかった。


47 : くすぐり好きの名無しさん :2014/04/24(木) 11:22:31 o5DMPXDA0
俺「はぁ……はぁ……はぁ……」
澄「○○お兄ちゃん……お疲れ様」
クレア「沢山出ましたね」
澄「クレアちゃん弄るの上手いね……参考にさせてもらうよ」

くすぐりを始めてから一時間経っていた。
彼女達が満足したからなのかくすぐりは止めていた。
……クレアに精液を搾り取られた。
中に出した訳じゃないがすぐには出てこないだろう。
いつの間にクレアはあの部分の扱いが上手くなったのだろうか。

絵馬「ふぁう……○○さんお尻撫ですぎですよ」
雪「雪も○○と一緒に気持ちよくなれたよ♪」

雪は最初から押し付けられていたが後半の方は積極的に擦り付けていた。
絵馬も後半はわざと撫でられる様に位置を調整していた。
……今でも絵馬の感触が手に残っている。

桃「ん……んちゅ……」
俺「んむ……」

桃が突然キスをしてきた。
唇を唇で挟んで動かしていた。

桃「ぷはっ……」

桃がキスを止めた。
いつもならもっとやっていたはず。
桃は麻奈を見ていた。

麻奈「……すぅ〜」
麻衣「麻奈?……って寝てる」

麻衣の言う通り麻奈は眠っていた。
いつの間に寝たのだろうか。

春香「……○○、このまま皆で一緒に寝ない?」
俺「一緒にか?」

彼女達も一緒にこのベッドで寝ようって事か……
いわゆる雑魚寝ってやつか。
でもそれには……狭いんじゃないか。

俺「このベッドは本来一人用の広さだぞ」
楓「ちょっと身体を重ねれば大丈夫だよ」
俺「……」
雪「○○は……雪と寝るの嫌?」
俺「嫌じゃないけど……良いのか?」

それはかなり身体を絡ませなきゃベッドに収まらないだろう。
そんな事をしたら……絶対興奮して眠れない。

澄「残念だけど私は春樹と一緒に寝るわ」
俺「そっか」
澄「○○お兄ちゃん、おやすみなさい」
俺「あぁ……おやすみ」

澄はそう言って部屋を出て行った。
……久しぶりに会ったから一緒に寝ても良かったのだが……彼氏が居るのに他の男と寝るのは不味いか。

俺「じゃあ俺達も寝るか」
クレア「そうですね」
彩香「電気は完全に消して良いのよね」
絵馬「えへへ、○○さんと一緒なら良いよ」
菫「逆に真っ暗じゃなきゃ眠れないわ」
綾「……むにゃ……」
早苗「綾も寝ちゃいましたし早く私達も寝ちゃいましょ」
彩香「じゃあ消すわよ」

そう言って部屋の明かりを消した。
窓から入る微量の月明かりのおかげで薄っすらとは見えたが暗い事に変わりはなかった。
……彼女達の温もりを全身で味わう事ができた。
……間違いなくあの部分が勃起していた。
彼女達の静かな寝息が聞こえてきた。

俺「……!?」

頑張って眠ろうとしていた俺だったが、軽いくすぐったさに目を覚ました。
……まだ起きていて俺をくすぐっているのか、寝ながら身体を動かしてくすぐったくなっているだけなのか分からないがどちらかだろう。
もっとも我慢できる位だから問題は無かった。

今回はここまでです。


48 : くすぐりアブダクション :2014/04/24(木) 20:49:02 04Z8Ywps0
お久しぶりです。美少女宇宙人姉妹に誘拐されるお話を書いてた者です。
現在、大変忙しく、書く暇がない状況にいます。
5月に入れば暇もできると思われるので、もうしばらくお待ちを……
あ、失踪はしたくないです。


49 : くすぐり好きの名無しさん :2014/04/25(金) 03:14:42 /xNZEwfg0
>>48
期待して待ってます


50 : くすぐり好きの名無しさん :2014/04/26(土) 02:55:54 vAMq.CAg0
皆さんご多忙のようですね。なんていう自分も久々に書き込むなぁ

>>十二人の許嫁達との生活(4-6 >>9-12 >>24-29 >>39-42 >>44-47)
甘くてエッチでくすぐったい毎日を送っている主人公が羨ましい限りですw
個人的には、部屋が蒸し暑くなるほど密集した10代前半メイドさん達に囲まれて
圧倒的な人数で全身を無茶苦茶にくすぐられまくるシチュが滅茶苦茶好みでした!

>>くすぐりアブダクション氏 (>>14-19)
早とちりで嫉妬しちゃうティコ&ティア、ツンデレブラコンな詩音、
そしてくすぐりには敏感で乙女心には鈍感な主人公、みんなキャラが生き生きしてますね!
もし転送装置とかそういうのの間違いで妹がこの場に現れたら大変な事になりそうw

>>ランブ氏(>>32
初執筆乙です!可愛い幼馴染や妹にイチャイチャくすぐられるのって憧れですねw
それにしても運転中の車内でくすぐりっこって、この娘たち結構危な(
海ではどんなくすぐったい事になるのか、続きも楽しみにさせて頂きます!


51 : くすぐり好きの名無しさん :2014/04/29(火) 02:23:06 U7GbYKFo0
あるところに、一人の小柄な小学生の男の子がいた。
彼はよく女の子と間違えられてしまうほど可愛らしい顔立ちをしていて
女の子よりも力が弱く、内気で控えめな恥ずかしがり屋さんだった。

そんな草食系な彼のクラスメートは何故か大半が肉食系女子で、
彼女たちは休み時間になる度に気弱な少年を取り囲んで可愛がっていた。
甘えた声で名前を呼んだり、顔を間近で見つめたり、軽く胸を当ててみたり。
女の子達は、少年の困ったり恥ずかしがったりする姿を見るのが大好きだった。

ある日、少年を取り囲む女子の一人が、彼の背筋を指でスゥーッとなぞってみた。
その瞬間、少年は甲高い声を上げてビクンッと身体を仰け反らせた。
想像以上に敏感な反応に一瞬戸惑う女子達だったが、
声を上げてしまい余計恥ずかしそうにしている少年の姿を見ているうちに
彼女たちの顔には妖しげな笑みが浮かんでいった。

初めは一人ずつ人差し指で身体のどこかを軽くツンと触れてみる程度だった。
段々クリクリとほじくるような動きになり、触れる指の数も増えていった。
笑い声を漏らしつつ必死で懇願しながら身を捩じらせる少年だったが
両腕には女の子達がしがみ付き、少年を絶対に逃がすまいとしている。
そうこうしているうちに少年の体中には無数の指が纏わり付き、
それらが不規則な動きでコチョコチョと這い回り始めた。



…というような、肉食系ロリ集団×草食系ショタっ子なシチュが見たいです(願望)


52 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/02(金) 01:08:41 3lHC4SuU0
↑期待


53 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/05(月) 15:47:34 b.L0MUnI0
お待たせしました。
続きを投稿させていただきます。

>>51
自分もそんな感じのシチュを見てみたいです。
小説化を期待して待っています。


54 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/05(月) 15:48:37 b.L0MUnI0
別荘生活を始めて六日目。
俺と許嫁である彼女達は今……リムジンに乗せられていた。
……親父に呼ばれて本家の屋敷に向かっていた。
……久しぶりにあの場所に帰るのか。
ちなみに澄は既に自分達の家に帰っていった。

楓「どんな所なんだろ……桃は行った事あるんだよね?」
桃「うん、そうだよ」
雪「良いな〜桃が羨ましい」
菫「確かに羨ましいけど、○○のお父様に粗相の無いようにしなさいよ」

……桃とは許嫁関係になる前から会っていた。
幼馴染……それが一番似合っていた。
四人の格好だが、桃と雪はいつも通りのピンクのワンピースと白のロリータ服だったが、楓と菫は違った。
楓は赤を基調としたノースリーブTシャツに同色のミニスカートだった。
……少しだけ腹を出していたが楓に似合っていた。
菫は水色を基調としたワンピースだった。

綾「むにゃ……」
麻奈「すぅ〜」
早苗「ふふ…綾ったら…」
麻衣「朝早いから仕方ないよ」

綾と麻奈は静かな寝息を立てて眠っていた。
無防備な寝顔だが見てると何故か安心する。
早苗と麻衣は二人の頬を人差し指でツンツンしたり撫でたりしていた。
ちなみに現在の時刻は七時……出発は五時辺りだった。

彩香「軽食なら少し作ってきたわよ」
春香「……後で頂くわ」

彩香の手元には籠があって中に様々なサンドイッチが入っていた。
一番早く起きてサンドイッチを作っていたのだ。
春香は現在読書中であまり喋っていなかった。
……今読んでいる本はデートの時に買った物だった。

クレア「……Patienceですよ○○♪」
絵馬「声出したらばれちゃいますよ」
俺「っ!?」

そんな中一番後ろに座っている俺は絵馬とクレアに密着されてくすぐられていた。
他の彼女達にばれない様に背中や腰を中心に責められていた。
彼女達の指はまるで蜘蛛の様に背中を刺激して蹂躙していた。

絵馬「○○さん、気持ちいいですか?」
クレア「声出したら思いっきりやるです」
俺「っ!!?」

そんな事を耳元で囁かれた。
……二人の柔らかい感触が伝わってきて気恥ずかしいし、なにより刺激を堪えるので精一杯だった。
絵馬の大きな胸が押し付けられて身体が熱くなる。
クレアも歳相応にあるからどう反応して良いか分からない。
……遂に服の中を弄り始めた。

絵馬「○○さん、ぎゅう♪」
クレア「スリスリ♪」
俺「っ!?」

くすぐりながら絵馬は思いっきり抱きついてきてクレアは身体を擦り付けてきた。
彼女達の感触が更に強調された。

絵馬「……んっ」
クレア「んむ……」
俺「!?」

二人が挟む様に俺の頬にキスをしてきた。
ただキスをするだけじゃなく小さくペロペロ舐めてきた。
それが少しこそばゆい。
だが、そんな時間も終わりを告げた。

彩香「…………」
春香「……何してるの?」
絵馬・クレア『ひっ!?』

前を向くと彩香と春香がジト目でこっちを見ていた。
それに気付いた二人は行為を止めて俺にしがみついてきた。

彩香「○○……お腹空いてる?」
俺「あ、あぁ……少し」
彩香「じゃあ……あーん♪」

彩香がサンドイッチを差し出してくる。
それは口元まで運ばれている。
……拒否権は無いよな。
俺は黙って口を開けた。
すぐにサンドイッチが口の中に入ってきた。
それを咀嚼する。

俺「……美味しい」
彩香「ありがと♪」

彩香が満面の笑みを浮かべた。
……喜んでもらえたようでなによりだ。

春香「……そこの二人は少し自重しなさい」
絵馬・クレア「うぅ……」

春香に叱られている二人は俺にしがみついたまま震えていた。
……まぁ、俺がどうこう言える立場じゃないと思うけど。
……窓から外を見ると屋敷が見えていた。


55 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/05(月) 15:49:10 b.L0MUnI0
親父「……久しぶりだな○○」
俺「……とりあえず一発殴らせろ」
メイドA「○○様、落ち着いてください!?」

久しぶりに会った親父を見ていたら今まで溜め込んできた親父への怒りを発散したくなった。
だが、後ろからメイドに羽交い絞めにされた。
……あの時のメイド達を指揮をしていたのがこのメイドだった。
あの時から成長して贔屓目を使わずとも可愛らしくなっていた。
……立派に成長したあの部分が押し付けられるのは少し途惑う。
絵馬と良い勝負なんじゃないか。

親父「まぁ、落ち着きなさい」
俺「誰の所為だと……」
親父「すまなかった……」
俺「なっ!?」

あの親父が俺に頭を下げた……だと……
親父らしくないがいったい何があるんだ。

親父「許嫁の事でお前には過度の負担をかけた」
俺「……それは」
親父「不満を持っていた事はメイドから聞いた……だから、結婚等はお前がやりたいようにやりなさい」
俺「なんで今更そんな事を言うんだ!!……彼女達はどうなるんだよ」
親父「……彼女達の中から選ぶのも良い……全員を選ぶのも良い……彼女達以外で相手がいるならそれも良いだろう……許嫁を解消するなら私が彼女達とその親御さんにいくらでも謝罪しよう」
俺「親父……」
親父「今すぐ答えを出せとは言わない……答えを出したら伝えてくれ」
俺「……分かった」
親父「今日は彼女達と共にここでゆっくりしていきなさい……案内は頼んだ」
メイドA「かしこまりました、ご主人様」

俺はメイドに連れられて部屋を出た。
横目で見た親父は誰から見ても落ち込んでいた。


56 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/05(月) 15:49:44 b.L0MUnI0
俺「……なんでこんな事になってるんだ」
メイドA「せっかくですから……受けていってください」
メイドB「あの頃の○○様も良かったのですが成長された○○様も素敵です♪」
メイドC「全身をこちょこちょされるのって気持ち良いんですよ♪」

……俺は今、あの時と同じ格好でメイド達に囲まれていた。
……数はあの時と全く変わっていなかった。
でも……

メイドD「この後に新人メイド達もやりますので充実した一日になりますよ♪」
メイドE「桃様達に仕上げはやってもらいますので大丈夫ですよ」

……あの時は何度も交代して俺の事を蹂躙してきたのに今回は人数を倍以上にして一日で終わらせるのか。
想像を絶する刺激だろう。

メイドF「○○様…随分逞しくなられましたね」
メイドG「やっぱり○○様も私達も成長されたのですね」

メイドの一人が後ろから抱き着いて俺の身体を撫でていた。
それだけでもくすぐったさが込み上げてくる。

メイドH「そろそろ始めますね」
メイドI「ふふふ、あんなに楽しんでくださったのに今日はそれ以上に楽しんでくださいね♪」

周りにいるメイド達が指を一斉にワキワキさせていた。
それだけで身体が反応してしまう。
そして……指が一斉に群がった。

メイドJ「腋をこちょこちょ♪」
俺「うひゃはっはははははははははは!?」

ちょっと腋をくすぐられただけで身体が跳ねた。
以前よりも彼女達の指がくすぐったく感じた。
……俺がくすぐりに弱くなったのか?

メイドK「前よりも可愛い声ですね♪」
メイドL「桃様達に毎日くすぐられてるそうですよ」
メイドM「くすぐられる気持ちよさが身体に染み付いているのですね」
俺「うひゃひぃいひひひひひひひひひひひひひひひひ!!ち、ちがうひゃははっはははっははははっは!!」

…俺はそんな変態じゃない。
……でも、彼女達のくすぐりを受け入れてる自分がいるのは否定できない。

メイドN「ふふふ、○○様、顔が赤いですよ」
メイドO「あの時はいっぱい抱きついてたのに……ぎゅ〜」
メイドP「沢山抱きつかれてくすぐられるなんて夢みたいですね」
俺「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!?うひぃひぃひぃひぃひぃひぃひぃひぃ」

俺の身体はメイド達の指で隅々までくすぐられてメイド達の温もりに包まれていた。
……あの時と違って僅かだった膨らみは成長しているのだ。
いつも巨乳の絵馬に抱きつかれていても女性の膨らみは意識してしまう。
……メイド達が着ているメイド服は胸が強調されるのだ。
あの時よりも色っぽいから目のやり場に困る。

メイドQ「手首だってこちょこちょするとくすぐったいですよね♪」
メイドR「二の腕だってこそばゆいですよ」
メイドS「やっぱり私は肩推しですね」
俺「あははっははははははっはははっはははははははははっはははははは!!?全部くすぐったいから!?」

メイド達が俺の身体を自分達の身体に押し当てながらサワサワとくすぐった。
手首をくすぐっているメイドなんて胸に抱くようにしていた。

メイドT「私も二の腕をこちょこちょ♪」
メイドU「膝裏も沢山くすぐりますね」
メイドV「首筋はもの凄くくすぐったいですよね」
メイドW「太腿だってこちょこちょしますよ」
俺「いひゃはははっはははははははははははははっはは!!」
メイドX「乳首が硬くなってる♪」
メイドY「二人がかりで弄りましょ♪」
メイドZ「腋の下だって気持ちいいですよ」
メイドAA「脇腹だってこちょこちょこちょ♪」
俺「うひゃあっははははっはははははっははははははっはははっはははははっはははは!!?うくっくひゃはははっははははははははっははははははははは!?」

身体中をメイド達の指が轟いている。
ただくすぐったいという刺激だけが俺を支配していた。
メイド達の感触なんて気にしていられなくなった。


57 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/05(月) 15:50:24 b.L0MUnI0
メイドBB「○○様ったらまた勃起してる♪」
メイドCC「まだ弄ってないのにこれでは……」
メイドDD「じゃあ私は耳を……」
メイドEE「私達が開発したもんですから……」
メイドDD・EE『ふぅ〜〜』
俺「うひゃぁぁぁぁぁぁぁ!!?」

あのメイド二人が耳に息を吹きかけた。
あの時よりもテクニックが上手くなっていた。
一気に力が抜けていった。

メイドFF「あらら、もう目が蕩けてますね」
メイドGG「まだ新人達が残ってますのに」
メイドHH「○○様が持たないんじゃ……」
メイドII「○○様ならきっと大丈夫ですよ」

メイド達の心配する声ははっきり聞こえたけど気にしてられない。
身体中から刺激がくるのだ。

メイドJJ「……前も蒸し暑くならなかったっけ」
メイドKK「そうですね……空調が壊れてるのかしら」
メイドLL「まぁ……女性の汗が好きな殿方もいるそうですし」
メイドMM「汗臭いのは嫌ですけど少しぐらいなら……」
メイドNN「○○様に密着しようよ♪」
メイドOO「臭い責めは……ちょっと……」

あの時もそうだったがメイドが部屋に密集しているのだ。
メイド達の肌に薄っすらと汗が滲んでいた。
むせかえる程甘酸っぱい臭いが嗅覚を刺激する。

メイドPP「発狂するくらいくすぐり尽くしてあげますね」
メイドQQ「何も考えられないくらいくすぐったくなりますよ♪」
メイドRR「お腹を指で埋め尽くしますね」
メイドSS「足だって埋め尽くしちゃいますよ♪」
メイドTT「前は後からだったけど……」
メイドUU「今回はすぐにできるね♪」
メイドVV「こちょこちょこちょ♪」
メイドWW「足裏もこちょこちょ♪」
メイドXX「指が滅茶苦茶に群がるとすごい光景ですね」
メイドYY「やっぱり集団責めはいいですね♪」
メイドZZ「とりあえず沢山くすぐりますよ」
俺「やはっはあひゃひゃはははははひゃひゃひゃひゃはひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃはひゃっひゃはははっはは!!?」

とにかく身体中くすぐられて大変だった。
もはやくすぐったいという刺激以外感じられなかった。
喉が嗄れるんじゃないかと思う位に笑い声を出していた。


58 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/05(月) 15:50:59 b.L0MUnI0
俺「はぁ……はぁ……」
メイドA「○○様、お飲み物をお持ちしました」
メイドB「汗を拭きますね」
メイドC・D・E・F「むぎゅ〜♪」

メイド達がくすぐるのを止めた後、メイド達に汗を拭かれながら抱きつかれていた。
前後左右から抱きしめられてとても休めてなんていなかった。
……感触が半端なかった。

メイドA「……そろそろ交代の時間ですね」
メイドD「○○様、新人メイド達に変な気を起こさないでくださいね」

そう言ってメイド達は部屋から出て行った。
そしてすぐに廊下から足音が聞こえてきた。

ロリメイドA「○○様♪初めまして♪」
ロリメイドB「精一杯奉仕させてくださいね♪」
ロリメイドC「いっぱい…こちょこちょする♪」
ロリメイドD「くすぐったくて…ぞくぞくするよ」

……小学生位の幼いメイドが次々に部屋に入ってきた。
……変な気を起こすな…か。
その意味がはっきり分かった。
……親父の奴、どうして新人メイドは幼い子ばかりなんだろ。

ロリメイドE「腕に抱きついて……」
ロリメイドF「足に乗れば……」
ロリメイドG「動けない♪」
ロリメイドH「沢山こちょこちょできる♪」

四人の幼いメイドがそれぞれ両腕に抱きついたり両足に跨ったりした。
……動かせないこともないが動く気にならなかった。

ロリメイドI「いっくよ〜♪」
ロリメイドJ「こちょこちょこちょ♪」
俺「あははははははははははははははははは!」

幼いメイド達の小さな指が俺の身体を轟き始めた。
小さな指で一生懸命くすぐる光景は少し和むものだが、小さい故にくすぐったかった。

ロリメイドK「男の人をこちょこちょできるなんて……夢みたい」
ロリメイドL「いつもは先輩達だったもんね」
ロリメイドM「固いというか逞しいから本当にくすぐったいのかな?」
ロリメイドN「さっき廊下まで響いてたからくすぐったいんじゃない♪」
俺「うひゃはははっはははははははっはははははは!?」

加減を知らないのか、本当にくすぐったくなってきた。
でも、万が一振り払って怪我でもさせたら申し訳ない。
笑い声は出しても身体を動かすのを我慢した。

ロリメイドO「あれ?先輩達なら足をバタつかせてたのに……」
ロリメイドP「ひょっとして○○様我慢してる?」
俺「いひぃひぃひぃひぃひひひひひひっひ」

み、見抜かれてる……
それでもやめる訳にはいかない。

ロリメイドQ「むぅ……腋とか脇腹とかこちょこちょしてるのに……」
ロリメイドR「ねぇ……耳やらない?」
ロリメイドS「耳を?」
ロリメイドR「さっき先輩達から聞いたんだよ……○○様は耳に息を吹きかけられるのが弱いって」
ロリメイドS「じゃあやろうよ」
ロリメイドR・S『ふぅ〜』
俺「うひゃ!?」
ロリメイドE・F・G・H『きゃ!?』

息を吹きかけられて思わず身体が動いてしまった。
拘束していた彼女達を振り払ってしまった。
……どうやら怪我はしてないようだ。

ロリメイドT「うひゃ!?……だって」
ロリメイドU「もっと聞きたい♪…ふぅ〜」
ロリメイドV「私も……ふぅ〜」
俺「うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!?」

更に二人の幼いメイドが耳に息を吹きかけ始めた。
四人がかりで息を吹きかけられてとてつもない脱力感に襲われた。

ロリメイドW「○○様……すごい表情♪」
ロリメイドX「幸せそう……」
ロリメイドY「もっとこちょこちょしてあげようよ♪」
ロリメイドZ「耳もふぅふぅしながら♪」
俺「うひゃあはっはははははははははははははは!!?だ、駄目だひゃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ」

……全身を幼い指でくすぐり尽くされる。
それが一時間位続いた。


59 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/05(月) 15:51:38 b.L0MUnI0
俺「……えっと……皆さん?」
彼女達『……』

幼いメイド達から解放されると最後は許嫁である彼女達だった。
……現在彼女達全員に囲まれて睨まれていた。

菫「……ロリっ子にくすぐられて喜んでるなんてね」
雪「雪……嫉妬しちゃった」
楓「私達がいるのに……」
綾「マジックミラーで見てたけど……」

……マジックミラー?
ひょっとしてこの部屋の壁の一部がマジックミラーなのか?

春香「……だから私達があの子達以上にやってあげるわ」
彩香「…私達色に染め直してあげる」
俺「お、お手柔らかに……」
桃「……だ・め♪」

……桃が凍りついた笑みを浮かべているのを初めて見た。
……怒ってる……よな。

絵馬「え〜い♪」
俺「え、絵馬!?」

突然絵馬が正面から抱きついてきた。
そしてそのまま押し倒される。
……俺の手を掴んで自分の胸に押し付けた。
なんかやけに柔らかいような……

絵馬「……実は今日ブラジャー付けてないんだよ」
俺「っ!?」

そんな事を囁いてきた。
……ノーブラ……だと!?
だから……いつも以上に柔らかいのか……

絵馬「こちょこちょ♪」
俺「っ!?……あれ?」
絵馬「……囁いただけだよ?」
俺「っ///」

囁かれただけで反応するなんて……
恥ずかしすぎる。

麻衣「……私達の事忘れてない?」
麻奈「エッチな○○さんをくすぐって更生させます」
俺「うひゃははっはっははははははははは!?」

麻衣と麻奈が俺の二の腕を枕にしながら腋と腋の下をくすぐり始めた。
二人の髪の毛が二の腕に纏わりついて少しこそばゆい。
そのうえで腋周辺をくすぐられるのだから余計にくすぐったい。

早苗「脇腹だってくすぐったくしますよ」
綾「ふふふ、徹底的にやってあげますね」
俺「あひぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!」

早苗と綾は脇腹を弄り始めた。
よりくすぐったくなるように指を滅茶苦茶に轟かしてきた。

雪「雪達は足をくすぐる」
菫「ふふふ、おかしくなる位やりましょ♪」
桃「○○さん、四人がかりで両足をくすぐりますね♪」
楓「私達だってちびっ子達に負けてないんだからね」
俺「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!?」

四人の指によって足はあっという間に埋め尽くされた。
足の裏を優しく引っ掻いたり、親指でグニグニと穿ったり、指の間を擦ったり、ワシャワシャとくすぐったりしてきた。
どの刺激もただくすぐったいだけだった。
我武者羅に足を動かしても刺激からは逃げられなかった。

クレア「○○のここ……ずっと大きいです」
俺「うくっ、うひゃひぃひひひひひいひひひひひひひひひひ」
クレア「搾り尽くすです♪」
俺「んぁぁぁぁぁっ!!?」

クレアがあの部分を思いっきり握ってきた。
それだけで頭の中が真っ白になった。

クレア「……出てもやめないです」
俺「っぁ!?」

いとも容易く強烈な射精感に見舞われたけどクレアはあの部分を弄るのを止めなかった。
……クレアは本気で搾り尽くそうとしているのか?
そう思える位彼女は本気で握ってきた。

彩香「いつもは麻衣と麻奈がやってる事だから私達じゃ満足してもらえないかもしれないけど……ペロ♪」
春香「……甘噛みくらいならできるよ……あむっ♪」
俺「うひゃ!?……いひぃひひひひひひひひひひ」

彩香と春香が両耳を舐めたり甘噛みしたりしてきた。
それだけでゾクゾクするのだが、同時に首筋をくすぐられておかしくなりそうだった。

絵馬「○○さん……んっ♪」
俺「んむ!?……むぅ〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

……絵馬がキスをしてきた。
それによって口が塞がれて悲鳴が押さえつけられた。
……しかも絵馬にしては珍しいディープキスだった。
舌と舌が絡み合って意識がぼんやりしそうな程積極的だった。
そんな状態で身体中をくすぐられたらおかしくなる。
……そこで俺の意識は途切れた。


60 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/05(月) 15:55:31 b.L0MUnI0
今回はここまでです。
……最初のやつは半角なのですね。
正しくは
>>51
です。


61 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/06(火) 23:18:23 .h9T.Eu.0
更新きてる!
ロリとはまた新しいのが来ましたね
毎回自分の中のストライクな展開で楽しませてもらってます!頑張ってください!!


62 : くすぐりアブダクション :2014/05/09(金) 00:05:30 nL5LVHFw0
お久しぶりです。


夜も更けて、少年は一人布団に潜り、今にも眠ろうとしていた。
ティコとティアは何やら『作戦会議』と称して話し合いをしているようなので、今日は安全に眠れるかもしれない。
そんなことを考えつつ、寝返りをうつと……

少年「……え?」

そこに『彼女』はいた。

???「…………」

見慣れたパジャマ姿の少女。毎日顔を合わせていたけれど、ここ一週間は全く会っていなかった少女。
驚いた表情を浮かべる彼女は、少年の顔をじっと見つめるとゆっくりと口を開き……

詩音「……兄さん?」

そう少年のことを呼んだのだった。

少年「……詩音?」

自分はまた夢でも見ているのではなかろうか。試しに頬をつねってみる。
……痛い。では、これは現実なのだろうか。
しかし、何故詩音がここに?

詩音「……夢、じゃないよね?」

流石は血を分けた兄妹といったところか、考えることは同じらしい。
彼女もまた、自らの頬をそっとつねり、現実であることを確認する。

詩音「……兄さん。兄さん、兄さん、にいさん!!」

少年「うわっ!?」

それから彼女は満面の笑みを浮かべ、感極まったように少年に勢いよく抱きつく。

詩音「会いたかった! ずっと会いたかった!!」

少年「……詩音」

詩音は少年の胸元に顔を埋めたまま、ぽろぽろと涙を零す。
それほどまでに自分のことを心配してくれていたのだろうか。
気がつくと少年は彼女のことを抱き締め、頭を撫でていた。
……しまった、こんなことをすると詩音が嫌がるだろうか?

詩音「兄さぁん……」

……ひとまずその心配はいらないようだ。しかし、彼女はこんなキャラだっただろうか?
どうも自分の知る彼女とは違うような気がする。いや、確かに昔はもっと懐いていたけれども……


63 : くすぐりアブダクション :2014/05/09(金) 00:06:32 nL5LVHFw0
詩音「兄さん、どうして黙っていなくなったりしたの? 心配してたんだよ?」

少年「それは……」

口を開きかけた少年であったが、ふと考えた。一体、何と説明すればよいのだろう?
正直に『宇宙人にさらわれた』なんて言ったところで信じてもらえるだろうか?
頭がおかしくなったと思われるだけではないだろうか?

詩音「……兄さん?」

口ごもる少年を見て、詩音は上目遣いで心配そうに少年を見つめる。

少年「えーっと……」

詩音「……そっかぁ」

詩音は何かしらを感じ取ったのか、静かに少年から離れる。
少年には、彼女の目が冷たい氷のような光を宿しているように見えた。

詩音「何か私には言えない訳があるんだ……そうなんでしょ、兄さん?」

詩音は鋭く少年を睨みつける。

詩音「ねえ、兄さん。久し振りに『アレ』やろっか」

少年「『アレ』って?」

詩音「昔よくやったじゃない。そんなことも忘れちゃったの?」

スッと詩音は少年の方に腕を伸ばす。何だか嫌な予感がした。
過去にも似たようなことがあった気がする。


64 : くすぐりアブダクション :2014/05/09(金) 00:07:04 nL5LVHFw0
詩音「ほら、『くすぐりっこ』だよ!」コチョコチョ

少年「ひゃあっ!!」

そう言うが早いか、詩音の細い10本の指が少年の敏感なわき腹を捉えた。
突如襲ったその刺激に、少年は為す術なく笑い悶える。

詩音「あはは、兄さんの笑い悶える姿、かーわいい♪」コチョコチョ

少年「な、何を、あはははははははははははは!!」

詩音「ちっちゃい頃はよくやってたじゃん。もっとも、優しい兄さんは一切反撃してこなかったけどね」コチョコチョ

そういえば、そんなことがあったような気がしないでもない。
……もしかして、今自分がくすぐりにどうしようもなく弱いのは彼女のせいなんじゃないだろうか?

詩音「ほらほら、早く答えて楽になっちゃえ♪」コチョコチョ

少年「わ、わかった! 言う! 言うからっ、やめてええへへへへへへへ!!!」

その言葉を聞くと詩音はピタッと手の動きを止め、少年の次の言葉を待つ。
少年は荒い息を整えてから口を開く。

少年「じ、実は宇宙人にさらわれて……」

詩音「…………」コチョコチョ

少年「ひぃっ! な、何でええええええ!!!」

詩音「……宇宙人? バッカじゃないの? そんな説明で納得すると思う?」コチョコチョ

少年「ほ、本当だったらああああああ!!!」

詩音「いいから、本当のことを言いなさい! 早くしないともっと激しくくすぐっちゃうよ!?」コチョコチョコチョ

少年「嫌だあああはははははははは!!!!」

そう叫んだところで、詩音のくすぐり攻撃が止むはずもない。
それどころか、その攻撃はさらに激しさを増し、細い指が縦横無尽に少年の体を駆け巡る。
わき腹、脇の下、首筋、背中、へその辺り、太もも、またわき腹…………
絶えず動き回ることで、その攻撃は常に新鮮な刺激となって少年を悶えさせる。
どうにか止めようにも、笑いすぎて力が入らない。

少年「た……助け……」

今や声もかすれてきていた。
それにしてもおかしい。これだけ笑い叫んでいるのに、どうしてティコやティアは無反応なのだろう?

……少年は知らない。クグスリ星の住居は大半が強固な防音設計が施されているのだ。
もともとくすぐり大好きなクグスリ星人である。いくらくすぐって笑おうとも、その笑い声が他者の迷惑とならないようにされているのだ。
この時ばかりは、それが仇となった。

詩音「ほら、兄さん。本当のことを言う気にはなった?」コチョコチョコチョコチョ

……詩音のくすぐったい尋問は延々と続いたのであった。


65 : くすぐりアブダクション :2014/05/09(金) 00:08:48 nL5LVHFw0
今回はここまでです。
大切な妹と再会できて少年も本望でしょうw


66 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/09(金) 07:25:30 LNcldZVA0
GJ!
こんな妹が欲しい…


67 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/10(土) 02:49:04 I3dEgzYY0
>>60
くすぐり美少女密集地獄、再びキター!やっぱりこの手のシチュ好みだわw
様々な集団くすぐりシチュが盛り沢山で大変美味しく頂きました!
特にロリロリな美幼女メイド達に囲まれ愛でられくすぐられるとか
自分なr・・・もとい、ロリコンなら変な気起こさずに居られないかもw

>>65
詩音ちゃんブラコン可愛い!そして安定のくすぐり大好きっ娘w
可愛くて兄さんLOVEで少しSな妹のくすぐり尋問、受けてみたいです
これからティコやティアともどう絡むのか楽しみな所ですね

>>52-53
コメサンクスです!文章力とか根気とか諸々がなぁ・・・
書いてもいいのよ?(チラッ)


68 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/11(日) 00:44:28 CAxs3UdA0
また思い付き任せに書いてみるw


これは科学技術が更に発展して生活が便利になった反面、
エネルギー資源の枯渇という危機を抱えた、そんな未来の話。

人間が強い性的興奮を覚えながら猛烈なくすぐったさを感じた際、
知らずのうちに強力なエネルギーを発生させている事が明らかにされた。

ティクリッシュエネルギー(以後TE)と名付けられたそれは
貯蔵すれば完全無公害な電気エネルギーにも変換できる代物だった。
各国が深刻なエネルギー問題に頭を抱えていた所での歴史的大発見。
世界中の研究施設でTEに関する研究・実験・開発が進められた。

その過程で、TEの発生量は性的興奮やくすぐったさの度合いと比例し、
特に若い男性や幼い少年が発生させるTEが強力で良質だと判明する。

ベッドに寝かせた思春期の男の子をエロ可愛いお姉さん達が数人で取り囲み、
あの手この手でムラムラさせながら延々くすぐり続けるという実験の結果、
一般家庭の1日の消費電力を十分賄える量のTEが、たった10分で集まった。

この実験結果は大々的に報じられ、色々な意味で物議は醸したものの
やはり地球全体で深刻化するエネルギー問題を無視する訳には行かず、
国民にとってもくすぐりで電気料金格安という魅力は大きかったため
各国はF/Mくすぐりを文化として全力でバックアップする方針を決めた。

幼稚園では遊びの中でF/Mくすぐりの楽しさと大切さを分かりやすく教え、
学校ではF/Mくすぐりや誘惑の技術を培う実習授業が毎日のように行われ、
全国の各業界がF/Mくすぐりを意識した商品やサービスを充実させ、
雑誌やテレビ番組、漫画やアニメやゲーム、絵本やオモチャですら、
可愛い女の子が男の子をドキドキさせながらくすぐる描写が多くなった。

その中で自然に生み出されるTEによって、人々の生活は更に豊かになった。
人々の生活にはF/Mくすぐりが定着し、次第に無くてはならない物となる。
世の女の子達は自分の性的魅力やくすぐりで悶える男の子に愉悦を感じ、
世の男の子達は性的な姿や仕草でくすぐってくる女の子に至福を感じる。
この幸せなスパイラルは

こうしてF/Mくすぐりは世界を救ったのである。めでたしめでたし!


…あれぇ?最初、人類を制圧したティックロイド達が美味しいエネルギーを求めて
哀れなショタっ子達をなエッチなくすぐりで家畜にしちゃうって流れを考えてたんだけどな;


69 : 9 :2014/05/15(木) 21:42:28 7CyLo04s0
テスト


70 : 9 :2014/05/15(木) 21:50:45 7CyLo04s0
「ねぇ、ちゃんと撮れてるの?これ・・・」
「大丈夫大丈夫!その赤いランプが点いてたら撮ってるってことだから」
「ふーん。じゃ、道具ここ置くからね」
「サンキュ!あっ、電マやっぱあったんだ?」
「うん。おにーちゃんの部屋探したら、結構簡単に見つかったよ。ローションは少なかったからすぐそこのマスキヨで買い足してきた」
「」


71 : 9 :2014/05/15(木) 22:04:59 7CyLo04s0
「マジで!?あとで半分払うわ」
「んー」


仲良さげに会話をしながらテキパキと作業を進めていくのは、さっき出会ったばかりの女の子たちだ。
髪が長く、おっとりしている方がサキ。髪が短く、溌剌としている方がリナ。
名前以外は知らない。
二人が着々と準備を進めていく間、俺はこの六畳程度の狭い部屋の真ん中で、一言もしゃべらずに正座していた。
全裸でだ。
一応断っておくが、決して俺にそういう趣味があるわけではない。
理由は別のところにある。


72 : 9 :2014/05/15(木) 22:35:47 7CyLo04s0
事の始まりは一時間ほど前までさかのぼる。



一時間前、俺はいつものように帰宅ラッシュの満員電車に乗り込み、今日の獲物を探していた。
獲物というのは、女の子のことだ。若くて、大人しそうで、気も力も弱そうな女の子。顔は美人でもブスでもないくらいが良い。そういう子が一番、抵抗したり、声をあげたりということをしない。ブスは自意識と自己防衛意識が強すぎてダメだ。美人は抵抗はしないが、男慣れしてる子が多いのかあまり反応してくれない。
だから一番良いのは美人とブスの中間くらいの、男に慣れていないウブそうな子なのだ。
そういう女の子のお尻を触り、嫌悪感と恐怖に顔を歪めて、それでも自意識過剰と思われるのが嫌で声を出せずにいる様子をじっくりと観察するのが、毎週金曜仕事後の俺の楽しみなのだ。
まぁ早い話が、俺は痴漢の常習犯なのである。



急行列車が到着するまであと4分、混雑を極めるホームに降り立ったその瞬間、俺は今日のターゲットを決めた。
乗車待ちの列の中ごろに並んでいる女の子。髪が長く、伏し目がちで、線が細い。「大声なんか出したことありません」と言わんばかりのそのオーラ。しかも着ているのはセーラー服。どストライクだ。少し顔が可愛すぎるのが不安要素だったが、例え少し反応が薄くてもこんな子に触れるのなら構わない。何より俺の息子はもうあの子にロックオンしてしまっていて、あの子じゃなきゃ嫌だとダダをこねている。全く困った聞かん棒だ。
俺は息子が願うまま、その子が並ぶ列の後ろについた。


73 : 9 :2014/05/15(木) 22:55:39 7CyLo04s0
すでに定員近い乗客を乗せた列車がホームに滑り込んできて、降車していく僅かな人数と引き換えに、何十人という大人数が車内へと押し入った。女の子は七人がけの座席の真ん中あたりの前に立っていた。目の前の人垣を掻き分けて、俺は何とか彼女の斜め後ろに陣取った。良いポジショニングだ。

プシュゥーと空気の吹き出る音がしてドアが閉まる。ガタンと大きく揺れたのち、電車は気だるげに線路を進み始めた。
さて、この急行が次の駅に停まるまで約9分間である。彼女の目的地がそこであったり、不快感に耐えきれず降りてしまう場合を考えると、時間はあまりない。
俺はあくまで自然を装って、手の甲を彼女のお尻に当てた
一分ほど待つ。反応はない
カーブに差し掛かり、乗客の多くがグラリとよろめいた。俺はそれに乗じ、よろめいたふりをしてお尻に当てた手の甲をズッ!と下へずらした。彼女がピクンと小さく反応したのを視界の端で捕らえた


74 : 9 :2014/05/15(木) 23:14:11 7CyLo04s0
イケる。
そう判断してからの俺の行動は早い。俺はサッと手のひらを返し女の子のお尻に密着させると、そのままゆっくりと上下に擦った。すると、女の子は目に見えて慌て始めた、。忙しなく髪の毛を触り、顔を何度も傾けている。
いいぞ、良い反応だ。
俺は調子に乗って、手を下げていき、指先で女の子のスカートを少しだけたくしあげた。今風の短めのスカート丈のおかげで裾にすぐにたどり着き、俺は迷いなく指先をスカートのなかに侵入させた。
太ももの裏側を爪先でくるくるとなぞると、くすぐったいのか彼女は少しみじろぐような素振りを見せたが、人垣に阻まれて逃げることは叶わなかった
すっかり困っている様子の彼女を見て、俺の興奮は徐々に高まっていった。
太ももを撫でる指先をちょっと上へ移動させると、すぐにツルツルとした生地の下着へと到達した。滑らかなその感触に悪戯心がむくむくと鎌首をもたげ、俺は下着の上から女の子のお尻をこしょこしょとくすぐってみた。
すると、彼女は一度だけビクンと大きく震え、そのあとはぐっと下を向いたまま小刻みに震えていた。逃げられず、声もあげられず、必死に堪えているのだ。


75 : 9 :2014/05/15(木) 23:45:19 Gp4cymC60
必死に堪える女の子の姿を見て、俺は今までにないほどの興奮を覚えた。新しいフェチに目覚めそうな予感がした。

もっとくすぐったらどうなるんだろう?

膨らみ始めた好奇心に導かれ、俺の指先は女の子のお尻の割れ目の方へと移動していった。こっちの方はもっと敏感なはずだ―――。

「ご乗車ありがとうございマス。○○駅、○○駅でございます―――」

その瞬間、またブシュウーという音と共に扉が開き、大勢の人が我先にと電車を降りていった。女の子もその流れに乗って、そそくさと降りていく。去り際に一瞬だけ目があったような気がした。

俺としたことが、夢中になりすぎて気付かなかったなんて。
しかし、まぁいい。短かったが、今日のは非常に良い体験だった。帰ったら今のを思い出しながらオナニーして、あとくすぐりでエロ動画検索かけてみて――――、

「はいはいっ!じゃーアタシたちも降りようか♪」

突然、何者かに右腕をガシッと掴まれた。
ぎょっとして見ると、見知らぬショートカットの女の子が、にこにこしながらこちらを見上げていた。唐突なことに混乱して、黙って彼女の顔を見つめる。面識がないことは確かなようだった。女の子は当惑する俺に構わずぐいぐいと腕を引っ張り、電車から俺を下ろそうとした。

「え、ちょっと・・・」

俺の最寄り駅はもちろんこの駅ではない。人違いか、単に頭がおかしいだけか、いずれにせよとりあえず振り払おうと腕に力を込めた瞬間、彼女はくるっと俺の顔を振り返り、声を出さずに唇だけを動かして見せた。

『チ・カ・ン』

彼女のぷるんとした唇は、確かにそう言っていた。瞬時に、血の気が引いていくのがわかった。
俺は抵抗を止め、女の子に引っ張られるがままに後をついていった。


76 : 9 :2014/05/16(金) 00:13:32 .KUpPxAc0
女の子に連れていかれた路地裏に、さっきの獲物の女の子がちょこんと立っているのを見て、俺は深い絶望を感じた。
美人局だったのか。いや、この場合は別の言い方があるんだろうか?とにかく、俺はこの女の子達にしてやられたらしい。

「おーいサキ〜。おまたせー」

「リナ。それに、お兄さんも。待ってたよ」

長髪の彼女はサキという名前らしい。彼女はリナというらしいショートの女の子と俺の顔を交互に見比べてにっこりと微笑んだ。男、というか人間に慣れた、という表現では追いつかないほど余裕に満ちみちた彼女の笑みを見て、俺は完全に獲物の見極めを謝ったことを悟った。というよりも、獲物にされていたのは俺の方だったのだ。

「さ、じゃあお兄さん。何でここに呼び出されたかっていうのは、アナタが一番わかってると思うけど・・・」

悪戯っぽく笑いながらリナが言う。その横で、サキが素早くスマホを構え、そのカメラで俺の顔を撮った。

「ちょっと!」

慌ててサキのスマホに手を伸ばす。が、ひらりとかわされた。

「ふふ、ごめんなさい。あんまり撮る意味ないんだけど、お兄さんの慌てる顔が見たくて」

「そうだよー。お兄さんの顔、こっちの動画にばっちり映っちゃってるからね」

そう言ってリナが差し出したスマホには、さっきの電車で俺がサキに痴漢をしているところが、俺の顔も含めて全てしっかり映っていた。
俺は反射的に、リナのスマホを引ったくった。

「あははっ!無駄ムダ!その動画、もうメールに添付して家のパソコンに送っちゃったもん」

「お兄さんの痴漢の証拠はもうなくなりませーん」

「ねーえお兄さん?困るよね?この動画を駅員さんに見せられたり、警察に持っていかれたりしたら・・・」

「・・・目的は、何だ?お金か?」

2chでよく見るやつだ。女の子が痴漢被害にあったフリをして、男から金を巻き上げる。ただこの場合俺は本当に痴漢をしているので、言い逃れは一切できないし、彼女たちが望むなら10万でも100万でも熨斗つけて渡さなければならない。そうでなければ明日にでも、社会的な全てを失うことになる。


77 : 9 :2014/05/16(金) 00:43:31 .KUpPxAc0
しかし、

「違うよー!もー、ドラマの見過ぎだよ」

「今時そんな古いことしないってー」

俺の予想に反し、女の子たちは金の話をきゃらきゃらと笑い飛ばした。

「お金がほしいんじゃなくってー、私たち、お兄さんにちょっと付き合ってほしいことがあるんだ」

「とりあえず私の家がすぐそこだから、一緒に来てくれない?」

あくまで誘いの体を取るサキだが、弱味を握られる俺に拒否権など有るわけがない。

そうして俺は二人にノコノコ着いていき、この部屋に通されたあと、スマホをちらつかせながら全裸になるよう命令され、今に至るというわけだ。
さっきサキがセッティングしたビデオには全裸で正座する俺がしっかり映っていることだろうが、どうせ抵抗しても聞き入れてもらえないことが分かりきっていたので特になにも言わなかった。

一体これから何が行われるのか、俺は何のために呼ばれたのか、それらに関する説明は今のところ一切ない。

「ん!まぁ、こんなもんかなー」

部屋の隅にあるベッドで何かやっていたリナが伸びをしながらそう言った。

「私も、大体準備オッケー」

どういうわけかいくつかのコップと水の入ったボトルを持ってきたサキもそういって、二人はにんまりと笑いながらこちらを見た。

「それじゃあお兄さん、大変長らくお待たせしました」

「実は私たち、お兄さんに実験台になってほしくてこんなことしたの」

「・・・実験台?」

「そー。サキのお兄さんってすごくエッチな人でね、エッチなグッズとかDVDとかいっぱい持ってんの」

「それで私たち、最近は放課後そのビデオを見て、遊んでたんだけど・・・どうしても試してみたいことがあって」

あっけからんと話すリナと、少し恥ずかしそうにしながら話すサキ。
俺は二人の美少女に全裸を見られるというただでさえシュールな状況下で彼女らの言わんとすることを察しかね、首をひねることしかできない。

「でもね、騙し討ちみたいにして捕まえられて更に実験台だなんて、ちょっとあんまりにもカワイソーでしょ?」

「だからやっぱり、救済措置をとることにしたの」

話がますます掴めない。

「お兄さんは今から5分間、正座のままこのコップを持って、お水が溢れないように姿勢をキープすればいいの」

「それで5分間お水が溢れなかったらお兄さんの勝ち!あたしたちあの動画もお兄さんの顔写真も削除するし、お兄さんもこのまま帰してあげる」

「でも溢しちゃったら即、私たちの実験台になってもらいます」


78 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/17(土) 01:02:27 /NrtEtaY0
これは期待


79 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/18(日) 00:21:12 pRoTllrg0
こういうゲームすっげえ興奮する!
期待!!


80 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/18(日) 23:58:37 2bZ.S9jM0
拘束とかで物理的に逃げられない状況とはまた違った趣がありますよね
これからどんな目に遭わされるのか楽しみですw


81 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/19(月) 03:03:09 yb5yoWR20
続きはよ^o^


82 : <くすぐり処刑済み> :<くすぐり処刑済み>
<くすぐり処刑済み>


83 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/19(月) 07:52:22 h4O0MJ2s0
>>82
書き逃げなんだから、作者はもうこんなとこ見てないよ


84 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/21(水) 11:17:27 7GllhoRM0
お待たせしました。
続きを投稿させていただきます。

俺「……」

親父に呼ばれてから二週間経っていた。
……この二週間いろいろあった。
一つは許嫁達も親父との会話で許嫁解消の可能性がある事を知ったらしい。
まぁ、より積極的になっただけだが……
だからといって仲が悪くなるなんてことは起こらなかったけど。
……常に一人以上俺に付き添っているのは仕方がない事か。
そして二つ目は……

俺「……なんでだよ…親父」

……親父が亡くなった。
原因は心臓の病らしい。
親父が妙に優しかったのは自分の死を予感していたみたいだ。
……なんで俺に打ち明けてくれなかったんだよ。

メイドA「○○様、お疲れ様です」
俺「あ、あぁ」

引継ぎだとか、今後の事だとかそういった事を三日間かけて聞かされたのだ。
かなり疲れた。

メイドA「……ゆっくりお休みになられてください」
俺「……そうさせてもらうよ」

俺は一人で屋敷から出た。
外で待機をしていたリムジンに乗せてもらう。
……彼女達に会うのも久しぶりだから寂しがってないかな。


85 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/21(水) 11:18:08 7GllhoRM0
絵馬「○○さん、おかえりなさい」
早苗「お疲れ様、○○」
彩香「やっと帰ってきたわね」

すぐに自室に向かうと絵馬、早苗、彩香の三人が部屋で待っていた。
三人ともそれぞれの寝巻きに着替えていた。

彩香「○○……疲れてるでしょ……」
早苗「だから私達がマッサージしてあげます」
絵馬「○○さんは力を抜いて私達に任せてください」

そう言って三人は俺をベッドに誘導した。
……大丈夫……だよな。

絵馬「膝枕をしますから頭を乗せてくださいね」

……当然の様に自分の太腿を指す絵馬。
……非常に逆らいがたい衝動に駆られた。

早苗「じゃあついでに上を脱がせますね」
彩香「その方がマッサージをやりやすいから」

抵抗する間もなく二人によって上着が脱がされてしまった。
まぁ、三人に任せてみよう。

彩香「じゃあ始めるわよ」

三人は俺の身体に手を伸ばしてきた。
絵馬は顎を両手で押さえて、掌で頬を圧迫するように揉み始めた。
……柔らかくて心地良かった。
早苗は腋周辺を揉み解すように手を動かしていた。
彩香も腹を揉み解していた。

俺「……少しくすぐったいんだけど」
彩香「あら……マッサージをしてるのに……」
早苗「ふふふ、それ位我慢してくださいよ」
絵馬「○○さんはくすぐったい方が好きなんですか?」
俺「そ、そうじゃなあひぃ!?」

突然喉からくすぐったさがやってきた。
……原因は絵馬が指を動かして喉をくすぐったからだ。

彩香「やっぱり○○はくすぐったいのが良いのね」
早苗「じゃあ少し意地悪しちゃいますね」
俺「うひゃ!うくくくくくく」

絵馬に続いて二人もくすぐったい手付きに変えてきた。
マッサージをしながらそれぞれの部分を指先で撫でる様にくすぐってきた。
決して我慢できない刺激ではないが……焦らされている感じがするのだ。

絵馬「こんな感じですか」
俺「うひひひひひひひひひ!」

絵馬が右手を鎖骨付近に移してこしょこしょと指を轟かせてきた。
強くも弱くもない微妙な刺激。
非常にもどかしかった。

早苗「腋をナデナデ♪」
彩香「少しくすぐったいだけでしょ♪」
俺「ひぃひぃひぃひぃひぃひぃ」

……強くも弱くもないくすぐったさが送り込まれてくる。
ひょっとしてこれがずっと続くのか?

絵馬「○○さん、一言で良いんですよ」
俺「なぁ!?……何を……」

絵馬が俺の身体を少し起こして耳元で囁いてきた。
……絵馬の柔らかい胸が首に当たって気恥ずかしい。

絵馬「焦らさないで思いっきりくすぐってほしい……それを言ってくれれば焦らしませんよ」
俺「っ!?」

笑顔でそんな事を言ってきた。
……絵馬らしからぬ提案だった。

絵馬「言わないとずっとこのままですよ♪」
俺「そ、それは……」

喉や胸を優しくこしょこしょしながら囁いてくる。
……言ったら引き返せない。
でも……

早苗「サワサワされるのどうです?」
彩香「焦らされて辛いでしょ♪」

他の二人もそれを言わせようと加減された刺激を与えてくる。
……それが我慢できなかった。

彩香「早く言った方が良いわよ♪」
絵馬「我慢はよくないですよ♪」
早苗「ふふふ、じれったいですよね」

彼女達はそれがわかっているかのように俺を責める。
ギリギリ我慢できる位の刺激。
……俺は我慢の限界だった。

俺「……やってくれ」
彩香「もっとはっきり言ってくれないと」
俺「焦らさないで思いっきりくすぐってくれ!!」

あぁ……遂に言ってしまった。
……彼女達の表情が妖しいものになっていた。

絵馬「はい♪わかりました」
早苗「今更止めてほしいなんて聞きませんよ」
彩香「やっぱ○○はそうじゃなきゃ♪」
俺「うひゃははっはははっはははっははははっはははっははは!?」

三人の指の動きが早くなった。
焦らすようなくすぐりマッサージから完全なくすぐり責めに変わって身体中をくすぐったさが駆け抜けた。

絵馬「ふふふ、○○さん気持ちいいですか?」
彩香「当然でしょ、○○は私達にそうされるのが好きなんだから」
早苗「足がすごいピクピクしてますね」
俺「あはははっはははっはははははっははははは」

絵馬は身体を密着させて腋の下をくすぐってきた。
彩香は俺の腰に跨って腋をくすぐってきた。
早苗は足に抱き付いて足の裏をくすぐってきた。
どの刺激も慣れずに蹂躙される。
……でも不快感は全く無かった。


86 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/21(水) 11:22:02 7GllhoRM0
俺「はぁ……はぁ……」

あれから一時間程くすぐりは続いた。
今俺はベッドで彼女達と一緒に横になってる。

絵馬「○○さん、私達はずっと一緒にいますよ」
早苗「だから寂しくないです」
彩香「……今日は強がらないでいいのよ」
俺「絵馬…早苗…彩香……」

俺は無意識に三人を抱きしめていた。
三人もより身体を密着させてきた。
……俺は自分が涙目になっているのに気付いた。
今夜は彼女達の優しさに甘えるとしよう。

絵馬「○○さん……よしよし」
彩香「……まるで子供ね」
早苗「でも……今日だけは甘えてくださいよ」

彼女達が俺の頭を撫でてきた。
少しくすぐったくてあやされている感じがするけど不快ではなかった。
……彼女達の中から一人だけを選ぶのか?
……そんな事、俺にはできそうにない。
だから……俺は……

今回はここまでです。
gdgdになりかけた部分を全カットしたので、
予定では次が最後だと思います。


87 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/21(水) 23:54:23 AJMzzUCI0
乙!色々な意味で気持ち良さそうなマッサージだw
次で最後と言われると寂しい気もありますが続き期待です


88 : くすぐりアブダクション :2014/05/22(木) 00:20:04 Qrd5hUyQ0
それからどれだけの時が経っただろうか。
もしかしたら数分弱の出来事だったのかもしれない、しかし少年にとってこの上なく長い時間が経過してから、突然部屋の扉が開いた。

ティコ「○○さ〜ん、入りますよ〜♪」

ティア「○○様、失礼します」

普段事ある毎に少年のことをくすぐり責めにしている姉妹だが、この時ばかりは救いの女神のように見えたという。
……しかし、物事はそううまくは行かないもので…………

ティコ「……○○さん、そちらの方はどなたでしょうか?」

ティア「……まさかとは思いますが、私達がいない間に他の女を連れ込むなんて真似、していませんよね?」

ニコニコと微笑む二人。しかし、その瞳は鈍く暗い光を宿して見えた。
一方の詩音は何が何だかわからないようで、二人の少女と自分の兄とを交互に見ていたが、やがてこんなことを言い始めた。

詩音「にっ、兄さんの浮気者! 私というものがありながら!」

少年「はぁ……?」

息も絶え絶えになりながら、少年は詩音の方に向き直る。
彼女の瞳からは再び涙が流れ落ちていたが、今の少年にはその涙の意味も、先程の彼女の言葉の意味もわからなかった。
それよりも今心配すべきは彼女の身だろう。何せティコとティアは見るからに怒っている。
怒った彼女達が何をしでかすかはわからない。その怒りの矛先が詩音に向かわなければいいのだが……

ティコ「○○さ〜ん? 少しお話を聞かせてもらいましょうか?」ニコニコ

ティア「場合によっては……たっぷりとお仕置きしてさしあげますね?」ニコニコ

少年「え〜っと……」

さあ、どこから説明したものか。一つ間違えたら、本気でどうなるかわからない。
……そもそも詩音はどうしてここにいるのだろう?

少年「とりあえず……ティコ、ティア。コイツ、俺の妹」

ティコ・ティア「…………」

黙って少年を見つめる二人。この顔は間違いなく少年の言うことを信じていない顔だ。
それも当然のことである。詩音にはここ、クグスリ星に来る手段がないはずなのである。
現に少年だって彼女がここへどうやって来たのかはわからない。

少年「ほ、ほら、詩音! 泣いてないでお前からも言ってくれ!」

詩音「グスッ……」

少年「あー、もう、頼むから!」


89 : くすぐりアブダクション :2014/05/22(木) 00:21:02 Qrd5hUyQ0
……それからしばらくして、ようやく泣きじゃくる詩音を宥めることに成功した少年は再度姉妹に説明をした。

ティア「……わかりました。仮にお二人が兄妹だということを信じたとしましょう。ですが、詩音さんはどうやってこの星まで来たのです?」

それは少年も疑問に思っていることだ。

詩音「えーっと……私にもよくわからない、です………」

少年「わからない? 何だそれ、もう少し詳しく説明してくれないか?」

詩音「えっとね……」

詩音の話を要約すると次のようになる。
・夜、自宅の少年の部屋にいた時、壁にくっついて何かが光っているのを見つけた。
・気になってそれに触れてみたところ、光が急に強くなり、眩しくて目を開けていられなくなった。
・気が付いたら見知らぬ部屋にいて、隣で寝転ぶ少年のことを見つけた。
・そして今に至る。

少年「謎の光、ねぇ……」

何か知らないかと思い、姉妹の方へ向き直ると、そこにはバツの悪そうな顔をしたティコとそれを横目でジッと見つめるティアがいた。

ティア「……お姉様、○○様をここへ拉致…もとい招いた時に使用した『ワームホール』……ちゃんと閉じましたか?」

ティコ「え、えーっと……確認してきまーす!」

慌てた様子で部屋を出ていくティコを見届けると、ティアは大きく溜め息をついた。
そのタイミングで、詩音は少年の服の裾をクイクイと引っ張った。

少年「どうした、詩音?」

詩音「兄さん、この人達とはどういう関係なの…?」

得体の知れない少女達と少年があまりにも当たり前のように話すのを訝しんだのか、小声でそう尋ねてくる。
……しかし、どう説明したものか。この妹はまず宇宙人という存在を信じていないのだ。
そうなると、まず姉妹に頼んで宇宙人たる証拠を見せてもらうべきだろうか……?


90 : くすぐりアブダクション :2014/05/22(木) 00:21:27 Qrd5hUyQ0
少年が考えを巡らせていると、詩音は小声で話していたにもかかわらず、聞こえていたらしいティアが……

ティア「ああ、挨拶がまだでしたね。はじめまして、詩音さん。○○様とお付き合いさせていただいてるティアと申します」

詩音「なぁっ!?」

少年「ちょっと、ティア!? 何言ってんの!?」

ティア「うふふ、○○様、恥ずかしがることないじゃないですか」ギュッ

そう言って、少年の右腕に抱きついてくる。
……柔らかいものが腕に当たって気持ちいい……じゃなくて!

少年「ティア! 何さらっと嘘吐いてるの! 詩音が誤解してるじゃないか!」

ティア「嘘なんて吐いてませんよ。将来を誓い合った仲じゃないですか」

少しムッとした顔をするティア。ああもう、こいつは!
ちらりと詩音の方を盗み見ると、彼女はわなわなと震えていた。
その顔は彼女の髪に隠れてよく見えなかったが、何か気に入らないことがあったのは確かなようだ。

少年「し、詩音。勘違いするなよ。今のはこいつが勝手にひゃうんっ!?」

気がつくと、ティアの右手が少年のわき腹を捉えていた。しかも、しっかりと詩音からは見えないと思われる位置取りで。

ティア「○○様、ここは話を合わせてくださいませんか? その方が○○様のためにもなりますよ?」ヒソヒソ

少年「はあ? 何で俺のためになるんだ?」ヒソヒソ

ティア「ほら、早いうちに妹さんと打ち解けておいた方が○○様のご家族に挨拶する時有利に……」ヒソヒソ

少年「そんな日は一生来ねえよ!!」

駄目だ、こいつと話していても埒が明かない。早いとこ詩音の誤解を解いて……って。

少年「あのー、詩音?」

何だか詩音の様子が変だった。少年には彼女の背後でどす黒い炎が燃えているかのように見えた。

詩音「…………ない」

少年「もしもーし? 詩音さーん?」

詩音「………さない。……………は……」

少年「おーい?」

その瞬間、詩音はキッと顔を上げる。その表情からは強い覚悟の色が見て取れた。
そして、少年の空いている左腕に抱きつくと、まるで宣戦布告するかのように叫んだ。

詩音「…渡さない! お兄ちゃんは私のものなんだからーーーっ!!」


91 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/22(木) 01:46:58 s6ogn.6c0
嫉妬深い娘達が3人揃っちゃいましたねw
少年にどんなとばっちりが来るのか楽しみです


92 : サム :2014/05/23(金) 00:55:15 d/x9wrwU0
誰か女の子集団がローションか石鹸の手で足の指の間とか脇と乳首とかくすぐられまくってるショタとか書いて欲しいなぁ


93 : 9 :2014/05/23(金) 16:42:14 Fb4opzCo0
リナとサキと痴漢のお兄さんの話の続きです


「でも溢しちゃったら即、私たちの実験台になってもらいます」

にっこりと笑うリサの顔を見つめながら、俺は今聞いた話の内容を懸命に咀嚼した。

―――よくわからないが、この話、そこまで悪いものでもないんじゃないだろうか?

彼女たちが約束を守るかはまた別になるが、今の話が本当なら俺はたった5分間、コップを持ったまま正座で座っていられれば、これ以上罪を償うことなくこの場から解放してもらえるわけだ。
それにもしその救済措置とやらに失敗しても、彼女たちに通報の意思はないらしく、大人しく何かの実験台なっていれば良いらしい。その実験というのも、このシチュエーションから鑑みるに、なかなかオイシイものなのではないだろうか?
そして二人がさっきまでいそいそと用意していたのは、ローション、電マ、オナホールといったアダルトグッズがほとんどだ。唯一物騒に見えるのはどう見ても緊縛用の真っ赤なロープだが、これはショップなどでよく見かける、プレイ用の安全なロープだ。
この狭い部屋の中に、沢山の大人のオモチャ、二人の美少女、そして全裸の俺。
やることなんか1つっきゃない。
性への興味をも手余した、背伸びしたい年頃の、Sっ気の強い女の子たちが、抵抗できない大人の男を好き勝手にしたくてうずうずしているのだ。
そう考えれば、この異常な状況にもなんとか納得がいく。
ような気がする。
痴漢などするくらいだから俺はS気質で、どちらかというとああいったオモチャは使われるよりも使う方が好みなのだが、たまにはこういった経験も悪くない。かわいい女子高生二人にあんなところやこんなところを好き勝手にしてもらうなんて、どんな状況であれ男にとっては僥幸以外のなにものでもない。

「・・・アレ、おにーさんなんか嬉しそうな顔になってない?」

「ふふっ。簡単にクリアできると思っていたら悪いけど、私たちもそれなりに邪魔させてもらうからね」


94 : 9 :2014/05/23(金) 17:28:46 Fb4opzCo0
「その、邪魔って言うのは・・・?」

「んー?んふふー♪なんだと思うー?」

「痛いことじゃないから安心してね」

妙にうきうきとした様子のリナと、相変わらずおっとりと笑っているサキ。痛いことではないということは、突き飛ばすとか、叩くとかの妨害ではないのだろうか?でも、それなら一体―――、
いや、考えても仕方がない。俺からしたらどっちに転んだって良いのだから。

「じゃあおにーさん、あっちに正座して?」

リナが示したのは、三脚の上に設置されたビデオカメラの真正面だ。俺が水を溢したときのためか、床にはバスタオルが何枚か重ねて敷いてある。
ビデオカメラを見て、俺の心に失せかけていた不安がよみがえった。そうだ、まだこれがあった。もし彼女たちがこれをネット上なんかにアップし、それが知り合いや会社の人間に見つかろうものなら、俺の人生は即終了だ。
まぁこのビデオにしろ、あのスマホの動画にしろ、最悪金を積んで買い取ってしまえば良い。高校生なんてのはみんな貧乏で、それでいて頭が足りないのだ。10万でも20万でも積めば、簡単に折れることだろう。もちろんしがないサラリーマンの俺にとってそれは痛い出費だが、それで今後の人生が買えるというなら安いもんだ。

大人しく正座すると、サキが例の水の入ったコップを俺に差し出してきた。が、それは俺の想像していたのと少し違っていた。

「はい、これ持ってね」

差し出されたのは確かに水の入ったコップだ。想像と違うのは、その数が3つで、しかも下2つ上1つのピラミッド型に積み上げられていて、ピンク色のトレーの上に乗っかっているところだ。
まさか複数とは、しかもこんな形にしてくるとは思わなかった。1つのコップを手で持つより、難易度はグッと上がっている。

「うふふ♪お兄さん1個だけだと思ってたでしょ?」

「残念でしたー♪でもそんなに重くないでしょ?じゃ、サキ。タイムよろしくぅ♪」

「はーい。じゃあ3、2、1、・・・スタート!」

ストップウォッチのピッという音を皮切りに、救済措置という名のおかしなゲームが開始された。
サキはビデオカメラの横でストップウォッチを構えたまま、腕組みをしてこちらを見ている。リナは俺の真後ろにいるらしいが、腕が動かせないので振り返ることができず、何をしているのかは全くわからない。

「・・・」

「・・・」

「・・・」

3人とも何も言わず、何もしないまま、ただ時だけが過ぎていく。


95 : 9 :2014/05/23(金) 19:57:56 Fb4opzCo0
時間を見ているサキが何も言わないので、俺には今どれくらいの経過したところなのか全くわからない。
サキはストップウォッチを眺めながら、チラチラとリナのことを見ているようだった。急かしているようにも見えた。
もしかして、俺に妨害をするのをリナがためらっているのだろうか?土壇場で怖じ気づいたとか?いや、ここまでやっておいてそんなことってあるのか?

「はい!2分半経ちました〜」

それまで黙っていたサキが突然、経過時間を告げた。2分半経ったのか。早いような気もするし、遅いような気もする。

「ん!じゃあそろそろ始めようかなー」

後ろでリナがパキポキと指を鳴らす音がした。あぁ、ついに来るのか。一体どんな妨害が――――

「じゃあおにーさん、失礼しま〜す♪」

突然、俺の両脇からリナの細い腕がにゅっ!と生えてきたかと思うと、爪の先で俺の腿の中腹から鼠径部の少し上の辺りをスーっと撫でてきた。

「はグッ・・・!?」

予想外のくすぐったい刺激に、喉の奥から変な音が出た。

「きゃはは!お兄さん変な声〜!」

甲高い声に驚いて前を見ると、サキが満面の笑みを浮かべながら嬉しそうにこちらを見ていた。お上品な笑顔しか見せないものと思っていたから少し驚いた。

「びっくりした?今度はちゃんとくすぐっちゃうよ〜?」

リナは楽しそうな声でそういうと、そのまま爪の先を俺の脇腹まで滑らせた。

「うっ!」

皮膚の上を優しくなぞられているだけなのに、くすぐったさで腹筋が勝手に波打つ。
勝手にヒクヒクと震えている脇腹のすぐ側で、リナの両手がくすぐるジェスチャーをする。実際に触れられてもいないのに俺は身悶えしそうになるのを必死に堪えた。

「ほらぁ、くすぐっちゃうよ?いいの?いいの?」

視界の下の方で細い指がワキワキと動いているのが見えて、自然と腹をへこませる。そんなことで逃げられるわけがないと分かってはいるものの、体が勝手に反応してしまうのだ。

「あはは!お腹へっこませてもダメだよ!・・・ほら、こちょこちょ〜♪」

リナの爪先が、俺の脇腹を優しく、ゆっくりと撫で回す。まさしくフェザータッチというべきその刺激に激しさはないが、皮膚の薄いところを爪先でさわさわされるのはやはりこそばゆい。

「グクッ!ふっ、く・・・ッ!」

トレーが揺れないようなるべく体が動かないよう耐えるが、どうしても上半身がくねくねしてしまうのを堪えられない。

「やだぁ、くねくねしてるぅー」

「サキ、今何分?」

「えっと、3分15秒」

「まだ余裕あるじゃん!じゃあ、お兄さんの好きなとこさわさわしてあげるね」


96 : 9 :2014/05/23(金) 20:39:42 Fb4opzCo0
サキはそう言って、手を再び下へ降ろしてきた。俺はグッと息を詰める。手が止まったのは、さっき腿からなぞりあげられた時、一番くすぐったかった場所。鼠径部の少し上のところだったからだ。

「おにーさん、さっきここ撫でたとき反応良かったよね・・・」

リナはそう言いながら、俺の弱点を指の腹でくるくると撫でた。

「あひっ!ふっふっ、ひゃひィ!」

たまらないくすぐったさが俺の下腹部を襲った。滑らかな指の腹でくるくる撫でられるだけで、耐えがたいほどにくすぐったい。できることなら今すぐリナの手を振り払って逃げたしたいくらいだ。
俺が笑って肩を揺らす度に、トレーの上のコップの水も激しく揺れてしまう。なんとか止めようとしても、リナが手を止めない限りどうにも止めることができない。

「えっ、すっごい効いてるじゃん」

「でしょ?あたしの目に狂いはないよん♪・・・ねぇおにーさん?撫でられるだけでもこんなにくすぐったいのに、ここをさっきみたいにこちょこちょされちゃったら・・・どうなっちゃう?」

「ひひっ!だめ、絶対だめっ・・・!」

「ダメだって。どーする?サキ」

「えー?決まってんじゃん!」

「・・・だって。ごめんねおにーさん、そういうことだから!じゃ、遠慮なく・・・こちょこちょ〜♪」

「あッ、ひひゃひゃあ!」

リナは指先を立てると、俺の弱点を容赦なくくすぐり回した!撫でられるだけでくすぐったくて仕方なかったところをまともにこちょこちょされて、姿勢を保っていられるワケもない。俺は大きく体を捻って、リナの魔性の手から逃げ出してしまった。当然トレーは床に放り出され、水をすべてぶちまけたコップの1つがコロコロと転がった。


97 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/24(土) 01:20:56 OY6ICKFY0
新作キター
かなりツボです!


98 : 9 :2014/05/25(日) 09:21:14 0lC1fdlc0
「ああぁ・・・」

音もなく転がって行くコップを呆然と眺めながら俺が思ったのは、ゲームに負けた悔しさでも、これで無償解放は無くなってしまったってしまったというやるせなさでもなく、先ほどの体験に対する複雑な感動だった。
彼女たちが言っていた妨害とやらがくすぐりという、非常に幼稚な手段であったことには驚いた。がしかし、その効果たるや、殴る蹴るといった直接的な暴力行為よりもよっぽど強い威力を持っていた。
子供の、しかも小学校低学年以来経験していなかったようなむずむずする刺激は、たとえ激しいものでなくてもこちらをまいらせてしまうのに十分だった。それに全裸で、しかも滑稽なポーズのまま、年下の女の子にこちょこちょとくすぐられ、無様な笑い声を上げている様を別の女の子に見下ろされるというシチュエーションは非常に屈辱的で、それでいて胸の底に何か甘いうずきのようなものを生じさせた。

「キャハハハハハ!!うっそー!もう落としちゃったぁ〜」

「あぁ〜残念!まだ脇の下も足の裏も触ってないのに・・・。サキ、何分だった?」

「えー?ふふっ!えっとね、3分52秒!」

「あーもう、まだ結構あんじゃ〜ん。フィニッシュはワキの下にするつもりだったのにぃ・・・」

「いいじゃない。それは実験の方でたっぷりできるんだし。・・・ね、お兄さん?」

サキがにっこりと笑って目配せをしてくる。が、その笑みは駅で見たようなお上品なものとはほど遠い、下心をたっぷりと湛えたいやらしい笑顔だった。

「うーん。ま、それもそっか!じゃあおにーさん、立って立って!」

「約束通り、実験台になってもらうからね♪ベッド行こうベッド♪」

リナとサキに文字通り尻をつつかれながら、マットと台だけでできた簡素なパイプベッドの前に立つ。すると、サキが何かを思い出したように手を叩いた。

「あ!そうだ!お兄さん、ベッドに乗る前に、これ履いて?」

サキが取り出したのは、なんと女性用のパンツであった。可愛らしい花柄のそれは、サキの指につままれてヒラヒラとなびいている。

「え、どしたのサキ?」

唖然とする俺の横で、同じく予想外だったらしいリナが素っ頓狂な声を上げた。

「えへへ、このあいだ間違えてLサイズのパンツ買っちゃって〜。勿体無いから一応取っといてたんだけど、これきっとお兄さんにちょうどいいでしょ?」

「や、ちょうどいいとは思うけど・・・あたしチンチンは丸出しの方が良いなー。おにーらさんのチンチン、せっかく可愛いホーケーくんなのに」

ここで1つの注を加えさせてほしい。たった今リナは俺のムスコのことを包茎と言ったが、彼は決して自分の皮にこもりきりの真性包茎などではなくその気になればいつでも一皮むけることができる仮性包茎くんである。
普段は奥ゆかしく自前の帽子を被っているが、有事の際にはそれを脱ぎ捨て裸一貫でことに臨んでくれる男らしいヤツだ。
普段帽子の下に隠れている部分がちょっと敏感すぎるのが玉にキズだが、そんなところも含めて愛おしい、自慢の相棒というわけである。負け惜しみではない。


99 : 9 :2014/05/25(日) 21:52:23 0lC1fdlc0
「お願い!私、ちょっと試してみたいことあるの。それが終わったらパンツは脱がしちゃって良いから!」

渋るリナにサキが食い下がる。

「うーん、そういうことなら良いけど・・・」

「やったぁ!じゃお兄さん、はいてはいて!!」

サキにせっつかれるまま、俺はおとなしくそのパンツをはいた。どうせ俺に抵抗する権利はない。比較的下付きだったおかげで、俺のチンコはパンツの中にすっぽりと収まってしまった。とはいえ、本来ないはずの余計なモノまで包み込んでいるせいで布地はパツパツ
になっていて、かわいい息子の形がくっきりと浮いている。タマの方は、当然だが股の布の両脇から両タマとも1/4ずつくらいはみ出していた。
正直言って、丸出しでブラブラさせている状態よりもなんだか恥ずかしい気がする。

「や〜ん、かわいい〜!!」

サキは俺のもっこりした股間を見て大喜びしている。リナはそんなサキを呆れ顔で見ながら、ベッドを指差した。

「もー、サキちゃん変態なんだから・・・。それじゃ、おにーさんそこに寝て」

俺は言われるがままベッドに寝そべった。すると、リナはおもむろにベッドの脇に置いてあった箱に手を伸ばし、そこから例の赤いロープを取り出した。

それを見た瞬間、俺のチンコがピクン!とわずかに反応した。

ついに、ついにやられてしまうのか。俺は今からあのロープで縛られて、女もののパンツをはいたまま、この可愛い女子高生二人にあの箱に入ったエッチなグッズでエッチなところをエッチにいじめられてしまうのか―――――!

さっきのリナのくすぐりは、確実に俺の中の何かを呼び覚ましていた。俺は今まで自分をSだと思っていたが、今、これからこのサキとリナに好き勝手に弄ばれる自分を想像すると、自然と期待に胸が、いやチンコが膨らんできてしまうのを抑えられなかった。


100 : 9 :2014/05/25(日) 22:48:04 0lC1fdlc0
そもそも痴漢をした代償として、こんなにかわいい女の子二人に気持ちよくしてもらえるなんて、なんだか良い意味で割りに合わなさすぎて申し訳ない気すらしてくる。俺がくらった罰なんて、さっきのくすぐりくらいのものだ。
いや、あれだって、されている時はとても耐えがたいもののように感じたが、今思えば大したことなかったように感じる。大の男が脇腹をくすぐられたくらいで悶えるものか。あのときはシチュエーションに緊張して、神経が過敏になっていただけだ。

「あっ!おにいさん、ちょっと大きくなってきてない?」

「うふふっ、気が早いんだからぁ・・・。そんなに焦らなくても、すぐにいい子いい子してあげるからね」


ぜひお願いします!


喉のところまで出かかったが、なんとか飲み込んだ。
そんなこんなのうちに、リナは手際よく俺の両手首を一纏めにしてベッドヘッドにくくりつけた。サキはサキで、箱から手際よくアダルトグッズを出して、俺のすぐ側に並べている。
ローション、電マ、オナホール、ローターが2,3個などなど、いやらしい品々は次から次へと出てくる。途中にあった筆や毛ばたき、羽ペンなどの使用目的はよくわからないが、とにかく全てがこれから始まる甘くエッチな「実験」とやらの中で利用されるのだろう。

「じゃあ、始めよっか♪」

「ほーい」

二人は顔を見合わせてこっくりと頷くと、なんと着ているものをポイポイと脱ぎ捨て始め、あれよあれよという間にブラジャーとパンツだけの格好になってしまった!
いや、がっかりなどしていない。女性の、しかもJKの下着姿を見て、俺のテンションは右肩上がりだ。二人の胸がそんなに大きくないことは服を着ているときからよく分かっていたことだ。断じて、がっかりなど、していない。

「じゃあお兄さん、失礼しまーす♪」

「失礼しまーす♪苦しかったら言ってね?どかないけど」

そう言いながら、二人は俺の上にどっかりと馬乗りになった。リナは俺の胸より少し上辺りに腰かけているため、その丸く形のよいお尻が俺の目の前にドアップになった。サキは俺の太もものあたりに腰かけている。サキは多分俺の頭の方を、リナは足の方を向いて座っているので、リナの体が邪魔でよく見えないが二人は俺の上で向かい合わせになっていると言うことになる。

予想多少異なるポジショニングに、俺は少しばかり戸惑った。てっきり二人は俺の両サイドに座って、俺の顔を見ながら責めてくるものと思っていたが、これではリナのお尻しか見えないし(もちろん眼福であることには変わりないが)、何より身動きがほとんど取れない。俺に許された自由は、今や膝から下と両手の指くらいになってしまった。


101 : 9 :2014/05/26(月) 00:06:49 rD8VNsSA0
「それじゃあ今から、実験を始めたいと思いまーす!!」

「いぇーい♪」

リナの高らかな宣言に、サキが手を叩いて応えた。顔を見なくても分かるほど、二人の声は喜色に満ちている。

「私はまずワキからかなー?サキは?」

「んー。私、さっきのとこやってみたいかも・・・」

「さっきのとこ?」

「ココ・・・」

「あーハイハイ!良いね良いね!おにーさん大喜びしちゃうね!でもサキがやるなんて珍しいね?いっつもすーぐソッチに夢中になっちゃうのに」

「だってさっきのお兄さんの反応見てたら・・・我慢できないよ・・・」

「んふふ〜♪だよねだよね!」

きゃいきゃいと楽しそうに話す二人の下、俺は突然降ってわいた疑念に身を震わせていた。

ワキ?ワキってなんだ?ワキって性感帯だったか?
それに、さっきのとことかココとか、ソッチとかってどこのことだ?

まさか・・・いや、そんなはずはない。あれはただの妨害の一環であって断じてそんな、あれが実験のメインだなんて、そんなことはけっして、けっして、――――――くすぐりなんて、



「じゃあおにーさんもお待ちかねですし・・・第一回、こちょこちょエッチ実験、開始〜!!」



疑惑は、確信に変わった。



「やめっ・・・!」

声をあげようとしたが時すでに遅く、次の瞬間、二人分、計20本の繊細な指が、俺のワキの下と鼠径部の少し上に襲いかかった!!

「こちょこちょこちょ〜♪」

「こちょこちょこちょ〜♪」

「ア゙ーひゃははハハァ!!!ア゙ァ〜ーーッ、ひゃはぁ!!!!」

俺のワキの下からワキ腹を、そして下腹部の両ワキから足の付け根のあたりを、二人の指がこちょこちょと這い回る。
最高にくすぐったいポイントを突然、しかも何ヵ所も責められて、俺は爆発するような笑い声を上げた。


102 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/26(月) 00:55:39 vc.dGHNg0
「こちょこちょエッチ実験」という実験名からして心惹かれますねw
これからの実験内容が凄く楽しみです


103 : 9 :2014/05/26(月) 09:28:48 rD8VNsSA0
「おにーさん嬉しい〜?これからいーっぱい、コチョコチョしてあげるからね♪」

「うれ゙っ、ウレじぐないッ!!ぐひっ、ひゃあぁっ!」

「こちょこちょされてるのに、ジタバタできないのって辛いよね?お兄さんのココ、すっごくくすぐったいのに・・・」

言いながら、サキはより激しく、俺の弱点をくすぐった。

「辛い!ヅらっ、あ゙ぁ〜〜〜〜〜〜〜ッ!」

サキの言う通りだ。抵抗ができないのは元からだが、どんなにくすぐったくても、腕を1つに縛られ、リナが肩の、サキが太ももの上に乗っている限り、俺は体をくねらせたり、手足をばたつかせてくすぐったさを発散することすらできない。足首から下を左右に振ったり、腰や腹を少しだけ上下に振るくらいた。

「すごーい!お腹めっちゃ波打ってるー♪」

「ヒャは、はッ、はぁッ、ハッ・・・ア゙ーーーッ!!ア゙ぁ〜〜〜〜〜〜ッ!!!」

「はい、じゃあ一旦ストップ!」

リナがストップをかけると、俺の体を這い回っていた20本の指たちがピタリと止まった。
ようやく息がまともに吸えるようになって、俺はここぞとばかりに肺いっぱい空気を吸い込んだ

「はあ゙ッ、はッ、はあ゙ッ、はぁっ・・・!」

「息やばーい♪めっちゃあらーいwww」

「超苦しそー。やっぱ二人がかりはキツかったか」

「ふふふっ!いいよ、私いったんお腹こちょこちょやめる」

「おっ、じゃあついに本業の方入りますかー?」

「まかせなさーい♪」

サキが意気揚々とそういった次の瞬間、パンツの中に隠れた俺のムスコの上に、サキの小さな手のひらが覆い被さった。


104 : ライ :2014/05/27(火) 06:56:25 FdCQES8E0
うほぉー!いいですね!
やはりつぎは乳首、脇の下、足の指の間を手の指全部でぬるぬると行き来させる技でとどめは脇腹みたいなシチュ期待!


105 : 9 :2014/05/27(火) 10:25:51 /aeGzhfM0
「あっ・・・」

突然与えられた局部への刺激に、俺は切なげな吐息を漏らしてしまった。さっきも言った通り、俺の視界はリナのおしりに遮られているため、俺は一体ムスコがどういう状況に置かれているのか確認することができない。

「お兄さん?お兄さんのここ、ベッドに寝っ転がる前から、ちょっとおっきくなってたよね・・・どうして?」

サキが甘い声で俺に語りかける。しかし俺は急所に何をされるか分からない不安と、何をしてもらえるのだろうかという期待で頭がいっぱいになってしまって、返事をすることができなかった。

「ねぇ・・・どうして・・・?」

だんまりの俺に痺れを切らしたサキは、被せていた手を上下にゆっくりと動かし始めた。手のひらの温かい感触だけでもたまらないのに、優しく撫でるように愛撫されてしまって平気でいられるわけもない。
さっきの言葉通りいい子いい子してもらった俺のムスコは、大喜びしながらムクムクと体積を増していった。

「あぁっ・・・!あの、きっ、期待しちゃって・・・」

「期待って・・・なぁに?」

「そのっ、こういうことを・・・」

「こういうことって、こういうこと?」

サキは被せた手をちょっとすぼめて、俺のムスコをきゅうっ、と圧迫した。

「あぁっ!そうです!期待してました・・・」

「ふぅ〜ん。じゃあ、こういうのは期待してなかったのぉ?」

3本の指先がムスコの根元にあてられ、そこから先端までをつぅーっと撫で上げられた。亀頭の先っぽまで行ったら、根元まで戻って、またつぅーっと撫で上げてくる。
何度も何度も繰り返される優しい刺激はきもちいいけど物足りなくて、俺は腰をめちゃくちゃに動かしたいような気分にさせられた。が、俺にできるのは相変わらず腰をほんのわずかに捻ることくらいで、このもどかしさを発散させることは到底できなかった。

「うああぁ・・・!くぅ〜・・・っ!」

「ねーえ、お兄さんってばぁ」

「してました!すみませんっ、してました!あぅ・・・!」

「あぅーだって。かーわいい♪」

「ねぇサキィ、そろそろちゃんと触って上げなよー。おにーさんかわいそうじゃーん」

「え〜?まだダメだよぉ♪ねーっ、お兄さん?」

サキはそう言いながら、完全に勃起してパンツにくっきりと浮いているムスコの裏すじを、爪の先でこちょこちょとくすぐってきた。

「あひぃっ!?ちょっと待ってちょっと待ってそれ・・・!!」

体の中で最も敏感な部分の1つと言って良い場所をこちょこちょいじめられて、くすぐったいようなきもちいいような感覚に耐えきれず、俺は最大限に体を揺らした。が、やはりそれでも、俺の上に乗った二人はビクともせず、サキは俺の裏すじをこちょぐり続ける。

「あはっ!いい反応〜♪ここをこちょこちょされるのきもちいい?」

「はいぃ・・・っ」

俺は二人からは見えない頭で必死に頷いた。

「こちょこちょされるの、好き?もっとしてほしい?」

「好きっ、好き・・・!もっと、し」

「だって〜。リナ、お兄さんこちょこちょ好きなんだって」

「あ、そう?そういうことなら、リナちゃん頑張っちゃおっかな〜♪」

「えっ、ちょっ、違・・・」

それまでどこかに行ってしまっていたリナの手が、再び俺のワキの下に戻ってきた。今は手のひら全体をぴっとりと密着させているだけだが、さっきの地獄のくすぐりを体験した俺にはそれすらくすぐったく感じられ、体が勝手にビクつくのを止められない。

「違くないでしょ?お兄さんこちょこちょ好きなんでしょ?」

「もぉ〜おにーさん、そうならそうと早く言ってよ〜。じゃ、お望み通り、こちょこちょしてあげるね・・・?」


106 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/27(火) 22:05:38 2ajDBiWg0
へそ責めもよろしく


107 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/27(火) 22:20:54 cY/4FvUg0
乳首責め期待


108 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/29(木) 02:45:38 9CBnzrP20
美少女のお尻に視界を遮られながらのコチョコチョ地獄、
こういうエッチぃシチュ大好きですw 乙!!


109 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/30(金) 10:09:04 PerJtNiQ0
お待たせしました。
最終話を投稿させていただきます。

あの日から一年の月日が経った。
俺は親父の仕事を継いで忙しい毎日を送っていた。
……そんな日の夜の出来事だ。
風呂に一人で入っているとメイド達が入ってきたのだ。

俺「なぁ……一人で入りたいんだが……」
メイドA「いえいえ、洗いからマッサージまで私達にお任せください、ご主人様」
ロリメイドA「そうですよ♪それに私達はもう準備できてるんですよ♪」

そう言った彼女達の格好はいつものメイド服ではなかった。
……いつものメイド服をそのままフリルの付いたワンピースタイプの水着にした感じだった。
……その所為で体格が強調されて目のやり場に困った。

ロリメイドB「それにこれは絵馬様からのお願いなんです♪」
ロリメイドC「私達と……一緒に入ろう♪」
ロリメイドD「じゃないとこちょこちょの刑にするよ」

……絵馬が頼んだのか。
全く、何を考えてるんだか。
……頼むから指をワキワキしながら上目遣いで俺を見ないでくれ。

俺「……分かった……好きにしてくれ」
メイドA「ではまず、この子達に身体を洗ってもらってください」
ロリメイド達『お任せください、ご主人様♪」

そう言って幼いメイド達が俺に群がってきた。
幼いメイド達の手はいつの間に付けたのであろう大量の泡で見えなくなっていた。
その手が一斉に俺の身体に伸ばされた。

俺「あひぃ!?うひゃ!」
ロリメイドE「くすぐったいですけど我慢してくださいね♪」
ロリメイドF「背中をワシャワシャ♪」
ロリメイドG「私もナデナデ♪」
ロリメイドH「こちょこちょしてないのにくすぐったいの?」

幼いメイド達が指を動かす度に俺はくすぐったさに反応してしまう。
彼女達はくすぐっているつもりはなくても泡の付いた指は滑りが良くてそれが非常にくすぐったい。
……我ながらこの一年間はくすぐり尽くしと言っても過言ではなかった。
……一週間ずっとくすぐられていた事もあった。
桃達はもちろんメイド達まで寄って集って俺をくすぐり続けた。
……あの時の事を思い出すだけでくすぐったさが込み上げてくる。

ロリメイドI「腋とかしっかり洗わないとね」
ロリメイドJ「汗が溜まりやすいもんね♪」
俺「ひゃはははっははははははっははははは!?」

小さな手が俺の腋を穿っていた。
両手を使っていたから十本の指がくすぐったい刺激を送り込んできた。
それを両方同時にやられているから我慢なんてできない。
俺は笑い声を上げていた。

ロリメイドK「脇腹を触っただけでくすぐったいならこちょこちょしたらどうなっちゃうの?」
ロリメイドL「きっと気持ち良いんだよ♪」
ロリメイドM「足も綺麗にしますね」
ロリメイドN「膝だってアワアワにしちゃうんだから♪」
俺「うひぃひひひひひひひひひっひひひひひひひ」

俺の反応を見てか幼いメイド達の指の動きが速くなったような気がする。
何処から見ても絶対くすぐっている。


110 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/30(金) 10:09:39 PerJtNiQ0
ロリメイドO「洗いながらこちょこちょです♪」
ロリメイドP「ご主人様っていつもこちょこちょされてますよね」
俺「くひぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひっひひ!!?」

柔らかい指が全身を這ってくる。
まるで全身を小さな蜘蛛が埋め尽くしているかの様な刺激だった。

ロリメイドQ「お腹もいっぱいこちょこちょするよ」
ロリメイドR「背中を身体でスリスリ♪」
ロリメイドS「あ、私も♪」
ロリメイドT「じゃあ私は逞しい胸板を洗うね」
俺「いひゃはははっははははははっはははは!そ、それ以上は!?」

幼いメイド達が体を密着させながらくすぐり始めた。
フリルが付いているのもあるが僅かな膨らみの感触が俺の背中を刺激する。
……変な雑念を必死に振り払った。
じゃないと正気を保っていられなくなる。

ロリメイドU「髪も洗わないと……ふぅ〜」
ロリメイドV「もちろん耳に息を吹きかけながらね♪ふぅ〜」
俺「ひゃん!?うひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ」

二人の幼いメイドが耳に至近距離で甘い息を優しく吹きかけてきた。
身体が脱力する。
駄目だ……気持ち良い。

ロリメイドW「男の人のこれも洗わないとね♪」
ロリメイドX「力入れると痛いらしいから優しくね」
俺「うひゃん!!?そ、そこは!!」

……何の躊躇もなくあの部分に手を這わせてきた。
それだけで電流が駆け抜けたような感じがした。
撫でられてるだけなのに敏感に反応していた。

ロリメイドY「もう何処も触れないよ……」
ロリメイドZ「何処でも良いから隙間を触ろうよ♪」
俺「うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ」

もう身体中触られてない箇所がない位幼くて柔らかい指で埋め尽くされていた。
そして幼いメイド達は無垢な笑顔を浮かべている。
……やばい、どうすればいいのか分からない。
幼いメイド達に身体を隅々まで洗われながら俺は考えるのをやめた。


111 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/30(金) 10:10:47 PerJtNiQ0
俺「ぅぁ……」
メイドA「ご主人様、これからマッサージをさせていただきます」
メイドB「もちろん、ご主人様の好きなくすぐりマッサージですよ♪」
メイドC「ご主人様が気持ち良くなれるように精一杯こちょこちょさせていただきますね」

幼いメイド達の洗い地獄から解放された俺はメイド達に囲まれながら湯舟に浸かっていた。
……後ろから抱きかかえられて更に両腕に抱きつかれて大変だった。
メイド服そっくりの水着だから彼女達がいつもの格好で湯舟に浸かっているように見えてしまう。
材質もしっかり水着だった。

メイドD「えへへ、ご主人様と一緒にお風呂に入れる日がくるなんて夢みたいです♪」
メイドE「もう乳首が硬くなってますよ」
俺「あぅ……やめっ!?」

二人のメイドが肩に頭をちょこんと乗せて寄りかかってきた。
そして二人が乳首を人差し指で突いたり弾いたりして弄ってきた。
弄られる度にモヤモヤが押し寄せてきた。

メイドF「ご主人様、ぎゅ〜♪」
俺「お、おい!?」

メイドの一人が腰に抱きついてきた。
……彼女の膨らみが……俺のあの部分に押し当てられていた。
……遮るものが無いから感触が直接伝わってきておかしくなりそうだった。

メイドG「そ〜れ♪こちょこちょ♪」
メイドH「腋も脇腹もいっぱいこちょこちょ♪」
メイドI「こちょこちょされるのって楽しいですよね♪」
俺「あひゃ!?ひぃひいひひひひひひひひひひひひひひ」

身体中をメイドの指が轟き始めた。
正直くすぐったさを感じるのが普通になってきている。
それほどまでくすぐられる日々が続いているのだ。
……慣れって恐いな。

メイドJ「ご主人様♪あむっ♪」
メイドK「耳も責めますよ〜」
メイドL「ふぅ〜♪」
俺「うひゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」
メイドM「四人がかりでされてご主人様、気持ち良いですか?…ふぅ〜♪」

四人のメイドが耳を責める。
二人が耳を甘噛みしてさらに二人が息を吹きかけてきた。
更に指で色々な箇所をくすぐってきた。
……既にマッサージの要素がない気がする。


112 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/30(金) 10:11:16 PerJtNiQ0
メイドN「ご主人様……涎出てますよ」
メイドO「それに顔が真っ赤になって恥ずかしいのですか?」
メイドP「そりゃ女の子に囲まれたりぎゅっ〜ってされたりしたら男の子だったら興奮しちゃいますよ」
メイドQ「さすがにのぼせる前には止めますよ」

……正直に言うと興奮していた。
だってメイドの皆はどの娘も可愛い。
それにスタイルも良いし。
そんな娘達に囲まれて抱きつかれたりしたら……男なら誰でも興奮するんじゃないか?
……おまけに俺の手を自分の胸に押し付けたり二人がかりで挟んだりしている娘だっている。
気恥ずかしさが一気に込み上げてくる。

メイドR「際どいここら辺をこちょこちょされると気持ち良いですよね」
メイドS「直接やっても気持ち良いんでしょ♪」
俺「うひゃひゃひゃひぃひひひひひひひひひひひひひ!んぁ!?」
メイドT「ご主人様の顔が蕩けてます♪」

あの部分をメイド達に弄られる。
幼いメイド達にも弄られ、更に胸を押し当てられたあの部分は大変な事になっていた。
その上で更に弄られておかしくなりそう。
うっ……射精感が押し寄せてくる。

メイドU「ご主人様、くすぐったすぎて狂っちゃいそう♪」
メイドV「密着するだけで顔を赤くするなんて…可愛いです♪」
メイドW「もっと密着しようよ」
メイドX「ぎゅ〜♪」
メイドY「それでいっぱいこちょこちょする♪」
メイドZ「……ご主人様、湯舟の中で射精しちゃ駄目ですよ」
俺「うぁ……うひゃひゃ……」

……やばい……出そう。
それにどんどん密着されて柔らかい感触が押し寄せてきた。
それはもう全身が柔らかい物で包まれている感じだった。
身体と意識が別々のように感じる。
……そしてこの屋敷の風呂の湯舟はかなり広い。
だから……

メイドAA「あ〜あ、早くご主人様と密着したいのに……」
メイドBB「この隙間からこちょこちょできないかな?」
メイド達『早く私達に代わってよ!!』
ロリメイド達『先輩達だけズルイです!!私達も混ぜてください!!』

……同じ湯舟には纏わり付いている倍の数のメイドがまだいるのだ。
……そんな状態で逃げられるか。
答えはNOだろう。
しかも纏わり付いていないメイド達は待ちきれないのか隙間から手を突っ込んで轟かせてきた。
だから予想できない刺激が次々に押し寄せる。

俺「あはははははははははははははははははは!?んぁああああああああああ!!?」

くすぐったさとあの部分の刺激が増えた為にあっけなく射精をしてしまった。
……それでも更に弄り続けるものだから意識が朦朧とする位滅茶苦茶なくすぐったさと快感が混ざったものが押し寄せる。
…………それに耐えられずに俺は意識を失った。


113 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/30(金) 10:12:24 PerJtNiQ0
俺「……んぁ」
絵馬「○○さん……気付きましたか?」

……あの風呂での惨劇からどの位経ったのだろうか。
気が付くと俺は自室のベッドに運ばれていた。
……視界いっぱいに絵馬の寝巻き姿が見えて、後頭部に柔らかい感触がする事から俺は膝枕をされているのだろう。

俺「……さっきのお返し」
絵馬「……○○さん?」

寝巻きを押し上げて自己主張している大きな膨らみを手で触れてみる。
絵馬は抵抗せずに目を細めてる。
……相変わらず揉みたくなる柔らかさだった。
ちょっとだけ乳首を弄ってみた。

絵馬「あ///……さすがにやりすぎちゃいました」
俺「全くだ」

……絵馬はくすぐったそうに身を捩っていた。
彼女達のお願いも偶に度の過ぎた内容のもあるから困る。
でも終わってみれば軽く許せるんだよな……

菫「○○……大丈夫?」
春香「……イチャイチャしてるなら大丈夫ね」
楓「……やっぱ大きい方が良いの?」
雪「雪、少しだけ大きくなったよ?」
綾「二人共、○○は大きさだけでは判断しませんよ」

部屋のドアが開いて彼女達が入ってきた。
全員が寝巻き姿で髪を解いていた。
……今更だが、この屋敷の男女比率は1:9。
正確には俺以外全員女性なのだ。
……肩身が狭い。
偶に澄が彼氏を連れて遊びに来るがあまり関係ない。

クレア「ただいまです、○○♪」
麻衣「買い物が予想以上に時間がかかっちゃった」
彩香「あら、皆もうお風呂に入ったのね」
桃「○○さ〜ん♪」
早苗「桃……先に食材を…って聞いてないですね」
麻奈「○○さんに会うのをウズウズしてたもんね」

騒がしい声が聞こえてきたと思うと買出しに行っていた彼女達が部屋に入ってきた。
買出しに行っていた事もあって全員私服姿だった。
案の定桃が俺に飛び込んできた。
……この一年で大きく変わったのは彼女達との関係だった。
彼女達は既に許嫁ではない。
……全員、俺の妻なのだ。
誰か一人でも悲しむ姿を見たくなかったから……
彼女達に甘いからこの決断をしたんだと思う。

桃「……メイドさんの匂いがする」
絵馬「さっきメイドさん達に洗ってもらったからだよ」
桃「むぅ……」

……桃が頬を少し膨れさせて俺を見てくる。
……拗ねると長いから右手で桃の頭を撫でる。
さっきの表情は消えて目を細めていた。

桃「○○さん、ごまかしちゃ駄目ですよ♪」
楓「……ナデナデされて嬉しそうに言っても迫力ないよ」
雪「雪も……ぎゅ〜♪」

桃ばかり相手をしていたら不満を持ったのか雪が俺に抱きついてきた。
……絵馬の胸を弄るのを止めて雪も頭を撫でてやった。
目を細めて気持ちよさそうに俺の手に身を委ねていた。

菫「……私達がいる事忘れてない?」
楓「ズルイなぁ……」
麻衣「○○にくすぐったい悪戯しちゃおうよ」
麻奈「うん、仲間外れは好くないから」
春香「……貴女達は耳をお願い……私達は足をやるから……」
彩香「沢山くすぐってあげるから覚悟してね」
綾「じゃあ私達は脇腹をやりますね」
早苗「桃、雪、当たったらゴメンなさい」
クレア「私は腿をtickleしますよ♪」
俺「ちょ……まっ……」

他の彼女達も俺に群がってきた。
……一番不満を持っていたのは彼女達の方だった。
後で挽回しとかなければ……
そして……習慣化しているくすぐったさが襲い掛かってきた。


114 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/30(金) 10:12:53 PerJtNiQ0
俺「うひゃはははははっはははははっははははは!?い、一気にくるなぁひゃはははっははあははははっははは」
雪「……雪達もやる?」
桃「うん♪」
俺「うひぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ」

俺に抱きついていた二人が腋をくすぐり始めた。
彼女達の中で一番刺激が弱かったが弱い故に焦らされて複雑だった。

楓「やっぱり腋の下ってくすぐったいよね」
菫「ふふふ、ここだけは強くならないわよ」
綾「脇腹も弱いです♪」
早苗「どこをやられても敏感に反応しますよ」
絵馬「喉、こちょこちょ♪」
麻衣「耳を舐められてゾクゾクしてる♪」
麻奈「最近はコレが気に入ってるんですよね…レロ♪」
俺「あひゃはっははっははははっははははは」

楓と菫は腋の下に手を添えて撫でる様なくすぐり方で刺激してくる。
綾と早苗は脇腹を抉るように指を押し当てて揉んでくる。
どれも慣れない様に調整しながら……
絵馬が膝枕をした状態で喉に手を添えて轟かせてくる。
絵馬は子供をあやす様なくすぐりが上手かった。
麻衣と麻奈の二人が耳を舐めて責めてくる。
……二人の責め方が最近マニアックになってきている。
テクニックが凄いから朝まで身体が動かせない日もあった。

春香「……足がピクピクしてる」
彩香「ちょっと触っただけでも反応してる♪」
クレア「もっとtickleしてほしいですか?」
俺「うひゃあはっははははははははっはははは」

足の裏を隅々までくすぐったくしてくる。
腿も薄地のズボンを着用しているから刺激が直で伝わってくる。
……彼女達は日に日にくすぐりが上手くなっていった。
だから日を経つ毎にくすぐったさは跳ね上がる。
……まぁ、くすぐられる事に抵抗がなくなっているのもある意味問題だが。

クレア「……腿以外にもここをtickleされるのが好きですよ」
俺「うひゃあひゃひひひひひひひひひひひひひ」

……あの部分をなぞる様にくすぐってくる。
ズボン越しでも十分な刺激だった。

クレア「でも今はお預けです♪」
俺「なぁははははっははっはははははっははははっははははは」

少しあの部分を刺激しただけでまた腿をくすぐってきた。
……クレアは覚えてしまったのだ。
澄直伝の焦らしプレイを……
正直に言えば焦らしプレイは苦手だ。
だが、クレアのやる焦らしプレイは一度味わうとまた味わいたくなってくるのだ。
……一種の才能だろうか。

俺「うひゃははははははははははははははははははははははははは!!?」

全身から許容量以上のくすぐったい刺激が押し寄せてくる。
さっきメイド達にやられたばかりなのにまた意識を失ってしまった。


115 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/30(金) 10:13:25 PerJtNiQ0
俺「っ!?……あぅ!!?」
雪「○○、大丈夫?」
絵馬「よかった……」

目を覚ました俺が見たのは心配そうに顔を覗きこむ雪だった。
……後ろから絵馬に抱きしめられていた。
柔らかい胸が押し付けられる。

楓「……溜まってるの?」
菫「抜いたら縮むのかしら?」
綾「すぐには縮みませんよ」
春香「……ズボン越しなのに……温かい」
俺「あくっ……そんなに弄ったら……」

……四人がズボン越しにあの部分を弄っていた。
さっきから感じていた違和感の正体はこれだった。
四十本の指があの部分周辺に纏わり付いていた。
……思わず腰が動くほどの刺激が送られてくる。

雪「雪はこっちの方が好き」
絵馬「○○さんだって弄ったんですから私だって良いですよね」
俺「うひぃ!!あぅ!?」

二人だって負けていなかった。
雪は腋に手を突っ込んでくすぐり、絵馬は両方の乳首を人差し指で弄り始めた。
一箇所を重点的にやったり、腋全体を弄るように雪の指が轟く。
絵馬の方は円を書いたり弾いたり潰したりしていた。
……どっちの刺激も敏感に反応してしまう。

俺「んひゃぁぁ!!?」

くすぐったさと気持ちよさ。
二つの刺激が混ざる中、圧倒的に気持ちよさが勝って射精してしまった。

俺「ちょ……出たから……」

……それに気付いているのかそうでないのか判らないが彼女達は行為を止めなかった。
その所為であの部分がまたそそり立った。

桃「あがりました、○○さん♪」
クレア「むむ、なにやら楽しそうなことをやってます」
早苗「あら……夜は長そうですね」
麻衣「私達も混ぜて♪」
麻奈「ねぇ、このまま皆で一緒に寝ない?」
彩香「良いわね、それ」

……風呂からあがってきたのであろう、彼女達全員が寝巻き姿で部屋に入ってきた。
そしてそのまま俺達がいるベッドに上がってきた。
……この屋敷に住んでから自分の家具を全て新しくしていたからベッドは全員一緒に乗れる位の広さがあった。

桃「私達は……○○さんが……」
俺「……どうした?」

突然桃が真剣な表情で俺の顔を覗き込んできた。
……何だろう。

桃「大好きです♪」
俺「んむ!!?」

笑顔で俺にキスをしてきた。
……丁寧に舌を絡ませるディープキスだった。
……それを見て他の彼女達も我先にと抱きついてくる。
…………気分の良い匂いが嗅覚を刺激する。
服越しに彼女達の温もりを感じる。

……こんな感じの生活がこの先続くのだろう。
くすぐったくて甘い生活。
だが、決して不快感は無かった。
むしろ心地良い安心感があった。
彼女達とならどんな困難も乗り越えられる様な気さえする。


116 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/30(金) 10:28:10 PerJtNiQ0
以上で十二人の許嫁達との生活の投稿は終わりです。
F/M小説は初めてだったので拙い部分が有ったかもしれません。
今まで付き合っていただきありがとうございました。
ちなみに自分が今まで投稿した小説はpixivに纏めてあります。
(//www.pixiv.net/series.php?id=363515)


117 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/31(土) 02:13:08 k1yFXUS60
超 G J !! 素晴らしい作品を有難う御座いました!
主人公もヒロイン達もみんな幸せ一杯な終わり方で良かったです
個人的には集団幼女の洗い責めが天国過ぎるw 味わってみたいなぁ

もしまた機会があれば次回作も是非お願いしたいです。とにかく完結お疲れ様でした!


118 : くすぐり好きの名無しさん :2014/05/31(土) 21:08:58 Qj14fyhc0



119 : くすぐり好きの名無しさん :2014/06/04(水) 21:07:23 tVyNMPs20
完結乙です
女の子がラブラブかつえっちに攻めてくれるの最高ですよね


120 : 9 :2014/06/04(水) 21:12:40 tVyNMPs20
リナとサキと痴漢のお兄さんの話の続きです

「嫌だっ!嫌、あっ、・・・ッ!くひっひっ、・・・うぅ〜っ・・・」

「コチョコチョコチョ・・・♪」

俺の懇願は聞き入れられず、リナは触れるか触れないかの絶妙な力加減で、ワキの下をくすぐり始めた。
先ほどの地獄のような激しいくすぐりとは違うソフトなくすぐりだが、それでもくすぐったいことに変わりはない。そしてサキは相変わらず、パンツ越しにこしょこしょと俺の裏すじをくすぐり続けている。
ワキの下と裏すじの両方を、触るか触らないかのもどかしい力加減でいじめられると、半分半分のくすぐったさと気持ちよさで体の芯がたまらなくむずむずとしてきて、どうにかして逃げたくて、二人を振り落とそうと精一杯胴体をバタつかせたが、それでも馬乗りになっている美少女たちはビクともしなかった。
やがて体の奥底がむずむずする感覚がピークに達すると、ムスコがもうやめてと言わんばかりにピクピク震え始め、先端がじゅわっと熱くなった。

「あ、お兄さん、先っぽ濡れて来ちゃったね」

「あはっ、シミになってるよ!かわいい〜♪」

「ん゙ん〜〜〜〜〜っ、うゔ〜〜〜〜・・・」

俺からは見えないが、俺のムスコが流した我慢汁で、さっきはかされた女もののパンツに恥ずかしいシミができていることはどう考えても明らかだった。女もののパンツをはかされ、女の子二人にくすぐられてフル勃起して、我慢汁まで垂れ流している・・・そんな自分の状況を改めて考えると、俺は恥ずかしくていたたまれない気持ちになったが、世界で一番正直な俺のムスコは、女の子たちの視線を感じてまたピクピクと反応してしまう。

「ふっく、うぅ〜・・・、ん゙ふ、ん゙〜・・・」

「やぁ〜ん、おちんちんビクビクしてるぅー。もう出ちゃいそうなの?」

「ねぇサキ!そろそろアレ、使ってあげなよ!」


121 : くすぐり好きの名無しさん :2014/06/08(日) 16:36:46 BdUxEp9E0
続きが気になってしょうがない(>人<;)


122 : くすぐり好きの名無しさん :2014/06/09(月) 04:59:36 jwp/Ahiw0
更新キタ━(゚∀゚)━!


123 : くすぐり好きの名無しさん :2014/06/14(土) 01:41:27 06LZLDS20
更新まだか


124 : みにー :2014/06/20(金) 00:05:56 ZR55CbA20
更新こないし私がだしますね!
ある夜の日僕はいつも通り高校の部活が終わり、下校していた。
周りは暗いが中学校が近くにあり、時々、女子中学生が下校している。
女子中A:あの!○○先輩ですよね?

僕はいきなり声をかけられてびっくりしたがすぐに

○○:う…うんそうだけど…どうしたの?

女子中A:ほらやっぱり!あの人だよ!?ボソボソ…の……

僕は何を言われてるのかわからなく意味がわからなかった。

○○:(6人もいるけど何か話してるけどどうしたんだろ)あ…あのぉ〜

女子中A:あ!いえいえ!!学校でカッコいい男子がいるって噂があったのでもしかしてぇ〜なーんて思ってたんですよ。

○○:なるほど…(ってカッコいいって僕が?なんでだろ…てか、よく見ると、この娘達すごい可愛いなぁ…最近の中学生って美人がおおいのかな?)

僕は考えこんでいると急に…

バチバチチ!!
○○: ……ッつ! ドサッ……

急に後ろからスタンガンで気絶させられてしまった。

_数時間後_

○○:うっ…なんだ?頭が痛い…僕は一体何をして……?

チャラッ…ガチン!

○○: え!?

僕は両手両足が動けない状態になってX字の格好で拘束されているのに気づいた。

女子中A:気がつきましたか?♪

○○:ここはどこだ!?離してよ!なんなんだよぉ!?

女子中Aここはお風呂場だよ♪今から○○先輩にはくすぐりクラブの実験台になってもらおうとおもってね**

○○:離せ!…って…ええ!?な…なにそれ!?

僕は一体何がどうなっているのか理解出来ないでいた。

女子中A:噂で聞いてましたよ?くすぐりがとても弱い先輩がいるって…

女子中B:だからぁ〜…私達が○○先輩をくすぐり倒しちゃいます!死んでもやめませんよ〜♪

○○:ちょっ…待ってよぉ!無理無理無理!話せばわかるよ!ね?ね??

僕は必死に落ち着かせようとするが彼女達はやる気であった。

女子中C:やっぱりさ!お風呂場なんだしローションや石鹸をつけてくすぐらない?超滑りがよくてくすぐりやすいしさ!

女子中D:賛成ー!指も細いしくすぐったそうだしねぇ!

女子中E:うんうん!丁度手の爪もいい具合に伸びてる人もいるし!

○○:ちょちょちょっ!まって〜…!僕くすぐりには弱くて…しかも滑りがいいってかなりくすぐったいじゃん!?死んじゃうって!

女子中全員:大丈夫笑いたくなって酸欠で気がついたらもう仙人さんがお迎えにきてくれるよ**

○○: ……仙人…な…なんかおかしいような…って待て待て!死んでもいいってこと!?嫌だよ!

女子中A:じゃあ皆、位置について!

女子中全員:はーい!


125 : みにー :2014/06/20(金) 00:33:41 ZR55CbA20
続きです。

女子中A:じゃあ私は馬乗りで脇腹かな!むふふ…いいボディーラインだね!!くすぐりやすそう…

女子中B:私は乳首をくすぐろうかな!丁度爪も切ったばかりだし弄りやすいしね!以外と乳首ってくすぐったくて我慢出来ない所の一つなんだよね〜

女子中C:じゃあ、わ…私はてん…脇の下くすぐろうかな…ピアノやバイオリンを引いてたから指のテクニックは人一倍強いし…今まで10秒以内で誰でも笑わせられるし…

女子中D:じゃあ私は〜!足の指の間と足の裏かな!指も細長いし足の指の間も往復でニュルニュルくすぐりやすいし!

女子中E:私どうしようかなぁ〜…
肋骨を洗いくすぐり尽くすかな!
コリコリしてて感触がいいし!

女子中F:最後は私は男のアソコかなぁ!くすぐったり手コキをして何度も何度もイカせてあげる!ちなみに…私の手の肌はこのメンバーの中じゃ一番にスッベスベの肌だからやばいかもね♪

○○:い…いやぁ!いゃぁああだ!離して!

ガチャッガチャッ バタバタッ!

女子中A:暴れても無駄無駄!ボタンをポチッと!

○○: ……!!うっ!なんだ!?

○○の背中から柔らかいクッションが出てきて胸と腰を突き上げられてへの字のようにされてしまった。

女子中A:これで逃げる事も出来ないし、くすぐっりやすくなった!さぁ!皆!各自ローションと石鹸を混ぜて手をヌルヌルにしちゃって♪

女子中全員:はーい! ニュルニュル…ニチャニチャ…クチュクチュ…

生々しい音が響き彼女達の手をみると輝いて泡がたち、ローションのせいで糸をひいていた。

○○:…がっ…我慢するしかない…!

女子中全員:いくよー!せーっの!

ニュルルル!クチュッ!こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ!

○○:……!!!!!……っつ! ふっ…けはひっ!!

ガチャッ!ガチャガチャガチャガチャガチャガチャ!

ンーーーーー!

僕はくすぐったから逃げようと暴れるが一切動かすことが出来なくなすがままであった。


126 : みにー :2014/06/20(金) 00:44:10 ZR55CbA20
再度続きです。

女子中B:ほぉ〜ら!乳首突き出させられて抵抗出来ないね!後ろからやられると予想出来なくてくすぐったさが増すのさ!
ほれほれ!ちょいちょいニュルニュル!コリリッ!コリコリ…クリクリ!指の腹で片方弄ってもう片方は指先で弄る…くすぐったくてたまらないでしょ?

○○:あひぃ!くひゃひゃひゃひゃ!ひゃめへ!乳首くすぐったい〜!やべで!ヌルヌルするぅ〜〜!!!

僕は逃れられない乳首に送りこまれたくすぐったさをどうすることもなく笑い尽くす。

女子中A:私は脇腹やっちゃうよ!最初は指のはらと


127 : みにー :2014/06/20(金) 01:36:52 ZR55CbA20
指の腹と手の平で摩擦無く滑らせてくすぐりますー!
それ!ニュルニュルニュルニュルニュルニュルニュルニュルニュルニュルニュルニュルニュルニュルニュルニュル!

○○:やめーーーーーー!ぶひゃひゃひゃひゃ!くっくっくすぐったたたいぃいい!げへへへはへへへへ!苦し!!はゃめへ!
女子中A:へっへっへー♪こんどは指を立ててモミモミ攻撃だ!
モニュモニュモニュモニュモニュモニュモニュニュルリン!

○○:べへへへへへぐひょょよよ!参った!参ったから!許して〜〜!

僕は先ほどのくすぐり方と変わってしまい耐性がつかなく笑いの渦に巻き込まれていた。特に女の子の手はスベスベしてて、しかも手先が器用で我慢出来なくなっている。

女子中C:さて!他もいいけど定番の脇の下ですよぉー!私の指のテクニックは最強だよ!いくよぉー!
それぇー♪まずは後ろから指を動かさないで擦っていく攻撃!

ヌリヌリヌリヌリヌリこしょこしょこしょこしょ!

女子中C:どう?摩擦がないからくすぐったすぎて狂うでしょ?
後ろからやられると予測がつかないしね!しかもバンザイ状態だから脇筋が伸びてスムーズに手でくすぐれるからね!

○○:やだぁあきゃはははは!くすぐったいのもう嫌ぁぁあ!ぶへへへへへ!

女子中C:さて!つぎは指を動かして指先と指の腹でバラバラな指の動きで休みなくくすぐってあげる!
そーれっ!

ヌルヌル!こちょこちょ!コリコリ!ニュルニュルこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ!

○○:☆\$$〜〜〜〜〜jjpmegptxkqa!
びゃーーーーーーぎゃははは!
くすくすくすっくすぐったい!やだやだやだやだーーーーー!アヒャヒャヒャヒャヒャーーーヒャ!

もはや指の動きが止まらなく休む暇すら与えなかった!細長くて小さな指達はしなやかに動き回り笑いを生み出しては笑わせの繰り返して、もはや酸欠になりかけている。

女子中D:私の番だね!足はね!笑わせる自信あるよねぇ!
いくよ!そうら!

足の指の間に一本一本指を入れてヌルヌルになってる指を抜いては差して抜いては差しての上下運動を繰り返しくすぐったさを生み出し始めた。

キュバキュバ!ニョルンニョルン!ニチャニチャ!ニュルンニュルン

女子中D:どう?擦れてくすぐったいでしょ?しかも、私の指は細長いからくすぐったさを送り出す時間が長いから我慢できないでしょ?堪能してねぇ!ほらほらほらほらほら!

僕は足の指を必死に動かすがすでに間に入っておりどうすることもなく出来なく腹から酸素を抜かれて行く。

○○:あはっっはっは!いやぁ〜!指が滑ってくすぐったいぃー!
もう許してぇー!両方やられるのは辛いよぉぉお!うひゃっひゃひゃひゃ!

_5分後_
女子中D:今度は足の裏かぁ!やっぱ指先でやるよね!ほらほら!
こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ!

○○:ぶははははははははははははははは!いやいやいゃいや!

今度は10分もくすぐられた。

女子中E:やっと出番だよぉー!へっへー!肋骨をこの指でこねくり回してあげる!そりゃ!

ヌル!コリュコリュコリュ!コリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリ!

僕の肋骨を柔らかいヌルヌルした指でくすぐられ笑わずにはいられない刺激を与えられのたうち回る僕。

○○:こっこちょばいーーー!あーっはははははうひょょよ!ゲハゲハゲハ!うへへへれ!れれれれ!

_5分後_

○○:ゲハッガハッ!
ハッハッハッ…

まるで犬みたいに酸素を急激に欲して息が荒くなっている。


128 : みにー :2014/06/20(金) 01:40:11 ZR55CbA20
女子中F:私を忘れないでよ♪最後は私が相手だよ!何回もイカせてあげる! …んー…そうだね…10回3分の中でイカせてあげるね!いくよぉー!GO!

女子中F:私のスベスベ素手とローション石鹸のヌルヌルの感触で最初はアソコをくすぐりまーす!

こしょこしょこしょこしょこしょこしょこしょこしょこしょこしょこしょこしょ!

○○:ん!あっ…ア…ンフ…ククッ…

なんとも言えないくすぐったさと気持ちよさが混じって声をあげてしまう…
1分がたったとたん素手全体で包み込む…

女子中F:ラストスパートかけるよ!私の素手の手コキで逝っちゃいな!
ほら!

コスコスコスコスコスコス!
ニュルンニュルン!ニュルニュルニュルニュルニュルニュルニュルニュルニュルニュルニュルニュルニュルニュルニュルニュル!

○○:あっーーーーーーーーーー!ひゃぁああああ!

しばらくして3分がたったのだがきっかり8回イカされた。

○○:あひんっ!ビクンビクン…はっん!

もはや立ち上がれない位のテクニック…

女子中A:さて一人一人終わった所で…全員で死ぬまでやっちゃおう♪

女子中全員:おーーー!
せーーの!



○○:地獄だ…もう喋られ……

その後は皆様の想像にお任せします!

感想を下さると嬉しいです!
初めての投稿だったので…
今までのリクなどからも参考に書かせて頂きました!
ありがとうごさまいす!


129 : くすぐり好きの名無しさん :2014/06/20(金) 05:52:02 9jXx3ECQ0
素晴らしい


130 : くすぐり好きの名無しさん :2014/06/20(金) 08:10:02 q42HRiRk0
なんか変


131 : みにー :2014/06/20(金) 13:45:25 qJbjWDQI0
130 すいません(・・;)
慣れていないもので…不快にさせてしまったのであればすみません…
それでも変と言っていただけただけでも内容に対しておかしいところがあると理解できるのでアドバイスありがとうございます!


132 : くすぐり好きの名無しさん :2014/06/20(金) 16:18:30 lg8f89pc0
内容は素晴らしかったけどできれば台詞のあとは:じゃなくて「」で囲んで欲しい。名前が文章とかぶってみずらいかな


133 : みにー :2014/06/20(金) 21:29:24 ZR55CbA20
132: なるほど…気をつけます!
アドバイス助かりますわぁ!^o^
更新まだですかねぇw
他の方も書いて頂きたいですねーw


134 : 130 :2014/06/20(金) 22:15:09 rt6zSfMs0
>>131
いや別に不快になったわけじゃないよ
文章が読みにくく、違和感があったから好みじゃないってだけ

これは好みの問題だから貴方が悪いわけじゃない
別に読みやすい文章じゃなきゃいけないなんてことは無いし

完成させてから投下した点は良いと思う
個人的には未完成で透過されるとモヤモヤするから


135 : くすぐり好きの名無しさん :2014/06/21(土) 01:46:16 OrVfGxPI0
ラブライブ!のμ'sのメンバーに拉致られて全員にくすぐられるという素晴らしいシチュを思い付いたもののそれを文章にできるかどうか甚だ疑問である


136 : くすぐり好きの名無しさん :2014/06/21(土) 02:33:10 N5IEOjI20
>>135
ぜひお願いします!


137 : みにー :2014/06/21(土) 07:28:52 v8ioq6mQ0
私からもお願いしたいです!花陽ちゃんとか意外とくすぐりうまそう…w
マキちゃんはピアノやってますし指の動きとかすごそうw
リンちゃんはイタズラ好きだからくすぐりは超うまそうな気がしますねw
地味にアリサちゃんもいるといいなw
シチュ的にはお風呂ですかね?^ ^
もし書いていただけるならおねがいします!
私も今次のシチュを考えていますので!


138 : 9 :2014/06/21(土) 17:15:21 RmUS8NIM0
すみません。性欲減退期に入っていました
JKと痴漢の話の続きです

「ねぇサキ!そろそろアレ、つかってあげなよ!」

「えー、まだ早くない?あれは今日のメインディッシュじゃん・・・」

「そんな、こーいうのは出し渋ってもしょーがないんだって!それに、どうせすぐには終わりにならないんだし・・・ね?」

「ん・・・ま、それもそうだね。どこにあるの?」

「そこそこ。そこのローションの側」

「あっ、あった〜」

ただでさえ視界を制限されている上、彼女たちの会話にはあれ、とかそれ、とか指事語が多い上、含みを持たせた言葉もたくさん出てくるため、一体彼女らが何をたくらんでいるのか俺には皆目見当もつかない。まな板の上の鯉だってまだマシというような状況に、不安感は募る一方だ。

「えっと、ちゃんと電池入ってるのかな・・・」

先がそう呟くと同時に、カチッと小気味良い音がなった。次いで聞こえてきたヴゥゥゥゥゥゥンという低い震動音が鼓膜をこそばゆく揺らす。

「おーっ、ちゃんとついた」

「すごーい!あたし本物の電マ初めて見たよ〜。・・・ていうかサキのお兄ちゃんてそれ、彼女に使ってんの?それとも・・・」

「や、自分で使ってると思うよ。お兄ちゃん多分、彼女できたことないし」

「えっマジ!?意外〜。まぁまぁカッコいいのにねー」

「どこがぁ〜?ていうか、今はお兄ちゃんの話なんてどうでもいいの!今だいじなのは、この子のことだもんね〜。ね、お兄さん?」

「はうぅっ!!」

前触れなくサキが亀頭をくにくにと弄ってきて、不意に与えられた刺激に俺は腰をビクン!と跳ねさせた。皮ごとカリ首をもにゅもにゅと揉まれると、思わず腰が引けてしまうくらいに気持ちがいい。

「うふふっ♪もっときもちよくしてあげるね・・・」

サキは俺のムスコをからかった後、その幹を片手でしっかりと抑え、ムスコを俺の腹の上にしっかりと固定した。

「じゃあ、行っきまぁ〜す♪」

「ああぁっ・・・!?」

サキの陽気な掛け声と同時に、裏筋に電マ当てられ、微弱な震動が伝わってきた。微弱すぎるその振動は亀頭全体を細かく震わせ、気持ちいいというよりはくすぐったい感覚を起こさせた。


139 : 9 :2014/06/21(土) 17:18:49 RmUS8NIM0
「んふ・・・っ!・・・ひ、ひっ・・・!」

「お兄さんどお?気持ちいい?」

「くっ、くすぐったい・・・!」

「え?くすぐったいの?」

「あー、弱すぎなんじゃん?強だと痛いと思うから・・・中にしてみ?」

「わかった!」

カチッという操作音の直後、高い震動音が低くなるとともに微弱だった震えが少しだけ強くなり、強い快感がムスコ全体に広がった。

「あ・・・!」

リナが振り返って、俺の顔を確認する。

「ん、大丈夫っぽい。おにーさん気持ち良さそうだよ♪」

「ほんと?・・・あっ、すごいすごい!リナ見て・・・っ」

「えっ・・・?わっ!すごーい!!先っぽのシミ、どんどん広がってく〜」

「ねぇお兄さん、お兄さんのおちんちん、きもちいいきもちいいって泣いちゃってるよ・・・?どうしたら泣き止んでくれるかな・・・?」

ねっとりと艶を含んだ声で、サキがそう語りかけてくる。が、俺はムスコに与えられる強い刺激をやり過ごすのに精一杯で、まともに受け答えなんかできない状態だった。

「・・・くっ、う、・・・わっ、かりません・・・!」

「えー、わかんないの〜?」

「じゃあサキ、泣いちゃってるところをコチョコチョしてあげたら、おちんちんも泣き止んでくれるんじゃない?」

「あっ、リナそれナイスアイディア〜♪じゃあ早速やってみまーす」

そう言うと、サキは裏すじに電マを当てたまま、ムスコの尿道口のところをパンツ越しにこちょこちょとくすぐってきた!!

「あひゃっ、ひひい!!ダメダメッ!!それダメェ!!」

「えぇ〜?なんでダメなのぉ〜?」


140 : 9 :2014/06/21(土) 17:20:53 RmUS8NIM0
俺が精一杯腰を動かしても、俺のムスコは電マからもサキの指先からも逃げることができない。もちろんサキは俺の泣きが入った懇願にも耳を貸さず、先端の割れ目をこちょこちょと爪先でなぞるのを止めようとしない。
芋虫のようにモゾモゾすることしかできない俺を見下ろすサキの声は明らかに弾んでいて、あの大人しそうなかわいい顔が嗜虐心たっぷりの笑みを湛えていることは見なくてもわかる。
パンツ越しとはいえ敏感な粘膜をしつこくくすぐられると、次第に射精感とは少し違う、尿意に似た感覚が膀胱の辺りから沸き上がってきた。

「ほっ、ほんとにダメ!漏れちゃう!もう漏れちゃうぅ〜・・・!!」

「漏れちゃうって、どっち?ここをこちょこちょされるとおしっこ漏れちゃうの?それとも、白い方が出ちゃいそうなの?」

「まぁどっちにしろまだ早すぎるし、おちんちんの涙も止まらないし、そこをコチョコチョしてあげるのは違うっぽいねー」

リナがそう言うと、やっとサキは先端をくすぐる指を止めた。

「えー?リナが言ったのにぃ〜・・・。あ、じゃあ今度はリナがこちょこちょしてあげてよ!」

「んー?私が?」

「そう。お兄さんのおちんちんなんだからぁ、お兄さんを笑わせてあげたら、おちんちんも泣き止むかもしれないでしょ?」

「なるほど、一理ありますなぁ。そんじゃ、サキちゃんの言う通りにしてみよっか・・・?」


141 : くすぐり好きの名無しさん :2014/06/21(土) 20:25:10 xUUzhmUE0
待ってましたー♪───O(≧∇≦)O────♪


142 : 9 :2014/06/22(日) 14:35:26 kUvUc5UY0
リナは一度腰を上げると、俺の顔の方に向き直り、俺のアバラの上に再び腰を下ろした。ぱかっと開かれたむちむちの太ももがぴっとりと肌に密着してきて、しっとりと瑞々しいその感触に、普段の俺ならばすぐさま鼻の下を伸ばしてうっとりしていたことだろうが、あいにく今の俺はリナの嬉しそうな笑みからビシバシ伝わってくる嫌な予感でそれどころじゃなかった。

「ねぇ、おにーさん?さっきのゲームのときはできなかったけど、おにーさん、やっぱりこっちも弱いの?」

リナはそう言いながら、俺のワキの下にそっと指先を当てた。

「ひっ・・・!」

「そんなに怖がらないでよぉ〜。まだ触ってるだけなんだから・・・♪」

リナは指先を円を描くように動かして、ワキの下を優しくなでる。
さっき脇腹と鼠径部を同時にくすぐられたときの感覚がフラッシュバックして、俺は精一杯肩を縮めてその指先から距離を取ろうとするが、逃げられる距離など微々たるものだし、依然腋下は晒されたままなのだから効果はゼロに等しいというかゼロだ。

「ダメっ・・・!勘弁してくださいぃ・・・っ!!」

「えぇ〜?」

「もー!さっきからお兄さん、ダメとか無理とかそんなんばっかじゃん!」

「否定から入る男ってマジ冷めるよねー」

「これはお仕置きが必要だと思わない?リナちゃん」

「まったくその通りだね!サキちゃん」


143 : くすぐり好きの名無しさん :2014/06/22(日) 15:38:23 3/DQEcKA0
痴漢と女子高生の話かなりツボです!


144 : ZEPHYR :2014/06/23(月) 20:59:01 1Y6NptZQ0
お久しぶりです。
「十二人の許嫁達との生活」を書いていた者です。
新しい小説を書いてみたので投稿させていただきます。
……日常生活で疲れて意味不明なテンションで書いたので表現が分かり辛い箇所があるかもしれません。

「……可愛いな……恵理奈ちゃん」

は、初めまして、僕は悠太っていいます。
歳は12で、小学六年生です。
突然ですが、僕はある女の子が好きです。
同じクラスの恵理奈ちゃんです。
背は僕とそんなに変わらなくて……僕の背が低いだけです。
栗色の髪をツインテールにしていて、雰囲気がポワポワしてて優しい女の子です。
恵理奈ちゃんは二人の友達と話していました。
茶髪のショートヘアの女の子の佳奈ちゃんと黒髪のポニーテールの女の子の由佳ちゃんです。
佳奈ちゃんは中学生位のスタイルで男子達に人気があります。
由佳ちゃんはこのクラスの学級委員で皆の面倒見がいい女の子です。

「……またかよ、悠太」
「わっ!?な、何」

僕が恵理奈ちゃんに見惚れてると、友達の亮が話しかけてきました。

「なぁ……見てるこっちがもどかしくなるからいい加減告ってみろよ」
「えぇ!?そ、それは……」

……亮には僕の気持ちが筒抜けでした。
恵理奈ちゃんの事が好きなのを知られていた。
亮曰く判り易いそうです。
……僕が恵理奈ちゃんに告白できない理由。
それは、僕が内気で恥ずかしがり屋だからです。
それに……初めて亮と会った時は女の子と間違われた位に僕の顔立ちは中性的だった。
だから、自分に自信が持てないのだ。

「そんなんだといつか横取りされるぞ」
「それは……分かってるけど……」

何度も勇気を振り絞って告白しようと思った。
でも、いざしようとすると恥ずかしくなって告白できていないんです。
……亮と比べると僕って情けないな。

「悠太ったらまた見惚れてたの?」
「っ!?亜理紗には関係ないよ……」
「ふぅ〜ん、そんな事言うんだ…」

僕に話しかけてきた女の子は亜理紗。
僕の幼馴染です。
いつも、僕の事をからかってきます。
でも、長い黒髪に人形のような綺麗な顔立ちは男女問わずに人気だった。

「悠太は草食系だもんね……だからこんな事されると……」
「あっ……」

亜理紗が僕の頬に手を添えてくる。
そして頬を撫でながら顔を近づけてきた。
……互いの吐息を感じられる位の距離まで近づいてきた。

「っ///」
「ほら……顔が赤くなってる」
「うぅ……」

……こんな感じで女の子に触れたりするだけで恥ずかしくなっちゃう。
……手を握るだけでドキドキする。
これが告白できない一番の理由だった。

「……悠太には高嶺の花だと思うけど…まぁ、悠太が満足できるまでがんばってね♪」
「う、うん」
「……悠太が良いならそれで良いんだけどな」

話が終わると二人共自分の席に戻っていった。
すぐにチャイムが鳴って騒いでた皆が自分の席に戻り始めた。
……不意に恵理奈ちゃんと目が合った。
でも、すぐに視線を逸らされてしまった。
……どんどん自分に自信がなくなっていった。


145 : ZEPHYR :2014/06/23(月) 20:59:36 1Y6NptZQ0
「……えっ!?な、何これ!!」

学校での授業が終わって帰路についていた。
朝に恵理奈ちゃんと目が合ったときに視線を逸らされた事が頭の中をグルグルしていた。
そんな時に急に眠気がして……気が付いたらこの状況なのだ。
……周りが暗くてプールに素っ裸で浸かっていた。
……冷たくも熱くもない温い液体でできたプールだった。

「……やっと目が覚めたのね」
「だ、誰?」

声が聞こえてきた方を向くとそこには女の子がいた。
黒髪でツーサイドアップと呼ばれてる髪型にした女の子だった。
……なんとなく亜理紗に似ていた。
そんな女の子が黒いレオタードみたいなのを着て僕と同じようにプールに浸かっていた。

「私?私はサリアよ」
「な、何してるの?」
「私達は君みたいな男の子が大好きなの♪」

……僕を見て微笑みながらそんな事を言ってきた。
大好きって……どの意味でだろ……
……というよりサリアさんは私達って言った?

「あぁぁぁぁぁぁ!!サリアが男の子を連れて来てる!!」
「やっとサリアも男の子を連れて来たのね♪」
「可愛い男の子ですわぁぁぁぁぁぁ!!!」
「うわぁ!?」

次から次に小学生位の女の子達が出てきた。
そして、僕を見るとどんどんプールに飛び込んで僕に近づいてきた。
……女の子達に囲まれて恥ずかしかった。

「草食系ですわ……」
「真っ赤で可愛い♪」
「ねぇ……抱きついて良い?」
「あぅ……」

思わず縮こまってしまう。
だって皆可愛いんだよ。
……少しずつ距離を詰めてくる。
後ろに下がろうとしても別の女の子がいるから下がれない。

「むぅ……私が連れてきたのに……」

そんな風にサリアさんが僕に後ろから抱き着いてきた。
それだけで心臓がバクバクになる。
……小振りな胸が押し当てられて恥ずかしい。

「まぁ……そろそろ始めましょ」
「そ〜だね〜」
「この男の子は何時まで持つかな……」
「な、何を……するの?」

今から何が始まるのか……
女の子達が僕に手を伸ばしてくる。
沢山の柔らかい手が僕に迫る。

「……頑張って耐えてね……悠太」

……サリアさんがそう言ったら女の子達が一斉に僕に触れてきた。


146 : ZEPHYR :2014/06/23(月) 21:00:04 1Y6NptZQ0
「ひゃぅ!!?うひゃ!?」
「あらあら……随分敏感じゃない」
「それ程このプールに浸からせてないんだけどね」
「ひょっとしてこれが素?」

……僕は昔から肌が敏感だった。
少し触られるだけでくすぐったい。
だから……これだけはされるのが嫌だった。

「くひぃ!!あぅぅ!?」
「やだ……何この可愛い生き物!!」
「ひょっとして……サリアの好きな男の子?」
「ち、違う!!?」

……女の子達は僕の身体をなぞってきた。
人差し指だけ使う子もいれば五本全部の指でなぞる子もいる。
うぅ……くすぐったくて声が出ちゃいそう。

「腋をこちょこちょ〜♪」
「お臍をほじほじ♪」
「喉をじゃらしてみようっと♪」
「うひぃ!?あ…ああ……」

手付きがなぞるからくすぐるに変わり始めた。
くすぐったい刺激が徐々に強くなってくる。

「足の裏もこちょこちょ〜」
「あはは〜我慢は身体に毒だよ〜」
『こちょこちょ〜♪』
「くふふ…うひぃ……あはははははははははははははは!?」

遂に僕は我慢できなくなって笑い出してしまった。
それを聞いた女の子達が面白がって更にくすぐってくる。

「うひゃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!?」
「凄い声だね〜」
「あぁ……我慢できなくなった時の表情が堪らないわ」
「いやひゃはははっははははははっはははははっはは!!や、止めてよ!?」
『やだ♪』
「うひゃあはははははっはははははははははっはははは!!!」

身体中を手で覆いつくされる。
女の子の手で身体中を弄られる。
変な気分になりそう。

「あはっ♪弄りたくなる小さな物です♪」
「あぐぅ!!」

……女の子の一人があの部分を両手で優しく握ってきた。
自分でも触り慣れていない箇所を知らない女の子に弄られる。
くすぐったい以外の刺激が僕を悩ませる。

「あひゃぁ!!?な、何これぇぇぇぇぇぇ!!!」
「あらら、効いてきちゃった♪」

突然身体中のくすぐったさが異常な位に強くなった。
……というよりプールに浸かっている部分が熱くなっていた。

「いやひゃはははっははっはははははははははは!?もうやだぁぁぁぁぁぁ!!?」
「ふふふ、暴れたって無駄で〜す」
「やっぱり、ショタは最高です♪」

僕の身体が変な事になっているのを女の子達は気付いているみたい。
もう、身体がくすぐったいっていう刺激とそれ以外の判らない刺激しか感じられない。

「……悠太」

不意にサリアさんが視界に入ってきた。
……それもかなり近い。

「好きだよ……」
「んぅ!?」

サリアさんの顔がそのまま近づいてきて唇同士が触れ合った。
……これがキスなんだ。
そう考えたら顔が急に熱くなった。
そのまま、僕は意識を失ってしまった。


147 : ZEPHYR :2014/06/23(月) 21:00:33 1Y6NptZQ0
「ぅぅ……」
「あ〜目を覚ましました〜♪」

僕が意識を取り戻したらそこはあのプールではなかった。
白い天井、花柄の壁紙が使われている壁、そしてベッドの周りに大量の可愛らしいヌイグルミが置いてあった。
どこからどう見ても女の子の部屋だった。

「えっ!?」
「あ〜さすがに吃驚しちゃいますよね〜」

そんな中、異様だったのは僕が素っ裸のまま手足が光る白い鎖で天井から吊られていた事だった。
そして、僕を覗き込んでいる女の子の格好も普通ではなかった。
黄色を基調としたフリルが沢山付いたミニスカートと……む、胸が強調されるデザインのノースリーブに服と同色の手袋を着用していた。
茶髪のロングウェーブで可愛さが引き立っていた。

「カノン?あの子、目が覚めた?」
「だ、大丈夫だった?」
「大丈夫ですよ〜リナもユウも入ってくださ〜い」

カノンさんがそう言うと部屋のドアが開いて二人の女の子が入ってきました。
一人は栗色の長い髪をツーサイドアップと呼ばれている髪型にして、カノンさんの服に似ているピンク色の服を着ているリナと呼ばれた女の子。
もう一人は長い黒髪をお嬢様結びにしていて、他の二人と似ている水色の服を着ているユウと呼ばれた女の子だった。
……リナさんは何故か雰囲気が恵理奈ちゃんに似ていました。

「……で、なんであんな場所にいたの?」
「し、知らない……」
「でしょうね、奴等のやりそうなことだわ!!」
「ゆ、ユウちゃん……恐い……」
「そうですよ〜落ち着きましょう」

怒鳴ったユウさんをカノンさんが落ち着かせていた。

「……貴方、廃人になるところだったのよ」
「は、廃人?」
「そ、生命エネルギーを吸われて二度と目が覚めなくなるところだったの」
「間に合って良かったのですよ〜」

……それって僕は死にかけたって事?
つまり彼女達は命の恩人って事になる。

「……ところでリナはどうして離れてるのです〜?」
「そ、それは……」

リナさんが僕から離れた所で顔を赤らめて俯いていました。
……僕は今、素っ裸な事を思い出して恥ずかしくなった。

「あら〜今度はこっちも赤くなりましたよ〜」
「……しょうがない事だから二人共我慢しなさい」
「しょうがないの?」
「……だって貴方、今は下着すら着れないのよ」
「えっ!!?な、何で!?」

……部屋を見渡すと確かにベッドに近い小テーブルの上に僕の服が綺麗に畳まれて置いてあった。
でも何で素っ裸なんだろ?

「……これでもそう言える?」
「うひゃぁ!?」

突然ユウさんが僕の手を触ってきた。
それだけなのに、身体に電流が走った様なくすぐったさを感じた。

「あの人達に〜敏感にさせられたのですよ〜」
「しかもとびっきりにね」

た、確かに……手を触れるだけでこうなるなんて……
普通じゃない。

「だから〜私達が魔法で治すですよ〜」
「まぁ……方法がアレ……だけどね」
「アレって?」
「………りよ」
「え?」

ユウさんが方法について言い難そうに俯いていた。
しかも、皆一斉に顔を赤らめていた。

「だから!!私達が貴方の身体をいっぱいくすぐるの!!!」
「え……えぇぇぇぇぇぇぇ!!?」

確かにそれは言い難い。
と言うよりそれは今僕が一番恐れている行為だった。

「精一杯こちょこちょしますね〜」
「わ、私は初めてだから上手くできないと思うけど…よ、宜しくお願いします」
「男の子なんだから我慢してね」
「あ…ぁぁ……」

皆が僕の方を向くと……そのまま空中に浮かんだ!?
と、飛んでる!!?
そして、カノンさんが僕とベッドの間に入って抱きつく感覚で僕の脇腹付近に手を添える。
ユウさんは……足の方に飛んでいった。
リナさんは僕の正面に浮かんで顔を少し赤らめながら腋付近に手を添えた。
まだくすぐられていないのに……想像しただけでくすぐったくなる。
そして……運命の時は来てしまった。


148 : ZEPHYR :2014/06/23(月) 21:01:09 1Y6NptZQ0
「こちょこちょです〜♪」
「こ、こちょこちょ」
「うひゃははっははははっはははははっははははっはははは!?」

カノンさんとリナさんが僕に抱きついてきてそのまま腋と脇腹を思いっきりくすぐってきた。
それなりにスタイルの良いリナさんは遠慮がちなのにスタイルが抜群のカノンさんは僕の反応を見て楽しんでいる様だった。
二人の身体の感触が挟まれている僕に伝わってきて恥ずかしかった。
手袋をしている手で敏感になっている素肌をくすぐられる。
想像以上にくすぐったい。
くすぐったい刺激から逃げる為に身体を揺らすが僕の動きに合わせてくすぐってくる。
早い話既に限界だった。

「もう、情けない声で笑わないで」
「そ、そんな事くひぃひひひひ!い、言われてもひょわはっはははははっはっはははは!!!」

両足に柔らかい感触が乗っかったと思ったら足の裏に強烈なくすぐったさを感じた。
特に、足の拘束は固くて自由に動かせない。
だから、逃げ場が無くてひたすらくすぐったい。

「リナ、こんな風にここをペロペロすると男の子は喜んでくれますよ〜もちろんこちょこちょしたままです〜」
「こ、こう?」
「うひゃ!?あははっはははははっははっははっはは!!!」

抱きついている二人が僕の首筋を舐めてきた。
それが今の僕には普通にくすぐったい。

「土踏まずが良い?それとも指の間が良い?……まぁ、どっちもやるわ」
「いひゃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!?」

足の裏もくすぐったいのは変わらなかった。
片方が土踏まずをくすぐられたらもう片方は指の間を穿られる。
全ての指の間が一気に穿られるとくすぐったくて足を揺らした。
それでも足からくすぐったさは消えてくれない。

「んっ?何か硬いの当たってる?」
「あ〜そこもこちょこちょした方が良いですよ〜先っぽがリナの方を向くように太腿で挟むです〜それで裏の筋をこちょこちょするですよ〜」
「優しくよ、そこは一番敏感なんだから」
「わ、分かった」
「あぅひぃひひひひひひひひひっひひひひひひ!?ひゃぁはははははっははははははははははは」

スタイルの良いリナさん達に密着されてあの女の子達に弄られてあの部分はしっかり硬くなっていた。
……僕はあの部分を弄るのに抵抗があった。
亮によると僕は遅すぎるらしい。
それなのに今日一日で複数の女の子達に弄られまわされた。
そこから送られてくる判らない刺激が僕を悩ませる。
リナさんはあの女の子達と違って遠慮がちに弄っていた。
柔らかい太腿に挟まれてより変な気持ちになった。

「んぁぁぁぁぁぁぁ!!?」
「何か出てきたよ?」
「それは〜男の子が気持ちよくなると出てくるですよ〜」
「良かったわねリナ……この子はリナが良いって感じたんだから」
「ふぇっ!?」

……僕に背を向けているから表情が判らないけどなんとなく赤くなっているような気がする。
というより初射精が女の子にさせられるなんて……
喜んで良いのか判らない。


149 : ZEPHYR :2014/06/23(月) 21:01:40 1Y6NptZQ0
「はぁ……はぁ……はぁ……」
「……じゃあ仕上げをやりましょう」
「遂に〜やるんですね〜」
「は、初めてなんだよ!?」
「大丈夫です〜リナは好きな人にでき――」
「わー!!い、言わないでぇ!!?」

くすぐるのを止めたリナさん達が何か話していた。
リナさんが何だか慌てていた。
そう思っていると白い鎖が消えて僕はベッドに落ちた。
その際にベッドに置いてあった大量のヌイグルミが跳ねて僕に雪崩れてきた。
……あれ?刺激が普通になっていた。

「最後の仕上げで貴方に生命エネルギーを注ぐわよ」
「ど、どうやって?」

僕の前にユウさんが下りてきてそう言った。
カノンさんもリナさんも僕の周りに下りてきた。
……何故かリナさんは顔が湯気が出てると錯覚する位に真っ赤だった。

「簡単に言えば……キス、接吻、口付け、かしら」
「えぇぇ!!?」
「あの人達のは生命エネルギーを吸い上げるのです〜私達はその逆で生命エネルギーを作れるのです〜」
「あぅぅ……」
「……いざやるとなると想いを寄せてる人とでも恥ずかしいのかしら?」

……女の子とキスができるのは嬉しいけど、そんな理由でやっても良いのかな?
だって女の子にとってその行為は大事だと思う。

「……不満そうだけど植物状態になりたくないなら我慢しなさい」
「は、はい」

有無を言わせないユウさんの睨みに僕は竦んでしまいました。

「んっ」
「んむぅ!?」

ユウさんは戸惑いなんてない様にキスをしてきた。
柔らかい唇の感触を感じて恥ずかしくなる。
思わず顔を動かしそうになるけどユウさんの手で固定されていた。

「ぷはっ……私はこれ位でいいかしら」
「じゃあ〜次は私ですよ〜」
「んむ!?」

ユウさんが離れたかと思うとすぐにカノンさんがキスをしてきた。
……抱きつきながらやってきたから…そ、その……む、胸が押し当てられてさっき以上に恥ずかしかった。
なんて大胆な人なんだろ……

「はい、私の分は終わりですよ〜」
「はぁ…はぁ……」
「さ、最後はわ、私だね」

カノンさんが離れるとリナさんが僕に跨ってきた。
……相変わらず顔は赤かった。

「基準量にするのに〜私達はそんなに作ってないのでその分お願いしますね〜」
「大体5分位かしら」
「ふぇぇぇぇぇぇぇぇ!!?」

ご、5分もリナさんとキスをするの!!?
リナさんも湯気が出る位に真っ赤になっていた。

「私達、お邪魔虫みたいだから先に帰ってるわよ」
「頑張ってくださいね〜」

そう言って急ぎ足で部屋から出て行ってしまった。


150 : ZEPHYR :2014/06/23(月) 21:02:05 1Y6NptZQ0
「ふぁう……」
「だ、大丈夫?」
「はい……大丈夫です……」

そう言ったものの顔はまだ真っ赤だった。
そのまま僕に覆いかぶさってきた。

「……悠太君」
「え?な、何」

突然僕の名前を呼ばれて吃驚した。
更に身体を密着してきてドキドキする。
そのまま背中に手を回して抱きついてきた。

「いつも……私の事見てるよね」
「そ、それって」
「うん……私は恵理奈だよ」
「っ!?」

え、恵理奈ちゃん!!?
やっぱり恵理奈ちゃん!?
それにしたって雰囲気以外全くの別人じゃ……

「普段の私と変身した私……ど、どっちが悠太君の好み?」
「そ、それは……」

普段見慣れている姿。
今までリナさんと呼んでいたスタイルの良い姿。
どちらも良くてどちらも恵理奈ちゃんなんだ。

「どんな姿でも恵理奈ちゃんは恵理奈ちゃんだよ」
「それって……どっちもって事かな?」
「そ、そうだよ」
「……そっか///」
「……」

……気が付いたら僕は恵理奈ちゃんを抱きしめていた。
僕でも僕の行動に吃驚している。

「悠太君……私も悠太君の事見てた」
「えっ!?」
「今日はゴメンね……恥ずかしくて目を逸らしちゃった」
「そ、そうだったんだ」
「……」
「……」
「……始めよっか」

恵理奈ちゃんが顔を赤くして顔を近づけてきた。
多分僕も顔が赤くなってると思う。
そのまま唇同士がくっついた。
お互い目を瞑る。
恵理奈ちゃんの身体の感触と唇同士が接触している事が恵理奈ちゃんを感じられる。
……5分がもの凄く長く感じる。
僕は……この幸せな時間をいっぱい楽しめた。


151 : ZEPHYR :2014/06/23(月) 21:02:32 1Y6NptZQ0
「あ……もう夕日が沈みそうになってる」
「そ、そうだね」

……5分どころじゃなかった。
時間を忘れて抱き合いながらキスをし続けていた。
いつの間にか恵理奈ちゃんがいつもの姿に戻っていた。
服をさっさと着て今は二人で町を歩いていた。
恵理奈ちゃんは僕がまた攫われないか心配で一緒に来てくれていた。

「……こうしてると…こ、恋人みたいだね」
「えっ!?」

今、僕は恵理奈ちゃんと手を繋いでる。
指を絡ませてしっかり繋いでいた。
……確かに恋人みたいだった。
お互いに恥ずかしいのか顔を真っ赤にした。

「あっ!!?悠太!!!」
「亜理紗!?」

そんな風に二人で歩いていると反対側から亜理紗が走ってきた。
そのまま僕に抱きついてきた。

「心配したんだよ!まだ家に帰ってないみたいだったから……って恵理奈?」
「心配しなくても悠太君はしっかり家に帰りますよ」
「なんで……二人が…一緒なの?」
「ふふふ、秘密です」
「むっ……」

……何故か亜理紗と恵理奈ちゃんの二人の間に火花が見えるのは気のせいだと思いたい。

「……家に帰る位なら手を繋ぐ必要なんてないよね…早く離しなさい」
「そう言いながら亜理紗さんは悠太君の手を握りましたね」
「わ、私は悠太と家が隣同士だから良いのよ、恵理奈は家反対側でしょ」
「家に帰る位……なんですよね」
「うぐっ」

見事に亜理紗は自分の発言がブーメランの様に帰ってきた。
……なんか二人の仲が普段より悪いような気がする。

「だったら私が一緒にいても問題ないわよね」
「っ!?う、うん」
「ちょっと二人共……」
「……悠太」

突然亜理紗が僕の名前を呼んだ。
……何だろ?

「私、恵理奈に負けないから……悠太の事、恵理奈以上に想ってるから」
「え?」
「悠太には悪いけど……私、悠太の事を異性として好きだから!!!」
「え、えぇぇぇぇ!!?」
「っ!!?」

……何で今僕は亜理紗に告白されたの!?
何か……今日はいろんな事が起こってばかりだった。
でも……僕個人なら良い事もあったから別に良いかな。
……ちなみにこの後僕等3人の関係が変わるのは分かりきっていた。


152 : ZEPHYR :2014/06/23(月) 21:06:04 1Y6NptZQ0
以上です。
この話の続きなんてないですよ。
この位の長さの話ですら一週間かかっちゃいます。
もう長編なんて書けるか分からないです。
……意味不明なテンションで書いた所為で登場人物が小学生に見えないです。


153 : 七子 :2014/06/23(月) 21:51:54 EK1EnDFc0
みにーってやつの面白くねぇ
素人がなにいっちょ前に書いてんのよ
邪魔だから削除してほしいわ〜
見てんなら消せよ
俺からの感想は程度低いとしかいいようねえわ


154 : 名無し :2014/06/24(火) 00:27:18 4yGxh45E0
新作最高ですね!

サリアとリナの勝負が見たい(笑)
手袋つけた小学生にくすぐり責めされるなんてウラヤマ……


155 : くすぐり好きの名無しさん :2014/06/24(火) 20:49:21 zI5gVpq60
ただでさえF/M小説の投稿は貴重だし、クオリティに贅沢は言わんわ。
書き手さんが増えてくれる事の方が重要。
ダメ出しにめげず、モチベが続く限り投稿して欲しい。


156 : くすぐり好きの名無しさん :2014/06/24(火) 21:26:48 ko7mWdrA0
小説乙!
魔法少女(手袋着用)、というシチュがまた素晴らしい!
それにしても、彼や彼女たちの今後が気になりますね……w
またこういった魔法少女によるくすぐりのシチュを見てみたいものです……


157 : くすぐり好きの名無しさん :2014/06/25(水) 01:37:07 iBvgb.i20
>>136
>>137
支援ありがとうございます。
ラブライブはライブ衣装などで手袋成分が多めなのでいい材料になると思った次第でございます。なので時間はかかるかもですが一応頑張って考えてみますね。ニャル子小説や機巧少女小説の時のような腑に落ちないような終わり方はもうしたくないので…


158 : くすぐり好きの名無しさん :2014/06/25(水) 05:36:26 QlSUMoJU0
>>157
頑張ってください!応援してます!


159 : みにー :2014/06/25(水) 16:21:55 N.JvG8bU0
おおー!ラブライブいいですね!
マキちゃんとリンちゃんのくすぐりテクニックに期待w
手袋もいいけど爪や指の腹でくすぐったりローションなど滑りやすくするものや乳首責めネタなどもいいですね!
前回、少し不満の声もあったのですが今回もめげずにゴッドイーターのアリサちゃんとエリナちゃんが初心者ショタをくすぐり倒すシチュを考えておりますのでもうしばらくお待ちください汗
前回不快にさせてしまった方本当にすいません。


160 : みにー :2014/06/25(水) 18:39:47 .0HQ0KJI0
もしよろしければリクではないですがシチュを少し提供してくださると嬉しいです!


161 : くすぐり好きの名無しさん :2014/06/25(水) 20:24:17 xNcMJ7Mo0
くすぐり勝負希望です!
ショタは全力でかかるけど、数で勝る女の子達にじわじわやられるようなのが理想です。


162 : くすぐり好きの名無しさん :2014/06/25(水) 20:28:55 xNcMJ7Mo0
>>157
投下乙です!
小学生とは思えないぐらいエロい子達ばっかですね。
だ が そ こ が い い w

もっとサリア率いる水着の女の子達にめちゃくちゃにされるところが見たいっすね


163 : 名無し :2014/06/26(木) 00:18:46 aI4Ku3Ec0
ラブライブ作品、みにーさんの作品ともに楽しみにしております。書いてくださる方がいるだけで感謝です


164 : 9 :2014/06/30(月) 00:35:15 i.2N50CE0
JKと痴漢です


「ねぇおにーさん?どんなお仕置きしてほしい・・・?」

リナはそう言いながら、皮膚の上を滑るだけだった指先を、不意にわきわきと2度だけ動かした。

「あひゃっ、ひぃ!!やめて、お願いやめてぇ・・・っ!」

「あー、またやめてって言ったぁ・・・。そんなにお仕置きしてほしいの?」

「じゃ〜あ〜、おちんちんを慰めてあげるのはやめにしてぇ・・・お兄さんもおちんちんも、いーっぱい泣かせちゃおうか?」

「賛成〜!!」

サキの提案に、リナが拍手で応える。

「それじゃあおにーさん、覚悟は良い?」

「たくさんたくさん可愛がってあげるから、泣いて喜んじゃってね〜♪」

「あ、ぁ・・・いや・・・頼むから・・・」

三日月型に歪んだリナの目を見つめながら、俺は無駄とは知りつつふるふると首を振って懇願した。蛇に睨まれたカエルの気持ちが、今なら手に取るようにわかる。もし手足が自由だったなら窮鼠のごとく死に物狂いでこの状況を打破できたかもしれないが、身動きの取れない鼠に反撃の術など、ない。

「問答無用っ!コチョコチョコチョ〜♪」

次の瞬間、リナの10本の指が、俺のワキの下に襲いかかった。

「くっふっウウっふふふ・・・!やだぁ、やだ・・・ぐふっ!」

なめらかな指先がワキの下を舐めるように這い回る。さっきサキとリナに同時にくすぐられたときのような、何も考えられなくなるほどくすぐったさはなかったが、いつあの激しいくすぐりに変化するかわからない恐怖が肌を余計に敏感にさせている。


165 : 9 :2014/06/30(月) 00:36:27 i.2N50CE0
「やだー、変な笑い方してるー。おにーさんどうしたの?お仕置きされて喜んでるの?」

「よろっ、こんでない・・・っ、くぐっ、ふふうっ・・・!!」

口ではそう言いながら、俺は二人にくすぐりなぶられることになにか、今までに感じたことのない悦びを感じ始めていた。
リナがこちょこちょと俺のワキの下をくすぐっている間も、サキは電マをすりすりと動かして、ムスコの裏すじを刺激し続けている。
異なる2つの感覚は体の中で混ざり合い、じんわりと熱い塊になったそれらは解放を求めて腰の奥底で暴れまわる。体を思いきり動かして、この塊をぶちまけてやりたくて仕方がないのに、身動きが取れない俺にはただただ悶え苦しむことしかできなかった。

「うそー。お兄さんのおちんちん、ピクピクして喜んでるよ?お仕置きされて嬉しいんでしょ?正直に言わないと・・・」

「あひゃはァっ!?」

サキは電マをムスコに押し付けたまま、もう片方の手で俺のパンパンになった金タマをこちょこちょとくすぐってきた。真ん中の筋や裏側のところを爪先であやすようこちょこちょやられると、たまらないほどにくすぐったい。

「ねぇおにーさん、くすぐったい?気持ちいい?うれしい?」

リナはそう俺に問いかけながら、ネズミをいたぶる猫のように、嗜虐心で目をキラキラさせている。

「あはっ!すごーい、タマタマ上がってきたぁ・・・中でぐるぐる動いてるよ?」


166 : 9 :2014/06/30(月) 09:45:25 i.2N50CE0
サキは甘い声で囁きながら、俺のムスコをいじめる手を止めようとしない。

普段であればもうとっくに射精していてもおかしくないのだが、くすぐられながらチンコをいじられると、不思議とイキにくくなるようなのだ。くすぐったさでチンコの快感に集中できなくなるせいかもしれない。とはいえ、長いこといたぶられるうちに、俺のムスコは少しずつ、だが着実に、絶頂へと向かい始めていた。

「そういえばさーサキ、なんか試したいことあるとか言ってなかった?おにーさんにパンツ穿かせてさー」

「あ!そうだった!!ちょうど良いから、今やってみても良い?」

「いいよー」

そうして、リナとサキはようやく手を止めた。サキは「試したかったこと」の準備を始め、リナは首だけ振り返ってその様子を興味深げに見ている。
相変わらずリナに阻まれて何が起こっているのか俺には全く見えないが、一瞬だけ、サキの細くて白い手がサッと、ベッドの端に転がっていたピンクローターを掴みとるのが見えた。

「これをね、ここにこーするの」

サキがそう言うのと同時に、俺のムスコを押さえつけていたパンツの圧が一瞬だけなくなり、次の瞬間、パンツと裏すじの間に、なにかツルリとした物体が押し入れられた。

「ひゃ・・・っ!?」

「あーなるほどね。そしたら固定できるってわけだ。それでフリーになったサキちゃんの手は・・・?」

「ここでこーしちゃいまーす♪」

「いいねーぇ!!じゃあさ、もうこれ、3つ全部使っちゃおうよ。両サイドで挟む感じで」

「そうするそうする!じゃリナ、ちょっとここ押さえてて・・・」

「オッケーオッケー」


167 : 9 :2014/06/30(月) 09:46:10 i.2N50CE0
サキを手伝うため、リナはようやく俺の胸の上から降りた。下を見ると、久しぶりに見るサキの顔が、俺の股間を覗き込んでいるのが見える。
サキが再び、俺が穿いているパンツのゴムをグイッと引っ張った。すると、中から現れたのは、真っ赤に膨れて先端からガマン汁を垂れ流している俺のかわいいムスコと、その上にちょこんと乗っている小さなローターだった。

「じゃあ、これをおちんちんの両わきに・・・って、でもこれ、3つ同時に動かすの大変じゃない?」

「それがね、大丈夫なの。そのコード外しちゃって」

「えっ?あ、ほんとだ外れる・・・。ワイヤレスってこと?」

「そうなの。お兄ちゃんが改造して、ワイヤレスで3つまで遠隔操作できるんだって」

「えーっ?なにそのエロ漫画みたいな技術・・・」

「なんかお兄ちゃんは、男のロマンがどーたらって言ってた」

「でも使う相手いないんでしょ?」

「うん」

軽口を叩きながらもテキパキとした手つきで彼女たちは作業を進めていった。

「それじゃ、その2つを両わきに入れて。先っちょがカリに当たるようにしようよ」

「オーライオーライ・・・って、おにーさん、こんなにビンビンなのにまだ被ってんの?!やだーかわいいー!!」

リナが、勃起しきった俺のムスコを見て黄色い声をあげた。
確かに、俺のムスコは少しばかりシャイが過ぎて、フル勃起でも手で剥かないと亀頭の半分くらいは皮を被ったままなのだ。
しかし、俺は自身はこの恥ずかしがり屋のムスコを恥に思ったことは1度もない。本番のときは事前に剥いておけば良いんだし、皮オナは気持ちいいし、何よりこんなふうに、可愛らしい女子高生に「かわいい」と言ってもらえることだってあるのだから!仮性包茎バンザイ!

「すごーい、亀頭がピンク・・・。これ、直接触って大丈夫なのかな・・・」

サキが心配そうに言いながら、今度は直に、剥き出しの亀頭の先っちょをこちょこちょくすぐってきた!

「あああぁっ!!無理!直接はムリ!!」

敏感すぎる先端を直にくすぐられて、強すぎる刺激に俺は悲鳴をあげた。

「あはっ、超ビンカンじゃ〜ん♪だからホーケーくんって大好きなんだよね♪」

「これ、剥けてるとこに当てたらすぐイっちゃうね?」

サキがつまんだローターで、亀頭の先端をくるくるとなぞってくる。俺はもう声をあげることもできず、ただコクコクと一生懸命頷くことしかできなかった。


168 : 9 :2014/06/30(月) 10:09:00 i.2N50CE0
「よしっ!これで準備オッケー!」

パチンとパンツのゴムを戻して、リナが再び俺の胸の上にまたがった。サキは俺の腿の上から降りて、腹の横のあたりに足を崩して座っている。

俺のムスコの周りには、今や3台のローターが設置されていた。1つは裏すじの上に、もう2つはムスコの両わきで、ちょうどカリ首に当たるよう設置されている。これからムスコがどういう目に合わされるのかは一目瞭然であるが、わからないのは、電マを置いたことで両手が空いたサキが、一体何をするかである。

いや、わかっている。本当はわかっているのだ。
認めたくないのだ。
想像したくないのだ。

「ねぇお兄さん、私ね?いっつも思ってたの。男の人を思いっきりこちょこちょしながらめいっぱい気持ちよくしてあげたら、どうなっちゃうのかなぁ〜って」

サキが俺のわき腹を、指先でさわさわと撫でる。

「でもね、私がおちんちんを可愛がってたら、くすぐるのはリナ一人になっちゃうでしょ?それじゃあ足りないなーって、もっともっとこちょこちょしてあげたいなって思ってたの」

「あたしも頑張ってるんだけどねー」

リナが一瞬だけ、ワキの下を素早くくすぐった。

「あヒャひはっ!!」

「だからね、考えたの。こうすれば、お兄さんのおちんちんをたくさん気持ちよくしてあげられるし、私はお兄さんをたくさんこちょこちょしてあげられるでしょ?」

カチリと音がして、俺の股間で、3台のローターが振動し始めた。

「ああっ、あっ、あっ・・・!」

裏すじとカリ、チンコの中でも特に感じるところを重点的に刺激されて、俺は一気にたまらない気持ちになる。


169 : 9 :2014/06/30(月) 10:21:41 i.2N50CE0
「うふふっ!お兄さん、おちんちん気持ちいいでしょ?・・・ねぇ、もし今、同時にワキの下とココをこちょこちょされたら、お兄さんどうなっちゃう?」

サキがそう言うと、リナはワキの下を、サキは俺の弱点である、鼠径部の少し上のところを指の先ですりすりと撫でてきた。

「あひゃっ・・・!!ぐっひ、ダメっ・・・、絶対ムリ・・・!!」

「ダメとか無理じゃなくてぇ、どうなっちゃうの?って聞いてるの」

サキが苛ついたような口調になって、弱点を撫でる手の動きを少しだけ早める。

「ひゃあはっ、ぐひ・・・っ!あ、わ、わかりません、わかりません・・・!!」

「そう、わからないの。じゃあ、わからないことは、知りたいよね?」

「やだっ!知りたくない!知りたくなひぃ!!」


170 : くすぐり好きの名無しさん :2014/07/01(火) 22:51:50 hW78x//E0
素晴らしい


171 : くすぐり好きの名無しさん :2014/07/01(火) 22:53:27 dAI2VsB20
わからないこと知りたい!


172 : ZEPHYR :2014/07/09(水) 09:43:36 3uAkZrXo0
前回の投稿の後、続きの話を試しに書いてみたらいつの間にか出来上がっていました。
このシチュで自分が考えられる限りの責めを詰め込んでみました。

あの不思議な出来事から1ヵ月が経過していた。
あれから色々な事がありました。
まずはあの日に会った不思議な女の子達の正体を恵理奈ちゃんが教えてくれました。
……サリアさんは亜理紗、カノンさんは佳奈ちゃん、ユウさんは由佳ちゃんでした。
そしてあの日サリアさん…亜理紗と一緒にいた女の子達は全員亜理紗の友達だった。最初は吃驚したけど全員面影があったように感じた。
そしてもう1つは……

「悠太君……えへへ♪」

「恵理奈ったら……まぁ、私も同じだから別に良いかな…」
「…っ!?ふ、2人共な、なにやってるの!!?」

朝、誰かに身体を触られてる違和感に目を覚ますと僕は吃驚した。
2人のスタイルが良い女の子が僕に抱き付いて手袋を付けた手で僕を優しくくすぐっていたからだ。
1人は栗色の髪をツーサイドアップにしていて、フリルが沢山付いているピンク色のミニスカートとスタイルが強調されるデザインのノースリーブを着ている女の子。
もう1人は黒色の髪をもう1人と同じツーサイドアップにしていて、細部が違うけどもう一人と似ている服装の女の子。
…普段とは違う姿だけど、2人はそれぞれ恵理奈ちゃんと亜理紗だった。
……非現実的だけど2人は所謂魔法少女で、変身すればちょっとだけ身体を成長させられるみたいです。
だから……普段とは違うスタイルの良い2人の姿を見て僕はドキドキしていた。
それでも心は変わらないらしくいつも通りに接してくるから余計にドキドキする。
……もう1つあった出来事…それは学校という大勢が見ている前で僕は2人から同時に告白された。
おかげで僕達はクラスで一番注目されていた。
亮やクラスの皆からからかいや祝いの言葉を言われて僕は恥ずかしかった。

「何って…悠太に2人で抱きついてくすぐってるだけだよ?」
「私と亜理紗さんのどっちが悠太君をくすぐったくて気持ち良くできるか勝負してるんです」
「だ、だからって…」

僕はいつの間にかパジャマの上を脱がされていてその状態で2人に抱き付かれくすぐられている。
2人の柔らかい身体の感触が押し当てられて恥ずかしかった。

「いつでもキスができるようになったんだから私はもう我慢しないからね」
「むぅ……呪いが解ける前に何回やったと思ってるんですか!?」

そうだった…もう1つあったんだ。
亜理紗達はキスをするとその人の生命エネルギーを吸ってしまうという呪いにかかってたみたいなんだ。
僕は何度か亜理紗達に攫われて大勢の女の子からくすぐられて弱った所を亜理紗が僕の生命エネルギーを吸っていた。
もちろん壊れないギリギリのラインでやってくれていた。
でもそれが原因で恵理奈ちゃん達と亜理紗達は対立してたんだ。
だからある時、亜理紗の友達の1人から恵理奈ちゃん達にその事を打ち明けた。
その呪いを解く方法は許容以上の生命エネルギーを吸う事だった。
それに定期的に生命エネルギーを吸わないと…死に至る呪いだとも聞かされた。
だから……恵理奈ちゃん達に協力してもらってその呪いを解いた。
亜理紗達が恵理奈ちゃん達から吸う事はできない。
だから僕が仲介をする事になった。
恵理奈ちゃん達が僕に大量の生命エネルギーを注ぐ。
そしてそれを亜理紗達が吸う。
……全員の呪いが解けるまでそれは繰り返された。
あの日……僕は数え切れない程キスをさせられた。
呪いが解けたら亜理紗達は恵理奈ちゃん達みたいな格好に変わっていた。
フリルがいっぱい付いた衣装でスタイルが良くなっていた。
呪いが解けて嬉しかったのか亜理紗達は僕と恵理奈ちゃん達にじゃれてきた。
抱きついてきたり、くすぐってきたり、甘い声で囁いてきたり、キスしたり……色々な事をやってきた。
……空中に浮かばされたから前後左右上下斜めと全方向から女の子が押し寄せてくるというとんでもない状況だったけど。
ちなみにそれで拗ねた恵理奈ちゃんの機嫌を治す為に一週間程恵理奈ちゃんの家に泊まる事になったのはまた別の話。

「この姿の時は恵理奈よりも胸大きいよ…ふふふ」
「失礼ですね…普段なら私の方が……す、すこしだけ大きいですよ///」
「ね、ねぇ…そろそろ止め――」
『まだ終わりじゃない(です)!!』
「は、はい!」

2人が真剣な表情で僕を覗き込んできたから驚いた。
…2人が止めてくれないと起きれないし何より恥ずかしい。
身体が…特に胸…が押し当てられて反応に困る。
そして腋、喉、首筋、鎖骨付近の素肌でくすぐられる。
優しくてもくすぐったい事に変わりはない。


173 : ZEPHYR :2014/07/09(水) 09:44:08 3uAkZrXo0
「そろそろ本気でくすぐっちゃお♪」
「う、うん」
「ま、待って……」
『こちょこちょこちょ〜♪』
「うひゃはっはははははははははははははははは!!」

なぞったり撫でたりする動きからくすぐる動きに変わった。
ムズムズする刺激から純粋なくすぐったさに変わって僕は思わず手を動かした。

『うひゃ!?』
「えっ!?あ……」

くすぐったさを紛らわせる為に手を動かしたら2人のお尻を触ってしまった。
いくら衣服越しとはいえ触られるのは不快なはず。
どうしよ……

「……良いですよ、悠太君ならむしろ大歓迎です!」
「それに添い寝してる間に何回も悠太に触られたし、悠太がしてくれると何か安心するからお願いしたい位よ」
「え…えぇぇ!?」

……2人の意外な反応に僕は吃驚した。
それでも…僕は罪悪感を感じていた。
でも……

「……♪」
「早く♪」
「で、でも……」
「…駄目?」
「やらないならずっとこのままよ」

そんな感じで喉と首筋を重点的にくすぐりながら囁いてくる。
しかもただ抱きつくだけじゃなくて足も絡ませてきた。
さらに身体を動かして身体を擦り付けてきた。
……柔らかい感触が動いて思考がかき混ぜられる。
気が付いたら僕の手は2人のお尻に触れていた。
…柔らかい………じゃなくて!?

「ふふふ♪」
「これ位の事で顔を真っ赤にして……でもよく頑張ったわね」
「あ、あぅ……」

2人が僕に頬擦りしながらくすぐる。
でも、今はくすぐったさよりも恥ずかしさの方が上だった。

「じゃあご褒美にもっとくすぐったくしてあげる♪」
「悠太君、手を動かしちゃ駄目ですよ」
「うひぃ!?ひゃっははははははははははは!!!」

緩くしていた指の動きがまたくすぐったい動きに戻った。

「お腹をこちょこちょ♪」
「男の子でもここはくすぐられたら気持ち良いでしょ♪」
「くひぃひひひひひひひひひひひひひひひひ!!?あ…あははははは!?」

恵理奈ちゃんが喉とお腹を…亜理紗が首筋と…乳首をくすぐってきた。
親指以外の指で弾くようにくすぐる。
僕が慣れないように左右を亜理紗の思うままに弄って速さも亜理紗の加減で全てが決まる。
恵理奈ちゃんの方も臍を弄ったり全体をかき混ぜるようにくすぐってくる。
それがくすぐったすぎて堪らない。

「あひゃひひひひひひひひっひひひひひ!?」
「悠太君!?よ、涎垂れてます!」
「みっともないわよ…全く……」

そんな感じの事を亜理紗が言った後両側から頬の辺りを舐められた。
…2人が垂れた涎を掬ってるみたい。
……唇も一緒に接しているから何も知らなければキスをされてると思われそう。
は、恥ずかしい。


174 : ZEPHYR :2014/07/09(水) 09:44:39 3uAkZrXo0
「うひぃ…ひゃ……」
「あらら、ちょっとやりすぎたわね」
「大丈夫ですか?」

2人がくすぐるのを止めて僕の顔を覗き込んでくる。
至近距離だから互いの呼吸が感じられる。
これだけは何度されても慣れない。

「や…やりすぎだよ……」
「ご、ゴメンなさい…」
「私もやりすぎたわ…」

そう言って2人は僕に強く抱きついてきた。
頬と頬が触れ合って恥ずかしかった。
多分、僕の顔は真っ赤になってると思う。
そんな風に考えている時だった。

「悠太……勃起してる」
「え?」
「ほ、本当です!」
「あぅ!!?」

2人が片手であの部分を弄ってきた。
ズボン越しでもはっきり判る位になっていた。
その上、直接弄るから刺激が強かった。

「興奮……してくれたんだ」
「嬉しいです♪」
「あ…止め……」

うぅ……これだけは絶対に慣れそうにない。
手袋を付けてるから滑りが良いし何より自分の意思で弄ってる訳じゃないから余計に感じちゃう。

「どう?気持ち良い?」
「なんだか触ってると不思議な気分になりますね」
「うぁ!?……」

ただ揉むだけじゃなくて指先で撫でてきたりもした。
純粋に気持ちよかった。

「うぅ……うぁぁ!?」
「……やっぱり恥ずかしいです…」
「そ、そうね……気になるけど……」
「うぇ?」

……2人は急に弄るのを止めた。
2人に弄られてた部分がまだジンジンする。
……何故か物足りなさを感じていました。
そんな時だった。

『えぇぇ!?何で止めちゃうの!?』
『えっ!?』

突然、2人以外の女の子の声が聞こえてきた。
2人も吃驚したようで僕に抱きついたまま起き上がった。
……いつの間にか僕の部屋は女の子達で埋め尽くされていた。
その女の子達は皆手をワキワキさせていた。
そんな女の子達に僕は見覚えがあった。
亜理紗の友達の女の子達と佳奈ちゃんと由佳ちゃんだった。
そう思っていると女の子達は僕に飛び込んできた。


175 : ZEPHYR :2014/07/09(水) 09:45:49 3uAkZrXo0
「んっ!?ん〜〜〜!!?」
「悠太さん〜ギュってされて気持ち良いです〜?」
「スリスリ♪」
「亜理紗のお尻を触るなんて十年早いです!だから……それまではあたしのおっぱいで我慢するです!!」
「変身してないとただのまな板だけどね」
「う、うるさいです!?」
「あんっ!?もぅ……挟んでるんだから動かさないでぇ…」
「貴女……口ではそう言っても満更じゃないよね」
「悠太…私達が食べさせてあげるわ…だから口を開けなさい」
「ゆ、悠太君…あーんです♪」
「2人共……今口を開けさせたら笑いが堪えられなくなっちゃうわよ?」
「悠太君のお尻……はぁはぁ」
「腋をこちょこちょ♪」
「悠太君が恵理奈と亜理紗の2人とイチャイチャしてた時から見てたけどこの足の裏を触ってみたかったのよね」
「草食系の悠太君もおちんちんは男の子なんだね……」
「や…悠太君は男の子よ」
「その男の子なのに毛深くなくて女の子の服を着せても違和感なさそう」
「だよね♪体格も私達と大差ないし♪」
「う〜ん、今から家に戻って私のコスプレ衣装持ってこようかな?」
「自作の衣装だよね、きっと悠太君に似合うよ!」

……現在、僕は色々大変な事になってる。
部屋にいつの間にか入り込んでいた女の子達に抱えられて素っ裸で空中に浮かんでいた。
その状態で女の子達が抱きついたり、くすぐったり、色々な事をしてきた。
直前まで女の子達に気付けなかったのは女の子達が魔法で透明になっていたからだった。
負担をかけないように全員で1つの魔法を使っていて、その内の1人が集中を切らして透明化の魔法が解けたらしい。
……由佳ちゃん曰く、魔法少女に常識は通用しないらしい。
…梯子とか使わないと外からこの部屋には入れない…それに涼しかったから寝る前に窓を開けといたらこうなった。
天窓も開けといたけどこっちは絶対に入られないと思ってた。
……ちなみに恵理奈ちゃんと亜理紗は両親が温泉ツアーを当てたらしく僕の家に泊まりに来てた。
僕の両親も偶然同じ温泉ツアーを当ててそれに行ってる。
お母さんから許可は取ったから2人は昨日から僕の家に泊まっていた。
……お母さんが嬉し泣きしてたのは何でだろ?

「うふふ、悠太君って食べちゃいたい位可愛いね♪」
「じゃあ…耳を甘噛みしてみる?」
「それ良いね♪私達でやってみようよ」
「甘噛み、やってみたいな…」
「賛成!私もやらせて」
「顔がくっついちゃうけど6人でもできるよね」
「じゃあせーの!」
『あむっ♪』
「うひゃぁ!!?うひぃひひひひひひひひひ!!!」

突然6人の女の子が僕の両耳にしゃぶりついてきた。
柔らかい感触の唇で耳朶を刺激されて力が抜ける。
中には舌でチロチロ舐めてくる子もいて笑い声を堪えていた僕は一気に堪えられなくなった。

「悠太さん〜抱きつくだけじゃ〜ものたりないです〜?だったら〜ここをこちょこちょするです〜」
「悠太君、大丈夫ですよ…私が傍にいますから」
「本当は私だけ見てほしいけど……それは我慢するから別に良いよ」
「ひぃやぅ!!?」

後ろから佳奈ちゃんが僕を抱きしめて身体を押し付けながら僕の乳首をくすぐり始めた。
背中に大きな胸が当たってもの凄く恥ずかしかった。
恵理奈ちゃんと亜理紗は正面から抱きついて喉をくすぐっていた。
飼い猫をじゃらしている時と同じようにくすぐってきた。
……飼い猫は僕がやる時以上に気持ちよさそうだった。


176 : ZEPHYR :2014/07/09(水) 09:46:16 3uAkZrXo0
「悠太君…くすぐられて興奮してる…」
「それに恵理奈と亜理紗にお預けをくらえばこうなるわよ」
「あはは、前の時もそうだったけど弄りたくなるよね♪」
「あぐぅっ!!?」

さっきまで恵理奈ちゃんと亜理紗に弄られていたあの部分に女の子達の手が群がった。
さっきと違って全身をくすぐられながら……

「むふふ、手袋付けた女の子じゃなきゃ抜けなくなるまでイかせちゃう?」
「悠太君が壊れちゃうよ♪」
「でもそうなったらそれを知ってる私達だけが悠太君をイかせられるようになるよ♪」
「だったら恵理奈ちゃんと亜理紗ちゃんが最優先だね」
「あぅぅ………」

亜理紗と恵理奈ちゃんと違って遠慮なんてない。
妖しい会話をしながらあの部分を滅茶苦茶に弄る。
沢山の指が絡みついて思わず感じちゃう。
感じすぎておかしくなりそうだった。

「ねぇ、悠太君はこのままが良い?それともすぐに気持ち良くなりすぎて楽になりたい?」
「詳しく言うと私達に悠太君の身体を徹底的に弄られるのとあの箇所を一気に刺激して壊れる位の気持ち良さを味わいたいか…だよ♪」
「そ、それぁ……」

2人の女の子がそんな事を囁いてきた。
現在進行形で身体中を弄られておかしくなりそうなのにそれがずっと続くなんて考えたくない。
でも……壊れる位の気持ち良さも恐く感じた。

「だ、ダメェェェ!!」
「悠太君!?答えちゃ駄目です!」
「んむっ!!?」

二択の答えを模索していると亜理紗と恵理奈ちゃんの2人が突然キスをしてきた。
その所為で口が塞がれて声が出せなくなった。

「あらら、私達の質問は2人にとって死活問題だったわね」
「顔を真っ赤にして……大変ね」

囁いた2人が困ったような声を発していたけど今の僕は気にしていられなかった。
キスも長い時間すると息苦しくなる。
身体を動かせないから逃れられない。
僕は恥ずかしさのあまり、気を失ってしまった。


177 : ZEPHYR :2014/07/09(水) 09:47:14 3uAkZrXo0
「んぅ……あれ?」

気が付いたら僕は眠ってた。
目を覚まして起き上がろうとしたけどできなかった。
…女の子達が僕に絡みつくように寝てたから。
背中からも柔らかい感触がするから女の子達に包まれているような不思議な感じがした。
…ちょっと顔を動かすと亜理紗と恵理奈ちゃんの顔が至近距離にあったから少し吃驚した。

「ようやく目を覚ましたわね」
「由佳ちゃん?」

声のした方を見るとそこに変身した状態の由佳ちゃんが浮かんでいた。
……何故か頬に涙の跡があった。

「……今何時?」
「3時よ……貴方が気絶した後……その…………色々あって疲れたから皆寝ちゃったわけ」
「色々って?」
「…………色々は色々よ」
「何したの!!?」

由佳ちゃんが言い難い事って、僕何されたの!?
…いつの間にか服を着せられていた。

「うぅん……あ、悠太」
「あ……悠太君起きたんですね」

不意に亜理紗と恵理奈ちゃんの声がした。
そんな2人は僕と目が合うと少しだけ視線を逸らした。
だから僕に何したの!?

「楽しくて…つい眠っちゃいました」
「猫は私達が交代で世話してたから大丈夫よ」

視線を逸らしたのは少しだけで普通に話をする事ができた。
……でも全身で女の子の感触を感じるなんて絶対に慣れそうにない。
そんな状態で亜理紗と恵理奈ちゃんに頬擦りされたから恥ずかしさのあまりまた気絶しそう。

「……ところで…勝負はどうなったの?」
『あっ!?』
「ちょ…2人共!?」

……この後、僕は亜理紗と恵理奈ちゃんにくすぐられまくった。
僕の笑い声で起きた他の女の子達も混ざって……
その後は皆でご飯を食べたり、僕がお風呂に入ってるときに水着を着て乱入してきたり……
何故か他の女の子達も僕の家に泊まった。
……皆両親が温泉ツアーって…偶然とは思えなかった。
もちろん…その後どうなったかは容易に想像できる。
………何か今日はとても疲れる日だった。

以上です。


178 : くすぐり好きの名無しさん :2014/07/09(水) 10:30:04 F3CB0eBU0
最近気づいたが、マジシャンミクがエロ可愛すぎる……
しかも白手袋
ステージでくすぐりマジックの助手をやってみたい
というよりむしろ、ミクのくすぐりショーの助手になりたい


179 : 9 :2014/07/11(金) 20:40:00 Mz9WIlGE0
痴漢とJKの話の続きです

「リナ、準備はいい?」

「いつでもオッケーよん♪」

カリカリと目盛りを回す音がして、ローターの振動が少しだけ強くなる。

「うぅっ・・・!」

「じゃあお兄さん、辛かったり苦しかったら言ってね」

「まぁ、言っても止めないけどね」

声を聞いているだけで、二人のサディスティックな微笑みが目に浮かぶようだ。この二人は本当に、俺が泣いても叫んでも、俺をいたぶることを止めてはくれないのだろう。
そう、頭では理解しつつも、俺は一縷の望みにすがって懇願してしまう。

「っ、お願いします!なんでもします・・・!くすぐらないで・・・!」

返ってきたのは、サキの嬉しそうな、満面の笑みだった。

「ダメでーす!こちょこちょこちょ〜!」

「コチョコチョコチョ〜♪」

「あ゙ーーーーーーっ!!!ぎゃアーーーーはばひゃあ!!!・・・・・・ア゙ーーーーーーー!!!」

わきの下と鼠径部を同時にくすぐりまわされ、俺は喉が張り裂けるかと思うほどの悲鳴をあげた。

くすぐったい!!!くすぐったい!!!苦しい!!!死ぬ!!!

恥も外聞も捨て、この状況に至った原因も全て忘れ、大声で助けを呼ぼうと苦心するも、喉から飛び出す声はどれ一つとして言葉の形を成さない。

サキが降りたせいで自由になった下半身をじたばたと動かして、なんとかくすぐったさをまぎらわそうとするが、その運動は期待したほど大きな効果をもたらしてはくれなかった。


180 : 9 :2014/07/11(金) 21:02:58 Mz9WIlGE0
「もうやだぁ、はひひゃひゃはァーーー!!!やだぁ、ア゙ぁ〜〜〜〜!!!」

俺がどんなに叫んでも、俺を苛む4本の魔手はその動きを止めなかった。
睾丸が体内にめり込みそうなほどに上がってきて、尿道口がひくひくと痙攣する。
単純なもので、俺がこんなにもくすぐりに苦しんでいるというのに、俺の息子は与えられる微細動によって素直に高められ、今にも昇り詰めようとしていた。
というか、もう本当に出そうだ。敏感な部分を震わせるだけの刺激がもどかしい。出したい!今すぐにイきたい!しごいてほしい、思いっきりしごいて、勢いよく、ぶちまけたい!!!

「もう出る〜〜〜っ!!ひゃははぁっ、おね、お願い!!こすって!!こすって!!」

みっともなく腰を振って見せながら、俺は息子へのとどめを切望した。
さっきみたいに、サキの手のひらが包み込んでくれたなら!包み込んで!上下にこすってくれたなら!!!

「おにーさん、イきたくなっちゃったの?」

サキが甘ったるい声で聞いてくる。俺は骨がガクガクいうほどの勢いで必死に首肯した。

「きゃはははは!!めっちゃ頷いてる〜〜〜!!超必死〜〜〜〜wwww」

「そっかぁ・・・こちょこちょされながら、イきたくなっちゃったの?」

「ぎゃはははははぁ!!!イぎたいィーーーひゃはははは!!!はっ、はっ・・・!」

「こちょこちょされながら、おちんちんこすられて、気持ちよくなりたいの?」

「・・・・・・っ!・・・・・・っ!」

さらに激しく首肯する。首がちぎれそうだ。

「サキ、おにーさん超頷いてるよー。イきたくって仕方ないんだってぇ」

「そう・・・そんなにイきたいんだぁ・・・」

鼠径部をくすぐっていたサキの左手が、そっと離れた。
やった!触ってもらえる!イかせてもらえる・・・!!!

「でも、ダァメ♪」

その瞬間、カチッという音がなって、股間のバイブは振動するのをやめた。同時に、鼠径部のもう片側をくすぐっていたサキの右手も、わきの下をくすぐっていたリナの両手も、ピタッと動きを止めてしまった。


181 : くすぐり好きの名無しさん :2014/07/11(金) 22:46:27 EDIoeqYE0
最高!!


182 : くすぐり好きの名無しさん :2014/07/14(月) 20:26:43 9JbVOSfI0
「ハロウィンプレゼント」って完結しました?


183 : みにー :2014/07/16(水) 06:51:16 0EfkpcD60
すみません汗
忙しくてなかなかアリサくすぐりが書けないでいます!
もうしばらくおまちください^_^
ラブライブの小説も楽しみにしてます!


184 : くすぐり好きの名無しさん :2014/07/18(金) 20:03:21 kyxGjj0w0
pixivにうごイラのおねショタ手袋くすぐりイラストが投稿されてましたね。手の動きが超エロかったです


185 : F/M好きの名無し :2014/07/19(土) 07:46:25 paLx7otE0
--------------------------------------------------
[タイトル]くすぐり地獄からの脱出
--------------------------------------------------
(A)
目が覚めると、俺は見覚えのない部屋のベッドに寝かされていた。
なんだこれは?身動きが取れない?
体をピンと伸ばした体勢で拘束されている!!
しかも裸・・・いやパンツだけは履いているようだが・・・
「お目覚めですか、ご主人様? 」
突然の声に驚いて横を見ると、見知らぬ女性がベッドの横に立っている。アニメにでも出てきそうなメイドさんの格好をしていて、そして・・・ものすごく可愛い。その微笑みに思わず一瞬見とれる。いやいかん、こんな状況で何を考えてるんだ俺は。

・ここは冷静に。「君は誰?これどういう状況?」→→Bへ進む
・この女は普通じゃない。「誰か!!助けてくれ!!」→Cへ進む
・とにかく動いて、拘束から脱出!!→→Fへ進む

--------------------------------------------------
(B)
「私をお忘れなんてひどいです。ご主人様の忠実なメイドじゃないですかw」
女はそう言いながら俺の足下に移動すると、なぜか突然、足の裏をくすぐり始めた!!
「緊張してますか? 体をほぐしてさしあげますねw」
や、やめろ!!俺はくすぐりがものすごく苦手なんだ!!

・「何すんだ、やめろっ!!」→→Cへ進む
・腕を振り回して手枷を外す→Fへ進む

--------------------------------------------------
(C)
「好きなだけ叫んで下さいね。防音室なので、外には聞こえませんからw」
女はそのきれいな腕を俺の方に伸ばすと、脇腹や腰、おなかのあたりを、両手の指でコショコショくすぐりはじめた。うわ、なにしやがる!! 敏感な俺は思わす身をよじる。

・全身の筋力で必死に脱出→→Fへ進む
・「待った待った!! くすぐったいって。やめろ!!」→→Dへ進む

--------------------------------------------------
(D)
「はははは。楽しそうですね、ご主人様w あれれー、このへん、特に弱くないですか?」
女は両手の人差しだけを使って、脇腹のあたりをほじるようにくすぐってくる。
ぐおっ。もともと敏感な俺だが、脇腹は特に弱いようだ。体がいやおうなく反応する。このクソ女が!!
「もしかすると、ご主人様は脇腹が弱いんですか? 弱点ということなら止めますけど・・・」
なんて答えるんだ。苦しすぎて考える余裕もない・・・

・「はい、わかったわかった!!弱点です!!だから止めてくれ!!」→→Iへ進む
・根性で耐えて否定する→Eへ進む

--------------------------------------------------
(E)
「い、いや、弱点ってわけでも、な・・いけ・・ど・・くっ・・・」
「ほんとですかぁ? 弱そうなんだけどなぁ。」
女は脇腹、おなか、へそ、腰、胸のあたりに範囲をひろげ、しつこくしつこく責め続ける。なんて楽しそうなんだ。しかし俺にはその可愛い笑顔を楽しむ余裕はない。あまりのくすぐったさにのたうちまわる俺。この変態女が!!

・なんとか暴れて脱出しよう→Fへ進む
・「いい加減にしろ!!このクソ女!!」→→Oへ進む

--------------------------------------------------
(F)
くっ、なんて丈夫な拘束だ。これだけ力を入れてもまったく外れる気配がない・・・
「大丈夫です、いくら力をいれても絶対に外れないようにしておきましたからw たとえば・・・」
女は両手の人差し指をのばすと、指先で俺の敏感な腋の下をツンツンとつつきはじめた。突然の刺激に反射的に腋を閉じようとするが、腕の拘束はビクともしない。た、助けてくれ・・・誰か・・・
「ね、いくら力入れても、腋閉じれないですよw 全力で楽しんでください、ご主人様w」
女は腋の下をつつく指を止めようとしない。抵抗できず、なすがままに苦しみ悶える俺。

・力の限り絶叫→→Cへ進む
・「おいっ!!脇の下つつくの止めろ!!」→→Gへ進む


186 : F/M好きの名無し :2014/07/19(土) 07:47:33 paLx7otE0
--------------------------------------------------
(G)
「なるほど、そーですか。ご主人様の弱点は腋の下ですか。認めるなら止めてもいいてすけど?」
両手のしなやかな指10本を駆使して、徹底的に俺の腋の下を責めてくる。ぐわわあっ、やめろこの変態女っ。猛烈にくすぐったい!!パニクる俺。なんて答える?

・「そうそう、腋の下が弱点です!! 認めるから止めろ!! いますぐ止めろ!!」→Iへ進む
・歯を食いしばって耐えて否定!!→Hへ進む

--------------------------------------------------
(H)
「い・・や、べつに・・・大丈・・夫。ちょっと驚いただけ・・ぐぐっ!!」
「ふーん、そうですかご主人様。それでは・・・」
女はいったん手を止めて、俺の体に覆いかぶさって密着し、両腕でがっちり脇腹をホールドしてきた。指先が両腋の下にセットされる。おい何をする気だやめろ・・・。
そして、この状況なのに、女の胸が密着する感触に喜ぶ俺。そして顔が近い。性悪女のくせにこの可愛さは反則だろ。思わずドギマギする俺。まったく情けない。
「じゃあ、始めますね、ご主人様w」
腋の下への苛烈な攻めがはじまった。あの手この手で、腋の下をだけをしつこくくすぐってくる。ちくしょう。上に乗られて、さっき以上に身動きがとれない。地獄だ。俺がこんなに苦しいのに、女は最高に楽しそうな笑顔だ。

・「誰か!!聞こえる奴いないか!!助けてくれえっ!!」→→Cへ進む
・苦しみながらも、女の可愛い顔をガン見→Jへ進む

--------------------------------------------------
(I)
「さすがご主人様、正直でいい子ですw 約束ですので、弱点をくすぐるのは止めますね。ただし、止める前に1分だけくすぐりますw」
「なっ、話が違うだろ。今すぐやめろ!!」
「そんなひどい・・・それじゃ私が満足できませんよ。ね、3分だけ、我慢して下さいねw」
時間増やしてんじゃねえ。反則級の可愛さに反比例して、恐ろしい性格の悪さだ!! 俺の抗議など聞くはずもなく、馬乗りになってきた。さっそく「弱点」への強烈な責めが始まる。
どうすることもできず苦しむ俺を、手加減なしのくすぐり拷問が襲う。
どうせ時計なんが無いが、絶対に10分はたってるだろ!!止めろ、死ぬ!!マジで死ぬ!!

女はようやく手を止めた。憔悴して息も絶え絶えな俺。ん、馬乗りになった女の短いスカートから、すごくきれいな太ももが見えるな・・・って俺も最低だな。このムカツク女に魅力を感じるとは・・・

・「いいかげんにこれをはずせよ、変態女が!!」→→Oへ進む
・太ももをガン見→Jへ進む

--------------------------------------------------
(J)
「えー、そんなにジロジロ見つめないでくださいよ。恥ずかしいです、ご主人様w 」
おい、ポケットから何を出している?アイマスク?
「おいやめろ!!そんなもの着けないでくれ!!」
「女の子をジロジロ見るようなデリカシーの無い方には、目隠しが必要ですよ。ねっ、ご主人様w」
視界を奪われた俺を、またもくすぐりの魔の手が襲う。へそ、太もも、二の腕、乳首。くそっ、見えないから予想外の場所を責められる。これまでも十分地獄だったのに、それ以上に敏感に反応してしまう。我慢できるかこんなの!!

・どこを責められてもいいように身構える→→Kへ進む
・「たのむよ!!目隠し取ってくれ!!」→→Mへ進む

--------------------------------------------------
(K)
次のくすぐりを覚悟して身構えたとたん、執拗な責めがピタリと止んだ。いつまでも次がこない。俺は油断して力を抜いた・・・とたんに女の指が体中を這い回る!!
うぎゃーやめろ!!もう勘弁してくれ!!
「あはは、油断しましたね。突然くすぐった時のご主人様のリアクション、ブザマで最高でしたw 楽しいですね!! ご主人様も楽しんでますよね?」
うぉぉぉ、楽しいわけないだろクソ女ー!! 絶対許さん!! だがこのままじゃマジで死ぬ!!

・身をよじって暴れまくる→→Lへ進む
・ただただ絶叫→Nへ進む


187 : F/M好きの名無し :2014/07/19(土) 07:48:05 paLx7otE0
--------------------------------------------------
(L)
「あははは、面白いですw ご主人様の動き、コミカルでクセになりそうです。ご主人様にも見せてあげたいなぁ・・・あ、目隠しで見えないかw」
ふくらはぎ、首筋、腰、手のひら、腋の下、脇腹、うわぁぁぁー。どこをくすぐられるかわからない恐怖で、敏感さ倍増だ。自分の意志と無関係にのたうちまわる。クソ女めー、見えないけど絶対に嘲笑してるだろ!!

・次のくすぐられ場所に備えて身構える→→Kへ進む
・「せめて目隠しを外してくれ・・・たのむ・・・」→→Mへ進む

--------------------------------------------------
(M)
「そんなこと言わないで下さいw 目隠しって楽しいんですよ?例えば。これからご主人様の腋の下をツンツンしますw」
くっ、やめろ!! 腋の下への責めに備える俺。そっして、足の裏をくすぐり始めるクソ女。完全に意表をつかれる俺。
「ふぎゃぁぁっ!!」
「ね?ね?予想と違うところをくすぐられた時の反応って、超かっこ悪いんですw 見てる方はほんとに楽しいんですよw」
こ、こんな性格悪い女ははじめてだ・・・許さん・・・しかし、脇腹と言っては腋の下、足の裏と見せかけて腹、しつこく続くフェイント攻撃に、俺は悶絶する。

・次はどこだ・・・攻撃に備えて身構える→→Kへ進む
・暴れて抵抗→→ Lへ進む

--------------------------------------------------
(N)
「ふう。ご主人様、ちょっと声大きいです・・・。防音とはいえ、私には聞こえるわけですから。さすがにうるさいですw」
女は俺の口に何か押し込んできた・・・口枷?
「なにするんだやめふががが」
「ご主人様はもうしゃべらなくていいですよw」

→Sへ進む

--------------------------------------------------
(O)
女の顔から笑みが消える。ものすごく冷たい目だ。真顔も可愛いから困る・・・しかし怖い。突然、俺の両頬にするどい痛みが走る。クソ女、往復ビンタしやがった!!
「ご主人様、いくら温厚な私でもそれは怒ります。そういうのは言葉の暴力と言います。」
なっ。本物の暴力をふるっておいて何を・・・というか、お前、ポケットから何を出してる・・・口枷?SMとかで使うボールギャグってやつか!!

「なにするんだやめふががが」
「言葉の暴力を防ぐには、口を塞ぐのが一番ですよね、ご主人様w さて、おしおきですw」
女のしなやかな10本の指が、俺の体中を這い回る。おぅ、おわぁぁあ、くすぐったい、耐えられん!!
「私はそれでも優しいですから、謝罪していただければお止めしますよ、敬愛するご主人様?」

口惜しい・・・口惜しいが、プライドを気にしてる場合じゃない・・・のか?

・「ごめんなさい、もうしません」→Pへ進む
・女をにらみつける→Rへ進む

--------------------------------------------------
(P)
「おえんああい、おういあえう」
「はあ? 何言ってるかサッパリですよご主人様w 謝る気ないですね・・・。」
うわー、ちくしょう。女のくすぐりが加速する。
「おあああ、うういいい」
「でも、口塞がってる時のうめき声、とてもマヌケで魅力的です、ご主人様。私は今、最高に幸せですよw」
脇腹、おなか、へそ、乳首、脇の下、二の腕、と思いきや下半身に移動して太もも、ふくらはぎから足の裏、女の責めは次々に場所を変え、敏感な俺はどこをくすぐられても地獄の苦しみだ。もう持たない。
「早く謝ったほうがいいですよ?」

・がんばってもう一度あやまる→Pへ進む
・「たのむ、もうやめてくれ」→Qへ進む


188 : F/M好きの名無し :2014/07/19(土) 07:49:54 paLx7otE0
--------------------------------------------------
(Q)
「あおう、おうあええうえ」
「はい? 『たのむ、脇腹をついてくれ』ですか?」
2本の人差し指で俺の脇腹をつつきだすクソ女。うわぁぁぁ。
「あえお、あえお!!」
「お礼には及びません、私は忠実なメイドですから。はい?次は脇の下ですか?」
女は、俺がしてないリクエストに勝手に答え続ける。手の指先から足の裏まで・・・・俺の抗議に耳を貸さずに、というか俺の抗議を曲解してすみずみまでくすぐってくる。意思とは無関係に痙攣する体・・・もう許してくれ・・・
・「ごめんなさい、もうしません」→Pへ進む
・しゃべれないから、目で懇願する→Rへ進む

--------------------------------------------------
(R)
女の手が止まった。あれ、効いた?いや、待て。お前、ポケットから何を出している?アイマスク?
「すみませんが・・・ご主人様のそんな目は見たくありません。」
やめろ、そんなものつけるな!!
「あえお、おうあおおうえうあ!!」
「やっぱり何言ってるかわかりません、主人様。じゃあ目隠ししますね。」
視界を奪われる俺。
→Sへ進む

--------------------------------------------------
(S)
ベッドの上でパンツ一枚。手足を拘束されて身動き取れない。アイマスクで目も見えないし、口かせでまともに声も出ない。横にはメイド姿で超可愛い女、が居るはずだが見えないから嬉しくもなんともない。しかも恐るべきくすぐり魔の女。俺の人生の中でこんなピンチが来るとは、夢にもおもわなかった。
「さてと。準備完了って感じですね、ご主人様。」
そうだ、少なくとも可愛い声は聞ける。せめてこれを楽しもう。もうヤケクソだ。
「それで結局、ご主人様の弱点ってどこなんでしたっけ?」
どうにでもなれ。ヤケクソなんだから。

・「脇の下です」→Tへ進む
・「脇腹です」→Tへ進む
・「足の裏です」→Tへ進む
・「全身です」→Tへ進む

--------------------------------------------------
(T)
「うあうあい・・」
「何言ってるかわからないです、ご主人様。本当に仕方の無い方ですね・・・。まあいいです。弱点とか気にせずに楽しみましょう!!」
手のひら、二の腕、首筋、脇の下、おなか、乳首、へそ、脇腹、腰、太もも、ふくらはぎ、足の裏、ほか体の隅々を責める女の指。こいつの指は本当に10本しかないのか。ツンツン、コショコショ、モミモミ、くすぐり方も多彩で、決して慣れる事のない猛烈な刺激に、悶え苦しむ俺。もう何もわからない。意識が遠のく・・・
「私は最高に楽しいです!! ご主人様、楽しんでますか?」

・耐えられないけど、ひたすら耐え続ける→Tへ進む
・限界だ・・・失神→Vへ進む

--------------------------------------------------
(U)
ついに恐るべきくすぐり女から逃げ出した俺は、自宅に帰るとそのままバタンとベッドに横になった。
翌日目が覚めると、見慣れた自分の部屋に居た。この出来事は本当にあったのか、夢だったのか。どちらにせよ、素晴らしい平凡な日常がはじまるのだ。
END

--------------------------------------------------
(V)
目が覚めると、俺は見覚えのない部屋で立たされていた。
両手は天井から釣られた横棒の両端に固定され、足も床に置かれた横棒の両端に固定されている。ばんざいの形で拘束されているのだ。今度はパンツも履いていない、全裸だ。
「お目覚めですか、ご主人様? 」
END


189 : くすぐり好きの名無しさん :2014/07/19(土) 20:46:45 Cs.//OZ60
まさかのゲームブックとは・・・すごい
解放エンドルートがないのは仕様ですかw


190 : ZEPHYR :2014/07/20(日) 10:36:23 nwx6Owac0
ゲームブック方式……とても楽しめました。
逃走する場面Uへの選択肢が無いとは……どう足掻いても失神エンド突入じゃないですかwww
ひょっとしてNの場面の空白の選択肢が…でも選べないなら仕方ない…


191 : くすぐり好きの名無しさん :2014/07/20(日) 19:38:22 /Fc9NcH.0
あれ?
解放ルートあると思って見返したのに、見つからないww


192 : くすぐり好きの名無しさん :2014/07/20(日) 23:04:32 eZvkydLI0
>>189
>>190
>>191
反応をいただき光栄ですm(_ _)m
「不要な選択肢は私が削除しておきました、ご主人様。なにか問題でも?」


193 : くすぐり好きの名無しさん :2014/07/23(水) 02:30:55 w7M9u/uM0
水野のお話とか書いてた者です。
最後の書き込みからずっと普通のエロ小説書いてましたが、久しぶりにくすぐり小説書きました。おねショタものです。
書きかけの奴はいつか続き書きます……多分。


194 : くすぐり好きの名無しさん :2014/07/23(水) 02:32:21 w7M9u/uM0

「それでね、拓也ってば私の下着……盗んでるみたいなの」

 美貌に悲しそうな影を落とし、明日香はそう親友に打ち明けた。

「明日香ちゃんの弟もそろそろ色気づいてくる年齢になったんだ。成長したね」

 白い歯を零れさせて、優美はさも愉快そうにケラケラ笑う。他人事のような反応をされた明日香はプクゥっと頬を膨らませた。

「もー! 笑いごとじゃないよ」

「ごめんごめん。でも思春期の男の子だもん。特に明日香みたいなやらしい体型した女子大生がお姉さんなら、発情しちゃうのもしょうがないと思うな」

 ねっとりとした眼差しを向けられ、慌てて明日香は両腕を身体に巻き付けて視線を遮断しようとする。しかしTシャツの襟ぐりから食み出さんばかりの豊満な乳肉は、とても女の細腕で隠しきれるような体積ではなかった。
 大学で一、二を争う爆乳が圧迫されてムンニュリとたわむ光景は、本人の意図とは真逆にひどく扇情的だ。

「私もけっこうスタイルには自信あるけど、明日香ちゃんには叶わないなー」

「からかわないでってば! 私は真剣に悩んでるんだよ?」

「うーん、本気で嫌なら拓也くんを叱ってやめさせればいいんじゃない?」

「わ、私のパンツ盗んだ? なんて、そんな恥ずかしいこと聞けるわけないじゃない」

 グラマラスな体型の明日香だが、その性格はむしろ奥手で清純だ。姉弟とはいえ異性に、そんな話を差し向けることなどとても出来ない。

「明日香ちゃんってば初心だねー。いいよ、じゃあ私も協力してあげる。今から拓也くんをこの部屋に呼んで、お説教すれば済む話でしょ」

 優美の提案に、気弱な姉はホッと安堵の溜息を吐いた。

「うん、お願いできる?」

「まっかせといて」

 優美はさっそく携帯を取り出すと、手際よくメールを打ち始めた。


195 : くすぐり好きの名無しさん :2014/07/23(水) 02:35:03 w7M9u/uM0
 突然の呼び出しに、拓也は首を傾げた。
 
(今すぐ来いって……何の用だろ?)

 幼いころから遊んでもらっている年上のお姉さんからの命令を、まさか無視するわけにもいかない。夏休みの宿題である朝顔の観察日記を書いていたのを中断し、拓也はよく懐いた仔犬のように忠実に、スニーカーを履いて一目散に優美の家へと走った。

「こんにちはー」

 チャイムを鳴らすと、すぐにニッコリと微笑んだ優美がドアを開けてくれた。

「いらっしゃい。今日は暑いのに急に呼び出して悪かったね。とりあえず入って入って」

「あ、えっと、何か用事でもあるの?」

「いいから、ほら」

 腕を掴まれ、やや強引に家の中へと連れ込まれる。憧れのお姉さんの柔らかな手の感触に、異性を意識し始める年頃の少年はひどくドギマギした。
 けれど背中を押されて入った部屋で実姉が待ち構えているのを見た瞬間、甘酸っぱい気分は一気に霧散した。

「お、お姉ちゃん……」

「……」

 いつも優しく微笑んでいた明日香は、今は真面目に唇を引き結んでこっちを見据えている。課題のレポートに取り組んでいる時に似たその表情は、悪さをした拓也にお説教する際に見せるものだった。
 心当たりは、ある。

「ねぇ、拓也くん」

 両肩に手を置かれ、ポッテリと肉厚な唇が耳元で囁く。

「お姉ちゃんに謝らなきゃいけないこと、あるよね? 今正直に話したら、許してもらえるかもよ?」

 全身からサァっと血が引いていくのが分かった。
 姉がシャワーを浴びているとき、洗濯籠に入っていた薄桃色のショーツ。好奇心に逆らえずにそっと手に取ると、それは汗を吸ってしっとりと重く、フェロモンをたっぷり含んだ甘酸っぱい薫香を漂わせていた。
 その匂いが鼻孔を抜けて脳をピンクに染めた次の瞬間……右手が勝手にショーツをポケットに押し込んでいたのだ。

「あ、謝るって……なんのこと?」

 言えるはずがない。
 その後ショーツをおちんちんに擦り付け、あっという間に果ててしまったなんて。姉の下着でオナニーするのが癖になって、毎晩猿のように自慰行為を繰り返してるなんて、密かに恋心に近い感情を抱いている優美と本人である明日香の二人を前にして白状できるはずがなかった。

「ふーん、しらを切るんだ」

 優美がムっとしたように言う。

「じゃあ……拷問して聞き出しちゃおうかな」

 穏便じゃないその言葉を耳にしたその瞬間、優美の十指がわき腹に両側から食らい付いた!

「あっ、あはははぁっ! なっ、なにするのーっ! あひゃははははははははーっ!」

「正直に言えるように、こちょこちょ拷問にかけてやるー! ほらほらぁ、くすぐったいか?」

 服の上からではあるものの、八月の暑さに耐えられるよう通気性を考慮した薄布に防御力などほとんどない。細くしなやかな指に脇腹を揉むようにくすぐられ、拓也は目に涙を浮かべて笑い悶えた。

「こちょこちょこちょこちょこちょこちょ〜っ!」

「あひっ、やめっ、ああぁあぁぁーっ!」

 小学六年生の貧弱な体躯は、いつの間にかムッチリと肉付いた女子大生に組み伏せられていた。拓也は溺れているみたいに四肢をバタつかせて逃げようとするものの、ホットパンツからお肉が溢れ出しそうな豊満ヒップが背中に乗っていてはどうしようもない。
 両手の抵抗を掻い潜って、優美は敏感な腋や脇腹へとコチョコチョと指を這い回らせた。


196 : くすぐり好きの名無しさん :2014/07/23(水) 02:42:19 w7M9u/uM0
「あっ、あーっ! ひぃぃぃっ、明日香姉ちゃん、助けてぇぇっ!」

 気が狂いそうなくすぐったさに、拓也は絶叫しながら姉に助けを求める。

「ゆ、優美……ちょっとやり過ぎじゃないかな? 拓也が苦しそう」

「いいんだよ、エロガキにはこのくらいしないと反省しないでしょ」

 拓也にも同級生の女の子からくすぐられた経験くらいあるが、あくまで数秒くらいで終わる悪戯レベルである。
 年上のお姉さんに馬乗りになられて、細長い指で容赦なく責め立てられるなんて生まれて初めての体験であった。

「こーちょこちょこちょっ! 正直に謝らないなら気絶するまでくすぐっちゃうよ?」

「あはははははっ! いひぃっ、あひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ!」

 酸欠で頭がぼんやりとしてきた。
 このままだと本気で気絶させられかねない。苛烈過ぎるくすぐり拷問に生命の危機すら覚えた拓也は、遂に下着を盗んだことを白状した。

「……そっか」

 気息奄々となりながらの告白に黙って耳を澄ませていた明日香は、やがて独り言のように呟いた。
 
(うぅ……明日香姉ちゃんに愛想、尽かされたかな……)

 ぐったりと身体から力が抜けていったのは、くすぐられたことによる疲労だけが原因じゃなかった。
 憧れのお姉さんと優しい実姉の二人に呆れられてしまったのが悲しかったのだ。何度もごめんなさいと呟きながらうなだれる拓也に、けれど明日香はそっと手を伸ばして頭を撫でた。

「よく言ってくれたね……。男の子だもん、女の子の身体に興味が出てくるのは仕方ないよ。でも、勝手に他人の下着を盗んだりするのはいけないこと、分かった?」

「うん……ごめんなさい」

 素直に謝った弟に、姉は優しく微笑んで言った。

「分かってくれたならもういいよ。この話はこれでおしま「明日香ちゃん、それは甘いよっ」

 キっと眉根を寄せて優美は声を張り上げる。

「そんな風に甘やかしたら、拓也くんはまた繰り返すよ?」

「え、えぇ〜? そんなコトないと思うけど」

「悪さをしたらしっかりと罰を与えないと、本人の為にならないよ。将来拓也くんが性犯罪者になってもいいの?」

 語気荒く詰め寄られ、明日香は困ったような顔になる。

「で、でも罰って……暴力は駄目だし……」

「じゃあさ、私が拓也くんを思いっきりコチョコチョするっていうのはどう?」

 とんでもない提案に拓也は驚愕した。
 あれ以上に激しくくすぐられたら、気が変になってしまう。必死で姉にアイコンタクトを送るものの、明日香は非情にもこう言った。

「うーん……まぁ、それなら痛くないからいいかな」

「けってーい! それじゃあ拓也くん、暴れても怪我しないようにベッドに行こうか」

 真っ青になってガクガク震える拓也だが、悪いのは自分なのだから逆らえない。あっという間にベッドへと運ばれてしまった。


197 : くすぐり好きの名無しさん :2014/07/23(水) 02:43:20 w7M9u/uM0
「直に肌をくすぐれるように、服脱がすよ……よしオッケー」

「パンツまで脱がせちゃだめだからね? いくらなんでも拓也が可哀そう」

「分かってるって明日香ちゃん、じゃ、暴れないように両手押さえてて」

 明日香に優しく両手を握られ、万歳させられる。さらに優美がお腹にドカっと座り込んで身体を固定した。
 少し心配そうに上から顔を覗き込む明日香と、小悪魔のように唇を吊り上げている優美の表情とが対照的だった。

(も、もう駄目だ……くすぐり殺されるっ)

 年上のお姉さんに二人掛かりで拘束され、ワキワキといやらしく蠢く指を見せつけられる。
 牝豹の群れの中に放り込まれた兎のような心境だった。年上のお姉さんのベッドからムンムンと漂ってくる匂いは思春期の男子にとって魅惑的なはずなのに、その香りすら獲物をおび

き寄せる為の罠のような気がして不安になった。 
 例えるなら食虫植物が羽虫を捕えるために甘い香りを振り撒くような――。
 
「それじゃいっくよー、こちょこよこちょこちょ〜♪」

「ふひゃっ!? いきなりっ、あっ、あはははははははーっ!」

 優美のピアニストのような繊手が、容赦なく腋の窪みをくすぐりまくる。
 爪の先でカリカリと引っ掻かれると、発狂しそうなくすぐったさが神経に流し込まれた。
 今すぐにでも脇を閉じたい。優美の手を振り払いたいと思っているのに、明日香がギュっと手を握ったまま離してくれない。

「暴れちゃ駄目だよ拓也……これはお仕置きなんだから、辛くてもがんばろ?」

「女の子みたいにモジモジして悲鳴上げちゃって、可愛いっ❤ そんなに私の指がくすぐったいの?」

 身動きの取れない状況でくすぐられることが、こんなに辛いなんて拓也は知らなかった。
 憧れのお姉さんの整った貌が、今だけは小悪魔のように見えた。どれだけ叫び声を上げて悶絶しても、優美は手加減するどころか嬉々として指を動かすスピードを速めてくる。
 実はかなりサディスティックな性格なのかもしれない。

「今度は脇腹をこちょこちょしてあげる。ほーらっ」

「あひゃはははははははっ! そこもダメェっ!」

「ふふふっ、感度良好♪」

 肋骨をコリコリと指先で弾いたり、お腹の肉をムニュムニュと揉み込んだりと、実に多彩なテクニックで優美は少年を翻弄する。 
 十本の指の動きだけで自在に操られてしまう拓也は、さながら笑い声を奏でる優美専用の楽器のようだった。
 
「あっはっはっはっはははははははははっ! あふっ、ひぎゃあああぁぁああっ! 優美お姉ちゃん、許してぇーっ! くすぐったいぃぃっ!」

「拓也、あんまり笑い声が大きいと近所迷惑になっちゃうよ? こちょばいのは分かるけど、もうちょっと我慢しようね。男の子なんだから」

 明日香にそう囁かれ、拓也はなんとか唇を噛んで笑い声を閉じ込めた。
 ショーツ泥棒の件で悲しませてしまったけれど、これ以上お姉ちゃんを失望させたくない。そんな健気な思いで必死になってくすぐったさを我慢する。

「あははっ……んんっ、くふ……っ!」

「そうそう、偉いよ」

 空気を読んだのか、お腹を這い回っている優美の指は少しだけ大人しくなってくれた。
 といってもくすぐるのを中断してくれたわけではなく、暴れ出さずに我慢できるギリギリのこそばゆさを常に送り込んでくる。


198 : くすぐり好きの名無しさん :2014/07/23(水) 02:46:56 w7M9u/uM0
「お姉ちゃんが手を握っててあげるから、頑張ってこちょこちょ我慢しようね」

「うん……」

 ふくよかな双丘の向こうから明日香は弟と視線を絡ませた。握り合った手からじんわりと温もりが伝わってくる。

(じっと見つめられながらこちょこちょされるの……なんだか恥ずかしくて、ドキドキする)

 くすぐりが緩やかになって思考する余裕が生まれると、自分が今ひどくエッチなことをされている気がしてきた。
 大人のお姉さん二人に密着されて、全身を指先でいやらしく弄られる――まだ異性に免疫のない男子小学生にとって、あまりに刺激的な状況だ。
 皮膚の浅い所を走り抜ける微弱な電流のようなくすぐったさと、しだいに脳内に充満していくピンク色の感情に、拓也は頬を上気させて呼吸を乱した。

「んぁっ……うふっ、くひひっ……あ、あっ!?」

「拓也? なんだか声が……やらしいよ?」

 気が付けば拓也のペニスはムクムクと鎌首をもたげ、その硬さをパンツ越しに優美へと擦り付けてしまっていた。
 心臓がドクンと高鳴る度に血液が海綿体へと雪崩れ込み、包茎が張り裂けんばかりに膨張していく。
 ホットパンツのデニム生地越しとはいえ、少年の精一杯な男としての主張に密着している優美が気付かないはずもなく。

「拓也くんってば、エッチだねー♪ お姉さんにこちょこちょされて興奮しちゃったの?」

 肉厚で官能的な唇をペロリと舐め、爛々と瞳を輝かせながら優美は尋ねた。

「ち、違っ」

「そんなエロガキにはお仕置きだぞーっ! こーちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ〜っ!」

 愛撫の一歩手前だった指使いが、たちまちくすぐり殺さんばかりに激しくなる。しなやかな指先で腋の窪みを穿られ、拓也は二人のお姉さんを跳ね飛ばさんばかりに暴れた。

「あーっひゃっひゃひゃひゃっ! やめっ、許してぇーっ! 腋は弱いからっ、ひひゃはははははははっ!」

「ほらほらほらぁっ! ここがイイの? ここをカリカリ引っ掻かれるの効くでしょっ!?」

 腕が降ろせないのをいいことに、脇の下の皮膚が薄くて敏感なところを的確にこちょこちょと責め立ててくる。
 狂おしいほどのくすぐったさに拓也は大口を開け、ほとんど奇声のような笑い声を響き渡らせた。

「拓也……うるさくしたら近所迷惑になるから、駄目って言ったよね? もう、お仕置き」

 唐突に視界が真っ暗になり、重くて柔らかな感触がふんにゅりと顔面を埋め尽くした。

「むぷぅっ!?」

「よかったねー拓也くん。明日香ちゃんクラスの超特大おっぱいを顔に乗せてもらえるなんて、滅多にできない体験だよ?」

(こ、これが……明日香姉ちゃんのおっぱい!?)

 上からムギュっと押し寄せてくる乳肉は、まるで大きなマシュマロのようだった。
 牝のフェロモンをふんだんに含んだ甘ったるい淫臭が鼻腔を膨らませ、追い出した空気の代わりに肺を満たしていく。
 汗ばんだ乳肌はシャツの薄生地越しにしっとりと顔の凹凸に張り付き、女の色香に汚染されていない空気を吸う事を許さなかった。

「むぐぅーっ! んんっ、んむううぅううぅっ!」

「やぁんっ❤ そ、そんなに暴れたらくすぐったいよ」

 新鮮な酸素を求めて顔を左右に振っても、百八十度どの方向もムチムチの牝肉に埋め尽くされている。
 くすぐったさと息苦しさに悲鳴を上げても、蕩けそうに柔らかな肉質は声すら吸収してしまうのだ。
 
「これなら叫んでも大丈夫だよ。安心して優美のこちょこちょ刑を受けられるね」

「思春期のエロガキにはちょっと刺激が強すぎるかな? でもまぁ、これは罰なんだから手加減しないよ。覚悟しなよー拓也くん♪」

 これならお隣さんの迷惑になることもなく、たっぷりと笑い声を搾り取ることが出来る。
 そう考えた優美の唇が意地悪そうに弧を描き、十本の指を柔い腋肉へと襲い掛からせてこちょこちょと無茶苦茶に蠢かせた。

「むむぅぅうっ! んぷっ、んんんんんんんっ!」

 ピアニスト顔負けの器用さで、白く細い指が腋や脇腹をコチョコチョカリカリとくすぐりまくる。
 過剰なくすぐったさと性的興奮で少年の脳内は激しく掻き混ぜられ、華奢な矮躯を感電しているみたいに小刻みに震えさせた。
 そうなれば当然、水蜜桃のように豊満な尻房とそれに敷かれたオチンチンが擦れ合うことになってしまい……。


199 : くすぐり好きの名無しさん :2014/07/23(水) 02:48:16 w7M9u/uM0
(うぅっ、あ、あの感覚が来ちゃうっ! 明日香姉ちゃんのパンツでアソコを扱いた時みたいに、金玉がキュって上がってきてぇ……っ!)

「〜〜〜っ!!!」

 ペニスの先端が爆発したみたいな、圧倒的な快悦だった。
 熱い快感が尿道をビュルビュルと駆け上り、水鉄砲のような勢いで鈴割れから迸っていく。
 拓也は背骨が軋むほどに身体を反らせ、パンツが汚れてしまうことも気にせずにただただ恍惚として全身を巡る射精快楽に酔い痴れた。
 肉竿は何度も何度も脈打ち、ドロドロの白濁液を延々と吐き出していった。

「た、拓也? 身体が震えてるけど……大丈夫?」

「なんか尻のあたりにネチャっとした感触が……。ふふっ、もしかしてイっちゃったのかな?」

 優美が腰を上げると、立派にテントを張ったパンツはお漏らしでもしたようにグチョ濡れになっていた。
 けれど漂う匂いにアンモニア臭は混じっておらず、その代わりに栗の花みたいな匂いがツンと鼻腔を刺す。

「くすぐった過ぎて、おしっこ出しちゃったの?」

 やりすぎてしまったかもと、不安そうな表情で明日香が尋ねる。

「違うよ明日香ちゃん。拓也くんはね……」

 優美はニヤニヤ笑いを浮かべて、抵抗する暇も与えずに汚れたパンツを剥ぎ取った。

「え、こ、これって……きゃぁっ!」

 明日香は頬を赤らめ、双眸を見開いた。
 そこにはお臍に付きそうなまでに反り返った怒張が、欲望を強く主張していたのだ。
 小学生だけあってまだ亀頭に皮を被っているものの、乳白色のゼリーのような精液に塗れたその姿は猥雑なイメージを与えるのに十分だ。

「こちょこちょされてイっちゃうなんて拓也くんはエッチだねぇ〜♪ もしかしたらマゾの素質があるのかもよ? あははっ」

 憧れのお姉さんと実姉に射精したばかりのペニスをまじまじと観察され、あまつさえ嘲るような言葉を投げつけられて、拓也は耳まで赤くなって泣きそうになった。

(くすぐられて射精するなんて……恥ずかし過ぎるよぉ……二人に呆れられちゃった)

「……拓也」

 明日香は目をスゥっと細め、抑揚のない声で弟を問い詰めた。

「これはお仕置きなんだよ? それなのに勃起して、射精しちゃったの? こちょこちょされてエッチな気分になるなんて変態さんだよ?」

「あぅ……」

 扇情的なプロポーションをした明日香だが、その性格は至って真面目で清純だ。
 下着を盗んだ罰としてくすぐりの刑にかけたのに、反省するどころか興奮しておちんちんを勃たせる弟に対して怒るのは当然のことである。
 いつもは優しい姉から冷たく睨み付けられ、拓也は恥ずかしいやら悲しいやらでプルプルと肩を震わせた。
 ここまで反省した態度を見せれば、普段の明日香はニッコリと微笑んで許してくれる。けれど今度ばかりは勝手が違った。

「優美ちゃん、私も一緒にお仕置きしていい?」

「もちろんだよ。二人でいーっぱいコチョコチョして、拓也くんを徹底的に躾ちゃおう♪」

「ゆ、許して……ごめんなさい……」

 許しを請うか細い声を完全無視して、明日香は右足を、優美は左足を小脇に抱えた。
 もう片手がこれみよがしにワキワキと蠢きながら足裏に迫り、拓也はこれから何をされるのかを理解してゴクリと息を呑む。

「「こちょこちょこちょこちょこちょ〜っ!」」

「ふひゃぁっ! あーっははははははははははははっ!」

 自律神経がみっしり集まった敏感な足裏を左右同時にこちょこちょと掻かれ、拓也は絶叫のような笑い声を響かせた。
 いかに女が男よりも筋力的に劣っているとはいえ、大学生と小学生との体格差は大きい。
 そのうえ二対一で責め立てられるとあっては、拓也に勝ち目などあるはずがなかった。
 必死の抵抗をいとも容易く抑え込まれ、足の裏を情け容赦のないくすぐり責めにさらされてしまう。


200 : くすぐり好きの名無しさん :2014/07/23(水) 02:49:59 w7M9u/uM0
「拓也がくすぐられて興奮しちゃうエッチでマゾな男の子だったなんて……お姉ちゃん悲しいな」

「ほらほらぁ、土踏まずの窪んだところをくすぐられるの、辛い? ふふふ、じゃあもっとやってあげるね」

 言葉責めを交えながら、明日香と優美は足裏をこちょこちょと虐める。
 片手で爪先を固定され、残る五本の指で土踏まずに爪を立ててカリカリィっと上から下へ引っ掻かれると、たった一秒ですら我慢できないほどの壮絶なくすぐったさが生まれて脊髄を

駆け抜けた。

「足の裏はやめてぇぇぇっ! はひぃっ、あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃぁぁっ!」

「足の指がピクピク動いて、踊ってるみたいだね♪ 拓也くん可愛いっ❤」

 そもそも足の裏なんて、普段は靴とソックスで大切に保護されている箇所である。
 お風呂場で自分で洗う時ですらこそばゆい箇所を、他人の指でくすぐり倒されてはたまったものではなかった。
 勃起したペニスを左右に振りたくり、我慢汁を飛び散らせて拓也は惨めに笑い悶えた。

「いひゃはははははははっ! あーひっひっひっひっ! 死んじゃうっ! 笑い死んじゃうよぉっ! あははははははっ!」

「拓也、うるさいよ。男の子なんだから少しは我慢できるでしょ」

「こっ、こんにゃの我慢できなひぃぃぃっ! あひゃひゃひゃひゃひゃっ!」

 足の甲から指の間まで、触られていない所はないほど徹底して足の裏をくすぐり尽くされる。そんな拷問のようなこちょこちょ刑を受けて笑い声を堪えられるはずがない。

「……もう、このままじゃまた近所迷惑だよ」

「どうする明日香ちゃん? またおっぱいで窒息させちゃう?」

「んー……でも二人掛かりでこちょこちょしてるから、拓也は本気で暴れるよね。胸だと抑える力が足りないかな……じゃ、こうしよっと」

 右足が解放され、くすぐり責めから逃れられたと安堵できたのは束の間。突然上から降ってきた生白い尻肉に視界を埋め尽くされ、拓也は慌てふためいた。
 ムンニュウゥゥゥッ❤

「んむぷっ!?」

「おー、明日香ちゃんってば意外と大胆だね。ミニスカート履いてるのにそんなことしたら、拓也くん興奮し過ぎて鼻血出しちゃうかもよ」

 布地が大胆にカットされた、かなり際どい黒のショーツ。
 履いている下着を視認した次の瞬間には、つきたての白餅のような尻タブが顔に押し付けられていた。
 汗でしっとり濡れたクロッチへと鼻先が突き刺さり、甘酸っぱくエッチな匂いが免疫のない思春期の男の子を悩殺する。

(お、重……苦……て、ていうかこれ、明日香姉ちゃんのアソコっ!?)

「よかったねー拓也くん。脱いじゃったパンツなんかじゃなくて、お姉ちゃんが履いてるパンツを存分に味わえるよ? あははっ」

 顔面騎乗、なんて言葉は知らなくても、自分がどれだけ淫猥な状況に置かれているのかくらい理解できた。
 のぼせてしまったみたいに頭がクラクラして、何も考えられなくなる。その隙を見逃さず明日香は拓也の両腕を太腿とふくらはぎで挟み、ガッチリと拘束してしまった。

「っ!」

 さらに優美が両脚の上にドカっと腰を降ろし、拓也は完全に身動きが取れなくなってしまう。
 ちなみに二人は向い合せであり、ちょうど中間には勃起した包茎ペニスがビンビンに屹立してしまっていた。

「ねぇ拓也。お姉ちゃんのパンツを盗むなんてエッチなことをしたからお仕置きされてるのに、そのお仕置きでオチンチンを勃起させるなんておかしいよね?」

「やっぱりこちょこちょされるのが好きなんじゃない? だからわざとオチンチンを勃たせて、もっとくすぐったいお仕置きをしてもらおうとしてるんじゃないかな」

「そっか……じゃあお望み通り、今から好きなだけコチョコチョしてあげるね。もう笑い声は我慢しなくていいよ、私のお尻、大きいから、どんなに叫んでも誰にも届かないからね」

 勝手な会話を交わした挙句、優美は脇腹に、明日香は脇の下へとそっと指を添えた。

「んーっ! むむっ、んむぅぅうっ!」

「ちょっと拓也、あんまり口動かさないでよ……んぁっ❤ アソコがくすぐったい……も、もう! エッチな拓也にはお仕置きっ! こちょこちょこちょこちょ〜っ!」

 脇腹をいやらしい手付きで揉みしだかれ、脇の窪みを指先で執拗にほじくられる。たちまち強烈な電撃のようなくすぐったさが少年の身体を貫いた。

「んひぃっ、ぶむぅぅっ! んんむうぅううううぅううっ!」

 本来ならば町中に響き渡るほどの絶叫は、しかし豊満な臀肉に全て吸い込まれて消えてしまう。
 身体がピクリとも動かないように拘束し、声を漏らすことすら封じた上での残忍なこちょこちょ刑に、拓也は発狂せんばかりに悶笑した。


201 : くすぐり好きの名無しさん :2014/07/23(水) 02:50:55 w7M9u/uM0
「苦しい? 辛い? でも反省しない拓也が悪いんだよ。くすぐられるのを止めて欲しいなら、勃起したオチンチンを小さくしようね」

 まるで機械のように無慈悲に、明日香の細指は腋をほじくり返す。

「こちょこちょされて発情するなんて、ホント拓也くんは将来有望なMだねー♪ いっそ明日香ちゃんの弟やめて私のくすぐりペットになってみる? 朝から晩までくすぐって虐めてあげるよー? ふふふっ」

 一方で優美はまるで鼠を嬲る仔猫のような嗜虐的な笑みを浮かべて、楽しそうに脇腹をくすぐっていた。
 時折ガチガチに勃起した肉竿に指を絡ませたりして、童貞少年の敏感な反応を楽しんだりもしている。
 そのお蔭もあってペニスは少しも萎えてくれず、清楚な明日香をますます怒らせた。

(くすぐったい……のに、呼吸できないっ! このままじゃ本当に死んじゃうよぉ……っ)

 ショーツ越しの卑肉に溺れ、拓也はしだいに意識が遠のいていくのを感じた。
 けれど肌を這い回る二十本の指の感触だけは鮮明なままで、神経が焼け焦げそうに強烈なくすぐったさを送り込んでくる。
 優美の手が強めにペニスに当たった瞬間、火山が噴火するみたいに子種汁の塊が弾け飛んだ。

「きゃんっ! また射精しちゃったの? コチョコチョがそんなに気持ちいいなんて……拓也の変態っ!」

「くすぐりマゾな拓也くんには、このレベルのくすぐったさはむしろご褒美なのかな? じゃあもっともーっと激しくこちょぐてあげる♪」

 その言葉を聞いた後のことを、拓也はよく覚えていない。ほんの数十秒ともたずに気絶したからだろう。
 トラウマになりそうなくすぐったさと、脳をピンク色に染め上げる淫らな芳香、頬を包み込むお尻の柔らかさ……それらだけが断片的に、深く記憶に刻み込まれた。

 ――ちなみにこの一件をきっかけに拓也は完全にくすぐられるのが大好きなマゾになってしまい、二人のお姉ちゃんにわざとセクハラをしては、罰としてくすぐりの刑にかけられるというのを繰り返したのだった。


202 : くすぐり好きの名無しさん :2014/07/23(水) 07:27:10 mAfo0JBE0
水野ってどこまで進んだ?
鬼ごっこまでの記憶はある


203 : くすぐり好きの名無しさん :2014/07/23(水) 07:50:10 DIvrPzrY0
( ゚∀゚)o彡おねショタ!おねショタ!


204 : くすぐり好きの名無しさん :2014/07/23(水) 08:31:02 YLO4Gpuw0
女子大生に2人がかりでこんな言葉責めとくすぐりされたら、それこそ人生変わってしまいそう。
羨ましすぎる。

素晴らしい作品でした!GJ!


205 : ZEPHYR :2014/07/23(水) 09:42:12 TP9f1oi20
>>193-201
とても色っぽい女子大生にこんな事されたらくすぐられるのが大好きなマゾになっても仕方ないですよ。
微笑ましくて素晴らしい作品でした。
水野の方も続きを楽しみに待ってます。


206 : ZEPHYR :2014/07/23(水) 09:46:53 TP9f1oi20
自分も長編にもう一度挑戦してみようと思いました。
拙い文かもしれませんがお付き合いいただければ幸いです。

時は21XX年。
突如男達は女達を自分の所有物であると主張し始めた。
当然、女達は黙ってそれを受け入れる訳が無かった。
いがみ合う内に互いの主張はどんどん苛烈なものになった。
こうして男と女の抗争はどんどん酷くなっていった。
遂に女達は男達の前から姿を消してしまった。
残された男達は死に物狂いで女達を捜し始めた。
最終的には武力を持って女達の隠れ場所を暴きだそうとした。
だが女達も男達の暴挙に屈する訳が無い。
始めはただの抗争が最終的に戦争にまで発展してしまった。
これは……そんな世界に生まれたある少年の話である。

「止めろ!!放しやがれ!!!」
「あら…そっちから暴れておいてこっちが言う事を聞くとでも思ったの?」
「それに私達が男の言葉に従うはずないじゃない」
「きゃはは!お姉さん達に逆らうんじゃないの♪」
「大人しくしてくれれば拷問だけは止めてあげる……」
「くっ……」

少年は4人の女性に四肢を抱え込まれて連行されていた。
この少年も女達の隠れ場所を探る為に派遣された少年兵である。
単独行動中に数人の女性がこの建物に入っていく所を偶然見て単独で突入したのだ。
しかし、いくら訓練を受けているからとはいえ少年は今年12になる子供。
数で勝る女性達に簡単に抑えられてしまった。

「リーダー、突入してきた男を捕らえました」
「盗聴器及び発信機は持っていなかったです」
「ですが行方不明になったこの男を捜しに他の男が来る可能性があります」
「えぇ…分かったわ……とりあえずその男を見せてもらえないかしら」
『はっ!!』

少年を拘束していない女性達がリーダー格の女性に報告をしていた。
それが一通り済むと今度は少年を拘束している女性達が少年を抱えたまま部屋に入った。

「……あら…まだ子供じゃない」
「ですが……コイツに気絶させられた同胞もいます…けっして油断はできません」
「そうね…子供を虐めるのはあまり乗り気じゃないから……あの薬を持ってきてくれる?」
「ま、まさか……」
「えぇ……あそこにいる人達に任せましょ」

少年は取り押さえられながらも怯む事はなかった。
リーダーと呼ばれた女性を睨みつけた。

「……お前がリーダーかよ」
「コイツ!!?」
「駄目よ……ここで暴力に委ねたら、貴女は男達と何も代わらないわ」
「うっ……」

少年を殴ろうとした女性をリーダーの女性が止めた。
そして、リーダーに命令された女性が液体の入った瓶とその液体を体内に入れる為の注射器を手に戻ってきた。
それをリーダーの女性が受け取ると注射器の中に液体を入れるとそれを持って少年に近づいた。

「ちょっと気を失うけど目が覚めた時には此処よりも環境がいい場所に行けるからね」
「や…止めろ!?」
「大丈夫、貴方なら十分に生きられるわよ」

そう言ってリーダーの女性は少年の腕に注射をした。
最初は苦悶の表情をしていた少年だが、注射器の中の液体が無くなる頃には少年は眠っていた。

「貴女達も来なさい……此処は手放すわよ」
『はっ!!』

……後に少年の安否を確かめに仲間の少年達が建物に入った時には人が住んでいた形跡は残っていなかった。


207 : ZEPHYR :2014/07/23(水) 09:47:31 TP9f1oi20
「――――――?」
「……」
「―――ですか?」
「………」
「………ぁむ……んっ」
「んむっ!!?」
「ぷはっ……あ…起きましたね」

少年が口の中に違和感を感じて目を覚ました。
目を覚ました少年が目にしたのは……金色の髪にフリルの付いた水色と白色のヘッドドレスを被って、目の色は透き通った青色、幼く見える童顔の少女だった。
水色と白色を基調とした胸元が強調されているフリフリのエプロンドレスを着ていた。
その服装故に大きな胸が強調されて少年はできる限りそれを意識しないようにしていた。
そんな少女が少年に跨って、片手にコッペパンを持っていた。
少女の口元にはパン屑が……そして少年は自分の口の中にパンが入ってるのに気付いた。
……その瞬間少年の顔が赤くなった。

「ん?どうしたの?」
「そ…そのパン……どうやって俺に…食べさせたんだ?」
「えっと……食べ易いように私が少し噛んでそれを口移ししただけだよ」
「そ…それって……」
「……ふぁ///」

自分がやった行動を理解した少女は少年と同じように顔を赤くした。
お互いに顔を真っ赤にしていた。
……そして少年はある事に気付いた。
少女が足を少年の腕に乗せている…それだけなのに少年は腕を上げられなかった。
別に少女が重いという訳ではない。

「ねぇ……何か力が入らないんだけど」
「あ……あの薬を打たれたんだね……だから此処にいたんだ」
「あの薬って……」
「えっと……今の君はね、筋力が凄く落ちてるんだ……だから女の子の私でも簡単に押さえられちゃうんだよ」
「そ……そんな…」
「で、でも日常生活を送るには問題はないよ」

少年は少し落ち込んだ。
それもそうだろう……地獄のようなトレーニングと訓練によって同年代の男よりも身体能力に自信を持っていた。
それを否定されたんだから落ち込まないはずがない。

「あまり落ち込まないで……ね?」
「うぅ……」
「むぅ……暗い雰囲気じゃ駄目だよ…もっと楽しい雰囲気じゃないと駄目!」
「え?わっ!?」

突然自分に跨っていた少女が倒れこんできて少年は吃驚した。
ちなみに今の少年の格好は上半身は裸で下半身はちゃんとズボンを穿いていた。
少女の立派な胸と少年の胸板が密着する。
初めて感じる感触に少年は恥ずかしくて顔を沸騰しているかのように真っ赤にした。

「いっぱい笑ったら自然と楽しい雰囲気になるよ……だからね…」
「…な、何をするんだ」
「それはですね………こちょこちょです♪」


208 : ZEPHYR :2014/07/23(水) 09:48:04 TP9f1oi20
「こちょこちょ?」
「はい♪こちょこちょはする方もされる方も楽しいんですよ♪」
「……こちょこちょって何だ?」
「え?…こちょこちょを知らないんですか?」
「うん」

少年は遊びというものを知らない。
育った環境が環境だから仕方ない。
何も知らない少年に少女は手をワキワキさせていた。

「とっても楽しい事です……いっぱい笑っちゃう位に楽しい事ですよ♪」
「そ、そうなんだ」
「じゃあ……始めますね」

そう言って少女はワキワキしている手を少年の腋の下に近づけていった。
そして少女の手が少年の腋の下に触れた。

「こちょこちょこちょこちょ〜♪」
「ぷっ!?うひゃははははっはははははっははは!!?」
「凄い笑い声です」

少年は突然笑い出した。
何かおかしい事があった訳じゃない。
何故か笑いたくなるのだ。

「やっぱり笑顔が一番です♪」
「いひゃははっはっはははははははははっは!?く、くるしいひひひひひひひひひひひ」

少年は逃げ出そうと必死にもがいた。
しかし、少年は今謎の薬によって筋力が落ちているのに加えて少女に覆い被されていて身動きが取れない。
そんな状態で素肌を直接くすぐられて、初めて受ける妖しい刺激が少年を悩ませる。

「うふふ、どうですか?…楽しいですよね♪」
「うひひひひひひひひひひひ!!?た、楽しくな……」
「そうですか?なら楽しくなるまでこちょこちょします♪」
「や、やだぁひゃははははっははははははははは」

剥き出しの腋をひたすらくすぐられて少年は笑う事しかできなかった。
少女の方はとても楽しそうに指を動かしていた。

「うひゃははははっははははっははっははは!!!」
「いっぱい笑ってるのに……本当に楽しくないの?」
「くひぃひひひひひひひひひひひいひひひひひ!!?た、楽しいからもうひぃひひひひひっひひひひひひひっひ」

少年はこれ以上くすぐられるのが我慢できなかった。
反射的に楽しいと答えてしまった。
少女はそれで満足したのかくすぐるのを止めた。


209 : ZEPHYR :2014/07/23(水) 09:49:31 TP9f1oi20
「はぁ……はぁ……」
「良かった…やっと笑顔になったね」

少年は必死に呼吸を整える。
そんな少年を少女は抱きしめた。

「そういえば……私はアリス、君の名前は?」
「名前?……俺に名前なんて無いよ」
「……そうだったんだ…でも名前が無いなんて不便だね」

少年には名前が無い。
名前で呼ばれる事なんてなかったし、今の男達の現状に名前は必要無かった。

「……だったら、君の名前は優…どうかな?」
「優……それが俺の名前……」
「うん、似合ってるよ」

そう言ってアリスは更に優を抱きしめる。
アリスの大きな胸が優に押し付けられる。
その事を互いに意識しているのか優とアリスは揃って顔を赤くした。

「ねぇ……ここで倒れてたって事は行く当てもないんだよね」
「……うん」

単独で突入した挙句女性達に捕らえられて見知らぬ土地に送られたのだから当ても何も無い。
それを自覚した優をアリスは優しく頭を撫でた。

「大丈夫だよ……私達の所なら君も落ち着いていられるよ」
「アリス達の?」
「皆優しい人達だからね」
「……分かった」
「ふふふ……じゃあ、行こっか」

そう言ってアリスは優の手を掴んで立たせた。
自分より背が高いアリスに連れられて歩き出した。

「……またこちょこちょしよっかな………」

優に聞こえないようにアリスはそう呟いた。

以上です。
最初なのでくすぐりシーンは少なめでした。


210 : くすぐり好きの名無しさん :2014/07/23(水) 18:25:25 w7M9u/uM0
良かったです。続きも楽しみにしています!


211 : くすぐり好きの名無しさん :2014/07/23(水) 20:23:28 N48FuPmc0
筋力を奪われた少年がこれから女の子達に力づくでくすぐられてしまうのか。
楽しみすぎる。


212 : くすぐり好きの名無しさん :2014/07/23(水) 20:38:00 N48FuPmc0
>>193
優美姉ちゃんとその友達にくすぐりペットにされたい


213 : マサオ :2014/07/25(金) 06:36:01 8P4iU3xs0
夏だしやはり美少女にオイルでツヤツヤに光った指先で脇や脇腹や乳首、足の指の間などくすぐられパレードされたい!


214 : くすぐり好きの名無しさん :2014/07/26(土) 01:08:23 G.H18.FI0
水野確か鬼ごっこ?で終わってたな
待ってました!!


215 : ZEPHYR :2014/07/27(日) 11:12:12 mTLq5NrE0
>>210
>>211
感想ありがとうございます。
完結できるようにがんばっていきます。

それでは続きをどうぞ。


216 : ZEPHYR :2014/07/27(日) 11:12:46 mTLq5NrE0
「……ねぇ、アリス……」
「なんです?」
「さっきからジロジロ見られてるんだけど」

優はアリスに連れられて歩いていた。
道中にすれ違うのは女の子ばかり。
その女の子全員が優の事を珍しそうに見ていた。

「ここの人口は女の子が九割以上で男の子は一割にも満たないんだよ」
「そ、そうなんだ」
「だから男の子の優は珍しいんだよ」

……すれ違う女の子の中には優に触れようとする子さえいる程だ。
そんな状況に優は肩身が狭かった。

「……ひょっとしてこれから行く所も?」
「………一応2人はいるよ…でも……」
「……どうしたの?」
「な、なんでもないよ」

突然、アリスが言い辛そうにしていた。
優はそんなアリスの反応を不思議に思っていたけど特に気にはしなかった。

「アリスちゃん?連れてるのって男の子?」
「うん、そうだよ」
「あぅ……実物はかわいいなぁ……」
「ちょっとだけ抱きしめて良い?」
「既に抱きしめてるから聞く意味ないでしょ」
「うぅ……」

アリスの知り合いだと思われる女の子達がどんどん集まってくる。
パーカーワンピにショートパンツの子、ピンク色のジャージ姿の子、白いワンピースの子……他にも様々な服装の女の子達だった。
全員優に興味津々で優の頬を突いたり後ろから抱きついたりと様々な事をしてきた。
女の子達に押し寄せられて優は途惑った。

「……そろそろ私達行くね」
「あ、後ちょっとだけ!」
「駄目…今日は私が当番だから……ゴメンね」
「そっか……じゃあ今度遊びに行っても良い?」
「それなら良いよ」

優が会話に入れない内に話は終了してしまった。
惜しがるようにアリスの知り合い達は離れていった。

「じゃあ行こうか」
「う、うん」

再びアリスは優の手を掴んで歩き出した。
指と指を絡めて離さない様にしっかり握った。

「……優は私が連れてきたんだから……」
「アリス?何か言った?」
「な、なんでもないよ」

ボソボソとアリスは優に聞こえないように呟いていた。
何か呟いていたのに気付いた優はアリスに聞くが誤魔化される。
2人はしばらく無言で歩いていた。
何かあったとすれば途中でアリスが優の掌を親指でこしょこしょするという悪戯を行なった位だろう。
優は少しだけくすぐったかったけどなんとか我慢できた。

「ここが私達の住んでる場所だよ」
「ここが……」

アリスに連れてこられた場所は……とても広くて大きな豪邸だった。
優はそれを見て呆然としていた。

「ふふふ、早く入ろう♪」
「わ、ちょっと!?」

アリスは優に反応させる間もなく敷地内に優を連れて行った。


217 : ZEPHYR :2014/07/27(日) 11:13:16 mTLq5NrE0
「おや……今度はアリスが連れてきたのか……」
「だ、大丈夫です……よね」
「悪くはないが……その子が問題を起こしたら蛍や恵と同様にアリスが責任を取ってもらう……良いか?」
「はい、ありがとうございます!!」

屋敷に入った優は最初にアリスの部屋に連れてかれた。
そこで優は水色と白色のTシャツと白色のハーフパンツに着替えさせられた。
……傍に手をワキワキさせて妖しい笑みを浮かべたアリスがいたので抵抗はしなかった。
そしてすぐに別の部屋に案内された。
その部屋には金色の長い髪の女性がいた。
リアという女性だった。
リアとアリスが優の処遇について話していた。

「優…といったね……今日から君はこの家の一員だ……他の子達と仲良くしてやってくれ」
「は、はい!」
「緊張する事はないさ……それに、他の子達も君に興味を持っているみたいだ」
「え?」

リアがそう言った瞬間に部屋のドアが開いて3人の女の子達が倒れこんできた。

「いたた……押したら危ないよ」
「あら、少しずれてくださればこうならなかったのに……」
「2人共……上から退いて…動けない」

3人の女の子達は床に倒れたまま話していた。

「それより……今の話は本当?」
「そうでした……その男の子がここに住むのですか?」
「幸彦と駿以外にも男の子が住むの?」
「あぁ……そうだが……」
『!!?』

3人の女の子達はリアのその言葉を聞いて目を輝かせた。
そして起き上がると優に近づいてきた。

「私は智香……よろしく」
「私はナズナです、よろしくお願いしますね」
「私は美衣よ、よろしくね」

3人はそれぞれ優に対して挨拶をした。
美衣と名乗った女の子は桃色の髪でフリルが付いたピンク色のワンピースを着用していた。
ただ、肩周りと胸元の露出が多く、大きめな胸が強調されていた。
ナズナと名乗った女の子は3人の中では長身で透き通るようなサラサラの黒い髪に黒色を基調とした紫色のラインが飾られているノースリーブに同じデザインのミニスカートを着用していた。
……アリスや美衣に劣らない大きな胸やミニスカートによって強調される綺麗な足が自己主張していた。
部屋に倒れこんできた時に美衣とナズナの下敷きになっていた智香と名乗った女の子は緑色の髪をサイドテールにしていて、白いTシャツにデニムのホットパンツという格好だった。
……ちなみに胸の方は僅かな膨らみしか無かった。

「……私…こんな間近で男の子見たの……初めて」
「えぇ……幸彦さんと駿はいつも蛍と恵さんが独占しているんですもの」
「ねぇ……外の世界に美味しい食べ物ってあるの?」
「え…えっと……」

優は美衣に質問されて戸惑った。
……正直に言えば味が無い空腹を満たす為だけの食事しかした事がなかったからだ。

「そういうのは……食べた事ない」
「……そうなんだ」

美衣は少し悲しそうな顔をしていたがすぐに優に向かって微笑んだ。
そして優の肩に両手を置いて優の顔に自分の顔を近づけた。

「じゃあ……これからいっぱい美味しいの食べようよ」
「う、うん……」

そう言って美衣は優から離れた。

「では……新しく家族になった優の事を皆に紹介するか」
「……そ、そうですね」
「……アリス…なんなら優の傍にいても良いんだぞ」

リアの言葉で優はアリスが頬を少し膨らませているのに気付いた。
だが……どうしてそうなっているのか優には理解できなかった。


218 : ZEPHYR :2014/07/27(日) 11:13:48 mTLq5NrE0
「……という訳で今日から家族が1人増える事になった……よろしくしてやってくれ」
『はい!』

現在本館の大広間には本館に住んでいる人達が集められていた。

「……蛍と恵…それに幸彦と駿は来なかったか」

しかし、この場に全員が集まっていなかった。
それがリアが名前を言った四人だ。

「蛍ちゃんなら幸彦と一緒にお風呂に入ってま〜す」
「恵は駿ちゃんといつもの場所でいちゃついてました〜」
「そうか……あの子達には私から説明しておこう……」

そう言ったのは顔立ちや雰囲気がよく似ている2人の女の子だった。
青色の長い髪でピンク色のリボンを二人で左右対称に付けていた。
服装は青色を基調としたノースリーブに同色のミニスカートだった。
ただし、ノースリーブの丈が短くて2人共臍が丸見えだった。
2人の言葉にそう返したリアはすぐに部屋を出て行った。
ドアが閉まって大広間は静かになった。
しかし、女の子達がすぐに優を囲んでまた騒がしくなった。

「駿ちゃんに劣らずに優ちゃんも可愛いねぇ♪」
「ここに連れられてきた男の人ってハズレがないよね」
「ほら、この人大人しいから雫も来てよ」
「う、うん」
「ねぇねぇ、理想の彼女ってどんなの?ここに住んでる女の子って結構バリエーションが豊富だから理想の彼女がきっと見つかるよ♪」
「……外の世界から来たんだからそういうのはきっと無いわよ」
「そう?ならアタシが立候補しても良い?」
「それは聞き捨てなりませんわ!幸彦さんと駿が取れなかったのですから次は私の番ですわよ」
「……アンタも根に持ってるのね」
「今までの2人は連れてきた人が独占してる……ここは平等に皆で戯れるべき……」
「でも連れてきたアリスが優先じゃない?」
「わ、私は……後からでも大丈夫だよ」
「……穴が開くほどじっと見てても説得力無いわよ」
「そ、それは……」

優に話す隙を与えない位に詰め寄ってきた女の子達。
さっきリアが彼女達の名前を言っていたので優は女の子達の名前を覚えた。
顔立ちや雰囲気が似ている双子は遥と椛。
ピンク色のリボンを右に付けているのが遥、左に付けているのが椛だった。
元気いっぱいでさっきから優の腕に組み付いて来て頬擦りをしていた。
水色の髪をツインテールにしていて雫と呼んだ女の子の手を引っ張っているのが夏帆。
服装は黒色のノースリーブワンピースに黒色と白色のボーダーニーソが特徴の女の子。
夏帆が雫と呼んだ女の子は栗色のツインテールにしていて夏帆と色違いの白色のノースリーブワンピースを着ていた。
ちょっと大人しめで初対面の優を少し怖がっているように見えた。
理想の彼女について追求してきたのは雫と少し似ている女の子…雫の姉の空。
格好はフリルの付いた白色のワンピースで、雫とは正反対の性格なのはすぐに判った。
冷静に皆に対して反応しているのは夏帆の姉の冬子。
空と似ているフリルの付いた黒色のワンピースを着ていた。
アリス、美衣、ナズナ、智香も優に詰め寄っていた。

「あはは、優ちゃんったら顔が赤いよ」
「女性経験が皆無ってのは本当みたいだね」
「アタシ達に抑えられて身体が動かせないみたいだね」
「……あの薬ね」
「だ、大丈夫ですか……」
「雫、心配しなくても優は死んだりしないから大丈夫」
「アリスって意外に積極的なんだね」
「独占」
「……またですわ」
「そ、そういう訳じゃ……」

アリスが優を後ろから抱きしめていた。
服越しとはいえアリスの柔らかい感触が優に伝わってくる。
それを見て智香とナズナが頬を膨らませて優に抱きついた。
それにつられて他の女の子達も優の身体に触れ始めた。

「うっ!!?」
「今、脇腹触ったらビクッってなった♪」
「ひょっとしてくすぐりに弱いの?」
「そうなら大変だよ!?だってここに住んでるアタシ達って皆くすぐるのが大好きなんだよ♪」
「……男の子が女の子達に寄って集ってくすぐられる……創作が捗るわ」
「私もされるのは……苦手です」
「雫はそういうの弱すぎるもんね…この前だって――」
「い、言っちゃ駄目!?」
「確かにくすぐりってするのとされるのじゃあ全く違うわね」
「……もう始めても良い?」
「私、昂ってきましたわ!!」
「……またこちょこちょできる♪」

……女の子達が指を轟かすのに時間はかからなかった。


219 : ZEPHYR :2014/07/27(日) 11:14:20 mTLq5NrE0
「あはっはははっははっははははっはははっははははっはははっははははっははっはははっは」
「えい♪えい♪」
「服の上からでもこれなのに直接くすぐったらどうなるんだろ?」

遥と椛は両側から挟む様に陣取って優の脇腹をくすぐっていた。
意思を共有でもしているのか指の動きを速くしたり、逆に遅くしたり、同じ速さにしたりしてくすぐってきた。
優は始まったばかりだが、もうギブアップをしかけていた。

「私も……ここをくすぐられるの苦手なの」
「だったら次にやる時はここを重点的にやってあげるね♪」
「うぅ……」

雫と夏帆は優の足に座って足の裏をくすぐっていた。
小さな手で一生懸命にくすぐる。
その刺激を受けて優は、野外訓練の時にテントで寝たら自分の足の裏を沢山の蟻が這っていた時の事を思い出していた。
あの時は刺激の正体を判らなかったが、いまならその刺激の正体がくすぐったいという刺激だというのが判った。

「うひゃははっはははっはははっははははははっははははははっは!?」
「もう…これ位我慢できなかったら駿が恵達から受けてる事に耐えられないよ」
「……あれは見てるだけでくすぐったくなるわ」

空と冬子は雫と夏帆と背中合わせになって足に座る。
その状態で優の太腿をくすぐっていた。
優は暴れて抵抗しようとするが、12の少年…ましてや筋力を奪われた状態で女の子に乗っかられたら足を全く動かせなくなる。
それを見て、2人はさらにくすぐったくした。

「いやはやっはっははっはははははははっはあやひゃひゃっはひゃひゃひゃやあっははははあ!!!」
「…腋……凄く敏感」
「あらぁ、私まだ触れているだけですわよ」

智香とナズナは抱きしめながら優の腋をくすぐっていた。
抱きしめながらなので優は逃げたくても逃げれなかった。
しかも、2人の身体の感触が伝わってきてドキドキしていた。

「うひぃはいやっははひゃひゃひゃはははははっはははははっはは!!?」
「服の中でこちょこちょ♪」
「……やっぱり、優をこちょこちょするの楽しい♪」

美衣とアリスは服を捲りながら素肌を直接くすぐってきた。
直接くすぐられて想像以上のくすぐったさが優に襲い掛かる。
しかも、服が捲れたから遥と椛が脇腹を直接くすぐってくる。
女の子4人に素肌を直接くすぐられて優はただ笑う事しかできなかった。

「あひゃっやっひゃっひゃははははひゃはひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃあひゃひゃひゃあひゃひゃひゃひゃひゃははひゃははは!!!もうやらぁへあははひゃっはあっははははっはっははははははっはははっははは」
「凄い笑い声だね♪」
「ちょっと素肌をくすぐるのは刺激が強すぎたかな?」

体中から襲い掛かってくるくすぐったさを必死に耐えようとしても優は我慢できなくなっていた。
口からは涎が垂れていた。

「うひゃはははひゃひゃひゃひゃははひゃははひゃひゃひぃひいやははひぃあいひゃひゃいいひゃひぃああいひゃいひゃ!!?くひょはやひゃひゃひゃあひゃひゃひゃやひゃひゃひゃひゃあひゃういひひいひいいひひひぃひいひいいひっひ」
「……優?」
「これは……ちょっとやばいですわ!?」
「み、皆ストップ!!?」

優は既に笑い狂う事しかできなかった。
それに気付いた女の子達はすぐにくすぐるのを止めた。


220 : ZEPHYR :2014/07/27(日) 11:18:21 mTLq5NrE0
「はぁ……はぁ……」
「息が乱れてる優ちゃんも可愛いね♪」
「…第2ラウンド……は行わないから安心して」
「……こんなに乱れて……今夜は色々捗りそう」
「今夜は優ちゃんを抱き枕に……って冗談だからね…アリス、だからそんなに睨まないでね」

現在、優は女の子達に抱えられて男子の部屋に向かっていた。
息を必死に整えていた。
ある部屋の前に辿り着くと空が部屋のドアをノックした。

「幸彦〜?駿〜?いるの〜?」
「…なんだ、空か……ってどうしたんだ!?」

空の言葉に部屋から出てきたのは銀色の髪の少年だった。

「優を休ませてくださいますか?」
「……そいつが新入りか」
「夕食が出来上がりましたら呼びに来ますわ…それまで休ませてあげてくださいね」
「あぁ……分かった…って仕事早いな」

ちなみに少年とナズナが話している間に優は3段ベッドの中段に乗せられた。
そしてすぐに女の子達は部屋を出て行った。

「……初日から大変だったな」
「えっと……」
「俺は幸彦、気軽に呼んでくれ…こっちは駿、こんな格好をしているけど俺達と同じ男だ」
「……よろしく」

幸彦は銀色の髪で袖が赤いTシャツにジーパンを着用していた。
駿は黒い髪で何故かメイド服を着ていた。

「ちなみにその女装は恵が愛でる為に着せてる奴だからな」
「……恵お姉ちゃんと一緒にいられるならなんだっていいよ」
「この通り恵一筋だから本人は満更でもないんだぞ」

……2人の話を聞いているとまだ会っていない女の子が気になった。

「……恵お姉ちゃんに酷い事したら絶対に許さない」

……そんな敵意の視線で駿から見られた。
もともと、優にはそんな気は一切ないが……
その後すぐにナズナが呼びに来て皆で夕食を頂いた。
初めてで慣れない風呂をアリスに手伝ってもらいながら優は風呂に入った。
そしてあっという間に就寝時間になった。
今日はいろいろあった……そう思いながら優は眠った。

今回はここまでです。
……久しぶりに水野の話を読み返していたら優とアリス……名前が被ってしまいました。
変えた方が良いですかね?


221 : みにー :2014/07/27(日) 17:56:21 NyFqYtbY0
こんにちは!
ゴッドイーターのアリサちゃんとエリナちゃんがコウタをくすぐるシチュ夜に作成しまーす!
よろしです!


222 : みにー :2014/07/28(月) 08:06:20 UtlurBm.0
???すみません汗
小説を書いたのですが反映されていないのです…
今夜もう一度投稿します!


223 : くすぐり好きの名無しさん :2014/07/28(月) 22:51:57 iWZ.SC5A0
待ってましたー!


224 : みにー :2014/07/29(火) 00:09:53 FX/ggRvo0
再度でーす!

ゴッドイーター…それは、神を喰らい神々を討つ者…その者達のとある平和で起こった、ある男の弱みを握られ地獄に変わった悲劇の話し。


225 : みにー :2014/07/29(火) 01:03:13 FX/ggRvo0
隊長「…よし…しばらくアラガミの戦闘が立て続けにあったからな…明日は皆……休暇で海に行こうか!」

「!?」
周りにいた人たちは隊長のいきなりの言葉に動揺を隠せなかった。

ここはフェンリル極東支部。
神を討つ者のゴッドイーターが集まるアナグラと呼ばれる場所。

コウタ「隊長、さ…さっき海って言ったんすか!?でも海はアラガミによって汚染されてるんじゃ…」

隊長「コウタよ…俺な実は密かにサカキ博士と極秘の任務をこなして汚染を浄化する装置を作ることに成功したんだ。」

コウタ「なんだって!?で…でも何で俺らに教えてくれなかったんすか?」

隊長「バ…バカ!貴様はアリサやエリナの水着姿を拝みたくないのか!?ここのところアラガミアラガミアラガミアラガミアラガミばかりで俺らのハーレム日常が消えている気がするのだ…」

コウタ「た…確かに…なるほど!隊長!!俺…水着見たいっす!青春したいっすよ!…やりましょう!作戦名は海でムフフでキャフフなハーレム大作戦で!」

隊長「うむ…だがな…難点が一つあるのだ…それはエリナだ!」

コウタ「エリナ?確かに胸はチッパイけど…可愛さはヴァジュラ12体は撃破できますよ!?」

隊長「そうなんだ…MUNEはチッパイがな…だが…アリサはいつも露出度高い服を着ているから羞恥心はなさそうだが…エリナは違う!ツンデレかつ14歳!肌への警戒心が強く、性格がキツイからな。」

コウタ「なるほど…っと!隊長〜俺バカラリー見てきます〜!」

隊長「ま…まて!はやまるな!?貴様はせっかくの青春を逃す気か?誘惑をおさえるんだ!」

コウタ「くっ…バカラリーが…でも……俺は水着を…」

こうして海の前日は隊長と練りに練った作戦会議を夜中まで行っていました。


226 : みにー :2014/07/29(火) 01:35:52 FX/ggRvo0
〜その頃〜
エリナ「アリサ先輩〜!聞きました?隊長が明日は海に行くって言ってましたよね?」

アリサ「ききましたよ!どうしましょう…水着を買いに行かなければならないですね。」

エリナ「待ってください!さっきたまたま聞いちゃったんですけど…隊長とコウタ先輩が今回の海で私達にエロい事を期待しているらしいんですよ!」

アリサ「コウタが!?…そういえば以前コウタの山のようなゴミ部屋から裸体らしき女性の本がありましたね…隊長はかなりのエロ手練れですし…襲われかねません…」

エリナ「ええっ!?ど…どうするんですか?で…でも隊長は元からなのでしってますがコウタ先輩がアッチの住人になるのは嫌ですね…」

アリサ「一言で言うと…ドン引きですね。…何かコウタを元の純粋コウタに戻さなくてはいけませんね…」

エリナ「あ…あの!お仕置きなんてどうですか?私、以前知ってしまったんです…イタズラで脅かそうとコウタ先輩の脇腹を指でなぞったら凄い勢いで笑い出してたんです!きっとコウタ先輩の弱点はくすぐりですよ!」

アリサ「くすぐり…私はやった事もされたこともないからわからないですね。よければ、どのような事をするのか教えて頂けますか?」

エリナ「え…えっと!……説明の仕方がうまく出来ない〜…よ…ようするに…脇の下や足の裏、脇腹など身体中を一つ一つの指でバラバラに動かしてクネらせて揉んだり爪でカリカリしたり、小刻みに指を震わせたりする…のかな?」

アリサ「あー…エリナさん…説明してくれるのは嬉しいのですが本で調べながら言われる様子だとあまりしたことはないようですね…フフ」

エリナ「そ…そうなんです…よくされたことはあっても相手にしたりとかはないんです…アリサ先輩…試して…みてもいいですか?…ワキワキ…」

アリサ「え?…あっう…うん、いいけど…」

エリナ「じ…じゃあいきます!(アリサ先輩の脇の下綺麗だなぁ…た…確かこう…)」


227 : みにー :2014/07/29(火) 01:54:53 FX/ggRvo0
エリナは太ももで両手を拘束し体は動けないよう縛っていた。

エリナ「こ…こちょこちょこちょこちょこちょカリカリ」

アリサ「く…くふっ!ちょっ…!エリナさん…まっ!きゃははははは!いやぁーーーははっはは脇の…!下!くすぐっーーーあはっは!!たい〜!(や…やばいー!エリナさんの指柔らかくてすべすべしててくすぐったすぎるぅ〜!)」

エリナ「あっ!ご…ごめんなさぁ〜い!!すみません!やりすぎてしまって…」

アリサ「はぁ…はぁ…だ…大丈…カハッ!夫です……」

エリナ「っで!?アリサ先輩どうでしたか!?」

アリサ「く…くすぐったすぎました…エリナさん指がすべすべしてて摩擦が少ない…せいか余計にくすぐったさが増えてる気がしました…でもこの分ならコウタには効果抜群だとおもいますよ!」

エリナ「ええっ!?そんなにすべすべしてますか?まぁ…それは置いといて!なるほど…摩擦が少ないほどくすぐったさが増すのかぁ…ん〜」

!!!ピコーン!!!

エリナは口をニヤリと笑い思いついた表情を見せた。

エリナ「海なんですよね?オイルなんてどうですか?」

アリサ「なるほど…確かにコウタにに日焼け止め塗ってあげるという口実ならば怪しまれない…隊長はどうせブラッドの女性をナンパでもしにいってしまいそうですしね!」

エリナ「決まり!決行は明日!!明日に備えて指の運動して寝ましょう!」

アリサ「はい!そうしましょう。では、また明日!」

こうして明日に備え準備を行っていました。


228 : みにー :2014/07/29(火) 01:59:44 FX/ggRvo0
すみません!投稿に再度時間がかかっており今日は遅いので明日の昼頃続きを投稿します!
完結したらpixiv小説にあげてもよろしいので!私はIDがないので投稿出来ませんし…汗
あとなにか感想などありましたらコメント書いてください!よろしくです!


229 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/05(火) 11:35:47 S5zhVxg.0

容赦なくやっちゃってくださいなw


230 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/05(火) 21:50:49 SOi6RYpg0
GJ!お疲れ様でした!
くすぐりシーン楽しみにしてます。


231 : 時雨 :2014/08/07(木) 03:42:10 LsU6TE4.0
ここの文章は素晴らしいですね。
私はこういうシチュエーション大好きです。
そういうわけで過去の偉人さんの影響を受けて私も書いてみました。
かなりの長編でまだ途中までですが。
何分初めてのことなので文章の拙い所、表現がおかしい所は見逃してもらえればと思います。
ということなんでよろしくお願いします。


232 : 時雨 :2014/08/07(木) 03:45:23 LsU6TE4.0
登場人物の紹介です。

須藤 正 (すどう ただし):主人公。小学5年生で10才の男子。特に取り柄もなく何処にでもいる普通の少年。女子からよくからかわれる。

秋山 暁 (あきやま あかつき):ヒロイン。小学5年生で11才の女子。学年一の美少女で成績優秀運動神経抜群の才色兼備。裕福な家庭に育ち周囲から将来を期待されるがその実本人は捻じ曲がった考えを持ち始める。常に人の上に立つことを望み、特に異性を蔑視する。

二階堂 礼 (にかいどう れい):暁の親友の一人。小学5年生で10才の女子。資産家の子女でありお淑やかで清楚な雰囲気をもち、暁に匹敵する成績と美貌を持つ。

七瀬 奏 (ななせ かなで):暁の親友の一人。小学5年生で10才の女子。明るい性格で人当たりもよく男子からも人気があり、クラスのアイドル的存在。暁以上の運動神経を持ちスポーツ万能。

安藤 茂 (あんどう しげる):正の親友。小学5年生で11才の男子。学年1の運動成績を誇り、人間離れした体力を持つ。女性が苦手で好んで女子と関わろうとしない。正とはよく遊ぶ仲であり、友達思い。

一条 醍醐 (いちじょう だいご):礼の幼馴染。小学5年生で10才の男子。資産家の子息であり成績優秀。尊大な性格でクラスメートから嫌われ、礼の彼氏面をしている(礼はそうは思っていない)。


233 : 時雨 :2014/08/07(木) 03:48:32 LsU6TE4.0
プロローグ

とある小学校、須藤正はよく女子からからかわれていた。
この日も例外ではなく休憩時間中突然後ろから……

女子A「ふぅ〜」
正「うひゃ!?」

クラスの女子から耳元に向かって息を吹きかけられる。

女子A「相変わらず敏感だね〜♪こちょこちょ〜♪」
正「あ……くっ……あひひ……あははははは!?」

間髪容れず彼女は正の脇腹をくすぐる。
つい声を出してしまったが周りで話しているクラスメートはいつものことかと一瞬しか気に留めず話を再開する。
それでも恥ずかしかったが彼女は正をくすぐるのをやめなかった。

正「や……やめ……てくれ……あひひひひひ……あ……く……」
女子A「大丈夫♪いつものことじゃん?」

彼女はそういって正の言うことを聞こうとしなかった。
それを止めるように正の友人である安藤茂が割って入る。

茂「おい……そろそろやめてやってくれないか?」
女子A「え?安藤君?」
茂「正が嫌がっているだろ。わからないのか?」
女子A「……しょうがないな〜じゃあね」

彼女は渋々といった感じで自分の席へ戻って行った。
そして他の女友達とこっちの方を見てなにやらくすくすと笑っていた。


234 : 時雨 :2014/08/07(木) 03:51:36 LsU6TE4.0
茂「大丈夫だったか?」
正「うん。助かったよ。ありがとう」
茂「まったく、日に日に酷くなっていくな。」
正「最初の頃は突っつく程度だったんだけどね……ん?」

茂と話していると秋山暁がこちらを見ていた。
すぐに目を逸らしたが、ずっとこっちを見ていたのだろうか。

茂「どうした?」
正「……ううん、なんでも……」
?「おい」

そこへ突然話しかけられた。
誰かと思ったらクラスの嫌われ者の一条醍醐がそこにいた。

正「あ、一条君?」
醍醐「ふん、貴様、さっきのはなんだ?いい男が情けないな。一人では何もできないのか」
正「………」
茂「言っても聞かないならしょうがないだろ?」
醍醐「それが情けないというのだ。たかが女子一人にどうすることもできないのがな……この恥知らずが」
茂「お前、言っていいことと悪いことが……」
正「いいんだ茂君。一条君の言ってることは正しいから……」
醍醐「ふん、せいぜいお前みたいなやつは私の迷惑をかけず隅っこで空気のように過ごすんだな」

そういって醍醐は去って行った。

茂「何しに来たんだ……あいつは」
正「さあ……なんでだろ?」
?「嫉妬してるのよ、彼は」
正「え? 秋山さん!?」


235 : 時雨 :2014/08/07(木) 03:53:46 LsU6TE4.0
正はつい吃驚してしまった。
学年一の美少女・秋山暁がそこにいた。
普段は暁とは全く関わらないのでいざ話しかけられると意外に思ってしまった。

茂「嫉妬?何のことだ」
暁「一条のことよ。正君が女子にからかわれているのが羨ましいんでしょうね」
茂「なぜわかる?」
暁「……なんとなくよ」

暁は正を見ながら言う。
正は暁に少なからず気が合ったからかなり緊張していた。
しかも突然下の名前を呼ばれたのでドキドキしていた。

正「そうなんだ……」
暁「………」
正「………」
茂「………」

しばらく沈黙が続く。
暁はずっとこっちを見ていた。
正はと言うとまともに目を合わせることができないでいた。

暁「じゃあ、また」

そういって暁は自分の席に戻っていった。

正「また……?」
茂「なんだったんだろうな?」

この日は茂君が守ってくれたのでそんなに女子にからかわれずに済んだ。


236 : 時雨 :2014/08/07(木) 03:55:30 LsU6TE4.0
そして次の日、朝来ると自分の机の中に手紙が入っていることに気づいた。
手紙には放課後に離れにある家庭科室に来るように書かれていた。
家庭科室はたまにしか使われず最近はあまり使われているのを見たことがない。

正「と言うことはもしかしてこれってラブレター……?」

しかし確信を持てないでいた。
自分みたいなやつにラブレターなんて来るわけがない。
けど期待してしまっていた。
なんだかんだで放課後が来るのを楽しみにしていた。
なんとなく恥ずかしいので茂には内緒にしていた。

そして放課後、家庭科室に向かうとまだ誰もいないみたいだった。
なので適当に座って待つことにした。
時刻は3時半。
そこから30分たったが誰も来なかった。

正「まさか……」

と思ったがまだ判断するには早いと思った。
放課後と書いてあっただけで何時かは書いてなかった。
居残りと言う線もあるかと思いまだ待つことにした。
するとあることに気づいた。
冷蔵庫の電源が付いていた。
冷蔵庫の中に一本だけお茶が入っていた。
正は暑いこともあってのどが渇いていた。
賞味期限も大丈夫だったのでこっそり飲むことにした。
そしてさらに待ったが誰も来なかった。

正「本当に騙されたのかな……ふわぁ……」

なんか眠くなってきた。
ということで正はいつの間にか寝てしまっていた。


237 : 時雨 :2014/08/07(木) 03:57:49 LsU6TE4.0
正「……ん?」

何か体に違和感を感じ目が覚める。
今何時か時計を見ようとしたとき、自分の体が殆ど動けないことに気づく。
いつの間にか自分の手足が縛られている状態になっていた。

正「え?……え?……これ……なんで……!?」
?「あら? 目が覚めたかしら」

女性の声がしたので必死に声の主が誰かを知るために体を捩じらせる。
そして何とかして顔を見ることができた。

正「…………秋山さん!?」

そこに立っていたのは秋山暁だった。
暁は正を見下し時折笑みをこぼす。

正「秋山さん……なんで……」

暁はいきなりマウントをとって顔を近づけてきた。
今にも正を抱きしめそうな体勢になっていた。
好きな女性に突然こんなことをされて正は心臓が破裂しそうなくらい激しく脈を打ち始めた。

暁「ふう〜」
正「あぅっ!?」
暁「ふふ♪ こちょこちょこちょ」
正「!? あひゃ……あひゃひゃひゃひゃははははははははははははは」

耳に息を吹きかけられた後、脇腹をくすぐられる。
容赦なくくすぐられかつてない感覚が正を襲う。


238 : 時雨 :2014/08/07(木) 04:00:13 LsU6TE4.0
暁「本当に敏感ね。じゃあここは?」

彼女は腋の窪みに手をかけくすぐる。

正「ううう……そこはぁ!……だめだぁああああ……くくく……ははははははは」
暁「ふーん、ここも弱いんだ♪ じゃあ今度はここね」

今度は首筋に手をかけてきた。
そして指先でなぞるように滑らせてきた。
その指触りに正は敏感に感じてしまう。
あまりのくすぐったさに正は体を捩じらせるも空しく、彼女の思うがままにされる。

正「や……やめて……くれ……あ!……く……」
暁「やめてほしいの?」

と言うと共に彼女は手を止める。

正「はぁ……はぁ……はい……止めてください…………」
暁「嘘よね? それ」
正「え!?」
暁「本当は私みたいな可愛い子にくすぐられて嬉しいんでしょ?」

といわれすぐに否定できない自分がいた。
でも暁さんがこんなことを言うなんて意外だと思っていた。

暁「あんた私のこと好きでしょ? 気づいてないとでも思ってた?」
正「そ……それは……」

正直好きだし気づいてないとも思っていた。
暁は全てを見透かしたかのような目でこっちを見る。


239 : 時雨 :2014/08/07(木) 04:02:24 LsU6TE4.0
正「で……でも、秋山さんはなんでこんなことを……」
暁「秋山さんっていうのも他人行儀よね。そうね……私と2人っきりの時は暁様って呼びなさい。いい?」
正「!?」

そういって暁はまた脇腹をくすぐり始めた。

正「あ…………あひゃひゃひゃ……あひひひ」
暁「ほら、呼んでごらん。暁様って」
正「ひゃひゃひゃ……あ……あか…ひゃひゃははははは」
暁「呼ばないと止めないわよ? こちょこちょこちょ〜♪」
正「あ……あかあああひゃああははははははははは」
暁「聞こえないわよ。ほら、我慢しなきゃ」

といいながら容赦なく脇腹を攻める。
まともに声を出すことができず何度も失敗する。

正「あ……あか……あか……あか、つきさまああああああああひゃひゃはははは」
暁「はい、よくできました♪」

やっとくすぐるのをやめてくれた。
彼女はいまだマウントをとっていた。
彼女は立ち上がって正の体勢をうつ伏せにする。
その状態で彼女は後ろからのしかかってきた。

暁「ふう〜」
正「ぞく!?」

後ろから彼女は耳元に息を吹きかけてきた。
思わず正の体は敏感に反応を示す。
正は耳元が異常に弱かった。
そのことに彼女は気づいているのだろう。


240 : 時雨 :2014/08/07(木) 04:05:33 LsU6TE4.0
暁「なんでこんなことしてるのか、だったわね」

耳元で囁きながらしゃべるため正は常に性感帯を刺激されていた。
おかげでぞくぞくした感覚が止まらなかった。

暁「私ね、気づいたの。男子をいじめれば皆喜ぶって」

なぜ!?
わからない。
そんな感情が正を渦巻く。

暁「だって男ってなんか生意気じゃない?女子に負けたら恥ずかしいとか女子相手にいい気になってるとことか」
正「少なくとも僕はそんなこと……」
暁「まだ話の途中よ」
正「う!? あひゃはははは」

彼女は正を戒めるようにくすぐる。

暁「で、それって女子を馬鹿にしてるってことよね。そんな生意気な男をお仕置きして従順にしてあげたら絶対皆幸せだと思わない?」
正「いや……この世に絶対はないよ……」
暁「はあ? どうしてこんな状況でそんなこといえるのかしら? 自分の立場わかってる?」

と言われまたくすぐられる。
つい自分の思想が口から出てしまった。

正「うひゃひゃ……ご……ごめんなさい……あかつき……さま……ひゃあああ」
暁「こちょこちょこちょ……♪ ふぅ〜」

容赦なく脇腹や腋の窪みをくすぐられながら耳元に息を吹きかけられる。
正は今にもおかしくなってしまいそうだった。


241 : 時雨 :2014/08/07(木) 04:07:35 LsU6TE4.0
正「ぎゃははははは……うう……く……あはははははははははああはああああははははは」」
暁「まあいいけど。で、つまり私は男子という男子を玩具にしたいわけ。わかるでしょ?」

漸くくすぐるのをやめてくれたが全然彼女の言っていることがわからない。

正「だったらなんで僕なの。それだったら一条君とか」
暁「ああ……彼ってなんか気持ち悪いじゃない? だから彼は後回しね。」

何か勝手に罵倒されて可哀想……一条君。

正「じゃあ……茂君とか」
暁「ふーん、友達を売るんだ?」
正「そういうつもりじゃ……」
暁「彼はくすぐり程度じゃ駄目ね。だってそういうのに強そうだし。まあ、そういうのに限って弱いってこともあるけど。どっちにしてもちょっとやそっとじゃ崩れなさそうだし彼も後回しね」
正「じゃあ僕が選ばれたのって……」
暁「んー、なんとなく? 私もまだ男子の体を知り尽くしたわけじゃないし、これから私達の練習台になってもらうわ」
正「私達って……」
暁「時機にわかるわ……あ、もうこんな時間」

時計を見ると6時前をまわっていた。

暁「そろそろ出ないと校門が閉まるわね」

暁は立ち上がり家庭科室から出ようとする。
彼女からは解放されたがまだ手足に縄が縛られている。


242 : 時雨 :2014/08/07(木) 04:10:16 LsU6TE4.0
正「待って……これをほどいてくれ……」
暁「ほどいてくれ?」
正「?」
暁「ほどいてください。でしょ?」
正「! あ、ほどいてください。」
暁「全く、すぐ気が付かないのかしら。まだ自分の立場と言うものがわかってないのね」

縄をほどきながらそう言う。

暁「わかってる? 今日あったことを誰かに話したりしたら……」
正「わ、わかってます! 誰にも言いません!」

流石に彼女に言われるまでもなく言いたいことがわかった。

暁「それならいいけど」

縄からも解放され彼女と共に帰路につくことになった。

正「………」
暁「………」

何故かあんなことがあったにもかかわらず彼女は何も喋ろうとはしなかった。
正は喋ろうとしたがその度睨まれるので喋れなかった。
そして別れ際……

暁「いい? 絶対に言っちゃダメだからね? もし破ったら……」
正「……うんわかってる。言わないよ。約束する」
暁「絶対?」
正「………」
暁「絶対?」
正「……うん」
暁「絶対って言いなさいよ」
正「……絶対言いません。誓います」

絶対なんてないと言うのを必死に堪えた。
言えば間違いなく彼女の怒りを買っていたことだろう。


243 : 時雨 :2014/08/07(木) 04:12:35 LsU6TE4.0
暁「あ、そうそう明日何だけど授業が終わったら私の家に来ること。わかった? じゃあね」
正「え……あ……え?」

最後に衝撃的で一方的なアポイントメントを取らされ彼女は去って行った。
そして正はその場に立ち尽くしていた。
この日放課後家庭科室で起こったことがまだ信じられずにいた。
彼女に……秋山暁に一方的にくすぐられていたことを。
小学5年の夏休みに入るちょっと前の、夏の猛暑が犇犇と感じる頃であった。



翌日、正は結局一睡もできなかった。
今まで体験したことのないことが起こったのだから当然だ。
そして今日も何かが起こることは約束されているようなものだ。
正の精神状態にバグが起きても仕方がない。

茂「大丈夫か? 眠そうだな」
正「うん……ちょっとね」
茂「俺に構うことはないぞ。今のうちに寝た方がいい」
正「うん、そうしようかな……」

と、寝ようとしたその時。

暁「正君。 ちょっといい?」
正「!?」

暁の声で呼ばれて明らかに狼狽してしまった。

暁「廊下で礼と奏が呼んでるわよ?」
正「はい、今行きます!」

咄嗟のことで暁の言うことにすぐ反応してしまった。
今の反応は茂にとって疑問符が付くだろう。

茂「おいおい、本当に大丈夫か? 今日は休んだ方がいいんじゃないか」
正「だ、大丈夫大丈夫。いつも通りだよ。じゃあ行ってくるよ」
茂「そうか。なんかあったら俺を呼べよ」

頷いて教室をでる。
その際暁が不敵な笑みを浮かべたのは気のせいではないだろう。


244 : 時雨 :2014/08/07(木) 04:14:34 LsU6TE4.0
奏「あ、来た来た」
礼「あ、正君。ごめんね。急に呼びつけて」
正「うん。教室じゃダメな話?」

実はこの二人も僕が気になっている相手だ。
礼と奏、そして暁はいつも三人で仲良く話をしたり食事をとったりしている。
クラスで人気の高い3人だが、なかなか誰も入り込むことはできないでいる。

礼「ええ、実は暁ちゃんのことなんだけど……昨日離れの方に入っていくのを見ちゃって……」

この時点で嫌な予感がしてきた。

礼「暁ちゃんと帰ろうと待っていたのだけど何時まで待っても離れから出なかったの」
正「………」
礼「それで確か6時前ごろに暁ちゃんと正君が一緒に出てきたの。私はつい隠れちゃったの。だから

昨日のことを暁ちゃんに聞こうとしたのだけど教えてくれなくて……」
奏「私も見たよ。暁ちゃんと正君が一緒に帰るとこ。一体何があったのか教えてくれない? 正君」

これは困ったぞ。昨日のことなんかどう説明していいかわからないぞ。
暁さんにも言うなと言われたし。

正「えーと……そのー……それは……」
礼「?」
奏「何? 教えてくれないの? 正君」

やばい。何か言わないと怪しまれるぞ。
よし、こうなったら。

正「実は授業が終わってすぐ家庭科室に行ってね、で、えー、そこで冷蔵庫を覗いてお茶を飲んだんだ」

これは本当の話だ。

礼「えっと?」
奏「なんでそんなことしたの?」
正「ちょっと言いにくいんだけど家庭科室でくつろいでみたかったんだ。あはは……」
礼「………」
奏「………」


245 : 時雨 :2014/08/07(木) 04:16:44 LsU6TE4.0
う、やっぱ苦しいか?
疑いの眼差しを向けられている。

正「それでその後ついうとうとして眠っちゃって気が付いたら6時前」

これも嘘ではない。

正「そこにあかつ……秋山さんがやってきて何をしていたのか聞かれて白状したんだ。冷蔵庫のお茶を飲みましたって。まあいけないことだから注意されたよ。そこのお茶を飲んで体調が悪くなったから秋山さんが一緒に帰ってくれたんだ。ということが昨日あったんだ」
礼「そんなことが……」
奏「ん? じゃあなんで暁ちゃんこのこと言ってくれなかったのかな?」
正「それは多分僕のことを庇ってくれたんだよ。ほら冷蔵庫の中のお茶を勝手に飲んだわけだし」
奏「言われてみればそうか。暁ちゃん結構いいとこあるじゃん」
礼「そうだよね。正君も暁ちゃんに感謝しなきゃだめだよ?」
正「も、もちろん。じゃあ僕はこれで」

そそくさと教室の中に入ろうとすると目の前に暁が立っていた。

暁「うまいことやったわね」

小声でそう囁き暁は2人のところへ行く。
確かに自分でも吃驚するぐらい冴えたごまかし方だったな。
途中は危うかったけど。

茂「大丈夫だったか? 何ともなかったか」
正「大丈夫だよ。心配性だよね、茂君って」
茂「そうか。ならいいんだが」

と言った所で今度こそ休もうとしたとき。

醍醐「おい、お前」

と言われ肩を叩かれる。


246 : 時雨 :2014/08/07(木) 04:18:23 LsU6TE4.0
醍醐「さっき礼と話していたな。何を話していた?」
正「何って大したことは……」
醍醐「言え。何を話していた?」
正「えーと……」
茂「いい加減にしろ。そんなことを話す義務なんてものはないだろう」
醍醐「こっちにはあるんだよ。いいから話せよ」
正「本当に大した話じゃ……」
醍醐「本当だな?」
正「本当だよ」
醍醐「絶対か?」
正「え……」
醍醐「絶対だな?」
正「……うん絶対」
醍醐「そうか……わかった信じることにしよう」

そういって醍醐は自分の席に戻って行った。
最近似たようなやり取りをしたような気がする。
絶対とは思ってなかったが絶対と言わないと間違いなく面倒くさいことになっていただろう。

そして今度こそ休もうとしたとき。

キーンコーンカーンコーン

茂「休みが終わったか。残念だったな。まだ頑張れるか?」
正「うん……なんとか」

そうして今日もなんなく授業が終わり……

一番の懸念事項である暁の家の前に来ていた。
インターフォンを押す手が震える。
手の震えから緊張が伝わってくる。
インターフォンを押し暫くたつと聞き覚えのある声が響く。

暁「あ、正君? 今あけたから入っていいわ」


247 : 時雨 :2014/08/07(木) 04:20:35 LsU6TE4.0
そういわれ家の中に入る。
一軒家の2階建て。
幅や奥行きが広く、まるで二世代住宅かと思わせるほど内部も外部も広かった。

正「お、おじゃましまーす」

女の子の部屋に入るのは正直初めてのことだったのでかなりドキドキしていた。
暁に案内され、何と暁の部屋まで案内された。
いきなり女の子の部屋に通されてまた心拍数が上がる。

暁「飲み物持ってくるけど、勝手に部屋のものを触らないでよ。 わかった?」
正「はい!」

………
どうやら昨日だけのことで暁に従順になりつつあるのかもしれない。
それにしてもいいにおいがする。
正にとってこの香りはたまらないものだった。
香りを堪能しているうちに暁が上がってきた。

暁「変なことしてないでしょうね?」

天地神明に誓って変なことは……とはいえないよね。
暁はテーブルにコップとポットを置く。

正「何もしてません」
暁「まあそうよね。せいぜいこの部屋の匂いを嗅ぐぐらいかしら?」

ばれてるし。
暁は持ってきたポットからコップにジュースを注ぐ。
そのコップに今にも溢れそうなくらい満タンまで入っていった。
そして暁は何故か僕の後ろにまわって座る。

暁「さてと、正君ここが私の部屋ってことはわかるわね?」


248 : 時雨 :2014/08/07(木) 04:22:09 LsU6TE4.0
こくりと頷く。
なんだ?
何を考えている?

暁「もしこの部屋で万が一物を汚すようなことがあったらお仕置きをしなくっちゃね?」
正「それってもしかして昨日の……」

暁はくすくすと笑みをこぼす。
大体何がやりたいのかわかってきたぞ……

暁「あと、さっきジュースを注いだけどそのジュースをせっかく出したのにまさか飲まないなんて言

わないわよね?」

そうつまりジュースを1滴もこぼさない様に飲めと言っているわけだ。

正「えっと……机の上にこぼしてもアウトかな?」
暁「当たり前でしょ? 机だってこの部屋の物よ?」
正「ストローはあったりするかな?」
暁「そのストローを私に取りに行けって言ってるんじゃないでしょうね?」
正「いえ……」

そうなるとどうする?
最初は満タンに入っている訳だから手を使うと一発アウトだ。
つまり口で吸うという手段しかないわけだが成功率は低いだろう。
ちょっと口をつけただけですぐにこぼれるかも知れない。
そして彼女のこの位置取り。
暁は正の真後ろに立っている。
彼女のことだ。
昨日のことを考えて予想できる。
おそらく飲もうとした瞬間脇腹をくすぐってくるだろう。

正「もし飲まなかったらどうなるのかな?」
暁「自分で考えたら?」
正「じゃあ飲もうとした瞬間くすぐったりしないよね」
暁「自分で考えたら?」


249 : 時雨 :2014/08/07(木) 04:24:36 LsU6TE4.0
だめだ。
何も答えてくれない。
彼女にしてみれば絶対にお仕置きをするつもりなんだろう。
しかし絶対はないからなにか方法があるはずだ。
一つ思いついた方法と言えば……

暁「言っとくけど蒸発待ちとか考えても無駄よ。時間制限付けたから」

先に読まれてたか……

暁「後一分で飲まなかったらお仕置きね」
正「それは全部ってこと?」
暁「当たり前じゃない。もう時間がないわよ」

くそ、後はもうなるようになれだ……
いや、まてよ、確かハンカチを持ってたはずだ。
ハンカチを出してコップを包むようにしてやれば……

暁「!」

ハンカチで包んで急いで口で飲む。
このとき多少ハンカチにしみ込んだがテーブルには一滴もこぼしていない。
そのとき脇腹に暁の手が伸びてきた。
そして脇腹を揉んできたが、なんとかコップから手とハンカチを離した。
危うく飲んだジュースを吹きかけたが急いで飲んだのが間に合ったみたいだ。
だが後の時間ずっと揉み続けるつもりだ。
はたしてこんな状態で飲むことができるのか。

正「あ……くっ……ひゃひゃひゃひゃひゃひゃははははは」
暁「ふふ…あと30秒しかないわね♪」

そう、この状態ではどう頑張ってもこぼさず飲むのは不可能であった。
そうこうしているうちにあと10秒となった。
やけくそで一気に全部飲むことにした。
コップを傾けて一気に流し込もうとしたとき、くすぐられているため当然むせて盛大にテーブルにぶちまけてしまった。


250 : 時雨 :2014/08/07(木) 04:27:00 LsU6TE4.0
げほっげほっ

暫くして状態が回復したときあらためて現状を思い知ることになる。
テーブルからさらにこぼれる正の口から吹いたジュース。
そして背後の暁の顔をまともに見れる気がしなかった。

暁「……どうしてくれるわけ? 最初でこぼしていたらまだましだったのに。すっごい汚いんだけど?」

淡々とした口調で彼女は耳元で囁く。
明らかに怒っている彼女をよそに正は性感帯に囁かれて感じていた。

暁「聞いてるの?」
正「は、はい! 聞いてます!」

つい裏声が出てしまった。
いろいろと逼迫した状況なのは間違いない。
かなり重い空気だと言える。

暁「………」
正「………」

無言が続く。
大体よく考えたら暁さんのせいじゃないか。
とは考えても言うことができなかった。

暁「いいわ、ついてきて」
正「え……?」

彼女は部屋の外に出る。
正はそれについていく。
また別の部屋に通される。
客室間だろうか。
床には畳が敷き詰められている。

暁「ここで待ってなさい。そろそろだと思うから」
正「?」


251 : 時雨 :2014/08/07(木) 04:28:35 LsU6TE4.0
暁は正を残しどこかへ行ってしまった。
何がそろそろだと言うのか。
言われた通り待つことにした。
暫くすると……

ピンポーン

インターファンが鳴るとともに暁が玄関に向かったようだ。
そして誰かを家に入れたようだ。
そしてこっちの方へ向かって……
まさか。

暁「待たせたわね。正君」
礼「わ、本当に来てるんだ」
奏「あの話本当だったんだ」
正「え?……え?」

正は状況がつかめずにいた。

礼「ごめんね正君。実は昨日何してたか暁ちゃんから全部聞いて知ってたの」
正「え」
奏「ちょっと雑な言い訳だったけどさ、笑い堪えんの苦労したんだよ?」
正「え」
暁「滑稽だったわよ正君」
正「………」

三人ともくすくすと笑う。

礼「ところで暁ちゃん。あの話って本当に……」
暁「そうだったわね。まあ見てて」

暁が正ににじり寄ってくる。

暁「さっきのお仕置きもまだやってないしね」

暁は慣れた手つきで脇腹に手をかける。


252 : 時雨 :2014/08/07(木) 04:30:43 LsU6TE4.0
暁「こちょこちょこちょこちょ♪」
正「ぐ……ぎゃははははははっはっはっはっはあははああはひゃひゃひゃはは」

あまりにくすぐったかったので、正は思わず暁のくすぐる手を持ってしまった。

暁「……ちょっと、何してんのよ。せっかく気持ちよくしてあげてるのに」
正「ごめんなさい……つい」
暁「次こんなことをしたら本気でくすぐり殺すわ」

物騒なことを言い始めた。
そんなこと言われても耐えられるわけがない。

礼「なんか凄いね」
奏「まさか本当にやるなんてね」

二人に見られているこの状況はなにやら恥ずかしい。

暁「じゃあこうしましょう。今から私が羽交い絞めにしてあげるわ」

そういって暁は後ろから正の腕を抑え拘束した。

暁「このままじゃすぐ抵抗するだろうから2人にくすぐってもらうことにするわ」
正「ええ!?」

衝撃的なことを言ってきた。
相変わらず耳元に囁くように言うから敏感に感じてしまう。
つくづく自分の耳の弱さを痛感する。

礼「え、いいのかな?」
奏「ふーん、なんか楽しそう♪」

礼は遠慮している印象だが奏は幾分乗り気だ。


253 : 時雨 :2014/08/07(木) 04:33:26 LsU6TE4.0
暁「あんたに選ばせてあげるわ。どっちかの名前を様付で呼んでくすぐってくださいとお願いしなさい。これは命令よ」
正「そんな……」

いつの間にか暁の命令を聞かなければいけないことになってたらしい。
それよりこの状況ではどっちにするかだが……

暁「さあ早く言いなさいよ」
礼「………」
奏「どっちにするの?」

奏はくすぐりたくて仕方ないみたいだ。
ともかく二人同時にじゃなくて助かった。
だったら……

正「だったら僕は二階堂さんに……」
暁「ふぅ〜」
正「あひゃ!?」
暁「様付って言ったでしょ? この場合は礼様くすぐってください。お願いしますって言いなさい。わかった? わかったわよね?」

言葉で僕を攻めているのがわかる。
何も考えず言うことに従うしかない。

正「礼様……僕のことをくすぐってください。お願いします」

今更ながらすごく恥ずかしい。
礼は選ばれて吃驚しているみたいだ。

奏「ちぇ、お預けか〜」
礼「正君、本当にいいの?」
暁「ほら正、礼が聞いてるわよ」
正「……お願いします」
暁「じゃあ大体5分ぐらいで交代ってとこかしら。さあどうぞ? 礼」
礼「うん、ごめんね? 正君」


254 : 時雨 :2014/08/07(木) 04:36:12 LsU6TE4.0
礼は申し訳なさそうに正の脇腹に手をかける。
ちょっと触られただけで体をびくつかせてしまう。

礼「きゃ!?」
暁「大丈夫よ、礼。こいつくすぐられるのすごく好きだから」

決めつけられた!?
それにしてもあのおとなしい礼さんにくすぐられることになるとは……
恐る恐るこちらを気遣うように礼の手が動く。

もみ。

正「うひゃあ!?」

少し揉まれただけで大げさに体を引きつらせる。
その動作にまたも礼は吃驚したようだ。

暁「礼、別に脇腹に拘らなくても好きなところくすぐってもいいのよ?」
礼「えっと……じゃあこことか?」

そういって胸のあたりを触り始める。
まだくすぐっているという訳ではないのにびくびくと反応してしまう。

礼「じゃあ、くすぐるよ? 正君?」
正「うん……」
礼「こしょ……こしょ……こしょ……?」
正「あ……う……く……あ……が……!!」

優しく慎重にくすぐってくれているがそれが却って余計にくすぐったく感じさせる。


255 : 時雨 :2014/08/07(木) 04:38:11 LsU6TE4.0
奏「うわ、なんか喘いでるよ」
礼「正君……くすぐったい?」
正「あ……はい……礼様……」
礼「なんか正君にそう呼ばれると変な感じがするかも……」
暁「いいのよ礼、実際にこいつが逆らえない状況だし、こいつがそう呼ぶのは当然のことよ」
礼「そう、なのかな?」

と言いながら肩のあたりをくすぐっている。
服の上からとはいえ異常なくすぐったさが正を支配する。
礼は体の主に上半身のいろいろな所をまんべんなくくすぐった。
腕を暁に拘束されているため抵抗できなかったが、礼の触り方は優しいため拘束されてなくても抵抗しなかっただろう。
随分と時間が経ってもうそろそろ5分くらいだろうかと思ったが……

暁「今で3分って所ね。あと2分で交代よ」

そう、正はくすぐられて苦しいため時間が長く感じているみたいだ。
人間は心理的に楽しいと時間が短く、苦しいと長く感じるものだ。
礼は首元の辺りをくすぐっていた。

正「う………あ……あ……あ……くうぅ……」
礼「こしょ……こしょこしょこしょ……♪」

礼はくすぐることに慣れてきたのか遠慮がなくなってきた。
しだいに顔の頬のあたりまで手が上がってきて顔をくすぐり始めた。

礼「正君、どう? くすぐったい?」
正「は……はひぃ……くすぐ……たいです!……」
礼「よかった♪」

礼は笑顔でそう言う。
どうやらくすぐるのが楽しくなってきたようだ。
その後もいろいろとくすぐられ漸く5分が経つ。


256 : 時雨 :2014/08/07(木) 04:39:59 LsU6TE4.0
暁「5分経ったわ。次、奏に交代よ」
礼「あ、終わりか〜。じゃあ交代だね」
奏「待ってました。という訳で正君、よろしく〜?」
正「あ……はい、よろしく……です」
暁「正君? くすぐってほしいときはどう言うのだったかしら?」

わかるわね? といったニュアンスを含んだ言い方で正に問いかける。

正「え……と、奏様、くすぐってください。お願いします」
奏「ぷぷ、奏様だって。そんなこと言われたの礼の家に行った時ぐらいだよ」
暁「じゃあ今から5分ね」
奏「うーん、何処から攻めようかな……」

奏は極限まで体を近づけて正の体を見回す。
奏も正が気になってた人でここまで顔が近いと一層どきりとする。
常に密着している暁ですでにドキドキしている訳だが。

奏「礼は上半身を攻めてたわけだから……決めた」

奏はその場でしゃがむと正の膝に指を立ててくすぐり始めた。

正「ひい!!……ああ……ひひひ……ぐふふふふふふふ」

意外なくすぐったさに足ががくがく震え始める。

奏「ここって意外と効く人いるんだよね〜おりゃ、こしょこしょ♪」

ズボン越しに膝からその周辺をくすぐり始める。
どんどんくすぐる手が上の方に上がっていき、太ももの辺りをくすぐり始めた。

正「!?……あひゃひゃひゃひゃ……ぎゃははははははははははは」

たまらず足を曲げ腰を落とそうとした。
だが後ろで腕を掴んでいる暁がそれを許さなかった。


257 : 時雨 :2014/08/07(木) 04:42:31 LsU6TE4.0
暁「誰が座っていいって言ったのかしら。すぐに立ちなさい」
正「……はい……あああ……ぐぐぐ」
奏「まあ、こんなところ触れたらそうなっちゃうよね〜こちょこちょこちょ〜♪」

奏に足をくすぐり続けられ正はまともに足に力が入らなくなっていた。

奏「そろそろここは勘弁してあげる。それよりもっとくすぐったい所があるんだよね」

そういうと奏は正の右足首を掴み前方向に右足を上げていった。
正は床に着いている左足に力を入れ、右足は奏が持ち上げる形になる。
後ろで暁が腕を抑えているからこそできる体勢だ。

奏「まあ王道だけど、やっぱここだよね。こちょこちょこちょ♪」
正「あひ!?あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃぎゃははははは、ひぃやああああ!!」

奏は正の足の裏をくすぐっていた。
あまりのくすぐったさに正は身を捩りもがく。
だが暁が羽交い絞めにしているため抵抗できず動けない。

奏「わあ♪すごい効き目〜正君足の裏弱いんだ〜♪」

奏のテンションが一層上がる。

暁「ふーん、いいのを見させてもらったわ」
礼「正君凄く苦しそう……♪」

その間にも正は絶え間なく笑わさせられた。
そして暫時くすぐられた後漸く奏はくすぐるのをやめてくれた。
奏はゆっくり右足を降ろしてくれた。

正「はあ、はあ、はあ……助かった……」
奏「何言ってんの? こっちの足もするつもりだけど?」

奏は正の左足を掴み持ち上げる。

正「ひいい!!」
奏「ふふ♪なんか凄く楽しい♪覚悟はいいよね?」


258 : 時雨 :2014/08/07(木) 04:44:31 LsU6TE4.0
奏は無慈悲にも容赦なく足の裏をくすぐる。

正「い……いやだあああああははははは、ひゃああああああああ!!!」
奏「暁ちゃん」
暁「ん?」
奏「無抵抗な子をいじめるのって最高だねっ♪」
暁「ふふ、奏にもわかってくれたみたいね」

そして再び正の笑い声が響く中やっと5分が経過した。

暁「5分立ったわ。よく頑張ったわね。一旦解放してあげる」

暁は正の腕を放す。
その瞬間正は床に倒れこむ。

正「はあ、はあ、はあ、はあ……」
奏「あんだけくすぐられたんだからこうなるのも当然だよねぇ」
礼「大丈夫なの、これ」
暁「大丈夫よ、だってくすぐられて喜んでいるのだからね」

だから決めつけないでくれ。
しかし正は何かを言う元気は残っていなかった。

礼「次はどうするの? 暁ちゃんの番?」
暁「いいえ、私は昨日散々やってあげたし、三人同時でやりましょ?」
正「!?」

三人同時だって!?
それはやばい!!
死んでしまう!!

奏「なにそれ、面白そう♪」
礼「どこをくすぐろうかな♪」

二人とも乗り気だ!
なんとかしないと……


259 : 時雨 :2014/08/07(木) 04:46:29 LsU6TE4.0
正「待ってくれ……それだけはやめてくれ……」
暁「え? 何か言った?」
正「やめて……ください……もう許してください……」
暁「聞こえないわね。礼、聞こえた?」
礼「……正君何か言いました? ごめんなさい聞こえなかった」

礼は笑いを我慢しながらそう言う。
くすぐりたくて仕方がないんだろう。

暁「奏は?」
奏「え〜全然聞こえなかったよ?気のせいじゃない?」

奏はにやにやしながら言う。
自分の気持ちを隠す気がない。
全員何が何でもやるつもりだ!

正「お願いします。許してください!この通りです!」

三人に向かって土下座をする。

暁「あんたさっきのお仕置きの件忘れたわけじゃないでしょうね?」
正「!?」
奏「お仕置きって?」
暁「後で話してあげるわ。さて、言っとくけどまだお仕置きしたつもりはないからね?」

おそらくもう逃れられないだろう。
正はこれから三人に弄ばれるだろうと悟った。

暁「観念したみたいね。じゃあ始めましょうか」
礼「くすくす♪恨まないでね?正君」
奏「また足の裏をくすぐってあげようか?」


260 : 時雨 :2014/08/07(木) 04:49:56 LsU6TE4.0
三人はこっちに向かって近づいてきた。
無駄だとわかっていても後ずさりをする。
そして。

奏「捕まえた♪じゃあ宣言通りまた足の裏をくすぐってあげる! 嬉しいでしょ?」
暁「じゃあこっちはまず腕を抑えないとね。礼はそっちの腕お願いできる?」
礼「はーい。正君、ちょっと痛いかもしれないけど我慢してね」

奏は正の足を足で絡ませて抑える。
暁は正の右腕を足で挟むようにして抑え、礼は同じように左腕を抑える。

暁「私は脇腹をくすぐることにするわ」
礼「じゃあ、私は腋の下にするね」
奏「私は当然足の裏。両足一遍にくすぐるよ♪」
暁「全員一斉にやってあげるわね♪」

準備万端と言った感じだった。
正は両手両足拘束された形になり全く動けない。
暁の合図とともに暁は脇腹に手をかけ、礼は腋の窪みに、奏は足の裏に指を立てる。
それだけで正はくすぐったさを感じ体を引きつらせるが三人は気にも留めない。
そして三人一斉に……

三人「こちょこちょこちょこちょ♪」
正「ぎゃははははははははは!!!ひぃぃぃぃひゃはははははは!!!」

ついに三人によるくすぐり悶絶地獄が始まった。
前代未聞の最大級の苦しさが正を襲う。

暁「こちょこちょ……もみもみ……♪」

暁は脇腹をくすぐったり揉んだりしている」
いつも暁には脇腹をくすぐられているが彼女はそんなに脇腹をくすぐるのが好きなのだろうか。


261 : 時雨 :2014/08/07(木) 04:53:13 LsU6TE4.0
礼「こちょこちょこちょこちょ♪」

礼は腋の下を只管くすぐっている。
礼はすっかりくすぐり魔に変貌していた。
最初の恥じらいはどこへやら、彼女は心底楽しそうに正をくすぐる。

奏「こしょこしょこしょこしょ♪」

奏は両手で正の両足の足の裏を同時にくすぐる。
彼女は最初から乗り気だったが、こんなに何の抵抗もなくくすぐってくるとは思わなかった。

正「やめ、ぎゃははははは、やめ……ぐひゃああぁぁぁぁはははははは!!!」
奏「きゃは♪すごーい、滅茶苦茶ぴくぴくしてるじゃん。でもやめてあげなーい♪こしょこしょ♪」
礼「こんなに楽しいとは思わなかった。正君のせいだよ?こんなにいい反応するんだもんね?こちょこちょ♪」
暁「可哀想ね、まあ事故にでもあったと思ってあきらめたら?あなたはこれから毎日私たちの玩具として扱ってあげるから。光栄に思いなさい?こんな可愛い娘にいじめてもらえるなんてそうそうあるもんじゃないわよ?」

必死にもがいても体を捩じらせることも捻ることも一切させてもらえなかった。
おそらく1分もたたず限界に近づいているのがわかる。
逃れられず抵抗できず動けずただ只管笑い咽び苦しむ。
これほど地獄と形容するのは難しいことではなかった。

もう……駄目だ……

いつの間にか目の前が真っ暗になっていた。
気絶してしまったのだ。
恐ろしい。
あの可愛い三人組が……こんな限度も知らずくすぐってくるなんて……
はたして気絶で済んだのだろうか。
もう死んでしまったのではないか。
くすぐりで死んだのか。
なんて格好の悪い死に方なんだろうな。
天からのお迎えかな?
天使の声が微かに……


262 : 時雨 :2014/08/07(木) 04:55:24 LsU6TE4.0
暁「ちょっと!さっさと起きなさいよ!」

ばしっ!ばしっ!
……どうやらビンタをされているらしい。

正「うーん……」
奏「あ、起きた!」
礼「大丈夫なの?」
暁「正……」

いつの間にか三人の拘束から解放されていた。
代わりに正は三人から介抱されていた。

暁「全く、心配かけさせるんじゃないわよ。殺してしまったかと思ったじゃない」

いやもとはと言えば暁さん達のせいだろと、突っ込みたくなったが怖いのでやめた。

礼「よかった〜」
奏「どうなの?動ける?」

さっきとはうってかわって慈愛に満ちた感情で接してくれている。

暁「今日はもう帰っていいわ。どうせもう時間だし」

時刻は午後7時を回っていた。
何とか立ち上がりフラフラな状態で玄関に向かおうとする。
暁が呼び止める。

暁「待ちなさい。明日も授業が終わったらここに来ること。わかった?」

結局まだ続くのか。
でも流石に今日みたいなことは控えるだろう。
なんせ人が死にかけたんだからな。


263 : 時雨 :2014/08/07(木) 04:57:21 LsU6TE4.0
正「わかりました」
奏「じゃあ帰ろうか」
礼「近くまで送りますよ」
正「あ、ありがとう」
暁「ございますが抜けているわよ」
正「……ありがとうございます」

ちょっと自信がなくなってきたな。
明日もまた死ぬほどくすぐられるかも……

帰路。
奏「まさか気絶するなんてね〜」
礼「本当に心配したんだよ?」
正「いやあ、はは……」
礼「暁ちゃんもすごく心配してたなあ」
奏「うんうん、あんなに人を心配したとこ見るの初めてかも」

……あの暁がそんなに心配していたのか?
想像できないな。

礼「それじゃ私たちはこっちだから」
奏「じゃあね〜明日もよろしく〜!」

……という心が折れそうな言葉を残し彼女たちと別れた。
昨日今日とまさに破天荒なことが続いた。
美少女達にいじめられ、くすぐり続けられ殺されかける。
夢と言っても正は容易に信じるだろう。
いやきっと夢だったんだ。
そうに違いない。
正はそう思い込み長い帰路についた。
季節は夏。
これから猛暑日へと差しかかろうとしていた。

プロローグ 完


264 : 時雨 :2014/08/07(木) 05:09:30 LsU6TE4.0
もし読んでくださった人がいたらありがとうございます。
ひとまずはここまでです。
ここまでで感想や意見を書いて下されば私はとても喜びます。
一応今回は小説初投稿ということでお試しに書いてみました。
プロローグでこの長さです。
もっと続けるとかなり長くなると思います。
一応この先の構想はありますが、投稿していくには少し時間がかかると思います。
色々文章に瑕疵があると思うのでそういうことの指摘でもあれば喜びます。
未熟な文章ではありますがもし付き合って下さった方がいらっしゃったのであればここまで付き合っていただき有難う御座います。


265 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/07(木) 06:13:56 FZU5Rt6Q0
とてもいい作品ですね!
キャラのたったロリショタものは好きです

くすぐる女の子やくすぐられる男の子の服装や表情を描写にいれるともっと臨場感でますよ(笑)


266 : ZEPHYR :2014/08/07(木) 09:26:41 PV1mUjGM0
>>225-227
責め手の2人が実に好みです。
容赦なく責められる予定のコウタが羨ましいです。

>>232-264
初長編お疲れ様です。
ドS気味な女の子達に寄って集ってくすぐられるなんていいじゃないですか。
続きがあるならとても楽しみです。

私生活でいろいろあって執筆が遅れていました。
現在続きを執筆中なのでもうしばらくお待ちください。
後、名前の件なんですが、特に指摘が無いのでこのままで続けさせていただきます。


267 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/07(木) 13:27:25 FZU5Rt6Q0
皆様、ご執筆お疲れさまです
私もみなさんにあやかって一作あげます。更新はまちまちなのであしからず


主な登場人物


成宮 翔太(なるみや しょうた)…2年の生徒会長。資産家の一人息子で成績優秀なため学校から絶大な信頼をおかれ、生徒会長であるがゆえに実質学校一の権力を有している

花祭 麗香(はなまつり れいか)…3年。元生徒会長。成績優秀、スポーツ万能、スタイルや容姿も申し分なく女性の完成形のような女子。性格に難があり、その実、人が苦しむのを見るのが大好きな超ドSな人物

足立 茉乃(あだち まの)…2年。陸上部部長。短距離走を種目としており、とても体が軽い。短髪でさばさばしているが部員の信頼があつい

大雛 悠希(おおひな ゆうき)…2年。チアリーディング部部長。活発でやや背が高めの女の子。足が長く、モデルのスカウトを受けたこともある

中宮 夢(なかみや ゆめ)…体操部部長。体が柔らかく、とても指が長い。実は2年男子の中で「彼女にしたい女子」第1位の人気を博している

富川 芹那(とみがわ せりな)…2年。水泳部部長。全国大会で準優勝するほどの泳ぎをもっており、『水の女王』の異名をもつ。スタイルが極めてよく、彼女の水着姿のために入部する部員も多い

阪井 綾女(さかい あやめ)…1年。書道部部長。発足したばかりのため、1年ながら部長をつとめる。幼いときから何度もコンクールに入賞しており、筆とはもはや友達と呼べる存在である

溝端 璃奈(みぞばた りな)…2年。バスケットボール部部長。部長ながら普段の素行はあまりよくない、いわゆるギャルでよく制服を着崩しては注意される

榎島 美春(えのしま みはる)…3年。合奏部部長。幼い頃からピアノを習い始め、有名ピアニストを多数輩出している音大から推薦がくるほどのレベル。また、容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能で麗香が『女王』と呼ばれるのに対して学校から『プリンセス』という異名をもつ

佐伯 恵理菜(さえき えりな)…2年。女子テニス部部長。普段は天然で頼りないが、純粋でやさしい。また学年で1、2をあらそうスタイルの持ち主である。翔太の幼なじみで翔太にだけはS

比嘉 夏樹(ひが なつき)…恵理菜のクラスメートで親友。帰宅部だが運動神経のよさと強気な姿勢から色々な部から一目おかれている。女の子の体が大好きで恵理菜をしょっちゅういじめては楽しんでいる


268 : 時雨 :2014/08/07(木) 18:36:33 LsU6TE4.0
>>265
>>266
ありがとうございます。
服装に関してはなかなか表現が難しく四苦八苦しておりますw
表情も大事ですね。頑張ります!
現在続きを執筆中です。
自分で書いててなかなか興奮するので自分ではいい感じだと思ってます。
自然と男が女にくすぐられる流れは不可能ですかねぇw

>>267
いい設定だと思います。
楽しみにしています。


269 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/07(木) 18:59:17 E6Ey3SKo0
>>232-264
お疲れ様です。
足で拘束されての3人がかりのくすぐりが最高でした。
しかもこれでやっとプロローグですか!
ボリュームが凄いですね。
これから正や他の男子が美少女たちによってどんな目に合っていくのか…。
更新楽しみにしています!


270 : 時雨 :2014/08/08(金) 03:54:48 8XhKpoSw0
>>269
有難う御座います。
筆が乗ったので第一章が完成しました。
なのでのせて行きます。
相変わらずまだまだな文章ではありますが、目に留まったら見てやってください。


271 : 時雨 :2014/08/08(金) 03:57:27 8XhKpoSw0
登場人物の紹介2です。

秋山 暁 (あきやま あかつき):ヒロイン。小学5年生で11歳の女子。学年一の美少女で成績優秀運動神経抜群の才色兼備。裕福な家庭に育ち周囲から将来を期待されるがその実本人は捻じ曲がった考えを持ち始める。常に人の上に立つことを望み、特に異性を蔑視する。礼と奏と共に正をいじめている。

須藤 正 (すどう ただし):主人公。小学5年生で10才の男子。特に取り柄もなく何処にでもいる普通の少年。暁と礼と奏にいじめられている。

二階堂 礼 (にかいどう れい):暁の親友の一人。小学5年生で10才の女子。資産家の子女でありお淑やかで清楚な雰囲気をもち、暁に匹敵する成績と美貌を持つ。最近は暁の影響でくすぐりに目覚める。

七瀬 奏 (ななせ かなで):暁の親友の一人。小学5年生で10才の女子。明るい性格で人当たりもよく男子からも人気があり、クラスのアイドル的存在。暁以上の運動神経を持ちスポーツ万能。暁の影響で人をいじめる快感に目覚める。

秋山 優駿 (あきやま ゆうしゅん);暁の兄。中学3年生で14歳の男子。常に成績トップを走り、暁同様人の上に立つことを望み、男尊女卑の性格。彼女がいるが自分に従うものと考えている。

鹿島 咲 (かしま さき):優駿の彼女。中学3年生で15歳の女子。優駿が好きで付き合うことにしたが、優駿の女への偏見で嫌気がさしている。

安藤 茂 (あんどう しげる):正の親友。小学5年生で11才の男子。学年1の運動成績を誇り、人間離れした体力を持つ。女性が苦手で好んで女子と関わろうとしない。正とはよく遊ぶ仲であり、友達思い。

一条 醍醐 (いちじょう だいご):礼の幼馴染。小学5年生で10才の男子。資産家の子息であり成績優秀。尊大な性格でクラスメートから嫌われ、礼の彼氏面をしている(礼はそうは思っていない)。


272 : 時雨 :2014/08/08(金) 03:59:31 8XhKpoSw0

第一章【秋山暁】

秋山暁は考え事をしていた。
正をくすぐりすぎたことで死にかけたことを考えている。

暁「なんでもやり過ぎはよくないってことね」

暁はどこをどうくすぐれば効果的でどこまでくすぐれば限界となるかを思案する。
今まで正をくすぐってきたがまだまだ不確定な所も多いと感じていた。
結果そんなこともあり反省せず正を徹底的にいじめてやろうと思った。

暁「ふふ、気が狂うまで追い込んであげるわ。こちょこちょこちょ」
正「ま……またぁ…そんなとこをぉ……や……やめ……!!」
礼「そこも敏感なんだ、正君って」
奏「弱点多すぎじゃない?正君」

あの事件の翌日。
この日も授業が終わり暁の家で正いじめが行われていた。
正は昨日まで半袖長ズボンだったがくすぐりに耐えるため長袖にして厚めのズボンを履いてきた。

奏「それにしても面倒くさい服着てくるよね。どうせ無駄なのに」
礼「本当だよね。どうせまくられれば同じことなのに」
暁「………」
礼「どうしたの?暁ちゃん?」
奏「くすぐらないの?」

暁の真下には息も絶え絶えの正が転がっている。
暁はまるでどっかのご令嬢が着るような綺麗な茶色の可愛いワンピースを着用し、正の位置からは真っ白なパンツが丸見えの状態だったが正にそんなことを気にする余裕はなかった。
なお礼は清楚な白いフリルの付いたワンピースを着用している。
礼はよく白系統の服を着ている印象だ。
奏は白系のシャツに膝丈より短い青いスカートを履いている。
奏はラフな格好をすることが多く感じる。


273 : 時雨 :2014/08/08(金) 04:01:07 8XhKpoSw0
暁「ねえ、こいつの服脱がしてくすぐったら面白いと思わない?」
礼「え?脱がすの?ちょっと可哀想かも」
奏「確かに脱がした方がよりいい反応見せてくれるかもね♪」
礼「あ、それ見たい!脱がせちゃお♪ごめんね?正君」

聞き捨てならない言葉を聞いた正であったが三人相手では抵抗も空しく、すぐ脱がせられる。

暁「パンツだけは勘弁してあげるわ。まだね」
礼「わあ、裸だ……プールで見た時以来かも。なんかえろいね」
奏「ふっふっふ、覚悟はいいかな?た〜だ〜し〜君?」

じりじりと近寄ってくる奏。
逃げようとしてもすぐ部屋の隅に到着し逃げ場を失う。

奏「もう逃げられないよ?ツンツン♪」
正「あ……あ…あ……あぅ……あ……く……!!」

奏は人差し指で正の体を突いてくる。
その度正の体は反応しびくびくと体を震わせる。

奏「おもしろ〜い♪何処触っても反応するよ!?かわいいなぁ……」
暁「本当不思議ね。くすぐる前に遊んであげるわね?」
礼「私もやりたい♪」

暁と礼も同じく正の体をツンツンとする。
その度喘ぐため三人はくすくす笑いながら手を止めず突いてくる。

暁「ここを指でつーとなぞると……」
正「ひいいい!……あ……あ……ひぃ!!」
礼「ふふ♪つーーー♪」
奏「つーーーーーー♪」
正「あくぅ!!はあぁ……!!…だぁ……だめだ……そんなぁ!!……とこはぁ!!」

三人は指を滑らせて正の体を弄び始める。
正は苦悶の表情を浮かべるもそれが止むことはなかった。


274 : 時雨 :2014/08/08(金) 04:02:29 8XhKpoSw0
暁「今日はずっとこれをやってあげようかしら?」
正「!?」
礼「そうだよね。まさかこれで死ぬことはないし」
奏「もっとやって欲しいよね?正君?」

正は全力で首を横に振る。
はっきり言って正は拷問レベルの苦行を被っていた。
これ以上されたら本当に狂ってしまいそうだった。

暁「嫌がっている顔には見えないわね?」
礼「正君、嬉しそうだよ?」
奏「遠慮しなくていいんだよ?もっと悦ばせてあげるから♪」
正「ちが……!僕は……!本……当にぃ!!」

三人は聞く耳を持たないといった感じだった。
正はあまりのくすぐったさに涙を浮かべているがこれが嬉し涙とでもいうのか。

奏「乳首に指を置いて……すりすり〜♪」
正「そ……そこは!!……は……反則だぁ……!!」

正は一層敏感に反応する。
奏は乳首をいじり続ける。

礼「次私がやってもいい?乳首」
奏「いいよ。じゃあ私はまた足の裏をつーーと♪」
正「ああ!!くひひ……」
礼「じゃあいくね?すり……すり……こりこりこりこり♪」
正「うう!!かぁ!!はああああ……ああ!!」
暁「ここがまだだったわね。背中をつーーーーーー、ふふ♪」
正「ひやああああ!!あああ……ぐああああああ!!」

言葉にならない悲鳴が響く。
正は三人に自由に蹂躙され地獄のような苦しみを余儀なくされる。
暁は有言実行、裸の正を指を滑らせるだけで苦しませ、今日一日を終える。
その頃には正は疲れの極みともいえる状態であり地に伏したまま動けずいた。


275 : 時雨 :2014/08/08(金) 04:03:51 8XhKpoSw0
暁「もしもし?いい加減帰ってくれない?」

暁は正の頭を踏みにじりながらそう言う。

礼「全く動かないね」
奏「まあ大丈夫じゃない?手加減してあげたし」

ぴんぽーん

礼「あ、来たみたい。じゃあ私が正君送っていくね」
暁「ええ、お願い」

礼の家の迎えの人が来て正を迎えの車に乗せる。

礼「じゃあまたね」
奏「ばいばーい」
暁「また明日ね」

さて……
正もそろそろ限界と言った所かしら?
そろそろ次の玩具を探した方がいいかもしれないわね。
正も従順になってくれたみたいだし頑張ってるし、いい加減休ませてあげようかしらね。
いや甘いわね。
一度でも気を抜くとすぐ図に乗るかもしれない。
男って馬鹿だから。
どんなに正君が泣き叫ぼうが苦しもうが心が折れようが関係ないわ。
最後まで絶望させてあげるのが彼のためね。

がちゃ

誰かが帰ってきた。
そこにいたのは。


276 : 時雨 :2014/08/08(金) 04:06:14 8XhKpoSw0
優駿「なんだいたのか」

暁の兄である秋山優駿。
彼は中学生なので制服を着ていた。
彼は授業が終わった後、必ず塾に行くためいつも夜になるまで家には帰らない。
いつもは暁とあっても無視して自分の部屋に入っていくのだが。

優駿「おい、父さんから連絡があった。仕事の事情で海外に行くことになったそうだ」
暁「………」
優駿「母さんも仕事の関係で暫く家に帰れないそうだ」

暁の父親は外資系企業の社長でたびたび海外に行くことがある。
母親も社員としてその仕事の手伝いをしている。

暁「ふーん、そう」
優駿「暫く料理は俺らで何とかしないといけないな」
暁「そうね、だから?」
優駿「腹が減った。何か作れ」
暁「は?」
優駿「大したもんは期待してないが、ちゃんと美味いものを作れよ。わかったか」
暁「ふざけてるの?何で私が」
優駿「何を言っているんだ?こういう時は女が飯を作るのが当然だろう」
暁「あんたは手伝おうと思わないわけ?」
優駿「いっただろ?女の仕事だと。明日の昼ぐらいは自分で何とかするが、晩飯と朝飯はお前に任せるぞ」
暁「明治初期から昭和の考え方ね。時代遅れもいいとこだわ」
優駿「何?いいか。女っていうのはもともと種としては男に大きく劣る生き物だ。それを最近は権利など社会進出などでいい気になっているだけだ。女は感情に左右されるせいで社会にも不都合は数多く起きている。だから女は家事とか子供を産むことぐらいで満足しておけばいいんだ。いい加減わからないものか?」

暁はつい呆れてしまった。
もともと兄のことは好きではなかったが、ここまで屑だったとは。
暁は思った。
これはお仕置きが必要だと。


277 : 時雨 :2014/08/08(金) 04:07:34 8XhKpoSw0
暁「わかったわ。やればいいんでしょ?」
優駿「ふん」

優駿は自分の意見を納得してもらえたと思ったのか満足げだ。
みてなさい……
兄は勉強をするため部屋に入る。

暁は適当にインスタントでカレーを作った。
カレーだったらすぐに喉が渇く。
暁は一緒に持っていくお茶に薬を入れる。
いつか家庭科室の冷蔵庫のお茶に入れたのと同じ薬を……
そして兄の部屋に料理を持っていく。

優駿「ふん、インスタントか。手抜きだな。これだから女は」
暁「腹が減ってるんでしょ。時間がかからないように気を使ってあげたのよ」
優駿「は、下手な言い訳を。もう出て行っていいぞ」
暁「ごゆっくり……♪」

1時間後。

時刻は午後8時。
暁は兄の様子を見に兄の部屋に入る。
机には空になった食器とコップ。
その横ですやすや眠っている優駿の姿が。
作戦成功とばかりに暁は笑みをこぼす。
早速持ってきたロープを慣れた手つきで優駿の手足を拘束する。

暁「ふふ♪次に目が覚めた時が楽しみね」

暁はさらに待つことにした。
午後10時ころ。
再び兄の部屋に行くと兄はまだ目が覚めていなかった。


278 : 時雨 :2014/08/08(金) 04:08:53 8XhKpoSw0
暁「まだ起きてないの?だったら……」

ぺしっ!ぺしっ!ぺしっ!

何度も兄に往復ビンタを咬ます。
流石に優駿も目を覚ます。

優駿「う……ん……なんだ?」

暁と目が合うも優駿はまだ寝ぼけている。
再び暁は強烈なビンタを咬ます。

ばしぃ!!

優駿「いてえ!?何をするんだ!?」
暁「おはよう、お兄ちゃん♪よく眠れた?」

笑顔で問いかける。
優駿は自分が縛られていることに気づく。

優駿「な……なんだこれ!?おい、ふざけんな!!」
暁「やっと気が付いたのね。全く動けないでしょ?」

優駿はもがくが体をくねらせるばかりで要領を得ない。

優駿「何のつもりだ!?こんなことをしてもいいと思ってんのか!?」
暁「どうやらまだ寝ぼけてるみたいね。自分の立場を全く立場を全く理解していないあたり」

そう言い優駿の頭を踏みつける。

優駿「ふ、ふざけるな!やめろ!殴るぞ!?」
暁「やれるもんならやってみれば?ほら、どうぞ?」

暁は兄を挑発しさらに踏みにじる。


279 : 時雨 :2014/08/08(金) 04:10:33 8XhKpoSw0
優駿「やめろ!まじでやめろ!てめえ!」
暁「口が悪いわね。やめてほしいなら態度で示したら」
優駿「何だと!」
暁「敬語で暁様御免なさいって言ってごらん?」
優駿「ふざけるな!死んでも言うか!」
暁「死んでも?ふーん、じゃあこれでも?」

暁は優駿の脇腹に手を伸ばし……

暁「こちょこちょこちょこちょ♪」
優駿「!?ぎゃはははははははは!!てめ……ひゃはははははははは!!」

さっきまでの怒りから一変、大きく口を開けて笑っていた。

暁「どう?言う気になった?」
優駿「はぁ、はぁ、ふざけるな……誰が言うか……はぁ、はぁ……」
暁「そう、だったら言うまでやめないから。こちょこちょこちょ♪」
優駿「ぐはあ!?ぎぎぎ……ぐ……ぎゃははははははははははははは!!」

再び優駿は笑い狂う。
いきなり妹にくすぐられて大層混乱していることだろう。
暁も嫌いだった兄にお仕置きできて上機嫌になっている。
優駿はただ抵抗しようともがくが何もできない。

暁「早く言わないと死ぬわよ?こちょこちょこちょ♪」
優駿「ぎゃはははははは!!誰が……ぎやあああははははははははは!!」

優駿が何か言おうとしてもくすぐったさが勝り喋ることすらままならない。
暁はそろそろと言った所でくすぐりを止める。

優駿「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」
暁「ほら、嘘でも言わないとまだ続けるわよ?」
優駿「絶対に……お前なんかに……いうもんか……」
暁「思ったより強情ね。くすぐり殺されたいの?」
優駿「これぐらいで……お前の言うことなんて、聞くわけがないだろう?」


280 : 時雨 :2014/08/08(金) 04:12:17 8XhKpoSw0
参ったわね。
こんなに強情だとは思わなかったわ。
こうなったら一回気絶でもしてもらおうかしら?
ん?

暁は優駿がやけに膝を前にして腰を引いていることに気づく。
もしやと思い暁は股間のところに手を添える。

優駿「うはあ!?」
暁「やっぱり硬くなってる。何?妹にくすぐられて興奮したのかしら?」
優駿「そんなわけあるか!」
暁「じゃあこれはなにかしらね?つんつん」
優駿「あ……ああ……!!」

暁に股間をつつかれ顔を歪ませる。

暁「恥ずかしいわね。妹にくすぐられてここをこんなにして」
優駿「ち……違う!そこはくすぐられたせいじゃ……」
暁「本当に?」
優駿「ほ、本当だとも」
暁「じゃあゲームしましょ?」
優駿「ゲームだと?」
暁「そうね、今からくすぐって10分以内にここを小さくできたらあなたの勝ち」

暁は優駿の股間をつんつんしながら言う。

優駿「あぐ!!」
暁「もし10分経って硬いままだったらあなたの負け。引き続き拷問を受けてもらうわ」
優駿「待てよ、俺が勝ったら何してくれるんだ?」
暁「もちろん解放してあげるわ」
優駿「本当だろうな?」
暁「本当よ?それとも何?可愛い妹の言葉が信じられないの?」

優駿は明らかに悩んでいた。
勝負を受ければ間違いなく負けるとわかっていたからだ。
だが今更くすぐられて興奮したと認めることもできないのも事実だった。
もちろんそんな考えは暁に見破られていた。


281 : 時雨 :2014/08/08(金) 04:14:04 8XhKpoSw0
暁「安心して?さっきみたいに脇腹はくすぐらないから。優しく撫でるだけだから」

信用できなかったがここは受けるしかないと思った。

優駿「わかった……受けようじゃないか」
暁「じゃあ今からスタートね。さわ……さわ……さわ……♪」

暁は持参のストップウォッチを使い、優駿の心の準備を待つことなくスタートした。
優駿の服の隙間から手を入れて腹の辺りを撫でる。

優駿「うお!?こ……これはぁ……やばい……!!」
暁「気持ちいいでしょ?」

くすぐったさもあるがそれが気持ちいとも感じていた。

優駿「この程度で……」
暁「まだ硬いままみたいね。つんつん」
優駿「ぐあ!?こ、こら!途中で触るのは反則だろ!?」
暁「触らないとわからないでしょ?お兄ちゃんのここ小さいんだから」
優駿「なぜ知ってる!?」
暁「知ってるも何も今触ってるし。大きくしてこの程度じゃたかがしれているわよ」
優駿「くそ!!」
暁「じゃあ次は……」

手を胸の方にずらし乳首を撫で始める。
正をいじめた時に乳首の扱いは慣れていた。

優駿「ぐああ!?ごおお……!そこは……そこだけは!!」
暁「ふふ♪これからいくつそこだけはっていうのが出るんでしょうね?」

そういう間にも暁は乳首をいじり続けた。
乳首をいじるだけで十分な自信があったが……

暁「背中もやってあげるわね。つーーーーー♪」
優駿「ひゃああああああ!!ぎゃあああ!!そこもだめだあああ!!」
暁「あら、いい反応。背中が弱点なのかしらね」


282 : 時雨 :2014/08/08(金) 04:16:03 8XhKpoSw0
暁は背中を中心にくすぐり、もとい撫で始める。
その間にも優駿は苦悶に満ちた顔に歪ませる。

暁「後一分しかないわよ。なのにまだ硬いままね。つんつん」
優駿「や……やめてくれ……」
暁「あら?ずいぶん弱気じゃない?さっきまでの勢いはどうしたのかしら?」
優駿「うう……」

そしてあっさり10分が経過し拷問が続くのであった。

暁「妹に欲情するなんて最低ね。恥ずかしいと思わないの?」
優駿「お前に……欲情なんて……」
暁「じゃあこれは?」

暁は足で優駿の股間を触る。

優駿「!?」
暁「ねえねえ、なんで硬いのかしらね?私にくすぐられたからよね?」

そう言いながらズボンの上から優駿の股間を足で弄る。

優駿「ぐ!?あああ!!うああああ……それは!!……あああ!!」
暁「これは罰よ。私に欲情するから」
優駿「だ……だめだ!!このままでは……!!」
暁「このままでは……何?」

優駿の顔つきが変わりが青ざめていく。

優駿「だ……出して……しまう……!!」
暁「何が?」

暁はなおも足の動きを止めず股間を弄る。

優駿「やばい……頼む……やめてくれ!!」
暁「口のきき方がなってないわよ」
優駿「……やめてください!頼むから……」
暁「そんな言い方でやめると思ってるのかしら?覚えてない?なんて言えばいいのか」
優駿「くう……くそ!……悪魔め……」
暁「悪口を言ってる場合じゃないと思うけど?」


283 : 時雨 :2014/08/08(金) 04:18:16 8XhKpoSw0
優駿の体はひくひくし始めていた。
ほぼ限界のサインだ。
だが暁は足扱きを続ける。

優駿「お……お願いします!……やめてください!……暁様!」

暁は足をぴたりと止める。
間一髪だった。
ぎりぎり優駿は絶頂に達しなかった。

優駿「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
暁「まあ100点じゃないけどこれで許してあげるわ」

優駿がほっとしたのも束の間。

暁「さてこんだけ我慢したらズボンの中凄いことになってるでしょうね?」
優駿「!?」

暁は優駿のズボンのチャックを降ろし、ロープの引っかかるところまでズボンを降ろす。
優駿のボクサーパンツが露わになる。
優駿は顔が赤くなってしまう。

暁「やっぱり♪思った通りパンツびしょびしょだったわね。知ってるわよ。カウパーっていうんでしょ?」
優駿「見るな!見ないでくれ!」
暁「あれ?言葉遣いが戻ってるわね。また弄られたいの?」
優駿「それは!やめ……やめてください……」
暁「遅い。こちょこちょこちょこちょ♪」
優駿「あ!!今は……う……ひひひひ!……うう!」

暁に脇腹をくすぐられる。
ちょっとくすぐられただけだったがさらにカウパー、つまり我慢汁を出してしまいパンツを濡らす。

優駿「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」
暁「ねえ、今どんなこと考えているのかしら?」
優駿「どんなって言われても……」
暁「悔しい?屈辱的よね?年下の女子、それも妹に一方的にいじめられるのってどんな気持ちなのかしら?」


284 : 時雨 :2014/08/08(金) 04:20:04 8XhKpoSw0
優駿はひしひしと現状を顧みてあらためて屈辱を受ける。

暁「情けない恰好。そんなにパンツ濡らしちゃって……♪」

暁は携帯を取り出しそんな兄の恰好を写真に収めた。

優駿「何を!?」
暁「ふふ♪これからあんたを解放してあげるけど、その前にあんたが二度と私に逆らえない様に証拠を撮ってあげてるのよ」
優駿「な……やめろおお!!」
暁「まだこれじゃあ弱いわね。もっとあられもない姿を撮ってあげなきゃ」

暁は優駿のパンツに手をかける。

優駿「やめろ!!やめろおおおおおおお!!!」

そして勢いよくパンツを降ろしていった。
ついに透明の液体をだすものが蛍光灯の光を浴びる。

暁「やだ、なにこれ?汚いわね……それに情けない恰好」

暁はその姿を写真に収める。

優駿「………」

優駿は諦めたかのように力なくうなだれる。

暁「もっと情けない写真が撮れるわね」
優駿「!?」
暁「せっかく我慢してたみたいだけど、やっぱり出しちゃおうか♪」
優駿「な!?」
暁「まずは……えい、こちょこちょこちょ♪」
優駿「ぐは!!ぎゃはははははははははは!!またかああああはははははは!!」

またも暁は脇腹をくすぐる。


285 : 時雨 :2014/08/08(金) 04:21:36 8XhKpoSw0
暁「ここでくすぐり続けて精神的にも従順にしてあげるわ」

暁はくすぐりを止め、またくすぐりを繰り返し長時間に渡り優駿をくすぐり続ける。
暁は気絶しないようにくすぐる術を身につけた瞬間だった。

優駿「もう、許してください……暁様……」
暁「だいぶ従順になったみたいだけど、まだ駄目よ」

暁はぐしょぐしょに濡れた優駿のペニスを掴む。

優駿「!?」
暁「ちょっと汚いけど……光栄に思いなさい。今から抜いてあげるから」
優駿「もう駄目だ……」

優駿は涙目でうなだれすっかり心が折れたようである。
暁は初めてとは思えない手つきで肉棒に沿って手を前後に動かす。

優駿「あ……く……ああ……うう……!!」

心が折れたと言っても性的な快楽には素直にならざるを得なかった。

暁「ほらほら、体がぴくぴくしてるわよ?もう我慢できないみたいね」
優駿「ああ!!……もう……俺は……俺は……もう……!!」

ぶしゅ!どびゅどびゅ!

次の瞬間何の予告もなく肉棒から大量の白い液体が噴き出す。
暁は液体の噴き出す場所を予測し、あらかじめ液体のかからない場所に移動していた。
そしてその姿を写真に収め……

暁「いい?これから私に逆らえばこの写真をばら撒くわよ。特にあんたのクラスとかに……」
優駿「逆らいません。逆らいませんからそれだけはやめてください!」

ということによって漸く優駿は解放することになった。
時間はすでに12時を回っていた。


286 : 時雨 :2014/08/08(金) 04:23:40 8XhKpoSw0
優駿「ありがとうございます!暁様!」
暁「どうでもいいけど掃除しときなさいよ。すごく汚い」

と言い部屋から出る去り際。

暁「後朝食も夕食も当然あんたがやるわよね?」
優駿「はい……」
暁「私は手抜きとか絶対許さないから。もしちょっとでも気に入らなかったらお仕置きだからね?」
優駿「うう……はい……」

と言った所で秋山暁による濃厚な一日が終わりを迎える。
だが正も含む秋山優駿の苦難はまだこれからであった。



翌日学校にて。

茂「最近明らかに元気がないぞ。やっぱ何かあったんじゃないか?」
正「大丈夫だよ……茂君は心配性だなあ……」
茂「そうは言ってもな……」

そこへ正に話しかける女子の姿が。

礼「正君本当に大丈夫?」
正「え?礼さ……二階堂さん?」
礼「保健室に行った方がいいんじゃ……」
正「あはは……大丈夫だよ……本当に」

礼ちゃんは優しいなあ。
昨日の礼ちゃんと同じとは思えないや。

茂「……正のこと何か知ってるのか?」
礼「ごめんなさい。ちょっとわからないかも」

あっさり言う。
この白々しさはやっぱり昨日と同じ礼ちゃんだった。


287 : 時雨 :2014/08/08(金) 04:25:38 8XhKpoSw0
茂「そうか……」
礼「それじゃ、お大事に……」

礼は自分の席に戻る。
それと共に醍醐がやってきた。

醍醐「おい……」

またいつものように醍醐が問い詰めてくる。

醍醐「礼と何を話していた?」
正「いや……別に……ただ体調悪いの気遣ってくれたけど」
醍醐「で?」
正「で?」
醍醐「その後何を話した?」
正「別に……」
醍醐「別にってことはないだろう?」
茂「またお前は……お前には関係のない話だろう?」
醍醐「関係あるに決まっているだろう?礼は俺の彼女だぞ!?」
茂「違うだろ」
醍醐「彼女みたいなものだ。だからお前には僕に彼女の全てを話す義務がある!」
茂「あほか」
醍醐「お前には聞いていない!俺はこいつに聞いているのだ!」
正「醍醐のこと好きだって言ってたよ」
茂「!?」
醍醐「ほ……本当か!?」
正「うん、本当本当」
醍醐「そ……そうか!やっと僕のことを好きだと気づいてくれたのか……こうなったらいつ告白されてもいいように心の準備しておかないとな!」
正「頑張ってね」
醍醐「言われなくてもな!あとそういうことは正直に話すように!以上だ」

醍醐はどっかへいった。


288 : 時雨 :2014/08/08(金) 04:27:23 8XhKpoSw0
茂「まさかお前があんなことをいうとはな……吃驚したぞ」
正「うん、若干二階堂さんには悪いことをしたかも」
茂「まあ大丈夫だろう。あいつは成績のいい馬鹿だからな。なんだかんだで嘘には気付かないだろう」
正「だといいけど」

平和な授業タイムは今日も早い時間で過ぎていく。
そしてまた僕は地獄へのスイッチである秋山家のインターフォンを押す。

暁「おはよう皆」
正「おは……皆?」
奏「おはよう、暁ちゃん、正君!」
礼「暁ちゃん、おはよう、正君も」

いつの間にか正の後ろには礼と奏の二人が立っていた。
礼は相変わらず清楚なことに白いマキシのスカートを履いている。
奏は黒いプリントシャツに赤いチェックのスカートを履いている。

暁「開けたから入って」

ドアを開け暁と直面する。
暁は水色のワンピースで白のストライプが入っている。

暁「こっちよ」

と言われいつもとは違う部屋に通される。
その部屋にはモニターがいくつも机の上に置かれていた。

暁「驚いたかしら?」
礼「えっと?」
奏「これ何?正いじめるんじゃないの?」

正は今の奏の言葉に戦慄を覚えた。


289 : 時雨 :2014/08/08(金) 04:28:55 8XhKpoSw0
暁「残念だけど今日はお預けよ。他にお仕置きが必要な人ができたから」
礼「他に?」
奏「誰?」
暁「もうすぐここに来ると思うわ」

するとどっかの部屋が映っているモニターに制服を着た二人が入ってきた。

暁「もう来ていたみたいね」
奏「あれ、これ暁ちゃんの兄貴じゃん」
礼「もう一人いるね。彼女かな?」
暁「そうよ。彼女は鹿島咲って言う人でお兄ちゃんと付き合っているわ」

テーブルに二人で並んで座っている所が映し出されている。
彼女は水色のセーラー服を着ている。
モニターから音声が流れていた。

咲「でも珍しいね。優駿から誘ってくるなんて。いつもは塾なのに」
優駿「まあ……気まぐれってやつかな?ははは……」
咲「助かるけど。今全く授業わからなかったから」
優駿「受験生がそれじゃまずいだろ?全く、俺の彼女だから賢くないと困るぜ?」
咲「ちょっと。ハードル上げないでよ。それなりでいいじゃん」

………
何処にでもいる普通のカップルと言った感じだ。
暁の兄が彼女に勉強を教えている光景が映っている。

暁「それじゃ私のお兄ちゃんの方に注目ね。見てて」

と言って暁は手に持っていたリモコンのスイッチを押す。

優駿「ここの問題はああ……!?」

瞬間優駿は体が力が抜けたようにうずくまる。


290 : 時雨 :2014/08/08(金) 04:30:15 8XhKpoSw0
咲「ど……どうしたの?」
優駿「いや、ごめん。何でもないよ……」
咲「でもなんか急にしんどそうな顔してるし」
優駿「うう!いや、なんでもないんだ……本当に」
咲「そう?腹でも痛いのかなと思ったんだけど」
優駿「そうかも……後でトイレに行くと思う……」

暁が再びスイッチを押す。
すると暁の兄の様子が戻った気がする。

暁「ふふ♪どうだった?」
礼「なんかお兄さん苦しそうだった?」
奏「そのスイッチに秘密が?」
暁「そうよ。正はどう思った?」
正「え?なんか何かを我慢していたように見えたけど……」
暁「そのとおりよ。これは遠隔バイブのスイッチよ」
礼「遠隔バイブ?」
暁「そしてそのバイブは彼の大事な所につけられているわ」
奏「大事な所?」
暁「正、あんたならわかるわね?」
正「え、例えば股間とか?」
暁「もっと具体的に言いなさい」
正「えっとその……ちん……こ……とか?」
暁「そうよ。リングみたいな形をしているタイプの物よ」
礼「なんでそんなの持ってるの?」
暁「お母さんの部屋に隠してあったわ。昔お父さんと何やってたのかしらね」
正「………」
奏「じゃあそれをお兄さんが装着してるってこと?でもなんで?」
暁「それはね、昨日あいつを私の奴隷にしてあげたんだけど……」

なんかすごいこと言ってるぞ……


291 : 時雨 :2014/08/08(金) 04:32:19 8XhKpoSw0
暁「こともあろうに私のために出した朝食に失敗したのよ、あいつ。これはそのお仕置きよ」
奏「どんな失敗したの?」
暁「塩をかけるところでかけなかったのよ。おかげで味気ないったらなかったわ」
礼「それはお仕置きされて当然だよね」
奏「え?あーそうだね。当然だね!」

奏はそうは思わなかったが合わせていった感じが正にもわかった。

暁「後あいつの耳にスピーカーが入っていて、このマイクで指示することができるわ」
礼「何か色々本格的」
奏「恨みこもってるね〜」
暁「試しにやってみるわね。あー、あー、聞こえる?聞こえたら彼女の頭を撫でなさい」

モニターにはえ?という反応を見せた後咲の頭を恐る恐る撫でる優駿が映っていた。

咲「え?何?いきなり。いつもはこんなことしないじゃん」
優駿「いや、なんとなくだ」
咲「今日の優駿おかしいよ?何かあったの?」
優駿「いやあ、その」

ピッ
ヴィィィィン

優駿「何でもぉ!!」
咲「!?」

何故かバイブのスイッチを押され悶える優駿。
そして彼女への言い訳に困っているみたいだ。

暁「ふふ♪見た?面白いわね」
奏「うん!馬鹿みたい♪」
礼「でも可哀想かも」
暁「いいのよあいつは。さてここからが本番よ。あーあー、命令よ。彼女に僕はMです。いじめてくださいって言いなさい」
正「!?」


292 : 時雨 :2014/08/08(金) 04:35:00 8XhKpoSw0
優駿「!?」
咲「どうしたの?」

いや、そりゃ困るだろ。
どうするつもりだろう?

暁「早くしなさい。ばら撒かれたいの?」

今のでわかったが彼は脅されているのか。

優駿「あの、咲……話が……!」
咲「え?何?」
優駿「実はその……言いにくいんだけど……」
咲「は……はい……?」
優駿「その、あれだ。実は、俺は……Mってやつなんだ」
咲「は……はぁ……?」
優駿「だからその……俺をいじめてくれないか!?」

彼女に言えるのは凄いと思った。
だがおそらくドン引きだろう。

咲「ええ!?本気でいってる!?」
優駿「………」

暁「それから特にくすぐられるのが大好きです。くすぐってくださいと言いなさい」
正「!?」

暁の無慈悲な言葉で優駿は追い詰められる。

優駿「後……俺はくすぐられるのが大好きなんだ!だからくすぐってくれ!」

言った!
流石に吹っ切れたのか……


293 : 時雨 :2014/08/08(金) 04:37:10 8XhKpoSw0
暁「そのままその場で仰向けになって、ばんざいのポーズをとりなさい」

とんでもねえことを考えるなあと思った。
優駿は言われた通り仰向けになりばんざいのポーズをとる。

咲「知らなかった……優駿にそんな趣味があったなんて……」

やっぱドン引きするか?
まあひかない方がおかしいし……

咲「わかった……優駿君の言うとおりくすぐってあげる!」

えええええええ!?
本気か!?彼女さん!?

咲は優駿の足を挟むようにまたがり、脇腹をくすぐり始める。

優駿「う……ひゃははははははははは!!」
咲「どうかな?こんな感じ?」

暁「もっと色々と攻めて僕を目茶目茶にして下さいって言いなさい」

優駿「もっと色々と攻めて俺を目茶目茶にしてほしい!」
咲「いいの?わかったわ。目茶目茶にしてあげるね!こちょこちょこちょこちょ」
優駿「ぎゃはははははははははは!!そこおおおおおひゃははははははははははは!!」

咲は優駿に言われた通りいろいろな所をくすぐり始める。
台詞は暁がコントロールしていた。

暁「まさかこんなうまくいくなんてね。ちょうどいいわ彼女からくすぐりのテクニックを学びましょ?」
礼「確かにこんなチャンス滅多にないもんね」
奏「うわ〜結構大胆だね」

優駿がくすぐられて苦しんでいる一方こっちは完全に見ものとしてとして楽しんでいた。


294 : 時雨 :2014/08/08(金) 04:39:36 8XhKpoSw0
咲「結構敏感なんだね。この程度でくすぐったいなんてそういないよ?」
優駿「うう……それ以上は……ああ……!!」
咲「あなたから頼んだのよ?簡単にやめようだなんて虫が良すぎるんじゃない?」
優駿「はい……すいません……」
咲「それにしても夢みたい!優駿をいじめていいなんて♪」

暁「さあ、彼女にあんたの弱点を告白しなさい」

優駿「俺は……背中が一番弱いんだ……だからそこをくすぐってくれ……!」
咲「くすぐってくださいでしょ?いいよ、たっぷりくすぐってあげる♪つーーーーー♪」
優駿「あああああああ!!ひやああああああああああ!!」
咲「いい反応!そんなに弱いんだ?」

暁「彼女相当なテクニシャンね。指使いがただものじゃないわね……どうしてそんなにくすぐるのがうまいのか聞きなさい」

優駿「ああああ!くうううう!!さ……咲……は……はな……話……ひゃああああああああ!!」

暁「ちょっと!喘いでないで言うこと聞きなさいよ?」

優駿「咲……話が……話がああああ!!」
咲「何?今いい所だったのに勿体ない。話って?」
優駿「どうしてそんなにくすぐるのがうまいんだ?」
咲「敬語で喋りなさいっていったでしょ?咲様っていったら話してあげる!つーーーーーーー♪」
優駿「ああああああ!!く……咲……様、どうしてそんなにくすぐるのがうまいんですか!」
咲「んー、まあいっか、実は昔他の男の子をくすぐったことがあるの」
優駿「え?」
咲「あ、彼氏じゃないよ?彼は優駿で初めてだし。確か小学校5年のころかな。夏休みに私のお母さんの弟?の家にいってたんだけど、そこの子供が可愛くてね。ついついいじめたくなっちゃたんだよね」
優駿「そうですか」
咲「楽しかったなあ。皆でその子供をよってたかってくすぐるのは。くすぐりすぎて気絶したときはどうしようかと思ったけど」
優駿「皆?」


295 : 時雨 :2014/08/08(金) 04:42:02 8XhKpoSw0
咲「ああ、私お姉ちゃんがいるんだけど、あの時むしろ積極的にその子をいじめていたのはお姉ちゃんの方だったなあ」
優駿「………」
咲「まあ、だからくすぐるのがうまくなったってわけ。わかった?」
優駿「ああ、わかった」
咲「という訳で、くすぐり続行!こちょこちょこちょこちょ♪」
優駿「!?ぎゃはははははははははははははは!!やめ!……くるし……ひゃはははははは」

暁「なんか今の私たちに似た話だったわね?正君?」
正「あ……うん……そうだね」
礼「やっぱり人をくすぐりたいというのは普通のことなんだよね?よかった〜」
奏「いつの時代でもこういうのってあるもんだね。凄いなあ」

その認識は間違っていると思うが……礼ちゃん、奏ちゃん。
そして優駿がくすぐられ続けること30分。

咲「ありゃりゃ、やりすぎた?」
優駿「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
咲「こんな状態じゃ勉強は無理だよね……という訳で帰るよ?いいよね?」

無言で頷く素振りをする。

咲「今日はすっごく楽しかったよ。ありがとう。じゃあね」
優駿「………」

咲はそのまま帰って行った。

礼「今日は凄いものを見たね」
奏「うん、見応えがあったけど今日はこれで終わり?」
暁「いいえ、終わりじゃないわ」
正「!!」
暁「安心して正君。今日はあんたには何もしないわ」
礼「え?じゃあ何するの?」
奏「まさか、これ?」

モニターに映っている優駿を指差す。


296 : 時雨 :2014/08/08(金) 04:43:55 8XhKpoSw0
暁「そうよ。私達で弱り切った彼にご奉仕してあげましょ♪」

と……止めを刺すつもりだ。

奏「いいね、それ。やるやる♪」
礼「心を込めて奉仕してあげなくちゃ♪」
暁「正、あんたはそこで見てなさい。いいわね?」
正「わかったよ」

そういって三人は部屋を出ていく。

た……助けなきゃ!
僕はマイクに電源を入れ優駿に語りかける。

正「逃げて!暁たちがそっちに向かってる!」

そういうと優駿がばっと起き上がる。

優駿「な!?君は……?とにかくわかった!」

優駿は部屋から出ようとする。
だがそこからまた後ずさりしている。

暁「どうしてお兄ちゃんが部屋から出ようとしてるのかしら?ねえ、正君?」

暁達が部屋の中に入ってきた。

暁「馬鹿ね。何もしなければ今日1日は平和だったのに。後でお仕置きが必要ね?正君」

正「そ……そんな!?」


297 : 時雨 :2014/08/08(金) 04:45:17 8XhKpoSw0
暁「さて、大体お兄ちゃん何処に逃げようとしてたわけ?これもあるのに」

ピッ
ヴィィィィィィン

優駿「うああああ!!うおおおおお!!」

バイブの振動で優駿はうずくまり、悶える。

暁「これでも弱い方よ?どんどん強くしてあげようか?」

暁はリモコンをいじりどんどんバイブの振動を強くしていく。

優駿「ぎゃああああああ!!!ぐうううううううああああああ!!!」
暁「ふふ♪つらいでしょ?これでまだ半分の力よ?」

暁はリモコンのスイッチを押しバイブを止める。

優駿「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
暁「今から私たちのすることに対し抵抗しないこと。もし破ったら……」

リモコンを優駿にちらつかせる。

優駿「うう……」
暁「それじゃ礼、奏、彼にご奉仕してあげて?」
礼「全力で奉仕してあげるね♪」
奏「気持ち良すぎて天国に行っちゃうかもね」

ゆっくり優駿に近づく二人。
後ずさる優駿。
そして意外にも礼が先手をきって優駿に襲い掛かる。

礼「絶対抵抗しないでくださいね♪こちょこちょこちょこちょ」
優駿「ぎゃはははははははははは!!ひはははははははははは!!」


298 : 時雨 :2014/08/08(金) 04:47:17 8XhKpoSw0
礼は脇腹をくすぐる。
優駿は苦しそうに笑うが抵抗しないように我慢していた。
奏は後ろに回り込んで……

奏「確か背中が弱かったよね?こちょこちょこちょこちょ♪」
優駿「あひゃひゃひゃ!!!ひいいいいいやああああああ!!!」

奏は背中を両手10本の指でくすぐる。
二人同時にくすぐられ優駿はつい暴れてしまう。

暁「抵抗するなって言ったのに。ピッと♪」

ヴィィィィィン

優駿「ぎゃああああああ!!!ぐああああああああああ!!!」

笑い声は断末魔のような叫びに変わっていた。
今にも優駿は壊れてしまいそうだった。

礼「やりすぎたら死んじゃうよ。これ」
奏「そうだね、休憩させてあげようか」
暁「ふふ♪私は止めてあげないわ。抵抗するからいけないのよ?」

優駿は頭を抱え自分を保とうとする。
その間にも暁は振動を強くする。
優駿は股間の刺激で限界がきたことがわかった。
このままやられ続ければ間違いなく出してしまう。

礼「じゃあ再開!こちょこちょこちょこちょ♪」
奏「こっちも!こちょこちょこちょこちょ♪」
優駿「だ……だははははははははは!!!ぎゃははははあはははは!!!」

無情にも優駿の言葉は発することなく礼の言葉でかき消される。


299 : 時雨 :2014/08/08(金) 04:49:17 8XhKpoSw0
そして。

ぶしゅ!どびゅどびゅ!どびゅ!

出してしまった。
だがそんなことは知ったことではないと言わんばかりに礼と奏はくすぐり続ける。
暁は気が付いていたが全く止めようとしない。
優駿はくすぐり続けられるが抵抗する手に力が入らない状態を余儀なくされる。

礼「そろそろ限界かも」
奏「寸止めだね」

いや遅すぎる!
とっくに限界だ突っ切ってるよ!

いつの間にかバイブの振動は最高レベルに達していた。

優駿「まさか……また……くる!」
礼「じゃあ続きね!こちょこちょこちょこちょ♪」
奏「こちょこちょこちょこちょ♪」

ぶしゅ!どびゅどびゅ!

またいってしまった。
優駿はこの無間地獄で完全に心が折れ、只管絶望していた。
体中から力が抜け、それでも絞られ、くすぐられ反応させられる。
そしてまるで時間が飛んだかのような感覚を得る。
何も考えないようにしていた。
するといつの間にか自分の部屋で地に伏せている自分がいた。


300 : 時雨 :2014/08/08(金) 04:50:45 8XhKpoSw0
優駿は徐々に考える。
自分の何がいけなかったのか。
そうかあの時か。
料理だったな。
考えたら暁様はあの時怒ってたなあ。
そうだ、女性は大事にしないといけないということだな。
これからは女性の時代だな。
男は女性を敬わないといけないな。
ふと耳を澄ませば誰かの笑い声が聞こえる。
ああ、さっき俺に味方してくれた少年か。
だから女性に逆らうとこうなるといったろ?
女性は………
俺の………
畏敬する………
………
………

次に起きた時は朝になっていた。
フラフラと起き上がる。
暁様のために料理を作らなくては。
その前に風呂に入って洗濯しなければ。
こんなみっともない所暁様には見せられないもんな。

暁「お兄ちゃん?」

暁様が自分の部屋に来てくれた?
嬉しいなあ。


301 : 時雨 :2014/08/08(金) 04:52:26 8XhKpoSw0
暁「大丈夫?」
優駿「大丈夫です。暁様」
暁「……そう」

暁様は部屋から出ていき外に出て行こうとする。
優駿「暁様、朝食は?」
暁「もう食べたわ」

暁様は颯爽と外に出ていく。
流石暁様。
流石だ。
おそらくだが。
自分はもう壊れてしまったのだろう。

その日から毎日優駿は自慰行為を続けた。
あの日、暁様に犯され、翌日咲様にいじめられ、そしてまた礼様と奏様と暁様にいじめられる。
そのイメージを何度も頭の中で反芻する。
その後も咲様には何度かいじめてもらえたが、自分はつまらない人間になってしまったらしい。
咲様とは別れることになった。
そして自分は馬鹿になった。

第一章【秋山暁】 完


302 : 時雨 :2014/08/08(金) 05:13:44 8XhKpoSw0
というわけで暁にスポットを当てた第一章が終わりました。
なんかよくわからない終わり方をしたかもしれませんが深夜のテンションで書いたものなんでしょうがないです。
むしろこういう小説は変な状態でないと書けないですw
主人公:須藤正について
彼は私の分身です。そして願望です。だから時々変なことを口走ります。ご了承を。
ヒロイン:秋山暁について
鬼畜です。小学生だけど小学生と思えません。でもこんな子にあの手この手でいじめてもらいたい。
二階堂礼について
書いてて一番好きになった娘です。優しいけど所々でSなところを見せられるのって最高ですね。
七瀬奏について
まだそこまでキャラが確定していない娘です。第二章のヒロインとなるので次で見せていけると思います。
秋山優駿について
今回の主人公みたいな感じでしたが、最後を見て察しの通り彼は終わりです。可哀想ですね。
鹿島咲について
彼女に出番があるかはまだ未定です。中学生ですが自分の中で大人な印象を持ってしまいました。

第二章からは出番の少なかった人が出てきます。
むしろメインです。
正君は当分前座を務めてもらいます。
以上ここまで見てくださった方がいれば有難う御座います。


303 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/08(金) 06:42:28 8gubZY0g0
お疲れ様でした。
暁…鬼ですねw
こんなドSな女の子達に集団でいじめられたいです。

そのうち咲と姉やその友達におねショタでいじめられたりしないかなあ…と期待しています。


304 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/08(金) 12:42:41 Rq8.t8OI0

ここは私立恵比寿ヶ岡高等学校。創設間もない学校で共学。偏差値はまあまあ高めといったところだ。この学校は放任主義で生徒会長がほとんどまとめあげているといっても過言ではない

翔太「ではこれで今日の会議を終わります」

彼がその生徒会長である成宮翔太だ。親がお金持ちの資産家で勉強はできる。学校の宝ともいえる人物だろう。顔はわりとかわいらしいが背が高く真面目だった。ちなみに今は夏休みで、わざわざ定例会議に顔出しにきていた

翔太「今日も疲れたな」
???「ふふ、真面目にやってるみたいね」

翔太はビクッとする。聞き覚えのある声だからだ

翔太「この声…」
???「おはよう、生徒会長さん?」

現れたのは美しく、品があり、大きな胸を腕にのせて組んでる女性だ

翔太「ゲッ!?麗香さん!!」
麗香「あら、そんな反応しなくてもいいじゃない。えいっ」
翔太「うひゃっ!」

麗香は翔太の脇腹をつつく。翔太は不意打ちにすっとんきょうな声をあげる

翔太「な、何すんですか!」
麗香「相変わらずみたいね。かわいいわよ?」
翔太「うっ…で、元生徒会長さんが何の用ですか」
麗香「たまたま学校にくる用があったからついでよ」

そう。麗香は先代の生徒会長、翔太の先輩なのだ。しかし翔太は麗香が苦手であった。こんな女性の鑑ともいえる人に気に入られたら嬉しいものだが、彼はトラウマを抱いていた。あの日から…


翔太「す、すみません!遅れました」
麗香「会議はもう終わったわ。私達は学校の模範にならなきゃいけないの。それがこれじゃ困るわね」

1年前の夏休み前のことだった。翔太は会議の日時を間違え、その日の会議をすっぽかしてしまった。麗香は会議後、1人部屋に残っていたところに翔太が来た

翔太「すみません!反省文ならいくらでも書きますから!」
麗香「そうしてもらおうかしら。といいたいところだけど…反省文なんてあなたからしたら罰にもならないし形が残ると生徒会の名に傷がつくわ」
翔太「は、はあ……」
麗香「こちらにいらっしゃい」

麗香に誘導されて翔太はとなりの部屋へ入る

翔太「ここは…?」
麗香「ここは学校が与えてくれた私専用の部屋よ?まあ宿直室ってところね」

水道に冷蔵庫、ベッドまである。生徒会長は泊まりがけで仕事もするからだ

麗香「じゃあそこのベッドに横になってちょうだい」
翔太「え、これが…罰ですか?」(あ、い、いい匂い)
麗香「そんなわけないでしょ?これから準備をするのよ。さ、上のシャツとネクタイ脱いで」
翔太「え、ええ!?」

翔太は驚きながらも言う通りにする。この状況で何をされるか考えるのが至難なのは無理もない

翔太「こ、これで?」
麗香「ええ、次は……」

麗香はいつの間にか準備した縄跳びで翔太の手足をベッドの端に伸ばした状態で縛り付ける。翔太は上は暑さしのぎのタンクトップ、下は制服の格好でX字にめいっぱい手足を伸ばした形で拘束されていた

麗香「これで準備は完了ね。それじゃ、お仕置きを始めようかしらね」

麗香は翔太の腹部にまたがる。そしてフッと笑った


305 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/08(金) 12:43:47 Rq8.t8OI0
翔太「え、花祭…会長?」
麗香「ふふ…こしょこしょこしょこしょ…」
翔太「うわあぁ〜はははははははは!ぎゃはははははははは!」

麗香は翔太の脇の下をくすぐり始めた。全く予想だにしていなかった翔太は大声で笑い出す

麗香「うん、やっぱりこれに決めたわ」
翔太「こ、これって…」
麗香「まだわかんない?くすぐりの刑にしてあげる」

麗香はそういうと再び翔太の脇の下に手をかけてくすぐった

翔太「あ〜っはははははははははははは!ごめんなさい!ぎゃははははははは」
麗香「一時間遅れてきたわけだから…倍の二時間ってところね。会議をサボるとどうなるかたっぷり思い知らせてあげる」

麗香の指の動きがさらに速くなる

翔太「あ〜っはははははははははは!助けて〜っはははははははは」
麗香「ふふ…こちょこちょこちょこちょ」

翔太には幼なじみがいて、昔はくすぐりっことかもしていたのでくすぐられることはさほど珍しくはない。しかし、密室で二人きり、さらにはベッドに拘束されて年上の厳格な女性に馬乗りになってくすぐられるなどまずないだろう。いくつもの要素が重なって、もとから超がつくほどくすぐったがりの翔太にはおかしくなりそうな状況だった

翔太「ぎゃはははははははははは!苦しい!あ〜っはははははははははははははははははははは!」

翔太は笑い狂った。二時間たつまで麗香はその手を緩めることはなく、終わったときには翔太は過呼吸でその顔は涙とよだれでグシャグシャだった

麗香「これに懲りたら二度と遅刻なんてしないこと。いいわね?」
翔太「は、はいぃ……」


306 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/08(金) 12:44:26 Rq8.t8OI0
あれから1年と少し、当時2年だった麗香はもう引退し、学校推薦により翔太が生徒会長の座をつくことになったのだ。あのくすぐり地獄以来、麗香を嫌悪するようになったのだ

翔太「用がないなら帰ってください」
麗香「そんな冷たいこと言うんだ?またくすぐられたい?」

麗香は指をワキワキさせる。翔太は戦慄する

翔太「ふ、ふざけないでください!今から目安箱を確認するんです!」
麗香「冗談よ。じゃあ頑張ってね〜」

麗香はそそくさと出ていく。生徒会長を務めていたときの厳格さはもはや微塵もなくとても緩くなっていた。ただ変わらないのはその美貌と、あのときの悪魔のような性格だった

翔太「さて、今日はどんな投稿が…『部費をあげてください』『部費が少ない』『もう少し部費を』『部費』……てみんな部費のことばっかじゃん!なんだよ部費部費ってブタじゃあるまいし」

翔太は1人静けさの中、つっこむ。普段は冷静だがあまりに単調な投稿内容で逆にアツくなってしまった

翔太「なにが部費だよ。そんな余裕ないし」

この学校は部活動が盛んである。色々な部活があり、どういうわけかは知らないが女子部長が多い。そのため、夏休みの現在では練習の幅をきかせるためにこのような意見が投稿されるのだろう

翔太「部活なんて時間の無駄じゃん」

翔太は中高と部活には縁がなかった。頭はそこそこよかったが、運動神経の悪さや不器用さからほとんどの部活とは反りが合わなかった。初心者歓迎といっても私学の部活など結果がついてナンボである。いつから翔太は部活に馴染めない自分ではなく、自分にあった部活がないのが悪いと考えるようになり、部活自体がいらないものだと考えていた

翔太「そんなことより仕事仕事…」


307 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/08(金) 12:45:22 Rq8.t8OI0
そのころー会議室

麗香「みなさん、練習おいそがしい中よく来てくれたわね」

麗香を筆頭にある会議が行われていた。それは女子部長らを集めた部費に関しての会議であった。ちなみに男子が部長を務める部活はどういうわけか機材や環境がととのっている。それも含めての部費向上のお願いだったのだろう

陸上部部長「あ、あの…元生徒会長さん」
麗香「元は余計よ!何かしら?」
体操部部長「私達、この件に関して何度も抗議したんですけど一度も受け入れられたことなくて」
麗香「ええ、知ってるわ。だからこそ私が仲立ちしてるのよ」
書道部部長「本当に部費は上げてもらえるのでしょうか?」
麗香「ええ、あなたたち次第だけどね」
水泳部部長「どういうこと?それに最終決定権はあの現生徒会長にあるのよ?」
麗香「だから都合がいいのよ」
チアリーディング部部長「全然話が見えないんですけど」
麗香「戦国三大大名のホトトギスの話、知ってる?美春」
合奏部部長「ば、バカにしないでよね!『鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス』『鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギス』『鳴かぬなら殺してしまえホトトギス』でしょ?」
麗香「そうよ。もうわかった?」
バスケットボール部部長「」「ま、まさか…」
麗香「そう、あなたたちは充分に待ったでしょ?だから……鳴かせるのよ。ホトトギスを」
女子テニス部部長「え、な、鳴かせるって一体…」
麗香「心配しないで?彼はあなたの幼馴染みだものね。ひどいことはしないわ。彼の弱味につけこむだけよ」
女子テニス部部長「弱味?」
麗香「幼馴染みのあなたならご存知じゃない?…くすぐりよ」
女子テニス部部長「あ、た、確かに…」
麗香「彼をくすぐって1度でも言わせればそれは有効。簡単でしょ?」

みんなは納得した。そしてそのための計画が始まるのだった


308 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/08(金) 12:46:17 Rq8.t8OI0
生徒会室ー

翔太「ふう…今日も長かったな〜」
麗香「お疲れさまでした」
翔太「うわ!?麗香さん!いつの間に」
麗香「人をおばけとか忍者みたいに言わないでくれる?それより、お茶いれたからどうぞ」

麗香は会議、もとい陰謀の伝達を終えて翔太に労いの言葉とお茶を出した

翔太「ど、どうしたんですか?気持ち悪いですよ」

翔太はあからさまな不信感を抱く

麗香「あら、私の後輩ですもの。当然よ?私も現役のとき、こうやって先代にお茶を入れてもらって嬉しかったわ」
翔太「じゃ、じゃあいただきます」

翔太はお茶を飲み干し、しばらく麗香と話し込む。するとしばらくして

翔太「ん、ふわぁー。なんだか眠たくなってきました」
麗香「一日中仕事してたんですもの、眠くもなるわ。少し休みなさい?」
翔太「は、はい。すみません……」

翔太はその場に眠りこける。もちろんお茶に何が入っていたのかは想像に難くない。悪魔の計画が幕を開けるのだった


309 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/08(金) 20:42:56 Rq8.t8OI0
翔太「こ、ここは……」
麗香「目が覚めた?」
翔太「麗香さん!うっ……」

翔太は目を覚まし、起き上がろうとしたが身体は動かなかった。前回のように大きなベッドに手足を拘束され、今回は服まで脱がされていた

翔太「な、何すんですか!それにここは…」

麗香「ここは私の新しい部屋よ?君は知らないだろうけど私は生徒会長を引退してからも裏で色々と作業してるからね。ここは新・生徒会長室ってところかしら」

麗香は翔太の横に座り、顔を覗きこむ

翔太「そ、それより何でこんなこと…ふ、服返してください!」
麗香「用事がすんだらね?今日はハードな1日になるけど頑張ってもらうわ」
翔太「用事?」
麗香「そうよ。あなたに不満をもつ人が何人かいるから一人一人話を聞いてあげてね」
翔太「いったいどういう…」

翔太はわけがわからなかった。そのときだったー


310 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/08(金) 21:18:18 DFxg0GR.0
新作品がこんなにたくさん…素晴らしい!!


311 : 時雨 :2014/08/09(土) 03:21:57 tZ6nn7q60
>>303
感想有難う御座います。
だいぶ先になりますがおねショタの構想も出来上がりました。
一気に上げるのはちょっとマナー違反かもと思ったので、出来たところまで上げていきます。

>>304-309の作品も応援しています。


312 : 時雨 :2014/08/09(土) 03:24:03 tZ6nn7q60
登場人物の紹介3です。

七瀬 奏 (ななせ かなで):暁の親友の一人。小学5年生で10才の女子。明るい性格で人当たりもよく男子からも人気があり、クラスのアイドル的存在。暁以上の運動神経を持ちスポーツ万能。暁の影響で人をいじめる快感に目覚める。

安藤 茂 (あんどう しげる):正の親友。小学5年生で11才の男子。学年1の運動成績を誇り、人間離れした体力を持つ。女性が苦手で好んで女子と関わろうとしない。正とはよく遊ぶ仲であり、友達思い。

秋山 暁 (あきやま あかつき):ヒロイン。小学5年生で11歳の女子。学年一の美少女で成績優秀運動神経抜群の才色兼備。裕福な家庭に育ち周囲から将来を期待されるがその実本人は捻じ曲がった考えを持ち始める。常に人の上に立つことを望み、特に異性を蔑視する。礼と奏と共に正をいじめている。

須藤 正 (すどう ただし):主人公。小学5年生で10才の男子。特に取り柄もなく何処にでもいる普通の少年。暁と礼と奏にいじめられている。

二階堂 礼 (にかいどう れい):暁の親友の一人。小学5年生で10才の女子。資産家の子女でありお淑やかで清楚な雰囲気をもち、暁に匹敵する成績と美貌を持つ。最近は暁の影響でくすぐりに目覚める。

七瀬 小鳥 (ななせ ことり):奏の妹。小学校4年生で9歳の女子。いろいろなことに興味津々な少女。奏に似て明るくクラスでも人気がある。他の人には内緒でいじめている男子がいる。

一条 醍醐 (いちじょう だいご):礼の幼馴染。小学5年生で10才の男子。資産家の子息であり成績優秀。尊大な性格でクラスメートから嫌われ、礼の彼氏面をしている(礼はそうは思っていない)。


313 : 時雨 :2014/08/09(土) 03:25:58 tZ6nn7q60
第二章 【七瀬奏】

奏「夏休みはどうするの?」
暁「そうね、正には今まで通り午後三時に来てもらってそこから大体三時間弄ぶって感じでいいんじゃない?」
礼「私もそれでいいと思うよ」
暁「あんたもそれでいいでしょ?正」
正「………」
暁「返事はどうしたの?」
正「……は……はい……」

正は声を出す余裕はなかった。
正はうつ伏せの体勢で三人が正の上に座っていた。
いつものように散々くすぐられた後の休憩時間のことだった。

奏「私もそれでいいけどちょっといい?」
暁「何かしら?」
奏「明日で一学期終わりじゃん?明日はちょっと用事があってこれないんだよね」
礼「何かあるの?」
奏「実はさ家族から大掃除するように言われてさ、それに出なきゃいけないんだ」
暁「そう、なら仕方ないわね」
礼「私だったら手伝うことできるよ?」
奏「いや、大丈夫。ちゃんとつてもあるし」
暁「つてって?」
奏「実は……」

三人は正に聞こえないようにひそひそ話をする。
礼「そうなんだ、すごーい」
暁「何かできることがあったら協力するけど?」
奏「今のところは大丈夫かな。何かあったら言うよ」

何の話か全く分からなかったがまあ自分には関係がない話かと正は思った。

暁「そろそろ再開と行こうかしら」

三人は座ったまま正の弱い所をそれぞれ掴む。
暁は腋の下を、礼は脇腹を、奏は足の裏を。

三人「せーの、こちょこちょこちょこちょ♪」
正「ぎゃははははははははははははは!!!あははははははは!!!」


314 : 時雨 :2014/08/09(土) 03:28:30 tZ6nn7q60
正は三人にいじめられて一週間は経つが全く慣れることがなかった。
むしろ以前より敏感になっているとすら感じる。
三人とも手加減を覚え、人の限界を極めつつあった。
くすぐられ疲れて虫の息で地に伏せて終わるのもいつものこと。

奏「ちょっといつもよりばてるの早いんじゃない?」
暁「もしかして、そうやって疲れたふりしてればやめてくれると思ってるんじゃないでしょうね?」
礼「そういうの良くないよ?真面目にやろうよ」

三人のテクが日に日に上がっていき、こっちもだんだん敏感になっていく。
それを理解せず納得いかない感じで三人は正を責める。
暁は正の頭を踏みにじりながら言う。

暁「今日はこれぐらいで許してあげるけど、次はないわよ?」
礼「次嘘ついたらぎりぎり関係なしにくすぐるからね?」

嘘なんてついてないよ。礼ちゃん……

奏「私は明日いないけど楽になるなんて考えない方がいいよ?」
礼「そうそう。奏ちゃんの分まで張り切っちゃうよ?」
暁「久しぶりに本気でくすぐろうかしら?」

正はこんなことがいつまで続くのかと考えていたが、それより休みたいという感情が勝ち、何も考えないことを選択した。

翌日、授業終わり。

茂「暫くお別れだな。まあ何かあればいつでも誘ってくれ」
正「うん。そっちもね」

多分夏休み中、茂君とは会えないだろうなぁ。
ずっと暁さん達にいじめられなきゃいけないわけだし。

醍醐「おい」
正「一条君?」
醍醐「礼とは会うな」
正「え?」
醍醐「夏休み中礼とは会うなと言ったんだ!」
正「いや、偶然会うこともあるし無理じゃないかな?」

ほぼ必然的に会うことになるけどね。


315 : 時雨 :2014/08/09(土) 03:29:53 tZ6nn7q60
醍醐「だったら家から出るな」
正「無茶だよ。でもなんで?」
醍醐「お前が偶然礼と歩いている所を見た。あれはなんだ?」
正「ああ、偶然あったんだよ。七瀬さんもいたでしょ?」
醍醐「確かにいたが……偶然会ったんだな?」
正「うん偶然会った」
醍醐「誓えるか?」
正「え?」
醍醐「神に誓って……言えるか?」

醍醐は僕と礼たちのただならぬ関係に感づいての質問だろうか。

正「うん。いくらでも誓えるよ」
醍醐「信じるぞ……もし偶然でなかったのなら……」
正「なかったなら?」
醍醐「末代まで祟って化けて出てやるからな!」

器ちっちゃ!
恨みすぎだろ!
醍醐はなんやかんやで立ち去って行った。

茂「相変わらずユニークな男だな」
正「うん、いつも通りだね」

最初はイケメンだが嫌味な男だと思っていたが周りが見えないだけらしい。

奏「………」

奏は帰り道、暁たちと別行動で安藤茂を追いかけていた。

奏「茂君!」
茂「ん?ああ、お前か」
奏「今日のこと覚えてる?」
茂「ああ、ちょっと手伝うだけだがそれでよかったか?」
奏「うん、助かる!重い荷物があったからね」
茂「本当に俺でなければ駄目なのか?」
奏「うん。他の人は都合が合わないみたいだし、茂君の家とも近いし、何より頼りになりそうだし♪」
茂「あまり期待はしてくれるな」

茂は奏に家の掃除を手伝うように頼まれていた。
そして奏の家に到着する。

茂「ずいぶん広そうな家だな」

和風の二階建ての一軒家がそこに建っていた。

奏「ここら辺はちょい田舎の方だから土地が安いんだって」
茂「そういうもんなのか」


316 : 時雨 :2014/08/09(土) 03:31:15 tZ6nn7q60
奏の家の中に入る。
客室に通される。

奏「お茶入れてくるね」
茂「いや、そこまでしてもらうことは」
奏「いいからいいから。せっかく来たんだから!」

奏はお茶を入れに行く。
暁にもらった薬をこっそりお茶に入れる。

奏「はい。どうぞ♪」
茂「おお、さすが和風って感じだな。お茶の入れ方も凝ってる感じがするぞ」
奏「そりゃお客さんに出すやつだからね。手抜きはできないよ」
茂「そうなのか、どれ。……ごくごく……ん?」

奏は一瞬ドキッとした。
茂に薬のことがばれたのではと思った。

茂「ふむ……」
奏「どうだった?」
茂「美味い」
奏「そ……そう?良かった」

茂は淡白な感想でお茶を飲み干す。
それから掃除に取り掛かる。
家から少し離れている物置に荷物を移動させるみたいだった。

茂「これでいいのか?」
奏「うん。ありがとう」

全ての荷物の移動が終わった。

茂「じゃあ、これでいいならもう帰るが?」
奏「え!?ちょっと待って!実はまだ手伝ってほしいことが……」

奏の計算とは違い茂はまだ薬が効いていないみたいだった。

茂「ん?なんだ?」
奏「その前に疲れたよね?お茶入れるね」
茂「いや、まだ疲れてないぞ?そのままやれるが……」
奏「いいの。入れさせて?私が疲れてるみたいだし、ね?」
茂「うーむ、そこまでいうのなら」

奏は再びお茶の中に薬を入れそれを茂のところまで運ぶ。

茂「美味い」

相変わらず淡白な感想で飲み干す。


317 : 時雨 :2014/08/09(土) 03:33:15 tZ6nn7q60
茂「で、手伝ってほしいことと言うのは?」
奏「そのことなんだけど物置の方で待っててくれる?」
茂「別に構わないが」

茂は物置に向かいその中で待つ。
奏は物陰からその様子を観察する。
だが一向に茂は眠る気配はない。

奏「どういうこと!?全く聞いてないみたい……」
?「何をしてるの?お姉ちゃん」

奏が後ろを振り返ると妹の小鳥がいた。

奏「ちょうどよかった!」
小鳥「?」

奏は小鳥に事情を話した。

小鳥「ふーん、あのお兄さんをねえ」
奏「もうそろそろ、時間的にまずい!小鳥、時間稼ぎしてきてくれる?」
小鳥「いいよ♪なんか楽しそうだし」

小鳥は茂のところへ向かう。

小鳥「あなたが茂お兄さん?」
茂「お前は?」
小鳥「奏の妹の小鳥って言います。よろしく」
茂「あ、ああ。よろしく」

茂はこういうのが苦手みたいだった。

小鳥「ねえ、私と遊ばない?」
茂「残念だがお前の、いや君のお姉さんと約束をしていてな。今はここを動けないんだ」
小鳥「ええ、そうなの?じゃあここでお姉ちゃんが来るまでの間でいいから」
茂「うーむ、それだったら。何をするんだ?」
小鳥「じゃあ、ここに座って」

物置の階段部分を指差す。

茂「座って何をするんだ」
小鳥「それでいいと言うまで目を閉じて」
茂「?」

茂は言われた通り目を閉じる。
暫くその状態で待つことにした。

茂「まだか?」
小鳥「まだ駄目」

そういわれ目をつぶっていると眠気が襲ってくるのがわかる。
時間が経てば経つほど眠くなってくる。
気が付けば抗えないほどの眠気に茂の意識が飛ぶ。
茂は階段に横たわっていた。

奏「よくやったわ小鳥。それにしても手こずらせてくれたわね、こいつ」
小鳥「えへへ♪今度何か奢ってね?」
奏「いいよ、こいつを運ぶの手伝ってくれたらね」


318 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/09(土) 06:05:01 JhKbXW/.0
完成させてからあげるのがマナーだから気にしなくていいよ
一気に上げちゃってください


319 : ZEPHYR :2014/08/09(土) 14:46:39 0287iqgg0
>>271-301
>>304-309
>>312-317
どんどん新作が投稿されてますね。
内容も良くて……自分も負けてられないと思わせられました。
続きも期待してます。


320 : ZEPHYR :2014/08/09(土) 14:47:52 0287iqgg0
では続きができたので投稿したいと思います。
続きをどうぞ。

「あむっ……くちゅ……んっ……」
「はむっ……レロレロ………」
「んひゃ!!?」

眠っていた優は突然感じた違和感に目を覚ました。
目を覚ました優を待っていたのは2人の少女が優の耳を舐めている光景だった。
1人は夏帆…昨日は水色の髪をツインテールにしていたけど、今は髪を下ろしている。
もう1人は雫…夏帆と同じように栗色の髪を下ろしていた。
その2人が執拗に優の耳を舐めていた。
ちなみに、2人の今の格好は夏帆が黒色、雫が白色のベビードールだった。
そして何故か、優の手は2人を抱くように動かされていた。

「ふ、2人共…何してるんだ?」
「……っ!?夏帆ちゃん…起きてるよ…」
「え?……うわ!?」

優が起きた事に気付いた2人はすぐに耳を舐めるのを止めた。
……それでも2人は優に密着したままでいた。

「え……えっとですね……」
「冬子お姉ちゃんが働いてるお店で男の人はこれされて喜んでるって聞いたからどうかなって思ったの」
「や、別に喜ぶような行為じゃないような……」
「じゃあさ、昨日みたいにいっぱいくすぐられた方が良いの?」
「そ、それは……」

優はその質問に途惑った。
さっきの様に耳を舐められるのは困るし、昨日の行為は思い出すだけで優は変な気分になった。

「……ひょっとして期待してる?」
「ち、違――」
「……なんで雫が顔を赤くしてるの?」
「な、なんでもないから……」

そう言って雫は優に抱きつく。
……夏帆から顔を隠す様に。

「まぁ……良いや…それよりも!優の事くすぐりたくなっちゃったから♪」
「ひぃ!?」

優は夏帆が目の前で指を動かすだけで小さく悲鳴を上げた。
昨日感じた刺激の所為で身体が過剰に反応していた。

「あ……あまり大声で笑っちゃ駄目だからね…他の人が起きちゃうよ」
「が、頑張ってくださいね」

雫も夏帆に便乗して指を控えめに動かす。
優は目を瞑って刺激に備えた。


321 : ZEPHYR :2014/08/09(土) 14:48:22 0287iqgg0
「目を瞑っても無駄だよ♪どうせくすぐったいんだから」
「くすぐられる側は……皆こんな感じだよ」
「うくっ!?」

優は服の上からくすぐられるものだと思っていた。
だが、そんな優の予想を裏切って、2人は服の中に手を入れてくすぐり始めた。

「こちょこちょこちょ〜♪」
「私も……いつも夏帆ちゃんにくすぐられてるから………何処がくすぐったいとかよく判っちゃうんです」
「くひぃひゃはははは!?」

夏帆は優の腹辺りを激しくくすぐった。
若干指が腹を圧迫する位の強さでくすぐるから優は別の意味で悶絶した。
一方雫の方は優の乳首を優しくくすぐっていた。
夏帆のくすぐりとは違う優しいくすぐりに優は途惑った。
……僅かにくすぐったいという刺激以外の妖しい刺激が優を悩ませる。

「くっ!?……うひぃひひひひひひひひひひ」
「むぅ……他の人が起きるからって我慢してもらっても控えめな笑い声だからなんかつまらない……」
「夏帆ちゃんもここ……やってみる?」
「良いの?じゃあ首筋も一緒にやろうよ♪」
「くふっ!!?…いひぃひひひひひひひひひひ!!?」

雫はそのまま、夏帆は雫がくすぐっている反対側の乳首をくすぐり始めた。
そして2人は乳首をくすぐっている手とは反対の手を優の首の後ろに回して首筋をくすぐった。
雫1人でも妖しい刺激だったのに夏帆も同じ様にくすぐってきたものだから優は余計におかしくなりそうだった。
そして、その妖しい刺激はどんどん強くなっていく。

「うひぃ……あぅ……くひゃ!?」
「……凄い…蕩けてる」
「気持ちよさそう……」

同い年位の女の子に乳首を初めて弄られて優はくすぐったさよりも妖しい刺激の方が勝っていた。
頭の中がグチャグチャにかき混ぜられる感覚に陥る位だった。

「……?何か足に当たってる……」
「あ……ひょっとして♪」
「あぅっ!!?」

突然夏帆が優のズボンの中に手を突っ込んだ。
そして目的の物を探り当てるとニヤリと笑みを浮かべた。

「こういった経験無かったんだよね……まさか女の子に少し弄られた位で興奮するなんてね♪」
「夏帆ちゃん……物知りだから私の知らない事いろいろ知ってるよね」
「もちろん、冬子お姉ちゃん直伝の知識だからね」
「な、何して……あぐっ!?」

不意に優の股間にある物を夏帆が直接握った。
その所為で優は未知の刺激に襲われた。


322 : ZEPHYR :2014/08/09(土) 14:49:12 0287iqgg0
「雫は上半身をくすぐって…私はこれを滅茶苦茶にするから♪」
「う、うん」

そう言って雫は優の上半身を押さえる様に圧し掛かって、夏帆は布団の中に潜り込んだ。
その所為で優から夏帆の姿は見えなくなっていた。

「ゆ、優さんとこんな近くに……」
「お、おう……」

服が捲くれてる所為で優の素肌と雫の身体が密着する。
ベビードール姿の雫の身体の感触が優に伝わってくる。
雫と優はお互いに顔を赤くした。

「じゃ、じゃあ……くすぐっちゃいますね」
「っ!?」

雫が優の腋に手を添える。
それだけで優の身体はくすぐったさを感じていた。

「優さんって……敏感なんですね」
「くっ……うひぃ!?」

雫の指が何度も優の腋をなぞる。
笑い声を必死に堪えようとする優を徐々に追い詰める。

「こちょこちょ〜♪」
「くひゃ……あひぃひひひ」

なぞる動きから徐々に指先を轟かせていく。
指が小さいからなのか雫の指使いが的確なのかもしくは両方なのか優はさっきよりもくすぐったく感じた。
雫もそんな優の反応を見て思わず笑みを浮かべていた。

「苦しく感じたら…いつでも言ってくださいね」
「あひゃ!?いひぃひひひひひひ!!?」

既に笑い声を堪えられなくなった優は盛大に笑い出していた。
優が笑う度に雫も微笑んでいった。

「あひゃははははははははっはは!!あぅっ!!?」
「ゆ、優さん?」

笑い声を上げていた優が突然悲鳴を上げた。

「……雫にくすぐられて更に硬くするとか……ちょっと許せない」
「か、夏帆ちゃん?」
「大丈夫、雫は何も気にしないで良いから」

悲鳴の正体は夏帆が優の股間にある物を強く握った所為だった。
……優は無意識に股間のある物を硬くしていた。
くすぐられたからなのかは定かではない。
しかし、硬くなっていたのは事実である。

「えい♪」
「んぁっ!?」
「優さん……大丈夫ですか?」

夏帆は何度も硬くなった物を両手で交互に強く握った。
握られる度に優の身体はビクッっと跳ねた。

「……こちょこちょ」
「うひゃ!!?あははははははっはははっははっは!」

未知の感覚に悩まされている優を雫はくすぐりだした。
未知の感覚とくすぐったさが混ざり合う。

「えい♪えい♪」
「こちょこちょこちょ〜♪」
「うひゃはははっははははは!?うぁひぃひひひひひひひひ!!」

2人共、握ったりくすぐったりするペースがどんどん上がっていく。
それを受ける優は混ざり合った刺激に途惑った。
徐々に激しくなっていく刺激と共にある別の感覚が込み上げてくる。
……そして遂に。

「んひゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」
「きゃぁっ!?」
「っ!?ど、どうしたんですか?」

優は突然身体を仰け反らせると強烈な脱力感に襲われた。
意識が朦朧として優は気を失ってしまった。

今回はここまでです。


323 : 時雨 :2014/08/09(土) 16:13:07 tZ6nn7q60
>>318
そうですか。第二章もできたことなんで一気に上げていきます。
>>317の続きです。


324 : 時雨 :2014/08/09(土) 16:14:52 tZ6nn7q60
それから3時間後。
茂は眠りから目を覚ます。

茂「……何かがおかしい」

その違和感は起きてすぐにわかった。
ここは物置の中。
茂の両手は天井から鎖で繋がれた手錠で拘束されており、両足はロープで縛られていた。
何より留意すべきところは………

茂「全裸だ……素っ裸だ」

茂は局部丸出しの全裸の状態で拘束されていた。

奏「やっと起きた♪どう?今の気分は?」
茂「驚いたよ。お前がやったのか?」
奏「あんまり驚いている風には見えないなあ。もしかして余裕だったりする?」
茂「いや、全く動けない上に全裸だからかなりの不安感があるな」
奏「ふふ♪それにしてもここ大きいねえ?今の状態で優駿の大きくなった状態ぐらいかな?写真を見た感じ」

奏は茂の股間を直視して言う。
奏「ねえ?こんな美少女に恥ずかしい姿を見られて今どんな気分?」
茂「そりゃ恥ずかしいな。初めての体験と言った所か」
奏「でしょ?でも冷静を装う態度はちょっとむかつくかな」

奏は茂に近づく。

奏「これから君何されるかわかるかな〜?」
茂「さあな。お前から恨みを買ったつもりはないつもりなんだが?」
奏「本当にわからない?だったら嫌でもわからせてあげる♪こちょこちょこちょこちょ♪」

奏は茂の脇腹をダイレクトにくすぐる。

茂「!!………」
奏「こちょこちょ……あれ!?何で!?」

茂はくすぐられても全く動じなかった。

奏「嘘……くすぐったくないの!?」
茂「いや、くすぐったかったぞ?ただ耐えられないと言うほどではないな」
奏「そ……そんなわけないでしょ!?じゃあここは?ここは?」

奏はいろいろな所をくすぐり始める。
腋下、背中、太もも、足の裏。
だが茂はどこをくすぐられても動じなかった。


325 : 時雨 :2014/08/09(土) 16:18:02 tZ6nn7q60
奏「う……嘘よ!?くすぐりが効かない人がいるなんて!?」

奏は予想外のことにかなり狼狽していた。

茂「効いてないわけではないぞ?我慢できるだけだ」
奏「慰めてるつもり?本当にむかつく」

ばしーん!!

奏は茂に思いっきりビンタする。

奏「いったーい!!……あんたねえ!!」

痛がる奏をよそに茂は全く痛そうな素振りを見せなかった。

奏「もう怒った!これでどう!?」

ぎゅう!

奏は茂の肉棒を掴む。

茂「おいおい」
奏「流石にここはどうしようもないみたいね?揉みほぐして骨抜きにしてあげる!」

モミモミモミモミ

茂「おい、それは流石に……」
奏「あら?何、感じてるの?そんなのあたりま……」

途端に茂の一物がどんどん大きくなっていく。

奏「え?え?嘘!?勃起!?しかもでかすぎぃ!?」
茂「そりゃ、こんなに触られたら起つに決まってるだろ?」
奏「それにしても……ありえない……でも!」

奏は構わず肉棒を揉もうとする。
だがその肉棒は硬くなっていて揉むことが困難になっていた。

奏「なんて硬さなの!?え……これどうするんだろ……?」

ついに奏は困惑し始めた。

茂「わかりもしないのに優位に弄ろうとしていたのか?そりゃ無理ってもんだ」

奏は茂をきっと睨み……

ぱしーん!!

奏は茂の膨らんだ一物を思いっきりビンタした。

茂「おいおい……今のは効いたぞ」
奏「本当に……むかつく……」
茂「おい、何で俺はここで縛られているんだ?お前になんかしたか?」
奏「……何もしなかったのよ……」
茂「ん?どういうことだ?」
奏「私がいろいろな人と仲がいいってことは知ってるでしょ?」
茂「ああ、確かにお前は人に好かれてるって印象だな」
奏「同性ともクラスの皆と話してクラスの全員と友達になるつもりだった」
茂「つもり?誰かとは友達になれなかったということか?」
奏「あんたよ!?あんたずっと私を避けてたよね!?」
茂「俺か!?いや、避けたつもりはないんだが?」
奏「たとえそうでも私には避けてるようにしか見えなかった!だから私はあんたにお仕置きしてやろうと思ったの!」
茂「それがお前の正体か。逆恨みもいいとこだな。まあ今からでも全然友達になっていいが?」
奏「もう遅いわよ!うう……何としてでもあんたを従順にしてやる……」
茂「そうは言われてもな。こっちとしては早く終わらせてもらいたいんだが」
奏「こんな時正だったら私の言うこと何でも聞いてくれるのに……」
茂「!?何故そこで正の名が出てくる?」
奏「!!……そういえばあんた正の友達だったよね?」
茂「そうだが……」
奏「これを見なさい!?」

奏は近くのバッグの中から写真を取り出し茂に見せる。

茂「これは……正か!?」


326 : 時雨 :2014/08/09(土) 16:20:47 tZ6nn7q60
写真にはパンツ一丁で手足を縛られている姿が収められている。

奏「知らなかった?正君は今私たちにいじめられているの。その証拠に……」

奏はさらに写真を見せる。
そこには暁と礼と奏にさまざまな方法でくすぐられ悶絶している正の姿が何枚にもわたって収められていた。

茂「おい、本気か!?シャレになってないぞこれは!?」
奏「おや?急に感情を露わにしたね?そんなに正君のことが心配?」
茂「当たり前だ!なんてことを……」
奏「ずいぶん友達思いなんだね?実は正君に聞いちゃったんだけど、あんた正に助けられたんだってね?」
茂「何!?」
奏「何でか知らないけどあんたは飢え死にしそうなところを正が食べられなかったパンを渡されて助けってもらったって聞いたよ?」
茂「そうか……その話は確かに本当だ」」
奏「じゃあ何で飢え死に寸前だったの?教えて?」
茂「お前に教える義理はない」
奏「あ、そういうこと言うんだ?いいのかな?正君がどうなっても」
茂「何!?お前まさか……」
奏「教えてくれなきゃ手元が狂って正君をくすぐり殺しちゃうかも?」
茂「それは……脅しか?」
奏「なんで?茂君には関係ないんじゃ?ただ私の機嫌を損ねるとストレス解消がてらつい正君をいじめ過ぎちゃうか

もしれないなあ……?」
茂「……わかった、言えばいいんだろう?」

奏はにやりと笑う。
脅しが成功したからだ。

茂「それは確か4年前の小学1年の夏休みの頃だった、俺は少年を狙った通り魔に襲われ何日も拘束されていた。」
奏「なんか物騒な出来事ね」
茂「飯も食わせられず何日かしてその拘束から何とか脱出し、逃げ出すことができた。だがその時俺は空腹で死にかけだった。」
奏「その時であったのが……」
茂「そう、正だ」
奏「待って、その程度でそんな仲良くなれるもんかな?」
茂「命を救われたんだぞ?」
奏「そうだけど……」
茂「さあ話したぞ。そろそろ解放してくれないか?」
奏「いいわ今日のところは解放してあげる。そのかわり私達に危害を加えないこと」
茂「もとよりそんなつもりはない」

奏は茂の拘束を外していった。

茂「後は服を返してもらおうか」
奏「駄目よ」
茂「何故だ?」
奏「あんたをこのまま帰したら正の所いくでしょ?だから今日からあんたは私の家で泊まってもらうわ」
茂「ずいぶん疑い深いんだな」
奏「従わないんだったら正が酷い目に遭うよ?」

もう遭っているように見えたが……
結局奏の家で泊まることとなった。
シャワーを浴びた後、奏の部屋に通される。

奏「さあ、どうぞ?」

茂は全裸の状態で奏のベッドに入るように促される。

茂「どういうつもりだ?」
奏「腕枕ぐらいにはなるでしょ?後抱き枕にも……」
茂「本気か?」
奏「やってくれないなら正君にやってあげようかなあ?」

それはむしろ正も喜びそうだが……


327 : 時雨 :2014/08/09(土) 16:22:29 tZ6nn7q60
茂「……好きにしろ」

ベッドに入り込む茂。
後を追うように奏はベッドに入り腕を枕に抱きつく。

奏「一度茂君とは話をしてみたかったんだ。私達いつになったら友達になれると思う?」
茂「この場でなるという訳にはいかんのか?」
奏「駄目。少なくともあんたをお仕置きするまではね」
茂「大したこだわりだな」
奏「人と友達になるってことはそういうことよ」
茂「何を企んでいる?」
奏「明日のお楽しみよ」
茂「……そういえば妹はどうした?小鳥といったか」
奏「ああ小鳥には明日別の用事を頼んだわ。さっきのであんたの相手は手に余ると判断させてもらったからね」
茂「妹もこのことは知っているのか?」
奏「もちろん。それに学校でもいじめている子がいるんだって。可哀想だよね?」
茂「お前がそれを言う資格ないけどな」
奏「ふふ♪明日の茂君のお仕置きが楽しみ。こちょこちょこちょこちょ♪」
茂「うん、ちゃんとくすぐったいぞ」
奏「むかつく!」

そして翌日、昼になり物置で奏に命令され自ら昨日のように拘束される。

茂「さあ、何をするつもりだ?くすぐりが効かないことはわかっているはずだが」
奏「だから助っ人を呼ばせてもらったわ。こっちだよ〜」

物置の入り口から暁と礼がやってくる。

暁「おはよう奏、そして茂。いい恰好ね」
礼「奏ちゃんおはよう。わあ、なんか凄い」
茂「何人いたところで無駄だと思うが?」

試しに三人で茂をくすぐる。
だがやはりびくともしない。

暁「どうやら話は本当だったみたいね」
礼「何か全然面白くなーい!やっぱ正君って逸材だったんだね」
暁「そうね。だから正は大切にいじめましょ?」
茂「そうだ、正はどうした?」
奏「いるよ?私の家に」

奏は物置の中から自分の家の方向に指をさす。

一方その頃、奏の家の中にある小鳥の部屋では。

小鳥「ねえ、抵抗しないって本当?お兄さん」
正「ほ、本当だよ。散々お姉さんに言い聞かせられたからね」
小鳥「じゃあまず何をしようかな〜つんつん」

小鳥は正の脇腹の辺りをつつく。

正「あ!……くぅ……!」
小鳥「え?嘘!?今のでそんなに反応するの!?浩二君でもここまではならないよ!?」

浩二君って誰!?

小鳥「だったら少しづつ攻めてあげるね。こしょ……こしょ……こしょ……♪」
正「ひ!!……あ!!……こお!!……!!」

小学4年とは思えない妖艶な指使いで正の上半身を攻める。

小鳥「ふふ♪今日はお兄ちゃんを徹底的にくすぐり尽くしてあげるね?」

これはまるで暁ちゃんのような攻め方で奏ちゃんのような手つきで礼ちゃんのようなくすぐり方だ!!
小鳥ちゃんからは恐ろしいほどのポテンシャルを感じる!


328 : 時雨 :2014/08/09(土) 16:24:46 tZ6nn7q60
小鳥「お兄ちゃん可愛いなあ。そんなにいじめてオーラ出さないでよ?」

出しとらん!
それに可愛いのはお前だ。
小鳥は可愛らしい白いワンピースを着ていてまるで礼か暁が着そうな恰好をしていた。

小鳥「私に見惚れているの?まあ私可愛いし仕方ないよね」

どこぞの暁か奏みたいなことを言い始めた。

うーん立ったままじゃあやりづらいからそこのベッドに入って」

正「え、ええええええ!?」
小鳥「あ、今いやらしいこと考えたでしょ?私のベッドを見て嗅ぎたいとか……」
正「いや、そんなことは……」
小鳥「どうでもいいから早くベッドに入りなさい?」

小鳥にそういわれびくついてしまった。
まるで暁に命令されたみたいで。
言われた通りベッドの中に入る。
そのベッドは女の子特有のいい匂いがする。

小鳥「じゃあ今からベッドの中でいい子いい子してあげるね♪」

小鳥はベッドの中に入り後ろから正に抱きつく。

小鳥「ふふ♪ドキドキしてる!もっとどきどきさせてあげる!こちょ……こちょ……こちょ……♪」
正「ひい!!……ぎゃあ!!……はあ!!……やあ!!」

何か拳法でもやってそうな叫び方になってきた。

小鳥「お兄さんくすぐられる才能あるよ!?こんなに敏感だったらお姉ちゃんたちもさぞ楽しいだろうなあ」

褒められたがあまり嬉しくない。

小鳥「今の所頑張ってるけど、抵抗したらお仕置きとして全力でくすぐってあげるね?」
正「抵抗なんてしないよ」
小鳥「あ、それ無理ですね」
正「え?」
小鳥「人間って限度を超えると絶対抵抗してしまうもんですよ?散々お姉ちゃんたちにくすぐられているのにわからなかったの?」
正「いや、あれはただ名目上そういっただけで……」
小鳥「つまり嘘を言ったってことだよね?」
正「え?いや……」
小鳥「はい、お仕置き!こちょこちょこちょこちょ♪」
正「ひ……ひやあああああああああああああああ!!!」

小鳥に全力でくすぐられ大口を開け大笑いする。
しかも小鳥に後ろから腕を絡ませて脇腹をくすぐられているため抵抗もできない。

小鳥「許してほしい?だったら小鳥様、なんでもするから許してください、お願いしますと一字一句間違えないよう

に言えたら許してあげる。こちょこちょこちょこちょ♪」
正「小鳥さまああああああああはははははは!!こと!!こと!!小鳥様ああああああはははははははは!!!」

まず言うことは不可能だった。
結局言えず小鳥のお仕置きを受け続けた。
小鳥ちゃんが限界を知らなければおそらくくすぐり殺されていただろう。

小鳥「浩二君よりずっと楽しい!!」
正「………」

ベッドの中で正は精根尽き果てていた。


329 : 時雨 :2014/08/09(土) 16:26:35 tZ6nn7q60
小鳥「お兄さん?まだ終わりませんよ?お仕置きは続いているからあの言葉を言ってくれなきゃね」
正「あの言葉?」
小鳥「小鳥様、なんでもするからって」
正「……小鳥様何でもするから許してください、お願いします!!」

かなり早口でそう言う。
もう限界だから本気で許してほしかった。

小鳥「何でも?」

嫌な予感。

小鳥「じゃあ、服を脱いで下はズボンだけね」
正「うう……」

従うしかなかった。
正はまたもパンツ一丁にされてしまった。

小鳥「ふふ♪情けない身体……」

小鳥は正の体に指を這わせる。

正「あ!……ふう……!!」
小鳥「本当いい声で鳴いてくれるよね」
正「もう……やめて……小鳥様……」
小鳥「言ったよね?徹底的にくすぐり尽くすって。まだいけるでしょ?」
正「そんな……」
小鳥「問答無用!こちょこちょこちょこちょ♪」
正「またあああ!!ぎゃあああああああ!!ぐあああああああ!!」

正は喘ぎ続ける。
小鳥はこれから正がどんなにやめてと頼んでも情け容赦なくくすぐり続けた。

そして話は物置の中に戻り。

奏「今頃、小鳥にくすぐられて悶え苦しんでいると思うよ?」
茂「く……やめさせろ、あいつはそういうのに耐えられるやつでは……」
暁「あら、あんたが正の何を知っているというのかしら?結構頑張るわよ、あいつ」
礼「そうそう、あんなに敏感なのにね」
茂「……なんて奴らだ……」
奏「あんたはこれからそのなんて奴らにいじめられるのよ?で、どうするの暁ちゃん?」
暁「これを使うのよ」

暁は容器のようなものを取り出す。

奏「それは?」
暁「ローションよ。これをかければ肌がよく滑るからくすぐったさが倍増するらしいわ」
茂「な……!?」

暁はローションを全裸の茂の体に流し込む。

奏「これで本当に効くかなあ?こちょこちょこちょ」
茂「!?……!!……!!……!!」

茂の顔が急に固まる。

奏「おや?効いてる?ねえ、どうなの?くすぐったい?」
茂「…………!!……!!」
奏「ねえ?聞いているんだけどなあ?昨日までの余裕はどうしたの?」
暁「どうやら我慢に精一杯で声が出ないみたいね」
礼「さっきまでピクリともしなかったのに、ローションって凄いんだね!」
奏「今三人でやったらどうなるんだろう?我慢できるかなぁ?」
暁「それじゃあ、背中をくすぐってあげるわ。つーーーーー♪こちょこちょ♪」
礼「私は足をくすぐってあげるね。こちょこちょこちょこちょ♪」
茂「ぐ……ぐああああ!?う……うぐう!!……あが!!……ああ!!」

茂は顔を歪ませ悶え始める。


330 : 時雨 :2014/08/09(土) 16:28:09 tZ6nn7q60
暁「ついに声が出たわね。これがローションの効果なのね」
礼「正君だったら今頃死んでるかもね」
奏「し・げ・る・君?昨日はよくも馬鹿にしてくれたよね?もう二度と立ち上がれない様にしてあげる♪」

奏は全力で茂をくすぐる。
他二人もそれに合わせ自由自在に茂の体と言う体を弄ぶ。

茂「これは!?……まじか……ああ!!……ぐうあああ!!」

茂は異常なくすぐったさにどう足掻いても喘ぎ声が出てしまう。
三人は正の時には出さない本気のくすぐりを見せる。
そのくすぐりで茂の体力は全力でそぎ取られる。

奏「そういえば私、運動に関しては一つもあんたに勝ってないんだよね。そのおかげで万年2位。許せなかったわ」
暁「で私が3位。あんたの運動神経は認めるけど、ここではそんなにもたないみたいね?」

茂は息を切らして喘ぐ。
時間が経てば経つほど絶望の色が見え始めた。

茂「もう……だめだ・・・うう!!」
奏「やっと弱気な発言を見せたわね♪でもまだ許さないよ?」

全力のくすぐりが始まって30分は経過していた。
茂は体力的に限界に達しようとしていた。

茂「………………」
暁「これ以上は無意味ね。反応がなくなったわ」
礼「あー楽しかった!ちょっと手が疲れたけど」
奏「そうだね。でもまだやりたいことがあるの」
暁「何かしら?」
奏「これよ」

ぎゅう!

奏は茂の肉棒を握る。
疲れて果てていた茂も流石にこれには反応する。

モミモミモミ

奏は茂の肉棒を揉みほぐす。
するとその肉棒はどんどん大きくなっていく。

暁「……なんて大きさなの!?」
礼「うわあ、なんか怖い……」
奏「でしょ?この状態の時にどうしたらいいのかわからないんだよね」
暁「わかったわ。私に任せて」

奏に代わって暁が肉棒を掴む。
どこで覚えたか暁は肉棒に沿って手を前後に動かす。
その際指を動かし肉棒をくすぐるように滑らせる。

茂「あ!?ああああ!!……くう……!!!」

茂が苦悶の顔を見せ苦しむ。

暁「ここまでローションの効果が出てるみたいね。快楽の奴隷にしてあげるわ」
礼「わあ、苦しそう!」
奏「流石暁ちゃん、天才だね!」
暁「ふふ♪今くすぐってあげたらもっと苦しむわよ?」
礼「そうだね、くすぐってあげよ?」
奏「茂君、地獄に突き落としてあげるね?」


331 : 時雨 :2014/08/09(土) 16:29:34 tZ6nn7q60
礼と奏は再び茂をくすぐる。
茂は未知の感覚に悶絶する。

茂「く!!……はあ、はあ……くぅ!!……ぐああ!!」
暁「ふふ♪ひくひくしてるわよ?もう限界も近いのかしらね?」
茂「くぅ!!……このままでは……出る……!!!」
暁「いいわよ。出しちゃいなさい。寸止めとかしてあげないからね?」
茂「う!!……ううううううう!!」

どびゅう!!どびゅどびゅ!!どびゅう!!

茂の肉棒から大量の白濁液が噴き出す。
案の定暁はあらかじめ液に当たらない様に避けていた。

暁「よっぽど溜めてたのね。凄い量よ?」
礼「うわあ、汚いなあ」
奏「おめでとう茂君。これで私達とも友達だね♪」
茂「…………」

奏は茂の拘束を解く。
茂は倒れかけたがその場で足に力を入れ踏ん張った。

茂「はぁ、はぁ、はぁ、そんなのはどうでもいい……正は無事なんだろうな?」
暁「あら、まだそんな元気が残っていたのね」
奏「そういえばどうなってるんだろ?」
礼「ちょっと見に行ってみようよ」

三人は物置から奏の家に移動する。
茂は全裸でフラフラになりながらもそれについていく。
正は小鳥の部屋のベッドの上で未だ小鳥に弄ばれていた。

小鳥「あ、お姉ちゃん。この人最高だね。浩二君よりも感じやすい!」
奏「でしょ?小鳥はどうだった?正君?」
正「はぁ、はぁ、はぁ……」
暁「何、無視?それならお仕置きが必要ね」
茂「待ってくれ!」

後からついてきた茂が止めに入る。

茂「見るからに正は限界だ。許してやってくれ」
奏「何で正をそこまで庇うの?自分だって酷い目に遭わされるのに」
茂「お前には関係ないだろう。正、もう大丈夫だからな?」
暁「ふふ。甘いわね。あんたなんか全然怖くないわよ?」
茂「これ以上正に指一本……」
暁「これを見なさい」


332 : 時雨 :2014/08/09(土) 16:30:21 tZ6nn7q60
暁は何枚もの正の写真を見せる。

暁「この写真は正の恥辱の限りが収録されているわ。もしこれ以上あんたが正を庇うならこれをばら撒くわ」
茂「な!?卑怯な……」
暁「今日は楽しかったけどもう十分。あんたはちょっと面倒くさいから二度と私たちに関わらないでくれる?」
礼「確かに茂君はもういいかな」
奏「まあ、話ぐらいは付き合うけどね」
暁「拒むなら正にとっていい結果は及ぼさないでしょうね」
正「もういいんだ茂君」
茂「正!?」
正「僕一人が犠牲になればいいだけの話なんだから……」
暁「そのとおりよ。友達ごっこはもうおしまいよ」
奏「そのかわり私が友達になってあげたんだからちゃらってことで」
茂「わかった……そうするしかないみたいだな」
奏「はい、あんたの服よ。今日はもう帰ってね」

茂は服を着た後部屋を出る。

正「茂君……」
暁「さて、邪魔者はいなくなったわね」

嫌な予感。

礼「今度は手加減してやらなきゃね」
奏「そうだね、優しく攻めてあげるね」
小鳥「私もそのままくすぐってあげる」
暁「四人にくすぐられるのは初めてよね?」
正「いや……死んじゃう……死んじゃうよ……」
暁「手加減するといったでしょ?えい♪」
四人「こちょこちょこちょこちょ♪」
正「ひゃあああああああああああ!!!いやあああああああああああ!!!」

茂は正の悲鳴が聞こえたが助けることができなかった。
それが彼のためだと思ったからだ。
茂はもう正を庇うことができなくなった。

茂「やっぱり正はこういう運命にあるのか……」

茂はふらふらと夜道を歩く。

第二章【七瀬奏】 完


333 : 時雨 :2014/08/09(土) 16:41:18 tZ6nn7q60
ということで第二章終了です。
今回は茂君を主人公として書いてきました。
彼は肉体的に強く超人でくすぐりに耐性があるものの暁に破られるといった内容でした。
奏は自尊心のためだけに茂を犯そうと考えたわけです。
で、今回書いてて楽しかったのは奏の妹の小鳥ちゃん。
とても小学生とは思えない妖艶さを放っています。
そして相変わらず暁は鬼です。
茂の言う正の運命とは?
というとこで第3章は礼ちゃんがメインの話となります。
まだちょっとしか出ていないあの人と絡ませてどんな話になるのか。
お楽しみに。


334 : ZEPHYR :2014/08/09(土) 17:12:35 0287iqgg0
>>324-332
このドSな女の子達に虐められたらどんな堅物でも屈服しちゃいますね。
ローションくすぐりなんて耐えられるものじゃないですよ。
個人的には一条 醍醐がどう壊されるかが気になってます。


335 : ZEPHYR :2014/08/09(土) 17:15:41 0287iqgg0
後、自分が書いている長編の登場人物紹介を載せておきますね。


この物語の主人公。
今年12になる少年。
軍事訓練を受けた少年兵だったが、謎の薬品の所為で筋力を失ってしまった。
その後、見知らぬ土地に連れてこられてアリスと出会った。
今は、アリス達と暮らしている。
普段着はアリスから貰った水色と白色のTシャツに白色のハーフパンツ。


アリス
この物語のメインヒロイン。
16歳の少女。
道に倒れていた優を介護して自分達が暮らす場所に連れて行った。
普段着は水色と白色を基調とした胸元が強調されているフリフリのエプロンドレス。
同姓の子達が憧れる程スタイルは抜群である。


リア
自称20代後半の女性。
基本的に面倒見が良い女性で行き場の無い子供を自立できるまで自分の家に住ませている。
酒癖が酷い事で有名である。


美衣
16歳の少女。
食欲旺盛でリアの家に住んでいる女の子達の中では食事の量が一番多い。
スタイルが抜群なのだが、本人はあまり気にしていない。
普段着は肩周りと胸元の露出が多い、フリルが付いたピンク色のワンピース。


ナズナ
17歳の少女。
丁寧な言葉遣いが特徴。
異性に対して興味を持っていて、いつか自分だけの異性を欲しがっている。
アリスや美衣に劣らない抜群のスタイルに普段着が合わさってとても色っぽい。
普段着は黒色を基調とした紫色のラインが飾られているノースリーブに同じデザインのミニスカート。


智香
16歳の少女。
あまり人との会話が少なく、無口気味。
同年代の女の子達より自分の胸が小さい事がコンプレックスになっている。
今まで、異性とはあまり関わらなかったので優に対して興味を抱いている。
普段着は白いTシャツにデニムのホットパンツ。


遥と椛
16歳の双子の少女達。
外見は非常に似ている為にピンクのリボンを髪に左右対称で付けている。
右に付けているのが遥で左に付けているのが椛。
非常に活発で悪戯好きである。
普段着は青色を基調とした臍が丸見えの丈が短いノースリーブに同色のミニスカート。


夏帆
12歳の少女。
異性に対する知識は姉の冬子譲り。
同室の雫とよく一緒に行動している。
普段着は黒色のノースリーブワンピース。



11歳の少女。
非常に大人しく、あまり自己主張しないタイプ。
初対面の優を少しだけ恐がっていた。
同室の夏帆とよく一緒に行動している。
普段着は白色のノースリーブワンピース。



18歳の少女。
妹の雫とは正反対で活発な少女。
初対面でも気軽に話しかける。
普段着はフリルの付いた白色のワンピース。


冬子
20歳の女性。
冷静で感情に起伏が無い。
妹の夏帆に異性の知識を教え込んだ張本人。
普段着はフリルの付いた黒色のワンピース。


幸彦
18歳の少年。
リアの家に住む事になった最初の男。
蛍に拾われて、それ以降蛍と共にいる事が多くなった。
普段着は袖が赤いTシャツにジーパン。


駿
10歳の少年。
親しかった人達に捨てられて行き倒れていた時に恵によって救われた。
以来、恵に対して好意を持つようになった。
恵を一番に考えている為に、恵を傷つける事は嫌い。
普段着は恵に着せ替えられてる為に統一されていない。



11歳の少女。
明るくて活発な少女。
かつて兄がいたが、現在行方不明になっている。
その為、外見がそっくりな幸彦を兄の代わりとして慕っている。
普段着は赤いTシャツに黒色のスカート。



20歳の女性。
かつて、異性にトラウマレベルの行為を受けて異性に対して激しく嫌悪している。
だが、駿のおかげで少しは改善された。
そのためか、駿の事を溺愛している。
スタイルはアリスよりも抜群で、普段着の浴衣が肌蹴ている為に素肌がよく露出している。
普段着は桜の花弁の模様の浴衣。


336 : 時雨 :2014/08/09(土) 17:22:12 tZ6nn7q60
>>319
ZEPHYRの作品を読みました。
服装の表現がうまいと思います。羨ましい。
私の作品でも書いていますが複数の女の子に股間を弄られながらくすぐられるのはたまらないですね。
そういうのは私は大好きです。
実際されたら廃人になりそうですね。


337 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/09(土) 20:51:45 rLiP9wfg0
>>333
更新お疲れ様です。
あれほどくすぐりにも強くメンタルも強い茂がジワジワと女の子達に追い詰められていくのがとてもツボでした。
ローションまで使われるなんて、羨ましい!

礼ちゃんメインということは、次にくすぐられるのはとうとう彼か…。
礼ちゃんの本性を知ってしまったら、どんな反応するのかが楽しみです。


338 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/11(月) 12:51:22 dbV7Y19U0
Gj
全部面白いけど、生徒会のやつ、
好き

ラブライブ、期待。


339 : 時雨 :2014/08/11(月) 23:41:03 8tp4koLs0
ようやく三章完成です。
この数日でくすぐりの知識が無駄につきました。
くすぐりの世界も奥が深いんですね。
例えば私は脚フェチであり、複数の性癖と合わせるとさらにニッチなジャンルになっていきます。
私の場合は足扱きをされながら後ろから脇腹をくすぐられたい。
これ以前にF/Mのくすぐり自体がすでにニッチなジャンルっぽいですね。
みんなもっと素直になろうぜ?と思わなくもない。

というわけで第三章どうぞよろしくお願いします。


340 : 時雨 :2014/08/11(月) 23:43:49 8tp4koLs0
登場人物の紹介4です。

二階堂 礼 (にかいどう れい):暁の親友の一人。小学5年生で10才の女子。資産家の子女でありお淑やかで清楚な雰囲気をもち、暁に匹敵する成績と美貌を持つ。最近は暁の影響でくすぐりに目覚める。

一条 醍醐 (いちじょう だいご):礼の幼馴染。小学5年生で10才の男子。資産家の子息であり成績優秀。尊大な性格でクラスメートから嫌われ、礼の彼氏面をしている(礼はそうは思っていない)。

秋山 暁 (あきやま あかつき):ヒロイン。小学5年生で11歳の女子。学年一の美少女で成績優秀運動神経抜群の才色兼備。裕福な家庭に育ち周囲から将来を期待されるがその実本人は捻じ曲がった考えを持ち始める。常に人の上に立つことを望み、特に異性を蔑視する。礼と奏と共に正をいじめている。

須藤 正 (すどう ただし):主人公。小学5年生で10才の男子。特に取り柄もなく何処にでもいる普通の少年。暁と礼と奏にいじめられている。

七瀬 奏 (ななせ かなで):暁の親友の一人。小学5年生で10才の女子。明るい性格で人当たりもよく男子からも人気があり、クラスのアイドル的存在。暁以上の運動神経を持ちスポーツ万能。暁の影響で人をいじめる快感に目覚める。

月見里 綛 (やまなし かすり):二階堂家のメイド長。23歳の女性。どんな仕事でもこなし、護身術を嗜んでいるため礼のボディガードも兼ねている。常識人。

一条 過去 (いちじょう かこ):醍醐の姉。小学6年生で12歳の女子。趣味は本を読むこと。いかにも文学少女で周りから尊敬されている。

鹿島 清花 (かしま さやか):鹿島咲の姉。高校2年の17歳の女子。一条過去の知り合い。

一条 深海 (いちじょう しんかい):醍醐の父親。49歳。一条グループの会長。都市計画に関わり、地下街増設を推し進めている。 

二階堂 仁 (にかいどう じん):礼の父親。55歳。銀行の頭取であり、一条グループを最大の融資先としている。


341 : 時雨 :2014/08/11(月) 23:46:22 8tp4koLs0
第三章 【二階堂礼】

暁「礼、あなた明日誕生日よね?」
礼「え?そうそう、ちょうど皆に誕生日パーティがあるから誘おうと思ってたんだった」
暁「私ならもちろんオーケーよ」
奏「私もいけるよ」
礼「それじゃ後は正君だね」
正「僕だったら……」
暁「待ちなさい。あなたスーツは持ってるんでしょうね?」
正「え?持ってないよ?」
暁「でしょうね。しょうがないわね。優駿が使っていた奴ならあると思うわ。それを使いなさい」
正「え?うん、ありがとう。でもそんな大事なパーティなの?」
暁「あたりまえでしょ?礼は日本有数の銀行の頭取のご令嬢よ?」
礼「それに明日は一条グループの人達も来るらしいから重要なパーティらしいよ?」
暁「じゃああの礼に付きまとっている馬鹿も来るのね」

醍醐のことだろう。

奏「礼を彼女だって馬鹿みたいだよね」
礼「うん。本気でやめてほしいな」
暁「じゃあ彼にも思い知らせてあげる?正みたいに」
奏「うへー、あいつはちょっとな〜」
礼「うん、気持ち悪いよね」

イケメンなのに性格で損をしているタイプだな。

暁「まあ、明日は大事な日だし下手なことはしてこないでしょ。それより礼?」
礼「何?暁ちゃん」
暁「前祝と言ってはなんだけど、誕生日プレゼントよ。開けてみて」
奏「え、ちょっと早くない?」
礼「ありがとう、暁ちゃん。これは……手袋?」
暁「サテングローブというのよ。礼だったら明日着るパーティドレスによく似合うんじゃない?」
奏「なるほど。これは前日でよかったね」
礼「ありがとう。明日はこれを付けるね」
暁「明日と言わず今付けてみない?」
礼「あ、試着は大事だね。うん、大丈夫だよ」
暁「それもあるけど、そういう手袋でくすぐられたら普通にくすぐられるよりずっとくすぐったいんですって」

三人がちらっと正の方を見る。
暁の話を聞きあの手袋が脅威に思えてきた。

暁「礼、今日はあなた一人で正をいじめていいわよ?」
礼「え?本当にいいの?」
奏「私もいいと思うよ。一人で人をくすぐったことなかったでしょ?」
暁「という訳で正、脱ぎなさい」

正はいつものことのようにパンツ一丁になる。

暁「正、パンツも脱ぎなさい」
正「ええ!?」

暁は今まで礼に気を使って正を全裸にまではしなかった。
だが茂の件ですでに耐性ができていると判断したため正を全裸にした。

礼「わあ、正君って小さいんだね」
奏「茂君とは形状も違うしね」

比較対象が茂なためこの感想はあてにならない。

暁「今日は奏とテレビでも見ておくわ。ごゆっくり」
奏「何かあったら呼んでね」

礼と二人っきりになった。

礼「じゃあ正君、くすぐるよ?」
正「う……うん。」
礼「こちょ……」
正「ひやああああ!!!」

正は体をびくっと反応させ礼の手から逃れる。

礼「正君、逃げちゃだめだよ。お仕置きは嫌でしょ?」
正「ちょっと待って……その手袋は……」
礼「こちょこちょ……」
正「ぎゃあああああああ!!!」

またも敏感に反応し礼の手から体を遠ざける。


342 : 時雨 :2014/08/11(月) 23:48:33 8tp4koLs0
礼「正君?そんなにお仕置きされたかったの?」
正「ち……違うんだ……」
礼「じゃあ抱きしめておさえてあげる」
正「た……助けて……」

礼は正を後ろから抱きしめ、腕を押さえる。
礼の暁と奏より少し大きい胸が正の背中に当たる。

礼「逃げるから悪いんだよ?こちょこちょこちょ♪」
正「ぎゃああああああ!!うわああああああああ!!」

礼は抱きしめた状態で胸、肩、首元辺りをくすぐる。
手袋をつけた手でのくすぐりは想像を絶するものだった。

礼「いつもより反応が凄いね?手袋だから?」

礼が正の耳元に囁くように言う。
彼女にその気がなくても正はぞくぞくと反応する。

礼「ねえ?聞いてる?ふぅ〜〜♪」

どうやら彼女は正の性感帯を知っていたみたいだ。
礼に息を吹かれさらにぞくぞくと体を震わせる。
何時の間に彼女はこんなこと覚えたのだろう?
まあ、暁の影響だろうが。

礼「じゃあ礼様もっとくすぐってください、て言って?言わなきゃくすぐるよ?」

それじゃあ言っても言わなくてもくすぐられるじゃないか!?

礼「あ、これじゃあ脅しになってないか……じゃあくすぐるのは許してくださいって言ったら許してあげる!」
正「くすぐるのは許してください」
礼「………」

あっさり言えたけど許してくれるのだろうか。

礼「……もう!正君の馬鹿!おとなしく私にくすぐられてて!」

何故か怒られた!?
どうやら脅しには慣れてないらしい。

礼「命令だよ!うつ伏せになって!」

正はうつ伏せになると礼はその上に乗る。
彼女は白いフリルのロングスカートなため横向きに乗りかかる。
今までこの体勢になって逃げれたためしがない。

礼「ふふ♪どこをくすぐって欲しい?選ばせてあげる!」
正「じゃあ手」
礼「手ってたいしてくすぐったくないような……まあいいか。こちょこちょこちょ」
正「あれ!?ひいい……くすぐったい!!」

礼は正の手のひらをくすぐる。
正は大したことがないと高を括っていたが、手袋のせいか思った以上のくすぐったさだった。

礼「ちゃんとくすぐったいんだ♪じゃあ両手くすぐってあげるね」

礼は両手同時にくすぐろうとする。
礼の手が伸びてきたところで正は咄嗟に礼の手首を掴んだ。

礼「た、正君!?離して!!お仕置きするよ!?」
正「ご、ごめん……でもくすぐられるのはもう……」
礼「暁ちゃんに言いつけるよ?」

最大の脅し文句だった。
つい手を緩めてしまった。

礼「もう何をされても文句は言えないよね?私もう怒ったから」

そう言って礼は一旦正から離れ紐を取り出した。

正「ひいい!!」
礼「正君が悪いんだよ?素直にならないから……」

正は慌てて部屋のドアを開け逃げ出す。
だが全裸のため家からは出られなかった。


343 : 時雨 :2014/08/11(月) 23:50:47 8tp4koLs0
礼「逃げても無駄だよ!」

そう言う礼を残し、家中を逃げ惑う。

暁「どうしてあんたがここにいるのかしら?」

いつの間にか暁が目の前に立っていた。

奏「逃げるなんて大胆なことをするね?」

後ろから現れた奏が正を羽交い絞めにする。

礼「あ、いた!そのまま押さえてて!」
暁「ええ、じゃあ私は足でも押さえておこうかしら」

奏が腕を暁が足を押さえ正を座らせる。
礼は脇腹を掴む。

礼「普段優しくしてあげているのに逃げるなんて酷いよね。もう手加減しないから」
暁「おとなしくしておけばまだましだったわね」

礼は手袋、もといサテングローブを付けた手で全裸の正の脇腹をくすぐる。

正「ぎやあああははははははは!!!ひゃあははははははははは!!!」

廊下中に正の笑い声が響く。
正は足掻けど足掻けど拘束されていて動けない。
短時間で正は目から涙を流し限界を訴えていた。

礼「この程度で音を上げるなんて早すぎるよ、正君。まだいけるよね?」

正は全力で首を横に振る。
礼はお構いなしに正をくすぐる。

正「あひゃひゃひゃひゃ!!!はははははははははは!!!」
礼「駄目!許さないよ、正君?男の子なんだから我慢できるよね?」
暁「ふふ、礼は相当ご立腹みたいね」
奏「何をしたらここまで怒らせられるのかなぁ?」

正は何度もくすぐり殺されかけた。
こんな時でも礼はぎりぎりになるとくすぐりを弱める。
回復してきたらまた思いっきりくすぐるを繰り返した。

正「はぁ、はぁ、もう……やめて……はぁ、はぁ……」
礼「疲れたふりをしてもダメだよ?つんつん」

正は礼に指でつつかれてびくんびくんと反応する。

礼「それだけ動けるならまだ大丈夫だね♪こちょこちょこちょこちょ♪」
正「ああああ!!!いやだ!!!いやだあああああああああ!!!」
暁「礼もなかなかやるわね」
奏「礼もちょっとしたSだよね」

ちょっとどころじゃない!!
結局最後は正の体力を極限まで消耗させられ解散に至った。



翌日。
礼の誕生日会に参加することになった正は暁、奏と共に礼の家に来ていた。
暁は赤いパーティドレスを、奏は白と黒のチェックのパーティドレスを着ていた。
いつもとは違う二人の姿に正は見惚れる。
礼の家を見ると絵に描いたような富豪の家と言う感じで、巨大な門扉から少し遠く広大な敷地を有する豪邸が見える。

正「うわあ、凄い家」
暁「くれぐれも失礼な態度をとらない様にね?」

インターファンの後音声から女性の声が聞こえる。

女性「はい、礼様の御親友の方でございますね。ただいまお開けいたします」

門の扉が開き一人の女性が立っていた。
礼の家のメイドでありきれいな方だった。


344 : 時雨 :2014/08/11(月) 23:54:29 8tp4koLs0
暁「おはよう綛さん。久しぶりね」
綛「おはようございます。本日は誕生会に来て頂き有難う御座います」
奏「固いよ、綛さん。もっといつもみたいに喋ろ?」
綛「そうしたいのはやまやまですが、今日は大事な日ですので……それに初めてお目にかかる方もいらっしゃいますし」

正の方を見て言う。

暁「ああこいつなら気にしなくて大丈夫よ。ただの私たちの奴隷だから」
綛「奴隷!?……ああ、大変ですね」

まあ子供の冗談とでも思ったのだろう。

暁「正、彼女はここのメイド長の月見里綛さんよ」
正「初めまして」
綛「初めまして、正様」

なんか様付で言われれとくすぐったい。

綛「ここで話すのも何ですのでこちらへどうぞ」

綛は邸宅の中へ案内する。
どうやら土足で家の中に入っていいらしく玄関をそのまま通過する。
そして礼の誕生会の会場に辿り着く。

礼「あ、暁ちゃん、奏ちゃん」

女子と話していた礼がこっちに気づき声をかける。
礼は白いパーティドレスがよく似合っていた。
暁からもらったサテングローブもちゃんと装着していた。

暁「礼、おはよう」
奏「おはよう〜」
女子A「あ、おはよう……て正君!?」

よく見ると正と同じクラスの女子だった。

女子B「嘘!?何でここにいるの?」
暁「私が誘ったのよ」
女子C「でも何で?」
暁「皆正のことからかっていたじゃない?誘ったら皆喜ぶかなと思ったわけ」
女子A「流石暁ちゃん。わかってる♪こちょこちょこちょ」
正「!?」

クラスの女子はじゃれるように正をくすぐり始めた。

女子B「確かにいつもは安藤君が邪魔だったもんね。こちょこちょ♪」
女子C「正君いじめるの久しぶりかも。つんつん♪」
正「あ……く……はあ!……」
女子A「相変わらず敏感だね。でも多少堪えられるようになった?」

そりゃ毎日あんだけくすぐられりゃ……

暁「甘いわね。もっとくすぐってあげなきゃ。こちょこちょこちょこちょ♪」
奏「私も〜。こちょこちょこちょこちょ♪」
礼「じゃあ私も!こちょこちょこちょこちょ♪」
正「ひいい!?ああ……くぅ……ぎゃははははははは!!」

三人はいつも通り慣れた手つきでくすぐる。

女子A「礼まで……こりゃ負けていられないね。こちょこちょこちょこちょ♪」
女子B「正君なんか可哀想……でも私もやる!こちょこちょこちょこちょ♪」
女子C「むしろ正君嬉しがってるでしょ?こちょこちょこちょこちょ♪」

正「ひやああ!!!はははははははは!!!が……あ……は……!!!」

正は突如6人に凌辱される。
かつてないくすぐりに正は呼吸が困難になる。

奏「ストップストップ!これ以上はやばいよ!」

暁と礼と奏はすぐに限界に気づきすぐ手を止めた。
遅れてクラスの女子三人は手を止める。


345 : 時雨 :2014/08/11(月) 23:56:54 8tp4koLs0
正「げほ、げほ……はぁ、はぁ……」
女子A「やば、やりすぎた?」
暁「まあ、大丈夫よこのぐらいだったら」
女子B「本当に?よくわかるね」
礼「暁ちゃんはこういうのすぐわかるよ」
女子C「やっぱ暁ちゃん凄いね」

礼の家のメイドはこの様子を見て驚いていた。
そこへ一人の男がやってくる。

仁「ずいぶん賑やかだな」
礼「あ、お父さん」
暁「おはようございます」

暁に続き奏が挨拶をする。

仁「ああ、今日は礼の誕生会にきてくれて有難う。楽しんで行ってくれ。それより……」

二階堂仁はふらつく正の方を見る。

仁「礼……学校ではこういう遊びが流行っているのかね?」
礼「え!?えっと……」

どうやら正がくすぐられている所を仁は見ていたようだ。

暁「ええ流行っているんです。こういうの。正君もやっていいって言ってますよ。ねえ、正?」
正「う、うん。僕がやってくれって言ったんだ」
仁「そ、そうかね。何事もほどほどにな」

暁が正に囁くように耳打ちをする。

暁「ちょっと、敬語ぐらい使いなさいよ」
正「ご、ごめん。慣れてないから……」
暁「しょうがないわね。今日は余計なことは喋んじゃないわよ。もし喋ったら……」

暁は正の背中をこっそり指でなぞる。
正は一瞬ひくっとしてしまう。
おそらくいつものお仕置きの意思表示だろう。

仁「今日は2時から一条家の人たちが来るから失礼のないようにな。融資が決まるかどうかってとこだからな」
礼「うん、大丈夫だよ。皆理解してくれてるし」
仁「いい友達を持ったな。まだ一条さんが来るまで時間があるしいろいろ案内してあげたらどうだ?」
礼「うん、そうだね」
暁「私たちは何回も来てるし礼、正を案内してあげたら?」
礼「うん、私ならそれでいいよ」

ということで礼についていく。
今いた誕生会は二階で行われている。
二階を案内された後、一階を案内される。

礼「後は外かな。だいたい何処にあるかわかった?」
正「う、うん」

外に出て屋敷の周りを歩く。

礼「あ、洗濯物が干してあるね。恥ずかしいから見ないでよ、正君?」
正「う、うん。わかってるよ」

どうやら衣服やシーツを干しているようだが流石にパンツは干してないようだ。

暁「礼、正」

暁の声がする。
二階のバルコニーから暁と奏がこっちを眺めていた。

礼「あ、あそこの部屋が会場だよ。全部回ったし戻ろっか」
正「あそこの倉庫は?」
礼「ああ、ちょっと古くなったから昨日から改装中なんだって。鍵がかかってて入れないよ」
正「そうなんだ。あれ?もうすぐ一条君たち来るんじゃない?」
礼「え?まだそんな時間じゃないと思うけど」
正「でもあの時計2時を指しているよ」
礼「あ、あの時計壊れてて1時間早くなってるの。だから今は1時くらいかな」
正「なんだ、吃驚した」
礼「何か明日改装工事でまとめて直すらしいよ。じゃあ会場へいこ?」

いろいろ見て回ったので会場に戻る。
そして食べ物を食べたり、クラスの人と話して時間は過ぎていった。


346 : 時雨 :2014/08/11(月) 23:59:13 8tp4koLs0
午後2時。
一条家の人々が門扉から中に入る。

綛「こちらへどうぞ」
深海「うむ」

一条グループの会長、一条深海が先に中に入る。
その後に続くのは三人だ。
一人は美人な感じの女性。

女性「なかなか広い屋敷ね」

もう一人は白いワンピース風のドレスを着たおとなしそうな女性で深海の娘の一条過去。

過去「うん、そうね」

そして醍醐だ。

醍醐「後で案内しますよ、清花さん。僕は一度来たことがありますから」
清花「じゃあお願いしますね。醍醐君」

女性の名前は清花という。
清花は醍醐の姉の一条過去と知り合いである。
醍醐は清花を見てかなり魅力的な女性であると思っていた。
特に青いパーティドレスに白いストールを巻いた姿が魅力的に思えた。

醍醐(だが一番は礼だ。そりゃ清花さんは可憐で素敵だが……)
過去「何清花さんがんみしてるの?」
醍醐「え!?違うぞ僕は礼のことがだな」
過去「誰もそんなこと聞いてない」

と話し込んでいるうちに会場に到着する。

仁「おお、来ましたか。まあ今日は楽しんで……という前に商談しなければいけませんね」
深海「いや、最初は形だけでもここのいないとまずいでしょう」
仁「それもそうですな。ではこちらへ」

他の三人もそれについていく。

醍醐「おお、そこにいるのは礼じゃないか!?」
礼「あ、醍醐君……今日は来てくれて有難う」

あまり心がこもっていない様に思える。

醍醐「君に会いに来たよ?」
だが醍醐はそれに気が付いていない。

暁「きたわね。馬鹿が」
奏「うん。馬鹿がきたね」

あれでもクラスの中では暁、礼に次いで賢いんだけどな。

醍醐「暁さんに奏さんも……ん?」
正「………」

醍醐は正を居てはいけないもののような目で見る。

醍醐「貴様……どうしてここにいる……」
正「どうしてって……暁に誘われたんだよ」
醍醐「礼とは会うなと言ったはずだぞ?あの時俺は」
正「でも会わないとは言ってなかったはずだよ?」
醍醐「出鱈目を言うな」

さっきから顔が近い。
そこに綺麗な女性がこちらに近づく。

清花「醍醐君?過去ちゃんが呼んでますよ?」
醍醐「そ、そうですか。わかりました」

醍醐はすぐに態度を変え正を睨みながら家族の所に行く。


347 : 時雨 :2014/08/12(火) 00:00:58 TH0HlaG20
清花「それでは私も……」
暁「清花さん?」
清花「え?あ、確か……咲の彼氏の妹の……暁ちゃんだったかしら?」
暁「ええ、そうよ」
礼「知ってるの?暁ちゃん」
暁「ええ、私の兄、優駿に彼女がいたでしょ?その姉の鹿島清花さんよ」

咲の姉っていったら確かあの時に……

清花「あら、あなたは……」
正「………」

清花はまじまじと正の顔を見る。

清花「ごめんなさい、人違いだったわ。それじゃあ私はこれで」

清花は一条家のテーブルに向かう。

暁「彼女美人よね。ねえ正?」
正「え、うん……」
暁「私とどっちが可愛い?」
正「えっと、暁ちゃん?」

暁の表情を窺いながらそう言った。

暁「嘘っぽいわね。じゃあこの三人だったら?」
正「え?選べないよ……」
礼「私たちに遠慮しなくていいんだよ?」
奏「そうそう、本命は誰か答えるだけだよ」

かなり答えづらい質問だ。
怒らせて怖いのは……

正「暁ちゃんかな?」
暁「やっぱり信用できないわね」
奏「一番無難なこと言っただけって感じだね」
礼「うん、またお仕置きすることが増えたね」

やっぱ礼ちゃんが日に日に容赦がなくなってる気がする。

そして礼が父親に呼ばれ、父親と共にステージに上がる。
そして会場は暗転し、ステージが照らされる。

仁「ええ、今日は娘の礼の誕生日に集まっていただき有難う御座います」

礼の父親はステージでマイクに向かって語る。

仁「忙しい中ではありますが一条グループの皆様方にも今日という日を祝って頂けることを誠に有難く思います」

堅苦しい言葉が続く。

仁「では、まず娘から一言」
礼「はい、今日は私の誕生日を祝って頂き有難う御座います。ええと、皆と仲良くなることができて嬉しいです。また

これからも皆と仲良くしていけたらと思います。以上です」

会場で拍手が起こる。
礼ちゃんも大変だなあと思った。
自分だったらあがってテンパっちゃうだろうなあ。

仁「えー、次は……」

挨拶と紹介が終わり礼が壇上から降りてくる。
そして催し物が始まる。

暁「お疲れ、礼」
奏「お疲れ〜」
礼「もう、緊張したよ〜」

礼はほっと胸をなでおろす。
暫く催し物がステージ上で行われそして終わる。
明るくなり会場の時計が見えるようになったので見た。
時間は……4時か。

仁「それじゃあ、そろそろ」
深海「うむ」

礼の父親と醍醐の父親が部屋から出ていく。
おそらく仕事の話だろう。


348 : 時雨 :2014/08/12(火) 00:03:12 TH0HlaG20
暁「融資の相談だったかしら。まあ悪い印象は与えてないしうまくいくんじゃない?」
礼「そうだといいけど」

案の定醍醐がこっちにやってくる。

醍醐「話の続きだ。何故お前がここにいる?」

さっき言ったじゃん!

正「暁ちゃんに誘われたからだよ」
醍醐「そうだったな……礼とは会うなと言ったのは覚えているか?」
正「覚えているけど、会わないとは言ってないよ」
醍醐「出鱈目を言うな」

同じやり取りを何回でもできるのだろうか、彼は。

正「出鱈目じゃないよ」
醍醐「嘘だ。出鱈目だ」

暁「面倒くさいわね、彼」
奏「うん、うざい」
礼「しょうがないよ。頭が可哀想なんだもん。醍醐君」

醍醐「……だが今回は許そうではないか」
正「え?」
醍醐「ふん、だがこれ以上礼に近づくのはやめることだ。礼は僕の彼女だからな」

醍醐にしては寛容な態度を見せる。

礼「だから醍醐君。私彼女になったつもりは……」
醍醐「礼……僕は一条グループの御曹司だぞ?そして君のお父さんは僕らと仲良くする必要がある」
礼「………」
醍醐「礼、父親を思うなら僕と君は結ばれるのが必定だ。わかるだろ?」
暁「ちょっと、それ単なる脅しじゃない!?」
奏「なんか卑怯じゃない!?それ」
醍醐「部外者は黙りたまえ!これは僕と礼の問題だ」
礼「醍醐君……でも私は……」
醍醐「礼……後で告白するからな。いい返事を期待しているよ」

醍醐はテーブルに戻ろうとする。
するとメイド長の綛さんがこっちにやってくる。

綛「大変です、実は洗濯していた礼様の服が盗まれてしまったみたいです」
礼「ええ!?」

礼を含む皆が驚く。

暁「盗まれたって今の公演中に?」
綛「ええ、ちょうど公演中はほとんどの使用人がここに来ていたので洗濯物の所ががら空きになってしまっていたのです」
奏「じゃあ午後2時から4時くらい?」
暁「公演の前はあったってことよね?」
綛「ええ、担当のメイドが干したばかりでまだ色々な人が移動していましたのでその時間に盗まれたってことはないと思います」
礼「私と正君もその時間にその辺いたよね」
暁「何故無くなったとわかったの?」
綛「はい、洗濯担当のメイドが物干しに戻ると綺麗に礼様の服だけが無くなっていたのです」
暁「それは不自然ね。完全に盗まれたって考えるべきね」
奏「じゃあ盗んだのは男ってことだよね」

皆は正と醍醐を見る。

醍醐「何を見ている?私じゃないぞ!」
正「僕も違うよ?」
暁「他の男と言えば、醍醐あんたの父親ぐらいかしら?」
礼「でもそれはないと思うよ。今日は大事な商談がある日だしいくらなんでもそんなことしないと思うけど」
過去「すると容疑者は二人ね」

いつの間にか女性が二人こっちに来ていた。
一人は清花だ。


349 : 時雨 :2014/08/12(火) 00:06:51 TH0HlaG20
暁「あなたは?」
過去「醍醐の姉の過去と言います。いつも弟がお世話になっています」
暁「そう、こちらこそ。それより容疑者って?」
過去「公演中にトイレか何かで出ていった男が二人いるわ。一人はうちの醍醐」
暁「もう一人は正ね」
礼「じゃあどっちかが……」
奏「礼ちゃんの服を盗んだ犯人?」
正「僕はやってないよ」
醍醐「無論私もやっていない」
暁「そういえば正、あんたずいぶん長いこと戻ってこなかったわね」

暁が疑いの眼差しで正を見る。

正「それは……大の方だったから……」

ちょっと恥ずかしい。

暁「それを証明できるものは?」
正「ない……」
暁「なら嘘をついているかもしれないわね」
正「そんな!僕は盗むようなことなんてしないよ!」
暁「どうかしら?時々礼をいやらしい目で見ていたこともあるでしょ?」
醍醐「そうなのか正!?許さんぞ!」
過去「あなたも容疑者よ?自覚ある?」
醍醐「う!?僕はやってない!」
過去「あなたも長い間退席していたわね?何をしていたのかしら?」
醍醐「僕も正と同じ理由だ……証拠はないが……」
暁「どちらも怪しいわね」

しばし沈黙が続く。
それにしても過去という人暁と似たような雰囲気があるな。
すると突然醍醐が何かを思い出したかのように口を開ける。

醍醐「なるほど!そうか!わかったぞ!犯人はお前だ!正!」
正「ええ!?」
過去「何か根拠でもあるの?」
醍醐「ああ、僕は見ていたんだ……公演中窓の隙間から洗濯物が干してあるところが!」
過去「確かに醍醐の座ってた位置からだったら見えそうね」
醍醐「そして僕は見てしまった!正!お前が礼の洗濯物を盗むところを!」
暁「ちょっと待ちなさい。何でもっと早く言わなかったの?」

確かにそうだ。

醍醐「忘れていたんだ。催し物が面白くてな」

かなり怪しいぞ、それ。

暁「そう……まあいいわ。で、それが起きたのは何時だったのかしら?」
醍醐「確か覚えてないけど公演の最初の方だったかな」
暁「それはおかしいわね。正が退席したのは公演の最後の方だったわよ?」
醍醐「え!?……いや、思い出した。3時半だ!3時半にそれが起きたんだ!」

醍醐は慌てて言い直す。

暁「……最初の方じゃなかったの?なんで突然時間がわかったのよ」
醍醐「外に時計があるだろう?あれを見てそれがちょうど3時半に行われたものであるとわかったんだ」
奏「そういえばそんなところにあったよね時計」
醍醐「ああ、衝撃的な瞬間だったからな。その時間で間違いない」

正はハッと何かに気づき発言する。

正「まって!それだとおかしいよ!?だってあの時計壊れているんだよ!?」
醍醐「何!?」

醍醐は大げさに驚く。
寝耳に水だったようだ。

礼「うん……確かにあの時計は壊れてて今は1時間早く進んでるよ」
暁「だったらおかしいわね。醍醐君?あなたはやっぱり2時半に……公演の最初の方で正を見たことになるけど、正が外に出るところは見てなかったわね」

醍醐(まずい……まさかあの時計が壊れていたとは……このままじゃ僕が犯人だとばれてしまうではないか!!)

醍醐「そうだ!顔はよく見えていなかったんだ!!多分正と勘違いしてしまったんだ。あれは外部犯だ!」

醍醐(正が犯人だというのは諦めるしかない。まだ言い訳はできる)


350 : 時雨 :2014/08/12(火) 00:10:39 TH0HlaG20
綛「いえ、それはないと思います」
醍醐「何?」
綛「今しがた外に仕掛けられている監視カメラで調べましたが怪しい人物が入るところは見つかりませんでした」
醍醐「監視カメラだと?それは物干しの所にも仕掛けられているのか?」
綛「いえ、入り口付近と塀の所のみですので、物干しの所には監視カメラはありません」
過去「それじゃ外部犯の線はないわね」

醍醐が自信ありげににやりと笑う。

醍醐「待ちたまえ。私は知っているぞ。私は礼の幼馴染で何回かここに遊びに来ているんだからな」
礼「え?」
暁「何を知っているというの?」
醍醐「外部犯が誰にも気づかれず唯一入ってこれる抜け穴……それは倉庫だ!」
奏「倉庫って……あの物干しの近くにある倉庫?」
醍醐「ああ、あそこの床には緊急時の脱出口があってだな、近隣の空家と繋がっているのだよ!」
暁「礼、そんなのがあるの?」
礼「うん、確かにあるよ。お父さんが内緒で作ったらしいの。何でも銀行の疎開資料を隠す時にあそこを使うんだって」
醍醐「ほら!見ろ!偶然あそこを知った誰かが侵入して礼の服を盗んだんだ!全く許せん奴がいたもんだ!」
暁「一応筋が通っているみたいね」

でもそれだと……

正「待って。それだとやっぱりおかしいよ」
醍醐「何だと?私の完璧な推理にケチをつけるつもりか?」
正「うん、だってあの倉庫今は改装工事で鍵が掛かっていたからね。それだとどうやって侵入できたのかなぁと」
醍醐「な……何だと!?う……内側から鍵を外したんだ!」
礼「でもあそこは外側から南京錠で鍵が掛かってたよ。内側からは無理だと思う」
醍醐「!?じゃあドアごと鍵を壊したんだ!」
綛「そこも確認しましたが鍵もドアも何ともありませんでした」
醍醐「なぁ!?」

………

ついに醍醐は何も言うことができなくなっていた。

暁「散々色々言ってきたけど醍醐、あんた意外考えられなくなったわね」
醍醐「こ……こっちを見るな!僕はやってない!大体僕がやったって証拠があるのか!?」
暁「見苦しいわよ。あんたの言ってることは支離滅裂よ?」
醍醐「正だ!やはり正だ!彼がやってないと誰が証明できる!?」
清花「あの、私も公演の終盤に退席して外に出たんだけど、彼トイレに入って行ったみたいよ?」

それまで黙っていた鹿島清花が急に発言する。

醍醐「え、清花さん!?そんな……本当に……?」
暁「これで正は無罪ね。残念だったわね。もうあんたしかいないわよ?それともまだ言い訳するつもり?」
醍醐「僕は……やってない……証拠がないじゃないか……!?」

そこへメイドが駆け寄りバッグを綛に渡し、何があったか伝える。

醍醐(あ……あのバッグは!!)
綛「このバッグに礼様の服が入っていました。男子トイレで見つかったらしいです」
過去「あのバッグってあなたの部屋にあったわね?醍醐」
醍醐「過去お姉ちゃん!?なんてことを言うんだ!?あ…………」

全員が醍醐を見つめる。

礼「やっぱり……醍醐君が……」
奏「最低だね」
暁「もう言い逃れはできないわよ?」
綛「………」
過去「あなたがそんなことするなんてね」
正「醍醐……」

重たい空気が流れる。
つまりはこういうことだ。
2時30分醍醐は礼の服を盗み時計を見ると3時半だった。
トイレにバッグを隠して会場に戻る。
時間間隔を間違えた彼は後にトンチンカンなことを言い出す。
それだけの話だった。

醍醐「う……うるさい!……うるさい!!……うるさーい!!!僕はやってない!!!やってないったらやってないんだあああ!!!うるさい!うるさい!うるさい!うるさい!!」

突如醍醐がヒステリックに叫び始める。
頭を抱え会場中に醍醐の叫び声が響く。

醍醐「僕は御曹司だぞ!!!俺を馬鹿にしていいと思っているのか!!!貴様らああああああ!!!」


351 : 時雨 :2014/08/12(火) 00:14:00 TH0HlaG20
一人称が安定していないぞ!
そういえば表向き僕と言うことが多く、本性は俺と言う奴だったな。

仁「おいおい何の騒ぎだ?」
深海「これはどういうことだ?」

騒ぎを聞きつけ二階堂仁と一条深海が来て尋ねる。

醍醐「パパ!聞いてくれよ。こいつらが僕を馬鹿にするんだ!礼の服を盗んだって!僕そんなことしてないのに!」

パパって……

過去「お父さん。醍醐が盗んだわ。これが証拠よ」

醍醐の部屋にあったというバッグを見せる。
その中には確かに礼の服が入っている。

醍醐「姉ちゃん……僕を裏切るのか!パパ、聞いてくれよ……これってそんなに悪いことじゃないよな?服だぞ服!下

着とかじゃないんだぞ!パパも何か言ってやってくれよ!」
深海「………」

次の瞬間深海は醍醐を思いっきり殴った。

醍醐「ぐへえ!!!?ぱ…………パパ!?」
深海「情けないことだ。こんな善悪もわからん様な子供になるとはな。育て方を間違えたようだ」
醍醐「パパ!?な……何で……?」
深海「皆様、うちの愚息が迷惑をかけました。二度とこんなことの無い様に教育し直しますので許してやっては頂けませんか?」
仁「……わかりました。許します」
礼「お父さん?」
仁「その代りといっては何ですが……融資の方を確かなものにして頂けますか?」
深海「ええ、もちろんです。今回は大変申し訳ありませんでした」
仁「礼……そういう訳だ。今回はこれで許すことにしてくれ」
礼「……わかりました。許します」
仁「では、改めて具体的な融資の話をしましょう」
深海「ええ、醍醐。お前はおとなしくしているんだぞ」

そうして仁と深海は会場から出ていく。

暁「礼、本当にこんなやつこのまま許していいの?」
奏「本当だよ。どうせ反省してないよ、こいつのことだから」
醍醐「僕は……悪くない……僕は悪くない……」

どうやら本当に反省してないらしい。

礼「でも仕事に関わることだから。醍醐君のお父さんの機嫌を損ねるわけにもいかないし」
暁「つまり醍醐の父親にばれなきゃ彼に何をしてもいいってことよね?綛さん。空き部屋とかある?」
綛「ええ、あるけど……」
暁「じゃあ案内してくれる?奏、醍醐を連れてきてくれる?」
奏「いいよ、行くよ。醍醐君」
醍醐「な……何をする」

奏は醍醐の手を引っ張る。
礼もそれについていき会場から廊下に出る。

正「あの……二人は行かないんですか?醍醐君がどんな目に遭わせられるか……」
過去「まあ気持ちはわからないでもないわ。醍醐は昔からあんな性格だしね」
清花「それに興味があるのは君の方かな。正君?」
正「え?」
清花「覚えてない?私君と一度会っているんだけどな」
正「ごめんなさい。覚えてない……」
清花「そう、だったら近いうちにまた会うかもね」
正「え?」

どういうことか聞こうと思った時、案内を終えた綛さんが過去に近づく。

綛「あの、過去様止めなくてよろしかったですか?嫌な予感がするのですが」
過去「別に構わないわ。醍醐にはいい薬だと思うわ」
綛「そ……そうでしょうか……」

醍醐……健闘を祈る。


352 : 時雨 :2014/08/12(火) 00:16:37 TH0HlaG20
とある空き部屋。
醍醐は紐でしかも全裸でがんじがらめにされていた。

醍醐「な……許されると思っているのか……こんなことが!!」

醍醐は明らかに焦っていた。
まさかいきなり脱がされて縛られるとは夢にも思っていなかったのだろう。

暁「助けを呼んでも無駄よ。防音設備がちゃんとしてるみたいだしね」
奏「さてどうする?あんまりこいつに触りたくないんだけど」

奏は床に転がっている醍醐を蹴る。

醍醐「ぐ!?貴様!?」
礼「いいのかな?こんなことしちゃって」
暁「ばれなきゃいいのよ」
醍醐「言いつけるぞ!!絶対パパに言いつけるからな!!」
暁「そんなこと言う気を無くさせてあげるわ。ここにちょうどいいものがあるしね」

部屋の棚の中にあるものが入っていた。
何本かの筆だった。

暁「この筆であんたをくすぐってあげるわ」
醍醐「何だと!?ふざけるな!?やめろおお!!」
奏「流石暁ちゃん!これでわざわざこいつの体触らなくてすむね。えい!すーーーーー♪」
醍醐「な!?あ……あああああ……あああああああああ……!!」

醍醐は奏に筆でくすぐられ苦悶の表情で喘ぐ。

暁「ふふ♪苦しそうね。あんたみたいな屑には地獄の苦しみを与えなきゃね。すーーーーーー♪すりすり♪」
醍醐「ぎゃあ!!……ぐああ!!……だ……だめだ!!……うわあ……!!」

醍醐は背中の辺りを筆でくすぐられ苦しみ喘ぐ。

礼「じゃあ私もやるね」
醍醐「ま……待つんだ礼……君はそんなことをする娘では……」
礼「醍醐君、勝手に決めつけないでくれるかな?すりすり♪」
醍醐「ふわああああ!!……ああ……うあ!!……ああ!!」

醍醐は礼に筆でくすぐられ複雑な気持ちで体を悶えさせる。

暁「あんたこういうの望んでたでしょ?女の子にからかわれている正を見て嫉妬していたものね?」
醍醐「はぁ、はぁ……そんなわけないだろう……」
暁「いいえ、あんたはドMよ?その証拠に……すりすり♪」
醍醐「はああ!!……うう……ああ!!」
暁「ほら、嬉しそうに喘いでいるものね?」
奏「いしめられたいとか気持ち悪いよ?すりすり♪」
醍醐「ちが!!……あ……く!!……ぐああ!!」
礼「やることが気持ち悪かったら喘ぎ声も気持ち悪いんだね。死んだ方がいいよ?すーーーーーー♪」
醍醐「そんな!!……ことを!!……君が!!……ああ!!」

三人に筆で蹂躙される醍醐。
醍醐は礼の普段とのギャップにショックを受けていた。

暁「言っとくけど犯罪を犯したあんたが悪いのよ?すーーーーー♪すりすり♪」
奏「女の敵は皆死ねばいいのにね。すりすり♪すーーーーー♪」
礼「私怒ってるからね?やっていいことと悪いことの区別もつかないの?すりすりすりすりすりすり♪」
醍醐「だ……だめだああああ!!!ぎゃはははははははは!!」

礼の激しい筆さばきについに耐えられなく笑ってしまった。
だが三人の罵倒で醍醐の心情は屈辱に塗れていた。
10分。
ついに醍醐は目に涙を浮かべる。
20分。
目が虚ろになる。
30分。

暁「いい加減慣れてきたころかしら」
奏「まあ筆だけじゃ限界あるよね」
礼「でももっとお仕置きしてあげなきゃね」
醍醐「ち……恥辱だ……一条家始まって以来の恥辱だ……」

容赦ない彼女らの攻めに参り始めていた。


353 : 時雨 :2014/08/12(火) 00:19:23 TH0HlaG20
暁「それよりあんた、さっきからくすぐられて興奮したの?起ってるわよ。ここ」

暁は醍醐の股間を靴を履いたまま踏む。

醍醐「ぐああああああああああああああ!!!?」

辺りに醍醐の悲鳴が響く。

奏「起ってたんだ。小さすぎて気づかなかったよ」
礼「正君のより小さいよね。恥ずかしくないの?そんなに小さくて」
醍醐「うう……」
暁「もっと屈辱的にしてあげるわ。ぐりぐり♪」
醍醐「あああああ!!ぐああああああ!!ぎゃああああああ!!」

暁は醍醐の局部を革靴で弄る。
上下左右に醍醐の一物が無理やり動かされる。

暁「この靴高いのよ?こんな汚物を弄ってあげているんだから感謝なさい。ぐりぐり♪」
醍醐「あひいいいいい!!だ、だめだ!!!これは……本気で!!!駄目だああああ!!!」
礼「うるさいよ、醍醐君?私まだ怒りおさまってないんだから!ぐりぐり♪」

礼は醍醐の顔を踏みつけぐりぐりと踏みにじる。

醍醐「れ……礼……いや礼様……許してくれ……」
礼「誰が様付で呼んでって言ったの?やめて?気持ち悪いから」
暁「そうね。いきなり様付はきもいわよね?ぐりぐり♪」
醍醐「あああ!!や……やめてくれええええ!!!」
奏「なんか焦ってるね、体もひくひくしてるし」

醍醐は今まで以上に体をもぞもぞさせている。

暁「あら、もう限界が近いのね。礼、止めは譲ってあげるわ」
礼「醍醐君。もう二度としない?誓える?」

礼は冷たい声で問いかける。

醍醐「ち、誓う!誓うとも!二度としない!約束する!だから……」
礼「だから……やって欲しいの?それとも止めてほしいの?」
醍醐「や、止めてほしい……これ以上の屈辱は……」
暁「ふーん、無駄にプライドはあるのね」
奏「また嘘ついちゃって。本当はやって欲しいくせに」
礼「嘘ついたんだ?じゃあすぐにイかせてあげるね。ぐりぐり♪」
醍醐「あああ!!礼!!!礼!!!礼いいいいいい!!!」
礼「人の名前連呼しないで!」

醍醐は苦悶の表情で苦しみ、悶え狂う。
今にも絶頂に達してしまいそうだった。

醍醐「もう……ああ!!礼!!これ以上は!!!」
礼「駄目。許さない」

ぐり

醍醐「……!!!……!!!……!!!!」

絶頂に達し急激に醍醐は全体の力が抜ける。

暁「イったけど全く精液がでないわね。まだ精通していないのかしら」
奏「そう考えると茂君は異常だったよね。あれの大きさも精液の多さも」
礼「反省した?醍醐君」
醍醐「………」

醍醐は何も考えられなくなっていた。
自分に何が起きたのか。
これは夢ではないのか。
なにもわからなかった。

暁「言っておくけど醍醐、もう二度とあんたにこんなことはしてあげないわ」
奏「気持ち悪かったしね。こいつはもういいよ」
礼「次やったら死刑だよ。この犯罪者!」
醍醐「ああ……うん……もう……しない……」

彼はこの日あった出来事を一生忘れることはできないだろう。

その後醍醐は平静を装い父親と共に帰って行った。
三人は醍醐にトラウマを植え付け、それが正しいと信じて疑わないのだった。
また翌日から正いじめがいつも通り始まった。

第三章 【二階堂礼】 完


354 : 時雨 :2014/08/12(火) 00:34:16 TH0HlaG20
というわけで第三章が終わります。
礼ちゃんのメインの回でした。
礼ちゃん怒ってばっかりですねw
そして1人称の安定しない醍醐君。
1人称の安定しない設定は筆者の都合ですw
いい感じに醍醐を恥辱に巻き込むことができたと思います。
きっと醍醐君は何かに目覚めたことでしょう。
この小説は筆者の趣味全開です。
ちょいソフトなSMが好みです。
次回から新キャラがメインとなっていきます。
話は今回で半分が過ぎたところです。
次の更新はちょい長くなります。
ここまで読んでくださっている方は次回をお楽しみに。


355 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/12(火) 01:37:37 X58eimCg0
GJGJGJGJGJ!!!!!


356 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/12(火) 02:42:49 wiko/Fw60
暁ちゃんをめちゃくちゃにしてやりたいと思ってしまった俺はM失格


357 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/12(火) 18:39:48 fUoV0rC.0
暁というとし艦これの暁しかイメージできないから
それでイメージ再生してしまってる


358 : ZEPHYR :2014/08/12(火) 19:05:12 Lv91uaDI0
>>340-353
一条 醍醐がいい感じに壊されましたね。
プライドの高い奴がプライドを崩される様を見てるのはとても良いです。
片想いの相手である礼に虐められて本人も本望でしょうね。


359 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/12(火) 21:53:28 wF1.8dkc0
>>357
一人前のレディとしてくすぐってよねっ!


360 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/13(水) 01:36:27 9O7a91Zc0
ラブライブ小説の件、長らくお待たせしてしまって申し訳ないです。小説は明日(今日?)の夜に投下する予定ですのでもうしばしお待ちいただければと思います!


361 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/13(水) 03:44:23 y6RIGnhg0
生徒会の作品、もうすぐに投下できます。もうしばらくお待ちを!

いいですね。小学生とは思えない妖艶さ、サディスティックさです。筆、ローション、手袋…あらゆるくすぐり道具を駆使していますね

引き続き読んでみたいです


362 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/13(水) 23:34:35 y7ZLe7s.0
みなさん大変長らくお待たせしました。ラブライブ小説、本日より投下させていただきます。ではまず最初に主人公の軽い人物紹介をば…

柳沢 駿也(やなぎさわ としや)
高校3年生。


363 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/13(水) 23:38:28 y7ZLe7s.0
ああっ、すみません!テンパってご送信してしまいました…以下より改めて

柳沢 駿也(やなぎさわ としや)
地元の高校に通う3年生。後に登場する穂乃果、ことり、海未とは幼馴染みで、最近でもしばしば登下校を共にする仲である。小さい頃に穂乃果とことりによくくすぐられており、かる〜くトラウマになっている

では、以下より本編です!どうぞ!


364 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/13(水) 23:59:36 5geB94Hs0
乙カレー

待ってた


365 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/14(木) 00:03:52 u9YaUIdg0
駿也「ふわぁ〜…ねみ…」

5月も下旬に突入し、少しずつ暑さを増してきた。
俺は襲ってくる睡魔に必死に抗いながら学校へと向かっていた。

穂乃果「駿くーーん!!おっはよー!」ドスッ
駿也「どわっ!?」

欠伸のせいで出てきた涙を指で拭っていると、後ろから穂乃果ちゃんが俺の背骨を折るような勢いで激突してきた。

ことり「はぁっ、はぁっ、穂乃果ちゃん待ってぇー…!」
海未「穂乃果!いきなり走り出さないでください!」
穂乃果「えへへ〜ごめ〜ん♪だって駿くんが見えたからつい!」
駿也「お…おぉぅっ…」

やばい、これは確実に逝ったんじゃないか。背骨が尋常じゃない痛みのあまり、悲鳴を上げている。

ことり「と、駿くん!?大丈夫!?」
海未「大丈夫ですか駿也?もう、穂乃果、いくらなんでも今のはやりすぎでしょう!」
穂乃果「あ、あはは…ごめんね駿くん。いきなり止まれなくて…」
駿也「あ、あぁ…なんとか大丈夫。それにお陰で目が少し覚めたよ。」
穂乃果「ホント?なら良かった!」
海未「全く…穂乃果は…。でも、怪我がなくてよかったです。改めておはよう
ございます、駿也。」
ことり「おはよう、駿くん♪」チュンチュン
駿也「うん、おはよう。穂乃果ちゃん、ことりちゃん、海未ちゃん。」

駿也はまだ僅かに痛む背中をさすりながら3人と共に学校へ向かった。最も、駿也と穂乃果たちは違う学校に通っているので一緒に登校すると言っても途中までだが。


366 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/14(木) 00:28:35 u9YaUIdg0
駿也「あ〜…少し目が覚めたといってもやっぱまだねみぃ…」アクビー
穂乃果「ん?さっきのじゃまだ眠気が吹っ飛んでなかったの?じゃあ…」ニヤリ
駿也「げっ…!」
ことり「穂乃果ちゃん、手伝うよ♪」
海未「二人とも…さっき駿也を酷い目に遭わせたのを忘れたのですか?」

俺は確信した。この二人はよく何かを理由につけて俺にあることをしてくるのだ。それは…

穂乃果「目覚まし攻撃〜〜!こちょこちょこちょ〜♪」
駿也「ひゃはぁ!?」
ことり「こちょこちょこちょ〜♪」

そう、『くすぐり』である。小さい頃この二人にはよくやられたもんだ。海未ちゃんだけはくすぐってこなかったが、二人を止めようにも止められず、横で見ているだけで助けてはくれなかった。

穂乃果「ほれほれ〜、もう朝だぞぉ?しっかり目を覚ましとかないと!こちょこちょ♪」
ことり「授業中に寝たらいけないもんね♪こちょこちょ〜♪」
海未「はぁ…何も朝からやる必要はないと思うんですが…」
駿也「だぁーっはっはっはっ!!、う、海未ちゃん!たすけっ!てぇへぇぁははは!!」

海未ちゃんにSOSを求めるが、「自分にはこの二人は止められない」と言っているような様子で申し訳なさそうに首を横に振った。

穂乃果「はいっ、どう?これでカンペキに目覚めたでしょ?」
駿也「だぁっ、はぁっ…目が覚めるどころか余計疲れた気がするんだけど…」
ことり「じゃあもっかいやってあげようか?」ワキワキ
駿也「あー!すっきりした!!お目目パッチリだわ!!うん!さ、学校へ行こうか!!」

俺はそう言うと足早に歩き出し、学校へ向かった。このままでは遅刻してしまう。穂乃果ちゃんたちも俺に随伴するかたちで歩き出した。


367 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/14(木) 01:53:07 u9YaUIdg0
〜10分後〜

穂乃果「あ、じゃあ私達こっちだから。また放課後にね!」
ことり「またね、駿くん」
海未「それでは。授業中に寝てはダメですよ?」
駿也「おーう。そっちも頑張れよー」

そう言うと俺と穂乃果ちゃんたちは通学路の途中にある三叉路で別れた。頑張れ、というのは彼女たちの『活動』に対してである。穂乃果ちゃんたちは最近、彼女たちの通う音ノ木坂学院でスクールアイドルを始めたらしい。メンバーは穂乃果ちゃんたちを含め、9人居るらしいが3人からは名前しか聞いておらず、実際に会ったことはない。一度は会ってみたいものだ。

〜放課後〜

今日一日の授業が終わり、特に部活にも所属していないので帰路につくことにした。途中、携帯にメールが入っているのを確認したので開いてみると、穂乃果ちゃんからだった。文面にはこう書かれていた。

『今日の放課後、駿くんに*’sのメンバーを紹介しようと思うから授業が終わったら音ノ木坂の校門で待っててね!』

とのことである。*’sというのは彼女たちの活動しているスクールアイドルのグループ名のことだ。にしても、*’sの他のメンバーをお目にかかることができるのは素直に心がぴょんぴ…心が躍った。きっとみんな可愛い、もしくは美人なのであろう。そんなことを考えながら俺は音ノ木坂へと向かった。

音ノ木坂に着いた駿也は実をいうと少し気まずかった。なぜなら音ノ木坂学院は女子校なのである。そんな所に駿也が男一人で居るのは不自然で、悪く言えば怪しいように見られているようで気が気でなかった。

放課後「あ!駿くーん!お待たせ〜!」
ことり「ごめんね。待たせちゃった?」
駿也「ううん。俺も今来たとこだから。」

そんな決まり文句のやり取りを終えると、穂乃果ちゃんたちの後ろに見知らぬ女生徒6人が随伴していた。恐らく彼女らが*’sの残りのメンバーなのであろう。

穂乃果「では!早速ですがみんなに紹介するね。この子は私達の幼馴染みの柳沢 駿也くんだよ。みんな仲良くしてあげてね!」
まきりんぱなのぞえりにこ「「「「「「よろしく〜!」」」」」」
駿也「あ、どうも初めまして。柳沢 駿也です。よろしく!(うわ〜…みんな可愛い&美人だなぁ…)」

うん、予想したとおりだ。こんな事を言うのは失礼かもしれないが、さすがアイドルと言うだけあってみんな可愛いし美人だ。

希「うん、なかなかのイケメンやな」
駿也「えっ!?」
絵里「ちょっと希、いきなり初対面の人に失礼でしょ?」
希「ふふっ、冗談や♪ほんなら軽く自己紹介でもしとこか。ウチは東條希。よろしくな〜。」
駿也「あ、はい。よろしくです(何で関西弁なんだ…?)」
絵里「私は絢瀬絵里。よろしくね、駿也くん。」
駿也「うん、よろしく。(綺麗な人だな…ハーフかな?それともクォーター?)」
にこ「にっこにっこにー♪あなたのハートににこにこにー♪笑顔届ける矢澤にこにこー♪にこにーって覚えてラブにこー♪ …とまあこんな感じで。よろしくね。矢澤にこよ。」
駿也「う、うん。よろしくね(すごい…なんだ今の…まさにアイドルって感じだったな…。)」
凛「凛は星空凛にゃー♪よろしくね、駿也くんっ!」
駿也「うん、よろしく!(この『にゃー』って語尾、猫好きなのかな?それになんだか活発な雰囲気の子だなぁ)」
花陽「あ、あのっ!私、小泉花陽っていいます!よろしくお願いします!」
駿也「うん、よろしく(うーん、なんだか大人しそうな感じの子だな。だがその気弱さが逆に良いね)」
真姫「西木野真姫よ。よろしくね。」
駿也「よろしく!(なんだかいかにもツンデレって感じの子だ…かわいいけど)」

お互い軽く自己紹介を終えたところで、穂乃果ちゃんが言い放った。

穂乃果「さて、自己紹介も済んだところだし、穂乃果の家に行こうか!」
駿也「え?穂乃果ちゃん家に?なんで?」
穂乃果「だって、今日は駿くんの誕生日じゃん!だから*’sのみんなで駿くんの誕生日パーティを催そうと思ったんだぁ。今日呼んだのはそのためだよ?」

そうか、自分でもすっかり忘れてた…今日は俺の18歳の誕生日だ。その誕生日を音ノ木坂のアイドル全員に祝ってもらうだなんて、嬉しいと思う反面、なんだか照れくさい気もするが、ここは素直に感謝の気持ちを表しておこう。

駿也「そんな、初対面の人も多いのに俺の誕生日を祝ってくれるだなんて…いいの?」
穂乃果「もっちろん!みんなで最高の誕生日にしてあげるから、楽しみにしててよ!」
駿也「穂乃果ちゃん…ありがとう。とっても嬉しいよ。」
穂乃果「じゃあ行こ?」

そう言うと俺たちは穂乃果ちゃんの家に向かった。
この時、俺がまだあんな目に遭わされるとは微塵も思っていなかったのである…


368 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/14(木) 01:56:25 u9YaUIdg0
とりあえず今日はここまでです。まだくすぐられシーンが少なくて申し訳ないです。これからどんどん駿也が彼女たちの手によってめちゃくちゃにされていくのでお楽しみに…。続きは明日の深夜頃に投下する予定です!


369 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/14(木) 02:06:20 u9YaUIdg0
おっと、なんだか伏せ字になっている所がありますね。伏せ字になっている所はわかっている方も多いと思いますが「ギリシャ文字『ミュー』」です


370 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/14(木) 14:14:37 C7RSpmNA0
皆さん、お疲れです
ラブライブ作品まであがってるとは…
もう導入からすでに楽しみです 笑
では僕もすこしできたので投稿します!



第1話 陸上部


???「失礼します」

ドアの開く音とともに誰かが入ってくる

麗香「来たわね、こっちよ」
???「は、はい。し、失礼しま…きゃ!」
翔太「わあ!ちょ、ちょっ……」

麗香に招かれてきたのは短髪の垢抜けない女の子だった。もちろん翔太の恥態を見ては顔を赤らめる

麗香「ほら、照れてる場合じゃないわよ!」
茉乃「は、はい!はじめまして…陸上部のキャプテンやってます。2年の足立茉乃です」
翔太「陸上部の…キャプテン?何で俺に…てかあんまり見ないでくれる?」
茉乃「ご、ごめんなさい!」

二人はうろたえる。そんな二人を横目に麗香は

麗香「かわいいわね。でも今日はそんなこと言ってる場合じゃないわよ」
翔太「ちょ、麗香さん!何なんですか!この状況……説明してくださいよ!」

翔太はわけがわからず抗議する。当然といえば当然だが

麗香「ふふ、彼女はあなたに部費を上げるよう頼んでたうちの一人よ?そこで色々話し合った結果、生徒会長に直談判を押してもらいにいくことになったの」

麗香が代わりに説明する

翔太「それとこの状況……なんの関係が」
麗香「どうせ翔太くんは直接話しても聞かないでしょうし、各部の部長もそれでは納得しない。だからゲームで決着をつけるのよ」
翔太「ゲーム!?」
麗香「そう、名付けて……「部費をかけたこちょこちょ耐久ゲーム!」」
翔太「はあぁぁああああああ!?」
麗香「ルールは簡単よ。今から説明するわね?さ、足立さん。準備して」
茉乃「はい!」

茉乃は制服を脱ぎ、陸上のユニフォームの姿になる。ヘソをチラリと出したスポーツウェアにブルマとはいかないまでもか細くかわいらしい太股を出したショートパンツ…翔太の顔を茹で蛸のようにするのは容易いことだった


371 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/14(木) 14:15:47 C7RSpmNA0
麗香「じゃあ改めてルールを説明するわね?今から部長チームの人が翔太くんを10分間、くすぐるわ?」
翔太「じゅ、10分!?」
麗香「そう。翔太くんの選択肢は2つ…10分間降参せずに耐えるか、もしくは降参するか……降参しなければ部長チームは部費のためにとことんくすぐってくるわよ?」
翔太「降参したら……?」
麗香「降参しちゃったら部費のアップは認められるわ?もちろん、反対していた翔太くんは意思を曲げたということでお仕置き…残りの時間は引き続きくすぐられてもらうわ」
翔太「そ、それって……」

頭の回る翔太はもちろん気づく

翔太「どっちにしろ10分間くすぐられるじゃないですか!」
麗香「そうよ。逆にどうせ同じ時間くすぐられるのだから我慢した方が賢明よ?」
翔太「なんでこんなゲームを……」
麗香「ふふ、部活動を頑張る生徒を支えるのも生徒会長の役目よ?ってことで準備ができたみたいだし……始めましょ?」

麗香はこの茶番をただ楽しんでいる。そう思わざるを得ない翔太だった。そんな彼をよそに茉乃は翔太の頭上に座る。ムチムチした、しかし細い太股に頭を挟まれて……

翔太(こ、これが……女の子の脚…)

免疫のない翔太はすぐに赤くなる。普段は真面目でそんなことは気にかけたこともないからだ

茉乃「部費のため……部費のため……いざ!」

茉乃は自己暗示をかけながらその指を翔太の脇の下に這わせた


372 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/14(木) 14:16:38 C7RSpmNA0
こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ……

翔太「ぎゃ〜っはははははははははははははははははははははは!くすぐったい〜!!」
麗香「あらあら、まだ始まったばかりよ?10分間、どう頑張ってくれるのかしら?」

麗香は本当にこの状況を楽しんでいる

茉乃「こちょこちょこちょこちょ…ど、どう?その……部費…」

茉乃はへりくだりげに言う。しかし、その内気な態度とは裏腹にその指は止まることはない

翔太「あ〜っはははははははははははははははは!上げない〜〜!」
茉乃「むっ!それは許せない!えい!こちょこちょこちょこちょこちょ…」

茉乃は翔太の脇の下あたりを何度も往復させてくすぐる。少しずつ楽しそうになってきたようだ。5分ほど経ってから、茉乃は翔太のお腹の上にマウントをとっていた。そしてその指は、脇腹やお腹、みぞおちなどあらゆる箇所を責めていた

翔太「ぎゃはははははははははははははははははははははははははははははははは!や、やめて〜〜!」
茉乃「ぶ、部費をあげてくれるまでは……やめない」

翔太は悶絶する。茉乃は純粋な性格の割にどこかテクニックを持っている

麗香「へぇ、なかなかやるわね。慣れているの?」
茉乃「り、陸上部では肺活量のトレーニングにくすぐりを応用してるんです…」

茉乃は恥ずかしげにいう

麗香「ですって?早くしなきゃまずいわね?」

麗香は嬉しそうに翔太に話しかける


373 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/14(木) 14:17:40 C7RSpmNA0
茉乃「こちょこちょこちょこちょ……」
翔太「あ〜っはははははははははははははははははははははははははははははははは!わかった!上げる!上げるからぁはははははははは〜」
茉乃「ほ、ホント!?」
翔太「約束するから!」
茉乃「やった!」

茉乃はくすぐりをやめて嬉しそうにする。翔太はなんとか助かり、ホッとするがハッとする

麗香「忘れたの?部費を上げるってことは…どういうことか」
翔太「そ、それは……」
茉乃「も、もういいですよ」
麗香「え?」
茉乃「わ、私は部費を上げてもらって部活動が充実すればそれで満足ですから」

茉乃は立ち上がってそう言う。そして出口に立って一礼すると部屋を出ていった

麗香「律儀な子ね…まあいいわ?部費を上げてほしいのは彼女だけじゃないもの。さ、入りなさい?」

麗香はそういって次の人を招き入れる


374 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/14(木) 14:18:56 C7RSpmNA0
第2話 チアリーディング部

???「失礼します!」

元気のいい女の子が入ってくる。チアリーダーの格好をしており、おへそを出したチア服がとてもキュートだ、しかし、スカートから伸びた脚はとても細く長く、手には白のサテンのショート手袋をつけている

悠希「チアリーディング部部長の大雛悠希です!よろしく!」

悠希は元気よく自己紹介をする。彼女はそのあどけなさとは裏腹に絶大なプロポーションを持っており、過去に町でモデルのスカウトも受けたことがある。その悠希が翔太の腹部にまたがる

翔太「ちょ!何して……て、うわあ!」
悠希「ん?どうしたの?」
翔太「どうって……その、パ、パンツ!!」
悠希「あー、これはチア用のだから大丈夫よ」
翔太「そういう問題じゃないって!」

女の子の扱いに疎い翔太には刺激が強すぎたのだろう

麗香「じゃあ大雛さん、ルールはこの前話した通りよ?」
悠希「はい!頑張ります」

悠希はビシッと敬礼のポーズをとるとそのまま翔太の脇の下をくすぐる


375 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/14(木) 14:20:22 C7RSpmNA0
翔太「ぎゃ〜っはははははははははははははははは!な、何だよこれ〜っ」

翔太はおもいっきり笑い悶える。原因は彼女が着けているチア用の白いショートグローブだろう。サテン製であるため、運の悪いことにくすぐりのレベルを助長している

麗香「……なるほどね」

悠希「こちょこちょこちょ〜っ!どう?生徒会長さん!」
翔太「あっはははははははははははははははははははははははははははははははは!くすぐったい!くすぐったいから〜っ」
悠希「じゃあ部費上げてよ〜」
翔太「そ、そんなこと言われても…ぎゃはははははははははははははははは!」
悠希「上げないならもっとくすぐるから!」

悠希はさらに脇腹、お腹とテンポよくくすぐる

麗香「へぇ、いい責めっぷりね」
悠希「もちろん!人を笑顔にするのが私達の仕事ですから!」

悠希はエッヘンとばかりに胸を張る

翔太「そんな方法いらない〜ぎゃはははははははははははははははははははははははは〜」
悠希「さ、それより!ぶ・ひ!上げてくれる?」

悠希はさらに指を細かく動かす


376 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/14(木) 14:22:27 C7RSpmNA0
翔太「わかった!上げる!上げるからぁ〜はははははははははははははははははははははははは」
悠希「いくらぐらい?」
翔太「えっと…月500円ぐらい……?」
悠希「…………」

悠希はくすぐりを再開する

翔太「ぎゃははははははははははははははははははははははははは!」
悠希「ここをこうしたら…もっとくすぐったいよね〜?」

悠希は脇の下を容赦なしにくすぐる

翔太「わかった!あはははははははははははははははははははははははははは〜!2000円!上げるからぁ〜〜」
悠希「それなら…まいっか」

悠希は翔太から降りてすぐに部活の支度をする

麗香「あら、まだくすぐってもいいのよ?」
悠希「今日は目的果たせたからいいです!もし、落ち込んだときとかはまた笑わせに行きますから」

悠希はガッツポーズをする

悠希「それじゃ…」
麗香「あ、ちょっと待って……」
悠希「?」

麗香は悠希にこっそり話しかける

悠希「何ですか?」
麗香「その手袋…貸してくれない?」
悠希「え、でも…」
麗香「大丈夫。明日には返すわ」
悠希「ま、まあ…今日は使わないですけど」
麗香「ありがとう」

悠希はわけもわからず、麗香に手袋を貸してそのまま出ていった。むろん、麗香がこれを使うのはあのためだろう。そして翔太は気づいていなかった。今までの二人はほんの序章であることに……部費を上げると言った途端に帰って追加のくすぐりを放棄してくれたのだから


377 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/14(木) 14:34:42 C7RSpmNA0
とりあえずこの辺で…
最後に書いてあった通り、次からが本番と言える感じです

引き続きご支援のほどを


378 : タツタアゲ :2014/08/14(木) 15:05:37 Fm39JxI20
んー!夏だから今度は美人の妹や大人しそうなお姉さんにオイル塗りくすぐりシチュが見たいなぁ
乳首責めも見たい…夏は妄想の天国や


379 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/14(木) 15:31:45 5a/VjZ320
小学生のも、生徒会のもラブライブのもすべて期待してます!!
応援しています!!!!


380 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/14(木) 22:34:10 u9YaUIdg0
手袋責めいいですねぇ。しかも手首までの短いやつってのが個人的にすごく嬉しいです。小学生の方も生徒会の方も応援しております!


381 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/15(金) 01:45:21 gRr4PnLc0
穂乃果「ただいまーっ」
駿也「お邪魔しまーす」
穂乃果母「あら、駿也くんじゃない!大きくなったわねぇ」
駿也「どうも、ご無沙汰してます」

穂乃果ちゃんの家に来るのは結構久しぶりだ。おばさんへの挨拶を済ませると俺たちは2階にある穂乃果ちゃんの部屋へ向かった。

駿也「そういえば雪穂ちゃんは? 」

雪穂ちゃんとは、穂乃果ちゃんの妹である。小さい頃に何度か一緒に遊んだこともある。確か今年受験生だったよな…

穂乃果「今日はまだ帰ってないみたい。亜里沙ちゃん…あぁ、えっと、絵里ちゃんの妹さんなんだけど、その子と会う約束があるって。」
駿也「へえ、絵里さんって妹さんいるんだ?」
絵里「ええ、今受験生で、私達に感化されて音ノ木坂学院に入学したいって言ってるの。」
駿也「おお…すごいね。てことは結構な支持を集めてるってことじゃん。」
ことり「うん、でもここで満足するわけにいかないから、もっと頑張らないとってみんなで毎日練習に励んでるの」

そんな話をしている間に穂乃果ちゃんの部屋に着いた。そして部屋に入った途端、目に入ってきた光景は目を見張るものであった。部屋の中は色々な装飾を施され、まさに誕生日会に相応しい様子であった。

駿也「うわあ…すごい…」
穂乃果「ふふーん、驚いた?みんなで昨日のうちに飾り付けしたんだ♪」

ああもうなんて幸せ者なんだ俺は!こんな美少女たちにここまで誕生日を盛大に祝ってもらえるだなんてもう死んでもいいくらいだ…

そんなこんなで誕生日会は盛り上がっていった。…が、どうもさっきから眠気が襲ってきてる。今日は体育もなかったし、そんなに疲れてるはずはないのに…

駿也「(あ…やばい…もうだめだ…)」

唐突な睡魔に抗えなかった俺はそのまま意識を手放した。目を閉じる直前、みんなの顔に不敵な笑みが浮かんでいたように見えたのは気のせいなのだろうか


382 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/15(金) 02:40:51 gRr4PnLc0
駿也「ん…あれ…?」

いつの間にか寝てしまっていたらしい。目を覚ますとそこにはみんながいた。

ことり「あ、おはよう駿くん♪」
駿也「あ、うん。ごめん、なんだか急に眠くなっ…あれ?」

起き上がろうとすると、手足が動かせないのに気が付いた。なんだこれ…一体どういうことなんだ?
なんで俺は穂乃果ちゃんのベッドの上に縛られてるんだ?

駿也「えっ、おい何だよこれ…」
穂乃果「ごめんね駿くん。今日は悪いけど家には帰らせないよ?」
駿也「…へっ?」

意味がわからない。どうしちゃったんだ一体…みんなの顔がちょっと恐いぞ…

海未「ごめんなさい駿也。私もこんな手荒な真似はしたくなかったのですが、こうでもしないと駿也に逃げられてしまうので…」
駿也「海未…ちゃん?」
希「昨日な、穂乃果ちゃんから聞いたんや。駿也くんが『くすぐり』に弱いっていうのを」
駿也「!!!」
穂乃果「実をいうとね、ここにいるみんなは…」
駿也「みんなは…?」

言うのを躊躇っているように思える穂乃果ちゃんに俺は続きを言うよう促した。

穂乃果「駿くんみたいな男の子をくすぐって笑わせるのが好きなの」
駿也「…なに、それ…」
にこ「それで昨日のうちにみんなで打ち合わせたのよ。どうすれば駿也をくすぐり倒せるか、ってね」
絵里「そこで思い付いたのが」
凛「飲み物に睡眠薬を混ぜて♪」
花陽「それを飲んで眠ったところを…」
真姫「ベッドに拘束するってわけ。」

なんと恐ろしい計画だ…そんなことは微塵も疑わずにほいほいと穂乃果ちゃんの家に誘い込まれたってわけなのか!?

駿也「そんな…じゃあ、今日みんなが祝ってくれるって言ったのは…」
穂乃果「もちろん、このためだよ♪」
駿也「……」

何も言えなかった。なんだか今まで信頼してきた仲間に裏切られたような気分だ。

穂乃果「さ、というわけで早速だけど…」
ことり「やっちゃおうか♪」
海未「すみません駿也、騙してしまって…」

みんなが一斉に手を伸ばしてくる。それに今気が付いたが上半身裸じゃないか!これはマジでやばいんじゃないか!

駿也「やっ…やめっ…待って!みんなどうしたんだよ!人が変わったみたいに…!」
全員『こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ〜♪』
駿也「ひぃやぁぁはっはっはははっはぁっ!!!!!」
穂乃果「ふふっ♪やっぱり駿くんの笑い声は可愛いなぁ…♪こちょこちょこちょ♪」
ことり「うわぁ…くすぐったそう♪どう、駿くん?くすぐったい?こちょこちょこちょ♪」
海未「駿也…可愛いです…こちょこちょ…」

海未ちゃん…今まではずっと横で見ているだけだったのについにそっち側にまわってしまったのか…いや、元からそっち側だったんだよな…それにしても9人に身体中をくすぐられるのって相当やばいぞこれ…元々こういうのに弱い俺がこんなに大勢にやられるなんて拷問もいいところだ。数秒やられただけで息も絶え絶えだ。

駿也「はぁっ、あはぁっはっはっはっ!!!やめぇひぇぇ!!!(息が…!)」
穂乃果「みんなストップ!」

穂乃果ちゃんがそう言うとみんなは俺の身体に這わせていた指を止めた。あぶなかった…もう少しで窒息するところだったよ…。が、まだ悪夢は始まったばかりだった…


383 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/15(金) 02:43:12 gRr4PnLc0
今回はここまでとさせていただきます。半ば寝ぼけ眼で書いたのでどこかおかしい所があるかもしれません…次回からはもっとくすぐりシーンを導入させていきますので…


384 : カン :2014/08/15(金) 07:31:11 XpBUqJPo0
リンちゃんのくすぐりテクニックは!?マキちゃんのピアノの指テクニックもまだ…花陽ちゃんもくすぐりうまそう…爪の長さも良さそうだしwローション責めとかお風呂シチュはいらないかなw


385 : カン :2014/08/15(金) 07:32:25 XpBUqJPo0
アリサちゃんと雪穂も参加するのかな?w楽しみです!次回も期待します!


386 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/15(金) 10:58:38 Gnz4b6Ts0
乙です!
アイドルによってたかって…羨ましい 笑

せっかく9人も個性の違うキャラがいることですし一人ずつ責めても面白いと思いますよ


387 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/15(金) 13:54:27 gRr4PnLc0
評価ありがとうございます。もちろん、一人ずつに責められるシーンもちゃんと用意しておりますのでご安心を…


388 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/16(土) 00:58:28 XqXCrNuY0
穂乃果「ごめんね?いきなり9人がかりはキツかったよね」
駿也「はぁ…はぁっ、穂乃果ちゃんっ…なんで…こんなこと…」
穂乃果「ん〜?それはねぇ、駿くんの笑い声が好きだからだよ♪だからもういっそ私達のくすぐり奴隷にして永遠に駿くんのことをくすぐり倒したいな〜なんて♪」
駿也「なっ…奴隷!?」

そんな恐ろしい事をさらりと言い放つなんて…いつもの穂乃果ちゃんからは想像できない。本当に人が変わってしまったんじゃないのか…

穂乃果「じゃあそういうことで再開しようか!」
駿也「え!?ちょ、ちょっと待ってくr…」
穂乃果「だーいじょうぶ!今度は9人がかりじゃなくて1人ずつだから安心してよ♪」
駿也「そういう問題じゃ…」
穂乃果「じゃあねぇ…1人1分交代でどうかな?」
駿也「え、1分?」

1分ならなんとな耐えられそうか…と思ったのも束の間、穂乃果ちゃんは直後にこんなルールを付け加えた。

穂乃果「ただし!もし1分我慢できずに笑っちゃったらペナルティとしめ10分間くすぐられる」


389 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/16(土) 01:28:48 XqXCrNuY0
穂乃果「ごめんね?いきなり9人がかりはキツかったよね」
駿也「はぁ…はぁっ、穂乃果ちゃんっ…なんで…こんなこと…」
穂乃果「ん〜?それはねぇ、駿くんの笑い声が好きだからだよ♪だからもういっそ私達のくすぐり奴隷にして永遠に駿くんのことをくすぐり倒したいな〜なんて♪」
駿也「なっ…奴隷!?」

そんな恐ろしい事をさらりと言い放つなんて…いつもの穂乃果ちゃんからは想像できない。本当に人が変わってしまったんじゃないのか…

穂乃果「じゃあそういうことで再開しようか!」
駿也「え!?ちょ、ちょっと待ってくr…」
穂乃果「だーいじょうぶ!今度は9人がかりじゃなくて1人ずつだから安心してよ♪」
駿也「そういう問題じゃ…」
穂乃果「じゃあねぇ…1人1分交代でどうかな?」
駿也「え、1分?」

1分ならなんとな耐えられそうか…と思ったのも束の間、穂乃果ちゃんは直後にこんなルールを付け加えた。

穂乃果「ただし!もし1分我慢できずに笑っちゃったらペナルティとしめ10分間くすぐられるから頑張って耐えてね♪」
駿也「えぇっ!?そんな、笑わずになんて無理だよ!!」

が、そんな俺の抵抗も虚しく…

穂乃果「じゃあまずは穂乃果からね〜♪こちょこちょこちょこちょ〜♪」
駿也「くひぃっ!?…ふぅっ、ぁっ…!」

いきなりだったので早速笑いそうになったが何とか堪えた。が、穂乃果ちゃんもなんとかして笑わせようとしてくるのは当然で…

穂乃果「そ〜れ、こしょこしょ…」
駿也「!?なははははっ!!」

穂乃果ちゃんは、脇の下をくすぐっていた手をいきなり脇腹に持ってきて指先を細かく蠢かせた。急に別の部位をやられるとは予想していなかったからたまらず吹き出してしまった。

ことり「あ〜笑っちゃったね〜♪」
絵里「ふふっ、本当にくすぐったがりなのね、駿也くんって」
真姫「こんな様子じゃ、全員に10分間くすぐられることになるんじゃない?」
穂乃果「駿く〜ん、早いよ〜♪まだ20秒も経ってないよ?」
駿也「だ、だって!無理だよこんなの!」
穂乃果「はいはい口答えしな〜い♪…てことで、お仕置き♪こ〜ちょこちょこちょ♪」
駿也「いやぁぁぁっはっはっはっ!!はははははっ!!!」

穂乃果ちゃんは脇の下と脇腹を往復するように手を動かしながらくすぐってきた。なんなんだこれは…普段のくすぐりとはまるで手つきが違う!

穂乃果「あ、ちなみに好きなだけ笑って大丈夫だからね。お母さんは用事で出かけて行ったし、雪穂は亜里沙ちゃんのところに泊まってくるみたいだから♪」
駿也「ひゃははははは!!!ふひひひ!!!」
花陽「うわぁ、くすぐったそう…」凛「もしかして穂乃果ちゃんって意外とSだったのかにゃ〜?」
穂乃果「脇だけじゃつまらないから脚の方もくすぐっちゃお♪」
駿也「やっ、やめぇ…!」
穂乃果「ふふん、やめな〜い♪これはお仕置きなんだから♪こちょこちょ…」
駿也「あぁっ…くふふっ…そこはぁ…!」
穂乃果「ん〜?なんだかここが大きくなってるのは気のせいかなぁ?」

穂乃果ちゃんは俺の股間を見て言った。うぅ…恥ずかしい…みんなに見られてるよ…

ことり「もしかして駿くん、女の子にこんなことされて興奮しちゃったのかな?♪」
にこ「くすぐられて喜ぶなんて変態ね。穂乃果、もっとやっちゃいなさいよ」
穂乃果「ほらほらぁ、まだまだ終わらないよぉ?こちょこちょこちょこちょこちょ〜!」
駿也「ひゃはははははは!!!もう無理ぃひひひひひ!!!!」


390 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/16(土) 01:29:52 XqXCrNuY0
おうふ…またミスって途中送信しちゃってますね。見苦しい所をお見せして申し訳ないです…


391 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/16(土) 02:17:36 XqXCrNuY0
穂乃果「ん、もう10分経っちゃったの?早いな〜…」
駿也「はぁっ…はぁっ…はぁっ…げほっげほっ!」

や、やっと10分か…感覚としては1時間くらいくすぐられていた気がするけど…

ことり「じゃあ次はことりがこちょこちょしま〜す♪」チュンチュン
駿也「ちょっ…まっ…はぁっ…休憩させて…」
ことり「ふふ、いいよ♪どうせまた死ぬほど笑うことになるから、今の内に息を整えておいてね?」

さらっと恐いこと言うなよ…いつもの天然でかわいいことりちゃんは何処へ行ってしまったんだ…

駿也「ふぅ…うん、もういいよ。」
ことり「うんっ♪じゃあいくね?こちょこちょ…」
駿也「ひぐぅっ!?あはははは!!」
ことり「え〜!早いよぉ!ww」
駿也「え!?何今の!?物凄くくすぐったかったんだけど…」

穂乃果ちゃんのくすぐりも勿論くすぐったかったけど、ことりちゃんのは比べ物にならないくらいくすぐったい…何があったんだ…

海未「ことりはライブ衣装の製作を担当するほど手先が器用ですからね。そのせいかもしれません」

…こりゃーマジで死ぬかもな、俺。死にはしなくとも失神はするかもしれない…

ことり「じゃあ駿くん…覚悟してね?♪」ワキワキ
駿也「ひっ…!」
ことり「こちょこちょこちょこちょ〜!♪」
駿也「ひゃぁぁはっはっはっはっ!!!らめぇぇぇ!!!」

ことりちゃんはその器用な指先で脇の下を掻き回すようにくすぐってきた。今までのと比較にならないくすぐったさが頭の中を支配している!まずい、本当に失神してしまいそうだ…

ことり「あ、だめだよ気を失っちゃ!穂乃果ちゃんの言う通りこれはお仕置きなんだから♪失神して楽になろうだなんて思わないでね♪」
駿也「はははははははっ!!もうゆるひてぇぇへぁはっはっ!!」

ことりちゃんは俺が失神してしまいそうになる直前でくすぐる手を緩め、俺の意識を保たせていた。いっそ失神してえば楽になるかと思ったがそうは行かなかったようだ…くそっ、この地獄のような苦しみからは逃れられないのか!

ことり「こんなのはどうかな?こしょこしょ〜♪」
駿也「あっ、はぁっ!それはっ…!」
ことり「ふふふ…駿くんかわいい♪」

ことりちゃんは手を胸のあたりでわしゃわしゃと蠢かせ始めた。くすぐったさと気持ち良さが同時に襲ってきて何も考えられなかった。ことりちゃんって実はくすぐりのプロなんじゃないだろうか…

ことり「ん〜、そろそろ息が整ってきたんじゃないかな〜?それっ!こちょこちょこちょ〜!」
駿也「あぁっ!はっはははははは」

俺が息を整え終わったのを見計らったらしく、ことりちゃんは再び激しいくすぐり攻撃を仕掛けてきた。その後も気を失いそうになっては手を緩め、息が整ってきたら…を10分間、繰り返しやられた。これでまだ2人目だなんて気が遠くなりそうだった…いつになればこの悪夢のような時間は終わるのだろうか…


392 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/16(土) 02:19:50 XqXCrNuY0
今回はここまでです。凛ちゃんや真姫ちゃん待ちの方は申し訳ありませんがもうしばらくお待ちいただければと思います…


393 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/16(土) 23:36:20 K/ojn2e60

ん 乙カレー

高校生って少年て言えるんですかね?


394 : 名前 :2014/08/16(土) 23:49:49 M.tQyaiU0
お疲れです!いやぁ〜いいですね!次が楽しみです!


395 : 時雨 :2014/08/17(日) 03:29:16 YVm.nXfw0
ようやく第四章の完成です。
ちょいいつもより長いです。
>>356
きっと暁はどんなやつでもどMにしていくことでしょう。
>>357
イメージは自由ですよ。あえてあまり見た目の描写はしてませんしね。
しかしそうなるとCV洲崎綾か。
それはそれで……
>>358
醍醐はもっといたぶるべきだったかなと思っています。
>>361
この短期間にくすぐりの知識がかなり身に付きました。
同志の話や体験談を聞くたび勃起が止まらなく……
私自身がくすぐりに目覚めたのはおそらく保育園時代。
当時好きだった子に後ろから首元をくすぐられました。
些細な事ですがそれが現在になって性癖として残っているきっかけかと……
今だったら体全身思いっきりくすぐられてみてぇ。
いつか風俗に行ってそういう体験をして見せる。

というわけでお待たせしました。
続きをどうぞ。


396 : 時雨 :2014/08/17(日) 03:31:35 YVm.nXfw0
登場人物の紹介5

鹿島 清花 (かしま さやか):鹿島咲の姉。高校2年の17歳の女子。一条過去の知り合い。ピアノのコンクールで優秀賞をとったことがある。正と過去に会ったことがあると言うが……

須藤 正 (すどう ただし):主人公。小学5年生で10才の男子。特に取り柄もなく何処にでもいる普通の少年。暁と礼と奏にいじめられている。

秋山 暁 (あきやま あかつき):ヒロイン。小学5年生で11歳の女子。学年一の美少女で成績優秀運動神経抜群の才色兼備。裕福な家庭に育ち周囲から将来を期待されるがその実本人は捻じ曲がった考えを持ち始める。常に人の上に立つことを望み、特に異性を蔑視する。礼と奏と共に正をいじめている。

二階堂 礼 (にかいどう れい):暁の親友の一人。小学5年生で11才の女子。資産家の子女でありお淑やかで清楚な雰囲気をもち、暁に匹敵する成績と美貌を持つ。最近は暁の影響でくすぐりに目覚める。

七瀬 奏 (ななせ かなで):暁の親友の一人。小学5年生で10才の女子。明るい性格で人当たりもよく男子からも人気があり、クラスのアイドル的存在。暁以上の運動神経を持ちスポーツ万能。暁の影響で人をいじめる快感に目覚める。

鹿島 咲 (かしま さき):鹿島清花の妹。中学3年生で15歳の女子。優駿と付き合っていたが別れる。過去にあったことが原因で人をくすぐることに快感を覚えるようになる。

霜月 弓弦 (しもつき ゆづる):鹿島咲の友達。中学3年生で14歳の女子。お嬢様育ちで、清花にピアノを教えてもらっている。かなりのドSで学校では彼女にいじめられている男が何人もいる。

一条 過去 (いちじょう かこ):醍醐の姉。小学6年生で12歳の女子。趣味は本を読むこと。いかにも文学少女で周りから尊敬されている。

須藤 洋子 (すどう ようこ):正の母親。33歳。美人な方だが何処にでもいる普通の人妻だと思っている。鈍い。

須藤 真 (すどう まこと):正の父親。34歳。普通のサラリーマンで係長。


397 : 時雨 :2014/08/17(日) 03:33:32 YVm.nXfw0

第四章 【鹿島清花】

正は今日も暁の家でくすぐられる。
初めて暁にくすぐられてから一月は経った。
夏休みも後半に差し掛かっていた。

暁「さて、正。今日は何されたいかしら?」
正「その前にちょっとおしっこに行ってもいいかな?」
奏「まあそのぐらいだったら……」
礼「正君デリカシーないなぁ」
暁「いえ、待って。駄目よ。トイレに行くのは」
正「え!?」
暁「そうね、今日は正に我慢したままくすぐられてもらうわ」

とんでもないこと言い始めた!?

奏「それいいね!」
礼「いじめがいがありそう!」
正「む……無理だよ。漏らしちゃうよ?部屋汚しちゃうよ?」
暁「誰がここでくすぐると言ったのかしら?奏、礼、正を連れて行くわよ」
奏「いいよ〜」
礼「逃げちゃだめだよ。正君」

奏と礼が正を捕らえ暁についていく。
着いた場所は浴室の更衣室だった。

暁「さあ、着替えるわよ」
奏「ああ、だから暁以前水着をここに置くように言ったんだね?」
礼「正君はあっち向いてね」
暁「見たらくすぐり殺すわ」

正は後ろを向く。
三人は水着に着替える。
生々しく衣服を着替える音が聞こえる。

奏「もうこっち見ていいよ」

どうやら着替え終わったようだ。
振り返るとスクール水着を着た三人がいた。

暁「目つきがエロいわね。正」
奏「ただのスクール水着姿に欲情するのは異常だよ?」
礼「これはお仕置きだね」
暁「さあ、あなたも脱ぎなさい。当然全裸……と言いたいところだけどあなたの水着もあったわね」

以前暁に言われてスクール水着を持って行ったことがある。
その時はただ置いていけと言われただけだったがこういうことだったか。
暁に催促され水着に着替える。
そして浴室に引き込まれた。

暁「ここで何をするかはわかるわね?」
正「く……くすぐられる?」
暁「当然だけどどんなにくすぐられてもおしっこを我慢すること。もし漏らしたら……」
礼「罰ゲームだね!」
奏「罰ゲームは何するの?」
暁「ふふ♪このローションをつけてくすぐるわ」
正「え?それだけ?」
礼「甘く見ない方がいいよ。正君」
奏「そうだよ。あの茂君もローションには屈服したんだよ?」
正「ええ!?茂が!?」

全く実感はわかなかったがやばいことであることは伝わった。

暁「正、あんたにローションをかけてくすぐったら下手したら死ぬかもね?」

そ、それほどか!?

礼「それが嫌なら我慢だよ?正君」
奏「漏らしたら死ぬと思っていいよ」
暁「まあそれまでは優しくやってあげるわよ。すーりすり♪」
正「うわ!?……あ……く……」

暁は胸の上の方を撫でる。


398 : 時雨 :2014/08/17(日) 03:35:16 YVm.nXfw0

奏「私その悶える感じ好きだな〜つーーーー♪」
正「ひああああ!!うう……ああああ!!」

奏は背中を指を滑らせて正を感じさせる。

礼「最初は優しくしてあげるね。つんつんつんつん♪」
正「あ!……う!……う!……うう!……」

礼は脇腹の辺りをツンツンと突っつく。
その度正は体を震わせる。

暁「まだまだ余裕と言った感じね。言っておくけど漏らすまで今日は終わらせないわよ」
正「ええ!?」

それじゃ絶対罰ゲーム受けるじゃん!?

奏「そりゃ罰ゲームなしで終わったら興醒めだよね」
礼「絶対漏らさせてあげるからね?」

もみもみ

正「あふ!?ぎゃ!」

礼が正の脇腹をを軽く揉む。

礼「この程度じゃあ駄目かぁ」
暁「徐々に追い詰めてやればいいのよ。つーーーーーー♪」
正「うう……ひいいいい!!ああああああ!!」

暁が腕に沿って指を滑らせる。

奏「そうそう、その方が辛いはずだしね。ふぅ〜〜〜♪」
正「あ!!……くぅうう!!」

奏は後ろから耳元の性感帯に向かって息を吹きかける。
正はその息に敏感に感じてしまう。
その反応は膀胱に連動して響く。
咄嗟に内またになってしまう。

暁「あら、男が情けないわね。そんな恰好してちゃ」
礼「正君それじゃ女の子だよ」
奏「もっとくすぐって、立てないようにしてあげる」
暁「まだ我慢できるわよね?こちょこちょ♪」
正「ぎひいい!!……あひゃひゃひゃひゃ!!!……ああ!!」

普段は思いっきり笑えるのに我慢しないといけないので必死に耐える。
今にも出してしまいそうで足をもじもじさせていた。

暁「ふふ♪苦しそうな顔になってきたわね」
正「……やめ……て……」
奏「女々しいなぁ。つんつん♪」
正「!!……!!…………」
暁「もう声も出ないのね」
礼「正君、もう容赦なくやるね。こちょこちょこちょこちょ♪」
正「!!……ああ!!……うう!!……!!」

礼のくすぐりで険しい顔になるが体を捩じらせ耐える。

暁「結構粘るじゃない。けどあんたにとって三人同時は反則よね?こちょこちょこちょこちょ♪」
奏「止めだね!こちょこちょこちょこちょ♪」
正「あああ!!!うわああああ!!!いやだ!!!いやだああああああああああ!!!!」

次の瞬間正の体が震えたかと思うと水着から流動性のある液体が流れ始める。

暁「漏らしたのね。あれだけ漏らしちゃ駄目だって言ったのに」
奏「正君、わかってるよね?」
礼「これはもう罰ゲーム確定だね」

当然予定調和な事態だった。
正は女子の目の前で漏らすという恥辱まで体験してしまった。


399 : 時雨 :2014/08/17(日) 03:37:38 YVm.nXfw0

暁「とりあえず汚いから洗い流しましょ」

暁はシャワーを正の股間にめがけてかける。

正「あひいいいいい!!!」
奏「あ、逃げちゃ駄目だよ」
礼「そうだよ。ちゃんと綺麗にしなきゃね」

奏と礼に捕えられ、動けなくされる。
暁は正の水着を引っ張り直接正の股間にシャワーをかける。

正「ぎゃああああああああ!!ひいいいいいいいい!!」
暁「やっぱり男って情けないわね。この程度で悲鳴を上げるなんて」

暁はシャワーを止めローションを手に取る。

暁「さあ、罰ゲームよ。とりあえず正を座らせてあげて」

奏と礼に引っ張られ座らせられる。
相変わらず拘束されたままだ。

暁「じゃあ、かけるわね」

正の上半身にローションを注ぐ。

暁「まずは塗り広げなきゃね」

暁はローションのかかっている所に触れまだかかっていない所に塗り広げる」

正「ひやあああああ!?うわあああああああ!!!」

正は未知の感覚に悶える。

暁「まだちょっと触れただけでそれじゃ先が思いやられるわね」
奏「やっぱり正、凄い感度だね」
礼「くすぐったら壊れちゃうかもね」

礼と奏は正を解き手をわきわきさせる。

正「ひ……!!」
暁「待って、いきなりくすぐって気絶でもされたら面白くないわ」
奏「じゃあどうするの?」
暁「私たちもこのローションの感覚を楽しみましょ?せっかく水着を着ている訳だし」

そういって暁は正を上から抱きしめる。
体と体が密着し暁の顔が正の顔に限りなく近づく。
正の顔は赤くなり困惑する。
暁は体全体で正の体に擦りつける。

正「あああ!!なんか……!!ああ!!!」

正はその感覚に快楽を感じずにはいられなかった。
それを見ていた奏と礼も暁の大胆な行動に吃驚していた。

礼「なんか……エロいね」
奏「暁、大胆だね」
暁「後であなたたちもやらせてあげるわね」

正はあまりのことで水着がテントを張ったような形状になっていた。

暁「あら?正、もしかして興奮したの?ここ、膨らんでいるわよ」

暁は正の股間を手で優しく擦る。

正「うわああああ!!」

正は擦られ声を上げてしまう。

暁「そういえば正が起つのは珍しいわね。性に目覚めたのかしら」
奏「そろそろ私も参加しよっと。腕を擦ってあげる」
礼「私も。こっちの腕を擦るね」

奏と礼は片腕ずつ掴み、腕に沿って手でマッサージするかのように擦る。

正「うぐぅ!!ああああああああああああ!!あああああ!!!」
暁「まさに天国って奴よね、正?それとも快楽地獄かしら?」

正は質問に答えられずただ声を上げる。
正にとって快楽なことは間違いないだろう。


400 : 時雨 :2014/08/17(日) 03:39:47 YVm.nXfw0

暁「気持ちよさそうな顔してるわね。罰を受けている自覚があるのかしら?すりすり♪」
正「あああああ!!!ひいいいいいいいいいいい!!!」

暁に股間を擦られ苦しみ悶える正。
水着の上からなので余計に正は感じてしまうのだった。

暁「あんたオナニーはしたことあるのかしら?」
正「……え?オナニーって何?」
暁「ちんこを弄って気持ちよくなることよ」
奏「正、オナニーも知らないんだ〜」
礼「ごめん、私も知らなかったよ……」
暁「気にすることはないわ。知らなくて当たり前よ?何故か大人は意味もなく隠そうとするしね」
奏「そうそう、恥ずかしいと思うから恥ずかしいことになるってわからないのかなぁ」
暁「で、正。オナニーをしたことは?」

暁は顔を近づけて尋ねる。

正「多分、ないよ」
暁「多分って何よ?」
正「多分っていうかおしっこのことじゃないよね?だったらないよ」
奏「何か本当っぽいよね」
暁「そう……だったら今日が初めてね」
正「な……なにが?」
暁「もうわかるでしょ?あんたが初めてイかされるってことよ」
正「い……いく?何処へ?」
暁「馬鹿は説明するより実際にやってあげる方がわかるものよ」

暁は正の水着の中に手を突っ込み、中にあるものを握り撼かす。

正「ええ!?ああああ!!……うわあああ!!…………!!!」

正は頭を上にあげ喘ぎ声を上げた後、口を魚のようにパクパクさせる。

暁「当然だけど醍醐と同じく剥けてないのね」
奏「茂は剥けてたよね」
暁「うちの兄は情けないことに剥けていなかったわね」
礼「正君はこのままでいいよ。だって可愛いし」
暁「だったら醍醐のはもっと可愛いわね?」
礼「あんな汚物と比べたら正君が可哀想だよ」

醍醐……散々だな。

暁「なんかあんたって安心するのよね。こうやって抱きしめても全然平気だし」
奏「なんかそれわかる気がする。他の人とは違うよね」
礼「うん、それにこんな敏感な人いないよ?くすぐってて楽しいし」

くすぐられている方の気持ちは無視ですか。そうですか。

暁「まあそれとこれとは別として、容赦なくいくから」
正「え?」

暁は正のちんこを手で器用に揉みながら前後左右に動かしていた。

正「ひやあああああ!!!ぎゃああああああああああ!!!」
暁「ふふ♪もしイったら思いっきりくすぐってあげようかしら?」
正「そんなあああああ!!!むりだああああああ!!!」

正は身を捩らせたくても奏と礼に腕を掴まれているのでできない。
そして足は暁が足でがっちりとホールドしているので動かせなかった。

正「う!!!!あああああ!!!……ああ……」

正は一瞬体をぶるつかせたかと思うと途端に力が抜けたかのようにぐったりする。

暁「イったのね?流石に液は出てこないわね」
礼「じゃあお仕置きだね♪」
奏「久々に足の裏をくすぐってあげるね♪」

ああ……このパターンは……

暁「礼、次あなたが上に乗っていいわよ」
礼「あ、ありがとう暁ちゃん。一遍やってみたかったんだ♪」

もうやめてくれ……

奏「その次私だからね?」
暁「さあ、正。覚悟はいいわね?」

そして正は今日もくすぐり地獄を味わわせられるのだった。
また明日も暁と奏と礼にくすぐられるのだろうと思いながら今日あったことを考えないようにしていた。


401 : 時雨 :2014/08/17(日) 03:42:38 YVm.nXfw0


翌日。
疲れが溜まっていたのだろう。眠気が取れず眠りっぱなしで昼が過ぎていた。
それでもまだ寝足りずベッドの上で時間を費やす。
そんな中で突然布団が剥ぎ取られてしまう。

お母さんかな?

寝ぼけて起き上がろうとするとそれを阻止するかのように正の上に何かがのしかかる。

正「え!?」

そしてその何かは正の脇腹に手を伸ばしくすぐり始める。

正「あ!?ぎゃははははははははははは」

正は朝っぱらから無理やり笑わせられる。
そして目が覚めた正の上には女子高生の制服を着た鹿島清花が座っていた。

清花「おはよう、正君。また会ったわね」
正「……え!?確か……さ……清花さん?」
清花「覚えててくれたんだ?嬉しいなあ」

清花は正の腋の下に手を添えながらそう言った。

正「ひ!!何を!?」
清花「ただ触れただけなのに感じたんだ?敏感なんだね♪」

清花は嬉しそうにそう言う。

清花「私ね、実はくすぐりフェチなんだ♪君を会場で見た時からくすぐりたいと思ったの♪」
正「ええ!?」

清花は細長い手の指を正の目の前に持っていき艶めかしくわきわきさせる。

清花「私、ピアノやってるからくすぐりには自信があるの♪最初は手加減してあげるね?」

彼女は蠱惑な笑みを浮かべる。
明らかに危険な感じがしたので正は咄嗟に清花の手首を握る。
だがあっさり彼女に振りほどかれてしまった。
流石に小学生の正が高校生の清花に勝てるはずがなかった。

清花「あら、反抗的なのね正君。でもすぐ屈服させてあげるから安心してね?」

再び清花は正の腋の下に手を添える。

清花「ここは皆弱いんだよね♪こちょこちょこちょこちょ♪」
正「ぎゃはははははははは!!!おかあああああああ!!!さあああああああああ!!!」
清花「あなたのお母さんは今買い物に行ってるから呼んでも無駄よ?」
正「ぎゃああああはははははははははははは!!!!あはははははは!!!!……!!……!!!」

正は大声で笑い叫ぶが途中で息が続かず声が止まる。
清花は手を止め息切れを起こす正に問いかける。

清花「ねえ、私のこと思い出してくれた?」

正は、声を出すことが億劫に感じたため、首を横に振った。

清花「お姉ちゃん悲しいなぁ、昔あれだけのことしてあげたのにまだ思い出せないなんて」

昔?
正は思い出そうとしたとき清花は脇腹に手を添える。

清花「それじゃ無理やり思い出させてあげるね?こちょこちょこちょこちょ♪」
正「ぎゃああははははははははははは!!!しいいいいい!!!しぬうううううううううう!!!!」
清花「くすぐりで死ぬことなんてあるわけないでしょ?こちょこちょこちょこちょ♪」
正「あひゃあああはははははははは!!!!……!!!……!!!」

正は再び息ができなくなる。
先ほどと違い清花はくすぐりを止める気配はない。
頭がくらくらしたかと思うと静かに視界がブラックアウトする。
気絶したみたいだ。
鹿島清花。
そうだ。
彼女とは一度会っている。
4年前。
夏休み。
まだ小学生に入って間もないころ。
彼女たちは正の家にやってきたのだった。


402 : 時雨 :2014/08/17(日) 03:45:00 YVm.nXfw0



4年前、正がまだ小学1年の頃。
洋子「そう、お父さんが仕事の事情で海外へ……そりゃ大変ね」
真「だから夏休みの間だけこの娘らを世話することになるが……」
清花「なるべく家事も手伝っていくのでよろしくお願いします」
咲「よろしくお願いします……」
正「………」

正の家にやってきた咲と清花。
清花はこのとき中学1年。
セーラー服を着た綺麗なお姉さんだった。
咲は小学5年の少し控えめで大人しい感じのお姉さんだった。
今と昔では全然雰囲気も違ったので咲を見たときわからなかった。
正の父親須藤真と正の母親須藤洋子と彼女らで話をしていた。
話を聞くと彼女たちの母親は亡くなっており父親も海外に行くため親戚である正の家に来ることになった。

洋子「大丈夫よ。それに家事を手伝ってくれるなら大助かりよ。歓迎するわ」
真「そう言ってくれて助かる。姉さんも亡くなったばかりでこの娘らも不憫でな」
清花「有難う御座います。今日から宜しくお願い致します」
咲「……します」
洋子「そんなに畏まらなくていいのよ?ここを自分の家だと思って過ごしていいからね?」
真「ああ、君のお父さんからもうちの正と違ってとても素直でいい娘だって評判だからな」
正「………」

多分このころは綺麗なお姉さんがいて緊張していたのだろう。
正は家では騒がしい奴だったがこの日はかなりおとなしかった。

真「正はそいつな。今日は大人しいねぇ」
清花「初めまして。私は鹿島清花。で、こっちが……」
咲「………」
清花「ほら名乗って?ごめんね今日は緊張してるみたい」
咲「か……鹿島咲です」
正「た……ただし……です」
洋子「いつもは騒がしい子なんですよ?」
清花「うちの咲も本当はもっと喋るんですよ?」

息があったように笑いあう母と清花。
もう打ち解けたみたいだ。
その後今後どうするか方針を決めそれが終わった後夕食の時間となった。
夕食を作ったのは母親とそれを手伝った清花であった。

洋子「料理がうまいのねぇ、いつも料理してたの?」
清花「はい、家ではずっと母の料理の手伝いをしてました」
洋子「そうだったの。じゃあ夏休みが終わったら一人で作っていかなきゃいけないかもだから大変じゃない?」
清花「それは大丈夫です。いつも手伝っていたおかげでいろいろな料理が作れますから」
洋子「そうなの、あなた、いい奥さんになれるわよ」
清花「うーん、なれるかな?いってもまだまだだし」
洋子「なれるわよ。あなたみたいないい娘珍しいわよ?」

そんな会話をしながら夕食が並べられていく。
清花と咲が来たからかこの日の夕食はいつもより豪華だった。

真「うん、美味い」

皆この日の料理を美味しそうに頬張っていた。

清花「正君美味しい?」
正「………」

正は静かに頷く。
この日の正は驚くほど静かだった。
そして一部屋に咲と清花の部屋に充てられたが小さいベッドが一つしかなかったのでどうするかという話になった」

清花「いいですよ?私が床で布団引いて寝ますから」
洋子「でもここでそんな窮屈な生活させるわけにもいかないしねえ」
清花「本当に大丈夫ですよ?」
洋子「あ、そういえば正。あんたのとこのベッド大きいサイズのだったわね」
正「え?」
清花「!」
洋子「もしよかったら正のベッド使ってみない?正を床に眠らせて……」
正「ええ!?」
清花「正君を床に眠らせるわけには……でももしよかったら正君と一緒に寝るというのは?」
洋子「え?ええ、あなたがそれでいいっていうならそれでもいいけど。正はそれでいい?」
正「え、ええ!?」

唐突な提案で正は困惑する。
否定する理由が見つからなかったため首を縦に振る。


403 : 時雨 :2014/08/17(日) 03:47:15 YVm.nXfw0

清花「じゃあ私は正君の部屋で一緒に寝ますね」
真「よかったじゃないか正。父さんは羨ましいぞ?」
洋子「あなた?」

母の洋子は父の真を睨む。

真「あ……洋子。今晩は一緒に寝るか?」
洋子「馬鹿じゃないの?」

そして寝る時間となり正は清花と一緒に部屋に入る。
彼女は正の目を気にすることなくパジャマに着替える。
正は目を逸らすふりをしてちらちら清花の着替えを覗いていた。

清花「正君お姉さんのこと気になる?」
正「え?……いや……う……」

正はいきなり質問されて狼狽する。

清花「いきなり言われても困るよね。正君は男の子だから気になって当然だよね」

そういわれ正は少し恥ずかしくなる。
清花はパジャマに着替え終わりベッドに座る。

清花「じゃあ正君一緒に寝よっか」

正はためらったが頷きベッドに向かう。
そしてベッドで向かい合って寝る形になる。

清花「正君は可愛いなぁ。抱きしめちゃお♪」
正「!?」

そういっていきなり清花は正を抱きしめてきた。
正はあまりのことにドキドキしてしまう。
それでいて女性特有のいい匂いがする。

清花「正君ドキドキしてるの?」
正「う……うん」
清花「そっか。それだったら私も嬉しいな」

暫く清花に抱きしめられるといつの間にか清花は寝ていた。
正はドキドキして寝ることができなかった。

そして翌日起きたころには彼女は出かけていた。
彼女の学校は近く友達と遊びに行ったようだ。
夕方になると彼女は帰ってきて夕食時にはお母さんの手伝いをしていた。
そして夜は清花と添い寝。
そんな日が何日か続いた。
ちなみに咲も昼ごろは友達と会っているらしい。
正も昼外に出かけて遊ぼうと考えた。
お腹がすいたので家から持ってきたパンを食べる。
しかし正は小食のためパンが余った。

正「どうしようかな。いっぱい持ってきすぎちゃった」

正が悩みながら歩いていると目立たない細い路地で倒れている正と同じくらいの少年を見かける。
正がなんとなく興味を持ちその少年に近づく。
その少年は正に気付き、正の方を向き弱弱しく喋る。

少年「腹がへって……あと……のどが……かわいて……」

正はあまりに弱弱しく言われたので持っていた水筒のお茶とパンを差し出した。

正「これよかったら……」
少年「!!」

少年はお茶を飲みパンを頬張った。
少年は涙を流していた。

少年「ただのお茶がこんなにおいしいとは……!それにパンも……!」

少年はあっという間にパンを平らげお茶の水筒も空になる。

少年「ありがとう。君はいのちのおんじんだ」
正「だいじょうぶ?なんであんな所にたおれていたの?」
少年「……ずっと縄でしばられてたんだ。そしてことあるごとに俺を……」

少年は何があったか喋ろうとしたとき少年はハッと何かに気づく。


404 : 時雨 :2014/08/17(日) 03:49:05 YVm.nXfw0

少年「だれか来た!またこんどお礼をする」

そういって少年は細い路地を逃げていった。
誰かって誰だろう。
振り返るとそこにいたのは制服を着た清花だった。

清花「あれ、正君?そこで何をしているの?」
正「な、何にも?」
清花「気を付けた方がいいよ?ここって最近危ない人がいるみたいだから」
正「え?うん、気を付けるよ」

正はさっきの少年がその危ない人に何かされたんじゃと思った。
この日はそのまま家に帰った。
そして翌日。
正はまた細い路地に向かった。
昨日会った少年の姿はそこにはなかった。
正はその少年に会いたくて町中探したが何処にもいなかった。
その翌日。
もう一度その少年を探そうと外に出る準備をしているときだった。

清花「正君、私とお出かけしよっか?」
正「え?うん、いいけど」

制服姿の清花が嬉しそうにする。
清花は何故か外に出るときは制服で出かける。
外に出て正は清花についていく。

正「何処に行くの?」
清花「楽しい所よ♪」

清花は鼻歌交じりで楽しそうに歩く。
正はどんな楽しそうな所にいくのか楽しみにしていた。

清花「着いたわ。ここよ」

清花は町中にひっそりたたずむ廃墟の建物に入っていく。
建物には鍵が掛かっていたが、何故か清花が鍵を持っていた。

清花「どうしたの?こないの?」
正「楽しい所ってここなの?」
清花「まあまあ来ればわかるわよ」

そういわれ正は廃墟の建物に入っていく。
廃墟にしては綺麗な建物で掃除が行き届いている気がする。
清花は奥の部屋に入ると普通の誰かが使っていたような生活感のある部屋に辿り着く。

清花「この部屋では靴は脱いでね」

正は清花に言われるがまま靴を脱いで部屋に上がる。
清花は正が入ったことを確認すると内側から鍵をかける。

正「え?」
清花「ここの鍵珍しいでしょ?内側に鍵が付いているの」
正「どうして鍵を閉めたの?」
清花「ふふ♪こうするためよ♪」

清花は正を押し倒し仰向けになった正の上にのしかかり、足で正を押さえつける。

正「お姉ちゃん何を!?」
清花「正君。私ね、もう我慢できそうにないの。だって正君が可愛いのがいけないんだからね?」

そういって清花は正の脇の下に手を添える。
正はいきなり清花に触られ体をびくんと反応させてしまう。

清花「やっぱり正君敏感だったんだ♪こちょこちょこちょ♪」
正「!?ぎゃはははははははははははは!!!」

正は清花にくすぐられ笑ってしまう。
清花はいろいろとくすぐり箇所を変えて正をくすぐる。

清花「ここはどうかな?こちょこちょこちょこちょ♪」
正「ひはははははははは!!やめ!!!てえええええええ!!!」

清花はくすぐる手を止めた。


405 : 時雨 :2014/08/17(日) 03:51:51 YVm.nXfw0

清花「ねえ、正君。今私にくすぐられた感想を聞かせて欲しいなぁ♪嬉しい?苦しい?」
正「はぁ、はぁ、はぁ……やめて……苦しい……」
清花「苦しいんだ?じゃあ何処くすぐられたら嬉しいのかな?」
正「はぁ、はぁ……わからないよ……」

清花は妖艶な笑みを浮かべる。

清花「そっかぁ、わからないかぁ。じゃあ私が探してあげるね♪こちょこちょこちょこちょ♪」
正「ぎゃはははははははははははは!!!ぎゃはははははははははは!!!はぁ……はぁ……ぎゃはははは!!!」

清花はまたあらゆるところを正の反応を窺いながらくすぐる。

清花「正君嘘ついたでしょ?嬉しいのにわからないって嘘ついて」
正「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…………」
清花「ほらほら、答えないともっとくすぐるよ?こちょこちょこちょ♪」
正「ぎゃははははははははは!!!…………!!!」

清花が手を止めたころには正はぐったりと力なく地に伏せた。

清花「少し休憩しよっか。で、正君今の感想聞かせて?」
正「………」

今の正には何かを喋る元気も考える元気もなかった。
突然優しいお姉さんと思っていた人からこんなことをされてショックを受けていた。

清花「感想は?答えないと休憩なしでくすぐり続けるからね?」
正「!?」

それを聞き正は必死に口を動かす。

正「こたえる……こたえるから……もう……やめて……」
清花「止めるか止めないかは正君次第かなぁ。私がいいと思ったら止めてあげる」

正は頭をフル回転させて自分なりの感想を伝えた。

正「その……とてもくすぐったかったです。それでとても苦しかったので、もうやめてほしいと思いました」
清花「で、何かな?」
正「え?えーと……」
清花「それで終わり?だったら休憩が終わったらくすぐり継続ね♪」
正「そんな……」
清花「というより即ち今くすぐってあげる♪もう私の休憩は終わったし」

僕の休憩じゃなかったのか!?

清花「正君の反応は可愛いなぁ。一生くすぐりたい♪こちょこちょこちょこちょ♪」
正「ぎゃははははははははははは!!!あはははははははは!!!」

再び疲れがピークに達して疲れたところで彼女は部屋の鍵を開ける。

清花「正君、こっちに来て。君に会わせたい子がいるの♪」

正はふらふらになりながら清花についていく。
そうしないと清花に何をされるかわからないからだ。
隣の部屋の鍵を開け中に入る。
また同じように靴を脱いで入るとその部屋には僕と同じくらいの少年がいた。
その少年は全裸で地面と繋がってる手錠を手足に掛けられていた。

少年「君は……何でここに……」

その少年は驚いたことに先日正が助けた少年だった。

清花「あら、正君。知り合いなの?」
正「え?うん。ちょっとね」
清花「そう、それは楽しいことになったわね」

そういうと少年の前にあったコップを確認する。

清花「やっぱり飲まなかったんだ。これを飲まないと喉が渇くでしょ?死ぬよ?」
少年「それを飲むくらいなら死んだ方がましだ」
正「お姉ちゃん……それ、何?」

清花は不敵に笑う。

清花「これはね、私のことが大好きになる薬が入ってるの。でも強情よね、飲まないなんて」

正はその言葉の意味がよくわからなかった。


406 : 時雨 :2014/08/17(日) 03:54:14 YVm.nXfw0

清花「君、飲めば楽になるよ?一生私の奴隷としていい思いできるのに」
少年「ふざけるな。そんなのは絶対ならない」
清花「強がっちゃって、まだ私に弄ばれ足りないのかなぁ?こちょこちょこちょこちょ♪」

清花はその少年をくすぐる。

子供「うう!!……あ!!……くぅ!!!……」
清花「従順になれば楽になるのに。本当に強情ね」

正はまさかと思い清花に聞く。

正「あの……なんか縄でしばられていたらしいんだけどそれって……」
清花「ああ、知ってるんだ?そうよ?私がやったの」

正は背筋が凍りつく感覚を得た。

清花「この子ね、私に弄ばれてよがっていたんだけどね、やっぱり縄じゃ駄目ね。隙を見て逃げられちゃったの。でもよかったわ。発信器を付けておいて。これだけ頑丈な手錠だったら逃げられないわね」
正「………」

正は何を言っていいのかわからなかった。
そして彼女の行動も全く理解できなかった。

清花「この子の家族が放任主義な家庭で助かったわ。こんなにいなくなっても通報とかしないし」

この子供は決して恵まれた家庭ではなかったのだろう。

清花「でも水を飲まなくて死なれても困るわね。正君ちょっと後ろ向いてて?」

言われた通り後ろを向く。
何やらがさごそと音がしたかと思うと……

じょぼじょぼじょぼ

コップに何かを注ぐ音が聞こえた。

清花「もういいよ正君」

振り向くと少年の目の前に黄色い液体が入ったコップを持った清花がいた。

清花「さあ、これには薬は入ってないわ。飲みなさい」
少年「……わかった」
清花「え?」

少年はコップを受け取ったかと思うとそれを一気に飲んだ。

少年「ああ!ちょうどのどが、かわいていたんだ」
清花「………」

ぱしぃぃん!!

清花はその少年に向かってビンタした。

清花「私を馬鹿にしてるの?意地でも私の思い通りにならないつもりね?」

ぺし!びし!ぺち!ぺしぃ!!

清花は少年に往復ビンタをお見舞いした。
正は清花に悪魔が憑りついているのではと錯覚した。
それぐらい普段とのギャップがあったのだ。

清花「いいわ、君に快楽を教えてあげる」

そういい清花はその少年の股間の物を握る。

少年「!?」
清花「性に目覚めさせてあげる♪」

もみもみもみもみもみもみ

清花は一定のペースで少年の一物を揉み始めた。

少年「あ!!……ああ!!……あ……うう……!!」
清花「変な気持ちになってるでしょ?まだ射精をする年ではないけど、イくまで止めないから」

彼女の言ってる意味は正とやられている少年にはまだわからなかった。
少年は自分の股間を弄られ確かに変な気分になっていた。


407 : 時雨 :2014/08/17(日) 03:57:01 YVm.nXfw0

清花「どう?気持ちいいでしょ?素直になればもっと気持ちいいことしてあげるのになぁ」
少年「だ……だれが……おまえ……なんかに……ああ!!」

清花は片手で少年の脇腹を掴み揉む。
その間にも少年の股間を揉みほぐしていた。

清花「従順にならない君が悪いんだよ?もみもみもみもみ♪」
少年「あ……うう!!……なんか!!……ああ!!あああああああ!!!」

次の瞬間少年は体が震えたか思うと体を反らせ、そして力を抜いていった。

清花「わかった?今のがイくってことよ。君が屈服するまで毎日続けてあげるね?」
少年「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

正は明らかに異様な事態を飲み込み戦慄を覚える。
清花は正の方を向き近づいてくる。

清花「正はよかったね。いい家族がいて。それに素直で可愛いから大切に可愛がってあげる♪」
正「ひぃ!!!」

そしてその後も正はくすぐられ、捕まっている少年はいじめられ時間は過ぎていった。
少年は清花の度重なるビンタや蹴りで体中痣だらけになっていた。

清花「あー楽しかった。たまらないわね、人をいじめるのって。じゃあ正君。帰ろっか?」

少年がぐったりと地に伏せているのを背に清花は正を連れて部屋を出る。
正も清花に幾度となくくすぐり続けられたため体に力が入らずフラフラと歩くことを余儀なくされる。
家に帰るころには夕食の時間になっていた。
清花は母の手伝いに参加し正は机でぐったりしていた。

咲「どうしたの?大丈夫?」
正「……うん」

咲は清花のことを知っているのだろうか。
でも聞きたくても聞くことができなかった。
そして夕食が出来上がる。

洋子「今日はお父さん外で食べるんだって」
清花「仕事の付き合いって奴ですね?」

清花と母は楽しそうに談笑する。
そこにさっきまでの清花の姿はなかった。
夕食が終わり部屋に戻ると清花と正の二人っきりとなる。
またも地獄の始まりだった。

清花「た・だ・し・君。また二人っきりね……♪」

清花は再び妖艶な女性に成り変わる。
清花は後ろから正を抱きしめる。

正「もう……許して……」
清花「何を許して欲しいのかなぁ?すりすり♪」

清花は正の体を触りまくる。

正「あ……う……あ……!!」
清花「大きな声を上げたら家族に怪しまれるよ?」

清花はくすくすと笑い正をゆっくりくすぐり追い詰める。

正「うう!!……あ……ああ!!……あ……あ!!」
清花「ふふ♪敏感な体ってこういう時大変ね?もう、可愛いんだから♪」
正「なんで……こんな……ことを……!!」
清花「何でって、言ったでしょ?楽しいからよ?それ以外にくすぐる理由がある?」

どうやら彼女に理屈は通用しないようだ。
それぐらい彼女は遠慮がなく容赦がなかった。
彼女からの肉体の蹂躙は全く止むことなくついに寝る時間になったが……

清花「君のお母さんから正のベッドを使うように言われた時はとてもいいことを言ってくれたと思ったわ。おかげで寝る時も正君触り放題だし♪さあ正君、横になろっか?」

正は彼女にそう誘われ断ることができず横になる。
清花は正に覆いかぶさるようにして正を抱きしめる。


408 : 時雨 :2014/08/17(日) 03:59:09 YVm.nXfw0

清花「私重くないよね?正君」
正「う……うん……」

正直かなり重かった。
清花はそれを見透かしたかのように囁く。

清花「正君、嘘ついたでしょ?嘘はよくないよ?お仕置きね♪」

清花はゆっくり正をくすぐった。

正「あ……く……!!うぁ……あ……!!!」

正を身を捩らせたくても清花に上から押さえつけられ動けない。

清花「叫んじゃだめよ?正君もこんなことされているとばれたら恥ずかしいでしょ?」

正は清花からの脅迫に応じるしかなかった。
それでも清花と正は共に眠気には抗えず眠ってしまっていた。
翌日、清花にくすぐられ正は目を覚ます。

清花「正君、朝食の時間だよ?」
正「う、うん」

正が着替えている間も清花はずっと正の方を見ていた。
朝食、母と清花が作った料理が並ぶ。
相変わらず母と清花は仲が良さそうに談笑する。
あれは表向きの姿だということを母は夢にも思うまい。
食事が終わると清花は正にこっそり話しかける。

清花「正君、今日も私と出かけるよね?」

清花は正が断ることができないのをわかってて聞いてきた。

正「うん……」
清花「よかったぁ♪」

清花は正の頭を撫でて喜ぶ。
清花は制服に着替え、正を連れて外に出る。
そしてまた廃墟の建物に辿り着く。
建物の中に入りいきなり少年の部屋に行くことになる。
少年はどうやら寝ているみたいだ。
清花はその少年にいきなり蹴りを入れる。

少年「ぐふ!?」
清花「おはよう。どう?私の言うこと聞く?」

清花はげしげしと少年を蹴り痛めつける。

少年「は、聞くわけないだろ?いい加減にしてくれ」
清花「いい加減にするのは君の方よ?従順になれば楽にしてあげるのに」

げし!げし!げしぃ!!

少年「俺は……お前みたいな奴の言うことなんか聞くもんか」
清花「生意気ね。それが年上に対する態度なの?」
正「お姉ちゃん止めて」

正は少年と清花の間に入り込む。

清花「何してるの正君?あ、ひょっとしてくすぐられたかったの?ごめんね、待ち遠しかったんだよね?」

清花は慣れた手つきで正をくすぐり始める。

正「あうう!!お……お姉ちゃん……!!ああ!!!」
清花「どうして抵抗するの?私にくすぐられたかったんでしょ?駄目よ素直にならなきゃ」
正「やめて……お姉ちゃん……助けて……!!」
清花「さて、次はどこをくすぐろうかな?」

ぐううううう

腹の音が鳴った。
その音の正体は少年から聞こえた。

清花「せっかくいい所だったのに、台無しね。やっぱり先に君をいたぶるべきだったかなぁ?」

だがなおも腹の音を鳴らす少年に清花が近づくと。


409 : 時雨 :2014/08/17(日) 04:01:12 YVm.nXfw0

清花「う!?ちょっと!臭いわよ?蹴られたいの?」
少年「そんな無茶言うなよ……何日も風呂に入ってなきゃこうもなるさ」
清花「入ればいいじゃない」
少年「それに流石におしっこの我慢も限界だ。さらに臭いことになるぞ」
清花「何ですって?許さないわ、そんなこと」
少年「だったら手錠を外してくれ。逃げも隠れもしない」
清花「しょうがないわね。もし逃げたらいじめ殺してあげる」

清花は少年の手錠を外す。
そして少年はトイレに行く。
この部屋にはトイレも浴室もあるのに今までは満足に使えなかったみたいだ。

清花「面倒くさいなぁ。いちいち手錠をつけたり外したりするの」
正「お姉ちゃん……多分だけど逃げないと思うよ。あの人」
清花「あら、どうしてそんなこといえるの?くすぐられたいの?」
正「くすぐりは嫌だけど……でも絶対逃げないと思うんだ」
清花「この世に絶対はないのよ?正君。それを教え込む必要があるわね」

少年がトイレから出てくる。

少年「話は聞こえていた。逃げないと約束する。絶対に逃げない」
清花「だからこの世に絶対はないって言ってるでしょ?君は私を怒らせたいのかなぁ?」

清花の冷たく言い放つ言葉に正はびびる。

清花「まあ、一回目は許してあげる。絶対はないしね。それより風呂に入って。臭いのは嫌いだから」
少年「言われなくても入るさ」

少年は浴室に入る。
暫くするとシャワーの音が聞こえる。
このときの正はこの建物のインフラが整っていることに何の疑問も抱かなかった。

清花「後は勝手に餓死されても困るわね。明日何か持ってくるしかないわね」
正「それならパンを持ってきたよ。ほら」

正は朝食のあまりのパンの入っている袋を見せる。

清花「何時の間に持ってきてたの?それより朝食残したんだ?正君」
正「う……」
清花「朝食を残すような悪い正君にはお仕置きが必要ね。こちょこちょこちょこちょ♪」
正「ぎゃははははははははははははははは!!!」

少年が風呂に入っている間正はくすぐられ続けた。

少年「いいのか?これを食べて」
清花「持ってきたものは仕方がないでしょ?後手錠は付けないであげるけど、逃げようと思わないこと」
少年「ああ、わかってる。……美味い」

少年はパンを食べて淡白な感想を告げる。

清花「これで元気が出た?」
少年「ああ、何とかな」
清花「じゃあ久しぶりに弄んであげるね、この手で。こちょこちょこちょこちょ♪」
少年「う……く!!……あ……く!!」

この日は昨日より長く朝っぱらから夕方まで清花にいじめられた。
翌日。
清花に抱きしめられて寝ていた正はこの日も清花にくすぐられて起こされる。
そして朝食をとり清花に部屋に呼ばれる。

清花「今日は君のお母さん昔の友達から旅行に誘われて、今その旅行に向かったわ」
正「うん、らしいけど……」
清花「君のお父さんもいつも通り出勤してるし、今日はこの家で思いっきり正君をいじめるね?」
正「でも、咲お姉ちゃんが……」
清花「そうね、咲。こっちにいらっしゃい」
咲「う……うん」

部屋のドアから覗いていた咲が現れこっちに来る。

清花「咲、ちょっと見ててね。正君、ばんざいしてみようか?」
正「ええ!?……わ……わかったよ……」
清花「正君はいい子ね。こちょこちょこちょこちょ♪」
正「ぎゃはははははははは!!!ひいいい!!あはははははは!!」
咲「!?」

清花は昨日のようにサディスティックに微笑みながらくすぐる。
咲に見せるのが目的のためかそのくすぐりは比較的短時間で終わる。


410 : 時雨 :2014/08/17(日) 04:03:21 YVm.nXfw0

清花「さあ、次はあなたの番よ。咲」
咲「ええ!?私が?」
清花「大丈夫よ。いつもしてることだから。正君からもお願いしてあげて?」

清花からの無言の圧力で正は従わざるを得なかった。

正「咲お姉ちゃん、僕をくすぐってください」
咲「えーと、正君がそういうなら……」

咲は申し訳なさそうに正の脇腹に手を添える。

正「ひゃ!!」
咲「!?」

咲は驚いて手を放す。

清花「大丈夫よ。正君が敏感なだけだから」
咲「正君本当にくすぐっていいの?」
清花「いいわよね?」
正「う……うん」
咲「じゃあいくよ?こちょ……こちょ……?」
正「……あひ!!……あ!!……」

咲に慎重にくすぐられ正はそれが余計にくすぐったく感じる。

清花「いろいろな所くすぐってあげたら正君喜ぶよ?」
咲「う……うん。こちょ……こちょこちょ」
正「う!!……うひゃ!!あはははははは!!」
咲「……!!こちょこちょこちょこちょ♪」
正「あはははははは!!ぎゃはははははははははははは!!!」

咲はどんどん遠慮が無くなってくる。
しだいにくすぐることが楽しくなってきたようだ。
正は身を捩らせ苦しいと訴えるがそれがまた楽しいみたいだ。
そして清花は咲にくすぐりのいろはをある程度教え……

清花「じゃあ今日は咲に全部任せるわね。私は出かけるから」
正「!?」
咲「うん、任せといて。正君はしっかりくすぐってあげるから」

すっかり咲は正をくすぐりたくて仕方なくなってしまった。

咲「正君って可愛いなぁ。ちょっと触っただけでこんなに反応するなんて。つんつん♪」
正「あ!!あぅぅ!!!」

咲は正をくすぐり快感を得るようになっていた。
咲はこの日から正に対してまるでいじめっ子のような顔をするようになった。
翌日。
少年の所に清花は咲を連れて行った。
清花はいつも通り少年をいじめそれを咲に教えると咲も少年をいじめるようになっていた。
少年は手錠を解かれて以降宣言通り逃げも隠れもしなかった。
清花と咲はこの日から交互に正と少年をいじめてきた。
時には家で、時には廃墟の建物で。
そしてある日のこと。
廃墟の建物でいつものように清花にいじめられていた。
咲は後からここにやってきた。
友達を連れて。

咲「紹介するね。私の友達の霜月弓弦ちゃん」
弓弦「よろしくお願いします」
咲「弓弦ちゃんちょっと見ててね」
弓弦「は、はい?」
咲「正君くすぐるよ?こちょこちょこちょこちょ♪」
正「ぎゃははははははは!!!」
清花「と、まあ正君に対しては只管くすぐってあげればいいけど……」

げし!

清花が少年を蹴りつけ、踏みつける。

少年「………」
清花「こいつに対してはどんないじめ方しても大丈夫よ」
弓弦「わあ、何か過激ですね」

霜月弓弦は一連の光景を見てたいして驚いていないようだった。


411 : 時雨 :2014/08/17(日) 04:05:31 YVm.nXfw0

弓弦「いつも家で弟いじめてますけど、同じ感じでいじめていいんですね?」

何やらさらっととんでもないこと言ったよ!?

咲「うん、でも正君は駄目だよ。この子ちょっと繊細だから」
弓弦「じゃあまず軽くくすぐってあげますね?」

弓弦は正に近づき慣れた手つきでくすぐり始めた。

正「!?あひゃひゃひゃひゃははははははは!!!」

弓弦「わあ、凄い敏感ですね!楽しいかも♪」

弓弦にくすぐり続けられ正は声が出なくなりそうになる。

清花「そのぐらいにしてあげたら?」
弓弦「うん、正君ってくすぐってて楽しいけど弱いですね」

清花が止めなければ気絶していただろう。
弓弦は清花に踏まれている少年に目を向ける。

弓弦「次はこの子をいじめてもいいですか?」
清花「構わないわよ?煮るなり焼くなり好きにしてあげたら?」
弓弦「じゃあいつものやるから咲ちゃん押さえてもらっていいですか?」
咲「あ、いつもクラスの男にやってる奴だね?もちろんいいよ」

咲は後ろから少年の腕を押さえる。
弓弦は両手で少年の両足を持ち、自分の片足を少年の股間に当てる。

少年「!?」

彼女の白い靴下の上から直接少年の睾丸のがわずかに当たる位置に土踏まずが当たっていた。

弓弦「最初だから手加減してあげますね♪」

彼女は股間に当てた足を小刻みに振動させる。

少年「!!!ぐ……ぐあああああああ!!!」

少年は堪えきれず叫びだす。
あまりの衝撃に身を捩らせて苦しむ。
だが咲に押さえられているため捩じらせてももらえなかった。

清花「咲に聞いた通り凄い威力ね」
咲「でしょ?弓弦クラスの全ての男子にこれやってたからね」

そういう間にも少年は苦しみ叫ぶ。
弓弦はある程度楽しんだとことで足の動きを止めた。

少年「はぁ、はぁ、はぁ……」
弓弦「凄かったでしょう?電気按摩って言うんですよ、これ」
咲「弓弦に電気按摩されて屈しなかった男子はいないからね」
弓弦「でもいきなり全裸の相手にはやったことはなかったですね」
咲「だったら尚更耐えられるわけないよね。ズボンはいてても何人もの男子がすぐギブアップしてたし」
弓弦「ギブアップしてもやめませんでしたけどね。中にはお漏らしされた方も」

彼女はおっとりと恐ろしいことを言っていた。

弓弦「という訳で続きです。もう止めませんからね?」

そう言って彼女は再び少年に電気按摩を行う。

少年「ぐああああ!!!ぎゃあああああ!!!」

少年の悲痛な叫びが部屋中に響く。
ついに少年の目から涙が流れ始める。
それでも弓弦は電気按摩を止めなかった。

少年「やめてくれええええええ!!!うわあああああああ!!!」

少年は必死に懇願するも彼女は容赦なく電気按摩を続ける。
時間にして数分だが彼にとっては無限にも感じる時が流れていることだろう。
彼女の足が止まったころには少年は力のない人形みたいにぐったりしていた。


412 : 時雨 :2014/08/17(日) 04:08:28 YVm.nXfw0

清花「彼女怒らせると怖そうね」
咲「うん、男子は皆、弓弦ちゃんのこと恐れてるよ。だから皆、弓弦ちゃんの言いなりなの」
弓弦「それは私に悪戯する男子が悪いんです。だからお仕置きをしてあげたまでです」
清花「悪戯って?」
弓弦「ちょっと前までは女子のスカート捲ったり、お尻を触ったりする男子が多かったんです。私もやられたことがあります。だから二度とそんなことができないようにお仕置きをしてあげたんです」
咲「だから弓弦ちゃん私達女子から人気高いんだよ。救世主的存在」
清花「とてもいい話ね。それで悪戯はなくなったの?」
弓弦「ええ、無くなりましたけど、私が男子をいじめることに目覚めちゃって、時々適当な男子をいじめさせてもらってます」
咲「と言うよりもう毎日いろんな男子いじめてるよね」
弓弦「ええまあ、とても楽しいから止められなくって」
清花「じゃあこの子いじめるのも楽しめそう?」
弓弦「ええ、それに電気按摩だけじゃなくくすぐるのも楽しいんですね」

弓弦が正の方を見ながら言う。
正はあまりにも彼女が恐ろしく感じ固まっていた。

弓弦「あら?ビビらせちゃいました?」
清花「大丈夫よ、正。死にはしないから。電気按摩ぐらいで」

ええ!?僕も電気按摩されるの!?
正は顔に出るほど驚く。

弓弦「それに手加減はしてあげますよ?」
清花「早速正君にやってあげる?」
弓弦「ん〜その前に」

弓弦は再び少年の股間に足を当てる。
それも足が肉棒に当たるように足の裏を当てる。

少年「!?ま……待ってくれ……終わったはずだろ……これは……!」

少年はすでに力なく言葉を振り絞る。

弓弦「ふふ♪あなたに快感と言うものを教えてあげますよ?」

弓弦は足先を小刻みに振動させる。
さっきと違い少年のまだ小さい肉棒が彼女の足で蹂躙されていた。

少年「ぐあああああああ!!!うわああああああああああああ!!!」

さっきまで力がなかったはずの少年が別の苦しみで再び叫び喘ぐ。

弓弦「さっきのは痛かったでしょう?でも今度は気持ちいいはずですよ?」

少年はとても気持ちよさそうな顔はしていなかった。
苦悶に満ちた顔で只管苦しみ喘いでいた。

少年「あああ!!……ぐ……ああああああああ!!!」
弓弦「まだイきそうにないですね」
清花「さっき抜いてあげたからね、簡単にはイかないわよ」
弓弦「でも体がひくつき始めたからもうすぐかも」

少年の足の捩じらせかたが明らかに何かを我慢する形になっていた。
そして次の瞬間少年の体が反り返り再びぐったりする。

弓弦「わかりやすくイっちゃいましたね♪感想が聞きたいけど……」
少年「………………」
清花「まあ無理よね。屈辱で恥辱であることは間違いないんじゃない?」
咲「でも耐えた方だよね。クラスの男子はほとんど瞬殺なのに」
清花「まだ性に目覚めていないからじゃない?」
弓弦「そういえば何人かあそこ膨らませてる人がいましたね。当然そんなことをすればお仕置きですけど」
清花「あら、男子はどうしようもないみたいよ?起ったものはなかなか萎えないみたい。難儀な生き物ね」
咲「萎えないなら起たなければいいのにね」
清花「私のクラスには私を見ただけで起つ馬鹿がたくさんいるわね」
弓弦「清花さんどうしてわかるんですか?」
清花「実際に触ればわかるでしょ?」
咲「大胆なことするね」
清花「触った後は起ってたことに対するお仕置きをしたわ。もし起ってなかった場合はその後起ったことに対して責めてお仕置きをしてあげたわ」
弓弦「流石ですね。どんなお仕置きですか?」
清花「もちろんくすぐりの刑よ。それだけで大抵の男子は屈服するわね」
咲「男子って思ったより大したことないんだね」
清花「そうね、でも油断は大敵よ。この世にはどうしようもない淫らでエロいことしか頭にない馬鹿で屑な男がいるからね。愚かなことに女性に襲い掛かる男もいるのよ?」
弓弦「そんな男がいるんですね。死んだ方がいいですね」
咲「だからその前にお仕置きして女性に逆らえないようにするんだね?」
清花「そ。さらにどMにしてしまえばその男が女性を襲う心配は減るわね」


413 : 時雨 :2014/08/17(日) 04:10:38 YVm.nXfw0

今思えばこの会話はこの人たちの恐ろしさの片鱗を味わった気がする。
弓弦はふと正の方を見る。

弓弦「あ、ごめんなさい正君。次はあなたの番でしたね」
正「ひぃ!!!」
清花「逃がさないわ。大人しくして」

清花に羽交い絞めにされる。
そして弓弦は素早く正の両足の足首を掴み、股間に片足を当てる。

正「やめて……お願い……やめて……」
弓弦「正君にはゆっくりやってあげますね♪」

正の股間で弓弦の足がゆっくり振動を始める。

正「うわあああああ!!!やめてえええええええ!!!」
弓弦「本当にゆっくりやってるのに……正君って本当に敏感なんですね」
清花「そこが正君のいい所よ」

その後も弓弦は足をゆっくり振動させる。
それに伴い正は只管喘ぎ、只管苦しみ、只管悶絶した。
苦しい毎日にさらに新たな苦しみが追加された瞬間だった。
さらにその後も毎日のように弓弦を含む三人にいじめ続けられた。
少年には最低限のインフラで生き地獄を味わわせられた。
正には誰にも言えず、恥辱の限りを尽くされた。
毎日。
毎日。
気が付けば夏休みも終わりが近づいたころ。

清花「今日は目隠しをしてもらうわ」

清花にそういわれ正と少年は目隠しをさせられる。

清花「今日は特別ゲストが来てくれているわ」
正「げ、ゲスト?」
清花「そうよ、正君。君の学校の子よ」

学校の子?
誰だろう?

清花「いい?これから私のすることを見ておくのよ?」
少女「は、はい」

もうすでに誰かそこにいるようだ。
清花は正をくすぐる。

正「ぎゃははははははははは!!!」
少女「!?」

これだけはどうしても慣れることができなかった。

清花「これからあなたにこれをしてもらうわ。いいわね?」
少女「はい……」

誰かが後ろにつく。
目隠しのせいで余計にドキドキして不安になる。

少女「こちょ……こちょ……こちょ」
正「あ!……うう!……ああ!!」

少女の優しくくすぐる感覚がかなりこそばく感じる。
手加減しているのだろう。
でもその手加減が却って正を苦しめた。

清花「いいわ。その調子よ」

清花はそのことがわかっているのだろう。


414 : 時雨 :2014/08/17(日) 04:12:43 YVm.nXfw0

清花「その間に私たちはこっちをいじめておくわ」
咲「私は片方押さえておくね。で、もう片方の手でこちょこちょ……♪」
弓弦「今日もイかせてあげる。ぐりぐり♪」
清花「三人がかりでいじめてあげるわ。感謝なさい?こちょこちょこちょ♪」

少年の言葉にならない声が宙を舞う。
少年は日に日に衰弱していっているがかなり強い精神力で気を保っていた。
一方の正の方は参りかけていた。
今日はこの少女からくすぐられるのが休憩替わりだろう。
いつもの鬼畜ないじめからは逃れることができた。
正と同じ学校の少女。
おそらくは同じ年ぐらいだろう。
彼女たちに弱みでも握られたか。
少女のくすぐりはこの日だけでは終わらなかった。
翌日もその翌日も目隠しをした状態で少女にくすぐられる。
その少女は日に日にくすぐるのがうまくなっているのがわかる。
だが三人にくすぐられるより何倍もましだった。
その三人に少年はくすぐられ、いじめられ続けていた。
少年はみるみる衰弱していく。
そうして迎えた夏休み最終日。

清花「残念ね。今日で正君ともお別れかぁ」
咲「でも楽しかったね」
弓弦「また遊びましょうね正君」

すでに彼女たちにいじめ尽くされ地に伏せる正と少年。
結局少女の正体はわからずじまいだった。

清花「先に帰ってるわね。そろそろお父さんも来るみたいだし」
咲「じゃあまたあとでね。正君」
弓弦「明日からまたクラスの男子いじめの再開ですね〜」

そんな言葉を残し去っていく三人。

正「………」
少年「………」

暫くの沈黙が続く。
悪夢の日々が終わったんだ。
感傷に浸れずにいられない。
正はしばらく休みやがて口を開いた。

正「そういえばずっと聞きたかったことがあるんだ」
少年「何だ?」
正「君の名前を僕はずっと知らなかったなって思ったんだ」
少年「そういえばあいつらは名前に全く興味がないみたいだったな」
正「教えてよ。名前」
少年「俺の名前は……」

そしてそれが正と少年の固い絆が生まれた時だった。
正の唯一無二のかけがえのない親友となり、正のことを少年はいつも庇ってくれた。
正の地獄の夏休みはこうして幕を閉じた。
だが。
だが……



正は目が覚める。
暗い。
今何時だ?
それより清花はどこに?
いやそれよりも大事なことが!
時計を見る。
七時を回っていた。
まずい。
暁のところへ行かないと!
部屋を出て玄関に向かう。
そこで母に出くわす。


415 : 時雨 :2014/08/17(日) 04:14:04 YVm.nXfw0

洋子「正、何処に行くの?」
正「その……友達との約束をあるのに寝過ごしちゃったんだ。謝りに行かなきゃ……」
洋子「そうだったの。気を付けていくのよ」
正「うん、行ってくる」

正は玄関から外へ出る。

洋子「あら、寝間着のままいっちゃった。そういえば清花ちゃんたちのこと話すの忘れてたわ」

正は走る。
暁の家に向かって。

?「待ちなさい」

突然物陰から声をかけられる。

正「だ……誰?」
過去「私よ。覚えているでしょ?」
正「確か……礼ちゃんの誕生会の時にいた……」
過去「一条過去よ。あいつ、醍醐の1年上の姉よ」
正「な、何か用かな?僕急いでるんだけど」

瞬間後ろからハンカチで正の口を覆われる。

弓弦「久しぶりですね、正君。このまま静かにしてください」
正「もが……もがもが」
弓弦「多分忘れてるかもだから一応自己紹介しますね。霜月弓弦と言います。思い出しましたか?」
正「!?」

思い出したも何もさっき夢に出てきたぞ。
それにしてもあんな衝撃的なことを今まで思い出せなかったなんて。
咲を見た時に思い出しても可笑しくなかったのに。
まあ名前はおぼろげだったし、見た目の雰囲気も違ったし仕方ないよね。
それよりも今のこの状況、何が起きている?

過去「混乱しているかもしれないけど大人しくしてて。あるところまで連れて行くから。そこに来れば説明するわ」
弓弦「大人しくしてないとろくな目に遭わないことぐらいわかりますよね?」

何が何やらわからないまま二人に連れて行かれる。
暁ちゃんの所にいかないと。
奏ちゃん……礼ちゃん……

まだ夏休みは半分残っている。
まだまだ波乱の日々は終わるどころかさらに荒れようとしていた。

第四章 【鹿島清花】 完


416 : 時雨 :2014/08/17(日) 04:23:41 YVm.nXfw0
というわけで第四章、次に続く形で終了です。
今回はさらに鬼畜な前回登場キャラ鹿島清花がメインの話でした。
そして電気按摩が大好きな鬼畜な新キャラ霜月弓弦と絡ませて正君の過去話をやりました。
今までの伏線を回収する形になっております。
そして新たに伏線を交えつつ。
この回の少年は言わずもがな安藤茂君です。
ちょっと可哀想でしたね。
そして一条過去に連れられて次回はどうなるのかという所です。
次回も時間がかかるためそれまでお楽しみに!


417 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/17(日) 12:38:17 zjrgZTmw0
暴力描写に多少引くわ


418 : ZEPHYR :2014/08/17(日) 15:29:06 Cvw7rkhQ0
実家に帰省している間に多くの更新が……
続きは今急いで書いているのでもう少しお待ちください。

〉〉363
>>365-367
>>381-382
>>388-391
ラブライブ作品楽しみに待っていました。
アイドルにくすぐってもらえるなんて羨ましいです。
個人的には、にこと真姫の2人にくすぐられたいです。

>>370-376
生徒会の話も楽しみにしてました。
良いですね…こういうシチュ。
チアガールフェチの自分にとってはチアリーディング部の件は最高でした。
続きが楽しみです。

>>396-415
前半の風呂場でのくすぐりは良かったです。
スク水で擦り付けられるって最高じゃないですか。
後半の過去話も良かったです。
茂との対面はこんな感じだったんですね。
過去と弓弦に連れてかれた正はどうなっちゃうのか楽しみです。


419 : ワラ :2014/08/17(日) 21:07:40 JD5ITzuI0
次は脇の下をヌルヌルの指先で指の腹をつかってこねくり回したり乳首をくすぐり倒したりするのを期待します!


420 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/18(月) 01:46:11 2/utWTuE0
うわっ、すごく続きが気になる。
だんだん責めもキツくなってきて、素晴らしかった。
この後年上のお姉さんたちにどんなことをされるのか、楽しみ過ぎます。


421 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/18(月) 22:18:38 iqtBmGbU0
>>416
更新お疲れ様です。
こんなエロい子達にくすぐられるなんて、茂も正も羨ましいです。
しかも集団で同時に。最高です!


422 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/19(火) 13:45:02 mmntoRW.0
第3話 体操部

麗香「ではでは、次の方どうぞ〜?」
???「失礼します」

次に入ってきたのは水色のレオタードに身を包んだスレンダーな体型の女子だ。メガネをかけており、非常にクールな様子だ

翔太「な、中宮夢さん!?」
麗香「あら、知ってるの?」
翔太「普段のクールな表情と体操してるときのはつらつとした表情のギャップで2年の彼女にしたい女の子で堂々の1位……」
夢「それ、恥ずかしいからあんまり言わないでくれる!?」

夢はキッとした目つきで翔太を凄む

翔太「ひ、ひぃ!す、すみません!」
麗香「それにしてもずいぶんと長い指ね」
夢「体操は指先まで伸ばして初めて評価してもらえる競技なので…そのためですよ」
麗香「その指でくすぐれば翔太くんをトリコにできるわね」
夢「は、はあ……」

夢はやや困った反応をする。そして、そのまま翔太の身体にまたがる

翔太「!?」

翔太は顔を赤らめる。無理もない。学年一モテると言ってもいい彼女が彼にまたがり、おまけに今から自分の身体を弄くろうというのだから。翔太はほんの少しではあったが期待と興奮も抱えていた

麗香「ふ〜ん……」

夢「こんな拷問じみたことしたくないけど、部費のためよ」
翔太「ちょ、やめ……」


423 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/19(火) 13:45:52 mmntoRW.0
こちょこちょこちょこちょこちょこちょ……

翔太「うわぁっははははははははははははははははは!ぎゃははははははははははははははは!」
夢「っ!?」

夢がその細長い指先で翔太をくすぐると、翔太はそれは激しく笑い転げた。そんな反応を見て夢は少し驚き、手を止める

夢「大丈夫なの?」
翔太「はあ……はあ……死んじゃう……」
夢「も、もうダメだわ…」
翔太「……え?」

このとき、夢の中の何かがはずれた。そして再び彼女の指が蠢きだす

夢「こちょこちょこちょこちょ……」
翔太「ひひゃはははははははははははははははは!ぎゃ〜はははははははははははははははははははははははははははははははは」
夢「ふふ、もっと悶えていいのよ?」

夢の様子が先程とうってかわる。部費のためと遠慮がちにくすぐっていたのが、今では逆に部費のことなど二の次というぐらい楽しんでいる

翔太「あ〜っははははははははははははははははは!中宮さん!許して〜!ぎゃはははははははははははははははははははははははははははははははは〜」
夢「ダメよ。あなたがいけないの。そんな反応するから」

夢は指先を細やかに動かし、翔太の全身を余すところなく責め立てる。さながら蜘蛛かイソギンチャクの触手にでも這われている気分だろう

麗香「すさまじい指使いね…美春と同等かしら…」

翔太「あっはははははははははははははははははははははははは!わかった!部費上げるからぁ〜はははははははははははははははは!もうやめて〜」
夢「いいの?部費を上げようが上げまいがあと8分くすぐられるのよ?もう少し我慢してみたら?」
翔太「そんなぁはははははははははははははははははははははははははははははははは〜!」

そう、夢はドSだったのだ。普段はあまり話さず、明るみには出ないが相手が苦しむ姿を見るのが大好きなのである。もちろん、このあとで控えてる女子たちも同じようなものだが……男子を好きなようにくすぐれて、部費も上げてもらえる。平静を装ったが本性がでてしまったのだ


424 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/19(火) 13:46:43 mmntoRW.0
夢「ふふ、こんなのはどうかな?」
翔太「ひゃはははははははは!あはははははははははははははははははは」

なんと夢は身体を倒し、翔太の身体に密着させながら首筋をこしょこしょとくすぐる。翔太は薄いレオタード越しに伝わる色々なものにドキドキしながら悶えていた

夢「首筋弱いの?じゃあもっとしてあげるわ」

夢はしばらく同じようにくすぐる。細長く器用な夢の指が今ではどんな刃物や鈍器よりも恐ろしい凶器である

夢「次は…」
翔太「ひいぃ!?あはははははははははは」

夢の指は首から肩を伝ってそのまま胸元やみぞおちを撫で回したり、指を集めてくすぐる。翔太は茉乃や悠希に受けたくすぐりとは全く異質なものを受けていた

夢「生徒会長さんみたいな彼氏か弟がほしかったわ?」
翔太「え」

夢はそういって身体をクニャッと曲げてそのまま翔太の右足に絡みつく

翔太「なんて柔らかいんだ」
夢「柔らかい?もしかしてこれのこと?」

夢は胸や太股を翔太に押しつける。翔太は必死に我にかえって

翔太「ち、違う!か、身体が柔らかいって意味……あ、」
夢「やっぱりそういうことじゃない。お仕置きね」
翔太「ち、ちがっ……あ〜っはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!」
夢「ふふ、足の裏もくすぐったいわよね〜?」

翔太の足の裏に10本の指が這い回る。片足の裏を集中攻撃され、翔太にはたまらなかった

翔太「あっはははははははははははははははははははははははははははははははは!も、もうやめて〜〜!」
夢「そろそろかしら。じゃあ生徒会長さん、部費…上げてくれるわよね?上げなきゃこうよ?」

夢は足の裏で指を踊らせる。まるで10本の指が別の生き物のようだ

翔太「ぎゃはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!上げる!もちろん上げるからぁ!!こちょこちょやめて〜〜」

麗香「はい、ストップ」

時間が経ち、夢は翔太から降りる。翔太はもはや息絶え絶えだった

夢「あっという間だったわね」
麗香「大丈夫…ゴニョゴニョ」
夢「!?……楽しみにしてます」

麗香に耳打ちされて夢は帰る。このときの様子を見る余裕など翔太にはなかった


425 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/19(火) 13:47:26 mmntoRW.0
第4話 水泳部

翔太「も、もういやだ……誰か助けて……」
麗香「まだ半分くらいよ?さ、次どうぞ〜?」

麗香は嬉々と次の招待をする。呼ばれて入ってきたのは

???「失礼しますわ」

スクール水着に身を包んだ上品な女子生徒だ

麗香「その格好は……水泳部かしら?」
芹那「2年の富川芹那ですわ」
翔太「と、富川さんってあの全国2位の!?」

芹那は全国大会で準優勝する実力をもっていた。その優雅な泳ぎと凛とした容貌から『水の女王』という異名までついたのだ。水着からはスラッとした脚が伸び、胸は大きくてキツキツなのがわかる。彼女はグラビアアイドル顔負けのスタイルのよさなのである。彼女の水着姿目当てで部員が著しく増えたこともある

芹那「ええ、あなたが生徒会長さん?」

芹那は近づいてきて翔太の横に座る

翔太「そ、そうだけど…」(き、キレイだな……)
芹那「ふふ、かわいいのね」

芹那は翔太の顔を覗きこむ。翔太はグッと寄った胸がガッツリ見える

翔太「ちょ、富川さん!胸!」
芹那「あら、胸なんて見たいならいくらでも見せてあげますわ?ほら?」

芹那は翔太にその豊満な胸を押しつける
翔太「ええぇ!?」
芹那「うふふ、今からたくさん意地悪してあげますわね?」

芹那は翔太に馬乗りになり、指をワキワキと蠢かせる。翔太はそれだけで鳥肌がたった

麗香(この調子なら大丈夫そうね。私も自分のことを進めないと…)

麗香は部屋を出ていった


426 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/19(火) 13:48:01 mmntoRW.0
翔太「ちょっ!麗香さん!?」
芹那「どこを見てるの?あなたの相手は私でしょう?」

芹那に顎をつかまれ、顔を覗きこまれる。ものすごく恥ずかしい気分だ。それに…何と言っても胸が……

芹那「また胸を見てますの?ふふふ」

芹那は翔太の肩口からツーっと人差し指で身体をなぞり始める

翔太「くっ!あは…ふぁ」

翔太は微妙なくすぐったさに身をよじる。しかし、いつでも芹那の胸や脚が目に入る。なまじスクール水着を着ているから余計に色気があるのだろう

芹那「ふふ、ウブなのね。じゃあ…こうしてあげますわ?」

ポフンっ

翔太「!?」

翔太の視界が遮られ、目に柔らかい感触がつきまとう。そう、芹那は翔太の顔を覆い隠すように抱き締めたのだ。芹那の二の腕、お腹…そして何より胸の感触が翔太の脳を攻撃する

翔太「っっん!」
芹那「あんまり声を出さないでくださいまし?くすぐったいですわ?…それに、嬉しいでしょう?…ふぅ〜〜〜」
翔太「!!??」

芹那は翔太を抱きながら耳に息を流し込んだ

翔太「う、うわぁ………」
芹那「かわいいですわ」

ペロッ

芹那は翔太の耳をなめ、胸をツンツンとつっつく

翔太「ちょ……ダメだって…」

翔太はビクビクと反応する。そのたびに彼女の柔らかい感触が感じられる


427 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/19(火) 13:48:44 mmntoRW.0
芹那「ふふ……こしょこしょこしょこしょこしょ…」
翔太「ちょ…あはははははははははははははははははは!ぎゃはははははははははははははははは〜」

芹那は翔太の脇腹を優しく、しかし的確にくすぐる

芹那「くすぐったいかしら?もっとしてあげますわ」
翔太「あーっはははははははははははははははは!ぎゃははははははははははははははははははははははははは!」

芹那は一切止めずに翔太をくすぐり続ける。翔太は暴れるたびに芹那が押しつけている胸の感触を味わう

芹那「ふふ、かわいいですわ?私……水泳ばかりやってきたせいで男性経験がありませんの。生徒会長さん、私の相手…してくださいますか?」

芹那はさらに身体を押しつけてくる

翔太「う、う…ちょ……相手って……」(てか胸が……)
芹那「私の…くすぐり責めの餌食に♪」

芹那はニコッと笑うと翔太のむき出しの脇の下をこしょこしょとくすぐり始めた

翔太「ぎゃ〜〜はははははははははははははははははははははははは!な、何それ!?ひぃ〜ひひはははははははははははははははは!」

一瞬、やましいことを期待した翔太は見事に芹那に弄ばれる。脇の下からあばら、脇腹、首筋と手の届く範囲は全てくすぐり尽くされる。触れるか触れないかの細やかな指使いだ

芹那「もちろん部費…上げてくださるわよね?」

芹那は耳元でささやく。これはもはや、交渉というよりは拷問に近かったことだろう

翔太「上げる上げる!ぎゃはははははははははははははははははははははははは!助けて〜〜!」
芹那「うふふ、素直でいい子ですわ?ご褒美にもっとくすぐってさしあげます」

結局、麗香が戻ってきて約束の時間がくるまで翔太は芹那の地獄のくすぐり責めを受ける羽目になったのだった


428 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/20(水) 00:52:16 rhcPRLB60
ことり「ふふっ、可愛かったよ駿くん♪」
穂乃果「ううっ、ことりちゃんの指の動きっていつ見てもぞくぞくしちゃうよぉ〜」
駿也「ぜぇ…ぜぇ…し、死ぬ…」
海未「大丈夫ですか駿也?今から私の番なんですが…」

海未ちゃんか…普段はくすぐってこないからあんまり慣れてなさそうだよな…。さっきの二人よりかはマシそうだな。

駿也「おっけー…もういいよ」
海未「では…失礼します、駿也。こちょこちょ…」
駿也「〜〜っ!くっ、ふっ…」

いける。
やはり海未ちゃんはくすぐり慣れていないせいか、遠慮がちに指を動かしている。これなら1分耐えられるな…。

穂乃果「海未ちゃん、遠慮したらダメだよ!もっとガンガンいかなきゃ!」
海未「いいえ、穂乃果。これはわざとです。こうやって必死に笑いを堪えている駿也を見ていると…なんだか楽しくなってくるんです…」ハァハァ

海未ちゃん…普段はしっかりしてて真面目なイメージだったのに実は結構なサディストだったなんて…!何だか嫌な予感がする…

海未「しばらくこの駿也の反応を楽しんでから本気を出します!」
穂乃果「おお、なんだか普段の海未ちゃんじゃないみたい!」
駿也「あぁっ…くっ…はぁっ!」
ことり「あと10秒だよ!」
海未「すみません駿也…。こちょこちょこちょこちょ…」
駿也「〜〜〜!?なっはははは!!!!」

海未ちゃんは控えめにくすぐっていた指を激しく動かして俺に止めを刺すような感じでくすぐってきた。今まで優しくされていたので急に激しくされるとたまらず吹き出してしまった…

海未「ふふ♪駿也の笑いを堪えている姿、可愛かったです。今からは思い切りくすぐりますから駿也も思い切り笑ってください…」
駿也「海未ちゃん…なんでっ…」
海未「こちょこちょこちょこちょこちょ♪」
駿也「にゃぁぁはっはははははは!!!!」
穂乃果「あー、こりゃスイッチ入っちゃったね」
ことり「海未ちゃんって一度始めると結構ノリノリになるよね♪」
海未「駿也…可愛いですよ…こちょこちょ…」
駿也「いやっはははははははは!!」

海未ちゃんはまるで人格が変わったかのような手付きでくすぐってきた。俺の反応が却って海未ちゃんの嗜虐心に火をつけてしまったようだ…くそ、どうしてこうなったんだ…

海未「ここはどうですか?こちょこちょ…」
駿也「ひぃやはははははははっ!!やめてくれぇぇ!!」

海未ちゃんは首筋、二の腕、脇、脇腹、へそ、腰などあらゆる所をランダムに責めて、部位によって違う反応を示す俺を見て楽しんでいた。また、くすぐる手を速めたり遅めたりもしてきたりしてまるで翻弄されているようだった。

海未「うふふ…駿也の反応は見てて飽きませんね…ずっとくすぐってあげたいです…」
穂乃果「おお〜、海未ちゃんいい責めっぷりだねぇ!」
ことり「駿くんも楽しそう♪」
駿也「ひゃはははは!たのしくなぃぃひひひひ!!」
海未「…」ピタッ
駿也「え…?」
海未「…こちょこちょこちょこちょ〜♪」
駿也「!?!?っはははははは!!!なんだよそれぇぇぇへへへへへっ!」

急に海未ちゃんが手を止めたので、もう10分経ったのかと安心した矢先、再び脇腹をわしゃわしゃとくすぐってきた!完璧に油断していた…まさか海未ちゃんがここまでのことをするなんて!

そして俺は海未ちゃんに弄ばれるようなくすぐりを10分間、なんとか耐え抜いたのであった…


429 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/20(水) 04:29:04 Tvredcm20
>>427
お疲れ様です。
それぞれの部長にくすぐられるシチュエーションいいですねー!
しかもそれぞれのコスチュームに身を包んだままとは羨ましい。
出来れば後半に部員も応援で参加して集団くすぐりとかあったら最高です!


430 : まる :2014/08/20(水) 07:06:15 Z1NeUrrM0
こんなラブライブのくすぐりをイラストであればなぁ…


431 : ZEPHYR :2014/08/20(水) 11:10:34 iHlHkAQ.0
>>422-427
今回は体操部と水泳部ですか。
良いですね…レオタードやスク水の格好で身体を押し付けられながらくすぐられるのって。
そして、終わった後に何かある様子……続きが楽しみです。

>>428
最初は優しいくすぐりでジワジワ責めて終わりの頃に一気に責める。
弄ばれる様なくすぐりで最高でした。


432 : ZEPHYR :2014/08/20(水) 11:11:33 iHlHkAQ.0
続きがやっと書けたので投稿させていただきます。

「……優、素直に日焼け止めを塗らせなさい」
「べ、別に焼けても大丈夫だから……」
「でも焼けたら後が大変だよ」
「そうですわよ…もう私達は全員塗り終わりましたわよ」
「……我が儘は…駄目」

現在、優達は海に来ていた。
日差しが強く、日焼け止めを塗らなければ確実に濃く日焼けしてしまう程である。
優は特に日焼けを気にしないので塗らなくても大丈夫だと思っている。
だが、優の周りにいるアリス達がそれを許さなかった。
ちなみに、海だから全員が水着姿である。
アリスは水色のビキニ、美衣は白色とピンクのボーダービキニ、ナズナは黒色の布面積が2人より小さめのビキニ、智香は何故かスクール水着を着ていた。
……そんな格好で優に迫るものだから、優が意識しなくとも智香以外の3人の胸が視界に入ってしまう。
優はそんな状態に焦っていた。

「優ちゃんは可愛い女の子達に迫られて照れてるんだよ♪」
「でも優ちゃん……6人の女の子が塗ってくれるんだから素直に受けちゃいなよ……駿ちゃんなんて恵達に群がられてるんだからさ」

後ろに下がっていた優の腕を掴んで逃げられなくしたのは遥と椛の双子だった。
2人共青色と白色の水玉模様のセパレート水着を着ていた。
優は、椛が言った駿のいる方を向いた。
そこには、ピンク色の髪の女性に抱かれている駿の姿があった。
そして、大勢の女の子達が駿に群がっていた。

「ふぁ……恵お姉ちゃん…力が入らないよ……」
「駿ったら蕩けちゃって……喉も首も沢山くすぐりながら塗ってあげる」
「んっ……」
「駿ちゃんは相変わらず恵ちゃんが好きなんだね」
「正面から抱かれて……しかも手がおっぱいに触れてるわね」
「恵も満更じゃないから何とも言えないし」
「堪能している所悪いけど手も塗らなきゃね」
「指一本一本丁寧に塗りましょう」
「一本一本が別の女の子に塗られてるって凄い光景だね」
「いつもの事でしょ……背中なんて指先で塗るのが精一杯なんだから」
「足だって凄いよ……プルプル震えながら堪えてるんだから♪」
「アタシがされたら狂っちゃうかも♪」
「身体の隅々まで塗りこまなきゃ」
「だから焼けなくても海パンの中も塗らなきゃね」
「海パンの中に手を入れるのってなんだか凄いいやらしいね」
「あれれ〜駿ちゃん勃起してるよ♪」
「そりゃあ大好きな恵と密着してる上で大勢の女の子にそこを触られまくったら勃起しない方がおかしいよ」
「恵、胸触っちゃったらゴメンね……駿ちゃんの乳首をくすぐってるから」
「1回弾かれてもすぐ別の子に弾かれるループ……目に焼き付けておかないと……」
「全身を日焼け止めを塗るという名目で大勢にくすぐられて駿ちゃんは幸せ者だね♪」

……恵はピンク色の長い髪の女性で、スタイルがアリス達以上に抜群だった。
優は数回しか会った事がないけど、印象的だからよく憶えていた。
谷間が強調されているピンクのビキニを着ていて、破壊力抜群のスタイルが強調されていた。
駿はそんな彼女に抱かれながら、別館に住んでいる女の子達に身体中をくすぐられていた。
既に駿の顔は蕩けており大勢の女の子達にされるがままだった。

「……優にはまだあれは早すぎるよ」
「…と言いつつ優ちゃんが乱れてる姿を想像して涎が少し出てるアリスなのでした」
「優ちゃんが乱れてる姿…夜が捗っちゃうよ」
「でもあれってかなりくすぐったいよね」
「私も1度受けた事がありますが……次の日が大変でしたわ」
「……それを毎日…駿は地下室で受けてる」

智香がさりげなくとんでもない発言をした事に優は驚いていた。
……目の前の光景が屋敷の地下で毎日行なわれているというからだ。

「幸彦と蛍ちゃんはさっきから互いに塗りあってるし…」
「あの2人っていつもイチャイチャしてるよね…」

次に優は反対側を向いた。
そっちでは同じ部屋の幸彦が赤色のツインテールの女の子と日焼け止めを塗りあっていた。
女の子の名前は蛍で、幸彦を屋敷に連れてきた女の子である。
幸彦と蛍は兄妹みたいに見えなくもない関係だった。

「幸彦も駿も素直に塗ってもらっているんだから、優も塗らせて」
「いっぱい……ヌルヌルにする」
「無理矢理でも塗っちゃうよ♪」
「恵達には及ばないけど十分堪能できると思うよ♪」


433 : ZEPHYR :2014/08/20(水) 11:12:05 iHlHkAQ.0
「うぅ……」
「じゃあ始めよっか」
「もう暴れても無駄だよ」
「あの薬って効果が凄いんだね……女の子でも男の子を押さえられるなんてね」
「何度も使ったら大変な事になるから気をつけない駄目だけどね」

結局抵抗した優だったが、アリス達に押さえられてしまった。
全員が水着姿だから、優はアリス達の身体の感触を全身で感じていた。
柔らかい感触に押さえられて優は恥ずかしさから顔を赤くした。

「うひゃっ!!?あははははっははははははははっはははっは!!!」
「塗り塗り♪」

アリスの手が優の腋に触れる。
日焼け止めの所為で滑りが良くていつもより優は敏感に感じていた。
腋を触られてくすぐったがっている優を腰付近に跨ったアリスは微笑みながら見つめていた。

「笑ってる優ちゃんって可愛いね♪」
「何度見ても飽きないよ♪」
「やめへぇひぃひひひひひひひいひひひひひひ!!?」

遥と椛は優の腕を枕にしながら腋と脇腹を塗っていた。
アリスが塗っている箇所を2人が更に塗った為にネチャネチャと音がする位だった。
当然、3人に腋を触られて優は笑い声を堪えられなかった。

「お腹触るたびにビクビクしてる……日焼け止めだけでもこんなにくすぐったいんだ」
「くひぃ!?きひぃひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!?」

美衣はアリスの後ろから優の腹をくすぐっていた。
美衣は塗るという動きではなく完全にくすぐっていた。
あらかじめ日焼け止めは優の全身にかかっていたから問題はない。

「……足は…大事」
「うくひぃひひひひひひひひひひひひひひ!?」

智香は優の身体に付いている日焼け止めのみならず更に日焼け止めを足して両足に塗りたくっていた。
細い指が纏わり付いて優は尋常ではないくすぐったさを感じていた。

「ふふふ、朝に雫と夏帆にここを弄られていましたわね」
「うっ!?くひぃひひひひひひひひひひ」

ナズナは優を膝枕しながら乳首を塗り、弄っていた。
今朝、寝起きで雫と夏帆の2人に乳首を弄られてた優は敏感にくすぐったく感じていた。
…ちなみに雫と夏帆、そして姉である空と冬子は海には来ていない。
別の用事で一緒に来られなかったのだ。

「ここはどうかな?」
「こっちもいっぱい塗りたくってあげる♪」
「くすぐられてる優ちゃん最高だよ♪」
「今度は太腿を塗ってあげるね」
「…なら私は脹脛を……」
「頬と首の塗らせてもらいますわ」
「もうやめひぇひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!?」

6人が優の予想を超えてよりくすぐったくなるように日焼け止めを塗っていく。
優は抵抗の意志を見せても身体は既に抵抗を止めていた。


434 : ZEPHYR :2014/08/20(水) 11:12:57 iHlHkAQ.0
「……優、アソコ…硬いよ?」
「うっ!?」
「駿ちゃんより耐えられなかったね♪」
「年季が違うし、あっちは一日中続く事だってあるんだから」

丁度、優の股間の上に動いたアリスが勃起している事に気付いた。
優は勃起してしまった恥ずかしさから顔を赤くして目を瞑っていた。

「あぅ……」
「恥ずかしがってる優ちゃん……本当に抱き枕にしたいなぁ……」
「でも、身体を密着させただけで赤面するって逆に凄いよね♪」
「……早く背中を塗っちゃおうよ」
「では……早速ひっくり返して……あら?」

アリスの提案で優はうつ伏せの状態になった。
……膝枕をした状態だったので優の顔がナズナの太腿に顔を突っ込む形になった。
急な事でナズナは吃驚したが、それ程嫌がってはいなかった。

「全員で背中塗り塗りしようよ♪」
「お、良いね♪」
「や、やめ――」
「えい♪」
「ひゃぁ!!?」

6人の手が一斉に優の背中に伸びた。
瞬く間に背中がヌルヌルになった。
当然、優はくすぐったさを感じて暴れだす。

「もう……暴れるならこうするよ」
「くひゃははっははははっはははははっははははは!?」
「アリスったらドSだね♪」
「さんざん塗りたくった腋をくすぐったら壊れちゃうよ♪」
「あら……そう言いながら背中をくすぐっているのはどこの誰でしょうね」

全員がヌルヌルになった優の身体をくすぐり始める。
しかもうつ伏せの状態だからくすぐられる所を見る事ができない。
その所為でよりくすぐったく感じていた。

「やだひゃあははははっははははははははははははははははははっははは!うぁ……」
「……優?」

全身から送られてくるくすぐったさに優は本日二度目の気絶をしてしまった。
……優が気絶してしまった後は、交代で優の看病を行なった。
ちなみにアリスが一番優の看病をしていた。
その後、無事に目を覚ました優は皆と一緒に海を満喫した。

今回はここまでです。


435 : タカ :2014/08/20(水) 23:56:01 Z1NeUrrM0
お疲れ様です!いやぁいいですね!こんな女の子達にくすぐられて…
女の子の手はスベスベなのにさらにヌルヌルに…絶対くすぐったいって!
次は全員で気絶するまで乳首突き出させてずっと乳首のみ重点的くすぐりに責めるシチュがみたいです!
どうか参考よろしくです!


436 : ZEPHYR :2014/08/24(日) 11:12:55 nVGapDmc0
>>435
感想ありがとうございます。
そうですよねスベスベな手がヌルヌルになってくすぐられたら絶対くすぐったいですよね。
シチュのリクエストありがとうございます。
……ただ、この先の展開は殆ど決めてあるので残念ながらリクエストにお答えできません。

本編の前に別の短編を書いてみました。
なので、投稿させていただきます。
自分の趣味全開のチアガール物です。


437 : ZEPHYR :2014/08/24(日) 11:13:26 nVGapDmc0
「……ここ…何処だ?」
「あっ!目が覚めたんだね♪」

何故か眠ってた俺は目を覚ました。
やけに近くから声がしたかと思うと後ろから女の子に抱きつかれていた。
……俺はその女の子に見覚えがあった。

「お前……あの時俺に対して最初に告白してきた奴じゃねぇか」
「……そうだよ…○○君」

後ろから抱きついていた女の子の名前は美帆。
同年代とは思えない幼い顔立ちと体格で髪型をツインテールにしている女の子。
かつて、俺に告白してきたけど俺はその告白を断った。
別に異性に興味を持っていないわけではない。
異性にではなく男女交際という行為に興味をもっていないだけだ。

「○○君、起きたんだね♪」
「寝顔も最高だったけどやっぱりいつも通りの○○君の方が私は好きかな」

この部屋にいる女の子は美帆だけではなかった。
俺の両側から挟みこむように座っているのは愛奈と芽愛という女の子だった。
この2人も俺に告白してきた女の子なのだ。
当然、男女交際に興味が無い俺は2人の告白も断った。
ちなみに彼女達はチアリーディング部に所属している。
だからなのか、彼女達の格好はチアガールの衣装だった。
俺達が通っている高校は在学生徒数が多くて、部活が盛んだった。
数ある部活の中で最も所属人数が多いのが彼女達が所属しているチアリーディング部だった。
女子達からの人気が凄くて、中には他の部と兼部してでも所属している女子生徒もいると言われている。
ノースリーブとミニスカートで、カラーはピンク色を基調にしてあって、男の俺から見ても可愛らしい衣装だった。
ちなみに腹周りが剥き出しのとそうでない2種類があって、所属する女子生徒が自由に決めて良いらしい。

「○○君に告白を断られた私達だけど……諦めてないですよ」
「○○君が男女交際に興味を持ってないのは分かったんですけど……」
「それの所為で○○君に同性愛疑惑がかかってるんです」

……同性愛疑惑の噂は本当に迷惑だった。
俺は異性に興味を持っていないわけではないのに。
現に後ろから抱きつかれていて、尚且つ両側から抱きつかれているのだ。
健全な男子高校生だったらこの状況にドキドキ位はするだろう。

「……今更だが、何で俺はトランクス1枚だけなんだ?」
「それはこの後ある事をしやすい様に脱がせちゃいました」
「ちなみにここは美帆の家の防音加工がしてある一室なんで、外に声は漏れませんよ」

……いったい何をするんだ?

「美帆…今皆から連絡があったよ……これから来れるのがだいたい40人位来れるって♪」
「私にも連絡あったよ……こっちは50人位だよ」
「90人位って……○○君大丈夫かな?」

……本当に何するつもりだ?


438 : ZEPHYR :2014/08/24(日) 11:14:27 nVGapDmc0
「うわ……凄い集まったね」
「あれから連絡来た子達も合わせて……100人位?」
「これだけの女の子達にくすぐられたらとんでもない事になるね♪」
「お、おい」

……あれから帰りたいと言っても聞いてもらえず脱出のタイミングを逃してしまった。
そんな感じで時間が過ぎて美帆達が呼んだ女の子達がゾロゾロと部屋に入ってきた。
皆チアリーディング部の人達で誰もが可愛かった。
…何故か幼い風貌の子が多い。
そんな子達が俺に群がっていた。
見渡す限り、この部屋はチアガール衣装を着ている女の子達でいっぱいだった。

「ねぇ……この人を堕とせば良いんだよね」
「私達にくすぐられてないと生きていけない位に調教する?」
「むしろ美帆達無しじゃ生きていけないの方が正しい気がする♪」
「ちょっと…この人お尻触ってきた」
「……自分から押し付ける自作自演だから気にしないで」

……といった感じに俺に自分の身体を押し付けてくるから平常心を保つのが大変だった。
そして、彼女達の会話から俺が何をされるのかが判った。
……チアリーディング部内では男子をくすぐるのが流行っているらしいのだ。
それで、俺と付き合いたい3人が俺をここに連れ込んで集団でくすぐり責めにするらしい。
正直言って俺はくすぐられる事なんてあまりなかったけど、くすぐられるのが非常に弱い。
だから、この人数にくすぐられるのは発狂物じゃないのかと思っている。

「皆好きな場所くすぐって良いよ……ちなみに私はここを♪」
「じゃあ私と芽愛は耳舐めしてるから」
「○○君の耳ならおいしそう♪」
「ま、待っ――」
『そ〜れ♪』
「うひゃぁひゃははっはははははっはは!!?」

女の子達が一斉に俺をくすぐってきた。
誰がどこをくすぐっているのかは判らない。
でも、唯一判るのは美帆が俺を後ろから抱きしめながら乳首を両手でくすぐっていた。
男でもここをやられすぎると感じてしまう。
愛奈と芽愛の2人は俺の耳を必死に舐めていた。
時々甘噛みをしたり、口で咥えたりするから背筋がゾクゾクする。

「あはっ♪3人だけでも十分エッチじゃん」
「ねえねえ、片方の腋を5人にくすぐられてどんな気分?…あ、答えなくて良いからね♪」
「両方合わせて10人……更に腋の下と脇腹にもそれ位の手が群がってるから」
「うわ……想像しただけでくすぐったい」
「くひぃはっはははははっはははははっははははははっははは!!!」

上半身から稲妻のようにくすぐったさが駆け巡る。
女の子達はチアガールのサテン製の手袋を着用している為にとんでもないくすぐったさが襲い掛かってくる。

「足だって沢山くすぐらないと……」
「隙間無く指が群がっているとなんか興奮しちゃう♪」
「くすぐりの定番、足の裏行きます♪」
「指と指の間もいっぱいくすぐるね♪」
「やめてぇへひゃははっははははひいひひひひひひひひひひ」

上半身がくすぐりの嵐に襲われているから当然下半身も滅茶苦茶くすぐられている。
俺は必死に暴れるが、数の暴力で抵抗が無意味になっていた。

「もう……腕を振り回して顔に当たったらどうするの!!」
「じゃあさ……数人で指を咥えてみない?」
「良いね♪それ」
「くひゃあははははっはははははっははは!!?あひぃ!?」

突然両手が引っ張られたかと思うと次の瞬間には両手の親指を除く指が2本ずつ咥えられていた。
つまり4人がかりで親指以外の指を唇で挟んだり、舌で舐めてきたり、甘噛みしてきたりした。
耳を舐められた時と同様に背筋がゾクゾクした。


「両腕も弄られているから身体が支えられないんだね」
「でも、そのおかげで美帆に寄りかかってるよ」
「ま、結果オーライって事で♪」

当然、腕にもくすぐりの魔の手は伸びてくる。
腕がサワサワとくすぐられて気が狂いそうになる。


439 : ZEPHYR :2014/08/24(日) 11:14:52 nVGapDmc0
「あっ!?大きくなってるよ♪」
「そりゃこんな事したらこうなるよ」
「この前の男の子も大きくしてたよね」
「じゃあ……弄っちゃいますか♪」
「ただ弄るだけじゃつまらないから複数人で弄ろうよ♪」
「きゃはっ♪そんな事したら狂っちゃうよ♪」
「……やりすぎると私の彼氏みたいに自慰で抜けなくなっちゃうから程々にね」
「いやひゃははっははははははっははははっはは!?あぐぅ!!!」

……遂に最後まで身に着けていたトランクスまでも脱がされてしまう。
そんな事なんて構わない様に女の子達は男の象徴を弄ってきた。
ついでに腰と尻をくすぐってきた。

「あぅっ!!?きひぃひひひひひひひひひひひひひゃん!!!」

男の象徴に女の子達の指が纏わりつく。
1人でも大変なのにそれが複数人で弄っているから気持ちよさは半端なく強烈な物だった。

「あっ…くひぃひひ…んぁ!?あは…はははははっははははは!!!」
「やだ……射精して白いドロドロのが出てきた」
「まず1回目だね♪」
「終わる頃には何回イっちゃうんだろ♪」

情けない位早く果ててしまった。
自分でやるよりも気持ちよく早く終わってしまう。
……自分でやるなら止めるタイミングは自由に決められる。
でも、女の子達は1回果てた位だと止めてくれない。
しかも、進行形でくすぐられている為に身体の刺激の区別が曖昧になってきた。
その所為で意識が薄れてきた

「えっ……もうグッタリしてる」
「えぇ!!?まだ終わりじゃないよ」
「ちょっと早いけど仕上げのローション使うよ」
「よ、待ってました♪」
「うひひひひひ…うひゃん!?うひゃはははははっははははっははははっははははっはは!!?」

突然身体にヌルヌルの液体が垂らされてそれが女の子達によって塗り拡げられていく。
それがくすぐったさを助長して薄れていた意識が強引に覚醒させられた。

「ほらほら、ヌルヌルとサテン製手袋の必殺コンボだよ♪」
「簡単に気絶させないからね」
「気絶したら逃げられるなんて思ったら大間違いだよ」

……俺は考えるのを止めて女の子達にされるがままにした。


440 : ZEPHYR :2014/08/24(日) 11:16:14 nVGapDmc0
「あひゃ……くひひ……」

結局、女の子達がくすぐりと男の象徴弄りを終えたのは1時間後の事だった。
数えきれない程射精して、女の子達の手袋はローションと精液が混ざり合って大変な事になっていた。

「○○君、気持ちいいですか?」
「もう……耳の穴以外舐め尽くしちゃった」
「ちゃんと拭き取るから安心してね」

愛奈と芽愛の2人は俺の耳をハンカチで拭っていた。
2人は自分の涎で汚れてしまった箇所を拭いているだけなのかもしれないが、俺にとってはそのハンカチで拭かれるだけで背筋がゾクゾクした。
一方、美帆はずっと俺の乳首をくすぐっていた。
彼女の指で乳首を弾かれる度にモヤモヤしていった。
思考がぐちゃぐちゃになってしまう。

「……付き合ったら毎日弄ってあげる♪」
「むぅ……すぐ再開しちゃうからね」
「……休憩は終わりですぐに第二ラウンド♪」
「……へ?」

……今、芽愛は第二ラウンドって言った?

「そりゃそうでしょ…まだ遊んでない子達がいるんだから」
「ねぇ……先輩達も○○の事弄りたいってメール来たんだけど」
「にゃはは♪○○君しばらく帰れなそうだよ」
「たしか1人暮らしだったはずだから問題なさそうだけど……美帆の家に泊まり込みでも大丈夫?」
「…私としては泊まってほしいよ」
「むふふ、じゃあ○○君…覚悟してね♪」
「ひぃ!!?」

……その後の事はよく憶えていない。
とにかくくすぐられて、男の象徴を弄られまくって、女の子達に埋もれて眠る。
その繰り返しが何日も続いた。
…監禁とまではいかないで危なくなる前に止めてくれた。
美帆達の手料理がおいしかった。
それに、責めばかりじゃなくていろいろ楽しい事もした。
ただ、美帆達の先輩の責めだけは2度と受けたくない。
先輩達の責めに比べたら美帆達の責めは遊びみたいなものだった。
遊び感覚のくすぐり責めと想像しただけで身体が震える加減の無いくすぐり責めを繰り返した。
……そして、解放される頃には俺は美帆との交際を真剣に考える様になっていた。

以上でチアガール集団によるくすぐり地獄は終わりです。


441 : 時雨 :2014/08/24(日) 12:15:23 V.HI7/3A0
>>437-440
勃起したぜ。
チアガールのサテン製の手袋とか最高だね!
妄想が滞るね!
考えるだけでたまらない!
途中の100人はちょいどんな感じかわからなかった。
90人ぐらいが順番待ちをしてるってことでいいのかな?
そんだけ女の子が集まったらとても帰れないよね!

私の書いてるやつももうすぐあげられると思います。
そういえばタイトル決めてなかったなぁと思いました。
一応決めておこうかなぁということで次でタイトル決めます。
もう終わりに近い所ですが……


442 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/24(日) 14:27:10 0OXNREns0
>>437-440
チアガール集団とは素晴らしいです。
100人がかりでくすぐりだけでなく乳首などへの快楽責めもあって、普通の人間なら惚れる前に発狂物ですね。
羨ましいです。
ちょっと人数が多すぎて、イメージが湧きづらかったかな。

本編の続きも楽しみにしています。お疲れ様でした!

>>441
待ってましたー!


443 : ZEPHYR :2014/08/24(日) 19:55:16 nVGapDmc0
>>441
>>442
感想ありがとうございます。
チアガール集団にくすぐられるのはいいものですよね。
想像だけでも十分捗ります。
人数が多すぎる……深夜の謎のテンションで書いた為に改めて読むとイメージし辛いですね。
100人とは言わずに40人位で大丈夫だったかもしれませんね。
1回で20〜30位の女の子達にくすぐられて、順番待ちをしている女の子達がいるから何回も繰り返されると。
1人1回という訳ではなく何回もやるので……
しかもチアリーディング部の先輩方が加わって更に数が増えて1ループの回数が増えると。
まぁ、実際にこんな事されたら確実に発狂するでしょう。
そして、>>441の時雨さんの小説の続きも楽しみです。


444 : 時雨 :2014/08/24(日) 21:11:31 V.HI7/3A0
第五章できたんで上げていきます。
一応タイトル決めておきました。

『くすぐり少女と奴隷少年の夏』

と暫定的にこれにします。
シンプルですが内容はすぐにわかると思います。
ではどうぞ。


445 : 時雨 :2014/08/24(日) 21:13:09 V.HI7/3A0
登場人物の紹介6です。紹介は今回が最後です。

一条 過去 (いちじょう かこ):醍醐の姉。小学6年生で12歳の女子。趣味は本を読むこと。いかにも文学少女で周りから尊敬されている。

須藤 正 (すどう ただし):主人公。小学5年生で10才の男子。特に取り柄もなく何処にでもいる普通の少年。暁と礼と奏にいじめられている。

鹿島 清花 (かしま さやか):鹿島咲の姉。高校2年の17歳の女子。一条過去の知り合い。ピアノのコンクールで優秀賞をとったことがある。4年前、正をいじめたことがある。

鹿島 咲 (かしま さき):鹿島清花の妹。中学3年生で15歳の女子。優駿と付き合っていたが別れる。4年前、正をくすぐったことで人をくすぐることに快感を覚えるようになる。

霜月 弓弦 (しもつき ゆづる):鹿島咲の友達。中学3年生で14歳の女子。お嬢様育ちで、清花にピアノを教えてもらっている。かなりのドSで学校では彼女にいじめられている男が何人もいる。4年前、正のいじめに加わっていた。

七瀬 小鳥 (ななせ ことり):奏の妹。小学4年生で9歳の女子。いろいろなことに興味津々な少女。奏に似て明るくクラスでも人気がある。同じクラスの霜月浩二をいじめている。

霜月 浩二 (しもつき こうじ):霜月弓弦の弟。小学4年生で9歳の男子。小鳥にいつもいじめられている。

島 博之 (しま ひろゆき):一条過去のクラスメート。小学6年生で11歳の男子。

須藤 洋子 (すどう ようこ):正の母親。33歳。美人な方だが何処にでもいる普通の人妻だと思っている。鈍い。

須藤 真 (すどう まこと):正の父親。34歳。普通のサラリーマンで係長。


446 : 時雨 :2014/08/24(日) 21:15:34 V.HI7/3A0

第五章 【一条過去】

正は夜道を歩いていた。
というより歩かされていた。
さっきまで暁の家に向かっていた正。
しかし目の前に現れた一条過去。
前方には過去がときどきこっちを見ながら歩く。
そして後ろから正を見張る霜月弓弦。
その足取りは暁の家に向かってはいなかった。

弓弦「私足は速い方ですから逃げようと思わない方がいいですよ?」

正のすぐ横で正の肩に手を添える弓弦。
彼女の服装はかつての鹿島清花を思い出すセーラー服を着ていた。
あの時よりさらに可愛くお淑やかになっているのではないか。

過去「どうせ何処に逃げても無駄だから大人しくするのが賢明よ?」

醍醐の姉の過去。
彼女のことはよくは知らないが知的な印象を受ける。
夏のお嬢さん的な白いワンピースが可愛いと思った。
さっきから歩く道。
4年前のあの時からあえて避けて通る道だ。
嫌な予感がする。
無論その嫌な予感は的中する。
かつて廃墟だった建物。
つまり4年前正が何度も清花たちと通いつめた場所。
今は綺麗な施設になっていた。
何の施設かはわからない。

弓弦「正君は懐かしいですよね。ここ」
正「………」
過去「さあ、入って」

過去に誘われるがまま施設に入る。
中は玄関からいきなりどっかの待合室のような空間が広がる。
どことなくかつて廃墟だったころの面影を残す。

過去「まあ見ての通り此処は待合室よ」
正「……何の?」
過去「後で話すわ」

また歩き出す過去についていく。
待合室から奥の扉を開けると廊下が続く。
その廊下にはそれぞれ小部屋に繋がっている。
これも4年前と同じだ。
さらに奥の部屋。
ここには全てのインフラが整っている。
4年前はここだけインフラが整っていた。
正らが清花たちにいじめられた部屋だ。
どうやら拡張工事やリフォームで変わったのだろう。
さらに奥へと部屋が続いていた。
おそらく外観から推理するに当時の二倍の広さはあるだろう。
その中のある一室に案内される。
その中に入ると正と似た背丈の男子と女子がいた。
男子の方はぐったりと倒れて動けないようだ。
女子はその男子に跨っていた。
正はその女子に見覚えがあった。

小鳥「あれ、正君?なんでここに来てんの?」

七瀬小鳥だった。
七瀬奏の妹だ。
何で小鳥ちゃんがここにいるんだろう。

過去「私が連れて来たのよ」
弓弦「知り合いなんですか?」
小鳥「うん、私のお姉ちゃんにいじめられてる正君だよね。私もくすぐってあげたことあるし」
過去「そう、今回は正君に用があるから来てもらったわ」

来させられたの間違いじゃないのか。
今すぐ説明してほしいほど正は混乱していた。

小鳥「でもちょうどよかったよ。浩二君すぐにへたれるから」
浩二「………」

小鳥の下で虫の息の男が浩二だろう。
浩二、確か前に小鳥の口から聞いた様な……

弓弦「浩二は私の弟なんですよ?」

くすっと笑いながら弓弦が言う。
どうやら浩二と言う人もかなりいじめられているようだ。

浩二「うう……助けて……」
小鳥「正君に言っても無駄だよ?だって正君は私たちに逆らえないし、ねぇ?」

小鳥はこっちの方を見て言う。
そういえば小鳥はお兄さんとか言ってくれた記憶があるがいつの間にか名前呼びになってるな。


447 : 時雨 :2014/08/24(日) 21:19:12 V.HI7/3A0

過去「そうね。正君は逆らわないから利口と言えるわね。逆らったらどうなるか解っているのね」
小鳥「そういう訳で浩二君!余計なこと喋ったからお仕置きね?こちょこちょこちょこちょ♪」
浩二「あ……!!あひゃひゃひゃ……!!!あひゃ……!!!うう……」

浩二の笑う声に気力を感じない。
おそらく相当くすぐられた後なのだろう。

小鳥「もう反応が鈍くなっちゃうなんてつまらないなぁ。正君だったらもっといつまでも敏感なのに」
過去「そう、私は正君の其処を買って此処に連れて来たのよ」
弓弦「あなたのことは私と清花から過去に話しました」
正「弓弦さんと清花さんが……でも4年前だよ?」
過去「四年位では人というのは簡単には変わらないものよ?特に生まれ持って出来た性質というものはね」
正「生まれ持って出来た性質……?」

過去は正の脇腹をツンツンと突く。

正「あひゃあ!?」
過去「その敏感さよ。普通少し触れたぐらいでは其処まではならないわ」
小鳥「だから正君をくすぐった時は凄く楽しかったよ」
弓弦「さっき清花さんから聞いたけど敏感さは健在みたいですね」
正「ぼ……僕をどうするつもり?」
過去「当然擽られてもらうわ」
正「何で!?」
過去「今はまともに擽ってもいい小学生の男は其処にいる浩二だけだからよ」
正「え?」
弓弦「中学生の男は私が、高校の男子は清花がいくらでも連れてこれるんですけどね」
過去「まあ私にも当てはあるけど色々と忙しいからね。人材の方は他の人に任せることにしたわけ」
正「ご、ごめん……何を言っているかわからないや」
過去「要は此処を女子が男子を無理やり擽る施設にするのよ。そうすれば皆喜ぶでしょ?」
正「ええ!?何のために!?」
過去「そうね。先ず男子をMにすることが目的の一つね。Mで従順な男子が増えることで女子への脅威を減らすことができるわね。そしてSの女子を増やすことで多くのMの男性のニーズに合った世界を創ること。それが一番の目的よ」

何か凄いことを言い出した。

過去「それなりに根拠はあるのよ?現状Mの男性はとても多くSな女性は比較的少ない方なのよ」

とてもそうは思えないけど……

過去「それじゃあSの女性の負担は増えるばかり。とても全てのMの男性をカバーすることなんてできないわ」
正「でもそんなの過去ちゃんには関係ない話じゃあ」
過去「関係はあるわ。だって私も男を擽るのは楽しいもの」
正「ええ!?でもだからといって……」
過去「正君。私はまだまだ沢山の男子を擽りたいの。特に同年代かそれ以下の男をね」
正「じゃあ僕が選ばれたのって……」
過去「言ったでしょ?敏感だから。つまり今までにない男子のタイプだったからよ」
正「………」
清花「あら、ここにいたのね」

聞き覚えのある声がしたので振り返ると清花がいた。
見慣れない高校の制服を着ていた。
あらためて清花を見るとさらに美しさに磨きが掛かっている印象だ。

過去「ちょうどいい所に来たわ。今正君に説明してあげる所よ」
清花「そう、正君。さっきは全然話せなかったわね」
正「う、うんそうだね」
清花「正君。私は反省してるのよ?4年前は私も若かったのかすぐキレちゃってたわね」

おそらく僕じゃなくもう一人いじめていた方への話だろう。

清花「暴力的なのはあまり美しくはなかったわね。もっと皆が喜ぶいじめ方をしようと考えたわ」
弓弦「確かにあの時は蹴ってばかりいましたね。楽しかったけど」
清花「ところで過去ちゃん。今から何の話をするところだったの?」
過去「今から私が何故擽るのに目覚めたのか話そうと思うんだけど」
清花「じゃあ私にも関係のある話ね。正君、ちゃんと聞いててね?」
正「う、うん」

どうやら過去さんの過去の話をするそうだ。

過去「あれは2年前の私が小学4年の頃だったわね。当時私は図書館で本を読んでいた時のことよ」


448 : 時雨 :2014/08/24(日) 21:21:16 V.HI7/3A0



2年前。
過去は図書館で本を読んでいた。
過去は類稀な天才的な頭脳の持ち主で本の内容は一度覚えれば二度と忘れない能力を所有していた。
そして彼女は社会を知り世間を知り人間の心理を知り大人顔負けの知識を保有していたが、それを隠しだした。
学校では天才は天才でも勉強のできる天才を演じた。
人間の心理を知る彼女は人間味のある人間を演じた。
能ある鷹は爪を隠すという奴だ。
世間を学んだ彼女は世間体を考えることがトラブルや亀裂を排除する方法だと考えたからだ。
それでもその才覚を見る周りの人々は彼女を持て囃す。
結果彼女は友達といえる友達がおらずつまらない日常を送る。
ただ只管本で知識を吸収する毎日。
だから彼女は本を読んでいた。
図書館でも常連となっていた。
彼女の読んでいない本を数える方が早いほど本は読みつくした。
通常人間は必要性のない知識と割り切れば脳にそれを残さないのだが彼女はそれができなかった。
そのため彼女の脳に知識が際限なく集まる。
それでも彼女は限界と同時に物足りなさを感じていた。
自分には感情が足りない。
全てを知るため、彼女には感情を引き出すことが困難になっていた。
そのためさらに感情は希薄になっていく。
そんな時だった。
図書館で本を読んでいた彼女に声を掛けるものがいた。
当時中学3年生の鹿島清花だった。

清花「あなた、いつもここで本を読んでいるわね?」

過去の目から見ても清花は美人に見えたことだろう。
彼女であれば100の言葉で清花を褒めることが可能だろう。

過去「………」

過去は清花を一瞥しまた本を読む。
そもそも人の行動心理を知る彼女にとって人との行動は最低限に抑えるべきだと考える。
どうせ彼女も私と友達になりたいとかそういうことだろう。
だが清花は他の誰とも違っていた。

清花「あそこで本を読んでいる人がいるじゃない?一緒にいじめない?」
過去「え?」

彼女は清花の聞き慣れない単語とありえない心理に興味を持つ。
いきなり初対面の人間をいじめに誘ったのだ。
明らかにおかしい。

過去「どういうこと?」
清花「あそこにいるのってあなたと同じくらいの年だよね?」
過去「私と同じクラスの島博之ね。それより私は理由を聞いたのだけど?」
清花「そう、やっぱりね。その博之君は多分あなたのことが好きみたいよ?」
過去「知ってるわ。彼がここへ本を読みに来ているのも私を追って来ているからだということもね」
清花「気付いていたのね。だったら話は早いわ。彼をいじめてあげましょ?」
過去「だから如何してそういう話になるわけ?」

とはいえ過去は激しい興味を持つ。
彼をいじめる選択をすればいつもと違う日常を得られると考えたからだ。

清花「人をいじめるのに理由なんていらないわ。要はいじめる側もいじめられる側も両方幸せになればいいだけの話」
過去「いじめられて幸せになるのは理解不能ね」
清花「あなたの噂は聞いているわ。天才なんですってね?」
過去「………」
清花「そんなあなたでもわからないことがあるでしょ?」
過去「この世の全てを知ることは不可能よ」
清花「だから人間は短い時間の中で精一杯有用な知識を身に付けなければならない。違うかしら?」
過去「その通りよ。だから?」

過去は彼女の言いそうなことを一瞬で把握する。
清花は暗にいじめる選択肢をとる様に催促しているのだろう。

清花「これからあなたとあの男に幸せというものを教えてあげるわ」
過去「まあ、暇だから乗ってあげるわ」
清花「よかった、じゃあ私についてきて」
過去「名前は?」
清花「まだ言ってなかったわね。鹿島清花、よろしくね」

過去は興味を持つ事柄に出会った。
これが過去と清花の出会いだった。
島博之の所まで過去が向かうと彼はそれに気づくなりそわそわし始める。

清花「あなたが博之君?」
博之「え?そうですけど……」

清花もかなりの美人なため博之は一目見ただけで簡単に清花に惚れる。

清花「過去ちゃんから話は聞いてるよ?同じクラスなんですって?」
博之「え、ええ。そうなんですよ」
清花「ちょっと過去ちゃんからも話があるので私たちと一緒に来ませんか?」
博之「え?はい。そりゃもちろん」

博之は喜びを隠せていなかった。
それを見て清花はこっそりしてやったりな笑みを浮かべる。
清花は博之と過去を連れて図書館を出る。
そして暫く歩いて辿り着いたのは廃墟の建物だった。
そして清花に廃墟の建物のある一室に案内される。


449 : 時雨 :2014/08/24(日) 21:23:05 V.HI7/3A0

過去「此処は?」
清花「私が偶然見つけた誰も使っていない建物よ。来年には取り壊されるみたいだけどね」
博之「あの、話というのはなんですか?」

博之がそわそわしながら聞いてくる。

清花「過去ちゃん。幸せについて知りたいわよね?」
過去「彼に何をするつもり?」
清花「見ればわかるわ」

清花は博之に近づく。
そして次の瞬間清花は博之を押し倒し、その上に跨る。

過去「!!」
博之「え!?何をするんですか!?」

過去にとっては予想通りの行動でも博之にとっては予想外の行動だろう。
清花が美人なため博之はそんなに抵抗しなかった。

清花「さて、博之君?君はこれから何をされるでしょう?」
博之「え、わからない……」

清花は博之の脇腹に手を添える。

清花「まだわからない?」
博之「まさか……」

清花は一気に脇腹をくすぐる。

博之「!?ぎゃはははははははは!!!やめ……てええええ!!!ギブ!!!ギブ!!!」

過去は少し驚いた。
清花がくすぐったこと。
それに対し博之の反応が大きいこと。
清花の手の指使いが素人目に見ても凄まじいこと。
そして清花の手がどんどん上の方へ移動していき……

博之「そこはああああああ!!!だめええええええええ!!!」

腋の下の窪みの部分に指を入れほじくる様にくすぐる。
博之はさらに反応を大きくし身を捩らせる。
過去はそのことにも興味を持つ。
博之は清花の腕を掴むも手の動きを止めることはできなかった。
その後も博之の上半身をくすぐり続けた。

清花「どう博之君。幸せ?」
博之「はぁ、はぁ、はぁ……はい……」
清花「私もよ♪博之君」

確かに博之は幸せだろう。
でも清花が幸せな心理は理解できなかった。
これが過去にとって興味深い所だった。

清花「さあ、過去ちゃん。次はあなたの番よ」
博之「!?」
過去「分かったわ。博之君、あなたを擽ってあげるわ」
清花「よかったわね。好きな子からくすぐってもらえて」
博之「どうして……?」
清花「さあ、私は腕を押さえておくわ。思う存分くすぐるといいわ」

清花は博之の言うことを無視して話を進める。
動くことのできない博之の胸の辺りを過去は服の上から撫でるように触る。

博之「あ!!……はああ!!!……ああ!!」
清花「あら?ちょっと触られただけで感じてるのかな?」

清花はわざとらしく博之に問いかける。
このころ清花は何人もの男をくすぐっていたため男の反応は手にとる様にわかっていた。

過去「それじゃ擽るわ。こちょこちょこちょこちょ」
博之「あひゃははははははは!!!かこちゃあああああああああ!!!」

過去は無表情でくすぐる。
さっきの清花のくすぐり方を模倣してくすぐったが思うように指が動かせなかった。
それでもくすぐったいことに変わりなく博之はもがき苦しむ。
清花と同じように手の位置を変え腋の窪みに手の指を入れくすぐる。

博之「ひいいいいいい!!!そこはああああああああ!!!」

反応は良くなったが清花の時ほどではなかった。

過去「清花さんほどではないわね。おそらく指の長さと経験の違いかしら」
清花「そうね。それに私ピアノをやってるから他の人より指が細長いみたいよ?」
過去「そう、それは私の知らないことね。どの位擽ればあなたみたいになれるのかしら?」
清花「どの位と言われても、私の場合はもう100人くらいはくすぐってるからうまくなったけど」
過去「100人って本当に楽しんでるのね。擽ることに」
清花「まあ何人かくすぐってれば嫌でもうまくなるわ」
過去「何にでも言えることね。そんなことよりも、どうすれば男が反応するか、興味が出たわ」
清花「いいことよ、それ。もうあなたはくすぐることが好きになったってことよ」
過去「まだ、そう判断するのは時期尚早よ」

過去はあくまで興味心だけで博之をくすぐる。
博之は限界を体全体で訴える。
過去はその声を聞きなおくすぐる。
倫理的問題を超えることに興味を持つ過去は容赦なくくすぐる。
ついに博之は気絶した。


450 : 時雨 :2014/08/24(日) 21:26:10 V.HI7/3A0

過去「動かなくなったわね」
清花「気絶したのよ。ちなみにくすぐりで死ぬことはないわ。経験上」
過去「つまりくすぐりだけで死ぬ可能性はあるわけね?」
清花「そうね、流石に病弱の人間にやったらやばいかもね」
過去「殺人者になる気は一切ないけど興味はあるわね」
清花「実際にくすぐり殺したらどんな罪になるんでしょうね?」
過去「傷害致死罪、状況によってはおまけが付くでしょうね」
清花「立件できればの話よね?」
過去「少なくとも警察が関われば言い逃れできないから下手なことはすべきではないわ。リスクは私の望む所ではないから」
清花「まあ、本当にくすぐり殺すなんてへまは私はしないわね。もしそれで死んだら流石に寝覚めが悪いし」

思えば物騒な例え話をしたものだ。
その後博之が目覚めるたびにくすぐり、色々と試した。
何度も何度も博之が気絶するためついに過去はその限界を見極めた。
それがわかってからは博之は気絶させられない様にくすぐられた。
博之はついに何の声も出なくなり解放に至った。

過去「清花さん。当然人によって違うのよね?」
清花「そうね。反応も違えばくすぐったい場所も違うし、気持ちいいと思う人もいれば、止めてほしいと思う人もいるわ」
過去「でも全員清花さんに屈服したんでしょ?」
清花「結局最後には私に許しを請い願うことになるわね」
過去「もっと知りたいわね。どういうプロセスであなたの様な結果になるのか」
清花「明日の夕方ここにいるからまた来るといいわ。暫くは私の奴隷を連れてくるから」
過去「奴隷?ええ、分かったわ」

翌日。
またここへ行くと清花が清花の通う中学の制服を着た男子を連れてやってきた。
その男子は清花の言うことに従順だった。
清花が過去に自由にしていいというので過去は男子をくすぐる。
そのくすぐられている男子はしだいに股間の辺りが膨らんでいくのがわかった。

清花「皆そうなるから気にしなくていいわ」

そういうがそれも気になって仕方なかった。
知らないわけじゃない。
でも妙に気になってしまった。
ズボンの上から膨らんだところを掴むと男子は大げさに叫ぶ。
そして揉む。
男子は苦悶の表情を見せ体を悶えさせる。
この頃から過去は男を弄ぶ楽しさを覚え始めた。
男子は最後には我慢できず射精する。

清花「年下の女子に揉まれて射精するなんて最低ね。情けないと思わないの?」

事ある毎に清花が男子に罵倒するためそれは何の為にしているのかを聞く。

清花「男に最高の屈辱を与えるスパイスってとこね。あるのとないのとでは屈辱感が大違いよ?」
過去「何故屈辱を与えるの?」
清花「それは気持ちがいいからよ。SからしてもMからしても楽しいから利害の一致って所ね」
過去「そう、こういう感情に関しての知識は色々と新鮮で楽しいわね」
清花「明日からも来るといいわ。毎日色んな男を試させてあげる」

その日から毎日のように清花の連れてくる男をくすぐることにした。
大抵は既に清花に弱みを握られている男や屈服した男だった。
たまに清花の美貌を生かし何も知らない男を連れてきたこともある。
そして哀れなことに清花と過去のくすぐり奴隷にされる。
過去は短期間で様々な男の生態を知ることができた。
次第に過去の中に宿る欲望とその構想が膨らみ始める。
過去は自分の欲望が抑えられなくなっていた。
どんな知識よりも魅力的な性的な知識。
過去はいつの間にか人をくすぐることで快感を得る性癖に目覚めていた。
来る日も来る日も無抵抗で従順な男をくすぐり続け、過去は繰り返すことでも快感を得ることができた。
これはほぼ初めてのことだった。
過去は天才でありながらくすぐり中毒になったと言える。
そして過去は考え始める。
もっと快楽を得るにはどうしたらいいか。
もっと男性を苦しめるにはどうしたらいいか。
もっといいシチュエーションでくすぐれないものか。
くすぐることでもっと人を幸せにできないか。
その結論は。
同志を集めくすぐる男を交換することで様々な女性が様々な男性をくすぐることができる。
そうすることによりほぼ無限に男女共々幸せを得ることができる。
本気でそう考えた。
そして本気で行動した。
清花にその旨を伝えると親身になって話を聞いてくれた。
清花もその計画に乗ってくれてみたいですぐに友達を連れてきてくれた。
最初に来たのは鹿島咲と霜月弓弦だった。


451 : 時雨 :2014/08/24(日) 21:28:08 V.HI7/3A0
彼女たちはすぐに話を理解し同じクラスの男を連れてきてくれた。
過去も同じクラスの博之を連れてきた。
清花の連れてきた男を咲と弓弦でいじめ、弓弦の連れてきた男を過去がいじめ、博之は清花がいじめていた。
計画の骨組みの完成だった。
清花と弓弦は一日に何人もの男を連れてきた。
男をローテーションすることで全員が万遍なく楽しむことができた。
ある日のこと。
過去は校舎裏で女子が男子をいじめている光景を目にした。

小鳥「絶対浮気してたよね?浩二君」
浩二「し、してないよ……だから許して小鳥ちゃん……」

当時小学2年生の七瀬小鳥が自分の足を浩二の股間に当てながら浩二を責めていた。

小鳥「じゃあなんで昨日他の女の子と歩いてたの?」
浩二「お、お姉ちゃんだよ。あれは」
小鳥「何で嘘つくの?騙されないよ私」
浩二「本当なんだ。弓弦お姉ちゃんって名前で……」

過去はその名前を聞き逃さなかった。

小鳥「嘘ついたからまたお仕置き決定〜♪」

小鳥は足を激しく振動させ始める。
いわゆる電気按摩だ。
弓弦が必ずといっていいほどやる技だ。

浩二「ううううう!!!小鳥ちゃん……!!!止めて……!!!」
小鳥「声出したら誰か来ちゃうよ?いいの?こんなところ見られて」

浩二は必死に声を押さえている。
だが小鳥は容赦しなかった。
浩二は必死に体を捩り、目から涙を流していたが小鳥は止めない。

浩二「もう……!!!もうしないので許してください!!!」

小鳥の足の動きが止まる。

小鳥「もう、初めから認めていればすぐに許してあげたのに。嘘をつくからこうなるんだよ?」
浩二「はい……はい……」

浩二は涙を流して小鳥の言うことに頷く。

小鳥「でもまだ許してないよ?女の子と歩いてたのは事実だし罰を与えないとね」
浩二「そんな……」
小鳥「こちょこちょの刑だよ。抵抗したらもっと酷い目に遭わせるからね」
浩二「うう……」

小鳥は指をわきわきさせながら浩二に迫る。
後ずさるも浩二はなす術もなくくすぐられた。

小鳥「こちょこちょこちょこちょ〜♪」
浩二「ぐはああ!!!……ぎゃああああははははははは!!!」

浩二は大口を開けて笑い叫ぶ。

小鳥「もう、浩二君!叫ばないで!誰か来てもいいの!?」
浩二「む……無理だよ……そんなの……」
小鳥「どうやらまだお仕置きされたいみたいね?」
浩二「そんな……酷い……」
過去「でもくすぐったら誰か来るかもね?私みたいに」

過去は小鳥たちの前に姿を現す。

小鳥「誰!?」
過去「どうせならもっと思いっきり擽りたいでしょ?小鳥ちゃん」
小鳥「え?そんなことよりなんですか?誰ですか?」
過去「私は一条過去。所であなたは霜月浩二君?」
浩二「え……そうですけど……」
過去「私はあなたの姉の霜月弓弦さんの友達よ。初めまして浩二君」
小鳥「え、姉いたの?浩二君」
浩二「うん、だからさっきの話は本当だよ」
小鳥「そうだったんだ……ごめんね浩二君」
浩二「いや、いいんだよ。こうして信じてもらえれば」
過去「まだそう判断するのは早いんじゃない?」
小鳥「え?どういうこと?」
過去「姉がいたからといって浩二君と一緒にいた証拠にはならないわよ?」
浩二「あ……」
小鳥「そういえばそうですね」
過去「昨日の何時のこと?それ」
小鳥「昨日の夕方の5時のことです」
過去「昨日弓弦さんとはその時間ずっと私と一緒にいたわね。つまり浩二君は嘘をついていたということになるわね」
小鳥「ふーん、浩二君やっぱり嘘ついてたんだ?」
浩二「ち、違うんだ。僕は……」
小鳥「もう何言っても信じないよ?言われてみれば一緒に歩いてた人浩二のお姉ちゃんというような感じじゃなかったし」
浩二「ご、ごめんなさい。嘘をついていました!」
小鳥「駄目。許さないよ。覚悟はできてるよね?」
浩二「ひぃ!!」
過去「まあちょっと待って」

過去は二人の間に入って仲裁する。


452 : 時雨 :2014/08/24(日) 21:30:55 V.HI7/3A0

小鳥「何ですか?浩二君にお仕置きしないと」
過去「此処じゃお仕置きしにくいでしょ?誰か来るかもしれないし」
小鳥「そういえば……」
過去「だからもっと思いっきりお仕置きできる所を知ってるわ」
小鳥「本当ですか?」
過去「ええついてくるといいわ」
小鳥「ほら、行くよ。嘘つき浩二君」
浩二「うう……」

浩二と小鳥は過去についていき、例の廃墟の建物に到着する。

過去「この中よ」
小鳥「わあ、確かにここなら思いっきりくすぐれるね」
浩二「………」

過去はいつも皆で男子をいじめている部屋に案内する。
するとすでに弓弦と弓弦のクラスの男子が来ていた。
弓弦は男子に電気按摩をかけている最中だった。

男子「もう……!!無理だ……!!やめてくれええええ!!!」
弓弦「止めてくださいでしょう?いい加減自分の立場ぐらいわかったらどうですか?」
男子「止めてください!!!止めてくださいいいいい!!!」

男子は涙目になって懇願する。

弓弦「本当は止めてほしくないんでしょう?だってこここんなに膨らませて、説得力がないですよ?」

弓弦は男子の股間が膨らんだところを足でつんつん突く。

男子「あぐ!!うう!!」
弓弦「嘘をついたから罰が必要ですね。ぐりぐり」

弓弦は器用な足捌きで男子の股間を弄り倒す。
もはや足扱きである。

男子「うわああああああ!!!いっちゃううううううう!!!!」
弓弦「それはちょっと早過ぎませんか?もっと我慢できますよね?」
男子「無理いいいいいい!!!許してええええええええ!!!」
弓弦「今射精したらまた電気按摩が待ってますからね?」
男子「ひやあああああああ!!!もうだめだあああああああ!!!」

弓弦はぎりぎり射精しそうな所で足を止める。
男子は体をひくひくしてまだ何かを我慢している顔をする。

弓弦「まだ出しちゃ駄目ですよ。出したら電気按摩地獄ですよ?」

彼女は電気按摩がどの位激痛かを知っている。
何人もの男に掛けたため加減もよく熟知していた。
同じ数だけ電気按摩のような足扱きも行っていた。
そのため彼女は足だけで射精管理ができるほどだった。

弓弦「何ひくひくしてるんですか?そんなに出したいんですか?」
男子「お、お願いします……出させてください……」
弓弦「つんつん♪まだ駄目です♪」
男子「あ……!!くぅ……お願いします……弓弦様……」
弓弦「ん〜、そうですね……じゃあ明日までお預けでどうですか?」
男子「!?そんな……今出させてください……何でもしますから……」
弓弦「何でもできるなら一日くらい我慢できますよね?」

にっこりと微笑みながら言う彼女の前には絶望的な顔でぼろぼろ涙を流す男がいた。
あまりにも可哀想で情けない姿をその男子はさらけ出していた。

弓弦「そうそう、勝手に抜いちゃ駄目ですよ?抜いたらお仕置きですからね」
男子「うう……おかしくなっちゃうよ……」
弓弦「もうおかしくなっちゃてるじゃないですか♪こここんなにして♪ツンツン♪」
男子「ああ!!……うう!!!」

男子はちょっと股間を足で突かれただけで敏感に反応していた。
弓弦は過去とその後ろの二人の姿に気づく。

弓弦「あら来てたんですね。その人たちは?」
過去「後で紹介するわ。続けて」
弓弦「いえ、もういいですよ?終わりましたから」
男子「そんな!?……抜かさせてください!!……」
弓弦「もうあなたは帰っていいですよ?あんなに帰りたがっていたじゃないですか?よかったですね」
男子「本気なのか……うう……」
弓弦「抜いちゃ駄目ですよ?私にはわかりますからね?」

男子は不完全燃焼な感じで帰っていく。
ずっと勃起させたまま前屈みで帰っていく男に哀愁を感じた。

過去「あの人一日中やきもきすることになるでしょうね」
弓弦「明日になれば私を強く求めるようになるでしょうね。楽しみです♪」
過去「で、また寸止めするんでしょ?」
弓弦「当然です。それを毎日続けたら彼は私のことしか考えられなくなるでしょうね♪」
小鳥「すごーい……参考になったかも」
浩二「………!?」
弓弦「その子たちは……って浩二?何でここにいるんですか?」

今まで浩二と弓弦はちょうど顔が見えない位置にいたため今気づく。


453 : 時雨 :2014/08/24(日) 21:32:38 V.HI7/3A0

過去「そう、あなたの弟だって知ったからここに連れてきたわ。彼女さんと一緒にね」
小鳥「やだ、彼女だなんて……♪」
弓弦「浩二に彼女がいたんですね。初めまして。霜月弓弦です」
小鳥「あ、こちらこそ初めまして。七瀬小鳥です」

弓弦はこうしてみると優しそうでおっとりとした女子中学生だった。
だが彼女は男に対してはかなりSな所を発揮する。
特に彼女は自分の足に自信を持っており男をいじめるときは大抵足でいじめる。

過去「浩二君が浮気をしたからお仕置きしなきゃってことでここに連れてきてあげたのよ。ね、浩二君」
浩二「それは……」
弓弦「あら、それはお仕置きされて当然ですね」
小鳥「浩二君をいじめていいですか?弓弦お姉さん」
弓弦「ええ、構いませんよ。私も毎日のように浩二をいじめてますしね」
浩二「姉ちゃん……それは言わないでくれ」
弓弦「浩二はそんなこと言える立場じゃないでしょう?私の奴隷になって喜んじゃって」
小鳥「浩二君って弓弦お姉さんの奴隷なの?いつも家で何してるの?」
弓弦「毎日電気按摩してあげてるんですけど、すぐ根を上げるんですよね。情けないことに」
小鳥「あ、わかる。浩二君弱くて情けないんだよね」
弓弦「そうそう、すぐ許してください、何でもしますからっていうから奴隷にしてあげたんだけど……」
小鳥「それで浩二君は喜んだんですか?」
弓弦「泣いて喜びましたね。ちょっとくすぐってあげただけですけど」
小鳥「ふーん、浩二君って変態なんだね」

誰か突っ込んでくれという浩二の心の声が聞こえる。

小鳥「そんなことよりさっきの続きね。浩二君」

小鳥は素早い動作で浩二を押し倒す。

浩二「や……やめて……小鳥ちゃん……」
小鳥「止めてほしかったら正直に答えて。まず昨日一緒に歩いてた人の名前は?」
浩二「だ……だめだ……口止めされてて……」
小鳥「ふーん言わないんだ?よっぽどくすぐられたいんだ?」
浩二「そうじゃなくて……」
小鳥「言うまでくすぐるよ?こちょこちょこちょこちょ」
浩二「ぎゃああははははは!!!やめええええてええええ!!!」

浩二の笑い声が部屋中に響く。
そこへ清花がやってきた。

清花「ちょっと今日はピアノの稽古で遅れたわ。それにしてもやってるね〜」
過去「あら、清花。ちょうどいいわ。新顔が入ってくれたわよ」
清花「新顔って……あの子たち?」

小鳥と浩二を指差す。

小鳥「さあ誰?さっさと言わないとくすぐり殺すよ?」
浩二「いえないいいいいいい!!!だめなんだああああああ!!!!」

身体を自由自在にくねらせ苦しむ浩二。
その浩二を見て清花は思い出す。

清花「浩二君?」
小鳥「え?」

小鳥はくすぐりを止める。

浩二「さ……清花さん?」
過去「知り合いなの?」
清花「というより昨日可愛がってあげた子って感じかな」
過去「ということは……」
弓弦「そんな偶然ってあるもんですね」
小鳥「え、どういうこと?浩二君、説明して」
浩二「でも……」

浩二は清花の顔色を窺う。

清花「いいわ、私が話してあげる。あなたは彼女さん?」
小鳥「はい、七瀬小鳥といいます」
清花「えっと、昨日私の奴隷の男の家にいって楽しもうと向かっていた途中だったわね」
小鳥「また奴隷って。ここ凄いですね」
清花「道の途中で男の子、浩二君を見つけてなんとなく誘ってあげたらあっさりついてきたわね」
小鳥「浩二君?やっぱり浮気してたんじゃん!」
浩二「うう……ごめん……」
清花「で、男の家に行って浩二君も家に入れたわ」
過去「昨日来れなかったのはそういうことだったのね」
清花「で、その男と一緒に浩二君もいじめてあげたわけ。当然弱みを握ってね」
小鳥「どんな弱みを?」
清花「この写真よ」

写真には浩二が裸で悶絶している様が描かれていた。


454 : 時雨 :2014/08/24(日) 21:34:34 V.HI7/3A0

小鳥「すごーい。こんな写真撮ってるんだ」
清花「まあ写真がなくても誰にも言うことはできないでしょうけど一応ね」
小鳥「これもらっていいですか?」
清花「ええ、いいわよ。あなたもメンバーですものね」
小鳥「メンバー?」
清花「あれ?聞いてなかったかしら?」
過去「まだ話してないわ。ねえ小鳥ちゃん。もっと色んな人擽ってみない?」
小鳥「ん〜くすぐってみたいけど私が浮気したんじゃ浩二に示しがつかないし……」
過去「浮気というのは考え過ぎよ。ただ一方的に男を擽るだけだし色々な男をこっちで用意するから楽しいわよ?」
小鳥「どうしようかな〜くすぐってみたいな〜浩二君じゃ物足りないし」
過去「あと小鳥ちゃんが擽っている間、浩二君はこっちで預かるから浮気防止になるわよ?」
浩二「え!?」
小鳥「それなら悪くないかも。うん、私くすぐりたい!」
過去「これで今日からあなたもメンバーね」
弓弦「よろしくお願いします。小鳥ちゃん」
清花「よろしくね。小鳥ちゃん。浩二君も」
浩二「……そんな……」
小鳥「さて、浩二君。私に何か言うことあるよね?」
浩二「ええ!?な、何?」
小鳥「浮気してたのは本当だっていう話。まさかあれで終わりだって思ってないでしょうね?」
浩二「ひぃいいいい!!!」

その後浩二は小鳥にくすぐられ只管喘ぎ苦しんだ。
こうして小鳥と浩二はこのメンバーに加入した。
また過去の理想に近づいた瞬間だった。
問題はこの建物を長く使える訳ではないということだ。
過去は父親と話をしてこの建物の有用性を話し説得した。
父親は過去の才能を知っていたため過去の言うことには甘かった。
過去の知識と説明力もあってかこの建物は父親によって買い取られ増築リフォームまで行った。
この施設が過去のものとして父親から譲渡され現在の形に至る。
だがこのあとは過去の計画は暫く停滞するのだった。
原因は清花の高校受験とピアノコンクールの練習だった。
弓弦も指が器用になりたいという理由で清花にピアノを教えてもらっていた。
咲は途中からあまり来ることがなくなった。
そのためなかなか男を連れてこれる環境になく女子を勧誘できる環境でもなかった。
つまり男ありきの計画のため有力な清花と弓弦のコネが無くなると色々な男をくすぐる機会はなくなる。
時は流れ今年になって清花も弓弦も暇ができたため再開するに至る。



過去「以上よ。理解してもらえたかしら?正君」
正「………」

なんて恐ろしい計画だ。
結局自分がくすぐりたいだけじゃないか。

過去「正君は自分勝手な計画と思ってるのかしらね?」
正「そんなことは……あります」

嘘はばれると思い正直に言う。

過去「正直なのはプラス評価よ。でも言ったようにこれは利害の一致よ」
清花「そうそう、どっちも嬉しいのだから過去はかなり皆のことを考えていると思うわよ?」
小鳥「どっちも楽しけりゃどうでもいいんじゃない?深く考え過ぎだよね、皆」
弓弦「私のクラスの男子は皆喜んでましたよ?もっといじめて欲しいって」
過去「正確には早く抜いてほしいってね。もてもてね弓弦さん」
弓弦「皆は私がいないと生きていけないなんて言うから困ってるんですよ?」

にっこり微笑みながら言うからとても困ってるようには見えない。

正「あの……今の話だと咲お姉ちゃんのことがわからなかったんだけど……」
清花「ああ、咲ったらあんだけいじめるの楽しんでたくせにやっぱりこれはおかしいんじゃないかって言い出したのよ?」
弓弦「学校では未だに恐れられてますけどね」
過去「あなたを筆頭にね」
清花「一方的に男をいじめるのは間違ってるなんて言い出すのよ?だから彼女は私たちのメンバーから抜けたわ」

暁の家で見た咲さんは確かに優駿の同意を得ていじめていたな。
暁の指示だったけど。

清花「覚えているでしょ、正君。4年前のこと。咲も恐ろしいことしてたわね?」
正「でも咲さんは反省したわけだし僕は咲さんが悪い人とは思わないよ」
清花「ふーん、正君そんなこと言うんだ?」

今にも正は清花からお仕置きをしてやるぞ的なオーラを感じた。


455 : 時雨 :2014/08/24(日) 21:36:18 V.HI7/3A0

過去「だからちょっと人材不足で困ってるの。そこで正君。あなたに目をつけたわけ」
正「な、何で?」
過去「擽りに興味のない女子を擽りに目覚めさせるためには擽りを楽しいと思わせる存在が必要なの」
正「それが……僕……」
過去「そ、言わばあなたはくすぐりのお試し用としてここで働いてもらうわ。本望でしょ?」
正「そんな……耐えられるわけが……」
清花「正君には拒否権はないわよ?」
弓弦「大人しく従った方が自分の身のためですよ?」
小鳥「そうそう、もうメンバーに入っちゃいなよ。もう一度正君をくすぐってみたいと思ってたんだ♪」
正「ちょっと待って!その……他の人じゃ駄目なの?」
過去「駄目よ。もう決まったことだし、それに……」
正「それに?」
過去「何でか知らないけどあなたほど擽りたくなる男は珍しいからよ」
小鳥「あ、それわかる!なんかいじめてオーラ出てるよね♪」
弓弦「そう言われたら何かいじめてやりたくなりますね♪」
清花「女性からもてもてで嬉しいでしょ?正君」

じりじりと正に近づく四人。
地獄の時間が近づいていた。
時間にして一瞬だった。
後ろから抱きつく小鳥。
右腕を片腕で押さえる清花。
左腕を片腕で押さえる過去。
両足を両手で持ち、片足で股間を押さえつける弓弦。
正の体は完全に固定されていた。
これからどんな地獄が待ち受けているか容易に想像がつく。
ゆっくりゆっくり正は生き地獄を味わうのだった。

弓弦「どんどん強くしていきますから覚悟してくださいね?」

弓弦は笑顔でそう言うと、足をゆっくりと振動し始める。

正「あくううう!!!……ああああ!!!……」

正はあっさり敏感に反応する。
もうすでに屈服してもおかしくなかった。
だが容赦なく上半身にも襲い掛かってくる。

小鳥「こちょ……こちょ……こちょ……こちょ♪」
正「ぎゃはははははは!!!ああああああ!!!はあああ!!!」

小鳥はゆっくりと腋の下の窪みに指を這わせてくすぐり始める。
正はゆっくりでも弱い所にくすぐられたので指の動きとは裏腹に大きく笑いを上げる。

清花「それじゃ先が思いやられるよ?正君。こちょこちょこちょこちょ♪」
正「いやあああああああ!!!!うわああああああああああ!!!!」

正は頭を振って叫びながら苦しむ。
清花は細長く人間離れした指使いを見せる手で首元をくすぐってきた。
清花によるかつてない首元のくすぐったさが正を支配する。

過去「じゃあ、私は……ここを。すりすり♪こちょこちょ♪」
正「あ!!!……ぎゃははははああああああ!!!たすうううううう!!!あああああああ!!!!」

過去は服の中に片手を入れ正の乳首に触ってくる。
手ですりすりと優しく擦ったり、指を立ててくすぐったりする。
正は変な感覚になり悶絶する。

弓弦「あら、起ってますね〜♪。いけない子にはお仕置きですね♪」

正のズボンが膨らんでいるのを見ると弓弦は片足で正の片足を絡ませ、片方の手でもう片方の正の足を押さえた。
そして空いている手で正の足の裏を……

弓弦「あら、可愛い足ですね〜♪こちょこちょこちょこちょ♪」
正「ぐあああああ!!!!うあああああああああああああ!!!!」

正は足の裏をくすぐられさらに顔を歪ませて笑い苦しんだ。
弓弦は足の裏をくすぐっている間にも電気按摩を止めることはなかった。
一定のスピードで動く弓弦の足は確実に正を追い詰めていた。
正が勃起していることは四人とも気づいていた。

小鳥「正君興奮するようになったんだ?前までそうはならなかったのに」
清花「成長したのね正君。お姉ちゃん嬉しいなぁ」
過去「勃起するようになったら大変よ?一気に弱点を露わにしたわけだから弱みを握られやすいのよ?」
弓弦「性欲には逆らえないから仕方ないですよ、正君。何だったら今日はイかせてあげましょうか?」
正「ぎゃはははああああははははは!!!!」


456 : 時雨 :2014/08/24(日) 21:38:14 V.HI7/3A0

正は笑っていて話を聞いている暇がない。
弓弦は足の位置を勃起したものに当たる様に変えその位置で足を振動させる。
瞬間絶妙に股間を擦るその感覚に正は異常な快楽を感じてしまった。
正その快楽に抗えず数秒でイってしまった。
当然そのことに四人とも気づく。

弓弦「気持ち良かったでしょう?正君」
小鳥「でもちょっと早すぎだよね」
過去「正君は人一倍敏感だから仕方ないわ」
清花「まあこのぐらいが正君の限界かな?そろそろ解放してあげよっか」

清花がそう言い正は拘束から解放される。
解放された瞬間崩れ落ちるように床に倒れこむ。

清花「時間的にそろそろ帰らないと家族の人が心配するからね。今日はこのぐらいで許してあげるわ。正君」

前々から突っ込みたかったが僕が何をしたというのか。
おそらくその言葉は彼女たちには届かないだろう。

小鳥「そっかー、もっといじめたかったけどしょうがないよね。また明日かな?」
過去「正君には明日からも毎日来てもらうわ」
弓弦「今日はもう解散ですか?」
清花「そういうことになるわね。私は正君と一緒に帰るわ」
小鳥「私はもう少しここにいる〜。浩二君をもっといじめておきたいし」
浩二「……え?」

床で倒れていた浩二はハトが豆鉄砲を食らったかのような顔をする。

弓弦「私も浩二をいじめたいので残りますね」
過去「そう、私は帰ることにするわ。続きはまた明日ってことで」
清花「さあ、帰るよ?正君。早く起きないともっとくすぐるよ?」

清花は不敵な笑みで人間の動きとは思えない指捌きで手をわきわきさせる。
正は異様な恐怖を感じ身体に鞭を打って起き上がる。
浩二の方を見ると既に小鳥と弓弦に取り押さえられていた。
正は哀れに思いながらもそのまま立ち去ることしかできなかった。

正(ごめん……僕もすでに限界なんだ……)
清花「正君、行こ?それともまだくすぐられ足りない?」
正「いや、もう十分です!」

その後は何事もなく帰路につく。
今更だが高校の制服を着た清花は4年前とは大きく変わっていた。
さらに可愛さに磨きが掛かっていて見た目には気品すら感じる。
くすぐるときも指使いが全然違ってくすぐり方も慣れている感じだった。
そしてくすぐられておいてこんなこと言うのもあれだけど……
彼女から優しさすら感じてしまった。
生かさず殺さずくすぐっただけかもしれないが彼女の言動などを4年前と比べて優しくなってる気がする。
今でも彼女が異常なことをしているのは分かっている。
正には好きな人が多い。
礼ちゃん、奏ちゃん、暁ちゃん。
これは彼女らにくすぐられる前から好きだったが、今でも変わらない。
あんなことされても、いや、あんなことされたからこそ余計に好きになったのかもしれない。
調教されたのだろうか。
清花の顔を見る。

清花「どうしたの正君?私の顔に何かついてる?」

清花の正を見る目は優しかった。
彼女が持つ男を落とすテクニックの一つかもしれない。
それがわかっていても正は清花に惚れざるを得なかった。
正は自分でつくづくちょろい男だと思ってしまった。
自分の家につく。
家ではお父さんの真、お母さんの洋子、そして清花の妹の咲が待っていた。
話があるということで机に集まった。

真「もう話は聞いたと思うが清花と咲が暫く泊まることになった」
咲「久しぶり正君。覚えてる?」
正「うん、覚えてるよ」

ここ最近まで忘れていたのは内緒。
ただ忘れたかっただけかもしれない。

洋子「また清花ちゃんと料理できるのね。清花ちゃんは気が利く娘だから好きよ」
清花「気が利くだなんて、ただやることをやってるだけですよ?」
洋子「もう、謙遜しちゃって。それができるから偉いんじゃない」

お母さんと清花は相変わらず仲が良さそうだ。

真「清花と咲のお父さんがまた海外に行くことになってな、いつ帰ってこれるかわからないそうだ」


457 : 時雨 :2014/08/24(日) 21:40:03 V.HI7/3A0

実は帰り道清花から聞いていた。
清花のおねだりでお父さんを無理やり海外に行くように仕向けたそうだ。
仕事の事情なのは本当らしい。
海外の仕事は前々から斡旋されていたそうだ。
お父さんは海外には行きたくなかったそうだが娘からお願いされて渋々といった感じらしい。
一体どんなおねだりをしたのか気になるところだがついに話してくれなかった。

洋子「そうなると寝るところね。ベッドはあの時のままだし」
清花「前の時と同じでいいですよ?」
真「いや、でも正も年頃だしな……同じベッドというのも」

清花は正に目で合図する。
帰り道清花にこう言うようにと言われたことを言う。

正「僕も久しぶりにお姉ちゃんと寝たいなぁ……」
真「おお、なんだ正?意外とスケベな所があったんだな」
洋子「そ、そうねぇ。なんか意外?」

正は恥ずかしくて顔から火が出そうだった。
両親がお互いが了承済みならということで一緒に寝ることをあっさり許した。
そして寝る時間。

清花「また正君と寝れるんだぁ。嬉しいなぁ♪」

清花はネグリジェに着替えると妖艶な目つきで正を見る。
ネグリジェを着た彼女はやけに蠱惑的で艶めかしい。

清花「正君。今日からずっと一緒だね?」

清花は正がいるベッドの上にあがり、正の胸元にそっと手を当てる。
正はちょっと触られただけでびくっと反応する。

清花「相変わらず敏感……今思いっきりくすぐったら正君壊れちゃうね」

清花は手で滑らせるように腕をマッサージする。

正「あ!!!……あああ!!!……はあああ!!!」
清花「気持ちいい?今はくすぐらないから安心して?」

その後も清花は正にマッサージをする。
あまりの気持ちよさに正は骨抜きにされていた。
そして気持ち良すぎていつの間にか眠りにつく。
起きるころには朝になっていた。
隣で清花が眠っている。
髪の匂いだろうか、とてもいい匂いがした。
清花に抱きつかれている。
清花のおっぱいは大きく正の胸からお腹の辺りに思いっきり当たっている。
清花と密着している状態で正はいわゆる朝起ちというやつをしていた。
あわてて腰を清花から遠ざける。
だが清花は自分の足で正の足を絡ませていたためなかなか遠ざけられない。
ずっと勃起したあれが清花に直接当たっていた。
精一杯腰だけ清花から離し漸く当たらなくなった。
次の瞬間清花の手が正の勃起したものを掴む。

正「うう!!?」
清花「朝起きて早々こんなの当てるなんて正君は悪い子ね?お仕置きが必要かなぁ?」
正「ええ!?」

清花は正の物を握った手で揉み始める。
正は異常な気持ちよさに包まれる。

正「あ!!……ああ!!……あああ!!!」
清花「反省した?正君」

清花は手を止める。
絶妙なタイミングでの寸止めだった。
不完全燃焼な感じが正を襲う。

清花「反省したならこのまま揉むのを止めてあげるけど?」

ということは反省していないなら揉んでくれるということだ。
正は揉んでほしいがために何も言わなかった。

清花「今の正君の考え手にとる様にわかるなぁ。何も言わないのは揉んでほしいからでしょ?」
正「………」
清花「正君、世の中そんなに甘くないよ?今日はもう揉んであげないからね?」
正「ええ!?……酷い……」
清花「そうだ、後勝手に自分で揉んじゃ駄目だからね?気持ちよくなったらお仕置きだから」

そう言って清花は制服に着替え始める。
正はあまりにすっきりしない状態なのでそわそわし始める。


458 : 時雨 :2014/08/24(日) 21:42:07 V.HI7/3A0

清花「正君、今日から寸止め地獄だからね?私の許可なく勝手に性欲に目覚める正君が悪いんだからね?」

彼女は唐突に何を言い出したのかわからないがとてつもなく理不尽なことを言っているのは分かる。

清花「他の人にも寸止めさせるから今日から正君はイくことができないよ?」
正「な……何を……」
清花「基本的に私たちは寸止めしかしないよ?昨日のはその日だけのサービスね」

鬼畜だった。
つまり毎日不完全燃焼ですっきりしない様にする気だ。
昨日までの清花に対する優しいお姉ちゃんのイメージはどっかに吹っ飛んだ。
結局彼女は人をいじめることしか考えてないようだ。
ただそのいじめ方が巧妙になっただけで4年前から何も変わってなかった。
清花は制服姿になる。

清花「勝手に自分のそれ弄ったら昨日の四人同時にやるのを延々とやられることになるからね?」
正「う……うん」
清花「あれ、正君。不満そうね?」
正「不満じゃないよ……ただ……」
清花「ただ……何?」
正「何でお姉ちゃんは夏休みなのに制服を着るのかなぁって」
清花「ああ、これ?聞きたい?」
正「聞きたい……」
清花「正君は制服フェチって知ってる?」
正「制服……ふぇち?」
清花「知らないかぁ。例えば大人とかが私服を着ている女性よりも制服を着ている女性に興奮する人のことよ」
正「う、うん」
清花「それで正君とか他の子たちに制服姿でいじめて将来その制服フェチにするためよ」
正「な、何のために?」
清花「将来大人になった時のことを考えてみて。制服フェチだけど自分の周りに制服の人がいると思う?」
正「えっと、大人って社会人ってことだよね?じゃあいないと思う」
清花「そう、そうなると当然学校に目が向いてあわよくばよくないことを行うかもしれないわね」
正「よくないことって……制服を盗むとか?」
清花「そう、それと制服を着た人を襲っちゃうかもしれないわね」
正「でもこうして制服フェチって奴になった人って襲ったりしないんじゃ?」
清花「なかなか大人な考え方をするのね。大体の人はそうね。そのためにいじめてるわけだし」
正「じゃあなんでわざわざ制服?」
清花「制服を着る人っていったら中学生か高校生でしょ?少なくとも小学生に目がいかない様にすることもできるわね」
正「とてもそんな理由とは思えないんだけど……」
清花「そうよ?だって制服を着ると皆の反応がいいから着ているだけよ?そんな高尚なこと考えるわけがないでしょ?」

ここまで話してそんなオチなのか……

清花「まあ過去はそういう考えをしてるみたいだけど」
正「過去さんが?」
清花「そうね、過去は最終的にMとかくすぐりフェチ相手に儲け話を考えてるみたいよ?」
正「え?」
清花「この街をくすぐりフェチとかのMが悦ぶ街にして全国からそういう変態を呼び寄せ、最終的に一条グループの収益を増やすことを目的にしてるみたい。面白いでしょ?」

なんてとんでもない計画だ。
すると僕はその計画の片棒を担がされようとしてるのか?
だが今の所彼女たちから逃れることはできなさそうだ……

清花「朝食を食べたらあそこにいこっか?ていうか正君は行く以外に選択肢はないけどね?」
正「ただその前に暁ちゃんの所に行かないと……昨日は結局行けなかったし」
清花「駄目よ、正君。正君はずっと私の目の届くところにいないと何をするかわからないからね?」
正「そんな!?暁ちゃんに謝らないといけないんだ……約束したのに行けなかったから……」
清花「正君は健気ね。でも駄目。今日から正君は私たちの奴隷になるんだから、ね?」

清花は一度決めたことを変更することはあまりない。
正は諦めるしかなかった。
一日暁たちに会わなかっただけでもうすでに暫く会ってないようね感覚に陥る。
突然いつもと違う日常が正を襲う。
いつも暁たちにいじめられた日常から昨日から清花たちにいじめられる日常に変わった。
明らかに状況は悪化したように思える。
朝食を食べ大人しく清花と共に過去のいる施設に向かった。
施設についたらすでに清花を除くいつもの三人がいた。
正確には床で力なく倒れている男子も三人ほどいた。
一人は浩二だった。


459 : 時雨 :2014/08/24(日) 21:43:54 V.HI7/3A0

過去「いらっしゃい正君。今日から仕事をしてもらうわ。準備はいい?」

過去は正の返事をまたず正を連れて行く。
準備なんてどうでもよかったのだろう。
連れてこられた部屋には可愛い女子が二人いた。

小6女子A「過去ちゃんその子だれ?」
小6女子B「あ、学校で見たことあるかも」
過去「須藤正君って言うの。彼って相当面白いのよ」
小6女子A「へえ、どんなふうに?」
過去「彼って珍しいくらいに敏感なのよ。こんな風に。つんつん」

過去は正の脇腹を突っつく。
その度正は大げさなくらい体をひくつかせる。

小6女子B「本当だ。凄い敏感。つんつん」
小6女子A「私もやっていい?つんつん」

女子は正にツンツンと突き始める。
正は突かれるたび反応し彼女たちを面白がらせる。

過去「後正君は擽りにもすごく弱いのよ。こんな風に。こちょこちょこちょこちょ」
正「あ!!ぎゃははははははは!!!あははははははは!!!」

正は脇腹をくすぐられ笑わせられる。

小6女子A「わあ、いいの?そんなことして」
過去「ちょっとなら大丈夫よ。この子喜んでいるみたいだし」
小6女子B「じゃあ私もちょっとくすぐってみようかな?こちょこちょ」
小6女子A「それなら私も。こちょこちょ」
正「あ!!!……く……!!!……あ!!!うう……!!!」

女子二人に遠慮がちにくすぐられ敏感に反応し喘ぎ苦しむ。
女子二人も最初は優しくくすぐっていたが時間が経つにつれ遠慮が無くなる。
彼女たちは徐々にくすぐることが楽しくなってきたようでどんどん容赦がなくなる。
そして最終的に正が気絶一歩手前までくすぐられてしまう。

過去「どう?楽しかったかしら?」
小6女子A「楽しかったけどちょっと物足りないような……」
過去「だったら心配ないわ。他にくすぐってもいい男子を用意しといたから」
小6女子B「本当?流石過去ちゃんね。気が利くね!」
過去「ええ、今から連れて来るから」

正は床に倒れて動けなくなっている。
すっかり彼女たちはくすぐりの魅力に取りつかれたようだ。
これは過去の計画が順調ってことだ。
結構まずいんじゃないか、これ。
そして他の男子を連れてこられ、女子二人がその男子をくすぐる。
その男子が倒れまた別の男子を連れてくる。
その繰り返し。
気が付いたら四人の倒れた男子が一つの部屋に転がることになった。

小6女子A「今日は楽しかったよ、ありがとう過去ちゃん」
過去「そのことなんだけど私たちのメンバーに入らない?」
小6女子B「メンバー?」
過去「何人かのメンバーがいて皆で色んな男子を擽ってるの。メンバーに入ったら毎日ただでくすぐり放題よ?」
小6女子B「本当に?入る入る!もっと色んな男子をくすぐりたい!」
小6女子A「私はもう一度同じ男子をくすぐりたいな。特に正君とか」
小6女子B「わかる!一番反応よかったよね!」

というようなことを話し、彼女たちもメンバーに加わった。

その翌日。
今度は弓弦と同じクラスの女子がやってくる。

中3女子A「弓弦ちゃんがいじめている子ってこの子?」
弓弦「ほら、自己紹介して?」
正「須藤正って言います……」
中3女子B「ふーん、正君って言うんだ。宜しくね?」

二人の中学生の女子は正の下半身が勃起していることに気付く。

中3女子A「あら、そこはもう大人なんだ?」
中3女子B「ということはこの子も寸止め中?」
弓弦「そうですね。寸止めはこっちでしてますから下手に弄らないでくださいね?」
中3女子A「わかってるって。それにしてもこんな年下の子をいじめてもいいなんてやっぱ弓弦は凄いね?」
弓弦「私がこういう状況を作ったわけじゃないですよ?」
中3女子B「もっと自信持っていいと思うよ?弓弦は」
中3女子A「そうそう、やることえげつないのに言うことは大人しいよね」
弓弦「わかってますよ、でもこれは本当に過去ちゃんのおかげですから」


460 : 時雨 :2014/08/24(日) 21:45:20 V.HI7/3A0

その後も彼女たちの雑談は続く。
何でも彼女たちの学校の男子はほとんど弓弦にいじめられていてほぼ全員正のように何日も我慢することを強制させられる。
途中で抜いたことがばれると弓弦によって激しいお仕置きが待っているそうな。
弓弦がくすぐる時は主にそのお仕置きの時だ。
清花からピアノを教わっているだけあって細長く魅惑的な指をしている。
あれでくすぐられたら清花ほどでないにしてもひとたまりもないだろう。
弓弦のお仕置きを食らった男子はもう二度と逆らわないし抜こうと思わないらしい。
周りの女子も弓弦に影響されて男子をいじめるようになったらしい。
抜くことができず股間が敏感になっているのをいいことに軽く男子の股間に触ることが流行っているのだとか。
隙あれば手で股間をツンツンと触ったり握ったりする。
隙あれば椅子で座っている所に足を伸ばして男子の股間を弄ったりする。
射精したら恐ろしい目に遭うことは分かっているので、男子は女子に従順にならざるを得ない。
彼女たちの中学校は弓弦によって支配されているといっても過言ではない。
彼女自体はおっとりとして優しい美人って感じだ。
だが男子に関してはどこまでも容赦なく鬼畜な行いを続ける。
彼女の見た目に騙される男子は数知れないだろう。

中3女子A「で、もう正君くすぐっていいの?」
弓弦「何時でもいいですよ?思いっきりくすぐってあげてください♪」

弓弦は笑顔で答える。
相変わらずだがその笑顔と言ってることのギャップが凄いと思う。

中3女子B「じゃあ遠慮なく!こちょこちょこちょこちょ♪」
中3女子A「私もこちょこちょこちょこちょ♪」
正「ぎゃははははははははははは!!!あははははははは!!!」

彼女たちは普段からクラスの男子をくすぐっていたのだろう。
明らかに手馴れていた。
正は散々彼女たちに苦しめられ交代の時間となる。
弓弦のクラスメートと入れ替えにまた女子が二人はいる。

小6女子A「あ、正君だ♪」
小6女子B「正君、今日もよろしくね♪」

昨日正をくすぐった過去のクラスメートの女子だった。
また彼女達に正はくすぐられる。
彼女たちに昨日のような遠慮は消えていた。
自分の欲望に素直に従うくすぐり魔に化けていた。
執拗にくすぐられ正は動けなくなる。
こんなことがまだまだ何日も続くと思うと気が遠くなった。
その翌日。
今度は小鳥の友達がやってきた。
三人も。

小鳥「この人は一条過去さんでこっちは正君だよ」
過去「宜しくね」
小4女子三人「よろしくお願いします」
小鳥「正君はねいつもクラスの女子にくすぐられているんだって」
小4女子A「本当に?そういえば情けなさそうな見た目してるよね」
小鳥「でも我慢強い方だよ。凄い敏感だけどね」
小4女子B「ふーん?敏感なんだ、この人」
小4女子C「あの……ちょっと聞いていいですか……?」

一人の女子がちらちら正の股間を見ている。

過去「ああ、これ?いつものことだから気にしない方がいいわ」
小鳥「駄目でしょ、正君?それいやらしいから止めて?」

小鳥は冷たい声で言う。
クラスの女子に正に悪い印象をあえて与えるためだろう。

正「そ、そんなこと言われても……」
過去「これは男性がエロいことを考えるときになるらしいわ」
小4女子A「うわぁ……」
小4女子B「最低……」
小4女子C「それ……止めてください」

女子三人は正を見下したような目で見る。
そして止めろと言われて止められるものではない。

小鳥「止めろって言ってんのに止めないの?酷いね」

小鳥は他の女子に見えない様ににやりとしている所を正は見ることができた。
小鳥は他の女子を煽っているみたいだった。

過去「そうね、正君は悪いことをしてるわね。私が許すわ。正君に何をしてもいいわよ」
小4女子A「え?何をしてもって……」
小鳥「例えばこんな事とか。ツンツン♪」


461 : 時雨 :2014/08/24(日) 21:47:02 V.HI7/3A0

小鳥は正をツンツンと突く。
ちょっと突かれただけで正はびくんびくんと反応する。

小4女子B「え、そこ突かれただけで反応するの?ちょっと敏感すぎない?」
小鳥「だから言ったでしょ?敏感だって。正君これが死ぬほど辛いみたいだよ?」
小4女子C「………」
小4女子A「じゃあ私もやろうかな?まだいやらしいこと考えてるみたいだし。ツンツン♪」
正「あ……あ!!……う……うう!!」
小4女子B「ちょっと面白そう。私もやる〜ツンツン♪」
正「ぐ!!……ぐあ……ああ!!……うう!!」

そしてもう一人の女子も誘われツンツンしだす。
こうなれば占めたものだと小鳥はくすぐりだす。

小鳥「くすぐっちゃえ♪こちょこちょこちょこちょ♪」
正「ぎゃはははははははは!!!」
小鳥「正君は駄目だなぁ、あれだけ止めてっていったのに。これはお仕置きだね」
小4女子A「そうだね、何されても文句言えないよね」
小4女子B「何してもいいって言われたしね」
小4女子C「……いやらしい人。覚悟してください」

三人の意見が一致し正をくすぐることに積極的になり始めた。
小鳥がくすぐるのと同時に三人もくすぐり始める。

正「ぎゃはははははは!!!……ああああ!!!……はあああ!!!!」
小4女子A「いつまでもいやらしいことを考えているお兄さんが悪いんですよ?」
小4女子B「それを止めるまでくすぐりを止める気ないからね?」
小4女子C「女の敵ですね」

もうこうなったら彼女たちは止まらない。
正もくすぐられて当然勃起も止む気配がない。
彼女たちの容赦ないくすぐりは加減を知らず、気絶をするまで続けられた。
意識が無くなったのは久しぶりだった。
起きると別の女性が目の前にいた。

小6女子A「あ、起きた。おはよう正君。今日もよろしくね?」
小6女子B「よろしく正君」

過去のクラスの女子に散々くすぐられた後は弓弦のクラスの女子にもくすぐられる。
日に日に人数が増えきつくなっていくのがわかる。
翌日。
この日は恐ろしいことに清花が同じクラスの友達を連れてきた。

清花「この子が正君よ」
高2女子A「思ったより可愛いじゃない!今日は思いっきりくすぐってあげるね?」
高2女子B「ていうかもうビンビンじゃない!思ったより大人なのね」
清花「触っちゃ駄目よ?我慢させてるから」
高2女子A「へえ?可哀想にね。うちの男子ならいざ知らず」
高2女子B「うちの学校の男子皆清花のおかげでずっと勃起してるもんね」

高校もか!?
中学と高校の男子は皆女子に逆らえない様になっているということか。
もっとも清花の高校は進学校でそこそこ有名な高校だったはずだ。
ところが軒並み男子生徒の学力が最近になって露骨に下がる現象が起きているのだと言う。
それじゃあまずいと言うので清花や清花の友達が男子に勉強を教えることもあるのだとか。
もちろんただ教えるだけではないのだろうが……
そのため弓弦のように清花も女子から信頼を寄せていて、男子をいじめる女子も多いのだとか。
清花とその友達は正に高校のことをこういう風に教えてくれたのだった。
ちなみに男子を屈服させる方法はここでも寸止めらしく、一番有効な方法らしい。

清花「それじゃあそろそろ始めよっか」
高2女子A「うん、言っとくけど清花ほどじゃないにしても私もくすぐり慣れてるからね?」
高2女子B「ていうよりうちの学校の女子は皆くすぐりうまいよ?」
清花「正君、私の高校に行きたくなったでしょ?」

到底行きたくならないがむしろ高校にいくのが憂鬱になった。
まあ僕が中学や高校に行く頃には弓弦も清花もいないしその高校に行かなきゃいいだけの話だが。

高2女子A「じゃあいくよ?こちょこちょこちょこちょ♪」
正「あ!!!あひゃひゃははははははは!!!!ぐはあああああ!!!」
高2女子B「清花に聞いた通り凄い敏感だね。ちゃんと手加減してあげなきゃね。こちょこちょこちょこちょ♪」
正「ぎゃははははははは!!!はは……!!!!ああ……!!!」


462 : 時雨 :2014/08/24(日) 21:48:20 V.HI7/3A0

正は早くも息が苦しくなってきた。
清花の友達だけあってくすぐりがうまかった。
そしてこの日からこの二人もメンバーに加わり、明日からもくすぐってきた。
メンバーには小鳥の友達や弓弦の友達も加わっていて、積極的に正をくすぐるのだった。
そして翌日から違う女子が来て同じようにメンバーに加わる。
その翌日もその翌日も。
どんどん女子が増えていき何人もの女子にくすぐられ始める。
女子が女子を呼び、女子が男子を呼ぶようになってその数は加速的に増え始める。
この施設はかなり広く2階と地下もあるのだが順調に埋まっていた。
男子の数も増えたが、何人もの女子に交代でまわされるため休む暇もなくくすぐられた。
さらに毎日清花にあそこを揉まれ寸止めされているため正は精神的に参り始めていた。
気が付けば夏休みも最終日になっていた。
結局暁たちに会えないままずっと清花の監視のもとここに通わせ続けられた。
もう考えることが億劫になっていた。
最終日の夕方。
いつもの女子の集団にくすぐられる時間も終わりいつものように地に伏せていた。
そこに過去と小鳥と弓弦と清花がやってくる。

過去「今日もお疲れ。正君」
小鳥「明日からまた授業だね」
弓弦「それにしてもここまで増えるとは思わなかったですね」
清花「そうね。おかげで友達がたくさん増えたわね」
過去「これもあなたのおかげよ正君。感謝してるわ」
正「………」
過去「そのお礼にあなたにご褒美があるわ」

そういって過去は正の股間に触る。

正「うわああああ!!!」

疲れていた倒れていた正がいきなり声を上げる。

過去「ちょっと触っただけでこうなるなんてね」
清花「よく我慢したわね。褒めてあげるわ、正君」
小鳥「本当によく我慢できたよね。くすぐられただけで射精する人もいたのに」
弓弦「まだ精通してないから助かったようなものですね」
過去「意外とこれだけ我慢してたら目覚めているかもしれないわね」

過去は正のズボンを脱がせ、正の勃起したものを露わにする。

正「ひぃ!!!」
小鳥「ちょっと前より大きくなったんじゃない?ツンツン♪」
正「うわああああ!!ぐああああああ!!!」
清花「まだ出しちゃだめよ。我慢してね正君」
弓弦「すっごくいじめたくなりますね。ツンツン♪」
正「ぎゃああああああ!!!ひいいいいいい!!!」
過去「もう限界みたいね。ここですぐ抜いてあげてもいいけど?」
正「もう……抜いてください……」
過去「その前にあなたにいい話があるわ。ここもだいぶ人が集まったし、正君は明日からここへ来なくてもいいようにしてあげるわ。嬉しいでしょ?」
正「本当に?」
過去「本当よ。ただし、条件があるわ」
正「な、何?」
過去「決してその勃起したものを触るか触られるかしてイかないこと。それが条件よ」
正「そ、そんな……じゃあ今抜いてもらうのは?」
過去「それも駄目。ちなみに内緒で抜いたとしても清花さんならわかるでしょうね」
清花「さあ、どうするのかな?ここのメンバーとして残るなら毎日抜いてあげてもいいんだけどなぁ」
弓弦「思いっきり抜きたいでしょう?足扱きしてあげてもいいですよ?」
小鳥「私も抜いてあげるよ?最近寸止めしてばっかりだったし」
正「もしメンバーから抜けて……抜いてしまったら、どうなるの?」
過去「その時はまたここのメンバーとして働いてもらうわ。ただしお仕置きとして毎日この施設に来る全員の相手をしてもらうことになるけどね」
正「そんなの……耐えられるわけが……」


463 : 時雨 :2014/08/24(日) 21:49:31 V.HI7/3A0

つまりどっちにしても彼女達の呪縛からは逃れられないということだ。
メンバーから抜ければ毎日うっかりイかないように我慢しないといけない。
かつイってしまったら毎日殺人級のくすぐり地獄を受ける。
それだったらただ我慢しないでいるほうが……
でもこのままだったらずっと過去たちの言いなりだ。
ちゃんと会って謝らないといけない人がいる。
それなら。

正「わかった。メンバーから抜けるよ」
過去「その意味が解ってるんでしょうね?一回でもイったらあなたの人生は終わるってことよ?」
正「わかってるよ。それ覚悟でメンバーから抜けるよ」
小鳥「わあ、かっこいいよ正君。無謀だけど」
弓弦「とても耐えられるとは思えないですね。もう限界のはずですけど」
清花「いっとくけど私の目は誤魔化すことはできないわよ、正君。それにいつも通り寸止め攻撃は続けるし」
正「え!?それは聞いてないよ……やっぱりもうちょっと考えさせて……」
過去「もう遅いわ。あなたは今からメンバーから抜けることになったわ。もう帰っていいわよ?」

正は決意が急に希薄になる。
それでも後戻りはできないので正は決意を新たにし、清花と共に外に出る。
清花の監視はそれでも続くため暁に会うには登校日しかない。
登校日に事情を話し謝ろう。
とりあえずは過去の計画から一旦は逃れられたが本当の闘いはこれからだ。
過去が何の考えもなく開放するわけがない。
おそらく正に対して様々な罠を仕掛けてくることだろう。
現在帰路にいるが隣で歩く清花がいつ襲ってくるかわからない。
ある程度は希望を持たせるだろう。
暫くはこの状況を楽しむ気だろう。
そしておそらく正はどこかで必ずイかされてしまうだろう。
それをすべて含めて正は耐え抜く決意をした。

第五章 【一条過去】 完


464 : 時雨 :2014/08/24(日) 22:09:44 V.HI7/3A0
『くすぐり少女と奴隷少年の夏』の第五章はこれで終わります。
ちょい長かったかもしれませんが愛読いただき有難う御座います。
次回が最終章になりますが長いので前編後編に分ける予定です。
また自分の夏休みが一足早く終わるのでまた投稿に時間がかかります。
失踪はしないつもりなので長い目でお願いします。

今回は一条過去さんの話ですが要は天才なんだけどそれを思いっきり無駄遣いする感じです。
天才設定の無駄遣いです。
今回は過去だけでなく全部で四人にスポットを当てた話って印象でしょうか。
一条過去、七瀬小鳥、霜月弓弦、鹿島清花の四人です。
何この四天王と自分では思ってしまいました。
四天王なので一人一人のスペックは高いです。
過去は普通に天才的な頭脳を持っていて清花は天才的なくすぐりの技術。
弓弦は電気按摩(足扱き)の天才で小鳥は天才的な才能という位置づけです。
自分より何かと賢く才能のある女性にいじめられる感じが私は好きなのでこの設定になりました。
この四人から寸止めをくらった正君。
健気なことにいじめられているのに暁たちに謝りに行くというのが最後の話の導入になるかと思います。
次回最終回も読んでもらえてかつ勃起してもらえたら私はそれが一番の喜びです。
ここまで読んでいただき有難う御座います。
また次回。


465 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/25(月) 23:33:36 O33/2DBE0
お疲れ様でした。
どう転んでもくすぐり地獄から抜け出せない正君が羨まsゲフンゲフン哀れですね。
このあとは様々な女の子達に射精させられそうになって我慢する展開になるんでしょうか。
そうなったら素晴らしいです。
次回最終回というのは非常に寂しいですが、これまでとても楽しく読ませていただいていました。
ありがとうございます。最終話も期待しております。


466 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/26(火) 00:33:43 IDqVwxPo0
超GJ!!!
それにしてもなんて酷い寸止めこっちが狂いそうです
次回も楽しみにまってます


467 : <くすぐり処刑済み> :<くすぐり処刑済み>
<くすぐり処刑済み>


468 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/28(木) 18:48:24 rZ5/GneU0
>>467
わざわざこんなスレまで来て御苦労なこった
とりあえず一つだけ、このスレの民は加えられる側なんだよなぁ・・・


469 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/28(木) 20:03:59 4SGP4FAw0
え?お前ら幼女だったの?


470 : くすぐり好きの名無しさん :2014/08/29(金) 01:33:58 9XvZQZ0M0
宇宙人のやつは更新もうないのかな


471 : くすぐり好きの名無しさん :2014/09/03(水) 21:45:10 .dO1ZOFs0
風が…止まった?


472 : くすぐり好きの名無しさん :2014/09/04(木) 04:53:07 7/yOb6Gw0
更新急になくなったな


473 : くすぐり好きの名無しさん :2014/09/04(木) 11:52:40 WzFDyeoA0
第5話 書道部


翔太「ま、まだなんですか?」

息絶え絶えの翔太がぐったりして尋ねる。麗香は脚を組んで

麗香「ええ、もう少しよ……」

と返した。そして次の部長が入ってくる

???「失礼しま〜す」

白いシャツにスカート、ニーハイという制服姿の女子が入ってくる。今まではみんな運動着であったが彼女は制服だった

麗香「文化部かしら?」
綾女「はい。1年生の阪井綾女です。書道部です」

おっとりとした甘い声で自己紹介する

麗香「1年生?」
綾女「今年、発足した部活なので…」
麗香「なるほど。あなたが何度もコンクールで賞をとってる凄腕の書道家だったのね」
綾女「はい!筆は友達です」

綾女はにっこり笑って話す。1年生ならではの初々しさがあるようだ

麗香「発足したばかりなら、部費…たくさんほしいわよね?」
綾女「もちろんです!今日は頑張ります」
翔太(何をだよ……)

翔太は心のなかでつっこむ

麗香「じゃあ10分間で頑張ってちょうだいね?」
綾女「はい!それじゃ生徒会長さん、失礼しますね?」

ドスっ

翔太「うっ…」

綾女は勢いよく翔太に馬乗りになる


474 : くすぐり好きの名無しさん :2014/09/04(木) 11:53:38 WzFDyeoA0
綾女「では…こしょこしょこしょこしょ」
翔太「あっひゃはははははははははははははははははははははははは!」

綾女は翔太の脇の下をくすぐる。翔太は安定して笑い悶える。しかし、夢や芹那の直後のためかそれほど激しいくすぐったさを感じなかった

綾女「部費上げてください!」
翔太「あははははははははは!だ、ダメ!!」
綾女「む〜、私のくすぐりじゃダメなのかな……」

綾女はしゅんとして、手をとめ頭を捻る。このまま諦めてくれれば……翔太は思っていた

綾女「それじゃ…本気出しましょう!」

綾女はポケットからあるものを取り出した

翔太「そ、それは……」
綾女「見てわかりませんかぁ?筆ですよ〜」

綾女は筆の毛先をいじる。とてもサラサラしていて、先端はきれいに毛が整えられている。心なしか綾女の雰囲気も少し変わっているように翔太は感じた

綾女「では行きますよ〜?」

綾女はツツーっと筆を滑らせる

翔太「ひぃ〜〜っ!」

翔太は声を上げる。激しいくすぐったさではないが我慢できない。そんな刺激を一撫でで味わってしまった

綾女「ふふ、かわいい…こういうのはどうですかぁ?」
翔太「…!?っっちょ……」

綾女は翔太の乳首を筆で円を書くようになぞった。いつの間にか筆を両手をもっていた

綾女「私、両利きなんです♪…気持ちいいですか?」
翔太「ちょっ……それは…反則」
麗香「へぇ……」

今までの激しいくすぐりから一転、全く新しい刺激を受ける翔太。これには麗香も感服するしかなかった

綾女「ふふ、鳥肌たってますね?……こしょこしょこしょ」
翔太「うひゃははははははははははははははははは!」

綾女は乳首から少し場所をずらし、あばらのあたりをコショコショとくすぐった

綾女「次は…せっかくですし」

綾女はそういって翔太の開かれた足の間に移動する

翔太「っ!?」
綾女「イッツ、ショータ〜イム♪」


475 : くすぐり好きの名無しさん :2014/09/04(木) 11:55:14 WzFDyeoA0
こしょこしょこしょこしょこしょこしょこしょこしょ……

翔太「わぁ〜っはははははははははははははははは!あひゃはははははははははははははははは!」

綾女は翔太の太ももを両手の筆でくすぐり始めた。片方はなぞり、片方は激しく動かしたりと強弱や動きをランダムにする。両利きであるため、その組み合わせは無限だ

綾女「さすがにこれは我慢できませんよねぇ?」
翔太「ちょっ!ぎゃははははははははははははははははははははははははは!!そ、そこはなしだって〜」

綾女は鼠径部のあたりも容赦なく責める。翔太は徐々に性的な刺激を受けるようになってきた

翔太「くはははっ……あひっ!ぎゃははははははははは」
綾女「もしかして気持ちいいんですかぁ?生徒会長さん、かわいい〜♪」

綾女の執拗な筆責めに翔太は頭が真っ白になってきた

綾女「では改めて…部費、上げてくださいますか?」

綾女は筆を止めることなく聞く

翔太「あ、上げます…上げますから〜はははははははは」
綾女「すっかり蕩けちゃってますねぇ〜?」

しかし、綾女は筆を止めず、時間ギリギリまで焦らされ、弄ばれた。年下の女の子にここまでされたのはもちろん初めてだ。あと少し続いていたら壊れていただろう

綾女「うふふ!楽しめたし、部費も上がって最高です♪また遊んでくださいね?」

綾女は翔太にウインクして出口へ向かう

麗香「ふふ、1年生とは思えないわね。ねぇ、お願いがあるんだけど」
綾女「な、なんですか?」
麗香「……その筆、何本か貸してくれないかしら?」
綾女「ふ、筆をですか!?」
麗香「すぐに返すわ?…それとも奪った方がいい?」
綾女「わかりました♪じゃあまた部室に返しに来てくださいね?」
麗香「ありがとう」

綾女は麗香に条件をつけ、細長い筆と少し滑らかな筆の2本を貸して出ていったのだった


476 : くすぐり好きの名無しさん :2014/09/04(木) 11:56:24 WzFDyeoA0
第6話 女子バスケットボール部


麗香「大丈夫?そんなに一気に部費上げて」
翔太「し、仕方ないじゃないですか」
麗香「ふふ…次の部長さん、どうぞ?」

???「やっと回ってきたわ。待ちくたびれたし〜」

入ってきたのはバスケットボール用のユニとパンツをはいたいかにも女子高生という感じのしゃべり方をした女子だ。ギャルである

翔太「溝端璃奈さん!?」
璃奈「ヤッホー生徒会長さん♪元気〜?」
麗香「あら、知り合いなの?」
璃奈「知り合いっていうか、ライバル的な?」
麗香「え?」
翔太「彼女は普段から素行が悪いから何回も反省文書いてもらってるんです」

翔太と璃奈は生徒会長と問題児、典型的な敵対関係にあった。それが災いすることになる

璃奈「今日は日頃の恨みをたっぷり晴らしてやるからね〜?」

璃奈は指をワキワキさせながら迫ってくる

翔太「ちょ、う、うわぁ……」
璃奈「よっと」

璃奈は馬乗りになり、なおも指をワキワキさせている

璃奈「てか何で裸なわけ?変態じゃん」
翔太「僕だって好きでやってるんじゃないよ!」
璃奈「ま、その方がくすぐりやすいけど、ね!」

璃奈は速攻で翔太の全身をくすぐった

翔太「うわっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは〜!!」
璃奈「あっはは!楽しい〜♪こちょこちょこちょこちょこちょ〜」

璃奈は翔太の脇の窪みで指を蠢かす


477 : くすぐり好きの名無しさん :2014/09/04(木) 11:57:02 WzFDyeoA0
翔太「ぎゃははははははははははははははははは!くすぐったい!ぎゃははははははははははははははははは〜」
璃奈「笑いすぎ〜♪なんかおもしろいかも。ここは?」

璃奈は脇腹に指を移動させてはグニグニと揉む

翔太「あ〜っはははははははははははははははははははははははははははははははは!ぎゃはははははははははははははははは〜」
璃奈「楽しい〜♪今までの仕返しよ」

璃奈は本格的に全身をくすぐってきた。そのくすぐりは荒かったが的確にツボを抑え、耐えがたい刺激を送ってくる。ちなみに部費のためというよりは、普段、注意を受けた恨みを晴らしているようだ

麗香「あれは…ツボ入れじゃない。高度ね」

璃奈「どう、私のくすぐり?彼氏でめちゃくちゃ練習したんだけど」
翔太「ぎゃはははははははははははははははははははははははははははははははは!しらなひひひはははははははははははははははははははははははは!」

璃奈は男遊びも派手で、色々な男と遊んでいるのだ

璃奈「けど最近別れてつまんないんだよね〜!生徒会長さん、私と付き合わない?」

璃奈は迫ってくる。その指を止めることなく…

翔太「な、なにいって……ひゃははははははははははははははははははははははははははははははははは〜」
璃奈「定期的に誰かくすぐらないとストレス溜まっちゃうよ!…それとも、無理やり言うこと聞かされた方がいい?」

璃奈は先ほどのツボ入れくすぐりを再び決行してきた。次は本気で…

翔太「うひゃはははははははははははははははははははははははははははははははは!苦しい!ぎゃははははははははははははははははははははははははは〜」

麗香「はい、そこまでよ」
璃奈「え、嘘!?早くない?」

麗香が制止する。実際はまだ少し残っていたが璃奈の思わぬ行動に動いてしまった

麗香「続きはまた今度よ」
璃奈「え〜」

璃奈はしぶしぶ帰っていった

麗香(彼は誰にも渡さない…私のものなんだから。ふふ……)


478 : くすぐり好きの名無しさん :2014/09/04(木) 11:57:55 WzFDyeoA0
第7話 女子テニス部

麗香「じゃあ次ね」
翔太「ま、まだあるんですか?」
麗香「もう少しよ?どうぞ〜」
???「失礼します!」
???「おじゃま〜」

入ってきたのはテニスウェアの女子と制服、特にスカートが短く胸元もだらしない格好の女子だ。この二人に翔太は激しく見覚えがあった

翔太「恵理菜!?それに比嘉!」
恵理菜「…翔太」
比嘉「やっほ〜」

そう。テニスウェアの女子、佐伯恵理菜が翔太の幼なじみだったのだ。今もクラスは同じだ。ちなみに制服をだらしなく着ているのが比嘉夏樹。恵理菜の小学校からの親友である。彼女も幼なじみといえばほぼそういう関係だろう

麗香「えっと…あなたは?」
夏樹「私は恵理菜の保護者よ?ちなみにクラブは無所属……」
麗香「これは部費の是非に関する会議よ。帰宅部なら……って、どこを見てるの?」
夏樹「……カタいこと言わないでよ?恵理菜のお手伝いってことでさ〜」

夏樹は一瞬にして麗香の背後をとる

麗香「!?」
恵理菜「ちょ……夏樹!?」
夏樹「いいでしょ?元生徒会長さん……夏樹のお手伝いをしてもさ!」

夏樹は麗香の背後から手を差し込み胸を揉む

麗香「な、いつの間に!?」
夏樹「友達思いのこの優しさ…汲んでほしいなぁ?」
麗香「ひぅ!?」

夏樹は麗香の胸を揉み始めた。予期せぬ攻撃に麗香は声をあげる

夏樹(すごい弾力…)
麗香「や、やめな……さい」
夏樹「じゃあ恵理菜の同伴認めてくれる?」
麗香「わ、わかったわ…」
夏樹「やった!」

夏樹は恵理菜に抱きつく

麗香(この私が不意打ちとはいえ、声をあげるなんて……とてつもないわ)

夏樹「てことだよ翔太!二人がかりでかわいがってあげるねん?」

夏樹はかわいくウインクする。夏樹と恵理菜は中学は3年間女子校にいた。高校に入ってからは忙しく二人とまともに再会したのは実に4年ぶりだ。4年もすれば女も変わるものだと翔太は痛感した。当時はやんちゃで色気のかけらもなかった夏樹は胸や太もも、脚もキレイになり、いまだにフリーなのが不思議なくらいだ。おとなしくて小柄だった恵理菜も発育にめぐまれ、テニスウェア越しの胸は形よく張っている。もっとも翔太にそれを懐古する余裕はないのだが


479 : くすぐり好きの名無しさん :2014/09/04(木) 11:58:50 WzFDyeoA0
夏樹「じゃあ〜どっちから責めてほしい?恵理菜?私?それとも…二人がかり?」

夏樹は翔太の顔を覗きこんで尋ねる

翔太「ど、どっちもいらないよ!」
夏樹「あ、なんて反抗的な!じゃ、まずは私から行こうかなっと♪」
恵理菜「待って!…私が行く」
夏樹「お?」
翔太「え、恵理菜!?」
恵理菜「やっと…4年ぶりに再会できたのに……全然気の利いたこと言わないし」
翔太「そ、それは……」
恵理菜「生徒会長になってから……全然私のこと見てくれなくなった」
翔太「ち、違うんだって!それは」
恵理菜「昔のこと…いっぱい思い出させてあげるよ?」

恵理菜は指をワキワキさせる。夏樹はそれを見てニヤニヤしている

恵理菜「まずは…」
翔太「ちょ……ひゃははははははは!」

恵理菜は翔太の首筋をくすぐる。ほんの指先で触るかどうかの強さで翔太の首筋を責め立てる

恵理菜「相変わらずくすぐったがり屋さんだね。でも…まだまだこれからだから」

恵理菜は翔太の全身をくすぐった。脇、脇腹、お腹、足の裏……翔太は激しく笑い転げる

翔太「あ〜っははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!許してくれ〜!!」
恵理菜「じゃあ……部費あげる?」
夏樹「へぇ…恵理菜、やるじゃん」

夏樹はただ傍観していた。恵理菜もとにかく翔太とじゃれることに意識を強くもっていた

翔太「あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!」

しかし翔太は首を縦に振らない。幼なじみの頼みだが、もう予算に余裕がない。かといって、慣れているためか恵理菜のくすぐりでは気持ちは揺るがない

恵理菜「なんで…私じゃ無理なの?」

恵理菜はそのうち泣き出した。すっかり女の子らしくなったようだ。しかし、ここで彼女が動くのだった


480 : くすぐり好きの名無しさん :2014/09/04(木) 11:59:58 WzFDyeoA0
夏樹「恵理菜、あとは私に任せなさい〜」
恵理菜「うん…」

恵理菜と夏樹が入れ替わり、夏樹がマウントをとる。翔太の素肌に夏樹のお尻や太股の感触が伝わる。それに…

翔太「な、夏樹!おまっ…」
夏樹「翔太のエッチ……」

夏樹がマウントをとったことで開かれた足と短いスカートから下着が見えていた

夏樹「ま、幼なじみだしパンツなんか減るもんじゃないしね〜♪今日は紫にしてみました」

夏樹は大人な下着を見せつける。翔太は照れて必死に顔を反らす

夏樹「それより…よくも私の恵理菜を泣かしてくれたね〜?」
翔太「ち、違うって!い、今のは…」
夏樹「お・し・お・き♪」

夏樹は翔太の言い分を全く聞くことなくくすぐり攻撃を開始した

翔太「うわぁ〜っはははははははははははははははははははははははははははははははは!ぎゃははははははははははははははははははははははははは!」

翔太は笑い狂う。夏樹は楽しそうに、しかし静かに怒っていた。話は8年前、彼女らが小学校4年のときにさかのぼる


481 : くすぐり好きの名無しさん :2014/09/04(木) 12:00:41 WzFDyeoA0
小4の夏−

女子生徒「いや〜はははははははははははははははははははははははは!」
夏樹「くすぐったい?でもやめないから〜」

昔から人をくすぐるのが好きな夏樹はいわゆるいじめっこだった。手が長く器用でくすぐりのスキルは小学生ばなれしていた。彼女はその指で、他人…特に女の子の身体をくすぐるのが好きだった。そして、この頃、恵理菜もターゲットになっていた

恵理菜「きゃはははははははははははははははは!や、やめて!くすぐったいの苦手なの〜」
夏樹「だからくすぐってるんじゃん、おバカさん」
翔太「な、何やってるんだよ比嘉!嫌がってるじゃんか」
夏樹「ちょっとじゃれてるだけじゃん!あんたもくすぐってあげよっか?」
翔太「よ、余計なお世話だ!」
夏樹「今日はもういいや。あんた、私のお気に入りにしてあげる」

夏樹は恵理菜を指差して言った。それから翌日以降も恵理菜が標的になっていた。ときにはひたすらくすぐられ、泣くこともあった。もはやいじめの域であった。しかし、かつてくすぐられたことのある女の子たちで夏樹にやり返そうという計画が持ち上がっていた

翌週−

夏樹「な、何すんのよ!」
女子生徒A「それはこっちのセリフだよ〜」
女子生徒B「今までよくもやってくれたわね!」

夏樹は放課後、体育倉庫で女の子4人に押さえつけられていた。いずれも自分が過去にいじめてきた者である

女子生徒C「今までの借り、返してあげるね?」

1人の女子の声を皮切りに全員が夏樹をくすぐった


482 : くすぐり好きの名無しさん :2014/09/04(木) 12:02:03 WzFDyeoA0
こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ

夏樹「くっ…くく……な、あんたたちね……」
女子生徒A「う、嘘、効かない……」

夏樹はもともとくすぐりに強い体質だった。ゆえに加減もできなかったのだろう

女子生徒B「ど、どうする?これじゃ仕返しに…」
女子生徒D「私に任せてくださいな?」

女子の1人が夏樹に抱きつき始め、そして…

女子生徒D「ふぅ〜〜〜」
夏樹「っ!?」

なんと、夏樹の耳に息を吹きかけた。全くの予想外の攻撃に夏樹は全身の力を削がれる

女子生徒D「今ですわ?」

その声を合図に再びくすぐりが始まる。力が抜け、神経が研がれた夏樹にはもはや別次元の感覚だった

夏樹「きゃはははははははははははははははははははははははははははははははは!」
女子生徒D「ふふ、これが本当のくすぐったさですわ?」
女子生徒A「さっすが芹那ちゃんねー」

夏樹は拷問に近いくすぐったさをしばらく味わった。彼女が来るまで…

恵理菜「みんな、もうやめてあげなよ!」
夏樹「……あ、あんた」
女子生徒A「恵理菜ちゃん!この子にされたこと忘れたの?」
女子生徒C「ここで許したらまた…」
恵理菜「そうだけど…それじゃ何も解決できないよ」
女子生徒D「……私、帰りますわ?」

1人が帰るとみんなも不服そうに帰っていった。恵理菜は夏樹のもとにかけよる

夏樹「あんた…あんたが一番ひどい目にあってるのに」
恵理菜「もういいよ。私、夏樹ちゃんのことも…その、くすぐりも嫌いじゃないから」
夏樹「恵理菜、あんたのことはこれから私が守るから」

新たな友情が誕生した瞬間である。というよりはある意味、主従関係である。そして今−

夏樹「恵理菜を泣かせたらどうなるかわかった?」
翔太「ぎゃはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!あ〜っはははははははははははははははは!何でもする!何でも言うこと聞くからやめて〜〜」
夏樹「だって、恵理菜」
恵理菜「じゃあ!部費あげてよ」
翔太「わ、わかったよ」
恵理菜「それから……」

恵理菜は小言で何か話したが翔太には聞き取れなかった

夏樹「じゃ、目的も果たせたし…帰ろ!恵理菜」
恵理菜「う、うん…」

恵理菜が部屋を出て、夏樹もそれについていったそのとき

麗香「待ちなさい」
夏樹「ん、何?」
麗香「あなた…名前は?」
夏樹「比嘉夏樹ですけど…」
麗香「また会うことになりそうね」
夏樹「?」

夏樹はわけもわからず部屋をでていった


483 : ZEPHYR :2014/09/04(木) 15:34:12 ZwBFvKxY0
書いては消してまた書き直してを繰り返してたら時間がかかってしまいました。
それと、前回言い忘れていましたが、今回の話が最終話です。

「……アリス…何するの?」

優達が海に行ってから数日間が経過していた。
優はアリスの部屋に来ていた。
最初ここに来た時に来たっきりでアリスの部屋に来るのは2回目だった。
優はベッドに寝かせられていた。
優の上にアリスが跨る感じで座っている。
アリスはずっと優を見つめていた。
……時々表情が崩れるがすぐに戻る。
これが……30分程続いていた。

「……最近の優は他の女の子と非常に仲が良いよね」
「え?」

そう言われて優は最近の事を思い出していた。
美衣とはよく一緒に昼食を食べに出かけていた。
抱きつかれながら偶にくすぐられて、食事は疲れる一方だった。
ナズナとは一方的なスキンシップを受けていた。
運の悪い日はナズナのベッドに四肢を繋がれて頬擦りやくすぐり、それが終わるとナズナが抱き枕にして眠る事だってあった。
智香は身動きが取れない状況になったら最後、くすぐりによる気絶と目覚めのエンドレスだった。
遥と椛は基本的に抱き枕になってくすぐられる事が中心だったが、2人が眠った後も寝ぼけてくすぐってくる事が多いから我慢するのが大変だった。
夏帆と雫は主に耳責めが中心でそれが済むと今度は甘いくすぐりが始まる。
空は主に野外でくすぐられる事が多かった。
声が響いても問題ない所で我慢できないくすぐり方で責めてきた。
冬子はマニアックな道具でのくすぐりだった。
偶に仕事先の店に連れてかれてそこの店員も一緒にくすぐってきた。
蛍は主に幸彦をくすぐっていたが、その現場を目撃して一方的にくすぐられた。
恵は駿だけをくすぐっていた。
主に一緒にいる別館の子達が駿だけでなく優も気に入ってしまった為に時々拉致られて駿が受けているくすぐり地獄と同等の責めを受けていた。

「私が一緒にいようとすると他の子が取っていっちゃう……誰が優を連れてきたとか関係なく」
「あ、アリス?」
「だから……今日は私、悪い子になっちゃうよ」

そう言ってアリスは優の上に倒れこんで覆い被さった。
服越しとはいえアリスの大きめの胸が優に押し付けられる。

「優……私無しじゃ生きられない身体に変えてあげる」
「ちょ、ちょっと待って」
「待てないよ!……せっかく一緒にいられるんだから……」

アリスは優の喉に左手を……脇腹に右手を添えた。
その手がゆっくりと動き始めた。


484 : ZEPHYR :2014/09/04(木) 15:34:47 ZwBFvKxY0
「まずは優しくこちょこちょしてあげる」
「うひぃ……あくっ!?」

アリスが最初にやったのはゆっくりくすぐる事だった。
まるで子供をあやす様なくすぐり方。
しかし、ここ数日間に様々な方法でくすぐられてきた優にとっては十分な刺激だった。

「まだマッサージみたいなこちょこちょだよ…もう我慢できない?」
「そ…そんな事…くひひ……言わないでぇへへへへ」

アリスは両方の手で優の腋と腋の下をくすぐり始めた。
優しく労わる様なくすぐりでも、敏感な場所をくすぐられて優は身を捩る。
でも、アリスは更に身体を押し付けて優の動きを封じてくる。

「もぅ……そんなに暴れたら危ないよ」
「ぎゃはははっはははっははははっはははははははっはははは!一気に強くうひぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」

アリスが急に強く腋をくすぐってきた。
いくら服の上からとはいえ強烈なくすぐったさを感じて優はアリスから逃げ出そうと身を捩る。
でも、アリスは優の動きに合わせて的確にくすぐってきた。

「こちょこちょこちょこちょ〜♪」
「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!くあはははははっはっははははっははははははっはははははははは!?」

さっきの状態から更に指の動きを速くした。
その所為で優は早くも我慢の限界だった。

「やっぱり男の子が乱れてる所を見るのは……最高だよ」
「やめぇひゃひぃひひひひひひひひひひひひっひひひひひひひっひひいひいいい!!!」

優は必死に逃げ出そうとするけどアリスは優の腋をくすぐるのに夢中だった。
そんな中、優は押し付けられるアリスの胸を意識してしまい顔が赤くなった。

「ふふ……そんなに気になる?」
「っ!?」

突然くすぐるのを止めたアリスが優にそんな事を聞いてきた。
そして優の首にアリスの胸が押し付けられた
優の顎が丁度アリスの胸の谷間に触れるように調整された。

「最近計ったらギリギリFカップだったんだ……ちなみに恵は1つ上のGカップ」
「っ///」
「触りたい?…でも触ったら朝までこのままこちょこちょだよ♪」

アリスが指をワキワキさせながらそう言ってきた。
優はそんなアリスの肩を急いで掴んで引き離そうとした。
……焦らなければ筋力が落ちていても少しだけ離せただろう。
……焦った優は間違ってアリスの胸を掴んでしまった。

「あっ……ふふふ、そんなにこちょこちょして欲しかったんだ」
「ち、ちが――」
「大丈夫だよ……男の子は皆そうだもんね」

アリスは見た感じは微笑んでいたが、優は絶対に微笑んでいないように見えた。


485 : ZEPHYR :2014/09/04(木) 15:35:32 ZwBFvKxY0
「ふふふふふ……これで遮るものは無くなったね」
「うくっ……うひぃ……」
「それにしても……優は理想的な体型だね」

優は現在服を脱がされて全裸の状態で後ろからアリスに抱かれていた。
そんな状態で喉やら乳首やら色々な場所を撫でたりくすぐったりと様々な方法で弄っていた。

「優のアソコ…もう大きくなってる♪」
「うぁ……」

アリスは優が勃起している事に気付いた。
突然そこを触られて優は過敏に反応した。

「ねぇ……夏帆にコレ弄られた時どんな気持ちだった?」
「えっ?……うっ!?」

アリスは左手で喉をくすぐりながら右手で優の股間の物を弄り始めた。
何故か慣れた手付きで弄ってきた為に優は夏帆に弄られた時よりも気持ちよくなっていた。

「昔ね……ここに来る前の私は外の世界の男の人を連れ込んでこういう事やってたんだ……一緒にいた仲間と毎日男の人にこういう事をし続けたんだよ」
「うっ……ぅぁっ!?」
「でもね……絶対に射精はさせなかったんだよ」
「えっ!?うひゃっ!!?」

突然、アリスは股間の物を弄るのを止めて優の腋をくすぐりだした。
急にきたくすぐったさに優は身を捩っていた。

「アソコを弄るよりもこちょこちょしてる方が楽しかったんだ……ねぇ…優はどうしてほしいの?」
「うひぃ……そ、それって?」
「一気に果てたい?散々焦らされた後に果てたい?それともずっと焦らしてもらいたい?」
「そ、それは……あぅ……」

質問しながらアリスは両手の人差し指で優の乳首を弄り始めた。
優にとってアリスの質問は自身の今後を決める質問だと思っていた。
だから、気持ちよさに押し流されかけている思考の中で真剣に考えていた。

「ふふふ、でもね……優は私の胸を触ったんだから焦らし続けるけどね♪」
「そ……そんな……んぁ!?」

優の耳元でアリスがそう囁くと両手で股間の物を弄りだした。
優は、気持ち良いという刺激に襲われる。

「はい♪これからこちょこちょだよ♪」
「いやぁ……あぅ……」

……だが、アリスは寸前の所でまたくすぐりに戻ってしまう。
すっかり、優はアリスの思い通りの反応しかできない状態になっていた。

「こんな感じにね……あの時もやってたんだよ…でもね、やり過ぎてただ痙攣するだけになっちゃったんだ」
「ぎゃひぃひひひひひひひひひひひひひひひ!?」

同じ所を集中してくすぐったかと思えば全く別の場所をくすぐる。
優はそんな刺激を身体中で感じていた。
すっかり、優の感じる刺激はアリスの思うままだった。

「それで使い物にならなくなったらまた外の世界から男の人を連れてきて皆で遊んだの」
「っ!?……アリス?」
「……リアさんに拾われてからそういった事は考えてなかった……でもね、優が他の女の子と親密そうなのを見てきてあの時の気持ちがまた出てきちゃった」
「うぁっ!!?くひぃ!?」
「優、女の子はね…好きな男の子を独占したくなっちゃうの……だからね…ギリギリまで追い詰めて私だけの優にしちゃいたいよ………」
「っ!?」

優は突然仰向けにされてその状態で正面からアリスが抱きついた。
しかも丁寧に優の股間の物をアリスは自身のあの部分に衣服越しに当てながら……


486 : ZEPHYR :2014/09/04(木) 15:43:44 ZwBFvKxY0
「はぁ……はぁ…あ、アリス……」
「うふふ♪」

あれからまだ数時間しか経っていなかったが、優は既に限界に近づいていた。
アリスの方はというとまだ疲れていなかった。
散々、優の身体をくすぐり尽くしてその後はより強く抱きついていた。
そして、そのまま全身を使って優に擦りついていた。

「夏帆と雫に舐められた耳も……」
「うひゃ……」
「他の女の子にくすぐられた身体も……」
「あひぃ……」
「優の大切な所も……」
「ふぁ……」
「全部私だけの優だよね♪」

全身をアリスに撫でられながら優は息を整えていた。
もっとも、敏感な場所を撫でられたらすぐに息を吐き出してしまう。

「もぅ……終わりにしようよ……」
「ん?私は言ったよ…朝まで続けるって♪」

アリスは満開の笑顔でそう言い放った。

「ねぇ次はどうされたい?サテン性の手袋を使ってくすぐられたい?色々な細さの筆でくすぐられたい?ローションでヌルヌルにされてくすぐられたい?」
「ひぃ……」
「ふふふ…もう逃がさないよ」
「んっ!!」

優は声を発する事ができなかった。
何故ならアリスの唇で口を塞がれていたからだ。
優はアリスの唇の柔らかい感触に吃驚した。
……その後、提示された方法でくすぐり尽くされた時には陽が上っていた。

以上で「少女達の理想郷」は終了です。
前回の時に最終話だという事を知らせるのを忘れて突然終わる形になってしまいました。
長編はしばらく投稿するつもりはありません。
投稿するなら、前に投稿したチアガール物みたいな短編を投稿していきたいと思っています。
長編に付き合っていただきありがとうございます。
ちなみに、前の長編同様自分が書いた小説はpixivに纏めてあります。


487 : ZEPHYR :2014/09/04(木) 16:13:01 ZwBFvKxY0
誤字をやっちゃいました。
最後の「サテン性」の部分は「サテン製」です。
……サテン性って何だよ。

>>473-482
更新お疲れさまです。
どの部の話も良かったです。
その中で個人的には最後の恵理菜と比嘉の話がとても良かったです。


488 : 時雨 :2014/09/04(木) 18:28:27 Hd7ZoYus0
いつの間にかいっぱい更新されてますね。
>>473-482
続き待ってました!
書道部といえばそりゃ筆ですよね!素晴らしい。
次も楽しみにしています。

>>483-487
お疲れ様です。
確かに突然ですねw
最後まで楽しませていただきました。
短編も楽しみにしています。

私の書いてる小学生のやつですがなかなか筆が進んでません。
構想だけが独り歩きしているのでフラストレーションがたまっとります。
最終回は前後編に分けると言いましたが長いのでもっと分けると思います。
多分このペースだと次スレぐらいの更新になると思います。


489 : くすぐり好きの名無しさん :2014/09/05(金) 07:00:08 XCBnvJTE0
おい、次スレまで行けば時雨様の最新作が見れるらしいぞ。


490 : くすぐり好きの名無しさん :2014/09/05(金) 13:01:14 yZtK5FQg0
SS作家の皆さん、大量投下超乙です!
・・・とは言うものの最近中々じっくり読む時間を確保出来ないorz
とりあえず残り少ないので次スレを建てておきました。次回も宜しくお願いします。

くすぐる女の子/くすぐられる男の子 その8
tp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/11739/1409889198/


491 : くすぐり好きの名無しさん :2014/09/07(日) 00:47:52 jin5abDE0
時雨さん乙です
たても乙


492 : くすぐり好きの名無しさん :2014/09/07(日) 01:07:52 RXNulehQ0

次スレたて乙乙

アリスヤンデレENDいいね


493 : くすぐり好きの名無しさん :2014/09/07(日) 13:50:21 aj97ehDo0
第8話 合奏部


翔太「ゼェ……ゼェ……」

翔太は息を整える。無理もない、部費ほしさに年頃の女の子に全身を弄ばれていたのだから。しかし、彼女はそれを嘲笑う

麗香「大丈夫?今のところ全員に部費アップの約束をしてるけど……うちにはそんな予算はないわよ」
翔太「だ、だって……」
麗香「残ってるのは1人よ。もし頑張って耐えられたらどうにかしてあげるわ」
翔太「ほ、本当ですか!?」
麗香「ええ、耐えられたら……ね?」

このときの麗香の顔はとても自信に満ちあふれていた

麗香「では最後のお客さま、どうぞ〜 」

ガシャッ

美春「麗香、遅れてごめん……て、あれ?この子がその生徒会長さん?」
麗香「ええ、そうよ?」
美春「か、かわいい〜」

美春は翔太の顔を覗きこむ

翔太「あ、あう……」

翔太は声がでなかった

彼女は榎島美春。3年で成績優秀、スタイルや美貌も完璧で、有名な音大からの推薦も来ているほどのピアノの達人である。まさに非の打ち所がない女性で、その風貌から校内から「プリンセス」と呼ばれていた。もちろん翔太も知っていて尊敬もしているくらいだ。そんな彼女は制服姿でこの部屋に来た。半袖のブレザーにミニスカ、そこからは真っ黒なタイツに包まれた長い脚が伸びる

翔太「っ……!」
美春「あれ?どうしたの?」
麗香「ふふ、恥ずかしいんじゃないの?校内一の美人のあなたに会えて…おまけに裸まで見られて」
美春「な、何いってるの麗香」
麗香「さあ、おしゃべりはここまでよ。美春?お願いね」
美春「う、うん……」

美春は翔太の横に座る。翔太はもうそれだけで興奮していた

美春「こしょこしょこしょこしょこしょ……」
翔太「あ〜っはははははははははははははははははははははははははははは!」

美春は指先を優しく動かして翔太の身体をくすぐる。翔太はそれだけで笑い悶える

美春「ふふ……かわいい」

美春の指は脇から脇腹を往復していく


494 : くすぐり好きの名無しさん :2014/09/07(日) 13:51:03 aj97ehDo0
翔太「うわぁ〜っはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!ぎゃはははははははははははははははは!」

翔太は身悶える。美春のピアノで鍛えられた器用で細長い指からくり出されるくすぐりは異次元のものであった

美春「くすぐったい?もう限界?」

美春は少しずつ楽しみ始め、指の速さを調節してくる

翔太「ぎゃはははははははははははははははは!限界限界!くすぐったいです〜!」
美春「いい声だよ〜?もっと素敵な音を奏でて〜」

とうとう美春は心からくすぐりを楽しみだした。そう、彼女も夢と同様に二重人格の持ち主だったのだ。普段は完璧な姿だがピアノを弾き始める、あるいは誰かをくすぐり出すと奥に眠るサディスティックな部分が目覚める

翔太「ぎゃ〜っはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!あははははははははははははははははははははははははは〜」

美春のくすぐりがエスカレートしていく。その多種多様な刺激に今の翔太が耐えられるワケがなかった

美春「もっと大きな声で笑ってもいいんだよ?…お腹がよじれるくらいに君の身体を弾いてあげる」
翔太「うわ〜っはははははははははははははははははははははははははははははははは!死ぬ!死んじゃう〜っ!」
美春「大丈夫。楽器は壊さないように扱うものだよ?それに……まだまだ序曲なんだけどな〜?」

美春は音楽に例えた言葉責めもしてくる。もっとも、翔太にそれを聞く余裕はなく意識を保つのがやっとだった

翔太「助けて〜っ!ぎゃはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!」
美春「素敵な音色……」


495 : くすぐり好きの名無しさん :2014/09/07(日) 13:51:47 aj97ehDo0
麗香「美春、目的忘れちゃダメよ?」
美春「そうだった…ねぇ、会長さん?合奏部の部費も上げてほしいな?私はもうすぐ引退だけど……」

美春が交渉にでたとき、麗香は

麗香「ふふ、上げたら終わりよ……?」
翔太「っ!?」

翔太の耳元でそう囁いた。とても恐ろしく身の毛がよだつようなセリフだった

翔太「も、もうこれ以上は……」
美春「むっ!……じゃあ実力行使だね」

美春はまたもやくすぐりを再開する。細やかな指の動きで激しく責め立てる

翔太「ひぃっ!?そこは〜はははははははははははははははははははははははははははははははは!」

美春は翔太の脚の付け根をなぞったりくすぐったりする

美春「部費上げてくれないなら…ここで狂わせちゃうから」
翔太「あぁ〜〜はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!上げる!もう上げるから!!」

もうどうにでもなれ。そう思って翔太は宣言した。結局すべての部の部費を上げてしまった

麗香「ふふ、美春?ストップしてあげて」
美春「もうおしまい?」
麗香「これから好きなだけできるでしょ?それよりこれ…着けなさい」

麗香は先ほど、悠希から借りたサテン手袋を美春に渡す。そして、翔太のもとに歩み寄る


496 : くすぐり好きの名無しさん :2014/09/07(日) 13:52:31 aj97ehDo0
最終話 裏生徒会


翔太「ハァ…………ハァ…………」
麗香「お疲れさま?これで全員終わったわけだけど…」

麗香は翔太の隣に座って身体を撫でる

翔太「はうっ……」
麗香「言った通り、あれだけの部費を上げられるほど生徒会には予算がないの。わかってるでしょう?」
翔太「そ、それは……」
麗香「かといって自腹でも切る?毎月、卒業まであれをなんとかするのは苦しいわよね?」
翔太「う、うう……」
麗香「あなたは責任をとって生徒会長を辞めなければならないわ?そうお達しがあったの」

麗香はまた翔太の身体を撫でる

翔太「あう……そ、そんな……」
麗香「仕方がないわ?できもしないことを軽々しく口走った代償よ」
翔太「そんな……」

翔太にとって生徒会長の座は友達や部活などの青春を投げ捨て、恵理菜や夏樹達との関係に背を向けて勝ち取った唯一の居場所だった

翔太「そんな……そんな……イヤだ!僕は……」
麗香「もう新しい生徒会長の目処もたってるわ?あなたはもう必要ないの」
翔太「っ…………」

翔太は全てを悟り、無心になった


497 : くすぐり好きの名無しさん :2014/09/07(日) 13:53:20 aj97ehDo0
麗香「ただし、面目上ではね?」
翔太「……え?」
麗香「あなた、今まで自分だけで学校をどうにかしていたと思っているの?」
翔太「どういう……」
麗香「裏生徒会……」
翔太「え!?」
麗香「あなたたちのような生徒会役員が手に負えないことを陰で支えて解決していたのは裏生徒会…私達なのよ?」

麗香は翔太の顔を覗きこみ、美春もにっこり微笑む

翔太「じゃあ僕の今までの功績は……」
麗香「ぜ〜んぶ私達の後ろ楯のおかげよ」
翔太「そんな……」

翔太は絶望した。自分の居場所が自分のものでなかったからだ

麗香「これが現実よ。そして……」

麗香は翔太の上にマウントをとる

麗香「今日はあなたを裏生徒会の一員にスカウトするわ?」
翔太「え……」
麗香「ちょうど男の子の役員がほしかったの。あなたのように真面目でうぶでかわいい男の子がね?」

麗香は翔太を勧誘する。もちろん腹の底では狙いは1つだった

翔太「僕を……なんで……」
麗香「当然、私達も色々な仕事をしているからストレスがたまるわ。そのはけ口が必要なのよ。私達、裏生徒会のメンバーはね……全員男の子をくすぐるのが大好きなの」
翔太「そ、それって……」
麗香「そう、あなたには私達の遊び相手として入会してほしいの。あなたの入会を機に会内でくすぐり研究部でも作ろうと思うのよ」
翔太「ふ、ふざけないでください!ま、まともじゃない!」
麗香「いたってまともよ?女の子達にこちょこちょされて…幸せだったでしょ?それをいつでも味わえるのよ?」
翔太「そ、そんなこと……」
麗香「どのみちもう選択肢は2つよ?潔く入るか、首を振らずに……」

そのとき、美春も翔太の頭上に座った。タイツに包まれた黒く艶やかな脚がすぐ近くに見える

麗香「この場で私達にくすぐり拷問を受けるかよ」

次の瞬間、麗香と美春は翔太の身体中をくすぐりはじめた


498 : くすぐり好きの名無しさん :2014/09/07(日) 13:53:59 aj97ehDo0
翔太「うわあぁ〜っはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!ぎゃ〜はははははははははははははははははははははははははははははははは!」

美春は先ほどのように指先を駆使して翔太の首筋や脇の下をくすぐる。先ほどのテクニックにサテンの手袋の滑らかさが加わり殺人レベルである。麗香はこれまた細長い指と爪をうまく使いこなし、脇腹やあばら、おへそなどを容赦なく責め立てる。彼女のテクニックも美春に劣らず、人外離れしている

麗香「どう?クイーンとプリンセスに同時にくすぐられる気分は?他の生徒は味わえないわよ?」
美春「翔太君が入ってくれたらみーんな幸せなんだよ?こちょこちょこちょ…」
翔太「あ〜っははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!助けて〜はははははははははははははははは!」

20本の指は翔太に息つく暇を与えない。脇を美春の指が滑り回り、脇腹で麗香の指が震え蠢く。翔太はもはやくすぐりとはいえない未知なる笑い地獄を味わっていた

麗香「こういうのも必要かしら?」
翔太「う、うぁぁ〜〜」

麗香は綾女から借りた筆を手に取り、スーっと撫で下ろした。翔太は脱力し、美春がそこを見逃さなかった

美春「隙アリ♪」
翔太「ぎゃ〜はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!い、息が……うははははははははははははははははははははははははは!」
麗香「いい加減に観念なさい?せっかく可愛がってあげようと思ってたけど……少し調教が必要みたいね?」

二人は再びくすぐりを強烈にしてきた。先ほどと違うのは麗香が股間付近、美春が胸辺りを撫でまわしてはこしょこしょとくすぐっているところである


499 : くすぐり好きの名無しさん :2014/09/07(日) 13:54:58 aj97ehDo0
翔太「うぅ……あは…………」
麗香「気持ちいいでしょ?これが本当の快感なのよ?」

翔太は言葉が出なかった。今まで味わったことのない感覚だったからだろう

美春「ふぅ〜〜」
翔太「うひぁぁ!」

さらに美春が耳に息を流し込んでくる。これも唐突かつ心地よい感覚だった。しだいに翔太のアソコが大きくなってくる

麗香「ふふ、感じてるのね?でも残念……あなたにできるのはここまでよ?」

麗香と美春は再びくすぐり責めを再開する

翔太「うわぁ〜はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!何で〜〜」
麗香「続きは私達の要求を飲んだらしてあげてもいいわよ?」
美春「気になるよね〜?」

麗香は翔太の気を動かすためにあえて性感帯を刺激したのだ

麗香「どうするの?首を横に振るならこのままくすぐるだけだけど…」
翔太「あ〜っはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!ぎひゃはははははははははははははははははははははははは」

翔太は観念して首を縦に振った。どれだけ我慢しても逃げられないからだ。むしろ喜ばしいことではないか。こんな美女たちのもとで働けるのだから。翔太の気は遠くなっていった







ご愛読ありがとうございました。一応これで生徒会長の受難は終わりです。この続きは需要があれば書きますね


500 : くすぐり好きの名無しさん :2014/09/07(日) 13:56:19 aj97ehDo0
ついでに500いただきますね 笑

最後に詰め込む形になりました。コメント、リクエストなどは次のスレでいただければ嬉しいです


"
"

■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■