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【幾多の世界 オーバー・ザ・ワールド】 ロールスレッド

1 : ロイかぶり ◆eZKgukyN3c :2017/05/13(土) 18:57:34 ???
暇だった

この世界はどうしようもなく退屈に満ち溢れていた

大した事件もない平和な世の中も
毎日飽きもせず同じような授業しかしない学校も

死にたくなるほど退屈だった

嗚呼 この退屈な世界から 薄皮一枚隔てた異世界は
きっと退屈している暇なんて微塵もない 危険で それ故に生きている実感に満ち溢れた最高の世界に違いない

それは退屈な世を生きる 退屈な学生の ありふれた妄想・・・

そう 妄想の・・・はずだった・・・


2 : ロイかぶり ◆eZKgukyN3c :2017/05/13(土) 19:28:02 ???
・・・・・

退屈だった

学校の窓の外には変わらない日常が流れている 退屈だ

檀上で教鞭を振るう教師が『キミ』の名を呼び 先の生徒が読んだ先を読めと言ってくる
仕方なく立ち上がり 片手間に聞いていた部分から先を読んでやった もう何十回繰り返しているのに飽きもしない

悔し気に見える教師を鼻で笑い座って窓の外を見る 相変わらず平和な日常だ


世界には紛争地帯やら犯罪やらが存在して 日夜テレビでニュースとして取り上げているらしいが
少なくてもこの国の この地域には縁のない物らしい

・・・・・退屈だ

『キミ』はこの学校に通う学生の1人だ 成績は優秀なれど教師からの評判は前述の通り
運動神経もいいが部活には所属していない 高々1年ちょい先に生まれた輩にデカい顔をされるのがたまらなく不愉快だったのだ

自分で言うのもなんだが容姿は整っている方だろう 事実 一年前に異性に告白されて交際なんてものをやってみたが なんやかんやで破局してしまった

チャイムが鳴り響いた 今日の授業は終了 さっさと荷物をまとめて帰る準備をする
寄り道を提案する友人を振り切り校舎を出た 気が乗らない

帰り道 まだ青さの残る空を見上げてみる・・・・・退屈だ

退屈でしょうがない 耐えがたい この世は平和で平和で仕方がない

きっとこの世界はほかの世界の平和を吸い取ってしまっているのだろう
そしてここではない異世界は その分危険とスリルに満ち溢れ 生きている実感を 否応にでも感じさせてくれるのだろう

しばし妄想に浸る どうせ叶わぬ願いと自嘲の笑みを浮かべ 妄想を滾らせてくれるゲームの世界にでも没頭しよう
そう考えた『キミ』の視線に見えたのは 非日常だった

壁がひび割れている・・・?
否 ひび割れているのは壁ではない 空間だ

ひびが虚空に浮かんでいる 『キミ』は恐怖心よりも 好奇心が勝り そのひび割れに近づいてみる

その時 ひび割れが大きくなり ひびは裂け目となって辺りの物を吸い込み始める もちろん『キミ』も
危険だ そう思ったときには遅かった

体が浮き 裂け目に飲み込まれる
精一杯伸ばした手は 何も掴むことができなかった・・・・・


3 : ロイかぶり ◆eZKgukyN3c :2017/05/13(土) 19:37:53 ???
【とあるファンタジーの世界】
ロイ「野郎ども 愉しい楽しいお仕事の時間だ」
アキレス「いぇ〜いお仕事〜」
―――ギィ♪

冒険者ギルドの運営する酒場 その円卓の1つを占領している一行に ロイが依頼書と周辺の地図を手にやってきた
ちなベティちゃんは蒸かしジャガイモの攻略に忙しかった


ロイ「なんでもこの近くの牧場でゴブリンの足跡が発見されたらしい どうやら牧場襲撃の為の偵察だろう
   牧場主としては襲撃されたらたまったもんじゃない ギルドとしては牧場を足掛かりとして町にまで襲撃の手が広がるのは阻止したい」

ロイ「だから連中が事を起こす前に連中をたたきのめしてやりたいわけだ その栄えあるお仕事を俺らに押し付けられたってわけだ
   ゴブリン退治は割の合わない仕事がデフォだが 今回は依頼主とギルドの2つが金を払うということでそこそこ稼ぎはいい
   それでゴブリンの根城だが・・・この森が怪しいと踏んでいる」

と地図の上 牧場からそこそこ離れた森にマーカーで丸を付ける

ロイ「この周辺は開けていて身を隠す場所がない だから一番近いこの森に隠れて数を増やし 準備が整ったら闇夜に紛れて進軍 牧場に襲撃を仕掛けるってところだろ
   フィールドは主に森の中 数は不明だが最悪は想定しろ この世に楽な仕事はない 特に冒険者ってやつにはな 準備ができたら出発しよう」

アキレス「そういうことだ さっさと食べちゃいな」
―――ギィ!!

一行は準備を開始するだろう
いつもの仕事 そう いつも通りの仕事をするために・・・・・


4 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/05/13(土) 21:32:31 ???
>>3

「一応、聞いておくが裏は取れているのか?
 ゴブリン退治に出かけてオークが出ましたでは割に合わんぞ?」

 自分の二つ名の事など明後日にポイして質問するのはイムカ・グリムナー。
 この世界ではホロクロークにより、レザーアーマーに若草色の外套という格好だ。

≪0001111010101≫

 なお、サーボスカルはベティの食べている蒸かしイモにバターを塗る作業に没頭中。
 何がやりたいのかはマスターであるはずのイムカですら理解不能である。バグってるし。

「まあ、路銀も使い果たした事だし、丁度いいか。私も乗ろう」

 ファンタジーな世界でイムカの金運がどうにもならなくなるのはいつものこと。
 というわけで、ゴブリン退治に乗ったわけだ。


5 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/05/13(土) 21:37:45 ???
>>3
「ゴブリン、ねぇ。実に実に面倒だ」
【煙草の吸殻を捨て、片眉を上げるソーマタージ】
【いい加減、ゴブリンに関わるのは辟易としてきたところだ。仕事だから仕方ないが】

「じゃミサイルでも撃ち込んでやるか。……冗談だよ、冗談。そんな目で見るな」
【長身を生かして地図を覗き込み、戯けた様に冗談を一つ】
【緊張感は微塵もない。少なくとも、今のところは】
「分かってる、ナパームにしとく」


【食事を手早く終えると、刀を担いで人一倍早く準備完了。こう言う時だけは楽でいい】


6 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/05/13(土) 21:38:56 ???
>>3-4
「フォレスト・ゴブリン?」

蒸かし芋をミルクで呑み込み、隻腕の猫の獣人はふむと唸る
だとするのならば厄介だ
木の葉や木の枝で偽装を施し、独特の体臭すら果実や木の実で誤魔化すモノだっている

「……オークなぁ」
「オーガを使役してたり、されてたりもする事もあるし」
「最悪を想定して行くのは常だな」
「……準備は出来ているよ、いつでも構わない」

ベティとサーボの遣り取りをちらり、微笑ましく思えた
若草色の拳法技めいた衣服に錫杖、腰には刀を帯びておりいつ如何なる場面にも戦闘へシフト可能である


7 : 桜雪 ◆Ej7mfs3xVw :2017/05/13(土) 21:51:01 ???
>>3
少し前に件のスクラップヤードで出会って以来だろうか。あの後、自分はすぐにまた別世界へと飛ばされてしまったが為に、一飯の礼すらもする暇が無かった。
さて、小鬼(ゴブリン)退治となれば話は早い。妖魔の類はお手の物、そっ首並べて撥ね飛ばす。
軽いお手伝いと洒落こもうではないか。一飯の礼を払うには良い機会だ。

「地下に坑道でも掘らない限り、それが一番手っ取り早い進軍準備だろうな」
「堡塁や城壁を築くなんて悠長な事も出来んだろう。なに、十も百も切り捨ててしまえば変わらんさ」

森林で小鬼共が取る作戦行動と言えば高所からの奇襲や視界の悪さを利用した攪乱などだろう。
この辺りは東洋の鬼と似ている。と言うより世の妖は元はと言えば人の恐怖。根源的な物は同じなのかもしれない。

「キリが無ければ連中の頭を叩いて和を乱してやるのも一つの手かもしれんな」

そう言うと身体を預けていた木製の椅子から立ち上がり、背に立てかけてあった一振りの刀を腰の帯に佩いた。


8 : ひいらぎ :2017/05/13(土) 21:53:04 ???
>>3
ほむ、ごぶりんとな…きゅうけつきだのさいくろぷすだの無茶ぶりみたいなびずが多かったからの…むそーしてここは憂さ晴らしでもしt(ry

【黒髪ロングの見た目10歳位に見えそうな少女が刀や銃等を準備しつつ呟く】

…森の中か、大剣はあまりよくはなさそうじゃな、せいぜいふつーの刀とかが良いか…


9 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/05/13(土) 21:58:21 ???
>>5
「森火事を起こせば普通に死刑だぞ。無駄にトラブルを拡大させる真似は良くない」

 コイツだけには言われたくないな台詞を言われる狂人である。

>>6

「アレはアレで意外と厄介だぞ?個体能力は大した事無いが集団を想定するとな」

 まあ、油断なく行こうと、一応、ひいらぎの装備の吟味。
 森の中ならと、取り回しのいい武器をチョイスしているのを見てウンウン頷く。


10 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/05/13(土) 21:58:54 ???
>>9
//ひいらぎ=サンは>>6ではなく>>8ですた;;


11 : ロイかぶり ◆eZKgukyN3c :2017/05/13(土) 22:01:42 ???
>>4
ロイ「その可能性はある だが痕跡なら俺が見つけられる オークの存在がわかればすぐに撤退 報告という流れになる
   そのあたりは 任せてくれとしか言えないな 一応備えはしておいてくれ」

ロイはこの女傑が同行すると聞いて自らの危険信号を2段階は引き上げた
きっと禄でもないことになるだろうと

―――ギィ♪
そんなことはベティちゃんには関係ない バターでベトベトのハサミを振り上げ喜びを表現するのであった

>>5
ロイ「残念でしたー 今回付け火は厳禁ですー」
銛は貴重な資源だ 消失させれば目ん玉が飛び出るような賠償金が待っている

>>6
ロイ「そんなところだ 用心しろよ あいつ等はバカだが愚かじゃない 簡単にあ偽装ぐらいはしてくるからな」

アキレス「そういえば腕の再生は目途着いた?」
と気になっていたことをアキレスが質問する

>>7
ロイ「連中の坑道はお粗末だからな あまり長く掘ると大抵崩れる 牧場に対しても 地下からの奇襲はないと踏んでいるんだ」
桜雪の言葉にロイが自らの考えを言う

ロイ「一匹の力は兎も角 群れると厄介だ 慎重に行くぞ」

>>8
ロイ「大剣だと取り回しがな それに無理やり振り回して伐採しまくりも拙い 破壊のし過ぎにも注意な」
準備を進めるひいらぎに対し 注意を促した

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【場面転換 ?????】
ここはどこだろう? あの時 裂け目に飲み込まれた『キミ』は鬱蒼とした森の中で意識を取り戻す
学生服に着いた土を払い立ち上がる 木々が日差しを遮り薄暗い 足元は木の根が走り歩き辛い そもそも合成革のローファーは銛の中をある国は適していない

混乱の中当てもなく歩いていると 不意に茂美が揺れ 現れたのは 緑の肌をした小人
まるでゲームの中の存在に見える小人は 醜悪な顔と据えた匂いをまき散らしながらこちらの見返してくる

そして小人は こん棒を振り上げ襲い掛かってきた


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【場面転換 森の入り口】
ロイ「とりあえず今のところオークの痕跡はないな 偽装も無し とりあえずは安心だな」
鬱蒼と茂る森の入り口で 辺りを探っていたロイが結論付ける

ロイ「今回は火の魔法 および着火の危険性があるものは厳禁だ 金をもらいに来て賠償金を払うことがないようにな」

ロイ「油断するなよ 行k」
アキレス「よしいくぞう★!
―――ギィ!!

アキレスがロイの言葉を遮り号令を出し 森の中に入っていこうとする 辺りは鬱蒼と茂り視界は悪い だが罠の類は見受けられない

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【場面転換 ?????】
痛い こん棒を咄嗟に両手で防いだ 動くから折れてはいない神知れないが 痛みの余り感覚がない
逃げる 根っこにつんのめりながら全力で逃げた 涙は毀れ 生きも絶え絶えに逃げる

だけど見は背後に迫る化け物の声をばっちり捉えている

何かを蹴飛ばした バランスを崩して倒れ込んだ 足元を見れば 鎧兜を身に着けた白骨死体
ここで誰かが死んだ その恐怖に思わず胃の中がひっくり返る えづく そして化け物に追いつかれた

恐怖に見開かれる目 その視界に入ったのは 白骨死体の持ち物だろうか? 地面に突き立ち 錆びついた剣
思考が追いつかぬままそれを握りしめ 引っこ抜く 土の付いた切っ先を化け物に向けた・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


12 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/05/13(土) 22:10:26 ???
>>11
「分かっている、私も故郷の世界では苦しめられた」
「……ん、あぁ……」
「まぁ……戦いの場で足を引っ張るような真似はしないさ」

ロイの言葉に頷き、アキレスに対しては誤魔化すように苦笑
いつぞや以来、故郷の世界へ帰れていないのだ

【森の入り口!】

「……スンスン、あぁ、そう……な」

鼻を鳴らしヒゲを張り、耳をピンと立てて索敵を行う
視界以外にも優れた獣人の為せる技だ

「……ふぅむ……?」

だが眉間にしわを寄せているのは何やら奇妙な胸騒ぎを覚えているが故
常よりやや足早に、それでいて脚音は静音性を帯び、極めて慎重に歩を進める


13 : ひいらぎ :2017/05/13(土) 22:11:34 ???
>>9
おぉ、いむいむもおったか!!!とりあえずこれで百人力ってやつじゃな…困った時にはいむいむの背中…てかほーまんなおっぱいにかくr(ry

【こんな状況でもセクハラだけは忘れない少女はイムカ氏の胸に向かってそういいジャンプしようとする】
>>11
ほむ…とりあえずふつーよりもやや大き目の刀の方が良いかの多少振り回せてかつ威力もでかい…どっかで手に入れた「どうたぬき」とやらなら…

【持って行く武器を吟味する】

さて、出発しんこー、じゃ!!!

【そう叫び仲間達と共に森の中を進んで行く少女は遠足かなにかと間違えている様に見えるかも知れない】


14 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/05/13(土) 22:16:47 ???
>>9>>11
「クーン」
【二人から(しかも一人はトンチキ女!)同時にダメよされ、物悲しげに喉を鳴らすソーマタージであった】


「さて、仕事を始めよう」
【【草むらを切り捨てるための鉈を片手に持ったソーマタージが、飄々と声を発する】
【本当は焼き払いたかったが、火気厳禁らしいので我慢だ】
「優しいから忠告しといてやるがな、俺に近づきすぎるとケガするぜ。マジで」

【鉈を振り子のようにブンブン振るい、行く手を阻む草をバッサバッサと切り払って進む】
【得体の知れない生き物が鳴き叫び、キモい花は咲き誇る。殺すにはいい日だ】
「…やっぱり、ヘリコとナパームが欲しいなあ」


15 : 桜雪 ◆Ej7mfs3xVw :2017/05/13(土) 22:16:55 ???
>>11
「連中の脳味噌は猿と同等だからな。いや、猿の方が愛嬌があるだけまだマシか」
「問題無いさ。一匹一匹の動きをよく観察していれば、無勢も多勢を破る」

一匹の力が低く、質より量で押してくる相手ならばよりやりやすい。
速度と特攻性、この二つをかけ合わせれば少数ずつ高速で潰していく事が可能である。

一行が出立し、辿り着いた森の入り口。薄暗く、侵入者を悉く拒むかのような雰囲気は如何にも妖魔の住まう土地。

「緊張感の無い男だな……では、行くか」

意識を研ぎ澄まし、辺り全体に警戒の目を向けながら一行と共に森へと踏み入っていった。


16 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/05/13(土) 22:17:47 ???
>>11

【森の入り口】

「了解した。一応、蛍石くらいは準備しておく。森は薄暗いからな。
 いざって時にはばら撒くくらいは出来たほうがいいだろう」

 蛍石は太陽光を吸収して輝く不思議な石だ。石と言ってもゼリーみたいに微妙に柔らかい。
 松明に比べれば頼りない光であるが、夜目が利くとはいえ光源はあるに越した事は無い。

【森林戦闘の場合、イムカの装備で厳禁となるのはクラックグレネードくらいだろう】

>>13

「即席のランタンもあることだしな」

 口の中一杯に蛍石を詰め込んだひいらぎである。ナムサン。
 なお、蛍石に味は無い。弾力はあるが、まがりなりにも石なので噛み砕けません!

【間断なきオシオキ!】


17 : ロイかぶり ◆eZKgukyN3c :2017/05/13(土) 22:32:58 ???
>>12
耳を立てるイリー その耳が捉えた者 それはゴブリンと思しき叫びが複数
殺気だっている様にも聞こえる 自分たちの侵入がバレた? そうだとしたら反応が早すぎる・・・?

イリー「そうじゃないでしょー ちゃんと怪我は直さないと」
煙に巻こうとするイリーに口をとがらせるアキレスであった

>>13
ロイ「取り回しなら振り回すより突いた方がいいんだがな・・・」
そして遠足と見紛うような少女であるが

アキレス「・・・店内で銃を取り出す喧嘩っ早さだからな たぶん大丈夫だろう」
多分イムカにつるされるであろうひいらぎに対し そう結論付けた

>>14
ポンと背中を一つ叩くアキレス 慰めてくれているようだ

鉈を振るうたびに草が切り払われ 青臭いにおいが立ち上る

ロイ「勘弁してくれよ ゴブリンいっぱい殺していいからさ」

>>15
ロイ「そうかもしれんがな 侮っていい理由にはならんよ
   戦いは数とはよく言ったもの 連携は密に行うべしってな」

森に踏み入る桜雪 ソーマタージが藪を払ってくれているおかげで 進行は幾分マシである

>>16
ロイ「これはありがたい」
アキレス「ハイ チーズ★」

ニヤリと即席ランタンに笑みを向けるロイと さっそくスマホで撮影を行うアキレスであった ザマァ


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
息が整わない 視界が定まらない 目の前には頭をカチ割られた化け物 手には血の付いた剣 学生服についた返り血

化け物の息はない 殺した 殺してしまった 思わず剣を取り落し また胃がひっくり返る

夢なら覚めてほしい こんな悪夢なんて望んじゃいない

だが悪夢は終わらない 騒ぎ過ぎたのか ゴブリンがまた現れる 今度は複数
仲間の死体を見るや激昂し こん棒を振りかざす 

死ぬ 死んでしまう いやだ 死にたくない 誰か 誰か助けて
その言葉は恐怖で息が詰まり出てこない

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

>>全員対象
ロイ「おかしいな」
アキレス「どったのおっさん?」

ロイが辺りを警戒する

ロイ「森が騒がしい さっきからゴブリン達が殺気だってる 襲撃が見つかったとは思えん だとすると・・・ブッキングデモしたか?
   だとすると戦闘が始まっているかもしれん 援護に向かおう こっちだ!!」

ロイが一行を急かし森を進む やぶを掻き分け 進んだ先

そこには森に この世界に似つかわしくない 学生服に身を包んだ若者に
4匹のゴブリンが今まさに襲い掛かろうとしているところだ


18 : ひいらぎ :2017/05/13(土) 22:33:26 ???
>>16
【イムカ氏の胸に向かって跳躍、抱きつこうとする少女をガシッと見事な真剣白刃取りな要領でキャッチする】

も…もがが…

【次の瞬間少女の口の中に大量の弾力のある石らしき物体を押し込む】
…ぶはぁ!!!

【石らしき物体を口一杯につめられ、苦しさに悶えつつ石を吐き出す少女】

…ごほ、ごほ…あ、相変わらず手加減って物を知らないのじゃないむいむは…ゲホゲホ…


19 : ひいらぎ :2017/05/13(土) 22:43:03 ???
>>17
…いつか拳銃で脳ミソボーンにしてやるからの、覚えておれよヲッサン…てか今すぐでもいi

【ゲホゲホと咳き込み記念撮影みたいな事をする相手を睨みつつ】

【さてしばらくすると近くに気配を感じる】

【何やらすでに戦闘が始まっているような、不穏な雰囲気である】

ふむ!!!?あれは!!!?

【ふと見ると何やら(どっかの世界の)学生服を着た青年らしき人物をみつける】

【そして周囲にはゴブリンらしき醜悪な姿をした怪物が数体程いた】

【とりあえず周りのゴブリン共が学生服姿の人物に危害を加えようとしていると判断、咄嗟にナイフを取りだし、能力を使い高速でゴブリンに向かい投げようとする】


20 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/05/13(土) 22:43:13 ???
>>17
「……?」
「……すまない、その話は後だ」
「誰かがいるかも知れない!」

心配ありがとう、と駆け出すのはロイとほぼ同時か
薮の中をまるで平野をそうする様に抜ける技術は猫の獣人の技能、野馳と呼ばれる

「……!」
「……っっ!!!」

刹那的に縛り付けの魔法を始動、ゴブリン達をその場に硬直させんと
効果の程は不得意も手伝い不明瞭であるが、しかし本命は別の行動にある
若者へと飛び掛かり、庇うように抱きしめ転がりその場を離れるというムーブを試みる

→ゴブリンの排除より、見るからにアブナイな若者の救助を優先


21 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/05/13(土) 22:45:27 ???
>>17

「…物事というのは予定通りにいかないものだな」

 ロイの案内で直進してみれば、案の定、先客がいたようだ。
 もっとも、格好が胡乱であったため、予想外に輪をかけて予想外と相成ったが。

「イヤーッ!!」

 しかし逡巡も一瞬。この状況は行動あるのみ。
 イムカはゴブリンを見て取ると、すぐさまホルスターよりクナイを引き抜き投擲!!

【クナイダートがゴブリンの一体に向けて疾駆する!】


22 : 桜雪 ◆Ej7mfs3xVw :2017/05/13(土) 22:46:06 ???
>>17
「なに、侮ってはいない。なにせこの人数だ。より効果的な戦い方があるだろう」

絶対数において我々は確実に劣っている。それも大幅にだ。
となれば相手の動きをよく観察し、効率的に相手の陣形を崩すのが最も有効な戦術だろう。ただ正面からぶつかるだけでは解決できない事もある。

森が騒めている。微かに血の匂い、そして戦の気配。これは想定外の事態が起こっていると踏んで良いだろう。
こう言う荒仕事に不測の事態は付き物だ。それにどう対処するかが重要。戦いは既に始まっているのだ。

ロイに続くように桜雪も駆け出す。霊力による加速を掛けたその足は、人間では考えられない程の速度で戦の渦中へと迫っていく。
瞳に映ったのは今正に一人の人間を殴り殺し、貪ろうとしている小鬼の集団。
されど、その狩りは恐らく失敗に終わるだろう。貴様らを細胞一片まで土に返さんとやって来た狩人達がその臓腑を狙い澄ましているのだから。

「先に行かせてもらおう」

左脚で力強く踏み込み、一気呵成に小鬼達へと刃に霊力を纏わせた抜刀居合を叩き込まんとする。
妖魔、悪霊らの類に特攻性を発揮するその力。人間性など欠片も無い鬼に対して振るうには十分だろう。


23 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/05/13(土) 22:46:13 ???
>>17
「お前肉が食べたいのに『魚好きなだけ食べていいよ』って言われたらムカつかないか?そういうことだ」
【嗅覚センサーを無効化しながらの冷たい物言い。こういうときに慰めは効かないぞ!】


「お前物知り博士か?どんなクスリキメたら森の妖精やおトモダチの声が聞こえるようになるんだ?」
【ロイの言葉をせせら笑うが、確かに第六感とでも言うべき何かが反応している】
【藪を切り払いながら追いかけた先にいたのは、この場には似つかわしくない装備の人物───越境者】

「イヤーッ!」
【飛び掛かるゴブリンを視認すると同時に、その頭部目がけてミサイルじみて真っ直ぐ投げ放たれる鉈!】
【投擲と同時に駆けだす。躱されるか、効果がなかった時の保険として、破壊槌めいたドロップキックを放つためだ!】
【効果があった場合は文字通りの死体蹴りとなるが、まあそれも悪くない】


24 : ロイかぶり ◆eZKgukyN3c :2017/05/13(土) 23:02:53 ???
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
とびかかってくる こん棒が振り下ろされんと迫りくる
恐怖に竦み動かない体 目をぎゅっと瞑った

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

>>20
イリーが駆け付ける 縛り付けの魔法を発動させる ぎくりと体を硬直させるゴブリン達であるが効果は一瞬
だがその一瞬のうちに学生を抱きしめ転がり場を離れる

>>22-23
続いて現れたのは桜雪とソーマタージ
桜雪が大きく踏み込む間に放たれた鉈は ゴブリンの胸に突き立つ

そして桜雪が縛り付けの魔法から脱したばかりのゴブリンに迫り 居合一閃 ゴブリンの首を撥ね上げる
そしてソーマタージが崩れ落ちようとしていたゴブリンドロップキックで近くの大木に打ち据えた

>>19>>21
硬直から脱したゴブリン 一行の存在を知らしめるべく叫びをあげる
敵に一行の存在がばれてしまう

イムカのクナイ ひいらぎの投げナイフは残る一体のゴブリンの喉と眉間に突き刺さり 倒れ伏した

最後にロイとアキレスが現れ アキレスが散弾銃を放ち ロイのサーベルが首を撥ねて この場の戦闘は終了した

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

目を瞑った瞬間化け物に襲われる だが死ぬほどじゃなかった 何とかして逃げ出さなきゃ
目いっぱい暴れ回り この窮地を脱し そして逃げよう

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

学生はまだ事態がわかってないのか イリーの腕の中でジタバタと暴れて逃げようとする

ロイ「気を付けろ 相手にこちらの存在がバレた 直に殺戮パラダイスになるぞ 備えろ!!」
ロイの切羽詰まった声が響いた ゴブリンの叫びはどんどんと多くなる 群れは大規模と言うほどではないが 数の長ではさすがにこちらが巻けている


25 : ひいらぎ :2017/05/13(土) 23:12:57 ???
>>24
【少女の投げたナイフは無事化け物に命中、他も仲間の人(?)達のおかげで一掃この場での戦闘はとりあえずは終わったようだ】

【が、直後にゴブリンの叫び声が響く】

【その声に呼応するように大量のおぞましい叫び声が響き渡る】

…ちぃ、化け物め!!!とんでもない最後っ屁をかましおってからに!!!
【忌々しそうにそういい、近々こちらに向かってくるであろう化け物の大軍をむかえ打つために刀の取りだし辺りを警戒する】


26 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/05/13(土) 23:13:27 ???
>>24
「……、」

ゴロンと庇う形で転がり素早く立ち上がる
隻腕というハンデがあるが、この程度の動作はどうという事はない
この場に存在したゴブリン達の全てが仲間達によって屠られていくのを確認

「よし、これで……ぁ痛っ!?」
「……ま、まて、まって、落ち着……助けに来たんだ、落ち着いてっ……!」

腕の中の若者へと声をかけようとした矢先、顎を捉えるその拳
大ダメージという事はないが、それでも暴れられれば矢張り片腕で抑えつけるのには限界があった
この鉄火場に於いて、勤めて優しい口調で静止を促す
ゴブリンが迫れば脚撃での一閃を見舞い、立ち回りとしては若者を守護しつつの撃退を重視するであろう


27 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/05/13(土) 23:13:29 ???
>>24
「ヒュウ、ウルトラC!」
【ドロップキックの勢いを利用し、空中で一回転。おまけに完璧な着地だ】
【物々しい音が、耳の側から聞こえてくる。一瞬後には、顔の下半分は噛み合わせた牙を模した酸素供給機に覆われていた】

「一度しか言わないからよく聞けガキ!」
【SHLK!逃げようとする学生(正確にはイリー)の側の地面に、赤い刀が突き立てられる!】
「逃げるのは勝手だが、余計な真似をしたら!いいか!考えられないような方法でブチ殺してやる!」
【元々こいつを助けるのは予定に入っていない。つまりは、邪魔をされたからと殺しても問題ないという事。少なくともソーマの中では】


「来るぞ、レディス!ロックンロール!」
【刀を地面と水平に構え、切っ先を万力めいた力で押さえつける】
【謎めいた構えから放たれる流星の如き一刀は、うまくいけば複数体を同時に切断殺できる】


28 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/05/13(土) 23:13:36 ???
>>24

「おい、パニックを起こされて足を引っ張られてはかなわん。
 そのまま放置して死なせるのが嫌なら、気絶させるなりしておけ」

 特に救助対象というわけでもない。ゆえに学生服の若者に対する優先順位は低い。
 先の状況では囮として使えたが、これ以上は構う暇などないということだ。

【周囲に蛍石を撒き、一定の光量を確保する。発見されているなら目立ったところで損は無い】
【それよりも、暗がりというゴブリンに有利な状況を僅かでも潰すほうが優先される】

「………」

 そのままイムカはポーチから灯油の入った小瓶を取り出して、左手で握りつぶす。
 右手に粒子短銃を、油に濡れた左手に黒檀の旋棍を構え周囲警戒。


29 : 桜雪 ◆Ej7mfs3xVw :2017/05/13(土) 23:15:50 ???
>>24
状況終了。斥候程度の数であった為一行に苦戦の色は見られないが、異変に気付いた本隊か動いて来るのは確実。
そうなる前に此方に有利な状況を作り出す。備えあれば憂いなしだ。

「殴り合いが主の奴が前に行った方が良いんじゃないか? 迫ってきているのはそれなりの群れだろう」

そう言うと騒めきと絶叫が綯交ぜになった怒涛の群れが押し寄せてくる方向に振り向き、抜刀の構えになりながら腰を落とす。
このまま逃げて立地の良い場所を探すのも良いが、追いつかれでもすれば確実に餌食となる。
最悪ここで囮になるのも視野に入れておいた方が良いだろう。何せ、一般人の救出と言う追加案件まであるのだから。


30 : ロイかぶり ◆eZKgukyN3c :2017/05/13(土) 23:27:01 ???
>>全員多少
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

暴れる この状況を脱しようと 化け物の体を殴った感触がした
目を開ける そこに飛び込んできたのは赤い刀
『キミ』はオドロキ 身を竦ませる そこにいたのは化け物じゃなかった
剣を突き付けられているが まちがいなく人間・・・人間? だった

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ソーマタージの行動が とりあえず学生の動きを止めたようだ

ロイ「分かるか? 俺たちはお前さんを助けに来たわけじゃないが こうなった以上は助けてやる だから落ち着け 効け」
ソーマタージの刀を下げさせ 傍らに膝をつくロイ

ロイ「ゴブリン あの化け物が大挙して押し寄せてくる お前さんがパニックになったら俺たち全員がヤバイ だからおとなしくしていろ」
呆然とロイを見て やがてガクガクと首を縦に振る学生

アキレス「これをやる 抵抗できるなら これを相手に撃て どうしようもなければ 自分を撃て」
そう言ってアキレスは自らのリボルバーを学生に預けた

ロイ「よぅし!! 来るぞ!! ソーマ 桜雪 俺は前に出る イリーは遊撃 イムカとひいらぎは後衛 殿はアキレス いいか!! 来るぞ!!」

直に表れるゴブリンの群れ だが真っ直ぐこちらに迫るゴブリン達に対し こちらは先制攻撃が可能な位置にいる者とする


31 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/05/13(土) 23:32:36 ???
>>30

「少し数を減らしておくぞ――」
≪00011110101100101≫

 サーボスカルと視界同調し、俯瞰的視野と熱源走査を手に入れる。
 そして、ゴブリンが密集するポイントを探り当て、

【コンバットポーチよりフラグ・グレネードを取り出して投擲!】

 爆発衝撃を金属破片をばら撒くタイプだ。森の中での使用に全く問題なし。
 起爆すれば殺傷範囲に向けて大量の殺戮を撒き散らすであろう!!


32 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/05/13(土) 23:35:17 ???
>>30
「二度とは言わねーぜ」
【フン、と鼻を鳴らし、刀を納める】
【とりあえずロイたちの説得は通じたようだ。怯えた様子の学生にチラリと冷たい目を向けると、ロイに促され走り出す!】


「あのガキ、何日で身ぐるみ剝がされてくたばると思う?俺一週間にベット」
【真っ直ぐ来るゴブリンに迫る。接触5m前で、大きく跳ぶ!】

「イヤーッ!!」
【空中で一回転、勢いと怪力の乗った、目の覚める様な兜割り!】
【両手で真っ直ぐ構えた戦場刀は、円状の軌跡を描き、同一線上にいるゴブリンを纏めて縦に両断しようとする!】


33 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/05/13(土) 23:35:43 ???
>>30
「……むぅ」

自身の、可能な限り優しく接する態度よりソーマタージの一喝が実に効果的だったのを見て苦笑
しかしなるほど、この場に於いて恐怖というのは荒療治であるがいい手段なのかと納得

「……大丈夫、貴方は私達が守る」
「怖くなったら叫べ、すぐに助けるから」

若者の頬に掌で触れる為に隻腕を伸ばした
肉球の感触を味わうかもしれない、割とポカポカでふにっとしている

「……あぁ、任せろ!」

ロイの指示に従い、前衛よりもやや後方
左眼で若者をすぐに確認出来る配置についた
片腕で錫杖を転し、呼吸法、闘気の焔の顕著、構える
戦闘の機先の奪取は一同に任せ、あくまで若者の護衛態勢を整える格好
合間を縫っての襲撃者があれば、錫杖、それと蹴術による容赦のない洗礼が待っているであろう!


34 : 桜雪 ◆Ej7mfs3xVw :2017/05/13(土) 23:37:30 ???
>>30
一連の少年への対応を面倒な物だと思いながら警戒を続ける。
怖いもの見たさか物見遊山か知らないが、自身の実力も計れない輩がこんな場所に赴くなど自殺行為。
妖魔の類の力を知らぬが故か……しかし、その服装の奇怪さはやや興味を惹いた。

「来たか……」

薄暗い闇を引き裂いて現れた小鬼の群れ。闇に紛れて襲撃を掛けた事は評価しよう。
しかし、ただ正面から襲い掛かるだけと言うのは些か陳腐が過ぎる。懐が開いているのがありありと見えるではないか。

「請け負った」

ロイに小さく返し、抜刀の勢いを利用し目にも止まらぬ速度で霊気による斬撃を小鬼らに向けて放つ。
体内に渦巻く霊気を利用した遠方斬撃。まずは群れの前方に位置する複数の小鬼を狙った。


35 : ひいらぎ :2017/05/13(土) 23:41:23 ???
>>30
…まぁ、いざとなったらお主をゴブリンの群れに放り投げて隙をつくって逃げるなりなんなりしたいところじゃがの、話を聞くと元々は助ける必要は無かったみたいじゃしな…

【真っ青な顔をして震え怯える青年らしき人物に言う】

…それはともかく…いむいむと一緒なのは心強いの…足を引っ張らないようにせんとな…
【そういいどうたぬきを両手にとり構える】

【まだ予備の脇差しやナイフもあるためゴブリンの群れを相手にしても武器の心配は多分なさそうだ】


36 : ロイかぶり ◆eZKgukyN3c :2017/05/13(土) 23:58:32 ???
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

『キミ』は白人の男かが差し出した拳銃を握り 説明を受ける
この森に来てから非現実的過ぎることが起きていた

だが そんな非現実よりも 手の中にある拳銃のほうが どこか非現実的な気がした
そして猫耳を生やした女性が頬を撫でる その感触が手のそれと違って 『キミ』は少し身を竦ませるのであった

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
>>31>>33>>35
兎に角落ち着かせようとするイリー 傍らでアキレスが緊張気味に散弾銃を構える
まず仕掛けたイムカ 破砕手榴弾を投擲 数秒後 ズンと腹に響く炸裂音と共に一帯に血煙が舞う

そして前衛が敵と切り結ぶ 質の上で有利を保つ越境者たち だが隙間を完全に埋めることは出来ず 数匹のゴブリンが漏れて後衛に向けて攻撃を仕掛けようとしている

前線で戦う屈強な男達よりも女子供の方が楽に決まっている ゴブリンはそう考えたのだろう

>>32>>34
ロイ「行ってやるなソーマ 袖振り合うも他生の縁とはよく言ったものだ・・・よし 暴れるぞ!!」

桜雪がイムカの爆撃にたたらを踏むゴブリンに対し遠距離斬撃 複数のゴブリンが胴を割られる
続いて駆け出すソーマタージが跳躍し 強烈な縦回転で突き進む 次々に頭を割られるゴブリン達

ロイは前線後方に陣取って漏れるゴブリンを対処している だがそれも食い止めきれず後衛にゴブリンが数匹向かっているようだ

そしてゴブリンの後方 のっそりとでてきた巨大な影 人よりもでかい緑の肌

ロイ「ホブゴブリン!! こいつらのボスってところだな あいつを潰せば戦いは終結する 2人とも奴を頼んだ 俺は雑魚を少しでも食い止める!!」


37 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/05/14(日) 00:06:26 ???
>>35

「相手が相手だ。過ぎた破壊力は必要ない。効率的に、確実に、な」

 例えるならば、ゴブリンに対してレールガンなどを使っても、 
 それは只の大馬鹿野郎(マンチキン)であるということだ。

【ゲーム脳的には攻撃力1000×1より攻撃力10×10のほうがよほど求められる局面とでも言えばいいか】

>>36

≪ブラスターモード:エリミネーター/バースト≫

 BLAMBLAMBLAM!!

 三点バースト射撃で近づくゴブリンの群れを正確に狙うイムカ。
 弾幕を形勢しながら迎撃し、突破してくる敵手に対しては、

「皇帝陛下の護りあれ!」

 イムカが灯油でぬらしていた手から、一瞬ではあるが強烈な白い光が放たれる。
 信仰の軌跡≪白熱光≫、目潰しなどにも用いられる初歩秘術だ。

【そして、隙が生じれば、黒檀の旋棍で首の断裂を狙う】

「相も変わらず、ゴブリンには瀟洒さが足りんな。私の相手をして欲しければ典雅さは必須だ」


38 : 桜雪 ◆Ej7mfs3xVw :2017/05/14(日) 00:10:07 ???
>>36
斬撃を放った後は即座に構えを変化。否、それは構えとも呼べない、刀を下ろし、半身になってゴブリンらに向かい合う体勢。

「では、為すべきを為すとしよう」

痛烈な突撃を繰り出したソーマに続くように桜雪も進撃を開始する。
滑らかに、淑やかに、静寂に彩られた殺意を以て、迫りくるゴブリンらの流れにすれ違いながら丁重に首を撥ねる。
遠い物は全て後衛に預ける。今はまず、この群れの頭を切り落とす。
心配は要らないだろう。何故なら、後衛だからと言って前衛より弱いとは限らないのだから。

「苔生した鬼か……あからさまだな」

そう言うと滑るようにホブゴブリンへと接近し、妖を徹底的に殺戮せしめる霊気を纏った刀で左膝から下を切り落とさんとする。
動きを止め、その後ですっぱりと止めを刺す。単純だが、効果的な方法だ。


39 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/05/14(日) 00:11:38 ???
>>36
「……逆効果だったかな……?」

この姿になってから久しく、通常を忘れがちではあるが矢張り獣人は獣人なのだ
特に別世界のモノに対してはもっと慎重に立ち振る舞うべきだったなと内心
あとちょっと傷付いたりもしているがそれはまたそれ

「ふぅッ!」

強引に前衛を突破し、迫るゴブリンの影
この武器を錫杖で逸らし、闘気の焔を纏わせた蹴りを放つ
更に半身を捻った姿勢から、地を抉るようにしての蹴り上げ
大量の砂と土砂を広範囲に撒き散らし、目を潰す為の搦め手である

「……おい、貴方、生きてるよな!?」

若者へと視線、それと良く通る凛然とした呼びかけを向けた


40 : ひいらぎ :2017/05/14(日) 00:14:41 ???
>>36
…そやつのせいでもしわしら全員あの世行きとかになったら恨んでやるが…とりあえずそんな事を言っておる場合じゃなさそうじゃな…

【激しい戦闘が行われる中、数匹の化け物が隙をついてこちらに向かうのが見える】

…わしらならば簡単に殺【や】れるとでも思ったか…なめるな!!!

【そう叫び向かってくるゴブリンへ跳躍、まずは最初のゴブリンに向かって斬撃を放ち、続いて別のゴブリンにも向けてもう片方に持ったどうたぬきで斬撃を放とうとする】


41 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/05/14(日) 00:15:24 ???
>>36
「まだ来るの?ボーナス上乗せだ!」
【ギチリ。ギチリ。酸素供給機が顎門めいて縦に開き、アビスの瘴気じみた蒸気が漂う!】
【赤い瞳がホブゴブリンを捉え、獰猛な笑みを浮かべる!】


【キン。赤い刀が一瞬にして鞘に納められる。投降か?否、その片手に走る異様な緊張を見よ】

「何にでも名前はある…。バイブルにも書いてんだろ
 だから俺も、いい加減名前を付けてやらないとな…!」
【地を滑るかの様な高速移動!瞳が赤い光の軌跡を残す!】

「怨憎会苦。…今決めた」
【轟ッ!!凄まじい風圧が襲い掛かる】
【否、風圧だけではない。超高速で抜かれた刀が、居合の原理でホブゴブリンの身体を両断しようとしたのだ!】


42 : ロイかぶり ◆eZKgukyN3c :2017/05/14(日) 00:36:12 ???
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

傍にいる白人男性が大丈夫と笑みを浮かべる 悪態をつく子供もいるが
心配してくれる人?もいる

そして アン安易恐ろしかった化け物がなぎ倒されていく 彼らの背中は頼もしく
かっこよかった

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

>>37>>39-40
上手く前線を抜けたゴブリンだが 出迎えるはイムカの銃撃 更にイリーとひいらぎが前に出て斬撃と打撃をぶつける
だが運よくイリーとヒイラギ そしてイムカをも突破しかけたゴブリンがいた だが命運そこで尽きる

イムカによって視界を真っ白に焼かれたのだ 前後不覚となりよろめくゴブリン イムカがトンファーを振り上げる・・・が

アキレス「んのやらぁ!!」
そこにアキレスの前蹴りが炸裂し倒れるゴブリンに覆い被さる 散弾銃をぶっぱなす 前線が打ち漏らしたゴブリンはいなくなる

>>38>>41
そして前線を1人で維持するロイを後方に置き去り ホブに突き進む2人

先を行く桜雪に狙いを絞ったホブはひときわ大きな石斧を振り上げ 桜雪に向けて振り下ろす
土煙が立ち上り 地面が少し抉れる だがそこに桜雪の亡骸は無く 代わりにホブがバランスを崩す
足を組だし転倒を防ごうとするホブであるが できない なぜ? それは痛みすら 自覚すら無く左の膝が切り落とされたから

そしてどうしようもなく体制を崩したホブに迫るソーマタージ
地獄の悪鬼の如き笑みを浮かべ 真っ直ぐに突っ込んでくるソーマタージが紫電と共に刀を繰り出す

・・・・・・

空が見えた 地が見えた なぜこんなに視界が目まぐるしく変わるのか? なぜ視界に自分の体が見えるのか?
それは いつの間にか首を撥ねられていたから それに気付く前に 意識は黒く塗りつぶされた

>>全員対象
ホブゴブリンがやられた 仲間もたくさん狩られた これでは牧場の襲撃は無理だ 逃げよう

散り散りになり逃げだすゴブリン

ロイ「今はほっとくしかないか・・・とりあえず牧場を守ることは出来た ギルドには上手く言っておこう」
血糊を振り落し 額のあせを拭うロイ いずれ散ったゴブリンにも討伐依頼がかかるだろう

ロイ「さて問題は・・・」
視線の先 いまだ呆然と銃を握る学生

ロイ「エラい拾いモンしちまったな」

頭を掻くロイ それは『キミ』と越境者が紡ぐ物語の序章・・・・・

//それではイベントを終了します お疲れ様でした


43 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/05/14(日) 00:40:34 ???
>>42
「ふぅっ……」

吐息と共に闘気の焔を四散させる
蒼白く燃えるそれはすぐに大気へと溶けた

「……あー、その……」
「驚かせてしまって、すまない」
「……大丈夫だろうか……?」

そして先程よりもやや距離を取って、オズオズとした様子で若者へと声を掛けるのであった

/お疲れ様でした、ありがとうでしたっ


44 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/05/14(日) 00:43:05 ???
>>42

「全滅するまで戦うほど阿呆ではないか」

 逃げ去っていくゴブリンを見やりながら、嘆息をつくイムカ。
 そうしてから、学生服に目をやって、

「全く、ややこしいものだ」

 と、銃をホルスターにしまうのであった。


45 : 桜雪 ◆Ej7mfs3xVw :2017/05/14(日) 00:48:02 ???
>>42
手応え有り。何ともまぁ柔い肉だろう。何ともまぁ鈍い動きだろう。これで頭なのだから小鬼共の頭にはほとほと呆れ返る。
斬りかかって来るのが一人でないにも関わらず、俺を狙った事もまた愚かなり。

「首、取ったり――――――」

膝への一撃は体勢を崩す為。続くソーマの一撃に目もくれなかったのがこの哀れな鬼の敗因だ。
刀を振り、付着した血液を払い落とすと丁寧に鞘へと刃を納める。これにて終幕、小鬼共の陳腐な喜劇は幕を閉じた。

「頭を討たれ、圧倒的な戦力差を見せつけられた。例え余力が残っていようと、心が立ち尽くしたまま動かないだろうよ」

ロイの言葉に返す。ここまで徹底的に叩きのめされれば、生存本能すら馬鹿になっていない限り心が折れる。
完全に折れた心が立ち直るには相当な時間が必要だ。その時間も与えられずに、残党狩りにあって殲滅されるだろう。

「ふむ……」

見た所この世界の住人の衣類では無い。となれば自ずと答えは見えてくる。

「ひとまずは、この森から帰らんとな……」

そう言うと桜雪は一行と共に帰路に着いた。

/お疲れ様でした!


46 : ひいらぎ :2017/05/14(日) 00:52:25 ???
>>42
【少女の放った斬撃により首をはねられたゴブリン数匹は力なくその場に崩れ落ちた】

…ふぅ、とりあえず何とかなったみたいじゃな…何やらでかくて緑の敵の大将みたいなのも首ちょんぱになったみたいじゃし…

【首をはねられ崩れ落ちるゴブリンの親分らしきものと、それを見て我先にと逃げ出す化け物共を見て呟く】

…さてさっさとひきあげる準備でもするかの…

/乙ですた!


47 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/05/27(土) 21:12:34 ???
【とあるファンタジーの世界 夜 宿屋】

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あの時助けてくれた人達につれられて 彼等が使っているという宿に到着した
助けてくれた上に部屋まで取ってくれた ここまでしてくれてありがたいが 何も返せる者がない

『キミ』はベッドに腰掛ける クッションも何もないベッド だが『キミ』は寝転がる 何かを考えようとしたが すぐに意識は黒く塗りつぶされた・・・

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ロイ「眠れたか?」
アキレス「そうみたい とりあえず何かあったときの為にベティを置いてきた」

夜の宿屋 冒険者たちが集い 今日の稼ぎを誇り 明日への活力を補給する場
一行はテーブルの一つを占領している

ロイ「とりあえずあの子の処遇なんだが 本来であれば宿り木同盟に引き渡すのが通例 だが残念なことにこの世界にはそれらしき組織が確認されていない」
寄り合いであり互助組織である宿り木同盟 だがその活動はすべての世界にあるものではなく ばらつきがあるものである

ロイ「だからと言ってここでホッぽり出すってのも酷な話ではある だから俺はとりあえずあの子を連れて越境してみようと思う」

酒が 料理が運ばれてくる それらを手に取る前に ロイは一行に告げる

ロイ「今では越境者という存在である限り エーカーやカノッサとかのクソ組織に狙われる
   あの子の住む世界か 最悪でもちゃんとした警備体制の敷かれている宿り木同盟までは連れて行きたい」

ロイ「この世界には常時展開されているゲートがある 神隠しの墓地と呼ばれる地下墓地(カタコンペ)だ いつ開かれるか分からん越境よりも確実だと思う
   明日 この墓地へのアタックをかける もし手伝ってくれるなら助かるんだがな」

と一行を見やり 同行者を募った


48 : イリー 黒猫 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/05/27(土) 21:34:35 ???
>>47
「あぁ、無論だ」
「何処に繋がっているかは分からないが……」
「……まぁ、なんなら当たりの世界を引くまで同行してもいいし……」

テーブルの上で丸くなる黒猫、魔力消費を抑える為の出で立ちである
運ばれて来たミルクを舐め、すん、と鼻を鳴らした
語尾がやや消沈気味なのは、結局保護対象の人物に、獣人の姿が異物扱いされて今ひとつ懐いて貰えなかった事に起因している


49 : 又ジ ◆.zilz3o6.U :2017/05/27(土) 21:39:32 ???
>>47
「俺は酷だと思わないがね。お前がそうしたいなら手伝ってやらんでもないが」
【スプーンでロイを指し、あっけらかんと言い放つソーマタージ】
【友人にはそれなりに甘いが、そも、彼の本質は冷酷、悪辣、狂気、属性:悪である。知らない小僧の一人が死のうが、別に気にする事はない】
【同行するというのも、あの少年が心配と言うよりは単純に退屈凌ぎである】


「宿り木か……。大分前に襲撃されてたよな?あの時俺メスガキに至近距離で呪詛吐かれたんだよね……
 …いかんな、思い出したらイライラしてきた」
【酒と料理に手をつけ、軽口を叩く。大元は潰れたとはいえ、越境者事情は依然厳しい】
【まぁ流石に保護した後の事は知った事ではない。内心そんな事を考えながら、一足先に食事を終える】

「何時に出発だ?時間によって寝る前にやるべき事が変わるんだ」


50 : ◆T/233Moei6 :2017/05/27(土) 21:42:28 ???
>>47

「安定ゲートまで案内してやるのは賛成だ。越境適正がどの程度かは解らんが、
 最悪流れてしまう前に筋道をつけてやったほうがいいだろう」

 壁際にもたれかかり、腕を組みながら告げるイムカ。

「もっとも、止まり木と私はあまり良い関係とは言えないが…まあ仕方あるまい」

 銀河帝国が止まり木同盟の支部を滅ぼしてしまって以来、すっかり関係は悪化している。
 それはエーカー戦役におけるイムカの微妙な立ち位置の遠因ともなった。

【直接的に手引きしたわけではないが、帝国内の派閥競争に止まり木同盟を巻き込んでしまった負い目はあった】

「スプロールなら私の手が届くが…あの世界は正直生きやすいとは言いがたいしな」

 どちらにせよ、ロイに協力することにやぶさかではなかった。

//宿り木ぢゃなくて止まり木ではなかったっけ?カンチガイならスマソ


51 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/05/27(土) 21:48:02 ???
>>50

//なまえなまえ

>>48

「まだ身体を治さないのか?」

 しかして、いつまでこの有様なのだろうか?と思わなくも無いイムカである。
 再生医療も検討したほうがいいのでは?といぶかしんだ。

>>49

「君はわかりやすいな。が、そのままでは士気に関わる」

 属性:悪の何たるかな何だかんだで強制徴兵されたギャングどもを鍛えなおした経験の豊富なイムカは知悉している。
 ゆえにソーマタージの退屈しのぎな士気を多少は口上させねばという気にもなる。

「ああ、スプロールで最近プレミアアメコミの盗難事件を解決してな。
 押収品として、そんなものが私の倉庫に眠っているわけだが、正直処理に困っているのだ。いや、ただの世間話だがな」


52 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/05/27(土) 21:56:10 ???
>>51
「悪いね。自分を偽りたくないんだ。…我ながらいい台詞だ、忘れない内にメモっとこう」
【フン、と鼻で笑う。褒められてるのか皮肉なのかは気にしない】
【言ってしまえば、自分に関係のないものには等しく興味がないのだ】


「そうそう、こういうのでいいんだよ。こういうので
 さあ、仕事を始めよう。ついでにスプロールにでも赴こう」
【イムカの言葉に反応し、「いいね」とばかりに両手で指さす】
【良くも悪くも現金な性格なのだ。気に入る報酬が出ている間はちゃんと従うし、やる気も無理矢理出す】

「犬だってご褒美がなきゃ動かないんだぜ。お前らも覚えときな」


53 : イリー 黒猫 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/05/27(土) 21:57:57 ???
>>51
「ん? あぁ……そう、な……」

誤魔化すように苦笑
科学的な治療を行えば致命的な不和から機械の方がダメになってしまうのだ
魔法医学に頼るしかないとは、厄介な体質である


54 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/05/27(土) 22:01:39 ???
>>48
アキレス「それで? あの時(>>11-12>>17)はぐらかした応えについては?
     脚を引っ張ると改善に不便でしょー 治せる人なら治せるんだから 直さないとダメよー」

口をとがらせイリーを心配するアキレス

ロイ「異能 異界 異種族を知らん子供だ そのうち心を開いてくれるだろうさ」

ロイはそう言って苦笑した

>>49
ロイ「明日・・・と思ったが 準備があるのは確かだな 短絡的だった 3〜5日後にはここを立とう」
残された時間は あまり多くないということらしい

ロイ「そういうことだ ある程度ちゃんとした設備でもああなっちまうんだ できれば襲撃とかに怯えない日々を送らせたい」
アキレス「ソーマってば優しいよね意外とねー」

ロイが説明し 酒の入ったアキレスがソーマタージを茶化した

>>50
ロイ「ある程度活動が活発な越境者には イムカを擁護するのもいるんだけどね まぁそうなったら俺らがフォローするさ」
アキレス「お酒飲まないの?」

飲んだらえらいことになりそうだけどね★

ロイ「どこかの止まり木か・・・まぁ安全な世界ならどこでもいいさ」

//そうだっけ? と言うことで止まり木同盟に統一

>>全員対象
【翌日】

ロイ「起きれ これで体を拭いたら下に来な 話がある」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
いつの間にか寝ていたらしい 強面の中年がお湯の入った盥を持ってきてくれた
『キミ』は衣服を脱ぎ 布きれで体を拭く あの時こん棒を受け止めた腕には酷い痣ができていた
折れてなくてよかった まだ触ると痛みを発する腕を注意深く拭いながら 『キミ』は思った

下の食堂? に着くと あの時助けてくれた人達がテーブルに集っていた

説明を聞く あまり実感がわかなかったが 自分は越境者になってしまったこと
元の世界に帰れるかは微妙なこと
これから世界を渡って 安全な世界に移ること

降ってわいた非日常 だけど 突然家に戻れないかもと言われたら その心境は複雑だ
小説やアニメで見た転生者とか越境者たちも こんな気持ちを抱いたのだろうか?

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

協議の結果 3日後にこの宿を後にして墓地に向かうことにした
一行はその時間を準備に当てることとした

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
これから向かう墓地や その道中に危険が迫っている可能性があり
何もできない『キミ』は足手まといになるだろうというのはわかり切っていた

だから戦えないまでも 足手まといになりたくない 彼等に頭を下げてどうしたらいいかを聞いた

【GMより:キャラの特性を用いて 『キミ』に対しスキルを伝授することができる できるかどうかはGMのさじ加減となります】

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ロイ「よし それじゃ行くぞ!!」
いつの間にか用意された どこかで見覚えのあるロバに荷物を積んでを連れて宿を立つ

墓地への旅が始まった


55 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/05/27(土) 22:14:24 ???
>>54
「……分かっている、その……なんだ、」
「脚を引っ張るような真似はしない……」

イムカに続きアキレスに告げられれば流石に俯き、声は小さい

「……まぁ、なんだ……」
「昔の人間の姿を恋しく思うのは、久し振りだよ」

かつてのひととしての姿であれば異なる結果であっただろう
それを思えば苦笑が浮かぶ
準備期間中、もし手解きが可能ならば徒手での護身術を伝授するであろう
見た目は基本的にはともかく教えたがりで世話焼きたがりのイリー、教師役は向いているのだ
→戦力としてプラスではなく、マイナスになる幅を減らす選択肢
 ついでに見知った多くの世界の事を話したりもする

「……ん、よし、行こうか」

そして出立、黒髪を揺らす長身の猫の獣人


56 : ◆T/233Moei6 :2017/05/27(土) 22:15:09 ???
>>54

「君たちには何かと気を使ってもらっているな」

 情けないものだと嘆息。自業自得(少なくともイムカはそう思っている)とはいえ、
 何とも世渡りが下手なようだと、考えるところがあるのだった。

【と、ここで何かアキレスが言っているので】

「ん、それなら飲むか。アキレス、付き合え」

 結果、イムカの酒量に付き合うことを強要されたアキレスの明日がどうなったかは知らん。

 -----------

【次の日】

「正直、足を引っ張らねばどうでもいいというのが本音だ。
 パニックを起こされるのが我々にとって一番拙いのでな」

 無表情にあっさりと足手まといであると断言するイムカである。
 一人の弱兵が部隊を危険に晒すところなど、それこそ飽きるほどに見てきている。

「よって動くなと言えばテコでも動くな。走れといえば走れ。隠れろといえば隠れろ。
 勝手に自己判断するな。ロクなことにならん」

【スキル伝達→兵士の心得…士気判定に改善効果(パニック防止】

 ---------

「これくらいか。伍長、ここからは下士官の仕事だ。精々面倒を見てやれ」

 相変わらずナチュラルに人に命令する士官殿である。
 何といっても大佐殿で、さらに政治将校で少将権限持ちだからね。仕方ないね。


57 : 桜雪 ◆Ej7mfs3xVw :2017/05/27(土) 22:16:20 ???
>>54
「強行しても良い事は無い。なに、二、三日もすれば〝あれ〟も此処に慣れるだろう。否応なしにな」
「慣れなければ、生きていけないのだからな」

準備時間を設けてから出立すると言う提案に異論は無い。此方としても刀の手入れをしておきたい所だ。
もっとも、どれだけ振るっても折れる事はおろか刃毀れすらしないのだが。

翌朝、簡素な食事を済ませて手入れを始めようとした所で、昨日出会った〝キミ〟に声をかけられた。

「……足手まといになりたくない……か。心がけは良いだろう」
「だが、この短い時間の中で習得出来る事は少ない。何事も、一朝一夕では成しえない物だ」
「自分が即戦力になれる、とは思わない方が良い。刀の振り方と間合いの測り方程度なら教えられるが、なるだけ後ろに居た方が良い」

そう言うと、桜雪は今ここで出来る程度の修練を提案する。来る者は拒まない。それが味方であろうと、敵であろうと。
もし〝キミ〟がそれを望むならば、刀の持ち方、振り方、相手との打ち合いのコツなど初歩的な物を教えるだろう。

そうして、約束の日が訪れる。これより先、何処で誰が死ぬかもわからない鉄火場へと赴く事になる。
気を引き締めねばならない。例え管理されている門だとしても、楽に潜る事が出来るとは限らないのだから。

「小馬か。用意が良いな」

歩む速度をロバに合わせながら、桜雪は墓地を目指し始めた。


58 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/05/27(土) 22:24:27 ???
>>54
「アイアイ、その間何して暇潰そう」
【準備するものなど何もない。刀の整備だけで十分】

「そう、俺はいつだって優しいナイスガイさ。自分に益をくれる相手にはね」
【アキレスのからかいに嘲笑にも似た短い笑いを返す。山塊移譲されればいい加減慣れてきた】
【…がそれはそれとして腹立たしいのは変わらない。ゲンコツ(痛い)を放つのであった】


「やめとけやめとけ。人には誰にでも得手不得手がある」
「例えばの話だが、お前が鳥だとして、犬が空を飛びたいと言ってきたら教えるか?そもそも無理だろ。そういう事だ」
【少年の言葉はバッサリと切り捨てる。今まで平和に暮らしてきた人間に数日で戦い方を教えるなど言語道断】

「…だが口頭で自衛の方法ぐらいなら教えれる。そこからモノにできるかはお前次第だ」

「戦いは心の持ちようだ。平常心を保て、感情を殺せ。やるべき時が来たら、誰よりも冷酷に、無慈悲に、『悪意』を持て。具体的にはトドメを刺すとき」
「護身はあくまで身を護るもの、自分から攻めず、相手の力を使え」
【ソーマタージの教えは簡単な護身術、心構えだった】
【といっても見本以外で組み合うことはしない。動きに叱咤を飛ばし、後はゼンモンドーめいてインストラクションを授けるのみ】

「バイブにはお前が知っている以上の使い道があってだな…」
「体の力を抜け、水になったと思え。…続きは何だったかな…」
「…つまり間違ったところに挿れられると、お前が思ってる以上に痛いし裂けるし最悪の場合…」
「その口を開く前と閉じる前に〝サー″と付けろ○○野郎め。○○○○に稲妻を落として惨めな生を終わらせてやってもいいんだぞ」
【…尤も、クソ知識(役に立たない情報)7インストラクション3ぐらいの割合なので、学ぶのには難がある】


59 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/05/27(土) 22:49:56 ???
>>55
イリーの言葉には不満タラタラなアキレスであった

アキレス「足引っ張らなきゃそれでいいってもんじゃないでしょー」
言い方はあれだが 本気で心配しているらしい

>>56
ロイ「別分野では世話になりっぱなしだ 特に俺はハイテク関連が全くダメだからな
   ギブ&テイクってのはいい言葉だとは思わんか?」

溜息イムカに笑うロイ なんだかんだで持ちつ持たれつは出来ているのだ

アキレス「え? ここはオッサンg」
次の日は動けなかったアキレスであった

>>57
プリプリとうんこするぐらいしか能のない(ただしオリハルコンメンタル)ロバであるが
荷物持ちと言う意味では最上のロバであった

ロイ「背負わせる荷物が多いことはいいことだ なぜここにこいつがいるのかはシランがな」
そう ロバの名前はロシナンテと言った

>>58
アキレス「んぎゅあ」
イムカの酒に突き合わされ ソーマタージに拳骨を喰らったアキレス君 踏んだり蹴ったりである

ロイ「なんだ暇つぶしか? だったら買い物に付き合えよ ハッパ買ってやるから」
後日 ロイは物資の買い物にソーマタージを連れだしたという

>>全員対象
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
足手まといなのは自覚していた だが明確に口に出されると 悔しい気持ちが生まれた
だけど事実だ とにかく足手まといにならないようにしなきゃ 『キミ』は彼等に頭を下げ続けた

イムカとソーマタージから心構えを詰め込まれた・・・・・平常心 取得
桜雪とイリーから動きの初歩を習う・・・バトルスタイル取得(刀・素手)
ロイは桜雪の教えの補助を行う・・・刀修練(初歩)
アキレスは拳銃の最低限の使い方を教えた・・・バトルスタイル(拳銃)

そしてロイは この世界に学生服は目立ち過ぎると 『キミ』に衣服を購入した
簡素な衣服と編み上げブーツ そして若草色の外套

ごわごわしてて着心地の悪い衣服 だけど 自分がこんな格好をして旅をすると思うと心が躍った

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

墓地までは2日かかった 一行は野宿をしてその墓地を目指す
道中は平和だったのも大きく 予定よりも早くたどり着くことができた

一行の目の前には不気味な入り口が口を開いている
ロイ「・・・・・さぁて厄介な」
アキレス「どうしたのオッサン?」

ロイ「死霊術のルーンがきざまれている 中はアンデッドが溢れているだろうさ 先頭はイリーとソーマ 後ろは俺が対処する
   アキレス イムカとその子は真ん中でいこう 進むぞ」

【判定 地下:中は明かりの消えた暗闇である 事前に用意した道具ないし技能がなければ 中での探索は不可能なレベルだろう】

カタコンペの中は広く 壁の端には遺体が並べられている
だが一行が用心して踏み込んだ時 辺りの骨が中空で組み上がり 錆びた剣や盾を振りかざして襲い掛かるだろう


60 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/05/27(土) 22:59:06 ???
>>59
「……ありがとうな、あまり心配をかけないようにするよ……」

言外にではあるが、なるべく早くの治療を約束したようなモノだ

「よし、よし……」
「……ん、存外筋がいいじゃないか」

イリーの教え方としては褒める事から入るスタイルの様だ
果たして実際はどうなのかは不明瞭だが、先ずは自信を付けて貰う
実戦時に影響が出ない程度にそうしてから、ゆっくりと丁寧に基礎の基礎を伝授していく
→元々しっかりと教えを受けた修行僧である、その伝授方はなかなかのモノだ

そして墓所の入り口

「……死術か」
「外法使いめ、眠りを妨げるなんて酷い真似を……」
「分かった、任せてくれ」

先頭を任されれば大きく呼吸
錫杖の先端に闘気の焔を宿らせ、そして自らの瞳にも灯す
光源確保(弱)+魔力の視界である

「……来るぞ……来た!」
「セェェッッ!!」

魔力の揺らぎで死者達の出現を看破、警戒を促してから大振りの回し蹴り一閃!
闘気の焔が弧を描き、襲い来る骸骨向けて薙ぎ払われる!


61 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/05/27(土) 23:03:54 ???
>>59
「何、お買い物?俺の分も買ってくれよ、後で飯でも分けてやるから」
【必要物資の他に、自分用の棍棒やら投げナイフやらを仕入れるソーマタージであった】


「死霊術か…。再生系でない事を祈ろう」
【フードを目深に被り、布切れの背嚢から出した小さな壺に浸す】
【油を吸ったそれを武骨な棍棒に巻きつけ、掌から微細な電流を飛ばして着火。松明だ】

「電気が豊富にあれば辺りを照らすなど訳無いんだがな」
【松明片手に先を進むと現れる骸骨兵。酸素供給機が音を立てて装着される!】
「肉がなくてよかったな。漏らして恥かくことがないぞ」


「イヤーッ!」
【鞘に納めたままの刀を、松明を、自身の四肢を振り回し、骸骨兵の身体を吹き飛ばそうとする!】
【聖職者もなんか幽霊系に強そうなのもパーティーにいる。本格的な抹殺はイリーらに任せ、足止めをしようとする】


62 : 桜雪 ◆Ej7mfs3xVw :2017/05/27(土) 23:08:57 ???
>>59
ロシナンテ、生きとったんかワレ

「多すぎれば荒事の際に邪魔になる。無駄な物は積むなよ?」

最低限のスキルを伝授すると、桜雪は刀の手入れをする為に自室へと戻る。
本来なら高天原流対妖剣術を教えたい所だが、あれは桜雪でも習得するのに二十年かかった代物だ。常人だと更に時間がかかる。

やや予定よりも早く着いた事に安堵し、そして一抹の不安を抱きながら桜雪は墓地へと踏み入ろうとする。
しかし、その瞬間に察知した気配。どうやら不安は的中したようで、此処には死霊に属する者共の気配が充満していた。

「含まれていないと言う事は、俺は自由にやって良いと言う事だな」
「なに、事が起これば最前面で戦う事は約束するさ」

そう言うとなるだけ先頭列に加わりながら墓地の中へと踏み入っていった。
墓地の中の暗闇を看破する為に遠見、浄眼を凝らし最低限の視界を確保する。此処では常に目を凝らさなければならないだろう。

突然の襲撃。やはり侵入者を阻む為の死霊魔術(ネクロマンス)か。
迫るスケルトン達に向け、刀に霊気を凝縮。抜刀と共に霊気の刃を横一閃に解き放った。蒼白い刃はスケルトン達の胸辺りを狙い、空を駆ける。
それは妖魔を屠る為に与えられた力。彼の身体に宿る妖殺しの霊気その物であり、人ならざる者達に効力を発揮する代物。

「援護は任せた。行くぞっ!」


63 : ◆T/233Moei6 :2017/05/27(土) 23:09:32 ???
>>59

「了解した」

 少年を護衛する位置取りとなったイムカは指示通りに歩む。
 そして、何だかんだでそれなりには世話焼きである。ゆえに。

「松明だ。一応は武器にもなる」

 キミに赤々と燃える松明を渡した。刃物を持たせるよりずっといい。
 もちろん、イムカ自身は遺伝種子の特性により闇も見通せるし、
 腰に下げたポケットランタンもあるので光源にも不自由はしない。

【これは明かりの確保はもちろん、松明を持つ事によるある種の心理的な恐怖緩和も狙い。
 完全に手ぶらであるのと、手に〝武器にもなる〟というモノを持つのとでは色々と違うだろう】
【それに松明ならキミが落としてしまったとしても、その場で光源として残る】

 スケルトンが出現したとき、イムカがキミの肩を抑えて言う。

「アンデッドだ。連中は視覚も武器になる。慣れねば確かに生理的嫌悪感は拭えん」
 
 松明をしっかり持っていろ、と言葉に加えて視線をキミと同調させる。

「が、あの程度ならば問題にもならん。俊敏に動くための筋肉も無ければ、それを補う存在の固定も不足している。
 目を閉じていろとは言わん。見ていろ。震えるのも、小便を洩らすのも許可する。逃走は許可しないがな」

【黒檀の旋棍を抜くが、今回は迎撃には加わらない。キミの心身の補強と予備兵力(万一抜かれた時の壁役)として役割に徹する】
【決然のオーラ…上級政治将校という鋼鉄よりも硬い勇気と忠誠の具現者により、NPCは戦意テスト、士気テストに成功率大幅アップ】

 まあ、色々言ったりやったりしているが、結局は何だかんだでイムカはとても面倒見がいいということだ。


64 : ◆T/233Moei6 :2017/05/27(土) 23:15:42 ???
>>62

「面倒は見ておくさ。盾は盾らしく。剣は剣らしく。だな」

 今回のパーティー。剣には不足していない。
 あとはイムカが盾(身に対しても心に対しても、だ)として機能すれば、
 早々に危うくはならないだろうと踏んでいる。

【懸念であるキミの士気・戦意判定失敗も将校スキルでかなり抑えられるはず】


65 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/05/27(土) 23:33:10 ???
>>全員対象
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

まだ小さいころは少し遠くの廃屋なんかも冒険だと言って入っていったものだ
多少暗くても それが面白くて 怖いという気持ちを塗りつぶしていた

だがここは? 面白いという気持ちよりも恐怖が勝っている

そして前後を彼等に挟まれながら中に入っていく前にイムカから松明を受け取る
【ソーマタージの松明はアキレスが受け取りました】

辺りがぼんやりながらも照らされる それは少なからず安堵につながった

だが見える位置で骨が宙を飛び 組み上がって 襲い掛かってくるのだ
喉元まで上ってくる悲鳴 硬直仕掛ける体 今目の前で起こっているのは CGでもトリックでもない
紛れもない事実・・・

その時イムカが肩を抑える その言葉が耳に流れてくる

【スキル:平常心 発動】

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
>>60-61
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
褒められて悪い気分は無い 『キミ』は笑みを浮かべ感謝を述べた
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
闘気を込めた一閃 スケルトンは盾を構えて防御を固めるが
それごとなぎ倒す一撃は頭部を破壊し 闘気の焔は悪しき魔力を焼いて動きを止めることに成功する

そしてソーマタージ鞘ごとの刀と松明を振り回す
骨の腕が叩き落され 時には体ごと壁に吹き飛ばさればらばらになる
だがすぐに骨が中空で組み合わさり また突撃を仕掛けてくる

ロイ「ソーマ!! そいつらは低級のスケルトンだ!! 物理なら頭蓋骨を砕けば動きが止まるぞ!!
   目指すゲートは最奥だ!! ある程度道が開けたら吶喊しよう!!」
ロイのアドバイスが響く

イリーとソーマタージ 共に蹴散らす傍からスケルトンが逐次投入され 行く手を遮るかのように突撃してくる
一体一体は貧弱だ だが数が多い

>>62
中の人が忘れていました すみませぬ

物理だけなら頭蓋骨を集中して叩かねばならぬ相手であるが 妖気を伴う一撃ならば スケルトンを操る魔力ごと叩き切ることが出来る
だが命無き骨兵は その攻撃に怯むことなく突撃 保身無き全身を繰り返し 刺し違えるつもりで攻撃を放ってくる

>>63
抑えた肩から読み取れる情報 事前の薫陶が生きているのだろう
震えているし 顔にははっきりとした恐怖がきざまれているが 思った以上に体がこわばっていない
咄嗟の行動にもついていける程度には 体がリラックスしているしている・・・いや リラックスする努力ができているということだ

最前線では3人が骨兵を蹴散らしている 後ろに控えているロイが横手から漏れる相手と切り結ぶ

だが偶然にも最前線から毀れた骨兵一体がイムカたちを見つけ 剣を掲げて突進してきた


66 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/05/27(土) 23:40:11 ???
>>65
「……せ、エェェッ!!」

軸足を固定し、上げた片脚を数多に繰り出す連襲脚!
そのそれぞれがスケルトンに、死の隷従者達に対して大いなる打撃力を誇る解呪の一閃である!
→僧侶としての面目躍如!といえよう

「道か……」
「……ふぅ、すーっ……!!」
「……はぁっ!!」

ある程度の数を倒した、しかしそれでも尚迫る終わりなき死者の群れ
大きく呼吸、こころの中で強く念じながら吐き出す息
周囲に満ちる禅の魔力、縛り付けの魔法である

【縛り付けの魔法:範囲内の敵に対してバインド効果(小)。強い戦意や、この場合隷従の魔力の効力により無効化可能】


67 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/05/27(土) 23:43:26 ???
>>65

「伍長、スケルトンに効果的なのは――」

 抜けてきたスケルトンに対して旋棍を構えるイムカ。
 この乱戦状態では粒子短銃を使えば仲間にレーザーが及びかねぬ。
 ゆえにクローズコンバットが肝要だ。

「鈍器でよかったはずだな」

 右手で化勁、スケルトンの突きの威力方向を逸らしてやり過ごす。
 そのまま、後頭部、脊椎を曝け出すであろうスケルトンに向かって、

「イヤーッ!!」

 黒檀の旋棍をパワーアシストによって紫電を纏った腕ごと振り下ろした。
 打撃部位はセラマイト鋼で覆われ、威力係数も十二分!

「鈍器はいいぞ。当てれば相手は死ぬ。剣は…刃を立てるというのは意外と難儀なのだ」

 イムカが刃物について語ると彼女独特の最悪適正値が知っているものには過ぎるだろうが、
 それを秘密のヴェールに何かまともな薫陶に聞こえるから大人は実にきたないのである。


68 : 桜雪 ◆Ej7mfs3xVw :2017/05/27(土) 23:44:33 ???
>>65
好奇心によって人は育っていく。そして、生きる為に必要な〝恐怖〟の概念を教えてくれるのも好奇心に他ならない。
誰しも経験したことがあるだろう。立ち入り禁止の場所に立ち入ってあわや死にかけた、窓の枠に腰かけながら話していて不意に落ちかけた。
あの背筋をかける悪寒、あの内臓が浮く様な不快感。好奇心によって人は死に直面しない為の防衛本能を強固にする。
〝キミ〟の反応は当然の物だ。そして、その恐怖は〝キミ〟にこの世界で生きる術を教えるだろう。

「哀れな。命失って尚も、他者の都合に振り回されるか」

これは殲滅では無い。これは介錯である。
命を落とし、安寧の場所へと導かれたにも関わらず、知りもしない他人によってその身体を物言わぬ尖兵へと仕立て上げられた。
ある意味では彼らも被害者と言えるだろう。しかし、その身が人に、世界に仇なす物である事に変わりは無い。

「許せ。願わくば、静謐を」

振り下ろされた刃を刀で弾き返し、常人ならざる速度でスケルトンらと切り結ぶ。
そして、桜雪は的確にスケルトンらの頭目掛けてただ無慈悲な一撃を叩きまんとした。


69 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/05/27(土) 23:46:48 ???
>>65
「ガッチャ!頭を砕くのは好きだぜ!」
【吹き飛ばした骸骨が空中でまた組み合わさる。再生系並みにタチが悪い】
【そんな状況でのロイの助言はありがたかった。ギラつく瞳が狙いを絞る!】

「イヤーッ!」
【鞘ごとの兜割り、頭部を狙った横薙ぎの一閃。接近されればサイボーグの怪力を乗せた拳を振りかぶる!】
【数体ならまだよかった。だが如何せん数が多い。次第に目が細くなる】


「まだいるのか?フィールド攻撃とかできないのかお前?」
【吹き飛んだ髑髏を踏み砕き、ファイティングポーズを取りながら辟易しきった様にイリーに問う】
【狭い場所での放電は自分どころか他の連中まで巻き込みかねないので、自粛しているのだ】

【有効打が見つかるまで、殺せる範囲の者に襲い掛かる。数で押されかかる】


70 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/05/27(土) 23:50:09 ???
>>69
「攻撃ではないが、出来なくはない」
「……やってみるが、あとついでに言うと……」

あんまり得意じゃない、とボソッと続けた
ツッコミを待つ事なくシュババッと敵陣に駆けて行き、(>>66)縛り付けの魔法を試みる


71 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/05/28(日) 00:00:34 ???
>>66>>68-70
ソーマタージが叫び イリーがバインドを仕掛ける
使用者の魔力次第では阻害されてしまう縛り付けの魔法に動けなくなる骨兵たち

ロイ「よし この場に術者はいないらしい 突撃する!!ゲートを目指せ!!」
イリーが ソーマが 桜雪が動けない骨兵を蹴散らし 奥に進もうとする

>>67
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
漏れ出てきた骨兵がこちらを見る いや目玉がないから見てはいないのだろう
錆びついた剣をかざしてくる 怖い 『キミ』は今すぐに逃げ出したい気持ちに駆られる・・・

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
体に力が入る だが今にも飛び出しそうになりながらもその場で堪えている
そこにイムカが対応した

突きを逸らして横手に回り 後頭部にトンファーバトンを振り落す
脆弱なるカルシウムは砕け 骨兵は沈黙した

ロイ「イーグザクトリー!!」
アキレス「ワザマエ!」
―――ギィ!!

三者三様の称賛が飛ぶ そしてもう一体骨兵がこぼれてくるが

アキレス「おんだらぁ!!」
アキレスが飛び出て体当たり 壁に押し付けると盾に向けて前蹴り 骨兵を繋ぎ止めるや頭蓋骨にトレンチガンを押し当て接射して仕留めた

そしてイリーの縛り付けが発動し 動けなくなる骨兵たち ロイの突撃指示が出た

>>全員対象
一行は墓地の中を進む 途中骨兵が散発的に洗われるが 時に蹴散らし 時にやれい過ごしておくに進む

そして見えた 空間のひび割れ 時空の裂け目 だがそれを邪魔するかのように控えている鉄の全身鎧 ガシャガシャと動き出し 錆の浮いた槌を振りかざす

ロイ「リビングアーマーか・・・気を付けろよ 脅威度は骨より上だぞ」
ロイは後方から来る骨兵を食い止めるために動き出した

そして2体のリビングアーマーは槌を振りかざし 一行に襲い掛かった


72 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/05/28(日) 00:12:30 ???
>>71
「ファックイェー!」
【動きの止まった骸骨兵の頭を踏み砕き、とにかく前へ!前へ!】

「あの14体目の骸骨は傑作だったな。…みんな見てないの?」
【フードはいつの間にか脱げていた。鼻から下を覆う、牙を模した酸素供給機を露わにしながら装備確認】
【刀は無事だ、まだ戦える。油もまだある。来た方向に向けて投げるかの様に撒き散らし、火を放つ。足止めだ】


「さっきの連中よりは骨がありそうだな。冗談ではないぞ」
【念のため一徳。と虚空を向いてブツブツ】
【槌を振り被るのを見据え、次の瞬間地に伏せる!】

「イヤーッ!」
【姿勢を低くし、リビングアーマーの膝を狙って放たれる鋭い前蹴り!】
【倒れたなら御の字だ。マウントを取って殺す。倒れないなら、また別の手を考えるまで!】


73 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/05/28(日) 00:15:19 ???
>>71
「あっ……効いた!?」

使用した本人がちょっとビックリ
それもそのはず、何処かに潜む術師に対抗呪文を重ねられると踏んでいたのだ
最もその場合でも、魔力の視界の効力で術師の隠れ場所を看破するという利点があったが

「……よし、行こう!」

骨達を振り切るように突っ走り、途中護衛対象の存在を何度も確認
無論仲間達を信じているが、自分の目でも確かめておきたい性質なのだ

「リビングアーマー……」

故郷の常識に法って考えれば、得意な相手ではない
格闘術の効力が薄く、魔法耐性もあり、その武器は破壊力も優れている

「……テェェッッ!!」

槌の一撃を横に跳び躱し、錫杖を持って反撃の横薙ぎ
直後に尻尾でそれを保ち手は刀を抜き、鎧の脚目掛け振り抜いて握りを変化!
高速微振動を与える事による斬鉄の技能である!


74 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/05/28(日) 00:15:23 ???
>>71

「護衛対象がいる状況ではあの手のヤツに遮二無二襲われては面倒だな」

 イムカはコンバットポーチあら小さな銀のハンマーを取り出すと、
 周囲に点在する瓦礫を視界に入れて、

「隠れていろ。陣地くらいなら用意してやるさ」

 後ろ腰の封印状態にある墳弾短銃に触れて門を開く。
 唯一絶対の忠誠の対象たる人類の神なりし皇帝陛下。その奇跡を顕現するための概念的な門だ。

「殉教者を讃えよ。その血の上にこそ帝国は築かれり。その記憶にこそ我等は栄誉を見出せり」

 聖句と共に周囲の瓦礫がせり出し始め、銀色の燐光を発する。

「皇帝陛下の護りあれかし!異端者への防壁!」

 イムカが銀のハンマーを大地に叩きつけた瞬間、堅牢なるカバーポジションが顕現!
 敵に対するための防壁が形勢される!!

「隠れていろ。戦闘の衝撃余波も常人には致命になりかねんからな」

【いよいよ目に見える形でよりファンタジックな現象を目の当たりにさせた形にもなるが】


75 : 桜雪 ◆Ej7mfs3xVw :2017/05/28(日) 00:18:07 ???
>>71
砕け散った髑髏の山々に刀を握っていない方の手を顔の前に立て、一向に遅れぬ様礼のみで弔う。
苦しかっただろう。恨めしかっただろう。しかし、謂れの無い憐憫は貴様らの尊厳を悪戯に傷付ける事になる。
何も無かった。だから、眠れ。

墓地を踏破していき、漸く辿り着いた目的地。しかし、その場にはやはりと言うか、此方の歩みを阻む者が鎮西していた。

「独りでに動く鎧か。なに、切り結ぶ事に変わりは無い。戦って勝つ、負ければ死ぬ」
「―――――行くぞ、木偶の坊」

片側のリビングアーマーへと一息で距離を詰める。槌を躱しながら懐に入り込み、刀で一閃……
否、桜雪の構えは先程とは明らかに違う。踏み込みも、体勢の低さも、全て相手に合わせ変化させている。

「疾っ―――――」

突きだ。桜雪は強靭な鎧の隙間に連続の突きを放とうとしていた。
肘、腰、首元、脇、鎧には稼働する為にどうしても鉄板で覆う事の出来ない部分が存在する。ハードポイントを避け、連結部分を攻め分解すれば自ずと無力化出来る。
より速く、効率的に。後方からも敵勢が迫ってきている中、愚鈍な戦いを見せる訳にはいかない。


76 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/05/28(日) 00:31:48 ???
>>全員対象
【バッドステータス発生!!】

ロイ「バカソーマやめr…!!」
ソーマタージが油をまき散らし 火をつけた 火をつけてしまった
ここはカタコンペ 地下墓地 つまりは 洞窟のようなもの

【密室空間で敵を足止めできるほどの火が燃える! 酸素が急激に失われ煙が充満し始める】

【煙により呼吸困難(小) 視界阻害(小) これはターン経過と共に強くなる 火災を止める技能 装備があればこれを阻止できる】

>>72-73>>75
ソーマタージとイリーが槌の一撃を躱し 両足を狙って片や切りつけ片や前蹴りを放つ
刀は膝の関節に突き立ちバランスを崩させ ソーマタージの前蹴りがリビングアーマーを転倒させた

だが仕留め切れていない 倒れ伏しながらも槌を振り回し ソーマタージとイリーに攻撃を仕掛ける

ロイ「そのタイプは低級霊が鎧を着ているのと同じだ!! 中身にある程度のダメージを与えれば死ぬ!!」

もう一体は桜雪が相手取った 槌を躱して突きを放つ・・・が
片手を槌から離したリビングアーマーは手甲で切っ先を受け止める

そして物言わぬ鎧人は全身 体当たりを仕掛けようとする

>>74
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
目の前で瓦礫がせり上がり ハンマーを打ち据える その中に隠れろと言われたので言われたとおりにする
だが次の瞬間密室に火災が発生した 煙で喉が痛くなり 『キミ』は大きくせき込んだ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

火災発生 時間制限が生まれる 目の前では鎧人と一行が戦っているが さすがに即決着とはいかない様子
イムカは彼等に対し 援護できる位置にいる者とする


77 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/05/28(日) 00:42:13 ???
>>76
「……ふぅー……!」

視界は魔力の視界の補助と、獣人特有の夜目
そして他の感覚の発達により問題はほぼ皆無
呼吸も、呼吸そのものには鍛え上げた肺機能により大きな打撃を追うことはなかった
だが目に見えて消耗しているのは、闘気の焔の維持の為である
呼吸法と体運びが詠唱の代わりを成す動禅の魔道、その生命線がか細くなれば魔力そのもので保つしかない
故に補助電力がなく、ガソリンだけで動いている状態になっているのだ

「……、ぐぇっ!?」
「うわぁっ!?」

倒した、その判断は焦りからか
現実は否であり、横薙ぎの槌はイリーの肋を強かに打った
壁に叩きつけられ、崩れる柩とバラける骨の中に埋まる

「……、あ、あなた方の仲間になるのは……」

まだ早い、となんとか這い出し戦線復帰
痛みを裂帛の気合いで抑えつけながらのケンカキック!
そのまま大きく振りかぶった刀を思い切り叩きつける勢いで大上段!
無論斬鉄を行いながらだ、やぶれかぶれに見えてしかし戦闘経験は脈々と活きている!


78 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/05/28(日) 00:46:18 ???
>>76
「だってお前後ろから来る奴に…ああ、納得。悪いねみんな。マジで申し訳ない」
【注意され、周りを見渡して思い出す。酸素供給機を持っているのは自分だけだという事に】
「…T2のサイバーダイン社から逃げるシーンみたいに貸してやりたいのはやまやまだが、取れないんだよねこれ」
【因みに彼の装備も周囲の空気から酸素を取り入れて回す仕組みなので、バッドステータスも当然受ける】


「騒々しい奴だ!大人しく死ね!」
【槌を苦心して避けながら怒鳴る。酸素が減ったせいで動きが少々鈍くなり、何度か掠めて血が飛び散る】
【避けようとして掠った槌の先端が腹に大きな傷跡を残した直後、刀を抜き放って飛び掛かる!】

【倒れるアーマーの腹の上に立ち、赤い切っ先を何度も突き立てるのが狙いだ】
【高速振動流れる赤い切っ先が、鋭い速さでアーマーに迫る!】


79 : 桜雪 ◆Ej7mfs3xVw :2017/05/28(日) 00:49:47 ???
>>76
>>72
体当たりをもろに受け、全身の筋肉をバネのように使って受け身を取りながら着地する。
湶が二、三本折れた。口内を切った事により溜まった血を地面に吹き、口元を拭ってから更なる一撃を……は?

「この大馬鹿野郎っ!!!」

珍しく彼はキレた。久しぶりに彼はキレた。大声を出したせいで湶に響く。
以前声を荒げてまで同僚を叱ったのはいつだったろう。確か四季が五巡は巻き戻る程度だ。
何故こんな所で火を点けようと思ったのか。閉所で火を点けると酸素が補充されにくい事を知らないのか。

煙を吸わないように手ぬぐいを結び口元を覆う。視力を向上させ対応するが、何分広がりが速い。
化生鎧は尚も此方へと迫ってきている。仕方が無い、今は迅速に此方を片付ける事を優先すべきだ。

―――――たんっ

先程の踏み込みよりも幾分か軽い。そして、まるで煙に紛れるが如く巧みに歩を進めていく。
狙うは首、奴の内部にいる本体に一撃を食らわせれば良いのならば、わざわざ刀を使う必要も無い。

「疾ッ―――――」

煙の中から這い寄る蛇が如く跳び上がる。抜刀の要領で首を狙い、あわよくば兜を弾き飛ばす。
否、弾き飛ばさずとも良い。彼の狙いは如何にして〝頭部に近づくか〟であった。


80 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/05/28(日) 00:54:14 ???
>>72

「アメコミは無しだ」

 無慈悲!

>>76

「地面に伏せ、なるべく煙を吸わないようにしろ」

 キミに対して言葉短く告げると、イムカ自身は異端者への防壁の外に出る。

「あまり数は無いが致し方ない」

 イムカは再びコンバットポーチに手を入れると隕鉄の鏃と3本のクナイダートを取リ出す。
 桜雪にも告げたが既は剣は充分にあるのだ。ならばその威力係数を強化することが戦術的に理があると判断する。

「アキレス、トレンチガンで援護!少しでも敵の動きを阻害させておけ!」

【オーダー発令→アキレス/支援射撃】 

「戦争という名の燃え立つ炉にて、我等は鋼鉄の意志を鍛え続ける。我等ば戦争によりさらに強靭となるのだ」

 鏃を握りつぶすと共にイムカのクナイダートに蒼き流星の力が輝いてゆく。
 輝きは瞬く間に閥値を越え、クナイは流星そのものの如き様相となる!

「神なりし皇帝陛下の祝福があらんことを!イヤーッ!!」

 イムカは流星の力を帯びたクナイを投擲!しかしこの『隕鉄の祝福』は直接的な攻撃にあらず!
 それぞれのクナイはイリー、ソーマタージ、桜雪の攻撃軌道を通過!その瞬間、それぞれの攻撃に流星の属性が移植される!!

>>77 イリーの大上段に流星の力が付与!その刃が蒼白く輝く祝福の力を帯びる!】
>>78 ソーマタージの突きに流星の力が付与!突きの速度と威力が幾つもの流れ星のように強化される!!】
>>79 桜雪自身の流星の力を付与!その身体速度を向上させると共に、知覚能力を流星が如く鋭利とし、速度向上に対応させる!能力強化に対する齟齬はゼロとなる!】


81 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/05/28(日) 01:11:47 ???
>>全員対象

アキレス「ゲホッ!! ゲホッ!! イエスマム!!」
トレンチガンにスラグ弾を装填 桜雪のリビングアーマーに銃撃を仕掛ける

アキレスの援護により動きの鈍くなったリビングアーマーに桜雪が迫る
イムカの援護を受けて 血以上よりも鋭敏に動く桜雪が刀を一閃

兜が弾き飛ばされる 桜雪は 自分の思惑通りの場所で 思惑通りの動きができる状態にいた
リビングアーマーの命運はここで尽きることだろう
【確定描写OK】

そして槌を振り回しながら立ち上がろうとするもう一体のリビングアーマーであるが
戦線復帰したイリーのケンカキックが兜に炸裂し またも倒れ伏すリビングアーマー

その瞬間覆い被さったソーマタージが鎧の隙間目掛けて切っ先を振り下ろす
イムカの援護もあり その一撃は内部の低級霊に多大なるダメージを与え 再起不能に陥れた

ロイ「ゲホッ!! クソ!! さっさとゲートに飛び込め!! このままじゃお陀仏だ!!」

桜雪が最後の一撃を仕掛けた後 ロイが叫び 時空の裂け目に飛び込む一行

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
涙で滲む視界 喉が痛み 耳に届くゲートに飛び込めの言葉
そこには あの時飲み込まれた時空の裂け目があった

『キミ』は言葉の通りゲートに飛び込む 他の皆も同様だ
長いような 短いような時間の果てに・・・

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

一行は世界を跨いだ そこは森の傍にある街道らしき道
舗装はされていないようだ

ロイ「さぁて・・・ここはどこだ?」

ロイは辺りを見回した

//それではイベント終了のお知らせ オツカレサマドスエ


82 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/05/28(日) 01:19:25 ???
>>81

「なんとかなったか。行くぞ」

 リビングアーマーを屠り去ることに成功。
 信仰の奇跡はこれで打ち止めだ。やはり本職ではないぶん、回数制限は厳しい。

【咳き込むキミを先導して、イムカもゲートに飛び込むのであった】

//オツカレサマドスエ


83 : 桜雪 ◆Ej7mfs3xVw :2017/05/28(日) 01:25:16 ???
>>81
「すまんな」

アキレスの援護に短く礼を返し、霊気による加速を施す。そこにイムカの加護が加わり、恐らくは越境後最速の一撃が鎧の兜を弾き飛ばした。
もがく鎧に組み付く。刀を肩の隙間に刺し込み、鎧の内部に手を入れると同時に霊気を内部に放出する。
要は蒸し焼きと同じ原理である。堅牢な鎧の内部に引きこもっているのなら、そこに致死性の猛毒を流し込んでやれば良い。

そしてロイに続き、この焦熱地獄と化したカタコンベから桜雪は脱出した。

流れ着いた先。草の匂い、樹々を揺らす風、足裏に伝わる土の感触、獣の痕跡。
何処かの森の中だろう。何処かは一切わからない。それが越境と言う物だ。

「まさか、全く意図しない場所に飛ばされた。なんてことは無いだろうな?」

ロイの言葉に疑問を覚えながら、桜雪は刀を鞘へと納めた。

/お疲れ様でした!


84 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/06/10(土) 21:22:44 ???
【幻想の生きる現代風世界】

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そこは概ね『キミ』の知る世界に似ていた
立ち並ぶ高層ビル 24時間営業のコンビニ ファストフード店

だが違う 『キミ』の知る世界には無い全国チェーン店 知らない国民的アイドル
なによりも・・・・

“次のニュースです 今月初めに現れたゲート そこから湧き出てきたモンスターによる封鎖が始まってから今日で一週間が経過しようとしています
 避難住人からは 政府の動きに不満の声が上がっています 中継です”

家電量販店のテレビから流れてくるニュース そこにはこの世界の政府に対する不満をぶちまける避難民の姿が映し出されている
思わず見入ってしまうが 今はお使いの最中だった事を思い出し スーパーへと急ぐ

・・・・・

あれから数か月経った いろんな世界を回った 戦国時代の様な世界 中世ヨーロッパみたいな世界
映画の中みたいな未来の世界 猫しかいない世界もあった・・・あそこにはもう一度いきたいな

いろんな越境者がいた 仲良くしてくれる人 1人を好む人 敵意を向けてくる人 人(?)な人
時に協力し 時に反発し 大抵は一緒にご飯を食べれば仲良くなれた それとお酒も飲みました

このころになると 異種族?というのにも慣れた よくしてくれた隻腕のイリーさんや アキレスさんのベティも今では何の抵抗もなく受け入れられている

大変なことも多いけど 越境者という生き方は中々面白かった でも やっぱり家に帰りたい

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【宿り木同盟の宿 夜】

『キミ』が買ってきた食材を使った ロイの手料理を食べた『キミ』は 武具の手入れを行ったあと ベティの謎石遊びに少し付き合ってから就寝した
そんな『キミ』を置いて宿のリビングにロイは一行を集めた

テーブルには酒と肴が少し 皆が集まったころ ロイは口を開いた

ロイ「あの子のことなんだがな・・・実際に聞いてみて 元々運動神経のいいだけの子だと思ったんだが・・・ありゃ違う
   恐らく越境が原因だと思うが 異能者になっちまってる」

アキレス「え mjd?」

ロイ「あの子を拾ってから 色々と技術を教え込んでいるんだが あの子の技術習得の速さは異常だ 物覚えがいいってレベルじゃない
   技術だけならまだしも 俺やイリーの教えた闘気や闘志のコツも掴みかけている」

ロイ「そこでだ 最近政府から頼まれている ゲートからくる敵を迎撃する任務にあの子を同行させる
   敵は恐らく幻想世界のエジプトに当たる世界 ミイラとか動く石碑とかが相手だ」

アキレス「あれか・・・ハムナ○トラ」

ロイ「見たことはないが多分そうと言っておこう もしもの時を考え 撤退も視野に胃r あの子を前線送りにする
   全員あの子を気にかけておいてくれ いいか?」

なおこの世界の宿り木はこの国の政府とつながりがあり 異世界関連の志保とを対価に国の庇護を勝ち取っていた
迎撃任務については 政府から報酬も出ることが約束されている


85 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/06/10(土) 21:41:47 ???
>>84
「ふむ」

キミ、についての話の内容に納得した風に頷く猫の獣人
多くの技術を教えたつもりだし、それが決して下手ではない自負はあった
しかしそれだけでは皆目説明の付かないレベルでの上達ぶりに、矢張り訝しんでいた所なのだ

「あぁ、そう、な……」
「動禅も元来魔力の少ないモノが、そうでないモノに対抗する為の手段ではある」
「……ただ、それにしたってあそこまでとはな」

同じ考えに辿り着いたロイに対して、喉の奥の魚の骨が取れたような反応で同意

「……え、ほ、本気か?」
「……」
「……わかった、同行しよう」

しかし未だ実戦は未知である
幾度か模擬戦的な事をしてはいるが、それでも不安が先行する
とはいえ何れは避けられぬ道というのも理解はしていた、早いか遅いかだ
ならば同行し、万一に備えるというのが理にかなった回答であろう

→動禅の力、闘気の扱い方、護身術的な格闘術等々を教えていたという感じでお願いします


86 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/06/10(土) 21:41:58 ???
>>84

「どけ、私用だ」

 宿り木同盟の宿の外。
 銃やらナイフやら、はたまた杖からをイムカに向けてくる変わった身形の連中と、
 その連中に向かってこれまた粒子銃やガウスライフルを向けている屈強な連中。

【すわ!?ヤクザの抗争か!?と勘違いしかねない程の超絶険悪ムード!!】

「私も越境者だ。何時から宿り木は排斥方向に転換したのだ。それともここで血を咲かせるのが望みか?
 ――貴様等、こう着状態を維持しろ。万一撃ってきたら容赦なく反撃しろ」
「「「「イエス・マム!」」」」」

 どうしてこうなった!?と頭を抱えたくなるような状況をお外に作り出しながらも、
 ずかずかと宿にリビングに歩を進めるイムカでありました。

 ---------

「ちょっと遅れた。ほら、酒だ」

 リビングに足を踏み入れれば、やたら度数の高い酒とベティへのお土産のおむすびをころりんちょと転がして、
 コートを脱いで、ソファに王様のようにドカリと座る。そうして事情を聞いていると、

「…素質があるのはわかった。が、いいのか?」

 ロイの言に確認をとるイムカ。磨けば光りそうな原石があれば磨いて光らせたくなる。それは理解できる。
 が、力というのは身を護る術にもなるが、時にはそれ自体が毒となることも知悉していた。

「どこぞでドージョーを開いていたらしい伍長のことだ。それがあのぼーやの意志を汲んだ上であることはわかる。
 が、急激な成長が異能だとすれば、心がついてこねば悲惨だ…まあ、君の管轄だ。私がどうこう言うのもおかしな話だがな」

 そう言いながらも、しっかりとお節介を焼いているあたり、私人としてのイムカの本質が洩れ出でてもいた。

「了解だ。無関係を決め込むのは性にあわぬし、ぼーやと相手方のデータも取得しておきたい。
 ゆえに我々の利害は一致した。協力させてもらおう」


87 : 又ジ ◆.zilz3o6.U :2017/06/10(土) 21:44:16 ???
>>84
「正気か?覚えがいいだけのガキを、鉄火場に連れていくだと?
 脳みそまでカビたか?いや、人を疑うのはよくない。貴様の脳みそはカビて腐っている」

【デザートのプリンを乗せたスプーンをロイに向け、吐き捨てる様にその提案に返す】
【赤い両目にふざけた様子は無い。本気で言っているのだ】


「多少動けるだけのガキを連れていって死なせてみろ、一生の恥、不名誉じゃないのか。
 それにやつのサポートとかケア、諸々の事も考えると割に合わない」
「そして何より、もう一度頭冷やして腕組んで考えろ。あの小僧を、戦さ場に連れていくのか。血と硝煙と炎の中に引き摺り込むのか」
【仕事自体に不満はない。あの少年を連れていくのに反対なだけだ】
【理由は様々だが、兎に角反対の立場は崩さない。他の人が賛成するのなら渋々従うが】


88 : 柚木夏子 ◆9vmr0jXsek :2017/06/10(土) 21:45:12 ???
>>84

「私はあの作品、2が一番好きですよ。3は微妙でしたね」

さらっと混ざっている女性兵士が一人。
この世界では国連軍の軍曹……ということになっている。
勿論越境者の一人であるが、彼女は世界にその存在を捏造する能力をもつ。
このことを、彼女は良く『存在しないはずの三人目』に例える。

「ミイラ相手なら火が良く効きそうですね。本当にミイラならですけど」

警官ではなく軍人に化けているので、本人が用意できた武装は豊富だ。


89 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/06/10(土) 21:53:00 ???
>>86
「もう少し、静かな……あぁ、いや、なんだろうな……」

もう少し静かなエントリーは出来ないものか、とイムカへと
しかしそれは彼女の資質やらナニやらカニやら、他世界ではあるが惨劇の名を付けた御仁はなかなかセンスに富んでいるななんてシツレイな苦笑に上書きされる

>>87
「そうは言うがな」
「……今は越境自体がある程度安定しているから何とかなってはいるが」
「いつあの子が気紛れな女神に攫われてしまうかは分からない」

ならば今、目の届く合間に
出来る事をやるべきだと思うし、出来ない事もやらせなければならないとも考える
獅子が仔を谷底へ落とすだの何だの、イリーとしても完全な同意は出来ないが納得はしている模様

>>88
「……なんの話?」

映画などに縁のないローテク系女子である
そもそもについて行けずに小首を傾げるばかりであった

「含みのある物言いだな、確かな情報源なのだし間違いはないと思うが……」
「……まぁ、頼りにしているよ」

軍人である彼女の揃えた武器の数々を見て苦笑


90 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/06/10(土) 21:57:08 ???
>>89

「同感だ。どういう訳が敵にもトラブルにも事欠かんものだよ」

 イリーの真意を知ってかしらずかそんな事を言いながら、
 火が出そうな度数の酒を一杯、美しいグラスより飲み干した。


91 : 柚木夏子 ◆9vmr0jXsek :2017/06/10(土) 22:01:39 ???
>>89

「映画ですよ映画。今度一緒に見ます?」

などと無責任に誘うが、当該作品が制作され、配給された世界に行かないと無理である。
そしてそんな世界に上手い具合に越境できるかは不明である。
カノッサの保持しているゲートのどれかにあればいいのだが。さて。

「ああいや、ミイラってその制作過程の都合上、渇ききってるんで燃えやすいんですよ」

「でもエネミーとしてのミイラはそこまでちゃんとしてるかどうか疑問なので。ほら、ゾンビをライターの火で炙るのは意味ないじゃないですか。ミイラならライター程度でも景気よく燃えるんですよ。基本的には」

武装に関しては、普段の彼女には珍しい重装備だ。

>>90

「イムカさんは相変わらずですねぇ……」

「死後の上司が全方位パワハラ体質……わはは」

未だ借金を全額返せていない夏子。
この件にイムカが噛んでいる以上は部下として振る舞うしかあるまい。
彼女に対しては、『存在しない三人目』などには決してなれぬのだから仕方ない。


92 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/06/10(土) 22:09:36 ???
>>91

「失敬なものだ。まあいい。私のオーダーは信ずるところを為せってくらいだよ」

 今回、国防軍の身分を持っているなら、その通りに履行すればよいというくらいだ。
 夏子が心のままに為すことが結果としてイムカにも利になるのならばなおのこと。

「相棒のほうも息災か?」


93 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/06/10(土) 22:11:14 ???
>>90
「……」
「……同情するよ」

としか言えないのであった
因みにイリーが呷るのはアイスコーヒーである、酷い下戸なのだ

>>91
「映画……あぁ、前に友人に連れられて観たことがあるな」
「大きな怪獣がビームを吐くような、そんなやつか」

半人(タェンティース)の趣味に付き合わされた事があるらしい
まぁ、再生機とデータだけあれば視聴は叶うであろう
最悪あそこの浮遊骸骨にディスクを食べさせれば多分、目からジーっと映像を照射してくれるんじゃないかな、多分

「あぁ……そういう」
「……まぁ、これなら……失礼、効果はあるだろう……」

納得の様子
イリーの思うところの、というか彼女の世界でのミイラは矢張り火に弱かった
しかし技術の届かぬ手順で作られたそれには成る程、効力も薄いという事か
そう納得しつつ、一言断りを入れて武器に手を伸ばしてみる


94 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/06/10(土) 22:12:27 ???
>>全員対象

ロイ「連れて行く なんと言おうとでもだ」
反対いの意見が多いことはわかっているが ロイの考えは曲がらない

ロイ「平和な世界の住人が異能なんて厄ネタを背負い込んじまったんだ 早めに鉄火場への対応ができればよし
   出来なきゃできないでいいんだ それで元の世界なり 骨を埋める世界で平和に暮らせるだろう
   身の丈に合わぬ武器を手に淹れちまったんだ どう付き合うか考えさせる方がいいだろう それにな・・・」

ロイ「勘違いならいいんだが・・・あいつの能力は覚えがいいだけで済まなそうなんだよなぁ・・・」

なおイムカのおむすびころりんちょであるが この場にベティはいない ベティはあの子と一緒に夢の中である
おむすびは翌日まで冷蔵庫の中である

それにあの子を拾った日から数か月しかたってないのに 今ではロイやイリーと真正面から組手を挑める程度にまで成長したのだ
技術と言う意味だけでなく 身体能力的にも異常な成長を見せている


ロイ「明後日の朝 政府専用の装甲車で現場入りする 準備しておいてくれ それとイムカ もうちょっと穏便にしてくれ」

と言うことでこの場は酒盛りに転換するのであった・・・・・

【二日後】
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『キミ』は買ってもらった革鎧を装着し 手には六尺の八角棒 腰には大振りなナイフと アキレスの拳銃が挟まっていた
初めての実戦である あの時役立たずだった自分は はたしてどの程度まで彼等に近づけるのだろう

装甲車に乗り込み現地に入る 戦いのときは刻一刻と迫っていた

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

現場は酷い有様だ ミイラや動く石碑が辺りの建物から見境なしに略奪してはゲートに持ち帰っていた
なお現場には緘口令が敷かれており 空に報道ヘリ等は見受けられない

ロイ「こんだけ破壊されてりゃ多少壊れっぷりが酷くなってももみ消してくれんだろ
   全員 目標は敵組織の鎮圧 およびゲートの封印 更地にならない程度の破壊は許容範囲だ OK?」

装甲車から降りたロイが政府関係者と相談し 依頼内容を伝える 敵はこちらに気付いたようだ 直に青銅の武器を構えてこちらに襲い掛かってくるだろう


95 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/06/10(土) 22:23:29 ???
>>89>>94
「……致し方ない、か」
【数秒睨みつける様にイリーの目を見据え、ロイの言葉にため息を吐く】
【平和に過ごせればそれに越した事はない。が、一度越境した以上そうもいかないのも事実か】
【ならば、その備えをしておくのもまた道理か。苛立ちを抑えようと煙草に火をつけるのであった】


【現場。青銅の鎧や石碑を遠くから眺め、スラックスに無造作に突っ込んでいた拳銃を片手に構える】
【両手に刀と銃を持った体勢。遠近にそれなりには対応した状態だ】

「クソミイラめ。アタックオブザマミーの時間だ。これも映画だからいつか見とけ」
【虚空に向かってブツブツ呟き、首を左右に傾けて数度鳴らす】
【目深に被ったフードの下で酸素供給機が装着され、赤い瞳が線香めいた鋭い光を放つ!】
「レッツ・プレイ」

【BLAMBLAMBLAM!!拳銃が牽制の火を噴き、向かってくるミイラの胴を両断しようと横薙ぎに振るわれる刀!】
【戦いの火蓋は切って落とされた】


96 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/06/10(土) 22:25:33 ???
>>94

「…どうにもならんよ」

 言葉少なく口にするイムカであった。拗れた糸を解すのは並大抵ではないし、
 いっそ断ってしまうほどには、非情になる必然も未だなかった。

 ------

「了解した。ぼーやの査定と危険に対するフォローでいいな?」

 このような性格であるが、意外と面倒見のいいイムカである。
 現地入りした少年をカバーできる位置を確保しながらも、前回とじゃ攻めと守りの比重が異なる。

「範囲攻撃は彼我の距離が離れている…乱戦になる前にというのがセオリーだ」
≪0000111101010101≫

 サーボスカルがステイシス圧縮フィールドを解凍。
 ミサイル発射菅が光と共に出現すると、それはイムカと電子的にリンクし、すぐさま親ミサイルを天空高くに射出させる。

【天に高く飛翔した親ミサイルはその外殻を分解させ、複数の子ミサイルが内部より吐き出され、地上の複数目標をロック!急激な勢いでミイラの群れに降り注いだ】

「多弾頭誘導弾(サブ・ミュニション・ディスペンサー)」

 着弾すれば広範囲に向けて破壊をばら撒くことになろう!


97 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/06/10(土) 22:26:09 ???
>>94
「……いいか、無理はしないでいい」
「大丈夫、まだ行ける、危ない、この3つの判断に従うんだ」
「まだ行ける、と感じたらその場で逃げろ、いいな、約束だ」

キミの実戦の参加に納得はしている
更にいえばその力も充分に感じてはいる
だが、それと心配症が不治なのは別問題である
キミの瞳を正面から見据え、しっかりと言い聞かせるみたくに話し掛けるのであった
→短い付き合いでもこの猫の獣人が随分なお節介焼きな上に心配症なのを看破するのは容易であろう

「……よし、行くぞ……!」

キミを気にしながら、目の届く範囲から決して出ない位置に居続けるように
猫の獣人は錫杖を手に刀を帯びて躍り出て、青白い闘気の焔を身に纏う
ソーマタージにやや遅れるモノのそれでも機先を制するように敵陣の前線を崩すべく、蒼白く燃える横薙ぎを振るう


98 : 柚木夏子 ◆9vmr0jXsek :2017/06/10(土) 22:26:33 ???
>>92

「おお、信ずるところを為していいんですね?」

「我々の存在意義こそは正義ですからね。……などと久々に恰好をつける私」

彼女の『中の人』も何やらわいのわいのと騒いでいる。
基本的に他者には聞こえないのだが、イムカには何故か『中の人』の声が聞こえるようだが。

「ああ、探偵さんなら今回の件は荷が勝ちすぎるっていうんでお休みです」

「時間もたったので結構離れて行動できるようになりましたしね。……今じゃすっかりファミレスのドリンクバーでコーヒーを無限に飲むおじいちゃんです」

そのうち彼単独での越境なり事件解決なりするようになるだろうと諦めたように言う。
自由になりつつある彼は、彼という個人を取り戻し、二度目の生を踏み出そうとしている、らしい。

>>93

「色々あるんですけどね映画にも」

「……? 私のライフルに何か?」

安全装置もかかっているので特に止めることもないが。
大口径のアサルトライフルに、アンダーバレルグレネード。
ごつごつとした印象の銃が彼女の今回のメインアームだ。
他にもサブで拳銃なりナイフなりがあり、それらはベストに収まっている。

>>94

「まぁその子に何かあっても最悪魂だけでも連れて……」

「……あれ? 悪役チック。なんでもないです」

連れてく、連れていかないで若干揉めている、その人物に対しての興味は薄い夏子。
行くというなら行けばいいし、戦うことが出来てその意思があるなら止める必要はない。
それが彼の正義であるのならば……という論調だ。
勿論、『お巡りさん』としては優先防衛対象となるが、それぐらいのおせっかいはいいだろう。

「――おお、早速きましたね!」

到着するなりエンカウント。
素早く向かってくる相手に照準し、発砲。
7.62mm弾はある程度距離があっても命中・威力共に申し分ない


99 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/06/10(土) 22:31:30 ???
>>98
「……この手の武器を扱うのを見ると毎度、敬服するよ」
「どうやっても当たらないんだ、的に」

そんなこんなで慎重に手に取ったライフルを、矢張りとても丁寧な所作で戻すのであった
尚その射撃の腕前は目の前の的に対してアサルトライフルの1カートリッジを空にして全て外す程、ある意味芸術レベルであった


100 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/06/10(土) 22:50:10 ???
>>95
ロイ「スマンな 後で俺の世界のハーフリングが栽培した 一等級のハッパをプレゼントすっから」

>>96
ロイ「いつもすまねぇな」
アキレス「おとっつぁんそいつは言わない約束だろ? ってか?」

>>97
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
イリーさんの言葉に 一つしかない目をしっかと見据え頷く
余計なリスクは背負い込まない 心に誓う
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

>>98
ロイ「出来れば体ごと届けてやってくれ」
アキレス「あれ? トンプソンかペーペーシャかでケンカしないの? …あれは違う映画だっけ?」

>>全員対象
破壊行動可と聞くや否や ミサイルで通りをふっ飛ばすイムカ

アキレス「たーまやー・・・」
ロイ「な? 辞めとけって俺はいったぞ?」

呆気にとられる政府関係者にロイが念押しする これで悪いのは政府関係者になったぞ やったねイムカ!!

そしてソーマタージ 夏子 アキレスによる射撃が轟く 通りに出ていたアンデッド達の大半がこれに潰される・・・が
店内で略奪行為に勤しんでいた連中の多くはその破壊を免れた ぞろぞろと出てくるアンデッドにより 白兵戦に移行

ソーマタージがミイラと切り結ぶ 青銅である筈のその剣は呪術的強化でもしてあるのか ソーマの剣と噛み合っても壊れることは無く
ミイラはアンデッドの枷が外れた膂力でソーマを押し込もうとする

そしてイリーと『キミ』に対しても ミイラが襲い掛かってくる

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
大きく息を吸い その半分の時間で息を吐き出す 動禅の呼吸法 体に力がみなぎってくる
六尺棒を構え イリーと共にミイラと相対した そこにパニックを起こす恐怖も無く 相手への侮りもない
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


101 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/06/10(土) 22:57:18 ???
>>100

「戦闘規定では破壊可かつ更地にしなければよいだからな。この程度で更地にはならんよ」

 着弾点はおそらく惨憺たる有様だろうが、核をぶっぱしたわけではないので更地にはならないだろう。
 大げさすぎる?見解の相違である。もっとも効率のよい方法を実践したにすぎないのだ。

「ぼーや、覚えておけ。戦場にもルールがある。いや、戦場だからこそルールがある。
 そして、優れた兵士とはその抜け道を常に模索しておくものだ」

 両手に粒子短銃を構えるデュアルガンスタイル。
 そのまま、決断的に連続射撃を行い弾幕を形成!

≪ブラスターモード:エリミネーター/バースト≫

【敵の動きと接近を阻害する目的の牽制射撃…味方の動きの支援効果を狙ったアクション】


102 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/06/10(土) 22:59:19 ???
>>100
「舐めやがって…。こいつら硬いぞ!精々気をつけろよ!」
【鍔迫り合いの形に持ち込まれ、サイボーグの怪力により押し返そうとするソーマタージ。一行に怒鳴ると、赤い瞳でミイラを正面から睨む】
【暗い暗い殺意の炎の灯る瞳は、ミイラの顔面を狂犬めいて睨みつける】

【その目に注意を取られたが最後、股間を狙った鋭い蹴り上げがミイラに襲いかかるだろう】
【狙いは鍔迫り合いからの脱却、姿勢を崩す事。叶ったならば、刀で滅多刺しにして殺すのみ!】


「クソ、俺もミサイル持ってくるんだったな」
【イムカの破壊の後を眺めてボヤき、ミイラ達へ再び銃撃】
【弾が切れれば、拳銃を躊躇いなくブーメランめいて投げ放つ。一体でも多く、ミイラを屠ろうとする】


103 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/06/10(土) 23:04:35 ???
>>100
「……派手にやるなぁ……」

イムカの即決により射出されたミサイル
獰猛な蜘蛛の子めいて地上へ殺到し、破壊を産み落として行く
ソーマタージと夏子、アキレスの銃撃が続き通りの敵はほぼ殲滅と見ていいだろう
成る程今回の自身の役目としては、撃ち漏らしを潰して行く事になるだろうか
それならばいい、キミの初の実戦としても申し分ない程度であろう

「……いいぞ、いいぞ、綺麗な呼吸だ」
「常に冷静にだ、体は熱く、頭は冷やして……こころには火を灯せ、青いヤツだ」

キミの動きに頷きながら自身に言い聞かせるみたく呟く
因みにこれは全部独り言である、相当重篤なレベルでアレだ
→かといって信頼がない訳ではない、それとこれとは別離した問題なのだ!

「……硬い?」
「……ち、なるほど……!」

ソーマタージの叫びに対して疑問符、しかしすぐにその真意を知る事となった
成る程強い、数がいる上にそもそも、凄腕の剣士たるソーマタージ相手に鍔迫り合いに持って行ける程の腕前を保持しているのだ
素早くしゃがみ相対しているミイラ達の視界から刹那失せる
そのまま闘気の焔を脚から伸ばした上で足払い目的の水面蹴り!
転倒させる事が叶ったならば好機とばかりに錫杖を振り下ろすであろう!
もし叶わなくとも、下から振り上げる格好での錫杖撃、コンビネーションアタックを仕掛ける!


104 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/06/10(土) 23:05:02 ???
>>102

「派手に破壊して飛び散らせるのもそれほど嫌いではないのでな」

 初撃でミサイルブッパをやらかしたイムカはソーマタージの呟きに対して返答。
 鉄火場で何を不真面目なと思われるかもしれないが、シリアスであれば必ず勝てるならそうしよう。
 が、そうでないならば、この手の軽口も存外に力になることは知っていた。

「羨ましければ君もマネーを溜めておくことだ。対費用効果は劣悪だが爽快な気分にはなれる」


105 : 柚木夏子 ◆9vmr0jXsek :2017/06/10(土) 23:05:26 ???
>>100

「まだぞろぞろと……グレネード!」

アサルトライフルのバレルに取り付けたグレネードランチャーを使用。
40mmグレネードは放物線を描き、ミイラ達の群れめがけて飛んでいく。

「どっかに統制している親玉でもいるんでしょうかね……?」

あんまり多いようだと残弾を気にしなければならない。
味方も多いし、近接戦を得手とする連中もいる以上、そこまで心配はいらないかもしれないが……。


106 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/06/10(土) 23:21:04 ???
>>101-103
赤い瞳を見据えテイルであろう顔は 乾いた包帯におおわれていた
鍔迫り合いを嫌ったソーマタージの蹴り揚げであるが

アンデッドには痛覚がない 股間を蹴り上げられても悶えることなく また前蹴り程的を押し返す効果もない
片足の状態のソーマタージを押し込もうとするミイラであったが・・・・

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『キミ』はソーマタージに組みついているミイラに狙いを定め駆け出した
接近の途中で棒の先端で地面を突く そして接近の速度そのままに まるで棒高跳びのように跳躍
ミイラの側頭部に飛び蹴りを放った
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

『キミ』の援護によりその場に転倒するミイラ 後はソーマタージがミイラをめった刺しにして終了である
続いて現れたミイラは『キミ』に狙いを定める 『キミ』は棒の先端でミイラを突き その突進を推し留めようとするが
膂力の差か どんどんと押し込まれている

そしてイリーは大きく沈み込みながら 遠心力の乗った水面蹴りを放つ
それに足元を掬われたミイラは転倒 致命的な隙を見せる

あとは杖によるコンビネーション攻撃に 首を折られ息絶えた
ロイは少し離れた場所でミイラと切り結んでいる イリーの目には ミイラの突撃に対処中の『キミ』 が見えるだろう

>>101>>105
その言葉に頭を抱える政府関係者
空手型きったお前らが悪い

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
イムカの言葉が耳に届く 戦場だからこs
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ロイ「やめろバカそういうことを教えるなバカ!!」
イムカの言葉を心に深く刻もうとする気配を察知したロイが待ったをかけた

後衛のイムカと夏子 それとアキレスが火線を張り 向かってくる敵を少しでも削ろうとする

そして夏子の視線の先 見えた カラカラに乾燥した 豪華な衣装 顔には黄金のマスクをつけた何者かが ゲートの前で両手を掲げる
ゲートから現れたのは 様々な動物の仮面を取り付けた 一見すると人間である それが複数

そして仮面の親玉の命令により 一行めがけ突撃してくるだろう


107 : 柚木夏子 ◆9vmr0jXsek :2017/06/10(土) 23:29:13 ???
>>206

「おや、見るからにファラオっぽい……リロード!」

「ようし。やってやりますか」

弾倉を交換し、にやりと笑う。直線的に向かってくる相手なんぞ敵ではない。
ライフルのバイポッドを立てて、匍匐で射撃姿勢に入る。

「対ヒッタイトの頃と進歩がないと見えます。ローマに代わってその王朝を終わらせてやりましょう」

――そうしてから、バースト射撃。
簡易的だが分隊支援火器のような軽機関銃による火力支援と同等の効果をもたらすだろう。


108 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/06/10(土) 23:29:41 ???
>>106
「刀で滅多刺しにして殺した!」
【倒れたミイラを刺し殺し、周りを見れば襲われる少年】
【クルクルと回転させながら引き抜いた拳銃が、ミイラの頭部を狙う!】

【BLAM!BLAM!二発の弾丸は、ミイラの頭部を破壊せしめんと向かう】
【漂う硝煙を鼻から吸い込み、深く吐き出すソーマタージ。赤い目が件の『キミ』を見据えた】
「これで貸し借りなしだ。だろ?」


「見えた。あのバカっぽいのが目標のバカだ。
 張り切っていこう。ワクワクが止まらない…よッ!!」
【言い終える前に走り、突撃してくる仮面の集団に自分から向かう!】
【接触まで数m手前。唐突に地を蹴ると、空中で身体を捻る!】

「イヤーッ!!」
【サイボーグの怪力を乗せた鋭い飛び蹴り!強固なブーツも合わさったそれは、肉を潰し骨を砕くことすら容易い】
【成功如何に問わず、蹴りを放った相手をそのまま押し倒し、刀を引き抜く】
【逆手に持った刀と怪力で、集団を一気に傷つけるつもりだ】


109 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/06/10(土) 23:32:23 ???
>>106
「……」

ふぅ、と息を吐くべくした矢先
隻眼の端に捉えた光景はそれをそうだと認識した頃には既に随分と距離が縮まっていた
青く熱い炎が灯るこころと、それと体が先に動いた結果だ
その割に妙に凪いだ脳内の思考の泉には蓮の葉々が浮かび上がり、それらは数多あれど根はひとつの答えに繋がっていた

「セェェェッッ!!!」

キミを押し潰さんとしているミイラへ肩から体当たり
無論イリーの体は軽い、元々の重量もそうだし隻腕である事もそれを助長した
しかし加速の勢いと、全身を覆い尽くす裂帛の闘気の焔!
更に錫杖を尾で保持し、居合めいて抜き放つ刀の横薙ぎ!

「……無事だな!?」

それでミイラが撃破出来たか、その答えを気にするよりも出た言葉はキミへと向けられている

「……これは……増援?」
「……」

不味いかな、との顰め面は敵の方にのみ向けられていた、言葉もだ
キミを不安にさせる様な態度を取る訳にはいかない

「判断は出来ているな?」
「……なら、それに従うんだ」

想いと反面、キミへ掛ける言葉は少ない
そして敵の増援、仮面部隊の突撃の勢いを押し留めんと立ちはだかり刀を振るう!
→親玉狙いではなく、一同、主にキミへ向かう敵の排除を狙う格好


110 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/06/10(土) 23:39:47 ???
>>106

「馬鹿とはなんだ馬鹿とは。しかも二度も言ったな貴様」

 ロイの不敬極まる言葉にイムカも反論である。
 そして、殺到を開始する如何にも近衛兵らしき連中を紫の瞳が見据える。

「(>>108)ソーマタージ、合わせるぞ」

 イムカは隕鉄の鏃とクナイダートをコンバットポーチから取り出すと、隕鉄の鏃をそのまま握り砕いた。

「いざ、戦いの業火の中へ!いざ戦争の金床の上へ!」

 イムカは聖言を言葉する。全ては神の御技を顕現せんがため。その神の名は――

「神なりし皇帝陛下の祝福あらんことを!『隕鉄の祝福』!」

 蒼白き光が構えたクナイより放出し、それを敵に向かうソーマタージに向かって投擲!!

【集団に向かってその刀を以って乱撃を仕掛けんとするソーマタージの刃をクナイが通過すると同時に流星の属性を移植!】
【流星の蒼白き光がソーマタージの刀より放出され、その切れ味を倍化させるであろう!】

【隕鉄の祝福…対象の認識力増大+3、武器出力向上+5】


111 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/06/10(土) 23:54:46 ???
>>全員対象
ファラオを目敏く見つけた夏子がライフルのバイポッドを立て精密射を仕掛ける

だが動物の仮面を被りし者はファラオの前に立つやその身で銃弾を受け止める
その身に穴が開く が値は流れない

すぐにその身から放たれたはずの銃弾がせり出してきて地面に転がった

続いて『キミ』への援護を終えたソーマタージが イムカの援護を受けて仮面の者達への突撃を仕掛ける
先頭の一体の仮面に蹴りが食い込み倒れた者にソーマタージが剣の切っ先を突き刺す

血は流れない だが幾度も剣を突き刺せば直に砂となって崩れ去った

だが集団は恐怖を知らず ソーマタージに青銅器を掲げて攻撃を仕掛ける それはソーマタージ1人では対処しきれないほどであろう

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
イリーとソーマタージの援護をもらい 辺りのミイラを駆逐することに成功する
額の汗を拭うと ソーマタージが集団に食って掛かるのが見えた

体力は? 十分にある なら 行こう

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ロイ「イリー!!アキレス!! 前線を押し上げる!! ソーマの援護に向かうぞ!!」
アキレス「ちょっと待ってリロード!!」

ソーマタージが倒したミイラとは別で『キミ』に接近を試みたミイラであるが
イリーの体当たりを喰らい よろめいた末にイリーの居合によって両断された

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
無事だな? その言葉に力強く頷く 『まだ』ではなく 行ける
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ソーマタージは現在集団に攻撃を受けている
『キミ』はソーマタージを援護すべく駆け出した イリーはそれを追いかけることができる

夏子とイムカは後衛で 前線の白兵戦から距離を取っている だがファラオは空に向けて両手をかざす
空に赤い点が生まれ 小さな隕石となって イムカと夏子に降り祖損が賭している

隕石もどきは複数飛来しているが 密度は大したことない物とする


112 : 柚木夏子 ◆9vmr0jXsek :2017/06/11(日) 00:01:20 ???
>>111

「め、メテオォ!?」

頭上を見て素っ頓狂な声をあげる。
ミサイルだなんだで周囲ががれきになるなんてどうでもいいことだったようだ。
何しろ隕石だ。さて、対抗手段は走って逃げるしかない。

「イムカさあああんさっきのミサイルで迎撃とかできないんですかああああ」

上官にダメ元で叫びつつ、立ち上がって回避行動。
……状況的には、前方。即ち敵に向けて逃げなければならない。
巻き込まれるようにしてあの手の高威力範囲攻撃、なおかつ低精度のものは撃たないだろうと踏んだからだ。
銃を抱えるようにして、走る。それしかない。


113 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/06/11(日) 00:02:06 ???
>>111
「……」
「あ、あぁ、わかった!」

よく動く、というのがイリーの、キミの初陣での所管であった
力強い頷きにむしろ自身がたじろぐ程だ、きっといい戦士になるであろうと予感する
ロイの呼び掛け、そしてソーマタージやキミの機動に従い駆ける

「……ソーマタージさん、梅雨払いは任せて!」

そしてこの場において最も突撃力に優れたソーマタージへ叫び、敵司令官たるファラオの周囲の護衛を散らすべく目的を定めた
彼に殺到する敵へ向け刀を振るい、尻尾で掴む錫杖を突き出す

「……ちっ……!」

高度な魔法を操るファラオに対して舌打ち


114 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/06/11(日) 00:06:57 ???
>>110-111
「初の共同作業ってか!」
【イムカの援護による青い刃が刀を通過し、何らかのエンチャントが施される】
【通常以上の斬れ味を得た刀は、仮面の人物を容易く貫いた】

「ファックゴナ…!」
【そこに飛んでくる青銅器。幾つかは刀で斬り伏せるが、流石に全部を相手することはできない】
【肩に、背中に、腕にぶつかる度に鈍い音を響かせ、身体が揺らぐ】
【そのうちの一つが頭に直撃し、白い血が流れる。赤い両眼が怒りを宿す!】


「痛えなクソが!」
【刀を酸素供給機で咥え、開いた両手を伸ばした先は、二人の仮面の人物の首根っこ】
【怪力で締め上げ、振り回そうというのだ!】

【サイボーグの膂力は人を持ち上げるぐらい訳ない】
【不運な者を掴み、ヌンチャクの様に振り回して飛んでくる青銅器を弾き、防ぎ、或いは武器にしようとする!】

【竜巻めいた勢いを保ったまま、ソーマタージは集団を相手取る事を選んだ】
【親玉は他の人がやってくれるだろうという期待、ある種の信頼を持ち、他の越境者が来るまで持ちこたえようと】


115 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/06/11(日) 00:19:38 ???
>>111-112

「すまないがミサイルは一発限りだ」

 夏子の言葉にそう告げながらも、イムカはコンバットポーチより鷲の羽毛を取り出す。
 奇跡の顕現には魂削る極限の集中力を必要とする。本職ではない己が持つか?否、活路を切り開くのは将校としての義務だ。

「汝が名誉こそ汝が命。何者にも穢さしむるべからず――『大跳躍』」

 イムカが地面を蹴ると共に奇跡が発動。その身体は常識を遙かに超え、凄まじいまでに高度へと瞬く間に達した。
 そして、高高度にて隕石の群れを眼前に掌の純銀の小槌をミサイルによって砕けたビルに投擲!

「苦痛は感覚の見る幻。絶望は精神の見る幻なり…皇帝陛下の加護あらんことを!」

 瓦礫が中空に、イムカの眼前に向かって浮かび上がり、殺到し、巨大は壁を形勢してゆく。
 襲い掛かるは朽ちた者共が招来させし隕石群。そして相対するは――

「異端者への防壁!!」

 銀に輝きし異端者への絶対防壁がイムカの眼前に顕現される!
 瓦礫の集まりは今や堅牢なる城壁となり、眼下の越境者と君を護る絶対防衛圏と化した!

【天空の出現した隕石群と巨岩の防壁!幻想つたわりし現世であってもこれほどの規模!…報道管制で隠しきれるか政府諸君!】


116 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/06/11(日) 00:39:02 ???
>>112>>115
政府関係者:のーこめんと(震え声)

逃げ惑うアキレスと夏子と違い 大跳躍によって隕石モドキを回避するイムカ
更にビルのが得r機を用いて障壁を作り出す

瓦礫は隕石モドキを受け止め 弾き返す まるでスペクタクル英語さながらの攻防
これにより夏子とアキレスはフリーの状態に移行

だがファラオの周辺には 王を守る仮面の者が待機している
そしてファラオは従者から槍を受け取ると イムカに向けて投擲

投槍は呪術的強化により 黒き隆盛の如くイムカに飛来する

>>113-114
集団戦の中でソーマタージは猛攻を凌ぐ
仮面の者を両手で二体掴み それで後続の攻撃から身を守った

その間にイリーが ロイが そして『キミ』がと嫡子 ロイとイリーはソーマタージの援護に入った

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
仮面の化け物を盾に立ち回るソーマタージ 彼を掬いたくて一体に戦いを挑む
ひざの関節を狙った棒の突き だがその攻撃に怯まない化け物は拳を放ってきた

咄嗟に半身となって肩で拳を受ける 痛い その膂力に吹き飛ばされ地面に投げ出される 呼吸が乱れる
化け物が青銅器を掲げてこっちにやってくる・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ロイ「チッ!!」
『キミ』は仮面の者の攻撃を受けて地面に投げ出される
ロイが援護に入ろうとするが 仮面の者に邪魔される

イリーもソーマタージも同様に仮面の者の妨害行動を受けるだろう

『キミ』に仮面の者が迫る・・・

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
痛む背中 ゆがむ視界 迫る仮面の化け物 だが頭の中は恐怖ではない 違う何かが渦巻いていた


優しき猫の亜人は言った
「常に冷静にだ、体は熱く、頭は冷やして……こころには火を灯せ、青いヤツだ」・・・と

見た目はおっかないが面倒を見てくれる髭の人は言った
「精神を落ち着け 一機にテンションを上げろ 高揚しろ熱く 熱くだ」・・・と

カノッサという組織の 浪人みたいな怖い人は言った
「死なばそれまで 人生楽しんだモン勝ち 愉しむのさ 殺すことも 殺されることもだ!!」・・・と

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ゆらりと立ち上がる『キミ』 化け物を睨むや その体から青き炎が立ち上る

イリーの闘気の焔が・・・いや

その体から紅蓮の炎が立ち上る 

ロイの闘志の焔が・・・いや

その体からどす黒い炎が立ち上る

鈴虫の殺意・・・いや

1つの体から全く別の焔が同時に立ち上り 混ざり合い
『キミ』の体から立ち上るは 鮮やかな緑の焔 闘志とも闘気とも殺意とも違う炎

ロイ「いやな予感は当たった アイツの能力は他者の能力の模倣なんかじゃない・・・
   手に入れた能力を自分の中で融合させて 新しい能力を作り出すことだ!!」

//それではイベントを中断します オツカレサマドスエ


117 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/06/17(土) 20:32:23 ???
【幻想の生きる現代風世界】
越境した先の世界は現代の装い見せつつも 異能と幻想が生きる世界
そこで『キミ』は一行と共に鉄火場に行くことになった それはロイが自らの懸念を確かめるため

そして懸念は確信に変わった

ロイ「いやな予感は当たった アイツの能力は他者の能力の模倣なんかじゃない・・・
   手に入れた能力を自分の中で融合させて 新しい能力を作り出すことだ!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
全身が緑の焔に包まれる だが肌が 服が焼ける様子はない それどころか 炎の中で安らぎを覚えるほど
これは 自分の力だ ロイやみんなが使っているような異能だ

ナイフを抜く 緑の焔が集い 緑の刀身を形成する

それで迫りくる仮面の化け物に切りかかった

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『キミ』は仮面の化け物に切りかかる ロイやイリーの薫陶が生きた剣術は 化け物の肩から腰まではバッサリと切り伏せる
その瞬間 化け物の体から緑の焔が噴き出て化け物を焼き 瞬く間に砂となる

ロイ「ドエライ出力だな…熱量や扱いやすさは闘志の比じゃねぇ よし やるぞ!!
   作戦を再度伝達!! 最終目標は最奥のゲートの封印 およびその前に鎮座するファラオの撃破だ!!」

【位置情報】
ここは商業区の1ストリート 道の両端は店舗の入ったビルとなっており 今は敵の略奪にあっていた

敵は古代エジプト空出てきたようなミイラや 砂から生まれた仮面の化け物 そして最奥にゲートとその前に鎮座し 遠距離から魔法を放ってくる黄金の仮面のファラオ1体である


118 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/06/17(土) 21:41:29 ???
>>117
「緑の焔?絵の具じゃあるまいし…」
【フードの奥で目を細め、視界の先の緑の焔を眺める】
【覚えがいいのは知っていたが、認識を改める必要がありそうだ】
【頭の中で浮かんだいくつかの仮定、懸念を振り払い、刀を腰の鞘に納める】

「異能なんざ持ち合わせてなくてよかった。後悔はしていない」


「おっと、ヤツをカツアゲするのはまた今度にしよう…」
【化け物を焼き尽くし、砂に変える焔に肩を竦める】
【異常な火力。異能に目覚めた直後は多いと聞いた気がする】
「終わる前にガス欠にならなきゃいいがね。そういう奴は何人も殺してきた」

「ラージャ。やるべき事は依然変わりないってことだ。……往くか」
【言い終えると同時に、砂塵を巻き上げミサイルめいて駆け出すソーマタージ。瞳が赤い光の軌跡を残す!】
【接敵まで数mの地点、地面を揺らさんほどの力で踏み込み、高く跳ぶ!】
【一々構ってはいられない。犇く化け物やミイラの頭、建物の外壁を足場として怪力で飛び伝い、一気にファラオの元まで向かうつもりだ】

【頑強なブーツとサイボーグの脚力の踏み込みは、それだけでもかなりの破壊力を持っている。建物にヒビを残し、破片を落としながら伝承の武将めいて跳ぶ!跳ぶ!】


119 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/06/17(土) 21:43:48 ???
>>116-117
「翡翠色(ジェイド)の、焔」

明るい青みを帯びた新緑色の焔
芽吹いたそれは猫人の片方だけの瞳に反射して輝く
多くの戦さ場に身を置いたイリー、数多の奇跡を目にしてきた
それだというのに矢張り、その度に魅入ってしまうのだ
感嘆がたったひとつの吐息にこもり、その純粋な一点を見詰める
神々に捧げる最高の供物のような麗らかな緑に、この上ない念を抱く

「……あ……あ、あぁっ!」

ロイの声に我に戻った、大きな声での返答
仮面のモノの攻撃から身を躱し、反撃の後ろ回し蹴りを放った
イリーは矢張りそれでも、キミの様子を気にしながらの進撃となる
敵の進行を阻みながら、不死の隷従者を眠りに就かせながら


120 : 桜雪 ◆Ej7mfs3xVw :2017/06/17(土) 21:56:48 ???
>>117
走る。ひた走る。ただただ走る。
遥か彼方より立ち上る醜悪な気配。久方ぶりに感じた戦場の匂い。身体が、否己を使役する意思が此処で戦えと吠え立てる。
思えば半月以上―ー越境した世界ごとの時間の流れは違うのだろうが―ー自らの身体を動かせずにいた。
その間、考えるのは彼の滅びゆく世界の行く末。いや、彼の世界は既に滅び去ったのだろう。重要なのはその元凶。
あの絢爛かつ野卑な女狐は今や抑止力にすら手に余る存在と化した。彼奴が今どこにいるかは知れないが、追い立てるにも今はひた走る。

裏路地を抜け、ビルの屋上から屋上へと飛び走り、戦火の中心へと迫る。今は抑止力としての本懐を遂げる時だ。
巻き上がるは翡翠の焔。煌々と燃え上がる其れの主は、かつて出会った小さな小さな漂流者。

「成程、中々良い師に恵まれたようだ」

呟きと同時に屋上から直下へと疾風の如く突き進む。並居る砂塵の化生共の耳に、再来せし抑止の怒号を響かせる時。
勢いの儘に腰に佩いた物切丸を引き抜き、複数の化生目掛けて霊気の斬撃を放つ。
耳在る者は聞け、目在る者は見よ、口在る者は叫べ。彼の者は此処に健在也。悉く化生を討ち払うべく、再び現世に出でる也。

「久方ぶりだ。ロイ・ゴールドマンら」

白き羽織の侍は一閃と共に現れた。


121 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/06/17(土) 22:04:31 ???
>>118
ロイ「確かにガス欠は心配だな 注意しておこう」

武器を振り上げる化け物や その足を掴もうとするミイラ それらの頭を踏み越え ビルの外壁を伝い
一気にファラオに接敵するソーマタージ

だがファラオの横にいたのは2人の近衛 アヌビスの仮面をかぶった戦士2人

それがソーマタージの行く手を遮った

ポールアックスに似た武器を構え 中空にいるソーマタージを叩き落さんと武器を振るった

>>119
カウンター気味に決まった回し蹴り それを喰らいよろめく仮面の化け物

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
イリーさんが隙を作った 『キミ』は六尺棒を背中に回し 腰のホルスターからアキレスのリボルバーを抜き 片手で構える
緑の焔がナイフから銃に集まるのを感じつつ引き金を引く

ダブルアクションのリボルバーが弾を吐き出した

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
火薬の炸裂音とは似て非なる音が響き渡り 翠の光線が二回瞬いてよろめいた化け物に炸裂
次の瞬間翠の頬が立ち上り 化け物は炎に焼かれて砂に戻っていった

>>120
ロイ「何を言う お前も師の1人だよ」

翠の刀身携えて 化け物と切り結ぶ『キミ』の挙動に見覚えのある動きがあるのがわかるだろうか?
まだ『キミ』が足手まといだった頃 何か教えてくれと乞われ教えた剣術の基礎

それが今『キミ』の剣術には活きていた

ロイ「向こうに見えるゲートの封印 およびソーマタージが相対しているファラオの撃破 やるぞ桜雪!!」
2匹のミイラが桜雪の斬撃に切り払われる中 仮面の化け物が青銅(魔法強化されている)の武器振り上げ桜雪に迫る

こいつらを屠ってソーマタージや一行の援護をするか
突破してファラオを叩くか 選択肢が生まれた


122 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/06/17(土) 22:05:41 ???
>>116-117

「!?」

 神なりし皇帝陛下の奇跡の顕現直後。
 魂削る真言を限界までも用いていたイムカはそれゆえに大きな隙をさらけ出していた。

「いけ…るか?!」

 迫る黒き流星。身を翻し、被害を最小化しようと努めるイムカ。
 ファラオの魔力帯びし槍は彼女が展開する斥力フィールドを事も無げに貫通し、
 そして、その腹部を抉り貫】【くことは叶わずにギリギリの回避に成功する。

【限定的な世界線の移動――最善への希求】

「腹の皮が破けたぞ」

 甲殻アーマーの装甲とコートの布地と腹部の一部を持っていかれたイムカは、
 血の滴る腹部を手で押さえたまま着地。地面に足をつけると同時に止血スプレーをぶっかける。

「頭痛は酷いし、ぼーやはなにやら妙な力に目覚めているし散々だな」

 ズキズキと痛む頭を押さえながら、イムカはやや後方より、一行に追随する。

【可能ならロイあたりにメディキットめいた物資なり治療の要求。専属の医務官が居ないのが悔やまれる】


123 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/06/17(土) 22:15:18 ???
>>122
ロイ「チッ アキレス!! あとお前も近衛についてくれ!!」
アキレス「おっけーい!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
もう一体を切り捨てた ロイから援護要請が入った 顔を向ければ腹から血を流したイムカさんと その傍でリロードしているアキレス
前線に背を向けてロイとイムカさんの元に馳せ参じ リボルバーの弾を装填し構えた
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ロイはバックパックから数種のペーストとガーゼ 包帯を取り出す
ペーストを混ぜ ガーゼに塗りたくって傷口に張りつけ その上から包帯を巻く

彼の世界の錬金調合薬(魔法は用いず 純粋に薬効のみの物)

ロイ「どうする? 鎮痛剤も飲むか?」

襲い来るミイラを銃撃で押し留めるアキレスと『キミ』
襲撃を2人に任せ 治療を続けるロイ


124 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/06/17(土) 22:16:32 ???
>>121
「チィッ!」
【空中で身体を捻る。合金プレート仕込みの爪先がアヌビス兵士の武器を受け止め、鈍い音を立てる】
【勢いを殺され、離れたところに敢え無く着地。二体の兵士と相対する!】

「どうした。かかってこいよ。俺を殺してみせろ、雑兵!」
【片手で鞘を持ち怒鳴る。通り抜けるのは難しそうだ】
【赤い瞳は周囲の状況を素早く確認し、一気に踏み込む!】


「イヤーッッ!!」
【一歩踏み込む毎に速度は爆発的に上昇していき、それにつれて体の周りに紫電が走る!】
【低い叫びを上げながら、射出された刀を超速で引き抜く。目に見えない程の速さで振るわれる赤い刀身にも、紫電は微かに走っていた】
【アヌビス兵士の武器は厄介だ。ポールアックスじみたそれごと一体の身体を両断しようと、逆袈裟に振り上げられる戦場刀!】


125 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/06/17(土) 22:17:09 ???
>>121
「あ、ありがとう……」
「……助かった!」

最初は呆気に取られて小声で
しかし次には大きな、凛然としたいつもの調子で言えたと思う

「余り、無理はしないように!」
「どれだけの間、それを保っていられるか分からないから!」

翡翠色の焔の燃費が不明瞭な時点で、矢張りそれは心配の原因である
不死者達を相手取り剣戟、あるいは蹴りを放ちながらソーマタージ達の援護へ向かう


126 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/06/17(土) 22:21:40 ???
>>123

「いいのをもらってしまった。際どいところだったな」

 大きな術の直後でさらに身体の自由が利かない空中時の攻撃。
 十回やられれば九回は死ぬ場面だ。〝いつもながら悪運は強い〟

【錬成薬を塗布し、乱暴に包帯を巻いて完了】

「行動に支障はない。ああ鎮静剤はいらんよ。色々と鈍くなるからな」

 しかして、随分と手札を使ってしまった


127 : 桜雪 ◆Ej7mfs3xVw :2017/06/17(土) 22:24:38 ???
>>121
「それは嬉しいな。何、言われずとも承知の上」

免許皆伝、には遠いが良い動きになった。能力の適切な使い方は追々考えていけば良いだろう。
さて、危急の問題は群れを為す砂塵の暴威。ともすれば雪崩と同様、砂と言う物は一つの街を滅ぼす事すら可能な脅威。
子細な事実は知り得ないが、あれは遥か西方に栄えた国の王、その成れの果てとやらか。
何にせよ、妖魔化生に変わりは無い。ならば今すべき事は自明。己が持ち得る最上の手段を以て、迅速に脅威を排除する。

「彼方は一人か……宜しい。俺は前衛に加勢しよう。暫し耐えろ」

そう言うと迅雷が如くソーマタージの援護に向かう。無限とも思える軍勢を叩くならば、早急に首を落とすが最良。
斬首作戦、とも呼ばれるそれは最小の人数により最短時間で軍勢を無力化するのに最も適していた。

「折角だ。〝こいつ〟の復帰にも良い頃合だろう」
「―――――――――来い、〝根々切丸〟」

桜雪の言葉に呼応して、背後より一振りの刀が顕現する。
それは余りにも長く、余りにも鋭く、余りにも美しい大業物。神刀とまで謳われた悪神殺しの不朽の一太刀。
彼の背丈の倍近くあろうその刀の名は、根の根まで絶やす〝根々切丸〟と言った。

「その首、貰い受ける」

一気呵成にファラオへと突き進み、右手と左手に携えた二刀によって痛烈な一撃を叩き込まんとする。


128 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/06/17(土) 22:25:51 ???
>>126 続き

 しかして、随分と手札を使ってしまった。
 ミサイルはもちろん、奇跡も既に三回使用して打ち止めである。
 しかし、まだ戦える。ならば戦うべきだ。

「スカルッ!」
≪00111110101010101≫

 中空で浮遊するサーボスカルの俯瞰視点を己の拡張現実視界とリンクさせる。
 襲撃してくるバケモノ共の流れ、その基点となる場所。ともすれば突破口となりえる箇所を算出――

「イヤーッ!!」

 シャウトともに、敵の攻勢発起点に向かってフラググレネードを投擲。
 爆発すれば、肉を切り裂き骨を貫く金属破片の弾雨が敵に襲い掛かるだろう。


129 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/06/17(土) 22:31:07 ???
>>124
中空での攻撃を紙一重で躱し 離れたところに着地するソーマタージ
そして一体の撃破に必殺の一撃を仕掛ける

ポールアックスを振るう近衛A 真正面から電磁居合を仕掛けるソーマタージ

――――交錯
ザンと音を立てて近衛Aの上半身が斜めに切り払われる ソーマタージは無傷

だが近衛は命無き化け物
切り払われた上半身の片腕がソーマタージを掴む

更に近衛Bも一緒になってソーマタージにしがみつこうとしている

更にファラオが魔力を湛えた腕をソーマタージに向け 攻撃魔法を繰り出そうとしていた
…が 魔法の腕は別方向に向けられることになったようだ 理由は後述

>>125>>127
片や蹴りで相手を押し退け 肩や太刀を振りかざし 化け物雑兵を割ってファラオに突き進むイリーと桜雪
それに対しファラオはソーマタージに放とうとしていた魔法を2人に向けた

黒い波動の衝撃波 面攻撃を軸とした禍々しい魔力は 周りの雑兵もろとも2人に向けて放たれた

>>126
そして前衛があらかたファラオに向かってしまった結果

アキレス「あかーん!! 押し切られるー!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
リロードをしている暇はない リボルバーをホルスターに収め 『キミ』は六尺棒を取り出す
翠の焔を纏う棒を振り回し 化け物の接近を推し留めようとする


130 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/06/17(土) 22:35:36 ???
//途中送信
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2人が頑張っている間に治療が終わり 戦線に復帰するイムカ

フラググレネードを投擲し 攻撃の起点を潰そうとする
炸裂 破片が化け物やミイラに突き刺さる

だが彼らは命無きアンデッド または砂を元に生まれた化け物
死傷傷による撃破は叶っても 負傷程度なら意に介さず接近してくる
イムカの攻撃は 想定よりも弱いものとなってしまっただろう

ロイも戦線に加わり 化け物たちと切り結ぶ だが数の暴力故 その戦況はやや不利であると言わざるを得ないだろう


131 : 桜雪 ◆Ej7mfs3xVw :2017/06/17(土) 22:43:11 ???
>>129
怒涛の勢いで迫りくる漆黒の波動。しかし、彼は自らの足を一切緩めずに波動へと突き進む。
相対するは蒼白の霊気。それは魔、現世常世の化生を滅する天性/転生の力

【魔特攻・対象の属性が魔に近い程に効果上昇】

「笑止。>>125そこの、突っ切るぞ」

純粋魔の力を大太刀は縦に、太刀は横に一閃。裂き、貫いて突破する。
漸く〝こいつ〟を振るう事が出来る。越境して以来なのだから、こいつにとっては相当な時が経った筈だ。

「応えろ、根々切!」

十一尺二寸、身長の二倍近い大太刀を尋常ならざる速度で古代の砂王へ向け振り下ろした。


132 : 又ジ ◆.zilz3o6.U :2017/06/17(土) 22:45:15 ???
>>129
「この…ッ!キモいんだよ!」
【片腕でしがみつく兵士の半身。数度殴りつけていたら、もう一体までしがみついてきた】
【振り払おうともがいたその時、ファラオの腕が此方を向いた】
「アラ、ヤベェなこりゃ…!」


【しかし、敵の攻撃がこちらに来ることはなかった。共に戦う仲間の方にその矛先が向いたのだ】
【正しく僥倖。赤い瞳が殺意を宿し、膂力が漲る!】

「一手見誤ったな。抉り殺すわ!!」
【禍々しいシャウトを上げ、体を捩じる。しがみつく腕を、革手袋に覆われた片手が握り潰そうとする!】
【一回転し、しがみつく上半身を砲弾めいてファラオに投げ放とうとする!】

【叶うならば、もう一体の方も投げ放とうとしながら走る】
【こちらを見ていない、今がチャンスだと信じた足取り。近づき、唯殺めるのみ!拳を固く握って向かう!】


133 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/06/17(土) 22:45:57 ???
>>129
「セェッ!!」
「……、しまっ……!」

雑兵を散らしながらファラオの元へ進む猫人
また上段に構え、振り下ろしを行うべくした刹那であった
その体は回避より少し前に半身を曝されたのだ、純の黒い魔力の奔流に
容易に吹き飛ばされ、壁に叩きつけられて落ちる

「……っ……痛ぁ……」

咄嗟に闘気の焔で防御を行えたのは重畳だ
そうでなければこの痛みを感じる事すら出来なくなっていたであろうから
位置取りとしてファラオから引き離され、それと後衛陣の合間の辺りに飛ばされた形となる


134 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/06/17(土) 22:52:15 ???
>>130

「グレッチェンじゃああるまいし、とんだ物量だ」

 元々物量で押し切るのは、イムカが所属する帝国軍こそが最も得意とする(というよりほぼそれしか知らない)戦術だ。
 物量が生み出す圧力も戦術選択肢の広さもイムカは知悉していた。
 ただ単純に波と押し寄せ蹂躙する。このシンプルゆえに強力な布陣に対しどう抗ずるべきか。

【戦局を確認すればすでに前衛は敵中枢に至る突破戦を展開中だ。ならば――】

「敵の圧力をこちらに分散させていると考えるべきだな。
 無理攻めするよりも友軍を信ずる局面だろう」

 右手に粒子短銃を、左手に黒檀の旋棍を構えるイムカ。

≪ブラスターモード:エリミネーター/スプラッシュ≫

 片手で短距離で強力な拡散レーザーを撒き散らすスプラッシュレーザーを爆裂させながら、
 もう片手ではトンファーバトンによって敵の頭部を叩く、というより、回転と踏み込みのエネルギーをもちい、
 触れたものを内部より粉々に爆散させる浸透勁を用いて、キミとロイと共に前に躍り出るイムカ。

【ネファレムの強力な治癒能力ゆえ、負傷しながらも動きに澱み無し!】


135 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/06/17(土) 23:05:03 ???
>>131-133
黒き衝撃波の中を切り裂き突破する桜雪 だがイリーは衝撃波に負けて壁に叩き付けられることとなってしまった

そしてソーマタージはこちらに迫る筈だった魔法が桜雪たちに向かったことで脱出んぼ猶予が生まれる
しがみつく近衛を殴りつけ 緩んだ拘束を引きちぎりファラオに投げつけた

桜雪はファラオめがけて大太刀を振り下ろす だが視界の外から飛んで来たのは近衛の化け物
ソーマタージに投げ杖られた近衛は持てる力を総動員してファラオを守らんとその身を晒したのだ

大太刀が近衛を切り裂くその一瞬を持ってファラオは辛くも大太刀を避け移動する
移動した先はソーマタージにとって近衛と桜雪が邪魔になる位置だ

ソーマタージはファラオに直行するルートは無く 迂回するか 飛び越える必要があるだろう
もちろん思いついた策を講じれば 問題を解決して直行できるかもしれない

そして壁に叩き付けられたイリー その眼には ソーマタージと桜雪の猛攻をしのぐファラオの姿が見えるだろう

>>134
アキレス「ヤバーイ!!あかーん!!押しつぶされるー!!磨り潰されるー!!」
アキレスの泣き言が戦場に響き渡る だがデモンレッグの前蹴り等でどうにか凌いで入るらしい

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
化け物たちの猛攻 が続く 脇腹を叩き 脚を絡ませ転倒させ 頭に角を振り下ろす
また一体倒した 次・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

『キミ』もロイもどうにか敵を推し留め イムカは散弾と体恤を持って敵を爆散

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
また頭の中に声が響く そう まただ
回転 踏み込み 力の流れを・・・相手に伝え・・・中から爆裂・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

『キミ』は片手を離し 踏み込みと共に掌底を化け物の胸に炸裂させる
次の瞬間 緑の焔が化け物の背中から爆裂して化け物を砂に替える

【浸透勁 習得】
だが敵の数は多く 終わりは見えない

イムカにも魔法強化された青銅武器があちこちから伸びてきて その体を傷つけようとする


136 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/06/17(土) 23:13:46 ???
>>135

「学習能力の高いことだ」

 イムカの武術は完全な理合の元に成立している。
 一見してミステリアスに思えるかもしれないが、そこに異能めいたものはない。
 それすらもこうも加速度的に習得するとなると…異能の重ねの副産物かあるいはロイの予想以上の何かがあるのか。

【常にキミへの奇襲が行われぬ位置取りを確保しながらも、イムカ自身の伸びる青銅武器】

「下郎共が。そうやすやすと私の柔肌に触れられると思ってもらっては困るな」

 伸びる青銅武器をガントレット、あるいはトンファーバトンを用いて受け流し、逸らし、あるいは流す。
 化勁・纏。円を描く軌道で至近より次々に攻撃を捌く


137 : 又ジ ◆.zilz3o6.U :2017/06/17(土) 23:14:46 ???
>>135
「ああ、クソッ!実に面倒だ!」
【もう一体を引きはがし、走りながら怒鳴る。引き抜かれた刀は、ソーマタージの殺気を放っている様に揺らいだ】
【横に切り払えば他の者も巻き込みかねない。舌打ちを漏らすと、雄叫びを上げて駆ける】


「イヤーッ!」
【高く跳び、近衛兵の頭を踏み潰さんばかりに力を込め、踏み台とする!】
【地上数mの高さまで上がったソーマタージは、ゲートを背にし、空中で刀を構える!】

【高度からの勢いとパワーを乗せた兜割り】
【赤い刃は、ファラオの身体を縦に真っ二つにせんと上空から迫る!】
【紫電の弾ける音と、高振動が空気を切り裂く音が、鷹の様に天から向かっていく】


138 : イリー 黒猫 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/06/17(土) 23:17:04 ???
>>131
一方、そこのは飛ばされ後衛陣の方へと行ってしまっていた
魔法的な防御手段こそあれど、無効化のスキルを持たぬが故に仕方ないといえる

>>135
「……、、」

脚に力を入れてなんとか起き上がる
二歩よろめいてかぶりを振って、なんとかぼやける隻眼に収めた光景
ファラオの姿だ、敵の本丸

「ふ、ぅ……、ぅー……!!」

四散した闘気の焔をなんとか再び身に宿す
そして突撃、3つの脚での高速機動
獣人の維持を失ったイリーは黒猫の姿で戦場を疾駆!
低い姿勢、というよりそもそも小さい!
全身に闘気の焔を纏い、下から突き上げる形での突進をファラオに見舞わんと迫る!


139 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/06/17(土) 23:18:00 ???
>>136 続き

 BLAMBLAMBLAMBLAM!BLAMBLAMBLAMBLAM!
 BLAMBLAMBLAMBLAM!BLAMBLAMBLAMBLAM!

 そして、捌かれた直後に敵に待っているのは粒子短銃より放たれる凄まじき光爆である。
 一枚の絵の如く、波を掻き分けるようにしてイムカは歩を進める。

「が、確かにそろそろ埒をあけたいな。伍長、ぼーや!異能を開帳しろ!」

 イムカも言葉と共にクラックグレネードを取り出す。
 対軽戦車用成型炸薬弾…フラグとは熱力と威力のレベルが違う!

「範囲火力を展開!一気に殲滅する!」

【オーダー発令!潜在能力開放】

 力ある言葉と共にイムカは再び攻撃発起点に向けてクラックグレネードを投擲!


140 : 桜雪 ◆Ej7mfs3xVw :2017/06/17(土) 23:20:00 ???
>>135
寸での所で眷属の一匹が邪魔に入る。根々切が切り裂いたのは目的よりも遥かに下級の肉。
即座にファラオの動きを目で追いかける。瞬間、奴の位置取りが巧妙に練られた物だと気付く。

(……伝わるかは奴次第だが……動くか)

ファラオ、自身、そしてソーマ。つまりこれは同時に二人を相手にしない為に、縦列に並ぶよう位置取られた。
過去の栄華、その残滓にしてはよく考えた物だ。しかし、意図的に作られた配置ならば、それを利用する事も出来る。
二刀を後ろ手に合わせ、腰を落として疾駆する。狙うはファラオの攻撃を掻い潜った上での胴への逆袈裟。
致命の一撃を食らわせた上で、迅速にファラオの反撃領域から離脱する事が目的だった。

もし、もしここでソーマタージ>>132が同様に動いてくれれば、自身の一撃と共にファラオに刃が突き立てられる。
意図的に分離させた者達から、意図しない連撃が叩き込まれれば大抵の者は動揺するだろう。

そうして桜雪は迫る。魔力の奔流を躱し、切り裂き、頬を掠める衝撃などどこ吹く風。
巻き立つ吹雪の如き霊気を纏った刃が、古代王へと振るわれんとしていた。


141 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/06/17(土) 23:46:36 ???
>>137-138>>140
立ち回りによって時間を稼ぎ 次なる魔法の準備に入ろうとするファラオであった
が 意図せぬ方向からの衝撃

獣人から変貌したイリーの猫まっしぐら!! 下から突き上げるような闘気のぶちかましに体を焼かれ大きくバランスを崩す

たたらを踏むファラオの顔が陰に覆われる
そこに見えたのは たかの如き跳躍を見せたソーマタージの姿

ど派手な存在アピールに目を奪われ 中途半端に展開した魔法障壁でソーマタージの攻撃を防ごうとする
致命の一撃だけ防げばいい・・・それだけでいい

その身に桜雪が迫っていることも知らずに腕を掲げ・・・
またも意図せぬ方向からの衝撃

視界の外から強襲した桜雪が ソーマタージに目を奪われているファラオの胴を深く傷つける
それにより中途半端なれど展開されていた障壁すらも消失し

数瞬後 獲物を捕らえんとする鷹の如く飛翔するソーマタージ渾身の兜割りによって 頭から股間まで真っ二つにされたファラオが地面に転がった


>>139
ロイ「合わせろぉ!!」
イムカのオーダーにロイが炎よりあの紅き闘志を体から放出

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
イムカさんのオーダー 力ある言葉に体が反応した
今日一番の焔が立ち上がる エメラルドの如き鮮やかな翠の焔で眼前が彩られた
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
イムカが短銃を振るい あるいは力の受け流しで群衆を割り 2人分の焔が敵をひるませる ロイは続けて叫んだ

ロイ「イメージしろ!! 体を流れる水は立ち上る翠の焔!! 全身を管と認識し 出口を右腕とイメージしろ!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
炎は全身を流れる水の如く 体を管にし その出口は音が右腕・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『キミ』の全身を覆っていた翠の焔は今 右の掌に終息

ロイ「収束された闘志は掌の一点に圧縮!! 均一の力で球の如く一点に集めろ!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
炎は収束され・・・掌に集めた炎を均一に凝縮・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『キミ』の掌には 緑の新星が瞬く

ロイ「そいつを・・・あいつ等めがけて解放しろ!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
限界まで圧縮した炎を…化け物めがけて解放する・・・!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ロイ「烈破・・・・双絶掌ォォォォォオオオオオ!!!!!」

イムカがクラックグレネードを投擲
その次の瞬間 放たれるは紅と緑の濁流が放たれた

先ほどとは比べ物にならない轟音と共に多数の化け物を叩き伏せ
それでもしぶとく残る飛沫を 熱衝撃波の濁流が押し流した

そして濁流が去った後 地面は熱で溶解し 化け物の姿はどこにも見えなかった・・・

>>全員対象
撃破されたファラオ ゲートは政府関係者が用意した装置によって封印処理され 戦闘は終わった

ロイ「終わったか・・・」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
その言葉に安堵し・・・『キミ』はフラリと体が揺れ うつぶせに倒れた
ロイやアキレスが心配し声をかける その言葉に

『キミ』は空腹を告げる 続いて特大の腹の虫が鳴いた・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


142 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/06/17(土) 23:51:11 ???
>>141

「ミッション完了。随分と楽をさせてくれたな」

 キミの思わぬ急成長のおかげで想定よりも随分上手く推移したと思える。
 戦力として有用ならば、使い道の広がるというものだ。が、

(しかし、異能がいまいち判然としないな。不安定な力ほど土壇場で裏切るものもない)

 やや不安材料も想起せずにはおれなかったのだが。

「まあ、いい。最終的には派手に壊したのは私だけでもなし、
 精々、政府諸君の働きに期待するとしよう」

 ドンパチの規模がどうにも凄まじいモノとなったので、
 隠蔽工作は困難を極めるだろうが知らん。空手形とは実に素晴らしい。

「では帰還するとしよう」

 色々な物事を明後日に放り投げながら、イムカは常通り堂々と歩むのであった。


143 : イリー 黒猫 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/06/17(土) 23:51:35 ???
>>141
「……ぁ、痛たた……」

闘志で無理矢理押しとどめていた痛みが体を蝕む
なんせ半身を焼かれているのだ、防御が叶ったとはいえ大打撃である
仲間の誰かに刀と錫杖を回収して貰って、自身も誰かしらの肩に乗っかってこの場を去ることになるであろう

その前に

「……あれだけ暴れればそうなるな」
「いや、しかし……」
「……うん、助けられた」
「格好良かったぞ」

満身創痍でキミの元へ
そして何度目か見せる黒猫の姿でいつもより下から見詰めて、少ない表情筋で微笑む


144 : 桜雪 ◆Ej7mfs3xVw :2017/06/17(土) 23:59:24 ???
>>141
肉が裂け、骨が割れる。夢想の内に消え逝くが過去の者の定め、今は今を生きる者の物だ。
連撃により沈む古代王の姿は、勝利の栄光の中に盛者必衰を思わせる空しさがあった。

どうやらロイ達の掃討も終結した様子。
今回の事件、あの越境者の〝能力者として〟の初陣には花のある物だったのではないだろうか。

「上出来だな」

そう言うと、桜雪は大太刀と太刀を納め、戦場を後にした。


145 : 又ジ ◆.zilz3o6.U :2017/06/18(日) 00:00:57 ???
>>141
「南無!」
【ファラオの身体を通り抜け、地面にまで傷跡を刻む赤い刀】
【数度振り回して付着物を払うと、ゆっくりと鞘に戻し、一行の元へ
【二つに割れた体が地面に落ちる音を背に受け、酸素供給機を展開。素顔を露わにする】


「ああ、終わった…。やれやれ、いつかこんなことしなくていい日が暮ればな」
【首をコキリと鳴らし、肩を竦める。戦の高揚は既に無く、濁った三白眼は辺りを見回す】
【件の『キミ』が倒れる。腹の虫の音にフン、と鼻を鳴らす】
「いきなり異能なんか使うからだ。出し方はわかったな?普段から慣れとけ」

「それじゃ帰ろうか。俺肉食べたい肉」
【パン、と手を打ち合わせてよく通る音を出すと、散々切った張ったを繰り広げておいてこの言い草】
【特に何もなければ、いつもの様に歩いて帰るだけだ】


146 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/06/18(日) 00:45:46 ???
アキレス「心配させやがってこのこの〜」
―――ギィ★

『キミ』にアキレスが拳をぐりぐり押し当て ベティが背中に乗る

ロイ「その辺にしておけ 帰るぞ」
苦笑したロイが『キミ』を担ぎ上げ 一行は帰ることにした

この場には黙々と作業する政府関係者

政府関係者「記録したか?・・・よし」
政府関係者「獲物が1人増えたな・・・我らカノッサの為に」

//これにて終了です 本当に申し訳ありませんでした


147 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/07/01(土) 20:41:19 ???
【ウェイストランド】
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
赤茶けた水平線に真っ赤な夕日が落ちていく ここは核戦争後の世界だとアキレスは教えてくれた
ひび割れ完走した大地 人の伊吹感じぬ街並み 切れた電線 耳が痛くなりそうな静寂

コレもわびさびなのだろうか?と『キミ』は心の中で問いかける 物悲しい美しさに包まれた世界だった

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「今日はここで一泊だ」
夜の帳が落ち切る前にロイは一行に行った
ここはゴーストタウン 投棄された町

一行は元商店であろう建物で一夜を過ごすことにした

近場の建物から木材を剥いできて燃料とし 持参したMRE(軍用携帯食)を温めて食べる

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お米の国のレーションはおいしくないとネットに書いてあったけど それはどうやら嘘の様だ
連食はさすがに飽きそうだが 少なくても味はいい

と ベティが寄ってきたので 入っていたパウンドケーキを少し分けてあげる
嬉しそうに食べるベティを撫で 窓の外を見やる 満天の星空がそこにはあった
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

アキレスはラジオを流し ロイは武器の点検をしている
一行はどのように夜を過ごすか?


148 : 又ジ ◆.zilz3o6.U :2017/07/01(土) 21:43:49 ???
>>147
「ウェイストランドか……。懐かしいな、俺のいたところもこんな感じだった。もうちょい鯖は少ないが」
【目深に被ったフードの下で呟くソーマタージ。彼の生まれ故郷はウェイストランドに近い環境なのだ】
【勿論最初からそうだったわけではない。機械の身体で永い時を生きてきた彼は、文字通り世界が滅ぶ瞬間を目の当たりにしたが、それを語ろうとしない】


「もし動物性タンパク質が欲しくなったら言いな。分けてやるよ。
 ……人としてのタブーだとかそういうのを気にしないタイプならな」
【待ちに待った食事の時間。装備の整備を終え、焚き火を囲むソーマタージ】
【廃屋で拾ったギターを軽く爪弾き、ボロ布に包まれた奇妙な肉を火に翳して一行に冗談めかして言うのであった】
【ポロン、ポロン、と人並み程度の腕前の音色を奏で、時折レーションと筋張った肉を口に運ぶ】

「昔バンデラスに憧れてメキシコ人に演奏を教わったことがある。そいつが不用心な事言って食い殺されるまでは。
 聴きたい曲あったら言いなよ。俺が知っててできそうだったら弾いてやる」
【何か働く時が来るまでは、いつもの様に呑気に過ごすのであった】


149 : ナージャ ◆9vmr0jXsek :2017/07/01(土) 21:43:53 ???
>>147

「はいはーい質問。ごめんごめん、ボクが話聞いてなかっただけかもしんないけど」

「今回の仕事の目的とか、この世界って何なの、とか。そういうの聞きたいでーす」

金髪痩躯の、眼鏡をかけた少女は、何だか妙に軽いノリで一同にそう質問した。
誰か特定の人物に聞かないのは、誰に聞いていいかわからなかったからだ。
特徴的な耳の形状は、彼女がヒトでないことを端的に表している。
魔法世界、トローヤー。そこのエルフである。

「世界からの魔力の巡りは皆無に近いし、肉体貯蔵分だけしか使えないとか術師のボクにはキビシーね、こりゃね」

「なので体内魔力炉の効率的な運営のためにも糖分がほしい。だれかちょーだい。全部とはいわないから」

にこにこと人懐こく、そしてちょいと馴れ馴れしい。
理知的で慎重なエルフというステレオタイプを壊すような娘であった。


150 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/07/01(土) 21:45:45 ???
>>147
「……」

ロイと同じくして武器の手入れを済ませ、今は静寂に耳を傾け瞑想に入っていた
世界との、空間との調和
それに関してはこの世界の静謐さは心地よいとも言えた
最もそれに到るまでの過程を鑑みれば喜ばしい事では無論ないが
物憂い、暗い、寂寞とした夜

「……」

時折耳に入るラジオやギターの音色、話し声にぴくりとヒゲを動かしながらそれでも
猫人は若草色の拳法着を纏い、樹木めいてそこに座っていた


151 : クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 :2017/07/01(土) 21:46:25 ???
>>147

「………」

 クルトは見事な夜景を肴に葉巻の豊かな芳香を存分に味わっていた。
 多忙なイムカより依頼料込みで≪観察と調査≫を依頼された手前、
 サボる気は毛頭なかったが、こういうのは切替がもっとも大事だと知悉している。

【そうしながら、銃器やナイフの整備を怠らないクルト】
【異能持ちでもなければサイカーでもない彼にとって、武器は文字通り生命線だ】

 そうして整備を終えると、武器を片手に見張りを務める。
 サイバネアイで夜目の利くクルトは打ってつけであろう。
 時にベティが寄ってくれば、砕いたチョコレートの欠片を落としてやったりもする。

 --------

『あのぼーやの能力。どこまで肥大化するか得体が知れん面がある。最悪、毒になりかねないくらいにな』

 クルトはここで、越境者と合流する前に行われたブリーフィングを回想する。

「で、坊主がラーニングする要素が薄い俺が適任ってことか?大佐」
『それもなくはないが、君の能力に対する信頼と受け取って欲しいものだな』
「一人前とは認めているってワケか。了解した。やってみよう」

 ---------

「………」

 葉巻を燻らせながら星を見上げるクルトであった。


152 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/07/01(土) 22:08:11 ???
>>148
ロイ「いらん」
アキレス「遠慮しておきま〜す」
―――ギィ!!
アキレス「だ〜め」

三者三様に拒否の姿勢 ベティちゃんは拒否してない? 拒否したということにしておいてください

>>149
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『キミ』は眼鏡をかけた少女に興味津々である
本物のエルフだとテンションも高い
糖分を所望している少女に『キミ』はベティに一部をあげたパウンドケーキの残りを差し出した
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ロイ「ここは科学が進歩した者の その進歩した科学のおかげで滅びた世界だ そして俺らはこいつを元の世界に返してやろうって一団よ」
と 傍らにいる1人を指した

ロイ「こいつは平和な世界から意図せず越境者になったらしくてな しかも厄介なことに他人の能力を模倣して自分の者にしちまうんだ
   そんな能力 カノッサ垂涎だろうから こいつのいた世界か 平和な世界に置いとこうと思ってな」

>>150
静寂の中に時折響く 人の伊吹感じぬ世界の音
建物のの悲鳴 金属のきしむ音 すたれた公園の遊具が揺れる音

静寂の中に時折音が響いては 溶けて消えていった

>>151
―――ギィギィ♪
嬉しそうにチョコを齧るベティ

クルトの目に 『キミ』はどう映るだろうか?
容姿はそこそこ整っているが 少年ではないが大人ともいえない あいまいな年ごろの人間
それが異能を操り 人を打ち倒すスキルを駆使して戦闘を行っているのだ

普段の学生然とした姿とのギャップは酷いことになっているだろう

――――――――――
ロイ「2人ずつ交代で番をするとしよう こいつはまだそういうのに慣れてないだろうから一晩寝かせる
   俺とアキレス ナージャとイリー ソーマとクルトの順だ」

そういうと一行は就寝となるだろう

【それからしばらくたって・・・】
カサリ…
静寂の中に溶ける音 闇に溶けるように人影が現れる

何者かは一行の仮の宿を包囲する

キリ・・・キリ・・・
小さく だが引き絞られるような音

ほんの小さな音を立てて 破れた窓から弓矢が放たれようとしている

【判定 奇襲 このレスの最後の秒数によって起きている人員を指定】
【起きている判定の者は奇襲に対する優位判定 逆に寝ている判定の者は劣勢判定とする】

147 ロイ・アキレスペア
258 イリー・ナディアペア
369 クルト・ソーマタージペア
0   全員優位判定(理由は任意)


153 : ナージャ ◆9vmr0jXsek :2017/07/01(土) 22:18:52 ???
>>152

「お? くれんの? これはありがとう。ボクはナディヤ・ベルゲマン。愛称は『ナージャ』。ま、気軽にナージャと呼んでくれたまへ」

少年からパウンドケーキをもらいご満悦。
頬張るなり何かびっくりした顔をしたが、すぐに笑顔で飲み込んだ。
……おそらく、ファンタジーな世界の住人からすれば、もらったそれは、食べ事ないぐらい美味しいか、不味いかのどちらかだったのだろう。

「ああなるほど。故郷を求めて、ね。ふぅん。カノッサに渡さないんだ。ま、ま、そっかそっか。それがいいかもね」

「ラーニングもちか。なら、我が秘術、召喚魔術の極地を得ることができるのならば試してみるといい。しかし、その時からキミの魂は、ボクと同じく赤く、そして青くなるものと覚悟するんだね」

とりあえず状況は把握。
文明レベルが進み、自壊した世界となると壮大すぎて彼女には半分も理解できてなさそうなようにも見えるものの。

――

さて、寝る順番なのだから無遠慮に寝てしまっている。
時折魔力が体内を整理するようにめぐるためか、彼女に刻まれた刺青が青く、蛍のように淡く光っている――。
このような状況だと若干目立つ恐れがある。マーカー代わりにされてしまう恐れもあった。


154 : イリー 黒猫 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/07/01(土) 22:19:28 ???
>>152
「……」

街と言うのは存外に、お喋りで寂しがりなのだというのを思い知らされた
夜は時として奇妙なモノ達を蘇らせ、それの存在が人工物を解体して影の密集に変えてしまう
不思議なモノだと思う
意識をしなければ存在すら朧げであった彼等が、今はハッキリと感じていられるのだから

さて、それから

「……」

すーすーと立てる寝息
寝る時は流石に魔力の消耗を抑える為に黒猫姿であった

「……ン、……?」

ヒゲが震えて欠伸、前脚で顔を擦る
のったりと身を起こし、頭を横に振る


155 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/07/01(土) 22:21:06 ???
>>152
「俺の取り分が増えたな」
【拒否されてもなんのその。当たり前の様にモグモグするソーマタージであった】


「眠らせてくれるのか?ありがとよ。
 もし眠れない夜耐えきれなくなったら他のやつを襲うか、一人で済ませてこい。どうしても俺がいいなら潤滑剤用意してこい」
【変なことを口走るが、休める時に休むのは彼のモットーの一つだ】
【いそいそと寝袋に潜り込み、起こした半身を徐々に倒していきながら早口でアキレスたちに捲したてる】

「ぐう」
【地面に頭が付くのとほぼ同時に寝返りを打ち、壁の方を向いて眠りに落ちるのであった】


【さてこの男、本格的に休めるとなるといつまでも休んでしまう】
【本来なら殺気や僅かな気配に反応するぐらいは出来るのだが、見張りがいるという安心感と疲れからか気が緩んでいた】

「グワーッ!」
【肩口に矢が突き刺さり、転がってその場から離れるソーマタージ。目も覚めた】
【寝袋を引き裂いて膝立ちになり、舌打ちを漏らす。レイダーとは思えない、そんな気がする】

「見張りは何をしていた?怪しい奴が来たら起こすのも仕事のうちだろう」
【嫌味を飛ばして矢を引き抜き、文句を垂れて刀を構える。完全に出遅れてしまった】


156 : クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 :2017/07/01(土) 22:25:34 ???
>>152

(経験と能力のかみ合わせ次第…といったところか)

 肥大化する能力に押し潰されるか、順応するために精神を鍛えるか、
 あるいは鍛えぬままにエゴを肥大化させるか。能力が強大なほどそれは己を制約せざるをえない。
 少年はその能力ゆえに、それが己が道行の武器であり同時に枷となっていくであろうと踏んでいた。

【ビガーゲージズ・ロンガーチェインズ…強大な可能性というのは空恐ろしいほどに自由を制約していく
 自由と思い込んだ先が、巨大な牢獄に過ぎなかったなど良くある話だ】

「自由…言葉にするほど容易くはないな。ベティ」

 ------

 仮眠を取っていたところ、矢羽の音に気付いて覚醒。
 先手を取られた格好か?見張りは何をしていた?

「チッ」

 ソーマタージの肩に矢が突き刺さったのを見て取ってM4カービンを引っつかむ。

「状況はどうなっている?」

 警告の前に敵の攻撃が始まっていた。
 よほどステルスに秀でていたか、相手が幸運に恵まれたか?

【最悪、ロイとアキレスが既に死亡しているケースも考慮して、窓の外を極力身体を露出させぬのように覗き込む】


157 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/07/01(土) 22:44:44 ???
>>全員対象
ロイ「アキレス」
アキレス「ベティ」
―――ギィ!!

見張りをしていた2人が気付き アキレスがベティを起こし 一行に警告をしようとしたその時 敵の射撃が始まった

ロイ「チッ!!」
アキレス「うわわわ!!」

ロイは咄嗟にサーベルを抜いて矢を悉く叩き落し アキレスはベティを盾に立ち回る
が いくつかの矢がロイの迎撃を抜けてしまった

>>153
ナージャに向かう弓矢 だがすんでのところでロイが矢を叩き落す
アキレス「起きろ起きろって!!」

アキレスは寝ているナージャの背をつま先で小突いた
外は暗闇 だが弓矢は殺意をもってナージャに襲い掛かるだろう

>>154
カシッ・・・カシッ・・・!

顔をこするイリーの顔のすぐそばを通り 転がる弓矢
少しの動きが明暗を分けた

ロイ「スマン発見が送れた敵襲だ 敵の数は不明!!」
サーベルて弓矢を叩き落しながらロイが叫ぶ

>>155
ロイ「スマン発見が遅れた!!」
悪態をつくソーマにロイが謝罪をする その間にも屋がソーマに向けて飛んで来た
外は相変わらずの漆黒 音はとどんど聞こえない なのに矢はそれらはまやかしだと言わんばかりの質量をもってソーマタージに迫るだろう

>>156
ロイ「スマン気付けなかった 数は不明だ」

外を覗き込むクルト サイバネアイが闇を無視して夜を見通す
だが最高品質のサイバネアイをもってしてもその影は朧げでハッキリと見えない
それ用の対策込みでの襲撃と言うことだろう

>>全員対象
敵は踏み込んでくることをせず 弓矢でこちらを狙っている
一行が建物に籠っている限り この膠着は続くだろう


158 : ナージャ ◆9vmr0jXsek :2017/07/01(土) 22:47:31 ???
>>157

「襲撃か


159 : ナージャ ◆9vmr0jXsek :2017/07/01(土) 22:48:06 ???
//大胆な途中送信。きみたちはなにもみなかった。いいね?^o^


160 : ナージャ ◆9vmr0jXsek :2017/07/01(土) 22:53:30 ???
>>157

「夜襲とか勘弁だよもぉぉぉ……」

眠いのにー、とぐちぐち言いつつ張って退避。
しつつ、弱い魔術障壁を素早く構築。魔術行使により全身の刺青が、その文字や図形まで読み取れるレベルまで青く発光。
寝ているところを起こされたことへのイライラを隠さぬ様子で、そのままさらに召喚魔術を行使。

「このボクの眠りを妨げたことを後悔させてやる。『酸性スライム/Acidic Slime』!」

一角獣のナイフを抜きはらい、空中に素早く印を刻む。
すると、暗い緑色をした、でっぷり太ったスライムが出現したではないか。
スライムは膜のように体を広げて矢に対する壁となりつつ、矢の飛んでくる方向に移動を開始。
強い酸性を帯びたこのスライムは、矢を取り込んで溶かしてしまう。もちろん、ヒトや動物を取り込んだらあとは悲惨の一言だ。


161 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/07/01(土) 22:55:12 ???
>>157
「二回目はねえからな!」
【怒鳴り返し、引き抜いた刀で、硬質化した腕で矢を弾き落とす。それでも完全には防げず、何本かが体に突き刺さる】
【一々抜いている暇はない。不満気に呻くと刀を口に咥え、血を垂らしながら壁に飛びつき、天井裏へ向かおうとする】
【何本も刺さっただけあって、矢が飛んでくる方向は大体わかった。逆にこちらから奇襲を仕掛けようというのだ】

「おお、もうちょっと交戦して奴等の目を欺いていておくれよ」
【刺さった矢を漸く引き抜き、ズリズリと這って外に向かいながら呟く】


【暗視ゴーグルの類は持っていない。矢が来た方角は分かったが、それ以上はこの暗闇では判別つかない】
【獲物の来る時を待つ蛇の様に、暗闇の中息を潜めて夜目を凝らし、高いところから敵を探そうとする】


162 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/07/01(土) 22:56:55 ???
>>157
「……うわっ!?」
「わ、わかってる! 今わかった!」

物陰に隠れて一拍
大慌てで出て来る時には錫杖を持った獣人の姿である

「……くそ、無事か……!?」

降りしきる矢の中、身を低くして『キミ』の元へ
ほぼ無意識に取った行動だ
そして窓の外を睥睨、猫の獣人の夜目の感覚は鋭い
『キミ』へ迫る矢を落としながら敵の姿を探し、仲間達に知らせるべく動いた


163 : クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 :2017/07/01(土) 22:57:46 ???
>>159
//アッハイ

>>157

「了解した」

 夜陰に乗じてスタッブ(暗殺)されたわけではないことに安堵。
 このロイの様子ならばアキレスもベティも無事であると考える。

【もっとも、状況は決して予断を許すものではなかったが】

(サーモプロテクトか?何にせよ厄介だな)

 サイバーアイの抵光量視野/赤外線暗視を動作させるものの、
 相手の輪郭が殆ど捉えられない。厄介な状況だ。

「焦れて爆発物を投げ込まれたらアウトだ。早々に状況を動かす必要があるな」

 クルトは廃屋内の資材と手持ちの材料で次々とIED(即席爆発物)を作成。
 造った即席爆弾をコンバットポーチに収める。すぐに使わないのは現状、相手の思考を爆発物使用に誘導せぬためだ。

「さて、動くか」

【矢が飛来する方向に向けて(>>150)ナージャが既にアクションを起こしている】
【ならば、クルトも比較的動き易くなったと考える】

「―――」

 周囲の環境の波紋(ベースライン)と己が世界に残す波紋(ベースライン)を同調。
 存在感が瞬く間に朧となり、クルトは衣擦れの音一つ立てずに壁の亀裂の一つからスルリと身体を外界に移動させる。

【→→→ステルスアクセスを使用し、味方の交戦位置から側面に匍匐移動を行う】


164 : クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 :2017/07/01(土) 22:58:26 ???
>>157
//告知スレでひいらぎ=サンが参加挙手してるでよー


165 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/07/01(土) 23:13:18 ???
>>160
じゅうと音を立てて弓矢が飲み込まれていく
スライムは屋の飛んでくる方向に移動を開始

窓をすり抜けたか 壁を溶解させたかはスライム次第だが 闇夜に向けて進んでいく

別方向から弓矢が飛んで来た だがアキレスがベティを盾に壁となりそれを阻止していく

【質問:スライムは何を頼りに進んでいる? 視覚?聴覚?それとも別の何か?】

>>161
暗闇の中 敵を探そうとするソーマタージ
そこにアキレスがサイリウム(使い捨て昭明)を多数投擲

暗闇の中 黒いタイツ状のステルススーツを着込み 暗視ゴーグルを装着した敵が見えるだろう
だが彼等は一か所にとどまらず 光を避けるように移動を続けながら攻撃を仕掛けている
多少見やすくなった それは確かだが 敵の姿を明確に捉えるのは中々に難しいと言えるだろう

>>162
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
誰かが叫んでいる 眠気にぼやける頭を振って起き上がる
そこはすでに地獄絵図であった 慌てて装備を手に取った
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

矢を落とそうとするイリー だが不思議なことに 『キミ』へと迫る矢が存在しないのだ
全てイリーか 他の一行に向けられ 『キミ』にはただの一発も飛んでこなかったのだ

そしてアキレスが使い捨て昭明を用いて暗闇を部分的に照らす
黒いタイツの人影がこちらに向けて攻撃を仕掛けている

『キミ』はイリーに問いかけた 一体何が起きているのか そしてどうしたらいいかを

>>163
アキレスがサイリウムを投擲した これがクルトにとってメリットとなるかデメリットとなるかは別として
少なくても敵の姿は幾分か見やすくなっただろう

ロイが外に出た スライムも敵に向けて移動を開始している

どうやら敵の横手に出ることができたらしい 今はクルトに気付いている者はいない様だ


166 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/07/01(土) 23:20:24 ???
>>165
「よくやったぜ。これで許すわけじゃあないがな」
【小さく呟き、モゾモゾと踠いてミリタリーコートを脱ぐ。黒い戦闘ジャケットと、ハーネスベルトを纏った上体が露わとなる】
【姿を隠すのなら、こちらもそれに乗っかるまでだ。意味はないかもしれないが、そこは気分の問題】


【ダンッッ!!砲弾めいて飛び出し、高く高く跳び上がるソーマタージ。星明かりを受け、大きく振りかぶられた赤刃が微かに輝いた】
「────ッ!」
【サイリウムが照らした方向へ、一瞬で見えた人影に向かって上空から迫る。───その身体を正中線上で真ッ二つにするために!】

【大まかな位置さえわかれば十分。記憶と、攻撃のくる方向を頼りに暴れ回るのみ】


167 : クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 :2017/07/01(土) 23:23:31 ???
>>165

「―――」

 敵の影がある程度認識出来るようになったところで、
 クルトはまず、お手製のIEDを投擲する。狙いはさほど正確ではないが狙いもある。

【IEDを上空高く、そして、推量した敵位置よりやや後方に向けて投擲】

 中につめた火薬が爆裂すると共に派手な音とベアリング弾がばら撒かれるであろう。
 そして、音は〝クルトとは正反対の方向〟で炸裂する。

(よし――)

 爆弾が炸裂する波紋に己の波紋を同調させて身体を起こし、
 横手よりM4カービンを斉射!奇襲をかけたはずの相手に向かってサイドアタックを仕掛ける。
 敵に打撃力以上に突然に包囲されたような心理的圧迫を生じさせるのが狙いだ。

【敵に一時的混乱状態を誘発させるタクティクスを形成。効果のほどは?】


168 : ナージャ ◆9vmr0jXsek :2017/07/01(土) 23:28:15 ???
>>165

スライムは壁や窓の隙間から染み出るようにして外に出る。
壁を溶解させることも可能だが時間がかかるので、そういう形となる。

「ぬぐぐ……」

スライムには目がない。しかし、その粘液状の身体そのものが巨大な感覚器だ。
すなわち、わずかな風の揺れ、熱の変化を頼りに身体を伸ばして狩りをする生き物である。

「……あいつに任せちゃいられないな。これ。寝ぼけてたかね、ボク」

言われてみれば相手は動くのだ。
力強いが動きの鈍いスライム君じゃ壁以上の仕事はしそうになかった。
護衛対象をこれで囲ってしまえばこの上ない防壁だが、攻めるとなるとちょっと。

「……あ、いやまてよ」

こりゃ間違えたかな、と思っていたところに、クルトが敵に奇襲を開始。
敵が混乱することを狙える。……さて、ところでこのスライム君は暗緑色であるため闇に溶けやすい。
体温もないのでその温度は外気に左右される。
おや。これ、帯状に広げていれば移動を開始した敵をキャッチできる?
……やる価値あり、と彼女は断じた。スライムはじりじり移動しつつ、速度を緩めて、とにかく横に伸びていく……。
もちろん、何かひっかかったら縮んでくるんで食べてしまう。
味方が突っ込まないよう、ナージャがそれとなく簡易テレパスで伝えることも忘れない。


169 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/07/01(土) 23:30:45 ???
>>165
「『キミ』は、そのまま……」
「……身を低くして、物陰に!」
「敵が来てる、数も目的も不明だ……!」

『キミ』に飛来する矢の少なさ、否そうではない、それが皆無であると見れば隠れるように促した
伝えるべきは伝えた、これは『キミ』を庇護対象としか見ていない訳では決してないと告げている
そして敵の姿を確認すれば

「……黒……え、黒タイツ……?!」
「敵は黒タイツ、数は……!」

確認出来た敵の数と姿、大まかな位置を叫び知らせながら窓から出でる
しかし『キミ』への敵からのアクションを警戒してか建物から離れる事はほとんど皆無
もし敵が接近をしてくるならば迎え撃つ形で、イリー自身からのアクションとしては

「……ふぅ……、すーー!!」

縛り付けの魔法の発動程度に止まる


170 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/07/01(土) 23:45:19 ???
>>167
静寂を切り裂き クルトの即席爆弾がさく裂する
ベアリングをまき散らし 1人がそれに打たれて死体に変換された

炸裂した方向を予想し そちらに鏃を向ける敵であったが
横手からの銃撃を受け その連携に綻びが生じる

だが敵もクルトを見つけるや 弓矢を放って応戦してきた

>>166
その連携の綻びにソーマタージが突っ込んだ
クルトに射撃する1人の敵を真っ二つに切り裂く

白兵戦への移り変わりを確認した敵はナイフを手にソーマへ刺突を仕掛けてくるだろう

これによりクルトへの射撃濃度は低下したこととする

>>168
更に見えづらい壁が敵を包囲するかのように移動を開始した
ソーマタージが飛び込んだ敵の集団 ソーマタージに攻撃を仕掛ける一方で 距離を取り射撃に専念する者もあらわれる

そして 1人が偶然 スライムの壁に突っ込んだ

>>169
黒タイツである 暗視ゴーグルをつけた 孫うことなき黒タイツである

『キミ』は頷き 物陰に隠れる

そしてイリーの金縛りであるが ほんの一瞬 相手を推し留めるが すぐにレジストされてしまった

敵を迎え撃つように待機するイリーであったが

店内で『キミ』の叫びと 剣を打ち合わせる音が響く
『キミ』が 外にいるのと同じ黒タイツの舟ゲr機を受けていた
別方向から侵入されたらしい


171 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/07/01(土) 23:51:01 ???
>>170
「……ちっ……!」
「あ……しまっ……!」

矢張りこの程度の魔法では無意味か、と錫杖を構えいざ迎撃戦
と思いきやであった、声と剣戟を聞けば即座に転身、店内へと急ぐ
イリーの猫の目は僅かな光であってもその視界を確保する
間に合ったのならば錫杖を振るいながらのエントリー、『キミ』へと襲い掛かる敵を討ち払わんとアンブッシュ!


172 : クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 :2017/07/01(土) 23:55:21 ???
>>170

「ふっ…」

 敵がこちらの気配(センス)を認識した。
 これ以上、ステルスを引き伸ばすのは現実的ではないだろう。
 クルトは存在感を取り戻すと、中腰の姿勢で駆け、被弾面積を最小に敵に向かってダッシュ。

【カービンを背に負い、ホルスターからカバメントとコンバットナイフを引き抜く】

 BANGBANGBANG!
 サイバーアイと同調したスマートリンクにより己に命中可能性の高い矢をレティクルで捉え、
 取り回しのいいヘヴィピストルより吐き出される重金属弾で撃墜する!

【ソーマタージが敵の攻撃を分散させてくれているのが活きた!敵の至近へと突入】

「ふっ!!」

 クローズコンバット――突入するや、敵の足を引っ掛け、
 義手で頭部をわしずかみにすると、大地に向かって〝叩き落す〟動作を行う。


173 : ナージャ ◆9vmr0jXsek :2017/07/01(土) 23:55:23 ???
>>170

「一匹かー。ボクは漁師の才能はないようだね」

残念そうに口を尖らせるナージャ。
……もちろん、そんなのんきな話ではない。犠牲者はすぐさまスライムに包まれてしまう。
強酸性のスライムに包まれれば激痛に襲われるだろう。しかし悲鳴をあげることは叶わない。
粘液状であるスライムに包まれるということは、もう体内まで侵されるということに他ならない。
それ故に、スライムの犠牲者というのは恐ろしいほど無音であり、その食事には痕跡すらも残らない。

「……森の中で出会ったとき、クマよりも逃げなきゃいけない生物ナンバーワンが酸性スライムなんだよネ」

「……って、言ってる場合じゃなかった」

さて、スライムとある程度感覚を共有させていたが、そもそも自分のいる店内で動きがある。
どうもイリーと『キミ』が店内に残っているというのに攻撃を受けている。これは自分も防衛せねばなるまい。
スライムにはその『罠』の役割を続けてもらいつつ、『キミ』と合流を図る。追加召喚は厳しいが、魔術師は一芸だけで身を立てるわけではない。


174 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/07/01(土) 23:56:48 ???
>>170
「モンスターキル!」
【戦いの高揚を抑えきれぬ様に口元が歪む。大きく見開かれた目で周りを見渡す!】
【さながらデーモンか、死狂いか。狂気の剣士は物音、微かな気配を頼りにフラフラと一歩ずつ進む】

【SHUKK!ナイフが腹に刺さる、その瞬間を逃さない】
【白い血が騒めき、電光石火の如く伸ばされた片手がナイフを持つ手を握り潰そうとする!】


【敵さえ掴めれば殺す手段はいくらでもある。強張った指が、刺してきた敵の心臓を抉り出そうとする。更に向かってくる者がいれば、自分の身体をエサに誘き寄せ、摑みかかる】
【自分の身を使った危険で荒々しい戦法。然りとて狂人は意にも介さず、狂笑を上げながら摑みかかろうとする。殴り殺そうとする。爪で斬り裂こうとする】


175 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/07/02(日) 00:11:54 ???
>>172-174
ソーマタージが腹に突き立ったナイフにもひるまず 逆にその手を握りつぶした

援護に向かってきた敵をクルトが処理し 地面に赤い花が咲く

そして距離を取ろうとする敵をナージャが許さず 強制的に白兵戦とすれば 残っている敵はすっかり殲滅されてしまった
一安心?

アキレス「誰か!! 別働隊が中に!!」
ロイ「チッ 今行く!!」

アキレスの警告により 別働隊の存在が発見された

>>171
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
咄嗟にナイフを抜いた 黒タイツと切り結び ナイフとナイフが火花を散らした
だが敵は三人 下がりながら攻撃をいなすが 徐々に手傷を追う

死神の手を 首筋に感じた

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
店内に飛び込んだイリー そこにはナイフでどうにか三人の敵をやり過ごそうとしている『キミ』が見えた
だが多勢に無勢 腕に切り傷をつける『キミ』

イリーが突っ込む その手に持った錫杖が1人を打ち払う

昏倒する敵 残りの2人の内1人がイリーに接敵 ナイフを振るってイリーに攻撃を仕掛ける
残りの1人は『キミ』に攻撃を続行した


176 : ナージャ ◆9vmr0jXsek :2017/07/02(日) 00:18:43 ???
>>175

「っく、間に合え!『逮捕/Arrest』!」

『キミ』に襲い来る敵――ではなく。『キミ』に向けて魔術を発動。
鎖のイメージを付与されたその術式は、淡く、紫に発光する鉄鎖の形をとり、『キミ』を絡めとろうとする。
首尾よく『キミ』を捕まえたのならば引き寄せて、ひとまず敵から離そうと、そういうことである

「こういうとき、ある程度複数召喚の融通が利くお父さんが羨ましくなる……っ」

さてはて。上手くいくかどうか。


177 : クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 :2017/07/02(日) 00:19:43 ???
>>175

「―――」

 敵の喉首に氷の如き刃を滑らせ、さらにその身を矢の盾としながら、拳銃弾を相手に頭部に叩き込む。
 見渡せば既に敵の残数ゼロ。文字通りの殲滅だ。

「ふう…」

 息を吐くと同時にアキレスの声。別働隊…数が多い。

「随分と念入りだな」

 やはり野盗(レイダー)の突発的な襲撃ではない。
 獲物を狩るような、本格的な戦闘行動である。

【担いでいたM4カービンを手にダッシュ】

 窓越しに敵の姿が見えたら移動射撃を敢行せんと構え、

 BATATATATATA!

【敵影に向けて、駆けながらの遠距離射撃!!】
【取り回しのいいカービンゆえに移動射撃は容易!さらに反動もサイバー化された筋骨ならば問題なし!】


178 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/07/02(日) 00:19:59 ???
>>175
「しゃらくせぇ…。まだいたか」
【べったりと血に濡れた手のひらを見ながら舌打ち。傷口の側から生えた触手が腹の傷を縫い止める】
【大きく開いた手を顔に当て、ついた血を擦りつける。黒ずみつつある赤のフェイスペイントを施したソーマタージは、先程屠った敵の装備を幾つか拾って建物へ!】

「決着もつきそうだな。生き残りがいたら教えろ、首をばちっきりと斬り落としてやる」
【拾った暗視ゴーグルの一つを被り、近くの人に他のを使うか訪ねて中へ】
【イリーと例の少年が戦っていた。あの場に飛び込むのはFFの可能性がある】
【だから隙が来るまで見計らう。その時が来たら、拾ったナイフを敵の胴に投げ放つために】


179 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/07/02(日) 00:24:10 ???
>>175
「……!!」

ナイフが体の肉を刻む感覚を味わいながら、イリーは錫杖を持つ腕を掲げそして振るう
彼女の手から飛び出した杖は蒼白い闘気の焔で覆われ、『キミ』へ襲い掛かる敵へと向けて一直線に突き進んだ
直後、致命傷のみを避ける事だけをした背水の構えの中でかくんと崩れるようにして身を低く
そのまま腕で体を支えながらの水面蹴り、イリーを襲う敵に対しての足払い
敵のバランスを崩すことに成功すれば立ち上がりながらその勢いを活かした掌底撃を見舞うであろう
そもそも防御を考え最近は武具を持つ機会が増えてはいるが、彼女の最も得意とする分野は素手での格闘戦なのである

「……生きてるな!?」

自身の攻防の結果がどうであれ、仮に生きてさえいれば『キミ』へと呼び掛ける事は欠かさない


180 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/07/02(日) 00:39:10 ???
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
突きをナイフの腹で受けカチ上げ 手首を返して腕に手傷を・・・回避される
相手のローキック 脛で受け・・・重い一撃にバランスを崩す

ナイフの切っ先がきらりと光った・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

>>是認対象
やや劣勢の『キミ』を鎖がからめとり スポーンと引っこ抜くように強制後退

生きているな と呼びかけたイリーであるが そこで見たのは引っこ抜かれた『キミ』の姿であった

そしてイリーは傷つくことも厭わず『キミ』の援護をしようとし 更に自らを狙った敵へも対処しようとした
だが欲張り過ぎたのだ

致命傷にはならなかっただろう一撃であるが 手傷はそれだけで体の動きを悪くした
故に錫杖の一撃は敵に防御され

身を沈ませ放った水面蹴りは敵の行動予見からの踏ん張りによって防御されてしまう

結果的に社んだ状態のまま 2人の敵に囲まれるという最悪の状況になってしまった

万事休す と思われた次の瞬間 ソーマタージのナイフとクルトの射撃が2人のt系を打ち倒した

ロイ「ふぅ 何とかなったか すぐに移動しよう 後詰めがいないとも限らん」
アキレス「あ〜ぁ 夜ぐらいゆっくりさせてほしいよまったく」

一行は急ぎ荷物をまとめ ゴーストタウンを後にするのであった・・・・・

//それではイベント終了 オツカレサマドスエ


181 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/07/02(日) 00:43:24 ???
>>180
「……あれっ」
「……」

万事は休したか、と思いきや仲間の到来により窮地を脱した
ついでに『キミ』も既に救助されておりそれを隻眼で確認すれば一安心
多くの傷から血を流し、ようやく痛みに気が付いたようによろけて壁に持たれてそのまま座り込む
傷口を蒼白い焔で多い治癒を開始した、脱出を開始するまでの短い時間でなんとか動けるくらいにはなるであろう

「……どっちが助けられたんだか……」

全く、と深い溜息を漏らす猫人であった


182 : クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 :2017/07/02(日) 00:46:10 ???
>>180

「クリア…なんとかなったか」

 周囲の気配(センス)が消失したのを確認し、
 クルトはさらにカービンを構えたまま警戒。

【しばらくしてようやく構えを解いて、葉巻を咥えた】

「どうやら、大佐のカンが的中か?悪いことばかり当たるものだな」

 イムカ・グリムナーは凶運とはよく言われていたが、
 こちらにまで伝播させなくてもよいものを、と一人ごちる。

「ああ、移動は賛成だ。手早くいこう」

 そして、ロイを手伝って、急ぎ移動の準備をはじめるのだった。
 おおよそ疲労は回復しまい。さて、どこか別の野営地を見つける必要がありそうだ。

//おつーんであるノシ


183 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/07/08(土) 20:37:24 ???
【ニブルヘイム】
核でも降り注いだか
どこぞの阿呆が隕石でも落としたか

理由は分からないが 分厚い雲は太陽の姿を隠し 大地に無限の冬をもたらした
氷点下を上回ることのない世界に雪は積もり続け 世界は死んだ

人々は厳しい地表から逃げるように地下に潜る そして地下鉄であった場所は彼らの家となったのだ・・・・・

ここは日本と呼ばれた大地 原子力発電所が冬の破壊を免れたために国全体で電力供給が間に合い
更に網の目の如く張り巡らされた地下鉄によって流通も確保できたがために ある程度文化的な暮らしを確保することに成功している

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
寒い スキーに行った時より着込んでいるのに芯から冷えてくる感覚
『キミ』は今 比較的安全な地下を出て地表を進んでいる

この地に転移はしたが持ち合わせがない なので地表にのこる物資を調達する危険な仕事に従事することになった
この先にあるセレクトショップ 昔作られ 今は氷の中に閉じ込められている服は 好事家たち垂涎の的として 高値で取引されているらしい

ロイが近くの廃屋を指さす 今日はここでビバーグすると言っている 嗚呼 やっと休める
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

廃屋の窓を板で塞ぎ 隙間風を目張りして気密性を上げる
キッチンに凍結した食材と生きているガスボンベがあったのはありがたかった

湯を沸かして冷えた体を温める 凍った食材を戻してシチューを作った

ロイ「今日も警戒はしておこう またあいつ等が来るとも限らん」

そう以前(前回イベント)襲ってきた正体不明の敵は 今でも散発的なれど襲ってきていた
所属も目的も分からぬ集団 捕縛してもすべて自決によって黙ってしまっている

だがその練度 ウェイストランドなどの技術が衰退した世界でも高度な装備を扱えるだけの組織力
それ故に越境組織の関与も考えられた

ロイ「何はとまれ飯d」
アキレス「ねぇねぇフルーツ缶見つけたフルーツ缶」
―――ギィ♪

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今日の晩御飯はデザート付きだった
さいの目に切られシロップに浸かった果物 ただそれだけなのにうれしかった

平和な世界なら これほど喜ぶことはなかっただろう
ベティにも少し分けてあげる 嬉しそうなベティを見ると自然と笑みがこぼれた・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ロイ「ヤレヤレ カノッサとかに狙われること間違いない能力の持ち主なのに 越境の適応力もばっちりときた
   本当ならクソ組織から隠れて一つの世界に骨を埋めるのが一番なのにな」

ベティと戯れる『キミ』を見てロイはひとりごちる
一行はこの廃屋で何をしているだろうか?


184 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/07/08(土) 21:41:18 ???
>>183
夜空を見上げ、世界を塞ぐ柩の蓋の様にのし掛かる雲に溜息
イリーは星空が好きだ、次いで雨の音色
その何方もが期待出来うる筈のない極寒の中、着込んだ衣服から露出している顔の口元から白く煙る吐息が漏れ出た

「……、……」

さて、食後の落ち着いた僅かな時間
上着を脱いで長袖のシャツと薄手のレギンス姿になったまま上下が逆さまになった視界でキミとベティを見ていた
隻腕で倒立し、そのまま腕立てを行なっているのだ
結構な時間そうしているが、今の所息は上がっていないしまだ体も温まり切ってはいなかった


185 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/07/08(土) 21:45:11 ???
>>183
「外は今の所異常なし。……俺の眼と音だけで判断するならな」
【壁に寄りかかり、窓から外を眺め、最後に板で塞ぐ】
【自前の背嚢から取り出したのは小さなライト。昼の様な明るさとまではいかないが、一行の顔を照らすぐらいの出力はある】
「いつも持ち歩いてんだ、こういう時のために。…本当だぞ」


「勝った、勝った、ドン勝食うぞ。って知らない?別に食事に文句をつける気はないけどよ」
【襲撃を切り抜ける度にどこかから『調達』していた肉ももうない。テーブルに腰掛けてシチューを食べ、一人呟く】
【温かい食べ物は実際ありがたかった。機械の身体は寒さ暑さを感じることは防げるが、それでも悪影響がないわけではない】
【何も感じないのをいいことに暴れていたら、既に体内の機械や生体部品がボロボロになってて電池が切れた様に唐突に死んだ、というケースを何回も見てきたのだ。
 人並みの食事と休みを彼が欲する理由の一つでもある】
「たまにはもっと別のもの食いたいのは事実だけどな」

「よう、そのシロップいらないならくれよ。昔っから好きなんだ、果物缶のシロップ」
【寝袋に潜り、器用に顔の側から手を出しながらベティと戯れる少年に声をかける。物乞いじみたみっともないムーブだ】
【何もないなら寝るに限る。特にここみたいな世界では】

「ウノ貸してやるからサ、シロップくれよ」


186 : クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 :2017/07/08(土) 21:46:48 ???
>>183

「こういう時はサイバー化してよかったとも思えるな。
 正直、生身では寒さは堪えるからな」

 クルトは人口筋肉に使用されている強化細胞(タフブースター)を震動させることで身体を暖めている。
 体温調節の制御が生身の時よりも遙かに容易で自己制御下にあるというのは、実にメリットの多いことだ。
 周囲環境によるパフォーマンスの低下を避けられる。

【流石に肉体そのものに起因する機能は『キミ』のラーニングの余地はないのではないだろうか?】

 そうしながらもコムリンクを操作し、大佐(イムカ)に提出するためのレポートを纏めている。
 『キミ』の能力対する観察と報告。そのために彼は同行しているのだ。

 ・キミのラーニングの振り幅について(能力と能力の掛け合わせが可能なのは解ったが、能力の出力自体はキミの実力依存か?)
 ・能力の根源に関して(己の内にある闘志や魔力めいたものではなく、己の外側…特定神への信仰などが必要な場合はラーニング可能か?)
 ・身体的才能…戦闘技術への吸収力が高いのは承知しているが、肉体の頑健さが必要な類の技術には模倣に限界があるか?

 もっとも、一朝一夕で全容解明など出来無いことも承知しているため解る範囲までの報告だ。


187 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/07/08(土) 22:10:38 ???
>>184
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
食べたら鍛錬の時間だ 実際旅の途中でも鍛錬を欠かすことはなかった
イリーさんの隣で同じく逆立ち腕立てを行う 試しに片手でやってみたら 一回もできずに転んだ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
―――ギィ?
そしてベティは2人が逆さまになっているのを疑問に思い

―――ギィ・・・g・・・! ギィ!! ギィ!!
試しに自分もと試行錯誤の結果 コロリと背中を見せて2人に助けを求めた

>>185
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
最後のシロップをズズッと啜るのは『キミ』も好きであったが ソーマタージさんが求めているのなら仕方がない
自分のシロップを進呈するのであった
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
寝袋の中目を閉じるソーマタージ 降雪で耳が痛くなりそうな静寂だった

>>186
レポートには以下の言葉が記録されることだろう

・能力の出力は本人の実力依存であることが確認されている 実際戦闘にかかわらず 能力の使用後は疲労や空腹を訴えていた
・信仰による能力についてはラーニング不可である 実際イムカの奇跡もラーニングできていない だが信仰に関係ない 類似した能力を覚えることが確認されている
・驚くことに能力の自覚に伴い 身体能力が引きずられるように上昇することがわかっている 筋力を必要とする能力習得後は ロイと腕相撲して勝つほどに腕力の工場が見られる

>>全員対象
その日は襲撃は無かった 朝となったが空は相変わらず薄暗い
朝食を食べて身支度をし ビバーグしていた廃屋を出た

〜その日の夕方〜
目指すセレクトショップはもうすぐのところに来ていた
目標を確保すれば暖かい地下に戻ることができる

【判定 聴覚】
時折強く風が吹くことはあるが 辺りは静寂に包まれている
だが耳を凝らせば 何か巨大な何かが羽ばたく音が聞こえてくるだろう

【判定 強襲】
ロイ「なん・・・!!」
空を見上げれば 蝙蝠の羽を持ち ライオンの頭と山羊の頭と動体 蛇の尻尾を持つ巨大なクリーチャーが一行に突撃してくる
上記の聴覚判定に成功すれば 突撃を前もって察知し 対策なり先制攻撃を仕掛けることができる


188 : クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 :2017/07/08(土) 22:23:14 ???
>>187

(汎用性が高すぎるな。なる程、大佐が懸念するわけだ)

 レポートを書き終えてから、ベティの悲鳴に苦笑して、
 誰も助けなければ助けるし、そうでなければ簡単な食事を取って、
 疲労回復に努めるのであった。

【次の日の夕方〜〜】

「……なんだ?」

 クルト・カントールは終焉の遠未来での従軍経験、ランナーとしての戦闘経験から、
 斥候(スカウト)としての技能を才能の限界まで高めている。ゆえに聴覚なども重要なセンスだ。

「来るぞ!!」

 ゆえに強襲に対しての反応は老兵には似合わぬほどの鋭敏さを以って行える。
 素早く、AR(拡張現実)に表示されるレティクルにキメラめいたクリーチャーを捉えると、
 スマートリンクさせてM8カービンによるフルオート射撃を敢行!!

【5.56x45mm重金属弾が大量に吐き出され、強襲を仕掛けてきたバケモノに向けって疾駆する1】


189 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/07/08(土) 22:25:10 ???
>>185-187
因みに、ウノをやる事になればイリーは相当の弱さを披露する事になるであろう
そもそも思考性のゲームが苦手なのだ、すぐ顔に出る体質であった

「……あー……」
「キミは、まぁ……ふつーに両手を使うといいよ」

逆さまのままで苦笑
そしてコロリンちょしたベティを尻尾で戻した
食後の鍛錬は相変わらずなかなかに、最近はよりやり甲斐を増している風に思えた

そして迎える曇天の朝

「……ン?」
「……翼音、大きい……!」
「怪鳥か何か、近い!」

来るぞ、と一同に短く鋭く告げる
猫の聴覚は実に鋭敏にその危機的な存在の接近を看破した
イリーからの先制攻撃手段はない、だが機先を制するのを他の仲間に譲り次の一手に備える事が出来た
キミを庇う様にナナメ前に立ち、既に蒼白い闘気のヴェールを身に纏って刀を構えている

「キメラか!」

突撃後の怪物へ迫り、蛇の尾を落とさんと横薙ぎ一閃
直ぐに離脱、それは攻撃の成功の是非を問わない
→ヒットアンドアウェイ狙いの戦法!


190 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/07/08(土) 22:25:38 ???
>>187
「お前は今日の善行を積める。俺は好きなものを巻き上げられる。これって良い関係だよな」
【寝袋から片手を出し、シロップを呷る様は何かの奇怪な生物じみていた】


「新しい朝が来たな。クソも凍る絶望の朝だ」
【コートの前を閉じ、フードを目深に被りダメ押しにその上からスカーフを巻いて口元を隠す】
【暑いのは嫌いだが、寒いのも嫌いだ。耳が痛くなるような静謐の中寝たため、目覚めもなんとなく悪い】
【(いつもそうだが)不機嫌そうな顔をして、一行の殿を務める。風がやけに冷たく感じられた…ような気がした】

「……聞こえるか?俺の端子が悪いだけとか発作とか言うなよ」
【はたと足を止め、鋭い眼で辺りを見渡す。機械で補強された聴力は、風に混じって遠くから聞こえてくる羽ばたきの音を捉えていた】
「…上だッ!」

【振り向きざまの抜刀!立てられた赤い刃は、向かってくる怪物をそのまま両断しようとする!】
「キメラ?誰かこんなのを作れそうな連中に心当たりは?」


191 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/07/08(土) 22:43:12 ???
>>全員対象
なおコロリンチョしたベティであるが イリー達が今だ逆立ち中であるならば
ムキになってコロリンチョと悪循環に陥ったという・・・・・


クルトがカービン銃を掃射し アキレスも散弾を発砲
キマイラはどす黒い血を吐き出しながら突撃してくる

【ダメージは与えた だが致命傷 および重要な器官へのダメージは無し】
なおキマイラはイリーとソーマタージに対応しているために クルトへの反撃ななかった

イリーとソーマタージが刀を振り上げ 突撃してくるキマイラに攻撃を仕掛ける

だが蛇は意思を持って大口を開け イリーの刀身を銜えて防御
イリーを振り回そうと身を捩ろうとする

そしてソーマタージの一撃はキマイラの胴体に傷をつける だがキマイラの闘志に揺るぎは無い
ソーマタージは手ごたえに違和感を覚えるだろう 肉や骨以外に 何か硬質な何かを切ったような手ごたえを

キマイラは後ろ足日本で立ち上がると 圧し掛かるように前足をソーマタージへと振り下ろした

【判定:観察眼】
銃による傷で すでに血に濡れたキマイラであるが よく見ればその体には 一行がつけた者とは違う切り傷を発見するかもしれない


192 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/07/08(土) 22:50:59 ???
>>191
「硬…ッ」
【肉も骨も斬った。だがそれ以外の手ごたえがあった】
【中に機械でも入ってるのか?そういう体質なのか?考えている暇はない】

「俺に力比べを挑もうなんて、云い度胸してるじゃねぇか!」
【こちらに振り下ろされる前足!闘志を奮い立たせるように怒鳴り返し、刀を構える!】


【脚が覆いかぶさる、その直前に刀を振るって横に飛び離れる!】
【両脚の切断を狙った横薙ぎの刃。回避しながら放ったそれは、期待通りの成果は出ないだろうが、それでも傷つけ皮膚の下を窺うぐらいはできるだろう】


193 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/07/08(土) 22:54:05 ???
>>191
「……ッ……!」

牙で受け止められ刹那、握りを特異な形へと変化させる
遊びを持たせ、やや浮かせる様なそれで直後に超高速微振動を加えた
本来鉄を断ち斬る為のワザである、名を斬鉄と言った
刀はイリーの体を持ち上げて振り回しに耐え得る程に頑丈ではないし、だからと言って容易に手離す訳にもいかない
抵抗を試み、その結果次第……刀を保持し続ける事が叶えば後脚に刺突を
もし刀が手から離れてしまえば錫杖を構え矢張り後脚を狙い鋭く打ち据えんと振るうであろう

「……ふむっ……?」
「……キミから、周囲に他に何か見えるか!?」

キミへと叫び問い掛ける
自身はキメラと近い場所にいて視界がイマイチだし、他の仲間も交戦中だ
この手傷を与えた連中が他にいて、それらが我々に害意を持っているとなれば非常に厄介な事実となるであろう


194 : クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 :2017/07/08(土) 22:58:01 ???
>>191

「………」

 クルトはサイバーアイで得られた高解像度視界により、
 キマイラがこの場で受けたものとは別のカタナキズめいた負傷を受けているのに気付いた。
 が、現状、それにばかり意識を向けているほどの余裕はなし。

「奴さん、負傷しているな。傷が数箇所。まあこんな世界なら傷などありふれたものかもしれないが…クサいな」

 一応、ロイやアキレスなどにも情報共有を行いつつ、
 己がターゲッティングされていない事を十全に活用するべく、M4カービンを再度構える。

【構える、が、現在、ソーマタージとイリーが白兵戦に入っており、無闇な射撃は出来ない状態だ】

 キミのカバーに入りつつ、周囲警戒。
 銃口をキマイラに向けつつ中腰の姿勢となり、もう片手の…深紅の義手を地面に当てる。

【キィンン!!義手より地面に向けてソナーを放った】
【周囲の状況を読み取るために】


195 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/07/08(土) 23:08:59 ???
>>192
前足の振り下ろしをすんでのところで回避し 脚を切りつけるソーマタージ
皮が垂れ血しぶきが舞う が やはり浅い

【情報:切り傷は黒い血が流れ判別が難しい が鈍い光沢を放つ黒い布状の何かが覆っているようにも見える】

そして山羊の頭がソーマタージに向き その頭が何かを叫ぶ

ロイ「ッ!! 魔法だ!!」
察知したロイが叫ぶ 次の瞬間稲光が迸り ソーマタージに突き進んでいく

>>193
蛇に噛みつかれた刀を高速振動させ 切断力を上げて脱出を試みるイリー
効果は・・・あった 蛇の咢を切り裂き 刀を救出することに成功する

だが蛇は死んでおらず のたうち回る蛇の動きはまるで鞭のようである
当たれば遺体で済めばいい方だろう

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『キミ』はキマイラから離れて辺りに気を配る 意識を集中し 何か見えるか・・・?
暫くして『キミ』は 何か剣戟の様な音がするとイリーに伝えた
だが雪の影響で視界が悪く また剣戟の距離等もあいまいで詳しいことは分からなかったとも言った
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

>>194
ロイ「言われてみれば・・・」
アキレス「そうなの? ゴメン分からなかった」

そしてソナーを放つクルト 雪の影響で音波の広がりはやや悪いが・・・

ヒット 数人の人影を察知 もっと言えば 複数の人影が 1人に攻撃を仕掛けているようにも見えた
ロイ「どうする? 逝ってみるか!?」

ロイは提案した キマイラは現状2人が抑え込んでいるが・・・?


196 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/07/08(土) 23:17:07 ???
>>195
「剣戟……!?」
「ありがとう、充分だ!」

剣戟音、つまり交戦中であろうか
即ち少なくとも現時点では鉄火場にあり、此方へと侵攻してくる可能性は低い

「……チッ!」

のたうつ蛇の、文字通りの鞭打の乱流に巻き込まれる
研ぎ澄まされた感覚と隻眼の視界でそのうねりを捉え、刀を巧みに操り防御と反撃を同時に執り行った
それでも多くの打撃を浴び、薄っすらとした黒い猫の体毛の下に数多の痣を形成する
だが退避を今の時点で行わないというのは、蛇頭を処理出来ればという思考があった
→イリーの世界のキマイラ(キメラ)は蛇が毒を吐き散らす性質を持っていた
 故に退治時は蛇、次いで魔法を手繰る山羊、そして獅子という順序を基本的には守るのである


197 : クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 :2017/07/08(土) 23:21:08 ???
>>195

「状況が不明瞭だ。あまり集団で動くのも良くないな」

 下手に分散して、後手に回った日には眼も当てられぬ事になる。
 動くにしても、情報の収集は必須である。

「こういう時こそ斥候(スカウト)の出番だろう。俺が行こう」

 呼吸を二回。それだけで目の前に居るはずのクルトの存在が酷く朧となる。
 世界に己が残す波紋(ベースラン)と自然のままの己の波紋(ベースライン)を同調。
 気配を消しているわけではない。気配と環境と一致させることで成立するステルスアクセスだ。

「状況はコムリンクで知らせる。お前さ…いや、アキレスにだな」

 ほぼ、幽霊(ゴースト)同然のような気配となったクルトは、
 ロイに機械類を任せるのは何か良くない気がしてアキレスの方に視線を移す。
 
「よほど危険なら信号弾をあげる」

 そうして、中腰のまま、ソナーの先に向かってクルトは足音一つ立てずに駆けて行く。

【→複数の気配に向かってスカウトを開始】


198 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/07/08(土) 23:23:17 ???
>>195
「やっぱり硬ぇな、ムカッ腹が立つぜ!」
【思わず舌を巻いて怒鳴る。刀が通らないとなると、手を変える必要がある】
「実に面倒だ!」


「グワーッ!」
【STOOOOOM!ロイが叫ぶが、わずかに遅かった。稲光が体に突き刺さる!コートの下で人工皮膚が焦げ、嫌な臭いが立ち上る!】
【しかし闘志は衰えない。殺意は鈍らない。赤い瞳が輝き、光の軌跡を残す!】
「ナメるなよ!この俺をッ!!」

「イヤーッ!」
【所々から煙をくゆらせ、怪物の背に飛び掛かるソーマタージ。その四肢に力が籠る】
【強張った指が狙うのは先程つけた胴体の傷口!皮を、肉をその怪力で剥ぎ取るつもりだ!】

「いい加減、タネ明かしの時間だぜ害獣が!生皮を剥いでやる!」」


199 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/07/08(土) 23:38:07 ???
>>196
ブンブンと体を振り回す蛇 だが次第に冷静さを取り戻し 滅茶苦茶な動きが鳴りを潜める
つまり攻撃に最適な行動をとり始めたということ

イリーに狙いを定め 打ち倒さんとうなりを上げる蛇の体 だが

アキレス「へーい俺とも遊んでくれよ!!」
ドカンと散弾銃を発砲し 蛇の注意を引き付けるアキレス

蛇がアキレスを打ち倒そうと体を捩る それを必死で避けるアキレス

そしてアキレスがまた蛇を避けた そのフォロ-スルー 威力が減衰した動作が イリーの近くを通り過ぎようとしている

>>197
アキレス「オッケーい」
サムズアップで見送るアキレス クルトは一行から離れて一路 別の戦闘のおこなわれている場所へ
しばし進むと 聞こえてきた 剣戟の音

1人が多数の誰かと戦っているが 正体はなんだろう?
1人がどす黒い焔を見に纏っているが 正体はなんだろう?

?虫「キェオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」
その1人が聞き覚えのある猿叫を挙げて集団に切りかかっているが 正体は何だろう?

“ザザッ…ザッ…ギィ!!”
クルトの通信機から聞こえるのは ベティjの声(?) 何か分かったかと聞きたいらしい
アキレスは通信機をベティに持たせたようです

>>198
ロイ「ソーマ!!」
雷に打たれるソーマタージ だがまだ大丈夫そうだ

蛇がイリーに木を取られている間に キマイラの巨体に張り付くソーマタージ
接近されたときの対処は蛇の仕事であるが イリーとアキレスにかまけていてそれができない

必死に体を捩り ソーマタージを振り落そうとするが ソーマタージが刀傷に手を突っ込み 生皮を引っぺがす
キマイラの悲鳴が轟き ベロンと皮が垂れる その奥には黒い布状のもの

カーボンナノファイバー 科学によって生み出された強靭な繊維で編まれた布鎧だ このキマイラは科学によって生み出された様だ
痛みに錯乱するキマイラ ソーマタージを振り落さんと暴れ回る


200 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/07/08(土) 23:47:31 ???
>>198-199
「ソーマタージさん!」
「……しまっ……、」
「! すまない、助かった!」

雷撃魔法に打たれるソーマタージ、意識が一瞬そちらに向いた
そのタイミングにコトリと、パズルのピースが嵌るように襲い来る蛇のしなやかな突撃!
アキレスのカットイン! 九死に一生、そして訪れる好機!

「……せ、ヤァァァァッッ!!」

振り被ってからの大横薙ぎ!
ワンテンポ遅れ地に積もった雪が舞い散る程の空圧、蒼白い闘気の軌跡がキラキラとダイヤモンドダストめいて煌めいた!


201 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/07/08(土) 23:49:37 ???
>>199
「思った通りだ…!自分たちが敵わないからって、キメラを作りやがった!」
【舌打ちを漏らし、生皮の下から覗く繊維を睨む。やはりただの合成生物ではなかった】
【キメラの動きにロデオめいて振り回されながら、赤い瞳に殺意を宿す!】


「イヤーッ!」
【何度目かの揺さぶり、そのタイミングを逃さない。揺られてグワングワンする視界に耐え、キメラの首に両腕を伸ばす!】
【カーボンナノファイバーの皮下鎧は斬れそうにない。だが、それならそれで殺り方を変えるまで】
【サイボーグの怪力で気道を潰し、ついでに首を圧し折って無力化しようとする!】

「ネロ帝はライオンを絞め殺したっていうぜ…お前はネロ帝より強い俺に殺されずにいられるかい…?」
【通じているか分からないが、不敵な笑みを浮かべて囁く。あわよくば体勢を変え、寝技に持ち込むつもりだ】


202 : クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 :2017/07/08(土) 23:54:37 ???
>>199

「………」

 それを見た瞬間、霧鐘に葉巻が吸いたくなった。溜息くらいは出してもバチはあたらぬはずだ。

「ベティ、カノッサの狂犬(鈴虫)が居た。敵集団とやりあっているな。どうする?」

 こうなるとカタナキズの下手人もコイツか?
 しかし、この状況、敵なのか味方なのかも解らないため介入すべきか微妙なセンだ。
 カノッサ機関のエージェントが近隣に居る事自体が、偶然と片付けるには非現実的であろうとは解釈可能だが。

「………」

 相手方の装備や様子を確認する。
 それがもし、いつぞやの襲撃犯グループと一致しているなら、
 利害一致の観点から、鈴虫への援護に移る。何せ、その場合、このアンノウン(正体不明)の所属なりを、
 鈴虫が掴んで行動している可能性が高いからだ。情報源になる。

【→敵集団の装備や気配が襲撃犯と一致する場合は鈴虫への支援射撃を行う】
【→それ以外の場合は、行動判断はロイに委譲。今回のパーティーの意志決定権者と認識しているためだ】


203 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/07/09(日) 00:13:27 ???
>>200-201
アキレス「貸し一つな!! 今度大声で『紅茶大好き!!』って言ってくれ!!」
なんという鬼畜 コーヒー党の人間に死ねと言っているようなものである

冗談は兎も角として 交錯 大きく振りかぶって放たれる薙ぎ払い
刀が通り過ぎ 闘気が舞い踊り 数瞬後 ドサリと蛇の首が転がった

しばしビチビチとのたうち回っていたが 直にぐったりと動かなくなる

イリーの目には ソーマタージと それを揺さぶるキマイラが見えるだろう

そのソーマタージは寝技に持ち込もうと体を入れ替えようとするが キマイラの方が巨体の為に中々上手くいかない
そして首はライオンと山羊の二体分あるのだ

どちらの首を絞めようとしたかによるが 山羊の首ならライオンの首が山羊の首ごとソーマタージに噛みつこうとするし
ライオンの首なら山羊がライオンの首ごとソーマタージに魔法を繰り出そうとするだろう

>>202
“ザ・・・ギィ? ギィ!!ギィ!!”
ベティはアキレスとロイに報告しているらしい

その間 鈴虫達を観察するクルト すると気配に覚えがあり
クルトの高性能なサイバネアイをも潜り抜けたステルススーツ それを着込んでいるのだ

“ザザ・・・ギィ!! ギィ!!”
ベティからの通信 まずは様子見 なれど明確に敵がわかれば独自の判断で戦闘を開始せよ
必用なら援軍要請を行え とのことである

鈴虫「ッハハハハハハハハハハハ!!!!」
???「貴様!! 同胞に手を駆けるか!!?」

ステルススーツの男達はクルトの存在に気付かず 鈴虫に攻撃を仕掛けている
ウェイストランドで襲ってきた連中と同じステルススーツ そして同胞 これらが意味するものは?


204 : クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 :2017/07/09(日) 00:21:45 ???
>>203

(敵はカノッサか。となると、どの支部だ?狂犬を同胞とは呼んでいるが、連中は一枚岩ではない)

 双方とも二カノッサ・テクノロジー社の所属の可能性もゼロではないが、
 それよりも、カノッサという大きな括りでの発言と解釈したほうが良いかもしれない。
 そのほうが何かと辻褄が合うからだ。

「敵はカノッサ機関だ。そしてあの狂犬は情報元になり得る。ここは援護に回る」

 援護というよりは、コンタクトを取るための通過儀礼だろう。
 おそらく、こちらが援護したとて、全く感謝などしないであろうが、
 利害一致が成立するとなれば、極端な行動には出ないと踏む。

(………)

 レティクルを敵に合わせる。そして、なるべく鈴虫の死角から攻撃を図ろうとする奴を、だ。
 鈴虫の眼前…今まさに斬ろうとしていたり、交戦真っ只中の奴はあえて狙わない。
 〝そこまでの横紙破り(タノシミのジャマ)〟をしてしまったら、最悪、敵に回りかねないからだ。

 BANGBANGBANG!!

【狙い済ましたアンブッシュ!あくまで、鈴虫にとって煩わしいであろう敵のみをシュートする!】


205 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/07/09(日) 00:28:55 ???
>>203
「……嫌いではない!」

意外と紅茶も嫌いではないのだ、まぁそれでもこの場で大好きと声を大にして叫べる程ではないが

「よし……蛇を始末した」
「……次は……!」

セオリー通りに行くのならば山羊を、しかしソーマタージの動向次第では獅子に攻撃を仕掛ける必要がありそうだ
何せこの巨体を相手に寝技に持ち込むなどと言う既知の外の戦術を目の当たりにしているのだから、それを軸に動く他はない
最も、だからといってそれに対する嫌悪感は希薄で寧ろ未知の戦法に対する興味の方が強いのではあるが

→ソーマタージのアシストに回り、山羊か獅子に向けて大振りの斬撃を放つ


206 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/07/09(日) 00:38:27 ???
>>203
「面倒なやつだな!とっとと死ね!」
【口汚く罵り、先ほど魔法を飛ばしてきた山羊の首を絞めるソーマタージ】
【そこに食らいつく獅子の首!鮮血が飛び散る!】


【それでもその手は緩めない。こちらに向かってくるイリーが見えたからだ】
【バキバキと軋むフレームも意に介さず、雄叫びを上げて山羊の首を圧し折ろうとする!】

「このクソッタレの首を狩れェ!!」
【噛まれながらイリーに怒鳴る!】


207 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/07/09(日) 00:45:36 ???
>>206
「任せろっ!!」

決まりだ、獅子を刈る!
鋭く駆け雪走、大上段に構え飛翔!
首を落としそのまま地を断ずるが如き一気呵成の振り下ろし一閃!


208 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/07/09(日) 00:47:40 ???
>>204
???「なッ・・・アンブッシュ!!」
鈴虫「あン?」

1人が集中砲火を受けて絶命 敵は予期せぬ攻撃に泡を喰う
そして鈴虫はやってきた援軍にものすげぇ嫌そうな顔 愉しみが減ったと如実に語っていた

鈴虫「チッ・・・フハハハハハハハハ!!」
気を取り直して1人切り伏せ もう一体に切りかかる

敵は何とかクルトに妨害を仕掛けようとしているが 暴風の如き鈴虫の乱舞にそれもかなわずいいようにやられてしまう
指して時間もかからず戦いは終了した なお捕縛を試みても鈴虫が殺戮してしまうので その辺は自動失敗である

鈴虫「テメェ人の獲物・・・チッ」
やや不機嫌そうにクルトに視線を向ける鈴虫であったが 寸前で舌打ちして引き下がった
鈴虫の耳に通信機が埋まっている 誰かが指示を出したのだろう

盗聴は・・・自動失敗だ 高度な暗号化によって守られている

>>205-206
アキレス「はい残念 大好きって言わないとノーカンですぅ〜」

山羊の首を締め上げるソーマタージ 獅子の頭がソーマタージに噛みつくも その手を緩めることはない
そこにイリーの援護が入り 獅子の頭が出血 痛みに叫ぶ

その間に山羊は口から泡を吹いて悶絶し やがてバキリと大きな音を立てて首がへし折れた

後は獅子の首のみ それもすぐに成敗されることとなるだろう

>>全員対象
一行はクルトと合流する そこにはいつもと同じ着流し姿の鈴虫がいた
寒くないのか? 鈴虫の周囲がどす黒く歪んでいる 殺意の焔で体を温めているらしい

ロイ「お前・・・なんでここにいるんだ?」
鈴虫「なんかきな臭い同胞がいるから調べてこいってバロウズちゃんに頼まれた
   んで面倒だったから切りかかった」

あっけらかんと応える鈴虫 きっとバロウズも鈴虫の行動ありきで指令を出したのだろう

ロイ「敵の正体見つけたり その心はカノッサ也・・・か」
正体がわかれば目的も分かった すさまじい能力を発揮する『キミ』の確保 面倒なことになった とつぶやくのであった

//イベント終了 オツカレサマドスエ


209 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/07/22(土) 20:34:02 ???
以前カノッサの鈴虫と合流した一行は 鈴虫から情報を得る
鈴虫は快く(?)教えてくれた

やはりというか 『キミ』を狙っているのはカノッサ組織であった
『キミ』の持つ規格外の異能 既存の能力を覚え それらを合成し使役する能力
それを自分たちの者にしたいらしい

その背後にエーカーの陰があるかどうかについては まだ調べ中とのことだ
一行は調査を行っているエージャントと その護衛である鈴虫と別れを告げ 世界を渡った・・・・・


【現代風で 異能の存在が認知された世界】
一つの言語 一つの常識 一つの価値観 一つの国
この世界は概ねこのようにできていた

一つの国が戦争し 戦争を繰り返し 全方位に牙を剥き続け
・・・本来ならそのまま死んでいったのだろう

だがその国はすべてを平らげてしまった

人々は一つの国家の元平和を享受し バラ色の明日を夢見ていた・・・足元に転がる無数の亡骸を踏みつけて
だがその国の野望は潰えず その眼はここではない 境界の外に向けられていた・・・・・

【とある地方にあるスラム】
ここは戦争に負けた人達が身を寄せ合い過去に思いをめぐらせている場所
滅びた言語を用い 過去の歌を口ずさむ場所 一行はそこに身を寄せていた

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ロイさんが言うには この国は危険らしい 国が侵略戦争をやめられず 殴る相手を世界の外に求めている
壁を越えられる越境者の存在にどこまで気付かれているか知らないが まちがいなく禄でもないことになると

能力を使うことには慣れたし これを使って今までできないことをするのは楽しいと思う
だけど戦いを楽しいと思ったことはなかった

この世界の人達は・・・愉しいと思って戦争しているのだろうか・・・?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ここは建物の陰に作られた敗残兵の集落 周りにいるのは 滅んだ国に操を立てて一つの国に帰属することを拒んだ人達が身を寄せている粗末な場所
そこで一行は思い思いに過ごしているものとする

なおスラムの外に出ることは ロイからやめておいた方がいいと忠告を受けているものとする


210 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/07/22(土) 21:39:20 ???
「……」

水筒に入れて持ち込んだ冷たいコーヒーを味わう猫の獣人
よぉく冷ましているのは文字通り猫舌故であろう
猫形態では体がこれを受け付けないのだが、獣人形態に変身すれば問題はない

「うーん……」

本来ならば持ち込んだ生豆を焙煎し、砕き、愛用のパーコレーターで淹れて飲みたい所ではある
しかしそれは少々目立ち過ぎるなと、アイスコーヒーで我慢しているのだ

「……ま、贅沢は言えない」
「しかし、まぁ……なんだろう」

いい雰囲気とは言えないな、と瞳孔を縮退させ、この場ではなく漂う空気の様なモノを見詰めるように細めた


211 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/07/22(土) 21:43:57 ???
>>209
「辛気臭ぇ所だね。ゴミ虫どもの掃き溜めって感じ」
【無礼な物言いをして、フードを目深に被ったソーマタージはその奥で爛々と輝くグルグル目だけを動かし、辺りを見渡す】
【敗残兵達の溜まり場、と言うよりは集落か。ガラクタに腰掛け、煙草に火をつけると一行に向き直る】

「精神的によろしい場所とは思えないな。不安とか恐れは伝染して人を弱くする。ブルっちまったヤツはいるか?今の内にもう目覚めなくていいようにしてやる。
 こういった雰囲気自体は嫌いじゃないがね。嘘じゃないぞ」
【鼻で笑い、吸い殻を遠くに放る。ハズレを引いてしまったようだ。それも世界規模のハズレを】


「ロイの野郎はどこ行った。気晴らしに飯でも作らせてやろうと思ったのに。
 面は怖いし脚は短いが、少なくともレンジャー技術については評価してるんだぜ」
【行き交う人々を眺め、小さな声でブーたれる】
【この世界、この国の事情は分かった。それ故に落ち着かない】
【そも、彼が好きなのは混沌を眺める事と殺しであって、混乱の中過ごす事や戦、殺し合いとかではない。この戦争を求める世界にいるのは、やりたくもない仕事を押し付けられた様な気分だ】

「こう見えて平和が好きなんだ、俺って。ああそうさ、平和だ。PEACE。
 いつまでもここにいたら…平和じゃない事になっちまいそうだ」


212 : プリシラ・パーネル@魔法少女 :2017/07/22(土) 21:46:45 ???
>>209
プリシラ・パーネル――この地に似つかわしくない、装飾華美の洋装を身にまとった少女。
彼女はなんの因果かこの荒廃しきった世界へと降り立ち、ひょんなことから一行と行動を共にすることとなった。

プリシラは何も知らなかった。カノッサ機関のことも、『キミ』という不思議な越境者のことも、……このような、荒れ果てた世界が存在するということも。
ゆえに、少女は当惑しきっていた。

(コイツ……越境者としての経験は浅いというが、下手をすれば、俺よりも――)

彼女は『キミ』をしばらく見つめていたかと思うと、はぁと溜息をひとつ漏らす。
心ここにあらず、といった表情だ。


213 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/07/22(土) 21:47:10 ???
【価値観の相違】

(なるほど、掃き溜めか)

 イムカとしてはこの世界の有り様についてはどうでもいいが本音であった。
 彼女の価値観では力ある者が全てを手に入れ独占するのは当然の理に過ぎず、
 敗れし者が全てを失うのもまた同様である。

「一つの世界を完全に併呑したのだ。器量と運が必要不可欠なのだろうがな」

 ゆえに、イムカとしてはむしろ好ましく思うくらいだ。
 虐げられる者達に対しても〝そういうものである〟以上の感慨は無い。

「ぼーや、これもまた理だ。そして勝った側ももう止まらない。
 勝利が次の勝利を要求する。血と闘争を潤滑油として動く巨大な機械のようにな。
 愉しい愉しくないではない。戦わぬことなど許されないのだ」

 イムカの闘争論である。何せ彼女自身が戦争しか残らなかった世界の出身者だ。
 この価値観は歪んでいるが、力の行き先の一側面が示す真理も含んでいる。


214 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/07/22(土) 21:55:16 ???
>>211

「何故、食事が気晴らしになるかさっぱり解らんが、
 パフォーマンスの維持のためならば多少の物資はあるぞ?」

 もっとも、イムカが持っているのはヌカコーラとエネルギーグリスくらいである。
 シャキサクな食感で味は無し。栄養満点。副作用として長年接取していると味覚が衰える。


215 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/07/22(土) 22:04:15 ???
>>214
「なぜって……。お前の周りにもいなかった?そういうの。
 最終的に食事が精神安定剤的なのになるんだよ。栄養とかそういうの抜きにしてな」
【彼の無意識下の想いも関係しているが、食事をしていると義体化前の事を思い出せる、違和感を感じずに済むというサイボーグもそこそこいた】
【精神的な色々のために、彼のいた世界ではサイボーグ向けの疑似食品まで作られていたほどだ】

「けどこれは流石に勘弁。ノーグッセ、ダメだわ」
【グダグダ言いながら受け取ったエネルギーグリスをモグモグすると、顔を背けて手近な排水溝を探す始末】
【年末の闇鍋でももっといい物が出てきた!無言で抗議の目を向けると、袖で口元を拭って些か元気ななくなった様子で再び腰掛ける】


「お前が食事に無頓着になった理由、なんとなく分かったよ…。
 放射能汚染されてもいいからコーラくれコーラ。持ってるんだろ?くれよ…」


216 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/07/22(土) 22:09:22 ???
>>215

「当然持っている」

 イムカがサーボスカルを呼びつけ、

≪0001111010101≫

 浮遊髑髏がステイシス圧縮フィールドを解凍すると、
 光と共に2本のヌカコーラが出現。一本をソーマタージに投げて寄越す。

【ヌカ社のベストセラー清涼飲料水だ。イムカも愛飲している】


217 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/07/22(土) 22:15:57 ???
>>210
実際ここの食事は酷い物だった
ロイのおかげで多少はマシになってはいるが 痛みかけの野菜ばかりのスープ ネズミの肉が混ざればご馳走
外から手に入れた物資を持ち込めば英雄的扱いである(入手方法はノーコメント)

実際に別世界から持ってきた物資には肉の缶詰などもあったが 集られて終了になりかねんと かなり出し渋っている状況であった

>>211
ロイ「べらんめぇ テメェに面の皮で文句言われたかねぇや」
やってきたロイが笑う そしてたばこを一本差し出した

ガワだけを見れば その辺のチラシで作ったシケモクであるが 使われている葉はロイの世界の一級品である

ロイ「悪いが下手に贅沢すると余計な衝突を生みかねん だからまたおいしくない飯を作ることになるだろうな」

>>212
プリシラの越境経験は如何程か分からないが 『キミ』に至ってはまだ半年もたっていない
溜息ひとつプリシラの視線の先には 『キミ』がベティの謎石に付き合っているところが見えるだろう

なお ここはスラム故犯罪率もかなりのものであり
卑下た行為を要求するものや 強引な方法を取ろうとする輩もいることだろう
大抵はロイやアキレスや はたまた一行のだれかが助けに入るだろうが

>>213
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
―――ギィ!!
謎石遊びに付き合っている『キミ』は イムカの言葉に よくわからない とだけ答えた
自bンの世界がどれだけ平和なのか思い知らされた

ついでにイムカが『キミ』を視界に捉えていない時にちょっとした悪戯を仕掛けてみた

呼吸を二回 世界に己が残す波紋(ベースラン)と自然のままの己の波紋(ベースライン)を同調
気配を消しているわけではなく 気配と環境と一致させることで成立するステルスアクセスだ

【隠密行動技能 取得】
自らの気配を朧とし 幾人の越境者が失敗してきたイムカの肩に手を置く行為を試すが はたして?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ロイ「しかしここは・・・拙いな」
イムカに声をかけるロイ

ロイ「どうやらこの国の上層部は越境に興味津々だ 俺たち越境者を探しているフシもある
   友好的ならまだいいが・・・外の世界に植民地が欲しい輩だ 有効的じゃないんだろうなぁ・・・」

と『キミ』が悪戯を仕掛けている間 のんきにロイは渋い顔を作る

>>全員対象
早急な越境を望む一行であるが 哀しいことにゲートが開く気配はない
マンジリと過ごすなか 外の情報を調べていた輩が急を告げた

男性「大変だ!! 外の治安維持部隊がこのスラムを狙って部隊を送り込んだって!!」
その言葉に慌ただしくなるスラム だが諜報が遅れたか 敵が迅速であったか さしたる時間もなく装甲車が集結し 中から完全装備の治安維持部隊が出現

部隊長《貴様らの存在はこの国の法を逸脱している!! よって 排除することとなった!! おとなしく投降すれば収容所送りで許してやる!!》

拡声器越しの言葉 なれど治安維持部隊はすでに戦闘を開始 その手に持った銃を発砲し始めた

アキレス「なんだよこいつら見逃す気ないじゃん!!」
ロイ「少し妙だが・・・とにかく抵抗だ!!」

一行の前にもライオットシールドとスタンバトンを持った治安維持部隊が襲い掛かってくるだろう


218 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/07/22(土) 22:27:15 ???
>>217
「二枚目と言え。これでも顔には自信ある方だ」
【煙草を受け取り、イムカから貰ったコーラを喉に流し込む。貧相な環境だが、却って落ち着いた】
「ヌカっと爽やか」

「フン、良いさ。俺は俺で仕入れてくるとしよう……」
【環境は分かっているが、不満が出ないわけではない。たまにはたんぱく質が欲しい】
【啖呵を切ってからどうしようか考えていると、どうやら向こうから来てくれたようだ。口角が吊り上がる】


「違法だって?恐縮だが、どれについて言ってるんだ?あの褐色の友の腹を食い破った事か?」
【治安部隊の言葉に野次を飛ばし、酸素供給機を装着。アビスから噴きあげるかのような蒸気を吐き、臨戦態勢!】

【身体の力を抜き、拳を構える。手袋と裾の隙間から覗く素肌は、鉛色の鎧に覆われつつあった】
【深呼吸じみて深く息を吸い、吐く。数度繰り返した頃、向かってくる機動隊員にカッと目を見開く!】

「イヤーッ!!」
【ミサイルじみた勢いで放たれるカウンターの拳!その衝撃で、シールドごと隊員を後方へ吹き飛ばすつもりだ】
【今はまだ殺すのは早いとの判断だ。どうしようもないなら躊躇いはしないが、まだ見極める必要がある】


219 : プリシラ・パーネル@魔法少女 :2017/07/22(土) 22:29:10 ???
>>217
「貴様ら……というのは、私達のことでしょうか。それとも、この集落の全員のことなのか……」

装甲部隊の狙いがもし前者であれば、越境者について何かしら勘付かれている可能性が高い。
後者であれば、乱戦に紛れた脱出を試みることも可能かもしれない。それをしたところで、行くアテもないのだが。

「とにかく自衛、自衛ですっ! ……能力はあまり見せないほうがいい、かもしれませんね」

集団の中で(おそらく)最も悪目立ちしているであろう少女が、フリルのスカートをなびかせながら立ち上がる。
魔法のステッキを握りしめるプリシラは、現状、戦いには消極的なようだ。
まずは部隊の狙い――越境者たる自分たちを優先して狙ってくるのかどうか――を見極めんと、ひとまずは物陰に隠れて様子をうかがう姿勢だ。


220 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/07/22(土) 22:32:55 ???
>>217
「ふぅむ……」

隻腕を疎ましく思うのは案外とこの様な時だ
こう見えて猫人は料理に長がある
しかしこれでは手伝いすら儘ならないのだ
振るわなければ鈍る一方だというのは知識としても、戦闘者としての実感もある
今はない片腕、求める様に肘の先端を撫でた

そんでもってからに

「……ちっ、急だな……」

治安維持部隊の強襲、そして攻撃
何やら妙な予感が脳裏に走る
この世界は越境者を欲している、となればこれはこの地域にいる己達を選定する為の攻撃ではないか?

「……ふむ」
「ふー……すぅっ……はっ!!」

そこまで至って思考を沈めた
闘争の中で策を巡らすのは別の人間の役目だとイリーは自覚している
故に、ならば自身のとるべき行動は決まっている
常人の一日分の呼吸を瞬時に行い動禅を開始
体の中に燃やす蒼白く輝く焔
『キミ』のフォローに回れる立ち位置から敵勢力に向け縛り付けの魔法を唱えるのである


221 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/07/22(土) 22:37:11 ???
>>217

「未熟者め」

 平坦な声音でキミの腕を掴んで化勁。空中一回転させて、スタっと気をつけの状態で着地させてやる。
 ステルスアクセスはそれこそ一朝一夕で身につくものではない。
 超一流ならば技量のみならず世界と己の関係性というミーム(文化的遺伝子)すらも必要とする。

「異能による模倣(ラーニング)も万能ではない。所謂、人間力までは再現できないということだ」

 優れた能力であることには依存は無いがな。と言外に告げて戻ってきたロイの方に視線を向ける。

「越境は資源と技術の獲得に有効な現象だ。私も似たようなものだしな。
 連中、越境者を見つければ喜び勇んで〝解体〟するだろう。
 帝国もエーカーもソレをした。連中が自重すると期待するのは非現実的だろう」

 つまるところ、身の危険を感じてしかるべき局面ということだ。
 ロイの言うとおり〝ここは拙い〟

 -------

【治安維持部隊の来襲】

「………」

 厄介な局面だ。下手にこの世界にありえない事象を起こせば相手も本気になるであろう。

「(>>219)同感だ。君は特にな。悪目立ちしすぎる可能性が高い」

 魔法少女的な能力というのはとにかくエフェクトやらなにやら派手だ。
 あからさまに異質さが強調されることになるであろうという意見である。

「フッ!!」

 迫る治安維持部隊の先頭が構えるライオットシールドのポリカーボネートに拳を当てて、

「イヤーッ!!」

 地面に亀裂を走らせる震脚と共に放った崩拳で一集団を衝撃にて吹き飛ばさんとする。


222 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/07/22(土) 22:50:48 ???
辺りに轟く銃声と悲鳴 怒号 風邪に漂う血の匂い スラムは凄惨を極めていた・・・

>>218-219>>221
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あと少しイムカの肩に手を伸ばし 世界が回った
投げられた(?)事を理解したのは着地した時だった

もう少しだったのに イムカの忠告を口を尖らせ聞くのであった
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

先頭の治安維持部隊 そのシールドにイムカ手が添えられる
少しだけ距離を置いてソーマタージが拳を作る

両者の一撃は同時に炸裂した

強靭なる2つの衝撃 大きく拉げるシールド その余波に押し出され 後続を巻き込み倒れる治安維持部隊
だが後続は素早く立ち上がり スタンバトンを手に突撃してくる

電流流れる警棒は 触れただけでも激痛を一行に与えるだろう

アキレス「オッサン(ロイ)が嫌な予感がするから いつでも戦えるようにしとけって」
伝令だろうか アキレスがプリシラの傍を通り過ぎるときに 言葉短く忠告した

>>220
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
イリーに倣い 呼吸を整え 緑の焔を立ち上らせる

六尺棒を構え臨戦態勢を取った
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

イリーの術が発動 だが押し留められたのは一瞬のみ
イリーに目を付けた治安維持部隊は スタンバトンを手に2人に襲い掛かってきた

>>全員対象
イムカの連れているサーボスカルが飛び交う電波の中から気になる無線を傍受した

???「こちら○○隊 パッケージを発見 数は7 全員が何かしらの異能者である様子」
???「了解 確保せよ 今はまだ殺すな」


223 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/07/22(土) 22:58:29 ???
>>222

【(>>218-220)全員に通達】

≪0001111010101≫

 サーボスカルが傍受した内容をイムカに伝える。

「――どうやら我々が越境能力者だとバレているぞ。相手側は現在、我々の確保を優先。
 もし、捕獲されればどうなるか…言うまでも無いな」

 イムカもこれまで散々見てきた。脳髄を摘出された実験体。
 人格を破壊された上で培養液付けにされた検体。神経網だけ剥がされた標本などもあった。

「付け入る隙はある。まだ、相手が遠慮がちであるということだ。
 見通しが立つまで、相手に決断させぬように立ち回るのも手だな」

 言いながら、ロイとアキレスの方に意識を向ける。

「そんなところだ。ゲートが開かぬならばこの場を乗り切る必要があるが、
 伍長、手段は用意しているか?」


224 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/07/22(土) 23:00:13 ???
>>222(続き)

 情報を共有しながら、スタンバトンに触れぬように格闘戦であしらう。
 現状、全力で排除というのは考えていない。
 敵はこの世界を掌握しているとすれば、本気になられて後が無くなるもの拙いためだ。


225 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/07/22(土) 23:02:37 ???
>>222
「……セェッ!!」

縛り付けが刹那で突破される
元より仲間への支援目的での魔法である、驚愕や意外性はそこにはない
スタンバトンの熾烈なる一閃から身を逸らし、腕を絡める様にして脚を払わんとす
成功すればスタンバトンを保持した腕の腱をキメつつダウンを奪うであろう、アイキ術だ

そして>>223

「分かった」
「……虫ピンで刺され展示されるのは、ごめんだな」

イムカに答えつつ、敵の無力化を図るのであった


226 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/07/22(土) 23:03:36 ???
>>222
「ガンガン行こうぜ!」
【吹き飛ばした兵士には一瞥もくれず拳を構える。遠くから漂う血の臭い、火薬の臭いを吸い込み、獰猛に笑う!】

【倒れた後続に素早く突っ込み、飛び上がるソーマタージ。サイボーグの怪力と重量、落下の勢いの乗った、重く鋭い飛び蹴りを放つ!】
【向かう頃には立ち上がっているだろうが、構うことはない。寧ろ頭を蹴りやすくなった!】


「グワーッ!」
【振るわれる警棒を腕で受け止め、激痛に身を捩り、───笑う】
【電撃を受けながら、スタンバトンを持つその腕に手を伸ばし、無慈悲にへし折り砕こうとする!】
「ありがとよ、人でなし!」

「だが痛いのは事実だからその分苦しめ!」
【電力を吸収し、激痛と引き換えに得た怪力で更に暴れようと、指先を強張らせ振り回す!薙ぎ払う様な蹴りを放つ!】


227 : プリシラ・パーネル@魔法少女 :2017/07/22(土) 23:11:02 ???
>>221
「ええ、荒っぽいお仕事はイムカさんたちにお任せしますっ」

イムカの一撃の衝撃が地面からプリシラのもとまで届いてきた。冷や汗が少女の顎まで伝う。
自身の小手先の魔法では、とてもではないがあそこまでの――殺気を纏った人間集団を鎮圧しうるほどの立ち回りなぞは不可能だということを、嫌というほど実感させられている。

「……もーっ、まったく無茶苦茶なんですから」

>>222,223
「ええ、四の五の言ってはいられないようですね」

アキレスの言葉を受け、ステッキを構え直す。
そして、まず視界に入ってきたのは多数の人員にターゲッティングされたであろうイリーたち。
イムカとソーマタージの戦闘能力はある程度把握している。彼らは彼らなりに対処するだろう。
方やイリーの能力はプリシラにとっては未知。『キミ』はまだまだ実戦経験が少ない。尤もこれは、自身にも同じことが言えるが。

「狙いはこちらか……嫌な予感のほうが当たったな。クソッ、俺の魔法はステルスには向いてねえんだよ……ッ」

ステッキに刻み込まれた術式は、外部に放出したプリシラの魔法にエフェクトをかけるよう設定してあるものだ。
現状では書き換えは不可能。かといって、近接戦闘のために前へ躍り出るのは愚の骨頂だ。

「まだ慣れねえが……無理矢理にでもやるしかなさそうだ」

そう呟きながら、ステッキから魔法を展開する。
展開されたものはいつも通りの、ピンク色のキラキラとした空気塊だ。
この状態で術式の上書きを試み――色は静かに薄れていき、後にはほのかな燐光だけが残った。
乱戦状態で動かす分には目視はされづらいだろうが、観察されれば発見されてしまう程度のものだ。
プリシラはその魔法を物陰から、イリーたちを狙う兵士の武器を叩き落さんと振りかざす。


228 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/07/22(土) 23:21:12 ???
>>223>>226
ロイ「脱出経路いくつか だが拙いことにドンドン潰されている
   妙だと思ったが合点がいった 連中どうやってもここで俺たちを手に入れたいらしい」

サーボスカルの口に紙を押し込む そこにはスラムから外の世界に逃げ出すための脱出経路が描かれている
だが交錯するスラム住人の叫びを聞く限り 四方八方から部隊が投入されている状態である

スタンバトンをいなしやり過ごすイムカ 対象にソーマタージは被弾上等の戦い方である
触れたスタンバトンをものともせず腕をへし折り イムカがいなしバランスを崩した1人に強烈な蹴りをお見舞いする

だが治安維持部隊が筒状の 小型のバズーカのようなものをこちらに向けトリガーを引く
放たれたのはネット弾 頑丈な繊維の網によって捕獲を試みようとしてくるだろう

>>225>>227
柔の技で腕の腱を極めるイリー そんな彼女を無力化しようとする1人を 『キミ』が叩き伏せる
だが縛り付けの術はヘイトを集め過ぎた様だ

『キミ』とイリーめがけて複数の治安維持部隊が殺到するだろう
それに待ったをかけたのがプリシラの魔法だ

ほのかに光る空気が治安維持部隊を打ちのめす
治安維持部隊は躊躇し 虚空をスタンバトンで薙ぎ払うが魔法には当たらず

どうにか足止めは出来ている状態である

>>全員対象
ロイ「クソッ・・・こっちだ!!」
次々に潰される脱出経路 だがまだいくつかが残っている
罠でないことを祈りながら ロイがそのうちの1つを選択 一行に脱出を促すだろう


229 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/07/22(土) 23:32:11 ???
>>228
「マジか、罠ってヤツ?」
【倒れた兵士の顔面を数度踏みつけ、いつもと変わらぬ軽い調子で返す】
【状況はハードなようだ。こういう時は、諦めてとっとと逃げるに限る】
「───こいつらを叩きのめした後でだがな!」

【放たれるバズーカ。飛んでくるネット。流石に今の自分が引き千切るのは難しそうだ】

「テメェの得物で───!」
【爛々と輝く目が捉えたのは、先程腕をへし折ってやった隊員。その肩と腰を握り潰さんばかりに手を伸ばす】
「───くたばってろ!」
【隊員を放り投げて空中でネットに当て、こちらへの被害をなくそうとする!】


「ヒューッ。スッキリ。とっとと案内しろ!」
【壁を飛び交い、斃れた者を踏みつけ、ロイの選んだ脱出路へ向かう。これ以上は無駄のようだ】


230 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/07/22(土) 23:33:31 ???
>>227-228
「助かる!」

プリシラと『キミ』、それぞれに対して同時に叫ぶ
しかしどうにも状況が旨くない、悪目立ちしてしまった風に思えた

「……やれるな、大丈夫だな?」
「うん、信じている」

一度『キミ』へと振り返り、いつもそうしている様に口元だけで微笑み掛けた
『キミ』を見縊っていた訳ではないし、その力を疑っていた訳でもない
しかしこの時初めてイリーは、実戦の最中で『キミ』への過剰なまでの守護を放棄した

「……ふー……、」

敵の注意を惹く為に機動し、そこで静かに呼吸を行った

「……はっ!!」

そして爆発的な闘気の焔を放ち纏う
今までの数倍とも言える煌めく蒼衣のヴェールは閃光めいた輝きと共に現れたのだ
続き振るわれる武術は詩的とも言える程の優雅さを孕み、それでも実に正確無比の能率を持ち敵へと風の如き勢いで迫る
→本来、猛進型のイリーは守護者には不向きである。無意識の枷からの解放による全霊でのアタック!

「……分かった、すぐ向かう!」

と言いつつもしんがりを務める腹づもりではあった


231 : プリシラ・パーネル@魔法少女 :2017/07/22(土) 23:37:19 ???
>>228
「たとえ何らかの罠が仕掛けられていたとしても、戦闘を続けてジリ貧になるよりは突破可能性がありますっ!」

イリーらの援護を続けながら、物陰から物陰へと渡り、その姿を晒さないようにロイの示す脱出経路付近へ向かう。妨害がなければ無事に到着は出来るだろう。

「安全確保のための偵察、と悠長なことも言っていられなさそうです……!」

魔法で兵士たちを牽制しつつ、後からやってくるであろう仲間の援護をするつもりのようだ。

>>230
「いえっ、お二人とも、ご無事で何よりです」

砂埃にまみれた少女は二人に向けてウインクをする。

(これであの女には貸しをひとつ――いや、そんなことを言っている余裕もなさそうだ)


232 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/07/22(土) 23:43:26 ???
>>228

「いよいよ拙いか?」

 イムカはここで節約していたリフラクターフィールドをオンにする。
 貫徹力の無いネット弾程度ならば、造作もなく弾き返す事ができる。
 ここは遠未来テクノロジーの面目躍如といったところだろう。

「(>>229)ソーマタージ回線を開け。マップを電子データ化した。転送する」

 ソーマタージの視覚に周囲マップに脱出経路を重ね合わせて表示。
 サーボスカルが認識できる範囲で潰されていく経路もリアルタイムで更新していく。

「伍長、南と北は潰された。東は薄いが作為の匂いが濃厚だ。西も確実とは言えん。展開が早いな」

 イムカは追撃を仕掛ける連中の前に立ち、コンバットポーチから銀の小鎚を取り出す。
 これは魂削る真言と共に奇跡を呼び込むための具材だ。

「不忠のイの危うきこと百の銃弾の如し――皇帝陛下の護りあれかし!異端者への防壁!」

 イムカが小鎚をスラムの路上に叩きつけた瞬間!
 地面が一斉に隆起し、銀色の輝く防壁がいくつも展開!
 本来は防御用の奇跡であるが、敵の追撃阻害に今回は使用したのだ!

「よし、離脱するぞ」


233 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/07/22(土) 23:58:24 ???
>>229>>232
ロイ「了解 状況は最悪だ 最初から外で・・・いや 襲撃の時期がずれるだけか・・・!」

リラクターフィールドを発動するイムカであったが
ソーマタージが投擲した治安維持部隊がネットと衝突 ネットは治安維持部隊を包み込んで墜落した

そしてソーマタージの視界には サーボスカルによる経路が映ることだろう

続いてイムカが奇跡を発動 隆起した銀の防壁を展開し離脱を図る

>>230-231
ロイ「イリー イムカの防壁に任せて離脱するぞ!!」

蒼き闘気を纏い 足が止まった治安維持部隊を打ち倒す
プリシラは一足先に離脱を開始した

殿を務めようとするイリーをロイが促し 移動を開始する

>>全員対象
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ロイ達の誘導に従い路地をかける この先の壁の穴と下水道を通って離脱するとのことだ
もうすぐで目標地点だ 急いd
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ゴッ!!

路地に鈍い音が響く 建物の隙間から現れたのは治安維持部隊の小隊
手にしたスタンバトンで『キミ』の頭を殴った

先決が舞い 意識を失う『キミ』を治安維持部隊が抱え

???「パッケージを一体確保 離脱する」
盾を構えて後退を開始する


234 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/07/23(日) 00:08:14 ???
>>233
「やれやれ。彷徨えるユダヤ人とはもしや俺の事だったのか?」
【軽口を叩いて脱出路に飛び込むソーマタージ。視界に広がるマップを閉じようとしたが固まったので、舌打ちと共に網膜ディスプレイそのものを切る】
「次からは携帯に送ってくれ」


「一番乗りになれたかな……誰か足りないやつはいるか?」
【脱出路。下水道の中をライトで照らしながら一行に問う】
「俺だろ、イリー、ロイ、アキレス、イムカ、プリシラ、俺の中の俺…。ピッタリだ」

【出し抜いてやったぜ。とナハハと笑い、ピタリと脚を止める。表情が失せた真顔を向け、瞬きもせずに誰に言うでもなく尋ねる】
「……あのガキはどうした?」


235 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/07/23(日) 00:11:15 ???
>>231
「……あぁ、あなたも」
「それと、まぁ、その……なんだ」
「……独り言はもう少し、小声の方がいいと思う!」

敵との格闘を行いながらの会話は割とハードだ
それでも伝えるべく内容であったのは、猫の獣人であるイリーの聴覚はかなり鋭いと言う理由が故であろう

>>233
「……あぁ、今……!」
「……!?」
「ぁっ、ま、……待っ……!!」

ロイに応じ、撤退を開始
そして直後、事は起こる
それはイリーが最も避けなければならない出来事であり、失ったはずの腕を伸ばし掴もうとする
無論届かない、現実的な問題として失ったそれは物質的な干渉を得られないのだ
ならば次に動くのは脚だ、戦いに疲れ切ったそれではあるがそれでも今となっては不思議と羽の様な軽さを感じる

→強制的な制止がなされない限り、『キミ』を救助すべく単独で吶喊を行うであろう


236 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/07/23(日) 00:17:49 ???
>>233

「エネルギーを使わずに済んだか。よし、離脱する」

 隆起し続ける防壁を後にイムカも後退する。
 状況はよくないが、イムカの経験上、ここはまだ死地とは呼べない。

 ----------

【殿で走るイムカであったが、ゆえにそれを目撃する事になった】

 横から現れた治安維持部隊。止める間もなく振り下ろされたバトン。
 キミが昏倒し、敵はそれを確保すると速やかに離脱を図る。

「出し抜かれたか」

 粒子短銃をデュアルハンドで引き抜き構える。ライオットシールドなど障子紙の如く容易く貫通できる出力を開放。
 最悪、キミも死ぬ可能性がある?モルモットとして生きたまま解体されるよりよほどマシな終わり方であろう。
 そう決断してもなお、成功可能性は決して高くないのが皮肉というものだが。

≪ブラスターモード:エリミネーター/ピアシング≫
≪ブラスターモード:エリミネーター/ピアシング≫

 BLAM!周囲の大気を瞬時にイオン化させながら疾駆するピアシングレーザーを立て続けに放つイムカ。
 極力、キミに直撃させない射線で放つが、最悪巻き込んでしまっても仕方がないとい決断している。


237 : プリシラ・パーネル@魔法少女 :2017/07/23(日) 00:22:18 ???
>>235
「え……と、なん、なんの事でしょう? 私にはさっぱり……」

焦りから飛び出た本来の口調。あれだけ激しい戦場の中であれば掻き消えるはずだった言葉だが、獣人の聴力には拾われてしまったようだ。

「その……えへへ、聴かなかったことにして……ください」

>>233
「ッ――」

眼前に舞う鮮血、次いで思考の展開に動きが止まる――なぜ兵士は、特殊な能力を持つ『キミ』を的確に狙ったのか?

(偶然か、先の戦闘で目星を付けられていたか……いずれにせよ拙い状況に変わりはないな)

狭い路地ゆえ、可能な立ち回りは限定される。
細い道で盾を構え後退する兵士、地の利をよく活かした作戦だと感心しつつ、気付けば魔法を展開し、地面を勢い良く蹴って飛び上がっていた。

「お待ちなさーいっ!」

そのまま空中で二歩、三歩。
見えない足場を蹴って登るかのように中空へ駆け上がり、兵士らの頭上からステッキで殴り掛かる。

(ヤツの奪取が最優先だ、最低限の動きでッ――)


238 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/07/23(日) 00:32:52 ???
>>全員対象
プリシラが虚空を蹴り イムカがレーザーを放つ だが小隊のメンバーが入れ替わり
イムカのレーザーにシールドを掲げる イムカの目には シールドの表面に何かの紋章が浮かぶのが見えただろう

衝突 レーザーがシールドの表面に反射され空に消えていく
もう1人がシールドでプリシラのステッキを防御し 押し返すようにシールドを突き出した

その間にも『キミ』を連れた者は後退を続け メンバーがかわるがわる前へ出て やがて見えなくなった

ロイ「クソッタレ・・・!退却する!!」
イリーの胴着を掴み後退を再開

そして一行に尋ねるソーマタージ
アキレス「敵に拉致られた・・・!」

悔し気に言葉を漏らすアキレスであった

一行は壁の穴から建物に入り 裏路地に出てマンホールの中に滑り込む

ロイ「どうする・・・! あいつが連れていかれたのはどこだ クソッ・・・!」
焦るロイ 今だ意識を戻さぬ『キミ』は車の中に押し込められ 車はどこぞへと出発した・・・

//それではイベントここまで オツカレサマドスエ


239 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/07/23(日) 00:40:02 ???
>>238
「……放っ……、」
「……、」

服を掴まれ振り向き、ロイへと拳を振り上げてそこで止まった
かつてであればそのまま、躊躇なく振り抜かれていたであろう組まれた指は解かれて力無く垂れる
そのまま半ば運ばれる格好でマンホールの中に連れられた

「……、私が、こんな……!」
「必ず、必ず……!」

口の端から血を落とし、顔の肉を削ぐ様にしながら指を這わせる
慚愧の念に捕らわれながら、それでも救出を決意する彼女の体から溢れる焔の粒子は微かに黒ずみを覚えていた

//お疲れ様なのです、ありがとうでしたっ


240 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/07/29(土) 21:59:25 FVdVW3YA
これは 『キミ』が冒険してきた中で省略されてきた部分に日の目を当てたものである・・・

【ファンタジィな世界】
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今日も日が昇り 朝が来た 宿屋の硬いベッドから起き上がり身支度を整える
そこそこ速く起きたつもりだが 他のみんなはもう起きているだろうか?

一階の食堂に降りてきて 宿の主に朝食を頼む 足元を何かが突くと思ったらベティだった おはようと声をかけ甲羅を撫でた

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【それから皆が集まり 食事が始まる】
ロイ「皆の衆 路銀調達のお時間だ」

テーブルを一つ占領し 食事をとる一行 ロイがそう切り出した

ロイ「この辺には大昔に滅んだ文明の跡が遺跡として残っている
   こいつの1つにアタックして収集品を集めようって話だ」

アキレス「いえ〜いお仕事〜」

ロイ「しかも最近 とある好事家が懸賞金をかけて集めているブツがあってな
   こいつが手に入れば一攫千金なんだが・・・それが 『青く光る液体が充填された瓶』だって言うんだ まちがいなくこのへんから出土したらしい」 

アキレス「あッ(察し」

ロイ「・・・m・・・まぁなんだ 仕事は決定事項だ 準備に取り掛かろう」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
野菜スープで硬いパンをふやかしながら 『キミ』は一行に問う
目標物に対して何か知っているのか? と


241 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/07/29(土) 22:07:42 ???
>>240

「卑賎なる好事家連中に渡す必然など一切存在しない」

 開口一番、何かを察したらしく、腕を組みながら断言するイムカ。
 サーボスカルに何やらアクセスするとステイシス圧縮フィールドが展開し、
 テーブルに幾つかの宝石がゴロリと転がる。

「もし、その物がヌカ社的な漂流物だった場合には私〝が〟諸君に報酬を支払おう」

 何やら並々ならぬ熱意を滾らせるイムカ。
 うむ、クエストを前に意気軒昂。実に健全と言えるであろう(欺瞞)

【イムカの取り出した宝石…黄色に輝くトパーズであった】
【かなり大きくカットも洗練されており、捨て値で捌いてもかなり良い値で売れるだろう】

 が、それ以上に特異ともいえる特徴がある。
 宝石の内部…よく見れば何やらプログラム言語的なルーン文字が、
 複数の輝くリング状となりゆっくりとだが回転しているのだ。

「プログラムを内部に閉じ込めている宝石だ。これでも取って置きだぞ?」

 イムカの意気が窺える!なぜそこまでとか無粋なツッコミは不要である!!!


242 : 四五六 七八【賽印流忍術】 :2017/07/29(土) 22:10:44 ???
>>240-241
「……っはよー、眠ー……」

ほとんど整えていない髪はあちらこちらに跳ねていた
一応寝間着から着替え、リネンのチュニックを着ているが低血圧っぽくダウナーな気配を纏う
普段『キミ』の影の様に行動を共にしているイリーは道中別の世界へ誘われ、しばしの別離となっている

「あぁ……それ……」
「この、ほら、無表情なおねーさんにそれをあげるとね?」
「……なんと、満面の笑みが見れるって不思議な不思議なコーラなのさー」

苦笑ながら『キミ』へと説明、無論面白おかしく脚色が加えられまくってはいるが


243 : プリシラ・パーネル@魔法少女 :2017/07/29(土) 22:13:27 ???
>>240
「うーん、私は知らないですねっ」

朝食の固いパンを小さくちぎって口へ運びながら、プリシラはとぼけた顔でそう応える。

(ま、コイツに教える必要はないだろうよ)

スープを啜りながらそっと目を逸らす。
現物を目にしたことはないが、周囲の口ぶりからブツの正体はおおよそ察せられる。自分が口を出す領分ではないだろう。

「……念のため、念のため確認なんですけど、もし賞金が貰えたら、その分け前は……どうなるんです?」

と、いつになく神妙な面持ちでロイにそう囁く。


244 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/07/29(土) 22:20:05 ???
>>242-243

「とても重要なのだ。とても…」

 うんうんと頷くイムカである。なんともはや。


245 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/07/29(土) 22:25:26 ???
>>241-243
ロイ・アキレス「dsyn-」
―――ギィ!!

2人と一匹はそろって同じ言葉を発する
ベティはベーコンを食べるのに忙しかった

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『キミ』は四五六にそれはコーラなのか?と問うた
元いた世界では好き好んで・・・とまではいかないがないが よく飲んでいた

コーラなら久しぶりに飲みたいな と思う『キミ』であった
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ロイ「・・・・・どうしよう」
頭を抱えるロイである

物で報酬が支払われる場合大抵は物々交換に使われたり 質に流したりするのが通常
分配は一部を各個人に回し 大部分を共同資金にするものである

ロイ「それじゃ 道中で拾ったその他の出土品は各個人のもの そして次の宿場町までの宿代飯代はイムカ持ちと言うことで
   イムカ そういう換金に困る代物は今はノーサンキューだ おk?」

【それからどうした】
ロイ「やっぱりだ ヌカコーラ製造工場って書いてある」
朽ちた建物 現地の人間では読めない古代語であるが 越境者はその恩恵故に読むことができる

ロイ「それじゃ行こう 世界的に見て警備ロボはいないだろうが・・・逆に何が潜んでいるか想像がつかん」
中身はウェイストランドでよく見るコーラ工場 アレを古代遺跡風にアレンジした者 と言えばわかるだろうか?

今のところ特に敵対対象はいない だが光源が無く 中は漆黒が広がっていた


246 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/07/29(土) 22:34:12 ???
>>245

「了解した。ああ、そうだ。コーラだ。添加されたストロンチウムがガツンと効く」

 全てが即決である。スピードこそが肝要である。
 なお、キミに対する端的な説明は実に不穏ワードに満ちていた。

【いつにも増して決断的であった】

≪000111110101≫

 なお、サーボスカルはベティのベーコンに蜂蜜塗って新境地つくってた。

 ------

「間違いないな」

 完璧に完全である。もはや一切のためらいは無し。
 が、ここでふと思ったこともある。

「…しかし、好事家連中とやらは何故に〝アレ〟を求めるのだ?
 言ってしまっては何だが、この手の世界では光る液体など珍しくもなかろう。
 一応、成分は未知であろうから研究材料にはなるだろうが」

 何となくそのようなことを考えてしまうイムカである。

「では行くとしようか」

 イムカの格好はファンタジーな世界に合わせたレザーアーマーと若草色の外套というホログラムを被せた意匠である。
 片手に松明を持って光源を確保。夜目が利くといっても暗がりが敵であることには代わり無いのだ。

「この手の世界ではサーボスカルの機能も大分削られていてな。電子的な探索は殆ど行えない」

 科学に対する世界修正力は何気に強固である。神秘が満ちている世界ゆえであろうか。


247 : 四五六 七八【賽印流忍術】 :2017/07/29(土) 22:36:20 ???
>>243-245
「共同資金でいいんじゃないの?」
「……ま、その辺のルールは任せるけどさ」

七八は実際金には煩いしガメツイ
だがしかし、常に己の儲けのみが頭にあるかと言われれば別だ
特にパーティを組んでの旅の場合、個々で稼ぎが余りにも差があるような状態は好ましくはないであろう

「なんだっけ、なんとかコーラって言うらしいよ」
「……メチャメチャ体に悪いんだって、そんでもって青く光ってる」

『キミ』への説明はちょっとぼんやり気味となった
そもそも七八自身、それには余り興味が薄いのだ
精々これが絡むとイムカが面白い事になる、と言った認識程度

工場跡地!

「うひー……」
「どう言う事だろうねこれ、越境建築物……?」

苔や蔦を払って文字を見て苦笑、土地そのもの或いは建物が越境してきたのだろうか
いつもの忍び装束に着替えた七八、松明を手にいざ遺跡の中へ
周囲の万事に対して無意識下で強警戒を行いつつ、音と気配を殺しながら進む


248 : プリシラ・パーネル@魔法少女 :2017/07/29(土) 22:39:11 ???
>>245
「はいっ、分かりました♪」

パーティを組んでの活動でしばしば大きな問題となるのは、やはり金である。
共同資金を管理する人間がトンズラするなどという話は、一つの世界の中ではともかく、越境者相手では警戒せざるを得まい。
無論ロイたちを信頼していないわけではないが、実入りの内容を有耶無耶にされるのはプリシラにとってあまり喜ばしくない状況だ。

「ヌカコーラって何でしょう? 全然想像が付かないですねっ」

いつまでとぼけるつもりなのかはともかく、この場はプリシラにとって未知の空間だ。
故にランタン片手に警戒を怠らず――その上で周囲に金目のものがないか目を光らせている。

「怖いですねー。私は周りに気を配っているので、皆さんは遠慮なく進んじゃってください!」
(せっかく廃工場くんだりまで来たんだ。出土品……金……)


249 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/07/29(土) 22:50:56 ???
>>246
―――ギィ!?
ベティは戦慄した
甘くてしょっぱい肉という未知なる味覚に恐れ戦いた

アキレス「相変わらずお前は意味不明なことしてるんだな」
それを呆れながら見ていたアキレスは サーボスカルを指でつついた

>>全員対象
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
なんというか・・・青いコーラは分からなくもないが 光るコーラはびっくりだ
ストロンチウムがどのような者かは知らないが リアクションに困り ただドン引きするのみであった

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ロイ「・・・いや 越境建物じゃないな コーラ事態は別世界からもたらされたものだが 工場は間違いなくこの世界の者だ」
ヌカコーラが台頭した世界というのは 得てして禄でもない終末を迎えたものであるが どうやらこの世界は文明が滅んだだけで清んだ様だ

そして金目のブツに注意を向けるプリシラであるが さすがに入り口付近はすでに荒らされて久しく
小銭程度にならなりそうな小物がいくつか見つかるだけである

奥に進む一行 まだ人が漁った跡が見える地点
だが奥に赤く光る点が現れ こちらに向かってくるのが見えた 恐らく角を曲がってきたのだろう

それは石造りの人型ゴーレムだった 恐らく警備用なのだろう 電子音にも似た音で警告を発するとと同時腕を振り上げ一行に襲い掛かってきた


250 : 四五六 七八【賽印流忍術】 :2017/07/29(土) 22:59:50 ???
>>246
>>248-249
「ふぅん……古代の、コーラ製造所ねぇ」

なんとも、と苦笑
機械文明があって、滅び、それで今の牧歌的な世界へと姿を変えた
成る程納得、何が起これど不思議ではない越境世界なのだから

「……もしキミが拾ったら、イムカに自慢してあげなね」
「面白いのが見れるよ、多分」

『キミ』へと耳打ち、遺跡を進む

「んじゃ、後ろは任せたよ」
「……金目のもの、あったー?」

道中プリシラへと告げ、ちょっと後で付け足す形で呼び掛けた

そんでもって?

「……ん、守護者が健在かぁ……」

厄介そうだ、と半歩身を引いて構えた
浅層は既に遺跡荒らしに遭っている
それでもこのゴーレムが健在だというのは、彼が今までスカベンジャー達に破壊されなかったという事であり脅威度の証明でもある

「……効くかな……よっ!」

薄暗い闇の中、カードナイフを投擲
目印となる赤い光を灯す箇所、それと振り上げた腕の関節付近
エッジが鋭く、また質量も備わった獰猛な鋼が飛翔!


251 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/07/29(土) 23:02:36 ???
>>249

「一応は遺跡としての役割は果たしているようだな」

 新米めいた卵の殻付き冒険者は小銭を稼ぎ第一歩を踏みだす。
 腕に覚えあらば奥まで踏み込む連中もいるだろう。その手の連中は酒場にカネを落とす。
 典型的かつ堅実は冒険者ギルドメソットだ。

 -------
【と、進んでいくとゴーレムの姿を発見する】

「邪魔だ」

 振り上げた拳に対してイムカは正面から打って出る!
 振り下ろされる拳に手を添えるようにして触れて――

「化勁・纏」

 その力そのものを逸らしゴーレムの拳を大地に叩き付ける動きをとる。
 決め手にはならないだろうが、バランスを崩し、味方の攻撃命中率を向上させる捌きだ。
 積極的攻撃は他の連中がやってくれるだろうと踏んでいる。


252 : プリシラ・パーネル@魔法少女 :2017/07/29(土) 23:05:14 ???
>>250
「残念ながら……って、違いますよっ! 私はその、あの、目的の瓶を探してるだけでっ」

本心を見透かされたようで、冷や汗を垂らしながらブンブンと両手を振り否定する。
その大袈裟なリアクションが七八の言葉を裏付けていることには気付いていない。

>>249
「怪しいものは無いみたいですね……」

目ぼしいものも見当たらず、落胆を隠しつつ周囲を見渡すプリシラ。そこへ――

「わあっ、ゴーレムさんですっ!」

とっさに自身の両足に魔法を展開。爆発的な推進力で後方へ飛び退きを試みる。
それから不格好に着地し、ステッキを構える。
まず狙うのはゴーレムの足元。巨躯の片足めがけ魔法を走らせる。

(ゴーレムならコアを叩けば手っ取り早い。外部からアタリを付けられればいいんだが……)


253 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/07/29(土) 23:24:26 ???
>>全員対象
向かってくるゴーレム だがプリシラの魔法がゴーレムの足元を掬い イムカの化勁が攻撃を逸らす
四五六のカードが関節に突き立つ 赤い光には残念ながら当たらなかった

何とか立ち上がろうとするゴーレムであるが 関節に突き立ったカードが可動域を狭め 中々立ち上がれない

ロイ「ほいっと トドメ!!」
その隙を突いてロイがゴーレムの首を落とし 戦闘は終了した

【判定 注意:動きを止めたゴーレムであるが 赤い光が幽かだが灯ったままだ】
【判定 知識:ゴーレムの生きたコアは研究対象として非常に貴重であり 研究機関や大学に持って行けば大金gな約束されるだろう】
【ロイ・アキレスは上記判定に失敗したものとする】

奥へと進む一行 次第に人の手が入った後が少なくなり 古代の情報端末や好事家が好みそうな物を見かけるようになる
だが積もった埃を踏みしめた跡がまだ続いている それもごく最近の

そして

???「見つけたぞ!! これで大金は俺たちの者だ!!」
???「それだけじゃない トレジャーハンターとしての名声も欲しいままだ!!」

すぐ近くで声がする 角を曲がらないとその姿は拝むことはできないが
視界にそれらを収めることができたならば コンテナの中から 青色に光る液体が入った瓶 つまり ヌカコーラクアンタムの6本パック
それを持ち上げ喜ぶ三人組の男達が見えることだろう


254 : 四五六 七八【賽印流忍術】 :2017/07/29(土) 23:31:40 ???
>>252
「あっはっはー、んじゃ、それでよろしくね?」

カマを掛けたのかそれともそうでないのか
ともあれ笑いながら応じる七八
そういう彼女自身もさっきからネジや、瓶の王冠らしき屑鉄をさり気なく拾ったりしている
→この忍びの少女、随分とイイ性格をしている模様

>>253
「……ふぅっ、怖かったー」
「……ねぇねぇ、これ光ってるんだけど」

起き上がったりしないよね、と一同へゴーレムの燐光を指差しながら
一応これって売れるのかな? なんて思いつつなんなら確保しようとするであろう
最も、この価値を知るモノが居たとすれば譲る格好にもなるが

そしてそして?

「あ……」
「あちゃー……先越されてるじゃん……」
「どうする? 諦める……?」

なんとなーく答えが分かっている気もするが、一応みんなに訪ねてみる事に


255 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/07/29(土) 23:33:55 ???
>>253

「排除完了。先を急ぐとしよう」

 ナムサン!今のイムカはゴーレムコアのことなどアウト・オブ・眼中であった。

【判定:優先順位がエライコトになっているので関心すらない始末!】

 ---------

「困ったな」

 しかして、奥に踏み込めばどうやら先に手柄を奪われてしまったようだ。
 ここで殺してでも奪い取る?冗談ではない。名誉を損なうほど堕ちるなら
 速やかにその行き詰った脳髄に弾丸を撃ち込むべきであろう。

【だが、欲しいのだ。とてもとても欲しいのだ】

「私だ!!」

 ここで腕を組んでドン!と姿を表すというアレなムーヴをかますイムカ! 
 何が私だ?知るかそんなもん。

「ゆずってくれ!カネに糸目はつけん!」

 ややグルグルしたおめめでなんかのたまい始めています。
 ここでやましき不審者めいた動きとは無縁の堂々とした登場であったが、
 これはこれで唐突すぎてなんかアレであろうアレ。


256 : プリシラ・パーネル@魔法少女 :2017/07/29(土) 23:41:42 ???
>>253
「やったぁ! 倒せましたっ!」

プリシラはぴょんぴょんと飛び跳ね、喜びを体で表現している。
傍から見ればマヌケな立ち振舞いだが、ゴーレムが薄ぼんやり光っていることは見落としていない。

(ゴーレムのコア……! これを俺が独占すればこの先暫くは安泰だなッ)

ロイとアキレスは気付いていないらしいが、他の目ざとい二人はどうだろうか。
全員でコア分の報酬も按分する、ということも一瞬考えたが、「見つけたものは個人のもの」というロイの言葉を思い出し、そのままこっそりとコアの摘出に取り掛かる。
他の者からの妨害が無ければ、彼女は難なく入手を完了するだろう。

「あっ、アレがお目当てのシロモノですね。先客がいるみたいですけど……」

目を爛々と輝かせ、三人組の動向を見守るプリシラ。

>>254
「あ、ははは、はは……」

プリシラは力なく笑いを返す。

(俺には分かる。割りと天敵タイプだ、この女……)

>>255
「わーったったっ、まま待ってくださいイムカさんっ、それじゃ元も子もないですよう!」

急に飛び出していったイムカを制止せんとつられて出ていく。
そして男たちに苦笑交じりの笑みを向け、

「ええと、その……警備のゴーレムを倒したのは私達ですし、山分けってわけにはいきませんか……?」

しかしトレジャーハンターの経験もないプリシラ。これを交渉と言うには少々拙いか。


257 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/07/29(土) 23:50:26 ???
>>全員対象
ロイ「え? なんだって?」
なんとロイ 四五六の言葉を聞きのがすケアレスミス

ロイ「倒したんだ 動きゃしないよ」
ゴーレムのコアが生きていることに気付かず ロイはそう言った
そしてイムカはゴーレムコアに興味がない

と言うことでプリシラの懸念材料は四五六のみである プリシラの明日はどっちだ!!
なおコアの摘出は難しいものではない 判定不要で抜き取ることができるだろう

【んでもって 両者相対する】

男1「いや誰だよ!?」
イムカの言葉に素で返す

男2「いや あのゴーレム巡回するだけでやり過ごすの簡単だし 倒してくれって頼んでないし」
プリシラの提案も効果がない

男3「まさかテメェら俺たちの手柄を横取りするつもりか!?」
そして早まる男3

男達「そうに違いない!! どうせここなら未帰還者が出ても怪しまれん!! ここでヤっちまえ!!」
言うが早いか 剣を抜き戦闘態勢 一行に挑む男達であった


258 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/07/30(日) 00:02:49 ???
>>257

「む…」

 相手が剣を抜いたならばなし崩し的に打倒→アイテムゲットという、
 こちらにとってはかなり利のある状況が成立する。が、それに身を任せるのは非情に不純にも思えた。
 彼等の成果物を展開任せで手に入れて誇れるものか?そうではあるまい。

【不可避であれば致し方ないが、降って湧いた状況には人間として最後まで抗わねばならぬだろう】

「私を、イムカ・グリムナーを盗賊風情と同列視するとはな?
 今ならまだ、牽制程度であると解釈してやる。が、それ以上踏み込むなら容赦しない。
 いいか?もう一度だけ言う。譲ってくれ、カネは払うつもりだとも言った。
 オークションに出すなら会場を連絡して欲しいといったところだ。…それでも交戦が望みか?」

 さて、ここでイムカ。図らずも自分の名を名乗りました。
 イムカ・グリムナーです。惨劇のイムカです。

【冒険者ランクは下の方なのに関わった事件たるや大げさかつ死屍累々】

 歩く大火薬庫。トラブル吸引機。ドラゴンも跨いで通る。あの惨劇です!


259 : 四五六 七八【賽印流忍術】 :2017/07/30(日) 00:05:36 ???
>>256
「ん?」
「ふぅん……?」

さてコアを回収しとこうかな、と手を伸ばせばブッキングする格好になる
しかし七八からすればこれの価値を知っている訳ではない
ただ、何となく抜け目なさそうなプリシラが、それもこっそりと入手しようとしているという事は

「……今度美味しいモノ、奢って欲しいなー?」

ニンマリと笑みを浮かべたまま、彼女にゴーレムのコアを譲る形となった

>>255-257
「……うーん……」

幾つかの案が、思考の泉の中であぶくとなり湧き出ては弾けて行く
そんな内におっと、最も分かりやすくそして(一部にとって)都合良く向こう方が激昂してくれているではないか
それもそうだ、冒険者は元々血の気の荒いモノ
莫大なお宝を前に、別パーティの介入を快く思う方が不自然だと言うものである

「耳と目、やるよ」
「……はいっ!!」

一同に小声で告げてからバックステップ、大声で敵となったパーティたちの注意を惹きつけるようにしてからその場で跳び上がる
手にしていたのは星爆竹、本来は非現実的な存在を固着する為のマジックアイテムであるがその強い閃光と炸裂音は判定次第で五感に強いダメージを与えるであろう


260 : 四五六 七八【賽印流忍術】 :2017/07/30(日) 00:06:28 ???
//展開次第では>>259の後半書き直しますーすー


261 : プリシラ・パーネル@魔法少女 :2017/07/30(日) 00:09:33 ???
>>259
「むむ……分かりましたぁ」

摘出を終えたコアを片手に、唇を尖らせながらも肯定の意を示す。

>>257
「何勝手に早とちりしてンだ頭パープリンか?」

提案却下→誤解からの悪者扱い→あからさまな小物的言動 のコンボを決められ思わず素が出る。
それに気付いて咳払いをひとつ。気を取り直してから、男たちを諌めようと試みる……が、どうやら効果はなさそうだ。

「……とにかく、あの瓶が割れないよう気をつけて立ち回りましょう!」

こちらもステッキを構え臨戦態勢に入る。
イムカとともに男たちの前に飛び出してきたため、距離は至近。魔術の展開にもそう時間はかからない。
素早く繰り出された空気塊は、この距離なら骨を砕きうる威力を有している。

>>258
……が、イムカの手出しをしようとしない様子を見て、攻撃を止める。

(この女、悪名高いことで有名らしいが、この名前を聞いて向こうがどう出るか……)

向こうの出方を見つつ、いつでも武器を払い落とせるよう構えは崩さない。


262 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/07/30(日) 00:13:40 ???
>>259-260

(すまないな。今回は私の我侭だ)

 正直なところ成果のみを求めるならばこのまま交戦したほうが、利を得られる公算の方が高かったといえる。
 それでも、そうしなかったのはイムカのプライドゆえであり、端的に言ってしまえば身勝手ですらである。

【傲慢で誇り高いという志向が今回、このような行動に走らせたともいえる】
【このイムカの性質をどう思うかは各々の解釈次第であろう】


263 : 四五六 七八【賽印流忍術】 :2017/07/30(日) 00:19:36 ???
>>261
「んしし、よろしくぅ」

因みに七八、見た目から想像出来ぬ程の物凄い大食いである。そりゃあもう物凄い

>>258
>>261-262
「……」

イムカとプリシラの様子を後方から見て、しかしその姿勢は緊張と共にある
飛び掛かる直前のネコ科のケモノめいていて、直ぐにでも刀を抜き放ち襲い掛かれる格好だ

→交渉は譲り、後詰に備える形となった


264 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/07/30(日) 00:23:21 ???
>>全員対象
男達「うぉぉぉぉぉぉ・・・・ぉ…お?」
勢いよく突撃し・・・イムカが名乗ったところで突撃は勢いを失い 手前で止まった
そしてものすごい冷汗を垂らし始めた!!

男1「あ・・・いいいいいやぁお・・・俺たちの探している者じゃなかった・・・っぽいなぁ・・・なぁ?」
男2「s・・・・そそそ・・・っそそうだなぁ・・・いやぁ早とちりしちゃったなぁ・・・」
男3「早とちりって怖いなぁ・・・!! そうとわかればこんなところにいる意味ないからなぁ・・・!!!!」

はははははは・・・と乾いた笑みが木霊する

男1「いいいいいいいやぁそんな  早とちりしたモン売ったら信用問題だし…!!」
男2「それに剣まで向け散ったし・・・」
男3「俺たち帰るから!! 気にしないで!! どぉぉぉぉぉか気にしないでどうぞ!!」
(((惨劇から何か貰ったなんて知られたらどうなるか分かったもんじゃない!!)))

ソソクサと 何も受け取らず離脱を開始し 十分離れた(と彼らは思ったのだろう)
悲鳴を上げながら脱兎の勢いで逃げる男達であった

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
なんかよくわからないうちに戦いは終わった 男達がコンテナに戻した 例の光る瓶を回収
それをイムカに手渡した
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ロイ「やっぱり名が知られてっと楽でいいなぁ」
アキレス「そうだね」

男達を眺めながら 呆れるように言う2人であった


265 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/07/30(日) 00:29:22 ???
>>264

「????」

 イムカ自身、マルチタスク(多重思考)を用いてもなお、
 この展開に思考が追いつかず、彼女にしては珍しくノーリアクションのうちに
 あれよあれよと、いつの間にやら手元にはヌカコーラ・クァンタムのボックス。

【イムカの多面的思考がフル回転となり、彼らが去ったと同時に電流、奔る】

「なんという気前の良い連中だ。どうやら彼等は別の目的だったらしいが…しまった。礼をし損ねたぞ」

 なんと!とっても自分に都合のいいように解釈!!
 悪名ゆえに逃げられた等とは〝当然ながら露ほども自覚していない!!〟

>>261>>263

「…どうしたものか?」

 イムカにしては、とってもめずらしーくやや困惑げであった。
 なんたる展開か!!!


266 : 四五六 七八【賽印流忍術】 :2017/07/30(日) 00:39:32 ???
>>264-265
「……」
「マジか、便利だねそれ……」
「いいじゃない、貰ったんだから貰っちゃえば」
「それともなぁに、くれるの? 売っちゃうよ私」

微かに顔を覗かせていた白刃が、金鳴音と共に鞘に身を隠した
ふぅと息をつきながら背筋を伸ばし、通り名に苦笑しながらイムカへ話す

「……ま、そんな訳で一件落着……かな?」
「『キミ』も早く、あんな風に名前だけで荒事が解決出来るようになるといいねー」

めでたしめでたし、なんて言いながらもちゃっかり、周囲のちょっと小金になりそうな小物を回収しているのであった
『キミ』に話し掛けたりもするがぶっちゃけ帰り道の暇潰し的な会話になる


267 : プリシラ・パーネル@魔法少女 :2017/07/30(日) 00:41:37 ???
>>264
あれよあれよという間に逃げ去っていった男たちを、ぽかんと口を開けながら見送る。

(この女……俺が思っているよりもよほど厄介な女らしい……)

イムカを横目に、越境者は変人だらけかとため息を漏らすプリシラ。
と、ここで本来の目的、すなわち好事家への引渡しを思い出す。

「イムカさん、このヌカコーラを欲しがってましたけど、懸賞金のこともありますしどうしましょう?
 私としては資金になれば問題ないと思うので、これをイムカさんが引き取って、その分出してもらったお金を共同資金に……という感じですかね」

好事家とやらには悪いが、プリシラとしてはゴーレムのコアを既に入手しており、金にも心にも余裕ができている。(奢りの問題は一旦置いておくこととする)
この場をうまく収められればそれで問題ないという考えのようだ。

>>265
「ま、まあまあ、あの人達の好意……好意?は、ありがたく受け取っておきましょうよっ。それより目的のものは手に入れられましたし、こんな埃っぽいところからは早くバイバイしましょう!」

気付いていないのがなおさら厄介だな、と若干引き気味になりつつ。
また別のトレジャーハンターが来ることを懸念して、早いところこの場を離れることを提案する。


268 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/07/30(日) 00:47:59 ???
>>265
ロイ「・・・もらっとけば?」
呆れながら告げるロイであった

>>266
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
名前だけでと言われてもピンと来なかった
なんとなく時代劇のラストみたいなものかと結論付ける
そして帰り道 同じような年齢の四五六と楽し気に談笑するのであった
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

>>267
ロイ「そんなところだろうな しばらくはイムカに飯と宿の代金を払ってもらうことになる」
そういうことになった

>>全員対象
ロイ「・・・・・帰るか」
アキレス「・・・・・そうだね」
―――ギィ!!

沈黙していてもらちが明かない 来た道を戻る一行であった

【場面転換 好事家の館】
好事家「・・・クアンタムまだかなぁ」

異世界のヌカコーラマニアである好事家は クアンタムの到来を今や遅しと待っていたという・・・・・

//〆


269 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/08/05(土) 19:58:15 ???
【現代風で 異能の存在が認知された世界】
一つの言語 一つの常識 一つの価値観 一つの国
この世界は概ねこのようにできていた

一つの国が戦争し 戦争を繰り返し 全方位に牙を剥き続け
・・・本来ならそのまま死んでいったのだろう

だがその国はすべてを平らげてしまった

人々は一つの国家の元平和を享受し バラ色の明日を夢見ていた・・・足元に転がる無数の亡骸を踏みつけて
だがその国の野望は潰えず その眼はここではない 境界の外に向けられていた・・・・・

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
眼が霞む・・・頭が・・・痛い・・・
多分・・・車に乗っている・・・誰かの話し声が…聞こえる・・・

なんで・・・車に乗ってるんだっけ・・・

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【とある廃屋】
ロイ「クソッ・・・」
ここは以前襲われたスラムの脱出経路の先に合った廃屋 何かあったとき 一時的に身を隠す廃屋
そこでロイはいらだちを隠せないでいた

あの日偶然か 相手の技量が上回ったか 治安維持部隊の強襲に気付かず『キミ』を拉致されてしまった
『キミ』の行方を捜すために危険を侵して外に出て情報を探ったが収穫はゼロ

捕まった越境者がたどる結末は総じて禄でもない それを阻止せんと動いていたが・・・

アキレスは某リンゴ社製スマホのテレビを起動する 公共の電波から 何か分からないかと考えたのだ
テレビからは相変わらず平和な世界がうつしだされていr・・・・・

ズン と遠くで空気が震えた 続いて発砲音 悲鳴 爆発音 何かの生物の雄叫び

ロイ「なんだ・・・?」
アキレス「オッサン!!」

テレビには 何者かの襲来と思われると騒ぐニュース そして現場に急行した報道陣
カメラは様々な動物をつなぎ合わせたような化け物と この国の兵士と戦う正体不明の人間をちらと映し
報道規制だと追い散らされて現場の映像は途切れた

ロイ「知っているぞ ありゃあカノッサのミュータントと兵士だ この国に攻撃を仕掛けた・・・?」
思考すること数秒

ロイ「いくぞ!!恐らくあいつの居場所は殺気移った場所だ!! 」
アキレス「え? ちょ オッサン!?」

フル装備で廃屋を飛び出したロイは 通りに飛び出して道行く車を強引に止め
ハルバートの柄でガラスを粉砕 乗っていた人を引きずりおろし ワゴン車を強奪

アキレス「オッサン!! ちょっと ねぇ!!」
ロイ「アキレス運転しろ!!」

アキレスを運転席にぶち込むと ロイは反対側の助手席に乗り込む
さて それを聞いたほかの者の行動は?


270 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/08/05(土) 21:40:41 ???
>>269

「…詳細は不明だがとにもかくにも状況は動き出してしまったというわけだ」

 イムカはスタスタとロイが邪悪なる徴発行為によりゲットしたワゴンに向かい、
 高官もかくやな態度で質の悪いスプリングの座席に腰を落とす。

「この状況では動かぬのが最も下策だろう。さっさと向かえ」

 常と変わらぬ傲慢ムーヴをキメつつ運転手に先を促すイムカである。


271 : プリシラ・パーネル@魔法少女 :2017/08/05(土) 21:42:31 ???
>>269
車のドアを開き真っ先に乗り込んだのは、この場に似つかわしくない可憐な出で立ちの少女、プリシラである。
彼女は何食わぬ顔で、後部座席の中央部にちょこんと座っている。

「ま、無関係なはずはないですよねぇ、コレ」

唇に人差し指を当て、わざとらしく考え込む表情をしてみせる。
それから思い出したかのように窓の外に目をやり、

「皆さん、ごめんなさいっ。私達のお友達が危ないんですっ。だからこの車、お借りしますね♪」

と、先程まで乗車していた一般人にウインクをひとつ。


272 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/08/05(土) 21:42:56 ???
>>269
「こっちも成果はなし、全くの無駄骨だった。諦めるの一つの手かもな」
【遺棄されたソファーに踏ん反り返り、新聞や雑誌を放るソーマタージ。当たり前だが、あの少年の情報などどこにもなかった】
【俺頑張ったし、と煙草に火を点け、濁った眼で遠くを見据える。彼の異能は特殊すぎる。最悪、あの小僧も仕留める事を考えなければ】


「なんだ、花火大会かな?それともカチコミ?」
【物思いから引き摺り出され、アキレスの見ていたテレビを伺う。ロイが何か知っているらしい】

「カノッサのキメラ?奴等もあのガキを奪いに来たってか。
 …こりゃあ良い!敵の敵は敵!今回ばかりはそうだが、面白い事になるぜ!」
【HA!HA!HA!と悪魔的笑い!刀を腰に差し、フードを目深に被ってロイに続く!】
【二つの組織が暴れてる内に、あの小僧を連れ戻す。ついでにとびきりの混乱をバラ撒いて】

「エンジンが焼き切れるまでアクセルを踏め、運転手!急がないと終わっちまうぞ!」
【ロイに引き摺り下ろされた哀れな市民の意識を奪おうと、その頭部に蹴りを放つ】
【息つく間もなく後部座席に乗り込み、急かす様にシートをペシペシ叩いて怒鳴る。戦闘準備は万端!】


273 : イリー 黒猫 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/08/05(土) 21:45:51 ???
>>269
「……よし、足の確保は重畳だ」

二又尾の黒猫、ぴょこんと屋根に飛び乗り身を低くして構える
武器は多分誰かに運び入れて貰っているとしよう、うん
ともあれかつてであれば己を律する事の叶わなかったような状況下にあれど、今はその煮えたぎる憤怒を抑える術を知っている
火山の爆発のタイミングの操作術を身に付けている
そしてそれは今という場面で最も役に立つ技能と言えた

「……急いで、早く!」

それでも運転を急かす事は、止むなしと言った具合ではあるが


274 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/08/05(土) 21:57:15 ???
>>全員対象
男「まだローンが残ってるのに〜!!」
車を奪われた男の悲痛な叫びを背に受けて一行はイチロ暴動の現場へ
ナビは必要なかった 遠目でもわかるぐらい派手に土煙が起こっている

【場面転換】
立ち入り禁止のフェンスはめちゃめちゃに壊され 辺りに転がる異能者と思しきカノッサエージェントと鎮圧部隊の亡骸
キメラはまだ暴れていた 鎮圧部隊がキメラに発砲しているが キメラも魔法をさく裂させる

敷地内で一番大きな建物の中にカノッサエージェントが入っていくのが見える

ロイ「あのキメラはほっとこう 今は時間が惜しい」
エージェントが入っていった建物に一行は向かう

中ではセキュリティとエージェントが殴り合い撃ちあいをしていた 一行はそのどちらにも武力行使が可能な位置にいる者とする


275 : イリー 黒髪の獣人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/08/05(土) 22:06:07 ???
>>274
「……ちっ……!」

戦煙漂う修羅の庭園に至り、亡骸達を横目にいつの間にか獣人モードに変身していたイリーは馳ける
この場はロイに同意だ、例え荼毘にふす事を願っていてもそれは叶わない
それよりも遥かに優先すべき事項が、彼女の脳を支配しているのだ

「……この中だな!?」
「ど、けぇぇっっ!!」

先導に従い建物内部へ
活路を開く為に振るう錫杖には、海原の藍色に染まる闘気の焔が宿る!
→何方かというよりは、進路に存在する兵士向けて攻撃である。 行き先はぶっちゃけ他人任せなのだ


276 : プリシラ・パーネル@魔法少女 :2017/08/05(土) 22:07:57 ???
>>274
「派手にやってくれてる分、分かりやすくていいですね〜」

キメラの大立ち回りを横目に、自身も一行に続いて建物へ入る。

「わーお! これまたドンパチ賑やかですねっ」

流れ弾に被弾しないよう、まずは物陰に隠れて様子見。
エージェントはカノッサ側、セキュリティはこの世界の組織側か。
この場でより優位に立ち回るのなら、一時的にカノッサと手を組むのも悪くない選択肢だろうが……。

(カノッサ側はどれだけ『アイツ』の情報を掴んでいるのか? 同盟を組んだとして、後ろから撃たれない保証はない)

いざとなれば不意打ちが出来るようにステッキを構えながらも、両陣営の動向を見守る。
エージェント達はどこに行こうとしているのか、セキュリティはどこを重点的に守ろうとしているのか。


277 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/08/05(土) 22:08:29 ???
>>274

(既にエージェントの浸透も始まっているか。こうなると余計な手出しは不要だな)

 カノッサが手こずっていたならば、侵攻ルート確保のために誘導介入も考えたが、
 ここまで浸透速度が速いのならば、その必要は無いと判断。

【武力行使は不要と判断し、カノッサが開いた活路に乗じる形で建物に向かう】

 建物内ではエージェントとセキュリティが攻防を繰り広げていた。
 第三勢力としてどのようにでも立ち回れるのならば――

(まあ、他の暴れたい連中が勝手に暴れるだろうさ)

 イムカは己が武力を振るうのには些か早いと考え、混乱に乗じた突破を優先。
 ここで滞るよりも、流れに乗りながら状況対応を行えるように立ち回る構えだ。


278 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/08/05(土) 22:09:09 ???
>>274
「同感だ。精々暴れててもらおう」
【噛み合わせた牙を模した酸素供給機を装着、瞳を文字通り赤く光らせて刀を抜く】
【あの分なら、暫くは持つだろう。一番良いのは彼らが互いに殺し合ってる内に解決する事だ】

「ところでどうやって見つける。あの小僧に発信機でも仕掛けてるのか?」
【施設はかなり広そうだ。念の為ロイに確認するが、その眼は「面倒な方法取るなよ」と訴えていた】

「こっちが終わってから聴かせてもらおうか!」
【蒸気を一度だけ噴き上げると、赤い刀を携え駆ける!戦さ場へ!】

【跳び上がり、壁を足場にしてまた跳び、ピンボールじみて高速で跳ね回りながらセキュリティとエージェントの元へ突っ込むソーマタージ】
【鋭い切っ先と尖った牙で、銃弾の様に彼等の身体を抉り穿ち、殺そうとする!】


279 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/08/05(土) 22:22:54 ???
>>全員対象
プリシラが辺りの様子を見る すでに乱戦状態の戦場において セキュリティが唯一エージェントの介入を防いでいる場所があった
それはエレベーターだ 他の場所にもエレベーターはあるが とある一角のエレベーターにセキュリティはバリケードを築き 防戦を行っていた

【判定 注意力;エレベーター付近の防護が一番強固であり それに気づけば目的地がわかるかもしれない】
【プリシラはほかの者にそれを伝えることができるが それはセキュリティやエージェントにも聞かれる危険性がある(声を使わない伝達方法があるか?)】

そしてイリー ソーマタージ ロイの三人が戦場にエントリー

イリーがセキュリティの1人を打ち倒し ソーマタージがエージェントの腸を抉る
ロイはセキュリティをもう1人殴り倒した

セキュリティもエージェントも 第三者の介入に混乱を禁じ得ない
だが目の前の 今しがた切った張ったしていた相手と手を組むという選択肢も無く 三つ巴の戦いを強いられている

前線に出たイリー ソーマタージへの抵抗は少ないようだ


280 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/08/05(土) 22:33:34 ???
>>279

(エレベーターから目標あるいは重要な何かへアクセスできるといったところか?)

 強固な防衛網が敷かれているとなれば、こちらにとっての目標であろうがなかろうが、
 捨て置くという選択肢はあるまい。どう転ぶにせよ、これを排除しないという選択肢はない。

「それでは正攻法で行くとしよう」

 コンバットポーチから掌サイズのフラググレネードを取り出してすぐさま起動。
 それをバリケードの向こう側に届く形で勢いよく投擲する。

【そも手榴弾の使いどころというのは古来よりこういう防衛網への対処と相場が決まっている】

 炸裂すれば広範囲を殺傷する金属片がバラ撒かれることになるであろう。


281 : プリシラ・パーネル@魔法少女 :2017/08/05(土) 22:34:12 ???
>>279
「むむむっ、怪しげなポイント発見です」

一際強固に守られたエレベーターの区画を発見する。
が、この乱戦の真っ只中で、戦闘中のメンバーへいかに伝達できるだろうか。

「うーん、ここは……いきますっ、プリちゃん☆ナビゲート!」

小声で技名(?)を言い放つと、ステッキを構えしばし瞠目し、魔術を展開。
普段は攻撃に用いる空気塊が、小さく数個に分裂し、それぞれの仲間の元へと飛んでいく。

戦場に立つ者、あるいはそうでない者の眼前までたどり着いた色付きの空気塊は、うにょうにょと変形し、矢印のような形状に変形する。
よく見ればそれはバリケードの築き上げられたエレベーターの方角を指し示している。
これが戦闘に夢中な者の目に入るか、あるいは敵勢力に目撃されないかはこの際考えていない。

(伝達手段はこれくらいしか思いつかんッ……全員上手く気付いてくれればいいが)


282 : 又ジ ◆.zilz3o6.U :2017/08/05(土) 22:40:24 ???
>>279
「モンスターキル!」
【縦に開いた酸素供給機から、血に濡れた牙を覗かせて笑う】
【食い千切った肉を吐き捨てると、新たな犠牲者を求めて辺りを睨む!】

「ビンゴ、見るからに怪しいのがいる」
【血の臭いのする息を深く吐き、再び酸素供給機を装着。刀を構える】
【暴れる肉体を無理矢理エレベーターの方へ向け、銃弾めいて再び突っ込む!】
「雑魚に構うな!巻いて行くぞ!」


「イヤーッ!!」
【瓦礫を、人を踏み台にして高く跳び、残像が残るほどの速さで回転。殺意の突風と化してバリケードごとセキュリティを屠らんとする!】
【普通の物より刃渡りの長い戦場刀は、多くの人を巻き込むことが可能だ。あとは相手が堅すぎない事を祈るのみ】


283 : イリー 黒髪の獣人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/08/05(土) 22:43:12 ???
>>279-282
「……オォォっっ!!」

猛々しい咆哮と共に踏み込み、裂帛の掌底
それは敵ではなく、空間に対しての所作であり魔力的爆裂を起こし前方へ衝撃波を発生させる技だ

「……ん、向こう……なるほど」
「ならばっ!!」

イムカのグレネードの炸裂、プリシラの方向指示、そしてソーマタージの機敏なる侵攻
目線の先に見えるエレベーター設備、ならばその答えはひとつだけだ
決断と共に進行、暴力的に精錬された動きでその武を踊らせ敵の群れを前に怯む事は皆無

「セェッッ!!」

純銀の戦吼と共に錫杖を突き出し、先端に宿らせた海原色の闘気の焔を爆裂させる
小規模な魔力爆破だ、密集陣形に対して飛散する闘気の焔と衝撃波!


284 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/08/05(土) 22:55:59 ???
>>280>>282
プリシラのナビにより目的地を知るソーマタージ
バリケードを蹴り内部に侵入 刀を持って暴れ回り血ノ花を咲かせる
だがソーマタージの足元に何か金属の球の様なものが転がる

イムカの手榴弾だ

最悪のタイミングで投擲されたそれに対し ソーマタージがとる行動やいかに?

>>281>>283
ロイ「合わせる!! 烈破掌!!」
蒼と紅が混ざり合い 多数の敵を撒き込み炸裂する熱衝撃波

そしてプリシラのナビによりイリーもまたバリケードの方向に移動する 遅れてアキレスもまた移動を開始した

セキュリティ「貴様!! そこで何をしている!!」
そして隠れ続けていたプリシラがここで見つかってしまったようだ
一行はプリシラのナビにより移動を開始しており 援護は一泊遅れる形となってしまう

セキュリティは軽機関銃を構え 今まさにトリガーを引こうとしているところだ

>>全員対象
バリケードの中に到着した者はエレベーターを起動しようとするが 電源を落とされているのかボタンが起動しない
だがドアを開けてみれば ここが最上階であり地下へとワイヤーが伸びているのが見える 

ワイヤーを使えば下に降りれるだろう だがそこそこの深さがあるみたいだ

ワイヤーを降りれば一枚のドア そこを開ければいかにもな研究施設と そこを守っているセキュリティの姿
エージェントはいない為 彼等に押し付けるという選択肢はないだろう


285 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/08/05(土) 23:06:23 ???
>>284

「まあ、たぶん問題あるまい」

 ソーマタージの武運ならば問題なしとさして気にも留めずに状況を進めることにするイムカ。
 将校とは時に無情なのだ(欺瞞)

【エレベーターはモノの役にもたたないが、ルートとしては重要であると把握】

 ならば決断的に行動するのがイムカである。ドアを蹴破り、

「最短ルートだ。スカル」
≪000111101010101≫

 ワイヤーを掴み、そのまま殆ど落下に近い勢いで飛び降りるイムカ。
 最下層の地面に至る手前で追随する浮遊髑髏を掴んで勢いを殺すと無事に着地。

「スカル…サーモスキャン。敵対象確認――イヤーッ!!」

 ドアの崩拳を捻じ込み、そのままふき取んだ質量そのものをセキュリティに激突させんとす!
 決断的アンブッシュ!!


286 : プリシラ・パーネル@魔法少女 :2017/08/05(土) 23:09:00 ???
>>284
「いやんっ、怖い顔なさらないで、お・じ・さ・ま♪」

プリシラはとっさにステッキを振り下げる。
その勢いでステッキ内部の機構が瞬時に展開、腕ほどの長さだったそれは彼女の身長ほどの長さに伸びる。

(今なら誰も見ていない……バレやしないだろ)

次いでプリシラは自身の体にエンチャントの魔法をかけ、四肢を強化する。
ブーストされた足で強く踏み込み、長いステッキを円状に振り回し、周囲のセキュリティ達の腕を、胴体を、首をへし折らんとす!

「やだっ、皆さん待ってください!」

ある程度周囲の鎮圧が完了次第、一行に追従してエレベーターへ向かうつもりのようだ。


287 : イリー 黒髪の獣人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/08/05(土) 23:09:52 ???
>>284
双炎の魔力は多くの敵を押し流し、そしてバリケードを破る

「……!!」

後方から聞こえる声に刹那、指向性を与え縛り付けの魔法を発動させた
プリシラへの援護のつもりではあるが成功の是非は不明だ
さて、エレベーターの構造を詳しく、機械的に考えては未知であるが何となく箱が上下しているくらいは分かっていた
ならば使えなくとも答えはひとつ、ワイヤーと壁を巧みに使い階下への落破を試みるのに躊躇いはない

「ふー、すぅー……よし……」
「……はぁぁっっ!!」

着地の刹那に壁を蹴り衝撃を制御、無事降り立った
大きく動禅の呼吸、構え、イムカからワンテンポ遅れる格好で放つ双掌打!
撃ち漏らしのセキュリティへの、魔力を孕んだ衝撃波!


288 : 又ジ ◆.zilz3o6.U :2017/08/05(土) 23:10:18 ???
>>284
「……ヤッベ」
【足元に転がる物体。目を凝らし、それが何であるのかを察するまで実にコンマ数秒】
【思わず狂笑も消え、素になって呟くのであった】

「グワーッ!」
【KABOOOOOOM!!!爆発と爆炎が悲鳴を掻き消す!一泊遅れてドチャリと飛び出てくる無惨な死体!】
【───の下から這い出てくる、傷と血まみれのソーマタージ。死体を盾にして、最悪の事態は免れたのだ】

「痛い事に変わりはないがな…!」
【苦悶の声を上げながら、肩や足に突き刺さった破片を引き抜く。千切れていないだけまだマシか】


「ドアを開けるぞ手伝え、ハイ3,2,1」
【力ずくで強引に開けると、地下へ延びるワイヤーが見える。これを伝っていくしかなさそうだ】
【チラリと一行を見やり、先に降りてもいいか確かめる】

「怖いわけじゃあないさ。ただ自分で言うのもなんだが、ヘビィ級なんでな、俺。
 何かあった時に嫌だろ?その…上から落ちてきた俺の身体で轢かれた蛙みたいになって死ぬのとかさ」


289 : イリー 黒髪の獣人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/08/05(土) 23:14:11 ???
>>288
「……無事だな、よし」

傷だらけのソーマタージへ、必要とあらば治療の魔法を施すであろう
動禅の治癒魔法は対象の意志力により効果の大小が左右される、即ちソーマタージの傷の治癒への力と意志を増幅させるというものだ
→受けるか否か、効果の程は委任

「行くなら早く、先に行くぞ」
「……着地の衝撃を抑えるくらい出来るだろう?」


290 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/08/05(土) 23:28:23 ???
>>全員対象
セキュリティがバリケードが破られたと叫ぶ エージェントが突破を図り セキュリティが体を張って食い止める
その間に一行は奥へと進む・・・

>>286
バキッ ゴキッと耳にするのもおぞましい音が響き 糸の切れた操り人形のように倒れ伏すセキュリティ

―――ギィ!!
そんなプリシラの足元から声 アキレスがプリシラを心配して置いてったベティが凄いや!!と言わんばかりにハサミを振り上げていた
ばっちりみられてたっぽいですよ 目撃者がこいつでよかったね

プリシラもまたエレベーターを身一つで降りることになる ワイヤーを使ったか 魔法でどうにかしたかは任意

そして戦闘はもう始まっていた プリシラは後詰めとして敵に狙われていない状態から始めることとなる

>>285>>287
イムカが真っ先に降りていき イリーが続いて降りる

そしてイリーが縛り付けの術を使った瞬間 イムカがドアを吹き飛ばす
一瞬の行動不能 その一瞬が命とりとなり 多数のセキュリティがドアに巻き込まれ即死 または重傷を負う
そしてイリーが中に突入双掌打がセキュリティの体幹に突き刺さり悶絶する

現在イリーが先頭に立ち セキュリティの注目を集めている状態
イムカはその後詰めの位置にいる 少し遅れてアキレスが到着した イムカはアキレスに対し 命令出来る立場にいる者とする

通路は続いており 奥からセキュリティがこちらに迫ってくるのが見えるだろう

>>288
すでにイムカとイリーが降りていった

アキレス「お先」
その横をアキレスが通り過ぎ 

ロイ「速くいけよ後が詰まってるんだよ」
ロイがソーマタージを押して早く行けの合図

ソーマタージが下に降りれば イリーが先頭に イムカとアキレスがその次にいる上記の状態
そして奥からセキュリティが迫っているのが見えるだろう


291 : 又ジ ◆.zilz3o6.U :2017/08/05(土) 23:41:43 ???
>>289
「無事に見えるか? …見えちゃうか」
【ブツクサぼやきながら魔法を受ける。が、その効果は乏しい】
【機械の身体は魔法と致命的に相性が悪いのだ。一応傷口も塞がっていくが、恐ろしく時間がかかる】

「…もういいよ、俺には意味あんまないの忘れてた。ありがとよ」
【結局治癒も半ばというところで打ち切り、先に進む事に】


>>290
「押すなよ、面の皮を剥ぐぞ」
【急かされながらワイヤーを下りれば、すでに戦いは始まっていた】
【赤い眼で素早く周囲を探る。いた、増援だ】
【衣類の下で肌が鉛色の鎧じみた触手に覆われていく。踏み込んだ地点に微細なスパークを残して駆ける!】


「イヤーッ!」
【奥から向かってくるセキュリティの頭上、斜めに頭を切断しようと、刀を構えて猛禽類じみて突っ込む!】
【増援を押しとどめ、先に進むための好機を見つけさせるために刀を振るう!】

「ここからどうする気だ!アテはあるのか!」


292 : イリー 黒髪の獣人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/08/05(土) 23:44:12 ???
>>290
「ーーー!!!」

イリーは本能に近い叫び声を発しながらその場で、爆発的に身に纏う動禅の焔を増幅させた
青い炎を心に宿し、体は燃え滾る溶岩めいて情熱を帯びる
それでいて変に冷静な頭があった、脳がよく動き状況の把握を行うべく思考する

「……さぁ、行くぞ……!」

取り敢えず降りかかる火の粉は払うべきだ
殺到するセキュリティ! 立ちはだかり構える猫の獣人!
魔力で構築された恐るべき片腕を振るい、薙ぎ払わんとす!


293 : プリシラ・パーネル@魔法少女 :2017/08/05(土) 23:46:14 ???
>>290
「あら……うーん、あとでおやつあげますから、皆さんにはナイショですよ?」

ステッキを元に戻しながら、口元に人差し指を立て「しーっ」のポーズをベティにしてみせる。
エレベーターに到着したプリシラは、下階から聞こえてくる戦闘音で全員の居場所を知ると、魔法で着地の衝撃を相殺しながら下に降りる。

「……皆さんも大概派手にやってますねえ」

敵の目は奥の室内で暴れているイリーたちに向いている。
であれば自分がわざわざ前に出ることもないだろう。再び状況を確認する。

(『アイツ』がこの奥にいるかは知らんが、この戦況が向こうまで伝わってるならここにずっと置いておく訳はないだろう。
 この混乱に乗じて離脱される可能性は高いか。確保までは至らずとも、何かしらの情報が入手できれば良いんだが……)

奥まで続く通路が一本だけであれば、何にせよ突破するしか道はない。
プリシラはエレベーターの出口周辺に転がる兵士の死骸から銃を拾い上げると、通路から迫りくる兵士たち目掛け銃弾を放つ!


294 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/08/05(土) 23:55:02 ???
>>290

「こんなものか」

 奇襲の成果としては悪くない。さて、このまま突破を図りたいところであるが、
 ソーマタージやロイ達の合流までは、衝力に不足していると判断。
 さらに奥から向かってくるセキュリティの増援をサーボスカルからのサードビューで把握。

「アキレス!オーダー発令だ。支援射撃にてイリーが半包囲されぬよう妨害しろ。スカル…レティクル展開」

 アキレスの視界にホロ・ディスプレイによる照準が出現。
 脳髄を揺さぶる遠未来の光学効果により、一時的にイムカの射撃技能をアキレスに移植。

【支援射撃要請(将校スキル)…オーダー対象者は本フェイズの間、自身の射撃能力値の代わりにイムカの射撃能力値を使用できる】

「さて、大分奥には入り込めたようだが…」

 ご大層な防衛網とエレベーターの構造からもこのエリアの重要度は極めて高いだろう。
 あわよくば、こちらの目的達成と噛み合っていればといったところだが、

「ここまで入り込んだのだ。相手方も情報防壁が甘くなる頃合だ。時間を稼げ」

 イムカはサーボスカルに通信チャンネルの傍受に全リソースを開かせる。
 そして、瞬間、彼女の脳裏にはこの戦闘状況で開いているオープン回線、リアルタイムで解読させる暗号通信など、
 常人の脳ならば処理しきれないほどの情報量を解析し、断片をかき集め、≪キミ≫にヒットする通信を探り当てんとする。

【イムカ;サーボスカルを介した情報収集を開始→ヒットすれば仲間に伝える】

 目的意識の強化こそがこの混迷の状況には必要。決断的に動くためにも戦場の霧を晴らさねばならなかった。


295 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/08/05(土) 23:56:10 ???
>>293

 と、見ればイムカが戦闘とは別の怪しい動きを行っているところ。
 どうにも考える事が同じだったようで、情報の取得を図っているようだ。


296 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/08/06(日) 00:09:15 ???
>>全員対象
―――ギィ♪
おやつーと嬉しそうにハサミを振り上げていた 買収完了 チョロイね

アキレス「了解 アキレス行ってきます!!デモンレッグ!!」
イムカのオーダーにより射撃能力を増長させたアキレスが前線に躍り出る

イリーは青き闘気の焔を持ってセキュリティを打ち払うが セキュリティは数に任せて包囲を開始 だfが
アキレス「あ〜っはっは〜!!」
縦横無尽に駆け回りつつ スラグ弾で敵をかく乱するアキレスにより包囲失敗 イムカの射撃能力を手に入れたアキレスは実に効果的に敵を無力化していく

そうしているうちにソーマタージが 続いてロイが 最後にプリシラとベティが降りてきてこちらは振るメンバー

プリシラの援護射撃 ソーマタージとロイの突撃により前線が崩れた

そしてサーボスカルが『キミ』の居場所を察知 何かの装置がつながれた椅子に座らされているようだ
ルート検索 複数存在 通路を駆けるなり 途中の事務室 会議室を中継する 通気ダクトを通るなど

少なくても力押し一辺倒ではない様子

【一行にはそれぞれ ルートがいくつか存在することを伝えたものとする】

ロイ「散開するぞ・・・!」
その言葉と共に ロイはセキュリティへ突撃し通路ルートへ
アキレスは部屋を中継するルートに向かう

イムカの検索によれば 部屋を中継するルートにはセキュリティがあまりおらず 中央通路が一番防備が硬いようだ


297 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/08/06(日) 00:19:52 ???
>>296

「アキレス、深追いはするなよ」

 基礎能力に見合わぬブースト。これはイムカの映像≪指導≫によるものであり、所詮は泡沫めいたものだ。
 ゆえに1フェイズしか持たないし、それ以上はアキレス自身の害になりかねぬ。

【アキレスの射撃拡張終了】

「――どうにかなったな」

 サーボスカルの回線を閉じ、イムカは深く息を吐く。
 流石にアキレスへの≪指導≫と情報解析を平行させるのはイムカにも堪えたようで、
 相応の疲労により滲む汗を手の甲で拭った。

「中央通路…セキュリティの目を引いて見るさ」

 イムカは己が存在感を十全に発揮しうる最も過酷な戦場を選択。
 堂々とセキュルティ達に向かって歩み、デュアルハンドで構えた粒子短銃の銃口を向ける。

 BLAMBLAMBLAMBLAMBLAMBLAM!!


298 : 又ジ ◆.zilz3o6.U :2017/08/06(日) 00:20:39 ???
>>296
「ヒューッ、見ろよこの殺し方。ブルタル」
【死体を蹴飛ばし、サーボスカルから情報を受け取る】
【網膜ディスプレイに表示されるルートを確認。迷うことなく部屋を中継するルートへ!】


「俺様は楽そうな方を行くから、お前らは好きにしてくれ。ではな」
【基本的には物臭なのだ。無駄な消耗を避けられるのならそちらを選ばない手はない】


299 : プリシラ・パーネル@魔法少女 :2017/08/06(日) 00:22:38 ???
>>294-295
目の端にイムカの行動を捉える。
成程、ハイテックによる情報収集を行っている……らしいことが、彼女の振る舞いからなんとなく察せられたようだ。

「ま、餅は餅屋ですよねっ」

アナログ知識しか持たないプリシラは、おとなしくイムカに丸投げするようだ。

>>296
複数のルートを伝達され、プリシラは弾切れになった銃を投げ捨てながら近くの部屋に駆け込む。
最も敵の少ない(らしい)部屋を中継するルートを選んだようだ。

「これで楽々突破♪ ……できれば苦労はないですけどねっ」

部屋の扉にセキュリティロックがかかっていないか確認しつつ、まずは耳を当てて内部の音を聞く。
人数、武装などを突入前にある程度把握するつもりのようだ。確認できた情報は同ルート選択者に伝える事とする。

「……でもこれ、一部屋ずつやってたらキリないですね」

途中で面倒になったのか、耳を当てた体制のままぼそりと呟くプリシラ。
索敵はこの一部屋のみにするようだ。


300 : イリー 黒髪の獣人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/08/06(日) 00:22:47 ???
>>296
「……!」

『キミ』の存在の鱗片を知れば隻眼は見開き、心臓はその旋律を加速させる
脚は今までの疲労を捨て去ったように動き、魔力すら溢れるようだ

「……待って、待っていろ……!!」

最短距離を選び馳け出すのは最早自然の衝動である
闘うべきなのだ、それを阻害する意志を持つモノが存在するのならば例えそれが何者であろうと
勝ち取るべきなのだ、己の道を阻むあらゆる障害と闘い打ち倒してでも
その猪突さが彼女の真なる姿でもあるし、彼女を彼女足らしめる愚直さの現れでもあった

「……おオォォォォっっっッッ!!!」

闘気の鎧が黒豹めいたその姿を飾り付け、瞳はサファイアの宝石めいて魔力の輝きを放つ!
勝ち負け、そして生き死に
打算や計算、奸計、野心や裏切りと言った類が手を伸ばしても遠く及ばない純なる方向性!
イムカの放つブラスターの光が大気を焼きながら突き進み、しかし藍色の焔豹と化したイリーはそれと同着、或いはもっと速く鉄火場の最前線へと至るであろう!


301 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/08/06(日) 00:37:39 ???
【部屋中継ルート】
>>298-299
こちらに展開しているセキュリティは少ない ドアは破壊可能なレベルであり セキュリティも問題なく潰すことができた
最後にアキレスが部屋の1つ1つをバリケードで埋めて後から来るであろうエージェントの道を潰す

>>297>>300
対するロイ・イリー・イムカは敵陣のど真ん中を突破する

イムカの弾幕が敵の脚を止めロイとイリーがその間隙を突いてセキュリティの脚を止める

ロイ「全てを相手にするな こいつらにはもう一仕事(エージェント)の脚を止めてもらわにゃならん!!」

>>全員対象
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
何かに座らされている 手首を固められている 脚もだ
白い服を着た人影が忙しそうに何かしている 霞んだ視界が戻ってくる・・・

何かの装置に括り付けられている 装備は近くの籠に入れられているようだ
咄嗟に動こうとするが 拘束が邪魔で動けない 白衣の男達が実験開始と言っている

何をされるのか 怖い 誰か・・・助けて・・・!!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

道中で合流する一行
最後のドアを開ければ そこには白衣の男達と 何かの機会 そしてもがく『キミ』の姿が見える


302 : 又ジ ◆.zilz3o6.U :2017/08/06(日) 00:50:04 ???
>>301
「こっちを選んで正解だったな!なあ相棒」
【ドアを蹴破り、獰猛に笑いながら野次を飛ばす。バリケードはアキレスに任せて前へ、前へ進む!】

「おや、お疲れサンボ。どうだった?」
【結局途中で合流し、若干驚いたように眉を上げる。それ以上の事はしないが】
「この先にあの小僧がいるはずだな。気張れよ諸君、自分を見失うなよ」


「イヤーッ!」
【ドアを蹴破る!瞳が収縮し、体感時間が遅くなる。一瞬だ、一瞬で終わらせる!】

「バレットタイムだ!」
【泥の中を泳ぐかの様な時間。大きく振り被り、槍投げめいて刀を白衣の男へ投げ放つ!】
【ミサイルめいて飛んでいく刀は、男を貫き、背後の壁に縫いとめて殺そうとするだろう】

「まさかの時のスペイン宗教裁判だ。 …なんてな」


303 : プリシラ・パーネル@魔法少女 :2017/08/06(日) 00:50:50 ???
>>301
「ありゃ、この人たち呑気ですね……」

ドアの向こうに広がる光景、白衣の男たちと目的の人影だ。

「とりあえず向こうの脱出経路は潰して、私達の脱出経路はしっかり確保しておきましょう。後の話は皆さんにおまかせですっ」

そう言いながら室内をぐるりと見渡す。自分たちが入ってきた扉以外に出口はあるか。後ろからの侵攻状況はどうか。
『キミ』は装置に雁字搦めだ。こちらとしても即座に拾い上げることは出来ないが、それは向こうも同条件だろう。
機械類には触れないことにする。自分よりも扱いに長けた人物に任せておけばいい。

「皆さん、動かないでくださいっ。それからえーと、おとなしくその子を開放すれば手出しはしませ――いや、うーん……多分しません……」

ちら、とソーマタージを横目に見る。この男がいる以上、非戦闘員を生きて返す保証はできない。
しかし一方で白衣の男が戦闘員の可能性もある。後ろからのカノッサエージェントに横から掻っ攫われる可能性も、だ。
前方と後方、同時に気を配りながら、彼女はあくまでにこやかに対応する。


304 : イリー 黒髪の獣人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/08/06(日) 00:53:11 ???
>>301
「分かった……!!」

藍色に輝く粒子を纏いながらイリーは叫ぶようにしてロイへと返した
それでも多くの敵へ錫杖を、脚を、そして尾を巧みに扱い獰猛に立ち回る
その一挙の全てが武の高みに位置し鮮烈な迄の鮮やかさを持って、大空から線を描き獲物へ飛来する一羽の鷹の様に振るわれた
しかし反撃が無ではなく、無論手傷も然りである
己が血に塗れ、痛みを精神で打ち滅ぼし開いた扉のその先に

「……!」
「……今、助けるっ!!」

まるで武の規範であるかの様な踏み込み、そして錫杖での打突
生涯を通して最も鋭く素早く、精密さに優れた攻撃であると自負出来る
白衣の男達へ向けて繰り出される、戦僧侶の錫杖閃撃!


305 : プリシラ・パーネル@魔法少女 :2017/08/06(日) 00:54:15 ???
>>302
やはり、とプリシラは眉間を指で抑えながらソーマタージの攻撃を見守る。
『キミ』の安全を考えれば無論、白衣の男達を即座に殺したほうが手っ取り早い。
ここは周囲の人間に非好戦的アピールが出来ただけでもマシか、と彼女は考えることにする。


306 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/08/06(日) 01:10:38 ???
>>全員対象
ドアがぶち破られる 科学者たちが一斉にこちらに視線を向け
1人が剣に貫かれ 壁に縫い付けられ イリーとロイが突入科学者を打ちのめす

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ドアが乱暴に破られ 民案が助けに着てくれた
ロイとアキレスが椅子の拘束を壊してくれた

後は逃げるだk
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

『キミ』が繋がれていた装置が動き出し 部屋が白き光に包まれる

ロイ「なんだ・・・ゲートが・・・」
その言葉と共に 一行は光に飲み込まれていった・・・

//それではイベント終了 オツカレサマドスエ


307 : イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 :2017/08/06(日) 02:03:09 ???
>>301

「どうやら間に合ったようだな」

 仲間達が突入し、キミの救出に成功した瞬間、

「タイミングが最悪…いや、偶然ではない・・・か」

【イムカの姿も消失し、沈黙だけがそこに残った】


308 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/08/12(土) 20:26:46 ???
あの日 研究機関が行おうとして実験 それは思わぬ形で成功し 建物内部にいた者を多数飲み込んだ
行方不明者は優に100を超え 異世界への侵攻を夢見た世界はノウハウと人材に多大なる損失を受けてしまう

だが消えた人間の中には 強襲してきたカノッサのエージェントと 一行がいた・・・・・

【?????】
白んでいた視界が色を取り戻す 越境が完了したのだ 一体どこに飛ばされた?
辺りは薄暗い 空は黒い雲に覆われている 辺り斜面では岩肌がむき出しになっていて・・・地面が小気味に揺れている

アキレス「ねぇオッサン・・・猛烈にいやな予感がするんだけど…」
ロイ「・・・・・奇遇だな・・・俺もだ・・・」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
殴られた頭がまだ痛い 意識を発揮しさせるために頭を振る
なんとなく見上げた空 そこには見事な・・・火山・・・火山で・・・地震で・・・なんか火口から煙がすごくて…おまけに赤くて…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

地面が一層激しく震え四方八方にまき散らされる火山弾 吹き上がるマグマと煙

ロイ「にげろぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
言うが早いか全力で走り出した


309 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/08/12(土) 21:35:37 ???
>>308
「ウープス、二日酔いの後みたい」
【痛む頭を押さえて立ち上がる。全くもって嫌なタイミングで越えてしまった】
【横を見る。あの時いた越境者と、件の小僧。大丈夫、意識もはっきりしている。現にそら、霞みがかった視界だが地面の揺れは分かる】


「ゲェーッ、ボルケーノ!」
【白みがかかった視界が一気に晴れ、空から迫る致死の岩石に叫ぶ!】
【すぐ側に落ちた火山弾から転がって距離を取り、飛んできた方向を見上げる。マグマと煙の噴き上がる創世記じみた火山活動!】

「言われなくてもスタコラサッサだっつーの!」
【ロイが口を開くとほぼ同時、一目散に脱兎の如く駆け出すソーマタージ!心なしかいつもより疾い】

「それでどうすんだ!エエッ!?このままあのクソッタレのマグマが諦めて帰ってくれるまで走るか!?」


310 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/08/12(土) 21:38:41 ???
>>308
「痛っ……無事か、みんな……」

昂揚で押さえ付けていた全身の傷の痛みが芽吹き、意識を蝕む
それでもふらつきながらもなんとか立ち上がり、周囲を見渡す事が出来た

「……ん、あぁ……そ、そう、な……」
「……走れるかっ!?」

『キミ』へと手を伸ばし必要とあらば引いてもしくは担いでダッシュである
この鉄火場、傷の治療は後回しだ


311 : プリシラ・パーネル@魔法少女 :2017/08/12(土) 21:38:48 ???
>>308
「あいたたた……はぁ……死んではないみたいですね……」

転移の衝撃で倒れていたプリシラは、立ち上がるとその少女趣味なスカートについた土埃を丁寧に払っていた。

「全く、次から次へと私に不似合いな野蛮な世界が続きます……ね……?」

ため息を吐いて周囲を見渡し、そしてロイ達同様異変に気付く。
―― 一難去ってまた一難だ、と。

「ちょっ、ちょ、ちょちょちょっとー!?」

迫りくる脅威に悲鳴を上げつつ、反射的に魔法で飛び上がる。
靴裏にブースターが付いているかのように魔法を炸裂させ、猛スピードで空中を跳ね、我先にと遠方へ駆けていく!


312 : カミイズミ ◆Ej7mfs3xVw :2017/08/12(土) 21:42:45 ???
>>308
時流に揉まれ、空間に弄ばれる。幾度と無く繰り返し、繰り返すつどに不快感を増すこの感覚。
慣れない物だ。と歪んではすれ違う極彩色の景色を傍目にカミイズミは胸中で嘆息混じりに呟いた。
はてさて、次はどのような世界に流れ着くのか、どのような世界を押し付けられるのか。
願わくば、意義ある世界を望む。

「……暑い、いや熱いな」

当然だ。辺り一面炎の海。昏き底より湧き上がり、地を撫で焦がし、草木を焼き払う。
地獄の底より来たる業火。古来より人々が畏怖し、奉ってきた自然の驚異の顕現。
そう、火山である。

「度し難い……一先ずは……」

皆まで言わず一目散に走り出す。むざむざと溶岩流に呑まれて呆気なくお陀仏。などと言うのは格好がつかない。
灰が降り積もり足場の悪化した斜面を駿馬の如く駆ける中、カミイズミの視界の端には見知らぬ一行の姿があった。

(俺以外にもはぐれ人か……? 不運な事だ)

「貴様ら! 唐突で悪いが一つ、ここが何処か教えてもらおう。ついでに貴様らは何者か!」
「いや、この際どうでも良いな。聞いても死んでは意味が無い」

そう叫びつつロイらに近づいて行く。走行速度を一行らに合わせつつ、しかしなるだけ全霊で。


313 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/08/12(土) 21:51:55 ???
>>309
頭上から容赦なく降り注ぐ溶岩弾
当たれば痛いだろうし とても熱そうだ

ロイ「ナイスアイデア それでいこう!!」
ヤケッパチに叫ぶロイ だが視線の向こうに希望が見えることだろう

>>310
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
差し出される手 肉球の感触を感じながらその手をギュッと掴んで立ち上がる
溶岩に追いかけられる映画は見たことがあったが まさか当事者になるとは思わなかった
手を取り マグマから逃げる
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

>>311
宙を駆けるプリシラ 眼下に白い渦が見えることだろう
だがその背が陰に覆われる 原因は後述 

空中にいるプリシラの回避性能如何では後述の攻撃に対し
回避困難判定がつくかもしれないが はたして?

>>312
ロイ「知るか馬鹿!!」
返ってきたのは 罵倒でした

ロイ「説明している暇はない!! 死にたくなければ逃げろ!!」

>>全員対象
斜面を下り溶岩の魔の手から逃げる一行
奇特なことに こんな火山の至近距離なのに人がちらほらと見えた

いや この者達はこの世界の人間ではない その服装 装備に見覚えがあった
あの日『キミ』を拉致した研究施設にいた研究者・セキュリティ そしてカノッサのエージェントだ


遠くに白い渦が見えた ゲートだ

ロイ「急げ!! あの中に非難s・・・ッ!!」
一行の頭上に影が生まれる 巨大な生物が降ってくる

地面に叩き付けられるように着地したのは 満身創痍のキマイラ 研究施設を襲ったカノッサが攣れていた化け物
地上での陽動をしていて 一行もそいつを目にし 無視した個体

キメラは血まみれの体に鞭打って立ち上がり方向を挙げて一行に立ちふさがり 前足を振り上げ一行に振り下ろしてくる

正直楽な相手だ それが溶岩に追いかけられている状態でなければ


314 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/08/12(土) 21:56:50 ???
>>313
「……昔の仲間に、マグマを操れる奴がいてな」
「彼に頼めればこんな場面でも安心なんだが、今は走るしかない」

尻尾で錫杖を保持したままとにかく走る
ゴツゴツとした山肌をまるで草原を行く様に、薄い空気の中を極めて平時の様に話しながら

「ちっ……」
「無視だ、無視無視!」
「というか逃げろ、ほらあれ!」

キマイラに向けて叫び溶岩を示すイリー
話が通じるとは無論思っていない、しかしまぁ本能的に察して貰えないかなーなんて思考である
基本的にはスルー継続、戦闘になるとすれば縛り付けの魔法を発動させる事であろう


315 : プリシラ・パーネル@魔法少女 :2017/08/12(土) 22:02:50 ???
>>313
「うそっ、冗談ですよね!?」

空中から脱出口とキメラの姿を同時に捉える。
手負いのキメラを今の戦力で打倒することは可能だ。だがそんな暇はない。

「知りません知りません! お邪魔虫さんは無視ですっ!」

プリシラは更に空を蹴って高度を上げ、、キメラの頭上を通ってやり過ごそうとする。
キメラの狙いが地上の面子であれば回避は可能だろう。
だが、彼女の奇抜な見た目と行動が、キメラの注意を意図せず引きつけてしまう危険性もある。


316 : カミイズミ ◆Ej7mfs3xVw :2017/08/12(土) 22:03:53 ???
>>313
「答える余裕も無いと言う訳だな! 教えてくれて感謝する!」

そうまるで悪意の欠片も無い整然とした表情で叫び返す。驚くべき事だが本当に悪意が無い。
周囲を見渡せば一行と同様に逃げおおせる人影がまばらに見える。
恐らくは同様にこの世界に流れ着いた人々だろう。だからと言って何かしてやる義理は無いが、せめて生きろとだけは祈っておこう。

「妖か……」

満身創痍で駆ける一行の道行きを阻むは合成魔獣。
ご立派な事だ。と彼は感心した。一つ判断を間違えば連鎖的に不幸が続き、生死の綱渡りを踏み外してしまい兼ねない状況。
それでも尚眼前の魔獣は恐らく〝目的を遂行する〟ことを優先したのだろう。忠実な飼い犬だ。

「だが死ね」

前足の一撃を回避しつつ斜面を駆ける勢いを利用して跳躍。
そのまま固有空間より召喚した十尺を超えんばかりの大太刀を振るい魔獣の頸を切り断とうとする。
首を断とうと断たまいとそれがこの場にいる者が数秒間でも走る足掛かりになれば良し。
いざ――――――尋常に。


317 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/08/12(土) 22:03:53 ???
>>313
「やったね、ゲートだ。普段の行いが良いから……」
【言い終わる前、頭上から迫る影に刀を抜く】
【小僧を助ける時に乗り込んだ研究所、あそこで戦っていたキメラ。まだ生きていたとは】
「……お前らの普段の行いが悪いからだ」


「満身創痍だぜ?それでも来るってか!」
【振り下ろされる前足を臆せず睨み、刀を構え───袈裟斬りに振り下ろし、同時に横に跳んで回避!】
【攻撃と回避を同時に行う攻防一体の型。確実に斃すには向かないが、今はこれで十分】

「来るぞ!前門のキメラに後門のマグマってか!ふざけやがって」
【キメラが追って来なくなればそれで十分。その為に前足を斬り裂き、動きを封じるだけで留めようとしたのだ】
【うまくいったなら、ゲートに向かってさっさと逃げるのみだ】


318 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/08/12(土) 22:14:07 ???
>>全員対象
逃げ遅れた者がマグマに呑まれていく中 少なくない人間が生きるために走り続ける
そして一行はキマイラと相対した

この場面でプリシラは敵の注意を引く囮となった
頭上に木を取られたキメラはイリーの束縛の術により一瞬体をこわばらせ

その結果ソーマタージが前足を切り落とし 同時に横っ飛びで回避という無理難題を成功させた
前足を失い倒れ伏すキメラに迫るは巨大な煌き カミイズミの召喚した大太刀が振り下ろされ 首を刎ねられ事切れた

アキレス「いそいでぇぇぇぇ!!」
後ろを向けばマグマはもうすぐそこに迫っている 一行はバタバタとゲートに飛び込んでいく

【ニブルヘイム】
あせも蒸発しそうな世界を抜けた先に待っていたのは体の芯をも凍る極寒の世界

アキレス「さb・・・いや痛い痛い痛い!!!」
ロイ「こっちだ!!」

寒さを通り越して痛覚へ直に訴えかけるほどの白き世界 近くにあった建物をロイが指す

【ニブルヘイム:商業施設】
逃げ込むや燃料を探す ちょうどよくプロパンガスがあったので中身を奔出させ 火をつけて即席の火炎放射だ

アキレス「くっそさぶい・・・」
ロイ「対策ができてりゃこんな寒さ・・・みんな大丈夫か?」

ロイが皆の安否を確認する・・・暇もなく 商業施設の壁が爆破され

カノッサエージェント「見つけたぞ!!」
アキレス「取り込み中だ空気よめ!!」

越境に慣れたエージェントたちがしつこくこちらを追撃してきた
エージェントは短機関銃を構え 今にも発砲を試みようとしてくる


319 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/08/12(土) 22:18:38 ???
>>318
「……風邪をひきそうだ」

それで済めばいいけどな、と苦笑
それはそうだろう、先程まで焦熱に煽られていたのが今度は極寒に震えているのだから
急ぎ施設へと駆け込み暖をとる
さて怪我人の治療を、と思った矢先の出来事

「……なかなか仕事熱心だなぁもう!」

よろめき立ち上がり、しかし俊敏さを微塵も失っていない初速で近くのエージェントへ迫る
低い体勢からカチ上げる様に錫杖を振るい顎を、脳を揺さぶるべく一閃


320 : α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 :2017/08/12(土) 22:22:57 ???
>>318

 ---------

【スプロールにて】

「んっ…」

 存在の輪郭を取り戻した時、イムカ・グリムナーは他の越境者とは異なりスプロールに帰還した。
 ゲートが開いた際に他のメンバーと異なる座標に流れてしまったのが感覚的に解る。

「参ったな。中途半端なところで離脱か。無事だといいが」

 ---------

【ニブルヘイム】

「ズルズルデスデス」

 商業施設。何かガスマスクかぶった変なのがいます。
 カップラーメンはホコホコと湯気を立てて、こういうさぶーい世界ではとっても癒し。

【と、ここで何か下の階でごっそごそと妙な音】

(ハンターなりスカベンジャーでもやってきたデスか?まあ、ご勝手にデス)

 と、、無視を決め込んでいたところに次は轟音壁破砕音!!
 ナムアミダブツ!明らかに平穏お食事タイム終了の合図!!

「(ムカッ!!)」

 両手のサブマシンガンを構えて部屋を出る!そしたらいるわいるわ何かドンバチかましそーな連中!!

「うるっせーデス!!壁に大穴空けて、さむいじゃねーデスかっ!!あんぼんたん!!」

 越境者からすると、突然別方向からの罵声!なんかどっかで聞いたような声。

【BATATATATATATATATA!!上階よりサブマシンガンを雨のように降らせる!狙い?やかましー連中全部に発砲だ!!】


321 : プリシラ・パーネル@魔法少女 :2017/08/12(土) 22:26:12 ???
>>318
プリシラは直後に空中で姿勢を崩し、地面に不時着。転がるようにしてゲートに突入していった。

「痛……寒い! 痛寒いです!」

灼熱の次は極寒の地か、と呆れる暇もなく、なだれ込むように建物へ駆け込む。
火に手をかざして一時の休息だ、と思いきや――

「わーっわーっ待ってください! こんなところで撃たないで!」

次いでなだれ込んできたエージェント達。プリシラはとっさに物陰に隠れ、この場をやり過ごそうとする。

(ガス、引火したりはしないよな……?)

先程まで暖を取るのに使っていた、プロパンガスを気にしながら。


322 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/08/12(土) 22:27:35 ???
>>318
「飛び込めー」
【気の抜けた掛け声と共に飛び込んだ先は、何度か来た事のある土地、極寒の世界ニブルヘイムだった】

「活火山の次はクソも凍る銀世界?バカにしてんのか。
 体温調節機能が壊れそうだ。いや壊れないけど。少なくとも俺は」
【灼熱の火山から一気に氷点下の世界に来たのだ。軽口を叩いたが、計器がバグらないことを祈る】
【寒さに凍りつきそうになる肌を軽く叩きながら、やっとの思いで建物へ】


「無事だ、少なくとも今の所は。酷い目に遭った、血が凍っちまった……」
【先程斬ったキメラの血が、刀についたまま凍りついてしまった。愚痴りながらプロパンの炎に当てていると……】

「お前らは、本当に!無礼な!屑共だな!!」
【爆発!ほぼ同時にその方向を振り向く!悪鬼の如き形相を浮かべ、突然現れるエージェントに狼めいて飛びかかる!】
【強張った指で押し倒そうとしながら、鮫か狂犬じみた牙の生えた口を大きく開く】
【血に飢えた鋭い歯は、エージェントの顔面を骨ごと噛み砕いて脳を破壊しようとする!】


323 : カミイズミ ◆Ej7mfs3xVw :2017/08/12(土) 22:31:33 ???
>>318
手応え有り―――――合成魔獣の頸を断つと共に吹き上がる鮮血。
力無く倒れ伏す頸と前足の無い魔獣を尻目に宙を蹴るかのように加速する。着地している暇は無い。
間に合わない者もいるだろう。仕方が無い。溶岩の一部を切り断った所で直ちに影響は無いのだ。

〜〜〜〜〜

ゲートに飛び込んだ後に視界に飛び込んで来たのは打って変わって白銀の世界。
霊気の放出によって幾らか軽減してはいるが、それでも寒い物は寒い。全身を小刻みに震わせ体温を保つ。

「人が死ぬな。凍死する」

当然のことを当然のように口にする。
ロイに示された建造物に駆け込み、辺りを見渡す。どうやら漸くそこそこ生きていける環境に辿り着いたようだ。

「こちらは問題無い。で、貴様らは誰だ?」

よくよく考えれば全く知らない者達と走っている。別にそれでも不満は一切無いのだが、隣にいる者の名前も知らない、と言うのも具合が悪い。

「またか。なんだ貴様らはちょろちょろと雑魚のように湧いて出て」

突入して来たカノッサエージェント達に対し半身で睨みを聞かせつつ気を張り巡らせる。
どちらも臨戦態勢。基本的に対人間は避けるがそうとも言えない状況だ。


324 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/08/12(土) 22:45:52 ???
>>320
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
なんか施設の上の階からなんか現れた
しかも発砲してくる 慌てふためいて回避行動

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ロイ「α-12!!俺だ!! 銃撃やめねぇともうおやつ作ってやんねぇぞ!!」
怒り心頭のα-12に叫ぶ

ロイ「俺たちに味方すれば落ち着いたところでケーキバイキングだ」
そして卑劣なる買収である

>>319>>322
壁を爆破するエージェントであったが 銃を構える前にイリーとソーマタージは動き出した

イリーが一体のエージェントの顎を砕き脳を揺さぶり ソーマタージが頭部に噛みつき ヘルメットごと頭を亜k視砕いた
遅れてロイが参戦し混戦の装いを見せる・・・が

>>321>>323
ロイ「あぁ 俺たちは・・・」
【戦いが始まる前 カミイズミはこれまでの経緯の説明を受けたものとする】

物陰に隠れるプリシラと 戦いには持ち込まず相対するにとどまるカミイズミであった・・・が

カァン!
何か硬質な音が響く シューと何かが抜ける音がする 先ほどまで暖を取っていたプロパンがα-12に撃ち抜かれたのだ そして・・・


>>全員対象
偶然・・・いや不運にもα-12が撃ち抜いたプロパンは用意しておいた予備のタンクも巻き込んだ大爆発を起こし 商業施設をまとめて吹き飛ばした
瓦礫に埋まる商業施設 だが そこに人の姿はなかった

【転移 ?????】
ロイ「ッ・・・? あれ?」
アキレス「ここ・・・どこ?」

耐衝撃姿勢を取った者 エージェントと戦っていた者様々であるが あの爆発によってゲートが開いたらしい
辺りはシダの森のほど近く 蒸し暑いジャングルのほとりにいた

ロイ「今日だけで何度越境することやら…」
アキレス「本当にどうなることやら…」

ぐったりとあたりを見回すと ジャングルを掻き分け 巨大な爬虫類が顔を出す

ロイ「・・・・・・」
アキレス「あ 知ってる ティラノサウルスっていうんだよこれ」

絶句するロイ 思考停止気味のアキレス

恐竜は口を開き・・・笑った気がした おいしいご飯がいる とでも思ったのだろうか?


325 : プリシラ・パーネル@魔法少女 :2017/08/12(土) 22:52:37 ???
>>324
「ひぇ……もう……ヘトヘトです……」

度重なる気温変化に、プリシラは目を回していた。
今度は熱帯地域だ。火口近くとは違う、湿度を伴った暑さに汗が吹き出る。

「わっ、かわいいトカゲさ〜ん」

ぐるぐるとした目つきで恐竜と相対するプリシラ。
彼女の思考能力は今極端に低下しているらしい。
何を考えたのか、懐から干し肉を取り出し、恐竜の口目掛けて投げつける。

「ごはんですよぉ、アハハ……」


326 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/08/12(土) 22:54:26 ???
>>324
「GRRRRRRRR!!」
【口元を血でベットリ濡らし、天井から降り注ぐ弾の雨を睨むソーマタージ!その赤い瞳がプロパンを捉える!】

「アラ、ヤベェなこりゃ……」
【流石に一瞬で正気に戻り、冷めた目で事の推移を見守り……光に飲まれた】


「また越境?越境ライフイズストレンジ」
【痛む頭を振って起き上がり、口元を拭って周囲を見渡す。また暑い所だ】
「口の端に脳ミソが着いてるよ、ソーマタージ」

「本当、どうなってんだ。そういえばあの小僧まだ生きてるか?
 なんだそこにいたか。今まで何してた?手を入れる専門家……」
【折角助けてやったあの少年が見えない。ガサガサ動く茂みに声をかけてみて、現れた生物に言葉が詰まる】
「知ってたか?笑顔ってアレ、元々攻撃的な意味らしいぜ」

「イヤーッ!」
【先手必勝!電光の如く素早く飛びかかり、恐竜の目を潰そうと拳を振り上げる!】
【後は野となれ山となれ。逃げる事さえ出来ればそれでいい!】


327 : α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 :2017/08/12(土) 22:54:56 ???
>>324

「よくよく見れば金男=サンとゆかいな仲間達?デス?」

 シツレイな盗賊の類かと思って発砲してみたらどうやらもっとシツレイな連中だったらしい。
 越境者は引かれ合うの法則は解るが、どうやらトラブルまで持ち込んできやがったようだ。

「デスデス?ケーキ…いや、今は任務中デス???」

 と、手前勝手な葛藤をしていたところ。銃撃が見事に兆弾かましてプロパンが――

「あ、ヤベ、デス」

【DOOOOOOOOOMMMM!!爆発オチなんてサイテー!!】

 ---------
 -----
 ----

「デス〜〜〜〜〜@@」

 目を回したガスマスクが越境直後にキミの頭上から降ってきた!
 ナムサン!何たるはた迷惑が人のカタチをとったようなアレか!アレ!!

「デスデス、ヒデー目にあったデス。やっぱり金男=サンは疫病神デス」

 目を回しながら、もしかしたらキミを下敷き状態のプレスにしながら首を回す。
 すると、まあ、大きなトカゲさん。いや、今や鳥類の先祖なのでトリさん?

「デス…?はろー・・・」

 なんとなくリアクションに困って手を振ってみるテスト。


328 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/08/12(土) 22:55:01 ???
>>324
「……なんだ、なんだ……」
「なんだろう、変じゃないか、様子が……」
「おい、みんないるよな?」

粘り着く大気、むせ返る様な生命の緑のニオイ
嫌いではない空気感だ、故郷を想起させられる

「……いやいや、ドラゴンだよなこれ?」
「ちっ!!」

そして接敵、実によろしくない状況であると一目で理解る
瞬時に呼吸、闘気の焔を高出力で纏い蒼白く輝きはじめた
そのまま錫杖を突き出し先端で魔力を弾けさせ、衝撃波として放つ


329 : カミイズミ ◆Ej7mfs3xVw :2017/08/12(土) 22:56:45 ???
>>324
「成程。苦労しているな。よくやったぞ」

二つ返事か?と言うレベルの応答で彼らのこれまでの旅路を労う。実際並の人間には出来ない所業ではある。
流石にここは交戦すべきか。そう考え腰を落とし、今正に斬り込もうとした瞬間……

「む?」

〜〜〜〜〜

某北海道旅番組並の苛烈極まる越境の先。次なる漂着地はまた蒸し暑く、不快感をこれでもかと押し付けてくる。
暑さと湿気。そのどちらもが丁寧に不快感を誘う高さだ。
嫌がらせだろうか。世界が個人に対して嫌がらせをしてくると言うのもお笑い種だがそう思わずには居られなかった。

ひょっこりと現れたのは巨大な竜。竜を見るのは久方ぶりだった。果たしてそれが彼の知る竜と同種かは知った事では無い。

「面白い造形の竜だな。大方碌でも無い存在なのだろう?」
「流れでわかるぞ」

そう言うと次は大太刀を間髪入れずに振るい、力に色を持たせた霊気の斬撃を放つ。
遠隔攻撃で牽制……それだけで場を凌ぐ事が出来るだろうか。


330 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/08/12(土) 23:06:57 ???
>>全員対象
ソーマタージの問いかけ 声は地面の方から聞こえてきた
α-12の下敷きになった『キミ』はうめくように返事する

ロイ「そういうな 晩御飯食えなくなるまでタルトを食わせてやるから」
げんなりとα-12を嗜めるロイ そして恐竜との邂逅


プリシラが投げた干し肉をモッチャモッチャするティラノサウルス
うん 美味い だけどもっと食いでのあるのがいいなぁと口を開くティラノサウルス

手を振るα-12をパックンチョ・・・しようとするが イリーとカミイズミの遠距離攻撃
そして何よりソーマタージの拳が片目を抉った

悲鳴を上げ 恐竜は目の前の存在を餌から敵にグレードアップした

その巨体を反転させ 一行を太い尾で薙ぎ払わんとする


331 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/08/12(土) 23:13:40 ???
>>330
「……!?」

その一挙一動が破壊的である
何せ小山程の巨軀、質量としなやかな柔軟性を持つ部位を振るえばそれだけで必殺に等しい威力を誇るのだ
回避したつもりであるが、抉られた地面から飛散する小石の群れを浴びる
着地は当人が考えるよりずっと不恰好なモノになった

「い、たたた……くそっ……!」

先の戦闘での手傷の治療もまだだ、全身はすっかり血で湿り心地が悪い
よろめきながら体に喝を入れ駆け出し、竜の体を駆け上り脳天への一撃を見舞わんと錫杖を振り下ろした!


332 : α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 :2017/08/12(土) 23:19:31 ???
>>330

「デス?」

 見ればα-12のカタチのいいヒップに下敷きになっているキミを発見。
 ガスマスクの中でα-12の顔が見る見る赤くなって――

「あ、α-12にラッキースケベとはなんつーハレンチなガキンチョデス!!」

 背中からハリセンを取り出してスパーン!!超絶理不尽!!!!!

【んで、身を起こすと何かT-レックス=サンが超殺る気になっている】

「げげ!なんかヤベーデス!瞬着!!」

 ポーズをキメると、冬季装備のモコモコ服が粒子分解し、
 瞬く間にゴシックドレスのような漆黒の戦闘舞踏服(ウォードレス)を身に纏うα-12。
 ガスマスクを外して、片目が隠れる布状バイザーを装着。視界にAR(オーグメント。リアリティ)が表示される。

「タルト、忘れんじゃねーデスよ!!」

 ロイに一瞬視界を向けると同時に後ろ腰より4つの紅い触手―ディープメイカーを展開。
 それぞれにサブマシンガンを保持させ、己が両手にもサブマシンガンを装備。

【合計6丁のサブマシンガン。重弾幕形勢形態!!】

「アチョーッ!!」

 怪鳥音とと共に特殊戦装備のアンカーを射出!
 巨木の突き立てられると共に、α-12の身体が圧搾空気の噴射と共に強制的に引っ張られ巨大質量の尾を回避。

「焼き鳥にしてヤルデス!!!!」

 ギギギギギギギギギギギギギギギギッ!!
 消音機一体型のサブマシンガンは軋んだような銃声を鳴らしながら、
 恐竜の眼球部目掛けて大量の弾幕を形成し殺到!!!!


333 : カミイズミ ◆Ej7mfs3xVw :2017/08/12(土) 23:19:41 ???
>>330
振るわれる尾を跳躍して回避し、狙いを恐竜の頸筋に定める。
巨大な敵は全体を狙う必要は無い。急所を的確に狙い、一撃の損傷がより大きくなるように攻撃すれば良い。
効率良く、それでいて無秩序に見える戦い方が出来ればより良いだろう。

「――――新陽流表ノ型・陸ノ太刀……」

襲落とし
渾身の力を籠め、遠心力を利用しつつ相手方の頸を後方から斬り落とす。
相手が頭を垂れているか、もしくは自身の身体が空中にあり、尚且つ体勢が整っている場合に使う太刀。
頸と言う関節が曲がる方向に向かって斬る事でより隙間を断ちやすくする斬首の一刀である。


334 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/08/12(土) 23:23:21 ???
>>330
「俺ァピクルか!」
【決まった。が、浅い!致命には至らず!】
【素早く拳を引き抜き、腰の刀を引き抜こうとして……無い】

【ニブルヘイム。吹き飛んだ商業施設】
【幾多もの血を吸ってきた刀にも休む時が来た。いつか物好きな者が現れるまで、その刃は狂気じみた戦いを忘れて氷の中で過ごすだろう───】

「クソ!また買い換えなくては!」
【スクラップヤードとボロウズの技術力なら、量産とまではいかなくても新しい物を造るぐらいはできる。値は張るが】
【特に感慨も何もなく、爆発越境に置いてかれた刀に悪態を吐くのであった。ナムサン】


「グワーッ!」
【SLAM!太い尾が身体にぶち当たる!打ち上げられる事こそなかったものの、大きく跡を残して地面を滑るソーマタージ!】
【軋む合金フレームに鞭打ち立ち上がると、腰の鞘を抜いて構える】

「トサカに来たぜ!蜥蜴風情が!脳を潰して殺すと予告しよう!」
【垂れる血も意に介さず、鞘を大きく振りかぶって駆ける!駆ける!】
【サイボーグの怪力で振るわれる強固な鞘は、並みの鈍器以上の破壊力を秘めている】

【黒塗りの鞘が狙ったのは、恐竜の足、甲の部分。骨を打ち砕き、転倒させるつもりだ!】


335 : プリシラ・パーネル@魔法少女 :2017/08/12(土) 23:26:16 ???
>>330
「物足りないってお顔ですねえ、アハ、ハ……ってこれドラゴンじゃないですか!?」

ノリツッコミもかくやという勢いで我に帰ると、すぐ横から巨大な尾の一撃が迫ってきていることに気付く。
すぐさま跳躍して回避を試みる。が、呆けた頭で反応がワンテンポ遅れる。

「ぐげッ……!」

尾に片足を取られ、勢いそのままに吹き飛ばされるプリシラ。バキバキと音を立てながら生い茂る枝木に受け止められる。
幸いにしてそれらがクッションの役割を果たしたようだが、無事に、とまではいかなかったようだ。

「はー……クソが……」

悪態をつきながらヨロヨロと立ち上がり、遠方から戦況を観察する。

「俺、いなくても何とかなりそうじゃねえか? いや、やるけどよ……」

ステッキで魔法を展開。空気塊は恐竜の足元目掛けて進み、その巨体のバランスを崩そうとする。


336 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/08/12(土) 23:41:25 ???
>>332
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
上の人がどいてくれたのでヨロヨロと立ち上がる・・・が
続いて繰り出されるハリセンの連撃にあたふたしながら逃げる

と言うか突然のことでヒップの感触とかその他いろいろとかを楽しんでいる暇などなかったのだ
タダやめてくれと懇願するしか 今は出来なかった

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

>>全員対象
純戦闘モードを展開するα-12が宙を舞い サブマシンガンがもう片方の目を潰す
両目を潰された恐竜は矢鱈滅多らに暴れる

カミイズミの刀が迫り 恐竜の首を落とそうとする が堅牢なる表皮と 切断の際に恐竜が意図せぬ動きをした
それ故に表皮を大きく削ぐが 浅い

痛みによっていよいよ狂乱する恐竜だがプリシラの魔法によりバランスを崩し転倒する恐竜
その隙にイリーとソーマタージの一撃が足を砕き 脳を揺さぶって昏倒させた

ロイ「何とかなったか・・・このペースなら近くにゲートがある筈・・・やっぱりあった 行くぞ」

ジャングルの中 そう遠くない場所に白い渦のゲートがはっきりと見える そして

カノッサ「こんなところに居やがった!!」
アキレス「あぁもうしつこい!」

折ってきたエージェント達に追いかけられるようにゲートをくぐる 遅れてエージェントもまたゲートをくぐり

【スプロール カノッサテクノロジー】
鈴虫「レポート持ってきたぞ」
ここはカノッサテクノロジーの一室 同組織内で発言権を増すCEOのオフィス

『キミ』と『キミ』を追うカノッサ組織についての報告をまとめた紙束をテーブルの上に置く鈴虫
といきなり部屋の中にゲートが『2つ』出現

アキレス「お邪魔しますお邪魔しました!!」

走る勢いそのままにゲートから出てきた知り合いたちがもう一つのゲートをくぐって行く そして一行が飛び込んでいったゲートはそのまま閉まる

カノッサエージェント「待て貴様r・・・」

遅れてエージェントがゲートをくぐって部屋の中に肌レ込むが そこにゲートはない

敵対するカノッサ組織のど真ん中に転移してしまったエージェントたちは一体どうなってしまだろう・・・?

【更に転移 >308】
ロイ「うっそだろ戻ってきちまった!!」
先ほどまでいた火山噴火の現場 だが溶岩からは遠い場所に転移してしまった一行

だがそこはカノッサエージェントとセキュリティの場外乱闘の場
どうやらこうなった原因の擦り付け合いをしているみたいだが・・・

エージェント「あいつ等だ!!」
セキュリティ「捕まえろ!! この現象を何とかするんだ!!」

アキレス「俺たちの責任じゃないのに!!」
この転移現象の原因は『キミ』にあると結論付けた敵は こちらに攻勢を仕掛けてくる
すでに重機は打ち尽くしたのか 警棒やら刀剣やらの近接武器のみで こちらに突撃を仕掛けてくるのだ


337 : α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 :2017/08/12(土) 23:51:43 ???
>>336

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「ただいまデス!あんど行ってきますデス!」
「………」

 ヨブ・バロウズは走り去る越境者に嘆息、さらにそこにα-12が混じっていたので頭痛すら覚える。
 とりま、何か余計な連中が残ったので、デスクのボタンをポチっと押すと、
 床が抜けてエージェント諸君はボッシュート。

「鈴虫君。下に落としておいたので〝丁重〟にもてなすように」

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【いっぽうその頃!】

「くそあっちゃーデス!!」

 突然わけつかん連中現れるは、そもそも火山噴火の現場とはふざけたシチュエーションに放り込まれるわ。
 一体全体、金男=サンはどこまで疫病神なのか!とα-12ご立腹である!!

「やっかましーデス!アホども!ドンバチやっている状況デスか!!」

 高周波ブレードを起動し、空中で回転しながら、
 エージェントとセキュリティの獲物(警棒やら刀剣やら)を切断し、無力化せしめんと、刃を振るう!!


338 : プリシラ・パーネル@魔法少女 :2017/08/12(土) 23:54:10 ???
>>336
「いい加減……休みたい……です……」

プリシラは腕に刺さった小枝を抜きながら、へろへろと力なく走る。
服は所々が破れ、血が滲み出している。あまり喜ばしい状態ではない。

「誰かおんぶしてくださ……らない……ですよね……」

遂には地面に膝を付き、肩で息をしはじめる始末である。
そんな折に再びの強襲である。これにはプリシラも苦笑い。

「……ああっもう! 捕まってどうにかなるなら捕まりますけど貴方達はそれを保証してくれるんですか!? くれないですよね!? いやそもそも捕まる気もありませんけど!!」

早口にまくし立てながら、集団の足元に向かって空気塊を這い進めていく。
視線・意識誘導を兼ねた転倒狙いだ。後は大立ち回りの得意な誰かが片付けてくれるだろう。


339 : カミイズミ ◆Ej7mfs3xVw :2017/08/12(土) 23:54:12 ???
>>336
不発―――――しかし、周囲の者らの追撃によって無力化には成功した。
ならば後は逃げるのみ。いらぬ殺生は無用とも言う。単に目的でも無い奴に関わるのが面倒くさいとも言う。

「油虫のようだな! 去ね!」

追手に一喝しつつゲートを潜る。やはり追手もゲートを潜って来るのだがもうどうでも良い。
ト○とジェ○ーばりの展開に頭がついていかない者もいるだろう。考えるな、感じろ。

〜〜〜〜〜

「通るぞ。邪魔したな」

さらばエージェント。

〜〜〜〜〜

「またも此処か!」

半ば呆れ気味である。しかし、戻って来てしまった事は仕方が無い。周囲の者らの安全を確保する事が先決か。
そしてお決まりと言うか群れを成して襲い掛かって来る油虫達。油虫では無い? 今決めた。

「喧しい! 責任を部外者に押し付けるな! 自らを省みろ!」

左腰に佩いた太刀に手を掛け、抜刀の体勢を取る。苛立ってきたので対人間を控えるとかそう言うのは無しだ。
向かって来た数人のエージェントに向けてすれ違いざまに居合を入れんと疾駆する。
全身の筋肉を伸縮させ、霊気による加速込みでの居合は常人の目には留まらぬ程の速度を発揮する。
何故そんな一撃を放とうとしたかと言うと八つ当たりである。


340 : ソーマタージ ◆.zilz3o6.U :2017/08/12(土) 23:54:35 ???
>>336
「恐竜の肉って実際食えるのかな?試してみようよ」
【昏倒する恐竜を尻目に、刃物を探して懐を探る。だがその暇ももう無いようだ】
【現れたエージェント達から逃げ惑い、ゲートに飛び込む!】
「面倒な時にばっかり来やがって!」

「邪魔するぜ邪魔するから帰った!」
【ドタバタとゲートを潜り、出てきたのはどこかのオフィス。叶うならば、適当な飲み物をぶん取りながらまた新たなゲートに飛び込むだろう】
【いい加減喋りすぎて喉がつらい。血も逆流してきた】


「うっそだろお前。……ワザとじゃあないだろうな」
【ヘラヘラと笑ってロイの肩をポンポン。次の瞬間、険しい表情を浮かべ胸ぐらを掴もうと】
【グルグル回っただけではないか?言いたくなるのを堪え、辺りを見渡す。先程の様な自然災害危機的状況ではないらしいのがまだ救いか】

「何とかしろ?何とかしろだと!?貴様今俺に何と言った!」
【まるでやりたくもないマラソンに駆り出された様なこの状況は、沸々と怒りを溜め込ませるのには十分だった】
【破滅的感情が一気に爆発!酸素供給機が物々しい音を立てて口元を覆い、悪鬼じみた形相を浮かべてエージェントやセキュリティに殴りかかる!】

「お望み通り何とかしてやるさ、お前らの血を触媒にすれば何かしらできるだろうさ!」
「何とかしたぞ!?お前の目を抉ってやった!」
【骨を砕こうと拳を振るい、武器を奪おうとし、横薙ぎの蹴りを放つ】
【不良の乱闘じみた泥臭く、荒々しい乱闘だ。殴打され、斬り裂かれながらもその勢いは止まらない】


341 : イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/08/12(土) 23:57:26 ???
>>338
「捕まれ、早く!」

体力的に最も低いであろうプリシラの様子を見て即決
おぶるなり担ぐなりでそのまま駆け出すであろう

>>336
「……もう、もういいだろこれ……!」

カノッサのオフィス経由で辿り着いたのはちょっと前に焼かれていたあの場所である
流石にこうまで越境が多いと精魂共に疲れ果てるのだ

「……あぁもう! どうにか出来るならとっくに私達がしている!!」

プリシラを遠くに下ろしてから前線へと駆け、闘気を纏った打撃を振るい敵を昏倒させるべく戦う
その技には流石に陰りが見えるが、それでも修練の賜物である事に間違いは皆無


342 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/08/13(日) 00:21:59 ???
>>337>>340
【スプロールにて】
鈴虫はニヤリと笑う 新しい玩具がやってきたのだ
喜び勇んで部屋から出る鈴虫であった

ちなみにデスクの上には鬼(α-12)の居ぬ間にナントヤラと秘蔵のラムネが置いてあったが ソーマタージに持っていかれてしまったようだ

【スプロール終わり】

>>全員対象
ロイ「お前の日頃の行いが悪いからじゃねぇの!?」
ロイとソーマタージの醜い言い争い だがそれもつかの間 突撃してくる敵に襲い掛かる

イリーに担がれたプリシラが空気を操り敵の足元を掬う
そこにα-12が イリーが ソーマタージが カミイズミが雪崩れ込み乱戦大乱闘だ

α-12が武器を破壊し イリーが殴打し ソーマタージが暴れ回り カミイズミが切り捨てる
ロイも アキレスも 『キミ』も ただ滅茶苦茶に暴れ回っていた

だが敵は多く 一行の体力は少ない
『キミ』が膝をついた ダメージ抜けきらぬままの逃避行で限界が来たのだ
次第に押し込まれる一行 その乱戦の先 見えた ゲートの姿

ロイ「急げこっちだ!!」
人の波を掻き分けゲートに向かうロイ アキレスが『キミ』を担ぎ走り出す

そして一行がゲートをくぐり 何度目か数えるのもおっくうになる程の越境の先は・・・

【とある平和な世界】
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
視界が霞む 見えるのは白い天井 聞こえてくるのは規則正しい電子音
寝かされている ここはどこだ? 辺りを見回すと ぼやけた視界に人の顔が映る

・・・・その人影はこちらに近付くと手を取る・・・そこにいたのは 他でもない 自分の母親だった

混乱する自分に母は教えてくれた ここは自分の住む世界の病院だと 自分は下校途中でひき逃げに合ったのだと
頭を打ったらしく意識が戻らない自分を 親切な外国人が通報してくれたのだと

父親「本当にありがとうございました」
????「アリガトゴザマス」

頭を下げる父親に同じく頭を下げる白人男性 その白人男性の顔をよく見ようとしたが 視界がまだぼやけている
白人が小さく手を振ったように見えた・・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【病院の外】
白人男性・・・アキレスは病院を出る
そこには一行の姿があるだろう

ロイ「終わったか」
アキレス「あぁ これで終わり」

ゲートをくぐった先は 『キミ』の住む世界であった 喜びもつかの間 意識を失う『キミ』を保護してもらうべく通報
容姿や装備に難のある一行の代わりに 一番この世界に適応できているアキレスがそれを行った

ロイ「とりあえずこれであの子を元の世界に返す旅は終わりだな」
アキレス「でも 最後に別れの挨拶ぐらいはしたかったね」
ロイ「越境は辛い旅だ 目的もなくやるもんじゃないさ あの子がまた越境者になるかは 分からんがね」

一行は歩き出すだろう 病院に背を向けて

ロイ「さて 止まり木の宿の場所は抑えておいた あの子の帰還を祝して飲み会でもするか!!」
一抹の寂しさを振り払うように ロイは声をあげたのであった

//これにてイベントは終了となります お疲れ様でした


343 : プリシラ・パーネル@魔法少女 :2017/08/13(日) 00:30:44 ???
>>341
「すみません、ありがとうございますぅ……」

そのまま力なくイリーに拾い上げられるプリシラ。
まるで米俵のように担がれていることについては、今は言及しないこととする。

>>342
「……なんともあっさりとした終わりでしたね」

病院の外、人目につかない場所でアキレスの帰りを待っていたプリシラ。
自身の傷の応急処置は終えたが、それでも血塗れで、一般人の混乱を招きかねない装いだったためだ。

「イリーさん、あの子にちゃんとサヨナラしておきたかったんじゃないですか? ……なんて」

からかい半分の口調でそう呟くが、プリシラ自身もこの別れに何か思うところがあるようだ。
薄い微笑みを浮かべながら、無言で一行とともにその場を後にするのであった。

//お疲れ様でした!


344 : α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 :2017/08/13(日) 00:31:48 ???
>>342

「デス!それよりたるとデスたると!!」

 さんざっぱら引っ張りまわされてご立腹なα-12は、
 ぶんすこと、ロイにお菓子を要求するのであった。

(デスデス、あのハレンチ少年…実験動物としては有用なんデスけどね〜〜)

 カノッサ・テクノロジー社がどのような判断を起こすかは――
 手を出したら〝協力者〟達と軋轢生みかねない。賢明なるCEOならば一時保留とするだろう。

「いえーいうぇーいメシーデス!!」

 仕方ないのでトンチキ娘を決め込んでメシに釣られるのであった。

//乙!1


345 : イリー 黒猫 動禅魔導 右眼右腕喪失 :2017/08/13(日) 00:42:13 ???
>>342
「にゃうん……なんてな」

病院の外、窓の中を薄目で眺める黒猫
こう言う時にこの姿に変身出来るのは利点だと、そう考えた
寂しげに笑い、しかしこれでいいと思う
幾つものあぶくが記憶の湖面に浮かび弾けて、全てが懐かしく温かい

>>343
「ン? ……あ、あぁ……まぁ、そう、な……」

歯切れの悪い答えは上手く作りきれない苦笑に混じる
もう一度病院を見上げ、縦にスリットの入る瞳孔を縮退させた

>>342
「……」
「……行こうか、なんだろうな、私も少し飲みたい気分だ」

なおこの後の飲みで、酔っ払って号泣する事をこの時点では誰も知る由もないのであったとさ

//お疲れ様でしたっ、ありがとうございましたでする!


346 : カミイズミ ◆Ej7mfs3xVw :2017/08/13(日) 13:54:59 ???
>>342
数え切れない程の相手を斬り伏せていき、漸く突破口が見えてくる。
ゲートに飛び込み、そして流れ着いた先は……

〜〜〜〜〜

「要は、一件落着と言う訳か」

一行からやや離れた所で事の一部始終を見届け、そしてカミイズミは去っていく。
また何処かで出会うかもしれない。出会わないかもしれない。
越境と言う数奇な運命に飲み込まれた者達の旅路を知り、彼もまた運命に飲み込まれて行く―――


347 : かぶり ◆eZKgukyN3c :2017/08/21(月) 22:53:36 ???
【とある平和な世界】

あれから数年の月日が流れた
あの日入院した『キミ』であるが 外傷事態は深刻なものではなく
意識や記憶障害も問題ないので 念のための検査を数日やったのち退院となった

あの日 命を預け合った人達は忽然と姿を消し それ以来出会っていない
スリルに満ち溢れていた日々は 頭を打った学生が見た今際の夢だったのだろうか?

・・・それは違う
部屋に戻ってきた『キミ』はベッドの上にある音響機器のリモコンを指さす
後頭部からズルリと翠の触椀が伸びてリモコンをキャッチし戻ってくる

そう 異能は消えなかった

異能を使えば 100mを5秒で駆け抜けられる
異能を使えば 300㎏を持ち上げることができる
異能を使えば 火のない場所で物を燃やし 授業中堂々と教室を出ても誰にも気づかれることもない

それに・・・
椅子に座り 鍵のかかった引き出しを開ける そこにあったのは
クロームシルバー製のリボルバー 紛れもなく 実銃
実包もシリンダー内に一発だけ残っている

そう 越境したその日 護身用にと借りたアキレスの銃だ

あれは夢物語なんかじゃない 事実だったのだ

ともあれそのことを誰かに話しはしなかった 言ったところで誰も信じちゃくれないだろう
実際自分も体験する前にそんなことを言われたら 頭の病院をお勧めするだろう

何はともあれこうして『キミ』は家族の元に戻り 平穏で・・・退屈な日々に戻った

別に不満なわけじゃない こんな素晴らしい世はほかにない

暑かろうと 寒かろうと エアコン一つで快適だ
映画の世界の様な化け物が略奪しに来るわけじゃない

放射能汚染もないし 怪我や病気をすれば格安で薬がもらえる
それにお金を払えば一切手を煩わせずにおいしいご飯を食べられる 嗚呼なんと素晴らしいことか

なのに…なんでだろう

野菜と乾燥肉と塩で味付けしただけのスープが恋しいのだろう?
核戦争後の乾いた世界が懐かしいのはなぜだろう?
極寒の世界に帰りたくなるのはなぜだろう?
カビと埃に塗れた洞窟が恋しいのはなぜだろう?

怒り 笑い 歌い 手を取り合った 彼等と また会いたくなるのはなぜだろう?


卒業式を終えた『キミ』はあの日 非日常に引きずり込まれた通学路を歩く
全てはこの道から始まった 最初は壁が壊れているのかと思った だが違和感を感じてよく見ると 空間がひび割れていたのだ

そう ちょうどあんな感じに・・・・・・

『キミ』の視線に見えたのは 非日常だった

壁がひび割れている・・・?
否 ひび割れているのは壁ではない 空間だ

ひびが虚空に浮かんでいる

『キミ』は思うだろう これはラストチャンスだと
きっとヒビに飛び込めば 彼等とまた会えるだろう だがこの平穏を享受することはできなるなる
見なかったことにすれば 『キミ』の越境者としての人生は終わりを迎えるだろう 一生を退屈と共に過ごすことになる

・・・・・・・・・・・・・『キミ』は

「・・・・・・・・・・・・」

『キミ』は・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【境界線の裂け目に飛び込みますか? Y/N】

//これにて幾多の世界 オーバーザワールド 全工程を終了とします お疲れ様でした


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