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【ブレンド・S】ひでり「恋する気持ち」

1 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/01/29(月) 19:03:59 CavwXjnk
(※微エロ注意)

天野美雨(はぁ…おねショタ本を描きたいんですが、最近ネタが出ないんですよねー…)

美雨(身近に良いサンプル…ひでりちゃんはいますがあの子について、あの子、意外と謎めいてますよね)

美雨(ここは一つ、同人のネタ探しにひでりちゃんを詳しく知る必要がありますね)

店長「どうしたんですか美雨サン、ボーっとしてマスよ」

美雨「すいません、今度描く同人誌のネタが思いつかなくて…」

店長「それは大変ですね、少し休憩を取って、ゆっくり考えてみてはどうデス?」

秋月紅葉「おい店長!そのレベルで休憩させるのは流石に甘すぎるだろ!」

店長「良いじゃないデスか、秋月サンもよく美雨サンの同人にお世話になっているんデショウ?」

紅葉「まぁ、それは…」

美雨「…あっ、ひでりちゃ〜ん?ちょうどいい所にいた!一緒に来てください!話したい事があります!」ガシッ

神崎ひでり「はっ!?なんですかいきなり!手を離してくださいよ!」

美雨「いいからいいから」

ひでり「嫌な予感しかしない…」


2 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/01/29(月) 19:08:34 CavwXjnk
――休憩室――

美雨「突然だけどひでりちゃん!」

ひでり「なんの用ですか一体…」

美雨「ひでりちゃんは男が好きですか?女が好きですか?」

ひでり「話が突然すぎてついていけないんですけど…」

美雨「男の娘って、セクシャリティ的にどっちが好きなのかなーって。あくまでひでりちゃん個人の意見を聞いてみたいんです!」

ひでり「そうですねー…こんな可愛い僕なら自分から恋しなくても向こうから相手が寄ってきますよ!」

美雨「なるほど、ひでりちゃんはこれまで自分から人に恋したことが無いんですね」

ひでり「そういうわけじゃないです!僕だって、恋愛に興味がないわけではないですよ!」

美雨「じゃあ、試しに私と付き合ってみませんか?」

ひでり「いや、スティーレのメンバーはそういう目で見られないですよ…」

美雨「大丈夫ですよ!実際に人と恋愛関係になることで、自分の本心に気づけるはずです!」

ひでり「どういう理屈ですか!意味わかりませんよ!…僕、仕事に戻ります」

美雨(うーん…まだ少し情報不足ですね…)


3 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/01/29(月) 19:13:31 CavwXjnk
ーー閉店後ーー

ひでり「じゃ、僕は帰りますね、お疲れ様でーす」

美雨「私もお疲れ様です」

店長「二人ともお疲れ様デス」

ひでり「あれ、美雨さんの帰りってこっちの方角でしたっけ?」

美雨「言ったじゃないですか!私とひでりちゃんは今付き合ってるんですよ!」

ひでり「本気で言ってたんですか、あれ…大体、何で僕なんですか」

美雨(同人誌の為、とは流石に言えませんねー…そうだ!)

美雨「私達の関係って、凄くあっさりしてると思わない?」

ひでり「そうですか?プライベートで一緒に服を買うくらいには仲良いじゃないですか」

美雨「違うの!スティーレで続々とカップルができていく中、私達はあまり縁がないじゃない!」

ひでり「え、スティーレでカップル?」

美雨「ほら、店長は苺香さんと、秋月さんは夏帆さんと、麻冬さんは最近告白してきたお客さんといい感じでしょう!」

美雨「だから私たちも、関係を深めたほうが良いのかなーと思いまして」

ひでり「…嘘臭い…絶対何か隠してますよね?」

美雨「いや?別に…」


4 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/01/29(月) 19:17:53 CavwXjnk
――神崎家――

ひでり「ここまで来たんですし、良いですよ。ゆっくりしていってください」

美雨「フフッ、ありがとうございます、ひでりちゃん」

ひでり「寒いのでエアコン付けますね、暖まるにはちょっと時間かかりますけど」

美雨「寒いなら、こうしちゃいますよー!」ギューッ

ひでり「わっ…いきなりなんですか!ハグしないでくださいよ!」

美雨「カップル同士なら、こういうこともするんじゃないかなーって」

ひでり「するかもしれないですが…美雨さんの体は余計寒いですよ!」

美雨「ひでりちゃんの体はあったかいですね」

ひでり「…美雨さんは」

美雨「へ?」

ひでり「カップルって言ってますけど、僕のことが好きなんですか…?」

美雨「んー?好きですよー、あったかくて」

ひでり「…そうじゃなくて!」


5 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/01/29(月) 19:22:08 CavwXjnk
ひでり「異性として!…ってことです!」

美雨「…どうしたの?」

ひでり「さっきから恋人ごっこばかりで、貴女が僕に何をしたいのか分からないんです!」

ひでり「そりゃあ僕は、男の娘として生きている分、見た目は女の子ですから?」

ひでり「女子同士のスキンシップの感覚でこんなことをしてるのかもしれませんけど」

ひでり「それでも僕は男ですから!僕と付き合うなら、ちゃんと告白してもらわないと困りますね!」

美雨「そうね、ごめんなさい…ひでりちゃん」

チュッ

美雨「くちびる、柔らかいですね…」

ひでり「ちょ…ちょっと!何してるんですか!き…キスだけじゃ気持ちは伝わりませんよ!」

美雨「正直に言います…私は、ひでりちゃんのことが、好きです」

ひでり「い、異性として…ですか?」

美雨「はい…からかってごめんなさい。私、自分の気持ちを素直に伝えることができなくて…」

ひでり「そうですか…でも、流石の僕でもここまでされちゃったら…」

ひでり「OK、するしかないじゃないですか!」


6 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/01/29(月) 19:25:28 CavwXjnk
美雨「よかった…ありがとうございます」

ひでり「ま、まあ、将来人気アイドルになる僕の初彼女ですからね!光栄に思った方が良いですよ!」

美雨「そうですね、光栄ですよ♪」

ひでり「…でも、カップルって、何をすればいいんですかね」

美雨「ひでりちゃん…私達はもう、ハグもキスも済ませましたね?」

美雨「じゃあ…あと残っているのは何だと思う?」

ひでり「えっ…な、なんですか…」

美雨「本当は…わかってるんでしょ?」

ひでり「えっ…何で突然脱ぎ始めてるんですか…?」

美雨「ひでりちゃんも内心、こういうことをしたかったんじゃない?」

ひでり「いや!まだ僕、心の準備が!」

美雨「大丈夫!ゴムを付ければ大丈夫だから!」

ひでり「言動が完全に変態のおっさんじゃないですか!」

美雨「ほら、ここに、優しく入れて…♡」


……


ひでり「はぁ…はぁ…やってみると…意外と気持ちいいもんですね…」

美雨「…よっしゃあああああっ!!」

ひでり「どうしたんですかいきなり!」


7 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/01/29(月) 19:30:23 CavwXjnk
美雨「ありがとうひでりちゃん、今回の経験で良いR-18おねショタ本が描けそうだわ!」

ひでり「えぇっ!?」

美雨「やっぱり百聞は一見にしかずって言いますしね、実際の男の娘とヤってみたかったんです」

ひでり「え…?じゃあさっきの告白とかも…」

美雨「ごめんなさい!流れ的に告白しちゃったけど、ひでりちゃんは恋人としては関われないです」

ひでり「えぇーっ!?じゃあ今日のカップルのくだりは、全部嘘だったんですか!?」

美雨「でも、一時的でもひでりちゃんは初めて異性とお付き合いできたので、結果オーライですよね」

ひでり「何が結果オーライじゃーっ!!結局僕は、恋する気持ちなんて分かりませんよーっ!!!」

ちなみに、その年美雨さんが描いた同人誌は飛ぶように売れたという…

END


8 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/01/29(月) 21:07:55 QkJHknwo
控えめに言って屑だと思う(直球)


9 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/01/30(火) 06:33:57 Y84XoLXk
もう許せるぞオイ!
普通に結ばれるSS書いて、どうぞ


10 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/01/30(火) 06:42:10 .yj4sX66
え、何これは…
ちょっと後味悪すぎんよ〜(指摘)
この二人がイチャラブのまま終わるSS書いて、どうぞ


11 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/01/30(火) 06:47:07 0TLzAfFg
なんだかNTR物を見た時の様な喪失感に襲われた(クソ雑魚メンタル並感)
途中まではよかったから別にオチを付けずに普通にハッピーエンドのままでいいと思った(小並感)
次回もお待ちしてナス!


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