提督「……」
比叡「……？」
比叡「一人で来てるんですか？」
提督「」ﾌﾞｩｯ
提督「ゲホゲホッ！」
比叡「ほらー焦って飲むから」
提督「一人で来てて悪かったな…」
比叡「いや、別に悪いとは言ってないですよ」
提督「比叡は金剛たちと一緒にいなくていいのか？」
比叡「お姉さまたちは元帥の追っかけやってますよ (◦`へ´◦)ﾑｽｰ」
提督「追っかけなぁ…俺みたいな不人気の新米提督には無縁な話だな」
比叡「もー…司令は私の直属の提督なんだから、もっと元気出してもらわないと困りますよっ！」ﾊﾟﾁﾝ
提督「痛っ、叩くなよ」
提督「……」
提督「屋台でも見て回る？」
比叡「はい」ﾆｺｯ
提督「そのわりにはいい食べっぷりだな」
比叡「ほら、できたてですよ！司令も食べて！」
━○ ←たこ焼き
提督「え、いや、ちょっ…あつっ、あっ、はっ……」
提督「はふッッッ！！」
比叡「もー、無理にボケなくていいですから。あーんっ」
比叡「はふッッッ！！！」
提督「おまえもはひ」
提督「」ｶｷ氷ｼｬｸｼｬｸ
比叡「司令、もうすぐ花火ですよ！」
提督「もうそんな時間か」
比叡「そうだ！司令、ついて来て！」ｶﾞｼｯ
提督「な、なんだよ急に」
比叡「よく見える所に案内しますよ！」
ﾀｯﾀｯﾀ
比叡「ほら、この木」
提督「た、高いな。まさかこれに…？」
比叡「登りましょう！」
提督「いや、ちょっと待って」
比叡「待てないですよ！もう花火始まりますよ！」
提督「いや、その…」目線↑
比叡「はい？」浴衣ﾁﾗｰ
提督「俺から先に登らせて」
ﾊﾟｰﾝ!ﾊﾟｰﾝ!ﾊﾟｰﾝ!
比叡「ほらー、もう花火始まっちゃってますよ」
提督「……」
比叡「キレイですねー」
提督「そうだな」
比叡「……司令？」
提督「なんだ？」
比叡「司令は…本当は誰と花火見たかったんですか？」
提督「…そんなこと聞いてどうすんだ」
比叡「それは…決まってるじゃないですか…」
比叡「お姉さまって答えたらここから突き落としてやろうかと」
提督「やめて」
提督「本当かよ」
比叡「お姉さまが選んだ人なら、私は何も文句はありません…元帥は立派な人ですから…」
提督「ああ、凄い人だ」
比叡「……わがままですよね、私」
提督「何が？」
比叡「だって私、お姉さまに相手してもらえないから、一人で勝手にすねて」
比叡「でも一人じゃ寂しいから、こうやって無理やり司令と一緒にいて…」
比叡「司令だって、気になる子がいたんじゃないですか？それなのに」
提督「どうだろうな。でも…」
提督「比叡がそばにいてくれて、俺はよかった」
比叡「……」
提督「ありがとな」
比叡「……どういたしまして」ﾆｺｯ
提督「……」
比叡「……」
比叡「花火終わっちゃいましたね」
提督「すっかり見逃してたな」
比叡「見て、司令！月が…」
提督「綺麗だな…」
比叡「ﾌﾌｯ…やれやれ、じゃあもう帰りますか。」
比叡「よっと！！」ｼｭﾀｯ
提督「あっ…ちょ、ちょっと待って！」
比叡「……なんですか？」
提督「あのさ…こんなこと言うの…ちょっと恥ずかしいんだけど…」
比叡「……」
提督「降りれない」
比叡「はいはい…」
おわり
提督「ムリムリ絶対ムリ」
比叡「おらっ！降りてこい！この度胸なし！」ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ
提督「オイオイオイ！！蹴るな蹴るな！！揺れる揺れ(ｽﾞﾙｯ)るぁああああッ！！！」
ｶﾞｼｯ
比叡「おケガは？」←お嬢様抱っこ
提督「な、ないです…///」
おまけ
元 帥 の 追 っ か け
>>8
草
そういうものがあってもいいと思う
比叡はお断り勢なだけで時報ではめっちゃ絡んでくるしあまりレズって感じはしない