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明石「できました!ラブスコープです!」明石『ラブスコープ?』
-
明石「これを覗けば相手がどれだけ自分に好感度を持っているかわかるんです!」
明石『ほう、そりゃすごいなぁ。』
明石「あ、間違っても私を覗いちゃダメですよ。絶対ですよ。絶対。」
明石『ん〜?怪しいなぁお前…どれどれ…』
明石「わー見ちゃダメです提督!!」
明石『なっ、好感度100!?』
明石「あぁ、見たらダメって言ったのに♪」
明石『ってこれ、レンズに『好感度100』って書いてあるただの度が弱い双眼鏡じゃないか。』
明石「あ、バレちゃいました?」
-
明石『全く脅かしやがって…変な嘘ついてんじゃねーよ。』
明石「嘘とは言ってませんよ?」
明石『え?』
明石「このラブスコープもどきは嘘ですけど、私の提督への想いは本物ですよ?」
明石『あ、明石…!!』
明石「きゃっ、提督!ダメですよシャワー浴びないと♪あぁそんな♥」
明石「……」
明石「たっはー!いいわね!このシチュエーションならマジでいけるかも!」
明石「さっそく適当な双眼鏡を用意してー…あ、手持ちにあるじゃない!」
明石「これをちょっと工房でいじくって、極小のプリンターで文字を張り付けて、うんいけるいける!」
明石「これで私と提督は幸せな一夜を共にしてハッピーエンド!」
明石「……」
明石「何やってんだろ私。」
明石「…寝よう。」
-
どうして諦めるんだそこで!
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これが新たな曇らせ隊のターゲットですか
-
……
明石「あー…疲れた…」
提督「おう、明石、お疲れ。」
明石「はい、お疲れ様です!」
大淀「うちの鎮守府はなぜか故障が多いから工作艦も疲れるでしょうね。」
提督「はうっ!」
明石「ダメよ大淀、提督の作戦練度の低さを補うために艦娘が体を張るのは当然のことなんだから!」
提督「はうっ!」
大淀「それもそうね。提督のせいにするのはよくないわね。」
提督「お前ら笑顔で上官を侮辱するのやめろ…」
-
普段ギャグキャラみたいな子が真剣に恋の悩みを抱えてるのかわいい
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普通にアプローチしろよ
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あ……運命の選択は意外と日常のほんの些細な場面にあるんやなって
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明石「侮辱なんてしてませんよー。ねー?」
大淀「ねー?」
明石・大淀「「ね〜〜♪」」
提督「息ぴったりにいじめるなよ…」
大淀「…」ツンツン
明石「…っ」
明石「あ、ところで提督、話があるんですが…」
愛宕「作戦完了よー♪」ボヨン
高雄「帰投しました。私たちの活躍、見てくれましたか、提督。」ボヨン
提督「お疲れ。」
明石「……」
…
明石「やっぱりあれじゃ無理…っていうか絶対無理。ムリムリムリムリのエスカルゴ…」
-
いつものように洗脳装置なり媚薬なり使えよ
-
>>10
薄い本でよく見るけどNaNじぇいだとあまり見ませんね…
-
大淀「じゃあどうするの。」
明石「ま、またの機会に…」
大淀「あなたこの前もそれ言ってデートに誘えなかったじゃないの。」
明石「だってあの時は長門・陸奥姉妹が来たのよ!?あんな頼れるお姉さんコンビが来たら勝てるわけないじゃない!」
大淀「じゃあ今日のは?」
明石「高雄・愛宕姉妹よ!?あんな生けるエロスみたいなコンビに私みたいな牛丼娘がどうやって…」
大淀「じゃあ前の前の北上・大井コンビは?」
明石「あんな毒にも薬にもなれちゃう超実戦向けコンビに私みたいなクソザコ艦がなにできるっていうのよ!」
大淀「…どんな状況なら提督とまともに話せるのよ。」
明石「ふ、二人きりになったら…」
大淀「なら二人きりになってからデートに誘いなさいよ。」
明石「そっちはもっと無理!一人で提督をデートに誘うまでの道筋が全く見えない!」
-
>私みたいな牛丼娘
草
-
恋愛不器用な明石イイゾ〜
-
洗脳装置なんてあったら真っ先に深海棲艦に使って根掘り葉掘り情報を聞き出してほしい
-
大淀「いつもあれだけバカ騒ぎしてるくせに。」
明石「そういうキャラ通しちゃってるからこそお誘いできなくなっちゃってるの!!」
大淀「…もう向こうから誘ってくれるのを待ちなさい。」
明石「それはあり得なさ過ぎて無理!」
大淀「……諦めたら?」
明石「それだけは無理ーっ!!」
大淀「ああそう…じゃあ頑張ってね。」イライラ
明石「ああ見捨てないで!なんとか協力して!!牛丼ごちそうするから!」
大淀「どこの委員長よ。」
明石「だって頼れるのが大淀くらいしかいないのよ……姉妹艦とかいないし。」
大淀「私だっていないけど。」
-
明石「と、とにかく、実装前からの裏方仲間のよしみで…牛丼だけじゃなくてすっごいボタン作ってあげるから!」
大淀「いらないいらない。わかったわよ。ちゃんと協力するから落ち着いて。」
明石「ほんと!?」
……
明石「協力はするけど作戦立案は自分でやれ、って…それができないから困ってるのに…」
明石「はぁ〜…どうしたものか…」
トントントン
愛宕「ぱんぱかぱーん!明石ちゃん元気〜?」
明石「夜中にテンション高い挨拶ですね…どうしました?」
愛宕「遅くにごめんなさいねー。明石に修理を頼みたいんだけど、これ直せる?」
明石「アイマスク…な、何に使うんですか…!?」
愛宕「え?そりゃあ目覚めの良い眠りを味わいたくて使ってるけど。」
明石「あ、あぁ、普通に使うんですね普通に。変な使い方でなく。」
愛宕「変な使い方?」
-
明石「何でもないです。ところでこれ、耳かけの紐が切れてるだけに見えますが。」
愛宕「ええ、この前洗濯機にジャストシュートしたらぶちっといっちゃったみたいで。」
明石「わざわざ工作艦に頼まないでくださいよ。」
愛宕「だって高雄が『たまには私に頼まないで頂戴』とか言うからさ〜」
明石「だったら自分でやってくださいよ全く……はい、付け直しときましたよ。」
愛宕「うふふ、ありがと!提督もアイマスクとか使ったらいいのにねー。」
明石「はい?なんでそこで提督が出てくるんです?」
愛宕「ほら、最近よく眠れないって言ってたじゃない。」
明石「あー、そういえば言ってましたね。」
愛宕「プレゼントでもしてあげたら〜?」
明石「ぷ、プレゼントなんてそんな…」
明石「待てよ…プレゼント?…むむむむむむ!?」
-
愛宕「どうしたの?」
明石「…天啓が見えました。」
愛宕「?」
……
明石「できました!高性能安眠アイマスクです!」
提督「なんだそれ?」
明石「これはマスク部分から睡眠ホルモンの分泌を促す特殊な信号を流すことで、心地よく眠られるすごい代物です。」
提督「ふーん。」
明石「何ですかその薄っぺらい反応は!」
提督「いや、また俺が人体実験させられるのか、と思って。」
明石「違いますよ。今回はちゃんと大淀で実験しましたから。」
大淀「実験させられました。」
提督「おおいたのか大淀。」
-
大淀「今回の発明品は大分まともだと思います。信用していいかと。」
提督「俺の目を見て言え。」
明石「ほ〜ら〜大淀もこう言ってるんですし〜」
提督「ああもうわかったわかった。受け取るよ。」
提督「これ付ければいいんだな?どれ少しつけてみるか…」
バタン
提督「くかー…」zzz
明石「ふふふ、効果テキメンね。」
大淀「…これ本当に人体に害はないんでしょうね?」
〜数日前〜
明石「できたの!強制催眠アイマスクが!」
大淀「何その物騒な名前の発明。」
明石「これを付けたらここの目盛りで調整した分だけ一気に眠ってしまうすごいアイマスクなのよ。」
大淀「また面倒なものを作ったものね。なんに使うのよ。」
明石「まずあなたで実験したいの。協力してくれるんでしょ?」
-
大淀「は?」
明石「よいしょっと!」ガバッ
大淀「ちょっ…何を…!?」
大淀「……すぅ…すぅ…」
〜〜
大淀「まさかあそこまで一気に意識を持っていかれるとは思わなかったわ…。」
明石「大淀との検証の結果、一度眠ったらベッドから落ちた程度じゃ起きないのは判明してるわ。」
大淀「全くひどい目に合わされたわ。それで例の話だけど…本当にやるの?」
明石「やるわよ。これから1時間は提督を好き放題できるのよ?こんな機会逃せないわ。」
大淀「…まぁ止めないけど。じゃ、お手柔らかにすましてあげなさいよ?お休みなさい。」
明石「はい、じゃあまた明日。」
バタン
提督「……」
明石「ふふふ、可愛い顔して寝てる…これからどうなるのかも知らずに…」
-
明石「すー…はー…すー…はー…すー…はー…」
明石「…ちゃんと聞いててくださいね提督♪」
明石「俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ」
明石「俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ」
明石「俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ」
明石「俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ」
明石「俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ」
明石「俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ俺は…」
……
提督「……んっ…あれ?俺は何してたんだ?」
明石「目が覚めましたか提督。今10時です。時報で起こせないのが残念です。」
提督「ええと確か…あ、そうだ、この安眠アイマスクってやつを使ったんだったな。」
-
明石「どうでした?使い心地は。」
提督「なんだろう。もっと眠っていたいんだけど、かといって無理矢理起こされた感じもしない不思議な感じだ。」
明石「長く眠られるよう調整も可能ですよ。」
提督「そりゃいいな」
明石「他には?」
提督「そうだな…うん、使い心地良いじゃん。これからも貸してくれるか?」
明石「それだけ?」
提督「それくらいかなぁ。」
明石「…むすぅ」
提督「どうした?」
明石「べっつにー」ツーン
-
提督「…?あ、そうだ。早速今晩寝るのに使ってもいいか?」
明石「あ、ダメです。一回寝ちゃうと効果が弱まるんですよ。最低でも半日くらいはインターバル空けないと。」
提督「そうか。じゃあまた明日お願いするよ。」
…
大淀「で、本当に睡眠学習とかやったの?」
明石「それをやるために作ったんだもの。やらないでどうするのよ。」
大淀「執務に支障が出ないなら別に文句はいわないけど、やることがみみっちいというか…」
明石「みみっちいとは失礼ね!不器用ながらに直向きな愛の形と言いなさい。」
大淀「で、一時間念仏を唱えた成果はあったのかしら?」
明石「…ま、まだ初日だもの。これから長いこと続けていけばいつかきっと効果が出るはずよ。」
大淀「それ以上の効果が見込めるとは思えないけどねぇ」
明石「どういう意味よ。」
大淀「いいえ別に…ただせっかく目の前に好きな人がいるんならもっとやるべきことがあるんじゃないのかなぁ、と思って。」
-
明石「やるべきこと?」
大淀「まずは服を脱がせるのよ。」
明石「!?」
大淀「冗談よ。冗談。」
…数日後…
明石「俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ」
明石「俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ」
明石「俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ」
明石「俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ俺は明石が好きだ俺は明石が好き……」
明石「はぁーっ…疲れるなぁ…」
提督「……」スヤスヤ
明石「全く…いつになったら私を好きになってくれるんですかー」
提督「……」スヤスヤ
-
明石「安らかな顔して寝ちゃってさぁ。日ごろから私のことコキ使うのが当然みたいな言いぐさであれこれ仕事任せて。」
明石「全く、秘書艦冥利に付き過ぎて嫌になっちゃいますよーだ!」ホッペグニグニ
明石「そのくせ全っ然私にアプローチらしいアプローチもしてくれないんだから!」
明石「ダメな提督です。ダメダメです。」
明石「…だからずっと私が面倒見てあげたいんだけどなぁ。」
提督「……」スヤスヤ
明石「……本当に寝てるのよね?」
提督「……」スヤスヤ
明石「って、大淀が妙なこと言ったせいで変に意識しちゃうじゃない!!」
提督「……」
明石「……」チュッ
明石「っ…」////
-
明石「…誰も見てないし、バレないバレない。」
明石「大淀の服脱がしプランに比べたら全然マシよね。」
明石「……」ガッツポ
明石「おやすみなさい、提督。」
…2週間後…
提督「んっ…はぁ……」
愛宕「あら?お疲れかしら提督?」
提督「いや、そんなことはないぞ?明石のおかげでな。」
愛宕「明石のおかげ?」
提督「実は最近安眠グッズを作ってくれたからな。」
明石「え、えぇ。」
愛宕「へぇ〜やるじゃない明石!今度私にも貸してくれる?」
明石「えーと…それはちょっと…?」
-
愛宕「えーなんでよー。」
高雄「あなたはいつでもどこでもホイホイ寝られるから大丈夫でしょうが。」
愛宕「そ、そんなことないわよ!この前の休暇ではよく眠られなかったからアイマスクとか使って…」
提督「まさか昼寝しすぎて目が冴えたとかじゃないだろうな。」
愛宕「そんなことは…あるかも…」
高雄「全くだらしないんだから。」
提督「ははは、愛宕らしいな。」
明石「そ、そうですね…」
一同「はっはっはっはっはっは!」
明石「あはは、はははは……」
大淀「……」
…
大淀「睡眠学習の方は成果が出てるのかしら?」
明石「聞かないでよ。これからよこれから」
-
大淀「…まだやってるのね。」
明石「そうよ。絶対に好きになってもらうんだから。」
大淀「で、まだ念仏唱えてるだけなの?脱がしてないの?」
明石「ぬ、脱がすわけないでしょ!そんな破廉恥な真似して何の意味があるのよ!」
大淀「そう。」
明石「大体提督はうんともすんとも言わないんだから。何したって何も起きないし、面白くもなんともないわよ。」
大淀「へぇー…」
明石「な、なによその目は。」
…
明石「提督ー!安眠アイマスク持ってきましたよー!」
大淀「あら本当に時間通りなのね。」
提督「おお、ありがとな明石。」
明石「な、なんで大淀がここにいるんですか?」
-
提督「あー…じつはちょっと相談に乗ってもらってて…」
大淀「提督に護衛退避ばっかり使わないようにお願いしに来たのよ。」
提督「!?」
明石「あーなるほど。それなら納得。」
提督「お、お前らなぁ…」
大淀「では失礼します。明石も失礼の無いようにね。」
明石「今思い切り失礼なことを言ってたような…ま、いいか、はい、時間セットしておきましたよ。」
提督「………」
明石「どうしました?」
提督「何でもない、助かるよ。明石。」
明石「では私も失礼します。」
-
…5分後…
ガチャガチャ カチャン
明石「お邪魔しまーす…提督、寝てますかー?」
提督「……」zzz
明石「寝てるんですよね?」トントントン
提督「……」
明石「戸締りよーし。もちろん人目もよーし。」
明石「では、ちょっと失礼します…」
ガバッ
明石「提督!提督!提督!提督ぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!提督提督提督ぅううぁわぁああああ!!!あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!好き好き好き好き好き好き好き!世界中の大好きを集めてもあなたに届けたい思いに足りないのおおおおおおおおおおおおおお!ちゅうううう、じゅるっ!んっ、くちゅ、ちゅる、ずぅ、ぢゅるるるん、はぁんっ!んっ、じゅる、はふぅ、ちゅっ、ずちゅ、ちゅっ、ちゅっ、はぁん♥んっ、ぢゅるるるるるっ!ちゅるる♥ん、ちゅうううううううううう…ぷはぁ、はぁ、はぁ…しゅき♥しゅきしゅき ぃ♥憧れ 抜錨未来絶望喪失別離幾つもの悲しみと海を乗り越えてでもあなたの元に帰ってくるくらいしゅきしゅきだいしゅきいいいいいいいいいい♥♥すーはーすーはー!れろれろぢゅるるるるる――――」
-
……
明石(はぁ…昨日も素晴らしかったわ…♥)
明石(それなのに…それなのに……)
明石「むっすぅ…」
愛宕「随分ご機嫌斜めな顔してるわね〜。」
明石「今日は提督が参謀本部に行ってるんですよ。」
愛宕「寂しいの?」
明石「もちろんで…ってそうじゃなくて!その護衛がなぜか大淀なんですよ。残っためんどくさい執務は秘書艦の私に丸投げして!」
愛宕「それだけ信頼されてるってことじゃないのー。」
明石「それはそうかもしれませんけど…今晩も睡眠学習できるって思ったのに……」
愛宕「どうかしたの?」
明石「な、なんでもないです!それより何か用ですか?」
愛宕「ええ、例の安眠アイマスクってやつ貸してくれない?今日、提督が使わないなら空いてるでしょ?」
-
明石「え…まぁいいですけど。」
愛宕「いやー助かるわ〜」
明石(提督との目くるめく一夜がおっぱいオバケの安眠に化けたかぁ…)
…
明石(まぁそんなこともあったけど、予定より早く提督が帰ってきてくれたのはラッキーだったわ。)
明石(これで今日もまた睡眠教育を…えへへへへへ……)
明石「というわけで、アイマスク返してください愛宕。」
愛宕「ふぁぁぁ…うん、ありがとうね…はいこれ。」
明石「…お疲れですか?」
愛宕「二度三度寝したら上手く寝付けなくって…」
明石「へぇ〜大変でしたね〜…ってええ!?」
愛宕「ん?」
-
明石「二度寝ってなんですか二度寝って!?そんな簡単に起きるような代物じゃないはずですよ!?」
愛宕「そういわれてもしちゃったもんはしちゃったし…」
明石「何の理由があって一度目が覚めたんですか!?絶対に理由があるはずです!!」
愛宕「うーん…でもちょっと事情がなくはないかしら?」
明石「な、何があったんですか!?そもそもどうしてこれを使うことになったんですか!?」
愛宕「えー、そこから?ま、まぁいいけど…」
……
愛宕「ほんっとうにお願い!今日だけでいいから!今日だけ一緒に寝て!!」
高雄「いい年こいてホラー映画見て寝れなくなるなんて…んなもん布団被ってりゃいいでしょ?」
愛宕「布団の中が一番ダメなのよ〜。お願いだから一緒に寝させて高雄お姉ちゃーん!」
高雄「ああもう、わかったから!今夜だけよ?」
愛宕「ありがとー!」ギューッ
-
高雄「ああもう暑っ苦しい!一緒に寝るのは許すけど、とっとと寝なさいよ!」
愛宕「その点は大丈夫よ!秘密兵器があるの!」
…
愛宕「んっ…ダメだって…いくら夜戦が得意だからってあんなのは…」ズルズル
高雄「ギリギリ」イライラ
愛宕「魚雷なんか効くわけが……あぁ…摩耶…そっちいったら……」ズルズル グルン
高雄「ちょっと愛宕」ユスリユスリ
愛宕「……」グルグル ボスン
高雄「愛宕!!」
愛宕「ふぇっ?…どしたの高雄?ダメよ夜中に大声出したら…」
高雄「人様に一緒に寝るように頼んでおきながら布団を完全にはぎ取って体に巻き付けた挙句のしかかるのは勘弁してくれないかしら?」イライラ
愛宕「あ…ごめんなさい…」
-
…
愛宕「ねぇ高雄…寝た?」
高雄「まだ起きてるわよ。」
愛宕「よかった〜」ニヘラニヘラ
高雄「よくないわよ。早く寝なさい。」
愛宕「はーい……」
高雄「……」
愛宕「ねぇ高雄?」
高雄「寝なさい。」
愛宕「……」
高雄「……」
愛宕「…ねぇ高雄ってばー!」
高雄「中学生か」
……
愛宕「って感じで、一回目が覚めた後全然眠れなくなっちゃって――」
明石「あ、あの…名前呼ばれただけで起きちゃったんですか?」
-
……
愛宕「って感じで、一回目が覚めた後全然眠れなくなっちゃって――」
明石「あ、あの…ちょっと大きな声で名前呼ばれただけで起きちゃったんですか?」
愛宕「え?…そうね。そうなるわね。」
明石「そ、そんなわけありませんよ!実験ではベッドから落ちてもまだ平然と寝てたんですよ!?それなのに声だけで起きるなんて……」
愛宕「そういわれても起きちゃったし…」
明石「大声で起きるんなら大淀もとっくに…」
愛宕「ところで実験ってどうやったの?」
明石「それはまず大淀をアイマスクで眠らせて、どこまでやったら起きるかを少しずつ試したんです。大声なんて初期の初期でクリアしたはずです。」
愛宕「あーなるほどー」
明石「何に納得してるんですか?」
愛宕「多分、大淀はその初期の初期の段階で目が覚めてたのよ。」
明石「はぁ!?」
-
愛宕「で、狸寝入りで実験結果を誤魔化したかったんじゃないかしら?」
明石「なんでそんな意味不明なことをするんですか!筋が通りませんよ!!」
愛宕「私が高雄に同じこと頼まれたら、同じようにして高雄のことからかって遊んでるでしょうねー」
明石「ああ筋が通ってしまった!!」
愛宕「まぁ普通にしてれば普通に眠れるんだし、何ら問題はないでしょ。」
明石「普通にしてれば…普通にしてれば……」
愛宕「どうしたの?」
明石「そんな…だって今までの提督、寝てたはずじゃ…あんだけ騒いでもうんともすんとも…そんな…そんなはずじゃ…」
愛宕「だ、大丈夫…?」
明石「これは大変なことに……!!」
-
…
バタンッ
明石「提督!!」
提督「…明石。」
明石「ごめんなさい!ちょっと話が合って……はっ!?」
明石(えちょっと待って後先考えずにこんなところに飛び込んできたけど何言えばいいのかさっぱりわかんないていうか言い訳できるような内容ないじゃん提督のことが好きすぎてちょっとだけエスカレートしちゃいましたてへぺろで済んだら憲兵はいらないのよヤバイヤバイまじヤバイマジヤバでチャケパネェわひょっとして球審案件かしら軍法会議ものかしらでもそんなのより提督に嫌われるのはやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだ)
明石「あの…ええと……話があって…話が……あるんですけど……」
明石「………ごめんなさい。」
ドンッ
明石「ピギィッ!?」
提督「てめえそんくらいで許されると思ってんのかああああああああああああああ」
明石「ご、ごめんなさい…!ゆ、許して下さ…」
-
…
明石「ゆ、許してぇ♥ひぃあぁあっ♥んぁああっ!提督、待って♥すごひ、すごいのおぉ♥」
提督「許さねえぞこら!!お前のせいで俺がどれだけ我慢したと思ってんだ!」パンパン
明石「ご、ごめんなさい♥あんな♥あんなことされて♥気持ち悪かったですよね♥ごめんにゃさいぃ♥」
提督「そうだよ!お前のせいで俺は連日ドロドロの夢精パンツ履かされてんだぞ!!気持ち悪くてたまったもんじゃねーよ!」パンパン
明石「ひゃあん♥ごめんなさい♥」
提督「毎度毎度おもっくそべたついた挙句に寸止めで終わらせやがって!!」パンパンパン
明石「だってわたし♥自信がぁ♥はぁあああん♥提督にぃ、しゅきになってもらえるか♥自信なくって♥」
提督「うるっせえ!!俺だってなぁ!俺だってなあ!お前のことが…!ああくそ!気持ちいい!!」パンパンパン
明石「わたし、んぁああっ♥こんなの、はじめてでぇ♥やぁ♥ひぁあああ、すごいひっ、ひあああん♥♥」
提督「はぁっ、はぁっ、はぁっ…!」パンパンパン
-
この同人誌すき
http://i.imgur.com/4rli9os.jpg
http://i.imgur.com/ctFfQDL.jpg
-
明石「提督の、提督のぉ♥きもち、い、いひぃっ♥いいですっ!おちんちんしゅごすぎぃ♥ 」
明石「ああああん♥もっと、もっと♥もっとしてぇ♥もっとしてくださいっ♥てーとくぅ♥♥」 ギュッ
提督「わっ、ば、馬鹿ッ…!足絡めんなっ!!ったくもう!」パンパンパン
明石「はぁん♥いいでしゅぅう♥んぁあぁあ♥♥はぁああんっ♥」
提督「はぁ、はぁっ!ああっ、すっげ締まる…っ!」バシンバシンバシン
明石「ぁあああっん♥激しっ♥提督♥はげしすぎましゅう♥しゅごっ♥しゅごしゅぎぃっ!」
提督「はぁっ、はぁっ…やばっ…」 バシンバシンバシン
明石「ひあぁあああぁぁ♥やぁああぁ♥♥提督♥はげしっ♥提督♥提督♥あぁあああ♥」
提督「っ…だ、出すぞ、このまま明石の中にっ…っ…!」
明石「いひでしゅ♥そのまま♥私も♥♥わたしイっちゃう♥イっちゃいますっ♥こんなされたらぁ♥しゅごしゅぎぃ♥♥」
提督「ぐぅ…明石っ、明石っ、明石っっ!!」
-
明石「イく♥イっちゃうっ♥あっ♥あっ♥あっ♥あっ♥だめ、や、も、ああああああああ――――――」
提督「くうぅっ…ああああっ!!」ドビュ ビュルルッ ビュルルルッ
明石「――――っ♥♥♥」
提督「はぁ、はぁ、はぁ…ぅぁ…」ビュルル ビュルル ビュル ビュル
明石「―――あぁ♥…提督の…中に出てる♥私の…中に…♥」
提督「はぁー…はぁー…」ズルン ビュッ
明石「あっ…♥私のここ…提督の、こんなにあふれてる…♥♥」コポォ ポタ ポタ
提督「っ…あ、明石ぃ!!」ビンッ
ガバッ
明石「きゃあっ♥」
-
〜少し遡る〜
大淀「淫夢を見た?」
提督「うん」
大淀「そんなもの今時誰でも見たことあるんじゃないですか?」
提督「そっちじゃなくて本来の意味の方。」
大淀「確かにうちにはたか…じゃなくて某重巡洋艦とか、かし…でもなく某練習艦とかサキュバスっぽいのはいくらでもいますね。」
提督「そうでもなくて…ちょっと事情が違うというか……なんと言えばいいか…」
大淀「はっきり言ってもらわないと相談に乗りようもないんですが…そもそもなぜ秘書艦の明石ではなく私に相談を?」
提督「…夢の相手が明石だからです。」
大淀「あーやっぱり。」
提督「やっぱり?」
大淀「いえ、こちらの話です。よかったじゃないですか、いい夢見られて。」
提督「そりゃ最初は嬉しかったんだけど、あんまりにも連日続きすぎてちょっとおかしいというか、色々と…支障があるというか。」
大淀「…ぷぷ」
-
提督「え、なんか変なこと言ったか?」
大淀「いえ、なんでも…しかしそれはいけませんね。試しに一旦明石から離れてみては?」
……
大淀「で、いったん鎮守府から出てみてどうでした?」
提督「…夢を見なかった。」
大淀「よかったですね。」
提督「いや、毎晩のように見てた夢を、明石がいなくなった途端に見なくなったってことは…あの、ひょっとして……」
大淀「では本人と話し合いましょうそうしましょう。」
提督「話し合うって何を話すんだよ。」
大淀「んなもん告白して夢の中の続きやりたいんですがどうですか、と聞くに決まってるでしょう。」
提督「はぁ!?お前何言ってんの!?」
大淀「ここはストレートに行くべきですよ。」
-
提督「そりゃ流石にそろそろ行動起こすべきかなぁとは思ってたけど、夢の続きってちょっと急すぎじゃ…」
大淀「そしてこれは話をストレートに進める魔法の水です。とりあえず飲んでください」
提督「聞けよ人の話を。で、なんだこの妙な茶色い液体?一応飲んで……ゴフッゴフッ!な、なんだよこれ!」
大淀「ストレートならウイスキーかと。」
提督「意味わかんねえよ!!」
大淀「一杯だけですよ一杯。一杯だけ飲んでちょっと気を大きくして明石に体当たりしましょう。」
提督「何を考えてんだこいつは…い、一杯だけだぞ!」
…
提督「ング…ング…はぁー…」
提督「……ヒック」
大淀「やはり一杯で出来上がりましたね。流石のアルコール耐性の無さです。」
提督「いや…別にそんなことは…ヒック…酔ってない酔ってない…」
大淀「これから明石の元に行ってどうするおつもりで?」
提督「小内刈りで押し倒す。」
大淀「頑張ってください。では失礼します。」
-
〜〜
大淀「ま、これが昨日あったことの顛末よ。まさかあなたが先に詰め寄るとは思わなかったけど」
明石「言いたいことはそれだけかしらこの駄眼鏡艦…!!」プルプル
大淀「胸倉掴むのはやめなさい。」
明石「あ、あなたがハメたせいで私が…私がどんな思いを…!」
大淀「えー?あなたをハメたのは私じゃなくて提督じゃない。」
明石「っ…」
大淀「むしろ私のおかげで提督としっぽりずぶずぶできたんだから感謝されこそすれ文句を言われる筋合いはないわ。」
明石「ぐぬぬぬ…」
大淀「毎回毎回あと一歩を踏み出そうとしないあなたは、提督への想いを自覚したときからずっと目を開けたまま眠り続けていたの。」
大淀「そんなあなたの目をさましてあげることこそ、昔からずっと最大の友達で居続けてくれるあなたに果たすべき私の役目なのよ。」
明石「それ本性隠し持ってる奴のセリフじゃないのおおおおおおおお!!」
-
大淀「嘘はついてないわよ。クスクス」
明石「あんなことになっちゃって提督がもし私のこと嫌いだったらどう責任取るつもりなのよおおおおおおおおおおおおおお!」
大淀「うーわまだ自覚してないのかこいつ。めんどくさいなぁ。」
明石「ああああああああああああん提督うううううううううううううう」
……
大淀「というわけでもう面倒なのでとっととあの子のレベル99にしてください。」
提督「や、やってるよ頑張ってるって!!」
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完
明石はいつも狂言回しに使ってばっかりで申し訳なかったので書いてみたかった(小並感)
明石純愛路線も流行ってほしい
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あっ、やっと……恋が走り出したんやな……
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最後がハッピーエンドでよかった(小並)
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>明石「………ごめんなさい。」
>ドンッ
>明石「ピギィッ!?」
小内刈りで体を打ち付けていたのか・・・
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シルバーマン大淀
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久々に明石の薄い本で抜いてみようとおまいます
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こういうのがいいんだよこういうのが
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こういう明石も可愛いので増えて
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>>41
デューラーの手のエピソードかな?
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やったぜ。
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やはり黒幕は大淀
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最高だった
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淫夢のくだり草生えた
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明石もだけど愛宕がかわいかった(小並感)
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