しかしある日突然現れた謎の女に"金の呪い"をかけられてしまう！
"金の呪い"とはすなわち、金を扱うと死んでしまう呪い。
金利を受け取るどころか、チロルチョコ一つ買うことすらできなくなってしまったのだ。
事実上の廃業および無一文。悪党であり身寄りもないオレを助けてくれるヤツなどいるはずもなく、
あっという間に行き倒れてしまったオレ。そこに手を差し伸べたのは、立派なヒゲをたくわえた見知らぬオッサンだった。
オレの事情を知ったオッサンはニヤリと笑ってこう言った。
「ウチの屋敷で働いてみませんか？ ま、他に行くあてもないでしょうが」
連れて行かれたのは今まで見たこともないような大豪邸。オッサンは大財閥の豪邸に勤める執事長だったのだ。
そして訪れた、強烈な個性を放つ令嬢姉妹との運命的な出会い。
元より選択肢のないオレは、衣食住を保証される代わりに豪邸の執事、
および令嬢姉妹のパシリ……もといボディーガードとして24時間働くことに。
でも待ってくれ！ ケンカも弱く学もないオレの武器なんて"ずる賢さ"だけだぞ！？
こうしてオレの破天荒な執事ライフが始まった！ でも問題は次から次にやってきて……
お嬢の不登校！？ 暗殺者騒動！？ オレの商売敵まで登場するの！？ ぜんぶ"ずる賢さ"で乗り越えてやる！
・座って食べると楽
・肉って実は両面焼ける
これを超えるインパクトが欲しい
そこ抜かすと完全にハヤテのごとくになっちゃうからね、しょうがないね