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マシュ「先輩が風邪!?」
1名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/03/21(火) 00:33:46 ID:BzcJkhRc

 ※1.5部後
 

 マシュ「それは本当ですかダ・ヴィンチちゃん!?」

 ダ・ヴィンチ「ああ。今回の特異点は彼の精神になかなかクる場面が多かったしね。あとはあそこが常に夜だったのも結構大きい。いくら耐毒スキル(仮)があるとはいえ、バイオリズムの狂いばかりはどうしようもないからね」

 マシュ「それで、先輩の容態は!?」

 ダ・ヴィンチ「そこは大丈夫。幸い軽いもので済んでいるよ。数日もあれば元気になるさ」

 マシュ「そうですか……」

 ダ・ヴィンチ「ま、とりあえずは彼の復調まで何事も起こらないことを祈るばかりさ。まだ戦えるマスターは彼だけなんだから」

 マシュ「……ダ・ヴィンチちゃん」

 ダ・ヴィンチ「うん?なんだい?」

 マシュ「ここにわたしが個人的に貯めておいたマナプリズムが100ほどあります」

 ダ・ヴィンチ「あーお姉さん天才だからわかっちゃったぞー?これはロクでもないことを提案される流れだなー?」

 マシュ「これで先輩の体調不良を今後誰にも話さないことを約束していただけますか」

 ダ・ヴィンチ「……ああ、うん。まあそれは構わないが───」

 マシュ「ありがとうございます!では、わたしは急用ができましたのでこれで失礼します!!」

 ダ・ヴィンチ「……行ってしまったか。ま、いいか。約束は守るさ。しかし───」

 ダ・ヴィンチ「───私は“このことを話すのはキミが最初だ”なんて、言ってないんだぜ?」

2名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/03/21(火) 00:34:23 ID:BzcJkhRc

 マシュ「急がないと。口止めはできましたが他の方々が嗅ぎつけるのは時間の問題……」

 マシュ「その前に先輩のおそばで看病をする権利を独占してみせます!!」

 マシュ「とにかく先輩のお部屋に……」

 ???「む?そこにいるのはマシュではないか。そんなに急いでどこへ向かっている?」

 マシュ「え!?あ、あなたは……ネロさん!?」

 ネロブライド「うむ!マスターの部屋に向かおうと思って歩いていたら貴様の姿が見えたので声をかけてみた。何事かあったか?」

 マシュ「い、いえ、そういうわけでは。そういうネロさんはなぜ先輩のお部屋へ?」

 ネロ「なに、マスターがシンジュクから帰還してからなかなか二人きりになる機会がなかったのでな。せっかくなのでゆっくりと愛をローマ的に語り合おうと」

 マシュ「ダメです。却下します」

 ネロ「なんと!?むぅ……よもや皇帝である余がここまで真正面から考えを退けられるとは……。しかし!今の余は皇帝であると同時に花嫁!我が愛をそう簡単に止められるとは思わぬことだ!!」

 マシュ「(くっ……早々に厄介な人に捕まってしまいました……!この方を先輩のところまで行かせてしまえばわたしの計画はおろか先輩の体調も悪化は必至……!)」

 ???「ちょーーーーーーっと待ったーーーーーーー!!!」

 ネロ「む!?」 

 マシュ「えっ!?こ、この声は!?」

 タマモちゃんサマー「ぜぇ……ぜぇ……。ネ、ネロさん!勝手はそこまでです!」

 ネロ「なんだ、キャス狐ではないか。まだいたのか、貴様」

 サマモ「そりゃいるっつーの!あんなので納得できるわけないでしょうが!!あとキャス狐って言わないでください!今の私はランサーですので!この槍(パラソル)が目に入らぬかー!」

 マシュ「あ、あの……。どうされたんですか、サマモちゃん?」

 サマモ「ああ、マシュさん。いえね、この破廉恥白フリル皇帝と『どちらがマスターの正妻にふさわしいか女子力で勝負!』ということになったんですが……」

 ネロ「だから見せたではないか。余の女子力の発露たる『星馳せる終幕の薔薇』を」

 サマモ「いきなり宝具ブッ放す女子力があってたまりますかーーー!!相性考えてくださいまし!割とマジで私死にかけましたよ!?」

 ネロ「なんと……。我が(ローマ系)女子(特有の圧倒的武)力では不足と申すか。むつかしいな……」

 サマモ「なにか意思伝達に致命的な齟齬が発生している気もしますが……。なんにせよ!さっきのアレは無効です無効!仕切り直しを要求します!!」

 ネロ「……仕方あるまい。マスターと穏やかな時を過ごすためにも後顧の憂いは断たねばならぬのはローマ的にも明らか。よかろう!その勝負受けてたとう!!」

 サマモ「そういうわけなのでマシュさん!このバカ王は借りていきますのであしからず!」

 マシュ「は、はい!どうぞご自由に!」

3名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/03/21(火) 00:34:53 ID:BzcJkhRc
 マシュ「ふう……。予想外の妨害に合いましたが、改めて先輩のところへ───」

 ???「あら、マシュじゃない。どこへ行くの?」

 マシュ「あ、あなたは……イシュタルさん!?」
 
 イシュタル「随分と急いでいたみたいだけど……。何か催し事かしら?それなら私も」

 マシュ「い、いえ!カルデアは至って平常運転です!……イシュタルさんはこんなところで何を?」

 イシュタル「暇だからちょっとマスターの顔を見にでも行こうかと思ってね。今回は非常に不本意ながら戦いに参加できなかったし。あ、別に心配してるとかそういうんじゃないのよ?ホントに。マジで」

 マシュ「そ、そうなんですか……」

 マシュ「(くっ……またも厄介な人が!女神的ツンとデレの波状攻撃を受けては、ただでさえ弱っている先輩は……!)」

 ???「こんなところにいたか、り……、もとい女神イシュタル」

 イシュタル「げっ」

 マシュ「エミヤ先輩!」

 エミヤ「ああ、マシュも一緒だったか。すまないが私はこの女神に用がある。少し借りていくぞ」

 イシュタル「……私には貴方にこれっぽっちも用がないんだけど?前から思ってたけど、女神相手にちょっと無礼すぎ───」

 エミヤ「───君の私室を藤……、ゴホン、ジャガーマンが占拠していても、かね?」

 イシュタル「はぁ!?な、何よそれ!?」

 エミヤ「何故かはわからないが、どうにもいたく気に入ってしまったらしくてね。私一人では手に余るので部屋の主である君に助力頂こうと思ったのだが」

 イシュタル「……ああもう!わかったわよ!行けばいいんでしょ、行けば!私だって苦手なのに……」

 エミヤ「感謝する。……さあ、マシュ。今のうちにマスターの部屋へ」

 マシュ「え?え、エミヤ先輩?」

 エミヤ「君が急いだ様子だったのでね。おおよそ予想はつくさ。彼女のことは私が引き受ける。……と言ってもそう長くは足止めできないだろう。用事は早めに済ませるといい」

 マシュ「……ありがとうございます!感謝します!」

 エミヤ「……行ったか。やれやれ、マスターも大概女難の相を持っていると見えるな」

 イシュタル「ちょっと!ぐずぐずしないで!さっさと行くわよ!」

 エミヤ「ああ。……オレも言えた義理じゃないか」

4名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/03/21(火) 00:35:22 ID:BzcJkhRc

 マシュ「はぁ、はぁ……よ、ようやく先輩のお部屋の前にたどり着きました……」

 アストルフォ「あれ、マシュ?どうしたの、こんなところで?」

 デオン「マスターに用事かい?」

 マシュ「ロォォォォォド!!キャメロットォォォォォォォォォ!!!!!」

 アストルフォ「ちょ!?いきなり宝具って!?」

 デオン「待つんだ、マシュ!第一君は今はサーヴァントとしての活動は休止中のはずだろう!?」

 マシュ「く……、やはり都合よく魔力は戻りませんか……」

 アストルフォ「あーびっくりした……。もー!いきなりなんなのさ!ボクらがなにしたっていうの!?」

 マシュ「……いえ、失礼しました。その、思わず過敏になっていたというか……。お二人はここで何を?」

 デオン「ああ、マスターが体調が優れないと聞いてね。なんでもアストルフォがいい方法があるとかで」

 マシュ「アストルフォさんが?いったいどのような……?」

 デオン「そういえばまだ僕も聞いていなかったな。アストルフォ、どうするんだ?」

 アストルフォ「いやー、マスターの国では風邪の時はお尻にネギ?を挿すらしいんだけどね?食材庫に見当たらなかったから代わりにボクのアレをマスターのお尻に───」

 マシュ「わかりました。ダ・ヴィンチちゃんのところへ行きましょう。大丈夫、ちょっとマナプリズムになるだけですから」

 アストルフォ「極刑!?」

 デオン「当たり前だろう……。そういうことなら私も出直させてもらう。同類にされてはかなわない」

 アストルフォ「あー!ひとりだけイイ子ぶって!デオンだって興味あるでしょ!」

 デオン「……………………………………ない!!」

 マシュ「よくわかりました。おふたりとも、これまでお世話になりました」

 デオン「ま、待ってくれ!僕は本当に純粋に───」

 アストルフォ「『お尻に興味が』?」

 デオン「違うッ!!」

 マシュ「とにかく、おふたりは危険です。霊基変換はともかく、早々にこの場から退去を───」

 ???「何事ですか。病人のいる部屋の前で騒々しい」

 マシュ「あ、あなたは……ナイチンゲールさん!?」

 ナイチンゲール「マシュ・キリエライト……それにシュバリエ・デオン、アストルフォ。これ以上騒ぐようなら実力で排除しますが?」

 マシュ「す、すみません……。でも、あなたがどうしてここに……」

 ナイチンゲール「病人がいるところに私がいるのは当然でしょう?すでに治療は我々が終えています」

 マシュ「我々……?」

 ブーティカ「こらこら、具合が悪い子がいるんだから、みんな静かにね?ちょうど眠ったところなんだから」

 マシュ「ブーティカさん……!あなたも先輩の看病を?」

 ブーティカ「そう。……といっても私はお医者様じゃないからそのあたりのことはナイチンゲールさんに任せちゃったけどね?私は料理を作って、寝かしつけてあげただけだよ。彼女にウドン?っていうのをを教えてもらったしね」

 武蔵「いやー、私うどんを食べることに関しては一家言持ちだけど、作るのはどうもねー。しかしちょっと教えただけであれだけのものが作れるとはねぇ。私が食べたかったくらいだよ」

 ブーティカ「はいはい、今度作ってあげるよ」

 武蔵「ホントに!?カルデア(ここ)に来てよかったー!マスターには感謝しないとね!……ところであなたたちはここで何してるの?」

 マシュ「え!?い、いえ……えっと……」

 ブーティカ「彼の看病に来たんでしょう?でも今言った通り彼、ちょうど眠ったところだから……」

 マシュ「……はい。先輩の安眠を邪魔するわけにはいきません。また改めて───」

 ブーティカ「───静かに、見守っててあげてね?」

5名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/03/21(火) 00:35:52 ID:BzcJkhRc
 マシュ「……え?」

 ブーティカ「やっぱり一番の薬は、目が覚めた時に大切は人がそばにいてくれることだからね。それはきっと、あなたが一番の適役」

 マシュ「ブーティカさん……。了解しました!マシュ・キリエライト、マスターの見守り任務に移ります!」

 ブーティカ「ふふ、お願いね……さて」

 デオン・アストルフォ「(ビクッ)」

 ブーティカ「さっき扉の向こうから聞こえてきた話からすると……ふたりにはちょっとお仕置きが必要かな?」

 アストルフォ「い、いやいや!ボクらもボクらなりにマスターの看病をと思って!ね、デオン!?」

 デオン「こ、このタイミングで私を同類のように言うな!お前と違って私は……!」

 ???「はい、喧嘩しない。こういうのは両成敗って相場が決まってるでしょう?」

 デオン「き、君は!?」

 エレナ「ちょうどエジソンとテスラが妙な発明品を作っててね。サーヴァントの実験た───ゴホン、協力者を2名ほど探しているの。協力して下さる?まあ拒否権はないんだけど」

 アストルフォ「今実験体って!実験体って言いかけた!うわーん!」

 デオン「くっ!間違いなく感電はする!なんで私までこんな目に……!」

6名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/03/21(火) 00:36:51 ID:BzcJkhRc
 


 ダ・ヴィンチ「……ま、人の恋路を邪魔するやつは───ってやつだよね」

 カルデアスタッフ「……あの、さっきから監視カメラや通信機で何を……?」

 ダ・ヴィンチ「やー、別に?───どこかの誰かさんの忘れ形見を見守っていただけさ。面白おかしく、ね」

 スタッフ「はあ……」



 おわり

7名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/03/21(火) 00:37:02 ID:xgnmWSKc
きのこエミュ兄貴ご無沙汰

8名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/03/21(火) 00:37:38 ID:D6ceTmjA
おーええやん
(登場人物引けるまで)なんぼなん?

9名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/03/21(火) 01:01:01 ID:wFwVH9hQ
たど先輩かと思ってヒヤヒヤしたゾ…

10名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/03/21(火) 01:13:40 ID:hvlVmObY
先輩のために奮闘するマシュちゃん好き

11名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/03/21(火) 01:18:00 ID:3TnlMO1M
>>9
今度余計なことを言うと口を縫い合わすぞ(コ)

12名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/03/21(火) 04:10:26 ID:7ZByvYCM
再現度が高い

13転生MUGEN者ロア:2017/03/21(火) 09:42:02 ID:???
良かった

14名前なんか必要ねぇんだよdmtm4:2017/03/21(火) 12:47:56 ID:???
相変わらずエミュ精度が素晴らしい

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