蒼龍「ううん、遠慮しなくていいよ 私と提督の仲だもん」
蒼龍「あー、けど皆には内緒よ？怒られちゃうし……ね？」
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蒼龍「そういえば提督って実家遠いんだよね？ひとり暮らししてるんだっけ？」
蒼龍「休日……まぁ提督業に休日見つけるの難しいけど今度の休日家に遊びに行っていいかな？」
蒼龍「……ここだけの話、提督にお弁当作りはじめてから料理にハマっちゃってさ 本格的なの食べてほしいんだけどお弁当に入れるのは難しいんだよね……ね？だからお願い！」
蒼龍「うーん、食べてもらうのは提督がいいかな」
蒼龍「ほ、ほら飛竜ってば何でも美味しいって言っちゃうし、だからといって味に厳しい人にはまだ早いしさ」
蒼龍「それに提督は男でしょ？やっぱり私だって艦娘だけど女の子だし男の人の好みに合わせたいしさ」
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蒼龍「……」ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
蒼龍「やっ！こんばんは また会ったね」ﾌﾌﾌ
蒼龍「休日に来る約束だったけどお互いの休日が合うことって難しいし
私のモチベが消える前に早く食べて欲しくてね！」
蒼龍「……あ、あれ？家は前にこの辺って言ってたよね？」
蒼龍「特徴あるアパートだからすぐ分かったし大家のお婆ちゃんに提督さんの部屋教えて？って言ったら教えてもらったんだけど……………」
蒼龍「あはは、セキュリティゆるゆるなんだね……引っ越しでもしたら？」
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蒼龍「美味しかった？良かったぁ……ねね、今度はこれ作ってもいい？」
蒼龍「べ、別に苦じゃないよ！」
蒼龍「それに毎日作りに来てるけど、それって私が悪いんじゃなくて提督の食生活がだらしないからでしょ？」
蒼龍「ホントありえない……コンビニ飯ばっかりだとお金もかかるし飽きちゃうでしょ？……なーにが男の手料理よ、カップ麺にご飯入れるだけじゃない……はぁ、また明日も作りに来るから」
蒼龍「あ、そうそう、これ朝ごはんも作ってみたの 朝もしっかり食べてよね……じゃあ、私帰るから」
提督にならなきゃならないんだよなぁ
蒼龍「まぁたしかに一食一食が手を抜いたの作らなくはなったけど別に金銭的に厳しいわけでもないし……」
蒼龍「というか三食作ってたんだね これもう家政婦さんみたいだね」ｳﾌﾌ
蒼龍「そうだなー……じゃあ提督の家お泊りしてもいい？」
蒼龍「べ、別に変なこと考えてるわけじゃないよ！ってか提督ってば何言ってんの！？」ｱﾀﾌﾀ
蒼龍「朝も出来立てほやほやの食べて欲しいし……あと私わざわざ提督の家まで来てるけど普通に距離あるからね？」
蒼龍「べ、べつに今のままでもいいよ！辞めるとかは無し！無し！！」
蒼龍「………うーん、提督が車で私の家まで迎えに来て提督の家行くのおかしくない？なにその手間……ってか夜お酒飲むでしょ？……まぁとりあえずお試しってことで明日止まりに来るから……今日は帰るね、じゃ」
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蒼龍「お、お邪魔しまーす」
蒼龍「……なんか違うじゃない？ご飯作りにくるのと泊まりに来るのでは……」
蒼龍「…………な、なに？……こっちずっと見てるけど…」
蒼龍「そういうことじゃないでしょ？……もー、いいから、私ご飯作るから、あっち行ってて」
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蒼龍「あのさ……提督ってもしかして家事苦手なの？」
蒼龍「私来るから急いで綺麗にしたみたいだけど……お風呂汚かったし…いつも洗濯物ごちゃごちゃだよね」
蒼龍「うーん、明日は私、昼からだから提督が家出たあと掃除しちゃってもいい？」
蒼龍「なんか気になっちゃうんだよね……ま、料理だけじゃなくて家事全般できるからね」
蒼龍「……はいはい、いつもはしっかりしてるっていつも私来てるじゃない…なんでバレバレの嘘つくのよ…」
蒼龍「それじゃ寝ましょ？……あはは、説教っぽくなって全然色気ないね……ね？提督が心配しすぎなだけでしょ？私と提督じゃそんな関係にならないって」
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蒼龍「なんだかんだで提督の家に週6は泊まりに来てるけど提督ってばグータラしすぎじゃない？」
蒼龍「私がお邪魔してるのに提督が邪魔じゃない…」
蒼龍「あ！そうだ！この前本で見たんだけど男の人って甘やかされるのが好きってホント？」
蒼龍「……説得力なさすぎ…この前耳かきしてあげた時ずいぶん気持ち悪い顔してましたよ？」
蒼龍「……というか提督ってば最近女の子にデレデレしすぎです、この前鹿島さんとお話してる時どこ見てたんですか？………鼻の下を伸ばすって顔そのまんまでしたよ…鹿島さんだけじゃないですよ、鈴谷さんや加賀さん……色んな人にデレデレしちゃってみっともない」
蒼龍「じゃ、じゃなかった！話が脱線しちゃいました！」
蒼龍「私達は別に付き合っても何でもないんでエッチなことはダメですけど男の人を甘やかしてみたいので私を抱き枕にしてみませんか？」
蒼龍「あ、頭おかしくなってませんよ！もー！！失礼です！」
蒼龍「冬は寒いですし人肌恋しくなりませんか？そこで温めあう方法で抱きしめあうことが大事らしいんですよ！」
蒼龍「……え、恥ずかしいんですか？」
蒼龍「皆カップルならしてることですよ？……というか提督って女っ気ありませんよね……私ずいぶんここに通ってますけど1回も女性のいた形跡見たことありませんよ」
蒼龍「……もしかして提督ってば童貞……」
蒼龍「お、怒らないでくださいよ、図星ですか？……はぁ、もういいです、じゃあ手を繋ぎながら寝ましょ？それなら大丈夫ですよね？……………エッチなことは絶対しませんからね」
蒼龍「ひゃっ、つめたっ！」
蒼龍「あー、こうやってお互いの温度が近くなっていくのが心地いいんでしょうね……なるほど、なるほど………って童提督には難しい話か……」
蒼龍「もーっ、怒らないでってば！……はぁ、ほら、もう意地張ってないでこっちきて体ギューッってしてあげますから……あ、エッチな気分になっても報告しないでくださいね？……提督とはそういうこと絶対しないので…約束ですよ？…………はい、ギューッ」ｷﾞｭｰｯ
蒼龍「……提督の体ってしっかりしてるね…………柔らかい？当たり前でしょ、女の子なんだし……ってかそういう感想ほんと童貞っぽい…」
蒼龍「はいはい、おやすみ、おやすみ」
いいゾ〜これ
蒼龍「私、一ヶ月前は料理作りに来てたんだけどなぁ……」
蒼龍「はいはい……こっちの布団きていいですよ」
蒼龍「……んっ」
蒼龍「これホントに提督気持ちいいんですか？……ふーん」
蒼龍「私から抱き枕誘ったのは確かですけど今みたいにひたすら私のおっぱい触って腰なすりつけてくることまで想定してたわけじゃないんですけどね……」
蒼龍「みっともないと思わないんですか？……私、部下ですよね？……部下のおっぱい服の上から堪能してお尻に股間ヘコヘコ擦り付けて……はぁ……鎮守府の子が見たら泣きますね」
蒼龍「まぁ別にこれくらいなら許してあげますよ？私も提督のお部屋片付けたり料理作らせて貰ってますから……ただ一線は越えませんからね？」
蒼龍「……まぁ、これはエッチなことじゃないですから」
蒼龍「はい？……イキそうなんですか？勝手にどうぞ……私の服に絶対かけないでくださいね…ってか提督の服にもかけないでくださいよ？洗うの私なんですから……」
蒼龍「そうそう…ティッシュにね？」
蒼龍「……はぁ」
蒼龍「最近つめたい？……どの口が言ってるんですか、普通の女の子はこんなことしてくれませんよ？」
蒼龍「はっきりいって私がいなかったら提督もうダメ人間じゃないですか……依存しちゃって」ﾆｺﾆｺ
蒼龍「……べ、別に笑ってないですよ」
蒼龍「提督は私の顔見る暇あるなら胸に顔うずめててください、ほら」ｷﾞｭｰｯ
蒼龍「んんっ/// ……柔らかいのは当たり前です、胸なんですから……はぁ、おやすみなさい」
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蒼龍「……もう一ヶ月ですよ？毎日毎日こうやってヘコヘコヘコヘコ腰なすりつけちゃって……猿ですね」
蒼龍「これ好き？……いやいや、当たり前です
それに私は好きじゃないですよ？」
蒼龍「そりゃあ私だって出し終えてスッキリしたのか知らないですけど
私の身体を本物の抱き枕みたいにギューッって抱きしめて私が提督のエッチなことしか考えてない頭をよしよしするのを好きじゃないって言われたら怒りますよ？」
蒼龍「はぁ……はいはい、ギューッってしてあげますよ、おやすみなさい」ｷﾞｭｰｯ
蒼龍「ここ鎮守府内だよ？……はぁ」
蒼龍「触るだけだよ？絶対出しちゃダメ……この後もあるんだから」
蒼龍「ん？…この後話があるって言ったの……喋るか触るかどっちかにしてよ……器用ね」
蒼龍「……満足した？…………あー、男の人は出さないとスッキリしないんだっけ？じゃあ今頭の中モヤモヤしてるんだ……」
蒼龍「落ち着いた？……抑えてるって……まぁいいや 大事な話があるの」
蒼龍「あのね……か、堅苦しいって……んー、まぁめでたい話だしいっか、あのね…………」
蒼龍「私彼氏できたから提督とこういうことするのもう辞めたいな……って」
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なったわ