サラ「大丈夫、きっとどこかで元気にしてます。あの団長さんが死んだりするはずないです」
ビィ「……だよな！ みんなそう信じてるからこそ半年間も一緒にあいつを探し続けてくれてるんだもんな！」
サラ「はい！ ……あ、もうこんな時間。私、今日はそろそろ寝室に戻りますね。おやすみなさい」
ビィ「おう！ また明日な！」
ビィ（……グラン、おまえ今どれだけ遠くにいるんだよ？ 何で黙って出て行っちまったんだよ……）
ビィ「……ん？ サラのやつ髪飾りを忘れて行ってんじゃねぇか。しょうがねぇなぁ、届けてやるか」
-サラの寝室-
ﾊﾟﾀﾝ…
サラ「……ふう。誰も部屋の近くに居ないよね」
サラ「よいしょっと……」ﾍﾞﾘﾍﾞﾘ…（←床板を剥がす音）
サラ「ふふ、お留守番ありがとう団長さん。縄、痛くなかった？」
グラン「だ……だひて……ここからだひて……」
サラ「あ！ またトレイの外にうんちしてる！ 駄目って言ったでしょ！ めっ！」
グラン「だえか……だえかたふけて……」ｸﾞｽｸﾞｽ
サラ「ふふ、誰もここには来ませんよ。それに一人で歩けない、まともにお喋りもできない団長さんの面倒なんて私以外に誰が見てくれるんです？」
サラ「私が一生飼ってあげますから、安心してください。ね？」
グラン「う……うぅう……」ｸﾞｽｸﾞｽ
サラ「ほら団長さん。今日は団長さんの好きなクルミパンを持ってきたんですよ。新鮮なミルクも！」
サラ「私の口の中で混ぜて柔らかくして、口移しで食べさせてあげますね」ｸﾁｭｸﾁｭ…
グラン「い……いやら……」ｸﾞｽｸﾞｽ
サラ「はい、あーん」
ビィ「お……おまえ……」
oving兄貴の同人でありましたね…
設定上最強だからヘーキヘーキ