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ビィ「くそう! マジメ君のやつどこに行っちまったんだよ!」
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-処刑広場・民衆の人混みの中-
カタリナ「……まさか……全部見捨てて一人で逃げ出してしまったのか……?」
ルリア「このままじゃソフィアさんが帝国の人達に処刑されちゃいます!」
ビィ「そうだぜ姐さん! それにソフィアのやつボロボロじゃねぇか! こうなったらオイラたちだけでも……」
カタリナ「早まるなビィ君! それでは奴らの思う壺だ! あれだけの数の兵の中に切り込むなど自殺行為に等しい!」
ビィ「で、でもよぉ……」
カタリナ「……今は……くっ……機会を伺うんだ……!」
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-処刑広場・斬首台付近-
フュリアス「ほぉら、斬首台までもうすぐだぞぉ? オラ歩けよ女ァ!」ゲシッ!!
ソフィア「ぐあっ……! はぁ……はぁ……ぅ……」ヨロヨロ…ドサッ…
フュリアス「ちっ、おい執行人! こいつを斬首台まで引きずっていけ!」
執行人「ハハァ……」ガシッ…
ズルズルズル…
フュリアス「――くく、準備完了だな。おい聞け民衆ども!」
フュリアス「あの無惨な姿の女は僧の身でありながら死刑囚マジメの脱走を幇助し、この島を大混乱と恐怖のどん底に陥れた!」
町民「な……あの女がやったのか!?」
町民「どうしてそんなことを……!」
フュリアス「我々の調査によるとあの女と死刑囚マジメは幼少期の1年間を共に過ごしていた。つまり十年以上前から水面下の繋がりがある!」
ソフィア(……そんなことまで……)
フュリアス「勿論それだけじゃない……二年前の惨劇はマジメだけでなくこの女も主犯格だったのさ!」
ソフィア「口から出まかせを言わないでくださいっ! あれは星晶獣ゴーが起こした悲劇です! 彼は無実で――」
執行人「何言ってんだよ」バキッ!
ソフィア「きゃあっ!!」ドサッ!
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フュリアス「さあ! この島の民に女の処遇を問おう! どうしたい!?」
町民「……処刑だ」
町民「処刑しろーーー!! 今すぐにだーーー!!」
町民「早く処刑してよ!! そのけがらわしい女をっ!!」
フュリアス「はははははっ!! いいだろう!! おい女、何か言い残すことはあるか?」
ソフィア「……ゼエンの教えに従って死ねるなら本望……」
処刑人「……」
ソフィア「……一人で旅していたころの私なら、そう言ったと思います。でも……」
ソフィア「今は死にたくない……死ぬのが怖い……」ポロポロ…
ソフィア「まだ知りたいことも……会いたい人も……多過ぎるの!」
フュリアス「あっははは! そうなんだ? 残念だね? 執行人ッ! 首を落と――」
処刑人「お前本気で……言ってるのか?」
ソフィア(え……?)「……勿論です」
処刑人「本気で言ったんなら……」
フュリアス(……様子がおかしい! まさか――)「全員今すぐ女を撃ち殺せ!! あの執行人ごとだッ!!」
帝国「「「「「は、はっ!!」」」」」チャキッ!!
町民「なんだ? あの執行人、兜を脱ぎ捨てて――」
ポイッ… ガシャンッ!
マジメ「俺は、その言葉に、応える」
ソフィア「――マジメさんっ!!」
フュリアス「ッ!! 撃てぇーーーーーっ!!」
パパパパパァン!!
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マジメ君の主人公力の高さすき
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ここで最終上限解放絵になりそう
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処刑人に扮して潜入し救出するという王道展開をマジメにこなすマジメ君すき
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フュリアスにデコピンしたい
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シュウウウウ…
フュリアス「ちっ、まさかあんな場所まで入り込まれていたとはな……。まぁいい、もう蜂の巣に……」
マジメ「何言ってんだよ」
フュリアス「な……何だとぉ!?」
帝国兵「馬鹿な!! まさか双剣で銃弾を全部斬り落としたのか!?」
帝国兵「何発、いや何十発撃ったと思ってる!!」
マジメ「ハチゴー」
ソフィア「……マジメさん、逃げてください……!」
マジメ「心配すんなって!」
フュリアス「斬り殺せっ!! 相手は一人だ!! 手負いも抱えてる!!」
帝国兵「「「「「うおおおおおっ!!」」」」」
マジメ(結構、やばいんすけど)
カタリナ「我が奥義お見せしよう! 『アイシクル・ネイル』ッ!!」ズドオオオオンッ!!
帝国兵「「「「「ぐああああああっ!!!!」」」」」
カタリナ「包囲に突破口を作った!! 早くソフィアを連れてこちらへ!!」
マジメ「うん」
フュリアス「くそっ!! 追えっ!! 追えーーーっ!!」
カタリナ「……マジメ殿、ソフィアは私が運ぼう」
マジメ「ああ、ありがとう」
ビィ「よし、逃げるぜマジメ君! 最後にあいつらに奥義をぶちかましてやれ!!」
マジメ「ああ」
帝国兵「逃がすかっ!!」
マジメ「やってあげるよ、剣が喜ぶような……。『ソロ・バイト(魔狼の一噛)』!!」ズバァァァァンッ!!
帝国兵「「「「「ぐああああああっ!!!!」」」」」
フュリアス「――畜生!! 逃げ切りやがった!!」
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執行人(女と処刑人が何か話し始めたと思ったらいきなり味方に撃たれた…)
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これはいいマジメくんクロススレ
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きっちり銃弾の数を数えるマジメさ
85点
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-森の中-
ルリア「ふう、ここまで逃げれば安心ですね!」
ビィ「ったくよぉ、マジメ君も思い切ったことし過ぎだぜ」
マジメ「ハハァ……」
ソフィア「ごめんなさい、皆さん……迷惑をかけて……あんなに危険な目にも遭わせてしまって……」
カタリナ「それは構わないさ。だがなぜマジメ殿の隠れ家から一人で脱け出したりしたんだ?」
ソフィア「……どうしても、あの日これを買いたくて……」スッ…
カタリナ「これは……」
ルリア「ぼろぼろですけど、この包装……もしかして誕生日の贈り物ですか?」
マジメ「お前、覚えていてくれたのか?」
ソフィア「……毎年、思い出してましたから」
マジメ「ありがとう」
ルリア「わあーっ! 素敵です!」
ビィ「へへっ! やったなマジメ君!」
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ソフィア「……でも、小さい頃にした約束はもう果たせそうにありませんね」
カタリナ(……確か『立派な大僧正様になってみせる』、だったか……)
ソフィア「こんな事態になってしまっては……もう私は大僧正どころか……僧として生きていくことすら許されなくなるかも知れない」
ソフィア「これじゃもう……何の為に生きていけばいいのか分からない……」
ギュッ…!
ルリア(はわわっ!? マジメさんがソフィアさんを抱きしめました!)
ソフィア「ま、マジメさん……?」
マジメ「俺の為に……生きろ!」
ソフィア「……マジメさん……」
ソフィア「……ううっ……ううううう〜〜〜……!」ポロポロ…
ルリア(……マジメさん! 男らしくてかっこいいです!)ガッツポーズ
マジメ「……」
マジメ「どうすればいいか分からない……」
ルリア「はわっ!?」
カタリナ「はは、おいおい。そんなに熱く抱きしめておいて今さらそれか」
マジメ「俺、どうすればいい?」
ビィ「へへっ! 頭でも撫でてやりゃいいんじゃねぇか?」
マジメ「うん」
ナデナデ…
魔物「グォォォォォォ!!」
ビィ「おっと! 空気の読めねぇ魔物だぜ! マジメ君、続きはこいつを倒してからだ!」
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マジメ君かっこよすぎぃ!!!!
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魔物くん、嫉妬で発狂
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マジメ君マジで主人公で草
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マジメ君もよじ登れ(主人公への)フェーンス!
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朴訥で有能な主人公
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口数は少ないが熱く先に身体が動く主人公の鑑
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主人公の鑑
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最後の魔物乱入が完璧すぎる
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マッジレすき
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大半の人を呼び捨てにするビィくんすら君付けしちゃうマジメ君マジ主人公
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ゴーを民衆の前で倒すんだよあくしろよ
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グラン君とジータちゃんどこいった
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GOは星晶獣の屑
ZEEN is GOD.
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>>9
(ゆるし亭ゆるして)
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ID:e061IdBsマジメ君説
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