■掲示板に戻る■ ■過去ログ 倉庫一覧■
【ガル鉄】 アキ「うちの学校の整備科に転校生が来たらしいよ」
-
※思いつきの単発です
ミカ「へぇ、うちの整備班は厳しいけど、戦力にはなりそうなのかい?」
アキ「なんでもMSの操縦もできるとか」
ビスケット「ああ、今朝うちのクラスに入ってきた人だよ、確かトロワって名前だったと思う」
ミッコ「どんな奴だった?」
ビスケット「なんか物静かで…オルガみたいな変わった前髪してたかな・・・」
ミカ「ビスケット、そのトロワという人はMSを持ってるのかい?」
ビスケット「それがね、どうやらガンダムタイプの機体を持っているらしいんだ」
昭弘「ガンダムタイプだと?」
シノ「それなら即戦力じゃねぇか!」
ビスケット「確かもうすぐ彼の機体が格納庫に届くらしいからちょっとみんなで見に行ってみようか」
-
〜格納庫〜
ウイーン ガガン
雪之丞「おい!そぉっと下せよ!そぉーっと!落としたらドカンだぞ!」
整備員「はい!おやっさん!!」 カタカタ・・・
オルガ「ほぉ、コイツはまるで動く武器庫だな・・・」
三日月「整備大変そうだね」
雪之丞「下手に触るなよ!格納庫が吹っ飛ぶぞ」
ガロード「こいつ、ロアビィが乗ってるガンダムにそっくりだぜ」
トロワ「世話をかけるがそれなり以上には期待に応えるつもりだ」
オルガ「いや、うちとしても願ったり叶ったりだ。それに射撃メインの機体がいてくれりゃミカも存分に前に出れるしな」
三日月「試合の時は後衛は任せる」
トロワ「ああ、よろしく頼む」
-
アキ「あっいたいた!おーい、オルガァ!」 ゾロゾロ・・・
オルガ「おお、お前らも見てみるか?すげぇぞこのガンダム」
ミッコ「へぇ〜これが新入りのガンダムかぁ」
ビスケット「腕にガトリングと・・・あの肩にあるのはミサイルかな?」
ミカ「いきなり騒がしくなって申し訳ないね。私は継続高校機甲道隊長のミカだ」
トロワ「トロワ・バートンとでも名乗っておこうか」
ミッコ「おお、ほんとにオルガみたいな前髪してるぞ!」
アキ「ミッコ!初対面の人に失礼でしょ!」
ミッコ「へへ、わりぃわりぃ気に障ったか?」
トロワ「気にすることはない。」
ミカ「髪型なんて他人にとやかく言われようと、自分の好きなように表現すればいいんだよ」
ミッコ「そうだよな、ごめんなトロワ。その髪型、決まってるぜ!」
トロワ「…特に褒められる必要もないが、悪い気はしないな」
オルガ「俺には何か無いのか」
ミカ「ふふっオルガはその髪型がオルガたらしめているのだから、変える必要はないよ」
オルガ「・・・?つまりどういうことだ?」
ミカ「そのままでかっこいいってことさ…」 ポロロン♪
オルガ「ヘッ…ヘヘッ///ミカに言われると照れるな」 テレテレ
アキ「はいはい、のろけはそこまでにして」
-
オルガと
-
〜練習場〜
ミカ「まずは練習用の戦車を配備してみたから好きに戦ってみてくれないかな」
トロワ「了解した」
継続生徒A「うう…まさか新型のガンダムを相手にするなんて…」
継続生徒B「だけど相手は一機、数はこっちの方が圧倒的に上なんだから包囲して撃墜すれば・・・!」
継続生徒C「よし、戦車乗りの意地を見せてやる!」
継続生徒D「いくぞ…!」
トロワ「・・・・・・・」
ガシャンガシャンガシャン・・・
シノ「おいアイツ戦車隊のド真ん中に突っ込んでいったぞ!」
昭弘「いくらなんでも無謀すぎる…」
ミカ「いや…あれが彼の戦闘スタイルなのかもしれない」
-
やっちまった・・・
オルガとミカの距離が縮まって良いゾ〜これ
-
継続生徒A「向こうの手持ち武器を使われる前に先制をとれば・・・!」
継続生徒B「わざわざそっちから突っ込んでくるなんてね!」
継続生徒C「包囲して叩けばッ!」
継続生徒D「もらったぞ、ガンダム!」
キュラキュラキュラ
トロワ「戦術的にみて、少数を倒すには、退路を断ち、集中砲火を浴びせた方が、確実な戦果をあげられる。
この場合、包囲・殲滅という作戦をとった相手の判断は正しい。だが…」
バカッ
継続生徒A「なっ!?胸にもガトリングが・・・!」
ドドドドドド・・・・
トロワ「こちらの戦力を把握する前に、行動を起こすべきではなかった」
継続生徒A「まずい全員散開!!」
継続生徒B「回避ッ!」
継続生徒C「だめだ、間に合わないッ!」
ボシュッ ボシュッ ボシュッ ボシュッ T-34、KV-1、BT-5、BT-7 戦闘不能
継続生徒D「くっそ〜やられたー!!」
-
アキ「おお〜みごとだね〜!」
ミカ「相当腕に自信がないとできない戦い方だね、三日月に似てるのかな」
三日月「うん、俺もこそこそやるよりはあの戦い方のほうが好きだよ」
オルガ「これで作戦の幅も広がる、かなりの戦力アップになるぜ」
シノ「おっし!今度は俺らが相手になってやるぜ!」
昭弘「火力は圧倒的だが、動きはそう速くない・・・やるぞ!」
トロワ「・・・・・・・・・・・」
シノ「よっしゃあ!!先手必勝!!」
前から距離を詰めてバトルアックスを振りかざす流星号
昭弘「挟み撃ちって形にはなるが・・・これも戦術だ!」
後方からもガンダムグシオンが迫る
トロワ「・・・・・」 ズアッ
クルクルクル・・・
シノ「んなっ!?なんだあの動きは!?」
昭弘「・・・!?」
アキ「飛んだ〜!?」
オルガ「MSで宙返りしただと・・・!?」
ミカ「すごい…まるでサーカスだね」
ドスンッ
トロワ「…いただく」
ドルルルルルルルル ドババババババ・・・・
シノ「げぇっ!!」
昭弘「ぐっ…!やられる…!」
ドォン ドォン
流星号 ガンダムグシオン・リベイク 戦闘不能
-
シノ「いってぇ・・・カーボンじゃなかったら死んでたぜ」
昭弘「あのガンダムは阿頼耶識でも付いてんのか・・・?」
ミッコ「すっげぇ!なんだあの動き!」
ミカ「おみごとだよ。期待以上だ」
アキ「かなりの戦力アップだよ!」
オルガ「ミカ、お前とも相性が良さそうだな」
三日月「うん、すごいな…前髪の人」
トロワ「・・・・終わったか」
-
これはカトルくんもこの世界に居ますね・・・
-
〜会議室〜
アキ「いやぁ〜すごかったよ!うちのMS二機相手に圧倒するなんて!」
ミッコ「なぁなぁ、あの宙返りってどうやってっんだ?」
シノ「そうだぜ!ありゃあ、ぜってぇ阿頼耶識使ってるだろ!!」
トロワ「・・・昔サーカス団に所属していた」
ミカ「…なるほど、それなら納得だ」 ポロロン
アキ「えぇ!?それで納得しちゃうの!?」
オルガ「やっぱりすげぇよミカは・・・」
-
カトル『もしもし、トロワ?そっちの学校ではうまくやっていけそうかい?』
トロワ「ああ、悪くはない」
カトル『そうか、それは良かった。僕もどこかの学校に編入しようか考えてるんだけど…』
トロワ「カトルの好きなように決めるといい」
カトル『うん、そうするよ。じゃあまたね』
-
完!
-
久しぶりのガル鉄いいっすね〜
-
乙ゥ〜
-
カトルはアンツィオ辺りにいそう
-
アンツィオ…ロラン…ミリシャ…グエン卿…あっ(察し)
-
アンツィオはドゥーチェの人柄のおかげで着々と強豪になってますね…
-
只でさえミサイル実弾撃ちまくり前提だからなぁ
弾薬補給的に継続は金銭面で更に火の車になるんじゃ?
ビスケットが頭を抱える姿が目に浮かぶ
-
ウィング勢はこの優しい世界で潜入して何を企んでるんですかねぇ…
-
高橋みなみ
fine-fashion.net/fzzi
■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■