DIO「フン……」
承太郎「おい、もういいからどこかへ逃げちまいな田所。テメーにはもう十分助けられた。スタンドも出せねー奴がこれ以上いても無駄だ」
野獣「出しちゃっていいっすか？」
ポルナレフ「出せんのかよ！！ じゃあもったぶらねーで早く出せッ！！」
野獣「緊張すると力出ないからね……」
ジョセフ「まったく、まさか今の今までスタンド能力を隠していたとは……」
アヴドゥル「日本で花京院に睡眠薬を飲ませた時から只者じゃないとは思ってましたが、とんだ拾い物でしたな」
野獣「で、出ますよ……」
ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞ……！
イギー(……ぜ、全身にレシートが貼りついたトカゲ顔のスタンド……！！)
ジョセフ「こいつが田所のスタンドッ！！ ならば名付けよう！！ 君のスタンドは『レシート・リザード』！！」
リザード「シュー……」
スタンド名：レシート・リザード
破壊力A スピードC 射程距離C 持続力E 精密動作性E 成長性D
ﾍﾟﾀﾍﾟﾀﾍﾟﾀﾍﾟﾀﾍﾟﾀｧ〜〜〜ｯ
ジョセフ「な……なんじゃあッ！？ リザードが全身のレシートを剥がして周囲に貼り付けまくっているッ！！」
ポルナレフ「あっコラ！ チャリオッツの剣にまで！」
アヴドゥル「あっ！！ DIOの方にもレシートを飛ばしたぞ！！」
ﾋｭｳｳｳｳｯ!!
DIO「フン、下らん！」ﾊﾟｼｲｯ! ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ…
花京院「くっ、レシートを破られたか……！」
野獣「ま、多少はね？」
DIO「終わりならこっちから行くぞッ！！」ﾀﾞｯ!!
ポルナレフ「くそっ、向かって来やがったか！！ チャリオッツの飛ぶ剣を食らえッ！！」ﾋﾞｭﾝｯ!!
DIO「かすりもせんわ！！ 死ねィこの汚物ッ！！」
アヴドゥル「逃げろ田所ッ！！」
野獣「ヌッ！」
ﾋﾞｭｳｳｳｳｳﾝ!! ｻﾞｸｳｯ!!
DIO「ぶげッ！？ な……馬鹿な！！ このDIOの腹からチャリオッツの剣が突き出ているだと！？ 一体何をしたキサマァ〜〜〜ッ！！」
ポルナレフ「どういうことだ！？ チャリオッツの剣がDIOの腹をブチ破って戻ってきやがった！！」
花京院「そのままたどちゃんの方へ刃が飛んできたぞ！！ 避けろたどちゃん危ないッ！！」
野獣「ちょっと刃あたんよ〜」ﾊﾟｼｲｯ!
イギー(ほぉ、まさか刃を素手でキャッチしやがるとはな。……いや違う、『そうなった』のか……！)
アヴドゥル「ハッ！！ よく見たら刃にレシートが！！ そうか、レシート・リザードは……！！」
承太郎「『レシートを貼り付けた物』を……文字通り『手中に収める』スタンドッ！！」
承太郎「かかってきな……DIO！！」
DIO「時よ止まれ！！ 『ザ・ワールド』ッ！！」
ｼｨｰｰｰｰﾝ……!!
ジョセフ「――」
野獣「――」
DIO「フ、フハ、フハハハハ！！ 他愛もない！！ このDIOとザ・ワールドの前には何人たりとも刃向うことはできんッ！！」
承太郎「――」
DIO「承太郎！！ 貴様は無数の投げナイフで全身を串刺しにしてくれるッ！！」
ﾋｭﾝﾋｭﾝﾋｭﾝﾋｭﾝﾋｭﾝﾋｭﾝ!! ﾋﾟﾀｱｱｱｱｯ!!
承太郎「――」
DIO「そして時は動き出すッ！！」ﾊﾟﾁﾝｯ!!
DIO「何ッ！？ 承太郎が一瞬で消えただと！？」
ﾄﾞｶﾞｼｬｱｱｱｰｰｰﾝ!!!!
承太郎「ぐっ……！！」
花京院「な……何だ！？ 何が起きた！？ 承太郎が急に消えたと思ったら……遠くの民家の壁に叩き付けられている！！」
ポルナレフ「大丈夫か承太郎！！」
野獣「大丈夫でしょ」
承太郎「勝手に決めんじゃねー……。だが助かったぜ、田所！」
DIO「何ッ、承太郎の服にレシートが！！」
ジョセフ「そうか分かったぞッ！！ 承太郎を能力で自分の方に引き寄せてDIOの攻撃から守ったのか！！」
アヴドゥル「とっさの判断でキャッチまではできなかったようだが……よくやった！！」
DIO「……こいつッ……まるでオレが何をするのかあらかじめ分かっていたかのような……！！ まさかッ！！」
野獣「タイムはどう？ 伸びた？ 伸びない？」
DIO「ふざけやがってッ！！ 貴様ザ・ワールドの能力に気付いていやがったなッ！！ ならば貴様から始末してやるこの下痢便が！！」
花京院「まずい！！ 逃げろたどちゃん！！」
DIO「もう遅い！！ 貴様のスタンドは物を引き寄せることしかできないスタンドッ！！ 自分自身を逃がすことは不可能！！」
ポルナレフ「うわああああ田所ォーーーーーッ！！」
DIO「ザ・ワールドで直々にそのみっともない腹をブチ破ってくれる！！ 死ねェェェーーーーーッ！！」
この煽り方すき
この使い方上手すぎませんかね
DIOの目からしてもうんこなんですね…
三人を助けたはずなので応援せざるをえないですねこれ…
DIO「何ィ！？ また消えただとォ〜〜〜ッ！？」
イギー（なッ！？ ど、どうやって……ハッ、あれは！！）
承太郎「建物の壁にレシートを貼っておいた……。これで借りは返したぜ、田所！」
ジョセフ「なんと！！ 田所よりはるかに重い建物に対してスタンド能力を使うことで相対的に自分の体を引き寄せたのか！！」
DIO「いないッ！！ 田所のヤツどこへ消えたッ！！」
野獣「こ↑こ↓」
DIO「何ッ！？ 背後を取られ――」
ポルナレフ「チャンスだッ！！ 決めろ田所ォーーーッ！！」
野獣「悔い改めて……ホラホラホラホラホラホラホラホラ！！！！」
DIO「ぶげぶごぶぐぶがぶぎッ……！！」
野獣「ホラホラホラホラホラホラホラホラッッッ！！！！」
DIO「ぶぐあァァァーーーーッ！！！！」
花京院「やったッ！！ DIOに怒涛のラッシュを叩き込んだぞ！！ ヤツが血まみれでフッ飛んでいくッ！！」
DIO「ぐはッ……く、苦しい……！！ だが甘いぞ田所ッ！！」
アヴドゥル「あ……甘いだと！？」
こんなスレでKEYMANの名前を見るとは思わなかった
承太郎「いや……『ちょうどいい』」
DIO「なッ……承太郎！？」
承太郎「『ちょうどいい』んだぜ……。何故ならッ！！」
DIO「田所キサマッ！！ ワザと承太郎のいる所までブッ飛ばしやがったなァ〜〜〜ッ！！」
野獣「嬉しいだろー？」
承太郎「この俺が直々にオシオキしてやれるからなッ！！」
DIO「うわああああああーーーーーッ！！」
承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラッ！！！！ オラァッッッ！！！！」
DIO「ぶげェェェェェェェェ〜〜〜〜〜ッ！！
ﾋｭｳｳｳｰｰｰﾝ!!!! ﾄﾞｶﾞｼｬｧｰｰｰﾝ!!!!!!!!
6部だともう少し複雑になる
エニグマだった
DIO「ぐうッ……う、動けん……！！ 力が入らな……」
承太郎「時間切れだ、DIO……！ てめーの敗因は……たったひとつだぜ……」
野獣「1か2ぐらいですね」
アヴドゥル「静かにしろ！」
ポルナレフ「っておい見ろ！！ 夜明けだ！！ 太陽が昇るぞッ！！」
DIO「ま、まだ死にたくな……GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAA！！！！！！」
ｼｭｳｳｳｳ…!!
承太郎「てめーは俺を怒らせた」
-DIO 死亡-
はっきりわかんだね
イギー「フアァァァ〜……」ﾑﾆｬﾑﾆｬ
ジョセフ「いやー、一時はどうなることかと思ったわい！」
野獣「ぬわああああああん疲れたもおおおおおおん」
花京院「フフッ、無事に全員生き残れてよかったですね。スタンドに目覚めて日が浅いとは思えない見事な戦いぶりでしたよたどちゃん」
アヴドゥル「ヴァニラアイスとの戦いも君がいなければ全滅だったかも知れない。改めて礼を言うぞ田所」
野獣「もういいよ。ヤバいヤバい」
ポルナレフ「おいおい顔が真っ赤だぜ田所ォ〜！ どんだけ照れてんだよォ〜！」
承太郎「フッ……」
ジョセフ「ハッハッハ！！」
ﾜｰｰｰｰｯﾊｯﾊｯﾊﾊ!!!!!!!!
ポルナレフ「だなァ。あのレシートを使えば意中のあの娘のハートも手中にィ〜、なーんて……」
野獣「やりますねぇ！」
ポルナレフ「え？ あ、おい！ 急に走り出してどこに行くんだよ田所！」
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ…!
地元女性「はいどうぞ！ 当店自慢のアイスティーですよ旅行者さん」
遠野「いただきまーす」
野獣「！！ 勃ってきちゃったよ……」
花京院「何だ？ どうやら目に付いた一般人の方へ向かっているようですが……ってまさか！？」
野獣「で、出ますよ……」
ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞ…!
リザード「シュー……」
アヴドゥル「ああっ！！ レシート・リザードを出したぞ！！ あの男ポルナレフの冗談を真に受けたのか！！」
野獣「フゥン！！」
ﾍﾟﾀｧｯ!!
遠野「ちょっと！？」
ポルナレフ「レシートを背中に……って男の方に貼んのかよ！！」
野獣「お前のことが好きだったんだよ！」
ジョセフ「コラッ！！ 何を考えとるんじゃ田所！！ やめんかーーーッ！！」
野獣「ヌッ！！」
ポルナレフ「ああっ！！ あいつ本当に能力を使いやがった！！」
地元女性「きゃあああーーーッ！？ なに急に服を脱いでるのこの人ォーーーッ！？」
遠野「何してんすか！？ やめてくださいよ本当に！！」ﾎﾞｶｯ!!
野獣「ファッ！？」
花京院「ってシャツが脱げただけじゃないですか！！」
ジョセフ「当たり前じゃ！！」
野獣「クゥ〜ン……」
ﾊﾞﾀｰﾝ!!
アブドゥル「まったく……スタンド使いとしても大人としても前途多難だな」
承太郎「やれやれだぜ」
イギー「zzz……」
第3部・完!!
＞野獣「タイムはどう？ 伸びた？ 伸びない？」
自分もここすき
これは是非ともまとめて欲しいスレ
それにしてはキャラが濃すぎじゃないですかね・・・
『世界』の遠野が並行世界から現れそう
上手くギャグシーンとキャラ性に置き換えた演出すき
ジョジョキャラの特徴の掴み方
隙のない語録回しの上手さ
スタンド及びバトル展開の面白さ
ジョジョらしく、読後感の良いギャグ
凄すぎる
114514点
ところどころさん！？
３部の仲間が生き残ってるからどうにかなりそう
偶然吉良吉影が人を爆破するところを目撃したイギーが仗助達に吉良の正体を知らせるため孤軍奮闘するみたいな展開がありそう
+114514点
こんな汚いメアリー・スーがいてたまるか
やっぱり野獣先輩は女の子じゃないか(歓喜)
イキ顔で爆発してるとこを想像した
訴訟
幽霊のおねえちゃんもどん引きですよ 神
メアリー・スーの男性版はゲイリー・スーと言うそうです
「ゲイ」リー・・・あっ（察し）
タイムはどう？ 伸びた？ 伸びない？の使い方がウマスギィ！
ゲイリー・クーパー「は？(威圧)」
淫行のためなのか洗脳から解き放ったのか
やっぱりたどちゃんがナンバーワン