郵便屋「郵便でーす」
大井「はーいごくろうさま〜」
郵便屋「こちらにサインお願いします。……彼氏とかいらっしゃらないんですか？」
大井「え、そんなん関係ないっしょ」
……
大井「こ、これは…！！『クッキングアイドル間宮さんお料理トークライヴ』のチケット…！」
大井「し、しかも今回のライヴ限定特別間宮羊羹をもれなくプレゼント（お一人につき一個）ですってえええ」
大井「まさか本当に当選するとは…！ファンクラブに入会してよかった…！！」
大井「生きててよかったぁぁ――！！神さま仏さま北上さま！ありがとーーー！！」
あまりの嬉しさに、大井はその日のうちに改二になったという。
大井「映画ですか！？（北上さんからデートのお誘い！！！）」
北上「やったね〜、『うすべに桜子監督作品―金剛石狂想曲―』の試写会ペアチケット当たったんだ〜」
大井「北上さんとデート♪行きます行きます（食い気味）」
北上「よかった〜恋愛映画を独りで見に行くのは気が引けるから誘ってよかったよ〜じゃあ来週の土曜ね〜」
大井「はい♪（北上さんと恋愛映画…！見終わった後はもちろん…）」
大井「（北上「大井っちのことが好きだったんだよ」）」
大井「（はい！あたしも北上さんが好きだったんです！二人は幸せなキスをして終了）」
大井「あら＾〜…もう気が狂う程素晴らしいんじゃ」
大井「来週の土曜が待ち遠しいわ〜」
大井「ん？来週の土曜？」
大井「間宮さんのトークライヴの日と被ってる！！！？？？」
大井「だ、だ、ダブルブッキング！！？？なんてことだ…なんてことだ…」
吹雪「あたしブッキ〜指令はボッキ〜今夜もホテルをブッキング〜ｗｗｗ」
睦月「ぎゃはははははは！吹雪ちゃん今日も冴えてるねｗｗｗ」
大井「」ｲﾗｯ
吹雪「あたしブッキ〜おまえはムッキ〜ｗｗｗ」
大井「うるさいんじゃい！！！この変態ブッキングパンツ野郎ォォォ！！！」
吹雪「ちょｔなんなの大井さｎ」
ﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾄﾞｶﾄﾞｶﾄﾞｶﾎﾟｺﾎﾟｺﾎﾟｺﾎﾟｺ
吹雪「」ちーん
睦月「にゃ…し…（にゃんであたしまで…）」ちーん
大井「ッは！しまったあたしったらつい八つ当たりを…」
大井「体が二つ必要ね…はぁ〜…もう一人あたしが居れば…ん？」
大井「そうだ！もう一隻大井を建造しよう！」
居ないなら 作ってしまえ 大井っち
工廠
大井「わしは250*30*200*30や。ポチッとな！」[建造開始]
那珂「艦隊のアイドル！那珂ちゃんだよー！」
大井「解体」
カーンカーン
114514分後
那珂ちゃん８１０人目「きゃは♪」
大井「おお…もう…」
大井「そういえばあたしってレア度高いんだった…金背景だし…」
明石「んなもんあるわけないでしょ」
大井「ですよね〜…」
…
大井「素直に北上さんに言って断ろうかな…」
〜〜〜
北上「え〜…映画楽しみにしてたのに…大井っちはあたしより間宮さんのほうがいいんだ…」
北上「もうこれっきりだね大井っち…いや大井さん…さようなら」
〜〜〜
大井「あ〜だめだめだめだめ！北上さんとの約束を断るなんてありえない！！」
大井「はぁ〜…でもせっかく当選した間宮さんのチケット…」
大井「どうしよう〜…」
曙「あたしと朧と漣の3人は運よく取れたのに」
漣「私たちは食通を自称しているんだが、4人揃わないんじゃねぇ」
潮「…みんなごめん、あたしのことはいいからみんな楽しんできてよ…」
朧「だめだよ、潮が一番間宮さんのファンでしょ」
曙「そうよ！私が居残るからあんたら三人で行ってきなよ！」
潮「そんなの悪いよ、みんなだって間宮さんに会うの楽しみにしてたじゃん」
漣「（4人で行けないなんて）悲しいなあ…」
大井「………」
曙「大井さん…はい…でも潮のチケットだけ取れなくて…」
潮「はい…」
大井「ふーん…実はね、その間宮さんのチケット…一枚余ってるんだけど…いる？」
潮「え！？」
朧「いいんですか！！？」
大井「いいわよ別に、特別に譲ってあげるわ」
漣「あ、ありがとナス！！」
曙「でもいいんですか！？本当に譲っていただいても…」
大井「気にしないで、みんなで楽しんできてね（ﾆｯｺﾘ」
潮「あ…あの！ありがとうございます！！！！」
やったやった！これでみんなで行ける！ﾜｲﾜｲ
大井「ふっ…仕方のない連中ね…」
大井「…」
大井「うえええええん譲っちゃったよぉぉぉおおいおいおいおい（涙）」
北上「いや〜映画面白かったね〜まさかあんな展開になるなんてさ〜」
大井「え、ええ〜（まさかあんなハードな恋愛ものだったとは…）」
潮「あの！大井さん！」
大井「あら潮ちゃんに七駆のみんな」
曙「これ！大井さんにお土産です！」
大井「これは…！ライヴ限定特別間宮羊羹…！」
朧「ライヴに行った人がもらえる限定羊羹なんです、チケットのお礼として受けっとて下さい！」
大井「いいの…？これって一人ひとつじゃ…」
漣「もう間宮さんの美味といわれるものはもうすべて食べつくしちゃっ…しまったんだよ。なあ？」
曙「そうじゃなくて！私達は三つの羊羹を四つに分けらばいいんす！お願い大井さん受け取って！」
北上「大井っち〜チケット譲ってあげたの〜？いいとこあるじゃあ〜ん！」
大井「うん…じゃあこの羊羹、ありがたくもらうわね！」
北上「いいな〜大井っち〜」
大井「半分こしましょう北上さん！」
北上「んふふ〜やったね！」
大井と北上は間宮羊羹を仲良く半分こして終了。
こういうのでいいんだよこついうので
曙「うん！大井さんがチケット譲ってくれたおかげだね！でも大井さんはなんでチケットもってたんだろう」
潮「もしかして大井さん熱狂的な間宮さんのファンなのかも…間違いないよ」
朧「え？なんでわかるの？」
潮「だって譲ってもらったチケットに『間宮ファンクラブ会員様へ』って書いてあったよ」
曙「大井さん、間宮さんファンクラブ会員なのかな、どっちにしろ感謝しないとね」
潮「うん！あっあたしも限定羊羹食べる！」
漣「非常に新鮮で、非常に美味しい」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
大井は熱狂的な間宮ファンだという潮 完
そんなことなくてよかった