それでは、ご覧ください。
大井「（もうすぐシルバーウィーク！北上さんと遊びに行ったり旅行にいったりあんあことやこんなことを…）」
大井「シルバーウィーク楽しみねぇ、ねえ北上さん！どこか旅行にでも行きませんか？？」
北上「あーごめん大井っち、あたし実家の稲刈り手伝わなきゃいけないから田舎に帰るんだ〜」
大井「え！？シルバーウィークずっと？」
北上「うんずっと」
大井「あぁ…はい」
大井のシルバーウィークの予定が白紙になった。
大井「ん？ていうか私って北上さん以外の人と遊べば独りぼっちではないわね」
大井「でも私って北上さん以外に絡む人って居たっけ…？…………………………」
大井「いない！私は友達が少ない！？いや！そんなことは…！」
大井「そうよ！静岡県人会のメンツがいるじゃない！予定をきいてみよっと」
天龍「シルバーウィーク？？ああ、駆逐共をつれてピクニックに行くんだ」
大井「ああ、天龍幼稚園ってやつか…」
天龍「誰が幼稚園だよ！」
大井「足柄さ〜ん！シルバーウィーク予定空いてたら女子会でもしません〜？」
足柄「ごめんね〜私彼氏とデートがあるの」
大井「え」
足柄「といわけで女子会はまた今度ね！」
大井「」
大井「…」
大井「まあうん…そう、まあ…そうね」
球磨「ごめんクマ、『クマの会』があるから大井には付き合えないクマ」
大井「何それ」
球磨「クマの会は、三隈と筑摩と阿武隈と熊野と…」
大井「あっ、ふ〜ん」
木曾「悪いな！俺はまるゆと能登半島に行くことになってるんだ」
大井「能登…？」
多摩「んにゃぴ、多摩はずっとお昼寝したいにゃ」
大井「やっぱり」
大井「〜〜〜〜〜ッッッ！！誰も予定が合わないなんて！！」
大井「北上さんが居てくれたら…北上さんが居てくれたら…」
その時、大井に電流走る…！
大井「そうよ！無理やり北上さんをでっち上げればいいんだわ！」
居ないなら 作ってしまえ 北上さん
大井、心の俳句
大井「（いたいた！素材第一号発見！）」
大井「（初雪ちゃんは見た目もさることながら、あの気怠そうな感じが北上さんにそっくりなのよね！）」
大井「（あとでじっくり調教♂して、ちっちゃい北上さんにしてあげるわ）」
大井「初雪ちゃ〜ん」
初雪「…なぁに？」
大井「いい小遣い稼ぎのアルバイトあるんだけど！」
初雪「あるばいと…？」
大井「30分で…5000！すごいわよ、簡単だから！」
大井「いつも通りゴロゴロして終わり！」
初雪「時給一万円…」
大井「大丈夫？大丈夫よね！？よし！決まり！」
初雪「この髪型って…（北上ヘアー）」
大井「あ＾〜いいねぇ！」
初雪「あの…アルバイトの内容ってもしかして…」
大井「シルバーウィークの間だけ、あなたに北上さんを演ってもらうわ！」
初雪「えぇ…」
大井「お金欲しいでしょ！お金！大丈夫だって！安心しなさいよ」
初雪「あの…大井さん…」
大井「私のことは”大井っち”って呼ぶのよ！はい！よろしくぅ」
初雪「…お、大井っち…」
大井「ああ＾〜」
初雪「やだ…さわらないで…！」
大井「違うでしょ！ここは、あぁ＾〜あ＾〜大井っち体触るのやめてよぉ〜、でしょ！」
初雪「もうやだ！帰りたい！」
大井「へーきへーき！へーきだから！」
白雪「ちょっと何やってるんですか！！」
大井「げッ」
大井「白雪委員長にせっかく作り上げたミニ北上さんを取り上げられてしまった…」
大井「だが！ここでめげるような大井様ではないわ！次の手をまだ考えてるのよ！」
大井「次のコンセプトは…大人になった北上さん！」
＞足柄「ごめんね〜私彼氏とデートがあるの」
えっ
大井「（実は赤城さんって意外と北上さんに顔のパーツが似ていたりするのよね）」
大井「……さてと用意した対赤城用の餌を焚いてっと…」
もわわ〜ん
赤城「ん！？この食欲をそそる匂いは！！」
大井「あの…赤城さん、私ぃ、浜松の高級かば焼きいっぱい焼いたんだけど…」
赤城「食べ……食べ…」
大井「食べりゅ？？」
赤城「食べりゅうううううううううううううううううううううううううううううう」
大井「ストップ赤城さん！！！タダで食べさせるとは言ってないですよ！！！」
赤城「すいません喰わせてください！なんでもしますから！！」
大井「ん？今」
大井「ああ＾〜いいねぇ！（ちょっとムチムチしてるけど）」
赤城「じゃあ大井さんのことは、大井っちって呼べばいいのかしら？」
大井「そうです！わかってますね」
赤城「なりきりプレイならよくやってたからまかせて！よろしくね、大井っち〜」
大井「（なりきりプレイ？？）え、ええ」
赤城「こっちきて大井っち…」ッぎゅ！
大井「ああ///（この包容力…いいわね…///）」
赤城「よしよ〜し、大井っち〜」なでなで
大井「ああ＾…北上さぁん…（加賀さんがヘタレズになるのも無理ないわね…）」
赤城「どうしたの〜寂しいの大井っち〜」イチャイチャ
デデン！！
大井「！？」
〜〜〜♪
赤城「このBGMは…まさか」
大井「出たわねヘタレズ加賀…！今はあなたの赤城さんじゃなくて私の北上さん（代理）よ！あなたはすっこんでなさい！」
加賀「は？（威圧）実力でわからせてあげる必要があるわね」
大井「上等じゃない！！正規空母だって敵じゃないのよ！」
赤城「加賀さんッ…大井っち…！」
デデン！！デデン！！でででででで
大井「」チーン（大破）
加賀「行きましょ赤城さん」
赤城「あ〜、ごめんね大井っち…うなぎごちそうさまでした〜…」
大井「」
大井「っくっそ〜〜〜〜〜〜！！！！」
大井「嗚呼、北上さん北上さん北上さん…北上さんを一番知っているのは私なのに…」
そのとき、大井に電流走る…！
大井「北上さんを一番知っているのは私…？ということは――――」
大井「ふふふ…こんなことにも気が付かなかったなんて」
―――私自身が、北上さんになることだ――――
大井「あとは北上さんっぽく振る舞うだけ！よーし」
大井「大井っちなにさ〜〜、あ＾〜あ＾〜大井っち体触るのやめてよぉ〜、二十射線の酸素魚雷！二回いきますよ〜！」
大井「よし！完璧ね！この調子で」
大井「ん…大井っち…もっと激しく…」
大井「北上さんはそんなこと言わない！！」
大井「ん゛ん゛！気を取り直して…、まあ、大井っちと組めば最強だよね〜、九三式酸素魚雷満載で、おもいわ〜」
北上「ふぅ〜、帰省の準備もできたし、一息いれて散歩でもしよっと」
北上「あッ阿武隈だ〜、っとあれ？大井っちもいる…」
阿武隈「〜♪あ〜bookmark〜♪」
大井「阿武隈〜またへんな前髪してんじゃんか〜」
阿武隈「ゲぇ！北上さん！？」
大井「なおしてあげるよ、うりうり〜」さわさわ
阿武隈「きゃ〜〜やめて北上さん〜って、アレ！？北上さんじゃない！？」
大井「ほ〜れどうした阿武隈〜」
阿武隈「大井さんじゃないの！？ないやってるの？」
大井「ちがうよ〜スーパー北上さまだよ〜？」
阿武隈「え…（なにこれ気持ち悪ぅ！）」
大井「阿武隈は相変わらず変な奴だな〜〜」わしわし
北上「大井っち何やってんの？」
大井「あっ」
阿武隈「大井さんっがすっごい変なんですけど！気味悪いんですけど！なんとかしてよ」
北上「大井っち〜？一体どうしたのさ、正直に話してごらん？」
大井「あ…ぅ…」
大井「おおいおいおいおいおいおいおい！！！！！（涙）」
北上「わ！！な、なんで急に泣くのさ！」
大井「きだがみざんが居ない一人ぼっぢの連休なんてさびじいよお゛〜〜おおいおいおいおいおい」
北上「わわ〜落ち着いて！落ち置いて！」
北上「それであたしの格好や真似をしていたのか〜…」
大井「はい…ごめんさい…。」
阿武隈「まったく！いい迷惑なんですけど！」
大井「すいません…」
北上「そんなに寂しいんならさ〜大井っちも田舎に来る？？」
大井「へ？」
北上「稲刈りってけっこう大変なんだよね、人手はいっぱいいた方がいいだろうし、大井っちも暇だったら手伝にきてよ」
大井「…いいんですか…？？実家の方にご迷惑じゃ…」
北上「大丈夫だって！稲刈りの手伝いしてくれるなら大歓迎だよ」
大井「本当ですか…！？」
北上「うん、行こうよ」
大井「はい！！」
二人は幸せな稲刈りをして終了。