彼女はこの世界のドラゴンで最も速く飛ぶことができ、それは彼女がこの世界で最速の生物であることを意味していた。
彼女と彼女の眷属であるドラゴンは稲妻のブレスですべてを焼き払い、破壊する。
彼女と眷属、そして付き従う人間やオーク、ゴブリンの一団は滅茶苦茶に破壊されたドロモカの砦で祝宴を開いていた。
ドロモカの兵士や民、そして子供は独りたりとも生きていない、剣で槍で斬り裂かれ雷に焼かれた彼や彼女は捨て置かれたままだ。
特にこの砦を守っていた、ドロモカの眷属でも重要な地位にあった鱗王の一頭は今コラガンの簡易的な椅子に成り下がっている。
鱗王の体を守る強固な鱗は雷の熱と衝撃でボロボロになり、両翼はあらぬ方向に折れ曲がり骨が見えている。
うつぶせに倒れながらエビぞりに首をへし折られた鱗王は無念そうに白濁した目で天を見上げている、殺されて一刻も立っていない、彼の首から血が滴り落ちている。
空中戦で彼の全身を雷のブレスで焼き、蹴りつけて彼に使える人間達の上に叩き落とし、強力な顎でその首をへし折った恐るべき龍王コラガン。
勝利の余韻も冷めた彼女は足元で略奪品をかき集めている人間達を見つめる。
彼女に人間への情は欠片も無い、ただコラガンについてくる人間は役に立つことは認めている、特にそのうちの一匹は。
彼女に見つめられていることに気付いたのオークは闘いの疲れからか、いつもより少しだけゆっくりと振り返る、その遅さが彼女の気に障った。
落雷のような怒鳴り声が砦に響く、上空を飛ぶ眷属は騒ぎ、人間たちは慌てる、怯んだズルゴの情けない様はいくらか彼女の溜飲を下げる。
これでズルゴは自分が何をするべきか分かったであろう、急いで鐘を叩き出した。
ゴ〜ン！カッ！ゴ〜ン！カッ！ゴ〜ン！カッ！ゴ〜ン！カッ！ゴ〜ン！カッ！ゴ〜ン！カッ！
砦に大きな鐘の音が響き渡る、ズルゴの役目は常に彼女の傍にいて、彼女が出陣する時に鐘を鳴らしコラガンに従う全ての者に伝える事だ。
しかし今回の鐘の音は何時もの出陣の音とは違った、人間たちは持てる限りの略奪品や道具を手に取り、馬に乗って駆けていく、それに眷属のドラゴンも続く。
そして残ったかなりの人数は雄叫びを上げながらコラガンの元に駆け寄る、彼らの目は血走り息は荒くその熱狂ぶりは戦に向かう狂戦士の如しだ。
ズルゴの号令に戦士たちは従う、砦の中央に置いておいた、丸い人間二人分の高さはある棒をロープで倒し、雷の魔法で荒く清める。
ズルゴ「龍水用意！」
ふちまでなみなみと香油で満たされた巨大な器を持った人間の一団が走って来る。
ズルゴ「龍王様！準備出来ましてございます！」
恭しく首を垂れるズルゴ、コラガンは地面に仰向けになり、無防備な細かい鱗に覆われた白い腹を見せる。
戦士たちは叫び声を大きくし我先にとコラガンの元へ疾駆する。
コラガン戦士「あ、あっ」
ズルゴの手下になり初めてこの儀式に参加した人間の若者は器を落としてしまった。
彼女の美しい腹は勿論、隠し秘している秘所を目の当たりにしてだ、うっすらと赤みのさした鱗と柔らかいピンク色の果肉の深淵は人一人のみ込んで余りある。
偉大なる龍王の少女のように穢れの無い膣に若者の血潮がかかった、貴重な香油を台無しにし、なおかつ後続の邪魔になっている愚か者の首を刎ね飛ばしたのだ。
後ろから来た男たちは初めての男も、歴戦の男もいたが香油を素早くコラガンの秘所にかけていった、それでも何人かはまごつき、もしくは命知らずにもクレバスに突撃しようとしてズルゴに斬られた。
鬨の声を上げながら人間、オーク、ゴブリンの雑多な集団が先端が丸い人間二人分の高さはある棒、通称鐘を持ってクルショクの如き獰猛さで強襲していく。
並のドラゴンならブレスを吐くのも忘れ恐れ入って道を譲るであろう疾駆の先にあるのはコラガンのヴァギナ！
コラガンは６/５の飛行、速攻のファッティなボディで、あえて残忍なクルショク５/４と化した戦士たちのアタックをブロックした。
恐るべき龍王の叫び声がタルキールを揺るがす衝突の衝撃で吹き飛んだ戦士のうち何人かが命を落とす。
全身をゴム樹皮で武装したオーク、ズルゴがまた鐘を鳴らす。
ゴ〜ン！カッ！カッ！カッ！カッ！カッ！カッ！カッ！カッ！カッ！カッ！
目を血走らせた戦士たちは一目散に砦の中の比較的安全であろう民家に逃げていくが、相当な数がその場に残り、白濁顎のドラゴンを出している速攻持ちだ！
怪力のズルゴが龍王の膣に半ばめり込んだ先端が丸い人間二人分の高さはある棒、通称鐘の尻を叩く！龍王が雷を吐く！もっと叩く！怒りと悲鳴を混ぜたような叫びと雷が！！
叩く！！叩く！！！叩く！！！！辺り一面に雷の閃光で真っ白になる、これが龍王コラガンの独りエッチだ、鐘突きは彼女が満足するまで続き、雷の巻き添えでこの場の半分は死ぬ。
しかし、ある日突然目覚めて、もしくは隠すのをやめて、もしくは魂の求めるがままに一週間もせずにズルゴの手下は同じ数にまで増えるのだ！