え、変なものなんか入れてないよ！
ひどいなぁ、そんなこと言うソーニャちゃんにはあげません！自分で食べてやる！
……えへへ、おいしい？
出来合いもいいけどやっぱり手作りの方がいいよね！
ここは何もない原っぱだけどたまにはこうしてのんびりするのも良いもんでしょ？
ねぇ見て、こんなに夕日が綺麗だよ。
今日みたいな平和な日々が続けばいいのにね。
でも、平和じゃなくてもソーニャちゃんが隣に居てくれれば、私はそれで満足だよ……
えへへ、ちょっとしんみりしちゃったかな？
ん？なぁにソーニャちゃ……ん…あっ……
ソ、ソーニャちゃん……？
え……わ、私も好きです！
ソーニャちゃんの事大好きです！
そりゃそうだよー、だって今までソーニャちゃんの気を引く為にやってたんだもん。
こうしてこ、恋人になれたんだからもうそんな事する必要ないしね。
あ、あ、もしかしてソーニャちゃん寂しいの？いじられなくて寂しいの？
ソーニャちゃんってＭの気があるんじゃない？
ぷげらげら……あ、ギブギブしまってますしまってます！
今日はデート行くんでしょ、ねぇ起きてよー。
えへへ、おはようソーニャちゃん。
先にシャワー浴びてきてよ、その間にご飯作っておくからね。
あっ……ソーニャちゃん、朝からなんて……
もう……えっちなんだから……
今更だけどソーニャちゃんてさ、暗殺者なんだよね。
やっぱり組織って抜けれないの？
……そうだよね、プロだもんね。
えへへ、ちょっと心配で。
でも私ソーニャちゃんの事信じてるからね！
ねぇ、今度あそこ行かない？
初めて二人でデートした所。
記念にね。
なんのって？それはついてからのお楽しみだよ！
そうだよ……ソーニャちゃんを暗殺するために近付いたんだよ……
でも……ごほっ……私ソーニャちゃんの事、好きになっちゃって……
泣かないでよソーニャちゃん……
どうせ逃げても組織に始末されるんだから……せめてソーニャちゃんに殺されたかったんだよ……ごめんねソーニャちゃん……
それにしても……暗殺対象を本気で好きになっちゃうなんてプロ失格だよね……
私らしいって？ひどいなぁ……
でもね……ソーニャちゃんだって……プロ失格、だよ！
ほら、プロならこうやって……一発で仕留めなきゃね……
げほっ……！ごほっ……！
あー、そろそろ、かな……
よいしょ……
ね、ソーニャちゃん。私たちさ、普通の学生だったらよかったのにね……
私も……そこまで馬鹿やらなくて……ソーニャちゃんもそこまで暴力的じゃなくてさ……
もし……生まれ……変われるなら……その時……は……
なんだこれはたまげたなあ…
ソーニャ「やすな......実は......」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘ
あぎり「実は私でした〜」
やすな「」
結局やすなの無駄死にやんけ！
あぎり「実はこっちも私でした〜」