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京ちゃんと手を繋ぎました
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木々は緑の冠を一層に深く塗り替え、蝉と蛙が昼夜にかけて愛の歌をリレーするこの頃。
昨日の大降りがウソだったかのように空は青く澄みわたり、濡れたアスファルトの匂いだけが過ぎ去った雨雲の名残をささやかに残します。
○月、△日。
今日は夏祭り、納涼花火大会の日です。
部長の発案に優希ちゃんと京ちゃんが乗る形で、今年は麻雀部のみんなで夏祭りに顔を出すことになりました。……浴衣着用で。
京ちゃん、和ちゃんの浴衣姿が見たくて賛成したんだろうなあ……っと、それはさておき、私もタンスの奥から浴衣を引っ張り出し、悪戦苦闘しながら慣れない着付けを済まして夏祭りの会場に歩いています。
青地に花をあしらったこの浴衣は、実は中学生時代に買ったもの。サイズがぴったりでお財布に優しい自分の体がちょっとうらめしい……
からん、ころんとはいかずにカツ、ガヅと下駄を鳴らしながら歩くにつれ、私と同じように浴衣を着た人の姿もちらほらと見えてきました。
昨夜の雨もあって今日は一段と蒸し暑く、浴衣の下は既に汗でじっとりと湿っています。日陰で足を止めて首元の汗を拭っていると、後ろから呼びかける声が私の体を突き抜けました。
「咲」
京ちゃんだ、と見るまでもなくわかります。この声を聞き間違えることなんて、あるはずもありません。
跳ね上がった心拍数を抑えるようにゆっくりと振り向けば、浴衣姿の京ちゃんが「よう」と左手を軽く上げていました。
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「あ、京ちゃん」となんでもないように装って京ちゃんの浴衣姿を目に焼き付けます。
京ちゃんの浴衣は紺とグレーのストライプに紺の帯。軽く着崩しているようでしたが、それが似合うのは身長の高さ故でしょうか。いつ頃からか付けだした臙脂色のチョーカーがワンポイントになっています。
浮かんだ汗が熱にあてられて上気した肌を艶やかに光らせ、ぞくりとするような色気を放っていました。
そのまま二人で最近暑さが厳しくなってきただとかたわいない会話を続けながら祭りの会場に向かいます。
これから待ち合わせの場所に着くまでは私が京ちゃんを独り占め。そう考えていたら顔にも出ていたらしく、「何にやけてるんだ?」と言われてしまいました。
「夏祭りが楽しみなんだよ」と言って誤魔化せたのはいいんですが、その返しは「ハハ、ガキめ」とバッサリ……
祭りの会場には既に多くの人がいて、歩くのには不自由しなくても人を探すのは難しそうでした。……これは、チャンス。
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在りし日のキャップレみたいで微笑ましいと思う
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ええな
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なけなしの勇気を振り絞って、京ちゃんの手を取ります。
いきなりの事に驚いたのかビクリと体を震わせた京ちゃんに、真っ赤に染まっているのが確信できる顔を見られまいと俯きながら、「はぐれちゃうといけないから」としどろもどろに言い訳をします。
……精一杯頑張ったんです、これでも。私にとっては、手を繋ぐのだって一大事なんです。
不安だったけれど、京ちゃんは振り払ったりせず、手を握り直してくれました。
でも京ちゃん、「やっぱりガキだな」って言葉は胸にしまっておいて欲しかったよ?
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チョーカー怪しいですね…
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咲ちゃんメロメロやないか
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京咲って神だわ
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これはぐうかわ文学少女宮永咲
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女の子として意識されていない事に少し気落ちしながらも、意識は繋がれた右手に向かいます。
ゴツゴツして大きな、男の人の手。
京ちゃんは私より少し体温が高いみたいです。右手から伝わるのが京ちゃんの体温なんだと思うと、体の奥まで温かくなるような気分でした。
夏祭り会場の奥、屋台の並ぶ通りから少しだけ外れた位置が待ち合わせの場所。
少し歩くだけで辿り着く位置関係だけれど、そこまでの短い間はこの手の温もりに浸っていられました。
威勢の良い意客引きの声を背に人ごみの中を歩く私たちは、周りからどう見えるでしょうか。
「恋人同士」に見えていたたら……いいなぁ……
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京咲あ^〜いいっすね^〜
淫ピ?なんのこったよ?
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待ち合わせの場所には、もうみんな揃っていました。
姿が見えた時点で放した手を未練がましく左手で包みながら、待たせたことを詫びました。
それからが祭りの本番なのですが、巡った屋台も、見上げた花火もよく覚えてはいません。
私にとって今日の祭りは、数分にも満たない間京ちゃんと手を繋いで屋台の並ぶ通りを抜けた祭りだったからです。
手を放した時点で、私の中で祭りが終わってしまったのでしょう。
……来年は、二人きりで祭りに来られたらな、なんて……
やっぱり今のは無しで。恥ずかしくて死んでしまいます。
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咲さんかわいい
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○月△日、今日はアナルビーズを入れた状態で夏祭りに行くことになった
もちろん俺が自分からやろうと思ったわけじゃない。萩原さんの命令だ
「勘弁してくださいよ、萩原さん」
そう抵抗の意思を示しても、
「須賀君」
俺の首に付けられたチョーカーを指にかけて顔を引き寄せられ、耳元でこう囁かれる
「御主人様、でしょう?」
こうなるともうどうしようもない。
彼に躾けられた全身が命令に従えと叫んでくる。俺はこの人の肉奴隷なんだと、心の底から思い知らされる
いま包帯で目立たないように抑えつけているチンポがギンギンに勃起しておさまらないのは、尻穴に感じるアナルビーズだけでなく、それから萩原さんとの事を
連想してしまうのも原因だろう
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ファッ!?
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ン゛ン゛……マ゜ッッァッッ!!!(絶望)
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祭りへの道中で咲に会う。
どうやらチンポの勃起には気づかれていないようだ。うまく隠せていることに安堵する
「そのチョーカー、浴衣でもつけるんだね」
咲が俺の首元を指差す
当たり前だ。このチョーカーは彼が俺に与えたもの、俺が彼に隷属している証だ。外すわけがない
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あかんもう寝取られてる
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えぇ…(ドン引き)
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ホモの一転攻勢に草不可避
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なんだこれは…たまげたなぁ(絶望)
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やめろぉ(本音)
やめろぉ(本音)
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あかん
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なお、まにあわんもよう
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祭りの屋台が見えた辺りではぐれないようにと咲に手を掴まれる
体制が崩れたせいでアナルビーズがイイ所に当たり、びくりと体が跳ねる
麻雀部のメンバーと合流してからもアナルビーズはイイ所を責め続け、ついには射精してしまった
屋台で買ったイカ焼きが臭いを誤魔化してくれる事を祈る
バレていない内においとましたい。花火が終わった所で適当な理由をつけて帰ることにした
皆から離れ人気のない林で一息ついた所でタイミングを見計らったかのように声がかかる
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一 転 攻 勢
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「おや、どうされました?」
「萩原さん……」
気付けばすぐ傍に萩原さんがいた
萩原さんは俺の顎を掴んで上を向かせる
ああ、そうだった。二人きりの時は――
「御主人様、でしょう?」
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もう始まってる!(悲嘆)
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方や手を繋ぐだけで思い出なのにガチハメ調教SMプレイで肉奴隷は悲しすぎるのでやめろ
でも興奮します(小声)
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そう言って萩原さんは手を顎から放し浴衣の内側に滑らせていく
手を背中の方に回しながら、帯の下、パンツの下、包帯の下と手を潜らせて行き、アナルビーズの取っ手を掴んだ
「言い付けは守ったようですね。いい子です……」
手が尻に回されている以上、俺と萩原さんは密着し抱き合う体制になっている
必然的に彼の声が耳元で囁かれる形となり、俺の体はパブロフの犬のような条件反射を示した
射精して少し落ち着いたチンポは痛いほどに膨らみ、尻穴は萩原さんのチンポを求めて蠢く
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やっぱりホモじゃないか(歓喜)
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ノンケ全滅!
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なんだこれは…なんだこれは…
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萩原さんはそのままゆっくりとアナルビーズを引き抜いた
ギュポンギュポンと一つずつアナルビーズが抜かれる毎に、俺の口からは女の子のような喘ぎ声が漏れる
アナルビーズが全て抜けたら、今度は前の方に手が回ってくる
上等な手袋でチンポに触れられる感覚と、それがヌルリと精液で滑る感覚が俺の腰を震わせる
「おや……」
グヌ、グリュと亀頭をこねまわしてから、萩原さんは手を引き抜くと精液にまみれた手袋を俺に見せる
「もう射精してしまっていたのですか……はしたない」
萩原さんが親指と人差し指をくっつけて離すと、精液が糸を引き、ブリッジを作り、プツリと切れて地面に落ちた
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ああああああああああああああああああもうやだあああああああああああああああああああああ!!(断末魔)
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レズ全滅→ノンケ全滅
ホモだけを残す機械かよ!
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「そこの木に手をついて、腰を突き出しなさい」
「ここで、ですか……?」
言われた通りにしながらも不安げに言う俺に、萩原さんは嗜虐的な微笑みを向けた
「ええ。人に見られるかもしれませんが……須賀君はそのほうが興奮するのでしょう?こうやって射精してしまうのですから」
萩原さんはズボンのファスナーを下げ、ボロンとチンポを出した
既に半勃ちのそれに俺の精液を塗りたくりながら完全に勃起させて行く
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前半だけメモ帳に保存しました
後半?なんのこったよ?(すっとぼけ)
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アッタマきた…
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もう片方の手では浴衣をまくり上げ、包帯ごとパンツをずらして俺の尻穴をこねくりまわす
「これだけほぐれていれば、前戯は必要ありませんね。潤滑材も塗ったことですし」
萩原さんの両手が俺の尻たぶをがっしりと掴む。ああ、朝から待ちわびたチンポがやっと俺の尻穴にぶちこまれるんだ
ズヌゥっと一気に奥までチンポが突き込まれる。腸壁がゴリゴリと蹂躙される。背骨を電流が走る。ドポドプとアナルビーズで射精したのとは比べものにならない量の精液をおれのチンポが吐きだした
「おや……フフ、まだ一突き目ですよ?随分と我慢していたみたいですね」
白く明滅する視界の中で萩原さんの声が鮮明に聞こえる
夜はまだ始まったばかりだ。俺の夏祭りは、今からが本番らしい
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なぜNaNじぇい民はオチをつけないと気がすまないのか
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不意打ちホモNTRとか武田弘光でもやらないんだよなぁ・・・
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ホモとノンケの需要を両方満たした名作
114514点
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やっぱり咲はこうでなくっちゃ
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短いですがこれでお終いです。
ssを書くのは初めてで無知ゆえに無作法な点があったかもしれません、ごめんなさい
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君がいた夏は遠い夢の中
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多分ノンケは泣いて逃げ出したと思うんですけど
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ん、そうですね(棒読み)
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ええ…(困惑)
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正直とても興奮しました・・・(自白)
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無作法にもほどがあるよっ
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むしろ不自然なチョーカーの記述で回避しなかったNaNじぇい民さんサイドに問題がある
よって最後まで見たやつは全員ホモ(暴論)
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将来何も知らないまま結婚したらいいな
そんで主従関係も続いてたらもっといいな
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なんだかんだちゃんと最後まで読むホモ達すこ
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まずは百合厨とホモを怒らせて最後にノンケを地獄に叩き落とすNaNじぇい民の鏡
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>>6
有能
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きゅふふふ
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なんだおい、世にも奇妙な物語か?
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前後半の両方をタコスあたりに見せたい
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夏祭りの続きあくしろよ
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咲のいろんなキャラが京ちゃんと付き合ってるけど裏ではハギヨシに寝取られてたっていうSS思い出した
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>>61
教えてくださいオネシャス!
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ONDISKの声で容易に再生される
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>>62
自己解決しました
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>>12より後ろが見えない
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>>14の1行目が目に入った瞬間大草原になった、訴訟
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白望「京太郎が寝取られた…だるい…」
このssほんまかわいそう
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>>45
http://i.imgur.com/5W1hEfx.jpg
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SSを書くのは初めて(大嘘)
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ホモは文豪
ハッキリわかんだね
チョーカーの部分で察しました(半ギレ
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甘酸っぱい心理描写とくっそ生々しいケツ穴描写が極めて高次元で融合している
一粒で2度美味しい傑作、0点
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からん、ころんから不穏な空気を感じたけど的中した
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ガチで文章上手くて笑う
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今更ですが誤字の訂正です
>>10
威勢の良い意客引きの→威勢の良い客引きの
「恋人同士」に見えていたたら→「恋人同士」に見えていたら
>>40
おれのチンポが吐きだした→俺のチンポが吐きだした
長いこと誤字に気付かず放置してしまい、申し訳ありません
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自分が書いた物に誠実なのは素晴らしいです
でも問題はそこじゃない
咲の甘酸っぱい描写にときめいた俺はどうすればいいんですか!?(号泣)
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