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ユミル「お前は見すぎだ」
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ユミル「一部に偉い勘違いされてんぞ」
アルミン「そんなに見てるかな?」
ユミル「無自覚か」
アルミン「いや、自覚はあるんだけどさ」ハハ…
ユミル「なんだ、一部の勘違いじゃなかったか」
アルミン「…わからない」
ユミル「はあ?」
アルミン「時間がありすぎたんだよ 」
ユミル「成る程な。見すぎた結果、感情は迷子か」
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アルミン「1言えば十わかってくれる相手との会話って楽でいいね」
ユミル「あいつは十言ってどれくらい理解するんだ」ケケケ
アルミン「七割八分三厘ってとこ」
ユミル「まあ、コニーに比べりゃ楽だな」
アルミン「コニーは三割六分二厘だもんね」
ユミル「打率ならよかったのにな」
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アルミン「わざわざ僕に忠告してくれた理由は?」
ユミル「この状況が苛つく」
アルミン「やっぱり」
ユミル「お前、どうしたいんだ」
アルミン「今のままでいたい」
ユミル「無理だろ」
アルミン「だよね」ハー
ユミル「人は変わる。関係もだ」
ユミル「お前もあいつも今を望んでも回りは止まっちゃくれない」
アルミン「知ってる」
ユミル「だろうな」
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アルミン「僕の初恋はミカサだったんだ」
ユミル「どうした突然」
アルミン「聞いてよ」
ユミル「…良いぞ」
アルミン「ありがとう。僕はいじめられっこだったんだ」
ユミル「頭でっかちのもやしにはありがちだな」
アルミン「話ができた同じくらいの年の女の子はミカサだけ」
ユミル「ほーそりゃそりゃ」
アルミン「だから自然と好きになった」
ユミル「重ねてありがちだな」
アルミン「そしてヒーローでもあった。何度も助けてもらった」
ユミル「今と同じだな」
アルミン「仲良しだからね!」ドャ
ユミル「うざ」
アルミン「いつもあの強さが羨ましかった。あんな風になりたいと憧れたよ」
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アルミン「いつの間にか恋と憧れが混ざった。カフェオレみたいに」
ユミル「分離はできないな」
アルミン「…うん」
ユミル「つまり、ただの憧れと恋の境界線があやふやだと」
アルミン「多分そうなんだと思う」
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アルミン「ミカサより付き合いも長いし、僕が見とかないとって気持ちは少なからずあった」
アルミン「それを表に出したら鬱陶しがられるのはわかってたから、勝手に見てただけだけど」
ユミル「賢明だ」
アルミン「ただ」
ユミル「あ?」
アルミン「僕カフェオレ好きなんだ」
アルミン「コーヒーは苦すぎるし、ミルクは濃すぎる」
ユミル「まあ高いがうまいよな」
アルミン「だから、カフェオレとカフェオレを足して増えるのって嫌じゃないんだよ」
ユミル「だからか」
アルミン「…あの二人うまくいくかな」
ユミル「さあな」
アルミン「エレンが幸せに向かって歩くのがちょっと苦しいとは思わなかったな」
ユミル「…もう見るな。野暮だ。行くぞ」
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アルミン「ユミルが通りかかってくれたから泣かないですんだ」ズッ
ユミル「鼻赤いぞ」
アルミン「昔からだよ」ニコ
ユミル「…よし、次の休みにクリスタと私のデートのリードをさせてやる」
アルミン「わーありがたいなー」クスクス
ユミル「うまいコーヒーを奢ってやるよ」
アルミン「カフェオレじゃないんだ?」
ユミル「それは、もう卒業しとけ」
おわり
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乙 カフェオレいいね
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ありがとうございました。
>>8 飲み物で三作書こうと奮起中です。アルミンは甘党なイメージです。
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あと二作あるのか…期待せざるを得ない
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>>10 ありがとうございます。これが二作目です。
エレン「ここのお茶は美味しい」が一作目にあたります。タイトル詐欺でリヴァハンのような違うような。
題材はカモミールティーでした。
次は多分ワインでユミルをなんかしたい。ベルユミかな…ちがうかも。
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乙
まとまってていいね
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>>12 ありがとうございます。限りなく削ぐことに集中したため、アルミンが見ているのは誰か伝わりにくくなっていないか不安です。
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乙!いいなこれ
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乙!雰囲気がいいね。
恋人は〜ワインいろ〜♪
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乙
ちみキャラ劇場でも2人は絡んでいたね
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乙
これ好き
次も期待してるよ
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良いね乙
この二人も独特の空気がある気がする
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