爪'ー`)y‐「いいんですよ、誕生日なんですし気にしないでください」
爪'ー`)y‐「……お金、大変なんでしょう？」
('A`)「……そうですね、まあ……。出来るだけ母には迷惑をかけないようにしたいんですよね」
爪'ー`)y‐「お母さんとは連絡は取ってるんですか？」
('A`)「電話はたまにしますよ。でも一年近く会ってないです」
爪'ー`)y‐「そうなんですか……。ドクオ君がこの調子で頑張れば、お母さんに恩返しもできますよ」
(*'A`)「そうですかね……。でも本当に、貰っちゃっていいんですか？」
爪'ー`)y‐「息子みたいなもんですよ」
('A`)「本当にありがとうございます。もっと頑張りますんで……！」ﾍﾟｺﾘ
爪'ー`)y‐「期待してますよ。……さて、お友達もお待ちなんでしょう？」
('A`)「あっ、そうだった。じゃあ、これで失礼します！」ｶﾞﾁｬ
爪'ー`)y‐「はい、また明日」
('A`)「……ふー、いっぱい貰っちゃって申し訳ないな……。とりあえずロッカーに入れてくるか……」
（ ＾ω＾）「遅いおドクオ！！」
('A`)「うわびっくりしたな」
（ ＾ω＾）「すごい荷物だお」
('A`)「ああこれ、フォックス先生がくれた参考書。それより何の用だ？」
（ ＾ω＾）「おっおっ、キャッチボールするお！」
('A`)「は？ どこで？」
（ ＾ω＾）「キャンパス内の広いところで」
('A`)「テスト前に何考えてんだお前」
（ ＾ω＾）「失礼な！ ドクオ今日誕生日なんだから、ブーンからのプレゼントだお」
('A`)「ふざけたプレゼントだな、お前がしたいだけだろ」
('A`)「随分と一方的だな」
（ ＾ω＾）「親友同士、大切な事だお……。よく言うじゃんかお……“言葉の暴力”って……」
('A`)「“言葉のキャッチボール”の間違いだろ。そこ間違えて一体お前は何をする気だ」
（#＾ω＾）「どっちでもいいお！！」
（#＾ω＾）三o);'A`)「いてっ！！」
(ﾒ'A`)「…………」
（ ＾ω＾）「…………」
(ﾒ'A`)「……言葉すら失ったのかお前は……ただの暴力じゃねぇか……」
('A`)「というわけでキャッチボールをしに外に来たわけだが」
（ ＾ω＾）「いくおー！！」
('A`)「俺この後デートの予定あるからすぐ帰るぞ」
（ ＾ω＾）「は？ デート？」
('A`)「そう。クーとね」
（ ＾ω＾）「まーた例の彼女かお……ブーンとドクオのホモホモキャンパスライフを邪魔しやがって……」ｼｭｯ
('A`)ﾊﾟｼｯ「ホモホモキャンパスライフとかやめろ、勘違いを招く」ｼｭｯ
（ ＾ω＾）ﾊﾟｼｯ「勘違い？ 何言ってんだお。ドクオはブーン一筋って言ってたじゃんかお」ｼｭｯ
('A`)ﾊﾟｼｯ「何の話だ……。だいたいお前、俺と知り合って三日だろうが」ｼｭｯ
（ ＾ω＾）ﾊﾟｼｯ「知り合ってからの期間とか、愛し合ってるなら関係ないお！！」ｼｭｯ
('A`)ﾊﾟｼｯ「いや言いたいことはわかるけど、愛し合ってねーから」
('A`)「お前と付き合ったつもりはねーっての」ﾊﾟｼｯ
('A`)「ってかお前も彼女とか作れよ。もう大学二年の冬だぞ？」ｼｭｯ
（ ＾ω＾）ﾊﾟｼｯ「は？ 彼女とかいるし。適当言うなし」ｼｭｯ
('A`)ﾊﾟｼｯ「出た出た、童貞のホラ吹き」ｼｭｯ
（ ＾ω＾）ﾊﾟｼｯ「は？ 童貞じゃねーお。ドクオこそ童貞のくせに適当言うなお」ｼｭｯ
(;'A`)ﾊﾟｼｯ「は！？ どど、童貞じゃねーし！！ 俺童貞じゃねーし！！」ｼｭｯ
（ ＾ω＾）ﾊﾟｼｯ「じゃあ、クーのアソコは何色なんだお？」ｼｭｯ
(;'A`)ﾊﾟｼｯ「は！？ 何聞いてんだし……ピンクだし……」ｼｭｯ
（ ＾ω＾）ﾊﾟｼｯ「……へー、ピンクかお。クーのアソコがピンクかお、ふーん……ｗｗｗｗ」ｼｭｯ
(;'A`)ﾊﾟｼｯ「な、なんだよ。何か言いたげだな」ｼｭｯ
('A`)ﾊﾟｼｯ
(;'A`)「は！？ どういう意味だし……」ｼｭｯ
（ ＾ω＾）ﾊﾟｼｯ「……良い物見せてあげるお」
（ ＾ω＾）ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ
（ ＾ω＾）「ほい」ｼｭｯ
(;'A`)ﾊﾟｼｯ「……ボールじゃなくて携帯？」
('A`)「…………」ｶﾊﾟｯ
(;'A`)そ「なっ……クーの写真…………クーのアソコ……ッ！？」
（ ＾ω＾）「ほら言ったお？ クーのアソコはピンクじゃないって」
('A`)「……真っ黒だ……」
(;'A`)「じゃねーよ！ どど、どういうことだよ！ 」
(;'A`)「ちょ……えっ？ あえ……」
(;'A`)「……信じられるかこんなもん……！」ﾊﾞｷｯ
（#＾ω＾）「ちょっ！！ ブーンの携帯に何すんだお！！」ｼｭｯ
('A`(o三ﾄﾞｺﾞｯ「いてっ！！！」
('A`ﾒ)「…………」
(;'A`)「……うう、嘘だよな…………？」
（ ＾ω＾）「嘘じゃないお。じゃあ、昨日クーが何してたか聞いたかお？ 家で本読んでるとか言ったんじゃないかお？」
(;'A`)「…………そう言った……」
（ ＾ω＾）「ほーらやっぱりｗｗｗｗ」
（ ＾ω＾）「でも昨日クーはブーンとカラオケでパコパコしてましたーｗｗｗｗ」
ミo ﾋｭｰ
ﾎﾟﾃﾝ
...o ｺﾛｺﾛ
（ ＾ω＾）「でもどういう女かわかったんじゃないかお？」ﾋｮｲ
(((;'A`)))「……そそ、そうだなァ〜。ま、元々今日別れるつもりだったし！！ 会った時にね！！ 別れ話をしようとね！！ 思ってたわ〜！！」
((;'A`))「あ、あれ、おっかしいな……」
(;A;)「めめ、目にゴミでも入ったのかな〜。あーいって、いてーなァこれ、涙出てきちまった……アァー……」
(;A;)「いてっ……クソー……いてぇなぁ……なんだよこれ……」
(;A;)「……いってぇ…………心が……いてぇ……」
（ ＾ω＾）「ブッｗｗｗｗｗｗｗ」
（ ＾ω＾）「心がｗｗｗｗｗｗｗｗいてぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ｼｭｯ
(;A;)「…………」ﾊﾟｼｯ
( A )ｺﾞｼｺﾞｼ
('A`)「死ね」ﾋﾞｭﾝ
三o）＾ω＾）ﾄﾞｺﾞｯ「オグッ」
（ﾒ＾ω＾）「…………」
（ ＾ω＾）「結局童貞だったのかおｗｗｗｗｗｗｗｗ」ｼｭｯ
('A`)ﾊﾟｼｯ「……うるせぇ！！！」ｼｭｯ
（ ＾ω＾）ﾊﾟｼｯ「ブーンなんか、ドクオのカーチャンのアソコの色まで知ってるおｗｗｗｗｗｗ」ｼｭｯ
('A`)「…………は？」
o⌒ ﾋｭｰ
ﾎﾟﾃﾝ
o... ｺﾛｺﾛ
（ ＾ω＾）「…………ドクオ」ﾊﾟｼｯ
('A`)「は？」
（ ＾ω＾）「……二十歳になったお前に、言わなければならない事がある」
('A`)「なんだよ改まって。語尾の“お”が迷子になってんぞ」
（ ＾ω＾）「お前は、父親の顔を知らないだろう」
('A`)「それがなんだよ」
（ ＾ω＾）「……俺は……お前の父親なんだ……」ｼｭｯ
('A`)ﾊﾟｼｯ
('A`)
('A`)「は？」
（ ＾ω＾）「俺が、お前のトーチャンだ」
('A`)「……いやいや何言ってんだ。ってか同い歳だろ」
('A`)「無理があるわ。お前どう見ても二十歳だろ」ｼｭｯ
（ ＾ω＾）ﾊﾟｼｯ「これは、変装マスクだ」ｼｭｯ
('A`)「……じゃあ、外してみろよ」ﾊﾟｼｯ
('A`)「そんだけ言うんだったら、よほど俺に似てるんだろうなァ？」
（ ＾ω＾）「ああ、外してやろう……」
（ ∩ ∩）「よいしょ」ｸﾞｯ
ｽﾞﾎﾞｯ
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以「どうだ」
(;'A`)「……は！？」
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以「口元が似てるだろう」
(;'A`)「いやどこも似てないだろ！！ ってか人間かよ！？」
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以「信じてくれるな……俺がお前の父親だって……」
(;'A`)「わけわかんねぇ……大体マスク被ってた時より明らかに面積大きくなってるよな……物理法則すら無視してんのかよ……」
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以「信じてもらえないか……」ｶﾞｼｬｰﾝ
(;'A`)「いやいやこっち来なくていいよ！！！ 信じる！！ 信じるから！！！」
(;'A`)「キャッチボールしよう！ トーチャン！！」ｼｭｯ
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以ﾊﾟｼｯ「……よかった……ドクオが受け入れてくれて……」
以`ﾟ益ﾟ以「親子でキャッチボールというのは……良いものだな……」ｼｭｯ
(;'A`)ﾊﾟｼｯ「あ、ああ……そうだな……。でも、俺ら似てないよね？」ｼｭｯ
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以「…………」ﾊﾟｼｯ
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以「……似てないな」ｼｭｯ
(;'A`)ﾊﾟｼｯ「だろ？ なんかの、間違いなんじゃねーの？」ｼｭｯ
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以「…………」ﾊﾟｼｯ
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以「……お前が産まれてすぐ、カーチャンが長いこと浮気していた事実が発覚したんだ」
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以「……それを理由に離婚。ただ、俺はこんな顔だろ？」
以`ﾟ益ﾟ以「カーチャンが、家庭内暴力があったと訴えてな。お前の親権は取れなかったんだ」ｼｭｯ
('A`)ﾊﾟｼｯ「……そんな事が……。まさか、本当に……」ｼｭｯ
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以「……だが考えてみれば」ﾊﾟｼｯ
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以「……お前は……本当に俺の子なのか……？」
('A`)「いや知らねーよ、出来れば遠慮したいくらいだよ」
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以「まさかとは思うが……ひょっとして……浮気相手の……何だったかな……」
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以「……えーっと……」
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以「そうだ、名前だけ思い出した」
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以「フォックスだ」ｼｭｯ
o⌒ ﾋｭｰ
ﾎﾟﾃﾝ
o... ｺﾛｺﾛ
o.. ｺﾛ
o ﾋﾟﾀｯ
('A`)「は？？？？？？」
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以「あれ、どっかで聞いたような名前だな」
('A`)「フォックス先生……？」
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以「そうだそれだ」
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以「は？？？？？？？」
以`ﾟ益ﾟ以「…………」
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以「あんの若造がぁぁああああああああ！！！！！」ｶﾞｼｬｰﾝ
(;'A`)「ちょっ、落ち着いてトーチャン！！ 確かに目元は似てるけど、きっと間違いだ！！」
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以「誰がトーチャンだコラァ！！！ キャッチボールなんか終いじゃあ！！！」ｶﾞｼｬｰﾝ
(;'A`)「ダメだよ、人殺しはまずいって！！」
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以「口出しすんじゃねぇクソガキが！！」ｶﾞｼｬｰﾝ
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以「あ、もう一つ話しておくことがあったわ」
(;'A`)「……えっ……なに……？」
以`ﾟ益ﾟ以「お前、カーチャンと最後に会ったのいつ？」
(;'A`)「えっ……一年くらい前かな……」
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以「じゃあ、クーと出会ったのは？」
(;'A`)「それも一年くらい前だけど……」
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以
(;'A`)
(;'A`)「……ちょっと、なにか言ってくれないと怖いんだけど」
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以「クーは、お前のカーチャンだ」
('A`)「は？？？？？」
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以「昨日確認したけど、ホクロの位置が全部一緒だったわ。ありゃ変装マスクだな」
('A`)
('A`)「……嘘だ…………」
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以「つまりさっき見た写真は、カーチャンのアソコだ」
('A`)
('A`)
(>'A`)「オウェェエエエエエエエエエエエェェェェ…………」ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以「さて殺しに行くか」
The End
不意に書きたくなったのでした。
読んでいただきありがとうございました。
なんだこれ
胸糞なはずなのにクッソワロタｗｗｗｗ
なんなんだこれｗｗｗｗｗｗ
( ﾟдﾟ)
この一言しか言いようがないｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗなんだこれｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
乙